キスシーンでブラコンなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのキスシーンでブラコンな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月07日の時点で一番のキスシーンでブラコンなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

82.7 1 キスシーンでブラコンなアニメランキング1位
グリザイアの果実(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1856)
11089人が棚に入れました
──その学園は、少女達の果樹園だった。
外敵から隔離された学園にやってきたのは、生きる目的をなくした一人の少年。
守るべき物を見失い、後悔と贖罪のみに費やされる人生の中で、
その少年に残されたのは首に繋がれた太い鎖と、野良犬にも劣る安い命。
そして少年は、その学園で少女達と出会い、新たな希望を見つけ出す。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、田中涼子、田口宏子、水橋かおり、たみやすともえ、清水愛、やなせなつみ、鳴海エリカ
ネタバレ

北山カオル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

待ってましたぁ!

原作プレイしてる時からずっとアニメ化しないかなぁと待っていた作品でした。
恋愛ゲームの中でも特に好きな作品なので期待大です(≧ω≦)
どう構成していくのか分かりませんが、アマガミやフォトカノみたいに全ルート観てみたいとは思うけど特に幸ルートか由美子ルートを観てみたいです。
あと天音ルートも。
個人的な注目する点は蒔菜と幸のコンビの絡みが楽しみです(*`・ω・)ゞ
前半の雄二の濃いキャラと周りのヒロインの掛け合い、後半のグリカジ独特のシリアスな展開どれも他にはない感じです。

このストーリーの主題は罪と贖罪です
主人公の通う学園、美浜学園は生徒が主人公風見雄二を含め6人。
しかも、 そこに 通う生徒は共通して過去に決して許されることのない罪を犯しているという何とも不思議な学園。
例えば生き残ってしまった罪
逆らった罪
生まれてきた罪など…
そんな所に雄二たっての願い「普通の高校生活を送りたい」という願いを学園長の橘千鶴が聞き入れて通うことになる。
ここまで見ると鬱要素満載そうですが序盤はギャグ要素多めだし、ヒロインとのハッビーエンドはどれも感動です。

1話感想
{netabare} 一話目から結構な伏線が色々あり、後がとても楽しみ。
雄二役の櫻井さんはとても難しいキャラをイメージとぴったりに演じてくてたので安心して観れました。
BGMは原作と同じだったので違和感なく観れた。
蒔菜の舌っ足らずな喋り方やみちるのツンデレ?は原作のまま再現されてたので満足です。あと雄二の肉体美が観れてよかったw
2話目 スクールキラー由美子楽しみです!
{/netabare}

2話感想

{netabare} 2話目は主に榊由美子、で入巣蒔菜のさわり程度にックアップしたお話でした。
雄二と由美子とのカッター対決が動きありで観れたのは良かったですそして何よりも掃除屋さんの上司JB、ジュリア春寺の登場でした。
意味深な発言の事故死w
少ししか出ていませんけどあのパツキンは印象が大きかったのでは?
後は、ヒロインの転校シーンですかね。
バイクに乗り華麗に登場の天音ぇ、高級車で登場のチルチル、どでかいトラックで登場の蒔菜、最後に何故かチャリ登校のさっちんw
色々と個性的な登校の、仕方で面白かったです。
特に幸の発言は最高でした。初見のひとに舐めろって流石さっちんw
最後は由美子と雄二の和解?みたいなシーンでしたけどカッターは引き出しに閉まったし様子見なんでしょうかね。
3話甘い食生活に続きます! {/netabare}

3話感想
{netabare}
今回のストーリーはちょっとえっちなお姉さんことな天音が主役です。
見事なキーピック裁きでユージの部屋へ侵入し身悶える淫乱ビッチ。
エクストリームスポーツ?で足をくじき
ユージに保健室へ連れてかれ突然の告白をするも流され、何だかんだでお姉さんとしてユージの世話をする事に。
注目する点としては由美子がちょっと語った過去の天音。曰く交通事故が原因だとか……(1話参照)
にしても、幸のもの凄い勘違いっぷりとモノすっごい正直っぷり、みちるの空回りっぷり、蒔菜の何かすごいキャラがやっと観れた!
蒔菜とユージの合唱、すお~あ~まね~はいんらんだ~……good for you!
good for me!
この歌は名曲ですね!あとはヤブイヌでのそれほすぃー!
みちるではついに登場!ねこにゃー!
アルファ、ブラボー、そしてチャーリー!
見事に撃沈!どうやらねこにゃーにはかなわないようですね。
サメさんポーチではあのみちるがユージを救いましたね
幸に関しては飲み物、サメさんポーチでメイドの本領発揮でした。
一番美味しい=搾りたて
ヤブイヌポーチ=20分
これに関してはさすがのユージも驚きでしたね。
あと、幸の大好物であるサメさんが出てきました。
ユージは急に凄い喋りましたね。ポーチの所でなんて
「睡眠の重要性!睡眠の重要性!」
あの魂の叫びはゲームでは味わえない凄さ……
そして、今回一番の目玉。出ました師匠こと麻子さん!
きっと思い出の詰まったどっかの家の椅子に座って、顔はよく見えませんでしたが青髪と口元は見えましたね。どこか懐かしい目をしていたユージ。
一体師匠とは……
4話銀の弾丸で狙う場所です {/netabare}

4話感想
{netabare} 今回は偽ツンデレチルチルこと松嶋みちるです。
高台でにゃんメルと戯れるみちる。
「人って死んだらどうなるの?」
と突然問いただすみちる。
学園では宇宙人と交信したり、ビタミンCを摂取しいつか雄二より頭が良くなると誓ったり、由美子に喧嘩売ったり……
突然体調崩すかと思ったら、
好きな場所と言っていた高台でにゃんメルを撫でるみちる。
雄二が話しかけると
「あぁ、ユージくん」
と呼び方が変わっていて、
「どのみちるだっていいじゃない」
と自分はまるで違うみちると言い張る彼女。
しかも、
「ねぇねぇ、キスってどんなの?」
と軽い会話からのキス。
それに応じる雄二www
再び学園みちるに問いただすも覚えていないようで。
寮で謎のお菓子?を食すみちる。あれは一体?
みちるお得意のビタミンC?(違いますので悪しからず)
そして、何と言っても突然のにゃんメルの最期。
自分の行動が原因だと考え必死に探すみちる。
「野良猫、じゃないよ。にゃんメルだよ」
と真面目な顔で反論をするみちる。
にゃんメルを見つけるも最悪の形で再開。
あの時の悲痛の声は悲しかったですね。
どれだけにゃんメルを大事にしていたかが分かるシーンです。
しかも、ゲームですと午後くらいだけど、アニメだと夕方なのでより切なくなりました。
タクシーを止め病院へ向かうも間に合わず。
「あたしのせいでこんなことになって……」
あの泣きながらビスケットをあげるシーンは印象的でした。
このシーンは何度見ても悲しいですね。
この切なさ、悲しさがグリカジの醍醐味でしょうかね。
個人の意見ですが。
ストーリーに関係無い所では
遂に!少し登場ですマグロマン!蒔菜大ファンのマグロマン!
遂に由美子に弱点!怖い話、まぁドッキリ系ですね。
余談ですがにゃんメル、名前の由来としてはみちるの猫にゃー、雄二のロンメルでにゃんメルです。
ちなみにロンメルは確かロンメル将軍から来てるとか。(この話はストーリーに一切影響ないので大丈夫です)
次回はVOX IN BOXです
{/netabare}

5話感想
{netabare} さぁ、何と急展開!
エチゾラムを大量摂取し倒れた次の日には、いつものみちるではない!?
しかも、二度と現れないともう一人のみちるはと言った。
何かを失う恐ろしさから逃れるためにみちるは死を望むが、
雄二に用意された箱(殻)の中で生きること、前を向いていく決意をする。
雄二に告白……しなかった。
そして、もう一人のみちるのために故郷であるアメリカに渡り母親と再開。
何だかんだで共存する事になったみちるとみちる。
んー、何だか今回は随分と急ぎ過ぎな展開かなぁ。
過去の話はあっという間だったし、もう一人のみちるの話もなかったし……。
箱の中での話とかもサラッと終わったし。
ここは二部構成の方が良かった気がするなぁ。
みちるの過去と親友との日々、最後何故親友が自殺することになったか。
そして、美浜学園に転校することになった経緯がないじゃないか!
もう一人のみちるとその母親の会話が泣けるのにそれを省くなんてなってこった!
しかも、このもう一人のみちるの過去が本当に切なくて泣けるのに省くなんてなってこった!
夢の中で、学校の屋上で親友と決別して出ていく時のにゃんメルは感動したね。
前を向いていくって感じが出ててよかった!
あと黒髪みちるが観てれたからいっか。
グリカジだとまだ出てこなかったからね。
というわけでみちる編完結です。
話では断片的にしかやっておらず最後のくだりは駆け足で感動できるシーンが結構省かれてしまってましたが、無事完結です!
次回はレーゾン・デートルです。
{/netabare}


