続編でツンデレなアニメOVAランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの続編でツンデレな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月12日の時点で一番の続編でツンデレなアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.2 1 続編でツンデレなアニメランキング1位
ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!(OVA)

2014年7月25日
★★★★☆ 4.0 (632)
3554人が棚に入れました
戦車を使った武芸“戦車道“の第63回戦車道全国高校生大会の優勝を目指す女子高生たちの活躍と奮闘を描いた人気アニメシリーズ“ガルパン“のの最新作が登場。テレビシリーズでは描かれなかった第2回戦の激闘のエピソードが描かれる。映画『クレヨンしんちゃん』シリーズや『侵略!?イカ娘』を手がける水島努が引き続き、監督を務めている。【7月5日より劇場上映・7月25日リリース】
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

これが日本のハイブリッドアニメなのです! Ver.1.1

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監督 - 水島 努
シリーズ構成 - 吉田 玲子
脚本・考証・スーパーバイザー - 鈴木 貴昭
キャラクター原案 - 島田 フミカネ
キャラクターデザイン/総作画監督 - 杉本 功
絵コンテ - カトキハジメ
ミリタリー監修 - 吉川和篤
キャラクター原案協力 - 野上 武志
ミリタリーワークス - 伊藤岳史
プロップデザイン - 竹上貴雄小倉典子牧内ももこ鈴木勘太
モデリング原案 - 原田敬至
モデリング原案 - Arkpilot
3D監督 - 柳野啓一郎
音響監督 - 岩浪美和
音響効果 - 小山恭生
音楽 - 浜口史郎
3DCGI - グラフィニカ
アニメーション制作 - アクタス
発売日 - 2014年7月25日
話数 - 全1話

(以上Wikipediaより引用)

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乙女達の戦車道を通して築かれる友情、 情熱、絆を
描いたガールズ&パンツァーのOVA作品。

戦車道全国大会の2回戦、アンツィオ高校との一戦が
今回も緻密な作画、かわいいキャラ、胸が熱くなる
セリフのオンパレードで描かれています。

主人公の女の子の通う大洗女子学園。
本編に続き魅力的な仲間達です。
対するアンツィオ高校。
大洗女子学園に勝るとも劣らない素敵なチーム。
だと思います…。

とにかく可愛いキャラ達が縦横無尽に駆け巡り、
セリフの言葉一つ一つに笑い、癒され胸が熱くなります。
私のこれまで視聴しましたOVA作品の中でもダントツの
面白さでした。

ただの萌え×戦車という物珍しいハイブリッドなアニメ
ではありません。

お話の中にリーダーとしてどうあるべきか、仲間を信頼
する大切さ、ライバル同士お互いを高め合う素晴らしさが
この作品でもさりげなく散りばめられていて視聴後の充実
感というか満足感が凄いです。

数々の試合の中でもアンツィオ戦は私も大好きなお話です。
(全部大好きなんですけれど…)
本編ではこのアンツィオ戦がカットされていますので、
本編視聴後是非ご覧下さい。

それでは一緒に「パンツァーフォー!」


【mio's café】
視聴済みの方限定ですよぉ♪
{netabare}
毎回思うのですけれど、このガールズ&パンツァーを
視聴した後の一片の曇りもない爽快感というか充実感。
凄いですね。

そういう気持ちにさせるのもストーリー、音楽、作画の
バランスの素晴らしさもありますが、やっぱり魅力的な
キャラそしてセリフの素晴らしさがあると思います。

そんなガルパンを語る上でやっぱり欠かせないのが、
各キャラの魅力。

ここで突然私の好きなガルパンキャラランキングを発表
したいのですがなにせ数が多いので取り敢えず今回は
Best3まで発表します。
(っていきなりBest3です…)

ちなみにこのBest3は獲得票がかなりの僅差で私の中の
ガルパン評議委員会でも紛糾致しました。
いっぱい書きたいけどレビューが大変な事になるので
手短にいきますね。

では

第3位の発表!
ドンドン!パフパフ♪

第3位 {netabare}秋山優花里殿 {/netabare}
ガルパ二ストの間でもかなりの人気である彼女。
その戦車だけに限らずミリタリーに関する豊富な知識量
ミリオタ真っ青のキャラです。

