自転車で熱いなおすすめアニメランキング 12

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの自転車で熱いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月01日の時点で一番の自転車で熱いなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

86.0 1 自転車で熱いなアニメランキング1位
ワンパンマン(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (2073)
11561人が棚に入れました
「ワンパンマン」は、強くなりすぎたためにどんな怪人も一撃で倒してしまうヒーロー・サイタマが主人公のアクションもの。

声優・キャラクター
古川慎、石川界人、梶裕貴、悠木碧、山路和弘、津田健次郎、高山みなみ、玄田哲章、安元洋貴、櫻井孝宏、上田燿司、浪川大輔、日野聡、うえだゆうじ、鳥海浩輔、小西克幸、羽多野渉、小野坂昌也、宮野真守、早見沙織、中村悠一
ネタバレ

MbsHL22207 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

戦闘シーンはアニメ史における一種の頂点

あらすじはwikiなりを参照。
全話視聴完了。原作ONE版・村田版 最新まで読破済み。
(原作は全て無料で読めるのでオススメです)

主人公がヒーローとして怪人たちと戦うアニメ。

種類としては、熱いストーリー展開+ギャグという王道鉄板アニメ。
雰囲気が近い作品を上げるなら、初期のグレンラガン、リーダー伝たけし、ドラゴンボール(無印)、ワンピース辺りに近い。

・主人公が余りにも強すぎる。それはギャグとしても映えるし、ちょっと考えさせられたりもする。
・戦闘の作画はここ数年で見ても随一です。あまりに動き過ぎるせいで笑ってしまいました。戦闘シーンは極力外注を使わないという話が真実味を帯びます。また、神掛かったカメラワークは恐らく村田版の原作あってのものでしょう。本当に見せ方が上手い。
・声優さんのチョイスが秀逸です。もちろん腐った方々も楽しめるような人選だと思います。
・ストーリー展開に無駄が無くテンポが良い。監督さんだか、脚本さんだかは分かりませんがとても良い仕事をされていると思います。
・欠点や粗探しをしたんですがほとんど無いです。致命傷となるような物に関しては1つもありません。制作側のものすごい執念を感じます。

 とんでもない化け物アニメです。視聴していない人が万が一いるのであれば早急に観るべきであり「最近のおもしろいアニメ」の中で老若男女に勧められる数少ないアニメです。

オープニングにJAMを起用し、声優陣も豪華にし、作画もとんでもなくがんばっている。「何がなんでも絶対成功させるぞ」という制作陣やスポンサーの熱い想いが伝わってきます、そんなアニメです。
久々に私のお気に入り棚が1つ増えました。

9話まで見終わって{netabare}
ドラゴンボールを連載する中で鳥山明は「悟空をどれだけ苦しめるか、追い詰めるか」を常に考えていたそうです。そしてその逆境に立ち向かい打ち勝つ姿に読者や視聴者は格好良さを感じ、彼のようになりたいと誰も居ないところでかめはめ波の練習を、舞空術の鍛錬を世の小学生たちは一度はやったはずです。
ワンパンマンの主人公もそうです。彼は強すぎるが故に周囲に疑念を抱かれ、インチキだと罵られます。
でもそんなことに屈したりはしない強い信念を持っているのでしょう。
それはとても格好良いと思います。

いつでも地球を滅ぼせるほどの強さを持ちながら、報われず、感謝されず、罵られ、評価されない。そんな中でヒーローを続ける、彼を支えるものは一体何なのか、続きが気になります。
{/netabare}

11話まで見終わって{netabare}
10話~12話までがボロス編のようです。
先に書きますが、ここまで視聴された方は次回の12話は必ず視聴するべきです。
理由は、戦闘がこれまで以上にド派手になると予想されるからです。

{/netabare}

全話視聴を終えて {netabare}
案の定、最終話の作画は良い意味でぶっ飛んでいましたし、とても熱い内容で原作を読んでいたのに完全に見入ってしまいました。
間違いなくアニメ史に残る戦闘シーンです。リアルタイムでこれが観れたことにとても感謝しています。
今後「戦闘シーン良作画動画集」系の動画がyoutubeやニコニコで作られる際に必ずランクインするでしょう。
2015年時点でのアニメ作画の一種の頂点ですよ、これは。

ちなみに・・・・
監督と作画監督がグレンラガンやスペースダンディにスタッフとして名を連ねていました。
ボロスの「崩星咆哮砲」のシーンがどう観てもグレンラガンの手法だったり、瓦礫が崩れる描き方もスペースダンディに通じるものがあったので「もしかして・・・」と思ったらドンピシャでした。

{/netabare}

総評 {netabare}
第一話の地底人(夢)VSサイタマの戦闘演出(BGM、鼓動の音等)は、12話のボロスVSサイタマの対比として描かれています。

血沸き肉躍る程の強者との戦闘こそが両者の求めていた物、似たもの同士であることが伺えます。ボロスは宇宙中を荒らし回った後、更に20年間この日を待ち侘びました。サイタマは正夢が叶うことを願ってヒーローを続けます。

「バカか?お前。退屈な人生に刺激が欲しくて他の星を襲うなんて、OLでも考えねーぞ」というサイタマの発言は、規模は違いますがそのままサイタマに重くのしかかります。

倒れたボロスを背中で賞賛はするものの、正面から見れないサイタマはヒーローを続ける自らの「自己満足」の末路に対して背を向けているのかもしれません。
サイタマはボロスの一方的な攻撃に対し反撃せず、実力を全て見るまでボロスに期待していたのです。
自分の行く末、自らの行いが愚かな自己満足なのかを。

ですが彼はヒーローを続けることにした。
その生き様は素直に格好良いと思いました。
{/netabare}

一言で言い表すと「主人公が格好良いアニメ」それがワンパンマンなのです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ワンパンヒーロー

最初の掴みは、少し説明不足で不十分な感じがした。

1話を観た限り、5分アニメでも良いんじゃないか?という感じだったけど、
今後、どうなっていくのだろう。

EDに森口博子を持ってくるとは…

11-12話
{netabare}
全宇宙の覇者ボロスとの決戦。
周りのS級ヒーローは、いてもいなくてもって感じだった。

予告だけだったかな、フブキとか声優決めているって事は、
2期ありきで作ったのかな?

区切りの良い終わり方だったけど、個性豊かな他キャラクターが、
サイタマ1人かき消された感は勿体無い。
{/netabare}

10話
{netabare}
見た目もオツムも子供っぽいS級2位タツマキと、
他S級ヒーローや「地球がヤバい」災害みたいだし、
これが片付いて終わりかな?

シルバーファングの破門された弟子ガロウや
予告で少し登場したフブキとか出ないで終わるのかな?
もしくは、2クール?や少し空けてからの2期?

なんか中途半端な感じで終わりそう…
{/netabare}

9話
{netabare}
深海王もワンパンだったけど、クズオタクと、
他のヒーローの名誉を守るために、
あえて泥をかぶるサイタマのヒーロー魂良かった!
無免も、ヒーロー魂だけならS級!

しかし、協会のお偉いさんも、サイタマインチキとか
未だに思ってるって、無能だなぁ。
{/netabare}

8話
{netabare}
サイタマがワンパンで倒した深海族が報復に…
A級ヒーロー『スティンガー』をはじめS級のオカマヒーローなど、
沢山のヒーローが倒される中、サイタマとジェノスが、
深海王を倒しに向かうのだけど、サイタマはぐれてる…

無免ライダーに拾われ向かうも、途中で全裸の人(ソニック)を
見つけ、またはぐれるw

次回、サイタマがワンパンで倒すのだろうけど、
登場したヒーローで、無免ライダー以外、
モブ感で勿体無いなぁというのと、怪人の声優陣がなにげに豪華で、
勿体無い感も。
{/netabare}

7話
{netabare}
S級ヒーローも、逃げる?災害がきたのだけど、
サイタマにより最悪は避けられるも、都市に被害甚大となり、
いざこざ的なものがあったけど、

災害レベルに応じたヒーローが選ばれたり、
結果によるランクの上昇などが説明された回だった。
この説明は、もう少し早くして欲しかった感もあった。
{/netabare}

6話
{netabare}
C級ヒーローは、1週間無活動もしくは成果が出ないとクビというのは
中々厳しい条件かなと思ったけど、
サイタマ、規定とか読んでいなさ過ぎだろう…

期限前に慌てて活動を…街でソニックに遭遇し倒した事で、
なんとかなったみたいだけど、それより、Z市(無人地区)に
いろ謎の怪人をA級ヒーローでも負けてしまうのにワンパン勝利とは、
やはりワンパンヒーロー!

あと、新キャラやモモブヒーローぽいのが混在して出てきたけど、
タツマキと取り巻きがいる女はレギュラーで出てくるのかな?

かなりシュールで面白い回だった。
{/netabare}

5話
{netabare}
ヒーローの試験は実技と筆記で、サイタマは実技は圧倒的だけど、
筆記が50点満点中20点とは…ジェノス曰く簡単らしいけど。

ジェノスは、ジーナス博士の秘密基地?を破壊した功績で、
特例でS級ヒーローからに。サイタマはC級。

破壊したのは、ジェノスだけど、壊滅させたのはサイタマ…
ヒーロー協会さん、勘違いだよー
{/netabare}

4話
{netabare}
音速のソニックというヒーロー登場の回
ニートだったハゲの敵とか出てきて、
今までで一番面白かったと思う。

ヒーロー協会に登録して認知度を上げようという
事になり、ジェノスと登録しにいく次回も
面白くなるとよいなー
{/netabare}

3話
{netabare}
マッドサイエンティストみたいのは、ただのモブだった。
エヴァンゲリオン初号機みたいな敵とサイタマが闘ってワンパンで終わり。

ジェノスは意外に弱いのね。
次回は、ジェノス回ぽいけど、
やはりワンパンバトルを楽しみ感じなのかなー
{/netabare}

2話
{netabare}
ジェノスの出会いとモスキート娘や怪人達との戦い回。

Bパートのジェノスの生い立ち長い…声優泣かせな感じ。
2話目で主人公の名前と年齢が分かった。サイタマ25歳。
ジェノス19歳。

マッドサイエンティストみたいのがちらっと出たから、
あれを倒す感じなのかな。
{/netabare}

1話
{netabare}
ドラゴンボールのピッコロの見た目で中の人がフリーザで、
おぉ!と思ったけど、主人公が何故ヒーローになったのかとか、
君の名前は何なんだ?など色々と説明が足りないように感じた。

色々とお金かけていそうだから、2話以降頑張ってほいいなぁと。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

腕立て・スクワット万能説

原作さわりだけ


2期を控えた地上波再放送を機に初視聴。
もともとは某国民的コンテンツをもじった言葉遊びから生まれた代物だったでしょうに、ここまで成長するとはたいしたもんだ。
あらすじは省略。そのまんま名は体を表しております。

 「どうせワンパンで倒しちゃうんでしょ?」

その通りです。
「なんだかんだ結局勝っちゃうよね」 ではなく、勝利が前提の大筋に異論の余地はありません。観てて清々しさを感じるまでに主人公最強に振り切っちゃってる潔さは白眉ものです。
だからこそ、見どころは2つ。

1.事前の煽りにクスクスしよう
2.ワンパンを見逃さない

敵味方関係なくあれやこれやの前フリが面白いのです。そしてワンパン一閃の凝ったバトル作画。
主人公が拳を抜けば全てが決まるため、それまでに敵 (怪人) がどれだけ強いか絵に音に言葉に、と煽りマシマシ詰め込んできます。前座・・・もとい敵とそして対峙する味方もしっかり場を温めます{netabare} (もちろんジェノスのことですよん) 。{/netabare}
そうやってボルテージが上がりまくったところで待ってました!の以下同文。

“大立ち回りの後に格さんが印籠を出す”
“好きなように喋らせた後に金さんが桜吹雪をお披露目する”

諦めようが諦めまいがそこで試合は終了、です。
シンプルにして琴線に触れる構成であるため、馬鹿馬鹿しくもくだらないくらいの豪快なバトル演出だけでも鑑賞に価する作品でしょう。自分も好きです。


ここに物語が絡めば良かったんですけどね。本作の不満足ポイントです。全12話終わってみて物語性には乏しいと感じましたので、よりバトルアニメとしての見方を強めていった私です。

 “ヒーローってなんだろう?”

{netabare}この世に敵なし、となったサイタマの心持ちはシニカルなギャグとして消化できてました。ここはOK!
しかし、無敵だからこそヒーローの再定義をしてほしかった。第1話からわりとはっきりテーマのように提示されてたものには結論が出なかったように思えます。 {/netabare}

 「趣味でヒーローをやっている者だ」

{netabare}バトル系ギャグに隠れて、ヒーロー像を模索してはいました。
・もともとサイタマは皆に憧れられるヒーローになりたかったし
・サイタマは知名度人気度を気にしてたし
・それに合わせて途中からヒーロー協会というランク付け組織が出てきた
・最強=ヒーローではないという描写多数

趣味で・・・なんてサイタマの謙遜というより自信のなさの表れだったんじゃないかと思います。おおっぴらにヒーローを名乗るのは忍びない、、、的ななにか。{/netabare}


■夢と志
端的に、パティシエになりたい(夢)とケーキで人々を笑顔にしたい(志)、ワールドカップで優勝したい(夢)と優勝して勇気を届けたい(志)、との違いでしょうか?よく言われるのは夢は自分のため、志は社会のため。
似て非なるものだったりしますが、サイタマの場合、ヒーローになりたい(夢)が動機付けだったとしても“志”が無いんですよね。しかも本人のヒーロー像が定まってないので迷走する。間違いなく『強い=ヒーロー』のイメージからのスタートだったでしょうから、思ったほどそうでもない現状に悶々とする。

 “ヒーローになってあなたはなにを成すのか?”

サイタマが自覚して行動に移した時、みどころのバトルに加えて胸熱な展開が待ってるかもしれません。
{netabare}2期やるといっても宇宙最強を倒した以上、敵能力のインフレだけではマンネリになるのでは?{/netabare}
2期でもしあればサイタマの葛藤あたりにも注目してみたいです。今からとても楽しみです。



※オマケ
■だったらやってやんよ
{netabare}「腕立て伏せ・上体起こし・スクワット各100回とランニング10kmを体調に異変があっても毎日やる」
「朝はバナナでもいいから毎日三食欠かさず食べる」
「精神を鍛えるため夏冬問わずエアコンの使用厳禁」

なわけないじゃーん!のツッコミ待ちではある。
が、コツコツまじめにやってきたとしても先述の“志”や“目的意識”がないと宝の持ち腐れなんだよということを意味しているのかもしれない(妄想)。{/netabare}



視聴時期:2019年1月~3月(再放送)

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2020.02.02追記

録画映像をスマホにリンクさせての視聴だったのが初。
TVをモニターにしたら当たり前ですけどこっちが良いですね。



2019.03.23 初稿
2019.07.27 修正
2020.02.02 追記/タイトル修正

投稿 : 2024/06/01
♥ : 65

78.1 2 自転車で熱いなアニメランキング2位
弱虫ペダル(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1234)
6621人が棚に入れました
原作:渡辺航(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載) 監督:鍋島修 シリーズ構成:吉田玲子、キャラクターデザイン:吉田隆彦、メカニックデザイン:水村良男、メインアニメーター:堀内博之、美術設定:青木智由紀、美術監督:吉原俊一郎、色彩設計:中尾総子、CG監督:真田竹志、撮影監督:葛山剛士、編集:坂本久美子、音楽:沢田完、音響監督:高寺たけし 山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、安元洋貴、森久保 祥太郎、伊藤健太郎、岸尾だいすけ、松岡禎丞、諏訪部順一、諏訪彩花、潘めぐみ

声優・キャラクター
山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、安元洋貴、森久保祥太郎、伊藤健太郎、岸尾だいすけ、松岡禎丞、諏訪部順一、諏訪彩花、潘めぐみ、前野智昭、代永翼、柿原徹也、日野聡、吉野裕行、阿部敦、遊佐浩二、野島裕史
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

何より異質なキャラクター達が魅力の、熱いロードレースを描いた作品

2013年10月より放送。
全38話(3クール)

第2期は、2014年10月より放送予定。


【前置き】

原作は週刊少年チャンピオンで30巻以上刊行され、今尚大人気連載中のロードレースを題材にした漫画。
読む機会はありませんでしたが、本屋でズラリと並べられている光景は何度も目にしていました。

その中でも特に印象深かったのが、一際異彩を放ったキャラクターの表紙(第16巻)でした。

アニメ化されると聞いた私は、その表紙のキャラクターがどんな奴なのか見たい一心で視聴を開始しました。
予備知識も全くと言っていいほど無いのに、何故こうも惹かれたのかは分かりません。

今思えば、私は彼『御堂筋君』と、心のどこかで繋がっていたのかもしれません(笑)


まぁそれは追々語るとして、とにかく去年10月から終了までの9ヶ月間。
毎週思いっきり楽しんで試聴出来る作品に出会え、私は幸せでした。



【あらすじ】

主人公の「小野田 坂道(おのだ さかみち)」は、アニメやゲームが大好きな高校1年生。

「アキバにタダで行けるから!」

という理由で、小学4年生の頃から片道45キロ以上離れた距離を自転車で通い続け、本人の自覚がないまま相当な自転車のポテンシャルを身につけていた小野田君は、

同級生の今泉や鳴子(なるこ)らにその力を見出され、自転車競技部に入部し、インターハイを目指す。



【論じてみる】
{netabare}
まず、タイトルの「弱虫ペダル」で誤解される方がいらっしゃるかもしれませんが、小野田君はオタクで腰が低い謙虚な少年ではありますが、決して弱虫ではありません。
むしろ、そのペダルのケイデンス(回転力)は、周囲を圧倒するレベルですし、漕いでいる時の顔も弱々しいどころかよく笑っています。

調べると、軽いギアで回転数をあげてクルクル回す乗り方を、作者が「弱虫ペダル」と名付けていたことがタイトルの由来なのだとか。
なるほど…なるほど?

ただ、ひ弱そうな少年が実は一種目においてとんでもない才能を持っていた、という内容から見れば、実に王道なスポーツ少年漫画らしい作品でしたね。


私はロードレースに関しては詳しくないのですが、内容を追うにつれて、この競技は実に物語を描くのに適している題材に感じました。
(勿論、多少は少年漫画的な過剰な演出もあるようですが。)

傾斜や平坦など、それぞれの地形に適した選手がおり、チーム戦に置いては皆が得意分野で、そのチーム全体を風除けの為に引っ張ってゴールを目指す。
ゴールを目指すエースがいれば、そのエースを温存した状態で発射させる為に、ギリギリまで風除けをして引っ張るアシスト役もいる。
こう聞くだけで、もう色々な熱いドラマが見えてきてワクワクさせてくれました。

そして、そのドラマ以上に想像を越えた、個性的な選手達も魅力。
それぞれのキャラクターが、見せ場毎に丁寧に描かれているので、愛着を抱きやすい点も良かったですね。
(ただ、レース中に毎度回想を挟まれるので、何より続きが気になる側からすればクドく感じる節もありましたけど。)


物語的には、

1クール目(小野田君が自転車競技に目覚める)

2クール目(合宿編とライバル高校の紹介、インターハイ開幕)

3クール目(インターハイ1日目~2日目終盤まで)

となり、ここだけ見れば1~2クール目は少し物足りないようにも感じるのですが、どの回でもキャラクター同士の熱いレース展開があり、また毎話ヒキが非常に上手いので、毎週続きが気になる構成力は見事でした。
原作のシナリオも勿論ですが、それを上手く味付けした「吉田玲子さん」(カレイドスター、けいおん!、のんのんびより等を担当)の、シリーズ構成が光ったように思います。

特にメインキャラ「御堂筋君」の初登場に関しては、原作ではインターハイでいきなり登場という意味で衝撃度は上ですが、アニメで後のメインキャラを半分以上全く登場させないのは流石に引っ張り過ぎ感もあったと思うので、合間に登場を挟んで良かったと思いました。


と…中盤も決して悪くはないのですが…、本作の見所と言えば、やはり後半のインターハイ戦。
アニメでは、豊富な原作を湯水のように(1巻分を2~3話で描き切るスピード)出し惜しみなくドンドン描いてくれるので、毎話見応え抜群でした。

ただ、一つクレームを言うなら…最終話のあのヒキですね……。
3ヶ月後に2期があるとはいえ、3日あるインターハイの2日目、最後のゴールを争うシーンに突入して終了とは…。
胸焼けするほど続きが気になるシーンで区切るのは、最早暴力です。

毎週楽しめたからこそのクレームですが、出来れば話数を追加してでも2日目を描き切って、3日目の最終戦を3ヶ月待ちたかったですね。



さて、肝心の3クールに渡っての作画は、中盤でキャラや自転車に多少違和感を感じる節もありましたが、レースに至っては総じて非常に満足のいくもので、魅せるところはしっかり描き切ってくれたように感じます。
作画班の方々、9ヶ月間本当にお疲れ様でした。
鞭を打つような台詞ですが、2期は更なる出来に期待します。

それを彩る音楽に関しても物語に合った非常に熱い曲調のものが多く、主題歌も3クール分で計6曲ありますが、

1クール目のオープニング「リクライム」(ROOKiEZ is PUNK'D)
2クール目のオープニング「弱虫な炎」(DIRTY OLD MEN)

は、中でも疾走感が特に強い格好良い曲で、私は何度も聴きこんでしまいました。
(私事ですが、日課のランニングの際は、いつもこの曲を聴いて走っていました。)

ですが、3クール目の声優さん総出のオープニングとエンディングは、個人的にはちょっといただけませんでしたね。

決して下手くそなワケではないのですが、土俵のアーティストと比べると、どうも声に訴えるものがないというか…。。。
CMを見る限り、キャラクターソングは既に沢山発売されているようでしたので、本編のメイン主題歌にまでキャラソン持ってこなくても…、と少々ゲンナリしちゃいました。

ゲンナリと言えば、本作は女性人気も高いようで、テニスの王子様を彷彿させる
「前売りチケット即日完売!! 舞台 弱虫ペダル」
という謳い文句のCMがキャラソンと交互に毎回流れていましたが、2次キャラをいきなり3次で見させられて、私のような男性ファンは…ちょ~っとゲンナリしてしまいました。
制作費を賄う上でも必要不可欠なCMなのでしょうから、これは私の勝手な我儘ですけど。


…しかし、その(どーでもいい?)不満点がありつつも、私が本作を最後の最後までCMを飛ばさなかった要因が一つ。

それは、次回予告を兼ねたショートムービーや提供広告のシーン、「また見てね」の一枚絵が毎回面白く、それを今か今かと待っていたかったからなのでした。

中でも提供のバックで映る本編回想シーンは、回を追う毎にスタッフの(良い意味での)悪ふざけが横行していき、これが中々クオリティが高くお気に入りでした。

とある回では、インターハイ制覇を目指す部員一同の熱い円陣のシーンが、マネージャーの乳を想像しての熱い円陣に変えられていたり…。
またある回では、部員一同が去年のインターハイ戦のビデオを見ていたシーンが、メガネ委員長♀のビデオに変えられていたり…。
またまたある回では、王者箱根学園の2人が胸ぐらをつかみ合うシーンが、頬を赤らめた┌(┌^o^)┐ホモォ...なシーンに変えられていたり…。。。

「また見てね」の一枚にしても、水着のヒロイン達の絵がドンドン色を変えて最終的に半分透けた水着になったり、ヒロインの背後に各話毎に少しずつ忍び寄る小野田君が現れ、最後は紫色のオーラをまといメガネが怪しく光るなど…。。。

「のんのんびより」でもありましたし、ここ数年でよく見かけるようになった、こういう提供等での遊び演出ですが、本作は中でもブラックジョークが非常に多く、毎週楽しませて頂きました。

……と、余談も挟みましたが。
{/netabare}

本作の魅力は、なんといっても個性的な各校のロードレースプレイヤーの面々です。

主人公の小野田君が所属する、癖の強い面々が多い総北高校。
全員がエースと豪語する王者、箱根学園。
そして、圧倒的強者を得て、部を支配されつつも王者を陥落せんと動き出した京都伏見高校。

ここからは、各校で私が個人的に印象に残ったキャラクター達を、存分に語っていこうと思います。


【キモッ!! キモっ!! キモッ!! な最強のヒール、御堂筋 彰(みどうすじ あきら)君】(※呼び捨て厳禁!!!)
{netabare}
京都伏見高校、自転車部に所属。
私に本作を見るきっかけを与えてくれ、その期待に応えて作中ダントツで好きになったキャラクターこそ、この御堂筋君でした。

この御堂筋君は、1年生ながらその圧倒的な実力(と風貌)で絶対的エースに成り上がることでを部を支配し、上級生を含めた部員達に


『オマエらは僕に尽くせ、貸しづけ、手足のように動けっ!!

 オマエらのやることは僕の命令に従うことや!!

