男性恐怖症でコメディなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの男性恐怖症でコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月06日の時点で一番の男性恐怖症でコメディなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

88.2 1 男性恐怖症でコメディなアニメランキング1位
WORKING!! - ワーキング!!(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (6685)
29737人が棚に入れました
北海道某所に存在するファミリーレストラン『ワグナリア』。
小鳥遊宗太が、ひょんなことでバイトすることになったこのお店は、個性的過ぎる店員ばかり働くファミレスだった。
そんな小鳥遊と店員達が元気に危険に!?活躍!?するファミレスバイトコメディ。

声優・キャラクター
福山潤、阿澄佳奈、藤田咲、喜多村英梨、渡辺久美子、小野大輔、神谷浩史、白石涼子、日笠陽子、伊藤静、斎藤桃子、中田譲治、広橋涼、川瀬晶子
ネタバレ

ココ吉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

まったく、ワグナリアは最高だぜ♪ヽ(´▽`)/

原作未読★全13話★
あにこれユーザーの方に
オススメして頂いた作品。

北海道某所にあるファミレス「ワグナリア」
店長から人材不足を補う為に新人バイト探し
を命じられたぽぷらに主人公,宗太がスカウト
されてバイトを始める所から物語はスタート。

視聴当初は正直,それほど期待して
なかった作品でしたが,観ている内に
出るわ出るわ個性の塊がw
クセの強いキャラとそのキャラへの
スポットの当て方が非常に上手い
ストーリー構成です。

何でもないような話でも色々なキャラ同士
を噛み合わせる事でいくらでも話を面白く
できるし,いくらでも話を膨らませる事が
可能な不思議な作品ですね♪

そんな色モノ…もとい、
魅力的なキャラが揃っているこの作品で
お気に入りのキャラは…

女性部門は『山田 葵』
ワグナリアのトラブルメーカーな彼女の
ウザ可愛さは気づけばクセになってましたw
山田カワイイョ山田(*´ω`*)♪

男性部門は『佐藤 潤』
ぶっきらぼうに見えて,実は気配り上手な
ナイスガイ♪(僕の目指す男性像に近いw)
少しシャイ過ぎる一面があるのでついつい
応援したくなっちゃうキャラです。

◆全体を通しての感想◆

主にファミレスが舞台なので急展開は特に
ありませんが,良い意味で日常系アニメの
お手本といった感じで欠点らしい欠点が
見当たらない万人受けする作品では
ないでしょうか。

淡いラブコメ要素も物語を盛り上げる
心地よいエッセンスになってますね。
最初の1話,2話を観たぐらいでは作品の
魅力に気づかなくても観続けているうちに
世界観にどっぷり引きずり込まれている
自分に気づきました♪

漫画原作,ラノベ原作が多くを占める
深夜アニメ枠で3期までコマを進める事が
できるのは100作品中の内,1作品あるか
ないかと言われている昨今で既に3期まで
決まっている人気作品なのも納得できます。

作画も全話を通して安定していました。
激しい動きは特にない作品ですが,
最終話冒頭の鏡に映るまひるちゃんの
ぬるぬる動く作画は目を見張るモノが
あり,とても印象に残ってます。

流石は作画に定評のある
A-1Pictures制作。

個人的に主人公が働く系の作品は
ハズレが少ないような気がします。
また一つ,お気に入り作品に巡り会えて
嬉しく思いました(*´ω`*)♪
この調子で2期も楽しめそうです。

◆OP曲
「SOMEONE ELSE」
この作品のオープニングに
相応しいPOPで可愛らしい曲。
ヒロイン3人の元気な歌声がとても良い♪
作曲編曲は,やっぱり神前暁さんですね。
この人はもう天才!

◆ED曲
「ハートのエッジに挑もう
 Go to Heart Edge」
エンディングはオープニングと
打って変わって男性キャラ3人による
爽やかでカッコ良い曲調に仕上がってます♪



◆最後に妄想ss◆
※ここからは完ッ全に個人的な
思い出話&妄想話なので興味が
ある方のみ見ていって下さいね。
{netabare}
この作品を観ていたら学生時代に友人と
夏休み限定「ガスト」でアルバイトをして
いた事を思い出しました。

飲食店のアルバイトを経験された事のある
方なら気持ちを共有できるかと思いますが,
見た目に反して仕事内容はキツイですよね。
ファミレスもまた然り(~O~;)
立ちっぱなしで足はパンパンになるし,
嫌なお客さんも当然ながらいますしね。

そんな思い出も今となっては良い思い出
だったのかなと,しみじみ過去の自分を
振り返っていると突然…
僕の妄想スイッチが発動しちゃいましたw

妄想タイトルは…ズバリ!

『学生時代に戻り,ワグナリアで夏休み限定
 のアルバイトをする事が可能であれば』

さぁさぁ,みなさんだったらどうしますか?
ファンなら涎モノの夢チケットですよね?
僕の答えは…当然YES!!

てなわけで,履歴書持参でレッツ妄想スタート♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7月21日 面接日当日

夏真っ盛りの気温とセミの鳴き声をかき分けて
ワグナリアの店の前にたどり着いた僕。

ふと,腕時計に目をやると針は14時40分を
指し示している。
「フッ,時間通りだな」
約束の15時には少しばかり早い気がするが
時間ギリギリに着くよりかは幾分マシだろう。

ここで,これから始まる面接ゆえに
高鳴る鼓動を隠しきれてない自分に気づく。
「やはり,少し緊張しているのだろうか?」
額に滲む汗を手でぬぐい,呼吸を整えてから…
いざ、入店!

自動ドアが開くと同時に冷房の風が頬を撫でて
くれて,とても気持ちが良い。
お昼時が済んだ店内の客足はまばらのようだ。
さりげなく店内を観察していると,一人の
ウェイトレスがこちら側にかけよってきた。

『いらっしゃいませ♪ワグナリアへようこそ♪
 お客様はお一人様でしょうか?』

名札に「種島」と表記されたこの女のコ…
満面の笑みである。

さっきより高鳴る鼓動…。
ヤ、ヤバイ…惚れそうだ…。

僕『あっ,いえ!今日の15時にアルバイトの
 面接の約束をしているココ吉と申します。
店長の白藤様はいらっしゃいますでしょうか?』

ぽぷら『面接の方ですね♪店長から伺っております。
 只今,呼んできますので少々お待ち下さいませ』


フゥ……
生で見ると破壊力バツグンだったな…。

でもどうだ?
一瞬だけ目の前の小っこ可愛い生き物に動揺は
したものの,すぐさまいつものCOOLかつHOTな
フェイスを取り戻し,乗りきってやったぜ。

ちなみに僕自身は相手側の事を知っていて,
相手側は初対面,そして僕の素性がバレたら
現実世界に強制送還という設定なのである。
「後付け設定,乙~ww」なんて声が聞こえて
きそうだが,構わずに先に進める。

数分後。

店長『お前がバイト希望のココ吉か?入れ!』

僕『は、はい!よろしくお願いします!』

店長室に通される直前に「轟」と表記された
名札を付けている女性と出くわした。
そう,チーフアルバイターの八千代さんである。
お腰の刀からはアニメで見るより禍々しい
オーラを放ってはいるものの表情はニコニコ顔で
とっても優しそうだ。

心の中で「線目キャラ=只者じゃないって
のはアニメ界の常識だよね♪」なんて思い
ながら軽く会釈を交わす僕。
表情はあくまでもCOOL。

そんなこんなで店長室に入室し
白藤店長と向かい合い面接開始。

面接が始まってもパフェをもぐもぐ
食べてらっしゃる,この店長…。
相変わらずである。

僕『あの,コレ。履歴書と…
  つまらないものですが
  お菓子の詰め合わせです!』

店長『よし,採用!』

僕『えぇ!もうですか?
  ありがとうございまぁす♪』

と言いつつ、心の中では
「この女、堕ちた♪事前情報でこの店長に
菓子折を渡しときゃ,採用間違いなしって
バレてんですよw やっぱ世の中,情報が命!
チョロイぜ♪」と
思ってはいたが,表情はあくまでCOOL。

店長『あっ,でもお前,履歴書に厨房希望って
書いてあるけどホールに回ってもらうからな』

僕『…ッ!?…今、何と仰いましたか?』
タカをくくっていた矢先、不穏な一言を
言い放つ店長。

店長『だぁ~か~らッ!ホール担当だっての!
今、厨房よりホールの方が人、足りてねぇの』

僕『でも僕、どうしても厨房やりたいんです…』

履歴書に「厨房希望!」と書いたのは
もちろん伊波まひる対策である。
ボコデレ属性の彼女の面倒は小鳥遊君以外に
適任者がいないし、正直やりたくない…。

店長『自分の意見を通したきゃ、あと菓子折二つは
 必要だったな!良い勉強になっただろ?』

そう言えば…,山田がバイトに入った時に
店長に菓子折三つ渡してたっけなぁ…。

店長『んじゃ、明日からよろしくなぁ~。
あ、あと言い忘れてたけど,ホールに男ギライ
の奴がいるから接し方は自分で考えとけよぉ~』

えぇ,知ってますョ…。
まひるちゃんでしょ…。

フゥ……誰だ?
情報が命なんて言ってたヤツは!?
リサーチ不足も甚だしいじゃないか!?