最初は引っ込み思案で趣味のせいもあってかなかなか友達
がいなかったけどみほちゃん達と出会ってからその才能
が開花?
試合の時は戦術面でもみんなを助けてくれます。
中でも私が好きのは秋山殿の諜報活動。
今回のアンツィオ高校への潜入作戦も楽しかったです。
毎回、お着替えシーンをチラッと入れるところが憎い
ですね。
装填手としても有能で本編決勝一騎打ちのシーンで
車体がドリフトしてる最中にさらに時間短縮して装填する
なんて凄すぎます。
CV:中上育美さんのボーイッシュな声も素敵。

では第2位の発表!
ドンドン!パフパフ♪

第2位 {netabare}西住みほちゃん{/netabare}
押しも押されもせぬあんこうチームのスーパーエースで
大洗女子学園の司令塔。
普段の恥ずかしがり屋さんででふわふわなキャラから
試合になると一変。
冷静、的確な指示でチームを勝利に導きます。

中でも私が凄いなぁって思うのがミスした仲間を責める
ことなくまず無事の確認と心のフォロー。
そして瞬時に全体の状況を把握した上での冷静な戦況分析
と細やかな指示。
そして最後に「それでは皆さん、健闘と幸運を祈ります。」
この言葉なんです!
この言葉が私は大好きです。
こんなリーダーに憧れます。
ついていきたいです。
頑張れます。

私はみぽりんのこのキャラの描き方がガルパン最大の
魅力の一つだと思います。
CV:渕上舞さんの可愛らしくて芯のある声も大好き。

では栄えある第1位の発表‼︎
ドンドン!パフパフ♪

第1位 {netabare} 冷泉麻子ちゃん{/netabare}
とにかく低血圧でいっつも寝てる印象が強いですけれど
冷静な操縦能力とおばあちゃん思いなところが大好きです。
成績も良くてクールなんですけれど、以外と悩み事とか
あったり凄く感情的になるギャップがいいですね。
ガルパンの色んなシーンで寝てますけれど。
みんながいるシーンではつい真っ先に麻子ちゃんを
探しちゃいます。
あっ、また寝てる!って。
今回冒頭のアンツィオ戦作戦会議でもいきなり寝てるし…
最初から麻子ちゃんに目がいっちゃいました。

操縦手としての魅力もたまりません。
本編決勝での「履帯切れるぞ。」からのドリフト!
手に汗握るシーンでした。

そど子ちゃんや沙織ちゃんとの絡みも大好き。

試合や練習終わった後の「お腹すいた〜」「アイス食べた
い〜」「えぇ〜」、セリフ極端に少ないんですけれど、
1つ1つが私の中でインパクト大でした。
CV:井口裕香さん大好きな声優さんなので嬉しいです。

という訳でガルパンキャラにランキングをつけるという
無謀な行為に出ましたが、本当みんな大好きです♡

今回のアンツィオ戦はチームとしてはウサギさんチーム、
アヒルさんチーム、カバさんチームが凄く印象に残ったかな。

特にウサギさんチームとアヒルさんチーム。
チーム内での会話がとても楽しかった。
ウサギさんチームこうやって決勝戦まで成長したんだなぁ
って思うと感慨深いものがありました。
アヒルさんチームはアンツィオ高校に負けない乗りと
勢いが凄く楽しかった。
「バレー部の時代きてるぜ‼︎」

カバさんチームは装填手のカエサルちゃんとアンツィオ
装填手のカルパッチョちゃんとの友情を交えたライバル
としての戦いが熱かったですね。
最後のカバさんチームIII号突撃砲とアンツィオ高校M41型
セモヴェンテの肉弾戦、いやいやありえないからって
思いながらも凄かったです。
装填手同士の意地のぶつかり合い、力が入りました。
カルパッチョちゃんの装填する姿がかっこ良くて声優さん
が早見沙織さんていうのも素敵でした。

そんな熱い戦いが繰り広げられたアンツィオ戦。
私が今回MVPをあげたいのが

アンチョビ姉さんとアンツィオ高校のメンバー。

可愛くて気持ち良くて仲間思い。
ちょっとレディースの集まりみたいな感じもするけど…
乗りと勢いなら負けないアンツィオ高校の仲間に慕われ
いる姿がとても印象的なアンチョビ姉さん。
どんなに失敗しても一応は怒るけど、最後には身体の心配
をするんですね。ここはやっぱりみぽりんと一緒。
このメンバーをまとめる器の大きさが伺える素敵なキャラ
です。

そんなアンチョビ姉さんをサポートしている
(サポートしてるのかなぁ…)
CV33カルロ・ヴェローチェを駆る副隊長ペパロ二ちゃん。

もう私こういうキャラ大好きなんです!

