貧乏で友情なTVアニメ動画ランキング 17

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の貧乏で友情な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月02日の時点で一番の貧乏で友情なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.8 1 貧乏で友情なアニメランキング1位
貧乏神が!(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1406)
7482人が棚に入れました
才色兼備だがタカビーで自分勝手な超絶ラッキーガールの市子と、その彼女に取り憑いた脱力系の貧乏神・紅葉。幸か不幸はふたりは出会ってしまった!! 愛も友情も信じない孤独な女子高生の市子は、様々な出会いを経て“本当の幸福”をゲットできるのか――?

声優・キャラクター
花澤香菜、内山夕実、内山昂輝、戸松遥、下野紘、川原慶久
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

<最終話まで視聴完了> きっとパロディに頼らなくとも面白い物語にできた 

<最終話まで観ての感想>

拾いきれないほどのパロディ満載で素直に大笑いして観ていた。
最初のうちはそのハイテンションぶりに、ついていけるか不安だったけれど
感動できるエピもあったりで、どんどん惹き込まれた。

観終えてみると、笑った後のすっきり感はあるものの、
何かが足りないような気もして。
それはもしかしたら、パロディに笑いを頼りすぎてしまって
本題の物語が少々薄くなってしまってたからなのかもしれない。
でも、市子と紅葉の距離感というか向き合い方は、2人きりのときより
嵐丸が入った3人でのほうがより色濃いものとなり
おもしろいと思ったし、他の貧乏神仲間もキャラが濃くて楽しかった。

で、個人的にはやはり、紅葉のほうが好みかなw

{netabare}
エンディング中の映像で、その後の彼らが描かれ
執事だったおじさまが噴水のように泣いている姿が
この作品のテーマとしてすべてを物語っていた気がする。
{/netabare}

-----------------------------------------

<9話の感想>

テニプリ、エースをねらえ、ジャイアントロボ、ベルばら、
ワンピースのルフィにそれから・・まだまだあったぞw
あのゴリラはFateのバーサーカーを匂わしてたりもするし
試合中も、もうパロディ満載。
どんどんやっちゃって~と遠巻きに大笑い。
2部では料理対決。ジャッジは紅葉の働き振りを監視するよう
仰せつかった黒百合という貧乏神。
ストーリー展開としては特に進展がなかったけれど
相変わらずの面白さだった。
--------------------------------------
<8話の感想>

トラウマは少なからず誰にでもあることかもしれない。
でも、それを人に言えてしまう人と、言えない人がいる。
前者は比較的もう立ち直れていて、心もオープン。
後者はまだ引きずっていて、心に鍵をかけている。
傍から観ている印象とはまるで違う過去や傷痕を持つ人の
その印象と中身のギャップが大きいほど、傷も大きいということ。

今回はそんな市子を全面的に受け入れ守ろうとする嵐丸の友情が
とても清々しくて良かったし、2人ともに共感する部分があって泣けた。

-----------------------------------------
<7話までの感想>

いろんなアイテムのおかげで市子が幼少化したり、
同級生が助かったり。
相変わらずのハイテンションでバカバカしくも面白い展開の中
時々ほろっとさせられてしまう。
気楽に、心全開で観てるからなおさら敏感になるのかも。
登場人物もだいぶ揃ってきたようで・・
今後どう展開していくのか、原作も知らないからまったく読めてません~
---------------------------------------

<4話までの感想> 幸福エナジーと性格は無関係

視聴を始めたばかりなので☆評価は触らずに未定。

天が2物も3物も与えたのだとしか思えないような人物って確かにいる。
だけど本当にそうだろうか?外見も良く教養もあり、品性も高く
会話上手な人がもし、本性を表した性格は最悪で腹黒かったら。
むしろそのほうが真実味があって、人間らしいと思う人も多いかも。
人間というものの愚かさと憎めなさはそこにあるような気もする。
人類のすべてが幸福ならそれが一番なのだろうけれど
幸福感や不幸感というものは、あまりに個人の価値の差があって
一概に推し量れるものではない。

そんな想いを踏まえた上で、このアニメ作品を視聴してみると
なかなか興味深くて面白い。

幸運で恵まれすぎている桜市子という高校生のもとへ、
世間の幸福エナジーバランスを乱す彼女を普通の人間にするために
貧乏神界からやってきた貧乏神・紅葉が出会ったことにより
さまざまな騒動が巻き起こされる物語のようなのだが、
ただそれだけの単純なものではなさそう。

貧乏神も仕事という視点から外れ、自分自身の目で市子の日常を
見てみたとき、きっと何らかの心変わりがあるはずだし
厄介者扱いしていた貧乏神・紅葉の何らかを知ることで、市子の心にも
おそらく何かが生じていくはずだ。
だって、幸福エナジーを吸い取れば世間の幸福が均等になるなんて道理、
実際はそれもまた、偏見のひとつに過ぎないからね。

隣の芝生は青い・・・傍から見てすごく幸せそうに見える人、家族、カップル。
でも内情はすごく冷え切ったものがあったり、計算があったり、
真相は本人たちでさえわからない部分があるほどなのだ。
逆に、自分は不幸だと思い込んでいる人も、実際は日々色々なところで
誰かに助けられていたり、命すら救われていることがあるわけで、
そのことに気づけているかどうか、で大きく価値が変わるしね。

そういう意味で、市子の周囲のいろいろな人間たちが登場し、
人生の裏表、悲喜こもごもを今後見せてくれつつ、
ほんとうの幸せとはどういうものなのか、
ほんとうの貧乏というもはどういうことを指すのか、
面白いギャグを投入しながら解き明かしてくれたらいいなぁと期待している。

ただ、今のところ観た限りでは、市子の幸福エナジーが多いからといって
彼女の性格が悪いというわけではなく、お嬢様にありがちな言動はあるものの、
実はとても人情に厚い部分があったり、やさしさも垣間見えていて
今後も何か起きそうな予感・・っというのが好感触。

でも、もしかして1クールなのかな?そうなると描ききれるか心配だ。

ところでこの作品、けっこうわかりやすいパロディーが面白い。
アニメに限らず、人気のTV番組やCMだったり、さまざまだけど
じっくり思い出せば思い出すほど、意外に奥が深く描かれていて
ちょっと感心してしまう。

ちなみにキャラデザは、市子のかわいさよりも、
貧乏神のクールな顔立ちのほうが個人的には好み。
ただ、あの服装は・・・「ないわ。。」だけどね(笑)

ということで今後も視聴続行。毎回の感想は書かないつもりだけど、
自分が記憶しきれないこともあるので、何話かに一度まとめてみたいと思う。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 64
ネタバレ

たつじん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

捨てる神ありゃ拾う亀梨~早く人間になりたい~

タイトルには全く意味はありません。
ジャニーズファンの皆さますみません。

傲慢で高飛車、だけど幸運の持ち主の巨乳美人 桜 市子(さくら いちこ)
その力は幸福エナジーを吸い寄せ、周りの人間を不幸にしてしまう。
そのアンバランスを是正するため神の世界から遣わされた貧乏神 紅葉(もみじ)
この作品は、この2人を中心に繰り広げられるドタバタコメディです。

「ド○ゴンボール」や「北○の拳」、「エー○を狙え」などのポピュラーなアニメの主人公
に突如変わったりするパロディはとても解りやすくて、お腹を抱えて笑えます。

OPはテクノポップなナンバー
♪1WAY,2WAY,3WAY,4WAY,GoWay!GoWay!・・・が耳について離れません。
EDは女性目線のジェラシーを歌ったキュートなロックナンバー。

何よりこの作品では、花澤香菜さんの魅力が炸裂してます。
シリアスなキャラもいいですが、主人公の市子を演じている花澤さんはどちらかと云うと
こっちが『地でやってるの?』と思うくらいにハッチャケてます。

またED後に流れる「今週の撫子が!」が何気にツボでした。
ストーリーに全くからまない撫子の登場シーンだけをピックアップするのですが、それは
教室の端だったり、丘の向こうの方だったり・・・
毎回、観ているうちに画面を目で追ってしまう変なクセがついてしまいました。

そういったストーリーの中で、「ベタ」だけど、市子が何不自由なく暮らしていても
お金では得られないものを実感したり、プライドという仮面をかぶっていても、その実
人一倍愛情に飢えている事に気づくシーンがあったりして、ちょっとばかり感動します。
また争っているはずの2人が、相手を気遣ったりするのも微笑ましい限りです。

難しいことは考えずに観るといいんじゃないでしょうか。
これはほんと笑えるアニメだと思います。

以下はこの作品とは全く関係ない自虐ネタです。興味ある方はどうぞ・・
{netabare}
そもそも産まれてこのかた女性との「いい出会い」がないもんで・・・
ここで女性との出会いにまつわる『貧乏神が!』伝説を少々。
【ROUND1:不幸の神様】
アフタースキーを夢見て男子ばかりで行った信州。
滑ってると何と後ろから人が直滑降で一直線にこちらに向かってくる。
『あぁ!』と叫ぶ間もなく激突。
心配そうに『すみません!大丈夫ですか?』と声をかけてきたのは、可愛い女子。
『大丈夫ですよ!』と言いながら、さりげなくその場を立ち去ったが・・・
心の中で、このゲレンデならまた会えるはず「ロマンスの神様!?」と思いながらも
足首に違和感と痛みが・・・。
このあと病院に運ばれ骨折で全治1か月の入院になるとは・・・
せめて連絡先だけでも聞いとくべきだった~。
『あの女子め!貧乏神が!』

【ROUND2:魔性の女子大生】
女子大生との念願の合コン。
ちょっとリッチにフランス料理と洒落こむ。
『学生よりやっぱ社会人よね~。落ち着いてるし~大人だし~』
などと嬉しくなることを言ってくれるので、会計はすべて男子持ちにすることに・・・
財布の中は寂しくなったが、気になる娘の連絡先も聞けたのでまあ良しとしよう。
向こうから連絡すると言ってたので、いつかいつかと待ちわびてたが・・・
ある日、街を歩いてると、そこには学生風の男子と腕組んで歩いてるその娘の姿が。
ちなみに参加したメンバー誰もうまくいかずにみんなから責められるハメに・・・
俺たちメッシーか!(古っ)お金返せ~
『あの魔性女たちめ!貧乏神が!』

【ROUND3:崩れ去った憧れ】
花見の2次会で行ったカラオケ。
前からちょっと憧れていた先輩女子と一緒。
『歌うま~い』『お酒つよ~い』とおだてられて、ついつい時間を忘れて飲むわ歌うわ。
楽しい時もつかの間、気が付けば終電ギリギリの時間。
あわてて走って電車には間にあったが、酔っていたので天地がひっくり返る気分に・・・
思わず次の駅で途中下車してトイレに直行。
タクで帰るお金もなく、仕方なく駅の外のベンチで朝まで(まだ外は寒い!)・・・
次の日、そのまま会社に行くと上司から酒臭いと注意され、
その先輩からもキツ~イ一言。
『服装、昨日と一緒じゃない!お風呂入ってないの~。きたな~い!』
それから当分の間、周りの女子社員は近寄ってこなかった。
二度と一緒にカラオケなんか行ってやるか~
『あの先輩め!貧乏神が!』
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

サンライズといえばケロロ! パロディに期待 ずっと幸福な人生はないし人は利用されるものではない シャーデンフロイデ(人の不幸を喜ぶ)な主人公も珍しい

原作は一切見てません
サンライズときたらパロディが基本なので期待します

1話からのパロディとして
{netabare}お願いランキング録っといて
めだかちゃんの描写
ルパンのイントネーション
テヘペロ
完二さんが最初にかけた眼鏡
臓物アニマル
ドロンボーが敗北した時の煙{/netabare}

等が最初っから出てきました
非常に期待できます
話ごとにパロディをわかる範囲で書いていきます
ソフィ(花澤さん)ってあんな声が出せるなんて
やっぱり声優には無限の可能性があります

2話
{netabare}ドラえもんの描写が中心だった
途中でガンダムも
でも萌香さんのパロディは爆笑だった{/netabare}

3話
{netabare}初っ端から人志松本のすべらない話って
市子、ナルトの衣装着てるし
ロゴがToLOVEるダークネスじゃねーか
「どうする?アイフル~~」って懐かしいものを・・・
市子は心がダメだけど今後直っていく感じがするな{/netabare}

4話
{netabare}ドラゴンボールじゃねーか
幸福エナジー≠偶然
ではない、市子がだんだん成長していくな{/netabare}

5話
{netabare}小さくなるネタは当たり前になったな
またドラゴンボール(ベジータともう一人は誰?サイヤ人のオーラ)
最後の切り方が上手すぎる{/netabare}

6話
{netabare}よかった石蕗生きてたか
アラレちゃんが持っていた大があった
そしてアラホラサッサーも
壊れてしまった市子もハンカチ返したらいつもの調子に戻ったな ああよかったよかった
次回やっと新キャラか{/netabare}

7話
{netabare}いっこく堂じゃないか
「主人公のクラスには転校生が来る」(これはメタ発言です)
親子そろって技が同じ・・・工夫はないのか{/netabare}

8話
{netabare}ライオンのごきげんよう
七人の侍、ドリフターズ
Mr.4、Miss.メリークリスマス
うるさい!×4ってシャナ以上だ
市子が人付き合いを嫌い、心がひどく荒んでいる理由が分かった
それは小学校の親友がきっかけだ
市子だけ貰えて、親友だけホワイトデーのプレゼントを貰えないなんて不公平だと思って親友は先に告白したが、失恋した。これが原因で親友は悪意を持ち、相手の男の子に不信感を抱かせた。これが原因で市子を悪者扱いにさせた。
(恋の執着心は悪意を生み出すことが分かった)
故に市子は「友達を作ると利用される。だから関わらない方が得策だ」と考えるようになった
裏切ったり抜け駆けすることも友達の一つか?
これが原因で利用されたり悪意を持つか?
うわべ(建前)だけを利用する友達がいるか?

これはゴールデンでは考えにくいな(基本悪役が捨て駒として使うことが多いから)
登場人物を深く掘り下げることはあんまりしないから
だがこれで市子の苦しんだ闇は解き放たれた
これで謎が一つ解明したな。でも幸福エナジーの因果関係が分からないままか

人と関わらないと多くエナジーを得られるのだろうか
それとタイトルがなのはの「なまえをよんで」と酷似していたんですけど{/netabare}

9話
{netabare}北斗の拳が混ざっていたぞ
そしてルフィも{/netabare}

10話
{netabare}ダイソンの掃除機だと!?{/netabare}

11話
{netabare}まずは「ゲットだぜ!!」か
千と千尋のオクサレ様がおったぞ!?(ついでにカオナシも)
紅葉が風呂に入っておかしくなりました
さあどうなる?{/netabare}

12話
{netabare}キューティーハニーにLだと!?
Lは恰好も一致だし
「思います、見えます」のシーンじゃねーか!
諏訪野がワタリじゃねーか!
石蕗はレムじゃねーか!
完全にデスノートが中心です
最後は楽しい逃避行が見れそうだ{/netabare}

13話
{netabare}パロディは分かりませんでした
でも紅葉が元通りになったのでこれはこれでよかったです{/netabare}

次のシーズンもお願いします
またパロディが見たいから

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18

76.1 2 貧乏で友情なアニメランキング2位
ハヤテのごとく!! 第2期(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (918)
6243人が棚に入れました
あなたは知っているだろうか?この日本に想像を絶する金持ちがいる事を。
知っているだろうか?その跡取り娘に、全くの偶然から仕えることになった、借金まみれの少年執事がいる事を…。
少年の名は綾崎ハヤテ。主である三千院ナギの恩義に報いるため、日夜一流の執事となるべく努力しているのだった!!

声優・キャラクター
白石涼子、釘宮理恵、田中理恵、伊藤静、生天目仁美、松来未祐、井上麻里奈、中島沙樹、矢作紗友里、中尾衣里、浅野真澄、高橋美佳子、植田佳奈、堀江由衣
ネタバレ

助手さ~ん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

この頃のハヤテが懐かしい(^^;) キャラ紹介多めw

〈簡単なあらすじや紹介〉
親に約1億5000万の借金を押し付けられヤクザに売り飛ばされた不幸な少年、綾崎ハヤテがクリスマスの夜出会った少女三千院家のお嬢様、三千院ナギを助けた事により彼女の執事として働く事になる!
そんな借金執事の生活を描いたギャグラブコメ(バトルあり)です。1期はギャグ多めですが2期ではどちらかと言うとラブコメ中心となってます!

[キャラの紹介と最新の人気投票ランキングトップ10!]
・第1位 桂 ヒナギク(伊藤静)
本作のヒロインの一人で人気投票では3回連続1位を取ったもっとも人気のキャラ!白凰学院の生徒会長でもありまさに才色兼備です。負けず嫌いであり高所恐怖症でとても可愛いです。
2期ではそんなヒナギクの活躍がたくさん見られるかと思います^^僕の一番好きなキャラです!

・第2位 天王洲 アテネ(川澄綾子)
このキャラは2期ではちょっとだけ映るだけです。
ハヤテの初恋の相手でかつて永遠を誓った少女。
3期が原作どうりだとこのキャラ中心の内容となりますがネタバレになるのでこの辺で終わります。

・第3位 三千院 ナギ(釘宮理恵)
本作のメインヒロインで三千院家のお嬢様です。
趣味は漫画、ゲーム、アニメなどでやや引きこもりで学校にはたまにしかいかないが飛び級のため頭はいい。
性格はツンデレ、声優さんからも分かるとうりですw

・第4位 綾崎 ハヤテ(白石涼子)
本作の主人公でものすごく不幸です!
戦闘能力はガンダムなみ、とある家庭の事情により家事や料理のスキルは一流だが女の子と関わるのがあまり得意ではない。天然で女の子のような見た目からたびたび女装をさせられる。顔で笑い心で泣く少年です!

・第5位 マリア(田中理恵)
三千院家に仕えるメイドで完璧超人の一人。
第1回、2回の人気投票では2位だった人気キャラ。
基本は優しいがやや黒い所もある。
台所に潜む黒い物体が苦手。もと白凰の生徒会長でもある。

・第6位 瀬川 泉(矢作紗友里)
生徒会3人娘の一人(他 朝風 理沙、花菱 美希)
生徒会3人娘の中では唯一トップ10に入っているキャラ!
委員長をやっているが仕事はほとんどヒナギクに任せっきりです。性格は明るくいつも笑顔でニコニコしてます^^
このキャラが好きな人も割と多いのでは?

・第7位 西沢 歩(高橋美佳子)
第1回、2回の人気投票でも7位になっており不動の7位ww
特にとりえがないのが特徴!普通が似合う少女。
ハヤテの前の学校のクラスメイトでハヤテに恋心を抱いている。

・第8位 春風 千桜(藤村歩)
クールでメガネの似合う生徒会の書記。しかし実は影で咲夜の専属メイドとして働いている。メイドの時の名前はハルでメイドの時と普段では全然違います。隠れアニオタでもありゲームセンターに良くよったりする。2期でもメイド姿も出るのでその変わりように注目!

・第9位 愛沢 咲夜(植田佳奈)
お笑い好きでツッコミ役にまわる事が多いキャラ。
ナギや伊澄とは親友であり伊澄のやり取りは面白いですね!

・第10位 鷺ノ宮 伊澄(松来未祐)
天然でおっとりしていていつもオロオロしてます。
方向音痴ですぐ迷子になって気がつけば違う国にいってるなんて事もあります!機械音痴でもあり携帯が使えないなど可愛いキャラです。しかし最強の超能力者であり怒らすと怖いかも~霊感が強く以外と強いです。

・他にもいろんなキャラがいますがここまででトップ10は終わりとさせていただきます^^

[他の主なキャラの簡単な紹介]
・橘 ワタル(井上麻里奈) ランキングは13位
この作品において貴重な男キャラでナギの許婚です。
しかし本人は伊澄に好意を持っています。

・貴嶋 サキ(中島沙樹) ランキングは12位
ワタルに仕えるメガネっ娘メイド。でドジっ子
見た目は有能そうだが実は家事が苦手。
ワタルに恋心を抱いている。

・桂 雪路(生天目仁美) ランキングは19位
ヒナギクの実の姉で年は12歳離れている現在28歳。
白皇学院の世界史担当教師でありハヤテ達の担任の先生。
酒がものすごく好きで金の亡者!基本グータラでダメ人間だで面白いキャラ。

・花菱 美希(中尾衣里) ランキングは14位
生徒会3人娘の一人。
学級副委員長で主にツッコミ担当です。
ヒナギクをいじるのが好きで過去に自分がいじめられていた
時にヒナギクに助けてもらった事があり自分のヒーローのような存在だと思っている。ヒナギクに恋心を抱いているがかなわない思いと胸の奥にしまっている。

・霞 愛歌(加藤英美里) ランキングは15位
 白凰学院の生徒会副会長
基本は優しい人だが本当はサディストでジャプニカ弱点帳を作り人の弱みが書いてあり困らせ甲斐のある人を見つけると容赦なくいじりまくる。
{netabare}2期でジャプニカ弱点帳が出ますよwww{/netabare}

[好きな曲]
1クール目のED [本日、満開ワタシ色!]
歌 桂ヒナギク(伊藤静)生徒会3人娘はバックコーラス
この曲はヒナギクの現状の気持ちを表してる曲ですね。
生徒会3人娘はバックコーラスも良くテンションの上がる曲ですね^^ヒナギク可愛い!

第12話の挿入歌 残酷な天使のテーゼ 桂ヒナギク(伊藤静)
僕は原曲よりも最初にこっちを聞いたのでどうしてもイメージが強いです。原曲とまた違った良さがあっていいですね!
ヒナギクのライブシーンはかっこよかったです!

キャラソン 「Do my best 」 桂ヒナギク (伊藤静)
この曲はどんな時でもbestを尽くすヒナギクぴったりの曲ですね。かっこいい曲です!


[感想]
{netabare}2期ではヒナ祭りなどヒナギクが活躍するシーンが多いですね!ラブコメとして良かったと思います。相変わらずのギャグも健在ですよ。他にも咲夜の誕生日パーティーとか下田温泉とかいろいろありますね!
曲はヒナギクの曲が好きなので書きましたがELISAさんが歌うopのWonder Windはとても綺麗な歌声ですっと聞ける良い曲ですしKOTOKOさんが歌う2クール目のopのdaily-daily Dr
eamも勢いのある曲です^^
ヒナギクとハヤテのやり取りが見所ですね!他にもキャラ紹介で書いたキャラも活躍しますよ!(アテネ以外)
3期も楽しみです^^{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 23

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

パロネタは程々にしてラブコメ要素を加え、バランスが取れたシリーズ第2期の作品。

アニメ第1期を視聴済み、原作の少年漫画は未読で視聴。
シリーズ第2期に当たる、2クール(全25話)の作品。

パロネタを濫用していた1期と比べてだいぶ観やすくなった印象。
「ピー音」や「見せられないよ!」の表示が出てこないし、
分からないパロネタがあっても普通のギャグだと思いながらスルーできて、
自主規制の方法に少々イライラした1期と比べても好感が持てた。

もうひとつ1期との決定的な違いは、
キャラ同士の絡みが多くなり、ラブコメ要素が格段に強くなっている点。
明らかに狙っているようなシーンが多すぎるとマイナス点になるが、
この作品の場合はぎりぎりのラインを攻めてきた感じ。


作画について、
絵柄は1期と似ているけれど、色使いが鮮やかになった気がする。
どちらのほうが良いとも言えず、好みも多少分かれると思う。

声優はどのキャラも違和感がなく、演技力のある顔ぶれだったと思う。


音楽は前期・後期の曲で使用回数の振り分け方が不思議。
具体的には1曲目が1~17話で全話数の約7割を占め、
2曲目は残りの回でしか流れなかった。

前期(01話~17話)OP曲… Wonder Wind(歌:ELISA)
後期(18話~25話)OP曲… daily-daily Dream(歌:KOTOKO)
前期(01話~17話)ED曲… 本日、満開ワタシ色!(歌:桂ヒナギク 他)
後期(18話~24話)ED曲… カラコイ〜だから少女は恋をする〜(歌:ナギ&ハヤテ)
最終回ED曲… Wonder Wind(歌:ELISA)

EDは前期・後期ともに、ほとんどキャラソンのようなもの。
曲自体にはあまり愛着は持てなかったけれど、映像は面白かった。
また、個人的にはOPもKOTOKOが作詞して歌った後期の曲のほうが元気があって好き。


キャラについて、
相変わらずほとんどの人物が面白おかしい個性的なキャラでとても楽しかった。
主要キャラから背景扱いのキャラまで本当に様々なので、
準主要キャラくらいまで覚えていれば十分だと思う。
その他の人物は「いつだか登場していた気がする」程度の記憶でほとんど問題なかった。

ただひとつ気になったのが、キャラ人気投票の結果を反映させたのだとしても
ヒナギクが相当ひいきされていたように感じる。
私はヒナギクも嫌いなわけではないけれど、
ナギのほうがネタの塊のように面白いキャラだと思っていたので
出番が大きく減ってしまったのは残念。


冒頭にて設定の説明だけはあるけれど、
第1期で出ていたキャラについてはあまり説明されないので、
この作品の前に第1期を観ているのがベストだとは思う。
ところが1期は4クールもある上、
パロネタを濫用していて、ネタが分からない人は容赦なく置いていかれるような
ちょっと困った作品なのがネックかもしれない。

普通に1期から順に観るのも、いきなりこの2期から入るのも、
どこかで予備知識を得て2期から観始めるのも視聴者次第といったところでしょうか。
私は1期から観てきましたが、総じて前よりも楽しめたと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

けみかけ的「ハヤテ」をラブコメとして楽しむため、グルメなヲタのあなたにオススメする調理方法☆

2期ということはこのアニメには1期があるわけです


1期はハヤテという作品の特徴である「パロディギャグ」を惜しみなく投入しまくり、
日曜朝4クールという長丁場なこともあってか、季節柄に合わせた時系列へ再構成したオリジナルストーリーでした


ようは原作とは違うんですが、このパロディギャグというのが曲者でして
元ネタがわかんない人には最後までわからず仕舞い
版権に関わる部分はいわゆる「ピー音」入れまくり
何がなんだかわかんないままドタバタと話しが進むがナントナク笑える
結果【ハイコンテクスト過ぎる不条理系カオスコメディ】と化していて、原作の方で最も需要たる「恋愛」要素が軽薄になってしまいました
正直好みがあるでしょうが陳腐さを感じましたね


2期ではスタッフが総入れ替えされ、1期からそのまま時間軸を引き継いだものの、
以後の展開に関しては原作通りに路線変更しました


そんな中でもパロディギャグに関しては全体的に控えめにされ、
逆に恋愛に絡むエピソードへの演出には特に気を配っているように伺えます


これは逆に1期からハヤテに入ったファン層を裏切る形となってしまいますが、
オイラとしては「ハヤテの醍醐味は恋愛要素(ラブコメ)にあるでしょ」と思いますのでこちらの方が魅力を感じます


新スタッフには【せんせいのお時間】【瓶詰妖精】で地味ながら堅実な仕事をしてくれた
岩崎良明×白根秀行×J.C.STAFF
(シリーズ構成は黒田洋介と共同)
さらに新キャラデザに【ゼロの使い魔】の藤井昌宏


1期では長丁場ということもあって作画には『安定感』を求められていたが(38,39話は例外)2期ではさらに『高水準』な作画を見せてくれており、全体を通してよく動く
端的にこちらの方がクオリティが高いです


さてさて、前述の通り『1期』を導入としてしまうと『2期』には違和感を感じる方が多いようです
しかしながら2期は「既に導入は終わっている」という前提で話が進んでしまうので、「2期から入る」のは少々難解かもしれないです


そこでけみかけ的に回りくどい提案なのですが・・・
「原作をサクッと5巻まで読んでいただく」
ここまでしていただければ原作6巻以降に相当する2期へそのまますんなりと入っていただけ、ハイクオリティなラブコメを存分に楽しんでいただけると思います


少々めんどくさいですが4クールある1期を見るよりは圧倒的に楽かと思いますので、オススメです


余談ですが2曲あるED曲とEDアニメーションはどちらも素晴らしいですね☆

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15

74.8 3 貧乏で友情なアニメランキング3位
ノラガミ ARAGOTO(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (980)
6046人が棚に入れました
黒いジャージにスカーフ姿の“夜ト”は、祀られる社の一つもない貧乏でマイナーな神様。自分の社を築くべく、賽銭〈5円〉で人助けをする、自称“デリバリーゴッド”である。交通事故に遭いそうになった夜トを助けようとしたことがきっかけで、“半妖(魂が抜けやすい体質)”となった良家の令嬢・壱岐ひより、さらに、夜トに拾われ、神様が使う道具“神器”となった少年“雪音”と共に、人間に害を与える“妖”と戦いを繰り広げながらも、その三人の絆は深まっていった。
一方で、七福神の一柱(ひとり)で最強武神である“毘沙門”から命を執拗に狙われ続けている夜ト。ふたりの間に秘められた過去、そして、因縁の対決の行方は…

声優・キャラクター
神谷浩史、内田真礼、梶裕貴、沢城みゆき、福山潤、井上和彦、星野貴紀、東城日沙子、置鮎龍太郎、豊崎愛生、小野大輔、大川透、今井麻美、釘宮理恵
ネタバレ

yuuuu さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最後まで目が離せない展開!雪音の成長が嬉しい二期でした!!

一期では、分かんなかったことだらけだったし、ヤトとかの雪音もグレてたし、モヤモヤするシーンが多くあったけど、二期は違った!
もう、目の話せないシーン、心動かされるシーンがちゃんとあって、最終話みて凄くスッキリした!

一期で斬るのはもったいない!斬!!

さてさて!
各話ごとの感想!
1話
二期のスタートはどうやら毘沙門についての話から見たいです(`・∀・´)
{netabare}みそぎに行ったカズマのことを告げ口する陸巴。何か企んでいるようで

毘沙門はたくさんの神器を持っているが故にさされることも多く、辛そうな描写も多々ある
死霊を見つけると放って置けないため、こうなってしまってる(ーー;)

雪音は、だいぶ自分の力を制御できるようで、赤ちゃんに取り付いた妖を妖のみ斬ることに成功!
(部屋はめちゃくちゃになったけど)
引き続きひよりに勉強も見てもらっているようです(゚ω゚)

雪音と、友達になった鈴巴は毘沙門の神器ということが判明して、ちょっと複雑な表情の雪音。

目の話せない展開が待っていそう(`・∀・´)
{/netabare}
一期より、展開がワクワクする!
2話{netabare}
陸巴の差し金で鈴巴が殺された…
毘沙門には当然やすみが現れて、カズマがそれを目撃、神器全員を集めてみそぎをするというが、誰も妖を見に宿ってなかった…
あらかじめみそぎを済ませておいたのかな

陸巴はここで神器たちの信用が揺れてる隙に毘沙門を消そうとしているみたい
毘沙門を殺して陸巴にはどんなメリットがあるのだろう…?
ノラも一枚絡んでるみたいだし…

そういえば、髪がすごいことになってた神器いたけど、多分桃色の髪の子と喧嘩したんだろうね…
{/netabare}
3話{netabare}
陸巴の策略でカズマが破門されてしまった…
でも、名は取られてないから追放か

陸巴は雪音が使えない時を狙ってひよりとカズマをさらって行ってしまった…
ヤトに毘沙門を殺させるつもりなのかな…
でもほんとなんのメリットがあるのか疑問(°_°)
{/netabare}だんだんと目が離せない展開になってきました
4話
毘沙門とヤトの過去がわかって、やっと納得。{netabare}でも、カズマが捉えられてるせいで毘沙門とヤトは戦うことに…
雪音も切られちゃったし、どうなるんだろう…
{/netabare}
5話{netabare}
雪音は無事というか、二本に進化した、!?
よく分からんけど良かった…

それに対して、毘沙門の神器はどんどん陸巴のあやつる面つきの妖に食われていく…

カズマやひよりの協力でなんとか、事態は収拾した?のかな?

やすんだたくさんの神器らと、毘沙門、カズマは大丈夫か心配。
毘沙門も少女みたいに泣きじゃくって、なんか胸が痛い(ーー;)
早く陸巴をやっつけてほしい(°_°)
{/netabare}
6話
ここまでで一番感動した!{netabare}
丸く収まってくれてほんっとに良かった(`・∀・´)
毘沙門も、神器たちと色々言える仲になりそうだね

それより、刀を二本持ったヤトがキリトくんやリヴァイに重なるんだけど…笑
めっちゃかっこよすぎ(゚ω゚)

カズマもまた、道標に復帰したし、今度は打ち解ける仲になれたみたいだし!

ヤトとも仲直りしてほしいなぁ(*´∇`*)
最後にノラにトト?が話しかけてた
また、何か起こりそう…
{/netabare}
7話{netabare}
毘沙門の件がひと段落ついて、なんか神々で話してた

ところで、恵比寿が雪音を買い取ろうとしてた(°_°)
でも、雪音はちゃんと大事なものに気づいて断ってくれてよかったよ(*´∇`*)

お金じゃ買えないものってあるよね…

ヤト、お社ちっさいけど、建ててもらえて良かったね^_^

最後のやつって、黒幕は恵比寿?なのか?
{/netabare}
8話
今回はわからないことだらけでした{netabare}
ヤトは人斬りをしてるし、トトって誰?

恵比寿の代替わりが早いのは面のせい?ぽいね(°_°)

ヤトが無名なのに、長い間生き続けてきたわけがもう少しで分かりそう!

だれか、ヤトを助けてあげて…(´;ω;`)
{/netabare}
9話
話が繋がってきました。{netabare}
イザナミの本当の姿は見たくないです…

恵比寿とヤトとどっちかが残らないといけなくなってしまった…
ことのは?を手に入れるために戦う

ノラが裏切った時はどうなるかと思ったけど、とりあえず2人とも逃げだせたまでは良かった(*´∇`*)
逃げ切れるかは微妙だけど…

雪音くんが大人になってた…
カズマの「お見事!」が、殺せんせーでした(°_°)

ひよりの記憶がだんだんまちまちに…
てかなんだよあいつ?!キスしたの?!
まじありえんくたばればいいのに(°_°)(°_°)(°_°)
ヤトのひよりがぁぁぁ…(´;ω;`)
{/netabare}
10話{netabare}
ほらー!!ひより泣いちゃってたよ!!!
ほんとありえんし…
ひよりんかわいそう…(°_°)

恵比寿とヤトが互いを思うようになって、黄泉に風穴を開けて脱出を試みて、ヤトが捕まっちゃった…

どうなるんだろう…
雪音とひよりはヤトのとこにたどり着けるのかな…
{/netabare}
11話{netabare}
ヤトを救いに雪音もひよりも、毘沙門も動く!
毘沙門でも、イザナミに勝てないくらいチートな強さ…

どうやら、この世の人間の力で黄泉返りができるらしい(°_°)
ヒヨリンの出番です!(°_°)
{/netabare}
12話{netabare}
毘沙門は戻ってきたのに、ヤトの名前ってヤトじゃないのかよ!

夜卜(やぼく)って何?
ところで、ノラは黄泉に取り残されたのかな…?
ちょっとさみしいです(´;ω;`)

カズマも雪音もすごい。
天の討伐隊に引けを取らない、さすがです(゚ω゚)

でも、恵比寿はやっぱ狩られちゃうのかな…?
というか、恵比寿黒幕なんじゃないのか、、

謎は深まる…(ーー;)
{/netabare}
13話{netabare}
ヤトがちびっこ恵比寿連れてた
恵比寿は代替わりしたんだな…

ずっと気になってたけど、トトってヤトのお父さんなんだね
かつ、術師なのかな。

ノラとは小さい頃の縁らしい。なんでか黄泉から帰ってきてた。
でも、ノラを放って、雪音を道標にヤトは福の神になると決心した(´;ω;`)

でも、それってやっぱり名前残んないよなぁって思う。それでもやろうとするヤトと雪音が好き(*´∇`*)
{/netabare}
まだ、続きがありそうな終わり方ではあったけど、凄くいい最終話でした!



声優陣は相変わらず豪華!
OPは絶対二期の方がかっこいいと思う!
EDはどっちも好きかなぁ

作画は、戦闘のシーンが二期の方が迫力ありました
スケールが違ったしね(゚ω゚)

内容的にはお腹いっぱいなくらい詰めてあった!
黄泉には行きたくないなぁ…笑

一期みて、思ってたよりおもんないやんって正直思ったけど二期見てその評価がガラリと変わった!

一期二期通してじゃないと伝わんない部分もあるけど、どうしても一期は退屈になっちゃうなぁと…
仕方ない部分(・ω・)

タイトルにも書いたけど雪音くんが成長していく姿、凄く惹かれます^ - ^

そういえば、{netabare}
ひよりの学校生活はほとんど描写がないけど、あのキスのやつは結局どうなったんだろ
それどころじゃなかったからすっかり忘れてたよ…
{/netabare}
三期に期待(*´∇`*)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

自称神だと名乗るジャージの人

ノラガミ2期
公式サイトに、ネタバレぽい新キャラ出しているけど大丈夫なのかな?
1話から、引きの絵が雑なのが気になるところ…

13話
{netabare}
恵比寿編の後日談と野良を野に放つ話だった。

最終回というよりは、最後のシーンに父様も、
出てきたし、円盤売上次第で3期やりそう。

代替わりしだ少年恵比寿が、毘沙門に痴女さんと言ったのはw

1期は、専門家に媚びる感じがあったけど、
2期は丁寧に作らてた印象。
{/netabare}

12話
{netabare}
恵比寿の夜トを助ける方法で、ひよりが、
毘沙門の名前を呼ぶと、黄泉から戻ってきたけど、
夜トは…真命ではないので戻れず…

ひよりは、以前、夜トにあげた社を思い出して、
夜ぼくと呼ぶと戻ってきたー

夜トって、神は神でも、正体は死神とかなのかな?
父様が何者なのか早く知りたいなぁ。
{/netabare}

11話
{netabare}
毘沙門、どこの騎士王様のコスプレだよ…
日本の神だろ…

毘沙門も、夜ト救出に参戦。
夜トのせいではなくても、夜トを恨まないと前に進めなかったと、
過去の出来事について、夜トに本音を言ったけど、
言うの遅すぎだよ痴女神さん。

恵比寿が、『夜トを助ける方法はある!』って言ってたけど、
同時に、恵比寿の代替わりフラグが立った気が。

夜トが地上に戻って終わりだろうけど、毘沙門とは、
真の和解までできるのかな?
{/netabare}

10話
{netabare}
夜トと雪音の事を思い出した ひより

恵比寿を除く七福神が拘束されていた所に、
毘沙門を助けに行く兆麻

兆麻と共に恵比寿、夜トの所に向かう毘沙門
とイザナミとの戦いもいよいよクライマックスと
なりそうだけど、ひよりの学校に転校してきた
謎の男子生徒の正体も、そろそろわかるのかな?
{/netabare}

9話
{netabare}
夜トが、父様から下されていた命令は、恵比寿への助力だった。
これが終われば、下界に帰れるような事を野良が言っていたけど、
どうだろう…

夜ト vs 父様で最終回になるだろうけど、恵比寿は父様の捨て駒で
終わるのか、まだ見せ場がでるのか???
あと、痴女毘沙門の出番は?
{/netabare}

8話
{netabare}
新章は、恵比寿の代替わりと夜トの父様の話で完結する感じにとれた。
あとは、野良は過去に夜トから、『ひいろ』という名前をもらっていて、
夜トにより、野に放たれたと…

2期終わると、色々完結しそうだから、3期が無いというより
原作も終わってたりとか?
{/netabare}

7話
{netabare}
夜トと毘沙門の和解回かと思ったら、恵比寿編に変わった。

「祝の器」となった雪音を買いにきた恵比寿、
雪音が道標としての自覚する真面目な話とギャグが織り交ざっていて、
久々に面白かった。
{/netabare}

6話
{netabare}
やっと毘沙門お家騒動が終わった…
夜トとの和解回とかあるのかな???