 せやけど、それさえやっとったら、僕が完全優勝を…やる!!!』


と豪語するような、人格破綻者…と言うよりこの上なく唯我独尊なキャラクターです。
はい…こういうキャラは大好物なのです、見た目通りのキャラで嬉しかったですね。

口癖は、タイトル通りの「キモッ!」です。
いや、アンタの方がよっぽどキm(ry
(ちなみに、上級生といえど彼を呼び捨てにすると頬をグニュとされて注意されますので、本レビューに置いても君付けを絶対遵守して記述しております。)


主人公達や王者である箱根学園がチームプレイを見せる傍らで、御堂筋君は部員達をザク(量産型)と呼んで駒のように使い、いらなくなれば切り捨て、ただただ勝利を貪る。
紳士のスポーツと称されるロードレースにおいて、基本的に実直な姿勢を見せているキャラクターが多い中、この御堂筋君のキャラクター性は客観的に見ても、やはり群を抜いてたように思います。

中でも、彼の勝利への姿勢が垣間見える

「ボクは母親死んだくらいでペダル緩めたりせんよ、あまいずみく~ん♪」

は、個人的にとても印象的な台詞でした。
うぅ~ん、流石…御堂筋君らしい。
このレースを引っ掻き回す御堂筋君がいたからこそ、本作はこれほどの人気作たり得たのだと、私は思っています。


風貌的には、1年生ながら長身で手足も細く、蛇のように伸びる舌、そして真っ黒く斜視を思わせる巨大な目が印象的。
(私は一目見た時から、もう強烈に印象に残りました。)
その自転車も、異様な前傾姿勢のペダリングに対応した仕様で、異彩を放っていましたしね。

しかし何より印象的だったのは、、声を務めた「遊佐浩二さん」の快演(怪演?)ではないでしょうか。
他者を愚弄し嘲弄したり、およそ非人道的な言動の数々を、とても活き活きと演じられていたように思います。
(↑誤解を招く言い方かなww)

肝心の関西弁も全く違和感が無いどころか完璧に近いように感じましたが、調べると、なんとご出身が「京都府京都市伏見区」だそうですね。
これは……、偶然なのでしょうか?
まさに、声を演じられるなら「遊佐浩二さん」という念頭で、作られたキャラクターにようにすら感じました。

声が決まった際は異例のCM発表があり、その存在が特別視されているのが伺え期待も膨らんでおりましたが、予想以上に私の心を良い意味で煮えたぎらせてくれました。

後、このCMや作中でもそうなのですが、彼の登場シーンで流れる、無数のハエがたかっているようなサウンドが、また彼の異様な存在感を際立たせていたように思えますね。
動きも、軟体動物かのようにヌルヌル動き、ヌメヌメッと効果音まで出しますし。
(もう一人だけ、人外キャラがいるイメージですww)

その異様な動きの作画も気合いが入っておりましたし、提供遊びでもよく登場した点から見ても、スタッフ一同からも愛されているキャラクターのように、私は感じました。



さて、御堂筋君が入部するまでは、仲睦まじくも総合9位止まりだった京都伏見高校は、彼の絶対的支配の元で、実際にインターハイで王者箱学すら圧倒する場面を見せていきます。
なにしろ彼は、傾斜でも平坦でも、その場面のエースと互角以上に渡り歩……走るのですから。

そこでは、相手の情報を調べ尽くし精神をエグる言葉を吐きかけるという、彼の風貌らしい手法も見えます。
しかし何より厄介なのは、彼がレース全体を見通した上で、相手を潰すタイミングを見計らい攻撃を仕掛けてくるという、緻密な計算に基づいて行動している点ではないでしょうか。

ヒール的な立場にいながら、そこらの噛ませ犬とは全く違う『圧倒的な実力と頭脳プレイ』、それが御堂筋君の一番の魅力だと、私は思います。


私が彼のレースで一番シビレたシーンは、箱学のエーススプリンターとの1stリザルトを争う激闘の最後の最後で、自転車を前に押し出しゴール線に車体に挿すことで、1位を獲得したところですね。
調べたら、実際にこういう手法もロードレースではあるようですが、なんとも彼らしいトリックプレイでした。

そこから、負けたスプリンターを含めたチーム全員を嘲笑うシーンも、「御堂筋君ここにあり!!」と思わせる名シーンでした。

『トドメは、相手が死んだとおもた後に刺すもんや!』

なんという念の入れよう、どういった星の下で育ったらこんな性格になるのでしょうね。
本当に頭が下がります、ありがとうございました。



1期はまだインターハイ途中までしか描かれていない為、彼が開会式で、去年優勝者の箱学の壇上に不躾に上がって言い放った、

「箱学、ぶっ潰しまーーすっ!

 みんな憶えてといてや~、京都伏見1年生、御堂筋彰君!

 このインターハイを踏み台にして、世界に羽ばたく男で~~す!!」

の結果を見ることは出来ませんでしたが、私は彼のそんなビッグマウスを、応援せずにはいられません。
2期でも、思いっきり

「ぴぎゃあああぁあああぁあああぁぁぁぁあああああああああああああああっっっ!!!!!!!!」

とか言いながら、あの異常なハイケイデンスを見せてほしいものです。

いやぁ、こんなにハマったキャラは久しぶりでした。
まだまだ語り足りませんが、流石に長過ぎるので、ここらで終わります。

はぁ…、彼のザクになりたい。
{/netabare}



【本気で気持ち悪い 王者箱根学園のスプリンター、泉田 塔一郎】
{netabare}
絶対王者である箱根学園で、2年にしてレギュラーを勝ち取った、この泉田君。
彼もまた、強烈なキャラクター性で視聴者を釘付け…というより、困惑させたのではないでしょうか。

彼は、長期的スパンで肉体改造をし、類稀なる洗練された筋肉を手に入れ、

『全身スプリントマシーン』

と呼ばれる男なのですが……。

その本性は、その強靭な大胸筋に「アンディ(右)」「フランク(左)」という名前をつけ対話したり、更には腹筋の意を表す「アブ」という口癖を連呼してレースを繰り広げてしまう、とてつもなく危ないヤツなのでした。


スプリントの最中にも関わらず、胸のジッパーを開けて大胸筋を誇示しニヒルに笑ったり…。
それでなくても、丸刈り頭からの異様に綺麗な瞳とまつ毛という顔も…。

総じて、前述の御堂筋君とはまた違った次元の、

「冗談とか抜きで、本気で気持ち悪い!!」

という印象を、多くの視聴者は持ったのではないでしょうか。
その洗練された筋肉や綺麗な瞳と共に光が煌めく演出も、最早悪ふざけとしか思えません(ちょっとだけ褒め言葉)。


加えて、同チームである箱根学園の面々が、誰一人それに対し突っ込まない(むしろ、受け入れている節すらある)ので、誰も視聴者側の目線に立ってはくれません。
よって、彼に対し「気持ち悪い!!」とブツけることも出来ず、余計に視聴者が彼に対し嫌悪感を持っていったように、私は見ていて感じました。

個性派が好きな私としては、この泉田君もその例に漏れず好きにはなりましたが…。。。
大きな声で好きとは言い辛い…というか、好きですが何度も見たいとは思わないキャラクターでした。

ただ、強烈に印象に残ったという点に置いて、本作での彼の存在価値は、やはり大きいのではないでしょうか。
(彼と御堂筋君との会話は、個人的には作中随一の名シーンだと思っています。)


声を演じられた阿部敦さんは、とあるシリーズでの上条当麻役としても有名ですが、この泉田君のようなキャラも見事な好演でした。
ただ視聴者としては、早くこの泉田君の

「その、ふざけた幻想をぶち壊す!」

ことに専念して欲しい気も、少~しありました。
{/netabare}



【気持ち悪くなんてないよ 総北高校の個性派クライマー、巻島さん】
{netabare}
小野田君が所属する、総北高校3年のエースクライマー、巻島さん。
2014年の原作での人気投票で第1位を獲得したキャラクターでもあるのですが、やはりそれだけの魅力に満ちていたように思います。
総北メンバーでは、私も一番好なキャラクターでした。


この巻島さんは、長い手足を生かした極端に車体を左右に傾ける、独特の走法を身につけています。
入部当初は先輩達にフォームを矯正されましたが、それでも

「自己流で一番速かったら、ソレ最高に…カッコイイっしょ!!」

と、自分の走法を信じ隠れて練習し、今では王者箱学のエースクライマーとも互角に渡り合える実力を身に付けたのです。

同じクライマーである小野田君が、憧れを抱くのも頷けますね。
巻島さん自身も、不器用な性格ながら小野田くんを認めている描写が、また心をくすぐりますし。

しかし、その異様な走法が、作中では(本人曰く)キモイ・コワイと言われているらしいのです……。
いやいやいや、前述の2人の方が、もぅよっっっっぽどですからね。



巻島さん最大の見せ場である、インターハイ1日目の山頂決戦。
王者との、互いを認め合ったクライマー同士のライバル決戦は、清々しいハイタッチから始まり、その内容も作中で一番王道的な熱いレース展開でした。

普段は冷静沈着で、ぶっきら棒な巻島さんが

「息も上がって…足もガチガチになってんのに、身体の奥が熱くなって止まんねぇっしょっ!!!!」

なんて、また言うもんですからね。

独特の走法でグワングワン揺れる巻島さんの作画も含めて、作中屈指の見応えある勝負だったのではないでしょうか。
何より見ていて、なんとも気持ちが良い戦いでしたしね。


あぁ…、でも一つだけ疑問があるとすれば……。

あのグワングワン揺れる走法……、風除けになるの?
{/netabare}



【総評】

私はこの9ヶ月間、あまり中だるみすることも無く、毎週思いっきり楽しんで視聴出来ました。
3クールを跨いでランキングしても、本作は自分の中ではトップクラスでしたね。

ただ、いつも良いヒキで終わるので、毎度毎度続きが気になって精神衛生上は、あまりよくありませんでした。
なので、これから本作を視聴しようかなぁと思われる方は、一挙放送等で全話を待たずに見れるのかと想像すると、私は羨ましくてなりません。

余談ですが、私は本作が終わったら即原作を大人買いして一気見しようと計画しておりましたが、すぐ秋に2期が放送されると聞き、まず100%アニメで楽しみたいと思い我慢することにしました。
1期の終わり方がアレなのでとても辛いのですが…。。。
2期でインターハイを全て描いてくれるのなら……、楽しみに待ちましょう。

秋の放送までに、未視聴の方も、もしご興味があればどうぞ。
私的には、王道スポーツアニメとして自信を持ってオススメ出来る1作です。

次回も、

小野田君の、「恋のヒメヒメぺったんこ」(アニソン)を歌いながらのハイケイデンスや、

レースをかき乱す最強のヒール御堂筋君が世界に羽ばたいていく様に、大いに期待しましょう。

はぁ…、3ヶ月…我慢出来るだろうか…。

それでは、長々と読んでいただきありがとうございました。



◆一番好きなキャラクター◆
『御堂筋 彰』声 - 遊佐浩二さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『御堂筋 彰』声 - 遊佐浩二さん

投稿 : 2024/06/01
♥ : 40
ネタバレ

沙祈 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

弱虫(?)ペダル

アニメオタクの主人公が自転車競技部に入る話。
原作より作画は綺麗。たまに顎が尖がってるのが気になるぐらい。

某動画では妖怪扱いされている主人公・小野田坂道。
初心者でありながら化物染みたスタミナとケイデンスでインターハイまで出場する。
笑いながら追いかける主人公が怖い。

2年の先輩コンビと東堂、真波くんが好き。
もっと先輩コンビの登場増やして…。

OP、EDにはいるけども女の子の出番が凄く少ない。

途中から回想が多い。
インターハイ編はコースが長過ぎに感じる。面白いけども引っ張りすぎ。

Cパートが凄く面白い。
アニオリのだんだんオタクになってく今泉君好き。

主人公達が口ずさむ「恋のヒメヒメぺったんこ」は耳に残る曲。
自転車乗りながら歌う勇気は出ません!


22話までしか観てなかったけど、ニコ動で2期も合わせて一挙放送すると聞いて全話視聴。
23話から初見。

OP
01話~12話 リクライム(ROOKiEZ is PUNK'D)
13話~25話 弱虫な炎(DIRTY OLD MEN)
26話~38話 Be As One(チーム総北)

ED
01話~12話 風を呼べ(アンダーグラフ)
13話~25話 I'm Ready(AUTRIBE feat.DIRTY OLD MEN)
26話~38話 Glory Road(チーム箱根学園)

劇中歌
1話~3話,5話,11話,26話「恋のヒメヒメぺったんこ」

各話感想↓
1話 アキバにタダで行けるから
{netabare}運動部は乱暴。
頑丈な小野田。
謎シンクロ。優しい今泉くん。
45kmの距離がある秋葉原。
並走する今泉くん。
ストーカーみたいな寒咲さん。
Cパートで恋のヒメヒメぺったんこを口ずさむオタ泉くん。{/netabare}

2話 部員をふやすため
{netabare}ママチャリ20kgって重い。
逃げられない勝負。
勝負に観客は付き物。でもこの観客の女子うっとうしい。
秋葉原まで毎週通う小野田。
サドルを上げる寒咲さん。膝を伸ばしてペダルに足がつくぐらいがちょうどいい!勉強になります。
サドルでロスする力は60%。
レースはまだ終わってない!
似た者同士の今泉と小野田。{/netabare}

3話 僕は友達いないから
{netabare}ペダリング!ペダルをまわす事だよ。
立ちこぎできない小野田。
ペダルを回すケイデンス。
笑いながら近づいてくる恐怖。
細工してある自転車。フロントギアを小さくするとスピードが出ない。
追いついた小野田。
必死な今泉。振り子ダンシング!
今泉運悪い。
まぁいいかの言葉で過ごす小野田。勧誘されて嬉しそう。
鳴子登場!
小野田がアニメの布教を始めた。{/netabare}

4話 鳴子章吉
{netabare}ついてきた鳴子。
ママチャリに煙草が…。車を追い掛ける二人。
いつの間にかついてるもう1枚のギア。無断改造。風が弱点。{/netabare}

5話 総北高校自転車競技部
{netabare}購買凄い混みよう。鳴子一人分凄い量。縁起は大事や!
小野田くん運動苦手。
自転車競技部のみんなが走っている。
パンクした小野田。丁度いいところに寒咲さんのお兄さん!
1年対抗welcomeレース!60キロのコース!
全員エースの箱学!
ラブ☆ヒメ。オタ泉くんちゃんと観てる。{/netabare}

6話 ウエルカムレース
{netabare}レース開始!最初の区間は追い越し禁止。
回収車にビビる小野田。
ギアの枚数で劣る。
鳴子の似てないモノマネ。
チェーンが…。落車痛そう。
5分ぎりぎりで再スタート!{/netabare}

7話 追いつきたい!
{netabare}ロードレーサーにいきなり乗れる小野田!ボトル忘れてる。
ケイデンス30上げます!
無口先輩かわいい。
山が苦手な鳴子。
監督!転んだ。ハイテンション怖い。{/netabare}

8話 スプリントクライム!!
{netabare}笑って泣いてる。どっちだよ。追いついた!
監督回収されてた。
障害物にぶつかる小野田。
ドリームっしょ!{/netabare}

9話 全力VS全力
{netabare}鳴子直伝ダンシング!決まる!残り250!接触!
巻ちゃん、やっと素直に。
必勝ソング!ひーめ、ひめ~♪
主将もびっくりの山岳ステージは小野田勝利!ドリームっしょ!ミラクルっしょ!
田所先輩の無茶ぶり。
山岳賞のジャージ!ださい。
鳴子 vs 今泉の対決!
田所っち最近クマ化が進んでるっしょ。ダイエットが必要っしょ。いやいやないっしょ。{/netabare}

10話 ピークスパイダー
{netabare}いろいろなところが筋肉痛の小野田くん。
ポスターの裏の穴…。
個人練習。追い抜いて先に裏門に!3年は速い!
無期限レンタルのロードレーサー。
会話が続かない…。待ってくれる巻ちゃん。
壁を壊した秘話。
金城若い。
箱学!
東堂どんだけかけてるんだ。{/netabare}

11話 肉弾列車!!
{netabare}勝つまでやる気な鳴子。10周走って8敗!
10時からインターハイの予選!
先輩をおっさん呼ばわりする鳴子。肉弾列車!
ひたすらシンクロする鳴子と今泉。
偵察が来ていた。
御堂筋くんだ!キモッ!
真波くん!
ラブ☆ヒメ2回目。もう普通に観てるオタ泉くん。{/netabare}

12話 合宿初日!
{netabare}伊豆に合宿!サイクルスポーツセンター!
車酔い小野田くん。置いていかれる小野田くん。
真波くんと出会う小野田。ポカリでいいかい?話を聞かない真波くん。
2年コンビ好き。
4日で1000km!!!
坂が楽しくない小野田。巻ちゃん優しい。
小野田165km…。いいのか…?{/netabare}

13話 今泉と鳴子の1000km
{netabare}田所特性バーガー。量が多い。
鳴子優しい。
夜のが走りやすい。
そして風呂シーン。鳴子が死にそう。あれ小野田は!?
御堂筋やっぱきもい。
ナルシストな東堂。それでも好き。
遅れて来た真波。{/netabare}

14話 朝霧の再会
{netabare}ドジな小野田。あと610km!
真波と再開。堂々とした偵察。不法侵入。
仲良い今泉と鳴子。
すれ違いの会話。{/netabare}

15話 策略
{netabare}あ、小野田君やー。
インターハイを目指す小野田。
学年順から周回順に!
2年コンビの出番今回多い。無口先輩喋らない。
監督がまるで置物。
あと3周後にティータイム。{/netabare}

16話 一点突破
{netabare}絶望を突き付ける!
2年コンビの過去。無口先輩やっと喋った!!
この回観ると1年より2年応援したくなる。
夜間、追い抜き禁止。
パーマ先輩めっちゃ策士や!
成長していた小野田。
またお風呂。そしてオタ泉くん。{/netabare}

17話 最後尾の小野田
{netabare}足が限界なパーマ先輩。2年コンビほんと好き。
意見が合うの珍しい…?いつも意見合ってる気が…。
4人の勝負態勢。そして小野田の下ハンドル!
5人並ぶ。そして次回へ。{/netabare}

18話 全力の勝負
{netabare}2年コンビはもう足が限界…。肉離れ。涙腺崩壊しました。
4日目は雨。最悪な状況。
金城と田所1000km走破!
雨で滑る小野田。残り160km。
ペダルが壊れた小野田。抱え込む小野田。
パーマ先輩!めっちゃいい先輩。
今泉、鳴子1000km達成。
雨が止んだ!あと1周!{/netabare}

19話 新たなるスタート
{netabare}ロードレーサーで登校。そして歌い出す。
久々の女子。振替補修!
最後の授業は監督。英語の先生だった。あのおっさん名前あったんか!
インターハイのチームジャージ!!!意外性の小野田。
迷う小野田。のしかかる不安。
金城のテクニック凄い。
円陣シーン面白い。
箱根がインターハイの舞台!!
青八木先輩の言葉が分かる手嶋先輩。エスパーや!!{/netabare}

20話 真波山岳
{netabare}真波が言ってた委員長出た。
真波と委員長の過去。委員長の性格キライだから正直この二人はくっついて欲しくない…。
翼が生えた。

豪邸・巻島先輩。
アナログ派田所。箱根駅伝。過酷な道。120人走る道。
金城が巻き込まれて落車…。{/netabare}

21話 石道の蛇
{netabare}去年のインハイ!
福富のメンタルが弱いせいで…落車。これがなければ金城は…。
福富が尋ねてきた。珍しく可愛い東堂。{/netabare}

22話 インターハイ開幕
{netabare}さり気なく混ざる遅刻の真波。
御堂筋がインタビューに。弱泉くん!
ニヤケ笑いがきもい。動きがきもいよぉ。SEが人じゃない気がする。
緊張小野田。他校生優しい。
ファミレスで宿題。{/netabare}

23話 トップスプリンター!!
{netabare}理解されない自転車競技。
緊張しすぎな小野田。
パレードラン!
なんだかんだで仲よし3人。
スタートだ!スプリンターが皆飛び出した!仲悪い鳴子と田所先輩。
そして箱学のスプリンター。なぜ脱ぐ。
デブから筋肉に。
マジシャン金城。{/netabare}

24話 震える泉田
{netabare}単なるまつげやないで!!
福ちゃん下がってきた。
あと1km!強風地点。
過去の泉田。
言葉足らずな福ちゃん。
無口先輩久々に喋ったー。
ロケットマン鳴子やー!!!
肺がでかい田所。肺活量の化物だった。
鳴子が無理してコーヒーを…。{/netabare}

25話 負け
{netabare}ブロックすれば勝てそうな気がする。
田所先輩の過去。
鳴子の過去。ショタ鳴子可愛い。
5年もかかった勝利。
IHではよく喋る無口先輩。
風でコーンが…。
気持ちで勝った!田所先輩が1番!
無口先輩LINEでも無口…エスパー過ぎる。{/netabare}

26話 空が見える
{netabare}新OP!チーム総北のOP!
王者が道を開けた!
鳴子はボトル捨てたから給水できない…。先輩優しい。
喧嘩コンビ。
御堂筋虫食った!?
てっぺん狙うクライマー達!
東堂…知らない人だ!三下だなー。って失礼だな。でもカッコいい。
集団落車。絶望顔こわっ…。チェーンが…。おちつけ小野田。最後尾の小野田。
EDはチーム箱根!
久々のラブヒメ(映画)。メガネ率凄い。そして今泉も手に汗握って観ていた!{/netabare}

27話 山神東堂
{netabare}みんな疲れてる。
モブが何か名乗ってる。
森の忍者、東堂。7勝7敗!
勝負できなくて悔しい巻ちゃん。
いきなりの回想。
前後パンクの巻ちゃん。
勝負できる最後のレース…。
煽られても態勢戻す巻ちゃん。
まだ止まってた小野田。100人抜け!小野田。
伝染した…アブッ!。{/netabare}

28話 100人の関所
{netabare}残り99人!
杉元相変わらずうざい。
集中するほど恋のヒメヒメぺったんこ。
集団の壁!どうする小野田。溝の縁を走る小野田。危ない。
京都のチーム…御堂筋くんとご対面。
プレッシャー半端ない。
並走する御堂筋と小野田。
追いついた!大した初心者だぜ!
クライマーが入って嬉しそうな巻ちゃん。
モノマネ!{/netabare}

29話 山頂
{netabare}辛そうな山神・東堂。ほんとにいたファン。
巻ちゃんかと思ったらモブだった。
東堂 vs 巻ちゃん。嬉しそうな東堂。
館林は眼中になかった。
あと1km!
勝つのはどっちだ…!?{/netabare}

30話 荒北と今泉
{netabare}あと5分で勝負が決まる!
ガラの悪い荒北。
何度目かのいきなりの回想。
ヤンキー荒北。問題児。福富と出会う荒北。
借りた(無断)自転車で走り出す。
金城と福富が飛び出した!!!御堂筋も飛び出した。
猫凄く可愛い。でぶすぎるよ…。{/netabare}

31話 強者3人
{netabare}御堂筋が凄い加速してる。
残り150kmでエースに迫った。金城と福富、加速!!喋る余裕がある二人。
1位は誰だ!?
残り50!30!20!10!3チーム同着。強者の証!
マイクパフォーマンス。
真波は自転車に乗らないとダメなのか。
田所っち…体壊した!?{/netabare}

32話 希望の夜
{netabare}大丈夫かな。田所先輩。
小野田母も旅行に来ていた。よく喋る人だ。
みんな撮影。小野田…誰だ?
3分45秒後にスタートする小野田。
小野田の大役!3人を引っ張る役目。
2日目START!!!!
あれ…?田所先輩は。
委員長登場。差し入れ渡すつもりだった。
スタートできなかった田所先輩。{/netabare}

33話 ヒメなのだ
{netabare}無理して走る田所先輩。いつもの20%しか…。
苦しそうな田所先輩。手嶋と青八木が登って来た。
頂上まで3km…。何キロ押すんですか。反則でした。
他の選手も出発していた。一瞬で集団の後ろに…。待ってた小野田。
布教活動中。田所先輩も歌う。復唱。盛大に面白い。腹筋崩壊。
田所先輩こっそり知ってるじゃないですか。
上がって来たのは京都伏見だった。
無口先輩怖い。手嶋先輩流石。{/netabare}

34話 新開隼人
{netabare}新開 vs 御堂筋
御堂筋ってほんとに人間?
御堂筋抜いた!新開!
また回想。うさぎを轢き殺した…。{/netabare}

35話 勝利する男
{netabare}いつの間にか総北4人揃ってた!
今泉凄く疲れてる…。
ゴリラ扱いされてる熊本。いい情報ありがとう。
エースの金城が引く!
弱虫ペダルの弱虫って今泉の事だったか…?
演技派、御堂筋。なんで知ってる。
左側が抜けない新開。
箱学みんな仲良し。
鬼が出た!キャラ崩壊。
ラブヒメのイベントに参加する小野田と今泉。ついに歌ったオタ泉。{/netabare}

36話 最強最速
{netabare}残り70!謎の動きの御堂筋。
3番手の総北。登りで追いつかないわけないっしょ!
やっと小野田。もう熊本まで追いついていた。登り!キター!!!!!
田所先輩、自分から歌う言い出した!何回歌ったんだ。
男泣きの田所。
チーム総北6人全員が揃った!
また小野田が引く。休憩しないのか。
箱学がばらけている。{/netabare}

37話 王者交代
{netabare}スプリンターを捨てて行く…非情。
黙ってる東堂イケメン。
軍隊になる前は楽しそうだったのに…。
箱学にはお荷物などいない!!
ラブ☆ヒメ2期製作決定!{/netabare}

38話 総北の魂
{netabare}夏にインターハイやるなよ!食べて回復するダメ4番。荒北と新開の絆いいな。
やっと真波の出番!!!箱学揃う!!
来るか総北!
鳴子が支える小野田。支える今泉!やっと今泉の調子が戻った。そして田所の復活!!
ここで終わり!?{/netabare}

2015/08/28ニコ生1~10話一挙放送視聴 ↓アンケート
とても良かった:95.0%/まぁまぁ良かった:3.4%/ふつうだった:0.7%/あまり良くなかった:0.2%/良くなかった:0.7%

2015/08/28ニコ生11~21話一挙放送視聴
とても良かった:93.8%/まぁまぁ良かった:3.4%/ふつうだった:0.9%/あまり良くなかった:0.4%/良くなかった:1.5%

2015/08/29ニコ生22~32話一挙放送視聴
とても良かった:94.8%/まぁまぁ良かった:3.5%/ふつうだった:0.5%/あまり良くなかった:0.3%/良くなかった:0.9%

2015/08/30ニコ生1期 33話~38話 2期 1~4話一挙放送視聴
とても良かった:94.4%/まぁまぁ良かった:3.6%/ふつうだった:0.8%/あまり良くなかった:0.2%/良くなかった:1.0%

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

回せッ!回せッ!死ぬ気でペダルを回せッ!!