能天気で無鉄砲、リーダーのためならどこまでも!
でも何かが抜けている…いいですね♡
そんなペパロ二ちゃんが率いるカルロ・ヴェローチェ隊。
凄いです!あの勢いと根性。
アヒルさんチームも唸らせる回転レシーブ!
アンチョビ姉さん曰くもうちょっと考える頭があれば
凄いチームになるんでしょうね。
私もカルロ・ヴェローチェ箱乗りしたいです!
ちっちゃくて可愛い♡
真面目に欲しくなっちゃいました^ ^

試合後の締め方もアンチョビ姉さんの胸が熱くなる言葉と
敵味方関係なく労うシーンにジーンと来ちゃいました。

今回も素敵な戦車道の精神、沢山感じさせて頂きました。
本編に劣らず素敵な作品。

本編決勝戦にアンツィオの姿が見えないと思ったら
こういうオチだったんですね。
アンツィオらしい…

秋の劇場版ますます楽しみです!




【主要登場人物・出演者】

《県立大洗女子学園》
☆あんこうチーム
(使用車輌:IV号戦車D型)
西住 みほ - (CV:渕上舞)
武部 沙織 - (CV:茅野愛衣)
五十鈴 華 - (CV:尾崎真実)
秋山 優花里 - (CV:中上育実)
冷泉 麻子 - (CV:井口裕香)

☆カメさんチーム(生徒会チーム)
(使用車輌:38(t)戦車B/C型)
角谷 杏 - (CV:福圓美里)
小山 柚子 - (CV:高橋美佳子)
河嶋 桃 - (CV:植田佳奈)

☆アヒルさんチーム(バレー部チーム)
(使用車輌:八九式中戦車甲型)
磯辺 典子 - (CV:菊地美香)
近藤 妙子 - (CV:吉岡麻耶)
河西 忍 - (CV:桐村まり)
佐々木 あけび - (CV:中村桜)

☆カバさんチーム(歴女チーム)
(使用車輌:III号突撃砲F型)
カエサル / 鈴木 貴子 - (CV:仙台エリ)
エルヴィン / 松本 里子 - (CV:森谷里美)
左衛門佐 / 杉山 清美 - (CV:井上優佳)
おりょう / 野上 武子 - (CV:大橋歩夕)

☆ウサギさんチーム(1年生チーム)
(使用車輌:M3中戦車 リー)
澤 梓 - (CV:竹内仁美)
山郷 あゆみ - (CV:中里望)
丸山 紗希 - (CV:小松未可子)
阪口 桂利奈 - (CV:多田このみ)
宇津木 優季 - (CV:山岡ゆり)
大野 あや - (CV:秋奈)


《アンツィオ高校》
(保有車輌:P40重戦車、セモベンテM41、カルロ・ヴェロー
チェCV33)

アンチョビ / 安斎 千代美 - 吉岡麻耶
カルパッチョ - 早見沙織
ペパロニ - 大地葉


【主題歌】

オープニングテーマ
「DreamRiser」
作詞 - こだまさおり / 作曲 - rino / 編曲 - h-wonder /
歌 - ChouCho

エンディングテーマ
「Enter Enter MISSION!」
作詞 - 畑亜貴 / 作曲 - 矢吹香那、佐々木裕 / 編曲-佐々木裕
歌 - あんこうチーム
[西住みほ(渕上舞)、武部沙織(茅野愛衣)、
五十鈴華(尾崎真実)、秋山優花里(中上育実)、
冷泉麻子(井口裕香)]
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 50

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

突っ込みどころは色々あるけど、そんなの関係ない楽しさ。

今回の作品は正味38分弱のOVAで、2012年秋放送のTV版では瞬時に撃破されてしまった2回戦のアンツィオ戦を描いています。

7月5日劇場公開ですが、バンチャでも販売しているので、私はとりあえずそっちで視聴しました。

TV版ではボロ負けだったイタリア風味の陽気なアンツィオ高校に今回はちゃんと華を持たせています。
TV版が大好きだった人はきっと、今回も楽しめることでしょう。

今年末から来年初めにかけて公開予定の完全新作映画が楽しみです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 44

