「魔法科高校の劣等生(TVアニメ動画)」

総合得点
85.1
感想・評価
4579
棚に入れた
23511
ランキング
255
★★★★☆ 3.8 (4579)
物語
3.7
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.8

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ネタバレ

たんぽぽの花 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最強の劣等生とその力の説明かな(笑)+α

この作品は面白いですが、色々と複雑すぎるので、私の知る範囲での個人の事を前後しながら、説明していきます。

(作品の背景)
寒冷化が起こり第3次世界大戦が起こった後の話です。
日本は技術力で放射能除去装置等の開発で世界的に高い地位いる。しかもその地位は技術面だけではなく、魔法と言う力を現実に再現できる機械をも作り、その力は世界的に驚異な国になっているが、魔法を使えるのは普通の人では無理で、素質を持ち教育を受けてそれらを使いこなす。
作品でよく、起動式?魔法式?とあれれ?思う人も居たと思いますが、起動式がゲームのプログラムで魔法式がゲーム上での必殺技と思うと良いかもしれませんね。魔法には、色々な種類があるのだが、大きく分けると3つなる
・現代魔法 加速:加重:移動:振動:収束:発散:吸収:放出:
 以上が現代魔法の基本になる、これらの魔法を組み合わせたり、応用する のが現代魔法の基本と言える。

・古式魔法 現代魔法とは系統が異なり昔から引き継がれて使われている
 超能力と魔法を合体させた感じの魔法ある。忍術等がこれに入る。

・BS魔法 魔法として技術化される以前の異能、つまり現代魔法以前の先 天的な魔法師はこの類になる。達也はBS魔法師に当たる。

<登場人物>
司馬達也 実は達也は魔法師でも人工的に精神及び人体改造(人工魔法領域)を細こされた成功例、変わりにその反動で感情の欠如が有り、妹の事以外の事に対しては感情を表さない。しかもその時の影響で直観像記憶と似た記憶力を持つ、達也の得意な能力は『分解』と『再生』分解再生共に人や物にも有効であるが、情報を読み取る力を使うため、怪我人など再生には本人にも痛みや苦しさの苦痛を数倍で受ける。分解に関しては分子レベルまでの分解と機械単体としての分解があり、分子レベルまでの分解は何一つ残さず消し去る事が可能である。また直観像記憶の影響も有り学力はトップクラスではあるが、魔法領域を再生にほとんど使っている為、現代魔法は不得手とする。
解体には、術式解体と術式解散と有り、状況に応じて使い分けている。体術は達也自身が身に付けた物で古式魔法師九重八雲が鍛えている。九重とは風間少佐が九重の弟子であり、達也の隣町に八雲の寺か有る為修行にと紹介された。(沖縄での戦闘後原作では横浜編の後に続く追悼編後)
クールで真面目だが、唯一残された妹の事になると逆鱗に触れたと称し、マフィアを1人で壊滅させる事もあった。
また、成績順位が学校では当たり前だが、魔法実技分、成績は落ちるのだが、理論や魔法工学の知識などを踏まえると成績はトップになり、2位は深雪、3位は吉田になる。この2科生がトップ3に入る事は前例もなく、またトップに立つ達也には、実技で手を抜いていると疑惑され事情説明をさせられた。実際は達也はトーラスシルバーのシルバー、高校生の習う事よりもはるかに深い知識を持っている。3校のジョージの発見したコードは1つだが、実は達也は他のコードの事も理解しているようだ。ただそれらを理解し公表する事は四葉の隠匿に反する事にもなるので、しないのだと思われる。

司馬深雪 年子で兄の達也と同学年になるが実の兄妹、兄絶対の敬愛を持ち、達也に害意には容赦なく撃退排除する。これは以前深雪自身が死にかけた時達也に救って貰っている事への感謝といつも自分のガーディアンとしての役目を負ってくれている感謝も含まれるが、本人曰く恋愛対象として見た事は無いと作中断言している。深雪は天性の才能の持ち主で魔法領域もすごく時期四葉の当主候補である。魔法に関しては現代魔法を使うが、加減をいささか、出来ない。また達也が使う透視を皮膚接触で伝達しあえる。
学年トップで容姿端麗だが、重度のブラコンと認識されている。
彼女の使う魔法はA級魔法師の物も少なくなく、インフェルノ・ニルブヘイム・コーキュートスなどは彼女の代表的なな魔法である。

