結界でファンタジーなアニメ映画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメ映画の結界でファンタジーな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月03日の時点で一番の結界でファンタジーなアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

62.5 1 結界でファンタジーなアニメランキング1位
犬夜叉 紅蓮の蓬莱島(アニメ映画)

2004年12月23日
★★★★☆ 3.6 (48)
435人が棚に入れました
仲間との旅の途中、犬夜叉は半妖の少女に、仲間を助けて欲しいと頼まれる。実は50年前に桔梗とともに行った不老不死の地、蓬莱島で、その少女と会っていたのだ。その少女をきっかけに、犬夜叉たちは四闘神との戦いに巻き込まれていく。

声優・キャラクター
山口勝平、ゆきのさつき、辻谷耕史、桑島法子、渡辺久美子、日髙のり子、成田剣、チョー、能登麻美子

くろゆき* さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

心にも あらべうきよに ながらえば こひしかるべき よはのつきかな

頭から布を被って登場する子供たち五人。
末っ子藍ちゃんに逃げろと諭す長女浅葱ちゃん(実際血の繋がりはなかろうが)
何故藍ちゃんのみが背中に刻印を受けていなかったのかが非常に謎ですが、背中に四闘神の刻印を受けていない半妖だけが外の世界に出られるという設定。…犬夜叉が外で過ごせていたのは何故なんでしょうね…(汗)つか、何故島と一緒に消えずにいられたんでしょう…。本編でも突っ込まれつつ、しかし答えは得られなかったこの疑問(墓穴掘り)
ともかくも、半妖の子供たちはまだ未来を定められていない末っ子藍ちゃんを逃がします。そしてOP開始。

独り浜辺を歩く藍ちゃん。
追撃する亀。もとい、玄武もどきの剛羅。
…他のメンバーと違いすぎです。異色です。あんたたちほんとに兄弟ですか?(汗)
背中から対空砲火。口から火。
ゴ○ラも吃驚。形の類似点ならばむしろガ○ラ。しかも顔の位置は懐かしの竜骨精と同じ(笑)
ピンチの藍ちゃんを救ったのは夫婦on雲母でした。お父さん法師、幼子を抱えております。ぎゅっとしております。擬似親子体験実施中。
今回はやたらと空中戦が多かったので、初っ端から雲母大活躍です。キララー式部さんが絶賛した雲母の活躍ここに始まる(注:この映画は犬夜叉です)

本格的な戦闘になる前に藍ちゃんはかごめちゃんon七宝ちゃん風船に預けられました。…預け方、ほとんど保母さんに娘を預ける父(苦笑)
初っ端から風穴使うも、相手がでかすぎて(…というか重すぎて)吸い込まれるのは海水のみ。…海水だけでも風穴開けてると辛いらしく、法師の顔が歪んでおります。
矛先を変えた亀はかごめちゃん&藍ちゃんon七宝ちゃんに照準固定。風船七宝ちゃんは動きが鈍いのが難点です。危なーい!
避けてます!身体を凹ませて避けてます!すごいぞ七宝ちゃん!感謝祭での風船遊びは伊達じゃなかった!(絶対違う)
そこに登場、主人公。何故一人だけ林から抜けてきたのか分からぬままに、七宝ちゃんの横を飛び越え、一閃!
さすが主人公。懐かしの東○まんが祭のようです。(放映権元違うし)
安堵するかごめちゃん。喜ぶ藍ちゃん。
ここでようやくタイトル画面。「来」の字に刻印が入ってるの、初めて気付きました。

まずはでっかいのを倒します。これぞ少年漫画のお約束。
しかし頑丈で風の傷が効きません。あやー。
犬夜叉は何とか攻撃を自分に向けようと走り出しますが、亀は犬を放っておいて、真正面の七宝ちゃんにロックオン。
なんとか飛来骨で頭の角度を変えたものの、三人はひゅるる~~と落下していきました。
「かごめ!」
「かごめちゃん!」
「かごめ様!」