それよりも、最期に出てきた野良が「父様」?と言っていたのが気になる
{/netabare}

5話
{netabare}
雪音が「祝の器」として覚醒し、新たに二刀一対の白銀の刀の姿に。

兆麻に「麻」の一族が、夜トに斬られた真実を知ったけど、
逆恨みは次回で終わるのかな???
{/netabare}

4話
{netabare}
過去回想で、兆麻と夜トの関係性は分かったけど、
同じ状況に2度なっているのに気がつかない毘沙門…
この話だけで2期終わると少し残念な感じ。

4話終わりで、雪音が夜トをかばって毘沙門に破壊されたけど、
どうなるんだろー
{/netabare}

3話
{netabare}
まんまと、自分の神器 陸巴の策にはまる毘沙門。
兆麻を追放として、毘沙門vs夜トに

毘沙門は、そのまんま脳筋なのねーってのと、
兆麻が夜トは、毘沙門にとって恩人というのが気になった回かな。
{/netabare}

2話
{netabare}
雪音にできた友達は2話でロスト。

陸巴が毘沙門を陥れるというのが2期メインの話だと分かった回でも
あるけど、神器が飼い主を陥れる事ってそもそも可能なのかな???

期待値を下回りそうな2期になりそう…
{/netabare}

1話
{netabare}
2期は、毘沙門天がメインなのか、凄くフォーカスが当たっていた。

七福神なのに洋館に住んでいるって…と思いつつ、
毘沙門天ファミリーの中であやしい動きしている2人が、
何かしらやらかしてくれて、最終的に、
夜トvs毘沙門天になりそうな感じだった。

公式サイトにいた恵比寿と1期からの野良がどう絡んでくるのかに期待。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

神と人の物語はますます面白く

<2019/10/14 初投稿>

原作は未読です。

BS211で再放送が始まったのをきっかけに1期のレビューを書いたら久しぶりに無性に観たくなって。
1期、そしして2期の本作「ARAGOTO」をまとめ見しました。

やっぱりめちゃくちゃ面白い。
2期は更に面白くなってる印象です。

というのも1期は夜ト、ひより、雪音三人の関係性が定まるまでの地固めとなるお話でした。

2期では1期で出来上がった関係性をもとに、本格的に登場人物の背景を掘り下げながらストーリーが大きく展開していきます。

物語そのもの、世界観、設定、キャラクター造形も本当によくできてるし、映像も音楽も演出も声の演技もバトルシーンも1期に続いて◎

新OPのTHE ORAL CIGARRETES「狂乱 Hey Kids!」もテンション上がります。

ところで今回。
この曲の公式MVをYouTubeで探してみたら再生回数がなんと6,300万回!
コメント欄は英語コメで埋め尽くされてました。

ちなみに1期OPのHello Sleepwalkers「午夜の待ち合わせ」のYouTube公式MVも2,600万回。
そしてやはり大量の英語コメ。

知らんうちにそんなことになってたとは・・・ノラガミは海外でも相当な人気なのかも


さて本作、前半は毘沙門様と兆麻(かずま)そして夜トの三者の過去に纏わるお話、後半は恵比寿神に纏わる大アクションエピソードで夜ト自身の秘密も少し明かされていきます。

以下、キャラ紹介。
(主役三人は前作でご紹介したのでサラッと)

主役の夜トは哀しいジャージ神(なんかこう書くと「ひざ神」みたいだ)
作中に夜刀神(ヤトノカミ)という別神がちょっとだけ出てきますが、こちらは社が実在するちゃんとした神様です。
どんな神様か調べてみたら結構面白かった。

ひよりは相変わらずのお転婆な身体落っことし体質の中学生で、そして雪音は無事思春期を卒業しつつあります。

毘沙門様は一言で言えば「痴女神」
いえウソです。
夜トは「あの痴女」呼ばわりしてますが、真面目で勇猛で、実は心根が優しすぎる哀しい最強武神。
ボンデージ風ファションが似合ってる辺り、遠目に見るとシェリル姉さんに見えなくもない。
入浴シーンの多さはしずかちゃんを遥かに超えるサービス担当(いやお風呂多い理由あるんですよ

毘沙門様の相方の兆麻さんは、性格がちょっとスザクっぽい(声はルルーシュだけどね)。
立ち位置的にも毘沙門様を補佐する道標だし。
有能黒縁眼鏡。
概ねこれでどんなキャラか伝わる人には伝わると思います 笑

小福は源氏名が{netabare} エビス・小福{/netabare} で本名は{netabare} 貧乏神{/netabare} という強烈キャラの神様。
見た目は10代女子風。
バカキャラだけど、基本優しい。
そしてたまに無制限にカッコいい。
あのタンカ切るとこは惚れました(๑╹ω╹๑ )

大黒さんも二人居るのでややこしい 笑
小福の相方の方の大黒さんは見た目は「ヤの付く団体職員」で実は専業主夫。

恵比寿神は真面目で理論派でチャレンジ精神溢れてるボンボンのおっさん。
札束で横っ面引っ叩くのは・・・一度自分もやられたい♪( ´▽`)
極めて自然にボケる技術(うで)も持ち合わせてます。
ところで恵比寿様って神様としては本当にたくさんの逸話と名前があって、福の神のはずなんだけど、生まれ落ちてすぐ海に流されたという伝説もあるなど暗い一面も。
結構な複雑怪奇の神さんなんですよね。

そしてノラ。
ノラは通称で本人はそう呼ばれるのを嫌がってましたね。
白い和服に白い三角頭巾という死装束の少女。
釘宮理恵さんの抑えた可愛らしい声が不気味さと哀しさを際立たせています。

他にもたくさん出てきますが皆こんな感じで魅力的。

本作は多神教ならではの世界観の中で紡がれる神様と人間の物語なのですが、そこにはいろいろな暗喩が含まれているようにも感じます。
人はどんな時に悩み、苦しみ。
どんな風に乗り越えていくのか。
絆とはなんなのか。
そうした問いかけを含んでいるように思えるのです。

本当に三期が欲しいアニメ。
でもなかなかやってくれなさそうなので原作読んじゃおうかな。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 39

68.8 4 貧乏で友情なアニメランキング4位
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (1005)
5481人が棚に入れました
父親に勘当され、家を追い出されて七重島にやってきた高校生『八真重護』は一人暮らしを始めた部屋で地縛霊『龍ヶ嬢七々々』と出会う。
重護は、10年前に何者かに殺害された七々々を成仏させるため犯人捜しを決心する。かつて七々々が世界各地で収集し、今では島のあちこちの『遺跡』に隠されている『七々々コレクション』。
この不思議な力を持つお宝を使えば七々々を殺した犯人を見つけることができる。重護は七々々コレクションを手に入れるため冒険部に入部する。
しかし、七々々コレクションを狙って、ひとくせもふたくせもあるプレーヤーの思惑が渦巻いていた。
騙し騙されのお宝争奪戦が、今、始まる!

声優・キャラクター
田辺留依、小野友樹、阿澄佳奈、花澤香菜、興津和幸、鈴木絵理、早志勇紀、能登麻美子、鳥海浩輔、内山夕実、伊藤かな恵、櫻井浩美、細谷佳正、久野美咲
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

今日の七々々コレクションはこの向こうに・・・

鳳乃一真によるライトノベル作品を原作とする

作品です。全11話、原作未読。


八真重護は父親に勘当されてとある島に島流しとなって

しまう。そこで暮らす安アパートには地縛霊の龍ヶ嬢七々々

が住み着いていたのだった。七々々はこの島を開発した

天才集団の一員だったが何者かに殺されてしまっていた。

重護は七々々を成仏させるために犯人を探そうとするのだった・・・


七々々コレクションが様々な力を秘めており、それを見つける

ためには隠されている場所の謎を解かなければならない。

この謎解きと七々々や重護をはじめとするキャラたちが

とても魅力的な作品だと思います。謎解きは七々々コレクション

と言う不思議な力を秘めているとのことでしっかりとした

遺跡の中にあってそれぞれに一種のパズル的なものや身体能力を

試すようなものまでと多種多様な罠、仕掛けもありという感じ

で、こっちもワクワクしながら見ることができた作品だと思います。

それからキャラもかなり個性の強い方々が揃っていて

キャラたちが織り成していく世界観がまた独特な方向に

広がっていくようで、謎解きの中でのキャラたちのやり取りも

面白いと思います。


謎解きが私の好きな某パズルバトルアニメの中に出てくる

ような、ただ謎を解くのではなく様々な仕掛けが存在し失敗すれば

その代償も払わなければいけない。それも全部引っ括めて挑むだけの

覚悟を持っていなければ到底クリアすることは愚か挑戦すらも

できないくらいというのであったため、より楽しんで見ることが

できたと思います。

個人的には終わり方があんな風でしたし、まだいろんなことの結末を

迎えていないのが多いので二期をやってくれないかなと思っています。

◆個人的点数評価 82.715点

◆余談

{netabare}
謎解きがあった作品ですが、謎解きの部類でも一種のパズルと

似た傾向があるものでありました。

{netabare}出だしの試練の謎解きは見た瞬間にあれが答えを導く鍵に

なるなと思えるほど上手く、出だしに持ってきていました。{/netabare}

{netabare}こんなのはさておき、ラストの謎解きがフィボナッチ数列を

鍵とするものでしたが、実はこの謎解きの構造を見たときに

星座が云々よりもこの数列が思い浮かんでいました。

その理由はですね、あの構造を上から見たときに植物に見えた

からということです。フィボナッチ数列は隣り合う二項の比率が

一般項のnを大きくするに従って黄金比に限りなく近づいていく

数列なのですが、そもそもなぜ黄金比とまで言われるのか。

私は正確な理由付けは知りません。そんなものには興味がない

からです。ですが今それが黄金比と言われて納得が私はできます。

この比率が様々な点において合理的な数値であるという事実が

あるからです。黄金比は1:(1+√5)/2=1:1.6180・・・

なんですがあまり複雑なことを言うとあれなので簡単に言うと

植物は光合成をしないと生きるのに必要な栄養が足りません

枝を広げていってもより高いところを目指そうとすると

葉っぱがかぶってしまいます。ではその時にどのように葉っぱを

つければ重なりが少なくなるのかと言うと黄金比を満たすように

葉っぱを生やしていくと重なりが最も少なくなります。

また植物の中で一つの花に複数の(大体数百個とか)種をつける

ものはその種をつける雌しべの並べ方すら黄金比を利用している

のです。そんな感じで効率を求めた時にこの比率が一番になる

というわけです。{/netabare}

さて上二つはどうでもいい話でした。(と言ってもこれから書く

こともさほど変わらないくらいどうでもいいことなのですが・・・)

このパズル的アイデアを利用したものがすごく好きなので

ここにちょっとした謎解きを書こうかななんて思いましたが

長くなりそうなのでやめておきます。

本当によくわからない謎めいた余談にお付き合いいただき

ありがとうございます。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 35
ネタバレ

雪だるま* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

On your way 現世 Adventure!

◎放送時期:2014年4月~6月(全11話)
◎ジャンル:冒険活劇

●原作:鳳乃一真(ファミ通文庫刊) ●監督:亀井幹太
●キャラクター原案:赤りんご ●シリーズ構成:倉田英之
●キャラクターデザイン:川上哲也 ●アニメーション制作:A-1 Pictures

■あらすじ■
父親に勘当され島流しに合った八真重護は、「七重島」にて
新たな暮らしを始めることになる。しかし借りることになったアパートには
10年前に殺された地縛霊の少女・龍ヶ嬢七々々が住み着いていた。
重護は七々々を成仏させるため、犯人探しと「七々々コレクション」の
収集を決意する。

-------------------------------------------------------

☆★感想★☆

※原作未読。

作画は綺麗だし、キャラ絵も可愛い。
話のテンポも悪くないし、キャラ同士の掛け合いもわりと面白かったです。
でも肝心の内容に纏まりがなかったというか、展開が少し雑でした。

ジャンルを「冒険活劇」にしましたが、アドベンチャー色は薄かったですw
謎解きというか遺跡攻略のシーンはもちろんあるんですが、
説明が分かりづらいうえに結構 淡々としてました^^;
しかもそれも毎回やるわけじゃなかったので、ガッツリなアドベンチャー
ものを期待していただけに、正直 物足りなかったです。

1~3話はワクワクしながら観ていたけれど、それ以降は唐突めいた展開が
増えて置いてけぼり状態になりました。
途中から七々々ちゃんに関係してない組織のもめ事とかバトル要素が
入ってきて、それが足を引っ張ってしまってたように思いますね。
個人的にはもっと七々々ちゃんに焦点を当てた展開にして欲しかったです。
キャラを増やし過ぎて 視点が方々に散らばっており、掘り下げが不十分
だったのも残念でした^^;

それでもキャラ自体はわりと好きでした^^
唯一 キャラにハマれたので完走出来たって感じですw
重護が主人公なのに胡散臭いっていうキャラ付けも面白味があったし、
中でも「ちっちゃい+八重歯」な金髪探偵少女・壱級天災ちゃんは
『もうこの子がメインヒロインでいいのでは?』と思ってしまうくらいに
可愛くて魅力的なキャラでした。
ぽぷらちゃんやこまちゃんなど、阿澄佳奈さんがこういうキャラを
演ると やはりハマりますね\(^o^)/

しかし、やっぱりそのせいもあってか
本来のメインヒロインである七々々ちゃんの影が全体的に薄かったです。
まぁ地縛霊で外に出れないという設定上 仕方なかったのかもですが…。
あと、ダルクなんですが個人的に {netabare}「男の娘」{/netabare}という設定以外の
キャラ付けが弱かった気がします。

最終的にやはり尺不足だったのか、
結局解決してないことが多いまま終わってしまいましたね。
{netabare}
○七々々ちゃんを殺した犯人
○七々々コレクションについての真相
○ゆんちゃんについて(最後のCパートでどうやら生き返った?ような様子が
見られましたが…)

その他にも七々々ちゃんは本当に成仏したいのか?とか、
あと「祭」のことも重護と雪姫姐さんとの関係は語られましたが、
その他のことはよく分からなかったですね。{/netabare}

もし2期があるのであれば一応観たいと思いますが、
公式Twitterで『続きは原作で!』と言われていたので2期制作は
微妙かもですね><
ノイタミナもしばらく枠が埋まっていますし。

●OP「バタフライエフェクト」/私立恵比寿中学
●ED「微かな密かな確かなミライ」/スフィア

OPがわりと耳に残りやすい曲でした^^
BOΦWYの「鏡の中のマリオネット」という曲に似てるとの声が
多かったみたいですw

■好きなキャラ■
やっぱり、天災ちゃんですかね(*´▽`*)
とにかく可愛いし有能。表情がころころ変わるところも良いですね。
そして前述しましたが、阿澄さんの力も大きかったと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 29

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

七々々の七不思議

原作は未読で視聴です

タイトルの“埋蔵金”ってところに惹かれました

“埋蔵金”っていうから
てっきり“現金”絡みのお話かと思って観たのですが
全然違ってました^^

お宝探しのお話なんですね~


ちなみに“埋蔵金”ってWikiで調べてみると
「埋蔵金(まいぞうきん)とは、行方不明だとされる“財宝”のことである」と書かれているので
“現金”限定ではないみたいですね

なんだか
はるか昔元カレに
「誕生日のプレゼント、なにが欲しい?」って訊かれて
「お金~!!」って
何も考えずにFinal answerしたときみたいな感じかな?

(この後本当にFinalになりました~(ToT)



お話は
タイトルのとおり
メインヒロインで地縛霊の「龍ヶ嬢七々々」ちゃんが隠したお宝をめぐるお話です


謎解きや
バトル
ちょっとHぃシーンや
ラブっぽいエピソードなんかも盛り込まれて

とても見ごたえアリで“面白そう”

なんて盛り上がったところで
終わってしまうという

最近のこの手のアニメ作品にありがちな展開


序盤はミスリード的な展開や
伏線がいっぱいで
それだけでおなかいっぱいになってしまいます

特に登場人物の関係性に頭が混乱します


さらに
お宝探しの謎解き

謎解きに絡めて繰り広げられる
ラブコメ的展開

まあ
謎解きやらで少々堅くなったおつむを揉み解すみたいな展開でしょうか


そして
後半は探し当てたお宝が
ドラえもんの秘密道具のように扱われて
派手なバトルという
テンポのいい展開


最後は

七々々ちゃんの
「プリン忘れないでね♡」
なんてプリティなおねだりで終わるという

ブチ切れモノの結末・・・


でも
これだけ
謎解きやらアクションやら
見せ場が多い中で

結局一番(私的に)目立っていたのが
地縛霊の七々々ちゃんというから
なんだか合点がいきません


ここで
七々々ちゃんについて
私の超偏向した所見を・・・


一番最初の見た目は・・・

なんか“イ○娘”ちゃんが成長したらこんな感じになるのかな^^


声は・・・

なんか“黄○乙○×ア○ネ○ア”の“ゆ○子”さんみたいに
ちょっと軽め^^
最近の幽霊声ってこんな感じなのかな^^
(ちなみに
中のひとは「田辺留依(たなべるい)」さんという方
最近出てきた人みたいです)

オンラインゲームとプリンが好き

お宝のネーミングセンスがイマイチ

身体の線は細いのに
オッパイが意外に大きい(怒

格闘技が得意らしく
じゅうごくんの腕を2回ほどへし折っている・・・

とまあ
普通のかわいい地縛霊です^^


こんなにかわいらしいキャラ属性を備えた七々々ちゃん

ただ
不可解なことに
周囲の人たちのほとんどが
その存在をすんなり受け入れてしまってる

地縛霊なのに・・・


自称“名探偵”の「天災(てんさい)」ちゃんと付き人の「ダルク」ちゃん(くん)なんか
夜な夜な部屋に押しかけ一緒にゲームに興じている

さらに
お宝探しのオブザーバー的存在なのは分かるのですが
主人公の「八真 重護(やまじゅうご)」くんの
お部屋にとり憑いている地縛霊という設定であるが故
お話の見せ場にまったく絡んでいない


作中での
彼女のアグレッシブなシーンといえば
1話目序盤のインディ・ジョーンズ張りのアクションと

EDで毎回流れる
巨大プリンの上でカラメルソースを撒き散らしながら走りまわるシーンくらい
(っていうか正直汚い^^!)

まあ
お話のなかでは
じゅうごくんや「冒険部」の人にお宝のヒントを与えたりして
キーマン的な役割を果たしているっていう点でいえば
おいしい役どころなのかもしれません


もしかしたら
このお話って
お宝なんかより七々々ちゃんにまつわる七不思議を解いていくのが
隠れたメインテーマなのかな?


2期やるんだったら
ぜひ観てみたいですね~

投稿 : 2024/06/01
♥ : 31

65.6 5 貧乏で友情なアニメランキング5位
ビビッドレッド・オペレーション(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (987)
4495人が棚に入れました
舞台は大島。天真爛漫な14歳の少女・一色あかねは発明家の祖父としっかり者の妹と貧しくも、温かな毎日を送っていた。海の向こうに臨める人工島ブルーアイランド。
その中央にそびえ立つのが、世界中のエネルギー問題を解決した画期的な発明“示現エンジン"。
それはみんなが夢見た、平和な未来。誰もが笑える幸せな日々―――。
しかし、世界を突然、危機を襲う。示現エンジンを狙って現れた謎の敵・アローン。
どんな兵器も通用しない絶望的な状況に、大きな力を秘めた赤いスーツ“パレットスーツ"を着た1人の少女が立ちあがる―――。
そして少女のもとに集まる仲間たち。
彼女たちの友情こそが、世界を救うたった一つの希望なのだ。

声優・キャラクター
佐倉綾音、村川梨衣、大坪由佳、内田彩、大亀あすか、てらそままさき
ネタバレ

カルマるかIS さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

テーマは友情!王道ならではの落とし穴?

第十二話視聴しました~{netabare}あれ?カラス弱くね?パンチでやられちゃったよ。しかもレイが早速戻ってきてループするかと思いました。まあ、愚痴ばっか言ってもアニメは楽しめませんよね。最後のレイの笑顔は最高に輝いていましたね。ツッコミどころ満載の最終話でしたが、全部をひっくめればなかなかよかったと思います。とくにキャラはよかったです。作品の内容に触れていないのはまあ、察して下さい。とりあえずお疲れ様でした!ありがとう!{/netabare}

第十一話視聴しました~{netabare}カ、カラス強すぎwていうかレイが丸呑みされたーーーーんでもって巨大化ですかorzなんともいえない状況になってきましたね。なぜか丸呑みというとまどマギというイメージだったのでちょっと塗り替えられるかもです。次回予告がないんで次が最終回かわからないけど楽しみですね{/netabare}

第十話視聴しました~{netabare}まあ、だいぶベタな展開ですがおもしろければいいですよね!逆切れよりもあのまま落ち込んだほうがもっとよくなったきもします。どういう結末でレイのハッピーエンドが見れるかとても楽しみです{/netabare}

第九話視聴しました~{netabare}今回は日常回でありながらひまわりの可愛さMAXで、ひまわりと若葉の仲のよさも見れましたね。あの流れ的にひまわりと若葉のドッキングがみたかったです。ひまわりが一人で無双しすぎてるきが...
次回にも期待です{/netabare}

第八話視聴しました~{netabare}ドッキングしないでみんなの力で戦うというのもありですね。むしろドッキングした余裕勝ちよりこっちのほうがいいですね。本当にあのカラスなんなんでしょうね。悪いのはレイじゃないよ!お互いの正体に気付く日も近いでしょうね。次回も楽しみです{/netabare}

第七話視聴しました~{netabare}今回は今までで一番おもしろかったきがします。若葉が結構重症なロリコンでしたが、イエローとの合体が一番テンション上がりますね。最後の叫びのシーンがちょっと棒になってたのは残念ですね。次回からもこのクオリティーで進めてくれることを願います{/netabare}

第六話視聴しました~{netabare}今回は健次郎があかね達の友情パワーを強化しようとするけどとんでもないことになる話でしたねwここまで長い題名を見たのは初めてです。ギャグ回なのか普通の回なのかよくわからなかったですがこの後少ない話数で今までの分取り返せるんでしょうかね。とりあえず次回に期待です{/netabare}

第五話視聴しました~{netabare}れいは別の世界からきたってことでいいのかな?それでもってその世界と家族と友達を救うためにアローンを強化してるっていうことになるけど結構そこらへんをぼかしてたからまだなんともいえないですね。れいは可愛いというより美しいですね。次回も楽しみです{/netabare}

第四話視聴しました~{netabare}ちょっと!ちょっと待って!早くない?展開とかじゃなくてドッキングするの早くない?キャラとの関わりを2~3話かけてここまで持ってきたらよかったのになんでしょうかねこの残念かんじは。おもしろいっちゃおもしろいのですがもう少し考えてほしいです。格ゲーとかだしたら案外おもしろそうだなという思えましたねwこの先挽回してくれることを願います{/netabare}

第三話視聴しました~{netabare}とりあえず早い!テンポがいいというよりは詰め込みすぎになっちゃっていますね。出会って二年でドッキングできなかったのに一日でドッキングできちゃったのはなんかいろいろと残念ですが、拳で語り合ったからという解釈でいかせてもらいますねw中学生からしてみると結構おもしろいのですが大人にはちょっときつくなってきたんじゃないかなと思い始めましたね。とりあえず次回に期待です{/netabare}

第二話視聴しました~{netabare}今回はとってもいい戦闘回でしたね。戦闘機との共闘シーンは胸が熱くなってとってもよかったです。ドッキングでちょっと百合をいれたのは成功だったのかな?人それぞれの価値観によりますね。この早い段階で最強になってるけどいいんでしょうかね。深く考えすぎずに見れば本当におもしろくなることまちがいなしですね!{/netabare}

第一話視聴しました~{netabare}タイトルどうり今期のなかで一番楽しみにしていたのですが完全に期待していたとうりでよかったです。一話としての掴みもよく作画はつねに安定して綺麗でしたね^^変身シーンにも力を入れていて手抜きなしで最後までいっていたので、後は戦闘シーン次第で評価がわかれると思うので頑張ってほしいですね{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14
ネタバレ

Ihuy さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

お尻(七話感想追加)

●一話視聴後の感想
{netabare}何となく癪に障る発言(独り言が多すぎる)、表現の浅はかさ(あかねの高所恐怖症の表現の仕方や、おじいちゃんが死んでいるというのにただ泣くだけの姉妹)、見え見えの伏線(戦闘機が初めに撃墜された後に、あおいがオスプレイで出発)、名もない脇役の大量死(先述の戦闘機、あおいが乗ってたオスプレイの操縦者)等、全体的に雑だなと思った。
例えるなら、総集編を見ているような感じ。

{netabare}酷いこと言うならば{netabare}、駄作の予感?{/netabare}{/netabare}

ただ、CGは結構良い出来だと思った。次回の戦闘シーンに期待したい。
そんなことより、いきなりお尻ピカーン(оДо)は不意を突かれた。
なんだかんだ言っても個人的には今季期待ナンバーワンなので、今後の動向に注目したい。
{/netabare}

●二話視聴後の感想
{netabare}今回は予想も出来ない超展開の数々にとても翻弄された。
これはもう笑うしかなかった。

今回笑わせて頂いた所
・人がゴミ処理のように殺されているのに、全く緊張感が無いあかねとあおい
「すごーい、あかねちゃん!」「えへへ」
「あおいちゃん、大ホームランだよ!」

・あおいはトマトが嫌いなことすら言えない純真な少女(の設定)なのに、自分がドッキングを躊躇したことにより沢山の人が死んだことを気にする様子が全く見られない
それとあかねちゃん、気づいていたならもっと早く言おうよ。

・初めて武器を扱うというのに、普段から武器を扱ってます感が否めないあかねとあおい

(酷評){netabare}もしかしたら、これは切るのが勿体無いアニメなのかもしれない。
今後は違う意味で、期待したいと思う。{/netabare}
{/netabare}

●三話視聴後の感想
{netabare}もーなんか、むちゃくちゃですwww
前回とあきらかに外観が違うのに、直ぐにアローンだと分かるあかね。
トマトの件があったのに、何の苦労も無くドッキングするあかねとわかば。

などなど、突っ込み所が沢山。
これはもう突っ込まない方が良いな。
気付くのが遅かったw

唯一真剣に気になったのが{netabare}、ぬいぐるみの「もはや世界のエネルギーの95%を担う示現エンジン」という発言。
大人だったら分かるでしょ?世界の中枢を一点に集めたらどうなるか。

表現が雑なだけだと思っていたが、設定も雑だったようだ。

{netabare}そんなことより、わざわざドッキングする必要性ってある?このままいけば、そのうちトリプルドッキングとかあるかもね。
{/netabare}
{/netabare}

●四話視聴後の感想
{netabare}今回は少なめ。

毎話思うんだけど、各話のキーとなるエピソード(2話ならトマト、3話なら本当の強さ、4話なら友達に裏切られたこと)をもっと最初から話に入れ込ませないのかね?

今回気付いたけど、OPちょっとずつ変わってたんだね。
{/netabare}


●五話視聴後の感想
{netabare}まあ今更なんですけど、フラグの立て方が超絶下手ですね。鉄骨落ちるのとか、あからさま過ぎて興醒めです。
{netabare}フラグと言えば、最後に登場したお母さん。あのタイミングで登場させるなんて、どう考えてもあれ死亡フラグなんですけど。{/netabare}

閑話休題。

今回でキャラ紹介回は終わりかな?
ということは、次回から本格的にストーリーが進み出すということですね。
次回予告も放送されなかったので、次回は何か仕掛けがあるのではと微かに期待でもしちゃったり。

{netabare}そういえば鳥が喋るアニメって、近頃見たような気がする。
気のせい? そうか気のせいか。{/netabare}
{/netabare}

●六話視聴後の感想
{netabare}滅茶苦茶な設定に滅茶苦茶な話=まともなアニメ

今回は意味不明過ぎて、逆に面白かった。
おじいちゃんの発明品を木刀や岩で壊す彼女らは凄すぎる。
それと、あおいの病弱設定はどこに行ったのか知りたい。

以上w
{/netabare}

●七話視聴後の感想
{netabare}今回は久々に戦闘機とおじいちゃん(本体)が登場した(勿論、戦闘機は瞬殺されたが)

今回気になったのは
・戦車を無駄にするクセに、あかねに少しも金を恵まない防衛軍
・カラス「他人との接触は禁止」「学校行け」
・緊張感が無いが故に撃墜させられるあかね
・佐倉綾音さんの演技力の無さ
・落ちていくあかねを放置

まあこれ以外にも、突っ込み所はたくさんあるんですけどね。
CGの出来が落ちていたのは残念だったな。。。

{netabare}あおい「ビビって来た?」
れい「(゜Д゜)ハア?」
クソワロタwww{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「初めて会ったときからビビっと来たんだもん!」

あにこれでの評価がそんなに高くないから、
楽しめるかどうか、少し不安に思っていました。

想像していた内容とは少し違いましたが、
普通に楽しめました^^

評価を見ていただけるとわかるように、
特に作画と音楽の面で楽しめたかな♪

全12話です。


● ストーリー
一色健次郎(いっしき けんじろう)が発明した
示現エンジン(じげんエンジン)が世界のエネルギーを司る世界。

平和な世界に、示現エンジンの破壊を狙う
アローンという巨大な敵が現れた。

健次郎の孫娘:一色あかねは、
祖父の開発したパレットスーツを着てアローンと戦う使命を受ける。


変身して戦う。
“魔法少女”もとい“科学的変身少女”です。笑

なぜあかねが変身できるのか、
パレットスーツがどういう仕組みなのか、
その辺は不明です。笑

きっと私達には到底理解できない、
高度な理論が隠れているのでしょうw


≪ 戦う女の子のお話。いや違う…? ≫

変身少女がアローンという敵と戦う。

科学的で、バトル的で、謎が解明されていくような、
ちょっと重めの話かな?と想像していると肩透かしを食います。

この作品のテーマは“友情”。

というわけで、仲間の女の子たちとの
きゃっきゃと仲良く楽し気な友情パートも多く盛り込まれています。

話によっては本筋であるはずのアクションパートが
おまけ扱いのような回もw

私は友情パートもアクションパートも好きで楽しめたけれど、
もっとアクションを求めていた人には物足りなく感じるかも。

12話なので内容が薄い気もしたけれど、
最終話が気に入ったので、良い作品だったと満足しています^^


● 作画
パレットスーツを着ると空を飛べる!武器が使える!

というわけで、
アクションシーンの作画がとても大切。

風を切る様子や変身シーンの躍動感など、
作画については申し分なし♪


気になったのは、
やけに強調される女の子の下半身。笑

あかねたちの制服はスカートではなく、ショートパンツ。
どうしてもおしりに目がいっちゃいます(/ω\)


● キャラクター
一色あかね (いっしき あかね) :cv.佐倉綾音
二葉あおい (ふたば あおい)  :cv.村川梨衣
三枝わかば (さえぐさ わかば) :cv.大坪由佳
四宮ひまわり(しのみや ひまわり):cv.内田彩
黒騎れい (くろき れい)    :cv.内田真礼

主要キャラには数字と色が入っています。

私のお気に入りは機械大好き少女・ひまわりちゃんです♪

わかばが「ひまわりちゃん、かわいい!」と絶賛する気持ち、
よーくわかります♪

● 音楽
【 OP「ENERGY」/ earthmind 】

ここ最近で1番お気に入りの曲♪
この曲、最高です^^

躍動感があるアニメーションにぴったり♪
やる気スイッチオン!な曲です♪

この曲を聴いて風を感じていると、
空を飛んでいるような爽快な気分になれます^^


【 ED 】

2~5話のEDは、あかねと他のメンバーによるデュエット曲が
順に使用されます。(5話のみ、れいちゃんがソロで歌っています。)

1番のお気に入りは、
「Stray Sheep Story」/ 一色あかね(佐倉綾音)、四宮ひまわり(内田彩)

ひまわりちゃんとの曲です♪


6話からは主要キャラ6人で歌う曲、
「Vivid Shining Sky」が使用されます。

EDの中ではこの曲が1番好きです♪
チャイムのようなサビのメロディ&リズムがやみつきになりましたw


● まとめ
「あれ?設定無視されてない?」
「あれ?展開これでいいの?」
と疑問に思うところは多々あるので、

しっかりとした設定や世界観じゃなきゃやだ!という人には
おすすめできません。笑


内容にこれといった特徴はないけれど、

・すっきりとした話が好き
・爽快感のある作画が好き
・変身とか合体とか、そういうのが好き
・女の子のおしりが好き
・百合成分がある、という言葉に反応する

↑に当てはまる人にはおすすめします。笑

個人的にはカワウソじいちゃんのマスコット感も好きだったけどw


というわけでビビオぺ、
あにこれの評価程悪い作品ではなかったと思いますよ^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 32

59.3 6 貧乏で友情なアニメランキング6位
東京ESP(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (544)
3092人が棚に入れました
貧乏学生の漆葉リンカはある日、空飛ぶペンギンとそれに追われる光る魚の群れに遭遇する。そして、魚の一匹が彼女に入り込むことでリンカは物質をすり抜ける超能力(ESP)を手にした。同じくESPを手に入れた先輩、東京太郎と共に彼女は超能力者によって起こされる様々な事件に遭遇することになる。

声優・キャラクター
木戸衣吹、三澤紗千香、河本啓佑、相沢舞、稲田徹、緒方恵美、田所あずさ、川原慶久、今野宏美、安原義人、井上和彦、中田譲治、玄田哲章、江原正士、麦人、緒乃冬華、平松広和
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

拳『こぶし』 ~Elevated Second Perfection~

最終回で下唇の評価が急上昇!!!!!

www

レビュータイトルはなんかそれっぽく、
ただ押したいだけwwww

最高に単純なネタとバトルのアニメだったが、
結末だけは物語としてなかなか評価高い。
なんか久しぶりに{netabare}負けエンド{/netabare}を見た気がする。

OPの拳ちゃんの演出全てが最高☆☆☆☆☆
あの「真打登場!!!!!」的な感じは、マジええわ~♪
眼を見開いた瞬間、曲は絶頂を迎え、走り出す!!
もう、辛抱たまらん♯

きっとこの作品を熱く語る人がいないだろうから、
オレが超能力を駆使して作品を素晴らしいものに変えてやる!!!!!

◇能力:自分が見ている妄想を人に晒す、文章で!
◇能力名「Especially Specially Punch」

人物紹介
{netabare}
☆主人公 こぶしちゃん
親に捨てられ身寄りもなく、泥水をすすり、盗みを働いても生きてきた。
ある日「光る魚」が自分の拳をすり抜け心臓へとたどり着く。
死を垣間見たこぶしは、この世界で自分が透明な存在だと気付く。
気を失い立ち上がると、鏡には自分の姿が写っていなかった。

○サブ りんか
こぶしちゃんがねぐらにしていた空家の隣の家のアパートに住んでいた。
ある日、自らの体をすり抜けた買ったばかりの下着が風に飛ばされ、
隣の家の屋根に乗っかった。
楽しみにしていたこと、なかなか高かったこと、体を通り抜けたことが合い重なり、
全裸で混乱しながら隣の家の空家に飛び乗ると、そのまま屋根も外壁もすり抜け、
寝ているこぶしちゃんの頭に蹴りを入れてしまった。

☆主人公 りんかの父
裸で屋根をすり抜ける娘を追い、かつての仕事で培ったピッキングの技術で隣の家の空家に侵入。
玄関を開けた瞬間に漂う犯罪の香り、闘争心が昂る一方で氷の様な落ち着きが肉体を包む。
神経を尖らせていたつもりが、ピリピリしていたのは裁縫針がお尻にささっていたからだった。
状況とその不可解さに驚き心を乱すと、
突然目の前に現れた黒いライダースーツのチャックに強烈なデコピンをかまされ気を失う。

以下略{/netabare}

ふぅ、これ以上この能力を使うと色んな意味で危険だw


流れも、物語や登場人物の根幹を成す部分が単純かつ雑なのだが、
それがこの作品の魅力である。

1話をなかったことにすれば、もうちょっと良くなる。

ツッコミどころが多いし、
{netabare}オレたちの戦いは続くエンド{/netabare}でもあるけど、
良い所、たくさんあるよ!

主人公側の能力が{netabare}地味とか、どちらかというと弱い{/netabare}とか、
バトルで容赦なく{netabare}女の子の顔をボコボコにされる{/netabare}とか、
何かあったよ!


