BLで関西弁なアニメOVAランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのBLで関西弁な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月22日の時点で一番のBLで関西弁なアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

62.9 1 BLで関西弁なアニメランキング1位
恋する暴君(OVA)

2010年6月25日
★★★★☆ 3.7 (62)
459人が棚に入れました
森永哲博の片思い相手、巽宗一はそれはもう暴君。とある理由があってホモ嫌いのため相手にされず、とうとう片思い歴は5年。いい加減疲れて友人であるバーの店員、ヒロト君に相談するとアヤシイ催淫ドリンクを渡され、既成事実を作ってしまえとそそのかされる。あの暴君な先輩にそんな事できない!森永はタンスの奥へとしまい込むのだが、酔った宗一はそのドリンクを勝手に見つけて飲んでしまう。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

面白さに笑いながら ふと せつなくなった。。

原作は高永ひなこによるBL漫画。
2話からなる2010年のOVA作品。

大学の農学部4年である森永哲博と、彼が入学以来の4年間
ずっと片想いしている相手・・農学部修士2年の巽宗一。
この2人が主人公。

先輩と後輩という間柄で研究室にいる2人だが、
宗一は大のホモフォビア(ホモ嫌い)
可愛がっていた弟までもが、恋仲の男性と渡米してしまったため
ホモへの嫌悪感はMAX状態にあった。

いっぽう、森永は数年前、この巽先輩に一度は告白したものの、
まったく受け入れてはもらえず、疲れ果てていた。
しかし、友人の計らいも手伝って、ある日・・偶然、
既成事実を作れてしまうのだが・・というお話。

とにかく偏見や差別意識の強いこの世界。
好きになった相手が極度のホモ嫌いなんてことは、多々あるわけで。
なかなかリアルな設定だし、コミカルな展開はものすごく笑えた。
そして面白かったのと同時に、ちょっとせつなくもなったりした。

そうだよなぁ・・これが現実だよなぁ~
そう思わずにはいられないけど、
物語としては短い時間ながら、無駄なくまとまっており、
見せ場もしっかりあって、心情も意外に細かく描かれていた。

BLモノがお好きな女性にはまた別の見方があるかもしれないが、
男性からは、ホモの人が見てもノンケの人が見ても納得できる部分が
きっと必ずあると思う。

駆け引きのつもりがなくても、身を引くことで災い転じて?
ってことはありそうだけれど、この物語の場合・・先輩は
心底ホモを嫌ってたのじゃなく、
やはり素直になれない暴君だったからとしか思えない。
なのでこういう人ともしカップルになっても
ケンカばっかりしていそう(笑)
意地を張らずにいたら、案外相性良さそうなのにね~

で、それを見抜いていたバーの男の子・・
あの関西弁は確かに違和感あって気になった(笑)

投稿 : 2024/05/18
♥ : 15

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

(*'∀'*)ニヤニヤ・・・

大のホモキライの先輩に片思いし続ける後輩森永。切ないねぇ・・・
まぁ想いは報われるのだが・・・
絡みの部分は終始ニヤニヤして観てましたw


ってか〝押してダメなら引いてみろ〟←これ考えた人って誰なんだろ??
思いついた人スゴイと思わない??
私もリアの駆け引きで使ってたりしますwブッ
この作戦に失敗はナイ!!

まぁこのアニメでは狙って引いたワケではないんだけど
人ってなんで引かれると追いたくなるんだろうね~~~
うーん....φ(・ω・` )気になるわ。



ってか媚薬をくれた子の関西弁に違和感を感じたのは私だけか??

投稿 : 2024/05/18
♥ : 17

ぽ こ た ろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

レビュ-下手女子のレビュ-。

ゲイ後輩・森永×ノンケ先輩・巽

森永哲博の片思い相手、巽宗一はそれはもう暴君。
とある理由があってホモ嫌いのため相手にされず、とうとう片思い歴は5年。
いい加減疲れて友人であるバーの店員、
ヒロト君に相談するとアヤシイ催淫ドリンクを渡され、
既成事実を作ってしまえとそそのかされる。
あの暴君な先輩にそんな事できない!
森永はタンスの奥へとしまい込むのだが、
酔った宗一はそのドリンクを勝手に見つけて飲んでしまう。
                            (―Wiki)

うぃきの文載せただけとゆ-ね。
すいません。

興奮する作品でs((黙

投稿 : 2024/05/18
♥ : 0

60.0 2 BLで関西弁なアニメランキング2位
ぼくはこのまま帰らない (OVA)

1994年6月21日
★★★★☆ 3.2 (12)
99人が棚に入れました
普通の家庭に育った吉成律朗と、高校を中退し如何わしい仕事をしていた天藤絢は中学校時代からの親友であった。萌子という彼女がいるにも関わらず、自暴自棄になっている絢を放っておけない律朗は絢の気持ちに応え関係を結んだ。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

帰らない決心をしたのは誰だったか?

この作品の存在、まるで知らなかったのだけれど、
キャッチさんの1人から勧められて視聴した作品。

向田邦子さんが過去に『三角波』という小説を
お書きになっているのだけど、まさにこの物語はそれと同じ展開。

1996年の作品ということで、音楽、ファッション、ヘアスタイル、
登場人物たちの遊び方、どこをとっても90年代だなぁと。
なんとなく懐かしいような気持ちで微笑ましく観ていた。

舞台は大阪。よって全員関西弁。
だからなのかな、関西弁の持つストレートながらやんわりした物言いが
この作品全体の空気感だったように思える。

ジャンルとしてはBLモノだから、苦手意識の高い人には勧めないけれど、
親友関係の男子2人と、そのうちの1人と交際している女子1人、
という3人からなる物語なので、
BL独特のムードはなく、どちらかというと
昔に観たトレンディドラマみたいな感覚だった。
なので案外さらっと観れる人のほうが多いのではないだろうか。

登場人物は、普通の家庭に育った吉成律朗と、その彼女である萌子。
両親の離婚を機に高校を中退し、乱れた生活を送る天藤絢。
律朗と絢は中学校時代からの親友だったが、
あることで自暴自棄になっている絢を放っておけない律朗は、
ある日、絢の気持ちに応え・・・というお話。

BLが苦手な人にもぜひ、ここでちょっと考えてみて欲しい。

愛情と友情の境界線って?と思ったとき、やはりそれは
一線を越えているかどうかが大きいのかもしれないけれど、
一線を越えていなくても愛情は成り立つし、
一線を越えた過ちがあったとしても、成り立つ友情があったりする。
そう考えていくと、「友達」と「親友」というものを比較した場合、
「親友」というのは限りなく愛情のほうに傾いた友情だよなと。
そうは思えないだろうか?

だとしたら、快楽に溺れる肉体関係で繋がっているのではなく、
相手の傷ついた心を癒す行為としての抱擁の延長線上に
結ばれた関係がある彼らを思うと(本当はそのほうが切ないけれど)
これは一線を越えても成り立つ友情だったのかもしれない。

そう思って彼らのラストシーンを観ると、すごく納得できたし、
彼らそれぞれが選んだ道は、とてもせつなかった。

だけど女の子はやっぱり強いね。
吹っ切り方が全然違うものなぁ・・・・
ちなみにエロは少なめです。

それと、この作品のサムネは、リメイクのほうらしく?
僕が観たのだと、律朗のほうはメガネをかけてたんですよね。
メガネの律朗のほうが、イメージ的には合ってたと思うので
ちょっと残念です。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 10
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