格闘で熱いなTVアニメ動画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の格闘で熱いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月12日の時点で一番の格闘で熱いなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

59.4 1 格闘で熱いなアニメランキング1位
無敵看板娘(TVアニメ動画)

2006年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (103)
445人が棚に入れました
花見町の商店街にある中華料理店“鬼丸飯店”の看板娘・鬼丸美輝。仕事をさぼって遊ぶのが大好きな彼女が、周囲の人々とともに大暴れする物語を描く。

声優・キャラクター
生天目仁美、小清水亜美、定岡小百合、中村悠一、檜山修之、峯香織、中島沙樹、納谷六朗

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

(,,゚Д゚)コレおもろいゾっ!!

ギャグアニメが観たいと言う私に、
〝それならば絶対これがオススメだよ♪〟
と友達が渡してくれたのがこの【無敵看板娘】でした。

まっ暇な時にでも観てみるかっと暫く放置(失礼w
っで、先日観てみたんだけど・・・うんっマジおもろいわ♪

ある商店街を舞台にしたコメディーです☆

登場人物が少なめですのですぐ覚えられますし
毎回なにかしらのドタバタ劇があり終始楽しめます^^
パロディーも入っててこれも楽しみの一つ(*'∀'*)♪
そしてキャラ全員にちゃんと個性がある←これ重要!!


てかしょっぱなから主人公(女)が吐く(´ж`;)ゥ・・ゥップ
とかありえんだろwww

喧嘩っぱやく正義感があり思いたったら即行動!!
っで皆に迷惑をかけるw

うん。私みたいだ(●>艸<)w
だからこそハマッたのかもしれないw

一話が短くて30分の間に2つの話が入っています。
その句切りとして毎回【レオ・ザ・ライオン】のパロがあるのですが、
その雄たけびの度にうちの愛犬がビクッとして吠えるw
だからどうしたって??
いやっやっぱうちの犬はバカで可愛いなとw(∀`*)ポッ♡


※レオ・ザ・ライオンとは?
MGMの映画が始まる前にライオンがガオォォォォっと
吠えるシーンがありますよね?あれの事ですw

大爆笑とまではいかないものの
最後までちゃんと楽しめる作品でした♡

頭使わなくていいし気分も落ちない。
切ない気持ちにもツライ気持ちにもならない。

他のアニメを観て疲れた時、精神的におちている時。
そんな時にこそオススメのアニメです_〆(бωб●)♪

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

闘う看板娘、看板に偽りなし B

原作未読 

中華料理屋の看板娘・鬼丸美輝を主人公とした、バトルアクションコメディーです。

主人公は基本的には美形なのですが、外見には全くと言って良い程無頓着な女の子です。
料理はダメ、片付けも苦手、掃除もすぐサボり、出前に出れば寄り道は当たり前、出前を届けずに帰ってくることすらあるという、看板に偽りありと言われても仕方ない娘さんです。

そんな彼女が、ライバルのサブヒロインや、いつも挑戦状を持って来る残念な男、果ては犬などと、街中で或いは店で日々バトルを繰り広げます。
最初はそれなりに闘う理由があるのですが、途中からは闘うことが目的と化しているような状態だったりします。

そんな主人公を中心とした戦いを楽しみにして来店する客が多く、彼女の「看板娘」たる所以は実はその腕っ節の強さや異様な格闘能力だったりするのです。

とはいえ、基本的にコメディーなので、バトルシーンもコミカルに描かれることが多いです。
キャラクターが余り多くないのでどうしても話はパターン化しがちですが、1話15分ということもあり間延びせずに見ることができます。
連続視聴にはちょっと辛い内容かなと思いますが、他の作品の合間合間に見る程度なら丁度良い作品です。

最終的に誰が一番強かったのかというと、実は・・・見た人だけ分かります。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ご町内最強母娘

原作は週間少年チャンピオン連載。
主人公はラーメン屋の店員、その名のとうり看板娘ですが、これまたタイトルどうり喧嘩では”無敵”。
ラーメン屋業務をこなしつつ騒動を起こす、暴力的でドダバタな毎日を描いたバカバカしいギャク作品です。