この時,既にCOOLかつHOTなフェイスが
すっかり崩れていた自分に気がつく。
妄想とは言え、夢のチケットを無駄にする
選択肢は僕にはない。

とりあえず…
帰りにでも防御用マウスピースと
救急箱セットを買っておかないとだな…。

どうやら今年の僕の夏休みは熱くなりそうだ。


つづく
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 71
ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

WORKING1期目でワグナリアに加入した新バイトメンバーについて・・・(二次創作です)

【諸注意・お願い】
このレビューは、レビューではなく二次創作です。
作中のキャラを活かすように努力しましたが、本編のほうが格段に面白いです。
できる事なら登場人物の声以外にも表情・動作なども含めて想像しながら文章を読んでいただきたいです。
会話文が主体になりますが、心の声や物事の音などを( )という形で表記してあります。
素人の文章ですが、楽しんでいただけたら幸いに存じます。
まだ未見の方でも『WORKING!!』という作品に興味を持っていただけたら嬉しいです。


発言者の略称

山田葵(やまだ あおい)・・・山
種島ぽぷら(たねしま ぽぷら)・・・種
伊波まひる(いなみ まひる)・・・伊
相馬博臣(そうま ひろおみ)・・・相
佐藤潤(さとう じゅん)・・・佐
白藤杏子(しらふじ きょうこ)・・・白
轟八千代(とどろき やちよ)・・・八
小鳥遊宗太(たかなし そうた)・・・小


{netabare}山「山田です。ワーキング1期目では、素敵でエレガントでキュートで輝いている山田と、どうでもいい変態の小鳥遊さんが、ワグナリアの新しいメンバーとなります。今回は、ワグナリアで働いているみなさんに山田と小鳥遊さんの当時の印象などを聞いてみたいと思います。」

山「まずは、先に聞いておかないと、あとで文句を言いそうな小鳥遊さんの印象について聞いてみます。山田への賛辞の言葉は後に取っておきます。」{/netabare}


{netabare}山「店長。小鳥遊さんの事について聞いてみたいのですが・・・。」
白「八千代、パフェ!」
八「は~い、杏子さん。ただいま、お持ちしますね。」
山「店長、山田の話を・・・。」
白「いつまで、そこに突っ立っているんだ。サボってないで仕事しろ!」
山「・・・・・。」{/netabare}


{netabare}山「種島さん、伊波さん。バイトを始めた頃の小鳥遊さんの印象を聞きたいのですが?」
種「カタナシ君かあ~。お仕事、一生懸命頑張ってるね。」
伊「・・・た、た、小鳥遊君。・・・え、え~っと、良い人かな~。」
山「ここだけの話ですが、小鳥遊さんはバイトに入った当初から小さいもの好きだったのですか?」
種「小っちゃくないよ!」
山「種島さんに向かって言ったのでは無いのですが。」
種「そっか~。勘違いしちゃった。ごめんね、葵ちゃん。」
伊「(どうせ私の胸は小さいわよ!)」
山「仕事を覚えるのは早かったのでしょうか?」
種「家でも家事をしているみたいだからね。すぐに仕事は覚えたよ。」
伊「私はシフトをずらしてもらっていたので、どうだったのかな~。(初対面で殴っちゃったけれど・・・)」
山「最近の小鳥遊さんについてはどうですか?」
種「最近、頭を撫でられる回数が多くなったよ!年上の先輩なのに!」
山・伊「(それは小さい子供扱いされているせいでしょう・・・)」
山「伊波さんはどうですか?」
伊「さ、最近・・・また殴っちゃった。ごめんなさい。」
種「伊波ちゃん、そんなに気にすることないよ。男性恐怖症のせいなんだから。」
伊「前よりは、男性恐怖症が良くなっているんだけれど・・・。」
山「昔は小鳥遊さんを一日に何回殴っていたのですか?」
伊「えーっと、昔は・・・会うたびに殴っていたかな。」
山「今は一日に何回殴っていますか?」
伊「今は・・・会うたびに・・・・・。」
山・種「(昔と変わっていない。)」{/netabare}

{netabare}山「小鳥遊さんのことはどうでもいいので、山田について褒めて下さい。」
(ウィーン、ピンポンピンポン)
種「伊波ちゃん、お客さんが来たからホールに行こう。」
伊「分かりました、種島さん。今、行きます。」
山「や、山田のことは・・・・・。」{/netabare}


{netabare}山「佐藤さん、相馬さん。小鳥遊さんがバイトを始めたころの話を聞きたいのですが。」
相「小鳥遊君かあ~。お店で働いてもらって助かってるよ。」
佐「お前の場合、伊波に殴られなくなったからだろ。」
相「そんな事ないよ。小鳥遊君は、いつも真面目に仕事をしてくれているんだから。」
佐「それで、本音は?」
相「殴られる対象が小鳥遊君に変わって良かった。」
佐「そういう事だ。もう十分聞いただろ。さっさと仕事しろ。」{/netabare}

{netabare}山「じゃあ、次は山田の印象について聞かせて下さい。褒めて下さい。」
佐・相「・・・・・。」
山「何で黙るんですか。ここに山田がいるじゃないですか。」
佐・相「・・・・・。」
山「早く山田の事をたくさん褒めて下さい。」
佐「山田が何か聞きたいそうだから相手をしてやれ、相馬木さん。」
相「僕の名前は某物語シリーズの主人公のような名前じゃない。僕の名前は相馬だ。」
佐「失礼、噛みました。」
相「違う、わざとだ。」
佐「本当にお前に噛みついてやろうか。」
相「(今日も轟さんの店長自慢でイライラしているなあ)」
山「じゃあ、山田もアリスとかラッカとかそら等の名前で呼んで・・・い、痛い、佐藤さん。痛いです。」
佐「山田、今すぐ謝れ!とにかく謝れ!色んな人に謝れ!」
山「ただいま不適切な表現がありました。関係者の皆様方に対して多大なるご迷惑をおかけした事を深くお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした・・・って、何で山田が謝らなければいけないのですか?」
佐「『WORKING!!』の主役と言ったら山田しかいないだろう。代表して謝罪するのが筋っていうものだ。」
山「主役・・・代表・・・山田にピッタリな言葉です!」
相「(いい感じに騙されているなあ~)」
佐「もう十分だろ。とっとと働け。」
山「ところで、山田の印象は・・・。」
佐「空気みたいな存在だな。」
山「酷い、山田は空気ですか。」
相「いいかい、山田さん。人間は空気中の酸素がないと生きていけないんだ。そういう意味の空気だよ。」
山「という事は、山田は重要な存在という事ですね。」
佐「いや、いてもいなくてもどうでもいい、そういう意味での空気だな。」
山「佐藤さん、酷いです。山田の事が嫌いなのですか。(泣)」
相「そうだよ、佐藤君。少し言い過ぎじゃない? もっと他の表現があるでしょう。」
佐「すまん。少し言い過ぎた。」
山「じゃあ、山田の事は・・・。」
佐「仕事は覚えない、すぐにコップや皿を割る、他人の仕事の邪魔ばかりをする・・・。空気ではなく、有毒ガスだな。」
山「佐藤さんのバカ、カバ、おたんこなす!」
相「あ~あ、山田さんを怒らせちゃった。いくら轟さんが振り向いてくれないからって、少し言い過ぎだよ。」
佐「確かに少し言い過ぎたな。反省しておこう。ところで、お前の本心は?」
相「虐げられる女性って輝いているよね。」
佐「(こいつの病気も治りそうにないな・・・)」{/netabare}

{netabare}山「みなさんに話を聞いた結果、山田がいないとワグナリアの仕事が貯まってしまい、山田だけが頼りだという事が分かりました。これからもワグナリアを1人で支える為に頑張って仕事をサボります。」
佐・小「さっさと働け!」{/netabare}


2013年4月20日
レビュー投稿

同日
誤記があったため更新

投稿 : 2024/05/04
♥ : 44

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

『WORKING!!!』放送開始記念 13品目「デートと言う名の決戦、小鳥遊と伊波のそれから…」視聴。

北海道某所に存在するファミリーレストラン「ワグナリア」。
小鳥遊宗太(たかなしそうた)がひょんなことからバイトとして働くことになったこの店は、個性的すぎる店員達ばかりが働くファミレスだった。
そんな小鳥遊と店員達が元気に危険に活躍(!?)するファミレスバイトコメディー!!

1品目「ワグナリアへようこそ♪ 小鳥遊、働く。」
北海道某所に存在するファミリーレストラン「ワグナリア」。
ひょんなことからこの店でバイトをすることになった小鳥遊宗太は、個性的すぎる(!?)店員達に囲まれて戦々恐々!?かと思いきや、本人も実は……?

2品目「伊波、男性恐怖症。だって怖いんだもん…」
出会いの挨拶も交わさぬまま、伊波に殴り飛ばされた小鳥遊。
伊波は男性恐怖症で、反射的に男を殴ってしまう癖をもっていた!
それ以来険悪な仲の二人に、杏子よりとある命令が下されて…?

3品目「八千代と杏子と佐藤…と、帰ってきた音尾さん」
ある事情により、しばらく不在だったワグナリアのマネージャー・音尾が帰ってきた!
音尾のたくさんのお土産に喜ぶ一同だったが、それを快く思わない人物が約一名いて…。

4品目「相馬、さわやか すぎる青年」
世間話が好きな、さわやか好青年・相馬。
そんな相馬に興味を持った小鳥遊は、彼の危険すぎる『説得』を知ることに!