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

カルロヴェローチェ(快速戦車)ファン必見の一本

TVアニメである『ガールズ&パンツァー』の本編で勝敗と最終場面のみが明らかになっていた「大洗女子学園 vs アンツィオ高校」の対戦の詳細が描かれたOVA作品です。本編がオリジナル作品であるのと同様、原作はありません。

本編の扱いが雑だったために本編視聴者にザコ扱いされかねなかったアンツィオ高校、しかしてその実態は…という作品。

イタリア文化に染まったアンツィオ高校だけに食にかける意気込みは相当のもの。しかしその主力は「快速戦車」といえば聞こえは良いが、実態はほぼただの軽装甲車両に等しいCV33…。

ちなみに、イタリア語の"Carro Veloce"は「車・車両(carro)」と「速い(veloce)」、つまりぶっちゃけ「足の速い車両」程度の意味しかないので正直「快速戦車」っていうのは過大評価した訳語のような気がします。

しかし、コストが安いので数に物をいわせて軽快に走り回る様は観ていて楽しく必見です。

あと、本作に限りませんが『ガールズ&パンツァー』シリーズのオーディオコメンタリー付き仕様のセル版BD&DVDのスタッフコメンタリーはめっちゃ面白いです。聞く機会があれば是非にも。

ドゥーチェ! ドゥーチェ! ドゥーチェ!......

投稿 : 2024/05/11
♥ : 37

63.7 2 続編でツンデレなアニメランキング2位
ストライク・ザ・ブラッド OVA 前篇(OVA)

2015年11月25日
★★★★☆ 3.7 (183)
1076人が棚に入れました
いつものように登校している古城と雪菜。そこへ突然現れたのは何者かに追われているラ・フォリアだった。彼女を追ってきた大男と刃を交える雪菜。本格的な戦いが始まるかと思われた時ラ・フォリアは衝撃的な発言をする「お父様、この方が私が初めてをささげた第四真祖、暁古城です! 」ラ・フォリアは父ルーカスから結婚相手を決めるよう言われていたため、その相手に古城を選ぶと宣言。それを認めないルーカスだが、そこにラ・フォリアの母ポリフォニアが現れ、詳しい話をするために古城と雪菜をパーティーに招待することに。だがそのパーティー会場には、浅葱や矢瀬、凪沙や紗矢華まで招待されていた。どうやら古城と関係のある人物を招待したようなのだが…古城をめぐり女性陣のある意味熱いバトルが展開される!?

声優・キャラクター
細谷佳正、種田梨沙、瀬戸麻沙美、日高里菜、葉山いくみ
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

エロ、戦い、エロ、エロ

[文量→一言・内容→感想系]

【総括】
う~ん、エロゲか?(笑)

ストライク・ザ・ブラッドの美味しいどこ取りというか、ストーリー性を廃して、キャラの魅力とエロ要素に特化した、ファンサービスのOVAですね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
主人公が簡単に操られ、ほぼスター状態でエロをむさぼり食うなんて、、、素敵すぎるアニメっすねw
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ヒロインの皆さま・・・ご無沙汰でした^^

この作品は本編の後日譚となっています。視聴者は登場人物や各種設定を全て理解している前提で制作されているので、本編を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

「凪のあすから」「東京レイヴンズ」「ゴールデンタイム」「キルラキル」など、最強の2クール作品が一挙に放送された2014年冬アニメ・・・本編はこの最強の一画をなす作品だと思っています。
あにこれの総合得点も現時点で79.0点と高い点数をたたき出している事からもこの作品の人気が伺えます。

それもそのはず・・・最強の2クール作品の中でも頭一つ分ヒロインのキャラデザの可愛らしさが抜きん出ていましたから・・・そしてその中でも中学生なのに、中学生らしからぬ雰囲気を持つ姫柊雪菜ちゃんがCVの種田さんとの相性も良く抜群過ぎ・・・(//∇//)
個人的には煌坂のツンデレも私の中ではど真ん中・・・
見た目は金髪派手系娘ですが、内助の功で古城を影から支える浅葱も中々・・・
いや、時折大胆なラ・フォリアの存在を忘れちゃ駄目でしょう・・・

これだけ魅力的なヒロインが数多く登場するこの作品・・・ハーレム系が苦手な人は難しいかもですが、私はハーレム系の作品がどちらかというと好みなので、目一杯本編を堪能させて貰いました。

