オンラインゲームで恋愛なTVアニメ動画ランキング 8

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早速見ていきましょう!

61.5 1 オンラインゲームで恋愛なアニメランキング1位
ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (285)
1359人が棚に入れました
『PSO』15周年記念プロジェクト第8弾として発表。

近未来の地球を舞台とした完全オリジナルストーリーで、『PSO2』をめぐる、あなたの隣にいるかもしれないプレイヤーたちの物語になる。

声優・キャラクター
蒼井翔太、諏訪彩花、M・A・O、島﨑信長、井上喜久子、佐藤拓也、小西克幸、村川梨衣、新田恵海、金田アキ、井上和彦、堀江瞬、高橋広樹、横山ミナミ、高野麻里佳、玄田哲章、小原莉子、高木友梨香、桃井はるこ、榎本温子、会一太郎

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

なぜ「2」なの・・・? 「1」を探しても見つからないんだけれど・・・^^;

この作品の原作ゲームは未プレイですが、キャラデザが好みだったので視聴を決めた作品です。
タイトルにも記載しましたが、この作品の放送が決定した時「なんで「2」なの?」と思っちゃいました^^;
「2」って事は「1」があって、大概物語に関連性があるのが世の常・・・と思って探してみましたが無いんですよね^^;
暫くしてゲームの中の構成でアニメ化されたのはこの「2」が最初だったみたいです。

この物語の主人公は高校2年生の橘イツキ・・・彼は生徒会長から突然生徒会の副会長に任命されてしまうのです。
それだけでもびっくりなのですが、もっとビックリしたのは副会長の仕事です。
何とPSO2をプレイしてレポートに纏めて生徒会長に提出する事だったんです。

こんな生徒会の仕事って有りなの・・・?
生徒会はこの仕事の正当性について色々言っていました。
・学園内のソーシャルネットワークの現状を正確に把握するして報告する。
・学園に相応しいガバナンスを示す事こそ我が生徒会の存在意義そのもの。

そして人選の理由については成績、素行とも問題が無く、何でもそこそこ出来て部活動に所属していないから・・・なんだそうです^^;
いつきが色んな運動部に助っ人をしていて「部活動の便利屋さん」と呼ばれていることまで生徒会は調べ上げていました。
つまり何でもソツなくこなせる暇人・・・として白羽の矢が立ったという事になる訳ですが、当の本人としては微妙な人選理由ですよね^^;
こうしていつきがPSO2をプレイするようになり・・・物語が動いていきます。

私はオンラインゲームに疎いので正直ゲームの事は良く分かりませんが、ゲーム内でキャラを作り、そのキャラで様々なチュートリアルやクエストをこなしていく・・・
そしてオンラインゲームならではの仲間を集めて共闘する・・・こんなところでしょうか^^;?
SAOの様にナーブギアを装着してゲーム内にダイブする・・・という感じでは無さそうです。
まぁ、SAOの世界は近未来でPSO2は現在進行形のゲームなので、違いがあって当然なのですけれど・・・^^;
でも視聴していると、姿かたちは違えど声なんかはキャラそのものなので、アニメで視聴している分には、PSO2もSAOみたいにゲームの中に入り込んでいる様に感じられるのがアニメの醍醐味なんだと思います^^;

生徒会長にレポートを提出するのが目的で始めたPSO2でしたが、人気のあるゲームだけあってイツキも直ぐハマったみたいですが・・・そうなんです、面白いゲームってやっぱりハマりますよね^^;?
「この次の展開が知りたい」、とか「あのセーブポイントまで辿り着きたい」、とか「もう少しレベル上げしたい」など、状況によって続ける理由は色々ですが、これが連鎖するんですよね〜^^;
私も面白いゲームに出会ったら間違いなくハマると思います。
ゲームにハマるとアニメを見る時間が無くなるので、なるべくゲームは遠ざけています^^;

でもいくら面白いゲームとはいえ、アニメの中で延々とプレイされていては偏った作品になってしまいます。
この作品ではそうならない様に日常パートの見応えも中々なんです。

一番のお気に入りは生徒会長の泉澄リナ・・・「10年に1人の逸材」と呼ばれ才色兼備であると共に、多くの人から慕われています。
でも、彼女がお気に入りになったのはそんな肩書きではありません。
きっと本人は無意識だと思いますが、イツキとの距離を徐々に縮めてるんです。
何かに付けて「副会長」「イツキ君」
リナ先輩の熱狂的なファンがいたならイツキ君は間違いなく後ろから刺されている事でしょう・・・^^;

そして色々気にかけているうちに彼女の心境にも変化が・・・
その変化は少しずつでとてもゆっくりです。
でも物語序盤と終盤の生徒会長の言動や仕草を比較すると、違いは明白だと思います。

もう一人アイカというヒロインも登場します。少し影があるような表情が印象的な彼女でしたが、彼女は背負った運命が違いすぎた・・・ただそれだけだと思います。
そんな運命が無かったら年はイツキと同じくらい・・・他の女の子みたいに高校生活や恋だって満喫できるのに・・・
戦場に身を置くことで存在を示してきた彼女・・・イツキとの日常が彼女にとってかけがえのない時間であった事を願ってやみません・・・

こうして物語は終盤に差し掛かるのですが・・・起きた事態は最悪でした。
ある意味SAOやオーバーロードなどのVRMMORPGより状況は悪いと思います。
VRMMORPGは、普通にプレイしている限りゲーム内でどんな事が起こっても、プレイしている本人以外に影響を及ぼしません。
でもPSO2・・・いえ、この作品におけるゲームの位置付けはもっと異質だったんです。
この発想はありませんでした。
そしてここから物語が一気に加速していきます・・・
目の前で起きた出来事はあまりにも非現実的・・・でも事実が最悪の状況を物語っています。
イツキらはその最悪から抜け出せるのでしょうか・・・気になる方は本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、蒼井翔太さんの「絶世スターゲイト」
エンディングテーマは、泉澄リナ、鈴来アイカの「レアドロ☆KOI☆こい!ワンモア!」
蒼井さん・・・何でそんなにハイトーンなんです?
そんな音階は逆立ちしても出ないです・・・格好良い曲なのでカラオケで歌ってみたいと思って断念した曲です。
エンディングの踊りは可愛かったですね^^

1クール12話の作品でした。序盤は静か・・・でも終盤に起こった衝撃の展開以降しっかり盛り上がったと思います。
私の中では今期のダークホース的存在でした。
キャラデザも綺麗でしたし十分に楽しませて頂きました^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

レアドロこいこいセブン

{netabare}ファンタシースターはオンラインじゃないやつ、いわゆるアルゴル星系シリーズはやったけど、オンラインは一切やってません。
誘われたこともあるけどなんかデザインが自分好みじゃなかった。

でもって本作。
1stキャラよりサブキャラのほうが強くなってしまうとか、序盤はネトゲあるあるネタが続くけどかなりテンポが早い。
ソロの正体バレはええw
最終回付近に持っていっても良かった気がするが…さすがにそれだと丸分かりすぎて今じゃ引っ張るネタにはならないと判断したのかな?
ってことで後半は「ゲームだと思ったらゲームじゃなかった」「ゲームの世界が現実に溢れてきた」という展開。
このネタも数多あれど、SEGAってことで自分はどうしても“ゴールデンアックス”や“獣王記”を連想してしまってちょっと笑える。
というか自分はゴールデンアックス(初代AC版)のエンディングのその後を描いた作品なんじゃないかなー、と思ってたり。
一応序盤から、ゲーム内の小動物が現実世界で見えたり、素質持ちがキャラメイクすると自分ソックリなのが作れるとか伏線を張ってはあるのだけど、どうにも序盤のネトゲあるあるネタとの2本立てにしたせいか急ぎ足感が…。
特にエンタングル(ゼーガペイン用語、こっちでは何て言ってたっけ?)したのとそうでないのとの違いがよく分からない。
終盤援護に駆けつけた「仲間」はあくまでゲームの一環ってノリだったんだよね?
エンタングルしてないヤツは単なるプレーヤーキャラクターであって、やられてもゲームオーバーになるだけでプレーヤーは死にはしないんじゃない?
って思うとどうにも緊張感が…空手部がどこまで理解しててどう説明したのか曖昧なのがモヤモヤする。
また、ソロの出番が中盤以降全然無くなってしまったのは悲しい…PSO2の設定知らんけど、会長が囚われた時に「バカめ、こっちのキャラのが強いんだよ」とアカウント切り替えネタとかあっても良かった気が。
それ言ったら空手部部長が空手部部長ならではの活躍をしなかったのもそうか。
でもってラスボスは…へぇ、こっちでもダークファルスなんだ。
って、それの攻撃が…天帝レーザー!?しかも友軍が撃ったのはフォトンレーザー?フォノンメーザー?えっフレナってこんなの撃ってたの?
最後は声神谷浩史キャラになにかウラがありそうなことを匂わせつつエンド、ここら辺は「詳しくはゲームをやってね」ってことだろうか。
恋の行方については自分はまぁ、うん…アイカが“デートアライブ”の八舞姉妹(どっちがどっちかは忘れた)に似てるなぁ、くらい。

「ゲームだと思ったら実は現実」や、ヒロインがラスボスに囚われてそれを救う等、お約束──言い方変えればテンプレのオンパレードで、意外性らしい意外性はほぼ無い。
アニメに見慣れた人には退屈なんじゃないかな。
逆に言えば…再び言い方変えれば「教科書みたいな内容」なので、基本を知っておくという意味では見てみてもいいかも?
かくいう自分はなんだかんだいってこういう系って好きで、(それがウケるために)もうちょいハジけた展開があれば良かったのに…とちょっと残念に思ったり。

それはそうと、NPCの双子「パティエンティア」なんだけど、片方の声が阿澄佳奈なのは覚えてたのだけど、もう片方が井口裕香なのは最近(2019放送のエピソードオラクルにて)知った。
あれ、これって…“モンストアニメ”のサンメタ姉妹と一緒じゃーん!
多分こっちが元ネタ…気付かんかったあああ!
モンストって結構パロネタ、というかソシャゲ自体が何かウケたらすぐにパクるのが常みたいなんだけど、「パクられる=メジャー」ってことを考えるとPSO2ってやっぱメジャーなんですかね?

追記
ちょっと前の作品なので思い出しながら↑を書いたんだけど、書いた後になって更に思い…出した!
「ゲームだと思ったら現実だった」というメタネタではあるのだけど、そうはいっても原作はしっかりと存在するゲーム。
そのせいか「利用規約に背く行為を推奨する内容」は避けられてて。
この作品で一番それを感じたのは「他人が他人のキャラを操作する」が無い。
主人公がソロを操作するとか、ラスト侍が奥さんのキャラを使うとか。
要は作中すぐ横でスマホでPSO2をプレイしているシーンがちょくちょくあり、「そこは○○するんだよ、ええい見ておれん、ちょっと貸してみろ」みたいなことが起きてもおかしくない状況で。
それやっちゃうと実は規約違反なんだけど、別にそこまで言われないだろと。
この気持ちは何で言えばいいんだろうな、アニメで車を運転する時はシートベルト着用させないといけないみたいな「そこまで気を使わなきゃイカンのか?」という息苦しさと言うか、お行儀のよさが地味さに拍車をかけてた気がする。
それをやっちゃうと垢買いや中華ボット(プレーヤーが交代で鉱石掘り)、レベル上げ代行を認めることになりかねないので避けたのかなぁ、と。
会長が多重起動するくらいはしても良さそうだけどそれも無い。
そこら辺を攻めれば「え、それやっちゃっていいの?」と注目度と言うか面白さは増したんじゃないかな?
逆に言えば、そういうことができない限り「大人しい地味な作品」からは脱却できない気が…ゲーム原作ではないラノベ原作等には勝てない気がする。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニメの感想1割。9割は、オンラインゲーム全般に対するアンチテーゼです(笑)

[文量→小盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
ジャンルは、サイエンスファンタジー。

どうせ販促アニメでしょ?って態度で視聴をはじめ、なぜかそのままの態度で完走できました(笑)

でもまあ、特にオススメできるアニメではないですねw


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、アニメの感想。ホンッットウニ、可もなく不可もなくw 良いところは挙げられないけど、悪いところも探せない、かな? 強いて良い部分を挙げれば、販促なのに、リアルに重点を置いた勇気。SAOとかログホライズンと違い、あくまで「ゲームをしている人間の普段」を描いているのは新しかった。あと、安っぽいギャグが逆に笑える時もありました。でもまあひとつ言えることは、どんなゲームであれドハマりすりゃー成績は落ちる(最低でも上がらない)よ、普通にw
{/netabare}


【余談~ オンラインゲームにハマりきれない、オジサンの話w ~】
{netabare}
ここからは、アニメに何にも関係ない、更にはPSO2にすら関係ない、ただ単にオンラインゲーム全般への日頃の疑問を呟くだけ(笑)

まず結論から。オンラインゲームを否定するわけじゃないです。ただ、オフラインゲームにも魅力はあるから、ゲーム会社には、もっと力を入れて欲しいだけです。

私は基本、ネットゲームはやらないです。いや、全キャラが完全無課金のゲームあったらやりたいですけど。なんか、結局は重課金者に勝てないのが、悔しくて。まあ、ただのヒガミですねw

それとは別の理由もあります。亡くなった、女優の淡路恵子さん(ドラクエ好きで有名)の言葉。

「ドラクエがオンラインになって、すごく残念。一人になりたいからゲームしてるのに、ゲームでまで人と繋がりたくない」

という言葉には完全に同意。普段、人と多く接する仕事してるんで、一人の時は、一人になりたい。でも最近、オフラインで面白そうなゲームが、本当に少ない(_ _)

ドラクエ、FFは、オフラインの牙城を守って欲しかったです。同じ内容で良いから、オンラインは別タイトルでやれば良いのに。

あと、オンラインゲームって、基本的に時間と空間を越えられないって思います。

オンラインゲームの良さって「それぞれが自分の物語を楽しめること」にあると思うんですが、逆に言うと、「まったく共通の体験をしている人がいない」とも言えます。

例えば私などは、初対面の同年代の方(男性)と呑む機会があった時、まず好きなゲームを聞いたりします。大抵プレーしてるんで。すると、例えば「ドラクエ5で、ビアンカとフローラどっちを選んだか」とかで大盛り上がりできます。どっちも同じ経験してますから。

あと、オフライン(昔のゲーム)って、プレイ環境に格差がないじゃないですか。みんなが勇者になって、世界を救えるし。でも、オンラインだと、どうしても、費やせる時間やお金、ハードの状況なんかが関係してくるんで、ちょっと生臭くなるんですよね、話が。強いギルドにいたとかいないとかで、それが現実世界でも多少なりとも優劣ついちゃうから、初対面にはフリにくいですし。

ゲームって、本来、現実逃避なわけなんだけど、オンラインゲームって、どうしても現実が反映されるんで、「じゃあ現実で良いじゃん」ってなっちゃうんです、私は(だから私は、興味の中心がゲームからアニメに移ったのかも)。

オンラインゲームにはオンラインゲームの良さがあるから、それはそれで全然良いです。でも、オフラインにはオフラインの良さもあるから、そっちも頑張ってほしい。ホント、それだけなんです。

オフラインの良さはストーリー性です。近年のゲーム作家は、多くのプレイヤーを満足させるシナリオを考えることを放棄し、設定とグラフィックだけを用意し、肝心のストーリーを考える部分はプレイヤーに丸投げしてる気がします。ゲームが、本来の役目である現実逃避の役割を十分に果たしてないから、ゲームにクリアに伴うカタルシスがない(オンラインゲームにはゴールがない)から、ゲームがリアルを侵食している情況が生まれるんですよ、ドンドン(机を叩く音)!

ハッ(゜ロ゜; 若い人たちが引いてるw

でも、ここ10年くらい、思ってたことが言えてスッキリ(笑) とにかく、「ゲームはやりたいんだけど、やりたいゲームがない」生殺し状態なんですよね、ずっと。

好きなゲーム(パッと浮かんだやつ)
・幻想水滸伝1~3
・タクティクスオウガ
・ロマンシングサガ3
・ファイヤーエンブレムシリーズ
・クロノトリガー
・スペクトラルフォースの初期の方
・テイルズオブファンタジア
・ヴァルキリープロファイル
・信長の野望(三國志)
・FFは、4→7→5→9→6→10
・ドラクエは、5→6→4→3


最近(でもないけど)では、「閃の軌跡」シリーズは、なかなか良いゲームでした。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 30

90.4 2 オンラインゲームで恋愛なアニメランキング2位
ソードアート・オンライン(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (12955)
46703人が棚に入れました
「これは、ゲームであっても、遊びではない」
2022年、とある大手電子機器メーカーが「ナーヴギア」という仮想空間への接続機器を開発したことで、世界は遂に完全なるバーチャルリアリティを実現させた。主人公キリトは、このナーヴギアを使ったVRMMORPG「ソードアート・オンライン」のプレイヤーである。運よくベータテスターに選ばれ正規版も購入したキリトは、ログイン後に出会ったクラインと共に、正規版SAOの世界を満喫するのであった。しかし、そんな感動も束の間、2人はベータテスト時には確かに可能だったログアウトができないことに気づく。混乱の後、ゲーム開始地点の広場に転送された2人は、ログインした1万人のプレイヤーと共にゲームマスターから恐るべき託宣を聞かされる。SAOのゲームデザイナーである茅場晶彦の名を名乗ったその男は、淡々とデスゲームのチュートリアルを開始する。曰く、ログアウトができないのは仕様であり、SAOの舞台「アインクラッド」の最上部第百層のボスを倒してゲームをクリアすることだけがこの世界から脱出する唯一の方法である。そして――、このゲームで死亡したり、現実世界でナーヴギアを強制的に外したりすれば、ナーヴギアから高出力マイクロ波を発せられ、脳を破壊されて死ぬことになる。2年後、アインクラッドの最前線は七十四層。プレイヤーの数は、6000程にまで減っていた。

声優・キャラクター
松岡禎丞、戸松遥、竹達彩奈、伊藤かな恵、日高里菜、高垣彩陽、平田広明、安元洋貴、子安武人、山寺宏一、早見沙織、大川透
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

25話鑑賞。総評を追加。

アニメ全話視聴後の現状。
原作小説未読。そのうち読もうと、4巻まで購入済み。
コミックは3冊ほど既読。

最終的に総評みたいな物。(12/25更新)
浮かんだら追記したいと思います。
{netabare}
まずは画的な部分から。
作品通して安定した出来だったように思います。上をみればキリがありませんが、最低ラインは維持できていたと思います。

キャラについては・・・アスナorリーファで悩みますが、どちらも決め手に欠けるといいますかw アスナさんには後半の出番が少なく、リーファさんは後半しか出番が。嫁にするのか従姉妹にするのか・・・w

物語などの方面では・・・。
放送開始直後は、自分の中で揚げ足取りみたいな部分が先行してしまい、少し勿体無い見方をしていたように思います。当時抱いていた感想そのものは否定する気はないです。

それでもやはり最後まで気になったのは・・・世界観や背景描写の少なさでしょうか。上手く書き表せないですが・・・。
もう少しこの物語の舞台の現実側の説得力が欲しかった、とでも言いましょうか。当然現代より進んだ技術のある世界なのでしょうが、それの一端でも描かれていたら、また異なった評価ができたかな?と思います。

生死、人間関係や恋愛模様などが描かれていた割には、あまりイヤな思いをしないで観れたことは良かったかな?と思います。余計な横槍とか興醒めな行動をそれほど見かけなかったことが要因でしょうか。
須郷君、どこかのストーカー君、シルフの隊長?さん等、例外もいますが。

{/netabare}
フェアリィダンス編を観て。
{netabare}
相変わらずツッコみたい部分は多々ありましたが、何だかんだであまり細かいことを気にせずに観れたと思います。とはいえ、ココや友人達との会話で触れずにはいられなかったわけですがw

こちらのメインヒロインは直葉さんということで(良いんですよね?)、彼女とキリト君のやり取りにヤキモキすることが楽しかったです。物語そのものは(アニメ分のみで)結局アスナさんに帰結するわけですが、最終話まで観終わって、ALOのみの登場にも関わらず印象深かったと思います。大好きなんだけど、いろいろ近すぎて踏み込みきれない、その上相手には想い人がいる。アニメ以降の彼女は知らないですが、切ない気持ちにしてくれる娘でした。中学生なのに(略)とかも・・・w

直葉さんのおかげか・・・アインクラッド編よりも脇役キャラの数が更に少なく、且つ扱いが小さい印象です。須郷君・アスナさん・リーファ・ユイ・レコン(?)君。それくらいしか名前がパッと出せない現状です。
{/netabare}

アインクラッド編を観て。
{netabare}まず第一点。ツッコミ処が多すぎるw ご都合主義的な面から、超展開から、設定方面の細かいところまで。嫌いではないですが、場合によっては雰囲気を壊していたりした気もします。

第二点。何よりキリト&アスナさんの為の物語だったかと。キリト君は相当数の視聴者から、妬み嫉みを買ったことでしょうw 個人的にも、たまに殺意を抱いたりしました。そしてアスナさんの破壊力が高すぎるw
おかげか、前半での1話限りのヒロイン達の不憫さが後になるほど浮き上がるといいますか。いえ、2人のイチャつきっぷりに忘れていたこともありますけどもw
{/netabare}

各話感想。
{netabare}
25話鑑賞後----------------
ということで最終話、行ってみましょう。
ラストということで、変則的に録画直後に視聴しました。いつもは翌日以降の消化だったわけですがw

他の方のレビューにもありましたように・・・須郷君再登場でしたね。そしてリアルでも襲撃と・・・。そんな度胸と体力があったのかと、少し驚きでした。

そして、ようやく現実でもアスナと会えて・・・本当に良かったな、と。デスゲームを生き抜いて、色々なサポート(含チート風味)を受けつつ大切な人を助け・・・。
キリト君、ひとまずご苦労様でした。

アスナさんも現実復帰直後から結構動けてましたが・・・いえ何かしらの背景設定があるのでしょうが、やっぱりいきなりしゃべるのは厳しいように思いますがw

ALO編中盤に話に出てきた「SAO被害者の為の学校」出てきましたね。まぁ例の2人がイチャつくのは想定内でしたが、何よりリズ&シリカの現実での登場は驚きでした。
にしても・・・リズはあきらめてなかったのか~w

オフ会については・・・直葉さんを連れていった意味がイマイチわからず。ALOでは最大のパートナーですし、義理とはいえ妹ですし。一応エギルさん辺りとも組んだことあるらしいですが・・・。
他は主にSAO組ですよね?(わからないキャラもいたので、全てを把握できず) とすると、大抵はあのデスゲームを生きてきた方々なわけで。気後れするのはわからなくもないかな?と。

2度(他にもあるのかも)も大規模な被害者を出したVRMMOというものが、社会から排除される方向性になるのは、まぁ仕方が無いかな?とも。それでもMMOを一括りで遠ざけようとするのは、それはそれで間違った対応だと思います。
そんなで廃れそうになった業界ですが、茅場君が遺した「世界の種子」のおかげで再び持ち直し、更には他のゲームと連動したりで、むしろ良い方向に発展していました。
正直これは読めない展開でした。種子の役目は「ゲームシステムの再構築」みたいな点だと思っていましたので。業界そのものを一度ドン底に落とすストーリーだとは予想外でした。

ラストはアインクラッド再び、でしたね。
ということは続き(あるなら2期以降)は、そこからということになるんでしょうか?
アスナさんのアバターが青っぽくなっていて、必死に紅白っぽいキャラ探していたのに・・・とw

レビュー書いての疑問点
・エギルさんと直葉さんはプレイしたことあるようでしたが、エギルさんの陣営は? アバター設定できるとしても、あの外見でシルフが想像できないw
・他のゲームとの連携・連動みたいな話ありましたが、結構それって難しくないですか? 僕の想像力が貧しいだけかもしれませんがw

24話鑑賞後----------------
某先生の選挙特番の為、視聴が遅れました。

アルヴヘイム編最終話(?)も、展開早かった印象。

そしてやっぱり出てきた茅場君w 「死んでる」んですよね?彼・・・。16話での異変?も彼の仕業で確定で良い感じですが、死んでるなら方法と理由がわからないではあります。

須郷君、生粋の変態さんでした・・・。
アニメにおいて、適度な(というのも曖昧ですが)サービスシーンやらあっても良いとは思っていますが、今回のはちょっと・・・。気持ち悪いというのは生易しい、「引く」レベルだったように思います。
彼に対する「感情」を煽りたかった演出だと思いたいですが、う~ん。

それでも一応、アスナさんを無事救い出せて何より。
一緒に囚われていた他の数百人の方々も助かったんですよね?

さてはて。
茅場君の意思(?)から預かった「世界の種子」とは一体?
そろそろ最終話になりそうな雰囲気ですが、今後へどう繋がるのでしょう?
次を期待して、残りを観続けていきたいと思います。

23話鑑賞後----------------
うん、やっぱりクリアさせるつもりは無かったようでw どの方面からも予想通りといいますか・・・。

直葉さんの暴発は意外にもあっさり(?)と、彼女の内で解決されたようで。それともただ無理をして取り繕っていられてるだけなのか・・・。

さて・・・お話は管理者権限でブロックされた扉の向こうに移動するようですね。須郷君との対決の結末は?アスナさんを無事救出することができるのか?

同僚とのツッコミポイント検証にて。
「キリト君は障壁突破(23話にて)できなかったのに、カードキー(?)はすり抜けられるんだね」 いや~確かにw

22話鑑賞後----------------
チートと呼ばれても不自然ではないキリト君ですが・・・さすがに障壁突破までは不可能だったようで。
アルヴヘイムに突入してこちら急いでいる素振りは見せつつも、あそこまでの取り乱しっぷりを見せなかった彼ですが・・・。世界樹の根元にいて、ほぼ真上あたりにアスナさんがいるとわかると、抑え切れなかったみたいですね。

そしてついに直葉さんに正体がバレる、というかお互いがお互いを認識することになってしまいました。
彼女には悪いですが・・・「最後の最後に判る」よりは良かったのかな?と思ったりもします。

現実世界でも仮想世界でも想いが上手く行かず、しかも間隔も短く・・・そんな直葉さんに同情しなくも無いですが、ラストの爆発っぷりはちょっと・・・。
その辺はどうしたって荒れるよな~とは思っていましたが、複雑な心境です。

21話鑑賞後----------------
世界樹の根元の街に到着~と思ったら、メンテですか~w ま、MMOにはつき物ですよね~。現役時代、良いところで緊急メンテとか、時間が足りないとかw

OP後の提供バックが既に不穏な感じしかしません。

先回ラストで鳥カゴを脱出したアスナさんですが・・・。
やはり?アクティブな彼女のことだけあって、早速活動を。管理者側にバレてなければ良いのですが。

そういえばアスナさん、ステータス面はどうなんでしょうね。キリト君は引き継いでいたようですが、彼女は? この話内では出てきませんでしたが、彼女は気付いていないだけなのか、須郷君が手を回した結果なのか、キリト君が例外なのか。

リアルでのキリト君達の処遇について語られてました。
これってどう捉えて良いものなのでしょうかね~。こう書いてしまうのは乱暴とは思いますが、囚われていた1万人の為にそこまでするということは・・・やはりSAO始め「ゲーム」、もしくは「VRオンラインシステム」が国家クラスのプロジェクトなんでしょうかね。AWの世界観から遡ってみると、無いとは思えない内容かな、と。

リアルでの明日奈さんと直葉さんの対面は意外と早く。須郷君は出張中とのことで、妨害工作も無く。
そして直葉さんの中でのお兄ちゃんへの想いは、想像以上に早く結論に達したみたいです。まだ「キリト=和人」と分かっていませんから、まだまだ動きはあると思いますが。

鳥カゴに戻されてしまったアスナさんですが、只では転ばないところが彼女らしいと言いますかw これで「入れ違い」の心配は一応は回避されましたが、果たして。

20話鑑賞後----------------
結局、二刀スキルはアルヴヘイムオンラインでも健在でしたね。いくら実体の無い魔剣(一発変換できないのか)?でも、恐らく初見であろう二刀&見切られていては勝てるはずもないわけでw
後になって「首を斬るまで」なんて時間延長するくらいなら、試すような真似はしないことですw

「転生システム」なるものが実装されるとかされないとかですが・・・これはキリト君の目的に何か大きな影響出そうなんでしょうか? 考えてはみたんですが、イマイチ何も思いつかず。

とまぁ、また無駄にフラグを構築しつつあるキリト君。(出所の怪しい?)お金も寄付して、いよいよ世界樹攻略本編でしょうか。

見事にカゴを脱出したアスナさんですが・・・。キリト君達と入れ違いにならなきゃ良いな~と、ハラハラしております。
で、須郷君は相変わらず気が付いていないのか、見て見ぬ振りしているのか・・・。

次回は「アルヴヘイムの真実」ということですが・・・。
よく話数みれば、もう次は21話なわけでして。
そりゃアスナさんも動くよな~と、しみじみ。

19話鑑賞後----------------
リーファさん曰く、散々な評価のスプリガンの魔法ですが・・・果たして。この先の重要な戦闘で意外な活躍をしそうな気がします。

・・・とメモった矢先に、幻惑魔法大活躍。
いや幻惑どころか実体有るよね?w
しかもSAO内で観たことあるようなビジュアルしてますし。

サラマンダーの魔術師さんを買収w
ここら辺のノリがアインクラッド編では考えられなかった展開ですね。フェアリィダンス編らしい、と言えましょうか。

他領主から持ち金を幾らかぶん盗って、その領地に重税かけて・・・種族間戦の正体がそんなゲーム、正直面白いとは思わないでしょう。たぶん何かを模したいのだと勝手に思っていますが、ゲームに妙なリアルを持ち込んで何が嬉しいのか、理解できないです(経済的な面、リアルにあるもの、全てを否定したいわけではありません)。

シグルドさん・・・揉めるのはパーティだけじゃないんですね。「普段は誰かを囮?にして~」って、どんだけ下衆なんだ?と。普段から評判下がる行動してたのか・・・。

キリト君はまた無闇にフラグを立てる、と・・・w
いや~手を曳いて走り出すって、途中戦闘する気がないのなら、抱えるか背負うかしてあげて下さいw

最近ふと浮かんだ疑問。
アスナさんのアバターは何故にあそこまで本人に近いんでしょうか?似てるどころか、ほぼ本人でしょう。
須郷君、リーファさん、彼女のの友達(名前忘れた)はほぼ別人。キリト君のはかなり似ているとは思いますが、アスナさんほどでは無いかと。確か容姿はランダムでしたよね?
「でないとキリト君が助けにいく理由にならない」というのは理解していますw
須郷君は約300人ほどSAOからプレイヤーを奪取したようですが・・・いくらゲーム内とはいえ記憶やら人格とかあるでしょうに、更に外見までそのままでは悪事が簡単にばれてしまうように思えてなりません。
いや、こんなところツッコんだら無粋なんでしょうがw

18話鑑賞後----------------
今回も・・・ついにキリト君リーファさん各々の正体がバレるのか?と思わせておいて、片や直前で回避行動に片やそんな素振りも無くw
遅れればそれだけダメージ大になる気はするんですが、それじゃお話になりませんからね~。

ギルドやらPTやらでの異常なまでの束縛、ありますよね~。アレは確かに鬱陶しいw

しかし・・・種族縛りは違った意味で、ゲームとしてどうかな?と思えたり。最初に謁見?した種族のみに恩恵有りって、パワーバランスとかゲームのその先とか考えると、意味が無いように思うので。定期的にリセットとかも無いのでしょうか?
一応MMORPG経験有りですが、そう詳しいわけでもないので、ツッコまれると苦しいですが・・・w

それにしても・・・須郷君の読みの浅さには驚いたw てっきりログインしているのを知った上で放置してるものだとばかり思ってましたよw
そしてアスナさんにパスワードをしっかり見られちゃって。日によって違うとか毎回変わるとかならまだしも・・・。

しかし須郷君がキリト君の存在知らないとなると、最初の異変は何だったのでしょう。

嫌な視点ですが・・・そうか~中学生か~。
こっちも攻撃力高いなぁと・・・w

17話鑑賞後----------------
今回終盤で、直葉さんの方がキリト君の正体に気付くかと思いきや・・・そんなこともありませんでした。
言い方悪いですが、またキリト君は無駄にフラグを立てて・・・w

飛べることが売りのゲームとのことでしたが・・・キリト君はあっさりと随意飛行?をモノにしてしまったようで。

黒幕?のアスナの婚約者さん。
性癖がヤバいのは分かってましたが、更にとんだ下衆でしたね。
 50歩・・・自分で作った箱庭を眺めて、自分がラスボス
 100歩・・・人様の作ったシステムで王を気取り、挙句に人体実験
うん、色々な意味で気持ち悪い。

16話鑑賞後----------------
アインクラッドでリアル顔バレしてたわけで・・・エギルさんが想像以上に違和感が無くて、逆に違和感w

正式にはアルヴヘイム・オンラインですか~。
今更ですが、「~編」と付けるなら、ゲーム名とか愛称みたいなものとか、何らかで統一して欲しいですねw アインクラッド編というのはつまりSAOというゲームでのお話で、今回からは番組名はSAOだけどゲームはアルヴヘイム・オンラインと・・・。うん、説明し辛い。

ユイさん、おかえりなさい。OPで観る限り戻ってきそうな感はありましたが、意外と早かったw

キリト君初ログインの時点で、何らかの介入を受けた可能性大な雰囲気ですが・・・パラメータ・スキル面で持ち越しって。さぁ果たしてどなたの影響力でしょうか。

しかしまぁ・・・ユイさんの説明とエギルさんの話を聞いた限りでは、壮大な劣化コピーのような気がしないでも無く。
キリト君の仰ったようにヌルいだけで、唯一「飛べる」ことが売りの二番煎じという認識で良いのでしょうか?

金髪碧眼のエルフさんによれば、ゲーム内での死がリアルな死に直結するようなシステムではないみたいですが・・・。ログイン冒頭見てる限り楽観は出来ないのかな?とも。

アスナさんは最奥で囚われの身ですから、今シリーズのヒロインは、やはり妹(義妹?)である直葉さんになるんですかね~?

新章に既に2話費やしてますが・・・尺は大丈夫なんでしょうか。

15話鑑賞後----------------
「フェアリィ・ダンス編」突入ですね。
wikiで自爆してネタバレていたのは今回までですので、次から心機一転で視聴したいと思います。

意外とあっさり、アスナさんの現状やその原因が明かされたなと、驚いております。そして今回の当面のBOSSはリアルにいると・・・。正直この婚約者さんがラスボスとは思えませんが、まずは障害かな~と。
何というか・・・やり方や人格も然ることながら、性癖がアレですね、この方。

そして期限は1週間。果たしてどのようにアスナさんを助けるのか。下手に「死」を背景にゲームを強要されているよりも、「王子様がお姫様を助ける」的なわかりやすい展開のが没頭しやすいですが・・・果たしてそれだけで終われるのか。

茅場君行方不明とか、キリト君の快復ぶりとか、剣術の腕前とか、ツッコミたいですが・・・野暮になりそうなんで程々に~w

妹さんを見て。
確かシリカさんの回で妹について語られていたように記憶してますが、サチさんの方が自然な気がするんですが・・・。今後に意味があるのか無いのか、似すぎているように感じます。

14話鑑賞後----------------
一応これでアインクラッド編終了ということになるのでしょうか。Bパート間のCMで新章と謳っていたので、認識は間違っていないと思いますが。

凶悪そうな外見とHPバー5段という、強敵っぽい立ち位置かと思われたスカルリーパーさんですが・・・苦労や攻略を見ること無く、倒されてしまいました。
しかしまぁ、残り僅かを削るのに意外と時間かかってましたから、相当の労力と犠牲が払われたのでしょう。

それにしても・・・75層でクリアという運びになるとは思ってもいませんでした。てっきり100層行くものだとばかり。
でタイトルが「世界の終焉」だったので、「どれだけ急展開に?」と不思議がっていたのですが・・・なるほど。

今回は・・・只々自分の失敗を悔いるのが、まず第一点。
以前クラディール君の名前を調べるのにwikiを使いまして。展開はともかく、「ヒースクリフ=茅場」という情報をチラっと目にしてしまっていたのです。
のでオチ云々というより「どう展開するのか」が個人的に問題だったのです。以降こんなミスはしないようにしたいと思います。

第二点、恒例の疑問w
・アスナさんが動けたのは何故か?
・一度死亡したっぽいキリト君が復活した理由は?
・アスナさんの剣が消えなかったのは何故か?
・結局のところ茅場君の目的は何だったのか?
こんなところでしょうか。
きっとこの先で答えを用意しているものと、信じています。

茅場君へ。
・死なないように自身を操作できるなら、もうちょっと上手い隠れ方があったように思います。NPCやオブジェクトと同じ扱いって、どうなの?
・自身の妄想に他人を巻き込む以上、自分も生身で挑戦して欲しかった。このままだと次章でもサラリと出てきそうで、嫌な予感しかしないです。

読む時間がない割に、原作を4巻まで購入してしまいました。まだ全くの手付かずです。これでようやく2巻までは読めるかな?と(買ったのは上記ミスをした後)。

崩れ行くアインクラッドを見下ろしつつ、最後の?会話を交わす2人に泣けてしまいました。

13話鑑賞後----------------
今回も・・・視聴者からキリト君への嫉妬が募っていく回でしたねw
アスナさん、多方面に大活躍。
戦闘とか料理とかキリト君への想いとかetc
いや、普通に、あれは・・・破壊力高すぎでしょうw

「主」というくらいだから魚だとばっかり思っていましたが・・・むしろ両生類か爬虫類かw というかこのイベントで本当に凄いのは、ニシダさんの釣竿だと思います。

前線に戻る前のニシダさんとの会話。
ここで語られたアスナさんの想いが、この作品への個人的な「謎」を一部解かしてくれたと思います。
そしてBOSS戦前のギルドでのやりとりも同様。
この時のアスナさんは眩しくもあり、可愛らしくもあり、頼り甲斐があるようにも、見えました。
ようやく、現実世界での「本体」についても触れられましたね。

スカルリーパー、デカいですね~。如何にも禍々しく。
そしてHPバーが5段と。それなりに叩いているのに減ってる様子も無し。
これは厳しい戦闘になりそうな予感。

「Aパートから中盤」と「BOSS戦」で「落差」を出したかったんだと、勝手に解釈してますが。それより開始直後の方が「落差」が大きいように思います。
この「落差」を考える時、どうしても「まどマギ」と較べてしまいます。あの時はショック大きかったですから・・・。

12話鑑賞後----------------
これまた急展開だった印象。
イチャイチャ成分が増してるわけでもなく、バトルが派手なわけでもなく。シリアス展開ではありましたが、拾った子・ユイさんのお話で・・・正直OPで、普通と違うのはわかっていたことなので、それほどのインパクトも無く。

一番印象に残ったのは第1層を支配してる?ギルド?の「キバオウ」さん。2話で既に登場してる彼だと思うのですが・・・。一体何してるんでしょう。
実は直後に1~3話辺りを観直していたのですが・・・彼は当初から行動が謎すぎですね。βテスターを批判してみたり、リーダーっぽい方に肩入れてみたり。で、現在は・・・。
コボルト戦でのキリト君の行動が彼に何らかの影響を及ぼしているのかな?とも思えますが・・・アスナさんとか、クラインさんとか、道具屋さん?とか親しくしてる人いますしね~。

で・・・ユイさんが消えてしまって、このまま1層の件は放置なんでしょうか?

