筋肉TVアニメ動画ランキング 48

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早速見ていきましょう!

84.2 1 筋肉アニメランキング1位
リトルバスターズ! 〜Refrain〜(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (1521)
7968人が棚に入れました
深く、どこまでも深く――。
理樹の意識は暗い闇へと沈んでいった。
壮絶な事態が進行する中で、理樹は何もすることができない無力感に苛まれた。
―なぜこんなことになってしまったのだろう―理樹は自問自答し、自分の弱さを乗り越えるために現実に抗うことを決意する。
「この世界の秘密」の真意、願いに応えるために、未来を笑顔に変えるために──。

声優・キャラクター
堀江由衣、たみやすともえ、緑川光、神奈延年、織田優成、やなせなつみ、すずきけいこ、若林直美、田中涼子、河原木志穂
ネタバレ

takoaki さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

友情のリトルバスターズ!2度見てもらいたいアニメ。(2回目視聴する人のための自分なりの解説もあります)

[こんな人にオススメ!]
・リトルバスターズ1期を視聴した人
・感動したい人

[ストーリー&感想]
原作プレイ済みです。総評としては、無難な展開。といったところでしょうか。所々に不満はあるものの前期より制作側の努力が見えましたし、感動もし泣きもしました。やっぱり、リトルバスターズは最高です!
でも、この作品って1回目だと感動が伝わりづらいような気がするんですよね。自分の場合がそうでした。3回目原作をやり直してやっとこの物語のすごさに気付いて、本当の意味で泣くことが出来ました。。アニメは原作の簡略版みたいなものですが、こちらでも十分リトバスのすごさが出ているので、是非とも前期から見直してもらいたいです。(あるいは、refrainだけでも)
そして、もし、途中で断念した人は以下のネタバレ読んででも見てくださればと思います!
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以下には、1回見た人の為への自分なりの解説を書いていきます。
これを読んでさらにリトバスについて知ってもらいたいです。さらに言えば、これを踏まえてもう一度見てもらいたいです。

棗恭介
{netabare} 仮想世界の創造主。理樹と鈴を除いた他の皆も世界の創造にかかわっていますが、恭介の役割が大きいでしょう。なので、リトルバスターズのメンバー以外のキャラクターの会話や行動は全て恭介により行われていると考えればよいかと思います。(かなたは もしかしたら例外かもしれませんが)
また、彼の行動の全ては理樹と鈴の成長の為。遊ぶためではない。二人を強くするために幾度と同じ世界を繰り返した。そのことを念頭に置いて恭介を見ていると、ちょっと違うように見えるかも。 {/netabare}

井ノ原 真人
{netabare} 実は彼が一番ぶれることのなかったキャラです。仮想世界の繰り返しにより、恭介は最後の世界で引籠りになり、謙吾は仮想世界を永遠と繰り返そうとする。しかし、真人は変わらない。幾度も繰り返してきたギャグを繰り返し、馬鹿を演出する。全てを知りながら、バカなふりをする。それでいて、さりげなく理樹と鈴をサポートする。ほんとに、愛すべき馬鹿です。
ちなみに、リフレインの世界で一時真人の目に全ての人が真人に見えるようになったのは 恭介の仕業だと思われます。{/netabare}

宮沢 謙吾
{netabare} 彼は皆と馬鹿をして遊んでいたかったくせに、剣道をやるといいリトバスの参加を拒んでいました。それが古式イベの後で吹っ切れて、本当の自分丸出しで馬鹿になります。まぁ、要するに彼は遊びたかったんです。だからこそ、恭介の計画に反対して仮想世界での生活を繰り返していこうと思っていたわけです。
これ故に、謙吾が一番子供だと言われたりしていますが、現実世界のことを考えると彼の仮想世界での行動も納得行きます。私が思うに、彼は現実世界では剣道一筋で皆とあまり遊ぶことがなかったのではないでしょうか?本当は遊びたい自分を隠して、剣道をし続けた彼。仮想世界でも現実のように剣道一筋でいようとした。でも、どうしても現実世界で皆と遊ばなかった自分のことを悔いてしまい馬鹿をさらけ出してでも遊ぼうとした。
この彼の心情を考えてもう一度見ると、彼の涙にさらに共感できるかと思います。 {/netabare}

古式 みゆき
{netabare} 以外と重要な人物。直接は言及されませんが、彼女は現実では死んでいます。謙吾に相談したものの、結局のところは死を選んでいます。なので、仮想世界で謙吾が彼女を助けたのは現実世界でそうできなかった自分への罪滅ぼしのようなものかと。
そんな彼女を利用して恭介は鈴の併設校問題の時、謙吾と理樹が負けるよう陥れます。死んだ人を利用してコールドゲームに用いた恭介。だから、「茶番だ」「土足で踏み込んだ」などのことを謙吾は言ったのです。
1期の小毬ルートで理樹が墓に行くシーンを見返してみてください。後ろに動く傘があるはずです。それは、原作の描写を見る限り、謙吾です。そして、その墓参りの対象は現実で死んだ古式だと思われます。{/netabare}

能美 クドリャフカ
{netabare} 1期のクドルートの中でクドは「全部思い出しました」と、恭介に告げていたかと思います。これはバス事故のことかもしれませんが、私は現実でクドに起きたことのことかと思います。現実世界でも母親・チェルヌシカの乗った宇宙船は爆発した。そして、仮想世界でこそ奇跡的に脱出したものの、現実ではチェルヌシカは死んでしまった。と、私は考えています。(もしかしたら、仮想世界でも結果的に死んでいるのかもしれません)根拠は原作のrefrainクリア後のクドルートの最後にある追加エピソードです。確か、クドと理樹が二人でチェルヌシカが宇宙で撮った映像を見ているシーンがあり、クドはそこで泣いていたかと思います。私はそれを現実世界に戻り生還したのちの二人だと思っているので、やはりチェルヌシカは死んだものかと。
さらに、クドは現実世界でのロケット事故時にテヴア行きを拒んだものと思われます。だから、恭介は「また同じ過ちを繰り返すのか」と言ったのです。謙吾が古式に対して罪滅ぼしをしようとしたように、クドも同じく罪滅ぼしをしようとしたのかと思うと、仮想世界は理樹と鈴のみではなく他の皆にとっても深い意味を持つものだったのではないでしょうか。
さらに追伸。クドがテヴアに行く際に皆にいったロシア語は「ぷらしゃーいちー」。直訳すると「永遠にさようなら」。これは、ヴェルカやストレルカの名前がそうであるように、自分の望みと反対のことを言う風習に倣った発言かと思われます。でも、普通にこんなこと聞いたら驚いてしまいますよね。来々谷さんも眉しかめてましたね。
祖国の儀式をやるときクドが理樹に言うよう頼んだ言葉は「に・ぷーか、に・ぺーら」。これは、「毛も羽もない」という意味。もとは、狩りに行く人に言った言葉らしいので成功を祈る意味があるのでしょうね。 {/netabare}

西園 美魚
{netabare} 正直、美魚ルートは私に解説できるものではなく、感じろ!と、しか言いようのない抽象的なルートです。だからこそ、一番好きなんですけども。
彼女は世界の秘密を利用して、仮想世界において美鳥を美魚にさせ、自分は孤独であろうとしました。「白鳥は 哀しからずや 空の青 海の青にも 染まずただよう」この詩の白鳥は美鳥であり、彼女は今孤独である。ならば、自分が孤独になり彼女を呼び戻そう。そう、考えたのかと思います。
でも、人ってどこにいても結局は孤独なんです。だって、いくら人といても自分は他人と交わることが出来ず自分のままなのだから。自分が白なら、他人は青。白と青は混ざらない。そういうものです。そして、孤独だからこそ人に触れ続けようと思える。
と、いったことを美魚ルートで表現したかったのではないでしょうか。完全に自分の考えですけど。そんな彼女だからこそ、他のキャラが言ったら普通の言葉に聞こえるものが、違うように聞こえてきたりもします。確か、アニメのクドルートにもそんな台詞があったかと。。 {/netabare}

小毬ルートは特に解説が必要がないと思うので割愛。
来々谷ルートは全ルートの中で一番重要かつ、完成度が高いと評価の良いルートですが、私には難解すぎます。誰か頼んだ。
ハルカルートも特に難しいことはないので割愛。

他に疑問のある方は、メッセージくだされば加筆します。

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第一話感想
{netabare}
ついに始まりましたね。冒頭から意味深なシーン、そしてOPもしっとり落ち着いた感じで表情も何かに悩んでいるようです。予想していた通り 小毬ちゃん主催のホットケーキパーティーから始まったわけですが、まさかの1話目にして来々谷ルート突入後のいじめ解決まで。前期に比べあまりにも早い展開にびっくりです。グダグダした感じがなくなってとてもよかったです。
ただ、理樹と来々谷さんが二人、手をつないだまま放送室まで来たのが少し気になります。恋愛パートはないと思っていたのですが、少し組込むつもりなのでしょうか。気になります。あと、EDで謙吾が制服を着ていたのに少し疑問を覚えました。雰囲気に合わせるためでしょうか。原作では制服を着るとホモに見られてしまうと言い、嫌っていたのですが。
とにかく1話は満足です。最初から最後まで鳥肌立ちっぱなしでした。{/netabare}

第二話感想
{netabare}
いい!実にいい演出だJCさん!来々谷ルートは恋愛部分全部のぞいたらほとんど何も残らないのでは?と、思っていたところをこのように展開するとは。花火のシーンで少々強引ではあるけれども、何とか理樹が意図せずに2人きりになる場面を演出したこと。鈴の心情の変化の演出。そして、恋について悩む理樹の脳裏に映る鈴の表情。完璧じゃないですか!贔屓目に見ていることもあると思いますが、最高です!来々谷さんがピアノを弾いてる時のBGMとしてCDアルバムripresaの音楽を持ってきたのも嬉しいです!
ただ、少し惜しかったのがロリロリバスターズの使い処。原作では、それを言ったところに鈴が入ってきて幻滅されるシーンなのですが、それがなかったのはちょっと惜しい。まぁ、鈴の心情表現のために一度鈴を退場させているので仕方ないですね。そっちの方が大切です。
今回は来々谷さんの独壇場でしたが、それより美魚がしゃべったことの方が嬉しかったです。 {/netabare}

第三話感想
 1話より2話が。そして、2話より3話がいいという。JCさんありがとうございます。
{netabare}
 姉御ルート終了ですね。見ている間ずっとクオリティーの高さに驚きっぱなしでした。個人ルートの中で一番不可解な姉御ルートを言葉より視覚、表現を通して表していたところが良かったです。原作を2回プレイしている私ですが、姉御ルートは私にとって分りづらいところが多かったため、あまり記憶になかったのですが、まさかアニメで綺麗に整理されるとは。表情って大切ですね。Cパートでの姉御の発言はこの話のカギとなるものが多いため、見ていて涙ものでしたね。最高です。来週は鈴ルートの序盤なので、また初期のノリに少し戻るかもしれませんが、どう展開されるか期待です。

 P.S Bパート後半に流れてたシンクロニクル聞いてると、どうしても雪の中から美鳥が現れるような気がしてしまうんですよね。 {/netabare}

第四話感想
{netabare}
 鈴ルートが始まりましたね。姉御ルートよりも更に記憶がないことに視聴しながら気づきました。原作でもこんな感じだったっけ?と、思いつつ見ていました。原作プレイ時には鈴に対して特にかわいいと思ったことはなかったのですが、なんだこれは。。鈴ってこんな魅力的なキャラだったか!?かわいい。かわいすぎる!でも、私には西園さんがいます。理樹もかわいかったですね。
 後半でのリトバスメンバーの理樹と鈴を祝福する時の表情が、もう、原作既プレイ者としては胸に込み上げてくるものがあって、それだけで感動しました。ただ、今回のクド、ハルカ、美魚が消える場面でうまいやり方だと思いながらも、アニメでの設定に少し疑問がわいてきましたね。アニメ組の人にはいえない疑問なのでここには書けませんが、これからどうなるのでしょうか。 楽しみです。{/netabare}

第五話感想
{netabare}
 恭介、何をたくらんでいる。そう言いたくなる、多くのことが詰められた回でした。ここら辺は原作の記憶があったのですんなりと見ていられましたね。鈴と小毬のシーンが多くなっているのに感動しました。他の女子勢が消えて一人だけ残ってるけど、こらはこれでありかな。
 原作に比べてやけに伏線が多い気がするけれども、これは実際どうなんでしょう。ちょっと原作やり必要がありそうです。
 来週、逃亡。か。。。{/netabare}

第六話感想
{netabare}
 思ったより駆け足でした。まぁ、原作の逃亡生活はこれくらいにまとめていいと思っていますが。ただ、ナルコレプシーをここでもう一度言及してもよかったのではないでしょうか。こまりさんの携帯がつながらない部分も、1期に伏線を張っておいた方が良かったのでは、と思っています。西園さんルートが終わったあたりのOP前に鈴が機会に弱いことと、恭介がパスワードを設定していることを日常風景として入れておくことはできなかったのかな。
 総合的には満足のいく出来ではありましたが、BGMに聞きなれないものが3つほど出てきて。。あれは、アニメ独自のものなのでしょうか?原作通りの演出を求めていたので少々がっかりな部分もありますね。
 反面、とても気に入った演出も。まず、昔のリトルバスターズを回想する理樹。まで、7話が放送されていないので分りませんが1期の始まりである「恭介が帰ってきたぞ」が回想に入っていたのは物語の始まりを思い出させるという理由でよかったです。それと、田舎で理樹が目撃した蛍のような球3つ。原作組にしかわからないものですが、ささやかなこの玉の演出もよかったです。
 来週からのリフレインどうなるかな?{/netabare}

第七話感想
{netabare}
 今週からリフレインに入りましたね。アニメ組の人はこれを見てわけがわからない状態になっているでしょう。だが、それが正しい反応です。原作プレイ時も、何も変わらないはじまり方なのに鈴と恭介が変わり果てていて何が起きたのかついていけない状態でしたし。ましてや、一本道のアニメなので余計困惑するでしょう。この困惑した状態は、ちょっと長い間続きます。でも、全部ちゃんと明かされるのでその時、もう一度見返してみてください。
 批判したい点としては、振出しへの戻りがあまりにも唐突すぎること。仕方ないことなのですが、もう少し鈴ルートで世界が一度終わったことを表現できたはずだと思います。また、テンポが速すぎる点も問題があるかと。ここは、振出しへの戻りに適応できるよう、そして個々の感情を表すためにも丁寧な展開が必要だったはずです。現状を見る限り、このテンポは最後まで続きそうなので少々不安です。やはり1クールは短すぎたのでは。。 {/netabare}

第八話感想
{netabare}
真人の話がいい感じに1話に収められていてよかったです。全員が真人になるシーンは正直、アニメにするとギャグにしかならないだろ!とか思っていたので短く済ませてくれていて安心しました。今週は特に可もなく不可もなくで、書くこともそんなにないですね。来週の謙吾、どんな内容だったっけ。 {/netabare}

第九話感想
{netabare}
謙吾回よかったです!アニメ組でもまだ普通に見れた内容だったのではないでしょうか?最初は物語へのかかわりも薄く、一人自分の道を歩み続けていた謙吾。でも、それは自分を演じていたにすぎず、本当の自分はみんなと遊んでいたい気持ちでいっぱいだった。謙吾が実は一番子供なんですよ。最後の泣いてるところの演技は本当に良かったですね。謙吾の心情が伝わってきます。{/netabare}

第十話感想
{netabare}
 恭介ぇぇぇぇぇぇぇ!!って叫びたくなる回でしたね。今回は解説回としてちょうどよかったのではないかと思います。アニメは時間が限られる分、こういう風に直接説明するほうが手っ取り早いですもんね。原作だと今はまだはっきりとは世界の秘密が明かされていない時点のはずなので。。
来週が最大の山場で、11話の出来によってリトバスアニメが黒歴史となるか否かが決まります。制作側もそれは100も承知のはずなので、いい出来であるはず。たぶん。 {/netabare}


第十一話感想
{netabare}
原作通りで満足でした。緑川さんの演技はさすがですね。涙腺がやばかったです。ただ、消えていくのはもっとじっくりがよかったかな。
さて、この話まで見て二つの部類がいると思うんですよね。見てきてよかったって人と、ナニコレ?っていう人。私は原作プレイ時は実は後者の方でした。まぁ、ナニコレ?ってほどではなく、「感動したけど、泣けないよね?」という程度。そんな私がこのリトバスが大好きになったのは原作を3回目プレイしているとき。色々な解説サイトを通して各キャラの立ち位置、心情などを知ったのちに2回、3回とプレイすることにより各キャラ、特に恭介・謙吾・真人の3人がやっと見えてきたんです。それにより、3回目のリフレインで初めて号泣というわけです。
つまり、私が言いたいことは1回目で納得がいかなかった人は余裕があれば繰り返し見てもらいたいという事です。1回だけじゃリトバスを真に知ることはできませんから。

来週と再来週、演出どうするんだろう。思ってみれば、ここが一番複雑だぞ。{/netabare}

第十二話感想
{netabare}
 今週はちょっとがっかりです。構成が満足いくものではありませんでした。1期のころから私が期待していたのは先週の別れの内容より、今週やった小毬と鈴が出会うシーンでした。皆消えたはずなのに実は仮想世界に残っていた小毬ちゃんが鈴に泣きながらも笑ってもう一つのお願い事を言う。。自分が原作で一番大好きなシーンで見るたびに涙涙でした。なのに、アニメでは感動はしたものの、それ以上には湧き上がる感情がなかった。残念です。
私が思うに、屋上で小毬に会う前に、鈴が彼女との約束を思い出すことにより小毬がそこにいることを先にばらしてしまったこと。また、クドや来々谷たちとの過去を思い出して一人一人がいないことを確認している場面と小毬の屋上シーンを即座につなげなかったこと。まぁ、要するに原作通りやってもらいたかったということです。残念。 {/netabare}

第十三話感想
{netabare} 西園さんが妙に優遇されていて嬉しかった最終話。これは、西園さんの登場シーンの少なさへの配慮なのかあるいは、2期で復帰した声優・河原木志穂さんへの配慮なのか。
それはさておき、まぁ13話は内容を知っていた分特に可もなく不可もなくという感じです。個人的には、原作の時からこの全員が助かる奇跡の展開はあまり好きではないので。。原作では二人だけが生き残る道も選択できるので、そっちの方が少し悲しくても好きです。JCさん、お疲れ様でした! {/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18
ネタバレ

ぴの@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

チーム名は…リトルバスターズだっ!!

2013年秋、放送開始。全13話。
リトバスの続編ということで、いよいよ物語の核心へと迫るみたいですね。
Key作品なので、どのように感動させられるのか期待してしまいます。

個人的には、京アニに作ってほしかったですが…

見たらレビュー更新します\(^o^)/
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めちゃくちゃOP、ED、ともに好きです。すごくうれしいですね。評価はまだまだ変えるつもりです。


感想
【第1話】「それは突然やってきた」
{netabare}ついに待ちに待った2期放送開始。期待を裏切らない出来で、本当によかったです。戦慄が走りました。作画も崩壊してないし、JC、グッジョブです。今後も期待して見続けます。

今週の名言 来ヶ谷>この、クソがぁーーーーー!!!{/netabare}

【第2話】「そのときも雨が降っていた」
{netabare}来ヶ谷編、第2話。
来ヶ谷が理樹のことを好き!? なんか急展開ですね。
そこで、恭介はオペレーション・リトルラブラブハンターズというものを始めました。アニメだと、よくある展開です。花火以外は… とても花火はきれいでした。作画に力入ってます。
あれ、ラスト同じ日にちを繰り返してる???{/netabare}

【第3話】「ずっとここにいたかった」
{netabare}来ヶ谷編、最終回。
6月20日が繰り返されている。それは来ヶ谷が願ったから… ここからリトバスの核心に迫っていきますね。
ただ、願うだけで日にちをループできるのはどうかと思いましたが、それはこの後の物語につながる伏線だと思いましょう。
後半部分、ほんとによかったです。曲の入り方…絵の演出…、JC完璧です\(^o^)/ また、あのEDの音楽も大好きですね。この回は名作回ではないでしょうか。{/netabare}

【第4話】「理樹と鈴」
{netabare}待望の鈴編、第1話。
鈴編がはじまったみたいですが、来ヶ谷がいないような…
そして、いきなり理樹と鈴が付き合い始めましたね。なんかお似合いです(笑)
そして、猫が世界の秘密を教えるための最後のミッションを持ってきました。クラスで立候補って何にだろう…{/netabare}

【第5話】「最後の課題」
{netabare}鈴編、第2話。
県議会の人に選ばれることになるとは…
鈴が頑張って学校案内をしている姿がなんかかわいいです♪で、なぜ鈴が併設校に行くことになるんだ??
県議会の人は間違えてしまっているんじゃないか?と1人思うめんまであった… {/netabare}

【第6話】「逃亡の果てに」
{netabare}
鈴編第3話。
話がだんだん重くなってきました… あんなに鈴はつらそうなのになぜ恭介は助けに行ってはだめというのでしょうか…
なにか事情ありのようです。
そして、理樹と鈴はついに逃亡しちゃいました。ラスト、警察のひとに見つかって終わってしまいましたが、どうなるのでしょうか…{/netabare}

【第7話】「5月13日」
{netabare}!? いきなり話がとびましたね… なんで、いきなり恭介が引きこもりに!? 話についていけません… 原作やっている人ならわかるのでしょうが…
なにやら理樹と鈴が中心となってリトルバスターズを作るみたいですね。おもしろそうです♪{/netabare}

【第8話】「最強の証明」
{netabare}真人編。
理樹と鈴がリトルバスターズに真人を誘うのになぜか断ってしまっています…
それどころか、暴走してますね…
トラップの方法はうまかったですが、まさか石像をもって歩いてしまうとは… さすがいつも鍛えてるだけはある…
最後の理樹が真人を倒すところが、昔の恭介とかぶったシーン、感動しました。
EDも卑怯だぁーーーー…(笑){/netabare}

【第9話】「親友の涙(とものなみだ)」
{netabare}謙吾編。
謙吾はなにかと理樹がリトルバスターズを作ることをやめさせようとしてきますね。そして、自分が理樹や鈴を守るという使命感もあるようです。
そして、理樹は謙吾を仲間にするために、恭介と同じように力で勝負しようと野球の試合をしました。
理樹がホームランをうち、謙吾が泣き崩れるところに感動です(:_;) そこでの卑怯なsong for frinds… 泣かないわけにはいきません!
そして、次回はついに恭介です♪{/netabare}

【第10話】「そして俺は繰り返す」
{netabare}恭介編。
今回はどちらかというと過去を振り返る話でしたね。理樹と鈴を救うためにメンバーのみんなが協力してくれたこと、どれだけの時間を理樹が絶望しないよう成長するために使ってきたかを恭介が思い返す回でした。
なんだか切なくなります…
そして、恭介が血の中をはっている場面がまだこの回だとよくわかりませんでしたが…
そして、最後についに恭介が理樹の手をとりました!ここからどうなっていってしまうのか…
EDにBoys be smileが使われていたのが印象的でした。{/netabare}

【第11話】「世界の終わり」
{netabare}この話はリトルバスターズで一番泣ける話だと思います… この回を初めて見たとき、大泣きしてしまいました(:_;)
恭介や謙吾、真人が消えていくお話です。
この世界は、鈴や理樹を成長させ絶望をさせないために他のみんなが作った… すごいことだと思いましたw でも、それに全てをかけてリトバスのみんなはこの世界を作ったんですよね… なんて友情が深いんだろう、すごくいい仲間ですね♪
最初に真人がボールを理樹に渡して消え…次に謙吾が未練を残しながらもありがとうと消えていく…そして最後の恭介の「俺だってもっとみんなと遊んでいたかったんだ!!」と泣きながらついに想いを口にする場面… さらにそこでの挿入歌の遥か彼方…
まさしくここで大泣きしなければどこで感動するんだっという感じでした。
この話はレビューを見るよりも実際にアニメを見てもらったほうがいいと思います!(じゃあなんでめんまは感想レビュー書いてるんだよっw)
ちなみにすべての秘密がわかる回です!(それを最初に言えよっw)
とりあえず、見て損はないです♪)^o^(
{/netabare}

【第12話】「お願いごとひとつ」
{netabare}すべての世界の秘密を知った理樹と鈴… もう後戻りすることはできません進んでいくしか道はもうない… 襲いかかる絶望感のなか、必死になって理樹と鈴は進みます
そして、物語は最終回「リトルバスターズ」へ…
まさかEDにboys be smileを持ってくるとはw{/netabare}

【第13話】「リトルバスターズ」(最終回)
{netabare}1期から続いてきたリトバスもついに最終回。長かった…
絶望感をおさえ、未来を信じて理樹と鈴は必死にバスの中から恭介や仲間たちを救いだそうとします! ここでのガソリン漏れを抑えていた恭介…男です!
しかし、最後の1人となった恭介を救いだしバスから少し離れた瞬間、爆発が起こります… まあ結局助かって最悪の結末はまぬがれるんですがw
とにもかくにもみんな助かってよかったです(≧∇≦)
そして、クライマックスの修学旅行に行くぞっ的な終わり方!みんなすごく楽しそうでしたね! ホントハッピーエンドになってよかったです!
なんだか清々しい気持ちになれました♪( ´▽`){/netabare}


全39話、リトルバスターズという物語を駆け抜けていきましたが、本当にいい話でした。いま自分は高校生ですが、こんな学校生活送れたらなみたいな…
もちろん、あり得ませんがねw
1期だけを見たときには、楽しい学校生活にkey特有の感動シーンをつけているだけとか思ってましたが、そんな自分がバカでした…
まさか1期すべてが2期の伏線になっていたとはね…w
そんなわけで2期の伏線回収は半端ないですw

この作品は、どちらかというと大人よりも若い世代に愛される作品だと思います。
大人のひとたちはCLANNADのほうが良く感じてしまうのではないでしょうか?
そんな気がしますね♪( ´▽`)
自分はどちらも大好きですが、しいていうならリトバスをとります。

リトバスはめちゃくちゃオススメできるアニメです!
1期でこれツマラナイやと切ったそこのあなた!是非2期を見てください!
たぶん8割以上の方が評価変わるでしょうw
もし、このレビューを読んでいただけてリトバス見て好きになってくれる方が1人でもいたなら幸いです。良ければメッセにて観た感想くださいなw

ではとても長い長文、失礼いたしましたm(_ _)m



円盤売上表(1期&2期)
○リトルバスターズ! 【全9巻】
巻数   初動    累計    発売日
    BD(DVD)  BD(DVD)
01巻 8,358(1,757) 9,852(*,***) 12.12.26 ※合計 11,609枚
02巻 8,280(1,768) 9,302(*,***) 13.01.30 ※合計 11,070枚
03巻 8,047(1,622) 8,975(*,***) 13.02.27 ※合計 10,597枚
04巻 7,762(1,575) 8,723(*,***) 13.03.27 ※合計 10,298枚
05巻 7,289(1,438) 8,555(*,***) 13.04.24 ※合計 *9,993枚
06巻 7,536(1,505) 8,353(*,***) 13.05.29 ※合計 *9,858枚
07巻 7,344(1,488) 8,176(*,***) 13.06.26 ※合計 *9,664枚
08巻 7,262(1,480) 8,170(*,***) 13.07.31 ※合計 *9,650枚
09巻 7,535(1,514) 8,476(*,***) 13.08.28 ※合計 *9,990枚


○リトルバスターズ!~Refrain~ 【全7巻】
巻数   初動    累計    発売日
   BD(DVD)  BD(DVD)
01巻 8,140(1,561) 9,004(*,***) 14.01.29 ※合計 10,565枚
02巻 7,666(1,440) 8,359(*,***) 14.02.26 ※合計 *9,799枚
03巻 7,406(1,380) 8,308(*,***) 14.03.26 ※合計 *9,688枚
04巻 6,732(1,246) 7,910(*,***) 14.04.23 ※合計 *9,156枚
05巻 *,***(*,***) *,***(*,***) 14.05.28 ※合計 **,***枚
06巻 *,***(*,***) *,***(*,***) 14.06.25 ※合計 **,***枚
07巻 *,***(*,***) *,***(*,***) 14.07.30 ※合計 **,***枚

投稿 : 2024/06/01
♥ : 55
ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ハードルは潜るもの?

【視聴前】{netabare}
リトルバスターズの続編。

まず注意点を一つ。
前作のノリを期待してると思わぬボディーブローを食らうことになるのでご注意ください。

今作では、『世界の秘密』が軸となります。
①前作に隠された本当の意味を知りたい
②key作品の真骨頂を味わいたい
そんな方々にオススメです。

「時計の針を止めることはできる。
 …でもそれじゃ、本当に誰も救われない」
{/netabare}
--------------------------------------------------------
視聴中→{netabare}
【1話感想】
{netabare}
  思ってたより飛ばしますね。
  原作未プレイの方でも秘密に気づいた方は多そうです。
  EDも多分アレですよね。
  {netabare}最近良く見かけるやつ。流行りなのかな?{/netabare}
  全体的に露骨ではありますが、雰囲気作りとしては良いかもしれませんね。
  {netabare}仕掛け考慮するなら、6月20日とフラッシュバックだけで良かった気もする。
  恭介と理樹の台詞はまんま答えでしたからね。{/netabare}
{/netabare}
--------------------------------------------------------
【3話まで】
{netabare}
  演出面が大分良かったと思います。リフレインも期待できそう。
  内容については、完走後にハッキリ意味が解るといった類のものですので、
  今解らなくても問題ありませんよ。
  (これでも原作より解りやすくなってます)
  どうしても自分で解き明かしたいという人は、小毬ルートあたりを見直すといいかもしれません。

  構造的には美魚ルートがよく似てますね。
  特にこの二つ(姐御、美魚)は、完走後もう一度見ることをオススメします。
{/netabare}
(2013.10.20 追記)
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【4話感想】
{netabare}
  ちょっと、いや大分強引な流れでした。
  もう少し自然に繋げて欲しかったです。

  鈴の活躍が少なかったことが大きな要因でしょうね。
  『CLANNAD』みたいに常にヒロインを横につけておけば良かったと思います。
(2013.10.27)

  ※本編とは関係ありませんが、EDの件は私の見当違いでしたね。
{/netabare}
(2013.11.3)
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【6話感想】
  ここまでが鈴ルート。
  次回からが本当の『~Refrain~』です。
(2013.11.10)
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【8話感想】
{netabare}
  単体で見ると結構酷いですね。
  3話レベルの演出があればもう少し良かったと思うんですが……。

  ランキング戦の延長線上でこそ生きる話なので、そこを削ったのは大きかったと思います。
  ランキング戦については番外編見ればなんとなくわかるかと。
  {netabare}仲間内でRPGのようなバトルして、強さを決めるという趣向です。
  真人、謙吾、恭介が三強という設定。
  だから、これらを倒していく流れが自然に生まれる、という訳です。{/netabare}

  原作未プレイの方は、あと1話(2話かも?)辛抱することになりそうです。
{/netabare}
(2013.11.24)
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【10話まで】
  ……というわけでした。
  ある意味では、ここまでの主人公は恭介、ここからの主人公が理樹とも言えますね。

  詳細(ネタバレ全開です)→{netabare}
    key特有のぶっ飛んだ内容ですが、こういうことが起こった世界の物語という前提なので、
    突っ込むのはナンセンスかと。
    魔法ファンタジーに「魔法なんてありえねー」と言うのと同じですから。

    ただ、一つ気になる点が。
    虚構世界は恭介一人が作ったものじゃないですよね?
    確か……。

    修学旅行先でバスが事故って理樹と鈴以外瀕死。
    未練を残す人たち(リトバス一同)の想いが結集して、虚構世界が誕生。
    この時核となったのが恭介だったので、この世界においての神なる能力を得た。
    二人に過酷な現実に耐え抜く力をつけるというのが恭介の意志だったため、
    結果的に世界がループすることに。
    そのお陰で理樹が強くなり、それぞれの想いの解消に繋がる。
    想いを解消したメンバーが次々と消えることで虚構世界の構成する力が弱まっていく。
    世界の維持が困難になってきたこともあり、恭介が強行手段に出る。
    結果、失敗し鈴の状態が悪化。
    恭介も自責の念で心が折れ、自分の世界に閉じ籠ってしまった。
    そんな中、思いの外強くなっていた理樹が自分の力で残った仲間を集め、恭介の前へと姿を現す。
    本来の意味でのこの世界の終わりを悟った恭介は現実世界に舞い戻り、とある時間稼ぎを始めた。

    こんな感じだったと思うのですが、私の記憶が間違っているのでしょうか?
    他のkey作品と違って解釈の差は出にくい作品ですし……さてはて。
{/netabare}
(2013.12.8)
{/netabare}
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【視聴後】
とありえず上記の文章を読んで1ミリ単位でも期待した方に謝罪を申し上げます。(いないとは思いますが一応)
もう少し見られる作品になると思ってたのですが……。

まとめ(長文かつ駄文です)→{netabare}

まずは原作(ゲーム)について触れておきます。
物語を起承転結に分けるなら、世界構築→ループ→種明かし→状況打開、となるでしょうか。
私が評価しているのは起と転で、逆に評価していないのが、承と結です。
後述するアニメ評価のために、ここでは後者(承と結)について記述します。
①承
  キャラごとのサブエピソードの詰め合わせですが、単純に物語として弱いです。
  本筋路線で一本芯が通っていれば、また違った評価になったかもしれませんね。
②結
  起の方は設定なので問題ないですが、こちらは……。
  『CLANNAD』のように世界設定の上にある奇跡じゃないので、ご都合主義と言われても仕方がないです。

ここからアニメについてです。
まずは原作との比較。起と転はほぼ同じなので割愛します。
①承
  内容としてはここも変わらないのですが、何だかんだ言っても原作はゲームです。
  野球やランキング戦など密度を濃くするゲーム要素があるから上手く成り立っていると言っても過言じゃない。
  そこがない時点で、原作と同じでは駄目だと気づいて欲しかったですね。
  前述していますが、鈴を補佐に置いておくだけでも大分印象が変わったと思います。
②結
  ここがどうしても腑に落ちないところ。
  アニメは最後の修学旅行を新たな虚構世界での出来事として扱っているように見えたのですが、気のせいですか?
  そうならこの物語の意義そのものが消失しますし、そうじゃないなら演出がアレということになります。
  例え意図が違ったとしても、そう見えてしまう可能性があるというのは如何なものかと。

  ああ、あと『遥か彼方』の乱用も。
  幾らなんでも露骨過ぎです。
  まるで「この曲流しとけば泣くだろ。視聴者ウマシカだから」と言われているかのようでした。

  一応終盤展開のまとめ→{netabare}
    現実世界に戻り皆を救出しようとするが、ナルコレプシー(理樹の持病)がネックとなり、それができずに終わる。
    病院で目覚め、鈴と二人だけになってしまったことを知る。
    「こんな結末は嫌だ」という二人の想いにより、恭介たちの時と同様に虚構世界が創造される。
    そこで持病克服し、現実のあの時間へ。
    今度は皆を救い出すことに成功する。
    皆回復後、修学旅行のやり直しへ出発する。
{/netabare}
{/netabare}

総評としては、原作やるのが面倒なら見ても良い、と言ったところです。
前述のゲーム要素もあるので、出来れば原作プレイが良いと思いますが、何せ長いんでね。
(2013.12.29)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15

74.7 2 筋肉アニメランキング2位
ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (209)
854人が棚に入れました
西暦2011年、アメリカ・フロリダ州。恋人とのドライブ中、交通事故に遭遇した空条徐倫は、罠に嵌められて15年の刑期を宣告される。収容されたのは、州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所――別名「水族館」。絶望の淵に立つ徐倫だったが、父から託されたペンダントを手にした時、彼女の中で不思議な力が目覚める。

“この世には死ぬより恐ろしい事があって、それがこの刑務所で起こっているのは確実なんだ”

徐倫の前に現れた謎の少年からのメッセージ。次々と起こる不可解な出来事。面会に訪れた父・空条承太郎から語られた恐るべき真実、そしてDIOという名前…。

果たして空条徐倫は、この刑務所という「石作りの海」から自由になることができるのか? そして、100年以上に及ぶジョースター家とDIOの因縁に終止符を打つ、最後の戦いが始まる!!

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

【2023年3月26日追記】第2クールまではこちらだったんですね^^; 今度の主人公は19歳の空条 徐倫…空条承太郎の娘です。

本作品の第1クールが2021年12月にNETFLIXで先行配信され、2022年の1月から冬アニメとしてテレビ放送されました。
私はてっきり第2クールは別の作品としてあにこれに登録されるとばかり思っていたので、私のレビューは第1期前提でのレビューとなっていましたが、第2期クール分までこちらで纏めてレビューする構成となっていたようです。

知らなかったとはいえ、間違えた情報を発信してしまったことをお詫びいたします。
ということで、ここから第2クールのレビューを追加したいと思います。

この第2クールも「州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所」から物語が始まります。
空条承太郎の娘・空条徐倫に次々と差し向けられるスタンド能力使いが、あの手この手で徐倫を亡き者にしようと躍起になって襲い掛かってきます。

この作品って、スタンド能力を駆使した戦いが基本なのですが、ある意味新たなスタンド使い…というか、スタンド能力を生み出し続けることで、物語を無限ループに入れることが可能なんじゃないかと思えてきました。

毎回新しいスタンド使いが送り込まれますが、自然現象、物理現象、生物や昆虫など、私たちの身の回りの事象、現象、物質の全てがスタンド化できる可能性がある訳です。
これって、スタンド能力がほぼ無数にあるのと同義だと思います。
そして言わずもがなですが、これがこのシリーズの面白さでもあるんですよね。

そして、徐倫を支持する仲間は今回も大活躍です。
今回の一番の立役者は、伊瀬茉莉也さん演じるフー・ファイターズ(F・F)にほかなりません。
序盤こそ田村睦心さん演じるエルメェスが頑張っていましたが、謎のスタンド「ホワイトスネイク」が明るみに出た物語の核心へと一気に迫った後半でのF・Fからは目が離せませんでした。
勿論、アイちゃん演じる徐倫はもとより、アナスイも凄かったですけどね。

徐倫と出会うことでF・Fの世界は一変しました。
きっと生き甲斐を知ったからだと思います。
痛みと苦しみをずっと隣に抱えながらの共闘でしたが、結果的に振り返ってみると、それらって良い思い出に昇華するんですよね。

これは私たちも現実で何度も感じていることだと思います。
「若い頃の苦労」や「生みの苦しみ」なんかが同義だと思います。
最近は、業務効率化や残業規制などで、若手が力を伸ばす機会がドンドン減ってきています。
少なくても、私は昔の苦労が今の自分を支えてくれていると思っていますが、最近の若手にも自分の自信として同様の意識を持って貰えたらと思っています。

話が脱線してしまいました。
今回の第2クールで大きく物語が進展しました。
徐倫の目指すべき道は、当初から比べると大きく変わった様な気がします。
ですが、これが「空条」の名前が背負う業だとすると、納得できるから不思議です。
さぁ、次はいよいよ最終決戦ですね。
どの様な結末を迎えるのか、そのプロセスまで含めてしっかり堪能させて頂きたいと思います。



以下が第1期視聴後のレビューとなります。

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この作品の原作は未読ですが、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズを見ないという選択肢はありません。
しかもNETFLIXで先行視聴ができたのも個人的には嬉しかったり…
まぁ、1月から地上波でも放送されるんですけどね^^;


西暦2011年、アメリカ・フロリダ州
恋人とのドライブ中、交通事故に遭遇した空条徐倫は、罠に嵌められて15年の刑期を宣告される

収容されたのは、州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所――別名「水族館」
絶望の淵に立つ徐倫だったが、父から託されたペンダントを手にした時、彼女の中で不思議な力が目覚める

“この世には死ぬより恐ろしい事があって、それがこの刑務所で起こっているのは確実なんだ”

徐倫の前に現れた謎の少年からのメッセージ
次々と起こる不可解な出来事
面会に訪れた父・空条承太郎から語られた恐るべき真実、そしてDIOという名前…

果たして空条徐倫は、この刑務所という「石作りの海」から自由になることができるのか? 
そして、100年以上に及ぶジョースター家とDIOの因縁に終止符を打つ、最後の戦いが始まる!!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

正直、ジョジョが女性と知った時にはビックリしました。
この独特の世界観を醸し出せるのは、筋肉質の男性ばかりと思っていたからです…

完走後にwikiをチラ見した時に目に留まったのは、女性の起用に関してです。
「主人公を女性にするという案は本作よりも前から出ていたが、考慮した上で取り下げられていたが、本作では荒木が女性案を押し、編集側は保守判断から反対案を出すも、最終的には女性主人公となった。」

やっぱりジョジョ=男性のイメージはこれまですっかり定着していますからね。
根底が崩れるように感じた関係者の方もいらっしゃったんでしょう。

ですが、本当に面白いかは実際に視聴してみなきゃ分からないと思い視聴を始めました…
何これ、メッチャ面白いんですけどっ!

主人公の徐倫のCVはファイちゃん…
「ダンベル何キロ持てる?」の紗倉ひびき役や、「推しが武道館いってくれたら死ぬ」のえりぴよ役を演じている方と言えば、ピンとくる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ファイちゃんのwikiを見ると、こんな奇跡的なことが書いてありました。
中学生の時に読んだ漫画『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』を読んでファンになり、結果的に自分が声優を志すきっかけになったそうです。

しかも、プロ・フィットに入った理由は、養成所時代の講師が『ジョジョの奇妙な冒険』でウィル・A・ツェペリを演じており、プロ・フィットに入ったら徐々のアニメに出演できるチャンスがあるんじゃないかと考えたからという、動機全てがジョジョなんです。
だから、『ストーンオーシャン』で主人公の空条徐倫役に決定した時は、12年間追い続けていた夢が叶ったことの喜びで涙が止まらなかったそうです。

淡々と演じられたんじゃない…こんなにもファイちゃんの熱い想いが空条徐倫には乗せられているんです。
格好悪い筈なんて…ありませんよね。
公式サイトのキャラ紹介欄に記載されている通り、ジョースターの血統を受け継いだ強い意志とタフな精神、そして女性ならではのしなやかな感受性を併せ持っていたと思います。

一方、物語の方は徐倫が女性だからと言って甘く見てはいけません。
これまで以上に熱く、痺れるような展開が視聴者を待ってくれています。
もちろん、スタンド能力も大活躍です。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ichigo from 岸田教団&THE明星ロケッツさんによる「STONE OCEAN」
エンディングテーマは、Duffyさんによる「Distant Dreamer」
岸田教団&THE明星ロケッツさんの楽曲は久々ではないでしょうか。
久々に聞けて嬉しいです~^^

1クール全12話の物語でした。
第12話目はなんの奇をてらうことなく、「To Be Continue…」で締めくくられましたが、しっかり堪能させて貰いました。
いつ続編の配信や放送されるか、などの情報は未だありません。
ですが、原作は完結しているので、これまでの作品同様ラストまで描き切ってくれることでしょう。
期待していますよ^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

お前のことは・・・

ジョジョシリーズの第6部で前までの話とつながりはありますが独立した話なのでこれだけでも楽しめます。
もっと言うと急に途中から見ても面白いんですよね。ジョジョの吸引力はすさまじい。
でも前のシリーズのネタバレもあるのでできれば順番通りに見たほうがいいです。

特に2部~5部の面白さが圧倒的で、1部や6部が合わなくても2部や3部を見てから合う合わない判断して欲しいッ。

わたしは原作は見たことなくてジョジョ知らなかったのですが、すごく長い作品って聞かされてなかなか視聴できずにいました。
そしたら、3部特に面白いから3部から見ればいいよってオススメされました。

それじゃあ忙しいし、とりあえずスターダストクルセイダースだけ見てみようかなァァァァー?

だが断る!

こんなに面白いのに1部と2部を飛ばすなんてもったいないです。
1部も2部も面白いので絶対1部から見てください!

※だが断るって言いたかっただけです。

こんな感じでついつい日常で使いたくなるようなインパクトのあるセリフの多さも魅力!


今回はジョジョ第6部で2011年のアメリカ・フロリダ州の女子刑務所が舞台で初の女性主人公です。
これまでに比べるとこの6部は敵のスタンドと話の展開が微妙でちょっと物足りないかなーって思うんですけど、それでも面白い。
主人公はめっちゃカッコいいですし、スタンドもカッコいいし、相変わらずセリフがインパクト大きくてエモいし、見どころは本当に多いアニメです。
こんな面白いアニメなかなかないです。

舞台やテイストはちょっと変わるけど、説明のいらない面白さは健在。とにかく見てみて欲しいッ!


見た目はアメコミみたいでかなり癖のある絵柄で、舞台は女子刑務所で女主人公でも萌えとか癒しなんてありません。
萌えはないけど、燃えるシーンはたくさんありますのでご安心ください。
ひたすらバトルばかりしてるアニメですがそのバトルが最高に面白い。期待通りでした。

OPアニメもとてもセンス良くて最高でした。制作チームの原作愛が伝わってきますね。
BGMもいつも良くて、盛り上げ方が上手い。何も文句ないですね。

早く続きが見たくて、次のシーズンが待ち遠しいです。


さて、ジョジョ知らない人のためにジョジョの楽しみ方を説明します。
※いろんな人におすすめしたいのでジョジョの他のシリーズでも同じ解説を入れるつもりです。
{netabare}
このシリーズはスタンドと呼ばれる固有の超能力を持ったキャラクター同士の頭脳戦がひたすら繰り返されるバトルアニメです。
※スタンドが登場するのは3部からです。
だいたいの流れは一緒で、未知の敵が未知の能力使ってきて味方がピンチになって、なんとか知恵を振り絞って反撃します。
そうすると敵は知恵を振り絞って違うパターンの攻撃をしてきて、再びピンチになって味方は知恵を振り絞って思わぬ方法で敵を倒すという
超能力と頭を使った駆け引きが面白くて癖になります。
バトルを見ているだけなのに、ちょっと賢くなった気がするんですよ。物質の特性とか生物の特性とか考えられて話が作られてて面白い。
しかも、家族でも味方でも主人公でもそのままあっさりやられちゃっても不思議じゃないので油断できなくて。
やめて、殺さないでって必死になって応援してしまう。
みんな自分のスタンドを駆使して必死に勝つ方法考えるので、見ている私もどうやって勝つんだろう?って考えながら見てて
えっ、これどうやっても勝てないんじゃ?って思って絶望してからの、そんな方法で勝つんだ?!
っていう驚きと助かって良かった勝って良かったっていう喜びとで爽快感がやばいです。

または、一筋の希望の光がさしたかのように逆転の糸口が見えて、でもそれがあっさりつぶされて絶望しかない感じになってからの、まさかの大逆転!!と思いきやそのまま死亡というパターンもあるからホント油断できない。
えっ?本当に死んじゃったの??嘘でしょ死ぬわけないでしょこんなところで!!!
死が重い重い重い。
わたしはいつも傍観者よ・・・なにもできない、なにもしてやれない・・・

大好きなキャラの生存が約束されていないからこそ、固唾をのんで見てしまう。
先の読めない展開が熱いッ!

それからキャラクターの魅力がすごくて、味方も敵も自分の命より自分の生きざまのほうが大事なキャラばっかりで命をかけて自分の生き方をつらぬこうとするところが本当にカッコいい。
そんなカッコいいキャラクター達が仲間のために、己の信念のために戦う姿。
そこにシビれる!あこがれるゥ!
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

俺は原作をやめるぞーっ

原作は5部ぐらいまで

そのため第6部『ストーンオーシャン』はまったくどんな話か分からないところからです。
連載やってる頃はすでにジャンプを購読してないしアニメ化されてるジャンプ作品だと『るろうに剣心』くらいまでしか知らんのよね。『ONE PIECE』も実は未経験というもぐりな私。

そしていまだ連載中のジョジョなんですけどもはや様式美が確立してるから何も言うことないのよね。
感想入る前に周辺環境をば。第6部と言いつつアニメは第1部と第2部がセットで1stseason扱いだったので本作は5thseasonとなります。ジョースター家とディオが物語に作用してるのは相変わらず。第7部以降はこれまでの血筋の物語から世界線がずれて別物になるらしいので連載足掛け20年近くかけたジョースター家の物語は一区切りとなる記念碑が本作となります。
ふと思ったんですけど、ディオというキャラクターは人生リセット系で形だけ見れば巷に溢れる異世界転生無双キャラとそう変わらんのですよね。ただ両者には埋め難い深い溝があって、“自分の意志”か“降って湧いた災難”かというのと、“絶対悪の存在”か“ちやほやされる存在”かという点。置かれた場所で咲くことを放棄する代償や対価に触れてるし、それを自身が選択したことで凡百な作品とは段違いな深みを我々に与えてくれてる気がします。

4thseason『黄金の風』が全39話一気通貫だったのと違って、本作はネトフリ先行でまずは12話。期間を置いて続きが制作されるとのこと。レビューはひとまずこの先行分となります。今後どういう刻み方するかは不明ですが、『黄金の風』17巻が全39話、『ストーンオーシャン』も17巻ということで似たような尺になるでしょう。下手に省略しても伸ばしても暴動が起きると思います。
そんてもって結果↓

 ジョジョでした {netabare}※これで充分でしょ?{/netabare}
  ⇒原作未読でもそれとわかる様式美

舞台はフロリダ。空条承太郎の娘“空条徐倫”が今回のジョジョ。土地柄なのかやんちゃな言葉遣いと血筋の持つ聡明さを併せ持った魅力的なヒロインです。物語がほぼ刑務所で進行するのもフロリダっぽい。ついでにスタンド使いのいる刑務所って入りたくありません。
いかんせん全39話(仮)の1/3(仮)ですからお披露目程度なんですけど掴みとしては今後に期待充分なできだと思ってます。
シリーズ構成・脚本は1stseasonから一手に受けてる小林靖子氏。ヒロインのファイルーズあいさんなんかもそうですが、携わる人それぞれに作品への愛情を注いでるんだながわかる仕上がりになってます。

カルト的なファンの御眼鏡にかなってるか否かは不明ですが、ライトファンの私には充分。
漫画とアニメの表現の違いをどう最適化させるのか?
擬音やポージング、ジョジョ節に至るまで再現度高めかと思われ、知ってる人は高い確率で楽しめそう。知らない人も濃ゆい因縁の物語はなにかしら心に残ると思います。一緒に楽しみましょう!


※雑感

■やんちゃくれガールズ
OP曲いいですね。「STONE OCEAN」岸田教団&THE明星ロケッツのフロントマンichigoさん。いつもの岸田教団さんと毛色の違うロックチューン。カメラワークも配色もかっこいいです。

{netabare}コーラスの被ってる感じが往年の名曲『Wannabe』('96)のMVっぽい感じがします。メンバー一人がベッカムの奥さんなあれ。後続ガールズグループわんさか出てましたよね。連載当時の時代感が出ていて好感触でしたよん。{/netabare}


■備忘的なもの

{netabare}承太郎のディスク2枚のうち1枚を奪還しスピードワゴン財団の手に渡すところまで。次は2022年秋ですね。直前に一挙放送やってくんないかな。{/netabare}




視聴時期:2022年1月~2022年3月 リアタイ

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2022.04.02 初稿

投稿 : 2024/06/01
♥ : 23

65.0 3 筋肉アニメランキング3位
異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する ~レベルアップは人生を変えた~(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (258)
692人が棚に入れました
幼い頃から酷いいじめを受け、人生に絶望していた少年・天上優夜。 ある日、偶然見つけた『異世界への扉』を開いた優夜は、初めて異世界を訪れた者としてチート級の能力を手に入れ、驚異的なレベルアップを遂げていき……完全無欠な少年へと生まれ変わった。 さらに、異世界でのレベルアップは、現実世界にも影響を及ぼし始めて――。
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

【ネタ枠実況-1】このレビューは彼の偉業を後世に語り継ぐための「優夜さまクロニクル」w

【レビューNo.70】((最終レビュー)初回登録:2023/6/30)
ラノベ原作で2023年作品。全13話。
前回「クソ作品のレビューを書く」という体験をしたので、今度は「量産型異世界モノ」
のレビューを書いたらどんな感じになるかなっと。今更過去作品を振り返って書くのも
面倒なので、タイトル的に香ばしさ漂う本作を今期視聴しながらやってみようかと。

(ストーリー)
幼い頃から酷いいじめを受け、人生に絶望していた少年・天上優夜。 ある日、偶然見つ
けた『異世界への扉』を開いた優夜は、初めて異世界を訪れた者としてチート級の能力を
手に入れ、驚異的なレベルアップを遂げていき……完全無欠な少年へと生まれ変わった。
さらに、異世界でのレベルアップは、現実世界にも影響を及ぼし始めて――。
(作品情報より)

(評 価)
・第1話:期待通りの滑り出しに大満足
  {netabare}・不良どもに女の子が絡まれている
  → そこに助けに入ったのはデブでブ男のオドオドした主人公・天上優夜
    祖父の言葉「人に優しくしなさい」を守る、いい奴っぽい
   → 当然ボコられる
 ・このルックスと性格のため、学校ではイジメに遭い、親弟妹からも蔑まれる日々。
  唯一の理解者は祖父だったがすでに他界しており、優夜は祖父の残した家で一人
  暮らし。
 ・ある日その家で「異世界」に繋がる隠し扉を発見。なんかその「扉の主」を継承し
  たらしい。そこで初日を過ごし現実世界に戻り朝起きると、何故かスタイル抜群の
  イケメンに?!(家に鏡がなかったので、本人は気づいていないw)
 ・で、異世界でスキル習得やら魔物狩りやらでレベルアップ →チート級に
  しかも「異世界アイテムの換金システム」で現実世界の大金もゲット!
 ・そして現実世界で高校に入学。その変貌ぶりに弟妹やオナ中だった皆もビックリ!
  ついでに初めて鏡をみた本人もビックリwww
 ・トドメにいかにもお嬢様風の美少女が登場、その子は最初に優夜が助けようとした
  女の子だった!!

 どうです!チープな理不尽・現実世界から始まり、異世界でチート、最後に早々にヒロ
 インまでゲットと、上々の滑り出しに感激が止まりません!!
 このチート能力は現実世界でも有効なのか?次回、今まで優夜を散々馬鹿に してきた奴
 らを圧倒し、溜飲が下がる展開となるのでしょうか。そうなると早々にタイトルも回収
 で今後どうするのって感じですが。

 まあ本作の特徴といえば「現実」と「異世界」の2重世界ですが、この特徴を生かした
 隠し玉で、あっと驚くダークホースに躍り出てもよし、どちらの世界でもひたすら
 「俺tueee」を見せつける「欲張りさん」な作品になってもよし。
 まずはこの既視感にまみれた量産型サクサク展開に「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第2話:優夜さまハイクラスのステージを手に入れる
 {netabare}・颯爽と現れた美少女の正体は、宝城佳織といい、王星学園の生徒会役員で理事長
  の令嬢。王星学園は超有名なエリート校。彼女は優夜に王星学園へ編入しないか
  と誘いに来たのだった。
 ・優夜「僕にはこの学校にふさわしい才能がありません」
  理事長「君はわが校が最も重視する素晴らしい人間性の持ち主だ。(それに娘を
      助けてくれたお礼も兼ねて、)学費もタダにしちゃうよ♡」
  → とりあえず1日体験入学ということで
 ・優夜のイケメンぶりに女生徒たちは早くもメロメロ、男子生徒もみな好意的。
  「オラ、初めて一人の人間として対等に扱ってもらえたダ」→入学を即決
 ・放課後は佳織の周辺案内。っていうかほとんどデートw
  優夜「こんなに見た目が変わったのによく分かりましたね。」
  佳織「すごくお痩せになられましたが、真っすぐで優しい目は変わっていません
     から」「私のことは『佳織』とで呼んでください♡」
 ・その夜異世界でレベルアップ中に、また美少女を魔物から救ってしまう。彼女も
  身分が高そうだ。

 チート能力が現実世界でどの位使えるかは明かされませんでしたが、現実世界でト
 ントン拍子にハイクラスのステージを手に入れると、異世界でも「現地妻」をゲッ
 トの予感。しかもこちらもセレブっぽい。さすがです、優夜さま!!
 後は現実世界の便利グッズ等を異世界で「転売ヤー」でもして「金の亡者」を目指
 してくれればいうことなしですが、まあ「異世界アイテムの換金システム」ですで
 に大金持ちになってるからなあ・・・
 次回は異世界でのサクサク・サクセスストーリーでも見せてくれるのでしょうか。
 来週が待ち遠しくて「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第3話:優夜さま「俺のステージは学園なんかにゃ収まらないぜw」
 {netabare}(現実世界)
 ・服を買いにショッピングモールにいくと、そこではファッション誌の撮影が。
  でも彼氏役モデルが大遅刻。さてスケジュールは押している、どうする?!
  → 当然のごとく代役で優夜さまをゲットw
 ・撮影は順調、人気モデル・御堂美羽ともいい感じ。
  → ここに遅れて元々のモデル登場。美羽にしつこく迫る等性格も悪そう。
   → 優夜さまがこいつを投げ飛ばしスカッと展開に!
 ・スタッフ「君には華がある、この仕事を続けてみないか。」
  優夜「まだいろいろ中途半端な俺には務まるとは思えないんです。」
  真面目な好青年ぶりで、美羽とスタッフの心を鷲掴みするもその場は一段落。
 ・でもこの雑誌を見た他の芸能事務所が黙っていない!
  「この逸材をどこの事務所よりも先に見つけるわよ♡」
 
 (異世界)
 ・(数分程だが)ノコノコ優夜を探しに来て、また魔物に襲われてる姫さまご一行
  をサクッと救出。
  姫さま「私と結婚してください♡♡」
 
 このまま学園で無双するのかと思いきや、優夜さまはそんなところに収まらない!
 まさかの芸能界ですよ。やっぱりスケールが違うぜ!!
 あと、ボクシングやってるクソ彼氏モデルの動きがゆっくりに見えたらしく、異世
 界のチート能力は何かしら現実世界でも機能している模様。
 で、今回はモデル騒動だけかと思ったら、ちゃんと異世界でも無双してきました。
 数分の雑な展開の中で、いきなりプロポーズとかwもう優夜さまアゲ⤴なら何でも
 いいって感じですね。
 ちょっと意外だったのは姫さまは完璧な令嬢タイプか思いきや、少しオツムの足り
 ないロリッぽさのある美少女キャラのようですね。
 来週は芸能事務所が動きだすのかな。学園モノもやらなきゃだし、異世界の姫さま
 も放っておけないで、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第4話:現実世界でもやはり(身体的な)チート能力は有効な模様
 {netabare}(異世界)
 ・姫さまの名は「レクシア」といい、アルセリア王国の第1王女。そんな高貴な
  お方が、男探しにノコノコ魔獣の住む森に入ってくるんじゃねーよw
  レクシアとは(とりあえず結婚の話は置いといて)友達からということで。
  そして国王もお礼をいうために謁見したいとこのこと。
  「王様に会う」まるでバイトのシフトでも入れるように、カレンダーに書き込み
  する優夜さまw
 ・あとレクシアは「殿下?」に命を狙われている模様。それで最初は刺客に襲われ
  あの森に逃げ込んだみたい。

 (現実世界)
 ・ついに優夜さまの学園生活が始まります。まずは体育を見学してると「風間楓」
  という美少女が近づいてきて暫しの会話が始まります。そこに反れたサッカー
  ボールが楓めがけて飛んできて・・・それを優夜さまが人間離れした動きでシュ
  ートして「ゴーーーール!」。 ついでに楓のハートも「ゴーーーール!!」。
 ・女子更衣室ではサービスカットも挟みながら「優夜さまには彼女がいる/いない」
  論争が始まります。
 ・授業が始まると今度は暴走族が学園へ乱入してきます。って昭和のアニメかよw
  黒幕は優夜の弟妹。佳織への復讐が目的のようで、彼女を拉致しようします。
  ここからは優夜さま劇場。4階から飛び降りると無双ぶりを発揮→暴走族を壊滅。
  最後にヘッドが腹いせに優夜の弟を殺そうとしますが、これも優夜さまが助けます。 
  弟「今まで散々酷いことをしてきたのに、どうして・・・」
  優夜「やはり家族は見捨てられないよ」
  これで号泣の優夜の弟妹。めでたしめでたし。

 現実世界でも(身体的な)チート能力は有効な模様。最後にヘッドを倒した「睨み」
 は気に圧倒されたのか、「魔眼」的な何かなのかは判断できなかったので、魔法が
 使えるかは今後確認ですかね。
 しかし「ボールが危ない」「暴走族乱入」と古典的でベタな展開を惜しみなくぶち込
 んでくるとは、さすが原作者さまツボをわかっていらしゃるw
 今回は学園無双編でしたが、異世界では国王との謁見を控えており、またサクサクと
 サクセスストーリーを披露してくれるのでしょうか。それに今回「芸能事務所」の方
 は出番がなかったので来週なにか動きがあるのか。楓というハーレム要員もゲットし
 たことですし、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第5話:優夜さま魔獣の子供を拾いペットにしてしまう
 {netabare}(異世界)
 ・いつものごとくレベルアップに励み、キングオークに襲われてた魔獣の子供(ブラ
  ックフェンリルらしい)を助け、ペットにしてしまう。
  名前は「ナイト」→ 声優:東山奈央とか「ワン」とかしか言わんのに豪華すぎるw
  さすが優夜さま、声優もハーレム要員なのか?!
 ・以降ナイトとのコンビで魔物狩りに励みます。でも魔物もレベルが高いらしく優夜
  さまでも苦戦の模様。
 ・最後に「賢者の書」なるものを手に入れましたが、後日何かの役に立つのかな?
 
 (現実世界)
 ・優夜さま異世界の魔獣ナイトとうっかりお散歩wまあまだ見た目は子犬だから問題
  ないのか。
 ・すると公園で佳織にバッタリ。
  モブ「イケメンと美女とワンちゃんのコンボだと?!。眩しすぎて目が―――!!」
 ・更にそこへモデル美羽ともバッタリ →修羅場展開期待もそこは期待外れ。
 ・トドメにひったり騒動。優夜さまとナイトで無事捕獲、
  → 公園のギャラリーからは賞賛の嵐!!!!

 (Cパート:異世界)
 ・フードを被った男が、仮面の女に「是非消してもらいたい相手がいる」

 王様への謁見はまた後日ってことでいいんだよな?。そしてCパートの男は殿下の部下
 でターゲットはレクシアでしょうか?。この女も仮面の下の素顔は美少女の予感?!
 → 現地妻2号要員なのか。また一波乱ありそうです。
 (まだ5話ですが)王様への謁見はまだですし、芸能事務所の話もあるし、それに加え
 この騒動と、どんどん風呂敷を広げていますが大丈夫なのでしょうか。

 ここまで順風満帆な優夜さまですが、まだ成しえていないことがあります。
 ・スマホ太郎「まるで将棋だな」
 ・賢者の孫「またオレ何かやっちゃいました?」
 そうです!後世に語り継がれる名言をまだ発せられておられません!!
 でも、優夜さまならやり遂げてくれると信じましょうw
 どんな名言が飛び出すか、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第6話:優夜さままさかのゲーセンでチート能力発動
 {netabare}(異世界)
 ・先週手に入れた「賢者の書」を読み始める優夜さま
  ・賢者さまは全てを極め、神の領域へ達する。(魔法や武術に料理・絵画・歌etc)
  ・神々から「仲間になれ」と誘われた。(断る)
  ・お前もいずれ周りから恐れられる存在になるだろう。
  なんか厨二病の妄想ノートみたいな内容だったなw
  で、最後のアドバイスが、「恋人・友達等の人間関係を手に入れろ」とか、やはり
  陰キャの願望ダダ漏れじゃねーかwww
 ・と、思ったら最後に極めし魔法を全部伝承され、更にチートになった模様。
  (何故かペットのナイトにも)
 ・一方王城では、姫がプロポーズしたことが国王にバレ、国王ご乱心w

 (現実世界)
 ・学校行事として「校外学習」→ゆるキャン△イベントの模様。
  班員は楓と新たなハーレム要員(?)神崎凜と残念貴公子君。
 ・で、放課後何故か佳織たちも合流して、準備のために買い物に。
  「佳織さんはオーラが凄すぎて――」
  「偉いのは父で、私のことは『佳織』とお呼び下さい♡」
  こいつら、今まで友達じゃなかったんかい?!
 ・買い物が無事終わると、皆でゲーセンで遊ぶ流れに。
  優夜さま、友のためにクレーンゲーム攻略にチート能力を発動www
  (レベルアップした洞察力+「弱点看破」のスキル)
  まさかチート能力にこんな使い道があったとは・・・原作者天才かよw
  次々と友達のほしい景品をゲットする優夜さまw
 ・そして男子同士でお茶。友達との初めてのお茶に感動する優夜さま。
  しかし、その平穏を打ち破るように非常ベルが鳴り響く!火災発生!!
  そして、上の階には逃げ遅れた女子たちが!!!
 ・「守りたいあの笑顔」→ ここからは例の如く優夜さま劇場。
  水魔法と力技で女子たちを救出。でも凄い魔法を伝授されているなら、転移魔法とか
  もっとラクラク救出できたような?
  あと、バタバタ展開だったので「凜」のハートはゲットできたのかは不明。
  (危険を顧みず、自分を助けくれた王子さまに落ちないわけはないだろうが)
  次回「姉御肌気取り」の凜がどんな顔を見せるのか楽しみです。

 (Cパート:異世界)
 ・「弓聖」の少女:「救いのないこの世界を滅ぼす!」
 ・「神獣」のウサギ:「誰かに私の「蹴聖」の技を伝えて、阻止しなければ!」
  伝授先は優夜さまなんだろうが、いろいろてんこ盛になっている優夜さまにこれ以上
  必要なんか?
  それに「救いのないこの世界」ってそんなに酷いのか。魔獣の森以外は平和そうだが?
  情報が少なすぎて、この少女もウサギも「厨二」にしか見えんw

 国王への謁見はまだでいいんだよな? 怒り心頭の国王との謁見どうなることやら。
 で、新たに学園のゆるキャン△編に、先週の女殺し屋と別の「弓聖」の少女編と風呂敷
 を広げるばかりでなく、そろそろ各エピソードを回収してほしいのだが。 

 あと賢者さまは料理も極めていたらしいので、それを伝承した優夜さまは、ゆるキャン
 △編で凄いキャンプ飯を作ってしまうのでしょうか?!
 「『エ●ラのタレ』で異世界の凄腕料理人気取り」している某作品に、「格の違い」を
 見せつけてやってもらいたいものですw
 ということで、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第7話:優夜さま実は「完全無欠な少年」じゃなかった件
 {netabare}(異世界)
 ・いつものごとくナイトとレベルアップに励んでいると、また魔獣に襲われている美少女
  助け、ついでに(以前ゲットした)「どこでもお風呂」で(汗を気にしている)彼女に
  体をきれいにしてもらうサービスを振舞います。
 ・彼女の名は「ルナ」。ある任務に備えてレベルアップするために、この魔獣の森に来た
  模様。彼女の依頼で暫く共に修行することに。
 ・ルナは蜘蛛の糸のような武器を操り、ゴブリン共を狩っていきます。2人と1匹の連携
  も様になってきてレベルアップを実感しますが、優夜さまが学園の校外学習があるため、
  修行を切り上げねばなりません。最後の夜、優夜さまがどこでもお風呂に入っていると、
  そこにルナが・・・
 ・「最後位一緒に入りたかったんだ♡」このラッキースケベ展開に、あたふたとするばかり
  の優夜さま。いろいろチート能力を身につけたとはいえ、中身はDT男子なんだよなw
  → こんな時こそ「すべてを極めた」賢者さまの出番だ!!ってアカン、こいつも周り
    から恐れられボッチで孤独死したので、「人間関係を手に入れろ!」とアドバイス
    するようなコミュ障だったわwww
 
 (現実世界)
 ・ついに校外学習が始まります。「ゆるキャン△」と思っていたら、米以外の食料は自給
  自足とかなりワイルドなキャンプだったわwwwしかも毒キノコ判定は先生がするとかw
 ・最初は釣り竿に「使ったことがない」と戸惑う優夜さまでしたが、浅瀬に入ると「魚の
  気持ちを読んで、動きを合わせる!」。幾多の魔獣と戦ってきた優夜さまには川魚など
  文字通り「雑魚」なのです!!
  モブ「どんな反射神経してんだよ!人間技じゃない!!」
  ヒグマの如く、素手でまさに大漁の優夜さまw

 (Bパートラスト:異世界)
 ・「もっと早く優夜に出会っていたら・・・いや、私は殺し屋。闇ギルドの一員にして
   『首狩り』と呼ばれる女」
  おもむろに仮面をつけるルナ。5話で暗殺の依頼を受けていたのは彼女だったのだ!!

 ということで、ルナのターゲットは姫様・レクシアでしょうか。それにしてもルナは、
 「我を雇うには金がかかるぞ」とふっかけて如何にも凄腕感を演出してたんだが?!
 それが魔獣の森でゴブリンエリート相手に大苦戦とか、これからレベルアップとか。
 ちょっと泥縄過ぎやしませんかね?

 それにしても優夜さま。普段は「美少女ホイホイ」なので、向こうから寄ってきてくれま
 すが、そういえば、助けにいく以外は自分からコミュニケーションを取りに行くところを
 見たことなかったわw
 プチ「古見さん」状態じゃん。しかもDT男子ぶりを露呈してしまうとは!!

 それから「すべてを極めた」と豪語してた賢者さま。強大な力は人を遠ざけてしまうのか?
 否!!「暗殺教室」では優れた殺し屋ほど(ターゲットに怪しまれず近づくために)高い
 コミュ力を有していましたよ。ハイ論破www

 ということで、現実世界も異世界もようやく張りまくった伏線を回収し始めましたね。
 優夜さまも実は「完全無欠な少年」じゃなかったってことで、次はどんなラッキースケベ
 にあたふたしてくれるのか、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第8話:優夜さまに「おっ●い星人疑惑」浮上
 {netabare}(現実世界)
 ・校外学習の続きで、班員の誰も料理ができないので優夜さまが料理を作ります。
  天ぷら等案外普通の料理だったな。当然味は絶品なのですが、ただこれも「料理を極めし
  賢者の力」なのか、普段の自炊の賜物なのかよく分からん描写だったな。
  でも味は沢田先生曰く「私たちは毎日一流シェフの料理を食べているのに、ここまでおい
  しく感じるとは!!」→どこで?学食や給食等あの学園でか?
  皆に自分の作った料理がおいしいと言ってもらえることに、喜びを噛みしめる優夜さま。
 ・そして酔っぱらった沢田先生「だらしない自分にこんな優良物件はない!」ということで
  優夜さまにプロポーズ!!そして”むぎゅっ”とおっ●い攻撃!!
  「だいたい沢田先生が天上に釣り合っていると思っているんですか?」
  「ダメな先生が生徒の未来を奪うな!!」
  まあテンプレですが、沢田先生は「俺ガイル・平塚先生」キャラだったようですw
 ・ちょっと気になったのは凜。命の恩人の優夜さまになびいてる様子がない。それどころか
  お風呂で楓のおっ●いモミモミなど「百合疑惑」すら浮上する状況。
  で、その流れで「優夜さまは沢田先生のような巨乳好き?!」という「おっ●い星人疑惑」
  が浮上www先生ワンチャンあるんか?!
 ・で、2日目には熊が現れ、逃げ遅れた沢田先生を助けるため、熊と相撲して打ち負かすと
  いう・・・「金太郎」かよw。
  助けてもらった沢田先生も「ご褒美に先生なんてどうだ・・・まっ、気長に待つよ」
  意外と本気なのか?!
 ・そして退治した熊は佳織の親の権力他謎の力により、”番犬”ならぬ”番熊”としてこの学園
  施設で飼われることになり、これにて校外学習編終了!!

 (異世界)
 ・ようやく国王との謁見日のようです。迎えにやってきたレクシア姫御一行。ここで暗殺者
  ルナの仕掛けた罠が牙を剥きます。これをかわすとあっという間に彼女を追い詰め、あえ
  なくKO。ここで初めて優夜さまは彼女の正体を知ることになります。
 ・彼女の手当&話をするために時間をもらい、姫とともに気絶しているルナを自分の家まで
  連れて帰った優夜さま。
 ・あとこの一連の騒動は「『神獣』のウサギ」にもみられていたようで、「蹴聖」の技の伝
  授先として優夜さまに目を付けたようです。

 まあ優夜さまの無双ぶりよりも、沢田先生の「平塚劇場」の方がインパクトあったと思えな
 くもない第8話ですが、「優夜さまおっ●い星人説」が浮上するなど、女子たちの優夜さま
 に関する興味は尽きません。DT男子の優夜さまだけに、案外この説には信ぴょう性がある
 のかも?!
 で、異世界の方もついに国王との謁見日が来ましたが、ここでもいろいろ張り巡らしていた
 伏線が一気に回収されそうな流れになってきました。次回は異世界メインになるでしょうか。
 まあおっ●い祭りという感もありましたが、このおっ●い攻撃に優夜さまは耐えられるのか
 来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第9話:最近、優夜さまのサービスカットが凄い件
 {netabare}(異世界)
 ・事もなげに自宅まで転移魔法を使う優夜さま。驚く姫さまに
  「どうかしましたか?」
  → これじゃダメだな。「またオレ何かやっちゃいました?」位頑張らないと!
  この世界では、転移魔法は世界の常識が覆るレベルで、戦争になりかねないらしい。
  → 姫さまにきつく叱咤される優夜さま。
 ・気絶したフリがバレたルナ。自らの過去を打ち明けます。
  → 二つ名の「首狩り」は姫さまでも知ってる凄腕の暗殺者。まあ依頼の際、大金
    を吹っ掛ける位だったし。でもその割には突っ込みどころが多いのだがw
 ・そして死しか未来のないルナに「私の護衛になりなさい!!」と迫る姫さま。この
  姫さま、少しオツムが足りない子かと思いきや、意外としっかりしているようです。
  → それを承諾したルナ。そして話の流れで「どこでもお風呂」の話に?!
    (このお風呂には「疲労回復、魔力回復、美容効果」の効能があるらしいw)
    で、姫さまのご所望でルナと入浴。そこで恋バナを始める2人。
    → 姫さま恋敵として戦線布告。って、お前すでにプロポーズしてるやんw
 ・で、その後3人でお食事。って、モンスターに追われている他の護衛の者たちは放置
  で大丈夫なんか?
  → 姫さまのマウントアピールに、ルナは怪我人アピールで「優夜、食べさせて♡」
    と応酬。なかなかルナもやり手のようです。このまま2人は優夜さま宅にお泊り。
 ・そんな茶番を繰り広げた挙句、翌日は予定(現実での学校)があるから国王謁見を
  先送りにする優夜さま。優先順位は「学校>>>>国王」な模様wwwええんか?
  後日優夜さまが王都を訪問するということで、帰っていく姫さま御一行。
  → と思ったら、土壇場でルナが優夜さまの頬にキス!!「これは戦線布告だ!」
   → でも優夜さまには伝わらなかったようで・・・やっぱ中身はDT男子か~w
 ・最後は優夜さまの入浴シーン。ここ数話優夜さまのサービスカットが凄いんだがw
  なんかそういう需要もあるんか?!  
  そしてお風呂に紛れ込んできた、孟槐という猪もどき(?)の種族の子をゲット。
  回復系のスキルが使えるっぽい。これも声優井口裕香さんと東山犬に続き、声優
  ハーレムルートに余念がありません。名前は「アカツキ」として2匹目のペットに。

 (現実世界)
 ・今度は球技大会イベントの模様。先日の校外学習といい、クラス成績が先生のボー
  ナスに影響するという、ここの学校のシステムって教育的にどうなんや?!
  「暗殺教室」の浅野学長でさえ、ここまで露骨なことはしていないのだが。
  (そもそも優夜さま入学時に、理事長が「わが校が最も重視するのは人間性」とか
   言ってた教育方針に反していないか???)
 ・で、球技大会の練習が始まりますが、「サッカーのルールがよくわかっていない」
  ということで、優夜さまはGKに。
  → 当然の如く「瞬間移動?!」でシュートをキャッチすると、そのままスローで
    ゴール!!
 ・そして相変わらず凜は、楓のおっ●いにご執心。「ユサユサ攻撃」で男子の士気を
  高めますwこいつも人間性が求められるこの学園で大丈夫なんか?!

 (Cパート:現実世界)
 ・「ここね。」王星学園の前に立つのは、以前登場した芸能事務所の女社長。
  ついにこちらも動き出すのか。

 ルナの一件は片付いたものの、異世界はまだ「救いのないこの世界を滅ぼす!」で
 お馴染みの「弓聖」の少女編が残ってますね。来週は「神獣」のウサギが「蹴聖」
 の技を伝授しそうです。もう国王とは謁見できないんじゃないかw
 現実世界でもついに芸能事務所編が動きだしそうですが、なかなか優夜さまの後世
 に残るような名言が出ませんね。終わりが見えてきたので、それだけが気がかり。
 でも、優夜さまならやってくれると信じて、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第10話:優夜さま進化しすぎて現実世界をハチャメチャにしてしまう
 {netabare}(異世界)
 ・今夜も修行に励む優夜さま。しかし一人での修行に限界を感じてもいるようです。
  そして強大な魔獣に遭遇 →絶体絶命のピンチに陥る優夜さま。
 ・その時「助けてやろう」と井上和彦のイケボとともに現れ、魔獣を瞬殺したのは、
  「神獣」の「キックラビット」。
 ・そのまま「蹴りをみせてみろ」と、当たり前のように師匠ズラして技の指導を始
  めるキックラビットさまw
 ・「どうして俺たちに稽古をつけてくれるんですか?」当然の疑問を尋ねる優夜さま。
  → 我ら「聖」と呼ばれる存在は、「邪」と呼ばれる存在に対抗するために、その
    技を伝授し後継者を育てる役目がある。
   → その後継者に選ばれたのが優夜さま。
 ・後継者の道を、PTA役員のような面倒事の如くあっさりと断る優夜さまwww
  しかし「愛する者を守れるくらいには強くなりたい」。わがまま放題ですが、
  → 魔法が苦手なキックラビットに魔法を教えるという交換条件で交渉成立!
 ・修行によりレベルアップした優夜さま。これで一定レベルに達し「種族の進化」が
  発動し、更なる高みへと昇りつめた模様。
 ・優夜さまがどのランクかは不明だが、この世界のランクは下記の通りらしい。
  「SS」→「SSS」→「EX」→「レジェンド」(「邪の者」はここ)
  「異世界でチート能力を手にした」と謳ってますが、上には上がいるようです。

 (現実世界)
 ・(先週の終わりの)女社長の強引な芸能界スカウトをあっさりと断る優夜さま。
  → 球技大会に目をつけ、その撮影許可を学校側と交渉するといいだした女社長  
   → OKが出た模様w「人間性を重要視」といってたこの学校、大丈夫なんか?!
 ・芸能関係者が見守る中、いつもの如く無双する優夜さま劇場かと思いきや・・・
  ・卓球:打ち返した打球で卓球台に穴を開ける!!→危険すぎて棄権
  ・バレー:コートを破壊!!→危険すぎて棄権
  どうも「種族の進化」で桁違いにパワーアップしたらしく、現実世界をハチャメ
  チャにしてしまったようですw
 ・佳織のテニスパートナーが負傷したため、助っ人に入る優夜さま。
  いざ試合が始まると、佳織のボールやラケットが、優夜さま目がけて襲ってくる
  という・・・どうも負傷したパートナーは佳織にやられた模様w
 ・思わぬ伏兵の登場も、力をコントロールしながら勝利に導いた優夜さま。
 ・佳織との帰り道「目をつぶって下さい」 →優夜さまの頬にキス。
  やはり鈍感DT男子の優夜さまは、何も気づかないのでしたw

 (Cパート:異世界) 
 ・「弓聖」の少女 VS キックラビット。苦手だった魔法をキックラビットが使える
  ようになったことで、優夜さまの存在を知る彼女。
  → 優夜さまを危険視し討伐対象を変更 →先に優夜さまを殺すことに!
 ・そして彼女は「邪の者」らしく、その力の一端を見せるとその場を去るのだった。
  「優夜に俺の技を少しでも多く教えなければ・・・」

 来ました!謎の「種族の進化」!!もうハチャメチャ展開が止まりません!!!
 もう人間というより「歩く凶器」と化した優夜さまw
 現実世界は佳織とのラブロマンスを描いて終わるのでしょうか。
 「またオレ何かされちゃいました?」
 の鈍感展開で終わる未来しか見えませんがw
 一方の異世界も師匠の修行が更に厳しさを増していきそうですが、次回タイトルが
 「いざ王都へ」
 て、国王と謁見するんかい!!そんなのんびりしている場合でしょうか。
 そして姫さまとルナに加え、この少女も恋のライバルになる展開も予想されますが、
 どうなるのでしょうか。また3人でお風呂にでも入るのでしょうか。
 目が離せない展開に、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第11話:優夜さまの名言「極楽布団」に決定?!(今週はいろいろと神回!!)
 {netabare}(現実世界)
 ・先日の球技大会を撮影した雑誌が仕上がった模様。
  女社長「外堀を埋めてしまえばこっちのものよ。」
 ・一方優夜さまは彼の家で佳織に勉強を教えてもらっています。
  古典と英語は「言語理解のスキル」のおかげで佳織に教えられるレベルですが、
  他の教科は対応できない模様。
  → 全てを極めし賢者さまも現実世界の数学には対応できないのか?!
    やはり「完全無欠な少年」ではなかった模様w
  それにしても優夜さま、「孟槐の子」アカツキまで現実世界に持ち込んでいるの
  だが・・・そして佳織はそれを当たり前のように受け入れている模様。
 ・お手洗いにいった佳織ですが、場所が分からず「異世界への扉」の前で立ち尽く
  していると、そこに優夜さまがやってきて・・・まさかのネタバレだとwwww
  ・この先は異世界に繋がっていること(でも食堂じゃないよw)
  ・その世界にいって魔法が使えるようになったこと
  ・今までの活躍はここで得たチート能力のおかげだったこと
  それを「そうなんですね~」で軽く受け入れる佳織www器が大きいのか?!
  そして異世界へと誘う優夜さま。

 (異世界)
 ・佳織はノコノコと異世界についていった模様w無警戒にも程がある!!
  ここは異世界だということを理解した佳織ですが、さっきからおっとりしてると
  いうか、リアクションが薄いんだよなw
 ・「今までの自分は『ズル』をしていた」ことを告白する優夜さま。
  → これにもまさかのノーリアクションwww
    ・いつかこの世界をもっと案内することを約束
    ・そしてこのことは2人だけの秘密
    → 2人はもはや特別な関係では?!佳織はそちらのほうが気になる様子w

 ・一方王都。国王が優夜さまが同行していない理由を問うと、ここでもルナが
  「私が暗殺未遂を企てたため予定が狂った」と堂々とカミングアウトwww
  なんや、この暴露合戦は?!面白展開すぎるwww
 ・当然大激怒の国王 →姫さまの「そんなお父さま嫌い!!」にショックを受けた
  模様wルナをあっさりと姫さまの護衛として認めることに。
 ・そして国王と(優夜さまを迎えにいった)騎士隊長がルナのことを話しているう
  ちに、こちらも口を滑らせ「姫さまが優夜さま宅にお泊り♡」したことが発覚w
  またもや国王ご乱心wwwこいつ前も「うっかりさん」してたよなぁw

 ・暗殺失敗は依頼元の殿下の知るところとなり、殿下は次に姫さまとともに国王の
  始末に乗り出すことに。(魔法を無効化するアイテムも部下に与えた)
  → 失敗した場合は、王城を訪れる優夜さまに罪をなすりつける算段
 ・優夜さまも球技大会の振替休日等まとまった時間が取れたので、いざ王都へ。
  猫耳娘に興奮しつつも、異世界の貨幣を手に入れるため、アイテムの買い取りを
  商会に依頼。いきなり「現実世界の胡椒」って「転売ヤー」じゃねーかwwww
  (これでこの世界での一般家庭20年分の生活費相当の大金をゲット!)

