1985年冬(1月~3月)に放送されたアニメ一覧 27

あにこれの全ユーザーが1985年冬(1月~3月)に放送されたアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年09月18日の時点で一番の1985年冬(1月~3月)に放送されたアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

78.8 1 機動戦士Zガンダム [ゼータ](TVアニメ動画)

1985年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (744)
3597人が棚に入れました
宇宙世紀0087。一年戦争(地球連邦とジオン公国の戦争)終結から7年後の世界が舞台である。ジオン公国軍に勝利した地球連邦軍は増長しコロニーに対し再び支配と圧力を強めていた。やがて、地球連邦軍内部に「ジオンの残党狩り」を名目にスペースノイドへの強権的制裁を加えるエリート部隊「ティターンズ」が創設された。ティターンズはその思想を背景に急速に勢力を拡大させていき、これに反発する一部の連邦軍人やスペースノイド達は反地球連邦政府組織「エゥーゴ」を結成する。やがてエゥーゴがティターンズの拠点、「グリプス(グリーンノア)」を襲撃しコロニーの住民カミーユ・ビダンはその戦闘に巻き込まれていく。劇中の物語はここから始まり、エゥーゴとティターンズの戦いを主軸に、地球連邦軍、さらにザビ家残党(元ジオン軍の一派)が結成した軍事組織アクシズ(後のネオ・ジオン軍)の動きを絡めて描かれていく。

声優・キャラクター
飛田展男、池田秀一、松岡ミユキ、岡本麻弥、鈴置洋孝、井上和彦、島津冴子、藤代佳代子、郷里大輔、榊原良子、小杉十郎太
ネタバレ

ねここ時計

★★★★★ 4.8

俺は男だよ!

カミーユ(主人公)から若さを感じます。

セリフが魅力的。
自然かつ、心に残る、響くセリフばかり。
登場人物たちの行動は全く読めません。

ガンダムシリーズ観ていていつも思うことですけど、
戦いにMSで出るとき、あんな気楽に出ていくのはすごい。
それで、いつも通り出て行ったら散ってしまったりします。
次の展開がよめない・・。

私は富野氏のガンダムシリーズが好きです。
機体MSもかっこいいのはもちろんですが、
(Zなどは操縦してみたい気持ちになります!)
一番は登場人物たちが、とても人間くさく魅力的で惹きつけられます。

印象に残ったシーン
{netabare}
カミーユ
「そんな大人修正してやるっ!」(殴る)
クワトロ
「これが若さか・・」(吹っ飛ばされながら){/netabare}

この場面は大人になってから聞くと心に響くものがありますね

この作品から、戦争は「哀しいもの」なのだと伝わってきます。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 27

偽ニュー隊長

★★★★★ 4.8

初代を超える(90点)

全50話。
ガンダム宇宙世紀シリーズ第2弾。

個人的満足点:90点(思い出補正が入っているかもしれないがw)
アニメ系統:鬱系ロボットアニメ

もはやここであらためて語る必要もなさそうだが
(ガンダムのレビューでも同じことを(笑))
ガンダムシリーズ2作目。

色々な意味で初代を超えている。
重厚なストーリー、キャラの個性、MSのかっこよさ。

特にストーリーは宇宙世紀シリーズの中でもかなり鬱な作り。
個人的には鬱が好物であるから、みごとにはまる。

ヒロインも最高。
フォウが・・・・・・・・・・
ジェリドは俺がやる(`・ω・´)キリ

最後のZガンダムが反則ではあるが
カミーユはあの瞬間、史上最強のニュータイプになったと私は信じている。

曲も後期OPがすばらしい。
森口博子さんの「水の星へ愛をこめて」
イントロ聴くだけで切なくなってくる。

べた褒めだが、欠点が無いわけではない。
まず、設定がかなり複雑。
組織が沢山出てくるので把握するのが難しい。
組織関係がはっきりしないと面白さも半減。
この辺りは敷居が高いのでマイナスかなあと思う。

また、本当に楽しもうと思ったら初代を見る必要がある。
初代とZ合わせて100話近くあるので、そこも敷居が高い。
決してZだけで見れないわけではないが、所々苦しい。

それでもロボット鬱系が問題なければ是非お勧めしたい。
(もはや子供向けとはいえない)


と、まあ色々書いてきたが
何がいいたいかというと

フォウは俺の嫁。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 28

だわさ

★★★★★ 4.4

「遊びでやってんじゃないんだよ!」(訳:やっとレビュー書きました)

全50話。(1985~公開)
宇宙世紀0087。
「皆殺しの富野」監督作品。(人がよく死にます。)
ファーストの続編。

以下の順でレビューを書いています。
①視聴にあたって
②ティターンズとエゥーゴについて
③MSについて


①視聴にあたって

 まず視聴にあたり、死が最も理想的な完結表現だという考えの下に制作されてある作品なので、人がよく死ぬことは頭にいれて視聴したほうが良いと思います。

 作中ではエゥーゴとティターンズの抗争が描かれていますが、ファースト視聴を飛ばしてしまうと、とりあえずガンダムに乗って戦うだけの分からない話になってしまうのでご注意を。
 機動戦士ガンダムの1年戦争が終結し、それから7年後の宇宙世紀0087年の世界がこのZガンダムの世界です。作中において、ファーストガンダムからの流れは重要になっています。なので、ファーストの後に視聴することを強くオススメします。


②ティターンズとエゥーゴについて
 作中、抗争するこの二つの組織の関係を誤認するとストーリーの迷子になってしまうので、簡単に説明します。

どちらも、地球連邦軍が母体になっています。
 1年戦争に勝利した地球連邦軍は、1年戦争の傷とスペースノイドへの恐怖心を利用して予算を獲得。「ジオンの残党狩り」という名目で過激な活動を行います。これがティターンズですね。
 エゥーゴは簡単に言えば、ティターンズ反対勢力です。連邦内でティターンズの拡大を良しとしない人たちの集まりです。
 抗争中のこの二つの組織、母体が同じなため、どちらもアナハイム・エレクトロニクスから武器を調達しています。滑稽な話ですね。


③MSについて
 この③だけちょっとテンション高めにいきますねw^^
ガンダムの中では実はZが一番好きなのです(*´ω`*)
そしてメッサーラかっこよかったー(´ω`*)
はじめての可変MS見たときは衝撃でしたv

このZガンダムは
主人公キレやすいDQNじゃね?とか
いろいろ暗いよ暗いよとか言われるんだけど、
登場するMSが多いから、好き!
ティターンズすげぇw

~MSの一部紹介~

ティターンズ
マラサイ、バーザム、ガブスレイ、ハンブラビ、バイアラン、サイコガンダム 、アッシマー、バウンド・ドック、ジ・O、メッサーラ

エゥーゴ
リック・ディアス、メタス、百式、Ζガンダム、ネモ、ジムII、Gディフェンサー


最後に、百式について少しQ&A
Q①なんで百なの?
A、これの前に開発したのがリックディアスで、RMS-099の次の型番だから。それにちなんで「百年使えるMS」の願いがこめられてるらしい。

Q②なぜ金色?
A、諸説あるけどとりあえず、耐ビーム・コーティング効果のあるエマルジョン塗装らしい。後付け臭いけどw

Q③盾はいらないの?
A、SDガンダムでは盾持ってたのにおかしいよね。と思うのは自分だけ?w 軽量化らしいです。要するに、避けろ!的なwそんなのシャアしか乗れませんw


まだ、可変出来なかった技術不足とかまあそんなことろが特徴でしょうか^^;まだあったらすいませんw


長文、ここまで読んで下さった方、お付き合い頂き本当に有難うございました(*´ω`*)

投稿 : 2019/09/14
♥ : 31

68.7 2 カムイの剣(アニメ映画)

1985年3月16日
★★★★☆ 3.8 (26)
89人が棚に入れました
キャプテン・キッドの財宝をめぐる忍者たちの死闘を、動乱の幕末を舞台に壮大なスケールで描く冒険スペクタクル。主人公の次郎の声を俳優の真田広之が演じたことでも話題になった。原作は矢野徹、監督はりんたろう。親殺しの罪を着せられた次郎は、僧侶・天海に助けられて、真犯人であり、親の仇の五郎佐を倒す。だが、数年後、彼は衝撃の事実を知る。実は五郎佐こそが本当の父であり、次郎は天海に騙されていたのだ。そうとは知らず天海の元で忍者の修行をしていたことを悔やむ次郎。彼は天海への復讐を誓い、抜け忍となる。

声優・キャラクター
真田広之、小山茉美、石田太郎、永井一郎、山本百合子、堀江美都子、塩沢兼人、羽佐間道夫、池田昌子、杉元直樹、青野武、曽我部和恭、家弓家正、りんたろう、宇崎竜童、林英哲
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U

★★★★★ 4.2

おもしろいんだけどな~(p_-)。。

1985年 劇場公開アニメ 2時間13分
原作 矢野徹 監督 りんたろう 制作 角川春樹事務所

一時期日本アニメ界のスピルバーグとまで謳われたりんたろう氏、
白蛇伝や西遊記といった日本アニメの夜明け時代からの方だけど、
そんな氏の油の乗り切った時期というとやはり1980年代かな、
劇場版999等と並び氏の代表作とも謂われるのがこの「カムイの剣」
描かれるのは矢野 徹氏の原作小説5巻中の1~2巻にあたる内容、
この原作本特に1~2巻は機会あれば一読お勧めしたい、
文句なく面白い、
{netabare}
内容(表紙折込記載)
海賊の黄金時代、彼らの覇者として七つの海を暴れまくったキャプテン・キッド。彼が生涯をかけて世界各国に残した莫大な秘宝の謎は、今もって解明されていない―――。
 時は幕末、西洋文明の嵐が日本を襲わんとするとき、下北半島にアイヌ人の血を引く赤ん坊が流れ着いた。だが、この子の身につけていた剣こそがキャプテン・キッドの秘宝の謎を解く鍵であり、彼を波乱の渦の中へ落とし込むのだ・・・。
 幕末・維新の時代の子、忍者次郎左の半生を壮大なスケールで描くエンターティンメントの最高傑作。
江戸時代末期明治維新前時代背景に、北海道(蝦夷地)の片田舎から始まる物語は、やがて北海から氷海渡りアメリカ(メリケン)にまで及ぶ、産みの親、育ての親のみならず係る者全て理不尽に殺される主人公、自らの出生に隠された謎追う過程で判明する真の敵、宿命に立ち向かい抜け忍となり追っ手を退けつつ目指すものは?
{/netabare}
剣劇、復讐劇、悲恋、民族、西部劇、サクセス、カタルシス、
なんか全部詰まってる感じの原作本、
たしかに財宝探しや人との出会い等ご都合的だったりあるけど、
冒険活劇娯楽エンターティメントって事でページ捲る手が止まらない、

アニメ化については当時の角川映画この作品への本気度かなりなもので、
最高レベルのスタッフ揃え、音楽、声優、演出、作画、各方面、
とてもよい仕事してた、
主人公次郎の声あててたのは俳優の真田広之氏だけど自然体で好印象、
イメージヒロインともいえるくの一お雪の声は小山茉美嬢だけど、
髪型や表情が国際的ファッションモデルの山口小夜子女史そのままで、
これも印象的だった、
音楽は宇崎竜童氏で、和太鼓やケチャ取り入れた感性もハマってたし、
テーマ曲歌詞は阿木曜子女史ならでは、挿入歌カムイの子守唄も秀悦、
惜しむらくは唄ってる渡辺典子嬢本来俳優さんで若干不安定、
薬師丸ひろ子~原田知世~渡辺典子~歴代角川路線女優さんの流れで、
タイアップって事だったんだろね、

