やりたい放題おすすめアニメランキング 20

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのやりたい放題成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月18日の時点で一番のやりたい放題おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.3 1 やりたい放題アニメランキング1位
おそ松さん(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (935)
4255人が棚に入れました
一世を風靡した伝説の6つ子が、今よみがえる!

古き良き昭和の時代―。
日本中を沸かせた名作ギャグ漫画「おそ松くん」。
そしてその昭和の最後を華々しく飾った前作アニメ。

それから時は流れ、現代。
街並みも、ライフスタイルも変わった今、あの6つ子たちも、
ひそかに成長を遂げて帰ってきた!

あの頃と同じ家に住み、大人になってもマイペースに生きる、おそ松達。
はたして、イヤミやチビ太、トト子にハタ坊、ダヨーン、デカパンなど
個性豊かなキャラクター達の現在の姿は…!?

声優・キャラクター
櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由、遠藤綾、鈴村健一、國立幸、上田燿司、飛田展男、斎藤桃子

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

クソ笑った

一周回って飛び抜けてて
笑ってしまったでござるよ
キヨシ殿

一話だけでいいから見てみて(*´艸`*)
レビュー書き直すかも謎w

と、書いてはみたもののこれじゃあんまりなのでw
いやー、濃厚な30分でした。
赤塚不二夫80周年で作られた作品だけれども
無駄に曲がいいのが腹立つし
スタッフが私得。

やりたい放題でどこの層を狙っているのか不明ですが
1話でお腹いっぱいになるパロの多さ。
ニャル子の比じゃないと思う。
昭和ネタやらなんやらごちゃ混ぜにして闇鍋喰らった感じ。
カオス感が半端ない。

もう1話終了でいいんじゃないかなって思うくらい
堪能しました。
コレ、来週からどーするんだろう。

赤塚先生も「これでいいのだ」って多分…言ってくれると思うよ?

2話以降の心配をしていたのですが面白い。
本来のおそ松くんを知らないので見ていて楽しい。
総集編はボツというかお蔵入りになったものがあるらしく
あのような形になった模様。
副音声も聞きながら観れるというお得感が。

ただね、他の作品がまともに見れない(;´∀`)
声優さんがはっちゃけてるので
ちょwwwって他のアニメ見てると真面目なのに被害が及ぶ
とんでもない爆弾みたいなもんですわ。
ブラック&シュールなのからグフッと声が出るものまで
幅広い層に受けてるのがなんとなく理解できます。
予想外だったのが腐ですね。
イケメンだけかと思いきやおそ松くんでも需要があるようで。

2クールですので残りの後半楽しみたいと思います。

新年早々シコ松に笑ってしまった。
いや、あれね目撃すると本当に気まずい。
2度ほど遭遇したことあるけど
鍵を閉めてこっそりやってほしいものだ。

十四松祭りが地味にツボ
カオス感とシュールさがじわじわ来て
CRただいま!とか十四松パンで吹いた
ラーメンの下で既視感がと思ってたら
八幡兄弟だったでござる



「はなまるぴっぴはよいこだけ」(第1話 - 第5話、第7話 - 第12話)
作詞 - あさき / 作曲・編曲 - 96 / 歌 - A応P

「全力バタンキュー」(第13話 - )
作詞・作曲 - 池波曼寿 / 編曲 - 池波曼寿、有木竜郎 / 歌 - A応P

ED
「SIX SAME FACES 〜今夜は最高!!!!!!〜」(第1話 - 第12話)
作詞・作曲・編曲 - TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND / 歌 - イヤミ feat.おそ松×カラ松×チョロ松×一松×十四松×トド松
「SIX SHAME FACES 〜今夜も最高!!!!!!〜」(第13話 - )

投稿 : 2024/05/11
♥ : 51

やる気梨 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

色々ぶっ飛んだ作品で面白かったです!

あらすじ


松野家の六つ子、
おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松は
20歳を過ぎても定職につかず、
親の脛をかじるいわゆるニート。

仕事にも女性にも縁がない個性的な6人は、
時に足の引っ張り合いをしながらも、
ひとつ屋根の下で暮らし、それぞれの趣味にいそしむ日々。

そんな彼らに、うさんくさい男イヤミ、おでん屋のチビ太、
六つ子のアイドル的存在トト子に
科学者もやっているパンツ一丁のおじさんデカパン、
口がでかい怪人ダヨーンなどの面々が加わり毎回騒動が巻き起こる。


※wiki引用



感想


女性人気が凄い作品ですね。
友人に勧められ見ましたが非常に面白かったです。

元々ギャグアニメが好きだし、
こういうシュールなギャグは好物ですね。

それぞれ、メインの六つ子のキャラ付けも良いし、
他のサブキャラ達も個性的で面白い。

時々、感動するような話や
真面目な話?もありつつ最終的には笑える。


色んなタイプの笑いがあるから、
全部笑わせるというより、
どれかがツボに入れば良いという感じなのかも。

正直、自分も何個か笑えない話もあったが、
面白い話のが多かった。

初めて見る人も、
1話だけじゃなく3話くらい見て
見るかどうか判断した方が良いのかと思った。


好きな話というか、
好きなくだりは、カラ松の無視されるのとか、
トド松の変顔?とか、暴走した時の一松とかかな。

特に、このキャラだけが好きとか言うのは無く、
全体的に好きだったね〜。

話で言うと、
22話が1番好きかなぁ?
色々面白い話あるから迷うけど、
灯油の話と、ダヨーン族だっけ?
あれが凄い好きだったなw

他にも色々好きな話とかあるけど、
多いのでやめておきますw


OP、EDも好きですね。
EDとか毎回変わって凝ってるよね。
1クール目のEDのが個人的には好きだね。
鈴村さんのイヤミ本当に凄いと思うし、好きですね。


正直、自分にはなんでここまで
女性の人気があるのかは、
謎ですけど非常に面白いし好きな作品ですね。

2期あっても良いくらいだと思うが
どうなんだろう?
あったら良いな…。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 42
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

十四松を推してます(笑)

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
私は原作(おそ松くん)は未読なので、そこを踏まえたレビューはできません。せいぜい、ちび太のおでんと、イヤミのシェーくらいしか知らず、正直、「おそ松」がどんな奴かも良く分かっていない状態からの視聴開始でした。

1~2話は、六つ子の見分けも出来ず、性格の違いも分からず、「評判のわりには、あんまり面白くないな~」と思っていました。

しかし、六つ子それぞれのキャラクターが掴めてきたら飛躍的におもしろくなりました。また、基本的に1話完結なので、どこから観ても楽しめると思います。

ギャグ系アニメとして、久々に良アニメでした♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
マッスル♪マッスル~♪ ハッスル♪ハッスル~♪

特に好きな回は、5話「カラ松事変」「エスパーにゃんこ」、9話「恋する十四松」、15話「面接」、23話「灯油」「ダヨーン族」です。

5話は、フリからオチまでに盛大な時間と労力をかけたところが見事。特に「エスパーにゃんこ」の大オチは、「2つの異なるエピソードで1話構成(という思い込み)」と「視聴者が、六つ子それぞれのキャラクターはつかんでいても、完璧には識別しきれていない話数」という、2つの要素をつかった心理トリックが使われており、ある意味では優秀なミステリーでした♪ てか、カラ松、可愛そうすぎでしょ(笑)

9話の「恋する十四松」は、おそ松さん屈指の感動回。たまにこういうのをはさんでくるからズルいよね(笑) この話で一気に十四松好きになりました♪

15話の「面接」も十四松回ですが、9話とうって変わり、ギャグ面が強調されています。ネプチューンのホリケンさんを100倍くらいブッ飛ばした感じの予測不能の笑いに翻弄されましが、それが気持ち良かったです(笑) また、十四松をサポートする市松も良い味だしてました♪ あのコンビは好きです!

23話は、個人的に「おそ松さんの集大成」と思っています。まず、「灯油」は、

①日常の些細な(クダラナイ)出来事を題材にし、②六つ子の個性の違いによる争いを見せ、③結果、全員がクズ。そして、「ダヨーン族」で、④あり得ないような超展開に発展させ、⑤さりとてただの馬鹿話にはせず、感動要素を入れ、⑥最後は下ネタでしめる、という展開。

「クダラナイ日常」「六つ子の個性」「全員クズ」「超展開」「感動」「下ネタ」これに「パロデ
ィ」を加えると、おそ松さんが出来上がると思い ます。

24話がトト子回、また最終回への流れとなっていきますから、「おそ松さんらしいおそ松さん」は、23話が最終回で、制作もそのつもりで、やりたいこと全部をやってきたのかなって思いました。

疑問に思うのは、このアニメが主に女子に人気、という点です(小中学生に人気と言うのは、なんとなく分かりますが)。ここに関しては、女性のレビュアーさんのレビューを拝見したいですね。どこに女子が萌える要素があったのでしょうか。(ちなみに、うちの県でも「おそ松さん展」とかやってて、小中学生が親子で行ってますが、親御さんは、第2話「ブラック工事」や第3話「銭湯クイズ」、第13話の「シコ松」、最終話などは知らないんでしょうね(苦笑) 子供もホントの事は言わないだろうし。世代的に、おそ松くんは知っていて、ポップな絵柄と音楽に騙されている親と、騙してグッズを買わしている子供を見ると、もうそれ自体がブラックユーモアで、赤塚さんのワールドを感じてしまいますw)

OPは二期共に中毒系で、特に一期は耳に残りました。職場で鼻唄を口ずさみそうになり、ヤバかったですw

もし、原作者の赤塚不二夫さんが御存命で、このアニメを観られたら、何とおっしゃったでしょうか? 「これでいいのだ」って、言ってくれたら、制作の皆さん、きっと泣いちゃいますね(涙)
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 33

87.9 2 やりたい放題アニメランキング2位
日常(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (4356)
20336人が棚に入れました
妄想がちな女子高生ゆっこの周りには、ロボやら鹿やら謎なものがいっぱい。時定高校を中心に、シャケが飛んできたり、こけしが飛んできたりと町中に広がる不思議でビミョーにシュールな「日常」は始まります。

声優・キャラクター
本多真梨子、相沢舞、富樫美鈴、今野宏美、古谷静佳、白石稔、堀川千華、川原慶久、山本和臣、平松広和、小林元子、吉崎亮太、廣坂愛、比上孝浩、玉置陽子、樋口結美、佐土原かおり、山口浩太、小菅真美、稲田徹、水原薫、チョー、中博史、銀河万丈

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

『日常』というタイトルの『“非”日常』

はかせとなのちゃん、阪本さんのくだりは、終始面白かった。

ゆっことみおとまいの件は、当たりはずれがあったかな?かなり、シュールなネタが多かったし・・・。

後半、なのちゃんが加わってからのゆっことみおとまいの件は、がぜん面白くなった。

という事は、個人的には「なのちゃん」中心にこの作品を楽しんでいたのかな?

何度見ても楽しめる作品です!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 75

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

日常の中の非日常的ギャグ

「日常」というタイトルに不似合いな非日常がそこに繰り広げられる。
それが何より面白いし、観ていて楽しかった。

ジャンル的にはシュールギャグアニメ、でいいのかな。

中には、どう笑えばいいのか困るようなエピソードもあったけれど、
ツボにはまったらもうずっと笑い続けて苦しかったくらい笑って。
その落差が大きいのも、この作品の特徴の
ひとつだったような気さえしてくる。

これでもか、というほど奇想天外なアクシデントに見舞われるとか、
なんでそんなに熱くなれるんだと、呆れてしまうほどエキセントリックに
なって結局は空回りしていたり・・という話が多かったように思う。
あのテンションは、ちょっとだけ『男子高校生の日常』の中の
『女子高校生は異常』に近いものを感じた。

また、ゆっこ、みお、まいの3人が並ぶとなんとなく、
『魔法少女まどか☆マギカ』を思い出してしまってたのは僕だけか?

東雲研究所では、なのもかわいかったけれど、
やっぱり・・・はかせの無邪気さは最強だった。

時々、無性に懐かしい曲が流れるEDも、ちょっとツボだったし、
難しく考えすぎずに、ふわ~~っとした気分で眺めるには
最高の作品だったと思う。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 65

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

感想らしき何か。

原作は読んだことがありません。

群馬県の、とある町の平和な日常をたんたんと綴る、
オムニバス形式のショートコントアニメ。

この話は群像劇になっていますが、
県立時定高校に通う女子高生3人組。(ゆっこ、みお、麻衣)
東雲研究所に暮らす2人と黒猫。(はかせ、なの、阪本)
計5名と1匹がメインです。

このアニメを初めて知った時は、
京アニもよくこんなもん、アニメ化したなってのが正直なところ。
円盤爆死とダブルピースという認識しかなく、長らく見てませんでした。

改めて見たところ、ムダに作画がいい気がしますね。
特に前期後期両方のOPは、滑らかなズームインを効果的に使っていました。
EDも、前期はファンシーな作りで後期は小学生が喜びそうな感じで結構なお気に入りです。

制作会社によっては1話あたり1000万円の紙芝居で済ませちゃいそうなネタなのに、
ひたすらよく動きます。これが、京アニクオリティと言ったところでしょうか?
動きをダイナミックにすることによってネタを面白く見せようという工夫なんですけどね。

会話劇が主体でボケとツッコミの応酬。
ギャグは、ノリと勢い任せな部分が多かった気がします。
笑えるパートは本当に笑えましたが、ギャグがスベッてる部分も少なからずでした。

個人的には、
なの、はかせ、阪本の平和な1日
ゆっこ、みおの喧嘩
このふたつが好きでした。

ギャグは当たり外れがあるものの実は世界観を気に入っています。

名前は言いませんが別のアニメでつまらないと思ったネタがあるんですよね。
それは、作者によって才色兼備という設定を与えられた女子高生が、
悪ふざけした男子高校生をお仕置きと称して毎度毎度暴力で懲らしめるというもの。
圧倒的強者が、弱いバカを成敗したところで何が面白いのでしょうか?
絶対に傷つかない汚れない立場から若手をいじって、
楽して笑いを取る大御所みたいなつまらなさを感じます。

コメディでは汚れるときは一緒に汚れるのが肝心要だと思っています。
ドリフでは強い立場にある、いかりや長介が、
志村に逆襲されたりタライや水を浴びたりしてましたよね。
んで、オチに出てくる言葉が『駄目だこりゃ』
大事なのは、その精神です。

脱線から戻ります。
『日常』では、学校の成績が悪いゆっこは、みおからよくバカだと言われてマジギレします。
でも、一方的に上から目線でバカにされてるわけでもなく、互いに思いやってるところもあり、
ゆっこにからかわれて、みおがマジギレすることも少なくなく、
からかったら予想外の反応をされて、からかったほうがオロオロすることもあって、
人間関係の妙があったと思います。

おバカだけど気遣いもできる善人な、ゆっこ。
ツッコミ役だけど暴走機関車な、みお。
なにより2人は喧嘩してても親友であり、
キャラ同士の掛け合いのパワーバランスが上手く取れていました。
(トリオですので、何考えてるか解りづらいけど、ゆっこLOVEな麻衣も忘れちゃいけません。)
どっかのキャライジメや芸人イジメとは違いますね。

東雲研究所でも同様です。
はかせ=本当に悪戯好きなしょーもないことをするオコチャマなんですが、
いたずらの対象である、東雲なのが本当に大好きで甘えてるだけなのですよね。
好きなら何をしてもいいわけでもないですが、
2人の間には愛情やら精神的なつながりが存在している、そこには上から目線は存在しない。

笑いを取るために自分は傷つかずに他者を笑いものにする下らない芸風とは無縁ということで、
なんやかんやで、『日常』は安心して見られるアニメかなあと思いました。
NHK教育に輸入されたのも納得ですね!
もともと、『にほんごであそぼ』みたいな空気もありましたし。

殆ど持論めいた内容になってしまいましたが、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 61

81.7 3 やりたい放題アニメランキング3位
アホガール(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (989)
4541人が棚に入れました
幼なじみのあっくんが大好きで主食はバナナ、とにもかくにもアホすぎる女子高生・花畑よしこ。なんだかんだと面倒見がいい、と思いきやそうでもない、よしこの幼なじみ・阿久津明(あくつ・あくる=あっくん)。 そして、よしこに振り回される地味ガール・隅野さやか、あっくんを巡る恋のライバル(?)の風紀委員長など、個性豊かなキャラクターが繰り広げる残念な日々を描く。

声優・キャラクター
悠木碧、杉田智和、原田彩楓、上坂すみれ、日笠陽子、浪川大輔、八代拓、千本木彩花、佐藤利奈、M・A・O、前田玲奈、井口裕香
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

どんな事も全力で楽しまなきゃ、人生もったいないぜ!

原作未読。最終話まで視聴。

1話15分足らずのショートアニメ。
何も考えずに視聴できるドタバタコメディ。

タイトルの「アホガール」とは主人公・よしこのことを指すものと思われるが、実は登場人物のほとんどがアホ。
ここがポイント!

個人的には、よしことギャル3人組の件が面白かった。
あと、近所の小学生と全力で遊ぶよしこもgood。

何と言っても笑えるのは、無駄に(?)贅沢な声優陣。
浪川大輔さんの{netabare}犬{/netabare}は必見!

最後に、{netabare}こんなにも嬉しくないパンチラがあったとは、知らなかった・・・。{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 71

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

何も考えずに笑える愛情のあるアニメ

このアニメは、ある意味、疲れた心を癒してくれます。

何も考えず、ただ見ているだけで思いっきり笑えてしまう。
そんなアニメです。
学校や仕事で疲れている人は、たまにはこのアニメを見て笑い転げてください。

高校生の花畑よしこは、どうしようもないほどアホだけど、元気いっぱいですごーく明るい女の子。
そして、自分の心に正直な子です。

こんな子が友達だったら…
多分疲れると思うけど、いつも元気をもらえるし、寂しさなんて全然感じないと思う。

よしこは幼馴染の阿久津明(通称あっくん)が大好きです。

あっくんはいやいやながらも、よしこと毎日話をするし、よしこが遅刻しないように、毎朝起こしに来てくれます。
そして、よしこが遊びすぎないようにかまったりと、
結局あっくんは、よしこのことがほっとけないようです。

あっくんが本当によし子のことをどうでもいいと思っているのならば、よしこのことを無視するはずです。
でも、彼はよしこを無視しない。

以前、ある人から聞いたのだけど、
愛情の反対は、憎しみではなくて無関心だそうです。
確かにそうだと思います。

愛していないのならば、その人がどうなってもまったく気にしない。

でも、あっくんは、よしこのことをほっとけない。
多分、自分でも気づいていないと思うけど、あっくんはよしこのことが好きだと思います。

皆さんも、親や友達からいろいろと言われて「うざい」と感じることがたまにあると思うけど、
それは、無関心でなく愛情があるので言っていることだと感じてください。
そう感じることができたら、それだけで幸せになれますよ。(^_^)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 70

こた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

よしこはうるせーけど可愛い

最終回まで観終えました。
ギャグのハマりは今一つでしたが…。
まあ個人的にとても可笑しかったところもあり、テンポもいいので良いと思います。
OPとEDどちらも合ってますね(^-^)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 54

77.6 4 やりたい放題アニメランキング4位
魔王城でおやすみ(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (426)
1713人が棚に入れました
かつて、人と魔が交わり、共に存在した時代。魔王は人間の姫をさらい、自らの城に幽閉した──。囚われのスヤリス姫は、檻の中でつぶやく。「…寝る以外…することがない」牢をこっそり抜け出して、よりよい安眠を求め魔王城を…探索!?自由気ままな人質姫が魔物たちを巻き込んで好き勝手!! 新感覚、睡眠ファンタジーコメディ!