・・・と、そもそもフォローしようとする感想を書いてる時点で、
微妙な作品であることは否めない。

では微妙だとつまらないかというと、そんなことはない。
中二病なOPやキャラの信念にそそられた方は最後まで楽しめると思うよ~



★1話観た感想→{netabare}

2014.07.13 20:02
物語 : 2.5  作画 : 4.0  声優 : 3.5  音楽 : 3.0  キャラ : 2.5
【エスパー微糖】

え、世界の使い回し??
喰霊零ってそんな人気あったの?元ネタから派生させたものって、大抵・・・

なんかあらすじにエスパーが~、ペンギンが~って書いてあったから、
ギャグ色の濃いエスパーの話だと思ってたんだけどな~


エスパーギャングが国会議事堂を占拠し○ピュタの様に浮かせて落とそうとしてるみたい。
ついでに街ではやりたい放題♪
エスパーヒーローズが地味な超能力でギャングの目論見を叩き潰し、街を救っていく、って感じ。

うーん、
シティーハンターからエンジェルハートぐらいの無理やり感がある。
旧キャラ、あの二人には黙ってもらえるのかな?

ということで、3話ぐらいまで観て切るかも~

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16
ネタバレ

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

超能力バトル(´Д´(○====(≧□≦*)oパーンチッ!!!

少年エースで連載中の漫画が原作のアニメです。
ある日,主人公の漆葉リンカは「謎の光る魚」に遭遇します。
その後,彼女は物を透過してしまうようになります。
それがESP(超能力)。
普通だったらこの魚に遭遇できるのは主人公だけ―というのが,漫画においては一般的だと思うのだけど,この漫画は彼女だけが特別ってわけじゃないんですね。
この魚は不特定多数の人と遭遇していろんな人がESPを身に着けてしまうというなんとも荒唐無稽なお話なのです。
そして,彼女はそのESPをもった人達と,ある人は仲間になり,そしてある人は敵になり…といった感じでお話が進行していきます。

あたしの第一印象としては…このアニメよく観ようとしたな,自分っていう…(汗)。
ロボットが出てきてくれたらすぐに観るの止めたのになかなか出てこないから最後まで観てしまったよ。。
(まだご覧になってない方,これは決してそういうアニメではありません。)
単純に自分の好みのジャンルではなかったので…。
そして,ビジュアル重視の自分的にはキャラデザが好みじゃないです(>_<)
原作を読んでないので知らないのですが,そもそも原作があぁいう感じなのかな?
そして,戦う話もそうなんですが,戦う女の子があまり好きじゃないのです。。
今,少年漫画で主人公が女の子って珍しくないのかな!?
でも,主人公の好感度的には少女漫画の主人公より好感度高いです。
だって,まぁ正義感強くて良い子…ってこれは少女漫画の主人公もそうか…。
彼女は東さんのことが好きってことで良いんですよね?
でも,少なくともこのアニメではあんまり東さんと一緒に居ないっていう印象でした。
お節介もないし,がつがつしていないというかね★
まぁ恋愛モノではないのでそれもそうか。
東さんは(キャラデザは置いといて)かっこいいですね。
でも,もうちょっと強くても良かったと思います。
それだと主人公が霞んじゃうかな。
{netabare}美奈実と同じESPを持っているのに美奈実の方が全然上って…。
それはあの魚のせいなんですかね。
そうだとしたら納得いかない。{/netabare}

あと,あたしだけですかね。
紫ちゃんと歩くんの区別がつかない∑(゚□゚;)
性別も違うのに…。キャラも全然違うのに…。
だってだって,紫ちゃんショートヘアなのと,2人ともメガネかけてるから!!←言い訳。
よく見れば分かるんですけど,バトルものなので,けっこうドタバタしてる時なんかはいちいちゆっくり確認してられないし。。

好きなキャラは小節ちゃん。
{netabare}初めは完全に悪い奴だと思ってた!!
けど,お父さんにぽっ♡ってなっててうけました(笑)。 {/netabare}
小節だってリンカくらい強いのだからもうちょっと活躍させてほしかったな☆

{netabare}1番気になったのは船が東京タワーに立てかかってる画!!
いくら船がでかくてもあの比率おかしくないかい!?
それとも,意外と大きい船はあれくらいあるんでしょうか?
あるの。まぁあるなら仕方ないですね。
あたしが悪かったです。←{/netabare}

あとはやっぱり人が簡単に次々に死んでいく話は好きじゃないです。
観てていたたまれなくなって…いるっていうのにどんどん物語は進行していって…。
それはこのアニメに限ったことではないのですけど…。
{netabare}それだけじゃなくて,東さんの手に刀が突き刺さってからのあれ!!
もうやだ。痛くてしょうがないです。゜(>д<)゜。{/netabare}

原作の方ではまだまだこれから続いているんでしょうから,たった12話のアニメではすっきり終わりませんでした。
全然まったくもってダメなアニメじゃないと思うのですが,好みじゃなかったので,2期やっても観ないでしょうね。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

突如超能力を手にしたら・・・正義のためにその力を使えるでしょうか・・・?

この作品は、原作未読、事前情報無し・・・東京を舞台にした超能力系の作品なんだろうなぁ・・・という程度の状況で視聴に臨みました^^;

物語の冒頭で登場する二人の女子高生・・・
「あれっ、この人達どこかで・・・?」と思われた方も多いと思います。
それだけじゃありません・・・第1話のAパートにはやたら懐かしい面々が登場します。
それも結構な時間を使って・・・

気になったのでwikiで調べてみました・・・なるほど、作者繋がりだったんですね^^

この物語の主人公は、高校1年生の漆葉 リンカちゃん・・・
彼女は、ある日突然超能力を手にします。
でも、超能力を手にしたのは彼女だけではありませんでした。
その能力をどの様に使うかは本人次第・・・なのですが、リンカちゃんはその能力を手に入れたが故に様々なトラブルに巻き込まれ・・・物語が動いていきます。

生き方には二通りしかない・・・
奇跡など全く起こらないように生きるか、
全てが奇跡であるかのように生きるかだ・・・

物語の冒頭・・・このようなナレーションが入ります。
この意味深な台詞が今でも頭に残っています・・・
きっとこの作品のメッセージが凝縮されていると思うから・・・
そして、少なくても自分の手の届く範囲のことは後者でありたい、と思っているから・・・だと思います。

もちろん、人生において前者の様に石橋を叩いて渡る慎重さも必要ですが、それだけでは越えられない壁が目の前に立ちはだかった時・・・
乗り越えるために全力で立ち向かいたいですよね^^

この物語でも、登場人物の一生懸命をたくさん見ることができます・・・
人それぞれ・・・色んな一生懸命がありますが、人の頑張る姿は見ていてとても気持ちが良いです・・・^^

でも、ただガムシャラに頑張るだけじゃ駄目だってことを、この作品では示唆しています。
難しいのは、やっぱり人の気持ちを向けること・・・振り向いてもらうことだと思います^^;

大切だからずっと見てきた・・・そう思っていた・・・
私にとって、それはとても些細だった・・・
でも、貴方にとってそれは些細ではなく、全てだった・・・
もし、それに気付いていたら・・・今こうじゃなかった・・・?

登場人物のたくさんの葛藤・・・是非本編で感じて頂けたら、と思います。

オープニングテーマは、飛蘭さんの「東京ゼロハーツ」
エンディングテーマは、妖精帝國さんの「救世Άργυρóϛ」
特に飛蘭さんのオープニングは好みだったので毎回欠かさず見ていました^^
養成帝國さんの曲も格好良いのですが曲名が読めません・・・^^;
何語・・・? 何て書いてあるの・・・?
一度気にすると止まらなくなるので、あまり気にしないようにしています^^;

1クール12話の作品でしたが、原作は2部構成になっていて現在2部が連載中で、1部が今期の作品に相当するそうです。
続編・・・もし制作されるなら是非視聴したいと思います^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22

62.1 7 貧乏で友情なアニメランキング7位
閃乱カグラ(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (518)
3024人が棚に入れました
権力者が欲を満たすための道具として使う「悪忍」たちに対抗するため、政府は国家所属の忍「善忍」を育成する機密プロジェクトを立ち上げた。
学生数1000人以上のマンモス進学校「国立半蔵学院」には、この善忍を育成する「内閣特務諜報部諜報一課付特殊機密諜報員養成所」、通称忍者学科という裏の顔があった。

声優・キャラクター
原田ひとみ、今井麻美、小林ゆう、水橋かおり、井口裕香、喜多村英梨、茅野愛衣、白石涼子、後藤沙緒里、豊口めぐみ、藤原啓治、三森すずこ、浅川悠、山本兼平
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

2021年、今度はねぷねぷと出会う...!だがCEROはCへと落ちた...もう高木さんは帰ってこない...

緒言 バイーンは表現の進化を際立たせた
{netabare}初めてやった17禁がこれで2作品ともやりました
(CEROの規格は推奨年齢を指しているため年齢以下でもプレイはできるが、未成年の教育上、他の年齢層のゲームで慣れておく必要がある)
兄貴は17禁ではPS2のひぐらし祭を消化しました
とにかくちょっと動けばバイーンバイーンないし、たゆんたゆんと揺れまくります。ゲームもすごく進化したものだ
操作性だったら全年齢対象でも行けるんだけどなあ...
1作目は失敗作で、蛇女サイドも操作できる2作目が良かった

際どいシーンにおいての光の盾やグラフィック盾があっても円盤買って盾を破ろうとどっちでも構わない
それに対して憤怒していたらアニメを楽しめないからな
衣服破壊シーンでは誰でも欲望は満たされることだろう
あくまで「癒し」の感覚でもいいかもしれない
飾りかステータスで考えてもいいかもしれない
劇薬は人を豊かにするからな(でも状況によっては毒を含むことを忘れてはならない)

悪は寛大というけど、ゴールデンではそう言えないのが悪役です
でも1970年代と2008年頃のドロンボーやダイヤモンドパール時代以前のロケット団では寛大な感じがしました
ベストウィッシュでは一時的にドロンボーのDNAが消されたが、2期以降で元に戻りました

兵を駒として扱うプリキュアの悪役は基本塵芥だ。奴らは全てにおいて恐怖や絶望しか周りに与えていないから、そして主人公側からは何かを受け取ることを頑なに拒否しているから大嫌いです、ギャグしか認めていません{/netabare}

1話 狩りゲーの始まり
{netabare}いきなり動く動く(試験だった模様)
ナレーションもいい味出してるし、初回から筆頭にも会ってるし、スカイツリーも建ってるし、そして安定の太巻きである
でもって葛城は安定の乳揉みである(今回で3回、1話で何回揉むつもりなんだwww)
ちょっとの動作でも動く お辞儀等、でもこれは他のアニメでもある
松永さん(霧夜先生)派手に圧参するなあ~~(太巻き食べてるし)
専門用語をちゃんと解説してくれるから初見の人でもありがたいものだ
変身シーンはプリキュアみたいに1人1人長くなかったから非常に良かった(深夜では2回目以降は基本カットするか一纏めになる)
プリキュアだったら必ず名乗るから長く感じるのだろう
雑兵(不良)が傀儡だったとは、搖動だな
おっ、筆頭だけでなくクラン・クランさん(春花)も活躍っすか、最後は蛇女サイド皆出ているし
ゲームと同じになりそうな展開だったな(販促も含んでいる)
オリジナルほどではないけど期待値が上昇するわ{/netabare}

2話 技の構築
{netabare}完全に遊びが中心でした、やっと飛鳥の必殺技が構築されます(今回も葛城は3回は揉んでいたwwwやめれ)
大道寺先輩は後から参るそうです
最後に詠(めんま)の推参です
貧乏だろうが金持ちだろうが勝負の世界に経済は関係はないと思います、蛇女サイドだったら分かり合えるんだけどなあ...{/netabare}

3話 避けられない戦
{netabare}やっと恒例の衣服破壊が入りました(まあ添加物ですけど、多分全員脱がすのだろう)
飛鳥は何もできなかった。まあ「勝手に」成長してくれ
葛城に関しては・・・

無意味な戦いは避けるって言っても、他の世界だったら裏を返せて当たり前なんだけどね、斑鳩さん
例の6の人が来ました(構っている暇ねーんだけど)
刹那(瞬間移動)が早すぎる...
善っていつも「悪に対して強くなりたい」と思っているから精神的に焦っていると言ってもいいのかなあ(ゴールデンでは反することもある)
やっと飛鳥の必殺技の構築も済みました(発動は後で)
次はゲームに無かった合宿回で、日影(ハヤテ君)と未来(稲森さん)の推参です{/netabare}

4話 合宿
{netabare}出動時に防御破壊する命駆を復習しました
蛇女が搖動をまたしても仕掛けてきました
何気にEDが変わっていました(その時の日影に俺は感動しました)
未来のスカートって何でも隠せるんだなあwww(もう忍でもなんでもないじゃんwww)
次から蛇女が襲撃ですから蛇女ファンは必見です{/netabare}

5話 3DS版蛇女の出撃
{netabare}葛城のスカートの秘密を教えて貰えませんか(無理だと思うけど)
何気に焔はまだ太刀1本しか使ってなかったな
あっこれ序の口...
六ノ爪スタイルきたああああああ!!(筆頭サイコーー!!)
稲森さん(未来)は安定の無視
構ってくださいよマミさん(柳生)...
ゴールデンでこんな対応は確か見かけたことあったはず。そうだ、ブンビーさんだっけwww
戦闘は続きます{/netabare}

6話 結界の崩壊、貴方は誰を頼る?
{netabare}どうやら結界は5人一緒に使用しないと強さが発揮できないようだ
どんな世界においても
焔「頼れるのは自分だけだ!!」(名台詞なのだろうか)
それが強さへと繋がるなら友達(仲間)は無意味なものかどうかは世界によって異なるんだ(ゴールデンでは反することが多い、恵まれているのか恵まれてないのか迷うなあ)
次は隠しキャラである川神姐さん(大道寺先輩)が圧参です{/netabare}

7話 貴方にとって「力」は何に変わる?
{netabare}例え強くなりたいなら、自分を問いても構わない
何もかも全てを捨ててもいい
多くの人がいるから自分がいる。それも回答の一つだ
大道寺先輩とのラッシュは基本きついからいい成績は取りづらい、受け身も取るから
だが貴女を見るとこっちの心が燃えるんだ、力を欲すことを欲望としているからな
(でも力だけでは勝負には勝てない、知恵も必要だから)
そうか、霧夜先生の教え子である凛は死んだんじゃなくて蛇女に行ってしまったんだな
故に善は悪になれる、それを今の子供達は分かっていない
それを後で教えるべきだ
力=剣と盾 これ以上砕けられないのがこの世界
じゃあ絆と意志は?{/netabare}

8話 斑鳩と葛城の過去(漫画にある)
{netabare}葛城は斑鳩と仲良くなりたいがためにセクハラ行為をするようになったんだな、そしてお互いに家族がいないことも一致している
元々葛城には恐怖っていう感情が無く、力で押し殺しているようなものだな
で、1年経って飛鳥の推参
未熟な能力でも天性の素質は開放していた模様=センス○

最後に柳生(実力あり、妹がいたが死んでしまい落ちぶれていたが、雲雀と出会い、彼女が妹に似ていたことで強く守ろうと思うようになったのを最新版で理解)
と雲雀(実力皆無、変わった目をしており人を操ることができるのを最新版で理解。しかし家計の中で発症したのが忍の才能が無い彼女だけだった。また、怒りの感情が無かった家計に苦しんだ)の登場
現在に至る半蔵サイドである
しかし、斑鳩と葛城が卒業したらどうなるんだろ?

そして雲雀が操られた、さて関ヶ原を開幕しよう、次は蛇女サイドに参ります{/netabare}

9話 急ぐのもいいけど冷静になりましょう
{netabare}柳生の暴走癖は相変わらずでした。自制しようよ
おいおい、ファイヤーシスターズが結成されてるぜ(雲雀と焔が喋っていたから)
ちょ、霧夜先生と鈴音先生(凛)が邂逅しちゃったぞ!?
でも悪忍になった理由は話さなかった
(この部分は良かったけどやっぱゲーム通りになってしまったな)
さあ次から関ヶ原に参ります。それと雲雀は逃げていません{/netabare}

10話 関ヶ原 前哨
{netabare}雲雀と鈴音先生は囚われの身となった。次から本格的に参ります
道元の声はキントレさんでした
まずは詠さんからケリをつけますか!{/netabare}

11話 関ヶ原 内応
{netabare}忍には家族の愛なぞ必要ない(斑鳩さんだけですが)
言いたいことはそれだけです
怨めるわけがねえよ、富裕層の血縁がなかったんだから...斑鳩さんは
次で奴が降臨します、あの(そんなにデカくなかった)ラスボスが{/netabare}

12話 関ヶ原 決戦 そして...
{netabare}焔も善忍の際に知り合った先生が悪忍だったことで裏切られた経歴を持っていた、だから悪なら善よりも寛大だからそちらに属するようになった。(ゴールデンでは反しちゃうんだよね)
そして自らの欲望を曝け出した道元...
ラスボスのオロチが白くて磯巾着のようだったな、ゲームでは黒くてドラゴンっぽかったのに
飛鳥と焔が結界に取り込まれ、残りの面々は一緒に操られた雑兵共の掃除か
古典的ですが共闘の路線になりましたか(これでも熱い展開ですけど)
皆のリンクの一撃でついに道元を成敗した、同時に焔も7本目の太刀を抜きました
だが奴は焔が殺したのではなく、凛が道連れに...
これでも抜忍扱いか...さあ、紅蓮隊になるがいい...
最終回でちょいと持ち直したっていう感じでした
次のシーズン確定かな。新生蛇女サイドと月閃サイドがどう絡むのかに期待{/netabare}

総評
{netabare}筆頭(焔)サイコーーーーーーーーー!!ではあるが印象に残るのが無かったのが残念
でも「頼れるのは自分だけだ!!」は刻みました
将来のためにもどう足掻こうが自分で前に行かないと駄目だから
これはまだ3DSの時期であるため、次のPSVitaの時期を期待する
待てよ、鈴音先生が道元を道連れにしたんだから蛇女はどうなるんだ?これ再建無理だと思うんだけど...時間軸を戻すのだろうか?{/netabare}

2014.1.14 追記
{netabare}全トロフィーを回収しました!!
発売された後バグに惑わされてデータを消してしまい、結局1年越しになってしまったのが悔やまれるがここまで長かった...疲れたけど本当に良かったです!!
BSC,ADV,EXT全ての胸に感謝 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人

お金溜まったので2013年GWに配信版に手出したwwwこれカセット版も出てる
「少女じゃないのが混ざっているが」ってあのじじい言ったんだからwwww
「それ言っちゃアカン!!」って思ったwwwwww
たまには遊びな、それだけだ
この音ゲー、1曲1曲が長く難がムズい...
龍が如くのカラオケの方が簡単に見える...こっちのトロフィーは5割回収した

2015.11月頃
3DSの方は売却、Vitaの2作目をやり、年内に100%達成(バグ無し)
もうネタは尽きるだろうってことで
今はヴァルキリーをやってます
タッチコミュは戦闘後の癒しってことで^^
それよりも桐生さんが気がかり
彼は6で終わりを告げた...2をリメイクしてくれないかな~

しかし、2017年3月
今度は...水遊びだとぉ!?(完全にスプラトゥーンのパクリ)
両姫姉さんとの別れた後はどうした!?
またスピンオフで迷走か!?{/netabare}

でも2018年
スイッチではまさかのピンボール!?
こんな世界おかしいよ!!
なんだけどPS4では3DSの真影と紅蓮のリメイクッ!!
そしてこの時点で動いていなかった月閃が参戦ッ!!よし買いや!!
但しカービィとゼノブレイド2も

投稿 : 2024/06/01
♥ : 40
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

果てしなき“爆乳プロデューサー”の野望!!

原作ゲームは3DS版『-少女たちの真影-』をプレイ。
その他、続編のPSVita版『~SHINOVI VERSUS-少女達の証明-』も物色。


2011年秋……。その春ローンチした3DSも年末に向けて
任天堂の定番タイトルやモンハンなどで無難に固めていく中……。
市場に予期せぬ闖(ちん)入者が現れた!

“爆乳プロデューサー”と言う怪しい肩書きを名乗るその男は、
変身ヒロインや脱衣K.O.等の魅力について憚ることなく熱弁し、
“爆乳ハイパーバトル”などと言う珍ジャンルをぶち上げ、
3DSの裸眼立体視機能を巨乳女子高生忍者(ごく稀に貧乳)の胸部を
立体視する為に濫用するという暴挙に打って出たのだ!

その蛮勇が一部の紳士の胸を打ったのか?処女作はスマッシュヒットを記録。

その余勢を駆って(調子に乗って)、爆乳のセカンドウェーブを巻き起こそうと、
2013年冬クールに、先発のモバイルゲームアプリ、上記のPSVita新作ゲーム等と共に、
繰り出して来たメディアミックス戦略の一環が、
上記3DS版ゲームを元にアニメ化した本作。


正直、序盤はダメダメな手応えでした。
特にストーリーは、原作同様、せっかく用意したキャラの過去設定等を、
演出として煮詰めずに、ナレーション説明で浪費する乱雑さ。

しかも、このアクションゲームの幕間イベントレベルの説明文を
“爆乳プロデューサー”とその郎党は、
“少女たちの切ないストーリー”などと本気で思っている節がある。

やはりシナリオ作成能力に関しては一部テキスト型アドベンチャーなどを除いて、
日本のゲーム業界は周回遅れなのか?

と言うより、じっちゃんも女の子に太巻くわえさせてる場合じゃないだろうw
これだからゲーム原作物は……。

といった感じで溜息ばかりが出る序盤戦でした。


ですが、中盤以降、徐々にキャラや設定をナレーションで流さずに
アニメーション作品として演出、料理する必要性を理解し始めたのか?
徐々にストーリーが走り始め、私も興が乗って参りました。

味方の善忍・五人VS敵の悪忍・五人。
ライバル五組を軸に……{netabare} 敗北を乗り越えて強くなる熱血燃料で温めて、
暴かれた陰謀共々、月下の天守閣という高所クライマックスのメッカで決着を付ける。{/netabare}
テンプレながら中盤の一戦や、ラストは結構、熱くなれました。

記憶が確かなら、最終回はナレーションもゼロだったはず。


このメディアミックスで凄いと思ったのは、
大抵、納期をクラッシュして足を引っ張る、
ゲーム側のスタッフがちゃんとアニメが終盤に差し掛かる絶好のタイミングで
PSVita版リリースを間に合わせたこと。

さらに悪運が強いなぁ~と感心したのは、このゲーム『~SHINOVI VERSUS』が、
Vita本体ハード値下げ週と重なったこと。

当時Vitaは携帯ゲーム機市場で3DSに押されて劣勢の、
いわゆる負けハードで、大手各社が有力作を3DSに投入する中、
『~SHINOVI VERSUS』はガラ空きになった本体値下げ週の同発タイトル一番手という、
もやしや太巻に匹敵する美味しすぎるポジションをゲット♪

こうして爆乳への執念が実った結果?
ゲームはシリーズ最高売上を更新し、メディアミックス効果は最大化。

ますます図に乗った“爆乳プロデューサー”によりコンテンツは多様化し、
巨乳忍キャラも倍々ゲームで増殖♪

さらに、ゲームは、料理対決でスイーツ女体盛りや、水着で水鉄砲大会を催すなど、
多彩な方面に暴走w

その勢いに敬服したのか?(或いはもはや手に負えないと諦めたのかw)
“爆乳プロデューサー”は自身のIPを普及するための開発子会社・社長に成り上がり。


今秋放送予定のTVアニメ2期は、一国一城の主となった“爆乳プロデューサー”による
新たなメディアミックス戦略の一環ということになります。

五組のライバル関係でシンプルに王道展開に乗せられた1期と異なり、
爆乳キャラは今や主要キャラだけで20人以上の大所帯。
1クールだと仮定して、まとめ切れるのか?不安も募りますがw
全てを脱ぎ捨てて舞い忍ぶ、忍たちの本懐。
再び堪能……いやw見届けようと思います。


もう一点だけ、気になっていること。

本作も原作と同じく、女子高生忍者たちは、
急な水中任務にも即応するため水着を常備していたわけですが、
(いかにもゲームレーティング団体・CEROとの暗闘を勝ち抜き、
販売・宣伝制限等を軽減するためと思しき姑息な計略w)

アニメではゲームではあったその点の詳しい説明が何故かありませんでした。
少女たちの頻繁な水着姿……ゲーム未プレイの視聴者にはどう解釈されたのでしょうか?
或いは妄想たくましい紳士には下着やパンチラとして錯覚され消化されたのでしょうかw

わたし、気になりますw

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15
ネタバレ

カルマるかIS さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

明るい五人の忍物語

第十二話視聴しました~{netabare}最終回ということで異常なほどの盛り上がりでしたね。蛇女の仲間を思う気持ちにはとても感動しました。そして無事であることも願います。しかし凛はどうなってしまったんでしょうね?そのへんを考えるとまだ続きが見れるという可能性が高まりますね。とても好き嫌いがわかれそうな作品でしたが作品のないようにブレがなく伝えたいことを一直線にいったのでよかったと思います!{/netabare}

第十一話視聴しました~{netabare}あ、やばい。感動してきました。それぞれいろいろな思いでしのびをやっているんですね。蛇女の生徒もやっぱり複雑な過去があり根っからの悪じゃないんですね。今のエンディング曲が個人的にめっちゃ好きなので歌の評価も高くなってきそうですね。次回でとうとう最終回です。最初のほうはいろいろ心配でしたがここまできたことに一安心でありとても期待しています{/netabare}

第十話視聴しました~{netabare}いよいよ最終局面に突入ですね。蛇女の生徒は本当に根っからの悪でないことを信じているのでどうなのかも気になります。次回も派手な戦闘シーンに期待です{/netabare}

第九話視聴しました~{netabare}霧夜ってめっちゃ強いはずなのに大事なところでうっかりミスが多いですね。あれだけみると蛇女の生徒もいいやつに見えます。裏切ったら本気で殺しにきそうなのでひばりが心配です!{/netabare}

第八話視聴しました~{netabare} ほとんど過去編でしたが葛城がめっちゃいいやつでしたね。ひばりがダークサイドにおちてしまったみたいなので柳生には最悪の状況ですね。この先の凛との対決は大道寺がけっこう関わってきそうなので今後に期待です{/netabare}

第七話視聴しました~{netabare}大道寺先輩の強さは異常でしたね。何年も留年してるらしいけど何の意味で残ってるんでしょうね。生活費とかも大変でしょうねここに来てだいぶ引き込まれ始めてるので次回も楽しみです{/netabare}

第六話視聴しました~{netabare} 前回に引き続き戦闘回でしたが盛り上がりが一番よかったですね。柳生もかっこよすぎです。やっぱり柳生が一番強いのかな?いつかひばりが覚醒するのを期待しています{/netabare}

第五話視聴しました~{netabare}今回はほとんど戦闘でしたが、なかなかよかったと思います。焔との戦闘は胸があつくなりました。刀一本で実力を測り、自分の判断で本気だすとかかっこよすぎです。蛇女の忍者は全員つよそうですが柳生が別の結界にいたということはあの子負けたのか?次回予告がほぼネタバレだったきがします{/netabare}

第四話視聴しました~{netabare}今回は定番の太巻きがなかったことに驚きです。絶対に毎回のお決まりと思い込んでたので以外でしたね。銃つかったりスカートから戦闘機がでてきたりとまったく忍者らしくないのが欠点ですね。{/netabare}

第三話視聴しました~{netabare}なんか今回でだいぶ評価が変わりました。結構おもしろいじゃないですか!案外ぶれもなくテンポも今回はとってもよかったと思います。兄の話はまだ続きがあるんでしょうかね?なんかあっさり終わったけどいつか伏線の回収をするんでしょうかね。今回はけっこうたのしませてもらったので次回も楽しみです{/netabare}

第二話視聴しました~{netabare}よくある主人公が最初は強くなくて、なんか力を秘めてるんでしょうね。鳳凰を焼き鳥とまちがえるなんてすごいですねw太巻きのくだりはおきまりなんでしょうかね。いまのところギャグアニメとしてみたほうが見やすいですね{/netabare}

第一話視聴しました~{netabare}なんかすごい胸を強調してきましたね。最初に思ったのはその一言です。一話目ということもあって作画は安定していてキャラもなかなか可愛かったです。番長の声がくじらさんだったのが驚きですw{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

71.1 8 貧乏で友情なアニメランキング8位
三者三葉(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (604)
2857人が棚に入れました
元気で食いしん坊の小田切双葉、天使のような悪魔の委員長の葉山照、凋落した元・お嬢様の西川葉子という、名前に「葉」の字がつく“三者三様”の性格の女子高生が織り成すキュートで愉快な日常模様が描かれる。

声優・キャラクター
和久井優、金澤まい、今村彩夏、Machico、鈴木愛奈、桃河りか、赤羽根健治、西明日香、渡辺はるか、夏野菜緒、桑山琴音、田中ちえ美
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

貧乏系お嬢様かわいい、でも主役は3人!

あらすじは公式サイトをみてね。

第1話良かったです!コミカルな百合アニメなので、視聴継続できそう!

1話感想
{netabare}
没落貧乏なパンの耳系マヨ好きお嬢様、西川 葉子がとてもかわいい。1話はそれで視聴者の心にグッときますね。
葉子のかわいい所は語りつくせないほど1話に詰まってます。(以下私の熱い(キモい)葉子押しがしばらく続きます)

没落してもですわ口調で友達付き合いがわからないのがかわいい!
双葉にパンの耳の調理方法を聞いて、テンションが上がるのがかわいい!
次の日ウキウキで作ってきたパンの耳の砂糖揚げ(黒コゲ)をもって(この時点でかわいい)いつもの双葉達とお昼を食べる場所で双葉達がいなくて、強がってがっかりする所もかわいい!
双葉に声をかけられるだけで、とたんに眩しい笑顔になるのがかわいい!
パンの耳のコスパに感動しているのほんとかわいい!
山Gのバイト先の廃棄(ホントはもっていっちゃ駄目ですよ!)をうれしさを隠し切れないのがかわいい!
没落して以降お嬢様気分が抜けなくて友達が出来なかった反動か、双葉達の反応を期待して、頑張る姿がかわいい!


・・・とまあ葉子のかわいさを上げたらきりが無いわけですが、このアニメは葉子、照、双葉の3人が主役のアニメです。なんか葉子に凄く重きを置いた一話でしたね。今後はバランスよく3人を掘り下げていってくれるのかなと思ってます。

双葉もかわいいですよね~女子力低い系女子。パン一斤を「色々めんどくさいから」という理由で丸かじりするのは女子力低いですね~。色々葉子様をフォローしたり、何も入ってないおにぎりを率先して食べたり、良い子です。

照・・・かわいいんだけど黒い。唐突にスピードワゴンの「ゲ○以下の匂いがぷんぷんするぜー!」という言葉が思い出しました。いや、きっと根は良い人で良い匂いはするでしょう。ちょっと気取ってから素がでるのがかわいいです。

山G、女の子のお風呂についていくとか凄い変態の香りがするよ!悪気はないんだろうけど!山Gのストーカー芸と泣き芸最高だよ!

教科書を渡せず葉子様が申し訳なさそうにするのは、双葉達を少ない友達として意識して、嫌われたくないと思っている現われですね。

今期の最高のコメディ百合アニメですね!毎週の一番の楽しみになりました!
{/netabare}

2話感想
{netabare}
葉山照回でしたね。
葉山姉妹のやりとりから、照の人間性や姉に対する姉妹愛が伝わってきて良かったです。照を敵視しているピンク髪の女の子、今回完全にヒナギクに見えました。

やはり、今回も葉子視点が多いですね。原作もそうなのかな?

特売のマヨネーズを勝ち取り喜ぶ葉子。かわいい。そして目を覆う双葉達、面白い。

次は双葉ですね~ここまでハートフルな話が続いているので、双葉回もハートフルな話を期待してます。
{/netabare}

3・4話感想【4話感動回】
{netabare}
3話は西川家のメイドさん登場回。双葉回じゃなくて少しガッカリしましたが、コメディ路線のキャラが増えたのと、このメイドさんも葉子様の事を心配してるんだなあと思えるシーン(体育で葉子様がぼっちになっている所をみてクラスで浮いていることに気付き、双葉達が唯一の友達であることを悟る。そして、昼食の際に葉子様をよろしくお願いしますと双葉達にいう)もあり良回でした。

4話は双葉への認識を改めさせられた回です。そして今回も葉子様が超可愛い。制作の葉子様愛が溢れすぎている・・・
ハンバーガー屋で双葉が葉子様の両親の話を聞くのは、勇気あるなあと思います。双葉は行動に反して意外と賢い子ですし、無意識じゃなく意識的にもっと葉子様をわかりたいと思って勇気を出して気を使いながら聞いていると思います。それだけ双葉は葉子様ともっと仲良くなりたいんだなあと思うと、ちょっとウルっときます。それにさらっと答える葉子様も双葉達に心を開いて、自然な友達付き合いが出来ているのが、成長したなあと思えます。

今回肉をもらった葉子様の可愛さは必見です。あのシーンの可愛さは制作の愛があふれすぎていて、このアニメへの本気度が伝わってきます。

また、幼少期の3人の映像も可愛いですね!どの子も可愛いんですが双葉の幼少期の良く食べる子供っていうのが可愛かった。やまGの子供時代も可愛い。

さらに、4話は双葉への認識を改める回でした。食べるだけじゃなく、料理が上手いということを実践して証明する双葉。女子力が低いと1話レビュー時点で書きましたが、これは間違いでした。女子力高い!いや嫁力が高いのか?双葉可愛すぎるぞ!

最後に3人で双葉の作ったご飯を食べるシーンがあるのですが、美味しそうなのはもちろんなのですが、3人も可愛いし、「家で誰かと食事するのは本当に久しぶりですから」という葉子様の寂しさが過ぎ去った言葉、
3人で一緒に食べることが本当に美味しい理由なんだという事が伝わってきて凄く良かったです。最後に冗談を言って笑いあうシーンがこの3人が幸せということを感じて、嬉しく感じてきます。

4話、凄すぎました。少し画がいつもと違う感じがまた良かったです。ハンバーガー屋の夕暮れの陰影の使い方が凄く好きです。色々良い場面がありすぎて語りつくせない(笑)コメディシーンでの人物のデフォルメや顔の変化が細かくて凄すぎる。

西山ちゃんと照の猫パートも可愛いし、猫はいつもどおりぬるぬる動きますね。

山Gはストーカーといわれると傷ついていましたが、報われることがあるのだろうか・・・いやストーカーですけどね。

四話の最後の食事シーンの印象的な「夕焼け」と「鳩」が四話冒頭の葉子の幼少時代の友達とのお茶会シーンにも出てきているということは、どちらも葉子様にとっての幸せな思い出ということを示してるんじゃないかな。
{/netabare}

5話感想
{netabare}
照のライバル?猫好き西山さんが可愛い回。西山さんはツンデレ、プライド高い、そしてちょろい。西山さんのメイド服はかなり趣味入ってますねえ・・・ピンクが基調のメイド服とか現実には存在しませんよ、多分(笑)あと、西山さんの友達、近藤さんのケーキを食べるシーンかわいいですねえ。このアニメの貴重な黒髪っ子ですよ。

回を増していくごとに双葉が良い女であることがわかっていきますね~。髪を後ろでまとめて、出来る女性店員風ファッションが良く似合う・・・。葉山ちゃんの家に遊びに来た時は小学生かと思いましたが(笑)そのギャップが最高に魅力的ですね。
{/netabare}

6話~12話感想
{netabare}
6話
日常回。少しお嬢様気分が抜けてないなあと葉子様のワガママっぷりを見て思いますね。
7話
葉子様と青髪の子が体育で組んでいるのを照と双葉が見ているシーンは、
気にかけていたんだなと、裏で友情を見たようで少し嬉しい。
8話
近藤さん多め回。西川ちゃんと近藤さんの友情回かな。腐れ縁みたいな感じでいいですね。
9話
文化祭回。陰の無い楽しい回でしたね。
10話
何気ない日常回。パジャマパーティでお泊り会。何気ない日常が葉子様にとってかけがいが無いものですね。
11話
バレンタイン回。よかったな山G・・・。葉子様に執着して勝手に奉公してるとはいえ、ちょっと報われてほしかったので良かったです。
12話
葉子様にとって自分の家に行ってきますと言う意味は、その場所に自分の日常がある事を無自覚に理解してるからだろうなあ。・・・って園部の夢か!
バイトで昔の友人に会っても今の状況を受け入ている葉子様は成長しましたね。
そして3人の日常は終わらない・・・エンド。良いアニメでした。

{/netabare}

総評
{netabare}
作画:常に安定して綺麗。毎週楽しみでした。
キャラ:どの子も可愛い。全員をなるべく均等に掘り下げたのはよかったです。
音楽:OPEDどちらも良かったが、挿入される日常的なBGMが良い。
声優:新人さんばかりでしたが、ストレス無く視聴できました。
物語:最初の1~4話は葉子様の友人関係へのなれない感があり、成長を感じられた素晴らしい回でした。それ以降は何もない日常回が多かったです。もう少し情感があったほうが良かったかな・・・

{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 58

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

♪さぁ見てらっしゃい 三つ葉の お出ましだ!(いぇ〜い♪)

この作品の原作は未読ですが、けいおんやゆゆ式といった萌え4コマ専門誌である「まんがタイムきらら」で連載されている作品と知り視聴を決めました。

この作品の原作はちょっと凄いです・・・何が凄いかというと連載期間です。
実は2003年の2月から現在に至るまで一部諸事情により休載した期間もあったようですが、連載を続けており、2016年現在で連載期間が最も長い作品なのだそうです。

何事も継続させるって難しい事だと思いますが、連載を13年も続けているとキャラに対する愛着も半端ないんだと思います。

そんな長期連載を続けている作者は荒井チェリー先生で、あのハイパー萌えキャラ真白たんや荒っぽい口調と見た目にギャップを感じる小紅ちゃんが登場する「未確認で進行形」の作者でもあるそうです。
言われてみれば、お互いのキャラに同類の臭いが感じられる気もします。

この物語は、タイトル通り性格やこれまで育ってきた環境がまるで異なる女子高校生の3人がふとした事から仲良くなり、日常ライフをきゃっきゃうふふしながら友情を深めていく・・・という感じです。

個性溢れる主要登場人物は、以下の高校1年生の3人組みです。

小田切 双葉(CV:金澤まいさん):数々の大食い記録保持者で出禁になった店もあるとか・・・そして、どれだけ食べても太らないという羨ましい体質の持ち主でもあります。

葉山 照(CV:今村彩夏さん):眼鏡と金髪の三つ編みが似合うクラス委員長ですが、「腹黒委員長」の異名を持つだけあって、見た目と中身のギャップが大きい女の子です。
でも仲良し3人組の間では、腹黒さは影を潜めています。

西川 葉子(CV:和久井優さん):元々は家にメイドのいる超お嬢様でしたが、父親の会社が倒産してこれまでとは真逆・・・優雅とは程遠い貧乏生活を余儀なくされている女の子です・

この様に何もかもが違う3人だからこそ、仲良くなれたのかもしれません。
でもこの作品にはこの3人のきゃっきゃうふふを増幅させる装置的存在が、タイムリーに登場して3人の魅力に拍車をかけているんです。

山路 充嗣(CV:赤羽根健治さん):元西川家の使用人で、葉子様の周囲に神出鬼没して差し入れをするなど、褒めて貰えるために涙ぐましいまでに努力・・・と思いきや、本人にとっては葉子を敬う事が自分の信条なので、これは努力でも何でもないそうです。

薗部 篠(CV:桃河りかさん):元西川家のメイドで、現在は洋菓子店の店長をしています。
元メイドだけあって家事全般のスキルの高さが伺えます。

この他にも葉山のお姉さんや、葉山に敵意むき出しのクラスメイトなども登場するのですが、主軸は3人組み+元西川家の関係者二人組です。

3人で過ごす時間を大切にすると共に、一人で踏み出すのが不安な第1歩を3人で一緒に踏み出したり・・・相手に気兼ねなどはしていないのですが、自然とそういう事ができちゃう3人組みで・・・ちょっと羨ましくも思える仲の良さでした。

声優さんも新人さんを積極的に起用されたみたいですね。
3人の中ではアブソリュートや櫻子さんに出演された今村彩夏しか知りませんでした。
今では放送されるアニメの本数が多いので新人の起用されるチャンスも広がっているのでは・・・と思ってしまいますが、声優さんになりたい人も相当増えているようなので、役を掴むという点においては、厳しさはむしろ増しているようにも思います。
それに最近の声優さんはメディアに露出する機会も多く、歌ったり踊ったりという声優さん本来のスキル以外も求められるようですので・・・

でも、第1線で活躍された方々は、皆んなその難関を突破してきているんですよね。
勿論、実力だけではなく運も必要な仕事ですが、頑張って欲しいと思います。

オープニングテーマは「クローバー♣かくめーしょん」
エンディングテーマは「ぐーちょきパレード」
どちらも、とりぷる♣ふぃーりんぐ[西川葉子(和久井優)、小田切双葉(金澤まい)、葉山照(今村彩夏)]が歌っています。
このまえカラオケでエンディングを歌ったので、今度はオープニングにチャレンジしてみたいと思います。

1クール全12話の作品でした。原作のストックはきっと十分あると思うので、続編の有無は円盤の売れ行き次第・・・という事になるのでしょうか^^?
やっぱりきらら系の作品の持つ癒しパワーは格別ですね^^
この作品もしっかり堪能させて頂きました^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 29

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ホンモノの「日常系」?(動画工房の本気)

※実はあにこれで視聴途中でアニメのレビューを書き始めたのは、本作が初めてです…。

原作未読です。
→ 読み始めました。いま3巻目くらい。(2016/6/15)
→ 6/18くらいに読み終わりました。既刊12巻。(2016/6/28)

多くの「日常系」といわれるアニメで私がいつも思うことは、「そんな日常は無い!」というところなのだが本作はそういうツッコミを入れずに観られている。
(ちなみに他にそんな気持ちで観られる他作品としては『のんのんびより』シリーズ。あ、『恋愛ラボ』あたりもそうかな?)