本作は不運な点もあって、
当時の角川映画実写モノについては波に乗ってた感もあったけど、
アニメ映画については一作目の幻魔大戦は消化しきれずな印象、
二作目少年ケニアは宮崎駿オリジナル名作ナウシカと競合大敗、
翌年制作されたのが本作だったが前二作↓の印象もあったのか、
前二作より内容遥かに優れてるにも関わらず、
興行的にはふるわなかったらしい、
こちらあにこれでも画像ナスってのが悲しいね、
面白いんだけどな~。。


アロロロ 夜風は何故泣くの
お前の困り者

アロロロ 夜風は何故止むの
お前が泣いたら眠れない

ホーチップ それ 漕げ カヌー出しで
ホーチップ やれ 漕げ 眠りの国へ

ホーチップ ひとりじゃ 心恐り
ホーチップ 歌って 子守唄だよ

アロロロ あいつの名を呼んで
私も困り者

アロロロ あいつの名を呼べば
心が騒いで眠れない

ホーチップ 涙で溺れそうさ
ホーチップ この恋 寝かせつけてよ

ホーチップ あいつに会えるのさえ
ホーチップ つかの間 夢のなかだよ

「カムイの子守唄」
作詞 阿木燿子 / 作曲 宇崎竜童 / 編曲 萩田光雄 / 唄 渡辺典子

投稿 : 2019/09/14
♥ : 27

チョビ0314

★★★★★ 4.5

目覚めよ冒険心

かなり昔の角川アニメ映画なのですが、興行的には振るわなかった様です。
しかしその出来はかなりのもので、個人的に隠れた名作と言ってもいいかと思っております。
音楽は宇崎竜童率いる竜童組が担当し、和楽と洋楽が融合した壮大な楽曲が魅力的ですし、映像も新たな手法を使いかなり高いレベルに仕上がっています。
二時間を超える作品ですが、ストーリーも演出も魅力的でスピーディかつスリリングな展開で、中弛みする事なく見終える事が出来ました。
キャラクターデザインは地味な中にもリアリティがあり、それぞれの設定も緻密で魅力的。
忍者の物語に付き物の忍術描写は見た目こそ派手だけど、基本的に薬による幻覚であるとか研ぎ澄まされた感覚の賜物であったりする等、かなりリアルさを感じられます。

ネタバレを避けるので細かい説明はしませんが、主人公ジロウは人生ハードモード全開で気の毒にさえ感じる程…
ただそれだけに彼自身と物語には魅力を感じますし、ワクワクさせて貰えました。

現代のアニメに比べると古臭さは当然ありますけど、「萌える」ではなく「燃える」と高揚感を感じられる作品ですよ。

ただし明確なラストを求める方には向かないかもしれません。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 6
ネタバレ

kakizaki

★★★★☆ 4.0

久しぶりにこんなに良いアニメに出会った

【20150328】

正直期待をしていなく、ちょっとしたきっかけで見だしたが、素晴らしいアニメだった。

独特で不気味なBGMに聴き惚れ、今の作画に比べらばお粗末だが工夫することで凄いバトルのシーンになっている演出に驚いて、これが良いアニメを見ているだなと感じた。

内容しては、濡れ衣を着せられた抜け忍の復讐劇という内容である。

ストーリーの展開としても、シーンを切ることによって、とても長いアニメなのに物語に集中することができた。

{netabare}



登場人物の出会いにはすべて整合性があって、無駄な人物がでてこない点や、お雪が「実の姉だった」とかはそうなのかと思ったが、キャプテンキッドの宝があんなに簡単に見つかってしまうのか・・・・となってしまった部分もある。(2時間くらいのアニメだからしょうがないだけど)

個人的に好きなシーンは、次郎とお雪の戦闘シーンである。次郎が抜け忍となって逃亡してからそのシーンになるまでの流れなど80年代の作画なのにいまのよりも興奮するなと技術の進歩=感動を生むものではないと改めて思った。

{/netabare}

個人的には、アニメファンなら最後まで観なくても一度は観てもらいたい作品である。

【マッドハウスの作品紹介・カムイの剣】
http://www.madhouse.co.jp/works/1986-1983/works_movie_kamui.html

投稿 : 2019/09/14
♥ : 5

68.6 3 エリア88(OVA)

1985年2月1日
★★★★☆ 3.9 (37)
231人が棚に入れました
大手航空会社である大和航空のパイロット候補生・風間真(かざま しん)は、社長の娘・津雲涼子との結婚も決まり、その将来を嘱望されていた。だが、同期のパイロット候補生で親友・神崎の策略により激しい内戦の続く遠く中東のアスラン王国の傭兵部隊へ送り込まれる。そこは地獄の最前線-作戦地区名エリア88。除隊するには高額の違約金を払うか、契約満了まで生き延びるかのみ。真は日本へ生還するのが目的とはいえ、戦闘機乗りとして敵戦闘機の撃墜によって得られる報奨金を稼ぐ傭兵稼業に染まっていく。その長い戦いの中での数々の出会いにより、真はさらに複雑な運命へと導かれることになる…。

ひげ

★★★★★ 4.1

ここはエリア88、地獄の一丁目だよ、これ以上どこに落ちろというんだね?

黒歴史にしたい深夜アニメ版と違いこちらはすばらしい原作リスペクト。
アニメアレンジ。
大御所声優さんもなんか若い。
当時連載中の作品のため?物語は未完です。

原作が少年漫画というか時代というか、英国面も真っ青のトンデモ兵器が登場してきたり、んなアホなって展開もあったりするんですがこれを一切排除してスパルタンな作品になっています。
それでも軍隊としてはとてもありえない多彩なエリア88の兵器達は健在。
軽戦大好きな渋い趣味の主人公、どっからもってきたんだタイガーシャーク、でてこないぞドラケン。

原作は初期の一話完結の頃と中二心をくすぐる基地の調達⇒ラストが好きです。
近年の萌えミリの流れからちゃんとしたリメイクをつくってほしいのですが・・。ダメか・・。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 10

右を向く亀

★★★★★ 4.2

なんで平成のサムネしかないのさ!

ここはエリア88・・・背中に死を宣告された男たちのねぐら・・・
戦争に取り憑かれた命知らずの外人部隊のお話
原作もゲームも所持してますがアニメはこのOVAが一番良かった。
気合の入った作画は今見ても素晴らしい迫力で
鉄とオイルの匂いがしてきそうな硬派さが男たちを引き立て
最高に熱~い作品に仕上がっております。

普遍的な面白さがあるにもかかわらず
アニメの地位が向上した今の時代にこういう作品が
作られることが少ないのはちょっぴり悔しいね

投稿 : 2019/09/14
♥ : 9

おふとん

★★★★☆ 3.9

原作初期のシリアスな雰囲気が味わえるOVA。

OVA3巻(計190分程度)で、漫画単行本23巻に及ぶ原作の、主に前半の一部エピソードを引用・改変する形のオリジナルストーリー。

原作初期の「中東・砂漠の戦場で、1機墜として幾ら・1人殺して幾らの賞金目当ての傭兵稼業を、心ならずも強いられる日本人青年のシリアスな物語」というテーマを上手く生かした作品に仕上がっていると思います。

原作ファンの皆様のお叱りを承知で言わせていただければ、神崎の野望が世界規模に及び、話が大きく膨らんでいく原作中盤以降より、地上空母登場以前の、主人公のシンや彼を取り巻く傭兵達のエピソードがオムニバス的に描かれていた原作初期の方が遥かに好きなので、個人的にこのOVAの評価は高いです。

尺の都合が大きいのでしょうが、原作のコミカルな部分を完全カット、女性傭兵セラや子供傭兵のキムもカット、砂に潜れる地上空母や地中を進む核ミサイルなどのブッ飛び設定珍兵器もカット!!
あくまでニヒルで少しだけおセンチな傭兵達の男の世界を前面に出した構成は、作品の世界観を引締めています。

30年近く前の、ネットで叩かれることのない時代の作品なので、空中戦の描写は軍事板の人が見ればいい加減でツッコミどころ満載ですが、普通の人が観る分には十分に迫力ある出来栄えです。


長い原作に対して僅か190分で何ができるか、制作陣が八方美人にならずできることできないことを見極めてしっかりした土台を築き、冒頭に挙げたテーマに沿ってブレることなく造り上げた作品だと思います。


以下余談

作中でシンは機体をF-8Eクルセイダー→F-5EタイガーⅡ→F-20タイガーシャークと乗り換えていく訳ですが、タイガーⅡとタイガーシャークは外観が被るので、タイガーⅡではなく原作でシンも乗っていたJ-35ドラケンを登場させて欲しかった・・・私、デルタ翼機やダブルデルタ翼機が大好きで、その中でもドラケンが一番好きなので(*´∀`*)


【投稿履歴】
2013/04/14 初稿
2013/05/31 改稿

投稿 : 2019/09/14
♥ : 9

68.0 4 うる星やつら3 リメンバー・マイラブ(アニメ映画)

1985年1月26日
★★★★☆ 3.8 (44)
243人が棚に入れました
キュートな異星人・ラムと、超女好き高校生・あたるが次々に巻き込まる宇宙規模のドタバタ事件を描く、ハイテンション・SFラブ・コメディ。劇場用作品、第3弾。原作は高橋留美子。監督、やまざきかずお。友引町にメルヘンランドという遊園地がオープンした。だが、そこのアトラクションのひとつ、大マジックショーを見に行ったあたるの身に、とんでもない災難が降りかかる。魔術師ルウに魔法をかけられ、ピンクのカバにされてしまったのだ。なんとかしてあたるを助けようとするラムだったが、今度はラムが罠にはめられてメルヘンランドのミラーハウスに閉じこめられてしまう。だが、一連の事件は実はラムのほうに原因があった。ラムが生まれたときに彼女にかけられた呪いが、今ごろになって効きだしたのだ。だが、その呪いをかけた人物とルウの間には何の関係もなく…。果たしてルウの目的は? そして、ラムの呪いはとけるのか?