声優・キャラクター
水瀬いのり、松岡禎丞、石川界人、小林親弘、下野紘、小山力也、高橋伸也、山根雅史、相馬康一、大原さやか、黒田崇矢、大塚剛央、大橋彩香、諏訪部順一、佐倉綾音

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

魔王城地下牢の宿屋化計画

魔王にさらわれたスヤリス姫が、魔王城の牢屋に幽閉されますが、あまりの睡眠環境の悪さをどうにかしようと立ち上がり、魔王城内をうろついて快適な睡眠を追求していく癒し系ギャグアニメ
魔王城の牢屋はどう考えても快適なわけないので、面白いテーマだなーって思いました
魔王軍って言っても全然悪者感がない気の優しい人達なのでシリアスな場面なんてありません、安心して見られるいいアニメですねー!

私は結構好きな作品です。
スヤリス姫はもちろん、魔王、悪魔神官が好きです
まだまだ原作ストックはありますし、2期制作の可能性もありますね。
でびあくまは本当に可愛い。一匹欲しい

投稿 : 2024/05/11
♥ : 51
ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今期、貴重なギャグアニメ枠(笑)

何故か10月クールは、ギャグ作品が少なかったです。
たしかに「神様になった日」の前半はギャグ全開で、これはこれで困ったものなんですけど…"(-""-)"


で、この作品。

一言で言えば「ファンタジー風味のよく考えるとちょっとグロい日常系ギャグアニメ!」全然一言にまとまっていません(*^▽^*)


人類に対する脅迫の一環で、魔王軍が、人類にとって大事な大事なお姫様=スヤリス姫を誘拐!!
ところがこのスヤリス姫様、メンタルが異常にタフな上に、
人質として捕らえられた、魔王城がけっこう理想的な居場所!

この魔王城での生活環境をもっと理想的に改良することで、
思う存分、安眠を得ようと奮闘する、
スヤリス姫の日常を、細かいエピソードでつないで行くのですが、
最初観た時は、このままの展開力の無さでワンクール、もつの?って思ってたんですけど、
もってしまうんですねえwwww

エピソードはそれぞれ、
安眠のためのアイテム入手や工夫がメインの「クエスト」なんだけど、
それ以外の「クエスト」も挟まれていて見飽きないし、
人質だとはいっても、
魔王城においては、傷つけちゃいけない貴重な存在だから大切に扱われているし、
スヤリス姫の自分勝手な行動を魔王軍の誰一人として止められないし、
スヤリス姫は万一っていうか何度も死んでも、
ちゃんと魔法で生き返らせてもらえるし。

爆笑って感じとは違うけど、夜中にニマニマしながら、
魔王城の魔物たちがアタフタしているのを、眺めている感じです。
最初の頃は、魔王様に露見しないように、魔王軍の幹部たちが苦心してたのに、
いつの間にか、魔王様自身が、スヤリス姫に翻弄されてしまっててww
特殊な環境でも日常系ギャグアニメがちゃんと描かれていて、楽しく観続けられました。


それと、
スヤリス姫って、
実は人間界では、仕事漬けな上に、王族にふさわしい言動を強制されていて、
たぶん日々の、多忙な上に格式ばった生活にうんざりしていたんですよね。

たまに出てくる王妃様のお説教の回想シーンとか、
実はとってもかわいそうなんです。

それと、1回、魔王様に宿題を課されて仕事モードになったとき、
すごいスピードで書類の処理をしてしまうの、
面白かったけど、
だからこその、人質となった現状とのの落差の大きさ。

なるほど、もうお姫様稼業は嫌なんだ、死ぬほど眠りたいんだ~っ、
もう人間界に復帰なんてしないで、ぐうたら人生をまっとうしたいんだ~
って、すごく納得できてしまいましたww


・・・おまけ。
{netabare}最後の2話は、いっぺんにおまとめ放送w
スヤ姫、影武者を仕立ててみたら、ポンコツ過ぎたのに、
ちゃんと自分で、人間の世界から救出しちゃうんだw
それで、わざわざ人間界にちょっと戻って手に入れた毛糸のパンツ、
デビちゃんたちに履かせて、気持ちよく安眠(*^▽^*)
ホントに魔王城が、居心地よくて好きなの、よ~くわかりました!
人間世界の世知辛さや煩わしさ、本当に嫌なんだね~って、
なんか最後まで一貫していて、わがまま素敵な姫様でした!!{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 48

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「このネタでどこまで行けるか」と思ったけど、終わってみれば素晴らしい安定感でした。

大変よくできました。

RPG的なファンタジー世界で、人間の王国の姫が攫われて魔王軍の人質になるという辺りはゲームでありがちな設定なわけですが、そこでフォーカスされるのが救出や魔王軍との戦いを目的としている勇者パーティー側のメンバーではなくて、人質の姫であったりまたその姫を捕えている魔王を始めとする魔物たちであったりというのは、本作のセールスポイントであると言えましょう。

そして人質であるスヤリス姫が魔王城で求めるのがひたすら「如何に気持ちよく眠れるか」という一点であり、それだけのネタなのにこれだけ面白いお話をアニメで1クール分、いや原作はもっとあるんでしょうけど続けられるというのがとても凄いですね。

そして姫は目的の快眠のためならば魔王城の破壊や窃盗は言うに及ばず魔物を惨殺してしまうにもかかわらず、リザレクション(蘇生)の魔法が使える「あくましゅうどうし」の存在によって作中での死がとても軽いものになってしまい、コロコロとキャラクターが死んでしまうしすぐ生き返るという点が本作をギャグ作品たらしめています。

そして姫以外にも魔王城内の魔物たちのビジュアルが「でびあくま」をはじめとても可愛らしく、観ていて幸せな気分になれそうな良作であると言えます。でも姫と魔物たちの間に築かれる関係については、いろいろと考えさせられるところもあってその意味でも名作じゃないでしょうか。

観ていて本作に不快感を持つ人は少なそうで、とてもお勧めできます。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 36

67.3 5 やりたい放題アニメランキング5位
おそ松さん 第2期(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (271)
1118人が棚に入れました
2016年に幕を下ろしたTVアニメ、“おそ松さん”が戻ってくる!!
波乱を呼んだ第一期終了から時は経ち、イヤミとチビ太が目にしたものは…
はたして前回を反省し、6つ子たちはちゃんとできているのだろうか……?

クズでニートなオトナに成長した6つ子を主人公として一話完結で描く、笑えて、泣けて、ほっこりも出来る、予測不能なギャグ・コメディ。
第一期を手がけたスタッフ・キャストを再集結させ、川流ちな記憶を残した6つ子たちが、さらにパワーアップして帰ってきます!

声優・キャラクター
櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由、遠藤綾、鈴村健一、國立幸、上田燿司、飛田展男、斎藤桃子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

少年! お前は思ったより曖昧透明。一生全力モラトリアムな童貞ニートと、どっちが自分の色をもっている?

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
各所で、好評やら苦情やら、様々な意味で話題となった1期は、ギャグアニメとしては、(商業的に)近年でもトップレベルに成功した作品ではないでしょうか。

その2期に当たる作品です。

視聴者の慣れの問題もあるかもしれませんが、1期に比べるとややスケールダウンした感はありますが、それでも充分に楽しめましたよ♪

ブラックジョーク、エグい下ネタ、パロ、メタ系の笑いに不快感を覚えない人ならば、オススメできます♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
全25話の多くを占めるギャグ回より、むしろ、たまにある感動回の方が印象深い。

8話目、十四松がイルカショーに挑む話。私が十四松好きなのもあるけど、なんかホッコリしたし、「意外とスパルタ~」は笑ったw

16話目、金子ちゃん回。金子ちゃんは勿論可愛かったけど、トト子ちゃんの好感度がメッチャ上がった。ワガママで強引なトト子ちゃんが、少しだけ大人になったし、オチ含め、「短所も魅力になり得る」と思った。

18話目、イヤミが盲目の少女を助ける話。もしかしたら、「最後にあの少女が金を持ち逃げする」とか、そういうダークなオチを期待する視聴者心理も計算に入れた上で、あえて変なオチをつけずに、シンプルな感動回にしたのかもしれない。

21話目、母親が、六つ子の誰かを施設に入れようか悩む話。ダメな子でも可愛い。母の愛を感じた。

24話目、父親が倒れて、六つ子が自立を考える話。この六つ子の暮らす世界は、ある意味「夢の世界」なんだと思った。モラトリアム全開だからね。勿論、我々視聴者の多くは世知辛い現実に身を置いているわけだけれど、だからこそ、アニメの世界でモラトリアムを卒業しようとしている六つ子達に感動(共感)も覚えたし、寂しさも感じた。


と、この辺が印象深いエピソード。なんだったら、24話の雰囲気でしんみりと終わらせるのもアリだと思ったが、まあ、またバタバタしてくれて、ラストに「はなまるぴっぴ」も聞けて、観終わった後はかなりスッキリした。

ただ、「こいつら、ニートで童貞のくせに、なんか、(自分より)楽しそうに生きてるな」と思って、自分の生活を省みてしまった。それがレビュタイ。

確かに、自分はあの六つ子よりはまともな人生を送っているとは思うけど、じゃああの六つ子ほど、日々を色鮮やかに、楽しんで生きているのかと問われれば、自信がない。なんて、そんなことを考えるアニメではないんだけれども(笑)

1クール目OP「君氏危うくも近うよれ」は、名曲「はなまるぴっぴはよいこだけ」に迫るほど、クセになる良い曲。2クール目OP「まぼろしウィンク」もなかなか良い。どの曲も、A応Pさんらしい楽しさがあった。

ますますダレるかもしれないけれど、もし3期があったらと、楽しみに待ちたいと思います!
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
おそ松さんが、おそ松くんのパロw おい、ファンをディスるなよ(笑) 一松だけ、どしたw 2回ともw 実写の衝撃w 1話目から、カオスw OPは、「はなまるぴっぴはよいこだけ」に比べれば落ちるけど、そこそこ耳に残りますね。

2話目
ユーチューバーなんて、倍率何倍かって話だが、あんだけできればなれるだろw まあ、通報されるわなw 失業保険w 内蔵で個性を表すなやw ブラックジョークだな~。

3話目
クソ下ネタだな(笑) ○○ホール、大丈夫か? 大丈夫か!(笑) 確かに珍しい組み合わせ。一松、ジワジワ好きになってきたんだよな(笑) 照英(笑)

4話目
またかい(笑) 親の悩みには触れたくないって(笑) 良い夫婦だよな(笑) お? 1話ぶち抜き? 新しいね。

5話目
最恐のVR、皮肉が効いてて良いね。てか、グロい(汗)

6話目
音w 友達は江戸時代の制度(笑) ちょっと良い話。たまにこういう回があるから気を抜けない。オチも効いてたしね。

7話目
安定の原始松w 逆に良く、「くれ」って読めたなw 三國志分からん人もいるでしょうね。まあ、私も漫画の知識くらいしかないけどw エロいんじゃなくてゲスいんだよ!(笑) 賢者タイムw シェー(笑) チェリーハラスメントw トッティは、トッティが大好きだよ(笑) おそ松の純情が、弄ばれたw

8話目
蝿、サイズでかいんかい(笑) 化け物ばかりw いや、下ネタより、大谷翔平さんはダメだろ(笑) 無駄に荘厳な音楽w 安定の十四松回。思ってたより、スパルタ~(笑) 流石に、城みちるさんは、キャスティングできなかったのかな? 照英さんはいけたのにw

9話目
一松の正論が負けてるw おそ松だけターゲット(笑) ゲームセンターの話、どんな話だよw ラリってるのか?(笑)

10話目
実は兄弟の中で一番カラ松が微妙だったんだけど、今回で好きになった。

11話目
チビ太、チョロい(笑) ホラー映画w

12話目
ハゲネタ(時間軸)、続くの? 十四松回、好き♪ 意外と感動回が多いんだよねw でも、ダヨーン&デカパン回は、尺長いわりにあんまり面白くないんだよな。

13話目
後は自分達、笑えたw 餅つき、正月早々にやるネタか(笑) 昔話を汚すなよ(苦笑) この、一人いないネタは、1期でもやったからな。化物語かw 各アニメの戦力外って、大体分かるデザインにするなよ(笑)

14話目
実松、いつの間に9話目まで(笑) ダサハラ(笑) 十四松が出てくとややこしくなる、確かに(笑) 流石、おそ松w 自意識松(笑) この六つ子、対等に見えて、微妙に兄弟関係あるのも良いよね♪ ED、石膏ボーイズ
(笑)

15話目
ユーマ3人がユーマを探してるw イグニッション(笑) カラマツタクシー。オチは微妙かな。ここでまた茶髪ネタかw

16話目○
コブラじゃね~か(笑) ハ、ハタ坊なのか(笑) 美味しんぼじゃね~か(笑) ケータイから出てくるとこ、怖いわ(笑) トト子の解釈(笑) トト子、怖いって(笑) トト子、号泣。キン子は確かに可愛いけど、こうなると、やはりトト子に感情移入。良回だな。

17話目
ユーマはイマイチ。十四松の、家(笑) ホラー、オチなしかい(汗)

18話目○
メッチャ良い話なんだけど(笑) これ多分、「最後にあの少女が金を持ち逃げする」とか、そういうダークなオチを期待する視聴者心理も計算に入れた上で、あえて変なオチをつけずに、シンプルな感動回にしやがったな(笑)

19話目
これ、若干、トランプさんを風刺してるのかな? バレンタイン、メッチャ良い話(笑) やや、腐が入っているが、まあ、ギャグとして面白いから、よし(笑)

20話目
財布のくクダリは笑ったw 確かに、イマイチ(笑)

21話目○
母の愛だね。なかなか良い話。トッティ、その作戦、前もやったよね(笑)

22話目
おい、名作への酷いパロ、やめろ(笑)

23話目
ダヨーン、ちょっと良い話からのダークな落ち。イヤミ、超メタネタ。フランスをディスるなよ(笑) おそ松やチビ太、旧作のキャラだけでワチャワチャやってるのが良いね♪

24話目○
ホントの日常を描き、日常の終わりを描き、本当の日常が始まる。夢の世界の住人と、夢の終わり。

25話目
まあ、オチはこんなところかな。ハナマルピッピが流れたところは、定番だけど嬉しかった。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

1話を観て

<2017/10/7初投稿>
視聴中なのでまだ評価は3のままです。

1話目のテイストは6人のお披露目という意味で一期の1話とほぼ同じ。

ただ、やはり懲りたのか著作権版権的な暴れ方はかなり減ってます。
(放送できないんじゃ意味ないしね)

全般的におそ松ワールド。
そのうち銀魂とのコラボとかやるんじゃないか?という感じのノリです。

こういうノリがお好きな方なら。
(私は好きです)

<2018/4/21追記>
一応見終えました。
途中飛ばし飛ばしですが。
やりたい放題でしたね。
ED曲のミュージシャンが豪華すぎて笑いました。
このアニメは誰向けなんだろう?
世代も性別もターゲットがぐちゃぐちゃな・・・笑
でもそこも良いところ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 21
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

シェー・ダヨーン・ダジョー・バーロー

全25話

おそ松さんの2期です。1期から観なくても大丈夫だと思いますw

大人になった松野家の六つ子とイヤミやチビ太、トド子ら仲間たちの日常・非日常を描いているお話です。

1期と同じく1~2エピソードを1話で完結するので観やすいです。

1期のイケメン声優に、はちゃめちゃな展開で大人気となったおそ松さん、2期も相変わらず下ネタとブラックな展開ばかりでしたw

2期は個々のキャラに焦点を当てる回が結構ありましたね。{netabare}(理不尽でしたが、イヤミの回はオチまでかっこよかったです){/netabare}

色々なシュチュエーションも「おそ松さん」らしいドタバタコメディ、終盤はやっと改心したかと思えば、オチはやっぱり酷かったですねw

25話と長丁場、硬軟織り交ぜて飽きのこない楽しい作品でした。

OPは、2曲でA応Pが歌っています。

EDは、3曲でイヤミ音頭以外は非常に豪華ですねw
調べたら1曲目は、大槻ケンヂ、田島貴男、斉藤和義、渡辺美里、スガシカオ、吉井和哉、トータス松本、斉藤由貴さんなど、3曲目は高橋幸宏、大貫妙子、矢野顕子、奥田民生、柴咲コウさんたちがボーカルで爽やかな感じの曲なのですが、画は酷いことになっていますw

最後に、シェーはもう古いざんすかw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

67.6 6 やりたい放題アニメランキング6位
ポプテピピック(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (722)
2433人が棚に入れました
ウェブコミック配信サイト「まんがライフWIN」で掲載された大川ぶくぶの4コマ漫画をアニメ化!
背が低い14歳の女の子・ポプ子と、背が高い14歳の女の子・ピピ美が、シュールでカオスな日々を繰り広げる。

声優・キャラクター
三ツ矢雄二、江原正士、悠木碧、古川登志夫、小松未可子、中尾隆聖、日笠陽子、玄田哲章、金田朋子、中村悠一、三瓶由布子、下野紘、こおろぎさとみ、森久保祥太郎、諸星すみれ、小野坂昌也、中村繪里子、斉藤壮馬、徳井青空、小山力也、水樹奈々、郷田ほづみ、小山茉美、速水奨、日髙のり子、大塚芳忠、竹達彩奈、千葉繁、上坂すみれ、若本規夫、佐藤聡美、神谷明、小林ゆう、杉田智和、名塚佳織、梶裕貴、矢島晶子、鳥海浩輔、田所あずさ、浪川大輔、今井麻美、石川界人、三森すずこ、高木渉、能登麻美子、銀河万丈、三石琴乃、中田譲治

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ポプテピピックは時代の徒花なのか?

2018年冬。話題をかっさらった4コマ漫画原作のアニメ。
というか、これをアニメと呼んでいいのかすら怪しい。

■さてはアンチだなオメー
まず最初に僕がこのアニメで失敗だったと思うところを挙げると、
声優を変えて同じものを2回繰り返す「再放送」という仕組みだ。
この再放送は当初WEB配信のみの15分アニメの予定だったものを
「やっぱりテレビ放映もやりたいな」と色気を出してほとんど無理矢理
30分枠にするための苦肉の策ともいえるもの。
大御所声優を惜しみなくキャスティングする出血大サービスで
話題にはなったけど、僕はこの再放送システムがあまり好きではなかった。
ギャグ作品最大の懸念は「飽きられる」ことだとよく言われる。
2回繰り返すことで飽きやすくなってしまうし、
元々あった何をしでかすか分からないワクワク感が、
ネタがフォーマット化されることでしぼんでしまったように感じたのだ。
3ケ月視聴者を飽きさせなければ勝ちなのに、賞味期限を縮める自殺行為をやってどーする!
実際6話くらいでマンネリ化してきたように思う。後半は流し見するようになった。
あと、「やっぱ新人声優はだめだわーベテラン声優でないと―」
みたいなコメントが僕はキライなのだよ!