1話の感想 ★★★ 3.0
坂道を登るオタク
{netabare}
絵やキャラは少年漫画らしい感じだね。
主人公は今のところかっこよくはないな。
これがどうせいちしていくのか。{/netabare}

2話の感想 ★★★☆ 3.5
坂道対決
{netabare}
サドル1番下とか、かっこ悪いな。
しかし、本当の位置があんな高いところなのか…
私もサドル上げてみようかな。{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
まさかのデッドヒート
{netabare}
ママチャリであそこまでやるとは…
小野田は脱いだら凄いタイプのオタクなのか?
結局、自転車競技部に入るのかな?
それとも、アニ研にみんなが入ってくれるのかな?{/netabare}

4話の感想 ★★★★ 4.0
見えない壁
{netabare}
浪速のスピードスターは伊達じゃないってことか。
しかし、車道を走ることに小野田は抵抗があるみたいだが、車道走るの普通じゃね?
これは自転車競技部に入る流れか。{/netabare}

5話の感想 ★★★☆ 3.5
自転車競技部
{netabare}
鳴子は同じ学校だったんだな。
…まぁ、OPで何となく分かってたけど。
新キャラも登場!
ああいうウザイ系のキャラって何やかんや最後まで残るんだよな〜{/netabare}

6話の感想 ★★★★ 4.0
ウェルカムレース
{netabare}
ロードバイクとママチャリとでは、誰がどう考えても追いつけないないだろう。
でも、小野田もマイロードバイクGETか。
あれはどこからお金出てるんだろうか。
それとも、タダで貰えたんだろうか。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
トップとの差
{netabare}
あの監督、引き留めておいて早く行け、とは。
なかなか変なおじさんだ。
小野田は追いつけるのか。
監督のおかげで30〜60秒くらいは時間を作れたと思うが…{/netabare}

8話の感想 ★★★★ 4.0
ついに見えた
{netabare}
今話、そうそうに追いつけてびっくり。
もっと粘るかと思った。
そんで、鳴子がリタイアか…
2人のデッドヒートだ!{/netabare}

9話の感想 ★★★★☆ 4.5
山岳賞はどちらの手に
{netabare}
必殺技で見事、打ち破ったな。
しかし、初めてでロードバイクを乗りこなし、立ち漕ぎも出来るようになるとは…
実は潜在的に運動神経いいだろ?
ゴールしないと山岳賞は貰えないらしいが、今回はその頑張りを讃えておまけしてくれたのかな?{/netabare}

10話の感想 ★★★★ 4.0
先輩とのマンツーマン
{netabare}
巻島先輩、普通にコミュ障だった。
しかし、見た目に寄らず頑張り屋でいい先輩だな。
あんな人を見極められる大人になりたいよ。{/netabare}

11話の感想 ★★★☆ 3.5
インターハイ予選
{netabare}
先輩方から切り捨てられてると思いきや、他チームから情報を取られないようにするため、か。
あんなん言われたら否が応でも燃えるな!
Cパートでの今泉が面白かった。
友達が少ないからか律儀にアニメ見てるし、しかもちょっとハマりそうな雰囲気を醸し出してるやん。{/netabare}

12話の感想 ★★★★ 4.0
合宿スタート
{netabare}
巻島先輩!!
あんた、めちゃくちゃいい人だな!!
見た目だけだと気持ち悪い、もしくは変な敵キャラとでも思ってしまいそうだが、中身は他人思いの超いい人。
ただただ巻島先輩の事が好きになる1話だった。{/netabare}

13話の感想 ★★★★ 4.0
合宿2日目
{netabare}
今泉と鳴子はいいライバルになったな。
そこに、小野田がいないのが少し寂しいが。
山岳が次回、偵察に来るっぽいな。
どうなるのだろうか。
それにしても、山岳はラノベ主人公みたいだな。{/netabare}

14話の感想 ★★★☆ 3.5
真波くんと再開
{netabare}
真波くん、本当に主人公してるな。
坂を楽しいと思うあたりとか、幼馴染の委員長がいる当たりとか。
顔もかっこいいしね。
しかし、小野田は結構凄いんだな。
見た目じゃそう見えないけど。{/netabare}

15話の感想 ★★★☆ 3.5
先輩の策略
{netabare}
先輩、感じ悪!?
確か1000キロを走りきったら、インハイの権利が与えられるんだよな?
なぜ、蹴落とさなければならないんだ??
実は順位も気持ちだけでなく、リアルにも影響するのか??{/netabare}

16話の感想 ★★★★ 4.0
先輩を抜けるか
{netabare}
先輩も苦労したんだな。
しかし、こんな先輩が実際いたら嫌だな。
小野田は成長率がやばいな。
伸び代があるのは羨ましい限りだよ。
Cパートでは、ついに今泉がオタクの片鱗を出したな。{/netabare}

17話の感想 ★★★★☆ 4.5
インハイをかけて
{netabare}
この順位でインハイの切符が決まるんか!
私的には2年に行ってほしいな。
3年の先輩といける最後なんだから。
もしくは、全員で行ってほしい。{/netabare}

18話の感想 ★★★★★ 5.0
完走なるか
{netabare}
前半の先輩たちとの接戦には感動した。
凄く泣けた。
一緒に行きたいと思われる3年の人望もすごいよな。
肉離れとは運が無かったが来年こそは頑張って欲しい。
小野田もシューズとペダルを交換したおかげでギリギリ走破できた。{/netabare}

19話の感想 ★★★☆ 3.5
ユニフォームの重圧
{netabare}
2年を退け手に入れたユニフォーム。
そりゃ責任を感じるだろうな。
しかも、初心者だからな。
それにしても、主将はいい人だな。
スポーツマンって感じでかっこいい。{/netabare}

20話の感想 ★★★☆ 3.5
真波はインハイに出られるか!?
{netabare}
翼が生えるなんて…
流石、真波!
主人公だわ〜
しかし、インハイって変わってるんだな〜
目の前のことを全力で取り組むだけでは勝てないとは…{/netabare}

21話の感想 ★★★★ 4.0
去年のインハイ
{netabare}
箱根学園、セコいな〜
100%の悪意ではないけど、結果としてとんでもないことをしたな。
金城さんができた人じゃなかったら、ボコボコの重症になってもおかしくなかった。
今年こそは優勝して欲しいな。{/netabare}

22話の感想 ★★★★ 4.0
インハイ開幕
{netabare}
人生初試合がインハイとは、小野田は恵まれているな。
しかし、その分緊張や不安も倍だと思うが。
ついに、始まったな。
このインハイがこの作品の要だなからな。
さて、何話インハイにつぎ込むのか。{/netabare}

23話の感想 ★★★★ 4.0
スプリンター
{netabare}
直線距離を爆走か。
スプリンター、かっこいいなー。
花形なだけあるよ。
箱学のスプリンター、ムキムキでキモッ!!
しかも、掛け声アブだし。
アップを変形させたのかな?{/netabare}

24話の感想 ★★★☆ 3.5
泉田の筋肉
{netabare}
凄いストイックだな。
1つの試合のために全てを捨てる。
普通は無理だよな。
しかも、筋トレをし続けるなんて。
筋トレって本当にしんどいからなー。
それに対して、総北の必殺技そんなにかっこよくないな…{/netabare}

25話の感想 ★★★★ 4.0
残り1km
{netabare}
1kmを走るのに1話を使うか…
面白かったからいいけど。
しかし、まさか2人とも体格のせいで負けまくっていたのか。
それを乗り越え、強みに変えた。
さすがだな!{/netabare}

26話の感想 ★★★★ 4.0
この先、山
{netabare}
小野田ァァ!!!!
やってくれたな!!
せっかく託してくれたのに、それを落車とは…
巻き込まれたなら仕方がないが、これだと誰が仲間を引いていくんだ…
しかし、最下位!
小野田の得意分野だ。{/netabare}

27話の感想 ★★★★ 4.0
山神との勝負は…
{netabare}
山神さん、可哀想だな。
しかし、誰よりも悔しいのは巻ちゃんだよな。
よくあそこで踏みとどまれたな。
自分よりもチームを、その精神に敬意を払うよ。{/netabare}

28話の感想 ★★★★ 4.0
100人抜き
{netabare}
よくあの気色の悪い御堂筋くんを抜いたな。
走り方ふざけ過ぎやろ。
巻島さんからあんなにも期待されていたとは、小野田は気づかないだろうな。
小野田のおかげで巻島先輩がバトルできることを知らないだろうな。{/netabare}

29話の感想 ★★★★☆ 4.5
山頂を取るのは
{netabare}
熱い戦いだった。
巻島先輩もいい所まで行ったんだが、追い上げで体力の消耗が激しかったか。
しかし、山神との最高のバトルだった。
本当に小野田はよくやったよ。
もし、このバトルが出来なかったら2人とも後悔してただろうからな。{/netabare}

30話の感想 ★★★★ 4.0
荒巻 vs 今泉
{netabare}
荒巻、グレてたのを救われたんだな。
だから、尊敬してる、と。
やはり主将ってのはすごいな。
どの主将もこんなに凄いもんなのか?
高校時代、どの主将もこんなに立派やった記憶ないぞ?{/netabare}

31話の感想 ★★★★ 4.0
1日目の勝者
{netabare}
3者同着とかありえるか??
センサー部分がコンマ以下も合わないと行けないんだぞ。
でも、御堂筋に負けなくて良かった。
負けるならまだ箱学なら許せる。
田所さん、どうしちゃったんだ。
別に怪我とかはしてないとおもうけど…{/netabare}

32話の感想 ★★★★ 4.0
2日目にむけて
{netabare}
おいおい今泉まで不調とは笑えないぞ。
ただでさえ田所さんがピンチってときに、戦意喪失はないよ。
しかし、小野田、鳴子、金城さんの3人はやる気満々だな。
鳴子、本当に良い奴だよ。
2日目は田所さんが来てないぞ!
どーしたんだ!!{/netabare}

33話の感想 ★★★★★ 5.0
田所さんを切り捨てる?
{netabare}
今回は最高に面白かった。
急に歌い出すとか訳が分からんわ!
しかし、ヒメヒメってw
意外すぎるよ。
この作品って、ヒメをリスペクトしすぎでしょ。
しかし、歌に意識が行ったおかげで田所さんも徐々に走れるようになったな。{/netabare}

34話の感想 ★★★★ 4.0
箱根最速の男
{netabare}
アブよりも強い男がいたのか。
なんかナルシストっぽかったけど、見た目よりもなかなか優しくそして強い男だった。
このスプリント勝負の勝ちが決まったな。{/netabare}

35話の感想 ★★★★ 4.0
弱点を克服できるか
{netabare}
新開くんが好きになった1話だった。
しかし、鬼になった瞬間舌を伸ばすのはどうかと思う。
絵面的に。
御堂筋くんは策略が失敗したが諦めないね。
1番プライドが高そう。{/netabare}

36話の感想 ★★★★ 4.0
スプリント勝負、決着
{netabare}
御堂筋くんは何を背負ってるんだろうか。
意外と優しいもの背負ってそう。
小野田は見事役目を果たしたな。
1人で田所さんを運ぶのは体力を使っただろうに。
やはり主人公!!
やる時はやる男だ。
Cパートのアブがただただ痛いやつだった。
筋肉と会話して、ご褒美がアブって何?w{/netabare}

37話の感想 ★★★★ 4.0
箱根、分裂?
{netabare}
お荷物言っといて、箱根にお荷物はいないってどーゆことや。
激励のつもりなのか?
もしそうなら、どれだけ口下手なんだよ、福ちゃん。
京都伏見と箱根の1体1やな。
{/netabare}

38(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
総北の巻き返し
{netabare}
総北って根性のチームだよね。
別に上手い選手が多いわけでなく、ただガッツだけでのし上がるチームだ。
そういうチームの方が燃える!
インハイの残りがすごく楽しみだ。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

72.4 3 自転車で熱いなアニメランキング3位
弱虫ペダル GRANDE ROAD(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (691)
3910人が棚に入れました
インターハイ2日目もゴールまで残り4㎞。先頭を走るのは、箱根学園と京都伏見、そして坂道の活躍によりチーム全員が合流を果たした総北高校。3校の先頭争いが繰り広げられる中、追い込まれた御堂筋は〝フェイズ49〟を発動。箱根学園のアシスト、荒北に迫る!激動のロードレース後半戦、優勝を賭けた戦いが遂に始まる!

声優・キャラクター
山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、安元洋貴、森久保祥太郎、伊藤健太郎、岸尾だいすけ、松岡禎丞、諏訪部順一、諏訪彩花、宮田幸季、前野智昭、代永翼、柿原徹也、日野聡、吉野裕行、阿部敦、遊佐浩二、野島裕史、関智一
ネタバレ

沙祈 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

弱虫ペダル

1期のインターハイ2日目の続き。4話でようやく2日目IH終了。6話からインターハイ最終日。
回想がかなり多い。いいシーンで回想に入るからテンポがちょっと悪い。それでも面白い。
3日目の仲間の力尽きて行くシーンは涙無しには見られなかった。
最終日のゴール間近のトップ争いは手に汗握る戦いで、本当に面白かった。

3話で御堂筋の過去の回想が見られる。
8話の荒北さんは凄くカッコいい。
8話、10話、11話を観ると荒北が好きになる。10話はほぼ荒北の回想。

Cパートのオタ泉くんの出番が少なくてちょっと悲しい。
5話と13話のCパートが凄く面白い。

OP
01話~12話 Determination(LASTGASP)
13話~24話 リマインド(ROOKiEZ is PUNK'D)

ED
01話~12話 リアライズ(ROOKiEZ is PUNK'D)
13話~24話 栄光への一秒(MAGIC OF LiFE)

各話感想↓
1話 フェイズ49
{netabare}振り返り長い。
箱学がアシスト封じされた。
アシストは荒北じゃく新開!
今泉が倒れる!?
下り結構怖い。
石さん凄い覚悟。石さんのミス…。
助ける御堂筋。貴重な優しいシーン。

Cパートホラー。{/netabare}

2話 エースたち
{netabare}3者三つ巴!
きつそうなクランク。
ここで動く御堂筋。凄い曲がり方。地面に当たってる。血も出てる…。
決定的な差をつけられた。
残り700!
金城と福富の勝負。御堂筋は眼中になし。
4秒差が1秒差に。
御堂筋汚い。
走り方きもい。気にしてるのね。
残り300!全力勝負!

まきちゃんクッキング。巻ちゃんがギャグを…。{/netabare}

3話 翔
{netabare}残り250。
御堂筋の過去。お母さん美人。
ショタ御堂筋可愛くない。怖い。
容体急変。
やっとレースに戻って来た。
御堂筋の足が限界。音がやばい。
歯が欠け...。
やっと2日目のレース終わる。

皿回しの福富。割れた…。{/netabare}

4話 覚悟
{netabare}福富に負ける金城。金城に勝ってほしかった。ちょっと泣ける。
1位がゴールしてから40分までにゴールできなかったら明日は走れない…。厳しい。
3位不在。
若い金城。
心が折れた御堂筋。

誕生日の出し物が皿回しだったか。失敗してたけど。{/netabare}

5話 薬局までの3km
{netabare}御堂筋が帰る…。400kmぐらいか。
いつの間にか小野田がついてきた。
選手が薬局へ行く。
オタク脳小野田。華麗にスルー。
御堂筋もオタクだった。
薬局まで勝負。
洗顔してるの誰かと思ったら寒咲さんか。髪型変わると誰か分からない。
御堂筋を探しに行く石さん。いい人すぎる。
戻って来た御堂筋。坊主になった…!
OP,EDにいた緑のジャージのチーム・広島ようやく登場。

小野田と田所が歌う!今泉…金城もか…。まるでアニ研。盛大に面白かった。{/netabare}

6話 モってる男
{netabare}なんだコイツ。されるがまま…振り払えばいいのに。
倒れる小野田。
真波寝てるー!めっちゃキラキラしてる真波。
歯が治っている御堂筋。
総北と箱学協調!後ろの集団も協調。
イメージの蛇に飲み込まれた!?
ペテン師に丸めこまれる。顔が良ければなぁ…。

チョコバナナ餃子…。荒北優しい。{/netabare}

7話 迫る、集団
{netabare}追いついた先頭。
気付いた真波。
追いついた集団。怖い。プレッシャーが凄い。なぜかみんな並んだ。
荒北…抑えられるのか…?
飲み込まれた小野田。男泣き田所。
優しいゴリラ。
真波どこ行った!?
捨てられた集団。

映画館で叫ぶアブ…。荒北も大変だな。{/netabare}

8話 アラキタ
{netabare}まとめ役がいなくなった途端、集団がバラバラに。
みんな疲れてる。
荒北さんカッコいい!!
怖い人…。本音出た。
真波も集団に埋もれていた。
ちゃん付けされた小野田。
運び屋荒北の走り!アングルが怖い。
見えた!総北と箱学と合流しなかった。置いてけぼり!?

公式が病気なCパート。とてもBLっぽいです。{/netabare}

9話 呉の闘犬
{netabare}スプリンターは舌を出す法則でもあるんですか。
御堂筋との約束?
いつの間にか御堂筋と合流してた石さん。
また回想…。2本とも割れてるボトル。みんな必死だから…自業自得。ただの逆恨み。
仲間までアタック。メガネ可哀そう。
うざい顔。

絶対に割れないボトル!?重そう。{/netabare}

10話 その先の領域
{netabare}荒北の過去。
危ない髪切り。
ローラーに乗って進まない!…タイマーぶっ壊した。倒れた。
バーガーもったいない。
いきなりレース。4周で追いついたけど倒れた。
いいレースだった。鉄仮面から福ちゃんに格上げ。
綺麗になったミヤ。

また何か作ってるミヤ。ストーカーみたいな井尾谷。{/netabare}

11話 サバイバル
{netabare}二人とも不思議ちゃんだな!!!とんでもないもの運んで来た。
総北と箱学6人合流!!!そして補給!
後半戦!!
そういえば御堂筋もいた(忘れてた)
箱学の邪魔する巻ちゃん。
人の3倍練習して2年後という事は、荒北3年でIH初めて…?
ロードレーサー叩きつけるなよ荒北。
荒北限界だった。切ない。涙腺崩壊。

不意打ちの荒北モノマネ。笑う鉄仮面。{/netabare}

12話 泉田の誇り
{netabare}6人で走る最後の瞬間。
仲良し鳴子、今泉。
ゴールまで30km。
泉田…限界。
総北と箱学700m差。
チームを…切り離す!?

店員さん早口凄い。みなデブに。24,800円…。泣く金城。{/netabare}

13話 激走、山中湖
{netabare}新OP!
今泉がまた弱気になっている。鳴子もか。シンクロ率高い。小野田はしっかり見つめていた。
追いつくか!?
新開が鬼化。
山中湖!
田所…先輩。最後の力を…。ここ切ない。土壇場で差をなくした!?
田所先輩…。新開も…。
金城…足が!?せっかく…追いついたのに。
お昼の放送、鳴子!オタ泉くんCD入れ間違えてる。これは恥ずかしい。しかもなぜ持ち歩いてる。{/netabare}

14話 最後の作戦
{netabare}金城さん…無理しないで。たったの20km…。
湧き上がるプレッシャー…小野田。
最後の無茶ぶり。
結構距離がある。この差はつらい。
標高2000mまで登る。
監督また置物に…。
田所と新開登る。新開は補給食いくつ持ってるんだ…。
登れるスプリンター!!{/netabare}

15話 鳴子!真骨頂!
{netabare}危ないハイタッチ。観客危ない。邪魔。
田所と新開のんびりサイクリング。
失速覚悟のクライム。
回想。山は体重が物を言う!豆粒鳴子。よける巻ちゃん。ちょろい鳴子。ちゃんとやる鳴子。
授業放棄・鳴子。
前髪の人追いつかせてもらいます!
ガス欠寸前…。最後の鳴子列車。今泉すかし。そんな名前だったか…?
目が…。箱学!見えた!
そして脱落…。回想で涙出て来た。転倒。

鬼畜巻ちゃん。{/netabare}

16話 エース今泉!
{netabare}言い切ったエース今泉。
巻ちゃんが引く!化物泉くん。
最後の登り!残り15km。
邪魔な巻ちゃん。後ろの不思議ちゃん達は何もしない…のか。
経験の無さの強み!
50m離されてる今泉と福富。
先頭が一番静か。そして回想。
寒咲兄若い。最初から乗れる今泉。どこまで行くのだろう。
寒咲兄妹がレース観に来てた。
石さんずっと頑張ってた。
久々御堂筋。とおりゃんせ歌いながら追いかけて行く。

石さんと御堂筋の我慢勝負。ゆで石くん。もう出てた御堂筋。どこまで喋るの石さん…。{/netabare}

17話 箱根学園ゼッケン6番
{netabare}石さん頑張ったな…。我慢しすぎや!聖人石さん。
追いついた御堂筋。怖い。
真波やっと出た。小野田は?…巻ちゃんと並走してた。
サービス精神旺盛な真波くん。御堂筋のデータになかった。
久々の委員長。そして回想。こっそり沸く真波。18回も遅刻…。そして寝る。
キモくない認定。
どこ見てるんだ石さん…。{/netabare}

18話 一歩一歩
{netabare}御堂筋も翼生えた…しかも悪魔の翼?
規格外の真波。
1年対決!小野田 vs 御堂筋。

掃除当番真波。ちょろ東堂。後輩に甘い。{/netabare}

19話 坂道の役割
{netabare}御堂筋キモい。
コースアウト小野田。
御堂筋に張り付く小野田。並んじゃった!
福富追い越した。そして握手。
先頭5人争い。
だんだん名前呼びが伝染してく、小野田坂道。
キモ泉 vs キモー筋
やけ食いキモー筋。食い散らかすなよ…。ホラー染みてきた。

福富しりとり弱すぎる。{/netabare}

20話 今泉vs御堂筋
{netabare}御堂筋の面白い顔。
ついてく地味な小野田が凄い。
豚泉…。御堂筋変形。首長!?これは人間じゃない。
久々のヒロ君。コースにいると邪魔…。
モブの回想長い…。
小野田離されてる?
御堂筋滑った!?力技で無理矢理突っ切った。
真波はセンサーでもついてるのか…。{/netabare}

21話 91番
{netabare}凄いとこ通ろうとしている御堂筋。残り4km。
小野田母も来てる。レースって事気付いてない母。
こんなとこでサッカー…。ついに察したおばさん。恋愛に関しては鋭かった。
下り坂が怖い小野田。
今泉から変な音が…。フレームに…ひびが…!?機材トラブル。
ここで…回想。
御堂筋の足が限界に…。落車御堂筋。体長くてちょっときもい…。報われない石さんが可哀そう。
今泉も限界か?あと3km!
風…真波の追い上げ!
小野田は何処行った!?

Cパートカオス。どういうことなの。{/netabare}

22話 真波と坂道
{netabare}小野田ついて来ていた。
真波 vs 小野田。
あと2500!嬉しそうな真波。
鳴子ボロボロだ。
翼が折れた。
小野田母は…同姓同名って…あなたの息子ですよ。
回想。荒北の預言凄い。
どんどん上がってくギア。最大5段階上がる!
巻ちゃんと東堂が今泉と福富に合流。
ラストギア…!

金城マジック!ハンドパワー凄い。けどただの水でした!{/netabare}

23話 約束の道
{netabare}ラストギアは無理でした。翼が変わった。
御堂筋怖い。なんて格好で寝てるんだ。
真波見えた。笑うと速くなる小野田。
手の痺れをまぁいいかですます…。めっちゃぶつかってる。
並んだ!!土壇場で追いついた!!!
あと500m。
ここで回想…。
やっと気付いた母。ここが一番好きかもしれない。
荒北寝てた。とんでもないもの運んでた。騒がしい鳴子。
自転車乗りは皆バカで純粋。
3位争いも開始!
1位はどっちだ!!

Cパートがまじめ…?最後台無しだよ!{/netabare}

24話 WINNER
{netabare}残り30m!20m!5m!
いけええええええええええええ!
小野田!!総合優勝!!!!!!
3位は東堂。4位が福富。巻ちゃん…。
なぜか小野田を持ち上げる今泉。男泣き金城、鳴子!うるさそう。
記者に囲まれる小野田。
箱学の絆いいな。
小野田どこへ行く。落ち付け。金城間に合った!ナイス審判。
巻ちゃんが泣いてる。
御堂筋はの台詞は呼吸音だけでした。

リーダー小野田にしたら秋場原に…!
そのジャージで大丈夫か。落ち着かない3年。
歌えちゃう田所。巻ちゃん逃げようと…。
小野田からの感謝の気持ち。巻ちゃん10個も…!露骨な贔屓。
新しい夢、総北の魂を受け継ぐ!!
いい最終回だった。{/netabare}

2015/08/30ニコ生1期 33話~38話 2期 1~4話一挙放送視聴 アンケート↓
とても良かった:94.4%/まぁまぁ良かった:3.6%/ふつうだった:0.8%/あまり良くなかった:0.2%/良くなかった:1.0%

2015/08/31ニコ生5~14話一挙放送視聴
とても良かった:96.4%/まぁまぁ良かった:2.6%/ふつうだった:0.6%/あまり良くなかった:0.1%/良くなかった:0.3%

2015/09/1ニコ生15~24話一挙放送視聴
とても良かった:97.2%/まぁまぁ良かった:1.6%/ふつうだった:0.4%/あまり良くなかった:0.1%/良くなかった:0.7%

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

みんなの想いを繋ぎ、ゴールを目指せ!!