声優・キャラクター
平野文、古川登志夫、鈴木一輝、杉山佳寿子、島本須美、岩田光央

miki0908

★★★★☆ 4.0

無駄が多いがアイデアは最高です

前作ビューティフルドリーマーはアニメの金字塔の一つ。
今作はそれと比べると辛い。
しかしアイデアは素晴らしい。

ラムがいなくなってそれを探すあたる、
また、あたるを探すラム。
呪いによって引き離された二人が様々な動物、昆虫になっても必ず結ばれる。
よく出来ているんですが、脚本が甘い。
でもEDのリメンバーマイラブは名曲です。

古い名作の一つとして一見の価値ありです。
BSで再放送とかやってくんないかな。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 2

みり仔

★★★★★ 4.6

ダーリンとウチは赤い糸で結ばれてるっちゃ・・♡

今までのうる星やつらからはイメージできない英語の主題歌なんですよ。
またハードロックっぽくて

内容もちょっとつらいですけどおもしろいです。
赤い糸をテーマにしてるのもかわいいです。
あたるがラムちゃんの大切さに気づく大切な映画でもあり、
私、DVD買っちゃいました。
つらいシーンもありますけど、よく見ちゃいます。
最後はうる星やつららしくて好きです

投稿 : 2019/09/14
♥ : 1

◇fumi◆

★★★★☆ 4.0

私たちの左手の小指には誰でも目に見えない赤い糸が結ばれていて必ずある人の指に・・・

1985年公開の劇場版うる星やつら第3作 90分

原作 高橋留美子 監督 やまざきかずお 脚本 金春智子

10年ぶりくらいに見返してみました。
このタイトルはほぼ全部観たので少しずつレビューしていきたいです。
1985年1月なので、テレビ放送138回(161話)ころ。
130話以降はやまざき監督なので、交代後30週以上は経ってます。
ゴールデンタイムなので野球放送などの影響があり約1年弱でしょうか。

この作品から大きく変わったのは脚本でしょう。
第一作「オンリーユー」のクレジットには金春智子さんの名前がありますが、
どうもアイディアだけ残して押井守氏がほとんど書き換えたらしく、
第二作「ビューティフルドリーマー」は脚本押井守です。

押井氏が去ったことにより、原作者との連携が取り戻せてコミックに近い脚本にはなっています。
しかし面白いかというと前2作には遠く及ばないどころか、
原作に忠実なテレビ版のような魅力も減ってしまっています。
脚本に関しては致命的につまらないシーンも多いようです。

単に「オンリーユー」の元設定の逆転、つまり当事者があたる→ラムに変えただけとも取れますし、
キャラの扱い方や物語の進行も相当雑です。
脚本に関しては愛が足りないとしか言いようがありません。

作画はテレビ版からずっとやまざき氏が中心なので大きな変更はありません。
この作品に関しては物語よりも作画が先行しているような雰囲気で、
新海誠氏の劇場版アニメにも近い感じです。

もっとも嬉しい点はラムのビキニ姿が堪能できることで、
ビキニラムの空中戦闘シーンはテレビ版でも少なく、最大の見どころではあります。
現代の基準では低レベルすぎる戦闘ですが、なにしろラム様なので格が違うかもしれません。
作中、ラムの出生年らしき表示が1967年とありました。
今や50歳ですね。

ラムは周囲の人間をもサザエさん時空に閉じ込める能力があるという描写がこの作品にもあります。
過ぎ去った時間をも元に戻すようです。

脚本は雑ですが本来の「うる星やつら」の乱雑さがそれなりに表現されて、
この時点のキャラ勢揃いの本作もアニメ史的に見て重要だと思いますし、
日本人として最も幸せだった「ラムちゃんLOVE時代」に触れられる貴重な作品。
力作であり傑作でもあると思います。

テレビ版を見つつ、オンリーユーから順番に観ていただきたい逸品ですよ。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 22

67.7 5 小公女プリンセスセーラ(TVアニメ動画)

1985年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (90)
383人が棚に入れました
バーネットの『小公女』が原作の「世界名作劇場」シリーズ第16作。“いじめ”が問題となる世相を反映し、本作では大富豪の令嬢から使用人へと転落した主人公セーラの受難の日々を描いた。ロンドンのミンチン女学院に入学した資産家の娘セーラ。だが突然の父の死のため身寄りも財産も無くなった彼女に対し学院側は今までの態度を一変させて、セーラを使用人として扱うのだった。使用人仲間のベッキーたち一部の人々に支えられつつ、セーラは必死に生きる。

声優・キャラクター
島本須美、山田栄子、一龍斎貞友、中西妙子、八百坂万紀

おみや

★★★★★ 4.2

ハッピーエンドの最高峰。

この作品はレンタルで観ました。(遥か昔)
まあ原作からして有名ですからねぇ。(でも読んでなかったりして)

簡単に言うとどえらいイイとこのお嬢様がある日突然、家族の消息が
わからなくなり、お金も無くなりで学園(住み込み)の生徒から
使用人へドーンと落ちる訳です。

そんでもって生徒には仲間がいるものの(いじわる娘もね)
学園長や他の使用人からこれでもかっていう位つらい目にあわされる
ことになるんです。

毎話こういうの観る訳ですからそりゃあつらいです。
でも観はじめちゃったもんだから止める訳にもいかない。

なんとか最後に幸せになってもらいたい。

そんな思いでレンタルのVHSを観ていたんですが、なんと!その店の
最後の巻、最後の1つ前じゃん!!

いやあ、何件他のレンタル店まわったことか、、、、、
当時はまだツタヤ無いし、今ほど店舗無かったですからねぇ。
インターネット?何それ?っていう時代。
一週間かけてあっちこっち探し回ったんですわ。
そんでぇ、5件目位だったと思う。
 
「あったぁ!!!!!」

なんかその時にもう泣いてた気がする。

ええ、もちろん最終話、感動のエンディングでしたよ。
(涙腺崩壊しまくり)


という訳で、レビューと言うより思い出話になってしまいました。
すいません。

自信もって言える良い作品です。(とくにお子様にはオススメ!)

投稿 : 2019/09/14
♥ : 17

えんな

★★★★☆ 3.9

世界名作劇場

かなり前の作品ですが再放送とかで何度も見て今でも心に残っています

ある日突然、お嬢様から使用人に転落して、けなげに強く生きていく物語り
ラストも感動できるいい作品です

時代設定もあるんだろうけど、手のひら返しってほんと怖い。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 45
ネタバレ

とまときんぎょ

★★★★☆ 3.8

胸の奥にこの花あるかぎり…その6 (完)

観てたなぁ。子供の頃。
〜お金持ちのお嬢さんが没落して、陰鬱な目にあいながらも健気に耐えて、最後は逆転倍返しハッピーエンド〜 だったよなぁ確か、と、何回目かの再放送をしているのを見かけたので見た。

暗い話だから、色彩設定だけは明るくしたかったのか、すっとんきょうなビビッドカラーがあちらこちらに。目が痛いよセーラ。
こちらも今回は顔文字多めでお送りします。ネタバレ開くとそれぞれ長いです。


*召使いなるかそるかのお話
{netabare} すでに没落化しているセーラ。
寄宿舎でお手伝いさんになっている、元特別室の生徒、セーラ。
お手伝いさん仲間は優しい。かつて親しかった友達や、町で出会うなじみの子達やお店屋さんの大人達も、セーラの行く末を心配げに見守り、応援している。

高飛車なお嬢様キャラが、セーラを目の敵に。かつてのみんなの憧れの的がこき使われるだけでなく、彼女が持っていたもの全てを自分のものにしなくちゃ、気が済まない!!幸い、セーラんとこと違ってお父様のお仕事は順風満帆。アタシの時代がきたんだわ!攻めていくわ!o(`ω´ )o

ある休日、特別なお客様のための準備や掃除にセーラは奔走する。「特別室に入る生徒」がやってくるらしい。かつて自分の過ごした優雅な特別室に、自らの足で買いに出たお花を美しく飾るセーラ。
やがて、例のお嬢様とそのお父様、スネ夫のママンみたいな「ざあます」お母様もノリノリでやって来た。

(`ω´ )「今日からわたくし、ここで暮らすことになりましたの。それでね、お父様、お願いがありますの。わたくし専用のメイドを付けてくれませんこと?そこにいる…セーラがいいわ。」

宿舎のセンセイ
(゚o゚;「そ、それは…その…、モゴモゴ、聞いてみませんと…」
頼りにならないセンセーイ( ;´Д`)
(゚o゚;;「セーラ、あなたの、気持ち次第なんですよ。嫌なら、断わっても構わないんですよ…」

お嬢様のパパ
(^ω^)「そうだな!本人に聞かなくてはな。どうかな?うちの娘のメイドになってはくれないかな?」
そんな〜目の前で迫られたら断わりづらいよ〜ヽ(´o`;

ああ、憐れセーラ、こうして芋づる式に、苛烈な奉公が始まるんだ…あんな事やこんな事を…(/ _ ; )


ときっと誰もが思った時。セーラの放った言葉は。
さあ、あなたなら何と答える?!

(´-`)「 {netabare} お引き受けします。


もしも、もしもお嬢様が…
かつての級友を召し使いにと、そうお望みと、仰られるのならば…。 {/netabare} 」

ハッと言葉に窮したパパ。
身を翻すと、お嬢様のもとへツカツカ…パッシーン!!

えーーーΣ(・□・;)

( *`ω´)「知らなかったとはいえ、なんと恥知らずなことをする所だったんだ。おまえに召し使いはまだ早い‼」
「そんなァ、おとーさま〜(つД`)」

あれ?いじめ一直線じゃないの?
なんという機転のきく堂々とした回避でしょう。セーラの誇り高さに軍配が上がった!

しかも夜半に皿洗いしながら
(´-`).。oO「わたし、気が回らなくて、あんなきつい言い方しか考えられなかったの…ダメね…」と内省する素振りすら見せる。すごいよセーラ…。

記憶の中の小公女セーラって、かなり受け身な印象になってしまっていたけれど、結構やるもんだなあと見直した回でした。

しかししかし!
意地悪小娘ごときに運命の歯車は回させやしないとばかりの、怒涛の不運攻撃はこれからだったのだ…。 {/netabare}



*空腹の空想のお話
{netabare}

厨房にいるコックと下女が、顔つきもゴテっとしているんだが話し方も言う事も素っ気なく、セーラに対して優しくないんだ。
ある日のセーラ、お使いに行って帰ってきたらお小言を喰らう。

(♯`∧´)「どこで道草食ってたんだい!今から使ったんじゃ間にあいやしないよ!」

(._.)「ごめんなさい…あの、靴が壊れて歩けなくなってしまって、直してもらっていたものだから…」

(♯`∧´)「言い訳するじゃないよ!まったく、夕飯は抜きだよっ!」

メイド仲間(゚O゚)
「そ、そんな…セーラ様は、お昼ごはんも抜きだったんですよ…」飯抜きは日常茶飯事なんでしょうか。飯だけに。

コソッ(( (^_-)「セーラ様、残りパンがあります。紅茶に浸して食べてください。」(´-`)「ありがとう…」

地獄耳→(♯`∧´)「そこの残ったパン!始末しちまいなー!」

Σ(゚д゚lll)(´-`)「そんな…っ!」

夜半。皿洗いで夜は更けて。くたくたになって屋根裏部屋へと上るセーラには、暗い階段が長い長い急坂のよう。
やがて抜き足差し足、廊下を忍ぶメイド仲間の姿があった。
(^_-)ウフフ「セーラ様への差し入れのミートパイを作って差し上げたわ。きっと、お腹が空いて眠れないでいらっしゃるでしょう。コッソリお届けしよう…」

ガチャッ(`_´)ゞ院長
「何をやっているんです?それは何ですか!」

Σ(゚д゚lll)「はわわわ…これはソノ…アメリア先生が、いつもお夜食をと、今夜も頼まれているのですぅ〜。」

W(`0`)W「うそをおっしゃい!!アメリアは今夜は親戚の家で留守です!誰に頼まれてそんなもの作ったんです!さ、言うんです!」

(>_<)ヒィェー「あのっ、わたしが、食べようと。お腹がすいて…本当ですぅ〜」

W(`0`)W「んまーっあきれた!おまえのようないじきたない子は許す訳にはいきません!」

→ミートパイは寮長が没収、寝床で食べてむせる!ムゴッ(◎×◎;)

セーラの元へ来たメイド。
そこには、かつて仲良く過した級友2人もベッドを抜け出し、談笑しにきていた。
(´・_・`)ぶたれた頬をおさえ、何も差し入れられない非力さを謝るメイド。
級友は、セーラたちが腹ペコだと、彼らの無下な扱われ方を想像だにしてこなかったことに気づいた。その配慮の無さを詫び、クッキーを取りに部屋へと戻った。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌( >人<)┘そーっと!
ここはミンチン学院伏魔殿。クッキーを手に再び部屋を後にした姿を見守る、禍々しい影 |-| があった…。