 ・ついに国王と謁見。
  「そなたがレクシアを救った者か →求婚された者か →貴様が娘をたぶらかし
   たクソ野郎か~!!」国王早くもヒートアップw
  そして「手土産のひとつもないのか」と毒づく国王に、姫さまへと「極楽布団」
  を差し出す優夜さまwww「まあ優夜さまったら♡」と恥じらう姫さまw
  この世界で異性に布団を贈ることは「結婚したい、S●Xしたい」という意味w
  まあこの世界でなくとも、女性に布団を贈るという謎センスwww
  → 無自覚系DT男子キターーーーwまさに「またオレ何かやっちゃいました?」
 ・国王の怒りもピークに達したその時――殿下が放った刺客が来襲、封魔結界を展開。
  無力化する護衛部隊。しかし「種族の進化」を果たした優夜さまの敵ではない!
  ルナとともに刺客を瞬殺。

 (Cパート:異世界)
 ・刺客が所持していた紋章から、黒幕が殿下であることが発覚。そして騎士隊長から
  「優夜殿、力を貸してもらいたい――王国の危機なのだ。」
  → 依頼主につながる物証を持ち歩く刺客とかwww無能の極みやんけ!!

 いやあ神回ともいえる怒涛の展開でしたね。
 まさかのカミングアウトから佳織も異世界へ出入りすることになりましたが、姫さま
 のこともあるのにどうすんのって感じですね。さすが無自覚系DT男子w
 願わくば、「弓聖」の少女編をサッサと終わらせて、この少女を加え、姫さま、ルナ
 に佳織との「優夜さま争奪戦」を描いてもらいたいものです。
 「最強のおっ●いを持つ女」楓は完全に脱落ですかね。
 しかし、女性にいきなり布団を贈るという優夜さま。この原作者はやっぱり天才か!
 しかもしっかり「転売ヤー」ネタまでぶっ込んでくるとは!!
 優夜さまの名言は「極楽布団」でいいんじゃないですかね?!
 残り1話では厳しそうなので、2話ありますかね。優夜さまの「無自覚系DT男子ネタ」
 を期待して、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第12話:優夜さま今さらながら冒険者ギルドに登録(2期の可能性キタ―――?!)
 {netabare}(異世界)
 ・暗殺騒動は一段落したものの、殿下の行方は不明、今だ予断を許さない状況。
  姫さま「私が王都を案内してあげる♡」
  → 自分の命が狙われているという危機感がないようですw
    当然騎士団長らが止めますが・・・
 ・OPあけのAパート冒頭には、しっかり街にいる姫さま御一行w
  で、優夜さまは冒険者ギルドに興味があるらしく、ルナと共に登録することに。
  ここでも恒例の優夜さま劇場w
  ・受付嬢「この水晶で魔力量を測ります。」→お約束の水晶を破壊。
  ・優夜「魔法の属性?全属性って書くとヤバそうだから、3属性位にしとこ。」
   受付嬢「3属性も魔法が使えるですか?!」(伝説レベルの模様)
   → しっかり「またオレ何かやっちゃいました?」アピールw
  で、最後に「異世界版沢田先生」が「いい男♡」とすり寄ってきます。この酔っ
  払い女「グレナ」と意味ありげに名乗って去るのだが、今後出番があるんか?
 ・で、皆で最初のクエストの薬草採取。もう緊張感のカケラもありません。
  そこへ騎士団長が来て「殿下の居場所が判明したので、優夜さまも来てほしい」
  姫さまをルナに任せ、殿下の元へ向かう優夜たち。
 ・殿下の潜伏先 →国王が殿下を隔離するために用意した館www
  → 自分で探した隠れ家とかじゃなかったんかい!!!ただのダメニートじゃんw
    しかもそれを探す方も時間がかかるって、どっちも無能の極みやんけwww
 ・館に踏み込むと「死んでやる!」の殿下劇場とかあったものの、無事捕獲!
  と、思った瞬間、突然の激しい突風と共に現れたのは「『弓聖』の少女『ユティ』」
  殿下の背後には彼女がいたのだった!!彼女の真の計画は
  「殿下を焚き付け王位に就け、多方面に戦争を仕掛け、人類を滅亡させる。」
  というものだが・・・いや、こんな愚鈍な男に任せてちんたらやるより、「邪」
  の力を有すユティさまが、さっさと国王らを排除するなり、直接人類滅亡させた
  方が手っ取り早くないですかね?!
 ・ユティの攻撃を魔法で防ぐ優夜さま。「お前が優夜?」ついに彼女が優夜さまを
  認識します。「幸運、優夜に遭遇」→ついに対決が始まるのかと思いきや・・・
  「だが残念、これだけ強いと『邪』の力を使う必要があるが、体力を消耗しすぎた」
  えっ・・・ユティさま、ここまでそんな大したことしてませんよね?!で、体力
  消耗ってどういうこと????アカン、この子もポンコツやんけ!!
  で、その場を去るユティ。
  >「優夜に俺の技を少しでも多く教えなければ・・・」
  キックラビット師匠の迫真の演技は一体なんだったのか?!

 (Cパート:現実世界) 
 ・佳織が優夜さま宅を訪問するも異世界へお出かけ中w。
  静かに帰っていく佳織・・・
 
 あと1話で終わりだと思っていたのですが、ここにきて
 ・謎のギルド登録
 ・緩いクエストで尺のムダ使い
 ・ユティとの対決も先延ばし
 ・しかも来週のタイトルは「優夜と佳織」
 て、どう考えても来週で終わりじゃないよな。どういうこと?!
 ネットで検索すると「13話で1期終了、2期の可能性高し!」という推察が幾らかヒット
 しますね。まあ同原作者の「進化の実」でも2期やったんだから、この方には謎パワーが
 あるのかも?それに知らなかったが、配信や原作の人気は結構高いらしいです。

 そして来週は佳織と2人で異世界旅行でもするのでしょうか。彼女のことを大切だと
 思うなら、彼女にも「極楽布団」を贈ってあげてくださいねwww
 もしかしたら2期決定の発表があるのか、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第13話:優夜さま、両世界の壁をとっぱらい「異世界交流」を進めてしまう
 {netabare}(異世界)
 ・殿下の処遇を決める話し合いで、彼の過去が明かされます。
  → レクシアの魔力暴走に巻き込まれて人生が変わったと、悲劇の主人公を演じる殿下。
  その殿下に自分の過去を重ねる優夜さま。
  → 完治草で作った薬を飲ませると、大火傷の跡だらけだった殿下の体が綺麗に回復。
    一同「ハア―――――――――!!!!!」
 ・姫さま、殿下の罪:彼女を暗殺しようした事を赦す等大立ち回りを演じ、殿下極刑回避w
  その代わり領地と館は没収 →此度の優夜さまの恩賞に(騎士の爵位もゲット)。
  → 家に生えている薬草で、異世界で成り上がりを果たす優夜さまwww

 ・殿下の騒動がひと段落するも、「邪」の存在に怯える優夜さま。
  「ウサギ師匠なら勝てる方法を知っているかもしれないが、今は自分のできることをする
   しかない。」
  独りで修行する優夜さま。→いやいや、そのための「聖」の者だからそこは頼ろうよw
 ・そこへ襲ってきたユティ。「驚愕・・・かわすとは。」
  → ウサギ師匠に技を伝授されることなく、最終決戦へw
  「どうして俺たちを攻撃する?」
  「脅威。私の計画に邪魔になりそうだから・・復讐。」→謎のワード「復讐」?!
 ・その頃、佳織が優夜さま宅へ。「疚しいことはないんだから♡」といって不法侵入www
  そしてユティとの激闘の最中にノコノコ現れる佳織w
 ・絶対絶命のピンチにまたもや颯爽と現れるウサギ師匠!!このまま出番なしかと心配したぜw
  師匠の調べで、ユティは殺された「弓聖の師匠」の仇を取るため、この世界に「復讐」を果た
  そうとしていたことが判明!!
  → ユティの師匠は人間に裏切られ殺された模様?!
    「聖」の者の強さは「レジェンド」ランク。どうやってパンピーは殺したんや???
 ・ついに「邪」の力を解放したユティ。ウサギ師匠をも圧倒するその力!!
  この時アカツキが立ちはだかると、謎の力で「邪」の力を封印 →あえなく倒されるユティ。
  ユティの処遇を優夜さまに任せると告げ、颯爽と去っていくウサギ師匠。
  (アカツキの「聖域スキル」で2度と「邪」の力は発動しない模様)
 ・ここに佳織が合流。背後に忍び寄る魔物を殺す優夜さま。
  「これが今の俺のもうひとつの日常なんだ・・・相手が魔物とはいえ、簡単に殺す俺って怖い
   かな?」
  「優夜さんは何も変わっていません。私を最初に助けてくれた時から♡」
  「ありがとう」

 ・ここでED。その後の様子をダイジェストで描写。
  ・姫さまに佳織を紹介 →恒例の裸のつきあい「お風呂タイム」www
  ・ユティはまさかの「現実世界で王星学園入学」www
 
 両世界の壁をとっぱらい「異世界交流」を進めてしまう、優夜さまw
 最後はもっとハーレム感期待していたのに。
 殿下の茶番なんてどうでもいいから、ユティも入れて4人で恋バナしろや!!!!
 なんなら楓も入れて「現実世界の『おっ●い』の破壊力」を異世界人共に見せつけてやれや!!
 しかし、両世界のヒロインたちを「ごった煮」にした優夜さま。
 これ原作ではどうなっているんでしょうか。
 あと2期のアナウンスもなかったな。あれだけEDで詰め込んだので2期はもうないのかも。
 ただ「進化の実」ですら2期がある謎原作者だけに、今後の動向に
 「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

タイトルに偽りなし!
「現実世界」と「異世界」で「俺tueee」を見せつける「欲張りさん」な作品でしたねw
(まあ「異世界無双」や「完全無欠な少年」は怪しいところもあったが)
「天使様に駄目人間にされた!!」と嘯いている某作品よりは、清々しさがあったかなw
こういう作品を楽しみにしてる層も一定数いる感じなので、そのニーズは満たしているんじゃ
ないですかね。
個人的には名言「極楽布団」も飛び出したので、満足しましたw

レビューしながら気づいたのですが、今回のレビューは多分「実況感覚」なんだよね。
今期は6作品を中間レビューとして1,2話毎に更新してましたが、正直本作のレビューが一番が
書いてて楽しかったなっと(笑)。
「思ったことをちゃんと文字化してみる」というのが、ポイント高いのかも。
漠然とアニメ観るだけより、2倍楽しめる感覚がありましたねw

今後もこういう「『ネタ枠』のアニメを実況感覚で更新していく」という試みは、また挑戦し
ようかなっと思います。意外と素材選びが大事かもw
そういう意味では本作は「ツッコミどころ満載」で「極上な素材」だったと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14
ネタバレ

太郎 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

どういう「無双」をするのか注目

第一印象が強烈すぎたので、とりあえず見てみようと思います。
※作品を叩く意図はないですが、決して好意的なレビューではないので、ファンの方は閲覧注意です。

▼1話(めちゃ長いです)
{netabare}作画はすごく綺麗。でも、2000年前後の工〇ゲみたいな古臭くてクセの強い画。でも普通の人には新鮮で綺麗な作画に見えると思います。実際だいぶ頑張ってる。
前半はデブの主人公の不幸話。襲われてる女性を助けようとしてボコられる。そして無職転生と同じで死ぬほどいじめられる。この世界では、デブだと親兄弟にすら人間として扱ってもらえず、警察ですら冷たい。他にもデブというだけで酷い目に遭いすぎなので同情を通り越して見てるのが辛い。ていうか、デブなだけで不幸すぎでは?作者に、デブ=不幸みたいな偏見があるような…デブはむしろ愛されキャラですよ。
そして壁パンしてたら偶然見つけた家の隠し部屋に異世界への扉が。逆にそこは押し入れにして欲しかった。死んで転生するんじゃなく、どこでもドアで自由に異世界と行き来できる模様。で、槍投げただけで敵が死んで、いきなりレベル100に。さらには現実世界で使えるお金もがっぽりゲット。
ご都合展開はこれにとどまらない。朝起きたら細マッチョのイケメンに大変身。なんで?意味わからん。少なくとも、やはり作者がデブに人権がないと言いたいのはよく分かった。そして街に出た途端に見た目だけで周りにチヤホヤされる。同級生もビックリ。ただ髪型ダサすぎない?そげぶの人みたい。
それを受け入れられないイジメっ子たちに呼び出されて、校舎の裏で因縁を付けられる。まぁ気持ちはわからないでもない。どさくさに紛れてイジメてくる主人公の弟妹。暇だなお前ら。ていうか主人公は高校生で君たち中学生じゃなかったっけ?中高一貫なの?
主人公大ピンチ!そこへロールスロイス的な高級車に乗った美人が偶然現れる。あっ、最初に助けた女の人だ!しかも同じ学校なの?アニメなのでそこまでは偶然で許すけど、なんで見た目が別人になっちゃった主人公のことわかったんでしょう?この謎が次回で明かされるのか注目です。{/netabare}

▼2話(またしても長いです)
{netabare}お嬢様は同じ学校の人ではなかった。別の超エリート校の理事長の娘で、生徒会役員共の佳織お嬢様は、主人公の優夜をスカウトに来た模様。「だったら俺を!」とベタなクズ雑魚ムーブで視聴者の期待に応える弟たち。佳織お嬢様は彼らを正論パンチでKOし、優夜を連れて学園へ。
学園では話のわかる人格者の理事長と超エリート教師に出迎えられ、スカウトの理由は簡単に言うと「マジでいい奴だから」。これまでの不遇を取り戻すかのように人格を肯定されまくる優夜。それでも渋る自己肯定感の低い主人公。じゃあまぁとりあえず体験入学でもということで自己紹介したらクラスの女子生徒が主人公に釘付け。超イケメン!さらに、そんな主人公を妬む男はゼロ。優しく接してくれるナイスガイばかり。さすが超エリート校。
自分に自信が持てず転校に迷っていた優夜も、素晴らしい生徒たちに加えて日替わりランチ無料&学費免除という追い討ちであえなく陥落(?)ところで佳織お嬢様は同級生らしい。ってことは1年生で入学早々に生徒会役員ってこと?さすがにおかしくない?理事長コネクション全開か?あんだけいいこと言っといて…。
放課後は佳織お嬢様といきなりクレープ屋デート。最初からもういい感じのイケメン&美女で周囲をざわつかせる。さらにデート初回にしてお互いのクレープを一口ずつ食べ合いっこ。かぐや様が半年かけても無理だった間接キスを1日で成しとげた!すごいぞ主人公!
家に帰ったら即ゲーム、じゃなくて異世界へ。早速モンスターに襲われる美女とエンカウント!レベル100でも手こずる中ボスクラスをこらしめて、これからって時に空気の読めない兵士たちが現れる。面倒ごとを避けるため、女性を助けた主人公はまたしても颯爽と去っていくのであった。次回を待て!

というわけで、作画だけでなくシナリオまで完全に工〇ゲのそれなんだよなぁ。
でも今回のハイライトは、主人公の目を見ただけで自分を助けてくれた人だと気付いた佳織お嬢様。周りがみんな主人公をイケメンだからチヤホヤしてる中、見た目を気にしない佳織お嬢様の存在はこのイケメン至上主義のアニメでどんなジョーカーとなるのか?ますます楽しみだ!{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ミルパンセ、努力の結晶ここに極まる

デブが異世界行ったらチートでレベルアップし超絶イケメンの筋肉ムキムキになって、現実世界に戻っても姿・能力そのままで現実でも無双、人生が変わったという作品。以上。
まー、タイトルが全部説明しちゃってるタイプのやつですね。
異世界転生してチート能力を手にする作品は無限にありますが、現実世界に行き来できる点が本作の特徴と言えるのでしょうか。
それにしたってテンプレにテンプレの連続なので普通に考えれば胃もたれします。
・・・・が、普通じゃないことに、そんな内容の作品なのに何故か面白いのです。非常に不思議なことに。

他サイトの評価の話になってしまうが、Amazonのカスタマーレビューは★3.5。
高いとは言えない評価で、そのうち★1を付けた人は30%を占めています。
まぁ、1話切りした人たちが大部分でしょうが、内容だけに目が行ってしまって楽しみ方を理解出来なかったのだと思われます。
たしかにこんなバカみたいなストーリーは、大筋だけ見れば問答無用で★1ですが、あえて自分が★3にした理由は、バカも突き抜ければ優秀に裏返ると感じたからです。
真面目に見るもんじゃなくてギャグとして割り切れば、究極のテンプレも悪いもんではないのではないかと、そう思いました。
「まさかそんなベタな展開をやるはずが・・・・うわ~!やりやがった~!」みたいにね。

一番記憶に残ったのは第4話で学校に暴走族が乗り込んできたところでしょうか。
現実世界だけど近未来的な学校に、急にバキの雑魚キャラみたいな暴走族が突入してきただけで大爆笑です。
で、ヒロインを救出しに4階から飛び降りる主人公で腹が捩れ、そんな超人に果敢に特攻してボコボコにされる暴走族でゲロ吐くほど笑うこと間違いなし。
…いや、言い過ぎました。失笑間違いなし…くらいに訂正です。
でもバイクが爆発したシーンは間違いなく声出して笑いました、自分。
そういう楽しみ方をするのが正解な作品で、これがストーリー評価を★1にしなかった理由でした。
主人公の声優が松岡だったのも良かったですね。このアニメの主人公にはピッタリな適役でした。松岡の当たり役なんていつ以来でしょうか?笑

そして最後になりますが作画が何気にめっちゃイイのです。
キャラデザが特徴的で動画にするの難しそうなのに最後まで丁寧に描き切りました。
なんと制作は"あの悪名高い"ミルパンセ。
『Wake Up, Girls!』『コップクラフト』で作画崩壊ならぬ作画放棄をやらかしたミルパンセとは思えないクオリティでした。
自分の中で近年最悪のアニメ制作会社と思い込んでいましたが、2021年の『蜘蛛ですが、何か?』も結構面白かったし評価を改めたいですね。
2022年は元請制作がありませんでしたが、この1年間ミルパンセが何をしていたのかが非常に気になります。
ひょっとして…本作を手掛けるのに1年を費やしていたって線はあり得るのでしょうか?
うわー!だとしたらなんかスゲー泣けます!!ダメと言われた子が一生懸命、時間を掛けて良いものを残そうと頑張ってたとかマジ泣けます!!!
そういうことを踏まえて、このアニメを低評価した人たちは本当に★1にして構わないのか、今一度考えてほしいですね。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

67.9 4 筋肉アニメランキング4位
Helck(ヘルク)(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (149)
407人が棚に入れました
魔界のとある国。一人の勇者の手によって魔王が倒され、新魔王の座をかけた競技会が開かれることとなった。 大会責任者の帝国四天王ヴァミリオは、敵であるはずの人間の勇者ヘルクの参加に激怒する。 決勝戦を前に魔王ウルムの城が陥落した一報を受け、ヴァミリオはヘルクを含む決勝に残った選手たちと共にウルム城奪還へと旅立った。 笑顔で「人間を滅ぼそう」と語るヘルク。 果たしてその言葉は本心か? 笑顔に隠された真実とは……
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ギャグとシリアスのバランスがいいファンタジー

[12.27見終わって]
各話感想をちょっとさぼっちゃいましたけど、後半の過去編もシリアス展開ながらもヘルクの笑顔の陰に隠された苦悩と「人間滅ぼそう」の意味が分かったりしましたし、相変わらずのヴァミリオやピウイなどのキャラも良くて最後まで楽しく見ることができました。
最終話のヴァミリオの決意で締める構成も、1話の頃と比較するとじんわりくるものがありました。
・・と楽しめたんですが・・
色々と伏線回収できてないし、そもそも敵との戦いが続いてる中での終わりはびっくり。
2期前提なのかなって色々と調べたけど何も情報なし。。
何かの形で続編があることを信じて待ちたいと思います。

[9.17追記]
後半クールのPVが公開されてました。
https://www.youtube.com/watch?v=M8Qq-pltl6Y&t=1s
これ見るかぎり、結構シリアス展開になっていくみたいですね。

[初回感想]※各話感想は下にあります。
勇者によって魔王の一人が倒され、魔界では次の魔王を選ぶトーナメントが開催されていた。
大会の責任者である四天王のヴァミリオは、参加者の中に人間の勇者ヘルクがいることに激怒して・・
で始まる物語。
原作はサンデー系のWebコミックで完結。全12巻みたいですが未読です。

調べてみたらアニメは連続2クールで全24話予定なので、原作すべてアニメ化される・・のかな。

夏アニメ選定の時からなぜか気になってたこの作品。
勇者が人間滅ぼそう!と笑顔で言ってるPVとか、ギャグっぽいんだけどその中に漂うシリアスな空気とか。
あとイケメンじゃない主人公とかw

でもあんまりハードル上げないようにしながら視聴開始。

怒りまくる四天王ヴァミリオと冷静な大会副責任者ホンのコントみたいなやりとりが面白いw
声優さんが上手なのもあるのかな。ホンの「あっつ!!」は可笑しくて笑っちゃいました。

その中で時々挟まれる人間の国の謎がいいアクセントになってて先が気になる感じも好きかも。

面白そうなのでほどほどに期待しながら見ていきたいです。

1話「勇者ヘルク」
{netabare}料理対決のパフェ食べてるヴァミリオの顔、なんとなく異世界おじさんのエルフみたいw
魔王を倒したのはヘルクじゃなくて弟で、ヘルクは弟殺しの大罪人とか、攻め込んだ翼の戦士たちとか
謎が多くて先が気になります。次回が楽しみです。{/netabare}

2話「運営スタッフのアン」
{netabare}ほらやっぱりきたー!!ってヴァミリオ、ヘルクのこと結構認めてますよね。
決勝は翼の兵士たちからウルム城を奪還することになり、ヴァミリオが運営のアンとして同行することに。
ヘルクと対面したヴァミリオのすごく嫌そうな顔としつこく握手を求めるヘルクが可笑しかった。
今回もギャグ風味な展開でしたけど、次回からシリアスな展開が待ってるのでしょうか。
ED結構いいですね。ヘルクとヴァミリオはいい友達になりそうな気がします。{/netabare}

3話「未知の敵」
{netabare}大地の毒を制御するために魔族がいるの?
そもそも毒ってなんであるんだろう。大昔事件があったとか?
新世界生物って何?などなど謎が多いですけど今後解明されていくのでしょうか。
そんな謎も気になるけど、キャラたちの掛け合いが面白くて。
身軽なケンロスやチョコ好きドルーシのボケに冷静なツッコミをするヒュラ、キレ芸が面白いヴァミリオなどなど、見てて楽しいです(^^♪
ホンのいつまでですか~!にも笑った。。
そんな中、ヴァミリオがヘルクにつぶやいた「戦え・・」にじんわり。
ヘルクの本心を疑いながらも信じたいヴァミリオの気持ちがわかる言葉でした。
次回が気になる引きも良いですし、これ結構良作かもしれないです。{/netabare}

4話「衝撃」
{netabare}翼の戦士って何かドーピング的なもので人間を改造したもの?
大地の毒や新世界生物と何か関係ありそうな・・でもよくわからないです。
やっとドルーシが活躍したと思ったら。。ヒュラのツッコミいいですねw
ヴァミリオと助けようとしたヘルクがどこかへ飛ばされて・・
この展開、無職転生を思い出しました。
ヴァミリオとヘルクの2人旅になるのかな?変な鳥も気になりますw{/netabare}

5話「孤島の村」
{netabare}知らない島に飛ばされてしまった二人。
この話で一番印象的だったのは・・あの鳥!!
かわいいへんてこな鳥ピウイが面白くて。。声も好き。
ヴァミリオのばかぁー!も定番になってきましたねw
海に沈む遺跡とかまたまた謎が深まったけど、実は結構壮大な話だったりする?{/netabare}

6話「襲来」
{netabare}ヘルクの悲しみみたいなものが少しだけど語られましたね。
ヴァミリオとヘルクの夕食でのお互いまっすぐな会話がいい。
翼の兵士になると人格も変わってしまうみたいだけど、なぜヘルクだけ逃れられたんだろう。そして弟の死の謎も。
アズドラ様、ギャグ要因かと思ってたら意外とカッコ良くて強い!
魔界の強さって、四天王>魔王みたいですね。
各地方に城が複数あって、そこの城主が魔王で、四天王は帝国ですごく強い人たちのことかな。{/netabare}

7話「人間の王」
{netabare}人間の王って不気味な感じだけど本当に人間?
北で魔族が戦ってる魔物って新世界生物?
なんとなくだけど、人間の王って新世界生物じゃないかなって。
ヘルクとヴァミリオのやりとりにほっこり。もう仲良しですね。
最後、ピウイにまたまた笑わせていただきましたw
ほんと、謎鳥いいキャラしてる。{/netabare}

8話「大陸へ」
{netabare}魔女に会えたヴァミリオとヘルクたち。
ヴァミリオによく似た魔女とピウイに似てる大きな鳥・・これって!?
ヘルクを危険な存在だと注意を促す魔女だけど、実は色々と知ってるような気がします。
島を出た二人・・こっそりピウイがついてきてやったーって嬉しくなるわたしw
帰れって言われて不服そうな顔しながらピーって鳴くピウイかわいい♡{/netabare}

9話「蛮族トースマン」
10話「地図を求めて」
{netabare}ギャグとシリアスのバランスがほどほどにいいかもって思うけど、できればもうちょっと世界観にこだわりがあるともっと面白くなると思う。
例えばトースマンの王を倒して元に戻ったのはいいんだけど、お姫さまだけ人間みたいなキャラデザだとちょっと違和感あるので、ちゃんとかわいい猪のお姫さまにして欲しかったかな。
吟遊詩人の女性がちょっと気になります。{/netabare}

11話「吟遊詩人の唄」
12話「信じる心」
{netabare}闇の戦士の不気味な力。
何度でも蘇る翼の戦士やトースマン王と何か関係あるのでしょうか。
それよりもいつもニコニコしていたヘルクの怒りに満ちた顔が闇が深そうな感じがして。
ピウイを見てると、森〇チョコボールを思い出すのは私だけかなw
次回から後半クール。PV見るとこれからシリアス展開になっていくのでしょうか。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 26
ネタバレ

いるかん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

シーズン1はテンポが悪かった、だが!

 結構期待してはいたんですが肩透かしをくらう出来だったので、1クール目途中で挫折しそうになりました。
 私と同じように感じた結果、1クール目で挫折した人たちのために、2クール目に突入した今、書いておきます。

 原作マンガは未見ですが、そこそこ面白いと推測できるんです。
 チート級の強さながら、ド天然の主人公。
 シリアス要素はつきなみ感はあるものの、ぶっ飛んだコメディ要素。
 一本調子にならない舞台設定と、それなりに伏線の含みのあるストーリー。
 ケンロスやピウイのような、バカキャラを使ったお笑いも、結構好きです。

 なので、毎日のちょっとした息抜き、として楽しむ程度なら、アニメも他の酷評した作品よりは良くなりそうなんですよ。
 だから、以降に書くように、1クール目にかなり不満があっても、何か切れないというか、期待を込めて、このレビューを書いている次第です。


 で、問題のアニメ1クール目なんですが、全体的にストーリーが間延びしている印象です。
 評価軸をストーリーか作画か悩んだのですが、今回はアニメ化の時の失策として、作画に減点しました。

 {netabare}
魔王の帝国での新魔王を決める大会、疑念を抱く四天王との転移直後の島でのあれこれ、帝国へ帰還するためのロードムービー的展開
{/netabare}
など、舞台ががらりと切り替わる割には、1話あたりの要素が薄く感じました。
 ストーリーのテンポが遅いわりに、主人公の伏線もろくに回収されないし、逆に舞台が変わった時の新要素は、ヒロインの信頼度以外には役に立たなそうなところとか。
 そもそも、レビューの時にも出てくる画像のキャッチコピー「人間 滅ぼそう」は、現時点でほぼその方向性が見えず、誇張しすぎた表現にしか見えないんですよね。

 特にコメディ要素については、間延びのせいで魅力が半減です。
 4割くらいはツッコミ無しの静止画。
 ツッコミがあっても、そのうち半分くらいは、タイミングが遅い。
 マンガだとこうした間(ま)は読者の好きに読めるので問題ありませんが、アニメで描いた時には、動画という性質上、時間の進行が強制的に画一化されるため「間の悪さ」は致命的です。


 間延びの原因についてですが、ここからは完全に推測、というか脱線です。
 原作は完結しており、2クール予定。
 原作を2クール分に落とし込む時に、1クール目の分割をおざなりにした結果、間延びしたんじゃないかと邪推しています。
 「原作に忠実でさえあればいい」を低予算の言い訳に使い、必要最低限のカットだけで作った結果、編集時に時間余りが多く、間延びの多用という残念な結果になったんじゃないかと。
 

 音楽について、Op曲は2クール目まで見ましたが、特にメジャーなアーティストではないにしても、比較的やる気が感じられる曲だと思います。
 (確かに、ロック調が好きですが、ロックであればなんでもいいとは思ってませんw)
 なんなら、あまり好きじゃないイーリスの歌でも、曲調自体は手を抜いてない印象を受けたくらいです。


 ともかく、原作を無駄にしないためにも、2クール目が終わった時、少しでも評価軸が上向きになることを願っています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

【ゲート】は開かれた

特に序盤のコメディ的な展開には微妙なものを感じましたが、ようやく
シリアスな反対面の状況も全面的に押し出されるようになり期待値は上向きとなりました。

「ワンルーム勇者」と同じようなある種のワンパターン「まおゆう」展開でありまして
要するに本作も【グノーシス主義】の傾向がかなり強いとも言えます。

勇者である主人公の名前は「ヘルク」でありますが、元ネタは恐らく
「ギリシア神話」の「ヘラクレス」なのでしょう。

{netabare}半神半人の英雄でありますので、【ネフィリムの眷属】ということになり
よって魔王の陣営に加わるのも当然ということになるわけであります。

一説によれば【フェニキア人】も「ヘラクレス」を信仰していたなどと言われていまして
その辺の情報については裏が取れていないものの【星の種族=フェニキア人】が
「ギリシア神話」が好きなことは自明でありますので疑う余地はないのかもしれません。{/netabare}

バカの一つ覚えという感じで本作にも【ゲート】が登場します。

【ゲート】とは自衛隊が異世界転生する作品のタイトルと同じでありまして
【フリーメイソン】のロッジに置かれています【ボアズとヤキンの柱】が
【ゲート】を表しているわけであります。

「柱」は「神」でありまして、神社の「鳥居【⛩】」も【ゲート】であると言われます。

{netabare}「数秘術」?では【ゲート】のことを【11】で表し、例えば
アメリカ同時多発テロの日=2001年9月11日に世界貿易センタービルが崩壊した事件も
【ゲート】と関係があるという説が存在します。

【ボアズとヤキンの2本の柱】、「世界貿易センタービル」の「ツインタワー」
そして「ヘラクレスの柱」すべてが【ゲート】を表しているとも言われています。

もちろんこの考え方の背景にあるのは、「古代宗教」すなわち【オカルティズム】
でありますので、現代人の感覚としては奇妙な説ということになるでしょう。

【グノーシス主義】(作品)において最も重要なシンボルは【ペイガニズム】
即ち「多神教の神々」に関するものでありまして、「神々」のルーツが【堕天使】
であることから【天使の翼】は当然の如くごり押しされるわけであります。

「勇者」とは【堕天使】の末裔である【ネフィリム】でありますので背中に翼が生えていても
何の不思議もないわけですが、魔族と勇者の立ち位置が逆転しているせいで
どっちが正義でどっちが悪なのかわけがわからないカオス状態になってしまいます。

「上なる如く下も然り」」というあべこべな状況こそが【グノーシス主義】の
意図するところであり、「新世界」の価値観は既存のものとは違うということを
示したいからなのかもしれません。{/netabare}

かくして【ゲート】は開かれて新世界が始まるわけであります。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

84.2 5 筋肉アニメランキング5位
リトルバスターズ!(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (2409)
13019人が棚に入れました
あの,一番辛かった日々。毎日ふさぎ込んでいた日々。そんな僕の前に,四人の男の子が現れて,僕に手を差しのばしてくれたんだ。「強敵があらわれたんだ! きみの力がひつようなんだ!」そう彼らは訴え,僕の名を訊いた。「…なおえ,りき」「よし,いくぞ,りき!」一方的に手を掴んで,僕を引きずるように走り出す。「ね,きみたちは!?」転ばないように必死についていきながら,そう訊く。「おれたちか? 悪をせいばいする正義の味方。ひとよんで…リトルバスターズさ」歯をにやりと見せ,そう名乗った。ずっと,そうして彼らと生きていたら,僕はいつの間にか心の痛みも寂しさも忘れていた。ただただ楽しくて…いつまでもこんな時間が続けばいい。それだけを願うようになった。

声優・キャラクター
堀江由衣、たみやすともえ、緑川光、神奈延年、織田優成、やなせなつみ、すずきけいこ、若林直美、田中涼子、巽悠衣子、徳井青空
ネタバレ

カルマるかIS さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

J.C.STAFFの本気(最終話までの感想&各キャラ√考察)

         ~各キャラ愛称チェック~
第十九話の最初にでてきた内容をかってに愛称ということにして作りましたw

~目玉焼きにかける調味料は?~

1、ケッチャップ      2、塩コショウ

3、醤油          4、マヨネーズ

5、醤油とコショウ     6、ソース

7、何もかけない 七個のうちどれかを選んで下さい

~結果発表~
{netabare}1のケチャップを選んだあなたは「子毬」との愛称がいいですね。甘いお菓子を食べればいいことあるかも

2の塩コショウを選んだあなたは「美魚」との愛称がいいですね。若山牧水の短歌や本を読めばいいことあるこも。

3の醤油を選んだあなたは「クド」との愛称がいいですね。犬とじゃれあったり平行宇宙論の勉強をすればいいことあるかも。

4のマヨネーズを選んだあなたは「葉留佳」との愛称がいいですね。ラッキーアイテムとしてビー玉をもっていればいいことあるかも。

5の醤油とコショウを選んだあなたは「鈴」との愛称がいいですね。たくさんの猫とじゃれてみんなに名前をつけてあげればいいことあるかも

6のソースを選んだあなたは「姉御」との愛称がいいですね。全国学力テストで一桁になればいいことあるかもw

7の何もかけないを選んだあなたは「真人」との愛称がいいですね。筋肉をつけまくってムキムキになればいいことあるかも{/netabare}



このアニメはKeyというゲームブランドの第六~七作目のゲームをアニメにしたものです。僕的にKeyのアニメにはそれぞれコンセプト?といいますか題材があると思って見ていました。
「CLANNAD」には「人生」
「AIR」には    「家族」
「Kanon」には  「奇跡」
のようなものを題材にしてるのかなと思います。もちろん今作のリトルバスターズにもあると思います。それは「友情」です。「青春」と思う方もいると思いますが僕はこの「友情」を意識しています。人それぞれ自分の感じるように見てくれればよりいっそうリトルバスターズを楽しめるはずです!
今までのKeyのアニメと違う点が一つありそれはアニメーション製作会社が「京都アニメーション」から「J.C.STAFF」に変わってしまったことです。今まで京アニに見慣れた方は抵抗が強いと思いますが大丈夫です!とてもうまくまとめられていて面白&泣けます。

      
         ~製作スタッフ紹介~
企画者は「麻枝准」さん。麻枝准さんの紹介だけは少し長めにさせていただきます。お付き合い下さい
麻枝准さんはKeyを人気ゲームブランドにした人物であり泣きゲーを作った第一人者とも言われています。 麻枝准さんのすごいところは、ゲームシナリオライターのほかに脚本や作詞、作曲もやっておりほとんどの製作に関わっています。「麻枝准」さんの企画したアニメはリトルバスターズのほかに「AIR」「CLANNAD」の作品があります。知る人ぞ知る名作ばかりです
企画ではないのですが「Angel Beats!」の脚本も書かれています。

「原画」は「樋上いたる」さんと「Na-Ga」さんです
「シナリオ」は「麻枝准」さん「樫田レオ」さん「都乃河 勇人」さんで後1~2人いらっしゃったと思いますが忘れてしまいました。ごめんなさい
「音楽」は「麻枝准」さん「折戸伸治」さん「戸越まごめ」さん「MintJam」さんです。上と同じく...本当に申し訳ございません

         ~OP&ED紹介~
OPは「Little Busters! ~TV animation ver~」
作詞、作曲とも麻枝准さん 編曲がMintJamさん
歌手がRitaさんです

EDは「Alicemagic~TVanimation ver~」
作詞が都乃河 勇人さん   作曲が折戸伸治さん
編曲がMintJamさん  歌手がRitaさんです

なんかすごい長くて見づらいレビューですいません。忘れてしまったり誤りがある可能性もあるのでまた再更新します


~葉留佳√考察~{netabare}美魚とは違い複雑すぎる内容が少ないからここでは内容の補足と原作との違いを中心的に書いていこうと思います。(前回と少し違う書き方をするので見にくくなるかもです。)

1~真実を知っていることで見える違い~
まずは原作プレイ組としての言いたいことですね。初視聴の方は葉留佳に必要以上に強くあたるかなたに少し怒りを覚えたかと思います。もちろん僕も最初にやったときはそうなりました。だけど真実をしってから見たこのアニメは最初とはまったく違う思いが生まれ、感動が二倍になりました。何回も言っているのですが、もう一度葉留佳√を見直してください。今の状態でスッキリした方も多いでしょうがそれとは違うよさが見つけられますよ^^

2~かなたが葉留佳に強くあたる理由とは?~
まあ、最後まで見た人は答えが見つけられてると思いますがアニメでちょっと薄くなってる場所があるので補足します。
この二人は時期跡継ぎを決めるために比べられてきました。なにをとっても全てを葉留佳の上をいくかなたは一つだけ「卵料理」は出来ないと嘘をつき葉留佳に「希望」をあたえます。だけどそれだけでは葉留佳の精神がもたないと思ったかなたは「自分を憎ませる」ことで生きる理由を葉留佳に与えました。アニメであったように本当はかなた自信そんなことはやりたくなかったけど大切な「妹」を失いたくないがために何十年間も同じことを続けました。自分が絶対にやりたくないことをやらなければ救えない。なんて理不尽なんでしょうね。

3~じゃあアニメと原作ではなにが違うの?~
大きな内容としてはほとんど変わらずに再現されていたかと思います。最後の写真といい伝えるべきことは伝えてありました。けど唯一大きく違うのは理樹の関わりでしょうかね。アニメでは「友情」メインなのでたくさんのメンバーが関わっていましたが、原作では理樹が本当に一生懸命葉留佳のために協力をして時には仲間と協力し問題の解決をしていました。かなたの腕の傷についてですが、気になる方も多いでしょうが二期があったときにかなた√をアニメ化する可能性もあるので伏せておきます

4~三枝昌が葉留佳に真実を伝えなかった理由~
アニメではここも薄かったきがしました。まあ、きずいてる方もいると思いますが結論から言うとかなたと葉留佳の二人で行ったからです。ほとんど内容として出てこなかったもう二人の親と決めてあったようです。もしかなたと葉留佳の二人が「一緒」に聞きにきたらそのときは真実を伝えようという決まりでした。だけど葉留佳は最後に聞くのを断りました。それはもちろん真実をしってもなにもないからです。もう恨むこともやめたのでそれを聞いたところで変わらないときずいたんでしょうね。結局どっちがどっちの子供かはあかされていなかった気がします

とまあ、このくらいでしょうかね。今回も長々とすいませんでした。また気がついたことがあったら追加しておきます
(前回も言ったとうりあくまで僕の考察なので信じすぎにはきをつけてくださいね^^){/netabare}


~美魚√考察~{netabare}ここではあまり美魚√に関心がもてなかった人、持てたけどあまり意味が分からなかった人に僕なりに考えた美魚√の解説をしていこうと思います(わかりにくい部分が多いかもしれませんが僕なりにがんばるつもりなので多めにみてください)
まずはアニメの中でもあったセリフなどの伏線回収をしていこうと思います。重要な部分やセリフは「」で囲みますね。

「終わりの始まる場所」これは前回の第十三話のタイトルですね。この物語の始まりとなった場所である海辺、それが「終わりの始まる場所」ということです。美鳥と再開し美魚が消える場所。美魚はここを自分が消えるべき場所であり、美鳥と入れ替る場所と決めていたんでしょうね

「風に乗り 白い翼で 君と行く 青の狭間の 常夏の島」美魚が短歌コンクールに応募したものですね。この短歌から感じてほしいのは美魚は優勝しようと応募したのではなく今の自分の気持ちを短歌にこめています。じゃあ、なにが言いたいの?ということで部分的に解説します。この短歌は第十二話での美魚の気持ちを表しています。「風に乗り 白い翼で」これはそのときに見た紙飛行機をたとえたものですね。順番がかわりますが「青の狭間の 常夏の島」同じときに理樹と美魚が行きたいと言っていた場所であるハワイを指していますね。次がもっと重要な「君と行く」このセリフに本当の美魚の気持ちがでています。理樹は美魚が「白鳥」のように一人になりたいと思っていますが、このセリフから分かるように「君と」いわゆる理樹やリトルバスターズのメンバーと一緒にいたいという気持ちがでていますね。

「白鳥は 哀しからずや 空の青 うみのあをにも 染まずただよふ」若山牧水の短歌であり美魚√の最重要の鍵でもあります。この短歌はなにものにも染まらないでたった一人で海にいる白鳥の切なさを歌っています。美魚もそのようなセリフをよくいうかとから上のように理樹が勘違いをしていて、物語を複雑にしています。この短歌の「白鳥」のたとえを「美魚」ではなく「美鳥」に変えてみて下さい。そしたらだいぶ謎が解けてくると思います。ここからは美魚の視点でいきますね。美魚は美鳥という存在をなにもない世界においてきてしまったことをとても後悔しています。このことがあってから孤独の白鳥である「美鳥」と変わってしまおうと思い始めます。そしてその入れ替わる場所は海辺。つまり「終わりの始まる場所」と繋がるわけです。

最後は「美鳥」と「美魚」そのものについての解説をしていきますね。子供の頃のおとなしい自分ではなく、自分にたりていない明るい心をもった美魚が自分自身で作りだしたもう一つの自分というものが「美鳥」という存在にあたります。「美魚」と「美鳥」の二人がそろうことで本当の自分と認識していますところが日がたつにつれて「美鳥」の存在が「美魚」の心の中から消えていきます(病院にいっていたことから精神安定剤のような薬を打っていたのかもしれませんね)そして完全に「美鳥」を忘れてしまったことにより二人で一つだった関係が崩れてしまい、不完全な自分になってしまったから「影」がなくなってしまいました。「美鳥」を消してしまったという罪を感じている「美魚」は孤独の白鳥は自分がなるべきで、「美鳥」はこの世界にいるべきなんだと理解したことにより孤独になろうと願い続けることになります。海辺で消えようとした「美魚」を理樹は「生きよう」という強い思いにより消えるはずの「美魚」を助け出すことに成功しました。「美魚」と「美鳥」がちゃんと一つになることで最後にみせた「笑顔」を取り戻すことができたわけです。

もう一つだけ言い忘れたことが一つあったので追加します
「善意と悪意」これを言わずに美魚√は語れませんね。アニメではあまり強調していませんでしたが原作ではいい方向に進むか悪い方向に進むかを決める重要な部分になります。まず、この「善意と悪意」というのは簡単に言えば「美鳥」の言葉を信じるか信じないかです。「美魚」のいる場所を海辺と教えてくれた「美鳥」の言葉を善意と取った理樹はその言葉を信じて海辺に行き「美魚」に会うことができました。この部分をおろそかにしてしまったのはちょっとマイナス点ですが本当の真実を知ることでそういう矛盾や疑問を解いてくれればなによりです

(決め付けてるような部分がおおいですがあくまで僕自身の解釈なので信じすぎるとまったく違う部分もあると思うので気をつけてください。とても見にくくなっていますが自分なりの解釈もまぜて本当の意味で理解してくれるとありがたいです{/netabare}

最終話「最高の仲間たち」視聴しました~{netabare}言葉にはできないような気持ちが今ものすごく高ぶっています。とりあえず半年の間スタッフのみなさんありがとうございました。個人的に大満足です。まあ、こういうのはおいといて感想ですね。理樹がリーダーになりポジションや作戦を悩んでる理樹を見て助けの手を差し伸べる女性キャラのやさしさはいいものでした。理樹自身あまり気付いてないけど助けられたから助け返しその助けられた人は本当に感謝しているということも理解できたと思います。いつもだったら困ったら恭介に相談し解決していますが今回は自分の力で解決できましたね(女性キャラの手助けはさっきも言ったとうり理樹が救ったから救い返されたので理樹自身の力といってもいいでしょう)理樹の生長が見られたということです。一期目はとてもさわやかに終わり気になった方もいるとおもいますがCパートで「リフレイン」というのがでてきましたね。簡単に言えば二期であり、リトルバスターズの答えです。そしてリフレインこそが本当のリトルバスターズの始まりでしょう。言い方が悪いかもしれませんが一期はリフレインのための伏線です。ここまでのつなげ方がとてもうまかったこともあり早く続報がこないか待ち遠しいです。一期にちりばめられていた気になるところはリフレインを見て解決してみて下さい
とりあえずここまでお疲れ様でした!ありがとう!リトルバスターズ最高!{/netabare}


第二十五話「最後のひとり」視聴しました~{netabare}今回は感動、笑い、熱血ととても詰まっていましたね。最後の謙吾がホームランをうつシーンは書き方を変えてたしゲームだと簡単に打っていたけどアニメでは古式に大切なものを伝えるために諦めずにがんばっていた謙吾には胸を熱くさせられましたね。リトバスのいいところのひとつとして女子キャラだけではなく男子キャラもしっかりと目立てているところですよね。むしろ男子キャラがめっちゃかっこいいというのが一つの特徴であるとも思えます。このあとの野球もきになるでしょうがやはり物語の真相も気になっている人も多いでしょうが一期はそろそろおわってしまいそうなので寂しいですね。次回も熱い展開に期待です{/netabare}


第二十四話視聴しました~「鈴ちゃんが幸せならわたしも幸せだから」視聴しました~{netabare}今回は鈴と子毬が主役てきなポジションにいた回でしたが物語の核の部分を少しずつついていました。子毬といるときの鈴の笑顔は本当にほほえましいですね。さらに今回は子毬の助けをかりながらも一人で課題を解決するという鈴自身の成長を感じました^^最後の屋上のシーンの演出はスタッフに本当に感謝です。最高の雰囲気のなか子毬らしさを前面におしだし重要な伏線もしっかりと残していたので文句のいいようがありませんでした。次回は誰もがきにしていた野球の試合っぽいです!新キャラもでてくる可能性が高いのでとても楽しみですね{/netabare}


第二十三話「あなたの大切なもののために」視聴しました~{netabare}あ~なんか惜しかったな。さすがに複雑すぎるクド√をうまく再現するのは難しかったようで、雰囲気は本当によかったのですが内容が少しかけている気がしました。アニメしかみてない人もそうですがゲームをやった人からみても「ポカーン」としてしまう場面が多かったです。しかしここで解説をしてしまうと物語のネタバレも含んでしまうので今回は√考察ができないのが残念です。このアニメが完全に終わってからみればクド√は今の状況よりも解決できますが他の人の考察なども見たほうがいいかもです。(絶対に今の状況で考察などは読まないでください。)そろそろ最終回がまじかです!いつ野球やるの?と思っていますが気にせずにいきましょう!{/netabare}


第二十二話「わたし、必ず戻ってきます」視聴しました~
{netabare}「悲しい思いをするくらいなら辛いことから逃げてもいい」これは鈴の考え 「この先に悲しいことがあっても辛いことに立ち向かうべき」これは理樹の考えとクドの答え。みなさんはどちらが正しいと思いますか?そんなことはその状況にならないとわからないですよね。だけど、そういう考えをこのクド√では感じてほしいのが僕の願いです。
今回も話の作り方は文句のいいようがないできでした。それぞれのキャラにそれぞれの思いがあり、クドを思う気持ちがうまく現れていました。話のスケールがおおきすぎて感情移入がしにくいという人はもっと簡単に考えてください。仲の良い人が自ら辛い道に行こうとしていたらなんと声をかけますか?理樹も言っていたとうり言葉にすることは簡単です。そういう思いと照らし合わせてみるのもいいですよね。次回も楽しみです{/netabare}


第二十一話「50ノーティカルマイルの空」視聴しました~{netabare}
クド母がロリロリしてましたね~クドのメイドも可愛い~とか思ってたらあれですよ...クドと理樹が外で喋ってる場面は雰囲気のつくりかたとBGMがよかったと思います。来週からはクドの鬱展開が始まりそうです。クド√はいろいろとややこしいのでがんばってほしいですね{/netabare}

第二十話「恋わずらいをいやせ」視聴しました~{netabare} 鈴がめちゃくちゃ可愛い。いや、くちゃくちゃ可愛いですね!今回はいつも以上に演出をがんばっていましたねw日常回としては相当レベルが高いきがしました。ゲームでは描かれていなかった相川の顔と鈴が佐々美にメアドを聞き出すシーンがあったのでうれしかったですね。次回からまたクド√に戻るみたいですね。次回も楽しみです{/netabare}



第十九話「きっと、ずっと、がんばるのです」視聴しました~{netabare}なんかクドがちゃんとでる回は作画とシナリオからものすごい本気を感じますね。製作側はぜったいにクド推しですねwテストのときに「雨のち晴れ」の印すとがながれたのはうれしかったですね。
なんだかんだでいい回でしたがところどころにちりばめられてますね。ちゃんとクドが年下ということを説明していたし、はるちんとかなたが一緒に勉強というとてもほっこりな場面もありましたね。マークシートのずれは結構あるあるですよね。僕もわからない問題を飛ばして次の問題を進めてくとつめて書いてしまうことがありましたがさすがに気付きました。姉御は本当にかっこよくてまさに姉御!ってかんじです。今回のMVPははるちんですね。あの場面でいっしょに補習をうけるやさしさは一人がつらいことを知っているはるちんだからこその行動ですね。今回のオリジナルエンドはとてもよかったと思います。とんちんかんなクドも大好きだー!クド√に入るかと思ったらここでいったん休憩でだいぶ前にやった課題の話ですね。あんまり覚えてない人が多いんじゃないかな?次回はまさかのささささささささ(笹瀬川佐々美)の再登場ですw次回も楽しみですね{/netabare}



第十八話「答えは心のなかにあるんだ」視聴しました~{netabare}
~ひとりが辛いから二つの手をつないだ。
ふたりじゃ寂しいから輪になって手をつないだ~               
                 byリトバスOPより
リトルバスターズのOPの歌詞であるこの部分はもっとも葉留佳√に関係するきもしますね。ひとりじゃつらいときは葉留佳とかなたの二人で乗り越え、それでも寂しいなら家族や仲間といっしょにいよう。葉留佳も言っていたように自分の居場所でありとっても簡単な答えだと思います。
今回のエンディングのもって行きかたといい原作をも亮がする完成度だと思います。もっとちゃんとした感想は√考察の場所で喋りますね{/netabare}     

第十七話「誰かにそばにいて欲しかったんだ」視聴しました~{netabare}胸が苦しくなりもうやめてあげてほしいと思う方が続出しそうなくらいとても重い話でしたね。最後の引きがとてもよかった印象を受けました。双子の入れ替わりトリックは「ひぐらし」でもありました。この二作品を見て思ったのは双子のキャラは声優が同じことがありますが瞬間てきに声を変えるのは本当にすごいことですよね。この話に終止符を打つであろう次回がとても楽しみです。
ここからはリトバスの原作ファンとしていいたいことを言っていきます。美魚√でも言ったように恋愛が出来ないから友情メインで進んでいるアニメバージョンですがこれもまたいいですよね。真人や恭介のちょっとした言葉一つ一つにとても心を打たれます。次の感想でも言うと思いますがこのはるちん√が終わったらもう一度見てください。新しい視点でみれるかと思いますよ。{/netabare}


第十六話「そんな目で見ないで」視聴しました~{netabare}今回から僕の一番好きなはるちん√突入ですね。話数が少ない分やはり展開が速いですね。たぶん原作未プレイの方はついてこれてないと思いますがここで喋るとうっかりネタバレ発言をしてしまいそうなので難しいところは√が終わってからまとめることにします。今のところ順調にきているので個人的に一番の難関であるはるちん√をどうアニメらしくするかが期待ですね{/netabare}

第十五話「ムヒョッス、最高だぜ」視聴しました~{netabare} 濃厚なホモ&百合回でしたが個人的には「ムヒョッス最高だぜw」の一言です。ゲームだと理樹視点だったぶん原作組も初視聴の方もおおいに楽しめたんじゃないでしょうかね。OPとEDの映像にも変化があって胸が熱くなりましたね。美魚√が終わってからちゃんとOPもEDも美魚の日傘をちゃんとけしていて細かいところまで気を使ってくれたことに感謝です。今からちゃんと感想書いていきますね。シリアスが終わってお疲れ回をかねたリトルバスターズの女子メンバーの日常的な一面がきれいにでてました。美魚もちゃんと和のなかに入って楽しそうにしていたのでほほえましいです。理樹と恭介のホモ疑惑はおいといて新聞紙ブレードをここに組み込んできたけど違和感なく進んでいき、おもしろいネタをが満載のちょう豪華で大満足です。こういう日常からのシリアスが本当に弱いんで心してかかろうと思います。次回からはまちにまったはるちん√です!個人的にめっちゃ好きなのでこの短い話数でうまくまとめれるかが大きなポイントになってきますね{/netabare}


第十四話「だからぼくは君に手をのばす」視聴しました~{netabare}恋愛がないから少し心配していた美魚√でしたが完璧なまとめかたで感動しました。作画も10点演出も10点まとめ方も10点でもんくなしの満点でした。原作未プレイの方の反応はどうなんでしょうかね。少しポカーンとなる部分もあったと思いますが、時間があれば十二話あたりから見直すの良いかもしれませんね。雨のち晴れも最高によかったです。次回はちょっと一休みでお泊り回でしょうね、とっても楽しみです{/netabare}


第十三話「終わりの始まる場所へ」視聴しました~{netabare} 今回は突然のファンタジーで驚いた方がほとんどだと思います。美魚によく似た美鳥この二人の関係がとても気になる回でしたね。今回の回にそれぞれ10点満点で点をつけると、作画が4点 演出8点 まとめ方10点でなかなかよかったと思います。次回も楽しみです{/netabare}


第十二話「無限に続く青い空を」視聴しました~{netabare}完全に美魚ルートにはいってきましたね。僕の大好きな「さらば諭吉っ!」のネタをやってくれたのでとても満足ですw美魚の腐女子っぷりもみえて、なおかつちゃんと他のキャラを立たせるところでたたせて全員がしっかりと印象に残りました。そして最後の引きがなんといってもうまかった!本当に次回が楽しみですね{/netabare}


第十一話「ホラー・NO・RYO大会」視聴しました~{netabare}今回はメンバー全員がめちゃくちゃ可愛くて最高の回でした。みんな騒いでリトルバスターズらしくて、クドの犬耳も再現されていて鈴と子毬の仲がだいぶよくなっていたのでほほえましいかぎりですw
なんといっても今回一番可愛かったのははるちんですね
怖がっておびえてるはるちん最高でした{/netabare}


第十話「空の青 海のあを」視聴しました~{netabare}今回はまちにまった美魚回でしたね
声優が変わってたけどまあ、あまい違和感もなくさらに可愛さに磨きがかかってたのでよかったです。
これでやっとリトルバスターズのメンバーがちゃんとでてきたので話が進むと思ったら今度は肝試しに1話つかうっぽいのでこのスピードでいいのか心配ですね{/netabare}


第九話「学食を救え!」視聴しました~{netabare}今回は前回と同じく神回でしたね
原作プレイの人も楽しめるオリジナルもあったし、もちろん原作のミニゲームもあって誰もが楽しめてよかったと思います。キャベツ定食やゼリーだらけになった思い出がよみがえりましたねw{/netabare}


第八話「れっつ、るっきんぐふぉーるーむめいとなのです」視聴しました~{netabare}今回は完全にクド回でしたね
もう可愛すぎて死ぬところでしたwパジャマのシーンはとくに破壊力抜群でした。だけどクドが入団テストやるときにもっとドジをやってほしかったですね。なんか全て完璧みたいになってたから
西園さんは声もよかったしめちゃくちゃ可愛くなってたのでよかったですね{/netabare}


第七話「さて、わたしは誰でしょう?」視聴しました~{netabare}今回ははるちんがメインの回でしたね
まさに青春!みたいな気もしましたが、笑いが多くとてもおもしろかったです。「クズ」のやりとりをやってくれたので個人的には満足です
動くはるちんは想像以上に可愛かったですね。くるくる回っている姿が多くもっと動いても全然いいですね。
二木はだいぶ声が変わっていてびっくりです
次回予告のクドの破壊力は絶大でした。たった10秒くらいでもやばかったので、次回は萌え死にそうですねw{/netabare}


第六話「みつけよう すてきなこと」視聴しました~{netabare}これこそがJ.C.STAFFの本気ですよ。
本当に素で泣けました。話数が少ないぶんぐだぐだになって原作と比べて残念なことになるかとおもいましたがなんにも
心配することなくて、たった三話でここまでまとめれたことにとても感動です。
リトルバスターズのメンバー全員とても思いやりにあるいいやつらばかりでこれが青春だなと思い、原作では表せなかった部分もしっかりと見れて本当によかった
ゲームでは子毬がもっと鬱状態になり理樹がもっと悩んでいたところをアニメでは他のメンバーが積極てきになり悩んでいる理樹を恭介が背中をおしていて友情メインでしたがそれが大成功だったと思います。
もっともよかったと思うのは鈴で「何かできることがあるかもしれない」と言って学食を後にしたとき鈴のお盆の上にカップゼリーがあったのがお気づきでしょうか。鈴はカップゼリーが大好きなんですよ、そりゃあ親友がああなったらそんなことしてる場合じゃないけど、それでも心に伝わる部分があると思います。そんな何気ない一シーンでも伝わるものがあるということです{/netabare}



第五話「なくしものを探しに」視聴しました~{netabare}今回は子毬の過去を少しだけ明かしたシリアスな回でしたね
たぶん人は日常のゆったりとした雰囲気から突然のシリアスに弱いんでしょうね。少し展開が速いでしょうがこのぐらいでやらないと終わらない可能性があるのでこのまま進んでいきそうですね{/netabare}


第四話「幸せのひだまりを作るのです」視聴しました~{netabare}まちにまったクドの登場です。思ったより出番が少なくてとても残念ですwまあそれはともかく子毬ルートに突入しましたね。視聴者を置いて行っているきがしますね。感情移入がしずらいので少し心配ですね{/netabare}


第三話「可愛いものは好きだよ、私は」視聴しました~{netabare}姉御にはるちんの登場。ゲームと比べてキャラが可愛くなりすぎてやばいですね。姉御の入団テストが省略されたのは残念ですね。次回はやっとクドがでてきますね{/netabare}


第二話「君が幸せになると、私も幸せ」視聴しました~{netabare}ついにこまりが登場しましたね。やっぱりこれは完成度が高いですね。BGMなどもゲームどうりでしたし、笑わせるところはしっかりと笑わせにきましたね
ちゃんとバトルに負けたら称号がもらえるという設定もかわってないんですねw次回は姉御がでてきます。早くクドをー{/netabare}

第1話「チーム名は…リトルバスターズだ」視聴しました~{netabare}第一話の感想はとりあえず名言の紹介をしておきます(少しちがうかも)
1 鈴に神なるノーコンの称号を与える
2 猫も棒から落ちる
3 こいつ馬鹿だ!
4 んまっ つぁ ちょぎっ!{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 43
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

リフレイン10月放送決定キタ━(゚∀゚)━!

リフレイン公式サイト
http://www.litbus-anime.com/
泣きまくれるんですねわかります。
いやぁKey史上最高に好きなのでもう期待値∞です。
早く見たいいいいいい!!!!


□関連URL
http://litbus-anime.com/ 今までのリトバス公式
http://litbus-anime.com/refrain/index.html リフレイン特設
http://www.litbus-anime.com/ リトバスリフレイン公式

クラナドから正妻を引いて青春と人数増量って感じでした。
2期に大いに期待出来そうです。

無駄な記憶が無ければもっと楽しめたかもしれない。
クラナドの事を知らない状態でとか色々記憶を消したフラットな状態で
見ることが出来たらもっと感動出来たんだろうと思います。
歳を取るって本当に嫌なものだなぁと思ってしまいました。

2期が終わったら点数調整改めてしたいと思います。

しかし今回は惚れるキャラがいなかったなぁ…
強いて言えば西園さんがましって感じかなぁ

──────────────ゲーム感想────────────

我慢できなくてゲームやっちゃいました。
マジで最高でした。クラナドよりこっちの方が全然好きです。
最高に青春であり最高の仲間でした。
2期のリフレインは完全に青春でしょうねっていうかそっちが本編ですね。
1期見てハーレム系とか思った方は是非とも2期に期待して欲しい。
超青春物語がリフレインでは始まるので期待して欲しいです。

アニメとゲームでの印象の違い
こまりちゃんの印象とクドの印象が全然違った。
それと見た目が凄い違うのが三枝。
まったく違うと言っても良いくらい違うけどアニメのほうが断然良い。

まぁアニメはじっくり見てなかったせいもあったのか…
ただアニメのほうが全員可愛く見える。
このアニメは本当にリフレインまで見ない事には評価は出来ないものだと思います。
1期を見たなら絶対2期も見て下さいね!
待ちきれない人はゲームをやってくださいね!
泣ける度合いで言えばクラナドの方が高いかもしれないけれど、リトルバスターズはリフレインで全ての期待に答えてくれる物語です。
いやぁ本当に良い話しでした。
ってか無茶苦茶好きになっちゃいました。
ゲームを終わってからもアニメを何度も見返してしまいました。
ゲームではリキ(主人公)以外の視点もあるので超お勧めです。
同じシーンを何度も繰り返しますが、視点が違うのでその時思っていた事等が詳しく伝わってきてとても感情移入しやすい形になっています。
強いて言うなら主人公の声を全編フルボイス化して欲しかった…

これぞ青春物語ですね!
2期でどの程度何処がどう採用されるかかなり不安ですけど期待したいです><
BEST10が入れ替わるアニメ確定。
2期が終わったら書き換わる予定です。
────────────────────────────────

アニメ見ながらコメント的なノリでメモった感想は↓

ニコニコで1話見ておっこれはまさか青春物語が始まるのか!?
何かワクワクするじゃんどうなるんだろう!
きっと面白いものが見れるに違いない!おっ野球か!いいね!
そしてメンバー集め…あれ?女の子?あぅあぅぁ~^q^?
なんか変だと気付いたのでググったらなんと…

18禁恋愛アドベンチャーゲーム…えっ… あっ…

おいっ俺の青春を返せ!
いや違うな…
おいっ俺の期待を返せ!

謎のあぅあぅぁ~キャラがイライラする^q^
しかしコメントもあってかツッコミが入るので面白いかも
あれ?実はこまりちゃんいい子だったのか!?

{netabare}老人ホームでご奉仕とか素晴らしい子じゃん!
うーんしかしこの声受け付けないなぁ…
やたらと切ない儚げな話ばかりする子だなぁ…そして謎の猫の死体。

グッときました。一気に引き込まれました。

昔のお兄ちゃん…もうなんかこの辺から涙腺が…
画面が見えなかったんですよコメント的な意味で!
いや違うか…
目から汗が止まらない…{/netabare}

あぅあぅぁ~とか言ってスイマセンでした;;
もう二度とそんな事言いません( TДT)ゴメンヨー
{netabare}こまりちゃん{/netabare}ルートでしたね。

────────────ここから7話──────────────

雰囲気は一気に変わり明るい展開に!あれ…
なんかまた続々と女の子が増えていく…

{netabare}風紀員がエンジェルなんとかの主人公っぽい見た目の…二木さん!
三枝さんやんちゃだなぁ~っと思ったらチョロインだったのか…
なんだこの白い帽子の帰国子女どっかで見た事あるような…なんとかインデックス!
能美さん犬だったのか… しかしクドリャフカってなんだよ!
西園さんなんかどっかのKEY系の天才少女系!?
佐々美さん@がんばらない

ナルコレプシーってなんぞ!?何が起きた…
なんか思わせぶりだったけどすぐ起きてんじゃん。同じ日なんでしょ?これ…

う~んどれもこれもどっかで見たようなのと同じような感じだなぁ…
しっかし一気に増えたな女の子ばっか…{/netabare}

やっぱりハーレムアニメだったのか
ここまでキャラ紹介ばっかでしたね。ってかキャラがやたらと多くね!?

────────────ここから10話──────────────

{netabare}西園さん{/netabare}ルートかな

{netabare}なんかほんとどっかの天才少女ことみちゃんっぽいなぁ…
あれなんのアニメだっけなぁしかしまぁなんだ眠い…
ってあれそういやいつ野球するんだよこのアニメ…
サッカーのほうが好きだから別にいいんだけどさ
Pちゃん…なんだろうこの取ってつけたような感じの話は…
だんだん忘れていく設定なんかうる星やつらの映画で同じようなネタあったような
いやあれは違ったかな他にもなんかあったような
双子?影が無い…二重人格だったのか幻覚障害だったのか{/netabare}

なかなかいい話だったなぁ…

────────────ここから15話──────────────

なんだこののっけからのホモ展開…
っと思ったら今度はハーレム展開…


今回は{netabare}三枝{/netabare}ルートかな

{netabare}なんだこの茶番裁判…切れた…
風紀委員長と三枝は髪の毛の色が同じだけどなんかありそうな予感と思ってたらやっぱりか…

3Pしたって事?両方と同時期にやってたって事?なんかよくわからんのだけど
なんなんだこの糞設定… ってか犯罪者親父が恭介にしか見えない件
糞設定のせいで入り込めない…ってかこれまた女の子の分裂話…こっちは本物か…
なんか色々設定がありえないだろう{/netabare}

あれ…? 目から鼻水が止まらない… あれ…? なんか鼻水まみれに…
何を言ってるかわからないだろうけど俺も何を言ってるのかry
むっちゃクチャいい話しじゃねぇか馬鹿野郎!

────────────ここから19話──────────────

おいおいこまりちゃん設定がおかしくね?アホの子じゃなかったのか…
モブがクズすぎて清々しい

{netabare}クドは天才なのか馬鹿なのかわけわからん
言語が苦手な割に並行宇宙論とか矛盾してないか?
っと思ったら特化型の天才だったのか
{/netabare}
いい仲間になってきたな!青春だ!
あっあれ?なんだここで終わりか。

20話

{netabare}さささささ ささみ ざざみ さささささ ささっさささ
おいっ「さ」ばっかじゃねぇか!わけがわからんぞ
ってか印象うっす{/netabare}

どうやらルート分岐なくなったのかな…

────────────ここから21話──────────────


{netabare}クドリャフカ{/netabare}ルート

{netabare}喋り方が凄く凄く…
いやいやいや脱ぐなよそりゃ無いわ引いたわ。
まぁ所詮18禁ゲームだもんなぁ
昆布食いたい… っておーい話が急に壮大だな!
星空を見ながらあれはデブルックスってこの演出どっかで見たぞ
なんとか語のやつじゃねぇか!
ロケットェ… ちょっとこれはわざとらしい展開に…
のめり込めない…

22話

唐突に思い出したなぁ 牢獄ってなんだ…
お母さんがロボティクスなんとかの萎みたい
シリアス場面なのにいちいち人数多いのに吹きそうになる
また同じ時間を?また?まただと!?おい恭介何を知っている!
急にざーさん登場!電話のシーンはリーディングしゅーくりーむか?
ニプーハニピアー いつの間にか凄い引きこまれてた

23話

おいおい話が壮大だなぁ暴動とか いきなり大爆発…
鎖に繋がれて急に陳腐になっちゃった…
また同じ時間を… 一体何が… は?え??えっとなんで鎖が取れたの?
なんで裸マント!?え?なに?いつ脱がされたの?色々イミフすぎる…
え?日本に着いてる?は?なんだこれ… ママン結局どうなったんだ?
完全に理解不能なんですけど…{/netabare}

────────────ここから24話──────────────

{netabare}すっかり忘れてた謎の手紙…これが超展開の鍵なのか?
手紙の主… 白猫… 初めて見た絵本…
悩みが晴れた小人さんたちは消えていく…
なんかエンジェルなんとかみたいな匂いがしてきた。

25話

謎の絵本は一体… いきなり野球の試合ってどういう事?
練習いつの間にやってたんだよ!そうか画面凝視してなかったから
俺の知らない所で練習してやがったのか!
飛び降りても死なない…だと…!?なんですかこの壮大な茶番激は…
やっと青春らしくなってきたなぁ

最終話

えっとけんごのキャラ壊れすぎてつまらない…
最終回のノリってやつなのかこれ
結局まともに野球やったの最後だけじゃないのか?
まぁ世界の秘密は2期リフレインに期待ですね!
エンジェルビーツ臭がプンプン漂ってくる…{/netabare}

────────────ここまで────────────────

アニメ好きな人は皆知ってるのかな?ラジオ番組がある事を…
最近知ったばっかでまさか08年からずっとラジオやってたなんて全然知らなかった。
「ナツメブラザーズ!」「リトルバスターズ!R」
近頃聞いてます。ハマってます!
※変態しかいないラジオですので要注意!!
ネタもいちいち古いので30以上の人向けな感じがしてならないw

某サイトでコメント見れるので一緒に見ると盛り上がるかと…
なんか内容がぼちぼちエロい事もしばしば…
露骨なエロと言うよりは恭介の策略にハマる鈴。
恭介が自らエロボイスも豊富!
16回目はエロすぎてやばいので要注意ww

男向けでもあるし、恭介ファンにとっても腐女子にとってもかなり満足出来る内容になっている気がします。
いやぁ実に面白い!男も女も恐らく楽しめる。
ヒロイン役はエロゲ声優ばっかなんですね!
声優もちゃんとエロ枠と一般枠があるのは知りませんでした。
民安ともえ(鈴)のファンになりました。
緑川さん(恭介)は声だけはずっと知ってたけど調べたらこんなに私の知っているアニメに出てたとは…
なんか過去の記憶が全てつながった気がしました。
この人面白いわw

※ってか露骨な下ネタまみれですwもうエクスタシー付けろよレベルw
緑川さんあんた天才だよ!罠にかける天才すぎるって!
爆笑したよ本当にw

「ナツメブラザーズ!(21)」になってからはぶっ飛ぶすぎてヤバイですねホントにw
酒飲みながら見てると素晴らしく美味しい酒の肴になりますね!
やこちゃん(クドリャフカ)が可愛すぎてヤバイヤバイやばい!!!
年上の女性を可愛いと思ったのは今まで生きてきた中で初めてかもしれない。でも結婚してらっしゃるようなので旦那さん羨ましすぎる><仲良くいつまでも暮らして欲しいです!


現在も続いてるラジオ番組↓「リトルバスターズ!R」
http://www.onsen.ag/program/litbus-r/index.html

近頃アニメのラジオにハマりすぎてアニメ本編が捗らない(;´Д`)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 45
ネタバレ

アスピリン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

続きのRefrainが楽しみすぎる!!!

ついにリトルバスターズが終わってしまいました。
本当にいろいろなことがありましたが、ここまで素晴らしい物語を見せてもらったので大満足です!

ただ、このリトルバスターズの尺は相当長いらしく1期では収まりきらなかったようですw

そして続きがRefrainとして放送されるみたい!!!(時期は未定の様ですね?)

やっぱり世界の秘密とか謎な部分はまだ多いわけでその辺をRefrainでは紐解いていくのでしょうか?
如何せんものすごく楽しみであることには変わらないかな。
(待ちきれない気がしますがw)

1期の総括としては製作会社について放送前は憶測が飛び交っていましたが、JCさんでよかったと個人的には思えるぐらい素晴らしい出来栄えでした!
是非2期も継続してもらいたいですね!

とにかく素晴らしい作品に感謝したいと思います!




19話感想 {netabare}

三枝回が終わって今回はクド回だったわけなんですが、なんというか友情をすごく感じて感動しましたね・・・

短かったですが、クド回もすごく内容があってよかったな~
ってしみじみ感じた19話でした {/netabare}

18話感想 {netabare}

感動しました・・・

これまでのしがらみを一気に吹っ飛ばした姉妹の会話からの三枝さんの決断、そして家族の写真ときたら・・・
本当に感動しか言葉が出なかったです。

そこまでのヒントを与えたリトルバスターズのメンバーも素晴らしいですし、すべてが良かった最高の18話であり三枝、二木回でした! {/netabare}

17話感想 {netabare}

またもや重い感じな話になってきてすごく作品に引き込まれましたねw

OPのあの背中はやはり二木さんのものなのだろうかとか?とか色々と考えさせられましたね・・
三枝さんの苦労は随所に表れていてわかりましたが、二木さんもあんなに難しい過程で育っていたなんて・・・

来週が楽しみでしかたがないです!!

リトルバスターズは本当に名作だとようやく確信できました。 {/netabare}

16話感想 {netabare}

15話のハーレムを経て16話から三枝回に入ってきました。
大分重い感じの話になってきましたね~・・・

以前から三枝と風紀委員長の髪色が同じということでなんかあるなーって思っていたんですが、やはりそうゆうことでしたか。

ほんとに三枝のお茶目で元気なところを1日もはやく観たいです・・・

リトバスは本当にストーリーが素晴らしくて言うことがありませんね!!!
(新仕様OPのクドの感じもなんかありそうで期待できる!) {/netabare}


14話感想 {netabare}

まずここまでのリトルバスターズは各メンバーの個別説明回が多く、小毬さん以外は感動っていうほどでもなかったんですが、今回の西園さんのストーリーは感動がすごかったです。。。

強い友情を感じそして最後の西園さんの笑顔を見た瞬間に一気に心が晴れました・・


まだまだリトルバスターズは続きますが、本当に今日が最終回でも文句が付けられないほど素晴らしい14話 西園ストーリーだったんじゃないかと感じました。{/netabare}

13話感想 西園回{netabare}

ここまでもリトバスの新メンバーの話が触れられてきましたが、こんな展開が待っているとは思いませんでした・・

西園さんの話を最後に持ってきた意味が分かった気がしますよね・・。
しかし、非現実的とはいえなんとなくここまでの流れを見ていると、どことなく現実味があり すごく淀んだ感じが出ており評価できます。

原作は知らないんですが、やはり評価され続けている作品だけはあるなってことを今頃になってわかってきました。

西園さんの話以外にも、今後もリトルバスターズから目が離せないです!! {/netabare}

8話感想{netabare}

今回は前回の三枝さんに続き新たなメンバーとしてクドをスカウトしたわけなんですが、
そのクドにはルームメイトがいなくその新たなルームメイトをを探すってお話でした。

最終的にはここまでいいとこなしの風紀委員長が自ら名乗り出てくれて一件落着!いいとこあるっていうか実際のところ普通に委員長はいい人そうですけどね~
今後彼女がそのくらいストーリーに絡んでくるのかも楽しみかなw

来週は佐々美さんの回になるのかな? {/netabare}

7話感想 {netabare}


前回で小毬さんの心の闇を払ったところで、今回から再びメンバー集めに!
その新たなメンバーとして理樹が選んだのが三枝と書いて、さいぐさ さん!

嘘をつきすぎるあまりに風紀委員に信じてもらえなくなり困っているところにリトバス登場!!

あんな感じで何のためらいもなく救えるっていうのはすごいよね~(金額は微々たるものかもしれないけど、あのためらいのなさは本当に素晴らしいよ~)

次回のミッションはクドになるのかな??

楽しみですね! {/netabare}

6話感想 {netabare}


前回の最後のシーンで来週は大変になりそう(俗に言う鬱展開的な)だなって思っていたんですが、予想通りで小毬さんが変化してしまいましたね。

ただ、この鬱展開を引きずらすに1話(6話)の中で解決出来たのはすごくテンポが良くていいなーって思いました。
(結構鬱展開って評価が分かれるし、長々されても水を差される感じで気持ちがいいものではないので。)

そんなこんなで小毬さんが元気というかトラウマから解放されてよかったし、それを全力でサポートしたリトバスのメンバーの暖かさが感じられた素晴らしい6話でした!!