11話鑑賞後----------------
冒頭からいきなり新婚?生活に突入~w
視聴者の大半の人達(ゲーム内でもか?)から妬み嫉みを買っているんだろうな~と、勝手に想像しつつ観てました。

で、まず・・・「式」みたいなものはないんですか?w 2人の手に輝くリングは強調されてましたが、それ以外何も無しですか?と キリトはともかく。アスナさんのウェディング姿は見てみたい気もします。

そして予想以上に長く続かなかった隠遁生活。
実際どれくらい戦線離脱していたのかわかりませんが、また展開早いな~と。
延々とイチャイチャされていても殺意が増すだけでしょうが、1話分くらいは「式~子供拾う」くらいで良かったんじゃないかな?と勝手に思ったり。

「軍」の人達は何やってるんでしょうね?
ゲーム内で、最下層で、同じプレイヤー(ですよね?)を虐げて暮らしてるようですが・・・。

10話鑑賞後----------------
アスナさんを賭けた?決闘なのですが・・・意図的になのか、見世物になっているのがw
しかも今回もキリト無双の一環になるかと思いきや、アッサリ負けと(原作ではもっと描写あるんだと思いたいです)。てっきり、団長とアスナさんあたりの馴れ初め?とかあるかなと思っていたのですが。

慣れというのは恐ろしいもので、白い装備のキリト君の違和感の凄いこと。

クラディールとの件も・・・読めた展開とはいえ、団長さんの気を配る方向が間違っている気さえします。

で、ようやく例の2人は結婚する気になったわけでw キリト君はヘタレなのか否なのか・・・。

9/10追記
他の方々のレビューにもあると思いますが、展開早すぎかな?と。2クールでどこまで描く予定なのか、今回の話に2話かけていたら尺が足りないのか、わかりませんが。恐らくこの2人に関係というのは重要なポイントなのだと勝手に思っておりますので、もう少し描写があっても・・・と思います。
2人で新婚(隠遁)生活?する分も含めてというならば・・・とも思いますが~。

キリト&アスナの2人以外にも、他のサブキャラのストーリーが観てみたいと思います。

9話鑑賞後-----------------
どこら辺が「青眼」なのかと思ったら色変わるんですね。

転移結晶を使わずに部屋から逃げ出したのは正解ですが・・・そのまま話が済むわけもなく。まぁ・・・色々巻き込まれるのも主人公補正の一環ということでw
 ※注釈。一応元ネトゲユーザーとして、BOSSを見てみたいという気持ちは分かるつもりです。キリト君達の「先の為」という思いも分かるつもりです。

それにしてもまぁ・・・「二刀流」スキルだけで劣勢が覆せるものでしょうか? 今回はキリト君自身もギリギリだったようですが。

以前から思ってることですが。
このゲーム内に閉じ込められてる方々、結構な割合で危機感無いですよね。
次回登場と思われるギルド団長さんも、何を思ってアスナさん1人に固執してるんでしょうか。別に1つのギルドのみでBOSS攻略してるわけでもなさそうですし、人員不足とか言ってましたが、本心は別な気がしてなりません。

う~んやっぱりどこか抜けてるんですよね、この作品。
そこが憎めないんでしょうけどもw

8話鑑賞後-----------------
いつのまにやら2年経過ですか。
本体の方は大丈夫なんでしょうか。意識だけ電脳世界に残っていて、本体は既に亡き者になってたりとかは無いですよね?

キリト君やらアスナさん辺り、攻略最先端?組ってLV幾つくらいなんでしょうね。

キリト&アスナ、今回何が目的でPT組んだんでしょう? アスナさんなりの好意の表れなんでしょうか?w
「ボス攻略ではない」と作中で明言されているにも関わらず・・・BOSSルームへ。「見るだけなら」ドア開けるだけでも良いのでは?
若しくは次回に引っ張らず、転移して逃げたりすれば・・・。

独自判断で住居前で張り込みって・・・普通にアレですよ?

SAOの料理って・・・本当に味気無いですねw

2年もゲームをただ眺めているだけのゲームマスターさんの目的は一体?
といいますか、2年経ってもリアル世界では何も対策はされていないのでしょうか? 普通に考えて犯罪な気がするんですが。

ところで7話でリズに打ってもらった剣は・・・?トレードマークの黒い剣しか持ってない風ですが。ストレージ内にしまって適材適所でしょうか?

7話鑑賞後-----------------
久しぶりにレビューをしてみようかなと思いまして。
多々ツッコミたいポイントはりますが、そこらはスルーして。

7話にて。
ドラゴンの巣に落ちて、脱出法としてキリトが「走って登る」を実行した直後です。

アニメや漫画において、高所から落ちたことを表現するのに「地面にめり込む・人型に穴が開く」表現を用いるのはよくあることとは思いますが、この作品には合わないんではないか?と。
コメディータッチの物語を挟んだり、ノリがちょっと笑える展開があっても全然構わないとは思いますが、ゲーム内とはいえ「作品の持つ根本的な雰囲気」とマッチしてないように思います。

6話ラストの幽霊?幻影?みたいな女性の姿についても同様。表現したい意味はわかる気はするんですが、あくまでデータ世界の話をしてるのに幽霊っぽい物はちょっとそぐわないかな~と。(8/20追記)

「何様?」みたいなコメントになってしましますが。
ちょっとした所にも気を使ってもらえていると手放しで褒められる作品だと思います。
どうしても酷評気味になってしまうのが、本当に勿体無いと思います。

2話鑑賞後-----------------
・MMORPGとかその分野に興味の無い人には意味不明な展開な気がする。
・リアルな話バーチャルな話、どっちがしたいのでしょう?
・登場人物の行動について、胸糞悪さが残り気味(AWの時と似てるかと)。
・ヒロインの娘は当初、何故フードを被っているんでしょう?

個人的にですが・・・「死」の扱いが軽すぎる気がしないでもないです。

1話鑑賞後------------------
追々説明されたり明かされたりするんでしょうが、謎が多すぎる気がします。開発者の意図とか、外部からの強制排除に対する死とか。だったらプレイ中の動かない肉体の維持はどうするんだ?と疑問を持たざるを得ないんですが・・・。その辺も解明されるんでしょうか?

まだ思うところはありますが、それはまた、これからの展開を待ってからにしたいと思います。

面白いタイトルになるのか、イラつくだけのタイトルになるのか。現在半々です。

AWも当初はそんな感想を持っていたように記憶しています。作者同じなら再来なのかもしれません・・・。僕自身がどう扱うかも・・・。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 61
ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

VRの進化がもたらす未来を夢見る作品

世界観:10
ストーリー:8
リアリティ:6
キャラクター:8
情感:8
合計:40

私はアニメを見ることが趣味ではありませんでしたが、偶然、ゲームでこのアニメの作品を購入したことがきっかけで、このアニメを見て原作まで読了しました。そして、アニメの魅力を再認識し、他の良作を探すことを始めています。

アニメを敬遠していた理由は、プリキュアのような絵(コスプレっぽい衣装)が苦手だったり、美少年と美少女が恋愛やバトルをするようなものが苦手という漠然とした印象によるものですが、本作ではゲーム内ということで、自分の中での様々なハードルがクリアされて、スムーズに物語に入れました(例えば、バトルものでは、倒した(殺した)敵をどう見せるかが問題となりますが、本作はゲーム内なので、ポリゴンの破砕ということで合理的に理解できますし、防具(コスチューム)がいかに薄くても過激でも、システム上の防御力が高ければ合理的と想像できます)。

子供時代からゲームはよく遊んできたので、SAOの世界には憧れますし、現実世界においても、その方向で未来に進んでいくのでしょうから、バーチャルリアルティがもたらす影響についても考えさせられるところや、ゲームということで共感できるシーンも色々あり、楽しめました。ゲーム好きな方なら、この世界観に無限の可能性を感じられるのではないでしょうか。

ただ、世界観の壮大さゆえに、もっと凄い物が作れたのではないか、というもったいなさを非常に感じる作品でもあります。{netabare}詰め込み過ぎた展開で、キリトとアスナが親しくなる過程のストーリーももう少し欲しい等、全体的に心情描写が足りないことや、ヒースクリフとのラストバトルでキリトが復活するシーンやアスナが死んでいなかったこと、ALOのグランドクエストでの突破シーン等でやや主人公補正を感じられてしまうこと(それぞれに理由はあるのかもしれませんが、わかるようになっていません)。ヒースクリフへの攻撃は、キリトがポリゴン破砕まで至る前に、アスナがポリゴン破砕してから10秒以内として描くか、あるいは蘇生アイテムの効果を数分にしていれば、それだけでも評価は上がったと思います。あと、触手や評価の分かれるオベイロンも自分は好きではありません(声優は評価します)。{/netabare}

まあ、しかし、多少の問題も、世界観のパワーだけで自分は納得できています。

音楽もかなり好みです。特筆すれば、LiSAさんの「crossing field」、BGMから「A Tender Feeling」、「Swordland」。

これだけの物語・楽曲を送り出してくれた作者及び関係者に感謝します。


2015.9.27追記
こうすればいいのになというシーンについて。超無駄話ですが、リアリティや作品の完成度を求めたくなってしまう私ですw

{netabare}14話のヒースクリフとの決戦中、ソードスキルを使ってはいけないと言いつつ、使ってしまうシーン。原作ではジ・イクリプスという二刀流の大技スキルを使ってしまうのですが、アニメでは、剣が光るのとキリトが怒りの表情をするだけで表現しているので、アニメだけ見ている人は絶体絶命であることがわかりにくいと思います(9話時のスターバースト・ストリームは技名を言っていたので、発動のさせ方を誤解しそうですし、剣が折れたからって諦めるなよ!と思ってしまいます)。
なので、これまでのどこかの戦闘シーンで、ソードスキルを使い、発動させると一定の硬直時間があることを描いておく必要があるのですよね。

なお、10話のクラディールに殺されそうになり、ゲージがなくなりそうでなかなか死なないシーン。画面で見えていないところで、一定時間での自動回復(第4話参照)があったと解釈しています。{/netabare}

2015.9.28追記
面白くなってきたので、これを機に自分の思うところを書きなぐっていきたいと思います。

第1話について
{netabare}自分が丸ごとゲームの世界に入れるという設定、その映像美に酔いしれました。デスゲームに囚われてしまい、それでも生き延びてみせると決意する主人公にこちらも見ていてワクワクできます。必要なことは描かれていますし、文句をつけるところはありません。最後の狼を一撃で倒したのは、クリティカルヒットか何か出たのかな?w{/netabare}

第2話について
{netabare}ディアベルはんお亡くなり時の、悲劇的な音楽が流れつつ、キリトがあんたは皆を率いてよく戦ってくれたって思うシーンに少し違和感があります。ディアベルの死を悲しませたいように演出的に見えるのですが、ディアベルが死んだ直接の原因は皆を出し抜いてラストアタックボーナスを狙った利己的な行動なんですよね。自業自得であり、一歩引いて見てしまいます。誰かの盾になったとか動機・経緯を変える必要があります。

また、2話はキリトが他のベータテスターを庇うために突然笑い出して、ヒール役を演じますが、その演じ方が、キャラが変わったかと思う程に違和感を感じます。3話ではギルドに入るシーンから始まるので、繋がりを意識してもう少し自然な感じにしても問題はなかったと思います。{/netabare}

第3話について
{netabare}3話は元々1話で収めるのが難しいストーリー量で、でも2話にするほどの話でもないので、よく頑張って詰め込んだと評価しています。ただ、欲を言えば、最後のサチのメッセージを聴くシーンを更に丁寧に扱ってほしかったです。冒頭の「これを聴いているならもう私は死んでると思います」というくだりですが、原作では、そうでなければ直接言うつもりだからといった言葉が続きます。サチのキリトへの思いが伝わる部分なので、他の台詞を削ってでも残してほしかったですね。

あと、トナカイの歌を鼻歌じゃなくて原作通り言葉で歌ってほしかった。この歌の歌詞はハートフルで、普段あまり活躍できないサチと重ねて感じられるものがありますから。でも、実際やってみて音声としては鼻歌のほうがしっくりきたからこうなっているのかもしれないので、ここは歌詞バージョンも見てみたいという程度でしょうか。3話のこのシーンはアニメ版でも十分心に訴えるものがあり、SAOに惹き寄せられるきっかけでもありました。{/netabare}

第4話について
{netabare}ストーリーが綺麗にまとまっている好エピソードです。シリカが萌えキャラっぽく描かれているのにやや抵抗はあるのですが(隠すならミニスカート穿くな、というやつです)、可愛いので許せます(笑)。キリトが低層に降りていた理由も理解でき、格好良く悪者を退治していきます。

帰り道の橋で襲われるシーンで多人数に囲まれて攻撃されてもほとんどダメージなしっていうのは納得できます。この層が47層で、キリトが「俺のレベルは78」って言っていたから、おそらく20以上のレベル差があったでしょうから。ただ、この連中なぜシリカを人質にしようと動かないんでしょうかね。。{/netabare}

2015.10.3追記
第5話、第6話について
{netabare}圏内事件はまとめて書きます。大きく2点ほど自分なら修正したいと思うところがあります。まずは、転移結晶を使ったトリック関係。転移結晶を使う時は必ず「転移(テレポート)、階層名」と言っていると思うのですが、カインズは苦しむだけでこれを言っているようにはとても思えません。また、死亡によるポリゴン破砕と転移のグラフィックは異なるのですが、ポリゴン破砕だけしか描かれていなかったと思います。転移も発動している、消える直前にカインズが手で口を隠している等、後から見たら手品がわかる演出にしてもらいたいです。

また、グリムロック氏の妻殺害の動機と、アスナに一言言われただけでうなだれる気概のなさに理解できず。単なる所有欲で人殺しができるような人間なら、理性的な発言で動じることもないでしょう(アスナの発言がもっとグリムロックの反省を促せるものなら良いかもしれません)。

この事件はキリトとアスナが仲良くなるきっかけとして描かれていつつ、圏内・圏外の概念とPK、ラフィンコフィン、アイテムの耐久性や結婚システムの説明等がされている機能的な回です。最後のフレンド登録~エンディングの流れもとても良く(グリセルダさんの幽霊は今後色々説明がつかないことがあることの伏線なのだろうか)悪くないのですが、前述の部分が自分にとっては評価を下げてしまっています。{/netabare}

第7話について
{netabare}SAOの全ストーリーの中でも1,2を争う好きな回です(なので、私はリズ派ですw)。綺麗にまとまっていますし、リズベットの気持ちもよく表現されていました。SAOはハーレム面で批判されることがありますが、キリトの言動が魅力的(時々、そんなこと言うなよって思う所もありますが)で、そこにゲーム上ですがパワーもあるのですから女性が惹かれるのは当然かなと思います。

ただし、良回にも突っ込み所はあります。壁を駆け上がった時には(人型の)雪に穴ができるのに、最初の落下時には穴ができていないとか、駆けだしてしまったリズをキリトが高台から見つけたというシーンで、リズが泣いていた場所と壁の高さを考えると見えないと思うこと。サチを探した時のように追跡スキルで探せますよね。キリトがスキルを隠した可能性はありますけど、ここで嘘つかなくてもって思ってしまいます。

あと、これは不要なツッコミですが、圏外では落下するとダメージを受けるのはドラゴンの巣に落ちたときに描かれていますが、脱出した後のほうが更に高く投げ出されているので、着地は大丈夫だったのかなとも思ってしまうところ。{/netabare}

2015.10.12追記
第8話について
{netabare}Sクラス食材を食べてアスナが喜んでいるシーンは、2話のパンを食べるシーン(「美味しいものを食べるために…」という所)と比べるとちょっと違和感がありました。あと、ラッキースケベ(サービス?)は不要と思うくらいで、良回です。
{/netabare}

第9話について
{netabare}グリームアイズ戦の回。ここは色々と演出に口を出したいですね。まず、ボスの間が「結晶無効化空間」であることの表現。転移結晶が使えないのは明確に描かれていますが、治癒結晶(ヒールクリスタル)も使えないことはわかりにくいです。青い結晶を持っている人だけでなく、ピンクの結晶を持っている人も描けば済むかなと思います。でも、この部屋って逃げ出せるんですよね(第8話参照)。コーバッツが死ぬシーンでも、部屋から飛び出しています。危なくなったら外に出て回復すれば良いので、あまり深刻な危険ではないように思えてしまいます。

8話でボスを覗き見するシーンを思い切ってカットして、一度入ったら出られないことを描き、その危険を冒しても助けに行ってボスと真っ向勝負をするという演出が良いと思います。

あと、問題のシーンは、キリトが二刀流スキルを出し惜しみするように振り返る所。原作にもない格好悪いシーンです。本気を出さずに乗り越えられる状況でないことを認識させ、やるしかないな、ってつぶやく程度で良いでしょう。

更に、実質このボス戦はキリト1人で倒すのですが、アスナやクラインが黙って見ているだけというのはもったいないしリアリティとしてどうかと。アスナはトップギルドの副団長。その実力も存分に魅せてほしいです(OPのように)。例えば、2話のようにボスの手下も出して、それをクラインら風林火山に対応させて、キリト+アスナVSグリームアイズの構図で極限の戦いをさせ、お互いを助け合いながら二人のパートナーとしての絆を深めるエピソードにしましょう。結晶は使えなくともポーション系アイテムは使えるはずなので、それも使い切った上で、お互いのHP残量が赤ゲージで終わるくらいの激戦で乗り越えないから、ゲーマーを納得させられずに主人公最強と言われてしまうと思います。{/netabare}

第10話について
{netabare}キリトがボスをほぼ単独で撃破できるくらい強いことを視聴者に納得させるために、クラディールに殺されそうになるシーンに、「なんて硬さだよお前」と驚かせて、首なり心臓なり、ダメージの大きい場所を攻撃させるとかのシーンを入れてほしいです。

あとは、前述のキリトがなかなか死なない所と、キリトが手を破損するシーンで、このまま再生しないのかわからないため、事前に説明を入れておいてほしいです。

しかし、初視聴ではまさかの結婚という流れに驚きました。もう少し絆を深めるエピソードが欲しかったのですが、これはこれで、刺激的で素敵な展開でしたね。{/netabare}

2015.10.22追記
第11話について
{netabare}ここまできて初の完全ツッコミなし回。湖の近くの家でのラブラブな新婚生活、そして謎の少女ユイが現れ、親探しのために第1層に戻るエピソードでした。パパ、ママと呼ばせるのに抵抗ある視聴者もいるかもしれないと思いつつ、自分は特に問題なかったです。
{/netabare}

第12話について
{netabare}シンカーさんを助けに第1層に現れていた隠しダンジョンに突入、ユイちゃんがあっという間に去ってしまう話でしたね。それにしても驚いたのは大鎌を持った死神のような敵の強さ。ガードしてるのに高レベルプレイヤーのキリトとアスナのHPを1撃でほぼ半減させています。ゲームとしては裏ボス的な存在だったのでしょうか。終わったと思ったところに、ユイが突然戻ってきて裏ボスをあっという間に片付けます。

ここまでは不問、ですが、ユイが自らを語るシーン、キリトとアスナの2人だけは他のプレイヤーと違う感情を持っていたという説明は安易で、主人公補正を感じてしまいました。まだ、偶然に22層に迷い込んでキリトらに出会ったと言われたほうが納得できるし、もし2人に特別な理由を作るなら、やはり9話にて、ボスを2人の連携で激闘の末倒すようにして、その時の感情的な力がユイの注目するところとなり、結婚に至るまで見ていたという筋書きにするとか。

キリトがユイを助けるシーンもやや強引でしたが、復帰後の活躍を思えば、素直に良かったと思います。{/netabare}

2015.11.14追記(祝!映画化決定)
第13話について
{netabare}醤油の話題から主釣り、釣竿のスイッチといった展開は悪くなかったです。西田さんと別れる時のエピソードはちょっと語りすぎですけどね(直接本人に伝えろよって話)。

あとは、75層のボス、スカルリーパーからの攻撃で、攻略組の精鋭が一撃死するシーンが何回かあるのですが、これはリアリティに欠けすぎじゃないかと。鎌の攻撃は半端ないという整理で見ていたら、鎌じゃなくても一撃で殺されているシーンもあるしなぁ。そして、ゲージもほとんど減っていない。これは壮絶な戦いが繰り広げられると期待させる終わり方でした。
{/netabare}

第14話について
{netabare}1話丸々ボス戦かと思いきや、始まるや否や、スカルリーパーのHPゲージはほとんどなくて、アバンで戦闘終了。1話飛ばしてしまったかと思うあっけなさでしたね。SAOはバトルメインのアニメではありません(笑)

そして、団長が茅場であり、ラスボスであることがわかり、超展開になっていきます。茅場はその場にいるプレイヤー(キリト除く)を麻痺させますが、一括ボタンでもあったのでしょうか。高橋名人もびっくりの操作速度です。

対決シーン~ゲームクリアについては、既に書いた、ソードスキルの話と、10秒の話が気になりましたね。一度システム上死亡認定されながら復活できた理由は、詰めずにいられません。

その後の最終フェイズを天空から見守るシーンは美しくてこちらの感情も高ぶりました(ほんと、良い所と惜しい所が極端に混在しているアニメです)。
そして現実へ…。あとは、すぐ歩けるのか?とか、病院に誰もいないのもちょっと手抜きかなとかありますが、続きが楽しみでしょうがない1クールの終わりでした♪
{/netabare}

2016.2.7追記(遅くなりましたが、2クール目も順次更新します)
第15話について
{netabare}剣道のシーンはユーモアがあって良かったですね。2年剣で生きてきたキリトが剣道で通用するのか、システムアシストがないために負けてしまうのも理解できますし、最後に癖が出てしまったのも微笑ましかったです。
そして、キモい須郷さん登場。寝ているままのアスナと結婚すると言う展開ですが、これを父親が許しているのは理解できません。前々から、慕っていたのであれば僅かに理解できますが(第二期に出てくる母親もこういう面でおかしな判断はしないと思います)、前から嫌われていたと言っていますからね。須郷本人が嫌われていることを悟られないようにできたとしても、好かれているような場面はなかったでしょうから。
{/netabare}

第16話について
{netabare}ALOにログインするエピソードです。ユイの復活、飛べる世界、リーファ登場、SAOのスキルデータが残っていたため無敵状態となったキリト。最後の台詞は調子に乗っているなと思わされますが、音楽も美しく幻想的で、2クール目も楽しめそうに思えるエピソードでした。
{/netabare}

2016.7.19追記
第17話について
{netabare}キリトに助けられたリーファが、キリトに飛び方を教えてスイルベーンに向かうエピソードです。すぐにリーファに張り合えるスピードで飛べるようになるキリトはやはり主人公最強的ですが、ステータスが引き継がれている設定なので納得もできます。しかし、かなり長いこと飛んでいられたところはアニメだなと(ゲームだと何度も降りて羽を回復させる必要があるんでしょうからね)。
そして早くもリーファは直葉だとわかり、現実世界でも仮想現実でも好かれてしまいそうな最強キリトさんでした。
{/netabare}

第18話について
{netabare}リーファが故郷を捨て、キリトへの恋へと向かうエピソードでした。ゲーム内での豊満さにも抵抗があるところ、現実世界(入浴シーン)でも半端なかったですね。こんなところばかり気になってすみません。
世界樹の上での須郷さんのキモさは相変わらずですが、アスナが暗証番号を読み解き、面白くなっていきそうです。
こうして見ていくとSAOよりツッコミ所が少なかったりします。まあ、ここまではですが。
{/netabare}

2017.2.17追記
3期決定したみたいですね!楽しみです♪劇場版を見るのは、しばらく後になってしまいそうですが、できれば劇場で観たいです。さて、大分時間が開いてしまいましたが、まだ終わっていなかった各話コメントです。

第19話について
{netabare}ルグルー回廊、サラマンダーの一隊と橋の上で戦うことになったエピソードです。これ、橋のエリアは広い構造になっているので飛べばいいじゃないかと思ってしまったのですが、そこはまだ飛べない設定のようで。「飛べないのか」くらいコメント入れても良いですね。(←18話で簡単な説明がありました)
お互い、相手の攻撃でHPゲージが半分以上持っていかれている(緑から黄色)のはわかりやすくしたのでしょうが、特に相手は盾でガードしながらという点で違和感ありました。この次の回で、ハイレベルの相手に剣戟をかなり喰らうシーンがあるので、ここはもっと硬いところをアピールしたいです。
最後のダッシュも、もっと前から使えよ!(逃げ切れたじゃん)と。この速さだと、他の場面もうまく乗り切れるんじゃないかとも思います。
{/netabare}

2017.7.2追記
第20話について
不定期更新のSAOツッコミの回です。SAOのレビューは酷評も多いですし、高評価でも短文のものが多い傾向があるのですが、私は無駄に長くなってきております。
さて、{netabare}超スピードで洞窟を走り抜けたキリトたち。そこからは飛べる設定のようですが、ずと羽を休めるシーンはなし(やられても無駄シーンなのでカットされているか、長時間飛ぶためのアイテムや補助魔法もきっとあるはず、その説明を省いたのだろうと脳内整理)。

サラマンダー、ケットシー、エルフ各陣営とも大将とカゲムネ以外は覆面モブという省エネ作画を突っ込みたくなるのは酷ですかね。こういうところを細かく描いておくだけでも主人公の特別感を減らすことができるんですけれど。

到着したキリトは見えないくらいのスピードで着地しているのですが、塔にぶつかって落ちた時もそうすれば回避できたのでは。

ユージーンとの熱戦は爽快感のある形で終わりますが、アリシャとサクヤにすり寄られるハーレムは抵抗あり。その後、リーファに女性を感じないような発言していて、中身が兄妹だからというのはわかるようなわからないような。日ごろ妹を見ていて慣れてるからなのか?{/netabare}

2018.2.20追記
第21話について
{netabare}半年ぶりの更新となりました。筆が進まなかったのは何と言ってもナメクジ回であること。
アスナがコンソールに到達して脱出できたかと思ったら、既にナメクジの影がって、ナメクジの動くスピード速すぎですよね。
そもそもなぜ彼らはナメクジなのか。ナメクジである必要があるのか。
好きな人にはサービスなのかもしれませんが、作画も力がこもっておらず、作者が触手フェチなのかと思われ、私にとっては気持ちが悪いだけでした。

現実世界では直葉が和人と一緒に病院に行って紹介を受けるのですが、「血盟騎士団、閃光の~」などと言っているところで、こちらが恥ずかしくなります(苦笑)

アスナはまた鳥かごに閉じ込められてしまいましたが、あの場所でカードを引き抜いていなかったら最終盤を迎えられなかったのですから、勇気ある行動には意味があったということで。{/netabare}

<2018.5.8追記>
第22話について
{netabare}キリトがアスナの捕らわれている世界樹の上に向かって飛ぶシーンからですね。

まず、アスナがいるとのユイの言葉でキリトが我を失い、高さ上限の見えない壁にまでぶつかります。その後もしばらく滞空しているのですが、2クール目の冒頭にあった、アスナのいる鳥かごの写真をどう撮影したかの説明と齟齬をきたしていますよね。連続で飛べる時間の制限の設定を無視しすぎだと思います。

そして、その直後、鳥かごにいるアスナのほうに画面が切り替わり、ユイが呼びかける声を聴いたと思い、籠の柵に手をかけるシーンがあるのですが、柵の幅が広くて、横向きにすり抜けられるだろって突っ込んでしまいました。これは作画ミスの話。

前回入手したカードを投げて存在を教えようとしますが、それがキリトのいるところに落ちてくる奇跡! そのゆっくりな落下スピードも含めて、この一連がご都合主義に感じてしまいました。

その後のグランドクエストの挑戦では、無数の衛兵に殺され、現実を思い知らされるのですが、リーファが助けに突入してきます。後の回でも援軍が途中参戦してくるので、そういう仕様ということで整合性はつきますが、クエスト開始の承認ボタンとかあったのに、扉が閉められないままクエストが始まるのは違和感ですね。

そして、嘘でしょ!?的な兄弟発覚で、勢い余って兄貴に告白してしまう直葉。血がつながっていないことを理由に、兄に恋愛感情を持てるものなんでしょうか、と今更ながらやっぱり違和感でした。{/netabare}

<2018.10.12追記>
第23話について
大分時間が開いてしまいましたが、3期も始まったことですし、少し急いでまとめていきたいと思います。
{netabare}この話は和人と直葉の美しい和解とグランドクエスト突破の回でした。

仲直りの場がゲーム内というのは良かったですね。現実世界で面と向かって言えないことも、ゲームならば。そして剣を交えてからの抱擁もドラマチックでした。

ま、私が投げてしまった剣の行方が気になってしまったのは言うまでもなく、2本が並んで地面に突き刺さっていたカットは有難かったです。

それから、リーファとレコンをサポートとして加え、グランドクエストに再挑戦するのですが、前回の惨敗ぶりからして、その判断ができた理由がわからなかったです。現実的には援軍で来るサクヤたちと合流できてから挑戦ということになるのでしょう。いや、そう進められても盛り上がらないのはわかってるのだけど、完全に演出優先というのは雑に感じるのですよね。

あと、気になったのはレコンの扱い(告白の戦略がゲスいのと、自爆魔法が無意味に終わるとか…)、リーファやレコンでも一撃で倒せるガーディアンの貧弱さ、回復魔法を使ったリーファたちに目を光らせつつなかなか攻撃してこないガーディアン、グランドクエストが途中参戦できる点(前話同様)、クエスト参加人数に制限がないならゲームバランス的に無双キリトで突破するのはどうなのか、とか。

気になりつつもグランドクエストを突破して話が進んで良かったと思った回でした。{/netabare}

<2019.1.9追記>
第24話について
{netabare}ようやくキリトがアスナのもとに到着しますが、そこにオベイロンの重力魔法が炸裂。キリトらの自由を奪ったオベイロンはアスナを鎖に繋いでゲス根性を見せていきます。ここは声優(子安さん)の演技が素晴らしかったですね。

また、重力魔法により地面のほうが明るくなっており、オベイロンがよりキモく、キリトやアスナの表情を険しくする良い演出だったと思います。

そしてオベイロンが「甘~い!」とやっているところで茅場の助けがあり、システムを超えた力でキリトが立ち上がり管理者権限を奪取。痛みを抑制するペインアブソーバーをレベル0にして一騎打ちで勝利します。

最後の一撃は残酷でしたが、これが次回に繋がり殺されずに済むので、批判もできません。

茅場を格好良く描いているのが少し違和感。SAO世界の創作者は、著者の川原礫氏自身も投影されているのかもと思いました。
{/netabare}

<2019.3.24追記>
25話について。
{netabare}アバンでの須郷との最終ボス戦は、和人が現実世界で殺人者にならなくて安堵。明日奈のと対面、和人が目覚めた時のようにやつれているべきでしょうが、ここは画としてしょうがないですね(見舞いの時点でツッコミし忘れてました)。窓で、二人のアインクラッドでのアバターが手を繋いで去る演出が素敵でした。

エギルのバーでのSAOサバイバーの会合、シンカーさん等、前に出てきたキャラも登場して楽しめました。茅場の残したザ・シードが、新たなVRMMOの原型として世界に拡がっていったこと、アスナのALOでのアバターの登場、そして最後にアインクラッドが出現と、物語としてまだまだこれからという想像を膨らませる終わり方も素晴らしかったですね。

フェアリーダンス編ということで、2クール目のメインヒロインであるリーファとの空中でのダンスも綺麗にまとめていました。

ツッコミはなしかと思いましたが、一つ。プレイヤーデータを初期化したとのコメントがありました。2期でもガンマンに触れるゲーム等でも人並外れた能力で大活躍するキリトさん。1期のデータをコンバートしたからと言えば納得行くけど、この発言は不要に思いました。{/netabare}

以上で、長きに亘りましたが、SAO1期の各話コメントを終了します。

SAOはアインクラッド編が特に好きで、プログレッシブを読み始めています(4巻まで)。現在6巻まで刊行されていて、まだ7層くらいでしょうか。1巻1層ペースで刊行ペースも遅いので、川原礫先生もいつまでかかるやらというようなことを書かれていましたので、アニメ化しても先が続かないと思いますが、人気が続くなら可能性としてはあるかもしれませんね。

{netabare}原作の1巻との齟齬(特にアスナとの関係性)は出てきてしまうでしょうが、一方で、お互いの絆は深まっていますので結婚への展開はより納得できるようになると思います。{/netabare}
内容的にも面白く、おすすめできると思います。キバオウさんもギルマスとして頑張ってますし、個人的にはキズメルさんが良いキャラしていると思います。

<2022.8追記>
SAOプログレッシブ星なき夜のアリアをレンタルで視聴しました。
そちらに感想を書いてもよかったのですが、大した内容にならないのでこちらに書いてしまいます。
以下は劇場版のネタバレですので未視聴で今後視聴予定の方は開かないでください。
{netabare}その劇場版の私の評価は84555の3.4で、これまでで一番、楽しめなかったです。
原作のプログレッシブ自体も元々の作品と全く齟齬がないわけではないですが、アスナがミトという友人とSAOの世界に入り、パーティを組んで戦い方を学んでいたら、スイッチを知らないということにはならないし、アスナとキリトが1層ボス攻略後にパーティを解散しないというのは原作以前にアニメ1期すら否定しているのではないでしょうか。
2層の壮大な背景の中で会話する演出も、元々は階段での会話でした。
こういう描写や事実関係は最低限踏まえた上での改変は良いにしても(たとえばクリームを付けたパンを食べた後に作戦会議をしたところ
)、演出のための改変は、前に見たものが嘘だったように感じられ、残念でした。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 132
ネタバレ

アスピリン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ありがと~! SAO!!

今、思い起こせば すごい期待感の1話からデスゲームが始まり、
ヒロイン攻略作品なんて言われて、
アスナとキリトが一緒に行動するようになり、
キリトが血盟騎士団に入り、
キリトとアスナが恋をして、
アインクラッドを攻略する前にゲームをクリア、
アスナが現実に戻れず、
ALOの世界に入り、
リーファに出会い、
リーファの正体が妹とわかり、
妹がキリトのことが好きとわかり、
グランドクエストに挑戦し、
アスナと再会し、
現実に帰還

と、本当に様々なことが1期2クールの中でありましたが、すごく楽しめましたし、毎週毎週いい時間を過ごさせてもらったので 終わるとなるとさびしい限りです。

これは原作を読んでいる人が言う「アインクラッド」が一番面白いというのは置いておいて、2期が見たくなりましたね!!

もっとこの作品に浸りたいな~って切実に思いました・・

最後に素晴らしい作品を見せてくれた人にありがとう!と言いたい。




25話感想 世界の種子{netabare}

茅場に託されたザ・シードをエギルに預けそこから新たな世界を切り開いていきましたね。

ただ、なんとなくそこからヤバそうな匂いがしなくもないですねw
まあ続きが見たければ原作を読めってことなんでしょうかねw

最後はなんかスグを強引に笑顔にさせてた感があったのがちょっとなーって思いました。

ただ、大作みたいに最後は綺麗な終わり方したなとも思いましたね!{/netabare}

24話感想 鍍金メッキの勇者 {netabare}

ようやく、ようやく、アスナを仮想世界からログアウトさせることができましたね・・
長かったけど、よかったな~

フェアリィダンス編も色々あったけど、最後の須郷には本当にざまーって感じでしたし、すっきりしました(笑)

スグもかわいいんだけど、やっぱりアスナはヒロインだと再認識できた24話でしたし、全体的に繰り返しますがすっきりできたました。


次回が最終回と思うと寂しすぎますね・・・・{/netabare}

23話感想 絆 {netabare}

前回終盤での家族間の問題というか、スグの複雑な気持ちでキリトもリーファもどうなるんだろう?って思って観てましたが、案外あっさり解決しちゃいましたねw(尺的にはそんなにつぎ込めないってことなのかな?)

後半はリーファに加えレコンと共に再びグランド・クエストに挑戦したわけですが、やはり敗走・・・というところでお決まりの援軍w
なんとかクリアし、アスナからのカードを使い、次回はようやくキリトの1人旅になりそう・・・・非常に楽しみな展開ですね(笑)


話はそれますが、もう少しで終わると思うと残念でなりませんね・・・ {/netabare}

22話感想 グランド・クエスト

{netabare} アスナの存在を確かに確認できたキリトはグランド・クエストに挑戦したわけなんですが、結果的には惨敗。
加えて、リーファに自分の正体がわかってしまい終盤は家族間の問題に終始しましたね。

スグって本当にかわいいな~って思いながら見てましたが、結構抱えているものは深刻みたい。

早くアスナとキリトの再会のシーンが見たいと思わされた22話でした。 {/netabare}

21話感想 アルヴヘイムの真実 {netabare}

いや~ アスナがログアウトまであと少しというところで・・・触手とか。。。
早くキリトがアスナを救出している回が観たいな・・・。

また、スグが事実上というか失恋を認めましたのでこれでカズトに対しては恋ではなくなったかもしれませんが、ALOのキリトには恋をしてそうなので、今後 さらにスグが不憫な展開になると思うと残念で仕方ない・・・。

キリト、アスナ、スグの3人とも笑顔で終われたらこんないいことはないんだけどね~

しかしこの世界観のめちゃくちゃな実験と言ったら本当に唖然とさせられますね。須郷のとっちめられる姿をいち早く見たいわーーー!! {/netabare}

20話感想 猛炎の将 {netabare}


いや~~!やっぱり剣での戦闘シーンは魅力的で素晴らしいですね~ これぞSAOって感じがしてよかった!
(空中での純粋な戦闘シーンはSAO編ではもちろんなかったので、ワクワクさせられましたよ~。
そのワクワク感を演出したA-1 Picturesもさすがです!)

このテンポのいい感じはすごく見ごたえがあるし、ある意味この作品の特徴って気がしてきましたね。


ラストシーンでのアスナ脱出が次回以降 どのように繋がっていくのか非常に気になります! {/netabare}

19話感想 ルグルー回廊{netabare}

戦闘シーンのキリトの「絶対に死なせない」っていうのはものすごくかっこよかった!!けど、あのモンスター化っていう演出はちょっとどうなんだろうね?って思ってしまいましたよww

で、今話でわかったのはやっぱりALOでは魔法が相当重宝されているみたいですね。
キリトですら12人の魔法使いに勝てませんでしたからw

今後どんな展開が待っているかはわかりませんが、個人的にはSAOのメインヒロインであるアスナが1度も登場しなかったのは残念って気がしますけどね。
(ファンの中から忘れ去られてしまうぐらいの勢い・・
もっと早く助けてあげてーって思うぐらいの演出があってもいいのかなって気もするしね。)



やっぱり、魔法より剣で戦ってほしいな・・・ {/netabare}

18話感想 世界樹へ {netabare}

18話を観終って思ったのが、チーターのRPGってどうなんだろうねってこと。
ALOの説明でエギルが個人的な運動神経が重要って言っていたのでキリトだって苦戦するのかな?と思いきや全然チーターでした(笑)

私自身、直葉が結構好きなので見ていて十二分に楽しめますが、単純にストーリーを求める視聴者からしたらどう映っているのかが気になります。
(ストーリーだけならSAOの方が面白かったってなりかねないので・・・)

SAOの戦闘ではキリトですら77層のボスで手いっぱいだったわけで、99層までボス戦があったらどうなっていたことか(100層は略)。
それぐらい戦闘が緊迫していて楽しめたんですが、どうやらALOではチーターが確定のようなので戦闘では惹きつけられないかもね。

それとそろそろお互いの事を兄弟と気づいてしまう時が来そうですね。。。w
これは避けられないっていうか、仲睦まじい兄弟が同時刻に何をしていたか気にならないはずがない!と思いますよ(笑)
もちろん隠すっていう手もありますが。

来週以降はもう少しチーターを困らせるような難題が出てきて欲しいかも。{/netabare}

17話感想 囚われの女王 {netabare}


17話から本格的にキリトと直葉がALOの世界で交わってきましたが、、、スグがKiritoって名前で気づかないっていう設定には驚きですね。
まあ声とかキャラデザインでお互いの事を兄弟と認識するのは難しいかもしれませんが、スグの視点からすれば好きな義兄がいかにして現実世界に戻ってきたとかMMO上での名前など知っていてもいいものだと思うけど・・この辺の知識がないのは違和感があったなー。


で、肝心のフェアリィ・ダンス編の展開自体はまだまだこれからなので判断できませんが、須郷がすごくゲスなキャラを演じていて良い感じです。
(どうしても死んおkだと緊迫感が薄れてしまうのは必至なので)


とにかくALOはこれからだと思います! {/netabare}

16話感想 妖精たちの国 {netabare}


まあ、大体分かってはいたんですが スグもMMOをやっていたみたいですね。
様子から察するに、結構最近始めた感じなのかな?(キリトが現実に復帰した後ってことになる感じ?)

ところで、来週にスグとキリトはお互いのこと気づくのかな?
普通なら声で気づきそうなものだけど、今回の出会いのシーンでは気づかなかったみたいです。(まあ名前がKiritoなんで気づかないわけないかなw)


妖精の国ではアインクラッドとは違って何回死んでも現実に影響することがない、その分 緊張感が無くなってしまうのは必至なので そこら辺をいかに内容でカバーするかが今後のこの作品の人気のカギに繋がっていくのではないかと思ってます。{/netabare}

15話感想 帰還 {netabare} 

フェアリィ・ダンス編が始まりました!

先日終わったばかりのアインクラッド編がSAOの中で最も面白いっていう原作組が多い中でどれくらいの展開を見せてくれるか楽しみなフェアリィ・ダンス編ですが、
1話を見る限りではだいぶ期待できますよ~!(そりゃ1話だけだからだろ!って怒られてしまいそうですけどw)


まず、妹がだいぶ鍵になりそうなのが OP,ED,尺的にもわかりましたし、キリトとスグは両親が違う兄弟ってことでスグがキリトのことを好きなこと。(妹がかわいすぎてね・・・これは結構スグの人気が出てくるんじゃないでしょうか?(笑))

またメインヒロインのアスナが違う男(父親が気に入っている職場の部下)と結婚させられそうなこと。(アスナは社長令嬢)

そしてラストのシーンであったエギルから送られてきたメールに添付されていた画像に明らかにアスナと思われる人物が写っていたこと。(他のMMOか何かに登場しているということなのか?)


他にも未だに目が覚めない300人は今後どうなってしまうかなど、原作未読者からすると見どころがたくさんありすぎるし、非常に期待できる要素が多かったので フェアリィ・ダンス編からも目が離せません!