屋根裏部屋の女子会はじまる。
皆で食べるせっかくのクッキー♡
テーブルを飾って、心ばかりのお食事会を開きましょうよ。
セーラのテーブルセッティングにみんなもノッてきて、いろいろ工夫をほどこします。
(=´∀`)人(´∀`=)人(=´∀`)人(´∀`=)
ストールをひいて、華やかなナプキンの代わりに紙を並べて、ハンカチを織り込んでかざって、ほら花束のようじゃなくて?まぁ素敵ー!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)''(*゚▽゚*)''(*゚▽゚*)''(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
おままごとしてないでさっさと食っちまえば良かったんだ。そんなことはみじんも考えず、ただこの親しい者たちと善意に満ちた夜を分かち合い、味わい尽くしたくて、終わってしまうなんて考えたくもなくて、セーラの楽しい妄想は暴走。

*・゜゚・*:.。..。.:*・(´-`).。oOよくって?ここはヴェルサイユ宮殿の大広間よ。間も無く招かれた貴族たちがやってくるわ。

(宮廷の侍女になりきろうと慣れない想像をするメイド友(~_~;)、プルプル具合に笑いがおこる。みんなすっかり宮廷気分、画面描写も宮廷風味に埋没。)

テーブルの上にはたくさんのお皿、温かなお料理が盛り沢山よ。
お料理を載せてあるお皿は、全て金でできてるの。床にはフカフカの絨毯。天井にはシャンデリア。私達は美しい侍女なのよ。さあ、大広間のほうへ。上は丸天井、吟遊詩人の歌う舞台があって〜、美しいろうそくのあかり…かしの木の燃えている大きな炉もある…
おつきのものたちが分厚い扉をひらくと、さあ、国王とマリーアントワネットが現れるわ…!
*・゜゚・*:.・*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.・*:.。. .。.:*・゜゚・*

ギギギギギィ…

バターー[ \(♯`∧´)/ ]ーーン!!

「なーにをしているんです!!あなたたちィ!!」
強烈な後光とともに登場したのは、ある意味この宿舎の王女、ミンチン院長。

Σ(゚д゚lll)Σ(゚д゚lll)Σ(゚д゚lll)Σ(´-`)光速でユメから醒める四人

ψ(`∇´)ψ背後でほくそ笑むのは、セーラを敵視するお嬢様。リークしてやったり!あたくし、寝たふり得意でしてよ!

阿鼻叫喚、言い訳も聞き入れられず、部屋へと連れ帰られる親友たち。全てはセーラのそそのかしと問答無用の判決。
(♯`∧´)「あなたへのお仕置きは追って考えます。今まで優しくし過ぎたようですね。いいですね、おまえは明日の朝も昼も夜も、食事抜きです!」
捨て台詞とともに全ては去った。クッキーの欠片も残さず片付けられ、一転していつもより暗さの増した屋根裏部屋に取り残されたセーラ。独り、ユメの残り火をすくいあげてみる。

_| ̄|○…ブツブツ…「炉は赤々と燃えていることにする…テーブルの上には…温かい、温かい、食事。美しい柔らかいベッド…触り心地のよいクッション…それから…それから…」
もう、眠りましょう…
眠ってしまえば…お腹がすいていることも、気にならないわ…ねえ、エミリー?

お人形を抱いて眠りにつくセーラ。
。・゜・(ノД`)・゜・。

妄想をこれでもかと華やかに盛りに盛り、バターン!!で落とす、オーソドックスとわかっていても、徹底してやられると清々しく逆に快感。ミンチン院長…。ミンチンて名前も怖い。 {/netabare}



*お人形をおよこし、のお話
{netabare} ある夜、途中から見たセーラは
どうも例のワガママお嬢様に
(¬_¬)「アンタの人形をよこしなさいよ。その人形、召使いにはもったいないわよ。アタイがかわいがってやんよ。」
と、カツアゲされそうになっていた。

このお人形、セーラにとって大切なパパママとの思い出。つらいとき、部屋に戻って誰にも言えない気持ちを打ち明けられる、たったひとりの家族。ジュモーのビスクドールだから高価でもある。

どうするの、セーラ。
メイド仲間にも心配され、しかし、人形を抱いて部屋から出るセーラ。
きゅっと結んだ口、沈んだ瞳、小さく固い背中。思いつめた表情で、ドアを開ける。
(´-`)
お人形をしっかりと、赤子のように抱きしめて廊下を進む。
階段を一段一段、降りる。

どこへ行くの?セーラ。
考え込んでいる。考えがあるの?
誰かに預けるとか…
隠すとか…
売ってしまうとか…
わーたしの かーわいい にーんぎょお〜♪
十二国記の祥瓊さんの歌声が頭の中で回るよ。

踊り場で、外を見やると、学院の少女たちが遊んでいる。
中心にいるのは、例のお嬢様。
でっかい車輪の自転車にまたがって、取り巻きにブイブイ言っている。じぃっと見下ろすセーラ。
(´-`)
なに考えてるの。

再び足を進めるセーラ。
お人形と一緒に体を固くしたまま、外へ出てきた。
めざとく目をつりあげるお嬢様。
o(`ω´ )o「あ〜ら、ついにソレをあたくしに渡す気になったってわけね。いいわよ。もらってあげるわよ。」≡3≡3
うつむいたまま、何も言わないセーラ。
(´-`)
イラつくお嬢様、お人形を取り上げる。o(`ω´ )o高々と、戦利品を手に。
まだ何も言わないセーラ。
(´-`)

その時、少女たちの中から、セーラを「ママ」と慕うちびっ子が猛烈な勢いで駆け寄って来る。

∑(゚Д゚)「ダメよーーーっ!!その子はセーラママの、たいせつなおともだちよぉーー!!」

o(`ω´ )o「なによアンタ。うるっさいわね。セーラがあたくしにどうしてもって、言ってるのよ?」

騒ぎに振り返る少女たち。

その中から、おとなしいセーラの親友も、勇気を出して身を乗り出した。

(´・Д・)」「うそよ!そんなはずないわ。セーラにとって、たったひとつの宝物のはずよ。それを取り上げるなんて、ひどいじゃないの!!やめなさいよ!!セーラに返してあげて!ひどいことしないで!!」

o(`ω´ )o「なっ…雑魚が…あんた、あたしにそんなこと言って、ただで済むと思ってんの…」


しかし、遠まきに聞いていた少女たちから、さざめきのように同調の声が上がり出していた。
「そうよそうよ!かわいそうよ!」(・Д・)ノ
「かえしなさいよ!」(・Д・)ノ
「かえしなさいよ!」(・Д・)ノ
「かわいそうよ!」(・Д・)ノ
「かえしなさいよ!」(・Д・)ノ
(・Д・)ノ(・Д・)ノ(・Д・)ノ(・Д・)ノ(・Д・)ノ(・Д・)ノ(・Д・)ノ

ウッ…Σ( ̄。 ̄;ノ)ノ
かわいそコールに、さすがにたじたじのお嬢様。うつむくセーラの前にちびっ子がかばい、お嬢様が人形を高くあげ、親友が止め、もう決定的に悪役の構図。

小公女「プリンセス」セーラ、大勢の目の前でこれを繰り広げたのがポイントね。民意を試して沙汰を待ったのか!!
公共の場でなければ、この結果にはならなかったはず。
すごいよ、セーラ…。

(`_´)ゞ「な、なによ!!こんなキッタナイ人形、そもそもそんなに欲しくなかったわよ!フンッ!!かえせばいーんでしょかえせば。ホラッ!」
ポイッと投げられた人形…ビスクドールだから割れちゃうよ〜(゚o゚;;

セーラとちびっ子がナイスキャッチ、最悪の事態は避けられた。

ササーっと逃げるお嬢様
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
追いかける数名の取り巻きヽ(´o`;ヽ(´o`;

ここで面白いのが、
「よかったねー」ってセーラに抱きついているちびっ子や親友の暖かいゾーンを、ゾロゾロと通り過ぎて院へと戻る、その他の小女たち。
もう何事もなかったかのように、別の談笑をしながら、セーラたちを気にもとめない。
民意のとりとめのなさを表しているのか、妙な真実味のある光景だった。

うん、途中からみてもこんなに面白いんですよ!
起承転結と間がとても劇的でわかりやすいし。 {/netabare}



*セーラも私も泣けた(ノ_<)のお話

{netabare} 第35話

嵐で屋根裏部屋の窓の掛け金が壊れ、枯葉と雨水の入り込んでくる中、濡れた床をふくセーラ。バタンバタンバタンバタン開く窓を、もう閉めることもせず、雨が降り注ぐ中、床を拭き続けるセーラ。どこか行動がおかしいような。大丈夫なの?服が濡れ、傍らのベッドも毛布もビショビショ。悪い夢みたい。
メイド仲間が「おはようございます」と入って来て、惨状に驚く。
朝なのコレ?寝てないのでは…セーラ。

しかも(´-`)「寒気がするの」
なのに働かなくてはならない。ゾッとする。

学院の外に石炭運びの馬車が止まって、業者の人が道路より地下になっている勝手口付近の通路に樋のようなものを下ろす。もう一本樋を下ろして継ぎ足す。これを滑り台のようにして、道路からガラガラ〜〜と石炭を流し込んでお届けする。「ほほー、そうやって運ぶのか!」と面白く見ていたのも束の間。
(゚Д゚)「早くしねぇと石炭がぬれちまうぞ!」調理場のコックが山盛りの石炭にスコップ投げて去る。
学院の石炭置き場へと、バケツとスコップで手動で運ぶのは、セーラひとりの仕事…斜めの雨風が吹きすさぶ中。
石炭なんかもう濡らしときなよ。板でも上に置いとくとか。風邪で雨なんだし休ませなよ。子供だぞ。

石炭で学院のストーブに火を入れておくように言われたセーラ。
少しは濡れそぼった身体を暖められるかな…?
心地よい炎を前に、猫とともにウトウトするセーラ…(_ _).。o○
悪いことに、このお部屋は意地悪お嬢様のお部屋。
案の定、やってきたよ奴さん。いつものお供を連れて。
眠りこけているセーラをみて(−_−#)
セーラが寄りかかっているバケツを力一杯蹴り上げる。衝撃に驚いて目を覚ましフラフラ謝るセーラを、罵倒しだす。
お嬢様よ…暖房つけるくらいの季節なのになんでひとりだけ半袖なんだよ!小学生か!「ママに買ってもらったパリ仕立ての新作」だとか。そしてコレが、今回のワンポイント☆アンラッキーアイテム☆

セーラと寝ていた猫にまで、お嬢様たちの虐待の手が伸びる。(ノ_<)ひどすぎる。追いかけ回しているうちに…猫の蹴り上げたインク壺がお嬢様にビシリ。
(♯`∧´)「〜〜〜!?セーラ‼あんたのせいよ‼」
さすがのセーラも(; ̄ェ ̄)みたいな顔でとばっちりを受け止める。「シミ抜いとけよコラ!元通りにしないと、許さないんだから!」とまたご無体な。え〜〜。インクシミって消しにくいよね…(´・_・`)

横風の雨の中、カゴをもって買い出しに出るセーラ。傘が役に立たない。また服も身体も濡れていく…歩きにくい。嵐だよ。そんな日は家にいたらいいんだよ。体調悪いんだし。みんな残り物でも食べてしのげばいいんだよ。
案の定、市場すらお休みで途方に暮れるセーラ。屋根のある商店街の通りに入って行くと…