5品目「ある風邪の日に…、いつもと違うワグナリア」
熱を出した妹・なずなの看病のため、小鳥遊がバイトを休んでしまった!
そのため、小鳥遊不在のワグナリアはてんやわんやな状態となってしまい…?

6品目「宗太の憂鬱、小鳥遊家の女達」
北海道にある、とある家庭。
そこは、いつもの通り個性的でいつもの通りハチャメチャでいつもの通り仲良し。
そんな小鳥遊家は、最強の姉達と最強の妹に囲まれた宗太の苦労溢れる日常だった…。

7品目「久しぶりの音尾と、新しいバイト=山田(!?)」
音尾がワグナリアに帰ってくる日。
彼が持って帰ってくる土産を今か今かと待ちわびる杏子に、小鳥遊は「違うモノかも」と嫌みを言う。
そんな予言が当たった音尾の土産とは…?

8品目「伊波、はじめて?のお・で・か・け!」
水道工事の影響でワグナリアは臨時休業。
そこで種島の提案により、ワグナリアの女子メンバーは日帰りで温泉へ行くことに。
今まで友達と遊びにいくこともなかった伊波は果たしてちゃんとお出かけできるのか!?

9品目「ことりちゃん登場!!」
今日は伊波がバイト休みの日。
だが、シフトに入っていないはずの伊波がワグナリアにやってきた!
なにやら思い詰めた表情で小鳥遊を見つめる伊波が、思い切って告げたその一言は……!?

10品目「疑惑の真相・・・、なずな働く。」
先日の事件(!?)を教訓に、小鳥遊と伊波は伊波の男性恐怖症を本気で治すため、バイト後一緒に帰ることに!
そんなある日、ワグナリアに現れたのは小鳥遊の妹・なずな。
彼女はなんだか伊波に興味を持っていて…?

11品目「あの頃の二人、八千代と佐藤。ようこそ小鳥遊家へ」
相馬が持って来たというアルバムに、自分たちの若い頃の写真を見つけた杏子と八千代と佐藤。
懐かしい写真に、八千代と佐藤は出会った頃を思い出す…。
一方、バイト終わりに山田が始めた怪談話のせいで、予想外の事態が発生して…!?

12品目「なぜか!?の決戦前夜。種島の恩返し」
慌てた様子で家へ帰っていった小鳥遊が、ふと落とした生徒手帳を偶然拾った種島。
小鳥遊のことを思い自宅まで届けにきた種島は、そこで衝撃の光景を目の当たりにする…!!
そして次の日、ワグナリアに一波乱巻き起って…!?

13品目「デートと言う名の決戦、小鳥遊と伊波のそれから…」
種島の提案により決定した、伊波と小鳥遊のデート当日。
緊張しつつも精一杯のオシャレで初めてのデートに臨む伊波と、最期の覚悟をしてデートに臨む小鳥遊。
果たして二人のデートはうまくいくのか!?
そして、小鳥遊の生死は──!?

2010年4月から同年6月まで、読売テレビ、TOKYO MX、中京テレビ、札幌テレビで放送された。全13話。また、CS放送ではAT-Xでも同時期に放送された。第2期放送開始直前の2011年7月からは、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11、キッズステーションでも放送が開始され、TOKYO MXでも再放送が開始された。
原作ではほとんど触れられていない「北海道が舞台」という設定が背景において視覚的に強調されており、次回予告や最終話で札幌市清田区の平岡公園が登場するほか、アニメオリジナルの第8話では主要な登場人物達が定山渓温泉へ出向いている。
オープニング映像は大畑清隆が手がけており、大畑がかつて手がけた『あずまんが大王』のオープニングで使われた、吹き出し型のテロップや終盤に監督のクレジットが吹き飛ばされるなどの表現方法が取り入れられている。
2011年3月下旬にはテレビアニメ公式HP上にて謎のカウントダウンが開始され、同年4月1日にエイプリルフールネタとしてWEB版WORKING!!(猫組)のアニメ化決定を思わせるトレーラー映像が流れ、翌日4月2日にはテレビアニメ第2期の制作が発表されると同時に、テレビアニメ第1期のBlu-ray BOXの発売が正式発表された。テレビ放送時にSD解像度制作であった本編は再撮影によってHDリマスター化されているが、DVD版に付属していた主題歌CDやドラマCDなどの限定特典は付属しない。なお、2011年7月に放送が開始されたとちぎテレビ、群馬テレビ、BS11、および再放送が開始されたTOKYO MXにおいて第9話はHDリマスター版で放送され、キャラクターコメンタリーの副音声も放送された。

オープニングテーマ
「SOMEONE ELSE」(第2話 - 第12話)
第1話と第13話はOPはないがEDとして使用。

エンディングテーマ
「ハートのエッジに挑もう Go to Heart Edge」(第2話 - 第8話、第10話 - 第12話)
「ゴールデン・デイ」(第9話)
主題歌CDの単体での発売はなく、完全生産限定版DVDの特典として完全生産限定版DVD第5巻に付属。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 22

68.8 2 男性恐怖症でコメディなアニメランキング2位
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (1005)
5482人が棚に入れました
父親に勘当され、家を追い出されて七重島にやってきた高校生『八真重護』は一人暮らしを始めた部屋で地縛霊『龍ヶ嬢七々々』と出会う。
重護は、10年前に何者かに殺害された七々々を成仏させるため犯人捜しを決心する。かつて七々々が世界各地で収集し、今では島のあちこちの『遺跡』に隠されている『七々々コレクション』。
この不思議な力を持つお宝を使えば七々々を殺した犯人を見つけることができる。重護は七々々コレクションを手に入れるため冒険部に入部する。
しかし、七々々コレクションを狙って、ひとくせもふたくせもあるプレーヤーの思惑が渦巻いていた。
騙し騙されのお宝争奪戦が、今、始まる!

声優・キャラクター
田辺留依、小野友樹、阿澄佳奈、花澤香菜、興津和幸、鈴木絵理、早志勇紀、能登麻美子、鳥海浩輔、内山夕実、伊藤かな恵、櫻井浩美、細谷佳正、久野美咲
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

今日の七々々コレクションはこの向こうに・・・

鳳乃一真によるライトノベル作品を原作とする

作品です。全11話、原作未読。


八真重護は父親に勘当されてとある島に島流しとなって

しまう。そこで暮らす安アパートには地縛霊の龍ヶ嬢七々々

が住み着いていたのだった。七々々はこの島を開発した

天才集団の一員だったが何者かに殺されてしまっていた。

重護は七々々を成仏させるために犯人を探そうとするのだった・・・


七々々コレクションが様々な力を秘めており、それを見つける

ためには隠されている場所の謎を解かなければならない。

この謎解きと七々々や重護をはじめとするキャラたちが

とても魅力的な作品だと思います。謎解きは七々々コレクション

と言う不思議な力を秘めているとのことでしっかりとした

遺跡の中にあってそれぞれに一種のパズル的なものや身体能力を

試すようなものまでと多種多様な罠、仕掛けもありという感じ

で、こっちもワクワクしながら見ることができた作品だと思います。

それからキャラもかなり個性の強い方々が揃っていて

キャラたちが織り成していく世界観がまた独特な方向に

広がっていくようで、謎解きの中でのキャラたちのやり取りも

面白いと思います。


謎解きが私の好きな某パズルバトルアニメの中に出てくる

ような、ただ謎を解くのではなく様々な仕掛けが存在し失敗すれば

その代償も払わなければいけない。それも全部引っ括めて挑むだけの

覚悟を持っていなければ到底クリアすることは愚か挑戦すらも

できないくらいというのであったため、より楽しんで見ることが

できたと思います。

個人的には終わり方があんな風でしたし、まだいろんなことの結末を

迎えていないのが多いので二期をやってくれないかなと思っています。

◆個人的点数評価 82.715点

◆余談

{netabare}
謎解きがあった作品ですが、謎解きの部類でも一種のパズルと

似た傾向があるものでありました。

{netabare}出だしの試練の謎解きは見た瞬間にあれが答えを導く鍵に

なるなと思えるほど上手く、出だしに持ってきていました。{/netabare}

{netabare}こんなのはさておき、ラストの謎解きがフィボナッチ数列を

鍵とするものでしたが、実はこの謎解きの構造を見たときに

星座が云々よりもこの数列が思い浮かんでいました。

その理由はですね、あの構造を上から見たときに植物に見えた

からということです。フィボナッチ数列は隣り合う二項の比率が

一般項のnを大きくするに従って黄金比に限りなく近づいていく

数列なのですが、そもそもなぜ黄金比とまで言われるのか。

私は正確な理由付けは知りません。そんなものには興味がない

からです。ですが今それが黄金比と言われて納得が私はできます。

この比率が様々な点において合理的な数値であるという事実が

あるからです。黄金比は1:(1+√5)/2=1:1.6180・・・

なんですがあまり複雑なことを言うとあれなので簡単に言うと

植物は光合成をしないと生きるのに必要な栄養が足りません

枝を広げていってもより高いところを目指そうとすると

葉っぱがかぶってしまいます。ではその時にどのように葉っぱを

つければ重なりが少なくなるのかと言うと黄金比を満たすように

葉っぱを生やしていくと重なりが最も少なくなります。

また植物の中で一つの花に複数の(大体数百個とか)種をつける

ものはその種をつける雌しべの並べ方すら黄金比を利用している

のです。そんな感じで効率を求めた時にこの比率が一番になる

というわけです。{/netabare}

さて上二つはどうでもいい話でした。(と言ってもこれから書く

こともさほど変わらないくらいどうでもいいことなのですが・・・)

このパズル的アイデアを利用したものがすごく好きなので

ここにちょっとした謎解きを書こうかななんて思いましたが

長くなりそうなのでやめておきます。

本当によくわからない謎めいた余談にお付き合いいただき

ありがとうございます。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 35
ネタバレ

雪だるま* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

On your way 現世 Adventure!

