2021年度のMAPPAおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2021年度のMAPPA成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月09日の時点で一番の2021年度のMAPPAおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.6 1 2021年度のMAPPAアニメランキング1位
平穏世代の韋駄天達(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (182)
550人が棚に入れました
“韋駄天" × “魔族" × “人類"、何が起こるか誰にもわからない禁断のバトルロワイアルがいま始まる―!! 壮絶な戦いの末、圧倒的な速さと強さを誇る戦いの神々「韋駄天」が世界を破滅に導く「魔族」を封じ込めてから800年。今や“あの戦い"は遠い神話の中の昔話でしかない。生まれてから一度も戦ったことのない「平穏世代の韋駄天達」が平和ボケしている中、何者かにより、再び魔族が長い眠りから復活させられた―!? 武力、智略、政治、陰謀、使えるものはとにかく何でも持ってこい! ノールール&ノーリミットな三つ巴のバトルロワイアルがいま始まる!!
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

お手軽にハイブリッド戦争

原作未読


キービジュアル/サムネや作品タイトルから少年誌でもさらに子供向けな内容を想像してさほど期待してませんでしたがところがどっこいでした。紛れもなくクール(2021夏)トップの面白さです。

韋駄天≒神様と魔物が対立する設定。強力な魔物を封印し平和が訪れ800年経過した世界が舞台です。脅威が去って久しいため、いい加減平和ボケしてるよの趣旨で“平穏世代の韋駄天達”なんでしょう。
半端な幕切れは原作との兼ね合いみたく、ならばと韋駄天が如く駆け抜けた疾風怒濤の全11話でした。


原作者クール教信者さんの同クール3連発。『小林さんちのメイドラゴンS(2期)』『ピーチボーイリバーサイド』『平穏世代の韋駄天達』のうち一つになります。食べ比べしてみるのも一興ぐらいの構えでしたが、なかなかどうして共通したテーマが見え隠れするのもお楽しみポイントです。余力があれば他のもどーぞ!
と褒めまくりなのですが一点。俺たたエンドでもないぶつ切りエンドが減点材料ですかね。だがネガティブ要素はこれくらい。というわけで中身なんですがあらすじ抜きでエッセンスを以下ご紹介↓

パワーゲームが上手いこと描かれてます。韋駄天VS魔物の構図はもとより第3極人間の立ち位置が趣深い。魔物に使役されるのは想像つきますが韋駄天にとって必ずしも守るべき存在ではありません。第一優先は魔物の殲滅であり人間保護は副次的なもの。
国家に例えるとわかりやすい。友好だなんだのというのはホームグラウンドの安全が担保されてこそ成立すること。一昔前は韓国、今だと台湾。あくまでロシアの南下や赤化勢力の橋頭保としての半島であり、沖縄防衛・シーレーン確保のための台湾であるのが地政学の常道です。“友好”は副次的で自国の国益優先で考えるのが筋なため「○○が親日だから」は要素であって不可欠な条件ではありません。
本作での人間は“プレイヤー”とはならず大国の都合で右往左往する〝傍観者”であり、言い方悪いですけど駒。それがうまいこと出てます。二項対立なプレイヤーと流動的な第三者という大枠部分がシンプルでわかりやすい。

そんなパワーゲームを下支えするのがややエログロな表現手法が取り入れられていること。なかなかお目にかかる機会がありませんが本作では特長となってます。
そりゃ胸糞に蓋できればいいんでしょうけど敗者がどんな目にあうかは自明の理ですからね。ウィグルとかどうなん?って話です。話せばわかるは絵空事。こと世界は残酷で不条理なのです。
た・だ・し…アニメでそれ見たいかどうかは人によるでしょう。私は抵抗のない人。むしろそれっぽい作風でしたらメタでも表現されてないと冷めるかもしれません。

 平穏世代=平和ボケ

かどうかは観てのお楽しみですがほぼ答え言ってるようなもんですね。
最後にインテリジェンス。情報戦です。ウォーポテンシャル=戦力も強い上で情報戦に強ければ万事安泰ですが、たいていは弱いところこそ情報戦に力を入れるものです。
ネタバレ無しではここまでですが、きちんと弱いほうが必死で情報戦仕掛けてきます。火力よりも情報戦がどれだけ大事かわかるような作品となってるんですよね。不思議なことに『三国志』で諸葛亮や司馬懿ら軍師の計略の威力をまざまざと見せつけられて知っているくせに、現実社会に置き換えると途端に感覚マヒしちゃって影響力工作の威力やどんなものかが分かんなくなることが多い。スパイ天国という単語は知ってても具体的にどんな工作があるか指摘できる人は少ないものです。