(抗えない天候の激しさと身体的なキツさ辛さが伝わって来て、見ていてセーラの今までで一番つらかったよ。うう、自然と涙がでた…なんでこんなんで泣いてんだろ私(/ _ ; )
心理的な意地悪より、空腹ネタよりもくるのはなんでだろう。)

しかしここで今回のアンラッキーアイテムが★ラッキーアイテム★に変わる出来事があったんだ。そこでセーラは、つらさをつらいままに涙を流すことができている。学院で涙を見せた事はないのに。

裕福だった頃、お父様と買い物に入った洋服店。ショーウィンドウにうつるセーラの姿は、今や襟も裾もほつれ、着どおしの汚れた質素な服になってしまっているけれど…。
店のご主人は、セーラのことを覚えていた。セーラの様子を見ると、邪険にすることなく
(´・ω・`)「一口では言えない事が、起こったようですね?」
気をほぐすような優しい声かけ。
セーラが身なりを顧みず入って来た訳を…「お友達」の服の染み抜きについて相談すると、
(^ω^)「大丈夫、わたしが直してさしあげますよ」。安心して涙が流れるセーラ。(;_;)
やがて曇りなくきれいに直された服。(^ω^)「これで、文句なんか言われやしませんよ?」
状況を察し、これまでの事情を聞かれ、心配してくれる紳士を前にさらに涙が止まらないセーラ( i _ i )ドドドド

しかし院に戻らねばならないセーラ。紳士は直した服を丁寧に油紙で包み、せめて十字を切りながら小さな背中を見送ることしかできないのであった…。


戻った先ではお嬢様によるミンチン先生への告げ口。
( ̄Д ̄)ノ「セーラさんがぁ、ワタシに嫉妬してインクを投げつけたんですぅ。それで染み抜きさせて欲しいって、言い出したんですぅ。」
W(`0`)W…ワナワナ… ←ミンチン院長

「たっぷりお仕置きしておやんなさい!!」といつものセリフを吐きかけられ、下女に調理場へ投げ込まれるが…体調の悪かったセーラ、もう腰が立たない。ついに倒れる…? {/netabare}
つづく


*セーラ流魔法の受け取り方。セーラの秘密を暴け!のお話
{netabare}第38話
ややあって隣人からの「魔法」の差し入れが始まる。
35話から病に倒れ、生死の境をさまよった間、姿の見えない「屋根裏の少女」を隣のお屋敷の主人と召使いたちが気にかけていたのだ。そして密かに贈り物をすることに。夜明け前が一番暗かったのだ。
いまや、夜半に疲れ果てた少女達が屋根裏部屋へ帰ると、暖かくしつらえられた食卓が待っており、美しいマクラや毛布も用意してあるのだ。空腹の時にセーラが夢想したみたいに。
(背景素材の都合上なのか、食後の皿の上のチキンが毎回ぜんぜん減っていないのが気になる…いじきたないアタイであった。)
これが朝になると仕事にでている間に、お隣の有能なインド人ハウスキーパー達がテキパキお片付けしておいてくれる。おかげで昼間のミンチン院長の抜き打ち検査にも【魔法 : 非検出】で事なきを得た。

魔法に慣れたようなセーラと、まだソワソワ感が止まらないメイド仲間。
(≧∇≦)「ああ〜、私達がこんなにありがたがっていることを、魔法使いさんにお伝えしたいですぅっ!!」
と興奮やまないメイド仲間に対し
(^ν^)「大丈夫よ。私達がどれだけ感謝しているかは、きっとわかってくれているはずよ。だってそれが魔法使いさんですもの?」
さすが、プリンセスセーラ。与えられた幸運を享受する時も優雅に動じない。

しかし滲み出る幸せオーラ。「あの娘なんだか綺麗になったみたい。恋してる…?!」的な鋭さで、セーラの異常を感知する院の魔物たち。

(¬_¬)( ̄3 ̄)「いやに血色がいい。きっと盗み食いでもしてるんだよ」と残り物チェックをする下女とコック。

(*`へ´*)「あんなに顔色がよく元気だなんて、おかしい。」
と訝しむミンチン院長…子供がはつらつとしてたら怪しむ学院って、教育機関として相当終わっています。

どこまでもセーラの屈強な面の皮を引っぺがしたいと夢欲する鬼どもの追っ手は止まらない。
プリンセスセーラ。アイドルとは人に夢を魅せるもの。汚れた奴らの見たい歪んだ夢すら映してしまうのか…。
いじめられても、(´-`)「はい、ミンチン先生」(´-`)「おはようございます、○○さん」(´-`)「わかりました。○○さん」と、爽やかな挨拶の後ろに名前をつけることを忘れないねセーラは。コレちょっとイライラする。

しかしついに、魔法発動中の夜間のガサイレが入ってしまうのだ…
魔法が暴かれた時も、食卓でセーラお得意の「こんな時こそ余裕で夢想享受」が披露されていた。ナプキンとフォークで人形を作ってダンスさせ( ´ ▽ ` )ノ「ランランランランランラーン♪」
そこへバターン!悪鬼どもの蹂躙…

メイド仲間の土下座も虚しく(´Д` )
ミンチン院長は(◎_◎;)「オトコ(街の少年ピーターのこと)に盗みをさせて貢がせたんですね!」とあさってな勘違いにワナワナ震え、
コックはしつらえを横取りに片しながらご馳走の匂いを(@ ̄ρ ̄@)クンカクンカ嗅ぎ、
下女は(♯`∧´)(´-`)セーラを引っつかんで馬小屋へ連れて行く。

こうしてセーラの馬小屋生活が幕を開けた…(´-`){/netabare}


*馬小屋生活始まる、のお話
{netabare}
ここは小公女だった時代に、セーラのお馬さんが繋がれてた小屋。今はからっぽの、藁だけが残る隙間風ふく小屋。そこに主人が暮らすとは。そしてその事をいじわるお嬢様にグリグリいじられる。本当に十二国記の姫様並にトコトンいくよどこまでも。
そして、一番暗い夜が明けたあともまだ次が。甘ーいもの食べさせた後でしょっぱいのがくるよ〜。
展開が早くて激しいので、文章にしても何だか伝わらない。こんないかがわしいまとめよりも観ていただきたいものだ。

学院でハロウィンパーティが開かれる。アメリア先生が子供達と色んな遊びをするんですが、この様子が楽しい。遊びの中で一手間かけてまでセーラを陥れようと頑張ってた、いじわるお嬢様( *`ω´)。しかしちょっとしたラッキーがセーラのもとへ。あらっ(^ν^)☆彡って感じに対して、キリキリキリ…( *`ω´)
アメリア先生は生徒達にも自然に親しまれてるし、この前の話あたりでセーラに申し訳ない心中を吐露してたし、妹さんのポスト院長色がひたひた濃くなってますぜ、ミンチン姉さん。そうとは知らなミンチン先生は基本コドモキライなので自室でくつろいでいた。( ´Д`)y旦~~

やがて夜が更け、パーティ気分が終わらない少女たちのちょっとしたイタズラが、馬小屋で火をおこしてしまう。燃え上がる小屋の中で人形を抱いて立ちすくむセーラ。
助かったものの、勿論とばっちりはセーラに…。

\(♯`Д´)/=3=3=3「おまえという子は…!身よりも家もないおまえを親切心からここへ置いてやったものをつけあがって…」云々のミンチン先生のお小言に、今回ばかりは毅然として言い切るセーラがいた。
(´-`)「ミンチン先生は、私に親切だったことはありません。そして、私はこの学院を家だと思ったことはありません。」
ミン(;゜0゜)チーン
「ンナッ、おまっ……でておいきー!!」 {/netabare}


*逆転倍返しはじまる、のお話
{netabare} すんなり意に従い出て行く訳ですが、ここから見ていられないのはセーラよりもミンチン先生。
出て行ったセーラを、(本当は心配なのか?院の評判が落ちるのを懸念しただけなのか?)呼び戻すよう妹に言いつけたり。
セーラに贈り物が届いたことで、実は金持ちのパトロンが居るのでは?という臆測に今度はすがりついて、o(;`ω´ )o「セーラさんっ」と丁寧に呼び出したり。
セーラの姿が見えずお隣へ行ったと聞いたときのムカッ腹から、学院にいる猫を生徒達の目の前で足で蹴り上げたり。(>_<)

そしてやっと、「おお、この子だ!」の回。隣の屋敷の主人が探していた「友人のダイヤモンド鉱山の遺産を相続する娘」が実はセーラだと判明した時の、ミンチン先生の脱力錯乱ぶりはもう穏やかじゃないね。
((((;゚Д゚)))))))は…はわ…はわわわ…っ
胸にダイヤモンドを飾り、厳かに階段上に登場した小公女セーラに、
( ゚д゚)「セーラ…さん…」
(´-`)「はい、ミンチン先生。」
膝叩いちゃうね。こんな時までセーラは丁寧な応答+名前呼びの「はい、○○さん」徹底してる。むしろこの時のためだったのかとさえ。

昔のモノクロ映画だったらここで失意の先生はミンチン学院じゃないナントカ院にドナドナ送られちゃうんじゃないのかという不穏さが漂う。妹アメリアから鬱屈されていた怒りにまかせて責められるだけで済んだのだけども、子供むけアニメにしてはかなり怖いと思う。しかしそれだけの事はしてきた、ミンチン院長。それだけの事を面白く見てきた私も、彼女が腰も立たず雪の中這いずって院に戻る姿を見届けるしかない。 {/netabare}


*最終話 小公女ラビニアに関する考察
{netabare}
いじわるお嬢様ラビニアとの握手が見もの。
セーラとお隣のご主人が弁護士を連れて学院へ乗り込んでくる。
意気消沈していた院長、更に訴えられるのかとガタガタ震えながら((((;゚Д゚)))))))出迎える。
一体何事かと見守る少女らに、ラビニアが( *`ω´)「たぶんこの院を買占めにやってきたのよ。ありあまるダイヤモンドで復讐のために、ね?」
こんな混乱も面白くてたまらないって端的な口調。

やがて学院への寄付にミンチン院長の声色は高く弾んで復活。セーラは懇意にしていたメイド仲間を自分に召し上げるとも公表し、涙の再会。
これを見守るラビニアの瞳がどこか寂しそうに見える。
小公女復帰を祝う少女たちに取り巻かれるセーラを、真っ直ぐな瞳でぐっと遠巻きに見守るラビニア。
鋭く小賢しく若々しい顔つき、シュッと通ったまつげ。見ていると似顔絵描きたくなる。嫌な子なのに、なんとも美しいんですよね。よく「性格の悪さは顔に出る」っていうけど…どこか魅力があるのは何ででしょう。ミンチンにはない、高い気位があり、劇的な面白さ(残酷であっても)を見抜く貪欲なところがあるからでしょうか。物事や人間同士の表面のみは見ていない。
胸の握り拳にどんな感情を押し殺したのか、やがてセーラへと踏み出し、友情締結を申し出る。

( ̄+ー ̄)「おめでとうセーラ。私、あなたさえよければ仲良しになってもよくってよ?」
(´-`)「ありがとう。私、本当を言うと、この学院にきたときから、あなたと仲良しになりたいと思っていたのよ。」←この子本心よーめーなーいーわー~_~;

この時ラビニアが何を飲み込んだのかは謎だけど、セーラの幸運大逆転の姿を見て「今はこれはセーラのターンだ」と悟ったのかもしれない。これまで何度か、好機はお互いの間を行ったり来たりしてきた。人生なんてこの先知れないのは誰も同じ。「だとしたら今は私は私の役を演じ切る。ミンチン先生のような醜態を晒したりしない!ぶれない!」という決意で踏み出したのかもしれない。オープニングで唄われる「胸の奥にこの花あるかぎり」の花の矜持は、ラビニアの中にも咲いていた…のかも?!