次回以降もこんな感じの素晴らしいストーリーに期待したい。 {/netabare}

5話感想 {netabare}

こまりさんの過去に関する5話、
トラウマか何かで忘れていた記憶が戻ってきてしまい、そこをこれからリトルバスターズのメンバーで
どのようにして癒していくかといった感じになりそうですかね?

こんな感じで今までのほのぼのありつつ他愛もない話をしているのとは一転してくるあたりは やはり注目作だけあるなって気します。(ギャップが一番効果的ですから)

次回以降どのくらいこまりさんの話に突っ込んでいくかはわかりませんが、是非とも素晴らしい展開であることを期待したいと思います!


余談かもしれませんが、ここまでのJCのいい意味での期待の裏切り方には
驚かされますね!今後もどんどんいい意味で期待を裏切って欲しいと思います!{/netabare}



3話感想 {netabare}


もう話の内容っていうよりも完全に個人的な意見に近くなってますが、鈴がものすごくかわいいですね~ 本当に。(予想以上の可愛さで驚いたし、鈴がいる限り必ず最後まで見れる自信が付きましたw)


私は原作ストーリーがわからないので、今後どういう展開になっていくかは予想出来ないんですが、一端は9人のメンバーを集めるところから始まるのかな?って気がします。

その後にストーリーが動き出しそうな感じでしょうかね?


まだ3話ですが、ここまでは期待に十分応えていると言っていいんじゃないでしょうか?
毎週楽しく見させてもらっているし、不満な点が見つからないのがすごい。 {/netabare}

2話感想 {netabare}


良かったです!すごく良かったです!!

原作を知らない私は1話だけでJCを疑ってしまいましたが、2話を見終わった後で「ああ~、いい作品だな~」って素直に思いました。

まだ2話終わっただけなのですが、なんとなく原作が評価されている理由がわかりつつあります。
だって、こんなに微笑ましすぎる作品はめったにお目にかかれないんだろうなって。(笑える作品は多いけど、結構最近は無理な設定が多かったり非現実的で感情移入できなかったりすることが多々あるしね)

また原作が少し時間をさかのぼることで、CVが非常に新鮮味があってよかったかなって。
やっぱりありきたりというか使いまわし感があるキャスティングは萎えてしまうし、個性が出る意味ではいいよね!
(唯一、主人公を堀江さん=女性っていうのは少しどうなんだろうって気もしなくもないけど。。。
まあそういう女っぽいっていう設定なのかな?)


今後はどんどん新キャラが出てくると思うので更に期待して見ていきたいと思ってます!! {/netabare}

1話感想 {netabare}


掴みとしてはすごく良かったし、青春アニメって感じはすごくしてよかったな~。(特に今クールは青春アニメっていう作品が少ない中で貴重な作品になってもらいたいです)
ただ、タイトル通りでJ.C.STAFFは腐ってもJ.C.STAFFなんだよね~(いい意味でも悪い意味でも・・・・)


これは作画に期待するっていうより展開に期待したほうがよさそうですねw真面目に。


ある意味割り切って今後もリトルバスターズに期待していきたいと思います! {/netabare}

放送前レビュー {netabare} 注目度もさることながら期待度もものすごく高いリトルバスターズ!

今年の秋アニメは正直言うと、あまり期待できるものがない(RNは期待しているけど、ゲームでは神でなく良作という位置づけで終わってしまっている・・・)ので得にこの作品には期待しています。


問題は他の方がおっしゃっている通りでJ.C.STAFFが製作するということ・・・。
別に嫌いではないし、王道の可愛い感じで作り上げる技術はすごいんだけど、やっぱり革新的ではない。
髪の表現がモッサリだったり、背景絵の雑さが多々見られたりするのが心配要素です。

J.C.STAFFにはこの作品を通して1皮も2皮も向けてもらいたいです。

放送日は最速MXが10月6日とのことです。


1日も早く見たい期待度最高の秋アニメです! {/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 19

82.0 6 筋肉アニメランキング6位
Free!(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1777)
9013人が棚に入れました
「七瀬遙」は、「水」にふれること――「泳ぐこと」が好きだった。

小学生のころ、同じスイミングクラブに通っていた「七瀬遙」「橘真琴」「松岡凛」「葉月渚」
彼らは、小学校卒業前の大会での優勝を最後に、違う道へと進んでいく。

やがて時が経ち、高校生活を無為に過ごしていた遙の前に、突然、凛が現れる。
遙に勝負を挑み、圧倒的な強さを見せる凛。このままでは終われない。

そして、真琴と渚が再び集い、新たに「竜ヶ崎怜」を引き込んで、岩鳶高校水泳部を設立。
遙、真琴、渚、怜、そして、凛。
これは、躍動感あふれる男子高校生たちの、水泳と青春と絆の物語――

声優・キャラクター
島﨑信長、鈴木達央、宮野真守、代永翼、平川大輔、渡辺明乃、ゆきのさつき
ネタバレ

かおーん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

スイマー視点から。超クソ作品。時間の無駄。

京都アニメーションということで、やっぱり「けいおん!」の男子:水泳版といって良い作品です。

エリートスイマーが挫折を乗り越えて栄冠を掴むようなスポ根ではなく、まぁそんなにレベル高くない男子達がリレーで泳いで楽しいな♪的なアニメ。

合宿回あり、お祭り浴衣回あり、水着サービス回あり(というか毎回)といった、けいおん!と同じような時系列で話は進みます。

「オリンピックを目指す」とか言ってるのもいますが、
「夢は日本武道館!」っていってるけいおんのあの子と同じノリですね。

脚本が決定的にダメ。最終話、結末が最悪にマズい。
{netabare}
県大会の上位の大会で、リレーに替え玉で出場。1位で入って失格。こんなの許される訳がない。許してはいけない。
リアルなら両校ともに水泳部廃部。関係者全員停学、競泳界から永久追放。高校競泳のみならず、大学も無理。ルネサス、SWIN、KONAMI等クラブ所属選手も無理。二度と号砲聞いて飛び込み、タッチセンサーでフィニッシュすることはない。

スポーツを主題とするアニメでこんな脚本でいいのか?
「アニメだから。」で片付けていい問題じゃない。小説でも、映画であっても。こんな作品を世に出してはいけない。やってはいけないことの一線を越えています。

(過去、他の作品ではタッチの劇場版「背番号のないエース」で、死んだカツヤに変わって、県大会決勝の9回だけタツヤが投げるシーンがあり物議を醸しました。没収試合になるという原作にはない設定です。それでも他校の生徒ではありません。
稲中卓球部でも、卓球の達人であるおばあさんを使って替え玉で優勝したことありましたが、あれは未成年の飲酒、軽傷害、痴漢、昏睡強姦未遂等なんでもありな青年誌のギャグ漫画。)

学校の代表であり県の代表である選手、つまり他人を負かして、押しのけて、そのみんなの代表になっているんです。背負っているんです。

それがこんな勝手なことして失格なんて、「Free」でかたづけられる問題じゃない。

ハッピーエンドで終わってよかった?
良い最終回だって?

水泳部以外で。他の部活動でも。演劇部とか吹奏楽部だってコンサートのチケット争奪戦だってそうじゃね?
ジャニーズのコンサートのチケット取ったけど「寝坊したwww」ってツイートしたら、行けなかった人達は怒るでしょ。北島康介が「アラフェスなう」ってツイートして炎上したばかりじゃないか。
同じ事想像してみて欲しい。がんばって、あと一歩だったこと、誰だってあるはず。負けて、押しのけられたけど、自分に勝って代表になった人達には頑張って欲しい、楽しんでほしい。

その代表があの身勝手な行動で失格処分です。

横断幕を作ってくれた学校。
壮行会を開いてくれた先生、集まってくれた全校生徒。
練習に付き合ってくれたコーチ。
応援、サポートに来てくれた生徒たち。
(これらは作中で描写されてます)
小学校入学前からスイミングに通い、高校三年間泳ぎ通して、最後の大会に勝ちたくて、地方大会に出たくて挑んで負けた、多数の選手たち。

みんなを裏切ってる。

脚本家はゆとってるのか?勝ち負けを教えられずに育つとこうなるのか?
勝者には責任がつきまとう。「とらドラ」で大河が「やっぱり面倒になったから、リュウジと別れるわ。」ってあのラストからソッコーで別れるようなOAVあったら糞だろ?やってることは同じだぜ?

そもそも4人で泳ぎたいならどこだっていいじゃん。イワトビ高校のプールで、いつでも好きに泳げ。
何で、そんな地方大会なんて大きな舞台でやる必要がある?
{/netabare}

何かに必死に打ち込んだことがある人にはオススメできない作品です。
水泳、スポーツのみならず、努力する人たちをバカにしています。

---視聴前---
水泳辞典
フリー = 自由形
バック = 背泳ぎ
バッタ = バタフライ
ブレスト = 平泳ぎ
イチフリ = 100m自由形
2コメ = 200m個人メドレー
4コメ = 400m個人メドレー
短水路 = 25mプール
長水路 = 50mプール

クッション付きゴーグルつけてますけど、今どきの高校生はノンクッションが主流ですね。
足のくるぶしまである水着は、レーザーレーサー騒動から禁止になりましたので、今売ってないですね。

リアルの水泳は寂しい世界です。1日休むだけでタイム落ちるとか言われます。
水の中でひとりぼっちです。音も聞こえません。いや、水の音しか聞こえません。それでも、ただ淡々と泳ぐ、すっげー地味なスポーツなんですが、これをどうやってアニメにするのか。楽しみです。

5人いるようなんですが、どーすんですか?
タイトルからいって、400mフリーリレーなんですかね。一人余りますが。最後は大会でガッツリ泳いで終わり、になるのでしょうか。一般的に、長水路でターン1回、1人52秒で泳がないと勝負にならない世界。これでもかって厳しく書いてほしいです。
部室でお茶ばっかり飲んでしゃべってるけど、文化祭ライブは大成功とかしちゃう某アニメみたいにならないことを祈ります。
-------
各話感想

{netabare}
第1話
面白い!
水中のCGでの、水中感がとても良いです!
だがアニメパートでのそれはまるで感じないのが残念。。。
小学生時のバトルで、ターン後にドルフィンじゃなくてキックで上がったのがよし!浮上距離も短くて良し!小学生らしい!リアルさがありました。

ホモーとかアーとか言われてますが、水泳部から見ると全然そんなの感じがない不思議(笑)。
普段から全裸耐性あると、なんにも感じねー。笑えて良し。

主人公、地元のスイミングクラブが閉鎖、そして高校にプールがないって絶望的な環境な訳ですね。自分もクッソ田舎に引っ越したら中高ともにプールがないという泣くに泣けない状況だったのでビンビンに響きます。風呂でスカーリングしたり。わかるわかる。

あの、壊れたプールを修復できて水泳部が復活すると良いですよね。でも、現実はキビシイです。数年水抜いたまま放置されたプールの修繕は事実上不可能。ひび割れだけじゃなくて配管に深刻なダメージを受けます。311の震災でも、東日本のプールの大半が修理休業が必要だったほどダメージを受けました。とてもデリケートな物なのです。

ぶっちゃけ、「紅」ちゃんがスイマーで水着姿になってくれることを希望!もちろんバックの選手がいいなぁ。なぜか背泳ぎの女性選手ってすごいスタイルいいんですよね(えびちゃんとか)。他はゴリラなんで(スイマーみてたらすげーごめん)。

2話
直せねーよ!ってプールが見事に修復。DIYでどーにかなるか?配管とか漏水検査とかどーすんのよ?
つかなに4月に水張ってんだよこのバカ顧問www
水道代(安くて20万くらいか)はどーすんだよw 授業で使ってなかったんだから、水泳部が全額負担になるだろ、死ぬぞ?ウォーターボーイズみたくバイト生活開始か? これからカエルが卵産まないように塩素入れて水質管理し続けるのか?泳げないプールに?落ちる桜の花びらとか誰が掃除すんだよwww

とかリアルな話は置いておいて。

「俺はフリー(自由形)しか泳がない」=小学生でそれってカタワもいいとこ。んなバカはいらねーなんだが、1話でメドレーリレーで、凛がバタフライで突っ込んでくるシーンがありました。ということはメドレーリレー(背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ、自由形の順)なので、まぁ遥はフリーオンリーなんでしょう。凛はバタフライで、メドレーリレー優勝でトロフィーゲットってことは、凛のほうが器用なタイプなんでしょうか。

で、中1でもう一度フリーバトル。で、遙の勝利。
高2で再戦。凛が勝ったのは、勝って傷つけたトラウマからか、遥が手を抜いたんでしょうね。酷なコトするなぁ。
つか、ベスト何秒?って会話だけで勝負つくのがスプリント系なんですけどね、盛り上げるために逐一勝負させてますね。

桜が咲いているような背景で、プールに飛び込んでましたが・・・水温、良くて16度くらいでしょうか・・・心臓に来ますね(笑)。

腐向けとかアー過ぎて見てられない、って意見も見受けられますが、スイマーからすると、あまりに自然な光景なので、なんかフツー。あんなもんですよ?ただ、屋外プールで練習する遥たちは、これから真っ黒クロスケにはなりますなぁ。


3話
タイトルが全然関係ない件について。
ドルフィンキックなんてどこにもでてこねー。遥の飛び込んだあと、一瞬だけ写っただけかよ・・・。

クラブに通う料金が部費で出せないかって・・・
プール満タンにする水道料+管理費のほうが、クラブx4より高いんですけどね。
今日日、野球部だって部費毎月1万円くらい払ってるんだから、そのくらい自分で出せよって言いたくなるが。

あとスイムキャップ取りすぎ。プールサイドでいちいち脱ぐな。アニメなので仕方ないのかな。

んー、あの練習量だと、4人にどんなにセンスがあっても、メドレーリレーで勝利することは難しいですね。
なんでしょ、京都アニメーションって会社は、練習しないで結果を出すアニメを作るのがポリシーだったりするところなんでしょうか?
今後に期待。

4話
うーん、カメラアングルがちょっとキモイかも・・・これが腐女子向けと言われる所以か。
ストパンみた女子ってこんな違和感感じるのだろうか、とまじまじと考えてしまった。

お、練習始まりましたね!やっぱり練習しましょう。練習描写を延々とやらなくても良いんです、毎日これだけ猛練習してますよってのを1秒でも描いてくれれば。

free=自由形、何を泳いでも良い、たまにバタフライで泳ぐ選手もいるっていってますが、半分ウソです。特殊なバタフライの泳ぎ方をしないと失格になります。(辰巳で4日日程で遠征に日数使いたくないチームのバッタ担当がフリーで出てタイム取ろうとして失格になりまくってる現実。)
自由形のルールで、体の一部が常に水上に出ていないといけません(スタートとターン後の15mとターン時を除く)。バタフライは完全潜行しますので普通に泳いだらアウトです。

1週間で泳げるようになる・・・泳げるようにはなるとは思いますが。タイムが出るようになるとは・・・。
進むキックを蹴れるようになるとは5年かかるとか言われるスポーツなので。でも頑張って欲しいですね。
泳げず、沈みながら泳いでいるフォームは非常に美しく書かれています。背泳ぎの腕がキャッチから反転してモモをかすめる描写。平泳ぎのキック、引き寄せから膝を付けたままウィップして伸びる描写。こういうのガンガン描いてほしいです。

水着の試着って出来るの? →下着の上からならOKです。
あんなに在庫がある店あるのかな?水着はフィット感のチェックだけなんですが、だいたいミズノならM、アリーナだとSとかみんな決まってるので試着しないんですけどね。遥の言っているとおり、フィット感が大事なんですが。これがやっかいで、水に入ると締まるのもありますので・・・。つーか高校生なら練習はボックスの耐塩素・抵抗水着にしろって。

ロングジョンとかフルスーツとか2010のルール改定で禁止w
ビート板の使用、余裕で禁止w サポーター、テーピングすら禁止っすよ。

5話
タイトルにある、オープンウォーター。意味はぶっちゃけ、ただの海。ワントラブル=死に直結、という超過酷な環境です。ダイバーが2人1組なのは、生存率を上げるためです。
1kmx4のコース・・・水泳部なら1時間かかりません。が、給水できないので危険極まりない。4人でかたまっていっても危険。トラブったら死ぬ。レイの、ビート板でキックだけで4kmて、こっちのほうが死ねるし猛特訓過ぎ! 自由形の推進力はプル8:キック2とかいわれる。キックじゃ潮があったら進まんわ。

オープンウォータースイム(マラソンスイム)が北京から五輪種目になりました。当然、出場枠など持っていない日本ですが、貴田選手が世界選手権で5位になり、自力でロンドン出場をもぎ取った、日本人長距離スイマーの夢の競技。

でも1人で練習してはいけません。複数でもだめです。鹿児島の小学生が遠泳やってますが、夏休みまるまる泳いで、選手選別までして、グループ組んで、同伴の船が付いてます。

まして、夜の海に入るとかマジで死ぬ(危険ってテロップ出てワロタ)。警察に自殺で処理されますよ?
溺れている姿を見て、マコちゃんはすぐに飛び込みましたが、これは不正解。ライフセイバーでも、最初の行動は「助けを呼ぶ」ことです。他の2名を叩き起こす。これで1人に救助を呼びに行かせることで生存率が大きく上がります。みなさんも。いきなり飛び込んじゃダメ!ゼッタイ!

こんな無駄なことしてないで・・・ターンの精度上げるためにも、学校の短水路を延々と往復してろよ・・・1人1コース余裕で専有できるんだからさー。

海での練習中、引き返したりで頭出して浮いてるシーンありましたが、あれ普通に浮きませんので、マネして深いところ行かないように。キックかスクリューでもがいてないと浮いて呼吸することすら、足の付かない海では難しいのです。

離れ小島まで泳ぐの、想像以上に危険なんすよ。あれだけキレイな海だと珊瑚あるので、陸に上がる前とか、砂浜でも足の裏ザックリ切るんすよ。
グアムで調子ぶっこいて離れ小島まで泳いで。浜に上がろうと思ったら珊瑚で足切って血がダクダク。やっべいてーなぁと思ってたら小舟が来たので乗せてもらったら、「サメに食われなくて良かったなハハハ!」って現地の人に言われた経験を持つ自分も海はトラウマ。
これ、水難事故気をつけましょう、の回だよね。

6話
水難事故に気をつけましょうの回、その2。
相変わらず内容ないな、京アニ。これって、けいおんの合宿みてーだよ、やめろよもう楽しくねーよ。
凛の「何やってんだ、あいつら」が全てを物語ってる。アフォな練習してないで、プールでやることあるだろ。
飛び込みからキック5回で浮上・ストロークカウントからゴール5m前まで、ターンからドルフィン3回、浮上までとかセクションわけてタイム取れ。しばらく練習してなかったんならプールでセクションごとの練習繰り返してタイムあげとけアフォ。

7話
遥負けました。しかも予選落ちです。
解説。予選は順位でなくタイムです、予選での順位は関係ありません。
凛は予選5位。遥は8位までに名前がありませんでしたので予選落ちです。(1秒くらいしか写さなかったけどw しかしあのタッチの差で、3人以上が割り込むってすげぇな。といってもイチフリって超激戦区なんでまぁあり得る話ではある)

といっても、凛も地区大会で5位じゃやばいです、どや顔してられないくらい恥ずかしい。オリンピックに出たいとかって話はどーなったんだ?(笑)
学年とか水泳はあまり関係ないのです、3年生になったからタイムあがるなんて保証はありません。ブレストで五輪金メダル取った岩崎恭子は中学生でした。

決勝は予選の順位ごとにコースの中央からコースが決まっていきます(陸上と同じ)。北島とかが中央のコースで泳いでいるのは速いから。凛は決勝、隅の地味なコース(2か7?)で泳ぎます。国際プールだと、中央3コースは下にレールがあり、カメラが同伴しますが端はなかったりします。
凛との勝負どころじゃなく、予選落ちした遥はかなりヤバイです。地区大会で予選落ちってw どのくらいやばいかって、ウォーターボーイズの最初、妻夫木が負けましたね?あれと同じくらいしょっぱい。タオルかぶったまま泣くところですね。足の付くプールでシンクロにでも転校しとけカス。

凛がレース前に、一緒に泳ぐために「申告タイムをわざと落とした」とありますが、自己申告したベストタイムで予選の組み合わせが決まることがあります。で、いるんですよ、遅いタイムで申告するアフォ。

といっても、やっぱりバトルは熱くていいですね!
凛が先にターンして、すれ違うシーン。呼吸時に目が合うとかもう勝負になりませんw。凛はバッタ専門らしくターン後にドルフィン数回蹴ってる=浮上は8m以上先。しかも浮上1発目の呼吸をしないことはセオリー。遥もフリーの選手なら、5m前から呼吸はしない。ぶっちゃけ20m以上の差が付いてます。「はッ!」じゃねーよ、追いつけるわけがねぇwww

来週のみどころ。メドレーリレーですね!
渚・真琴・凛・遥の順で泳ぎます。渚はバサロで15mくらい潜ってくれそうですね!真琴の「ひとかきひとけり」、美しく描いて欲しいものです。

8話
しょっぱいなー。個人種目、地区大会で全滅。
怜のゴーグルが外れた!ですが、ゴーグル外れるとマジでタイム落ちます。ゴーグルが外れず、水だけ中に入ると最悪でさらにタイムが落ちます(周りが全く見えない)。
「直せばいいじゃん」という訳にもいかず。バタフライは左右対称に動かないと失格なので、ゴーグル直そうとした瞬間に失格という罠。

だから、夜に水に入るんじゃねぇ!

ぶっつけ本番のリレー。予選落ちのかき集めなんだから注意も練習もないと思うが。フライング注意くらいか?
とてもじゃないが勝てると思えないけど勝っちゃうんだろうなぁ。

しかし、ブランクが長く、まともに練習してないイワトビ水泳部のほうが伸びしろありますね。
ヤバイのはサメ歯の凛だな。五輪目指してオージー留学までして地区大会予選スレスレなのは、将来ないな。

9話
????? 
なんだこの回は?

メドレー勝利、、、つかそんなに巻き返せるかっつーの。
メドレーリレーが、なんか穴場みたいな、まるでテニス四大大会のダブルスみたいな描かれかたしてるのがちょっと・・・。

あれっすよ、メドレーリレー専門の選手なんていないんすよ?各種弩弓のスプリンター、エースが出場ですよ?
ロンドン五輪、日本は入江、北島、藤井、松田ですよ? フェルプスとかソープとか出てくる競技ですよ?
予選落ちが集まって出場して勝てるような競技ではありませんのであしからず。

リレー、タッチの直後、仲間が上を飛んでいくところをカッチョよく描いてありますが、あれ、背泳ぎの選手だけ見えます。
タッチと同時に飛ぶ練習を繰り返すので、ホントにタッチした瞬間に飛んでいきます。2013年世界選手権でUSが失格になるくらいシビアです。「手が着いた!」って見えてから飛んだら遅れるので、手が着く前に飛ぶイメージです。
フライングさせないように、流れないよう伸びてタッチするので、フィニッシュして頭上げたときには次泳者は水の中。「ハル先輩・・・!」って上を見ても空。10mくらい先で浮き上がってますね(笑)

このアニメって、結局は過去の栄光にすがって逃れられない地方スイマーの話?になるのでしょうか。

小6の時に泳いで勝利した、メドレーリレーがフラッシュバックしてしまい、それを追い続けてる悲しい男子4人。そうとしか、みられない。

高2にもなって、小6のリレーが忘れられないって・・・
個人競技に、「お前達と泳ぎたい!」ってチームワーク?

キモすぎw

10話
回想回。
小学校のときのメドレーリレーを回想して、なぜリレーにこだわるのかを説明してる?つもりなのか? 結局わけわからん。

水中撮影、ビニール袋に入れただけで水中にカメラ入れると壊れます(笑)
SANYO Xacti(現パナ)が発売になったときちょっとしたニュースでした。水中撮影を身近にしてくれた名機。ありがとうSANYO。

11話
語られる凛がリレーにこだわる理由。
「リレーなんかやってたから遅くなった。」んなわけねーじゃん。
小学生でメドレーリレーの選手になったからって、一種目だけ延々と泳いだりしませんがな。4種目、みんなと同じに普段通りのドリル中心、最後にちょっと引き継ぎ練くらいなもの。

これで、あの予選のレベルで「世界」を口にだせるってある意味すごいけど。痛い。

なんか見てるの辛くなってきた。次回最終回じゃなければ切るレベル。
高校2年にもなって小6の大会とか思い出すか?気持ち悪い。

能書き垂れてないで泳げ。


12話
糞すぎる。脚本ウンコ。
他校の選手が出場って、前代未聞ってレベルじゃねーぞ。

実際やらかしたらどうなるんだろ・・・
最低でも両校ともに部活動停止。
最悪、両校共に部活動廃止、全員停学だよ。

仲間意識で失格覚悟でなかよしこよしにフリーダム♪って話じゃない。
学校に横断幕出てたじゃん、壮行会まで開かれてたじゃん。
県大会勝利して地方大会に出てる訳じゃん。県代表なんだぞ?背負ってるんだぞ?他人を押しのけて出場してるのに、そんな勝手が許される訳がない。

そのむかし。とある県の水泳部(おとなりさんだった)が、消毒用の錠剤(混ぜるな!と言われてる2種類がある)をジュースのビンの中で混ぜる実験してたら爆発して流血・入院騒ぎ起こして廃部になってたぞw
んなことでも廃部処分なんだから、これはアウトだ。

{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

これから見る人は要注意。女向けと言うかお姉向け(最終話まで

なんで男が沢山出るとホモって言われるかって?
その理由の1つが
前情報とかなしになんとなく見ていて普通のアニメだと思っていたらホモEND(キスとか)だった。
私はそういうアニメには殺意が湧いてくる。
そういうアニメが増えているので警戒してホモ展開になるんじゃないかと警戒しているのではないだろうか?
まぁいわゆる予防線ですね。


京都アニメーションなので安定の作画クオリティー。
水の表現に力を入れているとかなんとか。
BL展開に流れたら見るのやめます。
きっと京アニだからBLにはならないと願いつつ。
まっ普通に最後まで見る事は確定…しないかも…


■あらすじ(公式引用)
俺とお前の差を教えてやるよ!

「七瀬遙」は、「水」にふれること――「泳ぐこと」が好きだった。

小学生のころ、同じスイミングクラブに通っていた「七瀬遙」「橘真琴」「松岡凛」「葉月渚」
彼らは、小学校卒業前の大会での優勝を最後に、違う道へと進んでいく。

やがて時が経ち、高校生活を無為に過ごしていた遙の前に、突然、凛が現れる。
遙に勝負を挑み、圧倒的な強さを見せる凛。このままでは終われない。

そして、真琴と渚が再び集い、新たに「竜ヶ崎怜」を引き込んで、岩鳶高校水泳部を設立。
遙、真琴、渚、怜、そして、凛。
これは、躍動感あふれる男子高校生たちの、水泳と青春と絆の物語――


■WEBラジオ(wiki引用)
『イワトビちゃんねる』は、2013年6月17日よりランティスウェブラジオと音泉にて配信されているWEBラジオ番組。パーソナリティは、島﨑信長(七瀬遙 役)と鈴木達央(橘真琴 役)。毎週月曜配信。
http://iwatobi-sc.com/radio/


Freedom! [Free! MAD]
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21542456
これには爆笑してしまったw


簡単にこのアニメの説明をすると、男キャラに女っぽい仕草と女っぽい展開をさせてゆるふわストーリーという感じ。
腐向けというよりお姉系好き向き?な感じ。
ホモホモしい所も沢山あるが、キスみたいな露骨な事は最後まで無いが明らかにホモホモしい想像ができるシーンが沢山あるので気持ち悪い。
単純にホモっぽい感じに男っぽい所が見れるのかと思いきや何処の層狙って作られたアニメなのかさっぱりわからないアニメでした。
水泳も適当だしスポ根でも無いしキャラ萌えだけなんだろうなぁと。ストーリーもひどいしなんだったんだろうこれ。


各話感想
{netabare}1話
って冒頭回想だったのか!!
水の表現はうーんなんか微妙な気がしないでもない。
鯖うまそう…水着にエプロンってww裸エプロンかい!
ホント京アニはタレ目好きだなぁ。先生がエルタソっぽい。
今って屋上開放されてる学校ってあるのかな?
飛び降り事件が多発して以来何処も上がれないんじゃないかな?
私は小さい頃から全部の学校で屋上は禁止でした。
砂糖かけてどうするw
劇場版中二病でも恋がしたい。っていつの間にCMになったんだよww全然気づかなったぞw
なんで写真残ってるんだよwトロフィーうめんなw
帰ってきた凛!宮野真守△海外でボロ負けたのかな?
そりゃ水貼ってるわけねぇよなww
ゴウちゃんとか名前がひでぇww浅井長政の三女がゴウだったのか!
なる程凛は水泳強豪校の選手なのか。
なんで脱いでるんだよww
勝手に人の学校で泳ぐなってかなんで開いてるしw全裸水泳ww
昔水泳習ってたけどフリーってなんだっけ。覚えてねぇ…
ライバル関係か。
なんかOPED微妙な気がする…


2話
なんで歯がギザギザなんだ?某忍者アニメのサメみたいなキャラのやつみたいじゃないか。
まぁ怒られるよね。女先生可愛い。
GOちゃんがリトバス鈴にちょいちょい見えてしまう。
まぁ髪型位なんですけどね。
アニキ水泳部じゃねぇのかよ。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工先生水着にならないのかよorz
まぁきっとフラグで後でどうせ水着になるのだろう。
どういう事なんだ。凛がキレる理由はなんだ?ハルが真面目に競わなかった事に腹を立てたのかな?
GOちゃん入るんかーい!なんて無防備な子。ってかあざといと思われても仕方ない。
プール潰れるのか。えw誰だよww佐々部コーチそんな見切れてたのか?w
遙と凛でこっそり勝負してたのか…凛それでグレちゃったのかな?
なる程それで遙も。


気づいてしまった。気づいてしまったんですよ。
違和感がなんなのかわかった。男なのになんで女の仕草してんだよ。
手を組んだり手を握ったりワクワクみたいな手の仕草したり。
リアクションも手を後ろに伸ばしたり。
http://p.twpl.jp/show/orig/nGpBv
喋り方とかもおかしい気がしてきた。なんか変だ。
渚と真琴がひどい。どうなってんだこの二人。後EDだな。
気持ち悪い。これだこれ。ここがホモホモしい原因だったのか。
いやホモってかおねぇってかなんていうかナヨナヨしすぎ。キモい。
京アニは女しか書けないのか?男の仕草がおかしい。
これに気づいてからそこばっか気になってしょうがない。
やばいキツイかもしれない気がしてきた。
EDのミスマッチ加減にもガッカリだ。


3話
なんだやっぱ風邪引いたのかよw
もう一人部員増えるのか。
あれこんなOPだったかな。なんかかっこいい。
あらっ小学生時代を文庫化ってアニメじゃやらないのかな。
イワトビちゃんストラップきもい。
屋内プール高そうだ。
うーん先生がエルに見えてくる。
あれ?竜ヶ崎くんレンズ入ってない?頭脳派なのか。
理論と計算w 何処の牧瀬紅莉栖だよこいつw
うわ棒に刺さりそうでこええ。
合同練習ノリノリだな相手の部長w
うーんやっぱ女臭い手の動きだ。
「すっごく綺麗だったんだよね!」の手がキモい。
ハルちゃんさんw 泳がないって見るだけなのか?
ゴウのエロ妄想が捗ってそうだ。
レイが盛大にずっこけたwww凹んでるw
泳げないのになんで脱いだしw
レイの興味の持ち方が変だ。レイ「ばっ!」ってなんだよw
強引だなレイの入部。
そして相変わらず謎の砂漠ED…


4話
やっと部活発足か。
レイ泳げるようになるのか怪しいなw沈んでるw
しかしまぁ泳ぐ所から始めるとかスポ根ものは望めなそうだ。
大会でてとか熱い流れあるのかなぁ…
えっ二三日で泳げるようにならんもんかね?やっぱり沈んでるw
まぁ背泳ぎとか色々やるなら無理か。
勉強のしすぎで頭が重いってどういう事w
水着関係無いだろ。淡々と日にちが進むなぁ。
度付きゴーグルなんてあるんだな。
あれ?水着って試着できるんだっけ?
凛vsハルで話が進むのかなやっぱ。
県大会なんて出れるのか?泳げない奴いるのにw
進まないww
そういや泳げない友人に毎年海で泳ぎ方教えても泳げるようになってないっけなぁ。
え?なんでいきなり泳げるようになったんだ?
バッタってバタフライ?無理じゃね?あれ程難しい泳ぎ方も無いぞ。
結構適当な水泳知識くさいなこれ。
そういや今回それ程金髪の変な仕草気にならなかったな。
あら?来週休みなのかな?


47 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/09(火) 08:15:26.52 ID:i4/JQwek0
ラジオで韓国からのメール紹介してて
非常に不快だったから苦情送っといた
ほんとメディアは隙あらばチョン関係をねじこんでくんな

174 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/23(火) 15:26:19.25 ID:w/5xIe4G0
またラジオで韓国メール紹介してたな 
きっもちわる 
このタブリエコミュニケーションズってチョン企業なの?
ほんと吐き気がするわ

176 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/23(火) 20:07:27.92 ID:IDIt6CS00
>>174
自分も不快だったからメールで苦情送ったよ

188 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/24(水) 09:14:51.91 ID:OvG/Ut5h0
放送作家誰よ

191 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/24(水) 10:56:35.14 ID:Z886Vj4o0
>>188
南口企画・企画厨房@『Free!』WEBラジオ【イワトビちゃんねる】01回が更新。パーソナリティは七瀬遙役の島崎信長さん・橘真琴役の鈴木達央さん。
ラジオの感想、出演者へのメッセージ、各コーナーへの投稿宜しくお願いします。構成田原

192 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/24(水) 11:06:18.07 ID:lSbSaNVE0 [4/4]
>>191
なるほど 韓国推しはこいつの仕業か

うわうわラジオ韓国押しとか狂ってる…


5話
県大会まで48日。
イワトビチャンシークレットってなんだよw
フリーしかって意味がわからないんだが…
フリーのなんだよと。
地獄の無人島合宿。六位とか微妙すぎるwまぁ入賞するだけましかw
部費足らず。
締め付けが微妙に違う…(意味深
キャンプ道具すげぇなぁ。無駄に欲しくなる…
今更気づいたけど無駄に肩幅広いな。
まことの謎トラウマ?
先生何処へ行くつもりなんだその格好w
なんでプールあんだよ…
鯖みてぇな臭いってなんだよ唐突すぎ。
先生とGOだけ民宿とか舐めてんのか。
いやいや無理だろそんな遠泳とか…プールでやれよ。
なんだこの舐めきった水泳は。ありえんだろ。
先生マジ天使!
しかしGO兄妹はナツメブラザーズを思い出すなぁ。
鯖アンドホッケ 鯖アンドパイナップル ねぇよww
ピザのパイナップルだけは許せないって酢豚だろそれ。
ハルちゃんとがいいなぁ~ あっホモ発言。
うわーなんで夜に泳いでんだよ。はい。そうなるよね。
これはひどい展開。クレーム来るレベル。


6話
※夜の海で泳ぐことは危険ですので真似しないで下さい。
なんだこれ。だったら最初からそんなシナリオにすんな。
海荒れすぎだろ。一体ここまでに何十分経ったんですかねぇ…
あっさり救出してるし。
息が弱いと人工呼吸するもんなのか?まぁ未遂だったが。
実にホモホモしぃ…アングルとかのせいもあるのかな。
なんか体つき気持ち悪い気がしてきた。
ハルと一緒に泳ぎたいんだ。なんか気持ち悪い。
えぇっそこ怒るとこだろ…なんで怒るのやめたんだ…頭おかしいのか?
裸にエプロンまた出たww完全にホモアニメだなw
っつうか廃墟の缶詰食うってあり得ないだろ。
そもそもなんでテントに戻らないのか…
玲不遇すぎるだろ3面ってw
金髪がいちいち気持ち悪いなぁ…
3kmの距離で船が沈んだのか。
そんなトラウマあんのになんで遠泳したんだ?意味不。
泳ぎたかったから…動機付けが希薄。
あれがデネブアルタイルベーガ。
なんかこのセリフあちこちで使われるなw
なんで帰らないんだよ。普通事故ったら帰るだろう…ありえん。馬鹿なの死ぬの?


7話
県大会まであと五日。コーチ必要無いのか。
扉開いてるからって勝手に入るか?って夢か。おやじ?
フリーの100に出るのかハルカもリンも。
レイもリレーに出るだと!?その前に普通に泳げるようになれよw
半吉ってなんだ?待ち人きたる。
オヤジって親父?友達?愛称?親父か?わかりづらw
なんで親父の子供の映像が出てくるんだか。
県大会の当日か。一気にすっ飛ばしたな。
ってかなんで県大会なのに必ずリンと勝負する事になってんだ?水泳ってタイム競うからそういうものなのかな?
エントリーの申告タイム順なのか。
リンの勝ちか。予選落ち!?
どうせ遙勝つんだろうとか思ってたからこれは気になる。
こっから後半どうやって遙と凛をまた戦わせる展開に持ってくんだろうか。


8話
二度と泳ぐことは無い。はいフラグですね。
OPなかなか良いだけに内容が…
先生とコーチは知り合いだったのか。
ハルカのシャワーシーンのケツの筋肉おかしくね?腰の位置より高かったぞ…
勝ち負けじゃない別の理由?小学校の頃のリレー?
渚の動きがやっぱり気持ち悪いw完全に女だな。エルの顔にすげ替えたら可愛いかもしれない。
いーけいけいけいけいけまことー!ちょっと吹いたw
なんだろう見せ方の問題なのか競争の緊迫感が伝わってこない。
レイいつの間に泳げるようになったんだよwってやっぱバタフライなのかww
水泳で押せ押せってどういう事ww
なんか泳ぐシーンの作画が結構雑な気がする。
まだ1巻も出てないってのにクリアーファイルだのドラマCDだのキャラソンだの充実してんなぁ。さすが京アニ。売れてるのかな?
なんだ全滅かよ…
二日目だと?個人メドレーとリレーか。リレーそういやハルカやらないんじゃなかったっけ。一悶着ありそうだな。
風呂をGOちゃんが確認するのはどうなのよwwまぁGOちゃんになら覗かれたいかもw
メドレーリレーってクロールとか背泳ぎとか全部やるやつだっけ?
人んちで勝手に何やってんだっていう…ってか親いねぇのか?
まぁその辺アニメだからツッコんでもしょうがないか。
泳ぐんかーい!おいおい今まで拒否ってた理由はなんだったんだよw適当すぎんだろw
荒々しいダイナミックな泳ぎ!なんじゃそらw
手が伸びるような錯覚を起こすストローグ!w
なんだそのバッタはなってねぇ!ここひどいw
そして遙か。
割りと楽しめてるからそこそこ面白いアニメではあるんだけど突っ込みだすとキリがない位色々ひどい所が…


10話
ショタ回か。OP普通にいい感じの曲だよなぁ。
なんかもっとOPみたいなアニメだと思ってたんだけどなぁ…
桜のプールってなんだよw
スイミングクラブも一緒だったのか。
3kmちょっと走って通ってんのかよ。小学生にしては遠くないか?
花壇にって言い訳きつくないかw
なんだ遙急に走って帰るとか対抗意識燃やしてるのか?
水の中にいることが自然だからフリーって意味不。
凛がリレーに拘るのはなんかあんのかな。
花壇の案採用されてるしw
あれこれ1話の話だっけ。見たことのない景色見せてやる。どんな景色なんだ…
ゴローちゃんいつの間にコーチにw
ってかなんでちゃん呼びなんだ。
いやいやいやカメラセットありえんだろwwまぁアニメだからいいかw
遙下手くそになったって事かな?
カニチゲ鍋?ダイエットでもしたいのか?トマト鍋だったのか。
うっわ先生グラビアやってたのかよww水着関係の仕事じゃねぇw
先生清純派癒し系かと思ったのにガッカリした。
露出狂はAVでも出ればいいんじゃないんですか?
なんだろう。グラビアとか芸能界行っちゃう女って露出狂かミーハーにしか見えない俺は偏ってるのだろうか?
凛の親父はイワトビ一期生だったのか。
なんでオーストラリアなんだろう?水泳強かったっけ?
中学1年の冬休みに何があったんだ。
オーストラリアに行ってまで鍛えたのに勝てなくて折れちゃったのか。
レイが熱くなる意味がわかりません。
ってか凛やめた癖になんでまたやってんだろうか。
レイばっくれたか。まさか乗り込むのかよw
凛ちゃんさんってなんだよw凛さんですねでいいだろ。一々ちゃんつけるな気持ち悪いw
そうかこのアニメの違和感はちゃん呼びってのが気持ち悪いのか今更気付いた。
相変わらず意味不明な砂漠ED。曲は悪くないんだけどなぁ。
次回予告のブーメラン眼鏡wwwくっそ吹いたwまもww


11話
凛は世界を狙ってるのか。
ってかなんでそんなブーメラン眼鏡が熱くなってんだかよくわからん。
ほんとだよなぁなんでブーメラン眼鏡に話さなきゃならないんだっていう。
え?嫉妬?女かよこいつwwきもいw男にこの展開は無いだろw
ブーメラン眼鏡意味不明すぎるw当たり屋かよw
心配してくれたんですかってこいつガチホモかよw
あぁそうかホモだと思えば納得の行く展開だな。
「あんな人もういいんです。もう知りません。」発言が完全に女w
お見舞いに結局食べ物買ってきたのかよw
いやぁメロンパンには牛乳じゃないか?
凛は何かあったのか。
行くぞって言われてブーメラン眼鏡嬉しそうだなおいw
イワトビマスコットが気持ち悪いw
そしてこのBGMwwwダメだどうしてもあの動画が脳裏を横切ってしまうw
ヤバイかつ丼食いたくなってきた。
あれそういやなんの試合なんだ?県大会終わったのになんかあんのかな?
え?渚寝てなかったか?なる程レイがいなくなった後だったか。
渚抱きつくとか完全にホモww
今度は凛がブーメラン眼鏡呼び出したか。
海外でズタボロだったのかやっぱ。
リレーのせいでダメになったと思ってるのか。
ってかなんで呼び出したのか謎wまぁ話の都合なんだろうけど。
わざわざブーメラン眼鏡に喋る意味がわからない。
フリーの100だと?リレーに出れないのか。あらら。
来週フリーで遙とやりあって和気あいあいENDかな?


12話
日曜日に池袋アニメイト前に女の子がいっぱい集まってたけどフリーのイベントかなんかだったのだろうか?
凛なんでこんな駄目なんだ。荒れてんな。
ハルなんで一緒に泳げないの?わけがわらないよ。
ブーメラン眼鏡が気持ち悪い…
男の仲直りの仕方じゃないなこれ。
何の時間が無いんだ?凛はなんでハルにあたってんだ?
なんじゃこりゃww色々わけがわからないw
は?凛なんで同じチームになってんの?意味不明wご都合すぎ。リアルでもこういうの有りなの?
なんでハルの飛び込み姿見て( ゚д゚)ハッ!としてんだよww
なんで抱きついたwwwきもいwwアウトだなこりゃw
ブーメラン眼鏡の疎外感がひどいw
結局失格かよwwこれはひどいw
退部すんのかよ。なんじゃそら。なんだ辞めさせないのか。
ニトリの笑顔が気持ち悪いw
うわっこれで終わりかよ。なんじゃこりゃw
っと思ったらおっと凛転校してきたのか?合同練習で来ただけなのか?
最高の仲間に戻りましたとな。うーん感動しないなこれじゃ。
実にホモホモしいアニメだったなぁ。完全に女向けだった。
宮野真守出てなかったら途中で切ってた作品だったかな。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 58
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

遙かなる自由

水泳&友情の物語になりそうです。

たまこまーけっとの時に流れていた京アニCMはコレの予告だったんですね。

作画は京アニらしくて良いです。水の表現とか難しそうだけど頑張って欲しいです。

※1話感想{netabare}
しかしこれ女性向けなんでしょうか? 王子様感が強いです。
半裸のイケメン祭りや風呂乱入に半裸エプロンとかちょっとあざとく感じます。
あまりそっち路線に傾いて欲しくないんですが
今後もちょいちょいサービスショットが出て来そうです…。(^_^;)

「タイムにも勝負にもこだわらず水を感じる事が大切」とか
「見たことのない景色を見せてやる」とか「俺はフリーしか泳がない」とか
台詞がくさいのも今はまだむずがゆいです。
台詞に見合うアニメになるのでしょうか?

ストーリーとしては何だかんだで水泳部作って打倒鮫塚。
水泳関係の夢破れた新任教師が顧問ってなっていくのが見え見えなんですが
うまく情熱が伝わってくれば楽しめると思います。
今の所掴みが甘く微妙に感じるので盛り上げて欲しいですね。
{/netabare}

※2話感想{netabare}
なんだか凛の性格が悪いように描かれていますが、主人公の遙の方が嫌いです。大嫌いです。
一生懸命に勝負してくる人にもどうでもいい態度はやはり失礼に感じます。
こういう情熱を感じない奴に負けるのはもの凄く悔しいし勝っても勝ち甲斐が無いし
メドレー等団体戦でも喜びが分かち合えず虚しくなります。
凛もそんな気分なのでしょうか?親友とライバルに成りたかったのだろうし。
遙をどうにか悔しがらせたい気分になりましたのでアンチ遙で物語を追いそうです。
彼が『競泳』の良さに気付き情熱の炎が灯る展開を希望しています。
あぁー書いてるうちにまた腹立ってきた…こんなのが主人公なのか。負けるな凛。

天ちゃん先生は水泳関係で夢破れたのかと思ってましたが正確には水着関係。
水着を見せる事に反応してたのでグラビアとかモデル関係かな?
心か柔肌に傷でも付いてしまったんでしょうか?何があったのか気になります。
今の所この先生が一番好感度高いので出番が増してくれると良いのですが。

プールに関しては汚れているのは良いとして
学校の公式な設備なハズなのにあんなにひび割れ草生えるまで放置される事あるのかな?
割とあっさりと水泳部作れたので苦労の描写が欲しかったのかも知れないけど
蛇足でリアリティを損なっている気がします。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
新入部員GETできましたが泳げないという事が発覚。
遙が努力を見せない分、これから彼が努力する姿は見られそうです。
ただ棒高跳び諦めるのが早いヤツなのが玉にキズですが。(^_^;)

どうやら遙が自由の象徴になっているみたいで
彼がフリーに拘る理由やタイトルの意味はより鮮明になった感じはします。
しかし自由を支えている努力の部分が遙には無く、
また努力し支えてくれる仲間の存在にちゃんと気づいていないのがもどかしいです。
凛も含め周りは懸命なのだけどそんな中一人ぷかぷか浮いています。
悪いヤツじゃないのは分かっているんですが水と自分しか見えてないのがな…。
作品を通じて変わって行ってくれると良いのですけれど。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
凛の練習メニューを見て彼の努力を少しばかり知った遙。
少しは気にして思う所もある様で『競泳』を知る一歩となってくれれば良いのですが…。
『泳げない怜』と『競えない遙』
互いに教えられ合い、互いに成長して欲しいです。

やはり私は凛の方に感情移入してしまっています。
勝っても負けてもヘラヘラしてる奴と勝負してもストレス溜まるだけ。
遙が凛を認めきちんと勝負してくれるまでこちらを応援します。

男の水着会は嬉しくないですねー。女性視聴者は喜んだのか…な?
流石に筋肉好きの江ちゃんもお腹いっぱいになってしまった様子。

怜はなんとバタフライで泳げるように。
途中蝶々が良く映っていたのでそんな気がしてましたが…
実際あり得ないけどその辺はツッコんだらいけないんでしょうね。(^_^;)
彼の自由は蝶という形だったという事で。まずは県大会へ。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
岩鳶高校には過去水泳部があった様でその練習メニューに乗っ取り島巡りの合宿へ。
過去の水泳部は成績は微妙。OBが居るとしたらピザ屋かな?
何はともあれ都合良くイカ釣り漁船を持っていてくれて良かった良かった。
島ではたまたま(?)鮫柄にも鉢合わせだし、
琴にはどうやら海に纏わるトラウマがある様で波乱が起こりそう…って思ってたら
怜がスゴく無謀な事してて一大事。晴れてた空も何故か一気に雨模様でピンチです。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
元々ビート版レベルの奴が遠泳する自体危険極まりないのに夜泳ぐからこーなるんです。
天気も一時的に荒れすぎ。海も数時間だけあんなにうねる事はあり得ないです。
この合宿色々と無茶すぎ&過剰演出でチョット冷めてしまいます。
人工呼吸も躊躇うからなんかいやらしくて狙いがあざといです。

琴はお爺さんが海で亡くなったのがトラウマになっていたみたい。
この2話でこの話を入れ込んで四人で乗り越えるのを表現したかったのでしょうけど
やっぱり強引すぎで、もうチョット上手く話を運んで欲しかったな。
このままだと鮫柄と鉢合わせた意味も良く分かんないし…次回もう一波乱あるのかな?
いよいよ県大会が始まるみたいだけどメドレーにはエントリーするのかな?
{/netabare}

※7話感想{netabare}
やっと凛と遙の対決の時。遥が好きになれないのでやや凛持ちです。
ちょっと幼稚な所あるけどね。あと、試合に親父の死を背負う事もないと思う。
遥が珍しくやる気になってるけど凛がウザいからって感じで
正面から受け止めての勝負とは少し違う気がして気持ちの良い対戦ではないですね。
そんな二人は予選でいきなり対戦。申告タイムって漏れちゃって良いものだったのかな?
次回まで引っ張るのかと思ったけどとりあえず凜の勝利で決着。
え!?遥が予選落ち!? あのタッチの差で3人以上割り込んでたのか。
ってか、予選で全力出して二人とも県で5~9番目のレベルの選手なのか…微妙~。
勝った凜も凄く喜んでても5位だし、そんな悪態吐かなくても…ヒールだなぁ。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
遙は相変わらず自分のことばかりで身勝手です。
周りがみんな良い人たちばかりだから成立してるけど、
実際こんな奴居たら相手にされなさそう。
凛も結局みんなと泳ぎたいだけじゃないか。素直になりなよ。
みんなで協力して同じ思いを共有できれば勝ち負けに関わらず価値があるのだと思うけど
そういう展開になっていくのかな?
尺の関係だとなのだろうけど見かけや志の割に
県大会で予選落ちしちゃうレベルの話なのかと思うと少しテンション下がってしまいます。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
祭りに野郎だけで来てる割に爽やかです。まぁ作風だしね。
皆、遙に気を使ってイイ奴です。SPみたいだけど。
遙を支えているのはこの仲間あってこそなのだと改めて思った一話でした。
{/netabare}

※10話感想{netabare}
七瀬はるかって何か聞いた事あるなーって前々から思っていたら
パワプロに出てくるお嬢様だと判明しつかえが取れました。

…っと、どうでもいい話はさておき、天ちゃんはやっぱりグラドルでした。
引っ張った割に何も起きなかったですが…これからかな?

凛が望んでいるのは結局、勝利ではなく仲間な気はしますが
何でこんなに拗れるのか? 怜の言う通り意味が分からないです。
中学時代に修行帰りで遙に負けたとして、才能の壁や嫉妬を感じ自己否定され
『努力しても望みに届かない凛』が『才能を持っているが望まない遙』を
許せないし悔しい気持ちまでは分かるけどそれ以降の拗れは性格の問題ではないかな。
努力しない遙も嫌いだけど嫉妬深い凛も見苦しいです。
普通のスポ根だとそれでも努力する姿が清々しく好感が持てるのですけれど…。
もうどっちもどっちで応援しがいがないな、これは。(^_^;)
他のメンバーや先生等、脇役の好感度は高いのが救いです。
今後どういう展開でも良いけど、脇役が幸せになれー!
{/netabare}

※11話感想{netabare}
凜は思っていた程は遙に嫉妬していない模様なのに何故こんなに拗れるのか…。
水泳でリレー頑張ってたから個人成績伸びないという理論になるのもちょっと変だし。
凜と怜の口論してたけど二人とも似た者同士で
仲間と泳ぎたいという気持ちは共通している様でもあります。
小学校時代のリレーがよっぽどなのだろうけど(ある意味トラウマ?)
結局は過去の事象がどうのこうのと言うより、
素直になれなずヘソを曲げてしまった凜の性格に問題があるとしか思えなくなっています。
近くに良い後輩君が居るのにも気付いてないし…。

勝手が許されていた遙の方は不器用ながら仲間に感謝が言える様になっただけ成長は見られます。
ようやく周りが見えて来たみたいで真琴は結構嬉しかったんじゃないかな。
次回最終回。
仲直りEDだと思うけど大した話にはなっていない印象のまま終わりそうですが…。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
ラストで一緒にリレーを泳ぐのは途中で読めちゃってはいたんですが
綺麗に纏めてあり、とても良い素晴らしい最終回でした。

リレーで皆が見た景色は圧巻で素晴らしい表現でした。
泳ぐってこんなにも自由なんだぞ!と言うのが伝わってゾクッと来ました。
特に自由に泳ぐイルカ(遙)を追うシャチ(真琴)と鮫(凛)の比喩
そして笑顔で泳ぐ渚の姿は物語も感じさせてくれました。

ただ岩鳶は失格でも思い残すこと無いと思うけど、
もし鮫柄が失格になってたらどうすんだよ…っと冷めた事も思ってしまいましたが。
{/netabare}

【総評】{netabare}
「また一緒に泳ごう。」と、たったその一言が言えない男が巻き起こした物語。
序盤は遙のいい加減さが大嫌いで、
中盤以降は凜の女々しさで不快感が拭えぬまま最後まで観る事に成ってしまいました。
渚や真琴、怜など周りは本当に仲間思いで好感を持っていましたし、
最終回はとても良かったのですがそれでも借金を返しきれなかった印象です。

よくよく考えると大した話ではないですし、
能力的にも県予選を通過できるかボーダラインのレベルでアニメっぽくない等身大のドラマ。
初期設定は悪くなかったと思いますが盛り上がりに欠けてしまいました。
合宿や夏祭り回を短くしてもう1ステージ上での戦いにして欲しかったです。
最終回は良かったのですがコレを全国大会で見せなきゃ!
っと言う思いは残ります。

あと、天ちゃん先生の過去は引っ張るだけで何も無いと言うのちょっとガッカリしました。

個人的には余りお勧めではないですが遙と凜に好感が持てる様でしたら楽しめると思います。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 38

75.6 7 筋肉アニメランキング7位
荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ [第2期](TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1286)
7650人が棚に入れました
主人公・市ノ宮行は世界のトップ企業社長の御曹司。幼い頃から父に「他人に借りを作るな」と教えられ、その教え通りに借りを作らずに生きてきた。しかし、ひょんなことから溺れかけた際、荒川河川敷に住むニノに命を救われる。「命の恩人」という余りに重すぎる借り。その恩返しといてニノが行に要求したのは「私に恋をさせてくれないか?」という事だった。こうして行はニノの恋人となり、自身も橋の下で生活することになる。荒川の橋下では常識から外れた人々がいっぱい住んでいた。行は「リクルート」という名前を与えられ、橋下の住人の一人として暮らす事に……。

声優・キャラクター
坂本真綾、神谷浩史、藤原啓治、杉田智和、子安武人、沢城みゆき、斎藤千和、大塚芳忠、小見川千明、三瓶由布子、新谷良子、小山力也、チョー、田中理恵、中村悠一、立木文彦、後藤邑子、小林ゆう、関智一

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

火星に行くための準備!? そして、とうとう常識がなくなった荒川の橋の下。

前作のあらすじと今期のストーリー

ある世界のトップ企業社長の御曹司が橋の上でズボンをガキどもに柱の上(7メートルくらいある柱の上ですから簡単には取れない。)にくっつけ(?)られてしまい困っている所に釣りをしていた女の人に「助けようか?」っとたずねられました。けれど幼い頃から父に「他人に借りを作るべからず」と教えられ助けを断りました。そしてズボンを取ろうとし、柱をよじ登っていたらいきなり柱が崩れて川に転落してしまいました。川に落ちたら柱が邪魔で泳げなくなってしまい、死にそうな所をあの女の人が助けてくれました。「命の恩人」という余りに重すぎる借り、その恩返しとして主人公が行に要求したのは「私に恋をさせてくれないか?」という事だった。こうして行は女に人(ニノ)の恋人となり、自身も橋の下で生活することになってしまいました。そして月日がたち、リクはとうとう常識な人間から遠いい人間になっていました。

私の感想

前作同様、かなり面白かったです。キャラクターの個性がかなり出ていました。けれど、星が前作よりもまともな人間に見えて着ました。そして、なぜだかリクが常識ある人間から遠くなっていきました。そこの所をおいておけば前作よりもかなり面白くなっていると私は思います。

そしてエンディング終了後のおまけのシーンは前作よりもかなり面白くなっています。皆さんもきちんと見てみてください。

()エンディング終了後のシーンの中で村長が 河波(河童が かOはめ波 を出す振りをして、作りだす光線みたいな物です。)がかなり笑えました。もう最高です。()

オープニング

「COSMOS vs ALIEN」
この作品にぴったりな曲です。 ってか、この作品でなければだめだと思います。この曲は曲事態はあまり良い曲でないのですが、この作品のオープニングとなると最高のオープニングと進化します。

「行様☆Go!Summer!!〜いや、行くのは金星だから〜」
かなり気持ちが悪くなる曲です。 高井ww この曲を始めて聞いた時はかなり引きました。 またこのレビューを書くためにまた聞いたのですが、かなりきつかったです。皆さんはこの曲を聴くときは気合を入れてください。

エンディング

「赤いコート」
星がこの曲のメインとなっている曲です。画像がかなり笑えます。私的にはもう少し村長を出してほしかったです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7
ネタバレ

dolcetto さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

行様☆GO!Summer!! いや、行くのは金星だから…

荒川の河川敷に住むシュールで個性的な住人達との日常を描いたギャグアニメ2期。

主人公は大企業の御曹司にしてエリートの男。父からは「他人に借りを作るな」と教えられ生きてきた。

前作「荒川アンダー ザ ブリッジ」の物語の始まりはある日、ガキの悪戯をきっかけに川で溺れかけ、その場で一部始終を目撃されていたニノに命を救われる。命の恩人と言う大きな借りを作ってしまい、その借りを返さなければならないと言う衝動に駆られる。河川敷に住む自称金星人の電波で無欲な彼女が要求したのは「私に恋をさせてくれないか?」というものだった・・・こうして、ニノの恋人として荒川の橋の下で住むこととなり、河川敷の住人達とのコメディでツッコミの忙しい日常が始まる。

今作「荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ」の物語は{netabare}主人公とその父親との間で親子喧嘩していた{/netabare}1期の争いに一応決着をつけ、2期では電波ヒロインが金星に帰る為に河川敷住人が全員で金星に行く為にいろんな事をしようとするお話を含めたギャグアニメになっています。ノリは1期とほぼ変わらず、今日も荒川河川敷は平和です。

登場人物である住人達が兎に角シュールで真面じゃない非常識な面々。さらに主人公は庶民とはかけ離れた大企業の御曹司なので、その住人達とのギャップそのものがギャグ。唯一常識人だったはずの主人公の常識まで麻痺していく始末。声優さんも結構豪華だと思います。今回のブリッジ×ブリッジでは新キャラも数名登場します。

キャラだけでなくギャグ自体もとてもシュールなんですけど、ツッコミは勢いだけでもなくバラエティに富んだキレのあるツッコミとリアクションでとても笑えます。

今回もOPはかなりいい感じで、EDの音楽+実写(実写は前半のみ)もいい味出してます。


荒川アンダー ザ ブリッジ
荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ [第2期]

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

あぁ、マンネリ化しちゃったよ……

荒川アンダーザブリッジの2期。

1期レビュー → http://www.anikore.jp/review/609603/

1期で集まった、電波なメンバー。
そして、大会社の御曹司である市ノ宮行(いちのみや こう)。
彼らが織りなすコント集です。

1期は何もない状態からのスタートでした。
キャラクターは、独特で妙な魅力がありました。
ストーリーは、電波が入っているものの、現実味を帯びていました。
そしてネタの質も高かったです。


しかし、2期ではそれらがすべて消滅しています。

新規キャラクターはほとんどでてきませんし、ストーリーも全然進みません。
金星にいくためにダイエットするだの、聖なる筋肉を手に入れる修行だの言ってます。
現実感もなにもあったもんじゃありません。
ギャグもほぼ完全に既存のキャラ任せです。

内容がなく盛り上がらない。
いつまでたってもストーリーが動かず、そのまま終了。
終わり方も予想通りでした。

そして、明らかに増えているナレーションの量。
時間を稼いでいるみたいです。

面白いネタはたまにあるけどクスッとする程度。
あとは苦笑い。
すべりまくってました。

よくいるじゃないですか。
テレビに出ては消えていく一発芸人。
彼らを集めたみたいです。

勢いだけで笑わせようとしています。
1期とは何だったのか。
水を花にやりすぎると枯れるように、キャラも使いすぎると死んでしまうものですね。

せめて、ストーリーをしっかり進めてくれればこんなことにはならなかったのに。


なお、OPテーマ、EDテーマはなかなか良いです。
特にOPテーマは、ふわふわとしていて、耳に残る良曲でした。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 34

88.4 8 筋肉アニメランキング8位
スラムダンク-SLAM DUNK(TVアニメ動画)

1993年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (1284)
7287人が棚に入れました
中学3年間で50人もの女性にフラれた高校1年の不良少年・桜木花道は背の高さと身体能力からバスケットボール部の主将の妹、赤木晴子にバスケット部への入部を薦められる。彼女に一目惚れした「初心者」花道は彼女目当てに入部するも、練習・試合を通じて徐々にバスケットの面白さに目覚めていき、才能を開花させながら、全国制覇を目指していく。

声優・キャラクター
草尾毅、平松晶子、梁田清之、緑川光、置鮎龍太郎、塩屋翼、西村知道、森川智之、幹本雄之、塩屋浩三、神奈延年、田中秀幸、原えりこ
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【徒然録】スラムダンク試合終了_Ver1.0

原作ものすごく既読


【背景】

「あの時行けなかった後悔があってね。せめて高校くらいは出とこうと思ったんだよ」的な動機。

当時を回想。漫画読んでるし、受験生だし、そもそもこの田舎でテレビ朝日系映らねーし、な理由で未試聴だったんです。
2020年1月よりテレビ神奈川にて再放送やるというので乗っかることにしました。
おーこれが有名な鎌倉高校前の踏切か~、ときゃっきゃ言いながら楽しんでいこうかと。

その田舎でも月日は流れて、テレビ朝日系も映るようになったし、“配信”という文明の利器も使えるようになったし、と我が地元の発展ぶりには目を細めるばかりです。


【やること】

全101話。どこまで放送してくれるかわかりませんが、とにかく長いので節目節目で備忘がわりにコメント書いてきます。需要ないだろうけど実況みたいなもんです。
※更新の度にタイトル“Ver.○.○”を増やしていきます。


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☆☆総評☆☆ 2021.09.02記

うむ、長かったぜ…
結論“マンガは神”  我ながらつまらない結論ですみません

{netabare}マンガだとモノローグや台詞は吹き出しに収めればワンカットで済みます。アニメはそうはいかない。当たり前ですがしゃべった分だけ尺を取ります。漫画に寄せて止め画を多用すれば臨場感が無くなってしまう。逆に動かしながらでは現実の挙動時間をゆうに越えてしまいこれもある意味臨場感を削いでしまう。真逆の創意工夫を試みながら結論は一緒というジレンマ。
今思えば原作マンガが、試合中の間合い・息遣い・プレーの臨場感がびしんばしん伝わってくる分どこまでアニメで表現されてたかっちゅうと、ダメではないけどドリブルしながら100m走ってるよね?くらいの違和感があります。こればっかりは原作厨と言われても仕方ないかな…
当時の演出技術の限界かもしれんので今の技術で観たいよねとのご要望が挙がるのも理解できます。新劇場版が2022年に公開されるとのことなので楽しみに待ちましょう。{/netabare}

あくまでテクニカルな表現手段とは別に当時気にならなかったこともひっかかりました。

{netabare}キャラですね、まずは花道。平常運転時の彼がフリーダム過ぎるのとチームスポーツなのに“for the team”意識が薄いのはいかがなものか?と思う一方でこれも個性!とも思えなかなか複雑な気分にさせる。晴子さんは“ソ○ー損保”CMでの内○有紀さんばりのサイコパスに見えなくもない。二人ともセリフに音がついたことでむしろ煩わしさを感じました。「がーはっはっはっ」って…ねぇ!?{/netabare}


“動き”と“音”がついて『さらに良くなった』という当初の期待には残念ながら届きませんでした。

しかしながら絶対に外してはならない一線。

{netabare}バスケへの愛が伝わってくる。
テクニカルな部分に目を瞑ってもお釣りがくる領域ではありました。NBA実況風アイキャッチみたいな細かいところもそうだし、メインストーリーや言うまでもありますまい。{/netabare}


その競技を好きだとキャラクターに言わせる作品はいくらでもあったでしょうに、作り手が競技大好きなのねが伝わってくるものはそうそう多くありません。
途中詰め込み放送なんかも挟みつつ20か月間にわたって素敵な時間を過ごせたことに感謝でした。
個人的には『SLAM DUNK』は義務教育の綱領のひとつにしてよかろうと思う。



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☆☆区切りごとの振り返り☆☆

★ #1 - #9 2020.03.02記 
入学してから陵南との練習試合まで

{netabare}そうそう。しばらく花道の入部騒ぎで湘北高校内で物語が回ってるやつ。花道がフンフン言いながらボールハンドリングするのとか、庶民のシュートとか、ややコメディ寄りのスタートでした。JUMPならではの序盤方向性模索中タイムですね。
校舎に設置してる緑電話から連絡取ろうとするのも時代ですね。宮城リョータ / 三井寿合流前のこの期間はそれほど面白くないので記憶から抜けてます。だからむしろ有り難い。

あらためてみると、見ため怖い「不良が実はいい奴」な主人公モデルはここらへんまでだったかなぁ、と。正確には“BE-BOP”的な不良キャラの終焉。この後は『池袋ウェストゲートパーク』な方向に進み、見ためヤバそうなのは本当にヤバくなっていったと思います。

さらにあらためてみると、花道みたいなキャラ設定今となってはこっ恥ずかしい感じですね。身も蓋もない言い方すれば“イタい”。しかし、日常パートが作品の核ではなく、大会始まってからが本番でありそこで花道は輝くのを知ってますので全然余裕です。

さらにさらにあらためてみると、宮城/三井まだ出てこないのに9話使っているんですよね。絶賛庶民のシュート練習中なんです。軽く各話リスト確認しましたが、1クール分使って陵南との練習試合前夜ってとこみたい。さらに三井が乗り込んでくるとこになると2クール経った頃合いの模様。
現在だったら1クールで「…バスケがしたいです。」で5人揃いましたからの「続きは3か月後!乞うご期待!」みたいなのか、だいぶ端折って前後関係よくわからないまま「…バスケがしたいです。」ぶっこむ感じになりそうですよね。
慌ただしい感じがしないのでじっくり腰を据えて楽しんでいこうかと思います。

余計な心配をせずにコンテンツを楽しめていた良い時代だったのかもしれません。{/netabare}


★ #10 - #19 2020.04.26記
陵南との練習試合

{netabare}陵南との練習試合が終りました!

田岡監督が石塚運昇さんで、仙道が芳忠さんだったんですね。スゲー!高校生やるイメージが一切なかったので鳥肌がハンパないです。20年前ってそういうことなんですよね。

そして今あらためてのハルコさん。人気漫画のヒロインでこれ以上空気というか物語進行上役に立たない女性はいなかったんじゃなかろうか。
可愛い可愛くないを通り越して試合の臨場感がたまらなくてそれ以外はわりとどうでもよかったことを思い出します。

練習試合終了で敗北を告げるホイッスルが鳴っても、それを認められず「パスをよこせ」と放心状態の花道。赤木が「俺たちは負けた」と呟きながら花道に言い聞かせるように「お前はよくやった」と。
やっぱ好きかもしれん。いや、好きだ。{/netabare}


★#20 - #27 2020.08.08記
バスケがしたいです

{netabare}ってこれネタバレになるのかな!?

中身知らなくても作品屈指の一般認知度高いセリフです。
すっかり忘れてましたが「諦めたらそこでゲームセットですよ」とほぼほぼ同じタイミングで発せられたセリフだったんですね。物語としては、これでリョータと三井が揃ってこれからというところ。インターハイ予選が始まり名作への階段を登っていく事になるのでしょう。

脱線しますが、現在だと体育館で暴れ回る三井ら不良軍団ありえねーとかそういうところに焦点が当たりそうな気がする。それに対して「は?なにション○ンくせーこと言ってんだクソガキが!」と言う側になったことに自分の加齢を感じます。持て余しているフラストレーションはわかる形で発散させたほうが健全と思うわけ。三井がクスリに走ったり裏サイトの匿名カキコにご執心な子だったら湘北バスケ部に戻るようなイベントは発生せず、5人目は木暮くんで確定。回り道したけどぶつかり合ったからこそわかり合える。シンプルだけど力強いメッセージが伝わってきますね。{/netabare}


★#28 - #46 2020.08.25記
インターハイ予選始まりました

{netabare}三浦台!?

…覚えてねー(・_・;)

山王とか海南大付属のイメージが強すぎて…すんません。と思ったらスキンヘッドの脳天にダンクかましたやつね。思い出しました(笑)
試合といえばスラムダンクの華。ここからエンジンは加速していきます。

せっかくなんで翔陽戦をテキストに良いとこの具体例をば。
ゲーム終盤、向こうデカいの二人飛ばして花道がダンクを決める場面があります。惜しくもオフェンスファールを取られ得点にはならず、しかも5つ目のファールだったのでこれで花道は退場というシーン。

これは2つの点でスポーツの面白さ素晴らしさが出ているなぁと。。

1つはスコアに表れない試合を決するビッグプレーの存在を明示した点。得点にならなかったので尚更ですが、対戦相手の心を折り、場内の注目を一手に集めたプレーでした。ダイジェストニュースで振り返るのだけではわからない試合の流れや心の機微を見つけに1試合まるまる通して観たくなるのはスポーツ観戦の醍醐味。競技経験者なら特にそうでしょう。

2つめは積み重ねへの共感ってあるよねというのをこれまた明示した点。アスリートの苦労や苦悩や因縁。あの時こうだったから今のこのプレーに意味が生まれる、なんてことは多々あります。初戦での不用意な5ファール退場から足掛け4試合。全ての試合で退場の憂き目にあった本作の主人公。この試合に至るまでも退場しないですむようにはどうしたらいいか?に苦悩した花道です。そんな彼が成した“意味のある”退場。そしてまたしても越えられなかった壁。わかりやすく言えば『伏線』が効いてたよねということなんでしょうが厳密にはそうと言うのは躊躇しちゃう感じ。実際のサッカーを観戦しながら「久保の二試合前のドリブルがここでの伏線になってたよね?」とはまずはめったに言いません。そんな“スポーツ”の息遣いを感じる作品なのです。


さてさて、先んじて#25からエンディングがWANDSにかわりました。
サビの「世界が終るまでは~♪」のとこでライバルの顔がスクロールしてるやつあるでしょ。
ここで泣きそうになるの俺だけっすかね?

試合の配分はこんな感じでした↓

 #29-#32 三浦台
 #33Aパート 角野
 #35と#36 モブ的なとこ2校
 #37-#46 翔陽


※夏休み進行!?TVK再放送 #31 - #44 3週間の期間1日1本放送してました{/netabare}


★#47 - #55 2020.10.17記
海南大付属高校戦

{netabare}予選リーグ上位4校による決勝リーグということで海南戦始まりました。
これはもう赤木負傷手当中の花道ですね。これまで受けた薫陶が結果として表れるわけでしてゴール下で獅子奮迅の活躍。「キングコング弟だーっ!」を自称するまでに至ります。この拳交えたもの同士の絆みたいなのっていいよな。そして赤木退場中にもう一人…流川楓がゾーンに入って―の驚異の追い上げ。ヒーロー一人に頼らないから名作なんです。
そして前半終了。長編ものの醍醐味でしょうか?時間かけますよね。贅沢な尺の使い方してます。

閑話休題で、ルカワ親衛隊が3人から異常増殖してますね。インターハイ予選が始まると緊張感しかなくなる作品!?なのでこういう数少ないほっこりポイントは貴重です。

※余談
ウチの倅はバスケやってまして中学で県内ベスト○○ってとこまでいきました。神奈川県です。
いや…なんかイメージが追いついてなくてですね。東北の片田舎出身者からみれば化け物の生息地みたいな場所なんですよ(※注 本人の先入観です)。
流川は富ヶ丘中のスタープレイヤー。三井は武石中で県優勝。桜木や取り巻き軍団の出身校和光中は知らんけど和光って場所あるかんね。
県上位校ってみんなアリウープしてそうなイメージだけど実際の試合見ててももちろんそんなことあるわけないのです。それでもどこかで『SLAM DANK』の神奈川県ってのが脳裏によぎるのよ。そんなこそばゆい変な感覚と一緒に「あ、ということは自分赤木の親世代に片足突っ込んでんな」という自覚も生まれてくる今日この頃。

※10月より放送時間変更 金→日 #53放送回から{/netabare}


★#56 - #66 2021.03.01記
海南大付属高校戦決着/陵南対海南

{netabare}#50-#59の10話で海南対湘北。#63-#66の4話で陵南対海南。相応にライバル校同士の試合に尺を取ってるのが100話超の長編が成せる業なのかもしれません。なにげに湘北敗戦後の閑話休題を挟んでいるとはいえ、海南は出ずっぱりの皆勤賞。

今回は脇道にそれます。
先だって#62からオープニングが刷新。今ならビーイングごり押しだ!とすきま風吹きそうなここまでのラインナップですが、作品タイトル連呼の“主題歌”からCDセールスを見越したタイアップ花盛りの時期がここから数年続いたんじゃなかったっけ。
作品を観てないので下手なこと言えないけどJAMの『そばかす』やポルノの『メリッサ』等々、今でもアニソンランキングで顔を出す楽曲群って実際のところ作品に合ってたんでしょうか?
専業の歌い手さんで楽曲に力があるのは承知してますがなんともこのへん解せない私。
この『スラダン』においてはバスケを題材にしていて“世界が終わるまで”って大袈裟な気がするし、大黒摩季のだと高校生で“化粧上手くなった”って作風度外視というか別にド天然ヒロイン晴子さんの心情に沿ったもんでもないし、なにより歌詞にサッカーという単語入ってたような。こういうのも時代よね時代。最近のとあるアニメ映画かなんか乃木坂起用でほぼほぼネガ寄りの賛否両論状態だったことを思えば平和だったと言えなくもない。

そしてこの後半おおむね40話近くのOPを担当するZYYGの『ぜったいに 誰も』はあんまり良くないですね。ビーイングブーム終結を象徴するかのような濫造品で楽曲そのものに力がありません。そのうえ作品に合わせてもないからごまかし利かないんですよね。作曲家織田哲郎を働かせすぎたのだと勝手に理解してます。
それでもですよ。1クールローテの現代アニソンよりは好意的にみます。覚えますもん。一大ブームを巻き起こしたあの作品で『紅○華』が2クール全うしたの大きかったんじゃないかと愚考もしてみたり。

時代といえばもう一点。#52「桜木封じの秘密兵器」海南のやせメガネ宮益くん投入のややのほほんとした回。あくまでwiki上ではと断りを入れつつ放送日が1995年1月21日です。阪神淡路大震災発災直後で各社特番の真っ最中にこれ流してたのかしら?
真偽は不明ですが「雨が降ろうが槍が降ろうが他社が報道特番組んでる横でアニメを流すテレビ東京」みたいな当時の外野の声を思い出しました。こちら放送はテレ東ではなくテレ朝ですけどね。

※区切り良く湘北対綾南直前で2020年内の再放送は終了。年明けから県予選のクライマックスです。{/netabare}


★#67 - #84 2021.07.18記
湘北対綾南

{netabare}アニメだと山王工業戦はないんですっけ? でしたらピークです。

1つの試合で18話を費やしました。またこういうのやればいいのにね。腰据えて取り組むことは悪いことではありません。

「体力をつけようかと思って」

小暮君の入部動機だそうです。今更ながら年齢重ねてくるとメガネ君に感情移入してしまう。
仕事に置き換えると、やりたい仕事・自分に合ってる仕事などは考えつつもなにかしら縁のあったものに就業し、なんだかんだ目の前にある仕事をこつこつこなしてきて今があるって感覚があります。きっかけは些細でも真面目に取り組んでいたら視界が開けるなんて経験おありでしょう。
ご存じでしょうが、そのメガネ君が輝く綾南戦。こういうところきちんと拾ってきたから名作なんでしょうね。{/netabare}


★#85 - #101 2021.09.02記
全国大会前

{netabare}アニメでは全国が描かれないのであります。諸般の事情なんでしょうが詳しくは知りません。
花道抜きで遠征したり、庶民シュート以外の特訓したり、翔陽陵南混成チームと試合してみたり、安西先生のトラウマスイッチ矢沢くんが登場したり、ともはやどこまでが原作準拠でどこまでがアニオリなのかもはや覚えてないくらいの横道エピソードばかりでした。

1クールものなら中盤一息つきたい時の日常回に相当するエピソードであるため、これでフィナーレかと思うと不完全燃焼ではあります。何も知らないと肩透かしくらった気になるかもしれません。{/netabare}



視聴時期:2020年1月~2021年8月  地上波再放送

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2020.03.02 Ver.0.1(初稿)
2020.04.26 Ver.0.2
2020.08.08 Ver.0.3
2020.08.25 Ver.0.4
2020.10.17 Ver.0.5
2021.03.01 Ver.0.6
2021.07.18 Ver.0.7
2021.09.02 Ver.1.0

投稿 : 2024/06/01
♥ : 56
ネタバレ

智慧ノ輪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

個人用メモ

【製作】
東映アニメーション (東映動画)
【CV】
桜木花道 - 草尾毅
赤木剛憲 - 梁田清之
流川楓 - 緑川光
三井寿 - 置鮎龍太郎
宮城リョータ - 塩屋翼
木暮 公延 - 田中秀幸
赤木 晴子 - 平松晶子
彩子 - 原えりこ
安西 光義 - 西村知道
水戸 洋平 - 森川智之
高宮 望 - 塩屋浩三
大楠 雄二 - 林延年
野間 忠一郎 - 幹本雄之
…相手校とかも書いてたらキリないんで、湘北関係者の主要な人のみで。。。
{netabare}
※いわずと知れたスポーツ物のバイブルとも言える作品。
好きすぎてレビュー書きづらい程だw
見ててシビれるシーンや名言も多くて、目頭がアツくなる事もしばしば。
体育会系の部活経験者じゃなくても、心に響くセリフやシーン多いんじゃないかな?
そういう意味では「部活物」じゃなくって「青春物」といえるかもしれない。

各キャラクターも(敵味方共に)魅力的な人が多く、絶対”おきに”のキャラができるはずです。
ちなみにおいらは、りょーちんとフクちゃんが好きでした。

関係ないけど、各キャラのモデルがどのバスケ選手なのか?って話題だけで一晩中飲み明かせる自信があります!
ちなみにおいらが思う湘北メンバーのモデルは
桜木→バークリー(ロッドマンは井上さんが否定。シュート力考えたらバークリー1択)
赤木→ユーイング(顔なんかそのままw)
流川→MJ(神様がモデルなんて、花道はゼッタイ認めないと思うけど)
宮城→KJ(速いし、上手い。これで安いも付いたら某牛丼チェーンだなぁ)
三井→マーク・プライス(ちと自信ない。ミラーって言う人多いけど、ミラーは海南の神かと)
…な感じかなぁw
もちろん異論は認めますよ。一緒に語り明かそうZE☆
{/netabare}
ここから先はスラダンは人生だ!な人、もしくはNBAだいすっき☆な人以外が見ても面白くないと思われます。
{netabare}
『やっぱNBAってすげぇ!!!』

おいらはバスケの経験はないのですが、プレイを見てるだけで虜になっちゃいました。
このNBAを観るきっかけになったのが「スラムダンク」なんだよな…改めて感謝♪
そんなおいらがハマったNBAから、明日誰かに話したくなってしまう?面白エピソードを少々。


【NBAロゴ】

赤と青を背景にドリブルしてる選手のNBAロゴ…見た事ありますよね。
そのシルエット、実はモデルがいたの知ってました?
それは試合終盤のチャンスに強く、「ミスター・クラッチ」と呼ばれたレイカースの背番号44(現在永久欠番){netabare}『ジェリー・ウエスト』{/netabare}なんです。
自分に厳しいプレーヤーで、トリプルダブルを記録した試合後に「今日はディフェンスが悪かった」とインタビューに答えるとか、ホームラン打って首を傾げてた元広島の天才打者、前田智徳みたいだねw

【伝説の1984年ドラフト】

1984年のドラフトといえば、いわずと知れた大豊作の年。
個人的に歴代NO.1ポイントガードだと思うストックトンや、「ドリーム(夢)」と呼ばれたオラジュワン、「空飛ぶ冷蔵庫」こと”サー”・チャールズ・バークリー。そして…有名すぎて説明不要な「神様」ことマイケル・ジョーダン。
だけど、ある意味ジョーダンより凄い人がドラフト指名されてたのを知ってる人は少ないかもしれない。
ジョーダンを1順目指名したシカゴ・ブルズの10順目指名は…{netabare}なんと『カール・ルイス』!もちろん入団は断られましたけど。(ちなみに指名の2ヵ月後にロス五輪で金メダル獲得){/netabare}驚きだねw
指名理由は「残ってた中で一番のアスリートが彼だったから。」らしいw
ブルズのスカウト、優秀すぎだろwww

【NBA界最強の鉄人】

レイカースにて3度の優勝、1度のオールスター選抜を経験した『AC・グリーン』
連続出場1192試合という記録は歴代1位だ。そして付いたアダ名は「アイアンマン(鉄人)」。
でもグリーンの一番凄いところは連続試合出場記録なんかじゃない。
彼の一番の偉業は…{netabare}「童貞を死守した」記録なのだ!!{/netabare}
敬虔なクリスチャンだったグリーンは、引退して2002年に38歳で結婚するまでその記録を守ったという。これぞ正に「アイアンマン」と呼ぶにふさわしい鉄の精神力だね。
…「鉄人」より「魔法使い」ってアダ名にするべきだろ!とか言っちゃダメw

【思わず笑っちゃう名言集】

『カール・マローン』
(1985年、ドラフト指名後の会見にて)
{netabare}マローン 「ユタの街でプレイできる事を光栄に思います。」
監督 「君、ユタは街じゃないよ」

※ちなみにマローンって成績悪すぎてダブってたりするんだよねwでもそのおかげでドラフト指名が1年遅れて、ストックトンとの黄金コンビが見れたって訳か…うん、ダブって正解。{/netabare}

『アロンゾ・モーニング』
(ムトンボの本名が「ディケンベ・ムトンボ・ンポロンド・ムカンバ・ジャン・ジャクー・ワムトンボ」とクソ長い件について)
{netabare}「彼の飼っている犬の名前も入ってるから長いんだよ」

※ムトンボとモーニング、親友だからこそ言えるジョークw{/netabare}

『ヤオ・ミン』
(中国出身のNBA選手。インタビューにて)
{netabare}「僕が最もよく聴くアメリカの音楽は『国歌』だね」

※確かに毎試合国歌流れるけどさw{/netabare}

『ロン・アーテスト』
(インタビューにて)
{netabare}「ファウルは6回まで出来るんだから、した方がいいんじゃないのかな」

※花道に一番聞かせてやりたい名言ですなw
ちなみにアーテストはおいらの大好きな選手です。パレスの騒乱起こした張本人なのに「ワールドピース(世界平和)」への改名とかwやんちゃすぎ。(ちなみに現在は中国でプレイしてるけど登録名は「ザ・パンダズ・フレンド」しかも試合前にはパンダのぬいぐるみ付きのシューズを履いている)なのにプレースタイルはシブい守備の人…なんてギャップ萌えw{/netabare}

『スコット・ウイリアムズ』
(試合後の勝利インタビューにて)
{netabare}「今日は俺とマイケルで55点入れたぜ」

※この日のジョーダンの得点は54点。つまり…笑{/netabare}


…どうでした?やっぱ本場アメリカらしい豪快だったりユニークだったりなエピソードっしょ?w
これがバスケに興味を持つきっかけにでもなれば、嬉しい限りですw
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

青春時代、スポーツを始めるきっかけとなった漫画は?

