魔女で笑いなおすすめアニメランキング 9

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの魔女で笑いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月06日の時点で一番の魔女で笑いなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.4 1 魔女で笑いなアニメランキング1位
ソウルイーター - SOUL EATER(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (648)
4600人が棚に入れました
死神武器職人専門学校-通称「死武専」。その生徒である「職人」と「武器」。その目的はただ一つ。“99個の鬼神の卵と化した魂”と“1個の魔女の魂”を武器に食べさせ、死神様の武器「デスサイズ」を作ること。
最強のデスサイズを目指し、魂を集める死武専生“鎌職人”マカ=アルバーンと“魔鎌”ソウル=イーター。そして同じ様にデスサイズを作ることを目指す“暗器職人”ブラック☆スターと“魔暗器”中務椿、“死神様の息子”デス・ザ・キッドとその武器トンプソン姉妹。この3組のコンビを中心として、時にはぶつかり合い、時には助けあう、少年少女たちの成長物語である。
ネタバレ

やしうり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

狂気vs勇気

全51話。
スピンオフ作品「ソウルイーターノット!」 をもう一度より楽しむ為に、本作品を初視聴、ついに視聴完了!

本作品は夕方アニメだそうで、何となくノリに夕方のテンションを感じるし、長丁場のノンビリ感もある。青少年向けアニメといった趣。

現在、私が最も好きな若手男声を持つ内山昂輝ちゃん主演ですが、まだ今の声が確立していない初々しさがありますね(^.^;
もしくは夕方仕様の声でしょうかね?使い分けているとしたら天才ですか?

9話まで見て…

{netabare}今のところ気になるのは、キャラデザインのクセがすごい事でしょうか。
キャラの鼻です、すごいの。横から見ると豚、正面は犬っぽい、なんなんでしょうか。結構強烈に個性的です。{/netabare}

18話まで見て…

{netabare}キャラ紹介が終わったのでしょうか?ようやく?長かった…(^.^;
次回から大きな戦いが始まりそうな展開で終わりました。
そういや 「ソウルイーターノット!」でも魔女がどうとか言ってたな、って思い出した。

豚鼻で犬顔なキャラデザインも、そーゆう世界の話しなんだなって割り切って見ることにした。

椿ちゃんがエロくて、すっかり椿ちゃんファンになった(=^_^=)
椿ちゃんの中の人の顔がチラついちゃって困った(;´Д`){/netabare}

26話まで見て…

{netabare}鬼神が強すぎて、絶望的な未来しか想像出来ませんねぇ…(;_;)

新たに、狂気の波長?なるテーマが提示され、今後少しずつ展開されそうかな?

独特なデザインの新キャラも続々と登場!
個性的なのかアクが強いとでも申しましょうか、ここまで来ると大の大人の方達は視聴を打ち切っているでしょうね(^-^)
おっきいお友達の私は、何だか慣れてきたのか、ワクワクしてきましたが…
だって福圓さんとか加藤英美里さんとかかわいらしいですし(^w^)

メデューサ先生も良いキャラしてたんですが、出番は終わりでしょうか?また出てきてほしいです。
眼鏡の委員長キャラは好きですねぇ(*^-^*)
坂本真綾さんが仲間に加わって良かったぁ(*^-^*){/netabare}

35話まで見て…

{netabare}二代目のOP曲&三代目のED曲、それにOP&EDのアニメーションが良い雰囲気を醸し出していて、垢抜けた感じにどハマり中。
序盤のそれらよりも、だいぶ良くなったな(*'‐'*)♪

夕方アニメと言うよりも深夜アニメ寄りになってきたのか?私が慣れて夢中になってきたせいか?(^w^)
キャラも出揃って、このままラストまで失速せずに行くのだろうか…?

ブラックスターとミフネの決闘は格好良かったなぁ。
メデューサ先生が帰ってきてくれて嬉しい。
椿ちゃんに相変わらず萌える。
マカとクロナのコンビをもっと見たい。クロナの坂本真綾さんがだいぶ良い。

次回、いよいよソウルがピアノを弾く?なんのこっちゃ(^.^;
アラクノフォビアとの戦い編から、ますます意味がわからなくなってきた(^.^;{/netabare}

44話まで見て…

{netabare}クロナとマカ…まさか泣けるコンビになるとは…:(T-T):
クロナがマカとの友情の為に戦う決心をしてからは、一段と可愛らしく…(*’▽’)
椿ちゃんは相変わらず色っぽくて困る(^.^;

戦いの構図もだいぶ整理されてきて、次回からはいよいよ最終盤に突入か!?
あと7話。最後はどうなるのだろうか…?{/netabare}

51話まで見て…

{netabare}もうね、クロナがヒロインで良いよヽ(^。^)丿愛人は椿ちゃん。

クロナ死んじゃったかと思って泣いちゃったよ、恥ずかしいf^_^;

ブラックスターが口ばっかりで弱いのにはイライラしたね(゚Д゚)ハァ?

最終話はちょっと急ぎすぎ?唖然呆然、ポカーン状態だった。
エピローグにもう1話はほしいよね。
ストーリーも明らかに途中で終わっているし、今さら2期なんてないだろうけど…なんとかしてほしいなぁ(T_T){/netabare}

というわけで、ゆったりテンポで始まった長丁場も、最後の方は畳み掛けるように、余韻に浸る間もなく終わってしまいました。ちょっと残念かな。

これから見ようと思う方は、まず3話まででしょ、そしたら次は序盤の10話あたりまで、それを乗り越えてキャラに感情移入しだしたら、最後まで視聴継続出来ると思いますよ。Good luck!!

さて、「ソウルイーターノット!」を見るぞ!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「健全なる魂は 健全なる精神と 健全なる肉体に宿る。」

今年の4月から「ソウルイーターノット!」の放送が始まります。
「もう一つのソウルイーター」という位置付けとの事ですが、この作品を視聴する前に是非「ソウルイーター」を視聴しようと思ったのですが・・・少しだけ躊躇してしまいました・・・何と全51話の超大作だったんです・・・(゚o゚;;
今期の作品を見つつ視聴できるか・・・不安もありましたが、取り敢えず視聴を始めましたが・・・登場人物がとにかく格好よくて「見て良かった」と思えた作品でした^^

この物語の舞台は、死神武器職人専門学校、通称「死武専」。
ここでは、職人と武器がペアを組み99個の悪人と1人の魔女の魂を武器が食べる事で死神様に仕える「デスサイズ」という武器を作り出すため、皆んな日夜頑張っています。

武器といっても、ただの武器ではなく普段は人間の姿で人間と同じように生活していて、必要な時に本体である武器に身を代える・・・そんな武器なので、パートナーである職人との間は固い絆で結ばれています。

この作品の主人公は、鎌職人のマカ=アルバーンという少女です。そして、彼女とペアを組んでいるのが大鎌のソウル=イーターです。
この作品には、他にもブラック☆スターと多変型高性能魔暗器の中務 椿(なかつかさ つばき)のペアとデス・ザ・キッドと二丁魔拳銃であるリズとパティのコンビ・・・この3組が色々な事にぶつかり、葛藤しながら・・・それでも前を向いて歩いていこうとする・・・そんな彼女達の成長していく様が描かれています。

全51話の超大作なので、視聴を始めるには相応の勇気と覚悟が必要ですが、一度見始めてしまえば時間が過ぎるのを忘れてしまうくらい没頭できた作品でした^^;
物語は、勧善懲悪を軸に置きながらスケールが徐々に大きくなり、終盤にもなると想像さえ出来なかった様な展開が待ち受けています。

この長さにもなると途中の中だるみが気になるところですが、この作品においては中だるみを感じる事はありませんでした。その理由は、
・ストーリーがしっかり練られている上、多彩なキャラが要所々々でしっかり 役割を果たしていたこと
・作画がしっかりしている事による躍動感溢れるバトルシーン
・そして熱い気持ちが前面に押し出されていたこと
・そして何よりその熱い気持ちを表情と身体全部を使って表現していたこと
だと思います。

主人公のマカは友達思いの女の子です・・・だから友達が傷付けられるのを黙って見ている事なんてできません・・・
物語の中盤・・・彼女は友達の事で身を切られるより辛い体験をします・・・
その時の身体全部から放たれていた本気の怒りにはこの作品の作画の良さと相まって、凄まじいモノがありました。
他にも彼女の見どころは沢山あるのですが、このキャラを下支えしているCVの小見川 千明さんの迫真の演技が半端無かったです・・・^^
少し調べてみると、何とこの作品がデビュー作だったようです・・・(゚o゚;;
とてもその様には思えませんでしたが・・・^^;
マカにはドキドキさせて貰いました^^

気持ちが熱いのはマカだけではありません。
「俺は神を超える男だっ!」を連呼する暗器職人のブラック☆スターも相当熱いです・・・^^;
何度も暴走するのですが武器である椿がしっかりとセーブしてくれます。
普段はおっとりした柔和で優しい性格の彼女は、短気な性格のキャラが多い中で異質の存在でした^^

この世を統べる死神様の息子であるデス・ザ・キッドは、文武両道に長けた天才なのですが、ある「こだわり」を持っていて、その「こだわり」が堪らなく面白いんです^^
キーワードは「シンメトリー」・・・どの様に面白いかは、実際に作品を見て確かめて頂ければ・・・と思います。

彼女達以外にも個性的なキャラが登場するので、飽きることなく作品を楽しめる事ができます。
そして、作品の根底に脈々と流れる熱い気持ち、不屈の精神、仲間への思いやり・・・これらを感じながらこの作品を見ていると、私にも熱い気持ちが伝染してくるようでした^^;
物語も単調では無いので、見応えも十分あると思います。

そして、これが4月から始まる「ソウルイーターノット!」にどの様に繋がっていくのか・・・こちらもしっかり見届けたいと思います^^

投稿 : 2024/05/04
♥ : 22

CountZero さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

お前の魂いただくよ!!

わたし、サクッと刈られちゃいました…。
鎌職人のマカちゃんに(笑)
そしてわたしのお気に入りにまた一つボンズ作品が加わりました。

2014年春に「ソウルイーターノット」が放送されるという事で、ずっと観たかったけどかなりの超大作で延々先延ばしにしていた本作をついに観ました!
さすがに全51話は長かった〜。
放送中の作品を後回しにして観見続けても、結構かかってしまいました。
長さ的にはわたしのお気に入り作品のトップに君臨する「エウレカセブン」に匹敵しますが、でもそれだけではありませんでした!
とてもおもしろいです。

少年漫画が原作という事で、お話の内容はバトルを基本にした学園もので全く難しいところはありません。
設定も定番ですが、少しおもしろいのは職人が使う武器の設定です。
この作品の中での武器は、武器職人によって形作られた「人格を持った武器」ではなく「武器に変身できる人間」として描かれています。
そのため、良くある登場人物にただ使われるだけのスペシャルアイテム的な武器とは異なり、すべての武器は自らを扱う武器職人と対等の立場で登場します。
この設定のおかげで、学園パートでの登場人物が多彩になり厚みが増していますし、バトルパートでは職人と武器の協力関係がありきたりな主従や使役する関係ではなく、友情や愛情に基づく関係になるのでストーリーに深みと感動を加える事につながっていたと思います。

そしてこの作品では何と言っても登場するキャラクターが最高に魅力的です。
可愛くていい子で結構ノープランのマカ、クールな男を目指す…けど熱ーいソウル、強くてお調子者のブラックスター、優しくて柔和で芯の強い椿、二枚目な感じだけど実はかなり三枚目なキッド、ヘタレなキッドを支える2丁拳銃のリズ&パティ、弱虫クロナ、シュタイン博士にシド先生にマリー先生も!
挙げればきりがないほど、主役だけでなく脇役まで登場するキャラクターはみんな手抜きなくバランスが良かったです。
中でもわたしのお気に入りは、やっぱりマカ&クロナかな。
声優はマカが小見川千明さん、クロナが 坂本真綾さん。
わたしは小見川さんの声が個性的でかなり好きなのですが、あのおみんちゅの少しかすれた?感じで気持ちヒステリックな声がわたし的にはマカにピッタリ!って思いましたし、マーヤは言うまでもなく最高です。
この二人が演じるマカ&クロナには泣かされっぱなしでした。゚+(σ´д`。)+゚・クスン…二人ともほんと可愛いくていい子なんですよ〜。
あと全然台詞はなかったんですけど、いつも気になってたのはキリクのパートナーのポットオブファイヤー&サンダーのおチビちゃんたち。
きりりと腕を組みして登場したり、時々後ろの方でなんかポーズ取ってて可愛いです(笑)

この作品のアニメーションとしての品質は間違いなくトップレベルです。
1クール目のOPからアニメーターの意地を感じるほど流れ動き回る画面に、感心する事間違いなしです。
もちろん、そのあとのどのOP&EDもなかなかに素晴らしいです。
個人的には元ブリグリのトミーが採用されてたのもうれしかったです。
元々、ボンズと言えばスピーディーに動きまくる絵が有名ですが、それはこの作品でも十分に発揮されています。
しかも、シリーズを通して作画はほぼ乱れません。
絵柄の違いもあるので、京アニのような繊細さはありませんが、太めのしっかりとしたラインで描かれ、世界観にぴったりあったポップで濃い色彩も好印象でした。

原作はもう完結したようなので、いつか第二期が制作されないかなあと期待してしまいますが、とりあえずは今期の「ソウルイーターノット」を楽しみにしようと思います。
とても話数の多い作品なので取っ付きにくいかもしれませんが、かっこいいアクションと熱いストーリーとセンスの良い綺麗な作画で楽しみたい方は是非観てみてください。
きっと満足できると思います。
もっともっと広く評価されるべき作品です(σ´∀`)σYO!!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 25

85.2 2 魔女で笑いなアニメランキング2位
あそびあそばせ(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (918)
4039人が棚に入れました
『あそびあそばせ』の原作は、涼川りんが「ヤングアニマル」(白泉社)にて連載中のJCガールズコメディ。
日本生まれ日本育ちのため全く英語ができない金髪碧眼の美少女・オリヴィア、真面目で知的な雰囲気を漂わせながら英語が全くできない眼鏡っ娘・香純、明るいけれどリア充になれないおさげ髪の少女・華子という3人の女子中学生たちによる、最高に可愛くて最高に楽しいお遊戯を描く作品だ。

声優・キャラクター
木野日菜、長江里加、小原好美、置鮎龍太郎、井上ほの花、金澤まい、戸田めぐみ、悠木碧、前川涼子、増谷康紀、斎賀みつき、筆村栄心、伊沢磨紀
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

頭おかしいアニメ選手権ならメダル圏内

<2018/5/6 初投稿>
まだ始まってもいないので評価はデフォルトの3です。

原作既読なんですが、あにこれの紹介文だけ読むと中身が全然伝わってこない、まさに紹介文詐欺 笑。
アニメの絵柄も普通のアニメっぽいし。
わざとか?

でも騙されてはいけません。
中身は身も蓋もタブーもないコントです。

原作はこんな風にも言われてます。
「画力を無駄遣いしている作家No.1」(出典Wikipedia)
ヒント:{netabare} 漫☆画太郎{/netabare} 先生

女性にも人気のこの作品(作者は女性)。
原作通りなら電波に乗っけにくいシーンもあるし、なによりあのおかしなテンション。
うまくアニメ化できるのか?

原作の破壊力を失なわなければ、今夏イチオシです!