加えて、OP、EDが1クール目に負けず劣らず良かったので一安心。(しかし・・・だいぶ妹比重な作り方になってるのが、色々と考えさせられるねw)


次回 フェアリィ・ダンス編 2話も楽しみすぎる~ {/netabare}

14話感想 世界の終焉 {netabare}

アインクラッド編が終了しました!
キリトとアスナの愛が強すぎるあまりに、なんか最後は寂し過ぎる展開でしたよ。。。。。
また、結果的には茅場を凌駕する力をキリトが秘めていたってことになるのかな?


その素晴らしい1クール最後を演出したA-1 Pictures。
終始見せてくれた作画の安定感はさすがでしたし、エンドロールで現在のキリトの感じが上手く表現できていて こだわるところは違うなと痛感いたしました(笑)


私は原作未読なので、今後がどうなるのかっていうのが全くわからない人なんですが、アインクラッドがSAOで最も面白いって聞くので、そういった評価と逆に2クール目には期待しています!!

むしろここからどのように話が進んでいくのかが見えないのが楽しみな要素なんだけどね。(アインクラッドの仲間との再会っていうシナリオは見えるんですが、そのほかは見当も付きません。やはり当面の目標はアスナの回復ってことになるのかな?)

思い返せば、前半のヒロイン攻略アニメっていうレッテルを忘れ去れるぐらい 密度が濃い後半のSAOでしたし、SAOの声優陣の方々の演技は特に素晴らしいと感じました。


そんなSAOの2クール目も楽しみです!



しかし、LiSA 藍井エイル 春奈るな って・・・
どこのアニメのパクリなんでしょうね・・・(苦笑) {/netabare}

13話感想 奈落の淵 {netabare}

いや~~~~ 今までで一番放送時間が短く感じたし、また最も死が近い状態で戦っている緊迫の回でした!

前半22層での ほのぼの夫婦生活なんて覚えてないくらいに
後半の勢いが凄かったよね。
(こういう展開を待ってました!って感じなのかなw)

ただ、こんな中でも団長のチートぶりは目を見張るものがありました(笑)というか、団長に期待せざるを得ないような展開。(初めて団長のイエローゾーンを見れる日がってことかなw)

次回が早く観たくてたまりませんね!!


毎週言ってるかもだけど、そろそろOP変わるのかな? {/netabare}

12話感想 ユイの心{netabare}


もう少しユイというキャラについて深く掘り下げていくと思ったんですが、案外あっさりと終了してしまいました。

NPCとはいえ感情を持っている人がいなくなるのはとても寂しいな~って伊藤かな恵さんの演技で更に思いました。
(結晶が1期の中で意味を成すときが来るのか?楽しみ)


話は変わって、SAOの特徴はものすごくテンポが良く見ていて歯がゆい気持ちになることが少ないんです。が、少しテンポが良すぎて呆気に取られてしまうんですよね。(リズ回の展開の早さ、今回のユイ、もっと面白く出来たと思うんですけど・・・・)
全体的に少し話に幅を持たせて欲しいというかそんな感じです。



次回のタイトルが「奈落の淵」ということで期待してよさそうです!
また、そろそろOP、EDが時期だと思うんでそっちも期待しています!(OP:LiSA→エイルって・・Fate1クール目だなw) {/netabare}

11話感想 朝露の少女{netabare}

全体的に通して、おそらくここが1つの分岐点か何かになりそうな11話。

幸せそうな22層での夫婦生活を過ごしている最中に保護した謎の少女、明らかに話が2章に突入したって感じましたね。(しかし、寝室の無数のツーショット写真はなんかフラグっぽくて嫌ですね・・・)

また、全体的にすごく暗い描写で背景を描いていたのが印象的でした。それだけに来週以降からは重い話になっていくのではないかと。


ここまでの夫婦のデレデレだったり、日替わりヒロイン攻略アニメはこれからどのように舵をきっていくのか非情に楽しみです。 {/netabare}

10話感想 紅の殺意{netabare}

いや~、なんか壮絶な回でしたね。
ここまでは、ヒロイン攻略に勤しんでいた奥手なキリトがいきなり覚醒したって感じです(笑)

20数分の中で前半はかっこいい感じのデュエルだったのですが、後半というか終盤はもうね・・・。
そんなにいきなり発展するものなのかと言いたくなりました。
順序がめちゃくちゃというか非現実的な結ばれ方って感じになるのかな。すごく評価が分かれそうな10話。

まあ、ある意味これでアスナとキリトの関係ははっきりした訳なんで ここからは純粋にSAOの世界観に力を入れて製作してほしいです。

まだまだ素晴らしい作品にしてもらわなければ困りますからね。

次回以降も期待!{/netabare}

9話感想 青眼の悪魔{netabare}


アスナとの関係性がすごく微笑ましかったですね~
全くキリトってやつは・・(笑)


青眼の悪魔はまあ、正直強くなかったということで~。
裏を返せば、キリトのエクストラスキルが強すぎたってことかもしれませんけど。
それでも9話を通して、アスナのキリトへの一途な気持ちがわかり、それは本当に見ていて気持ちいいものです。
(アスナ可愛すぎるだろ!)


で、ここら辺まで来てようやくこの世界観にはまってきたというか、以前は説明不足がすごすぎて意味がわからないというか共感しがたかったのですが、9話終わって自分がSAOの世界に入っている感じがしましたね。


つまりここからさらに面白くなっていく可能性が高まってきたということで、より一層 楽しみな作品になっていくのではないかなと思います。

ただ、案外良い方に良い方にばっかり進んでいる気もしなくないのでここら辺で難しい場面に出くわしても面白いかもしれません。 {/netabare}

8話視聴 黒と白の剣舞 {netabare}

ものすごくよかったです!
今までのヒロイン攻略シリーズを忘れさせるような ラストで、またアスナに絞っていた感じも好感アップかな。

8話は原作でいうと1巻で、ようやく2巻から戻ってきたという意味では盛り上がりというか ストーリーの中心に入ってきた感じです。

毎週可愛いヒロインを見れたのはと良かったのですが、イマイチ感情移入しづらい部分があり 今週はすごく充実した1話だった。


これから更に盛り上がっていくと思うと来週以降も凄く楽しみですね!!


しかし、アスナの可愛さは反則レベルで見ているのが辛くなってしまうわ~(笑)

SAO 最高!!{/netabare}

7話感想 心の温度 {netabare}

リズ回、どんだけ展開早いんだよ!!!
早すぎる展開に思わず笑ってしまいましたw

いくら早いといえでも限度あるだろ!
20分足らずで、出会い⇒デレ⇒恋落⇒告白⇒失恋⇒約束
いやいやいやいや~ ある意味 リズのこと可哀想と思う間もなかったです。


そんなリズが今後も登場してくれればうれしいかも。


週代わりヒロインなんていわれてますが、それも今回で終わった感じですかね?そろそろ腰を据えた演出展開を見たいものですね~。


まあこんなトントン進行だけど事実面白いから良いんですけどね! {/netabare}

6話感想 幻の復讐者{netabare}

今話で5話の謎も解けましたし、まあ案外あっさりしていたなと。
何かこの圏内事件はある種、アスナルート確定の演出のようなものだと思うw 本当に!

でも、ここまで美しいというか 愛らしいというか、皆にヒロインと思わせるのはすごいね。
結構最近の作品は分かれる個性に対応するためにヒロインを複数用意するんですが、SAOはアスナしかいないのでは?(笑) 
もちろんシリカなどもいますがw

アスナ好きな私としたらうれしいかぎりですね!

来週も楽しみ。 {/netabare}

5話感想 圏内事件{netabare}

まあストーリーの展開や演出などは全く不満は無いんですが、説明不足は否めない感じですよね。

キリト=攻略組。
アスナ=攻略組のパーティーの副団長
そりゃ必然的に一緒に行動しているっていうのは分かりますが、2話の感じからしててっきり別行動でまたいつか再開出来るのかな?なんて思っていたんですけど。
もうとっくに一緒にいたんだね。


こういう細かい導入がなく話が進んでいるのはイマイチ納得できないですし、何かもったいない気がする。
メインヒロインの出演まで時間かけたのだからそれなりの演出がないと・・・。


まあ、とにかくアスナはめちゃくちゃかわいいってことが判明しましたので許すとしますか(笑)

で圏内事件に関しては良い感じの展開かな?
0から何かを生み出すといった新たな方向性での演出は作者が同じだけあってアクセルワールド(川原先生)っぽいくてニンマリ。



ドラマで年末にやるようなダイジェスト版じゃオリジナル版と比べたら歯ごたえが無いといった感じと同じで今のSAOはダイジェスト版みたいになりつつあるからね・・・・。

ここからはいかに説明不足を少なくして感情移入させるかですね!{/netabare}

4話感想 黒の剣士{netabare}

1話素晴らしい、2話素晴らしい、3話飛びすぎ・・。
そして4話は色々と説明不足が出てきたってこと。

まず上のフィールドの情報を知っているのは全く問題ないんですが、いきなりワープ?もしくはちゃんと1層1層上ったのかもしれませんが、その際のボスってどうなるの?
誰から倒してくれたらその層はボス無しなの?

もちろん後々回想入れつつ説明など入ってくるんでしょうけど、もう少しその話の中で説明を入れてもらえるとありがたい・・・。

これだと、どうも感情移入出来ないし、何か一本道のゲームをしているような 幅が利いていない感がする。

1話1話があまりにも断裂していて ? って感じ。
・・・・・このテンポはいつまで続くんでしょうかね。 {/netabare}

3話感想 赤鼻のトナカイ{netabare}

え・・とですね。まさかまさかの一気に1層から29層?!とか30層あたりまでいくのは駄目。
時間がないのは知っているけどさ・・・だからって省くにもほどがあるでしょ。
展開ももちろん早いんですが、全くもって感情移入できないのはなぜでしょうか?
サチのクリスマスメール?は確かに悲しかったですが、正直言うとストーリーに10分ぐらいしか出てきていないヒロインの消失に誰が残念がるの?って思う。
こういう出来事を糧に成長みたいな感じないいだろうけど、それにしたって早すぎる展開には残念の一言。

もう少し期待していたんだけどな・・・やっぱり2クール使って上手い感じで終わらせようとするとこんな感じになるんだねって改めて思った。
原作の評価、またアニメへの期待度からしても2クール3期とかシャナみたいにしても全然良いと思うんだけど。


一気に評価が下がってきそうなのでここからはしっかりと感情移入できるような演出また展開を期待したいです。 {/netabare}

2話感想 ビーター{netabare}

比較的1話は多くの作品に関心がいき、またそこでユーザーを掴むために製作者側も気合を入れてきます。
なので1話だけでは実際どうなのかはハッキリしないところがあります。

それを踏まえて2話を見ていたんでしたが、これは完全に良作ラインに入りましたよ(笑)!
2話で団結して仲良くレッツゴー みたいな展開でしたら ありがちだなって思っていたんでしょうけど、孤立して旅立つ展開に。これは結構考え込んでるなと。

といいますか、こんな展開見せられたら次回以降が気になってしょうがないんだが・・・。(笑)

今後は良作ラインから神作ラインに是非入ってもらいですね!!

加えて、OPのCrossing fieldは素晴らしく作品にマッチした曲じゃないでしょうか?発売日が楽しみ。 {/netabare}

1話感想 剣の世界{netabare}
原作の評価がもとても高く、数々の名作を製作してきた  A-1 Picturesがアニメの担当ということで期待してきたんですが、その期待を見事に1話で応えてくれましたね。
食いつくように見てしまいました。

少し導入での説明が少なかったのですが、おそらくこれから上手く回想シーンなどを取り入れながら説明していくんでしょう。

肝心の内容は、ゲームの中でライフが無くなれば現実世界からも消える、すなわち死ぬといったもの。
こういった設定で別作品ですが、劇場版コナンのコクーンなるものと同じなんです。
ただそれと違うのは、常にレベルアップしボスに挑んで勝利していかなければいけないといった王道RPGゲーム形式。
こういった内容はやっぱり対戦も大事なんですが、仲間との出会いだったり、別れだったりがあり感動的シーンも増える。
そういう意味でも1回見逃すと展開がわからなくなってしまうので、毎回楽しみですね。

またこれはアニメだけではなく、RPGゲームが好きな人も楽しめる作品ではないかな?舞台は中世感があるし、旅が好きな人も十二分に楽しめると思う。

他には、RPGならではの最初はパーティーがいない感じもすごく評価できる。

1話でレベルを上げただけに来週からの内容がどうなるか楽しみですね。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 41

88.2 3 オンラインゲームで恋愛なアニメランキング3位
ソードアートオンラインⅡ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (3902)
22340人が棚に入れました
《SAO》事件から一年が経ったある日、キリトは、総務省《仮想課》の菊岡誠二郎から奇妙な依頼を受ける。それは、銃と鋼鉄のVRMMO《ガンゲイル・オンライン(GGO)》で突如発生した怪現象《死銃(デス・ガン)》事件の捜査であった。漆黒の銃を持つ謎のアバターに撃たれたプレイヤーは、実際に現実世界でも《死》に至る……。その不気味な事件の捜査を断り切れなかったキリトは、《仮想世界》が《現実世界》へ物理的に影響を及ぼすことに疑いを抱きつつも、《GGO》へとログインする。《死銃》の手懸かりを掴むべく、不慣れなゲーム内を彷徨うキリト。そんな彼に救いの手を差し伸べたのは、長大なライフル《ヘカートII》を愛用するスナイパーの少女・シノンだった。彼女の力を借りたキリトは、自らがターゲットとなって《死銃》との接触を試みるべく、全ガンナーの頂点たる対人トーナメント《バレット・オブ・バレッツ》に挑む……。

声優・キャラクター
松岡禎丞、沢城みゆき、戸松遥、竹達彩奈、伊藤かな恵、日高里菜、高垣彩陽、平田広明、悠木碧
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

大作は続く

SAO事件から一年、キリトの新たなる戦いが
銃と鋼鉄のVRMMOガンゲイル・オンライン(GGO)で始まる!

今期注目度No.1と思われる作品の登場。
前作の個人評を短く言うと
「エンタメ性演出面は抜群だが
偶然に偶然が重なりご都合主義が過ぎるシナリオに不満」
という事で世間様の評判よりは低い。
それでも魅力があり期待感は高くなってしまう作品なのは間違いない。

さて、期待を持って観た1話だが、
う、うーん。まだ導入という事で大人しいスタートだった。
視覚的にはデスガンの犯行シーンが一番の見せ所だったが
この作品にしては派手さや衝撃に欠けていた様に思う。
本人ではなくモニターを撃ったのも地味だし(この行為に意味があったかも知れないけど)
ドクロと外套の怪しい風貌の割に手にした銃がトカレフっぽいのも微妙に安っぽく感じた。
いや別に悪い銃じゃないけど小物っぽくないですかね?

それとキリトの「現実と仮想の違いは情報量の差」ってのも
ちょいと引いちゃう発言…。現実世界もうチョット見つめようよ。

まぁ大人しいスタートだったのは大作の余裕って事で次回以降も期待してみようと思う。
黙ってても盛り上がる作品にはなるよね!?

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

取りあえず事件については感じた事を書き留めておきます
【予想】{netabare}
今回の事件は「銃」に秘密がありそうだが多分関係ないと思う。
トリックは別にある。
ミスディレクションというヤツで銃に注目を集める事に意義があった様に思う。
デスガン(人物)はドクロの仮面で顔が隠れ、声も謎なので
今まで出てきたキャラの中に関係者がいそう。
手まで包帯で覆っている事には必然性がありそうで
アスナとの会話「手を握った感触で誰だか判別できる」云々が伏線になっていそう。
ただし複数犯の可能性も考慮しておくべき。{/netabare}

※2話感想{netabare}
今回の舞台である銃のVRMMO「ガンゲイル・オンライン(GGO)」の
世界を紹介する回。
話が進まず焦れったくもあるがお陰で大分知る事が出来た。
鉄と荒野の匂いもなかなかイカス!

「リアル」とは言わないがとても魅力のある世界で実に面白そう。
一つ一つの動作が丁寧かつスピーディー、
ガンシューティングの呼吸というか間というのが良く分かっている。
(さばげぶにも爪の垢煎じてあげてくれ!)
盛り上げ所の演出も良く迫力があった。
「そこから落ちるのいくら何でも高すぎるだろ!」とか
「落下中に重ライフルは当たらないぞー!」とか思いつつも
この世界に浸かり見入ってしまった。 この辺りは流石SAO。

キリトも決心した様でこの世界にどう参入していくのか期待が高まる。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
シノンの実生活とキリトがや~っと始動した回。

大作の余裕…ありすぎ!?
まず説明書熟読させてからゲームスタートさせられる感じ。
1期みたいにキリトと視聴者が一緒になって放り込まれ
手探りで進む展開が好きだったし
それによって感情移入や物語への入り込みがより深く出来たのに
今期はちょっと視聴者への説明が過ぎる様に感じる。
このまま俯瞰で物語を追わせないで欲しい。…まぁ大丈夫だと思うけどさ。

シノンは精神治療も兼ねている様子。
大会に勝てば治るってのは単なる自己暗示なだけなんだけど
キッカケってそんなモノなのかも。
治って欲しいけど治って感動する程でもないかな。
指向けられただけで不安になるのは困りモノだけど実生活で銃持つ必要ないし
「クララが立った」とは別次元。

銀行(郵便局かな)強盗は何が一番の目当てか忘れちゃってるは
幼女ともみ合いになるはでツッコミ所満載でした。
こんな強盗は居ないだろ流石に…。

メモ{netabare}
被害者=撃たれたアバターとは限らない
看護士さんと握手
シノンの父の死
{/netabare}{/netabare}

※4話感想{netabare}
いよいよGGOの世界へ。
男臭いゲームの中、女性っぽい容姿でスタートするのはまぁ良いけど
ネカマ設定なのはちょっとキモい。
早く身バレして普通に戻って欲しい…というか元々シノンは女だと勘違いしてるのか?
キリトの思い過ごしじゃないの? …別の意味で違う世界に行かないで!

GGOでもキリト無双は健在で早速ゲーム(の中のゲーム)相手に披露。
本当にいつも通りお強いですなぁ。

そして、こちらの世界でも剣で生きていく事を選択した模様。
現実的には無茶なんだけど、銃に剣で挑むのはロマンを感じるし
やはりソードアートなのだから譲れない所でしょう。
(でも大抵この設定の物はB級以下のシナリオになっちゃうんだけどね…。)
戦いではシノンの援護とか連携も見られそうなので楽しみではあるけど
アスナが見たら浮気判定になりそうな気もする…。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
いよいよBoB開催。
空白でのエントリーが吉と出るか凶と出るか。
(普通必須項目あるだろ!…とか突っ込むのは野暮?)
男だと早々にバレてオカマちゃん設定が解かれたのは良かったけど
まだ少々、口調がお淑やかな気がするのは気のせい?

試合では当然の如く強さを発揮。
剣で弾を弾くくらいお手のもの。相手の位置も察しちゃいますよ!…ぇ!?
ここまでくるとハンドガンでの牽制の意味があるのかは疑問だけどね。

相手の銃の集弾性の悪さが気になったけど、
ターゲットサークル内でランダムって設定なのでまぁ納得。
それを読んじゃうんだからキリトはやはりハンパない。

試合後はデスガンとの初接触。
怪しさ満点だし、都合良く組織のマークが露わになってて包帯の意味なし!?(笑)
キリトはもう犯人(デスガン)に辿り着いてしまったのか。
…やっぱり、推理要素は期待出来ないかな?
深く考えず娯楽アクションとして楽しむべきかな…って気になって来た。
{/netabare}

※6話感想 {netabare}
ラフィンコフィンとの戦いで負った心の傷がまた開き、
我を失いシノンに対して無気力な試合をしてしまったキリト。

戦いでは神の如き強さのキリトでも精神的にはやはり人の子。
少々「嫌な奴」に映り、ヒーローとしては薄暗いが
こういう面を見せる人間らしさは描けていたと思う。
似たトラウマを持つシノンと気持ちを共有し克服して欲しいわけだけど、
これってリハビリ療法と同じ。
もしかしてGGOを通してリハビリ見せられるのか?と思うと少々冷める。
この作品にはそういう薄暗さは求めていない。

1期の様な爽快感、希望、愛情を押し出す作風と上手く合うかが
評価の分かれ目になりそうかな。

それと、ラフィンコフィンとの回想の入れ方が唐突かつ描写不足で
「取って付けた感」「後付け感」が大きいのが勿体ない。
キリト自身が思い出したのも急なのだろうけど
もう少し前半でも匂わすタイミングはあったと思う。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
現実世界でも気持ちを引きずり悩むキリトとシノン。

モヤモヤとした展開だけど試合前のお約束で飛翔前のしゃがみと言う感じ。
それにしてもキリトは周りにも心配かけて罪作りですね。
(ネット廃人なのにリア充ってのは現代人の夢・理想の一つなのかな?)
看護士さんは流石に良いアドバイスでしたが意味深な気もします。
第一印象から訝んでしまっているので過敏になって気にし過ぎてる?

シノンの男友達の方はちょっと邪な雰囲気もあって何か怖いんですけど…大丈夫?

色々な不安を乗せたままいよいよ大会本戦へ!
{/netabare}

※8話感想{netabare}
BoB本戦開始! サバイバル形式ならストーリー的にも汎用性高そうです。
衛星での位置情報把握も今後の試合展開に絡みそうですね。

キリトはデスガンの正体を絞っているけど、プレイヤーと決めつけない方が良い様な気がする。
【予想】{netabare}主催者やハッカーだった方が実際の住所情報を知っていて犯行し易い立場だと思う。
そう考えると住所を書いていないキリトはデスガンに撃たれても死なないのかも…。
{/netabare}
それと、BoBでの中性キャラ気に入っている様子で悪ノリしてますね。
別にいいんだけど、悩みとの落差が激しいから変な感じもしちゃってます。

ペイルライダーさんはアクロバティックな動きのプレイヤーでしたが
こういうスキルがあるならメタルギアでいう雷電スタイルで戦えるって事だよね?
「剣(近接)でも戦える」プレイスタイルがあるってなると
今まで観せてきたの世界観が怪しくなり違和感が出る。
キリトの個性・特別感も落ちてしまいコチラも変な感じが…。
なんだか所々で「変な感じ」を受けてしまった8話でした。

折角出てきたペイルライダーさんこのまま出オチで殺さないで欲しいけど、大ビンチ!?
デスガン撃たないでペイルライダーさん撃って退場させてあげた方が良くないか?
ともかく気になる次回へ!
{/netabare}

※9話感想{netabare}
ペイルライダーさん死んでしまったのかな?
…だとしたら可哀想すぎる。楽しく遊んででキャラ作ってただけだろうにな。

その死が今度はシノンにも迫ってます。
だからプレイヤーだと決めつけるなって言ったのに!(笑)
デスガン自体常識外れなんだから正直に戦いすぎ。
とはいえ何故かシノンは死なない感が強いので意外と安心しています。
もうちょい緊張感も欲しいけど、娯楽活劇としてはこれが正解なんだろうな。
{/netabare}

※10話感想{netabare}
九死に一生を得たシノン。しかし心の古傷に触れ銃への恐怖感が蘇る…。

一話でデスガンがトカレフなのにツッコミ入れてしまいましたが一応伏線でしたね。
ただデスガン=トカレフで無ければシノン一人で窮地を脱せ恐怖心も再発しなかったのか?
とも思えないので伏線としては弱いかなという気はします。

洞窟で慰め励まされるシノン。
世間に事実が公表されてないのに「人殺し」ってイジメられてたの?
いや、それよりも流石に「人殺し」を茶化してイジメないだろ!?
そもそも他人の反応関係なく自身で抱えてるトラウマなんだろ!?
などとツッコんでしまいましたし、
しつこく余計な演出は逆効果で妙に安っぽくなってる気もします。
最後は「一人でも戦う」とか言っちゃう辺り、めんどくさい女だな…
などとも思っちゃいましたが再びトリガーを引けるのか応援&注目していますよ。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
洞窟内で推理とそしてアスナ達外野の動向。

前回に続き動きが少なくテンポとしても鈍く感じてしまいます。
犯人も複数というごく普通のトリック、変哲のない所で落ち着きそう。
だとしたら今更だけど警察の初動捜査甘いよね。
薬物注射って事になるとやっぱり看護婦さんが疑わしいかな。

それにしても仮想空間にダイブすると現実での感覚0になっちゃうってのは
改めて恐ろしい…。
もし実際あったら関連する事故や犯罪が凄いだろうな。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
いよいよデスガンとの死闘開始。

デスガン達ラフコフはSAO環境の中でPKと殺人の境が判らなくなったのか
それとも実際に殺す感覚に魅入られているのか、イカレちゃってますね。

シノンの援護もありつつ接近戦に持ち込めたキリトですが
相手も剣の達人だったようでまだ激しい闘いになりそうですし
もう一人、敵か味方か(敵だろうけど)謎の人物も居る模様でもう一波乱ありそうです。

ただ、あれを銃剣扱いにしたりペイルライダーの戦い方然り
設定がフリーダムで銃のみの世界観としては崩れている気はします。
結局我慢できずに剣を摘み食いしちゃいましたねぇ
作風と言えば作風なので別に批判ではないですけど
遠慮なく盛り上がる方へと進む展開が実に「らしい」なぁと感じる場面でした。
{/netabare}

※13話感想{netabare}
シノンの牽制もあり、アスナの声援もあり、デスガンを討ったキリト。
(1話のアスナとの手繋ぎはこの為?ちょっとインパクトに欠けるけど…。)

赤目をヒントに名を思い出した訳だけど、
…その前にマスク一緒なら容姿でピンと来るだろ!(笑)
解決に近付きつつあるけど、まだ他にも共犯が居るのが確定して
もう一段底がありそうです。

そして目覚めたシノンを襲う新川君。
彼は前々から不気味でしたがついに本性を露わに…
それにしても何でもベラベラ喋ってくれちゃって、
黙ってイイ人演じてたらまだ脈あったろうにこれで全部ご破算!何がしたいんだか。
キリトはバッチリのタイミングで参上!流石ヒーロー!
アスナの労いもそこそこに直行したんだろうか? 住所把握能力も凄いかも。
{/netabare}

※14話感想{netabare}
「もしもGGOにステータス振り直しアイテムがあれば犯行は起きなかったのか?」
「そこまでのプレイヤーならAGE最強説を自分で作り上げればいいだろ
ステ振り究極論に口出し出来る程のプレイヤーでもないくせに逆恨みしてんじゃねーよ!?」
「ゼクシードから薄塩タラコへ…怨恨殺人から快楽殺人への壁はないのか?」
「更にそこから好意を持つ女性に殺意が向かうものなのか?」
…などなど、観ながら色々と思いが巡ったが、
トドの詰まり動機には全く納得できてないです。新川君狂い過ぎ。

それと、心電電極で助かるってのもC級にも程があるし…。

シノンも恐怖症から立ち直りつつあって美談ハッピーエンドっぽく締めましたが
事件自体の収まりがどうも悪く気分はモヤモヤしちゃってます。

まぁ来週から切り替え!切り替え!
シノンはGGO以外にも登場するのかな?
{/netabare}

※15話はシノン目線での総集編

【GGO編:総評】{netabare}
娯楽アニメとしては楽しめ役割は果たしていると思いますが
今までと比べるとテンポも演出もイマイチで
前期の「キリト頑張れ感」には届かなかったです。

今までに無い漢臭い銃だけの世界観に期待が高まったけど、
シノン&女子ぽいキリトで漢臭さが無くなり、
ペイルライダーの接近戦術&デスガンの銃剣の登場で銃だけの世界観が薄れ
この世界でのキリトの特異性が失われ結局GGOではなくSAOの土俵になっていました。
それでも、バトルが盛り上がって行くのなら不満なく許せたと思うけど
熱くなりきれなかった分冷静に見てしまいました。

また、序盤に集団戦(サバゲー)でこの世界を紹介していたのに、ほぼ個人戦に終始でした。
集団戦術に苦しむキリト&シノン組と言うシチュエーションも観たかったんですけどね…。
キリトVSシノンも決着付けてませんし、もっとこの世界で戦い尽くして欲しかったです。


今回はシノンで感動的なストーリーにしたかったのだろうけど
こちらも引き出しきれなかった印象です。

シノンが引金を再び引ける様になるのも
キリトとの会話で励まされて何となく治っちゃってフワフワ。
ベタでもダイハードの太っちょ黒人警官さん並に演出すれば
良いシーンに出来たと思うんだけどな。

最後の子供の命もシノンが救ったよってシーンも
後からのチョイ足し感が強く感動出来ませんでした。
やるなら序盤であの子供と絡まるなりして伏線作っておけばいいものを。

序中盤で時間をかけてトラウマを紹介していた割に
演出が足らず感動に繋げられなかった様に思います。

事件自体も14話感想の通りモヤモヤしちゃってますしね…。

何だかもうちょっとやれる気がしたGGO編でした。
{/netabare}

※16話感想{netabare}
ALOに戻ってエクスカリバークエストに挑戦!

シノンもちゃっかりと溶け込んでます。移籍かな?GGOと両立してるのかな?
今度はトラウマとか余分なものが無いので気楽にアクションものとして楽しめそう。
ただしNPCが意志を持って勝手に動き始めた気配があるのは気懸かりですね。
{/netabare}

※16~18話【エクスキャリバー編:総評】{netabare}
難しいことを考えず気楽にアクションとパーティ内のやり取りを楽しめました。

ストーリーはシンプルでゲームプレイを観ているような気分。
予想外なのはフレイヤのトール(親父)化ぐらいかな?ちょっと笑えるヒトコマでした。
新たに加わったシノンは垢抜け良い仲間になっていて一安心。スキル的にも既に欠かせない存在。
「エクスキャリバー」という言い方の違和感も彼女とキリトが説明してくれたので
まぁ納得しておきます。

キャリバー編自体は「めでたしめでたし」で締まっていますが
NPCの意志に伴う行動とユイ(AI)が現実世界を知覚した事は今後含みになりそうです。
仮想世界が現実に干渉する…なんて事があるやも!?
{/netabare}

※19話感想{netabare}
果たしてキリトを負かした相手をアスナが斬れるのか?突けるのか?
そして夢の11連撃は手に入るのか!?
今回はアスナ中心のデュエルバトルストーリー。

なんだか既にアスナ向きのスキルだなって気はしちゃうんですが
一応、勝つのか負けるのかハラハラ楽しんで応援しようと思います。

キリトが負けたみたいだけど曰く付きなのは
キリト最強を信じるファンへの配慮なんでしょうかね?
でも、どんな理由なのか何を喋っていたのか気にはなります。
剣道繋がりなのかな?しょーもない理由の予感もしますが…。
まぁ今回も気楽に楽しめそうです。
{/netabare}

※20話感想{netabare}
アスナの家庭事情&いよいよデュエル。

アスナママは絵に描いた様な教育&家柄ママでした…いや、絵なんだけどね。
親からしたら娘の事を想っての事だろうから、
もう少し愛情ある描き方でも…と思うけど完全ヒールでした。
SAOから生還してこれじゃキツイ。そりゃ仮想世界の家も即買いするわ。

そしてデュエルは激しい剣撃の応酬の末、絶剣のお眼鏡に叶い何やらお願いされる事に。
「僕達に」って事は個人的な事では無さそうだけど、
どこかの集落がピンチなのかな?別ゲーに行っちゃうのかな?

アスナの居場所を巡る意外に深い話になりそうですね。
{/netabare}

※21話感想{netabare}
無謀ともいえる1パーティーでのボス狩りに手を貸す事になったアスナ。
ユウキの言葉に後押しされボスとそして母親とも対峙する覚悟を決める。

ボス討伐でアイテムと思い出GET!スキルも継承して貰い、現実ではママを説得という
ルートが見えてきました。

相変わらずママさん悪辣に描かれています。
ママさん弁護する訳じゃないけど、なぜ厳しくするのかという心情もやっぱり描いて欲しい。
このまま自信のプライドだけで(生死の境をさまよっていた)我が子に当たる
ヒドイ親で終わったら物語が浅すぎてガッカリしちゃいそう。
まぁ、作風から綺麗な和解にはなると思うけどね。

次回からは一端現実を置いといて邪魔者排除&ボス討伐アクションが観られそうかな?
アスナの活躍が久々に堪能できそうで楽しみです。
そして最高のタイミングでキリト参上!格好良すぎてこれにはキリトファンも大満足!?
{/netabare}

※22話感想{netabare}
ボス部屋へ突入…そしてボスとの死闘。
全てが良い思い出になりそうだったが何やらユウキが秘密を抱えている様子…。

アクション満載で満足出来ました。
この作品のアクション描写は流石です。ボスの弱点はあからさまでしたが。(笑)

そしてユウキの秘密が少しずつ明らかに。
OPアニメで幼い頃、生き別れた双子でも居るのかな?とは感じていましたが
がっつりアスナと関わっていそうです。
詳細は言いそうで言わずのシンプルな焦らし効果が抜群でまんまと気になっちゃってます。

絶剣編はアクションにばかり目が行き、ストーリーには期待して居なかったけど
思わぬ所でホロリと良い話が拾えそうな気がしてきました。
{/netabare}

※23話感想{netabare}
現実世界のユウキの正体、姿が明らかに。

なんだかこの作品の登場キャラ、現実世界の重い奴がマストになりつつありますね…。

「ユウキ」と言う名やその言動でアスナとの繋がりを感じさせていましたが
実は思い病で動けない子供でした。
更には姉や両親ももう居らず会えないと言う悲しみの詰まった宝箱。
とても悲しいけれど仮想空間では確かに光り輝いていましたよ。

良く良く考えると
「現実諦め過ぎ」「体を世話する人は?」「実は恵まれているじゃん」
「これが安価に実用化されたらMMO上位、寝たきりの老人ばかりになるな」
などなどツッコミ所の多いあり得ない話なんだけど、
倫理的なものも含めて色々と考えさせられる悲しくもイイ話にはなっていたかと思います。

次回はキリトの研究と結びついてちょっと希望のある話になりそうです。
{/netabare}

※24話感想{netabare}
ユウキの登校とアスナの母親説得のお話。

何気ない日常という望みを叶えたユウキ。
何気ない日常を譲らず守ったアスナ。
ほんのりと良い話に仕上がっていました。
二人には限りある今の時間を大切に過ごして欲しいものですね。

ただ設定的には
「ユウキの家族は皆死に別れ」「アスナは母親悪く描かれすぎ」と、
チョットやり過ぎているのでフィクションぽさが強く残ってしまったのも確か。
余計な人物や感情を持ち込まない事で二人の気持ちをシンプルに感じ取れる反面、
一方的、一方通行で気持ちのやり取りや絡み合いが無く
深イイ話に成りきれ無かった様に思います。
ラノベとは言え、もう少し上手く出来たのでは?と思ってしまうのは贅沢でしょうかね?
{/netabare}

※25話感想{netabare}
暫くは楽しい時を過ごすユウキとアスナとその仲間達。
しかし、とうとう命の炎が燃え尽きる時が来る…。

ついにこの時が来てしまいましたが
曖昧にせずちゃんと区切りをつけるラストにしているのは評価できます。

一歩下がって考えるとゲームの中で臨終の時を迎えるってどうなのよ?
という否定してしまう気持ちもあり複雑ですが
作品として観れば感動的で美しいラストでした。

現実世界に肉親や未練のない彼女ならではの最期とは思いますが
とても満たされた最期を迎えられ、これだけ多くの人の心に残れ幸せだったと思います。
{/netabare}

【絶剣編:総評】{netabare}
アスナのデュアルアクション楽しむぞ!と思っていたら
あれよあれよと感動ストーリーになって行き驚かされました。
ツッコミ所や大作故のもっとやれるだろ!?という気持ちなど
何だかんだとありますが満足に足りる内容でした。
ユウキというキャラの生かし方、生き様の見せ方は流石SAOです。
ホントはこれマザーなんちゃら編って言うらしいですが
私の中では絶剣編として生かし続けてあげようと思います。
{/netabare}

【2期全体総評】
流石に1期程のインパクトや後引く魅力には足りていませんが
衰えた印象はなく更に続けていけるだけのものは持ち続けていました。
ご都合主義なのは相変わらずで気に入らない面もありましたが
慣れもあってか前作ほど落胆は少なかったです。
そしてキャラの見せ方魅力の引き出し方等の演出面は流石で
ストーリーが読めてしまっているにも関わらず心を動かすものがありました。
GGO編は不完全燃焼で思う所がありましたが全体的には概ね楽しく観られました。

これぞオススメ!って強く言える程ではなく過度な期待は厳禁ですが
万人受けする要素は持っていてアニメファンなら楽しめますので観ておいて良いかと。
何だかんだ言いつつもいつかまた続きが観られる日を楽しみにしています。
…エンタメ性は認めているので星評価はやはり高くなってしまいますね…。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 91
ネタバレ

fluid さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

仮想世界だけの関係で終わらない、生還後も絆の深いSAOメンバー

今回はデスゲームから生還し、現実に戻ったSAOメンバーが自分自身の心と向き合うお話。

この作品って作者の熱意が伝わってくるところが良いですよね。
最近のアニメはストーリーも無く、目的も見えない、心理的に何を伝えたいのかも分からないものが多いですが、そんな作者の意図が見えてこないアニメに比べると大分良いのではないしょうか。
ただ、その熱意=伝えたいもの にどれだけ共感できるかは人によると思いますが、個人的には結構共感できる部分も多く、良い感じでした。

1期はファンタジー世界に入り込めるような楽しみ方ができるアニメでしたけど、2期はそれぞれのキャラクターの心理面が中心に描かれてて、その変化を楽しむタイプのアニメ。
1~14話はキリトとシノン、18~24話はアスナの心理描写が素晴らしくて見ごたえがありました。

■良かったところ
2年間も地獄を味わった彼らが楽しそうに触れあう姿を見ると、あぁ良かったなぁと和みます。
現実では年齢の違う大人と子供が友達同士みたいに話すところも面白いですね。
キリト達は学生なのにエギルのバーに出入りしてるところとか(笑)
SAOメンバーの絆の深さが伝わってきました。

そして新しく出会ったシノンやユウキ。
キリトやアスナが他人の痛みに共感して協力し、最終的にものすごく仲良くなるっていう描写も良かったです。
デスゲームの痛みを知る彼らだからこそ他人の痛みも共感できる。理解できる。そこが良いんですよね。

■悪かったところ
1期にも似たようなシーンがありましたけど、女の子がレイプされそうになるシーンがあります。
それ自体は良いのですが、そんな嫌悪感がつのるシーンが10分くらい、長ったらしく続きます。

■本当の強さって何だろう?
仮想世界でチートなんて言われるくらいの強さを見せるキリトですけど、精神的な弱みを見せるシーンも結構あるんですよね。おそらくキリト自身も自分の弱さを知っているのでしょう。
そんなキリトはアスナのことを強いとか、自分より強いとか言います。
でもアスナはそんなことないよと言いながら、一見お嬢様に見えるて仲良しのみんなにも言えない家庭の事情を抱えてます。
(そんな強さと弱さのギャップがまた面白いわけですけど、それは置いといて)

どのキャラクターにも共通してるのが仮想世界にいるときは現実を忘れて自由に、強く生きられるということ。
周りの人間からするとそんな強い一面しか見えていないわけですけど、実際にはそれぞれ自分自身の心に抱える問題があるわけですね。
いわば人間ってみんな仮面を被ってるわけですね。

みんな強いのに何で自分はこんなに弱いんだろう? なんで仮想世界に居る時のあの強い自分で居られないんだろう?