6話感想
{netabare} 今回は美浜の常識人、クーデレ由美ちゃんです。
やったぁー!由美子ルート楽しみにしてましたぁ!
何と由美子のとっつぁん、東浜グループのボス榊道昭登場!
裏で何か企む道昭とJB。
何故掃除屋さんが東浜の社長と……?
そして、掃除屋の仕事で由美子の護衛。
果たして雄二の本当の仕事とは?
護衛として、サクッと悪党さんを倒した雄二。
つっよーい!
そして、由美子の過去。
トレードマークのカッターが出て来ましたね。
カッターを持つ由来は出て来なかったけど。
若干みちると似通った箇所がありますね。
みちるの両親は出来ると信じてましたが。
由美子の両親は信じる以前に、望まれなかった。
その点が大きいですね。
それはさておき、今回はオリジナルルートですね。
拳銃、手榴弾。
さすが、伊達にネットサーフィンしてるだけあります。
サラッと横で解説してる幸。
しかも、トドメの自殺。
まぁ、生きてる事ぐらいは原作をやりこんだ人としては分かりましたけど。
ちょっとヒヤッとしましたw
しっかり、墓までつくり道昭さん騙したし。
雄二はスナイパーで社長銃撃つし。
掃除屋さんってスナイパーいる?シールドいる?チョッキいる?
「死体用意するの苦労したんだから~」
えっ!?死体用意って何?
ねぇ、アサヒクリーンさんどうなの?
…………
感想としては、
何だかサラッと由美子ルート終わったなぁ。
護衛の戦闘シーンも一回だし、
由美子ルートが最も格闘戦が多いとこなんだからそこを生かさないと。
雄二のストーカー疑惑の件もないし、
何か道昭がいい奴的な感じで終わったし。
お母さんも悪い感じで終わったし。
過去編が雑な作りになってるし。
由美子ルートはしっかり作って欲しかった!
ほんとに!
てか、アニメで由美子END見てみたい思った。
あの遊園地のシーンを観てかんどうしたかった。
一番感動できるから。
あと雄二のスナイパーシーンは興奮した!
一瞬だけど観れたからまんぞく!
次回は幸せの手紙です。
来ました!サッチン!
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 20
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

いろいろと惜しかった

◇簡単にまとめると

普通の学校に通いたいと望む少年が過去に大きなトラウマを抱える少女との学園もの。


◇物語構成

物語は3話までは恋愛シミュレーションゲームでいう共通ルートでラブコメ。4話以降は個別ルートになっていて、基本はヒロイン達の過去のトラウマの解決となってます。(ちなみに、みちる→由美子→幸→蒔菜→天音の順です。)
ヒロイン達の過去は全てが悲劇となっていて、中にはなかなかエグイ内容の物も。この悲劇のおかげでラストの感動が増すのですが、エグさに抵抗のある人には厳しいかも知れません。


◇ シリアスが多い分、ギャグが光る!

私がこの作品で最も気に入った所は、合間合間にある裕二とヒロイン達との掛け合いですね。無表情キャラの裕二からでる、いろいろと際どいセリフや心の声が面白くて笑ってしまいました。


◇エロゲ原作としてこれはしょうがないのかな?

私がこの作品でマイナスに感じた部分は、物語進行の早さです。尺の都合上仕方が無いのかもしれませんが、尺が短いため個別ルートでの展開が早く、少々おいてけぼりにされた感が否めません。その為、あまり感動できず、「可哀想」といった印象しか残りませんでした。


◇エロゲーの魅力はやはりヒロイン!

当たり前と言えば当たり前ですが、ヒロインはみんな可愛いです。ちなみに、私は定番ですが天音がイチオシです(笑)
少し絵は変わっていると感じましたが、数話見れば慣れました。18禁エロゲ原作ということで、一部Hな描写やグロ描写が含まれてます。Hな描写は裕二のフォロー(?)で見ていられましたが、グロはそのままグロでしたw苦手な人は要注意!


◇綺麗な音楽

物語の内容とは裏腹に、OP・EDは思った以上にどちらも綺麗な曲で良かったです。特に、EDの方は画像の影響とマッチしていて、とても良かったです!!


↓↓各話の感想↓↓

{netabare}1話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}普通の高校に転校!

みんな、何だか危ない人っぽい。
エロゲ原作だからパンチラとかは仕方が無いかもだけど、僕的には微妙…{/netabare}

2話の感想 ★★★ 3.0
{netabare}学園生活

ダークな物語の予感がするけど、音楽は明るくていい感じ。
ゆうじはみんなと仲良くなっていくのだろうか?{/netabare}

3話の感想 ★★★★☆ 4.5
{netabare}学園生活ぱーと2

普通のラブコメだ~o(^o^)o
最初の「ただのHなお姉さん」ってところは吹いてしまったよww
今回はめっちゃ面白かった!{/netabare}

4話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}二重人格なのか!?

エロゲというだけあって、展開早いな。
もう、接吻とは… ゆーじ、恐ろしい子!!{/netabare}

5話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}みちるが前を向く

エロゲで言えば、これがみちるルートなのかな?
内容はいいんだけど、分からないところがあったり、演出だったりが原因で感動は出来なかった。
あと一歩!、って感じた。{/netabare}

6話の感想 ★★★★☆ 4.5
{netabare}由美子ルート!

騙された~!!本当に死んだと思った!
今回は感動できた。
お父さんは自業自得だけど、かわいそうだな…{/netabare}

7話の感想 ★★★★☆ 4.5
{netabare}幸ルート

両親が目の前でトラックに引かれるとか、トラウマ確定やな(;´Д`)
幸には幸せになって欲しいな~{/netabare}

8話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}蒔菜ルート!

今回はバトルに成りそう!楽しみだ!
この作品って、本当に謎が多い、多過ぎるよ。{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}蒔菜ルート パート2

蒔菜のお母さん、すんごい美人やな~
けど、腹黒過ぎっ!!
綺麗な人には要注意やな!
ゆーじは最後は暗殺者の目をしててカッコよかった٩(´✪ω✪`)۶{/netabare}

10話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}バス遭難!

重そうな話が始まったな~
この作品は基本、みんな不幸になるんだな~{/netabare}

11話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}サバイバル…

本当に過酷なサバイバルだ…
虫を食べ、犬を解体し食べる…
本当にこんな事になっちゃったら、生きて行ける自信ないな…{/netabare}

12話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}鬼…

一姫って、すごくいい奴やな(╥ω╥`)
どうすればあんなに強くなれるのだろうか?
あと、何となく地下にいる天才の囚人ってのが一姫なんじゃないか~と思う。{/netabare}

13(最終)話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}復讐者現る

このおっさん、めっちゃこえぇぇぇ!
背筋がぞわっとした!
無理やり終わらせた感が強いですね。{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 29
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

面白くないとは言いませんが、ちと雑だと思う。

観終わりました。
 絵も綺麗だと思うし出て来る子もかわいい。榊さんが某蕩れキャラになんとなく似てるのも私的には嬉しかったw
天音もお姉さん設定というのはツボでした。
エロ要素も有りますが、正直無くても勝負できる内容には出来たと思いますね。もっと丁寧に人を掘り下げてたら、もっと気に入ってたかも。
話の軸となる部分も嫌いじゃないです。元は人気エロゲの様ですが、使いでの良い設定の主人公ですから話の拡げようも如何様にでもなるでしょうね。
個人的にはこの手のアニメあまり見てない私ですら食傷気味な設定が伺えますが。

 個人的には銃の描写がイマイチなのが気になります。別に話の筋には影響無いけど、この作品は話の転換の重要点に武器が絡む。主人公の大事な商売道具でも有る訳だし。
たまに出て来る程度だからこそキチンと書いとくべきだと思うんですよね。そこがおざなりの作品って薄っぺらく感じるというか説得力に欠ける。
由美子の手からグリップはみ出すバカでかいPPKって何だよって話です。
ペットボトルが妙にデカかったりとか、小道具の説得力は二の次って感じのアニメ多い気がします。

んで此処からがこの作品に対する私の不満点です。
{netabare}
10~12話が天音と雄二の姉が巻き込まれた山中の遭難事故とその顛末ですが、ここで食人の話が出て来る。
本来、倫理的に扱いが大変難しい内容です。
食べるものが無くて生きる為に死体に手を付けねばならない過酷な状況って、古今様々な分野で題材になってきた難しい話ですよね。
アンデスの聖餐、ひかりごけ、ゆきゆきて神軍。そして私としては一番感銘を受けた戦争文学「野火」。他にも色々あるでしょう。
このアニメでは、その行為に至った顧問や部長達を鬼と化した人でなしとして醜く表現してます。ここに至るプロセスが短絡的過ぎて嫌です。

一姫は頭が切れるから鹿肉と聞いた時点で気づいてますね。生還した後に後悔したくないと言ってるので。
ここで既に顧問達が正気を失って襲って来るとかの危機的状況の表現があるなら別に私も受け入れたんですが。

そして日が暮れてから天音に逃げようと誘う。
自分達だけ?と戸惑う天音に一姫は「鬼は連れていけない」と告げます。

ここが私見ですがマズイと思う。この作品は死体を食べてしまったという点のみを判断基準として鬼と断罪してるのと同義だと思いますが如何ですか?
私には顧問達を鬼とする場面は無かったように思います。

 極限に追い込まれた状況で、生きる為に死体を食べざるを得なかったという事象は現実に存在し、その是非は簡単に答えられる類の話では無い。
日本にも戦後そのことを悔い続けて黙して語らなかった帰還兵の方がいらっしゃる。先述のアンデス山脈でのチリ機墜落の被害者の方々のような存在もある。究極の選択の上、食べて生還することを望んだ彼らは皆鬼なんですか?