2020年の東京オリンピック開催を控えて、ますますスポーツに関する関心が高まってきていますね!皆さんはスポーツをはじめるにあたって、アニメや漫画の影響を受けた事はありませんか?そこで、スポーツをはじめるきっかけを与えてくれた漫画について調査してみました。

■スポーツをはじめるきっかけとなった漫画ランキング
1位:SLAM DUNK(バスケットボール)
2位:キャプテン翼(サッカー)
3位:エースをねらえ!(テニス)

アニメの中でもいろいろなスポーツアニメがありますが、堂々の1位に選ばれたのは《SLAM DUNK(バスケットボール)》でした。通称「スラダン」と呼ばれ、1990年から「週刊少年ジャンプ」に連載され、少年漫画の不動の位置を確立してきました。主人公の「桜木花道」は赤毛の不良少年であり、バスケットボールを中心としたストーリー展開は、バスケットボールの魅力を世に知らしめたといっても過言ではないでしょうか。
2位は、サッカーブームの火付け役となった《キャプテン翼(サッカー)》でした。なんと作者の「高橋陽一」は「あしたのジョー」や「巨人の星」に影響を受けてスポーツ漫画を書き始めたというのも面白いですね。
また、2015年は錦織圭の活躍によりテニスにも注目が集まった年でした。テニスにまつわる漫画としては《エースをねらえ!(テニス)》や、《テニスの王子様(テニス)》がランク・インしているのも面白い結果なのではないでしょうか。
人気のスポーツ漫画は、見ていてスカッとする一面を持ちながらも、感動を味わえるアニメとして多くの人が注目しているようです。皆さんが影響を受けた漫画はありましたか。

熱血?それとも爽やか!?アニメファンが選ぶ「もっとも影響を受けたスポーツ漫画&スポーツアニメ」
第2位に選ばれたのは、高校バスケットボールを題材にした井上雄彦氏による少年漫画『SLAM DUNK』。バスケへの興味ももちろんだが、投票コメントでは、人生における努力や勇気など、直接的なバスケットボール以外に、生きていく上での姿勢などに影響を受けたファンが多い印象である。以前キャラペディアにておこなった「もっとも印象的なアニメキャラの名言」ランキングにおいても、同作品の安西先生の言った『諦めたらそこで試合終了ですよ』が1位となった事からも、その影響の大きさが分かるのではないだろうか。

今までに「全巻そろえたことのあるマンガ」は?
即レス5分! 友達や家族には相談しづらい恋愛や職場に関する悩みから、料理やマンガ、音楽といった趣味について気軽に質問できるゆる~いQ&Aコミュニティ「Tell me」(サイバーエージェント)。
1位はやはりの『スラムダンク』!

大調査!オトコが鉄板で好きな「漫画のモテヒロイン」
じっくり小説を読むのもいいですが、やっぱり漫画、という人も多いのではないでしょうか。実は女性だけでなく、男性の皆さんも恋愛視点で作品を選ぶことが結構多いみたいですよ。

■第3位:『スラムダンク』の晴子さん
「“青春”と言えば『スラムダンク』!」という人、男性のみならず20~30代の若者を中心に多いはず。中でも男性にとっては、「晴子さんの純粋っぷりにメロメロになった高校時代」という記憶が強いのでは……?

優しさだけではなく、時に主人公・桜木花道にキツイ喝を入れてくれるのも彼女の魅力のひとつ。「晴子さんに怒られたい!」と思った男性も多いことでしょう(笑)。

どんな時も自分の意見はしっかりと口にする。だけど実はちゃんと全体の空気、色々な人の気持ちを考えている晴子はまさに憧れのマドンナと言えるのではないでしょうか。

名作アニメの“第一話”、覚えている?
子どもの頃に夢中になって見たアニメを今でも覚えているという人はたくさんいるだろう。そうした数あるアニメ作品の中でも、『週刊少年ジャンプ』(集英社)発の作品は、「ど根性ガエル」「ドラゴンボール」「スラムダンク」「幽遊白書」などなど、少年・少女問わずたくさんの人たちをテレビ画面に釘付けにしてきた。

日本全国にバスケットボールブームを巻き起こした「スラムダンク」。“スラムダンク”とは強力に叩き込むダンクシュートのこと。第一話では、主人公の桜木花道が中学3年間でフラれた回数は50回にのぼることが判明し、さらに高校時代最初の失恋(?)も描かれている。でもそれが、花道のバスケットキャリアの始まりだった…!!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13

85.7 9 筋肉アニメランキング9位
政宗くんのリベンジ(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1251)
6756人が棚に入れました
美少女・安達垣愛姫(あだがき あき)にこっぴどくフラれたデブで冴えなかった少年・真壁政宗(まかべ まさむね)が、激ヤセして名字を変えイケメンに変身。残虐姫の異名を持つドSな愛姫を惚れさせ、最高の形で振るために復讐を果たそうと奮闘するリベンジラブコメディ。

声優・キャラクター
花江夏樹、大橋彩香、水瀬いのり、三森すずこ、田所あずさ、早見沙織、小倉唯、大亀あすか、伊瀬茉莉也、伊藤かな恵、佐藤聡美
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

イケメンになった男子とお嬢様で美少女(性格きつい)のラブコメ…続きや伏線は原作で

普通にラブコメっぽくて面白そうです。普通が一番な気がします。

名前が…政宗に小十郎に愛姫だと? 宮城県民で歴史好きなら知らない人はいない名前ですね。もっとも愛姫の読み方は違いますが。これだけで個人的に興味持ちます。作者は宮城県民なの?

1話…黒歴史を変える努力家
{netabare}ナルシストな主人公。イケメンだが、それは普段の努力の賜物。元々はぽっちゃり…というよりはデブ。過去、好きになった愛姫に「豚足」と言われてフラれたのがきっかけ。
その愛姫、通称を「残虐姫」と言われている。お嬢様で美少女なため言い寄って来る男子が多数。そのたびに残念なあだ名を付けてフッてきた。
愛姫に復讐(愛姫に告白されてそれをフルという…なんともラブコメチックな)するために近づく政宗、はたして遂げることができるのだろうか?

性格きつい上に、超大食いという愛姫の設定が面白い。男嫌いと噂されているが、本当のところはよく分からないんですよね。
政宗はナルだが、その分努力しているし、突き抜けているところが良いです。ただ、過去のデブだったころの写真、愛姫にこやかな顔していた気がしたんだが、気のせいだろうか?
普通にラブコメそうなので、これからの展開が非常に楽しみです。{/netabare}

2話…政宗くんは鈍感男の典型だった
{netabare}可愛い委員長の誘いを断るとは…チキン野郎め。とはいえ、黒歴史を持つ男の子に育ってきたことがそうさせたという展開は納得です。
愛姫は相変わらず食えない性格(大食いだけど)、吉乃をパシリにさせ隠れて大食い。一方、政宗は豚足の手紙を誰が書いたのか怯えながら過ごす毎日。その犯人は意外にも吉乃だった。政宗が愛姫に復習するのを手伝うという。愛姫に恨みでもあるのだろうか?
愛姫のメルアドをゲットしようとした政宗。愛姫もOKするが、さんざん焦らした挙げ句「お断り」の返事。復習するのは並大抵なことではないようだ。

イケメンの裏に隠されたトラウマは深い。メル友も一人もいないという事実が笑ってしまいました。イケメンは表の顔だけで、裏の性格は隠せないというところが面白いです。頑張れ政宗。{/netabare}

3話…お似合いの二人
{netabare}試験が近づく。余裕の小十郎かと思ったが、全教科十点以下のおバカさんだった…。政宗が小十郎の勉強の面倒見ることになり図書館で勉強していると後ろでは吉乃の面倒見ている愛姫。なぜかひと悶着になり、結局は吉乃と小十郎も加えた総点数勝負に発展。愛姫が負けたら政宗とデートする約束をする。余裕の愛姫だったが、政宗が編入試験満点を知り愕然。
勉強頑張った政宗は悠々としていたが、何と、昼食後に腹がピーピーで数学のテストを吹っ飛ばしてしまう。が、愛姫は一日欠席で仲良く(?)補習へ。
愛姫から(正式には吉乃から)連絡があり、愛姫とデートになる。待ち合わせに向かった政宗を待っていたのは某テレ朝日曜の変身魔法少女のコスプレをした愛姫だった。何でも吉乃から初デートのドレスコードの指定だと言われたらしい(恐るべし吉乃)。なんだかんだ言いながらデートする二人。その中で愛姫には何かがあり大食いになったことを示唆する内容が。

愛姫がとても可愛い回でした。世間知らずのお嬢様なんだけど、それがかえって可愛い方に向かってしまうのはラブコメの良いところかもしれません。
吉乃がよく分かりませんね。愛姫の性格を矯正するなんて言っているけど、何だか政宗に惚れてきているような…。
政宗が愛姫の昔を話しているところ見る限り愛姫が好きなんでしょうね。怖かったのと同じくらい優しかったなんてくだりはそのままでしょう。{/netabare}

4話…愛姫が落ちた…のか?
{netabare}読者100万の人気少女マンガで恋愛勉強の政宗。早速実践するも、愛姫からは「マジキモイ」と思われていた。吉乃から押すだけではだめといわれ、無視を徹底。すると、愛姫がおかしくなり始め、政宗に八つ当たり(と捉えたが)。惚れた感じかと思ったら、次の日には怒りモードに。混乱する政宗だったが、実際には吉乃と政宗が話しているのを見られて愛姫も混乱していたのだ。
吉乃から政宗は愛姫しか見ていないと言われ、さらに戸惑う愛姫。ふらふらと歩いていると赤信号の横断歩道にふらりと飛び出し、間一髪で追いかけてきた政宗に救われ…。そこで終わりかと思ったら、車に乗っていたと思われる女性が駆けつけ、無事を確認し、政宗を見てなぜか「お会いしたかった…」と抱きつき次週へ。政宗いわく「誰?」

愛姫の心の変化がよく伝わった回でした。政宗への気持ちに混乱きたしているのは過去のトラウマも関係しているようで、どんな過去なのか、これから明らかになっていくのでしょう。
政宗もまた、恋愛なんてよくわからない状況なので、愛姫への気持ちがよくわかっていない。復讐とは言うものの、政宗も心の変化が始まっている感じです。このあたり、いかにもラブコメチックで面白いです。
ようやく始まるかと思ったら、また余計な人物の登場。さて、いったい何者なんでしょう。政宗に記憶がないということは、政宗に似た誰かのことを思っているのだろうか。{/netabare}

5話…はいてないのか?
{netabare}突然現れた謎の少女、可愛い女の子に政宗は困惑するばかり。そして怒りを表す愛姫。その子は政宗を追いかけて転入してきた。名前は「藤ノ宮寧子」という。
愛姫に宣戦布告とばかりに挨拶に向かうが、その時に寧子がはいていないことが判明。政宗に突っかかる愛姫、裏拳が先生に当たり、二人は罰としてプール掃除に。
仲良く喧嘩する二人。愛姫がプールに落下、助けようと政宗が飛び込むものの、足はつき、そこからまた言い合い。そこで投げ掛けた愛姫の本当に好きなら「キスするとか」で次週。

「寧子」を「ねこ」と読ませるとは芸が細かい。伊達政宗の妾の一人で長子の秀宗(宇和島伊達氏の祖)を産んだ別名「猫御前」から来ているんだろうね。
スレ違いとライバル(っぽい)、うんうん、ラブコメの王道みたいで良い感じです。寧子のはいてないは唖然としましたが。
政宗が愛姫以上に鈍感なのがポイントかも。愛姫には復讐って言い続けているものの、政宗もまたワケわかんない状態なのが見てとれます。このまま王道のラブコメで進んでほしいです。{/netabare}

6話…白そうに見えて黒だと思う
{netabare}キスするとか…と言って政宗を探る愛姫。政宗は覚悟を決めて(?)キスしようと迫るが、当然のごとくアッパーを食らう…。互いによく分からない状況である。
プールから離れたあと、寧子と遭遇。寧子の心遣いと可愛さにちょっと気を向ける政宗。それを見ていた吉乃は寧子の素性を探ろうと寧子を尾行するが、ばれてしまい、対峙することに。そこへ政宗の母が現れ、家へ連れ込まれる。寧子が居たのは政宗の家の前だったのだ。
帰ってきた政宗は驚くが、寧子と吉乃と政宗家族で夕食をすることに。その後、花火を楽しむが、政宗は寧子の姿を見て心が動かされる。吉乃からは心変わりしないようにと言われるが…。帰り、寧子は政宗が隠しておいた過去の写真を盗んできた。その写真を見て何かひらめく寧子。政宗の母が寧子を知っているようだったのだが…。

なかなか近づかない政宗と愛姫に割って入ってくる寧子、実に良い展開です。その寧子はどう見ても分けありなんですが、一体何が目的なのか?
この作品は主人公が鈍感ではなく、思いが分からないのが面白いです。どんどんハマっていく感じがツボです。{/netabare}

7話…落としたのは…
{netabare}夏休み、愛姫の別荘に政宗たちが行くことになった。ここで進展しないとばらすと吉乃に言われ、勝負に出る政宗。愛姫宅の秘書の由井崎の前で付き合っていると宣言したのだ。女子の前ではプライドの高い愛姫は仕方なくそれに従った。
由井崎は男嫌いだった愛姫に彼氏が出来たということで面白くない。肝試しで政宗を驚かしてカッコ悪いところ見せようと企んでいた。一方、政宗は愛姫が怖いものが苦手なのを良いことに、吉乃を使ってカッコいいところを見せようと企んでいた。由井崎の前にジェイソン姿の吉乃が現れ、ドタバタに。由井崎が気を失い、政宗が由井崎をおんぶして連れていき、そこで由井崎が政宗を認めたのだった。

政宗と愛姫の距離が縮まりそうで縮まりません。政宗は意地でも愛姫を振り向かせようとするし愛姫は恋愛感情が欠落してます。このドタバタラブコメがいつまで続くのやら…
寧子、口からだしてたのは血糊じゃなく、本物の血じゃない? いくらなんでもこのシーン多いように思います。ひょっとして、病弱なんじゃ…{/netabare}

8話…そこまで惚れられたら…
{netabare}島から戻った政宗は相変わらず筋トレ。そこに、なんとなんと愛姫から電話が。何でも、政宗がバッグをひとつ忘れてきたらしい。宿題をしようと机を開けたら例の写真がない。政宗は寧子が持っていたのではないかと疑う。
せっかく愛姫と二人きりで会ったのに、上の空の政宗。愛姫は怒りで帰ってしまう(しっかりと食べるものは食べて)。そこに寧子から電話があり、政宗は意を決して寧子の家に。
寧子の家に行き、政宗は写真の行方を探る。こっそり部屋に入り物色してると寧子が…。写真はしっかりと寧子が持っていっていた。そこで政宗は自分の過去を語る。その過去はデブだった頃のつらい過去で、そのために黒歴史として閉じておきたいものだった。しかし寧子は言う、デブでも関係ない、好きなんだと。ぐらつく政宗だったが、寸前のところで振りきり、愛姫を選ぶ、それが俺の復讐だと。
フラれた寧子は翌日行方をくらました。秘書が政宗のもとにやって来て問い詰める。秘書が寧子の本当のことを話す、寧子が病弱で大量の薬を飲んでいて、それを残したまま居なくなったと。政宗は寧子を振り愛姫を選んだと話す。

寧子は何なんだろう…政宗が本気で好きなのは分かったけど、何者なのか分からないからモヤモヤです。愛姫を選んだとみんなの前で宣言した政宗だけど、あの残虐姫を思い通りに落とすのは簡単ではないと思うが、はたしてどう展開するんでしょうか。すごく気になります。{/netabare}

9話…愛姫はそっちの方が好きだった
{netabare}寧子が居なくなり、みんなで探すことに(政宗の告白はスルー)。なかなか見つからないことに焦る政宗は学校で愛姫とばったり。愛姫は寧子が嫌いだけど振られた時の気持ちが分かるというのだ。解せない政宗は豚足を聞いてみるが、愛姫はキョトンとするだけ。そんなとき、屋上から紙飛行機が落ちてくる。政宗は寧子が好きになった漫画のシチュエーションを思いだし、屋上へ行くと寧子がいて、すぐに病院に運ばれた。
病院で寧子は愛姫と政宗を個別に呼び出し、思いを伝えた。政宗にはこれまでのいきさつを話した。病気でどうなるか分からない、思い残すことは恋をしてみたいということで、選ばれたのが政宗だったと。しかし、後悔はしていないという。政宗には伝えなかったが、寧子は幼い頃に政宗に会っており、思いを感じていたのだという。
寧子は愛姫には政宗が愛姫に本気なこと、素直になった方が良いと伝えていた。愛姫は分からなくなっていた。政宗のことをどうしたらよいのかと。愛姫には過去に好きになった男の子がいた。その子はポッチャリしていて愛姫の好みだったのだ。そんなとき、目の前にポッチャリした子が現れる。自分は「まさむね」だと名乗った。

寧子の気持ちが切ない…。本気なのか、作りなのかを曖昧にしたままだけど、多分、初恋の相手なのだろうと思います。はじめは適当だったはずが、幼いときの思い出と重なっていったのかな。
愛姫の好みはポッチャリだったか…。政宗はまさに逆のことをしていることになるな…。恋心は政宗が突然消えたことで破れて、それ以来、男を信用できなくなったということなのか。う~ん、ラブコメ終盤のスレ違いが続くのか…しかも、偽者まで登場かよ。どうなることやら…{/netabare}

10話…その展開は頭になかった
{netabare}愛姫の前に突如現われたぽっちゃりボーイ、「雅宗兼次」(がそうかねつぐ:通称マサムネ→たぶん自称)。安達垣家当主のお墨付きを持って、愛姫の婚約者だと名乗り出た。動揺する吉野は政宗に連絡しようとするが、繋がらない。政宗はなぜか山篭りをしていたのだ。
筋肉増強してようようと新学期登校してくる政宗の目の前に、海外で手術を受けて元気になっている寧子がいた。驚いた政宗はさらに、愛姫がぽっちゃりマサムネと歩いているのを発見した。それでも自分の敵ではないと言い聞かせて愛姫にお土産を渡しにいくと、ぽっちゃりマサムネが愛姫と親しくしていて、さらには許婚であると宣言した。
動揺する政宗、吉乃に真意を確かめると許婚の件は本当で、しかも愛姫は恋をしているというのだ。
政宗はマサムネを追いかけた。運動ができて勉強もできる、しかも誰とでも打ち解けられ、信頼も寄せられると、いいこと尽くめ。さらに、マサムネは愛姫の取り巻きたちにも信頼され、政宗を取り巻きたちの標的に仕立て上げた。
文化祭で白雪姫をすることになった政宗の組と愛姫の組。どちらが良かったか、投票で決めようということになった。政宗の組は白雪姫が小十郎で王子が政宗、愛姫のほうは白雪姫が愛姫で王子がぽっちゃりマサムネだった。


ここに来てこの展開はいかがなものか…。ぽっちゃりは寧子が前に言っていた似てるとかなんとかいっていた奴だと思う。なら仕掛け人は寧子?
それにホの字になる残虐姫が単なるデブ専にしか見えないところが下手な脚本だと思います。過去の政宗のことを思い出してという表現があれば、全然違いけど、今のところ見えてません。それと、政宗が単なる復讐なのか、実は愛姫に惚れているのかも全然伝わってきません。取り巻きたちも邪魔でウザイだけ、ラブコメになってない。ヒロインの魅力も感じられないし、これでは…。あと2回かな?ちゃんとラブコメで終わらせることができるのだろうか…{/netabare}

11話…「やられたらやり返す、倍返しだ」…でもこの行為は犯罪です
{netabare}白雪姫で競うことになった政宗と愛姫&兼次。委員長は蜷川幸雄並みにノリノリで演出する(逃げる小十郎)。
政宗と兼次がばったり出会うが、兼次の言葉にたじろぐ政宗だったが、兼次の女の子への対応をメモる政宗だった…。
突然現れた兼次だったが、兼次の家はかなりピンチだったらしい。そこで目を着けたのが愛姫で、過去のこと(過去、おデブ政宗にホの字だったこと)を知って近づいたのだという。
本番当日、政宗は風邪をひいた。寧子に保健室に連れていかれ時間まで安静にとの配慮だった。そして政宗は愛姫のお付きの一人に拉致監禁された。主人公が消えたらそれでおしまいと考えたお付きの者たちのバカな発想だった。
一方、着替え場所を探していた兼次は謎の白雪姫の老女によって倉庫に閉じ込められてしまった。老女は吉乃だった。
主役を失った両クラスは対応に苦慮したが、政宗は機転を利かしてアホの子から逃れて脱出した。愛姫の方は兼次不在のなか、演劇を始めてしまった。

拉致合戦…。それにしても取り巻きのウザいこと。終盤に来て要らない子達だ。原作通りなのか?
兼次の近づいた理由が自分の家の安定化にあっただなんて、薄っぺらい。それよりも気になったのが、女子更衣室に入っていったことだ。自然に入っていった感じなんだよね。しかも慌てた感じもしないし。まさか、まさかだよな、兼次は女の子?
それにしても、最終回手前なのに、政宗と愛姫の互いの感情が分からない。どう決着つけるんだろう…。最後でまるっきり評価が違うことになりそう…。{/netabare}

12話…俺たちの恋愛はこれからだ!…原作読めということかい…
{netabare}難を逃れた政宗が見たのはすでに上演が始まっていた愛姫のクラスの白雪姫だった。完璧なまでの内容に動揺する政宗。とともに、雅宗がいないことでぶち壊れるのは心苦しく思った。肝心の吉乃は舞台で雅宗の行方はわからない。政宗は自分が出ると言い、舞台に上がる。熱で朦朧としながらも演技をする政宗、クラスの連中も乗ってくれる。そして、ラストのキスシーン。ふらふらだった政宗は本当にキスをしてしまう。
この後、政宗は完全にダウンしてしまい、自分のクラスの白雪姫は演じることはなかった。後日、打ち上げでカラオケに。政宗は…音痴(全カット)だったらしい。帰り、愛姫と二人きりになり、いいところになりそうなところでおしまい。

う~ん、実に中途半端で終わってしまった。雅宗はなんだったのか分からないし、二人の関係もあいまいだし、どこからどう聞いても幼少のころに聞いた「豚足」は吉乃だったのにそれがあいまいだし、全部あいまいなまま終了です。原作を読んで納得させようか…{/netabare}

ラブコメらしいラブコメ展開で進んできたので、かなり楽しめた反面、回が進むごとに心配になってきました。どこをどう転んでも12話では収まりきれない伏線の張り方と、謎。最後まで見てやっぱり…という感じでした。二期がないとこのモヤモヤはどうにもなりませんが、なさそうな気配がしてなりまえん。あとは原作で補完しようと思います。ここが残念でした。

主人公とヒロインのの二人、政宗と愛姫、これまた最後まで感情移入ができないまま終わった感じです。これは、過去にあった出来事の掘り下げが薄いからにほかなりません。政宗の感情が復讐のためから変わったのかどうかも分からないし、愛姫の気持ちも今の政宗を本心ではどう感じているのかも分かりません。これも原作補完なんでしょうか…寧子や吉乃のほうがヒロインぽいし、ちょっと残念でした。

作画はまずまずだったと思います。OP、EDもなかなか良かったです。特にEDは80年代アイドル風の曲調に愛姫と寧子のデュエット映像がどこからどう見ても「無表情アイドルデュオ」(つまりWink)ぽくて、懐かしさを感じて良かったです(これってAT-Xだけだったとか)。

ラブコメとして楽しめる作品でした。ラブコメ好きな人にお勧めします。また、原作で補完することも忘れずです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 46
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

妄想と現実のギャップを埋める政宗君の豚足ロード

子供時代、恋焦がれた女の子に思いを伝えたものの、豚足という悪口同然のあだ名を頂戴しつつ見事に玉砕した政宗君。失恋の悲しみを力に変え、過酷なトレーニングを経て、誰もが羨むイケメン男子へと華麗なる※変態を遂げます。

豚足に別れを告げ高校デビューを果たした、見た目爽やか人当たり良しの政宗君が抱いていたのはどす黒い野望。なんと彼は、自分を容赦なく切り捨てたかつての憧れの人、安達垣 愛姫(あだがき あき)への復讐の計画を日々着々と練っていたのでした(汗)

1話
{netabare}
彼女はそこにいた。残虐姫としてッ!

冒頭から全力全開の残虐姫、イケメンナルシストの先輩からの告白を彼の恥部(スパイ済み)を公衆に晒すという残忍極まりない方法で一蹴。山田茂雄、"し毛ぼ~ん"なるダサいあだ名で止めを刺されあえなくリタイヤ(笑)

次、「体育の時の凛々しい姿に惚れました‥」との理由で残虐姫に愛を告げんとしたタナベアキオ、それに対して残虐姫、スパッツ姿の自分の足に欲情してラブレターを書いたと推定し、ムッチンプリンスというありがたくな~いあだ名を進呈しつつ躊躇なくバッサリ。

今の所、愛姫さんに振られたシーンが描かれたのは上の3人(政宗君を含む)だけですが、ヒロインの愛姫さんの印象を悪くし過ぎるとよろしく無いので、適当なところで抑えたのでしょう。さすがに身辺調査はやり過ぎでした(汗)

愛姫さんみたいな人、リアルには先ずいないと思いますけど、こんなはっきりとした物言いをする女子がいたとしたら、私ならきっと尊敬しちゃいます。きっぱりと交際を断るさまは残酷な様でいて勇気と誠実さが感じられるので‥。

後半、愛姫さんにラブレターを出して拒絶された腹いせに暴力を振るおうとするタナベの姿が描かれましたが、ギャグ多めの作風からするとかなり意外なシーンでした。

拒絶されたから怒る、傷付けられたから傷つけるというのは不毛ですね。本気で相手の事が好きだったら相手の事を思いやり、害する気持ちなど生まれないはずですので。人を物の様に愛している人がこういう事をやるのだと思います。

それとこのシーン、普通に考えて傷害事件だと思うんですけど、政宗君が許してそれで終わってしまって良かったのか疑問。タナベは依然として学校にいるし、愛姫さんみたいに剛毅な人でなかったら学校に行くのが怖くなってしまうんじゃないかと思います。ラブコメなのに犯罪者が出るとか、お話が暗くなっちゃうので端折ったのかも知れませんが‥。

最後、政宗君のお話。学校生活が始まって間も無くして、ここであったが百年目(笑)とばかりに、にっくき敵、愛姫さんを補足した政宗君、復讐の機会を得て邪悪な笑みを浮かべつつ目論む計画とは‥‥「デッド・オア・ラブ作戦」。愛姫さんを自分に惚れさせた上で最高の形で捨てる事が目的らしい。なんか陰険‥。

復讐をする者の常套句として「思い知れ」という言葉がありますが、そういう事なんでしょう(汗)それにしても政宗君、8年間も子供時代の愛姫さんの印象を強く引き摺り続けているという点がかなり異常‥。政宗君のやろうとしている事って、実は目の前にいる残虐姫に対する復讐ではなくって、コドモ姫に対する復讐なんですよね‥。作風がギャグっぽいから笑って見ていられるんですけど、リアルに考えると怖い様な。割とサイコな話だったりして‥。
{/netabare}
2話
{netabare}
1話からですが、メイドキャラの吉乃さんに対する愛姫さんの態度がかなり酷い。今回も罵詈雑言吐きまくり、ワガママ言いたい放題でした。この吉乃さん、一見小動物系の虐げられるシンデレラのイメージなんですが、実は‥!なキャラなのです。まるで別人みたいでした(汗)

後半の愛姫さんの政宗君をおちょくった様な行動について、単に政宗君が一杯食わされた感じの様にも見えますが、嫌いな男に対しては絶対に出来ない行動だろうなぁと思います。「お断りよ」の後、ニコッとしてましたし‥。愛姫さんは1話でも山田先輩の身辺調査していましたが、政宗君の正体をとっくに分かっていて、もしかしたら豚足時代から好きだったのかも知れませんね。
{/netabare}
3話
{netabare}
見た目はおっとり中身は腹黒な吉乃さんの助けを借りて、辛くも愛姫さんとの試験対決に勝利した政宗くん、罰ゲームとして自分とのデートを愛姫さんに課します。

計画に一歩近付いたとしたり顔でしたが、デートを経てかなり心が揺らいだ模様。子供時代の愛姫さんの優しげな印象を思い出し始めた様です。自分に惚れさせる為に仕組んだ作戦だったのに、逆に惚れ直しちゃいそうになったのは政宗くんの方でした(笑)

吉乃さんの行動もちょっと面白い。前回から政宗くんと協力関係を結び、建前上の目的は、愛姫さんの傲慢さにお灸をすえてやろうというものなのですが、なんだか他にも思惑がある様な‥。意外と政宗君の事が好きだったりして‥。豚足と書いた紙を下駄箱に入れたのも、子供時代の政宗くんに窓越しから豚足って言ってたのも多分この人だし‥。
{/netabare}
4話
{netabare}
デレた愛姫さんがかわい過ぎる(笑)

というのは置いといて、政宗君と愛姫さんのお話も然り、今回登場の新キャラも然り、ラブコメでは"昔から好きだった"みたいな台詞がお約束になっていますが、8歳~16歳って男女ともに膨大な量の知識を吸収して心身ともに成長するので、それでもなお、ただ一人への想いが揺らがないという設定には強い作為性が感じられます。私が薄情なだけなのかも知れませんが、この時期に長く同じ人を好きだった記憶がありません(汗)人に妄想を抱き期待し、幻滅し失望するの繰り返しだった気がします。こういうのは独りぼっちの人のそうであって欲しいという願望の表れだったりするので、決して手に入る事の無い理想を見せつける残酷なファンタジーの様にも見えます。

前提として、基本的にアニメは理想を見せるものですが、"人"を誠実に描く義務を怠ると、不自然さが自ずと露呈してきて、はっきりとは意識に上がらない段階からでも何となく作り物っぽくて見えてきて、つまらなく感じてしまうものです。

今回で早くも愛姫さんがデレてしまいましたが(笑)早い段階で恋が成就してしまう展開を見ると、何となく似た感じの流れだったネトゲ嫁と比較してしまいます。あちらの様に他の要素で楽しませてくれるアニメならまだしも、殆どラブコメ一色の本作で今後どの様な展開が描かれるのか、期待したい気持ち半分、不安な気持ち半分というところ。

吉及さんも新キャラの人も"実は政宗君が好きでした"となって(後者の人は既にそんな感じだったけど)安直なハーレム展開にならなければいいですね。
{/netabare}
5話
{netabare}
プール掃除のシーン、政宗くんの「君が好きだからとか言ってもどうせ信じやしないんだろ!」という台詞、復讐とか抜きにして本心が出てしまってましたね。

1話の感想のところで「思い知れ」を復讐の常套句と私は言いましたが、政宗くんの場合、自分の苦しみを相手に伝える事が目的では無い様で(今の所自覚薄そうですが)、どれだけ自分が愛姫さんの事を好きだったかという事を"思い知って"欲しいという意図が込められていると感じました。

一方愛姫さんが政宗くんの言葉をまともに受け入れられないのは、政宗くんのウソっぽい所に直感的に気付いているというのもあると思いますが、最大の理由は愛姫さん自身が自分の事を好きでは無いからで、それは前回のお話の「本当にあいつはこんな私の事が好きなのだろうか?」という自問からもはっきりしています。自分を好きでなかったり、過小評価したりする人って他者の好意を素直に受け入れられないものですよね‥。

自分自身の表も裏も知ってる自分が、自分の事を嫌いなんだから、他の人に好かれる資格は無いという愛姫さんの気持ちは痛いほど分かります。中高生時代の自分を思い返すと色々と思い当たる節が出てきました。(今でもそう変わりませんけど‥汗)

大した根拠も無しに俺カッコイイとか私カワイイとか、自分を偽る様に言い聞かせる人たちよりも、自分の価値を定められず、人の言う事を鵜呑みにせず、あれこれと迷い悩む人達の方が私は愛おしいと思います。

ただ前回から登場の寧子さんが、思った通りの物語をかき回す役割のキャラで、取って付けた様な形で物語に係わっていく様は強引に感じられました。たくさんの嘘を抱えているキャラみたいなので、それが彼女の胡散臭さを増している原因なのかも知れません。

腹黒吉及さんが好きなのは実は愛姫さん?とか思ったり、政宗くんの復讐の真意は何?とか思ったり、あれこれと見所のある第5話でした。
{/netabare}
6話
{netabare}
今回は政宗君がごくごく普通の(おばかな)男子高校生的な女子への接し方をして失敗をやらかすというお話。"キスしたら信じる"って言われてドキッてなる気持ちは分かりますが、ほんとにキスしようとする政宗君、ちょっとすごい。いきなり唇ってないですよね‥(汗)

動きの無い回とは言え若干ながら伏せられていた情報の開示は有り、政宗君のお母さんが寧子さんの事(多分子供時代)を知っていたという事が明かされました。何かと隠し事の多い寧子さんですが、政宗君に恩を感じているという所は真実なのでしょう。そこら辺はOPの彼女の表情からも何とな~く分かります。

また終幕前のシーン、寧子さんが豚足時代の政宗君の写っている写真を見てに呟いた「そっくり。確かにその通りかも‥」と言うのは、自分も政宗君同様のふとっちょだったか、サプリメントを食卓に並べていたり、良く日傘を差してたりする所を見ると、余程過保護に育てられたか、虚弱体質だった事を示唆している様でした。政宗君が寧子さんの事を覚えていない事を踏まえると、寧子さんの子供時代の外見は今とは著しく異なっていたという事なのでしょうね。こちらも割とありがちな設定(汗)

本格的なダイエットをやった事が無いので良く分かりませんが、私の場合、体重とかは気にしないで、朝昼晩とか食べたくなかったら食べず、少し痩せたいと思ったら節食、絶食して適当にバランスを取ってます。極端に痩せていたり太っていたりは避けたい事ですが、服のサイズを変えなきゃいけないほど体型が変わるんじゃなければ別に良いと思うんですけどね(汗)

そんななので、私には夕食のエビフライの衣取り除いて食べようとする政宗君の感性をちょっと病的に感じました。生物として間違ってるっ‥というかもったいないじゃないか! ちなみに政宗君の妹の千夏ちゃんと吉及さんは気にせずもくもく食べてました。こういうのが自然だと思います(笑)

今回のお話に限らず、このアニメではスタイルが良いとか悪いとかという言葉が台詞の端々にも見え隠れしてますが、そういうのは時代とともに(今はテレビとかネットの宣伝の影響で)移り変わっていくものですので、あんまり気にしちゃいけないんじゃないかなって思ってます。遺伝的特質とかもありますし‥。

こういうのは男女間の意識差の激しい問題なので、何が理想なのかあれこれ言えませんが、そんな所もこのアニメの大きなテーマの一つになっているのではないでしょうか?

コミカルでファンタジーだけど、どことなくリアルなところもある面白いアニメだと思います。

次回も楽しみです。
{/netabare}
7~8話
{netabare}
前々回7話は水着回だったのでレビューお休みしてました。

ありがちなギャグパートのみのお話という印象でしたが、肝試しに現れた吉乃さんのホッケーマスク&チェーンソーの最凶装備には笑えました。吉乃さんけっこう力持ち、そして走るっ! ‥でも映画好きには周知の事ですが、ホッケーマスクをつけた架空の殺人鬼として有名なジェイソンの定番装備って※マチェットなんですよね。チェンソーは「悪魔のいけにえ」のレザーフェイスのエモノだったりします。どっちにしてもリアルの高校生がそんなの持ってたらと想像すると怖気が走りますけど‥(笑)

それにしてもラブコメとかの中盤辺りに必ずと言って良いほど差し挟まれる水着回を見ると、需要そんなにあるんだろか?というよりも、義務か何かでもあるんだろか?と度々疑ってしまいたくなります。どのアニメでやっても大体同じだし(最近見たメイドラみたいな本筋と地続きなのもたまにありますけど)主に物語が中断する印象だけが残ってしまいます。

※:身幅があり刃厚は薄目の山刀。小枝や藪を薙ぎ払うのに使うやつ。


8話は寧子さんと政宗君のお話。

何ともはや、女子の部屋に勝手に入って政宗君が色々と物色するシーンがかなりイタいです。盗まれた写真を取り戻す事が目的で、小学生くらいならやりかねない事かも知れませんが、ベッドに座って漫画まで読み始めるとは! 政宗君、何て肝の据わったやつ。というより何て間抜けなやつ(汗)証拠も無しに疑って相手を傷付けるのを避けたいと思うのは自然ですけど、どうしても確かめたいなら面と向かって聞いた方がまだマシだったと思います。まぁ‥政宗君の部屋に勝手に入って写真盗んだ寧子さんも寧子さんなんですけどね(笑)

隠し事や策略が多い反面、言動や行動がストレート過ぎるので、何かと疑われてしまいがちで、ちょっとエキセントリックな寧子さんですが、折り目正しくも情熱的な言葉と政宗君に捧げたキスには真摯さがありました。その挙動と熱量のあべこべさを見て、彼女の本心を疑った政宗君でしたが、この判断は完全な誤解でしたね‥。人の心なんて表層に現れるのは氷山一角、極々一部だけ。人に自分の気持ちを知ってもらおうとする時、そのギャップを自ら埋めようと寧子さんみたいに努力しても空回りしてしまう事はよくあるものです。

結局の所、寧子さんの好意を振り切った政宗君でしたが、そうすると"リベンジ"の本当の目的は愛姫さんを振って思い知らせる為ではなく、2度目の告白をする為に必要な、政宗君なりの過去の清算の様に思えてなりません。律儀と言うか、過去に捉われ過ぎと言うか、捻くれていると言うか、政宗君はかなりムツカシイ思考の持ち主の様です。

寧子さんの持病については、その健康マニア振りと2回の吐血シーンがあったので(1回目はトマトケチャップで偽装したフリ?をしてましたが、本物の血だったのかも知れない)予想はしていましたが、思っていたよりもかなりの重病の様。

不穏な展開になってしまいましたが、傷心の寧子さんに明るい未来が訪れる事を期待したいです。
{/netabare}
最後まで見終えて
{netabare}
寧子さんのエピソードが一段落した9話より先、最終3話は新キャラの兼次君の登場で、またしても物語の進行が意図的に遅らされた印象を受けました。兼次君が愛姫さんに近付く動機もお家の再興という時代錯誤的なもの。キャラに全く魅力を感じませんでした。

愛姫さんの心理も非常に不可解。昔好きだった幼馴染と勘違いしたからと二言三言でコロッと懐柔されてしまう所に現実味がなく、言い寄ってくる相手の身辺調査(笑)までする程疑り深い愛姫さんの性格も踏まえると、兼次君の正体がばれないのが不思議で仕方がありませんでした(汗)

最終2話は文化祭→打ち上げというありがちな流れ。キャラの感情の動きもほぼ無く、展開を引っ掻き回す為にだけ登場した様な兼次君も早々に空気同然にしておいて、政宗君と愛姫さんの関係も振り出しに戻して、2期に備えて半ば強引に締め括りにしたという印象が否めませんでした。

全体を通して、政宗君が子供時代から何故かモテモテで、幼馴染が政宗君に恋し続けていると言う設定、その後も一途で心変わりも無いというのは作為的過ぎて、ありがちなご都合ハーレムものの様にも見えてしまうアニメでした。2期作られるか分かりませんが私はこの1期で断念です。
{/netabare}
萌えあり笑いあり、男女とも楽しめそうな内容なのに、毎回の様に無意味にそつなく(笑)パンチラ描写が入っているので、これで切っちゃう人がいたら勿体無い気はしました。大した事は無いから大体の人は大丈夫だと思うけれど‥?

1、2話と見て、政宗君の卑屈さにちょっと引き気味だったんですが、3話まで見て正解。思い込みと現実のギャップを少しずつ埋めつつ、過去のしがらみを乗り越え、本物のイケメンに成長していく政宗くんの今後に期待したいと思います。

わたしが1話で切ってしまったクズの本懐でも一部重なるテーマを扱っている様ですが、暗いのより明るいお話の方が好きなのでわたしはこっちを選びました。


※:芋虫がさなぎになって蝶に変わるイメージでお読み下され。断じてHENTAIではないッ(笑)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 32
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「ただしイケメンに限る」という世の中の真実を描いた社会派アニメ(嘘)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
わりと王道なラブコメ。ただ、色んなキャラクターの「(あくまで恋愛面の)策略」が入り乱れ、その部分が作品の個性になっています。

突き抜けたものはないけれど、安定感があり、安心して観られる作風です。

2期あったら普通に観るレベルには楽しめましたね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ストーリー的には、政宗の策略やら他のキャラの策略やら、そのへんが見所ではありますが、早い段階から、最終的にはリベンジを超越し、政宗と安達垣さんがくっつくであろうことが見えているので、そこでのワクワクは少なかったかな(原作連載中ですし、それは2期かな)。

ただ、キャラは良かったです。

一番好きだったのは、藤ノ宮寧子。序盤の影がありつつもあざと可愛い時も良かったし、手術後の、政宗への恋心を冗談で隠す切な可愛い時も良かったです。特に術後かな。なんか、「とらドラ!」の「あーみん」を見ているようでした。かなり萌えポイント高かったです(腹かっさばいた発言とかw)。

二番目に好きだったのは、小岩井吉乃。いや~、主君に忠誠を尽くしつつ裏で動くとか、ホントに「スイムスイム」でしたねw かなりひどいことをやりつつ、隙を見せない師匠が10話で見せたパンチラは、パンチラのお手本です(笑) むしろ、政宗君には師匠をデレさせてほしかった!

三番目に好きだったのは、上記二人とはぐ~んと離れて、木場菊音。これは剣道部補正入ってますが、基本的にボーイッシュなキャラは好きですね。アホから生まれたアホの子、で一気に評価が上がった。剣道少女にスパッツは鉄板ですなw

と、ここまで書いていて、メインヒロインの安達垣愛姫が個人的ベスト3にいません。美人で、金持ちで、貧乳で、ツンデレと、一通りの要素は整えているものの、それ以上というものもないかな。大食いっていう弱点も、序盤以外は機能せず。まあ、過去の失恋を引きずるあまり男性不信になったというのは特徴的だけど、にしては、わりと序盤から政宗にデレかけていたのがイマイチでした。どうせなら、とことん冷たくしても良かったのでは?

似たようなキャラでいくと、「俺ガイル」の「雪ノ下雪乃」と比べてしまうと、やはり「冷たさ」「容赦のなさ」でも、明らかに雪乃の方が上。だからこそ、デレた時の破壊力も抜群!

本作はハーレムアニメではなく、あくまで政宗と安達垣さんの純愛ストーリーだと思います。複数ヒロインが出つつも一人のメインヒロインを追いかける場合、やはりそのメインヒロインが他のヒロインよりも圧倒的に魅力的でなければならないと思います。

安達垣愛姫は、それほど悪いキャラだと思いませんし、他の作品であれば十分にヒロインを張れたと思いますが、やはり、ネコや師匠といった強キャラにのまれていたように思います。

あと、主人公の政宗君ですが、ダイエットにより容姿端麗になったものの、中身はダサい豚足のまま、という設定は面白かったです。

ただ、序盤からかなり全方位にモテモテで、優しくて良い奴で、安達垣さんに(実質)惚れるのも早く、「リベンジ(復讐)」という負の感情が形骸化し、言葉だけが虚しく響いている感じがしました。「なんかあんた幸せそうだし、リベンジなんてやめたら?」と、何度も思いました。どうせなら、序盤から中盤は、心底ヒロインを嫌い、視聴者からも嫌われるくらいの覚悟が欲しかったです。どうせ、最後には男女ともデレるわけだし。やはり、政宗君が一番生き生きとしてたのは、師匠に虐げられている時でしたよw
{/netabare}

【OAD評価 ☆3】
{netabare}
従姉妹と叔母さんが登場。序盤のメイクのクダリなど、ギャグは良かった。2期に向けての顔見せかな?

旅行編。師匠が恋バナで追い詰められるところは良かった。最後にちゃんと、恋愛入れてきたし。

師匠のお出掛け編。惚れさせて、捨ててやろう(笑) その毒舌の後に、愛姫のところに駆け寄る笑顔がまたね、素敵でやられた。やっぱり、師匠がメインヒロインでは?

総じて、たくさんキャラを出し、軽くてちょっと深い、OADとして非常にバランスよくできてましたね。
{/netabare}

【余談 ~ただし、イケメンに限る(苦笑)~】
{netabare}
以前、「今夜比べてみました」で、グラドルの祥子さんが「男の色気を感じる部分」ってことで、「ヒゲの剃り残し」「1日洗ってない臭い」なんて言ってました。

でもそこに、明らかに(イケメンの)という単語が隠れてましたね。んでそれを、フットの後藤さんなんかが華麗にツッコんで(笑)

その後、実際に、メンクイだってことも分かったし。なんか、このアニメを思い出しました(笑)
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
ん~、男性視聴者にひがまれなければ良いな(笑) ヒロインのアキ、弱点見つかるの早すぎ。何気に作画が良いね。安達垣さんを裏切る小岩井さんを観てみたいな、スイムスイム(水瀬いのりさん)だけに(笑)

2話目
小岩井さん、やはりスイムスイム(笑) キャスティング、狙ったよね?(笑) う~ん、設定とか色々面白いけど、登場人物の誰にも好感を抱けないっていうのも、どうなんだろう?

3話目
テストの結論は悪くない。魔法少女(笑) う~ん、安達垣さん、デレるの早すぎだし、弱さを見せるの安易すぎ。

4話目
なんか、神のみぞ知る世界、みたいになったな。分かりやすく、デレたw 小岩井さんと政宗のラブコメを観たくなってきたw 新キャラ登場。

5話目
新キャラの藤ノ宮寧子、良いキャラしてるなw コメの要素が増してきた。政宗と安達垣は、このくらい言い合ってる方が良いね♪

6話目
ネコはこれ、政宗を惚れさせて、ふろうとしてる?(政宗と同じこと)。つか多分、ネコも昔は太ってたのかな?

7話目
ネコの在り様がよく分からないな。ふ~ん、この展開でネコが本気で政宗に惚れるってのもありだね。う~ん、ネコはこれで病弱キャラか。萌えポイント高し。

8話目
う~ん、過去の真実&未来の結末が分かっているだけに、政宗と安達垣さんの展開にはあまり惹かれないな。どんでん返しがほしいな。ネコには興味があるな。意外と何にも因縁がなかった(笑) う~ん、やっぱり安達垣さんよりネコが好きかな。

9話目
お魚くわえたドラネコ~♪ 追っかけて~♪ いや、違うけどねw 居なくなったネコを皆で捜索。ネコ、味のある良いヒロインになってきたけど、ここでメインストーリーからは退場かな? 残念。

10話目
偽政宗登場。こいつがOPに出てて真政宗登場人物対決してる時点で、実は安達垣さんが太っちょ政宗を好きだったこととか、その他色々予想がついちゃってつまらないんだよね。いや、だから竹刀の握り方、1カット目は逆(本来は右手が上)だし、2カット目は両手の幅がくっつき過ぎ且つ、手首が有り得ない方向に曲がってるよ。ハイ、やり直しねw 師匠のあざといパンチラに萌えたw

11話目
パロディ満載でしたね。恐ろしい子w 小十郎とネコのカップリングですか。悪くはないかな、小十郎、良い奴だし。ヤバイ、やっぱりネコが可愛すぎる♪ アホから生まれたアホ太郎w

12話目
てっきり、ダブル王子さまで対決する流れかと思ったら。劇の後にキレる師匠が観たかったな。ちゃんとした曲でカラオケやるんだなw 現役高校生が歌うには、曲のチョイスが古い(制作の年がバレるぞ)w
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 39

78.1 10 筋肉アニメランキング10位
弱虫ペダル(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1234)
6621人が棚に入れました
原作:渡辺航(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載) 監督:鍋島修 シリーズ構成:吉田玲子、キャラクターデザイン:吉田隆彦、メカニックデザイン:水村良男、メインアニメーター:堀内博之、美術設定:青木智由紀、美術監督:吉原俊一郎、色彩設計:中尾総子、CG監督:真田竹志、撮影監督:葛山剛士、編集:坂本久美子、音楽:沢田完、音響監督:高寺たけし 山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、安元洋貴、森久保 祥太郎、伊藤健太郎、岸尾だいすけ、松岡禎丞、諏訪部順一、諏訪彩花、潘めぐみ

声優・キャラクター
山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、安元洋貴、森久保祥太郎、伊藤健太郎、岸尾だいすけ、松岡禎丞、諏訪部順一、諏訪彩花、潘めぐみ、前野智昭、代永翼、柿原徹也、日野聡、吉野裕行、阿部敦、遊佐浩二、野島裕史
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

何より異質なキャラクター達が魅力の、熱いロードレースを描いた作品

2013年10月より放送。
全38話(3クール)

第2期は、2014年10月より放送予定。


【前置き】

原作は週刊少年チャンピオンで30巻以上刊行され、今尚大人気連載中のロードレースを題材にした漫画。
読む機会はありませんでしたが、本屋でズラリと並べられている光景は何度も目にしていました。

その中でも特に印象深かったのが、一際異彩を放ったキャラクターの表紙(第16巻)でした。

アニメ化されると聞いた私は、その表紙のキャラクターがどんな奴なのか見たい一心で視聴を開始しました。
予備知識も全くと言っていいほど無いのに、何故こうも惹かれたのかは分かりません。

今思えば、私は彼『御堂筋君』と、心のどこかで繋がっていたのかもしれません(笑)


まぁそれは追々語るとして、とにかく去年10月から終了までの9ヶ月間。
毎週思いっきり楽しんで試聴出来る作品に出会え、私は幸せでした。



【あらすじ】

主人公の「小野田 坂道(おのだ さかみち)」は、アニメやゲームが大好きな高校1年生。

「アキバにタダで行けるから!」

という理由で、小学4年生の頃から片道45キロ以上離れた距離を自転車で通い続け、本人の自覚がないまま相当な自転車のポテンシャルを身につけていた小野田君は、

同級生の今泉や鳴子(なるこ)らにその力を見出され、自転車競技部に入部し、インターハイを目指す。



【論じてみる】
{netabare}
まず、タイトルの「弱虫ペダル」で誤解される方がいらっしゃるかもしれませんが、小野田君はオタクで腰が低い謙虚な少年ではありますが、決して弱虫ではありません。
むしろ、そのペダルのケイデンス(回転力)は、周囲を圧倒するレベルですし、漕いでいる時の顔も弱々しいどころかよく笑っています。

調べると、軽いギアで回転数をあげてクルクル回す乗り方を、作者が「弱虫ペダル」と名付けていたことがタイトルの由来なのだとか。
なるほど…なるほど?

ただ、ひ弱そうな少年が実は一種目においてとんでもない才能を持っていた、という内容から見れば、実に王道なスポーツ少年漫画らしい作品でしたね。


私はロードレースに関しては詳しくないのですが、内容を追うにつれて、この競技は実に物語を描くのに適している題材に感じました。
(勿論、多少は少年漫画的な過剰な演出もあるようですが。)

傾斜や平坦など、それぞれの地形に適した選手がおり、チーム戦に置いては皆が得意分野で、そのチーム全体を風除けの為に引っ張ってゴールを目指す。
ゴールを目指すエースがいれば、そのエースを温存した状態で発射させる為に、ギリギリまで風除けをして引っ張るアシスト役もいる。
こう聞くだけで、もう色々な熱いドラマが見えてきてワクワクさせてくれました。

そして、そのドラマ以上に想像を越えた、個性的な選手達も魅力。
それぞれのキャラクターが、見せ場毎に丁寧に描かれているので、愛着を抱きやすい点も良かったですね。
(ただ、レース中に毎度回想を挟まれるので、何より続きが気になる側からすればクドく感じる節もありましたけど。)


物語的には、

1クール目(小野田君が自転車競技に目覚める)

2クール目(合宿編とライバル高校の紹介、インターハイ開幕)

3クール目(インターハイ1日目~2日目終盤まで)

となり、ここだけ見れば1~2クール目は少し物足りないようにも感じるのですが、どの回でもキャラクター同士の熱いレース展開があり、また毎話ヒキが非常に上手いので、毎週続きが気になる構成力は見事でした。
原作のシナリオも勿論ですが、それを上手く味付けした「吉田玲子さん」(カレイドスター、けいおん!、のんのんびより等を担当)の、シリーズ構成が光ったように思います。

特にメインキャラ「御堂筋君」の初登場に関しては、原作ではインターハイでいきなり登場という意味で衝撃度は上ですが、アニメで後のメインキャラを半分以上全く登場させないのは流石に引っ張り過ぎ感もあったと思うので、合間に登場を挟んで良かったと思いました。


と…中盤も決して悪くはないのですが…、本作の見所と言えば、やはり後半のインターハイ戦。
アニメでは、豊富な原作を湯水のように(1巻分を2~3話で描き切るスピード)出し惜しみなくドンドン描いてくれるので、毎話見応え抜群でした。

ただ、一つクレームを言うなら…最終話のあのヒキですね……。
3ヶ月後に2期があるとはいえ、3日あるインターハイの2日目、最後のゴールを争うシーンに突入して終了とは…。
胸焼けするほど続きが気になるシーンで区切るのは、最早暴力です。

毎週楽しめたからこそのクレームですが、出来れば話数を追加してでも2日目を描き切って、3日目の最終戦を3ヶ月待ちたかったですね。



さて、肝心の3クールに渡っての作画は、中盤でキャラや自転車に多少違和感を感じる節もありましたが、レースに至っては総じて非常に満足のいくもので、魅せるところはしっかり描き切ってくれたように感じます。
作画班の方々、9ヶ月間本当にお疲れ様でした。
鞭を打つような台詞ですが、2期は更なる出来に期待します。

それを彩る音楽に関しても物語に合った非常に熱い曲調のものが多く、主題歌も3クール分で計6曲ありますが、

1クール目のオープニング「リクライム」(ROOKiEZ is PUNK'D)
2クール目のオープニング「弱虫な炎」(DIRTY OLD MEN)

は、中でも疾走感が特に強い格好良い曲で、私は何度も聴きこんでしまいました。
(私事ですが、日課のランニングの際は、いつもこの曲を聴いて走っていました。)

ですが、3クール目の声優さん総出のオープニングとエンディングは、個人的にはちょっといただけませんでしたね。

決して下手くそなワケではないのですが、土俵のアーティストと比べると、どうも声に訴えるものがないというか…。。。
CMを見る限り、キャラクターソングは既に沢山発売されているようでしたので、本編のメイン主題歌にまでキャラソン持ってこなくても…、と少々ゲンナリしちゃいました。

ゲンナリと言えば、本作は女性人気も高いようで、テニスの王子様を彷彿させる
「前売りチケット即日完売!! 舞台 弱虫ペダル」
という謳い文句のCMがキャラソンと交互に毎回流れていましたが、2次キャラをいきなり3次で見させられて、私のような男性ファンは…ちょ~っとゲンナリしてしまいました。
制作費を賄う上でも必要不可欠なCMなのでしょうから、これは私の勝手な我儘ですけど。


…しかし、その(どーでもいい?)不満点がありつつも、私が本作を最後の最後までCMを飛ばさなかった要因が一つ。

それは、次回予告を兼ねたショートムービーや提供広告のシーン、「また見てね」の一枚絵が毎回面白く、それを今か今かと待っていたかったからなのでした。

中でも提供のバックで映る本編回想シーンは、回を追う毎にスタッフの(良い意味での)悪ふざけが横行していき、これが中々クオリティが高くお気に入りでした。

とある回では、インターハイ制覇を目指す部員一同の熱い円陣のシーンが、マネージャーの乳を想像しての熱い円陣に変えられていたり…。
またある回では、部員一同が去年のインターハイ戦のビデオを見ていたシーンが、メガネ委員長♀のビデオに変えられていたり…。
またまたある回では、王者箱根学園の2人が胸ぐらをつかみ合うシーンが、頬を赤らめた┌(┌^o^)┐ホモォ...なシーンに変えられていたり…。。。

「また見てね」の一枚にしても、水着のヒロイン達の絵がドンドン色を変えて最終的に半分透けた水着になったり、ヒロインの背後に各話毎に少しずつ忍び寄る小野田君が現れ、最後は紫色のオーラをまといメガネが怪しく光るなど…。。。

「のんのんびより」でもありましたし、ここ数年でよく見かけるようになった、こういう提供等での遊び演出ですが、本作は中でもブラックジョークが非常に多く、毎週楽しませて頂きました。

……と、余談も挟みましたが。
{/netabare}

本作の魅力は、なんといっても個性的な各校のロードレースプレイヤーの面々です。

主人公の小野田君が所属する、癖の強い面々が多い総北高校。
全員がエースと豪語する王者、箱根学園。
そして、圧倒的強者を得て、部を支配されつつも王者を陥落せんと動き出した京都伏見高校。

ここからは、各校で私が個人的に印象に残ったキャラクター達を、存分に語っていこうと思います。


【キモッ!! キモっ!! キモッ!! な最強のヒール、御堂筋 彰(みどうすじ あきら)君】(※呼び捨て厳禁!!!)
{netabare}
京都伏見高校、自転車部に所属。
私に本作を見るきっかけを与えてくれ、その期待に応えて作中ダントツで好きになったキャラクターこそ、この御堂筋君でした。

この御堂筋君は、1年生ながらその圧倒的な実力(と風貌)で絶対的エースに成り上がることでを部を支配し、上級生を含めた部員達に


『オマエらは僕に尽くせ、貸しづけ、手足のように動けっ!!

 オマエらのやることは僕の命令に従うことや!!

 せやけど、それさえやっとったら、僕が完全優勝を…やる!!!』


と豪語するような、人格破綻者…と言うよりこの上なく唯我独尊なキャラクターです。
はい…こういうキャラは大好物なのです、見た目通りのキャラで嬉しかったですね。

口癖は、タイトル通りの「キモッ!」です。
いや、アンタの方がよっぽどキm(ry
(ちなみに、上級生といえど彼を呼び捨てにすると頬をグニュとされて注意されますので、本レビューに置いても君付けを絶対遵守して記述しております。)


主人公達や王者である箱根学園がチームプレイを見せる傍らで、御堂筋君は部員達をザク(量産型)と呼んで駒のように使い、いらなくなれば切り捨て、ただただ勝利を貪る。
紳士のスポーツと称されるロードレースにおいて、基本的に実直な姿勢を見せているキャラクターが多い中、この御堂筋君のキャラクター性は客観的に見ても、やはり群を抜いてたように思います。

中でも、彼の勝利への姿勢が垣間見える

「ボクは母親死んだくらいでペダル緩めたりせんよ、あまいずみく~ん♪」

は、個人的にとても印象的な台詞でした。
うぅ~ん、流石…御堂筋君らしい。
このレースを引っ掻き回す御堂筋君がいたからこそ、本作はこれほどの人気作たり得たのだと、私は思っています。


風貌的には、1年生ながら長身で手足も細く、蛇のように伸びる舌、そして真っ黒く斜視を思わせる巨大な目が印象的。
(私は一目見た時から、もう強烈に印象に残りました。)
その自転車も、異様な前傾姿勢のペダリングに対応した仕様で、異彩を放っていましたしね。

しかし何より印象的だったのは、、声を務めた「遊佐浩二さん」の快演(怪演?)ではないでしょうか。
他者を愚弄し嘲弄したり、およそ非人道的な言動の数々を、とても活き活きと演じられていたように思います。
(↑誤解を招く言い方かなww)

肝心の関西弁も全く違和感が無いどころか完璧に近いように感じましたが、調べると、なんとご出身が「京都府京都市伏見区」だそうですね。
これは……、偶然なのでしょうか?
まさに、声を演じられるなら「遊佐浩二さん」という念頭で、作られたキャラクターにようにすら感じました。

声が決まった際は異例のCM発表があり、その存在が特別視されているのが伺え期待も膨らんでおりましたが、予想以上に私の心を良い意味で煮えたぎらせてくれました。

後、このCMや作中でもそうなのですが、彼の登場シーンで流れる、無数のハエがたかっているようなサウンドが、また彼の異様な存在感を際立たせていたように思えますね。
動きも、軟体動物かのようにヌルヌル動き、ヌメヌメッと効果音まで出しますし。
(もう一人だけ、人外キャラがいるイメージですww)

その異様な動きの作画も気合いが入っておりましたし、提供遊びでもよく登場した点から見ても、スタッフ一同からも愛されているキャラクターのように、私は感じました。



さて、御堂筋君が入部するまでは、仲睦まじくも総合9位止まりだった京都伏見高校は、彼の絶対的支配の元で、実際にインターハイで王者箱学すら圧倒する場面を見せていきます。
なにしろ彼は、傾斜でも平坦でも、その場面のエースと互角以上に渡り歩……走るのですから。

そこでは、相手の情報を調べ尽くし精神をエグる言葉を吐きかけるという、彼の風貌らしい手法も見えます。
しかし何より厄介なのは、彼がレース全体を見通した上で、相手を潰すタイミングを見計らい攻撃を仕掛けてくるという、緻密な計算に基づいて行動している点ではないでしょうか。

ヒール的な立場にいながら、そこらの噛ませ犬とは全く違う『圧倒的な実力と頭脳プレイ』、それが御堂筋君の一番の魅力だと、私は思います。


私が彼のレースで一番シビレたシーンは、箱学のエーススプリンターとの1stリザルトを争う激闘の最後の最後で、自転車を前に押し出しゴール線に車体に挿すことで、1位を獲得したところですね。
調べたら、実際にこういう手法もロードレースではあるようですが、なんとも彼らしいトリックプレイでした。

そこから、負けたスプリンターを含めたチーム全員を嘲笑うシーンも、「御堂筋君ここにあり!!」と思わせる名シーンでした。

『トドメは、相手が死んだとおもた後に刺すもんや!』

なんという念の入れよう、どういった星の下で育ったらこんな性格になるのでしょうね。
本当に頭が下がります、ありがとうございました。



1期はまだインターハイ途中までしか描かれていない為、彼が開会式で、去年優勝者の箱学の壇上に不躾に上がって言い放った、

「箱学、ぶっ潰しまーーすっ!

 みんな憶えてといてや~、京都伏見1年生、御堂筋彰君!

 このインターハイを踏み台にして、世界に羽ばたく男で~~す!!」

の結果を見ることは出来ませんでしたが、私は彼のそんなビッグマウスを、応援せずにはいられません。
2期でも、思いっきり

「ぴぎゃあああぁあああぁあああぁぁぁぁあああああああああああああああっっっ!!!!!!!!」

とか言いながら、あの異常なハイケイデンスを見せてほしいものです。

いやぁ、こんなにハマったキャラは久しぶりでした。
まだまだ語り足りませんが、流石に長過ぎるので、ここらで終わります。

はぁ…、彼のザクになりたい。
{/netabare}



【本気で気持ち悪い 王者箱根学園のスプリンター、泉田 塔一郎】
{netabare}
絶対王者である箱根学園で、2年にしてレギュラーを勝ち取った、この泉田君。
彼もまた、強烈なキャラクター性で視聴者を釘付け…というより、困惑させたのではないでしょうか。

彼は、長期的スパンで肉体改造をし、類稀なる洗練された筋肉を手に入れ、

『全身スプリントマシーン』

と呼ばれる男なのですが……。

その本性は、その強靭な大胸筋に「アンディ(右)」「フランク(左)」という名前をつけ対話したり、更には腹筋の意を表す「アブ」という口癖を連呼してレースを繰り広げてしまう、とてつもなく危ないヤツなのでした。


スプリントの最中にも関わらず、胸のジッパーを開けて大胸筋を誇示しニヒルに笑ったり…。
それでなくても、丸刈り頭からの異様に綺麗な瞳とまつ毛という顔も…。

総じて、前述の御堂筋君とはまた違った次元の、

「冗談とか抜きで、本気で気持ち悪い!!」

という印象を、多くの視聴者は持ったのではないでしょうか。
その洗練された筋肉や綺麗な瞳と共に光が煌めく演出も、最早悪ふざけとしか思えません(ちょっとだけ褒め言葉)。


加えて、同チームである箱根学園の面々が、誰一人それに対し突っ込まない(むしろ、受け入れている節すらある)ので、誰も視聴者側の目線に立ってはくれません。
よって、彼に対し「気持ち悪い!!」とブツけることも出来ず、余計に視聴者が彼に対し嫌悪感を持っていったように、私は見ていて感じました。

個性派が好きな私としては、この泉田君もその例に漏れず好きにはなりましたが…。。。
大きな声で好きとは言い辛い…というか、好きですが何度も見たいとは思わないキャラクターでした。

ただ、強烈に印象に残ったという点に置いて、本作での彼の存在価値は、やはり大きいのではないでしょうか。
(彼と御堂筋君との会話は、個人的には作中随一の名シーンだと思っています。)


声を演じられた阿部敦さんは、とあるシリーズでの上条当麻役としても有名ですが、この泉田君のようなキャラも見事な好演でした。
ただ視聴者としては、早くこの泉田君の

「その、ふざけた幻想をぶち壊す!」

ことに専念して欲しい気も、少~しありました。
{/netabare}



【気持ち悪くなんてないよ 総北高校の個性派クライマー、巻島さん】
{netabare}
小野田君が所属する、総北高校3年のエースクライマー、巻島さん。
2014年の原作での人気投票で第1位を獲得したキャラクターでもあるのですが、やはりそれだけの魅力に満ちていたように思います。
総北メンバーでは、私も一番好なキャラクターでした。


この巻島さんは、長い手足を生かした極端に車体を左右に傾ける、独特の走法を身につけています。
入部当初は先輩達にフォームを矯正されましたが、それでも

「自己流で一番速かったら、ソレ最高に…カッコイイっしょ!!」

と、自分の走法を信じ隠れて練習し、今では王者箱学のエースクライマーとも互角に渡り合える実力を身に付けたのです。

同じクライマーである小野田君が、憧れを抱くのも頷けますね。
巻島さん自身も、不器用な性格ながら小野田くんを認めている描写が、また心をくすぐりますし。

しかし、その異様な走法が、作中では(本人曰く)キモイ・コワイと言われているらしいのです……。
いやいやいや、前述の2人の方が、もぅよっっっっぽどですからね。



巻島さん最大の見せ場である、インターハイ1日目の山頂決戦。
王者との、互いを認め合ったクライマー同士のライバル決戦は、清々しいハイタッチから始まり、その内容も作中で一番王道的な熱いレース展開でした。

普段は冷静沈着で、ぶっきら棒な巻島さんが

「息も上がって…足もガチガチになってんのに、身体の奥が熱くなって止まんねぇっしょっ!!!!」

なんて、また言うもんですからね。

独特の走法でグワングワン揺れる巻島さんの作画も含めて、作中屈指の見応えある勝負だったのではないでしょうか。
何より見ていて、なんとも気持ちが良い戦いでしたしね。


あぁ…、でも一つだけ疑問があるとすれば……。

あのグワングワン揺れる走法……、風除けになるの?
{/netabare}



【総評】

私はこの9ヶ月間、あまり中だるみすることも無く、毎週思いっきり楽しんで視聴出来ました。
3クールを跨いでランキングしても、本作は自分の中ではトップクラスでしたね。

ただ、いつも良いヒキで終わるので、毎度毎度続きが気になって精神衛生上は、あまりよくありませんでした。
なので、これから本作を視聴しようかなぁと思われる方は、一挙放送等で全話を待たずに見れるのかと想像すると、私は羨ましくてなりません。

余談ですが、私は本作が終わったら即原作を大人買いして一気見しようと計画しておりましたが、すぐ秋に2期が放送されると聞き、まず100%アニメで楽しみたいと思い我慢することにしました。
1期の終わり方がアレなのでとても辛いのですが…。。。
2期でインターハイを全て描いてくれるのなら……、楽しみに待ちましょう。

秋の放送までに、未視聴の方も、もしご興味があればどうぞ。
私的には、王道スポーツアニメとして自信を持ってオススメ出来る1作です。

次回も、

小野田君の、「恋のヒメヒメぺったんこ」(アニソン)を歌いながらのハイケイデンスや、

レースをかき乱す最強のヒール御堂筋君が世界に羽ばたいていく様に、大いに期待しましょう。

はぁ…、3ヶ月…我慢出来るだろうか…。

それでは、長々と読んでいただきありがとうございました。



◆一番好きなキャラクター◆
『御堂筋 彰』声 - 遊佐浩二さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『御堂筋 彰』声 - 遊佐浩二さん

投稿 : 2024/06/01
♥ : 40
ネタバレ

沙祈 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

弱虫(?)ペダル

アニメオタクの主人公が自転車競技部に入る話。
原作より作画は綺麗。たまに顎が尖がってるのが気になるぐらい。

某動画では妖怪扱いされている主人公・小野田坂道。
初心者でありながら化物染みたスタミナとケイデンスでインターハイまで出場する。
笑いながら追いかける主人公が怖い。

2年の先輩コンビと東堂、真波くんが好き。
もっと先輩コンビの登場増やして…。

OP、EDにはいるけども女の子の出番が凄く少ない。

途中から回想が多い。
インターハイ編はコースが長過ぎに感じる。面白いけども引っ張りすぎ。

Cパートが凄く面白い。
アニオリのだんだんオタクになってく今泉君好き。

主人公達が口ずさむ「恋のヒメヒメぺったんこ」は耳に残る曲。
自転車乗りながら歌う勇気は出ません!