まずはOPみて、ちょっとたまげました^^
キャラデザインが原作とだいぶ変わっていて、垢抜けしたアニメ風になってます。
キャラの頭身も伸びてシュッとしてる。
なんというか、嫌いな絵柄じゃないですが、原作の味のある雰囲気には合ってないような気がしました。
・・・・が、杞憂でした^^;
実際、話の中身はちゃんとハチャメチャご町内バトルギャグが忠実に行われております。
激しい動きをするときなどは、かなり崩れたデフォルメもされるので、全然違和感がありません。
バイオレンスな飲食店店員の戦いが余すことなく描かれています。

ストーリーは特にありません。
大抵が日常話から発展するハチャメチャな展開。
悪人ではありませんが単細胞で暴力的で我侭で困った主人公を中心に、他のキャラがチョッカイを出したり出されたり。
大概ヒドい目にあってオチるという、昔ながらのギャグ漫画の様式に則った展開をみせる内容となっています。



原作を雑誌で読んでいた頃わりと好きだったので、いまさらアニメ化された本作を見てみたわけですが・・・・
総括すると、なんというか普通すぎ。
取り立ててピクアップするような部分もなく、さりとて文句をつけるような酷さもなく、無難なちょっと前のギャグアニメに仕上がってます。
正直、レビュー泣かせです(^。^;)

前述のとうりキャラの絵柄は変わっていますが、イメージはそのまんまなので、原作既読で興味がある方はドーゾ。
あえて、オススメできるセールスポイントはありません。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

61.8 2 格闘で熱いなアニメランキング2位
RAIL WARS!(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (671)
3387人が棚に入れました
超巨大優良企業・國鉄に就職し、安定した将来を夢見る平凡な高校生、高山直人。そんな俺が研修で配属されたのは、男嫌いの桜井をはじめヤバい奴だらけの「鉄道公安隊」だった! しかも、國鉄の分割民営化を企む過激派「RJ」まで暗躍し…… どうなる? 俺の人生設計!
國鉄が分割民営化されなかったもう一つの日本を舞台とした、夢の鉄道パラダイス・エンタテイメント! 出発進行!

声優・キャラクター
福山潤、日野聡、沼倉愛美、内田真礼、五十嵐裕美、中原麻衣、堀江由衣

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

あまりハードルは上げずに視聴してね(´ー`;)

「今のJRが民営化されていなかったら」
「日本国有鉄道(国鉄)のままだったら」
と、いう『パラレルワールド』を描いた作品。
全12話。 原作はラノベ。


今の若い人たちは「国鉄」って言われても
ピンと来ないでしょうねw おっさんはギリww
もう30年近く前になるんですかねぇ…
当時の国鉄が民営化され、JR各社に分割されたのは。

今作はそんな「JR」が存在しないパラレルワールド。
世界観や設定はとても面白そうな作品♪と期待して
視聴を始めましたが……。
と、とにかくストーリーが雑(;´Д`)=3
ご都合主義やら行き当たりばったりやらが次々と。
稚拙なストーリー構成は個人的に命取りになりました。

その他の評価項目は、まぁ、平均的な仕上がり。
可もなく不可もなくといった所ですね。
キャラデザや声優陣など個人的にお気に入りな点も
何点かありました♪♪
それだけにストーリーのクオリティの低さが残念。

ジャンルとしては鉄道アクションもの+ハーレム♡
鉄道ファンなら楽しめるのか…それとも…。
まぁ、あまりオススメできる作品ではないかな(´▽`;)



『パラレルワールド』作品に大切なのは
しっかりと作り込まれたストーリーである。
この事を勉強させてもらった作品となりましたw
にわか者からすると、それだけでも感謝ですw





《キャスト》
高山 直人(CV.福山潤)
桜井 あおい(CV.沼倉愛美)
小海 はるか(CV.内田真礼)
岩泉 翔(CV.日野聡)
飯田 奈々(CV.堀江由衣)
五能 瞳(CV.中原麻衣)
札沼 まり(CV.五十嵐裕美)
鹿島 乃亜(CV.茅原実里)