■いっぱいちゅき
まぁそんな感じでブツクサ文句言いながら見てたポプテピピックだけど、
最終回を見終わるとなんだか寂しくなった。
「ハァーしょーもな」と思ってたボブネミミッミすら、来週はもう見れないことが寂しい。
・・・これはもう認めるしかなさそうだ。
僕は本当はこのアニメ(?)が「いっぱいちゅき」だったのだと。
それにずらっと並んだあにこれの低評価を見ると、
逆にこのアニメを真面目に擁護しようかなという気になってきた。

ポプテピピックの作風はシュール、前衛的と言われる。
ポップアートとの関連性を指摘する評まである。
でも僕はこれは決して新しいものではなくて、
日陰でずっとやってきたものを表に出しただけだと思う。
ポプテピピックは原作の4コマをアニメにしたものは1コーナーにすぎなくて、
それ以外の枠はクリエイターがポプ美とピピ美のキャラクターを使って
自由に作った映像作品、つまり二次創作で埋められている。
彼らにとってポプ美とピピ美は「素材」でしかない。
二次創作はサブカルチャーが初期からずっと続けてきたことで
オタクと呼ばれる人々はそれを受容し消費続けてきた。
70年代のコミケもパロディ漫画ばっかりだったらしい。
むしろ二次創作はオタク文化の花形だといえる。
ゲーム、アニメ、マンガ、ネットの内輪パロディネタばっかりでつまらない
と言われても「何を今更・・・」という感がある。

ポプテピピックのキャッチフレーズに「インターネットの負の遺産」というものがある。
ポプテピピックの作品群はインターネットの初期に流行したFlashムービーととても良く似ている。
そこらで集めた素材を意味なく繋ぎ合わせてジャンクな動画を作って皆で面白がったもんです。
ポプテ名物のファックサインの元ネタはHattenの手でしょ?
あんな訳の分からないものがどうして流行ったのかは今だに謎。
でもあの頃のは2ちゃん(現5ちゃんねる)がネットの中心で
毎日誰かが何か面白いものを見つけては騒ぐ雰囲気が僕は好きだった。
社会人になってからはすっかりご無沙汰だけど、ポプテピピックを見ていると
「昔遊んでたオモチャが棚から出てきたような懐かしさ」
を感じたんだよね。
面白い・面白くないだけでは割り切れないものが自分の中にある。
こういうもので「お祭りワッショイ」するのも僕は嫌いじゃないよ!

■あーそーいうことね完全に理解した
ポプテピピックの嫌われる要素として、世の中を馬鹿にしているようなシニシズムがある。
ポプ美とピピ美のファックサインがその典型だ。
これは一体誰に向けられたものなのだろう?
見ている自分に向けられているように感じたら不愉快極まりない作品になる。

一方、ポプテピピックは漫画も「クソ4コマ」、アニメも「クソアニメ」と
「クソ」であることを自らアピールする。
この「自称クソ」は作品への批判に対して最強の盾となる。
「はいはいどうせクソですよ」「ネタにマジレスwww」「宣伝乙」といった具合に。
アンチからするともはや無視するのが一番という憎たらしい限りの状況だが、
「クソ」と自称する裏には「自分たちは日陰者である」という意識があるのは明らかだ。

僕はポプ美とピピ美のファックサインは自分たちサブカルチャーを嗜む人達=オタク
を日陰へと追いやった者たちに向けたものだと思っている。
つまりマスメディア、ネット民がよく言うマスゴミだ。
実は「オタクは社交性がなく眼鏡をかけた不細工・肥満の集まり、性犯罪者予備軍」
みたいな偏見はマスコミが1989年のとある事件をきっかけに広めたものなのである。
この風潮はいまだに消えない。
犯罪者がサブカル趣味を持っていたことが分かるとマスコミに報道されて
好奇の目に晒されることは今もある。
ポプテピピックを批判される方も、あのファックサインには
積年の恨みが込められているということは知っておいた方が良いと思う。

インターネットは僕たちに様々なものをもたらした。そのひとつが「情報の民主化」だろう。
ご存知の通りネットメディアはマスメディアが大・大・大嫌いで徹底的に争っている。
ポプ美とピピ美はある意味で自由の象徴であり、ネットメディアのマスコットなのかもしれない。

このアニメは「俺たちは自由なんだあああああああ!」と叫んでネット回線、
一部はUHFの電波にも乗っけて流しているようなものかもしれない。
馬鹿である。もう少し大人になれよ、と思わなくもない。が・・・・
社会の歯車になって「つまらない大人」になってしまった者として
彼らを「うらやましい」と思う気持ちがある。皆さんもないですか?
最終回、色々言われているけれども最後に好き放題やってくれて僕は嬉しかった。

ポプテピピックはネット配信メイン、出資はキングレコードだけと制作形式自体が異例づくめだった。
制作委員会なんて古臭い業界の慣例に従いたくない、表現規制なんてくだらない。
そう思っていてもなかなか実行できるもんじゃない。
広告費に大金使わなくてもどうせネットで盛り上がるだろうという読みも的中。
彼らは馬鹿なだけではなく、とてもしたたかだった。

「出過ぎた杭は打たれない」

まとまりのないレビューでしたが、この言葉を彼らに捧げて終わります。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 43

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ある日の出来事・・・

原作未読。最終話まで視聴。

【ある日の出来事】
仕事で外回り。
車の運転中。
信号待ちしていたら、駐車場から車道に出たそうな車が・・・。
「どうぞ」
自分の車の前に入れてあげる私。すると・・・。

前の車のリアウインドウから、かなり大きめの『ピピ美のぬいぐるみ』がこちらを見ている!
『プッ!』
思わず吹き出してしまった私。

その日は1日、ニヤニヤが止まりませんでした(笑)
キャラの評価に『中毒性』が含まれるのであれば高評価です(笑)

【これはアニメですか?】
この作品は、本当に”アニメ”なんでしょうか?
物語は文句なしの『1.0』評価です(笑)

【超豪華声優陣】
だけど、声優陣は豪華だった。
声優さんはとても楽しそうに演じておられたような印象です。
声優マニアの方は、そういう意味では、楽しめる作品なのかも知れない。

【作画も悪くなかった】
意図的に崩した作画以外は、良かったと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 43

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

罵倒、雑言が誉め言葉になってしまう摩訶不思議な作品

【2話まで】
原作はちらっと見て、そっと閉じました…

昨年の今ごろけもフレがネット上を賑わしましたが、今年はこれでしょうね…

まぁ、まともにアニメを見ようと思って見る作品ではないですね。意味不明、声優の無駄遣い、テキトーな作画(と思ったらスゴいのもある)、とにかく酷い演出(と思ったらスゴいと思わせるものもある)。ギャグでも、ナンセンスでも、シュールでもない。そう、これは「クソアニメ」という分野なのだろう。

どんな暴言、罵倒、批判にさらされても良いのだと思う。だって、それを前提で作っているのだろうし。だから、どんな言葉も誉め言葉。そう、これは「クソアニメ」なのだから。

【最終回を終えて】
最終回で覇権、覇権と騒いでましたが、ある意味今期の覇権なんでしょうかね。ニコ動で全話100万再生の記録達成した訳ですし、話題だけなら2018冬アニメNo.1であることは間違いないと思います。
でも、これはハマる人と「ふーん」と流し目で見る人と極端なのかと思います。もちろん、この作品に内容を求める人は皆無かと思いますが、なかには深く考察してしまう人もいるのだとか…。

「クソアニメ」のわりに、きちんと狙って作っているところが見えるところもあって、なかなかほほえましい。ボブネミミッミみたいに狙いも何もかも崩しまくるところもかえって真面目に作っている感が出てしまうところもこのアニメらしくて良いかもしれません。まぁ「ドロップ、ドロップ」の本編見てみたいですけどね…ポプテ以上のある意味クソアニメになる予感がしますが…。

ただ、3話で飽きた感はあります。再放送にして前半と後半で中の人変える手法が変わることなく続いたのが飽きた原因。中の人を予想したり、中の人の遊びに草を生えさせてみたり、前後半のちょっとした違いなどに気づいてみたり、それを楽しむのがこの作品の醍醐味なんでしょうけど、個人的にはもっとも変化球があってもよかったのではないかと思いました。まぁ、それでもこの作品がクソアニメであることには間違いないです。製作陣はそう呼ばれることに喜んでいるでしょうし。

でも、クソアニメのくせにOP、EDはいい曲なんですよね。そういうところがクソアニメのくせに真面目に作っている感じを出してしまうんだけど…クソアニメくせに。

万人におすすめしません。クソアニメに耐久できる人だけ見てください(笑)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 42

64.1 7 やりたい放題アニメランキング7位
俺だけ入れる隠しダンジョン(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (337)
1151人が棚に入れました
稀少な魔物やアイテムが⼤量に隠されている伝説の場所――隠しダンジョン。就職⼝を失った貧乏貴族の三男・ノルは、幸運にもその隠しダンジョンの⼊り⼝を開いた。そこでノルは、スキルの創作・付与・編集が⾏えるスキルを得る。さらに、そのスキルを使うためには、「美味しい⾷事をとる」「魅⼒的な異性との性的⾏為」などでポイントを溜めることが必要で……︖

声優・キャラクター
逢坂良太、富田美憂、大久保瑠美、堀江由衣、鬼頭明里、長野佑紀

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

あぁ、残念バカアニメだったか・・・

原作未読。最終話まで視聴。

タイトルで騙された系とでもいうのでしょうか?
もう少し真面目な、骨のある作品を期待していたんですけど・・・。

ああ、がっかりだよ。
エロならもっとエロに振らないと・・・。
特に今期は『回復術士・・・』とかあるんだから、中途半端すぎ。

ハーレムって割には、周りにいるのは幼馴染と妹っていうのも微妙。
今期なら『ラスダン』を見れば、「ハーレムとは」多少参考になるんじゃないかな?

大きく振れば面白い設定だと思うのに、とにかく中途半端な印象。
これでは、高評価は得られない。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 35

レオン博士 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

放送枠の無駄遣い

これはダメだ・・・

なにも面白い部分がない。
エッチなシーンはたくさん入ってくるし、他人を見下したり差別したりと嫌なシーンも目立ちます。

隠しておくべきだったのはダンジョンじゃなくて、原作のほうだったようですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 35

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

量産型異世界沼の深淵

2022/02/21 投稿

この頃量産型異世界沼にはまっています^^;

そろそろ,沼の最深部が見えてきつつあるような気がします。

本作は,転生・召喚ものではありません。
主人公(名前なんだっけ?)ノル(でしたw)は異世界生まれ,異世界育ちのネイティブ。転生・召喚設定って必要?と思う作品が多い中,この作品は転生・召喚イベントは思い切って省略した模様です。転生・召喚前の設定を考えなければならない上に後にストーリーの足かせになったり,設定どうなったの?と思われることを考えると良い選択と言えると思います。
その代わり貧乏貴族とか三男とか・・・
貧乏貴族の三男?長男次男って出てきた?
冒険者かなんかの学校に通うとか
修学旅行兼訓練的なイベントがあるとか
店を開くとか
見終えた直後ですが既に他の様々な作品と脳内で一体化しているような気がします。

つまりは,様式美に則った,素晴らしい作品と言えると思います。

作風は随所に非常に若々しい感性が溢れています。
所謂なろう系らしいので
おそらくかなり若い作者によって書かれ
同世代から支持されヒットしたのでは無いかと思います。(単なる推測です・・・)


絵としては
キャラクターデザインがちょっとなんと言ったらいいか…
みんな同じ顔に見えます
髪型や服装,体型で描き分けられていて男女ですらだいたい同じ顔に見えます。
でもEDアニメーション(全て静止画ですが)ではどのキャラクターも造形的に魅力的に見える不思議w


自分の感想としては,ここまで全然褒めていないのですが
なんというか,悪くなかったです。
ユルーく眺めるのに最適というか,
視聴者に心理的負荷をかけずに,なんとなく見ることを許してくれる懐の深さを感じさせる作品です。
量産型異世界物のある種の到達点と言えるかも知れません。


余談ですが・・・(そもそも全部余談ですが・・・)
この作品見ながらウトウトしたら,自分がハーレム状態になっている夢を見ました。いけない兆候かも^^;

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

69.5 8 やりたい放題アニメランキング8位
この素晴らしい世界に祝福を! 第9巻 OAD付き限定版(OAD)

2016年6月24日
★★★★☆ 3.8 (259)
1571人が棚に入れました
原作小説9巻+TVアニメでは放送されないオリジナルアニメを収録した限定商品を発売!
オリジナルアニメは原作者暁なつめ書き下ろしエピソードをシナリオ化。
アクア、めぐみん、ダクネスだけでなく、ウィズやゆんゆんも登場する豪華な内容でお届け。

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

これは酷いな・・・(笑)

これは、さすがOVAというか、地上波ではさすがに難しいだろうというか、とにかくヒドイ作品だな(笑)と・・・。

いやぁ、久しぶりにアニメを見て声を出して笑ってしまいました。

来年の1月が待ち遠しい!
ますます、第2期が待ち遠しくなりました。

それから、OPでは以前から見かけていましたけど、ゆんゆん初登場ですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 32

えりりん908 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

みなさんエロいエロい!ってレビューで仰ってますけど…

私は全然、そんなエロチックって思わなかったですよww

エロチックってだけなら、1期の、お風呂回での「ダクネス恥辱プレイ」の方がずう~っと・・・(#^o^#)
ま、このOVAだと、営業的には他に見どころ無いし、売り文句ってことなのかな?って思っちゃいました。

だから、そういうのを期待してなら、男性諸氏には無駄なことだと申し上げておきます!!(笑)



お話の中身の方は、ひとことで言ってしまうと、
「茶番劇サイテー!(><)」
でも時々笑っちゃったところもありました~ww


2期から出てくるキャラのゆんゆんが、フライングで、もう当たり前に登場してますけど、
「残念キャラ」としてエッジを立てて来てるんで、対抗キャラのめぐみんが、まるで普通の人に見えちゃいます。
そのギャップを埋め合わせるかのような、
「チ○コ、もげればいいのに」ってめぐみんの呟き、大爆笑でしたけど(#^▽^#)


カズマさん、本編では確かにクズなんだけど、
決してサイテーな人じゃなかった筈なのに、
このOVAでは、なぜか正真正銘のゲス野郎と化しています。
こういう、キャラの性格設定を無意味に変更するやり方は、
到底、まったく、ホントーに、納得行きません<`ヘ´>
カズマさんは単なるおっぱい星人なんかじゃないよ!!wwwwwwww

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

セクシャルハラスメント

原作9巻付属のOVAという事で未視聴の人が多いかもしれません。
しかし、私は何故、視聴できたのか?
その答えは配信です。(※レビュー投稿時、dアニメストアで確認済み)
このOVAは1期目の11話という位置づけ。
普通に第11話として配信されています。
OVA付属の原作を買う・円盤を買うよりも、安く視聴できます。

内容ですが、ウィズの店の品物を発端にカズマの欲望の赴くまま、といった展開。
ハッキリ言ってセクハラです。
女性受けはしないでしょうね。

そんな時でも笑いを忘れないのが良い所。
セクハラ行為をさせていますが、アクアに対しての命令はパシリばかり。
オチ要員としてアクアを使っています。

命令できる立場になってもセクハラしてはいけません!
死ぬ間際でも人としての尊厳を保ちたい、と願わずにいられない作品でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

70.5 9 やりたい放題アニメランキング9位
まりあ†ほりっく あらいぶ(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (685)
3878人が棚に入れました
眉目秀麗な優等生だが本性は果てしなくドSの自称美少女・祇堂鞠也と、100%ツンの毒舌メイド・茉莉花が、百合趣味の主人公・宮前かなこをコミカルにいじり倒す!原作は遠藤海成が月刊コミックアライブ(メディファクトリー刊)で連載中の漫画。コミックスは第7巻まで発売中で、累計発行部数は140万部を突破。TVアニメ第1期が2009年1月から3月まで放送され、いよいよ2011年春からは第2期が放送開始予定!

声優・キャラクター
真田アサミ、小林ゆう、井上麻里奈、甲斐田裕子、新谷良子、神田朱未、後藤沙緒里、平野綾、沢城みゆき、松来未祐、杉田智和、上田燿司

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

今日もピコピコお耳が可愛いですよ♪寮長先生!!

●本作品「まりあ†ほりっく あらいぶ」を見るにあたって!
 寮長先生からの注意事項を守ってくださいね♪
 
①本作品は、1期「まりほり」を視聴してないとぉー、百合と言われる毒素に犯される危険性がある
 のですよー。
 百合っ娘こと主人公の「かなこ」さんとですねー、女装美人の「まりあ」さんの関係をよく理解す
 ることで、毒素から身を守ることができるのですよぉ~
②1期から体を慣らしてからご視聴頂くと、脳から新種のアドレナリンが分泌してくるのですねぇ~
 不思議とありとあらゆる耐性があっぷするので、まずは1期からの視聴を推奨しますよぉ~!
③かなこさんは、見境なく鼻血を出すので、本当にこまったひとなのですねぇ~
 血に極端に耐性のない方は、ご視聴を控えるかぁ~白黒テレビにてご視聴してくださいねぇ~
④「まりほりあらいぶ」を観て、何処でも誰でも、デコって盛ってはいけませんよぉ~!!
 デコって盛っても良い素材は増えるワカメだけですからねぇー。これは警告ですよぉー!!
 
