2022年度の眼帯おすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2022年度の眼帯成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月01日の時点で一番の2022年度の眼帯おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.7 1 2022年度の眼帯アニメランキング1位
デート・ア・ライブIV(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (125)
477人が棚に入れました
「空間震」という未曾有の災害を伴い、隣界より顕現する少女たち――精霊。災厄とまで呼ばれるほど圧倒的な能力を有した彼女たちに対して、人類は対処に追われ続けていた。精霊に対抗するに当たり、人類に可能な手段は、武力をもって精霊を殲滅する、もしくは――「デートして、デレさせる」!デレて好感度MAXに達した精霊とキスをすることで、彼女たちの霊力を封印し、己の力にも転換できる――そんな異能の力を持った五河士道。精霊たちを闘争のスパイラルへと巻き込む元凶となっている強大すぎる霊力を抑え、ときに彼女たちを守るためその力を行使することで、士道は夜刀神十香を始めとした精霊たちを次々と救っていった。人類の前に初めて精霊が出現して数十年。人類と精霊の関係性や対処法も人知れず変容していた……士道に救われた数々の精霊たちと、まだ見ぬ精霊たち。そして、士道を含む<ラタトスク>とは異なる手段を以て、精霊たちと対峙する者たち。つかの間の静寂を破り……士道たちの戦争<デート>が、また始まる――

声優・キャラクター
島﨑信長、井上麻里奈、富樫美鈴、竹達彩奈、野水伊織、真田アサミ、内田真礼、ブリドカットセーラ恵美、茅原実里、真野あゆみ
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

評価持ち越し

9話までの感想{netabare}
原作未読。
3期がアレだったので、今作作画がガラっと変わり気合が入ってる感じだったので「これは期待できるか?」と1話の頃は思ったんだけど、2話から早くも黄色信号。
漫画を描くシーンがなんか変…アナログなの?ってのは目を瞑るとしても、スクリーントーン貼ってあるのにペン入れって何ぞ?
更に畳み掛けるように3話、売り子がコスプレしたところで客寄せ効果は期待できないと思うのだが(そもそも衣装は七罪の力で…)…はアイドルの美久が来たってことで目を瞑るとして──
手に持ったプラカードが「最後尾」としか書かれてない…これじゃどこのサークルだか分からんって。
アニメーターがここら辺知らないことは無いハズ、つまりは手を抜いてる…というよりは手が回らなかった?
そりゃ飛び入りでサークル参加できるのか?とか印刷どうなってるん?とか、そもそも売り上げ勝負で決着の瞬間が完売って、部数合わせたの?とか、細部がかなり大雑把。
「細かい所は気にしないでちょ」ってノリの作品ってことだろうか…まぁデートアライブっぽいといえばそうなんだけど、なまじ作画を頑張ってるせいかアラが目立つ。
あ、あれ?3期の作りは正しかったのか!?(そんなことはない)

というか全体的に、遊びというかゆとりというか…そういうのが無くて演出が機械的、硬い。
一例としては7話、口説き文句の選択肢にギャンブル性が織り込まれてることを知り、琴里が「誰かマリアの演算機能を使って競馬の予想とかしてないでしょうね」と言うと、即座に「ちょちょーん」って効果音が鳴って即座に琴里がため息。
いや、そこはギクっとしたりしらばっくれて目を泳がすなり、口笛吹くクルーを映さんのかい?と。
「ちょちょーん」の効果音で意図は分かるが、余りにも時間が短すぎ。
こんな感じで、技法としては間違ってはいないが視聴者の感情を置き去りに感じることが多々ある。
原作未読だが原作のあらすじを淡々となぞってるだけで、キャラも脚本通りに動かされてるだけで生きてる感じがしない。
作画はキッチリしてるがノルマをこなすこと優先で視聴者を楽しませようという意思が弱い。
OPにナレが無いのもそう感じさせるのに一役買ってる…と思うんだけど、これが「今風」なのかねぇ?
なにより9話まで見て、今んとこ折紙の奇行が無い!


但し、原作のあらすじ紹介的な作りが全部悪いって訳でもない…かも?