やがてセーラはインドへ、このお嬢様もアメリカへ旅立つことになる。
( *`ω´)「もう二度と会えないわね。」
(´-`)「きっといつかまた、会えるわ?」
( *`ω´)「フフン。何十年後かには会えるかもね…その頃あなたはダイヤモンドプリンセスからダイヤモンドクィーンになっているんでしょうけど?そしたら私は…、アメリカ大統領夫人になっているかもしれないわよ!」
同じ土俵では戦えなくなるけれど、この娘が私のライヴァルであることには変わらない。セーラが掴み取った幸せと競いあえるくらい、自分もきっと輝いてみせる、そういう「面白くなってきたわ。」っていう諦めの悪さがお嬢様の心の中では根強く育っていて、それを育てたのは、天性もあるだろうけど、打っても打ってもちっとも懲りた顔を見せなかったセーラのおかげではないかな。うらやましい、この2人の懲りなさ。もー自分、競うとか耐えるとかあらゆる面において面倒に生きてるので、どんな土俵にもチンとしとられんのでうらやましい。
セーラの言うとおり、お互い影響を与えあえる(セーラは影響受け取ってるのか微妙だが)関係になれるのかもしれない。

ミンチン先生は反面教師過ぎたね。ミンチンの中には花は咲いていなかったのだろうか。かつては咲いていたけれど、いつの間にかなくなっていたのだろうか。あんな大人になりたくないって、子供たち皆心に刻んだことでしょう。妹さんがいいアドバイス訳として腕を振るうようになるのかな。 {/netabare}

あなたの心の中に花は咲いていますか?

(¬_¬)( ̄3 ̄) (´・Д・)」(♯`∧´) ( *`ω´)(´-`)(´・_・`)
悪ノリな長文に、お付き合いいただきありがとうございました。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 28

65.7 6 ドラえもん のび太の宇宙小戦争(アニメ映画)

1985年3月16日
★★★★☆ 3.6 (71)
406人が棚に入れました
のび太はドラえもんやしずかちゃんと一緒にビデオを撮影中、不思議なロケットを見つけた。それは小さな宇宙人パピが戦争から逃れるために乗ってきたものだった。のび太たちは早速パピと仲良しになった。その頃、やはり特撮ビデオを撮っているジャイアンやスネ夫たちが謎の宇宙戦艦に襲われていた。実はパピは、宇宙の小さな星ピリカ星の大統領で、反乱軍のギルモア将軍に追われていたのだった・・。

たわし(ガガ)

★★★★★ 4.7

「少年期」が終わる。

ドラえもんの映画というのはなんだろうか。。。「少年期の終わり」をいつも見出してしまう。

TVシリーズや漫画では長期連載なので、のび太たちの成長は見られない。

しかし、映画シリーズとなると確実に彼らは大人になって「成長」する。自立した個人として。。

エンディング主題歌もまさに「少年期」であり、少年が青年へと変わり「夢」をただ追いかけることでは済まされない現実に気付いてしまうのだ。

最近のドラえもんにはそういった切なさがないんですよね。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 7

ひげ

★★★★★ 4.2

恐竜、これ、鉄人は特に好きだった・・。

いまでもお話はしっかりおぼえてる。
主題歌だって歌える。

起承転結、綺麗にまとまって、エンターテイメントしててテーマもしっかり。分かりやすくておもしろい名作だと思います。
海底とか魔界がすこしむずかしかったあおりなのかなぁ・。

とにかく主題歌っすよ・・・武田鉄矢シリーズで一番好き。
いまだに歌ってしまう名曲です。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 4
ネタバレ

ヒロトシ

★★★★★ 4.4

観ている間、誰もが子供に戻ってしまう

有名な話ですが、EDの『少年期』が素晴らしいですね。1つの歌に全てを語ってくれていますね。武田鉄矢がそんなに好きな訳ではないんですけど、ドラえもんに関しては別格で、本質を掴んで、表現するのが上手な人です。藤子先生が亡くなったのと同時に、ドラえもんの主題歌を担当する事は今後ないだろうと語った、というエピソードも泣かせますね。今のドラえもんをどうこう言う気はありませんが、私にとっても、藤子先生が亡くなられた瞬間、自分の中のドラえもんは終わってしまいましたので、共感できる所は少なからずありました。

宇宙小戦争というタイトル通り、『スター・ウォーズ』に影響を受けた作品です。OPでは例のR2-D2等も登場したりしますし敵と味方の構図は帝国軍と同盟軍そのものですしね。ただ影響されたと言っても、見かけだけ真似たようなもので、中身は全然別物。実にドラえもんらしい、大人にも深いメッセージを投げかけたアニメになってます。子供が観ても楽しめますが、やはり大人向きな箇所もあったりして、前述した少年期に込められたテーマといい、しずかちゃんの夢だったという『ミルク風呂』のくだりといい、子供時代に誰もが夢見たのではというもし、こういう事が出来たらなあ・・・というのをきちんと表現してくれているのが、心にグッと来ますね。まあ、ドラえもん自体そういうテーマなんですけど、この作品はそれをダイレクトに伝えていまして、観終えた時に急に昔を思い出すような魅力を秘めていたかなとそういう風に今は感じます。

劇場版というと、のび太が活躍する印象はありますが、実は今作品はあまり役に立ってませんw 代わりにスネ夫とジャイアンが貢献しています。{netabare}スネ夫は途中で神経質になってしまい、途中までウジウジした姿を見せて、遂にはしずかちゃんに呆れられてしまうのですが、途中で勇気を振り絞って、戦車に乗り込み、敵の無人戦闘機の大群を壊滅させるという戦果を挙げます。今作のジャイアンは終始メンタルが安定しており、敵の市街地を偵察時に、途中でヘバった、監視網に引っ掛かりそうになったのび太を必死に抱えて、物陰に隠れたり(実はこの時敵に発見されてしまい、後に捕まってしまうのですが)、味方のアジトに辿りついて、疲れ果ててしまい、熟睡するのび太をドラえもんと共に『のび太も頑張ったもんな!』と珍しく褒めていたりもします。{/netabare}

今作の敵はドラコルル長官というキャラクターなのですが、彼は力というよりは『頭脳』で勝負するタイプで、ドラえもん達の立案した作戦を悉く見破り、最終的に全員捕らえてしまう等ドラえもん達を散々苦しめた敵キャラとして有名です。 {netabare}実際、最後の最後にドラえもん達が元の大きさに戻らなかったら、勝負あったという所まで追い詰めたのは流石ですね。{/netabare}大体、ドラえもん達がピンチになるのは、敵側の圧倒的なパワーである場合が多いですから。そういう意味では異色の敵だったかなあと思います。海底鬼岩城のポセイドンと同じく、歴代最強敵キャラにドラコルルを挙げるファンの方も多いですw

本編も素晴らしいんですが、個人的には最後のスタッフロールが一番良いです。{netabare}少年期をバックにのび太達がパピ君の惑星に遊びに行くという設定で、日常の風景が描かれます。

パピ君たちの星では、のび太達が巨人になってしまうので(パピ君の人種は地球人より小さい為)その体格の差を活かして交流をお互い深めていくというシーンが流れるんですが、この演出もしずかちゃんの『ミルク風呂』に通じるものがあるんですよね。スネ夫が戦闘機のラジコンで遊園地みたいなテーマパークを作ってあげたり、しずかちゃんがビルの壁を巨大なキャンパスにしてカラフルな町にしてみたり、ジャイアンがプラモデルで大きな橋をかけてあげたり等。 {/netabare}藤子先生のいつまで経っても少年の心を忘れない感性は、素晴らしいと作品を観る度に再確認してしまいます。藤子先生はそれでいて、短編集では大人向けのブラックな作品も手掛けられますからね。本当に天才という言葉が似合う漫画家さんでした。

ドラえもん初期の映画作品は傑作が多いですが、本作も例に漏れず、アニメ史に残る作品であると、私は思います。この年になって、ドラえもん?とは言わず、未見の方やしばらく見ていない方は、是非鑑賞されてはどうでしょうか。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 18

65.4 7 幻夢戦記レダ(OVA)

1985年3月1日
★★★★☆ 3.8 (21)
95人が棚に入れました
朝霧 陽子(あさぎり ようこ)は、17歳のごく普通の女子高校生。彼女には一途に憧れ続けている男子がいた。想いを告げられぬままの1年5ヶ月に決着を付けるべく、自らの想いを込めたピアノ曲を完成させ、カセットテープに録音する。 そして、ヘッドホンステレオでその曲を聴きながら、いつもすれ違うだけだった並木道で彼に声を掛けようとする陽子だったが、結局できないまますれ違い、肩を落とす。すると次の瞬間、陽子は突然異様な空間に飛ばされてしまう。そこは異次元世界アシャンティで、陽子はレダのハートを狙う総統・ゼルによって引き込まれたのだった。見知らぬ生き物が徘徊する森の中、陽子は世界を旅する犬・リンガムと出会い、自分が異世界に来たことを知る。もと居た世界へ帰りたいと願う陽子は、自作の曲が帰るためのカギであることに気付くが、いきなり襲いかかってきたゼルの兵士たちによってヘッドホンステレオを奪われ、さらに命を狙われる。

声優・キャラクター
鶴ひろみ、池田秀一、坂本千夏
ネタバレ

Dkn

★★★★☆ 3.9

犬が喋ってなにがわるいU^ェ^U

カナメプロダクション制作。

女性主人公が異世界「アシャンティ」に飛ばされる。
今じゃあんまり珍しくない設定ですね。
でもこの頃のアニメでは結構珍しい設定でした。

金田作画の影響が多大にあるので、前作の『BIRTH』(バース)よろしくヒカリまくりますね。
いのまたむつみのキャラクターデザインが可愛い。主人公の朝霧 陽子はこの頃の有名ヒロインでした。
女性キャラクターの布面積が少なく、ビキニサイズの布に肩当てという古き良きスタイルです。
{netabare}
冒頭の並木道が光で飛んでる場面が、日本というよりヨーロッパでありそうですね。
現実世界から逃避したい陽子の色あせた世界という表現だったのでしょうか。
遠くにあるビル群が結構適当で、雑だなあと思った気がします。
異世界に飛ぶ表現がまだ確立してない時代なので、特殊なエフェクト入れてましたね。地面溶けて沈むって(笑
{/netabare}
異世界に行ってからは、OVAシリーズらしく背景動画やヌルヌル動く戦闘シーン、
巨大建造物の細かい背景など、作画にこだわってます。

シナリオや雰囲気も少女漫画チックな爽やかさが全編通してあり、
とにかく女の子の可愛さを魅せることに徹底していて、嫌味がないです。

内容というより、作画や女性キャラの描写のこだわりを楽しむのが
メインで、正当なOVA作品だと言えます。
ここから戦う女性主人公の作品いっぱい作られましたね^^

鶴ひろみさん、だいすきでした。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 7

ato00

★★★★☆ 3.5

これがビキニアーマーか

美人でスタイルの良い女子高校生が、今は亡きウォークマンとともに異世界へ。
なぜか露出度の高い衣装を着用し、レダの戦士となって戦います。

登場人物は数人と一匹、尺も短いので、ストーリーは至ってシンプル。
巨大な花に包まれて変身。
異形の兵器群登場。
果ては、可変戦闘機を用いたロボットアニメ。
と、様々な趣向で楽しませてくれます。