1話の感想 ★★★★ 4.0
ど根性
{netabare}
1期のつづき。
ここに来て漸く今泉が吹っ切れたな。
元々才能差はあるんや。
しかし、それをひっくり返せるのがチームや。
京都伏見も3年がやってくれたな。
御堂筋は確かに口は悪いし、態度もアレだが9位だったチームを1位を狙える所まで上げたのは流石だよな。
こういうやり方でないと優勝を狙えないならこの作戦も分からなくはないが、しかし態度が悪すぎるんよな。{/netabare}

2話の感想 ★★★★ 4.0
削ぎ落とした走り
{netabare}
御堂筋は全てを捨て勝利だけを求めているのか。
しかし、なぜそこまでするんだ?
何か理由でもあるのか??
金城さんも負けちゃいない!
追いついてくれ!!{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
御堂筋の過去
{netabare}
やはり重たい過去があったか。
母との約束を守る為に全力で走る。
いいじゃないか!
しかし、今泉にいった母が死んだ…のくだり。
恐らく自分が1番言われたくない事を言ったんだろうな。
歯が欠けた、それだけであそこまで動揺してしまうのだから。{/netabare}

4話の感想 ★★★★ 4.0
先輩たちの想い
{netabare}
ほんの少しだけ足りなかった。
それに、金城さんは膝を負傷したのに対して、向こうは万全。
少しピンチか。
これは1年が頑張るしかないな。{/netabare}

5話の感想 ★★★★ 4.0
諦めの御堂筋
{netabare}
まさか小野田のアニメトークで元気になるとは、予想外。
御堂筋は歯は差し歯にしたのかな?
そして、丸坊主。
今回の負けの反省かな?
そして、ここに来て新たに現れた緑のユニフォーム。
アイツはムカつくが、おかげで寒咲さんのぷるんが見れた。
ナイスジョブ!{/netabare}

6話の感想 ★★★☆ 3.5
混合集団
{netabare}
魔法使いじゃなくて、ただのペテン師だな。
呉南高校は個性派集団っぽいな。
追いつかれるのか!{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
集団に呑まれる
{netabare}
小野田がまた後ろの方に行ってしまった。
やはりそういう星の元に生まれたせいなのか?
それとも、ただただ実力不足が原因か。
…両方っぽいな。
ここで呉南が出てきたが、京都伏見はもー終わりか?{/netabare}

8話の感想 ★★★★ 4.0
荒北さんの活躍
{netabare}
今回の小野田くんはちょっとオドオドし過ぎで鬱陶しかった。
しかし、荒北さんはやっぱ強いな〜
王者の引きだけはあるよ。
そして、味方の集団追い抜いて、呉南に追いつくとこ狂犬っぽいね。{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
呉の狂犬
{netabare}
去年までは狂犬じゃ無かったんだな。
そん時は彼女大切にしてそう。
しかし、箱学に負けて変わってしまったのか。
荒北さんにそっくりって事は今を乗り越えたらもっと強くなるのか。{/netabare}

10話の感想 ★★★★★ 5.0
その先の領域
{netabare}
また荒北の過去話か〜と思いきや最終的には超いい話だった。
前回の続きから初勝利まで、荒北は口では色々言いながらもひたむきに努力したんだな。
藤宮も最初は軟派なやつと思いきやそれも口だけで、彼女ともインハイの為に別れて、みんなで支えあってここまで来ていたんだな。
こういうの見ると、人は上辺だけじゃ分からんとつくづく思うね。{/netabare}

11話の感想 ★★★★ 4.0
ここからが本番
{netabare}
荒北さん!!!!
スプリントを譲り自分はチームの為に走りきったその姿!!
めちゃくちゃかっこいいっす!!
有言実行だな。
ただ吠えるだけじゃなく、しっかりやり遂げる所に男を感じる。{/netabare}

12話の感想 ★★★★ 4.0
また1人消えていく
{netabare}
泉田も消えてしまったか、アブ。
やはり死ぬ気の一人一人と協力プレーでは力の差があるか。
しかし、3年に引かせたら足の温存ができないぞ。
Cパートは安定の癒し。{/netabare}

13話の感想 ★★★★★ 5.0
男、田所
{netabare}
田所さん、めちゃくちゃかっけー!!
鳴子の泣いてる姿に泣けたわ。
しかし、ここに来てまさかの金城の膝が…
やばいぞ、総北!!
Cパートのうあぁぁあ×3には笑った。{/netabare}

14話の感想 ★★★★☆ 4.5
金城の決断
{netabare}
やはりと言うべきか、1年を送り出したな。
あの時、1年を切り捨てなかったことからこうなる事を薄々感じていたが…
金城さん、悔しいだろうな。
不完全燃焼で終わるなんて。
1年、頑張ってくれよ。{/netabare}

15話の感想 ★★★★★ 5.0
鳴子章吉の真骨頂
{netabare}
必殺技の名前、ダサっ!
しかし、スプリンターなのによく登りきったよ。
恐らくスプリンターの自分が最後までいても役に立たないから率先して前を引いたんだろうな。
目が見えなくなるほど、全力を出し切るとは…
男やで、鳴子!
熱い男やわ!!{/netabare}

16話の感想 ★★★★ 4.0
今泉、覚醒
{netabare}
今泉、やっと覚醒したな。
今までで1番仕事してないのが今泉だから、その分働かないと。
とか言ってるうちに、御堂筋くんも来た!
まだまだどーなるか分からんぞ!{/netabare}

17話の感想 ★★★★ 4.0
真波という男
{netabare}
小野田くんは純粋に誰かと自転車で走ることが楽しいから笑う。
対して、真波は生を感じれるから笑う。
真波の方が戦闘向けだな。
御堂筋がキモくないっていうのは、勝ちにこだわるその価値観を共感できたからか?
今更だが、1番最後にあるまた見てね、がエロ過ぎw{/netabare}

18話の感想 ★★★☆ 3.5
頑張れ、小野田くん!
{netabare}
前半に真波が翼生えたかと思えば、御堂筋もどす黒い翼が生えてた。
やっぱ、御堂筋は才能あるんやな。
そして、何処からともなく現れる小野田!
やっと、上がってきたか主人公。
しかし、今回は小野田の回想か。
ちょっと、この回想の多さに飽きてきた。{/netabare}

19話の感想 ★★★★ 4.0
合流
{netabare}
今泉の覚醒具合が半端ない。
めちゃくちゃ強なっとるやん!!
それに比べて、小野田は変わらんな〜
それがいいのかもやけど、個人的にはもうちょい成長が欲しい。{/netabare}

20話の感想 ★★★★ 4.0
今泉 vs 御堂筋
{netabare}
今泉、インハイ1日目2日目とは本当に別人やな。
こんな短期間で成長するもんか。
御堂筋もスリップを強引に立て直すとか凄い。
スリップって、立て直すとか普通無理でしょ。
小野田はどうした、小野田は!!{/netabare}

21話の感想 ★★★★ 4.0
ぶつかり合い
{netabare}
フレームがヒビを入れながらも見事、御堂筋に勝った!
御堂筋も足が壊れても走り続けるその精神、天晴だよ。
しかし、一難去ってまた一難。
次は、箱学の真波が来た!
小野田は何をしてるんだ!{/netabare}

22話の感想 ★★★★ 4.0
真波 vs 小野田
{netabare}
お母さん、息子の活躍ぐらい知ってあげようよ!
一時でも1位を取るとは小野田くん、流石だね。
真波はまさかのギアを上げるという馬鹿げた方法で早くなっているが…
小野田くん、諦めてないよね?{/netabare}

23話の感想 ★★★★★ 5.0
インハイ最後のラストスパート
{netabare}
熱い熱い戦いだ!!!
ここまで闘志むき出しなのはウェルカムレース以来じゃないか?
最後の最後までペダルを回せ!!{/netabare}

24(最終)話の感想 ★★★★★ 5.0
勝者は誰の手に
{netabare}
小野田くんがやり遂げた!!
つい観てる私もガッツポーズしてしまったよ!
本当にかっこよかった。
倒れた小野田くんを労う寒咲さんを見て、くっつかないかなーとも思ったw
金城さんや鳴子も涙してるシーンには釣られそうになったよ。
そして、最後はみんなで秋葉へ。
ブレないね〜
総北、総合優勝おめでとう!{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

届ける―みんなのジャージ―を1番にε”ε”ε”(;ノ>Д<)ノ

原作未読 【アニメ弱虫ペダル―第2期―】全24話 (※第1期 全38話※)

待ちに待った…
あの熱い自転車ロードレースの戦いが、帰ってきた!!!
インターハイ2日目もゴールまで残りわずか…
3日間に渡って繰り広げられる激動のインターハイロードレースも
いよいよ後半戦に突入!!! 
各校優勝を懸けた熱い戦いの軌跡が―今、ここに刻まれる!!!


◆はじめに◆
当然のことながら1期からの視聴を強く、強く推奨致します(人д`*)

そして私、1期レビュも_((Ф(・ω・`)書いております
本シリーズ、未視聴の方、興味のある方はそちらも併せて読んで頂くことで
この「弱虫ペダル」の魅力を少しでも感じて頂ければコレ幸いと思います(。・ω・。)

個人的にですが本シリーズかなりオススメしています(◍>౪<◍)ノ"

日頃より「萌え」探しの旅に出ている私ですが
本シリーズでは正しく「萌え」ならぬ「燃え」な展開に激しく夢中になりました♪

1期+2期 あわせると全62話と、とても長丁場でとても気軽には手を出せない
印象を持たれている方もいらっしゃると思います

しかしこれが見出すと止まらない内容で、とにかく続きが気になり
全部観終わってみると…

え|ºдº)?5クール? ((((;゚;Д;゚;))))アワアワワワワワワワ

そ、そんなにやってたの?…ですね。。Σ(゚艸゚〃)アラビックリw

いや大げさに言ってる訳ではありません(*゚∀゚)*。_。)
全くもってそんな長さを感じさせない
それだけ、ただただ夢中にこの5クールをあっという間に
駆け抜けていった― そんな印象を強く感じました♪

まずは気軽に、とりあえず試しにどんなモノか観てみるかな(*´∀`)っピッ
と、あまり構えず気軽にご視聴頂ければと思います!!


◆本作(2期 GRANDE ROAD)の紹介・感想をヌメヌメと◆

それでは本作2期の感想、思いの丈を
ネタバレをギリギリかわしつつここに書しるしたいと思います(*`・ω・)ゞ

まずやはり最初に述べたいのが、1期さながら
強力なインパクト、ドラマのある魅力的な"キャラ"たちの存在です!!

今回主に主力級のキャラは

主人公チーム みんなで繋ぐチーム精神が強み         総北高校×❻人
昨年覇者常勝チーム 個々の能力、メンタル、チームワーク◎ 箱根学園×❻人
型破りな独裁チーム 1人最強キャラ(+1)要する        京都伏見×➋人 
本作のダークホース的チーム                    広島呉南×❶人  

                         かな…かなぁ((Ф(・ω・`)

他、主人公のお母さん、委員長ちゃん、マネージャーとそのお兄さん、
総北2年生他、等の脇役的キャラも魅力的で名演が光る!!

なんと言ってもキャラそれぞれの、
このインハイに懸ける想い、仲間への信頼や友情、絆が
観ているコチラにヒシヒシと伝わってきて胸の内が熱くなる!!!

ロードレースという自転車競技の試合展開そのものも
ストーリーを楽しむ上で大きな要素ですが…
その競技にいそしむ、キャラ一人一人にドラマがあり、
それぞれがその想いを"これでもか"と言わんばかりに
ぶつける、懸ける、胸熱感動ドラマにただただ涙゚(゚´Д`゚)゚


しかしながら本シリーズ通して、
よくマイナス点として指摘されがちなのが
"各キャラの回想の多さ" がストーリーのテンポを悪くしてしまう
との意見を私も目にした事がありますが…

私が思うに、感じるに…、正にこの回想こそが本シリーズの―"核"―

キャラそれぞれが、なぜにこーまでにこの戦いにこだわるのか―!?
そこに至るにはどーいった背景があり、どんな過程を踏んできたのか―!?

その部分が回想により "色濃く描かれる" 事により
その選手のレースでの活躍、奮闘の様
それに伴う結果、喜びの姿や散る姿…に観ているコチラが
とてつもなく感情移入するのであります *゚Д゚)ウ、オォォ...スゲェー


と言いつつもさすがに私も
本作始まってすぐ、2日目ゴールまで残り ―50m!!―
さー2日目決着!! どーなるコレ━(゚∀゚)━!

のシーンでの〇〇〇クンの回想シーンが入った時にはщ(゚д゚щ)ココデカァ--!?!?
と思いましたが…w しかしコレも大変良いお話しで゚(゚´Д`゚)゚イイッ

このおあずけ感もすっかりクセになりましたね(ノ∀`*)w

とにもかくにもこの”回想シーンの数々”をどれ程、”よしッ!!” と思えるか?
が本シリーズを楽しむ上で一つ、観る側のベクトルとなりそうです!!


長くなってますが…
最後にお気に入りのキャラへの想いを書かせて下さい(人Д`*)

それは総北高校 クライマー
ピークスパイダーこと『巻島祐介』巻島先輩です!!

1期はじめの印象は…口癖は「~しょ♪」
しょっしょっ言い過ぎw なんかチャラい人(。・ω・。)?
ん~…見た目もちょっと受け付けない感じかなぁ~|ºдº;)…

て思って観てました…
他人に気を遣ったり、会話したり、とにかく苦手な先輩…

ですが!!!
そんな彼が、彼だからこそ!! 同じクライマーでチームメイトで後輩の
主人公の『坂道』くんへ人一倍強い期待と深い信頼を持っていて…

そしてこの一見クールな雰囲気の彼のイメージからは程遠い
熱い想い、熱い名台詞、熱い名シーンの数々…

グギュウ゚(゚´Д`゚)゚泣く…これ泣いちゃうヨ…゚(゚´Д`゚)゚

涙が止まらないっしょ~━゚(゚´Д`゚)゚━!!! 
巻ちゃん巻ちゃん巻ちゃん巻ちゃん~ ♪w


そんな訳で、
男女問わず楽しめる作品と思いますので
この熱いスポコン感動ドラマの軌跡をぜひ一度ご覧頂きたく思いますヽ(*´∀`)ノ

最後に、本シリーズ劇中歌
「ラブヒメ -恋のヒメヒメぺったんこ-」 もうコレ歌うしかないっしょ♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 43

70.6 4 自転車で熱いなアニメランキング4位
弱虫ペダル NEW GENERATION(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (296)
1443人が棚に入れました
インターハイでの激闘を終えた、総北高校自転車競技部。

1年の小野田坂道は、同級生の今泉や鳴子と共に、ニューバイクに乗り換え、3年生が抜ける新生チームとしての新たな闘いに向けて走り出していた。
総北の新キャプテンに任命された手嶋も、盟友の青八木と共に連覇を目指し動き出す。そんな中、坂道は憧れの先輩である巻島から、ある事を告げられる...。

声優・キャラクター
山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、岸尾だいすけ、松岡禎丞、宮田幸季、諏訪彩花、諏訪部順一、潘めぐみ、安元洋貴、森久保祥太郎、伊藤健太郎、代永翼、阿部敦、野島健児、宮野真守、下野紘、羽多野渉
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

なんか顔が少女漫画みたいに!? 内容は変わってないから物語重視なら問題なし。

1話の感想 ★★★★ 4.0
インハイ後
{netabare}
顔変わりすぎw
今泉は顔尖ってて、なんか前よりブサイクになってる。
2年の先輩とか原型留めてないレベル。
目かな?目が大きくなったのがアカンのかな?
でも、景色とかはより綺麗になってていい感じ。
バイクも新しくなり、これから新たなスタートなんだが…
小野田の調子はイマイチっぽい。{/netabare}

2話の感想 ★★★☆ 3.5
不調の小野田
{netabare}
凹みすぎたろ、小野田。
どれだけ巻島先輩が心の支柱だったんだ…
でも、手嶋先輩のおかげで少しはマシになったかな?{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
ヒルクライム大会
{netabare}
手嶋、キャプテンらしいことするじゃん!
実力でではなく、ガッツでみんなを率いるタイプか!
おかげで、小野田が息を吹き返した!!{/netabare}

4話の感想 ★★★★ 4.0
優勝は…
{netabare}
小野田の完全復活だな!
あんなんだが、才能は手嶋さん以上ってのが信じられん。
3年生たちはこれで引退…
金城さん、田所さん、精神的な支柱が居なくなることが与える影響とは…
来年、1年生は何人入るかな?{/netabare}

5話の感想 ★★★☆ 3.5
泉田の考え
{netabare}
確かにインハイでは、クライマーの片鱗も見せたが、鳴子からスプリンターを取るのは酷じゃないか…
鳴子はスプリンターだからこその鳴子だろう。
{/netabare}

6話の感想 ★★★★☆ 4.5
スプリンターの意地
{netabare}
御堂筋の進化により負けてしまった鳴子。
鳴子ってあんがい負けっぱなしよな。
鳴子の悲しんでる姿には心揺さぶられた。
こっちも泣けたよ…
鳴子には元気になってほしい。{/netabare}

7話の感想 ★★★★☆ 4.5
走行会
{netabare}
アブの筋肉が増えてた!!
今回は背筋か〜
アブは先輩を超えたな!
なかなか熱いばとるだった。
次は、山岳が先輩を超える番だな!{/netabare}

8話の感想 ★★★★ 4.0
来年こそは
{netabare}
今回はシルバーの髪の人が1番熱かったな。
山岳もこれで前に向ける。
みんながみんな、3年生たちは立派すぎ。
こんな立派な人、大学でもそういないぞ?{/netabare}

9話の感想 ★★★☆ 3.5
新年度
{netabare}
今年は新入生が大量だな。
全員が残るわけではないと思うが、それでも多いよな。
やはり優勝のおかげかな。
杉本、なんか雰囲気変わってるやん。
ギャグ要員から脱却なるか。{/netabare}

10話の感想 ★★★★☆ 4.5
杉本の力
{netabare}
あの杉本がかっこいいだと!?
泣きそうになったんだが。
吠え方のダサさが身近に感じる。
もし自分があの高校にいたら杉本くらいのポジションなんだろうな。{/netabare}

11話の感想 ★★★★☆ 4.5
決着
{netabare}
杉本、惜しかったな…
今回はとてもかっこよく見えた。
杉本も2年になったんだな〜
小野田も2年らしく1年をリードできる走りが出来るじゃん!
去年の巻島さんの登りを見た時と同じような反応をしてたな。{/netabare}

12話の感想 ★★★★ 4.0
インハイ予選
{netabare}
ほぼ周回遅れを巻き返して、トップとは凄すぎ。
そりゃ、観客も燃えるわ。
仲間の大切さを教えるのかと思いきや、結局は仲間にも負けたくないって気持ちを教えることになったな。
確かに、そっちの方が総北っぽい。{/netabare}

13話の感想 ★★★★ 4.0
合宿スタート
{netabare}
鏑木は意外と体力とかは普通だよな。
走りは早いが。
鏑木は手嶋と青八木コンビみたいに、2人で真の力が出せるタイプか。
確かに、酷だが頑張れ。
それより、ここに来ての新キャラが登場!{/netabare}

14話の感想 ★★★★☆ 4.5
古賀さん
{netabare}
絶対に古賀さんを入れるべきだろ!!
みんなのこと知ってるし才能あるし!
でも、手嶋も頑張って来たからな〜
こういうのを監督やキャプテンは決めなあかんのか…
難しい仕事だ。{/netabare}

15話の感想 ★★★★ 4.0
ようやくゴール
{netabare}
古賀さん…
あんたの涙は忘れへん!
御堂筋に負けて以来、鳴子は成長したな。
気合が違う。
鏑木はまだ自分の方向性に気づかず。
はよ、気づけアホ!{/netabare}

16話の感想 ★★★★ 4.0
2度目のインハイ
{netabare}
おいおい、鏑木よ〜
いきなり敵の精神攻撃に動じてどうする!!
まぁ、1年だからしゃーないのか?
でも、先が不安だ。{/netabare}

17話の感想 ★★★★ 4.0
スタート前
{netabare}
スタートまでが長いよ。
ようやく始まったなインハイ!
小野田は単純で扱いやすいな。
しかも、ムードを良くしてくれる!
いいね、あんな人が1人いるだけで全然違って来るからな。{/netabare}

18話の感想 ★★★☆ 3.5
スプリント始め!
{netabare}
まだ鏑木は自分の脚質分かってないんかい!
先輩方、教えたってーな。
でも、才能は飛んでもなさそう。
恐ろしいな〜
アブは健在で嬉しいよ。{/netabare}

19話の感想 ★★★★ 4.0
銅橋
{netabare}
はみ出していると色々あるんだな〜
性格がアレだから良かったが、小野田くんみたいなのなら地獄だよ。
引きこもりになっても、不思議じゃない。
そういう意味では銅橋は適任だよな〜{/netabare}

20話の感想 ★★★★ 4.0
スプリント結果
{netabare}
ようやく神様の正体が分かっ…てないな。
気づけよ!!
しかし、スプリンターの才能は半端ないな。
スプリンターの自覚を持ってもっと努力すれば化けるぞ。{/netabare}

21話の感想 ★★★☆ 3.5
箱根の戦略
{netabare}
箱根がそんな作戦でくるとは。
やはり王者して何もをしてでも勝たないといけないって事なのかな。
小野田は、呑み込まれることなく入れるのか?{/netabare}

22話の感想 ★★★☆ 3.5
ゼッケン1の宿命
{netabare}
周りからの妨害、あれいいの?
確かにしゃーない気もするがまったくフェアじゃないやん!
自転車って、ローカルルールが多い気がする。
真波の愛され自慢には素直にムカついたw{/netabare}

23話の感想 ★★★★ 4.0
小野田の反撃
{netabare}
流石、小野田ちゃん!
1なだけあるな〜
今回、また新しい曲になったな。
正直、前回のヒメの方がよかった。
しかし、小野田の鼻歌クライムってw
ダサいな。{/netabare}

24話の感想 ★★★★☆ 4.5
手嶋の全力
{netabare}
手嶋さん、めちゃくちゃ頑張るやん!
手脚が限界に達してからの持久力、パないな。
この人、十分凄いと思うけどな。
他の小野田や真波が才能ありすぎなだけ!
こりゃ、ワンチャン行けるか?{/netabare}

25(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
1番に山に登るのは
{netabare}
最後は小野田が決めちゃうと思ってたんだけど、来なかったな。
手嶋さんは真面目だね〜
待たなくても誰も文句なんか言われなかったのに。
初勝利を目前にして、敵を待つとか普通無理だよ。
いい人だよな〜
手嶋を助けた小野田には、やはり主人公かと思わされたね。
今期はここまでか…
1期のように1日目は終わるかと思ってたけど、終わらんかったな。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

あの熱い夏(インターハイ)が、来る。

この作品は、シリーズ第3期の作品になります。
物語の内容に繋がりがあるので、前期を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

メンバー全員が力を振り絞って挑んだ激闘の末、インターハイの頂きを制した総北高校自転車競技部。
金城、田所、巻島先輩らの底力と不屈の闘志をひしひしと感じさせてくれた3年生も世代交代の波には逆らえません…
代替わりした新生総北高校自転車競技部が始動するところから今回の物語は始まります。

今期の作品を見てまず感じたのは2年生…とりわけ主将となった手嶋純太の著しい成長っぷりです。
物語はずっとインターハイをなぞってきたので、実際のところその裏側は描かれていないので、大会に出場できなかった選手が何を思い、何を考え、何に打ち込んできたのかは正直分かりません。
ですが、手嶋の言動を見ていれば分かります…
人一倍努力してきたこと…そして金城先輩の後釜としてチームを引っ張って行くと決めた並々ならぬ決意を…

ですが、彼がもし独りぼっちだったらきっとここまで成長していなかったと思います。
時に良きライバル…そしてお互いに支えあえる同級生の青八木が並走してくれたからにほかなりません。
でも改めて思うのは3年生の偉大さと存在の大きさです。
精神的支柱が無くなると人はどうなるか…少し考えれば答えは容易に想像できると思います。

そこで何を選択するか…どんなに些細でもきっかけに気付いて前に進めるかで、その後の生き方は大きく変わってきます。
迷い…落ち込み…色んな事がありましたが、メンバーの気持ちが一つに重なり物語が動いていきます。

「目指すはインターハイ連覇!」
大会に出場する総北のメンバーは特にこの気持ちが強かったと思います。
だって、金城さんたちが抜けたから勝てなくなった、なんてきっと死んでも言われたくないから…

でも先輩たちの抜けた穴ってやっぱり大きい…
ただの先輩じゃないんです…
高校生の中では指折りのオールラウンダー、スプリンター、クライマーなんです。
田所さんに至っては、最速通貨者の称号であるグリーンゼッケンを取ってしまうほどの実力の持ち主なんです。
戦力ダウンが否めない状況の中、主将である手嶋はチーム構成に相当悩んだのではないでしょうか。
物語の中では手嶋の悩んだ素振りは殆ど見られませんでしたけれど…

しかしどれだけ悩んでも時間は待ってはくれません。
チームの中でも紆余曲折ありましたが、現状できうる中で最高のチームを編成しインターハイに臨んでいきます。
改めて感じるのは、総北以外の学校は軒並み戦力アップしていることです。

昨年優勝争いをした箱根学園のチーム構成なんて正直半端ありません。
前回も相当強いと思いましたが、正直今年は昨年以上の実力の持ち主で構成されているように思います。
箱根学園は自転車競技における常勝強豪校なので、インターハイでてっぺんを狙うには最短の近道です。
でも、総北だって昨年優勝校なのだから、もう少しメンバーが揃っても良さそうなのに…
なんて思っていましたが、レースが始まり視聴を続けていくうちに新生総北の見方が変わったのは事実です。

1年生の鏑木にもセンスは感じるものの、一番ビックリしたのは2年生の底力です。
どれだけ努力を積み重ねてきたんだろう…と思います。
だってスポーツって上達が目に見える競技ではないから…
1年間…前回優勝したインターハイから今までの時間…
きっと自転車に自分の全てを費やしたんだと思います。
その必要性を肌身に感じていたのは2年生の二人…

だってレースに出なきゃいけないから…
レースに出るという事は偉大な先輩の抜けた穴を埋める、という事だから…
3年生との力の差は歴然で新しく入った坂道ら3人にレギュラーの座を譲った二人…
速さを追い求める競技だから速いヤツが出場する…
こんな道理は最初から分かっています。
だけど、チームの事を思う気持ちは坂道らより少なくても1年分は勝っているんです。
世の中が道理で動くことばかりでも心底納得できたか…と考えるときっと答えはクエスチョンだと思います。
だから2年生は何度も下唇を噛み締めた1年間だったと思います…
レースに出れない悔しさだってきっと半端なかった筈です。
でもその悔しさが成長のバネになったから今の手嶋らがあるんだと思います。

レースはまだ序盤…
でも目に見えないレースは既にデットヒートを繰り返しています。
そして物語の進展に合わせて手嶋純太の熱さを身体全部で感じることになります。
私なら絶対できないこと…それをいとも簡単にやってのける手嶋…
喉から手が出るほど欲しいモノは天秤にかけるモノなど無いはずなのに…
それくらい手嶋の覚悟が本物だった…という証だったなと思います。
そんな手嶋の言動が気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、夏代孝明さんの「ケイデンス」と「トランジット」
エンディングテーマは、佐伯ユウスケさんの「ナウオアネバー」

3期は2クール25話の構成でした。
1期38話、2期24話とこれまで合計87話も放送されてきたのに全然尺が足りない…
昨年よりネジを2,3本外さないときっと欲しいモノには手の届かない物語が始まったのだと思います。
そして既に4期の放送が2018年の冬アニメからと決まっています。
この熱いデットヒートが今後どの様に展開していくのか…これからもしっかり見守っていきたいと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17
ネタバレ

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

スポーツマンシップって難しい…。

 なんて思わせてくれるエピソードがありましたね…今回の3期。
 基本的には、人気の名シーンなんでしょうが…個人的には複雑な気持ちになりました。あの行為についての感想は下記の「物語評価」に書かせていただきます…。

 とにもかくにも、3期まで全部で7クール分も観たわけですが、相変わらず熱くて面白い!!