22話までしか観てなかったけど、ニコ動で2期も合わせて一挙放送すると聞いて全話視聴。
23話から初見。

OP
01話~12話 リクライム(ROOKiEZ is PUNK'D)
13話~25話 弱虫な炎(DIRTY OLD MEN)
26話~38話 Be As One(チーム総北)

ED
01話~12話 風を呼べ(アンダーグラフ)
13話~25話 I'm Ready(AUTRIBE feat.DIRTY OLD MEN)
26話~38話 Glory Road(チーム箱根学園)

劇中歌
1話~3話,5話,11話,26話「恋のヒメヒメぺったんこ」

各話感想↓
1話 アキバにタダで行けるから
{netabare}運動部は乱暴。
頑丈な小野田。
謎シンクロ。優しい今泉くん。
45kmの距離がある秋葉原。
並走する今泉くん。
ストーカーみたいな寒咲さん。
Cパートで恋のヒメヒメぺったんこを口ずさむオタ泉くん。{/netabare}

2話 部員をふやすため
{netabare}ママチャリ20kgって重い。
逃げられない勝負。
勝負に観客は付き物。でもこの観客の女子うっとうしい。
秋葉原まで毎週通う小野田。
サドルを上げる寒咲さん。膝を伸ばしてペダルに足がつくぐらいがちょうどいい!勉強になります。
サドルでロスする力は60%。
レースはまだ終わってない!
似た者同士の今泉と小野田。{/netabare}

3話 僕は友達いないから
{netabare}ペダリング!ペダルをまわす事だよ。
立ちこぎできない小野田。
ペダルを回すケイデンス。
笑いながら近づいてくる恐怖。
細工してある自転車。フロントギアを小さくするとスピードが出ない。
追いついた小野田。
必死な今泉。振り子ダンシング!
今泉運悪い。
まぁいいかの言葉で過ごす小野田。勧誘されて嬉しそう。
鳴子登場!
小野田がアニメの布教を始めた。{/netabare}

4話 鳴子章吉
{netabare}ついてきた鳴子。
ママチャリに煙草が…。車を追い掛ける二人。
いつの間にかついてるもう1枚のギア。無断改造。風が弱点。{/netabare}

5話 総北高校自転車競技部
{netabare}購買凄い混みよう。鳴子一人分凄い量。縁起は大事や!
小野田くん運動苦手。
自転車競技部のみんなが走っている。
パンクした小野田。丁度いいところに寒咲さんのお兄さん!
1年対抗welcomeレース!60キロのコース!
全員エースの箱学!
ラブ☆ヒメ。オタ泉くんちゃんと観てる。{/netabare}

6話 ウエルカムレース
{netabare}レース開始!最初の区間は追い越し禁止。
回収車にビビる小野田。
ギアの枚数で劣る。
鳴子の似てないモノマネ。
チェーンが…。落車痛そう。
5分ぎりぎりで再スタート!{/netabare}

7話 追いつきたい!
{netabare}ロードレーサーにいきなり乗れる小野田!ボトル忘れてる。
ケイデンス30上げます!
無口先輩かわいい。
山が苦手な鳴子。
監督!転んだ。ハイテンション怖い。{/netabare}

8話 スプリントクライム!!
{netabare}笑って泣いてる。どっちだよ。追いついた!
監督回収されてた。
障害物にぶつかる小野田。
ドリームっしょ!{/netabare}

9話 全力VS全力
{netabare}鳴子直伝ダンシング!決まる!残り250!接触!
巻ちゃん、やっと素直に。
必勝ソング!ひーめ、ひめ~♪
主将もびっくりの山岳ステージは小野田勝利!ドリームっしょ!ミラクルっしょ!
田所先輩の無茶ぶり。
山岳賞のジャージ!ださい。
鳴子 vs 今泉の対決!
田所っち最近クマ化が進んでるっしょ。ダイエットが必要っしょ。いやいやないっしょ。{/netabare}

10話 ピークスパイダー
{netabare}いろいろなところが筋肉痛の小野田くん。
ポスターの裏の穴…。
個人練習。追い抜いて先に裏門に!3年は速い!
無期限レンタルのロードレーサー。
会話が続かない…。待ってくれる巻ちゃん。
壁を壊した秘話。
金城若い。
箱学!
東堂どんだけかけてるんだ。{/netabare}

11話 肉弾列車!!
{netabare}勝つまでやる気な鳴子。10周走って8敗!
10時からインターハイの予選!
先輩をおっさん呼ばわりする鳴子。肉弾列車!
ひたすらシンクロする鳴子と今泉。
偵察が来ていた。
御堂筋くんだ!キモッ!
真波くん!
ラブ☆ヒメ2回目。もう普通に観てるオタ泉くん。{/netabare}

12話 合宿初日!
{netabare}伊豆に合宿!サイクルスポーツセンター!
車酔い小野田くん。置いていかれる小野田くん。
真波くんと出会う小野田。ポカリでいいかい?話を聞かない真波くん。
2年コンビ好き。
4日で1000km!!!
坂が楽しくない小野田。巻ちゃん優しい。
小野田165km…。いいのか…?{/netabare}

13話 今泉と鳴子の1000km
{netabare}田所特性バーガー。量が多い。
鳴子優しい。
夜のが走りやすい。
そして風呂シーン。鳴子が死にそう。あれ小野田は!?
御堂筋やっぱきもい。
ナルシストな東堂。それでも好き。
遅れて来た真波。{/netabare}

14話 朝霧の再会
{netabare}ドジな小野田。あと610km!
真波と再開。堂々とした偵察。不法侵入。
仲良い今泉と鳴子。
すれ違いの会話。{/netabare}

15話 策略
{netabare}あ、小野田君やー。
インターハイを目指す小野田。
学年順から周回順に!
2年コンビの出番今回多い。無口先輩喋らない。
監督がまるで置物。
あと3周後にティータイム。{/netabare}

16話 一点突破
{netabare}絶望を突き付ける!
2年コンビの過去。無口先輩やっと喋った!!
この回観ると1年より2年応援したくなる。
夜間、追い抜き禁止。
パーマ先輩めっちゃ策士や!
成長していた小野田。
またお風呂。そしてオタ泉くん。{/netabare}

17話 最後尾の小野田
{netabare}足が限界なパーマ先輩。2年コンビほんと好き。
意見が合うの珍しい…?いつも意見合ってる気が…。
4人の勝負態勢。そして小野田の下ハンドル!
5人並ぶ。そして次回へ。{/netabare}

18話 全力の勝負
{netabare}2年コンビはもう足が限界…。肉離れ。涙腺崩壊しました。
4日目は雨。最悪な状況。
金城と田所1000km走破!
雨で滑る小野田。残り160km。
ペダルが壊れた小野田。抱え込む小野田。
パーマ先輩!めっちゃいい先輩。
今泉、鳴子1000km達成。
雨が止んだ!あと1周!{/netabare}

19話 新たなるスタート
{netabare}ロードレーサーで登校。そして歌い出す。
久々の女子。振替補修!
最後の授業は監督。英語の先生だった。あのおっさん名前あったんか!
インターハイのチームジャージ!!!意外性の小野田。
迷う小野田。のしかかる不安。
金城のテクニック凄い。
円陣シーン面白い。
箱根がインターハイの舞台!!
青八木先輩の言葉が分かる手嶋先輩。エスパーや!!{/netabare}

20話 真波山岳
{netabare}真波が言ってた委員長出た。
真波と委員長の過去。委員長の性格キライだから正直この二人はくっついて欲しくない…。
翼が生えた。

豪邸・巻島先輩。
アナログ派田所。箱根駅伝。過酷な道。120人走る道。
金城が巻き込まれて落車…。{/netabare}

21話 石道の蛇
{netabare}去年のインハイ!
福富のメンタルが弱いせいで…落車。これがなければ金城は…。
福富が尋ねてきた。珍しく可愛い東堂。{/netabare}

22話 インターハイ開幕
{netabare}さり気なく混ざる遅刻の真波。
御堂筋がインタビューに。弱泉くん!
ニヤケ笑いがきもい。動きがきもいよぉ。SEが人じゃない気がする。
緊張小野田。他校生優しい。
ファミレスで宿題。{/netabare}

23話 トップスプリンター!!
{netabare}理解されない自転車競技。
緊張しすぎな小野田。
パレードラン!
なんだかんだで仲よし3人。
スタートだ!スプリンターが皆飛び出した!仲悪い鳴子と田所先輩。
そして箱学のスプリンター。なぜ脱ぐ。
デブから筋肉に。
マジシャン金城。{/netabare}

24話 震える泉田
{netabare}単なるまつげやないで!!
福ちゃん下がってきた。
あと1km!強風地点。
過去の泉田。
言葉足らずな福ちゃん。
無口先輩久々に喋ったー。
ロケットマン鳴子やー!!!
肺がでかい田所。肺活量の化物だった。
鳴子が無理してコーヒーを…。{/netabare}

25話 負け
{netabare}ブロックすれば勝てそうな気がする。
田所先輩の過去。
鳴子の過去。ショタ鳴子可愛い。
5年もかかった勝利。
IHではよく喋る無口先輩。
風でコーンが…。
気持ちで勝った!田所先輩が1番!
無口先輩LINEでも無口…エスパー過ぎる。{/netabare}

26話 空が見える
{netabare}新OP!チーム総北のOP!
王者が道を開けた!
鳴子はボトル捨てたから給水できない…。先輩優しい。
喧嘩コンビ。
御堂筋虫食った!?
てっぺん狙うクライマー達!
東堂…知らない人だ!三下だなー。って失礼だな。でもカッコいい。
集団落車。絶望顔こわっ…。チェーンが…。おちつけ小野田。最後尾の小野田。
EDはチーム箱根!
久々のラブヒメ(映画)。メガネ率凄い。そして今泉も手に汗握って観ていた!{/netabare}

27話 山神東堂
{netabare}みんな疲れてる。
モブが何か名乗ってる。
森の忍者、東堂。7勝7敗!
勝負できなくて悔しい巻ちゃん。
いきなりの回想。
前後パンクの巻ちゃん。
勝負できる最後のレース…。
煽られても態勢戻す巻ちゃん。
まだ止まってた小野田。100人抜け!小野田。
伝染した…アブッ!。{/netabare}

28話 100人の関所
{netabare}残り99人!
杉元相変わらずうざい。
集中するほど恋のヒメヒメぺったんこ。
集団の壁!どうする小野田。溝の縁を走る小野田。危ない。
京都のチーム…御堂筋くんとご対面。
プレッシャー半端ない。
並走する御堂筋と小野田。
追いついた!大した初心者だぜ!
クライマーが入って嬉しそうな巻ちゃん。
モノマネ!{/netabare}

29話 山頂
{netabare}辛そうな山神・東堂。ほんとにいたファン。
巻ちゃんかと思ったらモブだった。
東堂 vs 巻ちゃん。嬉しそうな東堂。
館林は眼中になかった。
あと1km!
勝つのはどっちだ…!?{/netabare}

30話 荒北と今泉
{netabare}あと5分で勝負が決まる!
ガラの悪い荒北。
何度目かのいきなりの回想。
ヤンキー荒北。問題児。福富と出会う荒北。
借りた(無断)自転車で走り出す。
金城と福富が飛び出した!!!御堂筋も飛び出した。
猫凄く可愛い。でぶすぎるよ…。{/netabare}

31話 強者3人
{netabare}御堂筋が凄い加速してる。
残り150kmでエースに迫った。金城と福富、加速!!喋る余裕がある二人。
1位は誰だ!?
残り50!30!20!10!3チーム同着。強者の証!
マイクパフォーマンス。
真波は自転車に乗らないとダメなのか。
田所っち…体壊した!?{/netabare}

32話 希望の夜
{netabare}大丈夫かな。田所先輩。
小野田母も旅行に来ていた。よく喋る人だ。
みんな撮影。小野田…誰だ?
3分45秒後にスタートする小野田。
小野田の大役!3人を引っ張る役目。
2日目START!!!!
あれ…?田所先輩は。
委員長登場。差し入れ渡すつもりだった。
スタートできなかった田所先輩。{/netabare}

33話 ヒメなのだ
{netabare}無理して走る田所先輩。いつもの20%しか…。
苦しそうな田所先輩。手嶋と青八木が登って来た。
頂上まで3km…。何キロ押すんですか。反則でした。
他の選手も出発していた。一瞬で集団の後ろに…。待ってた小野田。
布教活動中。田所先輩も歌う。復唱。盛大に面白い。腹筋崩壊。
田所先輩こっそり知ってるじゃないですか。
上がって来たのは京都伏見だった。
無口先輩怖い。手嶋先輩流石。{/netabare}

34話 新開隼人
{netabare}新開 vs 御堂筋
御堂筋ってほんとに人間?
御堂筋抜いた!新開!
また回想。うさぎを轢き殺した…。{/netabare}

35話 勝利する男
{netabare}いつの間にか総北4人揃ってた!
今泉凄く疲れてる…。
ゴリラ扱いされてる熊本。いい情報ありがとう。
エースの金城が引く!
弱虫ペダルの弱虫って今泉の事だったか…?
演技派、御堂筋。なんで知ってる。
左側が抜けない新開。
箱学みんな仲良し。
鬼が出た!キャラ崩壊。
ラブヒメのイベントに参加する小野田と今泉。ついに歌ったオタ泉。{/netabare}

36話 最強最速
{netabare}残り70!謎の動きの御堂筋。
3番手の総北。登りで追いつかないわけないっしょ!
やっと小野田。もう熊本まで追いついていた。登り!キター!!!!!
田所先輩、自分から歌う言い出した!何回歌ったんだ。
男泣きの田所。
チーム総北6人全員が揃った!
また小野田が引く。休憩しないのか。
箱学がばらけている。{/netabare}

37話 王者交代
{netabare}スプリンターを捨てて行く…非情。
黙ってる東堂イケメン。
軍隊になる前は楽しそうだったのに…。
箱学にはお荷物などいない!!
ラブ☆ヒメ2期製作決定!{/netabare}

38話 総北の魂
{netabare}夏にインターハイやるなよ!食べて回復するダメ4番。荒北と新開の絆いいな。
やっと真波の出番!!!箱学揃う!!
来るか総北!
鳴子が支える小野田。支える今泉!やっと今泉の調子が戻った。そして田所の復活!!
ここで終わり!?{/netabare}

2015/08/28ニコ生1~10話一挙放送視聴 ↓アンケート
とても良かった:95.0%/まぁまぁ良かった:3.4%/ふつうだった:0.7%/あまり良くなかった:0.2%/良くなかった:0.7%

2015/08/28ニコ生11~21話一挙放送視聴
とても良かった:93.8%/まぁまぁ良かった:3.4%/ふつうだった:0.9%/あまり良くなかった:0.4%/良くなかった:1.5%

2015/08/29ニコ生22~32話一挙放送視聴
とても良かった:94.8%/まぁまぁ良かった:3.5%/ふつうだった:0.5%/あまり良くなかった:0.3%/良くなかった:0.9%

2015/08/30ニコ生1期 33話~38話 2期 1~4話一挙放送視聴
とても良かった:94.4%/まぁまぁ良かった:3.6%/ふつうだった:0.8%/あまり良くなかった:0.2%/良くなかった:1.0%

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

回せッ!回せッ!死ぬ気でペダルを回せッ!!

1話の感想 ★★★ 3.0
坂道を登るオタク
{netabare}
絵やキャラは少年漫画らしい感じだね。
主人公は今のところかっこよくはないな。
これがどうせいちしていくのか。{/netabare}

2話の感想 ★★★☆ 3.5
坂道対決
{netabare}
サドル1番下とか、かっこ悪いな。
しかし、本当の位置があんな高いところなのか…
私もサドル上げてみようかな。{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
まさかのデッドヒート
{netabare}
ママチャリであそこまでやるとは…
小野田は脱いだら凄いタイプのオタクなのか?
結局、自転車競技部に入るのかな?
それとも、アニ研にみんなが入ってくれるのかな?{/netabare}

4話の感想 ★★★★ 4.0
見えない壁
{netabare}
浪速のスピードスターは伊達じゃないってことか。
しかし、車道を走ることに小野田は抵抗があるみたいだが、車道走るの普通じゃね?
これは自転車競技部に入る流れか。{/netabare}

5話の感想 ★★★☆ 3.5
自転車競技部
{netabare}
鳴子は同じ学校だったんだな。
…まぁ、OPで何となく分かってたけど。
新キャラも登場!
ああいうウザイ系のキャラって何やかんや最後まで残るんだよな〜{/netabare}

6話の感想 ★★★★ 4.0
ウェルカムレース
{netabare}
ロードバイクとママチャリとでは、誰がどう考えても追いつけないないだろう。
でも、小野田もマイロードバイクGETか。
あれはどこからお金出てるんだろうか。
それとも、タダで貰えたんだろうか。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
トップとの差
{netabare}
あの監督、引き留めておいて早く行け、とは。
なかなか変なおじさんだ。
小野田は追いつけるのか。
監督のおかげで30〜60秒くらいは時間を作れたと思うが…{/netabare}

8話の感想 ★★★★ 4.0
ついに見えた
{netabare}
今話、そうそうに追いつけてびっくり。
もっと粘るかと思った。
そんで、鳴子がリタイアか…
2人のデッドヒートだ!{/netabare}

9話の感想 ★★★★☆ 4.5
山岳賞はどちらの手に
{netabare}
必殺技で見事、打ち破ったな。
しかし、初めてでロードバイクを乗りこなし、立ち漕ぎも出来るようになるとは…
実は潜在的に運動神経いいだろ?
ゴールしないと山岳賞は貰えないらしいが、今回はその頑張りを讃えておまけしてくれたのかな?{/netabare}

10話の感想 ★★★★ 4.0
先輩とのマンツーマン
{netabare}
巻島先輩、普通にコミュ障だった。
しかし、見た目に寄らず頑張り屋でいい先輩だな。
あんな人を見極められる大人になりたいよ。{/netabare}

11話の感想 ★★★☆ 3.5
インターハイ予選
{netabare}
先輩方から切り捨てられてると思いきや、他チームから情報を取られないようにするため、か。
あんなん言われたら否が応でも燃えるな!
Cパートでの今泉が面白かった。
友達が少ないからか律儀にアニメ見てるし、しかもちょっとハマりそうな雰囲気を醸し出してるやん。{/netabare}

12話の感想 ★★★★ 4.0
合宿スタート
{netabare}
巻島先輩!!
あんた、めちゃくちゃいい人だな!!
見た目だけだと気持ち悪い、もしくは変な敵キャラとでも思ってしまいそうだが、中身は他人思いの超いい人。
ただただ巻島先輩の事が好きになる1話だった。{/netabare}

13話の感想 ★★★★ 4.0
合宿2日目
{netabare}
今泉と鳴子はいいライバルになったな。
そこに、小野田がいないのが少し寂しいが。
山岳が次回、偵察に来るっぽいな。
どうなるのだろうか。
それにしても、山岳はラノベ主人公みたいだな。{/netabare}

14話の感想 ★★★☆ 3.5
真波くんと再開
{netabare}
真波くん、本当に主人公してるな。
坂を楽しいと思うあたりとか、幼馴染の委員長がいる当たりとか。
顔もかっこいいしね。
しかし、小野田は結構凄いんだな。
見た目じゃそう見えないけど。{/netabare}

15話の感想 ★★★☆ 3.5
先輩の策略
{netabare}
先輩、感じ悪!?
確か1000キロを走りきったら、インハイの権利が与えられるんだよな?
なぜ、蹴落とさなければならないんだ??
実は順位も気持ちだけでなく、リアルにも影響するのか??{/netabare}

16話の感想 ★★★★ 4.0
先輩を抜けるか
{netabare}
先輩も苦労したんだな。
しかし、こんな先輩が実際いたら嫌だな。
小野田は成長率がやばいな。
伸び代があるのは羨ましい限りだよ。
Cパートでは、ついに今泉がオタクの片鱗を出したな。{/netabare}

17話の感想 ★★★★☆ 4.5
インハイをかけて
{netabare}
この順位でインハイの切符が決まるんか!
私的には2年に行ってほしいな。
3年の先輩といける最後なんだから。
もしくは、全員で行ってほしい。{/netabare}

18話の感想 ★★★★★ 5.0
完走なるか
{netabare}
前半の先輩たちとの接戦には感動した。
凄く泣けた。
一緒に行きたいと思われる3年の人望もすごいよな。
肉離れとは運が無かったが来年こそは頑張って欲しい。
小野田もシューズとペダルを交換したおかげでギリギリ走破できた。{/netabare}

19話の感想 ★★★☆ 3.5
ユニフォームの重圧
{netabare}
2年を退け手に入れたユニフォーム。
そりゃ責任を感じるだろうな。
しかも、初心者だからな。
それにしても、主将はいい人だな。
スポーツマンって感じでかっこいい。{/netabare}

20話の感想 ★★★☆ 3.5
真波はインハイに出られるか!?
{netabare}
翼が生えるなんて…
流石、真波!
主人公だわ〜
しかし、インハイって変わってるんだな〜
目の前のことを全力で取り組むだけでは勝てないとは…{/netabare}

21話の感想 ★★★★ 4.0
去年のインハイ
{netabare}
箱根学園、セコいな〜
100%の悪意ではないけど、結果としてとんでもないことをしたな。
金城さんができた人じゃなかったら、ボコボコの重症になってもおかしくなかった。
今年こそは優勝して欲しいな。{/netabare}

22話の感想 ★★★★ 4.0
インハイ開幕
{netabare}
人生初試合がインハイとは、小野田は恵まれているな。
しかし、その分緊張や不安も倍だと思うが。
ついに、始まったな。
このインハイがこの作品の要だなからな。
さて、何話インハイにつぎ込むのか。{/netabare}

23話の感想 ★★★★ 4.0
スプリンター
{netabare}
直線距離を爆走か。
スプリンター、かっこいいなー。
花形なだけあるよ。
箱学のスプリンター、ムキムキでキモッ!!
しかも、掛け声アブだし。
アップを変形させたのかな?{/netabare}

24話の感想 ★★★☆ 3.5
泉田の筋肉
{netabare}
凄いストイックだな。
1つの試合のために全てを捨てる。
普通は無理だよな。
しかも、筋トレをし続けるなんて。
筋トレって本当にしんどいからなー。
それに対して、総北の必殺技そんなにかっこよくないな…{/netabare}

25話の感想 ★★★★ 4.0
残り1km
{netabare}
1kmを走るのに1話を使うか…
面白かったからいいけど。
しかし、まさか2人とも体格のせいで負けまくっていたのか。
それを乗り越え、強みに変えた。
さすがだな!{/netabare}

26話の感想 ★★★★ 4.0
この先、山
{netabare}
小野田ァァ!!!!
やってくれたな!!
せっかく託してくれたのに、それを落車とは…
巻き込まれたなら仕方がないが、これだと誰が仲間を引いていくんだ…
しかし、最下位!
小野田の得意分野だ。{/netabare}

27話の感想 ★★★★ 4.0
山神との勝負は…
{netabare}
山神さん、可哀想だな。
しかし、誰よりも悔しいのは巻ちゃんだよな。
よくあそこで踏みとどまれたな。
自分よりもチームを、その精神に敬意を払うよ。{/netabare}

28話の感想 ★★★★ 4.0
100人抜き
{netabare}
よくあの気色の悪い御堂筋くんを抜いたな。
走り方ふざけ過ぎやろ。
巻島さんからあんなにも期待されていたとは、小野田は気づかないだろうな。
小野田のおかげで巻島先輩がバトルできることを知らないだろうな。{/netabare}

29話の感想 ★★★★☆ 4.5
山頂を取るのは
{netabare}
熱い戦いだった。
巻島先輩もいい所まで行ったんだが、追い上げで体力の消耗が激しかったか。
しかし、山神との最高のバトルだった。
本当に小野田はよくやったよ。
もし、このバトルが出来なかったら2人とも後悔してただろうからな。{/netabare}

30話の感想 ★★★★ 4.0
荒巻 vs 今泉
{netabare}
荒巻、グレてたのを救われたんだな。
だから、尊敬してる、と。
やはり主将ってのはすごいな。
どの主将もこんなに凄いもんなのか?
高校時代、どの主将もこんなに立派やった記憶ないぞ?{/netabare}

31話の感想 ★★★★ 4.0
1日目の勝者
{netabare}
3者同着とかありえるか??
センサー部分がコンマ以下も合わないと行けないんだぞ。
でも、御堂筋に負けなくて良かった。
負けるならまだ箱学なら許せる。
田所さん、どうしちゃったんだ。
別に怪我とかはしてないとおもうけど…{/netabare}

32話の感想 ★★★★ 4.0
2日目にむけて
{netabare}
おいおい今泉まで不調とは笑えないぞ。
ただでさえ田所さんがピンチってときに、戦意喪失はないよ。
しかし、小野田、鳴子、金城さんの3人はやる気満々だな。
鳴子、本当に良い奴だよ。
2日目は田所さんが来てないぞ!
どーしたんだ!!{/netabare}

33話の感想 ★★★★★ 5.0
田所さんを切り捨てる?
{netabare}
今回は最高に面白かった。
急に歌い出すとか訳が分からんわ!
しかし、ヒメヒメってw
意外すぎるよ。
この作品って、ヒメをリスペクトしすぎでしょ。
しかし、歌に意識が行ったおかげで田所さんも徐々に走れるようになったな。{/netabare}

34話の感想 ★★★★ 4.0
箱根最速の男
{netabare}
アブよりも強い男がいたのか。
なんかナルシストっぽかったけど、見た目よりもなかなか優しくそして強い男だった。
このスプリント勝負の勝ちが決まったな。{/netabare}

35話の感想 ★★★★ 4.0
弱点を克服できるか
{netabare}
新開くんが好きになった1話だった。
しかし、鬼になった瞬間舌を伸ばすのはどうかと思う。
絵面的に。
御堂筋くんは策略が失敗したが諦めないね。
1番プライドが高そう。{/netabare}

36話の感想 ★★★★ 4.0
スプリント勝負、決着
{netabare}
御堂筋くんは何を背負ってるんだろうか。
意外と優しいもの背負ってそう。
小野田は見事役目を果たしたな。
1人で田所さんを運ぶのは体力を使っただろうに。
やはり主人公!!
やる時はやる男だ。
Cパートのアブがただただ痛いやつだった。
筋肉と会話して、ご褒美がアブって何?w{/netabare}

37話の感想 ★★★★ 4.0
箱根、分裂?
{netabare}
お荷物言っといて、箱根にお荷物はいないってどーゆことや。
激励のつもりなのか?
もしそうなら、どれだけ口下手なんだよ、福ちゃん。
京都伏見と箱根の1体1やな。
{/netabare}

38(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
総北の巻き返し
{netabare}
総北って根性のチームだよね。
別に上手い選手が多いわけでなく、ただガッツだけでのし上がるチームだ。
そういうチームの方が燃える!
インハイの残りがすごく楽しみだ。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

71.3 11 筋肉アニメランキング11位
Free! Eternal Summer(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (743)
4363人が棚に入れました
前回の大会を経て、更に絆を深めた遙、真琴、渚、怜。
いつもと変わらない日常の中、それぞれの成長した姿を見せていた。
一方、凛は過去の自分を乗り越えて自分の夢へと走り出し、
そして新たな仲間と共に最高のチームを作ることを目指す。
岩鳶と鮫柄、仲間と水泳……そして彼らの未来。
彼らは自分自身と向き合い、それぞれの思いを胸に秘めながら、
新たな夏を迎える――。

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

For the future――最高の景色、忘れない。

Free!2期です。
まずは1期から見てください♪

イケメンキャラぞろいなので、
女性向け作品だと思いますが、

それなりにアツい水泳もしているので、
男性でも楽しめるかな?

でもふわふわした男子高校生の会話は、
やっぱり女性受けの方がいいと思うw

ちなみに、このふわふわしたやり取り、
かわいくて面白くて私は大好きですw

2期は全13話です。


● ストーリー
岩鳶(いわとび)高校水泳部の部員は、
3年生の七瀬遥(ななせ はるか)と橘真琴(たちばな まこと)、
2年生の葉月渚(はづき なぎさ)と竜ヶ崎怜(りゅうがざき れい)、
女子マネージャー1人の、全部で5人。

進級した5人は新入部員勧誘に張り切るが、
手ごたえはなし。

そうこうしている間に、
大会の日が近づいてきた。

各自の種目とメドレーリレーで、
今年こそ全国大会を目指す!

かつての仲間であり、
最大のライバルである松岡凛(まつおか りん)もまた、
大会で遥たちと戦うことを楽しみにしていた。


1期から学年が一つ上がり、
今年の戦いが始まった、というスタートです。

でも遥たち岩鳶水泳部には
先輩の引退もないし、新入部員もいないしで、

あまり新鮮さはありませんねw

イケメン揃いの水泳部♪
お体の方も、いい感じです…(*´Д`)ハァハァ

目の保養、目の保養♪


この作品では好きなキャラが多いので、
動いて話しているのを見ているだけで、もうお腹いっぱい♪

安定して楽しめたのも、
キャラのおかげです。

水泳に燃えるところもいいのだけど、
単純にキャラ同士のやり取りが面白くて♪

イケメンな美しい作画が目の保養になり、
ほどよい露出が胸を高ぶらせ、

かわいさに癒され、
おとぼけな感じに笑い…。

最高でした(*´ω`)

ストーリーの方は、
メインの5人と新キャラにスポットライトが当たっていて、

どのキャラのファンでも
楽しめる構成だったと思います。


≪ 最高の仲間 ≫

今回は水泳の記録以外のところでの
悩みや葛藤が多くありました。

例えば3年生の遥や真琴は、進路のこと。

1期では荒れる凜ちゃんの力になりたい!と
奔走していましたが、

今回もまた、
それぞれの悩みに対して力になりたいと思うキャラたち。

仲間、って感じです。
友情とは少し違う。仲間なんです、彼らは。

悩み、傷ついている仲間を決して見放したりしない。
いつかまた、立ち上がる日を待っている。

自分にできることがあれば、手を差し伸べてみる。
そうして彼に笑顔が戻ったらならば、みんなで笑顔で迎える。

いい仲間でした。
まさか最終回で、怜ちゃんの涙に泣かされるとは思わなかったよ。笑


≪ 主人公・遥 ≫

終盤は遥のターンでしたが、正直遥が何に悩んでいるのか、
私には最後までよくわからなかったです^^;

遥は言葉数も少なく、何を考えているかわかりにくいキャラの為、
2期のような内面成長系ストーリーには向いていない主人公だったようなw

見ているこちらに、
遥の心情の変化が伝わらないw

演出の問題ではなく、
これはキャラの問題だったなあと。


だけど、最終話がとてもよかったので!見ごたえがあったので!

終わり良ければすべてよし!
キャラが良ければすべてよし!
作画が美しければすべてよし!!

ということで、許されます♪笑


● キャラクター
私のお気に入りは、1期では渚だったのですが、
2期では真琴が気になって仕方がなかった…!

あのへにゃんとした包容力抜群の笑顔が、
たまらない…(*´Д`)

凜ちゃんもすっかり落ち着いていて、かっこよかった!
髪結んで後ろでちょこんとなってるのがよかった!萌えた!w

作中のキャラがみんな凜ちゃんのこと好きすぎてw
愛されてますなあ(*´ω`)


新キャラ・宗介(そうすけ)は、
この作品には珍しい陰のあるキャラでした。

かっこよかったけれど、
個人的にはちょっと苦手なキャラだったな^^;


同じく新キャラの百太郎(ももたろう)は大好きでしたw

明るくお調子者でうるさいけれど、
憎めない可愛さですw

「にいちゃーん!」と兄を慕うところが
またかわいくて(*´Д`)

御子柴(みこしば)兄弟は登場するだけで笑えましたw
大好きだわ、御子柴兄弟ww


私がこの作品を好きな理由は、
キャラが好きだというのが大きいですね^^


● 音楽
【 OP「Dried Up Youthful Fame」/ OLDCODEX 】

1期の時は気付かなかったのですが、
OLDCODEXは声優の鈴木達央さんのバンドだったのですね。

映像との一体感もあって、
この曲好きでした♪

かっこよくて、
ロックな曲ですね(`・ω・´)


【 ED「FUTURE FISH」/ STYLE FIVE 】

ユニット名がついていますが、
岩鳶水泳部4人+凜役の声優さんが歌っています。

曲は好きです。いい曲です。
でも一番注目すべきはそこではありません。

1期を見た人ならちょっとは期待しましたよね?
私は期待していました、EDの独特な世界観はどうなるのかとw

今回も期待を裏切らず、
お仕事がテーマの不思議な世界観でしたw

遥人魚は、誰からの要望ですか?ww
イケメンの遥でも、さすがにこのコラボは笑ってしまったww


【 特別ED「Clear Blue Departure」/ 岩鳶水泳部4人+鮫柄水泳部4人 】

この曲が最終回の最後で流れた時は、
興奮したなー♪

1期も特別EDが素晴らしかったから、
2期も期待していたのですが、期待以上で大満足です♪

この曲を聴いて、
音楽は☆4.5にしました^^

この曲単体も最終回の盛り上がりにふさわしいのですが、
(サビの途中でキーが上がるのが好き♪)

この曲と一緒に流れる後日談が
また最高でした…♪

Freeの声優さんは歌もお上手だから、
キャラソンも好きです♪

キャラが歌っているような声で歌っているので、
本当に声優さんはすごいなーと毎回感心しています。


● まとめ
キャラの個性に磨きがかかり、
作画も1期と変わらずとても美しく、

楽しんで見ることができました♪
みんなの涙と笑顔が見れて満足じゃ(´;ω;`)

最終回を観ていると、
続編を作るつもりはなかったように受け取れましたが、
2018年7月から3期が始まりました。

まずは劇場版を見てから、
3期も観ようと思います♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21
ネタバレ

かしろん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ED画からの想像、個人的答え合わせ

最終話まで見ての答え合わせを追加

内容は1期に引き続き。
男子高校生達がキャッハウフフと戯れ、色んな意味に取れそうは台詞を放ち、妖しげな魅力満点のアングルで迫りまくり。
京アニ節全開の綺麗な画にすさまじい動き。
1期Freeを見てきて、2期に期待するであろうものはとりあえず詰まっている感じ。

ED画を見ての勝手な予想
{netabare}はてさて、タイトル通り、EDをどんな画にするのか興味津々だった。
何故かと言うと、1期ED画がストーリーラインを綺麗に描いた良作だったので「はてさて2期はどんなもんなんだろうねぇ」と期待してたのだ。

結果としてどんな画だったかというと、非常にポップで明るく派手目な色使いでテンポ良く見れる内容。なーんとなく、氷菓後半EDを思い出す。
あぁ、Free2期はこういう感じで明るくポップにいくんだな、という受け止めをしてから、ちょっと気になり、細かく見出す。

描かれるキャラの格好を見ると、
遙:コック及び男人魚
真琴:消防士
凛:警察官
渚:宇宙飛行士
怜:科学者
となっている。彼らの将来像?とでもいうべきか。
いうことを踏まえて、2期のストーリーを勝手に予想。


1話での会話を拾って考えると、この2期で描かれるのは
・岩鳶高校vs鮫柄学園のメドレーリレー
・彼らが将来どういう道に進むのか
がメインになる。
まぁ、メドレーリレーのほうはどうでもいいや。凛は転校してきたあいつを加えて最強チームを組んで、戦いを挑んでくるんだろう。その辺の熱い展開はどうとでもなると思うし。

彼らの将来のほう。
まず、描かれている5人の職業がバラバラなので、彼らがそれぞれの道を進みだす明示。が、ED画でもつるんでるので連絡くらいは取り合っているんだろう。
水泳に関しては、泳ぎに関する格好をしているのは遙のみ。
逆に、水に全く関係していないのは凛のみ。真琴は放水、渚は宇宙遊泳、怜は液体合成。
だが、1話では凛は水泳の道を行くと宣言するが、遥と真琴は明言せず。


では、ED画からの勝手な彼らの将来を予想。
遙は競泳の道を行く。コック&人魚ってことはどっかの実業団入り。
真琴は分からない。水に関係してて面倒見が良くて、って職業あるか?遥の専属トレーナーとか?
凛は競泳から離れる。原因は腰の怪我。あのEDの妖しいダンスより邪推。
渚はプール教室の先生。宇宙遊泳ってことは水泳から離れることはなさそう。
怜は体育系大学に行きスポーツトレーナーに。筋肉の使い方とかを徹底的に研究しそう。

この結末に向けてのストーリー展開だから、
・鮫柄学園がメドレーリレーチーム作る
・岩鳶高校vs鮫柄学園で鮫柄学園が勝つ
・負ける悔しさを再確認した遥と岩鳶高校
・岩鳶高校vs鮫柄学園の再戦で岩鳶高校が勝つ
・凛は違和感を押してのレース強行出場。だが競泳不可な怪我を負い、遙に競泳の夢を託す
・負ける悔しさ、勝つ嬉しさを体験した遙。託された夢を背負い競泳の選手へ
・時は進んで五輪の舞台。オンユアマーク、ゲットセット、パーン。で飛び込み
で終わり。{/netabare}


答え合わせと感想と
{netabare}ED画を見ての勝手なストーリー想像。はてさて、答え合わせをしてみよう。

岩鳶高校vs鮫柄学園メドレーリレー対決:◯
ストーリーラインは、まぁ、想像通り。◯ってことにしよう。

それぞれの将来
遙:☓
競泳の道を行くのは当たり前として、そこへの持って行き方は全然違った。
真琴:☓
弟妹の面倒見が良いことはやってたんだから、渚よりも真琴のほうがプールの先生向きなことはよくよく考えてみなくても当たり前だった。
凛:☓
オーストラリアに戻って普通に選手になってた。怪我は新キャラの宗介。
渚と怜:判定不能
特に明示無し。3年になっただけ。

締め:△
舞台が何かは分からないが、スタート飛び込みで終わり


ふーむ・・・そう簡単には想像できないか。

遙が行き詰まるのは明らかだった。
あの性格の彼を勝負の世界に飛び込ませるには、相当な何かをドンと背負わせてやるって手段に出ると踏んで、凛の怪我と読んだ。
結果としては、凛が遥を海外に連れて行くことで、視野が狭くなっている遙の目を覚まさせてやるという手段だった。
ストーリーとしては若干弱く感じる部分もあるが、遥が"自発的に"競泳の道を行く決心をする、という意味では、なるほど、である。
凛が怪我をして彼の意思を継いで、だと自発的要素が薄すぎるし、凛に怪我させるのはいくら何でも重すぎるか。

代わりに怪我は新キャラ宗介だった。
このキャラの扱いに関しては正直「うーん・・・」である。
思ったよりも鮫柄にフォーカスがあたり、凛と宗介の関係や似鳥の成長に関係があったキャラなんだが、彼の怪我というものがあまり生かされているように感じられないのである。
大雑把に言っちゃえば、本来なら大幅な差がある怜とのバッタ対決でのハンデ、位にしか機能していない。

なんでそうなったのか、を考えると、これは前期感想でもちょっと書いたが、Freeという物語がけいおん男版だから。
だから中心メンバーが怪我でリタイヤなんて話はやらないし、成長物語をガッツリをやりもしない。怪我をしたお前の意思を背負って進むぜ!みたいな暑っ苦しい成長物語はいらんのである。
で、けいおんでの名シーンをまんまトレースしたあの会話。
そして、ある程度の結果を出してのラスト。

こやって振り返ると不思議である。
これだけむさっ苦しさを取り払っているのに、結構熱い物語としてFreeを見ていた。
そういうふうに感じさせる画面作りの巧さこそが京アニクオリティなんだろうな、と思う。{/netabare}

京アニが作る女性向けアニメって半イロモノ的スタートだった割には、1期も2期も楽しめた。2期は若干ストーリーに難があったようにも感じたが(渚のエピソードは酷いし、貴澄ってキャラ名に至ってはいくら何でも酷すぎる)、まぁ、良しとしよう。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

最後の夏!終わらない夏!これが集大成だ!!

1話の感想 ★★★★ 4.0
新学期
{netabare}
結局、1年は0人か…
これって、やばくない?
去年の試合で反則負けしたせいで、冬の間練習出来なくなったのかな〜
遥と真琴は今年で3年なんだね。
色々と考える時期ではあるが、凛の将来設計が早い!{/netabare}

2話の感想 ★★★★ 4.0
早くもリレー対決
{netabare}
今回は凛ちゃんがメインの話だったな。
新たな転校生、宗介!
ヤバそうなオーラむんむんだな。
宗介の怒りも分からんことはないが、遥からすれば理不尽極まりないな。
元キャプテンの弟も出てきて、凛の方もだんだんチームが出来てきたんじゃないか。{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
怜の隠し事
{netabare}
怜、よく頑張ったな!
やっぱり、バタフライしか泳げないって辛いよな。
精神的にも肉体的にも。
でも、ここで凛が出てくるとは…
そんなに2人は仲がいいのか?
しかも、それで泳げるようになるとは…
凛はオリンピック選手ではなくてコーチの方が向いているのでは?{/netabare}

4話の感想 ★★★★ 4.0
宗介の想い
{netabare}
そうのことはまだ良く分からんな。
理論派なのは見ててわかるが、何を考えているのかイマイチわからん。
凛は今年は本気でリレーをするつもりなんだな。
前期と比べて暑いさが違うな!{/netabare}

5話の感想 ★★★★☆ 4.5
渚の様子が…
{netabare}
親の問題はあまり他人が口出せないからもどかしいけど、上手く解決できたみたいだな。
いい仲間がだとしみじみと感じた1話だった。{/netabare}

6話の感想 ★★★★ 4.0
県大会!
{netabare}
今年は見事、全員が予選通過だな。
1年間努力してきた甲斐があったよ。
バッタでは凛が圧倒的だな。
遥もフリーなら早いんだが、凛との差は殆どない。
凛、化け物だな。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
リレー対決
{netabare}
力の差を見せつけられる結果となった。
タイムでは鮫島には勝てないんだな。
地方大会までの間にどれだけリレーの引き継ぎで短く出来るかが、キモとなりそう。{/netabare}

8話の感想 ★★★★ 4.0
お手伝い
{netabare}
真琴、めちゃくちゃ水泳の先生に向いてそう。
あんな先生いそうだし、受けたい!
今回はほんわかした話だったな〜
でも、最後に宗介の体について聞いてしまった。{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
遥の答え
{netabare}
誰かに見られる、すごいストレスだったんだろうな。
あの遥が怒鳴るなんて…
凛も可哀想だと思うけど…
ままならんな。
宗介も肩がやばそうだし…{/netabare}

10話の感想 ★★★★★ 5.0
涙のリレー
{netabare}
やばい、やばすぎる!!
超泣いてしまった。
宗介は嫌な奴だったけど、最後と思って転校してきてたんだな…
心が締め付けられる…
そして、みんな力を合わせた最高のリレー。
鮫島のこのリレーはどこの学校のリレーよりも価値のあるものだったと思う。{/netabare}

11話の感想 ★★★★☆ 4.5
将来について
{netabare}
高3だもんな〜
悩むよ、そりゃ悩むよ。
遥の気持ちも凄い分かるな〜
私も夢なんて見つからなかったから。
辛いけど遥には見つけてほしいな。
凛はいきなりだな!?
パスポート持ってんのか??{/netabare}

12話の感想 ★★★★☆ 4.5
オーストラリア
{netabare}
今回は英語が多かったせいで、何回も何回も聞き直したよ。
時間かかった〜
凛って、凄いや。
かっこいい、憧れる!!
遥もようやく夢が見つかり、踏み出すことが出来るな。
凛と遥って、互いに助け合って前に進んでる感じだよな。
そういう関係、羨ましいよ。{/netabare}

13話(最終)話の感想 ★★★★★ 5.0
想いを1つにラストスイム
{netabare}
みんなが泣いてる時、こっちも大号泣だよ。
ドラえもんみたいに終わらないで欲しいって思っちゃうよね。
結果はグループ1位だったけど、全体では6位。
流石に全国優勝は無理か。
でも、6位ってめちゃくちゃ凄いよね!!
遥は東京の大学に通うことにしたのかな?
同じ学校ではなさそうだが…
続きが気になる!!{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

80.4 12 筋肉アニメランキング12位
ワンパンマン(第2期)(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (621)
3376人が棚に入れました
趣味でヒーローを始めた男、サイタマ。3年間の特訓により無敵のパワーを手に入れ、あらゆる敵を一撃(ワンパン)で倒すヒーローである。ひょんなことから弟子となったジェノスと共にヒーロー協会で正式なヒーロー活動を開始する。 怪人発生率が異常に高くなる中、大預言者シババワが遺した「地球がヤバい」災害の可能性があると対策に乗り出そうとするヒーロー協会。そこに怪人に憧れるガロウが現れる。

声優・キャラクター
古川慎、石川界人、梶裕貴、安元洋貴、早見沙織、緑川光、松風雅也
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

大事ヲ成スニ志ナカリセバ 煩悩ニ澱ミテ 毒林檎食ラフベシ

原作さわりだけ


息子の中学で流行ってたらしく、思春期の息子と一緒にゲラゲラ笑いながら観ることが出来ました。という極めて私的な理由で高得点。シンプルに楽しめる良作です。
OPの作詞が森雪之丞氏だったりJAMだったりで胸アツなのとサイタマ役の古川慎さん歌ウメェ~のEDだったりと主題歌が極めて優秀でございました。

全12話。作中では1期から継続しての13話~24話の扱いです。1期見逃したところで途中からでもついていける仕様だと思います。

肝心の中身は、1期と変わらずというかよくキープできたなという印象。
なぜなら宇宙最強を倒し、パワー系でインフレするなら自ずと限界が訪れると危惧していたからです。
2期ではそうならず、サイタマやジェノス中心だった物語から、別のヒーローたちの各々の立ち位置やお悩みといった視点から見るサイタマ像へと変化を加えてきました。
1人称から3人称への変化とでもいうべきでしょうか。
・ヒーローでもS級A級B級C級といったクラスの違いによる意識の差
・武道家/剣士といった協会所属してない猛者たちの思惑
・怪人を名乗る人間{netabare}。ガロウ(CV緑川光)良かったっす。{/netabare}
これまた個性的な面々で退屈しないのとモブに近いキャラすら一癖あったりでした。中心軸は怪人らで結成された“怪人協会”とヒーローを中心とする人間たち“ヒーロー協会”との闘いです。やや群像劇の装いで、深みといいますか拡がりが出たのではないかと思います。


ただし拡がりは諸刃の剣。あらためて1期の自分のレビューを読み返してどこに着目してたのかおさらいしてみました。見どころは概ね以下2点としてたみたいです。

1.事前の煽りにクスクスしよう
2.ワンパンを見逃さない

世間的には2.で名を馳せた名作と言われています。バトル作画の迫力に魅せられる、ということ。
ややふんわりとした群像劇ならばサイタマの登場機会は減るわけなのであります。それはワンパン数の減少と同義。制作会社の変更の影響は言わずもがな、前作ファンが本作に期待するところとのズレはどうしても生じてしまいます。このへんのさじ加減は本当に難しいことが理解できる2期でした。
さて、世間的には…としたのは自分が重きを置いてたのが1.だったから。思いの外影響は軽微だったのが幸い。
{netabare}前口上は前作以上。前座を務めたゴウケツ(CV乃村健次)戦でのスイリュー(CV松風雅也)。もはやプロ前座といえる大怪蟲ムカデ長老(坂東尚樹)戦でのジェノス(CV石川界人)。今回も楽しませてもらいました。{/netabare}


もう一つ1期レビューからの引用。本作のテーマについて

 “ヒーローってなんだろう?”

“夢”ではなく“志”の不足が気になってた1期です。「ヒーローになってサイタマはなにを成したいのか?」
今回出番少なめのサイタマは、その答えを探している描写が多かった。そして周辺キャラにも多くを語らせます。志無き者はアダムの林檎{netabare}(怪人細胞){/netabare}を手にしてしまうのです。ここを見逃すともったいない。林檎を手にした者はいってみれば「ヒーローになりたいだけ」の面々でした。

{netabare}志については奇しくも第18話で蛇咬拳スネック(CV三木眞一郎)がスイリューに語りかけます。
「お前のようなたいして志ももってなさそうなやつに!」
・・・巡り巡ってスネックらの志の高さにスイリューも感ずるものがあったようですね。良いシーンでした。{/netabare}


原作も続いているようですしなんとも中途半端な終わり方ではありましたが、私自身の中断は無くなりました。
“サイタマがヒーローになってなにを成したいのか?”を見届けたくなった2期です。



※オマケ
■気になったところ
{netabare}「オ兄チャン 名前ヲ決メテ!」
脳内再生けっこうな量に(笑)
結局キングは『どきどきシスターズ』をプレイできたのだろうか?{/netabare}

{netabare}腹こわしてしまった“音速のソニック”は怪人になり損ねてましたね。こういう小ネタがいちいち面白い。
お仲間の“疾風のウィンド”“業火のフレイム”なにげに里の命名規則を遵守しております。{/netabare}


■兄だけではなく
「S級ヒーローの小学生みたいな人、コナン君の声に似てない?」
と娘からの指摘。その通りだ、わが娘よ。もしかすると声豚属性があるのかもしれない。
そして小学生みたいな人のヒーローネームについては・・・言葉にするのはさすがに憚られました。


視聴時期:2019年4月~6月

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2019.07.07 初稿
2019.07.27 修正
2020.02.02 修正

投稿 : 2024/06/01
♥ : 51

kororin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ジェノス「先生、俺に足りないものは何だと思いますか?」

サイタマ「え?パワーじゃね?(適当)」
ジェノス「ありがとうございます!!」

キング「(ああ、駄目だよ~!多分サイタマ氏を参考にしちゃあ・・・ジェノス氏~~~~!!)」



2019.07.11
せっかく打込んだコメントフォームが見事キレイさっぱり消えて落ち込んでますが再度挑戦!(泣泣)

ワンパンマン2期目。制作もマッドハウスからJ.C.STAFFに変わり、重箱の隅を突かないかぎり良く出来た方だと思います。
1期から続き。相変わらずサイタマはヒーロー活動において、
・打てば(ワンパンチ)で相手は『爆砕』。ダメージは「全く受け付けない』冗談みたいな体。
・軽くワンパンで済む戦いに、高揚感・充実感・充足感、命の駈け引きの緊張感も無く、ただただ虚しい日々。
・生活はいたって地味なマンション住まい。
・ハゲ頭に覇気の無い虚ろな瞳と態度。ダサいコスチュームという容貌もあり、「最強」でありながらもスグ敵を倒してしまうので目撃者も無く、大衆やヒーロー協会からも認知・認識が無い状態。
・風評、評価を気にすることなくサイタマは今日もヒーローを続ける。

今期はサイタマが出張ると話がスグに終わるので(笑)、彼の周りで起こっている状況・人物たちの群像劇。
正義の大義はどこへやら。ただの「パワータレント」組織の「ヒーロー協会」。数多の所属ヒーローたちは、保身と人気(ランキング)の固執をしてばかり。S級に至っては独善。傲慢・我儘マイペースと協調性無し。
そんな折、人間怪人「ガロウ(格闘家)」が名乗りを挙げ「ヒーロー狩り」を始め出し、被害もままならぬ事態に。
さらに、サイキック怪人・ギョロギョロが仕切る「怪人協会」が同時多発ゲリラ攻撃を仕掛けて街は大混乱。
その頃サイタマは・・・ヒーロー狩りのガロウが格闘家と聞いて武術にチョット興味を示し武闘大会に(ヒマつぶし&チャランコの代理で)出場という呑気ぶり。
なるべくサイタマとラスボス級をマッチングさせないようなストーリー仕立てでした。


特筆すべきはやはり「ガロウ」でしょう。
幼少時の屈辱、
・怪人推しの所為で同年代のクラスメイトからイジメを受ける
・『ヒーロー(正義)勝利>怪人(悪)敗北』という社会認知されてる絶対的常識に、怪人はいくら努力しても「絶対勝てない」という理不尽さに憤慨。
ならば自ら強くなり、怪人として名乗りをあげ、常識を覆そうと奮闘する姿は正にダークヒーロー。
終盤、複数のヒーロー相手に気を失いそうなダメージながらも孤軍奮闘する姿は主人公級。戦国末期の『剣聖(二天一流の)』みたいに思えます。
[どうでもいい余談]
半世紀近く続く「スーパー戦隊」シリーズも水面下では一時期疑問視されたことがあったのではなかろうか?
理念(普通に観て良い面)としては、
・人々を脅かす巨大な「悪」を、一人一人の小さな「正義」が結束して悪を撃ち滅ぼす。
・そして育まれる仲間との友情・絆・愛(優しさ)。
というものですが、スポンサーの為に毎回スーパーチートウエポン&ロボで戦う姿を「捻くれて」観ると、
・複数で単体怪人をボコりまくる。(イジメを助長するサブリミナル?)
・まるで最新装備で害虫駆除(人種迫害)をしているように見えなくはないか?
という見方もできます。
東映企画室の「八手三郎」も波風たたないように気は使ってるかもしれませんが・・・


で、堅物ジェノスも毎度毎度の通りクセーノ博士によりパワーアップしてはズタボロになり、またパワーアップしてはズタボロになり、周りの被害を考えない全力攻撃、でもやっぱりズタボロになる見事な「咬ませ犬」でした。(笑)

キャラ数が多く個別の活躍も多く入り、今期(12話)で収まりきらず、伏線バラまいて中途な終わり方になりました。
・「進化の家」の残党・アーマードゴリラを尾行するS級ヒーロー・ゾンビマン。
・怪人協会に誘拐されたヒーロー協会最高顧問・ナリンキの息子、ワガンマ(クソガキ)の大規模救出作戦。
・怪人化したソニックの同郷忍者、「疾風のウィンド」と「業火のフレイム」。
・怪人・フェニックス男に連れられたガロウの運命は?
・きっとまだ出番はあるぞ、不細工な子供・タレオ(笑)
などなど、続きが気になるトコロ。


3期まで時間がかかりそうですが品質落とさないように願って気長に待ちます。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11
ネタバレ

wp38 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ワンパン、ワンパン

2周目視聴開始。

視聴後に思った事。(感想というよりほぼ推察ですw)
{netabare}ジェノスが追ってる暴走サイボーグ。それって彼本人なんじゃないのかな、と。
あとあの博士にも怪しさを感じる。

全身のほとんどが機械化されてるジェノス。
その処置や修理を行っているのがあの博士。
だから彼の記憶をイジくるくらいは簡単にできると思う。
1期の最後に同じS級在籍のメタルナイトは君の敵だと告げられてた。
彼のヒーロー活動は遠隔操作で動くロボットを使ってる。あれかなり高性能だった。
その正体はあの博士かもしれない。もしくは、博士と同等か彼以上の知識と技術を
持っている昔の研究仲間という可能性も。
劇中では顔の下半分や後ろ姿が少ししか映ってない。
それはある意味、全体を映すとすぐ正体が分かってしまうからだと思う。
博士の髪型はかなり特徴的だから、もし彼だったならあの描写と繋がってくる。

あと、1期で出てきた進化の家と称した実験棟。
あそこでの研究は、生物に改造を施し兵器として利用する為との事。
確か最終的には人体実験までやったって言ってたっけ。
ただ、実験に使った生物を完全にコントロールするまではいかなかったから全て失敗作らしい。
そこの所長の過去シーンには出てきてなかったけど、おそらくどこかのタイミングで
あの博士が関わってる気がする。
最強の生物兵器=サイボーグだから、そのプロトタイプがジェノス。
彼は災害で身寄りを無くした子供だったのか、あるいは本当に瀕死の重傷を負ってて、そこを
たまたま博士が見つけ、いいサンプルが手に入ったと思い救助という名目で彼を実験体とし、
その際、コントロールしやすくする為に人間の感情を残しつつ記憶を改ざんした。
何らかの理由でヒーローというものに対し恨みを抱いていて、報復の機会をうかがってる。

同様に、昔の研究仲間だった場合、ジェノスを作った博士に嫉妬心を抱いてて、彼より
高性能なモノを作る事で自分の方が優れていると証明する為。
S級認定を獲得したのも、宇宙船を解体・回収したのも全てはその為かもしれない。{/netabare}

まぁ原作見てないからあくまで推測で想像の域は出てないしこじつけ感があるのも否めないが、
こういった様な設定はよく見かけるし、自分で言うのもなんなんだけど、あながち全くあり得
ない事でもないのかなぁって思ってる。

あ、そういえば{netabare}サイタマのヒーローネームは1期での予想発言通り”ハゲマント”だったなぁ(笑)
彼が作品タイトルと同じ言葉で呼ばれる日はいつになるのか分からないけど、ただ、いまのヒーロー
制度があるのは、過去彼が協会設立者の子供を助けた事がキッカケみたいだから、もしかしたらその
事実を皆が知るって展開が来るかもしれない。呼ばれるとしたら多分その時だと思った。

最終回エンディング、「♪ワンパアアァ~ン」で始まる1期のOPが流れる。
曲が小さくなり、普段通り買い物して歩いてるサイタマのシーン。
もしかしたら隣にジェノスがいるかもしれない。
部屋に戻ると、TVで怪人が現れたという報道を見る、または協会から報告が入る。
おもむろにヒーロースーツに着替え、「行くか」「はい、先生」といったような会話の後、
ローアングルでサイタマがドアを開けるシーンが流れ画面全体が白くなる。
最後は黒バックに赤文字の作品タイトルがドンッ!って音と共に表示されて完結。
そういったよくみかける王道のような最後が頭に浮かんだ。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

85.8 13 筋肉アニメランキング13位
Dr.STONE(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (757)
3302人が棚に入れました
全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年――。超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚める。「石器時代から現代文明まで、科学史200万年を駆け上がってやる!」。絶体絶命の状況で、千空は仲間を探し、世界を取り戻すことを決意する!

声優・キャラクター
小林裕介、古川慎、佐藤元、中村悠一、市ノ瀬加那、沼倉愛美、前野智昭、村瀬歩、上田麗奈、高橋花林、河西健吾、麦人
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

Open the world!

稲垣理一郎さんとBoichiさんによるSF漫画のアニメ化作品。「週刊少年ジャンプ」で現在も連載中。単行本は既刊13巻まで。(放送終了時点で)

原作の稲垣理一郎さんは小学生時代からPCで自作ゲームを作って遊んでいたという筋金入りのゲーマー。漫画連載中でも新型ゲーム機の発売日に店頭に直行した経験もあるそう(笑)。一方で、仕事に取り組む姿勢は心から尊敬すべきもので、作中に登場する科学の料理を一から作って食してみたり、工房や道場へと自ら足を運び生の知識を得たりと実直そのもの。科学的素養充分な方とお見受けした。

作画のBoichiさんは目標に一直線なパワフルな方で、漫画を描く為に大学では物理を、(芸大)大学院では映像を専攻し、また学業の傍ら、一般書を含む膨大量の科学関連書籍を読み漁ったという努力家のツワモノ。「攻殻機動隊」の原作者として今や世界的に有名な士郎正宗先生の作品群に触れ、知識が漫画を面白くする事を学んだそうです。そしてこの方も仕事の鬼^^。ソユーズを生で見るためにロシアまで足を運んだり、土器の蓋のデザインで悩んだりするほど(笑)。作画担当に留まらぬ精緻な仕事振りが光ります。

それではレビュー。

物語の発端は世界各地で発見された石化したツバメ。やがて眩いばかりの閃光が地球全土を覆う。全ての人類は石となり、その活動を停止する。

3700年の眠りから覚めた高校生、石神千空は※1人類が消えた世界「ストーンワールド」で生きる術を模索し、人類文明滅亡の謎を探ります。


一見するとトンデモな出だしですが^^;、娯楽性やドラマ性一辺倒な作品とは一味違い、ファンタジックな少年漫画の皮を被りつつも、芯(サイエンス)は厳格。やたらと高度な最先端科学や新種の造語で、それとな~く知的な雰囲気を醸し出し視聴者を煙に巻く、数多の作品群(ファンタジーとして楽しいので否定はしない)と比較すると、本作の性質は概して真逆。

アニメはあくまでも娯楽なので薀蓄必要無し!もまた真なりですが、それはそれ、これはこれとして、作中台詞の一部を借用させてもらって両者を表現するならば「前者の言葉は羽の様に軽く甘く、後者の言葉は石の様に重く苦い。」となるのではないでしょうか。一見して余計な、この雑味に当たる重さと苦さが、アニメ(物語)という娯楽に深みを与える最高のスパイスになるのです。

作中で取り上げられている「サイエンス」は、汎用性が高く物語に組み込みやすい物理、化学を中心に、その枝葉に当たる、工学、薬学、地学に料理^^と多岐に渡りますが、それら全ての要素が、作中における主人公達の第一目的である"生存"と深く結びついているため、物語を回転させる動力としても、歯車としても、より強く堅実に機能している印象を受けました。科学を利用する必然性があるので押し付けがましさが目立ちません。

物語序盤は、多様性をガバガバ受け入れ、科学の力で奔放に人類の栄華を取り戻さんとする、主人公千空とその仲間達が作る科学王国、徹底した選民思想と独裁、武力による支配、原始の生活を旨とする獅子王司率いる司帝国、両者の対立と抗争のお話。

話は横道にそれますが、15年くらい前になるのでしょうか、当時のNHKで「※2アーサー・C・クラーク氏が舞台設定をした(開拓地の)火星で展開されるドラマを、日本の漫画家やアニメーターが短編アニメ作品として映像化し、それを同氏に見てもらう」という趣向の番組がありました。

正確な引用ではありませんが、完成した作品の一つに対してクラーク氏が与えた評価は「火星を第二の地球にはしたくない。わたしたちにやり直すチャンスがあるはず」といった内容のものでした。氏の残念そうな表情がおぼろげな記憶の中から思い出されます。

欲望のままに生産と消費を繰り返す科学王国のあり様は、一見すると、わたし達の住む世界の写しに見えますが、前者が"無い"から作っているのに対し、後者が"ある"のに作っている点で大きく異なります。ただし裏を返せば、搾取する対象がある限りは安泰でも、敷かれたレールに沿って突き進めば、崩壊前の地球の姿に逆戻りする危険のある楽観に満ちた社会とも言えます。

千空の頭脳に刻み込まれた人類200万年の知識の遺産と父親から受け継いだ優しさと勇気は、人類の新たな希望となりうるのでしょうか? 歴史は決して繰り返しませんが、科学王国がクラーク氏の見た火星の開拓地の様に、わたし達の世界をなぞらないよう切に願いたい。


一方の司帝国は、獅子王司という個人による権力一極集中体制。

霊長類最強の高校生の異名を持つ司というキャラは、一言で例えるなら※3スーパーマン、なのですが、過去の苦い経験から"大人"への深い憎悪、あるいは絶望を抱く、憂いを帯びた人物として描かれています。

多かれ少なかれ、多分誰でもそうですが、わたしも例に漏れず、少年時代に大人の冷酷さや狡さ、理不尽な暴力というものを嫌というほど見てきているので、司の憤りには一部共感出来る部分はあります。…でもですね、何ともはや、大人になってから平たい目で思い返してみると、同世代にも似た様なのがいたんですよね。大勢。ただ大人より小さくて怖くなかっただけで(笑)

司の唱える、"若者は純粋で大人は不純"とする極端な世代間差別は、わたし達の世界をしつこく蝕む人種差別や性差別と同種の、憎悪を下敷きにした一種の思考放棄に当たりますが、集団をあたかも(妄想で肉付けした)人格を持った個人の様に錯覚すれば、ある小規模なグループから始まって、家柄、人種、国、性別、最終的には極端な単純化の過程を経て、とんでもない事に、全人類さえもその様に認識してしまう危険さえあるのです。(こんな世界大嫌い!的なやつ)

この「1を聞いて10を知る」試みは反証可能な科学の分野においては割と有効に働きますが、人を集団として見る時、その判断材料となる有機的かつ情報量膨大な最小単位"ヒトおよび個人"の理解が不十分であれば、せいぜい残るのは穴だらけの統計データ程度のもので、その評価は必然として恣意的なものになってしまいます。ヒトは1単位として数えられるほど単純なものではないのです。

複雑にして複雑な世界に背を向けて、嫌いなものは一括り、括ったものはまとめてポイッ! 独断と偏見とで要と不要を分け、自らの殻に閉じ篭れば、かくて名前の無い怪物の一丁出来上がり、"僕の考えた最強の世界"展開の下りとなる訳です(汗)

妄想という脆い足場の上に居を構えた司帝国は、髪の毛一本で吊るされたダモクレスの剣の例えがぴったりと当てはまります。

科学王国と司帝国、皆さんならどちらの国の住人になりたいですか?


かつて"科学者の良心"と称された※4カール・セーガン先生がそうされた様に、学校で聴きかじった科学を、目に見える形、手で触れられる形へと落とし込み、学問への恐れや不審の垣根を取り去る試み。偏見の解体。

文字情報が先行して「解った」と錯覚する事が容易な現代において、嫌煙されがちになってしまった、手で触れ、耳で聞き、鼻で嗅ぎ、口で味わいながら確かめる、知る事の大切さ。収集、分類、調合、加工、試行錯誤を繰り返し、どこにでもありそうなものから、ありとあらゆるものを造り出さんとする情熱。

仕事も遊びも生活も、あらかじめ用意されたものから選択する事を常とし、釈然としない気持ちを抱えながらも惰性に身を委ね、耐えながら生きる。あるいは飽きたら乗り換える。

完成品の世界の中で、わたしたちは世界の仕組みについてどこまで理解していると言えるのだろう?

本物とはズレた世界に浸かりがちな現代人にこそ、この世界は尽きる事のない磨けば光る宝石、ヤベースゲーモノ(笑)で満ち溢れている事を改めて思い出して欲しい。

そんな願いが込められた作品の様にわたしは感じました。


※1:ジャーナリストのアラン・ワイズマン氏による同名タイトルの書籍がある。様々な分野の専門家の知見を得て、3700年どころか 人類の消えた後の云億年先の未来の地球の風景を映し出す壮大な科学エッセイ。本作(漫画原作)の参考文献リストにも同書の名を確認出来る。

※2:「2001年宇宙の旅」の原作者としても有名ですが、一流の科学者としてテレビ解説者としても活躍。プレステのゲームにも出演してる(笑)静止衛星を使った電気通信リレーの発案者でもある。

※3:アメコミの人ほどではないです(笑)でも素手でライオンの群れを撃退できるくらい強い。加えて頭脳明晰で判断迅速の人。

余談ですが、神話や伝説は別として、紀元前400年頃の古代ギリシャではパンクラテオンのチャンピオンポリダマスが、近代でも1898年にボディビルダーのユーゼン・サンドウ氏がライオンに勝利したという記録がある様です。(後者は爪と牙を封印した状態で)

それでもまぁ、第6話で司が石槍で大木を叩き折る描写はいくら何でもやり過ぎでしたね。槍が折れる^^;。杠の頭のアレとか、スイカのゴロゴロとかと同類の、突っ込んじゃいけない演出だと思うので、てきとーに脳内補完しましょう^^

※4:地球外生命の探査計画でも有名な人ですが、代表作の「コスモス」は天文学、生態学のお話を中心とした、国境や学問分野の垣根を越えた様々な挿話からなる科学エッセイ集。最高の科学入門書の一冊なので老若男女全人類にお薦めしたい!

※:物語5点の理由はシナリオや脚本もさる事ながら、科学考証の緻密さ、設定の素晴らしさがズバ抜けていたため!

ふろく1 石化について(ネタバレになるかも知れないので畳んどきます。)
{netabare}
メカ千空に習ってQ&Aの形で。

Q1:仮死状態とは言え3600年以上もヒトは生きられるの?
{netabare}
A1:千空は3689年158日もの間、脳だけはしっかりと活動させていました。活性状態の脳の寿命は長く見積もっても200年弱なので、結論を言えば不可能です。
{/netabare}
Q2:石化したツバメって一体なんなの?
{netabare}
A2:実験動物だった可能性が大ですが、それならネズミでもよかった様な気もしますし、これについては全く分かりません^^;ヒトとの繋がりは生活圏くらい? もしかしてウイルスキャリア?
{/netabare}
Q3:人類石化ってファンタジーなの?
{netabare}
A3:結論から言うと違うと思います。科学考証のしっかりしたお話なので、物語のキモとなる部分をおろそかにするとは考えづらい気はします。作中で石化と形容されている状態は、どちらかと言うとミイラ状態に近いと思われます。アニメ2話の大樹と千空の危ないキャッチドール^^;は、単なるギャグ演出とも取れますが、杠の軽さを暗示しているのかも知れません。
{/netabare}
Q4:石化した人類が蘇生するってやっぱりファンタジー?
{netabare}
A4:結論から言うと違うと思います(笑)

考えられる理由の一つは石化人類は既にヒトではないという事。

古典的には進化の原因は、交配による遺伝子の組み換えと、自然淘汰、突然変異の3要素という事になっていますが、近年の研究で明らかになった事によれば、第4の要素として後天性の遺伝子変異を可能にするものとしてレトロウィルスの組み込みというものが挙げられる様です。(エピジェネティクスというむつかしい獲得形質もありますが、あまり関係なさそうなので端折ります。)

レトロウイルスと言えば、乳腺に関連するウイルスやHIVウィルス(それとゾンビもののネタ笑)が割と有名ですが、ぐぐって調べてみたところ、ヒトゲノムの約8%がなんと内在性レトロウイルス(ヒトの遺伝子に定着したもの)由来の配列で占められているとのこと。ヒトって92%しかヒトじゃない!(笑)

SF的な想像をするなら、石化は単に外見的な特徴に過ぎず、実際の所は乾燥状態。全人類はレトロウィルスの感染によって不老の肉体と※クマムシの様な性質、それと、つぎのQ&Aにも関連しますが、もしかしたら光合成可能な体質も手に入れているのかも知れません。

※:クリプトビオシスと呼ばれる"乾眠状態"で長期間生存でき、水分が与えられると活動を再開する。蘇生時に体の損傷箇所を修復する種もいるらしい。
{/netabare}
Q5:約3700年もの間、生命活動を維持させ続けたエネルギーって何?
{netabare}
A5:ウィルス感染から肉体全体の変異、そして乾眠状態に至るまで、どれだけの年月が必要かは不明ですが、栄養供給源は作中の説明を素直に受け止めれば、外皮の何か(放射性物質が含まれている可能性あり)、あるいは微生物の類の助けを借りているという可能性も考えられます。前者ならヒトが※放射線を人体で直接吸収して光合成を行なうという単純なからくり。後者なら、例えば外皮の金属?層の内側に封じ込められたゲノム操作済みの微生物(あるいはナノマシン)が、前述の放射線やヒトの代謝物で成長・増殖し、その分泌液や排泄物でヒトを養い畑にして、共生関係を作っているとか。

※:もちろん普通の人体には有害ですが、遺伝子改造された人ならもしかして…。因みに放射線をエネルギー源にできる生物はチェルノブイリ原発事故現場付近で発見されており、地球上に存在する。ゴジラじゃないよ(笑)
{/netabare}
Q6:石化時間に個人差があったのはなぜ?
{netabare}
A6:A5に見落としがありました。脳の使用率によって石化時間が変化するんでした^^;

これを踏まえると、人体が直接光合成を行なっていたという線はあっさり消えてしまいます(汗)表皮の金属層に放射性物質が含まれているとしたら、それはその元素の持つ半減期に従ってほぼ一定の早さで減少していくので。

脳を使えば使うほど表皮を形成する物質の消費が激しいのなら、A5でもう一つの可能性として挙げさせてもらった微生物(あるいはナノマシンに類するもの)が表皮を食べていると考えるのが妥当と思われました。

まとめると

1.脳を稼動させているヒトのカロリー消費は激しい

2.共生関係にあるヒトを生存させるためには微生物はより多くの栄養を必要とする

3.栄養を得たり与えたりする効率を高めるため増殖する

4.微生物の総数が増えれば表皮の消費速度(食べる早さ)も上がる

こんなところでしょうか。

最後に残った疑問は、蘇生に必要な水の供給源。復活液(ナイタール液)が表皮に含まれる"何か"と反応した結果、水が生成された可能性が考えられますが、知識外なので今後のお楽しみにしておきます(笑)
{/netabare}
Q7:人類文明を滅ぼしたのは誰? その目的は?
{netabare}
A7:これについても全くの憶測ですが^^;、首謀者は政治的干渉をある程度無視できる財源潤沢な科学集団で、目的については地球の生態系の回復である可能性が高そうです。現在の地球も砂漠化が進み過ぎてボロボロですが、千空の生きた時代(2049年)はもっと切羽詰った状況だったのかも。前述の集団が強硬手段に訴えなければならなかった背景ドラマなんかも今後描かれたりして…。
{/netabare}
以上全部妄想です(笑)あれこれと思考する機会を与えてくれる、SF(ミステリー)好きには垂涎もののアニメだと思います^^
{/netabare}

ふろく2 4つの力について
{netabare}
電磁気力:光、電気、磁力の事。物に触れたり、燃したり、切断出来たりといった身近な現象の殆どをこの力で説明できる。

重力:質量のあるもの同士が引き合う力。時空の歪みを作る。自由落下、潮汐、惑星運行、星の成長や崩壊に関わる。

弱い力:原子核が自然崩壊する力。原子力発電所の燃料棒や※ラジウムで光る時計の文字版などに利用される。

強い力:原子核を繋ぎ留める力。便宜上の物質の最小単位とされるクォーク同士、陽子と中性子を結びつける。超近距離でしか作用しないため確認しづらい。

11話の回想シーンで小学生千空がここに触れていたシーンには感動させられました。学校で習う科学って、幹から枝葉じゃなくて枝葉から幹に向かうものが殆どで、教える順序があべこべな気がしてたので…。素直にここから学んだ方が勉強のモチベーションも上がるんじゃないかと思いました。

※:危険なので現代では生産されていない(と思う)。現在流通している蓄光素材は半導体の原理を利用しており、これとは別物。100億%安全です(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 43
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アニメ作品における、「ご都合主義」とは、何を指すかの個人的な定義

[文量→中盛り・内容→考察系]

【総括】
まず、☆4なので、全体としてはかなり高評価をしているという前提で。

科学アニメ。少年漫画原作らしいワクワクが詰まっています。

私、このアニメかなり好きです。設定だけなら、☆5のチャンスもありました。

でも、とある「ご都合主義」により、評価を下げました。その「ご都合主義」がナニを指すのかは、ネタバレになるので、レビューを読んで下さいっす♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ご都合主義とは、「主人公にとって都合の良いことが偶然にやってくる」ことを指す。では、このどちらがより「ご都合主義的」だと思いますか?

①クロムが便利な石を偶然にも拾いまくっている。

②大樹と杠が司帝国に行く。

私はこの2つなら、②をよりご都合主義的だと感じる。

①は、「偶然」が成り立つ。勿論、圧倒的に低い確率だが。

一方、②は、「必然」。誰にとっての必然かというと、作者にとっての必然(必要と言ってもよい)。

本作の6話目で、千空は、大樹と杠を司帝国のスパイとして送り込む。その後、コハク達と出会い、抗生物質を作るために、製鉄を行う。そこで、マンパワーを得るためにラーメンを作り、、、となるが、、、製鉄(のマンパワー)は、大樹一人いたら大丈夫だったんじゃね? と思った。

この時の千空にとっての最悪は、「司に自らの生存を知られること」。であれば、まず「出来るだけ遠くに行かなければならない(箱根止まりではなく、関西とか中国地方まで行った方が良い)」。近場の村を見つけても諦め、遠いところまで逃げ、蝙蝠のいそうな洞窟見つけて、人口を1から増やしていき、科学兵器を作りまくる方が、安全である(石神村の戦力はあてにしない)。

また(杠はともかく)大樹は巨大な戦力(体力)であり、司の元に送り込むのは勿体ない。司がいくら復活液のレシピを知っても、アルコールの醸造などは時間がかかるが、大樹がいればかなり時短になる。大樹だって、杠と共にいる以上、働かなければならないし。

さらに、司はバカではなく、大樹はバカで真っ直ぐな性格という設定だ。司も、大樹の人間性は知っている。大樹がウソを突き通せるかということ以前に、「千空を殺した司の軍門に、大樹が自ら下るなど、100億%ない」。百億歩譲って、杠を人質にとられた時、仕方なくといったところか。大樹が司の軍門に下りたいと言ってきた瞬間に、「千空は生きている」とバラすようなもんである。

せっかく、「司が千空を殺した」と思い込んでいる以上、余計なリスクを背負う必要はない。「大樹は死んだ千空を埋葬し、杠と共に逃げ去った」と思わせておく方が良い。

武力サイドがどれだけ兵を増員しても、科学サイドは、毒ガス弾1発作れば勝てる。これはそういう戦いで、時間があれば有利になるのは科学サイド。諜報などは、最終局面で必要になることであり、武力サイドがある程度大きくなり、人員を把握しきれなくなったあたりの方がスパイを送り込みやすい(また、その段階になれば、科学による誘惑で、現代の科学の恩恵を受けてきた武力サイドの人間を簡単に懐柔できる)。

よって、大樹と杠を司の元に出すのも、石神村に滞在するのも、最低レベルの悪手。

こんな簡単なこと、「頭の良い設定」の千空が気付かないわけがない。つまり、この選択は、千空が考えたものではなく、作者が考えたもの。新しい展開(石神村編)を生み出したいがために。

これが、私の思う「ご都合主義」。つまり、「自らの生み出したキャラクターに命を与えず、作者の都合に合わせて信念や発言を曲げる行為」。

選択をミスることも、正しい選択をすることも、「こいつなら当然そうするよな」と思えるかどうか。

例えばONE PIECEで、 {netabare} ルフィに心理描写がないのは、「ルフィなら考える前に行動しそう」 {/netabare}と、尾田さんが考えたから。例えばロードス島伝説で、 {netabare} 作品の途中で、語り部だったナシェルが主人公に昇格したのは、「ナシェルが思った以上に成長し、一人歩きし始めた」{/netabare}と、水野良先生がキャラクターをコントロールしないから。こういう生きたキャラが、私は好きだ。

つまりは、作者が、自ら生み出したキャラクターに負ける、覚悟。器の広さがあるかどうか。

本作の設定は抜群に面白く、科学実験などはドキドキしたし、文明を1から作り上げる過程はワクワクした。1話につき1つ物語が進む(素材ゲットや実験成功など、成果が出る)構成の確かさ。特に終盤は、少し泣けるくらい良い出来。科学の実利の面だけじゃなく、「科学とは、人の生活を良くする、助けるものだ」という力強く温かいメッセージには心震えた。

せっかくの良いアニメなのに、勿体ない。創作物全般において、私はそこに作者の気配を感じると、少し、萎えてしまうのです。

簡単に言うと、「ラッキースケベ(①)は許せても、魅力のない主人公に惚れるチョロイン(②)は許せない」ということなのですw

(とはいえ、☆5に近い☆4。今年観たアニメでも、五本の指に入る面白さなので、当然、2期は観ます♪)
{/netabare}

【余談~ 石化の理由、予想 ~】
{netabare}
私は原作未読なので、すでに答えが出ているのかもしれませんが、一応、アニメしか観ていない立場で、予想を(結果、的外れかもしれないし、ネタバレになるかもしれないので、一応隠します)
{netabare}
まず、石化が人為的なものか、自然現象かという点についてですが、私は、人為的なものだと思います。根拠は、そうじゃないと話が盛り上がらないからです(笑)

まあ、「人間とツバメだけ石化する」というのは、何かしらの実験くさいですしね。

じゃあ、人為的なものだと仮定した時、「動機は?」というと、「地球環境を守る」か、「人類を疫病(バイオハザード)から守る」のどちらかでしょうね。これは、どちらの可能性もあると思っています。

「地球環境を守る」とした場合、人類と燕以外の動物が無事なことにも理由がつくと思います。石化が解けた後、真実に気付いた人類は、「もう2度とこの悲劇を繰り返さない」と思い、科学の力を正しい方向に使っていくラストは、少年漫画、、、というよりは青年漫画らしいですが、話としては成り立ちそうです。

また、「人類を守る」は、悪者がいないので、少年漫画らしい展開だと思います。近い将来、人類が滅亡してしまうようなバイオハザードが起きて、それを回避するための苦肉の策なのかなと。本作の疑問点として、「何千年も脳を使い続けてきた、千空は、そのエネルギーをどこから得たか」というのはありますが、石化の石がエネルギー源になる仕様なら分かります。ただ、石化に伴い、(ビルの崩壊に巻き込まれるとか)必ず死ぬ人は出るわけですし、「だったら疫病のウイルスがいなくなるまで(数年)とかで石化が解けるようにしたら?」というのがあるんで、微妙な気もします(まあ、千年以上しないと死滅しないウイルスなら別ですが)。

他にも、どこかの国が戦争用の兵器を暴走させたとか、宇宙人が攻撃してきたとか、可能性はいくつかありそうですが、なんかそれだと、「物語としてつまらない」なと思います。あくまで、少年漫画ですし。
{/netabare}
さあ、皆さんの予想は? 2期で謎は明かされるのかな?
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
随分と壮大な話だな。なかなか面白い設定。これはちょっと久々に新鮮に楽しめるかな?

2話目 ☆4
お、ちゃんと人体実験したか。なら、ユズリハ復活の選択も納得。武力は危険だよな。ただ、お互いがお互いを必要な間は、身内を攻撃してもしょうがないよな。これ、人口が増えるにしたがって、鬱展開あるだろ。

獅子王はチートだな。このキャラはあまり便利に使うと厳しいが、少年漫画らしい分かりやすさはある。

4つ目の使い道は、火薬かな。

3話目 ☆4
蝙蝠の糞尿=硝酸て、なかなか頭良いよな。大仏の理論、良いね。

4話目 ☆2
狼煙をあげるのは、どう考えても悪手だろ。箱根で隠れて火薬をつくり、獅子王を倒し、その後に狼煙をあげるのが良いだろ。それで会えればよし、会えなければ仕方なし。優先順位の1位は、獅子王でしょ。この作風で、こういう「ミス」はいただけない。

5話目 ☆3
てっきり、狼煙をあげたもう片方が、止めるかと思ったら。銃か何かで、かすり傷ひとつも負わないのかよw 石化の伏線は、なかなか良いね。回想か~。ここでじゃなく、1話前のBパートのが、よくない? んで、首バツーンで、引きを作る。

6話目 ☆2
構成にやや疑問は残るが。考えてた分のエネルギー、なるほど。それが自発的に石化を解く鍵か。ん? なら、脳みそだけはもともと生きてたってことか。なら、脳みそは不老不死にならないか? なるほど、人類を助けるための石化。

いや、スパイよりも、貴重な戦力、労働力を自陣から敵陣に送り込むリスク、あと、司はバカじゃないんだから、生きてることがバレるリスクの方が大きくないか? 合理的に考えて。アルコール作りだって、司の一人の方が時間かかるだろうし。

生き残った人類。血が濃くなりすぎないか? つか、紐の強度が心配。

7話目 ☆3
言語と人種を混ぜてるのか。ギャグが強めに。自力でたどり着いたなら、天才だよな。素材を楽に集める装置。病気を治す科学ね。少年漫画らしくなったといえば、そうだが。

8話目 ☆3
便利な鉱物がたまたまあるとか、こういうご都合のところはもう、見逃さないといかんかね。猫じゃらしが穀物ってのは、初めて知ったな。

9話目 ☆3
電気ね~。一気に文明が進んだな。対照的な2つの国の争いになるが、それを1から創り合うのはおもしろい。

11話目 ☆4
スイカ、顔芸w 眼鏡美少女の誕生は、文句なく、正義だな(笑) 世界がクリアになった後に、涙で再び歪む演出は素晴らしい。科学って、本当に多くの人を救っているのな。。。でも、あれ? 眼鏡美少女は?(笑) 金狼にも眼鏡活かすのか。技術力はな、確かにムズい。SimCityみたいで、ちょっとワクワクする(笑)

12話目 ☆4
火山ガスって、そこまで危険なのか。死にいたるものだとは知っていたけど、1秒以下で死ぬほど危ないのか。少年漫画らしい熱さは嫌いじゃない。

13話目 ☆3
村に初めて降り立つ一歩目を、月の表面風の作画にしたのは、上手い。いやいや、じゃあマントル止めなけりゃ、勝ちやがな。スイカの手助けで金狼を、「勝ちなのに負けにする」ための伏線だろうけど、整合性がないな。

14話目 ☆3
騙し討ちとは、想像以上に卑怯だったな。発火は、あんなに一気に起こるものなの?

15話目 ☆4
科学は、人を幸せにするためにある。根元的なことだけど、忘れがちなこと。

16話目 ☆4
なるほど、宇宙に行ってて、難を逃れたってことか。ロマンだな~。

17話目 ☆3
司らしくないな。自分が単騎で行って、解決やん。とはいえ、違う武器を急に持たせて、どうする? 琥珀以外は、鉄の槍の方がよくないか? 各自の能力をちゃんとフル活用するのは、レベル高い。

18話目 ☆3
3人同時に木から落とすのは、「ちゃんとしていない」。時間差で一人ずつ落とし、安全を確認するべきだろう。スマホか。毒ガス弾とかの方が良くない? ビンにつめて投げようぜ。

19話目☆3
ワタアメに水力発電。常に見張りをつけとかないと、発電所のヤバさが分かる焔に破壊されそうだた。

20話目☆3
だから、焔は何してるのかな? タングステン、まあ、こういうご都合主義は許せるけどね。

21話目 ☆4
素敵な友情話。最後の、木に復活日彫ってたあたりの伏線の活かし方は素晴らしかった。

22話目 ☆3
マグマが仲間に。少年漫画だな~。

23話目 ☆5
あれは、友情だったのか、、、良い話だな~。争いのための科学が人を豊かにする。歌を入れたりして、あきない演出。

24話目 ☆5
レコード。科学は時空を超える。科学の素敵さだな。歌を、文化を残す。1本とられたな。実用だけが科学じゃない。人を豊かにするのが科学。まあ、ここで切るなら、2期の情報流さないと暴動起きるわな(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 42
ネタバレ

TAMA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

100億パーセント唆るぜ、この作品は!