そのOVAが制作されたんです・・・
これは見ない訳にはいきません。今期の作品の視聴数は少なくはありませんが、本編を復習のために一巡してOVAの視聴に臨みました^^;

本編のラストで不思議な少女を見ましたが、このOVAは未だそこまで時間が経過しておらず物語は朝の平凡な一幕から・・・古城と姫柊の登校シーンから始まりまるのですが、OVA2話という事もあり一気に物語が動くので・・・ヒロインが全員集合するまで多くの時間は必要ありませんでした。

今回は戦王領域とアルディギア王国の調印式が絃神島で行われる・・・という事で、戦王領域から煌坂が・・・アルディギア王国からラ・フォリアが訪れる事になった訳ですが、ラ・フォリアの大胆発言を発端に・・・物語がややこしくなっていきます^^;

ここで明らかになるのが、古城がどれだけのヒロインに「お手付き」をしてきたか・・・という事です。
本編では流れるように物語が展開されていくので、あまり気にとめませんでしたが、改めてその顔ぶれと人数を見てみると・・・古城君は「鬼畜」とか「変態」とか言われても仕方ありませんね^^;

そして今回の調印式に対して別の思惑が蠢いていること・・・これも物語の展開から徐々に明らかになっていくのですが、その輩・・・とんでもないカードを使ってくるんです。
予兆は・・・あったと思います。
だって態度が・・・絶対有り得ないですもん。

こうして物語は後半に続いていきます。
内容的に「良いところ」で切れるので、続きが気になって仕方ありません。
引き続き後篇を視聴したいと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

常夏の島、王室外交に安寧無しw

※DVDレンタル前後編通じての感想。

原作ライトノベルは未読。

私は、アニメ鑑賞の際、どちらかと言うとネタバレ回避、
時にHPレベルの基本情報すら入れずに視聴する方。
そのクセ、季節とのリンクも重視したりするワガママな質で、
シリーズ物などでも夏のエピソードと思って
冬だったりしたら落ち込んだりする困った性格w

その点、このシリーズはどこに首を突っ込んでもどーせ常夏なので安心?ですw
どーせ薄着の美少女がハーレム主人公の周りに寄って来て、
どーせ“不可抗力”のHイベントが発生し、
どーせ第四真祖の力を発揮せざるを得ない厄介事まで漏れなく付いて来る。

正直、1期TVアニメ版を視聴していた時は、頭空っぽにして楽しみつつも、
吸血鬼物ならではの深みがあまり感じられないとか、
しょーもないハーレム中二バトルのテンプレを並べただけとか、
そんな感想を抱いたりもしていました。

けれど、OVAに展開してまで、シリーズのお約束を貫き通している、
本作の変態紳士ぶり……いやw勇姿を目の当たりにすると、
まいった(笑)とか、エラい!(笑)とか、
失笑も揉み解され、諦観と賛辞の笑いに変わって来ますw

OVAと言うと、ともすれば、劇場版になり損ねた小企画とか、
続編をTVアニメ展開できなかったシリーズの都落ちとか、中継ぎとか、
ネガティブな捉え方をしてしまいがちですが……。

本作の場合は、OVAこそ『ストブラ』が進むべき真の楽園♪
TVアニメ画面を覆う邪魔な湯気など蹴散らせ~♪とばかりに、
エロハーレムバトルの過激な王道ど真ん中を驀進する清々しさすら感じます。

今回も、{netabare}北欧の王室一同のご来訪とのことで、
少しは頭が冷えた方々が状況をコントロールしてくれるかと思いきや
(いや……そんなには思ってはないですがw)
仕掛けた鍵無しスイートルームの間取りからしてラブコメの波動が暴走気味で、
暑さで頭が沸騰しているとしか思えませんw

“監視役”曰く“いやらしい人”であるらしい先輩も、
諸般の事情によりさらにいやらしくなってしまいますしw

その解決方法に至っては、もはや付けるクスリがございませんw{/netabare}

私としては、正常な展開は諦めて、ごちそうさまでしたと降参する他ないですw

本作の続きもOVAで展開している『ストブラ』
手に負えない厄介事は、今後とも是非「絃神島(いとがみじま)」とOVAに隔離して楽しみたい。
相変わらず頭の中、年中サマータイムな、
期待した約束事は欠かさず陳列してくる、ある意味、安定したシリーズ作です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18