 最初はあまり好かなかった主人公の小野田君ですが、3期まで来ると一番応援しているキャラだったりします!「小野田がんばれ!」って気持ちで視聴しました。

 中途半端なところで終わりましたが、4期決定したらしいんでファンの皆さんは安心してくださいね。


●以下項目別感想詳細

物語:3.5
 相変わらず熱い。個人的には部内のレギュラー争いが特に熱くて面白かったです。ただ、試合の展開とかはどうしても似たものになるので、飽きっぽい人だと、そろそろ飽きちゃうかもしれません…。

 それと手嶋先輩の「スポーツマンシップ行為」について…{netabare}

 真波のチェーントラブルに付き合い、手嶋は「待つ」という行為を選び、結果的に負けます…。
 あの手嶋の行為はある種美しい行為かもしれませんが、個人的には少し残念でした。自分を「凡人」と自負するなら、ロードレースがチームスポーツだっていうなら、あそこは勝ちに行くべきでは?と思ってしまいます。御堂筋じゃないけど、スポーツなら勝ちにこだわるのが自然だし、汚いとは思えません…。

 ただ、1日目の「山岳賞」でしかない??(それを言ったら元も子もありませんが)ので、スポーツマンシップをないがしろにしてまで勝利に執着すべきではなかったのかも…。これが3日目のゴールシーンだったら怒りますよね…。

 そもそもこのスポーツに詳しくないので、違和感を感じているのかもしれません。自分がやってきたテニスだったりサッカーならば、相手が負傷しても自分のプレーに集中するのみですし、厳しい状況なら相手の怪我を逆に利用する戦法に徹するでしょう…。ロードの世界はそういったスポーツとは一線を画しているのかも知れません。

 ともかく手嶋さんは格好良かったです。最後まで「待っていた」ことを否定する気遣いとかが特に。周りも手嶋自身も凡人って連呼するもんだから、手嶋=弱い と思ってましたが、真波の登りに食らいつけるとか…全然凡人じゃないじゃん!(少し真波が弱体化した印象もありますが…。)

(てか小野田君めっちゃ追いついてたし、もう小野田君が山岳賞で良いのでは?と思ったり…。)
{/netabare}

声優:4.0
 相変わらず豪華ですし、演技も安定しています。

キャラ:3.5
 前期と比べると少し低めで。
巻ちゃんを初めとする総北の魅力的な先輩方が消えたことも悲しいですが、その分面白い後輩は入りましたし、杉元や小野田の成長もあって、総北のキャラ達には問題なし。

 問題は箱学の小粒感。個人的に好きだった新開さんと荒北がいなくなった穴がなかなか埋まりません。真波はなんか弱くなった気がするし、少し感じ悪くなった気がする…。泉田なんてボスを張れるほどの選手には見えないし、感じわるk…(ry。葦木場は好きだけど、穴は埋まらんわなぁ…。ほかのキャラに期待しています。

 京伏の御堂筋は相変わらず面白い!が、石垣がいないのも寂しい…。

作画:3.5
 特に作画が変だと思ったことはありません。文句なしですね。

音楽:3.5
 OP、EDは毎作恒例のさわやか系。個人的には特に好きでもない感じです。

総評(平均):3.6
 安定して楽しい作品だと思います。総北の2年生たちの見せ場はきっとこれからでしょうし、4期に期待しています!!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

72.2 5 自転車で熱いなアニメランキング5位
茄子 アンダルシアの夏(アニメ映画)

2003年7月26日
★★★★☆ 3.9 (190)
944人が棚に入れました
『茄子 アンダルシアの夏』(なす アンダルシアのなつ)とは黒田硫黄の漫画『茄子』の短編『アンダルシアの夏』を原作として2003年に公開された上映時間47分のアニメーション映画。
【ストーリー】スペインの自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャを舞台に主人公ペペ・ベネンヘリが解雇の危機に直面しながらなおかつ、かつての恋人と兄の結婚という複雑な思いの中にあってもプロ自転車選手として「仕事」に取り組むさまを描く。

声優・キャラクター
大泉洋、小池栄子、平野稔、岡田吉弘、平田広明、坂口芳貞、羽鳥慎一、市川雅敏、筧利夫
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

本格的なロードレースを軸に語られる、男の生き様とは。

2003年、劇場公開。
上映時間47分。


【前置き】

本作は、レンタルショップでは決まってスタジオジブリ作品の棚に収められていますが、制作は「マッドハウス」であり、ジブリは一切関係ありません。
私は、最近まで勘違いしておりました。
制作委員会に、ジブリに関与する企業が多いことが関係しているそうです。

加えて、監督の高坂希太郎さんは『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』等のジブリ作品で作画監督を務めた方で、本映画の原作漫画「茄子」も宮﨑駿監督本人から推されて見たという逸話があります。
もう、同じ棚に置いちゃえってのも、分からなくもないですね。


自転車を題材にしたアニメ「弱虫ペダル」を見始めて半年以上。
思い返すと、そのずっと昔から見てみたいけど機会がなく後回しにしていたのが、同じく自転車を題材にした本作「茄子 アンダルシアの夏」でした。

本格的なロードレースを描いていると聞いていたので結構な期待をしながらの視聴でしたが、その気持ちには応えてくれたかな、と思います。



【あらすじ】

舞台は、スペインの「ブエルタ・ア・エスパーニャ」と呼ばれる、ヨーロッパの3大自転車ロードレース。
本作は、それに出場する主人公、スペイン・アンダルシア州出身の『ペペ』の葛藤と生き様を描いた作品となっています。

この主人公ペペは、プロのロードレーサーとしてスポンサーを抱えて「仕事」に取り組む傍らで、同日に開かれる昔の恋人と実兄の結婚に、複雑な気持ちを抱えていました。


【論じてみる】
{netabare}
47分という短い時間の中で描かれたのは、ロードレースを通しての人間でした。
「人間がロードレースをしているところを描く」
というより、
「ロードレースをしている人間を描く」
と言えばいいのでしょうか。
勿論、ロードレースの内容自体も、かなり本格的だったのですけど。


ペペの葛藤とは裏腹に、結婚式に参加する皆はペペの試合模様が気になっていました。
新郎新婦も、それは例外ではありません。

ペダルをこぐペペも今や、その兄達と後腐れがあるわけじゃない。
仲が悪いわけでもない。
ただ、今の自分は、自分なりに精一杯走り続けるのみ。

現場をよそに結果のみでしか判断しないスポンサーをなだめながらも、監督はペペに

「スポンサー様に、プロのレースを教えて差し上げろ。」

と激励を送ってくれます。
それに対し、ペペはその心に秘めた意志を吐露するのでした。


『監督、アンタに教えてやりてぇ。

 プロってのは、仕事以上のことをやっちまうヤツだって。

 そうでなきゃ……そうでなくちゃ…

 産まれた土地から、出ていけないだろう。

 俺は遠くへ行きたいんだ!!』


…………う~ん。。。
やっぱりちょっと、引きずってもいたのでしょうね…。

声優を務めたのは俳優の大泉洋なさんですが、この方の声はどの作品でも安定して上手いですね。
(あくまで俳優としては…で、本業の方とは比べられませんけど。)
{/netabare}


【ロードレース】
{netabare}
本作のロードレースは、2ペアのチーム戦。
作中で繰り広げられた戦略や駆け引き、抑揚する車体の作画は、見応え抜群でしたね。

元々、ペペはエースを引っ張るアシスト選手である為、集団から先を走ることで追う選手を引き連れて、小さな集団を形成する戦略を立てます。
これは、最終的にエースを勝利させるため、先のその小さな集団のペースを更に上げて、集団内のライバルをふるい落とすことが目的だったりするんですね。

全く無知の頃は、体力だけがモノを言うスポーツかと思いきや…、いやはや…なんという騙し合い。
奥が深くて面白いですね。


しかし、先を走っていたその集団からペペが脅威でないことがバレ、2回目の先走りには付いてくる選手は誰もおらず。
ペペは、独断での走行を余儀なくされるのです。

後続に戻れば、もうそこから先に出る体力はない。
しかしそれは、灼熱の中で風除けもおらず一人体力を減らす、レースでは自殺行為とも言える無茶な走行となりました。

そんな中、エースが不慮の落車でリタイアとなり、ペペはアシストする相手すら奪われるのです。

監督は、この状況を打開する唯一の手段として、ペペに苦渋の決断を言い渡すのでした。

「そのまま逃げ切り、勝ちに行け!」

と………。


途中に入る実況は、まるで自分が実際のロードレースをテレビ越しに見ているかのような生々しさで、レースの臨場感を飛躍的に高めていたように思います。

ただ、その冷静な分析は

「コイツ!、少しはペペの気持ちも組んでやれよ!」

なんて気持ちにもさせられましたけど。

こう思った瞬間、

「あぁ、ボクは今…この作品を楽しんで見ているんだなぁ。」

と実感しました。
{/netabare}


【総評】

スペインの情緒あふれる情景を存分に描きながらも、自転車競技に向き合う一人の人間がしっかりと描かれた良作となっておりました。
ただ、前提として47分で魅せる作品なので、大作と比べたり過度な期待も禁物ですが。

自転車の動きについても、風を受け流すようにと集団がウェーブのようになる並行運転や、僅差を詰める為にギリギリのコースラインを抉るように走る様など、絵としてもしっかり魅せてくれました。
そして最後の最後、「諦めたら終わり」の根性のスプリント勝負は、やっぱり一番熱くさせてくれました。

続編のOVA「茄子 スーツケースの渡り鳥」も、またの機会に見てみようと思います。

ではでは、読んでいてありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『ペペ・ベネンヘリ』声 - 大泉洋さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『メグロ(黒猫)』声 - 猫さん


以下、「おなら」について。(どーでもいい話なので、〆ます。)
{netabare}
作中、ドーピング検査の為、検査員の前で尿検査を行うシーンがあるのですが、

主人公ペペは、そっちより先に後ろから放屁し、検査員を巻き込んで変な空気を作り上げておりました。


この時の屁の音は、実にリアリティがありましたね。

尿の時のヤツは毎度、甲高く小奇麗な音色を奏でるものです。


たまにお尻が、力みor緩み過ぎて、本命が顔を出す場合も……。。。


あの時ほど、自分が人間のクズだと思った時はありません。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 32
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

少しおっさんの味

ふといつも映画をレンタルする場所で、この水彩画チックなこのタイトルが目に付き視聴。

物語は、自転車ロードレースのプロレーサーとなって世界を飛び回っているペペが、地元で開かれる「ブエルタ・エスパーニャ」という大会に出場する折、ペペの兄アンヘルの結婚式が地元で催されており、結婚式の打ち上げ会でペペを応援します。

まず、所感ですが・・・
多分、わかる年齢なら噛み締めるように頷けるようなものなのだろうけど、
私には少し早かった。
私もわかるようになりたいなあ、とちょっと憧れてしまう、そういう大人の、もといおっさん向けの作品です。
{netabare}
では、なぜそんな感想になるのでしょう。
まず、導入で、ペペの友人であるフランキーが登場します。
エルナンデスとの会話で、フランキーは独り言のように答えます。
「俺の夢はアイツに託したんだ」
物語中盤からわかるのですが、ペペは村を出たいと思っていました。
「プロ仕事以上の事をしちまうのがプロだって。でなくちゃ そうでなくちゃ 生まれた土地から出て行くことは出来ないんだ 俺は遠くに行きたいんだ」
フランキーは、夢はあったけれども、外の世界に出られなくて、地元から離れられなかった。夢を諦めた。
だからこそ、フランキーは外に出られたペペに夢を託す。
フランキーとペペの関係は、夢を諦めた人、縛られた世界から外に出ようと必死にもがいた人ほど二人の関係性が味わい深く感じられるような、情熱と諦めを秘めた関係なのです。
これは、渋い・・・


次に、ペペの故郷(ふるさと)への帰郷。
プロのレーサー、一人前になったペペは、仕事で地元に「来た」だけです。
そんなペペを、地元の村の皆は応援してくれる。
偏屈なエルナンデスの店で、アンヘルの結婚式の打ち上げで。
地元の名産の茄子漬けと、それによく会うビールを飲んで。
エルナンデスは村を愛するがゆえに、外に出て行ったペペを毛嫌いしていル風に装ってますが、いざレースが始まれば、誰よりもペペを応援する声が大きい。
エルナンデスが地元を愛する心と、ペペを応援する心は反発しあうものでしょうか。
夕日の中、レース後のストレッチで走るペペを見ながら、エルナンデスはアンダルシアの歌を歌います。
「君を待つよ、何もない故郷 アンダルシア」
この曲はふるさとを離れた、外に出て行った人の事を思うふるさとを愛する人の曲です。
故郷に残った人と、故郷を離れた人。
たとえ故郷がやせ細った土地であったとしても、私は故郷を愛しているし、
例えば、良く子供の頃から付き合っていた君が故郷から離れても、
君が帰ってくることをいつでも待っているよ。
とそんな風に受け止めました。故郷を愛する心と、故郷を捨てた人を待つ心、それが同居している曲なのです。
む、胸が締め付けられる・・・

あの曲をエルナンデスがあの場面で歌うということは、いつでもペペの帰りを待っているということなのかもしれませんね。


そして、ペペと兄弟の話。
兄のアンヘルは結婚式の参列者に「俺の弟はプロレーサーなんだ」と言い、テレビに向かってみんなでペペを応援し始めます。
レースが進んでいくごとにペペとアンヘルの兄弟の昔話が進みます。
兄弟で競い合うように自転車を取り合い、青年になればロードレースで競い合い、そして恋人で競い合う。
そこには、この兄弟の変わらないありようを感じました。
自転車では弟がロードレーサーへの夢を掴み、兄はその夢を諦める。
恋人では兄が勝ち、弟は爆発させたいような、ふるさとを出て行きたい気持ちを募らせる。
兄は弟に自転車の夢ではの羨望を抱いていつつも、恋人ではやり返す。これで引き分けだなと、若かった時の事をおじさんに語るアンヘル。
それでいて、アンヘルはペペを敵視しているわけではなく、弟との自然なコミュニケーションとして、ペペと競い合うことを理解しています。

ペペの中には外に出たいと言う気持ちゆえに、故郷に反発する心がありました。
ですが、最後に故郷の味の茄子漬がホテルの夕食で出てきます。
チームのメンバーがナイフとフォークで食うのを見て
「しらねえのか?これは、こうやって食うのさ!あむ」
と地元の食い方を教えてやるペペ。
ペペは自分の中にあった故郷を肯定するようになった。
兵役中に兄に想い人をとられたあの夜の自分の「ここを出て行ってやる」という故郷にも向けられた悔しさ交じった心に、何かが雪解けたようなラストでした。
心地良すぎるラストでした・・・

EDに流れる忌野清志郎の曲も調子が良すぎて後腐れがなくて最高でした。



夢を諦めたこと、外に出て行きたいということ、そういった挫折や衝動を味わった夏を、大人になってから回想し、今を生きている人達を描いています。
そういった経験を整理できるほどの歳を重ねるほど、この作品の渋さがわかるんだろうなあと、憧れを持って締めさせて頂きます。
ラテンの楽曲に乗った情熱的でストイックなレース描写も含め、濃密な46分なので、とても良い作品です。 {/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 31
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ジブリが自転車レースのルパン映画を作った感じ

【あらすじ】
自転車ロードレース、「ブエルタ・ア・エスパーニャ」に出場したチーム「パオパオ」のアシスト選手が過ごした1日。

【成分表】
笑い★☆☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛★☆☆☆☆ 感動★★★★★
頭脳★★☆☆☆ 深い★★☆☆☆

【ジャンル】
自転車レース、スポーツ、感動、苦悩

【こういう人におすすめ】
自転車ロードレースの知識ある人、ジブリ作品をすべて見ているといいながらまだこれを見ていない人、弱虫ペダルで自転車を知り、「その次」を探している人。

【あにこれ評価(おおよそ)】
71.1点。「自転車乗り必見の隠れた名作」といった様子。

【個人的評価】
これでロードレースの存在を知り、弱ペダで知識を鍛えなおして再挑戦した結果、すごい作品だと知った。そしてしばらくyoutubeで本場の動画を漁ったりした。続編もあるよ。
『自分のお気に入り』

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}  これ意外と知られていないんですかね?
 まだ観ていない方、ジブリ映画一本見逃してるくらいの感じですよ!
 45分映画なのでさらっと見れます。

 視覚的な雰囲気はジブリ映画、ルパン映画のそれであり、この作品の作画が肌に合わないという日本人はいないんじゃないかというくらい見慣れた雰囲気のアニメです。
 対して内容は、ジブリ映画やルパン映画とは毛色が全然違います。舞台はスペインの自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャで、レースの雰囲気や土地の風景、風習はかなり細部まで再現されています。相当の自転車バカたち(褒め言葉)にしか作れないアニメです。
 しかし、関係者が自転車バカすぎて、専門知識の説明がほとんどないため、自転車レースやスペインに関する知識がないとストーリーは所々ちんぷんかんぷんです。これを最初に観た時の、高校生の私はそうでした。
 私はその後、「弱虫ペダル」(アニメ・漫画)をみて自転車レースに関する知識を得ました。それからこの映画を見るとストーリーの細部が分かってさらに面白いです。
 さらにレースの内容より複雑なのが主人公の心境です。もはや複雑すぎて言語化できない心境でしょう。これに関しては直接観て感じ取ってください。

 私の知る範囲で、わかりにくい専門知識についていくつか補足します。にわかの知識なのでちょっと間違ってるかも。

・地面に書かれた文字
{netabare}  自転車レースでは、地面に白線で応援メッセージを書いて選手を鼓舞することがあります。venga(ベンガ)はスペイン語で”さあ!”などの相手を促す意味で使われ、「venga pepe」だと「それいけ!ぺぺ!」的な感じになります。
{/netabare}

・集団の方が速度が速いの?
{netabare}  基本的に自転車レースでは空気抵抗さえなければほとんど脚力をつかわないで進めるので、集団で走って、前の人の起こす風に乗って走る方が有利です。なので基本は、集団に先行して独走するより、できるだけ巨大な集団にいて足を休めていた方が終盤に有利になります。「足を休めることができる」=「無茶しても後で休憩できる」ということで、集団の方が体力温存できる上に速いです。 {/netabare}

・「お前ら少しは前を引け!追いつかれるぞ!」
{netabare}  自転車レースではチームが協力し、状況によっては別チームのメンバーも協力し合い、順番に風の抵抗を受ける先頭を走って速度を維持します。疲れたら後ろに下がり、別の人に先頭を任せるわけです。自分が楽しようとしてほかの人ばかりに先頭を任せると、その人たちが疲れてしまい、自分のいる集団のペースが落ちて自分の不利益になります。 {/netabare}

・「今日はなんとしてもギルモアに勝ってもらう」
{netabare}  以上を考慮して、チームの中で最終局面に強いエースを決め、その人には出来るだけ前を引かせないようにして体力を温存させる戦略が一般的です。そして逆に、チームの中で、優勝することを考えずエースを勝たせるために終盤までエースの前を走って引っ張ってあげる、アシストと呼ばれる選手が必要となるわけです。主人公ペペの役割がこれです。 {/netabare}

・「ゴールまであいつのお供は自殺行為っす」
{netabare}  集団をぶち抜いて超加速することをスプリントと言い、この能力には個人差があります。このアニメでは、先頭集団では赤ジャージのチョッチが最もスプリント力があるようです。しかし後方集団にいる黒ピンクのジャージのベザルという選手はそれよりさらにスプリント力のある選手のようです。こういうスプリント力のある選手と一緒にゴール前に来たのでは最後の超加速で勝てないわけですから、それまでに疲れさせるか、集団から置き去りにする必要があります。 {/netabare}

・続編に出てくる「アウター!?」
{netabare}  「アウター」は自転車の変速に関する用語で、インナーからアウターに変えるとペダルは重くなり、タイヤの回転数は上がります。急な坂道を登るなら普通はペダルを軽くするためにインナーを使います。 {/netabare} {/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 28

68.8 6 自転車で熱いなアニメランキング6位
弱虫ペダル GLORY LINE(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (202)
905人が棚に入れました
前年の全国大会<インターハイ>を制した主人公・小野田坂道が所属する総北高校。
チームを引っ張った先輩たちが卒業・引退し、新たな世代のチームとして始動した彼らは、互いに刺激し合い、支え合い、高め合いながら、連覇を目指してインターハイの切符を勝ち取った。

そして迎えた決戦の時。ライバルであり王座奪還を狙う箱根学園、怪物レーサー御堂筋を擁する京都伏見、そして全国の強豪たちが一堂に集い、優勝を目指して激しくぶつかり合う!
選手全員が各々に秘める想い。直線を疾走するスプリンターとして、山を制すクライマーとして、そしてチームを勝利に導くエースとして… 

栄光へのそれぞれのゴールライン=“GLORY LINE”を最初に駆け抜けるのは、果たして誰なのか―!?

声優・キャラクター
山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、岸尾だいすけ、松岡禎丞、下野紘、宮田幸季、羽多野渉、中村悠一、代永翼、阿部敦、野島健児、宮野真守、小野大輔、内田雄馬、遊佐浩二、福山潤、安元洋貴、森久保祥太郎、伊藤健太郎
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

絵は慣れたし、普通に面白かった!けど、2クールかけてもまだインハイが終わらないのはどうかと…

1話の感想 ★★★★ 4.0
エースがでる
{netabare}
鳴子がアシストって、変な感じだな。
やっぱり、スプリントのイメージが強い。
ボロボロのキャプテンを見たら誰でも燃えるわな。
京都伏見もそろそろ動き出すかな。{/netabare}

2話の感想 ★★★★ 4.0
リーダーはどっち
{netabare}
仲間とも戦う、総北はいつものスタイルだな。
後から京都伏見が来たけどどーなるんだ!!
それにしても、杉本かっこよくなったな〜{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
逃げ切るか
{netabare}
ただ1人鳴子だけが御堂筋を見逃さなかった。
やはりそれだけ意識しているってことなんか。
意外と2人相性いいかもな。
おそらく、今泉よりかは。
最後の、こまり'sキッチンは笑った。{/netabare}

4話の感想 ★★★★ 4.0
ゴールまでもうすぐ
{netabare}
後ろ3人頑張ってるけど、流石に追いつかんやろ。
御堂筋はあの背筋ピン走行を出すか!
今回のゴールは御堂筋か鳴子か。
この2人に絞られたな。{/netabare}

5話の感想 ★★★★★ 5.0
ラストスプリント!
{netabare}
超熱い戦いだった。
やはりゴールスプリントは燃える!
しかし、ゴールしたのはいいが箱学のクロダは負傷したぞ。
2日目以降、大丈夫か?
鳴子も惜しかったな。
スプリンターを取り返す絶好のチャンスやったのに。{/netabare}

6話の感想 ★★★★☆ 4.5
最も脆い時
{netabare}
金城さんは卒業しても先輩だな。
しかし、小野田の湧き出るプレッシャー。
サイヤ人かよww
しかし、また一つにまとまった!
こっからだこっから!!{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
2日目に向けて
{netabare}
今年は御堂筋くんが逃げ出すような事はなかったな。
精神的に強くなったって事だな。
小野田くんの渾名は山王か。
山神の劣化に聞こえるが大丈夫か?
漢字で書くとカッコいいけど、耳で聞くとよく分からんわ。{/netabare}

8話の感想 ★★★★ 4.0
鏑木の体調
{netabare}
前話から話がないと思ってたんだ。
そりゃそうだよな、緊張してすぐお腹が痛くなる鏑木がこのインハイで何も感じないわけないよな。
それに1年で初めてのインハイ、性格的にも強がってしまう。
まだ、2日目だ!気張ってくれ!{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
救出の難しさ
{netabare}
予想以上に厳しそう。
去年は3年生だから、意地もあったのかもだが今回は1年。
まだ、田所さんのようなメンタルはない。
でも、頑張って追い上げてる。
そして、ここでまさかのヒメ!
予想外です…{/netabare}

10話の感想 ★★★★ 4.0
ラブ☆ヒメ
{netabare}
星が入るのがポイント。
…そこ大事?
ヒメを歌ってたけど、前の小野田&田所さんの方が好きだったなー
今回のは、両方ともただ吠えてるだけで歌の要素が薄かった。
でも、あの青八木が歌うか…
ちょい、キャラ崩壊してたなw{/netabare}

11話の感想 ★★★★ 4.0
新開の実力
{netabare}
小野田くん、負けちゃったよ。
ゴールが近づいて来たからな、何とか引き分けってことになったけど…
山王、もっと頑張ろうぜ!
京都伏見と箱学はフルメンバー揃いそうだが、総北は…
ピンチだな。{/netabare}

12話の感想 ★★★★ 4.0
バラバラになる
{netabare}
とうとう、今泉の心が折れちゃったよ。
自暴自棄になっちゃってるし。
鳴子も頑張ってるがやはり1人は無理があるな。
スプリント勝負の参戦は難しいか。{/netabare}

13話の感想 ★★★★ 4.0
罪の重さ
{netabare}
アブーは真面目だからな。
いろいろ考えちゃうんだろうな。
タクトもぼけーっとしてるがいい仕事するじゃん。
小鞠は変態だな。
小鞠とアブの掛け合い、意外とアブのツッコミが鋭くて面白い。{/netabare}

14話の感想 ★★★★ 4.0
小鞠の過去
{netabare}
小鞠、ただただ変態だ。
それしかないわ。
昔から人の体に触りたいって、微妙に分かるがそれ解き放っちゃあかんやつ。
でも、筋肉の動きで先読みするとかどのこ能力者やねん。{/netabare}

15話の感想 ★★★★☆ 4.5
小鞠 vs 泉田
{netabare}
見事、アブの勝利!
リベンジを果たせたな。
話自体はそこまで感動はなかったんだが、あの挿入歌はセコい!
あんなんかけられたら、感動するやん!!
次は山岳ラインだ!
小野田ちゃんの出番だな。{/netabare}

16話の感想 ★★★★☆ 4.5
僅かばかりの希望
{netabare}
だから、挿入歌は卑怯だって!
感動してまうやん!!
諦めた時に差し伸べる手がどれほどありがたいか。
まだ、総北は行けそうだな。
今泉も少しは機嫌が治ったかな。{/netabare}

17話の感想 ★★★★ 4.0
御堂筋の知略
{netabare}
本当に狡賢いな、御堂筋は。
総北がやっと追いついたと思ったら、京都伏見がアタックをかけてるとは。
運が悪い。
思ったんだが、この4期インハイ2日目で終わるんとちゃうか?
まさかの持ち越しになるんか!?{/netabare}

18話の感想 ★★★★ 4.0
後ろのために
{netabare}
小野田と真波の勝負が見れると思ったけど、残念やわ。
戦いは3日目に持ち越しかな。
鳴子は1人でホンマによくやるわ。
今泉が2日目はアタックを狙うっぽいな。{/netabare}

19話の感想 ★★★★ 4.0
京都伏見に追いつくぞ!
{netabare}
小野田くんは自分の為でなく、誰かの為の方が頑張れる。
素敵な人やね〜
あんな人がお父さんになれば、凄い優しくパパの完成やな。
さて、山岳賞は誰の手に。{/netabare}

20話の感想 ★★★★ 4.0
山岳賞を取った代償
{netabare}
山岳賞を取ったせいで、箱学のエースの脚が死んだ。
どうすんだ??
新開弟は昔尖ってたんだな〜{/netabare}

21話の感想 ★★★★☆ 4.5
新開弟とタクト
{netabare}
タクトって飄々としてるけど弁えるところはしっかり弁えてるんだな。
おかげで新開弟はいい成長を遂げた。
そして、流石新開さんの弟。
クライマーでありながら、ゴールスプリントに対応できるとは。
今泉もやっとリミッターを外して本気で蹴れるな。{/netabare}

22話の感想 ★★★★ 4.0
ゴール前の瀬戸際
{netabare}
御堂筋も新開弟も追いついた!!
悠人は兄と比べられて、可哀想だと思う。
けど、そんなことがどーでもよくなるほど才能あるな。
クライマーなのにスプリントの鬼ともなれるなんて。{/netabare}

23話の感想 ★★★★ 4.0
2日目の勝者
{netabare}
2日目は京都伏見が勝った。
スプリントと山は箱学。
まだ、総北は何一つゼッケンを手に入れてない。
王者、大丈夫か?
3日目は全て総ナメぐらいの気合で行ってほしい。{/netabare}

24話の感想 ★★★★ 4.0
OBの小さな戦い
{netabare}
巻島さんと話せてよかったな、小野田!
これで3日目も全力で走れるな。
小野田って、何気にメンタル強いよな〜
真波は視力良過ぎな。
野生児かよw{/netabare}

25(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
3日目、スタート!!
{netabare}
やっと、3日目始まるがここで終わりか〜
進むの遅すぎだろw
最後の今までを振り返る演出はすごい良かった!
音楽も最高!!
だから、早く続きを見させてくれ!{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

それぞれの想いを!