評価は観終わってからします。
ただ9月位まで色々とあるので作品が観れないのは辛いなぁ。
(2019:07/31執筆)
※(2019:12/14更新しました)

原作・ジャンプ掲載分全て。
アニメ・四話まで視聴済み。(30分アニメ)


うん、期待通りな展開で嬉しいですね。かなり好きな作品なので綺麗に表現してもらいたいです。

超!簡単に書くと…
普通な日々を、学校生活を過ごしていた『石神 千空(いしがみ せんくう)』『大木 大樹(おおき たいじゅ)』『小川 杠(おがわ ゆずりは)』。
そんないつもの日常生活が一変する。原因は分からないが【人類のみが石化する(一部ツバメも)】という事変が起きた。
…そこから数千年の時が流れ何故か『千空』と半年後に『大樹』の石化が解ける。
文明は滅び、建物等は腐って無くなっていた。
「科学は地道な探求」という持論を持つ科学少年『千空』はストーンワールドでどう奮闘するのか!?
…と、簡単ですが。

ここから下は隠してますがネタバレは無いです。視聴前+数話観た感想です。

{netabare}

最初この連載作品を見た時に思ったのが『マインクラ○ト』+『学生時代の理科や化学・科学』+ファンタジーと言ったとこですかね。
ちょっと能力部分だけを例えるなら『ダンガンロ○パの【超高校級の○○】』みたいな感じがありますね。『千空』も『大樹』も『杠』も『獅子王 司(ししおう つかさ)』もそれ以降に出てくるキャラも何かしら凄いです。(全部じゃないですがね。早くメンタリスト出てこい。)

この作品って番組後半にも注意書きが出てますが「やろうと思えば出来てしまう」という事。(危ないやつもあるので自己責任でやって下さい)
科学監修も『くられ』がやっている事。
数千年後なので緯度経度等のズレや人工で作られた自然は無くなってるというリアル表現。

料理も衛生面も武器も現象も全て科学でやってやんぜ!って感じの『千空』が面白く、でも合理的と言いながら甘いとこもあるキャラに惹かれました。


最初この作品を見た時は『大樹』が主人公かな?と思ってました。1話目観ると…ね。

『千空』役の『CV小林 裕介さん』はちょっとウザいキャラが似合う声優さんになったなと個人的に思いました(笑)

ちょっと『司』がキレ者過ぎかな。ストーリーの流れ的に仕方ないけど色々と気付くまでは良いとしても物体・物質等の知識も凄い。記憶力が凄いからか?
『司』の考え方は結構納得しますね。今の世の中の…、老害共が…、と、詳しく書くとつまらなくなるのでこの辺で。
ま、独善的な価値観って感じですね。

アニメではまだですがジャンプ本誌で書いてあった物を試しにやってみました。ある話数で『麺料理』を作るのですがそのレシピを試しに作ってみました。…作って、…(汗)
食用としては問題ないけど味が…、食感が…、薬膳としても…(汗)

ある飲料もいずれは試してみます。


これから科学で発展させたり、謎を解いたりと色々と熱い展開があります。現代社会にあるものがほぼ全て無くなった世界でどう『千空』達が行動するのか!?科学ファンタジーをお好きな方は是非!

個人的にはOP曲もED曲も合って無いかな?と思いました。

{/netabare}
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(2019:12/14執筆)

全視聴しました。ここから先の感想はネタバレ含みます。

{netabare}

いやー、結構楽しめました。
文明が無くなった世界で『マインクラ○ト』に『化学・科学』を駆使し困難を切り開いていく、ってのは子供心をくすぐりますね。

因みに『化学』は物質の性質ならびに物質相互間の反応を研究する、自然科学の一部門。

『科学』は一定領域の対象を客観的な方法で系統的に研究する活動。また、その成果の内容。特に自然科学を指すことが多い。

って感じです。どっちも読みが「かがく」なので分かりやすいように一般的に『化学』は『ばけがく』と言ってます。(千空も作中に言ってます。)


謎がかなり残ってますが1番気になるのは『石化』ですね。『千空(考えていた)』と『大樹(想っていた)』だけでも解け方が違うのに『杠』はもっと違う。『杠』は何も分からないと言ってました。『千空』とは違う。
『司』はすぐ順応してたけど解け方としては『杠』に近い。
さて、一応は『復活液』で石化が解けてますが条件が違う物で石化が解けてます。この謎はまだ原作でも解明されてません。
石化された理由・原理やなぜそうなったのかが非常に気になります!


『司』の考えは結構共感しますね。
権利や税、先に産まれて文明を切り開いた年上だからそれを敬え!って世界が気に食わない、浄化しようという考えは歳が若ければ若い程共感を得られるのでは無いでしょうか?
大体文明を切り開いたお偉い人なんて少数だろうに。

そうなれば意見は割れ、『千空』VS『司』みたいな構図は遅かれ早かれ出てくる争いの種になってるでしょうね。
人間を増やす、増えると考えも様々な物が出る、そうなると…ってね。



この作品は一応現代社会(連載された時は2017年)を題材にして石化しておよそ3700年後に石化が解けてストーリーがスタートしてます。
私は鉱物とか物質の経年劣化とかよく分からないんですが今から3700年後には何も残らないもんなんでしょうか?作中では青銅製の大仏は残ってましたけどどうなんでしょう?
一応前に見た科学ニュース記事では1000年単位の月日が流れるとほとんど無くなるとは見ましたが…。
CDやDVD等はちゃんと保存しないと寿命は20年〜30年って言われるし電子データも『M-DISC』以外はちゃんと管理しないと数十年で劣化・場合により消えます。
データはともかくここまで何も残らないのかな?ま、証明は難しい…というより無理でしょうね。見る事は不可能でしょうし。でもやはり気にはなります。


後は気候かな。現代社会でも計測しだしてから赤道は徐々にズレてるし世界的に気候も変わってます。
3700年後に日本に四季はあるのかな?と、疑問。
日本が気象情報を取り出したのは明治5年(1872年)から。たった150年しか経ってない統計データで異常気象とか言ってる気象予報士ってどうなん?って思うけどそれでも気候は変わってる。
確か現在(2019年)から約2000年後には今の北極星ポラリス(こぐま座α星)は北極星では無くなり、ケフェウス座ガンマ星【エライ】が北極星になります。(科学ニュースより)
そうなると地軸とかは今よりかなりズレてると思うのですが。地球の地軸は約2万5800年周期で微妙にズレてる計算なはずだし…。
ま、高卒の素人の疑問なんでそこまで対した事じゃ無いのかな。
日本であるかは作中の簡単な例で『杠』が石化してた場所で分かります。


個人的に好きだったのは食事ですね。
流石に『ねこじゃらし』を見て「よし、ラーメン作るか!」とはなりませんが(汗)
ただ発想力やこれをネタに持ってくるのは凄いと思います。普通思い浮かびません。
…味は …オェッ
私だったらストーンワールドにある物で味付けを変えるくらいか知ってる調理法で調理するしか出来そうに無いです。

結構食事に関する製品や家電製品って化け学・軍事転用で作ってるの多いんですよね。『レーダー』=『電子レンジ』とか有名なのはナポレオンが採用した『瓶詰め』のちに『缶詰・レトルト食品』が作られる。面白いのはお掃除ロボット『ルンバ』は『地雷探知ロボット』だった等本当に面白い。
だからこそ私はこの作品が好きだし食事のエピソードであの発想力は痺れました。
『パクチー』『炭酸水』『ハチミツ(焦がしたカラメル)』『ライム』で『コーラ』は私も試しましたが『コーラ』でした。
ただパクチーが苦手なのでそこがちょっと(汗)
個人店で料理を出してるとこにはたまに自家製のコーラやジンジャエールとか出してるとこもあるのでこーゆーのは簡単に作れるんですよね。
…今度は『炭酸水』を作るとこからやってみようと思います。

もしこの作品のようなストーンワールドになったらお酒よりコーラとかジンジャエールとかの嗜好品の方が重宝されそうだなぁ。多分。


ストーリーを観て思ったのが70億人の復活は出来るかもしれませんが、1番ムリゲーなのはストーンワールドから現代社会の技術まで復活させられるかどうか。
ほぼ無理だと思います。科学ニュースでも取り上げられたのを見た事があるんですが、鉱石やエネルギーや資源など取りやすい所から取ってしまってる為に作るのが困難なアイテムや不可能になるものが出るそうです。簡単に言えば取り辛いとこまで行かないと行けないからって事です。
『スマホ』が現代社会ではかなり普及してから『砂マフィア』が砂を乱取りして砂不足、枯渇してるそうです。サハラ砂漠の砂を使えば?と思うかもしれませんがサハラ砂漠の砂はスマホやガラス、電子機器や鋳型等を作れません。ある成分が入ってないのと丸くて小さ過ぎるので。

こーゆー問題があるなか『千空』がどうやって復活させて行くのか、楽しみで仕方ないです!
『千空』で完結させるのか、何世代も掛かるのか、どうなるのかな?


{/netabare}



合理的だけど非情では無く甘さのある『千空』、そこは結構人間臭くて好きですね。『コハク』と『クロム』との絡みも良いし『大樹』と『杠』との関係も熱い!バトル部分もジャンプらしい。
次回予告の理科の実験みたいなんはとても良かった。

少し設定に疑問点もありますが全て完璧な作品は無いと思います。

第2期が1期放送後に制作決定が発表されました。
『千空』の言葉を借りて「唆るぜ、2期も」と締めようと思います。
長い感想を読んで頂きありがとうございます。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

82.8 14 筋肉アニメランキング14位
ダンベル何キロ持てる?(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (740)
3209人が棚に入れました
「ひびき……お前、また太った?」食べることが大好きな女子高生・紗倉ひびきの心に突き刺さった友人の非情な一言。夏休みまでに絶対に痩せてみせるとダイエットを決意したひびきだったが、一人ではまともに運動も続けられない体たらく。こうなったらとひびきが足を運んだ先はトレーニングジムだった! そして入会したジムで同級生のカリスマ美少女生徒会長・奏流院朱美と出会ったひびきは、深くて楽しい筋トレの世界へ足を踏み入れることに……。

声優・キャラクター
ファイルーズあい、雨宮天、石川界人、石上静香、東山奈央、堀江由衣、玄田哲章、戸松遥
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

わがままBODYは正せます!

はじめに、、、

わりとガチ勢なので客観的な意見は期待しないで下さい。

観るべくして観たアニメであり、楽しむべくして楽しんだアニメであります。
広背筋いじめて痛みにうっとりするド変態野郎の妄言という前提で以下お楽しみいただければ幸いです。



女子高生を媒介にして体づくりに向き合った作品。
ためになる点では『はたらく細胞』、題材へのモチベーション喚起の点では『ゆるキャン△』などの系譜に連なる作品です。
エンタメとのバランスを取れてかつハマれば “ためになりやりたくなる” そんな未来が待ってます。
しかしちょっと待ってください。


 ウケんのかこれ?


世間一般から見たオタク像って運動と無縁で体育会系を忌避してるじゃないですか(失言1)。そこに迎合してアニメでは体育祭より文化祭にメインエピソード持ってくるし、主人公はだいたい帰宅部でサッカー部キャプテンあたりを目の敵にしてるみたいな!・・・そうです。ものすごい偏見です。
しかも作中の“シルバーマンジム”のモデルは名前からして“ゴー○ドジム”でしょう? 数あるフィットネスクラブの中で、「プール無し」「フリーウェイトエリア広め」「有酸素運動エリア狭め」「スタジオプログラムあったっけ?」なとにかく筋トレガチ勢御用達のジムですよ。

1.いくらJK投入してもアニオタ(ステレオタイプ)の心を溶かすのは難しいのでは?

ひとつめの疑問です。
だいたい筋トレなんて意識して部位をいじめて回復させての単調な繰り返し。

2.それで30分もつのか?15分枠で充分じゃね?

ふたつめの疑問は12回×30分なんてダレるだろうよの心配です。
みっつめは冒頭に挙げた観点と照らし合わせて、話を盛ってまがいもん教えられても反応に困るという知識やモチベーション喚起面での不安。

3.ためになりやりたくなるのかいな?

と3つのハードルがありました。


結果はご覧の通り。ネットなどの評判を見る限り作品は好意的に受け止められたようです。

{netabare}「見ないで!今日は三頭筋のハリが悪いの」atどこぞのプール{/netabare}

あたかも“筋肉は裏切らない”どっかで聞いたことあるようなフレーズが舞いそうなエンターテイメントに徹した満足の一品でした。
なお上記のハードル3点への適合度合いを整理すると、

 1.○ :しっかりエンタメしてる
 2.△ :ネタ繋ぎに苦労してた
 3.◎ :ためになりやりたくなる

といったところです。
脳筋を先鋭化させた極端なキャラたちが醸し出す面白さとたまに吐かれる毒。ストイックさとお笑いとが良いバランスで同居してます。


【キャラ】◎は主要キャラ

◎紗倉ひびき(CVファイルーズあい)
◎奏流院朱美(CV雨宮天)
◎上原彩也香(CV石上静香)
◎ジーナ・ボイド(CV東山奈央)
◎街雄鳴造(CV石川界人)

立花里美(CV堀江由衣)、愛菜るみか(CV戸松遥)、呉夜叉(CV大原さやか)

ハーンノルド・ドゲゲンチョネッガー(CV玄田哲章)


キャラクターの強烈さに隠れがちでしたが、筋トレ含めた体づくりの説明がメニュー内容も紹介順もついでにトレ作画もほぼ完璧でした。
それではハードル3点への対応ぶりに沿って詳細以下、



■○:エンタメしてる

筋肉の神様にお願いするのは「めっちゃモテたい」。すごい素直!欲望に忠実なことは良いことです。
OPEDはラップ黎明期の吉幾三『俺ら東京さ行ぐだ』を彷彿させるコミカルチューン。中毒性が高いです。そして、

 とにかく明るい!

曲もアニメの中身もダークさを感じない。とことん巻き込まれるテンション高めの明るさです。これに陰キャが小馬鹿にするようなマッチョ像を見事に体現してることもありとっつきやすいのです(失言2)。
これは石川界人さんの起用がファインプレーでした。 安元洋貴さん諏訪部順一さん前野智昭さんのようないかにもゴリマッチョできそうな方の声あてでは出ない味だったと思います。

{netabare}・「アニメ好きのマッチョの人と盛り上がったわ~」byロシア娘
・コスプレマニアの女教師若干二名

しっかり媚びることも忘れておりません(失言3)。{/netabare}


カウンターとしての常識人のツッコミにはキレがありました。高テンションに間髪入れずのツッコミ。もさもさしてません。

さらにところどころ毒をまき散らします。これが隠し味となり良いアクセントとなりました。

{netabare}・どう考えてもRIZ○Pをdisってるよねなアレ
・紅白ならぬ忖度歌合戦のネーミングと画面に映し出されるサ○ちゃん{/netabare}

あとは場外。アニメと同時で主演のファイルーズあいさんのトレコンテンツと一緒に楽しむなんてこともできました。メディアミックスでの楽しみも盛り上がりに寄与しましたね。


■△ :ネタ繋ぎに苦労してた

たぶん5話でネタ切れしてます。初心者向け導入や経験者向けあるあるで引っ張った序盤は4話まで。
半分もいってなかったのでやはり15分枠が妥当でした。失速を感じられた方がいたとしても不思議ではありません。5話以降はイベントとの抱き合わせ度合いが強くなります。ここからはキャラの魅力勝負でした。

{netabare}・5話:走るための筋肉。いやいやフォームや技術が先っしょや?と思う。
・6話:アームレスリング大会。技術の説明あり。そうそうこれが大事です。ジーナを投入し活性化。
・7話:アイドル回。中休みですね。
・8話:ハイキング。2話続けての中休み。
・9話:ハーンノルド登場。以降、クリスマス、正月、そして最終話へと続く。

ジーナとハーンノルドら途中投入して鮮度を保つ工夫はしてます。とはいえ“筋肉バカ”同カテゴリーでの一体感は生むものの、話の凹凸がなく埋没してしまうリスクそのまま出てました。
また、中休み回連続は間延びを感じさせました。ここだけ惜しいですね。{/netabare}


■◎ :ためになりやりたくなる

これは満点じゃないでしょうか?
体づくりのメニュー内容では、初心者/経験者/上級者。太った人/痩せてる人。全方向へメッセージを送ってました。

 ⇒ためになります

初心者がやりがちなミスの指摘だったり誤解の訂正。簡単なところから始められるような導入トレーニングやマインドセットをしっかり序盤で網羅し徐々に段階を上げてました。

 ⇒やりたくなります


具体的にはこういったところです。

①初心者向けの具体的にこうですよ、の説明があります
今となっては常識に近いところから、
 {netabare}※「筋肉は脂肪より重い」「食事制限だけのダイエットの危険性」「食べることは才能」etc{/netabare}
トレーニングにおける注意点まで
 {netabare}※「大きい筋肉から鍛える(広背筋)」「下半身鍛えるのを疎かにしない」「ストレッチの功罪」etc{/netabare}

経験者向けの内容は混み入ってしまうので割愛。“なるほどそうか!”目からうろこなネタと“これなら自分でもできそう!”実現性が可視化されるためモチベート喚起に繋がる序盤でした。

「何キロもてる?」タイトルもギミックのようなもので、大事なのはフォームだったり呼吸だったりどの筋肉を意識して着実にやるかが重要。反動をつけてそれなりの重量をこなしても意味ないよということの説明もしっかりありました。


②ドラゴンフラッグ
これ自分できません。ジムでやってる人を見たこともありません。たしか『燃えよ!ドラゴン』でブルース・リーがやっていた究極の腹筋とかいうやつです。
ドラゴンフラッグに象徴される経験者や上級者向けの小ネタが満載でした。


③痩せ型さん向けの内容もしっかりある
これちょっと感動しました。主人公の目的は「痩せたい!」だし、ジム入会目的の主要理由がダイエットというなかで、しっかり肉がつかなくて困るという方向けの措置も講じてます。
本人はけっこう悩んでたりするのですが、「痩せてるの羨ましい」と言われるだけで取り合ってくれないんですよね。ジム通いの立派な動機になり得るものです。
トレ後30分以内のタンパク質(プロテイン)補給だったり、筋肥大のプロセスやそのための食事に関する説明もありました。


①②③で全方向への“知識補充”“モチベーション喚起”を散りばめていたのです。


④しっかりしたトレーニング作画

初回のみ筋肉ぶるんぶるんさせて色モノかと見せかけて、第2話以降は落ち着かせてきました。
これをもって作画が良い!とするのは違うような気がしますが、

・肘を伸ばしきらない
・ダンベルやマシンでの手足の伸縮のスピード

これがまず正確です。細かいところだとバーを掴む手の指が“親指を下に入れてバーを掴むか?”“五本指並べてバーを掴むか?”で負荷が変わるトレーニングにおいて、その時テーマになってた部位をより鍛えるための指位置だったりしたのは唸りました。
しっかりこれ見て真似るだけで効果的なトレーニングになるような仕様になってます。





実用的かの観点でしたら私は過不足ないアニメ作品だと思ってます。
日頃の運動不足の解消に繋がるきっかけになるのであればこの作品の意義は充分にあるのです。

エンタメ的に面白いかの観点でしたらこちらも私は充分堪能できました。
OPキャラソンで石川さんの叫ぶ「サイドォ チェッストォォーッ!」に魅かれるような方でしたらきっと満足できるでしょう。




※余談
■其の壱:副作用あり

フリーウェイトと自重トレ中心の内容でしたが、継続性に難ありです。
フォームを自力でチェックしながらは初心者には難しい。マシントレに慣れてからフリーウェイトが無理のない流れであることと、3ヶ月もしてくると飽きもでてくるので、プールやスタジオプログラム。もちろん有酸素運動も取り入れて目先を変える工夫をしてみましょう。
このへんゴ○ルドジムがモデルだったことの弊害?があるかもしれません。


■其の弐:体育会系ってこうだよね

酒飲めるイメージあるでしょ?
{netabare}大晦日に独身コンビでくだを巻いていた立花先生と愛菜先生の傍らには一升瓶三本転がってました。二人でこの量はさすがに飲みすぎです。{/netabare}



視聴時期:2019年7月~9月 リアタイ視聴

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2020.04.07 追記

コロナ禍でジムも逆風ですがしゃーないですね。しばらくひっそりしときましょう。
さてリアタイ後、石川界人さんが筋トレガチ勢であることが判明しました。なぜ唐突にこのネタ持ってくるかというと、日本酒のプロモかねて実際の蔵元の名を冠したキャラあてをするという話が流れてしまったことに触れたいから。降板です。
筋トレガチ勢の彼は「太るから日本酒飲まない」とラジオで言ってしまい、それがスポンサーに知れて、という流れでした。

事の是非や処分の軽重は置いときます。

事務所さん事前教育しましょうよ。
声優ってマネージャーつかないんですよね。芸能事務所ならCMやスポンサー/クライアントを絡めたNG事項についてのレクチャーもあるでしょうに。
ほぼ個人事業主のようなものとは聞きますので自己責任といえるのかもしれませんが、このへんの業界知識のサポートもないとなると大変だなぁと思いました。


2019.09.23 初稿
2020.04.07 追記

投稿 : 2024/06/01
♥ : 73
ネタバレ

TAMA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

はい、サイドチェストーー!!

街雄役の『CV石川界人さん』、貴方のお陰でOP曲の『サイドチェスト』が耳から離れない(笑)


原作・未読。
アニメ・全話視聴。(全12話・30分アニメ)


『街雄さん』の給料ってプロテイン代等もそうだけど服代もバカにならないんじゃ…(笑)

ちょっとした小ネタを書くと今コンビニやスーパーで売ってる『サラダチキン』。アレって女性向けに作られた商品だったらしいですが売り出してみるとボディビルダーや筋肉をつけたい人に売れたと言う全くターゲットとした層と違う売れ方してるらしいです。エネルギー表記を見てみると確かに筋肉をつけるには良いと思います。
味も悪くないし筋肉をつけたい方にオススメですよ♪…ただどんな物でも食べ過ぎはNGです。


食べる事が大好きな女子高生『紗倉ひびき』、友人の同級生『上原彩也香』に「最近太った?」と指摘され気にする。
ダイエットしようとしたが個人ではどうにもならず近くに出来た『シルバーマンジム』を見学。
そこに同高校の優等生『奏流院朱美』も見学に来ていた。『シルバーマンジム』はかなり本格的なジムだった為、怖じ気付いた『ひびき』は辞めようとするがそこに現れたイケメン『街雄鳴造(服の下はゴリマッチョ)』に一目惚れして通う事に。
…ってとこですね。


最初はエロ目線なカメラワークをしてたので「そーゆー系?」と思いましたがトレーニングや呼吸法、ED曲後の筋トレ法など結構真面目な部分があり引き込まれて行きました。トレーニング以外はコメディですね。そこまで悪くない。
恋愛要素は…悲しいほど無い(笑)
ま、ちょっとそれっぽいのもあったけど大胸筋見てただけだし(汗)
もしかしたらこのアニメを観た後、触発されて筋トレやったりジムに行く人が居るかも?

ただトレーニング方法は良いけど白筋タイプや赤筋タイプ、男性筋タイプや女性筋タイプとか色々あるからそれに合うのかな?と思ったり。
あ、男性でも女性筋タイプは居ます。今の統計で8:2くらい。女性筋タイプだと負荷のかけ方が全く変わるので自分の筋肉タイプを調べると効率アップしますよ。


所々食べ物にカロリー表記してましたが『カロリー=重さ(体重になる)』と思ってる方が多いですがそれは間違いです。調理師や栄養学に計算方式のとこに載ってますがカロリーは熱量なので重さは無いです。カロリーで太るのでは無く、消費されない物・排出されない物で太ります。
逆に太りたいならお相撲さんの食事を真似してたら良いですね。アレは太る。キツイけどね。

なので同じカロリー数でも太りやすい、太りにくい等が出ます。例として同じ800キロカロリー食品が2つあったとしてもその食品の含有量の違いで無駄なお肉になるかならないかになります。
詳しくは計算方式で検索してもらえれば良いですが、基本、タンパク質・脂質・炭水化物から算出します。
後、個人差があるのも重要です。
その人が食べた物をどう消費するか、その人の食べた物のエネルギー交換効率、食べた物が使われず排出されるもの、などがある為一概にどんな食べ物が良いかは本当に個人差・身体の作り・性別・年齢による消費量などになります。


さて、話を戻します。

一度だけ大学生がやるボディビル大会を見に行く機会があったんですが、作中みたいに「キレてるよ」だけでは無く「なんだ、そのチョモランマは!?」「肩メロン!」「脚がゴリラ!」等、掛け声が飛び交ってました。私はボー然としてましたが(笑)
ボディビル大会ってお客さんは語彙力を求められるんですね。…てか「脚がゴリラ!」は褒め言葉なのか?


コメディ部分は結構パロってましたね。他作品のパロやある首相のパロやある番組のパロ、『プレジェクト○』みたいなんは少し笑った。…てか色々大丈夫なのか?


ただ問題は物語に山場や動きはそこまで無い。筋トレ等に興味を示されなければ受け入れられない。エロアングルカメラワークが気に入られなかったらアウト。見た目よりキツイからこんなん続けられるか!や、脳筋は鬱陶しいなど…とまぁ観る人選びそう。コメディ部分でカバー出来るかな?


スポーツ工学が発展して機能的な運動をし、身体に結果を出しやすくなった昨今。それと比例して間違った運動のやり方も増えてますね。ラ○ザップの事も作中で名前は伏せてたけど間違ったやり方と言われてます。現にあの会社って今かなりの大赤字ですし。
さて、『ひびき』は理想の体型を手に入れられるかな?


ーーーーーーーー

ここからは趣味書きです。お時間がある方はどうぞ。ちょっと長め。


{netabare}

☆有酸素運動って痩せる為に長時間は無意味です。
特にランニング。気分を良くする為だけしか効果が無く、カロリー消費はほぼしないです。逆に老化しやすい。
アンチエイジング効果等を求めるなら高強度の有酸素運動、HIITやタバタ式を用いた方が良いですね。

ランニング等の有酸素運動を45分以上やるとストレスホルモンのコルチゾールが出てきます。コルチゾールとは食欲増進させる物質。「このくらい動いたから食べても良いよね」ってなるのはコレです。
痩せたい人には逆効果だしコルチゾールは高カロリーな物を食べたくなります。
慶應義塾大学等の論文ではランニングやるくらいなら息が少し上がるくらいのウォーキングを20〜30分くらいをやった方が良いです。

ランニングで痩せない理由として体脂肪を1キロ落とす場合77時間走る事が必要。
ランニングの消費カロリー計算方式↓

体重✕距離=○○

と、なります。

例・体重50キロ✕距離5キロ=250キロカロリー。
例・300キロカロリーで大体コンビニで売ってるオニギリ2個くらい(具材にもよる)。

そして悲しい事にランニングで消費されるのは脂肪より先に筋肉が消費されます。筋肉を消費させないやり方は走る前に食べる事。つまりランニングして痩せようとするのは全く意味が無い、となります。


詳しくはニュースや大学の論文に載ってるので検索して下さい。


☆次に作中にもあった『プロテイン』のお話。

プロテインは毒だと言う人が居ます。残念な事に管理栄養士の方にも居ました。古い参考書や論文の知識なのでしょう。そんな人がこぞって言うこと「プロテイン飲んだら身体で窒素が出て毒だ!」と言います。
論文では『窒素』では無く『アンモニア』と書いてあるんですが。
確かにどんな物でも食べ過ぎたり飲み過ぎたりすれば毒です。ではプロテインの場合はどうでしょう。
論文では健康被害が出るレベルは飲めるもんなら飲んでみろ!ってレベルを飲まないと健康被害が出ないという検証結果込みで書いてあります。
基本病気やアレルギー等で無ければ大丈夫です。

★タンパク質のデメリット・タンパク質の摂り過ぎダークサイド。

腸内細菌がタンパク質を分解。分解する時にアンモニアを出す。アンモニアを出し過ぎると身体として毒素、となります。

アンモニアは基本肝臓を通って尿として排尿。が、プロテインを摂り過ぎると肝臓では捌ききれない。

しかし摂り過ぎレベルが1日にタンパク質摂取量は230グラムが上限。タンパク質200グラム以上摂取するのはかなり難しい。(タンパク質の量のみ)

例・卵=1個12グラム。
☆・鶏肉=部位により変化、100グラムあたり16〜23グラム。
☆・豚肉=100グラムあたり18〜22グラム。
☆・牛肉=100グラムあたり17〜21グラム。

です。
適切に摂ってれば全く問題ないです。

運動しないのであれば自分の体重✕1,5〜2,2グラム(1日間)。

プロテインは腎臓や肝臓を悪くするという論文は1973年のもの。しかもその論文では被験者は健常者では無かった。

2014年のコクラン共同計画(イギリス)のレビューに研究が記載されているので気になる方はそちらをどうぞ。確か『腎臓とプロテインに関する実験データ』だったかな?

腎臓のダメージを考えるなら精製された砂糖を気にした方が良いと思います。ダメージはこっちの方がデカイ。


で、最新の研究で1日にどれくらいのタンパク質が上限か?
これは運動するかしないかで変わります。これは『ノバ・サウスイースタン大学』(アメリカ・フロリダ州)の研究記事にあります。
これの結果でも腎臓・肝臓に影響は無かったと言う結果が出てます。ただサンプル数が少ないような(汗)


なので一般仕様するだけなら別に問題ないので普通に飲んでもらっても大丈夫です。勿論プロテインによっては合う合わないはあるのでそこはご自身の身体と相談して下さいね!


{/netabare}


趣味書きなのに読んで下さった方、ありがとうございます。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

見るプロテインで筋トレのモチベーションアップ

肉のお兄さんによる筋トレの解説が無駄にセクシーな描かれ方されているけれど、分かりやすい。
伸縮自在な体を持って、特定の言葉に反応してポージングしてしまう街雄鳴造の存在が面白い。それに、マッチョにはリア充が多いのかなあと思わされたので、筋トレのモチベーションが見るだけで高まった。筋肉好きな人意外と多いよね。
作中では色んなところで筋トレしているけど、実際人前でトレーニングするのってちょっと恥ずかしい。

筋トレから離れて途中でアームレスリングのテクニック講座。単純な力比べないことがよくわかる。僕はトップロール派です。背中の力使いやすい気がする。
筋肉アイドル目指したいからって筋肉少女隊はさすがにまずそう。デッドリフトにレスラーブリッジと中々レベル高い。

ひびきの食べる量が尋常でない。あんだけ食べてよく普通体型保ってるなあ。実際、筋トレって思っているよりもカロリー消費しないから痩せるには食事が一番大事なんだよね。

ドゲゲンチョネッガーにスゲーサムに有名俳優ぽい名前。本人の前で出ている作品を間違えるのは気まずい。

最終話の妙に切ない雰囲気がシュールすぎて笑えた。{netabare}漂流するおっさん2人。ドゲちゃんまさか助けに来てるとは。{/netabare}

バックプレスは体の構造的には不自然な動きだから関節に悪いから辞めたほうが良いとは思うけどね。
まずはドラゴンフラッグ10回×3セットって素人にできるわけないだろ!!ボクシングやってるとできて当然なんだろうけど。きついけど、腹筋への効果は抜群。

ファイルーズあいがしっかり作品にマッチしてたし、石川界人の肉のお兄さんボイスと掛け声最高だった。
個人的には腹筋バキバキの上原彩也香が好き。
あと、ケンガンアシュラの小津俊夫っていうのが猛烈に草を生やす。筋トレがシュールすぎる。


OP
お願いマッスル 歌 紗倉ひびき(ファイルーズあい)、街雄鳴造(石川界人)
ED
マッチョアネーム? 歌 街雄鳴造(石川界人)
挿入歌
Snow Globe 歌 tea
サイドチェスト烏屋とシックスパック篠崎制作による中毒性が高すぎる曲。筋トレのおともに最適。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
「ひびき……お前、また太った?」食べることが大好きな女子高生・紗倉 ひびき(さくら・ひびき)の心に突き刺さった友人の非情な一言。 夏休みまでに絶対に痩せてみせるとダイエットを決意したひびきだったが、 一人ではまともに運動も続けられない体たらく。こうなったらとひびきが足を運んだ先はトレーニングジムだった! そして入会したジムで同級生のカリスマ美少女生徒会長・奏流院朱美(そうりゅういん・あけみ)と出会ったひびきは、深くて楽しい筋トレの世界へ足を踏み入れることに……。

1. 筋トレやってみる?
高校二年生の紗倉ひびきは、ある日ダイエットのため一念発起。近所のスポーツクラブ、シルバーマンジムの見学に訪れる。だがそこは、プロの格闘家やアスリートが通う超ハイレベルのガチなトレーニングジムだった。果たしてひびきのダイエットは成功するのか。そして行く手には、どんなトレーニングが待ち受けているのか?!

2. プロテイン摂ってみる?
ひびきの肉体改造は順調に進行中。プロテインの意外な美味しさに目覚めたり、朱美と一緒にプールに行ったり。そんなある日、ひびきは友人の上原彩也香の家に遊びに行き、思いがけない彼女の一面を知る。

3. 先生もダイエットする?
ある日、世界史教師の立花里美がジムを訪れる。ひびきと同じく体重を減らすためだ。だが彼女には、誰にも知られてはならない秘密があった。

4. 夏休みいい事あった?
夏休みもトレーニングを続けるひびきたち。ジムが休みの日は朱美の自宅に招かれ、その豪邸ぶりに目を見張る。夏休み後半にはみんなで海へ。だがせっかく訪れたビーチには遊泳禁止の立て札が!?

5. 体育祭何に出る?
二学期。体育祭のシーズン。くじ引きで、リレーのアンカーに選ばれてしまったひびきは、街雄に脚が早くなるトレーニング方法を教えてもらう。リレーでは朱美と対決。果たして勝つのは朱美かひびきか!

6. 新しいライバルほしい?
ひびきたちのジムでアームレスリングの世界大会が開かれる事になった。女子の部代表選手に選ばれたひびき。相手はロシア代表、ひびきと同い歳のジーナ・ボイド。強豪ジーナに、ひびきはどう立ち向かうのか?

7. 第7話 アイドルになりたい?
里美の秘密に気づいたジーナ。実はアイドルフェチだったジーナは、秘密を黙っていることを条件に里美に協力を要請。ひびきたちも誘い、アイドルオーディションに参加する。果たしてひびきたちのアイドルユニットは、みごとデビューできるのだろうか。

8. 遭難したらどうする?
秋。課外授業で登山に来たひびきたち。ところがひびきは、里美とその同僚、愛菜るみか先生と一緒に道に迷ってしまう。絶体絶命、大パニックのひびきたち。だが、里美がある方法を思いつく。

9. 神を見たことある?
世界的な映画俳優、ハーンノルド・ドゲゲンチョネッガーが来日。実は彼は、街雄の師匠だった。そしてボディビル世界大会に誘われた街雄は参加を承諾。ひびきたちは街雄の応援へと駆け付けるがそこで驚くべき光景を目にするのだった。

10. クリスマスはお好き?
クリスマス。シルバーマンジムではコスプレパーティが開かれる。ひびきたちも仮装して参加。そしてビンゴ大会の賞品、遊園地のペアチケットを手に入れた朱美は、街雄を誘うと宣言。冬の恋物語が始まる……のか?

11. お正月何してる?
大晦日も元旦も、トレーニングをがんばるひびきたち。そしてお正月、アイドルオーディションのリベンジを誓うジーナは、今度はひびきたちと一緒にテレビの隠し芸大会に出場をくわだてる。

12. バーベル何キロ持てる?
春休み。東京の楽園、肉乃島にやってきたひびきたちは、体力と筋肉を競うコンテストに参加する。決勝まで勝ち残ったのは、ひびきと朱美。ついに激突する二人。果たして筋肉の神様はどちらに微笑むのか!?

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13

88.6 15 筋肉アニメランキング15位
無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (728)
3136人が棚に入れました
「俺は、この異世界で本気だす!」34歳・童貞・無職の引きこもりニート男。両親の葬儀の日に家を追い出された瞬間、トラックに轢かれ命を落としてしまう。目覚めると、なんと剣と魔法の異世界で赤ん坊に生まれ変わっていた!ゴミクズのように生きてきた男は、少年・ルーデウスとして異世界で本気をだして生きていく事を誓う。フィットア領転移事件で魔大陸に転移後、冒険者パーティ「デッドエンド」を結成し、魔大陸最南端の港町・ウェンポートに到着したルーデウスたち。ルーデウスは「魔界大帝キリシカ」と出会い新たな力を手に入れる。魔力災害に巻き込まれた家族や仲間の行方はー。「人生やり直し」ファンタジー、再始動!
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ヒキコの魂、100話まで

唐突な書き出しではありますが、
『ひらがな』というのは
日本が独自文化を形成する礎となった素晴らしい発明だと思うワタクシです。

なにしろ、昔の日本には『文字』そのものがなかったわけです。
んで、大陸から伝わってきた漢字を「こりゃあ便利だ」と使い始めたのですが
どうにも使い勝手が悪かった。
とにかく、もともと中国語を書き記すためのものなので、
日本にしかない言葉や概念を表現することができなかったのであります。

そこで、表意文字であることをガン無視して『音』だけを拝借、
ようするに当て字まるだしの『万葉仮名』として使い始めてみました。
だけど、これはこれで新たな問題が勃発することに。

  なにしろ文字そのものが『難しい』ので覚えるのがたいへん。
  おまけに人によって同じ音にあてる漢字が違ったりして、めっちゃ読みづらい。
  あたしは読めない。読めなすぎて死にそう。

  銀母 金母玉母 奈尓世武尓 麻佐礼留多可良 古尓斯迦米夜母
  こんなもん初見で読める人、ほとんど神ではあるまいかと。

で、これヤバくね? とみんなが考え始め、
代表的な万葉仮名を崩して発明されたのが『ひらがな』なのであります。
(同じように万葉仮名の一部を抜き出したのが『カタカナ』ですね)

いかにも日本らしく、雅でたおやかな文字(和文体)の登場です。
もしもこの発明がなかったら、
あの『枕草子』や『源氏物語』は生まれていなかったと僕は思っています。


さて、僕がなんでこういうNHK的な話を書いているかというと、
このアニメの原作であるだけでなく、
いまや日本アニメの大きな源泉となっている『ライトノベル』もまた、
ひらがなの成立過程に酷似した、
画期的な発明ではあるまいかと思うからであります。

そもそも日本の中高生の多くは今も昔も、
 「先生はなぜ自殺したのか。八十字以内で答えよ」
みたいなコクゴキョーイクのおかげで純ブンガクが苦手です。

めんどくさい、わけわかんない、つまんない、言葉ムズカしい。
興味を抱けない生徒さんたちにとって純ブンガクとは、
それこそ『万葉仮名』みたいなアタマ痛い存在に他ならず。

そうした、権威主義だったり学術主義だったりする日本文学に、
ある意味で『反旗を翻した』のが、
いまでいうライトノベルの起こりであったように僕は考えています。

  イロモノ上等、安直文体上等、マンガ思考上等。
  料理が「美味いか不味いか」のどっちかであるように、
  小説だって「面白いか面白くないか」のどっちかじゃねえか。

そういう『ケンカ上等』姿勢で生まれた新たな小説スタイルは、
『ひらがな』の発明同様、圧倒的に読みやすく、
瞬く間にブンガク的庶民である若者たちに広がっていきました。
中高生の読書離れにストップをかけ、
いまや版元や書店さんの新たなメシのタネになるまで成長を遂げたのです。

ライトノベルという存在がなければ、
『俺ガイル』や『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という作品も、
この世に出てこなかったわけであります。
もちろん、西尾維新さんも登場しておりません。
有川ひろさんや米澤穂信さんだってラノベからスタートしたわけですし、
まさに出版ギョ-カイの救世主的アレではなかろうかと。


ただし、ですね……このライトノベルの最大の欠点は、
その読みやすさが故に「オレでも書けんじゃね~か」と考える方が多く、
箸にも棒にもかかんない作品が量産されてしまうところにあります。

日本語おかしい、起承転結おかしい、登場人物のアタマおかしい。

おおよそ、まっとうな要素が一つも見当たらない作品が、
タイトル名とモチーフだけでヒット作となりアニメ化までされちゃうのは、
ある種の『諸行無常』を感じさせられるところであります。

そういう残念系ラノベは、そもそも『人のカタチ』をしていません。

  清純派設定のクセに、キャパ嬢みたく主人公に言い寄るヒロイン。
  やさしくて誠実という設定のクセに、残酷なほど鈍感な主人公。
  統合失調症が疑われるぐらい、その都度変わるリアクション。
  転生したら、元の性格がすっとんじゃう転生者。
  初心者向けビジネス書の目次レベルのことをドヤ顔で振り回す天才児。

純文学、とまでいかなくとも、
ふだんまともな『人のカタチ』をした読書にいそしんでいる方が、
運悪くそういう作品にあたったりしちゃうと、

  う~ん……なんかやっぱ……ラノベって……アレなのかしら?

というふうに感じちゃうのではと愚考いたします。
はじめてマンガを読む人に公園のゴミ箱で拾ったエロマンガを読ませた的な
……いやちょっと違うか。あ、でも似てるか。


そんな意味からすると、この『無職転生』は極めてまっとうな作品です。
(ここまでマクラです。ほんと長くてごめんなさい)
ふだん純文学を愛好している方にもおすすめできるんじゃないかしら。

とにもかくにも、転生前の『人のカタチ』を貫いているところが良き。
そういうのって『リゼロ』や『幼女戦記』など、
転生ものの良作におおむね共通した傾向ではあるまいかと。


三つ子の魂なんちゃらとか言いますが、
僕は経験上「人間、ある程度は変わることができる」と思っています。
ただし、腐りきった性根というものは、そうそう簡単に変わるわけもなく。
{netabare}
  金髪美少年である主人公ルーデウスの転生前、原人格は、
  三十四歳、無職のキモデブヲタDT引きニート。
  ネガティブ要素だけでもハネ満確定、ウラがのったら三倍満。

  ヒッキ-になった原因である凄惨ないじめ事件には、
  確かに同情の余地がありますが、
  何の罪もない両親に寄生して十何年も床ドンでメシ生活を続けた挙句、
  その両親の葬儀にすら参列せず、
  兄弟に叩きだされて交通事故死したクソ野郎であります。

  人間としての成長や経験値は高校生の時点でストップ。
  あとはひたすらゲーム&食っちゃねで余生を過ごした人物で、
  家族や親戚筋にしたらたまったもんじゃありません。
{/netabare}
そんな主人公ではありますが、金髪美少年として、
しかも牧歌的な美しい異世界に生まれ変わったのですから、
さすがに今度はまっとうに生きてみようと思っています。

ただし、いったん歪んだ性格とか腐った性根、
さらには高校生以降の人生経験がゲームの中だけという欠落は、
そんなカンタンに矯正できるものでもなく。

第一ク-ルでは{netabare}母親のパンツをかぶってみたり、
あるいはロキシーの自慰を隠れ見たりパンツを盗んだり。{/netabare}
これ、ビジュアルが年端もいかない金髪美少年だから
ギリのギリで作品として成立しているものの、
リアルの四十男が同じことやってると、ガチで気持ち悪いです。

まあそれでも本人的には新しい人生を、
真面目に楽しく、ちょっとぐらい苦労しても前向きにがんばろう、
という気持ちなり姿勢なりがありました。

その姿勢とか気持ちは本ク-ルにも引き継がれています。
ただし、人間的な未熟さというか、
 ・もともとは、単なる無職キモデブヲタDT引きニートである。
 ・転生してからの人生経験なんか、なんぼもない。
という点もしっかり引き継がれており、
本ク-ルでは、その『未熟さ』が二つ、イタい形で露見します。

  ひとつめは、父親のパウロと再会したときのこと。
{netabare}
  必死になって家族の消息を探していたパウロの事情も知らず、
  ルーデウスは自分の冒険譚を楽しく語り続けます。
  その間、他の家族は無事だったのかを確かめようともしません。
  そして、ついにブチ切れたパウロに咎められ、
  僕だって苦労してきたんだ、と反発して大げんかになってしまいます。

  このケンカ、最初に手を出したんだから、パウロが悪ものです。
  ですが、それ以外はルーデウスがぜんぶ悪い。  

  そもそも『自分たち以外はみんな無事』なんて保証はどこにもありません。
  実際、故郷の村は壊滅状態、家族も行方不明だったわけです。
  そのことにまったく思い至らず冒険の旅を続けていたというのは、
  まさにゲーム感覚で生きていたとしか言いようがなく。
  (ここ、視聴者の多くも「やられた」と思わされたのでは)
  
  よしんば自分のことでいっぱいいっぱいで気づかなかったとしても、
  パウロから現実を知らされた段階で、
  すみませんでした、と頭を下げるのが道理です。

  それなのに、ただショックを受け一人で宿に帰るとかね、もうね。

  ケンカは翌日、ルーデウスがわだかまりを残したまま形式的に謝り、
  その後、ルーデウスがパウロを許す形で決着します。
  だけどそれは、この異世界だけの年齢関係、
  つまりパウロが父親でルーデウスが十代前半の子どもという、
  どちらがオトナなのかはっきりした関係でのみ成り立つ決着です。

  中の人は、前世から通算すると四十半ばのおっさんなんですから、
   「すみません、ゲーム気分で調子に乗っておりました」
  と、パウロに対し手をつき泣いて謝るのが本来の筋ではあるまいかと。

  それなのにこのおっさん、この決着を自画自賛し、
  「僕もとうさまも一人の人間、お互い失敗ぐらいしますよ」
  なんてドヤ顔で言っちゃってるわけです。
{/netabare}
こういうのって、気がきかず大ポカをやらかした仕事を上司に叱責され、
  ボクだって一所懸命やってんだから、
  そこまできつく言うことないじゃないっスか。
  ボクにも非があったことは認めますが、
  そっちも言い過ぎたことをきちんと謝ってくださいよ。
なんて口を尖らす『ゆとり(=ガキ)新入社員』と基本同じなんですよね。

こういう『人としての甘さ・未熟さ』って、
近くに守ったり引っ張ったりしてくれる人がいないと
いずれイタいめ見るのが世の常であります。
そんなことを思っていたら、ラスト二話でやっぱりそうなりました。

  それが、アイタタタのふたつめ『エリス失踪事件』であります。
{netabare}
  エリスがルーデウスを置いて出ていったのって、
  一つの選択として認めてあげるべきことなんですよね。
  少なくとも「ふられた」「捨てられた」なんて悲観するようなことじゃありません。
  ちゃんと理由を書いた置き手紙もあるし、
  そもそも、ふったり捨てたりする相手に『はじめて』をあげるわけもなく。

  そんな簡単なことが、ルーデウスにはわかんないんです。
  誰かを本気で愛したり、誰かから本気で愛されたり、
  そういう経験がまるっきり、一つもないわけですから、さもありなん。

  カラダの関係になれたことに有頂天になって相手を慮る気持ちも持てず
   「本気で好きならいっつも一緒にいたいと思うべき」
  なんて、ガキんちょ男子の『ジブンおしつけ』そのまんまでありんす。

  そんなこんなで難民テントでプチ引きこもり状態に。
  最終的には母親を探すために一人で旅立つわけなんですが、
  ココロは最後まで『捨てられた気分』のまま。

  心象風景として
  前世の引きこもり部屋から一歩を踏み出す姿とオ-バ-ラップしてるけど、
  いやいやいやいや、全然ちがうじゃんかと。
{/netabare}
つまるところこの主人公ルーデウスくんは、
前世よりは心がけ的なものが『マシ』になっているだけなんですね。
心がけが変わっても『心』が変わっていない。
通算年齢相応の『人間的な成長』みたいなものは、
全然、まるっきり、これっぽっちも、できていないわけであります。

だから、難局にブチあたったとき周囲を慮ることができず、
視線が自分の内側へ内側へと収束してしまいます。
それがゆえに、周りがまるで見えない『自己憐憫野郎』になっちゃうわけで。


ただし、ですね。
前世と比較すると『行動』はまるっきり違い、成長しております。
そしてもちろん『行動』が変われば『結果』が変わる。
そのあたり、最終話にはっきりと多くの『実り(結果)』が描かれております。
{netabare}
  ただの暴力お嬢さまだったのが『守るための強さ』を求めて歩き始めたエリス。
  長年の呪縛から解放され、村人と会話までできるようになったルイジェルド。
  ルーデウスを親身に思い続けるロキシーやシルフィ、家族。
  旅で出会い、助けたり助けられたりした人々。
  みんな、この異世界での『行動』でちくちく築き上げてきた、
  かけがえのない『人の輪』なのであります。
{/netabare}
つまるところ彼は、
前世とはまるっきり違う、実りある人生を歩んでいるわけなんです。
しかし、その『実り』の質や量と比較して、
本人の人間的な成長が、まるっきし追いついていないんですよね。
だから、その『実り』をうまく認識できないわけでありまして。

そんなところが、本ク-ルで描かれたルーデウスくんの姿ではあるまいかと。
母親を探すため一人でしょぼしょぼ旅立つ姿は、
彼の『人生やりなおしはこれからだ』的なアレエンドに他なりません。

こういうのってアニメ的にはやや辛口な人間観にも思えますが、
本来『人のカタチ』とはそういうものであります。
ましてや、四十過ぎたおっさんが性根を入れ替えるなんて、ほんと難しい。

  そこのところをきちんと踏まえ、
  夢いっぱい仲間いっぱいのきゃほほい転生ライフ、
  みたくしていないところが実に良き。

  ダメ人間の再生・成長譚の中間段階としては、
  きわめてまっとうな軌跡になっております。

だからこそ、本作は面白く、見ごたえがあるのだと僕は愚考いたします。
きちんと『人のカタチ』を踏襲しているぶん、
『ハリポタ』にも通ずるような『リアリティ』がありますし。
純文系の方々にもお楽しみいただけるようなファンタジー作品として、
立派に成立していると拙は思うわけであります。



おすすめ度としては、前ク-ル視聴済みという前提で、堂々Sランクです。
異世界転生ものの中ではハイエンドモデル、
  はあ? なろう系? 転生もの? いらんいらん。
そんなふうにおっしゃる方にも是非にとお薦めしたい逸品かと。

ただし、前ク-ル未視聴の方はまるごと置いてけぼり、
わけわかめ(←死語)状態に陥ってしまうので、
まずはそちらをチェキいただきたく(こっちもかなり良くできてます)。


萌え担当のロキシーもちょこちょこ顔を出し、
アニメにアレなものを求める層にもそれなりに応えてはおりますし。
(実年齢は、ちょとまあナニですが)
その他、冒険、バトル、家族愛、お笑い、人間ドラマなど、
いろんな成分がほどよく配合された『完全食』的な一本に仕上がっております。

  ちなみに性的なことに関しては第一ク-ル同様、
  ラッキースケベみたくヌルいものではなく、
  セックスはあくまでも『セックス』として描かれています。

  そういうのが『嫌い』な方がいるかもですが、
  人間の営みを描こうとするならある種当然のことではないかと。
  そのモンダイを避けて通れるほど世間は甘くありません。


映像、音楽、脚本、キャラ、お芝居は、どれも高レベルで安定。
欠点らしい欠点が見つかりません。
杉田さんのモノローグに時々キョン入っちゃうのはご愛嬌。

  OP・ED楽曲は、全て大原ゆい子さんの手によるもの。
  EDはそれぞれのク-ルで固定ですが、
  OPは各話ごとの内容でころころ入れ替わり、
  第一ク-ルと合わせた24話でなんと六曲もあるんですよね。
  こういう繊細な演出、きゅんです。


ちなみに原作は全26巻(最終巻は11月発売予定)もありまして、
本ク-ルではそのうち六巻、少年期の内容までしか描かれておりません。
ル-デウスくんが未熟者なのも当然かと。
ていうか、今の段階でリッパに成長とかしちゃってたら、
この後の物語どうやって回すんだという話です。

すでに二期の制作・公開は決定しておりますが、
原作の残量から考え、それで完結するわけもなく。
いまみたくしっかり作り込んだレベルを維持するならば、
完結まであと三年、百話越えの超大作になりそうな感じであります。
 (あの『進撃の巨人』みたく、
  終わる終わる詐欺にならないかが心配になってもみたり)

その壮大な物語の中でル-デウスくんがどのように成長し、
そのさまがどのように描かれていくのか、
僕的にはすっごい楽しみです。楽しみすぎて死にそう。

  そんな言うなら原作読んだらいいじゃんか、
  そういう声が聞こえてきそうですが、
  実は僕……ラノベってほとんど読まないんですよね。

  まったく、というわけではないんですが、ほんの一部だけちょこっと。
  むかしはたまに手に取ることもあったのですが、
  最近は食傷気味というか何というか……ごにょごにょ。

  てめえこら、言ってることと読んでるもん全然違うじゃねえか、
  そういうお叱りはもっともですが、
  だってほら、
  時間ないしネタバレいやだし変な作品にあたると文章酔いしちゃうし……
  ビジネス的な価値は認めてるからそれでいいじゃないですか。  

  とまあ、ル-デウスくんばりに全力で言い訳をする、
  お見苦しいワタクシなのでありました。
  (こっちは、たいした成長見込めません。ほんとごめんしておくんなまし)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 32
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

評価が難しい。レビューの長さがすごいので影響力は大でしょう。

22年11月 追記 本年のアニメも出そろってきた中で、私の本作に対する評価がブレブレです。

 この作品って、ひょっとしてルーデウスというキャラの意味合いというか世界観の謎解きが最後のカタルシスで、それが驚きなのか、心地いいのか、なんだろうなあと思うと現段階では過大評価な気がします。知っている人に引っ張られている気がします。

 ただ、アニメ作品として家族や恋愛、強さ、引きこもりの精神など描けている部分に見るべきものがあるのは事実だし、冒険ファンタジーとして面白いです。作画や演出などは言うに及ばずです。

 そこで皆さんのレビューをザーッと読ませてもらいました。本作は5以外ありえない的なレビューもあれば、エロやキャラの気持ち悪さ、残酷さ、ストーリーの半端さなどで途中断念の人や低評価の人もいました。その両方の気持がわかります。私もどう評価すればいいか迷います。

 ただ、気が付いたのはレビューの本数もそうですけど、1本1本のレビューが長いです。とにかく長い。良きにつけ悪きにつけ、とにかく言いたい事がいっぱいできる作品というのは間違いないと思います。
 言い換えると、人物描写が丁寧なので好悪の感情がわくくらい上手く人物のキャラ造形が出来ているということともいえます。

 心がざわつく作品はいい作品だと思いますので、4.5と言う評価、そして評価点以外の主観的な評価でも80点以上でいいのではないと思いました。思いましたが確信が持てないなあ、2期またはそれ以降で評価が上下する作品だと思います。

 おもしろい、おもしろくないの数を投票するサイトでも結局は、その比率よりもトータルの票数とコメント数でアニメの出来の良さが決まるようなところがあります。

 うーん。全部読もうかなあ…なろうにまだあるんでしたっけ?




以下 再視聴時のレビュー

 2期に向けて再視聴。秀作でしょう。異世界転生というカテゴリ ーを忘れて見られました。


2期に向けて再視聴中。どうも初回ですべてを拾いきるのが苦手なので、引っかかる作品は時間たってから再評価しています。2期がある前提なので説明不足は甘くみていますが、1期だけで評価するとしたらどうなんでしょうね?

12話~14話まで。

{netabare}  重大な勘違いをしていました。ロキシーの視点のパートがあるので夢オチは絶対にありえないですね。1クール目のロキシーが王子の家庭教師場面は、手紙の中の場面の説明なのでミスディレクションかと思わなくはなかったですが、最後の行方不明の掲示板のところからロキシーパートがありました。ということはルーデウスの中の人が昏睡で実は夢でした、は無いはずです。物語の構造の話なのでさすがにやらないでしょう。

 で、12話以降、分割2クールということもあり、作画は1クール目より動かしていた気がします。12話と13話の同時刻の視点の切り替えも入って、展開も凝ってきました。
 キシリカの能力を得て剣ではかなわないエリスの優位に立ってしまい、これが伏線になる感じです。キシリカの出現を予言あるいは預言したヒトガミはつまりキシリカよりは上位ということでしょう。あの空間を考えるとやっぱり世界そのものをルーデウスが作っている可能性を考えたくなりますけど。

 強さや能力、神などの超常の階層が沢山ありすぎて、すっきりしないのがいいのか悪いのかです。正直今のところ設定と仕掛けが多すぎて面倒になります。ストーリーを展開させるために、ばらまきすぎな気がします。

 獣人族のエピソードは正直丸ごとカットでもいい気がしますが、一方、冒険譚だからロードムービー的にエピソードの積み重ねでいいと言えばいいんですけど、だったら設定と登場人物の種類…竜神とかヒトガミとかラプラスとかキシリカとかその辺の種類が多すぎる気がします。
 設定の説明はもう十分頂戴したのでお腹いっぱいです。これ以上世界観や設定を広げられても…なあ。

 ルーデウスが何に向かうのか方向性に意味を付けて欲しいなあ。要するに何を我々は追うのかという視点ですね。成長は当然テーマとしてありますけど…。まあ、2クール目をじっくりみてヒントを拾ってみます。{/netabare}


15話~17話

{netabare}  さらりと7大列強という設定がまた出てきましたね。その中に龍神という単語がありました。ルーデウスの転生に関わるとヒトガミが最初に言っていたのが龍神だとすると、7大列強は俗世というかこの異世界の中の話ですよね?ヒトガミとの関係性が分かりませんが、これはどうなるんでしょうか。

 それと犬の聖獣ですね。これもこの世界に危機が訪れると現れるとか言っていた気がします。これも意味がどうなるかです。動物が出てかつ、7大なんとかがでましたね。

 例えば中国の四象のように、東‐青龍、西‐白虎、南‐朱雀(赤鳥)、北‐玄武(黒亀)みたいな対応になるんでしょうか。そうしないと世界観がゴチャゴチャすぎですね。キシリカもこの体系に組み込まれるなら随分とスッキリする気もします。1番強いのがギシンとか言っていたので音は似ている感じもあります。これらの設定が話的にまとめて出してきました。原作者がここでなにか思いついたのかもしれません。つまり世界観は恐らくこのパートで原作者の中で形になったのではないか、という気がします。

 で、親子問題ですね。ここが一番の見どころですね。1クール目でシルフィのイジメを助けたときの怒られ方に対応するルーデウスは、前世の知識で「揚げ足を取る」「マウントを取る」方式のやり方でした。今回はこれが実際に戦いにおいて父親に勝ってしまいます。この対比は面白いと思います。ただ、これは本当に父を乗り越えたイベントだったか…をちょっと考えてしまいました。

 ルーデウスの天才性と中の人のせいで、この2人は父子関係に歪みがもとからありました。そもそもルーデウスはまだパウロとよび父としてみなしているか不明なところもありました。これは微妙な部分です。妹に対しては兄としての家族愛がルーデウスからは感じるのですが、両親に対しては他人でした。

 初回見たときはオイデプスコンプレックスを父越えにより克服するイベントかとも思いましたが、今回じっくり1クールから見て、父を父として認識できていない感じです。

 また、父側の乗り越え方もまた父としての威厳というよりルーデウスの妥協に乗った結果の和解となってしまいました。ここは本当の意味でのお互いの成長だったかどうかですが、このモヤモヤした描き方からするとそこは制作者側も意識しているんでしょう。むしろ他人になった…という印象がものすごい強い場面でした。今後家族になれるのでしょうか。

 ということで2クール目の中で一番興味深いパートでした。本作は家族関係については目が離せません。

 なお、コミカル部分を出す表現のときの作者のポケットに入っているのがエロなんでしょうね。それはそれでルーデウスのキャラ付けにもなっていました。

 それと作画ですが、横顔の時の作画の唇の動き。ちゃんと輪郭線まで動いています(唇が歪んで前についていない)。1クール目もやっていましたがそう多い場面では無かったです。2クール目にはいってこの横顔の作画が増えた気がします。これは相当作画レベルの高いアニメでないと最近はやっていません(海賊王女とかやってました)。
 分割2クールは興ざめするので好きじゃないんですが、本作の2クール目の作画については効果があったと思います。{/netabare}

18話~20話

{netabare}  ロキシーのサイドが描かれました。他のキャラの扱いから言って最終はやはりロキシーエンドなのでしょうか。

 エリスはキャラとしてはルーデウスとの出会いで成長し、また、元から強かった剣術も旅の中でどんどん強くなってアイデンティティとしていっています。
 キャラ造形は非常に魅力的に描かれていますが、内面という意味では少々弱いキャラです。ツンデレのデレ状態になって以降は描写が少ない気がします。既に2クール目は一回見ているので結論はわかりますが、この結論は多分エリスについてこれ以上ルーデウスと一緒にいても描くことが無くなったんでしょうね。
 成長して強くそして更にエロくなって再登場なのは間違いないでしょうけど。肉食系っぽいですしね。

 ということでリーリャ親子が見つかったところでこの家族探しの冒険もゼニスだけとなりました。16話で思った事ですが、ゼニスを探すのは本来はパウロの役割だし、やはりルーデウスは妹たちに思い入れはあっても両親に無関心ですので、これで一区切りでしょう。
 つまりは2期はシルフィ登場…なんでしょうね。どうなっていますか。

 ということで次の展開に向けての閑話という感じでした。ルーデウスの成長とかこのパートの家族を探す、元の生活に戻る、という部分については話が進んでいます。

 1クール目の印象より面白さは2クール目の方が面白いです。エピソードの作り方がこなれた感じです。親子とか成長も描けていると思います。ロキシーのキャラも見えてきましたし。{/netabare}


最終話まで見ました。

 前見たときオルステッドの前に龍神が付くって、すっかり見落としていましたね。多分、超強敵の唐突感に拒否反応があったのかもしれません。ヒトガミと対等なんですね。で、龍神はどうも時間を超える存在っぽいですね。キシリカは魔界大帝だから、やっぱりNO1?あるいはジョーカーとか超越した存在?目の設定からいってそんな感じでしょうか。

 最後の3話はこのオルステッドへの拒否反応で過小評価していたと思います。最終話の元の世界の映像も、ルーデウスはすべてそこに持ってゆけば内面も動機も描けている、というクリーエータ側の甘えが感じられる演出がちょっと好きになれなかったせいかもしれません。

 そう、この過去映像だけで、父母への距離感がここで急に変わったような気がしました。ルーデウスの内面…立ち直りについては、映像でごまかされたような感じで、ご都合主義じゃないという気がするのは今回も同じ印象でした。あの母親の過去のイメージとか、水中や泡の描写もそうですね。母はいままでルーデウスに勇気や立ち直りのきっかけって与えてましたっけ?そこがひっかかりました。

 母親はまあ、新しい冒険のタネですから、記憶喪失とかどうしても守らなきゃいけないとかいろいろあるんでしょう。

 エリスは思っていたよりもいい描写でした。2クール通じて成長とルーデウスに対するコンプレックスは描き切れたと思います。旅に出る理由も良かったと思います。上がり3話のエリスの内面は良く描けていたと思います。
 初体験のワインを破瓜の血に見立てた演出は、まあ、婉曲ではありますが、クリエータが狙ったほど詩的ではないし、直接的でしたね。

 エリスに殴られたルーデウスとオルステッドに殴られたルイジェルドの動きが一緒だったりしてましたね。反復の演出がすきなんでしょう。

 気になったのがルーデウスはラプラスよりも魔力量が多いって言ってましたね。それとヒトガミっておっぱいある?


 で、総評すると、2期が来る前提ならかなり評価は高いです。ただ、1期だけで投げ出された状態だとなんとも微妙な終わり方でしたね。本好きの下剋上みたいにどんどんやってくれるなら、更に評価は上がるでしょう。

 1クール目にくらべて2クール目はエリスとルイジェルドの成長が継続して良く描けていて、そこに視点を向けると面白いと思います。ルーデウスに関しては父親問題や家族問題が、初回で感じたほど突っ込めていなかった印象です。最終話の中の人の過去も効果的なように見えて、思っていたよりも深さを感じられませんでした。

 ヒトガミ、キシリカ、犬の聖獣、オルステッドその他設定が思いっきり広がったので、散らかすだけ散らかしてなんじゃこりゃ?だったですね。これは今回見返しても、やっぱり最後まで見ないと、ストーリーそのものの評価は保留せざるを得ません。

 ということで、かなりの秀作だと思います。が、この段階では名作認定はできないかなと思います。この23話ではまだやり散らかしていて、とりあえずの区切りも見せていませんし。さすがにせめてテーマ、謎の畳み方、キャラ達の成長の結果、世界観の全体像などなどが見えないと名作かどうかは評価できないと思います。

 そうはいっても話として23話かけてルーデウスの成長だけでなく周囲の人間の変化も描けていて、中身もあったし面白かったと思います。
 それと「異世界転生」というカテゴリーとしてのマイナスを初回より全く意識しないで見られたのは、物語の組み立てがしっかりしているからだと思いました。

 作画がいいのはもちろんですが、本作はOPの尺の使い方や演出、背景美術やエフェクト・撮影などの画面作りに感心しました。

 

 アニメってリアルタイムの楽しみもありますけど、時間をおいて再視聴して、じっくり見る方が良く見えてくる部分がありますね。


 音楽は点数調整です。さすがに4.5以下にはできないかな、とは思います。

 初回のレビューは長くなりましたので消しました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 54

ミロク さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

高水準クオリティのはずだが、不当な低評価・荒らし・煽りレビューが目立つので対応を検討。

異世界作品の中では随一の品質であると言えます。
ただ何故か不当な低評価を付けるアンチや荒らし連中が多い。
その大半の理由として挙げられるのが「主人公が気持ち悪い」という『アニメの完成度』とは全く関係のない個人の好みである『性質への主観評価』である。
この『アニメの性質』だけで他の評価も不当に下げられる始末。


※【『レビュー絞込検索』をすれば、すぐに分かります。】※


『性質への評価』を投稿した方々は、逆に貴方達が高評価した作品にも「同じ事が言える」という事を理解しているのでしょうか。
この「性質への評価」については後述します。



無職転生は原作未読、特別に思い入れがあるというわけでもないが、このシーズンでは最も完成度が高かったのを記憶している。
物語構成、世界観、緻密な設定、背景やキャラの見せ方、演出、メッセージ性など、どれを取っても他と一線を画す出来栄えになっている。

陳腐な異世界物ではない。
分析的に視聴すればより顕著にそれがわかる。
道具一つとっても描写がとにかく丁寧で凝っている。

「絵」だけでキャラの心情や背景等も理解しやすいよう配慮されている。
そしてオープニング音楽(複数曲)を大陸ごとに切り替えて使用している。
声優に関しても非の打ち所がない。
作画は高次元に良く、近年のアニメ作品と比較しても最上と言っても過言ではない。

無職転生のファンでなくとも、高評価せざるを得ない完成度。
2クール目を加味しなくとも高水準である。

しかし、上記でも述べた悪質な連中が思いの外多いので、今回下記のように指摘させてもらう。



まずは「この作品を高評価する人間は現実では●●だ~」「現実逃避をしている~」と、煽るレビューがあるので、逆に返します。

ここ近年のアニメの傾向として可愛いヒロインを押し売りする様な物ばかりが出て、それがなぜか高評価を受けています。(物語がぱっとしないにも関わらず)
「高評価する人は現実では●●だ」と主張する側の全く同じ論理で、リアルで彼女いないんですか?可愛い女の子達を見て癒される必要ありますか?現実逃避ですか?(笑)となるわけです。

「この作品を高評価する人間は現実では●●だ」という輩の高評価している作品を見ていますが、大体が「最強主人公」「ラブコメ」「可愛い女の子達が主役」に偏っている。

しかも他の作品と比べて評価項目が平凡レベルなのにもかかわらず満点に近い評価。

※【不当な低評価を付けている連中の高評価する作品の傾向を見れば分かります】※

中二病ですか?(笑)スカっと系が好きな中二病の痛いお子様ですかね(笑)現実で無双出来なくてアニメで現実逃避(笑)


『最強主人公』『ラブコメ』『可愛い女の子が主役』系のアニメは、現状リアルでダメダメで勉強も運動も出来ない、彼女もいない充実していない……等、そういう奴が現実逃避で楽しむ作品だよね(笑)
いいよね!アニメで夢を見られて。現実は悲惨なのに(笑)
高評価で絶賛してる人はまあ……そういうことだよね(笑)



と逆に煽り返すが可能です。
現実と乖離している分、こっちの煽り返しの方が効果抜群です。
完全にブーメランが刺さっています。

このシーズンのアニメのランキングでウマ娘が1位をとっていますが、まさにそれを物語っていると思います。

あれが普通の馬だったらどうでしょう、あれが可愛くないキャラだったら魅力を感じるでしょうか。可愛いヒロインだからこそ成り立っているわけです。特に男受けが良いからこそ、強引に擬人化してキャラを可愛くしているわけです。

可愛いヒロインが出ているからという理由で満点評価を付け、この作品には不当な低評価をつける。
この作品では「癒し」や「最強」等を感じ取れない為、現実逃避しづらいという理由もあるのでしょう。


「現実逃避をしているか否か」の観点なら、「可愛い女の子が主役の癒し系」「主人公最強系」の方がよっぽど現実離れしていますし、「ご都合主義なラブコメ物」も現実から目を逸らしています。

現実逃避したい人、ご都合主義の世界に浸りたい人からすれば、この作品、無職転生との相性が悪いのかもしれません。

この作品は現実との距離が近く、人間の悪い部分(男女の性欲、理不尽な災害、殺人)等、沢山出てくるので、幸せな気持ちになりたい人(現実逃避したい人)にはとことん向きません。


私は別にこの作品の信者ではありませんが、完成度だけは他の作品よりも突出して高いと考えています。
その為、荒らしによる不当な低評価とレビューを見て大変不快に感じました。彼らが高評価している作品はお世辞にも完成度が高いとは言えません。他のレビュー者も言っていますが「ネガティブハロー効果」が起きています。

これだけの作品に仕上げてくれた制作会社への敬意すら感じない。
制作会社は報われませんね。

その為この作品、自分の中では4.6くらいの評価ですが、5にします。
本来自分がアニメに点数を付ける事なんてありえないのですが、価値観の一言では片づけられない、あまりにも偏ったレビュー・不当な低評価が目立つので対応します。

仮の話で、アンチや荒らし連中の行いが「価値観の一言」で片づけられるならば、子供向けの作品、主人公最強系、可愛いヒロインだけが出る作品、スポーツや音楽系の作品など、
自分はこのへんが特に嫌いなので低評価をつけますよ。これは不当な低評価ですか? でも貴方たちのやっている行いが正しいものとするなら、
「不当評価なんてものは存在しない」ってことになりますからね。



『好みは人それぞれ異なる、各々の価値観だ』という主張は理解できますが、だからといって全く道理に合わない低評価は目に余ります。




本来、低評価すべき作品というものは、例えば「作画崩壊or作画が雑」「声優が棒読みor下手」「物語に一貫性がない、矛盾」「キャラが立っていない(掘り下げ、個性不足で存在感がない)」「音楽が合わない、うるさい」など、こういった形である事が普通であり、その上で他作品の評価状況と比較した上での判断になります。

この作品はどの項目においても、十全に近い状態で丁寧に制作され高評価に値します。無論、他作品と比較しても高水準です。
これは決して贔屓をしているのではなく、明らかに他の作品と比較しても桁違いにレベルが高いから言っています。



貴方達も自分が高評価する作品を「最強主人公が出る奴は中二病、キャラ評価☆1」「可愛い女の子だけが出るなんて非現実的、キャラ&物語の評価☆1」「ロボットがダサすぎて集中できなかった、それ以外は割と普通だけど、ロボットがゴミ過ぎて途中断念、オール☆1」「擬人化とか気持ち悪すぎオール☆1」「主人公覚醒とかご都合主義過ぎ、オール☆2」「仲間の慣れ合いがキモい、作品全体としては良いけどオール☆3」「ラブコメとかリアルで恋人いない奴が視聴する作品(笑)主人公やヒロインは美形ばかりで非現実的、それだけで他の良い要素ぶち壊す程なのでオール☆1」など主観に偏り過ぎる評価をされたら嫌でしょう。これを『価値観』の一言で片づけたら更に荒れます。

そもそも、それぞれのアニメ作品ごとに『性質』があります。
この『性質』を単純な「個人の主観的過ぎる好み」で評価していたら、
制作側も何の考えもなしに「視聴者受けの良い作品」ばかりを世に送り出して「似たような作品」が大量に溢れ出てきます。

もう既にそのような兆候は出ています。先ほども言った通り「とにかく可愛い女の子を主役にした作品」を出せばウケが良いだとか、そういう「個性のない作品」ばかりが増えてきています。

「個人の好みで作品を評価するものだろ!」と主張している人は、貴方が高評価する作品を上記の様な「他は完成度高いけど、キャラが非現実的だし、全く共感できないから☆2が妥当かな(笑)」「グロ作品なんだろうけど、グロ嫌いだから☆1」「恋愛作品なのはわかるけど、恋愛嫌いだから☆3」なんて『性質』への主観的過ぎる評価で作品の点数を下げられたらたまったものじゃありませんよね。

だからこそ「性質」ではなく純粋な『完成度』に着目して評価するべきなのです。
そうすることで多様なジャンルの作品が生まれますし、制作のモチベ向上にも繋がります。

「完成度」に着目せず、ただ「個人の性質への主観的過ぎる好み」で評価する人は視野が狭いですし「自分が同じ事をされたら嫌」ですよね。
「自分が同じことをされても良い」という考えの人は名乗り出てください。
貴方が「個人的過ぎる好みで性質への低評価をしているレビュー内容」をそのまま「貴方の高評価する作品」に返す事もできますので。
例えば「キャラが気持ち悪い」というのも、そのまま貴方の高評価する作品にも当てはまります。どの作品にも共通して言えることです。
何故なら「個人の好み」だからです。

「完成度」についても個人の主観的要素は当然含まれますが、少なくとも、
「キャラ嫌いだから」「バトルがないから」「主人公が最強じゃないから」「ご都合主義じゃないから」なんて「性質についての主観評価」にはならないはずです。

この作品は確かにキャラの個性が強いですが、それはあくまでもアニメの「性質」に過ぎません。「性質への評価」が罷り通のであれば、貴方の高評価する作品に低評価を付ける事ができます。

この流れは作品の幅を狭める事にも繋がりかねないので、「完成度」に重きを置いて「評価すべき」と繰り返し言っています。



純粋に完成度の高い作品を不当に貶す行為は、制作会社への侮辱でもあるので、今後の事も考え、私は絶対に許しません。

手抜き作品に対する批判であれば分かりますが、今回の一件に関してはあまりにも的外れな主観が入り過ぎている「不当な低評価」と言えます。
真面目に他作品と『完成度』を比較してください。


ただでさえアニメ業界は低賃金であるというのに、頑張って制作した「完成度が非常に高い優れた作品」を個人的過ぎる感情で不当に貶すのは大変失礼です。

アニメ業界の未来の為にも、
完成度の高い作品は、制作側への感謝の気持ちを込めてください。
逆に完成度の低い作品は相応の評価をしてもらって構いません。



また無関係の人をむやみに煽る民度の低い方達もいる様なので、通報もしておきます。

現実に近い物語だとしても、現実とアニメは別物です。
現実に置き換えて話そうとする輩は揃って荒らしです。

この作品以外にも上記で述べた「性質への主観評価」が沢山見受けられますが、私は今回此方の作品を取り上げました。

なぜなら、此方の作品については特別「完成度が非常に高い」からです。
純粋に制作会社を賞賛すべきです。
にもかかわらず、「キャラの特徴」性質だけの的外れなレビューに加え全く妥当性のない不当な低評価をしている方が沢山います。

そんな事ばかりしていたら「偏った性質」「視聴者に媚びる個性のない作品」ばかりが世に出てきます。



私が強い憤りを覚えているのは「この作品だから」という特別な理由ではなく、「完成度が非常に高い作品だから」というものです。
「完成度が非常に高い作品」であるにもかかわらず、全くもって不当な低評価、的外れなレビューをしている方々が沢山いたのを確認したので、今回初めて投稿させていただきました。



今後このような『完成度の高い作品への不当な評価及び侮辱』が続くようであれば、不当に評価する者をリストアップした上で様々な角度から対応を検討します。

※ちなみに現在不当評価者(荒らし含む)をざっと確認したところ、同一人物と思われるアカウントが多数見つかりました。私の中では別々の人間が不当評価を行っているものと考えていましたが、このようなケースもあるんですね。
下げられた分の評価を上げる等の対応も今後必要になって来る場合があります。加えて彼らの扱いについても十分に検討する必要がありそうです。

ひとまず現在の不当評価者(荒らし含む)と新規の不当評価者の動向を観察し対応方法を決めていく次第です。

※【不当に低評価する人間、荒らし等の情報は『レビュー絞込検索』(☆3~☆1)をして、彼らのプロフィール内に入れば高評価作品の傾向&偏りを掴む事ができます。(絞込検索をした後、サイト内文字列検索で「2022/01」と最新の日付を指定して検索すれば不当評価者の最新投稿を取得可能です)】※

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

82.6 16 筋肉アニメランキング16位
まちカドまぞく(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (652)
2398人が棚に入れました
15歳のある朝、封印されし「魔族」の力に目覚めた吉田優子の任務は、ご町内に住む「魔法少女」を倒すこと!? ツノと尻尾は生えたけど、力は普通の女の子以下な優子が“月4万円生活の呪い"解除めざして奮闘する、逆転マジカルヒロインストーリー!

声優・キャラクター
小原好美、鬼頭明里、高橋未奈美、高柳知葉
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これで勝ったと思うなよぉ!!

原作未読
魔法少女枠かな?完全にダークホースでした。

お話のざっくり概要
優子はある日、突然魔族として覚醒。
普通の女子には生えないものが生えてしまいました。
その後あだ名が定着してしまい、本名で呼んでくれるのは母だけ。
魔法少女から生き血を奪う為、鍛錬の日々…小遣い月500円にUP!
だが、魔法少女は片手ダンプ…その戦力差は圧倒的!!!
ドアストッパーと共に魔法少女から筋トレ指導を受けるが
夢の中で好き勝手やられたりと散々な日々
ご近所に2度見され気まずくなり回覧板デビュー待ったなし
だが、懸命に頑張る努力のへっぽこ娘「時は来た…(イケボ)」
ってな感じ

書いてるうちに混乱してきました(苦笑)
魔法少女物かな?と視聴前は少し身構えてました。
そんな必要無縁のへっぽこ娘に癒されるアニメ。

主人公であるシャミ子は、へっぽこ魔族です。
もう清々しいぐらいに。
でも、怖くても家族の為に魔法少女へ挑み続ける
…けなげ(ホロリ)すっかりファンになりましたw
モデルは多摩市。
めっちゃみた事あるような既視感を感じます。

●魔法少女(モモ)戦について
なんというか魔法少女側は命かかってるからかなり強いんですよね。
対するシャミ子は…まぁ、へっぽこです。
情けをかけられてからの「これで勝ったと思うなよぉ」コンボです。
モモは色々と言葉足りてないと思いますけど、結構シャミ子に優しい。
自己ベストは{netabare}シャミ子のソーセージ{/netabare}を救出する際に更新
…とても強い(小並感)

アルバイトの着ぐるみはバク宙からの熱々オデンらしいです。
意味不明ですけど、ちょっと見てみたい…先代はドアラさんなのか?
それにしても魔法少女みかん回(8話)は爆笑しましたw
{netabare}
「コスプレぶらり旅ですか?」「ううん、通りすがりの魔法少女」
「とんでもないざっくり系です!!!」
「早く脱いで!」「脱ぎなさない!」「脱げません!!!」
「通報しようか迷ってた」
「年いくつ?」「これで勝ったと思うなよぉ」
{/netabare}
流れと勢いが凄かったです。怒涛のジャブラッシュ。
一つ一つは威力無くても、畳みかけられるとボディに効きます。
ぶらり旅も通りすがりも少しワードを足すだけで、
超パワーワードになるという良い例ですね。
ワードセンスが素晴らしいです。
{netabare}「安心して、峰打ちするから」「拳の峰打ちはただの裏拳です!」{/netabare}
じわじわと効いてくるこのセンス…たまらないw

あと、危機管理で発覚したのですがシャミ子はすんごい着痩せします。
凄いの持ってるよこの娘。
「私シャドウミストレス優子15歳{netabare}どこにでもいる町の変質者{/netabare}」
ご先祖はすごくポンコツなご先祖です。
ただ、衣装のデザインセンスは素晴らしいですね。(よくやった!ご先祖!!)

母も妹も健気で良い家族…月4万の極貧生活は辛いですね。
点数は中間評価です。
頑張れシャミ子!負けるなシャミ子!大きな魔族になるんだ!