だからこのシチュエーションを物語の劇的シチュエーションに使うのならば相応の配慮、もしくは顧問達が「明確に鬼となった」状況からの脱出にして欲しかったと思います。

知らずしてその行為に運良く加担せずに済んだ天音も、事後に社会の好奇の視線に苦しめられる。そこはいいです。現実に生き残った方々の苦しみでもあったし、事実理不尽に苦しめられてるわけですから。それを食っても食わなくても責めるのは残酷であるという事の表現としてあって然るべきシーンと思います。

どうも、この作品の作り手側の死生観とか倫理が大変薄っぺらに思えちゃうんですよね。
もし今後の展開で、実は一姫が悪魔的利己主義者であり天音を扇動する為に顧問達を鬼として扱い状況を利用したという事ならば見方も変わるでしょうが。
ただ、個人的な感想としてはちと扱う題材に対して無神経過ぎやしないかと思ってます。
{/netabare}


まぁそういう話は兎も角という事であれば、そこそこ面白い作品だったと思います。

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7話まで視聴
ちと演出雑じゃねぇですかね。泣かせ要素は十二分にあるのに。
セリフの言葉選びもちと不満。
13話で予定内容終わらせるのに詰め込み過ぎだったんでしょうか。
なんか勿体ない。

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なんか評価が徐々に上がってきてるので、試しに見てるのですが正直苦手な感じw
終盤が面白い様なので頑張って見てみるつもり。
でも、ぶっちゃけた話あにこれ上の評価と私の好みって噛み合ってないので不安です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

68.5 2 キスシーンでブラコンなアニメランキング2位
kiss×sis キスシス(OAD)

2008年12月22日
★★★★☆ 3.6 (582)
3917人が棚に入れました
住之江圭太は中学3年生の受験生。血のつながらない双子の義姉たちは本人が嫌がっているのに圭太を積極的に誘惑してくる。
両親もどちらかと結婚するのを望んでいたり、周りはやっかんだりと振り回される毎日を送っている。

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

象さんが好きです

サムネに釣られてこんにちは。
自分はレビュアー巡りをよくやるんですがそこで電撃が走ったのが本作のサムネであります。
えぇ視聴しましたとも。当然ですよね。それが運命なのだから。
何故このサムネに魅かれたかについては後ほど。

住之江圭太は中学3年生の受験生。血のつながらない双子の義姉たちは本人が嫌がっているのに圭太を積極的に誘惑してくる。
両親もどちらかと結婚するのを望んでいたり以下略 (あらすじ引用)

という物語。
多分地上波でやってたシリーズのエロ強化版ですね。

いやぁエロイ。エロイです。清々しいまでにエロイです。
怒涛のエロラッシュに少々のエロでは動じなくなっている自分に驚く。
最も所謂本番行為は一切無くレーズンさえも描写されてはいません。多分?見たのが大分前なんで記憶が多少怪しいけど。
確かにエロイが自分が見るぶんにはまだ爽やかなエロスだと思うのです。
多分あれでしょう。全体的にコメディ色が強い上にこの手の作品だと普通不自然に消失してる親が存在していてしかもぶっ飛んでるキャラ設定なので血の繋がりが無いとは言え姉弟とのエロに背徳感など微塵もないのが原因かと。
どこまでも明るいです。これなら例え家族で見ても全然おk。

そしてここがミソなのですが、主人公の名前が圭太。作中では頻繁にケイちゃんと呼ばれてます。無論エロスの時も。
そしてなんということでしょう。自分も圭太ではないけどケイちゃんなのです。
なんという偶然の一致。これはおそらく神からの贈り物。Gift。
瞼を閉じればほら。あたかも自分が呼ばれてるような錯覚。夢心地。画面見えませんけど。
これには全国のケイちゃん歓喜でしょう。

んで何故サムネに魅かれたかなのだけど分かります?足ですよ足。足フェチなんで(美少女に限る)それとあくまでも自然に見えるパンツ。
この組み合わせはまさに国宝。(美少女に限る)

自分は露骨すぎるエロにはどうにも触手がいや食指が動かない性質なのでスッ裸より下着着用のがそそるんです。
羞恥心のないエロより恥じらいのあるエロのが萌えるんです。
だからそういう意味でもまだギリギリのところで恥じらいのある本作のエロは自分的には十分ありなんです。
て言うかそのへんの下手なエロアニメより全然行けるような気がする。人によっては実用性も十分あるかと。

纏めるとエロばかり書いた気もするけどコメディ部分も軽快で意外と見れます。ただし9割がたエロ絡みですが。
ハーレムエロコメディを求める人。純粋にエロを求める人。どちらにも割りとお勧めの1品です。どうですか?社長。

今回は女性とお子様に見られる可能性のあることについて全く考慮してません。今更ですが気を悪くしたならさーせんです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 26

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

非18禁の限界に挑戦するエロ。直接描写など必要のない巧みな技

漫画原作。
同タイトルのTVアニメ版がありますが、こちらはそれに先行して作成されていたOADです。
設定やキャラは同じですがTVの番外編や続編的な扱いではなく、あくまでOADとして淡々とシリーズ化されています。
TV版もかなり限界に近いところまで行ってましたが、本作は公共の目には触れないという事で、さらに高みにまで至っています^^


私の知る限り、18禁以外では最もエロいといえるアニメです。
・生殖行為をしない
・乳首や性器を描かない
この2点を遵守して成人向けのカテゴリから外していますが、逆に言えばその2点を除く全てのエロい事を実践しています。
むしろ陳腐な18禁作品など及びもつかないぐらいのハイレベルなエロスが盛り沢山。
普通なら性的関係を結んだその先にある段階のプレイを、弟を相手に高校生の姉妹たちが行うアニメです。

倒錯してるとか、エロコメのバカバカしさとか、そんな事などどーでも良くなる直接的なエロ。
直球ど真ん中の剛速球で小細工なし、正攻法でただただ劣情を煽りまくります。
もうね、清々しいぐらいにエロいですw
こりゃTVではとても放映できるわけはないし、一般の人が目にするようなところに置けないのも納得(^_^)b
多彩な性技と趣味嗜好の需要を満たす、明るくおバカな最高峰のエロアニメ。
そう断言してもいいと思います。
肝心なところが隠れてても、エロいものはエロい!

大事なのでもう一回言いますね。
本番行為はしていません。
乳首も局部も描いていないのでモザイクなし。
でも、それだけです。それ以外の性的な事は遠慮なく何でもやっていますです、ハイ。


アニメ制作に関してはTV版と同様のスタッフですが、先だって制作されていた事もあり、初期の頃は低予算な事情が垣間見えます。(エロが強烈でそんな事はあまり気になりませんが)
ほぼデビューに近い時期に主役抜擢された竹達さん巽さんが歌うOP主題歌の調子外れっぷりが、なかなか味わい深いです。
ですが、長年にかけてシリーズ化されている強み。回が重なるごとに質も向上しているし、エロさの幅も広がって成長してるんですよね。
これを成長と表現していいかどうかはアレですがw


OADという特殊な形態。
それを最大限に利用してエロスの限界まで近づけた意欲作。
スケベを自負する方々には一度は是非ご覧になって頂きたい作品です。

完結はしていないので、まだ続くんだろうなぁ、このシリーズ(^-^;)



【エロ成分】
パンツ  :☆☆☆☆
おっぱい :☆☆
裸    :☆☆☆☆
性行為  :☆☆☆☆
マニアック:☆☆☆☆
エロス総評:☆☆☆☆☆

投稿 : 2024/05/04
♥ : 26

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

お願いだから乙女は見ないで下さい。

最初に一言
良い子と乙女は見ちゃいけません。
乙女が汚れて欲しくない。穢れて欲しくない。

あなたは18歳未満ですか?
はい いいえ
はいの方はすみやかにお帰り下さい。

あなたは乙女ですか?
はい いいえ
はいの方はすみやかにお帰り下さい。


ストーリー?エロです。規制限界のエロです。
キャラ?りこねぇとあこねぇと先生とその妹と友達とエロなんです。
声優?エロいです。
音楽?エロいんです。
作画?見せ方が非常にうまいエロエロです。

総合評価はエロエロぺろりんちょです。

こうかはばつぐんだ!!!!!!!!
まるで破壊光線の如く強烈です。

本当に超絶エロいです。
OVAはもうそれはそれはとんでもない事になるんです!

ガチなんです。
ガッチガチなんです。
本当に気づいたらビンビンだったんです。
本当に禁断のアニメです。
これ見たらもうエロアニメに覚醒間違いないです。
超絶ヤバイです。
完全におかずになります。
もうエロアニメ最高峰です。

是非とも18禁バージョンのも作って頂きたいです。
AVより18禁よりエロすぎて余裕で抜けます。
もう抜きすぎて枯れ果てそうです。
これを見た人は最後まで抜かずにいられるのだろうか…?
とてもじゃないけど我慢出来ません。
無理です。
無理なんです。
我慢なんて出来ないんです。
リミッターが外れちゃうんです。
もうとにかくぶっ飛んじゃうんです。


早く続きが見たいです。もっと沢山OVA出して下さい。


良い子の諸君は見ちゃいけないよ!
絶対見ちゃいけないからね!
おじさんとの約束だよ!
絶対だからね!
駄目だよ!
ね!