悩み苦しむ彼らが人と触れ合うことで、本当はそうじゃない、みんな自分と同じように悩み苦しんでるんだ、それが当たり前なんだということを教わります。

自分自身の心と向き合い、乗り越えることで気づいたわけですね。自分の心と向き合う努力をすることが大切なんだ、ということに。

彼らが現実と仮想の狭間で揺れ動き、自分自身の心と向き合うことで本当の強さを勝ち取っていく、そんなドラマが素晴らしい作品でした。

【自分の敵は、結局いつでも自分自身の心なんだ】っていう描写のアニメは結構すきです(笑)
なんでしょう、真理を突いてるからかな?
アニメみたいに都合よく敵が現れて、しかも自分が抱える問題は全部他人のせいなんだ、なんて描写は現実にはありえないですしね。
自分自身が変わることで解決する、成長する、そんな姿に共感できるんだと思います。

ちょっと脱線しますが、「お前が探してるのは悪党か?悪役か?」っていうセリフどこかできいたことありますけど。あれも似たようなもので。
人間って何か問題があると他人に原因探しちゃう生き物ですけど、他人は自分の言うことを聞くとは限りませんしね。
他人を変えるんじゃなくて自分が変わることを覚えなきゃこの世の中生きづらいわけです。

でも、それが分かっててもなかなか自分を変えるのって難しいですね。
そう、難しいんです! 他人(敵)に変わってもらうのより何倍も難しい。
だからこそ安っぽいアニメに登場する敵なんかより、強く見える。
敵が強ければ強いほど盛り上がる、自分の心という名の最強の敵に視聴者の心が奪われるわけですね。

そして理由を他人に求めず、他人が敵に見えなくなったとき、人は成長し大人になる。
そんな描写がまた良いんですよね。

■1話~【ファントムバレット編】ではトラウマを抱えた女の子、シノンが登場
銃で戦う世界に飛び込んだキリトはどう戦うのか?(笑)
同じ罪悪感を抱えた二人が出会い、お互い気づかされたり支え合いながら過去の罪と戦う。そんなドラマが素晴らしかったです。
{netabare}
今回は銃がメインの別の世界、さてさてどんな具合なのか。

撃たれるとリアルで死んでしまうという正体不明のデスガン・・・そんな銃に試しに撃たれて来てよ、っていう始まり方は面白かったですね(笑)
依頼主とキリト、大人と子供が友達みたいな壁の無い会話してるなんてどんだけ仲が良いんだという感じですよね。
SAO帰還後に一緒にゲームするようになって仲良くなったのかな?
仲良しだからこそ撃たれて来てよと笑顔で言えるんでしょうね。 そんなホントに打ち解けてる感じの描写が面白かったです。

GGOに入った後、キリトがオカマっぽいしゃべり方になるのもウケました(笑)
中の人、松岡禎丞さんのこういうキャラが好きな人は「漫画家さんとアシストさんと」っていうアニメもお勧めです。

新川君がラスボスなのは最初に見て気付きましたね(笑)
優しい、そして脇役なのに暗い過去を背負っている、フラグが立まくりでした。
シノンと同じような過去を抱えてる人をGGOに誘っておいて、トラウマを利用して心臓発作を起こしてるのかな?とも思いましたけど、割と現実的な手段で殺してましたね。

助けに来たキリト、よわ! あっけなく注射撃たれてるじゃないですか!(笑)
まあ、そんな彼だからこそ Kirito が輝いて見えるのかもしれませんね。ギャップ効果??

それにしても・・・
弾道予測線を予測したり、弾丸をフォトンソードで弾き飛ばしたり、キリトやばいですね(笑)

キリトのバトルシーンってどんなバトルアニメよりも輝いて見える瞬間があるんですよね。
なんなんだろう?あのカッコよさは。目が金色に輝くから?いやいや。

他のアニメみたいに、なんとなく手に入れた力を使ってるだけっていうのとは全然違う。
平凡な人間なんだけど努力で作り上げた技術が力になってて、戦闘中にもすれすれのところで踏ん張りながら生きることをあきらめない、そんな描写が良いのかもしれません。
とても精神的に弱くて苦しむシーンが結構ありますし、むしろ凡人以下かも?
そんな彼が見せる内なる力、心の強さに魅かれるのかもしれませんね。

シノンが新川君に押し倒されるシーンはちょっと長すぎ・・・
アルヴヘイムのときのアスナもレイプされそうなシーンありましたけど・・・
こういった描写って主人公の好きな人が殺される描写よりも残酷ですよね。
なんていうか、助けに来るキリトを輝かせるためなんでしょうけどバレバレなんですよね。
制作側の意図が透けて見えて・・・そんな安い釣りのために長いレイプシーンみせるなよ、と。
たしかにキリトはかっこよかったですよ。でも後に残る感覚は嫌悪感の方が強いんですよ(悲)
レイプは1カットだけなら全体のバランスが良い感じだったのになぁ。。。

今回シノンが登場してさらに女の子だらけのアニメに。
BoBの試合中、抱き合う二人がカメラに移されちゃったりしてましたし、あとでキリトを奪い合う展開になるのかなぁと思ったら、全然そんなシーンはなかったですね。
なんだろう、女の子だらけにしてはハーレムアニメには見えない不思議感。
しかもアスナは恋敵なのにそんなの感じさせないくらい仲良しな女の子達。
SAOから生還した彼らが強い絆で結ばれてるんだなぁというのがすごく伝わってきます。
{/netabare}

■15話~【キャリバー編】はエクスカリバー、いやエクスキャリバー!を手に入れる冒険
ソードアートオンラインの良さ、ファンタジー世界を冒険する楽しみが久々に見れました。
悩みを解決したシノンがSAOメンバーに溶け込んでるところとか、女の子達に囲まれてるのに残念な感じのクラインに注目です(笑)
{netabare}
クラインがNPC(コンピュータ)の女性に目が眩んでるのも彼らしいなという感じですけど、その正体はムキムキマッチョのトールでしたね。
どこか残念なキャラは結構好きです(笑)
中の人はワンピースのサンジ役、宇宙兄弟の主役でお馴染みの声優さんっていうのもあってかなり共感が持てました。
{/netabare}

■18話~【マザーズロザリオ編】はアスナ視点のストーリー
アスナが剣の達人さんと仲良くなったり家の事情で母親と対立したりします。
剣士のアスナと剣士じゃないアスナ、仮想世界と現実は何も変わらないんだということをユウキから教わり心の強さを取り戻すアスナに注目です。
{netabare}
カッコよく負けたんですね、キリトさん(笑)
やっぱりキリトの強さは二刀流じゃないと発揮されないのかな?

キリトさん、今回、寝てばっかりだし良いとこ無いなぁと思ってたら・・・
最後にアスナ達に迫る敵軍の中に黒い影が! ホントおいしいところ持っていきますよね(笑)
ブラッキーってなんだろう?ブラックキリト?
そして、おまけみたいにクラインも登場。人ごみに紛れて目立たない、、どこか残念な感じは相変わらずですねっ。

キリトが遠距離魔法を剣で叩き落とすのを見て驚くユウキ。 反射神経や動体視力がユウキよりすごいのは間違いなさそう。
でも反射神経がものすごくてもキリトの本当の強さは剣一本じゃ発揮されないんじゃないかな?
タイピングがものすごく速くても指一本じゃ無理があるのと同じ原理で(笑)

そして、母親の説得に成功したアスナが一言「ありがとうユウキ」
今回はアスナがユウキに勇気をもらったそんなお話でした。

それにしても、名前が・・・(笑)
結城アスナとユウキをくっ付けるあたりに作者の遊び心を感じますね。
さらにユウキの中の人が悠木碧さんっていうのがまた。制作スタッフのほくそ笑む姿が想像できますね。
{/netabare}

■感想{netabare}
たかが仮想世界、じゃないんですよね。

抜け出せない仮想世界でデスゲームを強いられた彼らだからこそ良く理解できることもある。
アバターも世界もすべてが作り物・・・すべてが偽物の世界でたった一つ、【精神】だけが真実だったわけです。

そんな彼らだからこそ心の繋がりの大切さが誰よりも理解できたんでしょうね。
生還した後も仲の良いSAOメンバーを見て、現実でも仮想でも変わらない絆の深さがあるんだなと感じました。

「この借りはいつか精神的に」っていうセリフよく見かけますけど、彼らが使うと深みが違いますね(笑)

アスナ「現実世界と仮想世界の違いって何だろう?」
キリト「情報量の違いだけ」
この1話のセリフが今期のメインのような気がします。
人の心と心が繋がるのに、仮想か現実かなんて違いは無いってことですね。


アスナの母親のセリフ「本当の約束よりゲームを優先するの?」
お母さんのあるあるネタですね(笑)
でもね、お母さん違うんですよ^^;
仮想世界でのやりとりって言わばメールや電話でのやりとりの延長。
いきなりアミュスフィアのプラグを抜くのは電話中に電源切らせるのと同じくらいの暴挙なんですよ、お母さん!


そんなお母さんも仮想世界の中で泣いちゃってましたね。
仮想世界って涙を止められないんですね。
泣きたくなったら泣くしかない。
仮想世界って人の感情がむき出しになる世界なのかな?
現実だといろんなしがらみのせいで無意識に表情を取り繕う。みんな誰かが期待する役を演じている。
そんな仮面を脱ぎ捨てて自由に生きられるのが仮想世界なのかもしれないですね。

あれ?お母さんの話ばっかりになってる?


力ってなんだろう?
人から与えられた力や装備、レベル、そんなのは力ではない。
自分で努力し身に付けた技術も輝いて見えるけど、それも本当の強さではない。
自分自身の心と向き合う強さ、戦ってる時でもいつだって自分の敵は自分の心。
そんな心の強さで戦うという描写が素晴らしかったです。
単純な他のバトルアニメには無い魅力がここにあるのかな?
{/netabare}


■今後の予測{netabare}
キリトが遊ぶ側じゃなくて作る側になるっていう流れからして、20年後の加速世界、アクセルワールドは彼が関係してるんじゃないかなと思いました。
だとすると、なんで加速が必要だったのか?
誰か大切な人が病気か何かで残り時間が短く?
そんな限られた時間を意識せずにずっと一緒に居られるように開発されたのが加速世界だったりして?
今回の2期で、キリトとアスナがずっと一緒に居たいねというワードを何度か使ってるあたりからしても、今後一緒に居られなくなるような視聴者の目を奪う展開が来そうなんですよね・・・

この作者は女の子が可哀想な状況になるような描写を書くことが多いかも?
アルヴヘイム編でアスナが鳥かご状態、最後はレイプされかけましたね・・・
ファントムバレット編でシノンがトラウマに苦しみながら、やはり最後にレイプされかけ・・・
マザーズロザリオ編でユウキが余命わずかな寝たきり状態だったり。

メディキュボイドもたぶん伏線なんでしょうね。今後身近な人間が使う状況になるんじゃないかな。
寝たきりの植物状態になったとしても会話できそうなシステムですしね。

あと、前から気になってたのが、キリトのスターバーストストリームって{netabare}アクセルワールドの黒雪姫も同じスキル使ってるんですよね。
他にも似てる技多いですし、しかも全身黒いところも同じ・・・何かありそうですね、いや、むしろ何かある展開を期待してます(笑)
まあ、何もないのに黒雪姫の本名隠す必要ないですし、何かはあるはずです。

例えば仮に、アスナが次世代機の事故とか病気で寝たきり状態になったら? 余命が短かったら?
まずアスナをメディキュボイドに繋いで仮想世界で合えるようにするでしょうね、キリトは。
そして茅場の助けを得るなりして、余命が1000倍になる加速世界を開発し、
ついに命が尽きるという直前には、茅場と同じようにアスナの精神をネットワークに転写。後を追うキリト。
だけど現実世界に一人取り残された娘が気になりバーチャル世界から干渉してる。
なんて話もあるかもしれないですね。

仮想世界を作って楽しんでた茅場のことですから、今度はキリトが見せた限界の先を見たくなって実現させたのが加速世界。なんて展開もあるのかな?
キリトが極限状態でシステムの壁を越えた動きするのってアクセルワールドの心意システムに似てますしね。

いずれにせよ、ネットワークの一部になった茅場とキリトが今後再開して一緒に何かするような展開はあるような気がしますね。
{/netabare}


■通信ラグ
カッコ良いし面白いのであまりツッコミたくはないんですけど、ゲームであんな反応速度はネットワーク的に無理があるんじゃないかな。
ゲームに関係ない話なので見たい人だけどおぞ。
→通信ラグとは?{netabare}
いわゆる通信ラグってやつがあるので、どんなに人間の反応速度が速くてもそれに通信が追いつかないんですよね。
ネットワークの問題です。

簡単に言うと、メールって送信した瞬間相手に届くわけじゃないですよね。それと同じ。
今見てると思ってるバーチャル空間は数ミリ秒遅れた世界、つまり残像を見てるわけですね。

今の日本なら、どんなに早くても10ms、無線とかなら200msくらいの遅延が発生します。
自分の通信ラグを知りたい人は↓こちら
Windowsキーを押しながらRキー → cmd と入力してOK → 起動したコマンドプロンプトに ping google.co.jp を入力してEnter

たったそれくらいの遅延なら、問題ないじゃん?と思うかもしませんけど。
素早い動きが必要なゲームではたったそれくらいの遅延でも物凄い大ダメージ。
素早く動く相手の位置を正確に狙っても、すでに全然別の場所に居るわけです・・・
なので、ゲームの場合はそれを先読みして先の位置を狙うなんて技術も必要になるわけですね。
プログラム的にラグを感じさせないような先読み技術などもありますし、クライアントで処理される通信に関係ない物もあったり、もっと根深い話ではあるのですが、その先は省略します(笑)

そして20年後の加速世界、アクセルワールド・・・
あのアニメ見た方なら分かると思いますが、1000倍に加速。。ということは、通信ラグも1000倍になるわけで・・・
たとえ、10msの遅延でも 10 x 1000 = 10秒もの遅延に。相手の動きが10秒後の残像、なんてバトルどころじゃないですね(笑)

ちなみになぜ通信ラグが発生するかと言いますと、
送られた信号が伝送路を通る時間もありますがこれはさほど重要ではありません。
例えば回線が光なら、光は1秒あれば地球を7周半できますから、まあ光ファーバーの中を反射しながら通るのでそこまで速くないにしても十分速いわけです。
それよりむしろ信号を受信して処理する機械的な部分、そしてプログラム的な処理に時間がかかるわけですね。

あと、作中で情報量を増やせばもっとリアルになると言ってますが、そんな膨大な通信をしたらネットワークは一瞬でパンクしますね。
たとえ、2022年になってもこの通信ラグ=応答速度=レスポンスは改善されないんじゃないかな?
なぜなら、そこまでの品質を要求するようなサービスが無いですし、需要も無い、改善される必要も無いからです。

ちなみに最近は、インターネットの通信速度がどんどん向上してますけど、あの速度と通信ラグは実は無関係です。
回線が速いかどうかと通信ラグが発生するかどうかは関連性が無いということです。

年々、3D技術は向上してますけどここ数年は停滞気味。
遠い未来ものすごく発達するんだろうなぁっていうのが自然な考えですけど。
思うに、この先も3D技術ってそれほど進歩しないんじゃないかな?
色んな理由があげられますけど、一番の問題は作るのが人間っていうこと。
人一人が作れるものって限界があるんですよね。
3DCGを作る環境やプログラムを簡単に構築するライブラリ、作業効率を上げる手段はありますがそれにも限界があって。
さらには、そういった汎用システムによって作られる作品っていうのは細かい調整が出来ない、というよりはできるけど、結局は汎用システムを必要としない知識や労力がかかってしまうわけです。
例えるなら漫画って何年たっても絵のクオリティは向上しないじゃないですか。100年たっても結局は書き手の技術と掛ける時間の問題。
それと同じですね。

将来AIが実現すれば話は別ですけど。
映画「アイアンマン」で主人公がAIにサポートされながら何かを作るシーンありますよね、あんな感じです。あれが現実的です。
アニメや映画によく出てくる天才プログラマーなんていうのはありえないですね。
物凄いものを作る頭脳があっても、それを作り上げるのには時間と人手が必要になります。絶対的に。
具体例をあげると、今時のオンラインゲームでも人件費に億単位かかったりします。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 34
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

新しいキャラ登場

1話~14.5話がファントム・バレット編。シノン登場。沢城みゆきボイス最高。GGOというゲームで銃器中心のバトル。{netabare}ゲームをプレイした人が突然死ぬという事件があり、それの解決を図る。シノンの同級生やばい奴やった。キリトの女体化もあるよ。{/netabare}
15話~17話がキャリバー編。休憩みたいな感じ。さくっと終わった。
18話~24話がマザーズ・ロザリオ編。ユウキ登場。{netabare}病で死に瀕しつつもALOにおいて絶剣として名を馳せる。涙が出た。どうしても死が絡むと泣けてしまう。アスナに想いが託された。{/netabare}

OP
IGNITE 藍井エイル
courage 戸松遥
ED
Startear 春奈るな
No More Time Machine LiSA
シルシ LiSA
やっぱり主題歌はLiSA必須。勿論、藍井エイルも。
挿入歌
セパレイト・ウェイズ 戸松遥


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 第1話「銃の世界」
《SAO》クリアから約1年後。総務省《仮想課》の菊岡から呼び出された和人は、日本で唯一プロゲーマーが存在する人気のVRゲーム《ガンゲイル・オンライン(GGO)》にまつわる、奇妙な事件について聞かされる。《GGO》の有力プレイヤー2名が、《死銃(デス・ガン)》を名乗るプレイヤーにゲーム内で銃撃された後、いずれも謎の死をとげたというのだが……。

2. 第2話「氷の狙撃手」
大型狙撃銃《へカートⅡ》を武器とし、《GGO》随一のスナイパーとして活躍する少女シノン。所属するスコードロンの仲間と共に、他のスコードロンを襲撃した彼女は、第1目標の狙撃に見事成功。だが、第2目標として狙ったマント姿の巨漢に、銃弾をかわされてしまう。巨漢はマントの下に隠し持っていた重機関銃を取り出すと、圧倒的な火力で反撃し、シノンらは一転窮地に。仲間たちが弱気になる中、強敵との出会いを求めていたシノンは……。

3. 第3話「鮮血の記憶」
シノンのプレイヤーは、女子高生の朝田詩乃だった。彼女は下校途中で不良少女たちに路地裏に連れ込まれる。詩乃は不良少女のリーダーである遠藤から金をよこせと迫られるが、毅然と拒否。すると遠藤は手を銃の形にして詩乃に突きつける。それを見た詩乃は突然蒼白になって震え出してしまう。詩乃は幼い頃のある事件が理由で、銃に対してトラウマを抱いていたのだ。その事件とは……?

4. 第4話「GGO」
菊岡の調査依頼を受け、《GGO》にログインするキリト。彼は《死銃(デス・ガン)》に自分を狙わせる方法として、《GGO》最強のガンナーを決める大会《バレット・オブ・バレッツ(BoB)》にエントリーしようとする。しかし初めてのゲーム世界で勝手がわからず、道に迷ってしまったキリトは、近くにいたシノンに声をかける。シノンは、親切心から案内役を引き受け、《GGO》の世界をレクチャー。武器の選び方や、《GGO》独自のシステムである弾道予測線のことなどを教える。

5. 第5話「銃と剣」
《BoB》にエントリーするため、端末に必要事項を入力しようとしたキリトは、入力フォームに現実世界の名前や住所を入力する欄があることに驚く。入力しないと上位入賞した際の賞品を受け取れないという記述を見てしばらく悩むが、結局、現実世界の項目には記入せずエントリーを終える。キリトが出場するのは予選トーナメントFブロック。シノンも同じFブロックで、勝ち抜けば決勝で当たる可能性がある。二人は決勝で当たったら全力で戦おうと誓い合うのだった。

6. 第6話「曠野の決闘」
予選第一回戦で勝利したキリトの戦いぶりを見て、「本物か?」と問いかけてきたボロマント姿の男。かつて、《SAO》に存在した殺人ギルド、《ラフィン・コフィン》のタトゥーをしたその男は、キリトに「いつか殺す」と言い残し、姿を消した。ボロマントの男との接触で、《SAO》での死闘を思い出したキリトは、そのトラウマに苦しめられる。そんな中、互いに予選を勝ち進んだキリトとシノンが、Fブロック決勝で対戦するが……。

7. 第7話「紅の記憶」
ボロマントの男は《SAO》からの生還者で、殺し合いを繰り広げた相手かもしれない……。そんな思いにとらわれ苦悩を端々ににじませるキリトを、妹の直葉は心配する。一方、キリトへのいら立ちが収まらない詩乃は、恭二を相手にキリトの悪口をまくし立て、大会本戦で倒すことを誓う。だが、シノンのクールな戦いぶりに憧れめいた感情を抱く恭二は、いつになく熱くなっている詩乃を彼女らしくないと感じるのだった。

8. 第8話「バレット・オブ・バレッツ」
《BoB》本戦に《死銃》とボロマントの男が出場していると考えるキリトは、本戦開始までの時間を利用してシノンに情報交換を持ちかけ、参加者を探ろうとする。予選第一回戦の後、様子がおかしくなったキリトを見て何か訳アリだと察していたシノンは、事情を話すようキリトに迫り、彼が《SAO》からの生還者であることを知る。そのような中、いよいよ大会本戦の火蓋が切って落とされ、直径10kmの広大なフィールドを舞台にした、30名のプレイヤーによるバトルロイヤルが始まる。

9. 第9話「デス・ガン」
ボロマントの男がペイルライダーを銃撃すると、まだHPが残っているにも関わらず、ベイルライダーは消滅してしまった。ボロマントの男は自らが死銃であると明かし、真の死をもたらすと宣言。ストリーム中継で《BoB》を観戦していたアスナ達は、死銃が《ラフィン・コフィン》の元幹部であることに気付き、衝撃を受ける。一方、キリトとシノンは、これ以上の被害が出る前に倒すべく、協力して死銃を追うのだが……。

10. 第10話「死の追撃者」
背後から死銃の奇襲を受け、追い詰められたシノン。死銃が使っている拳銃“黒星・五四式”は、奇しくもシノンが射殺した強盗犯が使っていた銃と同じだった。事件の記憶がフラッシュバックし茫然自失となるシノンを、キリトを本気にさせる為に死銃が殺そうとする。だが、黒星の引き金を引き絞る寸前、間一髪でキリトが駆けつけてシノンを救出。戦意喪失状態のシノンを連れて逃走を図るキリトだが、死銃の追撃を受け窮地に陥る。

11. 第11話「強さの意味」
死銃から逃れたキリトとシノンは、砂漠地帯の洞窟に身を潜めていた。そこでキリトは、死銃がプレイヤーを殺害した方法を考察。死銃がキリトに反撃した際、黒星ではなくライフルに持ち替えたことから、現実世界のプレイヤーを殺害するにはなんらかの条件があると推理。さらに推理を進めたキリトは、ある恐るべき可能性に思い当たる。

12. 第12話「幻の銃弾」
《BoB》も終盤戦を迎え、生存プレイヤーはキリトとシノン、死銃、前大会優勝者の闇風に絞られた。死銃の共犯者が複数人いて、闇風もターゲットにされている可能性を否定できないことから、キリトは死銃よりも先に闇風を倒した後、さらに死銃も倒そうと決意。自分がオトリとなって飛び出し、シノンが狙撃を担当する作戦に出る。キリトの信頼に応えたシノンの射撃で作戦は狙い通り進み、キリトはついに死銃と対峙するが……。

13. 第13話「ファントム・バレット」
《GGO》には存在しない《SAO》のスキル《スター・スプラッシュ》を模した死銃の剣技を受け、キリトは追い詰められる。銃撃のみならず、剣撃の腕前も高いレベルにあった死銃にキリトは追い詰められ、次第に体力を奪われてしまう。一方、死銃との狙撃戦でスコープを破壊され狙撃が出来なくなってしまったシノンは、キリトと死銃の戦いを見守るしかなかった。シノンは歯がみしながらも、今自分に出来ることがないか必死に考える。

14. 第14話「小さな一歩」
誌乃を殺してから自分も死のうと、恭二が襲いかかる。だが、間一髪で和人が駆けつけて、恭二に飛びかかった。もみ合いとなる中、恭二が持っていた毒薬入りの注射器が和人に押しつけられるが、奇跡的な偶然により薬液は注入されず、和人は難を免れる。後日、和人と誌乃は菊岡に会いに行き、今回の事件に関する事実関係を聞くことに。菊岡は《死銃》の一人として逮捕された男から、キリト宛の伝言を預かっていた……。

15. 「Debriefing」
総集編

16. 第15話「湖の女王」
《ALO》で聖剣エクスキャリバーが発見されたというニュースが流れた。それは数か月前、キリトとリーファが地下世界・ヨツンヘイムでトンキーという邪神を助けたときに見つけたものだった。このニュースを知った2人は、他のプレイヤー達に先を越されないうちに、エクスキャリバーを手に入れようと決意。アスナやクライン、シノンたちを呼び集め、7人パーティーでヨツンヘイムのダンジョンに向かう。

17. 第16話「巨人の王」
女神ウルズから、霜の巨人の王スリュムの討伐と、エクスキャリバー奪還のクエストを与えられたキリトたち。ユイはこのクエストが運営者の意図したものではなく、システムが自動生成したものではないかと推測する。その場合、クエストの行方次第では、《ALO》世界そのものが破壊される可能性すらあると……。そうなる前にクエストを達成するべく、ダンジョン攻略を急ぐキリトたち。その途中、檻の中に閉じ込められ助けを求めていた女性NPC、フレイヤを発見する。キリトたちはワナを疑い、先を急ごうとするのだが……。

18. 第17話「エクスキャリバー」
キリトたちはダンジョン最下層で待ち構えるボス・スリュムと対決。しかし、スリュムのHPをなかなか削りきれず、逆に冷気による攻撃を受けピンチに。そのとき、仲間に加えたフレイヤが声を上げ、スリュムを倒すには奪われた一族の秘宝・黄金の金槌が必要だと、キリトたちに告げる。キリトは雷系のソードスキルを使い、隠された金槌を発見。フレイヤに投げ渡すが……。

19. 第18話「森の家」
《ALO》のアップデートに伴い、《新生アインクラッド》の第21~30層が解放されることになった。かつて、アインクラッド22層にあったログハウスで、キリトとユイの3人で暮らしていたアスナは、再び3人一緒に暮らす夢がかなうのではと期待に胸を膨らませる。そして迎えた、アップデート日のクリスマス・イブ。アスナはキリトやいつもの仲間達と共に第21層のボスを倒し、第22層に到達。以前、ログハウスのあった場所に向かう。

20. 第19話「絶剣」
《絶剣》の通り名で呼ばれる凄腕プレイヤーの噂を聞き、勝負を挑むことにしたアスナ。《絶剣》は超攻撃回数を誇る自身のオリジナル・ソードスキルを賭けて対戦相手を募り、挑戦者全員を返り討ちにしていた。だが《ALO》からログアウトし、現実世界へ戻った明日奈は、母・京子から、進学校への編入試験を受けるよう言い渡される。進路を押しつけ、さらには結婚相手すらも勝手に決めようとする母に彼女は反発するのだが……。

21. 第20話「スリーピング・ナイツ」
アスナは、ユウキがリーダーを務めるギルド《スリーピング・ナイツ》への協力を頼まれる。《スリーピング・ナイツ》は、メンバー同士の事情で近く解散することを決めており、解散前の思い出作りとして、自分たちのパーティーだけでのボス攻略に挑んでいた。しかし、通常は複数パーティー合同の49人で挑むボス敵を、《スリーピング・ナイツ》+アスナの7人のみで倒すのは極めて困難。勝算の薄さから、返事をためらうアスナだが……。

22. 第21話「剣士の碑」
第27層のボスを攻略しようとするアスナと《スリーピング・ナイツ》の動きは、ボス攻略専門ギルドに察知されていた。ボス攻略のノウハウを知られた上に、先を越させまいとするギルドの妨害を受け、窮地に追い込まれるアスナたち。そこへ、キリトとクラインが駆けつけ、アスナたちに加勢。キリト達が時間を稼いでいる間にアスナと《スリーピング・ナイツ》は、行く手に立ちふさがるボス攻略ギルドの先遣隊20人を蹴散らし、ボス戦に挑む。

23. 第22話「旅路の果て」
ユウキが突然アスナの前から姿を消し、《ALO》にログインしなくなって数日が過ぎた。アスナは《スリーピング・ナイツ》のシウネーにユウキが姿を消した理由を尋ねるが、シウネーは言葉を濁して詳しい事情を説明せず、「ユウキは再会を望まないでしょう」と言うだけだった。後日、もう一度ユウキと会いたい、と願う明日奈に、和人から「屋上で待ってる」というメールが届く。明日奈が屋上に行くと彼はメモを差し出し、そこに書かれた場所へ行けば彼女に会えるかもしれないと告げる。

24. 第23話「夢の始まり」
世界初の医療用フルダイブ機・メディキュボイドの被験者として、病院からバーチャル世界にダイブしていたユウキ。末期の病で無菌室から一歩も出られない彼女は、もう一度学校へ行ってみたいと願っていた。彼女の望みを叶えるべく、明日奈は和人や学校の仲間に協力してもらい、ユウキに学校生活を体験させる。放課後、ユウキはもう一箇所行ってみたい場所があると言うと、かつて自分と家族が住んでいた場所へと明日奈を案内する。

25. 第24話「マザーズ・ロザリオ」
外の世界を体感できるようになってから、ユウキの毎日はこれまでにないほど充実していた。《ALO》では多くのプレイヤーたちとバーベキューをしたり、クエストに行ったりと、賑やかな日々を送っていた。また現実世界では、明日奈たちと授業を受けたり、京都へ旅行に行ったりもした。そして3月が終わりに近づき、桜のつぼみがほころび始めるようになったある日。明日奈の元に、一通のメールが届く。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13

79.2 4 オンラインゲームで恋愛なアニメランキング4位
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (1229)
6781人が棚に入れました
ネトゲの女キャラに告白! →残念! ネカマでした☆ ……そんな黒歴史を秘めた少年・英騎が、今度はネトゲ内で女キャラに告白された。まさか黒歴史の再来!? と思いきや、相手であるアコ=玉置亜子は本物の美少女! でもリアルとネトゲの区別が付いていない、コミュ障ぼっちの女の子だった!? 英騎は彼女を“更正”させるため、ギルドの仲間たちと動き出すのだが……。

声優・キャラクター
豊永利行、日高里菜、水瀬いのり、M・A・O、大和田仁美、南條愛乃
ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ネトゲしたら嫁と出会えるって本当ですか?(血走った目)

リアルのJKが本当にネトゲをするかどうか疑問ですが…
そういえばカボチャの妹…なんでもありません。

ネトゲよりか、スプラトューンみたいなやつは女の子おおいですよねw

1話{netabare}
オープンオタク楽だよなw
そしてキモイと言われるのは余も常w
主人公みんなから気持ちわるがられてるwww
ネトゲの世界に生きるのありだな~

この主人公不憫なのかモテ野郎なのかw
課金プレイヤー一人いると楽かもね
ゲーム内の嫁は本当に女の子か男の子か悩むよねw

リア充に対して負のオーラがアコちんw
ゲーム内で結婚申し込むとか…それで断られたら…
ネカマ昨今いっぱいいるからな~wwwwwwwwwwww
かわいければいいという境地に達するまで時間かかったなw
まったく信じてない(笑)マスターリアルJKらしい(笑)
アレイキャッツオフ会やることに…オフ会とか緊張しそう( `―´)ノ
みんな近所wwwwwwwwwwwwとかwwwwwwww

アコちゃん普通に文学少女だったパターンね(笑)
瀬川に生徒会長…みんな全員集合( `―´)ノ
たしかに複雑な関係ではあるな(笑)

杏生徒会長に瀬川ツインテな
自分の名前に豚ってつけちゃったツン
ルシアンwwwwwwwwwwwwwww
アコがネットリテラシーとか気にしたら負け
ここコミュ障の集まりなんじゃねww
でもいいことだ!(((uдu*)ゥンゥン

リア充撲滅スイッチ入っちゃった(笑)
彼氏よりネトゲ☆いいと思うw
生徒会長なのに友達いないって稀有じゃね?

とりあえずこれくらいの感じで話進んでってほしい(笑)
{/netabare}

西村 英騎(にしむら ひでき)
帰宅部&趣味はゲームという、まれによくいるお前ら。クラスではオープンオタク的な地位を占めている。

2話{netabare}
生徒会長の父親は理事…なるほどぼんぼんか( `―´)ノ
自分で稼いだお金なら…アコってお金持ちにもブラックスイッチ入るのねw
マスターとアコ同盟組んだwリア充に対抗していこうw

結局、ゲームの話で盛り上がってるw
俺様やろうwww茜www
マスターの扱いがひどいのは現実もネトゲも一緒w
防具は重要…それ大事(*‘ω‘ *)ノ
ゲームでもリアルでも気の合うやつは気の合う
アコの焼きもちぶりwwwwかわいいカワ(・∀・)イイ!!

ルシアンのゲームとリアル別脳はさすが!!
リアルが少し混じってるwwwwwww
けどさほど気にしない(*’ω’*)

お風呂を想像してるルシアンw
シュヴァイン=豚、素が出たり出なかったりw
嫁からキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
すぐに嫁の存在が教室でバレましたとさ~(笑)
リアルと現実区別つかないとこうなるのねwwww

瀬川…木乃伊取りが木乃伊になってる(笑)
アコとんでもないクラッシャー(笑)
シュウちゃんwシュヴァインw
アコはそもそもリアルと現実を区切るような…
めちゃアコ泣いてる…これはどうしようだな(*’ω’*)

話題を誰か提供してあげてwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ルシアン呼びと旦那以外ならOKなんだ
超嫁だな~(*‘ω‘ *)
生徒会室に結局、ギルド面大集合(*‘ω‘ *)

直結厨wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
アコの意識改革を決心するルシアン(笑)
ゲームとリアルが違うと実感すればいいw

ネトゲするために学校に部を作っちゃったよwww
さすがのマスター(笑)

シュヴァインは学校では普通のJKしたいらしいヽ(・∀・)ノ
シュヴァインネトゲ専用スペックパソコンの魅力に負けるw
マスターの行動力と資金力には脱帽

幻想か愛かw
おっと…まさかの黒歴史の現況と遭遇wwwwwwwwww
{/netabare}

玉置 亜子(たまき あこ)
ネトゲとリアルの区別がつかないコミュ障ぼっちガール。現実世界ではといっても、そもそも学校にあまり来ない引きこもり。

3話{netabare}
猫姫と遭遇~ヽ(・∀・)ノあざとかわいいな~w

アコ…朝から英樹の教室にヽ(・∀・)ノ
アコの「あなた」素晴らしいな~(笑)
教諭ってwwwwww部活の顧問作らなかったのねw
パソコンが違うとデータが軽いのねwww

アコの装備はかわいい耐性、見た目重視☆ミ
課金アイテム禁止だと使うアイテムがないらしい
課金で鍛えあげても…まぁそういうときあるよね
耳元でぼそっと言われたい(´∀`*)
傍から見たらバカップル(笑)
もうルシアンでいいんじゃね呼び方w

トイレに行ってる間にかわいい装備にwww
ネギめっちゃ強いな~(笑)
部のせいでリアルと現実の境界が…
この部活には顧問がいないので解散も時間の問題

猫姫に相談…アコのことか~
浮気疑惑からの…アコ怖いな(笑)かわいいな(笑)

完全に
オフ会の知り合いがいたらしい
ゲームとリアルごっちゃになったら…
ルシアン実際は複雑だなw

好きな子のために動くのか動かないのか…
ミックスもセパレイトもやりすぎはよくない
学校に登校することが条件wってちょろいなw
色々とクライシスw駅前での攻防戦は落ち着いたなw

猫姫さん身近な存在に♪
両親に挨拶とか最近の子は展開が早いなw
{/netabare}

瀬川 渚(せがわ なぎさ)
オタクとかキモいんですけど!とか罵っちゃう系隠れオタ。静まれ、俺の腕よッとばかりヲタ話に反応する自分を抑える日々。

4話{netabare}
ソロ時代のルシアン…ギルドに入るのに面接とか必要なのねw
ネトゲガチ勢って本当に怖い~!!
ちゃんと学校に来ても廃人志望~
本当に現実と虚構が混合した子いる?

ふぁいおふぁいおふぁいお
どんどん現実とゲームがミックスしてく
先生の脅し方簡単だにゃ~(=ΦエΦ=)

ガチャは希望(´∀`*)ノ
嫁は奢られる気まんまんだったw
一回くらいは回したい100連ガチャってw
アコのところには1回もレアがこなかったのね…
アコもう人生を引退したいらしい…もうちょい頑張ろうなwww

ルシアンで通るようになったのねw
茜ちゃん機嫌悪すwwアコの嫉妬怖いwwwwww
茜ちゃんものに名前つけちゃうようなタイプ

アコのHP尽きかけ…クラスの女子と絡むのがwwwwwww
生暖かい目をされたらもう終わりw
ぼっちで名を馳せているのねアコw
女子のバリア破壊すごいからな~w
マスターの方がひどかった…

奈々子ちゃんも来ちゃったよw
キョドってる瀬川かわいい(*´`)
人生終わったような顔した茜ちん( ・∀・) イイネ!

ネトゲの世界でスカイダイビングからのダイビング(´∀`*)
こういうのはゲームならではよね(^0_0^)
アコとの出会いはルシアンが助けてくれたのねwww
ストーカーされてたのねルシアン(笑)
愛が重くて息苦しい感じなw
そんなことよりーwギルド猫姫親衛隊www

猫姫…本当に姫になっちゃったのねヽ(´▽`)/
ルシアンのさりげない優しささすがだわw

アコのメンヘラレーダーすごいな☆ミ
初心者の女の子は知り合い?みたいだけど?
セッテさんは基礎動作もわからんみたい

アコ妬いてる~
茜心配なくなって…テンションマックスw
みんなで狩りにと思ったら昨日の初心者プレイヤーが…
修羅場か修羅場なのか?wwwww
{/netabare}

御聖院 杏(ごしょいん きょう)
理事の娘で生徒会長というハイスペックを誇るお嬢様。勘違いの両親の元、権力とか金遣いとか色々勘違いした結果がこれだよ!

5話{netabare}
シュヴァインが世話することにww
シュヴァインよりルシアンの方がいいらしいセッテさん

アコの提案で今日は違うゲームをすることに
FPSですかっとする作戦ww
敵は全員リア充だと思う作戦wwww
アコの遠距離射撃の才能が開花してる。ビューティフル☆ミ

アコ…FPSが現実の世界に…なんとなくわかるヽ(´▽`)/
一番リア充っぽい奈々子ちゃんがw
茜の高校生活が(笑)そしてアコが…
奈々子めっちゃ止めさすやんwルシアンにw

結局問題の解決もゲームの中ヽ(´▽`)/
アコ人生世捨て人モードからの来世にワンチャンかけるらしいw
アコ学校辞めてLAで生きる発言www
ゲームの中でも引きこもりだとw

とりあえず暴走を止められるのはルシアンだけみたい
瀬川、たまに墓穴掘るよね。腐れ縁って大事よね~w

母親にも旦那様って伝わってるのねw
アコと遊ぶために学校を休んできたルシアン
お母さんの先見の明wwwwwwwwwwwwwww
鍵まで渡しちゃったよお母さんww

こういうラッキースケベ展開キタ━(゚∀゚)━!
自分の部屋だと気が大きくなるタイプ
さらに悪化してる~(笑)

1週間部屋にひきこもりできるように冷蔵庫がw
とりあえず特訓開始~ww
ルシアンストレスがカンストwアコのために…
ゲームの旦那でも旦那なんだな

ルシアンかっこいいなw
奈々子ちゃんもいい子だなw
{/netabare}

斎藤 結衣(さいとう ゆい)
英騎のクラスの担任を務める美人国語教師。普通の先生に見えて、意外とネトゲにも詳しい…?

6話{netabare}
嫁がほかの世界で結婚してたらしい…そのことがショックな☆ミ
ルシアンめっちゃ巻き込み事故やんwwwwwwwwwww
結婚のスタンスはプレイヤーそれぞれ♪

ルシアンが浸透してる~w
そしてアコの対人のカベはなかなかはがれないw
女性雑誌はJKのまとめ攻略Wiki(笑)
初見が許される時代なんてもうオワタ\(^ω^)/
リアルオフライン課金の話はよくないw

アコは奈々子とは合わないのねw
セッテはサモナーかな?
ジョブ変わると髪色も変えるのねw
サモナーは通好みらしいw
シュヴァインのGAPには慣れないらしい

アコ、リアルをゲームから学ぶ☆ミ
期末テストもうすぐらしいねw
テスト終了まで…ネトゲ部禁止らしい
夏休みにイベントがあるらしいw

アコみたいな嫁いいなぁwwwwwww
アコのテストが心配になってきた(笑)
こいつ…勉強できない系の
こういう作品の主人公って絶対妹いるよね!

ルシアン、アコにお勉強を教えるの巻?
アコ頑張ってお勉強w漢字が頭の中を踊るらしいw数学はもっといやーw
一学期くらいとか(笑)

奈々子は猫姫の正体はまだ知ってないのね(笑)
アコ燃焼wwwwwwwwww

ルシアンから二人に相談…告白の相談ねw
今更過ぎてwwwwwwwwwwwwww
たしかに断る要素0(笑)

マスターモテそうw
フラレ方のアドバイスw
有意義な夏休み( ・∀・) イイネ!

節度を守ったネトゲライフと合宿キタ━(゚∀゚)━!
プレイヤーの基礎体力を上げるために
猫姫さんも来るのね~♪

告白の流れをもらったルシアンw
スク水効果は人によるwwwwwww

当たって砕けろwwwwwww
そして砕けちゃったよwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

そして夏休みーwww

夫婦から恋人にランクダウンするのがいやだったらしい
とりあえずルシアン情緒不安定wwwwwwww
{/netabare}

秋山 奈々子(あきやま ななこ)
ネトゲ部の面々が足元にも及ばないリア充オーラを発する女子。茜の親友だが、なんだかよからぬことをやらかしてしまい…。

7話{netabare}
夏合宿!!先生大学時代レスリング部だったのか(笑)
アコは朝弱いのねwそして朝機嫌悪いシュヴァインw(沙*・ω・)
合宿中はネットに繋いではいけない
ネットに繋いではいけない合宿24時開催!!

