「無彩限のファントム・ワールド(TVアニメ動画)」

総合得点
76.0
感想・評価
1212
棚に入れた
6634
ランキング
731
★★★★☆ 3.6 (1212)
物語
3.2
作画
3.9
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.6

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ネタバレ

KazuHiroくん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:今観てる

未来版ラブコメ学園風化物語

全体的に、ストーリーが単調で、あまりにも単調すぎる。昔の6時からのアニメのようなくらい単調。レイアースみたいな、デジモンみたいな、スレイヤーズみたいな、その時代のアニメの様な単調さ。故に見ていて疲れる。

OP:V系?が歌ってそうな歌。好きじゃないけれど、サビ直前の部分だけはいいかな?と思った。
ED:歌も映像も大して凝られていない。手抜き。好きじゃない。


#01
話の内容だけを聞くと、ゲゲゲの鬼太郎から化物語に至るアニメのような古くから伝わる怪談や幽霊が実体化した世界を描く世界ということがわかる。
しかし、それらアニメと決定的に異なるのはとても未来チックであるということ。世界観、文化、服装、まるでイチャラブの学園物語のような雰囲気の中で幽霊(ここではファントムと言うらしい)退治する部活動をするという名目で物語は進んでいく。

正直あまり好きになれない。

#02
今日は申し訳程度のサービスタオル巻き戦闘シーンの回。
そして、このアニメの存在意義がわかった気がする。

萌豚用だ。

この絵と世界観、そして声にヒットする人向けの萌アニメなんだろう。
残なことにボクにとってはどれもヒットしない。

#03
お互いのこころを一致させるために、記憶の共有をする訓練を、そして頭ぶつけて記憶共有という謎理論と都合のいい結果。
なんだか、このアニメって慣れ合いを魅せつけられている感じ。
ファントム萌豚なら最高だろうけれどね。

#04
このアニメの主人公は度々、ドヤ顔で自分の知識を披露する場面がよくあるのだけれど、その内容が面白くもなければ、中途半端すぎて、意味をなしていない。学びならが楽しめるとうこともなければ、それがストーリーの重要なポイントにもなっていない。

それでも、今回の話は今までの回の中では面白かった。ファントムに異世界に引きずり込まれて、そこの幸せな世界から抜け出せなくさせるストーリー。

#05
ようやく出てきた、ロリッコキャラ。熊枕 久瑠美(くままくら くるみ)。
か・・可愛いじゃないか・・・。声優がいい仕事してるなぁ。
それにしても、ファントムスレイヤーってファントムに対抗できる特殊能力がある人のことを言うらしいけれど、メインヒロインの川神 舞(かわかみ まい)だけ身体能力がただ単に高いだけと言うのはどうなんだろう?まぁ、一応戦闘前に詠唱はしているし、その身体能力は人間を超越しているけれどね。

#06
このアニメが面白くない理由がわかった。
シナリオ、ストーリーはギャグ漫画・アニメ並みに適当なのに、キャラクターが真面目でギャグをギャグと認識していない。
ボケているのにツッコミがいないというはダメですな。
つまり、リアルに寒いということかな。
少し、大げさくらいにボケに対してつっこむのってかなり重要なんだね。それがよく分かるアニメ。

#07
始めて、冒頭の豆知識が印象深かった。
「スカートを履いている女性は観測しなければ、パンツを履いている状態と、履いていない状態が同時に存在する。」
観測せねば!!

#08
毎回冒頭に始まる豆知識っていらなくない?
温泉バトル。
あ、やっぱこれ萌豚用だわ。

#09
弱小演劇部の無念が怨念になってファントムになって、演劇をすることになったというお話。ノーコメント。

#10
ルルが大きくなってみんなで花火を見る回。
まぁ、面白く無い訳じゃないよ。

#11
はるひこが小さくなって川神 舞(かわかみ まい)とイチャラブする回
もう少しで終わってしまうと思うと少し悲しいかも、なんて思わないんだから。

#12
いよいよ最終話なのかもしれないと感じながら見始めると、なんだかOPもいつも異常にきちんと見入ってしまう。
でもやっぱり「妄想はいつだって蜜の味」の部分のロリッコが一番いいね。
熊を持って左右にフル動作は最初不自然で若干気持ちが悪かったけれど、今となっては、それも受け入れてしまうボクがそこにはいた。

捨てられた母親をそう簡単に許したり、すぐに仲睦まじくなるのはおかしいなぁ、と言う疑問がそのままファントムによる影響という流れは今までと違って一つひねりが加わってて悪く無いと感じた。

そして、この圧倒的な敵、エニグマにどう立ち向かうかは実に興味深いとともに、残り少ない話数で終わらせてしまうという可能性からゴリ押しになりそうで怖い。

#13 END
ついにラスト話。
最強のエニグマがどのような展開に持ち込むのか、だいたいは特殊能力を手に入れた主人公が圧倒的な奇跡的な力で倒すとかだろうけれど、それだったらあまりにもありきたりすぎて面白くない。
圧倒的な力でエニグマに潰されて、人間がエニグマに支配されちゃうバッドエンドで終わってくれれば最高に賞賛できる。

そう思った瞬間、
「ルルちゃんとキスすれば、その潜在的な能力を手に入れられる」
そんな当たり前というか、ありきたりというか、思った通りの展開にしかならず、あくまでも「悪くはない」止まりのアニメであった。

誰か作ってくれよ。おやすみプンプンの様なむごたらしアニメを。

アニメ、漫画他レビューブログ
http://blog.livedoor.jp/kazuhiro_blog-entame/

投稿 : 2016/04/06
閲覧 : 239
サンキュー:

6

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