犬で刀なおすすめアニメランキング 2

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67.4 1 犬で刀なアニメランキング1位
ストレンヂア 無皇刃譚(アニメ映画)

2007年9月29日
★★★★☆ 3.9 (280)
1323人が棚に入れました
天下を統べる者を失い、度重なる果てに下克上がまかりとおる戦乱の時代。中国から身寄りを亡くした一人の少年、仔太郎が、僧である祥庵に連れられて海を渡り日本に上陸して来た。仔太郎の体内に"隠された秘密"を求め、明国の謎の武装集団が日本へ上陸して来た事から物語は始まる。祥庵の庇護も失い天涯孤独となった仔太郎は愛犬・飛丸ととある荒寺で自らの名と共に刀を捨てた男、"名無し"と出会う。武装集団の襲撃に居合せたのを切っ掛けに仔太郎の用心棒として雇われた名無し。初めは互いに対し反感を覚えるが、徐々に絆を深めてゆく名無しと仔太郎。 一方、追手の武装集団の頭目・白鷲は赤池城の領主と追撃の連携を取りながら、怪しい儀式の準備を着順と進めていた。

声優・キャラクター
長瀬智也、知念侑李、竹中直人、山寺宏一、石塚運昇、宮野真守、坂本真綾、大塚明夫

なめこん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

スピード感溢れ、引き込まれる!

まず作画がとっても綺麗でした!
個人的に刀や着物が好きなのでこのアニメ映画はツボでした!
るろうに剣心が好きな人は好きかもですw

キャラクターの過去がちらちらと見え隠れするあたりがシリアスさを感じさせました。シリアスの中にも、わんちゃんとこたろうのほんわかした雰囲気があり重くなりすぎないあたりがとっても良かったです♪描写は過激だと思われるかもしれませんが、ストーリー性はそれを勝るものがありますwwこたろうと名無しの絆にも感動…‼

投稿 : 2024/05/25
♥ : 3

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

死闘を繰り広げる2人の漢

舞台となるのは戦乱の世の日本。
大陸(明国)からの武装集団が中国語を使うので字幕になり
そこからくるオリエンタルな雰囲気も、なかなか良かった。

はじめて視聴した時はまったく予備知識もなく、期待もなかったのだが
キレのあるアクションシーンに思わず身を乗り出した。
観終えたあと調べたら、監督は安藤真裕氏。
劇場版『カウボーイビバップ 天国の扉』での人物アクションを
中心としたアニメートを得意とする演出家でもあり、この作品が初監督だったらしい。

物語の細かな設定部分は、あまり多くは語られず、
それが納得できるか否かで評価は分かれそうだが、
アクションシーンの迫力と緻密さ、メインキャストの男っぽさは最大の魅力!

主人公は、ある戦乱をきっかけに刀と自分の名と過去を封印している名無しと、
両親と死に別れ天涯孤独な少年・仔太郎。
2人の反発し合った出会いから、行動を共にして少しずつ信頼し合い、
絆を深めていく様子には、思わず笑みがこぼれる。
そして武装集団の1人、金髪碧眼の羅狼(らろう)もまた、
独自の視点と信念を持って闘っているところを見ると
メインキャストと呼んでいいのでは・・と思う。

唯一、難点を言えば・・武装集団が日本に来ている理由や、仔太郎が
なぜ彼らから付け狙われるのか、そのあたりは物語の中盤以降になって
ようやく明かされるので、衝撃よりは、じれったさのほうが先立ってしまった。

アクションシーンはいささかグロ気味だけれど、作画はとても美しく、
雨の中、雪の中、それぞれの殺陣がお見事。
天候の特徴を生かしつつ、各人の持ち味を存分に出せていたのではないかな。

一番の見せ処は、やはり後半のクライマックス。
迫力はダントツに増し、アニメ映画ならではのアクションに心躍った。
もうね、「アクション」なんて生易しい言葉じゃ物足りないくらい
「死闘」・・・これですよこれこれ!
そしてそのクライマックスには、佐藤直紀氏による
スケールの大きさを感じさせる音楽も相まって、
なんとなくアメリカ映画『ラストオブモヒカン』を思い出した。

余韻の残るラストに、続編を作ろうとしていたような気配を
感じたけれど、単独作品としても納得はできる終わり方だった。

ちなみに「名無し」の声はTOKIOの長瀬智也。
竹中直人演じる僧侶、祥庵も控えめな演技が光っていた。
俳優を声優として起用するのは悪評が立ちやすいが、このお二人は
すごく役にピタリと合っていたし、違和感はまったくなかった。

どういうわけか、知名度の低い作品だが、もう少し評価されてもいいと思う。
寒さとか雪、決闘シーンっていうとこの作品を必ず思い出す、
個人的には大好きな作品の1つだ。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 45

半兵衛♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【ネタバレ有】『息をのむ“圧巻の作画”―!! 名も無い一人の剣客の、儚き“生き様”の美しさ―!!』