<2018/7/8追記>
第1話観ました。
意外と(と言っては失礼でしょうか)原作の良さが出てました。
話はこれからもっとバカになってくので・・・

<2018/7/13さらに追記>
ネットでは早速「OP詐欺」「顔芸」が評判になってるようです。制作側の思惑通り 笑。

ところでこの漫画の本領は、個人的には顔芸よりも笑いの質だと思ってます。
目のつけどこや発想が変でためらいも遠慮もない。
「ついてこれる人だけついてきなさい」
監獄学園や古くは稲中と同じニオイがプンプンするやつ。
こういうのがたまらない。

<2018/7/17追記>
第2話観ました。
会長登場とオリビアの英語、お化粧、軟テの4本。
まだ割と大人しい話ばかりですね。
会長の心のツッコミも弱々しい。
あと、華子は腕とセンスの両方が試される役なんだなと実感。声優さん頑張れ。

<2018/7/22追記>
第3話観ました。
今日はアポクリン汗腺と顧問、将棋は{netabare} お尻{/netabare} から{netabare} ビーム{/netabare} 出すゲームの3本
だんだん本性が漏れ出てきてていい感じ。

<2018/7/29追記>
4話です。
ようやく登場ですね。
前多。
{netabare} ゴブ×ドワ{/netabare}
そして数少ないまともでナイスなツッコミする華子の弟くんも出てきて、これでようやく「頭おかしい漫画」らしくなりひと安心。
前多笑える。
まだ4話ですが中間評価で点付けてみました。
4.5点。

<2018/8/6追記>
5話です。
今回は
・オートクチュールから{netabare} 火事{/netabare}
・つぐみ登場
・岡さん登場
・箱根彫刻の森美術館
の4本です。
でも好きなのは4本目。
失速せず安定飛行に移った感じ。
下ネタに躊躇ないです。

<2018/8/12追記>
6話観ました。
前多は便利だな。
出しとけばとりあえず笑い取れる。

<2018/8/19追記>
7話観ました。
クワガタとかガムテとか家庭科とか。
笑えた。
5話と同じくらいに。
また少しバカが加速しました。

<2019/9/2追記>
9話まで観ました。
オリビアのエセ英語の話だったのでもしやと思ったら{netabare} ダッチなワイフ{/netabare} そのままやってくれました。
めちゃくちゃだなー 笑。
ネットでの「海外の感想」読むのが楽しみです。
あと、オリビアの{netabare} 兄ちゃん{/netabare} と藤原さん。
期待の変キャラがまた出てきました 笑。

藤原さんはまだほんの顔見せですが、やっぱり強烈キャラ。好きだわ。
オリビアの兄ちゃんなかなか吹っ切れてます 笑

<2018/9/3補足>
・Wikiによるとリンコス語とは1960年にハンス・フロイデンタール博士が宇宙人との交信のために作った人工言語だそうです 笑。
・9話の{netabare} ダッチなワイフのクソ汚い英語{/netabare}、やはり海外の感想サイトでオリビアの兄ちゃんと共に高評価でした 笑

<2018/9/9追記>
10話
香純が大変な回ですが、藤原さん掘り下げてくれた。
目覚める藤原さん最高 笑!
そして名言「テンポよく回します」
・・・バカすぎる 笑
9,10話と緩まず来てますね。

<2018/9/16追記>
11話
「副会長」と「オカ研」と「副会長」の話
三つ目が特に酷い(褒め言葉)
オールスターキャスト風な。
ダメな感じのパロディも健在ですが、個人的には副会長の名言とやっぱり前多がツボでした。
ただひたすらカオス!
ここに来てさらにバカがブースト加速してます 笑

<2018/9/23追記>
最終話の最終エピソードを「あれ」で締めるんですか。
原作で「読者から送られてきたオリジナル・ゲームのアイデア」を元にしたオマケ漫画がありました。
作者自身が「わけわからん」と言ってたゲーム。
まさかこれで締めるとか原作知らない人は「ネタ切れで切羽詰まってわけわからんオリジナルでもぶっ込んで来たのか?」と心配になるでしょう 笑

総評としては「よくここまでやったよなぁ」というのが感想。
4話くらいから11話くらいまで実力を遺憾なく発揮してましたね。

好きなキャラは、前多(CV置鮎龍太郎)、藤原さん、オリビア兄(CV森川智之)、✳︎とその婆ちゃん、済南先生です。

頭おかしいアニメ選手権やったら充分メダル狙える実力のある作品。
(同時に作者のメンタルも少々心配です)

華子の声がもっと聞き取りやすかったら最高だったんだけどな。

<2018/9/26追記>
最終話観直しました。
よく見たら{netabare} EDテーマ「インキャインパルス」{/netabare}の三人の頭に前多作の"最強の魔物"が・・・{netabare} エンドカード{/netabare} には大量発生してるんじゃん。

何がしたいんだろう?笑

投稿 : 2024/05/04
♥ : 74

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

遊ばれるな。遊べ、私たち。

この作品の原作は未読です。
2018年夏アニメでオープニングテーマの雰囲気と作風のギャップという切り口で見た時、この作品ほど上位に食い込む作品は無いのではないでしょうか。

この作品は、「美少女×お遊戯コメディ」をコンセプトに「遊び人研究会」で活動する3人の女子中学生たちの日常を描いたモノです。

オープニングアニメは曲調も相まってとても綺麗で、可愛らしいとうい言葉がきっと適切だと思います。
でも、物語が始まると雰囲気はそのままで、目の前で起こる出来事のレベルが一変します。
可愛らしいという言葉が凡そ相応しくない顔芸とシュールなギャグが私たちに襲い掛かるのです。

主要登場人物は3人の女の子…
キャラと一緒に演じる声優さんと合わせて紹介したいと思います。

本田 華子:黒髪ロングの二つ結びおさげと貧乳が特徴の女の子です。家には執事がいるほどのお金持ちのお嬢さんです。
CVは木野日菜さん:魔装学園H×Hのシルヴィア・シルクカット、刀使ノ巫女の糸見沙耶香

オリヴィア:ロングウェーブヘアで、金髪碧眼の美少女です。両親は外国人ですが、日本でしか生活したことがないため、英語が全く話せません。
CVは長江里加さん:フレームアームズ・ガールのバーゼラルド

野村 香純:ボブカットと眼鏡、大きい胸が特徴の美少女です。基本的に真面目で礼儀正しい恥ずかしがりな女の子です。
CVは小原好美さん:月がきれいの水野茜、魔法陣グルグルのククリ、はねバド!の藤沢エレナ

この作品はプレスコ方式で収録されていて、原作コミックを参照しながら声優さんは演技していたんだそうです(wikiより)
感想してまず最初に思ったこと…3人を演じた声優さん、お疲れ様でした。

3人の普段の状況はさて置き、顔芸モードに入った時のノリは、これまで演じてきたどのキャラとも違う異質とも言えるノリでしたから…
野村 香純を演じた小原好美さんですが、通常モードのトークは水野茜やククルちゃんをイメージすることができました。
オリヴィアを演じた長江里加さんも、通常モードでバーゼラルドを何とかイメージできるレベル…
ですが、本田 華子を演じた木野日菜さん…シルヴィアや糸見沙耶香が全くイメージできませんでした。
きっとこれって凄いことなんだと思います。
特に喜怒哀楽の一番激しかった本田 華子…声優さんが喉を傷めるんじゃないかと不安にもなりましたよ。

しかもプレスコ方式なので、台詞と表情のタイミングもバッチリ…
この声優さんの熱演と作り手のこだわりがマッチした結果がこの作品の出した答えなのでしょう…
正直、相当面白かったし、しっかり笑わせて貰いましたよ^^

監督は岸誠二さん…これまで「Angel Beats!」「蒼き鋼のアルペジオ」「結城友奈は勇者である」「暗殺教室」「月がきれい」などを手がけられてきました。
今回ピックアップした作品は、どの作品も号泣した作品ばかり…
てっきり監督業には向き不向きがあると勝手に思っていたのですが、岸監督はこんなシュールな作品もイケたんですね。
自分的に新たな発見です。
岸監督だったから、ここまで面白い作品になったのかもしれませんね。

シュールなギャグが苦手じゃなければ、万人受けする作品なのではないでしょうか?
気になる方は、是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは「スリピス」
エンディングテーマは、「インキャインパルス」
どちらも主人公の3人組が歌っています。
喉を傷めると言えば、エンディングの曲も相当激しかったです。
仕事って身体が資本なので、無理して故障しなければ良いんですけどね…

1クール全12話の物語でした。
本田 華子とオリヴィアに時折可哀想という気持ちを抱きながらも、他の二人と微妙に立ち位置の異なる野村 香純推しで見ていた感があります。
二人の激しさに後れを取ったというか、何というか…
それと、何気に執事の前多も面白いので、これから視聴する方は要チェックです。
もし、続編が放送されるなら、絶対視聴したいと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 35

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

一緒に遊びましょ♪みんなで遊べば仲が深まる♪よね…?

サムネやOPで「女の子可愛いな…」とホイホイされて見ると、
痛い目を見る作品ですw

私は先に評判を聞いてたのですがOPを見てみると違ったので、
「あれ?いい話なアニメ?」と期待したら、見事に騙されましたw

そう、みんな普通にしてたら可愛いのよ。
普通にしてたら…。

全12話です。


● ストーリー
オリヴィアは、本当は日本育ちで英語が話せないのに、
片言の日本語しか話せないふりをしていて、

本田華子(ほんだ はなこ)は、
リア充になりたくて、

野村香純(のむら かすみ)は、
英語が苦手で。

同じクラスの3人は、
“遊び人研究会”、通称“あそ研”を作った。

放課後は空き教室で、
おしゃべりしたり遊んだり。


1話が3つほどのショートストーリーで構成された作品。

OPに騙されましたが、
内容はギャグです。残念女子です。笑

3人とも普通にしていたら可愛いのに、
言動がおかしくて、キャラが濃いw顔芸も強烈ですw

手押し相撲や靴飛ばしなどのオーソドックスな遊びをすることもあれば、
(ただしキャラの濃さでクセの強い遊びとなっていますw)

オリジナルな遊びをしていることもあります。
(まるで負けたら何かが終わってしまうかのような必死さでw)

個性的なキャラも多いため、
ネタは飽きずに楽しめました。

しかし、やや下品なところも多く、
(主に華子のせいだけど)

好みは分かれる作品かもしれません。

よい意味でも悪い意味でも、みんな素なんですよね。
絶対男子の前では見せない、素の女子の姿なんだよ。笑

あえてそれをやることでギャグにしてるんだと思う。
女の子としても人としても残念。だけどそこが笑える面白さ。笑

これは女子校という設定も後押ししていますね。
女子校が舞台だからこそ許される行為だと思いますw

だって3人の行動って、同性の前だから笑って済ませられるけど、
男子がいたらさすがにドン引きされちゃうでしょう…?笑

この作品の下品なところは私の好みではありませんでしたが、
キャラの可愛さと強烈な顔芸など、楽しめたところもありました^^


● キャラクター
メインは3人ですが、
その他のキャラも濃い人が多かったです。

1回きりの登場の子もいますが、
繰り返し登場する子が多いのが嬉しいです^^

顔芸もすごいですが、それに合わせた声を出すのも大変だったと思います…。
声優さん、うまかったです。すごかったです。面白かったです。笑

私のお気に入りは、オリヴィアと香純でした♪

オリヴィアは単純に可愛くて好き。
香純は、照れているときのもじもじ顔がたまりませんでした(*´ω`*)

華子は暴走レベルが桁違いだったので、
彼女がもう少しまともだったら、
この作品全体ももっと落ち着いていたと思います。笑

そう考えると、この作品を良い意味でも悪い意味でも壊している犯人は華子なのかな…。笑


● 音楽
【 OP「スリピス」/ 本田華子(木野日菜)、オリヴィア(長江里加)、野村香純(小原好美) 】

この曲に騙されたんだよな~!

いい曲だし、映像の3人はめっちゃ可愛いし。笑

好きなOPです^^
 

【 ED「インキャインパルス」/ 本田華子(木野日菜)、オリヴィア(長江里加)、野村香純(小原好美)feat. Ikepy & KSKN 】

えっと、こっちはこっちで強烈すぎるんですけど…。笑

OPはとても可憐で可愛いのに、
EDはとても気性の激しいヘビメタw

同じ作品の主題歌だと思えない並びの2曲ですw


● まとめ
初めは好みの作品ではないなーと思っていたけど、時には女の子らしくきゃっきゃと、時には暴走して、の笑いは嫌いではありませんでした。

でもこの3人にしつこく絡まれたら、すごくやだ。笑

意味不明な勢いも多いので、
好みは分かれそうです。

その代わり、好きな人にとっては
唯一無二の作品となるでしょうね^^

投稿 : 2024/05/04
♥ : 24

64.5 3 魔女で笑いなアニメランキング3位
ソウルイーターノット!(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (511)
3203人が棚に入れました
死武専に入学した「恋に恋する14歳」春鳥つぐみ、天然少女で職人の多々音めめ、“キング・オブ・庶民”としてつぐみに興味を抱くツンデレお姫様アーニャ・ヘプバーンの3人が紡ぐ、死武専を舞台にした「殺伐だけどウキウキな学園ライフ」を描く。

2004年から2013年に月刊少年ガンガンに連載され、2008年4月~2009年3月にテレビアニメ化もされた「ソウルイーター」の外伝的作品で、本編中で描かれなかった設定を後書きに掲載するのではなくマンガで描きたいという思いから始められた作品。

声優・キャラクター
千菅春香、悠木碧、早見沙織、櫻井孝宏、山下誠一郎、小松未可子、小岩井ことり
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

それでも私は、あえて『ガガントス』を推したい。

2014年4月放送。
全12話。


【前置き】

本編である[ソウルイーター]は、原作もアニメも見ていました。
ただ、その外伝である本作に関しては、原作単行本に第1話が丸々載っていたのを見ただけだったので、今回のアニメ化は嬉しかったですね。

人気作品を別の視点から見れる外伝的内容は、無粋とも取られますが、私的には素直に嬉しいです。
ただ本作に関しては、本編には無いちょおっと百合っぽい感じがあって、正直なところ、ちょっぴり『ガガントス』だったのですけど。



【あらすじ】

舞台は、死神武器職人専門学校、通称「死武専」。

自らの身体を特定の武器へと変身出来る才能を持った人間が多く集まるこの死武専では、その「武器」と、それを操る「職人」を育成することを目的としています。

ひょんなことから、自らを武器に出来る才能に目覚めた主人公「春鳥(はるどり) つぐみ」は、死武専に入学。

おっとりポワポワな「多々音(たたね) めめ」と、庶民に憧れるお嬢様「アーニャ・ヘプバーン」という職人と出会い、どちらかをパートナーに選ぶことになるのですが……。。。



【論じてみる】
{netabare}
本作は、本編の単行本のあとがきにもありましたが、本編が世界観の説明を(あえて)一切省いてシナリオを進めてきたので、その世界観を別の視点で描き説明しようという意味合いからスタートしたそうです。
その為、世界観の説明が非常に分かりやすく、本作からソウルイーターの世界に入ることは十分に可能です。

ただ、本編の主人公やサブキャラが多く登場しますので、やはり100%本作を楽しむには、本編視聴は必須。
時系列的には、本編のシナリオが始まる少し前からスタートするので、本編キャラの物語以前の行動が色々と垣間見えるシーンは、後を知っているからこそニヤつくポイントが一杯でした。

…と言っても、本作のメインキャラ3人も非常に可愛らしく、且つ分かりやすくキャラ立ちをしているので、そっちが全く出ることがない本編も、後々見直すと寂しく感じてしまうかも。



主人公つぐみは「武器」ですが、後の2人は武器を操作する「職人」です。
その為、どうしても板挟みが発生しちゃいますが、基本的には3人いつも仲良し。

ここら辺りは、全く直接的ではないにしろ百合っぽさが見受けられ、個人的には少々鼻につくところもありましたが、「けいおん!」的な良さもあり結果的には十分楽しめました。
(私は、ゆるゆり程度でも多少嫌悪感を感じてしまうレベルなので、私が過剰なだけかも。)

加えて、本編がシリアス色で血の気の多い作品ですので、その片鱗を少しずつ見せていく演出は憎いですね。
いつか必ず、この平和な世界観が壊れるのを分かった上で見る日常モノというのも、これまた乙なものです。

「殺伐だけどウキウキライフ」

という本作のコンセプトも、言い得て妙なフレーズですが、本作を見ると納得しました。


ただ、その日常が壊れるシーンが本作のピークで、終盤の戦いやオチに関しては想定の範囲内でしかなく結果的に、「一番面白かったのは、何気ない日常回かなぁ」と思い返してしまう点も然り。
『クライマックスはアニメ先行で見て欲しい』
という意向の元、あえて原作を追い越す形でラストまで描かれましたが、そのワリには…それほどインパクトのあるラストでは無かったですね。

定評あるボンズの作画も今作では、目を見張るシーンもあれば乱れや手抜きに思えるシーンもあり、少々残念でした。


ですが、人気作の色を継いでいる辺り地盤自体はしっかりしていますし、キャラクターデザインも整っているので、安定して見られたのも事実。

本編の主人公マカにしても、前作よりもかなり可愛くなっていて、ちょっとビックリしました。
(当時アニメ界隈を賑わした、小見川千明さんの「オマエの魂いただくよ(棒)」が、今は何処吹く風だったのは、ちょっと寂しかったですけどね。)

