科学で恋愛なTVアニメ動画ランキング 8

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の科学で恋愛な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月01日の時点で一番の科学で恋愛なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.3 1 科学で恋愛なアニメランキング1位
失われた未来を求めて(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (773)
4118人が棚に入れました
21世紀の初めの、秋の内浜地区。
内浜学園は歴代最高潮の盛り上がりを見せていた。
執行部を中心に開催される、各分科会最大の見せ場・総合学会。
それは新校舎建設とともに、廃校が決まった旧校舎での最後のお祭りだった。
当然、各文化学会の会長をはじめ、学生達は総力をあげてこの最後の文化祭を成功へと導こうとしていた。
何度も賞を取っている美術会の展覧会、吹奏楽会総出演の大公演会、
植物遺伝子の組み換えで実績のある生物学会。
実力ある学会が参戦の名乗りをあげる度に士気は高まっていく。
主人公・秋山秦が所属する「天文学会」が不思議な事件の解決のために動きだすというストーリー。


声優・キャラクター
寺島拓篤、高田初美、友永朱音、瑞沢渓、たみやすともえ、山口勝平、種﨑敦美、大塚明夫、佐藤聡美、後藤邑子
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

確かに「劣化シュタゲ」だが、終盤しっかり感動できる“切ない系”

「劣化シュタゲ」と呼ばれているらしい本作のことは前々から気になっており、一気観してみました。

あにこれ総合点数が低いのも仕方ないかな・・・と思いつつも我慢して視聴し続けた結果、終盤で“意外”なくらいに感動してしまい結構ビックリ。

うーむ、そうきたか・・・参ったな、という感じ。
こういう「切ない」系に実はかなり弱いので、その一点で評価を上げたくなりました。

★結論★
本作の場合、幾らかでも感動したい人は、“ネタバレ絶対回避”で余り期待せずにトットと一気観するのが吉でしょう。
(ネタバレしてしまうと本作“唯一”の感動ポイントが薄まってしまうため)

最初から最後まで色々と粗が多い本作ですが、これはこれで視聴して良かったと思える作品でした。

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(2015/12/29)

2周目完走。各話タイトル&評価を追加。
色々と粗も目立つが、終盤の第10-11話の感動は、やはり本物と思ったので、個人評価を、3.7→4.0に引き上げました。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


====== 失われた未来を求めて (2014年10-12月) =====

{netabare}第1話 失われた未来 ☆ ※キャラ設定、作画、演出が色々とひと昔前風なのが気になる・・・

- - - - - - - ストーリーの切れ目1 - - - - - - -

第2話 彼女と霊の存在証明 ☆ ※作品舞台の設定もボロが目立ち過ぎて心配になるレベル
第3話 会長はきらめく瞳で夢を見る ☆
第4話 万物は流転する ☆
第5話 量子猫と雫の行方 ☆ AI(ヒロ君etc.)登場
第6話 籠の鳥の進路相談 ★ 
第7話 239万光年の想い ★
第8話 すれ違う流星 ★

- - - - - - - ストーリーの切れ目2 - - - - - - -

第9話 過去への扉 × 設定のチグハグさが目立つ
第10話 残された時間 ★★ ※ここでかなりの不意打ち
第11話 明日また、会えるよね? ★★ 
第12話 君のいる未来 ☆{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)3、☆(並回)6、×(疑問回)1 ※個人評価 ★ 4.0


OP 「Le jour」
ED 「明日また会えるよね」

投稿 : 2024/10/26
♥ : 50
ネタバレ

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

絵でなく“脚本”こそ見所。過小評価な大穴アニメ!

第一話「失われた未来」
{netabare}PCゲーム版の絵がやはりマッチしているだけに、CGアニメぽい作画は減点せざるを得ないですね。原案絵からアニメ絵に巧く落とすのは大変なのかな?いっそ『天体のメソッド』のキャラデザ担当の方呼んで、任せてもらった方が多分良いような気がしてきた(あのアニメは話はさておき、絵は外してなかったですし)。
キャラにしても格闘女子に留学生(?)の陽気キャラ。加えて怪しい・暴力的なヘンテコキャラが揃ったりと、主役たちが通う学校、アクの強い面々すぎwあれだけキャラが立ちすぎると、バランスとかが悪くなるし、主役たちがおざなりになる危険はあるんじゃないかな?
とはいえ最後まで見ると、この不満が嘘のように全部解消されますよ。放送開始の約2年前、期待値低く触れたはずが、どんどんのめり込んでいって、最終回でこのアニメを”切らず”に済んでホント良かった。そう思ってしまったほど、侮れないアニメでした。ネタバレせずに要約するとこのアニメは、時間も時空も超越した壮大で儚くて、強烈な驚きに満ちた”ラブストーリー”です。もし1話で”これ、ねえな”と考えたのならどうか一度、騙されたと思ってとにかう最終回まで見てください。脚本が前述のマイナス、見事にカバーしてるので(それどころか完成度がここ数年でかなりのレベル)。{/netabare}

第二話「彼女と霊の存在証明」
{netabare}キャラクター原案をトレース出来ない作画であったり、ガタイがとにかく無駄に大きい学生会長の必要性。アニメオリジナルキャラクターの深沢花梨の追加など、今見てもアニメ自体には不満点がいっぱいあります。三番目の不満についてはラストで挽回されますけど、そこに到るまで多少の我慢を強いるところはイタイです(プラス作画のチグハグぶりで余計に我慢をしなきゃだし)。
ですが不満を緩和させる良ポイントも多いです。壮大な純愛ドラマの幕を開ける「古川ゆい」ちゃん。彼女を通して物語が動き始める流れは好きだし、「校内幽霊騒動」や「眠り病」の不穏なイベント…これらをちゃんと押さえる上でも見逃せない回でした。このアニメをリピートしたい理由も見れば分かると思うし、何度も何度も細かいところを確認したくなりますよ。
イチオシの場面を挙げると「柔らかくて気持ちいい」と「寂しいです」が出る場面と天然さと冷静さが内在しているゆいちゃんです。特に最後のゆいちゃんは見事なクリフハンガー(作劇手法の「宙吊り結末」)でした。Aパート終了直後のBGMもスゴく好きです。{/netabare}

第三話「会長はきらめく瞳で夢を見る」
{netabare}『月がきれい』(2017)や『だがしかし』(2016)を見ていた方なら御存知ですが、feelアニメ特有(あくまで個人の見解です)の“変化OP”が完成します。一気にドラマのスケール感を倍増させる曲のサビ。全体の絵も美麗ですが、何より佳織とゆいちゃんの二人!あそこのメインヒロイン力で、これまでの不満消えますよ(決して全部じゃないけれど、多少は許せちゃうぐらい)!
別の不満は代わりに出ました。愛理と佳織の回想パートに挿入される“説明台詞”。不必要とは言いませんが、さすがに説明過多でした。愛理一人に佳織や奏との出会いや自分の過去すべてを喋らせるのは愚策です。佳織や他のキャラクターにも負担させればよかったですし、話のテンポも良くなったはず。それがどうにも残念でした。
あと“諍い”の元凶たる柔道部も絵がヘンです。まるでパチモン『クローズ』だったし、全体的に浮いていました。元のゲームもあんなイラストでないことを祈るばかり(一度プレイをしてみたいので)…。
残念ながら今回ばかりは不満が非常に勝っていますが、奏と愛理の距離感だったり、ゆいちゃんの言動等々、今後に繋がる伏線自体は自然でとても素敵でした。
『BANANA FISH』(2018)のアッシュ・リンクスの“中の人”もチラッといましたw{/netabare}

第四話「万物は流転する」
{netabare}普通の青春アニメとしても、恋愛アニメとしても好きです。ゆいちゃんも可愛かったし、三角関係も始まりました。
奏くんはイケメンだけれど、強いて言うならオタクっぽいし、男っぽさにはご縁がない。そんな感じの男の子です。ですが時折行動力や果敢なところを見せてくれて、ギャップを感じさせてくれるところはまさに主役ですね!だからこそ奏の隣にこれまでいられた佳織の心にさざ波を与えてくれるゆいちゃんは強烈ですね(佳織はあそこで自分の気持ちと向き合えたのかもしれませんし)。
一方で緊張感が今回非常に高いです。1話のクライマックスの“悲劇”を連想させるバス停留所。佳織が受けた捻挫の場所が足から左の手に変わる。極めつけは川に流れた佳織の靴を拾う場面。あそこで正直、異変か悲劇が起こるのでは?とハラハラでしたし、ゆいちゃんにもハラハラでした。あの子意外と無鉄砲だしw
無事平和に終わりましたが、ゆいちゃんへ複雑な目を向ける佳織が切ないです。あそこが一番青春ものの苦みが内包していたので。{/netabare}