2013年の秋アニメより放送が開始されて約4年半…
振り返ってみると、総北の熱い気持ちを切らさずに走り切った積み重ねだと思います。
表現は過去形ですが、物語としては全然終わりじゃありませんけどね。

今回は、主人公である総北高校2年生の小野田坂道らが再びインターハイに挑む姿が描かれています。
思い返すと、小野田が1年の時のインターハイ…鳥肌モノでしたよね。

金城先輩…田所先輩に巻島先輩…
ロードレースの醍醐味を体現し、総北の伝統と誇りを次代にしっかり繋ぎました。

託されたのは新主将となった手嶋 純太…
自分を支えてくれた先輩たちの背中を追いかけた彼の望みはインターハイに一緒に出場すること…
ですが、その夢は叶う事はありませんでした。
後輩である1年生3人に喉から手が出るほど欲しかったレギュラー枠を取られてしまったから…

完走して思うこと…
それは、この悔しさをバネにして粘り続けた手嶋が主将だったからこそ、この物語はこんなにも面白かったんだと…
自らを凡人だと彼は言います。
確かに人より抜きんでた才能や資質は持っていないのかもしれません。

ですが、2年の時にインターハイを俯瞰できたこと…
これが彼にとって非常に大きなメリットとして還元されていたんです。
何故なら今の総北がどんなレース展開をすれば良いのか、手嶋の頭の中にはしっかりとイメージされていましたから…
そして、どんなに苦しくても6人一緒であることを誰よりも望み、それに向けた最善策を講じ続けてきましたから…
手嶋の本来持っている頭のキレと2年の時に得た財産…
もちろん、自身が最後となるレースに対する並々ならぬ気持ちだってあります。
それに青八木ともたくさんの約束を交わしていましたから…

それでもレースが始まりまず痛感すること…
金城先輩…田所先輩に巻島先輩の抜けた穴は、総北にとって決して小さくない、ということ。
きっとチームの誰もが痛感したと思います。
それでも、新生総北がゴールに向けたペダルを回し始め…物語が動いていきます。

そしてレースが始まって更に痛感すること…
手嶋、青八木の3年生コンビが堪らなく逞しいということ。
これまでに得てきた知識と経験に基づく適切なアドバイスと指示は、さすが最上級生であることを思わせてくれます。

そして今年のチーム総北唯一の1年生レギュラーが鏑木 一差…
最初は色々と面倒臭いのが入ってきたなぁ…との思いが強かったですが、今ではレースを通して彼の見方が変わりつつあります。
彼の根っこが素直な性格が幸いしたのかもしれません。
でも、青八木への態度は流石に閉口しますけど…

でも総北といえば…小野田 坂道、今泉 俊輔、鳴子 章吉のトリオですよね。
2年生になった彼らの団結力は1年生の時の比じゃありません。
個人的に本作品でのMVPは鳴子 章吉でした。

「浪速のスピードマン」の二つ名を持つ彼は、その名の通りスピードに対するこだわりが随所に感じられました。
きっと1年生の時はそれで良かったんだと思います。
その我が儘を通してくれる先輩が居たから…

でも2年生になると話は違います。
チームのメンバーが変われば、おのずとポジションや役目も変わる事になります。
その変化に鳴子がどう反応するのか…
そして何にこだわり執着するのか…
決して体格的に恵まれている訳ではありません。
それでも自分の限界を超えた全力全開…
もう何度目頭が熱くなったことか…

主人公である小野田の活躍は次期に期待…でしょうか。
でも、次の一手を大きく変える希望であったことは間違いないと思います。
これで、どれだけ人の心を掬ってきたことか…

そして総北のエースである今泉 俊輔がそれに気付かない筈がありません。
全ては勝つために…総北のユニフォームを一番先頭でゴールに届けたいから…

ですが、今年のインターハイ…決して甘くはありません。
いえ、対戦相手によってはむしろ去年より強いかも…
そして当たり前ですが、レースは頭の中で描いたようには上手くいきません。
激流に翻弄されるチーム総北…
これからのレース展開…まだまだ分かりません。
だって、レースは未だ途中なんですから…

オープニングテーマは、Rhythmic Toy Worldさんの「僕の声」
エンディングテーマは、チーム総北のメンバーで「Carry the Hope」とチーム箱学のメンバーで「Over the Limit」

2クール25話の物語でした。
これまで4期9クール分の物語が描かれてきましたが、あっという間だったような気がします。
そしていよいよ次はインターハイの大一番…
これは、もう見ずにはいられません。
きっと続編も放送されると思うので今から視聴が楽しみで仕方ありません。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

えりりん908 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

これはダメだと、視聴者は目を覚まして欲しい‼

私、臆面もなく結構平気で酷評レビューしちゃう方ですけど、
実はそんなに酷くはないかも…って思ってること、
わりとよく、あったりします。

あったりしますが・・・

弱虫ペダルは本気で否定します。
いや、怒り心頭義憤激昂です!

以前弱ペダの1期を酷評レビューした時に、
捨てアカウントで攻撃メッセージ送って来た人がいましたが、
文句があるなら、捨てアカウントで、
しかも送信と同時に退会なんて卑劣なことしないで、
堂々と文句言って来てください。
幾らでも実例挙げて反証して差し上げますから!

テニプリみたいな、誰でも知ってるスポーツを題材にして、
トンデモ展開するのは、視聴者もギャグアニメとして楽しめるからまだいいんです。
でもこれを、ロードレースみたいなマイナースポーツでやってしまうから、
何にも知らない視聴者が
「熱いスポーツ根性ドラマ!」とか勘違いしちゃうし、
勘違いしてるだけならいいけど、
自転車業界が、儲かるもんだから弱ペダに感化された素人に高価なスポーツ自転車売り付けて、
大半のプロショップは、
練習走行会もしないし指導もしないから、
自転車の交通事故や交通トラブルが激増しちゃってるし、
私なんかには到底手が出せない高級自転車が売れちゃって、
イタリアあたりの老舗工房はウハウハで職人増やして生産数稼いでるけど、
ブームが定着しないで冷めた時には、
伝統あるブランドが、枕並べて討ち死にしちゃうことになりますよ!

今まで書いたことは、作品の波及効果で、
作品自体の問題じゃないってことは承知してます。
ちゃんと「フィクション」だと明記してるから逃げ道はあります。
でもほとんどの視聴者は、
これが荒唐無稽なウソばなしとは理解してないから、スポ根アニメだと勘違いしちゃうし、ちゃんとした指導も受けずにスポーツ自転車買っちゃってトラブル起こしていることが、紛れもない事実なんです。
ロードに乗ってる人なら、
100%ウソだと解ることを、
解らない人がいっぱいいるのだから、
インターハイにはそもそもステージレースはありません。
とか、
ステージレースでは駅伝みたいな時間差スタートはしないから、リーダージャージを守るための戦略的集団走行が有利なんですが、それをリアルに再現しちゃうと少年漫画的熱血展開が描けないのでウソ八百ストーリーでお届けしてますとか、
ちゃんと伝える義務があると、
強く主張します。
この1年だけでも、自転車イベントでどれ程たくさんの初心者ローディーが亡くなったか、責任の一端は担っていると、
原作者にもアニメ制作関係者にも自覚して欲しいと、
強く思っています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 37

64.6 7 自転車で熱いなアニメランキング7位
茄子 スーツケースの渡り鳥(OVA)

2007年10月24日
★★★★☆ 3.8 (105)
393人が棚に入れました
パオパオビール・チームは日本で開催されるレースに参加することになった。その頃、ペペの同僚のチョッチの練習仲間で、かつて世界選手権を制したこともある名選手、マルコ・ロンダニーニが急逝する。悲しみの中、ジャパンカップが行われる日本・宇都宮へとチームは向かう。
ネタバレ

四文字屋 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

「茄子 アンダルシアの夏」とセットで完結する、アニメオリジナルキャラとそのエピソードが、原作を大きく上回って素晴らしいキャラ立ちで、

前作「茄子 アンダルシアの夏」の続編だが、これ1作でも十分楽しめる作品。

原作者がこの2篇しか描いてないから、事実上完結編です。

アンダルシアの夏が「ブエルタ・ア・エスパーニャ」を舞台にしていたのに対して、その数年後を描く今作は、舞台をヨーロッパからスタートして、日本の宇都宮で毎年実施されている国際格式の、「ジャパンカップ」に移動。

そして、出色なのが、スピード感。
前作は猛暑のスペインでの単独エスケープが見せ場だったが、Av40km/hで、リアルなんだけどちょっと遅めか?って感じだったのに比べると、今作ではのぼりの遅い感じがリアルに描かれているから、余計に50km/hオーバーでの平坦での疾走感が素晴らしい。

アンダルシアの夏の評価が高いのに比べて、スーツケースはちょっと評価低いけど、ぺぺを主人公だと思うから見誤るんで、内容は実際にはそんなことなくこちらも傑作です。
前作は、ぺぺひとりにフォーカスを当てていて、その孤独な戦いとスペインの熱い夏を表現していたのに対し、今作では、ぺぺのチームメイトであるチョッチが主役で、ロードレーサーのチームワークと走る意味の模索と苦悩、そして日本の情緒を表現しているので、別物なんです。

では前作で主人公だったぺぺはどうか、というと、むしろコメディリリーフ的な脇役、というかレースでもそうだったけど、まさしく「アシスト」で、あともうひとり、
{netabare}ザンコーニという数年前のイタリアナショナルチャンピオンが、原作ではただの変な奴としか描かれない人物なんですが、この作品では実は影の主役とも言うべき重要な役回りを担っています。
冒頭で、原作には出てこない、マルコ・ロンダリーニという、やはりイタリアのチャンピオンにまで上り詰めたレーサーが自殺するシーンからストーリーは始まるのですが、ロードレースを知っている人はみんな、マルコ・パンターニに重ねて見てたんじゃないかな?栄光をつかみ頂点を極め、その地位にふさわしいレーサーであるためには辛いレースを走り続けるしかない。しかしそんな人生に疲れ、名声に値する活躍はもう出来ない、と解ってしまったとき、マルコは絶望し、死を選びます。勝者の孤独。原作には出ていない優れたキャラクター設定。
マルコの練習仲間だったチョッチには、そのポジションもないしポテンシャルも持っていない。自分にとってのヒーローが孤高の辛さに耐えられず死んでしまっても、その頂きには到底届かない、と自己評価しているから、引退を考えるしかない。
そんな中で、レースを戦ううち、プロトンで脚を溜めていたザンコーニが、アタックには遅すぎるタイミングで、突然、ブリッジを仕掛ける。ザンコーニはマルコの葬儀では棺を担いでいて、この二人はともに、イタリアの英雄な訳です。で、ザンコーニは、逃げ集団に入っていたチームメイトのギルモアを集団からアシスト要員として落とさせることもなく、独力で追いつくのだけど、ここでパックに納まらずに、戦略無視の追い抜きで、逃げ集団からも単独エスケープ!まあこれは逃げ集団崩れるよな~って感じの飛び道具的作戦です。ザンコーニはこのレースでは全選手にマークされている実力者なのだから、引っ掻きまわして逃げ集団をばらけさせてしまえば、チームメイトのギルモアが最後にやってくれるだろう、という自分なりの捨て駒作戦だったのかも知れない。彼の真情は誰にも解らないし、なにしろ台詞が「ムッ」しかない、変人という描かれ方なんで、推測していくしかないのだけれど。
で、私はこう考えます。彼は作戦などではなく、ただ最後のレースで、かつての栄光に満ちた自分を再現して、マイナス1周回分で脚を使い切って、リタイヤする。
そのときに、自ら死を選んでしまったマルコに、「俺の生き様を見ろ!死んでいって人生を辞めてしまった弱虫め!」と言いたかったのかも知れない。マイナス1周回ゴールラインでの祈りにもみえるザンコーニの姿は、神にではなく、マルコに見せつけるため、自分の思いを届けるためのものなのではなかったか。
原作では、ただの変人としてしか描かれない脇役のザンコーにを魅力的なレーサーにキャラ立てして、原作にはないマルコという英雄を作り出し、その死をザンコーニの奇行と結びつけた脚本・構成が、素晴らしかったのです。
そして、落車で1分遅れになっても追いつける、ぺぺのルーラーとしての資質の高さと、ぺぺをアシストとして使い倒してゴールスプリントするチョッチのスプリンターとしての脚質の違いも解りやすく描かれていて、{/netabare}
見終わって、ああ、やっぱりロードレースはいいなあ。とつくづく思う訳です。

{netabare}ディテールもリアルで楽しいです。これは、ご自身もロードバイクに乗るレビュアーの方が「格好いい」と言っておられたシーンですが、ラストアタック直前、チョッチがビンディングシューズのラチェットを増し締めするんです。もちろんその前だって、踏力が逃げるから緩く履いてる訳じゃないです。ガチガチまで締めあげて気合を入れる熱い所作です。
あと、私が好きなのが、やはりチョッチが、レース中盤で片手洟をふんっ!と飛ばすところ。これローディはみんなやります。秋なら鼻水は絶対、飛ばしまくりですw{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

破れたズボンの先から語られる、本格ロードレースの続編

2007年発売。約54分。
3年前に劇場公開された「茄子 アンダルシアの夏」の続編OVA。


【前置き】

前作の完全なる続編。
ですが、主人公ペペが所属するチームメイトは一新されており舞台も別なので、前作の予備知識は必ずしも必要ではなく、本作からでも十分に楽しめます。

何より、前作よりもロードレースがメインの作りになっているので、純粋にレースゲームの駆け引きを見るというだけでも楽しめちゃいます。
逆に言うと、人間模様の方は前作より、少し盛り上がりに欠けた印象を持ちましたが。



【あらすじ】

レースの舞台は、前作のスペイン「ブエルタ・ア・エスパーニャ」から、日本の「ジャパンカップサイクルロードレース」へ。

主人公『ペペ・ベネンヘリ』が所属する「パオパオビール」チームも優勝を目指す傍らで、チームメイトであるチョッチの仲間で、かつて世界を制した男が急逝します。
後にチームの解散も決まり、今後の自分達に不安と疑問を抱きながら迎えたレース当日。

日本でのチームのサポート役となった「豊城ひかる」と共に、チームはどんな結果を残すのか……。



【論じてみる】
{netabare}
前作がスペインだったことに対し、今作は日本ということで、背景の情緒等は勝手知ったるとは言わずもがなですね。
しかし、かなり緻密な取材に基づいた背景描写のようで、栃木県宇都宮市のその再現度は素晴らしいようです。

こういうところは、実際のロードレースファンであればこそ分かる、通をくすぐるポイントのようで。
理解出来ないのが悔しい。

ただ本作では、ロードレーサーに憧れる小さな男の子や、サポート役の「豊城ひかる」が加わったことにより、その視点からレースを見ることで、視聴者も一緒に応援している気分になれるのが良いですね。
この透き通った声は…と思いきや、やはり「坂本真綾さん」でした。
ほんと良いぃぃ声です。

レース模様や人物描写に関しても、小難しいやり取りで深みを魅せる演出など無く分かりやすいのも良いですね。
加えて今作では、個性的なレース運びをする輩も出てきますしね。
それでも、間違いなく子供向けではないとは思いますし、時間的な都合もありますので、十分にそのキャラクターを描けているかと言われると疑問も残りますけど。


主人公ペペはアシスト役なので、基本的にエース(今作ではチョッチ)の体力温存の為の風除けとなり、レースを引っ張る役割です。
ただ、前作が全体的に平坦なコースだったことに対し、今回は起伏の激しい周回コース。
加えて悪天候も重なり、横転してパンツが破れ『お尻が丸出し』になるようなエマージェンシーも起こりながら、それでもペペは、エースのチョッチの為に走ります。

先に出るか。
いや、様子を見るか。
それとも、チームメイトを信じるか…。
なんて考えている間に、集団の一人がカウンターアタックで先に飛び出すっ!!

前作と同様に、無慈悲な実況が状況を的確に解説してくれるので、知識のない人にも作品に入りやすい作りなのは、やっぱり良く出来ていますね。
劇中を彩る音楽も、非常に場面を盛り上げてくれましたし。


最終局面の少し前、必至に引っ張るペペに対しチョッチは「変わろう…」と言いました。
しかしペペは手で彼の前を制し、こう言います。

「ここは、俺の見せ場だ。」

こういう縁の下の力持ちは、格好良いですね。
さぁ、エースを持っていくペペの行動は、エースを優勝に導けるのでしょうか?

続きは、是非本編で♪
{/netabare}



【総評】

人間ドラマとして見るより、今作はロードレースを存分に楽しむ54分な気がします。

やっぱり最後の最後、ゴール前の根性のスプリント勝負は、なにより画面が映えますしね。

勿論、その作画は前作以上。
レーサーの目線から描かれる雨の中のコース取りは、さながらジェットコースターのようで、見ててお腹がヒューンってなっちゃいました。
自転車の、快調な「チュイィィィィィーーン」って音も、とても臨場感がありましたしね。

スポーツ作品が好きな人。
ロードレースが好きな人。
「弱虫ペダル」が好きな人。
総じて、少なくとも見て損はないかと思いますよ。

ではでは、読んでいてありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『ペペ・ベネンヘリ』声 - 大泉洋さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『豊城ひかる』声 - 坂本真綾さん



以下、「おしり」について。
(どーでもいい話なので、〆ます。)
{netabare}
前作で、明瞭かつ小綺麗な屁をこいてくれた主人公ペペですが……。

今作でも、ズボンからお尻を丸出しにしたり、最後にやはり屁をこいたり……。

製作陣からは、タイトルの「茄子」以上に、「尻」と「屁」への、あくなきフェチズムを感じました。


男性の、筋肉質で小奇麗なお尻に魅力を感じる方にも、是非本作をオススメしたいですね。


あっ、現実みたくケツ毛が生えていたりはしませんので、御安心を。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

本作も茄子がおいしそうです

高坂希太郎氏の監督のアニメ映画「茄子 アンダルシアの夏」の続編OVA。
前作はスタートから終了まで"ブエルタ・ア・エスパーニャ"が舞台でしたが、本作はレース以外のチームの様子も描かれています。
前作はレースを展開しながらストーリーを進めるというちょっと独特な進め方をしていましたが、それに比べると本作はスタンダードな構成でした。

舞台は日本の宇都宮で開催される"ジャパンカップサイクルロードレース"。
主人公は前作同様、チームのロードレーサー「ペペ・ベネンヘリ」で、前作ではペペがアシストをしていた「ギルモア」も別チームに移籍して参加しており、パオパオの敵として競争をする相手になります。
また、ペペのチームメイト「チョッチ」が本作の重要人物で、節制に節制を重ねる日々の中、親友だった選手「ロンダニーニ」を自殺で失った彼は、ペペに現役引退をほのめかします。
レースに出場するため来日したチーム「パオパオビール」は、物珍しい日本を観光しながらも、来るレースに備えていた。
そして、大雨の中始まった"ジャパンカップ"で、ペペとチョッチは早くも集団から飛び出す。
雨で視界の悪い中、レースは大局を迎える、という展開です。

映画のスタート時点で既にロードレース中だった前作と違い、レースが始まるまで間があったため、レース描写よりドラマに比重を置いたのかなと思いきや、レースが始まったらひたすらにこぐ、こぐ。
もやもやや不安、途中で転んで服が擦り切れ、尻が丸出しになってもお構いなしで、とにかく他のチームのあんちくしょうを自分より後ろにするためにロードマシンをこいでこいでこぎまくる。
前作同様、いや、前作以上に"熱い"作品でした。

キャラの動きなど、前作同様"ジブリっぽさ"のようなものは感じました。
ただ、主要キャラは基本的に成人男性で、一応、登場の多いキャラに女性が一人いますが、主要といういうほど物語に関わっていないです。
ジブリ作品のような子供向けな雰囲気は本作にはなく、また萌えやエロや、超自然的な展開もないです。
また、感涙を誘うような作品でもなかったです。
一つのレースに懸けた思い、それは"願い"や"愛"や"友情"ではなく、社会人レーサーの、スポンサー様へ捧げる"勝利"にほかならないわけで、シンプルにドラマが楽しめる作品だと思いました。

前作が良作だったので、視聴前はパワーダウンが怖かったですが、心配することなかったです。
前作を見たなら、本作も合わせて視ることをおすすめします。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

63.4 8 自転車で熱いなアニメランキング8位
劇場版 弱虫ペダル(アニメ映画)

2015年8月28日
★★★★☆ 3.8 (81)
376人が棚に入れました
アニメ『弱虫ペダル』初のオリジナル長篇映画 『劇場版 弱虫ペダル』 が、2015年夏に公開されることが決定。

原作の渡辺航先生が書き下ろしたオリジナルストーリーとなる。

声優・キャラクター
山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、安元洋貴、森久保祥太郎、伊藤健太郎、遊佐浩二、野島裕史、関智一、代永翼、前野智昭、吉野裕行、柿原徹也、日野聡、阿部敦、宮野真守、田尻浩章

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

良い意味でも悪い意味でもとにかく“クドい”聖地巡礼招致映画でした・・・(汗

完全新作のオリジナルストーリーで送る『弱虫ペダル』の劇場版です


舞台はインターハイ後から巻島が総北を去るまで、という原作のミッシングリンクとなっています


2学期に入り総北自転車部と小野田坂道はインターハイ総合優勝で持て囃されていた
自転車も新調され、練習にも熱が入る
そんな中、インターハイ上位校が招待される「火の国 熊本 やまなみレース」への出場が決まる
箱根学園、京都伏見、広島呉南といったライバル達もインターハイでの雪辱を晴らさんと続々参加
しかしそんな中、総北のエースクライマーにして坂道の心の支えであった巻島裕介は海外留学の為に急遽総北を去ることになるのでした・・・


うーん、、、正直クオリティは高いのにツッコミどころが多すぎて素直に楽しめなかったのが率直な感想です・・・


まずなぜ熊本を舞台にする必要があったのか疑問です
オイラ、ロードレースには詳しくありませんが熊本にこんなレース無いはず
フィルムコミッションなんでしょうがこーゆー宣伝臭いのはマジ勘弁です
坂道が二日目に朝日を見る峠道は起き抜けにふらっと行くような標高じゃありませんからね?w


熊本が舞台なだけあってテレビシリーズでは見事な噛ませ犬役であった熊本台一が地元勢として総北や箱学に立ち塞がる
(インターハイは怪我で欠場していたとの後付けがましい)エースクライマー、吉本進というオリジナルキャラも登場します
それも宮野守の声で!
ただコイツ、地元に華を持たせる為だけに出てきたような中途半端なライバル・・・というのも、強烈なライバル達の中ではちょっとパンチが弱過ぎる
もうさ、宣伝のせいでシナリオ破綻とかヤメテクダサイほんと;


みどころは御堂筋くん以外のインターハイ選手集結、ってことで再び繰り広げられる因縁のライバル対決
キャラデザも一新され作画も気合入ってるし、相変わらずキャストの熱演は凄い
でもその中身はインターハイの名セリフを繰り返してるだけなんす;
テレビシリーズや総集編から時間が経ってないこともあって、あまり変化を感じない展開は“お約束のファンサービス”と取るか、“ただただクドい”と取るかで賛否は真っ二つでしょう
完全新作なのにまるで総集編ってェ・・・


個人的に一番の見どころは巻島との別れでもレース内容でもなく、“のちのち主将を任されることになる手嶋”
巻島不在の総北で唯一のクライマーになってしまった坂道を穏やかにフォローする彼のセリフに、総北自転車部を背負う男としての風格が所々滲み出ているのが良かったです


一方の箱学でも、坂道に敗北したことを引きずる真波を励まそうとする東堂尽八の暖かい言葉が心に染みます
繊細なクライマー達には心の支えが必要なんですね


クライマックスでは総北一致団結し“アノ歌”の大合唱www
これは本当に笑えますwww
素晴らしいb


一先ずの完結を見せた『弱ペダ』シリーズ
次回作への伏線は前述の手嶋の件以外は特に無く、しばらくアニメが作られることは無いでしょう
その最後が盛大な【熊本観光映画】になってしまったことは良くも悪くもありますが、その有り余るクオリティで描かれる阿蘇のカルデラは聖地巡礼のし甲斐がありそうな美景でしたのでまずまずといったところじゃないでしょうかw

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

全てはクライマックスへの布石

劇場で観てきました!

序盤の状況説明から中盤の苦しいシーンを抜け終盤で一番の見所を迎えます。
一番カッコ良かったのは巻島ことマキちゃん
総北と箱学因縁の対決に思わず熱くなりました。

序盤
日常パート
{netabare}
相変わらずアキバへママチャリで行く小野田。
しかし、変わった事が二つ、
それはインターハイ優勝者の箔が付いたことと、自転車が新調されたこと。
三年生との最後のレースに向けて練習を開始しますが、どうも巻島の様子がおかしい。

序盤ではTVアニメにも何度か登場した恋人、御堂筋くん、真波に片思い中の女の子もちらっと見えました。
{/netabare}

中盤
レース開始1日目
{netabare}
いよいよ熊本でのレースが開始します。
平坦区間を抜け、飛び出した呉南の三人と、箱学の新開アブと、総北の田所鳴子のリザルト獲得争い 夢の共演という事で期待してみたのですが、思いの外あっさりと結果が出てしまいました


山岳リザルトでは、小野田がかけられた期待にプレッシャーを感じ実力を発揮出来ず散々な結果に…
エース対決は、福富と金城の対決 2期での既視感があってか思ったほどの興奮はありませんでした。
この辺はあっさりと流れます。

レース中の動きは相変わらずCGでしたが、より違和感のないテイストに仕上がっていて流石劇場版クオリティだなと感じました。
また、道端のスポンサーロゴも劇場版ならではですね。
ちょっと目立ちすぎて画面の雰囲気を掻き消していたのが残念でした。
{/netabare}


終盤
レース2日目
{netabare}
山岳リザルトを取れなかった事に落ち込む小野田でしたが、思わぬ朗報に完全復活。
熊本の美しい風景に揺れるタマムシ色の髪が輝かしい。マキちゃんって何でこんなにカッコいいんだ

終盤の見所は何と言っても、山岳区間の優勝争い。
最下位でスタートした巻島を加えるために出遅れた総北でしたが、小野田牽引のもとラブひめの歌をチーム全員で大合唱!
今泉のイケメン低音ボイス
鳴子の上手すぎる合いの手
紅くなりながら歌う金城
躊躇う巻島も遂にはショショショw、ショショ ショショw、ショショショショショ!wwww
カオス過ぎてなかなか笑いが治りませんでした。

そして
上位を走る熊本を手早く追い抜き
いよいよ箱学のもとへ!

飛び出した真波と東堂を追う巻島と小野田の熱い戦い
興奮で頭真っ白
独りでににやけていたと思います。
{/netabare}


まとめ
序盤と中盤はそんなに面白くなかったです。
終盤はそれとは比較にならない程面白くて弱虫ペダルの旨味が凝縮されていました。

物語の星の評価はセリフが既出感に溢れていたためです。

今回登場の熊本はただの咬ませ犬でしか無くて、もう少し見せ場をあげても良いんじゃない?と思わずにはいられませんでした。

アブは相変わらずセリフのほとんどがアブだったww

巻島は好きだからいいんですが、全部美味しいところを持っていったなあという印象です

もう、続編が出来ても巻島はいないのかあ…そう考えるここで終わりがいいなあと思った映画でした。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

余接0501 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

面白いけど、、

アニメ2期GRANDE ROADで、
インターハイが決着するまでが放送されましたが
この映画はその後のお話しです

次の舞台は火の国熊本!
総北・箱学の両校3年生を含む
インターハイフルメンバーで
再び戦います!