食事でおびき寄せるとか古典的。
蜃気楼を意識してか、高層ビル群がさかさま。
等、やや的外れな感じが懐古的です。

ED曲が意外とよい。
昭和な歌謡曲チックで、気が遠くなりそうです。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 20
ネタバレ

101匹足利尊氏

★★★★★ 4.5

往年のビキニアーマー戦士に会いたくて……

先日発売された4KリマスターBlu-ray買っちゃいました♪

80年代半ば頃から90年代にかけて、
二次元世界では数多くのビキニアーマー美女戦士が活躍していました。

ビキニアーマーは何も本作みたいに、
マニア向けOVAに登場するお姉さんだけではなく、
一部の一般子供向けコンテンツの女の子にも浸透していたように思います。

実際、私とビキニアーマー戦士との初遭遇は、
アニメ『ドラゴンボール』のチチ(幼少期)でしたし。
当時ゲームショップに行くと、『ドラクエ3』パッケージ裏の女戦士を始め、
ビキニアーマー戦士のビジュアルがやたら目に付いた記憶があります。

ビキニアーマー戦士と言うのも、何とも摩訶不思議な存在で、
各種ハプニングシーンや恋愛、ラブコメ展開には恥じらうクセに、
己の際どい装備にはさほど恥じらわずw
堂々と胸を張り、その身一つで世界を救う戦いに挑んでいく……。

これは幼い頃の私が、女の子は露出することでパワーを発揮するなどと、
勘違いしても、仕方ありませんねw


そんな私にとって、本作主人公の朝霧 陽子は、
日本におけるビキニアーマー戦士の源流を形成したレジェンドとして、
一度、相まみえてみたかったヒロイン。

けど、映像ソフトのプレミア化などに阻まれて中々機会がなくて……。
今回のBlu-rayリマスター企画は千載一遇の好機でした。


とは言え、ただビキニアーマーと言うだけで、諭吉一枚差し出すほど、
尊氏の守銭の砦は脆くはありませんw

ダメ押しとなったのは、本作キャラクターデザインが、いのまたむつみ氏だったから。

いのまた氏と言えば、個人的に筋肉の造形が素晴らしいと尊敬しているイラストレーター。
特に脇腹!脇腹が良いんですよ~♪

後のゲーム『テイルズオブデスティニー』(PS)の筋肉担当・コングマン辺りの、
ムキムキに割れてる腹筋を描くのは当たり前として、
いのまた氏の場合は華奢な美少年や可憐な美少女。
一見して筋肉無さそうなキャラの腹も、決して寸胴みたいにスンナリ描かず、
ちゃんと内側に筋肉があることを意識して、くびれを描き込んでくる。

今回のリマスター企画で書き下ろされたジャケットサンプルの陽子の腹を眺めていて
かつて小説『宇宙皇子』の挿絵で描かれた美少年が見せた上半身裸体の肉体美を目の当たりにして、
筋肉に関するフェチズムに目覚めた宿命を思い出しましたw

いのまた氏は還暦間近になっても、肉体描写は衰えないなぁ~。
特典でアートブックも付くのか~。と密林で色めき立っている内に、
私の右手は、自動的に購入ボタンをポチっていましたw


とは言え、いくらキャラデザが頑張っても、
アニメーターが意図を汲まなければ意味がありません。
が、本作は作画監督も、いのまた氏、御自らが務めているので、問題ありません。

ビキニアーマー戦士のボディーラインや肢体の躍動感が、
好センスのアングル、作画構成で見事に表現されていました。
陽子の脇腹には確かに筋肉と夢が詰まっていましたw


ストーリーもある朝、告白に躊躇してしまったヒロインが、
召喚された異世界で戦い抜くことで、自らの心の弱さに向き合い、
元の世界で、幸せを掴むためのほんの少し勇気、成長を見せるのか?
と言う王道展開。

そんなメインテーマを“レダの心臓”即ち、
{netabare}ヒロインが意中の彼に告白するために、
作曲、録音したピアノ曲の収録テープが入ったカセットウォークマン。{/netabare}
と言うキーアイテムを活用し、異世界の危機と、揺れる乙女心を同列に語ることで、
王道を盤石にしていく脚本、演出が実にいじらしいです。

相変わらずヒロインは、恋には時めき恥じらうクセに、
異世界での大胆な露出には恥じらわずw
“レダ”のパワーか何かで、各種武器、乗り物の超人的な運用も、
学習なしで適応してしまうテンポの良さ。

朝霧 陽子は、まごうこと無きビキニアーマー戦士でした♪


ビキニアーマーだけでなく、ヒロインが冒険する、、
奇怪な生物が巣くう荒涼としたファンタジー世界と、
過ぎ去りし文明の機械、可変対応のビークル、飛空艇、巨大ロボ、空中要塞の異様。
CV池田 秀一氏の狂気を孕んだラスボスの言動。
異世界へ誘う、鷺巣 詩郎氏の高揚感溢れる劇伴。

80年代、気鋭の若手スタッフらによる“魅せたい”
アニメファンの“観たい”がギッシリ詰まった……。
OVA黄金期の解放区としての気風が存分に感じられる快作です♪

投稿 : 2019/09/14
♥ : 19

65.2 8 メガゾーン23(OVA)

1985年3月9日
★★★★☆ 3.6 (49)
194人が棚に入れました
省吾がB.D.に敗れ去り、何処へともなく去って半年後。軍に智美の殺害容疑を掛けられたという理由もあり、新たな友人のライトニング率いる暴走族「TRASH(トラッシュ)」の元に身を隠していた省吾は、半年ぶりに由唯に再会する。その頃、街では軍に支配されたバハムートにより軍の広告塔と成り果てていたイヴを通して、人々を戦争に駆り立てるメッセージが連日流されていた。しかし、実はバハムートは完全には軍の管理下に落ちてはおらず、本来のイヴとも呼ぶべきもう一人のイヴ(軍によって作り出されたものではない、以前同様のイヴ)が現れ、7Gのオペレーターである省吾に対し、自分にコンタクトして欲しいとの呼び掛けを続けていた。省吾は半年間自分を待ち続けた由唯のわだかまりを身と心で解いて想いを伝えると、本来のイヴに会う為、そして彼女が何を自分に伝えようとしているのかを知る為、TRASHの助けを借りる。その頃、デザルグは本格的なMZ侵攻を開始していた。

声優・キャラクター
久保田雅人、川村万梨阿、荘真由美、冨永みーな、塩沢兼人、宮里久美、高木均、三ツ矢雄二、山寺宏一、鳥海勝美、曽我部和恭、郷里大輔、沢木郁也、板野一郎、小林清志

plum

★★★★☆ 3.4

淋しくて眠れない

1985年発売のOVAですので、さすがに古い作品であることは忌めません。
けれど、すごく心に残っている作品です。

マクロスのスタッフが多く、設定はマクロスに近い部分がかなりあります。また、後のゼーガペインにも通じているところもあると思います。
「今が一番いい時代だって気がする」
この作品で最も有名な台詞ですが、実はその世界は・・・。

キャラクターでは、時祭イヴの印象が強いです。あれが現実になるのも、そう遠くはないでしょう。(声は超がつくくらい棒ですが・・・)ヴァーチャルアイドルということでは、初音ミクが近いんでしょうね。

そしてこの作品で忘れてはいけないのは、やはり「歌」です。マクロス同様、歌とロボットと女の子のアニメです。時祭イヴの歌は、当時を象徴する感じの歌ですが、この2曲は忘れることができない曲です。
「背中ごしにセンチメンタル」(宮里久美 イヴの声の人)
「淋しくて眠れない」(タケウチユカ 後の踊るポンポコリンの人)
その一方、BGMは「なぜこのシーンでそのBGM・・・」ということが多いのはご愛嬌で。


今となっては荒削りな作品ではありますが、後に大物になるスタッフも多数参加しており、一見の価値はあると思います。以下、あまり知識のない私でも、聞いたことのある方です。

■声優
 川村万梨阿、塩沢兼人、冨永みーな、三ツ矢雄二、山寺宏一(デビュー作らしい)
■スタッフ
 石黒昇、板野一郎、平野俊弘、美樹本晴彦、梅津泰臣、結城信輝、北爪宏幸、庵野秀明

投稿 : 2019/09/14
♥ : 5

kuroko85

★★★★☆ 3.8

アイコンが有るヴァージョン(内容無関係)

実は他の画像なしのアイコンにも
同タイトルがあり、、、
どちらにコメントしてよいのやら、、、

この作品に出合ったのは遠い昔、
関西で春休みや夏休みにその名もベタな
【アニメ大好き】という特集をしていました。
確か読売系のTV系列で放送しており、
その中のプログラムとして、
シリーズ三作を見たのを覚えています。
確か同時に【ブラックマジックマリオ66】もやっていました。

さて、見直した感想ですが
80年代満開ですね。
作中で語られる全ての事柄が、80年を象徴しています。
流石に話の核心は今では目新しくもありません。
ただ、バイクがロボットになる発想は、この頃から
日本のアニメでは日常ですね。
昔を懐かしく思いながら見せて頂きました。
そんな私の第一印象は、
塩沢兼人健在!ということかもしれません。
後、美樹本晴彦のキャラデザですか

投稿 : 2019/09/14
♥ : 5
ネタバレ

涼宮ハルカスキー

★★★☆☆ 3.0

OVAの先駆け的存在

公開当時VHSをレンタルして視聴しました。
あの頃、OVAというジャンルが遂に市民権を得ることが出来て、TV放映では描けないような過激な内容を、映画よりも小回りを効かせて次々と量産していくぞという風潮の中、本作品はリリースされました。

本作品のコメントで、マクロスの二番煎じという内容が散見されますが、そんなのは当たり前のこと。マクロスのスタッフに次の金儲けのタネとして作らせた作品ですから…

内容としては、そのようなトンガッた目的の為に作られたものなので、インパクトのあるシーンは多いものの、全体のストーリーとしては評価しづらいものでした。

ただ、ガーランドはデカくてカッコイイですねー(AKIRAの金田バイクには劣りますが…) ああいう無茶苦茶なバイクには一度乗ってみたいです。

最後に…
{netabare}あの時代に、バーチャルアイドルを出そうと考えたスタッフのアイデアは評価に値すると思います。{/netabare}

投稿 : 2019/09/14
♥ : 5

計測不能 9 二度と目覚めぬ子守唄(OVA)

1985年1月1日
★★★★☆ 3.1 (8)
28人が棚に入れました
二度と目覚めぬ子守唄(1985年、8ミリ作品) - 東京デザイナー学院の卒業制作作品。第9回ぴあフィルムフェスティバル入選作品。
ネタバレ

ねここ時計

★★★★☆ 3.9

心の叫びと時代の闇

私が凄まじく気に入りそうな作品がある、とお勧めされて視聴しました。
いやいや、この絵柄、すっごいのすすめてくるな、私大丈夫かな…と思いつつ観ました。
大丈夫でした。

このアニメーション、
現実的に訴えかけてくるものがあり、生々しく迫ってくるので、
観る前は「これから観るぞ」という心意気で視聴したほうが良いです。
みてるだけで昭和のミッチリとした匂いがしてきそうな作品でした。
そんな時代に生きる少年が主人公。
{netabare}
彼は身体的に悩みを抱えていて、学校の同級生にいじめられています。

