クリスマスおすすめアニメランキング 78

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのクリスマス成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年09月21日の時点で一番のクリスマスおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

87.4 1 クリスマスアニメランキング1位
ギルティクラウン [GUILTY CROWN](TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (7204)
30410人が棚に入れました
「僕にはわからないんだ、みんなと何を話したらいのか。だから内心焦りながら”友達風”のものを増やして、生きてきた。」
 時は2039年。「僕」の名は、天王州第一高校に通う高校二年生桜満集(おおま しゅう)。欝屈した気持ちを抱えながら、どこか世間に覚めた視線を送る彼はクラスメイトたちとも一定の距離を保ち、ただ漠然と、平穏な日々を送っていた。学校の休み時間に交わされる退屈な会話。ヘッドホンから流れる少女の歌声。「…でも、これでいいのかな?」10年前、突如発生した”アポカリプスウィルス”の萬延によって、大混乱に陥った日本。無政府状態となったこの国は、超国家間で結成された”GHQ”の武力介入を受けその統治下に置かれることとなる。のちに「ロスト・クリスマス」と呼ばれるこの事件をきっかけに、日本は独立国家としての体を失い、形だけの自治権を与えられ、そして人々は、カリソメの平和を享受していた。スピードを上げていて走り抜けていく”GHQ”の装甲車。テレビから流れるテロのニュース。「僕にももっと、やれることってないのかな・・・・・・」しかし集の平穏である日常はある日、突然、打ち破られる。放課後、お気に入りの場所で出会った、ひとりの少女。彼女の名は、楪いのり(ゆずりはいのり)といった。集は憧れ、ウェブ上で絶大な影響力を誇る人気の歌姫。そして彼女には、もうひとつの裏の顔があった。”GHQ”からの「日本の解放」を謳い、命をかけて孤独な戦いを続ける

声優・キャラクター
梶裕貴、中村悠一、茅野愛衣、花澤香菜、竹達彩奈、嶋村侑、寿美菜子
ネタバレ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

・・・ずっと側に居ても、いい? (;`O´)oダメーーー!!∑('◇'*)エェッ!?

■「ギルティクラウン」ってどんなアニメなの(⌒^⌒)b
舞台は近未来の日本、突然発生したウィルスのパンデミックにより日本が無政府状態になるほどの危機的状態になったのでした。
そこに武力介入してきたのが、超国家間で組織されている「GHQ」だったのです!
そんな従属国に成り下がった日本でしたが、10年後に新たな戦いが起ころうとしていたのです♪

平穏な日々を送っていた天王洲第一高校2年の少年がある少女と出逢い「ヴォイド」という力を手に入れるのです。
その力とは、「GHQ」のロボット兵器を一刀両断するほどの破壊力だったのです!
また、少女の出逢いが必然的にレジスタンス「葬儀社」との出逢いともなり、彼の運命が大きく変わって行く事となるのです。


■「ギルティクラウン」と出逢った日の日記φ(*'д'* )
作画のクオリティーの高さは劇場版でも見ているような綺麗さと演出で本作品に対するスタッフの意気込みをかなり感じる事ができました♪
キャラデザに関しても、男の子の力強さや女の子の柔らかい肌の質感を丁寧に描写できていて感心するほどの出来栄えです♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!
BGMの巧みな手法が秀逸で、シーン毎にメリハリあって他の演出をより際立たせている事も印象的ですね♪
緊迫感を出す場面や会話などでBGMが邪魔にならない様にちゃんと気配りがなされていているのが良くわかりますし、選曲のセンスも良いので好印象です♪

後は2クール枠を余すことなく使った壮大なストーリーがどれだけ見ている人の心に響く物になっているかでしょうね(*^-^)
1話観ただけではまだ全体像がハッキリしないので、なんとも言えませんけこの作品の雰囲気から並々ならぬ力強さを感じるのできっと満足いく結果を見せてくれると信じています♪


■総評
放送前はとっても期待していたノイタミア発ロボットアニメだったんですけど、心にイマイチ響かなかったみたいです(・・∂) アレ?
OP曲/ED曲/BGM/作画についてはかなりの高評価を多くの人から頂けてましたよね♪
もちろんσ(^_^*)アタシも同じように思ってました♪
でも残念なことに一番大切なストーリーの組立がチグハグな部分が目立っていて、押さえておきたいポイント見間違えていたように感じました。
そういった意味ではオリジナルストーリーらしからぬ出来栄えになっていたかもしれませんね。
まず、『友達』とか『背徳感』をキーワードに掲げていましたど、こだわり過ぎで足枷になっていたような気がしたのです。
たとえば、「友達を武器に戦う」キャラの個性をヴォイドの形として表現しているのですけど、ハレちゃんの包帯は良いとして、他の人のヴォイドの形が本当に個性を表現しきれていたのかなぁって思うのです。
どちらかと言えばストーリーに都合の良いように各キャラに当てはめただけのような印象のほうが強かった気がします!
また『背徳感』については、後ろめたい気持ちや罪悪感をどのように描写していくか、どう関連付けしていくかがポイントだったんですけどね(≧▼≦;)
とくに主人公の桜満 集(ouma shuu)の引込み思案で臆病な性格は、罪悪感や後ろめたい気もちを背負わせるにはやりやすいキャラだったと思うのですけど、その殆どが周囲の影響によって背負わされたものだったんです(´;ェ;`)ウゥ・・・
戦争を知らないナイーブな性格な集の心情をリアルに描いていたとは思うのですけど、ワンパターンな表現だったがために主人公としては物足り無さを感じちゃったわけなのです。
せめて終盤くらいは誰の影響も受けず、みずから道を切り開いた上で背負った『背徳感』をみせてほしかったなぁって思いました。
幼い頃の恙神涯(tsutsugami gai)が集のリーダーシップに憧れを抱いていた事や、最期にいのりとすべてを背負おうとした集の行動が、もっと素直に受け入れることが出来たかなぁって思うんです
…c(゚^ ゚ ;)ウーン
きっと最後の最後、誕生日のシーンを見た時にもっとスッキリした清々しい気持ちで見れたような気がするんですよね!

他にも、キャラデザが美麗な反面、見た目が幼く見えてしまうので、行動や言動に重みや深みを与えるべきだったのですけど、心情の変化が描写されていない場面もあって説得力が欠けているシーンが目についちゃいましたね(^▽^;)
「城戸 研二」の凶悪さや才能、「ダリル・ヤン」の不器用な生き方など、どれだけの人が印象に残ってるのでしょうか?
アンドレイ・ローワン大尉の名言{netabare}「生き直せるなら今度はもっと人に優しくしろ、本当はもっといい子だったんだろ、ダリル坊やは」{/netabare}
の場面は名シーンになるはずだったのに…いきなりそんな事言われてもねぇ(∀`*ゞ)

面白い設定や展開があっただけに、なんだかもったいなかったなぁって印象でした(^=^;
期待が大きかったぶん余計にそう思ってしまったんでしょうね♪


■MUSIC♫
OP曲『My Dearest』
 【歌】supercell(こゑだ)
 テンポやリズムに微妙な変化を付けて疾走感の中にギルティクラウンの世界観を表現したナンバー♪
 そんな変幻自在の曲を力強よく見事に表現してたこゑだちゃんって何者w
 
ED曲『Departures ~あなたにおくるアイの歌~』
 【歌】EGOIST(chelly)
 σ(・・*)アタシの中で2011年度バラード部門があったらNo.1ソングです♪
 この曲、簡単そうで難しい、切ない悲しげなバラードなんでよね!
 とくにAメロなんかはほとんどピアノの伴奏しかない中、見事に心憂い表現までも出来ているのです♪
 末恐ろしい17歳ですね・・・♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!
 声質は透き通るようなウィスパーボイスで久しぶりに心に響く名曲に出会えました(*^▽^*)

OP曲『The Everlasting Guilty Crown』
 【歌】EGOIST(chelly)
 『Departures ~』とはうってかわってアップテンポのナンバー!
 この子はやっぱりバラード向きかなって、ちょっと思ったりして♪
 
ED曲『告白』
 【歌】supercell
 明るく元気で疾走感溢れるロックチューンなナンバー!
 
挿入歌『エウテルぺ』
 【歌】EGOIST(chelly)
 幻想的で淋しげなバラード♪
 安心して聴ける良質なバラードですね(*^^*)


2011.10.16・第一の手記
2012.05.19・第二の手記(追記:■総評、■MUSIC)

投稿 : 2024/09/21
♥ : 123

cross さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

綺麗な作画と良質なOPとED、物語も壮大だが2クールでもまだ足りない感じ。【総合評価:84点】

2011年秋から2012年冬にかけ、全22話で放送された2クール作品。

2011年秋の視聴アニメを考慮していた際、「友達を武器に使う」「友達をしもべとして使う」と言った情報から興味をそそられ、作画にも惹かれて視聴を決意したと言う感じです。

この作品の特徴を挙げるなら、やはり真っ先に挙がるのは作画の綺麗さにありました。
本作は2011年秋から放送が開始され、同時期に放送を開始したFate/Zeroと比べ見劣りしてしまった分、印象に残りにくいのですが……
とは言え、Fate/Zeroが同時期でなければ、その作画は群を抜いていた事は間違いないです。

そして、もう一つの特徴は良質なOPとEDです。

1クール目
OP『My Dearest 』 ED『Departures 〜あなたにおくるアイの歌〜 』
2クール目
OP『The Everlasting Guilty Crown 』 ED『告白』

以上の4曲は個人的な感想ではありますが、どれもとても良い曲だったと思います。
特に二つのOPはどちらも映像面でも楽しめ、とても見応えのある仕上がりだったように思えます。
作中でもヒロインのいのりが『Departures 〜あなたにおくるアイの歌〜 』を歌うのですが、その時もやはり音楽と映像の融合でとても見応えがありましたね。
同曲を使っての最終話のラストも、今までの集といのりを想うと本当に胸に染みるラストでした。


各キャラクターのデザインも自分としてはかなり好みとあって、視聴は特に苦も無くいきましたね。
まぁ、序盤の主人公の煮え切らない感じを不快に思う方も居るかもしれませんね。
メンタルの弱さで精神状況が結構コロコロ変わってしまいますね。
自分としては、状況下からして主人公の弱さは、逆に人間味があるなと感じております。
言っても主人公は高校生、あんな非日常すぎる状況に適応なんて絶対に出来ないでしょう。
そんな人間味溢れる主人公の苦悩とそれを乗り越えていく成長は割と描かれていて、好印象でした。
最も、アニメに、しかもこの作品のようなSFにリアルな人間味なんて要らん!!と言われればそれまでなんですけどね……


物語に関しては、かなり多くの設定を盛り込まれ、壮大で非常に見応えがある筈と言った感じ
ですが、多くの設定を深く描ききれずに、どうしても多くの設定だけが存在するだけで活かしきれていない実状は否めないですね。
ですので、視聴していると展開が飛躍しすぎだったり、付いて行けなかったりする事も……
素材自体は個々に面白さを持っているように感じられるだけに、ちょっと残念でしたね。
もっと、ひとつひとつの設定を濃密に描ききれば、面白かったのでしょうけど、2クールを使ってもちょっと捌ききれなかったですね。
4クールぐらい使って長くやれば壮大な物語に化け、名作になれたかもしれませんね。

所々、とても面白い面もあり、ここから一気に面白くなるのでは?
そんな期待を常に持ちながらの視聴でしたが、どうにも面白さにムラが多かった印象を受けます。
とは言え、本当に面白い回や展開、設定があったので、波に乗り切れなかったのは非常に勿体無かった……
結構、多くの方が途中で視聴を断念していると聞く中、自分はまだまだ挽回できる!!
そう信じて毎週視聴していたので、愛着はかなりある作品でしたね。

2クール目からの展開は、やや早足過ぎる感じはするも、個人的な感想でいえば面白かったように思えます。
まぁ、物語としてはやはり強引に締めた感じがし、先ほども書いたようにもっと時間をかけれればと思ってしまいます。
しかし、ラストシーンは今までの集の苦悩、そしてそれを乗り越えていく中でどれだけいのりの存在が集にとって大きかったのか。
それを考えると、非常にこみ上げるものがある、とても切なくも綺麗なラストではありました。


作画は非常に素晴らしく、今まで視聴した作品の中でもクオリティはかなり高い部類
OP、EDも良質で物語を度外視すれば、非常に素晴らしい出来栄えの作品ではありました。
勿論、面白い展開の回もあり、2クール目から展開は個人的には面白かったです。
一度お時間があれば視聴してみてはいかがでしょうか?

投稿 : 2024/09/21
♥ : 164

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「僕に悪意を向けた人だって誰かに愛されて生まれたんだ…。」

音楽がいいというのをよく耳にしていた作品だったので、ずっと気になっていました。

見終わって…。作画と音楽が非常に秀逸な作品だと思いました。

この興奮は後ほど詳しくお話します。笑

全22話です。


●ストーリー
周りの顔色をうかがい、なんとなく周りに流されて無難に日々を過ごしていた高校生の桜満集(おうま しゅう)。

集はある日、傷を負った少女・楪いのり(ゆずりは いのり)に出会う。

彼女の残した届け物をきっかけに、集は「他者の心の結晶」=「ヴォイド」を引き出すことができる、<王の能力>を手に入れる。

いのりが所属する「葬儀社」に協力することを求められた集は、迷いながらも戦いに巻き込まれていく。


1話見たら止まりません!どんどん引き込まれていきます。

ストーリーはよくできていると思います。

しかし難しくて途中で「???」となることもしばしば。

すごいのか、わけわからんのか、なんなのか、よくわかりませんでした(笑)

全話見終わってからもたくさん疑問が残っていたので、wikiで調べて「あーなるほど、そういうことだったのね。」と納得していました(笑)

しかし、そんなことも気にならないほど、この作品には魅力であふれています。大好きです。


●バトルシーン
なんといっても、バトルシーンが素晴らしい。

かっこいいというより、「美しい」という言葉がしっくりきます。

毎回、バトルシーンには見とれていました。心が震えました。

そしてバトルシーンで流れるBGMよ…。

なんなの、あの曲たちは!!クールで熱い。そして時には優雅。

バトルシーンについては、作画も音楽もまいりました。笑


●キャラクター
それぞれが意志を持った、人間味あふれたキャラが多いです。

集の目が好きだったなー。

戦いに迷いながら、しかし意志も持って。そんな揺らぐ目が好きでした。

集役の梶さんの演技がまたとても素晴らしくて。さすがです。

女の子も好きなキャラ多いなー。

1番はハレかなあ…。優しくていい子で巨乳で泣ける(;;)

いのりも好きだけど、前がざっくり開いたあの衣装が嫌いでした^^;


●人の上に立つこと
このストーリーの中では、人の上に立つことの難しさと苦しみについても描かれています。

きれいごとじゃこの世界は、人は、守ることができないこともある。

きれいごとはみんな大好きだけど、それはあくまでも理想の世界。現実は違う。

とっても苦しいことだよなあ…。私には耐えられない。笑

何が正しいの?何が正義なの?それは結局、立ち位置から変わってしまうもの。


●音楽
秀逸です。もうお手上げです、降参です。笑

バトルものなので、熱い音楽が多いのかなあと思っていたら、実際はかっこいい音楽の宝庫でした。

EGOISTの歌声、いいわあ~。

今まであんまりEGOIST好きじゃなかったんだけど、その考えは見直そうと思いました。

【挿入歌「エウテルペ」/EGOIST】
数あるギルクラ神曲の中から、私が1番お気に入りなのはこの曲です。

曲、歌声、どれをとっても頭が上がりません。

こんな曲と出会えるからアニソンは最高です…!

投稿 : 2024/09/21
♥ : 36

80.2 2 クリスマスアニメランキング2位
「ReLIFE」“完結編”(OVA)

2018年3月21日
★★★★☆ 3.9 (463)
2129人が棚に入れました
「ReLIFE」は社会で挫折を味わった27歳の主人公・海崎新太が、とある研究の被験者になり高校生活をやり直す姿を描いた作品。テレビアニメは2016年7月より放送され、完結編ではテレビアニメ全13話の続きとして海崎のリライフ実験が終了するところまでが描かれている。

声優・キャラクター
小野賢章、茅野愛衣、木村良平、戸松遥、内田雄馬、上田麗奈、茜屋日海夏、杉山紀彰、浪川大輔、沢城みゆき、羽多野渉、白石涼子

ISSA さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

La・La・La LOVE SONG

16話ED曲久保田利伸
La・La・La LOVE SONGより

めぐり会えた奇跡が~
涙の色を変えた

息が止まるくらいの 甘いくちづけをしようよ♪
ひと言もいらないさ とびきりの今を
勇気をくれた君に 照れてる場合じゃないから
言葉より本気な La~La~LOVE SONG…


16話ラストからED曲への入り凄く良かったので印象に残りました。

2016年夏放送のリライフの完結編
結末が気になる作品だったので視聴出来てスッキリ!
正直4話にまとめたOVAなので端折った感は否めないけど…
あと最終回の杏ちゃん、上田麗奈さんの演技が良かったです。

30代以上の人にお勧め、出来ればTV版+OVA版続けて見た方がいいでしょうね。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 21
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

悲しみ2ヤング

原作夜宵草、COMICO大人気作品。
TVシリーズからの続編4話です。

冴えないサラリーマンがReLIFE更生実験により、
1年間、高校生活をやり直すわけですが、
周りの環境をまた違った視点から見直すことで、
見落としてきた大切なものを実感していき、
また生きる活力を取り戻していきます。

ただReLIFE更生実験が終われば、
関わった全ての人々から記憶が消されるわけで、
{netabare}忘れられてしまうことが前提の様々な感情に葛藤し、
学園生活で芽生え始めた恋心に苦悩していく。{/netabare}
抑えきれない気持ちに素直になるべきか。
楽しめている分、別れる時は辛いのです。

相変わらず懐かしい楽曲群で、
自分はあの頃どうだったかなと感慨深く観ていました。
物語としては定番の流れですが好きですよ。
懐かしくも優しい気持ちになれます。
大人しいヒロインに好感です。

たとえ記憶には残らなくても、
その時々でベストを尽くす。
そうやって道は開けるのでしょうね。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 49
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

青春のやり直し…その結末

あの続きを見ることができる、本当にありがたい。すでに全話が出ていますが、AT-Xで1話ずつ放映してくれるので、そこまで待っていました。続きなので、前回に重ねていこうと思います。

14話…そして気づいた
{netabare}相変わらず千鶴はかわいい。というより、可愛くなったと言って良いのでしょうね。表情も変わる、笑顔も出る、友達とも気軽に会話できる。本当にこの子は大丈夫か?という最初の頃が懐かしい。
千鶴が新太を被験者と疑いはじめたけど、それは新太を意識しているからこそ。まぁ、新太も千鶴も考え方や行動が大人だから分かりやすいんだけどね…。了から杏へのバトンタッチ、杏も相変わらずよい。
文化祭実行委員に選ばれた新太と自薦の千鶴。本当に似合いはじめている。そして、自分の気持ちに正直になった新太。「日代さんが好きだ…。」おぉ、おぉ!その言葉を待っていたぞ!
そういや、学園もので文化祭をまともに話に入れる作品て、最近少ないような気がする。けっこう楽しみ。{/netabare}

15話…他人の記憶には残らなくても
{netabare}文化祭、新太たちのクラスはカフェ。執事&メイドで賑やかに。
千鶴はもやもやの気持ちを確認するかのように新太に対して積極的に。嗜める新太だけど、逆に思いが深くなる。クラスメイトととの交流で、このまま成長できないかと思うようになるが、了から色好い返事はないが、新太の変化がとても良い方向だという。
卒業の記念写真。新太も千鶴もこの写真から消えることになっている。それでも撮影は行われる。離れた二人が見つめ合いながら。

千鶴が積極的だ。好きな子にあんなにグイグイ来られて嬉しくないはずはない。けど、新太のどうしようにもない気持ちがとても切ない。見ている方ももやもやだよ…。{/netabare}

16話…デートします(by戦場ヶ原ひたぎ)
{netabare}押してもダメなら引いてみなと試す千鶴。玲奈に促され、千鶴は新太をクリスマスデートに誘う。二人で楽しいひとときを過ごす。二人を見守る杏と了。でも、見守る方も切ない…。プレゼント交換する二人。新太も千鶴も先が見えているだけに気持ちが揺れる。が、互いに気持ちが同じだったことを理解する。ようやく通じあった二人だった。

やばい、ラストのシーンから涙止まらなくなった…。EDの入れ方の絶妙さ、そして二人を描いた絵の美しさ。これまで見守ってきた二人の関係がここで通じあったことへの思いも重なって、本当に涙なくしては見れなかったです。でも、もう最後が待っているんだな…切なくて切なくて…。

デートシーンの動かし方、上手かったな。予算が少ないなかで精一杯描いた感じが交換持てました。あのプレゼント、きっと最終回の重要アイテムになるんだろうな。あぁ、もう終わりか…。{/netabare}

17話…思い出とともに去りぬ…けど、思いはきっと通じる
{netabare}卒業が迫る。新太のリライフ実験は成功と判断された。千鶴と新太の関係は心が繋がったまま終えることになる。
卒業式。仲間たちとの別れ、それは仲間たちから新太と千鶴の記憶が消えていくことを意味していた。そして、新太と千鶴も別れのとき…。「忘れたくない」「忘れない」本当のことを伝えないまま、そのときは訪れた。
実験の終了。新太、千鶴ともに薬を飲んで実験を終えた。千鶴がそっと手に書いた文字を見て涙が止まらない杏だった。
ちょっとだけ時が過ぎる。新太はリライフ研究所に就職していた。その飲み会の席で偶然にも千鶴と出会う。千鶴もリライフ研究所に就職していた。しかし、二人が過ごしたことだけは思い出せないため、初対面の感じである。その帰り際、二人はまた合う。被験者を隠さないでいた新太に千鶴は自分も被験者であったことを告げる。その思い出を語るなか、二人は互いのことを思い出す…。

もう、卒業、杏の号泣、ラストのシーン涙止まらなかった。切ないやらほっとしたやらで。最後はこうなるだろうと、なってほしいと願った通りの終わり方だったなと思います。千鶴のリライフ就職は了と杏の置き土産だったんだな。そりゃ、二人のことを了も杏も何とかしてやりたいけど何もできないもどかしさが強かったしね。いい繋ぎ方だ。それと、新太の訪れた先が大神というのもね、そういや、兄貴のことで悩んでたっけ。
これにてリライフの物語は終了。良い物語でした。{/netabare}

良いラブストーリーでした。って、本来は青春群像劇だったんだけど…。まぁ、4話に綴じ込めようと思ったら、新太と千鶴の二人の物語にしないとまとまらないです。ほのかと二人のこと、リライフ研究所の中身と本当の目的、了と杏のこと、そのほか、たくさん積み残したまま終えてしまいました。二期は無理だと思っていただけに、二人の結末を見ることができただけでもありがたいことではあります。

千鶴と杏の二人、茅野さんと上田さんが本当に良かったと思います。最終回のデキは秀逸。絵はきれいなんだけど、ちょっと違和感がある場面もあったかな。モブが単なる影の表現は寂しいですけど、時間がないなか、予算が限られるなかでの手段だったのだろうと思い、それはスルーしておきます。

青春のやり直し、あの頃に戻ってやり直したいな、そう感じるちょっと疲れた大人に見てもらいたい、そんな青春ものです。興味を持った方は一期から通してみることをお勧めします。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 31

80.9 3 クリスマスアニメランキング3位
アマガミSS+ plus(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1445)
8439人が棚に入れました
テレビアニメ『アマガミSS』の第2期。
橘純一と絢辻詞はクリスマスに行われた創設祭をきっかけに付き合い始めることになった。1ヶ月後、輝日東高校では期末試験を前に生徒会長選挙が行われ、純一たちのクラスからは詞が立候補することに。選挙には詞の他に3名の立候補者がいる中、副会長候補が発表される。副会長は当選した会長が指名をすることになり、詞は純一を指名する。驚く純一だが、さらにもう一人純一を指名する立候補者が現れた---
ネタバレ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

( ̄∇ ̄+) キラキラキラ~♪ にぃにが変だよ!梅ちゃんのお宝本がぁ ∑('○'*)

■「アマガミSS+plus」って前作からなにが違うの(・・?
前作「アマガミSS」の各ヒロインの後日譚を描いた物語になるようなのでけど、各ヒロイン2話ずつのオムニバス形式ということなので1クール決定かぁーっ・・・ちょっと残念ですねw
それと前作で美也ちゃん編がTV放送されなかったので、「まんま肉まん」いっぱい買うから美也ちゃん編をテレビでやってねってお願いしたいですよね(ノ´∀`*)にししししし~~♪
もちろん前作を観てない方はε≡≡ヘ( ´Д`)ノダッシュで観てからご視聴くださいねw

ところでタイトルが、前作「アマガミSS」に「+plus」が付いてどう変わったのでしょうね♪
まず大きく変わったと言えば・・・監督交代劇!?w
しかも「WORKING!!」に続いてまたまた平池芳正監督が1期から継続しないという・・・∑('◇'*)エェッ!?
1期でしっかり土台を作って続編は任せるスタンスなのでしょうか?w
それで「アマガミSS+plus」の監督さんは、前作で絵コンテ・演出を担当していた小林智樹さんなのです(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
監督は初ではないですし、アマガミの製作に関わっていたのできっと前作の魅力を損なわずに「アマガミSS+plus」で新しい魅力を見せてくれる事を期待したいですね♪

それと、各ヒロインの登場順もシャッフルされましたね!
PVの順番から言うと・・・
絢辻詞 → 桜井梨穂子 → 七咲 逢 → 棚町 薫 → 中多紗江 → 森島はるか ハッ∑(゚ロ゚〃)
美也ちゃんのPVがないww ブー!('ε'*)
スタッフさん・・・ヒロイン扱いしないと・・・(/=`◇´)/呪うぞ!!


■「アマガミSS+plus」と出逢った日の日記 φ(・・。)ゞ
いよいよ始まりましたねー♪
前作同様に、メインヒロイン以外のキャラがちゃんと顔を出してくれる作りになっていて、チョイ役でもちゃんと個性が出ていてお目当ての女の子が出てなくっても楽しめるようになってますよね♪
梅原くんとか美也ちゃんとかはメインとしてストーリーを作ってあげて欲しいくらいです!!
それと好きな相手にはちょっと変態チックに大胆になっちゃうとことかも見所ですよねw (/▽*\)~♪ イヤァン

「アマガミSS」では付き合う迄のドキドキ感や切なさなど、揺れる恋心をたっぷり楽しませてもらいましたね♪
さて今回も、主人公の橘純一はヒロイン達にどう料理されちゃうのかなぁ (・-・*)ヌフフ♪
純一とあの娘は今頃・・・あんな事やこんな事してるのかなぁって.。o○(妄想)がちょっとだけのぞけちゃうんですよ!
なんだか((((o゚▽゚)o))) ドキドキ♪ですねw (;`O´)oコラー!のぞき見禁止!!
きっとあの子と純一が… ニャン♪ヽ(∇⌒= )( =⌒∇)ノニャン♪ してる、見てて恥ずかし~い恋物語がみれるかもしれませんねw ε-(´o`;Aアチチ


■総評(各話感想付き♡)
『アマガミSS+Plus』を一言で表現するなら、「あいかわらず」って感じかなぁw
ベタな展開とありきたりな設定に、見てて恥ずかしくなるようなニャンニャンシーン♪
前作からのファンであれば、充分満足できる後日譚となってたんじゃないかなぁって思います。
残念だったのは上崎 裡沙編がなかった事くらいでしょうか!
梅原くん、塚原先輩、美也ちゃんなどのサブキャラも、良いアクセントになってて見ていて楽しかったですしね♪
ストーリーは前作(本編)からの流れを汲んでいるので、変に冒険してなくって良かったと思う反面、斬新さという意味では物足りなかったかも知れません (*^_^*)
でもはじめてアマガミSSを観た時のキュンキュンした気持ちを思い出せたので観て良かったです♪

♡魔性の女『絢辻詞』編♡『1回だけでいいの?? …ばかぁ(* v v)。』
{netabare}
つかさ様は純一の事をよーくわかってらっしゃいますね♪
良い所も抜けてる所も変態思考もw
だからこそちょっと頼りない純一でも抜群の信頼を寄せている所が素敵です♪
まぁこれからも主導権はずーとつかさちゃんでしょうけどねー(⋈・◡・){/netabare}

♡幼馴染の女『桜井梨穂子』編♡『これからもずっと一緒…』
{netabare}
そういえばこの二人って…
まだ付き合ってなかったんですよねw ∑('◇'*)っ
幼馴染って兄妹みたいな感覚なのかなぁ?
ちっちゃい頃から純一の頭の中は…脅威(胸囲)的なエロだった見たいですけどw
梨穂子ちゃん見たいな可愛い幼馴染がいたらしょうがないのかもね♪
同性からも可愛がられる茶道部のおっとり系マスコットキャラの梨穂子ちゃんは、ドジっ子的な描写も多いですけど、落ち着いていて気品がある仕草を見せてくれる事もああるんですよねー♪
食後の箸の置き方とか純一や美也ちゃんと違ってキチンと揃えて置かれていたりとか、梨穂子ちゃんの品の良い女性らしさが表現されてましたのが良かったと思います(*^_^*)
そんな梨穂子ちゃんの魅力にやっと気付いた純一w 遅すぎo(≧∀≦。)ノ
まぁでも最期は梨穂子ちゃんよりも先に告白してたのでちょっと見直しちゃいました (^ー^* )フフ♪{/netabare}

♡センチメンタルな女『七咲逢』編♡『先輩と一緒にいられないことがこんなにも寂しいなんて… 』
{netabare}
弟思いでしっかり者の逢ちゃんですけど、今回のストーリーでは普段見られないような表情が描写されてましたね♪
思うように行かない恋の行方にちょっとセンチメンタルな逢ちゃんは可愛かったですよ(*^^*)
いっぽう純一は相変わらず変態的提案をしてきますねw
腹枕って、にゃ~んにゃ~んころりよ~♪にゃんころり~♪なんですね…(^=^;大胆不敵w
とはいっても今回の純一は一味違いました!
合宿抜け出してまで、会いに来ただけじゃなくって、ちゃんとプレゼントを決めていたなんて♪
梅原くんのアシストにも友情を感じましたし、今回は本当に二人とも紳士でしたね (゚∇^d) グッジョブ!!{/netabare}

♡限定品に弱い女『棚町薫』編♡『今回のことで分かった事があるの…』
{netabare}
友達以上恋人未満から抜けられない二人の高校最後の夏休み♪
分相応で高校生らしい車中2泊のバス旅行~ρ(^-^*)ノ イッテミヨー!
ラブラブ旅行になるはずが、まさか・・・途中バスに置いて行かれる事になるなんてね~~~~~(/´□`)/アーン!マッテェー!!
そういえばヒッチハイクしたトラックの運ちゃんがd( ̄  ̄)イイコト!言ってましたね♪
「世の中渡って行くには、お互いに支えあう人情が大切」ってね (o^-')b
でも純一と薫ちゃんには馬耳東風だったみたいです…w
その後もなんやかんやで揉めてた二人でしたけど、純一の「今までのことはこの雨に流そう」って言葉で仲直り!
まぁ「雨降って地固まる」的な二人でしたね♪
なんだかんだで一生忘れられない旅になったので、めでたしめでたしです (*^^)v
周りに流されて自分らしさを見失うくらいなら、バカップルのまんまでもいいよねーo(*^▽^*)o~♪{/netabare}

♡監督♪教官♪と呼ぶ女『中多紗江』編♡『もう少しだけ…』
{netabare}
1期での特訓の成果が見事に発揮されていた2期での紗江ちゃん♪
人見知りもだいぶ改善されて、配膳もキビキビ、笑顔も素敵、創設祭実行委員までこなしてしまうとっても素敵な女性に変身してましたね♪
紗江ちゃんと対照的に情けなさ満点の純一は、変態的妄想と狼狽を繰り返すのでしたww
だいたい好きな子の趣味嗜好がわかってないってどういうことよ! (*`×´) プンプン!!
そんなダメダメな純一でも、そばで見守ってくれるだけで安心できるって、紗江ちゃんにとってはそれだけ特別な人なんですね♪
少女にとって少年は人生を変えてくれた王子様で、少年にとって少女はシンデレラのように美しくなっていくお姫様ってとこかなw
そういえば、ナレーションはfateの言峰綺礼役の中田さんなんですよねー♪
言峰綺礼がナレーター (ーー;).。oO(笑) イメージできないw{/netabare}

♡ラブリーな女『森島はるか』編♡『やめなさい二人とも!!うらやましっ・・・w』
{netabare}
1期で結婚している二人を見ることが出来たわけですけど、やっぱりそこに行き着くまでのafterstoryだったんですね♪
相変わらず突拍子もない事を始める森島先輩とそれに付きあう橘くん&塚原先輩って構図に、金髪緑眼のジェシカが参戦!
塚原&ジェシカコンビにまんまと誘導された純一は一世一代の行動に ∑('◇'*)エェッ!?
アタシσ(゚-^*)ならこんなプロポーズされたら嬉しさよりも恥ずかしさで逃げ出しちゃいそうですw{/netabare}

♡にししししな女『橘美也』編??♡『いっときの努力が大きな差になることも知らないなんてね!』
{netabare}
なんだか禍々しい女の欲望が渦巻いてましたねw 司ちゃんってこんなキャラでしたっけw
こんかいは美也ちゃん編というよりも、全員集合のサービス回って事なんですね (^▽^;)
σ( ̄∇ ̄*)アタシも♨温泉♨行きたくなっちゃいました~♪ いざ若返りの湯へ...((((*・o・)ノ ゴーゴー♪{/netabare}


■MUSIC♫
OP曲『Check my soul』
 【作詞・作曲・歌】azusa
ED曲『告白』
 【作詞・作曲・歌】azasa

 アマガミSSといえば「azusa」さんですよね (*^^*)
 透き通った可愛らしい歌声とストレートな気持ちが歌詞に込めれられていて素敵ですね♪
 パンチはないけど、優しさに溢れた曲で癒されちゃいます(o^-')b グッ!