インターハイでの戦いを振り返りながら
各選手の特徴を短い時間の中で凝縮して紹介したといった感じでした
短い尺のせいでアニメより面白さ半減な感じでしたが、
新しい話なので十分楽しめました

弱虫ペダルはライバルとの熱い戦い、友情
疾走感あふれる絵と音楽が魅力です
ぜひ見てみてください!
アニメの方がおすすめですが、、

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

64.8 9 自転車で熱いなアニメランキング9位
逆転世界ノ電池少女(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (120)
367人が棚に入れました
西暦2019年、改元を目前とした日本。その上空に突如現出した異次元の裂け目。そこには天地逆転した異世界「真国日本」があった。かつての軍国主義を維持したまま、永世昭和の世を続ける並行世界は、現行兵器を無効にするガス兵器「幻霧」と巨大人型兵器「伽藍」を駆使し、私たちの日本を軍事的侵略。瞬時に政府を掌握し、事実上の征服を果たす。我らに「令和」という時代は訪れなかった......。―――それから十年後。真国の属国として生まれ変わった幻国・日本。厳しい検閲の中、かつて隆盛を誇ったマンガ、アニメ、アイドル等のサブカル文化は完全に死に絶えた......かに見えた。しかし、Otaku is not dead!サブカル文化を守るため真国に真っ向から抗う集団が存在した。その名も秘密結社「アラハバキ」。そして主力兵器「ガランドール」と、その動力源となり戦う少女たち。人は彼女たちを称してこう呼んだ…、電池少女と…。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

シンエヴァ、コロナ、秋葉衰退…なぜ今この時期にこのテーマなのか?

 どこがと説明するのが恥ずかしいくらいの露骨なエヴァオマージュでした。隠そうとしないでなぜここまで見せたのか、でしょう。
 エヴァというのは、基本的にはオタクによるオタクのためのアニメからスタートして、最後はオタクよ、現実に戻れ…で締めくくっています。つまり相反する気持ちを25年も引きずりました。

 本作については、オタク文化に対して言いたい事があるのはわかります。それがどういう方向性か、というのがテーマを読み取るポイントになると思います。ただ、これが難しい。なぜかといえば本作のオタク像はほぼ2、3世代前のオタク像だからです。

 そもそも秋葉原は現実世界では衰退していますし、コロナのせいでそれが加速しました。この作品で描かれるオタクはゼロ年代以前のオタク。非現実の萌え少女を嫁と呼ぶようなアニメオタク、スクールカーストと対になってあらわれたAKB的グループアイドルオタク、学校に行かないでゲームをやり続けるようなゲームオタクのような、古いオタク像でした。

 これが本作のテーマ性を読み取るのに難しいところでした。既に自然消滅しかかっている古いオタク像への憧憬なのでしょうか。3年前なら間違いようがないのですが、急激に衰退した秋葉原を中心に置いたので本当にわかりづらいです。
 シンエヴァが公開されたタイミングもあります。オタクを捨てよ現実に戻り恋愛せよなのか、アンチエヴァなのか。
 
 代表的な萌え少女たちは、旧来の文脈からいえば想像上の理想の存在です。本作の3人のヒロインはオタクの主体でありながら萌えの対象となるロリ少女のアナロジーでもありました。別にこの物語のヒロインたちが想像だという設定という意味ではなく暗喩としてです。その中心にあるのがガランです。これは空虚ともとれますし、伽藍つまり宗教施設ともとれます。

 空虚でも気持ちがあれば形になるという肯定的にもとれますし、中身はなにも無いとみることもできます。あるいはオタクの熱狂は宗教的であり醒めると何も残らないという意味にも取れます。

 恋愛できない先代のパイロットがセカンドインパクト的なものを起こしたのは、人の気持ちがわからない包容力がない度量がない、ということでしょう。つまり、主人公は旧来の隠れオタクではなく恋愛しながらオタク文化も愛せる人物像になっています。
 あえてイケメンホストに描いた意味は、あえてテンプレオタク像とずらすためでしょう。

 本作のテーマは「アキバを取り戻せ」「オタクを肯定しろ」だけではない気がします。アキバは破壊されその上に新しいオタク像、人とのコミュニケーション、恋愛をしなさい、という意図に見えました。だからダーリンインザフランキスのような男女2人のコクピットだったと思います。

 作画の手抜きに見えたアラハバキのスタッフですがつまり顔がないということかもしれません。ネット社会の匿名性でしょうか。
 敵側のキャラをわざわざ掘り下げるという意味合いも、外から見た場合のオタクの異常さに気が付けという風にもとれます。それに友情らしき表現もありました。

 クリエータの苦悩や狂気はちょっと触れただけでしたね。クリエータの家族、深さがあってもセールスに結びつかないとというような表現でした。

 あとは表現の自由ですね。ここが中心テーマでくると思いましたがそれほどでもありませんでした。ビッグサイトに非現実文化禁止とありましたので、2次創作等について思うところはあるのでしょう。

 本作は複雑なストーリー性を持たせず、あえてオタク文化を分かりやすく散りばめているので、テーマがどこにあるかは非常に明快です。キャラの造形も萌えを強く意識しています。
 ただ、コロナ、シンエヴァ、秋葉衰退という微妙なタイミングすぎて、テーマがどこにあるのか、何なのかはわかっても、何を言いたいかが伝わりづらかったと思います。



以下 視聴中のレビューです。

{netabare}3話 わざわざベタな展開にするのはなぜでしょう?これがワザとなのは何となく感じますが。
 私は作家性があるアニメは嫌いじゃないですし、しょうもない裏読み癖があるので飽きずに最後まで見られますが大丈夫でしょうか。アニメのクオリティから言ってクリエーターの力も入っていると思いますけど…。

 テーマの方向性はまあ想像通りでいいと思います。ただ、逆転世界なんですよね。来週はアイドルの娘で次がゲーマーでしょうかね。ちょっとひねくれて見ると、ロボット、アイドル、ゲームが勝つ…で終わるか、さらに深いテーマがありそうな気もします。

 本作の「令和がこない」と合わせて考えると少なくとも、今のサブカルの状態を肯定はしてないですよね。サブカルの熱が冷めた、表現の自由とか今のアニメの衰退みたいない自己批判になるのでしょうか。

 逆転世界、真国日本、そしてよく見るとOPで分かりづらいですが夢想主義という単語とLEGACY(遺産)とでてましたね。うーん。昭和ですか。何を象徴したいのか。本来昭和は表現の自由はゆるかったし、アニメやアイドル、ゲームが成長した時代ですからね。

 昔のロボットものをオマージュしているのは良くわかります。地下から上がって最後ロボットの首がカクンと上を見るのもエヴァでしたね。咆哮は初号機の暴走です。効果音やバトルはガンダムでした。コックピットはダリフラでしたね。電池の形はエントリープラグかナイトメアか。その他拾えてないアナロジーはいっぱいありそうです。{/netabare}

 まあ、もう少し見ましょうか。



2話 言いたい事が伝わりますかね?まず、面白くしないと。

{netabare} 作品の演出が安っぽい子供向けロボットアニメ的になっているので視聴継続のハードルは高いかもしれません。今のところストーリー運びもベタですし。

 やっぱり作家性でテーマを内在させていますね。言いたい事はなんとなく伝わってきます。
 秋葉原のおでん缶って話題になったのは電車男の2005年でハルヒの頃でしたよね。そしてガンダム的の等身大象。敵の指揮官機が赤い。東京に水没はエヴァを想起させます。アニメ文化の停滞や表現の問題をやりたいのでしょう。

 眼鏡をかけることで本当の自分になるというペルソナの問題。ガランドールという空洞のロボットという設定も関連すると思いますが、マインドや感動がなければ創作物など空っぽだということでしょう。
 バッテリーと表現していますが、湧き上がるものとか感動ですよね。作る側、見る側とお金の問題がやはりテーマとしてあると思います。ただ、伝わるかなあ?

 ストーリーとしてまず面白く見させないと、言いたい事があっても伝えきれないと思います。{/netabare}



1話 今のアニメ制作の現状を嘆き、逆転を狙いに行くという宣言でしょう。

{netabare} 秋葉原のオタク文化が壊滅状態だそうですね。そして、異世界転生ものにアニメ世界は席捲され、ガンダムのような作家の想いが入ったアニメが絶滅の危機にある。

 そういう状況に対するアンチテーゼとして本作は作られたのでは?と思います。ガンダムや過去のヒーロー、ロボットものを恥ずかしいものという表現がありますが、それは恥ずかしいことを真面目にやらないと作品にならない、ということでしょう。見ただけで作家性の塊みたいな第1話でした。

 マルチメディア展開、1クールで完結しない原作付の低レベルコンテンツの乱造、そしてなにより、テーマの無い作品の数々。本作は、そういったものに対する反抗なのだと思います。

 音楽が消えるアニメと同時期にこれが制作されたというのは、恐ろしいことです。これはクリエーターサイドが意識か無意識かわかりませんが、そういう空気を感じているのでしょう。

 昭和から続く思想というのは、おそらくポリティカルコレクトネスとか安易なフェミニズムの創作物に対する介入を、揶揄しているのでしょう。

 ホストが主人公になっているのも「冷めている」「金のことしか考えない」「どこかでアニメをカッコ悪いと思っている」「人の顔をみないで話をする」という現代の若者ではなく老人も含めた今の人間たちを象徴しているのだと思います。

 つまり、この作品は今のアニメに対する危機感、あるいは表現の自由に対するSNS上の叩き、作家性を無くした金中心のコンテンツに対する逆転を狙っているのだと思います。

 そうそう、画面から言って中国資本のことも入っている気がします。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

秋葉原版「堕落論」

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
日本は、令和の直前、異次元から現れた「真日本」という軍国主義国家に占領される。そして、アニメやゲームなどサブカルはその一切を封印されてしまう。

それを解放すべく立ち上がる主人公と巨大ロボ、、、という作品。

キャラデザなどは子供向けに作っているが、内包するテーマはオッサン向け。というか、かつて子供で、今でも子供の心を持つオタク向け。それに、クオリティはかなり高い。バカアニメのフリをした、バカじゃないアニメ。

ヲタクのヲタクによるヲタクのためのアニメ。という感じ。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
つまりは、堕落論だなと思った。

坂口安吾の書いた堕落論は、(wikiから引用){netabare} 第二次世界大戦後の混乱する日本社会において、逆説的な表現でそれまでの倫理観を冷徹に解剖し、敗戦直後の人々に明日へ踏み出すための指標を示した書。敗戦となり、特攻隊の勇士も闇屋に堕ち、聖女も堕落するのは防げないが、それはただ人間に戻っただけで、戦争に負けたから堕ちるのではなく、人間だから堕ちるのであり、生きているから堕ちるだけだ、と綴られている。旧来の倫理や道徳の否定といった次元ではなく、偉大でもあり卑小でもある人間の本然の姿を見つめる覚悟を示している作品である{/netabare}。とある。

私自身、堕落論を読んだ感想としては、「人間の在り様を絶対的に肯定する」作品に感じた。何が正しいとか何が悪いということではなく、「今、ココに存在する、人間の姿が、結果として正しい」ことを伝えたいだけだと感じた。

中畑邦夫さんが、「安吾の思想を右翼的であるとする観方も左翼的であるとする観方もともに一面的であり、そういう観点で作品を捉えることは、安吾の思想のもつはるかに広い射程を見失ってしまう」と言うように、あまり政治的な視点で読むべき作品ではないなと思った。

(ちなみに、私自身、堕落論や安吾の考えに賛同する、或いは否定するということではない。彼は彼の価値観の中で、論理的かつ正直に自分の思想をまとめており、それは、文学的に「作品」として一見の価値があると思っているだけだ。例えば、私は、芥川の小説が好きだし「凄い」と思っているが、芥川のような人間が好きなわけじゃないし、もし彼が身近にいても友達にはなれないだろうというのに近い立場である)

さて、本作はそこまで高尚ではないけれど、やっていることは近いのかなと思った。

本作も、ともすれば右とか左の話になりそうだし、むしろ、それによる炎上商法を意図しているのかとも思うけれど、私自身、アニメに現実の政治を組み込みながら観るのは好きじゃないので、そういう見方はしていない。ただ、「好きなものを、好きだと叫べば良い」というテーマのアニメとして観たし、その立場でレビューも書きたい。

だって、漫画、アニメ、ゲーム。これに読書と酒と露天風呂を加えると、ほぼ、私の人生になるからね(笑)

ともすれば、世の中で悪者にされがちなこれら。実際、凶悪事件が起きた時、アニメや漫画、ゲームとの関連が報道されることがある。その真偽は分からないが、イチアニメ(漫画・ゲーム)ファンとしては、悔しい気持ちになる。

真誅軍は、それらサブカルにハマることを、「人としての堕落」として禁止した。

安吾は堕落論の中で、「国が戦争末期に未亡人の恋愛を書くこを禁止したのは、軍人達の悪徳と女心の変わりやすさを理解していたから」「武士道は人間の弱点に対する防壁である」と述べているが、そこからすると、サブカルを禁止する真国が実は、一番「サブカルの力」「サブカルの魅力」を信じているということになる。

アラハバキはそれに抗う。

「好きなことを好きと言って何が悪い」「好きなことが電池になって頑張れる人間だっているんだ」。

こんなバカみたいなアニメを、バカみたいに真面目なクオリティで作る、彼ら作り手の気概が、アニメ内で語られるテーマと重なる。

安吾の堕落論を再び引用するなら、「二十の処女をわざわざ六十の老醜の姿の上で常に見つめなければならぬのか。これは私には分らない。私は二十の美女を好む。」と言っている。ロリコンだろうが猫耳好きだろうが堂々と胸を張れ、ということだろうか(笑)

日本映画の興業収入トップ10のうち、6作品はアニメ。しかも、あと2作はハリー・ポッター。

これだけでも、どれだけ日本人がアニメ好き、ファンタジー好きかが分かると思う。

それを堕落と呼ぶなら、呼べば良い。

「ゲームばかりすればバカになる」「アニメばかり観ているから引きこもる」「漫画みたいに夢ばかり語るな」

そんな批判に真っ向から立ち向かう本作。今の日本を、「これでいいのだ」と肯定してくれているアニメのように感じた。

(ちなみに本作で一番笑ったのは、「お台場送り」というパワーワード。リア充スポットを、そんな刑務所みたいに言わんでもw)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
サブカルチャーが封印された世界。作画はまあ、良いか。

2話目 ☆3
ホスト。がらんどう。皮肉を込めつつ、懐古主義全開のサブカル復活の宴。

3話目 ☆3
リトル本田(笑) オタク>ホスト(笑) ヲタクしか楽しめないアニメだよな。

4話目 ☆3
今度は、アイドルね。こうやって3話ごとにアキバ文化を紹介。7話からはPCとかラジオとかその辺の電気オタク。ラストの2~3話で、アキバの総力をあげてシン国を退けるのかな? トキメキの充電(笑) アホになる、トキメキエンプティ(笑) お台場送り(笑) プロのアイドル(笑) 

5話目 ☆3
アイドル。サイリウムファンネル(笑)

6話目 ☆3
なるほど、逆転世界って、そういうことか。戦争に勝った日本が、新国ね。堕落論だな、これ。

7話目 ☆3
フルアーマーって感じだな。

8話目 ☆


9話目 ☆


10話目 ☆3
原作者の息子ね。

11話目 ☆3
トラックで突っ込んだとこは熱いね。

12話目 ☆
秋葉原恋愛アレルギー爆発(笑) 逃げたから爆発(笑) トキメキや愛に優劣はない。これ、2期に含み持たせるのか(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

取り戻すんだ! ボクたちの世界を!

この作品はオリジナルアニメだったみたいですね。
ファイちゃん、あいにゃ、しーちゃんらが出演していることを知り視聴を決めた作品です。


西暦2019年、改元を目前とした日本。

その上空に突如現出した異次元の裂け目。

そこには天地逆転した異世界「真国日本」があった。

かつての軍国主義を維持したまま、永世昭和の世を続ける並行世界は、
現行兵器を無効にするガス兵器「幻霧」と
巨大人型兵器「伽藍」を駆使し、私たちの日本を軍事的侵略。

瞬時に政府を掌握し、事実上の征服を果たす。

我らに「令和」という時代は訪れなかった......。

―――それから十年後。真国の属国として生まれ変わった幻国・日本。

厳しい検閲の中、かつて隆盛を誇ったマンガ、アニメ、アイドル等の
サブカル文化は完全に死に絶えた......かに見えた。

しかし、Otaku is not dead!

サブカル文化を守るため真国に真っ向から抗う集団が存在した。

その名も秘密結社「アラハバキ」。

そして主力兵器「ガランドール」と、その動力源となり戦う少女たち。

人は彼女たちを称してこう呼んだ…

電池少女と…。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

正直序盤の展開は個人的に今一つでした。
主人公である細道は、奮起しようとする電池少女をバッサリと切り捨てる言動を幾つも発現しているので、それが不憫で仕方がありませんでした。

ですが、一番イラっとしたのは、細道を借金返済で苦しめ、色んなことをやらせておきながら高みの見物を決め込んでいる宗方さんの存在でした。

性格的にも決して好きなタイプではないのですが、最も嫌だったのが細道に事あるごとに言っていた「マグロ、カニ…」の脅し文句そのものです。

確かに、ひと昔前、遠洋マグロ漁船で一航海行けば「家が建つ」という時代がありました。
家族の中で誰か1人が乗船すれば経済環境が一気に改善し、豊かな生活が出来るという時代があったようですが、それは高度成長期の話しで現時点の相場じゃないんです。

一般的な漁師の年収の相場は260万円程度。
近海の漁業では、年収は200万円~400万円。
遠洋漁業で600万円~800万円程度なんだそうです。

もちろん、一人前になったり国家資格を取得したり、船長や漁労長になったら段階的に年収はアップしていくようですが、最高責任者である漁労長にならないと、年収1000万円超にはならないそうです。

カニの遠洋漁業になるともう少し収入は高いようですが、意識を失うほどの過酷な仕事内容で、命をはる覚悟が無い方にはお勧めできない職業なんだとか…

カニ漁の最高峰は「ベーリング海峡」というユーラシア大陸とアメリカ大陸を分かつ海峡らしいです。
ベーリング海峡のカニ漁解禁は冬なので、4つの恐ろしい理由があるんだとか…
・気温は氷点下を上回ることはない
・風が凄まじく、船が転覆しそうになる
・氷点下の気温+風速40mの風で体感温度氷点下-30℃
・高波が凄い時は高さ15~18m(ビル7階相当)
こんなにも過酷な条件であるにも関わらず、船長のカンが外れた場合は漁は失敗に終わるんだそうです。

ググってみると色んな記事があるので、レビューそっちのけになってしまいました^^;

こんなところに細道を放り出したら2度と帰らぬ人になってしまいます。
そうしたら、宗方さんだって借金を返して貰えなくなるというのに…

でも、中盤~終盤にかけて宗方さんに言われっ放しではなく、自身の意志で行動するようになってから俄然面白くなってきましたけれど…

そうです、「ガランドール」に乗るなら電池少女と一緒にときめかなきゃダメなんです!
少なくても私は、電池少女とトキメキを共有してどこまでの突き進み、己の限界を超える雄姿を見たいと思っていましたよ。
だから中盤以降、面白さが鰻上りした作品という印象を受けました。

気になった点が一つだけ…
物語の中でも突っ込まれていましたが、ガランドールって真の姿がいくつあったんでしょうね^^;
もしかすると、未だお目にかかれていない真の姿もあったりするのでしょうか^^;?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、Mia REGINAさんによる「Fever Dreamer」
エンディングテーマは、あいにゃによる「Reverse-Rebirth」

1クール全12話の物語でした。
総じて面白く、しっかり堪能させて貰いました。
細道と電池少女がこの先仲睦まじくあることを祈念しています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

66.8 10 自転車で熱いなアニメランキング10位
GOLDEN BOY さすらいのお勉強野郎(OVA)

1995年4月1日
★★★★☆ 3.7 (54)
286人が棚に入れました
主人公・大江錦太郎は、東京大学に入学するも、机の上だけの勉強では本当の勉強にはならないと、大学を自主退学。その後は真の「お勉強」をする為に自転車で日本中を旅し、その先々で知り合った人達と触れ合い、時に騙され、罵倒されながらも彼らを軽蔑することなく、救済の手を差し伸べていく。そして学んだことを「お勉強ノート」に事細かに記していく。ところが、ある街でおでんの屋台を営んでいる時に知り合った青年、正彦の悩みを聞いた事で、ある組織の陰謀に巻き込まれていくこととなる。その組織のトップはかつての大学時代のクラスメイト、金剛寺正宗であった。
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

これはひどいアニメ!!絶対に見ないでください!(酷評注意)

『男はつらいよ』のアレンジに見えなくもない・・?
女に惚れられて、別れて。惚れられて、別れて。
そんな放浪記。

でもこれはかなり下品で低俗です。
あ、でもOPはカッコイイぞ!OP詐欺ですこれは。
音楽だけは硬派にイカしてますね。

キャラクターが大体アホです。
そして作者は絶対アホの変態です。
こういう作品大嫌いなので、恨みつらみを長々と書いてやります。


設定がもう、ひどいもんです。

主人公の大江錦太郎(CV:岩田光央)は東大法学部に入学後、全課程を修了した後自主退学。
フリーターをしつつ全国を放浪中の25歳。
{netabare}
好みの女の子を見つけると、使用後のトイレに入って便座にほおずりする。
{/netabare}

そこまでしたなら卒業しろよって感じです。
ちょっとバブリーすぎます。
あと、もう変態として許されない段階まで来てます。
{netabare}
可愛い子いるな→便座にあの子の温もりが・・・!って発想の飛び方が怖いです。
{/netabare}
この変態が!


あと全部で6人出てくるヒロインの設定。
{netabare}
・女社長(CV:鶴ひろみ)
ソフトウェア開発社の若手社長。
クールな性格でいつも乳首の浮き出たラバースーツみたいなのを着てる、歩くわいせつ物。
乳揺れが激しいです。
{netabare}
錦太郎が一人でソフトを開発してしまってメロメロ~っていう、有り得ない展開で堕ちます。
頭の良い敏腕社長って設定ぶち壊しです・・。
{/netabare}


・勝田奈緒子(CV:皆口裕子)
地元の大物政治家の一人娘。
一見清楚でお淑やかに見えるのだが、実は男を誘惑して楽しむ変態娘。
この子、一番頭おかしかったです。
{netabare}
路上をノーパンノーブラで走り回るわ淫語を連発するわ・・。
なんかかんやで錦太郎に惚れて自分の下着をプレゼントします。おかしい。
{/netabare}


・紀子(CV:白鳥由里)
老夫婦の営むうどん屋の看板娘。のりちゃん。
一途でどこか垢抜けていない、今時珍しい娘さん。
この子は天使です。薄汚れたヒロインばかりの中美しく輝いていました。
ただ、男に騙されやすい将来が心配になるタイプです。
この子にだけは錦太郎も綺麗な錦太郎になりました。


・速水鮎子(CV:井上喜久子)
水泳教室の主任を務めるスタイリッシュな美女。
女が憧れる女みたいな感じで第一印象は良かったのですが、やっぱりアホでした。
水泳になると前が見えなくなるタイプみたいです。


・寺山麗子(CV:玉川紗己子)
由緒正しき家柄のご令嬢。趣味はバイク。
なんとなく予想できていましたが狂っていますねー・・・。
{netabare}
自身の愛車こそが恋人だと言って半裸でバイクにまたがって喘いでる変態さんです。
私を抱きたいなら峠のレースで私に勝ってみなさい!→錦太郎勝利→素敵!抱いて!
・・・・・・・・・。
{/netabare}


・知絵(CV:かないみか)
新人アニメーター。気が利く娘さん。ちえちゃん。
なんかここにきてやっとまともな子が来たという感じで、感動してしまいました。一番可愛いです。
{netabare}
唯一錦太郎にアタックしていかなかったのが印象的です。
身を引いちゃうタイプなのかな。
すごいリアリティのあるキャラだったからドキドキしました。
気立てが良くてでもどっか頼りない、助けてあげたくなる女の子でした。
{/netabare}
{/netabare}
のりちゃんと知絵ちゃん以外は変態!変態!
知絵ちゃんは僕の中でかなり上位に来るヒロインです。
他のナイスバディな女性より何故かエロい気がする。
ポニーテールからのうなじ、とか。うんうん。
かないみかさんはキンキン声より落ち着いた声の方が可愛らしいと思います。
それがより知絵ちゃんを魅力的にしています。



ヒロインの設定≠物語の設定というくらい、女の尻を追っかけまわすお話です。
一応錦太郎には目指してることがあって、そのために色んな場所で経験を積んで‘お勉強’してるみたいなんですが・・・多分作者が描きたいのは行く先々で超人的な才能を見せつけ女をはべらすとこだけ。

何がしたいんだ江川達也!
本当にエロが描きたいだけなのか!
そうなんだな、よし!!


川元利浩さんのデザインする女性は肉感的で生々しさがあって非常によろしいです。
関係ないけど08MS小隊の女性もセクシーでしたよ。
江川達也さんの絵より江口寿史さんの絵の方がセクシーだと思うけど、このアニメは作画が良くてやらしい。
あと最近のアニメと違ってお姉さんヒロインばかりなのが嬉しいです。


声優のキャスティングは変態的にベストマッチでした。
北久保弘之さんもきっと変態ですよ。
「この声優にこのエロい台詞を言わせたい!」って一心で選んでる気がしました。
もしかして江川さんが関わっていたのかも。
ていうか、出演してました作者。本当に図々しい。マイナスしとこ。


岩田光央さんのスケベっぷりがひどかったです。
男の下心丸出しのいやらしさを存分に発揮してくれました。
こんな気持ち悪い演技をできる声優はめったにいないと思います。
この役を松岡禎丞さんがやってみたら面白そうです。


ヒロインが、すごい。90年代のオールスターという感じ。
かき集めてきてますね。金で。
皆口裕子さんの下品な台詞と井上喜久子さんのボーイッシュな感じが貴重でちょっと衝撃でした。特に前者が。
だって凄い事言わせるんですよ!!
{netabare}
「○起してるじゃない・・」とか「○ン○ンもあんなに○っちゃって・・」とか、エロ漫画みたいな台詞を・・。ああ恐ろしい・・!!
{/netabare}
皆口さんのイメージが・・・。
声優って大変ですね。

ED、ヒロイン役6人で一緒に歌うんですが、間奏で雑談が入るのがこの頃にしては斬新で驚きました。
ただ毎回全部同じやり取りだったのでどうせなら6話全部録り直してほしかったですね。
最後の白鳥さんの台詞がすごくすごく可愛い。
「STUDY A GO!! GO!」・・作詞、北久保さん・・。やっぱり変態だ・・。



こんな作品は変態向けのキワモノOVAです。
絶対に許せません。
皆さんは間違えて見ないように気を付けてください。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 25
ネタバレ

藤浪サトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

これぞ真のハーレムアニメだ!