70.1 3 続編でツンデレなアニメランキング3位
バキ 大擂台賽編(Webアニメ)

2020年7月6日
★★★★☆ 3.6 (67)
273人が棚に入れました
「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)連載の原作「刃牙」(バキ)シリーズは、地下闘技場の最年少チャンピオンである主人公・範馬刃牙(はんま バキ)と“地上最強の生物"と呼ばれる父・範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)との壮絶な死闘を軸に、さまざまな格闘士たちの闘いを描いた大人気格闘漫画。アニメ「バキ」の最凶死刑囚編は、2018年にNetflixにて配信された後、同年にテレビ放送された。2020年内に配信される予定の第2期・大擂台賽編では、引き続き監督を平野俊貴さん、シリーズ構成を浦畑達彦さんが務め、アニメーション制作をトムス・エンタテインメントが担当する。

声優・キャラクター
島﨑信長、大塚明夫、大塚芳忠、保志総一朗、雨宮天、緒方賢一、小山力也、飯塚昭三、幸野善之、川津泰彦、遠藤大智、蓮池龍三、石川ひろあき、星野貴紀、池田知聡、滝知史、銀河万丈、青山穣、手塚秀彰、安元洋貴、中尾隆聖、古谷徹
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

途中参加はいつでも可能な仕様です

原作はところどころ虫食いで


原作の内容は記憶の彼方。アニメは死刑囚編でデビューしその流れで続編に該当するこちらを視聴。
元はNetflix。最近こればっかですね。中国に渡ってさっそくの1DAYバトルトーナメント参加ということで全編戦いっ放しです。


元々アニメは2001年4クールかけて放送された『グラップラー刃牙』を第1作と位置付けており、シリーズ25周年を記念しての第2作においての1期が『バキ最凶死刑囚編』。2期が本作『バキ大擂台賽編』となります。読みは“だいらいたいさい”。

名目は中国武術最強の称号“海皇”を決めるChineseのための大会なんですけどJapaneseやAmericanが特例参加するという意味不明さ。整合性を求める諸兄に視聴はオススメいたしません。
一応、“父親超え”なるオイディプスコンプレックスの亜種みたいな主人公バキの想いが中核となる物語ではあります。があまり重視はいたしません。
そもそも私がこのテの作品に求めるのは


 {netabare}民明書房刊臭{/netabare}


民明書房とは、大正15年(1926年)に創業された出版社であり、幅広い専門書籍を精力的に出版し続ける奇書・怪書の代名詞として好事家・趣味人に広くその名を知られているやつ。野郎の知的好奇心を満たしてくれる稀有な存在。


{netabare}「俺は今までボクシングには蹴り技がないと思って生きてきた」by主人公(第6話){/netabare}

{netabare}はい。ボクシングの蹴り技とは何か?を解説いただくだけで充分。{/netabare}そんな作品です。

その意味では、1期死刑囚編と比べマイルドになってました。刺激に慣れて麻痺してるのかと言われるとそうでもなく、1試合が短く駆け足で、いい意味合いでの“無駄な溜め”がない。場面場面でもったいぶれないわけです。その分中弛みはありませんが全体に作品自体がフラットで起伏のない印象。
求めるものが何かにもよりますが、当方の尺度に照らし合わせると物足りなさを感じる2期でした。
OPは1期に引き続きGRANRODEO。好きなノリ。EDも悪くないっす。



※余談

■中国四千年

作中連呼されてた常套句。増えてません?私が子供の時の記憶より千年上乗せされてます。
トランプと習近平の対談時

ト「五千年?」
習「いや三千年」
ト「エジプトは八千年だってよ」
習「エジプトのが“少しだけ”古いっすね」

なるほど。誤差という感覚なんですね。
元はみんな大好き『キングダム』の秦“兵馬俑”があって考古学的発見や新解釈など学術的なあれやこれやで延びてったとのことです。だが知り合いのchineseに言わせると、日本の皇紀が二千ウン百年なら三千年と言うさ。なんならオマケでもう千年。メンツだよ、と。さらに最近はお隣半島の五千年に対抗し六千年説がぼちぼち聞かれるようになったとのことです。さすが“白髪三千丈”の世界ですね。

別にこれといったこだわりはないのですが、できることなら子供の頃より慣れ親しんだ“三千年”でお願いできませんかね?どうも“四千年”だとしっくりこない昭和生まれ。


■備考

{netabare}全13話。というより12話+1話。
#1-#8中国編→#9-#12アライJr戦。そして再凶死刑囚のその後顛末を追い続編に含みを持たせた1話分。それで終了。こりゃ続編あるね。{/netabare}



視聴時期:2020年7月~9月 リアタイ

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2021.07.20 追記

『バキバキ強刺激ッッ』

サントリーとのコラボがジワる。木場駅でのプロモだったり本気でこういうことやるの好き!