となんやかんや堅苦しいネタですんませんでした。実際は脱力系と言っていいくらい小難しさとは無縁なのでご安心を。この手の作風での教科書は『進撃の巨人』あたりかと思いますが、その『進撃の巨人』の設定を荒くしておふざけ増やして原型留めてはないんですけど旨味成分が遺伝子レベルでは一緒みたいな感じ。

ぶつ切りエンドだけはポカーンなるかもわかりません。11話と短めですから、サムネ/キービジュアルでイマイチ食指が動かん方もちょい重い腰をあげてもらって損はないと思える良作でした。
途中区切りのつけ方が綺麗だったらさらに点数上げてるのでもったいないですね。



※ネタバレ所感

■食べ比べ

言うまでもなく他のクール教信者作品との比較です。
{netabare}敵対種族とのコミュニケーション問題ばっかですね(笑) 

本作では魔族が絶滅危惧種という設定で、種の生存をかけて必死。うっかり肩入れできちゃう悪いやつらなんです。彼らにとって韋駄天は種の存続を脅かす不倶戴天の敵。
たしか300体だったと思いますが個体数の少なさで生じる危機感からか倫理観は吹っ飛んでましたね。劇中では輪姦・児童姦はもとより女性を生む機械と見立て多子出産推奨は当たり前と胸糞展開でした。
これがリアルだ!としたり顔で言う気はさらさらありませんが、どういう人たちがどういう時に胸糞なことやらかすかは歴史に複数事例があるので知っといて損は無いでしょう。尼港事件・通州事件・真岡郵便電信局事件あたりは良いテキストになると思います。

韋駄天側のミスは慢心なのかしら。私がたまに大日本帝国ネタを使う理由なんですけど日本型組織の良いところと悪いところの見本市みたいなとこあるからなんですよね。
それで慢心についてなんですが、当時の日本って
片手間に東南アジアに出張って200年~300年居ついていたイギリス・オランダ・フランスを駆逐し
片手間にドイツ第三帝国を敗走せしめたロシア改めソ連の南下を満蒙エリアで食い止め足止めして
片手間に内戦状態で国の体をなしてなかった共産軍・国民党軍の便意兵に連勝
しかも一等国民として調子に乗り満州で狼藉を働き散々足を引っ張る列島出身でない同胞を抱えながら
ついには太平洋渡ってアメリカの国土に攻撃加えるオマケつき

それぐらい強かったって解釈は可能です。それを地でいくくらいお強い韋駄天の皆さん。これで情報戦でも勝ってたらと悔やまれる展開だったので示唆に富むなぁと高評価の理由の一つです。

『ピーチボーイ』だと敵対種族の和解模索を示唆するくらいで終わってましたが、こちらは今のところお花畑皆無です。平穏世代と言いながら世界は残酷です。『メイドラゴン』となると私は1期止まりでして日常劇に落とし込んだ中にほろ苦さを感じる作りだったと思います。いづれの作品でもハレーションが必ずどこかで描かれ、そんなやっかいなテーマに向き合おうとの姿勢を感じるんですよね。{/netabare}


このアニメ観てまともな情報機関が欲しくなりました。
あまり性差を言わない私ですがこのアニメはパワーゲームに鼻の利く男連中が好きな気がします。



視聴時期:2021年7月~9月 リアタイ   

------


2021.10.14 初稿
2021.12.04 タイトル修正/配点修正 -0.2

投稿 : 2024/05/04
♥ : 28
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

敵側を応援したくなるアニメ

人間、魔族、韋駄天が存在する世界で魔族VS韋駄天を描いたバトルもの。

{netabare}
このアニメは珍しく主人公側がオーバーパワーで、7話時点ぐらいで魔族が絶滅寸前にまで追い込まれるという。
俺TUEEEE系と言えばそうなのだが、同じ相手にずっと俺TUEEEをし続け、相手は必死に耐えるという斬新なアニメ。
その斬新さ、絵柄の独特さ等もあってかなり面白かった。