「おらのことも心配してくれ~~~~っ」

…うん、そうだね。三人揃ってかごめちゃんしか呼んでないよね(苦笑)
そして犬夜叉、かごめちゃんと藍ちゃんだけを抱えて着地。滞空時間の長かった七宝ちゃんは錫杖に引っ掛けられてお父さんの元へ。…物理の法則としてそれはどうなのか。でも、錫杖に衣を引っ掛けられて滑っていく七宝ちゃんは可愛かったので良しとする(笑)
七宝ちゃん、法師の下を抜け出して珊瑚ちゃんの肩によじ登り、あわや片手が胸元に!びくっと反応する珊瑚ちゃん。ええ?そうなの?と思いきや、やっぱり犯人は旦那でした(お約束)叩かれたって平気。いつものことです。
が、ここでいつもではありえない自体が発生。
法師、雲母から落下。
…うわ、四年アニメやってて初だよ。雲母ってばとうとう(不埒者を)振り落としたよ…。
…というのは冗談ですが、平手から時間は経っていたので、まさか目を回したわけではないでしょう。法師だし。
何故落ちたんですか、弥勒さま。(素で疑問形)

結局第一戦はかごめちゃんが頭を射抜き、犬夜叉が止め。お約束。

幼子に懐かれる犬夜叉を見て、一行は冷汗たっぷり。そんなに意外か(笑)
法師じゃないので隠し子疑惑はありませんが、何故知り合いなのか全員が疑問。
「じ~~~~~…」と全員合唱で見詰められ、たじろぐ犬。…可愛いやつめ(苦笑)

しかし、どうして犬一行がこの浜辺にいたのでしょう?
藍ちゃん救出後、事情説明に立ち寄った小屋で犬夜叉にも背中の刻印が浮き出ていると判明しますが、皆にばらしていない状態でよくこの浜辺に進路を取れたものです。
いっそこの場面は回想シーンくらいにして、「どうしてお兄ちゃんここに?」「実はかくかくしかじか」のほうが分かりやすかったんでは…(汗)
前回の映画のことから考えても、自分に関る厄介事に仲間を連れ立っていくような真似は犬夜叉はしないと思うんですがいかがでしょ?(今回は半妖の子供たちのことがあるから自分ひとりの問題ではないにしろ…)信頼の証といえばそこまでですが、前作とかなり解釈が違ってる気がしたもので。

ともかく、小屋の中でのポイントは、回想シーンではありません。
珊瑚ちゃんの膝枕で眠る藍ちゃんです!頭撫でられてるよ羨ましい…っ。
法師に引き続いて珊瑚ちゃんまで親子体験娘版!
…年末年始に書いてた話が話だけにものすごく参考になりました(笑)

50年前、船で進路を見失った犬夜叉と桔梗は突然現れた島に上陸。あんまり話してる時間なかったように見えたのに、子供たちの事情をその時聞いていた犬夜叉(苦笑)名前は桔梗が呼んでたから覚えただけか?
しかし事情を聞く前に、犬夜叉は刻印を刻まれ、桔梗は血を取られて島は消えてしまいました。
消えたもんは仕方ないのでそのまま帰ったそうです。(実話)
そんなものなのか。妖怪退治って。(汗)

刻印が痛み出し、隠そうとする犬夜叉にかごめ様は容赦がありません。
あっというまに言霊をくらい、とっとと脱がされ(語弊あり)てしまいました。

船を用立てて島に向かう合間、丸さまご一行にもお客がありました。
飛田さんボイスで炎使いになると、真っ先にビデオ版創○伝の次男さんが浮かんでしまうんですが…(汗)まぁとにかく、次男凶羅さん。丸さま相手では強いんだかなんだか良く分かりませんが、蒼龍破くらって体崩れても生きてるんだから強いんでしょう…多分。体質に救われてるだけともいえますが(朱雀だからね…。曲がりなりにも不死鳥だからね…)
しかし前作から突っ込みたかったんですが、仮にも丸さまは犬の妖怪です。何で奥義が蒼「龍」破なんでしょう…(汗)犬なんですから…(汗)