2012.01.15・第一の手記
2012.01.18・第二の手記(追記:■「アマガミSS+plus」と出逢った日の日記 絢辻詞編)
2012.06.03・第三の手記(追記:■総評(各話感想付き♡)、■MUSIC♫)

投稿 : 2024/09/21
♥ : 57
ネタバレ

だわさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アマガミファンに贈る各キャラアフターエピソード( ´ ▽ ` )ノ

2期作品(1期のその後)
各ヒロイン2話ずつ。
読み方はプラス一回w。
順番は、
絢辻詞編→桜井梨穂子編→七咲逢編→棚町薫編→中多紗江編→森島はるか編→おんせんサービス回


以下感想。
このアニメはアフターストーリーになっているので、視聴にあたり、アマガミSS視聴済み、または原作プレイしてないとわかりませんw
各キャラ、みんな可愛い。超可愛い(*´∀`)
ってだけのアニメでたいしたドラマ性はありません。
キャラ別ショートストーリーですv
アマガミSSを見てみて、気に入ったキャラをメインに愛でながら楽しむきわめて限定的なアニメですw

個人的にはスト子が好きだったので、最終回でチラっと出てきただけなのは悲しい話(´Д⊂
スト子だけで1クールやって欲しいくらい好きなのに(´;д;`)んでも、みんな可愛かったからいいや。

ギャルゲーとかだと基本落として終わりだけど、本当にいろいろあるのは付き合った後ってことはよく言う話。
なんというか、付き合い始めの駆け引きみたいな初々しいものが見れてなんかそれが新鮮だったかなーヘ(°∀°ヘ)

最後の森島先輩編のラストはやり過ぎてて思いっきりフいてしまったけど、森島はるか編をラストに持ってきたのが作為的でよく練られてあったなと思いましたw

まあ、問題を挙げるとすれば、本編よりも主人公の変態性が失われていること。本編ではへそやら膝裏やらをいろいろやってハァハァしてた主人公だったのにちょっと残念。。
そのあたりの需要には答えてくれていないぞw

でも、アマガミ見たならこれもぜひ見てほしい作品ですね。
期待以上でも以下でもなく、期待に応えてくれると思います。


以上

以下は視聴前レビュー
{netabare}
 個人的no.1はスト子なので、もうスト子エンドのその後の起承転結の無い日常を1クールやってくれただけでもいいんですけどね。現段階でスト子無し放映も可能性ありだし、期待しないように期待してますw
今のところHPで公開されているヒロインの放送順は以下の通りのようです。


絢辻詞編→桜井梨穂子編→七咲逢編→棚町薫編→中多紗江編→森島はるか編


 1期オッズ一番人気の七咲ラーメンを中盤に据えて、定評のある絢辻さんをトップに、1期でスタートダッシュを決めてくれた森島先輩を殿に据えています。もちろんこの6人の中では七咲逢大本命でしょうけど、その後という観点から、関係に進展を期待できそうなのは桜井梨穂子でしょうか。そう考えると唯一梨穂子はポテンシャル高いですね。


あと、OPEDは決まってるようです。
azusa
OP「Check my Soul」
ED「告白」

{/netabare}

投稿 : 2024/09/21
♥ : 28

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

平坦な道のりを安心して歩く感覚

登場人物は、一期の『アマガミSS』と同じで、
今期では1人の女の子につき2話ごとの展開だった。
しかも、ストーリーはそれぞれ1期から繋がっており、前作の後編といった感じ。

1人につき4話あった前期だと起承転結の流れが丁寧だったけれど、
2期では少々雑に感じてしまうような手抜き感は否めず、
多少のいさかいがあったとしても、安心して観てしまい、
盛り上がりには欠けてたような気がする。

それでも、なんとなく清純で可愛いカップルというか、
主人公の橘純一が、どこがエロ紳士なんだよ、とツッコミたくなるほど
純情な妄想男子だったので、見方によってはそれも面白いが
やや物足りないところもご愛嬌・・・なのかもしれない。

そんな中、一番盛り上がったのは、森島先輩の卒業式かな。
よくぞ言った!と思わず拍手したくなったほどw

水泳部の七咲も、あの自然な雰囲気が好みではあるけれど、
コケティッシュで茶目っ気たっぷりで、
実はごっこ遊びが好きな森島先輩はおそらく、
いろんな意味で純一との相性が一番良いと思う。

個人的な好みとしては、全体通してもう少し会話に巧みな面白さがあると
引き込まれたかもしれないなぁと思う。
でも同時に、この作品はこれでいいのだよな・・とも感じる。

あと、欲を言えば・・・スト子さんの出番がもう少し欲しかった。
内心、一番期待していただけに。・・・さみしくないか?
で、一番の変態は、なにげに純一の妹だったような気が(笑)

3期はおそらくないのだろうけれど、
希望としては、スト子さんとだけの3~4話くらいを
OVAでやらないかな~なんて思っている。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 47

77.9 4 クリスマスアニメランキング4位
東京ゴッドファーザーズ(アニメ映画)

2003年11月8日
★★★★☆ 4.0 (667)
3449人が棚に入れました
自称・元競輪選手のギンちゃん、元ドラァグ・クイーンのハナちゃん、家出少女のミユキ、三人は新宿の公園でホームレス生活を送っていた。クリスマスの晩、ハナちゃんの提案でゴミ捨て場にクリスマス・プレゼントを探しに出かけた三人は、赤ちゃんを拾ってしまう。赤ちゃんに「清子」と名付け、自分で育てると言い張るハナちゃんを説得し、三人は清子の実の親探しに出かけるが、行く先々で騒動が巻き起こる。

声優・キャラクター
江守徹、梅垣義明、岡本綾、飯塚昭三、加藤精三、石丸博也、槐柳二、屋良有作、寺瀬今日子、大塚明夫、小山力也、こおろぎさとみ、柴田理恵、矢原加奈子、犬山イヌコ、山寺宏一
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ドブネズミは美しかっただろうか?

劇場版オリジナル


それは年の暮れのこの物語と同様に全くの偶然でした。
・・・ともったいぶる必要はなく、年末に録り溜めてたものを観忘れていたのを思い出してついぞ最近観ましたというやつです。

私にとっての初“今敏”監督作品になります。
タイトルだけは記憶にあって、とはいえ氏の作品とは知らずにOPクレジットを見て気づいたくらい。
その氏についても早世したアニメ監督らしい、程度のニワカ全開、先入観なし状態で鑑賞突入です。

絵は独特。このタッチはけっこう好き。
ん?劇伴がたまに邪魔してセリフが聞き取りづらい。
声は職業声優さんではないのね。劇場版あるあるなのでそのへんはスルーしよう。


≪クリスマスの奇跡≫タイプの作品、と使い古されたモチーフながら、主人公がホームレスの三人という面白い組み合わせ。
ひょんなことから捨てられてた赤ん坊を拾った三人が、赤ん坊の親を探しにいく道中で、ハプニングが起こりすったもんだしながら、自身の過去にも向き合い、最後は≪クリスマスの奇跡≫タイプらしい、ちょっと心温まる終幕を迎えた良作でした。

おそらく監督も狙ってたのかもしれません。
多少のご都合主義は“クリスマスだしね”で私の場合納得しました。基本、ちょろいんです。
それで手に入れたのがテンポの良さ。92分あっという間です。すったもんだは一つや二つではありませんでしたが、ありえない都合の良さで見事に収束していきます。エンタメはこれくらいでいい。


そしてテンポの良さと相性がいいであろうドタバタコメディやアクションムービーといった方向にあまり舵を切らなかったのがこの監督のすごいところなのかもしれません。
ホームレス三人の主役たち。ギン(CV江守徹)、ハナ(CV梅垣義明)、ミユキ(CV岡本綾)の過去を掘り下げます。赤ん坊という家族の幸せの象徴みたいな存在を媒介にして、宿無しに身をやつした経緯とそれぞれの家族への思いが明かされていく中盤以降がなんとも心に沁みるのです。
本作とそれほど変わらない時期に公開されてる実写映画『ホテルビーナス』とも共鳴するような

{netabare}“社会の底辺から愛を叫ぶ”{/netabare}

心の繋がりを描いた物語でした。社会の繋がりの最小単位である“家族っていいよね”が根っこにあるので、クリスマス映画としての評価が高いのも頷けます。

{netabare}それぞれ三人に帰ることのできる場所を用意してあげたのもクリスマスらしくて良いですね。{/netabare}

なによりそれぞれの家族がいるのと同じいやそれ以上に、このギン、ハナ、ミユキの三人もひとつの家族でした。っていう家族愛をちょっと斜めから捉えた視点もけっこうお気に入り。

社会の最底辺から社会の最小単位を見つめた本作。
監督の他の作品にも興味をそそられますし、テーマや絵柄、そして先述のテンポの良さとクリスマスムービー的な立ち位置を鑑みると、非ヲタ一般人の敷居も低そうな作品です。



■この声あてなら不問
・その1 ハナちゃん
 梅ちゃんの起用は卑怯。そのまんまですやん。
 {netabare}「ろくでなし」熱唱。いつ鼻からピーナッツ飛ばすかワクワクしてたぞ!{/netabare}

・その2 ミユキ
 岡本綾さんがキャスト名に出てきてビックリ。
 当時めっちゃ好きでした。活動期間短かったのも「あの時期の人!」って感じがして懐かしさを誘う。


■日本のホームレス
諸外国と比較し恵まれてます。残飯にはありつけるしダンボールハウスを敷設できる材料や場所に事欠かず、共○党に頼めば党にほぼピンハネされますが生活保護にもありつけます。
ガチで底辺ではあるものの日本社会は優しいし、働けとは思いますが、それはそれでいいと思ってます。海外はそうはいきません。まぁ悲惨の一言です。
また、そういう環境からなのか文化の土壌の違いからなのか、私は後者の影響が強いと思うのですが、日本のホームレスは“良心”が残ってるほうでしょう。

この物語はホームレスが人として大事なものを失ってないよね、が土台となってる話になるので、そもそもその設定を受け入れられる背景がなければ成立しなかったんじゃないかなあ、と感じます。



----
2019.08.03追記

視聴時期:2019年2月初頭
その後、今監督の作品を3作立て続けに観てどれも面白かったです。
そんな素敵な出会いのきっかけを与えてくれたのが本作でした。
ご都合主義なところはクリスマスが免罪符ってことで良いと思います。
今度は12月に観ることにしようかしら(^^)



2019.02.10 初稿
2019.08.03 追記

投稿 : 2024/09/21
♥ : 41
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

きよしこの夜

今敏監督作品、制作マッドハウス。

希望を1枚、カードで支払い、
海外から溜息を取り寄せた。
これはなかなかの上物である。
やがて部屋中が憂鬱で一杯になった。

感覚を麻痺させて生きよう。
出来るだけ静かに目立たぬように生きよう。

{netabare}クリスマスに赤ん坊を拾った。
赤ん坊はなぜ力一杯泣くのだろう!?{/netabare}
それはきっと生きる為の放熱だ。
今敏監督が描きたかったのは、
その放熱そのものかも知れない。
誰もが傷を抱えて生きている、
弱さを抱えて震えながらも前へ前へと。

少し換気をしよう、憂鬱で一杯だ。
ストレスを抱えたたくさんの現代人に、
素敵なクリスマスプレゼントなのだろう。

コミカルでハートフルな聖夜の奇跡、
これは雪降る夜の、奇跡の物語なのだ。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 47

しんばくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

3人のホームレスは捨てられた赤ん坊を見つける

ジャンル        :アドベンチャー、コメディ
原作          :今敏
アニメーション製作 :マッドハウス
監督          :今敏
脚本          :信本敬子、今敏
キャラデザイン    :小西賢一、今敏
音楽          :鈴木慶一

参照元        :Wikipedia「東京ゴッドファーザーズ」

【あらすじ】
 元競輪選手のギンちゃん、元ドラァグ・クイーンのハナちゃん、家出少女のミユキ、三人は新宿の公園でホームレス生活を送っていた。クリスマスの晩、ハナちゃんの提案でゴミ捨て場にクリスマス・プレゼントを探しに出かけた三人は、赤ちゃんを拾う。赤ちゃんに「清子」と名付け、自分で育てると言い張るハナちゃんを説得し、三人は清子の実の親探しに出かける。 Wikipedia「東京ゴッドファーザーズ あらすじ」参照

【特徴】
①冒険
②家族、ハートウォーミング
③明るい
④雪の積もる冬の東京が舞台

【特徴の説明】 
①あらすじに記載したところから物語りは始まる。しかし、行く先々で・・・
②マフィア映画ではありません。あらすじから想像し易いかもしれませんが、家族をテーマにした作品だと感じました。
③涙する場面もありますが、ギンちゃん、ハナちゃん、ミユキの3人は世知辛い世の中を前向きに生きており、基本的に会話のキャッチボールは明るいです。
④防寒着無しでは生活できないシチュエーションですが、それがかえって②③を一際温かいものに感じさせてくれました。

【総括】
 面白さをガツンと感じられる作品でした。物語は複雑で難しい訳ではなく、衝撃の展開によりテンポ良く次々に進みます。また、この衝撃が想像を超える展開となり飽きさせません。そして特徴②に挙げた通り、所々感動させられる場面によって素直に良いと思える物語になっていると感じました。因みにキャラクターデザインは一般向けなので、そこはご理解下さい。


【思った事・蛇足】

タイトルに『ゴッドファーザー』が入っているので
ヤクザ映画、もしくはアウトローを描いた物語だと思っていました。
それに
「ゴッドファーザー愛のテーマ」から珍走団のイメージが浮かんできて
ヤンキーの抗争物ものとも思っていました。


けれど違いました。
3人はホームレスになってしまった理由があり
苦悩しながらまがりなりにも生活をしています。
そんなある日のクリスマスに
偶然捨てられたし赤ちゃんを見つけるわけですが
この赤ちゃんには幸運の女神がついているのです。


この幸運の赤ちゃんによって
3人に待ち受ける運命はどうなってしまうのか
という物語。






これは良い話だ。
なんかジーンと来るものがありました。


観終えた後
『ゴッドファーザー』を調べたら
東京ゴッドファーザーズというタイトルの意味も分かりました。






それにしてもTVのロードショーで放送されていないのでしょうか。
物語自体は誰が見ても絶対に良いと思える内容なんでしょうけど
ホームレスが登場するとなると画面映り悪いからでしょうか。
それにもしかすると
視聴者がミユキ以上の年齢じゃないとウケが悪いのかもしれないのでしょう。
何と無くですが
地上波で放送されない理由はこれらの事情かもしれませんね。


最後です。
本作の魅力を上手く伝えられませんが
兎に角温かい。
そして
兎に角面白い。
まだ観ていない方は是非!

投稿 : 2024/09/21
♥ : 17

75.1 5 クリスマスアニメランキング5位
彼女、お借りします(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (590)
2061人が棚に入れました
20歳のダメダメ大学生・木ノ下和也。初めての彼女と一度だけキスをしたが、たった1ヶ月でフラれてしまった。「あぁ…やだ…もうなんか全部ヤダ…」やけっぱちになった和也は、“ある方法"を使って、女の子とデートをすることに。待ち合わせ場所に行くと、「君が和也君、だよね?」さらさらの黒髪を耳にかけながら、和也の顔を伺う美少女、水原千鶴は微笑みかけた──。

声優・キャラクター
雨宮天、悠木碧、東山奈央、高橋李依、堀江瞬、野沢由香里、赤坂柾之、梶原岳人
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

女々しい主人公と性格悪い元カノに耐えられる?

※過去レビューですが、色々修正しました。

レンタル彼女をテーマにするのは新鮮で面白かった。
ニセコイと状況だけは似ているかも。

主人公は女々しいくせにカッコつけで見栄っ張りなところがイライラする。
ぎりぎり非常識まではいかないのでなんとか我慢できるけど、好きになれないなあ
やっぱり女々しい男はダメだですね、イライラする。

主人公の友人2人は常識人で好きなキャラです。


◆見終わって追記◆
途中から面白くなってきたけど、エンジンかかるのが遅すぎますね。

主人公がうざいのは変わらないけど、面白いところもあった。
でもほとんどヒロイン達が可愛いからなんとか見れただけかな?

ヒロイン4人の声優はみんないい感じ。作画も良くて
かなり力が入ったアニメ化だということは感じました。
そしてやはり悠木碧の演技はすごい。
こういう役ができる人は限られてきますね。

2期がすでに決定しているらしいです。
後半は面白くなってきたので継続視聴予定。

1期は水原以外のヒロインの出番が少なかったけど
2期は4人の人間関係がメインになるのかな?


{netabare}
不憫なのはルカ。
三角関係系のラブコメによくある報われないヒロインってやつ。
水原とか墨は好感持てるし、魅力的なヒロインって思うけど
ルカは一人だけストレートに好意寄せてるし
もうこの子でいいでしょ、かわいそうじゃんって思う。

こういうストレートな子をいつまでも曖昧な返事でキープして他の子に気持ちを持っていく主人公よくいるけどホントいらっとする。
これだけ可愛い子に何の不満があるの?
クズの分際で美少女をキープとか、調子に乗りすぎ。

こうやって素直に好意寄せる子って、アニメで三角関係になると高確率で負けるからかわいそうになる。
現実世界だとこういう素直に好意向ける子のほうがモテるし幸せになるよね。
(水原や墨が嫌ってわけじゃないですよ)
でも結局は水原もルカもラブコメの脚本に振り回される犠牲者。
ラブコメだから仕方ないのかな。

でも見終わって一番好きになれないのは主人公じゃなくて元カノの麻美でした。
麻美も複雑な感情があると思うけど、性格悪すぎて。
でもこういう子いるよね、残念なことに。
他の子は良い子だけど、この子は好きになれないなー。

ラブコメのご都合だから仕方ないとはいえ、この元カノの良いところって外見以外にあるのかな?

{/netabare}

投稿 : 2024/09/21
♥ : 37
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

『彼女お狩りします』精神の絶対的不足

原作未読


「君も若いんだしいつまでもこんなことしてちゃいかんよ」

言わずもがな自分で呼んどいた風俗嬢に説教垂れるオヤジの図。ダサいの極致。
第1話から似たやりとりしかも大学1年生がやらかしてるのを目にして日本の将来を憂いながら即切りしようかと思ったけどひとまず踏みとどまった作品。

週刊少年マガジン連載です。
近年、恋愛ものでは物議を醸すマガジン案件です。後年振り返った時、この特異な時代になにかしらの称号が与えられるかもしれません。それだけなんでもありな熱量を感じる作品が次々輩出されてるの。

そして本作。あらすじは省略。「レンタル彼女」が実在するのは存じております。ただしどこにニーズがあるかは正直理解できないし、下世話な話、金を払うならもっと直接的なのにするわな。なんならアニマルスピリット全開で直接調達に動くでしょう。つまり本作の設定自体が私の美学に全く合いません。

そんなマイナス設定の次にこの主人公の性格。
そうとう無理ゲーなんですけどギリギリでドMプレイができる可能性を探ります。“女々しい”なる言葉は女性に対して使用しません。男性特有の“女々しさ”“情けなさ”“クズっぷり”。この主人公に抱く嫌悪感は己に潜んだ恥部をごりごり見せつけられる感覚に近いのではないかと思ってみたり。

挙げればキリがありません。

{netabare}・サービス規約をことごとく無視
・誰も俺を分かってくれないオーラの常時放出
・見栄を張るために周囲を巻き込む(メンツが一番)
・それを女性に言っちゃダメだよの速射かつ連射
・直前の出来事に影響を受ける鳩山由○夫メモリ搭載
…etc{/netabare}

端的に言うと、自分の起こす行動がどういう結果をもたらすか一切想像できない男ですね。悪い意味でピュアってやつです。そして忘れてはいけない。天性のモテ男という希少種以外は多かれ少なかれこの悪い意味でピュアなところから現実女性に向き合い始めるわけであります。仮に想像できてたとしてもOJTが足りてなければ使い物になりません。
何が言いたいかというと


 木ノ下和也(CV石谷春貴)は自分である


そんな認めたくない仮説。この嫌悪感の正体は同族嫌悪であるとの見立て。このアニメはそんな認めたくない自分に向き合うRIZ○P型自己改革アニメであるのです。


 いや、アニメにそんなん求めてねーし そもそもちげーし


その通りで、なんなりと退場してよろしいかと思います。自分も楽しみ方がよくわからんのですよ。
大学1年生で童貞なんてどいつも似たようなメンタリティだろうにとわりと許容しながら楽しもうと思ったんですけど後述の理由でちときついと感じたのが決め手となり5話で撤退します。



※というわけで撤退理由2点

■ダメな理由1

それ誰が稼いだ金だと思ってんだよ

{netabare}あまり裕福な感じじゃなかったと思うし、親の金で女遊びとか私の美学に反する{/netabare}


■ダメな理由2

あーお里が知れますよね

 {netabare}“外華内貧”

という言葉を思い出した。中身がないのに外見を飾ること。
某国の知識人が自国を自虐的に捉える文脈で言われだした言葉。{/netabare}

{netabare}“ボロは着てても心は錦”を美徳とする心構えの対極にある態度なんですよね。その場を取り繕うのが目的なので整合性は取れない。いや品がない。
この主人公を見てて「甘えてないでいっぺん痛い目を見ろよ」と思った方大半じゃないでしょうか? それは自然な感覚です。彼にフォローは不要。

例えば、「私たちの主張は嘘っぱちなんですけど、それでも一言かたちだけでも謝ってもらえれば面子がたつんです。どうかお願いします。」と頭下げられて、じゃあ仕方ないと応じるのは大人の対応でしょうか。違います。
例えば、「中身はどうでもよくて、男はマッチョ体型、女は整形してでも美形でないと生きていけないんです。就職にも響きます。」が幅を利かせるのは正しいと思えるでしょうか?少なくとも自分にとっては違います。{/netabare}

甘やかしてもなんとかなるのが常態化してるため更生する機会に恵まれず、って某国との関係そのままですし、そうなると第3話くらいで展開された“幼馴染から受ける実はいい人的な吹聴”って工作活動に見えてくるし、と妄想がマイナス方向に加速しちゃったこともあり限界を迎えました。


ただの女々しい童貞くんの話だったら我慢できてたかもしれませんがそれも実際はわかりませんね。
おそらく逐次新キャラを投入して物語を動かしてくるのでしょう。主人公にも裏事情があって的な評価逆転イベントが用意されてるのかもしれません。だがそれはそれ。情状酌量の余地なしっす。
なお女子二名。水原千鶴(CV雨宮天)と七海麻美(CV悠木碧)に悪感情はありません。むしろ麻美ちゃん大好きですね。男子なら乗り越えるべき壁です。

FROM 「あ!女のプライドの問題だな」と感づく第一段階
TO    相手の自尊心をくすぐりながら制御できる最終段階

大学卒業までには身に着けたいスキルです。ぜひ頑張っていただきたい。奮励されたし!



視聴時期:2020年7月~9月 リアタイ

-----
2020.10.29 追記

迷惑系Youtuberみたいなマーケティングだったと結論付け。
2期決定したそうですね。1クール終わっての皆さんの感想もいくつか拝読。圧倒的不支持かと思いきや「別にそこまででも」な声も散見されますね。かように爪痕は残った感じだったかもしれません。


2020.08.29 初稿
2020.10.29 追記
2021.06.08 タイトル修正

投稿 : 2024/09/21
♥ : 60
ネタバレ

食前酒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アニメでコケた作品入り

【第十二話】(総評も含みます)
{netabare}最終話でした。なんとも言えないごちゃごちゃ完。一応最終話として形だけ収めてたけど話もキャラクターも全く締まりがない。カズヤと千鶴、マミについてはまぁ及第点。カズヤのどっちつかずな感じとか嫌いじゃなかったけど世間ではまぁ賛否両論でしたね。千鶴についてもめちゃくちゃ性格が良いということだけは12話通して伝わりました。対照的にマミがどうしよもない性悪女だということも分かりました。問題なのは瑠夏、墨。ラストのカズヤと千鶴の落ちがあってそれからカズヤと瑠夏が普通にデートしてる描写は何なのか。墨に関してはそもそもの話の構成から問題ありで、最後までほぼほぼ登場無し。おそらくかなり原作の展開改変してるんだろうけど、どうせ二期やるからいいだろみたいな感じもしてこれは評価できない。謎のタイトルアップや曲の流すタイミングもセンスを感じない。トムスが制作ということで心配もありましたが同時に期待していた部分もあったのでちょっと残念。カノカリ自体の作品はものすごくいいものだと思うのでこれはアニメで失敗したと言われても仕方がないかも。二期も一応見ますが製作は多分同じだと思うのでその意味では期待できないですね。すこし辛口でしたがキャラクターは可愛かったですしセ〇シーなカットもよかったと思うので、そういう感じのが好きな人やタイトル見て気になった方は一度見てみるのも良いかも。{/netabare}

【第一話】
まだ一話目でキャラも出揃ってないのでなんとも言えないですが雨宮さんよくあっていました。一話目でできるだけの展開は見せられていたと思います。ただ…レンタルの彼女という設定がやはりどうしても好きになれない…まぁそこはアニメフィクションの世界観で割り切れたらいいんでしょうけど、そんな職業に好感も興味も持てない(むしろ否定的な感じですね)
【第二話】
正直一話の評価でレンタル彼女設定についてかなり下げてたけど今回のAパートでちょっと見方が変わったかも。主人公男と水原の今後の関係は大体読めるけどこの後の登場ヒロインがどうかかわってくるのか気になりますね。
【第三話】
{netabare}前回の麻美から裏がありそうな感じがしてたからもしやと思ったら案の定今回は麻美の裏の顔が明らかになりました。主人公のクズっぷりと言い麻美のダーク面と言い今のリアルな大学生の一面をよく描けてると思います。最初は面白いと思わなかったけどここまで頭のおかしな大学生ばかり出てくると一周回ってありかも。{/netabare}
【第四話】
{netabare}中盤で主人公の同級生男が語ってたことは割と共感できた。そして最後まで麻美踊らされまくりの今回。正直最終回の落ちまで予想できてるけどこの麻美関係のこじれいつまで引っ張るのって感じですね。最初の方は割とテンポよくスパスパいってたけどここにきて中だるみを感じた。最後の海に飛び込むシーンでタイトル出てくるのは謎だったし、最後には絶対出さないといけないルールでもあるのかな?作品全体で評価は上がってるけどなかなか満足とまではいかない回が続きますね。{/netabare}
【第五話】
3+3+3+3+0+1=13
【第六話】
{netabare}ようやく三人目のヒロイン登場でなんと主人公の友達の彼女更科瑠夏。初登場シーンからいきなり制服パ〇チラで、程よい見せ具合と照れ具合と東山さんアフレコで無事私の推しになりました(笑)。それから友達とのダブルデートでクライミングに挑戦するわけですが主人公と千鶴の関係が他者にばれそうになるというピンチに。ここで以外に攻めてくる瑠夏。千鶴に直で問いただしたり二人にキスをさせたり最後まで瑠夏に踊らされまくりで結構笑えた。瑠夏のパン〇ラと言い、千鶴のエ〇いクライミングカットと言いそこらの下手なエ〇アニメよりよっぽど評価できる。ようやく恋愛ラブコメっぽくなってきていい感じ。{/netabare}
【第七話】
{netabare}面白かったけど最後はちょっと残念。前回で瑠夏がレンカノ業界の人っていうのはまぁ予測してた。案の定その業界人というのがカズヤと千鶴にも早々にわかるんだけどそっからドタバタ展開。いきなり瑠夏がカズヤに逆プロポーズ。もちろんレンカノとしてではなく。レンカノ関係だった栗林は瑠夏にカズヤの前で正体を暴露されて撃沈。当然困惑の主人公。これを聞かされた千鶴も否定的。カズヤは栗林の気持ちもくみ取り土下座して瑠夏にあきらめてもらうよう頼みますが芯を曲げません。でそこから何かあったのであろう瑠夏の過去の描写をEDでマンガ風イラストと合わせて流す…。この演出自体は良かったんだけど瑠夏の過去は正直ありきたりというか。瑠夏がこの業界に入った理由もカズヤと無理やり付き合おうとする理由も納得はできたんだけどそこにあるのはただ面白いということだけ。まぁ面白ければいいじゃんと思われるかもしれないけど私の場合途中のカズヤの部屋での千鶴とのやり取りのところで落ちを期待しすぎたかも。面白いにプラスアルファあったら完璧だった。まぁ全然悪くないと思うし何より前回から瑠夏推しの私からしたら瑠夏回万歳です(笑)。{/netabare}
【第八話】
{netabare}今回は千鶴回。Aパート瑠夏がカズヤにクリスマスキャンセルされて瑠夏ルートはまずなくなった。Bパートの全体の流れも王道というか新しい面白さは感じなかったんだけど最後の千鶴は過去一ぐらいでよかった。恥ずかしがりながらプレゼントをカズヤに渡すところの息づかいとかもよかったと思う。正直千鶴が実は女優だったっていうのは微妙だけど。{/netabare}
【第九話】
{netabare}今回はまたまた瑠夏がらみの話。瑠夏に遊ばれてるカズヤの馬鹿さ加減は見てて面白かったし瑠夏も可愛かった。最後の落ちも瑠夏としての終着点になってたから良いと思う。まぁでもカズヤも千鶴もいったい何に悩んでるのかよくわからないな。もう普通にカズヤと千鶴でリアルな関係になっておばあちゃんの件も解決、千鶴もこれを理由にレンカノやめれて女優業に本腰入れれるんじゃないの?(笑)。{/netabare}
【第十話】
カズヤ単純にいい奴。このアニメ見る前と今とで好感度180度変わった。千鶴100人に1人いるかいないかレベルの存在(いい意味で)。栗林ある意味幸せ者。カズヤもそうだけど栗林の回想も何個か共感できた。作者の方がお若いのか良く観察しているのか分かりませんが若者の軽い感じや思い付きで言動するところとか良く描けていていいと思います。
【第十一話】
{netabare}今回初登場の墨ちゃん。墨の私服が制服みたいで制服フェチ御用達キャラです。ちなみに私も制服フェチなので瑠夏から墨に揺らぎそうになりましたがギリ瑠夏キープ。私も若干コミュ障なので瑠夏みたいな人がそばにいると楽しくなりそうで好きです。そんな瑠夏事情はさておき墨は自らのコミュ障を改善したいと思いレンカノ業界に入ったとのこと。先輩である千鶴の提案でカズヤと墨のデートが始まるわけですがここでもカズヤの男の妄想が連発。そりゃあんなビジュアルしてたら男なら誰でも思う事はあるだろうね…カズヤはこのアニメを見ている全男の意思を具現化させたような人物ですから今回も見てて面白かったです。でも残念ながら墨はここで終了。他キャラよりも圧倒的にスポットライトに当たる時間が短く残念です。さすがに原作ではもっと掘られてると思いますが…。Bパートからはいよいよマミに千鶴たちのレンカノのことがばれてさてどうするカズヤ千鶴というところで次回最終話です。{/netabare}