主人公の大江錦太郎は、東大法学部中退ただし全単位取得済みの25歳フリーターである。全単位取得してるのに東大法学部を中退しているという設定からして、この作品は明らかに原作者の願望が投影された夢物語なのである。

錦太郎は若い女性が座った後の便座に頬ずりするほどの変態にも関わらず、異様に女性にモテる。凡庸なハーレムアニメなら、主人公が異様に女性にモテる理由は説明されない。だが、この作品では主人公が異様にモテる理由が相当な説得力を以って語られる。一見変態男が暴れ回るコメディかと思いきや、込められたメッセージは非常に熱い。

本編以上にエンディングが秀逸なのもこの作品の特徴だ。1話ごとに4分弱もエンディング曲が流れるのだが、この曲が非常に良い。曲自体も名曲なのだが、曲の途中で声優たちの楽屋トークが挟まれ、スタッフの遊び心がひしひしと感じられるのが堪らない。楽屋トークとは言っても下ネタ主体で、「白鳥は変態だよね〜。」などマニアならずとも興奮してしまう会話が展開されている。スタッフロールにも意図せぬ笑いどころが多く、最後の最後まで視聴者を楽しませようという心意気が痛いほど伝わってきた。



各話レビュー

1話 

{netabare} 一見、やることなすこと裏目にでる奴と思いきや、1週間で社長たち3ヶ月分以上の成果を出すのは凄い。しかも、もらった100万はポンと老夫婦にあげるとは。美人社長に惚れられるのも納得である。{/netabare}
 

2話

{netabare} お嬢様の色仕掛けに騙されたふりをしつつ、全て見抜いていたなんて錦太郎は凄い。しかも、お嬢様の狂言にも言い訳一つせず甘んじてリンチを受けるとは男の中の男である。金権政治への批判も込められており、時代を感じる。{/netabare}

3話

{netabare} ヤクザと男同士キスしてしまうも、当のヤクザが全く気付かなかったところは笑えた。それ以外は、ヤクザの陰謀がひどすぎて笑えない。ヤクザの女の店を建てるために、ヤクザの女が爺さん轢いて、賠償がてらヤクザ登場。娘の好感を得つつ、娘を自分の体の虜にして娘と結婚して、やがて土地と店を乗っ取り、離婚すると。

今回は、最後の東大法学部の下りもなく、メモ帳の登場回数も少なく、メモ帳が破られて主人公が泣くシーンもなく、いまひとつ。{/netabare}

4話

{netabare} 水中に輪をおいてそれを取らせることで自然と水に慣れさせたり、いろいろな道具を作ったり、音楽を流したり、といった手段で進級率を大幅に上げるとは錦太郎策士だなあ。{/netabare}
 

5話

{netabare} 今回は、洋楽や雅楽が使われ、音楽のレベルが高かった。

便器に頬ずりしたり、麗子の茶器やビール缶を舐めまわしたり、なぜか持ってた縄をポルシェに引っ掛けたり、電線走ったり、崖に向かって走って転落したのに生きてたり、自転車の暴走を止められなかったり、笑いどころが多く、非常に面白かった。

ビムにしか興奮しない麗子を「抱いて」と言わせたり、相変わらず錦太郎のハーレムっぷりがすごい。{/netabare}

6話

{netabare} 縁側達也が出てきて制作見習いのサイン依頼にも全力で応えており、セルフブランディングの露骨さに大爆笑。

スポンサーが切れて納期厳守を命じられたところに、監督が車にはねられるという、おきまりの展開に笑った。

もう間に合わないと、ゲームをしているアニメーター、千恵ちゃんが座った後のトイレに包丁を持って侵入するシーン、せっかくできたアニメの出来が今ひとつなのに観客は受けているシーン、など笑いどころが多かった。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

古い作品だけれどシナリオは単純ながら面白い

東大法学部を全課程履修した後に自主退学し、机の上では得られない真の勉強をすべく
自転車で全国を放浪しながらバイトをし、人助けをするフリーターの物語。

主人公・大江錦太郎は天才的な頭脳を持っているが、
歳相応の健全な男子なので、エッチな妄想もかなりのもの。
アホか!と思うほどドスケベだが、声優さんがうまくて笑える。
時には騙されたり、ボコボコにされたりなんてこともあるのだが
人の良さと機転の良さで、さまざまな人を救っていく姿は
観ていてとても心地良いし面白い。

そして彼の大切にしているお勉強ノートが興味深い。
あれはいわゆる、シナリオライターや小説家、漫画家などが
必ず持っているネタ帳にかなり近いかも。
きっと原作者の江川達也氏も、あんなノートをつけていそう(笑)

90年代初めの作品なので作画はもちろん、ファッションもヘアスタイルも
すごく古いし、今現在とは女の子たちの雰囲気も全然違うから
特にキャラデザの好みはすごく分かれそう。

でも全6話と短いながらも、最後まで無駄がなく、錦太郎が関わったバイト先や
ふれあった人々が1つの場所に集まってくるシナリオ運びも自然だった。
フリーターと言えど、そのバイト経験や出会った人の数、質は
一種の宝物なんだよなとあらためて気づかされる。
また、最近の作品では観られないようなセリフやシーンもたくさんあるので
それこそ「お勉強」になるかも(笑)

ちなみに6話はアニメ制作会社が舞台となり、アニメが仕上がるまでの行程や
仕事ぶりが垣間見れるのも面白かった。
それにパソコンがめちゃ古くて懐かしく、思わず時代の流れを感じた(笑)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14

68.5 11 自転車で熱いなアニメランキング11位
弱虫ペダル LIMIT BREAK(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (58)
225人が棚に入れました
1年目のインターハイで見事、総北高校を総合優勝へと導いた小野田坂道。 今泉や鳴子と共に2年生へと進級し、キャプテン・手嶋たちと新チームで連覇を目指す! そして迎えた夏のインターハイ。 昨年の雪辱に燃える王者・箱根学園は、新キャプテン泉田を中心に次々とリザルトを獲得し、快進撃を見せる。王者の風格を取り戻した箱根学園を前に、総北は再び挑戦者となり、苦境に立たされる。 そんな中、遂にレース最終日がスタート! 2日目のゴールを制した京都伏見・御堂筋も新たなフェイズへと動き出す……。 各チームが闘志を燃やす中、坂道は仲間と繋いてきた絆を信じ、栄光のゴールを掴み取れるのか――!?

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

いざ、ゴールラインへ走り抜け!

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期~第4期までは視聴済です。

この作品の視聴も大分遅れてしまいました…
でも、こちらは放送時期が同じ入間君との遅延理由とは少し違うのですが、それは追々記載したいと思います。

自転車ロードレースがこんなにも熱く面白い競技であることを教えてくれた作品です。
最近は行っていませんが、昔名古屋で何度かコスプレイベントの見学に行った際、総北のコスチュームを身に着けたコスプレイヤーさんが結構いらっしゃったのを覚えています。
懐かしいなぁ…今でもあのコスプレイベントは健在なんだろうか…などと考えてしまいます^^;


週刊少年チャンピオン(秋田書店)で絶賛連載中、渡辺航による自転車ロードレースコミック「弱虫ペダル」。
マンガやアニメが好きな高校生・小野田坂道が、
自転車競技部の仲間と出会い、ロードレースの世界で成長していく姿を描いた大人気作品の、
TVアニメシリーズ“第5期”が、『弱虫ペダル LIMIT BREAK』として遂に始動!

2度目のインターハイで連覇を目指して走る坂道たちの闘いも、いよいよ最終局面へ!
王者奪還に燃える箱根学園や、独自の戦略で勝利のみを求めて走る御堂筋、
そして仲間たちと繋げてきた想いを胸に、全力でペダルを回す坂道。

最後の力を振り絞り、限界を突破して、栄光のゴールラインを超えるのは誰なのか――。
今、約束の時――!

1年目のインターハイで見事、総北高校を総合優勝へと導いた小野田坂道。
今泉や鳴子と共に2年生へと進級し、キャプテン・手嶋たちと新チームで連覇を目指す!

そして迎えた夏のインターハイ。
昨年の雪辱に燃える王者・箱根学園は、新キャプテン泉田を中心に次々とリザルトを獲得し、快進撃を見せる。
王者の風格を取り戻した箱根学園を前に、総北は再び挑戦者となり、苦境に立たされる。

そんな中、遂にレース最終日がスタート!
2日目のゴールを制した京都伏見・御堂筋も新たなフェイズへと動き出す……。
各チームが闘志を燃やす中、坂道は仲間と繋いてきた絆を信じ、栄光のゴールを掴み取れるのか――!?


公式HPのINTRODUCTIONと全体あらすじを引用させて頂きました。

半端無い熱量を持ってインターハイの舞台を駆け抜ける出場者たち…
連覇を目指す総北と、優勝に向けて万全の体勢で臨む箱根学園…
恐らく一気見すると、この作品の持つ熱量をより感じられることでしょう。
それが分かっていながら、それが出来ない最大の理由…

これまでもうっすら気付いていたのかもしれませんが、どうやら私は京都伏見高校の御堂筋が生理的に苦手なようです^^;

もちろん、純粋に勝利を目指す姿勢や執念は十分評価できると思います。
ただし、人との接し方が私にとって壊滅的にダメなんですよね…

だから、御堂筋が活舌になればなるほど視聴が苦しくなっていくという悪循環に陥ったのが今回視聴の遅延した理由でした。
バトンを渡しあえる仲間に巡り合えなかったのは彼にとって不幸だったとは思います。
孤高のオールラウンダーとしても資質は認められるんですけどね…
御堂筋はどうしてあのような人との接し方をするようになったんでしょうね。

この御堂筋と真逆の立ち位置にいるのが、総北の小野田坂道と、箱学の真波山岳だと思っていましたが、今回もこの立ち位置には微塵のブレもありませんでした。

私も学生時代に団体戦を何度も戦った経験があるので、仲間が背中を押してくれる感覚は何度も味わったことがあります。
団体戦ならではの醍醐味なのではないでしょうか。
こういう昔の感覚を思い出させてくれるのも、この作品の特徴だと思います。

そして完走して振り返って思う事…
インターハイ自体の内容は間違いなく昨年のより今回の方が数倍面白いです。
色んな夢があって…より高みを目指すために大切な夢や約束を置いていかなきゃならない…
葛藤…メッチャあると思いますし、葛藤して良いと思います。
そうして自分自身で答えに辿り着かないと本気の全力全開はきっと出せないでしょうから…
もう、ヤバいくらい熱い内容でした。

願うなら、今度はみんなの約束が実現できるのを切に願っています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、04 Limited Sazabysさんによる「Keep going」と、Novelbrightさんによる「ラストシーン」
エンディングテーマは、Novelbrightさんによる「PRIDE」と、山下大輝 with 佐伯ユウスケさんによる「アクション」

2クール全25話の物語でした。
今回もしっかり堪能させて頂きました。
最終話で幾つか不穏な動きが伏線として張られていました。
これはきっと次で回収してくれることでしょう。
続編の情報を心待ちにしていますね!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

荷物は軽く、背負う想いは重く

【感想】
作画が不安定だし展開はワンパターンだけど、これまで見続けてきたファンなら胸が熱くなる展開が多くて満足できると思います!
1年目にも出ていたキャラ達が背負うものが増えて一回り成長した姿が見られて良かった
特に手嶋さんがすごく熱くていいキャラになって、2年目の主役は彼だと思っています

1年目で卒業したキャラの荒北、東堂、巻島、田所、石垣がいいキャラすぎて、穴埋めどうなるの?って思ったけど
2年目は手嶋、青八木、黒田、新開悠人、葦木場、銅橋あたりがとても良かったですね

ただ、惜しいところは多い
まず作画、特に御堂筋君の顔変わりすぎ、崩れすぎ
{netabare} それから京都伏見の岸神は御堂筋君の相棒として期待してたけど、彼が増えても御堂筋君一人いればいいチームなのは変わらず、特に見せ場もなくかなり残念でした {/netabare}

2年目を描いた今期、成長ってキーワードが何度も出てくるけど {netabare}
メンバー変わっても総北、箱学、京伏見、その他大勢それぞれの役割が1年目と一緒で展開もだいたい一緒なのがちょっと残念

チームの誰かがなんか不調になって誰かが助けに行く総北
総北に1対1の真っ向勝負を仕掛けて一人、また一人と総北のライバルとともに脱落していく箱学
箱学と総北のペースを乱す道化の役割だけして消耗品のように使い捨てされる京伏
そして「集団」と十把一絡げにされるその他大勢

精神的には成長したと思うけど、1年目から続けてるキャラは技術面・戦略面での成長が見たかった
力尽きそうになったら仲間との思い出や声援でエネルギー注入して最後の力ふり絞って脱落というパターンが一年目よりも多いのも残念

特にラスト手前に御堂筋君が脱落して、そのあと小野田君と真波君の一騎打ちになる展開がまったく一緒で
周りの大切な人達が過去のことを語ったりしてるところは経験と成長が描けていてなかなか良かったけど、ちょっと長すぎ

なんでゴール前を1年目と同じ小野田君VS真波君にしちゃったんでしょうか?決着も一緒ですし
小野田君好きなのはわかったけど、別に全試合で1位とらなくても彼の良さは見せれると思うんですよ
主人公を負けさせる勇気も必要です

3人で手をつないで一緒にゴールって夢を語っていたのはどうなったの??
3人で一緒に1位は都合良すぎなら、総北が2位とか3位で最後は3人で一緒に手をつないでゴールっていう展開でも良かったんじゃないでしょうか?

2連覇なんてしちゃったら3年目で負けて卒業ですはないと思うし、最後の決着は次につながりづらい終わり方じゃないかなー {/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

回想の曲を聴くともう涙が出てくるようになりました。

ラララ ラ~ ラッラッラッラッ ラ~ララ~
もう勝手に涙が出てきます。
回想ストーリーが一杯あります。
ありすぎて判らないくらいありますが、特にLIMIT BREAK後半の回想は今までの集大成なので見応えがあります。

ネタバレというかお判りと思いますが 最後は  {netabare}小野田坂道 真波山岳の対決。 {/netabare}ここまでのお膳立ては最高の仕上がりです。
総北全員の為に走る小野田坂道「小野田!!まかせた!!」
常勝箱根学園のプライドを託された真波山岳「行け!!真波!!」

沢山の想いの詰まった自転車レースをご堪能あれ。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11

65.2 12 自転車で熱いなアニメランキング12位
Extreme Hearts(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (90)
213人が棚に入れました
現在より少し、未来の話。 サポートアイテム・エクストリームギアを駆使して遊ぶ「ハイパースポーツ」は子供から大人まで様々な層に人気のホビー競技。 そんなハイパースポーツとはなんの縁もなかった高校生歌手、葉山陽和に訪れた ある事件と出会いをきっかけに、物語は動き出す。 「これは私たちが、最高の仲間と出会っていく物語」
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

思ってたのと違った。

{netabare}
エクストリームギアを装着して色々なスポーツをする話。
一話時点だと謎にロボットが大量に出てきたり、アイドルとして成功するためにスポーツをやると言った意味不明な流れだったり、明らかギャグアニメというか、狙ったクソアニメと言う感じで面白かったけど、後半でなぜか真面目路線に切り替わって突っ込みどころも減り何か見たかったものと違うなと言う気分になった。
この設定で王道なスポコンは求めてなかったし、王道としてやるなら序盤のふざけた設定が邪魔にしかなっていなくて纏まりがあまりなかった。
アイドルとしての成功のためにスポーツ大会で優勝と言う設定が支離滅裂すぎて...。
スポーツ頑張りました、その結果スポーツ大会優勝できました→アイドルとして大成しました、の矢印部分で「は?」ってなるせいで最後それっぽい雰囲気出されても何の感動も得られなかった。

キャラもなぜか主人公チームだけがモブみたいな見た目でキャラデザ的にも印象に残らないし、掘り下げもロクにないから全く印象に残らない。
主人公もアイドルを志してる設定だけど、途中からは謎設定故スポーツばかりに気が入ってて結局アイドルになりたいという元の意思が薄く感じるし。

スポーツアニメとしても微妙。
ハイパースポーツと言う割に見栄えは普通のスポーツで、設定のわりにあまりこの作品独自のものを感じられなかったのが残念。
浅く広く色んなスポーツをやっている感じで、スポーツアニメとしての面白さはあまりなかった。

まあ、最終回のライブは予算はそれほどながらそれっぽい盛り上がりは作れていたとは思う。他は、スノーウルフの回は1話と言う尺で綺麗に相手側の掘り下げが出来ていて良かったと思います。
全体的につまらなくはなかったけど面白くもなかった。
曲は地味に良曲が沢山あった作品でした。
明日へのBreakShoot好き。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆5
トライブナイン? 歌なのかスポーツなのか。俺も好きだぞこの曲。
アイドルになれなかったという話を真面目にやっておきながら、
そこから意味不明設定のスポーツ大会の流れに持っていくのは正直感情がついていけないし、そもそも目的から逸れていて題材も噛み合ってないように感じる。
これならアイドル云々設定いらなかったのでは? 真面目な雰囲気とやってる内容があってない。共感しにくい。
この意味不明スポーツを真面目設定でやられてもって感じだな。キャラの見分けつかん。

2話 ☆8
サッカーの試合なのに野球の選抜メンバーって紹介するのなんやねんw
パワープレイw テニプリかな? スポーツかと思ったら今度はカラオケw
ホント方向性が定まってないなw
スポーツ→歌→スポーツとシーンが変わっていくのがもうついていけないw
今度はテニスw

3話 ☆7
データ系は負けフラグ。いつの間にこんな強くなっとんねん。
まるでスポーツアニメ。100パー↑セント ロボをバカにするな。
ガバガバブロック 未だに青目と緑目の区別つかん。
てか相手キャラの方が可愛くね? マジで相手の方が。
草お前戦えるんか。
かっこつけて出てきたのにキャプテン何もせずに負けてて草。
ウィニングライブ? マジで何がしたいねんw モブの方が可愛いのほんとw
入りから語り口調なの固すぎだわ いい最終回だった。

4話 ☆7
謎のロボ。またロボ増えるのか。ロボの方が可愛い。適当グラフやめろ。
やっぱこの3人顔同じ過ぎない? でもロボがいるから。ロボ差別やめろ。
150kg なんでバッティングセンターでバント。黒髪蒼眼好き。

5話 ☆7
尺調整前回のあらすじ。
なんで主人公チームだけモブみたいな顔のキャラばっかなのw
リトルじゃ相手ならんだろ。ロボも声出せや。まともな話やめろ。
誘うんやめたんじゃないんか。てかロボも人数にカウントしろw

6話 ☆7
走っていけ。ロボもメンバーに数えろw 打てや。賢い戦略。
ロボが本気出せば全部決められそう。2人チームサッカーどうすんねん。
5人目さん。結構簡単に割れそう。

7話 ☆4
真面目な展開やらんでくれ…。ほんと面白くないこれ。
シュートの方がネタアニメとして面白い。なんだその止め方。
もっとちゃんとふざけろ。百合か? 結局勝つんかい。
何そのオレンジともお茶とも取れない色の液体 

8話 ☆5
ゴール小さくね? このアニメモブの方が可愛いのはなぜ?
いきなりライブかよ。テコ入れ回か。ブラを取ったら面白いのに。
真面目すぎるんだよな…ほんと。
シュート>テニヌ>エクハ

9話 ☆9
この銀髪?可愛いな。この子マジで可愛い。声好き。
エンゲージキスかな? 今回ミシェルしか見てない。

10話 ☆5
まだスノーウルフ回か。百合か? 今回内容薄いなw
足つった時みたいな姿勢してんな。

11話 ☆5
出OP。モブくそかわいい。28も充分ダメだぞ。
最初とられまくったのはなんだったのか。
1周まわって面白いとかじゃなくてただただ統一感のない中途半端なアニメだな。
モブの方が可愛いのやめろ。作画頑張れ。

12話 ☆5
あまり近未来のハイパースポーツという感じもなくただただ色んなスポーツを転々とやってた印象だったな。ライブエンドか。
悪くは無いけどさ。

曲評価(好み)
OP「インフィニット」☆6.5
2話ED「SUNRISE (Ver.First 2)」☆7.5
3話ED「SUNRISE (Ver.First 3)」☆7.5
4,5話ED「SUNRISE (Ver.Starting 3)」☆7.5
6話ED「SUNRISE(Ver.Unite 4)」☆7.5
7話ED「SUNRISE(Ver.RISE)」☆8
12話ED「SUNRISE(ver.Summer memories)」☆8
1話挿入曲「名も無き花」☆7
1話挿入曲「青空に逢えるよ」☆8
2話挿入曲「明日へのBreakShoot」☆10
3話挿入曲「Dream Soda」☆7.5
3話挿入曲「Rise Up Dreaming」☆8
4話挿入曲「Buzz Everyday」☆7.5
8話挿入曲「大好きだって叫ぶんだ」☆7
8話挿入曲「青空に逢えるよ (feat.Michelle)」☆7.5
9話挿入曲「Hydrangea」☆7.5
10話挿入曲「無限大の魔法」☆6
12話挿入曲「HELLO HERO」☆7
12話挿入曲「Happy☆Shiny Stories」☆6
12話挿入曲「全力Challenger」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「これは私たちが、最高の仲間と出会っていく物語」

この作品は、オリジナルアニメだったみたいですね。

アニメーション制作はSeven Arcsさん…
魔法少女リリカルなのはシリーズ、セキレイ、アスラクライン、DOG DAYSなど往年の名作を、最近では、アルテやトニカクカワイイなど制作されている会社です。


現在より少し、未来の話。
サポートアイテム・エクストリームギアを駆使して遊ぶ
「ハイパースポーツ」は
子供から大人まで様々な層に人気のホビー競技。

そんなハイパースポーツとはなんの縁もなかった高校生歌手、
葉山陽和に訪れたある事件と出会いをきっかけに、物語は動き出す。

「これは私たちが、最高の仲間と出会っていく物語」


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

ウマ娘形式の展開…と言えば何となくピンとくる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この作品では、野球やバスケットボールなど様々なハイパースポーツで競い合い、勝利したチームには、試合後にライブステージで曲を披露する権利が得られる、という感じです。

そして、主要メンバーが所属する「RISE」は以下のメンバー構成になっています。

葉山 陽和:CV 野口瑠璃子さん「防振り」のサリー、「Deep Insanity THE LOST CHILD」の小鳩玲香役など
小鷹 咲希:CV 岡咲美保さん「転スラ」のリムル、「はめふら」のメアリ・ハント役など
前原 純華:CV 優木かなさん「ブラクロ」のノエル・シルヴァ、「はるかなレシーブ」の大空遥役など
橘 雪乃:CV 福原綾香さん「デレマス」の渋谷凛、「Fairy gone フェアリーゴーン」のヴェロニカ・ソーン役など
小日向 理瀬:CV 小澤亜李さん「月刊少女野崎くん」の佐倉千代、「この美」の宇佐美みずき役など
ノノ:CV 橋本ちなみさん「妹ちょ。」の神前美月、「Lostorage incited WIXOSS」の穂村すず子役など

皆さん、様々な作品で主役級を演じておられるではありませんか。
やっぱり声優さんの起用ってとても大事なことだと、否が応でも再認識させられます。
これが、声優さんの仕事が狭き門と言われる所以なのかもしれませんが…

物語の展開は王道そのもの。
少しずつ仲間を増やしながら神奈川県代表の座を目指して奮闘する感じ…

ただ、エクストリームギアの使い方については、もう少し捻りがあっても良かったような気がします。
使い方によっては無敵にもなり得るアイテムですが、ご都合主義的な感じが否めなかったのも事実です。
それでも完走できたのは、RISEのメンバーの直向きさと、この作品ならではの優しさがあったからだと思います。
この作品で感じられた優しさ…個人的には大好物系だったのは評価のポイントだと思っています。

勝負の世界なので、必ずと勝者と敗者が存在します。
誰もが負けたくないと必死に頑張ってきた試合に負けて悔しくないわけがありません。
それでも、色んなカタチで勝者の背中を押してあげられる敗者に、
私は心からの敬意を表したいと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、岡咲美保さんによる「インフィニット」
エンディングテーマは、RISEによる「SUNRISE」で、仲間が増える度に歌い手の人数が増えていきました。

1クール全12話の物語でした。
評価の分かれそうな作品ですが、総じて私は堪能させて貰いましたし、しっかり感動もさせて貰いました。
現在、Extreme Hearts キャラクターソングアルバム「BEST 4 U」が好評発売中とのことです。
公式サイトの「music」を覗いてみると、色んな楽曲が掲載されていました。
配信もされているようなので、お気に入りの楽曲は要チェックですね^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

古典的アイドル作品っぽい

アイドル物には興味がないのだが true tears とかグラスリップの監督らしいということで見てみた。
作品の作りには手堅いところが感じられて良い面もあると思った。良い点の一つは主人公グループを最初からちゃんとバックボーンで経歴のある有能設定にしていて活躍に矛盾のないこととか。また単に「気合い出したらなんとかなった」にせずに入念な努力もし、努力に頭も使っていて勝利に合理性を持たせることもできていた。ライブのシーンも過度な演出をしたりしないで親しみやすいような形を作れていた。
しかし本質的にアイドルというやり方があまり好きになれず、期待を超えるものはなかったため2話で断念。

歌パフォーマンス以外の競技でバトルして演奏の場を勝ち取るというのは地下アイドルとかで色々実際にやられているのは知っているがファンの課金で左右される要素が結構あって、もっと汚いものだ。
そもそも歌とパフォーマンスが本業なはずの人たちにスポーツや他の遊び事で勝負させるというの自体ちゃんちゃらおかしいように感じる。

昔何でも一回は試してみようということで地下アイドルを見てお気に入りを見つけてライブに行ったりしたことがあった。しかしそこで感じたのはホストにシャンパンを大量に貢いでホストを上げるみたいに、アイドルに金を貢いでそれでグループをのし上げていく怖い業界だということだった。
ある程度個性の強いグループであっても結局そこで商品になるのは女の可愛さであって本気でやってる感とかであってステージでのパフォーマンスとかが本当に主軸にされるわけではないのだ。「推し」とかいうものを作って、一緒に数分のチェキを撮って疑似恋愛をして、熱狂の中に価値に見合わないだけの金を投入させて、それで成り立っている。
そこにあるのはキャラクター愛であって作品自体に対する信仰ではない。

自分は美味しい食べ物に金を出したり本の芸術性に金を出すのは良いけれど熱狂を金で表すのを誘うようなことで結局成立しているアイドルという界隈に参入して自分も間抜けを演じるということはする気になれなかった。

露骨なギラギラした芸能会社のシビアさとか、顧客の本能的な態度とか、アイドルたちが殺伐とした社会で大人の傀儡になりながら熱心に活動に身を投じるところとか、そうしたところにはある種の面白さがあるけれどそうしたものは描かれない。
アイドルになりたい、アイドルの中で有名になりたいという気持ちは多分あまりキレイなものではないと思うしその道程も矛盾を抱えている。そうしたものは描かれない。

あるいは自分は他人を神様に仕立て上げるのがいつも嫌いなのだ。
むしろ神様を地面に引き摺り下ろして泥を舐め排泄させたいと思っているのだ。
(時節柄付け加えると別にこれは推しの子がこの点で優れているというわけではなく、推しの子も同じようなものである)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1
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