以上、ゴッドこと寮長先生からの注意事項でしたぁ~異議は却下しますですよ~
質問はありませんですねぇ~もし何か困ったら同室の方に聞くといいですよぉ~
 
 
■総評
寮長先生のありがたいお言葉を胸に、2期も楽しく視聴できました♪
とは言いつつも、正直1期に比べるとちょっと物足りないような気がしちゃいましたw
とはいえ、面白かったですよ!!相変わらずの馬鹿っぽさと、シャフトの演出もよかったしねー♪
でも・・・かっかっ・・・かなこちゃんがー!!かなこちゃんがーいけないんですよおぉぉぉぉ!?
他のキャラにくらべて、一段とかなこちゃんがパワーアップしてるからww
そんなかなこちゃんをパワーアップした寮長先生!!
「時間の流れ方が常識と少々異なる空間」って!?かなこちゃん「オラ」って言ってたしぃ!!
かなこちゃんパワーで、他のキャラが1期にくらべておとなしく感じちゃいましたのです♪
あと、最終回で先が読める展開になっちゃったのも残念なところかなぁ・・・
でも、いつも全力で、妄想&暴走率100%のかなこちゃんの表情は、見ているだけで楽しくて、
元気をもらえるので、やっぱり観て良かったと思いました♪
 
■おまけ
OP曲の「るんるんりる らんらんらら」はとっても耳に残る良い曲ですよ
まりや役の声優さんで小林ゆうさんのすばらしい演技力が歌でも感じられますね♪
茉莉花バージョンは6話でしたね(ノ´▽`)ノオオオオッ♪ー
 
もうひとつ、個人的に寮長先生ファンとしては、沢城みゆきさんが歌う「ネコミミリズム」がお勧め♪
1期ED曲のカップリングですが、可愛さいっぱいの歌声でこちらも耳に残る曲ですよ♪
 
あと、幕末のカードゲームは楽しそうでしたね♪
ちょっとやってみたいですねー!!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 35

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

麻里奈†ほりっく

1期と2期の合併です。

一見、女学院設定の百合もの。
しかして、その実態は。
ハイテンションな壮絶コメディーです。

男性アレルギーの大女加奈子がヒロイン?
清楚風美女装男子マリアもヒロイン?
加奈子は憐れ、マリアは無慈悲。
加奈子を虐げるマリアに正直ストレスを感じました。

しかし、最後まで視聴できたのは茉莉花さんのおかげです。
冷静なツッコミを入れる茉莉花さんはツンダケ。
茉莉花さん、尻上がりにパワーアップです。
声は井上麻里奈さんですね。
冷血系キャラ、ピッタリです。
大好きです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 34

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

2期の真の主人公は鞠也だったのかもしれない

ミッション系(カトリック)の女子校を舞台に、
百合趣味の少女と女装したドS少年を巡るラブコメディ。
とwikiにはあるが、ラブは別のところにある。

1期を視聴してとても可笑しかったので2期も視聴してみた。
少し間をあけたのは、あのテンションがずっと続くと見慣れてしまい
飽きるのではという恐れがあったからなのだけど
2期のOPを聴いたらさらにハイテンションになっていた(笑)
いやはや、やってくれるわ。
でも5話からは違う曲になってしまったのだけどね。
ちなみにEDは山本リンダの「どうにもとまらない」カヴァー。

物語のほうは、知る人ぞ知るパロディが増えた気がした。
元ネタがわかる人には楽しめそうだけど、わからない人には
意味不明でギャグにも感じないかもしれない。
そして1期より男性キャラが増え、少し視野が広がった。
でも期待したほどではなかった・・かな。
もう少し神父が面白いことをやらかしてくれたら良かった気がする。

相変わらず美味しいところをもっていく鞠也だけど
よくよく考えたら作品のサムネを見ても鞠也しか描かれていないし
2期の真の主人公は彼だったのか、なんていまさら気づいてみたりして(笑)

男の娘とは言っても、声はほとんど女声だし、小柄で華奢だから
なんの違和感もなく、腹黒さはあっても結局常識ある優等生なので
個人的にはもっと遊びがあっても良かったと思っている。

で、かなこの百合趣味はもはや、変態親父的な発想でしかなく
ガチ百合の人が観たら「違う!」と声を大に叫びそうだし
共感されるとも思えないのだけれど、どうなんだろう。
まぁ結局は男性視点のちょっとHな妄想コメディ作品ということだ。

しかし、寮長のゴッド様・・あなたはいったい何者なのだ。
童女のまま何百年も生きてきた感のあるムードは、なかなか怖い。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30

67.5 10 やりたい放題アニメランキング10位
探偵オペラ ミルキィホームズ(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (806)
3562人が棚に入れました
架空の怪盗や探偵が活躍する近未来の世界を舞台としている。この世界では「トイズ」と呼ばれる特殊能力を持つ人間が存在し、トイズの力を振るう「探偵」と「怪盗」が互いに争いあっている。物語は将来探偵になることを目指す4人の少女「シャロ」「ネロ」「エリー」「コーデリア」を中心に展開される。

声優・キャラクター
三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみ、明坂聡美、岸尾だいすけ、寺島拓篤、下野紘、南條愛乃、沢城みゆき、新谷良子、田村ゆかり

★mana★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

なーーんも覚えられなかったΣ(´Д`;)

2期が始まるという事だったので
観始めたのは良いのですが、4話まで辿り着くのに
何度寝落ちしてしまった事か・・
それ位中身の無い作品でした(´・д・`)

探偵と怪盗・・そんなカッコイイ話じゃない!!
むしろ成分は「バカ」と「変態」で出来ている
ただのギャグアニメでしたねw
そういう風に完全に思い込めば難なく完走出来るでしょう・・多分ですが。
基本1話完結のお話です♪

そして、1人だけ強烈キャラが居ました。
こいつが2つの成分の90%を占めていたのではないか?
と思えるバカ変態ぶり(ノд・。) グスン

回を増す毎に長さが増す、ち〇Bww
裸が妙にリアルでキモイww
てか、まっ裸の乱用だww

と思いながらも、こいつ「等」がいなかったら
最後まで観れなかったかも?
という位、濃過ぎるキャラでした!
個人的にはやはり、「ラットとかまぼこ(猫だけどブサイク)」
に萌萌キュン゚+.(・∀・).+゚.。oO(中身がいーね中身が♥)

そしてですね、最後まで観終ったはいいんですがね、
2期も観ようと思ってるんですがね・・
実は上記に書いたように、「ラットとかまぼこ(猫)」
しか、名前が覚えられなかったww
こんな経験は今までありません、ある訳ないですよね(´・д・`) w

まぁ、それ位真剣に観れない作品でした・・
いや、むしろ真剣に観る作品ではないと思われます(`・ω・´)キリッ

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ミルキィホームズ出動!

タイトルに騙されました。
このアニメは探偵アニメ・・・ではありませんね^^;

◆この作品の世界観について・・・
舞台となるのは近未来の架空世界「偵都ヨコハマ」。
この世界では「トイズ」という特殊能力を使える人達が存在し、その能力を駆使して探偵達と怪盗達が争っています。
「偵都ヨコハマ」には探偵を育成する探偵学園があり、主要キャラの4人の女の子達もここに通っています。

◆この作品の内容は・・・
ミルキィホームズと呼ばれる4人の女の子達は、今まで数々の事件を解決し、学園や街の人々から人気者で憧れの的となっていました。
しかしある夜、宿敵である怪盗との対決の際にミルキィホームズの4人は「トイズ」が使えなくなり、一気にダメダメ探偵に成り下がってしまいます∑( ̄ロ ̄|||)なんと!?
全くの役立たずとなってしまった4人は豪華な学園生活から貧乏生活に変わり、またこのままでは学園を退学する事に( ̄Д ̄;) ガーン
ミルキィホームズ達は能力を取り戻し、かつての名声を取り戻す事ができるのでしょうか?

◆ミステリー、推理モノではありません・・・
登場人物達は、誰もが知っている有名な探偵や怪盗をモチーフとしたキャラが登場します。
「シャーロック・ホームズ」、「エルキュール・ポアロ」、「コーデリア・グレイ」、「ネロ・ウルフ」、「アルセーヌ・ルパン」、「石川五右衛門」、「怪人二十面相」など。
これだと推理アニメとして期待してしまいますが、このアニメに推理的要素はほとんどありません。
トイズという特殊能力を使ったアクションを中心に、日常のドタバタコメディアニメです。

◆みどころは・・・
ミルキィホームズ達の活躍?というよりも、彼女達のどうしようもないダメダメぶりが笑えます^^。
はっきり言って彼女達は名探偵どころか、アホです^^;
様々なパロディネタや悪ノリをしすぎるギャグなど、ロリっ子達によるドタバタした内容がなかなか楽しめました♪

◆声優陣は・・・
シャロ    : 三森すずこ
ネロ      : 徳井青空
エリー    : 佐々木未来(森田さんは無口。のしばいぬ子さん)
コーデリア  : 橘田いずみ
アルセーヌ : 明坂聡美(そふてにっの冬川来栖)
明智小衣  : 南條愛乃
他、沢城みゆき、田村ゆかりなど。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

異能バトル?は探偵業の中で

ブシロードが発売した同名のアドベンチャーゲーム

原作として作られた作品です。全12話。


原作であるゲームの設定を踏襲しつつ、アニメオリジナル

の展開で構成された話で、ミルキーホームズの四人が

探偵になるために悪戦苦闘する感じです。


出だしがシリアスっぽい感じだったのであれ?こんな感じ

に進むのかなと思いましたが、案の定すぐにギャグコースに

入ってきてそのままラストまで突っ込んでいったようでした。


まあその中で時折最初の感覚が舞い込んで来て

それでもなおオチをギャグに持っていっているようでした。

どこの区切れをいれて良いものか・・・となったり

する感じでした。


ラストのオチもやっぱりだよなってなってしまって

それならまだ後々繋がっていくのかなと思います。


とりあえず個人的に特に面白い面白くないがない感じでした。

◆個人的点数評価 66.184点

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26

83.4 11 やりたい放題アニメランキング11位
這いよれ!ニャル子さん(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (3019)
16661人が棚に入れました
高校生、八坂真尋はある日、夜道で怪物に襲われるも突如現れた謎の少女に救われる。その少女は、自身がクトゥルー神話に登場するニャルラトホテプそのものであると語り、また自身が宇宙人であること、真尋が他の宇宙人に狙われており、自分が護衛として派遣されたことなどを告げるのだった。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、喜多村英梨、松来未祐、釘宮理恵、新井里美、國府田マリ子、久川綾、羽多野渉、大坪由佳、草尾毅、島田敏

takumi@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

自分的には未開拓のジャンルだった

ライトノベルが原作。
クトゥルー神話を元ネタにしたスラップスティックコメディというより
単純に「ラブコメ」なんだそうだ。

面白いよ~という噂だったので、1期2期をすっ飛ばして
3期から視聴したのだが、やはり1期から観るべきだったのか。

ドロロンえん魔くんを思い起こさせた色彩の中、異界の生物が・・
ギャグ以外、詳しいことは知らないままだったので
その直後からの展開には、口がポカーンw

見方によっては、「わけがわからない感覚」なんだけれど、
気楽に観ていられたことは確かで、そういう意味では娯楽作品なんだろう。
あまり深くは考えない向き合い方でパクリパロディを楽しめたら
それはそれでいいのかもしれなかったが、自分的には未開拓のジャンルゆえ
どうにも最終回を観終えるまで、かなり気力が必要で時間がかかった。

キャラの顔立ちもけっこう可愛いし、テンポ良く展開していくので
クスクス笑いながらいつのまにか終わってる点ではある意味
成功している部分もあるのかもしれないが、好みの作品かというと
それは少し違うぞ・・と。
好きな人には申し訳ないけれど、個人的にはそういう結果になってしまった。
ただ、いろんなアニメのパロディについては、
おそらく半分も気づけていなかったと思うので、もしそれがもっとわかれば
評価はグンッと上がったのかもしれない・・・う~ん残念。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 66

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ハイテンションラブコメヾ(o´∀`o)ノ

「いつもニコニコあなたの隣に這いよる混沌、ニャルラトホテプ!」
こんなキャッチフレーズをもつニャル子を
中心に繰り広げられるハイテンションラブコメ。
全12話。
原作:ラノベ。


TV放送は2012年4月なのでちょうど3年前。
まだ、おいらが深夜アニメを見始める前の作品ですw
キャッチしている方のレビューを拝見して
視聴を決めた作品です、感謝ですね(o´∀`o)ノアリガト♪

あらすじは飛ばします。

んまぁ~ハイテンションなメインヒロインでしたね。
そんなニャル子中心の為か各キャラも映える映えるw
あのテンション、個人的にはアリでしたが
合わない方もいるかも知れませんね(;´∀`)

それでも、このウザいくらいのハイテンションぶりが
作品の要になっていたように思います。

ラブコメとパロディを軸にした内容は
どこかで観たような話が多く、真新しさは皆無。
しかし、それでも笑えるのは作品の武器である
ハイテンションを要とした事が要因だったと思います。

使い古されたようなネタ、ストーリーでも
何か1つ材料を加えれば新たな面白さが生まれる。
まだまだにわかな自分にはいい勉強になりましたw

作画は丁寧でキャラデザは可愛らしい仕上がり。
主人公である男子高校生役を演じる喜多村英梨
ニャル子役の阿澄佳奈など声優陣もしっかりしています。
中毒性があると言われるOP曲♬にも納得w

全体的によくまとまったコメディ作品と
いった評価になりました♪


パロディネタは元ネタが分からないと(?∀?;)に
なってしまうので恐いですよねw
それでもニャル子のウザいくらいのハイテンションが
救ってくれると思います(≧∀≦)

ラブコメ、パロディファンは一見の価値アリだと
思いますよ♪
2期の視聴が楽しみです!




《キャスト》

ニャル子(CV.阿澄佳奈)
八坂 真尋(CV.喜多村英梨)
クー子(CV.松来未祐)
ハス太(CV.釘宮理恵)
シャンタッ君(CV.新井里美)
暮井 珠緒(CV.大坪由佳)
余市 健彦(CV.羽多野渉)
八坂 頼子(CV.久川綾)
ルーヒー・ジストーン(國府田マリ子)



《主題歌》

OP
『太陽曰く燃えよカオス』/後ろから這いより隊G
ED
『ずっと Be with you』/RAMMに這いよるニャル子さん
『禍々しくも聖なるかな』/後ろから這いより隊(第12話のみ)

2015 04/05 初稿

投稿 : 2024/05/11
♥ : 58
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

にゃ〜

原作未読です。

謎のものから追われる主人公 八坂 真尋を守るために宇宙からやってきた惑星保護機構銀髪美少女 ニャル子さんが活躍する?お話です。

ギャルゲー好きで残虐で性格破綻者wのニャル子の言動や行動が面白すぎて、もうずっと笑いぱなしでしたwニャル子役の阿澄佳奈の魅力が充分すぎるほど発揮されていましたね。

恋愛やちょっとしたBLやゆり要素があります。
特に主人公とニャル子さんやりとりが面白かったですね。

把握できないもの数多くありましたが、色々な特撮やアニメ作品のオマージュも結構ありました。
ガ○ダムネタや仮○ライダーのセリフが多いですねw
過去のオマージュが入っている作品は余り好まないのですが、この作品はあまり違和感なく観やすかったです。

OPは面白い曲で耳に残りますね~中毒性がかなり強いですw
う~にゃ~う~にゃ~♪
最終話で流れたEDの「禍々しくも聖なるかな」いい曲ですね。

ギャグハーレム作品で単純明快、元気で楽しい作品です。合う合わないがあると思いますが、私にはド直球でした。楽しく過ごしたいときに観るといいですね。

続きもあるそうなので楽しみです。
{netabare}
キーワードは「フォーク」ですw
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 57

67.0 12 やりたい放題アニメランキング12位
世界征服~謀略のズヴィズダー~(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (908)
4586人が棚に入れました
過去の指導者たちが思い描いた世界征服は、ただの妄想に過ぎなかった。世界征服とは―いまだかつて誰も為し遂げたことのない栄光。一人の幼女、星宮ケイトに為されるまでは、それがどれだけ恐ろしく輝かしい行いなのかを知る者は存在しなかった。「我らがズヴィズダーの光を、あまねく世界に!」

声優・キャラクター
久野美咲、花江夏樹、M・A・O、伊瀬茉莉也、花澤香菜、寿美菜子、鳥海浩輔、広田みのる、山崎エリイ

☆エトペン☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

おおうっっふううう・・・・・・・・・・・ロリだ。

中学生の主人公、地紋明日汰は
父親が嫌いで逃げるように家出をしたが
路頭に迷ってしまう。

その途中で幼女を拾うが
彼女は世界征服をたくらむ組織のリーダーだった。

彼女らは小さなことから征服していき
やがて世界を・・・・
ってな感じなんですが
ちょっと変なアニメでしたね。



正直に言いますと、自分はロリ目的で見ていたのですが
あまり面白いと呼べるものではなかったです。


たばこの話でケイト(幼女)が喫煙者に
正論を叫ぶところは面白かったがそれ以外は本当に何とも。



どこのどいつがこの「漫画」か「ラノベ」を
アニメ化しようと思ったんだ?
と思っていたがオリジナルアニメーションらしいですね。
キリのいいところで終わっていたのが不幸中の幸いでした。


やっぱ演出って大事ですね。
この作品は戦闘シーンでもあまり湧かないのは
多分これが大きいでしょうね。
戦闘中の音楽が地味だったのか
なにも流していなかったのか
さっき見終わったはずなのに
覚えていないです。



まあつまり・・・・ケイトを愛でれる本家のロリコンでないかぎり
見ることはお勧めできないかもしれません。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 43
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

幼女と歩む世界征服

「我らがズヴィズダーの光を、あまねく世界に!」
幼女:星宮ケイトと歩む世界征服への道のり。

幼女の戯れ言かと思いきや本当に世界征服を目指す組織の物語でした。

補助輪チャリだったりたどたどしい口調や動作だったりあどけないケイトですが
一度演説させると、その知識と信念とカリスマ性を強烈に感じさせてくれます。
このギャップは癖になってしまいそう。
観る前はチョット下らない系かな?なんて思っていましたが
意外と知的なストーリーが軸になりそうです。
まだ活躍はありませんがケイト以外のキャラも濃そうですし
それに他の組織(正義の組織!?)も絡んでこれからどう進むのか楽しみです。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

※2話感想{netabare}
前回はバタバタしてたので改めてキャラ紹介回って所ですね。
ヴィニエイラ様(ケイト)、ドヴァー(明日汰)、プラーミャ様(逸華)、
ピェーペル将軍(吾郎)、アジーン(ヤス)、ウーム教授(ナターシャ)、ロボ子
皆、特徴的で楽しいメンバーではあります。
プラーミャとピェーペルは名字同じなので兄妹とかですかね?

後、どう見ても駒鳥さんはロビンなのだけど
コチラとはお約束通り恋が芽生えたりするのでしょうかね?