◎放送時期:2014年4月~6月(全11話)
◎ジャンル:冒険活劇

●原作:鳳乃一真(ファミ通文庫刊) ●監督:亀井幹太
●キャラクター原案:赤りんご ●シリーズ構成:倉田英之
●キャラクターデザイン:川上哲也 ●アニメーション制作:A-1 Pictures

■あらすじ■
父親に勘当され島流しに合った八真重護は、「七重島」にて
新たな暮らしを始めることになる。しかし借りることになったアパートには
10年前に殺された地縛霊の少女・龍ヶ嬢七々々が住み着いていた。
重護は七々々を成仏させるため、犯人探しと「七々々コレクション」の
収集を決意する。

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☆★感想★☆

※原作未読。

作画は綺麗だし、キャラ絵も可愛い。
話のテンポも悪くないし、キャラ同士の掛け合いもわりと面白かったです。
でも肝心の内容に纏まりがなかったというか、展開が少し雑でした。

ジャンルを「冒険活劇」にしましたが、アドベンチャー色は薄かったですw
謎解きというか遺跡攻略のシーンはもちろんあるんですが、
説明が分かりづらいうえに結構 淡々としてました^^;
しかもそれも毎回やるわけじゃなかったので、ガッツリなアドベンチャー
ものを期待していただけに、正直 物足りなかったです。

1~3話はワクワクしながら観ていたけれど、それ以降は唐突めいた展開が
増えて置いてけぼり状態になりました。
途中から七々々ちゃんに関係してない組織のもめ事とかバトル要素が
入ってきて、それが足を引っ張ってしまってたように思いますね。
個人的にはもっと七々々ちゃんに焦点を当てた展開にして欲しかったです。
キャラを増やし過ぎて 視点が方々に散らばっており、掘り下げが不十分
だったのも残念でした^^;

それでもキャラ自体はわりと好きでした^^
唯一 キャラにハマれたので完走出来たって感じですw
重護が主人公なのに胡散臭いっていうキャラ付けも面白味があったし、
中でも「ちっちゃい+八重歯」な金髪探偵少女・壱級天災ちゃんは
『もうこの子がメインヒロインでいいのでは?』と思ってしまうくらいに
可愛くて魅力的なキャラでした。
ぽぷらちゃんやこまちゃんなど、阿澄佳奈さんがこういうキャラを
演ると やはりハマりますね\(^o^)/

しかし、やっぱりそのせいもあってか
本来のメインヒロインである七々々ちゃんの影が全体的に薄かったです。
まぁ地縛霊で外に出れないという設定上 仕方なかったのかもですが…。
あと、ダルクなんですが個人的に {netabare}「男の娘」{/netabare}という設定以外の
キャラ付けが弱かった気がします。

最終的にやはり尺不足だったのか、
結局解決してないことが多いまま終わってしまいましたね。
{netabare}
○七々々ちゃんを殺した犯人
○七々々コレクションについての真相
○ゆんちゃんについて(最後のCパートでどうやら生き返った?ような様子が
見られましたが…)

その他にも七々々ちゃんは本当に成仏したいのか?とか、
あと「祭」のことも重護と雪姫姐さんとの関係は語られましたが、
その他のことはよく分からなかったですね。{/netabare}

もし2期があるのであれば一応観たいと思いますが、
公式Twitterで『続きは原作で!』と言われていたので2期制作は
微妙かもですね><
ノイタミナもしばらく枠が埋まっていますし。

●OP「バタフライエフェクト」/私立恵比寿中学
●ED「微かな密かな確かなミライ」/スフィア

OPがわりと耳に残りやすい曲でした^^
BOΦWYの「鏡の中のマリオネット」という曲に似てるとの声が
多かったみたいですw

■好きなキャラ■
やっぱり、天災ちゃんですかね(*´▽`*)
とにかく可愛いし有能。表情がころころ変わるところも良いですね。
そして前述しましたが、阿澄さんの力も大きかったと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 29

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

七々々の七不思議

原作は未読で視聴です

タイトルの“埋蔵金”ってところに惹かれました

“埋蔵金”っていうから
てっきり“現金”絡みのお話かと思って観たのですが
全然違ってました^^

お宝探しのお話なんですね~


ちなみに“埋蔵金”ってWikiで調べてみると
「埋蔵金(まいぞうきん)とは、行方不明だとされる“財宝”のことである」と書かれているので
“現金”限定ではないみたいですね

なんだか
はるか昔元カレに
「誕生日のプレゼント、なにが欲しい?」って訊かれて
「お金~!!」って
何も考えずにFinal answerしたときみたいな感じかな?

(この後本当にFinalになりました~(ToT)



お話は
タイトルのとおり
メインヒロインで地縛霊の「龍ヶ嬢七々々」ちゃんが隠したお宝をめぐるお話です


謎解きや
バトル
ちょっとHぃシーンや
ラブっぽいエピソードなんかも盛り込まれて

とても見ごたえアリで“面白そう”

なんて盛り上がったところで
終わってしまうという

最近のこの手のアニメ作品にありがちな展開


序盤はミスリード的な展開や
伏線がいっぱいで
それだけでおなかいっぱいになってしまいます

特に登場人物の関係性に頭が混乱します


さらに
お宝探しの謎解き

謎解きに絡めて繰り広げられる
ラブコメ的展開

まあ
謎解きやらで少々堅くなったおつむを揉み解すみたいな展開でしょうか


そして
後半は探し当てたお宝が
ドラえもんの秘密道具のように扱われて
派手なバトルという
テンポのいい展開


最後は

七々々ちゃんの
「プリン忘れないでね♡」
なんてプリティなおねだりで終わるという

ブチ切れモノの結末・・・


でも
これだけ
謎解きやらアクションやら
見せ場が多い中で

結局一番(私的に)目立っていたのが
地縛霊の七々々ちゃんというから
なんだか合点がいきません


ここで
七々々ちゃんについて
私の超偏向した所見を・・・


一番最初の見た目は・・・

なんか“イ○娘”ちゃんが成長したらこんな感じになるのかな^^


声は・・・

なんか“黄○乙○×ア○ネ○ア”の“ゆ○子”さんみたいに
ちょっと軽め^^
最近の幽霊声ってこんな感じなのかな^^
(ちなみに
中のひとは「田辺留依(たなべるい)」さんという方
最近出てきた人みたいです)

オンラインゲームとプリンが好き

お宝のネーミングセンスがイマイチ

身体の線は細いのに
オッパイが意外に大きい(怒

格闘技が得意らしく
じゅうごくんの腕を2回ほどへし折っている・・・

とまあ
普通のかわいい地縛霊です^^


こんなにかわいらしいキャラ属性を備えた七々々ちゃん

ただ
不可解なことに
周囲の人たちのほとんどが
その存在をすんなり受け入れてしまってる

地縛霊なのに・・・


自称“名探偵”の「天災(てんさい)」ちゃんと付き人の「ダルク」ちゃん(くん)なんか
夜な夜な部屋に押しかけ一緒にゲームに興じている

さらに
お宝探しのオブザーバー的存在なのは分かるのですが
主人公の「八真 重護(やまじゅうご)」くんの
お部屋にとり憑いている地縛霊という設定であるが故
お話の見せ場にまったく絡んでいない


作中での
彼女のアグレッシブなシーンといえば
1話目序盤のインディ・ジョーンズ張りのアクションと

EDで毎回流れる
巨大プリンの上でカラメルソースを撒き散らしながら走りまわるシーンくらい
(っていうか正直汚い^^!)

まあ
お話のなかでは
じゅうごくんや「冒険部」の人にお宝のヒントを与えたりして
キーマン的な役割を果たしているっていう点でいえば
おいしい役どころなのかもしれません


もしかしたら
このお話って
お宝なんかより七々々ちゃんにまつわる七不思議を解いていくのが
隠れたメインテーマなのかな?