投稿 : 2024/09/21
♥ : 10

64.2 6 クリスマスアニメランキング6位
KURAU Phantom Memory-クラウ・ファントムメモリー(TVアニメ動画)

2004年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (135)
705人が棚に入れました
西暦2100年。世界は生活圏としての都市「メトロポリス」とライフラインとしての生産層「エコロジア」に区別されていた。そこでは互いが互いを助け合い、戦争や貧困をもはや過去のものとしていた。
人々が暮らすメトロポリスでは、地上400mを誇る超高層ビル群と重力制御によるエアカーを主流とした交通により、ストレスの無い理想の社会を形成していた。その一方で、人類は宇宙へと進出し、月に都市を建て、更なる外宇宙進出を計画していた。
次世代エネルギーの研究者である天箕博士は、月面にある基地で研究チームと共に原子衝突実験を行っていた。しかし、その最中に、突如実験装置から飛び出した2つの光が天箕博士の娘、天箕クラウに衝突し、彼女の体を分解してしまった。しかし、その光は再びクラウの姿を形作り、クラウは「リナクス」として蘇る。ただ、もう1つの光の行方は誰にも分からないままであった…。
それから10年後。クラウはリナクスの力を隠しながら、悪を取り締まるエージェントとして日々を送っていた。そんなある日、クラウの中からもう1つの光の対である少女「クリスマス」が現れる。

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

リナクスがあふれ出しそう。

原子衝突実験の際に事故でクラウにリナクスが宿り、元の人格を失ったリナサピアンとなってしまう。
対のクリスマスと共に警察組織GPOから追われる生活が始まる・・・と書いてもなんのこっちゃ分からんでしょうが、超ザックリ言えば二人の少女の愛の逃亡劇です、ちょっと違うけど(笑)かなり雑多に書き記したので後で書き直すかも。

・クラウとクリスマス
クラウとクリスマスの堅い絆が本作の特徴。クラウはリナクスの超人的な力をもってクリスマスを守ろうとする結構男前なところがありつつ、母性というものも感じる優しいキャラクター。クリスマスは可愛らしい少女ではあるが、芯の強いところもある・・・といった感じ。美しい音楽とともに暖かな雰囲気を作り出す表情豊かなキャラクターには好感が持てる。

・影の主役は父親?
我が子が得体の知れないものに身体を乗っ取られてしまった・・・なんてことよくフィクションではあります。本作では父親がその引き金になってしまっていてひたすら自責の念にかられる、かなりヘヴィな境遇です。しかもそれが人間らしく振る舞い「お父さん」と呼び始め、我が子同然のように見えてしまう。さらには二人に分裂(?)するものですから、その苦悩は計り知れないものがあると思われるのですが、リナクスであるクラウやクリスマスも我が子同様に大切に想うようになります。クリスマスとクラウの絆に目に奪われがちですが、私が本当に良い想ったところはこの極めて特殊な親子関係にありました。彼女たちの手助けをするダグやアヤカの心にも家族というものが大きなウエイトを占めているのも印象的。この作品の凄さは家族愛に止まらない分け隔てのない愛にあるのですが、それに反して作風自体は地味で落ち着いています。

・リナクス、対
本作に出てくるリナクスやら対と言った謎めいたSF設定。リナクスは知性を持つエネルギー体(?)らしく、対の定義も理系の方なら感覚的に理解しうるものらしいですが、はっきり言って詳細は全く分かりません。原子衝突実験の際に発生した事象ということですが、原子とかさっぱり分からんので。とりあえず作中だけでは観念的なものとしか捉えられない。対とは惹かれ合う存在、代わりとなるものはいない、なんだかツインソウルな感覚で恋愛や家族愛とは一線を画している。未知の知性体を難しく定義づけせず未知のまま扱うあたりが、評価が分かれるポイントかもしれない。リナクスの超人的な力を駆使したアクションも華麗で美しいけど、アクションものとして捉える人は多分誰一人としていない。

・総評
SF設定は面白そうなのですが、SFアニメというよりヒューマンドラマの色彩が濃い。謎を含みつつも基本は分かりやすいストーリー・キャラの表情の豊かさには光るものがあって、絆が感じられる本作に好印象を持たれる方は多いのではないでしょうか。クラウとクリスマスの逃避行とGPOの内情が絡み合う丁寧なストーリー展開ですが、リナクスの謎を解き明かす展開には至らない。ゆえに漠然としていて視聴者を引き込む力がやや弱いのが難点ですが、力強く暖かで心に響く良作。難解さは無く、むしろ女性にお勧めしたいハートフルなアニメ。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 10
ネタバレ

じぇりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

これからの時期におススメ!世界観の確立された良作

やはり原作なしのオリジナルアニメーションは、きっちり完結してくれるので安心して見られる。
あらすじと成分にある通り、主人公クラウの「対」として生まれる少女の名は「クリスマス」。

そして、タイトルとなっている"Phamtom Memory"についてだが、作中にはこの言葉は一度たりとも出てこない。
しかしタイトルに入るくらいなのだから、作品の重要なキーワードであることは間違いない。

クリスマスの名の由来、そしてこのファントムメモリーとは一体何を指しているのかが明らかになるのは、最後にふわっと暖かい余韻を残してくれる最終話である。
視聴を始めた方は是非、最後まで観てほしい作品である。

私は、この作品は様々な「家族愛」を描いているのだと思う。
主人公クラウとクリスマスは、例えるなら姉妹・夫婦…あるいは、互いにとってそれ以上の存在であり、サブキャラクターたちもそれぞれの家族愛を心に持ちながら、クラウ達に協力する。
戦闘シーンなどもあるが、圧倒的にヒューマンドラマに重きを置いた作品である。

物語の大半が、クラウとクリスマスの、{netabare}リナクスを執拗に捕獲しようとする国際警察機関GPOからの追跡からの、逃避行と潜伏を描いているので、潜伏先で出会うという形の、数話だけ登場するキャラが多いのが特徴なのだが、{/netabare} その誰もがそれぞれのドラマを抱えているのがまた良い。

それは時にクラウ達を励ます暖かさだったり、彼女たちを戦いに駆り立てる悲しい運命だったり…いずれにしても心にグッとくるものがあるのだ。

最後に、この作品はOP/EDの音楽・映像共に作品の世界観と見事に融合していて非常に良かった。
特に全24話中の何話かは、その回のラストシーンでED曲のイントロが流れ始め、そのまま曲途中からEDに移る、という手法を取っているのだが、この演出がまたにくい。

例えそのラストシーンが、感動で終わっても、ピンチで終わっても、悲しいシーンで終わっても、曲のもつ独特の神秘性のおかげで、どの場面にも有効だったのは素晴らしいの一言に尽きる。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 8

coldikaros さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

話がよく動く動く

一話目の超展開には驚かされました。えっもうクライマッス?って思うぐらいでした。
その後も話はそうグズグズすることなくイベントが続いていきます。
しかし、下手に中が充実していたので終わりがあまりインパクトがなかったのは少しいただけませんでしたね。
まぁご都合主義でない展開としてはよかったと思いますが。
確かに、もう少しぐらい評価されてもいいと思う内容ではありました。
特にEDの入り方は神がかってる時がありましたし、とても充実した内容でもありました。
とにかく、もっと多くの人に見てもらう他ないですね^^;

投稿 : 2024/09/21
♥ : 5

75.7 7 クリスマスアニメランキング7位
かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-(アニメ映画)

2022年12月17日
★★★★☆ 4.0 (172)
575人が棚に入れました
秀知院学園の生徒会で出会った
副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行。
2人の天才は長きにわたる恋愛頭脳戦の末、
お互いの気持ちを伝え合い、“奉心祭”で初めてのキスをした。

しかし未だ明確な告白には至っておらず、
恋人同士になるかと思われた2人の関係性は曖昧なまま、
お互いをより強く意識して、クリスマスを迎えることに。

“完璧でありたい”白銀と、
“完璧じゃない”所こそを求めるかぐや。
これは天才たちによる、いたって“普通な”恋の物語。

ファーストキッスは終わらない。

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

かぐや様4変化

原作未読 全4話

「かぐや様は告らせたい」のスペシャル作品です。1〜3期を事前に観ることをオススメします。

観る前に3期で綺麗に終わった感じがして、この作品は蛇足的な感じなのかなぁ〜と思っていましたが、全然違いましたねw

お話は3期の後のお話です。

かぐや様は普段の清楚なキャラ以外にも色々なキャラに変わりますが、今回は総出演でしたw

ただ後半はネガティヴなキャラで、白銀を困惑させてなかなか元のような仲になりません。

でも色々あって最後はハッピーエンドで終わっています。

OPは鈴木雅之さんと高城れにさん、EDは鈴木愛理さんが歌っています。

最後に、原作ではこの後も続いていくようですが、4期はあるのでしょうか〜

投稿 : 2024/09/21
♥ : 19
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

揺れ動く乙女心のデフォルメ

クリスマス編(原作未読)のアニメ化作品をTV放送に先駆け劇場上映する企画。

【物語 4.0点】
白銀会長とかぐや副会長。
文化祭でのファーストキッスという決定的な恋のビッグイベントを越えてもモヤモヤした生徒会の2人。
クリスマスの喧騒を前に2人の心を掘り下げることで課題を明示。
さらには恋愛に頭脳を使うことの意義も問い直す。
外面は華やかなクリスマスムービーだが、内容は内面的な恋愛作品。

弱さを隠して高嶺の花と並び立ちたい白銀。
弱さも含めて全部曝け出して欲しいかぐや。
論点は典型的な男女のボタンの掛け違い。
ですがメイン2人の幼少期回想も含めた内面整理は丁寧。
これまで、もどかしいと思っていた“恋愛頭脳戦”泥沼化の深層もクリアになり納得。

過去のシリーズサブタイトル・1期『~天才たちの恋愛頭脳戦~』→2期で打消線。
本作にて仮面(ペルソナ)で本心を隠し合う恋愛頭脳戦そのものが2人の恋愛成就の障害となり得ることが示唆され味わい深さが増しました。

3期『-ウルトラロマンティック-』はカッコいい所を見せたい白銀の究極到達点。
これを受けた本作は素朴で普通のロマンティックを求めるかぐやのカウンター。
対比によりこちらもコクが出て来ました。

そして本作の『-ファーストキッスは終わらない-』も含蓄があります。
(※核心的ネタバレ){netabare}ファーストキッス後のモヤモヤ&ドタバタを締めたセカンドキッス。胸キュンでした。{/netabare}


【作画 4.0点】
自在なデザインでパロディ含めた各種ギャグに対応する多彩さは相変わらず。
それにしても、{netabare}激レアな幼女キャラ・かぐやちゃんがスクリーンに現れた時はどうなることかと思いましたw
身長低すぎて髪の毛とリボンしか見えなかった時は、贅沢な画面の使い方だなと苦笑w{/netabare}

加えて、かぐやのキャラ発現に応じて色彩から変容する背景美術も心情表現を好アシスト。
“氷のかぐや姫”の背景は体感温度も寒かったです。

瞳による心理描写も繊細。
孤独の理由を紐解かれた氷のかぐや姫の赤眼は一段とさみしげに見えました。


【キャラ 4.5点】
ヒロイン・四宮かぐや。
キッスの衝撃を経て、笑撃のかぐやちゃんを始め、“氷のかぐや姫”も乱入および再顕現し、
脳内法廷は紛糾w

こんなん男からみたら混沌とした乙女心にしか見えずに対処に空回りするのは必然。
乙女心のデフォルメが上手すぎてツボにハマります。

対する白銀御行がカッコつけたい理由に
{netabare}母に認められたかった{/netabare}というトラウマが追加されたのも収穫でした。
会長がアホになることが恋愛頭脳戦終結の鍵と感じました。
(いや、もうかぐやちゃんと一緒にアホ化してるかw)


こじれる2人を見兼ねて?{netabare}かつて、かぐやに恋の病を宣告した“ヤブ医者“も再登場。
少年患者にも中々いい意見(オピニオン)出しますね。ナースさんの方も。{/netabare}


同時並行で脈が続く石上&つばめ先輩。
つばめの回答猶予要請についても恋愛経験由来の慎重さであると占われ、
こちらも内面掘り下げによる土台固めは順調。

【声優 4.5点】
今回、特に素晴らしかったのが、四宮かぐや役の古賀 葵さん。
“氷のかぐや姫”の冷酷ボイスから、新アホキャラ・かぐやちゃんの可愛らしい“効果音”までカバーする幅広い芸当。
脳内裁判を繰り広げる原告被告証人裁判官まで一手に引き受けるセリフの物量も圧倒的でスクリーンを制圧。

【音楽 4.0点】
心情曲からパロディ要素まで手広く対応するシリーズBGMは100曲を突破。
今作ではクリスマスムードも付加。
石上会計のシーンで、何かの原住民音楽が鳴り響くのがジワジワ来ますw

OP主題歌「Love is Show」は鈴木 雅之さんが4作連続。
ゲストボーカルに、ももクロ・高城れにさんを侍らせ、キッス以後も続く白銀会長のロマンティックを熱唱。

ED主題歌は鈴木 愛理さんが「heart notes」で3期から連投。
さらに挿入歌として投入されたhalca「ロマンティックマニフェスト」は{netabare}フェイクED演出{/netabare}の役割も果たす。
いずれも、かぐやの心情を汲んだ良曲。

OPの白銀による先制攻撃、EDのかぐやの反撃という歌詞世界の図式。
今回はかぐや側を2段構えにすることにより、3期で仕掛けた白銀への、かぐや様の猛反撃の構図を際立たせる。

【余談】
一応、近年稀に見るくらいS○X連呼する(苦笑)クリスマス恋愛映画ですが、
観客にカップルは1組だけで、あとは私含めて、むさ苦しい男どもばかりw

だが、これでいい。
この作品において浮かれたムードを醸すクリスマスは、
かぐやが望む素朴な恋の障害として敵役となる、白銀のウルトラロマンティックな見栄の暗示にも感じます。
だからこそ(※核心的ネタバレ){netabare}かぐや→白銀への告白もクリスマス後に突発的に行われる。{/netabare}
イブに向けてムードを高めていきたいカップルにはオススメし辛いですw
むしろ{netabare}正月とクリスマスを悪魔合体する藤原家の奇祭{/netabare}でムードぶち壊しまであると懸念しますw
幸せに酔いたいカップルの皆さんはこんなん観てないで、渚&翼を見習って素直にランデブーしましょうw

投稿 : 2024/09/21
♥ : 18

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

F・Kは終わらない!けど完結???

原作未読です。これで完結なのかな?ついに終わってしまうのかな?
もうちょっと「早くどっちか告っちゃえよ!」とツッコんでいたかった・・・
好きなアニメの好きなキャラのハッピーエンドって本当は嬉しいはずなんだけど、このアニメだけはまだまだハッピーエンドになって欲しくない!
なぜなら、そこまでの過程がとても面白いから。もっと生徒会のみんなの
ドタバタな生活を覗いていたい!そう思わせてくれる作品って実は少ないかもしれない。全期通して素晴らしいラブコメだと思いました!

投稿 : 2024/09/21
♥ : 7

74.2 8 クリスマスアニメランキング8位
先輩がうざい後輩の話(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (359)
1119人が棚に入れました
糸巻商社入社2年目、早く一人前になりたい五十嵐双葉。ちょっとガサツだけど面倒見のいい先輩・武田晴海。双葉は武田先輩をうざいと思いながらも、本当はまんざらでもない様子だったり、でもやっぱり本当にうざいときもあったり…
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

からかい上手の武田さん

原作未読


職場恋愛。大人っすよ大人(笑)
まるで某高木さん♀のそれのように、武田晴海(CV武内駿輔)先輩♂が、後輩の五十嵐双葉(CV楠木ともり)をからかう感じだといえなくもない。恋心を隠してるかどうかは知りません。
武田はガタイがよく一見ガサツなわりには細かいところに気がつきけっこうな頻度でクリティカルを放つTHE体育会系。対照的に双葉は見た目幼いちびっ子なんだけどそこ指摘されるのは気に食わないタイプ。基本頑張り屋です。鈍感ガサツな武田にからかわれる度にイラっとくるみたいなやりとりを指して“先輩がうざい”となってます。実際のところ、武田の後輩指導は双葉の羞恥心喚起どまりで面倒見の良さが視聴者にもわかるコミュニケーションとなってます。悪意がなくそれでいて一線を越えず、言い過ぎたり本当にへこんでるのを察知すればきちんと双葉のストライクゾーンに響くボールを投げ込むため不快さとは無縁ですね。

そんな凸凹コンビが紡ぐほのぼのラブコメ全12話でした。定番(王道)と変化球の塩梅もほどよかったかもしれません。思いつくところで以下

■定番(王道)
ラブコメはキャラが大事で見た目も性格も対照的な二人の絡みは相性がよいです。
要領が悪かったりなにかしらコンプレックスを抱えながら一生懸命頑張るヒロインと、そんなヒロインに迎合しないけどぞんざいな扱いをするわけでもなく適宜ヒロインが欲しい言葉を投げてくれる男の構図は少女漫画での定番カップルの構図ですね。放送中に目についた版元の“一迅社”は沿革みたところ少女向け媒体に強みありそうな出版社なので関係してるのかもしれません。

「この人あたしのことどう思ってるのかな?」

ここに至るまで適当なジャブをかましながら一定のラインを越すアクションを仕掛ける。その反応を見ながら何度かライン越えすると相手の警戒も解けるのです。その過程をきちんと辿ったストーリーだと思います。


■変化球
ありがちな“実は有能で優しい陰キャ”♂主人公の対極にあるキャラに新鮮味があります。一方♀は“かわいい”を全面に出した安全牌キャラでした。
ナントカの王子様的なビジュアルに頼ったわかりやすいイケメンではないけど女子のニーズをきちんと捉えているタイプですね。

完走して思ったのが{netabare}“三角関係の放棄”。双葉祖父が代替と勘違いしかけましたが基本ガヤです。{/netabare}
話の凹凸をつけづらいけどふっ散らかる心配もなく評価が別れそうなポイントでした。


ヒロインの楠木ともりさんは『ガンゲイルオンライン』レン役で認知した声優さんで今回もちびっ子役です。収まりがいい感じ。周囲を固める声優さんも適材適所だったと思います。
いわば手堅い作品。大きい波とは無縁ですが安心安全な佳作の印象です。



※ネタバレ所感

■だが断る
一言モノ申したいところはありますよ。評価爆上げとまではいきませんでした。

1.{netabare}社会人?{/netabare}
 {netabare}らしさをあまり感じません。双葉の見た目は当然として主要キャラの世代が狭い範囲で固定されたのが要因ですかね。おじいちゃんはイロモノ扱いだし、職場で唯一の大人枠部長は空気でした。高校生/大学生設定でもそのまま使えそうなパッケージだったと思います。{/netabare}
 {netabare}世代の固定ともう一つ。あけっぴろげなんですよね。“秘するが花”社内恋愛の醍醐味でしょうに。皆の見てる前でイチャコラはご法度です(笑) 和気あいあいとしすぎる職場環境は気になりませんでした。
フォローもしとくと、商事会社っぽいですが安パイなお得意取引先で食ってる小規模企業でしたら自ずと家族的な雰囲気を醸成したほうがうまく回ったりします。それに社内イチャコラといってもよくよく見れば好き好き光線の発信元は双葉のほうで武田にはありません。湿っぽくならない良きバランスではありました。{/netabare}

2.{netabare}見た目のハンデ{/netabare}
 {netabare}双葉が新卒三年目設定だと25歳になるわけですがどうみても十代半ばです。見た目もそうだし言動も幼い。清少納言ですら『瓜にかぎたるちごの顔』をうつくしきものとして、ちっちやいのを愛でる精神は日本人の血肉レベルに落とし込まれてることからそこをどうこう言う気はありません。むしろ日本文化を体現した世のロリコンどもは胸を張ってよい!
物語途中から登場の同僚桜井さんの弟君も高校生設定なのに見た感じはショタでした。このギャップを設けるメリットは好きだ惚れたの恋愛ドラマ未満にしてコメディ路線をキープできること。本気にしたらニッチな性癖を刺激することになります。一方デメリットはそのまんまラブ放棄。毒にも薬にもなりにくい仕上がりとなりますね。{/netabare}


■訂正しお詫びとさせていただきます

{netabare}冒頭。武田先輩をからかい上手としましたが、終わってみれば風間くんに対する桜井さんの振る舞いの足元にも及びませんでした。
桜井桃子(CV早見沙織) VS 風間蒼太(CV土田玲央) 両名にむしろラブコメの波動を感じたことで本作を良しとしたいと思います。{/netabare}

あいも変わらず{netabare}パピコは偉大なり! 最近セブンイレブンでお見かけしないのが寂しい限りです。{/netabare}



視聴時期:2021年10月~12月 リアタイ

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2022.02.06 初稿

投稿 : 2024/09/21
♥ : 41

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

社会人になろうとする人が見るべきアニメ…とても癒されます

可愛い絵のタッチとは裏腹に、社会人としての仕事の大切さを題材とした物語です。
これから社会人になろうとしている人は、ぜひ見るべきアニメのようです。
そして、いま社会人である人たちも見たほうが良いと思います。


どんなに一生懸命仕事をしても、失敗するときがあります。
どんなに気持ちよく仕事をしようと思っても、嫌な思いをするときがあります。
そんなときに、この物語に登場する先輩のような人がいてくれたら、凄く心が救われるでしょう。


主人公の五十嵐 双葉(いがらし ふたば)は入社二年目の女性。
背の低い彼女は頑張り屋さんの明るい性格です。
武田 晴海(たけだ はるみ)は、双葉の先輩ですが、いつも双葉のサポートをしてくれます。
双葉が困っていたら何気なく助けてくれるし、双葉が失敗したときは決して怒らず、全て自分の責任だと上司やお客様へ報告します。

双葉にとって鈴木先輩は頼りがいがある良い人です。
だけど、少しウザイ人。双葉の仕事が良くできたときには必ず双葉の頭をなでる癖があるため、双葉は気に入りません。
自分のことを子ども扱いしているような気がするためです。一人の女性として見てもらっていない気がするのです。

どうやら、この物語はタイトルと物語の内容が違うような気がします。
正しいタイトルは、「先輩に女性として見てもらいたい後輩の話」のようです。

オープニングは、双葉たちが歌う「アノーイング!さんさんウィーク!」 とても楽しい歌です。但し出だし部分で歌と描写がずれているのが気になりました。でも双葉が凄く可愛い表情をしているので聞いていて楽しいです。
エンディングは堀江由衣さんの「虹が架かるまでの話」
堀江さんの優しい歌声に心がすごく癒されます。
この歌を聴いていると、なぜか、とらドラ!の「バニラソルト」を思い出しました。バニラソルトを聴いたことが無い方は、ぜひ聴いてみてください。

第七話は結構感動しました。
上手だから続けるのではなく、好きだから続けることができる。
双葉は夏美に、夏美は双葉に、それぞれ助けられましたね。

私は、文章で自分の気持ちを表すことが好きです。
好きだから続けることができます。
難しい字句は使えないけど、詩文のような美しい文章も書けないけど
何度も何度も書き直して、自分が納得できる文章ができたら、とても嬉しいです。

最終話で武田先輩が「双葉に大切な人ができるまで、ずっと隣にいて守ってあげる」と宣言しました。
おそらく双葉は、武田先輩以外の人を隣にすることはないでしょうね。

アニメは終了しましたが、この二人の今後が見たいです。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 45

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

そびえたつ大きな背中

【紹介】
パッと見、大きくて優しいおじちゃんが職場体験に来た幼女をお世話しているようにしか見えないけど違います。

入社2年目の低身長OLの双葉と、高身長で面倒見がいいけどガサツなところがある先輩の身長差ラブコメ
二人の体格差が俺物語を思い起こさせますが、二人の性格は全然違う感じ。

【身長】
最初先輩でかすぎ!って思って見てたけど違った。
確かにかなり大きいけど、それより双葉ちゃんの小ささのほうが際立ってますね。
二人と他のキャラの身長差から考えて、先輩が195cmくらい、双葉ちゃんが110cmくらいかな?
双葉ちゃん幼稚園児くらいの身長しかなさそう。

【キャラクター】
タイトルにうざいって入っている作品はだいたいキャラが強烈だけど、この作品は特にうざくはないかも。
普通に優しくて面倒見のいい先輩で羨ましいですね。こういう先輩欲しい。
でも頭なでるのはセクハラって言われて問題になりそう。
見た目小学生でも大人の女性ですからねーさすがにまずいね。

でも、頭なでたくなるのわかるー

双葉ちゃんは小さくていちいち仕草が可愛い。
こういう妹もいいな。

先輩もいいキャラだし、風間君も好きなキャラ。

【音楽】
ED「虹が架かるまでの話」堀江由衣さん
歌詞が好きですね、落ち着いた感じの曲でいい曲だと思います。

【シナリオ】
体格差をネタにすることが多い普通のラブコメ。
二人の関係性がとても和みますね。パパと娘にしか見えんけど。
終盤が特に良かったです。いい感じでまとめましたね。

主人公が小さすぎて幼稚園児に見えるからか、会社の同僚がみんな社会人として見てなくて、まるで職場体験の子どもとかマスコットに接しているような感じなのはさすがにどうかなー?
ここから成長して大人の女性になっていくところも見たいような、このままでいてほしいような。

【総評】
二人の関係性がとても微笑ましい癒し系ラブコメ。
身長差がありすぎて、恋人とか先輩後輩って言うよりも、父娘に見える。
こんな会社あり得ないって思うけど、双葉ちゃん可愛くて、心穏やかに視聴できてとても良かったです。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 37

75.2 9 クリスマスアニメランキング9位
であいもん (TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (307)
909人が棚に入れました
夢を追って上京するも、父の入院を知らされ実家の和菓子屋・緑松を継ぐこ とを決めた納野和(いりのなごむ)。しかし店には跡継ぎ候補で看板娘の少女・ 雪平一果(ゆきひらいつか)が、納野家に居候をしながら働いていた。 和は一果の親代わりを任されるも、一度は跡継ぎを断ったことを理由に冷た い態度をとる彼女と働くうちに、ある一面を知ることに…。 京都を舞台に心温まる絆の物語。
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

コンセプトはいいが「八方美人」でいろいろと惜しい →もっと上を目指せたのでは

【レビューNo.111】(初回登録:2024/3/10)
コミック原作で2021年作品。全12話。
作中で紹介されていた「下萌え」という和菓子をようやく見つけ、食すこと
ができたのでその記念にw

(ストーリー)
老舗和菓子屋「緑松」の一人息子・納野和(なごむ)は、大学卒業後にミュ
ージシャンを目指して家を飛び出し、10年間東京でバンド活動していた。
しかし現実は厳しくバンドは解散、そこに父・平伍が入院したことを知らさ
れ、店を継ぐ決心をして実家に戻る。
しかし、店では雪平一果(いつか)という少女が看板娘として働いていた。
一果は1年ほど前に父親に捨てられ、納野家に居候している10歳の少女。
(常連客の父親に緑松に預けられた後、父親は消息不明となった)
そして一果は、平伍からは緑松の跡継ぎとして認められており、和に跡継ぎ
の座を譲る気はないと宣言するだった。
そんな状況下で和は緑松で見習いとして修業を始め、一果にも父親代わりと
して接するよう試みるのだが・・・

(評 価)
・コンセプトはいいが「八方美人」でいろいろと惜しい感じ
 この作品、コンセプトは本当に素晴らしいなっと。
 ・「和菓子」の世界を季節の変化に合わせ彩よく魅せる
 ・少し水彩画っぽい「和」が映える綺麗な作画
 ・一果という幼い少女のキャラクター造形
 ・家族や店員たち等とのハートフルな絆や様々な出会い
 ・これらを縁(えにし)という言葉がピタっとハマる「京都」を舞台に魅
  せるという――
 そういう意味では、もっと大化けしてもいい作品かなっと思うのですが、
 全体的に「優等生」って感じで小さくまとまってしまっているという印象。
 例えば「和菓子」の世界を扱っている作品って珍しいので、ここにもっと
 重きを置いていれば、作品にも尖った感じがでてかなり面白くなったので
 はと思うのですが、原作者が描きたいのは「縁」や「絆」の方のようで。
 それらもソツなくできているが、あと一歩尖ったものがあればという。
 作品自体はよくできているとは思うのですが、素材がかなりいいので、も
 っとの上を目指せたのではという感じがして、なんとなく「八方美人」で
 留まっている現状が非常に惜しいなと。

・一果のキャラ造形は素晴らしい
 ・10歳の少女らしさが活きる愛らしいキャラデザ
 ・それでいて10歳の少女らしからぬしっかりものキャラ
  → その裏には「役に立たなければ居場所がなくなるのでは」という
    父親に捨てられた時のトラウマが・・・
 ・やはり10歳の少女らしく父親を恋しく思う子供心
  → 時々父親を探しており、京都駅で間違えて和の手を取ったのが2人
    のファーストコンタクト
  → 和のことは邪険に扱いつつも、どこか父親の面影を重ねている
 作品のキモとなるだけに、一果のキャラ造形は本当に素晴らしいなと感じ
 ますね。
 ただ・・・
 ~以下重要ネタバレ~
 {netabare}幼い頃に別居し、現在はフランスで仕事をしている母親が一果の所在を突
 き止め、一果を引き取るために緑松にやってくるのですが、一果の選択は
 「緑松の皆が家族扱いしてくれ、和菓子のことをもっと知りたいから」
 ということで母親との暮らしよりも、緑松に残ることにしたのは、ご都合
 主義が過ぎると感じたかな。
 (とはいえ、母親のことをいつまでも描かないのは不自然なので、やむを
  得ないところではあるのですが。
  それにその辺を突くと、そもそもの「『一果の居候設定』に無理がある
  やろ!!」って話になるのかなw){/netabare}
   
・和のキャラがこの作品を象徴
 一方の和ですが
 ・名の通り場を和ませる独自の空気を持っている
 ・コミュ力が高く、相手の懐に入るのが上手い
 その半面
 ・ノリと勢いに流されがちのお調子者
 ・緑松では見習いということもあり、ポンコツ扱い
 ・一果にも距離を詰めようとするも(表向きは)邪険な扱い
 ということで、和が絡むと良くも悪くもコメディや緩い空気になるんです
 よね。
 まあそこがこの作品の味でもあるんですが。
 ただ個人的にはあと一歩上にいけないのは、和のキャラの影響が大きいの
 かなっと。やはり主人公が締まらないので、ちょっと作品が安っぽく見え
 てしまうというか・・・

「惜しい」と書きましたが、タイトルにこめた思い「であいもん」
 ――京言葉で「食材同士が合わさることでお互いの良さを引き出す、
   取り合わせの良い食べ物」という意味――
からすると、原作者が変に「売れる」とか欲張らず、等身大で描きたいもの
を描いている感じもするので、原作者のお人柄もあり、これはこれでいいの
かも。
いうても、他のキャラは2人に絡んで皆いい味出してるしね。
今のままでも十分な面白さはあると思うので、ハートフルな作品をご希望な
らば、かなりオススメの作品ではあります。
(他のレビュアー達さん曰く、N●Kの連続テレビドラマっぽいというのは確
 かにそうかも)
あと原作は今だ連載中ということもあり、話としては「これからだ」END
って感じですね。
~以下重要ネタバレ~
{netabare}特に一果の父親のことはモヤモヤしたままで終わります。
(まあ正体はバレバレですがw)
また原作では一果は中学生まで成長しているようです。
個人的には「原作買ってもいいかなあ」って悩んでいる感じではあります。
(恐らく2期はないでしょうし){/netabare}

OP「菫/坂本真綾」
・坂本真綾の自作詩に「くるり」の岸田さん(この方も京都の人だなw)が
 曲をつけるという、今でも定期的に聴いている良曲。

(追 記)
・個人的にはなんやかんや感化され、(普段は洋菓子派ですが)一時期和菓
 子に目覚め、「下萌え」以外にも「若鮎」や「関西風月見団子」等作中で
 紹介された和菓子を中心に土産に買って帰ってたなあ(笑)
・「下萌え」も最初お店にいったら、「材料の百合根の入荷が例年より遅れ
 てる」って言われて、「本格的な和菓子っぽい」って逆にちょっと感動w

投稿 : 2024/09/21
♥ : 24

pH さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ただ↑いま〜by一果

さては一果、毎話「ただいま」って言ってるな?