2020.10.03 初稿
2020.11.06 タイトル修正
2021.07.20 追記

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

何だかんだいって面白いのが不思議な格闘技漫画原作のアニメ

原作漫画は『グラップラー刃牙』から数えて何作続いているんだか良くわからないし、現在シリーズのコミックス単行本が合計何冊出ているのかも良くわかっていませんが、とにかく今も週刊少年チャンピオンの看板になっている格闘技漫画(?)シリーズ作品が原作のアニメです。

ちなみに本作の原作『バキ』はシリーズ2作目の連載です。

そして『バキ』の中では前作(2クール)から数えて本作は2期目に相当します。ですがどこかでシリーズのどれかの漫画を目にして地下闘技場戦士のレギュラー陣を漠然と知っていれば、たぶん前作を観てなくてもあんまり気にしないで視聴可能だと思います。

タイトルになっている「大擂台賽(だいらいたいさい)」というのは作中に出てくる100年に一度開催される中国武術の頂点を決める大会で、本来は「海王」という称号を持つ武術の達人のみが出場を許され、優勝すると海皇を名乗ることができるという海王の頂上決戦のはずでした。

そこに毒に侵された主人公、範馬刃牙を烈海王が「解毒治療のために」連れて行くという字面で見ると意味不明な理由で、それも刃牙のみならず地下闘技場の戦士たちがこぞって出場するという得体の知れない前半のストーリーですが、大真面目で何かをやるとギャグに見えるという体(てい)でとても面白いです。

100年に一度の大会のはずなのに前回優勝の郭海皇(かく かいおう)が現役として出場しているというのも凄くて、なかなかキャラが立ったお爺ちゃんなのであります。

そして後半は刃牙の恋人である松本梢江に横恋慕したモハメド・アライJr.が梢江の恋人の座をかけて刃牙に挑む、はずが「どうしてこうなった」という斜め上展開でストーリーが進んでいきます。これもあまりの超展開に(原作も読んでたはずなのに)笑ってしまいます。

誰にでもお薦めすることができる作品でもないような気もしますが、刃牙は他作品でパロディーのネタとして使われることも多いので本作か前作あたりを観ておくのも悪くはないかもしれません。

個人的にはかなり楽しませてもらいましたが、ストーリーはあってないような物なので高得点はつけられませんし、作画にしても特に良いわけでもないのでやはり高得点にはなりません。

でも評点以上に私個人は面白かったですよ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

アンチクライマックスぅ~!!

今回だけでなくこのシリーズ全体の総評としては、正直両手を挙げて称賛はできない…という印象です。


ベテラン声優の豪華さは勿論嬉しいですが、全体的にビジュアルが味わいのない薄暗さと作画のレベルも微妙さが目立って、天下のバキをやるには、ジョジョをアニメ化!のような原作愛と実力は感じられませんでした。


そして、これは原作自体に対して私が感じていた問題(バキファンの方には失礼ですが)、正直最初のトーナメントまでは熱く充実していた本作も、連載引き延ばしと、それ以上に問題なアンチクライマックス化によって勿体無いことになっちゃったかなぁ~と。


このシリーズまでの話も、原作のこの先の話も盛り上げや過剰さがギャグになってサクサク見れるんだけど、クライマックスがなんか尻すぼみ…。板垣先生、途中で飽きちゃってませんか?って疑問がどうしても…。


ただ、やはりそんじょそこらの温い作品よりは、こちらを引っ張る力は遥かに持ってる作品なので、漫画喫茶で一気読みする感じでサクッと楽しむには充分です。


本作では、「そんな風に考えていた時期が~」とか「復活!、ハンマバキ復活!」といった名シーンで見がれるだけで思わず嬉しくなってしまいました(どうでもいい話ですが、後者の台詞はプリキュアが復活した時も私の脳内では必ず聴こえてきます)。

投稿 : 2024/05/11
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