キャラクターで楽しめる方には、ハマるキャラがいればかなりの高評価になるのでは、と思いました。
{/netabare}



【『ガガントス』は、何故流行らなかったのか】
{netabare}
なんか偉そうなタイトル↑でスミマセン。
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」みたいなタイトルを一度付けてみたかっただけなので、温かい目で見て下さい。


この『ガガントス』とは、主人公つぐみが、ショックな出来事に見舞われた時に口にする台詞でした。

このフレーズは、原作でも冒頭から登場するのですが、ここでは台詞ではなく、「ガーン!」などの効果音として表現されています。
それを、アニメにした際に、つぐみに口癖のように言わせてしまったことで、原作に無い差異が生まれ、結果的に作品に馴染まなかったように思います。

加えて、アニメのオリジナル部分でも「ガガントス」を挟むこともあり、序盤は特にノルマの如く毎話「ガガントス」が入っていた印象で、視聴者としては制作側の「流行らせたい!」という魂胆が浅ましく見えて、少々食傷気味になった部分もあったように思いますね。

中盤は、「ガガントス」が入らない回も続いたりしましたが、序盤の勢いを考えると、どうせなら全話挟んでも良かったかなぁ…なんて思ったり。
更に無理矢理に挟むことになりそうで益々浅ましく見えますが、もう既に十分に浅ましく見えるので中途半端よりは、存分にやりきってくれた方が好感を持てたかもしれません。

…それでも、流行ったとは到底思えませんけどね。
作品の知名度も流行る確率に直結するワケですが、本作はそれも今一つでしたから。
最後の最後も、「ガガントス」で〆るぐらいの徹底ぶりは見せてくれたのですけれど…。


ただ、だからこそ、私はあえて(製作者側の傷口を抉るように捉えられるかもしれませんが)、この『ガガントス』を推したくなるのです。
「知ってることしか知らないわ」じゃありませんが、知ってる人しか知らないアニメのフレーズって、なんか嬉しくなりますし。

実際、初めて見た時は意味不明さも手伝い非常に温度差を感じましたが、その言い方や、両手をパーにして下方に突き出すポーズ自体は、非常に可愛いのですよ。

最も可愛かったのは第10話の冒頭、つぐみがカボチャを3人に模して一人芝居をしていた時のシーンですね。
アーニャさんにガガントスな台詞を言われたことを想定して、楽しげに一人で

「ガ~ガントス~♪」

と言ってるのですが、その言い方や楽しげな雰囲気も合わさり、私的にはかなりの萌ポイントでした。


「ホビロン!」「まるっ!」「スラマッパギ~」等々、数多に消えていった流行らなかったフレーズ集として、この「ガガントス」も私は、未来永劫忘れないようにしたいです。にゃんぱす~♪


※ちなみに一応補足として。

この『ガガントス』は

日本プロサッカーリーグのチーム『サガン鳥栖』

ドラゴンクエストに登場するモンスター『ギガンテス』

ゼルダの伝説のボスキャラクター『ガノンドロフ』

等とは、一切関係は無いそうです。
{/netabare}



【総評】

雰囲気は多少百合っぽいですが、人気作の外伝として、一定の水準で楽しませてくれた作品でした。

後、昨今のアニメは原作が終わっていないことが多い故に、2期を期待させるような形で中途半端に終わる作品が非常に多い中、本作は1クールでしっかり最後までまとめられている点も評価したいです。
見終わったという感覚がしっかり味わえるので、総じて見た甲斐があったとも思わせてくれました。

「ガガントス」というフレーズは残念ながら流行ることは無かったようですが、そういう点も含めて、なんだか可愛く思えてきちゃう作品でした。

キャラクターは文句無く可愛いかったので、未視聴の方は、良曲のオープニング「monochrome」(Dancing Dolls)を見て、合いそうか判断してみるのはいかがでしょうか。

ではでは、読んでいいただきありがとうございました。



◆一番好きなキャラクター◆
『アーニャ・ヘプバーン』声 - 早見沙織さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『多々音 めめ』声 - 悠木碧さん



以降は、本当にどーでもいい私の「低俗」な駄文なので〆ます。
{netabare}

ちなみに私も、身体を「武器」の如く硬化させる能力を、幼少期よりごく自然に身につけておりました。

この度、その私を「武器」として操る、「職人」を募集したいと思います。

要項を読んだ上で希望者がいれば、書類選考の上で面接を受け付けますので、ご連絡の上履歴書をご送付下さい。


■募集の背景■
開放的な季節になってきたから。

■仕事内容■
私を硬化させ「武器」として操り、魔女と闘う。

■求める人材■
10~15歳の女性(若年層の長期キャリア形成を図るため)
(※熱意次第では、男性も可。)

■勤務地■
死神武器職人専門学校、通称「死武専」

■勤務時間■
23:00~08:00(実働8時間)
残業あり。

■給与■
出来高制。
賞与/年2回

■諸手当■
皆勤手当
家族手当

■休日・休暇■
週休2日制(土曜・日曜)、祝日(※土曜は「死武専」カレンダーによる)

■福利厚生■
各種社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
従業員持株制度。


以上となります。

末筆となりますが、このような駄文に目を通させてしまい、本当に申し訳ありませんでした。

どんな誹謗中傷も、ガガントスながら甘んじて受ける覚悟です。


…さぁ、今日も私を「武器」として操る、アーニャさんや めめちゃんを想像して、眠りにつきますか…☆彡
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 36
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

キャッキャウフフ、キャッキャウフフ・・・きゃー!!!? キャッキャ・・・きゃー!? ・・・はあ

一番の見どころは、{netabare}キムとジャクリーンかわええ~(*´Д`)ハァハァ{/netabare}w
あとマカかわええ♪

さて、ソウルイーター無印の原作もアニメも結構好きな自分としてはあんまり楽しめませんでした。
だって{netabare}リズとパティが無印の方がかわえかったから{/netabare}・・・ではなく、
戦闘が微妙だった。

無印の方は、雰囲気オシャレアニメだったが、戦闘がカッコ良かった☆☆☆☆☆
その点において手抜きをしていたとは感じたことはない。

この作品では、メッチャそれを感じた。


マカやブラック☆スター、キッドたち優れた死武専生(しぶせんせい)EATに対し、
今回、主人公である入学したてのつぐみ、アーニャ、めめはNOTって言う下級生みたいな扱い。
下級生たちの話がソウルイーターノット。

一話目の戦闘がステキだったので、この点を一番期待していた。
次に無印からのキャラ。

どちらも中途半端に終わってしまった。


初めてOPを見たとき、正直、不安だった。
あのジャンプしてスローモーションになる出だしを見てそう思った。駄作臭がすると。
あれ、例えば、つぐみとアーニャ、つぐみとめめ、が視線を交わすシーンをちょっと入れたりするとか、
ものすごい改善の余地を残すシーンだよ。
毎回あれ見てテンションが2割減。

ソウルイーターのファンとして贔屓目で見ていたがため、期待の方が不安を上回ってはいたが。


結局、この作品は何を表したかったのだろう? 何を売りにしたかったのだろう??

萌え萌えきゅんきゅんを売りにしたかったら、
シャウラ関係を削ぎ落として、キムとジャクリーンの出番を増やせばいいのに。
成長を売りにしたかったら、
キムとジャッキーの人間関係の構築を全面に出し、それから学ばせれば良かったのに。
戦闘を売りにしたかったら、
無印の2コンビ、1トリオ、そしてキムとジャッキーの戦闘シーンを増やせばいいのに。
主人公たち以外を売りにしたかったら、
ジャッキーとキムに9割の尺を割けば良かったのに!!!!!wwwww

・・・はあはあ、ふう、ジャクリーンかわええ(*´Д`)ハァハァ

っていうか、椿の出番少ない!!


いえいえ、この作品はノットなんですから、あの3人で何とか盛り上げて欲しい所ですが、
いかんせん、あの3人にそんなに魅力を感じないんだよね。

ソウルイーターの主人公たちは個、エゴの塊でありながら協力関係を築けていた。
ノットの主人公たちは個性すら希薄で、協力関係の礎を築き始める段階でしかなかった。
どうも、凡人とツンデレと天然という、どっからか持ってきたような設定があるだけで、記号的だった。
{netabare}アーニャは{/netabare}かわえかったけどねw

{netabare}どうしてアーニャやめめが強いのか、それにも{/netabare}触れず、
キャラの掘り下げも中途半端で、あの終わりを無理やり持ってきた感が強い。

原作は1巻か2巻までしか読んでないから分からんが、
きっとストック切れということもあって、オリジナルで終わらせたのだろうけど、微妙。

あと致命的だったことは話の重要な部分がパートナー選びにもかかわらず、オレの記憶が正しければ、
{netabare}職人であるめめが武器であるつぐみを使って戦闘するシーンがなかった。
{/netabare}そりゃ、パートナーも選べないわ。


オレ個人としては、戦闘だけでも滑らかで迫力あれば満足できたのだが、
せめてアーニャとめめの魅力が溢れんばかりの作品、
あるいは先輩方の魅力が発掘された温泉源のように溢れる、先輩方を見守る作品とか、
ジャッキーとキムの日常を事細かに書いた作品を観たかったwwwww

{netabare}じゃ、ジャクリーン先輩、萌え、萌え、萌え萌え(*´Д`)ハァハァ
・・・燃え?燃え!?燃え燃え~~~!!!燃える~~~~~!!!!ぎゃ~~~~~っ ・・・チーン{/netabare}





★最初に書いた感想~{netabare}
2014.04.19 21:26 物語 : 3.5  作画 : 4.0  声優 : 3.5  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0

【2話までの感想『萌えよ、わたし!!!!!』】

萌え8割、燃え2割の作品。
スピンオフの元のソウルイーターがアニメとして好きだな、
けど、これはこれでアリ♪

って「ガガントス」って擬態語だと思ってたww
効果音程度にしとけば良かったのに。

そもそもノットって原作ストックが多分、3巻しかないんだよね。
だからまず、展開の遅さが気になってしまう。

戦闘はなんか初々しくてええ☆
けど、ソウルイーターと違って戦闘メインじゃない。

ノットから入っても十分分かる必要最低限の説明してるから、初見切りにはなりにくいかな。

主人公は女の子3人、
キャッキャウフフを楽しみたい人にはいいと思うよ~♪

{netabare}
旧主人公陣がメッチャかわええ~、そしてかっこええ~☆☆☆☆☆
だがしかし・・・マカに憧れるよな~、真の主人公だから。
椿に憧れてたら、ポニテになっていたのにwwwww

オレは椿とブラック☆スターが好きです♪{/netabare}

ノットではアーニャが好きかな、テンプレっぽいけどね~♯

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17
ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あと一押しのガガントス

【1話感想】
{netabare}
  私が知っている『ソウルイーター』とイメージが違ったので、最初全くの別作品だと思ってました。
  同作者による外伝作品なんですね。いや、ビックリ。
  んーまあ、この方が人気出ると踏んだのでしょうかね。前のちょっとダークな雰囲気も結構好きだったんですが。

  まだ肝心のバトルが薄味なので何とも言えませんが、中々小気味良い作りになっていると思います。
  今のところはポップな雰囲気なので、もしかして日常系みたいな感じになるんでしょうかね?
  どちらにしても、本編とは違う視点で描かれるそうなので、その辺りに期待して視聴したいと思います。
{/netabare}
-----------------------------------------------------------------------
【8話まで】
{netabare}
  いやー、思っていたより大分感触が良いです。
  これは技術の上に成り立っている面白さと言っていいでしょうね。
  何と言ってもほのぼのとシリアスとのバランスの絶妙さ。
  ちゃんとストーリー進行に合わせて、毎回比率調整しているのが高評価です。
  具体的に言うなら、{netabare}
  1話から5話まではほのぼのベースで徐々にシリアス増加。
  6話はクッションとしてシリアス多め。
  7話でアボーン。(決して唐突な展開ではありませんよ?)
  8話出だしの過剰とも言えるギャグで緩和、最後に本題(?)突入。
{/netabare}
  キャラも個性的な上にポイント絞って小出ししているので、すんなり覚えられます。
  『ガガントス』とか『ロイヤル~』とかキャッチーな語句も多くて好きです。

  気になる点として、バトルの少なさと見えてる情報が少ないことでしょうか。
  前者は、最終的な山場がしっかり見えているので、数より質が良ければそこまで問題はなさそうかな?
  後者は、主に魔女関連ですね。
  本編見てると魔女ってこういう存在だというのがわかるのですが、本作だけだと魔女って何? 状態に近いと思うので、
  もう少し興味を惹く情報があれば良かった気がします。
  {netabare}せっかくキムさんがいるんなら魔女告発とかあっても良かったかもしれませんね。
  死武専の中に本物の魔女が潜り込んでいる→被害者が一名→誰が魔女だ?→キムお前なのか?
  →ジャクリーンがかばって何とか難を逃れる→デマだった(被害者はただの事故?)→一件落着
  ついでに、実は噂は本当でキムの他にもう一人いて、事故だと処理されたのも……。までやったら面白そうだけど、どうだろう?
  こんな感じで魔女の存在やその恐ろしさも早めに描けた気がしないでもないけど、
  それだと前述のバランスが崩れるかもしれないか。んー難しいですね。
{/netabare}

  あとは個人的な趣向として、ED曲好きです。
  哀愁ありつつ元気の出る曲でもあるので、あとは作品の熱が加われば言うことなしですね。

  作品として『ガガントス』にならないことを切に願います。
{/netabare}
(2014.5.28)
-----------------------------------------------------------------------
【視聴後】
  構成や世界観作りは申し分なし。
  ただし、戦闘周りがガガントス。
  作品の雰囲気を保ちたかったのはわかりますが、ここはもっとガツンといって良かったところだと思います。
  あとはつぐみの武器形態ですかね。
  {netabare}双斧槍とか、多分裂できる武器の方が良かったと思いますね。
  未熟者という設定上難しいことはわかっているんですけど、アレだと流石に戦いにくさが顕著なので。
  同様にシャウラの魂の扱いももう少し工夫できたかと。
  つぐみが食べるのを渋っている隙にソウルに食わせるなど。
{/netabare}

  主に本編との関係性により(公表順番と雰囲気の相違など)、昇華しきれなかったのが残念です。実に勿体ない。
  まあ、らしいと言えばそうなんですけど、あと一押しが欲しかったです。
  {netabare}順番が逆だと、本作でマカたちをもっと活躍させたり、本編につぐみたちを登場させたりして相乗効果を狙えたり、
  シャウラをもっと派手に暴れさせたりもできたのでしょうね。{/netabare}
  前述の通り戦闘方面での盛り上がりには欠けますが、作品としては十分に楽しめるものだと思うので、
  お暇があれば視聴してみるのも悪くないかと思います。
(2014..7.2)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

61.7 4 魔女で笑いなアニメランキング4位
エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (475)
2631人が棚に入れました
ここは何度目かの黄昏を迎え、徐々に終わりの時を迎えつつある世界。
その世界に存在する「黄昏の大地」の 遙か西方にある、かつて錬金術で繁栄した国家が存在した地方。
そこではいつか訪れる「黄昏の終わり」の到来を回避するため、失われた錬金術の発見と再生に力を注いでおり、再生された前時代の技術は「中央」と呼ばれる錬金術研究都市に結集されていた。
主人公は中央から配属された錬金術を研究している青年と、辺境の小さな街に暮らしている少女の二人。

少女の名はエスカ。
人々の役に立ちたくて自前の古い錬金術の知識を使い頑張っているうちに、開発班に配属されることになった。

青年の名はロジー。
中央で最新の錬金術を学んでいたが、とある事情で地方へ異動することとなり配属先の開発班でエスカと出会う。

二人は協力して錬金術の力を駆使し、開発班をもり立てていこうと約束する。
錬金術が紡ぐ、少女と青年の物語。
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