神アニメの中の神アニメ。
一果ちゃん可愛すぎだし和との関係が尊すぎる。いとあはれ。あはれみが深すぎる。
最終話とか絶叫しすぎて呼吸困難で病院に搬送されるかと思った。
とにかく心温まるし和は面白いしぽっと出の小梅ちゃんも衝撃的に可愛いし一果ちゃんはもっと可愛いし…
1話からずっと面白かったな。最高の作品でした。
最も良かった日常系アニメの一つ。
続編来ないと許さない。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 11
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

人と人の距離感が心地良いです。

実家の京都の和菓子屋「緑松」を飛び出して10年ぶりに帰ってきた納野和が緑松で修行するお話。
原作はヤングエース連載中のコミックみたいですが未読です。

春アニメ選定の時から作品の雰囲気がほっこり・まったり系っぽくて、シリーズ構成が吉田玲子さんだし、ちょっと期待してた作品でした。

OPは真綾さんの「菫(すみれ)」。ほーっとする感じでNHKの朝ドラの主題歌みたいで作品の雰囲気に合ってると思います♫

背景の絵はリアルっぽい感じじゃなくて、手書きっぽいやわらかい感じでこれも作品に合ってたと思いました。

主な登場キャラは・・
のほほんとしたお調子者で、和菓子屋の息子で見習いをしている納野和(いりのなごむ)
1年前から納野家に住んでて小学校に行きながら緑松の手伝いをしている雪平一果(ゆきひらいつか)
緑松でバイトをしている女子高生。音楽が好きで和に恋心を抱いている堀河美弦(ほりかわみつる)
和の元カノ{netabare}で京都に来た時に偶然和と再会し、緑松の近くのお茶屋で働き始めた{/netabare}松風佳乃子(まつかぜかのこ)


であいもんを見てていいなぁって思ったのは人と人の距離感が心地良いところでした。

和と一果の関係って親子でも兄弟でもないし仲がいいわけでもないんだけど嫌いなわけでもない感じ。
一果が少しずつ和との距離を縮めていくところも良かったです。

それから和と美弦と佳乃子のゆるーい三角関係がすごく面白かった♡
それを心配しながら見守る一果もw
ああいうほっとけない感じの男性って女性にモテること多いですよねー。
和と女性たちのくっつきそうでくっつかない距離感も、美弦と佳乃子の恋のライバルなんだけど仲良くしてる距離感もなんか好き。

和と両親の距離感もいいですね。
特に和と父親のドライなようでちゃんと親子や師匠・弟子の関係が見えるところとか。


好きな話は5話の三角関係、8話の和と佳乃子の過去話、9話のクリスマス、11話の和の風邪と雪の日、12話の誕生日などなど。。

あとお話に出てくる和菓子が綺麗で美味しそうで。。
普段甘いものってあんまり食べないけど、和菓子屋さんに行って見たくなっちゃいました。

地味なお話が多いので雰囲気が合わない方もいるかもですが、ほっこり・まったり系のアニメを見たい方におすすめします☆

投稿 : 2024/09/21
♥ : 41

69.5 10 クリスマスアニメランキング10位
転スラ日記(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (289)
1079人が棚に入れました
「貴重な紙を手に入れたので、俺のこれまでを日記形式で綴ることにした。書き出しはそうだな…『転生したらスライムだった』。そこから俺の冒険が――冒険…が?」お茶目でユーモラスなリムルとテンペストの仲間たちの日常をふんだんに描く、“スライムライフ系"転生エンターテインメント!

声優・キャラクター
岡咲美保、古川慎、千本木彩花、M・A・O、江口拓也、大塚芳忠、柳田淳一、山本兼平、泊明日菜、小林親弘、山口太郎、福島潤、大久保瑠美、田中理恵

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

転生したらベツジンだった件

要するに転スラのスピンオフ作品。
リムルが適当にぶらぶらしながら街の様子を視察するのが基本的な形。

キャラデザは何故か本編と結構違っていて、何故変えたのかはわからない。

転スラ日記みたらベツジンだった件。

もしかしたら、スピンオフだからわざとそうしているのかもしれないと思った。
別の作者が書いた作品ということを暗に示している?

本編ずっと見ていると違和感はすごいが、絵自体は別に手抜きなわけではないし、むしろスピンオフ作品にも関わらず作画等のクオリティは高く、ヘタな作品よりもずっと作画の質がいい。
しかし、むしろ丁寧に作ったスタッフをほめるべきで、嘆くべきなのはスピンオフ作品にすら劣る低クオリティな作品が量産される現状だろう。

私は転スラが結構好きなので良いが、ファン以外は見る価値のないアニメだ。

本編が日常とバトルを交互に展開するスタイルなので、その日常部分を補完する立ち位置のアニメになるので、当然転スラ本編を見ているのは前提の作品。
本編はどうしても戦闘力が高いキャラの活躍が目立ってしまうので、非戦闘員の活躍が多いのは良いところだと思う。

ただ、元々本編で結構日常シーンもやっているので、ファンであっても蛇足に感じる人も多いだろう。

内容的には4コマ漫画のノリなので特別面白いってこともないが、転スラの世界観が大好きで、リムルの街の日常を見たいって人には最高のアニメなのかもしれない。

内容はかなり限定的な層向けで興味ない人も多いだろうが、ただのスピンオフには勿体ないクオリティの高さで関係者の熱意が伝わってくる。

世間の評価は知らんが、私は好きだ。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 31
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

転スラ自体好きだし、転スラの日常回好きなんだけど、なぜか、転スラ日記はイマイチ楽しめなかったな~。

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
「転生したらスライムだった件」のスピンオフ作品。日常系アニメになっています。

視聴前は、本編同様に☆4(高評価)つけるつもり満々だったのですが、結果、☆3(普通)止まりに。

他の日常系アニメに比べてもレベルは低く、正直、転スラ好きでなければ、☆2(低評価)つけられてもおかしくないかな。

レビューでは、好きなシリーズなのに楽しめなかった理由の候補を(なぜ楽しめかったか、私自身、不思議なので)。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
緩急の問題なのかな。

本編の間にこういう話を挟むなら、なんか箸休め的に楽しめる気もするけど、連続で観ると、不思議とつまらない。

ネギマのネギは旨いけど、ネギだけ食い続けると旨くない的な感じかな?

つまり、「非日常下における日常の尊さ」というブーストがかかって初めて、転スラの日常回は楽しかったのかな、と。

他に、なぜか本作を楽しめなかった理由の候補を。


①バトルモノの日常回は、キャラの掘り下げの為に必要だけど、既に堀り下っているキャラを使っての日常系アニメは、マンネリになる。

かな。本編では見られなかった意外な一面なんかが見られれば良かったけど、ただの本編の焼き直しだったと思います。これだったら、各キャラの過去回とか、ガチに恋愛話とかやった方が面白かった。

印象に残ったのは、ゲルドがめっちゃイケメンということくらいでしょうか。


②こちとら異世界を見たいのに、そんなに日本推しされても。

いや、私は日本大好きだし、剣道やってるくらいだから、日本の文化は格好良いと思っていますよ。でも、せっかくの異世界ファンタジーなのに、夏祭りもクリスマスも何もかも、見られる日常系アニメなんてたくさんあって、わざわざ転スラで観なくても。

例えば、昨日「マツコと有吉のかりそめ天国」を観てて、「十条カレー戦争」という特集をしていて、その中でネパール料理屋さんが出た時に、「ネパールではシヴァ神を称えるお祭りの2日間だけは、マリファナを吸ってもOK(シヴァ神がマリファナ好きだから)」という衝撃の事実を知りましたが、そんなお祭りなら、ちょっと観てみたいよね(笑)

つまり、「モンスター達に日本の祭事をやらせる」よりは、「モンスター達の祭事を皆でやる」方が興味深い。例えば、ゴブリン属の祭事とか、オーガ属のしきたりとか、オーク属の意外な行事とかね。それが、作家の創造性ってやつじゃないのかな。


③まさかのシズさん登場。

いくらスピンオフとはいえ、軽々しくシズさんを出して良かったのかな? こちとら、1期を高評価しなかった一番の理由が、「シズさんの死を軽く扱い過ぎ」なのだが、更に軽く扱うか。

もしシズさんを(回想以外で)再登場させるなら、本編で、しかるべき理由で、それなりの尺を使って、やるべきだったと思います。残念でした。


というところです。まあ、転スラ自体を嫌いになったわけじゃないので、三期は楽しみなんだけどね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
転スラ、日常系。サブキャラ深め。平和ですね~。

2話目 ☆


3話目 ☆3
夏の暑い日。ホタルのくだり、良いね。

4話目 ☆


5話目 ☆3
夏祭り。

6話目 ☆3
え!? シズさん、そんなサラッと出てきて良いの!? いくらスピンオフとはいえ。お盆に家族と昔話、は大事だよな。

7話目 ☆3
炬燵に火の用心、このシリーズ、ちょっと日本に寄せすぎだよな。

8話目 ☆3


9話目 ☆3


10話目 ☆3


11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2024/09/21
♥ : 27

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

日常がお祭りに進化してた!!\(゚Д゚)/

2021/07/20 投稿
2024/01/26 加筆と評価訂正

転スラが好きです!

転スラのジュラテンペストでの日常的なエピソードも好きです!!

スピンオフや外伝的な作品も結構好きです!!!

「転スラ日記」面白くないわけが無い!!!!

1話視聴後・・・あれ?面白くない?
2話視聴後・・・面白くないよなぁ~・・・
3話視聴後・・・いや,むしろつまらない・・・ ここで断念しようかな・・・って次回は水着回か!もうちょい見ようかw
4話視聴後・・・水着回も見たし(笑)もう思い残すことは無いw

ところで何で面白いと思わないんだろう?
よく分からないってのが正直なところかな・・・
強いて言うなら,国作り的な面が弱くホントに日常的な話が中心のためかな?
4話までの段階で,畑を作ったりとかはやってるけど弱いのかな?
時期も転スラの時間軸上の限られた時期の話みたいなので,ジュラテンペストの劇的な発展も期待できなさそう・・・

本編の続きに期待することにします。


2024/01/26 加筆部分
一度は放置したのですが
1話から改めて視聴しました
理由はドルビーアトモス対応7.1.4チャンネルの視聴環境が整い
アマプラでドルビーアトモス対応作品で検索したら唯一アニメで「転スラ日記」がヒットしたからです。
音だけで何か楽しかったです!!
特に風の音や雨の音、蝉の鳴き声など環境音が感動的でした!
ほんと、音が違うだけで印象が激変(初めての体験のせいもあると思いますが^^;)
まさにED冒頭で大賢者が言っているように「日常がお祭りに進化した」と感じました。

それと
実は「転スラ日記」だけじゃ無くアトモス対応作品アマプラやU-NEXTにいっぱいありましたw

投稿 : 2024/09/21
♥ : 21

85.3 11 クリスマスアニメランキング11位
となりの怪物くん(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (2541)
13619人が棚に入れました
成績にしか興味のなかった冷血女子・水谷雫は、プリントを届けたことがきっかけで問題児・吉田春に気に入られてしまう。そして、それをきっかけに雫の人間関係が著しく変わっていく。

声優・キャラクター
戸松遥、鈴木達央、種﨑敦美、逢坂良太、寺島拓篤、花澤香菜、中村悠一、樋口智透、阿部敦、小野友樹、ささきのぞみ

albesh さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

男でも、むしろ男の方が楽しめるかもしれない作品

ありきたりなラブコメかと思いきや全く違った
正直原作が素晴らしいものなので、全12巻のうち4巻しかやってないアニメでは少々物足りなさを感じる
あぁこれからなのにってところで終わってしまった
最後まで見た人は続きが気になってマンガを買ってしまうので
マンガを読むと死んでしまうアレルギーや
親の遺言でマンガを読むなと言われてる人はアニメを見ない方が良い

少女マンガというだけで男性からは疎遠されがちだがそれは非常にもったいない
ぜひ本屋の少女マンガコーナーに勇気をもって踏み込んでほしい

投稿 : 2024/09/21
♥ : 2
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

<最終回まで視聴完了> いつもの彼ら いつもの日常

全13話ということで、1クールだったから仕方ないかもだけれど
最終回には最終回らしい感動が欲しかったっていうのが
真っ先に浮かぶ感想ではある。

何度もくっついたり離れたり、心は行ったり来たりだった雫と
思い返せば実は一途だった春の2人が、穏やかに笑えていれば
それで幸せなのかもしれないけれどね。
視聴者的には、もう一歩か二歩踏み込んでも良かった気がするし
なつめちゃんの告白も有耶無耶なままだし、
優山がなぜあれほどまでに春以外の人からも恐れられてたのか
描ききれていなかった。

これで終わってしまうなら、数話前のほうがよほど最終回に
ふさわしい内容だったと思うんだよなぁ・・
でも、これが彼ららしさだと言われれば頷ける部分もあって。
逆に、2期へ期待しちゃってもいいのかな?なんてことも感じたり。
あぁそうか、春と雫がどうなるかを描くのが目的じゃなく
何らかの問題をそれぞれ抱えた高校生たちが関わり合って
少しずつ「本当の友達」になっていく話だったのかもだね。
それならちょっと納得できる。

まぁ何だかんだ言いつつも、共感する想いや、
リアルな自分と現在進行形で重なる部分もあったりで
毎週楽しめたのだから良しとしよう。
-----------------------------------
<9話の感想>

なつめちゃんが、春や雫たちを見てひとりで心配してるのが面白いし可愛い。
方向音痴の秀才ヤマケンは立ち位置的に、ライバルと言うよりは
協力者だと思っていたが、今後の動き方次第では、さらに面白くなりそう。
-------------------------------------
<8話の感想>

文化祭、楽しそうだった。
学校舞台にした作品観ていていつも楽しみなのが文化祭編だったりする。
そんなことは置いておいて(笑)
やっと自分の本当の気持ちに気づけたらしい雫が
戸惑いながらも今後どういう変化を見せてくれるのか楽しみ。
一歩踏み込んだ内容で面白かったけれど、確かに悩むよね。
今まで友だちも彼氏もあえて作ってこなかった彼女なのだし
自分に素直になりたくても怖いから、再び勉強に逃げ込む。
それは彼女にとって、勉強が将来の夢を叶えるためという以前に
心の鎧であり、自分の居場所だからなんだろうね。
でも、今のままじゃ、一途を通してきた春が哀れ。
じれったいけど両者の気持ちが痛いほどわかるので、見守ろう。
----------------------------------------
<7話の感想>

(仕事や勉強)>(恋愛)って決心を孕んだ距離って難しいよね。
このままどうなってもアリっていうのとは全然違うから。
難しいというのは自分だけの想いと決心だけで成り立つわけではなく
相手にも想いや考え方があるからね。
両者とも同じ意見なら問題ないのだけど・・
影響力の強い相手だったり、自分の中に少しでも迷いがあれば
足元をすくわれてしまう。
「こぼれた水は戻らないから大事にする」のか「鉄は熱いうちに溶かせ」か。
{netabare}
答えが決まってるのに期待させるのは良くないって言って
勉強を優先して打ち込む雫にはすごーく共感するものがあるけれど、
進展させなくても、傍にいられる喜びを楽しもうとする春の気持ちも
ものすごーーくわかる(笑)
{/netabare}
で、ここで第1話を思い返してみると、2人とも人との距離感や態度が
随分変化したよねぇ。互いの影響力たるやすごいものがあることは確か。
彼氏彼女の関係にならなくたって、同等の影響は与え合えているのだよね。
------------------------------------
<6話の感想>

原作読んでいないからわからないのだが、
2人が無事相思相愛を認め合って、ちゃんとつきあうっていうのが
ラストではないような気がしているのだけれど違うのかなぁ?
それまでの間に紆余曲折、一進一退を繰り返しつつ、
でもそれだけで終わってしまったら平凡だし。
底が見えそうで見えないラインを保ってる感覚。
純朴通り越して鈍感な2人なのに妙な部分が敏感で、なんだかおかしい。
---------------------------------------
<5話の感想>
{netabare}
春がお兄さんを避ける理由、お兄さんの言い分が判明。
でもまだ何かありそう。
そして前回から登場している新キャラの女の子。
学級委員だったんだね。すごくわかりやすいタイプ。
彼女の気持ちに雫がいち早く気づいた模様。 {/netabare}

次回からしばらく「起承転結」の「転」突入かな?
-------------------------------------

<4話の感想>

春のブレイクが可笑しかった。
可笑しかったけど、人間の印象は笑顔ひとつで変わるんだ
ってことだよね。と、あらためて思った。
雫の家でスイカ割りしてる時、彼女のタンクトップが
グリーンと黒のボーダーで、それはまるでスイカみたいで、
なんとなく、彼女の心をだいぶ開いたのを揶揄してる気がした。
それにしても春の兄弟関係が気になる。何があったんだろう?
-----------------------------------

<3話の感想>

人物が増えて話に奥行きが出てきた。
春も第一印象からすると随分落ち着いてるし
雫の微妙な心の変化もわかりやすく描かれていると思う。
個人的な好みを言ってしまうと、雫のモノローグはもう少し
抑え気味にして、仕草や表情(頬を赤らめる以外で)心理描写を
してくれるともっと好きな作品になる気がするのだけどね。
でもコミカルに描きたいようなので、これはこれでアリかも。

ところで・・・
{netabare}
新しく登場した優山くんって、春にそっくりだったから
たぶん兄弟なのだろうけれど、春になぜあれほど避けられているのか
雫との恋愛の行方なんかより気になった(笑)
しかも声が中村悠一さんではないか~
今後の楽しみが増えたw
{/netabare}
---------------------------------------
1話はさすがにハイテンションで、一時はどうなるかと思ったが
実際あそこまではいかなくても、春や雫に近い人っている。
頭に思い描いたことが即座に行動に出てしまったり、
相手がどう思うかより自分がどう思ってるかだけで物事を進める人も、
頭に何か浮かんでも自分には無関係、と冷静かつ冷淡に遠巻きでいる人も
結局は、人間関係においての距離感をうまくコントロールできずに
心の殻に閉じこもってしまうタイプ。
だけど、そんな人にも理解者とみなせる相手が現れた場合は
自分を変えていけるほどの影響力があるわけで・・・

まだ2話までしか観ていないけれども、この作品はおそらく
そういう部分を友情や恋愛を絡めながら描いていくのじゃないかなぁ?
それに春も雫も本当はすごく優しい子っていうのが観ていて心地良い。
周囲からはいろいろ誤解を受けやすいタイプかもしれなくても、
真剣に怒ったり、純粋な涙をこぼしてみたり、優しく微笑んだり
顔を赤らめ照れてみたり、そんなふうにコロコロ変わる表情が、
とても素直でいいなと思う。

とりあえず、このままベタベタアツアツモードになるのではなく、
乙女な想いを自覚した雫が今後しばらくは
振り回されるのだろうけれど
まだまだ面白く個性豊かなクラスメイトが登場しそうなので
今後も引き続き、楽しみに見守っていこうと思う。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 88
ネタバレ

Nagi* さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

トマト戸松 パスタ鈴木 ミート花澤 パルメザン寺島 の ミートソースパスタですっ♪

視聴後 誰かに “いいよ、コレ!” って薦めたくなるアニメです

私はこのアニメを学園ラブコメの代表作と言いたい!

全13話 色んなことがありました。
 吉田くんが ピー を見せたり
 夏目さんが ピー を吐いたり
 大島さんが ピー を言っちゃったり
1クールで色々やりきってくれましたww

難しい年頃の人間関係をコメディーチックに描くこの作品。
イチバンの魅力は “キャラクターが素晴らしい” こと

主人公 吉田春にタグをつけるなら
【イケメン】【頭脳明晰】【喧嘩強い】【過去が謎】【常識はずれ】
【天然で口説く】【友達については純粋】【恋愛においては大人】

恋愛アニメで「 好き 」というセリフは必ず出てきますよね?
よく使われるセリフでも ハルが紡ぐと “特別” になる…

イチオシキャラは 山口賢二 通称ヤマケン★

{netabare} 『 この俺がエリートじゃなくて 誰がエリートだっつう話だ 』
…的なキャラなんですけど デレた時のギャップがたまらない!
セリフもいちいちエリートなんですよね~
 『 ばーか。寂しいってのは相手がいるから感じるもんなんだよ 』

とにかく全キャラが素敵。無駄なキャラは一人もいない
サブキャラの誰でも別の物語展開できちゃうくらいキャラ濃いよね♪

声優さんもみんな好きだし!…って 語りたいこと
たっっっくさんあるけど 止まらなくなるのでw
アニメ見てもらった方がはやいです!笑{/netabare}


要チェックポイントは おもに3つ\(^o^)/
★どこか常識はずれな会話
 おもにハルなんですけどね(笑)
 
★にわとりの名古屋
 所々に出てくる にわとり。声優はだーれだっ♪
 キャスト全員でオーディションして決めた結果…
 {netabare}3バカのひとり 富岡竜二役の 小野友樹さんになりました!{/netabare}
 オーディションに花澤さんは不参加だったそうですが
 いなくて良かったですねw( ラジオ聞いてください 笑 )
★OPもEDも素敵
 OP:水谷雫役の戸松さんが歌う Q&Aリサイタル
 ED:9nineが歌う White Wishes


みんなの恋愛や、ハルの過去。
まだまだ決着ついてないので 2期確実ということでしょう!!
(続きは原作読んでね♪ で、終わらないことを願ってます><)

だれでも恋をしたくなる 胸きゅん(×10)ストーリー

あ~ 続きが知りたい。原作よみたーい!!!!
読んでる方いたら 感想教えてくださいっ♡(ネタバレOK←)

投稿 : 2024/09/21
♥ : 56

68.5 12 クリスマスアニメランキング12位
kiss×sis キスシス(OAD)

2008年12月22日
★★★★☆ 3.6 (583)
3925人が棚に入れました
住之江圭太は中学3年生の受験生。血のつながらない双子の義姉たちは本人が嫌がっているのに圭太を積極的に誘惑してくる。
両親もどちらかと結婚するのを望んでいたり、周りはやっかんだりと振り回される毎日を送っている。

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ただのエロアニメなんだけど・・

声優が駆け出しの竹達さんという・・・有名よね。
OVAなのでTVの比ではない。特にド初期はひどい。
本人が別番組でデビュー作がこの様なんで『もうなにも怖くない』宣言をするほどのひどい台詞。エロい描写。クンカクンカどころの話じゃない。いっそ本番しちぁいなYOといいたくなる。
でも新人としては相当の演技力と度胸。逆になえるw
逆にちょっと素の恥じらいと演技がまだイマイチな姉ちゃんのほうが生々しいエロさを感じる。

主人公の声優がなんかガチ童貞くさい演技なのがAVくさいくてキモいのがなんだかな・・・。



投稿 : 2024/09/21
♥ : 3

nagi さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ぶれてなくて安心した

テレビアニメと同等のエロさ。
安心しながらみれましたww

ODAが出るたびに視聴してますが、ひどくなってますw
エロ強めのギャグアニメですw

8話。
先生回最高でしたw

9話。
竹達さんの仕事っぷりには感動した。
今回は、ただひたすらにエロかったです。

10話。
銭湯回。
ほぼ肌色な銭湯回なのに、他の回に比べれば相対的には、エロさ控えめ。

11話。
最終話ですよ〜!
だから?、とてつもなくエロいです。お楽しみあれ〜w

投稿 : 2024/09/21
♥ : 37

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

非18禁の限界に挑戦するエロ。直接描写など必要のない巧みな技

漫画原作。
同タイトルのTVアニメ版がありますが、こちらはそれに先行して作成されていたOADです。
設定やキャラは同じですがTVの番外編や続編的な扱いではなく、あくまでOADとして淡々とシリーズ化されています。
TV版もかなり限界に近いところまで行ってましたが、本作は公共の目には触れないという事で、さらに高みにまで至っています^^


私の知る限り、18禁以外では最もエロいといえるアニメです。
・生殖行為をしない
・乳首や性器を描かない
この2点を遵守して成人向けのカテゴリから外していますが、逆に言えばその2点を除く全てのエロい事を実践しています。
むしろ陳腐な18禁作品など及びもつかないぐらいのハイレベルなエロスが盛り沢山。
普通なら性的関係を結んだその先にある段階のプレイを、弟を相手に高校生の姉妹たちが行うアニメです。

倒錯してるとか、エロコメのバカバカしさとか、そんな事などどーでも良くなる直接的なエロ。
直球ど真ん中の剛速球で小細工なし、正攻法でただただ劣情を煽りまくります。
もうね、清々しいぐらいにエロいですw
こりゃTVではとても放映できるわけはないし、一般の人が目にするようなところに置けないのも納得(^_^)b
多彩な性技と趣味嗜好の需要を満たす、明るくおバカな最高峰のエロアニメ。
そう断言してもいいと思います。
肝心なところが隠れてても、エロいものはエロい!

大事なのでもう一回言いますね。
本番行為はしていません。
乳首も局部も描いていないのでモザイクなし。
でも、それだけです。それ以外の性的な事は遠慮なく何でもやっていますです、ハイ。


アニメ制作に関してはTV版と同様のスタッフですが、先だって制作されていた事もあり、初期の頃は低予算な事情が垣間見えます。(エロが強烈でそんな事はあまり気になりませんが)
ほぼデビューに近い時期に主役抜擢された竹達さん巽さんが歌うOP主題歌の調子外れっぷりが、なかなか味わい深いです。
ですが、長年にかけてシリーズ化されている強み。回が重なるごとに質も向上しているし、エロさの幅も広がって成長してるんですよね。
これを成長と表現していいかどうかはアレですがw


OADという特殊な形態。
それを最大限に利用してエロスの限界まで近づけた意欲作。
スケベを自負する方々には一度は是非ご覧になって頂きたい作品です。

完結はしていないので、まだ続くんだろうなぁ、このシリーズ(^-^;)



【エロ成分】
パンツ  :☆☆☆☆
おっぱい :☆☆
裸    :☆☆☆☆
性行為  :☆☆☆☆
マニアック:☆☆☆☆
エロス総評:☆☆☆☆☆

投稿 : 2024/09/21
♥ : 26

76.0 13 クリスマスアニメランキング13位
からかい上手の高木さん③(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (326)
982人が棚に入れました
「からかい」が縮める、二人の距離――。 2022年、見守りたい初恋が、ここにある。 とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに、何かとからかわれる男の子・西片。 高木さんをからかい返そうと策を練るも、いつも高木さんに見透かされてしまう。 どうにかして、高木さんにひと泡吹かそうと奮闘する日々…。 移ろうものは季節だけではなく、西片の心にも…? 一方、優勢とみられた高木さんにも、ゆらぐ事態が―? スキを見るか、スキを見せるか― ニヤキュン指数100%の「からかいバトル」、 いよいよ最終ラウンドに…!?