くそおおおおおおおおおおおおおおおおお
今の時代の子供たちは羨ましいいいいいい
これがあの頃あったらもうそれはそれはとんでも無い事になっていたに違いない。

最後にもう一度
乙女は見ちゃいけません。
ぶっちゃけ男はオールオッケー!
エロアニメってほんっとうに良いものですね!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15

68.3 3 キスシーンでブラコンなアニメランキング3位
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (572)
3422人が棚に入れました
とある夜、バスルームに飛び込んできたマジカルルビーの、軽妙かつ巧妙なトークに騙されて、魔法少女になってしまったイリヤ。ルビーの元の持ち主である凛に言われるがままに“クラスカード”を回収することに。
ライバル(?)であるもうひとりの魔法少女・美遊とともに、傷つき、すれ違いながらも、ハードなバトルを戦い抜いてどうにか7枚のクラスカードを回収。イリヤたちは平穏な日常に戻ることができた。
そして――。
回収任務が終わってから数週間後、凛たちから新たな任務を命じられるイリヤと美遊。地脈に魔力を流し込んで安定させるだけという簡単な任務のはずだったのだが、なにが悪かったのかトラブルが発生!
それが新たな物語の始まりだった――。

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!』のタイトルで2015年夏に放送予定。

『みんなのくじ Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』 2015年春発売! 11月下旬より制服姿のイリヤプライズも登場
はずれなしのキャラクターくじ「みんなのくじ」の最新作として『みんなのくじ Fate/kaleid liner(フェイト カレイドライナー) プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』が2015年春に、ホビーショップおよび書店などにて発売決定! また、同作品のアミューズメント施設用景品(プライズ)も、2014年11月下旬より展開予定。

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』は人気ゲーム『Fate/stay night(フェイト ステイナイト)』のスピンオフマンガが原作のアニメーション。「みんなのくじ」ではB賞として主人公・イリヤの録りおろしボイス付きぬいぐるみをご用意、その他にもキャラクターの魅力を引き出すオリジナルグッズを鋭意開発中となっている。

また、11月から全国のアミューズメント施設でイリヤのプライズも登場。
<プライズ新商品情報>
スケールフィギュアではめずらしい制服姿のイリヤと美遊がプライズとして登場! 11 月展開のイリヤに同梱のボーナスパーツを使用すると、12 月展開の美遊と手をつないだポーズになる。

2014年7月スタートのテレビアニメ『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』が、9月10日放送の第10話で最終話を迎えた。『Fate/stay night』の世界観を原案に、魔法少女となったイリヤの活躍を作品だ。
7月のアニメシーンを盛り上げた作品だが、その番組のラストで大きな発表がされた。続編『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!』が製作され、2015年にオンエアされるという。

続編のタイトルにある「ヘルツ」はドイツ語で心臓、心、ハートを意味する。イリヤたちが今度はどのような活躍を見せるのか。ファンの期待が膨らむ告知となった。
一方で、第1シーズン『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』はテレビ放送は終了したが展開は続く。まず9月26日にBlu-ray、DVD第1巻のリリースを控えている。映像特典として完全新作ショートアニメ「ファーストブラ イリヤ編」を収録しているのが目玉だ。
「ファーストブラ イリヤ編」は原作者のひろやまひろしさんがシナリオを完全監修し、初めてのブラジャーを巡るイリヤとクロのエピソードが展開される。新作アニメは今後毎巻収録されるため、続巻の内容にも注目していきたい。

『月刊コンプエース』2007年11月号から連載開始。TYPE-MOONのビジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』からのスピンアウト漫画作品である。基本的な設定は原作に準じているが、『Character material』に掲載された『アインツさん家のイリヤさん。』の要素も見られ、魔術理論や主人公たちの個人史などに関してはひろやまによる独自設定の色が濃く、『ツヴァイ』第4巻あとがきでは「(本作の設定は)原作にはフィードバックされない」ので「(原作との設定の相違に関しては)絶対にツッこむな」と述べられている。

第1話の雑誌掲載時には原作者である武内崇や奈須きのこからコメントが寄せられ、ひろやまが2006年に発売された同人誌『少年フェイト』に寄稿した『ハッピーガンド』を連載する予定だったことや、この漫画は「イリヤルートのヘンな進化形」であることなどが語られている。

『月刊コンプエース』2009年1月号で連載は終了し、単行本第2巻(最終巻)収録のエピローグで物語は完結した。しかし、連載終了後に発刊された『TYPE-MOONエース』Vol.2に外伝が掲載されると共に続編の構想がほのめかされ、『月刊コンプエース』2009年6月号から続編にあたる『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』を連載開始。さらに『ツヴァイ』の終了後は、そのまま第3部にあたる『ドライ』が連載された。

2012年7月8日にパシフィコ横浜で開催された『TYPE-MOON Fes.』にてテレビアニメ化が発表され、2013年7月から9月にかけて放送された。

また、6月26日には『Fate/kaleid liner イリヤと凛のプリズマナイト!』としてインターネットラジオに、ニンテンドー3DS用ゲームソフトとして家庭用ゲームにも進出が決定している。その他、8月1日にはノベライズ版が伊藤ヒロの手によって角川スニーカー文庫より発刊開始。

『月刊コンプエース』2010年5月号におけるコラボレーション企画では、同じく魔法少女物の『魔法少女リリカルなのは』と競演した。この時の特別編は『ツヴァイ』単行本第2巻に収録されている。

オープニングテーマ
「moving soul」
第1話では未使用。

エンディングテーマ
「TWO BY TWO」

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

クロちゃん登場、かわいいしん!

Fate/stay nightの「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」を主役にしたスピンオフ作品『プリズマイリア』シリーズの二期目。
前作ラストでカード回収を遂行し終えた、その続編です。
前作ではイリヤはごく普通の小学生であり、カード回収の任を帯び冬木に来た遠坂凛、ルヴィアの二人に巻き込まれた形でカード回収を手伝いましたが、本作ではイリヤ自体の秘密について触れる内容となっています。
1作目のみである程度完結していたのですが、2作目の本作では伏線を張ったような展開があり、1作目の成功を経た結果なのか、本作で本格的にストーリー展開をしていこうとしている感じがしました。
なお、本作"プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!"は分割2クールみたいなところがある様子で、本作はその前半1クールのようです。
一応、本作でも物語に区切りがついていますが、色々な新事実や新キャラクターとの確執等、収集つけないまま、続きは続編の"プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!"に続く形で終わります。

カード回収の役割を終えたイリヤと美遊は、凛とルヴィアと共に、冬木の地の管理の任についています。
そんな折、ちょっとしたアクシデントがあり、イリヤが2人に分離してしまいます。
分離した方のイリヤはアーチャーのカードを内包していて、肌の色がイリヤより黒いため「クロ」と名付けられます。
"ツヴァイ"の大半はイリヤの命を狙うクロとイリヤの関係性にスポットがあたっていて、クロの生い立ちとイリヤの過去、そしてイリヤとクロ、美遊が仲良くなるまでの物語になっています。
基本的に殺伐とはしているのですが、クロは登場早々、魔力供給という名目で美遊にディープキスをかまします。その、30秒ほど。
舌を絡ませ唾液を交換して嫌がる美遊の口内を蹂躙する様はおお卑猥、卑猥で素晴らしい。
キスシーン以外も肌色率が異様に高く、女子小学生3人組の元気っぷりに、思わずにっこりです。
ぜひ、ご家族の目の届かないところで視聴することをおすすめします。

終盤2話で展開が代わり、時計塔とは別の勢力からの使者「バゼット・フラガ・マクレミッツ」が冬木にやってきます。
回収したカードを奪うためイリヤとクロ、美遊に襲いかかるバゼットとの戦いが始まりますが、本作では決着はつかないままとなり、続編に続く形で終幕します。

本作ではストーリー内にて「聖杯戦争」というワードが使われ、今後、Fate/stay nightの世界とクロスオーバーするのではないかと思わせるようなところがありました。
プリズマイリアだけでも話についていけると思いますが、今後の展開を鑑みると、前提として原作を知っていた方がいいのではと思います。
バゼットも言うまでもなくFate/hollow ataraxiaの登場キャラで、知っている方にはおなじみの宝具も登場します。
アニメーションで動いているのはなにげに貴重なので、個人的には登場したこと自体に感動しました。
知らなくても楽しめると思いますが、知っている方はより楽しめると思います。

本作だけでも十分楽しめました。
このままシリアスになりすぎないといいなあと思いつ、次回作も視聴予定です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4
ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

去年の夏に続き、ロリ魔法少女アニメの続編が決まって本気のガッツポーズをする男の姿がそこにはあった。

…っていうか、僕だった。
しかし、そうなるのも仕方ない。
少女たちが繰り広げる萌えと燃えの二重奏。構成における日常とバトルの割合が絶妙だ。日常ばかりで退屈を感じることもないし、戦闘ばかりで観てて疲れてしまうこともない。
少年漫画ではできない日常とバトルの黄金比率がここにあったのだ!
この作品を楽しめてこそ日本の深夜アニメを楽しんでいると言えよう…ってのはさすがに過言だが、そう言ってみたくなるだけのモノがこの作品にはある!
さあ!あなたも褐色の良さに目覚めるがいい。

さらに{netabare} 成分としてキマシもアッー!もハーレムも取り揃えており、その多様性は
かの伝説の魔法少女アニメ
C.C.さくらを感じさせる。

ただそれぞれのガチさは薄めかもしれない。アッー!といってもネタ的に1話あっただけだし、キマシといっても(美遊はおいといて)、クロのKissは特別な感情ではなく魔力供給が目的であった。
荒くなりかけた鼻息は小さな溜め息に変わり、桜trick難民は再び流浪の旅に身をやつすこととなっただろう。
といってもその影響は大きく、多感な少女たちの心に熱い痕を残した、のは当然として いい年した先生に至っても
最終回の授業シーンで鱚の読みをクロに答えさせようとしたり、なにげに引きずっていた。男でも女でも長年こじらすと大変なのは変わりないんだなあ
まあ した理由が何であれ、素晴らしいシーンだったことは間違いない。Mahlzeit !


断じて「繋ぎ」ではない
魔法が無い元の日常に戻りたいと願ったイリヤが、闘いの末 手に入れた 私 た ち の日常と言い そんな一日に幸せを感じていたり
最初はイリヤを殺すと言っていたクロが最終話では
私がイリヤを守る!と叫んだり
2人の関係性の変化が素晴らしい2weiだった。

ひとつ残念だった点を挙げるとしたら、ラストバトルのときにイリヤのパンツが見えてしまったこと。
なぜ魔法少女のスカートが重力ごときに屈してしまったのか?
魔法少女のスカートの中は見えないから価値(ゆめ)があるのではないか?
なにより、必死で闘った少女が苦しんでいるときにうっかり見えてしまったパンツで喜ぶ奴などいるのか!?
性癖なぞ人の自由だが、さすがにそれは歪んでるぜ…と言わざるを得ない。
そもそもあんなに可愛いんだからパンツなんて映さなくていいんだよ、怒ったり笑ったり照れたり…そんな表情ひとつひとつの愛らしさで充分だろう。気持ちはわかるが、世のお兄ちゃんたちはそれだけじゃダメなのか?