四葉家
十師族の一家ではあるが、その力は十師族の中では1番と思われる。
現代は達也、深雪の叔母である四葉真夜が当主である。彼女は双子の姉、深夜と2人で何事も決めていたが、深夜が死去後は四葉当主としてすべてを束ねている。実は彼女は1度誘拐され様々な実験を受けたが、救出後姉の深夜によって記憶を改ざんし当時の記憶を身に起こった記憶ではなく、有った事(思い出のように)して、今にいたる。ただし、その時の実験で生殖機能をなくしおり、後継者は深雪にと考えている。達也の事は最強凶悪なガーディアンとして認めているが、深雪には遺伝による魔法領域とサイオンの多さからも時期当主にと思っている。自身は世界でも7人しかいない大魔法師の1人と四葉真夜としての力も超一流ではあるが、2面性が有る。達也と深雪は敵対心を思っているが、気づいていても冷静に対処している。

(四葉真夜と達也と秘密の対決)
横浜事変後達也と深雪は真夜に真田大尉共に呼びつけられ、達也のマテリアルバーストの事でお咎めを受ける。理由は2つ、1つは壊滅した船団に世界でも13人しかいないと言われる魔法士が居た事、2つ目はその破壊力を魔法と考え他国からすでに、深雪と達也に監視が付いた事がある。
そして、その処理と誤魔化しの為、真夜は達也に高校中退を言い渡すが、達也の命令上位は深雪の方が上に位置し、その意見には反対を唱えた。そして真夜と達也が対決するまでに至るが、達也が真夜の魔法を打ち消し、その褒美に今まで通りに学園に通う事を許可される。


LET
起動式を補助するCADなど世に放つ大手魔法機材の大会社だが、実は実権は四葉家にある。ただし達也この会社では御曹司と呼ばれ親しまれている。
それは彼がトーラスシルバーの1人であるからである。彼の功績は大きく、
CADの高速稼働化、飛行デバイスの発明等で会社に貢献している。
トーラスはこの達也が使っている実験室のチーフ牛島が相棒として2人でトーラスシルバーとされ有名である。ただし、個人情報は流出はなくトーラスシルバーとは何者かは世間では噂の段階で止まっている。

CAD、起動式、魔法式
現代魔法はCADに予め使う魔法等の起動式の補助システムと思われる。
魔法式は力を発揮するための物、CADがゲーム機と考えて、魔法式はゲーム内で使う必殺技と思うと良いかも。達也は例外なのは起動式・魔法式を
補助システム無しで覚えている事、但し使うにはCADが必要となる場合もある。但し、ほとんどの物を記憶している為補助が少なく場合によっては魔法式を構築する方が早い場合もある。CADには色々な種類が有り、それらは使う魔法士のシンボル的な物が多い。

十師族
十師族とは、日本の魔法師の頂点に位置する名家で各家で使う魔法などは違う別名でナンバーズとも言われるが、これは10家以外の家も入る。また
分家等も多々に有り、結束力は強く彼らが動くと大きな出来事になりかねないので、束ねる十師族が統括している。それは内務・警察・軍隊にまで影響を持つ。本作品では名称は出たものの登場したのは
一条将輝、四葉真夜、七草真由美、十文字克人の4人が登場した。
むろん、十師族での婚姻等は珍しくなく、実は、四葉真夜と七草真由美の父は、婚約者同士だったが、真夜誘拐事件後、生殖機能なくした為破棄になっている。
(付け足し)十師族と呼ばれる家柄は名字に数字が入るが、それはそれぞれが別の研究機関の集まりが起源とする、そして七草は7の家になるが、以前は三枝と言い3の研究機関から、7の研究機関に移った時に七草となった。
それゆえに、3と7の他の家系からはかなり嫌われている所がある。
また、10以外18のナンバーズが存在しこれらを合わせ魔法士28家ともいわれる。作品の中で登場した老師こと九島烈は9のナンバーズの元当主であるが、現当主は息子が握っている。しかし魔法士としての素質は烈に遠く及ばない為、息子にある実験を施している。これが烈の反感を持っている所でもある。作品に登場した藤林は九島の嫁の旧姓で有り親戚(血の繋がり)である。