変に百合百合しくなくこの三人は本当に普通の友達なんだな、とリアルに感じられるのも本作の特徴だと思います。
(好みとして特に「百合が悪い」というわけではないのですが。あるいはこちらが本来の意味での「百合」?)

まあ、キャラのかわいさはファンタジーですけど、アニメだからね…。

キャラクターは女子高生ですが、ちゃんとオチを付けようとしている点に好感が持てます。特に葉子様さま絡みでときどきぶっとんだ描写もなくはないですが、そこはまあ、ギャグだからね…。

…ということでおそらく完走するでしょう。面白いので原作も買うかも。
→ 買い始めました。(2016/6/15)
→ 6/17には全巻揃えました。視聴の方も無事完走。(2016/6/28)

あと、OP/EDともにグッドです!

以下、追記:(2016/6/15)
原作を読み始めて、薗部さんが原作で出てくるのはかなり後だということがわかりました。原作では辻兄妹の方が先に登場するんですね。アニメ的には早めに出して正解だったかも。

あと、原作者も書いているんですけど双葉は大食い以外は意外と普通の人ですよね。基本は双葉のツッコミで話が回っているようなところがあります。双葉もボケるときがありますが、そのときには葉山ちゃんがツッコんでくれます。

全話観終わっての追記:(2016/6/28)
全話通して観た結果、全12巻から満遍なく原作が採用されていることがわかりました。アニメ中では、各エピソードは春から始まる通年で1年間の時系列に並べられています。

原作は13年におよぶ連載なので、その話数の季節に合わせたエピソード、あるいは季節を考慮しなくてよいエピソードが様々な巻から採用されていることになります。

複数のエピソードをつなげて1話を構成していますが、つなげ方は原作で連続のエピソードとは限らずこれはシリーズ構成や脚本がうまく処理したと思います。

★物語の評価を4 → 4.5に上げます。上記の作品構成に対する評価アップです。

★作画の評価を4 → 4.5に上げます。「マンガの絵が動く」という観点で、本作の作画はかなり良いと思います。ネコとか、絵的にマンガなんですがその動きは大変素晴らしいですし、コミカルなシーンの描写もマンガ的に実に良く描けていると思いました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 41

82.6 9 貧乏で友情なアニメランキング9位
まちカドまぞく(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (652)
2398人が棚に入れました
15歳のある朝、封印されし「魔族」の力に目覚めた吉田優子の任務は、ご町内に住む「魔法少女」を倒すこと!? ツノと尻尾は生えたけど、力は普通の女の子以下な優子が“月4万円生活の呪い"解除めざして奮闘する、逆転マジカルヒロインストーリー!

声優・キャラクター
小原好美、鬼頭明里、高橋未奈美、高柳知葉
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これで勝ったと思うなよぉ!!

原作未読
魔法少女枠かな?完全にダークホースでした。

お話のざっくり概要
優子はある日、突然魔族として覚醒。
普通の女子には生えないものが生えてしまいました。
その後あだ名が定着してしまい、本名で呼んでくれるのは母だけ。
魔法少女から生き血を奪う為、鍛錬の日々…小遣い月500円にUP!
だが、魔法少女は片手ダンプ…その戦力差は圧倒的!!!
ドアストッパーと共に魔法少女から筋トレ指導を受けるが
夢の中で好き勝手やられたりと散々な日々
ご近所に2度見され気まずくなり回覧板デビュー待ったなし
だが、懸命に頑張る努力のへっぽこ娘「時は来た…(イケボ)」
ってな感じ

書いてるうちに混乱してきました(苦笑)
魔法少女物かな?と視聴前は少し身構えてました。
そんな必要無縁のへっぽこ娘に癒されるアニメ。

主人公であるシャミ子は、へっぽこ魔族です。
もう清々しいぐらいに。
でも、怖くても家族の為に魔法少女へ挑み続ける
…けなげ(ホロリ)すっかりファンになりましたw
モデルは多摩市。
めっちゃみた事あるような既視感を感じます。

●魔法少女(モモ)戦について
なんというか魔法少女側は命かかってるからかなり強いんですよね。
対するシャミ子は…まぁ、へっぽこです。
情けをかけられてからの「これで勝ったと思うなよぉ」コンボです。
モモは色々と言葉足りてないと思いますけど、結構シャミ子に優しい。
自己ベストは{netabare}シャミ子のソーセージ{/netabare}を救出する際に更新
…とても強い(小並感)

アルバイトの着ぐるみはバク宙からの熱々オデンらしいです。
意味不明ですけど、ちょっと見てみたい…先代はドアラさんなのか?
それにしても魔法少女みかん回(8話)は爆笑しましたw
{netabare}
「コスプレぶらり旅ですか?」「ううん、通りすがりの魔法少女」
「とんでもないざっくり系です!!!」
「早く脱いで!」「脱ぎなさない!」「脱げません!!!」
「通報しようか迷ってた」
「年いくつ?」「これで勝ったと思うなよぉ」
{/netabare}
流れと勢いが凄かったです。怒涛のジャブラッシュ。
一つ一つは威力無くても、畳みかけられるとボディに効きます。
ぶらり旅も通りすがりも少しワードを足すだけで、
超パワーワードになるという良い例ですね。
ワードセンスが素晴らしいです。
{netabare}「安心して、峰打ちするから」「拳の峰打ちはただの裏拳です!」{/netabare}
じわじわと効いてくるこのセンス…たまらないw

あと、危機管理で発覚したのですがシャミ子はすんごい着痩せします。
凄いの持ってるよこの娘。
「私シャドウミストレス優子15歳{netabare}どこにでもいる町の変質者{/netabare}」
ご先祖はすごくポンコツなご先祖です。
ただ、衣装のデザインセンスは素晴らしいですね。(よくやった!ご先祖!!)

母も妹も健気で良い家族…月4万の極貧生活は辛いですね。
点数は中間評価です。
頑張れシャミ子!負けるなシャミ子!大きな魔族になるんだ!

―――――――――――――――――――――
シャミ子の声優(小原好美さん)、完璧です。
擬音というか言葉にならないようなセリフとか
(「あじゃぱー」とか「ぽがー」とか)
あと、へたれ具合とか、勝ち誇った感じとか
器の小ささをしっかり出してて素晴らしいww

母…ご先祖にも主導権を渡さない吉田家の主
良子…デジタル盛り技術に精通した吉田家軍師
ごせん像…アイドルにしてへっぽこ家計の元凶

後から気づいた事
{netabare}
2話のモモ戦の7-1の見事な負けっぷりって
元ネタやっとわかったw
ワールドカップのドイツ-ブラジル戦かwww
「1点は入ってましたか?」
「うん。友達だからおまけで1点入れといた」
優しさが切ないwこれは目汁だ!涙ではない!
{/netabare}

モモの名言
{netabare}
「出せるか出せないかじゃない。出すんだ。出していこう」
シャミ子と一緒のツッコミを画面に言ってましたw
{/netabare}

領収書まで噛むってどういうことなんだろ?w
{netabare}
テスト答案にも、もう本名じゃないのかwww
ついでに、ご先祖も張り出されてるし
この学校カオスすぎるwそして小倉が何か怖いw
{/netabare}

1話から見直してみて、改めて面白さを確認。
気づけばシャミ子の大ファンに…
ふぐふぐ? えぐえぐ? してる顔が好み
守りたい…このへっぽこw

2019.09/28 見終わって追記
すんごい面白かった。
今まできらら枠って、割と面白いぐらいの域を出なかった
だけど、本作は凄くネタが細かくって
見れば見るほどドンドン魅力が増していき
最終的にはシャミ子のファンになりましたw

色々と思った事
{netabare}
OPのネタについて
まぁとにかくサビのカオス感は凄いw
メタ子とたまさくらちゃんの存在感!w

シャミ子がみかんに「みせろ」ハラスメントしてたけど
毎週さらっと流されてるけどOPで撃ってるよねw
超一瞬だから分かりづらい

OPのドラクエ風の部分、
ボスリリスの危機管理フォームだwww
ま:99が魔法少女LV99として
「のろい」のバステも分かるけど、まひはなぜ?

ご先祖は酒に使ってたり、隣に水筒もあったり
タコさんウインナーは顔がご先祖彫りだしw
アンリのバーではご先祖とミカンがボトルキープ
あのメタ子の写真って多分、良ちゃん提供だよね
(モモ宅で、無防備メタ子を激写しまくってたしw)
みかんとのツーショットは映画館構成だけど
後ろのフィルムに映ってるご先祖は3Dメガネかけてるし
シャミ子の体操服ランニングがバインバインだったり
本編のダイジェストが詰まってるOPだなぁ~w

露出魔族だったり、飯炊き魔族だったり、
かよいづまぞくだったりする、シャミ子です。
魔法少女を{netabare}餌付けで配下にする{/netabare}などお手の物。

すごい細かい所でネタや表現を仕込んでるので
見つけるのが楽しい
{netabare}
ご先祖の来てた服、さらっと流してしまいそうだけど
「My blood sugar level is dangerous」
⇒血糖値、気を付けてぇ!ご先祖ぉぉぉ!!!
⇒{netabare}「コーラうめぇ!」って{/netabare}血糖値の原因それじゃね??
ひじきは実は鉄分が少ないポスター
飼い主募集ポスター⇒まだあの鳥、手元にいるんすねw
補習の実施についてポスター⇒シャミ子や…(´;ω;`)
でも、ちゃんと修羅場回避の所の「これから補習なので」
に繋がってるの凄いw
モモ自宅の表札…あの余白は桜さんだったのか…細かい
リリスの辛かったこと日記⇒No.5963って多過ぎw
ご先祖テレフォン⇒ミリオネアかな?
あれ?銃の引き金ってどんなだったっけ?⇒引き金が逆w
夢の中のメモ帳⇒ゆメモ帳…ちょw細けぇw
入れたばかりの色のついてない麦茶⇒確かに薄いw
段ボールがお父さんだと分かってから
⇒それまで乗せていた麦茶を床に置く優しさ
熱にも、油にも、衝撃にも強い段ボール!⇒ずっと出演w
投げられたご先祖…封印の呪いに犬あったからそこなのか
ラスト変身バンク+ミカン呪い=ワカメシャミ子98円
⇒「余もこんなんなったぞ」超笑ったw
「今のモモは無理してるように見えます」⇒背伸びww
あの犬、「いぬ」って名前なのかよwwwネーミング雑w
スルー力がハンパナイ⇒なるほど、シャミ子通報回避w
{/netabare}

■シャドウミストレス優子
体が弱くて運動神経もダメダメだが胃袋は最強クラス
ご近所さんに二度見されるのを恥ずかしがるぐらいには
普通の羞恥心を持ち合わせている女の子
(だが、命の危機であれば、露出魔族も辞さないw)
「こ…これで勝ったと思うなよ…じゃ!」
亜種バージョンのノルマも割といいw
シャミ子はお母さんを信じるとてもいい子なんですよ。

■魔法少女モモ
はーい、肉の魔法少女だよ。
バーベル片手で何キロ持てる?
あとそのままスクワットしようか?
そんな感じw
シャミ子が「頭にササミとプロテインが詰まっている」
と評していたほどの脳筋…だが頭脳派物理少女だった。
それにしてもダンベルと同時期だったせいもあって
ダンベル700回を数日に分割払いも笑った
たまさくらちゃんの熱烈なファンみたいっす
買い支える義務感…w

■魔法少女ミカン
女の子のタイプとしては一番好み…呪いさえなければ…
状況を知らない系女子だけど、
常に相手を心配し気にかけたり、幼い子に優しく接したり
正統派魔法少女やってる(ピンクの誰かさんと違ってw)
映画館のチヨモモは呪いかと思ったけど、あれ任意装着w
「そこにアイスはやめて!呪い出ちゃうから!」
一体、どこにアイスしたんですかね???
配下になったけど、モモの被害も甚大(呪い出まくりw)
大蛇がパピコ飲み込んでるのが笑ったw
ワープして気遣いフルーツをお勧めする系女子
フルーツの盛り付けすんごい女子力高い!

■小倉しおん
倫理が壊滅的にダメな人w絶望のオーラ習得済みなの?w
草葉の陰からいつも見守ってるストーカー的な人
実験したいから友達になりたいって…それ友達なのか?w

■ご先祖(闇を司る魔女リリスさん)
「嘘だろシャミ子、正直な感想を述べてみよ。見よぉ」
ニューご先祖は面白だったw
意外に頭良いみたい。超ポンコツなのにw
最終回の色々の回想の中に入ってくんなニューご先祖w
笑っちゃうだろーwww

■吉田家
シャミ子の家、ブラウン管TVなのにゲームソフト大量w
4万円でどうやりくりしたんだろう??
お茶は7~8回は出すらしい、それほぼお湯じゃんw
お母さんは良くクルクル回ってます。超かわいいw

ちょっと待って…モモのチャンネルに入る為に
良ちゃんが撮ってると思われる枕元に置いた写真…
どうやってモモの変身シーン撮ったの?すごくね??
0.01秒の中のシャッターチャンス
ってかあんな安物だとブレブレで見れたものじゃない
はずなのにこれが魔族の力なのか…良ちゃんおそるべし

お母さん、なんでこの嘘を言う事になったんだw
「原子力潜水空母でイカ釣り」
「宇宙戦艦で空気清浄機の買い付け」
ドジっ娘成分と巨乳はお母さん譲りだったのか~w

お父さんは{netabare}このミカン箱に封印されてい{/netabare}ます!
ええええええええwwww 観ててリアルで声出たっすw


■夢の中
メタ子の見た目のインパクトが強すぎるなぁw
あと、地味に武器を想像するのって難しそう。
あの様子だと正確にイメージできないと創れないみたい
重量や質感、細かい形状まで諸々イメージしきるのは
手に持ったことがある範囲のものじゃないと難しそう
(実際、シャミ子が出したのって持った事あるやつだし)

モモの名言2
{netabare}
「今ちょっと夢が立て込んでるから起こさないで」
なんぞそのワードwみかんナイスフレンドリファイア!
{/netabare}

{/netabare}

ED曲はすんごいノリが良くって好きです~
曲としてはEDの方がOPより好き
BGMもかなり良いです!

最初見始めの頃は、結構おもろいなー
ストライクゾーン入ってるぐらいだったのが
観てる内にどんどん、自分の方が矯正されてしまい
いつの間にかストライクゾーンど真ん中になってた…

ほんと細かい所、一杯あって何周しても違うの発見します
既に5周してますw 原作買いに行く予定っすー
(円盤も買うかも)

2019.10.03追記
もう3件も探してるのに2巻が見つからないぃ(´;ω;`)
(1巻と3巻は買いました!あとラインスタンプもw)
円盤も少なくなってるらしいしはよ買いに行かなきゃ…

あ、どうでもいいですがくだらない宣伝を思いついた
{netabare}
清子「お父さんはBlu-rayボックスの中にいます!」
優子「ええええ!…ってBlu-rayってなんですか?」
良子「宣伝も頑張るお姉はやっぱり凄い!」
{/netabare}
ってCMを妄想するまでは一瞬でしたw

2019.10.16追記
原作やっとゲットできましたー 面白いです!
それでアニメも神編集・神構成だったと分かりました。
(評価変更します)

思いついた宣伝パート2
{netabare}
清子「桃さんがDVDを見る権利をくれました。拝みましょう!」
優子 \眩しい!/
良子 \眩しい!/
モモ「違います!…普通にプレイヤーで見て下さい。」
リリス「シャミコ- 早くお供えしておくれ」
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 59
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

友人曰く覇権アニメ

いきなり魔族に目覚めたとか言われてもねえ。
魔法少女にかけられた呪いのせいで生活費が制限されているという割ときつい仕打ちうけてる。だから、血を邪神像にかけろとか言ってたし、まさかきららなのに血みどろの戦いがあるのか?と思ったけれど、魔法少女と魔族の温かい交流が見られるほのぼのとした作品。

名前がシャドウミストレス優子になって角が生えても周囲が違和感なく接してることにびっくり。適応力高い。

ご先祖様の扱いが結構雑なところは面白かった。{netabare}変なところに足が生えてカサカサ動くあたりとか。{/netabare}

お父さん・・・{netabare}段ボール箱だったのかあ。何気なく使っていたことにびっくり。だから、強度高かったのか。しかも、シャミ子をずっと応援してたナレーションが父ヨシュアだったのは感動的。見守ってる。{/netabare}

友人が覇権アニメと言いたくなる気持ちも分からないでもないという感じ。安定のきらら枠の中でも面白いと感じるほうだった。DVDの重版が決定したらしいし、人気があることも伺える。

OP
町かどタンジェント 歌 shami momo[吉田優子(小原好美)、千代田桃(鬼頭明里)]
ED
よいまちカンターレ 歌 コーロまちカド[シャミ子(小原好美)、桃(鬼頭明里)、リリス(高橋未奈美)、ミカン(高柳知葉)]
OP割と好きだったかも。

以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
ご近所まぞく、はじめました!ある朝突然闇の力に目覚めた女子高生・吉田優子は一族にかけられた呪いをとくため魔法少女を倒すことになってしまった!!だけど相手は命の恩人!?そもそもく勝てそうにない!?ポンコツ系庶民派まぞくとクール系筋トレ魔法少女が織りなす日常系マジカルコメディーはじまります!!!

1. 優子の目覚め!家庭の事情で今日から魔族
どこにでもいる普通の女子高生・吉田優子は、ある朝目が覚めるとツノと尻尾が生えていた。パニクる優子に母・清子が告げたのは衝撃の事実。「吉田家は古代より闇を糧とするもの……封印されし『闇の一族』の末裔なのです」一族の封印を解くべく、闇の力に目覚めた優子と一族の宿敵・魔法少女との戦いが今、幕をあける……?

2. スポ根ですか!?万物は流転する
魔法少女・千代田桃との歴然とした力の差を見せつけられたシャミ子。桃を倒すため特訓を決意したのも束の間、いつの間にか近くで話を聞いていた桃に勢いで決闘を申し込んでしまう。決闘の日は週末。果たしてシャミ子はそれまでに強くなれるのか!? そして増額してもらったシャミ子のお小遣いの行方は!!?

3. 悪夢か吉夢か!?闇のドアストッパーさん降臨
休日に惰眠を貪っていたシャミ子は自分の名前を呼ぶ何者かの声に気づく。まどろみの中で目を開けると、そこにはなんとなく見覚えのあるツノと尻尾の生えた金髪の女の子が! 「余はおぬしの祖先‼ 闇の一族の始祖だ‼」ご先祖さまはシャミ子が魔族として目覚めてからの活動について何か言いたいことがあるようで……

4. 心研ぎ澄ませ!!魔法少女の新たなる力
ご先祖像に謎のスイッチがあるのを発見した桃は、自分が対処できるうちにと迷わずオン! 出し抜けな桃の行動に文句を言うシャミ子であったが、不意に気が遠くなり……気づくとそこはご先祖様のいる封印空間!? 謎のスイッチの正体--それは、ご先祖様が子孫の体を借りて戦うことができる「ごせんぞスイッチ」だった‼

5. 町内は罠だらけ??崖っぷちまぞくの新たなる能力
バイト代で桃への借金を完済したシャミ子。残りのお金で良子にプレゼントをしようと商店街で待ち合わせするも、いつの間にかついて来ていた桃を良子に目撃されてしまう! 良子に語っていた魔法少女との戦いの話が盛りに盛った嘘だとバレてしまうのを恐れたシャミ子は、桃を魔法少女ではなく親友として良子に紹介するのだが…

6. あすへの決意!!重いコンダラ止まらない
リリスの企みに乗せられて桃の潜在意識へと侵入することになったシャミ子。目的は桃が起きたあと自ら生き血を献上するよう暗示をかけること。しかし侵入した空間はヘドロまみれで、そこにいたのは今よりも髪が長くて背の小さい子供の桃だった! 戸惑うシャミ子、果たして思惑通り桃の生き血を手に入れることができるのか!?

7. 桃色メソッド!!丸いタイヤは運命の輪!
シャミ子の活躍により一族の封印の一部が解除された! 「吉田家家訓! いいことあった時は家族で鉄板を囲むのがテッパンです!!」清子の申し渡しで喜びを分かち合う吉田家。しかし、一得一失。魔力が減少した桃との約束で町を守るのを手伝うことになったシャミ子の修行は一段と厳しくなり、そして、新たな刺客も--!?

8. 呪われた果実!!すっぱいミカンにご用心!!
新たに現れた魔法少女は桃が助っ人に呼んだ陽夏木(ひなつき)ミカンだった! ミカンの持つ“呪い”に翻弄されながらも打ち解けるシャミ子。そして、ミカンも加えたある日の放課後トレーニングの最中、いつにも増して強引な桃に尻込みしながらも、ミカンが漏らした桃の秘密を聞いたシャミ子の心に、ある思いが生まれる--

9. 期末テスト!!今日の私は頭脳派まぞく!
桃に認めてもらいたいシャミ子は、頭脳戦で勝とうと期末テストでの勝負を申し込む。思いのほか成績の良い桃に負けまいと必死に勉強に励むシャミ子だったが、本番前日、リリスからある提案が……。果たしてシャミ子は悪魔の囁きに乗ってしまうのか!? そして、ミカンの言う“桃に内緒で付き合ってほしいこと”とは!?

10. ご先祖は進化する!!メガネが映す暗黒部屋
小倉しおんに強引にラボに連れ込まれたシャミ子は、ご先祖様の新しい依代を作ることに。シャミ子が心を込めて作った依代の出来栄えや如何に!?また別の日、調子の悪くなったパソコンを見てもらうため良子を連れて桃の家へと出向いたシャミ子は、桃が魔法少女であることを良子に打ち明ける決心をするのだったが……

11. 夢ドリーム再び!!桃色防衛線を突破せよ
桃の心を開く決意をしたシャミ子は再び桃の潜在意識へと突入する。しかし、そこに居たのは覚醒状態の桃だった。話し合いの末、浮かび上がったシャミ子の家の秘密。鍵は母・清子だと確信し吉田家へと向かう桃。そして、覚悟を決めた清子の口からお父さんの謎が今、明かされる!!

12. 伝えたい想い!!まぞく新たなる一歩!!
自分自身の戦う理由をやっと見つけられたシャミ子は傷心の桃を追いかけ町を奔走する。放っておくと自分の前から居なくなってしまいそうな桃。引き留めるため、シャミ子は桃を探すことを決意する。町を見下ろせる高台で桃を見つけたシャミ子。果たしてシャミ子が桃に語る誘惑の言葉とは--? そして桃の返答は--

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

過去最弱の魔族(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
きらら系らしい、ほんわかしたファンタジーギャグ日常系アニメ。

期待値は高くなかったのですが、ギャグがなかなかに面白く、妙な中毒性がありました。

今期(2019夏)のダークホース枠ですかね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
とにかく、ギャグの質が高かったです。

爆発力ある笑いというより、クスりとさせられるギャグの連打。しかも、あったかい。一括返済を却下されるとか、「人を傷つけない笑い」に感心しました。そもそも、「必要最低限しか稼げない呪い」という設定がユニークな上に、「医療費、教育費、ライフラインは別腹で稼げる」という親切具合が絶妙なラインでした。貧乏ネタは、下手すれば人をバカにしたようは不快さが漂うけど、ちゃんと笑える、微笑ましいモノになっていました。

あと、シャミ子の立ち位置。普通なら、ボケキャラだと思う設定ながら、周りが変人ばかりなので、ツッコミにまわっていました。「困りツッコミ」とでも言いたくなるような、微笑ましく笑える秀逸なツッコミキャラ。実はシャミ子が1番常識人だというところが(笑)

それから、シャミ子が「実は巨乳」というのも、なかなかにポイントが高い。そういうアニメじゃないからそこまで押さないけど、ああいうアワアワポンコツ系が、「脱げば凄い」というのは、アリですよね(笑)

ラストの2話は、ややシリアス系というか、ストーリーを追いかけてきました。最初は、「日常系ギャグで通した方が良いのでは?」とも思いましたが、結果、ちゃんと笑えてしっかり感動できる、素晴らしいクオリティに。まさか、語り手が父親だったとは、、、メチャクチャ素敵なオチやん♪

これは、一期でも綺麗にまとまってるし、二期もできる流れだし、素晴らしいね。いやはや、最初に観たとき、ここまでハマるとは思いませんでした♪
{/netabare}

【余談~ シャミ子のレシピで作ってみたw ~】
{netabare}
ちょうど家に材料全部あったんで、10話の「シャミ子風焼きうどん」を作ってみました(笑)

材料「冷凍うどん、キャベツ、しめじ、人参、ネギ、えのき、ツナ。昆布つゆ、ごま油、オイスターソース、酒、砂糖、チューブ生姜」

細かい分量や手順は示されていないので、映像から読み取れる範囲と、あとは目分量でw

①電子レンジで、冷凍庫うどんを3分解凍。

②めんつゆ+オイスターソース+砂糖+酒の、調味液を作っておく。

②野菜ときのこは一口大に切り、ツナ缶の油は切っておく。
(映像から、調味液にツナの油が浮いていないため、捨てると判断。後でごま油入れるから、油っぽくなりすぎないようにかな?)

③うどん、野菜、きのこ、ツナをフライパンに入れ、ひたひたになるくらい、調味液を入れる。
(正直、この段階でめんつゆやオイスターソースを、しかもあの量入れるのは疑問。でも、なるべく映像通りに。おそらく、水分を飛ばしながら、炒め煮みたいにしていくものと考える。その方が麺に味が染みるからかな? ただ、オイスターソースと合わせること考えると、めんつゆはかなり薄目でOK)

④蓋をしめ、しばらく過熱。
(まあ、この行程もよく分からんが、映像通りに。少し煮込みます)

⑤蓋を開け、強火で炒め、鍋を振り、水分をとばしていく。

⑥水分がとんだら、最後に、ごま油を回しかけ、生姜を入れて完成!

では、実食!

「うむ、ウマイ。ただ、うどんはかなり柔らかめです。煮込みうどんの汁無しって感じかな。味的には、中華と和食の中間、やや中華寄りです。オイスターソース入れたからか、少し煮込んだからか、ちょっととろみが出たのが餡掛けみたいで旨かった。この料理、最後に入れる生姜がポイントですね。グッと味が引きしまりました。絶対に生姜が必要です」

「この料理、何気に考えられているのが、昆布つゆのグルタミン酸、ツナ缶のイノシン酸、きのこ類のグアニル酸と、三大旨味成分がちゃんと入っているところ。さらに、オイスターソース(牡蠣)の風味や旨味も加わるので、非常にバランスが良い。しかも、安い。ツナ缶1つで3人前って考えると、1人前130円くらいかな?」

「ただ、個人的にはやはり、もう少しウドンにはコシがあり、野菜はシャキシャキした方が好きなので、調味液を入れるタイミングはもっと後で良いし、量も少なくて良かったと思います」

結論

「好みはあるものの、アニメで作られる料理の中では、普通に作れる上に、トップレベルにウマイっす♪」
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
ユルい日常系かな。ユウコのキャラが見処かな。

2話目 ☆


3話目 ☆3
家事スキル0(笑) ファミレスは必殺技みたい(笑) 魔法少女、良い子♪

4話目 ☆3
あの形状で、あのスイッチで、エロい意味での怪しさしかないんだがw 医療費、教育費、ライフラインは別腹で稼げるて、親切(笑) 後ろ、タコさんに像混ざってる(笑)

5話目 ☆3
一括返済、却下された(笑) メチャ良い子(笑) 兵法書w 尻尾でバレる(笑) 学校のPC教室の活用(笑) シャミ子、意外と巨乳(笑) ドーナッツ型の枕(笑) Aパートだけなら、☆4でも良かったんだけどな。

6話目 ☆


7話目 ☆4
残念な微調整w 酒びたしw 肉なしが貧乏の象徴は、もうないよな。野菜、高いし。オカラと小麦粉なら、小麦粉の方が安くない? 筋肉(笑) ちょろい(笑)

8話目 ☆3
新キャラ、良い子なんか。不器用なフォローw

9話目 ☆3
シャミ子、良い子だな~。ご先祖の小さな叫びw ちゃんと、ご先祖の分、お金払うんだなw

10話目 ☆4
尻尾のつかいかた(笑) テレパシーで丸聞こえ(笑)
ポイントカードまで作ってる(笑) よし、うどん、作ってやろう(笑) いや、りょうちゃん(笑) 顔芸までこなすか(笑) ふわたり銀行のペン(笑)

メモ「冷凍うどん、キャベツ、しめじ、人参、ネギ、えのき、ツナ。→昆布つゆ、ごま油、オイスターソース、酒、砂糖、チューブ生姜」

11話目 ☆3
少しシリアスというか、ストーリーを見せにきたか。これじゃない感は正直あるけど、まあ、ラスト2話をちゃんとストーリーでまとめようという姿勢自体は好きかな。それはそれ、これはこれ(笑) どんな寝言だよ(笑) 対峙と退治、アンジャッシュネタ(笑) オブラートを諦めないで(笑)

12話目 ☆4
素敵な最終回に、満足。これ以上良い話の闇堕ちもないなw まさか、語り手が父親だったとは、なんて素敵なオチだろう♪
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 38

76.8 10 貧乏で友情なアニメランキング10位
ぼくたちは勉強ができない(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (491)
2322人が棚に入れました
苦学の高校3年生・唯我成幸は、大学の学費が免除される「特別VIP推薦」を得るために、受験勉強に苦戦する同級生たちの教育係となることに。指導する相手は「文学の森の眠り姫」古橋文乃、「機械仕掛けの親指姫」緒方理珠といった学園きっての天才美少女たち! 完全無欠の学力と思われた彼女たちだが、苦手教科に関してはとことんポンコツだった…!? 個性的な「できない娘」たちに振り回されつつ、成幸は彼女たちの入試合格のために奔走! 勉強も恋も「できない」天才たちのラブコメディ、ここに開幕!!

声優・キャラクター
逢坂良太、白石晴香、富田美憂、鈴代紗弓、Lynn、朝日奈丸佳
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

女子と勉強とは羨ましいものだな

理系の天才で文系は全然できないのに文系を目指す緒方理珠と文系の天才で理系は全然できないのに理系を目指す古橋文乃、スポーツ得意だが勉強はからきしの武元うるか、さらに真冬先生は医学部目指して浪人中だが、理科が苦手な小美浪あすみとかと主人公唯我成幸がお勉強。

正直言ってこんな状況羨ましすぎる。ということで見始めはかなりイライラしつつも段々このハーレムに慣れてきて完走に至った。やっぱり面白かった。あすみが今のところ推し。やっぱりうるかも捨てがたい。

最初は緒方理珠にイラついてしまったのだが。単純に文系科目苦手なだけなら分からんでもないけど{netabare}人間の感情興味なさそうなのに、心理学を専行したいとはこれ如何に。{/netabare}
その他だと運動出来れば勉強できなくてもいいとかいう風潮は僕嫌いです。両方しっかりできてこそ。というか日本は運動部が無駄に練習しすぎなのが問題だろうけど。
あと苦手な科目があるほうの進路を選びたい気持ちは分からんでもないけど、苦手科目の負担が軽いところ選ぶとかもう少し工夫あるのでは?高校3年生で数学Ⅰ・Aできないのは致命的。理系全振りは文系全振りより人間的に大丈夫か心配になる(偏見)

2期あるらしいので、見るつもり。やっぱりどうなるのか気になる。


OP
セイシュンゼミナール 歌 Study[古橋文乃(白石晴香)、緒方理珠(富田美憂)、武元うるか(鈴代紗弓)]
ED
Never Give It Up!! 歌 Study[古橋文乃(白石晴香)、緒方理珠(富田美憂)、武元うるか(鈴代紗弓)
OPはこだまさおり作詞で安定してる。主題歌は聞けば聞くほど心地よい。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
苦学の高校3年生・唯我成幸は、大学の学費が免除される「特別VIP推薦」を得るために、受験勉強に苦戦する同級生たちの教育係となることに。指導する相手は「文学の森の眠り姫」古橋文乃、「機械仕掛けの親指姫」緒方理珠といった 学園きっての天才美少女たち!完全無欠の学力と思われた彼女たちだが、苦手教科に関してはとことんポンコツだった…!?個性的な「できない娘」たちに振り回されつつ、成幸は彼女たちの入試合格のために奔走!勉強も恋も「できない」天才たちのラブコメディ、ここに開幕!!

1. 天才と[X]は表裏一体である
一ノ瀬学園には文系の古橋文乃、理系の緒方理珠という2人の天才が存在する。そんな彼女らを後目に「特別VIP推薦」を目指す秀才・唯我成幸。彼は推薦の条件として、文乃と理珠が志望校に合格するための「教育係」を命じられる。教育係となった成幸だが、文乃は理系、理珠は文系という才能と正反対の志望に困惑! さらに彼女らの苦手科目の実力たるや、点数が一桁という散々な状態!! 成幸は進路変更を助言するが…!?

2. 魚心あれば、天才に[X]心あり
成幸の中学の頃からの友人で、将来を期待される水泳の天才・武元うるか。スポーツ推薦を志望する彼女だが、学業がまったく手についておらず推薦自体が危ぶまれる状態! 成幸は学園長に命じられ、うるかの勉強も見ることに。 勉強を嫌がるうるかだが、成幸が教育係と聞いて急に張り切り出す! 実はうるかは中学時代から、自分を認めて助けてくれる成幸に恋していたのだ。文乃たちを意識して、うるかは密かに闘志を燃やす!!

3. 天才は[X]にも心通ずるものと知る
中間テストを前に、成幸の教育係としての成果が試されようとしていた。自分たちの成績が上がらないと教育係が変わってしまう…成幸に続けて欲しい文乃たちは、テスト勉強にさらに意欲を高める!後日、成幸は理珠に頼まれて彼女の家が経営する「緒方うどん」を訪れる。店を離れることができない理珠の勉強を見るためだ。不安な自分を優しく励ましてくれる成幸に、頬が赤らむのを感じる理珠。そして試験当日、予期せぬ問題が理珠を襲う…!?