この作品は「時間遡行して過去を改変しても、世界が分岐するんじゃなくて歴史が上書きされる」という設定っぽい。
これに関しては誰かが証明した訳じゃないし作者がそう言ってるならそうなんだろうと納得するしかない。
ただ、これだと主要キャラが記憶違いを起こして面倒にならないか?と思ってたら3話、折紙に呼ばれたASTメンバーを前に「オレが歴史を改変する前の世界のことは覚えてないんだな」「私達精霊は四道と霊力のパスが繋がってるから前の世界の記憶がある」とのこと。
あれ?3期と微妙に設定違ってない?
「狂三のユッドベートを受けた者だけがリーディングシュタイナー出来る」だったと思うのだが…ま、まぁシリーズ跨ぐ際設定の見直しがされる例は無い訳ではないし、いいか。
とはいえ、これはこれで今度は折紙が矛盾を起こさない?
と思ってたら7話で出ちゃったよw
みんなが六喰に士道の記憶に鍵をかけられ、「改変後世界・融合前(融合したと私が勝手に思ってただけだが)の折紙の人格」にはその術式が施されてないとして助っ人として登場w
う、う~ん、これが通用するなら他の精霊にも同じことが起きる気がするんだが…全く同じ歴史を歩まない限り、非常に似ていてもどこか違う人格が形成されると思うんだ。
しかも改変後折紙は改変前折紙と記憶を共有してるらしい、士道と十香の馴れ初めを知ってるみたいだし。
なんかシックリ来ないというか強引というか、やっぱり時間遡行して過去干渉したら世界が分岐する設定の方が良かったのではなかろうか。
それとも狂三か?狂三やファントム関係でこういう宇宙法則でないといけない事情があったりする?伏線なのか?

というか、「士道だけが知っていて他は知らない」ってネタは3期でもやった訳で、更に言えば5話の御伽噺に閉じ込められるネタは七罪攻略パートの時にやっとくべきだったと思う。
そもそもは六喰を助けるために新生フラクシナスで出発する直前、エリオットに会うためにエレンに内緒でラタトスク基地へ先陣切って侵入したウェストコットと鉢合わせした時にかけられた術で、なんでこんな回りくどい術を?というのは気になる。
これも伏線なのか?
そして術から抜けたらウェストコットやエリオットのことなんか一切気にすることなく六喰に向けてフラクシナス発進…いや、気にかけようよ。

──と、こんな突っ込みを入れられる程度には内容(あらすじ)を理解し易い。
「キャラのお遊びを入れる」と「キッチリ設定を紹介する」の両立は難しいってことなんだろうか。
まぁここから先、原作未読には理解できんよって展開になるのかも知れないが…狂三が絡んできたらややこしい話になりそうな予感がしてならないんだよねー。


それはそうとアルテミシアが同期放送“ブラックロックシューター”のシャーロットと印象が被る。
よくあるタイプだしどっちも既存作のオマージュ色の強い作品なので仕方無いんだけど、被っちゃったかぁw
お陰でサクっと覚えられた訳だけど、元から居るエレンの他にアルテミシアやニベルコル追加でDEM側もキャラが増えちゃって…キャラ動かすのに手一杯で遊ばせる暇がない方向により一層進んじゃいそう。{/netabare}

総評{netabare}
話が途中のまま「続く」となって4期は終了。
もうちょいキリのいい所で区切って欲しかったトコロだけど…まぁいいか、5期やるのは確定なんだし。
ということで4期の評価は保留ってことになるかなぁ?
細かい部分の評価としては「9話までの感想」で書いたのと同様、あらすじを追うのに手一杯でキャラの遊びが少なかった様に感じる。

とはいえ5期にはちょっと期待してたり。
正直1~3期はあまり真面目に見てなかった。
どうせ謎に興味を持つ=疑問に思ったところで、それが明かされる前にアニメは終了or作者が答えを考えてないだろうということで3期までは考察する気が起きなかったんだよねぇ。
実際、3期はまだしも1&2期はあんまり後先考えてなさそうな無責任な展開が多かった様に感じる。
しかも4期では1話で「偶然道に倒れてる女の子を助けたら偶然精霊でした。そんな偶然ある?」という台詞が飛び出す始末。
「修学旅行先で偶然精霊がケンカしてて、偶然勝敗が着かずに困ってた。そんな偶然ある?」と2期のヤマイ姉妹エピソードにセルフ突っ込み入れてると感じたのは私だけだろうか。
1・2期の頃のノリとの決別・4期はそこら辺テキトーに考えてはいませんよという意思表示なのかも?
ついでに言えば、3期最終回がBDのボーナストラック的な単発ギャグ回(士道に溜まった精霊ぢからが暴走する話)だったのだけど、4期はその続きからスタートというのも興味深い。
ちゃんと作者が考えて書いてるのなら、施された謎に付き合ってもいいかなぁ、と。