今の所、悪の組織視点ではあるけど王道を歩んでいます。
このまま無難にキャラものとして楽しめる作品になるのか、
シナリオ捻って勝負に出るのか。興味津々です。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
喫煙者死すべし! 喫煙者の方には痛い話だったかも知れません。
時代の流れからすると一見、善行にも見えますがやり方が過激でやはり悪の組織でした。
とはいえ、彼女たちは悪を成すと言うよりは自分達の欲求・欲望のために
全力でワガママを通す生き方をしていて痛快さを感じてしまいます。
その辺りがこの組織の魅力の様です。

メンバー同士の深い付き合いもちらりと垣間見られた今話でしたが
次回は更に掘り下げた過去が観られそうです。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
ズヴィズダーのエネルギー源がウドだったとは…。
今回はその親株探索とナターシャ掘り下げ回でした。
暗闇の中ケイトはナターシャへ光を与え絆が生まれた事が分かったと同時に
ナターシャの両親の行方、ロボ子の正体、妖精とは何なのか等
多くの謎がバラ撒かれストーリーとしても楽しめそうです。
【予想】{netabare}
ズヴィズダーの他にも妖精を崇拝する別の悪の組織でもあるのかなという気もします。
ロビン達と共闘する展開もあるやも知れません。
{/netabare}{/netabare}

※5話感想{netabare}
明日汰と駒鳥さん互いの正体がバレそうでバレない
こういうアニメでのお約束の展開でした。
でもこれでは余りに王道過ぎて満足できないです。
5話までかかって使い過ぎに思いますが、
ここまでで各キャラ紹介が終わったので
次回からストーリー&ケイトのカリスマ性の復活に期待したいです。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
全員で中学に潜入!というゴリ押しで来ましたが
やっとこの作品のらしさと言うか色が出て一話で感じた期待感が戻ってきました。
(3話以外は王道でやや不満がありましたので…)
幼女が世界征服という無茶を立ち上げたのですから
王道を歩むのではなくこういう道無き道を歩む痛快さ、無茶さが欲しかったのです。
スベるの必至状態での明日汰への無茶ぶりとか気の毒でしたがね…。
後はケイト中心に良く喋らせてテンポよく楽しませつつキャラを引き立て
そのカリスマ性を匂わせてくれれば成功する作品だと思います。

肝心の宝探しの方はどうやら白鷺さんやホワイトライトの罠の様です。
ズヴィズダーがどう切り抜けるのか後半が楽しみです。
…そしてロビンのドジっぷりも何気に楽しみです。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
頭が「?」まさかこんな展開になるとは!
まるで夢幻…このまま幼女が魔神化して世界征服を成す事となって行くのでしょうか?…

ケイトが意志を持ち、そのわがままを通していく事で征服していく展開を思い描き
また楽しみに期待していたのですが、
無意識の中、魔神化(巨大化)したケイトがまるでゴジラの如く暴れる意味不明な展開に
面食らい期待とのズレに困惑と不安を感じてしまいました。

が、しかし!終盤現れた都知事の存在で気持ちが一変。
今後の展開に含みを感じますし今までの言動も色々と伏線になっていた事を感じ
キャラ物に止まらず意外にちゃんとしたストーリーが楽しめる作品なのだと思い直し
当初の期待と別の期待が生まれつつあります。

今回単体で観ると意味不明な事が多いのですが将来的には色々繋がって
話としては纏まると思っています。

明日汰の家族について【考察と予想】{netabare}
今回終盤で色々ヒントと思われる描写が出ていますので
現状での考えや予想を書き留めておきます。

・1話冒頭で明日汰が言い合いをしていたのは父の都知事と判明
・その電話では「家に帰っても誰もいないだろ!」とか
 「世界征服でもしろ!」とか言っている
・家族写真には明日汰と共に妹らしき人物が写っているが眠っている様子

等から色々と推測して
今回プールで見た世界は明日汰の妹が見る夢の世界と繋がっているのだと思います。
ケイトと彼方の世界で話していたのも明日汰の妹で
きっと彼女はどこか別の所で眠り姫の様になっているのではないかなと思っています。
ケイトも明日汰の妹もぬいぐるみを抱いているので
これが精神をリンクさせるアイテムになっている模様。
二人は同一の可能性もありますが…。

都知事が電話していたのはナターシャの話(4話)にも出てきた謎の組織で
ナターシャの両親同様に子供を救おうと組織を手助けしているのでは?
今時、黒電話で話していたのも古風な組織の雰囲気を匂わせています。
都軍やこの組織との戦いは不可避になりそうです。

また、都知事が喫煙者である事も分かりますのでコチラも含みになっていそう。
謎の霧モヤとタバコの煙って因果関係がありそうです。
ついでに言うとドヴァーのガスマスクが途轍もないお役立ちアイテムになるのかも。
{/netabare}
現時点ではかなり想像力に頼った予想で確証はなく的中率低いかも知れませんが
予想と異なったとしても個人的にはストーリーとして期待できるかな
と思える根拠になっています。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
ホワイトライト指令と鹿羽一家の悲しい因縁が見えた回。

一話完結にするのは勿体ない気のする内容でした。
ピエールの男気や香織の心境等もう少し背景をじっくり見せれば
緊張感や感動に繋がった気がするのですがやや即席だったかな。

ただ鹿羽一家と香織については次回以降更なる掘り下げは望めそうです。
何があって裏切り裏切られる事になったのか興味を惹かれます。

ケーキを美味しいと喜ぶ今回の締めは好きでした。
吾郎にとってピエールが作ったケーキの味は忘れられないでしょう…。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
温泉でのんびり回と思いきや
ロビンがドヴァーやイーグレットの正体に気付く展開は勿論ですが
他にも
『温泉での底の方で繋がっていたのか発言』(ウド地下と掛けている?)
『ケイトのおねむの時間』~『破壊された街並』(この間に魔神が暴れてる?)
『指令の車の助手席にぬいぐるみ保持したヤス』(やはり繋がってたけど目的は?)
あと、細かいのだと『大量のみやげを買う指令』『日光を眩しがるケイト』
等、気になるカットや台詞が多く気が抜けませんでした。

かなりの伏線が残っていますが終盤に向けどのように展開するのか見物です。

色々な展開が予想出来るこの作品ですが、大きな鍵となっていそうなのは『夢』。
夢に焦点を当てて一つの仮説を考えてみます。
【考察】{netabare}
『この世界はケイトの夢で出来ている』という説が私の中で生まれています。
全部が夢とか、結局夢オチという訳ではなく、
夢の中に入り込んだ者達の群像劇になっているのかなと。

明日汰との出会いでも「夢を見せてやる」でスタートしていますし
他メンバーも何らかの不安を抱えてこの世界に入り込んでいるのではないでしょうか。
そしてホワイトライト(白光)の人達はそういった人を
起こそうとしている人達なのかなという気がします。(ヤスも多分そっち側)
駒鳥さんに関してはちょっと異質な気がしますのでケイトの分離体なのかも。
家族写真の明日汰の妹らしき人物はケイトに駒鳥さんを少し足した雰囲気でもありますし。

世界征服者=夢を見ている張本人と言う事ではないでしょうか。
皆が目覚め誰も居なくなれば自分だけの世界となり征服が達成されると言う事なのかも。
今回ケイトは眩しがっていましたので目覚めの時は近いのではないでしょうか。

伏線回収や説明がしきれない部分も多々ありますし
私自身も確証している段階ではないのであくまでも仮説の一つと言う事で。
現実を夢が浸食してる説とかもありますが、それは書かなくてもいいかな…。
{/netabare}{/netabare}

※10,11話感想{netabare}
強者こそ正義と言わんばかりの都軍の侵攻。ズヴィズダーピンチ!
都知事が一気に支配欲に駆られ行動しているみたいでどうなってるんだ?
なんて思っていたら既に人ではない様子。
ラストスパートに入り、かなり無茶苦茶で展開が荒い気がするんですが
伏線やらも回収して上手く着地してくれるんだよね?…大丈夫だよね!?
{/netabare}

※12話感想{netabare}
ドタバタと今まで征服してきたものも利用して都知事退治で締めくくり。
バラ撒いたはずの伏線には触れる事のないものも多数あり消化不良。
この終わりだと夢や巨大とか振り返るとやはり意味不明で道筋が繋がっておらず
シナリオが至る所でささくれ立っています。
もう少し洗練されたシナリオに期待していたのですがね…。
世界征服にしても皆と知り合いになると言う知名度的な意味が強く
そういう意味なら過去世界征服した人居るんじゃないか?とも思ってしまいます。

それとピエール生きてたのか!
{/netabare}

【総評】
可愛かったり味のあるキャラが多くドタバタコメディとしては楽しかったのですが
シナリオとしては意味深なシーンやカットがありながらもその殆どを放置してしまい
とても満足できる内容ではなかったです。
これなら下手に凝らずにキャラの魅力で押し切れば良いのにな…っと思わずには居られません。

毎週楽しんで期待も膨らんだんですがラスト3話でチープな着地に導いてしまい
印象を落としました。
これだとオススメっていう訳にはいかないですね…。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 38
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

小さなことからコツコツと

全12話

何だか物騒な世界、夜の町(西ウド川市)を徘徊していた主人公の地紋 明日汰(じもん あすた)は突如戒厳令を引かれて逃げ惑う中、一人の幼女に出会いました。それが星宮 ケイト、ズヴィズダーの総帥ヴィニエイラでした。それから何となくズヴィズダーの戦闘員(名前ドヴァー)にさせられ、日々世界征服の手伝いをすることになったというお話です。

最初は分からないうちにお話がどんどん進んでいきます。
また、世界征服といってもスケールが小さなことが多く、どうしてこんなので世界征服を目指すことが出来るのか不思議でしたが、コミカルなシーンが多く楽しく観ていました。

敵の策略に窮地に陥ることが多いですが、この作品の性格上、窮地のようで何となく打破している感じですね。

さすがに終盤はかなり窮地に陥りましたが、やっぱりよく分からないうちに終わってしまいましたね。 {netabare}(なにやらいきなり必殺技オンパレードでしたが、笑えなかったです){/netabare}

アニメだけ観てみると世界背景やズヴィズダーのこと、敵のことがオリジナル作品のはずなのに余り理解できませんでした。

キャラは可愛いデザインです。印象的なキャラは、明日汰の級友でヒロインの一人、駒鳥 蓮華(こまどり れんげ)ちゃんですね。一番まともなキャラでしたw

あまり深く考えずに観るといいかも知れません。内容重視の方にはオススメできませんね。

OP 坂本真綾さんが歌っています。テンポのある曲ですが、優しい歌声で好きな曲です。
ED 悠木碧さんが歌っています。曲も作画も可愛いですね。

最後に、OPをレンタルで借りようと思ったのですが、この期に坂本真綾さんはこの作品といなりこんこんEDと2つの作品の曲を歌っています。その2曲は1枚に入っていてラッキーと思いましたが、2バーションあって迷いましたw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 36

64.0 13 やりたい放題アニメランキング13位
撲殺天使ドクロちゃん(OVA)

2005年3月12日
★★★★☆ 3.5 (459)
2169人が棚に入れました
聖ゲルニカ学園に通う普通の中学2年生・草壁桜の机の引出しから、ある日突然現れた天使・ドクロちゃん。
しかし、未来から来たという天使のドクロちゃんには困ったクセがあった…。
桜を想うがあまり魔法のアイテム「エスカリボルグ」で撲殺してしまい、その度に謎の擬音(魔法?)「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪」によって復活させる愛と涙の血みどろ物語。

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

踏んで縛って叩いて、蹴ってじらして吊るして

でーもそれーって ボクの愛なの~♪

・・・愛なら仕方ないな


まずOPの強烈な電波っぷりに度肝を抜かれ、本編ではヒロインの天使ドクロちゃんが
主人公桜くんをバットで殴打しSATSUGAIしまくるという、常軌を逸した内容に衝撃を受けましたw
縦横無尽に引き裂かれる身体、ドバドバーっと飛散する大量の血。
でも大丈夫。何でもできちゃうバット「エスカリボルグ」で「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~」と
魔法をかければ元通り!だから大丈夫だ、問題ない。

ある意味最強の出落ちアニメですが、そこは制作側も重々承知のようで
1話15分(全8話)と本格的に飽きが来る前にサクサクっと完走できる親切設計です。
ただギャグに特化してるとは言え、非常に悪趣味な内容なのは否定できないし
エログロ描写も強烈なので、そういうのが苦手な方には安易にお勧めはできません。
桜くんのあまりの理不尽な扱いっぷりに、イラッと来ちゃう人もいるかも。


なおこの作品、意外と気付かない人も多いけど
完全にドラえもんのパロディになってるので、視聴の際はその辺にも注目してみて下さい。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 38

sekimayori さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

エログロナンセンスでひゃっはー☆だよ! ドクロちゃん!

自分を守るため未来からやってきた天使・ドクロちゃんに気軽に撲殺されまくる桜くんのぐちゃぐちゃな日常を描く、超低俗エログロナンセンスギャグアニメ。
ついでに、釘宮病の特効薬との噂もあったりなかったり。

つい先日、某ディクロニウスアニメを「不必要なエログロ」と断じて酷評した私ですが、本作は許せます。
というかぶっちゃけ好きです。
ごめんなさい、人として軸がぶれてますね。
ただ、一応言い訳をさせてもらうと、本作はエログロ表現の使い方がフェアというか、あくまでも悪趣味な娯楽の範疇からは絶対に逸脱しないように作られていて、「しゃーねーな」って気分にさせられるのです。
刺激の強さを一見高尚なテーマで正当化したり、覆い隠したりすることはありません。
お下劣なものはお下劣なものとして、批判を承知で潔く(?)描いています。
言うなれば、俗悪で底辺な大人のお遊び、節度を守った不必要悪でしょうか。
いや、どう援護しようにも不必要で公序良俗に反してはいるんですが。

とにかく本作は、ストーリーなんて存在せず、濃くてエロ可愛いキャラたちが血の雨を降らせつつ猛スピードで暴れまわるだけの、PTAとBPOと某ユニセフ大使と元都知事に正面から喧嘩を売るようなB級アニメです。
少なくとも、中学生以下のよいこのみんなには絶対に観せられません。
ただ個人的には、ある程度の数のアニメを、それこそク〇アニメから社会派の名作まで嗜んできて、一定以上のアニメリテラシーと清濁併せ呑む器量を持った方には、打率3割くらいで刺さるんじゃないかと勘ぐってます。
残り7割の方々は、たぶんクスリともせず5分でTV消します。

心情的にも世間体的にもあまり褒めたくはないのですが、エログロさえ許容できれば、ギャグアニメとして案外よくできていると思います。
キャラの魅力といい、視聴者を飽きさせない1話12分中の時間配分といい、詰め込まれたネタの密度といい、流石はイッちゃってる作品のアニメ化に定評のある水島努監督といったところ。
また随所に遊び心が見られ、スタッフの作品への愛が伺い知れます。
制作のハルフィルムメーカーさん、ARIAでの原作愛も素晴らしかったのですが、こんな作品にまで本気出さんでも……と思わなくもありません。
とりあえず、毒電波ゆんゆんで有名なOPは、曲だけじゃなくスタッフクレジットにもご注目ください。

ちなみに冒頭でも書きましたが、釘宮さんがかなりひどいキャラを演じられているため、釘宮病患者の方への特効薬になる可能性も一部ではささやかれています。
しかし良いお薬には副作用があるのが常でして、不謹慎ネタがクセになるだとか、ドクロちゃんのお色気がたまらんだとか、もはや汚れ演技のくぎゅうもかわいいだとか、廃人の域に達する可能性もあります。
『撲殺天使ドクロちゃん』は使用上の注意をよく読み用法容量を守って正しくお使いください(西村雅彦風)。
末期患者にはお色気増量・OPパワーアップの2期もありますので、各人の責任でどうぞ。


【個人的指標】 72点

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

魔法の擬音で人生やり直してあげる~♪ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~ クッソワロタww

あにこれでキャッチさせて頂いている方のレビューで面白そうだと思って観てみた作品ですが、
これはかなりツボに入ってクソ笑わせて貰いました。なかなかこれくらい笑える作品ないんですよねぇ。
10年以上の前の作品で、あにこれでも当時のランキングの上位に入ってないとなると、
殆ど気に留めることもなくスルーしてしまいがちですが、あにこれやってたから出会えた作品ですね、ありがたい。

レビュー色々観てたらドクロちゃんが不快とか、これだけフザけたバカアニメに対して、
真面目なコメントしてる人が多くて、違う意味でもまた笑わせてもらいました。
たぶん自分みたいな不謹慎な人間とか、外国人なんかには大受けしそうなタイプの作品でしょうね。

☆物語☆

ちょっとエッチなドタバタ系ギャグ&コメディで、
例えて言うなら「ToLOVEる」シリーズとかなり設定とかキャラも似通っている作品ですが、
とことんギャグアニメに振ってて、何よりラッキースケベ的な展開の後に来るスプラッター&グロが特徴。
魔法少女アニメで見られるような魔法と、その後に何回も生き返る様がシュール過ぎ。
っていうかアレが無かったら、まんま「ToLOVEる」なんだよなぁ。。

恐らく現在のTVアニメだと規制の問題なんかで画面真っ黒になりそうな感じで楽しめないでしょうが、
OVAにすることで、やりたい放題やれたという感じで(当時のTV版は修正入ってるらしい)
バカ過ぎる設定と何でもありなクレイジーさはかなりのもの。
尺も1エピソードが15分くらいなので、テンポよく次々に笑えるシーンが来て飽きさせない辺りは、
同じくやりたい放題やった「デトロイト・メタル・シティ」なんかと同じですね笑

水島努監督がまさに水を得た魚のように、OP歌詞から絵コンテに脚本&演出、OVA2のED作曲に至るまで、
思う存分手腕を発揮しているなぁと実感...というか監督の殆どワンマンショーやん笑
やはりこの人はギャグやらせたら天下一品、監督の真髄を垣間見た気がします。
「SHIROBAKO」で見られたような過去の懐かしアニメからのパロディやオマージュも、
この頃からぶち込んできてたんですねぇ。

☆声優☆

ドクロちゃんの声優さんかなり良いですね、萌え系ボイスとのギャップが堪らない。
で、やっぱり全盛期の釘宮ボイスは殺傷力高過ぎ。
「ToLOVEる」シリーズでリトさん役の人が、本作では逆の立場で演じているのもなかなか興味深い。
OVAの2には「カレイドスター」でレイラを演じた大原さやかさんまで出てきて笑かしてくれました。

☆キャラ☆

萌え&ギャグ&バイオレンスの組み合わせがツボにはまって面白い。
ちょい役のキャラなんかもかなりバカで笑える。

☆作画☆

あんまり予算掛かってない感じの作品かなという印象ですね。
まぁギャグアニメのOVAなので、あんまりここを追求しても仕方ないでしょう。
それでも水島監督のキャラの動かし方はかなり面白いですよ。
如何にも萌え萌えなキャラデザからのギャップが堪らない。

☆音楽☆

OPの電波ソングが中毒性ありますわ~監督の歌詞最高。
OVA2は曲同じでキーと歌詞がちょっと変わってましたね。
OVA2のEDは絶対パタリロからパクってるはず笑


バカさと不謹慎さでは先に挙げた「デトロイト・メタル・シティ」に匹敵するかも。
バイオレンス&グロが苦手じゃなければオススメしたいですね。

あと、過去作品でこれくらいバカで笑える作品あったら、是非教えてもらいたいです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

69.8 14 やりたい放題アニメランキング14位
荒野のコトブキ飛行隊(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (321)
1047人が棚に入れました
一面に広がる荒れ果てた大地で、人々は物流・交易を行い、助け合いながら生きていた。雇われ用心棒の“コトブキ飛行隊"は、厳しいが美しい女社長、頼りない現場の指揮官、職人気質の整備班長など個性的な仲間とともに、空賊相手に大立ち回り!今日も“コトブキ飛行隊"は隼のエンジン音を響かせて、大空へと翔けてゆく――。

声優・キャラクター
鈴代紗弓、幸村恵理、仲谷明香、瀬戸麻沙美、山村響、富田美憂、矢島晶子、藤原啓治、吉岡美咲、岡咲美保、島袋美由利、古賀葵、川井田夏海
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

パリ、テキサス

水島努監督×構成横手美智子。

荒野を舞台にレシプロ戦闘機を駆る、
用心棒集団「コトブキ飛行隊」女子の活躍。

20世紀初頭の時代設定でしょう。
街は空路による交易で賑わっている。
そこに現れる空賊との戦闘の数々、
空戦の近景は臨場感があり合格点でしょうが、
空戦の遠景はどこかぎこちない印象です。
音楽と音響効果はさすがの素晴らしさです。

少し気になる点としては、
{netabare}ここまで物語が同じ構造になっていること。
納品依頼→空襲・戦闘→撃退(敗北)です。{/netabare}
ここから先、どれぐらい物語を、
この構造から上手く逸脱できるのか期待しています。

7話視聴追記。
世界設定は砂漠の交易都市のようで、
パルミラやシバーム城塞都市のような雰囲気。
{netabare}物語のグランドデザインが語られ、
少しづつ目的が、見え始め楽しくなる。{/netabare}

最終話視聴追記。
{netabare}うーん…あまり強く印象に残らない物語でした。
この制作チームを考慮すれば、
大きな企画前の助走なのかと勘ぐったり。{/netabare}
世界観は秀逸だと思います。

お時間ある方はぜひ挑戦して下さい。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 63
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

キャラ分布にみられるドーナツ化現象

ゲームちょっと興味出てきた


「競馬の騎手とレイバー乗りは、ちっこい奴に限るってね」
そんな後藤隊長の至言から早30年余。戦闘機乗りにも女性進出でびっくらこいた私。他のは知らん。

視聴理由はレシプロ機(プロペラ機)の響きに惹かれて。
プロペラ機は零戦が有名ですが作中の隼、紫電改も心躍る機体名です。第二次大戦時の主力で、ソ連がジェット機を開発するまで戦闘機の主役でした。
つくづく硫黄島陥落前に橘花が実戦投入されていれば・・・と脱線が止まりませんのでこれくらいで。。。はい。


女性ばかりのコトブキ飛行隊6名がいわゆる主役級。全員が“隼一型 一式戦闘機”に搭乗してます。EDクレジットには“隼”の継承会社であろう立飛ホールディングス㈱の文字。本格的ですね。
砂漠を背景に口笛から始まるOP。これでウェスタンハットでも被って馬に跨れば立派な西部劇の出来上がりですがそうならないのは上記の通り。
海もないし、隼は陸軍機でもあるし、発艦するのは空母からではなく飛行船からという斬新さ。既視感はあまりございません。
もう一つ、水島努監督が手掛ける空戦ものということですが、ガルパン未視聴の私にとってはそのへんの事情は不案内なので語らず。いつか観よう!ガルパン!