4. 彼女が天才に望むもの即ち[X]である
ここ最近、急に体重が増えてしまった文乃はダイエットを決意! しかしお菓子を勧めるうるか、うどんを差し入れる理珠など、学校には太る要因がいっぱい。空腹をこらえる姿を心配する成幸に、文乃は「触って確かめて」とお腹を差し出して…!? そんな中、自習中の理珠の前に現れた白衣の女生徒。自称・理珠のライバルの関城紗和子だ。彼女は理珠が文系を志す理由を成幸が好きだからと誤解し、理珠の恋心を試そうとするが…。

5. 林間の天才は[X]に迷走する
一ノ瀬学園名物・2泊3日の学習強化合宿が始まった。山の合宿所で勉強にはげむ成幸たち。そんな中、理珠は成幸が気になって仕方がない。成幸と文乃たちの楽しそうな様子を見て不機嫌になり、ついには一方的にキレて合宿所を飛び出してしまった!夕方、理珠がいないことを紗和子から聞いた成幸は、理珠を探しに外へ。土砂降りの山中を駆け回り、崖の上に理珠を発見!助けよう手を伸ばす成幸だが、理珠は足を滑らせて…。

6. 天才[X]たちは、かくして勉強ができない
元・教育係の桐須真冬先生に呼び出された成幸は、合宿の山中で理珠とキスしていたことを問い詰められる。生徒指導室のドアの前では、心配した文乃が聞き耳を立てていた。聞こえてきた「不純異性交遊」という言葉を頼りに、文乃たちは入れ替わり立ち替わり成幸の弁護をするが…。真冬との面談から数日後。うるかは成幸が誰かとキスをしたことを知る。落ち込んだうるかは「友達の話」として文乃に悩みを打ち明ける。

7. 前任者の秘匿領域は[X]な有様である
校舎裏で成幸と話す中、文乃はバランスを崩して成幸に抱きついてしまった。その背後には険悪な目つきの理珠が!成幸が好きな理珠を怒らせてしまったと慌てる文乃。文乃はさっきのハグをチャラにしようと…?放課後、猫を助けてケガをした真冬を送るため、成幸は彼女の部屋を訪れることに。成幸はそこで真冬の面倒見の良さや、散らかし放題でだらしない私生活など、怖い先生の意外な一面を知ることに。

8. 天才の一挙手一投足は時に[X]を翻弄する
福引でスマホを手に入れた成幸は、辞書やスケジュール管理アプリで勉強に活用しようと大張り切り。さらにお風呂での勉強が効果的であることを知り、さっそく実践することに。邪魔が入らず防水スマホで調べものも楽!お風呂での勉強がすっかり気に入った成幸。しかし操作を間違えて文乃にメッセージを送ったり、理珠に電話をかけたりと大騒ぎ。入浴中のうるかにつながった際は、うるかが間違ってビデオ通話設定にしてしまい…!?

9. 禁断の地にて彼は、[X]が為奮闘する
真冬のマンションの前を通りかかった成幸は、彼女に呼び止められて部屋に招かれる。部屋にゴキブリが出たとのことだ。入ってみると、以前と同様に散らかりまくった酷い惨状…。ゴキブリを駆除するまでと引き留められる成幸だが、そこに出前で理珠が訪れた!成幸と真冬の関係を誤解してか、理珠はふくれっ面で部屋に居座ってしまう。理珠と真冬を仲直りさせようと、成幸は理珠の好きなカードゲームで遊ぼうと提案する。

10. かの新天地にて迷える子羊は[X]と邂逅する
教育係のご褒美として、予備校の夏期講習を受けることになった成幸。自分の成績のために意気込む成幸は、そこで学園OGの浪人生・小美浪あすみと出会う。そして予備校の帰り、道に迷った成幸は店の呼び込みに引っ張られてメイド喫茶に入ってしまう。慌てて出ようとする成幸の前に、人気No.1の「ピクシーメイド・あしゅみぃ」が登場。可愛くポーズを取る小柄なそのメイドは、予備校で出会ったあすみ先輩だった…!?

11. 威厳ある先任者は時に[X]にかしづく
夜の繁華街。真冬はいかがわしい店に入ろうとする成幸を見つけて呼び止める。そこは真冬の元・教え子のあすみがバイトするメイド喫茶だった。店内で成幸を注意する真冬だが、事故で店員にケガをさせてしまった!彼女は代わり働くことを申し出るが…!?。成幸の心配通り、ドジっ娘メイド・真冬は失敗の連続。そんな自分を前向きにフォローする成幸に、真冬は優しさを感じる。そして真冬が彼に告げた言葉とは-。

12. 天才は時に[X]をともに分かち追懐する
うるかと気まずくなった成幸から、「友達の話」として相談を受ける文乃。直後、今度はうるかからも同じ悩みを打ち明けられる。文乃は彼らに、思い切って2人で話し合うよう助言する。後日、湖畔のベンチに並ぶ成幸とうるか。しかし緊張のあまり、会話は早々に途切れてしまう。変装して見守っていた文乃は、2人それぞれにスマホから助言を送る。しかし文乃が提案する話題は、ことごとく場の空気を重くしていき…!?

13. 天才の目に天の光はすべて[X]である
お祭りを訪れた成幸は、会場で出会ったうるかと屋台を回ったり、理珠の出前を手伝ったり、ケガをした真冬をあすみの父の救護テントに連れて行ったりと、相も変わらず世話焼きで大忙し。さらには迷子の子供のために駆けずり回ることに…。結局、人の世話で帰りの終電を逃してしまった成幸。そこに星空を眺めて時間を忘れてしまった文乃が現れた。帰りの手段がなく途方に暮れる2人は、旅館の明かりを前に--。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13

TAMA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

天才 VS 勉強方法! さて、『X(エックス)』の『解』は如何に!?

他社ですが『五等分○花嫁』と設定が似てる部分がありますね。どっちもヒロイン5人…
ま、作者同士が交流あるくらいだし同じジャンルで大体同じくらいの時期に連載になったから『パクリ疑惑』も仕方なかったのかな。

(※2019:7/23追記・ジャンプ本誌で人気投票の間違いを確認。編集部の人に確認。記事は人気投票の結果のとこに記載。)

原作・ジャンプ掲載分全て。
アニメ・全話視聴。(全13話・30分アニメ)


ちょっと物足りなく感じてしまいました。原作の絵の方が好きだったのでアニメの作画は少し合わなかったです。
同社の作品、『ゆらぎ荘の幽奈さん』と比べるとラッキースケベはソフトな作品なので私はこっちの方が合ってました。ラッキースケベが過度だと少々キツいので(汗)


この作品のテーマは『受験』。なので高校3年生から物語が始まる。
主人公『唯我 成幸(ゆいが なりゆき)』が貧しい家族を楽させたいけど大学には行きたい。しかし『成幸』が通う【一ノ瀬学園】には大学進学に掛かる全ての費用を学校側が負担する【特別VIP推薦】の制度がある。その推薦枠を獲得しようと日夜勉学に励んでいたがある天才達に遅れをとっていた。

ある日推薦審査面談の時に条件付きで推薦を許可される。その条件とは『緒方 理珠(おがた りず)』と『古橋 文乃(ふるはし ふみの)』の2名の教育係になり、2人の志望する大学に合格させること。
理系の天才『緒方』、文系の天才『古橋』、何故この2人の教育係に?と思ったら『緒方』は文系の大学へ、『古橋』は理系の大学への進学を希望。
天才達だから少し教えれば…と思った『成幸』だがそうは問屋が卸さない。
両者の天才は進学したい分野は壊滅的な内容。しかも高校3年生で。『緒方』と『古橋』で教え合えば…と助言したがどちらも天性の感覚でやってるので教えれない、何が分からないのかが分からない。

前途多難ではあるが彼女たちの本気でやりたいことを聞いた『成幸』は彼女たちの希望する進路を尊重しようと奮闘する。
ただそこにスポーツ特待生『武元 うるか(たけもと うるか)(勉強全般苦手)』の面倒をみることになったりや、才女2人の無謀な選択を拒否する『桐須 真冬(きりす まふゆ)※酒に弱い』をどう説得するか、予備校で出会った一ノ瀬学園OGの『小美浪 あすみ(こみなみ あすみ)』と出会い何故か彼氏役になったりなど『成幸』はこれからどうなる!?
…と、簡単ですが。


『成幸』は大変ですね。努力型の秀才タイプだけど天才達に勉強を教える事になろうとは。プレッシャーがパない。が、培ってきた勉強法などが教育方法に生き、教える事に関しては天才肌。
『緒方』と『古橋』は天才タイプなので表現も良かったと思います。天才タイプの方って呼吸する様にその科目や競技などが出来るので教えるのは不向き。しかも割り振りがそこに全振りしてるのか!?ってくらいに他が穴!(例・勉強は出来るが運痴など)

『緒方』は天才タイプ+年相応か少し幼いくらいの子供っぽさがよく表現出来てたと思います。変にムキになったり嫉妬したり、てね。面倒くさいとこが合う合わないがあるのでこのキャラの好き嫌いは別れるでしょうね。

『古橋』は天才タイプ+毒が凄い(笑)
流石は文系の天才、人の心の機微を読むことに長けてるからか悪意のない辛辣な物言いが結構笑えました。口に出す毒も笑えるけど心の声の時の毒も結構楽しめました。…ププ、浴衣。

『武本』はスポーツ万能+勉強苦手。
快活でマイペースで憎めないキャラ。料理や歌が得意で『成幸』と居るとたまに乙女になるとことか結構このキャラを好きになる人は多い様に思います。
ま、『武本』って別に勉強が出来ないって訳じゃなく「苦手意識」が強いイメージがありますね。
プールを使った勉強法では覚えも早かったし本当はかなりの天才かも!?


とまぁ、1期は殆どこの3人が主だったのでこんなもんかな。個人的には『桐須』や『小美浪』のエピソードが好きなので2期に期待。
私個人はこの2人のエピソードが綺麗だったのでこの2人推しです。ここは原作をしっかり表現してほしいなぁ。


因みに↓
第1回人気投票

1位・桐須真冬(5233票)

2位・古橋文乃(4194票)

3位・武本うるか(3552票)

4位・緒方理珠(2421票)

5位・小美浪あすみ(2323票)


第2回人気投票(2019:7/13発売号より)

1位・桐須真冬(14598票)

2位・古橋文乃(3259票)

3位・武本うるか(2980票)

4位・緒方理珠(1803票)

5位・小美浪あすみ(1488票)

です。(残念な事に人気投票欄のとこの『小美浪あすみ』の文字が『小美「波」』と間違っているのはマイナスです!最新号(2019:7/22)でこの事を編集部が何も書いてなかったので2019:7/23にジャンプ編集部に確認したところ間違いであった事を確認。コミックスでは直ると回答を頂きました。)

桐須先生のエピソードやギャップ、文化祭やなぜあの様な教師になったのか、などがこの結果に結びついたのかな?と思います。魅力的な表現もあったし。
しかし第2回は2位と4倍近くの差ってのは凄いな。ちょっとビックリです。


ラブコメ物+ラッキースケベ物としてはソフトタイプなので初心者向けの作品かな?と思います。ラブコメを結構観てる方には物足りなく感じるかなと思います。
あ、CM入る前のアイキャッチは少し笑えます♪

後気になったのは最近では都内や府内の学校等は板書は電子黒板だし検索も出来る。しかも生徒もノートを書かなくなったりデータや黒板を写メするとこが増えてきてます。作品も観た感じ都内の高校ぽかったのでどうかな?って思ったりと。
なのでそこら辺も表現の古さを感じました。


さてさて第2期は10月から。
1期ラストは少々『古橋』がリード?かな。
2期ではサブキャラにも動きがあるので楽しみです!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あ、そう言えば作中にあった『古橋』のセリフから少し論文の一つを。…これより書くのは無駄話です。暇な方はどうぞ。

甘い物を食べると集中力アップ!とかストレス減少!とかを『シュガー・ラッシュ』って言うんですがこれをイングランドのワーウィック大学が分析・検証したようです。論文が確か31本だったかな?
で、結論から言うと「効果はほぼ無し!」だったそうです。逆に砂糖を摂ると逆効果の結果が出て砂糖を摂った30分後には疲労感増加、眠気、1時間後には集中力低下を確認。(1,300人検証)
糖尿病やメンタル部分は落ち込ませる原因になる可能性も?ともあります。
ま、セロトニン(幸せホルモン)は感じれるでしょうけどね。

意外と昔から言われてた事が全く根拠が無かったと出てくる論文は面白いなと思いました。(作中のキャラ、科学部部長の関城は知っててほしいな。変な発明はよくしてるし(笑))

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

うるかにしてください

お静かに!って意味合いではもちろんございません。
原作は週間少年ジャンプ連載中。いつもながら未読です。

努力型秀才である貧乏男子高校生が、大学進学に係る費用の一切合切を学校に賄ってもらえる “VIP推薦” をエサに同級生女子に勉強を教えるというお話。
主人公男子は貧乏であるにこしたことはありません。トキワ荘以来の伝統芸能です。
同級生女子は二名。得意科目はほぼ満点だが苦手科目はてんでダメというのと、進路希望・将来の夢の観点だと苦手科目を超絶レベルアップさせないと進学もおぼつかないという点が共通する二人です。

 「お勉強」 + 「ラブコメ」

あらすじや第1話からそんな話かなぁという出だしでしたが、これがまた絶妙につまらなかったです。
少し経って{netabare}(第2話){/netabare}からもう一人、武元うるか(CV鈴代紗弓)が投入されて、元からの二人である古橋文乃(CV白石晴香)、緒方理珠(CV富田美憂)の三名体制となり屋台骨が出来たことで好転していきました。

 「ラッキースケベ」 +「ハーレム」 featuring「お勉強」

早々に路線変更です。真面目に言うようなことでもありませんが、、、路線変更です!


実際にお勉強要素の配分が多いまま、まっとうに学力向上を目指す内容でしたら視聴継続はしんどかったでしょう。リアル志向でもエンタメ志向でもなくガバガバの設定でしたので。
・学校側が生徒の学力向上と進路指導の責任を放棄してる時点でOUT!(これ大事)
・文乃と理珠の出来ないっぷり描写にもいろいろ言いたいことはある
設定もそうなんですがいまさら英語の構文や数学の公式にお付き合いするのもなんだかねぇ。

{netabare}「Don't you kiss someone , NARIYUKI?」(6話)
意訳) あんた成り行きでキスまでしたんとちゃう?成幸だけに(嘘)
   {netabare}しかもあんたの名前を音読みしたら・・・きゃーっ(もっと嘘){/netabare} 

これ文法だとanyoneが正解じゃなかったっけ? うるかが必死こいて覚えた構文を頑張って使ってみたけどちょいミスがあってかわいいじゃん、と普通なら思うところなんですが、ここに至るまでに、「この作者(編集含む)は絶対まともに勉強したことなさそうだな」の説得力ない描写が連発してましたので、素直に受け取れません。なお現場ではanyだろうがsomeだろうが通じるっちゃ通じます。{/netabare}


いざラッキースケベハーレムアニメとの立ち位置が固まってしまえば、お作法に則ってすんなり観ることのできる普通の作品でした。
小学校高学年ないし中学入学したての芽生えの時期にお世話になった(かもしれない)少年誌の『お色気マンガ』の佇まいです。

 {netabare}※注)『お色気マンガ』と『エロマンガ』は違うからね。{/netabare}

ヒロインの裸を見たり接触する程度の描写に留まるのが通例で、また、何かしらのトラブルに巻き込まれてサービスカットを披露する「お約束」のアレです。

肉体関係ありの最近のマガジン案件(あれはあれで良い)と違い、こちらジャンプ案件はきちんとお色気止まりにしているのが良いですね。なんとも懐かしい香りがしていて、その雰囲気を楽しむような感覚。
自分の場合このへんのルーツは連載終盤の『やるっきゃ騎士』(※ナイトと読む)でしょうか。
少年の夢と希望とスケベ心が詰まったこういう品は、健全な少年が親に見つからないようにどきどきしながら観てほしいタイプの作品です。


最終話で3か月後の2期放送が発表されました。
私の視聴優先順位としては低いです。少し懐かしい匂いを堪能したところでややお腹いっぱいかしら。自分にとってはそんな位置付けでした。



■オマケ1
どうせなら健全なお色気ものだったらよかったのに。
{netabare}ブラコン妹が登場して、兄のふとんをくんかくんかしてましたが、アニメ向けアレンジでしょうか?
視覚的なお色気どまりだったほうが健全な気がしていて、フェチまで踏み込むと大人向け指数がアップしちゃいます。なんかもったいない。{/netabare}

■オマケ2
球技大会にクレームw
{netabare}自分が高校生の時だったら、和気あいあいの男女混合なんてありえんと思ったでしょう。
勝ちにいきたいのに遠慮が入っちゃうから。クラス対抗ならなおさら負けるわけにはいかないのです。
当方の高校時代は、クラス対抗の雌雄を決するガチ系イベントだったので男女くっきり別れてました。混合だと体力面で劣る女性がやりづらくはなかろうか。イチャコラなんて別途いくらでもできるし。
このアニメに限らずいつも思うのですが、学園ものの校内イベントって文化系の目線で描かれてることが多いですよね。自分が知りえなかった高校生活を疑似体験できるのをもって良しとすればいいのかもしれません。だがしかし、なんとなく腑に落ちないのです。{/netabare}



視聴時期:2019年4月~2019年6月

-----
2020.02.06 追記

後半2クールめのほうが好み。


2019.07.02 初稿
2020.02.06 追記
2020.07.24 修正

投稿 : 2024/06/01
♥ : 59

70.3 11 貧乏で友情なアニメランキング11位
ピアノの森(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (254)
1109人が棚に入れました
 森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った主人公の一ノ瀬海が かつて天才ピアニストと呼ばれた阿宇野壮介や 偉大なピアニストを父に持つ雨宮修平などとの出会いの中でピアノの才能を開花させていき やがてショパン・コンクールに挑戦するまでを描く、感動のストーリー。

声優・キャラクター
斉藤壮馬、諏訪部順一、花江夏樹、白石涼子、大地葉
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

セ カイ イチノ ピアニスト

(※ 2018.7.6の最終投稿の全文を、当時の文章は極力残す形で細部まで推敲しました)

<第1期(第1話から第12話)までの試聴後の総評>

同期の「ひなまつり」は、スタッフの原作愛がアニメを原作以上にしていたと感じたのとは対照的に、本作は、スタッフに原作愛がたりないと感じました。

特に人物の作画レベルが低いのと、内容の不用意なカットで原作キャラの魅力が半減している場面が多かった。

尺の制約の中で原作の構成を上手くアレンジして面白い所をより面白くしたり、簡略したとしても、本来の感動を損ねないような工夫が十分に足りていたとは思えなかった。

以上から結局、ダイジェスト感ばかりで12話以外は、ほとんど盛り上がれませんでした。

第1期全12話で、カイのショパンコンクールデビューまで描くには尺がどう考えても足りない。せめてもう半クールでもいいから話数を加えて、カイの修業時代と誉子のエピソードを丁寧に描いて欲しかったです。

<物語とキャラについて>
{netabare}
最終話視聴直後は一度物語1.5、キャラ評価2.0にしました。その後、映像抜きでオーディオドラマとして再度鑑賞して評価上げました。

物語評価は、原作を5.0とするなら最終的に3.0に修正。
脚本的には12話が一番良かった。

キャラ評価が2.5なのは以下の理由。

カット多いため誉子と阿字野、レイ、佐賀先生の魅力が描き足りない。特に誉子は、個人的に一番好きだったのでアニメでのキャラ評価は厳しい。

カイの恋人、サエの存在カットもかなりマイナス。サエは、やはり存在すべきキャラ。カイが17歳でも精神的に成熟してるように見えるのは、愛する女性がいるため。彼女がいれば、カイの精神年齢の高さに説得力を与え、人間的魅力もアップしたように思います。
{/netabare}
<作画について>
{netabare}
背景を除く作画が、話の没入まで妨げる珍しいケースと思った。映像ない方が、話が何倍も面白く感じる。

滅多に評価を1にすることない私ですが、本作の作画はあまりにも不快で、個人的な許容範囲を遥かに超えてました。粗が素人目にもはっきりわかる。CG部の作り込みも甘過ぎる。その結果、全体が調和していない。

人員が足りないのかもしれませんが、原画などを安易に外国人へ大量外注するのはどうかと。文化や感性、価値感の異なる近隣国のスタッフは、日本人の美徳の、融和の精神に欠け統制が取りづらいんだろうと思います。そのため監督さんは、納期との兼ね合いもあり、作画上の妥協点を低くせざるを得なかったかもしれません。

そんなことが完成されたアニメから滲み出ていると感じました。
{/netabare}
<その他>
{netabare}
音楽面は、番宣でアピールしてただけのことはある。とても素晴らしかった。そこは非常に救い。

オーディオドラマとして再度鑑賞して4.5→5.0に評価アップ。

声優キャストの皆さんは、全員素晴らしかった。しかし、デッサンが別人のように場面場面で目まぐるしく変わる滑稽な顔で、いい声でいいこと言われても閉口します。作画の酷さで、キャストの演技の魅力まで台無しになった。

2期(第13話から第24話)は半年間の準備期間を与えられた以上、今期の反省を踏まえ、作品の大いなる質の向上を望みます。

第9話で、この物語の肝になる部分に繋がる、原作第13巻の伏線エピソードがカットされましたが、2期では原作第21巻に描かれる別な伏線の丁寧な描写を外さず、一番感動したポイントを、的確に味わい深く演出して欲しいものです。
{/netabare}

以下は、視聴前&視聴中レビューですが、かなりの長文です。
{netabare}
主人公である「ピアニスト 一ノ瀬海」は、アナグラムで「世界一のピアニスト」になります。作者さんはネーミングセンスいいですね。

※ 以下は、放送前に投稿したもの。かなり長いのでタグで閉じます。お時間があり、気が向いたらどうぞ。
{netabare}
<はじめに>

2015年末に発売されたばかりの原作コミックの最終話を読み終えた時、感涙するほど大感動!!以来、テレビアニメ化を熱望していた作品です。

2年4ヶ月経ち、その想いもようやく実現。放送6日前に、全26巻の原作を読み返しましたが、読み始めたら止まらず一晩の一気読みとなりました。

原作の紹介は、2007年公開のアニメ映画版のレビューに投稿済みなのでここでは割愛します。

久しぶりに放送中での全話レビューをしたくなりました。

物語やキャラの評価を事前に満点としたのは、原作基準によるもの。作画と音楽だけは、実際観るまで評価できないのでデフォルトのまま。

過去に、TVアニメ全75話で単行本全20巻の「バクマン。」を描いたNHKが本作を制作。

既に、メインキャラのみならず、13巻以降登場のライバルキャラのキャストも公表済み。そのキャラの演奏担当の様々な国籍の新進気鋭のピアニストも個別に決定してるようで、音楽面でも予算を十分掛けてるようで期待は大きい。最後まで描く気満々と思われますが、本作の実尺が非常に気になります。

NHK総合の番組予定表には本作は全12話と記載。(ピアノの森のアニメ公式番組サイトには、現状話数の記述はなし)
これだけの情報では、全26巻分すべてをここに詰め込むか、
また別に2期を企画してるのかが不明。

放送倫理上問題あるところの改変や省略はある程度は仕方ないにしても、納得のいく構成になるかは未知数で、視聴中に物語評価はかなり変動するかもしれません。

以下は4月放送予定分のみのサブタイトル。

第1話「選ばれた手」
第2話「ショパンを弾くために」
第3話「モーツァルトの遺言」
第4話「一番のピアノ」

放送前の現時点では、公表済みの以上のサブタイトルの流れから、4話で少なくても5巻最後までは確実に消化の模様。6巻1話目までの映画版と同じ所まで進むかもしれません。

5話、もしくは6話までには小学生篇を終え、カイの成長期(高校生)篇に移ると個人的に予想してますが、どうなることか。

やはり、このペースと1クールで原作のすべての旨味を引き出すのは不可能と思われます。

小学生篇後は、ごっそりカットもしくは大改変の簡略化で、ショパン・コンクール篇突入とかは勘弁してほしいけど...。

NHKは、ショパン・コンクール篇の華やかさを売りにして、
演奏者や声優も決定して番宣してる半面、カイの恋人、冴(サエ)のキャスト発表がない。で、ポーランドに旅立つまでの日本でのドラマをなおざりにする可能性が大のような気がします。

仮に原作改変して冴のエピソード抜いたとしても、全体としての話は成り立つとは思います。しかし、カイが性格の明るい天才ピアニストという魅力だけでなくハイティーンの、清廉なだけでない等身大の人間としての魅力も大切で、そのために彼の成長過程を丁寧に描くことがとても重要です。冴の存在や日本での出来事を軽視すると、きれいごとだけの物足りない話で終わってしまう懸念があります。

ところで、発表された声優キャストの中では、特に諏訪部順一、坂本真綾、悠木碧、花江夏樹の起用に拍手を送りたい。

諏訪部さんの主人公のピアノの師匠役は、イメージドンピシャ過ぎ。坂本さんの、芯の強い包容力ある主人公の母役もきっと嵌ることでしょう。

個人的に本作で一番好きなキャラは丸山誉子。彼女には、人間の弱さと強さ、幼稚と成熟を幅広く演じ分けられる声優が必要不可欠。そんな誉子を、幼女から可愛い女性、強い女性となんでもこいの演技の幅が広い悠木さんが演じてくれる。

以上3名のキャストだけでも声優評価は満点です。

花江さんと言えば、名作「四月は君の嘘」でピアニストの主人公、有馬公生を演じました。本作では、「君嘘」で言えば主人公のライバル、相座武士にあたる雨宮修平(高校生)を演じます。

「君嘘」を2014年冬からのリアルタイム放映を視聴したとき、ピアノに熱く青春を捧げるキャラたちに共通点を見出し、この映画版をすぐに思い出したのも今では懐かしい。

修平のキャラデザは、優男風メガネ男子。見た目で既に公生と被って見えます。さらに性格上も似てるキャラと思いますので、高校生篇になると、花江ボイスに「君嘘」との類似性の話題が飛び交うかもしれません。

いずれにせよ、主役の一ノ瀬 海(高校生)役の斉藤壮馬さんや
後半登場のパン・ウェイ役の中村悠一さんも含めどのキャストも繊細で深い演技が期待出来そうで非常に楽しみです。
{/netabare}

全24話 (分割2クール。2クール目の13話以降は2019年1月より)
※ 放送前のNHK番組表には全12話とありましたが、第1話終了後、全12話表記は削除。そしてHP公式の紹介文が改訂され、そこに話数が盛り込まれました。その改定前と後の2つの全文を以下に転記します。
{netabare}
(改定前) 森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った一ノ瀬海。
過酷な境遇にも負けず、師との運命的な出会いを経て、ショパン・コンクールで世界に挑む姿を描く感動の物語。

(改定後) 森に捨てられたピアノをおもちゃ代りにして育った主人公の一ノ瀬海が、かつて天才ピアニストと呼ばれた阿字野壮介や偉大なピアニストの父を持つ雨宮修平などとの出会いの中でピアノの才能を開花させていき、やがてショパン・コンクールで世界に挑む姿を全24話で描く、感動のストーリー。
{/netabare}
本作の原作(漫画)は、2年以上前に全26巻で完結済なので、旬とは言えないタイミングのTVアニメ化。個人的には、アニメにしてもらえただけでも有り難い作品と言えます。

<アニメーション制作:ガイナックススタジオ>

wikiによると、エヴァンゲリオンなどで有名なGAINAXの関連会社として2014年に設立された福島ガイナックスの、2016年に東京都内に設立したアニメスタジオ名。しかしGAINAXとは、2015年から資本関係が無くなっており、企業的な協力関係は残るものの、今ではGAINAXとは別経営の別会社なので誤解なきよう。

連続テレビアニメ作品の制作は、この「ピアノの森」が初めてらしい。
----------------------------------------------------
<「ピアノの森」の魅力>
{netabare}
アニメ映画版がきっかけで原作を読んで、ピアノに興味なく習ったこともない自分が、生まれて初めてピアノって素晴らしいなと思えた作品。

アニメ化された漫画原作、クラシック音楽のピアニストの主人公の音楽もので既に観たことのあるものは「ピアノの森」(映画版)以外では「四月は君の嘘」「のだめカンタービレ」が頭に浮かぶ。

音楽は時に、人の一生を180度変えることがある。

そんな音楽の素晴らしさと、音楽が与えてくれた奇跡をストレートに雑味なく描かれている「ピアノの森」が一番好き。

「ピアノの森」には、調味料として、悲劇は小さじ少々、恋愛はほんのひとつまみ程度含まれている。その隠し味が、絶妙な風味を醸し出す。

この物語を原作で最初から最後まで味わえば、音楽って素晴らしい、音楽は偉大だ、音楽は神様だ、音楽抜きの人生なんてあり得ない、音楽は人生を豊かにする...

人により言葉は違えど、そんなポジティブな感想を持つのが自然じゃないだろうか。

音楽に限らず、きっと何かに打ち込みたくなるだろう。

このTVシリーズもそんな作品になって欲しい。
{/netabare}
<物語の主人公>
{netabare}
海(カイ)は、まっすぐで性格の明るい若き天才。男だが、色白で綺麗な容姿でよく美少女に間違われる。彼自身の成長と共に、作中で出会う多くの人に大きな影響を与え、最高のライバル、希望、目標、ヒーローのいずれかに当て嵌まる存在になっていく。

主人公は一人だけではない。

本作は、ピアニスト以外も含め、魅力あるキャラクターたちがいっぱい。登場するピアニストたちは、純粋でストイック。地獄に落とされるような挫折やどん底の幼少期を体験した者もいる。

中でもコンクールの優勝を目指す者は、一人一人が胸の内に
苦しみ、悲しみ、悩み、葛藤、焦燥、嫉妬など様々な想いを抱きながらも、夢や希望のために、ひたすら音楽に身を捧げる求道者ばかり。この作品に出てくる皆、他人の足を引っ張るような愚かなことはしない。自分自身とライバルとの真っ向勝負に命を燃やす。

そんなキャラクターたちがポーランドで邂逅。その群像劇は最高のスパイスとなり物語に彩りと深みを与える。
{/netabare}
----------------------------------------------------
<各話レビュー>

小学生篇では、2007年の映画版(日本テレビ他制作 小島正幸監督作)との比較もしたいと思います。
(酷評あり。本作を素直に楽しめてる方は閲覧要注意)

以下、NHK総合にて月曜(日曜深夜)放送
0:10 - 0:35 近畿地方を除く日本全域
0:50 - 1:15 近畿広域圏

(以下、各話を~篇で分類したのは公式のものでなく、独自な解釈の便宜上のものです)
◎ 小学生篇
★ #01:「選ばれた手」(2018.4.9放送)
{netabare}
原作第1巻から第2巻半ば(第1話-第12話)までの内容。

<主人公カイと修平の出会いと、カイとピアノ師匠との繋がりの始まり>
今回の最後で使われた、サブタイトル関連の「この手は選ばれた手だ」という台詞は、映画版では28分/100分にも出てくるが、キャストの演技の個性が全く違うので聴き比べると面白い。

映画版の作画に馴染んでしまったせいで、TV版が見劣りしてしまいます。出来ることなら京アニか、CGのレベルが高いufotableあたりで制作してもらいたかったです。

製作予算を、メインイベントのショパンコンクールの音楽と演奏シーンなど、華麗なステージ再現に注ぎ、それ以外の小学校時代などは、エコノミーな作画でお茶を濁すつもりでしょうか。

背景は問題ないが、フル3DCGのピアノ演奏シーンと普段のキャラクターの作画のギャップが大きすぎる。

普段はのっぺりした子供向けアニメキャラっぽくCGになるとゲームのアバターのように見える。動きも、ぬるぬるとガクガクの違いが極端で気持ち悪い。

また最後の方、月明かりの下、夜の森でピアノを弾くシーン。
いかにもCGな作画に変わって、カイの指使いが映し出されると、カイの指が軟体の宇宙人の指に見えてしまった。

冒頭以外は、映画版より原作に近い形でのスタート。キャラクターデザインも原作準拠のもの。

初回で既に、掛け足でコンクール篇になってしまう予感。

<映画との違い その1>

映画では、今回の話に該当する部分は、色々とアレンジされており原作とは違うシーンが多い。冒頭は、修平が母親と共に車で引越し先へと向かうシーンから始まります。全体的に、阿字野先生と修平の内面をしっかりフォーカス。キャラデザも顔の輪郭がすっきりしており原作よりスマート。

また、原作に拘らない映画の方が、カイと修平の人間関係の親密度が増す様が自然に感じられます。カイは、映画の方がいじめには決して屈しない、メソメソしない人間的逞しさがあって好感度が高い。

音楽面では、特にピアノ演奏に関して、冒頭は素晴らしかったがそれ以外で、映画版のウラディーミル・アシュケナージ(20世紀後半を代表するピアニスト)が演奏した、ゆったりと余韻たっぷりな、幻想的な格調高さが染み付いてしまってるので物足りなさが残りました。TV版の方が原作に忠実。好みだけの問題です。

<1話総評>

色々と不満も書きましたが上を見ればきりがありません。今回は、原作ファンの自分としては100点満点なら70点の満足度でした。

映画版でもそうでしたが、さすがにTV版でも原作でキンピラが使った「淫売」という言葉は避け、カイの母親初登場時の、百聞は一見に如かず(何のことかは察して下さい)シーンは丸々カット。

原作は他にも、森の端がいかに酷い所か分かる、年齢制限付きOVAにでもしなければ描けないような場面があります。興味があったらぜひ読んでみてください。
{/netabare}
★ #02:「ショパンを弾くために」(2018.4.16放送)
{netabare}
原作第2巻半ばから第4巻半ば(第13話-第28話)までの内容。
映画版では経過時間28-60分のシーンに相当。

<カイ、ピアニストへの旅立ち>

カイは、ショパン『小犬のワルツ』との出会いがきっかけで全日本ピアノコンクール地区予選に不本意ながら出場することになってしまう。

課題曲は、モーツァルト『ピアノソナタ ヘ長調 K.280』

カイと修平はこの時点から完全なライバルとなった。

<映画との違い その2>

原作通りなら、カイと修平は一旦、友人関係が決裂、そしてライバル関係としての再構築の流れが、今回の話に盛り込まれます。TV版は、その点で非常に物足りません。

以下は、TV版ではカット。

映画では原作通り、キンピラとカイが再び喧嘩するシーンが描かれる。そこに「この手はもう、喧嘩なんかする手じゃないんだよ」と必死にカイの腕を掴み、喧嘩を止めようとする修平。余計なお世話と、ピアニストとして心配する修平の気持ちを全く汲み取れないカイ。そこで生まれた不協和音で修平は、カイを忘れようと必死に練習に打ち込む。

そんなドラマがあればこそ生きる最後の二人の真剣勝負の約束でしょう。このシーンは外してほしくなかったですね。

また、ピアノレッスンの見返りに関する阿字野とカイの取引は、映画の方が原作に近く丁寧。そのため、主導権をがっちり確保した、やり手の先生感が映画の方が良く出ています。

TV版では「森の端」の描写が、ごっそり消滅。森の端は、そこを牛耳る裏社会の人間達が、住人をそこに一生縛り付けようとする厄介な場所。カイと母親の会話から、それを伝える努力は認めますが、そんな森の端のエピソードが、あまりにもなさ過ぎて説得力が弱い。

原作を知らないと、TV版のカイは、ただの貧乏な境遇に見えてしまうかもしれません。

一方映画では、原作の持つ生々しさは最小限に抑え、短いながらもカイが手伝う店内の様子や、修平がカイを訪ねた時のトラブルを描いてくれた。そのおかげで、森の端という地域の問題点をある程度は伝えてくれました。

<手描き作画について>

唯一の救いは背景の綺麗さ。普段、全体での統一感さえ、ある程度維持していれば、多少の作画崩れはそんなに気にしません。しかし今回は1話以上に、キャラクターの作画に一貫性が無く統一感のないものでした。

その他のキャラはそんなに気にならないのですが、阿字野先生の顔つきの、別人のような変化が見苦しい。ナイスミドルになったり、冴えないおじさんになったり、時には左右の目の高さが変わったり、額が広く顔長になったり…

映像から露骨に滲み出てくる原画担当の個々の技量の差が気になって話に浸りきれません。

<蛇足>
(※ 以下は、あくまでも個人の邪推と偏見です。現場を見てきたわけではないので勝手な妄想の戯言と思って下さい)

今回で、本作の演奏シーンのCGと止め画のOP&EDは、アニメーターの実力不足をごまかすために採用された気がします。

手描きとCG双方が、相手を尊重して歩み寄る姿勢を感じられません。演奏シーンのCGの不自然さは1話と同様。カイがピアノを弾き始めCGに切り替わった途端、別次元の住人に変身。手のCG感も相変わらず。自然な手先に見せる加工も工夫もなく雑です。せめて髪の毛の質感だけでも何とかならないものでしょうか。

CGになると、カイの髪の毛が人間のものから鳥の羽の質感に変化するので違和感が非常に大きい。さらに演奏中も手描きとCGが切り替わり、手描き班とCG班の統制が全く取れていない映像に酔いそうになりました。

監督の中谷学氏は、アメリカでCGアニメの現場で叩き上げられた実力者であっても、ドリームワークスの劇場アニメでの、ライターとCGスーパーバイザーとしてのキャリアのみ。

様々な部署を統制しなければならない日本のTVアニメ監督は初体験なはず。手画きの多い日本のアニメの、過酷な制作現場で下から叩き上げられた方ではないよう。特にCGとは畑違いゆえ、手画きスタッフに対して、発言力が弱くなってるかもしれません。プロデューサーの無茶振り人事もいいところです。

また気になるのは、日本人以外の、自己主張の激しい国民性を持つ2か国のスタッフが大勢いること。

半島系(原画6名中4名、動画4名中2名、作画監督2名全員、美術5名全員)、大陸系(CG制作20名中8名、CG美術2名全員)とエンドロールで一目瞭然の参加比率。

手画きとCGで、2カ国真っ二つに分裂。これでは、手画きとCGが調和するのは絶対不可能な気がします。管理する日本人スタッフは、納期に間に合わせるため多くの問題に目を瞑らざるを得ないのかもしれません。監督と総作画監督の苦労が偲ばれます。

以上、完成映像から、制作現場での余計な人間ドラマを想像してしまいました。

モーションキャプチャでの見応えあるピアノ演奏に拘るなら
いっそのこと全作画を3DCGにして、キャラクターも、原作から離れたとしても、CGとの調和を優先したデザインがいいと思います。その点、かつての映画のキャラデザの方がよほどCGと調和しやすそうです。

<2話までの総評>

個人的には、2話単独の満足度は60点。大筋のまとめ方としては無難とは思います。原作未読者にとってはこれでも十分かもしれません。

2話まで観て、物語の評価は、5.0(原作基準)→4.0、作画を3.0→2.5に下げました。

原作にある以下のポイントが、映画版ほど十分に描けていないのがその理由です。

・カイの育った境遇の悲惨さ。
・学校でのいじめや大人からの虐待に、勇猛果敢に立ち向かう野生児カイの魅力。
・阿字野先生が、カイと出会うことで生まれた人生の迷いと葛藤。
・修平の、カイを知れば知るほど増幅する苦悩、葛藤、焦燥。