そうそう、それと何気に嬉しかったポイント。
1期を見た頃は「精霊を封印していくのが目的」という設定から、パワーアップさせるんじゃなくてパワーダウンさせていくのは珍しいかも?と思い、どんな展開が待ってるのか期待した事があったんだ。
実際1期では封印後の十香は充分な力が発現できず、学校の制服と霊装の合の子姿になったりと、そこら辺を匂わす表現があったハズ。
けど2期3期と進むウチにそっち方向=封印によって力の行使に制限がかかる描写は無くなっていって(ってか気合でどうとでもなる感じになっちゃって)、私もすっかりその頃の気持ちを忘れてたんだけど──
4期最終回で「第六の弾ヴァブが使えないのはてっきり琴里と戦った時に破壊されたせいだと思ったら、封印されてたせいでした」って展開が、き、来たー!
おお、作者覚えてたんだ、これは素直に嬉しい。
視聴者(私だけかも知れんが)がかつて期待したトリック?を、ここで披露してくれましたかー。
ただ、ヴァブとユッドベートの違いが分からん、精神だけ飛ばすのと肉体ごと飛ばすの違い?

あと、えーっとこれはなんて言うんだ?現象の名称を知らないのでシュタゲを例にするけど──
Dメールを飛ばしたオカリンは、ロト6買ってみろと言ったことになってるがその記憶は無い、ダルの代わりにゲーム大会に出場したことになってるがその記憶は無い、ルカ子が女だと知ってたハズだがその記憶は無い。
周囲から見れば突如酷い物忘れをしたと映る訳だけど、翻ってこっちの作品にも同じ現象が起きてる。
3期のユッドベート関係によって。
で、士道はともかくとして、分身を飛ばして情報収集に努めてた狂三がそんな“物忘れ”を甘んじて受け入れるのかな?
というか分身体も時期が来たら全員まるっと物忘れを起こすのか?それとも本体一人だけ?
そこんトコ4期で触れてくれたらいいなぁと思ってたら、4期最終回でベラベラ解説してくれた眼帯狂三が…衣装からして5年前狂三か!?
もっと厳密には5年前の改変から現在まで今の世界線を過ごした狂三ってことじゃないかな、ってかそうじゃないと「誰コイツ?」になるしw
融合?合流?しないことで“物忘れ”をしない様にしたということだろうか。
これは作者が頑張って考えてるってことでいいのかな?
まぁそれならそれで5年前から現在まで眼帯狂三は何やってたん?ってことになるけどね。

もっと言えば、折紙が士道に執着する理由は現在明かされてる分だけではユッドベートで飛ばされた士道と5年前に接触したから。
けどユッドベートを使う前の「1周目」となる1期1話の段階で、士道は折紙とは初対面の認識なのに折紙はずっと前から知ってた素振りで、この説明はまだされていない。
難しく考えなきゃ1周目よりも前の周回があったと推測するのが妥当だと思うけど…作者ちゃんと考えてるよね?
それにはシゲンの精霊が関与してた…ってことなら5期の範囲で風呂敷畳めそうな気がする。
ってか1周目で折紙の両親殺したのは誰なのかもよく分からん、結局シゲン(ファントム)ってことでいいのか?
折紙目線だとイフリート(琴里)→ファントム→自分、と犯人が移って、最後は「そもそも殺されてません」に書き換えられた訳だけど…。
ってかシゲン=ファントム=レイネと単純にイコールで結んで良いのかどうかも怪しい。

で、ここまで来ると考察というより妄想の域になるけど、ひょっとしてレイネには死別した想い人が居て、それがシンって名前で、転生もしくは転生用の器が士道だったりして?
ものすごくベタに考えるとね。
実妹のマナも特別な才を持つとするならシンとの忘れ形見って線もあり得たけど、それにしちゃマナの扱いはぞんざい過ぎる気がする。