声優・キャラクター
高木さん:高橋李依
西片:梶裕貴
ミナ:小原好美
ユカリ:M・A・O
サナエ:小倉唯
中井:内田雄馬
真野:小岩井ことり
高尾:岡本信彦
木村:落合福嗣
浜口:内山昂輝
北条:悠木碧
田辺先生:田所陽向
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

高木さんの好き好き攻撃増量中♡

中学生の高木さんと西片くんのからかい、からかわれるやりとりを微笑ましく見守るアニメの3期になります。

3期から見ても楽しめると思いますが、1期から2期と、微妙に二人の距離が変わっていく感じもあるので、1期からの視聴もおすすめです♡

3期は二人で見た、あの夏祭りの花火の後のお話になるんでしょうか?
二人のその後のお話を描いた漫画も読んでたので、3期は二人の距離がさらに近くなるようなエピソードを期待しちゃいますね♡

最終話(12話)まで見ました♪
高木さんぐいぐい攻めるなぁwこれは西片くんも自分のことが好きなのを分かったうえでの余裕の攻めだよね♡
高木さんが西片くんをからかうお話は正直おなかいっぱいかなー。
個人的には西片くんが高木さんをデレさせるエピをもっと見たいですね。

3期になって高木さんもさらに好きな気持ちを隠すことなく、結構はっきり好きって言ってるのになぜか気づかない西片くん。。
と思ってたら、中盤でやっと自分の気持ちに気づきましたね!

最後まで見て良かったなぁとは思ったんだけど、西片くん子供すぎない?
ピュアなのかもしれないけど、中3にしては考え方とか小学生かな?って
思う場面もあって、最終話も、え?今そこ?ってこと考えたりするし。

これが1期とかならまだいいんだけど、3期なんだし・・ね。
と辛めのこと言っちゃいましたけど、最後のシーンは良かったですね♡
でも続きは劇場版で!はやめてぇ~(>_<)

6話の文化祭のお話や10話の最後の話など良かったです。
もちろん11話から最終話までのエピも♡

相変わらずEDの選曲すごくいいですねー♫
高橋李依さんが高木さんの声で歌ってるんだけど、透明感があって和みます(#^.^#)

以下、良かったエピソードです。
3話
{netabare}「雨」こういうのをもっと見たいな☂
気になる男の子にこんな優しくされたらキュンってしちゃうよね♡♡♡
西片くんの見たい番組までチェックしてる高木さん・・西片くんのことがすごく大好きなのね。。{/netabare}
4話
{netabare}「夜」
"暗いから送ってくよ"下心からじゃない、西片くんのまっすぐな言葉に高木さんのハートは。。♡{/netabare}
5話
{netabare}「釣り」
やっと自分の気持ちに気づいた?西片くん。今後の展開が楽しみです♡{/netabare}
6話
{netabare}「文化祭」
西片くん、自分の気持ちに気づいてあたふたしてましたね♪私も高木さんの告白かと思ってちょっとドキドキ💦
転びそうになった高木さんをダッシュで抱っこする西片くん!そして…
もうこれって告白だよね❤嬉しそうな笑顔の高木さん♪
最終話あたりで西片くんの本当の告白が見れるといいな💕{/netabare}
8話
{netabare}「寄り道」
①と②と③で、男女の恋愛バランスがそれぞれ違うのが面白いです♡
①は西片くん<高木さん、②は男の子=女の子、③は男の子>女の子かな。
④はそれぞれの子の性格が出てて笑えました♪{/netabare}
9話
{netabare}「クリスマス」
私が好きって言ったのわぁ・・
西片くんの心は高木さんの手のひらの上w
やっぱ高木さんSだなぁ。。
でもわざと負けてあげる高木さん優しいな♡
・・と思ったら・・高木さんが一枚上手w
西片くんからのポストカード。
シンプルな言葉でも、好きな人からもらえたらすごく嬉しいですよね♡{/netabare}
10話
{netabare}「相談」
相談後の西片くんと歩いてる高木さんの表情の微妙な変化に注目♡
不安そうだったり、ほっとしたり。。
今までも西片くんが好きって遠まわしには言ってきた高木さんだけど
今回はっきり言いましたね♡
北条さんの相談が後押ししてくれたのかな。
でも、西片くんも15歳になるんだ・・それにしてはちょっと子供っぽいような・・
15歳男子ってこんな子供でしたっけ?かわいいからいいけど。{/netabare}
11話
{netabare}「2月14日」
下駄箱に下級生からのチョコが入っててあたふたする西片くん。
この後の高木さんと西片くんのいつもとちょっと違うやりとりが2人の揺れ動く気持ちを表しててすごく良かった。
神社でひとり、何度もメールを直す高木さんのシーンもいいな。。
ラストの展開だと次回告白シーンある?ちょっとドキドキ♡{/netabare}
12話
{netabare}「3月14日」
ラストの高木さんを追いかけて西片くんが走るシーンからの展開はベタかもだけど、それがいいんですよね♡
会いたかったから!はもうほぼ告白ではあるんだけど、ここはちゃんと言って欲しかったかな・・{/netabare}

投稿 : 2024/09/21
♥ : 45
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

西片、覚醒!・・・か?

<2022/1/20 初投稿>
1、2期視聴済みです。

2話まで見ました。
安定のニヤニヤ♪

特に2話は高木さんの隠し包丁的なアピールがよし!
EDは「OVER DRIVE」
1期「自転車」に続くジュディマリ
ジュディマリの軽快で爽やかな曲調は本当に高木さんの世界観に良く合ってる。

<2022/2/5 追記>
5話まで見ました。
ネタバレしない範囲でエピソードいくつか振り返ってみまーす。

1話
『握力のやつ』
西片くんの{netabare}夢オチ{/netabare}
2期のラストエピソードをちょっと混ぜ込んだりしてます。

『日焼け』
高木さんの世界観、空気感が蘇ってきました。ウォーミングアップにちょうどいい。

『新学期』
こちらは高木さんの{netabare}夢オチ{/netabare}。
こちらもやはり2期のあのシーンがモチーフです。
目が覚めて、部屋の窓を開けて、満面の笑顔の高木さん。
晩夏の朝の空気がなんとも心地よさげ

2話
『気配』
無声でお送りする。

『図書委員』
音読の態で西片に気づかれないように{netabare}告白する{/netabare}高木さん♪

『夕陽』
{netabare}西片と一緒に夕陽{/netabare}が見たくて、おつかい終わってから海までの道を自転車で爆走する高木さん♪

3話
『雨』
西片ナイス判断!
この時も高木さんの異常なまでの鋭すぎる対西片洞察力が発揮されてましたけど、これは洞察力というより半分高木さんの願望だったんじゃないかな。
そして{netabare}高木さん{/netabare}の嬉しさが爆ぜてましたね。
スキップ♪スキップ♪
あと雨の描写が地味に良い
雨で湿った土の匂いまでしてきそう

4話
『お弁当』
木村は食中毒で休みって普通に言われてたけど、割とよくあることなのかw

『夜』
{netabare}高木さん{/netabare}がドキッとしてましたね
こういう回が特に良い。

5話
冒頭から{netabare}セーラー服の{/netabare}ちーちゃん出てて、最初状況がよく飲み込めなくてびっくりしましたが。
見た目は母親似、性格は父親似なんですねぇ

『役決め』
これはもしかしたらラブコメによくある流れになるのかな?
例えば{netabare}木村がセリフを覚えられないとかで王子様が西片に変更になる{/netabare}という感じの。
それとも木村、食中毒なったりして笑。
それにしても{netabare}「西片が王子様の役に選ばれたら西方の勝ちでいいよ」{/netabare}とかもう露骨な高木さん笑

そして『釣り』
「ぎゅっ」ってなってた。。

<2022/2/12 追記>
6話見ました
まるまる『文化祭』ですよ
青春ですよ

木村は{netabare}食い過ぎ{/netabare}の方でしたか 笑
でも期待を裏切らない木村。
2期の最終話といい良い仕事するなー 笑。

そして演劇
{netabare}転びそうになる高木さんを飛び込んで助ける西片。
王子が西片に替わってることに気がついて感激の高木さん!
アドリブで公開告白{/netabare}みたいになってるし。
最高の{netabare}笑顔{/netabare}でしたね

3期最大の盛り上がりでした。
見てて嬉しくなるアニメは良いアニメ

なお、EDは学園天国でした
ノリノリで終わり。

<2022/2/26 追記>
第8話
寄り道四種が微笑ましい

そして
「いいな、真野ちゃん」
高木さんの鋭く温かい洞察力よ

最後は「いっつも大切なとこで勇気出ないなぁ」と言いつつ{netabare}がんばった高木さん{/netabare}がいじらしい

<2022/3/13 追記>
第10話『相談』
これは可愛いやきもち

<2022/5/8 追記>
最終話もリアタイで見たのだけど、レビュー更新忘れてました。

第11話『2月14日』
1話丸ごとバレンタインのお話。
前回「相談」から続いて、{netabare}自分の中の「やきもち」{/netabare}に葛藤する高木さん。
学校のシーンの「高木さんの眼の表情」に注目です。

第12話『3月14日』
最終回です。
なんかもうあれですね。
本人たちは「付き合ってない」のに、既にクラス公認 笑

第2話『図書委員』、{netabare}「高木さん告白」{/netabare}の真実に辿り着いた西片!
高木さんに鍛えられて賢くなったのかも笑

といろんな意味で覚醒したかもしれない西片くん。
ラストは走って走って。
追いついて。

映画ではどうなるのでしょう?

投稿 : 2024/09/21
♥ : 43

お茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

軽くなるラブコメ

高木さん3期。
ほぼ二人の微笑ましいやりとりを眺める作品。
少しずつ少しずつ距離を縮めていく二人。3期ではからかいよりラブが増えていました。

改めて考えてみると本作のような作品は珍しいのかもしれません。
ラブコメは基本 恋が実るまでの過程を面白可笑しく魅せ、結末までが一つのパッケージだと鑑みます。

からかい上手の元高木さんという作品もあり(原作もありますが)、多くの視聴者は結末を知っているうえで観ていると思います。スペクタクルな展開を期待せず、日常にあるような緩急の少ない物語で満足できるのが、今のアニメ視聴者の感覚なのかもしれません。かつてのラブコメは「とらドラ」などのように、様々な過程を見せ、恋が実るまでの物語を重厚に演出することに重きを置いていたと考えます。

昨今では、重い作品を敬遠するきらいがあるのかもしれません。
社会全体としてもソフトに進んで早幾数年、気軽に視聴できるものが好まれる時代だと鑑みます。早送りで観ている人もなかにはいるみたいですね。これからのラブコメはさらにライトになる傾向にあるのかもしれません。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 22

67.9 14 クリスマスアニメランキング14位
Buddy Daddies[バディダディーズ](TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (173)
452人が棚に入れました
殺し屋バディの子育て奮闘記!? 狙ったターゲットは逃さない。 そんな男2人の殺し屋バディが、4歳の女の子を引き取るハメに。 新たに始まったのは、ホット&クールな男2人組と天真爛漫な女児との家族生活。 どんな仕事もこなす2人でも、1人の娘に悪戦苦闘。食事の世話から遊びの相手、保育園の送迎などに大慌て。それでも仕事の依頼は断れない。 さらに、女の子は2人が始末した極悪マフィアボスの隠し子だったのだ…! 果たして、仕事と育児の両立は可能なのか? そして、仮初めの家族に幸せは訪れるのか? オリジナルアニメーションを数多く制作してきたP.A.WORKSと、練り込まれたシナリオで定評のあるニトロプラスがタッグを組んだ新作オリジナルアニメーション。痛快アクション&ホームコメディ!
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

放送時期が悪かっただけのハートフルコメディ

原作未読。予備知識なし。
"殺し屋が子育て"という点でどこかSPY×FAMILYを
連想しながら観てしまうのが難点でしたね。
アニメ化のタイミングが違えばもっと評価されたはず。

殺し屋と子育てを両立させるというより
殺し屋のパパ2人が子育てに振り回される様子。

色使いやノリがアメコミに近い感じがして、
そういう気持ちで観ていたら細かな設定のゆるさ等は
あまり気にならずクスッと笑える作品でした。

最初はミリちゃんをウザく感じるんだけど
進めるとハートフルで癒される方が上回っていって
後半では泣いちゃうところがいくつかありました。

実は初めて観た時に思ってたのと違うな〜と
1話切りしてしまったんですよね。
だけどキャラやイラストの感じが好きなので
勝手な連想をリセットしてリベンジしたところ、、

観てよかったーーー!!!

{netabare}ミリちゃんを預かり育て始めた時は
殺し屋業を一旦お休みする期間があったり、

ミリちゃんのお母さんが殺された後に
自分たちでミリちゃんを守り育てようと決意してからは
殺し屋を引退する選択をしたり、

その後は2人で飲食業を始めて10年間
生計を立てていた事が最終話の会話で分かるのですが、

振り返るとパパ2人はミリちゃんと出会った時から
ミリちゃん中心の生活をずっと送ってたんですよね。
愛だなぁ〜(*´˘`*)
グレずに高校生まで育って良かったね一騎パパw

個人的にコメディ抜きでは運動会の"かぞく"が1番好き。
園児が文字を読めるのか?とか気にしちゃダメ!w
私は4歳で平仮名と片仮名の読み書き出来てたらしいし
ミリちゃんも入園前のお名前を書くシーンで
お洋服に自分でデーンと書いてたから
きっと読み書き出来る子なんでしょう。

コメディ部分で好きなのは、
どこがというより全体的に零パパの発言です。
的確だったりズレてたり
よく分からない不安定な鋭さが面白かったですw{/netabare}

投稿 : 2024/09/21
♥ : 15
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

【失敗作の典型例-4】安易に子供に頼りすぎ →「臭いものには蓋」プロとして最低の仕事ぶり/2023/4/2追記

【レビューNo.48】(初回登録:2023/4/1)
オリジナルアニメで2023年作品。全12話
「糞作品にレビューを書かずにはいられない」という、レビュアーさんの気持ちが初めて
理解できたかも(笑)まあ怒りに任せた緊急レビューということでw

(ストーリー)
一騎と零は裏社会で生きる殺し屋バディ。この日も仕事でターゲットが主催するパーティー
に潜入する。作戦決行の直前何故か4歳の幼女ミリが紛れ込んできて、作戦はハチャメチャ
となるもどうにか任務を完遂。ところがミリは暗殺したターゲットの隠し子だったのだ!
次に母親に子供の引き取りを依頼するも拒否されてしまう。そんなこんなで2人の殺し屋と
幼女の奇妙な同居生活が始まる。

(評 価)
{netabare}・安易に子供に頼りすぎ
 ・「アイデアに困ったら子供と動物を使え!」
  「CM業界の鉄則」で昔そんな話を昔聞いた記憶があり、実際「3B」というものがある
   (美人(Beauty)、赤ちゃん(Baby)、動物(Beast))
  らしいのだが、本作も「安易に『幼女』に頼ったな」という印象しかない。
  ・「殺し屋」×「幼女」にすれば、意外性のある面白い作品が作れるだろう
  ・幼女を出しておけば、「萌え」とか見栄えのいい画が描けるだろう
  ・幼女に家族アピールさせとけば、アットホームな作品になるだろう
  という、浅はかな計算しか感じなかったんだよね。
  で、作品を観ると
  ・幼女に家の中を引っ掻き回させ、コメディ展開にするぞ!
   → 回数や限度のバランスを考えず、ミリが邪魔で鬱陶しい存在に感じてしまう。
  ・そろそろ家族愛アピールでアットホームな話入れよか♡
   → とってつけたような薄っぺらい展開に空々すら感じてしまう。
  ストーリーに自然に馴染ませるのではなく、制作陣の都合だけでミリを動かしてる感
  が強く、ミリの扱いが雑すぎでかわいそうだったなと。(ミリに罪はないのに・・・)
 ・殺し屋と育児の両立について
  本編は「表の優しい育児の顔/裏の非情な殺し屋の顔」の両立をどう描いていくのか
  ・特にこの甘々な世界観で本当に人殺せるの?
  ・で、人を殺した後どの面下げてミリと接していくの?
  ってところに注目していたんだが、そんな心配無用でした。だって殺し屋業開店休業
  中なんだものw最後にミリに危険が迫ったから、大儀名分を得て立ち上がるがそれは  
  別物でしょう!
  結局「一番難しい命題からは、目を逸らして逃げました」という最低の仕事ぶり。
  「じゃあ、なんで『殺し屋』設定にしたの?」と作品の根幹を疑うレベルですね。

・一番かわいそうだったのは、ミリの母親。
 ・個人的には制作陣都合に振り回されてかわいそうだったのは、ミリの母親なのかなと。
  ・2人とミリを同居させたい
   → 子供に愛情を抱けないから、引き取り拒否します!
    → まあわかる
  ・そろそろドラマチックな展開が欲しいな
   → 改心したからミリを引き取りたい(まあ一応裏工作もあったけど)
    → ちょっと待て!なんや、この取ってつけたような展開は?
  ・で、ここからどうやって2人に戻していく?
   → 邪魔やな。殺し屋に母親処分させちゃえ!
    → ファーーーーー!!!!
  ・それで最大の問題「母親が死んだこと隠してるけど、どこで打ち明けるの?」 
   → 面倒なことは先送り、ミリは真っすぐな女子高生に育ちました!!
    → 結局ここでも「臭いものには蓋」ですか(呆れ)
 ・あと、細かい突っ込みとして
  ・最強の殺し屋「小木埜」をどう倒すのか?
   → あれほどの殺し屋が後ろ無警戒で、背中からブスリって・・・
  ・「組織の掟は絶対だ!、地の果てまで追い詰める!!」
   → えー、あれで落とし前が着いたの?!
  ・(話は戻るが)零に初めて「父親の自覚」を持たせるには?
   → 警察官を高圧的にして悪者にしちゃえー?! ・・・etc
 なんというか「ご都合主義の権化」というか、欲しい結果を得るためなら
 ・そのプロセスは何でもあり
 ・都合の悪いところはすっとぼけ
 という、「プロの仕事としてそれはどうなの?」っていうのが多すぎて・・・

「組長娘と世話係」もそうですが、普段は子供でアットホーム感を演出するために血生臭い
設定はなかったように振舞っておいて、いざ新しい展開が必要になったら、ヤクザや殺し屋
らしいことを始めるという、ダブルスタンダードはホンマにやめろや!!
例えば、よく比較対象となる「SPY×FAMILY」は
・偽装家族ということを登場人物も視聴者も分かっているし、コメディに大振りしてるから
 → どこかで本物の家族になりたい
というささやかな願いや多少無茶な言動が受け入れられるわけで、こんな練り込みのない世
界観でこの作品はどこへ向かおうとしていたのか?
なまじ作画やアクションの出来がよかっただけに、余計「殺し屋と育児の両立」というのが
難しく、思いつき感満載の歪な作品に仕上がったという印象ですね。
(個人的には、コメディ/シリアス/ハートフルを作品としてどう扱いたかったのか理解不能
 とりあえず全部ぶっ込んでおけば、何か刺さるやろ位にしか見えなかった)
なんかミリや母親の扱いが酷く、しかも都合に合わせて片方には目をつぶるという、ダブル
スタンダードぶりにご立腹って感じですかね。{/netabare}

最後にちょっと怒り任せてレビューしちゃったんで、乱文お詫び上げますm(_ _;)m

(追 記)
てぶくろさんの
「いざ!アクションホームコメディブームの波に乗れ!」
というのが秀逸で、「そういう企画だけでそれっぽい作品つくりました」と説明されれば、
「なるほど」と確かに腑に落ちますね。

(2022/4/2追記)
追記しようと思ったら、書きたいことは上手くてぶくろさんがアップしてくれてましたね。
>逃げやがったなテメー、話作りの難しいところをサボるなってば。
>ミリちゃんの存在がほぼペットと同義になってしまう

・人物描写をサボっている
 ・ミリや母親は物語を都合よく動かしてくれるための「駒」であり、ことミリに関して
  は家族愛をアピールするための「道具」であり、ほぼ人物描写ができていない。
 ・それは主役2人にもいえることで、エピソード等でこういう過去を持つという「設定」
  は増えていくが、その後まともに向き合っていないから人物描写が浅い。
 ちゃんとキャラと向き合って、人物をしっかり描こうよ。

・話作りの難しいところをサボってる
 ・「殺し屋と育児の両立」については、上述の通り。結局都合の悪い部分から逃げたよね。
 ・上述 >とってつけたような薄っぺらい展開に空々すら感じてしまう。
  「家族愛」についても結局人物をきちんと描いていないから、「何をしたか」という表
  面上のことしか描けておらず、「同じ時間を共有したから、それはもう『家族』だよね」
  という浅いメッセージしか伝わってこない。

クリエイターなんだから、そういうところで汗をかいてこそ「この作品しっかり練られている
な」と、こちらも心を動かされるわけで、それを微塵も感じられなかったのは残念。
(予め決められたゴールへ最短ルートでサクサクと到着するために、都合のいいものだけ利用
 して、面倒なことから逃げましたとしか思えなかった)
この構図どこかで見たことあるなって思ったら、異世界モノの「スマホ太郎」やん!!
「現世で『スマホ太郎』やりました」って説明されたら、なんかスッキリとするなwww
(「スマホ太郎」に興味を持たれた方は、ググってみてください)

投稿 : 2024/09/21
♥ : 8

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ふつー<50>

スパイファミリーが受けたからは企画説明には使っただろうけど、内容的にはスリーメン&ベビーとかさんざん擦られた王道のやーつー。
いたって普通という感想だけど、PAのアニオリとしては成功の部類。

幼女拾って子育て奮闘コメディが主で殺し屋描写は適当。
大オチの組織と縁を切るのも。組織が組織がと言ってた割には父親が納得したら解決だったり。
コメディ部分もにぎやかといった程度で笑いまで持っていけてはいない。
あとは作画でなんとか。


チグ&ハグー<50>
1話視聴。
殺し屋バディが子育て、と。スパイファミリーの支持層は女性が多いから、より女性向けにという感じの企画の立て方なんやろか。
総評的にふつーのオリアニといったところ。

作品世界を示す初回なんだけど、弾は当たらんぜーなオシャンティーリッシュアクションしたかと思えば幼女はリアル調だったり、料理や掃除まめなキャラかと思えば賭博ですったり、どう受け取らせたいねんその描写いるのか、と。
猫を捨てに行くところもダンボールに放置していくのにマフラー渡して優しさをって描写も意図して頭の悪さを描写してるわけでもなさそうで。

ところで、猫捨てたとこから幼女登場のカットに繋いでるから、もしかしてモンタージュ理論的に言えば・・・?
いや、まさかそんな馬鹿な展開を・・・とは思うけど、初回で示してる作り手の資質的に可能性は無限大やね。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 1

78.4 15 クリスマスアニメランキング15位
干物妹!うまるちゃんR(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (720)
3589人が棚に入れました
外では、誰もがうらやむ才色兼備の「美妹」が、
家に帰れば、誰も知らないグータラ三昧の「干物妹」に…!?

グータラを極めた干物妹・うまるが、
コーラとポテイトを片手に、漫画やゲーム、アニメ、ネットサーフィン…、
一緒に暮らす兄・タイヘイを横目に、欲望の赴くままに突き進む!

クラスメイトの海老名、きりえ、シルフィンとの絆も深まり、
うまるの日常はますますにぎやかにっ!!!

うまるの最強で最高な最上の 日常が、再び始まる!

声優・キャラクター
田中あいみ、野島健児、影山灯、白石晴香、古川由利奈、安元洋貴、柿原徹也、小清水亜美
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

うまる、ふっかーつ!

動画工房制作。

才色兼備な女子高生うまると、
家ではぐーたらマイペースこまるの、
にめんせいウラオモテライフ!!
楽しくてかわいい日常系コメディ再び。

初回の入りはこまるパートも少なく、
後半、妙にほっこりする展開でしたが、
次回以降キュートなこまる全開ですね。
小さくて丸くて甘えん坊で口達者なんて、
可愛いに決まっています。
相変わらずの主題歌も効果音まで楽しいです。

純然たるコメディ作品では、
シリーズともに最上位の良品だと思います。
キャラを愛でる作品ではあるのですが、
日常の些細なことだけで物語を演出し、
幸せで温かい気持ちになれる。
これって最高ですよね。

最終話視聴追記。
{netabare}前作の強みである兄と妹の絶妙な距離感が、
新キャラ登場で微妙に崩れたりもしましたが、
とにかく可愛いし楽しいし癒されます。{/netabare}
うまるの宴はまだ終わらないでしょう。
小さなチャップリンはここでも健在でした。

素敵な時間をありがとうございます。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 84
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

タイヘイみたいな男性がモテモテなのは・・・

原作未読。最終話まで視聴。

タイヘイみたいな男性がモテモテなのは、同じ男性として好感が持てる、と感じているのは私だけでしょうか?

第2期も安定の面白さでした。
もちろん、この手の話は『出オチ』のインパクトが生命線。
そういう意味では第1期ほどのインパクトは無くなったかもしれませんが、面白くなくなった訳ではありません。

うまるをはじめ、海老名ちゃんも切絵もシルフィンさんも、みんな少しづつ成長していました。
各々が絡む、感動話がとても良かったです。

新キャラのヒカルも面白可愛かった。
ただし、{netabare}何故、うまるにライバル心を抱いているのか{/netabare}良く分からなかった。少しマイナス評価。

切絵が終始安定して面白く、可愛かった。
やはり、私は切絵推しのようだ(笑)。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 58
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

3期も期待。てか、一生観られる(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
うまる です(笑) 一期と基本は変わらず、でも、いろんな事が少しだけ進展しましたね♪

相変わらず、素晴らしい日常系アニメでした♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
一期とのちがいは、恋愛要素の有無。特に、海老名ちゃんとタイヘー。海老名ちゃんには幸せになってほしいな~。でも、カナウにも幸せになってほしいしな~。

あとは新キャラ、ヒカリ。ここは正直、まだキャラが弱くてイマイチ。今後に期待かな。

あとは、うまる(こまる)と海老名ちゃんとシルフィとキリエ、特にうまるを抜いた他3名の仲が深まったのが素敵でした。

個人的には、シルフィが好きですね。なんか、シルフィが笑顔だと安心します♪

まあその分、こまるのワガママ放題が減ったのはやや残念ですが、マンネリ防止のためにはこの方が良いでしょうね。

最終話のBパートなんか象徴的なんだけど、1期は「うまるとタイヘー2人のアニメ」で、2期は「うまる達4人娘のアニメ」なんですよね。個人的には、「アニメとしては正解だけど、もっとうまるのワガママを観たかった」というのが本音です。が、そこは制作もよく分かっていて、最終話Cパートに「うまるらしい」ゲスいエピソードを入れてきたのは、間違いなく「あえて」ですよね♪ なんかあのCパートのおかげで、制作と心(うまる愛)が繋がっていると思えました(笑)

さて、うまるですが、一部の方には、こまる との二重人格的な部分が受け入れられず、「外面だけ良い」みたいな感じで嫌われてるとも聞きます。実際、原作でもあんまり人気ないみたいですし。

でも、私は違った解釈をしていて、多分、「うまる(外うまる)」が本体(素)で、「こまる(家うまる)」が特別なんじゃかいかと思ってます。(勿論、大前提として、両方あってのうまるですが)

「うまる」は、無理してああいうキャラを演じてるんじゃなくて、本来はああいう(外うまるな)性格なんだけど、タイヘーの前だけではダラしなくなるだけじゃないの?と。多分、タイヘーがいなければ、普通に24時間外うまるで過ごせる気がするんですよね。だって、1期でちょろっと出てきた子供時代のうまるは、「こまる」よりも「うまる」寄りでしたし。(根拠は薄いけど)そう考えれば、なんかワガママ放題も可愛くて許せちゃいませんか?

まあ、とにかく3期に期待です。やってくれないなら、タダをこねますよ(笑)
{/netabare}

【余談 ~2017秋は、1期が神OP(ED)だった作品の2期が多かったよね ~】
{netabare}
例えば、「おそ松さん」の「はなまるぴっぴはよいこだけ」や、「血界戦線」の「シュガーソングとビターステップ」。ある意味、「魔方陣グルグル」の「晴れてハレルヤ」「Wind Climbing ~風にあそばれて~」。そして本作「干物妹!うまるちゃん」の「かくしん的☆めたまるふぉ~ぜっ!」。

1期は名曲だったアニメがズラっと並びます。ここまで揃うのは珍しいと思います。

その中で感じたことは、「やはり、空振りかホームランじゃなくて、ヒットを狙いにいくんだな」ということです。

例えば本作のOPは、明らかに1期を意識したつくりでしたね。もし、「かくしん的☆めたまるふぉ~ぜっ!」の二番ですと言われたら信じるかもしれない(笑)

「おそ松さん」も同様に、「はなまるぴっぴはよいこだけ」の二番と言われれば、うっすらそうかもと思う感じ(似た曲調)でした。

「血界戦線」は、EDは1期を意識したダンスミュージック風にしながらも、UNISON SQUARE GARDENはOPに移籍。うまくかわした感はありました。

「魔方陣グルグル」は、きちんとオリジナル色を出そうと、可愛い系ながらも1期とは違う歌の感じにしていて、そういう意味では好感をもてました。

やはり、1期のOPが「神曲」と言われるくらいヒットしてしまうと、2期は難しいよね(汗) 「うまるR」も「おそ松さん2期」も、ホームランも狙わないかわりに空振りもしないように、コツンと当ててシングルヒット狙いに来た感じでした(笑) 両作品とも、勿論1期の方が好きだし良い曲だったと思いますが、2期も充分に良い曲だし、まあ、制作陣の苦労とプレッシャーを感じ、微笑ましい気分になりました(笑)

そういう意味では、「うまるR」はむしろEDの「うまるん体操」の方が印象深いですね♪ 来店の小中学生の文化祭とかで踊る子供とかいそうな感じw なんか力が抜けていて素敵でした♪

ちなみに、今期(2017秋)で好きだったOPは、

1位 「ポールルームへようこそ」の 「Invisible Sensation」(UNISON SQUARE GARDEN)

2位 「アニメガタリズ」の「アイコトバ」(GARNiDELiA)

3位 「ブレンドS」の「ぼなぺてぃーと♡S」(ブレンド・A)

ってところですかね、まだ録り溜めてるのもあるけど。

まあ、私が基本的にアップテンポの曲が好きだというのもあるけど、OPやEDは、(楽曲単体の良さはもとより)やはり「作品の世界観をうまく表しているか」「映像との繋がり」は、大切だなと。「もってけ!セーラーふく」なんかはこの辺が最高レベルだったなと。

そういう意味では、「Invisible Sensation」は、競技ダンスの激しさ、タタラとチーちゃんぶつかり合いなんかを表現できていて良かったですね。

EDなら、「うまるん体操」が、今期一番でしたね! ダラっとしてるけど可愛らしい、そしてノリも良いという、実にうまるの良さを表現していたな~と。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
1期のナレーションをいきなり否定w まあ、1期からのファンには楽しい演出だけど、2期から入った方は、うまるの変身に?が付かないかな? UMRのこととかもワカランでしょ。OP、明らかに1期を意識したつくり。二番と言われても信じるかもw

2話目
どうでも良いんですが、私は1日1回は耳掻きしないと発狂しそうになります(笑) うまるの漫画、デスノートにシャーマンキング、封神演技って、同世代かな(笑)?