きっかけとなった、お父上の元部下二人。
彼らの武器は奪われて、その後四闘神が使っているわけですが…。ごめんなさい。始め凶羅さんの扇、気付きませんでした(汗)
でも最終的には、扇の元持ち主さんは丸さまが敵とってくれたようなもんですが、もう片方のはある意味可哀相でした…。だって…ねぇ?いや、結局二人とも凶羅さんにやられてるわけですからいいのか。武器はともかく。
つーかこれは50年前ですか?それとももっと前?
犬父がなくなったのが200年前(前作より)だったわけなので、「父上の御遺志」というなら200年前が妥当ですかね。…三回目の機会でようやく、と思うと、丸さま…(汗)


到着した島のシーン。
お?さっきと違うぞ?間違い探し。
いつの間にか夫婦は雲母に乗ってます。…いつの間に。船で出た時はしっかり普通に乗ってたのに…(沈みかけた?)
犬父の元部下・斉天さんの遺物(…バズーカ?)で攻撃してくる三男坊。やっぱり暴れん坊(創○伝から離れようよ…)引き離し作戦にでた夫婦、主人公が長男と相対している間に振り切った…らしいんですが、空VS地上でどうやって空組が振り切れるのか(汗)
力の玉を奪われている敵方は実態が透けているのでそのせいなんでは…。
しかしあれです。なまじ敵長男は、見かけが蛮骨似、声が飛天だけにほんとに少年漫画の敵キャラになってます。(注:犬夜叉は少年漫画です)




藍ちゃんの案内で村に向かうご一行。
山道では走り抜ける雲母に突き飛ばされ(?)落下しかける七宝ちゃんやら、やたらと距離を取って進む法師やら(…妻の後姿狙いか?アニメ白霊山登山再び)、微笑ましいおなごツーショットやら。そこかしこに何かはあるものの、バックを流れる歌の前には霞んでいます。
半妖の長女・浅葱ちゃん、最後の別れに民謡(…になるのか?島の)披露。演奏は弟妹たち。ぼろぼろの村の中に良く、多様な楽器があったものです(ツッコミどころが違う)
50年前にちろっと逢っただけの犬夜叉のことを、皆良く覚えています。特に双子。おかげ様で鉄拳制裁くらいますが、やはり最強はかごめ様ということを学んだ様子。めでたし。

生贄の祭壇にしか思えない鳴動の釜に向かう浅葱ちゃん+ご一行。
法師の浮気発言は取り敢えず置いておいて(あまり意味ないし…)自分が死なないと全員が死ぬ、という制度は、見かけ子供の彼らには辛い現実です。すっかり諦めモードの年長組を尻目に、浅葱ちゃんに付いて行く犬猿雉…じゃない、犬夜叉・弥勒・珊瑚。この時点からかごめちゃんはお留守番です。
が、半妖パワーに反応した釜は半妖組だけを攫って行きました。飛来骨が扉に引っかかるも、押し出されてアウト。
つか、咄嗟に投げられる珊瑚ちゃんの反射神経に乾杯。

どうにか開ける方法がないかと試してみるご一行。その間に犬&気絶状態の浅葱ちゃんはマグマの中…というよりむしろ、落ちていってるはずなのに、降り注ぐ火山弾に真っ向勝負を挑むが如く突き進んでおりました。
釜に半妖の力を吸い取られつつも島の護り巫女・奏さまと会話。
…すみません、回想の奏さま、後に出てくる人形桔梗にしか見えませんでした(ぼかされすぎて)