うわぁ~~~あいかわらずガストさんはOPもEDもおんがくもいいなぁ~ 追記★今期順位

以上。


★2014年、春アニメマイ楽しんだ度ランキング~{netabare}

自分の中では恒例行事なのに、最後に書いた感想が弱虫ペダルで、
こういうの入れたくなかったのでこっちにした。

マイベストで作ればいいのにね~w

ということで、ランキング♪



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


特別枠① となりの関くん
特別枠② 弱虫ペダル
1位 河合荘
2位 ごちうさ



==========大満足の壁



3位 ノーゲーム・ノーライフ



4位 ブリュンヒルデ

----------楽しかったの壁







5位 ブラックブレット
~~~~~~~~~~許容範囲の小川







6位 ノット
\/\/\/\/\/視聴スラッシュ


7位 エスカロジー※










8位 あーす
9位 ケロロ(存在を忘れてたww)


※アトリエファンとして最後まで観ました(うそ)
 周囲(1人)の後押しがあり、何とか最後まで耐え抜きました


今期11本も見てたんだな~、ノットとエスカロジーは3,4話で切るべきだった。

夏アニメどうしようかな~、何があるのか分からんな~

★{/netabare}




















と、感想を終えてもよかったwwwww

まあ、宣伝にはなったと思う。
黄昏シリーズ、シャリーのアトリエやってみたいなぁ~。
変な帽子かぶってる方のシャリーでやってみたいな。



・・・ええっと、
アトリエシリーズの良さが伝わらず、
雰囲気は~~~伝わってないね。
ネガキャンにもなりかねない感じだけど、知名度は上がったよね?


そうだね・・・湯気!湯気がメッチャがんばってた!!

以上!!!



≪昔の感想、アトリエシリーズの解説とか~≫{netabare}

2014.04.13 12:15 未評価
【アトリエシリーズ初心者のための用語辞典(適当w)+概要っぽいの】

☆☆☆概要☆☆☆
エスカロジーのアトリエは
「錬金術士=何でも作る屋さん」が「砂漠だらけの世界で人間が住めるように開拓&快適化」するため、
「モノづくりの材料を集める」ためにも「仲間と共に冒険」しつつ「仲間の目標達成・問題解決」しながら、
最終的に「エスカが目標とする空の遺跡」に到達すること。
☆☆☆かな☆☆☆

アトリエシリーズって最終目標が「つくる」か「行く」が多いから、こんな感じだと思う。


                                 ここから下は2014.04.12 16:39の文章だよ~


ええな♪
けど、アトリエシリーズを知らん人には確かに導入から厳しいかもね。
というわけで、大事な言葉を3つを始めに適当に解説します。

タル → タルは樽
ウニ → ウニはウニじゃありません
錬金釜 → 材料と謎の錬金術の技術さえあれば何でも作れます、最初の頃はよく爆発しますw

錬金術士 → 錬金釜で何か作って問題を解決、トータルソリューションですw 『師』でなく『士』です
ファッション → 奇抜ながら中世っぽいです、錬金術師は特にw
女 → かわええ
男 → かっこええ、子どもからジジイまで
主人公 → かわええ女の子、最近の作品では男もいるとかいないとか
カップリング → たくさんあります、乙女だけではなく男も楽しめます
アトリエシリーズ → ファミレスじゃないガストさんの屋台骨ゲーム、作品によって目標が異なります、
RPGっぽいのもあるとか、
ミリオンセラーとかないが一部で熱狂的に、あるいは生活の一部として愛されています


こんなもんかな。
もうちょっと掘り下げつつザックリ話すと、

~~~
アトリエシリーズは、
錬金術士は錬金釜のあるアトリエを持っていて、
様々な目標・目的を持ってせっせせっせと釜をグルグルします。
基本として依頼を受けてモノを作り、お金を稼ぎ、信頼を得て地域の中での地位を得(てしまい)ます。

錬金術でモノを作るためには材料が必要です。
かわいいスライムっぽいのや小動物からドラゴンや神獣すらも、
バッタバッタと狩りで捕獲したりビビらせて一時的な退去を強いて、守られている財宝を奪いますw