3話目
えびなちゃんは可愛いな~。顔(笑) ただ、ハンバーガー食べる話なのにね、なぜか良いよね。

4話目
タイヘー、早く結婚しろよ(笑) シルフィンが楽しんでると、なんか幸せな気持ちになるんだよね。うまるの葛藤w うまる、どうした? 反省なんてらしくない(笑)

5話目
浜松の聖地? ガヴドロとかかな? なにげに、タイヘーと叶とのペアも良いよね~。応援したくなる。うまるの涙、するいぞw

6話目
絵本うまる、その気になれば30分見られるなw 都大会三位って、普通に凄いよねw 着物凄いのに、デジカメしょぼいw 悪うまるw 扇風機に窓際の天体観測。なんか良いな~。

7話目
キリエのパス、ウケるw キリエ、140ないの? 高校生で? 新キャラ? ということは、ここからあのキャラを掘り下げるの? キリエとアレックスにフラグが? じゃあ、シルフィとボンバかな(笑) どうした? らしくもなく、恋愛要素強めで。

8話目
むしろボンバが可愛いw お? 新たな展開? タイヘー、モテ期(笑)

9話目
ほっこり良い話、二連発。ノスタルジー。

10話目
恋愛バナシはあまり作風に合わないけど、海老名ちゃんには幸せになってほしい♪

11話目
キリエ回。

12話目
あ~、寂しい、、、。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/21
♥ : 46

69.8 16 クリスマスアニメランキング16位
事情を知らない転校生がグイグイくる。(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (164)
487人が棚に入れました
Twitterで話題となり、月刊「ガンガンJOKER」で連載開始。これまでの累計PV数は2億以上。 転校生の高田くんは知らない。 クラスメイトの西村さんが、何故かクラスの皆から「死神」と呼ばれていることを。 「死神」だなんて……なんてかっこいいあだななんだ! からかわれてる女の子。クスクス笑うクラスメイト。 転校生の高田くんは、そんなクラスの事情は知らない。 無知で、素直は、最強だ。 だからまっすぐ、彼女に届く。 そんな小学校の教室から始まる物語は、誰もがあの頃を思い出し、心にまっすぐ届いてくる。
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ともだち(最終話見ました)

[見終わって・・]※各話の感想は下にあります。
基本的にはコメディアニメなんでしょうね。
イジメられてる女の子に転校生がイジメのあだ名をかっこいいと思ってグイグイくるところをいじめっ子とのやりとりも交えながら面白く描いてて、確かにマジメにイジメ問題を描くと重くなりがちで、こういうアプローチもアリだとは思うけど、毎回あんな感じのやりとりが続くとちょっとくどく感じちゃいます。
4話がいい転機で、{netabare}高田くんが自分が言ってた言葉の意味に気づいてしまうんだけど、{/netabare}ここからもう少し関係が変わっても良かったのかなって思いました。
最終話の感想にも色々と書いたので、良かったら下の感想も見ていただけたら嬉しいです。
とはいえ、日野くんや安達さんや笠原さんなど、周りのキャラたちも魅力的で最後まで面白く見ることができました♪

[初回感想]
小学5年の西村茜(にしむらあかね)は「死神」となぜかみんなから呼ばれている。
転校生の高田太陽(たかだたいよう)はかっこいいあだ名だと思って西村さんと仲良くなりたいとグイグイくるお話。
原作はガンガンJOKER連載中みたいですが未読です。

自分の置かれた環境にどこか諦めた感じでいつも独りでいた西村さん。
そこに明るくて天然でとても元気な高田くんが現れて西村さんの生活が一変しちゃいます。

これ、普通に小学生でも見れる内容だと思うし日曜朝とかにやったらいいのになって。

高田くんのグイグイぶりが半端ないし、西村さんに臆面なくかわいいとか素敵だよとか仲良くなりたいとか普通に手をつないだり・・高田くんの天然ジゴロっぷりがすごいです。。
高田くんには「無邪気な暴君」という二つ名を与えたいw
でも高田くんも思春期に入ったら過去の言動思い出して恥ずかしさに身もだえしちゃうのかな。。

高田くんの親友の日野くんがさっぱりした男の子って感じで西村さんとも普通に接してるしいい子ですね♡
こういう子は普通にモテると思う。
あと北川くんの西村さんへのイジリの執着ぶり見てて、実はこの子西村さんが気になるのかなとかw

3話までは、いい話なんだけど高田くんのグイグイぶりがちょっとくどいかなぁと思いながら見てたんですけど、4話が良かったので、感想ちょっと書きたくなりました☀

以下、各話の印象に残ったシーンです。

1話「死神と転校生」
{netabare}ずっと感情を胸にしまい込んで淡々と過ごしてきた西村さんが、西村だって人間じゃないかと言われて思わず感情が表に出て泣いてしまったシーン。
学校で笑ったのも久しぶりだったんじゃないかな。{/netabare}

2話「給食当番と心霊写真とラブレター」
{netabare}西村さん「高田くんは無敵だもん。。」私もそう思うw
高田くん、西村さんと2時間も長電話もすごいけど、ずっとあんな感じで天然ジゴロな会話してたのかなw西村さんの心臓が破裂してないか心配ですw{/netabare}

3話「夏休みがはじまる」
{netabare}夏休みの予定が全然埋まらない西村さんに予定を一緒に合わせようと声をかける高田くん。
プールに行く水着を買いに行ったり、日野くんたちとラムネ一緒に飲んだり・・
普通に夏休みを楽しんでる西村さんにニマニマ。。{/netabare}

4話「おばあちゃんち」
{netabare}セミの鳴き声、涼しげな山の空気、冷やした大きなスイカ、畑でとれたトウモロコシを食べたり・・
いいなぁこの空気感。夏休みのおばあちゃんちって感じ。。
ヒグラシが鳴く中の夕暮れの雰囲気も好き。
西村さんのお母さんが亡くなったことを知って「死神」と呼んでたことを後悔して泣いてしまう高田くん。
蛍が舞う夜の中、二人で手をつないで帰るシーンが絵本の1シーンみたいで素敵でした。{/netabare}

5話「死神って呼んで」
{netabare}西村さんにとって死神って呼ぶ呼ばないってよりも以前みたいに高田くんと楽しく一緒にいたいから、だからいつもと同じように笑顔で死神って呼んでほしいんだよね。
遊ぶ約束すっぽかされたのに何事もなくお祭りに二人を誘う日野くん男前だわ。。
指輪を左手の薬指にはめたり、僕のとなりで笑ってほしいと言ったり、高田くんの天然っぷりは異世界おじさんも負けちゃうかも(-ω-){/netabare}

6話「席替えとクラス委員と新しいともだち」
{netabare}日野くんを好きな安達さんがあるきっかけに西村さんと友達になる話でした。
高田くんの西村さん専属ホストぶりも面白いけど、そろそろ違う展開もあるといいなぁと思ってたので、こういう展開は話が広がっていいですね。
なにより、西村さんに同性の友達ができたことが私も見てて西村さんと一緒に嬉しくなりました♡
もひとつ。笠原さんと西村さんが色々あってクラス委員になったのをきっかけに、二人がこれからどんな感じになっていくかも気になります。{/netabare}

7話「遠足と味玉の魔法」
{netabare}遠足からちょっと脱線して二人で買い食いする話、良かったです♡
友達がいなかった西村さんに仲のいい友達が出来て、一緒に写真をとったり、お父さんの味玉を交換したりしてる姿を見てるとじんわりきますね。
西村さんの、たぶんもう大丈夫だよって言葉とすごく楽しそうな笑顔が印象に残りました。{/netabare}

8話「浴衣とジャングルジムとギプス」
{netabare}遊具に登って二人で夕焼けの街を眺めながらプロポーズしてる高田くんw
もう結婚しなよって思いながら見てましたw
なによりかっこいいのは、自分が犠牲になって落ちた西村さんをかばって助けたことですね♡
高田くんのお母さんも息子に似てさっぱりしてて西村さんとも仲良くやれそう。{/netabare}

9話「走れ!叫べ!運動会」
{netabare}クラスの人たちから死神って呼ばれてイジメられてた西村さん。
高田くんたちのおかげで学校が楽しくなってきたのがきっかけではあるけど、クラスのために何かしたいって思って頑張れるってすごい。
イジメられてたのに、そんな風に考えて悪口言われてた笠原さんにお願いするとか高田くんじゃないけど西村さんマジ天使かも。。
今回のことで笠原さんも西村さんのイメージが変わったみたいで、今後の展開が楽しみです。{/netabare}

10話「初めてのおもてなし」
{netabare}北川くんたちにからかわれる→高田くんが来て天然パワーで撃退
これ毎回あるんだけど、そろそろ無くても大丈夫かな。
もっと安達さんや笠原さんとのやりとりみたいのを増やしてくれると嬉しいです。
初めて友達を家に招待した西村さんのとても嬉しい気持ちが伝わってきてほっこり☀
風邪を引いてお見舞いに来てくれたのを夢と思いこんじゃったのも、元々夢みたいって思ってたから余計そう思っちゃったのかな。{/netabare}

11話「風神同盟と呪いの歌とクリスマス」
{netabare}西村さんと笠原さんのやりとり、なんかいいな。
この作品で好きなキャラ1位は日野くんだけど、笠原さんも好きです。根はいい子だし。
クリスマス。恋人たちのキスを見てしまいドキドキする二人。
いつもとちょっと違う感じで西村さんを意識しちゃう高田くんだけど・・
次回のタイトルが気になりますw{/netabare}

12話「クリスマスパーティーの告白」
{netabare}パーティーに笠原さんも参加しててなんだか嬉しい。
シャンメリーぐいぐい飲んで赤くなる笠原さんwいいキャラしてる。
あんな真剣な目で「キスしていいのかな」って迫られたら。。天然なだけに困っちゃうよね。
高田くんのいつものような言葉になんとなく意味を探してしまう西村さん。
次回で最終話だけど、どんな形で物語が終わるのかちょっと気になります。{/netabare}

13話「10年後も、今日も」
{netabare}今回もいつもと変わらない高田くんだったけど、好意だとしても死神とか呪いとか天然に言える時間はもうあまりないと思うし、もう少し大きくなった時、高田くんは過去の自分にどう向き合うんだろう、って最終話見ながらそんなことを考えてしまいました。
最終話のタイトルがこれなら、「死神でもない呪いパワーもなくても僕は西村さんが大好きだよ、きっと10年後もね」くらいのことを言って欲しかったかな。{/netabare}

投稿 : 2024/09/21
♥ : 29
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

一気見は飽きるかと思ったら入り込んでしまった。その分イジメは辛く感じます。

 23年7月にリアルタイムでレビューしたときは、一気見すると飽きるのではないか、話が単調なのではないかと書きました。

 そんなことは無かったです。太陽のグイグイは単調かもしれませんが、西村さんの成長が素晴らしかったです。逆に笠原を初めイジメ組を結果的に許せる…と結論づけましあが、西村さんとその父親の気持ちや境遇を考えるとちょっと辛くなってしまいました。太陽が現れなかったらと思うと胸が苦しくなります。

 結果的に一気見の方が胸に来ました。なんか変なタイミングで涙がとまらなくなります。感動ポルノか?と言われるとわかりません。ただ、内容が伴っているし、自分に置き換えて加害者にはなるまい、自分の身内にもそんなことはさせまい、と思う気持ちはわきましたので、意味がある作品だと思います。

 また、イジメる側の滑稽さを強調したのはいいと思います。小学校高学年のイジメは本当に辛いテーマですが、太陽のような子が一人でも増えるといいと思います。安達海美と日野大地も良かったです。ああいう大人の子もいいですね。この2人あわせて、太陽と海と大地なんですね。今回初めて気が付きました。

 そして主題歌は「アルコルとポラリス」…つまりこぐま座と北極星です。中心にいるポラリスが太陽で、振り回される西村さんがアルコルということでしょう。

 うーん、4.2にしてましたけど、これは評価を上げなくてはストーリー、キャラを4.5から5にしようかなあ。作画も良かったので4から4.5。音楽も歌詞がなかなか…4を4.5で。

 いろいろベスト10作ってますが各種順位を上げたくなってきました。23年のラブコメは秀作が多かったなあ…



以下 リアルタイム視聴時のレビューです。

とても面白くて毎週楽しみでした。ですが最終話で冷静になると…

{netabare}  あー面白かった、と言う感想を素直に言える作品だと思います。この作品は1話の西村さんへのイジメが結構辛くて、嫌な気分というよりちょっとやるせない気分になりますが、それ以降はタイトル通りグイグイ来ました。

 単調かといえば単調ですが、友達が増えて行くということも併せてありました。特に笠原さんが良かったです。イジメていた人間を許せるか問題がありますが、本作では太陽を味方に付けてというよりも、西村さんが成長してイジメをはねのけられる強さがあると思いますので、私は許容も理解もできました。

 ただ、冷静になるとグイグイそれ自体はずっと同じなので、ひょっとしたら一気見したら、ここまで評価が高くないかもしれません。内容が非常に良かったのは間違いありませんが、ラブ、コメ、イジメ。すべてそこまで深いかといわれるとどうかなあと思います。もちろん、ストーリー、キャラが良いのでテーマをそこまで求める気も必要もないとは思いますが、極端には高い点数はつけ辛い気もします。

 本作は、アニメ配信が毎週日曜日22;30という丁度いい時間に更新されていて週1回欠かさずに見ることができたので、楽しみだったし、高評価だったと思います。その加点要素はあると思います。
 そこも作品だと言う事もできますが、今の印象と再視聴したときでは感想が違う気もします。

 過大評価を避けるなら…12話暫定4.6でしたが4.2でいい気がします。ストーリー、キャラは満点にしてましたが、やはり単調ということで満点はつかないかなあ。

 特に最終回がなんかずっこけてしまいました。12話が最終回で良かったんじゃないか、と思ったときにちょっと作品に対する距離感ができた気がします。12話のラブの部分をもう少し深掘りしたり、別のイジメ・友情の部分の総括が最終話であれば、もっと評価は高かったかもしれません。視聴後感でこれからも続く連続性が欲しかったのかもしれませんけど、私は少し最終話で醒めました。少しですけどね。 {/netabare}




以下 リアルタイム視聴時の感想です。 


1話はヒロインのモノローグが余りに辛いです。敏感な人は気を付けてください。

{netabare} 「死神」というあだ名がカッコイイ…というきっかけは「ん?」という気がしなくはないですが、それはきっかけですね。

 主人公…が誰かといえばヒロイン西村さんでしょうね。高田くんはどちらかと言えば人格のない…というか、今のところ無垢な善性でしかない気がします。ただ、その人格がないところが余計なノイズにならず上手い効果が出せているなあと思います。

 孤独に慣れる。自己否定をすることで自分を守る。親に友達がいると嘘をつく。そして、本当は孤独が嫌なことに気が付き更に孤独が増す。冷静に書いてますけどね。こういうところが本当に切なくて、胸が痛くなりました。西村さんの気持を考えると死にそうになるくらいです。

 小学生が主体なのってどうなの?と思わなくは無かったですが、この頃のイジメの残酷さは大人が思っている以上にひどいですからね。話を見るとこれでいいんだと思います。

 ということで、これはいいですね。「聲の形」や「コタローは一人暮らし」などと同系統の匂いがしつつも、そこまで重くない形で性の匂いのしない幼い初恋のラブコメになる感じがします。イジメられている古見さんという感じでしょうか。
 出落ちではあると思います。思いますけど本作はヒロイン西村さんのモノローグで暖かい気持ちになれればいいんだろうなあと思います。

 キャラデザは小学生向けのマンガ雑誌にあるパタンですが、ちょっとヒロインに「謎の彼女X」感があってそれほど違和感がありません。むしろ、髪のツヤが面白いですね。原作者の作風なんでしょうか? {/netabare}



4話 1週1話で見ましょう。それ以上の頻度で見るには向きません。

{netabare}  やはり出落ちでしたね。想像通りワンパターンはワンパターンです。ただ、だからといって作品が面白くないというわけではありません。一気見には向かないだけです。少しづつヒロイン西村さんのコミュニケーションの幅も広がってますし。

 グイグイに対して照れるヒロインを見て癒されます。夏休みに気になる異性を思い出して相手を思い浮かべる…中学生までの感覚でしょうか。高校は…うーん。忘れました。そういうのを疑似体験できます。ご都合主義もありますが、気になりません。

 欠点は光と影の作画がちょっと気になるのくらいですかね。

 追記 4話はちょっと感動がありました。2人の関係が進展しそうないいアクセントでしたね。{/netabare}


5話 イタリア男か!

{netabare}  前半は非常にいいアクセント回で、太陽が明るいだけではない部分を見せる反面、西村さんが逆に積極的になったのが良かったですね。必死さが切なくなります。普通に涙が…うーん。いい話でした。

 ただ、後半はいつも通りというかパワーアップというか…イタリア男か!といいたいですけど、日本人の若者よ、カレを見習おう、と思いました。{/netabare}


6話 今期NO1かなあ。人を素直に褒められる心は美しい。太陽カッコ良すぎです。

{netabare} 「正直」というのは時に悪意にもなりますが、しかし、他人のいいところを見つける…あるいは欠点より長所に先に気が付いて、そこを素直に褒められるという太陽少年に、人間としての美しさを感じます。人をほめるというのは、簡単そうで難しいものです。自分の心にやましさ、まやかし、何より「メシウマ」がある人には出来ないでしょう。

 他人の不幸やアラを探して貶めて劣等感を埋めるマインド「メシウマ」「隣の芝生は青い」「酸っぱい葡萄」とは真逆です。
 そして、こういうバカな悪意をもって他人を貶める人って、本当は少数派ですけど悪いことに目立つんですよね。ネットでもそうですけど。こういうマイナスの害悪をまき散らすバカ集団に小学生・中学生で苦しめられた子がいると思うと、太陽少年の無垢さが痛快です。

 1話の西村さんの悲惨な心情の描写があるからこそ、太陽に救われ自分を取り戻して行く西村さんが愛おしくなります。

 どんな年齢になっても太陽少年の人のいいところを見つけられる心と、それを表現する素直さを見習いたい、と今更ながら思わせる力のある作品だと思います。今期NO1です。 

 そして、女子の同調圧力を気にしない安達さん、いいですね。大人だし、自分に素直だし。

 で、このサブキャラの安達さんの声優の近藤玲奈さんがOPなんですね。歌が上手い…のか分かりませんが、声が非常にいいですね。ちょっと東山奈央さんに似た感じもあって癒されます。 {/netabare}


10話 やはり笠原さんも成長しました。

{netabare} 太陽の影響が西村さんを変えてますねえ。初めは無自覚系のコメディかなあと思いましたが、やはり登場人物の変化がちゃんと時間とともにある作品はいい。1話の西村さんの辛すぎる描写がここにきて活きています。

 日野や海美と友達になって、ついに笠原さんが堕ちたかあ。運動会の時にそうだろうなあ、と思いましたがやっぱりです。それが太陽の影響じゃなくて、西村さんのがんばりからですから最高です。

 まあ、今回の感じから言うと告白イベントはありそうですが、どうでしょうか?楽しみです。


 なお、ラブコメ作品対決だと「僕の心のやばいやつ」と本作が2強です。ちょっと離れて「スキップとローファー」さらに離れて「インソムニア(一旦脱落)」。

「おとなりに銀河」は切るほどではないですが、インソムニアと比べるとやっぱりちょっと堕ちますかねえ。 {/netabare}


11話 不純異性交遊…言葉遊びかと思いきや、急展開です。

{netabare} 笠原さんのツンデレがなかなかいい展開です。「聲の形」「長瀞さん」などで過去イジメをした事実は消せないという意見を見聞きしましたが、ですが、本人同士で和解して、新しい関係が築けるならいい気がします。少なくとも西村さんと笠原さんに関しては不快というよりも、暖かい感じがしました。

 ただ、逆に太陽の中盤の「呪いの歌」というところで、不思議な違和感がありました。まあ、そもそも太陽のキャラですから不自然ではないですが、ちょっと引っ掛かりました。それが設定ですし、西村さんが気にしてないのでいいんですけど、太陽に少しだけ考える成長が欲しいかも。

 そして不純異性交遊かあ。ラブコメのコメディ部分の言葉遊びかと思いきや…おい、小学生…そこまで行くのか?そっちの成長はあるのか?これは急展開だなあ…唇の作画が生々しすぎでしょう。次回予告のタイトルは…うーん、来週が気になります。{/netabare}


12話 「呪い」の意味が変わる瞬間。小学校5年生という年齢が絶妙です。思っていたよりも更に深いかも。恋愛談義回でした。

 あれ?最終回かと思ったら違うの?次回予告もあるし、Dアニも(全12話)が付かなかったので、13話あるのかあ。

 12話は恋愛談義を言葉でずっと続けていました。これは小学生設定じゃないと出来ないです。というのは、小学5年生・11歳って丁度抽象概念がどんどん発達しだすころです。気持ちとか感情を言葉で表しだして、言葉が感情を引っ張る年頃です。つまり初恋が始まるのは小学校4年~5年が多いのは、身体の成長もあるでしょうが恐らくこのせいでしょう。

 このダイレクトさを中学2年生でやるとちょっと間抜けな気がします。でも、小学生だからこそ、この議論が素直に受け入れられます。そして、忘れていた何かが取り戻せるような錯覚が、恥ずかしいですが心地良かったです。

 それが分かっていてこの年齢を設定したのだとしたら、大したものです。だから、消しゴムを渡すときに触れた指先で、恋愛感情を自覚する。いいですねえ。散々手をつないできた2人ですがキスの話題の後だけに、触れるという意味が変わった。つまり太陽の言っている「呪い」が「恋愛」に変わる瞬間ですね。太陽がグイグイいけなくなる。甘酸っぱすぎるでしょう。

 成長の話をすると男子は精通後はプラトニックラブをしようとしても、基本的には身体が許さなくなりますので、それも小学生にぴったりです。この辺は「ヤバい奴」との対比が非常に面白いです。

 まあ「恋愛の沼」が「呪い」という哲学まで入ってはいないでしょうけど。

 ということで、良いですねえ。イジメから始まって小学生レベルの救済で終わるのかと思ったら「初恋」という意味をちゃんととらえている気がします。

 それとやっぱり笠原さんが本当に良かったと思います。やけ酒も許してあげましょう。

 評価は暫定です。終わり方次第では満点かなあ。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 17

イトルタラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

太陽は暗闇を照らしていく

いじめがテーマになってくるので、人によっては気分が悪いと思うこともありそうです。本作は死神の可愛さを太陽が照らしていく作品です。監督由来で各サブキャラ陣の仕草にも注目したいところです。特に日野くんは良いキャラをしているなと感じました。私が特に好きなキャラは笠原さんです。願わくば笠原さんの心情を表したキャラソンが出てほしいところです。本作は茜と太陽が結ばれるストーリーではありますが、いっそ笠原と太陽が結ばれるアナザーも観てみたいなと思ってしまいました。笠原さんは不器用ながらもここぞという時に行動力、判断力があり好感が持てます。
物語としてはやはり尊さをひしひしと感じます、死神と呼ばれていた西村さんが転校生の太陽くんが来てどれだけ救われたでしょう。封印してきた当たり前な感情が顕になってきて、実は死神と呼ばれている西村さんも普通の女の子という可愛さが引き出されるところが良いですね。太陽くん、無知で純粋ですが、かっこよすぎです。エピソードとしては一話と九話は特に印象に残りましたね。私が好きな笠原さんが太陽に興味を持つ分かりやすい伏線にもなっていますので。早くBlu-RayBoxのオーディオコメンタリーが聴きたいものです。この作品は悪い刺激がない分安心して観られて、とにかく和みます。これらの文章を総括すると、「尊い」の一言です。ここまで前回投稿分 6/18

ここから追記投稿分 7/16
人の噂も七十五日と言いますが、茜ちゃんはいつから噂されていたんでしょうね?最初から第一印象で死神だー!とか言われていたなら確かに酷ですが。決して私が茜ちゃんを気に入らないというわけではないですが、茜ちゃん自身少々棘のある(妙に大人びている)言い方をしているのが原因なのかなと。ただ、先生や親に言わず、不登校にならないのも迷惑を掛けたくないと思っての事だと感じるので何とも我慢強く達観した子なのだろうと思います。それに先生がそれを分かっていながらも介入した所で一時的な解決にしかならなくて裏でもっといじめがエスカレートする可能性もありますし、本当に太陽が転校生として来てくれてから変わらない(つまらない)日常がどんどん楽しくなってくるので救われているなと。
太陽が転校生として来てくれた影響で以前の閉鎖的な空間がどんどん開放的になりつつありますね、本当に先入観に塗れた世界というのは怖いのです。
ところで北川くんが何だか悪役扱いされていますが、実は寂しいだけなのでは?とも思ったりします。孤独は寂しいからこそいつも取り巻きと一緒に行動していて、すぐ調子に乗ってしまうようなある意味可哀想なキャラにも見えますが、太陽と関わっていくうちに人間関係において大切な事が少しずつ分かってきているのかなと私は僅かに感じました。仮に太陽が転校してこなかった世界線で茜が転校という流れは茜自身がまず嫌がると思いますし、私としてはどんな場所でもできることならそこで幸せになろうという行動に憧れています。茜の場合は割り切ってやり過ごそうとしていましたね。OPの邪悪な魔物(空気)を切り払っている太陽、EDの彷徨い続けた先に手を差し伸べているのもきっと太陽ですよね。太陽くんは一見何も考えておらず楽しんでいるように見えますが、実は本能的な部分で西村さんしか見えていないのだと思います、最初は気になる存在だっただけなのにグイグイ近付いていき、西村さんの本心を知っていくにつれてまたどんどん興味がわき好きになっていく、そしてそれはこの作品上ではブレることがないでしょう。そう、それは日野くんのどこまでもブレない性格と同様に真っ直ぐなのです。
太陽は性格的にただの猪突猛進型かと思いきや、バスの席決めで変な気の使い方をしたり、お墓参りの後に今までの行いを振り返り反省して泣いてしまったり、やはり太陽は純粋に茜が好きなのであります(それが男女の恋とは気付いていないようですが)。所々回想シーンが入ったり同じツッコミをする事も度々ありますが、大事なことなので2回言いました的な強調なのかなと…そこは分かりやすさを意識しての事だろうと思ったので私は特段気になりませんでした。むしろ子どもながらの真剣さが伝わってきました。各サブキャラ陣の変化も安達さんや笠原さん以外は微々たるものなので気付きにくいですが、そこがリアルに近い感じで良いですね。(一部一期の時点では変わらない者もいる。)サブキャラ陣も本編に上手く作用していて良いです。特にあの三人組を後半どう捉えるかでこの作品の世界はまた違って見えてくると思います。私的には物語としてはワンパターンな面はあるものの、テンポを良くさせるアニメーションの工夫があり全体的にはダレずに観られて、アイキャッチや随所キャラの表現の仕方、人情の機微が刺さったので楽しめました。続編が来てくれると嬉しいですね。最終回にアニオリ展開があったみたいですが、この作品に関してはもし二期が放映されるとしたらもっとアニオリ展開があっても良いなと思いました。
いつか、過去の過ちから学び、成長した登場人物みんながそれぞれの幸せを見つけた世界というのを見てみたいですね。余談で言うまでもないかもしれませんが、本作内のいじめについては作者がこういう解決方法があってもいいよねという想像であって、本筋は太陽と茜の尊いやり取りと周りの登場人物たちがそれぞれ成長していく物語…ただそれだけだと私は思っています。その影響か、精神的な攻撃ばかりで直接的な暴力描写が出てきません。本作へのいじめをどう受け止めるのかも評価に響いてきそうですね。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 8

66.8 17 クリスマスアニメランキング17位
アイシールド21-EYESHIELD21(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (384)
2242人が棚に入れました
私立泥門(でいもん)高等学校に通う気弱な高校生、小早川瀬那は入学早々ひょんな事から泥門高校アメフト部「泥門デビルバッツ」に主務として入ることになった。
その帰り道、彼をパシリにしていた不良たちに絡まれ、逃れるために泥門駅まで爆走して駆け込み乗車をした。それを目撃したアメフト部主将ヒル魔に翌日強制的に選手にされ、唯一の取り柄である俊足で選手登録名「アイシールド21」として試合に参加することになる。
多くの強豪と戦いアイシールド21として瀬那自身も成長していくことで、全国大会決勝(クリスマスボウル)出場を仲間達と共に目指していく。
ネタバレ

シェリー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

好きなものを語る。

ちょうど小学4年生のときからジャンプを読みはじめました。コロコロコミックより大人なものを読みたかったのでしょうか。
1人で寝るようになったのもそのときだったような気がします。それはもうすごく離れたかったw
その頃のジャンプの看板は終わってしまったものもありますが、今とそんなに変わらなかった気がします。
初めて読んだとき、ワンピやボーボボは知っていたけど、他の作品はまったく知らず、とにかく新しいものに触れた感触だけは残っています。
それと3つだけ覚えているのがあります。後にドハマりするBLEACHは海燕の過去編が気持ち悪くて最初は、
とても読む気になれなかったことと、いちご100%がエロかったことw、そしてアイシールド21に一発でハマったことです。

僕が初めて読んだ号では、アイシールド21はちょうどムサシを探していた話の終わりでした。
「57th down 全て遠い日の花火だと」いまでもガラスに映ったムサシの姿を描いた扉絵をはっきりと思い出せます。
この回のどこに惹かれたのかなは自分でもわからないけれど、でもこの話を読んだときにビビッとくるものがあってそこから春の訪れとともに始まる雪崩のように一気にハマりました。


『アイシールド21』はアメリカンフットボールを扱った話です。
2年のクォーターバック(投手)のヒル魔に、ラインの栗田の2人しかいなかった部活が、
主人公のランニングバック(走者)の小早川セナを皮切りにどんどん人数を増やしていく。
しかし、彼らの高校「泥門高校」の部活は3年の夏まで。
彼らが目指すクリスマスボウル(全国大会決勝戦)への挑戦権は、今年が最後のチャンスなのです。
そんな急造チーム「泥門デビルバッツ」が、アメリカンドリームの精神を胸に、強敵チームを地道に倒していくお話です。

人気少年漫画の宿命なのか(すべてではないけどね)、やはりこの作品も最後に進むに連れてだんだんとつまらなくなっていくものの、1~7巻まではなによりも面白い!
駆け抜けるような展開に、挫折があり、成長がある。ヒル魔を起点とした笑いの部分も最高です。
話のタネにこのキャラを使おうといったところがなく、絶えず歩を進めていく、時間と共に描かれる彼らの描写は自然で、とても素直に感じます。
変に作られた話はなく、彼らの意志が剥き出しのままに肌にビシビシときます。
漫画の絵は未熟なんだけれども(けっこう線も曲がっていたりする)、僕は断然こっちの方が好きです。
この作品は、稲垣理一郎さんが話を考え、村田雄介さんが絵を描いています。
7年も連載されていたので、当然なんだけど絵はだんだんと上手くなっていきます。
線がシャープに、どんどん「綺麗に」洗練化されていきます。
それはそれでいいんだけど、個人的にはマンガ原稿用紙に直接描いたような跡が見える方が結構好みだったりします。
ほんと直線とかうにょうにょなんだけど好きだなーって思います。

