たんぽぽの花 さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

結構ストリー的に良品で面白いです。

キャッチ友の方のお勧め的な感じで見たのですが、
面白い、平和な時代に戦いの遺産的な物がある。それは平和の時代の終わりを導く物か、純粋に、ただ純粋に父の亡骸なのだろうか？
１期ではその真相まではたどり着けなかったが、
２期では答えが出るのか？そもそも平和と思っているのは王や貴族、町の人には平和はあっても、領主やその他に支配されている状態でそれを平和と思いこんでいる？そんな感じが私には見えました。
実際、戦争の無い国に生まれ、戦争を知らない自分にとって、戦争の何をコメントしても薄い言葉の配列にしかなりません。
ただ、こう言った作品で受ける感想は死ぬ人は自由に生死も選べないと言う事だけは解かった感じがする。チャイカの過去やこの先の出来事も全ては作者の描く作品ですが、１期を見て色々な事を感がさせられたアニメなので、
２期も期待して見ようと思います。

うんちく～～
棺を背負って旅をする。これの行動は昔何かの話で読みました。その作品のタイトルすら覚えてはいないが、その意味は覚えていたので、少し
棺桶と棺は似ていて事なる物です。日本の火葬場合燃えやすい事を前提に作られています。また、言葉にあるように、風吹けばおけ屋が儲かる、災いは棺桶屋（火葬業界の）富となる。一方棺は土葬これは装飾品等も値段も格段に高くなります。私の読んだ物語は娘の遺体を棺に入れ世界で一番良い場所に埋葬しようと旅をする父親の話でした。ただ最後にその場所に着いた時には娘の遺体は崩壊し朽ちていた。父は死んですぐに埋めるべきだったと嘆くのですが、その事を聞いた少年が『娘さんも最後にお父さんと旅が出来たので良かったのでは？』と慰める。そうこう言う話には１００有れば１００通りの答えが有る物なのです。チャイカの物語はどんな展開を見せてくれるのか、凄く期待しています。