──と、ここら辺の“謎”に対してのタネ明かしを5期でやってくれたら嬉しいなぁ~、と。
ウェストコットとのイザコザも含まれるだろうから、5期内には収まりきらない?
そこまで気にするなら原作読めと言われそうだけど、いやアニメで見たいんじゃい!ってことで。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

始めて面白いと思った

{netabare}
1~3期はそのクールでワーストレベルで楽しめてなかったし、今回も同じ感じだろうなと思ってたけど、なぜか面白かった。
やはり、作画の影響?
古臭いハーレムのイメージを古臭い作画、キャラデザが後押ししてたのが1~3期で、4期ではそこが改善されたから?
割とやってることは変わらない気がするがなぜか普通に楽しめて困惑。
けど、4期はラノベのクソ寒いきつめのノリ(露骨なハーレム)も少なくなっていた気はする。

話としては序盤はいつも通りまたハーレムを増やすパート。
二亜編は、デートアライブでは珍しく二亜はあまり敵意がなかったので普通の日常(?)コメディアニメ感が強くて、同人誌対決の話とかはこのアニメでは結構新鮮味があった。
二亜は二次元しか興味ないというほぼ詰みな状況を、かなり滅茶苦茶な策で打破しようとするのも、ぶっ飛び具合が良かった。
六喰の話はその点では結構いつも通りな印象だが、絵本の世界に飛ばされてみたいな話は何とも意味不明で面白かったと思う。
4期は戦闘よりもコメディ寄りの話が多くて、そこが良かった印象かな。キャラ同士の絡みもかなり多かったし、キャラデザが良くなったこともあって、その部分を今までよりも楽しめたのかな。

ここまでも面白かったとはいえ、まあまあぐらいだったが、最後の狂三の話は特に良くて評価が上がった。
まず、一番良い点としては、本筋の話が大きく動いたことかな。
このアニメ4期までやってるけど、ここに至るまで特に本筋の進展がなくグダグダとずっと仲間を増やしてハーレムをやっていただけ。
狂三に関してもそう。確か一期?で出てきたはいいものの、主人公の仲間に加えることができず、そのまま特に何もなくずっと引っ張られてきたという。

今回のラストパートはそんな狂三の目的が明かされ、尚且つ世界観や精霊についての謎も明かされ...と話がとにかく大きく進んだ印象がある。
何より精霊の根幹にかかわる部分、1期の1話からの謎がだんだんと分かってきて物語が終盤に向けて加速した感。
それでいてそのメインの設定もいい風にどんでん返しが効いていていいと思えた。令音が何したいのかは正直全く現段階では分からないけど。

狂三みたいなダークヒーロー(?)系キャラは好き。
ちょっとまどマギ感あるなとは思ったけど、小説は同時期ぐらいっぽいし偶然か()
最後結局5期に続く形で中途半端に終わったけど、主人公の決意だけでも十分見た価値はあったかなと。
5期はかなり楽しみになった。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆7
この糞つまらんアニメ何で四期まで見てるんだろ。
作画というかキャラデザいいじゃん。お兄様。
はーさっむ。出た、この選択肢の面白くない流れ。
けどなんか昔の奴より寒さがマシになってる気がする。
オタクに服屋はまずい。いや、調べろや。あ、詰んだ。
このアニメ記憶じゃクソつまらなかったはずなんだが、意外にも面白かった。EDいいな。

2話 ☆7
そりゃきれるわなw ゲームで惚れさせるのか。考えたなw
このアニメ変な精霊設定いらなかったのでは。
何故かわからんけど4期楽しめてるわ。

3話 ☆7
さくらじゃねーか。どうせ落ちるんだろ。何故暴走したし。
まあ精霊は元人間オチだわな。

4話 ☆6
謎技術すぎるwあるある設定。
正直能力封印させてくれなんて言われても安全保障されないしな。
急に出てくる黒幕(?)
そこから生まれたのがラタトスクの平和的な方針なのね。
前回の強キャラか。

5話 ☆6
いつものクソみたいなノリ戻ってきた?
まるで何もなかったよ・う・に!好き
桃太郎はわかるけど、銃のやつ何もんだよ。オリジナルw
シンデレラならなぜ変装解けた。何そのマッチ売りの火の特殊能力。
裸の王様かw