第五話「量子猫と雫の行方」
{netabare}思考実験の一つらしい「シュレーディンガーの猫」であったり、「人工知能」「自己言及のアルゴリズム」のキーワード。おそらく意味を多少なりとも学ぶ必要はある回です。ただしメインの一つであって、全体のメインじゃないです。仮に激しく狼狽えても、もう一つのメインパートがフォローするので大丈夫です。そこは同時に緊張感を一手に担っていましたので。
ずばり佳織とゆいちゃんです。自分を常に気にかけたり、危ないことから遠ざけようと動いてくれるゆいちゃんに、佳織はとにかくストレートにその理由を尋ねます。当然言えないゆいちゃんとの平行線がハラハラですし、ある種の疑似家族のような相関図も浮かんできます(ゆいちゃんは天文学部皆の子供といえますから)。
逆にコメディ要員を担っているのは奏たちと乙ゲー(乙女ゲーム)みたいなイケメンプログラムを制作する腐女子(?)たちです。最終的にはゆい出生に大きく繋がる出会いですが、この段階でそんな未来に通じるビジョンは見え辛いですwホント油断ならない回です(笑){/netabare}

第六話「籠の鳥の進路相談」
{netabare}平凡な存在(奏)が、囚われの鳥(凪沙)を支える回、と書けば簡単ですが、奏の未来に大きく影響していく回とも解釈できます。
凪沙さんに巻き込まれて、あれやこれやと動いていく度、奏が平凡だからこその疑問や思いを伝えていくのは、未来の彼が対峙している“現状”ともリンクしていて、中々感慨深いですし、スゴく多層的でした。
凪沙さんの婚約者も自覚的なところが良いです。同じ立場で同じように諦観している側だからこそ、奏の本音に肩の力が抜けたような場面もあって、それが9話の「茨道」に繋がるのかもしれませんね。
婚約の行方については正直分からずじまいですが、『ティム・バートンのコープス・ブライド』(2005)みたいに相思相愛ラスト?そのあたりは言及されてなかったような気がしたので。
それと最後に余談ですが、佳織のあれは夜這いでしょ!原作のエロゲ―にそれらしいのが数枚あったしw{/netabare}

第七話「239万光年の想い」
{netabare}時間も時空も跳躍したラブストーリーがいよいよです。奏に向かって“ゆいと呼んでください”と呟くゆいちゃん。あの時のドキドキたるや、見事な破壊力でした。同時に奏がゆいへ伝えた“アンドロメダ銀河と地球の距離の数値”の切なさが、何というか二人を隔てる距離そのもので苦しいです…。
「未来の奏」が久しぶりにアニメ本編に挿入されたり、親密になる二人を遠くから見つめる佳織。SF色と恋愛色がとても素敵に交ざっていますし、これまで蓄積された不満をほとんど解消できると思う。リアルタイムで見ていた僕はこの作品が好きになったし!{/netabare}

第八話「すれ違う流星」
{netabare}遂に1話と繋がりました。畳みかける緊張感と回避できるか否かの行方。クマのぬいぐるみと告白が交互に交わる連続カットは、ハッキリ言って安心感と不安で心がいっぱいでした。何とか未来を変えるために奔走するゆいちゃんとすれ違いが重なり合って悲劇を迎えてしまった佳織。本編わずか30分間、不安で心がザワザワしすぎて、貴重なコメディ要素(コマネチ)ですらそれを緩和できずでした。あ、でも凪沙さんの台詞だけは例外でした(「奏さんが変態なのは今更だけど」のとこですね)w
ゆいちゃんの介入でわずかに変化は生まれたけれど、それでも変えることができない「運命」ってのは大きすぎです。奏とゆいちゃん、一体どれだけ犠牲を重ねてきたんだろうか…。
なので終了15分前、多少は覚悟をしといてください。それだけを最後に言います。{/netabare}

第九話「過去への扉」
{netabare}5話の重要キーワード(「人工知能」と思考実験の「シュレーディンガーの猫」etc.)がいよいよ深く関わり始める「後日譚」で「過去」の回です。事態を回避できなかったゆいちゃんのその後の「行方」。凪沙さんの「秘密」と「覚悟」。愛理と奏の選んだ「道」……そのすべてがゆいちゃんとブラックボックスに繋がっていく、あの一連の容易に理解が出来ない話がスゴく良いです。
ゆいちゃんの正体が高度な人造人間であり、「量子チューニングマシン」における実験での失敗作。この事実は中々心に堪えるパートになっています。だって短い時間とはいえ、親しかった女の子を実験の為に利用して、しかも失敗したことが頓挫ではなく「賭け」に繋がる。アレは奏たちには勿論ゆいちゃんにも辛いわけです。だからこそゆいちゃんの原動力にもなるわけですが……。
ゆいちゃんを送る直後の、奏が最後に伝えた“すまない”……あそこから第1話の出会いに繫がる。ズルいですね。
「ゆいの視点」はこのアニメの真の物語になるので、あんな悲壮感溢れるクリフハンガーは素晴らしすぎです。とてもビターな後味ですが。{/netabare}

第十話「残された時間」
{netabare}切ないです。ただただ切ない……。
佳織が何度も悲劇を迎える場面はもはや苦笑ですが(不幸の連続場面って、そういう効果があるんでしょうか)、本筋自体はゆい視点の切ないメインドラマです。
振り返ると第1話は当然ですが始まりだとして、2~8話はおそらくですが最初のループなんでしょうね。この十話でブラックボックスに触れた場所が違ってましたし(部室でブラックボックスに触れて、記憶を継承していましたし)、矛盾点かそうでないかがちょっと分かりにくかったです。ただ記憶がリセットされても、身体は覚えていた影響があのシーンにあったとしたら、凪沙さんの部屋で箱に触れた理由も納得できます。読んでる皆さんはどう思いますか?
何十回も……というより何百回かもしれないぐらい、同じ時間をさまようことで未来が大きく変わりだして、回避の鍵がゆいちゃん自身だったなんて切ないです。佳織からの質問で奏への“気持ち”に自覚して、それが鍵だとあの瞬間にゆいちゃん、気付いたんでしょうね……
その合間に作画ミス(?)を入れてくるのはヤメてほしいです。あんな哀しい場面なのに、少し笑いかけちゃったのでw{/netabare}

第十一話「明日また、会えるよね?」
{netabare}難しいのは分からないし、調べる必要大アリですけど、非常なまでに美しいお話だったと先に言います。返事をやっと伝えた奏が、時間をどれだけ繰り返しても諦めなかったゆいちゃんへ、真っ直ぐ「ゆいのことが好きだ」と伝えた最後、感動でした。当然ゆいちゃんの行きつく先は無情ですけど「一つのゴール」で、最後の涙とキスと笑顔。あれは本望の顔でした。ゆいちゃんのあんな顔、視聴者サイドは辛いですが……。
佳織の涙も哀しいですが、未来の奏と愛理の眼差し。あそこもスッゴく哀しいです。十一話はすべてのシーンが悲壮感に満ちていますし、奏とゆいちゃんが商店街を歩く場面も同様でした。
ハッピーエンドではあるけど、ビターなハッピーエンドです。ベスト回ではあるんですが、ホント落ち込むばかりです。{/netabare}

最終話「君のいる未来」
{netabare}一番美しい結末で幕を閉じてくれました。佳織が目覚めて、涙も嗚咽も止められない未来の奏と、ゆいちゃんのことを思い出して涙と決意を誓う別の奏。どちらもこれ以上のラストは思い浮かばないほどです。
ジワジワ来たのは佳織を救えたゆいちゃんの消えた時間軸。デジャヴやプラネタリウムを経ての、集合写真とブラックボックス。“奏……”と響くゆいちゃんの声、思い出して泣き出す奏が、描かれない今後の未来をとても想像させられます。今度は奏がゆいちゃんの“失われた未来”を求めて、佳織も交えた天文学部の皆と頑張ることを、非常に重層的でいて感動的に綴ってくれます。奏とゆいは再会できるか?どれだけ時間が必要なのか?できればアニメで見たかったけど、描かないで正解でした。もし描いてしまったらきっと陳腐だったでしょうしw
文化祭のパートがいるのかどうかはちょっと怪しいですが、総括すると作画面やサブキャラクター不満は変わらず。ここがどうにかなっていれば、もっと多くの人たちがアニメのことを知ったでしょうし、ゲームも注目していたはず。
ただ1話で書いたように、脚本はここ数年で一番美しかったです。あまり脚本を絶賛するってなかったので不思議でしたが、これ以上ない素晴らしい物語に出会えました。改めて触れたことで新発見もありましたし、再びこの世界観に浸る時が楽しみです!
なので読んでくださった方も、一度マラソンをお願いします!動画配信サイトを探せばきっと出会えるはずですから!{/netabare}

全レビューを読んでくださり、ありがとうございました!