魔法学校
作品では1校~9校までの九校戦が有りましたが。実は、魔法学校でも1~3校はかなりの優遇な待遇を受けている。講師の数で有ったり、その他の待遇は不平を生む原因になるので、出来るだけ平等にするとしているが、1~3校と4~9校では少しハンデがある。
ただし、大学進学の等の問題は各自1人1人の実力を取り入れている。

学友
西城・レオンハルト
父親がハーフ、母親がクォーターである。得意分野は180cmの体に関わらず、硬化魔法で敵を撃退して行く。実はレオの耐久力には秘密が有り、
祖父が実験で耐久度をあげる肉体改造の覚醒遺伝がレオにはある。

千葉エリカ
千葉剣術道場の娘、剣と魔法を兼ね備えた攻撃は学内でもトップクラス
普段は三段警棒式CADを所持、実家にはエリカ専用の大蛇丸と言う刀がある。名刀技物とまで言わないが、CADとの共用で実戦では凄まじい威力を発揮する。戦車等も切り裂く。千葉家は十師族では無いがナンバーズに位置する。エリカは達也が四葉一族の者と気付いた最初の友人である。達也はいづれは、級友を全て巻き込むつもりだが、時期相応と高校生の間は自分達の事は秘密にするつもりであったが、エリカはある事件で達也の行った有る事をきっかけに推理して、正解にたどり着いてしまうが、他の者にその事は秘密にしている。

柴田 美月
『霊子放射光過敏症』と言う物を持ちそれは、相手のオーラの色やその気になれば、その人の無い面まで見えてしまう。それを制御する為に日々頑張っている。彼女の目は、現代魔法、古式、BSの魔法も見えるので達也は警戒しながら、級友としている。

吉田幹比古
エリカの幼馴染、精霊魔法を得意とする古流魔法の家の神童とまで呼ばれていたが、ある事件以来力を落とす。精霊を使うのと、家が水系統の魔法が多いだが、二科生で入学しても自分で努力して修行をしている。美月に気が有るようだが、恋人まで進展はしない。兄が居るが潜在的な魔法力は数段上で神童とまで呼ばれた事もあった。また一校で達也と共に様々な事件に巻き込まれつつ、本来の力を取り戻し、それ以上に力を付ける。二年生になる頃には実力も認められ、二科生から一科生に移る。また司馬深雪が会長となる生徒会では、立場的に同等の風紀員長に抜擢される。

光井 ほのか
割と朗らかで可愛い系なのですが、深雪に次ぐ実力者である。
一年新人戦のBボートでは達也の作戦で、予選を突破、本線はそれを逆手に
取る事で優勝した。得意な魔法は閃光魔法である幹比古の方が数段上であった。一校での達也と一緒に行動する事で本来の力を取り戻しつつ、それ以上に実力を付ける。2年生になり、中条生徒会から生徒会入りしている。

北山 雫
ほのかの親友で実は大財閥の御令嬢でもある。達也を専属でなくても良いので、自分家で働かないかと数回勧誘を試みる。ほのかが達也に気が有るのを知っているので、応援するのだが、自身も達也に惹かれている事に気づいていない感じが有る

その他
七草真由美『エルフィンスナイパー』と称されるぐらい射撃と魔眼とで
九校戦でSシューティング優勝している。実は腹違いの兄二人と双子の妹がいる。感じからは見えないが、『エルフィンスナイパー』と共に『魔弾の射手』の名称も持つ、これは彼女の得意な遠隔視でドライアイスを生成し亜音速で相手を撃つ事から、来ている。達也が入学時の生徒会長で一科生と二科生の壁を壊す事を真剣に取り組んでいた。大学生になり自分の気持ちが達也に向いている事に気が付く、(高校時代は弟の様に思っていたと言うより思うようにしてた感じである)

渡辺摩利
一番早く達也の魔法特性を理解し風紀委員に入れた人物。
性格は明るく自分の力を過信している所もあるが、千葉道場の目録とまで称される彼女の魔法剣技は他の物を圧倒する物でもある。
千葉エリカの次兄と恋愛中で、エリカからは嫌われているが、気にするそぶりは無い。