6話 ☆6
3期初めて寒いノリ来た。もう半分落ちてるじゃん。

7話 ☆4
謎の百合。
まあハーレムを普通肯定はしないわな。
あまり面白くない展開だ。これほぼかぐやのときと同じ展開じゃん。
あ、デートアライブの寒いノリだ。
いつものデートアライブがここにきて戻ってきた。

8話 ☆6
寒くはないけど面白くはないな。CGか。話が軽すぎるな。
家族の話をこの作品で主人公がやってもあまり説得力がな。
ほんとデザが良くなったな。

9話 ☆7
複製体とか狂三かよ。
人殺しまくってるのに償いして普通の生活って。
くすぐりプレイエロすぎる。殺されると分かってて惚れるのか。
実質かぐや様。
やっぱキャラデザよくなった影響なのかな、なんか普通に面白い。

10話 ☆6
ほんと意味不明な展開が多いな。
大人琴里がエロいだけで特に何もない。
茶番だけどこれもう茶番を開き直るような作品だしなぁ。

11話 ☆9
やばいもん入ってそう ホワイトデーに渡せ。
けどこいつ人殺しまくってるから何やっても共感出来ないんだよね。
いや、良かったわ。
ただ、人殺しまくってた理由は謎だが。
リセットできるならいいだろ理論か?
これ令音? まどマギ感あるなw

12話 ☆9
これ3期まではずっとそのクール内でワーストぐらいに思って見てたのに何故か4期は面白かったな。まどマギかな? 体で買おう。草。
なんかシュールだなw 実質まどマギ。知ってた。先生はやはり黒幕。
ん? 5期に続く?

曲評価(好み)
OP「OveR」☆8
ED「S.O.S.」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

いよいよ狂三編が始動します!

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期~第3期と、「劇場版デート・ア・ライブ 万由里ジャッジメント」そして、OVAである「デート・ア・バレット」は視聴済です。

「デート・ア・バレット」は、この第4期を視聴してレビューを書こうとwikiをチラ見した際に知った作品で、視聴したのは、つい先ほどなんですけどね^^;

この作品を視聴するまで、五河士道の正妻は夜刀神十香しかいないとばかり思っていましたが、この作品と「デート・ア・バレット」の視聴を経て、正妻はもう狂三で良いんじゃね…と思い始めています^^;

そのくらい、狂三の評価を押し上げるには十分すぎる内容だったと思います。
もちろん、ただで正妻の座を明け渡すほど、おやさしい十香では無いと思いますけれど…

そう言えば、公式サイトに第5期制作の決定に合わせて、キャストからのコメントが掲載されていました。
もちろん、狂三を演じている真田アサミさんからのコメントもありましたよ。

以下にコメントを掲載させていただきます。
「ついに、ここまで来たか…!!という思いです。
皆さんの応援がなければ、狂三さんはただの謎の人だったかもしれません(笑)
本当に嬉しいです。
ありがとうございます!

4期ラストのシーンから、物語はいよいよ(ずっとクライマックス感ありますが)核心にせまっていきます。
どうぞお楽しみに!!

だそうです。
そっか…狂三さんはただの謎の人だったかー(笑)


『空間震』という未曾有の災害を伴い、隣界より顕現する少女たち―― 精霊。
災厄とまで呼ばれるほど圧倒的な能力を有した彼女たちに対して、人類は対処に追われ続けていた。
精霊に対抗するに当たり、人類に可能な手段は、武力をもって精霊を殲滅する、もしくは――

『デートして、デレさせる』!

デレて好感度MAXに達した精霊とキスをすることで、
彼女たちの霊力を封印し、己の力にも転換できる――

そんな異能の力を持った五河士道。
精霊たちを闘争のスパイラルへと巻き込む元凶となっている強大すぎる霊力を抑え、
ときに彼女たちを守るためその力を行使することで、
士道は夜刀神十香を始めとした精霊たちを次々と救っていく。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

さあ、いよいよ本編でも狂三編が始まりましたね。
「デート・ア・バレット」のレビューでも記載しましたが、キャラデザが丁寧でとても綺麗なのが、キャラの魅力を更に引き立てていたのは、とても好印象でした。