追記
OP曲がカッコ良い!映像の可愛らしさとマッチしてるのにカッコ良いってどういうことなんだ!?サビ前の「連れ出して…」って囁き→疾走感あるサビ、最高にクールだ!!
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

64.1 4 キスシーンでブラコンなアニメランキング4位
俺だけ入れる隠しダンジョン(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (337)
1151人が棚に入れました
稀少な魔物やアイテムが⼤量に隠されている伝説の場所――隠しダンジョン。就職⼝を失った貧乏貴族の三男・ノルは、幸運にもその隠しダンジョンの⼊り⼝を開いた。そこでノルは、スキルの創作・付与・編集が⾏えるスキルを得る。さらに、そのスキルを使うためには、「美味しい⾷事をとる」「魅⼒的な異性との性的⾏為」などでポイントを溜めることが必要で……︖

声優・キャラクター
逢坂良太、富田美憂、大久保瑠美、堀江由衣、鬼頭明里、長野佑紀
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

心が貧しくなる

4話までの感想{netabare}
今期アレななろう系アニメがこれともう一本あって両方共1話切りしたのだけど、さすがにどっちか片方は見といた方が良いかな?となにを血迷ったのかこっちを4話まで視聴。
ということで原作未読、前情報一切ナシ。

一度1話で切った理由は…他の方も指摘されてるけど「大賢者のスキルで頭痛治す方法探らないの?」という疑問や、主人公の親父へ対する不遜な態度。
あと冒頭の隠しダンジョンの説明で「到達不可能」と言って天空都市が映るんだけど、雲で隠されてるでもなく丸見え状態で、それって「隠し」?
そういうのは「多くの冒険者が目指す場所」で隠しダンジョンと言うのとは…う~ん?
そしてなんといっても師匠に会って獲得したスキルの使い方が宝の持ち腐れ状態、大賢者にしてもそうだけど。
「宝クジで3億当たったらどうする?」に「うまい棒を腹一杯食う」しか思いつかない様な、ミジメというか夢が無いというか、発想の貧困さが見てるこっちの心を貧しくする。
要は得た力に対してシミったれてる。
だったら最初はめっちゃ弱くて使い道無さそうなスキルにして、そこから「そんな使い方があったのか!」と拡張する方向にできんもんかねぇと一瞬思ったが、そんな知恵無いかー、そっかー。
それでも目一杯好意的解釈をすれば、現代からの転生でないだけマシなのかも?
もし転生してこれだけノータリンだったら元居た世界の義務教育を疑う所だったかと。

そして2話。
冒険者になるための英雄学校への入学金のために冒険者の仕事をする、については高卒と大卒みたいなもんか?と思ってそこは違和感は無かった。
大卒で新聞記者になるためにバイトで使いっ走りをする、みたいな?
むしろ見続けてみると、冒険者ギルドの連中はゴロつき(平民出)ばっかりで、英雄学校は貴族が行く所ときちんと描き分けがされてる…と思う。
単にギルド連中に煌びやかな衣装をデザインするのが面倒なだけだった気がしないでもないけど。
そうは言っても2個目のクエスト、ビッグラビットの討伐が結構な命懸けで、ローラは男爵家のエマを殺そうとしたのか?と穿ってしまう展開。
後で「依頼人から聞いてたのよりも巨大だった」とかのフォローがあっても良かったんじゃね?

そんなことよりなにより…オリビアは隠しダンジョンで罠にはまって今も生きているということを隠しとかなきゃいけない理由って…提示されてたっけ?
オリビアから私のことはナイショにしてと言われてもないし、「隠しダンジョン」ってのも勝手にそう呼んでるだけで、世間に公表すると消滅するとかいう設定もこれといって語られてない。
「隠しダンジョンって名前だから隠さなきゃいけないんだよ」と言われても困るぞ?
扉を開ける合言葉「俺だけ入れる隠しダンジョン、こっそり鍛えて世界最強」だってあくまで合言葉、事実を言ってる訳ではないのでメタ的にはアジャラカモクレンでも急急如律令でも構わない。
呼び方で事実が決定される訳ではない、そういう言霊のようなものがある世界って訳でもないみたいだし因果がアベコベ。
というかオリビアが入ってる時点で「俺だけ入れる~」じゃないじゃん。
これまた目一杯好意的解釈で「ノルは腹黒キャラで他者より優位性を保つため秘密にしてる」と考えようにも、2話最後ギルド連中(平民)と和気藹々と食事をしてイイ話ダナーみたいな流れになってて、違うみたい。
スタッフが意図的にゲスを描くならまだしも、無自覚なゲスって結構キツいぞ。

3話、ギルドではスキルをホイホイバラしたのに学校では明かしてない?というか尋ねられてない??
そして序盤散々貴族の階級差を見せ付けといて剣術の先生が傭兵出。
生徒達はみんな貴族なワケで、お色気を振り撒いても玉の輿狙いとしか思われないんじゃ…。
でもって公爵家のマリアによる準男爵家アゲ。
ん?ノルの家が準男爵になったのってどの時期?親父の代?
ま、まさか、それより前で親父がその名誉を損なう行為をしてノルは軽蔑してるっていう、1話での不遜な態度の理由が明かされる展開が…まさか、まさか、あるのか!?
単にマリアが身分で差別しないイイ娘ちゃんなのを描きたかっただけだと思うけど…期待はしないけどもしあったら褒める準備はしとこう。

と、ここまで色々ツッコミ入れつつ見てきたけど4話、さすがに疲れたかも?w
見る作品間違えたかなぁ?回復ナントカを見るべき?
一応書くとラッキースケベのスキル、アクティブとパッシブの違いくらい前もって設定しとけ…って、転生者じゃないからギリ許容範囲か。
呪いや解呪がどうこうの前に人のステータスをホイホイ覗き見て咎められないのか、それでいてルナはローラにペナルティのことを隠してたって?
よく分からん。
弱気癖もよく分からん、実際に寿命縮めるんだからビビるのは普通では?それを笑いのネタにするのは…だったら異性と一線を越えられない主人公の方がよっぽど弱気癖な気が。
というかそれってスキル?性格じゃなくて?つまり書き換えられるってこと?うわ怖っ。
ハーレム自慢大会に出場で次回へ続く~で、どういう競技なのかも分からん(勝利条件とか)のでそれが明かされる次回までは見る。
そっから先は…う~ん…。

と、以上が内容(話)についてで、作画については──。
アニメスタッフはオリビアが微動だにしないことに「作業が少なくて助かる」と「動きが無くてツマラン」、どっちに思ってるんだろう?
なんか前者…なるべく手間をかけたくない、みたいな消極的さを感じる、この作品に限った話じゃないけど。{/netabare}

6話までの感想{netabare}
5話、ルールが全く想像できなかったハーレム自慢大会、いざ本編始まって説明されたが…意味が分からない。
大会の意図が分からない、主催者は何がしたかったのか分からない。
フェミがどうこうに関しては触れたくないのでそこは無視するにしても、結局頑張ったのはエマ、ルナ、ローラで、ノルは何もしてない(※)。

そしてマリアが呪いに苛まれてるのは公にされてるの?秘密にしてるの?
周囲の態度からして後者っぽい(学校で呪いが原因で倒れたら先生が慌てたし)んだけど、そうであるならステータス覗き見したノルが咎められない、それどころか賞賛されるのが気持ち悪い。
公爵家の秘密を知ったとして命を狙われてもいいくらいだと思うのだが…。
そもそも…逆じゃね?
「英雄学校で男爵家だからといって差別しなかったから助けようとした」とのことだが、むしろ差別バリバリされて「アイツ気に入らねー」と思ってる中、それでも呪いのことを知ったら助けないワケには行かなかった、の方がドラマになりそうな?
そっちの方がノルが一肌脱いだ感出るし(※)、マリアが改心してデレるってことで、なぜ惚れたかの説得力も高かったのでは。
「差別して気に入らないアイツを助けるかどうか」と葛藤したり、周囲のヒロインから「なんであんなヤツ助けるの」とプレッシャーかけられたりするシーンを入れたくなかったのかな…ストレスに弱いから。
ラッキースケベの元祖かどうかは知らんが代表作の“トラブル”だって、自分を殺しに来たヤミを身をもって庇ったから云々って話だったろうに…。


本編では「人を助けるのって気持ちいい~」と言ってたが、お前何も苦労してないじゃんってどうしても思ってしまう。
実際に苦労したエマ、ローラ、ルナが報われたかどうかには無関心。


鈍感系主人公というのが一時期叩かれてたけど、これはそれのアップグレード版に思える。
周囲に気を配らない、無関心、無神経。
主人公だけがそうってことではなく作中のキャラクターがみんなそう、意思が無い、案山子か衝立のよう。
“異世界チート魔術師”のドラゴンブレスで死んだ娘やいつの間にか居なくなった双子と同じ、作者やスタッフがそのキャラになったつもりで書いてない、感情移入してない。
新人監督&ベテラン声優の現場だと、そういう時結構声優側からツッコミが入る「ことがある」らしいが(そりゃそうだわな、感情移入できなきゃ演技もし辛かろう)、この作品ではどうだったんだろう。


──と、以上で「5話で断念」として総評めいたものまで書いてたのだけど、6話が比較的マトモになったと聞いてついつい視聴しちゃいました。
ってことでの6話なんだけど…ああ、面白くもなければ不快でもない、ただただつまらないだけでした、味の無いガム。
いや不快な部分はあったか、手コキシーン、そんなことより他にやることあるだろ?と。
マリアの呪いの件はあれで終わり?呪いをかけた呪い師の残党が居るとか師匠に罠かけたのも同じだとか、そういった展開はナシ?
細かいこと言えばゾンビってそんなん?同期放送の“キングスレイド”を見てるせい(あっちではアンデッドになったら戻せない)ってワケではないだろう、もっとこう別の状態異常は無かったのかな。
原作5話までの段階で「主人公に共感能力無いっすね」とでも言われたのか、慌ててそういうエピを入れた感、感情無いクセに何が「わかるわ~」だか。
まぁ虎丸って名前は“異世界スマホ”の琥珀よりはほんのちょ~~~~~~っとだけマシか。