そんなことするにはか弱い?女の子1人じゃできないので、
仲間を雇ったり、ボランティアで狩りの冒険に付き合ってもらいます。

なんだかんだしている内に上手く行けば、伝説の錬金術士として名を轟かせます。
上手く行かないこともあります。
~~~

ってやったことあるのマリーだけで、他は見たことしかないけど、
オレもアトリエシリーズは大好きです♪

1話観て気に入った♪
あの雰囲気が維持されていて、あの錬金術のシュール感がたまらないので、
エスカさんにがんばってもらい、
マリー、ロロナ、トトリもアニメ化してもらいところです。

とりあえず、応援したい気持ちもあるし、最後まで観ます♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

この作品・・・原作はゲームだったんですね^^

この作品の原作は、「アトリエシリーズ」のゲームだったようです。
シリーズというからどの位あるのかな・・・と思ってwikiで調べてみたら、現時点で16作品もありました。
私はゲームは未プレイですが、そんなに続くなんて・・・よほど根強い人気のあるゲームなんでしょうね^^
そんな16作品の中の15番目に位置付けられているのが、本作・・・エスカ&ロジーのアトリエになっています。
オープニングの前に「A15」という文字がチラリと見えます・・・最初は何か分かりませんでしたが、この作品の番号だったようです。

物語の舞台は、文明の発達と衰退を繰り返しながら、徐々に「終わりの時」に向かって動いている世の中・・・人々は錬金術を使って暮らしているのですが、緑豊かなコルセイトという世界の辺境の街に中央から錬金術師がやってくるところから始まります。

ゲームでは、2人いる主人公のどちらかを選択してゲームを進めるようですが、アニメではエスカとロジーのダブル主人公で物語が進んでいきます^^

2人とも錬金術師なのですが、まず目を惹かれたのはエスカの錬金術でした・・・
なんと大釜に色々な材料を入れてグツグツ煮込むと、そこから色んなアイテムが飛び出してくるんです^^
1話目からエスカは魅せてくれます・・・私の知る限り作り方は全く違うはずなのに、グツグツ煮込んで待つ事30分・・・
一番最初に作り出したアイテムにはビックリでしたね^^;

そして次に目を惹かれたのは・・・エスカのもふもふしっぽ(//∇//)
このしっぽには意志と感情があるの・・・?
と思えるくらい表情豊かな動きをするんです^^
このしっぽについては、本編でも触れられているのですが・・・
優しさと愛情がたくさん詰まったしっぽだったと思います^^

一方、物語の方は序盤はエスカのれ直向きさとロジーの実直な性格が描きつつ、魔法使いのウィルベルや薬師のニオが介入してきて、物語の幅の広がりを感じながら進んでいきます。
普段はほんわかしているのですが、時折難しい依頼に挑んだり、遺跡を調査したりもするので、軽い緊張感を心地良く感じながら視聴していました。
普段のほんわかした雰囲気を醸し出しているのが、古くからコルセイトのリンゴ園を管理してきたクローネの存在です。彼女は代々エスカの家系と一緒に過ごしてきたのだそうですが・・・

物語の終盤・・・エスカの夢・・・ロジーの過去・・・そしてクローネの存在・・・
全ての謎が徐々に明らかになり、この作品の全体像が見えてきます・・・
想いを・・・願いを叶えるためだった・・・
でも、気の遠くなるほどの時間の作用は、思いと記憶を留めていられなくなること・・・
でも、きっかけさえあれば記憶も・・・約束だって思い出すことができる・・・
今を良くしたいと思って頑張る気持ちがあれば、間違った道を選んでも次にその道を通る人が直せば良い・・・
そして「ありがとう」の一言に胸が熱くなり物語は終幕するのですが・・・
最後の最後に心の震える展開が待っていてくれました^^;

オープニングテーマは村川梨衣さんの「アスイロ」
テンポの良い軽快な曲調が印象的でした^^
エンディングテーマは霜月はるかさんの「ふゆみどり」
最終回の物語からエンディングへの導入は秀逸だったと思います^^

1クール12話の作品でしたが、アニメ化まで2年を要しただけあってゲームの内容が分からなくても十分に作品を楽しめる内容になっていたと思います。
この手の作品は評価の分かれるかと思いますが、私は楽しませて貰いました^^

投稿 : 2024/05/04
♥ : 28
ネタバレ

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

荒廃した世界の再生

雑と言えば雑で、ゲーム原作の悪いところも出ているアニメです。
ところどころ重大な問題を「ここは流れで」という感じで違和感をサクっと流してしまう部分があり、減点で見るタイプの人、減点してしまう気分の時は乗り切れないであろう作品。
ゲームだと自分のプレイで埋まる部分のシナリオの空白のいくつかがうまく補完できなかったのかなという印象。
もっとアニメに最適化した流れが作れていれば一段上の作品になったという余地はあります。

ジャンルでいうと終末ものの中でも特に「心地よい破滅」がピタっとはまる作品で、世界全体は楽観できる状態ではないが、主人公たちの生存圏は直接的にはおびやかされていないという世界観。
しかし、破滅に任せるでなく再生を目指して生活を営んでいるのが特徴です。

良いところは、作中で荒廃した世界が提示されていること。
街をちょっと出ると砂漠や荒れ地になっていて、そういう場所を通る場面があるので、荒廃した世界と小さな社会の実感をともないます。
また良いのは、そういう世界で暮らす人たちがけっして荒れていないこと。
持続性のある方法で土壌を改良しようとしていたり、個人がそれなりに夢を持ったりしています。
破滅と再生は素晴らしいテーマですが一度破滅する必要から話が重くなりがちです。
エスカ&ロジーのアトリエは破滅を世界の方に委託していて「キャラクターに今まさに差し迫っている破滅」は無いので重さが緩和されていて、再生のストーリーの心地良さも持っている。
お得!

細かい話で特に気に入ったのは、
{netabare}
リンゴ園が重要な部分をになっていることです。
主に6話と12話でリンゴ園の話が上がってきます。
一本の苗木から始まったリンゴ園が少しずつ広がっているということに作中時間の流れを感じますし、確かな再生を感じるのが心地よい。
スケールの大きさを表現する終盤も具体的に何百年と言わずに「一本の苗木だったリンゴが、大きなリンゴ園になるまでの時間」というばくぜんとした表現が使われているのはとてもポエットです。

また他に良いことは、主人公2人はもちろん、登場するすべてのキャラクターがぜんいん異なる目的を持っていることです。
これは私にとっては超重要なことです。
人間それぞれ違うことを考えて生きていて、仲が良いあの子にも私の知らない友達がいるし、私の知らない生活がある。
同じような目的を持っている仲間を見つけたとしてもその強度が違うのが当然。5を目指す人間と10を目指す人間では生き方も変わってきます。
そして、そういうバラバラで当たり前の人たちの目的が一致する瞬間というのがカタルシスで、エスカ&ロジーのアトリエはまずまずそれを満たしていました。

その瞬間のあと、エスカはコルセイトの町を維持し良くしていくのが目的で、ロジーには飛行船の開発をしたいという目的があってそれは中央でやることだから、同じ場所にいてはおたがいの目的には叶わない。
目的のために1つになった仲間が、また目的のために別れてゆく。
こういうの好きです。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

62.6 5 魔女で笑いなアニメランキング5位
まじもじるるも(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (509)
2429人が棚に入れました
可愛くて切なくて、ちょっぴり”死”が身近なマジカル・スラプスティック・コメディ。
学校一のスケベ男として女子から総スカンを食らってる柴木のもとに送られてきた魔法のチケット。
それは、魔女から修業魔に格下げされたるるもの人間界での修行のためのものだった。
るるもの修業(と自分の欲望)のために魔法のチケットをじゃんじゃん使うと宣言した柴木だったが、
実はチケットは彼の寿命そのものだったのである。

声優・キャラクター
三森すずこ、高橋信、福圓美里、遠藤ゆりか、櫻井浩美、長妻樹里、石上静香、白石真梨、高橋未奈美、間島淳司、下野紘、石谷春貴、小林裕介
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

『あの「弱虫ペダル」の渡部航先生が描いた、魔女っ子漫画やて!?』

2014年7月放送。
全12話。


【前置き】

放送の合間に流れていた、レビュータイトルの台詞が流れる本作CMが印象的でした。
実際、意外でしたしね。
ただ、連載開始は「弱虫ペダル」よりも本作の方が先だそうで…。
確かに言われてみれば、キャラデザイン的にはむしろ、こういう作風の方が合っているようにも思いました。

渡部航先生の来歴を見ると、中々人気に恵まれない中で初めてヒットしたのが、本作「まじもじるるも」だったそうです。
先生的には、もしかしたら「弱虫ペダル」以上に、本作のアニメを見た時は感動したのかもしれませんね。



【あらすじ】

『柴木 耕太(しばき こうた)』は、学内で女生徒達から「エロ大王」の称号をつけられている程の高校生。

FHK(不思議発見クラブ)に属する彼は、ある日図書館で偶然見つけた『魔女召還教本』に従い魔女を呼び出します。
願い事は「女の子のパンツ」。
しかし彼は、その願いと引き換えに自分の命を差し出すことを、知る由もありませんでした…。

数日後、パンツを手に入れた耕太の前に、美少女の魔女『るるも』が現れます。
パンツの持ち主が彼女だと聞いた耕太は、その命が尽きる前に一体どうするのでしょうか……。



【語ってみる】
{netabare}
ハッキリ申し上げまして、私はこの手の魔法少女アニメの雰囲気に、知識が疎いのも勿論あるからなのですが…苦手意識がありました。
……そりゃ「カードキャプターさくら」に骨抜きにされた世代ではありますけどね。

テーマとしても、今現在で言う斬新な設定とは全く言えませんし、メインキャラクターにしても個性が際立っていたようにはあまり思えません。
(唯一、主人公のお母さんだけは異様なキャラ立ちをしていて新鮮でしたが。)
加えて、原作漫画のデザインを忠実に再現した結果ではあるのですが、キャラクターの骨格が少年誌らしい角張り方をしていて、アニメで見るには違和感があり、当初は馴染み辛かったです。

………なのに、何故か結果的に、最後まで気楽に楽しめちゃったんですよね、この「るるも」は。
王道もお約束も苦にならない、まるで幼少期とにかくアニメが好きでロクな前知識も無く、なんでもかんでも身漁っていた頃を思い出すかのような感じで…。
当初は受け付けなかったキャラクターデザインも、いつの間にか小学生の頃コロコロコミックを見ていた時のような懐かしさを憶えてしまい、結果的にアリになっていましたね。
全体の作画に関しても、他作品に比べ決して綺麗とは言えませんが、作品を彩るには十分なレベルで終始安定しておりました。

そうそう、あと忘れてはいけないのが、少年誌らしい微エロ要素。
これが、少年の頃に見ていたら興奮していただろうなぁ…っていう中々に絶妙なレベルのえっちぃさで、作風的にも調度良かったのです。
毎話しっかり、それでも変にソレだけを過剰にアピールすることもなく。
私としては、ココも視聴を継続させられた大きなポイントでしたよ。
(特に、青年誌のエロより少年誌のエロの方が希少価値だと思える、私のような偏屈な拘りのある人間には。)


物語としては、終わってみれば節々でしっくりこない点があります。
中でも、物語の核となる主人公の耕太が命を削る代償として使ってきた魔法のチケットの行方が、アニメでは大きな葛藤を描くこともなく曖昧なままで終わってしまった点は残念でしたね。
他にも、耕太が「FHK(不思議発見クラブ)」なぞに身を寄せている理由や、その部長からの信頼に足っている理由もどこか不明瞭。
その部長が、耕太のことを「しばらく」(柴木なので)と呼んでいる点も、ネーミングセンスも含めて、なんだかしっくりこない。
あと、メインキャラであろう るるもの友達「ハルリリ」の登場の少なさ。
オープニングにある、るるも満面の笑顔が作中では描かれなかった…などなど。

ただ、逆を言えば基本的に物語を動かしてヒキを大いに使用することもなく、日常回のみで各話完結を貫いた点は評価して良いのではないでしょうか。
中でも第6話では、こういう作品の定番とも言える「命は魔法で取り繕うことは出来ない」という話を挟むことで、しっかりノリだけでは終わらせない印象値を与えてきましたし。
(でも、動物モノにトコトン弱い私ですがアレは何故か泣けなかったですね…、なんだかあざとく感じて…。)

一昔前にアニメ化が決まっていたら、こんなノリで朝方に1年枠で放送していたのかもしれませんね。
(タルるートくん とかみたいに。)
変に期待するとすぐにハードルを超えてしまうことにもなりかねませんが、しっかり何を見せるかの軸を見失わず完成された良作だと私は思いました。
{/netabare}



【るるもとチロの魅力を共有しましょう(*´Д`)ハァハァ】
{netabare}
本作最大の魅力は、何においても「るるも」と、そのお付きの黒猫「チロ」でしょう。
この2人?にハマることが無ければ、本作はただただ退屈でしかないお話だと思います。

「弱虫ペダル」の時もそう感じたのですが、この作者の描くヒロインは、決して女の子の描き方が上手いとは言えないのですが、少年誌らしい絶妙な可愛さがあるんですよね。
初期の単行本を読んだりすると、流石にオイオイってなったりもしましたが。

この、るるも。
個人的に、このネーミングも妙にしっくりこないのは、まぁ置いておいて…。
無口、無表情、運動音痴のドジっ子、恥ずかしがり屋、素直なので騙されやすい、総じて不器用。
まさに、この手の可愛いを全て網羅した万能キャラクターでしたね。
魔女故に人間世界では世間知らずな為、色んな事に驚く様も見ていて非常に可愛かったです。
私も耕太のように、優しくいろりろと教えてあげたい…。
失礼噛みました…グヘヘ。

見た目は、まるでハルヒの『俺の嫁(長門)』の魔女ルックを彷彿させるデザインで、これまた可愛いかったですね。
(作品の発表で言えばハルヒの方が先ではありますが、オマージュしたかどうかは不明。)
オープニングにある、この服装でチョコチョコ走るシーンは最高でしたね。
そうそう、あのワンピースの短さもまた絶妙でしたし。


性格の可愛さで言えば、なにより恥ずかしがる様は堪らないシーンの目白押しでした。
特に、えっちぃコトに関して恥ずかしがるところが素晴らしい。キリッ
第1話での、羞恥心の薄い無表情キャラと思いきや、あわや牢獄130年の刑になるかもしれない危機的状況でも

「人前でパンツを穿くことは、恥ずかしい………もん。」

と言い赤面したシーンや、第9話でブラが切れてノーブラでいた際、耕太の手が近付くと

「近い…近いぞ…、胸に近い…。

 見えないだろうな…、バレていないだろうな、気づかれていないだろうな…、

 私の胸当てが無いことに……。」

と赤面していたシーンなどなど…。
いやはや、私(わたくし)の大好物でございました。

成長の乏しい体型を気にするところや、その体型に似合った色気のない下着も、最早その手のキャラのデフォルトと言えますが、もしその定まった軸をあえて外してしまっていたなら、るるもの魅力はきっと半減していたことでしょう。
キャラの王道とは、やはり視聴者の欲を具現化して出来た、外してはならないアスペクト比なのだと改めて思いましたね。


そして、そのお付きの黒猫「チロ」の魅力も少し。
パッと見で言えば、NHKの某マスコットキャラクターみたく
「野良猫が、ガリガリじゃねぇか。」
とか言ってしまいそうな風貌で、少々見栄えは悪いのですが…。
(↑とてもマニアックなネタでスミマセン。)
その実、中々に猫らしい仕草をしっかり見せてくれていて、猫の行動のツボを心得たシーンが幾つもありホッコリしました。
柄の悪い目そのままに流暢な関西弁で喋るのも、らしくて良いですしね。

ただ、やはりチロ最大の魅力は、人間に変身した時の、あの『褐色ナイスバディ』からの無邪気な笑顔でしょう。
あの武田久美子を彷彿させる貝殻水着で飛び回る姿なんてホント最高でしたよ。
あぁ…、無邪気ってコワイ…。(にんまり)


…んん?
なんか魅力について話すつもりが、えっちぃことばかり話しちゃってますね。
話を戻します。


……いや、話したいことは以上だったようです。
本当にありがとうございました。
少年誌的エロス万歳。
{/netabare}



【総評】

斬新な設定のアニメとは言えません。
むしろ、古い漫画をそのまま2014年にアニメ化してみたっていう印象がとても強いです。

ただ、だから面白くないとか、そんなことは全く無く…。
むしろ、どこか懐かしさを感じる作風と何よりるるもの可愛さに、毎週存分にホッコリ…、ニヤニヤ…ニンマリ…(*´Д`)ハァハァ………。
とにかく、楽しませてもらいました。
(まぁ、古いと言っても7年前ですしね。)


ただ、もう一度すぐ見返したいかと言われると、もういいかなぁと思います。
一気見に向いた作品でもないので、今度見る機会がある時も、色んなアニメの合間にちょっとずつ見返したいですね。

原作は章毎に休載を入れタイトルを変えつつ、今現在も連載中のようです。
今度ゆっくり読んでいこうと思います。


アニメを制作するに辺り、昨今の人気作を捕まえるにも数の限界がある為、こう昔に発表された作品がクローズアップされアニメ化される傾向が今現在特に強くなっていますね。
個人的には、この流れは非常に嬉しいです。
ただ本作のように、その昔ながらの原作の良さをしっかり理解した上で、アニメを制作してほしいですね。
でないと、新作の不人気さでかつての名作に陰りを与えてしまうことにもなりかねませんので…。
さぁ…、昔の名作漫画「寄生獣」はどうなるのかな…。

ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『マジ=モジルカ・ルルモ』声 - 三森すずこさん


◇一番可愛いキャラクター◇
『マジ=モジルカ・ルルモ』声 - 三森すずこさん



ちなみに、もし私がパンツの願いをもとに、るるもを呼び出したとしたら…。
(※閲覧注意※)
{netabare}

紳士な私は、耕太と同じく彼女の為に、そのパンツを返すことでしょう。

ただ、一つ問題点がありますね…。


『今穿いているこのパンツを、彼女の前で脱いで渡すのは、恥ずかしい………もん♡』


御想像された方、本当に申し訳ありませんでした。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 37
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

パンツへの想いが熱かった

「弱虫ペダル」の渡辺航原作「まじもじるるも」

言葉数が少なめなるるも役で三森すずこが活躍しておる。色んな役できるね。

{netabare}いきなり死ぬとか言われてシリアス展開な予感だったけど、基本的にはおバカなギャグ。最終話でるるもの記憶がみんなから消されていたけど、用事があって一日人間界にいなかったから一時的にそうなっただけで、戻ってきたら、記憶復活。めでたし。嫌味なキャラクター登場と思いきや、実は心配しているだとか、平和。{/netabare}

印象に残るのはパンツについて耕太が熱く語ることかな。パンツに関してはとにかく熱い。母親はエロに厳しいんだけど、{netabare}魔法で燃やされるのを回避するために飛ばした先が自宅だったのは良いオチ。{/netabare}
風紀の人はエロに興味あるけど、無理して封じた反動で厳しくなった感じがする。
FHKの部長はせっかく可愛い娘に好かれているのに行動が勿体ないにもほどがある。

OPは三森すずこでせいいっぱい、つたえたい!EDは遠藤ゆりかでふたりのクロノスタシス。

1. その1「あなたののぞみかなえます」