しかし、話がだんだんと進んでいくとともに、天才たちが多くなり、あとは必殺技の応酬です。
そして言葉の論理通りに試合が運んでしまっている。
前までに描かれていた話と比べると、試合は1人の選手にフォーカスし過ぎて全体の流れは死んでしまっているし、
点数は話の筋の調整として入れらていきます。試合中も見せ場がないせいか、攻撃の合間に敵チームとしゃべりまくりです。
んー、これではちょっと、と思ってしまう。
それにキャラクターの登場したての頃の良さはどんどん削られていきます。
試合に勝ったあいつの反応は?このときあいつはどう思った?というのがだんだんと描かれなくなっていきます。
そのスペースは他チームの天才たちに取られてしまいます。淋しいですよね。
これをしょうがないと片づけてしまうのであれば、何も言うことはありません。そういうことです。
でも僕が読み始めたのは、そのちょうどこの漫画の転機である58話の1話前です。
僕はこの回からはっきりと漫画の色を変えてきたなと思います。話の作りから絵から構図から何から何まで。
だから不思議だなあって思います。

{netabare}

目に見えて分かるのはエイリアンズ戦のブリッツ。
セナが経験的にホーマーの腕を潰しにいくことに気づき、実践することを描いているけれど、
これはヒル魔が一言教えればそれで済むのではないかと思うのです。こんなことで1話を使うなんてらしくないな、と最近読み返して思いました。

{/netabare}

この漫画の好きなところは、試合で天才たちに一矢報いるところです。
絶対強者である敵になんとかして勝ってやろうというところが面白い。
ヒル魔が奇策を練り、それぞれの努力で培った体と技術で試練をくぐり抜ける様は何度読んでも勇ましい。
鳥肌が手から腕へと駆け上がり、全身へと広がっていき、鼓動もドクドクと早く打つ音が聞こえるくらい興奮します。
ほんとに面白いし、好きです。

でも一番好きなところはと訊かれると、あまり共感はないのかもしれないし、とても小さなことですが、
どんなに強い選手でも自惚れず、ちゃんと先輩に敬意を払うことができるところです。
というかむしろ考えるまでもなく当然だというそれに読んでいてじーんときます。
それはポセイドン戦。
体格の大きい一年生が主戦力のチーム「ポセイドン」では、上級生が少しばかり隅に追いやられているようなイメージがあります。
活躍するのは一年生ばかりで、上級生はトーナメントの最初に出場して負けそうになって交代していきました。
その試合はもちろんポセイドンの一年生が圧勝。
泥門との試合のラストのタイムアウトで、小判鮫先輩が「俺らとかすっかり役立たずで……」と言います。
読んでいるこちらとしても、初めはそりゃあそうだよなあとか思うのだけけれど、それに2人はぽかんとした顔をして返す。
「小判鮫先輩とかが役立たずなんて、俺だって水町だって全員一度も思ったこと無いっすよ。」
ここは本当に素晴らしいなあって思います。僕も運動なんて全然できないから小判鮫に共感するし、
いくらアメフトの部活とはいえ、実力のあるなしで判断をしない彼らのそういうところには感動しました。
最終巻の末尾に描いてあるキャラクター紹介でも、新しく泥門にはいっていきた子(名前忘れた)の紹介文に、
「十文字らの実力をすぐに追い越すが、先輩たちへの尊敬だけは忘れなかった。」と書いてあったと思います。
これを見たときにポセイドン戦のこのシーンも思い出したし、ちゃんと大事にしているんだなと感心しました。
こういうのってなかなか簡単に描けることではないなと思うのです。
ちなみに我王のあれはファッションです。あれはむちゃくちゃですw


と、批判を交えながらいろいろと書いてきましたが、とにかく大好きです。
小学校4年から中学の途中までは、僕のダークヒーローはずっとヒル魔でした。
とにかくかっこよかったし、憧れていた。 ほんとになれるものならヒル魔になりたかったw
まあそんな思い出のある少年漫画です。興味が湧いたらぜひ。

{netabare}

一番好きな試合は、神龍寺戦。

好きなシーンは、盤戸戦の後、セナが疲れ果てて鈴奈に倒れ込んで、鈴奈が一言「セナ、背伸びた?」
このシーンと、この台詞はドキッとしました。こんな台詞出ないよね。
もうひとつは、関東大会の王城戦の後、初詣で大田原と高見さんに会ったとき、去り際に、
「ばっはっは!お前らへのリベンジマッチは、来世か」「もう一度君らと、一緒のフィールドで戦いたかったよ…」
この一言は僕はずしっときました。二度と繰り返されることのない高校のアメフト部。
そこで生涯一度きりの、最高のライバルと、最高のチームに巡り逢え、戦うことのできた喜び。
「来世か」なんて大田原の台詞も、馬鹿にできない。本当にそう思っているから。そうすることができたらいいのにと心の底から思っているから。
王城戦で言った大田原のあの言葉、「本当は、泥門とクリスマスボウルで戦いたかった。」
なんてバカなことをいうんでしょうね。泣かせてくれます。


{/netabare}


あでゅー。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 7

◎TARGET さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

どんなに絶望的な状況でも最後まで絶対にあきらめない男たち

❏総評

原作者は「稲垣理一郎(原案)、村田雄介(作画)」。

ネタバレしない程度にあらすじ

部員2人で部活動すらままならない弱小の泥門高校アメフト部
「泥門デビルバッツ」が、主将のヒル魔(蛭魔)があらゆる手段を使って
仲間を集めながら共に成長し、ライバル校の猛者達と切磋琢磨
しながら、クリスマスボウル(※)出場を夢みて努力奮闘するという、
スポコンアニメの王道とも言える作品。

(※クリスマスボウルとは高校野球で言う甲子園決勝戦のこと。)


作者も公言しているが「リアル40%、ファンタジー60%」の作品なので
いわゆる少年漫画向けの一般的なスポコン漫画同様、演出は
かなりオーバーではある。反面、アメリカン・フットボールを全く
知らない人が見てもわかりやすく、アメフトがいかに面白いスポーツか
視聴者に感じさせるよう色々工夫されているように感じた。


❏アメフトアニメとしての見所

アメフトは他の一般的な球技と異なり、ポジションそれぞれに求められる仕事が
かなり限られているので、ジェネラリストだけでではなく「○○しかできないけど
他はからきしダメ」といったスペシャリストの活躍が許される唯一のスポーツ
と言っても過言ではない。

だから主将のヒル魔は、

小さい頃からいじめられっ子で不良にパシられてきた「逃げ足」だけが取り柄の
主人公のセナをスカウトしたり、野球部で2軍にも入れないが「ボールのキャッチ」
だけは誰にも負けないモン太をスカウトしたりして、他のスポーツでは活躍が難しく
埋もれてしまうような凡人達の個性、「アメフトの世界では光り輝く個性」を見極め、
スペシャリストの集団を作っていく。

しかし当然、1つだけできるより2つも3つももしくは何でもできる選手の方が
選手としては使いやすいのも確かである、しかしそのようなプレーヤーは
皆アメフトの名門高校でプレイしており、泥門高校には居ない。だからヒル魔は
そんな個性的なメンバーを自らの頭脳をフル活用して、効果的な場面で
効果的に使っていくことで本来勝てないような格上の相手にも勝つための
活路を見出してゆく。

アメフトは体力だけの戦いではなく、将棋のようにプレイヤーを駒として
どのようにプレイさせるかで戦局が変わっていく頭脳スポーツなのである。

これらの選手スカウティングから選手へのコーチング、さらに選手本人の
がんばりによる成長までの過程と、ヒル魔の試合中、試合前の頭脳戦/心理戦が
このアメフトアニメの最大の見所である。


❏原作>アニメ

途中、原作の連載に追いついてしまった際のオリジナルストーリーは
盛り下がるものの、原作に沿った方のストーリーラインは原作と遜色ない
レベルですごく面白くできている。

オリジナルストーリーは「ながら見」「1.5倍速」で見ればOK。

アニメの方はストーリーライン上かなり盛り上がってる所で
打ち切りになってしまったので、その後の話は原作で必ず読もう。
というか、読まずにはいられないはず。

主役の1人「ヒル魔」の声優がロンブー敦なのだが、かなりのハマリ役だった。
賛否両論あるが、個人的にはかなりキャラにマッチしていたと思う。
彼はプロの声優ではないので、最初ちょっと下手っぴーだったが、
徐々に良くなっていき途中からは声優として違和感を感じなくなっていった。

あとチアリーダーの「瀧鈴音」役の声優さんが素敵だったので、調べてみたら
なんと「しょこたん」だったw 全然気付かなかった…


❏蛭魔妖一という男

当作品の表の主人公を「小早川瀬那」とすれば
裏の主人公は「蛭魔妖一」である。

「小早川瀬那」はこのチームが勝つためのキーマンの一人であることは事実だが、
選手層も薄く、初心者ばかりのチームを勝利に導いていく大役を担っているのは
圧倒的にヒル魔の方なのである。

上にも記載した通りアメフトは同じプレイヤーで戦っても、戦術次第で強くもなれば
弱くもなる要素がとても強いスポーツなので、心理戦、頭脳戦を介して戦況に応じて
戦術を臨機応変に組み立てられるヒル魔こそが最大のキーマンなのである。

週間少年ジャンプの作品なので、セナが主人公だが、
青年誌向けの連載だったら、ヒル魔を主人公にする設定でもいいぐらいである。

大人(特に社会人)が見る場合は、ヒル魔の勝利への執念と行動力、
どんなに絶望的な状況でも心折れずに最後まで勝利までの道筋を
冷静に考え続ける姿勢に考えさせられる場面もあるのではないだろうか。


❏最後に

最後まで絶対にあきらめない熱い心
狡猾な心理戦、頭脳戦

色々な要素が楽しめるスポコンアニメの良作!

投稿 : 2024/09/21
♥ : 3

prost さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

うん、おもしろかった!

アメフトという競技そのものを知らなかったけど、逆輸入状態でハマった作品。
アメリカで人気のスポーツらしいのは、秒単位で試合が展開しちゃう早さ。
攻守同じメンツなのに体力持っちゃうとことかちょっと無理な展開もあるけど、許せちゃうのはなじみがないスポーツだからかな?
キャラクターの個性は圧倒的におもしろい。
頂点めざすスポ根アニメだけどキャラの心理的成長とうまくあっててしつこく感じないと思う。
後半部の閉め方があまり納得できなかったのが残念。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 0

59.0 18 クリスマスアニメランキング18位
ガールフレンド(仮)(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (452)
2224人が棚に入れました
体育館で練習をしていた新体操部の椎名心実は、クロエ・ルメールが落とした写真を拾い、彼女に渡そうと学園中を捜し回るが…。

舞台は聖櫻学園。2年生で新体操部、校内のマドンナ的存在の椎名心実を中心に学園のかわいい女の子たちの日常を描く、完全オリジナルストーリー。



声優・キャラクター
佐藤聡美、佐藤利奈、名塚佳織、丹下桜、原田ひとみ、戸松遥、石原夏織、井上喜久子、悠木碧、田村ゆかり、茅原実里、寿美菜子、津田美波、内田真礼、釘宮理恵、加藤英美里、桑島法子、下屋則子、高垣彩陽、茅野愛衣、小倉唯、水橋かおり、早見沙織、新谷良子、豊崎愛生、伊藤かな恵、後藤沙緒里、洲崎綾、日高里菜、竹達彩奈、藤田咲、中原麻衣、佐倉綾音、米澤円、五十嵐裕美、赤﨑千夏、阿澄佳奈、今井麻美、堀江由衣、遠藤綾、小見川千明、田中敦子、福原香織、門脇舞以、金元寿子、荒川美穂、日髙のり子、喜多村英梨、白石涼子、内山夕実、田村睦心、村田知沙、日笠陽子、三上枝織

りょうへい@アロエ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

登場キャラクターの多さは、他の追随を許さない!

Amebaの代表的なスマホゲーム『GF(仮)』。
2014年の正月にお茶の間を震撼させた例のCMで有名な、通称ガルフレ。
「アメーバで検索♪検索♪」というフレーズも、一部で流行りましたね。
自分も空いている時間にちまちまと進めていたゲームなのですが、そいつがアニメ化すると聞いて視聴しました。

制作当時から80名以上の豪華声優陣を採用しているアニメとして話題になりましたね。
今現在、人気のある女性声優さんの殆どが出演なさっているといっても、過言ではありません。
声豚にとってみればこの上なく耳が幸せになるのでおすすめです。

(続き)http://aloe.diary.to/

投稿 : 2024/09/21
♥ : 4

とってなむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

神アニメ(仮)

仮です
神アニメとは思ってませんが、
テンション120パーくらいで楽しんでる自分がいたこと。
↑は真実です
ちなみにゲームはやってません


評判はあまりよろしくないようで個人的には少々残念な気もしますが、
皆さんの評価も納得せざるを得ない出来だったと思います
ですが、敢えて私はここでマイナスな点は挙げないことにします
どちらかというと、プラスな意見が少なさそうなので。


良いところ
・キャラがみんな可愛い
・OPがツボ
・豪華声優陣
・………。

決して多いとは言えませんが、私は上の2つで十分です


キャラについて。
みんな可愛くて最高です
多すぎて把握しきれませんでしたが、私頑張りました
頑張って覚えましたほぼ全員。
名前と顔が一致するくらいまでは。(フルネームは微妙です)
他のところで頑張れよって感じです

一番のお気に入りは、風町陽歌ちゃん
可愛らしい顔立ちにピンクのカーディガンからのミニスカ。
ふわふわっとした雰囲気、性格。
口を開けばなんとはやみんボイス、素敵なOPのボーカルは彼女
ドストレートです、完璧です、完成型です
先程みんな可愛いと述べましたが、風町陽歌というおなごはダントツです
タイトル間違えたかな… 『神陽歌(本)』なんちゃって



音楽について。
OP「楽しきトキメキ」 歌ーにゅーろん★くりぃむそふと
ED「はれるかなぁ」 歌ー椎名心実(佐藤聡美)

OP気に入ってます
にゅーろん★くりぃむそふとのボーカルが陽歌ちゃん
サビ直前の『位置~についてよ~いっどん♪』のところの
普段とは違った凛々しい表情の彼女がとても魅力的です

特別EDの「進化系Girl」も良い曲ですね
こちらも歌っているのはにゅーろん★くりぃむそふと
一生懸命考えた陽歌ちゃんの作詞が光ってました
さらに気分が盛り上がる楽曲でした



お気に入りの棚に入れるか検討中です
それくらい好きです
ゲームも始めるかも…?

画面のどこを見ても美少女、美少女、美少女…
目のやり場に困るとはこのことですね(違う)、目が足りないです
休憩する暇をくれない、ひどい作品でした

投稿 : 2024/09/21
♥ : 37

ひげ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

狂気すら感じる神秘のクソアニメ

丹下さんの例の一言で有名になったスマホゲーのアニメ化。

どうしてそこまでぶっこむ必要があるのかという多数の有名声優演じる女の子たちがよくわからない雑談をひたすら続けるだけ。

ツインテールのあれのようなよくあるB級臭ではなく、何が何でもキャラクターを出さないといけないという狂気じみた気迫を感じます。
それがなんともおかしくて、『何を見ていたんだろう』と思いながらつい観てしまうのです。

原作を未プレイなのでなんとも分らないのですが、アニメ単体だと秀逸なダメ絶対音感測定器か拷問器具になるのかどっちかだと思います。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 16

68.6 19 クリスマスアニメランキング19位
宇崎ちゃんは遊びたい!ωダブル(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (181)
708人が棚に入れました
大学3年生の桜井真一は、ウザ絡みしてくる後輩“宇崎ちゃん”こと宇崎花に振り回されながらも、何だかんだ退屈する事のない夏休みを過ごしたが……宇崎ちゃんはまだまだ遊び足りない! 秋は学園祭、冬にはクリスマスとイベントが盛りだくさん! さらに今度は、愉快な宇崎ちゃん一家も加わってますます賑やかに……!? 見守られたり、もてあそばれたり、背中を押されたり。“ただの先輩と後輩”な2人の日常に少しずつ変化のきざしが見え始める!? ウザさもカワいさもωな“ウザカワ系”後輩との青春ドタバタラブコメ、再びスタート!


声優・キャラクター
大空直美、赤羽根健治

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

原作者は引き延ばしたい!∞

【紹介】
ω この記号はWと読むみたいです。
Wがついてないものが1期でこれは2期なので先に1期からご覧ください

【感想】
最初に言うけどこのアニメ好きです!

イケメン先輩とうざかわいい系女子のイチャイチャをずっと見せつけられるアニメ
「もう付き合っちゃいなよー」が延々と続くので高木さんとか長瀞さんとか苦手な人はたぶんこれも無理、わたしは全部好き

どうみても付き合ってるけど、くっつきそうでくっつかないのでもどかしい
この距離感って本人たちも見てるほうもニヤニヤして楽しいけど、それがずっと続くので飽きる人は多そう

宇崎ちゃんが都合のいいところで子供っぽくなる(恋愛を進展させないための道具にされてる)のでもどかしくてもどかしくて。。。

延々と進展しない友達以上恋人未満イチャイチャを見て楽しめる人ならオススメ

わたしはこういうの好きだけどちょっとは進展して欲しかった

投稿 : 2024/09/21
♥ : 21

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

宇崎ちゃんちは賑やか家族!

原作未読 全13話

宇崎ちゃんは遊びたい!の2期です。関係性から1期から観ることをオススメします。

大学3年生で1人でいるのが好きな主人公 桜井 真一(さくらい しんいち)に、同じ大学で高校からの後輩である宇崎 花(うざき はな)がウザがれながら絡んでいくラブコメ作品です。

今回は宇崎ちゃんの家族がメインで出てきます。色々と勘違いする母、大阪弁で家族を思いすぎる父、身長にコンプレックス抱いている弟、好奇心が強く洞察力の鋭い妹と宇崎一家はかなりの個性的です。

桜井の家族も出てきますが、父親も変わっていましたねw

基本、桜井くんと宇崎ちゃんの恋愛話が中心なのですが、進展しそうで進展しないwラブコメではよくあることですね~

キャラが多くなったの要因でしょうか、宇崎ちゃんを1期よりウザく感じられなかった2期でした。

OPは鹿乃と宇崎ちゃんが1期同様歌っています。EDはMKLNticさんが歌っています。

最後に、高木さんもですが、両想いなのになかなか付き合っていない(付き合いの定義にもよるとは思いますが)、ラブコメあるあるでしょうねw

投稿 : 2024/09/21
♥ : 14

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

飽きが来たのか・・・かかりが浅く感じた。

ちょっと「あれれ?」と思ったので1期の感想を見返してみると・・・、あ~やっぱり宇崎ちゃんが可愛いとは一言も書いていなかったかw。

そうなんですよね~、キャラの可愛らしさ具合も自分の好みからするとカスってるし、ラブコメ要素の恥じらい具合を含めたキャラの振る舞いも好きなタイプでは無かった。
ってことを再確認w。

まぁ、ダメだって話ではないので、ただ、主役キャラが私にとっての求心力になっていないという事は今作視聴で改めて感じたという事です。
では、何が求心力=ラブコメ要素を感じれる要素だったのか!

ズバリ!!「外野です!!」

1期の時からバイト先喫茶店の娘:亜細亜実とマスター:亜細亜紀彦のド変態ぶりには注目していましたし、主人公の彼氏:桜井真一の友人:榊逸仁も主人公カップルには関心アリアリだったのですが、今期においてもこの3人は宇崎ちゃんと桜井君の踏み込みの甘さにツッコミを入れ、いろいろと仕掛けを繰り広げ、そして白飯を食っていたのですw。

そして、そこにさらなる外野が登場!!

宇崎ファミリーです。
おかあさんの月さんはもともと絡みがあり、なかなかの誤解っぷりが面白かったのですが、今作では妹の柳ちゃんも大活躍です。
常に目元が髪で隠れているので素顔が観れないのですが、きっと美人さんなんでしょうねぇ。
女性チームは元気に外野として活躍してくれますので面白かったです。
宇崎家の男性陣は、ちょっとヘタレな弟:桐くんと、お父さんの藤生さんなんですが、こちらも終盤に色々と絡んできます。
お父さんは少し暑苦しくて苦手でした。
桐君は、まだまだちょっと影が薄いかなって感じでしたかね。

また、桜井ファミリーも登場していましたね。
こちらの父親も私は苦手なタイプでしたw
お母さんは今後に期待って感じでしたね、何かやらかしそうな気配があります。

って感じで・・・、まぁ外野の反応の方が楽しかったですかねぇ。


メインカップルの反応と進捗の遅さに「少し飽きがきたのかも」と感じた一瞬がありました。

現時点でも、素材というか材料は悪くないし揃って入ると思うんですよねぇ。
続きがあるとしたら、どう味付けをするかという事になるでしょうか。
このままだと、少し刺さる部分が無くなっていってしまうかもしれないです。

てな印象を持ちました。
機会がありましたら、ご覧くださいませ。


桜井君の妹、かわええなw。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 14

68.6 20 クリスマスアニメランキング20位
それでも歩は寄せてくる(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (184)
616人が棚に入れました
将棋初心者・田中歩は八乙女うるしに一目惚れして将棋部へ。「勝ったらセンパイに告白する!」と意気込むが実力は遠く及ばない。一方、歩の“攻めの姿勢”にうるしは内心タジタジで…2人しか部員のいない将棋部では今日も盤上と盤外の駆け引きが展開され…!?「からかい上手の高木さん」山本崇一朗が仕掛けるムズきゅん“盤外戦”ラブコメディー!!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ノーストレスニヤニヤ系のラブコメをお探しの貴兄に

 やっと無料(といってもサブスクで)になったので、全部見ました。うーん…まあ、悪くない…のかな?

 高木さんと比べたときにどうなんでしょ?やっていることはほぼ同じ…というか距離感でいえば阿波連さんを思い出す感じです。どちらにせよ明確な独自性がある作品ではなくゴールに何の心配もいらない、ただただイチャイチャと照れを楽しむアニメです。

 高木さんと比較してアニメのクオリティの水準がかなり違うので、話やキャラでどちらが上と断ずるのはやめておきますが、アニメ作品としては高木さんでいいかな?という話です。

 なんかライトでストレスがないニヤニヤ系のラブコメをお探しの方にはぴったりなニーズかな、と思います。

 評価は…ストーリーは無いに等しいですねえ…キャラもそれほど独自性がないし…ただ、ここまでストレスがないのも珍しい作品でそこが独自性と言えなくはないです。ただ、3はつけ辛いなあ。2.5ずつかな。声優さんは落ち着いて悪くない感じなのと、OPのうるしのダンスが可愛いので、声優3.5、音楽3.5で調整して平均で3にしておきます。


1話 あ、ライドウくんが将棋やってる。

{netabare} まあ、そういう感じです。将棋盤の向こうに阿波連さんがいてもなんの違和感もありません。かぐや様的な感じもなくはないですが、ギャグはあそこまで強烈ではないです。他にラブコメ系の癒し枠がなければ見るかも。今期レベルの高いオリジナルとか、非異世界があるので、競争厳しいかもですね。

 ただ、〇〇さん的な奴の中では、男が攻めるのは新鮮かもしれません。なお、将棋は部室と部活のための要素で、囲碁でもリバーシでもトランプでもなんでも良さそうです。{/netabare}


2話 日常系ラブコメはお腹いっぱいです。お腹減ったら見ます。

{netabare} 本作の出来が云々という話ではないです。

 将棋が題材になって、何か成長がある作品かなあと思ったらそうでもなさそうです。2話にして将棋のシーンが無いし。
 普通のストレスがない日常系ラブコメなら、アニメ化の順番で古見さんとか阿波連さん、なんといっても高木さんを見たばかりなので、ちょっとお腹がいっぱいです。お腹が減ったときにサブスクの無料枠にあったら視聴させてもらいます。

 一旦切りますが、他の作品に比べて云々ではないです。なお、OPの踊りのシーンのクオリティはちょっとすごかったです。また、いずれ、ですね。{/netabare}

投稿 : 2024/09/21
♥ : 12
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

一歩一歩詰めてくる幸福

【紹介】
からかい上手の高木さん作者で将棋部の先輩後輩のラブコメ作品

【感想】
評判は良くないみたいですけど、私はかなり好きです!

歩に振り回される先輩がちょっとかわいそうだけど、思い通りにいかなくてぐぬぬってなる先輩が可愛くてほのぼのします
面白さはあまりないけど、見ていて優しい気持ちになれる作品
{netabare}
まるで将棋の王手のように、ビシッと先輩の心をわしづかみにするようなことをしながら、最後の一歩は踏み出さず逃がし、また詰めて王手をかけては逃がし、延々と王手をかけ続けるような話
(女の子の気持ち考えるとかなり酷い男です、マネしてはいけません、早くチェックメイトしてあげてください)

先に悪いところを書くと、話が全然前に進みません
ずっともたもたやってる感じ
「歩」は将棋だと一歩ずつしか前に進みませんから、詰め将棋のようにゆっくり恋愛も進めるつもりなのでしょう
恋愛を楽しむアニメじゃなくて、二人と二人を取り巻くキャラ達のくっつくかくっつかないか微妙なこそばゆい関係を楽しむアニメだと思います

原作のほうが面白く感じます
マンガと時間の流れやテンポが違ってアニメは常に時間が流れていて一話の枠もマンガとは違うので、マンガだと面白かったネタがアニメにしたことでつまらなくなることはよくあります、コメディ作品の難しさですねー
でも声のついた先輩はとても可愛くていい!

この作者のアニメはみんなちゃんと予算ついていて作画も声優も◎
安定したクオリティでシリアスな展開なんてないので安心して見れる良質のラブコメです

からかい上手の高木さん以上に二人の両想いはあからさまなので、どうくっつくかどうイチャイチャするかってだけの話なんですが
そのただイチャイチャするだけのアニメが私は好き
{/netabare}

【キャラクター】{netabare}
歩は酷い男ですよね、ほぼ好きって言ってるのと同じような甘いセリフ連発して先輩がドキドキしてド天然でかわすっていう酷いしうち
絶対これわざとやってるでしょー!
好きなのバレバレだけど、それでも歩は気持ちを伏せてくるんですよね、寄せてくるのは態度だけです

早く好きっていいなさいよって思うけど、高木さんと一緒で「もう好きって言っちゃいなよ」を楽しむ作品なのでこれでいいのです
{/netabare}

投稿 : 2024/09/21
♥ : 23

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

将棋だけに一手一手、一歩一歩でしたねぇ。

なんだか素直気持ちで見ていられるラブコメ作品。
歩がド直球で攻め手を打ってくるからかもしれない。
それにしても将棋に勝つまで告白しないとは、面倒な決心をしたものだ。
どこかの恋愛頭脳戦とは別ベクトルで苦労しそうだね、これは。

そして、その「ド直球の攻め」を受ける側の八乙女うるしも、なかなかに面白かわいく、楽しかった。
とにかくいろいろと反撃も試みはするのだが、大抵の場合そのままド直球に押され負けしてしまったり、照れながらも素直に受け入れてしまう。
この辺は将棋とは勝手が違うみたいですな、そこが面白いんだけど。
特に私が気に入ったのは、歩のド直球ワードにいちいち見せるリアクションだった。

これは秀逸だったと思う。
もう「恋愛リアクション芸」と言ってもいいのでは。くらいの勢いで楽しませてもらっていた。
どこかの出川も顔負けだ。

原作マンガでも当然こういうシーンは何度も何度も登場するだが、間といい声のトーンといい(私にとっては)キャラのイメージどおりに仕上がっていたものでね。


この原作者さんの作品は「~高木さん」「くノ一」とみさせてもらっているけど、一番スッキリとみれた感じがした。

高木さんは高木さんでひねりが効いていて面白かったんだけど、恋愛と言う部分においては、ある意味では変化球の連発と言っても良かったと思う。

くのいちは私自身が主人公のツバキをちょっと苦手としていたという点がありまして・・・。

それでの今作。
ひねりや大きなイベント事、大きな感情の起伏やもつれはあまりない感じではありましたが、その分真っすぐに、ほっこりと落ち着いて観れた気がしました。
歩もどこかの風早君とは少々方向性は違いますが、ちょっと不器用で頑固で男気がある感じでした。
嫌味が無い感じで好印象でしたね。

あと、タケルと桜子の恋愛ラインも気になってしまいました。
こちらも徐々にですが、いい感じになっているようで羨ましい事です。
タケルもいい奴でしたし、桜子ちゃんもユニークな感じですが可愛らしかったですね。恋愛方面については、さすが女子!しっかりとうるしと歩の事も察していますし、タケルよりはよっぽどしっかりとしているかもしれません。


個人的には、いつもニコニコしているマキちゃんも割と気になったりしているのですが、またの機会に何かエピソードが披露されればいいと思っています。


私的には、この作品好きでしたねぇ。
前述したように、大きな波風が立たたない、いい人ばかりが出ている感じの作品なので、物足りないという方もおられるかもしれませんが、私的に逆に見ている側にストレスが無いので、何度もリピしながらキャラクタの表情を楽しんだりできそうな気がしています。

きっと、流し見、適当見なんかも含めると何度も観てしまう気がしています。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 14

61.3 21 クリスマスアニメランキング21位
少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 50-(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (76)
401人が棚に入れました
小説『少年ハリウッド』の15年後の世界を舞台としている。

原宿にある劇場・ハリウッド東京で活動するアイドルユニット・少年ハリウッドの夢と成長を描くオリジナルストーリーの第2シーズン。

ライブ三昧の日々を送っていた少年ハリウッド。しかし、初代の頃のような大繁盛というわけではなかった。そんな中、控え室のメンバーはマイペースだった…。

声優・キャラクター
逢坂良太、柿原徹也、山下大輝、蒼井翔太、小野賢章、新田将司、浪川大輔、浅沼晋太郎、保志総一朗、鈴木裕斗、鳥海浩輔、阪口大助、岸尾だいすけ
ネタバレ

沙祈 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

少年ハリウッド

少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 49-の続き。
相変わらず面白い。23話から不穏な雰囲気だったけど最後は涙なしじゃ観られなかった。

15話はキャットが喋る!(字幕が出る)
19話はトミー出演の「渡り鳥のコップ」ドラマが観られる。
最終話は勿論ライブ回!
相変わらず女性キャラはあまり出ないけども22話でキラの初恋が!