一応次回も見るか…こんな感じで最後までズルズルと見ちゃうのかなぁ?{/netabare}

8話までの感想{netabare}
あはは、何を言ってるのか分からないw
先に8話、ドリアードのドリちゃんの本体は木で、人間と交渉するため、また「こういう姿にすれば同情を引ける」と交渉を有利に進める為に幼女の姿を形成したんだよね?
(最初は立体映像かな?と思ったが接触してたので実体はある模様)
もしくは人によって別の姿に見える系かも?
で、そんな相手に「幼馴染の昔の姿にソックリなんだ、放っておけない」と言い出して助けようとするのはまんまと術中に嵌ってしまったとしか見えず、実はドリアードの方が悪者なんじゃないか?とさえ疑ってしまった。
要は「主人公イイ奴ダナー」や「イイ話ダナー」という感情が一切湧かない、そこに執拗なキスシーン見せられても全然嬉しくない。
以前の感想で書いた「マリアの性格逆にして、最初はイケ好かないヤツにした方が良かったのでは?」と同じく、こっちも逆にして、最初ドリアードは見た目化け物で、助けたら美少女の姿になったってした方がマシだったんじゃないかなー?
これもこれでしょっぼいけど、本編よりはマシな気が…。
ってか人間描写がうっすい、薄っぺらい、深みがない、怒ったり喜んだりする感情表現は作り手の都合によって操作されてるだけで自我が無い。

そしてギルドの受付嬢対決、もう意味が分からん。
7話の段階で意味不明で8話で明かされるのかな?と思ったがそんなことは無かった。
これは…個人的には気にしてなかった部分(※)だったのに、気にならざるを得ない状況に作り手側が墓穴掘ってるような?
余計なこと言わなきゃなんとなくで流せてたのに、変に言い訳して逆にボロが出る感じ…見ててちょっとツラい。



自分は気にならなかった箇所を、他の人が「違和感ある」「ここがおかしい」と指摘することで、「そこは私は気にならなかったなぁ→何でだろうなぁ→ああ無意識のうちにこう解釈してたんだ」と感想が浮かぶ。
あくまで他人のツッコミを受けて気がつく程度で自発的に言い出すこともできないし、特段面白い箇所ということでもない。
ってことで、閉鎖的なアニコレで言うのはあんまり良くなさそうだけど、以下はそうやって他人の感想を受けて引き出された感想になります。
まぁキッカケとなった感想はようつべだし大丈夫かなー?

まずローラがノルに惚れた件、理由が無さ過ぎて理解できないって声があったのだけどそこは自分は気にならなかった。
超有望なスキルを持ってることを知って、コイツと親しくしとけば…あわよくば結婚できりゃ将来安泰ということでデレてるんでしょう。
ノル本人の人格は無視でスキル(≒年収)に惚れてるだけで、もしノル以上に強力なスキルを持つ男が現れたらキモオタハゲデブであってもそっちに乗り換えるんでしょう(作者が出さないので安心)。
果たしてそれが視聴者に好感持たれるキャラかどうかは疑問だけど、そういう人も居るよねー、と。

英雄学校行っておきながらギルドで活動、これも突っ込まれてたけど個人的には2話の感想で書いた通り。
もう少し違う言い方すれば、英雄学校卒しか受けることのできない上位のクエストがあるんじゃねーの?と思えば、まぁそこまで変じゃないかなと。
また高い入学金を設定して上流階級しか入学できないようにしてることから、既得権益というか…例えばギルド新設しようとしたら英雄学校卒じゃないと認可が下りないとか、そういう仕組みなんじゃねーの?と。
そもそもギルドがどんな運用形態なのか不明で、そこら辺のヒントを7・8話で見せてくれるかな?と思ったが全然でした。

それとLPの回復量・消費量の基準の適当さと主人公のいいかげんな態度、実はこれも私はあんまり気になってなかったり。
というより今後次第?
というのも欲求を満たすとパワーチャージって…その時々で違わない?
貧乏人にとっての10万円と富豪にとっての10万円では重みが違うでしょう、食事やエロだってそう。
で、「エロいことしてエネルギーチャージ」をネタにしたものとしては“ダイミダラー”が一歩突っ込んだエピソードをやってて、それが頭をよぎる。
{netabare}「ずっと乳揉みやってたら飽きちゃってパワーが溜まらなくなってしまった!」って内容で、オチはオナ禁で解決というもの。{/netabare}
そんな感じで、LPの回復量もその瞬間の体調や精神状態で上下するんじゃねーの?と。
そして回復量が不安定であるせいで、消費する際もそれが高いのか安いのか判断できないんだろう、と。

けど、だ。
もしそうであるなら、大金を手に入れてLP回復した後でそれがニセモノだったと知ったらLPは減少する?
8話のドリちゃん(幼女)でLP回復して、その後ドリちゃんは実はバケモノでしたーってなったらLPは減少する?
そこら辺を無意識のうちに気にしてたので、ドリちゃんの正体明かす順番逆にした方が良かったのでは?という発想が浮かんだのかも。
また、LP=幸福度と仮定すると、大量に消費すると得体の知れない不安感が襲ってきたりして?ハーレム要員に囲まれてるのに激しい孤独感に見舞われたりして?
そこまで行ったら躁鬱だかパニック障害の類になるけど、作中で語られる代償が代償になってないのでそれくらいやっても良いんじゃねーかなー、と。

とりあえず「その時の体調や精神状態でLPの回復量は変動する」の説明をしっかりやってくれたら有難いんだけど…無いのかね?
ってかそうでないと8話Cの妹に踏まれるネタが意味不明じゃない?
コレって「普段のイチャつきでは回復量が落ちてきたので新境地を開拓しなければならなくなった」という前提があればこそ成り立つネタでしょ。
ハッキリ明確に、常により強い刺激を受けないとLPは回復できないって設定にしたらちょっとは面白い展開になりそうなんだけどなぁ…。
そして最後は、主人公は全てが満たされ何をやっても無感動・無感心になってしまい、LPの回復もできなくなってひたすら退屈に苦しみながら死へと向かう、な~~~んてオチが来たら神アニメ認定しても良いんだけどなぁ。
「なろう」でよくあるらしい“エタる”現象を間近で見てる作家達はどう思ってるのか聞いてみたい気もあるし。{/netabare}

9話感想{netabare}
あーあ言わんこっちゃない。
折角それまで気にならずにいたのに余計な描写入れたせいで違和感が生まれてしまうアレ、前回の感想で指摘したそばからこれかw

オーディン(ギルド名)に所属してるから他のギルド所属の冒険者とはライバル?はて??
ノルはてっきりバイト的ポジションで守らなきゃいけない職務規定みたいなものは無く、そん時の気分でホイホイ仕事先(ギルド)を換えられるんだと思ってた。
オーディンで仕事してるのはあくまでローラの顔を立ててるだけで、実際その気になれば担当受付を換えられるのはこの前見せたばかりだし、ギルド自体もその程度の扱いじゃないの?と。
そうでないと英雄学校との兼ね合いがおかしくなるし(例えばギルドで遠征に行くことになって学校通えなくなったらどうするの?とか)、そもそも──

この作品の根幹である隠しダンジョンでの成果物をギルド通してないじゃん

隠しダンジョンの存在すら報告してないんだぞ?国にも。
これが背信行為にならない設定をこっちは想定してるワケで、それに比べりゃ別ギルドの垣根を越えてトモダチーとかやられても「何を言ってるんだ」状態。
ギルドに義理立てするようなこと何一つしてないじゃないか。
更に、事件を解決して称賛されるオチはもう、なんかもう…殺人犯が、被害者の遺品を落し物として警察に届けたら表彰されて喜んでるみたいな気持ちの悪さ。
オレTUEE系・チート系って得てしてそういう匂いを醸し出してるモンだけどこの作品は顕著。
個人的に勝手に対になってる作品(対極という意味ではない)と目してる“回復術師~”の様に気持ち悪さを見せる目的の作品ならまだしも、この作品はそうじゃないでしょ、多分。
気持ち悪いのを見せ付けて「これは美談だ」「感動しろ」と迫られても…ねぇ?