2期やるんだったら
ぜひ観てみたいですね~

投稿 : 2024/05/04
♥ : 31

74.2 3 男性恐怖症でコメディなアニメランキング3位
まりあ†ほりっく[マリアホリック](TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1059)
6238人が棚に入れました
男性恐怖症で同性愛者 (百合趣味)の女子高生・宮前かなこは、運命の相手(女性限定)との出会いを求めて、天の妃女学院附属中学高等学校に編入する。そこで出会ったのは、1年 下の祇堂鞠也。その可憐な美少女ぶりに舞い上がるかなこだったが、ひょんな事から鞠也が実は男であることを知ってしまう。しかし、鞠也もまたかなこの百合 趣味を見抜き、互いの秘密を握ったまま、かなこは鞠也と、彼に仕えるメイド・汐王寺茉莉花に監視される形で、寮の同室で暮らす破目になる。それは、かなこ の波乱に満ちた学園生活の始まりだった。

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

主人公が超強烈で最高に笑いました。いや~しかし、すごいですね。ふふww 思い出しただけで笑ってしまいます。

ストーリー

主人公の宮前 かなこは男性に触れられるだけで蕁麻疹がでてしまうほど男性恐怖症ですので、かなりの同性愛者です。ですので、宮前 かなこは運命の相手を(女)探すために天の妃女学院附属中学高等学校に編入しました。かなこが校内を歩いている所にある可憐な美少女を見かけました。その子の名は衹堂鞠也した。その美少女ぶりに見とれて今しましたが、かなこはある事を知ってしまいました。それは・・・

私の感想。

かなり笑いました。もう、オープニングからエンディングまで笑う所が満載でおもしろかったです。いや~ あの主人公で、あのヒロイン(?)のツッコミが最高ですね~。 キャラクターが死ぬほど生き生きしていました。

まず、この作品で私が一番気に入った所は男性キャラクターが長少ない話なのにそれほど百合シーンが少なかった所ですかね。(主人公が百合を望んでいるのに・・・ まあ、そこがこの作品のおもしろい所ですがww)普通、女性キャラクターのみがいる作品はシーンや女性同士では絶対にやらないような男性の欲望が入った作品が多かったですが、この作品では(主人公がやる事意外)リアルでありえる事が多かったので、楽しました。

そして、この作品を気に入っている所は主人公のあの鼻血の量ですか・・ なんといいますか・・ 迫力ですか・・・ とにかくすごいです。 すごすぎです。 人間技ではありません。すごい迫力です。本当に人間なのか問いたくなるような量です。っと言うか血液は足りてますか・・・まあ、すごい事は事実です。
私が一番この花血で笑った所は水泳のシーンですかね。生のレバーを食べて・・ww 詳しくはネタバレになるので、言えませんが、おもしろい事は保障します。ふふww 思い出しただけで笑ってしまいます。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品の主人公は一言で説明しますと、「変体」です。はじめは
「あれ? この主人公大丈夫か?」
っと心配する感じで見ていましたが、この作品が進むうちに
「やっぱりこの主人公は変体だよな?」
っと納得する感じになり、最終的には
「うん。 変体だ。」
っと自分で納得します。

けれどこの作品を嫌いにならないでください。その変体がこの作品の一番のおもしろい所でその変体が無くなってしまったら、可憐な女性がたくさんいる超緩やかな女子高の話になってしまいます。ですので、心を変体にしてこの作品を見て下さい。

オープニング

「HANAJI」
初めてこのオープニングを見た時は意味が分かりませんでしたね。主人公があの可愛い金髪の美少女かと思いきやこの作品の主人公はあの大量の意味不明なマネキンでしたなんて・・・ かなり驚きました。
そして、このオープニングはかなり魅力的っと言いますか、頭に侵食されやすい曲でした。カラオケでは歌詞がおもしろい事になっているので、是非カラオケで歌ってみてください。かなりおもしろいですよ。

エンディング

「君に、胸キュン。」
き~み~に む~ねキュン。
ここの所がかなり私は好きです。可愛いです。この作品と少し違いそのギャップがかなり違うので、可愛いです。私はこういう曲も好きですね~。普段はあまり好きではないのですが、この曲は好きです。カラオケでは結構難しいので、あまりカラオケで歌う事をお勧めしませんが、この曲はいい曲です。そして、このエンディングの画像も結構かわいいです。はじめは意味が分からなかったですが、このエンディングは成れて行くとこのエンディングに選ばれた画像の意味が分かっていきます。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 26
ネタバレ

赤緑 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ダメだこいつ、やれやれまたか、の残念系「女」主人公

主人公のダメっぷりとお約束の展開がひたすら続く。それに対して、いろんな角度から様々な形でツッコミが入る。サディスティックなツッコミだけでなく、{netabare}良い子との落差、さりげなく無視、天然で仲間はずれ、作品そのものから虐げられる{/netabare}など。多少不憫なところもあるが、それを上回るダメ人間っぷりに、同情の余地が無い。自業自得である。

こういう構図を味わう作品。分かりやすい笑いどころが無いので、この辺に面白さを感じられないと楽しめないかも知れない。


マイナーな月刊漫画誌連載の漫画が原作。
この漫画誌は、他に『のんのんびより』なども連載されているが、ライトノベルの漫画化作品が大半らしい。
略称は「まりほり」。アニメは2期がある。


お嬢様学校に編入することになった主人公、宮前かなこが、超絶美少女と出会うところから物語が始まる。だが実は、{netabare}主人公は超絶変態百合女で、美少女はドS女装野郎{/netabare}だった。
百合の園といった風情だが、百合好きが求める百合展開はあまり無い。
お嬢様学校の雰囲気は楽しめる。

理不尽ギャグであるが、最も理不尽なのは、主人公がこの女学院にいることである。


キャラ。
これといって好きなキャラがいないのに観続けている稀な作品。
茉莉花の罵りはキレがあって良い。
主人公以外にも変人が何人かいる。それ以外はお嬢様。
私のかなこに対する感情から察するに、どうやら私は鞠也視点で物語を眺めているようだ。


物語以外について。

アニメはシャフト+新房監督。
当時、意識せずに観てたけど、言われてみればいかにもな作り。

OPED。
OPアニメは、曲も相まって、ハイテンションな出来。当時は話題になったらしい。
これも今更だけど、EDアニメはイヌカレーだね。

ラストのおまけは何が面白いんだ?


どうでもいいネタバレ。

{netabare}
初対面で、茉莉花「メス豚」→合ってる。


かなこって、思春期の男子から性的興味の対象として見られてたらしき描写があるが、そういうのには中身は関係ないものか? 少なくとももうちょっと性格が(猫かぶっていて)マイルドに見えたから? それともその後で性格が歪んだから?


夢オチを、キャラを貶めるために使う。それがまりほり。
{/netabare}


《総合評価》

アニメの出来は悪くないが、肝心の物語は分かりやすい面白さがあるとは言えない。
私は最後まで視聴できるので、つまらないとは思わないが、どこが面白いのかを聞かれると少し困る。
どちらかと言うと、キャラで観るタイプのアニメかな。


物語:
普通の面白さを感じにくい。
主人公のウザさに耐えられないとツライ。

作画:
良好。絵柄は好きでも嫌いでもない。

声優:
鞠也、茉莉花の毒舌はイイね。
かなこ役の人は滑舌悪い。
沢城さんがあの声じゃないので落ち着く。
小林さんは私にとってこの鞠也かルカ子のイメージが強い。
まつらいさん、そういえばここでも生徒会長だったっけ。

音楽:
OP曲は、歌詞と歌い方のせいでちょっと電波っぽいが、曲調はアニメっぽくないハイテンションなノリの良い曲。(サイコビリーというジャンルの曲調らしい。)
ED曲、選曲は良いけどあまり好きなカバーじゃないな。
劇伴はパロディー風の曲と「ちゃんかちゃんか」的な曲が印象的。

キャラ:
好きかどうかはともかく、キャラは立っている。
ただ、これといって好きなキャラがいない。私にとってその点で稀有なアニメ。
強いていえば、単純に好きなのは茉莉花。
後はかなこを観察するのがメインになっている。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

想像とは違う内容であったこと自体が先入観を持つなというメッセージに感じた

男性に触れられると蕁麻疹が出るほどの男性恐怖症で、
女性しか好きになれない女子高生・宮前かなこが主人公。
全寮制の女学院附属高校に編入する初日、1年下の祇堂鞠也(しどう まりや)
というその可憐な美少女と出逢うのだが、実は男であることを知ってしまう。
お互いの秘密を握ったまま、かなこと鞠也と、
彼に仕えるメイド・茉莉花(まつりか)は寮の同室で暮らす破目になり・・
波乱に満ちた学生生活が始まる。
あにこれの「あらすじ欄」に書いてある通り、物語はここからスタート。

百合とか女装男子、メイド、お嬢様の寮生活、かわいさの反面の腹黒さや
上品な言葉遣いとは裏腹な性格・・などの設定からは
演出と脚本次第で幾通りもの作品が仕上がりそうだが、
こちらはハイテンションコメディ。
しかも、百合といっても百合シーンがあるわけではなく
女装男子とはいえ、事情があってのことで
それが趣味というのではないらしい。

内容的には、よく耳にする女子校独特の陰湿ないじめや嫉妬、差別、
趣味や人格を全否定するようなギャグが満載。
なので観る人の受け取り方によっては、ものすごく不愉快だろうと思うし
笑いのツボが違う人には、何が面白いのかと置いてけぼりを食らうかもしれない。

物語としても、細切れで完結しながら続いていくタイプなので
最終回に向かって大きな盛り上がりが来るようなこともなく、
起承転結の区別はつきにくい。
でも、気楽に眺める程度に観る分にはいいテンポかも。

客観的に、中立的に観てみるとそういう感想になってしまうのだが
個人的にはとても笑えたし面白かった。
何が面白かったのかといえば、それは主人公・かなこの乙女な妄想や
どんな酷いことをされても、持ち前の切り替えの速さとポジティブ思考で
うまく切り抜け、雰囲気を暗く重くしないところ。
明るさ、というのとは違う気がするが、観ているとこちらも勇気をもらえる。
そして負けない彼女をつい、応援したくなってしまう。

また、かなこが「動」なら、茉莉花は「静」で
その温度差や、登場人物の誰もがどこか変なギャップを持っているので
そんな部分がけっこうツボだった。
あと寮長の、気の抜けた独特な話し方にも中毒性あり。
口調を真似してみたのだが、どうしてもできなかった。
つくづく、沢城みゆきさんのレパートリーの広さに感心してしまった。
ちなみに演劇部の男役女子・石馬 隆顕(いしま りゅうけん)の王子様口調なら得意^^
彼女の凛々しいのにどこかズレてるキャラも、なかなか面白かった!