高校生・柴木耕太は、小学生時代はスカートめくりの名手として、中学時代は充実のエロ本ライブラリを持つことで名を馳せ、そして今、本人にとっては実に不本意であるが、女生徒たちから「エロ大王」の称号までをつけられてしまっていた。FHK(不思議発見クラブ)に属する彼は、ある日図書館で偶然見つけた『魔女召還教本』に従って魔女を呼び出す。願い事は「女の子のパンツ」。しかし、彼は知らなかった。願いを叶えてもらうということは、魔女と契約し引き換えに自分の命を差し出すことを意味していたとは・・・。翌日、パンツを手に入れた耕太の前に、魔女・るるもが現れる。るるもは彼に「お前は2日後死ぬ」と宣言され、衝撃を受けるが、受け取ったパンツが彼女の履いていたものだと知った耕太は・・・。

2. その2「夢の同棲生活」
再び現れたるるもから、彼女の魔法が自由に使える「魔法のチケット」をもらった耕太。チケットを人間に使い切らせることが、格下げされた彼女にとっての修行だった。だが、チケットを使い果たしたとき持ち主が死んでしまうことを、るるもは知らない。そのことをるるものチロから聞かされた耕太は、二度とチケットを使うまいと誓う。ある日、「MJ(未確認人物)の正体を暴く」ために公園に向かった耕太とFHKのメンバーは、テント生活をしていたるるもを発見。彼女の着替え姿を撮影しようとする部員たちを止めるため、耕太は魔法を使ってしまう。修行が終わるまでるるもが魔界に帰れないことを知った耕太は、彼女を自宅に連れ帰ることにしたのだがーーー。

3. その3「魔法少女対決」
記憶改ざん魔法の力により、るるもは耕太の妹として柴木家で暮らすことになった。ひとつ屋根の下で暮らしながらも、「妹」であるため何もできないと悶々とする耕太。一方のるるもは、「浮かれている自分を戒めるため」に耕太たちの高校の学食で働き始めるものの、慣れない仕事に失敗ばかりを繰り返していた。自分の命を失うことに繋がるため、チケットを使うことでるるもの修行に協力するわけにはいかない耕太は、せめてそんな彼女の力になろうとする。その頃、FHKに初の女子入部希望者・鯨井棚子が現れる。棚子は1年生の中でもとくにカワイイと耕太たちが目をつけていた女子だったが、自らを魔法少女だと宣言するのだったが・・・。

4. その4「風紀委員の井上さん」
校内を厳しく取り締まり、違反者には鉄拳制裁をも辞さない西高生徒会直属、風紀委員。その一員である井上澄子は耕太の小学生のときからの幼なじみで、彼のことを「ヘンタイシバキ」と目の敵にしていた。そんな彼女に、全校男子の家に置けないお宝を一括管理し、共有財産として貸し出しするスーパーコレクション「シバライブラリー」が目をつけられる。次々と没収されていくコレクション、迫り来る持ちもの検査。お宝を守るために、耕太は立ち上がる。同じ頃、元気のないるるもの様子を心配したチロが、人間の姿になって学校に潜り込み、騒動を巻き起こす。果たして耕太は、澄子からお宝を守ることができるのだろうか。

5. その5「はじめてのおつかい」
とある夏の日曜日。家の掃除をしようとするもののまたしても失敗ばかりのるるもだったが、祖母の家で農作業を手伝う耕太の忘れ物を届けることになった。耕太の高校の友人・知人に目撃されたり、出くわしたりしながら、電車に乗るための「切手」を買いに郵便局に向かうるるも。道に迷ったり、魔女服のおかげで不審者扱いされたり、切手で改札を抜けようとして駅員とひと悶着があったり、また道に迷ったりと、なかなか耕太の元に辿りつけない。チロともはぐれ、危機に陥ってしまったるるもを助けるため、耕太は・・・。

6. その6「雨の日のジケン」
落ちていたグラビア雑誌を拾おうとしているところを下級生に目撃された耕太。それをごまかそうとしたことがきっかけで、三匹の捨て猫を家に連れて帰ることに。しかし動物嫌いの母親に見つかってしまい、里親が見つかるまでの間、学校で飼うことにする。動物を飼うことに憧れていたという耕太が仔猫たちを可愛がる様子を見て、耕太の優しさに感心するるるも。チロも憎まれ口をたたきながらも、母猫のように甲斐甲斐しく三匹の面倒を見る。チロもまた、捨てられていたところをるるもに拾われた過去があったのだ。夜になり、雨が激しくなり、子猫たちを心配した耕太は、学校から三匹を連れて家に帰るのだが・・・。

7. その7「伝説の水着」
先輩の発案で、海にやってきた耕太たち。そこには風紀委員の3人や巨乳の同級生・真綾、婦警の飯田などの姿もあった。耕太がいくら勧めても、魔女服から水着に着替えようとしないるるもだったが、実は水着を買ってきていないことが判明。耕太はあわてて水着を調達しようとするものの、なかなか見つからない。そんな耕太に、先輩が「水着ならある」と告げる先輩。今回の海水浴の目的は、着ると性格が豹変するという「伝説の水着」を探すためのものだったのだ。そんな水着をるるもが着るハメにならないよう、先回りをして見つけ出そうとする耕太だったが、そこに水着を身に着けたるるもが現れてーーー。

8. その8「第一級魔女ハルリリ降臨」
登校中の耕太の頭上から、傘を差したツインテールの可愛い女の子が舞い降りてきた。第一級魔女のワルラ・ハルリリと名乗る彼女は、耕太に「あなたと契約を結ぶために降りてきた」と告げる。命を取られてはたまらないと逃げる耕太に「特別に、代償は要求しない」と言うハルリリ。彼女は、るるもの魔法学校時代の同級生で、耕太がるるもの契約者だと知って接触してきたのだった。魔女と二重に契約した場合、新規契約が優先される。ハルリリがるるもに嫌がらせをするためにやってきたと思ったチロは、彼女にくってかかるものの、当のるるもは「それは耕太が決めること」と表情を崩さない。ハルリリのこの世界に来た本当の目的は

9. その9「誰にも言えない秘密」
風紀委員長でマジメ女子と呼ばれる下村雅子には、アニメ好きで、コスプレ衣装を自作しているという秘密があった。学校にコスプレアイテムを持ってきた雅子は、それを落としてしまう。それを目撃したのはるるもだった。元々るるもの魔女服をコスプレと勘違いして親近感を持っていた雅子は、自分の趣味をバカにしないるるもに感動し、るるもをコスプレイベントに誘う。るるもは彼女のおススメのアニメを観たり、一緒にコスプレ衣裳を作ったりするようになる。そして、るるもは、その相手が雅子だということを耕太に話してしまう。雅子がそのことを秘密にしていたことも知らずに・・・。

10. その10「混浴旅行in尾々神村」
古くから日本オオカミにまつわる数多くの伝説が残る、山深い尾々神村。FHKのメンバーや耕太とるるも、同級生西野、菅原、桜井、真綾、風紀委員の3人は、電車で尾々神村に向かっていた。さらに人間の姿に変身したチロも、るるもの妹として参加していた。今回の旅行はFHK主宰で、その目的は、狼伝説を暴くことだったが、耕太にとってはそんなことよりもはるかに重要なことがあった。宿泊先の旅館には、混浴露天風呂があるのだ。女子たちとの混浴に浮かれる耕太。しかし、先輩から渡された水を何の気なしに飲んだ彼の体に、思わぬ変化が現れる。一方、旅館内では幻の狼が現れたとの騒ぎが起きていて・・・。

11. その11「結成★ガールズバンド」
文化祭の展示にほとんどお客がこなかったFHK。このままでは部へ昇格することができない。FHKの知名度を上げるため、棚子の発案で「高校生バンド天国」に参加しようということになる。しかし、いざ練習を始めてみるものの、柴木たち、男性部員たちのレベルではお話にならない・・・。そこで棚子がメンバーを集めることに。自らはキーボードを担当するという棚子が連れてきたのは、ギターの真綾、ベースの澄子、ドラムの強子。そしてなんとボーカルはるるもだった。バンドが何かも分からないるるもだったが、とまどいながらも自分の知っている歌をくちずさむと・・・。

12. その12(最終話)「るるものいない日」
季節は冬。もう年末である。男同士の侘しいクリスマスパーティを終えた耕太は、友人の西野、菅原らと一緒に初詣の計画を立てていた。西野のリクエストで、初詣にるるもも誘うことに。そんな中、耕太とるるもは買い物に出掛け、呉服屋のショーウィンドーで振り袖を見かける。釘付けになっていたるるもに、初詣で着物を着せてやりたいと思った耕太は、必死でアルバイトに励む。足りない分は母親から借りて、なんとか着物を調達することに成功した耕太。るるもを驚かそうと大晦日の朝まで秘密にしていたのだが、いざその大晦日の朝。目覚めた耕太は、何か大切なことを思い出すことができなかった--。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

女子のパンツは空より優しいんだぜ・・・

「コスプレ魔女ガール」のお話・・・

ではなく
「魔女」のお話です

あらすじは・・・
あにこれのものを読んでいただければよろしいかと思います

余談ですが
Wikiのほうではかなり詳しく書かれていますが
ネタバレを嫌う方にはオススメしません
ちなみに
私は作品を観終わってから
Wikiのあらすじを読んで思わず“涙”してしまいました^^;


原作は漫画作品
読んでいません

失礼ながら
存在自体もまったく知りませんでした

原作者は「弱虫ペダル」の渡辺航さんです
これも
視聴後にWikiで知ったのですが
確かにキャラデザはそのまんまですね


実は私
弱虫ペダルって途中までしか観てないんです

理由は単純
イケメンくんが出てないから^^

なんか男の子がみんな○ク○屋さんっぽい顔つきでイマイチ好感が持てないし
なによりキャラが顔のイメージそのまんまで怖いんです

まあ
このレビューでくどくど書くのもあれなんでこの程度にしておきますが

この「まじもじるるも」についてもやっぱりイケメンくんが出てこないですね~

一応
主人公の「柴木耕太(しばきこうた)」くんのクラスメイトの
「さくらい」くんが唯一イケメンという設定みたいですが(というよりカワイイ系)

私の少々高めに設定されたイケメン基準は残念ながらクリア出来ませんでした

ただ
そんなイケメン不作状態を補完してもなお余りあるくらい
女の子達がかわいかったので
キャラデザについてはとりあえず及第点って感じです


お話の感想の前に・・・

キャラデザについて酷なことを書いてしまいましたが
この作品を最後まで視聴して一番に思ったのが
キャラの掘り下げが実に巧みなこと

るるもちゃんの無口キャラや
こうたくんの変態キャラは最初から全開モードですが

周りの人物
とくに女の子のキャラクターなんかは
お話が進めば進むほど印象深くなっていくって感じです

かわいい系のキャラデザ
特徴的な大きな目
多種多様なオッパイ(巨乳からちっぱいまでいろいろ)

それらの特徴を生かした数々のエピソード

一番に目を引いたのは
風紀委員の3人ですね

普段はメガネや髪の毛で目が隠れていて
完全にモブキャラ状態なのに
たまに目がみえるシーンがあり
そんなときは一気に注目してしまう存在になります

なかでも
コスプレっ子の「下村雅子(しもむらまさこ)」ちゃんが衝撃的でした

普段の制服メガネ女子姿と
魔法少女コス姿のギャップに
あっけなく撃沈してしまって

思わずるるもちゃんとのツーショットシーンをサムネにしてしまいました^^


さらには
各々のお話がとても秀逸

ギャグ
下ネタ
エロネタ
変態ネタ
おパンツネタ
オッパイネタ
(全体的にHぃお話が多い)
さらに
号泣ネタまで

お話のメインである
るるもちゃんの魔女としてのストーリー

そして
人間界での生活を通して
ほんのわずかながらも
るるもちゃんの表情や心境が変化していくところが見ものです^^


さて
お話についてですが・・・

この作品
「イケメン」くんが出てこないなんて先に書いてしまいましたが

じっくり見てたら
こうたくんって意外とイケメン(?)って思えてくるから不思議

これもキャラ掘り下げの妙なのでしょう

面倒見のいいところや
友達思いのところ
自分の命を危険に晒してまでるるもちゃんを助けようとするところ

H属性にもどことなく気品や哲学が感じられ
エロにまつわる謎の名言もちらほら

{netabare}「女子のパンツは空より優しいんだぜ・・・w」{/netabare}

{netabare}「俺は大きかろうが小さかろうが女子のオッパイの前にひれ伏すぜ・・・
 詰まってる夢は同じ大きさだからな・・・
 違いがあるとすれば
 それは大事にされているかどうか・・・だぜw」{/netabare}

迂闊にも心を動かされてしまいました^^;


そんなこうたくんの隠れた善人属性が如実にあらわれたのが
第6話の子猫ちゃんが出てくるお話なのですが

この子猫ちゃんのお話にはチョー泣かされました

{netabare}道端に落ちていたエロ本を拾おうとしたところ
女の子の視線が気になり
咄嗟に捨てられていた子猫を拾ってしまったのが運のつき・・・{/netabare}

普段の変態男子とは違ったこうたくんの人柄に魅せられます

{netabare}さらにはお話の間に語られる
るるもとるるもの使い魔
黒猫チロとの出会いのエピソード・・・{/netabare}

{netabare}本当はとても優しいヤンデレママさん・・・{/netabare}

等々

あんまり書くと長くなるので
詳しくは本作をご覧ください^^

とにかく
号泣モノです

ギャグやエロネタなんかの軽いノリのお話の中に
突然の涙の回

このお話の結末はとても意外なものでした

みんなで「よかったね~(笑」・・・なんて定石じみた展開は微塵もなく

思いっきり悲しみのどん底に叩き落されての
バッドエンド・・・

わが目を疑ってしまうほどのあっけない幕引きです

でもこれはこれで
最近のギャグ漫画原作アニメ作品の王道というものでしょうか

次のお話ではすぐにいつものノリに戻っている

こういったすっきりした展開が
各話完結エピソードのいいところなんですね


そして最後は

ファンタジー・・・
ラブ・・・
涙・・・
(残念ながらエロはない)

これまでの小気味よい展開をまとめたかのような最終回でした

とりあえず
Wikiのあらすじを読んで流した“涙”は
2期までの(仮)としておきましょう^^


2期に期待してます

投稿 : 2024/05/04
♥ : 27

74.5 6 魔女で笑いなアニメランキング6位
邪神ちゃんドロップキック(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (455)
1703人が棚に入れました
魔界の悪魔である「邪神ちゃん」は、ある日突然人間界に召喚されてしまう。邪神ちゃんを召喚したのは、ボロアパートで暮らす女子大生「花園ゆりね」。ゆりねは、邪神ちゃんを呼び出したものの魔界に帰す方法がわからない……。仕方なく一緒に暮らし始めた二人だが、邪神ちゃんいわく、「召喚者が死ねば魔界に帰れる」そう。そこで邪神ちゃんがとった行動とは……!?

声優・キャラクター
鈴木愛奈、大森日雅、久保田未夢、小坂井祐莉絵、小見川千明、佐々木李子、飯田里穂、原奈津子、荒浪和沙、寺田御子、山田麻莉奈、山下七海、田中美海、M・A・O、遊佐浩二
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

1話感想{netabare}
ドロップアウトかと思ったらむろみさんで、むろみさんかと思ったら違ってた。
なんだっけ、この構図ってなんかあったハズなのに思い出せなくてモヤモヤする。
神だか悪魔だか召喚・使役してコキ使って、召喚された方は常に命を狙ってるんだけど悉く返り討ちに遭うヤツ…“うしおととら”じゃなくてもっとギャグ寄りので。
なんだっけなんだっけ…とアニコレの感想見てみたら同じく思い出せずに困惑されてる方が居て「あ、自分だけじゃないんだ」とひと安心。

内容の方だけど、幸か不幸か馴染みのあるフォーマットなので抵抗は無い。
ここから過去へ話が進むのか、このまんまギャグが続くのか、変なシリアスに傾くのか、1話だけではまだ分からない。
様子見ー。


追記
似た構図の作品、なんだったか必死に思い出そうとしても思い出せない。
ひょっとして「召喚・使役」じゃなくて「封印・使役」だったかも?と記憶を辿る範囲を広げたら西遊記まで行っちゃった…。
まぁ原典を辿ればそれ系ってことなんだろうけど…って思ったら自分が抵抗を感じなかった理由もなんとなく分かったり。{/netabare}

3話までの感想{netabare}
2話で「暑い~」「エアコンが~」言ってたのに予告でクリスマスって出て「ん?」って思って、実際3話見たら季節が冬まですっ飛んでて…あ、これ時系列シャッフルなのかな?
まぁ1話からいきなりキャラが出揃ってる状態からのスタートだったので、「どうやってこいつらが集まったのか」の説明回はあるのかな?とは思ってたので、これでその可能性はちょっとだけ上がった?
無くてもいいけどさ。

それにして、なーんかイマイチだなぁ。
邪神ちゃんは「邪悪だけどアホ」「悪だくみするけど最後は酷い目に遭う」って設定にしては可愛げか無い。
“ドロップアウト”のサターニャは可愛げがあったのに何が違うんだろ?って考えてみたのだけど…声優の力ってのはナシで以下の点かな?

・邪神ちゃんのアホ行動を見てクスクス笑ってる人が居ない、周囲に迷惑かけてるだけ
・計画性が無く直情的、その後どうなるかを考えて無さすぎ(邪悪なことを考えてもそれがどこかマヌケだと笑えるのだが)

この2つだけじゃなくて他にもある気がするが…とりあえず思い付いたのはこんな感じ。
で、1番目に関しては次回婦警さんが出て改善される、のか?
2番目はなぁ…3話を挙げると「しまった、ペコラに見せつけることに夢中になってユリネのカレーまで食べてしまった」って言わせるだけでも全然印象違うと思うのだが。
「後ろがガラ空き」の二連発もちょっといただけない、ってか肉弾戦しか能がない?

なんか文句ばかり書いてしまったけど次の婦警には期待。
ってかそれの扱いによって明暗が分かれそうな…。

追記
あーそっか、↑書いた後に思いついた、「煽てられると調子に乗る」「騙されやすい」ってのも無いんだ、“百錬の覇王”思い返してて気付いた(イヤな例だな)。
いつも問題起こすのは邪神ちゃん発で、これが変化乏しくて3話にしてマンネリ化感じる原因になってるのかも。
発端は邪神ちゃんであっても他の誰かによってエスカレートしちゃうって展開があってもいいんじゃ?
…。
やっぱ婦警なのか?そうなのか?{/netabare}

7話までの感想{netabare}
やまじゅんネタがほんっっっっっと寒くて。
そんなん“キディガーランド(2009年作品)”でやって総スカンだったじゃんって思うと何故今更!?で。
ってか“呂布子ちゃん(2008作品、監督もりやまゆうじ)”でもお寒い反応だったかと…もう10年前じゃねーか。
若い人にはむしろ新鮮に見えるのかねぇ?
もりやまゆうじ自身、今期“七星のスバル”のアクション監修で名前見たけどいかんせん横の繋がりってどうなってるかまでは自分知らん。
「そのネタ止めた方がいいッスよ」って言ってくれる人居なかったのかなぁ。
“音楽少女”に比べるとなんか生っちょろいんだよね。
バゴーンもさることながらABBA(2文字目のBは反転)もそうで。
対立煽りはしたくないのだけど、同期作品の“ちおちゃん~”の監督だったらそこは容赦なくBGM流しただろう、と思うとなんとも物足りない。
といいつつ、もしかしてABBAじゃなくて松任谷由実だったら自分評価違ったかも?と思ったが…いや無いな、タイトルいじってるだけだもの。
ってか↑で期待してた婦警も結局“受け手”で、常にといっていいくらい騒動の発端は邪神ちゃんに頼っててワンパターン。
6話でちょっと頑張った感じだったけど7話でまた戻っちゃった感じ。
パロも寒けりゃ展開もワンパターンってどうすりゃいいんだ。

余談
コミケ当日国際展示場前駅にポスター貼られる作品は糞な法則。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

邪神ちゃんの召喚エピソードからの開始ではなかった第1話。面白かったです。(最終11話目:「必殺のドロップキック」がまったく必殺でない件について…。)

同タイトルのコミック原作は未読で放送された第1話のみ観ましたが、ファーストインプレッションは「かなりグッド」でした。たぶん完走すると思いますが、特に何も書くことがなければレビューの更新は完走後にでも。