最初はひたすら魔族に対して俺TUEEEをして魔族側をほぼ壊滅させるが、追い込まれると魔族側は引きこもり、どうやって韋駄天に対抗するか?、どうやって魔族を立て直すか?と作戦を練る。
前半部分も勿論めっちゃ面白かったんだが、自分は後半部分が特に好きだった。
頭脳戦という自分が好きなジャンルをしっかりと描けていて好印象。
前半部分もそうだけど、敵との駆け引きがかなりうまく描けていたアニメだと思う。
ミク達とイースリィの駆け引きが見ていてすごく面白かった。
韋駄天の思考がサイコパスめいてて、魔族側の方が生き延びようと頑張ってるから魔族側の方を応援したくなるというw
最後、魔族側がイースリィを出し抜いた時はよくやった!って感想が出てきてしまった。

それと結構この作品はエログロで、今期で言うなら女神寮よりもエロ要素が多め?
ところどころエロ漫画かよwってなるようなシーンもあったり...。
自分普通のアニメに入るエロ要素は嫌いなのだが、この作品はエログロがいいスパイスになっていて良かったと思う。

一個だけ気になった点を書くと、倍速再生だけはやめてほしかった。
尺の都合?演出?どっちかはわからないけど普通に聞きたかった。

最後はイースリィ達が拷問されてる途中で終わりという中途半端な終わり方。
二期をやってほしい。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 6/10
殴るシーン割とグロい。
韋駄天は悪なのか?平穏ってゆとりって意味かw 
いや草、普通にレイプされるじゃんw
アニメなのに珍しい
神様仕事して... 

2話 9/10
ポーラ可愛い。女にも厳しいな
いいリョナ。一話の最後そういうことか
魔族と韋駄天の設定しっかりしてるの面白い。
悪は魔物だけって感じか
腸飛び出してるじゃん。結構面白そう。

3話 8/10
リン強すぎる。
あのじじいボコボコにされてたのにそんなすごい奴なのかw
イースリイが指示していた人たちって人間なのか?

4話 6/10
韋駄天は味方なのね。この白髪男かよ。

5話 8/10
イースリィのイキリっぷりきついわ。
最近のアニメ媚薬の登場率高くね?w
女神寮よりもエロい。
展開がエロ漫画w 倍速やめてくれ。
6話 こいつらあんまりつよくないのか? 謎ボールギャグ 7/10

7話 7/10
イースリィのイキリが少しきつい。
あのおじさんを評価するの面白いなw
譲歩することで本題を認めさせたってことかもね。
ところどころイキリがきつい

8話 9/10
#8 韋駄天w
意外と渡り合えるんだな韋駄天と。
普通に人間も殺してるじゃん。
なんでいいシーンでエロやってるんだ。
え、この人韋駄天になるのかw
メインキャラの韋駄天たちがどうやって韋駄天になったかみたいな話はないのか。
ええ...気絶させるのはなぁ。
リンは死なんのか?

9話 8/10
ぶっ飛んだ世界観からSNSという現実感のある言葉がw
魔族を応援したくなるアニメ。
慰めてやる(意味深) マジでそっちの意味かよw
グロいな。

10話 8/10
この駆け引きパート面白いな。
ほんとに魔族側を応援したくなるw

11話 9/10
媚薬投げといて変な下心がないとは。
隙あらば媚薬
やっと魔族側が韋駄天を出し抜いてくれたw
もうちょっと拷問シーンやってくれても良かった。
中途半端だなぁ、終わり方。
{/netabare}

曲20段階評価
OP「聖者の行進」8.0/10
ED「雷火」3.0/10
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

原作未完!これからどうなる!?(本当にどうなる)

この話は800年前に起きた大戦を経験していない韋駄天たちの話
ジャンルは戦闘

まぁなんでしょ。
続きが気になるといえば気になるのですが、どうでも良いという気持ちが強い、というのが正直な感想です

韋駄天、といえば仏教ですが残念ながら仏教らしき宗教はありません。どっちかといえばキリスト旧派チックな宗教はちょこっと登場しますが、別に物語に大きく影響するわけでもないため、「韋駄天ってなんじゃい!」という方でも安心して視聴することができるような物となっています。
逆に言えば「韋駄天ぐらい知っとるわ!」という方にとって本作の韋駄天は「あれ韋駄天てなんだっけ」になってしまうかもしれませんが、まぁあくまで両方想像の話ですので。

さて本作の内容は基本戦争です。
正確に言うなら「魔族VS韋駄天」です。
人間はやられ役で登場しますが、基本的に関係しません。
その戦争の話ですが、前半はハヤトという少年、後半はシンz...イースリィという少年がメイン人物になってきます。
韋駄天らは力が強く、正直敵なしなのですが、それに対抗する魔族がどうでるか、という話ですね。(もはや魔族が主人公では…?)