とは言え、次回からの原作上のエピソードが大好きで期待してます。一番好きなキャラも初登場しそうで楽しみです。
{/netabare}
★ #03:「モーツァルトの遺言」(2018.4.23放送)
{netabare}
原作第4巻半ばから第5巻途中(第28話-第35話序盤)までの内容。映画版ではおおよそ経過時間60-76分のシーンに相当。

<誉子、人生を変える出会いを体験する>

カイは阿字野に指導を乞い、修平との誓い通り、万全の準備でピアノコンクール地区予選に出場することなった。

予選当日、参加者の一人の丸山誉子は、会場の控室でカイと出会う。彼女は極度のあがり症で、いつも本番で実力を発揮しきれない。成り行きで、カイはそんな誉子を励ますことになった。修平は、コンクール本番のパーフェクトな演奏で確かな手応えを得る。果たして誉子は、そしてカイは…。

<映画との違い その3>

今回もTVは原作を尊重してるが、それが必ずしもいいとは限りない。

今回のエピソードは、映画では16分でまとめていた内容を、TVでは約22分でまとめていました。プラス6分の余裕で一層濃いものになりそうなものなのに、結果的には単なる原作のダイジェストになってる気がします。

それは脚本の問題で、キャラクターの心情と言動の描写に繊細さが欠落しており、すべてが上っ面な感じがする。それに加え、作画の拘りの不足がもたらした結果と思われます。

・TVでは、映画では登場しなかった修平の父、
雨宮洋一郎が原作通りコンクール会場に登場。

・TVでは、阿字野の模範演奏カセットテープ(原作準拠)をCD-Rに変更。

現代に沿うよう改変したかに見えて、作画の難易度を下げる意図が見え隠れ。映画では、テープを本体から引っ張り出し、カイに二度と聴かせないようにするシーンまであり、手間暇かけてたのに少々残念。

阿字野の調律シーンも、阿字野の手元を全く描かず。ピアノの内部構造も遠景で誤魔化し、チューニングハンマーも描かず清々しいほどエコノミー。

・モーツァルトの幻影の映画以上な大幅な簡略化。
今回の見どころだったモーツァルトの幻影を簡略すると
サブタイトル詐欺と言われても仕方ないような…。

エコノミー作画の影響をここでも感じる。オバケのモーツァルトが、おまけのモーツァルトになってました。

映画では、短いながらも最高のアレンジが加えられ、一人から日に日に増えて、大小男女合わせて11人で、カイの後ろをぞろぞろ付いてくシーンが可笑しかった。様々な声優で「楽譜を返して」と、カイに語りかけるのもまた愉快でした。

・TVでの、カイが服を汚され、それをガソリンスタンドで水洗いするシーンは原作にあったが映画には無かった。このシーンは、もっと丁寧に描かないと中途半端。原作通り、カイと母との仲睦まじい姿に感じ入る阿字野の心のモノローグを入れるべきです。そうすれば、このシーンは非常に生きたと思います。

<3話までの総評>

3話単独の評価は55点。

上記不満点に加え、誉子に振り回される、表情豊かなカイが描き切れてないのも不満です。声優、白石涼子さんの荒っぽい声質のせいもあり、カイが偉そうで可愛げがありません。映画では誉子に抱きつかれた時の、困ったような、照れたような
カイの表情と仕草に子供らしい可愛さがあって好きでした。

映画でのCVも、女優の上戸彩さんの繊細な演技が意外なほどに嵌っていた。そして、穏やかさと力強さを併せ持つカイの優しい人間性もよく出ていました。

TVでの小学生のカイを演じる白石さんは、プロらしい上手さがあるけど、子供向けアニメによく見られる、画一的で繊細さが足りないテンプレ演技でつまらない。これは彼女の演技力が問題というより、脚本と演出の問題だと思います。

以上、次回以降の描き方に期待して、物語の評価は保留にしますが、その代わり、声優の評価を5.0(事前発表のメインキャスト基準)→4.0に下げます。

また、作画は手抜きがさらに増量した感があり、今回で2.5→2.0に下げます。

作画班は、日本人スタッフが相変わらず少数派。作画の大雑把感が大きいのは、そこにも問題がありそう。ガイナックススタジオの少数派の日本人スタッフは多くのアジアの異人に囲まれ気苦労が絶えなさそうです。
{/netabare}
★ #04:「一番のピアノ」(2018.4.30放送)
{netabare}
原作第5巻途中から第5巻末(第35話続き-第40話)までの内容。
映画版では経過時間76-89分のシーンに相当。
(今回は、構成の違いのため今までのように単純に切り取れませんでした。89分とは単なる目安です)

<誉子、ピアニストとして脱皮する>
<カイ、多くの観衆の前でピアノを演奏する悦びを知る>

楽譜通り、模範演奏、という呪縛を解き放った二人のピアノは観衆に大きな感動を与えた。修平と誉子はコンクール予選に合格した。カイは減点方式の審査基準により予選落ち。しかし、心に深く響くカイの規格外な演奏に、修平は音楽上の大きな敗北感を味わう。

カイと修平、世界に向けてのそれぞれの第一歩が始まった。

<映画との違い その4(終)>

映画の89-96分(96-100分はエンドロール)に相当するシーンは
次回に入ると思われますが、今回で比較を終了します。

今回の内容も、原作に拘らない映画と原作準拠のTVは、大まかな流れは同じでも細かい所でかなり違います。

一番分かりやすいシーンだけあげると、審査員の選考会議シーン。TVは原作通り存在しましたが、映画では丸々カットされました。TVでの選考シーンは今後の伏線として重要なものでしょう。

映画は、今回のコンクール予選の顛末迄で話を終える必要がありました。そのためこのカットで、審査員の中で、今後のカイや誉子の関係者となる人物の存在感を無くしても問題ない。
尺としても、ラストに向けた予選後のシーンを優先したのでしょう。

原作第6巻第41話迄の内容で終了した映画。一つの区切りで終わっても非常に感動的でした。映画は、カイの住む町から車で去っていく修平のモノローグで終了。原作にはないシーンですが、その余韻はとてもいいものです。

<4話までの総評>

やはり本作の作画は自分にとって受け入れがたく、粗ばかり見えてしまいます。背景はとてもいいのに残念です。

一番の理由は、無意識に映画と比べてしまい要求水準が上がってるからでしょう。次回以降は、映画では存在しないエピソードに入っていきますので、なるべく大らかになりたいと思います。ただ、手描きとCGの整合性の無さだけは、ずっと気になりそうです。

ところで、今回の手描き班は、背景は別として日本人しかクレジットされてませんでした。スタッフの増員がされたわけではないので原画3人、動画2人に激減。個々の負担がヤバそうです。

手描きで今回特に印象に残ったのは、21分31秒あたりから数秒、誉子は予選突破に歓喜してる途中で口が閉じられましたが声は続いてます。台詞と作画があってません。

「誉子、君はいっこく堂か」、と…。

また23分05秒あたり、会場外に出て雨空を見上げるカイは、
キャラデザそのものが変わったかのようでした。

今回は、一度視聴した後でCDドラマのつもりで試しに音声のみで鑑賞してみました。そのほうが、普通に話に入っていけます。音声のみの方が、脚本が良く出来てると思えます。ピアノ演奏も一層楽しめます。劇伴の優秀さも実感できます。キャストで、前回気になった白石さんの声質も今回は全く気になりません。

以上、4話単独の満足度は、映像込みだと65点。映像抜きなら90点。

映像抜きで初めて本作の音楽の良さが伝わりました。
今回、音楽評価のみ修正して3.0→4.0にします。

なんとも皮肉な話ですが、少なくとも4話までは、自分にとって映像が邪魔なアニメだったと言えそうです。そのうち、もう一度1話から3話まで、音声のみで鑑賞してみたくなりました。物語の印象が全然変わりそうです。
{/netabare}
★ #05:「コンクールの神様」(2018.5.7放送)
{netabare}
原作第5巻末から第6巻半ば過ぎ(第40話続き-第47話)までの内容。

<カイ、阿字野との約束を果たして森のピアノに戻ろうとする>

阿字野はカイを世界に羽ばたかせようとカイと母レイを説得。森のピアノさえあればいいとカイはそれを辞退。しかし森のピアノは、まるでカイを拒絶してるかのように音が出なくなった。ピアノが弾けない欲求不満が日々溜まる。観衆の前で演奏する快感も忘れられない。

カイは、今なすべきことを見出せず一人悶々となった。

<修平、阿字野から貴重なアドバイスを貰う>

修平は、コンクール後まもなく東京に転校してカイから離れていった。カイと共に過ごしたのはわずか3か月間。

阿字野の別れ際の修平へのアドバイス。「君はもっと自分のピアノを好きになった方がいい。そうすればきっと解る。誰かと比べる必要なんてないんだ。」

それは、誉子はクリアできたテーマ。しかし修平にとってはそれをクリアするのはまだ先になりそうだった。

<誉子、迷いなく音楽家への道へ>

カイの演奏に恋した誉子。”便所姫”の称号をカイから授けられピアノ界の勇者の道を選ぶ。それは、コンクールの勝ち負けより、自身が納得できる、カイのような音楽性豊かなピアニストを目指すこと。そして、今回のコンクール本選で審査員特別奨励賞を受賞することで自信を得た。

<5話の感想>

ほぼ原作通りの話の進め方でした。

今回の一番の見せ場は、誉子のコンクール本選シーン。誉子役の悠木さんの演技がさすがです。ピアノ演奏もとても良かった。その点だけでも今回は80点の満足度。

カイの理解者で協力者でもある亜理沙が、今回ようやく登場。本来は2話から登場させて、原作のようにカイとの人間関係を丁寧に描いた方がいいと思います。アニメでは、「森の端」の存在を曖昧にさせる都合上、致し方ないのでしょう。

今回は、動画のぎこちなさもあまり気にならなく、前回よりは安定した作画のように感じました。原画スタッフを、日本人で統一して増員(前回+9人)させたためか、制作陣のゆとりが作画に滲み出ていたように感じられます。キャラが柔らかく、人間的温かみが増した気がしました。

また今迄と打って変わって、CGを極力排除していたのも好印象です。これからも違和感あるCG作画でピアノ演奏の滑らかな技巧描写よりも、多少誤魔化してでも全体の作画の調和を重視してもらいたい。

審査員の佐賀先生は、顔の作画に笑える所も若干ありましたが、話の上では、今回一番かっこいい役でしたね。
{/netabare}
★ #06:「森のピアノ」(2018.5.14放送)
{netabare}
原作第6巻半ば過ぎから第7巻末(第48話-第58話)までの内容。

<カイ、森のピアノから卒業する>

既にカイですら音が出なくった森のピアノは落雷で焼失した。
心の拠り所を無くし、自らの進退をどうするか決めあぐねていたカイ。そんなとき、偶然街中で出会えた楽器店のアクリル樹脂製の透明なピアノ。多くのギャラリーに囲まれた久しぶりの演奏で涙が止まらくなった。

そしてカイは悟る。「そうなんだ。ピアノは俺の生命(いのち)なんだ。」と。

カイはプロを目指し、阿字野に師事することになった。

<6話の感想>

今回の一番の見せ場は、透明なピアノでのカイの初めての他者との共演シーン。原作では味わえない実際の音楽はとても魅力的でした。

今回は原作のおおよそ1.2巻分を1話に詰め込みましたが、ポイントを外さない上手いまとめ方だったと思います。

しかし、作画が相変わらずチープなのは大きなマイナス要素。
原作既読で話は熟知しているので、作画と音楽の出来が作品の評価に大きく影響してしまいます。なるべく気にしないように心がけてもやはり気になる。

全体的に、作画は前回より不安定になった印象でした。特に気になったのは、透明のピアノ本体の作画は頑張ってたのと対照的に、ヴァイオリンなどの弦楽器の作画が雑過ぎ。ヘッドやネックは長いし、指板は広すぎるし、もう笑っちゃうレベル。

今回、カイの演奏時のCGは手先と上半身の一部のみ。頭部は手描きのみにしてましたが、このほうがまだいいですね。

以上で、今回は75点の満足度。

今回の原画チームは半島系外国人のみ。前回は日本人のみと、回毎のチーム分けが明確になってきた印象。日本人との混成は、出来るだけ避ける方向にしたのでしょうか。
{/netabare}
◎ 高校生(日本)篇
★ #07:「再会」(2018.5.21放送)
{netabare}
原作第8巻(第59話)から第9巻(第71話)までの内容。

<カイと修平、16歳>

カイは、日本の一流進学高校の特待生。母親から離れ一人暮らし。学業と、修業を兼ねたピアノ演奏のアルバイトの日常へ。

修平は、カイと別れてすぐに海外留学。5年後、スランプでピアノが弾けなくなる。そして、カイに再会するために一時帰国。それはカイの圧倒的な才能から逃げることを止めるためだった。

<7話の感想>

カイをライバル視する修平。彼は恵まれた境遇なのに真面目すぎ。凝り固まった性格で、ある意味不自由。

対して、修平をピアニストとして尊敬するカイ。彼は自活し、学業と生活で手一杯。しかし、経済的豊かさからはほど遠くても、よき師とよき理解者に恵まれ、伸びやかにピアノの道を歩み続け、ある意味自由。

お互い正反対ゆえ、5年経っても親友同士になりきれない二人。修平さえ変われば、ピアノで結ばれた親友以上の真友になれるのに...。

今の修平は、カイから与えられるばかり。カイに与えるものができるのはまだ先になりそう。カイは素直で年齢以上の人格者なので、これからの修平の成長物語に期待です。

修平が16歳になって、中の人が花江さんに代わり、君嘘の有馬公生14歳の2年後のようでした。

今回は、原作の話のまとめ方としては好印象なものの、作画について、カイの、リスト「ラ・カンパネラ」の演奏シーンで
カイの全身CGと手描きの修平が、一部同一フレームに収まってました。これは違和感ありまくりでドン引き。CGと手描きの融合の難しさを感じます。

音楽は、良く配慮されており今回も素晴らしい。特に今回は、「ヤツらに捧げるバラード」にメロディがついてうれしかった。

以上で、今回はトータル70点の満足度。今回で音楽評価を4.0→4.5に、作画評価を2.0→1.5に修正します。

次回は、原作の大幅な簡略化がありそうで不安です。
{/netabare}
★ #08:「挑戦状」(2018.5.28放送)
{netabare}
原作第10巻(第83話に87話を一部合成),第11巻(第89話)から第12巻(第100話)までの内容。
(※ 第9巻(第72話)-第10巻(第82話),第11巻(第84-88話)はカット)

<カイと誉子の再会。そしてマエストロとの出会い>

カイは、阿字野の指示通りアルバイトをすべて辞め、5年ぶりにコンクールに出場。それは遠方の九州大分での「JAPAN ソリストコンクール in 別府」だった。

誉子は師事するピアノの司馬先生に導かれるまま飛行機に搭乗。始めは訳も分からず、急遽会場に出向きそれを観覧することになった。5年間、逢いたくても逢えなかったカイと思いがけずそこで再会。

コンクールでソリスト賞を得たカイは、日本の一流オーケストラと共演。それは、阿字野の手配によるジャン・ジャック・セローという超一流のマエストロとの出会いの場でもあった。

ジャンのショパン・コンクールの推薦状を貰え、いよいよカイは世界に飛び出す時がきたようだ。

<8話の感想>
一気に3巻分を駆け抜けた今回は、原作ファンの多くに不評を買ったのではないでしょうか。

以下、原作のネタバレあり
{netabare}
カイの恋人の岸上 冴(キシガミ サエ)は、アニメではいないことにされました。それは、原作の第72-82話のエピソードをカットすることでキャラも自然消滅。事前のサエのキャスト発表もなかったので予想通りでしたが残念。

サエは母親と離れた孤独なカイの心を埋めてくれる存在。彼女の存在は、カイの心の支えの身近な家族として重要なキャラと思います。出来れば彼女も描いて欲しかった。

サエは才能豊かな18歳の彫物師。未成年でも自立した努力家。アパート一人暮らし。軽自動車も持ってます。気立ても良く、技術もセンスも評判高く刺青のオファーは絶えません。そんな忙しい彼女ですが、マリアのピアノの大ファン。どんなに忙しくても、クラブに日曜の夜の週一で通い続けるほど。

ある日のクラブ閉店後、サエはマリアが女装の男性カイと知らぬまま一緒に飲みに行き、酔っぱらったカイはサエのアパートに泊まることに。そして、酔った勢いのカイに押し倒され男女の仲になります。そんな二人が初めて結ばれるシーンは良かった。カイもごく普通の若者なんだと伝わる微笑ましいシーンでした。

当初、カイと恋愛関係になることにまんざらでもないサエ。その後、カイが2つも年下の高校生であったことを知ってショックを受けたり…。クラブの女の子たちの嫉妬から、遊び相手のつもりで抱いたと誤解させられたり…。

そんな紆余曲折を経て、最終的にはカイの真剣な愛の想いを受け止めカイの家で同棲するようになります。そして家族の一員として、阿字野やカイの理解者たち公認のかけがいのないパートナーになりました。

またそれは、誉子とカイは恋愛関係に決してしないという、原作者からの読者へのメッセージとも受け取れました。

NHKでなくても地上波のテレビアニメでは、未成年の同棲(しかも片方は高校生)と飲酒を描くのは、倫理上ハードルが高いと思われます。

サエは、あくまでカイのプライベートな存在でピアノとは無関係。この先のメインイベントのショパコンにおいて、存在しなくても問題ないキャラでしょう。

以上から、サエのエピソードの全カットは諦めがつきます。
しかし今回、一番納得できないのは以下です。

<誉子の5年間の想いの描き方が不十分>

誉子の腱鞘炎をめぐるエピソードまで全カットされました。
原作上、本作で個人的に誉子が一番好きなキャラ。そうなったのは、今回カットの原作第84-88話のエピソードがあればこそ。

アニメでは、大分に向かう機上の誉子の回想で、彼女の5年間の出来事のほんの僅かな部分は描かれます。しかし彼女のピアニスト人生の挫折に繋がりかねない試練は全く描かれず。

誉子は5年前の、たった5分だけのカイのピアノ演奏でピアノに対する価値観が180度変えられた。以来、完璧よりも感動優先。プレーヤーからアーティストへの脱皮。5年間、勝ち負けに拘らない個性豊かなピアニストであり続ける。

そして、カイのピアノに恋焦がれ再び彼と出逢うためだけにコンクール荒しを続けてきた。優勝が目的ではない彼女が得られたのは特別奨励賞の類ばかり。そして誉子は、人の何倍ものピアノへの努力が仇で腱鞘炎になりました。

コンクールが唯一のカイとの再会の場と信じ込んだ誉子。腱鞘炎が周りにバレてもなかなかコンクールへの執着から離れられない。

しかし彼女の執着は、カイの5年ぶりの演奏に逢えたことで一瞬で氷解。そして改めてカイのようなピアニストになるべく心機一転、ようやくコンクールから一時離れ、手の治療を最優先することに。

そんな彼女のエピソードは、カイと誉子のドラマにおいて最重要。尺の問題とは言え、そこを描かないシリーズ構成には失望です。そこを端折ると、今回の誉子の涙も安っぽく見えてしまう。原作では大感動でしたが、アニメでは全く感動できません。

また、誉子の5年間の想いを丁寧に描くことは、カイの才能に信憑性を与えてくれる意味においても重要でしょう。

<原作での隠れたヒーローは、アニメでは消えたヒーローへ>

また、佐賀先生絡みの描写の大幅カットも大きなマイナス。
原作にある佐賀先生の、有能さとユーモラスで人間味の豊かさが共存した魅力あるキャラ像が、今回の描き方では十分に構築できませんでした。佐賀先生も、誉子の手の故障を最初に発見する者として重要な役。実は、佐賀先生抜きでは語れぬ誉子の復活劇が原作ではあったのです。

ついでに書かせてもらうと、第9巻の71話と72話の間に位置する番外編もアニメで観たい。誉子留守中の彼女の家に、偶然カイが調律師として派遣され、誉子とは逢えずとも愛犬ウエンディと逢うエピソード。これは最高でした。
{/netabare}
今回はダイジェストとしても残念な点が多い。人間ドラマを軽んじている印象で、今迄で一番がっかりです。悩み多きが青春時代。きれいごとばかりではないのです。せめて、今回の内容は最低でも3回に分けて丁寧に描いてもらいたかった。その内1回は誉子に焦点を絞り、カイがほとんど出てこない内容で。

ゆえに今回はトータル30点の満足度。
音楽の素晴らしさを考慮すれば40点。

物語評価を4.0→2.5に、キャラの描くべき原作上のポイントを外してるためキャラ評価を5.0(原作基準)→3.0に大幅修正します。

非常に残念です。
{/netabare}
◎ ショパン・コンクール(ポーランド ワルシャワ)篇
★ #09:「ワルシャワの胎動」(2018.6.4放送)
{netabare}
原作第12巻(第102話)から第13巻(第111話)までの内容。
但し、第13巻(第107-110話)はカット。

<カイ、ポーランドへ。そして新たな友との出逢い>
阿字野はまだ日本にいて、カイ一人渡欧してワルシャワへ到着。話し相手もない孤独な状況のカイは、ショパン・コンクールの予備予選に参加した。

修平は、楽勝で予選通過。カイは思わぬプレッシャーでかろうじての予選通過。カイは修平との再会を喜び、素直に修平の技量を褒めたたえたが、敵愾心丸出しの修平は、カイを拒絶。カイの孤独感を煽る。

一方、同じ予選参加者の日本人、平田光生(こうせい)。
彼は、カイや修平と同学年。ワルシャワに5年留学中。

予選会場で出逢った初対面のカイに気軽に話しかける光生。
同年代のうざいけど気のいい彼。彼は予選には落選。その結果、カイとはライバルにはなり得ず。その代わり、気楽に話せる初めてのカイのピアノ仲間になった。現状のワルシャワでは、親しい友人がいないカイにとって貴重な存在になりそうな予感。

<重要な伏線を描かず。この物語は何を結末にするつもりなのか?>

原作の第107-110話は結末に向けての重要な描写。アニメではそれを省きました。これは大いに不安。このままでは、原作で一番感動したポイントが、とって付けたような感じで終わってしまうかも。もしくは、そのポイント自体省かれる可能性もあります。それは、この作品の魅力を半減するほどの省略となるでしょう。

今回の満足度は音楽込みで40点。最早この時点で、私にとってこのアニメは音楽だけを楽しむために観続けているようなものです。

それにしても光生ってキャラ名。「君嘘」の主人公、公生の名前と読みが一緒とは…。君嘘は、2011年から発表されました。
当時、ピアノの森の単行本は少なくても19巻まで出版済。連載前のリサーチで本作を参考にした可能性が非常に高いですね。

今回も相変わらずの作画のトータルバランスの悪さに閉口。
特に今回は、CGと手描きの不自然な融合に加え、背景の、歴史の重みが滲み出る欧州の格調高い街並みやホールの綺麗な画と人物の、原作準拠に拘った庶民漫画風の拙い画を強引にミックスした動画にものすごい不協和音を感じました。これはもはやギャグ。真面目な話には合いません。
{/netabare}
★ #10:「ショパン・コンクール」(2018.6.11放送)
{netabare}
原作第13巻の第112-117話、第14巻の第124話の内容。

<コンクール第一次審査スタート>

フランス人、ソフィ・オルメッソン
中国人、パン・ウェイ
ポーランド人、カロル・アダムスキ

次々と登場する様々な国のコンテスタントたち。予備予選をクリアした彼ら第一次予選参加者は一人45分の持ち時間の中でショパンの名曲を自由に選び演奏して競い合う。ソフィやパンの魂のこもった演奏を聴き様々な思いを抱くカイや修平だった。

<10話の感想>

今回の満足度は20点。今回で物語評価を2.5→2.0、作画は1.5→1.0に更新。

今回のカットは、第13巻の第118話と第14巻の第119-123話。

修平とカイの人間関係に関わる部分以外は、基本バッサリカット。特に、コンクール会場以外でのカイと地元の人々との交流を省略したのが今回の一番の不満点です。

具体的には、カイがポーランド滞在中のアルバイトでの出来事。とある酒場でのエピソードでした。マエストロのジャンもカイを支える者として魅力的に描かれます。これを描かないとカイの人望、魅力が十分に伝わってきません。さらに光生がピエロのように描かれる部分もあり、ちょっと和む話だったのに…。

このように、カイと彼の身近な人々を丁寧に描かない点が致命的。そのため、阿字野をはじめとする人々の存在感が希薄でつまらないです。

手描きとCGを無節操に混ぜ込んだピアノ演奏シーン。止め画とぬるぬるCGの不自然な融合。特に、ソフィ(手描き)とパン(CG)の演奏シーンに大きな格差を生みました。これは非常に不快。素直に音楽を楽しめません。

CGに拘るならフルCGが無理でも、せめてピアニスト全員の演奏はCGで描画すべき。

さらに人物の作画乱れも一層酷くなりました。おかげで話も音楽も素直に楽しめず、せっかくの予算潤沢?のピアニストたちのピアノ音源も台無し。

総じて、原作は音楽が従で人間が主だったのに対して、アニメでは、それが逆転しまった印象でした。

今回、唯一いいなと思えたのは、パン ウェイ役の中村悠一さんの声。クールな役は実に嵌ります。さすがお兄様な存在感でした。

さて次週は放送はお休みで、次回は再来週。そしてNHKは結局12話で一区切りして、残りの12話は仕切り直して放送する様子。

13話以降をいつ放送するのか不明。思った以上に期待外れだった本作の詳細なレビュー投稿は、13話以降は止めるでことにします。
{/netabare}
★ #11:「ポーランドの新星」(2018.6.25放送)
{netabare}
原作第14巻の第125-129話、第15巻の第132-134話の内容。
第130,131話はカット。
[レフとカイの初対面シーンは第118話,第129話よりアレンジして簡略化]

<修平、さらなる闇の世界へ>

カイにコンテストで勝つことが、自信を回復するための唯一の手段と信じる修平。一次予選の演奏は大成功と思えたものの、その凝り固まった考え方で神経過敏になってしまった。

一方、自分に勝つことを信条として、他者をライバル視することと無縁のカイ。他者の優れた演奏は、自分と比べることもなく素直に称賛する。そんなカイは、息抜きに訪れたワルシャワの広大な公園で自分と波長が合いそうなコンテスタントの一人と遭遇する。

<11話の感想>

今回の満足度は30点。
(話としては50点ですが、作画で-20点。)

もう1次審査最終日。原作未読者にとっては、全く気にならなく普通に面白いかもしれませんが、自分には今回も、なかなかのスカスカな展開でした。

<今回までの話の流れで、原作で出てきたコンテスタントたち>

韓国の双子は、台詞無しでちらりと登場してましたが、豪快な魅力があったアレグラ・グラナドス(アルゼンチン)は、全く出なかった。他にもアメリカのダニエル・ハントも未登場。

アレグラはピアニストというより、ワンダーウーマンのようなパワフル系の濃いキャラ。このキャラを省くのはもったいない。せめて彼女だけでも登場させて欲しかった気がします。

そしてアニメでも、重要なキャラとして今回初登場は、ポーランドのレフ・シマノフスキ。一見人当たりのよさげなレフ。しかし彼も修平のような闇がありそう。

修平もレフもCG作画で演奏をアピールしてました。今の所、CG作画を用意されてるピアニストは、カイ、修平、パン、レフのみ。少なくてもこの四人は、コンクール篇でのエピソード上、欠かせないキャラと言えそうです。
{/netabare}
★ #12:「fff(フォルティッシッシモ)」(2018.7.2放送)
{netabare}
原作第15巻の第135-138話、第16巻の第139-142話の内容。

<カイ、オンステージ>

1次審査最終日、レフの次の出番はカイだった。カイは、予備予選の時とは打って変わって萎縮することなく、自由に伸び伸びと自分のピアノの世界を観客に伝える。それは、師弟(阿字野&カイ)の、社会との戦いの歴史であり、カイを育んだ森と、森のピアノのドラマ…

森のピアノは物理的には焼失したが、カイの心の中に確かに存在し続けていた。

<12話の感想>

カイが全世界にその存在を知らしめるターニングポイントで一区切り。今回で第1シーズン終了。第2シーズンは半年後スタート。

今期の〆回ですので、作画は今までで一番力入ってた気がしました。まあ、割と丁寧にカイの演奏の魅力を表現できてたから、作画の粗を普段より感じずに済んだだけかもしれません。

しかしいつの間に阿字野はポーランドに来てたの?

カットが多いせいで、阿字野の扱いが雑な点はマイナス。しかし、ピアノ音源が素晴らしかったので今回の満足度は70点。

1期は12話で原作15.5巻分を消化。残りは10.5巻分。2期は1期ほど駆け足にはならないと思われますがどうなることか。
{/netabare} {/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 30
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

音楽ものとしてはわりと底辺 残り12話に期待

2018.07.04記


原作未読 ※すごい良いらしい

全24話の触れ込みですが、いったん12話まで放映されたものを視聴。
原作者一色まことさんの作品はスピリッツを毎週読んでいた頃お世話になりました。この原作もすごい良いらしいです。

直前スペシャルで、期待値上がってました。
なんでもコンサートホールをキャプチャ取ってCGで再現し、ダイナミックな演出を可能にしたとか。実際ピアノを弾いてる人のキャプチャ取って演奏シーンに反映させたとか。キャラに合わせた演者を用意したとかとか。
ストーリーか演奏シーンかどちらかで魅せてもらえればOK!の心持ちで視聴開始です。


あらすじは天才肌の主人公一之瀬海とサラブレット努力型の雨宮修平という二人のピアノ少年が出会い成長し、という物語になります。
努力型は置いといて、森に捨てられたピアノを鳴らしているうちに音の感覚や人の心を揺さぶる演奏力を身に着けた主人公という設定は興味深いものでした。


結局、、、

『意欲作』といったところでしょうか。
{netabare}子犬のワルツ(ショパン)のインパクトがある種きっかけになって、ショパンコンクールでクライマックスを迎える流れは筋が通っていて好感ではあります。{/netabare}


物語が駆け足で、ここが盛り上がりどころなんだろうなという場面でもそれまでの人物の背景描写が薄くて感情移入しにくい。
声優さんは安定したいい演技をしている。
OPEDも物語に沿った良い内容。出演もされてますが、悠木碧さんの落ち着いたED曲なかなか良かったです。
途中で切るほどではないけど、おそらくいろいろ端折ったんでしょう。話が飛んでいるように見えることで、起伏が生じずやや平坦な印象を持ちました。


さらに演奏シーンの多用は諸刃の剣になってしまったとも思います。
 ※劇中の演出に触れてるのでいちおう伏せときます

{netabare}たしかに指や体の動きはなめらかでした。・・・だがCG・・・
手書き部分とCC部分が見た目違い過ぎて違和感がはんぱない。止め絵やモノローグを多用するよりは指の動きを見せたい、という製作側のサービス精神の発露と受け止めたいところですが全体のバランスでみるとどうだったんでしょうね。{/netabare}

それと演奏の描写について

美しい音色なんですが、残念ながら私には違いがよく分からない。
{netabare}特にコンクール入ってからはみんなうまい人たちばかりなので曲の解釈はどう演出されてるかにかかってたのですが、ほぼ聴衆の反応(セリフ)のみ。心象描写や背景演出そしてモノローグなど使ってても印象が薄い。曲数も演奏シーン自体が多いという作品の特色を考えれば、いかんせん単調になってしまいました。心象描写や背景演出で印象に残ったのは一ノ瀬海演奏時の森の風景が立ち現われたのとか、パンウェイの革命のエチュードのシーンなど。これは良かった。{/netabare}
もう少し、曲の背景や持つ意味だったり、その曲を何故選択したか?のストーリー性など絡めても良かったんじゃないかと思います。


残り12話待ちですね。今のところイマイチです。



■余談 ※本作と四月は○の嘘のネタバレ込み

【ショパン バラード第1番ト短調 作品23】

この曲名でピンと来た人はそれはそれですごいですよ。

{netabare}雨宮くんの声は花江夏樹さんが担当してます。
その花江さんが誰か一人を想ってこの曲弾いてます。
演奏中、モノローグががんがん流れます。

四月は君の○を視聴済の場合はこのシーンだけ切り取っての視聴をおすすめしたいかも。
聴衆は感動で涙を流してましたが、こちとら苦笑を禁じ得ない状態でした。{/netabare}



-----
2019.09.04追記


視聴時期:2018年4月~6月 リアタイ視聴

2期と言うべきか後半と言うべきか残りも視聴完了。
期待の急浮上とはいかなかったもののやや盛り返した感あり。
ピアノの音色は文句なし。



2018.07.04 初稿
2019.09.04 追記

投稿 : 2024/06/01
♥ : 51
ネタバレ

ezo さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

作画と尺に泣かされた名作

1話目感想
{netabare}
1話で主人公が大舞台に立ってから小学生時代の回想へ。

これは主人公がピアニストになるまでの物語なのかどうなのか。

今期は続編、リメイク、スピンオフ、ショートアニメが強くて新規タイトルの30分アニメが軒並み今一つな印象だったけどこれは良さそう。

欠点を挙げるとすれば演奏シーンのCGの違和感かな。

そこのクオリティがもっと高ければ完璧な1話になっていたと思う。

{/netabare}

2話目感想
{netabare}
子犬のワルツを弾くために練習曲をひたすら弾く海。

ピアノを教えてもらった取引としてコンクールへ出ることへ。

演奏シーンの引きのCGがまだ違和感があるけど内容は文句なしに面白い。

やはりこの作品が今期のトップ候補になるのか。
{/netabare}

3話目感想
{netabare}
コンクール開始。誉子は今作のヒロイン的なキャラなのかな。

雨宮の演奏は完璧だったけど海はあの演奏を超えることが出来るのか。

続きが気になる引きで次回が早く観たい。
{/netabare}

4話目感想
{netabare}
海のピアノは確かに凄いけど型にはまった演奏が評価されるコンクールでは評価が難しい。

4話目にして少し泣いた。
{/netabare}

5話目感想
{netabare}
海は予選落ちだったけど誉子や修平を含め、多くの人に影響を与えた。

それでも修平はコンクールに勝つ為のピアノを弾ききった辺り彼もまた凄い。

天才と秀才、人の心を動かすのは天才だけどコンクールに求められているのは秀才なのだろう。
{/netabare}

6話目~8話目
{netabare}
小学校編から高校生編へ。

高校生編になってからはやや面白さが落ちるもののそれでも安定して楽しめている感じ。

{/netabare}

9話目感想
{netabare}
舞台はワルシャワへ。

作画は厳しいし展開は早すぎるし色々気になる点はあるけどそれでも面白いのはそれだけ原作が秀逸ということなんだろう。

光生は予選敗退だけど良い奴だった。
{/netabare}

10話目感想
{netabare}
有力候補が続々登場。

雨宮の演奏も楽しみだけどカイの演奏も早く聴きたい。

作画とかは相変わらず良くないけど話はとても面白い。
{/netabare}

11話目感想
{netabare}
雨宮は流石だが精神的にかなりキツそう。

周りからの期待が大きいレフもプレッシャーが凄そう。

皆が色々なものを抱え望むショパンコンクール、次回はいよいよカイの出番。来週が楽しみ。
{/netabare}

12話目感想
{netabare}
観るというよりはカイの演奏を聴く回という感じだった。

1クール目の締めとしてはキリの良い回だったと思う。

続きは2019年の1月から。これからも楽しみ。
{/netabare}

総評
{netabare}
個人的には小学校編はここ数年のアニメでも最高クラスに楽しめていました。

高校生~ショパンコンクール編も面白さはやや落ちたものの春アニメの中では一番シナリオは面白かった。

もったいないのは2クールで終わらせなければいけないが為のカットの多さ。

そしてなんといっても手書き部分の動かない作画(特に高校生編以降)とCGの違和感。

この作品に限らずCGモデルを各所に使用するアニメ作品は多いが、この作品は常時の作画のクオリティ、CGの出来共に完成度か他の作品と比べ低く、慣れるまでに大分時間がかかりました。

内容だけ見れば名作なのは間違いないだけに非常にもったいないアニメ化に感じました。

とは言っても2018年春アニメでは一番続き楽しみにしていた作品だったので2019年1月から始まるシーズン2も楽しみに待っています。

それまでには少しでもクオリティが上がることに期待。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

73.9 12 貧乏で友情なアニメランキング12位
怪物事変(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (306)
1108人が棚に入れました
古来よりこの世の影に潜み、人に見つからぬよう、人と関わり合って生きる“怪物"(けもの)という存在。彼らの多くは人間の世界に適応し、社会に交じり生活していた。しかし現代では、人と必要以上に深く関わろうとするケースが多数報告されるようになっていた。探偵事務所を営む隠神は、そんな“怪物"たちが起こす怪事件のうちの一つを追い、片田舎のとある村を訪れる。そしてそこで夏羽という少年に出会う—

声優・キャラクター
藤原夏海、花江夏樹、村瀬歩、諏訪部順一、小野大輔、花守ゆみり、花澤香菜、下野紘
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルで埋もれちゃいそう。勿体無いお化けが出るよ(笑)

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
ジャンプスクエア原作、と聞いて、「らしいな」と(笑)

ジャンルとしては、ファンタジー、バトル。鬼や化け狸、アラクネ、雪女(男)などの妖怪達が、様々な背景を背負いながら戦うストーリー。

少年漫画らしい熱さ、友情、感動。そこに、ジャンプスクエアらしい、少し大人な毒も入れつつ、総じて、レベルが高い作品。なんか、女子に人気出そうな感じです。

なんですが、「怪物事変」っていう、なんかどっかで3回は観たことあるんじゃないかと思う安易なタイトル(笑)で、他の作品に埋もれちゃうんじゃないかと心配になってしまいます。名作とまでは言えませんが、70~75点くらいの秀作って感じですね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
キャラクター重視の作品。

夏羽は人気あるだろうな~と。悲しさを背負いながら、それを表に出さず、人のために戦う心優しき鬼の子。

半妖の悲しみというのは、犬夜叉や他の作品でも散々描かれているけど、本作の場合、半妖であることをネガティブに捉えるのではなく、「愛の形」としてポジティブに捉えようとしているのが、面白い。

そんな中で、織のストーリーで、半妖の別の側面を魅せる。甘くない、と。半妖作品は、人間サイドと妖怪サイド両面が描かれるものだけれど、こちらでは人間サイドの悪が描かれる。

とはいえ、人間だけが悪なのではなく、晶のエピソードを通して、妖怪達の悪もきちんと描く丁寧さ。

んで、結局、「母生きてる」「兄も生きてる」となるあたり、平和だな~と。隠神さんは安定して格好良いし、飛び抜けたオリジナリティはないものの、ヒットする要因を安定的に詰め込んだ、打算すら感じる作品。そういう意味では、やや鬼滅っぽい。

個人的には、日常回が結構好きでした。夏羽とコンのラブコメとか、そこに絡んでくる綾とか。

あとどうでも良いんですが、蓼丸昭夫。石田彰さんが、一見黒幕みたいで、実際に黒幕だった話だな~、と(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
鬼の能力ね。だったら、「死にな、泥田坊」くらい言って、撃ってほしかったな。

2話目 ☆3
凄く可哀想だし、凄く強いのかな。悲しい話。

3話目 ☆3
雌狐。悪役らしい悪役。

4話目 ☆3
ラブコメ(笑) 窓開けた時点でセコム来そうだけど。

5話目 ☆3
とりあえず、もう少し戦術的なバトルを見たいな。

6話目 ☆3

7話目 ☆4
なかなか攻めた話。石田彰さんが、黒幕みたいで黒幕だった話(笑)

8話目 ☆4
王道だな。主人公が許して、悪役が悪役を殺す。

9話目 ☆4
妹、ナイスキャラ(笑) コンと三角関係(笑) 楽しそうだな(笑) 兄バカ(笑) 居ないぞ!(笑) ラブコメ回、面白かったな、シンプルに。


10話目 ☆3
兄さんね。晶回。

11話目 ☆3
心が壊れてしまっているわけね。

12話目 ☆4
寝るな(笑) 二期が楽しくなりそうな終わりかた。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24
ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ザ・少年マンガ!(妖怪退治系)

決して、別に馬鹿にしてる訳じゃありませんよ~(笑)

まさしく、正統派の、「熱血少年王道アニメ」っていう、
そんな感じの作品になりそうだという意味の
タイトル付けなんです。

王道少年アニメ要素その①
主人公が、{netabare}半妖の少年で、かなり高い戦闘能力と、
その力を封印する妖具を携行しているって設定。{/netabare}
CVは藤原夏海さんですけど、女の子の役もいいけど、
藤原さんは、やっぱり少年役がはまりますねー(#^^#)

王道少年アニメ要素その②
妖怪退治系{netabare}バトル+ホラー&ちょっとスプラッター
ここは非常に期待したいところですね!
腕力バトルは初回からハッスルしてくれてますけど、
鬼滅みたいな心理バトルとかも楽しめそう(^_^){/netabare}
やっぱり少年マンガといったら、バトルとホラーは、
欠かせませんね!