入り口を開けようと、刀と錫杖で境目を突く夫婦。二人を尻目に諦めモードたっぷりの双子。
…やはりこの夫婦の下にもこんな悲観的な息子たちも生まれるんだろうか(考えすぎ)
やがて、別れの唄の歌詞が扉を開けるヒントになっていると気付いたご一行、息子たちの助言を下に、人間代表かごめさまと妖怪代表(つか、この場に生粋妖怪は七宝ちゃんと雲母しか)七宝ちゃん、手と手を合わせて「開けゴマ!」(嘘です)
…開きません(当り前)
しかし扉が開かないのを延々と迷っている場合ではありません。なんと、山の下から毒虫襲来です。どっかの蛹のような、はたまたダンゴ虫のような(汗)
お約束の風穴は妻の助言により早々に止め、お札で応戦する法師。飛来骨の妻と破魔矢の巫女様。それに影響されたのか、おとなしめの少女・萌黄ちゃんが「武器になるもの探しましょ」と真っ先に動く。最近のおなごは黙って待っててはいけません。
武器探しの途中、更なるヒントから扉の本当の開け方に気付いた七宝ちゃん、虫退治を夫婦に任せ、せーの、で扉横の某所にタッチ。中から取っ手が出てきました。
非力なせいか、いくら引いてもちょっとしか隙間の開かない扉。そこから届いたかごめちゃんの声に答え、犬夜叉、映画初の金剛槍破で扉ごと虫を一掃。
横に避けていたご一行は法師の結界で何とか無事でした(残骸には巻き込まれたけど)
お姉ちゃんと再会する子供たち、ほんとに兄弟していて微笑ましいです。

釜の中に封じられていた力の玉in箱は赤い鉄砕牙でも壊れず、頼りのかごめちゃんの弓矢は先の混乱で大破。
それに乗じて、人形桔梗が箱を奪っていきました。
まるで甦らされたばかりの表情のない桔梗。明らかに有り得ない跳躍力で跳んでいきました。すかさず追いかける犬夜叉の様子を見て、呟く双子。
「…もしかして三角関係?」
「二股ってやつ?」
…ああ、禁句。
かごめ様のお怒り表情を見てしまった二人はまたしても人生を学びました(他にいいようはないのか)
しかし今回の夫婦&雲母&七宝ちゃんは頭に冷汗を浮かべるのが多かったです。すっかり落ち着いてしまって、周りが呆れる以前に、ほとんど離れないこのペア(つーか夫婦と雲母)突飛な行動よりも、戦闘シーンの連携というか、「まとまりのある夫婦」を見せてくれたような気がします。…少なくとも、今回の浮気発言はほとんど無意味でしたから。

一方犬が追っていた人形桔梗、箱を開けてしまいました。
思わず思い出す、アニメ版ハー○ルンのバイ○リン弾き。
開け放たれた箱の中には禍が入っていました。
が、禍に対する以前に桔梗に追いかけられて逃げる犬。へたれっぷりが堪りません。
ついには桔梗本人にも「情けない」と言われるへたれっぷり。そりゃ、姿だけで魂のないそっくりさんと比べられたら嫌でしょう。
でも桔梗さま。
その放り出しておく弓と矢に一体何の意味が。…お約束すぎて分かりません…(泣)

さて、山から村に下りて島を出ようとするも、未だ刻印のある子供たちはでられません。が、ひとまず山を下るご一行マイナス犬。
ここでも父法師発見。
末っ子藍ちゃんを抱きかかえての下山です。あんた、やっぱりあんたの子じゃないのか?(注:彼はまだ18歳。無理です)

ここらから、戦闘シーン発動。
雲母に乗った夫婦は三男坊と亀と対決。
まるでガン○ムを見ているような、砲弾と対空砲火の嵐。全てを避けきった雲母に乾杯!
飛び道具が飛来骨だけでは分が悪いので、夫は回復してない身体(つか風穴)で三男坊の武器を吸い込む作戦に出ます。
さすがに、亀と違って吸い込めました。…遠い昔、犬父の部下が使っていたはずの遺品ですけども(汗)
しかし、武器がなくなったおかげで三男の暴れん坊っぷりはエスカレートしてしまいました。…どっかの燕尾服着た某王子も、アニメ版で似たようなことやらかして苦戦しましたな、そういえば(笑)

今回はカップリング萌えが少なかったんですが、探せばありました!戦闘シーン。
夫婦on雲母VS三男獣羅空中戦。
飛来骨で殴るも、固くて(多分)ぐらつく珊瑚ちゃんの身体を、後ろの法師がしっかり腰を支えて落下阻止。
二回ほど。
ただ後ろに乗ってるだけじゃなかったんだ…。
ほとんどあれです。
高いとこにあるものを、妻の身体を抱き上げて取らせる夫の図(言い過ぎ)