まず私の意見としては「つまらない」が素直なところ。
俺たちTUEEEEEを中心に無双していくのが大半でしたし、物語の展開も薄く、結局{netabare}「魔族が韋駄天をなめてたけど、韋駄天がめちゃくちゃ強かったから撤退戦をしてたら韋駄天たちが油断しちゃった」{/netabare}てことでしょ、と言われてしまいます。他にも色々あったのでしょうがどれも大して面白い場面でもなく、戦闘もドラゴンボールだったので真新しさが見つからず、非常に退屈した作品となっています。

話は変わりますが。
やはりあのツインテールで「ミク」て名前だったら初音を思い出します。
てっきり韓国や中国の方がお遊び心で入れた、と思っていたのですがなんと原作は日本人。なんなら「貞操逆転世界」や「異世界レビュアーズ」などの天原さん。そっち方面の方。まぁ確かにそれっぽいシーンが平気でありましたが。

あとイースリィ君の声が緒方恵美さん。
ネットではシンジ君と呼ばれていましたが、個人的にはAngelBeatsの直井君との差異が全くわかりませんでした。何が違うんでしょうね。シンジ君。

監督は城所聖明さん。初監督だそう
シリーズ構成は瀬古浩司さん。亜人の方ですね
キャラデザは大津直さん。Beastarsの方ですね
劇伴は出羽良彰さん。ゲーマーズの方ですね
アニメ制作はMAPPAさん。いぬやしきの所ですね

作画はよく、典型的なアニメ絵で良かったです
opはボカロPであったキタニタツヤさんの「聖者の行進」神曲
edは井上拓さん作曲、ナナヲアカリさん歌唱の「雷火」

誰がために戦うのか
ということで一つ

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

70.0 2 2021年度のMAPPAアニメランキング2位
RE-MAIN(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (122)
344人が棚に入れました
知らない自分に、僕らは出会う
総監督・脚本 西田征史(「TIGER & BUNNY」) × アニメーション制作 MAPPA(「呪術廻戦」)の初タッグで水球に挑む!
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

独特な設定のスポーツアニメ

水球が題材のスポーツアニメ。
オリンピック便乗系のスポーツアニメの中では個人的に一番面白かった。

{netabare}
このアニメの大きな特徴は、主人公が記憶喪失をしていること。
ただ記憶が吹っ飛んでるのではなくて、元最強主人公が記憶喪失で水球の記憶もろともなくなって、しかもブランクのせいで筋力も衰えているという。
後半になると再度記憶喪失が起きて、逆に1回目の記憶喪失前の記憶は戻ってくるといった感じで記憶喪失という大きな設定を扱っているアニメ。
この2回の記憶喪失がうまくかみ合ってていいアニメだった。

この2回の記憶喪失をうまく利用できていたアニメだと思う。
1回目の記憶喪失後の主人公は、昔のビデオを見て、昔努力でのし上がったのなら同じように努力すればいいと確信し、記憶喪失前の自分を目指して努力をするというのがかっこよかった。
逆に2回目の記憶喪失後の主人公は1回目の記憶喪失後の主人公のビデオを見て、自分を見つめ直し、仲間を大切にし、最終回のラストでは弱い味方にパスを回すという流れが完璧だった。
双方向的に影響を与える展開が上手かった。

水球よりも人間関係の描写に重きが置かれていて、人を説得するところ等いいシーンが多いアニメだった。
ラスト1点取って終わりというのもベタだけど1クールの締めとしてはいい終わり方だったと思う。
タイトルのダブルミーニングも上手かった。

一個残念な点は水球の帽子?をかぶっているとキャラが見分け憑かなくなる点かな。かなり書き分け出来ている方のアニメなんだけど、髪全体を隠す帽子のせいであまり区別がつかない。

1クールなので掘り下げしきれてないキャラも多かったから、是非二期をやってほしい。

{netabare}
1話 6/10
どういうこと?ホモかな?
記憶喪失スタートとは珍しい。色々あって水球始めることに。
最近こういうスタート多いなw 二人はキスをして終了