アニメーション制作は、OVAの「デート・ア・バレット」からギークトイズさんが担当してくれています。
精霊としての見慣れた狂三も悪くありませんが、制服姿の狂三もなかなか…いえ、かなり良きでしたよ。
個人的には第5期のアニメーション制作もギークトイズさんが対応してくれると嬉しいです。

これまでの実績は決して多くはありませんが、実績が全てなんて微塵も思っていませんので。
いかに作品に寄り添って感情移入できるキャラに醸成できるか、常に先が勝負の舞台だと思っているので。

何時の間にやら士道の周りには9人もの精霊が集まってきました。
狂三を入れると10人になりますが、まだ狂三はそっち側の世界には踏み込んでいませんので…^^

この精霊の中で、スピンオフ作品の主人公になっているのが鳶一折紙と時崎狂三の2名です。
なるほど、どちらも個性的なのが特徴ですね。

原作の本編は全22巻で終了しており、現在は短編が11巻まで発刊されているそうです。
現在進行形のスピンオフの主人公も時崎狂三なんだそうです。
改めて彼女の人気の高さを認識した気がします。

そんな狂三を演じているのは真田アサミさんなんですけど、wikiをチラ見していたら嬉しいサプライズがありました。

私のお気に入りの棚で序列20位の『魔法少女リリカルなのは』シリーズ。
その中でもA'sから登場している私の大のお気に入りの「紅の鉄騎 鉄槌の騎士ヴィータ」を演じているのも真田アサミさんだったんです。

既にご存じの方も多いと思います。
私がなのはシリーズを視聴したのはアニメにハマった初期の頃で、その頃は声優さんのことは全くと言って良いほど無知だったので…
今は繋がりを知れたことが嬉しいですけど。

オープニングテーマは、とみたんによる「OveR」
エンディングテーマは、sweet ARMSさんによる「S.O.S」
「OveR」は「アサルトリリィ Last Bullet」のコラボイベントでも起用されていたので、とても耳馴染みのある楽曲でした。

1クール全12話の物語でした。
真田アサミさんも仰っていましたが、物語がどんどん核心に迫っているとの事。
しかも原作の本編は完結しているようですし、第5期も間を開けずに発表されました。
もう、楽しみしかありません。
続編の情報を首を長くして待っています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

67.6 2 2022年度の眼帯アニメランキング2位
邪神ちゃんドロップキックX(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (142)
448人が棚に入れました
2018年にTVアニメ第1期が放送され、2020年より第2期が放送。2020年10月、アニメ第3期に向けたクラウドファンディングを開始し、目標金額を2日間で2000万円の目標を達成し製作を決定した。 クラウドファンディング、ふるさと納税など既存のアニメビジネスの枠内にとらわれないコラボを積極的に行う異色のIPとして注目されている。

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

味方を認識し、振り切ってきたのかも・・・。

小耳に挟んだところによると、クラウドファンディングで資金を調達し、製作をされたそうで・・・。

私は、そこまでの思い入れが無かったもので・・・、出来上がったものを見させてもらうだけですので、少々申し訳ない気持ちもしたり、しなかったりですのw


さて相変わらずの邪神ちゃんのクズっぷりは言うまでもないが、大分キャラ数のインフレも進んできてはいるのに、ちゃんと見れているのは頑張っているなーと思って観ました。


内容はあるようで無いようで・・・。


ナンセンスでブラックでスラプスティックでメンヘラで可愛くて面白くてちょっと不快でやや愉快でクズでゲスで観ていてイタイくて少し苦しくてゴスロリで世の中の世知が無さが実感できて人のあったかさもやんわり感じられることもあったり無かったりでキャラが立っていてキャラのタレントが豊富でそしてたまにイライラして病みや闇を醸し出しつつもムラや無駄をたっぷりと内包しドロップキックかましたくなる様な混沌とした作品でした。
(あえて混沌さを文章で表現してみましたw)



相変わらず、私的には若干、好みに合わない表現、不快な表現は多々あるものの、そんな私の好みに合った作品がそうそう作られるわけもなく、資金も出していない人間の希望を誰が叶えてくれるか、という当たり前の現実。