とりあえずOPのナレーションと主題歌の歌詞で、ここをきちんと観て聴くことで邪神ちゃんとゆりねのおおよその関係はわかります。

なぜかすき焼きパーティーで始まる第1話でした。

アニメの公式ホームページを見ると追加キャラはいるみたいですが、第1話Aパートのここでメインキャラクター(花園ゆりね、邪神ちゃん、メデューサ、ミノス、ぺこら)が概ね勢ぞろいといった感じでした。

メデューサやミノスという名前も神話としては比較的ポピュラーなギリシャ神話に由来するものでしょうから、メデューサの目を普通の人が直接見たら石化してしまうんじゃなかろうか、とかミノスはたぶんミノタウロスのように力持ちだろうなというのはなんとなく想像できますね。

ゆりねとぺこらがどんな奴なのかというのはストーリーの中でしかわかりませんが、それでも第1話として必要な要素は伝わってきたと思います。

一見ただの人間っぽい(ただし眼帯とかしててゴスロリ服)なゆりねがこのコミュニティの頂点に立てている明確な理由とか、邪神ちゃんの召喚の経緯についてはもしかしたら今後放送されるエピソードで具体的描写があるかもしれません。

とりあえず、邪神ちゃんの不死・再生能力がストーリーの要にあるのは間違いないです。これのおかげでどんなに容赦のない描写でも、ギャグで済ませてしまえる…(笑)。

わりと視聴者を信じた作りというか、合う合わないはけっこうありそうですね。人を選ぶとは思いますが私はとても面白いと思いました。

作画は良い意味で「漫画的」ですね。これも合う合わないがありそう。

2018/7/17追記:
第2話まで視聴。メデューサのポジションが何となくつかめましたね。あと、邪神ちゃんのポンコツ度合いが第1話以上でした。

余談:「医療用の瞬間接着剤」というものが実用化されています。基本的な成分は家庭用のものと同じです。

2018.7.19追記:
原作を一気読みしてしまいました。なるほど、これは1話登場だった各キャラの原作初出回をあえてやらないのは英断かも?

おそらく追加のキャラについては、原作も面白いからエピソードを拾っていくのではないでしょうか。

2018.8.8追記:
第5話まで視聴終了。原作でも作中でパロディー、オマージュネタが多く、アニメでもそれは引き継がれています。5話だと巨大カマキリ(刃牙)とか。

書泉グランデにおいて作中で作品アニメ化の広告が出ているという、メタな開幕でした。これまでも作中では多くの実在店舗が出てきていますし、作中での神保町や秋葉原の街並みの背景もわりと現実準拠ですね。

3話くらいから定常運転に入ったのか、原作をほぼなぞるエピソードが増えてきましたが、各キャラの初登場に関しては婦警の橘芽依や氷ちゃんなど一部のキャラを除いて、ほとんどのメインキャラでは原作改変するつもりのようです。

ただ、原作での設定維持を念頭に置いた改変のようであまり気にはなりません。しばらく前からペルセポネⅡ世、そして5話ではぽぽろんとぴののキャストがEDでクレジットされていましたが作中ではまだ一度も名前が呼ばれていません。これはこれで、面白い(笑)!

2018.8.15追記:
第6話: 邪神ちゃんのオヤジギャグとか駄洒落にはとても親近感が湧きます。今回だとモハメド・アリとか、私も時々言っていますし。

後は、「遊佐未森」と「焼そばBAGOOOON」が個人的には良かったですね。たぶん面白くない人には何も面白くないとは思いますが。

あと、別に面白くはないけど懐かしかったのは、タイガージェット・シン…。

2018.9.18追記:
第11話: 最終回でした。決まっても致命的でない技は、まったく「必殺」ではありません(笑)。回鍋肉の作画、妙に良かった気がします。そして、ムダ(?)に歌がうまい邪神ちゃん…。

アニメ公式ホームページのキャラクター紹介で、ペルセポネ2世が最終回までついにシルエットのままでした。キャラ紹介文もまったくアニメ本編の状態を反映していないのですが、これはOVA製作か2期目を期待しても良いのでしょうか…?
(あるいはBOX下巻に未放送の12話目が入って、そこで合流なのですかね…?)

人を選ぶ作品だったと思いますが、個人的にはとても楽しめました。ただ、ギャグのネタはいちいち古かったりマイナーだったりするものが多かった気がする…。

¡Hasta la vista! Baby!(じゃあな! ベイビー!)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 49

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

少女と悪魔が繰り広げるちょっと危険な同居生活

この作品の原作は未読です。
あにこれでこの作品の画像を見た時、邪神ちゃんしか映っていなかったので「モンスター娘のいる日常」みたいな作品なのかな…と思っていましたが、立ち位置含めて全然違っていましたね^^;

この作品に引っ張られたのはやはり声優さんでしょうか…
主人公の邪神ちゃん役は、ラブライブ!サンシャイン!!の小原鞠莉を演じた鈴木愛奈さん
邪神ちゃんを召喚した花園ゆりね役は、同じ夏アニメ作品「七星のスバル」の空閑旭姫を演じた大森日雅さん
邪神ちゃんの幼馴染にあたるミノス役は、ソウルイーターのマカ、花咲くいろはのみんちを演じた小見川千明さん
それにM・A・Oさんの名前も見かけたので…

物語の方ですが、魔界の悪魔である邪神ちゃんが、神保町でアパート暮らしの女子大生である花園ゆりねに召喚されるところから始まります。
そして、お約束ですがゆりねは魔界への帰し方が分かりません…
邪神ちゃんが魔界に帰る方法は一つ…召喚者が命を落とすこと。
こうしてゆりねの命を狙う邪神ちゃんとゆりねの同居生活の幕が開き、物語が動いていきます。

公式HPのキャラ紹介ではこう書かれていました(抜粋して掲載)。
邪神ちゃん:ゲスでかわいい魔界の悪魔
花園ゆりね:ちょっとブラックな女子大生
メデューサ:天使のような悪魔
ぺこら:天使は家なき子
ミノス:悪魔で隣人ですから!
ぽぽろん:腹黒天使

概ねキャラの紹介文としては正しいと思います。
但し、個人的には邪神ちゃんを除いて…になっちゃいますけど。

ゲス=下衆の意味を調べてみると、「品位が下劣であること」とあります。
「下劣」の意味を調べてみると、「人柄、物の考え方などが、下品でいやしいこと」或いは「人柄や態度が下品で、他人に対して守るべき節度を欠いていること。品性が卑しいこと」とあります。

邪神ちゃんは決して下品ではありません。
そこで下品な部分を取り除くと「人柄、物の考え方などがいやしく、他人に対して守るべき節度を欠いていること。」となります。
「人柄、物の考え方などがいやしい」は、邪神ちゃんそのもの。でも悪魔である彼女の本分なら、きっとこれは誉め言葉…
ですが「他人に対して守るべき節度を欠いていること。」は邪神ちゃんに当てはまるでしょうか?
私が気になったのは「欠いている」の部分です。

「欠いている」というのは、「足りない、手落ちや落ち度がある」という意味です。
つまりベース部分があり、そのベースに届いていない状態を指しているのだと思います。
果たして邪神ちゃんに欠けるべきベースとなる節度が合ったでしょうか…?

邪神ちゃんの節度…限りなくゼロに近かったのではないでしょうか?
特にメデューサに対する仕打ち…邪神ちゃんに甘々のメデューサもどうかと思いますが、散々だったとしか思えません。

だから過半は子供の情操教育上、決して良いとは思えませんでした。
思考もそうですが血もドバドバ出ますし…
でも、ほんの時折なんですけど、それだけじゃなかったのも事実です。
ご飯を作っている邪神ちゃんは素直に可愛かったと思います。

ただ、邪神ちゃんの行う「良い事」は普通の人がごく当たり前に行っていること…
だから普通の人では絶対評価されない範疇なのですが、邪神ちゃんが行うと物凄く良い事に見えるから不思議です。
こういうのをゲインロス効果と言うのでしょうか?
もしかして、邪神ちゃん…狙ってたのかな!?

一方、私が気になっていたのはぺこらの方でした。
分不相応な程の不幸体質の持ち主なんですよね。
そんな風に考えなくても…と思うことも度々ありましたが、根っからの天使だからでしょう。
何だかんだ言いながらホームレス生活と空腹に耐えながら日々を生きているので生命力は強いのかもしれません。
ですが、彼女には真っ当な仕事と暮らしをさせてあげたいです。

他にも個性的なキャラが登場してくる作品です。
序盤は、同じような展開の繰り返しで少し満腹感を感じましたが、中盤以降は持ち直し終盤からは拍車が掛かったような面白さだったと思います。
気になる方は、是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、邪神★ガールズの「あの娘にドロップキック」
エンディングテーマは、三浦祐太朗さんの「Home Sweet Home!」

1クール全11話の物語でした。
邪神ちゃんの言動に時折イラッとすることもありますが、頭を空っぽにして視聴できる作品だと思います。
何だかんだ言いながら結果的に楽しませて貰った作品でした。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21

71.0 7 魔女で笑いなアニメランキング7位
鬼灯の冷徹 第弐期 その弐(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (213)
1117人が棚に入れました
これは地獄のお話。あいもかわらず亡者であふれ返っている地獄では、
閻魔大王の第一補佐官・鬼灯が、大王の補佐はもとより、
亡者への呵責や獄卒たちの指導に、現世への視察と大忙しの日々を送っていた。
そんな鬼灯といつもの愉快な仲間たちに、お久しぶりの西洋地獄の悪魔たち、
おとぎ話に出てくる強烈な姫やら鶴やら妖怪たちが加わって、
騒々しくも楽しい地獄の日々は、まだまだ続く!

※第2期第2クールとなります

声優・キャラクター
安元洋貴、長嶝高士、小林由美子、後藤ヒロキ、松山鷹志、喜多村英梨、青山桐子、柿原徹也、種﨑敦美、上坂すみれ、平川大輔、遊佐浩二、佐藤聡美、小倉唯、諏訪彩花

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

騒々しくも楽しい地獄の日々は、まだまだ続く!

この地獄の物語も2期の後半クール…
1期から物語の内容的に繋がりがあるので、前期未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

公式HPのイントロダクションには「閻魔大王の第一補佐官・鬼灯が、大忙しの日々を送っていた。」と記載されています。
確かに鬼灯様は忙しいのかもしれません。
ですが、ここまで話が続くと最早「地獄の日常」を描いた作品にしか思えなくなっている気がします。
物語の進行からあちこちで鬼灯様を見かけるのですが、正直あまり忙しそうには見えないんですよね。
その一瞬一瞬を満喫しているというか…分単位であくせく働くサラリーマンとは、忙しさが一線画しています。

地獄の日常系作品ですが、決して面白くない訳ではありません。
訪問する先々での展開も嫌いではありませんが、個人的には準主役の座にいる鬼灯様の取り巻きが一番大好きです。

私の一番のお気に入りは、獄卒を勤める芥子(からし)ちゃんです。
日常パートの控えめで丁寧な言葉遣いに加えて温厚な性格…
キャラデザ含めて全てがお気に入りなのですが、その気持ちを助長してくれるのが声優さんです…
芥子ちゃん役…種崎さんなんですよ♪

種崎さんといえば、響け!ユーフォニアム2の鎧塚みぞれや、魔法使いの嫁の羽鳥チセといった大人しく物静かなんですけれど、一本芯の通ったキャラの似合うイメージがありますが、ハイスクール・フリートの西崎芽依のような明るくイケイケの女の子も個人的には大好きです。
芥子ちゃんは、上記の静と動を足して2で割ったようなキャラ…
種崎さんが芥子ちゃんを演じるのは天啓だったのではないでしょうか^^?

そして芥子ちゃんの次に好きなのが、座敷童子の一子と二子です。
おかっぱ頭の似合う純日本人形風の双子なんですが、こちらも声優さんが…^^
一子がさとさとで、二子が唯ちゃん…
お互い声質の似ている部分を最大限に活用して演じているので、どんな感じかは想像に易しいと思います。

2期の前半クールでは、2人で閻魔庁のあちこちを走り回りながら遊んでいるイメージが強かったですが、今期の作品を見ると2人に対する見方が少し変わるかもしれません。
小さい子ならでは…なのかもしれませんけれど。
少なくても鬼灯様にタメ口であれこれお願いできるのは二人の特権なんだと思います。

アイドル活動を頑張っている「まきみき」の二人も良い感じです。
ピーチ・マキ(CV:上坂すみれさん)とミキ(CV:諏訪彩花さん)のコンビなのですが、コンビで頑張っているときより、単独で素の時の方が面白かったり…
どちらも甲乙付け難いキャラですが、敢えて優劣をつけるなら個人的にはミキに軍配かも…

我々が地獄に抱くイメージを一変させてくれる温かみ溢れるキャラデザと作画に和みながら、サラリと地獄に関する見識を深められる作品…
個性溢れるキャラの活躍を含め、気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、地獄の沙汰オールスターズの「拝啓、地獄より」
エンディングテーマは、上坂すみれさんの「地獄でホットケーキ」

2クール全26話の後半クール13話で構成された物語でした。
構成が安定しているので、安心して視聴できる作品だと思います。
鬼灯様が怖くなければ、小さなお子さんでも楽しめる作品なのではないでしょうか。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

月曜日午前7:59より山手線、上野・品川・新宿辺りから声高らかにサビを歌いたい

①地獄 地獄 毎日地獄
②地獄 地獄 嘘でしょ
③地獄 地獄 ようこそ 地獄
 →②→①→②→③→ …以下エンドレス

そして8:03に
 地獄 地獄 破産地獄
 地獄 地獄 闇金
 地獄 地獄 ようこそ破滅
と歌いたい、声高らかに!

本当は(略){netabare}
午前2:03(じみ)◆ダークホース
午前2:59(じごく)☆1番候補
午前4:44 ★2番候補
午前4:27()▽苦手な相手向け
午前4:59(じごく)■M男向け
午前5:03(ごみ)□M男向け
とかに歌いたいけど電車走ってないし、人もいないだろうしね。

その時間帯に歌舞伎町や国分町や中洲でもいいけど
物理的に地獄に落ちそうだからね。{/netabare}

あらすじ省略、
多分3期に当たるんだろうけどこの作品から観ても楽しめます。

今回はルリオ・柿助・芥子さん
そして何よりマキミキのミキちゃんにスポットが当たる回が多いです。
ミキちゃんにスポット当たります。
ミキちゃん回です。
…からのルリオです、出番が多めです。
このシーズンでルリオが大好きになりました。シブカワええ☆☆☆☆☆
{netabare}ルリオが天邪鬼に突っ込んだときはシビレタ。{/netabare}
あと年配キャラいいよね、主にババア★★★★★
 ※ 登場人物ほぼ100%ちょー年配

この作品の話の広げ方ってすごい上手い。
誰かにスポット当て
逸話や都市伝説に話をひろげながらその生態・特徴を説明をする。
こういう話し方できると女の子にモテるのかな?
いや、こういう知識を持っていても話してばかりならウザがられるんだろうな。
井戸端会議の技術としては優れているんだろうけど。

鬼灯様の人事もええな。
上司を管理する人に欲しい。
直属の上司にはならないでいただきたい。
社長には向いてないと思う。現場向き。
フットワーク軽い方が良さげ。けど権限は大き目。

地獄と現世が川を挟んで繋がっていて
そこでの話が生きている自分にも響く。
地獄の住人も苦労するって聞いたんじゃ
せめて生きている間、何かできる間はがんばろうって思うよ。

なんだろうね、この作品見たり会話を聞くと心が安らぐんだよね。
そうか、ここが終着点だからか。










…天国とか贅沢は言いません
地獄でも働くんで
焼いたり寒かったり
痛いのは勘弁してください。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

地獄世界の日常(2期)

地獄に落ちると、こんな楽しい世界が待っている…いや、これは嫌だ(笑)

地獄の世界もちゃんと組織があり、そこで働く人々を中心に描いた「地獄の日常」といった感じの作品です。基本的にはコメディですが、地獄の話や神話の話、昔話、外国の宗教観など、さまざまな知識を得ることもできるという、お得な作品でもあります。

主人公である鬼灯様はじめ、この作品はとにかくキャラの宝庫。キャラたちが巻き起こす騒動やら、競争やらを見て楽しむという感じです。頭空っぽにして見ても…というより、空っぽにしてみたほうが楽しめます。

キャラデザインは独特ですが、見慣れると不思議と可愛く感じます。座敷わらしやマキ・ミキなんてまさにそう。毎話居ないと寂しくさえ感じてしまうほど。それと、驚くほど中の人たちが豪華なのも特徴のひとつ。

ブラックユーモア系ですが、それほどきついわけではありません。クスクス系の笑いが好きな人にうってつけの作品です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17

61.0 8 魔女で笑いなアニメランキング8位
MAR メルヘヴン(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (118)
972人が棚に入れました
メルヘンの国に憧れていた普通の中学2年生虎水ギンタは、「門番ピエロ」と呼ばれるARM(アーム)の力で異世界、メルへヴンへ召喚された。この世界では、ARM(アーム)という魔法のアクセサリーが存在し、それを使用することによって、使用者に力を与えることができる。メルへヴンに来たギンタは「バッボ」という生きたARMと出会い、仲間たちと出会い、共に戦闘集団「チェスの兵隊(コマ)」に立ち向かう。

声優・キャラクター
比嘉久美子、銀河万丈、清水愛、保志総一朗、中島沙樹、阪口大助、坂口候一、小杉十郎太

お抹茶 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

原作と違いすぎる

2005年4月~2007年3月まで放送されたアニメです。

まずこのアニメで評価できるところと言えば、音楽面です。GARNET CROWはとても合っていました。

あと声優の演技も良かったと思います。

ここからはすべて悪い点を書いていきます。個人的な感想なので、受け取り方は人それぞれだと思います。

まずアニメの途中からのオリジナルストーリーと終盤が原作と大きく異なることです。原作自体もそこまで評価できる作品ではなかったのですが、アニメはそれを超える酷さだったと思います。

日曜の朝アニメだったこともあり、流血描写がなく、セリフ自体が変更されています。
しかし、アニメで追加された話では、BL要素や乳揺れなど朝アニメでやっていいのかと思わせる描写がいくつか見られました。正直どの基準で良し悪し決めているかわかりません。

作画に関しても、崩れている回がかなりありました。

原作は絵も綺麗である程度話もまとまっているのでアニメよりも原作をオススメします。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

コック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

感想

メルヘンの国に憧れていた普通の中学2年生虎水ギンタは、「門番ピエロ」と呼ばれるARM(アーム)の力で異世界、メルへヴンへ召喚された。この世界では、ARM(アーム)という魔法のアクセサリーが存在し、それを使用することによって、使用者に力を与えることができる。メルへヴンに来たギンタは「バッボ」という生きたARMと出会い、仲間たちと出会い、共に戦闘集団「チェスの兵隊(コマ)」に立ち向かう。


がうたもともとは、サンデーの漫画です!
曲はガーネットクロウが歌っていてかなりいい曲が多かったかと思います。