―――――――――――――――――――――
シャミ子の声優(小原好美さん)、完璧です。
擬音というか言葉にならないようなセリフとか
(「あじゃぱー」とか「ぽがー」とか)
あと、へたれ具合とか、勝ち誇った感じとか
器の小ささをしっかり出してて素晴らしいww

母…ご先祖にも主導権を渡さない吉田家の主
良子…デジタル盛り技術に精通した吉田家軍師
ごせん像…アイドルにしてへっぽこ家計の元凶

後から気づいた事
{netabare}
2話のモモ戦の7-1の見事な負けっぷりって
元ネタやっとわかったw
ワールドカップのドイツ-ブラジル戦かwww
「1点は入ってましたか?」
「うん。友達だからおまけで1点入れといた」
優しさが切ないwこれは目汁だ!涙ではない!
{/netabare}

モモの名言
{netabare}
「出せるか出せないかじゃない。出すんだ。出していこう」
シャミ子と一緒のツッコミを画面に言ってましたw
{/netabare}

領収書まで噛むってどういうことなんだろ?w
{netabare}
テスト答案にも、もう本名じゃないのかwww
ついでに、ご先祖も張り出されてるし
この学校カオスすぎるwそして小倉が何か怖いw
{/netabare}

1話から見直してみて、改めて面白さを確認。
気づけばシャミ子の大ファンに…
ふぐふぐ? えぐえぐ? してる顔が好み
守りたい…このへっぽこw

2019.09/28 見終わって追記
すんごい面白かった。
今まできらら枠って、割と面白いぐらいの域を出なかった
だけど、本作は凄くネタが細かくって
見れば見るほどドンドン魅力が増していき
最終的にはシャミ子のファンになりましたw

色々と思った事
{netabare}
OPのネタについて
まぁとにかくサビのカオス感は凄いw
メタ子とたまさくらちゃんの存在感!w

シャミ子がみかんに「みせろ」ハラスメントしてたけど
毎週さらっと流されてるけどOPで撃ってるよねw
超一瞬だから分かりづらい

OPのドラクエ風の部分、
ボスリリスの危機管理フォームだwww
ま:99が魔法少女LV99として
「のろい」のバステも分かるけど、まひはなぜ?

ご先祖は酒に使ってたり、隣に水筒もあったり
タコさんウインナーは顔がご先祖彫りだしw
アンリのバーではご先祖とミカンがボトルキープ
あのメタ子の写真って多分、良ちゃん提供だよね
(モモ宅で、無防備メタ子を激写しまくってたしw)
みかんとのツーショットは映画館構成だけど
後ろのフィルムに映ってるご先祖は3Dメガネかけてるし
シャミ子の体操服ランニングがバインバインだったり
本編のダイジェストが詰まってるOPだなぁ~w

露出魔族だったり、飯炊き魔族だったり、
かよいづまぞくだったりする、シャミ子です。
魔法少女を{netabare}餌付けで配下にする{/netabare}などお手の物。

すごい細かい所でネタや表現を仕込んでるので
見つけるのが楽しい
{netabare}
ご先祖の来てた服、さらっと流してしまいそうだけど
「My blood sugar level is dangerous」
⇒血糖値、気を付けてぇ!ご先祖ぉぉぉ!!!
⇒{netabare}「コーラうめぇ!」って{/netabare}血糖値の原因それじゃね??
ひじきは実は鉄分が少ないポスター
飼い主募集ポスター⇒まだあの鳥、手元にいるんすねw
補習の実施についてポスター⇒シャミ子や…(´;ω;`)
でも、ちゃんと修羅場回避の所の「これから補習なので」
に繋がってるの凄いw
モモ自宅の表札…あの余白は桜さんだったのか…細かい
リリスの辛かったこと日記⇒No.5963って多過ぎw
ご先祖テレフォン⇒ミリオネアかな?
あれ?銃の引き金ってどんなだったっけ?⇒引き金が逆w
夢の中のメモ帳⇒ゆメモ帳…ちょw細けぇw
入れたばかりの色のついてない麦茶⇒確かに薄いw
段ボールがお父さんだと分かってから
⇒それまで乗せていた麦茶を床に置く優しさ
熱にも、油にも、衝撃にも強い段ボール!⇒ずっと出演w
投げられたご先祖…封印の呪いに犬あったからそこなのか
ラスト変身バンク+ミカン呪い=ワカメシャミ子98円
⇒「余もこんなんなったぞ」超笑ったw
「今のモモは無理してるように見えます」⇒背伸びww
あの犬、「いぬ」って名前なのかよwwwネーミング雑w
スルー力がハンパナイ⇒なるほど、シャミ子通報回避w
{/netabare}

■シャドウミストレス優子
体が弱くて運動神経もダメダメだが胃袋は最強クラス
ご近所さんに二度見されるのを恥ずかしがるぐらいには
普通の羞恥心を持ち合わせている女の子
(だが、命の危機であれば、露出魔族も辞さないw)
「こ…これで勝ったと思うなよ…じゃ!」
亜種バージョンのノルマも割といいw
シャミ子はお母さんを信じるとてもいい子なんですよ。

■魔法少女モモ
はーい、肉の魔法少女だよ。
バーベル片手で何キロ持てる?
あとそのままスクワットしようか?
そんな感じw
シャミ子が「頭にササミとプロテインが詰まっている」
と評していたほどの脳筋…だが頭脳派物理少女だった。
それにしてもダンベルと同時期だったせいもあって
ダンベル700回を数日に分割払いも笑った
たまさくらちゃんの熱烈なファンみたいっす
買い支える義務感…w

■魔法少女ミカン
女の子のタイプとしては一番好み…呪いさえなければ…
状況を知らない系女子だけど、
常に相手を心配し気にかけたり、幼い子に優しく接したり
正統派魔法少女やってる(ピンクの誰かさんと違ってw)
映画館のチヨモモは呪いかと思ったけど、あれ任意装着w
「そこにアイスはやめて!呪い出ちゃうから!」
一体、どこにアイスしたんですかね???
配下になったけど、モモの被害も甚大(呪い出まくりw)
大蛇がパピコ飲み込んでるのが笑ったw
ワープして気遣いフルーツをお勧めする系女子
フルーツの盛り付けすんごい女子力高い!

■小倉しおん
倫理が壊滅的にダメな人w絶望のオーラ習得済みなの?w
草葉の陰からいつも見守ってるストーカー的な人
実験したいから友達になりたいって…それ友達なのか?w

■ご先祖(闇を司る魔女リリスさん)
「嘘だろシャミ子、正直な感想を述べてみよ。見よぉ」
ニューご先祖は面白だったw
意外に頭良いみたい。超ポンコツなのにw
最終回の色々の回想の中に入ってくんなニューご先祖w
笑っちゃうだろーwww

■吉田家
シャミ子の家、ブラウン管TVなのにゲームソフト大量w
4万円でどうやりくりしたんだろう??
お茶は7~8回は出すらしい、それほぼお湯じゃんw
お母さんは良くクルクル回ってます。超かわいいw

ちょっと待って…モモのチャンネルに入る為に
良ちゃんが撮ってると思われる枕元に置いた写真…
どうやってモモの変身シーン撮ったの?すごくね??
0.01秒の中のシャッターチャンス
ってかあんな安物だとブレブレで見れたものじゃない
はずなのにこれが魔族の力なのか…良ちゃんおそるべし

お母さん、なんでこの嘘を言う事になったんだw
「原子力潜水空母でイカ釣り」
「宇宙戦艦で空気清浄機の買い付け」
ドジっ娘成分と巨乳はお母さん譲りだったのか~w

お父さんは{netabare}このミカン箱に封印されてい{/netabare}ます!
ええええええええwwww 観ててリアルで声出たっすw


■夢の中
メタ子の見た目のインパクトが強すぎるなぁw
あと、地味に武器を想像するのって難しそう。
あの様子だと正確にイメージできないと創れないみたい
重量や質感、細かい形状まで諸々イメージしきるのは
手に持ったことがある範囲のものじゃないと難しそう
(実際、シャミ子が出したのって持った事あるやつだし)

モモの名言2
{netabare}
「今ちょっと夢が立て込んでるから起こさないで」
なんぞそのワードwみかんナイスフレンドリファイア!
{/netabare}

{/netabare}

ED曲はすんごいノリが良くって好きです~
曲としてはEDの方がOPより好き
BGMもかなり良いです!

最初見始めの頃は、結構おもろいなー
ストライクゾーン入ってるぐらいだったのが
観てる内にどんどん、自分の方が矯正されてしまい
いつの間にかストライクゾーンど真ん中になってた…

ほんと細かい所、一杯あって何周しても違うの発見します
既に5周してますw 原作買いに行く予定っすー
(円盤も買うかも)

2019.10.03追記
もう3件も探してるのに2巻が見つからないぃ(´;ω;`)
(1巻と3巻は買いました!あとラインスタンプもw)
円盤も少なくなってるらしいしはよ買いに行かなきゃ…

あ、どうでもいいですがくだらない宣伝を思いついた
{netabare}
清子「お父さんはBlu-rayボックスの中にいます!」
優子「ええええ!…ってBlu-rayってなんですか?」
良子「宣伝も頑張るお姉はやっぱり凄い!」
{/netabare}
ってCMを妄想するまでは一瞬でしたw

2019.10.16追記
原作やっとゲットできましたー 面白いです!
それでアニメも神編集・神構成だったと分かりました。
(評価変更します)

思いついた宣伝パート2
{netabare}
清子「桃さんがDVDを見る権利をくれました。拝みましょう!」
優子 \眩しい!/
良子 \眩しい!/
モモ「違います!…普通にプレイヤーで見て下さい。」
リリス「シャミコ- 早くお供えしておくれ」
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 59
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

友人曰く覇権アニメ

いきなり魔族に目覚めたとか言われてもねえ。
魔法少女にかけられた呪いのせいで生活費が制限されているという割ときつい仕打ちうけてる。だから、血を邪神像にかけろとか言ってたし、まさかきららなのに血みどろの戦いがあるのか?と思ったけれど、魔法少女と魔族の温かい交流が見られるほのぼのとした作品。

名前がシャドウミストレス優子になって角が生えても周囲が違和感なく接してることにびっくり。適応力高い。

ご先祖様の扱いが結構雑なところは面白かった。{netabare}変なところに足が生えてカサカサ動くあたりとか。{/netabare}

お父さん・・・{netabare}段ボール箱だったのかあ。何気なく使っていたことにびっくり。だから、強度高かったのか。しかも、シャミ子をずっと応援してたナレーションが父ヨシュアだったのは感動的。見守ってる。{/netabare}

友人が覇権アニメと言いたくなる気持ちも分からないでもないという感じ。安定のきらら枠の中でも面白いと感じるほうだった。DVDの重版が決定したらしいし、人気があることも伺える。

OP
町かどタンジェント 歌 shami momo[吉田優子(小原好美)、千代田桃(鬼頭明里)]
ED
よいまちカンターレ 歌 コーロまちカド[シャミ子(小原好美)、桃(鬼頭明里)、リリス(高橋未奈美)、ミカン(高柳知葉)]
OP割と好きだったかも。

以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
ご近所まぞく、はじめました!ある朝突然闇の力に目覚めた女子高生・吉田優子は一族にかけられた呪いをとくため魔法少女を倒すことになってしまった!!だけど相手は命の恩人!?そもそもく勝てそうにない!?ポンコツ系庶民派まぞくとクール系筋トレ魔法少女が織りなす日常系マジカルコメディーはじまります!!!

1. 優子の目覚め!家庭の事情で今日から魔族
どこにでもいる普通の女子高生・吉田優子は、ある朝目が覚めるとツノと尻尾が生えていた。パニクる優子に母・清子が告げたのは衝撃の事実。「吉田家は古代より闇を糧とするもの……封印されし『闇の一族』の末裔なのです」一族の封印を解くべく、闇の力に目覚めた優子と一族の宿敵・魔法少女との戦いが今、幕をあける……?

2. スポ根ですか!?万物は流転する
魔法少女・千代田桃との歴然とした力の差を見せつけられたシャミ子。桃を倒すため特訓を決意したのも束の間、いつの間にか近くで話を聞いていた桃に勢いで決闘を申し込んでしまう。決闘の日は週末。果たしてシャミ子はそれまでに強くなれるのか!? そして増額してもらったシャミ子のお小遣いの行方は!!?

3. 悪夢か吉夢か!?闇のドアストッパーさん降臨
休日に惰眠を貪っていたシャミ子は自分の名前を呼ぶ何者かの声に気づく。まどろみの中で目を開けると、そこにはなんとなく見覚えのあるツノと尻尾の生えた金髪の女の子が! 「余はおぬしの祖先‼ 闇の一族の始祖だ‼」ご先祖さまはシャミ子が魔族として目覚めてからの活動について何か言いたいことがあるようで……

4. 心研ぎ澄ませ!!魔法少女の新たなる力
ご先祖像に謎のスイッチがあるのを発見した桃は、自分が対処できるうちにと迷わずオン! 出し抜けな桃の行動に文句を言うシャミ子であったが、不意に気が遠くなり……気づくとそこはご先祖様のいる封印空間!? 謎のスイッチの正体--それは、ご先祖様が子孫の体を借りて戦うことができる「ごせんぞスイッチ」だった‼

5. 町内は罠だらけ??崖っぷちまぞくの新たなる能力
バイト代で桃への借金を完済したシャミ子。残りのお金で良子にプレゼントをしようと商店街で待ち合わせするも、いつの間にかついて来ていた桃を良子に目撃されてしまう! 良子に語っていた魔法少女との戦いの話が盛りに盛った嘘だとバレてしまうのを恐れたシャミ子は、桃を魔法少女ではなく親友として良子に紹介するのだが…

6. あすへの決意!!重いコンダラ止まらない
リリスの企みに乗せられて桃の潜在意識へと侵入することになったシャミ子。目的は桃が起きたあと自ら生き血を献上するよう暗示をかけること。しかし侵入した空間はヘドロまみれで、そこにいたのは今よりも髪が長くて背の小さい子供の桃だった! 戸惑うシャミ子、果たして思惑通り桃の生き血を手に入れることができるのか!?

7. 桃色メソッド!!丸いタイヤは運命の輪!
シャミ子の活躍により一族の封印の一部が解除された! 「吉田家家訓! いいことあった時は家族で鉄板を囲むのがテッパンです!!」清子の申し渡しで喜びを分かち合う吉田家。しかし、一得一失。魔力が減少した桃との約束で町を守るのを手伝うことになったシャミ子の修行は一段と厳しくなり、そして、新たな刺客も--!?

8. 呪われた果実!!すっぱいミカンにご用心!!
新たに現れた魔法少女は桃が助っ人に呼んだ陽夏木(ひなつき)ミカンだった! ミカンの持つ“呪い”に翻弄されながらも打ち解けるシャミ子。そして、ミカンも加えたある日の放課後トレーニングの最中、いつにも増して強引な桃に尻込みしながらも、ミカンが漏らした桃の秘密を聞いたシャミ子の心に、ある思いが生まれる--

9. 期末テスト!!今日の私は頭脳派まぞく!
桃に認めてもらいたいシャミ子は、頭脳戦で勝とうと期末テストでの勝負を申し込む。思いのほか成績の良い桃に負けまいと必死に勉強に励むシャミ子だったが、本番前日、リリスからある提案が……。果たしてシャミ子は悪魔の囁きに乗ってしまうのか!? そして、ミカンの言う“桃に内緒で付き合ってほしいこと”とは!?

10. ご先祖は進化する!!メガネが映す暗黒部屋
小倉しおんに強引にラボに連れ込まれたシャミ子は、ご先祖様の新しい依代を作ることに。シャミ子が心を込めて作った依代の出来栄えや如何に!?また別の日、調子の悪くなったパソコンを見てもらうため良子を連れて桃の家へと出向いたシャミ子は、桃が魔法少女であることを良子に打ち明ける決心をするのだったが……

11. 夢ドリーム再び!!桃色防衛線を突破せよ
桃の心を開く決意をしたシャミ子は再び桃の潜在意識へと突入する。しかし、そこに居たのは覚醒状態の桃だった。話し合いの末、浮かび上がったシャミ子の家の秘密。鍵は母・清子だと確信し吉田家へと向かう桃。そして、覚悟を決めた清子の口からお父さんの謎が今、明かされる!!

12. 伝えたい想い!!まぞく新たなる一歩!!
自分自身の戦う理由をやっと見つけられたシャミ子は傷心の桃を追いかけ町を奔走する。放っておくと自分の前から居なくなってしまいそうな桃。引き留めるため、シャミ子は桃を探すことを決意する。町を見下ろせる高台で桃を見つけたシャミ子。果たしてシャミ子が桃に語る誘惑の言葉とは--? そして桃の返答は--

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

過去最弱の魔族(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
きらら系らしい、ほんわかしたファンタジーギャグ日常系アニメ。

期待値は高くなかったのですが、ギャグがなかなかに面白く、妙な中毒性がありました。

今期(2019夏)のダークホース枠ですかね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
とにかく、ギャグの質が高かったです。

爆発力ある笑いというより、クスりとさせられるギャグの連打。しかも、あったかい。一括返済を却下されるとか、「人を傷つけない笑い」に感心しました。そもそも、「必要最低限しか稼げない呪い」という設定がユニークな上に、「医療費、教育費、ライフラインは別腹で稼げる」という親切具合が絶妙なラインでした。貧乏ネタは、下手すれば人をバカにしたようは不快さが漂うけど、ちゃんと笑える、微笑ましいモノになっていました。

あと、シャミ子の立ち位置。普通なら、ボケキャラだと思う設定ながら、周りが変人ばかりなので、ツッコミにまわっていました。「困りツッコミ」とでも言いたくなるような、微笑ましく笑える秀逸なツッコミキャラ。実はシャミ子が1番常識人だというところが(笑)

それから、シャミ子が「実は巨乳」というのも、なかなかにポイントが高い。そういうアニメじゃないからそこまで押さないけど、ああいうアワアワポンコツ系が、「脱げば凄い」というのは、アリですよね(笑)

ラストの2話は、ややシリアス系というか、ストーリーを追いかけてきました。最初は、「日常系ギャグで通した方が良いのでは?」とも思いましたが、結果、ちゃんと笑えてしっかり感動できる、素晴らしいクオリティに。まさか、語り手が父親だったとは、、、メチャクチャ素敵なオチやん♪

これは、一期でも綺麗にまとまってるし、二期もできる流れだし、素晴らしいね。いやはや、最初に観たとき、ここまでハマるとは思いませんでした♪
{/netabare}

【余談~ シャミ子のレシピで作ってみたw ~】
{netabare}
ちょうど家に材料全部あったんで、10話の「シャミ子風焼きうどん」を作ってみました(笑)

材料「冷凍うどん、キャベツ、しめじ、人参、ネギ、えのき、ツナ。昆布つゆ、ごま油、オイスターソース、酒、砂糖、チューブ生姜」

細かい分量や手順は示されていないので、映像から読み取れる範囲と、あとは目分量でw

①電子レンジで、冷凍庫うどんを3分解凍。

②めんつゆ+オイスターソース+砂糖+酒の、調味液を作っておく。

②野菜ときのこは一口大に切り、ツナ缶の油は切っておく。
(映像から、調味液にツナの油が浮いていないため、捨てると判断。後でごま油入れるから、油っぽくなりすぎないようにかな?)

③うどん、野菜、きのこ、ツナをフライパンに入れ、ひたひたになるくらい、調味液を入れる。
(正直、この段階でめんつゆやオイスターソースを、しかもあの量入れるのは疑問。でも、なるべく映像通りに。おそらく、水分を飛ばしながら、炒め煮みたいにしていくものと考える。その方が麺に味が染みるからかな? ただ、オイスターソースと合わせること考えると、めんつゆはかなり薄目でOK)

④蓋をしめ、しばらく過熱。
(まあ、この行程もよく分からんが、映像通りに。少し煮込みます)

⑤蓋を開け、強火で炒め、鍋を振り、水分をとばしていく。

⑥水分がとんだら、最後に、ごま油を回しかけ、生姜を入れて完成!

では、実食!

「うむ、ウマイ。ただ、うどんはかなり柔らかめです。煮込みうどんの汁無しって感じかな。味的には、中華と和食の中間、やや中華寄りです。オイスターソース入れたからか、少し煮込んだからか、ちょっととろみが出たのが餡掛けみたいで旨かった。この料理、最後に入れる生姜がポイントですね。グッと味が引きしまりました。絶対に生姜が必要です」

「この料理、何気に考えられているのが、昆布つゆのグルタミン酸、ツナ缶のイノシン酸、きのこ類のグアニル酸と、三大旨味成分がちゃんと入っているところ。さらに、オイスターソース(牡蠣)の風味や旨味も加わるので、非常にバランスが良い。しかも、安い。ツナ缶1つで3人前って考えると、1人前130円くらいかな?」

「ただ、個人的にはやはり、もう少しウドンにはコシがあり、野菜はシャキシャキした方が好きなので、調味液を入れるタイミングはもっと後で良いし、量も少なくて良かったと思います」

結論

「好みはあるものの、アニメで作られる料理の中では、普通に作れる上に、トップレベルにウマイっす♪」
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
ユルい日常系かな。ユウコのキャラが見処かな。

2話目 ☆


3話目 ☆3
家事スキル0(笑) ファミレスは必殺技みたい(笑) 魔法少女、良い子♪

4話目 ☆3
あの形状で、あのスイッチで、エロい意味での怪しさしかないんだがw 医療費、教育費、ライフラインは別腹で稼げるて、親切(笑) 後ろ、タコさんに像混ざってる(笑)

5話目 ☆3
一括返済、却下された(笑) メチャ良い子(笑) 兵法書w 尻尾でバレる(笑) 学校のPC教室の活用(笑) シャミ子、意外と巨乳(笑) ドーナッツ型の枕(笑) Aパートだけなら、☆4でも良かったんだけどな。

6話目 ☆


7話目 ☆4
残念な微調整w 酒びたしw 肉なしが貧乏の象徴は、もうないよな。野菜、高いし。オカラと小麦粉なら、小麦粉の方が安くない? 筋肉(笑) ちょろい(笑)

8話目 ☆3
新キャラ、良い子なんか。不器用なフォローw

9話目 ☆3
シャミ子、良い子だな~。ご先祖の小さな叫びw ちゃんと、ご先祖の分、お金払うんだなw

10話目 ☆4
尻尾のつかいかた(笑) テレパシーで丸聞こえ(笑)
ポイントカードまで作ってる(笑) よし、うどん、作ってやろう(笑) いや、りょうちゃん(笑) 顔芸までこなすか(笑) ふわたり銀行のペン(笑)

メモ「冷凍うどん、キャベツ、しめじ、人参、ネギ、えのき、ツナ。→昆布つゆ、ごま油、オイスターソース、酒、砂糖、チューブ生姜」

11話目 ☆3
少しシリアスというか、ストーリーを見せにきたか。これじゃない感は正直あるけど、まあ、ラスト2話をちゃんとストーリーでまとめようという姿勢自体は好きかな。それはそれ、これはこれ(笑) どんな寝言だよ(笑) 対峙と退治、アンジャッシュネタ(笑) オブラートを諦めないで(笑)

12話目 ☆4
素敵な最終回に、満足。これ以上良い話の闇堕ちもないなw まさか、語り手が父親だったとは、なんて素敵なオチだろう♪
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 38

82.8 17 筋肉アニメランキング17位
モブサイコ100 II(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (474)
2289人が棚に入れました
ごくフツーの暮らしがしたいと願う中学2年生・影山茂夫、通称「モブ」。
一瞬で人混みに紛れてしまうほど、サエない外見をした彼は、
じつは誰よりも強力な超能力の持ち主だった……。
そんなモブと彼を取り巻く人々との青春や恋、静かに降り積もりやがて爆発する数々の感情。
そして、かつてモブの前に立ちはだかった謎の組織「爪」の再臨。
思春期真っ只中の少年の魂が咆哮する、明日はどっちだ!?

声優・キャラクター
伊藤節生、櫻井孝宏、大塚明夫、入野自由、松岡禎丞、佐武宇綺、藤村歩、細谷佳正、國立幸、松井恵理子、楠大典、丹沢晃之、M・A・O、石田彰
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

さらに敵のスケールがアップ

弟の圧倒的覚醒に。弱めだけど、超能力者たち。
前期よりも圧倒的にパワーアップした敵。心の闇もパワーアップしてるかも。
エクボもさらに活躍していて面白いなあと。

窮地に追い込まれる展開になる茂夫だけどもやっぱり強いね。
霊幻新隆のインチキ具合も増しているような気がするけど、そこもまたアクセントということで。
{netabare}ラストバトル後のブロッコリーなんでやねん。{/netabare}
3期が楽しみになる2期。


OP
99.9 MOB CHOIR feat. sajou no hana
ED
グレイ sajou no hana
メモセピア sajou no hana
目蓋の裏 sajou no hana
いきるひとびと sajou no hana
挿入歌
脳感メルヘン♡ 暗田トメ(種﨑敦美) with 犬川(山下誠一郎)
sajou no hanaがかなりプッシュされている?結構、癖になる


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
『モブサイコ100』100になったとき何かが起こる青春サイキックストーリー。 第20回文化庁メディア芸術祭 アニメ部門審査委員推薦作品受賞、Crunchyroll アニメアワード2016 ベストアクションシーン/ファイトシーン賞 1位を受賞するなど、全世界を震撼させたサイキック青春グラフィティが再び開幕!ごくフツーの暮らしがしたいと願う中学2年生・影山茂夫、通称「モブ」。一瞬で人混みに紛れてしまうほど、サエない外見をした彼は、じつは誰よりも強力な超能力の持ち主だった……。そんなモブと彼を取り巻く人々との青春や恋、静かに降り積もりやがて爆発する数々の感情。そして、かつてモブの前に立ちはだかった謎の組織「爪」の再臨。思春期真っ只中の少年の魂が咆哮する、明日はどっちだ!?

1. ビリビリ ~誰かが見てる~
霊幻新隆が営む「霊とか相談所」にかかってきた、一本の電話。依頼主は畑に現れた不気味な黒い影の正体を突き止めてほしいというのだが……。一方、モブが通う塩中学校では、生徒会長を務める神室がいきなりの辞任。新たな生徒会長を決めるための、選挙が開かれることに。モブを「人の上に立つ人間」に成長させようと、クラスメイトの米里はモブを焚きつけ、生徒会長に立候補させるのだが…

2. 都市伝説 ~噂との遭遇~
お客のいない状況が続き、すっかり暇を持て余した霊幻は、モブを引き連れて出張相談に出かけることに。ふたりが赴いたのは最近、都市伝説の目撃情報が多発している深爪町。到着早々、霊や不思議なものを呼んでしまう“引きつけ体質”の女性から、悩み相談を受けるのだった。町で偶然知り合った霊能力者・森羅万象丸とともに、霊幻とモブは深爪町にはびこる4つの都市伝説の謎に挑む!?

3. 重ねる危険 ~変質~
ホームページを開設した効果で、妙に繁盛している「霊とか相談所」。呪いをかけたいと話す中年男、霊につけ狙われていると話す女性……。彼らの相談を聞くうちに、モブの中でひとつの疑念が膨らみ始める。正体が悪霊か人間かで、どうして人はこんなにも対応が変わるのか?悶々としているモブを横目に、霊幻のところにまた新たな依頼が。大学生グループが心霊スポットで撮影した写真に霊が映っていることが判明して……。

4. 中身 ~悪霊≒~
霊幻たちのもとに新たな依頼が舞い込んだ。今度の依頼人は、資産家としても知られる浅桐正志。超がつく大金持ちからの依頼にいそいそと現場に向かう霊幻とモブだったが、屋敷には同業の霊能力者たちが大挙して押しかけ、中には日輪霊能連合会の会長・浄堂麒麟の姿も……。浅桐の依頼内容とは、一見、普通に見える娘のみのりに取り憑いた、悪霊を追い出してほしいというものだった。

5. 不和 ~選択~
最上啓示が生み出したパラレルワールドに囚われてしまったモブ。みのりがクラスに転入してきたことをきっかけに、イジメの標的にされたモブは、誰かに救いを求めることもできず、次第に負の感情を溜め込んでいく。そして明かされる、生前の最上を襲った悲劇の真相。一方、浅桐邸では霊幻たちが、モブの意識が戻るのを待ち続けていた。エクボはモブを救おうと、みのりの体に侵入を試みる。

6. 孤独なホワイティー
肉体改造部や脳感電波部の仲間と過ごす時間に、これまでにない楽しさを感じるモブ。しかしそんな楽しい時間に、霊幻からの呼び出しが水を差す。「いきなり呼び出すのはやめてほしい」というモブに対しつい、いつもの調子で高圧的に応対してしまう霊幻。ささいな行き違いから、2人の間には溝ができてしまう。モブ抜きで仕事をしなければならなくなった霊幻は、改めて自分自身を見つめ直す。

7. 追い込み ~正体~
モブと仲違いし、ひとりでバリバリと依頼をこなすようになった霊幻。そんな彼のもとにテレビ番組への出演依頼が舞い込む。喜び勇んでテレビ局に赴く霊幻だったが、じつはその番組は日輪霊能連合会の会長・浄堂麒麟が仕掛けた罠にほかならなかった。生放送の最中に浄堂に追い詰められ、インチキが暴かれてしまう霊幻。世間から猛バッシングを受ける霊幻は、記者会見を開くことになるが……。

8. それでも  ~前へ~
毎年恒例、塩中の全校生徒によるマラソン大会の日が近づいてきた。モブは10位以内に入賞したら、ツボミに告白すると宣言。その心意気に打たれた周囲の声援を受け、モブは本番までひたすら練習に励むことに。一方その頃、霊幻の「霊とか相談所」に依頼に来たのは、ツボミと彼女の友人のミキ。兄の代わりに手伝いに来ていた律はそこで、ツボミの口から飛び出した意外な言葉を聞いてしまう。

9. 見せてみろ ~集合~
自宅が炎に包まれ、焼け焦げた家族らしき姿を目にしたモブとエクボ。すぐに犯人の跡を追った彼らは、謎の組織「爪」の構成員たちを発見する。怒りに震え、あっという間に彼らを叩きのめしたモブ――その前に現れたのは、元「爪」第七支部の誇山と桜威だった。向かった隠れ家で、自分と同じく爪の構成員に襲われたテルや霊幻と顔を会わせるモブ。果たして「爪」は、何を企んでいるというのか?

10. 衝突 ~パワー系~
世界に向けて宣戦布告し、調味文化タワーに立てこもった「爪」のボス・鈴木統一郎。瞬く間に警察の包囲網を排除すると、彼らはさっそく次の行動へと移る。一方、隠れ家に逃げ込んだ霊幻たちも、この状況を手をこまねいて見ているだけではなかった。霊幻の指示のもと、タワーへの潜入を試みる元第七支部や覚醒ラボの面々。さらには律とショウも、鈴木の野望を阻止しようと独自に動き始める。

11. 指導 ~感知能力者~
調味文化タワーの入口に到着した律とショウの前に現れたのは、「5超」のひとり、島崎だった。先に行くようにショウを促し、ひとり立ち向かう律。しかしテレポート能力で先回りする島崎に、逆に追い詰められてしまう。一方、目を覚まし、タワーへ急ぐモブの前に立ちはだかるのは、同じく「5超」のひとり、峰岸。自在に植物を操る峰岸に苦戦させられるモブだが、そこに予想外の援軍が現れる。

12. 社会復帰戦 ~友情~
3年前、暴走する超能力に悩む芹沢の前に現れたのは、ボス・鈴木統一郎その人だった。初めて出会った理解者に、信頼を寄せるようになる芹沢。しかしモブは言う。あなたは利用されているだけだ、と。「僕があなたの友達になる」。そう宣言するモブに対し、芹沢は……。一方、ショウを打ちのめしたボス・鈴木は、構成員に分け与えていたエネルギーを再び我が身に戻し、エネルギーの怪物と化そうとしていた。

13. ボス戦 ~最後の光~
調味市の上空に浮かぶ文化タワー。モブとボス・鈴木の、最後の決戦の幕が上がろうとしていた。思う存分、力を開放する喜びに呑み込まれそうになるモブ。そのとき彼に飛び込んできたのは、弟・律の姿だった。気を取り直し、再びボス・鈴木に立ち向かうモブだが、敵の力はあまりにも強大。説き伏せることを諦めたモブは、持てる力のすべてを彼にぶつけようと試みる。壮絶な戦いの結末や、いかに?

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

少年漫画主人公の最前線。スーパーな作画、ひたむきな心!。

 本作は大人気作品ですから私が今更しゃしゃり出る必要はないと思います。本作だけでなくone先生の作品についての分析では「山田玲司のヤングサンデー」で先生ご本人を混じえて解説しているのでそちらをご覧になっていただくのがベストだと思います。


 そこで、今回はモブが少年漫画主人公の新たなエポックだと私は考えるのでここまでの少年漫画の主人公の変遷、その結実としてのモブ、という視点で書いてみます。


 かつて主人公は公明正大な正義の象徴であった。戦前から戦後すぐまでの漫画における主人公は何の影もない理想、道徳の権化といっていいものでした。この主人公像を後年も受け継いでいるのは「ドカベン」こと山田太郎などであります。時代が良い意味でも悪い意味でも邪気なく正義を信じられた時代において、主人公も正にその流れを受け継いでいたのです。


 しかし時代を経るとそうも言ってられなくなってきました。高度経済成長の矛盾、リアリズムを求める作家たちの想い、なにより学生運動に代表されるプロテストの時代がやってくると主人公も変化します。


 アメリカン・ニューシネマの主人公たちと同じように破滅的な程に若い主人公たちが、影のある社会の中で苦闘する梶原一騎に代表される暗い影がある主人公へ、もはやイノセントではない主人公、社会の時代になっていったのです。その代表が「あしたのジョー」の矢吹丈でしょう。


 そんな流れが主流になるも、ニューシネマと同じで10年も暗い話を見てるとお客さんはいい加減ウンザリしてきました。しかも、好景気のビックウェーブが訪れて主人公はまた変化します。80年代以降の二大潮流はイノセンスと不良です。


 80年代少年漫画の主人公の代表は当然歴史的な存在である「ドラゴンボール」の孫悟空でしょう。主人公観が一周したように思えますが、ポイントはこちらはアホという点です。不良もまたアホという点では共通しています。彼等は完璧な存在ではない。彼等はアホだけど、いやアホだからこそ真に重要なイノセンスな持っているというところがポイントです。


 バブルの時代ではもはや努力も影もあんまり必要ではなくなり、純粋さが強調されるようになります。そして強さを正当化するのに「選ばれし者」という視点が重要になります。血縁だったりなんなりで、努力するまでもなく特別な存在という流れが生じてきます。当時ジャパン・アズ・ナンバーワンだった日本としては、自分たちが「選ばれし者」だ、という認識が意識的、無意識的に存在していたからこそこのような主人公が時代を象徴したのでしょう。


 しかし、バブルは崩壊してカオスがやってくるとなかなか主人公像が定まらなくなってきます。混迷の時代がやってきて、もはや少年漫画自体が危うくなってきます。「選ばれし者」であることが呪いであるエヴァのシンジ君のような存在が現れたが決して主流にはなりませんでした。


 そんな中で突如、流星のごとく現れたのがone先生の主人公、特にモブでした。モブは少年漫画の脱構築でありながら、その流れを継承する真に偉大な新たな主人公像だと言いたいのです。


 モブは、冷静でもはや積極的に争うはないし競い合いません。彼等は海賊王を目指したりせず、トーナメント勝ち上がるわけでもありません。これらは「悟り世代」と呼ばれる現在の気分を体現していると言えます。


 なんでそんな競争するの?、なんで大きな夢だの出世だのに血道をあげないといけないの?。「そんなこしてもモテませんよ」。モブにはもはや単純な成長神話を信じていない、信じられない現代の象徴なのです。無条件で信じられていたことに距離を置いて、冷静に分析する脱構築の眼差しがここにはあります。


 では、彼は熱くなれるものが何もないのか?、それでは少年漫画の主人公としてどうなのか?。そこでもう一つの主人公の流れが活きてくると私は思います。それはアウトサイダーとしての主人公という観点です。


 歴代の主人公たち、特にジョジョの主人公たちが典型ですが、ジョナサンを除いてみんな不良であり、学校や社会の外にいるアウトサイダーたちです。しかし、いやだからこそ彼等は黄金の魂を有している。学校や社会に組み込まれて単なる歯車としての「良い子ちゃん」にならない気概なくして黄金の魂は宿せないのです。


 このアウトサイダーの流れは歴代の少年漫画主人公の変遷の中でも変わらず活きています。彼等は決して主流派ではなく例外の存在であり、自分の道を生きているという点では同じなのです。


 そこでモブを見てみると、彼もまたアウトサイダーだとわかります。彼の師匠が霊幻な時点でそれは明らかでしょう。師匠が強くもないし、人間的に完成されているわけでもない、むしろ社会から見ればダメ人間というのが重要なのです。彼は何にも持ってないようで、モブには一番大事なものを持っています。それは「良い奴になれ」という精神です。


 クソみたいな社会、感情が劣化しきった人々の中で、「良い奴」であれ!。コレほど簡単そうに見えて成し遂げがたい、アウトサイダーな生き方が現代にあるでしょうか?。もはや社会が良くなることは殆どありえない、抜け駆け上等な世界の中で、それでも「良い奴」であれ。投げるな、諦めるな、真っ当であれ。


 成功しなくても、夢を追いかけなくてもいい。それよりも出会って深く繋がれた人々に対するリスペクトを、「選ばれし者」じゃなくて「モブ」であっても「良い奴」であることが一番のヒーローなのだ、という主張が彼からはビシビシ伝わってきます。この大人さと気高さ、テーマとエンタメの融合度の見事さは他にはピクサー、近年のディズニー作品くらいしか類例がない見事さです。


 是非とも3期をやっていただいて、あの感動的なラストを早く見たいものです。「良い奴」になろうと努力しあがいてきたモブが最後に救ったものは…。そして、エクボは最高の相棒キャラである。


2019年最高のアニメは本作だと確信してやみません。たぶんラストになる3期は号泣だろうなぁ…。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 27

カンタダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「最強」という名の退屈

漫画作家のONEの人気作品だった「モブサイコ100」がアニメ化され、その第二期が放映された。彼の作品だと他に「ワンパンマン」があるが、どちらの作品の主人公もその世界で「最強」の力を持っているというのが特徴だ。これはある意味、作品としてはかなり異色と言える。他の少年漫画の大抵では、主人公は幾多の困難を乗り越えてようやく「最強」に育っていくのが王道だからだ。


いや、最近の「小説家になろう」の作品群では、主人公は他の追従を絶対に許さないようなチートクラスの最強主人公たちが活躍(?)するもので占められているので、決して珍しいとは言えないかもしれない。が、それらのほぼ全てが踏む轍とでも言おうか、必ず躓くのがその「最強」の力のせいで話が続けられなくなってしまうという問題だ。


最初から「最強」なのであれば、成長する必要がないわけだから、成長するために困難に立ち向かう必要がない。となれば、全ての敵対者は鎧袖一触で倒されてしまうため、全然話が盛り上がらない上に、成長する楽しみが絶無だ。せいぜいが主人公の取り巻きが驚愕して読者のルサンチマンを満たして終わるのが落ちなのだ。後は手を替え品を替えて、読者を飽きさせない手法しかとれないのだから、話は尻すぼみになりがちだ。


そこをONEは巧く回避している。「ワンパンマン」だと主人公の取り巻きが、次々に襲ってくる敵勢力と悪戦苦闘を繰り広げ、一通りやりあった最後に出てくるという手法だ。言ってみればTVドラマの「水戸黄門」で、助さん格さんが露払いした後にご老公が印籠を出す、というようなものだ。


「モブサイコ100」であれば、物語の上で純粋な力に主軸を置かず、人間としての成長に重点を置いているため、早い話が、最強の超能力者である主人公の人格的成長を描いたヒューマンドラマなのだ。したがって、主人公は自分が超能力者であることに全く優越感を抱いていないし、特別視もしないどころか、「超能力が使えたってモテない」とまで言って力を貶めている。そこがこの作品の面白さなのだ。


とはいえ、「モブサイコ100」の主人公のモブが言うように、「超能力が使えたってモテない」のだろうか。もちろん違う。実際、もし、この現実世界で超能力が使えたとしたら、相当異性からのアプローチがあるはずだ。それがないとしたら、それは使い方を間違えているか、有効な使い方を知らないかのどちらかだろう。「小説家になろう」の作品群にも散見されるようにハーレムを作ることだって難しくない。なぜなら「最強」であることで世界は手のひらサイズの容易いものだから、出来ないはずはないのだ。


そこで、もしある日、自分が世界「最強」の力を手に入れたならどうするだろうかと想像してしまう。世界を征服するか。金儲けを考えるか。異性を虜にするか。いや、しかし、きっと持て余してしまうに違いない。その好例として奥浩哉の「いぬやしき」に登場する獅子神皓のような人物があげられる。彼は持て余した力を場当たり的に使って犯罪者になってしまうのだ。


絶大な力を手にした時、人はその力をどう使うのか決断を迫られる。善良な人間で消極的であれば封印しようとするだろう。積極的であれば、その力を正しいことに使おうと考えるだろう。では、具体的にどう使うか。犯罪でも取り締まろうか。わかり易い暴力沙汰ならそれもいいだろうが、それなら知能犯罪でなければ警察にだって容易い。ならば戦争でも止めに行こうか。悪徳政治に終止符を打とうとする、民衆の戦いまで止めようというのか。悪徳政治と書いたが、本当に悪徳かどうかも容易に判断がつかないだろう。


では力をどう使うか。使い途がないのが普通だろう。時々人に見せびらかして悦に入る、その程度が関の山だ。せっかくだから世界征服でも目指してみるのもいいかもしれない。が、こういうものは征服した後の方が大変だ。なぜなら、古今東西、世界征服を果たした人間はいないのだから、どうやって統治すればいいのか誰にもわからないからだ。


事後の思いつく方法としては、力で抑えつけるか、力を使ってその場しのぎに諸問題の解決を図るくらいなもので、必死にやっていても民衆からは不満の声が絶えず、テロも各地で起こるだろう。そのうちに自分が何をしたかったのかわからなくなりそうだ。


「小説家になろう」の多くの転生・転移モノの作品はこの問題を放置したまま書いているのが大半だが、これらがつまらないのも「最強」に最大の原因がある。圧倒的な力をチートで手に入れて、初めは調子に乗ってサクサク敵を倒したり、ハーレムを作ったり、奴隷を買ったりと、好き放題愉しんでいても、さっさと魔王を倒してしまえばそれでお仕舞いだから、なんとかそこまで間を持たせようとする。魔王を倒すという最終目的まで行けば大したもので、大抵は作家が書くのに飽きてきて途中で止めてしまうことが少なくない。新しい玩具を与えられた子供が、そのうち飽きてしまうのと同じことだ。


ここで見えてくることは、「最強」である世界の王者にとって最大の敵は「倦怠」なのだ。同じ「最強」の超能力漫画である「斉木楠雄の災難」の言葉を借りれば、レベルが最高で、強力だが外せない呪いの装備を身にまとった状態でロールプレイングゲームをやらされているようなものだ。ゲームであればクリアーすればお仕舞いだが、日常生活であれば、また最初から何度もプレイするようなものだろう。馬鹿ばかしくて、やっていられなくなるに違いない。


いい加減話を纏めよう。要するに「最強」は扱うには難しすぎるということだ。ONEはその点、巧く描いている。が、作中の主人公らは「特別」であることには悩まされているが「最強」には苦しんでいない。「最強」が虚しいものだと達観しているからなのだ。もっと苦しんでほしい私には、そこが少々飽き足らない。とはいえ、それが彼らの魅力でもあり、時に美徳でもある。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

78.2 18 筋肉アニメランキング18位
うちのメイドがウザすぎる!(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (579)
2271人が棚に入れました
ロシアの血を引く小学2年生・高梨ミーシャのもとへ、元自衛官にして筋金入りの幼女好きである鴨居つばめが新人家政婦としてやってきた。元自衛官のポテンシャルを存分に生かしてミーシャに接近しようとするつばめと、徹底抗戦の構えをとるミーシャとのホームコメディが幕を開ける。

声優・キャラクター
白石晴香、沼倉愛美、M・A・O、原田彩楓、井澤詩織、加藤将之
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

欲望剥き出しのいい年した女性

母を亡くし父と二人で暮らす小学生女子・ミーシャ。 そんな父子家庭にやってきた新人家政婦は、やたらマッチョな上に三度の飯より幼女が大好きで・・・!?闘うヘンタイ家政婦 VS ロシア系小学生のほっこりしない系?ホームコメディ

眼帯を付け、独眼の鴨居つばめ(28歳)は初潮以降は興味ないと語るロリコンなのに、他のロリコンは許さない。そして、元航空自衛隊で腹筋バッキバキ。あんだけ体脂肪率低かったら、生理止まってるやろうな。だから、ホルモンバランスが崩れておじさんっぽい性格なのかもしれない。筋肉と言えば、陸上自衛隊のイメージだった。航空自衛隊は陸上自衛隊ほど肉体的にハードなものは求められていないイメージ。

ミーシャが大きくなったら興味なくなるのだろうか。そうだったら酷いな。{netabare}ちゃんと初潮を迎えてもお仕えすると名言してた。一安心?{/netabare}あの手この手でミーシャのストーカー。身体能力凄すぎ。コスプレの違和感凄すぎ。小学生だけはさすがに無理ありすぎ。変態なエネルギーが興味のある対象に向いたときは半端ない。家事も運動も何でもこなせて、打たれ強いし、割とパーフェクトヒューマン。僕はつばめはミーシャと結婚するよりも康弘と偽装結婚するほうが、ミーシャとずっと合法的にいられると思うんだけど、ポリシーに反するんやろうな。

6話で登場する鴨居つばめの元同僚みどり(33歳)。ドMの超変態。つばめのことが大好き。{netabare}隊にいたとき犬の訓練をしていたようだが、つばめが来てから、犬に負けじとフリスビー取ったり、餌をもらおうとしたり奇妙な行動は笑えた。{/netabare}つばめがこいつと話すときだけ常識人になってしまうのは少し残念。そうでもないか。人畜無害だからか、ミーシャは割となついている。

11話の終わりと最終12話で {netabare}少ししんみりな展開。ミーシャ家に泊まりに来たわしわしとゆいが夜中トイレに行こうとして間違えて入ってはいけないミーシャ母の部屋に入ってしまうわけだが、つばめが自分が入ったと庇う。腹を立ててミーシャ母の部屋にミーシャは閉じこもるが、実は、部屋に勝手に入られても何も思わなかった自分自身に腹を立てていた。母親を忘れてまま、日々を過ごしていいのか葛藤。つばめは雪の日に庭で遊んでいたミーシャに単純に惚れていたが、幼い頃に大好きだった父を喪った自分と重なるところがあったのか、自らの過去を明かす。幼女好きになったのは人形をねだると可愛いのではなく、むきむきな人形を買ってきたり、筋トレを一緒にしたりする父への反動だとか、母が父は空の上にいると言ったことをきっかけにパイロット候補生になるも、視力を失って自衛隊を辞め、眼帯姿になったこととか。{/netabare}

途中は単調に進行していくが、沼倉愛美さんの演技力が突き抜けてた。見事にキャラクターを表現していた。そのためか、退屈さは感じにくかった。原作はまだ続くだろうし、期待している。

OPはウザウザ☆わおーっす! ハラショー。EDはときめき☆くらいまっくす。EDでメロディーに乗せてミーシャとつばめが掛け合う歌が面白かった。さらに、映像でトレーニングの強さも見物だった。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 「うちのメイドがウザすぎる!」
仕事を探している鴨居つばめは、職業安定所で理想が高すぎる(?)条件を提示し、あっさり断られます。失意の中、去年のお正月に帰省した際に見かけた、ロシア語を話す幼女の家の目の前にやってきました。庭を覗き込むと、以前とは違いすっかり荒れ果てて人の気配がありません。「あの雪の妖精は冬の日の幻だったのか?」とがっかりしていたつばめでしたが、ふと柵の近くに目をやると、そこには「家政婦さん急募!」の文字が・・・!

2. 「うちのメイドにさらわれた」
高梨家の家政婦になったつばめは、夏休みだというのに自宅でゲーム三昧のミーシャに友達がいない事が気がかりな様子。自らが友達になろうと思いあの手この手を使ってみても、ことごとく失敗してしまいます。諦めきれないつばめは、自宅で無意識に筋トレをしている際に、ふとミーシャがプレイしていたゲームを思い出しました。ノートPCを開き、そのゲームをプレイしようとしたつばめでしたが・・・。

3. 「うちのメイドが忍び寄る」
ミーシャのもとへ家政婦として通う事に幸せを感じ、意気揚々と出勤するつばめでしたが、ランドセルを背負う通学中の少女たちを見て、ふとミーシャは学校に通っているのか気になりました。おやつの合間に学校に行かないのかと聞いたつばめに対して、ミーシャは「ロシア人だから学校に行かなくてもいい」というのですが・・・。

4. 「うちのメイドは幼女が尊い」
今日は康弘が家に帰れず、土日は家政婦のつばめもやってこないため、久しぶりの自由を満喫しようとしていたミーシャでしたが、そこに突然つばめが現れます。康弘より、当分休日出勤と泊まり込みが続くので、土日も家政婦の仕事を依頼されていたのでした。つばめのおかげで、至れり尽くせりなものの心が休まらないと嘆いているミーシャは、宿題の作文が気がかりで・・・。

5. 「うちのメイドはどこにでもいる」
朝、教室ではおしゃれ命の女子小学生・森川ゆいが、同級生たちと談笑していました。そこへミーシャが登校してくると、他のクラスメイトは「本物の美少女」に見とれてしまい、ゆいはミーシャに対抗心を燃やします。後日、JSギャルの聖地にやってきたゆいは、ファッション雑誌にスナップ写真を撮られたいと何度も通りを往復していました。足が痛くなってきた頃、ついに声がかかるのですが・・・。

6. 「うちのメイドの昔のオンナ?」
学校帰り、わしわしと別れて帰宅途中のミーシャの前に突然立ちはだかったのは、ゴスロリファッションを纏った背の高い女性。ミーシャをマジマジと見つめ、肌や髪の毛、唇などの特徴をねっとりと語り始めました。ミーシャはすかさず防犯ブザーを鳴らし、やって来た警官に「不審者に声をかけられた」と伝えます。警官に連れて行かれたその女性は・・・。

7. 「うちのメイドがいない家」
みどりを新たに家政婦として雇ったミーシャは、つばめに対して突然クビを宣告しました。ところがつばめはあっさりと受け入れ、振り返りもせず家を出て行ってしまいます。少しの罪悪感に苛まれながらも、ミーシャはみどりに晩御飯を作るようお願いしました。しかし、出てきたのは吐瀉物のような見た目のカレー。ドMのみどりは、料理を美味しく作る事が出来ず・・・。

8. 「うちの元メイドはお嬢様」
しばらくの間、ミーシャの家で家政婦としてつばめと共に働く事になったみどり。仕事を終えて帰ろうとすると、家の者が車で迎えに来るという連絡がありました。みどりの実家は、超豪華なホテルを経営しているホテル王だったのです。それを聞いたミーシャは、みどりの家に泊まりたいと言い出します。康弘を説得し、皆でみどりの家に泊まりに行く事になったのですが・・・。

9. 「うちのメイドとあの日の出会い」
ある日、クマゴローがベッドの上でくつろいでいると、ミーシャから声を掛けられます。嬉しそうに部屋を出たクマゴローですが、ミーシャから「病院に行くぞ」と呼びかけられました。注射が怖いクマゴローは、思い切ってベランダから飛び出し、外に逃げてしまいます。しかし外は寒く、暖かい家に戻ろうかと悩んでいると、そこに現れたのは・・・。

10. 「うちのメイドとヤスヒロと」
ミーシャが家でくつろいでいると、康弘から「連休が取れたので温泉に行こう」と提案されました。「めんどくさい」と素っ気ないミーシャでしたが、テレビでも人気のカピバラと一緒に入れる温泉と聞いて大喜び。しかも康弘と二人きりの為、「久々につばめと離れられる!」とテンションが上がります。しかし下手に情報を漏らすと、つばめは追いかけて来そうです。そこで、わしわしの家に泊まっている事にして旅立ったのですが・。

11. 「うちのメイドと開かずの部屋」
これまで、ゲームやネットで一日を過ごし、好きな時に起きて食べて寝る放蕩三昧の生活を送っていたミーシャ。しかし最近は真面目に学校に通い、友達もできてリア充(?)生活を送るようになりました。そしてとうとう今日は、わしわしとの「お泊り会」の日。ミーシャは部屋でテンションが上がり、何をしようかと考えていると、当然のようにつばめが現れて・・・。

12. 「うちのメイドとこれからも」
入ってはいけないと言われていたミーシャにとって大切な部屋に入ってしまった、わしわしとゆい。誰かが侵入したと知り、激昂したミーシャの前でつばめは「自分が入った」と2人をかばいます。中から鍵をかけ、部屋に閉じこもってしまったミーシャ。そこへ、連絡を受けた康弘が帰ってきました。他人が部屋に入る事をミーシャが拒む理由は・・・。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

変態もドン引きの変態

原作未読/※最終話視聴にあたり総評は最下部に追記

キャッチコピーは『闘うヘンタイ家政婦 VS ロシア系小学生のほっこりしない系?ホームコメディ』。

登場人物はかなり少なめで、小学2年生の主人公・高梨ミーシャ(声:白石晴香)と、もうひとりの主人公でメイドの鴨居つばめ(声:沼倉愛美)のふたりがほぼメインで進行していきます。

第7話まで観た時点では、つばめの度が過ぎた変態っぷりに同じく変態の私でさえちょいちょいドン引きしてしまう場面もあったけれど、概ねミーシャの突っ込みにより笑えるものとはなっております。作品全体としても毎回一回以上は声に出して笑ってしまうシーンもあり、テンポも良いので楽しく見られるものとなっていました。

{netabare}ミーシャが学校へ登校するようになってから登場するクラスメイトのわしわしこと鷲崎みみか(声:原田彩楓)は、個性が強すぎる主人公ふたりに相対した温和なキャラで作品のバランスを取ってくれるので、もうちょっと出番を増やして欲しいかななんて思ったり。

同じくクラスメイトの森川ゆい(声:井澤詩織)はただの面倒くさいウザキャラかと思いきや、つばめを師匠と仰いだりと素直な性格をしているので、今後も期待しています。『ガヴリールドロップアウト』のサターニャを彷彿とさせるキャラなのでわりとお気に入り。

そして、強烈なドMキャラ・鵜飼みどり(声:M・A・O)ですが、そのドM発言をしつこいくらいに繰り出すのであまり笑えなかったけれど、初登場時のミーシャとわしわしからの2連発防犯ベルでは吹いてしまいました。みどりの場合、その行動が面白かったりするので、少しでいいからドM発言を自重して頂きたいw{/netabare}

エンディング『ときめき☆くらいまっくす』はつばめの激しいキャラが前面に押し出されているものとなっており、その中毒性から連続視聴中でも飛ばすことが出来なかったw


▼第8話
{netabare}この作品って細かいとこにも笑いのネタが置かれているというか、1回の視聴じゃ気づきにくいネタがあるので、2回連続で視聴するとより笑えてしまう。たとえば冒頭で、つばめがミーシャの成長を記録したと熱弁するカットではミーシャBDのジャケットなどが映っているんだけれどよく見ると「VOL.102(50GB)」とか、50GB分で102本ってオイw また、寝起きのミーシャを撮影するカメラ画面では地味に5.1chと表記してあったりとw てな感じで、出来るだけ見逃したくない次第。このシーンでのミーシャのセリフ「あんな奇行に走っておいてよく平然とメイドモードに戻れるな」も笑ったなあw

また今回はみどり回だったともいえ、みどりの可愛さや面白さが際立ちまくっており、みどりに対しての評価が爆上げしてしまった。なかでも就寝シーンでの鼻血を垂れ流しながら「いや、大丈夫、イエーイ!!!」はクッソ笑った。ひとつひとつ記しておくことができないほど今回も終始笑いが止まらなかった回でした。また時折挟まれる、不穏なBGMも笑いのタネとして最高でしたw 今期のギャグ枠としては私の中でナンバー1候補筆頭となっております。{/netabare}

▼第9話
{netabare}クマゴロウを持ち帰ったゆいの妹を優しく諭すつばめが微笑ましかった。いつもは変態ながらもこういった素敵な人間性を垣間見せるからやっぱつばめは最高ですw そして、ミーシャちゃん幼女時に雪にはしゃぐ姿はまさかの家族サービスってw みどりはみどりで、ミーシャやご近所さんのために雪かきに勤しむ優しさw ほんとこいつら変態のクセに人間が出来すぎているから困る。さらに今回はわしわしも登場したけれど、こちらもまさかの肥満化w 後半の雪合戦では、ダイエットのために始めたのにも関わらず、わしわしそれ雪玉作りじゃ痩せないから~! ホント、この作品はたった一話のなかに毎回いろいろ詰め込んでくるから面白い。{/netabare}

▼第10話
{netabare}分かってはいたけれど、あの不穏なBGMとともに旅館の仲居として登場したつばめに声を出してクッソ笑わされてしまった。さらに違うアングルから3度繰り返す演出にしばらく笑いが止まりませんでした。そして入浴シーンで、ミーシャちゃんの幼児パンツに目を向けさせといてからの再度、不穏BGM&つばめの登場にまたもや爆笑w いきなり笑いっぱなしで、すこぶる体力をもってかれたかと思えば、後半では格好良すぎるつばめになったりと、振り幅が激しすぎて大変だw{/netabare}

▼第11話
{netabare}今回はわしわし&森川さんとのお泊り回で和み成分大目でした。そして登場からいきなりの笑いを提供してくれたみどりん。初登場時あたりは微妙だなんて記した気もするが、もはや彼女もこの作品にはいなくてはならないほど愛すべきキャラクターだ。ここにきて、つばめの変態っぷりにみどりんまで引かせてしまうとは、やはりつばめ恐るべし。終盤では、シリアス展開で来週への持ち越し。この様子だと次で最終回のようなので、終ってしまうのが寂しい次第である。{/netabare}

▼最終話&総評
{netabare}嗚呼、今季最高に笑わせてくれた「うざメイド」がついに終わってしまった…。最終話は、つばめの過去が語られ、ミーシャがつばめの手を引きつばめを部屋へ招き入れた瞬間に目から水が流れ始めたよ! いままで散々笑わせてくれたギャグアニメでありながら、最終話では感動的な展開に持っていくとは、先週までは思いも寄らなかった。原作はまだ連載中らしいけれど、このアニメ版は綺麗に幕を閉じれたものと思います。

ミーシャやつばめはもちろんのこと、わしわしや森川さん、そしてみどりん。彼女たちにどれだけ笑わされ、癒されたかわかりません。つばめ&みどりんのド変態っぷりにドン引きすることもあったけれど最高に面白い作品でした! 久しぶりに満点をつけさせてもらます。そしていつの日か第二期が観れることを願うばかり。{/netabare}


▼キャスト
高梨ミーシャ:白石晴香
鴨居つばめ:沼倉愛美
鵜飼みどり:M・A・O
鷲崎みみか:原田彩楓
森川ゆい:井澤詩織
高梨康弘:加藤将之

▼制作情報
アニメーション制作:動画工房
原作:中村カンコ/漫画:既刊4巻
監督:太田雅彦
副監督:大隈孝晴
キャラクターデザイン・総作画監督:山崎淳

▼主題歌
オープニングテーマ「ウザウザ☆わおーっす!」歌:高梨ミーシャ(白石晴香)&鴨居つばめ(沼倉愛美)
エンディングテーマ「ときめき☆くらいまっくす」歌 :鴨居つばめ(沼倉愛美)&高梨ミーシャ(白石晴香)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 39
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

00年代の良さも感じるような、良作ドタバタホームコメディ♪

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
百合要素があるホームコメディで、監督と構成が「ゆるゆり」「うまる」のコンビとくれば、安心感がありますね。

まあ、「少年メイド」と「ハヤテのごとく」を足して、変なモノをかけたみたいなアニメです(笑)

※2018秋ED 剣道部大賞(非公式)受賞w

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
レビューは酷評くさいけど、☆4、あくまで高評価です。色々惜しかったなと。

特に序盤は面白かったです。鴨井の飛び抜けた変態性も、ミーシャの辛辣なツッコミも。特に3話は秀逸で、+ミーシャの成長も描かれ、学びと深みのあるストーリー。この段階までは、今期の(個人的)覇権かと期待していたのですが。

まあ、ギャグアニメの宿命の、「マンネリ化」ですね。中盤はサブキャラを入れてマンネリを防ぐ意図は感じられましたが、ミドリにしても森川さんにしても、「ウザい」という点で鴨井と被っていたし。ワシワシの毒舌くらいかな、目立って良かったのは。

終盤は、感動路線。路線自体は好きなんだけど、ただのホームドラマをやるには、濃すぎるキャラクター達が邪魔をしていた印象。やはり、本作の場合はギャグと絡んでこその感動なんだけど、そのギャグが焼き直しばかりだからね。

最終話も綺麗にまとめてはいたものの、なんとなくとって付けた感が。鴨井の過去にしても、小出しにしていた情報から想像できる範囲内だったし、視力に関しては、ある意味予想外なほどドラマがなかった。ミーシャが鴨井を部屋に入れるクダリも、やや唐突というか、まだ早いというか(原作最終回でも良いくらい)。

まあ、とはいえずっとそこそこ面白かったけどね。しっかし、ロシアの小さい子とか、本当に可愛いよね(い、いや、変な意味じゃなくて)w
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
OP、一昔前のアニメみたいだな。ロシアの小さい子とか、ホントに可愛らしいもんな(変な意味ではなく)w 筋肉(笑) 朝っぱらからデリヘル(笑) 初潮過ぎたら興味ない(笑) う~ん、二人ともキャラが強いな(笑) ますますデリヘル(笑) なんとなく、「少年メイド」と「ハヤテのごとく」を足して、変な物をかけたみたいなアニメだな(笑)

2話目 ☆4
何気に、筋トレのフォームが正しい(笑) 恐ろしい世界w 絶対、ガチギレされるやろ(笑) ん? 意外と平和に解決? 地雷ワードを鮮やかに回避したな。料理のクオリティw 設定を小出しに。ミーシャ、楽しかったんだな♪ これは、可愛らしいツンデレ(笑)

3話目 ☆5
色々と、難しいよな。おやおや~w そりゃ、笹を期待するよな(笑) いや~、説得力あるな。変態忍者(笑) 変態プロファイリング(笑) 熊五郎、可愛いな~。繁殖w バラグライダーはやりすぎ(汗) ハムスターのことも、ちゃんと学びがあるし、学級に馴染むきっかけにもなっているし、良いシナリオ。

4話目 ☆3
熊五郎の心意気♪ 婚姻届けw 何気に有能なんだよな。んじゃ、月70万くらい稼いでるのかな。ぼっちスキルw 小2で同性で恥ずかしいもないだろ。

5話目 ☆3
女子の嫉妬。親友になるのかな? メイド、そこにいたんかい(笑) フリルの数だけ攻撃力が増すと思っていた時代(笑) ローアングルおじさん、逮捕w 同調圧力(笑) 親指だけ縛る、プロ仕様(笑) バルログかよ(笑)

6話目 ☆3
防犯ベル連打w なんで要求が上がっていくんだよ(笑) みどり、キャラ強いな(笑) ド、ドMじゃないか(笑) 「知りたくなかった」「小学生になんてことを」「国防とは」「どうでも良いし」wという連続塩ツッコミ(笑) 反面教師(笑) 妄想がサイコパス(笑)

7話目 ☆3
シリアスもなかなかに。まあ、間違いなく、この展開だとは思ったけど。素直なお嬢様は可愛らしい。やはり、Bパートのノリが好きだな。お嬢様人形、怖いな(笑)

8話目 ☆3
ミドリの実家、メチャ金持ちやな。なんか、いつもと違ってギャグが滑ってる感じ。昭和のつまらないギャグアニメみたいな感じ。

9話目 ☆4
ペットいなくなるのは、焦るよな。クマゴローは、マフラーじゃない!って、なんか良かった。なにをこの程度の雪で(笑) ユイちゃん、脊髄だけで生きてる(笑) 雪だるまが通りかかるか(笑) ワシワシ、ダイエットと見せかけて、実は雪の良い思い出を作るのが狙いとか、ニクいな♪

10話目 ☆4
義理の父って設定、はっきり出てたっけ? ストーカー力強すぎるだろ(笑) シリアス風だな。パンダ柄のヒグマ(笑) 娘とサラッとハッキリ言うのが良いね。

11話目 ☆3
血の涙、妄想が変態過ぎる(笑) ワシワシも結構言うよね(笑) 森川さんの顏w 33歳(笑) 風呂で眼鏡。鴨井、優秀だし、本当にお嬢様のことを思いやってるな。まあ、最終回の前フリって感じですね。

12話目 ☆3
妻の部屋って、そんなに溜めるかな? 父は空の上にいるって、そういうことか。怒らせると傷つけるの違い。関西弁、忘れてたw それでもいてほしい。何とも思わないことに、ショック。ミーシャ、潔癖だな。う~ん、光=ミーシャ ってのが、イマイチ結び付かないんだよな。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 33

74.7 19 筋肉アニメランキング19位
炎炎ノ消防隊(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (500)
2240人が棚に入れました
全人類は怯えていた──。何の変哲もない人が突如燃え出し、炎の怪物“焔ビト"となって、破壊の限りを尽くす“人体発火現象"。炎の恐怖に立ち向かう特殊消防隊は、現象の謎を解明し、人類を救うことが使命。とある理由から“悪魔"と呼ばれる、新入隊員の少年・森羅 日下部(シンラ クサカベ)は、“ヒーロー"を目指し、仲間たちと共に、“?ビト"との戦いの日々に身を投じる!!

声優・キャラクター
梶原岳人、小林裕介、中井和哉、鈴村健一、上條沙恵子、M・A・O、楠大典、興津和幸、日野聡、関智一、悠木碧、小西克幸、Lynn、河西健吾、宮野真守、前野智昭、津田健次郎、阪口大助
ネタバレ

RUSHIKA꙳★* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

『この世にヒーローがいねぇから!!俺がヒーローになるって言ってんだよ!!』

ヒーローか悪魔か !!

人が突如燃え出し、怪物“焔ビト"となって、
破壊の限りを尽くす“人体発火現象"。
炎の恐怖に立ち向かう特殊消防隊は、
現象の謎を解明し、人類を救うことが使命。
とある理由から“悪魔"と呼ばれる
新入隊員・森羅 日下部は、
“ヒーロー"を目指し、仲間たちと共に、
戦いの日々に身を投じる!!

原作__大久保篤 少年週刊マガジン


とにかく、筋肉かっこいい。
あとキャラが魅力的。
服装も消防服のデザインが
青の蛍光色が光って綺麗。
ヒロインたちも髪型や性格、
一人一人異なり、全員が好き!
茉希ちゃんの髪型かわええし、
アイリスはシスターの服が似合う!
あと、紅丸!戦いのとき銀時みたいに
片袖だけ脱いでるのセクシーすぎる。
若の筋肉触りたい。
{netabare} 14話の最後、オーバーヒートで森羅にお姫様抱っこされてるの見て
惚れた。(一応、腐ってませんよw)
ババアの死に光りうめぇとか
素直に言えないとこもかわいいから!
何なんもう →テンション爆上げ
{/netabare}

☆主な登場人物☆
森羅 日下部(CV梶原岳人)
アーサー・ボイル(CV小林裕介)
樽 桜備 大隊長(CV中井和哉)
武久 火縄 中隊長(CV鈴村健一)
茉希 尾瀬(CV上條沙恵子)
アイリス(CVM・A・O)
新門紅丸(CV宮野真守)

☆音楽☆
OP : Mrs. GREEN APPLE 「インフェルノ」
ED : 須田景凪 「veil」

15話~
OP : coldrain 「MAYDAY」
(feat. Ryo from Crystal Lake)
ED : Lenny code fiction 「脳内」

OPもEDもかっこよく心地よい。
特にMrs. GREEN APPLE、かっこいい。
知名度も高くなる。歌詞もイントロも魅力的。



映画館のように耳に重低音が響く。
すごい音量です。
面白いと感じても深く心に響く感銘を
受けるものではないです。
少年漫画らしく、熱血、戦闘、正義という
テーマが主です。(笑いも)
気づいたら応援してしまうような
真っ直ぐなキャラクター達です。
年齢層は若い人かな。。
あ、でも、15話あたりから
物語の本題にせまってきて
面白いのでそこからは誰もが楽しめると思う。
少年漫画が好きで、新しい世界観を
堪能したい方にお勧めです。


たぶんきっと原作に忠実だからだと思うけど
首にある横の線気になる。。
ので、作画は4.0にしました。
{netabare}
あ、レビュー関係ないけど
関智一さん、クズだけどかっこいい!!
どうしようもないクズも似合うよ♡(褒め言葉)
鈴村健一さん、沖田総悟もはまり役だったけど
茶髪役もいい!!夫婦共演おめでとう!
てかな、中井和哉さんと組むと、
土方と沖田の再来で感動するわ 泣
宮野真守さん、一瞬マモさんって
分からないくらい声が別人で
プロ根性感じた(震)
14話の鬼退治、主人公 紅丸だと思ったよ…
酒入ると愉快王とかめっちゃ可愛いじゃん
{/netabare}



『兄の 意地』は神回だった。
そこまでに向けての終盤の8話くらいが
良かった。
最初は優しい少年向けの正義ものかぁ
って感じで見てたけど
弟のために何度も立ち上がる姿は
鈍い涙腺にもきた。
ちょっと最初の数話が、
どんな展開を見せるのかっていう
物語の方向性が消防隊の説明が多く、
見えなくて、入り込めなかった
そんな欠点も多分、誌面で読むと
世界観や設定の説明が
丁寧だという印象になり、
楽しめる作品なんだろうな。。
てか、最初の数話見たとき、
我の中ではここまで評価上がるとは
思わんかったぞ
ちょっと感動しちまったじゃないか。
{netabare}
最終回は結局お母さんが、鬼になってたから何やねん、ここからじゃんけと思ったけど、弟の心が戻りそうな兆しが見えたから良しとしよう。
{/netabare}
それにしても 森羅 万 象って
センスありすぎw
あとさりげなく、キャラクターの苗字と名前が全員逆で呼ばれるのがなぜかきになる。

あとさ、何といっても、消防士と宗教組み合わせたのがすごい。
近代宗教の捉え方で描かれていて
宗教という偶像にすがるのではなく
人の為の宗教という考え方。
あくまで宗教は人の成仏のため。
だけど、特殊消防隊という組織自体が
太陽皇という宗教に基づいて出来ている
ため、そこがどうストーリーに影響してくるのか見所だ。
{netabare} 桜備大隊長がドクター に言ったように伝道者と太陽皇の違いが
人を殺すか人のためか なのか
それとも伝道者の目的は他にあるのか
2期が楽しみ。1期では匂わせぶりなことを語っていたので気になる〜 {netabare}

にしても、梶原岳人さん、
ブラッククローバーのアスタ役から
またまた異例の抜擢。
個人的に嫌いではないけど、
声の表情のレパートリーが
まだまだ少ないと感じてしまう。
Googleでも 炎炎ノ消防隊 声優 下手
が検索キーワードに出てきてしまっていて気の毒だが、定評のある主役声優にした方が無難だった。場面に合わない底抜けの明るい声がたまに聞こえて気になった。口の形が変わったキャラなだけに不気味さが少し足りなく少年ぽい青臭さが響く。2期では気にならないといいなぁ。
新門紅丸が出てくると真守さんの声の色彩に引き込まれて存在感が薄れてしまう。森羅、頑張って‼︎‼︎



週刊少年マガジンに載ってるくらいだし、奥深く設定が練り込まれてる予感がする。2クールで放送したことによりいいところでラストを迎えた。
2期に期待。

ラーモス!!!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

人体発火現象「焔(ほむら)ビト」による脅威から一般市民を守り、人体発火現象の原因と解決策を究明する「特殊消防隊」の物語…

この作品の原作は未読ですが、碧ちゃん、M・A・Oさん、Lynnさんが出演されると知り視聴を決めた作品です。
週刊少年マガジンで連載しているのもポイントでしたけれど…


全人類は怯えていた―――。

何の変哲もない人が突如燃え出し、炎を操る怪物“焰ビト”となって、
破壊の限りを尽くす“人体発火現象”。
炎の恐怖に立ち向かう特殊消防隊は、現象の謎を解明し、人類を救うことが使命!
とある理由から“悪魔”と呼ばれる、新入隊員の少年・シンラは、
“ヒーロー”を目指し、仲間たちと共に、“焰ビト”との戦いの日々に身を投じる!!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

本作品が決して悪い訳じゃありません。
ですが、7月18日に発生した「京都アニメーション放火殺人事件」があまりにも凄惨な事件だったからでしょう。
7月20日に放送予定であった第3話の放送を見送り、当初の編集・演出を一部変更しての放送となりました。
私はこの作品の作り手の皆さまの英断だったと思います。

原作者はソウルイーターを執筆した大久保篤さん
アニメーション制作は、ジョジョの奇妙な冒険シリーズや、はたらく細胞を手掛けたdavid production
惹かれる組み合わせだと思います。
原作1巻の腰帯には、「ソウルイーター」の登場人物であるマカ、ソウルのイラストも描かれているんだそうです。
ソウルイーターは、2008年~2009年にかけて全51話で放送された作品です。
この作品も「ソウルイーター」同様、腰を据えて制作される作品になると嬉しいです。

そういえば、「ソウルイーター」には「ソウルイーターノット」という外伝がありましたよね。
3人の女の子が活躍するお話でしたが、その中の1人「多々音 めめ」のCVも碧ちゃんでしたっけ。
こういう繋がりに気付けると嬉しかったりするんですよね…^^

すっかり脱線してしまいました^^;

まず、物語の設定が独特です。
突然人間が燃え出す人体発火現象…通称「焔(ほむら)ビト」
「自身の体から発火した者は瞬く間に全身が炎に包まれ、自我を失い命が尽きるまで周囲を焼きつくす」という設定をどうしたら考え出せるんでしょう…
そして更に苦しさを助長するのが、「自我を失う」のには個人差があるということです。
自我を失ったらもう誰も止めることはできません。
その人に待つのは「特殊消防隊」による安らかな死だけです。

でも自我を失うまでは、ちゃんと人としての理性を保ち続けるんです。
全身が炎に包まれているんです。いつパニックを起こしてもおかしくありません。
寧ろ炎に包まれた瞬間にパニックに陥るのが当たり前かも…
当たり前ですが、物凄く熱いし苦しいと思うんです。
でも、自分が動けば炎があちこちに燃え移って周りに…家族に迷惑をかけてしまう。
だから微動だにせず「特殊消防隊」の到着を待つんです。
その先にあるのが安らかな死だけだと知っていても…

だからこんな悲しい連鎖は絶対に止めなきゃいけない…
そのためにも早く原因を究明しなきゃいけない…
そのはずなのに、物語がきな臭い方向に逸れていくんです。

特殊消防隊には全部で8つの部隊が存在し、それぞれの管轄を持っています。
主人公の森羅 日下部が入隊した第8特殊消防隊は、新設されたばかりですが焔ビトの秘密について追うことを目的とした全うな組織です。

第1特殊消防隊は、聖陽教会を母体とし特殊消防隊の中でもエリートと称される部隊。
第2特殊消防隊は、東京皇国軍直属の特殊消防隊。
第3特殊消防隊は、特殊消防隊の装備の開発を担っている灰島重工をバックに持つ消防隊。
第4特殊消防隊は、消防庁が管轄する特殊消防隊。
第5特殊消防隊は、第3同様に灰島重工をバックに持つ特殊消防隊。
第6特殊消防隊は、特殊消防隊で唯一の医療部隊。
第7特殊消防隊は、元々は自警団『浅草火消し』で、浅草地区を管轄する特殊消防隊。

この様に、特殊消防隊は生まれも背景も異なっているんです。
当然中には大人の事情を山ほど抱えている部隊だって存在するでしょうし…
あまり多くは言えませんが、特殊消防隊だからといって所期の目的を愚直に遂行しているとは限らないということです。
この辺りは、物語の進展に伴って明らかになっていきます。

今ハッキリしているのは、森羅が本懐を遂げるためには強さが足りないということ…
それは個人としても然り、組織としても然りです。
それに、これまでは各消防隊が独自に活動を行ってきましたが、どうやらそんな事を言っている場合じゃなくなってきた…ということです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、Mrs. GREEN APPLEさんの「インフェルノ」と、coldrainさんの「MAYDAY feat. Ryo from Crystal Lake」
エンディングテーマは、須田景凪さんの「veil」と、Lenny code fictionさんの「脳内」
前半クールの楽曲はオープニング、エンディングともに秀逸です。
特にオープニングアニメとの融合は格好良くて心が震えました。
エンディングのアイリスも魅力的ですけどね。
後半クールはエンディングが印象に残っています。

2クール全24話の物語でした。
そして嬉しいのが続編となる「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」の放送が2020年夏に予定されていることです。
やっぱり腰を据えて作って貰える作品だったんだと思うと、喜びもひとしおです。
物語はだいぶ盛り上がってきています。
この熱を切らさず続編に繋いでいきたいと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

次シリーズへ持ち越し

7話までの感想{netabare}
原作どっちが先か知らないけど“ブラッククローバー”に凄く似てるような?
ちょいと調べたところ連載開始時期は大体同じ?
主人公の声が一緒だからってことじゃなく…別に珍しい話じゃないので被るのはありがちなんだろうけど、スタッフ狙って声優同じにしたんじゃないだろうなァ?
ブラクロでは主人公がはみ出し者の集まる黒の暴牛団に入った辺りの序盤「今後は国や他の騎士団の不正を暴く方向に行くのかな?」と予想したことはあって、まぁ実際はそっちの方向へは行かなかったけど、アイデアの根幹・出発点は同じにして別の展開に進んだパラレル作品みたいな、そんな感覚を覚える。
け、決して主人公の声が同じだからってことではない(二回目)。
あれだ、ワンピースに対するフェアリーテイルみたいな感じ、あくまで偶然の類似で責める意図は無い。
とはいえ、シスターに一途で周囲からは(筋肉)バカ呼ばわりされてる魔法騎士のアスタ(梶原岳人)が、こっちではシスターを姫に見立てて騎士王を自称するアーサーをバカ呼ばわりしてるのは、なーんか「ふふっ」と来ちゃいますけどね。

それにしてもこっちは展開はええw
第五がアヤシイと睨んで「じゃあ勘付かれない様に証拠集めするのかな?」と思ったらあからさまに敵対するわ殴り込みするわ。
そもそも主人公は新人なのに即戦力すぎるわ。
1話でチームワークが大事と言ってたのに単独で解決しちゃうわ、6話で「中隊長のシゴキに比べればこんな攻撃大したこと無い」と言うが肝心のキツいシゴキとやらのシーンが無いわ。
あくまで話数の少ない深夜アニメとして話を詰め詰めにした結果(ついでにリアルのあの事件の影響)だろうと好意的に見てるけど、やっぱブラクロと比べると…早い早いw
そして7話でようやくインターバル入ったって感じかな?
前回の第五へのカチコミを大ゴトにしないためのアリバイ作りで食事会&次にアヤシイと睨んだ第一連中の紹介。
ふう、やっとひと息つけた感じ。
ブラクロは間延びが果てしないけど、こっちの詰め詰めもなかなか目まぐるしい。{/netabare}

8話感想{netabare}
ドラゴンボールでビーデルがボコボコにされる回を原作で事前に知ってて、3倍じゃなくて標準でビデオ録画待機してアニメ放送に臨んだ人って結構居るんじゃない?
(その回作画大して良くなくてスゲーガッカリしたってオチ付き)
そんな懐かしい記憶を呼び起こす展開だったけど、自分は炎炎の原作知らんが展開早くて「え、この回でもうそれやるの?」ってことにはなってない?大丈夫?
いやぁ~、犯人探しはもっと話数かけると思ってたので「まさかアイツが犯人だったなんて!」ではなく、展開早くてビックリです。
しっかし空飛べるのはアドバンテージでっかいよなぁ。{/netabare}

最終回までの感想(これだけ読めばいいかも){netabare}
別にパクリだなんだいう訳ではなく、なにか“ブラッククローバー”(以下ブラクロ)とリンクしてるような気がしてならないこの作品。
主人公の声がブラクロの主人公と一緒だったり、その役ドコロがブラクロではシスターに惚れてる騎士志望(本編では騎士になったが)の筋肉馬鹿だったのが、こっちではシスターに惚れてる?騎士志望のキャラをバカ呼ばわりしてたり、な~んか関連というか因縁めいたのおを感じてしまって…。
深なる部分に悪魔的なナニカを飼ってそうなところとか…これはよくあるネタなのでわざわざあげつらう程でもない?