投稿 : 2024/10/26
♥ : 6
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

とっても切ない・・・

最終回に近づくにつれて、気持ちが高ぶっていきました。素敵な作品です。

最初は奏と佳織の物語だと思っていたのに、次第にゆいに物語がシフトしていくのがとても自然。絵もきれいで、声優さんの演技もとっても良かったです。
音楽も背景も情緒豊かでとてもきれい。

{netabare}
ゆい、奏、佳織、凪沙の恋、とっても切ない。みんな一途でまじめで一生懸命なのに、みんなの恋、うまくいかなくて、悲しい。
特にゆいが、奏に思いを告げながら消えていくシーン、とってもかわいそう。
そして、何よりも、ゆいの存在が人々の心から消えていくシーンはとても見ていられませんでした。肉体的だけでなく、存在自体が消えたので、人の死を見たような気がしました。

{/netabare}

見終わって、切なさが残りました。

投稿 : 2024/10/26
♥ : 76

76.3 2 科学で恋愛なアニメランキング2位
上野さんは不器用(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (410)
1775人が棚に入れました
ココは、とある中学校の理科室。科学部部長の上野さんは、部活の後輩・田中に恋する乙女。天才的(変態?&ちょっとフェチ?)すぎる奇想天外な発明品を使って、あの手この手で気を引くためのアピールをするが・・・。果たして上野さんの恋は成就するのか!?それとも・・・

声優・キャラクター
芹澤優、田中あいみ、影山灯、大森日雅、伊藤美来、井澤詩織、戸松遥、佐藤利奈、竹達彩奈、井口裕香
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

タイトル詐欺?

原作未読。最終話まで視聴。

【タイトル詐欺?】
{netabare}「上野さん」というより、「下野さん」の方がピッタリかなって。
下ネタばっかりだったし(笑)。

上野さん。不器用なのは恋愛だけで、むしろ滅茶苦茶、器用じゃないですか!?
あぁ・・・。タイトル詐欺(笑)。{/netabare}

【一人ドタバタコメディという新ジャンル?】
{netabare}上野さん一人がひたすらドタバタするコメディ。
対照的に田中くんと山下さんはいつも冷静沈着。
この対比も面白い。{/netabare}

【上野さんの天才ぶりがハチャメチャな世界観を生みだす】
{netabare}毎回登場する上野さんの発明品。
毎回、これが事件の発端となる。
上野さんは、『THe主人公』ともいうべき存在なのかも知れない(笑)。{/netabare}

投稿 : 2024/10/26
♥ : 32
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

お○っこ飲めタナカぁ!(直球)

芹澤優さんの奇声が聴けるアニメ。
1話2本立て構成の、計10分ちょいで観やすかった。

一番好きだった回は、{netabare}11話の、南峰さんが出てきた回。
全校生徒にアンダースコートを見せて、「パンツではない!」って主張してたのが可愛かった。
その後、田中が天然スケコマシ発言をするんだけど、その現場にいたみんなが、

上野→ジタバタ
山下→ふて寝
よもぎ→タモンをリフティングし始める

っていう、脈絡のない反応をするのが面白い。{/netabare}この作品のこういう独特な感じ好き。

あと全然関係ないけど、田中を見てたらなんか、『ゲーマーズ』の雨野っちを思い出した。私だけかな?

投稿 : 2024/10/26
♥ : 32

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

中学校の理科室を舞台にした、純情で変態なラブコメディ

中学校の理科室を舞台に、科学部の部長・上野(女子)と、上野が想いをよせる科学部員・田中(男子)との関係を描く、変態ラブコメディ。全12話。
物語は基本的にワンパターン。いつも強気だけど自分からは告白できない上野が、毎回超絶テクノロジーの発明品を作ってきて、部長権限でセクハラ的な使用法を強制することによって田中の方から自分に言い寄ってくるように企むのだけど、鈍感な田中は思い通りに反応してくれず、逆に上野が恥ずかしい目にあう、みたいな流れです。最初の数話を観た段階では、かなり頭のおかしい下ネタ系の内容自体は嫌いではないけれど、なんだかちょっと上野さんが気の毒なような気もしたのですが、観続けているとそれも慣れてきて、お約束のギャグとして普通に楽しめました。15分枠に2つのエピソードという構成なのでテンポが良いですし、もう一人の科学部員・山下や、水泳部の北長といった脇役も面白いキャラだったので、最後まで飽きなかったです。
声は、上野役の芹澤優が純情変態キャラを上手に演じていました。ロボットのウエノ13号の声も良かったです。芹澤優はEDも全部で6曲も歌っていて、そちらも含めてなかなか芸達者だなと感心しました。
最後まで観終わって、相当に下品ではあるので、あまり絶賛するのもどうかと思いますが、正直かなり面白かったです。あと、どうでもいいですけど、上野さんはとんでもない天才ですね。

投稿 : 2024/10/26
♥ : 17

71.6 3 科学で恋愛なアニメランキング3位
キズナイーバー(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (775)
3702人が棚に入れました
舞台は、埋立地に作られた街・洲籠市。

かつては未来型都市として栄えたこの街に住む高校生・阿形勝平は、なぜか痛みを感じない不思議な身体を持っていた。

夏休み目前となったある日、勝平は謎の少女・園崎法子の手引きにより、痛みを共有する仲間「キズナイーバー」の一人に選ばれてしまう。

そして、同様に「キズナイーバー」として繋がれたクラスメイトたち。

しかし、彼らは本来なら仲良くなることのない別々のグループに属していた。

園崎は言う「これは、争いに満ちた世界を平和に導くための実験なのです。」

その言葉とともに数々の試練が彼らに降りかかる。

互いの傷を背負うことになった、少年少女たちのひと夏の物語がここから始まる!

声優・キャラクター
梶裕貴、寺崎裕香、島﨑信長、久野美咲、山村響、前野智昭、佐藤利奈、西山宏太朗

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

よかったよ♪

5/8
全く期待しないでみはじめたんですよ。

脚本:岡田麿里
絵コンテ:小倉陳利
演出:田頭悠郎
作画監督:田村里美、坂本勝

TRIGGER制作と私得だったのです。

OPもJOJOとこれ好きだな
BOOM BOOM SATELLITES
「LAY YOUR HANDS ON ME」
EDもいいな

三月のパンタシア
「はじまりの速度」

4話までまぁ、ぼーっと見ていて
5話で訴えたかったのが見えてきて
これ案外化けそうじゃないかと思い
筆を認めた所存です。

じわじわくるな
さらっと上辺をかすんでくるなと
思いつつ見てたのですが
5話で確信
多分?私好み

キャラもまぁ立っていていいのですが
個人的に感情移入しながら見てるのは
愚鈍こと阿形勝平
10代の頃を思い出すんですよね
ああわかるわってぐらいのミラー的キャラ
今は感情こもりすぎてしょーもない人間なんですけども

ラストに最大の希望を見てるのですが
期待しちゃっていいのかな??
地味に楽しんでる私めです。

10話 いきなり重い話がブッ込んで参りました。
いや、このみだよ。
エグいけど。
でもここから希望を見てる。
感情は難しいよね。

最終回

綺麗な終わりかただった。
これは友達の概念がわかる前に見たかったな。
痛みがないと生きてる実感なんて
わからないからね
だから感情は大事なんだよ
閉じ込めていたらだめなのだと
優しく教えて貰った気がした

投稿 : 2024/10/26
♥ : 35
ネタバレ

N0TT0N さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

収納上手

【2周目】
22.2/28感想
5年越しくらいで思い立って2周目視聴してみました。
内容はうっすら覚えてるけどある程度新鮮な気持ちで見直せるくらいには忘れている。

5話時点》音楽、作画、キャラがかなり良い。声優さんも凄く合ってるので☆0.5ずつup。
思ってたよりポテンシャル高くてビックリして感想書き足すわたし。
ランキング的に『ふつう』くらいの位置付けの作品みたいだけど、物語以外の部分が点数を押し上げているタイプの作品と考えると物語に何か問題が…?