戦闘メインなので、バトルものが好きな人にはお勧めです!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

くまきっちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

原作から

原作を見ていたので見ました

作者さんが烈火の炎などの安西先生ということもあり原作はとても楽しめます

今でこそゲームやファンタジーの世界に行くという設定が当たり前になりましたが個人的にはこの作品後から急激に多くなったなという印象です

高校生が~という設定も視聴者を惹きつけるポイントでキャラも可愛いキャラが多く楽しめます

烈火の炎よりも怖い、痛い、殺し合いというよりは若干柔らかいイメージです

低年齢層でも楽しめる作品です

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

80.6 9 魔女で笑いなアニメランキング9位
ロクでなし魔術講師と禁忌教典(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (931)
5075人が棚に入れました
魔術と科学が共に発展した世界――ルヴァフォース。
魔導大国・アルザーノ帝国の南部に位置する「アルザーノ帝国魔術学院」はこの世界で最先端の魔術を学べる最高峰の学び舎である。
およそ四百年の歴史を有するこの学院は魔術の道を志す全ての者の憧れであり、学院の講師や学生たちも自信がその輩であることに誇りを抱いている。

この由緒正しき学院に突如として赴任してきた非常勤講師、グレン=レーダス。
「お前らに、本当の魔術ってもんを教えてやるよ」
《ロクでなし》と呼ばれるこのオトコの破天荒な授業が、今はじまる。

声優・キャラクター
斉藤壮馬、藤田茜、宮本侑芽、小澤亜李、高橋広樹、喜多村英梨
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ワルブレ難民救…ならず

2話までの感想
{netabare}学校の制服が可哀想すぎて辛い、これ年頃の女子には拷問じゃなかろうか、ってのが第一印象。
主人公は教師を辞めたくて仕方ないので無気力なのはさもありなん。
それでいて褒められると悪い気分じゃないってのもさもありなん。
ってことで自分は不思議とイヤミを感じませんでした、ロクでなしと謳ってるのに。
ここら辺は気を使ってるのかねー?
まぁそんなことよりも、ですよ。
学園にテロリストですよ、奥さん。
もう笑いが止まらん…これ、結構面白いかも知れない。{/netabare}

8話までの感想
{netabare}学園にテロリストの次は競技大会!
ここまでテンプレで迫るとホント潔いっていうか…他の方も書かれてるけど、伝統芸能だか無形文化財だかで“やり続けることに意味がある”って作品なんじゃなかろうか。
やんごとなきお方がクラスメイトってのもテンプレよなー。
「なんで処刑するために木に縛り付けるの?」や「正体隠すためにお土産屋に扮してたのに店そのままに立ち去っていいの?」など、突っ込みドコロを入れてるのもワザとなのかも知れない。
でもってお次のテンプレ展開は…リィエル登場で、あ、コレ強化人間ネタか。
戦闘力は高いけど精神が未熟ってヤツ、なにかに依存しててそれ以外の価値観に揺さぶられるってヤツ。
いやぁよくここまでテンプレネタ引っ張ってくるもんだなぁと感心。
更には人口呼吸、笑い殺す気か!
ってかそのネタ入れるなら海水浴も兼ねた社会見学だったんだから普通にそこで溺れたにすればいいのに、この無理やり感はやっぱりワザとだと思う、ギャグとして。
もうグレンは剣刺さったまんまピンピンして動き回らせた方が良かったんじゃないかな?ブラヴォみたいに。{/netabare}

9話までの感想
{netabare}↑の感想で強化人間ネタと書いたが、自分が思い描いてた以上にプルツーしててビビった。
雑誌や公式の予告や原作のネタバレとか一切見てませんぞ?ホウトウデス。
スゲーよまじで、ここまでテンプレに徹するか。
あれ?でも前回人口呼吸がどうこうってのは引っ張ることなくアッサリスルー…今後そのことに触れるのかな?
というより、原作未読でありながらアニメは物凄く急ぎ足だと感じる。
強化人間ネタも本当はもっと時間をかけて心のうつろい様を描くべきだろうに…急展開過ぎて唐突感が否めない。
クローン姉妹を倒すシーンだって凄惨なBGM流してお涙頂戴な方向に持ってくこともできたハズ。
恐らくクライマックスには世界の存亡に関わる大事件を持ってくると思うので、そこまで話を進めなくてはならないとアニメは急いでるんじゃないかなー、と思ったり。
まぁそこら辺も「展開はえーw」「傷治るのはえーw」「あんな血まみれの部屋見て信じて待ちましょうってww」とギャグとして解釈できる逃げ道を用意してあるのはスタッフの手腕かと。
ここまでテンプレ全開で来ると次どんなテンプレが来るのか楽しみではあるのだけど、ちゃんと伏線を回収するのであれば生徒達が一丸となってグレンのピンチを救うってネタが来るハズだが、果たして…。{/netabare}

12話までの感想
{netabare}↑でも書いたように、最後は「世界の存亡に関わる大事件を解決」&「生徒一丸となってグレンのピンチを救う」を予想してましたが、最終回手前の11話でクラス対決を済ませてしまったのでそっち方向にはならないと悟りました。
おや?じゃあ最終回はどんなテンプレネタを突っ込んで来るんだろ?と思いつつ(テンプレネタ入れてくるのは確定扱い)12話を見たら…。

卒業ネタキター!!!!

くっそw思いつかなかった、終末~でヒント出てたのに。
婚約者ネタが出た時点で気付くべきだったか?まさか結婚式挙げるとは思わなかったよ。
それ以上に、その…今の時代「使い古されてそのネタをやるのは勇気が居る」系だと思います、卒業ネタって…ドラクエ8以降なんかあったっけ?
それをやる勇気、すっごいなぁこの作品…。
白猫の両親はどうしたとか突っ込み所を残してあるのはやっぱりワザとか。
というか、もしレオスが本物のままであるなら最大目標は名家?との結婚なので、参列者には国のご歴々を呼ぶハズ→実際はそうじゃなかったので式は急遽行われたもので、レオスも本物じゃないかも?
と匂わすシーンだと思うのだが、なんかアッサリ流しちゃって勿体ないような…尺のせいか?
他にも、グレンは対レオス用に隠し玉(有刺鉄線や菜箸)を準備しといたけど天使の塵中毒者を相手するため(予定外の出来事)に手の内を明かしてしまった!、ってのももうちょっと強調して描いた方が良かったかも?
前回からの“引き”に係わる部分だし、作中描写じゃグレンは勝機ナシで挑んだかのように見えちゃいそう…やっぱり尺なのか?

そんな「どうしてこんなに急ぎ足なのだろう?」という疑問も最終話で解決。
ああ、ワールドブレイク…じゃなくてアカシックレコードっでワードが出るところまで進めたかったのねー。
原作有りのアニメで出来の悪いのがあった場合、犯人は「原作」「アニメスタッフ」「アニメ化しようと決めたヤツ」のどれかに絞られるものだけど、これは…誰も悪くないね。
これを2クール枠でやるってのはまず無理だもんねぇ…やられてもこっちも困るし。
まぁでもラスボス逃走エンドってのは最悪のオチだったかな?ISUCA見てるのかと思った。
ここはアニオリ展開にしてでもスカっと一区切りできる終わり方にして欲しかった。{/netabare}

総評
{netabare}「次はどんなテンプレ展開が来るのだろう?」と予想したり「そのネタやっちゃう?」と驚いたりしながら見るのが楽しい作品でした。
使われたテンプレもラノベのあるあるネタから始まり、ラストは創作物全般にまたがるあるあるネタ(卒業)を突っ込み、原作からしてそうなのかアニメスタッフによるものなのかは不明だけど思い切りの良さは評価したい。
とはいえ、こういう作りって既存作品の知識に胡坐をかいて斜に構えたもの、というのも忘れてはならない…かと。
悪く言ってしまえば寄せ集めのパロディ作品だし、人によっては既存作品を揶揄ってると捉えかねない。
当然作ってる側もそれは承知してて、そこはギャグ寄りってことで「笑って許して」が適用されるようにしてるのは流石というべきか。
(シリアスぶったパロ作品は辛くて適わん)

ラノベテンプレを順手にとったギャグ作品としては“聖剣使いの禁呪詠唱(通称ワルブレ)”が思いつき(このすばは逆手※)、この作品はそれ系統かな?と思ったけど微妙に違いました。
ワルブレはテンプレもさることながら「思い出した→処刑用BGM」で勝利確定という天丼ネタを構築したのに対し、こっちは作品独自の天丼ネタは無し。
毎回ヒロインが攫われるってのを天丼にするのかな?と期待もしたのだけど…。
また、ワルブレはクライマックス用に「原作者も知らない竜」をアニオリで用意したのに対し、こっちはラスボス逃走というガッカリな幕引き。
面白さで言うとワルブレのほうに軍配が上がってしまいますね、あくまでアニメだけで評価した場合ね。
結論としては「惜しい」かと。
あ、それと女生徒の制服は最後まで慣れることができませんでした。
そうさなぁ、10話でルミアが攫われて電流?だか流されるシーン、あそこ電流じゃなくて紐をひたすらペチペチする拷問だったら良かったかも?


※順手と逆手
展開予想に対し「そう来ると思った?そう来ると思った?」→「ハイその通りです」ってのが順手。
「そう来ると思った?そう来ると思った?」→「違うんだなぁ」というのが逆手、かと。
お約束を守るのが順手、破る(皮肉る)のが逆手…って解釈してます。
あくまで個人的なものだし、どこまでを展開予想とするかも曖昧なのでこの場だけでの使い分けです。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

こうへい さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ろくでなし無免許講師です。テンポもオチも毎回良いです!テンプレ具合も満点です(笑)

あらすじ
アルザーノ帝国魔術学院に赴任した非常勤講師であるグレンは授業もせず居眠りばかりのロクでなし。
優等生のシスティーナはそんな彼に耐えきれず「まともな教鞭」を求めて決闘を申し込むことに・・・。


いやー、待ってたよ!久しぶりのコテコテのテンプレアニメ!
深夜アニメ黎明期のあかほりさとる先生の作品を彷彿とさせるなつかしい雰囲気です。
第1話から女子更衣室で百合展開や期待通りのお約束展開があったりと・・・。しかし言及してくるとは、ちょっぴり新しいですねww
ニートになれなかったので、しぶしぶ講師に就職を決意しました。(どっかのラノベタイトルみたいですね(笑))
非常勤講師になるまでの彼のかわいそうな過程も必見ですよ!
はたして2話はまともな講義が始まるのか?テンプレお約束でなぜかヒロインが主人公に落ちてたりするのでしょうか?
どこかの素晴らしい世界のクズマさんとも違うタイプのクズっぷり(笑)
主人公がショボイ!大事なところもしっかり押さえられていて丁寧なつくり!これは面白いです!!

何気に一番キャラが立ってる眼鏡君は毎回出てくるのでしょうか?そちらも期待したいです(笑)


第2話を視聴して、本を釘で打ち付けるところから開始です。
さすがはロクでなし講師ですねw今回もまじめに講義をするつもりはないようですww
魔術に対して良く思っていないグレン先生。彼は過去に魔術で故郷でも滅ぼされたのでしょうか?今のところ彼の過去について語られていないので、これから語られることを期待しましょう!

そして、第2話でもあの眼鏡君にセリフがありましたよwwいやぁ、彼には毎回出てきてほしいですねww
やっとPV詐欺をしていた箇所に今回でつながりました。三節の呪文が四節になるとどうなるか?A:右に曲がる
今回の呪文詠唱改変のくだりは、TVゲームの「ルドラの秘宝」を思い出しました。あのゲームでは自分で魔法を作ることができて魔法に名前を付けることで効果が異なるというものでした。
さて、話が横に反れましたが戻しましょう。
グレン先生曰く、魔術は深層意識の自己暗示とのこと。なんと適当な呪文でも魔術が発動するというものでした。しかし、威力は通常よりだいぶ劣る模様です。

第2話にしてロクでなしがロクでなしでなくなってる!?
なんか最近CMでよく見るリスニングの力が向上するCMを見ているかのような講義でしたw
グレン先生、本気を出すとちゃんと講義できるんですね。学生時代にこんな先生に出会いたかったですね。

そんな中、暗躍する影が・・・。
さあ、みんなお待ちかねのズドンさんの登場です!見た目はザコそのものなのですが、魔術使いとしてはある程度実力があるようです。なにせズドンなんていう適当な呪文にもかかわらずそれなりの威力を誇っていましたので。
そして、メインヒロインの今日付けている下着の色を教えてくれるだなんて、なんて良い人なんだww
そんなメインヒロインはズドンさんに落ちました。あれ?お約束で主人公に落ちるものと思っていたらそっち?ww
そうこうしている間にさっそうと登場するグレン先生。やっぱりチート持ちのようです。
ズドンさん、ありがとうございました。最大級の感謝を(`・ω・´)ゞ
なお、ズドンさんについては原作での立ち絵はなく、マンガ版の絵がそのままアニメに引き継がれたそうです。

ノリノリで講義したり、終盤のバトルもスカッとしてよかったですね。グレン先生のことをクズだと思っていましたが今回で人間くさいところも見れて好感度が上がりました。



「ズボンがドーン!」第3話はこれに収束されます(嘘です笑)
意外な人物が今回の騒動の黒幕でした。しかし、今回の騒動は一旦は解決したものの、あとに引きそうですね。
そして、OPが初解禁です!OPカッコよかったです!


第4話にて、「魔術競技祭」が始まることに。学園ものではおなじみのお祭り会ですね。
今週の解説であるメガネくんやるきないぞー(´・ω・`)それでもメガネくん好きです(笑)

金欠で給料の前借って、やっぱりロクでなしですね(笑)
でもグレン先生はそんなにお金を使うようなイメージがないのですけど何に使ってるんでしょうか?

「自業自得だ。自分の力でなんとかしろ」
「学院長聞きました!?セリカのやつこれだから困るんすよ!」
「なんで私が悪いことになってるんだ?」
「頭潰れる~!助けて~!ママ~!」

富士見ファンタジア文庫でママというと例の全体攻撃を2回攻撃してきそうなママ(CV:茅野愛衣)が思い出されます(笑)
このネタどれだけの人がわかるだろうかww

システィの未来が不安です。グレン先生とのやりとりにおいて勘違いが・・・w

それにしても、ルミアちゃんの過去に何があったのでしょうか?
今回、途中で回想がありましたが・・・。ここまでの流れでなんとなくあの人が関わってることはわかるのですが・・・。
しかし、グレン先生、必殺の固有魔術ムーンサルトジャンピング土下座で・・・ってwあなた毎回土下座ネタを入れないと気が済まないのかww

そして、前シーズンのタイトルとは裏腹に高いレベルの変態指数を叩きだした主人公がいましたが、本作品でもいましたよ!あれとは違うレベルの高さを持った変態がwwww
舌の動きが変態紳士過ぎますwww舌でレロレロしてる様がキモすぎますwww
学園長、グレン先生より彼のほうをクビにしたほうがよいのでは?
漢ジャイルくんもいいキャラでしたね。彼も今後再登場してもらいたいですね。彼はどっかの学戦都市のレスラーさんに似た雰囲気を感じました。

第4話にして、初めてEDが流れました。PVでは少し聞いていたものの、やっぱりかわいい曲ですね♪
そして、OPには登場している気になるあの子も初登場!彼女がグレン先生にどう関わっていくのか楽しみですね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

あれ…そういえば禁忌経典って…?

この作品の原作は未読ですが、早くから視聴を決めていました。
藤田茜さんや小澤亜李さんといったお気に入りの声優さんが出演されるのも決め手の一つでしたが、ラノベ原作で実は大いなる力を宿しているとは思えない一見普通っぽい主人公が複数のヒロインに囲まれて、というお約束の設定が好きだからなんだと思います。
似たような設定の作品…これまでたくさん視聴してきましたが、飽きもせず毎回結構楽しんで視聴しているのが何より「好き」の証拠だと思います。

この物語の主人公は、グレン=レーダス…アルザーノ帝国魔術学院2年2組の担当講師になる前は、ずっと引きこもりのニート生活を送ってきた人物です。
引きこもりのニート生活が一変して学校の先生…そのギャップは大きく直ぐに順応できないのは理解できますが、正直着任早々のグレンの生成としての態度は教師としてあるまじき振る舞いでしかありませんでした。
だから生徒の中でも本気で勉強したい人に先生の態度は耐えられなかったと思います。

物語の進展に合わせていい加減だったグレンの態度の理由も明らかになっていきますが、隙あらば引きこもりのニート生活に戻りたい…という欲求は本物だったと思います。

でも世の中ってそんな簡単に楽ができないような仕組みになっているのでしょうか…
結果的に面倒くさい出来事に巻き込まれ始めて…この作品の面白さが加速していくのですが、同時に輝きを増していくのが3人のヒロイン達です。

システィーナ=フィーベル(CV:藤田茜さん)
この作品のメインヒロインに位置する彼女は、グレンの受け持つ2年2組の生徒…
真面目な性格の持ち主で、一生懸命勉学に励んでいるのはどうしても叶えたい夢があるから…
だから中途半端を許さない彼女の振る舞いは、個人的にグッとくるモノがありました。
でもグレンとの事になると途端に色々と面倒な女の子に早変わり…
そこが彼女の魅力でもあるんですけどね…
CVの藤田茜さんは今期大活躍ですね。

ルミア=ティンジェル(CV:宮本侑芽さん)
システィの家に同居している彼女はシスティのクラスメイトであり良き友人です。
何をするにもシスティと一緒…
優しさで出来ている様な彼女ですが、ここぞという時の彼女の芯の強さは折り紙付きです。
そして…システィが持っていないものをルミアは持っている事から時折嫉妬されるのはお約束…
でも完走して振り返ってみるとルミアが物語のキーパーソンだった…と言っても過言ではないと思います。
もちろん自分がキーパーソンである事を彼女が望んでいた訳ではありません。
それで人一倍苦しい思いを積み重ねてきたのですから…
そんな彼女は私にとって目の離せない存在でした。

リィエル=レイフォード(CV:小澤亜李さん)
リィエルもグレンの教え子でしたが、彼女だけ引きこもる前のグレンを知っている存在…
だから彼女だけ他の二人とはちょっと経歴が異なっています。
彼女も辛い十字架を背負って生きてきた一人でした。
一人で背負うのは重過ぎる十字架…グレンや他の二人ならリィエルの背中を支えてあげた事でしょう…
けれど、真っ先に彼女に手を伸ばしたのはグレン達とは真逆の考えの持ち主で、それらは彼女の心の折り方もちゃんと心得ていました…
一番見ていて心の痛んだ存在でした。

この作品のタイトルは「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」
「ろくでなし魔術講師」については、それなりに回収できていたと思いますが、「禁忌教典」については、殆ど触れていないのではないでしょうか。
だから作品としては結構楽しみながら視聴できましたが、タイトルがしっかり回収されなかったところに少々物足りなさを感じてしまいました。

オープニングテーマは、鈴木このみさんの「Blow out」
エンディングテーマは、ヒロイン3人組が歌う「Precious You☆」
どちらも通勤途中に聞いている曲です。
個人的には勢いのあるオープニングの方が好み…
可愛らしいエンディングも捨て難いんですけどね…

1クール12話の物語でした。
現在オリジナル版は8巻まで発刊されているうち、5巻までを使ってアニメ化されたようです。
続編はもう少し原作のストックが貯まらないと難しいかもですが、続編の可能性はどうなんでしょう…
これで終わってしまったら販促作品…でもそうなるのが勿体ない作品だと思いました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 24
ページの先頭へ