それに頭にきたのか、夫は考えました。
同士討ち。
当然相手も意図は解っていますが、避けてしまえば当たりません。モビ○スーツの戦いで、対空砲火にやられてはニュー○イプの恥(違)
でも、そんな余裕も、風穴により対空砲火吸引には無意味でした。反則だ(笑)

かくして、不埒な三男坊を撃破した夫婦。
それより前に丸さまは次男を倒しておりました。
…あれですか、同じ技で今回ほんとにやられちゃったのは、本来の力をとりもどしてたせいですか?せめて蒼龍破、ラストだけにしときませんか?(汗)いくら前半戦では半分実体がなかったからって同じ技であっさりやられちゃパワーアップしたか分からない(汗)


その頃かごめさまご一行、いかだ作りに精を出し、ほのぼの。
ちょっとずつ消えていく背中の刻印に意欲を沸かすも、本命・龍羅に襲われ大ピンチ。
犬夜叉の「やられても立ち上がって向かっていく」という姿を見て、運命に逆らう強さを学んだ子供たち。特に双子、変化が顕著です。頑張ってお姉ちゃんたちを護れるようになるんだぞー。
しかし何度も返り討ちにあっていた割には、最後の一刀はやけに呆気なく感じたのは気のせいですか(汗)
兄ちゃんやられた腹いせか、末っ子亀、島全体を対空砲火。はた迷惑極まりない。これではさしもの夫婦も近付けず、犬夜叉を加えて最後の応戦。
OPでかごめ様が射抜いた頭を今度は法師の錫杖槍投げバージョンが突き刺さり、犬夜叉の止めであっさり終了。一件落着。
…と思ったら、まるでどっかの戦隊シリーズのように、四兄弟合体でラスボスとして復活!
……阿修羅○爵?(汗)
亀がどの辺にいるのか分からない合体。
しかし四方八方に目があるも同然なので、攻撃力・防御力共に上がっている…多分。

…で、その決戦の最後らへん、炎で風穴に火傷した(ように見える)法師ですが、どうして傍にいるのが雲母と七宝ちゃん「だけ」なんでしょう…(大泣)
せめて…っ…せめて抱き起こしててもいいじゃないかーっ!(心の叫び)
というか、珊瑚ちゃんだけピンでいるのは物凄く違和感なんですが。顔アップにするのは構いません。でも、せめて傍にいようよ(泣)旦那気絶中なんだからさぁっ(泣)

かごめちゃんが弓矢を無くしていたため協力不可能でしたが、どっかの巫女さまが放り出した弓矢一式を蛍の導きで手に入れた紫苑くん、最後の最後に頑張ってようやくかごめちゃんの手に攻撃アイテムが渡りました。
…巫女さま、何故放り出していったのですか?(最後まで疑問)

蛍の回復魔法(違)により回復した主人公とヒロイン。
いつものように共同作業で幕です。
そして犬夜叉、最後の最後にオリジナル技発動。
「金剛爆流破」
…どんな技か(汗)

崩壊して行く蓬莱島からいかだで脱出するご一行。
…乗るもんですね、いかだ。
子供たち、生まれ育った島との最後のお別れです。



さてED。

いかだは風船七宝ちゃんと雲母の牽引によって陸地に到着。はしゃぐ子供たち。倒れる犬夜叉。
この前の週刊日曜日で半日で回復した犬夜叉ってのがいましたが、此度は数日寝込んだ模様。
その間にすっかり楓様の村に馴染んだ子供たち、犬夜叉兄ちゃんもてもてです(笑)


一方夫婦。
一番カップリング萌えだったのがEDってのはすごく物悲しいですが(泣)
本編中では藍ちゃん、EDでは雲母に珊瑚ちゃんの膝を独占された法師。心の中は膝枕願望で一杯です。
数年前にポスターで膝枕達成したことを忘れてます(笑)いや、だからこそ悔しいのか(笑)

空を見上げて涙を流す珊瑚ちゃん(琥珀くんと重ねてるんだろうな…)に、右手を見詰める法師。
あ、そう言えば火傷!←どこにも突っ込まれてませんでした(泣)