その他、服部副会長、森崎、五十部、多々のキャラが登場しますが、全員分を書き過ぎると、話すぎになりそうなので、登場キャラはひとまず、ここまでで、2期になると新キャラも登場すると思います。原作は
私が知ってる範囲で14巻までかな?予定は達也の高校3年間の話で予定15巻だそうです。作品の横浜編は7巻で終わっており、その後8巻は追憶編となりますが、追憶編がこれまた良いので興味のある方は読んでみて下さい
深雪がまだそんなにブラコンで無い時の話です(笑)
9~11巻は吸血鬼(パラサイド編)
12巻は3人の7のナンバーズ編
13巻は達也が2年生になり2度目の九校戦編
14巻は全国生魔法学論文コンペ編(上)
15巻は全国生魔法学論文コンペ編(下)

まあ、ここまで見てくれた方には色々疑問のあった事をすら~っと書いておきます。

司馬達也は、母司馬深夜によって人体改造を施され、神の領域と言われるぐらいの魔法のキャタパシーを体内に維持し人工的に感情を消失させられる。、使い物にならないといわれ、せいぜい深雪の守護者程度にとされてしまった。しかしその副作用と四葉家の得意な完全記憶をみにつける
それは、魔法式すら完全記憶する程の物で他の十師族ではこの類の魔法が得意な者はいない。また達也の魔法領域には神の魔法とさえ言える。『再生』と『分解』がほとんどを占めている。そのせいで他の魔法に影響が出ているのだが、それを達也はCADで補っている。また体術はすでに九重八雲を師とし、九重以外に負けた事がない程の腕前である。古式魔法は学んではいないが、四葉家の人間の使う魔法はだいたい把握している。(沖縄では軍に遊びに行く感じ、隊員と勝負し、柳に負けているが、実戦形式ではないので、数には入らない。
基本、自分達兄弟以外に接点を持たないようにしていたが、高校に入り、十師族の人間やナンバーズの人間と接触ができ、逆に友好関係を深める方針に変わった。ただし高校生の達也に更に裏の顔があった。LET専属の魔法技士『トーラス・シルバー』と内務庁秘密独立魔法大隊『大黒竜也』
この大黒竜也の話は作中では沖縄戦線の『デーモンズライト』(敵が勝手に称してる魔法名)=分解系の魔法と推測される。分解には解体と解散がある
作品中で達也に風間よりサードアイの完成とプログラムのアップデートの話があったが、横浜編で活躍したのが、それである。由来はシヴァ神から来ている。通常は4重ロックで保管されているが、衛星モニターとリンクする事で超長距離への魔法干渉を引き起こす。使えるのは達也のみ
101の兵団は完全な独立秘密魔法大隊なので、知る人間も限られている

この作品は1期で終わらすのは勿体ない作品なので2期3期と期待しています。達也が生徒会に入る話や、色々な面白い話が続くのでぜひ!期待しています。

<四葉の報復>
さて結構な人気で終わった作品でしたが、経緯での話を付け足しておきます
四葉家先々代当主、四葉元造は深夜と真夜の双子の姉妹の父と同時に魔法研究の一番名残の強い四葉の魔法士であった。四葉の魔法の特長は2種類が大きく出る傾向がある。1つは精神的な魔法が強くでるタイプと精神には干渉しない代わりに違う強い系統魔法が使えるタイプとになる。これは陰陽のように
兄弟ならば、どちらかが精神魔法で、どちらかが違う特殊系統の魔法使いになる。前当主は精神干渉魔法使いであった。真夜が誘拐拉致され、暴行受け
何とか命は取りとめたが精神を姉の魔法で記憶を操作する事で正気を取り戻したが、本人曰く『私はお姉さまに殺されたのね。』と言う記憶が人の生きた証であるなら、確かにその通りなのだが、姉妹の悲劇の事件だった。
しかし、四葉の報復は凄まじく、当主合わせて30名の犠牲は出したものの
犯人の大漢連合の魔法私設、魔法士4000人を殺害。大漢の魔法士のほとんどが、そのご大アジア連合に飲み込まれ、実質大漢連合は壊滅した。
この事件後、四葉家は『アンタッチャブル』と称され恐れられる。
そして、四葉も事件後主だった人物には専属の守護者を付ける事を義務とした。要は元から強かった四葉に余計に力をつける原因の一つとなった訳です

七草弘一は真夜の生殖機能の再生が不可能で婚約を破棄にされたが、自分も何事も無かった事に出来ず、右目の再生治療をせず、傷を残した。2人には恋愛感情があったのであろうと推測だけはできる。

投稿 : 2015/06/16
閲覧 : 418
サンキュー:

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