でも、個人的には現時点まで面白く視聴できている。

【2周目完走後】
今まで使ってこなかったあにこれ的定形文使いますが、
これ、“もっと評価されるべき”ですね。
勿論個人的見解の域ですが、物語もとてもよく出来ていました。

ちょっと脱線しますが、最近私的主要コンテンツであるdアニメで観れないやつ(この作品は観れます。)とかまで観たいという想いから、久しぶりにあにこれチェック始めたのですが、結果、10年代の作品を掘るケースが増えまして、その中でもこの作品は、私の肌感とあにこれ評価とのズレが大きい作品だと思います。5話時点でも触れましたがキャラのデザイン、配置のバランスは最高クラスです。
私の場合鬱展開どっぷりは辛く思っちゃうタイプなので、日染やニコのタイミングの良い立ち回りに感動すら覚えました。

BOOM BOOM SATELLITESのOPであの映像はVJですか?みたいな感じで、謎の実験都市感出てるの良いです。
あと、人物像に突っ込み所がある部分をその人物の一面として描き、無理に美談側に寄せたり言い訳しちゃったりしない感じも好感もてます。
{netabare}
あと、組織も突っ込み所満載ですが、突っ込まれるのは織り込み済みな雰囲気は感じます。感じますが、最後めでたしめでたし♪みたいなのは違うかなとは思います。結構エゲツないことやってるわけですから…。
{/netabare}

あと、5年たっても変わらず感心するのが構成の絶妙さです。キャラ(自己)紹介の上手さ、7つの大罪というギミックを嫌味なく振りとして使うしたたかな感じとか、これだけの情報量、多彩な気持ちの変化を1クールに綺麗に収納した力量とか、結末に向けての絶妙なエピソードの配置の仕方とか、評価できる点をあげたらキリがありません。素晴らしい。

(…感想見返すと、2回目だからなのか、観る時のコンディションなのか、歳とったからなのか判らないですが、多少変化してるようですな。。
ま、それもまた真実です。)

ということで改めましてこの作品、

心より謹んでオススメ申し上げます。

【私的関連作品】
M3-ソノ黑キ鋼- … 絶望
冷たい校舎の時は止まる… 漫画(辻村深月)

【myココ重要ポイント】
設定…89
キャラのカラーイメージと恋愛的相性の相関…85
大人の解決能力…23

【過去感想】↓
2016、7年あたり

{netabare}

面白かったです。
基本シリアスなストーリーだけど個性的なキャラクターや謎、ちょいちょいサラッと入れてくる笑いのおかげで重くなり過ぎずになかなか視やすい展開でした。

が、メインのある登場人物が感情表現皆無なのでちょっとイラッとする部分もあるかもしれません。

内容的には世界系だとか青春ものだとかいろんな展開が可能な立ち上がりで期待感十分。
疑問を解消しつつ新たな疑問が出てくる感じの「引き」もよく機能していたし、ちょっと現実的ではないとんでも設定を絶妙な匙加減で使いこなしていたんではないかと思います。

タイトルから「絆」と「傷」を描いているだろうことが容易に想像できると思いますが、まあその通りだと思って間違いありません。

その中で、絆に関しては所謂「人それぞれ」な部分を割とちゃんと描いていて、安易に同調しない感じがよかったです。人と人の関係性のあり方は多種多様で、各々の答え(のようなもの)を描くと共に、答えに対する各々の受け止め方も丁寧に描かれていて、テイストとしてはどろどろありの「濃い味」に分類されると思います。

そういう意味では、概ねココロコネクトというアニメと同類の匂いがします。

正直言うと絆に対する各々の考え方を十分描くのには全くもって同意なんですが、それによって後半独白めいたやりとりが延々展開されるのがちょっとキツくはあります。ちょっとです。

個人的には
感情は行動で示し、説明は極力少なく。が理想なんですが1クールでこのキャラ数でとなるといたしかたないだろう・・とは思います。
まあ、自己紹介をミッション化するなど上手いことコンパクト化を図っていますし、こういう作品で独白めいたセリフが多くなるのは避けられないのかもしれません。

意外だったのは「傷」に関してです。
傷は絆を掘り下げる為の道具。そういう認識でずっと視聴を続けていたんですが、傷についてもかなり掘り下げていたように感じました。

最後しっくりきた理由の1つは、のりちゃんの傷に対する考え方に(設定ならではの)説得力を感じたからです。

まあ、組織に対する突っ込み所は少なからずあるんですが、個人的には些細な問題の範囲です。もっと精密に組織の設定を構築するに越したことはないですが全然許容範囲内でした。

因みに・・
のりちゃんでDTBのインが脳裏をよぎるわたしですw

結構タイプですww

てか、キャラデは総じて良かったですね。これだけ全員のキャラデに納得なのも珍しいです。

あとOPはサウンド、映像共にかなりのクオリティだったと思いますし、OP自体が作品のテイストを謎化する装置にもなっていた印象です。


最後に・・日染くんが {netabare}ド変態→いい人{/netabare} で終わったのが残念である。
彼は掘ってあげるべき。

{/netabare}


以上です(・∀・)ゞ

投稿 : 2024/10/26
♥ : 19

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

物語は、ヒロインに階段から突き落とされて始まる。今シーズンではインパクトある導入の本作。

TRIGGERが送り出してきた本作。
「キルラキル」や「異能バトルは日常系の中で」を手掛けてきたTRIGGERが
今回、どんな仕掛けをしてくるかが気になるとこ。

同クールで「宇宙パトロールルル子」も制作していた点で
スタッフの稼働状況が飽和していたのでは?と思える点もちらほら(´・ω・`)
(まぁ、ルル子はショートアニメやからね)

舞台は未来型都市「洲籠市-スゴモリシ」
不思議と痛みを感じない-不感症系主人公-が阿形勝平くん。
この設定って露骨すぎやしないか??(´・ω・`)
いや、この見え見えなくらいの露骨さがあとでいい味出すんです。
(ドМな様で実は違うみたいですw)


謎の少女・園崎法子が第一話(一目あったその日から、絆の花咲くこともある)で、
七つの大罪について勝平君に説くシーン。
「他者との協調性を重んじる現代に於いて、罪の形は微妙に形を変えています。」
この言葉、グッと来るものがありました|д゚)フカイワー
建前で人と付き合うことが多い現代日本では...特にやね。
この七つの大罪にそれぞれ当てはめた七人のキャラクターが
身体的痛みの同時共有、「キズナシステム」を同意のもと(?)
とあるプロジェクトをを履行していく物語。

素材としては、ココロコネクトに通じるものがあるような、ないような...( 一一)

タイトルにも書いた通り、主人公がヒロイン園崎法子と出会うと
躊躇なく階段から突き落とされて幕を開けます。

....リアルでされたらたまったもんやない!(´Д`)w
でもこのショッキングな演出は、導入として非常に優秀だと感じました。
あるあるな「空から女の子が降ってきた-」とかより十分インパクトありやなw

様々な傷や悩みやトラウマを抱えた7人の「キズナイーバー」
傷を分け合う者たち同士が、成長し、認め合い、確かめ合っていく本作。


声優さんも佐藤利奈さんのツンデレ具合がGJ。
御坂美琴がもっと無表情美人さんになった牧 穂乃香は印象的(*‘∀‘)
物語後半のメインといっても過言じゃない主要キャラなので
ぜひ注目してみましょう(/ω\)

EDのカットで、女性キャラの目元アップの部分は
良作画と認定したい。
センチメンタルな心情を画だけで表現するTRIGGER最高。

投稿 : 2024/10/26
♥ : 47

74.1 4 科学で恋愛なアニメランキング4位
理系が恋に落ちたので証明してみた。(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (352)
1609人が棚に入れました
研究に情熱をそそぐ、理系女子と理系男子がもし恋に落ちたら?彩玉大学に通う理系大学院生の才女、氷室菖蒲は同じ研究室の雪村心夜に告白する。当然その「好き」に論理的根拠なんてない!しかし、理工学専攻として、「論理的に好きを証明できなければ、好きとは言えないし、理系としても失格!」その信念をもとに、2人は研究室のメンバーを巻き込んで「恋」の定義に関する証明実験を始める!?デート実験、好きの構成要素の解明、心拍数計測実験、ムード値の計測……。個性的過ぎる愛すべき理系たちが「恋」を論理的に証明する笑いありキュンキュンありの理系ラブコメディ!

声優・キャラクター
内田雄馬、雨宮天、原奈津子、大森日雅、福島潤、置鮎龍太郎、麻倉もも
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ラブコメというよりラブ×ギャグ 恋愛もあるけど、何より面白い!!

理系が恋という事象を証明しようとするギャグ要素強めのラブコメ。
アマプラにて、全話公開していたので見ました。

PVを見たときからこれは面白そうだと思っていたけど、やっぱり面白かった。
こういうコメディ強めのものが個人的に好きというのもあるけど、物語に変化があって中弛みすることなく見られた。
むしろ後半の方が面白かったぐらい。

普通なら当たり前と思って考えもしないことを真剣に考える姿が馬鹿らしくもあり、この作品の魅力でもあった。

音楽はOPもEDもどっちもこの作品にぴったりでよかった!!

総評として、最高に面白い!、という程ではないが最後まで飽きることなく見ることができるくらい面白かった。
作画、声優、キャラ、音楽の全てが高クオリティ!
アマプラ、感謝!