「嫌なら見なければいいんだし」というある意味真実のパワーワードをちゃんと心得ている私は、自分のモノサシで視聴をしていましたw。


ただ、今作は今までの2作品よりは少しマイルドになっていたかな、と言う所感も持ちました。


前述したように、キャラのタレントは大変豊富で、好き嫌いはあるかもしれませんし、昨今「正義の味方」からウダウダ言われそうなキライはあるのですが、かわいらしく観ていて楽しいキャラも多くいます。
何なら邪神ちゃんだって、ちゃんとポイントポイントでは可愛らしく見えたり、美しく見えたり、綺麗に見えたりするんですw。


皆さんの感想を拝見していると、今作の旅行回的な部分をあまり楽しく感じなかったという方の方が多そうな気配でしたが、私的には割と楽しかった気がしました。
ただ、初音ミクとのコラボはあまり効果的では無かったとは思いました(※個人の感想です)


あとは・・・これも前述しましたが、イタイ系は少しマイルドにはなりましたが、ブラック的な部分は相変わらずの様でw。


クラウドファンディングで作品の資金を調達できた≒「ファンがいる、味方がいる」と言う成功体験、実感は「観たい人がいるんだから、観たい人の為に」というエネルギーやモチベーション、そして自信につながりそうです。
これは、大きな力にはなりそうですよね。


ただw邪神ちゃんのようなタイプの作品は、この味方の力を基に暴走、突っ走る可能性も捨てきれないかもですねw。


無理矢理見せられるような事でもない限りは、映像作品は「嫌なら見るな」がある意味真実です。

「俺らが作った作品が嫌なら見なければいーじゃーん、俺らは応援してくれる人がいるから作っているんですけどーーー何かぁありますぅ^_^」的なw驕りというか独善と言うか。

まぁ、私個人としては、ギリギリまで突っ走って、振り切れ具合を観てみたい気もするのですが・・・
そんな気にもさせてくれるぐらいの混沌とした魅力を持つ作品なのかもしれせん。

実際は世の中そう簡単なものでは無いですけどね。
ちゃんとした大人な皆さんがいろいろ調整して形にしているのでしょうから。


個人的にはですが、せっかくいいキャラクタをそろえているのですから、キャラが活き活きとした楽しい作品にして欲しいと、金は出さないが口は出すw的な視聴者の甘々な感想で終わりたいと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

懲りない邪神ちゃんに3度目の正直は訪れるのか!?

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期~第2期は視聴済です。
正直、邪神ちゃんの性格はあまり好きではないのですが、ゆりねとも掛け合いは面白いし、邪神ちゃんを取り巻く天使や悪魔の皆さまの言動ややり取りも面白いので、つい視聴してしまう感じの作品です。


ひとりの少女と悪魔「邪神ちゃん」が繰り広げる
ちょっと危険な同居生活コメディ!

魔界の悪魔、通称「邪神ちゃん」は、
ある日突然人間界に召喚されてしまう。

彼女を召喚したのは、神保町のボロアパートで暮らす
ちょっとブラックな心を持つ女子大生「花園ゆりね」。

「邪神ちゃん」を召還したものの
彼女?を魔界に帰す方法がわからない。

仕方なく一緒に暮らし始めた邪神ちゃんとゆりねだが、
邪神ちゃん曰く、「召喚者が死ねば魔界に帰れる」。

そこで邪神ちゃんがとった行動とは……!? 


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

今回もこの作品にとっては定常運転…だったんでしょうね。
邪神ちゃんは「働いたら負け」と思っているようです。
デレマスの双葉杏ちゃんが「働いたら負け」Tシャツを着ていたのは記憶に新しいですが、杏ちゃんは可愛げがありましたし、実際アイドルとして頑張っていたので結果オーライだと思います。

ところが、邪神ちゃんは労働意欲が1㎜も無いんです。
しかも、ギャンブルすればがっぽがっぽ儲けられると本気で思っているんです。
ギャンブルや博打なんて、当たる訳がないんです。
そもそも博打とは「金銭や物などをかけ、さいころ・花札などで勝負を争うこと。賭博(とばく)。
比喩的に、幸運な大成功をあてにした危険な試み。」なんです。

そこに大金を投入しようとする発想そのものが間違っていることに気付かず、あちこちで他人に迷惑をかけている…これは人としてどうかと思うんですよね。
あ、邪神ちゃんは人じゃありませんけれど^^;