全12話。フルCGで毎話空戦が繰り広げられます。
物語らしきものもありますが本格化するのは少し先で、基本的には各話のイベントをこなしていくスタイル。
この空戦、ドッグファイトってやつですね。音なり回旋具合なりカメラワークなり雰囲気が良いのです。本作でなにか挙げろと言われれば外すことは出来ない見どころでしょう。

毎度繰り広げられる空戦もそればかりでは賞味期限を早々に迎えてしまいます。
別の魅力。物語なりキャラなりで引っ張ってほしかったところですが、このコトブキ飛行隊の構成メンバー6人の魅力ってほぼ皆無?顔と名前が一致しない。
一番印象に残ったのがキリエ役のCV鈴代紗弓さんが「おー喋ってるー!」という ww
 ※声優さんが声出してるのに驚くとはこれ如何に?(『ハイスコアガール』参照)

ますます空戦を面白く感じないと厳しい作品であるとの思いを強くします。
むしろお姉さま方、コトブキの元締めマダム・ルゥルゥとその幼馴染みの議員ユーリアのほうがインパクトありました。
逃げられジョニーや雇われ副船長サネアツはもとよりイサオ市長も強烈な個性を発揮。キャラ分布図で言えば中心部、主役たちよりも周辺のキャラがとてつもなく魅力的というドーナツ化現象が起きてます。
これ作品としてどうなんでしょうね?好意的に捉えると “主役を食う勢いの脇役が勢ぞろい” ってとこでしょうか。


物語はわりと早め{netabare}(第6話のキリエ回想回){/netabare}に、ん?と感じるところから徐々に動き出し、{netabare}私たちの現実世界との相関も匂わせながら、{/netabare}綺麗に収めてくれました。
空戦に気を取られながら軸の物語も陰で進行し集約させる着地のさせ方が好感の佳作です。空戦もラストバウトは{netabare}これまでの味気ない砂漠ではなく舞台を市街に移して{/netabare}見ための迫力もスケールアップしてました。ぜひここは観ていただきたいところです。



■エンマ様かっけーっす
{netabare}イサオのラスボス感が堪らない本作において、エンマ(CV幸村恵理)のイサオらに向けた一言がシビれました。

{netabare}「世界のためにみんなのために自由のために って言葉わたくし信用しませんの!」{/netabare}
よくぞ言った!もう充分です(*´▽`*){/netabare}


■声優矢島晶子のお仕事
昨年(2018年)惜しまれつつも27年間演じられてきた“のはらしんのすけ”の役を降板されたのは一般ニュースになるくらい大きな出来事でした。
降板にあたってのメッセージの一部 ↓

 「しんのすけ」というキャラクターとは離れますが、声の仕事には関わっていきます。
  また別の機会に他のキャラクターでの私の演技を受け取って頂けましたら幸いです。」

本作で久々の再会です。
マダム・ルゥルゥ(CV矢島晶子)とやり手の女社長役での出演でした。ダメダメな羽衣丸の雇われ副船長サネアツ(CV藤原啓治)との掛け合いも笑わせてもらいました。

 ん? 藤原さん?

そうです。奇しくもかつての野原家面々の軽妙なやりとりを見てニヤッとできるのもポイントです(^^)



リアタイとしては同クールの『ガーリーエアフォース』と同カテゴリーの比較対象がありましたね。
ハイレベルのライバル対決とは言い切れず、どんぐりの背比べという印象ではあるものの、アプローチの仕方が両作品とも違っていてわりと楽しめましたよ。


{netabare}サブジーって坂井三郎爺さん? 技術者って触れ込みだけど・・・{/netabare}



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2019.09.10追記
《配点を修正》 -0.1


視聴時期:2018年1月~3月 リアタイ視聴



2019.04.04 初稿
2019.09.10 追記/配点修正

投稿 : 2024/05/11
♥ : 57

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

西部劇+戦闘機+少女+[?]=!?(第11話: うお~、震電!)

== [下記は第1話視聴時レビュー: 以下、追記あり。] ==
第1話を観たら、面白かった(少数意見)……ではなくて(笑)。

オリジナルTVアニメ作品ですね。放送前から西部劇・戦闘機・少女の要素についてはPVや各種メディアなどでも明らかでしたが、第1話終了時点でもまだ明確でない[?]な要素がありそうです。

作中世界は現代の我々の知る歴史とは過去的にも未来的にも何かしらの断絶がありそうです。

そういう意味での「世界観」は謎なのですが、とりあえずアメリカ西部開拓時代みたいな空気感で、でも飛行船やレシプロ機はあって、空賊=無法者・味方の飛行隊=用心棒といった役割でいわゆる「西部劇」的な筋立てのストーリーが進んでいくようです。

飛行機に関しては第二次世界大戦当時の実在機体がベースであるらしく、味方の飛行隊に関しては日本の陸軍機体である隼、紫電などに搭乗していました。

本作のウリの一つであろうドッグファイト(空戦)の描写に関しては、空中カメラ視点の他パイロット視点の映像がなかなかダイナミックな感じで良かったです。

[?]要素はさておき他の3つは水島監督他、制作スタッフの趣味が色濃く反映されているような気がします。特に問題になりそうなのが西部劇要素で、これは現在の主な深夜アニメ視聴者層には馴染みがないしウケないんじゃないでしょうか?

まあ、戦争映画要素が上手く活きたガルパンの例もあるので断言はできませんが、明らかに不安要素ですよね…(笑)。

余談: 撃墜数ですが、気になって『大空のサムライ』の著作で知られる坂井三郎氏について調べてみたところ敵方のアメリカ側での公式認定が28機だそうです。本作とは直接比較は難しいですし本作では自己申告や僚機の認定なので数は大目になっているでしょうが、それでも40機台は相当な数だろうと思われます。
== [第1話視聴時レビュー、ここまで。] ==

2019.2.18追記:
第6話を視聴終了。ほぼ、クロエ回想回。第1話に出てた墓碑っぽい石の主が判明。…何、「ユーハング」だと!?

きっと我々の良く知る場所のことですよね。我々の現実世界との繋がりを仄めかし、ようやく作品世界の核心が少しずつ見えてきました…。

2019.2.25追記:
第7話まで視聴終了。陰謀の臭いとスパイの影が見えてきましたね。キリエとケイトのコンビでの活躍は見ものでした!

2019.3.25追記:
第10話の富嶽に続いて、第11話で震電キター(笑)!
さすがにジェットエンジン搭載モデルではなかったけど…。

そしてサブじいが何者かが、ついに語られましたね。

2019.4.1追記:
第12話(最終回)まで視聴終了。全体を通して、とても面白かったです。この最終回だと続編は作れなくもないですが、とりあえずは4月からアプリおよびYouTubeでの公開がアナウンスされたスピンオフ作品が気になっています。

第12話個別の話では、F-86Dセイバードッグ(F-86セイバーの改良機体)が出てきてビックリしました。機銃はなく、ロケット弾しか武装がないトンデモ機体(笑)。レシプロ機同士での機銃でのドッグファイトしか想定していない中で、ジェット機で近接信管付きロケット弾を撃ってくるのはかなりのチートですよね。

出撃前にコトブキ飛行隊の面々がいろいろなものを食べていましたが、キリエが食べていたミニパンケーキの缶詰みたいなのはキリエのパンケーキ好きのブレなさを感じさせて良かったです。

ところで「死の間際に記憶が走馬灯のようによぎる」というのが良く出てきますが、あれは生存の危機にあるときに、過去の経験の中から生き残りへのヒントをさがしているのだという説があるそうです。今回キリエが見聞きしたのはそういう物だったのかもしれませんね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 47

68.1 15 やりたい放題アニメランキング15位
銀魂. ポロリ篇(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (128)
724人が棚に入れました
空知英秋原作による人気コメディアニメの新シリーズ。神楽に彼氏ができたと聞き、父親の星海坊主と銀時は大慌て。神楽が彼氏を家に連れて来ることになり、ふたりは大人として対応することを誓うのだが…。

声優・キャラクター
杉田智和、阪口大助、釘宮理恵、高橋美佳子

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

人にとって何が幸せか

何故、よりによって「銀魂」でそんな事を言うのか。

アニメ10周年という結構な長寿番組であり、放送コードギリギリの下ネタや過激な風刺ネタで人気を博していった。

「おそ松さん」やその後の2000年代腐女子ブームはこの作品なくして語れないだろう。

銀魂はただ過激なアニメというわけではなく、間違いなく「現代風刺」漫画であり我々日本人の正直な気持ちを反映しているからこそ、ここまでの作品になったのではなかろうか。

作品の根底に流れているのは切っては切れない人情話であり、敵や味方といった二項対立ではない現実社会の有り様を描いている。

銀魂が影響受けたであろう「シティーハンター」にはない非常に現代的な問い掛けである。

あの時代はバブル絶頂期。敵味方、勝った負けたが全てであり、オシャレかオシャレでないか。全てがあらゆる意味で殺伐としている作風だが、

銀魂は殺伐とした現代社会に求められている「仲間」や「人情」を主体としているのが2000年代的である。萌え日常系の作品に近い「ゆるさ」があるのも特徴的だ。

人にとって何が幸せか。下世話な下ネタやギャグの裏にある作者が一番伝えたいことをアニメにおいては更に昇華している。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 7

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

最後のギャグシリーズかな<48>

新年になってもなんか銀魂の放送続くと思ってたらシリアス本編に復帰でポロリ篇は終わってたか、と秋シーズンに完走した中では一番関心の薄かった本作。
ギャグ短編ばかり集めたとはいえ徹頭徹尾面白いという回はなく、定番キャラ使って薄めたのをやってたという印象。
ケツに刀が刺さりっぱなしの絵面とか、ハナクソダイヤモンズ48というパワーワード等々、面白い要素・シーンはあったんだけど。
もう銀魂ってアニメのクォリティで面白さ上積みしようとしてない&原作も作品寿命を映画のつごうで延命してるというような状態なんで、(無いだろうけど)また似たようなギャグ短編やってもみないかな。
バズったネタが聞こえてくればそこだけ見りゃいいかなぁという感じで長期シリーズとお別れ。

あらシリアス<45>
4話まで視聴。
なんかシリアス基調のエピソードでしおしお。

安定感のギャグ短編シリーズ<50>
2話まで視聴。
ギャグ短編だけ集めてくれた嬉しいアニメ化シリーズ。
手法としては確立しちゃってて、絵的動き的に上乗せ狙った貪欲な作りじゃないけど、安定感のある作り。
あとはネタ的にドカンと来るやつを期待して視聴。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

<50> 嫌いじゃないけど、ちょっと飽きたかな。

銀魂 5 期?
ギャグがメインで嫌いじゃないけど、ちょっと飽きたかな。個人的に、このクラスはご飯食べながら観たいんだけど、汚めだからその点でも不向き。

<60> ネタ連発。シリアスじゃなくてうれしい。
1 話視聴。
銀魂 5 期? 初回だけに元気いっぱい。ネタ連発。監督も新しくなったみたいだし、作る方も久しぶりのギャグでテンション上がってるのかも。
汚い系だけど深夜だしイイよね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1

66.6 16 やりたい放題アニメランキング16位
ギャラクシーエンジェル(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (169)
961人が棚に入れました
「ギャラクシーエンジェル隊」は、トランスバール皇国近衛軍に属する特殊部隊である。その任務は、古代文明が残した科学技術「ロストテクノロジー」の回収なのだが、実際にやってる事は、猫の捜索や誘拐事件の犯人捜し、VIPや超重要犯罪者の護送、アステロイドに放置された粗大ゴミの処理や惑星に刺さった釘抜きなどと、ほとんど「何でも屋」。
一応、本来の業務もしているのだが、回収されたロストテクノロジー自体が「船そのものがダイエットマシーンの巨大宇宙船」「周囲の人間の魂を入れ替えた挙句に強制成仏させる墓石」「人間を幼児化させる外郎」など、果たしてこれらが文明の発展にどう寄与したのかどうか疑問を抱かせるテクノロジーばかり。さらにライバルの「ギャラクシーツインスター隊」には挑戦されたり、時空の歪みに引きずり込まれて着いた惑星で原始生活を始めたり、皇国にまつわる秘宝を巡って欲を張り合って隊員同士で乱闘をしたり、基地内に昆布の神が降臨するなどと、果たして彼女たちに安楽の日は訪れるのであろうか?

声優・キャラクター
新谷良子、田村ゆかり、沢城みゆき、山口眞弓、かないみか、藤原啓治

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

一度は見て欲しい正統派ギャグアニメ A

ゲーム 未プレイ

ギャラクシー・エンジェルこと5人の美少女たちの生態を、ドタバタのコメディーで描く秀作です。敢えて「活躍」とせずに「生態」としたことにご注意あれ。見た目からして萌えアニメなのかと思われるかもしれませんが、さに非ずです。不必要に萌えを強調するような描写は殆どない上に、エロに至っては皆無の正統派ギャグ作品です。

ギャラクシー・エンジェルとは、一応、軍隊の特殊部隊なのですが、軍人っぽいのは1人だけ(しかし立派な男女で銃を撃ちまくる難アリ女性)で、後は、天然ボケ強運お菓子作り好き少女、強欲イケメン好き格闘少女、金満慇懃無礼コスプレ好き少女、謎の無口少女から構成されています。まともな人が一人もいないというだけで、どのような展開になるのかは十分に予想できるのではないかと思います。

彼女達の主要任務は、古代の科学技術「ロストテクノロジー」の回収なのですが、実際は何でも屋に等しいことをやっています。本来の任務の対象であるロストテクノロジーにしても、内容が訳の分からないものばかりです(具体的にはあらすじをご参照ください)。しかも、彼女らの任務遂行は注意力に欠けており、いつも問題が発生してしまいます。そして、誰も火消しが出来ないどころか、皆で火に油を注いでしまうというのがお約束のパターンです。

1話15分なので、話を無理に引っ張らず、程よいところで切り上げているという印象です。ただ、第2期以降と比べてみると分かることなのですが、第1期ということで少し控えめに作っているような感じがします。探り探り製作していると表現した方が適切かもしれませんが、少し物足りない印象が否めません。

少し古い作品ですがギャグが好きな方にはお勧めです。多分、レンタルでは置いてないとは思いますが、昨年、TOKYO MXでア・ラ・カルト(選集)が放送されたくらいですから、今後も放送がないとも限りません。機会があればぜひご覧になってください。視聴にあたっては頭空っぽにすることを推奨します。私のように元々頭空っぽの人はそのままご覧になれば大丈夫です。

以上、あくまでもゲームを知らない者の印象でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

全てはここから始まった。

後に4期まで続いたドタバタSFコメディ
『ギャラクシーエンジェル』の記念すべき第一作目。
宇宙にあるロストテクノロジーと呼ばれるなんだかよくわからない
放っておいたらとんでもない事態を引き起こしてしまう物体を回収する
任務を背負った5人の少女たち(1人は少女じゃありませんが)を中心にしたお話です。

PCゲームのアニメ化作品ですが、
肝心のゲームが発売日前で、基本設定しか渡されてなく
スタッフの人達は四苦八苦
シリーズ構成を手掛けた井上敏樹氏が好きなようなやれといった結果
とんでもない結果になってしまったというのは有名な話。

エンジェル隊の5人はこんな感じです

ミルフィーユ・桜葉(ピンク) …超お花畑思考の宇宙一の豪運女、ただ周りにいる人を不幸にします。
蘭花・フランボワーズ(イエロー) …格闘技と占い好きの色ボケ女。金髪で田村ゆかり。
フォルテ・シュトーレン(レッド) … 銃とおでんが大好きな頼れるお姉さん。おっさんと呼んではいけない。
ミント・ブラマンシュ(ブルー) … 見かけは幼女だけど16歳。一見礼儀正しいお嬢様だが自分が一番大事で打算的。
ヴァニラ・アッシュ(グリーン) … 無口無表情。何考えてるか本当に不明。怪しい宗教にはまってる。

彼女たちは一応軍人なんですが、かなりスチャラカです。エンジェル隊以外の人たちは軍隊っぽいのに。
他のレギュラーは、上司であるウォルコット中佐、毒舌ぬいぐるみ(中身はCPU)のノーマッドがいます。

本作の特徴として後年に制作されたシリーズと比べると試行錯誤中の段階で
・エンジェル隊がまだ汚れきってなくて可愛い
・なにげにシリアスっぽくてイイ話が多い
・中佐がまだかっこいい老紳士だった(過去形)

ギャグで大笑いできるわけではありませんがクスっと微笑ましいシーンがたくさんあります。
シリーズ全体を知ってから見直すと新しい面白さを発見できるかもしれません!

思い出補正かもしれませんが人におすすめしたい作品です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

両方原作といえる。同時に作られた別世界のGA   まさかのwBDBOX発売記念にニコ動&MXで全シリーズ再放送だと?!!

マジで見てほしい。ミルキィの先輩がいかに規格外の外道達だったかという様を・・・ミントこと沢城みゆきがいかに稀代の天才だったかということを・・。2期3期が秀作多し。
そういえば偽物語でガハラさんのマニアックな罵倒ネタだったはずなのにスルーされたな。おれはタクトがいるほうは好きじゃないが千歳の扱いには同情するぜ・・・。そんなわけでガハラさんもドアラ木さんも好きらしい。


原作ゲームがどうのと申しましても、
アニメはマッドハウスにも版権があるんでございます。
企画のときはゲーム版と同じ時空って話だったんですが・・
それじゃぁおもしろくないじゃんってことで・・。
一応ゲームの半年前ってことにしてありますが。
放送がショートアニメなのとゲームがぜんぜんできなかったw。これが理由。
よって大きな差異は5人のキャラが同じだけどもはや違う、タクト(主人公)がでない。中佐とノーマッドという人気キャラがでる。
そもそもゲームはさくら大戦ちっくなスペースオペラ&美少女もの。アニメは100パーセントのギャグ。。。



美少女アニメの体をなしているが中身はシモネタなしの銀魂である。パケに騙されてはいけない。ある意味まどマギ以上である。
女であるぶんギャグと表現はもっとえぐい。
『あのCCさくらのスタッフがおくる美少女アニメ』って詐欺がかった触れ込みもえぐい。
ブロッコリーの最盛期と終焉のはじまりでもある。まぁ木谷社長(当時)は会社つぶしてでもGAのアニメを作り続けたかったらしい。
初代は最後のセルアニメらしい。
15分もので構成される。
キー局放送になった2.3期は名作と名高い。
そんな内容も銀さんに負けず劣らずあぶない。

今はすっかり人気ないのはなぜ?まぁいまのブロッコリーに金をやることはないが。
ちなみに跡目としてミルキィががんばってるがどうにもいまひとつこいつらには敵わない。スタッフさんもどうにか追いつきたいらしいが・・ギャグセンスもそうなんだけど、女のあさましさ、邪悪さがたぶん決定的に足らない。
新谷良子(新人)に対し若き沢城みゆきと田村ゆかりに関しては最初からクライマックスの怪演、いや好演である・・

ちなみにpiaキャロット、デ・ジ・キャラットとならびメイドカフェの前身、コスプレカフェを作った偉大な存在。
ブロッコリーさんはぶっとんでた。
でまぁ写真を探せばわかるが・・店員さんが社員?のオバちゃんだったりするのがいろいろと残念・・・。時代である。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

66.7 17 やりたい放題アニメランキング17位
ラストピリオド ―終わりなき螺旋の物語―(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (158)
626人が棚に入れました
『ピリオド』とは、絶縁から生まれた異形の怪物『スパイラル』を倒す者達の名である。アーク・エンド第8支部に所属する見習いピリオド・ハルもまた、絶縁の輪廻を断ち切るため、果てなき闘いに身を投じるのだった......。

ーーだったのだが!