《主題歌》
OP
『向かい風に打たれながら』/茅原実里
ED
『OVERDRIVER』/ZAQ

投稿 : 2024/05/11
♥ : 54
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

痴漢と犯罪者は許さないんだから

RAIL WARS!、見終わりました。毎回、期待して見てました。

ほんとは
{netabare}高校生のOJTとしてでなく、鉄道公安隊に新人さんとして働くという背景のほうが良かったような気もしたんですけど、{/netabare}でも良かったです。

私、桜井あおいちゃんのファンになっちゃいました。あおいちゃん、強くって、素敵!  {netabare} 格闘技も拳銃の扱いも警官顔負けでしたし。あおいちゃんの「痴漢は射殺!」の名ゼリフ、極端ですけどあおいちゃんらしいです。
あおいちゃん役の声優さんが私の好きな沼倉愛美さんだったのも良かったです。

物語は現実離れしていたけど、みんなで協力して事件を解決する姿、素敵だったと思います。高山君がリーダーというのも、あおいちゃんや岩泉君などとバランスが取れていて、このメンバーを安心して見られたような気がします。
{/netabare}
opの茅原実里さんの「向かい風に打たれながら」、あおいちゃんのアクションがあって躍動感がありました。それにEDのZAQの「OVERDRIVER」」もかっこよくって素敵でした。

2期あればぜひ見たい作品です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 48

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「そんなわけないやろ」鉄道アニメ

日本国有鉄道が民営化されない?
国鉄やりたい放題の鉄道アニメです。
もちろん、シナリオもやりたい放題。
毎回必ず「そんなことないやろ」的なシーン連発です。
「ここまでするか?」的な無理矢理アクションがあったり。
鉄道アニメには場違いの萌えシーンがあったり。
ドタバタエロハーレムアクションアニメの様相を呈してます。

登場人物は鉄道公安隊の見習い高校生カルテット「けいよん?」。
主人公は、普通の鉄道オタク男子高校生高山直人。
何故かモテたり、究極の危機に陥ったりです。
ヒロインは、暴力系ツンデレ桜井あおいと巨乳系デレデレ小海はるか。
さらに、普通の体力自慢男子高校生岩泉翔が加わり、話はあらぬ方向です。

鉄道好きの私としては、ドクターイエロー、C62重連に始まり。
アプト式や北斗星、懐かしのはつかりなど「オー」っていう感じ。
破綻ストーリーに半ばあきれつつも、意外に楽しめる作品となりました。

印象に残るシーンは、爆弾処理と落石検知ワイヤー射撃。
それと碓氷峠の重心移動。
ホント、「そんなわけないやろ」的な超ツッコミ所でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 48

67.1 3 格闘で熱いなアニメランキング3位
範馬刃牙(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (66)
244人が棚に入れました
数々の強敵との死闘を経て成長した刃牙は、地上最強の生物と言われる父・範馬勇次郎との対決の時が熟しつつあった。そして、勇次郎と闘う前の適当なスパーリング相手として、まずはMr.アンチェインこと、ビスケット・オリバと闘おうと考える。オリバが現在いる場所は、通称「ブラックペンタゴン」と呼ばれる、凶悪な犯罪者たちが集められた刑務所。刃牙はオリバと闘うために、ブラックペンタゴンに自ら収監されるが、そこにはオリバは勿論、他にも超弩級の猛者たちが待ち構えていた!!

声優・キャラクター
島﨑信長、大塚明夫、雨宮天、古谷徹
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

キンニク入れますか?

原作はつまみ食い

今回は分量少な目。Netflixで先行した後そのまんま地上波でやったものを視聴。
2022年現在。漫画のほうは第5部連載中。今回のアニメは第3部“範馬刃牙”編です。どうやら父勇次郎との因縁に決着がつくらしい。
原作は現在5部連載中で既刊130巻を優に超えておりスピンオフも含めたら熱心なファンでもないと追ってはなさそう。私も一桁巻なぞった程度なので“つまみ食い”と書くのも憚られるくらいです。

で、肝心のアニメについてわたくし途中参加ですがついていけてます。
第2部の“最凶死刑囚編”と“中国大擂台賽(ちゅうごくだいらいたいさい)編”2つだけアニメでは拾っておりまして、第1部に相当する全48話は未視聴だったりします。でも大丈夫!