↓↓↓各話の感想↓↓↓
{netabare}
1話の感想 ★★★★ 4.0
好きかもしれない
{netabare}
なんか理系への偏見が過分に含まれている気がする。
確かに一部にはこんなやつもいるかも知れないが、大部分はこんなんじゃないからね!!
ギャグテイストで面白かった。{/netabare}

2話の感想 ★★★★ 4.0
大学院の先輩
{netabare}
また癖が強い先輩が現れたな。
料理において愛情を形あるモノとして考えてたのが理系っぽかった。
英語の論文読むのが大変なのは凄く共感できた。{/netabare}

3話の感想 ★★★☆ 3.5
デートとは
{netabare}
新キャらはチャラ男に見えるただのギャルゲーオタクか。
……こんなやついるわ~
デートの定義は気持ち次第ってことか。
まぁ、無難だな。
最後のお誘いは皆がいるなかでしたのかな?
もし、そうならかなりのメンタルだ。{/netabare}

4話の感想 ★★★★☆ 4.5
デート
{netabare}
最初は微妙かと思ったが、最終的にめちゃくちゃ面白かった!
観察班の2人が良い仕事したわ。
いい雰囲気で終わったしよかったな。
ED、ノリがよくて好きだわ~~{/netabare}

5話の感想 ★★★★☆ 4.5
ミーティング
{netabare}
教授、癖が強いけどいい人っぽいな。
虎輔の興奮対決は面白かった!!
やっぱ、幸村・氷室ペアよりもそれ以外のモブの方がギャグセンスあるな。{/netabare}

6話の感想 ★★★★☆ 4.5
キス
{netabare}
この実験はなかなか役得なんでは?
奏ちゃんだけでなく、棘田先輩ともキスできるとは。
あんな実験室なら行きたかった。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
飲み会
{netabare}
飲み会でここまで酔う人って意外といないよな。
大抵、吐くから。
女子は基本男がいたらここまで飲まないし。
てか、研究室でお酒がいいとか珍しいな。{/netabare}

8話の感想 ★★★★ 4.0
虎輔の研究
{netabare}
虎輔の研究、聞く分には面白そうだけどやるのは大変そう。
結果が知りたい。
そして、ここにきて新キャら。
漫画家らしいけど、予想ではエロ漫画家!
もしくは、絵がめちゃくちゃ下手くそ!!
さぁ、真実はいかに!!{/netabare}

9話の感想 ★★★★☆ 4.5
沖縄合宿
{netabare}
氷室の水着が良すぎた!!
赤っぽい水着が映える。
流石に水着で抱きつかせなかったのは正解だわ。
もししてたら、雪村死んでたな。
そして、なんと言っても虎輔と棘田の二人!!
めっちゃきゅんきゅんするわ!!
棘田はなんだかんだ言うけど、虎輔のこと好きよね?
{/netabare}

10話の感想 ★★★★ 4.0
研究発表
{netabare}
理系の先生は基本ムキムキではありません。
ますはこれを言っておく。
虎輔の発表は普通に面白くていい発表だったと思う。
奏も凄く準備されていた発表だった。
奏に抱きつくとは、雪村やるな~
奏も相当可愛いからな!!{/netabare}

11話の感想 ★★★★ 4.0
喧嘩
{netabare}
喧嘩というか氷室が嫉妬して怒ったって感じだな。
男は女が何に怒ってるか分からないからな。
しかし、あのOGマジで害悪だな。
確かに恋は障害があるほうが盛り上がると思うが、現実でしかも故意に起こす物ではない!!{/netabare}

12(最終)話の感想 ★★★★★ 5.0
恋を証明してみた
{netabare}
氷室、可哀想に。
あれは逃げちゃうのも分かる。
そして、最後のシーン!!!
エモ過ぎる!!
景色の100点がこっちにも分かる綺麗な作画。
そして、キスシーンで引き画面になるものよかった。
これは満点ですわ。
奏の恋事情や、虎輔と棘田の二人にも気になるところ。{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/10/26
♥ : 17
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

理系が文系に挑んだら、こんな素敵おもろいラブコメに(笑)

[文量→中盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
ジャンルは、ラブコメ。ガチの理系男女が、互いに完全両思いのくせに、「好きとはなにか?」「私はあなたが好きなのか?」を理論立てて説明しようと奮闘する話。

頭が良いバカで、みんな素敵です(笑) OPも好きだな~。

かなり変わった設定なので、アニメをたくさん観てきた層にもウケそうな作品ですね♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ラブもコメも、きちんとレベルが高いな~。

序盤から中盤まではコメディ全開で長し、終盤にややシリアス、そして最終話は恋愛で思いっきり萌えさしてくる。

スゲェ良い最終回で、単話☆5をつけました!

実は氷室のキャラデザってあんまり好みじゃないんですが、それでもこれだけ萌えさせてくるなんてスゲェなと。

2期あったら、恋のライバル登場でしょうか? ヤキモチ焼く氷室と、逆走する雪村くんが、また観てみたいっすね♪
{/netabare}

【余談~ あなたは文系? 理系? ~】
{netabare}
文系(文学・史学・哲学・心理学 等)と理系(数学・科学・医学・工学 等)のどちらに自分が向いている(文系脳・理系脳)かは、色々な点検項目(俗説)がありますよね。

ネットで拾ったり、自分で考えたものもあります。皆さんは、文系、理系、どちらですか?


①怒った時、怒鳴るなら「文系」、黙るなら「理系」。

※文系は感情、理系は理論。例えば芸術家(文系)は灰皿とか投げるイメージです。でも、理系のヒトって、怒れば怒るほど静かになり、どうやったら相手を理詰めで追い込めるかを考えていて、逆に怖い気がしてます(笑)


②星の光は昔の光と聞いて、ロマンを感じるなら「文系」、何光年先だから何年前と計算するなら「理系」。

※文系はロマンチスト、理系はリアリストと言われますよね。小説のように、虚構の中で存分に遊べるなら、文系資質あり!(ってことは、アニメ好きには文系が多いのかな?)


③コミュ力が高い人は社会で成功すると言われた時、コミュ力とはそもそも何か、成功とは何を指すのかを考えるなら「文系」、なぜコミュ力が高いと社会で成功するかという理由を考えるなら「理系」。

※文系は概念(コンセプト)、理系は論理(ロジック)と言われます。言葉や考え方に定義をつけたがるのは文系のクセで、飲んで話をするとき、「そもそも優しいって何だろうね?」とか面倒くさいこと言い始めるのは、大抵文系です(笑) 個人的には、上司(社長や会長クラス)は文系、あとは理系ってチームの方が強い気がします。出来るか出来ないかはさておき、まずはコンセプトを打ち出すのが上の人で、それを実現させられる力があるのは理系。これが、「理系→理系」だと、小さな成功は安定的に掴めるけど、爆発的なヒットは生まれにくい。ただ、「理系→文系」「文系→文系」は、そもそも崩壊するので、やはり就職に有利なのは理系かなと思います。


④口喧嘩で不利な時、論点をずらそうとするなら「文系」、そのままなんとか挽回しようとするなら「理系」。

※文系は柔軟、理系は一本気と言われます。理系の人は考えるのは非常に得意ですが、考えたことを言葉にして伝えることが苦手、不器用な人も多い。一方文系は、わりとこだわりが少なく移り気な人が多いので、上手く話題を逸らします。より空気が読めると言っても良いかも。確かに、理系の人の方が頑固だったり粘り強かったりする人は多いように思います。


⑤結論が出ない時、それでも納得するなら「文系」、絶対に納得しないなら「理系」。

※これは④とも被るのですが、文系は答えの出ない(あるいは個人差がある)問題を考え、議論することが好きです。哲学なんて正にそうだし、美術などの芸術分野、文学の読解もそう。最終的には、「人には色々な考え方があるよね」で、全て解決(笑) そもそも、「ハッキリした答えなんてないだろうけど」から議論を始めるため、終着点が玉虫色でも気にならない。どちらかというと、議論をすること、その時間自体を有意義だと感じていることが多い。一方、理系にとっての議論は、「正しい答えを導き出すための手段」であるので、結論がでなければ、その議論自体が無意味なものになる。途中で議論を投げ出すのは、大体文系ですw っていうか、「とりあえず自分が納得できる解を導ければ」満足するから、文系は(笑)


⑥興味の対象を考えた時、人なら「文系」、物なら「理系」。

※(以下、サイトの引用)文系に分類される文学や歴史学、心理学などの学問は、基本的に“人”を対象としていまはす。人間関係や社会構造、経済、文化、芸術など、人間の活動が研究の中心になる学問が文系に含まれることが多いです。一方、理系に分類される数学や科学、医学などの学問は、主に“物”を対象とする学問となっています。人間を対象にしているように思える医学も、実際の仕事内容は非常に化学的(ケミカル)なもので、血液中の化学物質の含有量の変化などを手がかりに診断や治療を行っています。ですので、文系、理系のどちらを選ぶべきか迷うようなら、あなたが“人”と“物(自然現象)”のどちらに、より興味を持っているのかを参考にしてみるとよいでしょう。って、すごい的確だな~と思いました♪