全体通してみて、いろんな人物たちを思い返してみるに
「外見に騙されるな。先入観を持つな。」というメッセージも
根底にあるような気がした。

ただし・・鼻血を噴き過ぎるのはいささかゲンナリしたし、
かなこの早口なモノローグが圧倒的に多いせいもあり
何話も通しで観ているとさすがに飽きてくるので、
せいぜい1日4話ずつくらいまでにしておくのがオススメ。

なお、後半に登場した男性キャラがけっこう面白かったので、
2期も引き続き視聴してみようと思う。

ちなみにEDがあのYMOの「君に胸キュン」のカヴァーだったのが
なにげに懐かしかった(笑)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 28

85.4 4 男性恐怖症でコメディなアニメランキング4位
女子高生の無駄づかい(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (832)
3314人が棚に入れました
ちょっと残念な女子が集う、さいのたま女子高校を舞台に、とてつもないバカ・田中(通称:バカ)、アニメや漫画を愛するオタク女子・菊池(通称:ヲタ)、いつも無表情でロボットのような少女・鷺宮(通称:ロボ)を中心に、個性豊かで魅力的な仲間たちが、女子高生というキラめきに溢れた青春を無駄に浪費していく抱腹絶倒のJK学園コメディが今、幕を開ける!

声優・キャラクター
赤﨑千夏、戸松遥、豊崎愛生、長縄まりあ、富田美憂、高橋李依、佐藤聡美、M・A・O、興津和幸
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

タイトルなし

あだ名がみんなに浸透しているのが凄い。田中のこれは許せる枠結構言われたら傷つくよな。バカもどうかとは思うけど。
一番笑えたのはショッピングモールのゲーセンで寝そべって動かなくなったシーン。{netabare}掃除のおじさん連れてきて、てこの原理とか爆笑必至。{/netabare}
留年回避の勉強会は大変そうだった。暗記パン食べて生活しているのか。しかも、精力剤でぎんぎんに。

ヲタが腐っているときの目は印象的。一番まともと見せかけて美味しいもの食べるときはうるさいし、そこまでまともな奴ではないような。11話が凄い良かったなあ。{netabare}憧れのPが担任って少しショックもあるけど、夢を再認識できた。まずは膝が曲がる絵を描かないとね。膝が曲がらない呪いは辛い。{/netabare}

おばあちゃん子のロリ可愛い。やさぐれようとしてもメイクをしようとしても失敗して空回り。素のままでいいぞ。

ヤマイは中二病こじらせ中。包帯かぶれが大変。{netabare}顔はめパネルに頭がはまって抜けなくなったままバカと登校するのあほすぎて笑ってしまった。{/netabare}

リリィは男が苦手。もとい触るとぶつぶつが。{netabare}バカは男性ホルモンに溢れているのかゴライアスガエルみたいな感触なのかリリィに蕁麻疹を出させる特殊能力を備えている。{/netabare}まじめのことが好きなのかな。想いは通じてないけど。

まじょはスプラッターとか魔術的なのが好き。そんなに印象に残ってない。

鷺宮まさかの文系かあ。微生物大好きだからどう考えても理系じゃね?結局どの道に進みたいんや。実は文学少女?それとも、文学的に微生物学者?それとも、原作者の中に女性は文系という偏見が?だとしたら酷いですね。考えすぎとは思うけど。

色々と笑わせてもらえた作品だけど、あそびあそばせの上位互換ではないという印象。女子校は男子校と似たようなものだから、さらに暴れてもらいたい。

OP
輪!Moon!dass!cry! 歌 田中望(赤﨑千夏)、菊池茜(戸松遥)、鷺宮しおり(豊崎愛生)
ED
青春のリバーブ 歌 田中望(赤﨑千夏)、菊池茜(戸松遥)、鷺宮しおり(豊崎愛生)
さいのたま女子高等学校 校歌
OPはカレーが食べたくなるBGM。独特すぎる。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
浪費する、青春──。 WEBコミック誌「コミックNewtype」で大人気連載中の学園ガールズコメディが待望のTVアニメ化決定!ちょっと残念な女子が集う、さいのたま女子高校を舞台に、とてつもないバカ・田中(通称:バカ)、アニメや漫画を愛するオタク女子・菊池(通称:ヲタ)、いつも無表情でロボットのような少女・鷺宮(通称:ロボ)を中心に、個性豊かで魅力的な仲間たちが、女子高生というキラめきに溢れた青春を無駄に浪費していく抱腹絶倒のJK学園コメディが今、幕を開ける!


第1話 すごい
かつてとあることをきっかけに何となく疎遠になってしまっていた田中、菊池、鷺宮の三人は、偶然にも同じ高校に進学したことによって再会を果たす。久しぶりに会う旧友を前に、ぎこちなさを隠せない菊池だったが、昔と何一つ変わらない田中と鷺宮のやりとりを見ているうちに、自然とツッコミを入れてしまう。クラス分けでも同じクラスになった三人は、そのまま入学式に出るが、途中から何やら落ち着かない様子の田中。入学式を終えて、教室へと向かう途中で、田中は取り返しのつかない失敗をしてしまったと話し始める。

第2話 まんが
クラス全員にあだ名をつけるという田中の試みによって、菊池はヲタ、鷺宮はロボ、そして田中自身はバカというあだ名が定着したある日の日曜日。ヲタはベッドに寝転びながら、低所得Pの新曲を聞いたり、アニメを観てみたり、漫画を読んでみたりと、週末を満喫していた。バカから暇過ぎるからという理由で、大量に送られてくる自撮り写真を完全に無視して、趣味を謳歌するヲタは、いつか自分も有名になって夢の印税生活をしてやると奮起し、描きかけで止まっていた自らの漫画を描き始める。

第3話 わすれもの
百井咲久は、その可愛らしい見た目から、周囲にいつも小さくて可愛いと言われ続けてきた。自分の容姿にコンプレックスを抱き、グレてやるとまるで尖ったナイフのように生きているのにも関わらず、周囲の反応は変わらない。そしてバカにロリというあだ名をつけられてしまい、事あるごとにあだ名を連呼されることに怒ったロリは、もうバカとは口を聞いてやらないと宣言するが、バカの巧みな誘導によって、つい返事をしてしまう。さらにはバカの嘘にまんまと騙されてしまい、ロリはバカに対して最高の悪口を言うのだが……。

第4話 まじめ
高校受験当日、高熱をはじめあらゆる体調不良によって、志望していた高校に落ちてしまい、さいのたま女子高校に入学することになったマジメこと一奏。辛い3年間が始まると落ち込んでいたマジメだったが、入学式のクラス分けが貼られた掲示板に、ずっと憧れていた鷺宮しおりの名前を見つけ、奇跡が起きたと喜ぶ。しかし、そんな喜びも束の間、中学では一度として崩れなかったロボの表情が、バカによっていとも簡単に崩されてしまったのを見て、衝撃を受けるマジメ。マジメはどうにかロボとお近づきになろうと、バカの観察を始めるのだが……。

第5話 りりぃ
バカたちのクラスに転入生がやってきた。転入生の名前は染谷リリィ。さらさらのロングヘア、ぱっちりとした大きな瞳、瑞々しくぷるんとした唇、扇情的な隆起を描く豊かな胸、きゅっとした細い腰に、すらりとした長い足、そして透き通るような白い肌という、リリィの完璧な美少女ぶりを見て、ヲタは思わず格差社会かと叫んでしまう。リリィはにっこりと微笑んで、自己紹介をするのだが、その内容が好き嫌いのくだりに入ったとき、その可憐な容姿からは想像もつかない斜め上の言葉が次々と飛び出していき……。

6. まじょ
ファミレスで、いつものようにバカのすごい話を聞いていたヲタとロボ。そんな三人に久条琥珀という見知らぬ少女が話しかけてくる。琥珀の話によると、双子の姉である翡翠が、バカたちと同じさいのたま女子高校に通っているのだが、とある事情で数えるほどしか学校に行っていないらしい。このままでは出席日数が足りずに、退学処分になってしまうかもしれない。翡翠にどうにか学校に通ってもらうため、バカたちに翡翠と友達になって欲しいという。話を聞いたバカたちは、快く友達になることを引き受けるのだが……。

7. やまい
屋上の給水タンクの上に座って、人間はもっとプライドを持たなければならないとつぶやくヤマイ。そんなヤマイに話があるから降りてこいと言うワセダだったが、ヤマイはワセダの言葉には屈しないと返す。しかし、ワセダが内緒で饅頭を一つやろうと言うと、あっさりと降りていき、いつものごとく進路指導室へと連れて行かれる。ワセダはヤマイの包帯がいつもに増して多いことを心配していて、いったい何があったんだと問いかけるが、ヤマイは大したことじゃないから案じるなと反論し……。