シュヴァイン改め瀬川かわいいなლ(╹◡╹ლ)
アコをリア充させてあげようという♪
パーフェクトに雰囲気のいい告白って…まぁルシアン次第だけどな~
アコよだれだらだら(笑)

先生が一番驚いてるw
マスターの別荘すげぇなヽ(・∀・)ノ
部活の合宿らしくないことに怒る先生…わかるけどw
プライベートビーチキタ━(゚∀゚)━!
アコの水着姿( ・∀・) イイネ!( ・∀・) イイネ!( ・∀・) イイネ!
今日はずっと水着回だけでもいいと思うぞ♪

瀬川らしいヽ(・∀・)ノ
マスターエロいなヽ(・∀・)ノ
日焼けどめ塗らないと海は死んじゃうよな
なんだろ(沙*・ω・)エロいな(沙*・ω・)日焼けどめ塗るの
女の子3人に塗られるとか…w汚されたとか(笑)
先生キャラってビーチパラソルの下に絶対いるよな
海の楽しみ方それぞれなのねヽ(・∀・)ノ

ネトゲの癖が現実世界でも適用
とりあえず現代っ子は独特
青春の汗(^_^;)先生猫姫モードw
たまにはみんなで遊ぶ楽しさなw

一緒にお風呂パターン
もうちょっともうちょっと(笑)
アコが結構大胆なのがこの作品のいいところだよねw

BBQのチョイスすげぇ高級そう
下ごしらえを知らないマスター…
瀬川…アコにあしらわれてるw
アコ料理スキル持ちなのね♪
花火って振り回したくなるよねw
瀬川って振り回しやすそうなw
砂浜で花火とかいいじゃん♪
雰囲気作り最高じゃん♪頑張れ!ルシアン!
アコ嬉し涙…(沙*・ω・)ノ

いい夫婦で終わっちゃった…もう夫婦でよくねw
今回のクエストは失敗かー
次はホテルに移動だと…
ネトゲゲームとコラボするホテルとか( ・∀・) イイネ!

ホテル専用クエストとかいいな(n‘∀‘)η
夫のパスは妻のパス☆
すごいな!現実とゲームを交互に
課金イベントと同じグレーなやつな(笑)

アコの部屋に行くイベント
これは現実?ゲーム?(笑)

おっとルシアン乗っ取られたか?
アコの貞操がピンチだぞ!!旦那様!!

{/netabare}

8話{netabare}
ルシアン落ちる…が
たまに落ちちゃうことあるよな…環境とか…まぁいろいろ
ログインできなくなってる…アカウントハッキング…やられた…
焦るルシアン…そりゃアコのもとに駆けつけるよな

めちゃくちゃトラウマ持っちゃうなアコ…
アコは積極的だとちょっと引いちゃうのかも…
中身が違うと…こんなに違うのな~
アカハックはされると結構きついものあるよな~

公共用のパソコンって危ないよな~
ルシアン消されちゃったのね…
悪いハッカーってやつはクソ野郎だな~

自衛できなかったルシアンも悪い…か…
こういう時の親衛隊だな(笑)
ロンた…それが犯人の名前?
猫姫親衛隊のクラウドさんが結婚指輪を拾ってくれたみたい…よかったよかった(●´ω`●)

学校への事情説明とかも一応あるのね
ルシアンめちゃくちゃイラついてる
希薄なようで希薄じゃないネットの関係
運営は動かないのかよー…

犯人とロンたのIPが違ってたらしい
黒の魔術師さんが持ってきたURLには…
LONの詐欺ブログ…
シュヴァインも黒の魔術師もぶひー入っちゃたよw
RMG?にまで手を出してるのか!

詐欺野郎の尻尾くらいを掴むために…
みんなでルシアンに協力
廃人寸前だなwアコが家にキタ━(゚∀゚)━!(笑)
嫁が実家を訪ねてくるパターン(笑)
婚姻関係消滅してた…しかも離婚されてた(笑)

友達にまでランクダウンされてる…
嫁からお弁当のさし入れキタ━(゚∀゚)━!
アコの嫁度は恐れ入る☆ミ
萌えた(n‘∀‘)η

ポテチ箸で食うやつろくなやつじゃないイメージ付いたわ
さてミッション開始!!キャラ名ショーコ
GMに呼び出されるやつな

完全にハメられたショーコさんです
ログの捏造…そりゃ3徹もするわ
嫁泣かしたらそりゃ…な

ニャッコさんマジイケメンってな(n‘∀‘)η
ルシアンが戻ってきて最後に…
結婚式大事よね(´∀`)bおめでとう☆ミ
{/netabare}

9話{netabare}
マスターの家…大きすぎだろ!!
夏休みの宿題回か~(´∀`)ノ今日はルシアンはいない感じね
奈々子は練習台wアコと奈々子因縁の対決(笑)

マスター友達を連れて帰ったら使用人に泣かれたw
アコにフォローされたwww
メイドに興味津々なアコ、メイドは急遽用意されたらしい
アコメイド服着たいのねw似合いそう(´∀`)
マスターの部屋広いな
奥の部屋は司令室みたいだなw
デイトレーダー並みのパソスペック(笑)

アコ宿題摘みかけてる
カリカリクポー(笑)
逃げ帰るつもりまんまんのアコw探検w
ゲーマー敵冒険心が赴くままに(´∀`)
シューちゃん豚だからわからない(´∀`)
書斎…たしかに隠しアイテムがありそうw

なんか隠し部屋への入口が!宝物まで用意されてるw
報酬はアルバム?おっとボスキャラもw
お嬢様を愛でる会とかあるのね(笑)マスターめっちゃ愛されてるな~(笑)

なんかあったときはルシアン、こういう時はルシアン
シュヴァインはいい子だよ…いい子(沙*・ω・)
奈々子生理的に無理って言われたw
そしてアコは結構言われた経験があるらしいw

屋敷の中で迷子になってる(笑)
猫姫の正体を知る奈々子w
アコの黒歴史は多いw
夏休みの宿題全く進んでないパターン(笑)
夏休みの精神と時の部屋の需要率あがるよな~

コース料理並みの晩御飯
シュヴァイン緊張してる|д゚)
シュヴァイン騙されてる(笑)
アコの嫁の勉強はもう済んでるなw
全員でパジャマパーティーとお風呂

誰かとお風呂入るの緊張するよな~
初めてのお風呂はシュヴァインが美味しくいただきました(笑)
石鹸で髪洗っちゃう~

瀬川、おっぱい問題に目を向ける
かわいいは作れるらしい(笑)
でも材料不足(笑)

ルシアンのタイプについて聞くことに(ビデオ通話で)
お風呂からの生放送キタ━(゚∀゚)━!
禁止クエスト受注問題なwお風呂で走っちゃいけませんw
ルシアン抜きだと制御ができないアコちゃんである
瀬川の寝巻きかわいいねლ(╹◡╹ლ)

アコが何を考えてるかわからないリア充セッテさんである。
深淵を覗いちゃったわけだwアコに汚染される思考回路w

みんな同じ格好してるw
こんなに必要にされることないんじゃね?ルシアン?(笑)
{/netabare}


10話{netabare}
元カノ自慢(笑)困ってるアピールが苦手な話が元カノ自慢(笑)
夫婦の関係は周知の事実に着々となりそうw(沙*・ω・)2学期も♪

クラスで瀬川に呼ばれるw
イベントスキップ機能が欲しいのととJK機能を忘れてるww
地雷サモナーセッテさん|д゚)
アコは学校に…アコいつもどおり部屋で半裸の状態でゲーム中(笑)
アコにとってそんな概念はないw普通ならサボるよなw愛の力偉大|д゚)
涼しい部室いいところ♪なくなった装備は2割くらいって
ルシアン前よりいい装備にしようとしてるみたい(笑)

こいつら…現実のイベントに関心0かよ(笑)
崎校祭…文化祭…高校生の一大イベントを面倒事www
この部での成果はアコが学校に来たこと♪アコの展示会( ・∀・) イイネ!
攻城戦?これの勝利を戦果とする
校章をエンブレムに攻城戦をすることになりそー
アコは文化祭にはもちろん…

対人戦練習~
何この夫婦どもwシュヴァインが相手することにw
ルシアンとアコのコラボレーションさすが(笑)

マスターVSシュヴァイン
大魔法メテオキタ━(゚∀゚)━!
範囲スキルは射程に入らなければいい
一方的にマスターの負けw
ルシアンにも負け~w
アコにも負けるwマスターは対人戦に慣れてないのかね?

魔法職はタイマンするものでもない…
対人にはそれ用の装備と戦い方が必要
まぁ攻城戦1回やってみなきゃね

お掃除組合…なめてるけど強いらしい
攻める側はえげつない攻撃を食らうのなw
攻城戦にデスペナはないけど…なんか喧嘩始まって…
ついに課金アイテム…と思ったら攻城戦は課金アイテム使えない…
マスターの課金離れさせるいい機会にw

おっと猫姫親衛隊も(笑)参戦してる~(笑)
砦簡単に占領してるw聖天使猫姫w(沙*・ω・)

奈々子ってうまく文化祭まとめそうよね
アコの悲鳴が…(笑)
アコのクラスの出し物が…メイド喫茶にw
アコがメイドすることに~(笑)アコは主婦だと思ってるのね(笑)

セッテちゃんinしたよ~ヽ(・∀・)ノ
いよいよ攻城戦6人で!!20人ならなんとかなりそうだな

ヴァレンシュタイン傭兵ギルド?を雇用…強者達らしい
文化祭のときには校章を掲げたいね♪
{/netabare}

11話{netabare}
攻城戦のために呼んだ助っ人強そう~(*’ω’*)
対人のプロ達かヽ(・∀・)ノ
同盟を結ぶときは握手するのか!!

結構雑な扱いw傭兵ギルドの連中なんか嫌な感じではある。(゚д゚)(。_。)_。)
シュヴァインの顔(笑)
セッテとアコ砦の端にダッシュ(沙*・ω・)完全に囮ん(笑)
ひどいけど戦術としては正しい…でも戦い方の好みではない…

傭兵ギルドの実力高杉www
対人最強の名前は伊達じゃない|д゚)
ヴァレンシュタインすげぇな(笑)
もはやこいつらだけでOK(笑)

ルシアンたちが城内に入った時には全てが終わっていた(笑)
なんだろーこの複雑な気持ち…
達成感0のクエスト~おもしろくな~い
ヴァレンシュタインとの同盟が解除されたっていうことは…
あいつらの攻撃も当たるようになり…
瞬殺…

現実世界ではキレッキレだわ(笑)
アコ何もできなかった…何もしなかった自分を…後悔してる…
そんなアコはレベルアップヽ(・∀・)ノ
攻城戦はもう一回あるし…ね☆ミ

会長って呼ばれるの気持ち悪いマスター( ;⊙´◞౪◟`⊙)
杏って呼び捨てにされて照れてるマスター(笑)
マスターは準備着々と…☆

なんか部室にメイドが(笑)
テンション上がるな~w(沙*・ω・)w
アコさんクラスの準備なんかしてるはずもなくw進捗ダメです~w
アコのミスは旦那様がフォローwできないことはできないと言わないとね♪
時には人に頼らないとダメよね~

ルシアン、猫姫親衛隊にも協力要請を仰ぐw
ほかにも…TMW魔術師の同盟をしているという事実が欲しい
とりあえずやれることは全てやっておく!
訓練でも手加減なんてせず!Σ(゚д゚;)
生活に無理のない課金=無課金
( ・∀・) イイネ!
{/netabare}

12話{netabare}
いよいよ文化祭…こっちもお祭りだぜ!!ヽ(・∀・)ノ
砦は空らしい…本人から聞いてくるとか余裕ぶっこいてるな
廃人に好かれるのはアコ(笑)ではなくルシアンも(笑)
シュヴァインもやる気まんまん。さてさて…
リベンジマッチ!ヴァレンシュタイン!!

なかなかのメンツが集まったな~(沙*・ω・)ノ
野良猫と猫姫親衛隊…野良猫親衛隊

攻城兵器…ロボット!そんなのもありなのか(笑)
ジャイがたくさん(笑)(笑)
セッテさんやる~ヽ(・∀・)ノ一瞬でも隙作れればシュヴァインの攻撃炸裂☆ミ
なんか攻城戦らしくなってきたな~(*゚▽゚*)
アレイキャッツ次は防衛戦ここからが勝負

全軍突撃?マスターの策炸裂?マスター攻撃されても魔法使えるやつで
アコも魔法メテオ最強だなwwwマスターの火力ぱねぇなw先生諸行無常(笑)
敵襲数は5人ヴァレンシュタインキタ━(゚∀゚)━!

ヴァレンシュタインは一騎当千だねぇ
どんどんやられてく仲間…
シュヴァイン一撃でやられない…意地があるわ!
ヒトリ倒したぜヽ(・∀・)ノ

セッテってここぞってときにいい活躍するよなヽ(・∀・)ノ
敵は残り3人!2人!だけど猫姫も散り…猫姫親衛隊の方は…
盾通しでは…( ̄^ ̄)ゞまだクリスタルの間にはマスターが

マスター斬られない…マスター奥の手何を使ってるの?
アコも最後は盾になり…初攻城戦勝利!!
ヴァレンシュタインにも勝ったな(沙*・ω・)ノ

ユグドラシルの雫連打とか(笑)
ワンコインでこの勝利ならw数百万でも友のためならワンコインw
マスターも変な人に好かれるのねヽ(・∀・)ノ
なんでも頑張ればいい経験

瀬川…焼き豚売り場の前にw
ネトゲ部思ったよか盛況なのねん
シュヴァインも丸くなったものだな~(笑)
嫁奮闘中w嫁の後押しは旦那の役目w

メイド喫茶…一度でいいからリアルで学校体験してみたかったな。
先生も猫姫モードでノリノリ舞台だなw
アコ成長したな~ヽ(・∀・)ノメイド長アコ( ・∀・) イイネ!

ご褒美なんでもに嬉しそうな顔するアコな(笑)
まぁ最後はこういうオチ読めてたけど
2期もこんな感じのやつを期待するな~☆ミ
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

鏡の国のあこ

あいまいな現実と非現実の境で悩みながらも、恋や友情に奔走する少年少女を描いたアニメの様です。

ぱっと見た感じでは、主要キャラ中、現実と非現実の境界を区別出来ていない様に見える亜子が特異な存在として映りますが、もしかしたら現実と非現実の境界を確たる理由も無く線引きしている英騎と茜の方が、そう言った区別が出来ていないのかも知れません。

作中で周知されている考え方に従えば、ネトゲに限らず、ここあにこれも非現実に含まれ、それどころかデジタルデータを介したもの全てがこの認識に含まれる事になります。デジタルなもの以外でも、私たちの身近には紙媒体の本や音楽、就寝中に見る夢など、彼らの言う所の「非現実」が至る所に存在しており、これらを非現実とするならば、現代人の多くは殆どの時間を非現実がひしめき合う中で生活していると言えます。

身近にいる人や付き合いの長い人でも、強く心を閉ざしていて、その胸の内をちらとしか見せない人はいます。また一方で、顔も見た事も無く、音声で会話した事も無く、触れた事も無い存在に対して、私たちは興味を抱いたり、理解を示したりする事もあります。※本やアニメのキャラに対して好意を持つという感情をごく自然に持ち合わせている人も、あにこれに限って言えば結構いるのではないでしょうか?(私もその一人です。)帰結として全て現実だと言えると思います。
{netabare}
リアルの(ここではネットの外という意味)英騎を知っていながら、ルシアンが好きでいられる亜子は、作中で評価されているのとは逆で、良く現実を見ているのだと思います。それにしても英騎と亜子は毎週に渡って仲睦まじい様で、5話終了時点でもう最終回にしちゃっても良かったんじゃないかと思えた程でした。現実でも早く結婚しちゃえばいいのに‥。でも高校生だからまだ早いか‥。6話エピローグはやっぱりね☆(某かわいいレビュアーさん風に)でした。

7話は水着回で、ラスト~8話はアカウントハックの危険について触れられていました。この作品の様にギャグ重視、ラブコメ色の強い作品で、現実的な問題を取り扱っている作品は珍しいと思いました。好感が持てます。

9話は女子4人でお泊り会。お約束のお風呂シーンは正直どうでも良かったんですが、何の脈絡も無く、唐突にオンドゥル語が飛び出した時には吹き出しました。ネトゲの嫁は全体を通して分かる人にしか分からないメタなネタが多いのですが、既知の人に対する破壊力(不意打ち)が強烈です。
お休み前のシーンでは、珍しくも巧妙な、あこの誘導尋問によって、茜、マスター、奈々子の本音が暴露される。罠にはめられた3人の反応が面白かったです。

10話、ネトゲにおける、延いてはネット上におけるトラブルについてその2。ネトゲもそうだと思いますが、あにこれもマナーを守って楽しく行いたいものです。身勝手でえばっている人がいると空気が緊張してしまいます。ネット住人への戒めとして、8話同様こちらも全ての人に視聴して頂きたい回でした。作中で描かれる様な嫌な目にあっても、英騎達の様にへこたれず前向きに物事を考えて行きたいものです。

最後の最後は凡庸な終わり方でしたが、きれいにまとまっていたと思います。英騎と亜子の関係は今後しばらくはそのままという感じがしますが、このアニメが今後もネット上のあれこれの問題を扱うならば、2期以降もネタには全く困らない様に思われました。

作画に関しては私はあまり気にしない方ですが、回によってはキャラのあごが尖り過ぎの印象も若干見受けられました。個人的には丸い方が可愛いと思います。
{/netabare}
ネトゲに耽溺した経験が無いので(かなり前にディアブロ2を100時間程プレイした事があるだけ。ちなみにオフラインのゲームは大好きです。)断定は出来ませんが、こう言った世界では少なからずプレイヤー同士の利害関係が存在し、それに基づく評価や序列生まれます。運営側がそれを設けている場合はより顕著であり、加えて、課金やタイムサービスの様なシステムがある場合、競争はさらにエスカレートしていく傾向にあります。そんな中で人間関係を構築していく事は、ビジネスで人間関係を結んでいく事とかなり似通っており、楽しむ事を本義としているゲームとしては不健全である様に思えてなりません。(ビジネスを楽しむという考えの人は別ですが)

過去にオンラインゲームに嵌っていた友人がいて、中毒といって良い程の執着を持っていたので、冷静になる様に忠告をした事があるのですが、苦笑いで茶を濁されてしまいました。こういった状態になると他人の言う事など聞く耳持たなくなる様で、あるいは分かっていてもやめられない状態になるらしく、傍目から見ていて不憫でした。(私個人の考えですが、純粋に楽しんでいるならともかく、競争への執着やそれによって得られる優越感が主だった報酬となってしまっては、もはやゲームとは言えぬのです。ゆえにそれらとは無縁だった幼少期にプレイしたゲームはどれも輝いて見えるのだと思います。)

課金やプレイ時間である程度の評価を獲得出来るネトゲと違って、あにこれではそんな事はないですよね。多分‥。人気のレビュアーの方は優しかったり、良い文章を書いていたりするだけなので‥。

今まで見たネトゲを扱うアニメ作品のいずれも、上記の様な負の部分を無視したり、面白おかしく描いたり、美化したりしているきらいがあります。実の所それが理想なので、端折ってしまった方がアニメとしては楽しいのですが、その事でネトゲに対する幻想を抱く人が現れてくるとしたら危険なのかも知れません。

疑り深い自分はこういったアニメを見ると、何だかネトゲ製作会社の遠まわしのコマーシャル戦略なのではないかと邪推してしまう事がありますが、この作品については杞憂でした。7話ラスト~8話終盤にかけて、このアニメではネトゲ住人のみならず、あにこれにいる皆さんにとっても、とても大切な事を教えてくれています。ルシアン先生の講義を聞いて、アカウント管理の大切さや、ネット上での人との付き合い方について学びましょう。「そんな事とっくに知ってるよ」という人にも気を引き締めさせる効能がありますので、ネット上に身を置く全ての人に見て欲しいと思える回でした。
{netabare}
それにしても、この手の作品ではもうお約束なので、今さら指摘する程の事でもないのですが、主人公以外全員美少女というのは何とかならないのかと思います。(男性にとって可愛くて、目の保養になったとしても)パーティーメンバーが全員同じ学校に通っているという点も、いくらなんでも出来過ぎだと思ってしまいました。
{/netabare}
全話視聴を終えて。最終話に至っても、登場人物のそれぞれが、現実と非現実の境界をどの様に捉えていくのかという点については、未解決な部分が多く残されましたが、英騎と亜子に限っては互いに分かち合うものを得ていた様に思われました。出会いを美化するばかりでなく、ネット上で起こり得る身近な問題に、ちょくちょく、ちくちく触れていた点にも好感が持て、最後まで楽しく視聴する事が出来ました。

※:アニメや映画に登場するキャラに好意を持つ事は個人的にはごく自然な感情だと思いますが、それを演じている声優さんや俳優さんをキャラと混同して考える様になると冷静さを失っていると言えます。これは現実を見ているとは言えません。当然ですが、演者はキャラとは別の人格を持っており、キャラとしての人格を与えたのは原作者や監督、脚本、キャラデザ、声優など様々な人達です。
個人が作るネット上のアバターも声優さんや俳優さんたちの演ずるキャラとほぼ同じですが、作中の英騎と亜子はネット上で自分の性格を偽ったり、作ったりしなかったので、現実で会った時にも割と簡単にギャップを埋める事が出来たのだと思います。 {netabare}常に英騎の本質を見ている亜子は、アカウントハックによってルシアンの中身が変わった時もすぐに見破りました。{/netabare}

※:鏡の国のあこというタイトルは、もう一つの現実を見る事で元いた現実を正しく見るという意味で、不思議の国のアリスの続編の題名から引用させて頂きました。でも鏡の国のアリスはそんな明確なテーマ性を持っている作品ではないので、未読でこれから読もうとしている方は童心に返って読む事をお勧めします。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 27
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ラブコメ要素半分もないラブコメ…それでもいいところあったと思ってます

非リア充ぼっち系のアニメかなと思ってました。このタイプだと「はがない」に近いのかな? と思ったのですが、全然違いました。
作画はちょっと厳しいかな…と思ってたら、3話あたりから安定したような…でも、けっこうぶれてました。会話が面白かったです。

2話だと{netabare}亜子がネットとリアが同じでダメなのはなぜかと問うシーン。理解できない人に、これをきちんと理解できるように答えられるかな?と言われるとどうだろうと考えさせられました。{/netabare}

けっこう心理突いてくるアニメだったようです。

3話、4話…胸の強調もなくなって、話がスムーズになってきてます。
{netabare}猫姫の中身が先生とは…斜め上でした。で、4話ではまた謎の女の子登場。ナナコかな?と思わせて全く別人だったら俺の勝ちだな(何が?)なんだかぼっちの感じがしなくなってきましたね。最初は亜子を現実社会に馴染ませるのが目的だったはず。すでに目的達成?{/netabare}

5話、6話…あたって砕けろ!!…どうしてこうなった
{netabare}やはり新キャラはナナコだったか…ここはストレートなのね。やきもちから廃人へ一直線なのはどうかとも思いましたが、なるほど、騒ぎが大きくなったのは亜子が変わってきているからということか。
それにしてもルシアンは男前。グイグイ入って連れ戻すシーンはかっこ良かった。亜子ママとの会話もけっこうシリアスね。それだけ家で亜子がルシアン、ルシアン言っていると言う裏側なんでしょう。
シリアス展開もあるのね。面白い。でもラッキースケベはやっぱりラブコメの定番な5話でした。

ルシアンはリアルで亜子が好きになってたのか。でも亜子はリアルとバーチャルの境がない。だからリアルで亜子の事が好きなのも理解できない。最後のオチは分かりきっていましたが、「恋人は格下げ」には気に入った言葉です。なんかじれったいが、ラブコメとしてはいい展開です。
最後の(どうしてこうなった♪どうしてこうなった♪)はアニメで動くと滑稽…ねらーは大喜びの6話。{/netabare}

7話…青春もの+夏合宿=サービス回
{netabare}やっぱり水着満載でした。亜子が恥ずかしがっていたが、裸正座が平気な人が何故?しかもルシアンの全裸見て「もうちょっとだけ~」って言ってたくせに(笑)

もう立派にリア充な青春にしか見えない回でした。1日海で遊んで、夜は花火…で、最後は告白。普通に青春ものです。亜子も「好きです」と応えていたけど、前回と違って、余計なこと加えてないんですよね。ルシアンはリアとバーチャルの区別つかないと思っているようだけど、変化してるんじゃないかと見ました。
最後、ルシアンは乗っ取られたようですが、果たして乗っ取った人物は誰だ?{/netabare}

8話…いい最終回だった…あれ?
{netabare}アカウント乗っ取りと解決の話でした。
コツコツと育ててきたキャラとアイテムが乗っ取りでバンは考えたくもありません。実際にはこんなにきれいに解決するのはまれなんでしょうけど…。
最後は再び結婚式挙げるわけですが、とうとう亜子がリアルでも大好きだと言いました。これで終わりみたいなきれいなまとめかたでしたが、これからどう展開するんでしょう。
5話といい、今回といい、ムダなサービス要らないです。展開と会話だけで十分面白いです。でも、そうはいかないのがラノベ原作ラブコメなんですよね…おっと、誰か来たようだ。{/netabare}

9話…女子会の回
{netabare}前回の流れが全く関係ない回でした。女子たちがマスターの家に集まってキャッキャ、ワイワイ…とならないのがボッチたち。唯一普通のリア生活送っているナナコがアクセントになっていた感じです。
そして、やっぱりサービスたっぷりの風呂シーン。今回は物語性はなし。一貫した流れがないアニメです。{/netabare}

10話…文化祭(序)
{netabare}新学期始まって、すぐに文化祭の流れのようです。案の定、学校始まった意識のない亜子は家に。亜子の素っ裸…見慣れすぎの上に作画がいまいちなのでエロくないです。なんだかなぁ…
一応、部活なので出し物するようだけど、どうなることやら。この回はネトゲを知ろうということでいいのかな?ネトゲしないからよくわからんが、RPGは分かるぞ。マスターのすっとんきょうなところはなかなかいいと思ったです。
さて、もう10回。文化祭と締めの話で終わりかな?すでにカップルだし、リアの世界にも対応できてるし、大きな展開はないよね?ここからどんでん返しされても困惑な気がします。
{/netabare}

11話…無課金の意味
{netabare}生活に無理のない課金=無課金…無理矢理過ぎ!!笑ったけど。マスターの赤面シーンも笑いました。そういや、ぼっちでしたね。

前回からの続きです。組んでも裏切られるのは見え見えでしたね。最後はやり返して締めるというわかな。ま、いいでしょう。
今回は当り回かな。基本、このアニメは会話に面白さがあります。特にルシアンと亜子の会話は見ていて面白いです。亜子を諭すルシアンの言葉は当たり前の事ばかりなんだけど、亜子を通すと特別に感じる不思議さがあります。来週で最終回、ふんわりラブコメで終わるといいです。{/netabare}

最終回…ふんわり終わった
{netabare}倒すべきライバルを倒し、日常に戻って終わりという、ありきたりで終わりました。この作品はこれでいいのだろうと思いました。
マスターの言ってることはかっこいいようで「単なる重課金者」の言い訳なのが笑えました。シュバイン、猫姫、セッテ、それぞれのキャラらしいラストだったと思います。
「お帰りなさいませ、あなた♪」とラストのキス一歩手前で…がラブコメだったことを思い出させました。とにかくふんわり終わった感じです。{/netabare}

この作品、言葉の紡ぎ方が上手いなと感じました。なので、エロ部分は余計でした。やたらプルんプルんさせる胸の描写とか、亜子の裸正座とか、マスターのコスとか、あざとくしか見えませんでした。
ラブコメとしては8話で終了したんですよね。主人公に近い女子もけっこういたのにハーレムにもならず、一途になったところなど、ラブコメとしては異色でした。

二期あるなら観たいですが、はたして…。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 36

71.9 5 オンラインゲームで恋愛なアニメランキング5位
ログ・ホライズン 第2シリーズ(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (980)
5716人が棚に入れました
シロエたち「冒険者」が、ゲーム「エルダー・テイル」の世界に閉じ込められて、はや半年。
当初は混乱が広がっていたアキバの街も、自治組織「円卓会議」の結成を経て、活気と平穏を取り戻していた。
もともとのゲーム世界の住人であった「大地人」とも、ザントリーフ半島でのゴブリン防衛戦を経て信頼が深まり、大地人貴族の筆頭格であるコーウェン家の令嬢レイネシアは、アキバの街に大使として赴任することとなった
季節はまもなく冬、冒険者たちは、この異世界でいかに行動するか、何を目指すかを、それぞれ模索している。
アキバの街で、西の都で、北の大地で、あるいは遠い異国で、冒険者たちの思惑はぶつかり、交錯する―。
「ログ・ホライズン」第2シリーズ。はたして、シロエと仲間たちにはどのような冒険が待ち受けているのか!?

声優・キャラクター
寺島拓篤、前野智昭、加藤英美里、中田譲治、山下大輝、田村奈央、松井恵理子、柿原徹也、藤井ゆきよ、原由実、高垣彩陽、久野美咲、逢坂良太、梶川翔平、井上麻里奈、下野紘、名塚佳織、櫻井孝宏、村川梨衣、後藤ヒロキ、岡本信彦、日野聡、西田雅一、中村悠一、てらそままさき、白熊寛嗣、伊瀬茉莉也、藤原啓治、代永翼
ネタバレ

toshi1015 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

16話視聴 原作、web版カナミ;ゴー・イースト、既読

訳もわからず巻き込まれたMMOの世界、今の現実と捉えその世界に住むNPCをちゃんとした人として共存を模索しながら、自分の置かれている状況を少しずつ解き明かし、登場人物ひとりひとりが成長していく。2期楽しみ。


1話「北国のシロエ」
{netabare} 時系列順にしてるっぽいですね。(但しカナミ編は9月の出来事…)
色々ネタバレシーン盛り沢山
今回は色々ありましたが、シロエがまたいつもの病気で、ひとりで抱え込もうとするも直継がひとりにさせず付いて行く。ってのがメインではないかしら。

カナミ「越えるピンチはでっかい方がさぁ~…あとでご飯がおいしいじゃん」からのOP、キャラの装備が一新。
レイド挑戦を見て考えると言われ、メンバー集め…。ミナミの動きも気になるので円卓やアキバの街のメンツは動かせない…。
シロエ「当てならある…。」

最後に気になる回想シーン後、新EDでした。
{/netabare}

2話「無法者とミスリルアイズ」
{netabare} 今回は新キャラにテトラ登場。直継との掛け合いが面白かったです。
アキバサイドとレイドメンバーのメインストーリーを同時進行かな~。カナミ編と年少組はじっくりやって欲しいしな~。

[今後の鍵]
ウィリアムの「あれから何回死んだ?」「死ぬと色々わかんだよ…」と軽いところでテトラの「ロンダークは西に流れたし~」

時系列にも書きましたが〈DDD〉〈黒剣騎士団〉〈第八商店街〉〈シルバーソード〉そしてシロエ&直継と主要メンバーがアキバの街に居ないので、ミナミの動きに注意しまくりでした。
1期より熱い展開盛り沢山なので楽しみです。 {/netabare}

3話「奈落の参道」
{netabare} 〈一なる庭園のヴァンデミエ〉〈五なる庭園のエルレイーダ〉原作でサクッと流されたレイドボスを使いレイドの説明とアカツキ編の導入部分でした。
レイドに参加経験の無いアカツキ、前回希少なレイド贈与可能(通常は不可)小太刀に続き、レイド必須の秘伝の上位の特技階級《口伝》…レイドか…。って思い悩むのは次週かしら…。
「我らは貴様らの犬では無い…思い上がるな冒険者風情ども」

うーん…シロエサイドとアカツキサイドを同時進行ぽいですな~。うまくまとめないと混乱するので演出さんや監督さんの腕の見せどころですな…。

元々原作でも、ログホラのTRPGと言うゲーム本まで原作者が出してるくらい作り込まれてる作品なので、活字で見る分には世界観を拡げる助けになる細かい設定描写も、アニメでは画でサクッと済ませた方が解りやすいと思うんだけどな~。

余談ですが、原作者の橙乃ままれさんが、再構成&加筆盛り沢山でカナミ編をwebで書籍化前に発表してくれてますね~。
毎週の楽しみが増えました♪亀からカエルになっててクスッとしました。「ログホラ なろう」検索で見つかるはず… {/netabare}

4話「ひび割れた翼」
{netabare} 若干脚本さんオリジナル解釈版でしたな。そして引き画の作画が…。
アカツキ、レイネシアの心の動きと、飽きつつあるクラスティ…。
アキバの街の描写など増量して、色々なキャラの心理描写を省いてましたな~。どうまとめるのかしら…。

【アカツキ】
・シロエの傍に居るにはアサシンの私はもっと強くならなければ自分の存在意義が…。ずっとコンプレックスにひとり悩んでる。(シロエと同じ悩むとひとりになろうとする) 
・警護という名目で始まったレイネシア邸女子会で色々な人と出会い想いに触れ…。
【レイネシア】
・冒険者さんと私達は違う、楽しいと思ったら伝えないと伝わらないから…。ましてや友達などでは無い…。(エリッサ曰く、「楽しかった」と白状してるじゃない…) 
{/netabare}

5話「クリスマス・イブ」
{netabare} 原作を読むことでストーリーを先に頭に入れて、単純に画であったりとか、表現だったりを楽しむ感じで、ストーリー把握を一切考えずにアニメを見るのですが…
2期は脚本さん独自の解釈であったり、尺の問題でカットではなく色々足されたりもしてるので、登場人物の性格などアニメオリジナルに近いと思います。
僕はアカツキちゃんは原作の方が好きかな・・・。

色々書きましたが、原作ファンから言うと わざわざ2冊の違うエピソードの話しを、同時進行にして軸になる話を増やし、更にアニメオリジナルエピソードやらセリフ入れ込んで、未読さんはキツイ気がするのだが・・・。ほんと上手くまとめてくれる日は来るのか・・・。

【レイネシア】
・供贄一族の若頭、菫星から〈動力甲冑〉が盗まれ、殺人鬼は〈大地人〉。
・魔法供給を停止するとモンスター結界や衛兵システムが10年単位で使えなくなる。
・レイネシアひとりに、大地人と冒険者の関係に亀裂を入れかねない判断が丸投げされる。

【アカツキ】
・菫星との話を聞いてしまい。ひとりでレイネシアを助けようと街に。
・殺人鬼と戦闘中のソウジロウに助太刀に入る。〈口伝〉だけでは無い大切な何かに触れるも、分かることが出来ないまま倒れる。
{/netabare}

6話「夜明けの迷い子」
{netabare} リーゼとレイネシアが友達に、アカツキ死後に地球?が見える浜辺でシロエと語り合う、お茶会メンバーの仲間達で結束を固める、〈大災害〉は終わってない、クラスティが消える。

大筋はたしかにそうなのですが、ニュアンスが……。
年少組編とカナミ編は原作の中でも好きな話しなので、それまでには立て直してほしい…。

【アカツキ】
・後悔や辛かった思い出を再体験。
・地球?が見える死後の白い浜でシロエと会い、もう一度立ち向かうため記憶を捧げる。
・シロエの居ない今、出来る事を全てする、コンプレックスを認め助けを乞う。
{/netabare}

7話「水楓(すいふう)の乙女たち」
{netabare} ビックリした。まさか原作1~2行の《口伝》修練(男性メンバーも居る)連携訓練の描写を軸に説明回なんて…。

レイネシア邸(水楓の館)が作戦本部な事もあり、女性のみ(お茶会メンバー)で殺人鬼攻略部隊を構成。
この描写を省いてなぜタイトルを…。まあドルチェさん混じってたけども…。

エンディング後の次週予告のネタバレ度が酷い…。ほぼあらすじ…。原作未読の方は予告は見ない方が次週楽しめるかも・・・。

【アカツキ】
・殺人鬼の武器が、何度も見た〈霰刀・白魔丸〉と伝える。
・〈動力甲冑〉の瞬間移動+基本能力Lv110ほどに合せ、〈霰刀・白魔丸〉怨嗟のフレーバーテキストが〈大地人〉侵蝕。フルレイドBossルグリウス能力、冷気の範囲攻撃、エリア内人数による能力上昇、HP増大と推測。
・「子供扱いされたくない」というコンプレックスと向かい合い。弱さを受け入れ、助けを求めた事で、《口伝》修練、連携訓練などたくさんの人の温かさに触れる。
・夜間外出禁止令により、フルレイドメンバー以外はアキバの街の屋内へ。
・24人を2〜3人組変則10小隊に分け、アキバの街広範囲を索敵。
・アカツキ、マリエール組がフルレイドBossルグリウスと戦闘開始。

【レイネシア】
・アカツキがひとりで、問題解決に向かってくれた事を「都合がいい」と思ってしまったり、祖父やクラスティに泣きつこうと思った事をアカツキに伝える。菫星がレイネシアにした問題の丸投げを…。
・能力の弱い存在でも譲れない一線がある。全てを人に委ね劣ってると認めてしまえば、友達という対等な関係で居られなくなる。
・殺人鬼事件という〈大地人〉が犯した過ちの責任を背負うため決意レイネシアの戦場に立つ {/netabare}

8話「アキバレイド」
{netabare} パジャマパーティー描写が可愛かったわ~。
アカツキやレイネシアが少しずつですが成長した回でしたな。
細かい伏線やら設定が地味多かったけど、大まかなのだけでも…。

カナミ編で絡んでくる、伏線的なものがちらほら、ルグリウスは、元「イズモ騎士団」の《古来種》やら異なるステータスが交互に表示など。

《口伝》は獲得できる保証も無いまま、磨き続けた技能。システムが後付で命名…。本人からしたら「くだらない」

【アカツキ】
・水楓の乙女たちが作ったり持ち寄った装備に包まれて、アカツキとマリエールの初レイド。
・装備やスキルなど他に強さを求めた以前の自分?と対峙。
・《口伝》影遁を会得。
・〈霰刀・白魔丸〉破壊、ルグリウス撃破。

【レイネシア】
・〈動力甲冑〉盗難により、無害と見ていた〈大地人〉による襲撃事件。
・菫星の責任丸投げは、困ったらお祖父様やクラスティに丸投げしてた自分と重なる。
・ヘンリエッタのサポートもあり、以前の自分と決別すべく、〈大地人〉全体の責任を背負いアキバの街の戦闘禁止&モンスター結界の10年単位での機能停止を決断。 {/netabare}

9話「変わりゆく戦場」
{netabare} 24人フルレイド戦闘で、ボスが2体増援…72人居ないと無理だ状態で全滅。
シロエ大災害後の初死亡。
《円卓会議》のコネを使い情報収集。〈大地人〉〈冒険者〉以外のこの世界に引き込んだ《第3の存在》の可能性…。
真意を伝えないまま、出し惜しみして失敗…。次こそは…。

地味に色々設定を把握してないと、無理ゲー、自問自答、説明回と感じちゃう気が…。 {/netabare}



原作でも判明して無い、オチを妄想…
{netabare}
・実は未来的なオチ??もしや箱庭系?
・科学の進化しきった時代→暗黒期→エルダー・テイルの世界

《第1森羅転生》滅ぼされたアルヴ族の六傾姫が、魂魄の魂(MP)を集め亜人間(モンスター)を作った
《第2森羅転生》〈冒険者〉を作った→
《第3森羅転生》とは…。
ゲーム世界に人が閉じ込められた?精神だけ持って行かれたのか?現実の自分は?そんな事は原作でもまだ明かされて無い…。
しかもまだ終わって無い…何が起こっているのか…。

・魂魄理論で行くとテストサーバーに魂(MP)が行き、自分(魂)の一部(MP)を少し流しエルダー・テイル世界へ戻る…。
テストサーバーにMP集まりまくってるよね…。もし《第3の存在》がその膨大なMP利用できたら…。〈望郷派〉という「十分なだけ死ねば地球に戻れる」なんて主張してる団体も…。死が増える事でMPがドンドン貯まって…。

な~んて事まで考えれる展開なんだけど、そんな事はあくまで伏線的な設定で、原作でもその辺はまだ明かされて無いので、実は細かい伏線を追い勝手に予想する楽しみもログホラの好きな所。

色々と比較される某ラノベ作品を、web時代のまだ販売前の完結まで読んだ上で個人的感想だと、
ピンチ →「うぉぉぉぉ!」謎パワー →勝利 
ほぼこれです。トラウマ展開ちょこちょことハリウッド映画みたいな分かりやすい展開で考えず見れ、素直に映像を楽しむには良い作品。