こう考えていくと、雪村や氷室は、フルマークで理系でしょうね(笑) でも、挑んだテーマは「恋愛」という、感情的で、ロマンチックで、概念的で、人それぞれに異なる解がある、人間味ある「超文系」なテーマですから、そのギャップがここまで面白くさせるんでしょうね♪

さて、では私はというと、①「理系」②「理系」③「文系」④「理系」⑤「理系」⑥「文系」と、多分、「理系脳」なんだと思います、文学部なのに(笑) ゼミの教授にも、「君は情理ではなく論理で小説で読み解こうとするのが面白い」と言われたことがあります。

文系か理系かを考えた時、「遺伝的(先天的)要因」と「環境的(後天的)要因」があるのですが、私は多分、「遺伝的には理系」「環境的には文系」なのかな~と思います。つまり、「向いてるのは理系、好きなのは文系」なんでしょう。下手の横好き、と言っても良い(笑)

まあ、文系か理系かなんて、そもそも人類が生み出した勝手な区別なわけで、100%正確な識別方なんてない、、、っていう、論の締め方、ひっくり返し方が、すでに文系っぽい(笑)

私は昔から、「理屈で考え、感情で決断したい」と思って生活してきました。「なぜこうなるのか(理系)」を知らないまま決断するのは気持ち悪いし、だからといって、正しいことだけを常に選ぶのも気持ち悪い。時には、「間違っていると分かっても選びたい」し、むしろ、「間違っていると分かった上で選びたい」こともあります。

だからあにこれレビューも、基本的には、良し悪しは出来るだけ(といっても限界はあるけど)論理的に書き、その上で、好き嫌い(評価)を述べたいと思ってます。まあ普段、そんなこと意識してるわけじゃなく、もはや、「クセ」ですけどね(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
頭良いバカ二人(笑) 公式はともかく、バカみたいなラブコメで楽しい♪

2話目 ☆4
そりゃ、Cの実験はしなきゃならんだろ。そりゃ、うちらみたく日本文学専攻は例外として、優秀な論文には英語のやつが多いだろうしね。今日も元気にあの二人はクレイジーだったな~(笑)

3話目 ☆3
AKB~↗(笑) 早く結婚しろ(笑) まあ、ギャルゲのデートといえば、遊園地は定番だよな。キャラによって乗り物選べば良いだけだし(笑) 遊園地に誘うとこ、良いね♪

4話目 ☆4
いちいち服を誉めるのは、一般的か? 連打(笑) 観点(笑) いつプレゼン試料作った?(笑) どんだけ好きなんだよ(笑) ただのビビり(笑) この二人、可愛いな(笑) それは、エロゲ(笑)

5話目 ☆3
先生、強キャラ。トラウマ、いじられまくり(笑)

6話目 ☆4
ムード値の公式は、少し納得してしまった(笑) 泣くぐらいなら実験するなや(笑) 池田研はヤバイ(笑)

7話目 ☆4
酔っぱらい(笑) シンデレラ、DNA捜査(笑)

8話目 ☆3
確かに、難しいことを簡単に説明できる人が、本当に頭良い人だよな。オキシトシン喋りすぎ(笑) この映像を観たくなる(笑) 漫画家(文系)とのタッグ。

9話目 ☆3
水着回。ナイスカップルやな(笑)

10話目 ☆4
不真面目なことを真面目に、熱い話だった。プレゼンのやりとりが面白い!

11話目 ☆3
正論がいつでも正しいわけじゃないしね。でも今は、雪村君とめっちゃ仲直りしたい(笑) めっちゃ乙女やんw 徹底的な仲直りて(笑)

12話目 ☆5
そんなのはどうでも良い(笑) 添削してる(笑) 素敵すぎる、ムード値の伏線回収(笑) 素敵なリベンジ(笑) 粘膜接触行為、強制猥褻罪(笑) 氷室のちょこちょこ、可愛いな(笑) 貧弱(笑) もう一回キスしたい(笑) ファーストキスのダメだし(笑) メガネケースのラストも、余韻があって良し。満点!
{/netabare}

投稿 : 2024/10/26
♥ : 30

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

文系の行動原理

国立彩玉大学理工学部研究科に所属している院生の氷室菖蒲。
同じ研究室の雪村心夜に恋をしてしまったと告白する。
理系の2人は、どのようにして恋に落ちたのかを定義づけて証明しようとした。

「好き」という事を証明する。
感情論だったら簡単です。
各種の数値で「好き」を定義づけ。
証明するのは難しいです。

理系の専門用語が多数出現。
文系のオイラには難解です。
数学が面倒だったので選択科目から外しました。
化学や物理学などは、そこそこ得意でしたけれどね。
しかし、日本史の面白さに魅かれていた当時は数学に見向きもしません。
今では専攻した日本史の知識も危ういですが……
やはり現役バリバリの最前線にいる人達には敵いません。

「好き。」と相手に言われたと仮定します。
どういう感情になるのか?
嬉しい気持ち、または、勘違いじゃね?と疑う気持ちなどで複雑かなぁ。
素直に嬉しくなる感情は分かります。
ただ、美人局というトラップの可能性も否定できません。
とりあえず、経過観測という事に落ち着くでしょう。

全然、理系ではありませんね^^;
感情論ばかりで、すいませんm(_ _)m
恋愛感情を定義づけするというラブコメ作品。
ぶっちゃけ、バカップルのデレデレ具合を観察して、所々ツッコミを入れて楽しむ内容です。
ツッコミ役の奏か火に油を注ぐような性格の棘田に感情移入させて、
作品を楽しんだらいいでしょう。
『夫婦喧嘩は犬も食わない』
好き勝手にやらせて放置しておいたら、元通り仲良くなる、という意味です。
感情論で納得できないのであれば、
相手と性行為をしても忌避感を感じない、とかではダメかなぁ……(///▽///)

恋愛感情のある相手とだったら何をしても楽しいです。
反対に嫌いな相手とだったら好きな行為をしても、全然楽しくありません。
理系的思考の人はゴメンなさいm(_ _)m
私には証明は無理でした^^;
結局、私は感情論。
成人の二人が合意の上で婚姻届を役所に提出する。
証明ではありますが、「好き」の証明とは別物かなぁ。
(一応、LGBTの人達にも配慮して、異性という言葉は使いませんでした。)
「好き」という恋愛感情を定義づけしようとするバカップルの奮闘ぶりを楽しみましょう。

投稿 : 2024/10/26
♥ : 28

72.0 5 科学で恋愛なアニメランキング5位
ファンタジックチルドレン(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (308)
1971人が棚に入れました
南の島で両親と暮らす11歳の少年・トーマは、ある日島の遺跡で一人の少女と出会う。少女の名前はヘルガ。無口で、どことも知れぬ場所の絵を描いては、そこに行きたいと言う不思議な少女。トーマは、ヘルガを慕う少年・チットと共に、ヘルガを“行きたい場所”へ連れていこうとする。
何十年かおきに現れる、謎の黒衣の子供たち。“ベフォールの子供たち”と呼ばれる彼らは、長い長い年月をかけて、ある一人の人物を追いかけ続けていた。繰り返される年月に疲弊し、また謎の少年・デュマの妨害によって仲間を減らしながらも、彼らはただ、ひたすらに“彼女”を追い求め続ける。
少年少女の連続失踪事件を追う刑事・クックスは、捜査の中で“ベフォールの子供たち”と呼ばれる存在に辿り着く。追い求めるほどに深まる子供たちの謎、不可解な現象、そして現れる謎の青年。一体、失踪した子供たちにどんな秘密が隠されているというのか。
平行する3つの物語は、やがて複雑に絡み合い、500年の時を超えた、ある惑星の悲劇へと収束していく。


声優・キャラクター
河原木志穂、皆川純子、花輪英司、小林希唯、浦田優、高口幸子、はらさわ晃綺、松本さち、矢口アサミ、坂本真綾、鈴木千尋、甲斐田ゆき、辻親八、住友優子、後藤哲、羽多野渉

屋根広し さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

作画で損しているアニメの代表

確実に作画から判断して観ない人が多いと思う。
物語がすばらしいので作画が気になりません。
もし作画が万人受けしそうなものだったらもっともっと上位にいっていること間違い無しです。

観終わった今ではこの作画でよかったと思っています。感情表現がわかりやすく、素直に感情移入ができたような気がします。

これから観る方へ
序盤は若干退屈かもしれません。中盤あたりでいろいろと明らかになり見入るようになると思います。
あと、終盤の挿入曲で涙すると思いますのでお楽しみをw

投稿 : 2024/10/26
♥ : 11

琴娘 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

人を選ぶが、ハマるひとは本当にハマる!