王道少年アニメ要素その③
主人公の少年と、よきライバルであり、かつ仲間となる、
そんな感じの、{netabare}やはり妖怪の血を引く子が出てきます。
ツンの方の子が主人公と同い年ぐらいなんで、
いろいろと張り合ったり、ぶつかって喧嘩したり、
お互いの危機一髪のときに助け合ったり、
協同して難敵に挑んで戦ったりするんだろうなぁ。{/netabare}
ショタ要素ありで、そういうのがお好きな方にもハマりそうですww

王道少年アニメ要素その④
少年を導く{netabare}クールで頼りになる師匠の存在。
探偵事務所の所長さんですが、この方も半妖で、
妖怪の起こす不審事件を専門にしてるご様子です。{/netabare}
これまたCVが諏訪部さんです。
この方、今期何本アニメ出演されているのでしょう?
この作品では、低めの二枚目声で演じていらっしゃるけど、
大車輪の大活躍ですね!

王道少年アニメ要素その⑤
少年向けライト風味{netabare}お色気キャラ(≧▽≦)
ここはまだ、どうなるのかは未知数なんですけど(笑)
日笠さんや上坂さんはそういう役、実績も豊富でこなれてますけど、
花澤香菜さんや花守ゆみりさんがCV出演されるようなんで、
そういう展開になるなら、新鮮かな?ってww{/netabare}
きっと、そのあたりは押さえていくのでしょうねww

まだ1話観ただけですけど、
作画もわりと綺麗だし、
今後の展開、意外と言っては失礼なんですけど、
次週の第2話からも、
楽しく視聴できそうだと、期待しています!!


観終わりました!
{netabare}少年アニメなんだけど、
それはそうなんだけど、
意外なほどに、熱かった!
そんな感じの作品。
そう思ってしまいました。
メインキャラひとりひとりのエピソードの展開もしっかりしていたし、
この感じのまま、
夏羽君のエピソード、
続きでじっくりと鑑賞したいな!
そう思えた作品です。
2期やってくれるの、待ってます(^^♪{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 30

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

怪物(けもの)の少年たちが紡ぐ数奇なる冒険

この作品の原作は未読です。
この作品との出会いも「怪病医ラムネ」同様、自動録画された作品でしたが、豪華声優陣の演技に圧倒されながら視聴した作品でした。

諏訪部さん、花江さん、小野さん、香菜ちゃんと下野さんは声を聴いて一発で分かりました。
分からなかったのが、主人公である夏羽役を演じた藤原夏海さんと、紺役のゆみりん…
正直ゆみりんの声を聞き分けられなかったのは少しショックでしたけれど^^;

でもこの二人はエンドロールで名前を見たら納得できる感じなのですが、晶という男の娘役を演じていたのが村瀬歩さんと知った時はビックリしました。
絶対女性の声優さんが演じているとばかり思っていたので…


古来よりこの世の影に潜み、人に見つからぬよう、
人と関わり合って生きる“怪物”(けもの)という存在。

彼らの多くは人間の世界に適応し、社会に交じり生活していた。
しかし現代では、人と必要以上に深く関わろうとするケースが
多数報告されるようになっていた。

探偵事務所を営む隠神は、そんな“怪物”たちが起こす怪事件のうちの一つを追い、
片田舎のとある村を訪れる。そしてそこで夏羽という少年に出会う—。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して思ったこと…
この作品、メッチャ面白かったんですけど!

夏羽の淡々とした口調、隠神さんの飄々とした感じ、織のすぐ突っかかる性格に、昌の臆病でおっとりした感じ…
全ては凸凹なのですが、それがうまい具合にマッチしているんですよね。

物語は、隠神怪物相談事務所に舞い込んだ依頼に対応しつつ、隠神さんの事務所で働いている3人の子供たちの親や家族を探していく…という感じです。
3人の子供たちは13~15歳くらいなのですが、親の記憶がありません。

自分の親が誰なのか、自分は親に愛されていたのか…
やっぱり気になりますよね。
それが生きているなら猶更です。

今回の物語の中では3人全ての事情は明らかになりませんでした。
原作の連載も未だ続いているみたいなので、今後明らかになっていくのでしょう。

個人的に好きだったキャラは、出番は多くありませんでしたけれど、ゆみりん演じた紺です。
気性は若干荒めですが、ゆみりんが演じているのも相まってとにかく可愛いんです。
今期ゆみりんは大活躍ですね^^

オープニングテーマは、小野大輔さんの「ケモノミチ」
エンディングテーマは、佐咲紗花さんの「-標-」
個人的にはエンディングが好みでした。

1クール全12話の物語でした。
この先の展開が気になります。
続編制作してくれると嬉しいんだけどな…
しっかり堪能させて貰いました!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20

60.7 13 貧乏で友情なアニメランキング13位
史上最強の弟子ケンイチ 闇の襲撃(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (146)
777人が棚に入れました
単行本同梱OVAとしてリリースされていた内容を、テレビの放送枠の尺に合わせて再リリースしたもの。

いじめられっ子だった白浜兼一は風林寺美羽と出会い、武術の達人たちが共同生活をしている道場・梁山泊に入門して修練を積むことで、肉体的・精神的に成長を遂げていく。



声優・キャラクター
関智一、釘宮理恵、藤本譲、二又一成、石丸博也、小杉十郎太、石塚運昇、能登麻美子、浪川大輔

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

史上最強の弟子ケンイチ・・・最初から視聴しなかったのが心残りです^^;

この作品は、もともとテレビアニメ50話があって、その続編としてOVA化されたものをテレビ版に再編集したものです。
普段は、予め視聴する作品を調べて・・・この作品の様に物語の途中から放送される場合、前作を視聴してから続編に繋げる・・・のですが、この作品に関しては全くノーマークで・・・ヒロインが釘宮さんという事程度しか事前情報が無かったことから、前作を全く視聴せずに今回の続編を視聴してしまいました^^;

そのため・・・かどうかは分かりませんけれど、所々解りづらい場面もありましたが、ストーリーが基本的に一本調子の作品だったので、物語にはスっと入り込めたと思います^^;

この物語の主人公は白浜 兼一(しらはま けんいち)・・・梁山泊と呼ばれる道場(?)の一番弟子です。
彼は元々いじめられっ子だったのですが、梁山泊に入り一流の師匠達の教えを仰ぎながら、日々鍛錬に励んでいます。
ですが、何故かある組織から狙われていて・・・たくさんに刺客と戦いながら物語が進んでいきます。

こうして振り返ってみると、私は主人公が梁山泊に入った経緯や狙われる動機も分からずに視聴していたようです(//∇//)

まぁ、釘宮さん目当てで視聴を始めた時点で色々不純なんですけれどね・・・^^;
でも、釘宮さんの演じたヒロインは戦闘などの動きのあるキャラだったせいか、釘宮さんの声質がキャラのイメージに合っていて格好良かったです・・・^^

主人公とヒロインに訪れる危機・・・
お互いを守ろうとする気持ちを拳に込めて相手に向かっていく・・・
そして決して諦めない・・・
バトル系の作品に必要な要素はそれなりに入っていたとは思いましたが・・・
ラストがかなりあっさり気味だったのにはビックリでした^^;
てっきりもう少し続くものとばかり思っていましたけれど・・・^^;

1クール11話の作品でした。テレビの尺に収めるため、OVA版も少しカットされているそうです(wikiより)。

この作品をしっかり評価するには、50話の本編→OVAと順を追って見る必要があると思います。
どうしていじめられっ子のけんいちが梁山泊に入ったのか・・・?
心・技・体を鍛えるために、ケンイチはどの様な修行を積んできたのか・・・?
ケンイチを襲っていた組織の動機と結末は・・・?
そしてヒロインの美羽さんとの行く末は・・・?
色々気になるので・・・まずは50話の完走を目指せ・・・るのか、時間としっかり相談したいと思います^^;

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

史上最強レベルの者は「大切なものを守るだけ・・の力でいい」のではなく「敵を必要以上に傷つけずに大切な者を必ず守り抜く力」の事だ。

ストーリー

中学生になるまで毎日のようにいじめられていた白浜 兼一は道端でどこから見ても悪党共を華麗に叩きのめした女性武術家の風林寺美羽に憧れ、自分の中にある信念を貫くために様々な武術を極めた道場・梁山泊に入門しました。だが、兼一はまだ知らなかった。地獄よりも地獄な特訓の日々が待っている事を・・


私の感想。

初めてこの作品を見た時は前作を見ず、まったく世界観やキャラクターの個性がまったく分かりませんでしが、なぜかかなり楽しめました。今ではきちんと前作を見て、世界観を理解してから見たらより楽しんで見れました。

この作品で私が一番気に入っているのは師匠達の戦いがよく見れた事です。前作は基本的に兼一の戦いと修行のパートが多かったのですが、この作品は師匠達が戦っているのが本当にかっこよかったです。師匠は基本的に化け物だと思っていましたが、本当に化け物の中の化け物でしたね。

私は見た事がありませんが、この作品はOVAとまったく同じストーリーなのらしいです。まあ、私はその作品を見た事がないのでこの作品をかなり楽しめました。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品は私のように前作を見なくてもかなり面白いです。そして、この作品の注目するべきポイントは師匠達が本気を出す時必ず目が光る所です。目が光ると必ずと言ってもいいくらい普段の優しい師匠ではなく超化け物級の力が発揮されます。

オープニング

「Higher Ground」
正直このオープニングは前作のオープニングやエンディングよりもこのオープニングが一番好きです。本当にこの作品の面白さが出ています。少々ネタバレも含まれていますが、かなり面白いです。このオープニングの良い所は兼一のかっこよさが珍しくかなり出ている所です。基本敵前作のオープニングやエンディングはあまりかっこいい姿があまり見れなかったのですが、このオープニングは超かっこいいです。得にはじめの師匠達に囲まれて空を殴る所が非常にかっこいいです。

エンディング

「BREATHLESS」
このエンディングもかなり気に入っている曲です。このエンディングで一番気に入っているのは兼一の筋肉が超かっこいいです。そして、炉質の高い女性たちの姿がかなり魅力的なエンディングです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

拳に込めた信念

いじめられっ子だった主人公・白浜兼一が己の信念を貫く強さを手に入れるために
梁山泊の弟子となり成長して行く物語の2期。
(どうやらコミックを書うと付属されるOVAを集めた物の様ですが2期として評価します。)

【総評】
1期から七年ぶりと言う事で記憶も薄らいではいましたが観ると大分思い出しましたので
混乱等はなく楽しめました。
ただ悲しい事に声の記憶もしっかり残っていましたので
風林寺親子のあの声が戻らぬ事に寂しさも感じてしまいました。
(引き継いだ声優さんは良くやっているとは思いますが。)

格闘をベースにお約束の友情・努力・勝利の他に師弟愛とお色気を柱として
非常にテンポよく展開していき1期同様に観易い作品になっていました。
美羽ちゃんには姉弟の様に見られてしまっていますが
兼一の護ってあげられる強い男になりたいという純粋な気持ちは応援したくなりますし
やられても何度でも立ち上がるその姿はやっぱりカッコイイです。

今回の闇との戦いでは色々な国の様々な武術の知識や動きをきちんと土台とした上で
アニメらしく派手に描きスピーディーで迫力ある格闘シーンになっています。
まるっきり架空の技ではなく、実際の技に誇張を重ねこの作品ならではの
格闘スタイルを作っているので、それぞれの戦いを飽きずに新鮮に観る事ができます。

ただ1期50話という大作が久々に復活したかと思えば今回はたった11話で終わってしまい
ボリューム不足は否めません。
終わり方もキリが悪く正にこれからって時にブッツリなので不満が残ります。
ストックはあるはずですし、復活させるならちゃんとした形でやってくれないと無責任です。
コミックを売る商法なのかも知れませんがあざとく少々腹が立ちます。
早めに続編をやってくれる事を願います。

1期が好きな人は楽しめると思いますが中途半端になってしまうので
もう少し続きが公開されてから観た方が精神衛生上宜しいかと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

67.0 14 貧乏で友情なアニメランキング14位
capeta カペタ(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (116)
675人が棚に入れました
幼くして母を失い、父と二人で暮らしている少年、平勝平太(たいらかっぺいた・通称カペタ)。仕事に明け暮れる父を気遣い、本心を押さえ込んでいたカペタは、何をやっても本気になれず退屈な日々を過ごしていた。
そんなカペタのためにある日、父は捨てられていた材料を使って手製のレーシングカートを造り、カペタに与えた。
早速走らせにいったサーキットで、実はそのカートはフレームが曲がったままのまっすぐに走らないシロモノであることにカペタたちは気づく。しかし初めてのサーキット走行で乗りこなした上に驚くべき才能の片鱗を見せたカペタは、以後公式戦という未知の領域で、その走りの資質をさらに研ぎすましてゆく・・・。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

レーシングカートを通して父子の成長を描いた物語

母親を亡くし、父親と二人暮らしの少年が、
父の作ってくれたレーシングカートをきっかけにレーサーとして
成長していく姿を描く作品。
アニメでは高校生までを描いているが、原作はさらにもっと先までを描いている。

8年前くらいに観たので、細かいシーンまでは思い出せない部分もあるのだが
仕事で忙しく、なかなか息子の相手をしてやれない父親の想いと
そんな父親の事情を汲んでしっかり家事を頑張りつつも
子どもらしく甘えたい複雑な気持ちの息子の心情が、
とても丁寧に描かれており、小学生編では胸が熱くなってしまうことが多かった。

カートに目覚め、レースを通してさまざまなことを学んでいく主人公と
それを見守る父の姿、そしてもう1組のレース仲間の母子の姿なんかにも
すごく気づかされることが多く、感動できる良い作品だと思う。

何をしてもつまらない、やる気が起きない、本気になれない。
そんな日々を送っていた少年に火をつけたスポーツ。
夢や目標を持つことの素晴らしさ、日々の楽しさを知るとともに
数々の試練や厳しさを乗り越えていくことで強くなっていく精神力。
そんな心境の変化を見守るのはとてもすがすがしい。

内容的には少年向けだが、親世代の方々にもオススメ。
ただ、こういう世界に興味のない人にはあまり響くものがないかもしれない。

ちなみに「カート」とは、パイプフレームにむき出しのエンジン、タイヤ、
バケットシートなどを取り付けたミニマムでシンプルな構造の競技用車両のこと。
見た感じ、地面にお尻をつけて滑るような感覚の乗り物だが
4歳から8歳までを対象にした本格的なレーシングキッズカートなんかもあり
最高速度は70キロを超えるもののある。
ただ、「カペタ」でのレーシングカートはキッズ用じゃないため
最高速度は100キロ以上出ていたはず。

知名度が低いのか、レビューも少なくて残念だが、
フランスでは、ものすごく人気がある日本のアニメの中の1作品だ。
あにこれで人気がないのは、52話あるので長いのがネックなのかもしれない。
しかし、もっと評価されてもいい作品だと思う。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24

Britannia さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

マシンは熱く、ドライバーはクールに

このアニメは・・・カペタ少年がレーシングカートと出会い
モータースポーツの世界に魅せられて行くスポ根作品である。

スポーツアニメ好きな自分にはたまらない作品なんdeath(視聴2回目、名作棚整理中)
熱いレースに心が躍り興奮しますdeath
とってもとっても興奮しますから、アナタ見るよろし。

自分のモータースポーツ物、最高峰は後にも先にも
新世紀GPXサイバーフォーミュラシリーズ。
この作品を超えるアニメは作れないだろう(長編&制作費を考慮)

■ヒエラルキー

★フォーミュラ1(F1)
SF(スーパーフォーミュラ)
F3(フォーミュラ3)
FCJ(フォーミュラチャレンジ・ジャパン)
F4(フォーミュラ4)
S-FJ(スーパーFJ)
レーシングカート

野球だと

★メジャーリーグ(MLB)
AAA(トリプルエー)
AA(ダブルエー)
A+(アドバンスド・シングルエー)
A(レギュラー・シングルエー)
A-(ショートシーズン・シングルエー)
R+(アドバンスド・ルーキー)
R-(ルーキー)

個人の実力あっても、支援してくれるスタッフ・スポンサー・運が必要
誰でも彼でも始められるスポーツじゃない、大金の掛かる狭き門なんdeathね。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16

東玲二 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

モータースポーツって面白い

この物語は少年がレーシングカートを知り、ライバルと出会い、激しいレースを繰り広げていく話です。

各キャラクターの棒読みがどうにもきついかな。お世辞にも良くはないです。
話の流れもちょっとだらだらしてるところがあって観難いかもしれません。

でも、そんなことを差し引いてもカートの動きは結構迫力があり、見ごたえがあります。
なにより、ストーリーは超熱いし、主人公が苦戦しながら成長していく姿は感動します。


いろんな人に見て欲しいですが、この話は特に小学生の男の子に見て欲しいと思っています。「絶対に負けたくない」という気持ちをレーシングカートを通じて感じて欲しいからです。

アニメの終わりの方が原作とは異なり、原作はその先まで続いて行きます。
ドライバーの勝負だけでなく、エンジンメーカーの勝負、タイヤメーカー、スポンサーの話も出てきてさらに熱いレースが展開されていきます。
残念ながらそのところまでアニメ化されていませんが。

ぜひ、この先の話まで原作読んで欲しいと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

72.6 15 貧乏で友情なアニメランキング15位
アオアシ(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (156)
479人が棚に入れました
「世界へ、連れていってやる。」愛媛に暮らす中学生・青井葦人(あおいアシト)は弱小サッカー部のエース。中学最後の大会で負けた日、悔しさをぶつけるように海辺で走り込んでいたアシトは、試合を見ていた一人の男と出会う。その男――福田達也は、J リーグ有数のクラブ「東京シティ・エスペリオンFC」で、高校生年代を育成する組織「ユースチーム」の監督だった。荒削りだが、ある特別な才能を持つアシトに無限の可能性を見出した福田は、自らの野望を語り始める。「俺には野望がある。俺の作り上げたクラブで、世界を掌中に収める。世界への踏み台じゃない。我がクラブこそが世界だと。その野望のすべてを担うもの、育成<ユース>だ。」福田の誘いを受け、入団試験<セレクション>を受けに上京することを決意するアシトだったが──常にサッカー漫画の最前線を走り続ける『アオアシ』が、ついに待望のTVアニメーション化! 挫折、成長、友情―青春の全てがここにある!


声優・キャラクター
青井葦人:大鈴功起
大友栄作:橘龍丸
橘総一朗:山下誠一郎
冨樫慶司:八代拓
黒田勘平:堀江瞬
朝利マーチス淳:加藤渉
本木遊馬:榎木淳弥
竹島龍一:熊谷健太郎
福田達也:小林親弘
一条 花:河瀬茉希
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

常に悪者が作られてる作品は苦手。

↓1クール目感想
{netabare}
出だしは悪くなかったが。

まず、サッカーだがかなり強いチーム設定なはずなのにやっていることが初歩的すぎて見たいものと違うな感がすごい。
試合のポジショニング、パスなど、サッカーそんな好きじゃない人でも分かるようなことばっかやるのは本当にどうなのと言いたくなる。
主人公が自分で得点を取ることしか考えてないというのも見てる側ならだれもが気づく欠点だろうし、なんでプロチームに入れたのか。
こんな指摘されて当たり前だろ的なことで内輪揉めしてる場面見せられても、アシトの馬鹿さが際立つだけで何もない。
毎回毎回ロクな試合もなしに、アシトがこの初歩的な知識・基礎を身に着けていく話やそのための特訓ばかりでつまらない。
一般校の部活サッカーアニメだったなら展開や成長過程が丁寧だと評価したくなるが...。

あと、阿久津が不快。
性格悪いキャラとかじゃなくて、わざとケガさせたりしてる時点でただの犯罪者、かつラフプレーでスポーツマンシップの欠片もない。
こういうキチガイが出てくると視聴意欲が一気にそがれる。
こういうマナーのなってないキャラと戦うスポーツアニメは面白くない。ましてや同じチームの仲間内だろうに。
チームのギスギス感はアシトの実力不足や偏見から来てるものと理解できるし段々と打ち解け合ってる感もあっていいんだが、このキャラだけは明らかに度を超えすぎ。
ついでに作品のノリも寒い。

良かったのは家族関係の話。
実際金の問題で行きたい学校への進学をあきらめる家庭も多いだろうし、金銭的な問題による壁は上手く描けていたかなと。
それを意識して家族とサッカーに対して、どのようにして向き合うかアシトが葛藤する場面は感情移入できたし、母が難色を示すのにも理解できた。
そんな母の反対や貧乏さをずっと醸し出していたからこそ、5話で母親が貧乏ながらスニーカーをプレゼントするのは主人公に対する強い愛情や期待が伝わってきていい展開でした。
スニーカーも軽く触れる程度にずっと引っ張られてたのもあって、感動できた回でした。
{/netabare}

↓最終感想
{netabare}
いつか楽しめると思って最後まで見たけど結局最後まで駄目でした。
結局ずっと最後までギスギスしたままで。
良かったのは1クール目の母親の回ぐらい。

常にストーリー上に悪者が作られている作品は苦手。
普通のジャンルのアニメならまだしも、スポーツアニメでキチガイみたいな選手を出されるとスポーツマンシップとかの観点から余計にイライラしてしまう。
実際リアルだと多少性格悪い奴はいるにしてもこの作品に出てくる「悪役」レベルの奴なんて早々いないだろうし、あまりこういうのは現実味もないから好きじゃない。
話が作りやすいんだろうなとは思うけど。
あと、自分より格上の存在を過剰なレベルで神格化して描かれてるのも気持ち悪さがある。
言うても同年代、同学校で、特段凄いことをしているわけではなく常識の範疇のプレーをしているだけなのに。

話もあまり面白くなかった。
このアニメ試合や特訓以外のしょうもない部分に尺を割きすぎてて非常にテンポが悪い。サッカーアニメなのに全然サッカーの試合をやってたイメージがない。
試合が始まっても微妙。
試合中に回想が長々と入ったり、「これはこういう戦術で~」みたいな解説が長々と入ったりしてとにかくテンポが悪い。
この動きにはどんな意味があったんだ...?と考察していく流れがさすがにダルすぎ...。結局そんなのフィーリングと慣れでしょって...。
1クール目にも書いたけど、戦術面ばかりに焦点を当てすぎてて純粋な盛り上がりが作れてない。
間の取り方が最悪でとにかく試合が面白くないサッカーアニメだった。

Superflyが主題歌に使われてたのにはびっくりした。
シュートにフットサル、これに今やってるブルーロック、今年のサッカーアニメは全部微妙な感じ。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆7
結構動くな。謎特訓。これはやり返されても文句言えんわw
? 顔芸やめろ。スポーツアニメあるある。
監督がケガで引退した元プレイヤーなのね。

2話 ☆7
かわいい。いい監督。ガイジ主人公。監督マジで有能。
選考側が有能すぎる。
主人公独断専行タイプに見えて意外とまともにパス出すんだな。
有能しかいねえ。この子ほんと可愛い。

3話 ☆0
空気が重い。加藤 ほんとに? 手抜くなや。
即席のチームに勝ってイキるなよ。なんだこいつ。
スポーツアニメほんとこういう悪者キャラ大好きでね。
は? ほんとスポーツアニメってゴミしかないな。もういいわ。
なんでこういうキチガイばっか出すんだよ。つまんね。
最近の王道スポーツアニメこういうゴミと腐女子ソシャゲのゴミしかないな。

4話 ☆9
周りやる気なかったらどうしようもなさそう。
主人公チートすぎんか。何でそこいるの。
ラフプレーのハゲ追い出せや。電話かけた意味w

5話 ☆9
まるで彼女。今回感動路線? 話してあげろやそこはw
スパイクのシーンは良かったな。
いや、マジで見送りに来てくれないんかよw

6話 ☆8
優しそうな奴ほど怖そう。
学校も行ってなさそうなのによくスカウトされたな。
あれで才能ない言われるのか。大胆な告白

7話 ☆7
けど2回目は通用しないよね。試合は面白いけどノリは寒いな。
めっちゃ肩入れするじゃんw 終わるの早い。

8話 ☆0
このアニメやっぱ合わんな。チームメイトに煽りすんなや。
こいついる? はぁ。不快なキャラしかおらんし切ろうかなこれ。
ゴミアニメ。結局糞アニメ、クソ中のクソ。
こういう犯罪者のキチガイ選手現実味もないんだよ。
性格悪いレベルならまだしもその範疇超えたキャラ出すのは違うだろ。
この二人の具合でちょうどいい。文句言うにしても健常者の範囲。

9話 ☆0
てかなんで止めてけるとか基礎中の基礎をやってるの?
なんだこいつ。 新入生相手にイキるカス おもんね
不快なキャラしかおらんわ。
互いに高め合わないとダメなとこでしょ。

10話 ☆3
ノリが嫌い。自分が決めることしか考えてないじゃん。
なんだこいつ。正論言われて逆ギレ? は? 事故中にも程がある。
バカしかいないアニメ。見ていて疲れる。
素人目でもわかることをプロチームに入った主人公が分かってないってどういうこと。ストレスでしかない。

11話 ☆3
エリートが集められてるのにこんなバラバラになるって指導者に問題があると思うんですけど。
自惚れんな。何で愛てこんなに態度悪いんだよ。
もうこの「なんで」を考える話いらないよ。

12話 ☆5
見ている側も分かるわそんなん。実際なんでわかんねえんだよw
基礎的すぎるww ラフプレー多すぎ…。謎ボイス。
結局このアニメセオリーばっかやってるよね。

13話 ☆5
もうA目指すんか。シュートが増えてきた。
サッカーアニメとしてはDFって地味だな。本人の意志無視かよ。

14話 ☆3
最初から言っとけや。あれもわざとっていう設定いる?
ここまでシュートへのこだわりを見せてきたからこそDFになるかで葛藤するのは共感できる。
はな可愛い。可愛い。はぁ。クソアニメ。
何でこいつに頭下げんだよ。また基礎かよ。知っとった。

15話 ☆5
フラグ。そりゃ狙われるわな。
今更マークの話やってるってヤバすぎでしょ。

16話 ☆7
何メモしてんだw 主人公のライバルかな?
てかアシトも別の女といい感じになってるしw 入れ替わりか?
こういう特訓はプロ感合ってよさそう。
あんな厳しいセレクションあってこの弱さかよ。むさしの!
一生帰れない可能性もあるだろそれw
いや、ちょっとは責任感感じろ。主人公ぐらいの意識じゃないとな。
誰だこいつ。落ちたやつか。
落ちた組とかがライバルとして再登場する展開はぽっと出のキャラ相手にするよりも断然試合が熱くなるから好き。

17話 ?

18話 ☆7
ギスギスばっかだな。シュート決めたいという気持ちが先行せずにきちんと分析できるのは偉い。
ここも自分で撃たない選択をするのは。
お前がオフサイド責めたから...

19話 ☆2
試合中の解説長すぎてテンポ悪いな。
向こうの方が強いって認めるってことはエスペリオンの監督よりもこっちの監督の方が有能って認めてるようなもんじゃんw
元は合格出来る自分らの方が強いはずなのに。女っぽくねえ。どこもかしこもチームワーク悪すぎでしょ。
こういうゴミキャラばかりのスポーツアニメやっぱ大嫌いだわ。
スポーツアニメで、ファンタジーアニメみたいな分かりやすい悪役作るのほんと大嫌い。見えない。
脳が破壊される。逆に破壊されてんじゃんw

20話 ☆3
なんj? このアニメ強いキャラを神格化というか一般人からかけ離れているような変な描き方しすぎじゃない?
上がなんでこんなにイキったキャラしかいないんだよ。
まあ反応出来ないのは悪いわな。
いくら強いキャラでも理解できないプレーしないだろ。
内輪もめばっかのしょうもないアニメ。曲だけいいアニメ。

21話 ☆4
何やってるんですかね…。丸刈りとか昭和かよ。唯一の利点てw
相手の監督の方が有能って認めてるやん。
パスすら無意識に出来んのかw
ほんとライバルが悪役のように描かれるスポーツアニメ大嫌い。
あいつ目開いてないじゃんw テンポ悪すぎやろ。
この分析を試みるパートマジでいらんわどうせ分からんのに。
戦術面ばかりにスポット当てすぎなんだよこのアニメ。
まあ試合の最後の方は面白かったかな。

22話 ☆7
今回ちゃんと試合してるな。チャレンジしよう。
相手の監督の方がやっぱ有能そう。
結局自分のことしか考えてないのか。オフサイド多すぎやろ。

23話 ☆5
反省会長くね? 金田ビビりすぎやろ。
はよ試合始めろやいつまで雑談しとんねんテンポ悪すぎやろ。は? クソみたいなプレーやめろ。
ゴミキャラばかりのくだらんスポーツアニメ。

24話 ☆7
試験の時と今との比較で何も変わってないことを反省する展開はいいと思う。才能じゃなく気持ち面で対比がされているのも。
俺が決めるとか大声で言うな。
結局入らんかったんか。昇格もっと喜べ。

曲評価(好み)
OP1「無心拍数」☆8.5
OP2「Presence」☆7.5
ED1「Blue Diary」☆6
ED2「カラー・リリィの恋文」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

苦しいときは顔を上げろ。困ったときは首を振れ。

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
本格サッカー漫画。久しぶりに、アニメ→原作で、全巻揃えた。

そんだけ、先が気になったってこと。

数あるサッカーアニメの中でも、戦術や技術的な部分はかなり詳しく書かれていると思う。のに、マニアックになりすぎず、ちゃんと青春漫画って感じの雰囲気を出せてるのは、流石です。

ややクセのある作品、主人公ですので、私も最初はちょっと拒絶感がありましたが、見続けるうちに、とても人間らしい各キャラ達を好きになってきましたね!

ちなみに、レビュータイトルですが、ダブル・ミーニングにしてみました。

1つ目の解釈は、サッカー用語として。フィールドで求められる立ち振舞いです。

2つ目の解釈は、人間関係として。アシトの生きざまですね。苦しいときこそ、前向きに。困った時は、仲間を頼れ。

本作を表す言葉としてピッタリで、自分の中では、結構気に入っているレビュータイトルです。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「キャプテン翼」は、サッカー漫画の金字塔だが、あれはあくまで、1対1の戦いを描く作品だった。サッカーという媒体を借りた、野球漫画と例えても良いと思う(それが悪いわけじゃない)。

「蒼き伝説シュート」は、サッカー漫画ではあるが、あくまでキャラを描く漫画だった(ちなみに一番好きなサッカー漫画)。

最近のサッカー漫画は、わりと「サッカー」を描くサッカー漫画が増えてきたと思う。その中でも、本作はかなり本質的な「サッカー」を描いていると思う。

技術や戦術だけでなく、育成システムやサッカー界のアレコレにも、裏表なく切り込んでいると思う。それはすごく評価できる。

一方、「エンターテイメント性」という点では、シリアスが多く、万人受けは難しいと感じた。「メジャー」や、「はねバド」みたいな感じ。楽しいというより、興味深い、玄人向けのアニメ。

詳しくは余談に書くけど、ジュニアサッカーにちょっとだけ関わった身からすると、めちゃくちゃリアル。だからこそ、観ていると、ちょっと疲れる(苦笑)

ただ、アシトが成長した後は、ストレスよりもカタルシスの方が強く、ドキドキワクワクして観られた。だから原作も買った。アニメ後もしっかり面白い。

それから、数少ない女の子がみんな魅力的。特に、花は、良ヒロイン。

なんか、アシトに恋愛の矢印向けてる花と杏里だが、なんか、ドラクエ5のバーバラとフローラみたいだなと思った(笑) 性格や立ち位置含め、当然、花がバーバラで、杏里がフローラ。

私は、「1周目のプレイでフローラを選択する奴とは一生分かり合えない」という謎の信念を持っているのでw、もし、アシトが杏里を選んだら、このアニメを嫌いになるかもしれない(笑)

が、リアルサッカー選手ならそれもあり得るという偏見もある(暴言)w
{/netabare}


【余談①~アシトのモデルは?~】
{netabare}
これは公式に発表されているみたいで、原作者がファンの愛媛FCの選手みたいですね。ただ、生い立ちなどがモデルになっているということで、プレースタイルには触れられていませんでした(私も、プレーは見たことないので判断できません)。

個人的にパッと思ったのは(日本人なら)、「内田篤人選手(ウッチー)」ですかね。プレー的には。

アシトが目指すのは、まさにウッチーみたいな(あるいはさらに進化した)、「現代的サイドバック」だと思います。

ウッチーの魅力は、圧倒的なサッカーインテリジェンスの高さ。

プレーの選択がいちいち正確で、「意図がある」プレーをします。そして、それを支えるのが、視野の広さと、ポジショニングの良さ(ドリブルも速いけど、彼のドリブルは、フリーになれる能力が前提で生きている気がします)。

ウッチーに関して、ビルドアップの上手さはよく知られていますが、守備面での貢献が低いと思っている方もいます。確かに、同時期に活躍した長友選手の粘り強い1対1のボール奪取や、酒井宏樹選手のフィジカルの強いショルダータックルや空中戦に比べれば、目立ちはしなかったと思います。

ただ、ウッチーはパスコースに入るのが抜群に上手いので、そもそもパスを出させないんですよね。だから、守備機会自体が少ない(長友、酒井の両選手は、対人は強いけどポジショニングは微妙でした)。

それに、1対1になっても、間合いの取り方が上手いので、攻撃を遅らせながら2対1の状況にもっていくので、実は日本代表でもほとんど彼の右サイドは破られていないと思います。

そもそも、守備下手なSBがチャンピオンズリーグベスト4のチームでレギュラーなんかとれないです。

きっと、青井アシト選手も、こういう守備をやるようになっていくと思います。ウッチーに似て、体格には恵まれてませんからね。

ただ、ウッチー以上になれるとしたら、それはアシトが、右利きの「左」SBだというところですよね。当然、元フォワードの特性を生かしてシュートも打ってくるでしょうしね(ちなみにウッチーも元々はフォワード)。それに、練習熱心なアシトは、スタミナもあると思うので。

私は、「怪我さえなければ」歴代最高の日本人右SBはウッチーだったと思っています。

彼が代表で、そこまで輝ききれなかったのが(怪我もあるけど)、ある意味、サッカーの面白いところで、本作でもしっかり描いている部分です。

つまり、「チームメイト」や「戦術」の相性。

ウッチーは、「味方を生かし」「味方に生かされ」「ゲームを動かすスイッチを入れられる」選手です。

ところが、当時の日本代表では、ウッチーが輝けない要因が揃っていたんですよね。

①試合の組み立ては、ボランチの遠藤(ヤット)から。
②左サイドが、「香川・遠藤・長友・(トップ下が本田や俊輔)」だから、攻撃が左に寄り、右サイドは守備が中心。
③コンビを組む右サイドは岡崎なので、キープにもリターンにも期待が出来ない(なかなか攻め上がれない)。

というところ。特に③が致命的で、(岡崎は大好きな選手ですが)、右サイドからザキオカさんにパス出すなら、スペースに出す1択で、追い越す動きは不要。むしろ、真ん中(本田、前田、大迫)でためて、左で作って、右の岡崎が飛び込むのが、当時の日本代表の一番の得点パターンでした。

あの時代の日本代表の右SBならむしろ、(今の)冨安選手がやっていれば、バッチリハマった気がします。

むしろ逆に、現在の日本代表。つまり、(今は調子悪いけど)溜めを作れる大迫がトップにいて、守備を任せられる遠藤と田中碧(守田)がボランチにいて、テクニカルで周りを生かせる久保が右にいたら、ウッチーが凄く綺麗にハマる気がします(ちさまあ、右に伊東選手だと、相性良くないけどね)。