映画版七宝ちゃんの初恋は、二つ目のプレゼントで敢え無く玉砕し、子供に引っ張られる雲母は巨大化して怒りを表現。
相変わらずEDはいろいろやってくれて楽しい。

いつもならED後に「おすわり」がありましたが、今回はなし。ちょっと淋しい…。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

lg さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

-感想-

鑑賞回数:不明 ※評価はしてません。

【総合】
----------
 犬夜叉の映画は何作品かが被っていて
 内容は覚えてるもののどのタイトルがどんなだったかと言うのは覚えてないです「(゚ペ)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

ootaki さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

少し立ち直りが…

犬夜叉1期が終わって、呆然とした中で見ていて思ったのは、敵が弱すぎで見ていて映画にしなくてもいい作品と思っていました。内容としては一番薄い作品なので、個人的にガッカリしたのを覚えています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

72.2 2 結界でファンタジーなアニメランキング2位
魔法少女リリカルなのは Detonation(アニメ映画)

2018年10月19日
★★★★☆ 3.9 (46)
267人が棚に入れました
人気アニメ「魔法少女リリカルなのは」の劇場版4作目で、前作「魔法少女リリカルなのは Reflection」とあわせた完全新作の劇場版2部作の後編。死にゆく故郷の惑星エルトリアを救うため地球に存在する「永遠結晶」を求めてやってきたキリエだったが、キリエは旅の同行者イリスに利用されていたことを知る。イリスの本当の目的は、永遠結晶の中で眠っている存在「ユーリ」への復讐だった。高町なのは、フェイト・T・ハラオウン、八神はやてら地球の魔導師たちは、イリスやユーリを止めるために戦いに身を投じる。

声優・キャラクター
田村ゆかり、水樹奈々、植田佳奈、戸松遥、佐藤聡美、日笠陽子、清水香里、真田アサミ、柚木涼香、一条和矢、ゆかな、阿澄佳奈
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

全力全開!魔砲少女大戦!!~東京クライシス~

小学五年生になったなのはたちが、滅びゆく惑星エルトリア絡みで起こる危機に、
時空管理局の一員として全力全開で対応する劇場版第三弾の後編。

前編に続いて公開後まもなく劇場鑑賞しましたが、
前後編で一年以上間隔があいたので、記憶をたぐり寄せながら戦いに挑みました。


魔法戦は相変わらずド派手でした♪
2ndまでのミッドチルダ式魔法&ベルカ式カードリッジシステムの融合に加えて、
特殊なナノマシンを肉体に取り込み能力を発現する
エルトリアの技術体系“フォーミュラ”も加わり、
空中戦はさらに高速化&高火力化。

それにしても、巡り会った強敵(とも)にぶつかる度、
リスクを恐れず体系ごと自らの魔導に取り込みどんどんパワーアップしていく
なのはさんマジ半端ないですw

代名詞の収束砲撃も“フォーミュラ”融合の効果か?
速射性が増して一層、危険度がアップしていてヤバイですw魔砲ゼロ式!?

界王拳やトランザムの如き、時限パワーアップの機能まで実装され
もはや一般的な魔法少女が纏うメルヘンな雰囲気は皆無w

なのはのバリアジャケットから零れる桜色の燐光が
私には段々ユニコーンガンダムに見えてきましたw
砲撃の発射音とか発射光とかはファーストガンダムだしw
来月新作公開の『ガンダムUC』はCGアニメ映画版『ゴジラ最終章』だけでなく、
『なのは』ともコラボすれば良いのにと思ってみたりw

バトルステージが東京と明言されたのも本作の特徴。
魔法戦が都市に実害を与えない&敵を捕捉するための結界ポイントが、
時空管理局により首都の要所に一方的に定められ激戦地に。
後でどうせ修復されるだろうと分っていながら、破壊されるビルや名所等を眺めていて、
私は呆然と口を開けつつ、このままだとオリンピックは中止だなと苦笑してみたりw


一方でシナリオは、多すぎる登場人物の想いが乱反射した前編の流れを引き継ぎ混迷ムード。
各々が主役級の葛藤を抱えており、断続的に感情が振り切れる訳ですが、
私は正直チョット感情移入が追い付かなかったです。
ぶつかり合うハートが極まる度に投入される挿入歌の歌合戦も乱戦模様でした。
エンディングクレジットで改めて主題歌&挿入歌の多さに驚かされますw