第8話 みずぎかい
ある夏の昼下がり、ファミレスに集まっていたバカ、ヲタ、ロボの三人。するとバカが、もしかして人生で一度きりの16歳の夏休みを無駄に過ごしている自分たちは、ものすごい贅沢をしているのではないかと話し始め、さらに女子高生が水着で武装すれば無敵じゃないかと語る。このあたりに海はないと返すヲタに、電車に乗ればすぐ海に行けるし、なんだったら海外でもと言うバカ。すかさずそんな金はないとヲタに一刀両断されるバカだったが、都合良く福引きで特賞が当たるなんてこともあるかもしれないと言い、三人は量販店に向かう。

第9話 おしゃれ
ある日、スーパーで買い物を終えたロリは、帰り道で同級生をいじめている小学生たちを見かける。彼らにいじめをやめるように注意をするロリだったが、小学生たちは言うことを聞くようなそぶりもなく、ロリに対してどこの小学校に通っているんだと凄む始末。小学生に間違われたことに憤慨し、自分が高校生であると主張するロリ。しかし、小学生たちはロリの言うことをまるで信じようとしない。高校生ならもっと胸が大きいはずだと言われたロリはショックのあまり、買い物袋を落としてしまい……。

第10話 ろぼ
廊下の掲示板に張り出された2年生に進級したときのコース分け。事前に文系か理系かを選択し、そこには選んだほうが記載されているはずにも関わらず、バカのところには未定と書かれていた。まだ進路希望の紙を提出してなかったのかと聞くヲタに対して、ちゃんと出したはずと答えるバカだったが、そこにワセダが現れ、お前は進路希望を意味を理解していないと、バカを進路指導室へと連れていく。進路指導室から教室に戻り、貴重な休み時間が減ったと喚くバカに呆れるヲタ。そしてふとしたことからバカとヲタの喧嘩が始まってしまい……。

第11話 ゆめ
年末が近づいたある日、机に向かって漫画を描いていたヲタだったが、中々アイディアが浮かばずスランプに陥ってしまう。気分転換をするために、低所得Pの楽曲を聞き始めたヲタは、こんなに素敵な曲をどうやって作っているのか、作っている人はどんな人なのだろうと恋にも似た思いを馳せる。どうにかしてこの熱い思いを届ける方法はないかと考えているうちに、ヲタはかつて歌ってみたをやるために、機材一式を買い揃えていたことを思い出す。一度は難しくて挫折してしまった歌ってみただったが、低所得Pに気持ちを伝えるため、ヲタは再び歌い始める。

第12話 なかま
年明け早々にワセダから、今度の期末で相当頑張らないと留年してしまうことを宣告されたバカ。どうやら1教科でも赤点を取ったら本当に留年してしまうらしい。落ち込むこともなく笑いながら、ワセダから留年するかもしれないと言われたことをヲタやロボに話すバカに対して、ヲタは一つも笑えないと返す。さらにマジョからも占いの結果が良くないことを示していたと言われるが、どこ吹く風のバカ。どうやら以前からとっておきの勉強法を実践しているから、何の心配もないと言うのだが……。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

おバカすぎる女子高生の日常アニメ

とある女子高の個性的すぎる女の子たちのおバカすぎる日常のお話。
毎話のタイトルが、その話のメインキャラのあだ名が特徴になることが多いみたい。
いつのまにか、今期アニメで一番楽しみなのはこれになってました。
最初は面白そうなアニメだなあ、と見始めましたが、最終話まで見て、これはなかなかの良作だと思いました。
OPは妙に耳に残る良曲でしたし、EDもいい曲で良かったです。
ホント2期やってくれないかな。。またバカたちのおバカな日常が見たいです。
最終話まで見てから、あらためて1話を観てみました。冒頭のヲタのアルバムを見るシーンや、バカ、ヲタ、ロボが入学の日に再開するシーンに思わずじわっときました。その後の話も最初観た時よりも面白く見れました。これ、意外と2周目の方が楽しめるかもしれないですよ!
以下、各話のレビューです。

1話「すごい」。{netabare}田中(バカ)メインの話。
すごい女子高生ってなに(-_-;)家族が裸族とか田中アホすぎw
「それでも町は廻っている」の歩鳥を数倍アホにした感じ?
まさに「バカ」って感じ。でもこういうキャラ好きだなあ(*^_^*)
他の登場人物もみんな一癖あって面白い。もちろんワセダもね。{/netabare}
2話「まんが」。{netabare} 今回は菊池(オタ)メインの話かな。
パセリ丼ってどんなん(-_-;)パセリ嫌いにはありえんわ。。
鷺宮(ロボ)の漫画評ズレてる分だけえげつない。。ヒザ曲がらないとか(-_-;)
くすっと笑えるネタはいくつかあったけど、1話に比べてちょっと落ち着いたかな。
一番笑ったのは、山本(ヤマイ)とワセダの絡みかなあ。ヤマイ回が楽しみになりました♡{/netabare}
3話「わすれもの」。{netabare} 今回は百井(ロリ)の話かな。
バカは相変わらず、すごいを連発。心臓を守るために胸毛必要って(-_-;)
ロボは相変わらずマイペース。この2人を足して割れば良くなる・・わけないか(・_・;)
ロリ今でもサンタさん来ると思ってるんだね(*^_^*)かわいいなロリ。
はじめてのおつかいみたい。。気持ちも行動も見た目も小学生なんだね。
でも買い物でお金が足りなくてお肉よりもお菓子を選ぶとか、小学生というか幼児レベルだよ。。
バカ、床に寝て張り付いて離れないとかバカというか幼児レベルでしょ(-_-;)
バカって相手かまわず誰にでもバカみたいに接するんだね。お前も幼児か!と言いたい。。
今回はロリ回に合わせたのか、幼児っぽいギャグが多かったかも。。{/netabare}
4話「まじめ」。{netabare}今回は一(マジメ)の話だね。というかタイトルまんまだし。
バカ、いつも同じようなすごい会話してんのね。これ毎話冒頭のテンプレなのかな。
ロボに対して密かに憧れてるマジメ。何か勘違いしてるような。。
バカはポッキー口で大量に咥えたり、友達のジュースに細工するとかやってることが子供すぎ。
ロボと仲良くなりたくて、バカ観察ノートをつけてるマジメ。
でもバカが文字を見ると眠くなってノート読まれなくて良かったね。
ハゲカツラかぶって登校する女子高生いたら面白い超えて変人だわwでも笑った(^O^)
あと学校に培養してる菌が入ったシャーレを持ち込んでるロボはやっぱり変人だと思った。。{/netabare}
5話「りりぃ」。{netabare}今回のすごい話なんだろと思ってたら・・バカらしいなー(-_-)ロボは無駄に知識すごいし。
今回は・・ん?転校生の話なの?変化球きたな。女の子とオスって露骨すぎ(-_-)
そんなリリィにお菓子食べながらだいぶ変わってる奴だなと面と言えるバカもだいぶ変わってると思うよ(^O^)
リリィはバカが苦手なんだね。でワセダに訴えて席替えしてもらうリリィ。
リリィのキャラってヤな感じだけど、バカたちにいじられ役になると面白くなるかも。
何か今回はメイン話よりも、ロボがさりげなく実験やハンダ付やってたり、ヤマイが木に登ってたりしたとこはくすっと笑えたかな。ED後のヤマイとワセダの面談もね♪{/netabare}
6話「まじょ」。{netabare}3年ものの食パンって中学の頃から保存してたのかよwキモすぎでしょ(-_-)
あれ?また新キャラ?今回はどうやら翡翠(マジョ)の話。不登校の子なのかな?
というか、ホルマリンの瓶が並んでる部屋って(+_+)
バカの誰でも平気に会話できるとこはいいとこだね。おかげでマジョはバカたちと友達になれて。
わかってくれる人だけ大事にすればいい・・ロボいいこと言うね。
恋愛映画を観るマジョ姉妹とロリ。三者三様の感想が面白い(^O^)
ヤマイって高いとこが好きなんだね。木とか下駄箱の上とかw
マジョがロリをほのぼの映画に誘うけど・・(゜o゜){/netabare}
7話「やまい」。{netabare}オタの挙動からパンツの話を思いつくバカってすごいな。
今回は私待望のヤマイの話。まずは安定のワセダとの絡みから。
まんじゅう1つで陥落するヤマイの信念。。肌弱いのに包帯巻いてあせも誘発ってバカだ(-_-)
ダイオウグソクムシ娘のぬいぐるみ・・キモかわいいから意外と人気でるかも。私はいらないけど。
マジョ妹の部屋も真実の口のレプリカ飾ってるとかなかなか。ガスマスク持ってるマジョには負けるけど。
カラコンすると充血はあるあるだよね。目には良くないけど。
マジョのガスマスクをメ○カリで入手して学校に持ってきてかぶるヤマイ。
マジョからガスマスクの由来を聞いて引くヤマイ。マジョの話はヤマイと違ってガチ話だからね。
とここまではいつもの感じだったけど・・!
ははは(^○^)なにこのヤマイ鹿とバカコアラ!おかしすぎる。。お茶飲んでたら絶対噴きだしてたわ!
しかも首が抜けなくなってそのまま2人で学校に行くとか、ワセダが一緒に記念撮影するとかもうね。。
バカの一本締めとか、さいのたま校歌とかも面白かった。{/netabare}
8話「みずぎかい」。{netabare} ヲタ意外とスタイル良くてびっくり。
今回はサービス回なのかな?というかずいぶんストレートなタイトルだな(-_-)
ロリが忘れたスマホを取りに夜の学校に行くけど、なぜかみんな学校にいるしw
あれ?屋上のプールあんなに汚かったのに綺麗になってるし。バカたちが掃除したの?
で急に雨が降って濡れるみんな。あーここでマジメの濡れるのが好きネタが来るとはうまいなあ。
なんで学校に水着が置いてるのか知らないけど、水着に着替えるみんな。
マジメもスタイルいいんだね。バカが胸大きかったのは意外だった。
ヤマイは相変わらず高いとこが好きなんだね。
翌日、バカがまたプールに行ってみると・・ってえーーっ!そういうオチ!?だから話が出来すぎてたのか。
結局ヲタ以外のスタイルはバカの妄想だったってことね(-_-;){/netabare}
9話「おしゃれ」。{netabare}んー。今回もある意味サービス回なのかな?
ロリのまゆげボーンは笑った。なぜそうなる(-_-)しかも鉛筆で書いてるとか。。
着せ替えロリ人形可愛いかった(*^_^*)
なるほど。百合=Lilyなんだ。今頃気づいた。。
今回はあまり笑えるところが少なかったけど、かわいい子とか百合好きの人は面白かったのかな。{/netabare}
10話「ろぼ」。{netabare} なんでロボくち動かしてんの?動画ミス?と思ったらガタンゴトンて(-.-)
今回はロボの話。そういえばまだやってなかったんだね。
ぷちぷちとか鉛筆けずりとか糸通しとかで、はあっ♡となるバカ。バカらしくない声色出して笑った。
そんなバカたちをうまくとりなすロボってすごい。
そんなロボがバカとヲタと一緒の高校を選ぶくだりはちょっとじわっときた。
ヲタが大好きな低所得Pってワセダだったんだね。それヲタが知ったらどうなるんだろ。{/netabare}
11話「ゆめ」。{netabare}ワセダの話から始まったけど、今回のメインなのかな?
ヲタが憧れてやまない低所得P。ボカロPの即売会に出店したワセダ。そこにヲタが逢いに向かって。。
今日のヲタかわいいな。そして変装?したワセダに自分の想いを打ち明けるヲタ。
そして、ワセダもヲタを追いかけて、自分が低所得Pだと打ち明ける。。ショックを受けるヲタ。
でも・・あらためて自分が低所得Pが好きで憧れてる気持ちを再確認して自分も漫画家を目指そうとするヲタ。
なんだろう。。美容院のおじさんとか、即売会のぴーなっつおじさんの難解例えとか笑える要素はあったけど、今回の話はじわっときてちょっとうるっときてしまいました。。{/netabare}
12話「なかま」。{netabare}あれ?今回はすごいアバンないの?
タイトルからして、今回が最終話なのかな・・・ちょっと寂しいな。
こたつでみかん食べながらのゆるーい会話いいね。
バカがワセダに次の試験で赤点とると留年だと告げられて(゜o゜)
ヲタやマジメが勉強を教えてあげることになるけど、バカのマジボケがバカらしくて笑った。
勉強が嫌になって学校をサボってなぜか養豚場でバイトしてるバカ。でもなぜ養豚場?
ブタがそれぞれ各キャラの声でブヒブヒ鳴いてるし。
その中でヲタとロボとのイイ話が展開するけどブタの声がうるさくてイイ話がぶち壊しw
そして年度が変わり、2年になったみんな。またワセダが担任なんだ。あれ?でも・・
バカがロボだと思って話しかけてる人はよく見ると良く似た別人だし、ヤマイは異世界だと騒ぐし(-_-;)
ワセダがおじいちゃん先生になってたとこは笑った。。でもあの席よく空いてたな。
と思ったらロッカーからピンク髪の子が出てくるし(゜o゜)
謎の新キャラ?こ、これは2期の伏線・・・じゃないよね(・_・;)
ラストはいつものバカのすごい話で締めくくり。。あーもうこれで終わりなんだよねー・・・{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 37
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「キャラを丁寧に描き、シナジー効果で威力を倍増」→日常系コメディの鉄則を体現した優秀作