2話 7/10
元カノじゃないのかよw 22万払うw
ちゃんとした契約もしてないのに、それを理由に始めるのは強引すぎるかなぁ。家族からの反対もないのか。
あの女、主人公の状況も考えられないの自己中すぎるし。
何でこんなビラを理由にあんなに集まって、しかもあっさりほとんど解散するんだよw
小声キャラいらない...
ジャイアン感
水中で打つのもキャッチも難易度高そうだな。
赤髪引き留めるとこは良かった。

3話 8/10
謎展開。正論を言う新キャラ。
普通にご都合ですごい選手に勝つのじゃなくてちゃんとハンデ付きなのはいい。作画結構いいな。
ほんとに泳ぎ方滅茶苦茶じゃないか

4話 8/10
タイトル回収。なるほど。
タイトルのダブルミーニング上手い。
やっぱ兄と会う展開なのかw 風呂せっま
申し訳程度のお菓子要素。
煽るなw
初勝利がかかったチームとってw
どちらが弱いのか見極めるw

5話 10/10
ギスった。一点も入らんのかよ。
まあ水球って特殊そうだから未経験だとかなり差が出るのかもなぁ。
メガネの服ださすぎだろw
メガネこええ。
面白くて新鮮なキャラ付けだからいいけどw
どこが優れていたのかってそりゃ気になるよね。
記憶喪失の状況での心境描写や行動がリアリティあっていい。
DVDのシーンめっちゃいい。
記憶喪失という設定がこういう形でスポーツアニメに活かされるのすごい。
もともと才能じゃないなら努力したら戻れるって確信するところもいいし、その上でメガネを誘うシーンも最高だった。

6話 7/10
カミングアウトタイム面白いなw
主人公空気壊すな。
いや草 マジで自殺かよw 違かった。
あのいじめ犯みたいなやつと仲良くなってるのかw 

7話 9/10
自分がライバルっていいな。
記憶喪失を活かした独自の展開。
変w ユニフォームのギャグ面白いな 
パワハラ上司か?

8話 7/10
主人公マジのクズじゃん 記憶喪失滅茶苦茶やんけ。
ええ、また記憶喪失させる意味あるのかな。
普通に今のチームで水球やって元の自分を目指すってので良かったのに
それにこういう展開はいると1クールでいいところまで行ってくれるのか。
まあ記憶喪失で性格変わるってあるらしいしな。
変にひねらず王道で行ってほしかったな。
そもそもここまでは記憶喪失前の主人公を努力の天才ってプラスに描いていたのに、今度はパワハラ選手とマイナスで描いちゃうのはな。
まあまだこの先どうなるかはわからないし続きは気になる。
この展開で良かったと思えるのかは謎だけど。
ただ、主人公が急成長するよりはこういう風に最強主人公が最強に戻るって方がいいのか? 

9話 9/10
地雷踏むなw
まあそりゃキレるわな、記憶喪失前の方が良かったとか言われたら。
なんで記憶喪失前みなとこんな遺言残してるんだよw

10話 9/10
ほんとぼくリメに次いで今期で二番目にゴミな主人公なのに面白いという。
なんやかんや信頼されてる主人公
最終回負けは確定だろうなぁ 
でも個人的には急成長で勝つよりもまずはそういうエンドの方が好き。
 
11話 9/10
草、マーク多すぎやろ。
こいつら何を練習してた。
網浜がまあまあ使えるぐらいか。
主人公がチーム認めていくのいいな。

12話 10/10
書き分け出来てる方だとおもうけど、それでも帽子被られるときついな。
最後のシュートめっちゃよかった。
やっぱり一点取って終わりか。
けどめっちゃいい最終回だった。
{/netabare}

曲20段階評価
OP「Forget Me Not」8.0/10
ED「壊れた世界の秒針は」8.0/10
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ワイも不時着

オリジナルアニメ


岡山舞台の水球アニメ。中学で全国制覇した主人公が不慮の事故で記憶(だけ)を亡くし浦島太郎状態で高校生活をスタートするというとこから。競技の記憶もごっそり抜けてることもあって全国制覇メンバーのお友達も寂しそうなんだけど本人はどうにも反応しづらい。
この記憶の欠落した時点を境に前後の自分はまるで別物。ある意味で生まれ変わったようなものですがいかんせん同一人物なんでね。徐々に記憶を取り戻したリなんだりでビフォアアフターが混じったり反目したりと単なる水球アニメになるところへコショウ一振りスパイスつけてる感じです。