せめて、せめて以前から(ずっと前の回から)他ギルドと競ってる──依頼が被ってて先に達成した方に報酬が払われるとか、それこそ「隠しダンジョン」を先に発見したギルドに探索の権利が与えられるとか──描写でもありゃあ良かったのだが。
というかそうい描写があった体で話を作ってる。
もっと言えば他の作品の印象だけを引っ張って来て、設定は引っ張って来れてない。
どうせ「ギルドとはなんぞ?」というのを真面目に考えずに“ダンまち”のファミリアの設定とかを漠然と頭に浮かべてそのまんま書いちゃったんでしょ。
これを業界では上っ面をなぞっただけと言います。
前回のドリちゃんの扱いといい(もし蜂や狼が美少女に変身できる能力持ってたらどうしたのっと)キャラが上っ面しか見ないクズ揃いで、設定も同様というのは…ある意味統一が取れてるのか?
原作者はどうか知らんけどアニメスタッフがバカ揃いとは思いたくない(“シャチバト”から目を逸らしつつ)ので、意図的に徹底してるのかなぁ?
キャラを人ではなくただの駒としか思ってない辺りはよく描けてると思います。


それはそうとこの回の作画、アクションシーンが酷かった。
動きに溜めが無いっつーか、アクション映画のメイキングの殺陣の打ち合わせシーンみたいな…体に力が入ってなくて動きをなぞっただけの様だった。
“エクスアーム”はコンテ撮だからいいとして(良くない)、こっちは完成品って体なんだよね?{/netabare}

10話感想{netabare}
温泉回。
序盤女子生徒達の「覗きなんてノルが阻止してくれるよね」「ねー」は、信頼してるのではなく御し易いザコとして圧をかけてたんじゃないかな?
なんでそう思ったのかは後述。
これを「女子から全幅の信頼を寄せられてる」と解釈したらこの作品見るのホント辛いと思う。
そして、それと対比するように今度は男子達から覗きに誘われ、それを断ったら裏切り者だと追い掛け回されるという展開。
いや待てって。
こういう同調圧力嫌い、ホント嫌い、覗きの是非なんかどうでもいいと思えるくらい嫌い。
「あーお前参加しないのね、んじゃ部屋に残ってろ、女子にはナイショな」で、そこで更にノルが「いいや言いつける」と返したら総括されたってことならまだしも、ただ参加しないだけで裏切り者って…。
しかもその後、男子生徒は先生に見つかってしまったのにも係わらずクラスの女子の裸に対する情熱を語り出して…なんなの?それをノルにも理解して欲しかったの?
その熱弁の中に女子側の意思が全く考慮されてないのがまた気持ち悪い。
先生に見つかった時点で例え女子の裸を見ることに成功したところで“覗き”は失敗だろうに…女子にバレてはいけないってのが条件じゃないのか。
もしバレても構わないという気構えであるなら当事者の意思(その後自分がどういう扱いをされるか)も考慮すべきだと思うのだが、一体何を考えてるのかサッパリ分からない。
女子の方には公爵令嬢が居るんだぞ?これまで貴族の階級格差を語ってたのは何なんだよと。

まぁこの作品いつもこうなんですけどね、なにかキャラが意見を言う時はそれ以外の人間の意思は無い扱いで話が進む。
作者は一度に複数の感情を処理することができないみたい。

で、結局この回はクラスの女子と男子から同時に同調圧力をかけられ、女子の方を選んだだけの話だったような?
主人公に実直さや誠実さなんてものは無く、単に日和見しただけでいつもの様に中身は空洞のままとしか感じなかった。
とはいえ、これはアニメスタッフも分かってて意図的にやってるんじゃないかな?と思うフシも。
これまでノルは鑑定眼で散々人のプライバシーを覗き見してて、そして今回の前半、ピクシーの性質を見抜くエピソードをやることで「鑑定眼で覗き見られたら嫌がるヤツも居る」という印象を視聴者に強く植えつけました。
ここまで前準備をした上で、女風呂覗きに対し「ズルして覗くなんて罰当たりですよ」と言わせたのは…ワザとじゃない?
そうでなきゃピクシーの一件を入れた意味が分からない。
制作側から「さぁみんなで『お前が言うな』とツッコミ入れましょう」って意図が込められてたんじゃないかなー?
もっと言えば「俺だけ入れる隠しダンジョン、こっそり鍛えて世界最強」、これってズルじゃないのかい?とか。


こういった主人公ヨイショ系…ヨイショって言葉使ってる時点で意味が重複するけど「主人公は周囲の連中に担がれてるだけなのでは?」って感情が芽生える。
この作品は特にヒロインズが空虚で、主人公スゴイスゴイと口では言うけど、その実主人公に対して感情・関心を向けることは無い。
鑑定眼されて怒ったり恥ずかしがったりもしなければ、例えば9話冒頭「風の餞別」(多分凄い高価)をプレゼントされて「ダンジョンで拾った」と説明されただけで「どこのダンジョン?」「どうやって手に入れたの?」とそれ以上追求しようとはしない。
注意されたり勘ぐられたり、そういうのってストレスに感じるのかも知れないが、それを排除しちゃったら「主人公に興味が無いっぽい」「お仕事で愛想を振り撒いてるだけのキャバ嬢みたい」にしかならないって。
そして思うのは──

本命の男は他に居て、ノルは都合のいい金ヅルとしてテキトーに煽ててるだけ

という疑惑。
8話のドリちゃんなんて正にソレだったしローラは最初からそう解釈してたけど、他のキャラもみんなそうみたい。
で、今回の感想の冒頭に戻るんだけど「覗きなんてノルが阻止してくれるよね」って発言も、そう言っとけば都合良く動いてくれるという打算で圧をかけただけなんじゃないかなー、と『その部分に関しては』素直に受け入れることが出来たり。
さすがに最後のご褒美シーンは気持ち悪かったけど、これも…人じゃなくてモノ扱いされてるだけと思えばまぁ…。
誰も本気でノルのことは愛してなくて、それでLPが回復する(=自覚してない)なんて惨めで哀れでいたたまれなくて涙を誘うが、どこまで意図的なんだろう…スタッフ分かってやってると思うんだけどねぇ。
ここまで来たら最終回は「隠しダンジョンでズルをしてたのは知ってたけど黙ってた、そっちのが煽て易いから」「いい人だけど、お付き合いするのはちょっと…」って神展開を期待してしまうが、無いよなぁ、さすがに原作付きじゃあ…。{/netabare}

11話感想{netabare}
なかなかに興味深いなぁ。
前回の、ピクシーに鑑定眼を使う(=覗き見する)エピソードをわざわざやっておいて同じ回の後半に「覗きは良くない(キリッ」と言わせたのと同様、作品への皮肉めいたものが見えたり見えなかったり。
ノルが師匠に助ける決意を伝えたら「好きな女の子の情報散々集めといて、結局告白できずに他の男に取られて泣きじゃくるタイプだよねー」と言われたり、隠しダンジョンの扉を開ける合言葉「オレだけ入れる隠しダンジョン、こっそり鍛えて世界最強」を聞いて「その合言葉、ノルの人生を宣言してるみたいだね」と言われて「一人称がボクだったら完璧かもね」とマンザラでもないご様子だったり。
いやいや、それ褒め言葉じゃない、褒め言葉じゃないってw
キャラのキの字っぷりがよく描けてる、特に主人公の。
これは原作からそうなの?アニメオリジナル?
と褒める(褒めてるのか?)トコロは以上で以下ツッコミ。


スライム料理、産地偽装どころか材料不明の食品を商品として出すとか正気か?
ってかこの世界ではスライムがどういう存在なのか分からないのでピンと来ない。
「材料は何なのか隠さなきゃいけない」ことから逆算して考えることはできるけど…黙ってヴィーガンに肉食わせたりイスラム教徒に豚肉食わせたようなモン?
もしくは地溝油?
主人公が常識ナシなせいで「いくら隠さなきゃいけないモノといっても常識の範囲内だろう」と好意的解釈するのが難しい。
「黄金スライム食べてみたら美味しかった」って、犬のフンをかりんとうと言って喜んで食ってそうじゃん?
いやホント、これまでに常識のあるキャラって描かれ方をしてたらこんなの突っ込み入れずに笑って流せたんだけどねぇ。

で、この作品と私の感性が決定的に合わない部分…2話の感想でも書いたけど、隠しダンジョンを隠さないといけない理由ってあったっけ?
これが解消されない限り「主人公は人間のクズである」って前提のままだし、作中良い人みたいな扱われ方をされる度に気持ち悪さが増す。
そして「きっと明かせない重要な理由があるんだろう」と思ったら…エマにアッサリ明かしおった!
しかも何?その理由が危険な目に遭わせたくなかっただって?
おいおいエマは2話でビッグラビットに殺されかけたじゃん、入学金稼ぎのギルドのバイトに付き合ったせいで…とっくに危険に晒しといて何を仰る?
しかもその2話では6年前に「死ぬまで一心同体だ」の約束の確認をしてるワケで、隠しダンジョンを隠してたのはそれに背くことだとしてエマは…怒らんのかい!
これじゃあノルのことなんて心底どうでもいいと思ってるとしか映らんぞ?
…。
2話の出来事なんて覚えてないか、5分前も覚えてないみたいだし。
6年前?6秒前の間違いだろ。

更に恐れてたことに、「なんで隠しダンジョンをこれといった理由無しに隠しておいちゃいけないの?」→「これこれこいういうことが起きたら責任取れないでしょ?」の実例が発生。
合言葉で入り口が開くってことは合言葉で封印してるとも考えられるワケで、『内部に居る強力なモンスターが解き放たれたらどうするの?』。
分かってるのかな?見た目オリヴィアとはいえこれモンスターでしょ、町にまで来ちゃったけどどうしてくれるん?
鬼太郎とかでよくあるじゃん?ガキが悪戯でお札剥がして封印されてた妖怪が暴れてさぁ大変ってヤツ、あれと被る。
予めダンジョンの場所明かして冒険者なり軍に見張らせておけばこんなことにはならなかったかも知れない。
ノル以外ではとても手に負える相手じゃないので明かす意味が無かったとでも?
どうせ大した被害は出ずに解決して、ひょっとしたら称賛されるオチで終わるんだろうけど、そうじゃないだろ、未来予知者じゃないんだから。
先の展開を知ってる作者に動かされてる感バリバリ、だから中身の無い空っぽなんだって。
未来なんか分かりっこない人間の「備え」が無い、いつでも最善手と取らなければいけないとは言わないけど最善策を目指そうという素振りが無い、それでいて最善の結果になるんだから気持ち悪い。
いっつも思いつきで行動する、オリヴィアを救いたいんだもそうだし。

いやでも、それでも、次回、鬼太郎に説教されるような展開があるかも知れない。
もしそれが来たら多少は見直す…かな?
ゴブリン?と毒クッキーのエピは何が面白いのか分からなかった。
渡辺直美はタイミングが悪かったとしか言い様が無い、スタッフが一番肝冷やしてるんじゃないか?{/netabare}