追い詰められていく心、少年の目から映る景色。
たびたび入る少年の心の叫びの映像は、激しく焼きつき決して私から離れたりはせず。
だからとても怖くて掴もうとするとスルリと逃げてくような。

しかし、、破壊的な少年の心、いずれにしても破滅だ…。

ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ…
昭和、ちゃぶ台、半ズボン、工事、公害、飛行機…工場、新幹線…
いくら数えても数え足りない、那由多のごとく散りばめられる時代のフラッシュバック。
これは…ものすごい表現力です。
乱雑に映っては消え、映っては消え、強烈に私の中に入ってくる。

少年の叫びと時間の重さも一緒にグルグルと。
途中、少しだけ気がおかしくなりそうになりました。


1985年とあります。
高度成長期の眩しい時期なのかな。
その時代より少し前に感じます。
しかし裏を見れば貧しく厳しい生活をしている人も沢山いて、
そんなグラグラしている時代の狂気的な人々の有様。

何だろう、この感じは。
奇抜な映像ばかりなのに、真面目に考えさせられる。
時代の闇。
この時代の社会的な暗闇が猛烈に伝わってくるのです。
訴えかけてくるものがある。


そしてあとひとつ、私の祖父を思い出しました。
この作品は群馬県が舞台。
時たま幼い私は祖父につれられ、祖父の実家に行ったのです。

昭和の、豊かではない家、暮らし。
日差しのあまり入らない暗い部屋、
カルピスのコップ、古いテレビ、急な階段。

この作品、本物の映像が入るのですが、
私、それみてるだけで胸がキュウキュウとしめつけられました。

私の地域に中仙道という道があるのですけれど、
そこには両脇に小さな商店街が連なり、
道路には、ぽつりぽつりとスピーカーがついていて
流れる音楽を聴きながら買い物をしたのでしょうね。
昭和30~50年頃は、きっととても賑やかだったのだろうと伝わるのです。

今では、すっかりさびれきってお店を覗くと薄暗く、
昔置いたままの商品が、そこから何年も動かされていないのです。
色褪せ、哀愁をかもし出していて… あぁ!あの何とも言えない切なさ。。

そんなものも、この作品から感じました。
{/netabare}


これは皆のために作ったアニメではないです。
作った原田 浩さんの心の中の映像なんだと、私は思いました。
彼の心を、そのまんまガツンとみせられるのです。
人の心の中とはすごいものですね。呑み込まれました。

万人には受けないだろうと思います。荒削りでしたが、力がある作品だと思いました。
私はみて良かったです。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 17
ネタバレ

ぺし

★★★★☆ 3.4

アニメという概念をぶち壊してくれた←良い意味で

尊敬するレビュアーさんが多数この作品を視聴、評価していて、また勧められもしたので視聴するに至った作品。

まず一言、一体何てものを勧めてくれたんだ(;´д`)
勧められるまでこの作品の存在すら知りませんでした。

戦後社会の暗部、人が目を背けて忘れよう隠そうとする、まるで腫れ物のように


時代は高度経済成長期、目まぐるしく変わっていく情勢、華やかに見える裏で広がる格差、進む時代に置いてけぼりにされる人の心、金に地位に踊らされる人間達。

主人公は下の歯が異様に出っ歯で、それを引き合いに壮絶ないじめを受ける。逃げ出したい、憎い、憎い、憎い、真に迫るものがあって息苦しくなる。救いも無い。


この時代だからこそ、また自主製作で流通環境も特殊だったからこそ成し得た独特な表現で描写される世界観は見ていて胸焼けを起こしそうだった。声優の下手というか感情がこもっていない感じが、冷徹で機械的な印象を植え付けていたので、この作品には逆に合っていたと思う。30分弱なんだけど1時間半ぐらいあった気がする。


自分はいわゆるゆとり世代と言われる温い時代に生まれた人間で、もちろん戦争なんて経験していない。決して人に勧めはしない作品だけれど、自分と同じ世代の人間にこそ見る価値のある作品。



いやぁ ここまで真面目に書いたの始めてです(笑) 疲れたわ(-_-;)
見終わって5分ぐらい呆けて別世界に飛んでましたから。トンカチとかで頭をガツンとやられた気分。自分みたいな、にわかで頭も文章力も乏しい人間がこの作品をまともに評価できる自信が無いので、物語の評価は3.0です。本当は5.0にしたいとこですけど、正直分かっていない部分、汲み取れていない部分の方が多い気がするので。

{netabare}
お金持ちの子どもが走るシーンの途中で、一瞬だけ写り込む看板に
「一人っ子が走る」 「ブルジョワ息子が走る」
って書いてあって、この表現はなんか感動した(*_*)
{/netabare}


なんか次は飛びきり楽しいやつ見ないと
バランスが取れないよ┐('~`;)┌

よし!! なんかギャグ系のやつ見よ 楽しい音楽聞こう( ̄▽ ̄;)

投稿 : 2019/09/14
♥ : 21

計測不能 9 ボビーに首ったけ(アニメ映画)

1985年3月9日
★★★★☆ 3.3 (5)
25人が棚に入れました
80年代の若者文化を先導していた人気作家・片岡義男の同名小説を、マンガ家・吉田秋生のキャラクターデザインによりアニメ映画化。 バイク好きの高校生・野村昭彦のあだ名はボビー。雑誌の誌面に載ったことをきっかけにして同い年の少女と文通を始めたり、仲間が集まる店でバイトを始めたりと、それなりに青春を謳歌していた。やがて父に対する反発心から家を飛び出したボビーの揺れる心は、会ったこともない文通相手への想いに支配されていく……。 湘南を舞台とした洒落っ気たっぷりの作風は、見事なまでに原作の空気感を表現している。衝撃のラストシーンとして描写される、ペーパーアニメを用いたバイクの疾走シーンはのちに語り草となるほどの名場面だ。

声優・キャラクター
野村宏伸、根津甚八、村田博美、堀川りょう、塚本信夫、清水まゆみ

天上しょーと♪♪

★★★☆☆ 2.7

タイトルなし

ケーブルでいろんなアニメ映画が放送されていた時に
なんの前情報もなく録画して視聴したものなので
どんな感じで話が盛り上がっていくのかと思ったらいつのまにかedになってて
え、これで終わり?とびっくりしちゃいましたw

同時上映だったらしく40分ちょいと時間は短く物語があるようでないです。

自分が生まれていない時代の作品なので
手紙でやり取りをしていたり、レトロな町の雰囲気や音楽が
リアルな感じの作品だったので
当時こんな感じだったのかなーといった楽しみ方はできました。

主役の声優さんがすごく棒なのが気になります。
歌ってる時はそこまで気にならなかったんだけどね。

嫌いじゃないけど高い評価は出せないかな。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 2

計測不能 9 Dr.スランプ アラレちゃん ほよよ!ナナバ城の秘宝(アニメ映画)

1984年12月22日
★★★★☆ 3.3 (4)
19人が棚に入れました
TVアニメ『ドクタースランプ アラレちゃん』の劇場用作品第四弾。今回も「東映まんがまつり」におけるプログラムの一環として、正味50分弱の中編という体裁で制作された。1929年のニュー・オジンズは不況のまっただなか。アラレ・ガッちゃんズ・あかねたちが組んだ怪盗ほよよ団は、義賊として貧しい人々に施しを与えていたが、次のターゲットは大富豪センベエの保有する秘宝虹の瞳だ。しかし世界征服を企む男・ビスナによって、どんな願いでも叶えられるという虹の瞳は横取りされてしまう。激しい争奪戦の末、アラレたちとビスナは海底にある大宮殿・ナナバ城にたどり着くが?原作にある、アメリカ禁酒法時代を舞台とする番外編をモチーフにしたオリジナルストーリー。ビスナ役には名優・小池朝雄が起用され、声の仕事としてはこれが遺作となった。

計測不能 9 NORA(ノーラ)(OVA)

1985年1月21日
★★★★☆ 3.2 (3)
18人が棚に入れました
大型ポリティカルフィクション『ルサルカは還らない』などの人気漫画家・御厨さと美の原作による、OVA黎明期の美少女SFアニメ。21世紀末、スペースコロニーフロンティアを管理する、スーパーコンピュータアーティフィーンドが突然、自我に目覚める。地球の歴史と人類の文明を精緻に膨大に修学したアーティフィーンドは、過った種であると人類への憎悪を自覚。軍事衛星の核ミサイルまで制御して、その照準を地上に向けた。コンピューター学者ザカライアセン博士、ドハティ教授とともにコロニーに来ていた16歳の美少女ノーラ・スコラは、持ち前の行動力と闘志でアーティフィーンドの制止を図るが? 同じ一族の子孫や先祖という設定も活用して、さまざまな時代で活躍する、原作者のコミック世界=御厨ワールドを代表するスーパーガール、ノーラの未来編のOVA化。作画監督は、テレビアニメ版『北斗の拳』や劇場アニメ版『地球へ…』で活躍する須田正己が担当。

計測不能 9 装甲騎兵ボトムズ VOL.I STORIES OF THE “A.T.VOTOMS”(OVA)

1985年1月1日
★★★☆☆ 3.0 (1)
17人が棚に入れました
サンライズの代表作のひとつであるリアルロボットアニメ『装甲騎兵ボトムズ』。その第1作であるTV版の完結からおよそ1年後に制作されたのがこの再編集版OVAだ。 のちに百年戦争と呼ばれるアストラギウス銀河を二分した宇宙大戦。一方の陣営であるギルガメス軍の兵士だった18歳の青年キリコは作戦の最中、謎の女性と運命的な邂逅を果たす。この時を機にキリコは友軍からも追われるが、やがて彼は謎の女性=フィアナと幾度となく出会うことに。超人的な生命力で数々の修羅場を切り抜けながらキリコが彼女と互いに心を通わせる一方、フィアナの仲間である青年イプシロンはキリコへ憎しみを抱く……。 本OVAは『ボトムズ』初の映像ソフトとして刊行。部分的に新作画もまじえて制作されている。

計測不能 9 キン肉マン 大暴れ!正義超人(アニメ映画)

1984年12月22日
★★★☆☆ 3.0 (1)
17人が棚に入れました
「週刊少年ジャンプ」にて連載された人気コミックのアニメ作品、その劇場版第二作。1985年正月の東映まんがまつりにて上映。漫画原作者であるゆでたまごが、声優として特別出演している。 超人オリンピックV2達成と悪魔超人シリーズ制覇を祝うキン肉星でのパレードを終え、地球に戻ってきたキン肉マン。そのキン肉マンが持つチャンピオンベルトをねらって、ブラック軍団を率いる宇宙暗黒帝王ブラックエンペラーが、正義超人に戦いを挑んできた。これを迎え撃つキン肉マンやテリーマン、ロビンマスクたち、アイドル超人の活躍が描かれる。

計測不能 9 キン肉マン 正義超人VS古代超人(アニメ映画)

1985年3月16日
★★★☆☆ 3.0 (1)
17人が棚に入れました
関連商品である人形、通称"キンケシ"が80年代を代表する大ヒット商品となったことでも知られる人気マンガ『キン肉マン』、その劇場版三作目。1985年、春の東映まんがまつりにて上映された。 悪魔将軍を倒したキン肉マンは、ごほうびとしてイースター島を訪れていた。そのキン肉マンの目の前に、突如姿を現した古代超人ストーンキング。また、世界各地の遺跡にいた他の正義超人たちの前にも、古代超人が現れ、戦いを挑んできた。地球の支配を目論む悪の大魔王サタンキングに率いられた古代超人たちに、正義超人は勝利をおさめることができるのか!?
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