 創部(または再建)→なんかしらの結果出す

これを1クール尺で頑張るので区切りのいいところまでになりますがどこで一服つかせるかは腕の見せ所。評判良かったら続編も…を念頭に置いてるかもしれません。

 夏・プール・男の裸

とリアタイ視聴期の季節感にも合い納涼一服気分で楽しみました。
男だらけアニメにたまに見られる“男同士の変な距離感”はありませんでした。一方でプールだけに『Free!』みたいなスイミー作画を期待したところこちらもさほどでもないです。作画はよくわかりませんが目立ってスゲー!みたいなのはありません。
私としては特に刺さらず可もなく不可もないという評価です。後述ネタバレのどうでもいい理由が気になってたのと、よくよく考えたらオリパラ開催期間中で未知なるスポーツにワクワクするのもドキドキするのもアニメ外で充足できてたのでお腹いっぱいだったかも。
夏場の清涼剤くらいの感覚で臨まれてはいかがでしょうか。。。



※雑感

■『forget me not』

水球で有名な人だと吉川晃司さんを思い浮かべる人も多いでしょう。たしか広島ご出身だったから岡山の隣県ですわな。その飲み友達だった故尾崎豊の代表曲一つと同名タイトルがOPに使用されてます。もちろん尾崎のとは全く違う楽曲ですよ。
めっちゃ爽やかで夏やプールや男の裸が映えるチューンでした。K-POPみたいですね。「煌めく日差しが♪」が「煌めくぅひじゃしが」に聞こえてたのであーなるほどでした。
で、めっちゃ爽やかなのはいいとしてたぶん私がバカ耳だからだと思うんですけど
{netabare}サビ部分がユーミン『守ってあげたい』のソレと被るんですよこれが。ユードンハフトゥウォーオリ♪のとこ。以来脳内にカチッとセットされてしまい最後までユーミンの顔がチラつき邪魔をしました。{/netabare}

{netabare}気になりだすとユーミンだろうがKーPOPだろうが脳内比率のうちOPを占める割合が高くなってきます。こじれると、、、
K繋がりで韓流ドラマあるあるの一つ“とりあえず記憶喪失!”と本作の基本設定の相性が良いじゃーんとかどうでもいいことを考えるに至ります。
そしたら関連してもっとすごいのぶっ込んできましたね。“記憶喪失してる期間のスライド”という力技。今度は一部思いだしたけど別の期間の記憶が抜けちゃうという脳医学臨床の最先端をゆく症例でございます。なにか糸が切れた瞬間でした。{/netabare}

王道スポーツものではなく韓流ドラマという魔解釈から抜けきれないため本レビューは参考にしないでくださいませ。


■韓流おかわり

悪ノリ続きです。ここまで来たらどんどんいったれーっ!とそれっぽい違和感が残った3点を追加

1.{netabare}曙学館(しょがくかん)の備前監督(CV緑川光){/netabare}
 {netabare}高校の学校スポーツは教育の一環です。仮に建前でもですよ。なので中学優勝時の記憶が戻った主人公に対する大人の態度としてあれはないかな、と。体調やメンタルなどみなと君その人個人への気遣いはなし。かつての教え子に大きな変化が生じているのにです。「大丈夫か?どうだ?」くらい声かけてあげりゃいいのに、あくまで競技者視点でのうんぬんかんぬんのみ。全国クラスならなおさらメンタルケアなんて大事だろうに。どうにも違和感しかない監督さんの対応でした。アニメ的にも大人は魅力的に描かないとだめよね。{/netabare}

2.{netabare}川窪ちぬ(CV Lynn){/netabare}
 {netabare}つまり記憶無くなる前のオラオラみなとくんが気になってたということね。KISSも意味不明で「ズキュゥゥン」な唐突さでした。同じオラオラでも適宜適切ワードをぶち込んでキュン死させるのが日本の少女漫画。オラオラなまま性格どんなでも結果出しちゃうあなたがどうにも気になるわの韓流ドラマ。ちぬちゃんは後者っすね。好きな人は好きなんでしょう。{/netabare}