本放送時から強い思い入れをもって見ていました。
終わってもなお大好きな作品のひとつです。
まず、誰もが最初に躊躇してしまいがちなこの独特な絵柄、なのですが、これに慣れて気にならなくなってからがこのアニメの本番!です。
さらに2クールある物語のほぼ半分を伏線をとことん張ることに注力しているこの作品を退屈だと思わないかどうか、
この作品を心から面白いと感じて楽しめるための条件は以上の2点を我慢できる(?)人のもとで初めてそろいます。
これがクリアできればもうこの作品を大好きになれること間違いなし!です。おそらく。
伏線が回収された瞬間の爽快感ったらありません…!
そうだったのか…! えっあの人が…!?
そんな瞬間がたくさんあります。
音楽も素晴らしく、心地良いメロディや音色は今でもわたしの心の癒しの源です。実は今も聴いています。

その人がアニメに何を求めているのかにもよりますが、SFの類が好きな人にとっては満足していただける作品だと思っていただいて間違いないのではないでしょうか。
最終回、終わり方の解釈もさまざまあります。
この解釈を自分なりに考察するのもまた一興、というところですね。

投稿 : 2024/10/26
♥ : 12

いっき さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

壮大な恋物語

当時3話まで見て切ってしまったアニメ。切った理由絵がちょっと受けつかなくて話が難しくて週に一度のペースで見るのが苦になってしまったから。

しかしこのアニメは評価が高くいつか見たいと思って見てみました。

26話見終わって、なんて壮大な恋物語なんだろうと・・・物語がしっかりしてて見ごたえがありました。

話は難しいですが1話1話じっくり見ればこの恋物語の謎や答えが分かります。最後にはすべての謎が解けてスッキリした気分で完走できました。

自分もそうでしたが絵が苦手とか最初から話が難しくて「いみふ」と受け止めてしまうかもしれませんが物語り重視でちゃんと完結するアニメを見たいという人にはおすすめかもしれません。

物語重視な分、物語の進行が淡々と流れますのでしっかり見たほうが良いです。なんとなく見てしまう人は話がわからなくなり置いてかれます。

投稿 : 2024/10/26
♥ : 13

62.5 6 科学で恋愛なアニメランキング6位
放課後のプレアデス TVアニメ版(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (358)
1771人が棚に入れました
星が大好きな中学生、すばるはある日の放課後、宇宙からやって来たプレアデス星人と遭遇した。
地球の惑星軌道上で遭難した宇宙移民船を直すため、
プレアデス星人は地球人の中からエンジンのカケラをあつめる協力者を召還したという。
ところが集まったのは1人のはずが何故か5人!
「魔法使い」に任命された5人の少女たちはそれぞれ何かが足りていなくて
、 力を合わせようにもいつもちぐはぐで失敗ばかり。おまけに謎の少年まで現れて、
こんなことでエンジンのカケラを回収して宇宙船を直すことはできるのか??
かわいそうな宇宙人を助けようと、未熟さゆえの無限の可能性の力を武器に、
友情を培いつつ、カケラあつめに飛びまわるすばるたち5人。
宇宙と時を翔る、希望の物語。

声優・キャラクター
高森奈津美、大橋歩夕、立野香菜子、牧野由依、藤田咲、桑島法子
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

結局、15年春期に見てたアニメとしては一番好きです という結果に

BD3巻が届いたので、嫁さんの冷めた視線に耐えながら居間で観てたんですけどね。
ホント判り辛い作品だったんだなとw
私も初見時は雰囲気だけで観てたトコがあったんですけど、小説読んだり観直したりして理解が深まってから改めて見るとホント不親切なのが判るというか(汗)
 みなとの温室の植物って6話のプレアデス星人の宇宙人のエンジン再起動のところまで1つも花咲いてなかったの、実は私は見逃してましたw

んで、なんで6話まで咲いていなかったのか、なぜあのシーンで開花したのかを一応書こうかと。
いや、そんなの判ってるから!と言う方多いでしょうけども私みたいなおバカさんは雰囲気だけで流しちゃってるかもしれませんから(汗)
{netabare}

あの蕾までしか成長していなかった植物や飛び交う蝶達は、選ばれなかった可能性の欠片達。それらの集う場所が温室。ここに居る者達に未来は無かった。
病室のみなとの現実への憎悪から生まれたつのマントに追われるすばる。
つのマントの望みはプレアデス星人の宇宙船のエンジンの欠片の強大な力を手に入れる事であり、彼の憎悪は巨大な宇宙船の実体化に巻き込まれて地球が滅びる事も自らの選択肢に入れている。自分の未来が無い世界ならば滅びても構わないと。

そして中盤の山場の6話。宇宙船が実体化を始めてしまう。

病室のみなとの絶望から別れ出でた温室のみなと。
彼ら未来を閉ざされた可能性達の世界である温室へすばるが迷い込み、温室のみなとはお守りとして温室の花の蕾をすばるに送る。
プレアデス星人と5人の魔法使いたちは手持ちのエンジンの欠片のみの力で宇宙船の実体化を阻止しようと試みるも、力及ばすエンジンは再起動しない。
そして、すばるの起動して欲しいという祈りに応えるかの如くお守りの蕾と温室の可能性の欠片達が一斉に開花、エンジンが再起動しその場凌ぎとは言え宇宙船の実体化を防ぐんすよね。
未来の閉ざされた可能性達の力で結果的に救われる地球というトコが泣かせますわね。 {/netabare}

 観てた方は判るんですけど、アニメの中であの温室や植物や蝶達は如何なるものかの具体的説明無いんすよね。ここらへんの観る側を試しているかのような全体的な作りが、結果的にこの作品の敷居の高さになってこの低評価なんだろうなと思うとホント残念です。
まぁ私自身も初見時はなんか騙されてる様な気持ちで観てたんですけどねw

浅い作品じゃないので、もしこれから観られる方がいらっしゃるのであればコレは考察しながら観る作品として構えて臨んでほしいなと思います。
その上で気に入らないのであれば、まぁ好みですしね。

レビュー追記したついでに評点も上げちゃいます(汗)
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先日発売された"みなとの星宙"読んでるんですが、切ねぇです(涙)
みなと視点での小説となってるので、TV版お好きだった方は読んで見てもいいと思います。アニメでは明言されてなかった事柄が色々書かれていますので。
何故すばるにあんなにツッケンドンだったのかとかもw
{netabare}
病室ですばるの折り紙の星とみなとが交換した可能性の欠片ですが、あれはこの世に生まれなかった生命のものとアニメでは言っていました。
すばるのお母さんが一時的に入院していた理由、すばるの妹として生まれてくる筈だった子の可能性の欠片なんだそうです。{/netabare}
そんな感じで、色々とアニメではモヤっとした部分が書かれてます。
小説は基の設定の肉付けが多いとの事ですのである意味二次創作に近いとも言えるのかもしれませんが、作者が極めてガイナックスに近しく且つ星雲賞も取ってるプロの作家さんですので、アニメの補完としてはパーフェクトな出来だと思いました。
(何処が佐伯監督の設定で何処が肉付けなのかが明示されてれば尚良かったんですが・・・)

いい作品だと思うんですけどね~。相変わらずの低評価で残念です。
小説読んで後にアニメ見返しましたが、あまり評価されて無いのも判る気がしました。判り辛いんですよね、多分。
ちと内容が抽象的且説明とかセリフ不足過ぎたのかもですね。

 私的にはこの作品やっぱり好きだし、とても素敵なストーリだと思ってます。
このまま低評価で埋没して欲しくないんんですが・・・これがこの作品の運命線なんでしょうね。止む無しかw

因みにBDのケースがイマイチな作りで、ディスクが超取りづらいですw

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 一応ユーフォの最終話観終えたので、個人的にどれが一番好きだったかと改めて考えるとコレでした。
魔法による派手な戦闘という見た目の見せ場も無い作品ですし、怒涛の鬱展開って訳でもないので終始地味な作品ですけど。
なんかジワジワ来るんですよね、コレ。
どうも無学な私にゃ煙に巻かれてる感を感じてたプレアデス星人の学術的用語も、きちんとした代物らしいので素直に納得しときますw
ま、この作品のいいところはヒロインたちも作中で言ってますが、なんだかんだ物理の話出す癖に魔法なんて胡散臭い代物で状況を打破していくところですしね~

何も無いのだったら、何にでもなれる筈。

オッサンになった私には今更な事ですが、この作品のテーマは子供達らしい素敵でかわいらしい代物だと思いますし、好きなんですよね。
15年春期はユーフォがクオリティとして最高だったとは私も思ってます。
ただ、コレもお暇だったら見てあげてくださいまし。意外とイイですよ(汗)