途中参加OK!で何がお伝えしたいかといいますと、良くも悪くもやってること変わらんのですよね。そのため以前書いたレビューとネタ変わらんのです。 
バトルものと聞くとアクションシーンの作画やら闘う理由やらがちゃんとしてないとつまらんのですが、このシリーズはあくまで

 あの手この手の強さの理由説明

これだけです。“目的”をこねくり回してないから長期連載となってるのでしょう。その分“手段”“理由”づけのアイディアがぶっ飛んでるってことが素晴らしいのです。
そんな作業を30年以上続けている原作者板垣氏のアイディア豊富なことよ。サンド伊達ちゃんの“カロリーゼロ”を大仰なコーティングして長年読者を飽きさせずやり続けているみたいなものです。


これまで経験したシリーズとの差はあまり感じません。ただクセは強いのでご注意くださいませ。
アニメ界の“ラーメン二郎”みたいなものかと。三田本店と神保町店を比較しても私には誤差の範囲。ターゲットに目を移しても行列40人くらいのとこに女性は2人ほどってところでしょう(実体験)。男子の血流を良くしそうなやつです。
良し悪しを超えてたまに食したくなるみたいな。ダメな人にはとことんダメみたいな。

自分は好きですね。
最終話のサブタイトルが『筋肉の向こう側』。これでお察しくださいませ。


※備忘
{netabare}・ほぼ刑務所内でVSオリバの構図
・オリバ彼女役に小山さん
・だいぶアメリカをコケにしてるのなんか好き
・ブッシュもどきがダラスの再現してたけどパパブッシュ利害関係者だったような…{/netabare}



視聴時期:2022年1月~2022年3月 リアタイ

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2022.04.02 初稿

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

筋肉500%って感じの暴力アニメ。ニガテ。

萌え?女子受け??感動的なシナリオ???そんな軟弱なもの必要ないってくらい突き抜けた筋肉と言う名の作品。

ちょっと見てもらえればわかるんですが、人をかなり選びます。私はニガテです。
ずっと筋肉と暴力と筋肉と挑発と筋肉と意地の張り合いと筋肉で、興味ない人にとってはホントにきつい。

今までのシリーズはニガテでも話が面白いところはあってみてたけど、今回のシリーズは盛り上げるだけ盛り上げて肩透かしな展開が続き話も特に面白くなかった。

かなり残酷な描写があってショックで真っ青になりました。
暴力もホラーも大丈夫だけどこういういきすぎた暴力は苦手。
筋肉の凄さを客観的に見せる演出ってわかってても、苦手なものはどうしようもないですね。

【作画】
相変わらずものすごい筋肉、まさに筋肉の鎧。 
人間じゃないでしょコレ。
筋肉が崩れることはなかったけど、作画が崩れることは結構ありました。
もう少し筋肉以外のことも考えて欲しいです。

【キャラクター】
キャラクターの魅力は健在で、どこまでもストイックな設定は好き。
鍛えすぎてとっくに人間の領域を逸脱してしまった人たちで、脳まで筋肉でできてそうですね。
{netabare}
凄く期待だけさせられたけど、ゲバルの扱いが雑で残念だった。
メインディッシュの前の前菜ですらなくて、ただの噛ませ犬でしたね。

なんだこの鉄パイプ、ぐ~にゃぐにゃだ~♪がツボでした。
{/netabare}
【シナリオ】
シナリオに期待する作品ではないです。わけわからないことが多い。
規格外の力持ったキャラクターが人間離れした力見せつけあって自己紹介するお家芸は健在。
でもその自己紹介がこれまでのシリーズ以上にしょうもなくて、小学生みたいな意地の張り合いしているのが見ていて退屈。
ハンカチ握ってバトルするのは本当にどうでもいいなあって思った。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

原作でもこれ以降はちょっと。。。

もはやほとんどこれ以降の「刃牙」シリーズは完全にコメディ化してしまっているので、トレンドには乗っかりにくいことが想定されます。

ギャグアニメとして観る分には面白いですが、老若男女様々な層にウケるほどの視野はなく、本当に一部の格闘好きや刃牙ファンにはおすすめできますが、特に女性層には全くおすすめできるどころか、いかんともしがたいでしょう。