3.{netabare}曙学館手前の試合{/netabare}
 {netabare}試合展開、心理描写、軒並み稚拙なんだけど試合には勝利。プロセスより結果重視。順位序列が上であることを優先。なんだかなぁ{/netabare}
 {netabare}最終回。曙学館に1点取るとこも上手いことやったった感醸し出してたけど自身の競技力低下には見ぬふりで、だまくらかしただけでドヤられてもなぁ{/netabare}

歌と記憶喪失設定だけではないと魔解釈をさらにこじらせてるためやっぱり本レビューを参考にしてはいけません。



視聴時期:2021年7月~9月 リアタイ   

------


2021.10.03 初稿

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

知らない自分に、僕らは出会う

この作品はオリジナルアニメだったみたいですね。
この索引では水球を題材にしたいましたが、こういうマイナーなスポーツにも脚光が浴びるのは個人的にとても良いことだと思っています。

最近、カバディや男子新体操などを題材にしたアニメが放送されたましたが、マイナーなスポーツのアニメ化が流行っているのでしょうか。


アニメ「TIGER & BUNNY」などの脚本を手がけた西田征史が
原作・総監督・シリーズ構成・全話脚本・音響監督を務め、
「呪術廻戦」などの話題作を生み出し続ける
アニメーション制作会社MAPPAとタッグを組み、
誰も見たことのない本格水球TVアニメに挑む。

中学3年の冬、水球の全国大会で優勝した清水みなとはその帰宅途中、
交通事故に遭い昏睡状態となってしまう。

203日後、ようやく目覚めたものの、彼は中学3年間の記憶を失っていた。

水球から離れ、気持ちも新たに山南高校へ入学したみなとだったが、
ひとつの約束をキッカケにそこで出会った仲間たちと水球を始めることになる。

しかし、弱小水球部には様々な困難が待ち受けていて……。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

事故で記憶を失う…
私は経験がありませんが、どんな感覚なんでしょう。
記憶を失った本人は、その期間の記憶を失ったことに対する違和感は感じるんでしょうか。

きっと自分一人だけだったら何も感じないのかもしれません。
一番堪えるのは、記憶を失うことによって自分と自分以外の人たちの間に溝を感じる瞬間なんだと思います。

相手は自分の知らない自分を知っている…
思い出せない自分の言動を自分だけが知らないなんて、違和感を感じずにはいられないと思います。

才能に恵まれ、日々の鍛錬も欠かさなかった。
掴むべくして掴んだ栄光の日本一…
これが足元から崩れ落ちるとは誰一人として微塵も思わなかったことでしょう。

今回初めて知ったのは水球のルールです。
これまで水球というスポーツの存在は知っていましたが、恥ずかしながらルールまでは知りませんでした。
まぁ、カバディのルールも知りませんでしたけれど…

公式サイトに「Water Polo Rules」としてルールが掲載されていました。

水球は、「ボールを持っている選手に対してはコンタクトが許されているため、選手同士が激しくぶつかり合うことから「水中の格闘技」と称される。試合中はプールの底に足をつけず泳ぎ続けなければいけないタフな競技でもある!」
なんだそうです。

私はハンドボールを水中でプレイするくらいのイメージしか持ち合わせていなかったので、このギャップには正直驚かされました。

それと一つ疑問に思ったのが、何故物語の舞台が「倉敷」だったんだろう、という点です。
公式サイトに倉敷市の公式観光サイトへのバナーが貼ってあったり、その公式観光サイトでも結構大きく取り扱われていたり…

少しググって分かりました。
倉敷は「水球の聖地」だったんだそうです。
そういえば、「推しが武道館いってくれたら死ぬ」も岡山が舞台でしたよね。
念のため岡山の観光サイトもチェックしてみましたが、残念ながら「推し武道」を見かけることはできませんでした。

それだけ倉敷市が水球に力を入れている、ということなんでしょうね。
倉敷市の公式観光サイトでは、アニメで取り上げられた聖地が掲載されていました。
普通なら相応の盛り上がりを見せるのでしょうが、このコロナの予断を許さない状況ではなんとも…

オープニグテーマは、ENHYPENさんによる「Forget Me Not」
エンディングテーマは、仲村宗悟さんによる「壊れた世界の秒針は」

1クール全12話の物語でした。
主人公の失意のどん底から始まった物語でしたが、キチンと纏まっており見せ場もしっかり設けられていたと思います。
個人的には、Lynnさん演じた川窪ちぬがどう変わっていくかが気になりますけれど…
しっかり堪能させて貰いました!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13
ページの先頭へ