ログホラも原作既読ですが、地味に細かい設定まで作り込んであり、なろうサイトで橙乃ままれさん本人が認めて二次創作から、本家に反映される設定など、アニメとしては色々と大変そうかな…。
年少組とカナミ編は分かりやすい話なので期待。 {/netabare}

~~~~~ 追記 ~~~~~

14話「カナミゴーイースト」
{netabare} 新たな存在の典災、ステータスの2重表示、そして《放蕩者の茶会》元リーダーのカナミが、周りを巻き込みながらの旅編。Botや古来種まで巻き込み、ユーラシア最東端ヤマト目指しGOイースト

ミナミでKRがカズ彦との会話で、9月頃のカナミとの旅を回想って感じでスタート。(初見さんは混乱しそう…)最後も回想明けって感じでミナミの風景…。既読だからわかるけど初見さんは…。

絵コンテさんなのか、監督さんなのかはあれですが、初見さんにはかなり分かりづらい気がします。

・進行してるカナミ編とは全く別の伏線ぽい冒頭と終わり…。
・シロエ班、アカツキ班の別エピソードの同時進行…。
・1エピソード(原作1冊辺り)5~6話だったのが、まさかの1話
・アニメオリジナルエピソードが14話中2つも…。

原作は芸が細かくて好きなのに…雑にして…。
今回もね、原作じゃハーフガイアの距離をちゃんと計算する会話あって、留学先のイギリスから5000kmを1日50kmで3~4ヶ月まあゆっくり行っても半年なんて会話してて…。時間や時系列などバックボーンがしっかりしたストーリーなのに。。。
気が付いている人もいるとは思いますが、もういつ登場してもおかしく無いのです・・・あのリーダーが・・・

{/netabare}


15話「旅立ち」
{netabare}
ログ・ホライズンのシロエ&直継、アカツキに続き、年少組(トウヤ、ミノリ、五十鈴、ルディ、セララ)のお話。
年少組だけで初めてのクエスト。不安よりもワクワクな気持ちで準備。

・大地人の酒場で、五十鈴が好きな歌を披露すうるように。
・レベルが上った年少組は、マジックバックを作るの素材集めに、アキバからレッドストーン山地(長野の赤石岳)まで遠征することに。
・道中の街や村で、演奏もしたいねと目標も立てて出発
{/netabare}


16話「真昼の吸血鬼」
{netabare} 年少組だけのツアーも兼ねた旅。野営になろうと料理を失敗しても、旅のスパイスと楽しい感じ。そしてロエ2が登場。。。活字だとあれですが、ビジュアルやら何やらかなりネタバレ感がすごいですな・・・瓜二つです。
ミナミの街でも不穏な動きが・・・

そして、ロエ2で始まる原作ep10、発売前の新作冒頭部分がなろうサイト橙乃ままれさんのマイページ、活動報告で書かれていてその冒頭部分だけでも色々な今まで謎だった事やらワクワク感が。。。アニメを脱線しました・・・

・クラスティが行方不明になり3ヶ月以上、何とか〈DDD〉を持続させるも脱退者流失は止められない。
リーゼもお茶会の友達に癒されながらギリギリの運営。 {/netabare}


時系列(ex竜吼山脈編部分も追記)
物語が始まる以前の話
{netabare} 《神代》伝説の彼方に沈んだ遥か昔  
[大地人サイド] ユーレッド大陸(ユーラシア大陸)を中心に繁栄していた伝説

【350年前】(29年前) 
   [大地人サイド]魔法発明者〈アルヴ族〉絶滅。(〈人間〉〈エルフ〉〈ドワーフ〉により)

【300年前】(25年前)
 [大地人サイド]
・アルヴ王族の姫が愛玩奴隷。
・〈六傾姫〉反撃。《第一の森羅変転》 亜人間(モンスター)発生。

・人間族などの対抗策〈猫人族〉〈狼牙族〉〈狐尾族〉〈法儀族〉誕生。
・亜人間危機より新大陸ウェン(アメリカ大陸)への移住者も現れる。
・〈古来種〉誕生。

【240年前】(20年前)
 [大地人サイド]
・人間族側対抗策 《第二森羅変転》〈冒険者〉出現。
 
 [冒険者サイド]
・エルダー・テイル発売オープンβ開始。
・進化しきった科学文明(神代)が「引き裂かれ」、長い暗黒期のあと再構築された世界(エルダーテイル) {/netabare}

1期
5月 【大災害】《第三森羅変転》、拡張パックLv上限100になる。
{netabare}【アキバの街】
シロエ、直継、アカツキとPK撃破、〈三日月同盟〉代わりにススキノ遠征、デミクァス撃破セセラ救出。帰路でゲーム時代には無かったにゃん太の【味のする手料理】
【ミナミの街】
〈Plant hwyaden〉ギルマス濡羽、貴族と斎宮家に取り入る。{/netabare}

6月 《円卓会議》結成。
{netabare}【アキバの街】
・格付けによる治安、初心者軟禁ギルドの存在を聞く
・シロエ〈記録の地平線〉結成ギルマスとして〈三日月同盟〉協力要請。(軽食販売クレセントムーン)開店。
・3大生産系ギルド〈第8商店街〉〈海洋機構〉〈ロデリック商会〉と契約。ギルド会館購入。
・アキバの街代表12ギルド集め会議、〈シルバーソード〉退席。
・11ギルドで治安回復や問題解決機関《円卓会議》結成。
・ゲーム時代には無かった【蒸気機関】開発
・同時刻、初心者救出作戦。ミノリ、トウヤ救出。
・〈記録の地平線〉新しいギルドホール引っ越し。トウヤ、ミノリ加入。

【ミナミの街】
・濡羽がミナミ衛士機構掌握。衛兵を私兵化。
・貴族と執政家を使い、大神殿ゾーン購入。〈Plant hwyaden〉ミナミを掌握。 {/netabare}

7月〈自由都市同盟イスタール〉から〈円卓会議〉に書状。

8月 クエスト「ゴブリン王の帰還」発動。
{netabare}【アキバの街】
・マリエール責任者の新人プレイヤー夏合宿
・〈円卓会議〉代表選抜メンバー〈自由都市同盟イスタール〉へ
・遠征軍帰還後に、基本条約、相互通行通商条約、平和条約を締結。

【チョウシの町】
・ミノリ、トウヤ、セセラ、五十鈴、ルンデルハウスでパーティを組み合宿訓練。
・〈冒険者〉60人に対し1000体以上のモンスターがチョウシの町に進軍。
・ミノリPT戦闘に勝利するもルンデルハウス死亡。大地人のため蘇生呪文無効。シロエに助けを求める。
・シロエ、ゲーム時代には無かった【契約術式】を開発。ルンデルハウス〈大地人〉から〈冒険者〉として復活。〈記録の地平線〉加入 {/netabare}

{netabare}【エターナルアイスの故宮延】
・クラスティス、レイネシア姫と初対面。
・シロエとアカツキ、大地人〈ミラルレイクの賢者〉リ=ガンから魔法の等級、〈森羅変転〉、〈魂魄理論〉を聞く。
・遠隔中継で〈円卓会議〉開催。東北から最低でも2万弱の軍事侵略「ゴブリン王の帰還」と推測。
・レイネシア姫、アキバの街で演説。義勇兵1200人以上の遠征軍にて緑小鬼の将軍とレギオンレイド戦闘。撃破。

【ミナミの街】
・クエスト〈スザクモンの鬼祭り〉発動。{/netabare}

9月 マイハマで条約締結の祭典。 ※14話部分追記
{netabare}【アキバの街】
・五十鈴〈三日月同盟〉から〈記録の地平線〉へ加入。レイネシア親善大使としてアキバの街へ。

【アオルソイ】
・イギリスに留学したカナミは、コッペリア、エリアス、レオナルドKR、を巻き込み、唯一拡張パック導入の日本へ向かう。
(ハーフガイア距離5000km、1日50kmで約3~4ヶ月…軽い感じの旅)
・疫鬼と言うステータス2重表示に会う。
・典災と表記されし者を撃破
・KR、通常は契約できないランクのガーネットドラゴンを召喚、黒竜撃破。契約に基づき赤竜に身体の一部を食べられ。
ヤマトサーバで復活。

【ミナミの街】
・イコマの〈Plant hwyaden〉本拠地にKR訪問。元放蕩者のお茶会メンバーKR、カズ彦、秧鶏、再会。
・KR〈Plant hwyaden〉に加入。
{/netabare}

10月『天秤祭』開催。
{netabare}【アキバの街】
・神聖皇国ウェストランデ貴族マルヴェス卿による情報飽和攻撃も円卓会議で退ける。
・濡羽とシロエ対面。〈Plant hwyaden〉に勧誘を断る。{/netabare}

2期
11月パルムの深き場所 新レイド
{netabare} 【アキバの街】
{netabare} ・アニメオリジナルep「ギルド対抗アフターハロウィン大運動会」
・[円卓会議] ギルド会館など外的侵略防衛の為買った施設維持費で財政が破綻→供贄一族(衛兵、銀行、街ライフライン、モンスター結界などのシステムなど管理している一族)若頭の菫星にシロエ80兆の融資を断られる。
・アカツキ 表向きはレイネシア護衛(ミナミの監視を欺く意味も)と言う名目で残る事に。「強くなりたいな…」 {/netabare}
【遠征軍】
・「ゴブリン王の帰還」討伐遠征。

{netabare}〈DDD〉クラスティ〈黒剣騎士団〉アイザック〈第八商店街〉カラシンなど主要メンバーを投入した大地人の村など襲わせない為の包囲殲滅作戦。{/netabare}
【シロエ&直継】供贄の里→ススキノ(北海道)→パルムの深き場所(秋田)
{netabare} ・シロエ、ひとり供贄一族の里に乗り込もうとするも直継が付いて行く。2度めの交渉。融資はレイド挑戦を見て考えると言われる。
・円卓会議から抜けススキノに移ったウィリアム(ミナミの監視が離れた?!)にフルレイドメンバー(6人×4組)依頼。
・ススキノの街が〈シルバーソード〉が来た事で治安回復していた。
・〈シルバーソード〉にデミクァス、テトラを加えたメンバーでレイドに向かう事に。 {/netabare} {/netabare}

12月 アキバレイド
{netabare}【シロエ&直継組】 
{netabare}・アニメオリジナルep〈一なる庭園のヴァンデミエ〉〈五なる庭園のエルレイーダ〉
・3週間ほどかけてレイドボス2つ撃破。


・〈七なる監獄のルセアート〉と戦闘中。〈三なる監獄のイブラ・ハブラ〉〈四なる監獄のタルタウルガー〉フルレイドBOSS2体追加。
・〈シルバーソード〉とシロエ組 全滅
・大災害後の初死亡、死にたくなった過去を再体験。
・ロデリック、ソウジロウ、ミチタカ、カラシンと円卓会議のコネを使い情報収集、結果〈大地人〉〈冒険者〉以外の第3の存在は居ないという情報ばかりが用意されたように集まったことを思い返す。
・月?の14番目のテストサーバー〈Mare Tranquillitatis〉でアカツキと会う。
・アカツキと共に記憶を捧げエルダーテイルの世界へ
・ギルマスのウィリアム思いをぶつけ、ギルメン達にも想いが伝わる。
・再度フルレイドBOSS3体同時攻略。
・デミクァス、シロエを最深部まで送り届ける。お互い「折り合わない」と言う部分で折り合いをつける。
・菫星との再交渉。
・ゾーン購入と言う冒険者だけが制限を設けられる仕組みを、購入後ヤマトに譲渡する事で大地人と公平な権利に、不平等は争いの種。
・ヤマトの地表全体を1度購入するための融資。
・ウィリアム達、ギリギリで2体撃破。シロエの交渉成功により、ゾーン安全化にも成功。
・てとら〈記録の地平線〉に加入。
・アキバに帰還。 {/netabare}

【アキバの街】
{netabare}・秘伝より上のゲーム時代には無かった特技階級《口伝》が街の噂に…(秘伝はレイドでしか習得出来ない)
・護衛というレイネシア邸でのお茶会に〈D.D.D〉〈ロデリック商会〉〈三日月同盟〉女性メンバーも参加。
・アキバの街に殺人鬼
・〈西風の旅団〉に続き〈ホネスティ〉からも犠牲者
・供贄一族若頭、菫星からレイネシアに〈動力甲冑〉が供贄衛兵のひとりに盗まれ〈大地人〉が冒険者を襲ってる犯人だと伝えられる
・ソウジロウ、アカツキ敗北。死亡
・〈ロデリック商会〉大災害は終わっていない。(性差が影響を受ける、ヤマトが大きく、フレーバーテキストが使う者に影響、サラダ程度なら誰でも)
・〈霰刀・白魔丸〉怨嗟のフレーバーテキストに侵蝕された、フルレイドボスルグリウスの能力も併せ持つ。
・〈殺人鬼〉エリア人数による能力上昇が判明(屋内人数は含まれ無い)
・レイネシア邸(水楓の館)が本部な性質上、女性のみで部隊編成(レイネシア邸お茶会メンバー)
・〈円卓会議〉に夜間外出禁止令を要請。

・アカツキ、マリエール組が殺人鬼と遭遇。
・レイネシア、アキバの魔力供給停止。
・アマノメ多々良による打ち直し〈喰鉄虫・多々良〉を使い〈霰刀・白魔丸〉破壊。殺人鬼事件解決。 {/netabare}

【遠征軍】
{netabare} ・1ヶ月で全体の3割ほど討伐。北東部〈大地人〉安全確保の為〈七つ滝城塞〉へ追い込むゆったりとした山狩り進軍。
・ゲーム時代に無かったゴブリン軍が戦闘訓練
・高山三佐の武器〈カラミティ・ハーツ〉フレーバーテキスト「一振りであらゆる災厄を引き起こすとされる死神の鎌。」
・〈カラミティ・ハーツ〉が赤く輝き、クラスティを光に飲み込む。高山三佐も片腕欠損。 {/netabare}  {/netabare}

~~~~~ 追 記 ~~~~~
2月 アニメオリジナルep。2.14甘いワナ

3月 
【年少組】
・魔法の鞄の素材を求め、トウヤ、ミノリ、五十鈴、ルディ、セララ達だけの旅開始。(3月1日の4日前)
・木こりがモンスターに襲われてるのを救出、護衛。
・ロエ2に助けてもらう。

【ミナミの街】
・冒険者が作って飽きてしまった鋼鉄列車に十席の一人で大地人ミズファ、お目付役にカズ彦。


あくまでも個人的な意見です┏○ペコリ
ログホラ大好きな作品。(14.10.06)
{netabare}ログ・ホライズンは、書籍販売後もWebで全部読めてしまう作品。

なんと言っても「小説家になろう」サイトで試食とは言わず全部読めちゃうんです。
今現在も、原作者の橙乃ままれさんが新作も書籍化前にWebで先に公開してくれちゃってるんです。

…ですが、書籍版は挿絵やら加筆、巻末には戦闘時のMAPやモンスターの設定など買って良かったと思えるプラスαが盛り沢山なのです。
原作やBDなどもそうですが好きな作品へのお布…ゲフンゲフン。

まだ9/29発売新作入れても8冊なので、未読の方には好きなBGM聞きながら秋の夜長のお供にオススメの1冊です。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

冒険者 みんな揃って ログホラ依存

原作未読 全25話

1期も25話あったのでここまでしめて50話とボリューミーです。
3期やることを知ってるので未完だと事前にバレてるとこからの視聴です。この2期25話を使って掘り下げたと見るべきか、逆にだらだらと引き伸ばしやがってとなるかは微妙。やや前者寄りかなと評価している『ログ・ホライズン』2期でした。

閉じ込められたところはプレイ時と微妙に異なる世界が拡がっている。
違和感を修正しながら、ノールールな世界に秩序をもたらしつつ現実世界に戻る鍵を探る。『シムシティ』『A列車』の街づくり。『信長の野望』の国造り。解説付きプレイ動画みたいなとこありました。

戦闘では「バトルの見ための面白さ」「独自設定の説明に納得する」「戦闘明けの新事実発覚への期待」なんてのがお楽しみ要素でした。
街づくりや擬似外交は良い意味で政治要素を含み、納得感のある意思決定プロセスを踏んでました。

 でもこれの延長だけでは飽きるでしょ?

街づくりシミュレーションゲームも強くなってしまえば作業ゲームに成り果て陳腐化します。戦闘も敵方に新しい要素を入れ続けないと飽きてくるので後々の整合性を保つことがきつくなってきます。

という事情があるのかないのか、中心人物のシロエやアカツキらの露出を下げてサブ達が活躍。作品評価爆上がりせずとも安定してるように見えたのはそんな不断の努力があったからでしょう。


実はちょっと危惧してたことがありました。1期レビューの締めで触れてたこと。
この世界に慣れて正常性バイアスが働き、いつまでもこのまんまみたいなのでダラダラ続くようだとちょっときつくなるかもしれません、と。

懸念通り日常回多め。主要人物から周辺キャラへシフトさせ目線外しをしてそうに見える展開。
なんですが実際はやや違いました。ギリ踏み止まったと感じます。

戻りたい戻れない。帰りたい帰れない。だけではなく、この世界に居続けたい。戻りたくない。帰りたくない。期間が長くなるにつれての人心の荒廃にきちんと触れていた2期だったと思います。
中間地点の位置付けな2期において心ならずも閉じ込められた人たちの葛藤描写があったことは僥倖でした。これがあったおかげで3期も楽しめそうです。ではLET'S 3期!



※ネタバレ所感

■モラトリアム

大地人(元NPC)を除き現実世界から連れてこられた冒険者は死なない世界です。
これキツイですよね。元の日常への憧憬があればあるほどしんどいです。振り返ると当方ゲームに閉じ込められたり異世界に飛ばされたりする作品の評価がそれほど高くないです。現実世界での傷を慰撫する傾向が強いことが理由。なお現実世界と謝絶しリセットして無双するやつは論外。
その嫌ーな感じの部分にきちんと向き合っていて好感を持ちました。

{netabare}某メガヒット映画のプロモ映像でこうありました。

「老いることも死ぬことも 人間という儚い生き物の美しさだ」
「老いるからこそ死ぬからこそ 堪らなく愛おしく 尊いのだ」と。{/netabare}

{netabare}具体的に触れたのが第19話。こぞってワイバーンに潰されにいく騎士団の面々。常時は目が死んでいて死ににいく時は恍惚としてて、トウヤの葛藤と合わせてやっと深淵に触れたと思える回でした。{/netabare}

現実はこうである。今いる世界はこうである。よって…に対して多様な想いを用意してましたね。



■{netabare}シルバーソード/ウィリアムの厨二演説(第10話){/netabare}

普段なら鼻で笑ってたかと思います。

{netabare}ウィリアムさんの回想。面罵される日々。

「で、それって何の役に立つの?」
「へー…ゲーム?」
「いまどきPCで?ソシャゲでよくね?」
「休日に家にいるの?」
「お前、カラオケとか誘われなさそうだもんな。」
「パソコンに話しかけんでしょ?」
「もっと将来に役に立つ趣味にすれば?」
「まあそういう人もいるよね」{/netabare}


正論。というより私も同じ考えです。


{netabare}レイドボス3体同時出現で心が折れそうなメンバーにどう声をかけたらいいのか?
それで感動的な劇伴を背後に、ウィリアムさんが捻りだしたのが以下↓文字おこし

それじゃあいつらと同じじゃねェか
分かった風な顔して有り難いアドバイスとやらをしてきやがった
そうだと思うよ。それがどうした。クソくらえだ
負けちまったぜ。全滅だ。もうお終いかもな。無駄だったんだろう
連中がいつも言うように俺たちが馬鹿で愚にもつかないことをやり続けてきただけなんだろうよ
引き籠りのゲームジャンキーだ。廃人だぜ!

でもそれがどうした。そんなの先刻ご承知なんだ。わかっててやってるんだ
でも俺たちはゲームが好きなんだ。これを選んだんだ。これで終わりでもいい

だがよ。ゆずれねぇ。ゆずっちゃいえねえもんってものがあるんだよ。たいしたことないさ
レイドに負けただけだ。そんなことはよくあることだ。ショックを受ける必要なんてない
だってこんなのサーバーに記録された勝敗データが1個増えるか増えないかってだけのことじゃないか
ゲームなんて子供の遊びだ

神様にだって無駄だったなんていわせねぇ
サーバーに記録されたビットの情報に何の意味があるかって?
あるんだよ意味が。俺があるって決めたんだ!
それは凄くて素晴らしいもんだって俺が決めたんだよ
神様の決めた正しい価値ってもんがあってそれが万人に通じるはずだとか…
そういう与太を信じてる連中にはわからねーよ
どんなにアホに見えたって、偽物じみた金ぴかだって俺が…
俺たちがそれは凄いと思ったらそれは凄いんだよ
それが選ぶってことじゃねーか。俺たちは選んでここにいるんだ!

俺たちはエルダーテイルで過ごした。長い長い間過ごした
そこに強敵が現れて、俺たちは剣だの弓だのを担いで突撃するんだ!
わーっって叫んでガキみたいに突っ込むのさ!
そんでもって勝ったり負けたりするんだよ
あーそうだよ。全部サーバーの上でビットがパカパカ1になったりゼロになったりしてるだけだよ
それがどうした?俺たちはそのために血道をあげてるんだ。それがすげーんだ

勝ったら大喜びで戦勝記念だ。幻想級を山分けで乾杯だ
負けたら悔しくなってそのまま反省会で、日を跨ぐまで騒ぐんだよ
くだらねぇって言いたければ言え。おもちゃだろうが安ピカだろうが関係ない

俺らが凄いって思って俺らが時間をぶっこむって決めたら…それは本物なんだよ!{/netabare}


ふーっ…文字起こししんど。。。

{netabare}{netabare}1ミリも共感できません{/netabare}

普段なら鼻で笑ってたかと思います(二回目)。
ところがどっこい、いわゆる陰キャのリアル。鬱屈した負の感情の吐露ってのを描くことは珍しいんじゃないかしら…と思ってみたり。うん悪いことではない。
当初は感動的なBGMだったことも手伝ってどうみてもお笑いシーンとしか捉えられなかったんですけど、今でもウィリアム良かったよとは到底思えないんですけど、共感も全くできないんですけど、大事なものを守りたいのは伝わってきました。

思えばシロエも対人非干渉のポリシーを曲げギルドを結成したりと、今いるエルダーテイル世界で変化を受容してきました。ウィリアムは一見それとは異なる力学が働いてそうにみえて、現実世界で自身の気持ちを訴えることなく過ごしてきたのでしょう。その殻を破ろうともがいてるように映りました。{/netabare}

総合ではなくEテレでやってもいいくらい示唆に富んでいたものと思います。


■渋谷のテレビ局 ww

ともち上げたところで…

{netabare}はい、みなさまのN○Kですね。
魑魅魍魎うずまくダンジョンを抜けて衛星かなにかで中国サーバーと繋げてカナミと交信した場所。

批判の意図はないですけど、毎月のように逮捕者出してたり以前はCCTV(中国中央電子台)の日本支局が放送センター内に同居してたのが記憶に新しい。メタ的な回りくどい自己紹介といいますか「オープンな社風だなあ」とむしろ感心した次第です。{/netabare}



視聴時期:2020年11月 

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2020.11.21 初稿
2021.09.08 タイトル修正
2022.02.13 修正

投稿 : 2024/06/01
♥ : 38
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ねじれの位置にある行間を楽しむ、読者だから

まあまあ。
戦闘だけは良かったかも。

原作読者として、
セララの声を聴ける、{netabare}
キャベツ、ゴチになります♪ これだけは評価10点や!!!!!!!!!!!{/netabare}
戦闘、特にエフェクト?(色や音や動き)を見れる、
本とは違うところ、ざっくり言うとアニメを楽しめる、
のがイイとこでしょうか。
・・・3点目は適当だなw

だが、敢えて言う、とかではなく本当に心から賞賛を送れることがある。、
「カナミ ゴー イースト」
あの話だけは最高だった☆☆☆☆☆

カナミさん、{netabare}ケロナルド、大地人のメイド、伝説の騎士{/netabare}
この4人にログ・ホライズンの魅力が溢れんばかりに詰まっていた、
ある1点を除いて。

それは{netabare}デリシャスさん{/netabare}ではなく、であるかも知れんが、そうではなく、
腹黒メガネだ。
あの雰囲気、知的魅力までは伝わらない。

他にも伝わらない、{netabare}
アカツキの苦しみ、レイネシアが背負う重圧、編み出された奥義の存在感、
直継の強さ、共に歩んだ月の景色、ウィリアムスの慟哭、デミカスの怒り、
大地人のお偉いさんの重責、シロエの決意、
猫耳娘が受けた衝撃、老けた侍の決断、トーヤの痛み、ミノリの判断、
ミノリのかわえさ、マリエールさんのふっくら感、アカツキのかわえさ、
デミ嫁のかわえさ、鍛冶屋さんの凛々しさ、料理人のかわえさ、
巻き毛のいじらしさ、三佐の喪失感、メガネのかわいさ、
メガ2のえろさ、ミノリのかわいさ、セララのかわえさ、五十鈴の無謀さ、
ミノリ、セララの羨望の色々、にゃんたさ~ん☆、マリ姉のデレデレ感・・・{/netabare}
まあそんなところだ。


欠点を述べるのは簡単だ。
あの企業のみみっちさ、柔軟性のなさ。
声優をたくさん使えるのは、ってのはWhite Boxさんが民間でやってのけているので、
それは評価に値しない・・・すごいことには変わらんが。
OPを再利用しているくせに、特殊OPもEDも用意しない。
せめて、OPなしとかEDなしとかできたでしょ?
まあ、その時間を節約できるってのは分かるけど。

・・・2度も言うのやなんだけど、ED、雰囲気考えようよ。

キャラデザ、男は悪くないけど(※興味関心が低いわけではないと思いたい)、
1期から出てる女性人はでっぷりしたな。
2期から出てきたキャラは違和感ないけど、
セララさんになんか恨みでもあるのかいな~

リアルだれだれ、なんでハラカズヒロさん絵じゃダメだったのかなwwwww
いいじゃん、アニメなんだからファンダジー絵のままの現実世界で。

オリジナルも、まあ嫌いじゃないけど、
媚びるんだったら徹底してね♪

・・・ひばりたちの羽ばたき、あのチグハグなのに纏まっている感じが、
感じられなかった。

何で毎回あったシロAパート、やめちゃったんだろう。
ネタがなくなったら、ミノリやセララが語るとかあるじゃん!
ミノリが語るとかあるじゃん!!
ミノリがいるじゃん!!!

・・・ごほん。
それでも、そこそこの宣伝にはなったと思う♪


すんません、上から目線で。

だから言います、感謝します。

アニメ化してくれてありがとう、特に1期!
それで原作を知ることができました!!
あの厚くてデカイ本!!!
デカ過ぎ!!!!
そして、素晴らしい!!!!!

どこで放送されようが、どこが作ろうが、もうウェルカムです。
素晴らしい作品をどんどん露出して出血大サービスで、
よろしくお願い申し上げ奉りえんどおぶそうろう。





第6回(ってことにした、回数振らんとね)ABC会議「愛を騙、語ろう」

心の叫びなので、見る必要ないっす ※未完→{netabare}

A=エース気取り、B=バカ、C=小さい心、大きな欲望

A「・・・既婚者でもありだな」
B「ありだ!」
C「バツ2とかだったら、なんか魅力2倍な気がする!!」

続きはご希望と元気があるときに・・・

{/netabare}





★1話感想→ {netabare}

2014.10.04 23:09
≪一話感想『二期』 ※☆の評価は完走後≫



二期だな。

※ネタバレは極力含まないがウザいので括る脳内会議{netabare}
A=エース気取り、B=バカ、C=ちょこざいな!

A「説明は必要だ」
B「・・・分からん」
C「原作通りでは無理があるか」

A「雰囲気は伝わっただろう」
B「キャラ多いな」
C「この流れは納得いかないね」
A「うるせーなチョロチョロと!」
C「ひっ」

A「映像から戦闘は期待がもてるだろう」
B「いけるなレイド!2期はバトルメインだな!!」
c「・・・」

A「我々はメディアの違いを理解しなければならない」
B「というか、1話じゃどうにも判断できないでしょ」
c「・・・ログホラとしてどうかな・・・」

A「まあ、あれだ、原作がー原作がー言っても仕方あるまい」

A「とりあえず、2期を観たいやつは1期を観ろ!」
B「だな♪」
c「・・・みのりたちの話は、」
A「メディアの違いを理解しろ!!!!!」
c「ひぃっ」

A「我々はアニメも、原作も、楽しむ気概を持たなければならない」
B「そうだそうだ」
A「つまり、アニメを評価するには、まだ情報が足りないということだ」
B「そうだぁ」
C「1話でやっちゃってるじゃん!」

A「・・・」
B「神殿送り、何回にしますか」
A「80,000,000,000,000!!!!!!!!」
c「ひぃ~~~~~~~~」{/netabare}

・・・話すことないなw
なんかキャラデザが微妙にリアルになったかな。頭身が増えたというか、長くなったというか。{netabare}
リアル直継はどうにかならなかったのかw ログホラ絵じゃダメだったのかな~{/netabare}

作画というか映像で楽しむ分には期待できそうだけど、
物語の大事なところを丁寧に描いてもらえるかは、不安。
同じ過ちを繰り返さないことを・・・ぐふっ。
◇参考 1期の感想 → http://www.anikore.jp/review/866302/

とりあえず、ログホラ二期観たい人は一期観てきな~{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17

85.8 6 オンラインゲームで恋愛なアニメランキング6位
ソードアート・オンライン アリシゼーション(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1009)
5211人が棚に入れました
「ここは……どこだ……?」
気づけばキリトは、なぜか壮大なファンタジーテイストの仮想世界にフルダイブしていた。
ログイン直前の記憶があやふやなまま、手がかりを求めて辺りを彷徨う。

そして、漆黒の巨木《ギガスシダー》のもとにたどり着いた彼は、一人の少年と出会う。
「僕の名前はユージオ。よろしく、キリト君」
少年は、仮想世界の住人――《NPC》にもかかわらず、人間と同じ《感情の豊かさ》を持ち合わせていた。

ユージオと親交を深めながら、この世界からのログアウトを模索するキリト。そんな彼の脳裏に、ある記憶がよみがえる。
それは、幼少期のキリトとユージオが野山を駆け回る想い出――本来、あるはずのない記憶。
更にその想い出には、ユージオともう一人、金色の髪を持つ少女の姿があった。
名前は、アリス。
絶対に忘れてはいけないはずの、大切な名前――。

声優・キャラクター
松岡禎丞、戸松遥、茅野愛衣、島﨑信長、前田佳織里、近藤玲奈、石原夏織、小林沙苗、森川智之、岩瀬周平、木島隆一、潘めぐみ、村田太志
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

次シーズンを待つ

1話~13話がビギニング編。14話~20話がライジング編。21話~24話がユナイティング編。

キリトがあんまり俺つええしてなかった。いつも最強だったら飽きちゃうからね。{netabare}勝手が分かりにくいゲームに勝手にぶち込まれているからっていうのもあるのか?というよりも相手がアドミニストレータだからか。とは言え、やっぱり、キリトは二刀流に走るんだなあ。で、お互いに腕もげる。逃げようとしたアドミニストレータに対して、元老院?のピエロみたいな人がまさかの凌辱プレイ的なことしだす。最後は爆発。あっけない。{/netabare}

アスナの代わりにユージオがパートナー。{netabare}まさか剣になるとは思わなかった。{/netabare}題名的にアリスをパートナーにするかと思ってた。{netabare}記憶を消され、最高司祭アドミニストレータに仕えていたけど、キリトの言葉で目覚め、キリトのパートナーぽくはなってた。眼帯姿も可愛い。{/netabare}

{netabare}蜘蛛さんが死んじゃったの切なかった。{/netabare}

坂本真綾がアドミニストレータ役としてはまってた。

まだまだ、やり残しがあるようなので、気になる。最初のほうに襲ってきた奴に関することもまだ残っている。{netabare}ユージオが死んでしまって悲しむのも束の間で、現実世界ではキリトをゲームに送り込む装置を搭載した船が襲撃されちゃう。アドミニストレータ倒したけど、さらなる敵が待ってる。{/netabare}

OP
ADAMAS LiSA
RESISTER ASCA
ED
アイリス 藍井エイル
forget-me-not ReoNa
挿入歌
虹の彼方に ReoNa
まずは欠かせない2人が歌ってくれて感謝。2クール目ではOP映像に途中変化ありでも、最後のキリトとユージオのグータッチとかハイタッチは変わらず。ASCAはどこにそんなパワーがあるの?と思わされる力強い歌声。


第1話 アンダーワールド
《ルーリッドの村》で育った少年・キリトは、幼馴染のユージオとともに巨大な黒樹・ギガスシダーを倒すという天職を背負っていた。今日も巨木を倒すべく斧を振るっていると、幼馴染のアリスが手作りのパイを差し入れにやってくる。昼食のさなか、3人はおとぎ話にでてきた《果ての山脈》の洞窟へと遠出することを決める。世界の掟である禁忌目録に違反しないか不安がるユージオに、キリトとアリスは大丈夫だと口々に言い、出発の日を迎える。

第2話 悪魔の樹
絶命の危機にあるキリトが目を覚ますと、そこはファンタジーゲームを彷彿とさせる謎の世界の中だった。記憶が曖昧なままログアウトを試すも、現実世界に戻ることはできない。キリトが途方に暮れながら散策していると、やがて巨大な樹の下にたどり着く。そこで一人の少年と出会う。その少年の名は、ユージオといった。キリトはこの世界について話を聞き出そうとするが、ログアウトの方法はわからない。そしてユージオは、かつて自分の幼馴染だったアリスという少女のことについて語りはじめる。

第3話 果ての山脈
《アンダーワールド》人界の中心・央都へ旅立つことを決めたキリト。そのためにはユージオの協力が必要で、彼を天職から解放するためにギガスシダーを倒そうと決意する。交代で斧を振るうキリトとユージオだが、そのさなか、ユージオはかつて北の洞窟で見つけたという青薔薇の剣をキリトに差し出す。この剣なら、ギガスシダーを倒せるかもしれないと考えるキリトだが……。一方、アリスの妹・セルカは、アリスが公理教会に連れ去られて以来笑わなくなってしまったユージオを心配しており、そんな胸の内をキリトへと明かす。

第4話 旅立ち
セルカが《果ての山脈》へひとりで向かったに違いないと考えたキリトとユージオは、彼女のあとを追う。だが洞窟の中で《ダークテリトリー》からやってきたと思しきゴブリンに遭遇、戦うことになる。キリトは剣を構えゴブリンたちと渡り合うが、ユージオは初めて見る《闇の存在》に身体が硬直し、立ちすくむ。果敢に戦うキリト。だがゴブリンの反撃が、彼に仮想世界では想像できない激痛を生み出し、恐怖で起き上がれなくなってしまう。窮地のキリトに、続けざまにゴブリンの刃が振り下ろされたそのとき……。

第5話 オーシャン・タートル
《アンダーワールド》内で央都を目指すキリト。一方、現実世界での桐ケ谷和人は依然意識不明の状態にあった。菊岡の申し出によって設備の整った病院へ転院するも、明日奈と直葉が和人の見舞いに行くと、回復するまでは面会謝絶だと言い渡されてしまう。不審に思った明日奈たちは、和人のアルバイト先であり、《ソウル・トランスレーター》の研究をしている《ラース》に彼がいるのではないかと予測する。明日奈たちは手分けしてラースの調査を始めるが、しかし和人の行方にたどりつくことはできず……。

第6話 アリシゼーション計画
《ラース》の研究施設である《オーシャン・タートル》へと潜入した明日奈は、和人の安否について菊岡を厳しく問い詰める。菊岡は観念したように、和人がこの《オーシャン・タートル》内の《ソウル・トランスレーター》で治療していることを明かす。一安心する明日奈だったが、明日奈と共に潜入した凛子は、何故自分を《オーシャン・タートル》に招いたのかと菊岡に疑問をぶつける。そして、菊岡が語りだした《ソウル・トランスレーター》の開発には、想像を絶するほどの壮大な目的があった。

第7話 剣の学び舎
キリトとユージオが《ルーリッドの村》を出て2年の月日が経っていた。央都セントリアへとたどり着いた二人は、目的であった《北セントリア帝立修剣学院》の入学を果たしていた。修剣士として腕を磨き、整合騎士になり、そしてアリスの行方を捜すべく、修練の日々を送っていた。キリトは学院次席のソルティリーナの《傍付き》として仕えていたが、彼女は稽古を重ねるなかでキリトには隠された本当の強さがあることを見抜いていた。ソルティリーナに頼まれたキリトは、彼女に自分が持っている全てを見せると約束する。

第8話 剣士の矜持
学院の主席であるウォロ・リーバンテインと実剣による手合わせをすることになったキリト。観衆たちの好奇の目にさらされるなか、ソルティリーナからの激励を受けて、キリトとウォロの立ち合いが開始された。ウォロは開始早々から秘奥義の構えを取り……それを見たキリトは、縦斬り四連撃バーチカル・スクエアで対抗する。2人の力は相応に思えたが、ウォロが背負うリーバンテイン家の祖先の戦士たちの《イメージ力》が強い剣圧となってキリトを凌駕する。

第9話 貴族の責務
キリトとともに《上級修剣士》となったユージオだが、自分が強くなるためには剣にどんな《想い》を込めればいいのかわからず、日々悩んでいた。そんなとき、日ごろからあまりいい印象を抱いていない学院の主席ライオスと、次席のウンベールに絡まれたユージオは、2人の強さを確かめようとウンベールからの立ち合いの申し込みを受けることにする。剣を交わす二人。はじめはユージオが優勢だったものの、ウンベールの剣に込められた《巨大な自尊心》の力の前に、次第に押されていき……。

第10話 禁忌目録
キリトとユージオの《傍付き》であるロニエとティーゼの帰りが遅い。2人を捜そうと部屋の窓から外に飛び出すキリト。それと入れ違いでユージオの元にやってきたフレニーカは、自分がウンベールにされた屈辱的な行為と、その行為についてウンベールたちに抗議に行ったティーゼとロニエがいまだに戻らないことを打ち明ける。嫌な予感に駆られたユージオは、急いでウンベールの部屋へと向かうが、そこでは最悪の事態が今まさに始まろうとしていた。

第11話 セントラル・カセドラル
《禁忌目録》に違反し罪人となったキリトとユージオの前に現れたのは、整合騎士のひとりであるアリス・シンセンス・サーティ。彼女は間違いなく、かつて処罰された幼馴染の少女、アリス・ツーベルクであるはずなのだが、キリトとユージオと暮らした時のことは記憶になく、まるで別人のようだった。困惑するキリトとユージオだが、2人は重罪人として《セントラル・カセドラル》の地下牢へと投獄されてしまう。一方、現実世界の《オーシャン・タートル》では、治療を受ける和人を見守る明日奈の前に一台の奇妙なロボットが現れる。

第12話 図書室の賢者
キリトとユージオは、地下牢の脱獄に成功するも、アリスの命令により待ち伏せていたエルドリエ・シンセシス・サーティワンに行く手を阻まれる。戦闘状態になる三人。キリトとユージオは先へ進むため、キリトがエルドリエの操る鞭を防ぎ、その間にユージオが撃ち込むという作戦でエルドリエに挑む。しかし、エルドリエの氷の鞭は蛇のようにうごめき、そして分裂して襲い掛かってくる。難敵に苦戦するキリトとユージオ。だが、ふとユージオは、エルドリエの顔に見覚えがあることに気づく。

第13話 支配者と調停者
《セントラル・カセドラル》の大図書室に隠遁する少女カーディナルに助けられたキリトとユージオ。彼女の正体は仮想世界《アンダーワールド》の秩序の維持を司る自律型プログラムだった。アドミニストレータの過去をはじめ、《公理教会》や《禁忌目録》の成り立ちをキリトに語り始めるカーディナル。驚きを隠せないキリトだが、更なる事実--《アンダーワールド》に迫る恐るべき危機を聞かされる。

第14話 紅蓮の騎士
カーディナルから世界の命運を託され、キリトとユージオは、《セントラル・カセドラル》の最上階を目指す。中途では武具保管庫に置かれた膨大な武器の中から奪われた愛剣を無事に見つけた2人だが、そこに整合騎士デュソルバート・シンセシス・セブンの弓矢が襲い掛かる。彼の操る神器《熾焔弓》から放たれる無数の矢を辛くも弾き切った2人だが、矢を使い切ったはずのデュソルバートの弓にとある変化が起きる。

第15話 烈日の騎士
キリトとユージオが《セントラル・カセドラル》を上り続けていると、リネル、フィゼルと名乗る2人の少女と出会う。なぜ子どもが? といぶかしむキリトとユージオは、とっさの隙をつかれ、整合騎士という素性を隠していたリネルとフィゼルの毒剣による麻痺攻撃を受けてしまう。身動きできないキリトとユージオが連れられた先には、整合騎士副騎士長ファナティオ・シンセシス・ツーが待ち構えていた。

第16話 金木犀の騎士
キリトは満身創痍の中、《武装完全支配術》をどうにか発動し、整合騎士ファナティオとの戦いは決着を迎える。再び《セントラル・カセドラル》の最上階を目指すキリトとユージオは、奇妙な昇降機の前にたどり着く。《昇降係》の少女の案内によって80階《雲上庭園》まで足を踏み入れた2人の前に現れたのは、ユージオが追い求める少女であり、神器《金木犀の剣》を持つ整合騎士アリス・シンセシス・サーティだった。