 
 「ボンズ」が制作を担当した、“安藤真裕(あんどうまさひろ)”監督の時代劇アニメ映画―。

 人物アクションに定評がある安藤監督に加え―、緻密で堅実なシナリオで知られる“高山文彦(たかやまふみひこ)”が脚本―、「ALWAYS 三丁目の夕日」で日本アカデミー賞(最優秀音楽賞)を受賞した“佐藤直紀(さとうなおき)”が音楽を手がけ―、声優初挑戦の“長瀬智也(ながせともや)”らを主役に起用しつつ、“山寺宏一(やまでらこういち)”や“大塚明夫(おおつかあきお)”といった実力派声優陣が脇を固める―。


 ボンズ作品には、何かエネルギーのようなものを感じる“力強い”作品が多く―、どの作品にも、作画の“統一感”や細部への“こだわり”を感じる―。

 それには(上記のような)、作品ごとに上手く組み合わせたスタッフ構成によって、それぞれの“長所”を引き出させるという確かな裏付けがあり―、(監督を中心に)スタッフに“任せる”気概が、逆に彼らに、
“やり切らせる”方向に繋がっているからだろう―。

 本作でも、観終わった後にこのメンツを見てみると―、それぞれの特徴が上手く出た、力強い作品だったなと改めて感じさせられる―。



 (では少し内容を見ていくと―)、戦国時代の架空の国を舞台に―、戦での経験によって自らの生き方を“拒絶”した浪人“名無し”と―、“強さ”にのみ魅了され、故に充たされぬ思いを抱く金髪碧眼の剣士
“羅狼(らろう)”が―、両親を失い孤独に生きる少年“仔太郎(こたろう)”をめぐって激闘する姿を―、超絶ハイクオリティ(な映像)で描く戦国時代劇である―。


 “虎杖将藍(いたどりしょうげん)”の時世にのし上がらんとする姿や…、明国の刺客たちの不老不死という大欲…、(他にも)虎杖の家族との描写や、“重郎太(じゅうろうた)”の“萩姫(はぎひめ)”に恋する姿を描く事で―、(形は違えど)世間一般の人々の、“普通の”欲や望み(に生きる姿)をちらつかせる―。

 そうする事で、同じ時代を生きてきたにもかかわらず、“俗世間(の考え)”という枠組みから外れてしまった彼らを、(タイトルにもある)「ストレンヂア」(=奇妙な男)として描いているのである―。


 大流から外れ、孤独に孤高に生きる姿は、こうも儚く美しい…。

 この作品は、100分足らずのストーリー自体ではなく―、その物語を作る男たちの、冷めた表情や生き方の中に隠れた、“一縷(いちる)の魂の輝き”こそを描いた作品なのである―。



 (本作の本当の良さは、(前述した)男たちの“生き様”にこそあるのだが…、これを語らずして本作は語れないので書かせてもらうと―)、この作品の最大の特徴は、(何と言っても)、息をのむあの圧倒的なまでの“作画”だろう―。

 特に、(ラストの)“名無しと羅狼の剣戟(けんげき)のシーン”は圧巻である―。

 “荘厳で心震わすBGM”と―、“一粒一粒の汗にまでこだわった完璧な作画”―。瞬きする事すら忘れ名無しが息を吐き出すまで自分の呼吸も止まる…。“1シーンの美しさ”を完璧に理解したあの圧巻の戦闘シーンを、一瞬たりとも見逃したくない…にもかかわらず―、そのBGMによって心を揺さぶられ…その作画によって心を奪われ…、涙が勝手に溢れてくる―。

 本当に美しいものに出逢った時、人は自然と感動し涙が流れてくる事を、改めてあの瞬間気付かされた―。


 また、カメラワークが非常に良く―、常に“視点”がどこになるか分からない(戦場での)“臨場感”が、観ている視聴者への“緊張感”として伝わる―。

 例えば、“飛んでいく矢の視点”や“斬られる武士の視点”…、“遠距離と近距離を上手く組み合わせた剣戟のシーン”など…、アニメーション以外の撮り方を知っている人だからこその、(実写映画によく見られるような)演出に、魅了される事間違いない―。


 リアルではなく“リアリティ”を追求した本作だからこそ―、“未来”に希望ある人間の、虚しき死に様が
“儚さ”として…、“今”を生きる男達の、必死な生き様が“美しさ”として表れる―。



 本作は、物語自体に“厚み”は無い―。

 けれども、登場人物の生き方には(一言では言い表せない)“深み”があり―、地位や名誉…、野望や愛を捨て…、ただ“今”を生きる彼らの人生のこの瞬間が、“生き様”として、この作品に重みをもたらしている―。

 全体としての完成度や総合力よりも、その“一片”を優先し、その一つをテーマに“徹底的に描き切っ
た”スタッフたちは素晴らしいし賞賛したい―。それが、万人受けせずとも“半端ではない”この作品の、
“他とは違う無二の魅力”に繋がっているのだろう―。