で、内容だけど…結局これ、「他の部隊が敵か味方か探りを入れて、敵の正体分かりましたー」ってだけで…あれ?敵そのものは全然やっつけてなくない?
「やっつける」なんていう子供っぽい表現を敢えてしてるけど、清濁噛み締めるビターな話って訳でもあるまい。
内容的には所詮少年誌で、それにしてはエンタメ性がなーんか一歩足りない感じ。
ってか敵がニヤついた奴らばっかり、やっつけられないにしろせめて冷や汗かかせたりぐぬぬくらいはさせてくれないとホント消化不良、炎扱ってるクセに。
作画は頑張ってるんです、だけどイマイチスカっとしない、高笑いのベルクカッツェを捕り逃すガッチャマンを最後まで見せられたみたい。
…。
ま、まぁいいや、次のシリーズで吠え面かかせたりやっつけてくれるんでしょう。
思い切りブツ切りだったり続きはOVAでだったり、あまつさえ打ち切りなんて作品が同期にあったせいかそこら辺は寛容。
だけど次シリーズへの引きが、ホムラビトになった母を人間に戻すとか言い出して…あれ?これもつい最近似た話を見たぞ?
何だっけー何だっけーと必死に思い出したら“アサシンズプライド”だwあっちもランカンスロープを人間に戻すとか言って話を締めてたっけ。
これもよくあるネタとはいえ「原作が続いてて、アニメはひとまずの決着はつけつつも話の引きは残しとく」の部分が被っちゃった感じ、いやぁこの作品ホントよく被るね、別にパクりだなんだいう訳じゃなくて。

総評としては、悪くはないのだけど飛び抜けて面白いという部分も無い。
せめて痛快に敵をやっつけるシーンがあれば良いのだけどそれは次シリーズへお預け、多分。
これで次シリーズも「敵をやっつける」が無いと困っちゃうんだけど…だ、大丈夫だよね?{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

67.6 20 筋肉アニメランキング20位
史上最強の弟子 ケンイチ(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (325)
2108人が棚に入れました
高校1年生の白浜兼一は入学早々空手部に入部するが、そこで上級生のいじめに遭ってしまう。そんなある日、兼一は転校生の風林寺美羽と出会い…。

声優・キャラクター
関智一、川上とも子、有川博、石塚運昇、能登麻美子、石丸博也、二又一成、小杉十郎太

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

!! いいか兼一!人生にゃ出来るも出来ねーもねえ!!あるのは・・・ 「やるかやらないか」だ!!

ストーリー

中学生になるまで毎日のようにいじめられていた白浜 兼一は道端でどこから見ても悪党共を華麗に叩きのめした女性武術家の風林寺美羽に憧れ、自分の中にある信念を貫くために様々な武術を極めた道場・梁山泊に入門しました。
だが、兼一はまだ知らなかった。地獄よりも地獄な特訓の日々が待っている事を・・
この物語は本当の地獄の特訓の日々とその成果を見せる戦いです。

私の感想。

はじめは何だか主人公が弱くて精神的にも何だかいじめられっこな話だったのですが、修行の成果が出始めてからかなり面白くなりました。 

そして、この物語が進むうちに兼一の強い信念を貫く姿に仲間が増えて姿が非常に面白く感じられました。基本、敵は力や権力でコミュニケーションをとっていましたが、主人公は仲間への信頼と絆でできている所が非常に喜ばしかったです。

私がこの作品で注目している所は兼一の戦い方です。空手、柔術 、中国拳法、ムエタイなどがすべて戦いに含まれている所ですね。普段は一つの戦い方が使われるのが多いので、この作品のようにたくさんの戦い方が入っていると思いますね。     

後、主人公の精神の太くて超根性がある所が本当に面白かったですね。どこかの精神があまり強くない主人公とは違います。まあ、この作品の主人公は物理的に鉄球並に強いですがw                                                                                                                                                                                                      

この作品で注目するべき名言。


ボ・・・ボクは、間違っている事を間違っていると言いたいだけなんです。
でも、それをただ口に出しただけじゃ・・・何も変わらなくて・・・
だから・・・だから自分が正しいと思った事を実際にしようとしたら・・・
力がいるんです!!

力と勇気が!!

ボクにはどちらも、まるでないけれど・・・


Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

注目してほしい所は師匠たちの兼一への愛の鞭・・っと言うか愛のエクスカリバーの数々です。そのトレーニング一つ一つが超苦しいのですが、戦いにその特訓の成果が出ています。まあ、ごく稀ですが。

オープニング

「Be Strong」シンプルイズベストでこの作品のはじめの数話はかなりキャラクター説明に特化しているのでそれをあまり考えなければとても良いオープニングです。特にそれぞれの師匠の説明が本編の師匠たちの戦いのシーンが非常にかっこいいです。

「ヤッホー」
このオープニングは本当によくできていると思うのですが、正直あまり曲がこの作品に合っていないのですよね。このオープニングの曲はかなりさわやかな曲なのですが、この作品のはんぺんの内容はかなり熱血で血が煮つくほど熱い作品なのですが、この曲は聞いているとなんだか夏の日縁側でカキ氷でも食べながら涼んでいる時を頭の中で思い浮かべてしまいます。本当にオープニングの出来上がりは本当に良いのです。これだけ長いストーリーをこのオープニングの1分半で抑えているのですからとてもすごいと思います。ですが、曲が非常に足を引っ張っています。

エンディング

「君がいるから」
何故美羽が超注目されているのかはあまりよく分かりませんが、このエンディングは正直この作品にかなり合っているとおもうのですが、私的にはもっと他のキャラクターも出しでほしいエンディングでしたね。特に師匠たちはあまり戦いで活躍するシーンが少ないので。

「Catch Your Dream☆」
このエンディングはそれぞれのキャラクターの日常が見られる基調なエンディングです。まあ、曲自体はそれほど高い評価を上げられませんが、面白さとしては良いエンディングです。

「Run Over」
正直このエンディングはあまり印象が残りませんでしたね。ルーレット式でキャラクターが出てくるエンディングですが、まあ、面白くなかったです。正直このエンディングはこの作品に合っていませんね。

「心からのメッセージ」
このエンディングのテーマは私が思うに「絆」ですかね。原作の絵図で流れるキャラクターたちは何だかいつもと不意陰気が違い面白いエンディングになっています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

爽やかで笑える成長劇。素直に面白い!

最強の師匠たちに武術を教わることになった、いじめられっ子でひ弱な主人公・ケンイチ。
次第に学校のチンピラどもに目をつけられ、噂は広まり、連日戦いを強いられるハメに。
ケンカを通してチンピラたちを改心させながら強くなっていく成長劇。

週刊少年サンデーの人気連載漫画原作。
努力・根性・友情をストレートに描いた単純明快なストーリーです。
絵柄は少年向けで、ワザとらしいキャラデザは分かりやすいというか安っぽい。
女キャラは巨乳ちゃんばかりの、かなり雑で古風な萌え。おっぱいのゴリ押しw
原作譲りのキャラデザはかなーり微妙です。絵の安定感もありません。
ケンカ物語なのに大事な格闘シーンにキレがなく、見せ方も難あり。迫力があるとはいえません。
当時の水準で見ても作画は見劣りするレベルです。

しかし、それでもこの作品にはそれを補ってあり余る魅力があります。
数ある王道系の中でもこれは面白いっ!と贔屓したくなるほどこの作品が好き。
ケンイチの弱っちいながらも健気に努力する姿を見ると勇気が湧いてくるし、元気になれる!
キャラ立てが抜群に上手く出来ており、キャラの言葉がちゃんと心に響いてきます。
成長劇なだけに内容は明るくポジティブ。ギャグも多く、賑やかで笑いが絶えません。
ケンイチの声は関智一さんが演じており、好感の持てるキャラの印象と非常に合っています。
他の声優の配役も良い感じでした。(唯一、能登さんはセリフ少ないキャラなのが残念っ)
スポ根系王道としても勿論、ストレスフリーなので気晴らしアニメにもおススメ。
一期OP主題歌「Be Strong」のアップテンポな曲調、本編と合ってる歌詞の良さは異常。

個人的なお気に入りは、ケンイチの弟子入りした道場・梁山泊(りょうざんぱく)での生活。
外界とは完全に隔離された特殊な環境で師匠たちにもみくちゃにされ、ひたすら努力するケンイチ。
最強であるが故に常識の通用しない、規格外の思考回路を持つ師匠たちの行動・言動がかなりツボりました。「あえて足場の悪いところを通りたがる」ような格闘キャラによくある、中二臭い性質がギャグ視点でよく描かれており、当の本人は真面目にやってることなんだろうけど・・傍から見たら絶対ヘン!という健常者(?)の感覚を絶妙に取り入れている。
身におぼえのある環境と人種だったので、なおさら笑ってしまいました。
ギャグにしていますが、実際あるあるだったりするところがまた恐ろしいw
ケンイチの弱音の意味すら理解できない?彼らの強さに時々学ばされることも。
ためになる話なんかも意外に多い。侮るべからず、です!

でも原作に手を出す気にはなれません。すごく好きなんですけど。
強敵を倒したら更なる強敵が出てきて・・というワンパターン展開がやはりネックです。
良くも悪くも王道といったところでしょうか(笑) 50巻以上ある原作に手を出して幻滅したくないのかも。
だからアニメでお腹いっぱいですw 

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

まさかの2期が始まったのでおさらいとして

あらすじ

いじめられっ子の主人公白浜兼一が
女性武術家風林寺美羽と出会い、
信念を貫くための強さを手に入れるために
様々な武術を極めた達人が共同生活をしている
道場・梁山泊に入門し、
数々の敵味方との出会いと梁山泊での修練によって
肉体的、精神的成長を遂げてゆく物語という感じ



感想

ずっと期待していたけど諦めていた2期が始まったんで
1期見てない人のために軽いおさらいとして
説明しておこうかと思います


全50話。結構面白い内容でした。
長い話数でしたが特に飽きることなく
見ることができました

軟弱男子がヒロインと出会い、
修行を重ねながら強敵へと向かっていく話です。
こうゆう最初弱い主人公が成長して強くなる話
僕は大好きですね♪

それにエロい要素というか
お色気要素があって
そうゆう意味でも楽しめる作品でした

でも勘違いしてほしくないんですが
決してエロいだけの作品ではなく
あくまで作品を楽しむ上での
一要素でしかないということです

エロが嫌いな人でもちゃんと
バトルがしっかりしてるので
楽しめる作品となっているので安心していいです

面白かったのは、個性のある師匠達とユニークな修行方法。
また、各対戦相手との戦法もいつも違っていて
飽きのこないものとなってました。

日常のほのぼのした話も描かれていて
それとバトルのバランスも良かったと思う
仲間との絆も徐々に築かれていくし、
熱いし心温まる物語だと思う。

バトルシーンも結構よくできていると思う
武術、武道に対する考え方、
用語はかなり的を得ているのに驚きました。


2期期待してるんですが
無理なんでしょうかね?
原作はかなりストック貯まっているはずですし
ここからさらに主人公が強くなって
面白くなるところなので是非2期作ってほしいです

↑と思ってたんですが来ましたねw
予想外でしたが嬉しいです♪
2期本当に楽しみです!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 47

62.6 21 筋肉アニメランキング21位
すもももももも 地上最強のヨメ(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (294)
2055人が棚に入れました
犬塚孝士は東日本を代表する武術家の家系に生まれ、その後継者でもあるのだが幼い頃のとある事件により暴力恐怖症になり、武術をやめ検事を目指していた。しかし、高校生となった孝士の元に、同じく武術家の後継者である九頭竜もも子が、孝士と結婚し地上最強の子孫を作る為に押しかけてきた。
だが、孝士・もも子の結婚によって十二神将戦争を終結される事を恐れた刺客が、犬塚孝士暗殺を達成し第7次十二神将戦争を起こすべく、犬塚孝士の命を狙い次々と襲い掛かってくる。

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

「あなたをお守りしますからあなたの子供をください。」う~ん納得いかね~な・・・ しかし、ヒロイン全員強すぎだろ・・・

ストーリー

この作品の主人公の犬塚孝士は、とある武術家の家系の後継者としてこの世に生まれたが、幼い頃の事件により暴力恐怖症になり、武術をやめ検事を目指していた日々を送っていました。けれどそこにいきなり現れたのは同じく武術家の後継者である九頭竜もも子が、孝士と結婚し地上最強の子孫を作る為に押しかけてきました。もも子は十二神将戦争を終結するために結婚する事を決意しました。けれど十二神将戦争の終結を恐れた敵側は刺客を送り込み犬塚孝士の命を狙い次々と襲い掛かってくる日々を送る事になりました。この作品の物語はそんな犬塚孝士の命を賭けた話です。

私の感想。

キャラクターデザイン以外は結構良かったと思います。ストーリーや世界観は結構きちんとできていてあまり不可解な所は無かったです。

けれど先ほど述べたようにこの作品のキャラクターデザインは少しいまいちです。主人公の犬塚 孝士のデザインは結構気に入っているのですが、九頭竜 もも子のデザインはいくらがんばっても苦手です。苦手なのはあの目です。あんなに大きいのに体と頭の大きさがあっていない・・・ そして、ユルキャラ化すると目が小さくなって、顔も魅力が無くなるのは・・・・ どうもあのデザインは苦手です。けれど、私はこの作品の男性キャラのデザインは結構気に入っています。ムキムキなのに体のバランスが結構きちんとしているという所が良いと思います。

あと、この作品で結構私が気に入っている所はキャラクター(特にもも子)が出す時の竜や、蛇などが結構リアルスティックで気に入っています。あんなにむちゃくちゃな技なのにあんなリアルなのが笑えました。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

設定上九頭竜 もも子にはアホ毛があります。けれどそのアホ毛のは邪道です。ってか私のあのアホ毛はアホ毛ではありません。最悪です。なぜなら桃色の髪で常にゴムで結んでいるアホ毛っと言う形になっていますが、まったく可愛くありませんし、もし髪をおろしたら、 普通の髪じゃないですか~ しんじらんれません。

オープニング

「最強○×計画」(第1話 - 第12話)
「子作りしましょう」でスタートするオープニングってたぶんこの作品以外ないでしょう。ってかいきなりすぎるだろうww 何でわざわざ言わなきゃいけないんだよww どうしても子作りしたかったら、押しばかりではなく、引きも大事だと思うんだか・・

「切情! 佰火繚乱」(第13話 - 第24話)
私はこのオープニングはあまり気に入れませんでしたが結構良いオープニングだと私は思います。なぜなら、結構キャラクターの魅力が出ていたと思います。そのおかげでかなりこの作品に魅力がでていると私は思います。

エンディング

「NO ROCK NO LIFE」(第1話 - 第12話)
この曲は結構静かな曲です。けれど画像は上下に結構騒がしい画像が移っているので、なれないと結構きついです。

「妄想ブレイク」(第13話 - 第24話)
私は結構このエンディングのほうがこの作品ぽいと思います。キャラクターの魅力が結構出ていますし、曲も結構私好みですし。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16

ヘンゼル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

当時の主流を押さえた良作

名前だけが頭の中で印象に残っていて観たくなりましたので一気見。
そのため原作は未読です。

本作品のストーリーとしては、結婚したくない主人公と結婚したいヒロインとのドタバタコメディでしょうか。
長く続けられそうな題材と設定、フットワークが軽そうな設定などがより一層一昔の作品だなと感じますね。

作画はそこまで良くありませんが、悪くないわけでもないので普通ですね。
ただ、見せ場と見せ場ではない時の作画の落差は観ていて気になりましたね。
全体的に見ればそこまで気になりませんが。

物語に関してはコメディ、ということなので面白かったかという評価を基準としますと、面白かったです。

内容もさることながら、その下らなさがとても良い具合に作品の雰囲気とマッチしていて、コメディ作品としてはかなり完成された出来なのではないでしょうか。シリアスとギャグのちょうど中間を行ったり来たりする感じは、私的に非常に好みです。

キャラ描写ですが、コメディ作品ですので私個人としてはそこまでキャラの厚みを求めていません。
ですが銀魂のように徐々にキャラの過去などが明かされていくというよりは、一発まとめてキャラ設定を出すという感じでしょうか。
そのため分かりやすいのですが、その話の為だけに出てきた感はありますね。

また主人公に関しては徐々に過去が小出しにされていましたけど、それもそこまで、といった感じでしょうか。

ヒロインは3人いて、武道の達人で主人公と結婚したがっている世間知らずな少女、一見くのいちだがやくざの組長である金髪少女、変態の格好をしなければ武術の力が発揮できない美少女委員長といった、どれも一癖も二癖もあるようなキャラで面白かったです。
そしてどの子もその子なりの魅力が伝わったので、キャラの見せ場の作り方が上手いなと思いました。

一昔前の作品ですが頭を空っぽにして観たい方にはぴったりの良作だと思います。是非一度、ご覧になってはいかがでしょうか。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

バトルアニメ風、ラブコメ風の、ギャグアニメ

[文量→小盛り・内容→感想系]

「瀬戸の花嫁」「そらのおとしもの」などが好きな方は合うかもしれません♪ 原作読破済み。

【総括】
ストーリーは破綻していて、バトルは無茶苦茶で、下ネタ連発。でも、なんか笑えるんですよね、シンプルに。私の場合は原作からのファンなので、アニメ単独での評価は難しいのですが、とにかく肩肘張らずに視聴するのが正しい態度かと思いますよ。あの馬鹿みたいな登場人物やハイテンポでハイテンションなギャグに笑えれば勝ちだし、笑えなければ価値なしのアニメだと思います。

あと、OPは電波系ソングとしてはなかなか高クオリティで有名な「最強○×計画」です♪


【視聴終了】
{netabare}
ただまあ、原作組からすると、やや不満が残るアニメ化でした。アニメではギャグとエロの要素が際立っていましたが、原作ではもうちょっと、バトルの熱さや、主人公とヒロインのラブコメも良かったんですよ。まあ、漫画なんで、序盤の数巻はギャグやエロで読者をつかみにいき、ラブコメなんかはじっくりと時間をかけて、終盤のメインにしていってるんで、そこはしょうがないです。ただ、アニオリ展開はつまらなかったですね。

あと、アニメの後半は主人公の成長(バトル)をメインに据えていますが、イマイチでした。あれなら、そのまま日常系ギャグアニメとして完結させるか、アニオリでも良いからラブコメを頑張った方が良かったかな~と。
{/netabare}

【余談 原作者は「マギ」の人】
{netabare}
原作は「マギ」で有名な「大高忍」さん。初めて「マギ」を読んだとき、自分の中で作者が結び付きませんでした。よく読まなくても、絵柄とか一緒なのにね。というくらい、「マギ」とは違います。まあ、連載していたのが、少年誌と青年誌の違いがあるし、そもそも大高さんは「マギ」のような少年漫画が描きたかったらしいし。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20

73.1 22 筋肉アニメランキング22位
はねバド!(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (505)
1992人が棚に入れました
運動神経抜群だが、なぜかバドミントンを避ける1年生「羽咲綾乃」。
日本一を目指し、日夜練習に明け暮れる3年生の「荒垣なぎさ」。

部を支える仲間やコーチ、そして個性溢れるライバルたち。

インターハイを目指す、県立北小町高校バドミントン部の軌跡を描いた、マンガ「はねバド!」(濱田浩輔/講談社『good!アフタヌーン』連載)が待望のアニメ化!!

超高速で舞う羽根(シャトル)に想いを乗せて、青春バドミントンストーリー開幕!!

声優・キャラクター
大和田仁美、島袋美由利、三村ゆうな、小原好美、伊瀬茉莉也、茅野愛衣、下田麻美、櫻庭有紗、岡本信彦、小松未可子、大原さやか
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

有千夏は白帯の過客にして、行かふ人はまだ常人だね 

2018.10.14記


原作未読。というか原作に興味湧いてきた。


とりあえず部活ものはほぼ無条件で観る方針。
高校バドミントンを描いた物語。W主人公となりますが、二人とも競技に向かい合えていないというなかなか興味を惹く設定からスタートします。

荒垣なぎさ:公式大会でラブゲームかまされフルボッコ敗退。練習で支えられてた自身の存在意義を砕かれ自分を見失い、周りも見えなくなって部員にきつくあたってしまう。盲目的に練習を重ねて袋小路に迷い込んだこじらせ女子。
羽咲綾乃:バド起因で母親が離れていったトラウマがある。フルボッコ勝利の後、遠い異国で活躍する母の記事を見つけ闇落ちする。それでバドやる目的すら見失いいったんやめてしまう。依存体質バリバリの愛に飢えたこじらせ女子。

この二人が実はラブゲームフルボッコの勝者と敗者の関係で、かつ同じ高校というW主人公としては珍しい形式をとってます。
“向かい合えてない”加減では比較的浅めのなぎさが{netabare}さっさと2話でと{/netabare}早い段階で解決した体となり(早っ)、残る綾乃がどんな感じでバドに向き合えるようになってくかをじっくり描いていく方針のようです。

「たかがスポーツですよね?」

第一話、新コーチ立花に世界を目指せると焚き付けられたのにこう答え、さらに部活でのバトミントンなど意味ないと被せてく綾乃さん。煽りスキルの高さははじめから片鱗が見えます。
なお部活ものといいつつ先輩後輩の関係は緩めです。コーチへの学生たちの態度もひっくるめて仲間意識というか横の繋がりといった感じ。その分、縦の繋がりを綾乃と母(有千夏)との関係性に求め際立たせようと仕掛けてきます。

土台のスポ根を支える要素も揃ってました。
・親子鷹の亜種(ある意味二人三脚。有千夏の行動原理は綾乃の上達のためにとなってる。)
・努力型と天才型との対比
・自校に有能な指導者がいる
・ライバルの存在(薫子くらいだったけど)
{netabare}・敗戦を描く(理子、葉山など持たざる者の努力に陽をあてる){/netabare}


ある程度王道の作りも出来つつ、闇を抱えた主人公(もう早々に羽咲綾乃指定)の描き方でどう差別化を図れるか、というのが注目点でした。
で、結果はご覧の通り。

全話完結する前から「メンヘラぶりについてけね~」「有千夏、子供置いてくなんてありえんだろ」とのご意見多数。作品の特徴でもあり幹の部分に関するツッコミが寄せられる結果となりました。
そもそも受けつけない“生理的に無理”というのと、どうせやるならしっかり説明してくれよとの“物語きちんと描け”みたいなところはありましたね。

切れのいい映像とセットでのOP曲が良い。心情描写含めての試合作画はほんとに良い。シャトルの回転、ラケットのしなり、豊富なアングル、スローとハイスピードの緩急、目を奪われます。
せっかく試合描写いいのにもったいないな~といったところでしょう。

ちょっと切り口変わったスポ根ものと捉えて良いと思います。少なくとも視聴後の王道感がないのがウリということかもしれません。





かくいう私、綾乃のメンヘラぶり嫌いじゃないんです。この作品がというよりイカれた人物観察が嫌いじゃない。ちょっとこのままだと病んだ母娘がかわいそう。
そんな観点で少し擁護にまわりたいと思います。※擁護なんて聞きたかねーという方もいると思うので畳んどきますね。

まずは本作のMVP藤沢エレナを称えます。理由は2点、
1.綾乃をバド部に連れてって入部させた
 ⇒物語が始まりませんから
  {netabare}嫌がる綾乃を体育館へ連れてく回想が3度流れました。それくらい重要。{/netabare}
2.有千夏に一言申し上げた
 ⇒まさに視聴者が思ってたことを代弁してくれたので
  {netabare}「でもあの子にも見てほしかったの。強さの先に見える風景を」「なんですかそれ?たかがスポーツじゃないですか」11話{/netabare}

{netabare}そもそも競技で10連覇出来るような人達ってどんな人がいるでしょうか?
例として柔道の田村亮子。レスリングの吉田沙保里。そうとうストイックな印象です。そんな彼女らにしか見えない景色は麻薬的な魅力があるんじゃないかと思われます。
そして10年以上も第一線で活躍した有千夏が、産まれた娘にバドの才能を見出してしまったら?いや才能に魅せられてしまったら?
作中では母としてより競技者として綾乃に接し、タガが外れます。
「ヒドイ親だよね。親子の関係よりバトミントンを優先させたんだから」「でもあの子にも見てほしかったの。強さの先に見える風景を」11話 ※引き出したのはエレナ{/netabare}

{netabare}ちょっと常軌を逸してる有千夏の行動背景をおさえた上で、対する綾乃の心情です。
作中複数回出てくるシャトル遊びの回想シーン。強くなればいくらでも遊んであげると言う有千夏と、有千夏に依存する綾乃。綾乃のバドに対する背骨が醸成されていきます。それは、

 “お母さんのために(A)”そして“勝つこと(B)”

これはあまりにも強固で、{netabare}最終話の県大会決勝第3セットの途中まで綾乃の呪縛となってます。{/netabare}

前者(A)は2段階
1.「強くなればお母さんが帰ってくると思ってたのに」コニーと有千夏の記事を見つけ中学生の綾乃は闇落ちします
2.「私はコニーよりなぎさちゃんより強い。でも戻ってあげないんだから」強くなっても戻らない、今度は母を捨てる、と強烈な母への感情が根っこにあるが故の反動です。
後者(B)も2段階
1.「私負けてない」薫子戦の敗退時もコニーとの初戦の時も発したセリフ。負けを認めると何かを失うとの恐怖心に近いものを感じます。
2.「甘いなぁエレナは。バドミントンはね、勝てばいいんだよ」恐怖心に蓋をして心にも蓋をして内に籠るようになります。

転機は5話でした。
実は4-5話で綾乃に対して“仲間とするバド”という新しい概念が提供されます。写真を撮ったり髪止めのピンを交換したりと日常回っぽいシーンが展開されます。なぎさも落ち着きそうだし、綾乃もトラウマ克服へ一歩踏み出したよ、と普通のアニメならここから安心の友情物語が展開されることを期待したところですが、一瞬でしたね。むしろ私はこの予定調和でない点を高く評価してますが。。
フレ女とのダブルスの時は「仲間になるために・・・勝たなきゃ」というところまで回復してました。勝たなくても仲間にはなれるんですけど染みついた思考のパターンはそうそう変わるものではありません。そして、有千夏が絡まなければ上記Bの範疇で回復できたかもしれません。敗戦後の「負けてない」にも繋がるのですが、体育館を去った綾乃を悠と空が追いかけて「かっこよかったから言い訳しないで」と告げるところまでがスポ根的にも良い流れでした。
かくして翌朝コニーからかけられた一言が綾乃を不可逆的な闇に落としてしまいます。芽が息吹いたばかりだった綾乃に抵抗できる手段はなかったでしょう。

「ママは一人ぼっちの私を救ってくれた。生き方を教えてくれた」「ママに認められなきゃバドミントンやる意味ないでしょ?」

上記Aに絡んで、母に対する可愛さ余って憎さ百倍モードに綾乃は突入します。Bも1.から2.へ移行します。この“勝つこと”については6話で理子ちゃんをスカしたのに始まり、大会が始まる頃には薫子とのトラッシュトークにまで発展し先鋭化していきます。そして、決勝を控えた高校での練習中になにかにつけてなぎさを煽ろうとしてたのは、“勝つこと”の確証を得たいとの深層意識がそうさせたものと理解してます。
観てるほうは、スポ根ものにあるまじきつらい展開が6話以降最終回まで続くことになります。綾乃のクズっぷりは、そうですね、、、繰り返しになりますが嫌いではないです。{/netabare}


{netabare}物語は後半からもう一つの視点を私たちに開陳します。

 “なんのためにバドミントンをするのか?”

例によって、綾乃は母親への感情と勝たなければ自分は要らない存在となってしまう恐怖とが勝負への原動力のままです。
対してなぎさは、バドこじらせ女子から早々に脱却して純粋にネット{netabare}“白帯(はくたい)”{/netabare}を挟んだ勝負へのこだわりに傾斜していきます。それは逗子総合の望戦に表れてます。
有千夏は「好きだから」、綾乃の問いにそう答えてます。

そして決勝。0対8の綾乃劣勢の場面での仲間からのそして会場からの声援でやっとこ綾乃は呪縛から解き放たれます。
「試合負けないでよ。・・・あんたは私たちの分も背負って闘ってんだよ」by空「仲間っていいよな。やろうよバトミントン」byなぎさ
フレ女との合宿の時に傍にいた空と悠の声援というのがいいですね。悠と空も報われたし、綾乃にとってもずっと気にかけてくれていた部の仲間という感じでしたし、この二人以外の配置は考えられないでしょう。

綾乃だって強くなってきたことはROUND1みたいなところにてフレ女志波姫さんがお墨付きを与えてました。
決勝の結果、負の原動力で強くなった綾乃よりなぎさが少しだけ上回ったのはこの物語の救いだった気がします。
なお、なんのためにバドミントンをするかの答えは最終回を観れば丁寧に説明してくれるのでわかります。{/netabare}


バドミントンの競技だけを取り上げれば、きれいな最終回でした。
普通のスポ根なら競技者の成長物語ということでそれでいいのですが、本作ならではの闇への落とし前のつけ方がイマイチでした。


{netabare}「あたしが居なくてもバトミントンが打てる。だから戻ってきたの」
実は有千夏の言う通りなんです。有千夏がいないことで結果的に綾乃は強くなりました。競技者視点では正しい行いだったのです。
ただしここは抒情大国日本ですよ。あんたには人の気持ちが!的なツッコミ砲弾が飛び交います。
いわば、世界をほっつき歩いてデンマークに腰据えた有千夏がどのツラ下げて「じゃあ大会終ったらデンマーク一緒に行く?」とさらっと娘に言えるものかと一般大衆にはイミフ過ぎるんですね。
ただこれも『真性競技バカ』ならすごいやりそうな行動だったり言動でもあるからやっかいです。綾乃がオリンピックでメダルでも取ろうものなら捨てて家を出てったことさえ美談としてマスコミが取り上げたりしそう。。。{/netabare}
{netabare}最終話での綾乃の「今度打とうよ」は、母娘との和解ではなく、あくまでバドをやる理由から“母親のため”がなくなった、というだけです。支えが母からなぎさを筆頭とする仲間にシフトしただけ。{/netabare}

長年その国のトップクラスの成績を収めたアスリートには共感度マックスかもしれません。
もし2期があるなら母娘関係について有千夏に落とし前をつけてもらわないと収まらないです。

OP映像ラストの綾乃の笑顔が見たいですね



■オマケ
同時期放送のはるかなレシーブのレビューでも触れたが、荒垣なぎさ役の島袋美由利さんの役の使い分け。
内向的なのに激情タイプの気配有り、という似たような役にもかかわらず演じ分けがはっきりわかるという好演でした。聞けば夏クールでは4作品でメイン級をはったとのこと。今後期待したい声優さんです。



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2019.03.17追記
《配点を修正》


其の1 原作面白かったよ
其の2 島袋さん順調に活躍の場を広げ、2019年春「キャロル&チューズディ」も良さげです。
其の3 一周まわって綾乃はいいな

投稿 : 2024/06/01
♥ : 60
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

人生を知る前にバドミントンで壊れてしまった少女の再生と青春

原作コミックは13巻まで購読中。

以下、放送前の勇み足長文。

長いので折りたたみw

{netabare}
見ていてスポーツはしんどそう……と思ってしまうグータラ文化系の私ですがw
バドミントンは特に肉体面だけでなく、
精神面でも大変タフな競技だなという印象が強いです。

コート内を縦横無尽に駆け回り、四肢を目一杯伸ばして拾い合う、激しいラリーの応酬。
そして、超人的な跳躍から、打点の高い驚速スマッシュを叩きつける!
……と見せかけてネット際にチョコンと落とすw

どんな対人競技も全身全霊を賭けた駆け引きなのでしょうが、
バドミントンの心理戦は、己が心身を丸ごと投げ出して、化かし合うくらいじゃないと、
勝ち抜けそうにない、えげつなさを感じます。


よって本作の原作バドミントン漫画でも、
コート上に選手各々の内面やら背負っている業やらが
ドロドロと漏出することになります。

コートを躍動する女子高生たちも、
単純にツンデレだの、ヤンデレだのに分類できる萌えキャラではありません。
あいつの戦略も性格も全て読めた。と思わせておいて、
極限の打ち合いの中から、引きずり出される奥の手と共に、
剥き出しにされていく彼女たちの本性には目を見張らされます。
ネットを挟んで対峙しているのは、様々な心境や葛藤を抱えた人間なのです。

特に主人公少女の惑星ぶりは尋常ではありません。

{netabare} にこやかにラケットを振り出したかと思えば、
生気を失ったサイボーグの如き精密ラリーマシンと化したり、
鬼の形相で相手をねじ伏せて来たりする。
そうかと思えば、心身のバランス共々、ゲーム全体が崩れ出したりする。{/netabare}

羽咲綾乃よ……お前は一体、何者なんだ!?


「少女たちが飛んで、跳ねて、駆ける――――」

ゆるふわと餅でもこねてそうな顔立ちの主人公をはじめ、
一見、爽やかそうなビジュアルの美少女たちを並べて、
キャッチーなコピーをくくりつけた釣り糸を垂らしておりますが……。
安易に鼻の下を伸ばしてコートに立ち入ったら、
人間丸ごと込めたスマッシュに脳天を撃ち抜かれるのは必至w

一瞬、萌えも匂わせておいて、競技の魅力を刷り込みつつ、
スポ根の王道に誘導し、モヤモヤを吹っ飛ばす。
燃えの熱量も話が進むにつれヒートアップ。

初巻、キラキラと可愛らしかった表紙絵が、
巻を重ね、キャラが覚醒したりすることで別人の如く逞しくなっていくことは、
連載マンガではよくあることですが、この原作はその点も凄まじいです。
(一巻と最新巻では『ロウきゅーぶ』と『スラムダンク』くらいの格差を感じますw)


「人の心を覗くのはコートの中だけにしときな」

視聴する側も相応の覚悟をもって羽根(シャトル)と人間を受け止めたい。

原作組としては、何巻までは、あの大会まではアニメ化を……と言うより、
主人公が人間として仲間と共に青春できるキッカケを掴むまで。
団体戦における組み合わせやスタミナ削り合い等の駆け引きも含めて、競技の魅力が伝わるまで。
視聴者が手応えを共有できるところまで全力で跳び回って欲しい。

2018年夏のドロドロと熱い青春バドミントンアニメです♪{/netabare}


【四話までの感想】多くの努力と想いを積み重ねて少女たちは一歩ずつ前へ……。

これも長いので折りたたみw
{netabare}
序盤、原作から少し構成、演出を変えて来た本作。
漫画と全部一緒じゃないとダメ!という方にとっては不満かもしれませんが、
私はここまでは不思議と違和感なく楽しめています。

それはきっとアニメスタッフが、
各々のキャラクターを理解した上で、
再構成していることが伝わって来ているからでしょうか。

{netabare}孤高の天才であった主人公。
努力を積み上げて来た秀才であるライバル。
そして、個の力を追求して来た天才が、
仲間と共に部活動をする意義を伝えるメガネの先輩と……。{/netabare}

連載を続ける中で確立されて来た
各登場人物の物語上の役割は意識できているな。
と手応えは感じています。


ここまでの構成から予測するに、
この1クールアニメ(恐らく)の締め所は、{netabare} 理想的に行ってインターハイ県大会団体戦までか、
消化が遅れても県大会シングルスまでといった所でしょうか。{/netabare}

ただ、この場合でも、今後もいくつか構成を組み直さないと間に合わない気もします。
この調子で、各キャラが役割不明にならないよう
慎重に組み上げて行って欲しいと願います。


バドミントンならではのステップや飛び散る汗の描写からは、
競技の躍動感を伝えようとする意欲を大いに感じます。

一方で、時折見せる作画の綻びからは、
作画班のスタミナも決して無尽蔵ではないことも窺えます。

本作は、一話足りともバドミントンからは逃げられないシナリオ構成。
これからよりバドミントン一色のカロリー消費が激しい作画要求が待っていると予想されます。
スタッフの皆様には夏バテなどしないよう、青春を駆け抜けて欲しいと願います。


OPアニメーションについて……

初めて観た時は、一回目のサビと二回目のサビで、作画を使い回している?と思う位、
似たような試合描写の動画構成が繰り返される本OPアニメーション。

でも、よくよく見ると一回目と二回目でビミョーに構成が違っていて、
二回目ではスマッシュにせよレシーブにせよ、
各々の動作がキチンとフィニッシュしています。

ネット上では、一回目と二回目の間に練習シーンやキャラの心情描写を挟むことで、
チョットずつ積み重ねることで、やっと一つの成果を出す、
スポ根の真髄を体現しているのだ。という解釈が出ているようですが、
こちらの方が、作画使い回し批判よりは説得力がありそうです。

それにしても、本番で何気ない一撃を決める、その裏で、
あれだけ毎日、青春の全てを費やして、汗やら涙やら根性やらを絞り出さなきゃならんとは……。

外も暑いですし、私、やっぱりスポーツは、
涼しい部屋でスポ根アニメとか観てるだけでいいですw{/netabare}


観終わって

強さとは馴れ合いではない。孤高の道を歩ませても、この娘を天才にする。

仲間とのふれあいで得られる人生の意義もきっとある。
部活動で青春するからこそ得られる強さもある。

スポ根でよくある二項対立が展開される原作。
こうしたテーマを展開する際、通常、孤高の天才VS友情に育まれたヒーロー。
などと一つの論理ごとに、各個のキャラクターとして確立し対決させることで、
テーマを追求していくところ。
『はねバド!』が風変わりなのは、孤高か仲間かといった対立軸を、
主人公少女一人の人格に押し込んでいる点。

そのため主人公の言動として表面化する心情は、分裂含みで、
はたから見れば、エキセントリックな奇行にすら映ります。


彼女と対峙するライバルキャラも、よくある王道を体現する主人公に、
論理ごと撃破されるだけのタイプではなく、
アレコレと邪道へ墜ちそうになったりする主人公に、
平衡を保つためのキッカケを与える存在としてもぶつけられる存在。

羽咲綾乃は主人公でもあり、ある意味ラスボスでもあり、
ヒロインでもあり、ヒールでもある。
よって主人公に共感できないという感性は、この場合は正しいと思われます。


あとは、この変則的なヒロイン像を受け入れられるか否かだと思います。
私はそこにも面白さを見出して原作も追い掛けているのでOKですが、
主人公に感情移入してスポ根王道を驀進したい人にとっては
厳しい作品なのかもしれません。


しかも、本作はこの変化球な原作を、さらに1クールにギュッと押し込んでいます。
登場人物の言動に納得できない……という意見も有り得る感想だと思います。

私は原作初期の頃には、ハッキリと見出せてなかった
テーマや各キャラの役割などを整理した上で、
アニメ化した点には堅実さを感じました。

加えて、綾乃と母、コニーの関係性については、
原作の構想を先取りしている感もあって興味深かったです。
原作での答え合わせ、楽しみにしています。


ですが、そんな原作組の私ですら、主人公の豹変ぶりには狼狽えましたw
{netabare} 序盤でキラキラした笑顔で、先輩と良い感じで青春してるな~
と微笑んでいたのも束の間、数話後には、椅子に寝そべって、
先輩にアブナイ上から目線でダメ出し酷評する姿にドン引きw{/netabare}
闇落ちも1クールに凝縮され、下り最速で暗黒面に落ちて行く。
これも原作未読組を中心に多数の視聴者が置き去りにされたのでは?と心配になります。

やっと日常回になって、萌えの一つでも見せてくれるのかと思いきや、
{netabare}お気に入りのキモカワ海洋生物キャラと戯れて、{/netabare}
ほえほえ~とか鳴き出すしw

ダメだ……私には、あやのん攻略の糸口が全く見出せませんw


仮に2クールならば、キャラの心情理解が深まり納得性は増したのでしょうか?

ただ、テーマについては、アニメ版ラストでは一応、
{netabare} 取り敢えず孤高の天才であることを拒絶して、
仲間といることを選択する路線に落ち着きますが、

原作では、{netabare} 県予選後、綾乃はより強くなるため、
アニメでは未登場だったワールドワイドな天才作りに猛進(盲進)する
(変態)老紳士に師事しつつ、
部活にも残るという孤高と仲間に片脚づつ突っ込んだ暫定的な決断を選択。{/netabare}{/netabare}

孤高か?仲間か?本当の天才とは?
については原作でも未だ葛藤が続いているので、
現状で2クールにしてもテーマ解決については視聴者に委ねる形になったとは思います。


色々とモヤモヤも吐き出してしまいましたが、
マイナーなバドミントン競技の躍動感をアニメーションで存分に表現してくれた。
この点については感謝しています。
汗についても、床を拭くインターバルに説得力を持たせるレベルで、
競技のタフさを表現できていて凄かったし、何かエロかったですw

大会の描写についても、例えば優勝候補が弱小選手にスタミナ温存をする……。
ことはスポーツ大会ではよくある戦略ですが、
それを露骨に言っちゃって実行して来る辺りが胃に来ましたw


ゲスいが褒め言葉になる?バドミントンの魅力の一端?を良く描けていたと思いますが……。
やっぱり、私は申し訳ありませんが、バドミントンは汗だくでしんどそうだし、性格悪そうだし、
やるのは遠慮して、見てるだけでいいかな?
と改めて慎重になったw変化球スポ根アニメ鑑賞でした。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 46
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

最終回でゲシュタルト崩壊・・・

作品概要
●原作:good!アフタヌーン(講談社)連載漫画

●原作者:濱田浩輔

●アニメーション制作
ライデンフィルム
{netabare}
【元請代表作品】
石膏ボーイズ
うどんの国の金色毛鞠
ロクでなし魔術講師と禁忌教典
恋と嘘
LOST SONG
Phantom in the Twilight(クール平行作品)

監督:江崎慎平
【代表作品】
・監督
ガンスリンガー ストラトス
モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ

シリーズ構成:岸本卓
【代表作品】
・シリーズ構成
うさぎドロップ
銀の匙シリーズ
ハイキュー!!シリーズ
僕だけがいない街
ジョーカー・ゲーム

・脚本
モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ


キャラクターデザイン・総作画監督(共同):木村智
【代表作品】
・キャラクターデザイン
政宗ダテニクル(共同)
ロクでなし魔術講師と禁忌教典

・キャラクター作監
境界線上のホライゾンシリーズ

キャスト(略)
{/netabare}
監督と構成がモンストコンビだったんだな。

エピローグ

原作一部既読

本作は高校バトミントンの部活モノ。
『巨人の星』で確立された古典的王道、(やさぐれた)天才の勝利か?(爽やかな)努力の勝利か?というメッセージもある。
スポ根モノのベンチマークを決定づけたのは『巨人の星』であるが、その後の作品で『巨人の星』の呪縛を解き放った作品が未だにないところを見ると、この亡霊はいつ成仏するものだか…

通常は共感を得やすい努力側を主人公とし、天才との競争で育まれる成長を物語として組み立てるが、本作は逆に天才、そしてスポーツの爽やかとほど遠く性格が悪くやさぐれた主人公を設定し、成長物語とは一線を画したところと、掲載誌も大人をターゲットとしており、読者層の年齢層も比較的高く、他のスポ根作品では食傷気味であったテンプレ展開を打ち破った斬新さが、固定ファンを掴んだと言えよう。

反面、共感し難い主人公と王道ではない展開に多くの異論があるのも事実である。
{netabare}
この「綾乃」の主人公設定ゆえに、努力と根性を信条にしたライバルであり決勝の対戦相手でもある「なぎさ」に従前のスポ根モノの主人公設定が重なり、本作がW主人公に見えているのも否めない。
1話で練習に取り憑かれた阿修羅の如きとなり、チームメイトからもそっぽを向かれる「なぎさ」の登場シーンは原作とは異なるアニメ版独自のキャラ設定のためだが、ここで根性と努力のキャラであることを、強烈に視聴者へ印象づけている。
(原作ではスパルタ「なぎさ」の役柄はコーチの「立花健太郎」である。)
「綾乃」も原作より激しく闇堕ちさせ「悪人化」させることで、両者のキャラ立てと対立軸をしっかりと演出した手腕は見事だと言わざるを得ない。
他のライバルも適宜登場させることで、視聴者にはバトミントンの勝敗の行方に目が奪われるように誘導するとともに、実は本作の基軸である「有千夏」と「綾乃」の親子の物語はステルス化することで、物語の焦点がばらつかないように工夫がされているが、これは一種の騙しでもある。
まぁ、テレビ版の「綾乃」にとってバトミントンの勝利は親子関係を確認する為の手段であるに過ぎないんだな。

「なぎさ」と「綾乃」の勝負、原作では「綾乃」の敗北だが、本作は原作に忠実ではないため、結果は蓋を開けるまで分からない。
しかし、最終回は勝敗に関係なく「綾乃」が「有千夏」に抱くトラウマを克服した晴々しい表情がOP最後の「笑顔」なのかもしれない。
12話の「有千夏」と「エレナ」の会話は親子の確執が終焉へと向かう伏線のように思える。
テレビ版は「有千夏」と「綾乃」の関係修復でハッピーエンドではないかな?

そういえば、闇堕ち「綾乃」の目のハイライトを消した演出にデジャブ感があったが『灼熱の卓球娘』でこの手法を用いていたな。
{/netabare}
このように、本作は原作とは些か異なる展開だが、原作自体ぶれており、最近やっと方向性を見出した作品である。
原作支持派からは、{netabare}王麗暁を端折ったり{/netabare}様々な改変にブーイングも出ているが、原作準拠ではアニメ化は難しかっただろうし、原作者もアニメ版の改変に納得しているようである。

本作は相当癖の強い作品であり、視聴はその点を踏まえ構えて観るのがいいかもしれない。

さて、次回最終回、江崎、岸本コンビがどんな展開を見せてくれるか期待しよう。

以後は最終回終了後に記述する。

作画(最終回で大崩壊でもない限りそのまま)、音楽、キャラ、声優は現時点で点数評価をしています。
物語は最終回終了後の評価とします。

追記
【最終回と総評】
原作もブレていたが、アニメもブレた・・
結局、最終回のまとめ方でそう思った。
{netabare}
本作は、ライバル対決と親子の対立という2つの軸があるのだが、最終回で強調されたのは前者の方だったが、この構成が決定的に間違っている。
特にBパートは「星一徹」ではないが、ちゃぶ台返しだ。
とにかく、監督の江藤氏と構成の岸本氏は「梶原一騎」作品を千回見直し、ライバルと親子をモチーフにした『巨人の星』がなぜ不朽の名作となったのかをプロのクリエーターなら研究してかかるべきだ。

特に『巨人の星』最終回、「伴宙太」が最後の力を振り絞り、全力で「飛雄馬」を打ち取りながらも力尽き倒れ、「飛雄馬」自身もその左腕が壊れ力尽きたが「一徹」が向かった先はチーム選手である「宙太」ではなく対戦相手の息子「飛雄馬」だ。
鬼の「一徹」も最後はやはり人の子であったのだ。
このラストシーン、原作では誰でも知っていたデジャブであっても、アニメでは原作を超える反響があったのはなぜかな。
他人の子よりも、実の子を優先する親の愛に感動するのは人類普遍の原理であり、そこを踏まえた梶原先生のズバ抜けたセンスが、この王道を創りあげあげたのだ。
更に、漫画では表現しきれない、声と動きが加わり、この感動のラストを、ただ原作を再現する以上に視聴者にカタルシスを与えた。
これが、アニメの力だ。

本作でも母「有千夏」を登場させた以上、この梶原王道の土俵に入った自覚を持つべきだったし、多くのアニメ作品を視聴している層には確実にオーバラップしたはずだ。
私が前述した「梶原一騎の亡霊」とはこういう意味だ。
で、本作は原作においても、この亡霊を成仏させられるほどのポテンシャルはないだから、残る道は憑依されるしかなかったのだ。
つまり「綾乃」を闇堕ちから救うのは、その原因を作った「有千夏」しかあり得ず、「なぎさ」や「エレナ」は立ち直りのプロセスで、より重要な役割を果たす存在でしかない。
「綾乃」との死闘で膝を壊しながらも勝利したことは【感動】に値することであっても【カタルシス】ではない。
つまり、最終回、Bパート以後の組み立てに問題があるということだ。
而るに本作は何をとち狂ってか、「有千夏」の役割を彼女らに求めたからダメなのだ。
同時にせっかく作りあげた「綾乃」の黒キャラも陳腐化した。
「なぎさ」との和解はCパートのみで十分に表現できる。
ED作画、最終回だけ特別スペシャルだが、そんな小手先の誤魔化しばかりにコンテの時間を取るなら、自分達が改変した物語の構成にもっと時間をかけるべきだったな。
友情やライバル物語をやりたかったのであれば、これだけ原作改変したのだから、なまじ「有千夏」や「コニー」を登場させるべきではなかっただろう。

勝敗を明確にしない作画演出は『巨人の星』のみならず『あしたのジョー』の影響を確実に受けている。
つまり、ここでも亡霊は払拭されてはいないことが分かるのだが、リスペクトとオマージュは違う。
監督も構成も力(りき)まないで、梶原先生をもっと表現してもよかったんだよ。
{/netabare}
原作の改変は尺や演出の都合で妥協せざるを得ない点もある反面、それが往々にして裏目に出て死屍累累となっている現実も直視すべきだ。
残念ながら、本作もその仲間入りとなった。

余談
{netabare}胆振東部地震、北海道ブラックアウトの影響で本作が延期となった経緯があるが、公式の案内のとおり、撮影はG社で、その撮影スタジオが札幌市内にある。
このスタジオ付近は帰宅コースとなっており、市内中心部から少し離れており、住宅とビジネス街が混雑する地域で、深夜でも延々と照明が灯っているときは「今、どの作品を制作しているのかな?」と想像に耽り帰路についたものである。
まさか、本作の撮影をやっていたとはね…
スタジオ付近は当日の夕方には復旧したと思うが、それでも停電でスケジュールはおろか、生活も大混乱を起こしたなか、{/netabare}1週遅れでしっかりと取り返してくれた撮影スタッフの努力と頑張りに、本作ファンの一人として、この場を借りて感謝を致します。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 33

76.4 23 筋肉アニメランキング23位
Dr.STONE(第2期)(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (395)
1681人が棚に入れました
全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年――。超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚めた。文明が滅んだ石の世界(ルビ:ストーンワールド)を前に、千空は、科学の力で世界を取り戻すことを決意。新たな仲間を集め『科学王国』をつくりあげる。火、鉄、電気、ガラス、ケータイ……石器時代から現代文明まで、科学史200万年を駆け上がる千空たち。しかし、そこへ霊長類最強の高校生・獅子王司が率いる『武力帝国』が立ちはだかる。人類浄化を目指す司は、強大な武力によって、科学の発展を阻止しようとするのだったーSTONE WARS、いざ開戦!

声優・キャラクター
小林裕介、古川慎、市ノ瀬加那、沼倉愛美、佐藤元、前野智昭、村瀬歩、上田麗奈、高橋花林、河西健吾、麦人、中村悠一、石田彰、豊崎愛生、小野賢章、中島ヨシキ、種﨑敦美
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

獅子王は何王になりたいのだろう?

原作未読 続きもの第2期

下仁田ネギを擬人化したら大槻ケンヂだった件の続き。
もとい…全人類が石化しちゃって早幾年。大方の説明は省略しますがちょうどよいところで2クール終了したこともあって続きが楽しみだった作品の第2期11話です。うーん…コンパクト。
連載中の作品の場合、初出の1期においてはアニオリで畳むか続きを匂わせるかの2択となりますが本作は後者。さらにそれを受けての2期でも1期同様匂わせエンドであったため、踊り場の2期という位置づけになります。
そうなりますと本作に限らず経験則上評価は下がる傾向に。「終わってないじゃん」が最たる理由なのは当然として、継続前提の2クールならよっぽどでない限り“尺不足(説明不足)”とは無縁なわけですし、初物ならではの目新しさに引っ張られ満足しちゃう1期の存在がハードルとなってしまうからです。
そして高くなった期待値というハンデに加え、目新しさだけでの牽引力は賞味期限を迎え、と作るほうはたまったもんじゃなかろうというのが実情ですよね、と。

本作においての評価も自分の場合は4.2点を献上した1期からは下がります。
たぶん作品どうこうは今後にかかっているので暫定評価ですね。某『進撃の巨人』みたいに2期で目先を変えたらネガティブ評も目立っちゃったけどその後の展開で再評価された作品もありますので今後も見届けたいと思います。


…ってと自分に必死に言い聞かせてます。どういうことか?
食い気味で視聴した1期ほどの熱量が自分になかったんだなぁこれが('◇')ゞ
本作のコア部分の魅力は崩れてないため総じて低くない評価だったとは前置きしつつ、そのへん1期のレビューで書いちゃったし、じゃあ差分を書こうとするとネガティブになっちゃうという現在地。
よって

 ちょっと失速したかしらん?

差分を備忘に留めて置いとくかぐらいの心持ちで以下

1.ドラえもん化
ゼロからのモノ作りがおもしろおかしい魅力だった1期。2期ではプロセスを省いて“テッテレー”と文明の利器が登場するイメージ。
当然、最初に作ったものを利用して二次制作するなど初期段階から変わっていくのは仕方ないですけど、慣れたのか飽きたのかゼロベースのモノづくりで唸る場面はなくなりました。


2.敵役の矮小化

“霊長類最強の高校生”
このワードにツッコミ入れてない方が継続視聴されてるかと思います。原始共同体ならそりゃ軋轢は血なまぐさいものになるわなと許容範囲の1期。2期ではとある変遷{netabare}“獅子王司の良い人化”{/netabare}をどう評価するかが鍵なのかと思われます。
良くも悪くもジャンプらしい展開でした。こういう物言いする時は良く思ってない時なんですけどね。

{netabare}世迷い言。司ってゴールポスト動かすし知識階級(汚い大人ってくくりでしたが…)粛清するしポルポトみたいだねって放言した1期レビュー。ついでにコップの中で粛清始まるぞとも言いました。
案の定、反乱分子が出てきて路線対立していって、との流れは悪くないんだけど、バラモスの次はゾーマだ!みたいな流れができちゃったので今後インフレしていくしかないなこりゃと諦観してます。まさにTHEジャンプなのです。

さはさりながら“踊り場”2期で新敵役はさわりだけだったことは情状酌量の余地あり。千空と対立する理由が不透明のため煮え切らないのですが徐々に明らかになるにつれて物語は締まってくるでしょう。{/netabare}


3.野性味はどこへ?

象徴的なのがOP。1期のOPって土臭かったでしょ?
あれ好きだったのに、文明の夜明け的なノリが薄まっちゃったかしら。


3期は決定してるらしく要経過観察な2期になるのだと思います。
先のネガティブポイント3点も単純に飽きてきただけなのかもしれませんが今のところ自分でもよくわかりません。
追い打ちかけるように私が面白いと感じた部分が薄まったことで蓋をしてたことも悪い意味で顔を出してきとります。
例えば千空くんの「○○億なんちゃら」「超絶なんちゃら」「そそるぜ」等のイキリワード連発がしんどくなってきたとかね。科学の申し子設定だったらこんな非合理的な修飾語を連発しないだろうに…等々。いやあ不安です。


※余談

■どうせ実力あるんだから

様式美ってあると思うんです。
それがわかってくる醍醐味は重々承知していて、趣味なんてだいたいそんなもん。今回は声優さん。

子安さんが出てくれば「あ、変態だな」
杉田さんが出てくれば「あ、むっつり系の変態だな」
松岡さんが出てくれば「あ、女の子寄ってくるな」

{netabare}石田彰さんが出てくれば「あ、敵ね」{/netabare}

爪痕残しまくるせいかその役の印象が強いってのもありますけど想定の範囲内で終わってしまうことが寂しい気もしてます。



視聴時期:2021年1月~2021年3月 リアタイ  

------


2021.04.17 初稿
2022.01.30 修正

投稿 : 2024/06/01
♥ : 37
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

兵も科学も詭道なり

【物語 4.0点】
千空“科学王国”VS“司(つかさ)帝国”の戦いを描く第2期(全11話)

“STONE WARS”と打ち出している割に戦闘シーンは少な目。
煽った割に地味?と感じる方もいるとは思います。
が、私は本作は少年漫画原作ながら、
ちゃんと“戦争”している稀有な作品だと感服しました。

例えば孫子の『兵法』の観点から見ても……。
・戦争は消耗戦なので、準備に時間をかけ、短期で決着を付ける。
→千空が何ヶ月もの準備を重ねて、天王山と目した{netabare}奇跡の洞窟攻防{/netabare}戦は僅か{netabare}20秒{/netabare}の電撃作戦。
・百戦百勝が最善ではない。戦わずして勝つのが最善である。
→千空が極力、流血を避けたのも安直な正義ではなく、その後の国家運営も見通した政治的にも上々な判断。

他にもケータイを切り札にする辺り情報の重要性もわきまえていますし、
狡猾にスパイも使うし、敵陣営からの切り崩しもシャープだし。
感心のあまり思わずレビュータイトルも『兵法』の「兵は詭道なり」からひねっちゃいましたw
千空はハッタリ戦術も決まってました。

千空も、司も、やり方は違えど、より良い世界を目指す志は同じ。
互いに一目置いている者同士がぶつかり合ったナイスファイトでした。


【作画 3.5点】
アニメーション制作は引き続きトムス・エンタテインメント(8PAN)

千空のからくり発明品の再現も手慣れたもの。
スチームゴリラ号には進化の過程も含めて漢のロマンを感じました。

雪解け前の先制攻撃を目した作戦とあって、背景美術にも雪景色が残る。
ラストの(※核心的ネタバレ){netabare}司と千空が“無駄話”に花を咲かせたコールドスリープ{/netabare}のシーンと合わせて、
寒い季節のアニメとして思い出されそうです。


【キャラ 4.0点】
“司帝国”を率いた獅子王司。
精鋭の若者たちによる新世界を目指すと豪語するだけあって、
部下にも体操選手・ほむら、柔道選手・ニッキー、記者、
驚異の聴力を誇る潜水艦ソナーマン・羽京(うきょう)とタレントが揃う。

司のようなヒーローが、才能溢れる仲間を集めて、腐った大人たちを打倒する。
あとは自由だ。だが代案はこれから……。おしまい。
前時代、こんなプロットの作品をよく見かけた気がします。

『ドクスト』には上記のようなテンプレートを克服する意図もあるのでは?と改めて思いました。


司帝国にスパイとして潜入していた大樹&杠(ゆずりは)
これほど長い期間メインキャラを離脱させるのは
作戦展開上も作品展開上もハイリスクだったのでしょうが、
千空も、作者&スタッフも粘り強かったです。
{netabare}ホットライン開通{/netabare}のシーンは感動しました。

大樹に、2期でも科学使いの意地を見せたクロムと合わせて、
熱血成分増量で体温が上昇しそうです。


【声優 4.0点】
司帝国の槍使いでリーダーと双璧を成す氷月(ひょうが)役の石田 彰さん。
キャスティングだけで嫌な予感がしますがw
「ちゃんとしている」だけじゃない、不穏なボイスで緊張感を与える。

ニッキー役の種崎 敦美さん。
{netabare}4文字目を喋ったら殴るw{/netabare}凶暴な柔道女のドスの効いたボイスと、
{netabare}リリアンを青春のバイブルとする{/netabare}乙女ボイスとの落差が強烈w
つくづく器用な声優さんです。

浅霧 幻役の河西 健吾さん。
声真似も得意とのキャラ設定ですが、流石に{netabare}リリアン{/netabare}のコピーはリームーだったらしく、
{netabare}Lynnさん{/netabare}のリリーフを仰ぐw
それで、{netabare}表現したリリアンの真似が55点って、ガチファン・ニッキーは手厳しいですねw{/netabare}


【音楽 4.0点】
劇伴も引き続き、加藤 達也氏、堤 博明氏、YUKI KANESAKA氏による共作。
原始風アレンジを中心に新曲も投入しサントラも早くも3枚目がリリース。
2期ではマッチアップに合わせて高揚感のあるジャズ風、ラップ曲も目立つ。

OP主題歌・フジファブリック「楽園」
クールな作風の中に熱い歌詞が込められた、
千空VS司を想起させるオール日本語歌詞曲。

ED主題歌・はてな「声?」
こちらは、そこそこ熱唱して、生と解答を追い求める千空の意志と共鳴するオール日本語歌詞曲。
人類文明史の上に成り立つ千空の科学を示唆する横スクロールなEDアニメーションも印象的。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 28

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

科学 VS 武力、いざ開戦

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版第1期は視聴済です。
第1期は2019年の夏から2クールで放送されました。
私の2019年秋アニメのBEST10において第5位を獲得しました。

本当に面白かったので、本来であればもう少し順位が上でもおかしくない作品なのですが、放送されたタイミングに難があったと個人的には思っています。
何故なら、上位にはそれだけ素晴らしい作品がひしめき合っていましたから…

因みに私の2019年BEST10のうち、第1位~第4位は以下の通りです。
第1位:この音とまれ! 第2クール
第2位:慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~
第3位:ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld
第4位:ハイスコアガール II

やっぱり振り返ってみても、どれもその順位に相応しい作品ばかり…
だから第1期の準備を第5位にしたことに後悔はありませんが、この第2期を視聴してより一層この作品が好きになった気がします。


全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年——。
超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚めた。

文明が滅んだ石の世界を前に、
千空は、科学の力で世界を取り戻すことを決意。

新たな仲間を集め『科学王国』をつくりあげる。
火、鉄、電気、ガラス、ケータイ……
石器時代から現代文明まで、科学史200万年を駆け上がる千空たち。

しかし、そこへ霊長類最強の高校生・獅子王司が率いる『武力帝国』が立ちはだかる。

人類浄化を目指す司は、強大な武力によって、科学の発展を阻止しようとするのだったー

STONE WARS、いざ開戦!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。


番組の最後に「この物語はフィクションですが、登場する動植物や物質、製造方法などは実在するものに基づいています。
個人の判断による採取や製造は大変危険であり、また法律に触れる恐れがありますので、決して安易にマネをしないでください。」という注意書きが表示されています。

まぁ、マネをする人はそうそう居ないと思いますが、科学文明が一歩ずつ前進している様には大きなロマンが感じられるんです。
それを物語っているのが千空の会話に登場する数値の単位なのではないでしょうか。
「100億パーセント」とか「1億倍」とか…
なんか想像を絶する単位に最初は戸惑ったものの、最近は全く気にならなくなりました。
改めて人間の順応性の高さにビックリです^^;

今期はレビューのタイトル通り科学王国と武力帝国の真っ向勝負が描かれています。
拠り所とする力、思想に至るまで全てが真逆の科学王国と武力帝国には正直接点が見い出せませんでした。
ただし物語の中盤まで…ですけど。

完走して思ったこと…
科学には思想を捻じ曲げる力があると痛感しました。
「捻じ曲げる」というのは悪い意味ではありません。

思考領域を限りなく広げられる…
限りなく広がられたその先の着地点を選択できるという意味での捻じ曲げるです。
人間が実行に伴って思考する際、思考の枠内には限界が設けられるのではないでしょうか。
自身の遂行能力に対する限界や、周辺状況や物資の有無などによる限界などが挙げられると思います。
ですが、科学の力は限界を限りなく押し広げてくれる可能性があるんですよね。
この作品は、その可能性を如実に感じさせてくれました。

この作品のタイトルである「Dr.STONE」の意味は、ストーンワールドにおける科学力のことだと思っていました。
ですが第2期を完走すると、もう一つの可能性が浮かび上がってきた気がしてなりません。
ネタバレ要素を多分に含むので記載は割愛しますけれど…
今後の展望に大きく寄与する可能性なんじゃないかと個人的には思っています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、フジファブリックさんの「楽園」
エンディングテーマは、はてなさんの「声?」

1クール全11話の物語でした。
この作品も尺の短さを感じましたが、続編の制作が発表されたので文句なしです。
乗りかかった船です。
原作は未だ連載中のようですが、最後までお付き合いさせて頂きたいと思っています。
しっかり堪能させて貰いました!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21

74.2 24 筋肉アニメランキング24位
世紀末救世主伝説 北斗の拳(TVアニメ動画)

1984年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (320)
1446人が棚に入れました
西暦199X年、地球は核の炎に包まれた。だが、人類は死に絶えてはいなかった。暴力がすべてを支配する世界となった核戦争後の大地で、途中で出会ったリンやバットを連れ、北斗神拳伝承者・ケンシロウが暴徒を相手に拳を振るう。北斗神拳を共に修行した兄達、それぞれの宿星を持つ南斗聖拳の伝承者達が現れ、ケンシロウと激闘を繰り広げていく。

声優・キャラクター
神谷明、一龍斎貞友、鈴木富子、古川登志夫、山本百合子、塩沢兼人、土師孝也、内海賢二、千葉繁

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

4つの新発明と魅力的なキャラ、壮大なストーリー。マンガ表現の新境地を切り開いた名作です。

 昭和の日特集ということで何話か再視聴しました。巨人の星同様、その過剰性でギャグに片足を突っ込んでしまいました。

 もともと旧マッドマックスとマッドマックス2のオマージュのような作品でケンシロウはモロにメルギブソンでした。

 砂漠世界のディストピア、悪人のモヒカンも革ジャンつなぎもバイクなどのモーターサイクルが多数出てくるのもそのままマッドマックスです。

 4つの素晴らしい発明がありました。本作の素晴らしさを語るのに外せません。肩のプロテクター、秘孔、過剰な身体性と肉体、死に際のセリフです。

 肩のプロテクターが特徴です。あのプロテクターに意味があるかどうかはさておいて、戦いに明け暮れる世界観を表現するのにあれほど素晴らしい発明はありません。おそらくはアメフトからの連想でしょうけど、今の戦闘美少女ものに受け継がれる偉大な発明でした。

 秘孔の発明です。東洋武術、カンフーだけでなく東洋医学を武術に置き換えました。それ以前の武術でツボ…経絡というのは東洋医学的な治療や弱点としては表現されていましたが、人間が爆発するという大発明ですね。
 武術家は優れた鍼灸師や整体師でもあるらしいので武術と医術は不可分らしいですね。実際に秘伝のツボというのはあるという話は聞きますね。真偽のほどはわかりません。本当に人が死ぬツボはあるという説とそんなものはないという説の論争が今なおあるようです。

 そして過剰な肉体強度とサイズです。鍛えれば弾丸をも弾く、というのはあったと思いますが、超人的な身体性は忍術や超能力というのはありましたが、武術で鍛えることでここまで強くなるというのは無かったと思います。鋼鉄よりも強く何メートルあるんだよ、という肉体を違和感なく物語に組み込んでいました。

「アベシ」「ヒデブ」はもちろん本作の発明です。ステレオタイプではない独自の言葉を作品内でどう効果的に扱うかという部分で手塚治虫のオノマトペ、大友克洋が「シーン」という言葉を使わなかったのと同じレベルのマンガ表現の凄い発明だと思います。


 さて、ストーリーです。まあ誰が見てもシンのサザンクロスで終わる気満々でしたよね。それを4兄弟にすることで壮大な話に修正しました。ストーリー展開は素晴らしかったと思います。
 それを支えたのがキャラ達でした。リン、パット、レイとマミヤ、狼の一族とかウイグル獄長、風神雷神みたいな2人の門番。ジャギ、ニセトキ、トキそしてラオウです。
 展開がワンパターンかなあと思ったところで聖帝サウザーですね。サザンクロス編最高でした。さらに追加キャラ…フドウなども決して尺稼ぎというレベルではありませんでした。
 これらの個性的でしかないキャラ達が北斗の拳を支えました。

 中核となる3兄弟の話を発明したところで本作は勝ちですね。この3キャラを超えるキャラと因縁話はちょっと他にはないでしょう。

 お前は既に死んでいる…本作を象徴する言葉を初め、我が生涯に一遍の悔いなし…印象的な名セリフが多数あります。技名も北斗百裂拳などセンスが光ります。言葉の使いかたが非常に面白い印象です。
「あー聞こえんなあ」「俺の名前を言ってみろ」最高です。
 
 OPの曲の超高音ボーカルもまた個性的でした。

 総評すると唯一無二の物語。分類不可能ですね。北斗の拳という分野でしょう。設定とストーリー性は類例がなく、壮大さにおいては他の追随を許しません。
 大友克洋や鳥山明と並ぶマンガ表現の新境地だと思います。そして、それを丁寧にアニメ化しました。作画は原作と比べてちょっとなあ、という感じもありますが、声優さんの演技の素晴らしさやOP曲でマンガ版とは別の価値を生み出しました。なお、後半になると作画がどんどん良くなる気がします。

 なんといってもエンターテイメント性が高く面白いです。今でこそギャグにしか見えない部分もありますが、少年の頃はのめり込んで見ていたと思います。忘れてしまった感覚ですが、昭和アニメの熱さというのは少年向けという部分に特化した故なんでしょうね。真面目に少年向けに作ったからこそごまかしのない熱さがあるのでしょう。そしてごまかしが無いからこそ大人でも楽しめるのだと思います。


追記 「強敵と書いて友と読む」を忘れてました。これも初出は本作でしょう。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

愛を取り戻せ!!

1984年10月11日 - 1987年3月5日(北斗の拳)109話
※最高視聴率23.4%。平均視聴率16.1%を記録。

1987年3月12日 - 1988年2月18日(北斗の拳2)43話

1983年から連載開始の劇画調の格闘系でシリアスな作風の
原作・原案"武論尊"/作画"原哲夫"の漫画を原作にしてる。

「西暦199X年、地球は核の炎に包まれた。」ってやつです。

当時のゴールデンタイムのアニメに過激な残虐シーン等や
過激な台詞を含む原作を可也配慮した作品になっている。
※最近のエログロほど酷くないと思うけどPTA等は問題視
したらしい・・今でも超有名なネタ元満載アニメのひとつ。
ナレーション・次回予告などもどんどん加速した気が・・

世紀末という時代でノストラダムスの大予言や世紀末思想
等が結構多くなってきた頃の作品かな?やや近未来SFです。

ただ背景に過ぎず、本質は友情・努力・勝利?byジャンプ
の連載漫画がベースです。其処に其れ等を超える深い愛情、
愛憎劇が強烈に入り乱れる超大作になっています。
この手のアニメはこれ1本視れば充分という程熱いアニメ。

一子相伝"北斗神拳"の伝承者となったケンシロウは他流派
のシンの執念の愛によって最愛のユリアを奪われてしまう。

シンに屈辱的敗北をしたケンシロウは「愛を取り戻す為」の
シンを探す旅にでる・・そんな中で本当の北斗真剣の強さ
を極めていき、色々なものを失いつつも乗り越えることで
更に"北斗神拳"を進化させていく。

目的を失くしかけたケンシロウに仲間意識や守る気持ちが
強くなっていき、色々な人と関わる事で、その思いは強く
なり、更に強い敵や卑劣な的と遭遇する事で、強い信念や
正義感とともに強くなっていく。

結果的に救世主のような存在になり、正義の味方のように
なっていくが・・敵か味方か?最強のライバルか?複雑な
思いを受け止めつつ自分の進むべき方向を見出す。


最終的には乱世を憂いて強敵を倒していくのだけれど・・
雑魚を無双するイメージとは裏腹に・・案外挫折も多い。

幾度も敗北をする事が増えて泥臭くなっていく・・
そういう部分も熱くさせる内容というか・・成長過程等を
確り描いてくれている感じ。
そもそも伝承者でありながらシンにボロ負けスタートですw


南斗!六聖拳とか・・この辺になるともうラスボス
出てきて愈々どうなるんだ?!というハマりっぷりかな?

そういう急展開になりそうなところにレイだたりトキとか
フドウやジュウザだったり・・巧いこと引き延ばす・・

挙句に勿体つけてた最後の将とか・・可也早期にみんなは
あの人だな・・ってバレてるんだけど・・引っ張るのですw

以外だったのは・・拳王の後も続いたこと・・
スパっとやめるかと思ったら・・更に続くとか・・

最後の将をあの人にするくらいだから、予想はできたけど
天帝云々とか・・もう何処までいくのという感じw

そう思いつつもあまりに熱いので視てしまうのだけれども。

そしてレイ・トキ・シュウが好物ですが・・シャチが好き
なので"拳2"も確り視聴。ファルコ等もかな好きなキャラ。

スロッターはボタン押す時「あたぁ~」リーチ目で
「お前はもう死んでいる!」とか見切っちゃうわけです・・

OP「愛をとりもどせ!!」 歌-クリスタルキング

そういえばこの作品のメンヘラっぽいキャラはナルシストの
オカマ風のキャラとか結構いたな・・其処も当時は斬新?


ケンシロウ - 神谷明
バット - 鈴木三枝
リン - 鈴木富子

レイ - 塩沢兼人
シュウ - 森功至
ユリア - 山本百合子
マミヤ - 藤田淑子

ラオウ - 内海賢二
トキ、アミバ - 土師孝也
サウザー - 銀河万丈
シン - 古川登志夫

ジャギ - 戸谷公次
ユダ - 島田敏
ヒューイ - 曽我部和恭
シュレン - 若本紀昭
フドウ - 飯塚昭三
ジュウザ - 安原義人
リハク - 青野武
リュウガ - 堀秀行

ナレーター - 銀河万丈、千葉繁

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

男のロマンとヒャッハーが詰まった作品・・その名も北斗の拳

核戦争によって荒れ果てた世界で
水と食料などの資源をめぐって戦いが繰り返されるという
世紀末的な最終戦争後の199X年が舞台。
伝説の暗殺拳"北斗神拳"の伝承者ケンシロウと
その戦いの中で出会う強敵(とも)をカッコよく描いた
ハードボイルド系アクション(サディスティックなギャグもあるよ!)
ジャンプで連載されていたアニメ。

OPとケンシロウの台詞「お前はもう死んでいる」や
「ひでぶ」「あべし」等の敵の断末魔が有名で多少一人歩きしているが、
作画やBGMは多少時代を感じるけど
内容やストーリーは今観ても個人的に面白い。
元々、兄が原作ファンで興味を持っても
グロ耐性の無い私は漫画を見ることができず、
多少規制されているアニメならストーリーを楽しめるかも!と、思い
スカパーアニマックスで放送してくれたおかげで観ることができ、
お気に入りになりました。

オーストラリアの映画作品 マッドマックスと北斗の拳の共通点
{netabare} 今年マッドマックス~怒りのデスロード~公開記念に
マッドマックス1と2と上のデスロード↑観ました。

特にマッドマックス2は
戦争後の荒廃した世紀末的世界観設定で(1はわりと平和だった)
モヒカンヘアーで暴れまわる暴走族や石油の奪い合いと
バイオレンスアクションが北斗の拳に(他の1980年代の作品にも)
多大な影響を与えたらしい。
(ちなみに、マッドマックス2の公開が、1981年
北斗の拳の連載前の読み切り作品が1983年)

主人公マックスの(マッドマックス1のラスト10分くらい)
レザージャケットと肩パッドがモロにケンシロウファッションだし、
マッドマックス2のヒューマンガス様は
ジャギ様そっくりの見た目(笑)

共通点を探したい、北斗の拳のルーツを知りたい
ヒャッハー!!したい北斗の拳ファンの方に
是非マッドマックスをオススメしたいと思います。 {/netabare}

好きなキャラなど。{netabare}
観たのが4年前くらいなのでだいぶ忘れちゃいましたが、
最期の瞬間まで仲間との友情とマミヤへの愛のため戦い続けたレイと
愛故に心の渇きを癒したいために聖帝になったサウザー
(ピラミッドの先端を運んだシュウを私は忘れない)
ラオウやトキ、他にもたくさんの魅力ある強敵が印象的です。

個人的に吹いたらカサンドラなメンバー
(自称)天才なアミバ様(あ、間違ったかな?)
突然出てくる「汚物は消毒だーッ」なモヒカン
「俺の名を言ってみろ」と繰り返しケンシロウに迫るジャギ様
人気の高いハート様とカサンドラのウイグル獄長なども印象深い。{/netabare}

余談
{netabare} 「北斗の拳 イチゴ味」テレビアニメ化するらしいですね
おちゃめな聖帝サウザーが地味に楽しみw
北斗の拳、昔に実写映画化したらしいけど
私は観てないし何も知らない・・(震え声){/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 48

60.4 25 筋肉アニメランキング25位
トリコ(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (243)
1222人が棚に入れました
「食」をテーマとした異色のバトル漫画。美食が世界的流行となっている「グルメ時代」。世界中に未知の食材が溢れ、1つの食材に億単位の大金が動くことも珍しくない。そんなグルメ時代の中、未開の味を探求する「美食屋」トリコが、様々な食材を求めて世界中を冒険する。狙いの多くは猛獣や秘境にのみ存在するため捕獲が困難でありそれらを巡って激しい闘いが行われる。

声優・キャラクター
置鮎龍太郎、朴璐美、櫻井孝宏、岩田光央、水樹奈々、田野アサミ

アレックス・ディノ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

1番好きです!!

この物語は「食」をテーマとした異色のバトルアニメで、1つの食材に億単位の大金が動くことも珍しくない。また最高の食べ物を食べると力が湧いてくるらしい。この物語は人間関係もをるくなく主人公を初めバトルのところがかっこいい!!今でもマンガでもアニメでもやってるので是非見てほしい!!僕はサニーが一番好きです!!しゃべり方や考えが面白く、戦闘シーンも感動的です。

今もトリコ続いていますがずっと続いてほしいものですね!!個人的には小松、ゾンゲ、ゼブラがいいですね!!ゼブラは出番が少ないのが残念ですが、インパクト強いですね!!迫力ありますね!!ゼブラいっぱい出てほしいです!!

後、トリコのOPである「ガツガツ!!」あれは協調性がありノリノリ気分ですね!!まさに食を強調している歌です!!そして1話からOP変わってませんね!!

「この世に感謝をこめていただきます」本当に食材には愛情込めて食べないとね!!食材も生き物ですから大切にしましょうね!!

食や格闘そして少年ジャンプ系のアニメ好きならこのトリコをお勧めします!!

このあとのトリコどうなるか「私、気になります!!」

そして4月にやる第100話の人気投票楽しみです!!ゼブラ、小松、トリコ、ゾンゲ辺りは何位でしょうね!!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

何だかんだの格闘アニメ

 放送前から、ワンピースとコラボして放送したこともあり、ついでにずっと最後まで見てしまった。
 食の概念というのか、信じられない食べ物ばかりで何だぁ?と思った。グルメ時代というのも、訳わかんなかった。ミスター味っ子とか、お美味しんぼとかと明らさまに次元が違っている。
 格闘がメインで、冒険がついでにあるような感じ。それが、最後まで続いた印象だった。トリコが、相手と戦うとき「いただきます」、戦いに勝つと「馳走様でした」というも最終回まであり意味不明?。食材と敵が、ごっちゃになっているのでは?
 個人的にトリコが、食事をする時に合掌をし「この世のすべての食材に感謝をこめいただきます」、食べ終わると合掌をし「馳走様でした」というのは好きだった。したことなかったけど時々、合掌をし「いただきます」、「馳走様でした」はやるようにした。「この世のすべての食材に感謝をこめいただきます」と声に出すのは、何か恥ずかいかんじかなぁ・・・・・。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

makkotty さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

普通

エンディングの『サブリナ』がかっこいい。
このアニメにあってないけどひたすらかっこいい。
『悪食娘コンチータ』の方が合ってると思う。
ちなみにボカロの曲でこれはこれで好きというのは置いておきます。

他はほとんどがダジャレで作られている。
そんなに面白くはないし滑っている。

でも僕自身は滑り芸が大好きです。
ますだおかだとかふかわりょうとか・・・
トリコにもそういう類の面白さを感じます。
毎週続くとさすがに飽きるけれど・・・。

元々の食材は気持ち悪いモンスターなのに空想の食べ物の説明が聞いているとなんだか美味しそう。
話がテンポよく進んでいくのでドラゴンボールよりは見やすい。

おもしろいとは言い切れないし好きでもないけれど次々に現れる食材・・・次は何だろうとワクワクはしないけれど気にはなる。という作品です。

それでも毎週欠かさず見てしまうのは何か・・・自分では気がつかない魅力があるのかも知れない。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2
12
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