謎の盗難事件により財政破綻し、本部からも見捨てられた第8支部に残ったピリオドは、なんとハル達3人のに。彼らは支部再建のため、果て無き闇営業へと身を投じるのだった!

声優・キャラクター
花江夏樹、田村ゆかり、菊地美香、村瀬歩、加隈亜衣、M・A・O、金城大和、上田麗奈、茅野愛衣、原田彩楓、鬼頭明里、真野あゆみ、井澤詩織、田辺留依

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

『魔方陣グルグル』っぽいメタさ。こっちの舞台はスマホ向けRPGかな?(最終話:「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」)

まあ、こちらは実際にスマートフォン向けゲームがあるみたいですが。

視聴者にとっては異世界ですが、お話の中のキャラクターたちにとっては普通に日常生活を送っている世界が舞台のようです。そういう意味ではダンまち(『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』)と世界設定は似ていますが、1話目を観た限りかなりギャグ風味が強めのようです。

ギャグを阻害しない程度に、メインストーリーとしては一応「陰謀」っぽいものが進んでいる様子。でも、まあ普通に「娯楽作品」として楽しめそうです。

「メタさ」に関していえばストーリーの中でガチャが引けたり、引いた結果にレアリティっぽい設定(星の数)があって役に立ち具合が違ったりとゲームシステムがストーリーに取り込まれている感じになっている辺りですね。

ファンタジー系RPGで一般的に使われる用語に翻訳(?)すると、アークエンドという組織の各支部がいわゆる「ギルド」、ピリオドが「冒険者」、スパイラルが「モンスター」、そして主人公のハルはピリオド見習いすなわち「駆け出しの冒険者」といったところでしょうか。

敵(?)である「ワイズマン」の三人(ミザル、キカザル、イワザル)+グル(マスコット的なキャラクター)には、アニメ版ポケモンのロケット団やウイッチクラフトワークスのKMM団に通ずるような憎めなさ、愛らしさがあって私は気に入りました。

それと、ハルのパーティーにいる不思議少女ちょこのつかみどころのなさも…。

2018.4.27追記:
第3話、サブタイトルは「その日暮らし」。『ひぐらしのなく頃に』と原作ゲームが公式コラボしているらしくそれがネタに(笑)。これはかなりギリギリまで攻めていてヤバぞ、コラ(笑)!

2018.5.3追記:
第4話、グリーンとかサマーとかオータムとか年末とか。

無駄な豪華建築物の中にお台場の◯ジテレビ社屋っぽい建物が(笑)。二人の浪費っぷりは両さんも真っ青…。

そして、基本的には1話完結でキッチリと収めながらも今回の引きもしっかりと次回への伏線に。

すごくどうでもいいおまけ: イワザルのガトリングガンの弾の出方が正しい(一番上の銃身からしか弾が発射されていない)!

2018.5.18追記:
第6話: 陰謀の黒幕判明。← いや、とっくにわかってますが。
カンパネルラさんの絵日記の絵が無駄にうまい(笑)。USJ!、USJ!

2018.5.24追記:
第7話: サブタイトルは「アニマルともだち」ということで、『けも〇フレ〇ズ』回。すご~い、た~のし~!

「〇〇レルム」はちゃんと独立国で、観光ビザと就労ビザは区別されているのですね…。今回はすごく面白かったのですが、CM入りとCM明けでさらに笑わされてしまいました。

うにゅ。ついにちょこちゃんが「現実もこうなら」とか言い出したけど、じゃあ一体全体キミの「現実」とは何なのだ(笑)!

ゲストキャラに「尾崎」さん(別人)と「内田」さん(別人)をキャスティングしたのはたまたま? というか、まさかこれも狙ったとか…?

2018.6.7追記:
第9話:「うにゅ、今回はそういうことだったか…。」ということで今回は振り切れてたなあ。

リンゴを噛ってあのマークとか、ソニ◯タイマーとか、膨張して爆発とか、機内持ち込み禁止とかいろいろやってくれましたね。おいおい一方を「嫌い」って言い切っちゃって大丈夫なのか?

……いやいや先行者とか中華キャノンは関係ないよね、懐かしいけど(笑)。

2018.6.23追記:
第11話: 攻めに攻める『ラストピリオド』。緊迫した対峙からまさかの前後編。

2018.7.2追記:
第12話: 超兵器R1号、じゃなくて巨大スパイラル2体が対峙するのを見たキカザルの台詞に、ウルトラセブンからのダンの名台詞「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」が…。

最後の前後編の元ネタはアニメでもゲームでもなく現実の国際関係でしたが、頑張ってネタにしてました。

全編通じて、なかなか面白かったです。制作スタッフ&キャストのみなさん、おつかれさまでした…。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 35
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

有名なアニメじゃないが、むしろ有名になると制作が困ってしまうんじゃないかと心配になる程の、毒舌ブラックコメディアニメw

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
異世界を舞台にした、日常系ギャグアニメ。パロネタやメタネタが多い。ソシャゲ原作ですが、良くも悪くも販促になってないかも(笑)

詳しくは観て頂きたいのですが、ある意味ここまでブッ飛んでるアニメは久々でした♪

とりあえず、制作は誰かに怒られろ(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ソシャゲRPGのうち「キャラクター」を集める系の問題点は、「どのキャラ(勢力)も平等に扱わなければならない」ことですね(詳細はチェンクロのレビューに)。

それが分かりやすく悪い方向に出たのが、「チェインクロニクル~ヘクセイタスの閃~」。色んな勢力の色んなキャラをつまみぐいするから、感情移入ができない。そもそもソシャゲってストーリーはオマケみたいなものが多いから、アニメ化しても面白くならない。絵だけ綺麗ってアニメになりがち。

本作は、わりと成功例。主要キャラを絞って、1話完結のライトな日常系にしたことで、アニメとしては「普通に観られる」作品に。そんな中でもゲストキャラとして、(おそらく)レアキャラを出してくるのは良かったと思います。

そういう土台の上で、毒舌やメタネタが冴え渡るアニメになりました。なんてったって、ソシャゲ原作アニメが課金を否定するとか、素敵でしたw

ただ、これで「ラスピリ」が「無課金でも充分に楽しめるゲーム」なら、上手い宣伝だと思うけど、調べてみたら、むしろ課金が必要なゲームっぽいです。だとしたら、凄い勇気だと讃えたいけれど、流石に心配になりました(汗)

確かにアニメを通して、知名度は上がったけど、課金を否定しちゃうとね。

それから、終盤でアメリカや北朝鮮、日本なんかをパロってたのは、やり過ぎというか、なんか心配になった。誰か偉い人に怒られないかなと(笑)

個人的に一番好きなのが、2話。親父と息子で全然違うとかディスっといて、息子でもムリってオチが良かったし、課金を否定した最初の回だからね。

あと、ワイズマン可愛かった♪
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
このすば系かな? 気軽に楽しめる感じだね。

2話目○
まさか、ソシャゲ原作アニメが、課金を否定するとは(笑) そこそこ流行りの声優って(笑) 親か息子かって、毒舌やん(笑) 息子でもムリとか(笑)

3話目
しっかし、リーザの声優さん、声が浮いてるな~。ひぐらしコラボ(笑)

4話目
いくら一等とはいえ金あり過ぎだろw ボンビ村の村長、桃鉄(笑) どうせなら税金とかで破産してほしかったなw

5話目
沼(笑) これは運営を訴えても良いレベルだな(笑) 課金ソシャゲの恐さ(笑) ☆1キャラにも、人生。

6話目
一人二役。う~ん、イマイチ。

7話目
ハトバスディスるなや(笑) けもフレが、もうパロに出されるか。もろパクり(笑)

8話目
サービス&販促回? 微妙。こういうソシャゲみたいなことをやらずにきたのにね。

9話目
ブヒブヒ(笑) まあ、通常ガチャでSSLとかRLとかばかりなら、怖いわな。戦闘シーン、メチャ良いやん♪ ちなみに私はAndroidですよ、リンゴの方じゃなくて(笑)

10話目
メタネタだね~。ゲームの世界。なんか、うすら怖いな。

11話目
アメリカと北朝鮮に、日本か。その風刺をこの作風の中でやるかね(苦笑)

12話目
核戦争、血を吐きながらのマラソン。なかなかの比喩。ここでガチャ廃人の亡霊が(笑) ☆1大集合はよかったね。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 28

sekimayori さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

とりあえず制作陣は怒られとけ! そんでその後に最大限褒められろ!(錯乱)

全日帯アニメのような丸っこいキャラデザと、かわいらしく中毒になるOP・ED。
そんなガワに詰め込まれたのは、超えちゃいけないラインギリギリを攻める社会風刺やメタネタの数々。
ソーシャルゲーム原作、いわゆる販促アニメ……の皮をかぶった暴走系ギャグアニメです。


個人的に衝撃だったのは、7、8、9話。
7話は徹底的に某けものアニメ騒動をいじり倒し、視聴者がスポンサー方面を心配してしまうほど。
我々の生活に欠かせないあるものを風刺した9話は、種明かしの瞬間、ミステリーが解けたような爽快感と、黒い笑いを禁じえませんでした。
そして8話、(今まで画面に一瞬も映ってなかった)原作キャラ多数登場の水着回。
潔いエロ販促回と見せかけつつ、唐突に国際情勢ネタや表現の自由問題をぶっこんできやがった……
何の得にもならない火遊びをどうしてもやめられない、それはれっきとした狂気だよ……

とはいえ、ネタ選択からバランス感覚もうかがえて。
他作品や関連業界(声優関係など)、国内外の大企業から果ては近隣諸国にまでケンカ売る奔放さを見せる本作。
一方で、3話や5話や最終回でソシャゲ業界、もっと言うと原作アプリ自体をdisりまくってるんです。
????「やはりガチャは悪い文明!!粉砕する!!」
最初に自虐を入れてるから、他を下げても険悪にならない。
「全方位爆撃するなら、まずは自分をしっかり燃やしとけ」って姿勢、毒舌や風刺で売りたいコンテンツのお手本だと思う。

総じて、責任ある大人たちが無責任アピールをしつつ、その実クレバーに、イキり&イジリ遊びを貫徹した悪ふざけ作品かと。
風刺が多いとはいえ、社会派と言うよりネット住人の内輪ウケの印象が強い。
非常に低俗(失礼)な味わいです。
でも、たまにはこーゆー非生産的な悪ノリがあってもいいじゃないですか。
だって、「深夜」アニメだもん。
他人にオススメはしませんが、作品に底流する悪ノリとほんの少しの反骨心に、こっちまでハイにさせられる怪作でした。
何より、ワイズマンとコールガール(原文ママ、こんなとこまで攻めんでも。。。)がかわいかったしね!

59点

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23

62.7 18 やりたい放題アニメランキング18位
ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて(OVA)

2002年8月3日
★★★★☆ 3.5 (89)
343人が棚に入れました
『The Soul Taker ~魂狩~』からのスピンオフ作品であり、DVD版映像特典として作られた短編連作「こむぎ大作戦」を原型としている。内容はいわゆる魔女っ子アニメのパロディ。
地球とは別次元にあるわくちん界で破壊ウイルスあんぐら~が脱走、次元を越えて地球へとやってきた。
それを追ってやってきたムギまるに地球の未来を託されたコスプレアイドル小麦ちゃん。アイドル生活と学校生活だけでも忙しいのに、それに加えて魔法少女としての活動もやらねばならず大変なことに…。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

邪道魔法少女3部作の一角を成す作品・・・これはこれで有りだと思います♪

2016年の冬アニメで放送される「ナースウィッチ小麦ちゃんR」の視聴に向けた下準備として本作品を視聴しました。
その下準備として、本編である「The Soul Taker 〜魂狩〜」も視聴しましたが、視聴して正解だったと思います。
本編のキャラの立ち位置を知ってこの作品を見ると、それだけでもニヤリとしてしまいそうな設定が盛り込まれています^^

このレビューの視聴に先立ちwikiをチラ見しましたが、この作品は「邪道魔法少女」の1作目として位置付けられているそうです。
既存の魔法少女アニメのパロディ化とハチャメチャな展開が特徴との事ですが、この愛称で親しまれたのはアニメの放送当時・・・という事なのでしょうか^^;?
例えばミルキィホームズなど今ではありそうなジャンルだと思うのですが・・・^^;

タイトルにもなっている通り、この作品の主人公は小麦ちゃん・・・高校生とアイドルと魔法少女の3役をこなす事を目標としつつ、実際にはグダグダ・・・という感じです^^;
そして周囲を固めているのは「ソウルテイカー」の登場人物達なのですが・・・この作品では本編の敵味方が入り乱れているので、それだけでも一見の価値があると思います。

そして物語の方ですが・・・小麦ちゃんは魔法少女として、悪と闘うシーンがたくさん描かれているのですが、アニメーション制作がタツノコプロである事を最大限に活かしたパロによる闘いの方にどうしても目を奪われてしまいました^^;

「あれ・・・この紐でぐるぐる巻きに縛られて変身するのってあれだよね^^」
「小麦ちゃん・・・「バード ゴー!」ってまんまじゃん^^」
登場する往年の懐かしいキャラはこれだけではありません^^
何回目の再放送かわ分かりませんが、小さい頃に胸を躍らせてくれたキャラの登場は懐かしさと嬉しさで胸が一杯になりました^^

それと本編からある意味大きく変わっているのが、「ソウルテイカー」の主人公だった伊達京介です。
小麦ちゃんの視点が相当盛られているのが理由かもしれませんが、やたら爽やかなんですよね^^
決して格好悪いキャラではありませんでしたが、本編ではもう少し闇の部分が前面に出ていたと思います。でもそんなのは綺麗さっぱり無くなって爽やか2枚目アイドルとして本作品に登場するのです。
お約束ですが、相当格好良いのでモテモテです・・・
あ、そういう意味からすると、京介が本編より劣化した点は色々と鈍くなった・・・というところでしょうか^^;
見方を変えればそれはそれで王道なのが少し癪ですけれど・・・^^;

それと、年頃の女の子が多く登場するせいか、「胸の大きさ」に関する話題には事欠きませんでしたね^^;
小麦ちゃん・・・この話題になると直ぐにブチ切れてしまいますが、大きさだけが問題じゃ無く似合っていれば良いと思いますよ♪

OVA全6作で構成された作品でした。
最初の2話までは京アニさんも制作に加わっていたようですが・・・どうしちゃったんでしょうね^^;?
でも小麦ちゃんの底抜けの明るさには元気を分けて貰える気がします。
引き続き「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルてZ」を視聴したいと思います♪

投稿 : 2024/05/11
♥ : 21
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

大体2002年頃の地下オタク世界を徘徊した〝邪道魔法少女″

派生元の『ソウルテイカー』は未見。

某巨大掲示板、コミケ、
制作陣の一角・タツノコの過去作のパロディ……。

深夜アニメ以上の無礼講。OVAの闇世界にて、
21世紀初頭の東京オタク社会を活写した魔法少女アニメ。

〝邪道魔法少女″を自称していますが、
道と側溝の区別も曖昧な落武者である尊氏には、
邪道だの正道だの、よく分かりませんw

とはいえ、私の知っている魔法少女物は、
{netabare} 巨大合体ロボで特攻{/netabare}したり、{netabare}テックセッター{/netabare}したりはしないので、
本作はやはり、邪道を突き進んでいるのでしょうw


これが単なるネタアニメに留まっていれば、
敢えて語り継ぐ必要もありませんw

ですが、その深い闇に惹かれたのか、本作には、
タツノコの他に、ゲストとして京都アニメーションなど業界の雄が次々と悪乗りw
それが原因なのか、このアニメ、作画など妙にレベルが高い(苦笑)

内容もアニメ業界の本音、潜在意識が投影されたのか、
やたら予言書めいており不気味ですw

例えば{netabare} アイドル、アニメ業界の裏側、パロディ……。{/netabare}
いずれもその後、ヒットアニメとして具現化しており、
本作は業界のその後を示唆していると、
強引に解釈できないこともありませんw


KARTE2.5では、{netabare} アニメーション音楽PV乱発で露骨な尺稼ぎw
京アニが後に音楽アニメでホームランを放つための素振りも万全ですw

さらにProductionI.G などに至っては勢い余って、
ハイクオリティなAMVを、なんとフルで制作w
……放課後ティータイムだってフルでMV作ってもらったことないのにw{/netabare}


制作に関わった東芝系列会社を反映した世界のTOSHIBAのロゴ。
移転間もないフジテレビのお台場新社屋。
など邪道の中でも、多少は良心が光ることもあります。

ですが、東芝やフジのその後の凋落を受けた上で観ると、
それすらもカオスですw


もしも本作が、カンブリア爆発の只中にある今の深夜アニメに降臨したら、
どんなオタク世界の闇を暴き出すのだろう……。
毒をぶちまけるのは、掲示板より今の時代だとむしろSNS辺りなのでしょうかw

それとも『なのは』『まどマギ』など、後の魔法少女たちの奮戦に便乗し、
素知らぬ顔で王道を歩むのでしょうかw

本作の貧乳萌え文化に頭を侵食されながら、
そんな妄想に耽り、首を回していたら、
なんと2016年冬に本シリーズの新作TVアニメ放送のお知らせがw

な……なんだってぇぇぇぇ~~(((((((( ;゚Д゚))))))))

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

タツノコ公式パロディーアニメ B

ソウルテイカー(スピンオフ元)未視聴

AT-Xで番宣やっているのが目に付いたので、スピンオフ作品だということも良く知らないまま見ました。

何と言っていいのか、ストーリーはあってないようなもの、まあとにかく滅茶苦茶です。
その無茶苦茶の中で、タツノコプロの過去作のメカやらマシンやらが登場してくるという訳です。
古い作品からの登場が多いので、若い人にはちょっと辛いかもしれません。
しかし、詳しくなくても、見れば何となくパロディだってのは掴めると思います。

主人公の小麦ちゃんは、一応(コスプレ)アイドルなのですが、表情がアイドルとは言えないような変化をさせられますし、それどころか死んじゃったりもして、相応の扱いをしてもらっていません。
はちゃめちゃな作風からして妥当なのかもしれませんが、まあ、よくこんな扱いで耐えているなというような不憫な主人公です。

まあでも、可愛らしいというのは得だなとは思います。
貧乳キャラなので、その属性がある方にはお勧めです。

全体的に見て、ある程度歳をとった人向けの作品だと思います。
そんなに笑えたという訳ではありませんでしたが、小麦ちゃんが次はどんな展開に巻き込まれていくのかが気になる作品ではありました。
続編は録画に失敗したのでレンタルで借りて見ることにします。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

65.1 19 やりたい放題アニメランキング19位
俺だけレベルアップな件(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (169)
447人が棚に入れました
異次元と現世界を結ぶ通路”ゲート”が突如発生してから十数年、世界には”ハンター”と呼ばれる超人的な力に覚醒した人間たちが出現する。 ハンターはその力を使い、ゲート内のダンジョンを攻略し対価を得ることを生業としているが、強者揃いのハンター達の中で、「水篠 旬」は人類最弱兵器と呼ばれる低ランクハンターとして生活していた。 ある日、低ランクダンジョンに隠された高ランクの二重ダンジョンに遭遇し、瀕死の重傷を負った旬の目前に謎のクエストウィンドウが現れる。 死の間際、クエストを受けると決断した旬は、自分だけが「レベルアップ」するようになり—。


声優・キャラクター
水篠旬:坂泰斗
諸菱賢太:中村源太
向坂雫:上田麗奈
最上真:平川大輔
白川大虎:東地宏樹
後藤清臣:銀河万丈
犬飼晃:古川慎
水篠 葵:三川華月

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

リアルとゲームが混ざった韓国版なろう系アニメ

原作が反日かどうかは知らないけど、アニメの中では「反日」っぽさはないです
私も日本人なので反日する人は大嫌いだけど、アニメはアニメとして評価しました
面白かったけど、ただのデキがいいなろう系なので
反日許さん!!って人は無理に見なくてもいいと思う

韓国はネットゲームが大人気なようですが、さすがMMO文化が強いだけあってMMOの魅力をしっかり描けている作品
マイナスポイント多いけど、面白かった

【惜しいところ】
韓流ドラマに共通する欠点(弱い人がヘコヘコして卑屈すぎて、強い人がイキり倒す格差社会の感じ悪さ)は随所に見られたのが文化の違いかなーって思って、この作品のキャラクターは好きになれなかった

システムメッセージが英語でたくさんでてくるし字小さいし表示されてる時間が短い(字幕はない)ので、英語に慣れてない日本人にはかなり不親切なローカライズだと思うけど、意味がわからなくても一応見れます、ただシステムメッセージはMMOっぽさ満載で演出や効果・状況説明のログなど結構こだわりがあって、この作品の面白い部分だと思ったので、ここが読めないと魅力は落ちるかも?