ヤンキー漫画が衰退して、ヤンキー漫画に昨今のアニメのトレンドを入れた東京リベンジャーズみたいに、美男子、美少女路線はもはやアニメには必要不可欠で、若い世代ほどそういった要素を入れないと既に無理筋になっています。

なので、作画や演出が原作に沿ってそこそこよさげにしているのに対し、評価が低くなってしまいます。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 6

60.6 4 格闘で熱いなアニメランキング4位
紅三四郎(TVアニメ動画)

1969年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (14)
34人が棚に入れました
タツノコプロが初期に制作した、道中武道ものアニメの快作。SF的な敵とも戦う、幅の広い作風で娯楽性は満点だ。かつて講道館で勇名を嘔われた柔道家・紅正五郎。彼は自分の流派・紅流を築きかけた所で、謎の武道家「片目の男」に敗北する。正五郎の遺児・三四郎は紅流を象徴する真紅の柔道着に身を包み、仇を捜しながらバイクで武者修行の旅に出た。その行く手には多くの武術家、そしてミイラやミュータントまでが立ち塞がる!
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

片目の男を追う男 風雲児 紅三四郎

愛車紅号(バイク)を颯爽と駆り、父の仇を追い求め、無数の国々を飛び回り、片目とあらば人であろうと獣であろうと勝負を挑む熱い男、それが紅流柔術の達人、紅三四郎。本作は彼を主人公とした痛快冒険アニメです。(ケン坊と犬のボケもいるよ。)

1話では父親の死に憤り、粗暴な振る舞いを見せる三四郎ですが、様々な冒険を通して、思慮深さや思いやりを持つ、粋でいなせなジュードーボーイへと飛躍的な成長を遂げていきます。(思い込みかなり強いけど)
{netabare}
ある回で大金を手にした三四郎が、悪漢からその使い道を問われるシーンがあるのですが、それに対し三四郎は当然の如く、元の持ち主に返すと即答。「つまらねぇ、欲の無い坊やだぜ。」と続けば「坊やじゃねえや、紅三四郎だ!」と一蹴。
{/netabare}
古典的なヒーロー像である事は間違いないのですが、三四郎のそんな姿は子供時代(90年代に地方局の再放送でやっていた!)のわたしにとっては理屈抜きでカッコいいって思えました。大人視点で見ても、やっぱり清清しく粋で心底痺れてしまいます。

作画技術についても当時のアニメとしては手放しで素晴らしいと言えるもので、拳対拳、銃対拳の闘いが、白土三平の忍者漫画ばりの迫力満点の映像で描かれています。

タツノコプロはこの作品の前に既にマッハGoGoGoで大きな成功を収めており、それを踏襲して製作された紅三四郎に至っては、作画技術的にも演出的にも早くも円熟の兆しが見え始めている様に感じられます。後の名作、ガッチャマン、キャシャーンへと繋がる重要な橋渡し役を担っていたのではないでしょうか?

物語後半から登場する必殺技もシンプルながらカッコ良く、紅諸刃突きだの空中八方破り(紅五段蹴り)だの、毎週どの技が繰り出されるのかとワクワクしながら見ていた記憶があります。突っ込みどころ満載の設定しかり、超絶アクションしかり、その迫力に圧倒されっぱなしでした。

中でも先に触れた空中八方破りの印象は強烈で、三四郎が弟子志望の子供にお手本のつもりで、荒野に立つサボテンに放った技なのですが、まるで鋭利な刃物で切断されたかの様にサボテンがバラバラになるのです。サボテンの棘を一瞬で見極めるのがコツだそうです。子供にそんな技見せてどうしろと!?

今でこそアニメなどでは、手刀で物体を切断したり、雨あられの銃弾を回避したりなど、当たり前の様に描かれますが、ここら辺にルーツがあるのかも知れません。

いつかまた1話から通して見たい作品の一つです。


※紅-kurenaiの紅真九郎から連想してレビュー投稿に至りました。(単純)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

きききき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

それなりに良い

柔道の達人が主人公の1話完結のヒーロー物です
柔道着を装着するバンクシーンはかっこいいです

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2
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