 最後に―、こんな傑作が埋もれている事こそ、“奇妙な”話である―。


  (終)


 

投稿 : 2024/05/25
♥ : 3

67.5 2 犬で刀なアニメランキング2位
八犬伝ー東方八犬異聞ー(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (415)
2354人が棚に入れました
5年前、突然謎の疫病が広がり、大塚村は周囲の村々に飛び火するのを防ぐために焼き尽くされることになった。
信乃、荘介、浜路の3人は生き残り、村はずれの教会に保護されて静かに暮らしていた。
事件以来、信乃は年を取らなくなり、荘介は犬に変身するという特殊な能力を持つようになっていた。

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

主人公も美形で可愛いし!みんな美形揃い!特に瞳がキレイ!(^з^)-☆

いや〜緋色の欠片振りの美形揃いかな?(o^^o)
里見八犬伝って物語をちょっと知ってたので、このアニメはどんなもんかとちょっとだけ下調べしてみました。
イケメンとか、美形とか書いてたので、もうそれに誘われてとにかく観ることにしました。
まぁ〜ほんとに出で来る人みんな美形で、キレイだったり可愛いかったり(^^)
特に!瞳が綺麗な絵にうっとりします!よくこんな風に描けるもだと感心!

キツネちゃん達と住んでる金髪ショートのイケメンさん!わ〜瞳が輝いて美しい!(^з^)-☆
美しいもの、綺麗なものって、嫌いな人は普通いませんよね!
アニメもそうです〜綺麗に越したことは有りません(^^)

でもこのアニメは美しい物だけではなく、妖怪?まやかし?の類いが出でくるので、かなりグロテスクで気持ち悪く、目をそらしたくなる場面もありました。(^^;;

STORY展開も早く、コミカルだったり切なかったり、ファンタジーなバトルシーンなどなど、飽きる間もなく進んでいくので、あっと言う間に13話(最終話)まで観てしまいました。
続きの14話は続編2期になります。
これもまた楽しみです(^^)

投稿 : 2024/05/25
♥ : 2

nani-kore さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

かわゆくてカッコイイ~(*^ ^*)

登場人物の魅力が際立つアニメです♪
美少年・美青年ばっかで、基本女性にウレシイ感じですが、美少女たちのかわゆさも際立っています。
作画もキレイなので、とにかく目が潤うアニメでした♪♪

物語の舞台は「帝都」、時代は明治・大正辺りかな?
蒸気機関車が走っていて、和服と洋装が入り混じっています。
でも主人公の服装は今ドキの小学生(見た目13歳;)で、街の雰囲気は中華街、主な宗教はキリスト教と、かなり仮想世界ぽいです。
好きだなぁ、こーゆー世界観♪

帝都にはおどろおどろしい妖が潜んでいて、人々はおおっぴらに被害に遭います。
この物語は退魔モノではないけれど、おどろおどろしくて、どこかもの悲しい怪談を織り交ぜて進行してるようです。
イケメンや怪談モノが好きな方は退屈することはないと思うけど、ストーリー進行はかなりまったりペース。
そして、八犬士が全て揃わない内に1期終了です。。気を取り直して2期に進もう~!

ちなみに、美形キャラも良いですが、動物や妖怪もカワユイです☆

投稿 : 2024/05/25
♥ : 12

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

壮大なスケールで描かれたもう一つの八犬伝物語・・・だと思っています^^;

滝沢馬琴作の南総里見八犬伝がモチーフになっている作品です。なので、犬塚信乃を中心としたお馴染みのキャラが登場するのですが・・・
あまりにも物語のスケールが大きいので、時代設定や物語の方向性などが掴みきれていません^^;

原作では、信乃が伏姫の文字の刻まれた数珠の玉を持って生まれた8人を探し出すために旅をするのですが、その部分は原作に倣っていると思います。でも、本作品のペースだと全員が集合するのは、まだ大分先のような気がしますけど・・・^^;

それと、登場人物の時間設定と主要な登場人物以外の設定が原作と大分異なっているように思います・・・なので、この作品は南総里見八犬伝ではなく、もう一つの八犬伝物語・・・視聴していてそのように思いました^^;

少女漫画から発信されている作品のせいか、作画はとても綺麗で、登場人物は男女問わず美形揃いです^^
それに、主題歌もなかなか良い感じです^^

現時点では、物語の序盤のため評価できる段階ではないのですが、今後の展開次第では十分面白い物語になる作品だと思います。
なので、1期の最終回を知った時には「えっ、これも途中で終わっちゃうの・・・?」と思いましたが、この作品に関しては早々に2期の制作が発表されたので、ホッと一安心しました。次に始まる時期が分かれば、待つのだってそんなに苦じゃありませんしね・・・^^;

ここまで良い感じで来ている作品なので、是非2期でもこの独特な雰囲気を踏襲して欲しいなぁ・・・と思います。
夏が待ち遠しいです♪

投稿 : 2024/05/25
♥ : 16
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