急に別人みたいに強くなって主人公が性格まで変わって弱い人を急に見下してイキりだしたので主人公の印象は悪い、気が強くなるのはわかるけど、これが彼の本性なんだろうなって思うと残念

でも主人公が強くなりすぎるけど敵はもっと強いので弱い敵相手には無双して強敵に苦戦するのがちょうどいいバランス、強敵との戦闘はかなりぎりぎりの戦いで緊迫感があって良作画もあいまってとても戦闘シーンが面白い

いっぱい悪いところ書いたけど、日本のなろう系の多くは「こんな手抜きするくらいならアニメ化しなけりゃいいのに」ってのが多いなか、ちゃんと作ろうとしているのでいいアニメ化だと思います

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

分割するにしても1期1クールで作品に仕上げて欲しい。

 面白い…とは思います。話も設定もキャラも展開も。ただ、正直4クールくらいある作品の起承転結の起の部分で終わった感じです。

 アニメの作品としてそれでいいのか?という気がします。例えば類似作のSAOなどは前半部分でかなり壮大なゲーム世界を描き切っていて、それでいて序章の役割を果たしました。本作は世界の構造とか陰謀、復讐、主人公の行く末…何も解決してません。

「シャングリラフロンティア」「ドクターストーン」「ブルーロック」など長めの作品は皆そうと言えばそうか…逆に言えばだから私は2期以降、2クール目以降の評価を低くするのかなあという気がします。
 もしこま切れに作品を作るなら、長めの作品は原作人気に胡坐をかかないで1期、1クールごとの区切りは意識してほしいなあ、と思います。

 原作がこういう構成ならアニメ制作で作りかえるのは難しいと思いますが、だったらせめて2クールで企画するべきでしたね。なんの解決も見ないまま話が終わってしまいました。
 と、思ったら2期のアナウンスがありました。うーん…興味が持続するかどうかです。

 本作の評価は前半は非常に興味深かったです。設定もキャラも独自性がある気がしたし、ある意味日本の作品より自然な大人を描いていた気がします。観月さん、最高でした。
 ですが、ただ、後半は後ろのドラマは進みますが中途半端、主人公自体は戦って鍛えるだけになってしまったので、正直9話~12話は飽きました。

 ですのでストーリーは独自性を考えて3.5点。キャラも3.5点…というか全部3.5点かな。平均よりは良いけど、高く評価は出来ないという感じでしたね。それはやはり1期1クールの作品で見た場合、何も描けていないからです。




1話 演出がA1の過去作の引用?女の子に〇〇フラグたち過ぎ。街はソウルにしか見えません。

{netabare} 本作については嫌でも反日のワードが目に入ってしまい、情報がある以上先入観無しに見られないので視聴どうしようかな?と思いましたが、A1ピクチャーとのことで、やっぱり見ることにしました。

 これって舞台が韓国じゃなくて日本に変更になっているという話を聞いてましたが、OP後の街の風景で見える河は完全に漢江ですよね?ソウルにしか見えませんでした。そもそも車が右側通行なので、日本ではないです。もし、韓国版、日本版のコミックスで言うなら韓国版準拠なのでは?名前は日本風にしているかもしれませんが。

 というか作中で国名って言ってなかった気がします。あのファンキーな髪型はあちらではいらっしゃるのでしょうか?
 一方で、冒頭の島は台湾?船との比較でちょっとスケール感違いますけど…別に国がどうこうとか気になることはありませんでした。話が面白ければそれでいいです。

 設定そのものはある程度練れた感じはしました。ただ、なんで異世界風の服装だったのか意味がわかりませんでした。後から説明あるんでしょうか?
 話は主人公が選択するところがちょっと不自然というかあり得ない選択だったのは良くなかったです。

 ただ、問題は演出ですよね。ボス部屋は完全にソードアートオンラインの9話の74階層だし、冒頭のアリの群れは「86」です。つまり過去のA1ピクチャーの演出で楽をしてますよね。

 それと一番まずいのはB級ヒーラーの観月さんが死亡フラグ立ちすぎでしょう。キャラデザが適当だし声優さんも知らない方ですし。そういうところの詰めというか仕掛けが甘い気がしました。

 うーん、A1ピクチャーはここ数年で良い作品も作っているので、別に制作会社が悪いとかスタッフの質云々じゃなくて、A1たたき上げでA1的演出になっちゃったんでしょうか?監督さんが「女神寮の寮母くん。」しか経験が無いようなので、がんばってください。

 見るかどうかわかりませんが、別にアニメの中で日本を壊しても面白ければ全然気にしないのでお好きなように。
 次は見るかもしれませんが、あらすじを見る限り凡庸な異世界ものかな?であれば、2話で判断します。{/netabare}


2話 主人公の言動に一貫性が無い気はしますが、導入はよかったかも。

{netabare} 母親の病気を支えているなら何をおいても助かるべきだと思うのですが、犠牲になる選択が良く分かりませんでした。それと病院にいる娘がもし妹なら、妹は兄にくらべて随分のん気に生活している気がしますが、どうなんでしょう?

 という部分が違和感なだけで、導入は工夫したと思います。1話2話まるまるかけるのはどうよ?と思わなくはないですが、一方で冒頭にクライマックスがあるのは新鮮かもしれません。そして、デスゲーム的な迫力はありました。

 あと、死亡フラグたったと思っていた観月ちゃん、情けなくも助かりましたね。今後リベンジがあるんでしょうか?

 最後のコマンド画面が英語なのは、日本向けと言うより世界市場を意識しだしたんでしょう。ピッコマ・カカオと韓国のゲーム会社が製作委員会に入っているみたいだし、韓国のアニメ戦略には注目した方がいいかもしれません。{/netabare}


3話 女子のキャラデザ以外はまあまあ良いと思う。

{netabare}  女子の作画というかキャラデザが本当にA1ピクチャーズ?という点以外はいいのではないでしょうか。もう1点は主人公の言動が若干不自然なところが気になるくらいですね。
 本作の舞台ですが、自動車は左ハンドル右車線だし、地下鉄の入り口はソウルでした。もうメタ的な韓国だの日本だのは無視して見させていただきます。

 主人公がレベルアップするのに努力が必要なところが面白いと思います。ゲームのコマンドみたいなのに理由を付けられるなら、もっと面白くなりそうですが、韓国のエンタメは理屈よりストーリーですから恐らくそこは無いと思っています。
 死亡フラグで出番が無くなると思っていた観月ちゃんが今週も出ていましたね。復活するならかなり意外です。

 今後は、題名の通りに強くなるであろう主人公ですね。ダンジョンの謎に迫れるのか、ハーレムなのか、強くなるプロセスを描くのか…その辺が気になるので視聴を継続します。 {/netabare}

4話 ストーリーは良いけど世界観と主人公が見えてこない。

{netabare} この展開をチートになるまでじっくり説明して主人公を描いたととるか、3話以上使って、やっとスタートかと取るかですね。

 主人公の内面って何か見えたかな?という気もします。負けず嫌いでも使命感でも母の事でもなく…彼のモチベーションはなんでしょうね?強くなる喜びかもしれません。そういう物語的な見方はできます。ただ、言動がチグハグな感じは否めません。

 それと物語の世界のヒントのようなものが見当たりませんので、考察厨としては辛いところです。韓国の話はストーリーや展開はあるのですが、奥行きとかテーマ性にかけることが多い気がします。もちろんそれは偏見で優れた作品もあるのでしょうが、本作については何も見えてこないので正直ちょっと飽きてきた気はします。

 ということで次話で判断かな。観月さんがすっかりメンヘラっぽくになってるのがちょっと興味あります。{/netabare}


5話 少し懐かしいストーリーがある俺TUEEEみたいですね。

{netabare} うーん…面白いかどうかと言う点では微妙なんですけど、やっぱりSAOっぽいなあという感覚があります。A1ピクチャーだから演出が似るのはわかるのですが…

 別に模倣が駄目と言いたいわけでは無くて、SAOという作品が持っていた面白さを日本は捨ててしまって、そこを上手く拾う人が韓国にいたのかな?という気がしました。

 緊張感があるシリアス系統で「ははめつのおうこく」などがありましたが少数派です。俺TUEEEであってもストーリーがある作品が「SAO」の他「魔法科高校」など12~3年ころにはありました。日本は異世界転生やゲーム転生ばかりで初期設定はひねっても、ストーリー展開が下手な作品が増えていますので、本作はちょっと懐かしい感じがします。

 その点で出来そのものはまあまあの水準なのですが、どういう話・展開になるのかに興味があります。

 それとA1ピクチャーがなぜこのクオリティで作品を作っているのかは気になります。22年はリコリコやかがみの孤城を作った会社です。クレジットを見る限り日本人スタッフばかりなので、日本人のレベルが下がっているので習作というならいいんですけど…大丈夫でしょうか?{/netabare}


8話 面白い部類ですが底の浅さは感じます。そろそろ話に展開が欲しいですね。観月さん復活で良かったです。

 総集編を挟んだとのことですが、続いて何よりです。

 さて、中間なので総括的なレビューです。本作はいわゆるなろうではないです。話の登場人物が非常に映画・ドラマ的な作りです。日本以外ならこうだろうなという作りですので、ひょっとしたら日本以外の国では人気が高いのではないでしょうか。

 日本の「なろう」系のテンプレでストレスが少ない話が見たい人のニーズからは外れているのかもしれません。その点は好みですので、どちらが優れているかという問題ではなさそうですね。

 ただ、話としてどこを目標にしているのか、が未だに分かりません。主人公が強くなりNo1になって、何かの秘密を知るとか、最強の敵と戦う、人間界の何かのドラマが始まって(復讐?恋愛?)それが解決するなどでしょうか。

 そこのゴールイメージの想像ができないのでちょっとダラダラ感は感じるようになっています。ここであの観月ちゃんを出したのはドラマ作りが上手いと思いますが、彼女が主人公が強くなって感動する的なドラマでしょうか?それを8話以降でか…と思わなくはないです。中間ですのでもう少し何か欲しかったかな、と思います。

 ということで、話は面白い部類だと思います。アニメとしてはB級ではありますが、それほど悪くはない作りだと思います。日本的ではないので展開というかリズムが合わないストレスと冗長感があるかな、という点が欠点でしょうか。
 結局話の幹が分からないので考察もそれほど…と言う感じです。その点では最近の米国・韓国の映画・ドラマ作品の底の浅さと共通するものは感じます。

 

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

恐く無いと言えば嘘になる 諦めたらそこまでだ こんなところで息絶えてたまるかっ!

この作品の原作は未読です。

韓国発の作品で、日本語版は韓国語版とはストーリーやキャラクターに差異があるんだそうです。
と言っても、違いは舞台設定が韓国から日本になったことと、登場人物名が違うんだとか。
とは言え、登場人物は1クールの作品なのにメッチャ出てきたので、全く覚えられませんでしたけれど^^;

事前情報無しで視聴に臨んだので、主人公の名前ですら間違ってインプットされていました。
私は主人公の苗字は「水島」だと思っていましたが、「水篠」なんだそうです^^;


異次元と現世界を結ぶ通路“ゲート”が突如発生してから十数年、
世界には“ハンター”と呼ばれる超人的な力に覚醒した人間たちが出現する。

ハンターはゲート内のダンジョンを攻略し対価を得ることを生業としているが、
そんな強者揃いのハンター達の中で、「水篠 旬」は人類最弱兵器と呼ばれる低ランクハンターとして生活していた。

ある日、低ランクダンジョンに隠された高ランクの二重ダンジョンに遭遇し、
瀕死の重傷を負った旬の目前に謎のクエストウィンドウが現れる。

死の間際、クエストを受けると決断した旬は、
自分だけが「レベルアップ」するようになり――


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

韓国発の作品で久しぶりに面白いと思える作品に出会えたと思いました。
ですが、本当に韓国発の作品かと問われると答えに窮してしまいます。

確かに原作の著者は韓国の方だと思います。
ですが、アニメーションについては、制作が「A-1 Pictures」さんで、作り手のスタッフさんもほぼ日本人で構成されています。

ですが、原作に光るモノが無いと、例え超一流のアニメーション制作会社が
腕を振るったところで、結果は火を見るより明らか…
だから題材としてはとても良かったと言えると思います。

旬の様に謎のクエストウィンドウが現れるのは、ごく稀に起きることなんだそうです。
物語を見ていると、旬だけ特別なのでは!?
と思えなくもありませんが、現象は解明され先駆者もいらっしゃるようです。

一般的にハンターの能力は生涯固定であるのが当たり前なので、レベルが変動するということは、相当稀有なことなんでしょうね。
しかも、最弱と周りから揶揄される最底辺から這い上がる様も格好良いと思います。

ですが、旬はただ格好良いだけじゃありません。
視聴していれば分かると思いますが、死と隣り合わせで、いつ死ぬか分からないリスクは、寧ろ劇的に向上しているのではないでしょうか。

今までは低レベルのクエストしか受けてこなかったから、そこに出現する敵もそこそこのレベル…
だから例え最弱でもほぼ人数合わせだけなので、致命傷を負うリスクはゼロではありませんが、そこまで高くはなかったことでしょう。
それでも、いつも傷だらけと言っていましたが…

そう、レベルアップは一見神の力を得た如く見えるかもしれませんが、それを行使するには、一筋縄ではいかない、ってことですよね。

レベルアップにより旬のレベルがどれほどになっているかが楽しみですね♪
まぁ、相当レベルは上がっているんでしょうけれど。

個人的に気になるのはこれからです。
現状に辿り着くのも相当大変で、いつ死んでもおかしくない場面が山ほどありました。
旬はきっと更なる高みを目指すと思います。
それには、あとどれくらい死と隣り合わせの激闘を繰り返さなければいけないんでしょうね。

心配してくれる家族や同僚の方もいるんです。
どこかで折り合いを付ける必要があるのではないでしょうか。
…なんてね、物語が途端につまらなくなってしまいますよね~^^;
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、SawanoHiroyuki[nZk]:TOMORROW X TOGETHERさんによる「LEveL」
エンディングテーマは、krageさんによる「request」

1クール全12話の物語でした。
本作品も続編の制作が決定いたしました。
第2期は「俺だけレベルアップな件 Season 2 -Arise from the Shadow-」というタイトルになるんだそうです。
詳細な情報はこれからですが、続きが楽しみで仕方ありません。
しっかり堪能させて頂きました!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 5

58.4 20 やりたい放題アニメランキング20位
しゃくがんのシャナたん りたーんず(OVA)

2006年5月25日
★★★★☆ 3.5 (39)
177人が棚に入れました
一部のキャラをちびキャラ化して繰り広げる公式パロディ作品(番外編を元にアニメ版のDVD特典から派生したシリーズ)。
ネタバレ

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

小さいシャナの日常はかなり可愛かった。けれど・・「うるさいうるさいうるさい」うるせぇ!!

ストーリー

主人公の坂井悠二は平凡な高校生活の毎日を過ごしていましたがけれどある日、謎の空間に飲み込まれフレイムヘイズの炎髪灼眼の討ち手、通常シャナに出会いました。この物語は悠二とシャナ(小)と吉田一美(悪)のおもしろおかしい日常を描いた物語です。

私の感想。

非常に吉田一美の性格には驚きました。本編ではおとなしくて、自分の胸が大きい事はまったく誇りと思っていないとても友達思いのやさしい子だったのに・・・

何故だ!!

何故、このシャナたんシリーズでは吉田一美の性格が180度変わって、自分の胸の事を誇りに思い、いつも胸ばかり揺らして生きているんだ!!しかも、本編ではシャナの事を尊敬しつつ、恋の戦いをしていましたが、この作品では吉田一美がシャナのペッタンコな所を罵倒しながら、悠二を胸を揺らし誘っていました。どんな悪女だよ!
{netabare} シャナの悠二曰く「小さくなっても力はそのまま」の筈のシャナたんの斬撃を片手の指2本で易々と白刃取りしたシーンにはかなり笑えました。吉田一美(悪)・・・{/netabare}

この作品で一番笑えたシーンはエンディング(?)後のアラストールの奇妙な冒険を描いた所です。アラストールは何がしたいのかまったく分かりませんでした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18

nagi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

要注意

これをみて、釘宮病が悪化しました。
自覚できるくらい、ひどくなりましたw

要注意してください。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 8
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

帰ってきたシャナたんと吉田さん

シャナたんシリーズ二作目。


シャナたんだけでなく吉田さんも暴走気味になってきて面白くなります。
本当に、本編の真面目な場面を見事にぶち壊してくれる・・・本編と併せて見る事で余韻が台無しです。

吉田さんの腹黒さとむっつりスケベさ、ヴィルヘルミナのつぶやきが見所。
やはりBGMが良い仕事をしています。

あと、あにこれの絵がこれ完全にナギたんですね・・・。

蛇足
{netabare}
伊○静さんに釘○理恵さんと川○綾子さんをディスらせるのは何の意味があるのでしょう。分かりません(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 6
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