私としては、本作では八神隊長が若かった頃の活躍を堪能することを第一目標に、
目的意識を持って挑んだので比較的楽しめました。
「闇の書」もとい「夜天の書」の過去も垣間見ることができたのも収穫でした。

ただファン以外の方が優先順位を付けずに
乱戦に巻き込まれるのはチョットきついかも?とも思いました。


そんな中、最後に私の胸を打ったのは、
主人公なのはが抱えていた心情の吐露でした。

クライマックス……{netabare}激戦を終え、なのはが夢の中で、幼少の頃の自分と対話する中で、
文字通り命懸けで街を守り切ったと言うのに、
尚、自分を好きになれない?との主旨のやり取りを自己問答しているのに驚かされました。

見ていてふと、TVアニメ1期の第三話を思い出しました。
あの話でも、なのはは、{netabare}慣れない魔法戦に疲労する中、ちゃんと街を守ったのに、
自分がもっとしっかりしていれば……と凄く自分を責める。{/netabare}
なのはの利他の精神はちょっと異常だな?とあの時抱いた感想が蘇りました。
家庭内での孤独からなのか、平凡な自分と言う自信のなさからなのか。
なのはの慈愛精神は時に、他者救済依存なのでは?
と言っても過言じゃないくらいの自己犠牲過剰に感じます。

世の中、自分の利益優先、自己愛だけじゃ幸福になれないと、
他者に尽くす喜びや、ボランティア精神による自己救済、幸福論が説かれています。
では、なのはみたいに星や次元世界の一つや二つを救っても尚、満たされない
自己はどう救済されれば良いのでしょうか?

TVアニメ2期~3期の間のなのはと言えば、今後、
{netabare} なのはが任務中に大怪我を負い、二度と歩けない&魔法が使えないかもしれない。
と言う大きな試練が待ち受けているわけですが、
他者救済に自己を見出していたなのはが、魔法と言う誰かを助ける力を失いそうになった時、
彼女のメンタルは無事でいられるのだろうか?との不安が重くのしかかって来ます。{/netabare}

いつも全力全開で、泣いてるあの子をほっとけない、みんなを守りたいと
なのはは己を投げ出す覚悟で、実際に多くの人間を救っても来ました。

けれど一番救済されるべき、話を聞いてもらうべきは、実はなのはなのではないか?
最後の最後に魔法少女の孤独がハートに塞ぎがたい穴を穿った。
重たい余韻も入り混じった魔法少女アニメ映画鑑賞でした……。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

貫く想い、翼に載せて。

この作品は、先に上映された「魔法少女リリカルなのは Reflection」の続編となります。
物語の内容に繋がりがあるので、前作未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

ですが本作をより堪能されるには、時系列的に劇場版の前となるTVアニメ1期の「魔法少女リリカルなのは」と、TVアニメ2期の「魔法少女リリカルなのはA's」を先に視聴するのがベストだと思いますが、「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」と「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's」の先行視聴でも話は通ると思います。

というのが、この物語の根幹となっているのが登場人物同士の繋がりを何より大切にしているからです。
どうしてそんなにも強い絆が生まれたのか…こればかりは過去作を見ないと分からないんですよね。
本作もこれまで大切に培われてきた絆の全力全開がしっかり描かれています。


惑星エルトリアからの来訪者、キリエ・フローリアン。
死に瀕した父親と故郷を救うため、
地球に存在する「永遠結晶」を求めたキリエだったが
その旅は同行者「イリス」が
キリエを利用するための嘘だった。

イリスの目的は、永遠結晶の中で眠っていた存在「ユーリ」への復讐だった。

妹キリエとイリスを追って地球を訪れていたアミティエ・フローリアン。
イリスによって呼び起こされた、3つの魂、
ディアーチェ、シュテル、レヴィの3人。
地球の魔導士たち、高町なのは、フェイト・T・ハラオウン、八神はやてたちは
それぞれにイリスとユーリを止めるための戦いを始める。

