KazuHiroくん さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 2.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
時代の進化を見ることができるアニメ
ドラゴンボールはつまんでみたことがある程度で、しっかりと全部を見たことはありません。
漫画を見たことがあるので、ストーリー走っているといったほうがいいかもしれません。
そんなボクがこの映画を見た感想は単純にフリーザとの戦闘中盤まではなかなか面白かったかな?フリーザと悟空がGod版超サイヤ人になった当たりから微妙。
それよりも、この映画の感動した点は、3DCGの技術の進歩です。
アニメに3DCGが用いられているのは当たり前といえるくらい一般的になってきていますが、それも車や戦闘機、人以外の物体がほとんどです。更に言うならば、アップでとると明らかな作画の違いが露見されてしまい、不自然な印象を拭い切れないからです。
しかし、このドラゴンボールでは、サイヤ人モブから始まり、悟空やフリーザまでもが3DCGで描画されている場面が多々有ります。
通常であれば、不自然な動きや違和感しか感じないはずなのですが、この映画の場合はそういったことはありませんでした。
3DCGなのに、自然かつアニメに溶け込んでいました。
おそらく、ドラゴンボールは3DCGの対戦ゲームがたくさん出ているので、そこからのノウハウやデータの蓄積があるため、それが応用されているのでしょう。
今後、よりCGが一般的になるでしょうし、それによりアニメの製作コストも下がるでしょう。
そして、僕達視聴者が違和感なく見るレベルにまで進化すれば、よりこのアニメ業界はより良くなるのかもしれませんね。
【映画のこと】
映画のストーリーについてはあまり、良いとも悪いとも言えないですが、大戦シーンは流石と言ってもいい気持ちがしますし、クリリン、ピッコロなどの戦闘シーンは素直にかっこ良い感じました。
【音楽】
OPとBGMなどはザ・ドラゴンボールなので、特に説明はいりません。
しかし、ED曲はいただけません。
この映画のオリジナル曲なんでしょうが、全く映画及びドラゴンボールに合わない曲調の曲でした。