サッカーって、本当にチームメイトや戦術次第で、そこが、最大の魅力だと思ってます。

「アオアシ」はそこを丁寧描いていますので、今後にも期待ですね♪
{/netabare}

【余談②~少年サッカーに関しての私見~】
{netabare}
私は、「観る」という点なら、サッカーが一番好きなスポーツです(最近、自分的にはラグビーがかなりキテいますが)。バスケも野球もバレーボールもカーリングも、スポーツは大抵好きです。

そして、私自身、昔に少し、地元の少年サッカークラブの運営に首を突っ込ませてもらったことがあるのですが、その経験&本作を見て思ったことがあります。

サッカー経験者の方にはお叱りを受けると思いますが、サッカーは、「一般的な日本人が求める」人間性は育ち「にくい」競技なのではないか、と。

本作の序盤でアシトがぶつかった2つの人間関係の壁。愛媛時代の自己中的なプレーでの孤立。ユースでの下手くそ故の孤立。

プロレベルのことは分かりませんが、あくまで、低レベルでの育成年代の話です(でも、人数的にはそこが一番多いわけで)。

まず、低レベルな少年チームでは、皆でサッカーするよりも、上手い(才能がある)子がある程度1人(数人)でやった方が勝ったりします。また、圧倒的に下手な選手は無視した方が確実に勝てます。

色んな団体競技(球技)の中でも、サッカーは多人数広範囲の競技で、且つ、得点が入りにくい(1点が重い)という特性があります。

バスケで5対4になったらかなり厳しいですが、サッカーなら11対10でもなんとかなります(人数比の問題)。バスケでミスして2点とられても、「ドンマイドンマイ次いこう」だけれど、サッカーでミスって1点とられるのはかなり厳しいです。

つまり、下手な選手目線で見ると、無視されやすく、ミスると責められやすい競技。ただ、上手い選手目線で言えば、合理的に考えれば下手くそを省いて自分が頑張った方が勝てるから必死にやっているだけ。

日本社会において、「無視」や「でしゃばり」は誉めることはない。ただ、それが戦術的に意味があるなら、海外だとちゃんと評価される。

サッカーに必要な人間性って、日本社会とのマッチングはあんまりよくないと思います。だからこそ、世界で活躍したいなら、久保選手みたいに早くから外国の文化の中で揉まれるのは大事な気がします。

一方、「決められたことをキチッとこなす」のが大事な野球に求められる人間性は、実に日本人的だなって思います。

これは優劣じゃなくて、相性の問題なので、野球がこんだけ日本社会に馴染み、世の中的に高校球児が歓迎されるのに、サッカー選手はそこまで社会全体には受け入れてないのは、面白いなって思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

戦術とコミュニケーション、あるいは本当の強さ

アニメーション制作:Production I.G、
監督:さとう陽、シリーズ構成:横谷昌宏、
副監督:曽我準、サッカー監修:竹下健一、曽我準、飯塚健司、
キャラクターデザイン:中武学、川村敏江、山口飛鳥、長谷川早紀、
総作画監督:中武学、山口飛鳥、
アクション作画監督:興村忠美、窪敏、音楽:横山克、
原作:小林有吾(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)

2022年に行われたFIFAワールドカップ・カタール大会。
日本はベスト16どまりだったが、
ドイツとスペインを破る大金星を挙げた。
交代人数が3名から5名に増え、
より戦術的な要素が大きくなったのが
今大会の特徴のひとつだった。
交代人数が5名に増えるという意味。
基本的には4名までの交代カードが早めに切れる。
1名分はキーパーの負傷など不測の事態に備えていないと、
最悪、本職のキーパーのいない展開になる恐れがある。
そう考えると、3名の交代枠だと2名の交代が
早い時間帯での最大の対応策となるが、
それでは、よほど個の力が優れていないと、
試合展開を変えることなどできない。
ところが、4名となると戦術の大きな変更が可能になる。

日本はその恩恵を最大限に活かし、
後半で三苫や堂安、浅野、冨安たちを投入。
4バックから3バックに戦術変更することで、
悪い流れを一気に断ち切り、
逆転勝利を上げることができたのだった。

今回のワールドカップは、メッシやエムバペという
突出したFWが局面を打開することが注目された。
細かな戦術も、ふたりにかかれば、
いとも容易く突破されてしまうのだ。
こういう選手を育てるのは、チームを勝たせるために
重要な要素のひとつだが、
日本というチームの特性を考えると、
やはりハードな運動量を伴った戦術強化が
今後、世界のトップチームと対抗するために
やっていかなければならないことだろう。

そういうテーマを中心に置いているのがアオアシだ。
各キャラクターの個性を取り上げながらも、
選手たちが戦術や仲間のことを理解しながら、
どのようにまとまっていくのかを描いている。
特にこの作品で新鮮なのはこれまでのサッカー漫画では
扱ったことがないJリーグのユースチームを題材にしていること。
ユースはプロの養成という面が大きいものの
描かれるのは、個人の意識や特徴に
大きな差がある中高生の年代。

ビッグコミックスピリッツの副編集長が
自ら企画を立ち上げ、書き手も選択したという。
戦術面もしっかり描いている『GIANT KILLING』と比較しても
より選手間の確執やまとまりに重点を置いた
作品になっている。

日本のサッカー界はJリーグ発足をきっかけに、
ユースが基礎となるチーム作りが行われてきた。
プロになれる選手は、幼い頃からユースチームで
活躍する選手が中心になっていった。
しかし、それによってユースのトップたちと
一般的な選手との軋轢や差別が生まれた。
1期ではそこをよりクローズアップしつつ、
エリート組と雑草組との違いを明確に表現し、
戦術を絡めながらドラマチックに描き出している。

戦術とはいってもサッカーの基本となる
トライアングルの考え方や片方のサイドバックが上がったら、
逆のサイドバックは下がって中央に寄せて「絞る」ことなど、
基本的なことを分かりやすく解説してくれるので、
知らない人でも楽しく観ることができるだろう。

物語のベースは、サッカーファンが考案したであろう
部分が滲み出ている。
90年代を想起するような表現が多い。
主人公の髪型が一世を風靡した
コロンビアのバルデラマみたいだとか。
中田英寿の代名詞ともいえる「首振り」も出てきて
懐かしい気持ちにさせてくれた。
トップ下が最も注目された時代だった。
そんな時代性も反映しつつ、
原作者は、家族像やキャラクターの性格などの
心の動きについて、かなりしっかりと構築している。
そのため、全体的なバランスがとても良い作品となっている。

原作は現時点で30巻まで刊行。
人気度やアニメ化したのがNHK絡みということから
長く続いていく作品になることが予想される。
今回を長い道のりの1期と位置付けるなら、
環境や立場の違う少年たちがトップチームを目指し、
サッカーを通して自分たちの気持ちを分かち合うための
段階の物語ということもできるだろう。

主人公は、愛媛県の田舎町でサッカーを楽しく一生懸命に
プレーする青井葦人。
点を取ることにこだわりをもつFWのポジションだ。
スナックを経営している母と
年の離れた兄のいる母子家庭の3人家族。
裕福ではないが、お互いを思いやることのできる
とても温かな家族環境で育っている。

そこにJリーグ・東京シティ・エスペリオンFCの育成組織、
ユースチームの監督・福田達也が現れる。
葦人のプレーに興味を抱き、ユースチームの入団試験・
セレクションに誘うところから物語が始まる。

どのストーリーも面白いのだが、
やはり惹かれるのは、昇格組、セレクション組、
そしてJリーグ・ユースに入れなかった雑草組ともいえる
3グループでの自尊と羨望、侮蔑、嫉妬という
感情の入り混じった戦いだ。

特に序盤から登場する、
黒田、朝利、竹島たち昇格組と
葦人、大友、橘、冨樫たちセレクション組との軋轢。
お互いのこだわり、プレーに対する理解など、
個々の考え方がぶつかる場面が面白い。
葦人を中心に意見をぶつけ合いながら、
戦術やプレーの結果につなげていくさまは、
とてもリアリティがあるし、カタルシスを感じさせる。
福田監督や伊達コーチたちのアドバイスや
考え方もとても興味深い。

サッカーの連携と戦術において、いちばん重要なこと。
もちろん、ひとつはチームとしての戦術の理解だが、
試合というのはゲームの展開や相手の長所を見極めながら、
戦術を変化していかなければならない。
例えば、味方が1対1で負ける局面が多いとき。
選手間の距離を詰めて、細かくパスをつなぐサッカーに
切り替えるのもひとつの方法だ。
こんなことは、プレー中にベンチから指示はできない。
とすると、選手自身が試合状況に応じて
自分たちの手を変えていかなければならない。
これをチーム戦術との対比で、個人戦術と呼ぶ。

では、個人戦術を共有するために選手は何をするのか。
試合中にコミュニケーションをとるしかない。
サッカーにおけるコミュニケーション。
アイコンタクト、コーチング、ボールの質
(速いor遅いなど)で理解を深めていかなければならない。
10人もいるフィールドプレイヤーに徹底するのはとても難しい。
先述したように昇格組・セレクション組などサッカー歴によって、
学んできたことの差異がある。
そこにメンタリティの強さ、弱さが加わることで、
チーム全体としての強さが決定づけられる。

チームとしての機能を高めることが、
どれほど難しいのか。
徹底的に描かれている。

1期終盤の武蔵野蹴球団ユース戦は、
それまでの問題を炙り出し、
昇華させる話として、よくできていた。
ひとつの物語の締めとしても完成度が高い。
立場や性格の違いがありつつも、
全員が勝利を目指して戦術を実行していくさまが
とても丁寧に描かれる。

人は窮地に陥ったときに、
どのように考え、行動するのか。
これは経験や性格によってそれぞれ違ってくる。
自分がピンチになったとき、
ほかの人間に責任を押し付ける者もいるし、
自分で全てを抱え込んでしまう者もいる。
周りを動かそうとする者もいる。
私は窮地に陥ったときこそ、
その人の本質が滲み出てくると思っているが、
この作品では「人間の本当の強さとは何なのか」という
テーマを突きつけてくるのがいい。

そんな熱い展開に「ダイアゴナル・ラン」という、
サッカーの試合でたまに見られる仕掛け
(いわゆるボールを持っていない選手の
ゴール前における斜め走りのこと)を
組み合わせたドラマチックな展開に目を瞠った。

しかし、何と言ってもいちばん衝撃を受けたのは、
(以下は強烈なネタバレなので
これから鑑賞予定の人は読まないことをお薦め)
{netabare}フォワードとして点を取ることに
人一倍こだわりを持っていた主人公の葦人が
サイドバックにコンバートされたことだった。

ユースメンバー候補としてスカウトされ、
セレクション組の選考試合をこなし、
フォワードとして結果を残した葦人。
晴れて正式なエスペリオンユース・メンバーとして、
仲間との軋轢も乗り超えた末に待っていたのが
サイドバックへのコンバートだった。
この展開には見ている私も大きなショックを受けるほどだった。

しかし、そこから立ち直るまでの経緯の描写が上手い。
呆然となって彷徨い歩いた葦人が向かったのがバス停。
それは故郷への想いの果てだった。
とても納得できる行動で、ヒロインの花が発見して
正気にさせるまでの流れも良かった。
人物の心の動きの表現が上手く、
こちらにも気持ちが入ってくる。{/netabare}

なぜこの作品がこれほどまでによくできているのか、
よく考えてみると、結局、以下の言葉に尽きるのかもしれない。

サッカーはひとりでは、何もできない。
思っている以上に。
だからこそ、あんなにも楽しい。

福田監督の台詞だ。
ごく当たり前のことだが、
この作品の流れのなかで聞くと、重みを感じる。
仲間や他人のことをこれほど深く意識させられたという意味では、
私が出会った最高の作品かもしれない。
(2023年1月7日初投稿)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 29

63.6 16 貧乏で友情なアニメランキング16位
RobiHachi(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (109)
387人が棚に入れました
時はG.C.0051(G.C.=Galaxy Century)。NEO TOKYOの住人ロビーと、一人の青年ハッチが、銀河の彼方、訪れると幸せになるという伝説の惑星「イセカンダル」を目指して、ひょんなことから宇宙船でギャラクシー街道を旅することに。二人はその道中で、降りかかる火の粉のごとく災難に遭い、行く先々でドタバタ騒ぎを起こすのだった……。

声優・キャラクター
中井和哉、河本啓佑、阪口大助、杉田智和、木村昴、徳留慎乃佑
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

宇宙で東海道中膝栗毛

宇宙を舞台にした東海道中膝栗毛でロビー・ヤージは弥次郎兵衛、ハッチ・キタは喜多八、JPS-19(イック)は作者の十返舎一九ってことらしい。

オダワーラ(小田原)、ハッコーネ(箱根)、ハママⅡ(浜松)、アッカサッカ(愛知県豊川市にある赤坂のことらしい)、マルベリー7(桑名 マルベリーは桑の実の意)、ヨッカ・マルシェ(四日市)、イセカンダル(伊勢かつヤマトの目的地イスカンダル)

しかも宇宙戦艦ヤマトのパロとか、色んなテレビ番組のパロがあってなかなかのカオス。それにしても、誇大くんは笑ってしまう。

基本的に一話完結で話が進んでいく。あとは銀河道中ヒザクリガーが鍵を握っている。
最終話の{netabare}ワープが取って付けたような感じだけど、いい感じの終わらせ方に持って行った。{/netabare}
男同士の熱い友情?愛情?炸裂で気づいたら見終わってた。普通に面白かった。

{netabare}
約10年前、ロビーは、父親の宇宙船「長屋ボイジャー」を盗んで家出。
そして現在(ギャラクシー世紀0051)、住居としていて整備不良の長屋ボイジャーを発進させるが、その船内でロビーとハッチは50年前のアニメによく似た合体ロボット「ヒザクリガー」を発見。

約50年前、日本でアニメ「銀河道中ヒザクリガー」が放送時、
初めて宇宙人と遭遇して超技術を得て大金持ちとなり月面に王国を作った一族がいる。その王子がハッチでロビーの借金を返済してくれていた。イックは、冥王星から追尾している宇宙船に気付く。『クレジット履歴』から太陽系外にでたことがばれて、ルナガード(月面警備)が出動したらしい。
{/netabare}

OP
天才のプレイリスト 歌 Hatchi(河本啓佑) feat. Robby(中井和哉)
ED
Dancing to Night 〜君への最短ワープ航路〜 歌 Allo(木村昴)&Gras(徳留慎乃佑) feat.Yang(杉田智和)
ヤンからロビーへの想いが溢れている。熱い。
挿入歌
銀河道中ヒザクリガー! 歌 串田アキラ



以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
ズバリ!熱い!!正反対の男同士のバディものスペーストラベラーズ!

1. 旅は道連れ Journey to the Star
宇宙人とのファーストコンタクトから半世紀、人類が自由に宇宙旅行を楽しめるようになったNEO TOKYO--。顔は悪くないが美女とおいしい金の話に弱い残念アラサーのロビーは、今日も高利貸しのヤンから多額の借金を抱えていた。その取り立てに現れるバイトのハッチ。ロビーはヤン達から逃げようと一か八か、今や完全に住居となっている古い宇宙船で逃亡。何とかヤン達を振り切ったロビーは、 このまま『イセカンダル』に厄落としの宇宙旅行に出ることを思いつくのだが、実はその宇宙船にはハッチが乗ったままで……。

2. タコから出た真実(まこと)
高利貸しのヤンから逃げようと宇宙に飛び出したロビーとイックの宇宙船『ナガヤボイジャー』。どうせならこのまま『イセカンダル』に厄落としの旅に行ってしまおうと決意するのだが、そこにヤンに雇われたバイトのハッチも同乗していた!ロビーはハッチに「帰れ」と宇宙船から下ろそうとし、揉める二人。そこへ追ってくるヤンの宇宙船。しかも攻撃してきた。ロビーとハッチは偶然宇宙船内で発見した小型宇宙船に乗り撃退しようとするが……。そんなこんなで何とかヤンから逃れるのだが、燃料が足りなくなり、ロビー達は火星へと立ち寄るのだった……。

3. 冥王星の惑星(ほし)恨み
火星を出発し、ギャラクシー街道に沿って宇宙船『ナガヤボイジャー』でイセカンダルへ向かうロビー、ハッチ、イック。ところが、謎の宇宙船に行く手を阻まれ、冥王星に強制着陸することに。そこには--冥王星が惑星から外れ、準惑星に格下げされたことに頭を悩ませる冥王星の住民達がいた。ロビーとハッチは住民らに冥王星が人気観光スポットとなるようにしてくれと懇願されるのだが……。

4. 「竿の先に半魚人」
いよいよロビーとハッチらを乗せた宇宙船『ナガヤボイジャー』は太陽系の外へ。まず最初に訪れたのはギャラクシー街道第9番プラネット『オダワーラ』だった。早速、わくわく繁華街に出てみると、半魚人だらけ!?オダワーラは半魚人の星だったのだ。「もう二度と来れないかもしれないし!」と嬉しそうにグルメスポットを調べては積極的に観光を楽しむハッチ。それに付き合わされるロビー。そんな中、ロビー達は所持金が無くなり、『オダワーラ』の海鮮丼のお店でバイトすることになるのだが……。

5. 「地獄の沙汰もドン次第」
『オダワーラ』を飛び立った宇宙船『ナガヤボイジャー』。イセカンダル詣でにいく為には、ギャラクシー街道第一関所がある『ハッコーネ』を通過せねばならない。温泉露天風呂を楽しみにハッコーネに着陸するのだが、通行手形を持っていないと関所を通過できないことが発覚!通行手形を持っていないロビーとハッチは、『ハッコーネのドン』と呼ばれる男に通行手形の発行をお願いしにいくことに。果たしてそのドンの正体とは……!?

6. 「寝耳にウナギ」
ロビーとハッチが次に訪れたのは『ハママⅡ』。この星の名物はウナギである。地球ではトッチャイナ星人の乱獲により、ウナギはすっかり獲れなくなっていた。噂に聞くだけでウナギを見たことも食べたこともないハッチは大喜び。おりしもハママⅡでは大ウナギ祭りが開かれようとしていた!一方、高利貸しのヤン達一行もロビーを追い、ハママⅡに到着。筋骨隆々のムキムキ水着姿お祭男達に囲まれる中、必死にロビーを探すヤン。ロビーとハッチも気づくと大ウナギ祭に参加させられており……。

7. 一寸先は夢の国
ヤン達が迫る『ハママⅡ』から逃げ出したロビーとハッチは、次なる宿場星『アッカ・サッカ』へ。--そこは夢と冒険、そして愛と希望に満ち溢れた丸ごと全て一大テーマパークの星。しっかり入園料も取る。パーク内に入るなり、ロビー達をミュージカルで迎える満面の笑みのお花ちゃんズ……。ファンタスティックなパレードに様々なアトラクション……とまさに夢のような場所なのだが、一方で妙な気味の悪さを感じるロビー達。そんな中、もちろんヤン達も追ってきて……。

8. メカるが勝ち
ロビー達は次なる宿場星『マルベリー7』へ。しかしイックの策略で機械人間の星『マルベリー8』へ。『メカにあらずんば人にあらず』とスローガンを掲げ、生身の生命体は奴隷扱い。人間達は浜辺でハマグリを採って、観光客に売っている。ロボットである故、すっかり高待遇に迎えられるイックに対し、人間であるロビーとハッチも最初はひどい扱いを受けるのだが……。

9. 亭主の好きなヒザクリガー
故障してしまったヒザクリガーを修理する為、次の宿場星『ヨッカマルシェ』に立ち寄るロビー達。実はナガヤボイジャーもヒザクリガーも、この星に住む『ヨッカマルシェ星人』が作ったものらしい。無事到着し、早速修理を依頼するのだが、そもそもなぜこんな遠い星でヒザクリガーが作られたのか?ロビーはこの星にいるアニオタ達からとんでもない事実を聞かされる……。

10. 相棒(バディ)喧嘩は犬も喰わない
とうとう最終目的地『イセカンダル』が目前に迫るロビー達。しかし、イセカンダルに向かう為にはその前に関所を通らねばならない。借金を抱えているロビーはブラックリストに載っており、今のままでは関所を通過できず、宇宙入管管理局に送られてしまうと知る。その件が発端となり、今までたまりにたまった日常生活の不満が爆発。宇宙船内でロビーとハッチの大ゲンカが始まるのだった。

11話 聞いて極楽、イセカンダル
ギャラクシー街道の最終目的地『イセカンダル』に到着したロビー達。しかし、イセカンダル参拝にはいろいろと段取りがあるらしい。段取りに沿って今夜は宿に泊まってお参りは翌朝からすることに。その前に、参道を散策。左右にびっしりと並ぶお休み処、お食事処、土産物屋、旅籠……。参拝客もさることながら、売り子達なども多数おり、かなりの賑わいだ。ロビー達もおみくじを引いたり、食べ歩きしたりとご利益だらけのイセカンダル観光を楽しむのだが、ハッチはいつもと何か違う感じで……。

12. 月の夢、地球の夢
ハッチが月の王子様だったという衝撃の事実を知ったロビーとイック。ルナガードとヤンたちが迫る中、「最後までロビーとイックと一緒に旅を成し遂げたい!」と話すハッチに「ロビーが出した決断とは?!一方地球では大変なことが起こっており……。ロビー、ハッチ、イックの旅の結末とは?!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ナンセンスというより、センスないギャグアニメに飽きた。一時、戦略的撤退(苦笑)

【1話ごとの感想】
1話目「旅は道連れ Journey to the Star」☆2
{netabare}
ドタバタギャグ、か。とりあえず、作画はだいぶ酷い。ギャグパートは良いけど、シリアスに振ったときに、心配は残る。

監督の高松信司さんは、「男子高校生の日常」「ぐらんぶる」の監督だと思えば信頼できるけど、「ナンバカ」「イクシオンサーガDT」の監督だと思えば、やや不安が(笑) まあ、「銀魂」「スクールランブル」あたりから考えても、ハイテンポであることは間違いないだろうけど。

東海道中膝栗毛は未読なんで、一般的な知識の部分しか分からないな。私は文学部ですが、近代文学専行なんで、古典は逃げまくってたし(笑)

《今後の展望》
しばらく、3話くらいまではドタバタコメディか。中盤から後半にかけては、ハッチの実家問題を解決しつつ、最終的には、「俺たちの旅はまだまだ続く」で終わりそうな気配がしますな。
{/netabare}

2話目「タコから出た真実」☆3
{netabare}
なんか、色々パロディだが、ディズニーは怖いぞ? 大丈夫か(汗)?

《今後の展望》
なんか、イセカンダル、火星でも宣伝してるって、実は怖いところ(なんか捕まって実験的な)かなと一瞬おもたったけど、伊勢神宮をそんな風にイジれるとも思わないので、それはないかな。

イセカンダルは、アニメの聖地だったりするのかな?
{/netabare}

3話目「冥王星の惑星ほし恨み」☆
{netabare}
月をディスるなや(笑) スケールでけぇな(笑) 電通にケンカ売るなよ(笑) 許可、とったなら電通が偉いし、とってないなら、制作が根性あるな(笑)

う~む、月をディスるスケールの大きさや、身内といえる電通にケンカ売る姿勢は、当時の「風刺」という文化も併せ、好きではある。が、プルトニウムバスターはな~。本気で腹立つ、悲しい思いもする人はいるだろうにと、岩手県出身者として思う。

やはり、パロディは笑えないとね。笑えないパロディは、ただの冒涜。

《今後の展望》
関係各所に怒られて、放送中止(苦笑)?

とりあえず、有名な宿場町まわるんだろうし、次は小田原ね。美人な女将に誘われ宿へ。そこで風呂が熱いのなんきので踏み抜いて大騒ぎ。原作ではそないな感じ。前半は多分、踏襲するかな?
{/netabare}

4話目「竿の先に半魚人」☆2
{netabare}
東海道中膝栗毛のBL要素は、ロビハチではなく、こっちで消化するのね。

働き方改革に、半魚人、、、魚民、かな(汗)?

原作、あんまり関係なしですね。設定だけをもらう感じかな。

《今後の展望》
う~ん、あんまり面白くならないね。

次は箱根。これで地震ネタや火山ネタを引っ張ってきたら、流石に切るかな~。
{/netabare}

5話目「地獄の沙汰もドン次第」☆2
{netabare}
箱根はまんま箱根だな。箱根は行ったことないけれど(笑) わりとしょうもないオチ。笑い処がみつからないな~。

《今後の展望》
次は浜名湖? うなぎ美女に、うなぎパイで精力アップ、みたいな展開かな?
{/netabare}

6話目「寝耳にウナギ」☆2
{netabare}
ハママⅡ(笑) う~ん、美女が出てこない展開は意外だったけど。利子から、尻w ツケから、尻w まあ、ツマランナ。

《今後の展望》
まあ、多分今後も1話完結のバカギャグ回が続くんでしょう。んで、10話か11話くらいから、イセカンダル絡みの話かな。とりあえず録画だけしといて、評判良い回だけ観るか、イセカンダルに入った辺りから観るかな。とりあえず、一時、戦略的撤退ですw
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 19

瀬名 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

テンションについていけない

なんとなく目に付いて見ている作品。

へぇー、中井さんが主人公か。この借金取り杉田さんじゃん。あれ、このロボット坂口さんじゃん。なんか既視感……。と思ってちょっと調べてみたら、銀魂の監督さんとのこと。
なるほど納得。

私は銀魂大好きなのですが、今作のギャグテンションにはなかなかついていけず。

初っ端からなんだか勢いとテンションが高く、なんの予備知識もなく観始めた者からすると、すんなり受け入れられるような感じではありませんでした(個人的には)。

そのテンションは下がるどころが、どんどん上がっていく。
なんか元気だなぁと、作品のテンションに置いてきぼりを食らいながら観ている感覚。

話の大筋は、不運にまみれたアラサー男が、借金取りに追われつつ、幸せを求めて伝説の「イセカンダル」へ向かうというもの。

舞台は宇宙の火星や冥王星などの様々な惑星。
どんな惑星にも普通に人間が住んでいるという不思議設定にツッコんではいけない。

初回から突然ロボット(ヒザクリガー)が出てきて驚きましたが、無駄にヒザクリガーのテーマ曲に力が入っていて、普通に良曲で笑いました。

OP曲は中井和哉さんと相棒役の河本啓佑さんが歌っており、ED曲は借金取り3人組の杉田智和さん、木村昴さん、徳留慎之佑さんが担当。

ED曲はモロ遊んでいます。
OPもEDも、みんな歌上手くてびっくり。

本作の全力で遊んでる感、この思い切りは良いかと思います。
私の肌にはあまり合いませんでしたが…。
特に7話は軽くイラっとくるしつこさでしたw

でも、観ていればどんどん慣れてくるもので、観続けているとだんだん楽しめてきました。
慣れるほどに面白くなる作品なのかも。

10話のハッチの行動にはちょっと感動した。

肌に合う、合わないはあるかと思いますが、このテンションが好きなら楽しめると思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

66.8 17 貧乏で友情なアニメランキング17位
ラディアン 第2シリーズ(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (51)
256人が棚に入れました
カッコいい大魔法使いになることを目指す少年・セト。空からやってくる怪物・ネメシスを倒すため、毎日魔法の特訓に励むが、うまくいかずトラブル続き。村人たちに迷惑をかけ、育ての親・アルマからも叱られてしまう。そんなとき、超巨大ネメシスが村を襲う! 世界を救うためネメシスの根絶を決意したセトは、ネメシスの巣があるという伝説の地“ラディアン”を探す旅に出る。新たな仲間との出会いや、強敵との戦い、待ち受ける困難に立ち向かうセトの冒険が今、始まる!

声優・キャラクター
花守ゆみり、悠木碧、大畑伸太郎、渕上舞、遊佐浩二、子安武人、朴璐美、小市眞琴、ゆかな、石谷春貴、熊谷健太郎、白熊寛嗣、青山穣、木下浩之、千葉繁、根谷美智子、利根健太朗、小原好美、山崎たくみ、吉野裕行、東山奈央、稲田徹、三宅健太、緒方賢一、佐倉綾音、早見沙織、黒沢ともよ、木村良平、小野賢章、井上喜久子、島田敏、速水奨
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

面白かったけどまだまだ先は長そう

2019年秋アニメ。第2シリーズです。全21話(第1シーズンと合わせて42話)。

【あらすじ】
魔法使いとして幼少時に差別された経験を持つセトは、人間と魔法使いが一緒に暮らせる世界を作りたいと願い、「ラディアン」と呼ばれるネメシスの巣を探す旅に。1期ラストではランブル・タウンでの騒動は収まったものの、正体不明の自分の力が暴走したことを憂いて、セトは友人メリを残してアルテミス学園を去ります。
2期1話にて、魔法騎士の本拠地「カスラーン・マーリン」に「スペクトル・ネメシス」と呼ばれる今までと違うネメシスが現れました。


【第1話感想】
{netabare}
まず新しいOPEDがかなり好みでした。4クールアニメの後期OP・EDっぽくて良い。
あまりJPOPは聞かないのでHaloat四畳半さんは初見(?)だけど「ナラク」良い曲だと思ったし、映像もとても良かったです。
EDはNakamuraEmiさんの「ちっとも知らなかった」。うっわ嬉しい…!ちょっと切ないメロディ、しかも歌詞少な目なのが余計にしんみりさせる。どんなタイプの曲も作っちゃうなあ…。映像も凝っていて、爽やかだけど少し寂しげでとても合ってる。

これまでのお話!みたいなパートを入れることもなく、普通に22話目のように始まりましたね…。
半年も期間が開いているので少し不親切では?と思ったらyoutubeで「1分でまるわかり」というのを公式がやってた。そっちを見てね!ということかあ…。総集編とかもなんのかんのと楽しむ自分はちょっと寂しいです。

セトが沈んだ様子なのがなんか悲しいというか、元気出してよぉ!って思ってしまう…。
アルマは相変わらず偉大な師匠で母。セトには試練が多くて独り立ちはまだ先でしょうか。
ドグラノフ隊長今度はどんな貧乏クジ引…もといどんな奮闘ぶりを見せてくれるのか、楽しみにしてるw

それにしても、何だか無性に明るいメリが見たい…。
私がこの作品に求めてるのは癒しなのかも知れない。

1期の時には不安要素も少しあったし、続きを凄く楽しみにしてたつもりは無かったんですよ。でも雰囲気やキャラクターはもうわかっているので、2期には不安要素はほぼ無く、それが気持ち的にとてもありがたい。もう少し展開がハイテンポでも良い気はしますが。
なので物語がきちんと進めばのんびり楽しめるかなと思ってます。{/netabare}
(2019.10.3)


【視聴終了感想】
相変わらずエンドカードが凝っていて楽しかったです。
OP、EDがたまに変わったり、凝った挿入歌もあったり。
それぞれのキャラクターも深まりましたし、守るべき人や国が描かれたのがとても良かったと思います。

1期に比べてストーリーの連続性が高くなり、4クールアニメの後半という感じで良かったけど、やっぱり展開はゆっくりめ。まだ色んな謎が残っていますね(というか、謎が増えたw)。
私は謎が明かされることよりドラマ性がきちんとしていれば良い人間なので十分楽しみましたが、これは3期以降がないと勿体ないなあ。多分原作のストックも溜まっていないでしょうし、3期があるとしたら大分先になるかも。
{netabare}

今作は人間ドラマに見所が多く、セトとメリの関係は特に良かったです。
メリ、オコホ、アルマ、ジル、クイーン・ブーディカと、やっぱり女性が強い作品。
クイーンを怪しませるミスリード演出として、オコホに同じ女性としての忠告シーンを入れているのも良い。クイーンからすればオコホを評価しているからこそだけど、視聴者からすると怪しく見えるようになっていましたね。

呪いや差別が人間の意識の問題という描写になっているのがとても良いと思います。
呪いを宿す住人が多いカスラーン・マーリンの中でも結局差別があるのは変わらないんですよね。外見的に目立つ呪いを持っていると魔法騎士になれないというのが、すごく差別的。男社会でオコホがなかなか認められないのもそう。

ラディアンの発見は原因を特定したり理解を深めることにはなると思うけど、ネメシスが悪ではない可能性を1期で提示した以上、ラディアンもネメシスも諸悪の根源みたいなものでは多分ない。
今後のラディアンの扱いによっても、差別や拒絶を超えての共存が描かれたら良いですね。

17話でセトはドラグノフに「それはお前自身が考えて本当に正しいと思ったことなんだな」と問いかけています。以前アルマに「自分の頭で考えて正しいと思ったことをしな」と言われたから、セトは愚直に考え続けてきました。それに加えて、人間の社会だけではなく妖精たちの世界も知ったことがセトの視野を広くした。
1期では世界を俯瞰して見ていたドグラノフが、冒険を通して視野を広げてきたセトに、自身の視野の狭窄を指摘されるのは良かったです。

毎週楽しかったんですけど、個人的には現在のオコホ・モルドレッド・サグラモールのエピソードが序盤に一つ欲しかったかな。それがあれば後半の3人のドラマもさらに良くなったと思うので。
でも子ども時代の3人は描かれていて、可愛くて好きでした。

1期で「ネメシスは必ずしも凶暴なものばかりじゃない」という問題があったけれど、それは次回作以降かな。セトの暴走の制御・解決の物語が先ということでしょうね。
今期の内容は物語の起承転結の「承」の部分だった感じです。
{/netabare}


【気になることメモ】
先が長そうなので、思い出しやすいようにちょっとだけメモ。
{netabare}
グリムは世界から距離を置いている、という発言。グリムの正体。
「アヌマテック」と呼ばれるもの、書庫の大魔法使いの記憶の石のコレクション。その中の「マゴジア」という女魔法使いの記憶の石がグリムの手に渡る。「記憶の石」は持ち主の魔法使いの経験を記録する。
ピオドン、ディアバルはじめセトの兄弟たちのこと。セトの暴走は侵入してくる闇のせいで、感染者の呪いではなく人為的なもの。魔法使いを産める魔法使いである可能性。ディアバルはセトの迎えが間に合わず姿を消してしまった。ピオドンは結局ディアバルをどうしたのか?兄弟たちに侵入してくる闇は何か?
{/netabare}
(2020.3.5)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

その手が導くのは破壊か、創造か

言わずもがなですが、本作はラディアンの続演に相当します、
物語の内容に繋がりがあるので、前作未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

岸誠二さんが監督で、主人公のセトを演じるのがゆみりんという、私にとって凡そ最強と思われる組み合わせであるこの作品…2期の放送をとても楽しみにしていました。


魔法使い少年・セトは、
怪物ネメシスを倒すため冒険の旅に出た…。

道中、魔法使い少女・メリや情報屋・ドクと仲間になり、
魔法使いの天敵・異端審問所と衝突!
激戦の末、辛くも勝利を収める。

伝説とされるネメシスの巣"ラディアン"の手がかりを握る
魔法使い騎士団の本拠地へと到着したセトだったが、
ラディアンを探していたのは昔のことだと言われてしまう。

魔法騎士志願者の少女・オコホとの出会いや、メリ・ドクとの別れ、
セトを追う異端審問官、新たな敵・商人男爵との激突など、
セトの冒険はますます盛り上がっていく!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

どうして異端審問官はセトら角の生えた少年を執拗なまでに追い回すのか…
そして魔法使いを目の敵にするのか…
恐らく物語の核心の一つに相当すると思うのですが、実はこれが未だ良く分からないのですが、異端審問官が「奇跡の人」を投入して本気で魔法使いに戦いを挑んだらどうなるか…
その顛末が痛いほど伝わってくる展開であったことだけは間違いありません。

魔法使い…今回の場合は魔法騎士団になるのですが、彼らだって指を咥えて黙って見ていた訳でも一方的にやられた訳でもありません。
シファンディールを治める、麗しき巨大な女王であるクイーン・ブーディカを先頭に、空気中のファンタジアを操り勇猛果敢な突進を何度も何度も繰り返したんです。

ですが、異端審問官のやり方は魔法使い側からの視点で見ると周到で狡猾…
まるで、魔法使いの心と身体を同時にへし折る方法を熟知しているかのような場面が待っていましたから…

この様な大惨事が起こる前、とある事情で満身創痍だったセトは自らを森の妖精だと明かしたミルに「カイルトの森」という場所で一命を救って貰っていたんです。
そこにはミルの伴侶であるジルが暮らしていて、まるで家族にように接してくれたんです。
それだけじゃありません。
ミルは魔法を生み出す源であるファンタジア使い方…特に制御の仕方をセトに指南してくれたのです。
ミルとジルが育んできた森です。
セトにとって空気が優しくてとても居心地が良い場所だったに違いありません。

異端審問官の仕打ちが目の前で武器を取る騎士団に対するモノだったら…
降りかかる火の粉は払わなければならないのは理解できます。
ですが、彼らが引き起こしたのは目を覆う様な惨状だったんです。
怒りと悲しみに我を忘れたって全然おかしくありませんでした。
もちろん、私も涙で前が見えなくなりましたよ。

ラストの展開に少し希望の光が見えたのが唯一の救いでした。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、Halo at 四畳半さんの「ナラク」
エンディングテーマは、NakamuraEmiさんの「ちっとも知らなかった」

2クール全21話の物語でした。
物語は何度も急転直下しましたが、制作がNHKなので作品は安心・安定していたと思います。
原作は既刊12巻まで刊行されてるようですが、2期までで原作の10巻までが使われたようです。
せいさくがNHKなので続編はきっとあると思いますが、ストックが貯まるまで少し時間が掛かりそうですね。
ですが、しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

hidehide さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

長旅、そして声優さんに…

2期続けてみました。
…長くなるなぁ…コレ…長旅だ…

けれど、
3期(あるなら…)さらなる成長、展開が楽しみですね。
今、無ければ…無いのかもしれませんが…
NHKも、
金ばかり請求せず、
きちんとヤリ切って頂きたい!

個人的に、ゆるキャン好きなのですが。

花守さんは、本当、幅の広い声の声優さんだと
実感しますね。
例を挙げるなら、今作 悠木さん早見さん、
メジャーで花澤さん、水瀬さん、本渡さん、天宮さん、
ベテランどころだと朴さん沢城さんは
声のトーンは違えど、各キャラ、判り易いのですが、
今作『セト』とゆるキャン『なでしこ』は
聞き慣れるまでは別人だと思ってました。
やはり、
起用率の高い人気声優さんは、流石ですね。

3期もあったらイイな、に★4
NHKの怠慢に-0.5 ですね。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0
ページの先頭へ