12話感想{netabare}
そもそもはロクな備え無しに「師匠を助けるんだあ」で偽師匠を解き放ったのが悪い。
いつものことだけど主人公の無策のせいで余計なピンチになってるだけで、それで場が盛り上がるかと言われたらう~ん…だし、無策を反省するどころか「結果的には前よりも良い状態」になって終わるモンだからご都合主義感が酷い。
ローラの勤めるオーディン(ギルド名)はかつて伝説の冒険者オリヴィアが所属してたことを誇っていなかったっけ?
偽師匠との対決時は「伝え聞いてるだけ」でオリヴィアだと気付かなかったんだと解釈できるけど、その後本物との感動のご対面…はしないのか!?
「オリヴィアは実は生きてる」と伝えたらローラは喜ぶだろうとは一切考えなかったワケか…総評の方にも書くけど「隠しダンジョン」を隠しておかないといけない理由が無い時点でそれを思いつかないのってどうなんだ。
やっぱその…何も考えない=他人への気遣いも考えない=クズ、だよ。
クズなのに良い人扱いなのがもう、う~んう~ん…。{/netabare}

総評(これだけ読めばいいかも){netabare}
この作品の一番致命的なポイント、そして作品全体のダメポイントの象徴だと思ってる点──

・「隠しダンジョン」を隠しておかないといけない理由が、無い

意味も無く主人公が隠してるせい(実際は隠してるとも思ってない、それすらも考えてない)で問題が発生・被害が拡大する展開ばかりで、しかもそれを解決することで「結果的には前より良い状態」になる。
人ん家に火をつけて消火したら家人から大絶賛される、みたいな。
殺人犯が、被害者の遺品を落し物として警察に届けたら表彰されて喜んでる、みたいな。
作品そのものが想像力貧困な自作自演。
これで主人公がゲスキャラとして描かれてるならまだ良いのだけど、イイ人として描かれるもんだから気持ち悪さが果てしない。
ダメ親父をディスらせることで常識人ぶらせといて実は主人公が一番キの字という地獄の世界。
それでも「隠さないといけない重大な理由があるのだろう」と必死に好意的解釈をしてたが、それも11話であえなく否定、何も考えてないことが明らかに。

作品全体の象徴と表した様に、ホントに何も考えてない。
それぞれのエピソードが繋がってないというのも結構辛かった。
司書の内定を奪った貴族とオリヴィアに罠はめたのと聖女に呪いかけたのと虎丸の相棒をアンデッドにしたのと奇行種の黄金蜂生んだのと怪盗とクラス男子にドーピング材を与えたの…その他モロモロ、どれかは共通の黒幕とか用意しない?
そもそもこのタイトルだったら隠しダンジョンの存在を秘密にし続けるためにアリバイ作りに奔走するとか、疑いを持ったヤツをコロコロするとかじゃないのかい!
「オレだけ入れる隠しダンジョン、こっそり鍛えて世界最強」を悪いことだと思ってない、いや思ってるかもだけどほんのちょっぴりアクドイかな?程度で悪びれることも無い、後ろめたいとも思わない。
5分前の出来事は覚えてないし5分後の出来事を想像できない。
倫理観のおかしいキャラを描いてるのではなく素で倫理観が欠如していて、バイトテロをする人の脳内ってこうなってるのかな?ってのが味わえます。
そういう意味では貴重なのか?{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

こっそり鍛えて、世界最強。

この作品の原作は未読ですが、とみたん、ほっちゃん、あかりんらが出演されると知り視聴を決めました。


稀少なアイテムが隠され、世にも珍しい魔物がはびこる、
前人未踏にして到達不可能なダンジョン――「隠しダンジョン」。

幸運にもその扉を開いたのは、貧乏貴族の三男ノル・スタルジアだった。
迷宮内に囚われた伝説の冒険者オリヴィア・サーヴァントに出会い、
ノルは強力な三つのスキルを授かる。

スキルを自由に作れる【創作】
スキルを与えられる【付与】
スキルを改変できる【編集】

ただし、使用するには「LP」と呼ばれる生命力を使用しなければならなかった。
〈性欲〉〈食欲〉〈物欲〉を満たしてLPを高め、「世界最強」のスキルを使いこなせ!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

〈性欲〉〈食欲〉〈物欲〉を満たして…とINTRODUCTIONには記載されていましたが、
ノルを見たしていたのは〈性欲〉だけだったのでは…!?
と思えるほど、ハーレム色の強い作品です。

ハーレム色が強く、wikiのジャンルも「ハーレムもの」と記載されていますが、微塵もドロドロした部分が無いため、ハーレムに対する抵抗感は殆ど感じませんでした。

しかも視聴を始めて知ったのが豪華声優陣の面々…
大久保瑠美さん、天ちゃんに麗奈ちゃんと耳が喜ぶ布陣だったので俄然視聴意欲を駆り立てられました。

自分だけしか知らない隠しダンジョンなんて、聞いただけでテンションが上がりそうですが、このたなぼた式の設定が視聴者の好みの分かれそうなポイントだとも思いました。

ヒロインの皆さまはみんな美しくスタイル抜群…
もう、これは「ハーレムもの」のお約束ですね。
これで主人公が無双なら嫌みを感じるところですが、残念ながらそこまで強くはないんですよね。
唯一無二のスキルは持っています。
そのスキルをフル活用して学校の成績やお金を稼ぐことに関しては一級品ですが、もともと慎重な性格からか対人スキルは割と一般的なのが功を奏したのかもしれません。

ノルは「LP」を使ってスキルを発動するのですが、「LP」に関しては詳しい説明はありませんでした。
枯渇すると生命の危険があると言っていたので「Life Point」の略称だと最初は思っていましたが、中盤からは「Love Power」としか思えなくなったんですけど…
しかも女性の方が積極的なんですよ。
もう住む世界が違うとしか言いようがありません…って、実際に違いますけど^^;

少し話は変わりますが、ほっちゃんは今期も大活躍でしたね。
今期は「オルタンシア・サーガ」「アズールレーン びそくぜんしんっ!」と本作の計3作に出演されていました。
激戦区である声優業界において、ニーズがあり続けるって、とても難しいことだと思うんです。
そんな中、ほっちゃんボイスを聞かない四半期は無いのではないでしょうか。
改めてほっちゃんの凄さを感じました。

オープニングテーマは、スピラ・スピカさんの「ピラミッド大逆転」
エンディングテーマは、コアラモード.さんの「ネモフィラ」

1クール全12話の物語でした。
物語の展開は割と普通でしたが、声優さんの演技はしっかり堪能させて貰いました。
作画も大きく乱れることは無かったので、総じて楽しませて貰えた作品になりました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

LPを稼ぐためなので、ナニをしても合法です( ・`д・´)キリッ

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
異世界転生は批判されるので、異世界には転生させませんでした(ドヤッ)。

何の努力もせずチートは批判されるので、申し訳程度の修行要素を入れました(ドヤッ)。

あと、エロいです(ドヤッ)。

それだけですね~。中身はただの「なろう系異世界ファンタジー」の枠を出なかった印象。

レビューでは、こうすればこの作品はもっと面白くなったのではないかという、可能性の話を。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(2話まで)】
{netabare}
基本的に総括に書いただけのクダラナイアニメなのですが、LPを使ったバトルは、チートくさいのですが、なんのリスクもないバトルに比べれば少しはマシかと思ったので、2話も視聴を続けることにしました。

1話を見た段階で期待したのは、「リスクと隣り合わせである、LP計算を行いながらのシビアなバトル」と「LPを稼ぐために、性欲食欲睡眠欲、その他色々な欲望をあの手この手を使って稼ぐ日常パート」の融合でした。

が、2話でわかったのは、「創造や編集にはLP使うけど、使用には使わない」という低難易度設定。これで、「(時にはLP不足で仲間を見殺しにするくらいの)シビアなLPバトル」という線は消えました。

また、主人公の周りに都合よく色ボケしている女性が溢れているので、「戦略的なLP集め」も不要に。

私なら、主人公をモテない設定にして、1エロする(例えば、手を繋ぐ、女湯を覗く)ためたにもたくさんの戦略を用いる主人公にしたけどな~。

その方が、1つのエロが達成出来たときの充実感が増すし、エロに頼れない分、(例えば料理を工夫してモンスターを美味しく頂いたり、商売を頑張って金銭を稼いだり)作品の中で主人公を色々動かせたと思います。

そうして、苦労して稼いだLPだからこそ、使うときに迷うし、ムダなことに消費しちゃとたギャグにもできるし、「創造・編集」といったチートスキルも許されると思うんですけどね。

結局このアニメは、LP集めによってエロを正当化したいだけのアニメでしたかね。

2話とやや早いですが、なろう系は今クールもアホみたいにたくさん放送されるので、ここでリタイアします。
{/netabare}


【各話感想(2話まで)】
{netabare}
1話目 ☆2
エロアニメ? 大賢者というレアスキル持ち。これ、キス要員(大賢者をダンジョン内で使えるよう)に、幼なじみ連れてきた方が良いのでは? う~ん、ただでスキル譲渡はいくらなんでも。「大賢者スキルでオリビエ解放条件を検索→頭痛の代価にオリビエにエロいことする→スキル譲渡を条件に、解放してもらう」の方が自然。LPを使ったバトルは、チートくさいがなんのリスクもないバトルに比べればマシか。

2話目 ☆1
スカートをたくしあげるクダリ、必要か? あ、LP稼ぐためなら正当化されるのか。これ、創造や編集にはLP使うけど、使用には使わないのか? な~んだ。ガッカリ。

3話目 ☆


4話目 ☆


5話目 ☆


6話目 ☆


7話目 ☆


8話目 ☆


9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 24
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