イリスとユーリの過去とは?
かつてのエルトリアに存在した「惑星再生委員会」で起きた悲劇とは?
過去から連なる謎と宿命が、今、新たな物語を紡ぎ出す。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

高町なのはの戦いはこれまで熾烈を極めるモノばかりでしたが、ある意味「越えてはいけない一線」を越えてきたのが今回の相手だったのではないでしょうか。
惑星エルトリアから地球にやってきたのは、死に瀕した父親と故郷を救うため…
罪悪感はゼロでは無かったでしょう…
ですが、どうしても成すべき矜持が彼女たちにはあった…
相手をがんじがらめにしていた呪縛から、なのはが開放することで手を取り合ってこられたんです。

ですが目的が明確にすり替えられ、そこに矜持なんてなかった…
だからといって非情に徹する訳にもいきません。
「諦めて後悔するのも、それで誰かが悲しんでいるのを見るのも、もう嫌なんです。私の魔法はそのための力なんです。」
ユーノに会ったのが小学3年生の頃…最初にレージングハートに触れた時にはヨチヨチ歩きの魔法使いだったのに、たった2年でこんなにも成長するなんて…

一方、物語の方は見どころ満載です。
公式HPではイリスとユーリの過去について触れていましたが、この2人の過去に触れることがどれだけ波紋を広げることになるのか…
イリスによって呼び起こされた、3つの魂であるディアーチェ、シュテル、レヴィの3人は何者?
ユーノって何者なの…どうして復讐の対象にされなきゃいけないの?
何より矜持を持たないイリスの物語はどこに着地するの?

これらの膨大な伏線をしっかりと回収し、なおも見せ場が沢山用意されているのですから堪りません。
今回もなのはの台詞にしっかりと心を震えさせて貰いましたよ。
なのはシリーズのファン必見の作品に仕上がっていると思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

約120分弱の物語でした。
物語を初期の頃から支えている声優さんの熱演…聞いていて目頭が熱くなるくらいホント凄いです。
作画も綺麗でヌルヌル動いていますし、この作品を視聴して改めてずっと続いて欲しいシリーズだと確信しました。
いつかまた、なのはに会える日を楽しみにしています。
しっかり堪能させて貰いました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4
ネタバレ

フェイルン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

もうこれで終わってもいい…だからありったけを…

期待を込めて初日に観に行きました。
最初に言うと、色々と残念。

パワーインフレしてて、バトルは多く派手にはなってある意味楽しめるところはあったけれど、ドラゴンボールで言うところのセル編以降のような蛇足感を感じました。
見た目はなのはさん達がMS少女している感じです。設定はもはや魔法から大分遠のき、魔法だかビームだか分からず。かなりガンダム寄りです。
説得力のあるブレイカー級の魔法が見たかったのですが、ほぼノーアクション発射なビーム戦の印象。

■変身シーンがほぼ無し
1st、2ndの作画の丁寧さや、魔法少女ならではのサービス満点な変身シーンが無くなり、残念です。

■心理描写が薄い
1st、2ndで垣間見たなのはさんの優しさと自分への厳しさ辺りは本作は描写が欠けていた。具体的には、StrikerS教導官なのはさんについて語られている「復帰も難しい程ボロボロになってからの復帰する」という過程も相当に端折られていた。ボロボロになってからの復活劇が1番見たかったので、とても残念です。
{netabare}
更になのはさん、自らの内発的動機付けについて唐突に語り出す。えっ?今までそんなに悩んでたの!?ってくらいに唐突なので相当な違和感だ。尺足らずなのを、なのは本人に解説させているという、やっつけ仕事ですかね。
{/netabare}
キャラクターも増えすぎた為、一人一人の特に心理的な描写が薄かったのが残念です。
{netabare}
■宇宙に生身はやばいでしょ
最後は宇宙へ。
宇宙までほぼ生身のような感じで行きましたが、宇宙放射線による被爆がやばいですよね?
それとも、魔法やナノマシンやらの設定で放射能なんてへっちゃらですか?
だとしたら、もはや地球が滅んでも生きて行けそうな気がしてきます。
オーパーツレベルの謎です。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
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