田中タイキック さんの感想・評価

3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：----

カカロットは俺のものだ　勝手に手を出すなー！！

1992年7月11日公開 上映時間46分
第10作目の劇場作品

ドクター・ゲロが残したコンピューターがゲロの怨念を引き継ぎ人造人間13、14、15号を作り出し悟空に襲いくる映画です。

トランクスが初登場します。
記念すべき初登場シーンは…！
「ミスこの世で一番べっぴん世界大会」の会場に並んでいる場面でした！！
いくら亀仙人とウーロンの付き合いで仕方なくだったとしても
もうちょっとこう…あっただろ！
いやトランクスもそういうのに興味のあるお年ごろ！？

悟空と悟飯はチチの買い物に付き合っている様子です。
大量の荷物持ちをさせられる悟空
たまには家族サービスもしないとね
年中同じ道着はみっともないと悟空の洋服も買おうとするチチさんは本当に良妻ですわ。

そんな中でジリジリ歩み寄ってくる人造人間14号と15号
街を無意味やたらに壊しながら進んでいきますが飛んでいったほうが早くない？
律儀にエスカレーター乗っていたところは中々シュールで面白かったです。

今回の敵、人造人間13、14、15号は中々手強いようで
13号の「思ったように戦えないだろう」という発言や
悟空たちが肉弾戦中心で戦っているのを見ると
19号と同様にエネルギー吸収型なのかなと思います。

14、15号を吸収しパワーアップした13号の姿がなんか微妙でした
元はけっこうイケてるデザインだったからパワーアップしても面影くらいは残っててほしかった。
しかし実力はかなり上がりあっという間に悟空達を圧倒していきます。

例によって例の如く元気玉で決着をつけようとし、他の者はその時間稼ぎをします。
ここでベジータが問題発言

「カカロットは俺のものだ　勝手に手を出すなー！！」







………意味深



【総評】
悟空、ベジータ、トランクスの3人同時に超サイヤ人をしたいがために
中々超サイヤ人化しないのが何だかなぁと
舐めプしてるようにどうしても見えてしまいます。

超サイヤ人化していると元気玉を作れないのは分かるけど
消えていく元気玉のエネルギーを自分の中に取り込むという展開はよくわからなかった
元気玉そのもののくだりが要らなくないか？

最後、悟空がとんでもない鬼の形相をしていたのにはワロタ
こいつら街を少し破壊したくらいでそこまで悪さしてないのに…
クウラやブロリーのときより確実に怒ってましたよ

よっぽど家族との時間を邪魔されたのが頭にきたんでしょうかね