【レビューNo.24】(初回登録:2023/1/28)
コミック原作の2019年作品。全12話。
「【レビューNo.4】『4人はそれぞれウソをつく』」のレビューで本作に触れたので、ちゃんと
レビューしておこうと。

(ストーリー)
バカ・ヲタ・ロボ(あだ名)は幼馴染であったが、いつの間にか疎遠になっていた。
そんな3人は女子高で再会を果たす。しかしここには他にも個性あふれる面子がそろっていて・・・
再びつるむことになった3人を中心に、いろいろと残念な女子高生たちが「無駄づかい」の日々を
過ごしていく。

(評 価)
・「日常系コメディは『キャラが命』」をしっかり理解している
 日常系コメディでは際立った設定や仕掛けがないため、彼女たちの会話劇が作品の中心となります。
 だからこそ登場人物たちがしっかり「キャラ立ち」しているかが、作品の「生命線」となります。
 この作品は本当にそこを理解しているなっと。主要キャラ3人は
  ・バカ:説明不要
  ・ヲタ:{netabare}漫画家志望でBLが大好きなヲタク{/netabare}
  ・ロボ:{netabare}いつも無表情で感情表現が乏しい{/netabare}
 この「あだ名」が秀逸な仕掛けで、このあだ名だけでそれぞれがどんなキャラなのかが大体わかる
 ようになっています。サブキャラも
  {netabare}・ロリ、ヤマイ(厨ニ病)、マジメ、マジョ、りりィ(本名だが百合女子を暗示){/netabare}
 とバラエティ豊かにしっかりとキャラ付けされています。
 皆かわいい(除くバカ?)のに「残念女子」です。でも「残念さ」の『さじ加減』がまた絶妙です。
 個性を強調するあまり過剰な設定をする作品も多いですが、この作品は全体調和を考慮し程よくバラ
 ンスが取れています。バカが暴走して多少はみ出すところもありますが、ヲタやロボがきちんとフォ
 ローするので作品としてしっかり収まるよう構成されています。

・10×10=100 シナジー効果で威力倍増
 ストーリーとしては、序盤は主要キャラ3人が各サブキャラと絡み、サブキャラを視聴者に印象付け
 ながら各々の魅力を引き出していきます。その過程が丁寧で好感が持てます。キャラが増えていくと
 「主要キャラ×サブキャラ×サブキャラ」「サブキャラ×サブキャラ」
 との掛け合いになっていきますが、誰かの個性のボケに対し誰かの個性できちんと受け止め、投げっ
 ぱなしで終わらせない。ギャグ展開の基本ですが、これができていない作品が意外と多いです。
 (特に受けが雑な作品が多い)
 だからそこにシナジー効果が生まれ、「このキャラとこのキャラでこういう面白さに発展するのか」
 というエピソード展開が可能となります。「10+10=20」でなく「10×10=100」となる仕掛けです。
 それも序盤で視聴者にキャラに対する愛着がわくよう、丁寧にキャラを印象付けているからです。
 「キャラを大事に扱いそして育てていく」基本的なことですが、それをしっかり実行しています。
 あと生徒間だけでなく、担任(ワセダ)等の個性ある教員も登場して、エピソードに幅が出るような
 工夫がなされています。

・意外な終盤展開
 本作は彼女たちの「無駄づかい」の日々を描いていきます。4コマ漫画原作らしい小気味いいテンポ
 で日常コメディが展開されていきますが、
 {netabare}
 11話で「ワセダ×ヲタ」でヲタの成長物語を、最終話で「バカ×ヲタ・ロボ」の友情物語が描かれて
 います。最終話でのヲタのセリフ
 {netabare} 
 「あいつ(バカ)とつるんでいるのは、もしかしたら自分より下がいるっていう安心感を得たいから
  なんじゃないかって」→そして彼女は何を思うのか・・・{/netabare}{/netabare}

 これらもこれまでの日常系コメディからの積み重ねがあればこそ活きる展開です。
 でも最後はこの作品らしい締めで、きちんとコメディ作品として終わらせてくれます。

「【レビューNo.22】『月刊少女野崎くん』」でもレビューしたように
 ・王道パターンを丁寧かつ全力でやる。
 ・サブキャラも丁寧かつ魅力的に描き、キャラを育てていく。
 ・それをテンポや演出等で効果的にアニメとして面白く魅せる。
本作品もその基本を忠実に守り、しっかりとした面白さがある作品に仕上がっています。
特にこの作品はキャラが育ってきてこそ、その本領を発揮します。
だから序盤はバカのイラっとくる言動やスポットの当たるキャラの好き嫌いにより、イマイチという
感想を持つかもしれませんが、5話ぐらいまで温かい目で見守ってやってください。中盤以降期待に
応えてくれると思います。

OPは歌詞も曲もイミフな魔訶不思議な感じで、それに中毒性を感じる人も多いようですね。
EDはキャラソンで「青春のリバーブ」→「残響」という意味らしいのですがさてさて・・・

(追 伸)
この作品を観ていただければ「【レビューNo.4】『4人はそれぞれウソをつく』」のレビューで少し
辛口めいた感じだった理由が分かると思います。あの作品はあの作品なりの良さはあるんですが。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12
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