 という事で15年冬期放送分は円盤買ってた作品も無かったので、私はコレでも買って多少は業界に還元してみます。
それが若い人に比べれば多少は購買力のあるオッサンの務めですしねw

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評価点若干修正します。
個人的にはこの期で観てた中では満足した作品の一つですしね。
泣けるしw
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 終盤の展開、私はおバカなので完全には把握できてませんw
逆に実はそんなに深くも無い結末だった気もするんですよね~。
考えすぎなんでしょうか・・・・
素晴らしい考察を何方かプリーズ(汗)

と、視聴後に考察とか探しましたが皆素直に観たままで解釈してるんですね。
私、セリフに踊らされ過ぎたのかもです。

全体の雰囲気は私は嫌いじゃなかったし意外とテキトウな作品だと思いますけど、私は面白かったですね。
プレアデス星人の宇宙船が実体化したらヤバいと言われても、さりとて危機感をあおる判り易い表現も無いし。プレアデス星人も言ってる事胡散臭いしw
でも元の世界線に皆が戻る時のあの感じ、私は好きかも。
見た目と違って意外と理解力求められる作品だと思うので、万人向けじゃないかもですね。派手な戦闘が有る訳でも無く、サプライズ連発な展開という事も無く、こじんまりと可能性とか願いとか覚悟とかを少女たち目線で描いてる作品なんで正直内容的には地味です。
けど悪くないと思うんすよね~。けど、単に煙に巻かれてる気もして釈然としない・・・気もする(汗)

個人的には、訳ワカメだからクソだ!と切り捨てたくは無い作品でしたです。
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7話まで観ましたが、コレ結構いいと思うんすよね。
時々車の部品名が入るのがアレですが。
スパークプラグの代わりにドライブシャフトを使って点火って(滝汗)
アニメ見てればまぁ言わんとしてる事は判りますけど、無理やり車とこじつけなくても、ねぇ。
私がレビューにするとバカな作品みたく見えてしまい何ですが乙女なオッサン的には7話でちと泣きそうになったので、この手の路線嫌いでない人は見ても悪くないんじゃないかなと。
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今更なんですが、とりあえず一話だけ見まして・・・
オッサンのくせにカワイイもの大好きな私的にはアリなので続きも見てみようとは思うんですけども。
ただ、題記の様な事にならないか不安です(汗)

この期に及んで私如きが忠告するのもアレなんですが、見た目が完全に魔法少女モノなんでそういうのダメな人はスルー確定ですね。

投稿 : 2024/10/26
♥ : 31

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

夢と優しさに溢れた素敵な作品

5人の魔法少女が宇宙船の「エンジンのかけら」を集めるファンタジー、という説明では観てない人にはさっぱりわからないと思いますが、とりあえず優しい雰囲気の魔法少女ものです。
春アニメの中でもお気に入りで、毎週楽しみに観ていました。
自動車会社がスポンサーだったため、魔法少女が空を飛ぶために使うのは箒ではなく、飛ぶとエンジン音がするドライブシャフト。それに乗って太陽や土星や、もっと遥か遠くの宇宙にまで飛び出していきます。背景となる宇宙の絵はとても美しく、また天文系の用語や知識が結構使われていますが、あくまでも魔法少女ファンタジー作品なので、SF作品などと違って科学的な制約に捕らわれる必要もなく、宇宙のロマンの美味しいところだけ上手につまみ食いできているように感じました。
物語の大きな軸は、まだ何者にもなっていない、だからこそまだ何者にでもなれる可能性を持った少女たちの成長、といったようなもので、そこに個々のキャラの掘り下げエピソード(これがどれも非常に出来が良かったです)とか、主人公の微笑ましい淡い恋愛などが加わります。
作画は全体的にとても綺麗で、またアイキャッチの絵がとてもかわいくて毎週楽しみでした。声は、ななことプレアデス星人を演じた声優さんがとても良かったと思います。
夢と優しさに溢れていて、何度も繰り返して観たくなる素敵な作品でした。

投稿 : 2024/10/26
♥ : 26

ゼルミナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

とにかく綺麗なアニメ。匠の業を見よ!

2019観了。
見終わるのがもったいなくて…各話をループしつつ年を超えて最終回。
トータルで人間の持つ水分量を超えるくらいの涙を流した自信がある。

「トップをねらえ!」
「魔法少女まどか☆マギカ」
歴史に名を残した上記の名作が好きな人は見るべき作品。
(初期ガイナックスファンを自認する昭和ヲタクには見る義務があると言いたい。)
そして、本作も間違いなく傑作。佐伯昭志スゲー超スゲーマジスゲー。
(ボキャブラリーが崩壊するほどスゲーと言いたいらしい…。)

天体をはじめとする「大きなもの」から、日常の「小さなもの」まで、とにかく絵のこだわりと心配りが素敵。一瞬の油断もないという感じ。
そして、それぞれのシーン作りがまた美しい。
何より、それをのせて走る物語が素晴らしい‼
切なさと寂しさをキチンと描きつつ、それでも前向きなラストにいたる一連のストーリーはエログロナンセンス一切抜きの真剣勝負。
両親や家族との関りがちゃんと描かれているのも好感。

声優陣も良いのだが、特筆すべきはやはり桑島法子と大橋歩夕。
何度も同じ話を見ていて、少し集中が途切れそうになってもこの二人のセリフで引き戻されてしまう…

各所でオールドSFファンをニヤリとさせるのもGAINAX風味。
遊び心に溢れてるのも好きだなーちょっとメタなギャグとかあったり。

見終わった瞬間はもうどうしようもないテンションになってて、とにかく家を出て息が切れるまで走ったわ。
これで星が綺麗だったらいい話なんだけど、都会在住なもんで仕方なくコンビニ寄って帰った。そしてまた1話からみた。(徹夜。)

投稿 : 2024/10/26
♥ : 6

64.3 7 科学で恋愛なアニメランキング7位
飛べ!イサミ(TVアニメ動画)

1995年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (58)
459人が棚に入れました
花丘イサミ、月影トシ、雪見ソウシの三人は幕末に活躍した新撰組の子孫。ある日、花岡家の蔵で新撰組の秘密基地を発見し、光を放つ不思議な剣を手に入れる。そして、世界征服と花丘魁博士(イサミの父)の誘拐を企む悪の秘密組織「黒天狗党」と戦っていく。初期は少年探偵ものの方向性で、「しんせん組」で巷で起こる事件を追い、主にイサミが剣を用いて悪党と戦うという内容だった。中盤から黒天狗党が本格的に暗躍し始め、しんせん組もパワーアップを果たして「ヒーローもの」の方向にシフトしていく。

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

アイキャッチもめちゃくちゃカッコいい

小さいころに何となく見ていて記憶に残っていたアニメ作品なのですが、佐藤竜雄監督ということで今の年齢になって改めて視聴してみました。

いやぁ、子供向けアニメとは思えないクオリティですね。多分、ものすごく複雑な裏設定とかがある作品だと思うのですが(細かい科学技術や人間関係とか絶対ありそう)それを真綿で包んだかのような柔らかさと優しさがある感じです。子供向け作品なので、敵キャラが親切で非常に微笑ましいです。難しいことも噛み砕いて説明されていて、ここまで大人も子供も両方が楽しめる作品は珍しいのではないでしょうか。

そして、今の自分の年齢だからなのか、女性キャラクターがやたら可愛い印象があります。いや、全員可愛いです!ここまで女性キャラにときめいたのは初めてかもしれません(笑)。特に高木はるかと烏丸ヒロ子にメロメロでした。さらに男性キャラクターも印象的な人物が非常に多くて、各キャラクターを掘り下げたエピソードをもっと放送してほしかったなと思いました。

声優陣も実力者ぞろいの中、主人公の花丘イサミを演じていた中嶋美智代さんの声が非常に存在感を出していました。少し上ずった感じの非常にかわいらしい声で、もっと色々な作品に出演してほしかったなと思いました。プロ野球選手の奥さんだと最近知って、非常に驚きました。

全50話で足りないと感じてしまうくらい各話のクオリティが高くて、なおかつ軽い気持ちで見ることができる作品だと思います。

投稿 : 2024/10/26
♥ : 7

57.6 8 科学で恋愛なアニメランキング8位
探偵チームKZ事件ノート(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (63)
353人が棚に入れました
友だちや家族、また成績に、なやみやコンプレックスを感じている
小学6年生の立花彩。

あるとき、塾で出会った超・個性的な男子4人と「探偵チームKZ(カッズ)」を組むことに!!

個性豊かな「探偵チームKZ」が、事件にまきこまれ、時にぶつかり合いながらも、それぞれの特技、専門知識を使い、協力して、事件を解決にみちびきます!


声優・キャラクター
巽悠衣子、斉藤壮馬、寺島拓篤、西山宏太朗、市来光弘
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