労働に見合った対価を貰って慎ましく生活する…
ありふれたごく普通のことかもしれませんが、これを維持・継続するのって
結構難しいと思うんですよね。

まぁ、それじゃ物語が少しも面白くないので頭のネジを2,3本抜いたらこうなった…感じの作品と言う印象です。
ここまでぶっ飛ばなきゃ北海道から九州にまで物語が展開しなかったでしょうから。

物語の内容については、結構物議を醸し出したみたいですね。
気持ちは分からなくもありませんけれど、邪神ちゃんの言動こそ常軌を逸していましたが、物語の舞台についてはしっかり描かれていたと思うので、富良野市議会の決定は尊重できると思います。

オープニングテーマは、halcaさんによる「あれこれドラスティック feat.鈴木愛奈」
エンディングテーマは、花譜と可不さんによる「流線形メーデー」

1クール全12話の物語でした。
この作品の放送終了後に、第4期に向けたクラウドファンディングでの資金集めが計画されたそうです。
何でも新作OVAを順次制作し、1期相当分が制作できたら第4期としてテレビ放送されるんだとか。
そして開始僅か35分でOVAを制作する目標金額に達成したそうです。
何だかんだ言いながら、この結果がこの作品に対する評価を物語っていると言っても過言ではありません。
第4期かぁ…制作されたら是非視聴させて頂きたいと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

名前を入力してくださ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

EDが憎いんだ

コラボ企画というのは、宣伝効果の増大という利点と裏腹に作品としての面白みが減る(白けてしまう)という欠点をはらんでいます。やはり当作品も、コラボ回は『邪神ちゃん』の毒の効いた掛け合いが薄まってしまった感じがしましたが、それでも最大限邪神ちゃんワールドの基でストーリーはしっかりとまとめられていました。

エンディングは3期にしてゆりねと邪神ちゃん2人しか出てこない構成になっています。2期までやって’こそ‘の、より一層味わい深い映像になっています。

違法アップロードに真っ向から対峙する作品ってこれぐらいでは?と言わんばかりに、「違法よりも早く」という概念を世界で初めて提唱した作品でもあります。実際はただの先行公開でしかありませんが、そのような箔を付けて色々と広めていくのが新しいなーと思いました。

というのは背景の話で、アニメ本体の話をしろ!と野次が飛んできそうですが個人的に大事なことと思っていて。話が逸れますが、音楽について多数のトピックを扱うYouTubeチャンネル「みのミュージック」曰く、音楽の評価について「楽曲本体ではなくその背景に魅力を感じている状態(例えば、このアーティストは辛い時期を乗り越えてきたから好きだ、など)は、ちょっと違うのでは無いか」のような発言をしていました。これを置き換えると、ふるさと納税とかクラウドファンディングとかの事情よりも、アニメ本体の筋書きや主題歌の評価を専らするべきであるのでは、というのが中立的な評価の仕方(のひとつ、若しくは一例)です。

しかしながら、当作品に携わる制作陣の裏での努力は目を見張るものがあり、到底無視できるものでは無いです。自治体とコラボするなどの独特な宣伝方法などは実に革新的であり魅力的であり。

ED曲は花譜もとい可不が担当。音声合成ソフトを用いるボーカルの曲が、映像物の主題歌/挿入歌になることはこれまで皆無だったのではと思います。VOCALOIDが世間で人気を集める現代でも、何故か(文化としてお互い手の届く関係にありながら)親和性があるようでほぼ無いようなものでした(ボカロ曲をルーツに持つ音楽家の作品はこれまでにも沢山主題歌に起用されてきましたが)。長らくそこが個人的な疑問だったので、この作品を気に新たな文化の融合が進むと良いですね。

大胆にも初音ミクとのコラボをする、という革新的⭐︎どろっぷきっくです。YouTubeのコメントを見るに、動くミクの反応はかなり上々のようです。こんなスプラッターアニメにコラボを許可出したクリプトンはなかなかの寛容度です。パロディの範疇を超えて本物を全話に出すという所業に出た公式は素晴らしいと思います。(と、書いていますが私はボカロ曲には何も興味のない人間です。日本の文化がより多角的に発展していったらいいな〜と思っているだけの人です。)

投稿 : 2024/06/01
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