第17話 休戦協定
《雲上庭園》でキリトの剣とアリスの剣の《武装完全支配術》がぶつかり合った結果、破壊不可能であるはずの《セントラル・カセドラル》の壁が砕け、キリトとアリスは外へと放り出されてしまう。直後、キリトは外壁の隙間に剣を突き立て、落下するアリスも救ってみせる。しかし敵同士の二人は、絶体絶命の状況下でもお互いの信念をぶつけ合う。やがてキリトは、塔の内部に戻るまでの休戦をアリスに提案する。

第18話 伝説の英雄
ユージオは《セントラル・カセドラル》の90階にたどり着く。そこは熱い湯気が沸き立つ大浴場だった。困惑するユージオは、湯の中で長旅の疲れを癒している整合騎士ベルクーリ・シンセシス・ワンと邂逅する。落ち着いた佇まいながらも底知れぬ迫力を持つベルクーリに圧倒されながらも、単身戦いを挑むユージオ。一方、キリトとアリスは《セントラル・カセドラル》の壁を上り続けていた。

第18.5 話 リコレクション
天界から召喚されたはずの自分に妹がいる--。セルカという名前を耳にし、動揺する整合騎士アリス。そして、キリトは覚悟を決めた。彼女の奪われた記憶を取り戻すと。アリス・シンセシス・サーティがアリス・ツーベルクであったことを思い出させるため、そして彼女が整合騎士となった本当の理由を伝えるため、キリトはユージオと共に歩んだこれまでの旅路を語り始める。ただの村人だったユージオが、キリトとの出会いを機に幼馴染のアリスを救いたいと願ったこと。二人で騎士を目指して央都へと旅立ったこと。やがてその旅路は知らず知らずのうちに、この仮想世界《アンダーワールド》に隠された真実へと近づいていったことを……。要するに総集編。

第19話 右目の封印
キリトがふとした会話の中で口にしたセルカという名前。それを聞いたアリスの様子が一変する。その様子を見たキリトは、整合騎士の真実を彼女に告げる。しかし、キリトから語られる言葉を受け入れることができないアリスは激しく動揺する。そのころ、ベルクーリとの死闘の最中に意識を失ったユージオは、元老長・チュデルキンの手によって最上階へと連行されていた。そこでユージオを待っていたのは……。

第20話 シンセサイズ
右目の封印を打ち破ったアリスと共に90階の大浴場にたどり着いたキリト。そこには、チュデルキンの手によって石化された整合騎士長・ベルクーリの姿が--。アリスは師の悲惨なさまに涙するが、意識を取り戻したベルクーリは朦朧とした中で力を振り絞り、2人にユージオの行方を告げる。それを聞いたキリトは捨て置かれた青薔薇の剣を背負い、チュデルキンの後を追う。そして向かった先の元老院で、キリトは驚くべきものを目にする。

第21話 三十二番目の騎士
キリトとアリスの前に立ちふさがったのは、《シンセサイズの秘儀》を受け入れ整合騎士となったユージオだった。動揺するキリトだが、アリスの叱咤を受けてどうにか彼と全力で戦うことを決意する。互いにアインクラッド流の剣技を繰り出しながら、キリトとユージオの斬り合いは激化していく。戦いの中でも、キリトはユージオに懸命に語り掛けるが……。

第22話 剣の巨人
《セントラル・カセドラル》の最上階。キリトとユージオとアリスは、ついにアドミニストレータの許へたどり着く。しかし、神聖術によって巨大なピエロへと姿を変貌させたチュデルキンが三人に襲い掛かる。アリスは《金木犀の剣》でチュデルキンの放つ炎を防ぎ、その隙にキリトとユージオは連携し斬りかかる。そんな様子を、アドミニストレータはつぶさに観察しながら、キリトたちに問いかける。

第23話 アドミニストレータ
数百年にも及ぶ因縁の相手・アドミニストレータと決着をつけるべく《セントラル・カセドラル》の最上階に現れたカーディナル。秩序の維持を司るプログラムである彼女の本懐、アドミニストレータの抹消を果たさんと動き出すが、倒したはずのソードゴーレムが起き上がり行く手を阻む。そしてアドミニストレータの言葉を聞いたカーディナルは、ソードゴーレムに隠された真実に気付き激昂する。

第24話 ぼくの英雄
カーディナル、ユージオ、そしてアリスの想いを身のうちに宿し、キリトは再び立ち上がる。《人界》最強の存在であるアドミニストレータを倒すため、キリトが心意で強くイメージしたのは、かつて《SAO》を攻略したトッププレイヤーである《黒の剣士》の姿だった。この世界で出会ったすべての人の想いを胸に、二本の剣を携えたキリトはアドミニストレータとの一騎打ちに挑む。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

良質なアニメ化作品……ですが、映像作品ならではの表現をもう少し望みたいです。

原作小説はライトノベル版本編を18巻まで購読。

アリシゼーション編は正直、アニメ化、大変だろうな……と思っていたので、
分割4クールでたっぷり枠をとって、映像化してくれていることは嬉しいことで、
この秋から始まる後半戦も楽しみな作品です。

ただ、いざアニメ化が実現して満足してしまうと、
さらに高望みしたくなるのが視聴者の性と言う物でして(苦笑)


私の場合はテーマを伝達するための映像を
もっと活用して欲しいという要望がまず残りました。

原作ラノベ版既読組の私にとっても、
“フラクトライト”などの仮想世界における魂創造に関する基本設定については、
イメージしきれていない部分も多々あって、
アニメ化によって、設定理解を深めるための映像素材などが、
多数、提供される物と秘かに期待してました。

なので、設定説明に関わる会話シーンで、イメージ画像も交えずに、
会話をそのまま喋らせるだけで終わる場面が続いたのには、
プレゼンはプリント棒読みだけじゃなくて、
スライドやパワーポイントも使ってやって下さいよ~。
といった感じで悪い意味で驚かされました。

これ……原作未読組に、現実世界と仮想世界の境界の希薄化、
仮想世界の魂が現実(リアル)の人間に追い付いていく、
といった作品テーマがちゃんと伝わっているのでしょうか?
とチョット心配になります。


シナリオ構成についても、特に、2クール目以降、塔で連戦が続く辺りが、
テーマ理解が追い付いていない視聴者にとっては難所になるかも?
と私は懸念していました。

これもテーマがある程度掴めていれば、連戦が長引く中でも、例えば、
{netabare} 人間が創造した仮想世界の住民が、騎士の矜持やらを語り出す。
ボトムアップ型AIが人に匹敵する、凄い瞬間を目撃している。{/netabare}
といった感じでテーマの深化に手応えも感じながらの視聴になると思うのですが……。

ここは、仮想世界内部での戦いを描く一方で、
適宜、“外部”の現実世界での出来事や襲いかかる陰謀も、
前倒して同時平行して描くことで、
アスナの出番を渇望するファンもなだめつつ、
外部からの俯瞰によるテーマ整理も交えながら視聴者に伝達していく、
と言うラノベ版とは異なる構成も一手なのかな?とも感じながら私は視聴していました。

ただ……これだと、仮想世界への没入度が低下して、
キリトがユージオら仮想世界の住民に入れ込む、
現実世界の常識から見れば酔狂な主人公感情への
共感度も低下する恐れがあるんですよね……。
う~む、難しい。


こうした観点から見て、先日、放送された前半戦総集編「リフレクション」は、
外部の現実世界のアスナ視点も交えて作品内容を補完、再整理するなど、
かなり有用な特番だったと思うのでオススメです。

これくらい内容がある説明を本編のアバンや
17話の振り返り回とかでやっておけば良かったのに……。


私が基本設定のイメージ表現不足に不満を抱く一方、
作品テーマや、仮想世界AIの覚醒を目論む“プロジェクト・アリシゼーション”
が提示するテーゼに対するアンチテーゼについては、
キチガイ揃いの敵やボス役の狂気に託して存分に映像化することで、
気持ち悪いくらいwよく体現できていたと好感します。

1クール目は……{netabare}上級変態貴族ライオス&ウンベールの
蛮行&自我崩壊によって表現してきました。
AIの意志の力を重視したバロメーター補正により
限界突破と自我覚醒を促すプロジェクトの狙いに対して、
AIにだって悪意は生じる。“創造主”(=開発者)はAIの聖性を過大評価している。
といった感じで天に唾を吐くのに十分な気色悪さでしたw{/netabare}

2クール目は……{netabare}≪公理教会≫の≪最高司祭≫アドミニストレータが
システムの隙間を付いてテーマを茶化してきました。

“創造主”(=開発者)は“最終負荷実験”(=≪アンダーワールド大戦≫)により、
AIの自我覚醒という目標達成を加速しようとしているようですが、
最終戦争と言う“負荷”に対抗し得るのは、AIの豊潤な人間性などではなく、
むしろ人間性を放棄したAIによる、剥き出しの本能であり、
個性を滅した機械兵器同然の合理性への奉仕であろう。

そう言わんばかりに、アドミニストレータにより剣と化したAIたちの合一により生まれた
≪ソードゴーレム≫の異形は、まさに“創造主”の意志に対する叛逆の象徴でしょう。

もっとも……私は、作品テーマを吟味しつつ、横目で本能の赴くままに、
アドミニストレータさんのフルヌードを追い掛けるあまり、
顔面がチュデルキンと化していましたがw{/netabare}


今週から再開する物語でも、仮想世界やそれを利用しようとする現実世界の良心を
過信するなと諫めるような、グロテスクな悪意が提示されていくと思われますが、
案外、本作については、テーマを理解しようと眉間に皺を寄せるより、
悪役が体現する反論の逆をイメージした方が、
上手く作品と折り合えるのかもしれません。



以下、視聴前のコメント

【期待】仮想世界に魂を発生させる試み

長いので折りたたみw

{netabare}2期から劇場版を挟んで4年近くの歳月を経て、
今秋映像化される3期「アリシゼーション編」

アニメ化に際しては、そのスケールの大きさ等、様々な困難性が想起されます。
その中でも特に難儀しそうなのが、
仮想現実が現実世界に肉薄する中、示されるシステムを越えた意志の可能性。
シリーズ通じたテーマを集大成するために、
練り上げられたSF要素の視聴者との共有でしょうか。

以下、ごくごく基本的な設定だけをかいつまんでみると……


・人間の記憶や魂を司る領域を、脳細胞の微少管構造内の、≪量子場≫に想定。

・その脳細胞構造内に存在する光子の集合体を≪フラクトライト≫と命名。
≪フラクトライト≫を基本とした脳細胞ネットワークは人間の精神を構築する。

・今回の仮想世界へのフルダイブマシンである≪ソウル・トランスレーター≫(STL)は
≪フラクトライト≫へ直接、情報や記憶の書き込み、コピー、転送する機能を有している。

・脳細胞内の≪フラクトライト≫への直接インストールにより体験する仮想世界は、
脳の認識レベルにおいて、現実世界と変わらない。

・今回の仮想世界で暮らす住人。ノンプレイヤーキャラクター(NPC)は、
≪人工フラクトライト≫から発生させられ、
脳細胞ネットワーク構築の段階から叩き上げられた
“ボトムアップ型”の人工知能(AI)である。

・即ち、今回のNPCは魂の成り立ちのレベルから、人間と同一である。


……私も理解してるようなしていないようなw怪しいもんですが(苦笑)
本作ではこの“土台”の上に、さらにAI研究や時間加速シミュレーター等の要素や、
それらを活用した各陣営の駆け引きやら、
一新された剣と魔法の中二病バトルスキルやらが乗っかって来るわけです。

説明するだけなら、通算100ページは下らないと思われる設定解説会話シーンを、
懸命に羅列すれば良いのでしょうが、
視聴者にイメージとして体験させ、エンタメとして昇華させるまでとなると、
スタッフも相当骨が折れそうです。


件の現実同等の仮想世界と言うのも、
じゃあ、今までのシリーズで描かれて来た仮想ゲーム世界とは結局どう違うの?
という疑問をアニメーションで実感させ振り払う為には、
単に作画兵力を大量投入してリアリティを追求するだけではダメで、
演出力も重要になると思われます。

一番、手っ取り早い方法は痛覚レベルの再現でしょうか?
これまで登場したVRゲームでは娯楽として成立させるため、
痛覚レベルは数分の一に制限されていましたが、
今回の仮想世界は等倍。

先に放送されていた『GGO』では、あれ?脚が取れちゃった♪
でも手足の一本や二本、回復薬刺しとけば、そのうち生えてくるだろう♪
くらいのノリでいけましたがw今回の仮想世界はそういう訳にはいきません。
人間、ちょっと手足に深手を負っただけで痛すぎて動けなくなる。
この辺りから思い知らせていくのが妥当な線かと思われます。

シナリオ面でも、痛覚の壁を突破してでも守り抜く!といった要素も重要になるはずで、
こうした点でも本作は、視聴に意外とグロ耐性が必要なアニメになるのかもしれません。


キャスト面では、私は今回も悪役への期待に胸を膨らませていますw
これまでもイカれた悪役を務める声優さんの熱演により、
何度も茶番転落の危機を救われて来た印象の本シリーズ。
個人的には本作では特に{netabare} ライオス&ウンベールの上級変態貴族ぶりと、
元老長・チュデルキンの内外両面でキモイ言動。{/netabare}
これらをどなたが、どんな風に頭のネジを外して怪演してくれるのか?
ある意味、物語を盛り上げる鍵になると信じていますw


本作がラノベ原作シリーズとしてお手軽にキャラを消化されて終るのか。
それとも広義のSFとして多くの視聴者とテーマを共有して、
心に爪痕を残すことができるのか。

監督変更して迎える3期。シリーズ初の1時間SPで開幕する第一話。
基本設定の伝達も含め、まずは滑り出しがとても重要になると思います。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 40
ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

勧誠懲ゲスを主張する作品

世界観:8
ストーリー:6
リアリティ:6
キャラクター:7
情感:6
合計:33

<あらすじ>
《ルーリッドの村》で育った少年・キリトは、幼馴染のユージオとともに巨大な黒樹・ギガスシダーを倒すという天職を背負っていた。今日も巨木を倒すべく斧を振るっていると、幼馴染のアリスが手作りのパイを差し入れにやってくる。昼食のさなか、3人はおとぎ話にでてきた《果ての山脈》の洞窟へと遠出することを決める。世界の掟である禁忌目録に違反しないか不安がるユージオに、キリトとアリスは大丈夫だと口々に言い、出発の日を迎える。
(公式サイトより)

SAOは原作勢によればアリシゼーション編の評価が高い(原作はファントムバレット編まで既読)ようでしたので、制作が決まって嬉しかったのですが、アリシゼーション編は長編のため2クールでは到底収まりきらず、3クールでもきついと言われていて不安もありました。しかし、4クールの1年間と発表され、美しいPVを見て、安堵とともに期待も高まったところです。

通常は全て視聴してからレビューを書くのですが、1年ともなると最後にまとめて書くのは大変で、気づきも忘れてしまうと思いますので、タイミングをみつつ更新していくこととします。

<1話>
初回は1時間スペシャルでした。冒頭から半分までは幼少時代のキリト{netabare}と、その友人であるアリス、ユージオが、氷を求めて洞窟に入って、禁忌目録で禁じられている山の向こう側(暗黒界=ダークテリトリー)に出て、アリスが転んだ拍子にあちら側の地面(紫色)に触れてしまい、その後、整合騎士に連れ去られるまで{/netabare}のファンタジー世界の物語。

{netabare}アリスの金髪が輪郭も薄い色で、少し変わった雰囲気を醸し出しています。洞窟内ではいつモンスターが出てくるのかわからない演出がなされ、氷に囲まれた部屋、死んだ竜、剣、財宝など冒険心をくすぐられます。{/netabare}

後半はGGOから現実世界へ、エギルのお店で前半部の説明がなされます。
新しいフルダイブ機であるソウル・トランスレーター(STL)は、フラクトライト(人間の脳神経細胞内の、その骨格たるマイクロチューブルという管に存在する光量子=人間の心=魂)を読み取ったり、短期的な記憶(ニーモニック・ヴィジュアルデータ)を書き込み体感させることができる。ダイブ中の記憶は現実世界に持ってこれないが、数分間で長時間の仮想世界を体感する機能(フラクトライト・アクセラレーション=FLA)はあり、リアルな夢のようなもの、と、こんなところでしたか。

SAOの面白さは今後拡大・発展していくであろう仮想現実、それに影響を受ける世界のことを考えさせてくれる点にもあります。人間の心のありかがわかれば、それを基に心を作ることが理論上は可能というのも理解できますし。

さらに、{netabare}ファントムバレット編以後のシノンの周辺のこと、サトライザーという強敵がいるということで次回のGGOのBOB大会でチームを組む話、キリトからアスナへの告白、元ラフコフメンバーからの襲撃など、{/netabare}メインのストーリーを進ませつつ他の要素も盛り込んでいて色々と今後が楽しみになる1話だったと思います。

作画は劇場版かと思うくらい力が入っていましたし、ラストに流れたOPも良い感触でした。

SAOは合わない方も多いようですし、自分もアニメ全般を楽しめる人間ではないですが、SAOは幸いにもこれまでかなり楽しめているので、これから1年、少年の心をワクワクさせ、大人の目でツッコミを入れながら視聴していきたいと思います。

※評価は3話終了後、暫定で更新していきます
※原作では9巻の187ページまでを1話(45分程度)で進行(やはりアニメは楽だなぁと)

<2話>
2話も含めて既に3回見ていて、結構はまっています。作画(緑が多くて癒しにもなる)も音楽も良いのでついつい流している状態^^ ひと昔前のアニメとはレベルが違うなと感じます。

それから、TVが見れない所では、OPのLiSAさんの「ADAMAS」はYoutubeのドラムカバー※を視聴したりですね。
※Drumstickさんのとか

ストーリーも、{netabare}青年になったキリトが1話のファンタジー世界に、現実世界の記憶を持ちながら転移したところからスタート。

ユージオお前も覚えていないのか! とか、少しやきもきさせられたり、ソードスキルが使えて、剣士らしく木を一閃したシーンはSAOらしい爽快さが垣間見えたり。

今後の展開が楽しみです。まだ、大きなツッコミポイントはないです。強いて言えば、1話で傘がありながら易々と射程の短い注射器にやられてしまったところでしょうか。{/netabare}

<3~5話>
長丁場なのでポイントのみ。
4話は、{netabare}ゴブリン戦で痛覚がある(左腕が、手まで流血)というピンチのはずが、その後血がなくなり、痛みがどこにいったのかという剣技をしていたところ、セルカの神聖術で容易にユージオが復活したところ、ギガスシダーを切り倒してしまったところにSAOの悪い面のご都合展開を感じたのでマイナスにしました。
一方、5話で現実世界に戻る展開の仕方は良かったです。
{/netabare}

<12話まででの追記>
ここまでで衝撃的な回がありました。
改めて、SAOの悪役はとことん下衆だなと思わされたところですが、ここまでくると、SAOシリーズの物語作りにおける作者の意図があるように思えてきました。

SAOはわかりやすい勧善懲悪ものの側面があると思われますが、{netabare}リーバンテインなど{/netabare}悪とまで言えないキャラもいるので、誠実か不誠実かという観点のほうが適当のように思います。文字にすると、「勧誠懲ゲス」?(笑)

SAOの魅力は「誠」のほうにもあって、ここに青臭さや嘘臭さといった抵抗感を受けずに視聴できる純真さと、士道や正義への共感力の高い方に響くのではないかと思います。

{netabare}キリトが花を育ててプレゼントしたエピソードや、リーナ先輩とのやり取り、ノーブレスオブリージュのくだりを見て、改めてSAOの魅力を感じまして(こういうシーンに「A Tender Feeling」なんかがかかると最高です)、魅力のベクトルに気づかされました。

SF的な視点(自立型AIの兵器利用)、ソードスキルが使えるところ、カーディナルとの出会い、仮想世界の神のような存在となったクィネラ(アドミニストレーター)の登場{/netabare}など、まだまだ見どころが沢山ありますね。

<2019.4.2追記>
本作は24話終了で2クールを終え、後半は10月からの始動となりました。
1クールの途中まではゆったりなテンポながら、内容のあるストーリーとなっていて楽しめましたが、{netabare}塔を登るあたりから何階にボス(整合騎士)がいて、それを倒して上に登る繰り返し。やや単調になり、2クール目は評価を下げる一方となってしまいました。

ゲームが土台となっている作品ですが、ピンチらしいピンチもなく、整合騎士に勝っていく一本道では盛り上がりに欠けます。

しかしながら、最終話で二刀流が見られ(23話でユージオが剣になった時に見られなかったストレスが解放w)、最後にはアスナがアンダーワールドに登場というクリフハンガーで、楽しめました(現実世界では銃撃戦が起きていて、普通なら助からなさそうですが、まあ大丈夫なんでしょう)。

ゲスvs誠実という対比構造について書いていましたが、2クール目にはアドミニストレータとチュデルキンがその役割を見事に演じきっており、そういう面でも満足できたかなと。{/netabare}

後半2クールを楽しみにしています。

<2022.8追記>
ユージオの最期のシーンでうるっときましたが、それ以外に感動シーンを思い出せず、情感を6点に下げました。

(参考評価推移:3話4.1→4話4.0→6話4.1→7話4.0→8話4.1→9話4.3→11話4.2→13話4.1→14話4.0→16話3.9→18話3.8→23話3.9→24話4.1→調整4.0)
(視聴2018.10~2019.3)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 41

77.3 7 オンラインゲームで恋愛なアニメランキング7位
ネト充のススメ(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (719)
3128人が棚に入れました
盛岡森子(♀)、30歳・独身・ニート。
現実(リアル)世界からドロップアウトしました。
安息の地を求め、たどり着いた先は-----ネット世界!!

「世の中クソだな」
脱サラニートとなった”盛岡森子(もりおかもりこ)”は、
充実した生活を求めてネットの世界へと旅立った!たどり着いた場所は、
ネットゲーム----通称“ネトゲ”。
ネトゲ世界では、サラサラヘアーの爽やかイケメン”林(はやし)”として新たな生活を始めた森子。
初心者丸出しで死にまくっていたところ、可憐な少女“リリィ”が救いの手を差し伸べる。
「天使だコレーーーーッ!!!!」
リリィとの出会いをきっかけに信頼する仲間もでき、充実していくネトゲ生活。
そんな中、リアル世界では、謎の金髪碧眼・イケメンエリート会社員の”桜井優太(さくらいゆうた)” と衝撃的な出会いを果たす。

彼との出会いで変わり始める現実世界、その影響はネトゲにも!?
果たして森子の“ネト充”生活はどうなってしまうのか!!

ホンモノの“充実”を求めて--------
ネットとリアルが交差する世界に、君もログイン!

声優・キャラクター
能登麻美子、櫻井孝宏、前野智昭、寺島拓篤、鈴木崚汰、上田麗奈、中村悠一、相坂優歌、寸石和弘、八木隆典
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

恋する女は綺麗さ~♪ 決して年齢や職業じゃないぜ~♪

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
ネトゲをテーマにはしているが、「SAO」「ログホライズン」というよりも、「ネトゲ嫁」「PSO2」に近い。ネトゲ内の世界よりも、そこを起点にしたリアルでの人間関係(恋愛)や人生に焦点を当てた作品。主人公が女性なのが良かったかな。

あと、レビュータイトル、「真・コンビニカレシ」と迷いました。「コンビニカレシ」より、コンビニ恋愛要素強かったしね(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
安定的に面白かった。森岡さんが秀逸。

30歳なんて、昔(10代の頃)はちょっとオバサンだと感じてましたが(あぁ、きっとヒンシュクの嵐w)、今、自分も30を超えると、全然可愛らしいじゃんと思っています。30でも40でも、可愛らしい人は可愛らしいし、エロい人はエロいです(笑) 容姿とかは関係なくね。

そういう意味で、森岡さんは断然可愛かったです。今や、キャピキャピした(死語)10代や20代のテンションにはついていけなくなっているので、色々とわきまえた、森岡さんくらいの人、好きだな~と。

(9話でありましたが)三十路、ゆるんだ体型、ぼっち、地味、ジャージ感、、、良いじゃないですか! 男だって、ある程度の年齢超えると、刺激より癒しを求めたくなるもんですよ(少なくとも私は)。全然マイナスじゃない。むしろ、30超えてパリピの方が苦手です(笑)

もっとも、自分も根本的には中学生と変わらない部分がありますし、女性の方も、そうですよね。全体的に落ち着いていても、どこかに、精神的に「若い」部分があれば良い気がします。森岡さんにとってのそれが、ネトゲだったのでしょう。

いちいちリアクションのデカい森岡さん、可愛いです。久々のデートで頑張ってオシャレする森岡さん、可愛いです。デートで舞い上がってる自分を客観視している森岡さん、いじらしいです。

あと、最終話の森岡さんの決意、好きでした。「可愛くなりたい」ってのは、女子は皆そうなのかもしれないけど、(偏見ですが)10代や20代前半くらいまでのそれは、(同性異性含め)不特定多数から可愛いと言われたくて、可愛いくなりたいのかな~と思ってしまうことが多いです。「いいね」をもらいたいって欲求に近いのかも。

でも、森岡さんのそれは、「この人(桜井さん)の為に可愛くなりたい」ってものだし、「この人と一緒にいたい(自分を卑下したくない)から可愛くなりたい」って気持ちだと思います。身の回りの皆から可愛いと言われても、自分が好きな人に好かれないことと、身の回りの皆から小バカにされても、自分が好きな人にだけはしっかり愛されているのと、どっちが幸せなのでしょうね。ワカラナイケド。

基本的に自分を俯瞰してるんだよね、大人は。森岡さんもそうだし、桜井さんも。だから、分かっていてもなかなか一歩を踏み出せない。

物理的な意味でも精神的な意味でも、鏡を見てないのが、若さの良さでもあるし、悪さでもあるし。

まあ、年相応の良さをもっているのが一番ですね。
{/netabare}

【余談~ネトゲを始めたら人生詰みそうな気がして、興味はあっても手を出せない(溢れる思いが長文にw)~】
{netabare}
私はネトゲをやったことはない。ソシャゲは、ものは試しにと携帯のやつをやってみた。なかなかハマった。2年くらいやって、800以上(まともな)ギルドがある中で常に30位以内のギルドを運営していたので、(ゲーム内では)そこそこ有名だった。

その経験から言えるのは、私は多分、ネトゲにハマる。しかも結構ドップリ。それが怖くて、PCの本格的なネトゲには手を出せないでいる。

私がネトゲを楽しめないのは、多分私が、「精神的に子供」だからだと思う。

私がソシャゲを始める前に思ってたこと。それは、「ネトゲの勝者、リアルの敗者」という偏見。

実際には、「ネトゲの勝者、リアルの勝者」も多い。私の知り合いだが、彼はガチの金持ちで、月に100万単位で自分にお金を使える。美人な奥さんもいたし、人間的にも彼は良い奴だ。正に、勝ち組w 彼はネトゲをしていなかったが、私がハマっていたソシャゲに興味をもち、始めたところ、すぐに最上位ギルドまで上がっていった。まあ、月に数十万も課金できれば当たり前だ。それでも、自分が1年以上かけてコツコツ築いてきたものを一瞬で抜かれてしまうと、流石に萎えた。

でも、一般的には、ネトゲで本当に上位にいるのは、「ネトゲ廃人(金持ちのニート)」と「廃課金者(短時間のインでも資金力が抜群)」ばかりじゃないかとも思う。

私は多分、日本の一般的な20代だったと思う。一応、定職に就き、独身で、そこそこ自由に出来るお金がある。INできるのは、早くても20時以降。遅くても24時まで。自由に遊びに使えるお金は、月に4~5万かな。が、それでは絶対に、ネトゲの世界で「トップ」にはいけない。

それがなんか、悔しかった。朝から晩まで働いて、息抜きにゲームしているのに、「ネトゲの世界」では、一日中遊んでいる奴やバカみたいにお金使える人に負けている現実。それが悔しかった。

まあ、そんなこと気にしないで、「ゲームはゲーム」「自分のペースで気の合う仲間と」楽しく遊べる「大人」になれれば、楽しめるのかな。でも、やはり勝負事になると、1位を目指したくなっちゃうんだよね、体育会の血が(笑)

ちなみに、私は「ソシャゲは課金したら負け」と思い、前述のソシャゲでは無課金を貫いた。それを承知してくれる人達とギルドを組んでいた。だから、私の純粋な戦闘力はギルドで最下位。私に出来るのは、「基本クエスト」「無課金ガチャ」「戦術の立案」「戦闘中の指示」「イベやクエストの連絡と、時間等の調整」「新規ギルドメンバーの募集と面接」という、軍師兼チームの運営全般だ。

ソシャゲやったことある人は分かると思うけど、このスタイルは修羅の道。意外と大変で時間をくう。しかも、人間関係揉める人もいるから、メールでフォローしたり、強いのに規律を守らない人の処遇とか間違うと面倒臭いことになる(単純に切ると、そういう人に限って嘘の悪評ばらまき、新規のメンバーが来なくなるし。逆にそういう人の好きにさせると、正規のギルドメンバーが離れていくし、舵取りは難しい)し、一旦離れているギルドメンバーとの継続的なコミュニケーションや、他の有名ギルドのリーダーとの人間関係は、上位チームを運営する上では欠かせない(特に、時間帯が被らないギルドとは、
団員さんがリアで時間が合わなくなった時に、紹介したりされたりする)から、もう後半は、ほぼ仕事をしていたようなもの(笑) 何百人単位のプレイヤーのデータを独自にExcelでまとめてたし(笑) ゲーム内では一部の人に「水鏡先生」なんて言われたりしてw

これは自分が「無課金だ」という負い目があったからで(ガンガン課金しているメンバーに指示を出す以上)、金を使う以外のことは全部しようと思っていたからだし、「無課金でどこまで行けるか」という挑戦でもあった。が、結果的には最高で12位。トップ10には行けなかったな~。

ゲーム自体の過疎化が進む中、もう最後の方は意地と責任感だけでやっていた。そして、ゲームのサービスが終了。かなり時間と手間をかけていただけに、喪失感も大きかったが、安堵感の方が大きかったようにも思う(ようやく辞められるという)。

色々と文句を言いながらも、知らず知らずのうちに依存していたのだろう。

ちなみにその後、あにこれを始め、今にいたるのだが(笑)

あにこれは良いよね♪ 別に順位競っているわけじゃないし、時間も拘束されないし(私の場合、移動中の暇つぶしがレビュー書きだし)。全員無課金だし(あにこれに課金制度ができたら、ヤメル)w

まあ、そんな経験をしてるから、ネトゲには手を出せないでいる。どれだけ頑張っても、サービス終了したら全部0になっちゃう無情さ、無常さも分かっているし、やるからには勝ちたいし、30をこえてまで、ネトゲ内だけの勝者に上からものを言われたくないしね(笑)

一番は、「独身女性が犬を飼うと詰む」みたいな心配があるからなんですけどねw 二次元に完全逃避できる資質があるのは、アニメが好きな時点で証明されてるしw

まあ、宝くじで5億くらい当てて、片手間でもネトゲの頂点に立てるようになるか、60歳過ぎて仕事を辞めて、ガチでリアルの人生を捨てたくなったら、それまでの貯金を切り崩し、ネトゲ廃人になるのも悪くない。4割くらい、本気でそう考えています(笑)
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
あっ、これ、最後はリア充になるやつだぞ(笑)

2話目
ネトゲでプライベートをさらすか、は、悩むよね。私はわりとさらすタイプだし、積極的に信じるタイプです。嘘だけの付き合いは、少しツラい。とはいえ、全部はさらさないけどね、当然。嘘はつかないけど、全部は言わない、が、自分のネットとのつきあい方です。嘘の整合性を考える方が面倒くさいw

3話目
ネトゲのギルドメンバーがみんな近所、というのはもう、しょうがないよね、アニメなら(笑) ちなみに、剣道部的にも一番旨いビールは、サッポロ黒ラベルですw いや、そんな後ろ姿と文字でボカさなくても、視聴者は100%、リリィ=桜井優太 って、わかってますよ(苦笑)

4話目
ギルドメンバーのノリで一緒にガチャ回す大会、面白いよね~♪

5話目
逆ハーレム状態(笑) 秘密や嘘はお互い様、それがネトゲ。その通り。でも、よほどちゃんとやらないと、バレるよねw だから私は、嘘の整合性とるのが面倒臭くて、わりとそのまんまでやってるけど。何でもガチャで換算するなや(笑)

6話目
30歳でも乙女してるのは可愛いよね♪ 小岩井、もてそう(笑) 私も基本的にヒーラーやってたけど、ヒーラーがミスるとバトルには負けるよね。ヒーラーは、読みとタイミングが命。

7話目
「特殊な訓練を受けた課金の廃人さん」って表現やめろ(笑) お? 複アカ? それは、ネトゲアニメでは珍しい展開かな。まあ、そうだよね。前のゲームって、分かりやすい伏線だったしね。なるほど、ここで二度出逢うわけですね。

8話目
なるほど、一人は楽だけど、一人は寂しい。それが調度良いのが、ネトゲ。納得。やはり、ジジイになるまでてを出しちゃあかんなw ここからは、リアルの恋愛に移るのかな?

9話目
そこで引き下がるのか、大人だな。森岡さん、リアクションがオバサンだよw 今時、自動ドアじゃないコンビニって(笑) どうしようって、そうしようよ(笑)

10話目
まあとにかく、森岡さんが可愛いってことと、桜井、中学生かよと、2期観たいな~ってことと。月が綺麗、流行ってるの(笑)?
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 44
ネタバレ

チョビ0314 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

雨降る森に桜が咲き、空には虹が掛かる

最終回まで視聴完了。
テンポ良く進む展開で全編を通じとても楽しめました。

30歳前後で引っ込み思案な二人を始め魅力的なキャラ達が見せたリアルな感情表現。
現実と架空世界の巧みな交差。
素晴らしいOP&ED。
出しゃばり過ぎず適度に織り込まれた音楽の数々。
予告を使った巧いミスリード。
思わず笑いを誘う気恥ずかしいまでに不器用なラブストーリー。

奇跡的すぎるエンカウントとかツッコミ要素も色々ありますが、様々なプラス要素がそれを払拭してくれました。

{netabare}流れた涙は哀しみから安心感で溢れた温かい涙へ変わり、二人の未来が明るいと予感させてくれるし、ラストシーンで流れたRPGの冒険開始みたいなBGMは、まるで本当の物語はここから始まる様に感じます。
そして二人を見送る現実より一歩先を歩んだネトゲキャラの二人も良かったですね。{/netabare}
見た目ばかりに拘って(こだわって)失敗する作品が多い中、派手さは無くとも内容と演出で楽しませてくれた良い作品です。

今後こういう少し大人の世界を描いたラブストーリーが多少でも増えたらいいですね。

さて見終わった上で少し考察してみたいと思います。(例によって長くなりそうです…すみません)

モリモリちゃんは作中で何度か必要以上に自分を卑下しましたが、あの反応は精神的なパワハラ等を受けた人の反応にかなり近いですね。

{netabare}彼女の作ったマニュアルがとても高い完成度だったにも関わらず、それを評価したのは他社の人間。という事はどんなにやっても直属の上司や同僚からは認められず、正当な評価は一向に得られない環境だったと考えられます。
会社内で本当は頼れるはずの相手から酷い扱いを受け、それでも一人で仕事を何とかやり遂げるのを自分なりのゴールに見立てた故、マニュアル完成後即退社したんじゃないでしょうか。{/netabare}

何年も苦行の様な生活を続けたら、考え方や感じ方に歪みが生じても不思議じゃありません。そしてそういうズレは自分では気が付き難い事が多く、相手が発する何気ない一言を深読みしがちになったります。

{netabare}今後そういうズレは時間を掛け修正する事になるのでしょうけど、最終回を見る限り大丈夫そうですね。
誰に対しても一線を引き「すみません」という正しい言葉を使う様に意識していた彼女が、桜ちゃんの家では「すいません」になっていました。
桜ちゃんを好意的に意識し、緊張しつつ無意識に素の返事をしたのだと思います。
例えば小岩井先輩と会うならOKな服装でも、相手が桜ちゃんだと知ったら途端に気になるとか特別な意識がある証拠ですしね。{/netabare}

そしてこの作品は声優さん方の演技が素晴らしかったという点も、各話の盛り上がりに多大な影響を与えてますよね。
主人公森子役「能登麻美子」さんのインタビュー記事で知ったのですが、ネト充のススメはプレスコで音声が収録されていたそうです。
(プレスコは先に声や音楽を収録してしまう制作方法で、シドニアの騎士とかもこの収録方法でした)
音声監督の郷田ほづみ氏から「もっとゆっくり演技をしていいよ」と言われたので、普段よりリラックスし自分の間で演技する事が出来たらしいですよ。
たぶん他の方々もそうでしょうから良い演技が多かったんでしょうね。

最後に洗濯機の声がA106(エーテンシックス)なのは良いエッセンスでした。


↓以下6話まで視聴の感想

作中でモリモリちゃんの丁寧な性格を上手に表現されていて心地良いです。
例えば言葉遣い。
「すいません」ではなく「すみません」
「あたし」ではなく「わたし」と細かい所ですが、とても気を使って言葉を選んで使える人なんだと分かります。
{netabare}それから5話の買い物シーンとか良いですね。
大して嵩張る類でもないのにストッキングを全部捨てていた事から、「絶対にあの会社に戻らない」という覚悟が伝わって来ましたし、マスカラは乾いて使えなくなる事とか男性だと気付き難い部分ですね。
で、リアル課金し大変身!EDラストでの笑顔。
飲み会でのとてもチャーミングな反応と魅力的な寝顔等{/netabare}、モリモリちゃんの可愛さが無秩序に増大して来ました!
同時にサクラちゃんの健気さに初々しさを感じつつ、「もっと押せ!押すんだ!」というヤキモキ感まで…ホントに続きが楽しみで仕方ありません。

{netabare}あと6話でサクラちゃんと小岩井先輩それぞれと飲みに行くのですが、夜の街での待ち合わせにすれ違いそうな待ち合わせ、落ち着きのあるファッションにオープンハートのペンダント等、{/netabare}全体的にやや古さを感じさせる演出もこの作品に合っていると思います。


↓以下、初見から数話見た時の感想

「ネト充のススメ」を全く知らなかったし、名前からして1話で切りそうだな…って思っていました。
OPが始まると絶妙に安っぽいけど何処か懐かしさも感じる絵柄のキャラが、しっかりとした方向性のあるカメラワークで動き始めます。
更に編曲がフジファブリック!これは一応ちゃんと見ようかな…って感じで見始めました。
あと音楽で音響監督が郷田ほづみさんなんですね。ボトムズのキリコ!なんか嬉しい!

