puuuusan さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
圧倒的スケール感
【ストーリーで魅せる!】
圧倒的なスケール感です。
魔法や魔女など見慣れた設定ながら
一般的に思い描く魔女とはかけ離れた残酷なものでした。
主人公陣営にとてつもなく強いやつがいないのもよかったです。
絶対に忘れない主人公と、記憶が薄れていくヒロインという設定もグッド。
最後の方、ちょっとぶっ飛んでいましたけどね…
続きが知りたいと思わせるには十分でした。
【シリアスとギャグのバランス】
ストーリーが絶望的なだけに、ギャグは重要。
ただ、魔女たちの寿命が限られている状況なので
おもしろいやりとりを観ていても胸が苦しい…
文字通り、最期の青春です…
【オープニングとエンディング】
オープニングは贅沢にも2曲。
共通して言えることは、歌詞がないこと。
言葉にできないほどの絶望感、といったところでしょうか…
特に2つ目のオープニングはひたすらシャウト。
対象的なのはエンディング。こちらは最後まで1曲で勝負。
多分ほかのラブコメなんかでこれが流れてもなんともないんですが
なんせ明日も危うい状況でこんな歌詞が流れるわけですよ
「輝く星見上げて いつも憧れてたなぁ
明日を夢見ながら 恋をしてみたり
ないものねだりで 幸せは人それぞれと
教えてくれたね そんな君が好きで… ねぇ…」
話が進んで行くにつれて歌詞の意味が伝わって…切ないです…
詰め込んだ感はありましたがとても楽しめました。