「忍者ハットリくん+パーマン 忍者快獣ジッポウVSミラクル卵(アニメ映画)」

総合得点
計測不能
感想・評価
3
棚に入れた
16
ランキング
7736
★★★★☆ 3.8 (3)
物語
3.5
作画
3.7
声優
4.3
音楽
3.5
キャラ
4.0

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ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

未知との遭遇。

【概要】

アニメーション制作:シンエイ動画
1985年3月16日に公開された52分間の劇場アニメ。
原作は、『月刊コロコロコミック』などの小学館の各漫画雑誌で、
藤子不二雄が連載していた「忍者ハットリくん」と「パーマン」

監督は、原田益次。総監督は、笹川ひろし。


【あらすじ】

太陽系に穴だらけの隕石が飛んできて、宇宙空間で、
穴という穴から大量のピンク色の卵を地球に向けて発射。

東京に向かう新幹線の屋根で忍者怪獣ジッポウが大量の落下物を目撃。
その後、ハットリくんの忍者犬である獅子丸が卵を拾って家に持って帰る。

ジッポウは緑が枯れ果てる予知夢を見て、
幼馴染のハットリくんを訪ねて伊賀の里からやってきたのだった。

翌日、ピンクの卵がおかしいことに気づく。割れないし光るし宙に浮いて動くのだ。
更にはケン一のランドセルに忍び込んで、小学校の小池先生の口の中に入っては、
身体を乗っ取って大暴れ。その正体は、地球の植物を喰らい尽くすためにやってきた、
植物型エイリアンの卵だった。流星のように降り注いだ大量のピンクの卵が孵化して、
東京は大パニック。正義の味方・パーマンも出動してハットリくんたち忍者と協力して、
エイリアンと戦うのだが、異常に強い植物型エイリアンに苦戦するのだった。

【感想】

開始からしばらくはハットリくんたちだけでストーリーが進み、
パーマンのキャラは助っ人みたいな扱いのヒーロー共演アニメ。

宇宙からの侵略者と戦うストーリーはハリウッド映画を意識したのでしょうか?
卵が怪物に変身して手がつけられなくなるのは、
前年に公開された映画「グレムリン」の影響だと思わないでもないです。
SFマインドな設定とストーリーに、日本のヒーローものっぽい必殺技演出とか、
作品の作りが、前年の超能力ウォーズよりエンタメ精神に溢れていて、
そこそこ楽しめはしたのだが、変な語尾の怪獣ジッポーとか、
犬と猫のおしっこ攻撃とか、話のノリが自分には合わない。
そこは幼児向けアニメだから仕方がないですけどね。

エイリアンが強敵すぎて詰んでる状態からの逆転劇なのですが、
その敵の弱点がしょーもなさすぎてギャグなので、
それが、ショートショートっぽい。
そして最後はとってつけたような環境活動家みたいな言葉で締めくくり。

活劇としては前作よりずっと良かったものの、やっぱり子供向けだなという印象。
子供が楽しめるように作られたアニメを成人がケチつけることが不毛ですけどね!
そんなに楽しめないものを無理して見ることはないと思ったのも事実でした。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/04/02
閲覧 : 37
サンキュー:

9

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