始まって数話見たんですけど、この作品は台詞に頼らず画面に結構ヒントがあるのが楽しいですね。

先ず初回冒頭ヒロインもりもりちゃん(小岩井先輩が一方的に命名)が帰ってきます。{netabare}メイクをしたスーツ姿だが表情は暗く持ち帰った花束を即ゴミ箱へ投げ込むので送別会かな?と連想する。ただ会が行われた事や花もそれなりだった事から追い出される様に辞めたのではない感じ。
片付いている部屋から綺麗好きだが可愛い小物類は少なく飾り気はあまり無さそう。
掃除機を使わずコロコロで掃除をするのは下の階等の隣人に配慮した感じで他人に気を遣う傾向が伺える。(コロコロなら深夜でもある程度掃除可能ですし)
そして大量に捨てられるビジネス書から、かなりの勉強家か努力家であったと伺える。(新聞は経済新聞かな)
帰って来た時から次の日はきっちり美人だけど、数日後は眉や目元が変化する事から化粧映えするタイプ。{/netabare}という感じです。

こういった点はもう一人の主人公桜ちゃん(こちらも先輩命名)にも言えて{netabare}、時間に厳しく忙しそうにしていて「かなり出来る人間」という雰囲気を醸し出す。地味なマフラーからムダな虚栄心には頓着しない感じ。
部屋は広いっぽいが家具は少なそうでベッドの周りに何もない事から、恋人というか部屋に来るような友人も居なさそうで絵的に孤独な感じを演出されていた。
ヒロインと違うのは割と知人等が彼について話したり考えたりする事で彼の人となりを視聴者に伝えている点。(もりもりちゃんもあるけど、比較的桜ちゃんの方が多い気がしました)
もりもりちゃんと出会ってからの行動を小岩井先輩が代弁し、他人から見たらヤバい行動だけど自覚なしで自分の事を客観視するのは不得手な真面目さんで、ある意味天然キャラと感じさせる。
もりもりちゃんの心の声から地毛っぽい金髪で外国人の血が入っている可能性があるが、名前が純和風な事から日本国籍を既に取得済みのクォーターかハーフの可能性も示唆。{/netabare}

限りある尺で出来るだけ当人に説明セリフを言わせず伝えようとする演出がいいですね。

この作品は現実社会とネットゲームという仮想世界の両方が密接に関係した恋愛物語の様です。
しかしやたら気合いを入れてネットゲームの完成度を上げても、リアルとの両方を描く事で生まれる面白みを半減させかねません。
なのでどことなく古臭く格好良すぎないキャラデザの方が当たり前に見えるし、ネトゲ特有あるあるを配置する方が親近感を感じやすいと思いますので、今のところそれらが上手く行っている様に思えます。

派手さはなくても見せ方で勝負する姿勢が好印象の本作。中でも特に気に入った演出があります。
{netabare}OPでフラッシュバックっぽく挿入されるもりもりちゃんがOL時代の映像。
会社でプレッシャーを掛けられ疲れ切って帰宅、誰も居ない自宅の玄関で崩れ落ちる様に座り込む。
一瞬ですが彼女がとても追い詰められ上で退職したと分かりました。
そして回想シーンでの電話越しで自分が疲れている事を指摘され反射的に謝ってしまう、続けて当たり前の労いの言葉で感極まり漏らした嗚咽…{/netabare}とてもリアルで思わず目頭が熱くなりました。
{netabare}自分しか居なくなったオフィスで深夜まで仕事をするのってメチャクチャ疲れます。でも逃げられないしやらなきゃ終われない、だから帰れないのも仕方ない…正に現代の社会における闇を表現しているシーンを見て、電◯で過労死した女性を思い出しましたよ…
ホントもりもりちゃんは自殺とかをしちゃう前に辞められて良かった!{/netabare}
女でも男でも同じ様に必至に我慢してがんばってる人が現実にいると思う。そんな方々が何がキッカケでもいいからこの作品を見て「逃げる勇気」も大事だと感じてくれる様に願います。

そう考えると余計に彼女のニート生活に物凄く同意できました。
彼女は誰かに依存する事無く自分で稼いだお金でゲームをしているだけで、社会や周囲に対して迷惑をかけてもいない。
もし彼女の身内などで会社を辞めた事を責める人間がいるのなら、それは大きな間違いだしそうあって欲しくありません。

まだ始まって間もないですけど今後の展開が非常に楽しみな作品なので、幅広い層の方々にお勧めしたい作品です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 40
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ネトゲで出会う二人の物語

ネトゲを通してリアルで知り合う男女のお話。
ほかのネトゲアニメと比べて、ネットとリアルの場面を交互にやってるとこはリアルの現実感が保たれてて良いと思った。ネトゲって楽しいのかもしれないけど、それに依存しすぎると危険だし、廃人になる可能性だってあるよね。こんな出会いも中にはあるかもしれないけど、できればネトゲの危なさもちゃんと描かれてるといいのになと感じました。
以下、各話のレビューです。

1話。{netabare}会社を辞職してニートになり、ネトゲを始める盛岡さん。
てか生活費とか大丈夫なの?こういうのって人間ダメになるから心配だよ(-_-;)
男性キャラでキャラ名は「林」。リリィさんなどの仲間もできて冒険は順調に進むけど・・
クリスマスにコンビニに買い物に行く盛岡さん。隣の列に並んでる男の子ってもしかして・・{/netabare}

2話。{netabare} 何で林は昼間からログインしてるの?って聞かれて就活中の大学生と嘘をつく盛岡さん。
林とリリィが二人で話をしてたら、朝5時すぎになってて(・_・;)
疲れで熱を出して薬局に薬を買いに向かう盛岡さんと会社へ急ぐコンビニで見た男の子が衝突して!
気が付くと病院で寝てる盛岡さん。衝突した男の子、桜井優太くんが運んできてくれたんだね。
お礼のメールをしたら、桜井くんから食事に誘われて(゜o゜)これはヒッキーには大事件だよね。
洗いざらしの髪、すっぴんの顔、手入れしてない眉とか。。頑張れ盛岡さん(^o^)/{/netabare}

3話。{netabare} ん?桜井くんどうして盛岡さんが前勤めてた会社の情報わかったのかな?
桜井くんの食事の誘いを断る盛岡さん。まあ、そうだよね。
コンビニの店員さんもネトゲカード見て何か言いたげだったけど、ギルドメンバーの誰かだったりして。
リリィから高価な贈り物をもらった林。訳を聞くと、林と相方になりたいからと言われて・・{/netabare}

4話。{netabare}盛岡さん、ニートなのに課金いっぱいしてたら貯金すぐなくなるよ(-_-;)
コンビニで偶然会う盛岡さんと桜井さんの先輩の小岩井さん。
小岩井さんの強引すぎるお誘いに、電話番号交換してしまう盛岡さん。
ここ数日の出来事をリリィに話す林。それを聞いて、ある疑念が湧く桜井さん。林が盛岡さんじゃないかと。。{/netabare}

5話。{netabare}やっぱりコンビニ店員さんはギルマスだったんだね。
相方でもリアルのことを相談しないほうがいいとギルマスに忠告される林。
美容室とか洋服買いに行くのはいいけど、値段をガチャ換算してるとか結構ネトゲ中毒かも。。
飲み会へ向かう盛岡さん。そして桜井さんも。そして二人は出会って。。{/netabare}

6話。{netabare}飲み会の日程を間違えた盛岡さん。うん、髪切ってかわいくなったよ盛岡さん♪
成り行きで二人で飲む盛岡さんと桜井さん。帰り一緒に散歩して話をして距離が近くなる二人。
でも変に遠慮して関わらないように距離を置こうとする桜井さん。
ネトゲが一番落ち着くって、気持ちわかるけど、そんなんでいいのかな(-_-;){/netabare}

7話。{netabare} もう林が盛岡さんだと確信する桜井さん。
さらに小岩井さんもネトゲに参加することになって・・新しいアバターを作る盛岡さん。
その頃、桜井さんは過去のことを思い出していて。。{/netabare}

8話。{netabare}以前やってたネトゲでも桜井さんと盛岡さんは仲間だったんだね。
桜井さんが以前使ってたキャラの名前を使ってみたら、盛岡さんが気づいて・・
そして盛岡さんは桜井さんに電話をかけて・・その中でリリィが自分だと告げたんだけど・・
携帯電池切れで伝わらなくて。でもその後二人はリアルで夜偶然ばったり会ってリリィだと告げる桜井さん。
なんか二人の関係が見ててすごくもどかしい反面、こんな都合よく進むのもないよなあと思ったり。 {/netabare}

9話。{netabare} 今やってるネトゲをやめると言い出す桜井さん。リリィと林は相方だからこれからもネトゲ友達でいたい
と話す盛岡さん。そこネトゲ友達でいいんかい!って突っ込んじゃった(-_-;)
リアル友達でって言って欲しかったな・・
言われた桜井さんは振られたと思うよこれじゃ。
小岩井さんの計らいで、会った二人。雨が降ってきて、桜井さんのマンションに行くことに・・{/netabare}

10話。{netabare} ドギマギしてる二人がなんか初々しいなあ(*^_^*)高校生みたい。でもネトゲでデートするよりもこっちの方がリアルな本当の相手を感じられてずっといいな。。
でも桜井さん、盛岡さんを家まで送った時、ちゃんと告白して欲しかったなあ。。
ネトゲで綺麗な満月ですよ、と言われて、ちがうちがう外だよと言われて見上げるシーンは良かったな。
二人はリアルで同じ月を見てるってことだから・・
ラスト、手をつないで歩いてる二人はもうリアル恋人でした♡{/netabare}

ラストは{netabare} ちゃんとリアル恋人になれて、{/netabare}すっきりと見終わりました。変わった恋愛ものとしては見て損はないと思います♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16

61.6 8 オンラインゲームで恋愛なアニメランキング8位
七星のスバル(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (260)
1084人が棚に入れました
かつて世界的人気を博したMMORPG≪ユニオン≫で伝説となった小学生パーティ「スバル」。 しかし、 ゲームオーバーとなった旭姫は現実でも同時に死亡してしまう。 ≪ユニオン≫は運営停止となり「スバル」のメンバーも散り散りになった。 それから6年後──。 新生≪リユニオン≫にログインした高校生の陽翔は、 そこで死んだはずの幼なじみ・旭姫と再会する。 彼女は電子の幽霊なのか、 それとも…?

声優・キャラクター
高梨謙吾、大森日雅、鬼頭明里、石川界人
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7

なぜアニメ化した

1話感想{netabare}
序盤「はあ?」と思って切りそうになったが思いとどまって1話完走。
すっごい抵抗覚えたのは「そんなんでゲーム運営できるかよ」だったけど、いや待て、これは運営に何かウラがある?
センスとか言い出してるし。
そっちの方向に話掘り下げてくれるなら助かる、そうでなかったら…キッツイだけだろこれー。{/netabare}

2話感想{netabare}
あれ?ゲームキャラの死がプレーヤーの死に直結してるわけ「ではない」ってことじゃなかったっけ?
メガネは主人公の行いによってアサヒが死んだと責め立ててるワケだが、まぁそれはそういうキャラだからいいとして…けどそのメガネが他キャラを殺すのを見て何とも思わん、と?
向こうが襲ってきたとはいえ、どこかに心にしこりのある連中がキャラデリ…ってよりも垢バンに抵抗ないことにちと違和感。
ってかアサヒの能力が欲しいってのは分かるが、実力行使だけじゃなくて太陽政策で引き抜こうとする奴は居ないのか?
普通に考えて姫プレイ状態になるだけだと思うのだが…これも「黒幕」がけしかけてるのかも?ってことで様子見か。
個人的には念頭に映画“スターファイター”的な…なんていういんだ?「ゲームが実は有能な人間を選別する装置だった」的なモノを想像してるワケだけど、そっち行かんで“あの花”的な方向へ行っちゃうようだった…う~ん…。

因みに「死んだら即垢バン」だからといってwiz(#1~3と5)は全然違う。
ロストはパーティ全滅時の判定と灰からの蘇生失敗とマラーのミス、あとはLOLの罠やヤバいアイテムのSP解放くらい。
(PTに死者が居る時に敵にジルワン使われると灰になった気がしたが…そこから先は検証不足、こんなの特例中の特例)
でもって全滅しても大抵はロストしないで死体がそこに残って、プレーヤーは別パーティー編成して救出に行ける。
要はプレーヤーはキャラになりきるってよりもパーティーを編成する司令官(キャラクター全部ロストしても新たに作ればいい)的なポジ。
#6からは拠点(訓練場)が無くなるのでロストは無し、8が一応交代可能なんだったっけかな。{/netabare}

4話までの感想{netabare}
選ばれた人間しかINできないゲーム。
INできない人間にはゲーム内で何が起きてるのかどうやって観測してるんだろ?
SSだったりプレイ動画をアップしたりって出来るの?
まぁもっと言っちゃうと、親御さんはゲーム画面見れない?
確かSAOの第一期ではINしてない人間はゲーム内で何が起きてるのか分からない扱いだったよね、そのせいでラフコフがSAO事件解決後ものうのうと暮らしてるって展開に繋がるワケで。

3話でレーティングどうなってんだ?って疑問から「あ」って思ったことだけど、そういうことに無頓着or糞喰らえと思ってる人間が「センス持ち」ってことだったり?
それでもやっぱり周囲はこのゲームってどんな内容なんだってのは気にするよなぁ。
つまりはアサヒが生きてるってのがゲーム内で周知されたら家族や警察の耳にも入るだろう、と。

これは4話最後の結界?もそうで、中で何が行われてるのか当事者以外分からないとか…まさか無いよね?{/netabare}

5話感想{netabare}
ぐぬぬ。
SAOは(二期以降)あんまり好きじゃないんだけど、この作品見ちゃうとそれでもまだマシなこと考えられてたんだなぁと思ってしまう。

フルダイブ型VRを扱う以上どうしても考えとかなきゃならない問題、プレーヤーとキャラクターってどこまで一緒なん?
例えばドラクエでキャラクターがラリホー喰らったからってプレーヤーが寝ることは、無い。
で、この作品のリユニオンは…寝るのか?
もしこれが成立してしまうなら犯罪利用待ったナシな訳で。
寝るだけじゃなくて麻痺(SAOだと意識はあったんだっけか。意識も失う麻痺があったとして)喰らわせればその最中現実で泥棒入り放題になっちゃうじゃん?
泥棒で済むだけならまだマシな方で…。
アバから個人の特定簡単っぽいし、そういう組織出来上がるよ、身内同士のトラブルでもそういう事件多発しちゃう。
「洗脳」とか「混乱」とか、どういう扱いなんだかもうワカラン、その最中は自分の意志でログアウトも不可なん?
もし「洗脳」を受けてキャラクターが勝手な行動取る様になったってのをプレーヤーが自覚できてるなら………接続切るよ。

ちょっと話ズレるけど某ゲームセンターのプレイ実況配信が、業界裏話をポロっとこぼすこともあって面白くてちょくちょく見てるんだけど…。
そこでシューティングゲームの開発者が反省として語ったことの伝聞として、作中ムービーを指して「プレーヤーが操作できない時間を長くとるのは良くない」ってのがあって。
そりゃそうだ、操作できない時間ってストレスでしかない。

強制的にゲーム内に監禁されてるんじゃなくて自由にインアウト可能である限り(アサヒ以外)、SAO一期みたいな状況にはならんって。
トロンみたいにはならん、ゲイングランドみたいにはならん。

元々果てしないクソゲー臭で「なんでこんなのみんなプレイしてんのさ」って思ってたけどマジで酷い。
余りにも酷過ぎてチラっとネタバレ見ちゃったんだけど…うん、それについての感想はアニメで明かされたらその時にでも。{/netabare}

7話までの感想{netabare}
6話、3人で3000人倒すとかねーよ、と思いつつ様子見で7話まで黙ってたけど…ねーよ。
てっきり3000人BANされてゲーム世界は大混乱って展開になるかと思ったら何事も無かったかの如く平常運航で…肩透かし通り越してビビるレベル。
町が突如閑散としてしまったとか、船長も利用者が一気に居なくなって不思議がるとか、そういう影響何も無しかよ。
アクティブ何人のゲームなんだ?
ゲーム内に限らず被害者3000人も居たら被害者の会結成されるって、特定班作られるって、デスガン事件起きるって。
そこら辺は運営がゴニョゴニョしてるってのか?
なーんかね、SAO読んだだけでネトゲやってない(取材してない)でMMOネタやってる感が果てしない。
原作者は置いといて、アニメ作る段階でそれが素通りしちゃうのがなんとも不思議。{/netabare}

8話感想{netabare}
この作品での特異点ってのは“シュタインズゲート”のリーディングシュタイナーか“サクラダリセット”の絶対に忘れない能力持ちで、“インフィニティフォース”のケースの能力も持ってるってことか?
なんでハルトは平行世界に飛ばされたと自覚できる?しかもそんなのがもう一人。
でもって「元の世界に戻ろう」って決めたらこれといった制限も無く戻れて(アサヒが自覚して「あ、これダメっすか」と判断したんじゃないよね?)、更にナイフで刺される前まで時間巻き戻し。
平行世界自体がこれまた不思議で、6年前ゲームで死んだら昏睡したってことで…なんでそっちではユニオンがサービス停止にならない?
それ以前に、元世界では「6年前にアサヒがゲーム内で死んだらプレーヤーも死んじゃいました」だったけど、誰も直接な因果関係は無いって思ってたんじゃなかったのか。
平行世界でも昏睡するハメになると知ったからにはゲーム内での死はプレーヤーに何らかの影響があることは明らかで、じゃあこの前3000人殺した件は何とも思わない?
ヤベーことやっちまったかも?と慄いてもいいような。
クライヴもクライヴで、最初(前回最後)のナイフを刺される瞬間は船長に扮したまんまボケーっと眺めてたってこと?
とっとと自分本物ですって正体現せばいーじゃん。
それだと平行世界に飛ばさせるタイミングが無くなるってシナリオ上の都合?
敵も敵でベラベラと身元や目的明かすし、あの剣がなんでそんなに重要なのかもワカランし、なんだこれー?

ってかね、8話は構成そのものがナントモ。
一応セピア調のカラーエフェクトかけてたけど冒頭と最後をクライヴとの回想、中盤平行世界飛ばされてからの6年前の分岐点の回想、戻ってきてナイフ刺される直前までの巻き戻し。
回想しすぎっていうか、簡単な話を難しく言ってるっていうか説明が下手というか。
そりゃ一応「謎を残しつつ」って条件なので1から10まで明確に説明するワケには行かなかったんだろうけど…クライヴの回想シーンは要れない方が良かったような?
どうせ最初のナイフ刺される時はニヤニヤ見てたんでしょ?{/netabare}

11話までの感想{netabare}
どいつもこいつも6年前の小学生時代の恋心を引っ張りすぎだろー。
大半が「そんなこともあったな」と過去のこととし、ごく少数が変わらずにいるからこそ引き立つモノだと思うのだが…。
これじゃあ6年経ったという歳月の重みが無いというか、6年経ったって設定要らない気がする。
特にメガネはまるでアサヒが復活するのを知ってたかのような態度だし、引く手数多と思われる読モがあの性格ってのはよくワカラン。
「ここまで変わったのにそれでも振り向いてくれないのね」って方のがまだ自然なんじゃねーの?

ってかノコノコ運営主催のダンスパーティに出席する気が知れん。
グノーシスも成り切りがキモい、接客してる訳じゃないだろ?

アサヒの未来予知能力(実際は希望する未来にする能力、未来操作能力って言えばいいのか?)に対し、特異点呼ばわりされたハルトはそれに影響されない存在なのかな?
(なのでアサヒの言うことを聞いてくれない)
自分の思った(予想した)通りに動いてくれる人じゃなくて、予想外のことをしてくれるからハルトに惹かれる…ってことなのかなぁ?とか、感じるところはあるけど、この作りだと考察するだけ無駄な予感がしてイマイチ乗り気になれない。{/netabare}

最終輪感想{netabare}
ホントクソゲーにもほどがある。
リアルで考えたら瀕死状態(HP減る)で動けなくなるのは当然だけど、ゲームでそれをやったらクソゲーですぞ。
何のゲームだっけかなぁ、HPが攻撃のリーチに直結してるアクションゲームがその昔あって、ダメージ受ければ受けるほどジリ貧になるのでノーダメ突破が基本という…まぁクソゲーでしたよ。
(ディスクシステムのゲーム、なんかの移植だったっぽい)
むしろHPが1でも残ってたらピンピンしてる、それどころか追い詰められるほど強くなるってシステムのほうがアツいワケで(そういう格ゲーもあったよね?)。
ってかねぇ、自分結構クソゲー実況も見てまして、「余計なリアル要素を入れる」が原因でクソゲーになってる作品って結構多いのよね。

ってかグノーシスは何をやりたいんだろう?
アサヒを覚醒させた状態で捕まえて…ああ、洗脳があるのか、そういうつもり?
6年前の段階でどんなセンス持ってるかは分かってて、けどそれを自分達に都合のいいように上手く扱える方法が無くて6年間凍結状態だったとか?
とりあえず死亡と偽って研究所だかでキープしといて、で、洗脳だかなんだか、操る方法が見付かったので宝箱に仕込んで覚醒を目指した、みたいな?
…。
あくまで妄想です、合ってる合ってない以前にちゃんとそういうこと描いてくれよと。
いやね、普通に説得するのはダメだったんだろうか?ってのがずっと引っかかってまして。
幸いにも丁度同時期放送の“異世界魔王と~”でも{netabare}クルムを覚醒させるためにワザと親しい間柄の人物を作らせてそれを目の前で殺す{/netabare}ってことをやってて、こっちも「それと同じことか」とスンナリ納得しかけたけど…いやいや待てって、こっちはそんな回りくどいことする必要あるか?
ってか6年間INしてなかったハルトがINしたのは偶然じゃなかったのか?、“あの宝箱”に辿り着いたのも偶然じゃなかったか?
これらも仕組まれてたってこと??{/netabare}

総評{netabare}
まず作者はネトゲをやったことが無いっぽい。
SAOを読んで「こういうものか」と知ったかで書いてる感がバリバリ…なのはまだいい、ここはアニメを語る場だし。
問題はそれをアニメ化するに当たり、複数人居るはずのスタッフにこりゃおかしいと言う人は居なかったのか?

SAO(一期)のように強制的にゲーム内に閉じ込められたのではなく、いつでもログアウト可能なハズ(現実で家が火事になってもログアウトできないのはかなりマズい、遊園地のアトラクションで係員が監視してる中でやるのとはワケが違う)でありながらこの設定は、まず、無い。
ゲームやってて操作してるキャラクターが眠らされたらプレーヤーも眠る、キャラが混乱させられたらプレーヤーも混乱する、キャラが洗脳させられたらプレーヤーも洗脳される。
ぶっちゃけゲーム内で洗脳すれば、個人情報も暗証番号聞き出すことが可能。

それ以外でも↑で何度も「ゲームとしてどうなん?」ってことの突っ込みをしてるけど、別にこれはゲーム好きから見てどうって話ではなく「敵が目的を達成するためにわざわざそんな舞台を用意した」ことと繋がってないといけないワケで。
で、この作品のゲーム設定は果たしてグノーシスの目的達成のために必要なことだったのか?というのはどうしても考えてしまうワケで。
逆を言えばゲームの設定からグノーシスは何を目指してるのかを類推をしてくのが…普通の作品だったらそういう推理を立ててくのが面白いところなのに、この作品にはそういう関連が見られない、脈絡が無い。
「敵の目的を探って・挫く」のが物語の面白さの一因とするなら、これにはそれが無い(一応襲ってくる「敵」は居るけど、主人公達はそれを受動的に撃退するだけ)。
そもそも「ゲームで高成績の者には企業の幹部候補生として優遇」と言われたら、もしそれで就職したら「どんな業務が待ってるか」は想像しないか?
映画スターファイターみたいなことになっても困るじゃん?
キャラクター達がそこに疑問を抱かないのが非常に気持ち悪い。
この説明を受けても尚「ネトゲやったことないからどこがおかしいか分からないや」って言う人向けってことだろうか。

で、そんなゲーム設定のおかしな部分を無視したところで話は非常にツマラナイ。
どいつもこいつも6年前の小学校時代の恋心を引きずってて、中には殺して剥製にして額縁に入れて飾っておけば満足レベルのキチも。
そして最後まで見たところで“オレたたエンド”(オレたちの戦いはこれからだエンド)。
敵の目的すらよく分からないのでそれを挫くにしても何をすれば良いか不明なのでさもありなん。
アサヒの本体はどうなってる?アサヒの力を手に入れてどうするつもり?時間操作できるボス(?)の能力だけでは目的が果たせない?赤い宝石とは?ハルトの特異点とは?
他にもいろいろあった気がするけど言い出したらキリが無い。
普通に考えて、グノーシスだか運営だかに未来予知能力者でも居てアサヒの力を手に入れないと将来世界が大変なことになるってことで、覚醒促すために云々ってことだと思うのだが…だったら「説得すればいいじゃん」ってのはどうしても思ってしまう。

まぁ、その…「アサヒがそう望んだ」ってことにすれば何でも…ホントに何でも説明できてしまうので考えるだけ無駄か。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

販売不振に喘ぐス●ルの揶揄アニメではないが・・でも同じようにやらかした!?

作品概要
●原作:ライトノベル(小学館ガガガ文庫)

●原作者:田尾典丈

●アニメ制作
制作元請
Lerche(スタジオ雲雀)
{netabare}
【Lerche名義元請代表作品】
ダンガンロンパシリーズ
暗殺教室シリーズ
学校ぐらし!
魔法少女育成計画
キノの旅(2017)
ハクメイとミコチ


監督:仁昌寺義人
【代表作品】
・監督
マジでオタクなイングリッシュ!りぼんちゃんシリーズ
殺せんせーQ!(劇場版、web版)
・監督補佐、助監督
ようこそ実力至上主義の教室へ
天体戦士サンレッド2
暗殺教室シリーズ
・演出参加
瀬戸の花嫁
アマガミSSシリーズ
咲-Saki- 全国編
他多数

シリーズ構成・脚本
吉岡たかを
【シリーズ構成代表作】
エルフェンリート
ゼロの使い魔
セキレイ
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
四月は君の嘘
WORKING!!(2、3期)
WWW.WORKING!!
魔法少女育成計画
他多数

キャラクターデザイン、総作画監督
山本由美子(総作画監督は永田陽菜と共同)
【代表作品】
・作画監督
ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園
このはな綺譚

キャスト(略)
{/netabare}

レビュー開始
ヌヌ・・こ、これは・・?酷すぎる・・・!
『グラスリップ』や『迷家-マヨイガ-』の再来と言っても過言ではない。
ラルケの黒歴史作品確定だろう。
同じラルケ作品で2018夏期の『あそびあそばせ』が成功しているから相対的にもそうなる。
{netabare}巷では『SAO』や『あの花』に設定やストーリーが似ていると囁かれてもいるが、そんなパクリ云々のレベル以前に、伏線回収放棄の最悪の結末であったという点を強調したい。{/netabare}
つまり、二期がない前提としたら、視聴する価値がないに等しいということ。

さて、冒頭からきついことことを述べたが、本作には作品以上に煮え切らない疑問が制作上にもある。
シリーズ構成、脚本とも名作『エルフェンリート』、『ゼロの使い魔』や『四月は君の嘘』を手がけた大ベテラン吉岡氏であるが、なぜ、こんなことになってしまったのだろうか…?
監督の仁昌寺氏も監督経験こそ少ないものの、古くは『瀬戸の花嫁』から最近の『ゆゆゆ』に至るまで多くの作品に演出参加をしている中堅であり、このような素人丸出しの作品となった原因とも考え難い。

そうなると(1)そもそも原作や、コンテを表現しきれなかった制作クオリティが問題なのか(2)二期または2クール前提だったのか(3)製作委員会の都合としか考えられない。

(1)について
スタジオ雲雀(ラルケ)は個人的に評価している制作会社であるので多少のバイアスは御容赦を。
{netabare}さて、私は原作を読んではいないので作品そのものの評価は出来ないが、最初に記述したように、キャラ設定やストーリー展開をなぞると『あの花』のオマージュ作品であるのは否定できないだろうし、原作出版側がオフィシャルで「あの花オンライン」のタグをつけている時点で確信犯であろう。
また、ゲーム内での死と現実の死とリンクさせている点や、固有スキル(本作では「センス」)の設定は『SAO』を拝借している点も同様。
しかし、個人的な意見だが、異世界モノのように似たような世界観の作品が氾濫するなかで、ストーリーの根幹を異世界設定としたオマージュであっても、例えば、妹モノでもその世界観はテンプレ化された多くの作品が溢れているし、魔法少女とダークファンタジーの組み合わせはもはやテンプレと化している。
つまり、新たな世界観の構築は創作の飽和状態でもあるのは致し方ないとしても、既存テンプレを利用し設定を合体させたとして、面白い作品になるかならないかは制作の調理能力次第であり、駄作となればパクリなり劣化版の誹りは免れないリスクは当然生じ、制作ブランドにも瑕が付きかねない。{/netabare}
本作に限らず、世界観や設定を流用するのであれば、キャラやストーリーのオリジナリティをより強く打ち出す工夫が必要だろう。

多少話しが逸れます。
2016冬期の異世界モノ『このすば』と『灰と幻想のグリムガル』を比較すると分かり易い。
当時、放送前の評判は圧倒的に『灰と幻想のグリムガル』であり、『このすば』はほとんど話題にもなっていなかった。
ところが『このすば』はダークホースとして製作委員会や制作会社の期待を良い意味で裏切るほどの成功を収め、二期が制作された経緯がある。
ズバリ、多くの視聴者が異世界ジャンルでギャグアニメである『このすば』を正統ファンタジーである『灰と幻想のグリムガル』よりも支持したのである。
結果、『灰と幻想のグリムガル』に問題があったわけでもない、いや寧ろ真面目に作り込まれた良作と言える作品だが、アニメ作品では往々にあるであろう商業的には理不尽な結果となっている。
このサイトでのレビュアー様はご承知のとおり『このすば』のクオリティはけっして褒められたものではないが、作画が怪しくてもストーリーが視聴者の感性を擽り共感呼び欠点を補って余りある成功を収めることを可能とならしめた代表的な作品である。

昨今のトレンドから商業的な観点から考えれば、製作を企画する側は「RPG要素+異世界+ラブコメ+アクション+世界線(平行世界)SF設定」は成功の法則とも思えるのだろう。
他作品からの設定やストーリー流用にモラル的な課題はあっても、オマージュでもパクリでも下品でも読者、視聴者の共感や支持が得られ円盤、グッズ、放送ロイヤリティに結びつけば商業的には成功であり、それこそが製作委員会(出資者)の目的である。
そして、制作会社はその期待に応えなければならない責務を負う。
なんたって、30分一話制作で約2千万円前後の経費がかかるのだから綺麗事は言っていられないであろう。

製作委員会が本作のアニメ化を決定したのは上記の成功法則を(理論的に)満たしており、かつ、ラノベのアニメ化実績が多く、作画クオリティも十分に確保できるラルケに依頼したのは順当な判断だ。
実際、ラルケ作品のキャラデザはクオリティが高く、作監修正がしっかりとしているため序盤から最終回までの品質は本作でも確実に確保されているし、美術、エフェクト処理、3DCGも今期の他社制作作品と比較しても高レベルであり、声優の選定や演技にも大きな問題は見当たらない。

{netabare}なお、キャラを高評価としているのは、キャラデザのクオリティが高いことと、CVの演技に共感をした事が大きな要因。
「あさひ」のイメージが「めんま」に似ているとの意見も他所で散見されるが、原作イラストがそうなっているのだから、勝手に変更は出来ないのでは?
そこは割り切って評価をした。
しいていえば劇伴がチャチなことだが、作品に決定的なダメージを与えるような影響はない。{/netabare}

ここの結論として、原作は理論上の成功方程式を満たし、制作技術的な瑕疵もない。
つまり、原作や制作会社にはほとんど罪はないであろう。
寧ろ、内容に大きな瑕疵がある本作でも一定の評価が散見されるのは、ラルケの作画力の賜物ではないないかとも思う。

(2)二期について
冒頭でも触れた今期の同じラルケ作品である『あそびあそばせ』は高評価故にすでに二期制作告知がされている。(ただし本作は漫画原作だが、同一制作会社という意味で俎上)
一般的な傾向としてラノベ原作の作品はよほどの有名作品や自社レーベル京アニ方式を除き二期は一期の実績次第。
つまり、二期前提で制作されている作品は稀少であるし、考え難いのが現実である。
したがって、二期をやるやらないに関わらず、二期に繋げられるような曖昧な最終回となるのがお決まりのパターンだが、本作の場合は何故か二期または2クール前提でもあるかのような伏線の未回収で最終回となった。
{netabare}
その最終回も6連星の昴(スバル)を星団として観測すれば7個に見える、つまり7つ目は「エリシア」だと述べてタイトル「七星」の伏線回収と、「あさひ(旭姫)」のセンスである「未来視」の利用価値を実験していた「グノーシス」メンバーは現実世界で突然逮捕され「グノーシス」の謎に迫ることなく回収。
現実では死んでいる「あさひ」がなぜリユニオンに存在しているのかなど「あさひ」に関する謎や「エリシア」は何者なのといった物語設定の根幹に関する伏線は未回収である。
「あさひ」に関しては世界線が違う第8話の考察を深めれば推理が可能ではあるが、果たして、視聴者に考察を要求するだけのポテンシャルがある作品であるのか疑問だし、大多数の視聴者は「意味不明」でカタをつけるだろう。

なお、第8話は「あさひ」の能力と秘密に迫る重要な伏線回であるが、「未来視」と「平行世界」のようなチートな設定の回収はおそらくリユニオン上での「グノーシス」との決着がついてから「エリシア」の謎とともの伏線回収がされて、現実世界での闘いに移行していく構成ではなかったのだろうか?

他作品でも指摘をしたことがあるが、成功要素をごった煮にしても調理が拙ければ料理の体裁にはならない。

これだけ複雑な設定をして1クールで回収は余程神憑った演出でもしなければまず無理であり、仮にやり遂げたところで視聴者の「共感」はまた別モノである。
本気で1クール完結を考えていたのであれば、尺と素材の選定そのものが無理筋ではなかったのか?
視点を変えれば、本来は分割2クール前提で構成が練られていたのではないかとも推測出来る。

それを裏付けるように、最終回のドタバタ回収は本来(分割)2クールを予定していたところ、なんらかの外因(詳細は次へ)でそれが果たせなくなり、スケジュール上許容される範囲で監督や脚本が急遽予定変更のコンテやシナリオを入れた結果だとすればまだ合点がいく。
実際そうであれば、監督も脚本もベテランであるから可能とした被害軽減の神業であり、評価を改める必要もあるだろう。

ラブコメ軸は第9話で「さつき(咲月)」と「はると(陽翔)」の関係「あさひ」に対する「はると」と「たかのり(貴法)」の対立にも終止符と、順調に収束が図られると同時に「のぞみ(希)」の闇落ち伏線を張る順調な展開であったし、「のぞみ」の闇落ちと「たかのり」との恋愛成就は最終回で回収。
「さつき」は不憫だったが、この点でも、監督、脚本は物語の収束をハッピーエンドでまとめることに力点を置き、他の伏線回収を放棄または曖昧とした「選択と集中」の痕跡が見え隠れする。{/netabare}

結論として、原作ストックの有無に関係なく、最終回のまとめ方を考慮すると二期はないだろうと思うし、内情の事実関係が判然としない以上、現時点での本作の評価は12話でせざるを得ない。

(3)製作委員会の都合
これは何を意味しているか記述をしなくてもお察し頂けるかと。
本作の製作委員であるTBSのPがこともあろうに本作放送中に「未成年者誘拐」で逮捕された。
詳しくはニュースサイトでも閲覧して頂くとして、このPの立場からすると本作に多大な影響を与えていたことは報道からでも推測できる。
{netabare}蛇足だが逮捕されたのは私の地元で…。{/netabare}
弱冠30歳で製作委員会のPを任されているのだから相当のエリート(出身大学からしても…)であろうし、アニメ担当は本人の強い希望で報道からの配置転換とも聞く。
若手のエリートなら自らの作品愛と情熱で、通常よりも制作に深く関与をしていたとも思う。
もし、彼の仕事の熱量が事件によって裏目に出た場合、制作中止の判断が出ても不思議ではない。
本来、彼の逮捕と本作は何も関係はないが、なぜか報道では本作のPであることが大々的に報道されたこともあり、アニメに対し、世間では未だに勘違い偏見が横行していることも考え合わせれば、製作委員会としては厳しい判断をせざるを得ないであろう。

「(2)」で推測したように、分割2クールで作品が構成されていたと仮定し、後半クール中止となった場合、その時点で構成を練り直すか、既存の構成で1クールを終えるか相当議論になるだろう。
時間的な制約がある中での選択と、構成変更の結論を急いだ結果が、あのドタバタ最終回となったとも思う。
構成変更も本作は構成と脚本が吉岡氏の単独だから成し得た奇跡かもしれない。

やはり、本作を評価するにおいてはP逮捕と制作の影響の事実関係を把握しないと戦犯が何処にあるかは判然とはしないが、私の推測では分割2クール予定で後半クール打ち切り、結果構成変更という事態が生じたと思う。
逮捕が9月2日であり、そこから修正作業に入ったとしても、よく放送を落とさなかったと思うくらいの神対応ではなかろうか。


もし、製作の失態を制作会社が尻拭いをしたとなれば、制作に関わった方々の名誉はしっかりと回復をしなければなならない。
したがって、本作の評価は事実関係が明らかになった場合の評価変更を留保します。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 26
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

あの日あった出来事の真実を僕達はまだ知らない。

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
「あの花のメンバーがSAOをやってみましたとさ。めでたしメデタシ」、、、ってアニメですね(苦笑)

まあ、「似ている」ってだけでは、出来るだけ評価は下げないようにしているので。面白けりゃ、なんでも良い派っすけど(笑)

本作は、可もなく不可もなくって感じのストーリーでしたが、なんかこっから面白くなりそうな感じもあるので、とりあえず2期は観たいかな。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、アニメの感想を。

本作の設定として、「一人(アサヒ)だけ、ゲームオーバー即死」「自身のゲームオーバーはアサヒと2度と会えなくなる」という設定が、作品に緊張感を与えていたというところは良かったかと。あと、ネトゲ内のバトルは全然面白くないけど、リアルへの侵食とかは、興味深かった。

ただ、「仲間がゲームオーバーで実際に死んだ」というトラウマをもつスバルの面々が、他のプレーヤーを平気でゲームオーバーに追い込んでいたのは違和感があった。普通、「もし、(知らない人だとしても)本当に死んだらどうしよう?」と、怖くなると思うんだけど。

あと、(これは多分だけど)アニメ1期尺の中で、「スバル全員集合」までをやりたいがために、かなり原作を省いている感じがした。8話のあたりとかね。それから(しょうがないけど)、結局アサヒがどうなるかがわあまりに放り投げで。もう少し匂わしても良かった気がする。

ここから雑談。この作品、アニメと関係ない部分、というか設定が面白かった。

まず、ユニオンのシステム。「ゲームのシステムとして死ぬ」ってのは新しいかな。そういうネトゲあったらハードで良いなと。再ログイン不可はやり過ぎとしても、バトルの途中離脱不可にして、死亡ペナルティーは、パラメーター初期化&全アイテム・所持金の廃棄とかならなんとか。スリルはメッチャあるゲームになるな(笑) パラメーター初期化になっても、経験や技術、知識は残るわけで。「ガンガンプレイしてゲームオーバーを繰り返す派」と「コツコツ地味に安全にプレーしてレベル上げていく派」に分かれそう。

ただ、「ログインするにはセンスが必要」「リアルのセンスにキャラの強弱が大きく左右される」ってのは、ゲームとしてクソ過ぎるけど(苦笑)

あと、「人材をネトゲの成績で採用する」ってのも面白い。もしリアルでも、ログイン時間と課金を制限し、ネトゲの世界で活躍した人材を実際に採用するというのは、企業側にとっても面白いかもね。私は、ネトゲをするのも所詮は人間だから、能力は反映されると思うんだよな、コミュ力以外は(笑)

トータル、そこそこのアニメだったなとw
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
ネトゲの世界に飛び込んでみました&主人公最強系。もはや一大ジャンルだな。ただ、「ゲームのシステムとして死ぬ」ってのは、新しいかな。そこをどう生かすのかな? そういうネトゲあったらハードだよな。再ログイン不可はやり過ぎとしても、バトルの途中離脱不可、死亡ペナルティーは、パラメーター初期化&全アイテム・所持金の廃棄とか。スリルはメッチャあるゲームになるな(笑) まあ、そういう展開だよな。おっと、リアルの死か。ちょっと重すぎないか? 上手く扱いきれるか? この展開は、上手くいけば高評価だけど、雑に扱うと☆1にするよ?

なるほど、システムとしては面白いかも。完全無課金、ログイン時間を制限し、ネトゲの世界で活躍した人材を実際に採用するというのは、企業側にとっても面白いかも。ただ、この「センス」ってのは、意味分からんな。まあ、この再会は分かりやすかったけど、最終回でリアル復活でもすんのか?

2話目
主人公には成長要素を、仲間はチートで主人公最強要素を、って感じかな。いや、ゲームオーバーでリアル死を経験したわりに、躊躇なく他のプレイヤーをゲームオーバーさせる(殺す)ってのは、どうだろう? 怖くないのかな(もしリアルでも死んだらどうしようって)? あれで一気に安っぽくなったな。

3話目
ラブコメしてるな~。結局、チート復活か。

4話目
リアルとの重心の置き所がね。アサヒが生きているか分からんのに、タカノリは準備を進めてきた? これ、タカノリがなんらかの事情を知っていなければ、痛恨のミスじゃ?

5話目
バトルになると、主人公チームはチート依存だから、このアニメの魅力が落ちるね。未来予知を圧倒的な火力で打ち破るのは定番だが、見えるなら、先に精霊使いから倒せよと。

6話目
サービス回? チートが更なるチートになるストーリー。

7話目
アサヒ、なんらかの事情で肉体が残っている? 死がブラフか、クローンで培養とか、そういうノリか?

8話目
つまり、アサヒは、ハルトが6年間昏睡するより、自身の死を(無意識だとしても)選んだわけか。アルビダがクライヴなのは良いとして、まだスバルを仲間だと思っていて、じゃあなぜこのタイミングまで正体を明かさなかったのかがわからんな。アニメで全員集合までを描きたいがために、原作省いてます感が凄いな。

9話目
ここでサツキをフルってことは、アサヒのリアル復活が濃厚だな。合気道の達人か? タカノリとサツキがくっつくのは、なんか違う気がするんだよな~。

10話目
なんだそのTシャツ? 闇落ち。あの程度で(笑) リアルへの侵食? 脳波に干渉しているのかな。

11話目
仲間のパラメーター異常くらい、魔法かなんかで調べられないのかな? アイコン出るとか。痴話喧嘩なら、リアルでやれば?

12話目
チートが更にチートになる話。結局、アサヒの謎は謎のままか。2期、少し気になるな。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 26
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