「機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア(アニメ映画)」

総合得点
65.1
感想・評価
108
棚に入れた
569
ランキング
3405
★★★★☆ 3.8 (108)
物語
3.8
作画
4.1
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.9

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

宇宙世紀0071年。

アニメーション制作:サンライズ
2015年10月に公開されたOVA

ガンダムの人気キャラ、シャア・アズナブルのエドワウ・マス時代。
そして、その妹のセイラ・マスことアルテイシアの物語。

養父のテアボロ・マスから庇護された束の間の安息。
ジオン・ズム・ダイクンの血を引くものとして科せられたいびつな宿命。
執拗に伸びてくるザビ家の魔の手。
物語は、人類史上最多の犠牲者を産んだ一年戦争に向かって着々と進んでいく。

今回も、安彦良和と富野由悠季のクリエイターとしての個人差を観た感じですね。
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は富野節が皆無であり、登場人物が三枚目気味で表情が豊か。
華美にならない程度で街並みに色がついた感じ。好意的に見られる部分も多いのですが、
{netabare} シャア達兄妹が甲冑を纏った刺客に襲われるとか、{/netabare}やっぱりこれってガンダムじゃないやって思ったりして。
同じ素材でも総指揮を執る人によって、随分雰囲気が変わるんだなという印象。

のちに一年戦争に関わる人が連邦・ジオン問わずに随所に出てきて、
子供時代のアムロが出てきた時はちょっと笑ってしまいました。声が古谷徹のままですし。

今回は「青い瞳のキャスバル」よりガンダムのノスタルジーに浸ってしまいました。
前は富野節じゃないと物足りないと思ってたり、今で富野節はもういいやって思ったり、
私の考えはコロコロと変わるのですが。

富野監督の作風にこだわらなければ、
活劇風ガンダムとして、この作品を楽しめるのではないでしょうか?


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2015/12/11
閲覧 : 383
サンキュー:

32

機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシアのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシアのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

蒼い✨️が他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