3期やって欲しいアニメ。

各話感想↓
14話 永遠のど真ん中
{netabare}風邪まっきー。
埃ってどこから出るんだろう。
あれ、よ…4人。夢か。OPかと思った。
海苔人気。パリッといい音。
フクロウもミミズクも変わらない気がする。1期の途中までフクロウだと思ってたキャット。
厳しいシャチョウ。
自分の事をネットで検索するのをエゴサ!
まつ毛を挽回。
相変わらずテッシーがお母さんみたい。{/netabare}

15話 守り神が見たもの
{netabare}キャットが凄く可愛い冒頭。キャット字幕。
ほぼ満席だった。
若さだけでかろうじてアイドル。
キャットの昔の姿小さくてめちゃくちゃかわいい。
初代少年ハリウッド解散…。
テッシー…切ない。ゴッドが帰ってきた!
ライブ後の握手会。
みんなのスカウトシーン。
EDめちゃくちゃかわええ。何この愛らしい生物。
いつもコオロギ…ポケットにしのばせてって…ひぇぇー。

16話 本物の握手
{netabare}いつでもできる握手より偶然の握手…か。
原宿をうろつきながら、握手。
トイレだけはハリウッド東京に。アイドルはトイレ行かないもんね!
ファンのイメージと実像は違うのね。
もう高校三年生のカケルくん。アイドルが習い事…?
カケルのファンいい事言う。
シャチョウの握手こっわ!{/netabare}

17話 僕は君のアイドルだから
渡り鳥コップのドラマに出演。気にするトミー。
アイドルは薄情。
緊張トミー。表情が固い。
キラの謎のツボ。こんがらがーる。
イエローパンチを狙ってたキラ。カットされたキラのイエローパンチ。最後に出て来た。
トミー先輩!ごり押しだった先輩。
こんがらがーるのブームが過ぎたキラ。
キラの中におっさん説。
全員でこんがらがーる。{/netabare}

18話 サプライズケーキは想像外
{netabare}衣装着てるのにこぼすマッキー。
調子に乗るシュン。
シュンが反抗期。
春風ボイスって何だ。
ランさんって誰かと思ったら先輩だったか。
シュンの自己紹介が…。観てるこっちが恥ずかしい。
フォローができるようになったマッキー。かっこいい。
びっくりするサプライズ。
世界が開けたシュン。
みんなサングラス。{/netabare}

19話 渡り鳥コップSP ~水辺の警察学校番外編~
{netabare}渡り鳥コップの番組を観る3人。そして視聴者。
なんだかホラー…。
キャットに驚くマッキー。やっと2人到着。
360度…?トミーが間違えた?
もやもやする。
数年前のシリーズの犯人の逮捕…。{/netabare}

20話 僕たちの延命
{netabare}マッキーが何言ってるか分からない。シュン凄い。
マッキーだけ汚いロッカー。
また出待ち。
キラがスイッチ入ってる。
テッシーの偵察が…。
センター獲得キャンペーン中。
キャットのシュン好きを認めたマッキー。
慣れって怖い。
カケルくんセンター。OPでセンターだもんね。
表情細かい。
失って気付く事。{/netabare}

21話 神は自らの言葉で語るのか
{netabare}家族に愛されてるカケルくん。
キャットって何で逃げたりしないんだろう。
超絶ポジティブ解釈記者。
カケルくんファンレター多い。
ツインテキラママ。
ハードル高すぎ!
みんな仲間思い!
マッキー押しな妹。{/netabare}

22話 ファンシーメルシーブラックコーヒー
{netabare}冷蔵庫が壊れたキラ家。 
サンドイッチ屋のお姉さんを見つめるキラ。
ラップと輪ゴムが怖いシャチョウ。
サンドイッチ買いすぎ!マニアックなチョイス。エコ的な観点。
ゴボウ&バンバンジー人気ないのか。どんな味なんだろう。
察するマッキー。ストーキング マッキー&カケル。
必死なキラ。
うらやましいマッキー。急に冷静になるマッキー。そして盗撮。婚約指輪…。
いきなり告白するキラ。
涙もろいマッキー。瞬間移動。
ブラックコーヒーさん。{/netabare}

23話 正しさと正しさの狭間で
{netabare}シーマさん登場。買収!?
マッキーあほ。
冷房と暖房の話、難しいな。
最強アンテナ野郎。嬉しいのか。馬鹿にされてるような感じがするけども。
落差凄い。
初代も務めたイメージキャラ!
シーマさんの力添え。
みんなで話し合い。
貸し切り遊園地。
シャチョウ…行っちゃうの!?{/netabare}

24話 まわりっぱなしの、この世界で
{netabare}シロート君。態度悪い。シャベッター。
笑顔で毒を吐くみんな。
毒舌が人気なシロートくん。中の人などいない!
リュウでした。
シーマ社長。
籠城アイドル。キャットも締め出された。
シーマさん怖い。
停電。怖がりなシュン。
綺麗な客席。演奏なしの歌。雨音の拍手。
初代版のED。1人1人の絵が素敵。{/netabare}

25話 瞳を閉じる日が来ても
{netabare}OPなし…。
シャチョウ!
キャットの歌。なげーよ。
マッキーアイマスク。
ディナーショー。ちゃんとやるキラ。
モノマネ回。凄く面白い。設定が細かい。
キャットの声似てないよ、シュン。キラのモノマネ面白い。少年ハリウッドのモノマネ。いい紹介。
シャチョウとシーマが見ていた。試されていた。少年ハリウッド全員から託された。
テッシーも知らなかった。
目を瞑って歩く…なんか危ない。ツッコミ遅い。{/netabare}

26話 HOLLY STAGE FOR YOU
{netabare}初代と新生少年ハリウッドのサインの入った旗。
ライブ!動きが凄い。踊りのシーンのアニメーション何枚描かれたんだろう…。
地味にずれてる動きが凄い。
突然のサプライズ。新規カット多めで豪華。初ライブの映像。
涙声の歌。
本当に面白かった。笑いあり涙ありのアイドル物語。続きはまたいつの日か…。{/netabare}

2015/08/26 ニコ生15~20話上映会視聴 アンケート↓
とても良かった:98.8%/まぁまぁ良かった:0.6%/ふつうだった:0.4%/あまり良くなかった:0.2%/良くなかった:0.0%

2015/08/26 ニコ生21~26話上映会視聴 アンケート↓
とても良かった:98.1%/まぁまぁ良かった:0.6%/ふつうだった:0.4%/あまり良くなかった:0.0%/良くなかった:0.9%

投稿 : 2024/09/21
♥ : 2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

サブタイトルが「-HOLLY STAGE FOR 50-」になりました^^

この作品は「少年ハリウッド-HOLLY STAGE FOR 49-」の分割2クールの後期に位置する作品です。
物語に繋がりがあるので、前期を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

前期では、新生少年ハリウッドの5人組みが結成され、アイドルとしての階段を登り始めた・・・というところまで描かれていましたが、後期はその続きである程度認知度も上がり、ステージに足を運ぶお客さんが増えたところから始まります。

前期はアイドルである事が精一杯で周囲の状況が良く分かりませんでしたが、今期は彼らがアイドルとして自覚した言動を撮り始めると共に、彼らを取り巻く環境が少しずつ明るみになっていきます。
この様な状況の中で彼ら5人がアイドルとして高みを目指すために悩んだり、色んな生き方に触発されたり・・・と成長する様が描かれています。

彼らはまだ16〜19歳の少年です・・・
そんな彼らに対し社長はアイドル活動を通して人としての成長を促しています。
そんな社長の出した課題に対して真剣に向き合う彼ら・・・
何となく持っていたモノでも失くすと悔しいという事や、物怖じしない強い気持ちの必要性、そして仲間意識の大切さなどを知り、気付いていきます。
ネガティブな展開が殆ど無いため、ある意味安心して見ていられる作品だったと思います。

特に印象に残ったのは2つ・・・
最年少である佐伯希星の淡い想いに高校生らしさを・・・
物語の終盤に訪れた危機に対する皆んなの言動に少年ハリウッドの一員である事に対する誇りを感じました^^

前期は殆ど女性は出てきませんでしたが、今期は前期より出ていたと思います。
前期の潔さには関心しましたが、華があるとやっぱり違いますね^^;

前期のレビューでも記載しましたけれど、サブタイトルの「-HOLLY STAGE FOR 50-」前期の49から1つ数字が増えていますが、この理由はやっぱり分かりませんでした^^;
何故49という中途半端な数字から始まるんでしょうか???
全員の年の合計でもないし、持ち歌の曲数でも無いし・・・

それと最終話のエンドテロップも気になりました・・・
「その声は、きっと届く・・・OLLY STAGE FOR 51へと」

これは、続編の可能性があるという事だと思います。
その事実は嬉しいのですが、ここでもまた数字が1つだけ増えているんですよね^^;
原作読めば分かるのでしょうか・・・^^?

後半は1クール13話で前期と合わせると全26話の作品でした。
キャラデザが綺麗なのと、この作品のノリに慣れてきたのもあって男性ばかり登場する作品でしたが、抵抗無く視聴できたと思います。
原作は全1巻で終わっているようですが続編・・・あるのでしょうか?

投稿 : 2024/09/21
♥ : 14

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

みんなの「少年ハリウッド」

原作未読 全13話(1期と合わせて全26話)

少年ハリウッドの2期です。1期から観ることをオススメします。

劇場「ハリウッド東京」で活躍するアイドルグループ「少年ハリウッド」のメンバーのお話です。前回はデビューするまでのお話でしたが、今回はデビューしてからメンバーの悩みや危機などをみんなで乗り越えていくお話です。

現在の少年ハリウッドの前には初代「少年ハリウッド」がいて、そのメンバーが現在のメンバーに色々なかたちで絡んでいきます。

舞台でのメンバーたちの振る舞いにはちょっとついていけない部分(演じているので仕方がないですが)が多かったですが、舞台裏のメンバーのお話は色々と素の部 分が見えて面白かったです。最終話は良かったですね。

キャラデザが気にならないければ、結構面白い作品だと思いますので気になる方は観てくださいね。

曲はOP・ED以外にもアイドル作品だけあって覚えきれないほどたくさんありました。

最後に、舞台でのメンバー紹介は観ていてこちらが恥ずかしくなりましたw

投稿 : 2024/09/21
♥ : 24

計測不能 22 クリスマスアニメランキング22位
グリンチ(アニメ映画)

2018年12月14日
★★★★☆ 3.8 (8)
25人が棚に入れました
 この子の名前はグリンチ。友達も家族もいないからいつもひとりぼっち。グリンチは、ずっとさびしい毎日をすごしていた。
 オトナになったグリンチは、他人の幸せがだいきらい。村はずれの洞窟で誰とも会わずに暮らしハートの大きさは普通の人よりずっとずっと小さくなった。
 そんなグリンチが、なかでも一番きらいなもの。それは・・・村中が幸せな気分に包まれるクリスマス!!しかも今年のクリスマスはとっても豪華になるらしい・・・
 もう我慢できないグリンチは、あるとんでもない作戦を思いつく。そうだ。村からクリスマスを・・・盗んじゃえ!!
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

フーの村の素敵なクリスマス +++

 吹替版、字幕版、見たです。クリスマスまでに見ると良いかもしれないです。

 ひねくれ自己中、クリスマス嫌いのグリンチが、フーの村の人達を困らせようと行動をしたです。けれど、心に変化が起き自分が、何を求めていたのかに気づいた展開だったです。

 雪景色、村の風景、展開なかなかだったです。自分的には、字幕版の方が、言葉はわかんなかったけど、良い感じに思えたです。音楽、歌がやはり違うです。吹替版とで、グリンチ周辺の文字の違いにも、注目です。

 性格の悪い平和なものが嫌い、ひねくれグリンチな展開に見えたです。愛犬マックスに対する態度、出会ったトナカイ、本人は覚えてないようだったけど再び出会ったシンディー・ルーと話したとき、絶望するはずだった村人の行動を見たときのグリンチは、根っからの悪人にはとても見えなかったです。

 働いているわけでもないのに、大量の食糧を買うことができ、いろいろな発明品を作ったり、衣装を作りいろいろな作業具を持つグリンチは不思議だったです。
 ソリのように盗みを繰り返していたのでしょうか?です。

 いろいろな発明品は、非常に面白かったし、魅力的だったです。人間でないのは明らかだけど、何の生き物なのでしょうか?です。

 トナカイのフレッドや特に愛犬マックスとの友情を描いた場面は、良かったです。

 グリンチが、クリスマスを盗むということはどういうことなのか?です。それをした時グリンチは、幸せになったのか?、そこが最大の注目点だったです。
 グリンチがシンディー・ルーや村人のやさしさに触れた時、自分の求めていることに気付いたシーン、行動が良かったです。
{netabare} そんなグリンチを受け入れ、向かい入れたシンディー・ルーたちの大団円は、HAPPY ENDだったです。{/netabare}これでいいのだです。
 

投稿 : 2024/09/21
♥ : 1

76.3 23 クリスマスアニメランキング23位
ハヤテのごとく!! 第2期(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (919)
6248人が棚に入れました
あなたは知っているだろうか?この日本に想像を絶する金持ちがいる事を。
知っているだろうか?その跡取り娘に、全くの偶然から仕えることになった、借金まみれの少年執事がいる事を…。
少年の名は綾崎ハヤテ。主である三千院ナギの恩義に報いるため、日夜一流の執事となるべく努力しているのだった!!

声優・キャラクター
白石涼子、釘宮理恵、田中理恵、伊藤静、生天目仁美、松来未祐、井上麻里奈、中島沙樹、矢作紗友里、中尾衣里、浅野真澄、高橋美佳子、植田佳奈、堀江由衣

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

第1期からジャンルが変わってラブコメに...。

『ハヤテのごとく!! 2nd season』は漫画原作、2クール(全25話)の執事系ラブコメアニメです。


ハヤテ第2期は第1期と異なり、ストーリーが原作通り(コミックス第)になっております。
そして制作会社が変わったことにより作画も大きく変化しました。主観的なのですが、登場人物皆が以前よりも丸みを帯びて幼くなったように見えます。言わば、少々デフォルメ化した様な感じでした。それは制作会社が変わった事だけで無く、原作の登場人物の作画自体が徐々に変化しているという事もありますが...。
しかし、以前よりも表情が柔らかくなったため、恋愛における喜怒哀楽が特に強調されるようになったと思いました。少なくとも表情がギャグ向けから少し離れたといっても良いのでしょう。
主観的には特にマリアが変わった気がします。(劇場版においてもマリアに違和感を覚えました)


第1期は原作の内容を程ほどに加えながらアニメオリジナルの話を多く取り入れており、それはそれで結構面白かったです。
それに比べると、第2期では笑いの要素が随分と減ってます。ギャグの要素よりも恋愛の要素を重視しています。
放送時間帯が朝から深夜になったと言う事もあり、内容的にも視聴者の年齢層が大分変化したものと思われます。


今作は原作に忠実なので、漫画のような動きの無いモノクロよりも、カラフルで動きが付いたアニメーションの方が良いと云う人も多いかもしれませんね。私はナギがくぎゅであればそれだけで満足。

また、1期と2期においてどちらの方が良いかと言われたとしても、正直の所わかりません。どちらも狙っている路線(ギャグ路線・恋愛路線)が異なるので、まぁあまり比較は出来ません。

ということで、第1期も第2期も、そして原作の方もおススメです。(最近では原作のストーリーの傾向が随分と変わってしまいましたが…。)

投稿 : 2024/09/21
♥ : 26

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

けみかけ的「ハヤテ」をラブコメとして楽しむため、グルメなヲタのあなたにオススメする調理方法☆

2期ということはこのアニメには1期があるわけです


1期はハヤテという作品の特徴である「パロディギャグ」を惜しみなく投入しまくり、
日曜朝4クールという長丁場なこともあってか、季節柄に合わせた時系列へ再構成したオリジナルストーリーでした


ようは原作とは違うんですが、このパロディギャグというのが曲者でして
元ネタがわかんない人には最後までわからず仕舞い
版権に関わる部分はいわゆる「ピー音」入れまくり
何がなんだかわかんないままドタバタと話しが進むがナントナク笑える
結果【ハイコンテクスト過ぎる不条理系カオスコメディ】と化していて、原作の方で最も需要たる「恋愛」要素が軽薄になってしまいました
正直好みがあるでしょうが陳腐さを感じましたね


2期ではスタッフが総入れ替えされ、1期からそのまま時間軸を引き継いだものの、
以後の展開に関しては原作通りに路線変更しました


そんな中でもパロディギャグに関しては全体的に控えめにされ、
逆に恋愛に絡むエピソードへの演出には特に気を配っているように伺えます


これは逆に1期からハヤテに入ったファン層を裏切る形となってしまいますが、
オイラとしては「ハヤテの醍醐味は恋愛要素(ラブコメ)にあるでしょ」と思いますのでこちらの方が魅力を感じます


新スタッフには【せんせいのお時間】【瓶詰妖精】で地味ながら堅実な仕事をしてくれた
岩崎良明×白根秀行×J.C.STAFF
(シリーズ構成は黒田洋介と共同)
さらに新キャラデザに【ゼロの使い魔】の藤井昌宏


1期では長丁場ということもあって作画には『安定感』を求められていたが(38,39話は例外)2期ではさらに『高水準』な作画を見せてくれており、全体を通してよく動く
端的にこちらの方がクオリティが高いです


さてさて、前述の通り『1期』を導入としてしまうと『2期』には違和感を感じる方が多いようです
しかしながら2期は「既に導入は終わっている」という前提で話が進んでしまうので、「2期から入る」のは少々難解かもしれないです


そこでけみかけ的に回りくどい提案なのですが・・・
「原作をサクッと5巻まで読んでいただく」
ここまでしていただければ原作6巻以降に相当する2期へそのまますんなりと入っていただけ、ハイクオリティなラブコメを存分に楽しんでいただけると思います


少々めんどくさいですが4クールある1期を見るよりは圧倒的に楽かと思いますので、オススメです


余談ですが2曲あるED曲とEDアニメーションはどちらも素晴らしいですね☆

投稿 : 2024/09/21
♥ : 15

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

3期と映画化決定だね若本さん!

1期がすごく良かったので続けて完走できた2期です。


1期同様、パロネタ等のギャグが散りばめられており安定の出来です。作画は崩壊とまではいかないですが、個人的には1期のほうがよかったのかな?と思いました。ただ気になるレベルではないので全く問題なかったです^^


1期よりもどちらかというとラブコメ要素が多めな気がします。ヒナギク可愛いよヒナギク。
歩とヒナギクにスポットが当たることが多くなって、バレンタインの歩と観覧車でのヒナギクの反応とかが可愛かった記憶があります^^結構前に見たので定かではありませんwもしかした1期だったかもしれません^^;w


ただ、1期2期あわせてのMVPはハヤテでもヒナギクでもナギでもありません。ナレーションです!
ナレーションはあの若本さんが担当です。あの声のナレーションとツッコミがハヤテの面白さを助長させている。冒頭はあー今週もはじまったかーという一種の儀式みたいな感じでした^^

1期と2期あわせて80話近くあるのでなかなか大変ですが、3期と映画化確定なのでぜひぜひ^^

投稿 : 2024/09/21
♥ : 12

72.6 24 クリスマスアニメランキング24位
好きっていいなよ。(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (1135)
5555人が棚に入れました
16年間、彼氏も友達も作らずに生きてきて、周りからは暗いやつと思われている、橘(たちばな)めい。ある日、ひょんな誤解から学校一のモテ男・黒沢大和(くろさわやまと)にケガをさせてしまうが、なぜか大和はめいを気に入って一方的に友達宣言、むりやりケータイ番号を押しつける。めいがストーカーにつきまとわれた時、呼んだらすぐにきてくれた大和は、めいを守るためとキスまでしてきて……!?

声優・キャラクター
茅野愛衣、種田梨沙、櫻井孝宏、島﨑信長、内山夕実、寿美菜子、前野智昭
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

<最終回まで視聴完了> なんだんねんw

いろんな意味で、少女マンガの王道だったかもだね。
誰かの嫉妬から嫌がらせを受けたりして傷ついたり、
ありもしない噂流されたら本人に確認する前に信じちゃったり、
そういう人間くさい愚かな部分を描きつつ、恋を実らせ育んでいく2人。

やきもきしたり、じれったかったり、イラッときたりしながら
最後まで観たわけだけれど、う~ん・・笑っちゃったな。

期待しすぎてしまったのかな。もう少し感動が欲しかったんだと思う。
なぜそこでそう思う・・?ってことがあまりに多くて
それは、めいにも大和にもすごく感じた。
{netabare}
しかも、めいと大和の間に会話はあまりないようで、
お互いがもっといろんなことを何でも話し合ってる仲だったら
こんなことにならないのに、ってことが多かった気がする。
付き合いが浅いからこそ、たくさん話をすべきだし
それがないから、すごく好きなのに信頼関係が浅いってことに
なってしまうんだろうね。
{/netabare}
でも、愛子やあさみっち達のようにいろんなカップルがいるわけで
その2人だけのカラーみたいなものは確かにあるし、
めいと大和も、これまでの経験と教訓を生かしながら
今後はもっともっと会話に花を咲かせたり、信頼関係を深めていくのかも。
そう思わせてくれる可愛く初々しいい話ではあった。

ちなみに、愛子やカイがいてくれたから成り立ってたし
この2人がとても魅力ある人物で、けっこうお気に入りだった。

展開的には前回(12話)のほうがよほど最終回にふさわしい内容で
盛り上がれたような気がするなぁ・・

リアルだなとは思うのだけれど、せっかくのアニメ作品だし
もう少し見せ場が欲しかったのは正直なところ。
それでも、作画は毎回美しかった。
背景がきめ細かく、隅々まできれいに描かれていて
つい見落としそうな小道具や部屋のインテリアや
置いてあるものなんかで、キャラ設定もわかりやすかったし、
そういう行き届いた想いが伝わってくるのは嬉しかった。

それに表情の微妙な変化なんかも細かくて。
あと、OPに岡崎律子の歌が起用されていたことも嬉しかった!
彼女のやさしい歌声とメロディーはとてもピッタリだったと思う。

一応、原作が手元にあるのでこれから読んでみるつもり。
----------------------------------------
<8話の感想>

モテるからって恋愛上手なわけじゃない。
大和は確かに八方美人なところ、あるよね。
誰にでも優しくしてしまうのは、中学時代・・苛められないよう
表面を取り繕ってた時から変わってないんだなぁ。
嫌われたくない思いと、女の子は大事にしたいって思いは
わかるけれど、目先だけで動いてしまうんだろうなぁ。
あとは実際、恋愛経験が少ないから気が付かなさ過ぎてるだけ。
でも本気で好きな子がいるなら、その子を不安にさせちゃダメだよね。
めいみたいな子と出逢ったことで、これから彼もわかっていくんじゃないかな。
めいも大和と出逢って、自分の気持ちを表現するにはって悩みながら
どんどん変わっていってるしね。
新キャラの男の子、大和を昔から知ってるような感じだったし
今後どう絡んでくるのか楽しみ。
-----------------------------------------
<7話の感想>

読モのめぐちゃんは、自分に正直な子。
しっかりしたところもあって決して悪い女の子ではない。
愛子はけっこう冷静に観察しているけど、情に厚い姉御肌。
{netabare}
デリカシーないのか?と思ったあさみっちも、実はちゃんと気づいてた。
大和は、心変わりや裏切りなどしてないし、
めいには誠実なんだけど彼女の本音までは見抜けなかったかもだね。
ずっとメールを待っていためいが、大和からのメールに
「遅かったね」と打ちそうになったのを「おつかれさま」に
変えた気持ちが痛いほどわかる。
{/netabare}
でも、やっぱり気持ちは伝えないと伝わらない。
お互いが本音に気づいてあげられるほどの関係じゃないから、なおさら。
嫌な噂を耳にして、不安が疑惑に変わってしまったり
理解してるつもりで本音を隠し、いい子ちゃんぶってしまう・・
誰にでもよくあることかもしれない。
でもそのままにしておくと、気づかないうちにどんどん歯車がズレていく。
いつのまにか離れてしまってた、なんてことがないように
大切なその自分の想いをまずは信じて、勇気出すしかないのだよね。
{netabare}
愛子やあさみっちに気持ちを打ち明けためい、一歩前進できて良かった。
大和を想う気持ちの分だけ、少しずつ髪が伸びていっているめい。
気持ちをわかってくれる友達もできて、ますます変化が楽しみ。
{/netabare}

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<6話の感想>

ふたりで下校中の夕焼け空を一直線に横切る飛行機雲が、
一途な思いを揶揄しているように見えた。
でも、めいが久しぶりに1人で下校したときの夕焼け空は
どこか淋しげに映った。
だけど彼女は、今まで恋をした経験も友人もいなかったわけで
大和に対しても好意は持ちつつ、まだ自分を見失うほどの情熱には
発展していない段階なのだよね。
大和や他の登場人物の言動によって、自分の気持ちに少しずつ気づいたり
相手のことを信じれるようになったり、全部まだこれからって状態。
そんな中、大和の気持ちが今のところ揺らがずにいてくれてるのが
せめてもの救いだし、安心して観ていられる。
1クールなのかな?だとしたらそんなに話も入り組めないから
めいが今後、心乱されながらも大和と信頼関係を築いて
ほんとうに「好き」って言えるまでを描くのかもしれないね。
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<5話の感想>

猫を通してさらに距離が縮まっていく流れがいい感じ。
生真面目で優しい、めいのキャラがとてもよく表現された回だった。
そして、大和のちょっとだけ生意気な妹の繊細な気持ちが
いろいろな言動に表れていて、思わず抱きしめたくなった。
オーブン電子レンジからケーキを出すあの後姿が、めちゃ可愛い!
子供の頃の自分と重なる想いやエピソードもあって切なくなったけど
彼女には めいがいてくれて良かった。
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<4話の感想>

大和の友だちである早川君、音立てて汚い食べ方(苦笑)
イヤ~な奴の描き方がすごくわかりやすいよね。
それぞれの人物の細かな表情の変化、しぐさ、目線、指先。
そういう演出がとても良いと思う。
場面によっては、こっぱずかしくて赤面しそうなんだけど
それは、そのピュアさが今の僕に無くなりつつあるからなのかな。
大和とめいの信頼関係が少しずつ少しずつ深まっていくのは
心地良いし、素直に応援したくなる。
毎回OP聴いてるだけで泣きそうになるんでホント反則だぁw
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<3話の感想>

この作品、OPがものすごく好きだけれどEDもいいな♪
歌だけでなく、あの紫陽花色のイラストの数々がすごく好きだ。

人には多少なりとも心の傷があったり
罪悪感や劣等感を持ちながら前へ進んでいるよね。
そんな自分の心のうちを大切な人に打ち明けることで
お互いの距離を縮めたり、理解したり、しようとしたり。
大人ならさらっと流してしまうことでも、彼らは高校生。
ひたむきさ、みたいなものが伝わってきて
大和やめいはもちろんだけれど、波乱因子になりそうな愛子のことも、
ちょっと憎めないものを感じた。
それにしても、大和モテすぎだろww
まぁ、実際ああいう人いたけどね(笑)
{netabare}
チャラいようで実は、めいを好きになった理由がちゃんとあったってことが
今回は言いたかったみたいだね。
{/netabare}
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<2話の感想>
{netabare}
中西くんが意外にいい奴で、初々しくも想いをはっきり伝えてるところ
なんかけっこう好感持てた。
あさみっち、ライバルになるのかと思ったら、
いいお友達になれそうだしホッとした~
にしても、あのチュー攻めは観ててニヤケながら複雑というかw
思わず顔がほてったww いったいどんな展開が待ってるやら。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/21
♥ : 63
ネタバレ

ヒカリ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

甘酸っぱくて、切なくて、胸がいっぱいになる作品


友達がいない歴16年・橘めい
学校1のモテ男・黒沢大和

そんな2人のラブストーリー。


大和くんの友達、中西くんがめいちゃんのスカートをめくろうとした→そばにいた大和くんにめくられたと勘違いするめいちゃん。→回し蹴り

少女マンガあるあるの出会いから始まります。

いきなり回し蹴りをしてきためいちゃんに、他の女の子にはないものを感じて、1話目から大和くんはめいちゃんに猛アタック。

だけどめいちゃんは、携帯のアドレス帳に自宅とバイト先しか入っていない、16年間、友達がいない女の子。

とりあえずアドレス帳には「黒沢大和」が増える事になるのですが、

めいちゃんは大和くんにとまどい、抵抗を続けます。

それからめいちゃんはストーカーにあい、大和くんにとっさの電話。そうしてストーカーを撒くため2人はキスをします。

ここまでがよく「好きっていいなよ」のあらすじとされる部分です。


★{netabare}私は再視聴で作品に良さに気付く事が多いのですが、この作品もそのパターンでした。

理由は大和くん。
大和くんがめいちゃんに猛アタックして、2人は恋人となるのですが、めいちゃんは友達いない歴16年に対して、大和くんは学校1のモテ男。
それも君に届けの風早くんタイプではなく、女の子と結構遊んでるタイプの男の子です。

そんな2人が付き合い始めて、めいちゃんはおどおど、大和くんは余裕の笑み。
恋人ができても女の子と出かけることもあるし、モテるし、そりゃめいちゃんの立場になって考えると、
「どうして私なんか…」ってなりますよね。
でも大和くんはキスしてきたり…

そんな大和くんに不信感を覚えてしまった私は、あまりこの作品の良さに気付けず…(もったいない!)

再視聴で大和くんにも悪気がないんだし、何より当事者のめいちゃんが幸せならそれで…ということに気付き、好きっていいなよってこんなに感動ものだったっけ?と涙しました。

それともう1つ、この後手つないで、キスして…と物語の先が見えて、冷静に視聴できたからかもしれません。{/netabare}


★この物語のテーマとなっている「人を信じるということ」
それは
ヒロインのめいちゃんにあてたものでもあり、大和くん、そしてライバルとして登場するめぐみさん。
色んな人に、というか観ている側の私たちにも、語りかけてくれているような、そんな気持ちになって、いろんな感情がわっと溢れてきます。

各キャラの「人を信じる」エピソードをかいたので長くなりました。ほんとに全部かいてあるので、視聴予定の方は注意してください{netabare}
☆大和くんと付き合うようになって、めいちゃんには、信頼しあえる友達・あさみちゃんができます。

{netabare}あさみちゃんは友達もいるし、大和くんとも仲のいい、華やかな子なんですが、それゆえに嫉む人だっているんですよね。

巨乳のあさみちゃんは、胸をたとえて「スイカ」とバカにされて、あげく大和くんの友達、中西くんに自分の事を「巨乳で可愛い」としか思われていないと思って…
でも中西くんは本当にあさみちゃんの事を可愛いと思っていて、背中を押してくれたのがめいちゃん。

あさみちゃんと中西くんは恋人になり、あさみちゃんとめいちゃんは親友になって、
めいちゃんはそれを「黒沢のおかげ」といって。
あさみちゃんにお揃いのストラップをもらって、嬉しそうなめいちゃんは本当に可愛らしかったです{/netabare}


☆それから、初めてのライバル愛子ちゃん。
{netabare}初めてのデート中、こちらもまたデート中の愛子ちゃんに出会って、4人でポウリングに。

そこで愛子ちゃんは、大和くんに好かれてるくせに、そっけないめいちゃんが気に入らなく、大和とは1度関係を持ったといい、動揺しためいちゃんは帰ってしまいます。

でもめいちゃんが大和くんに対して本気なのを認めて、それから話数を重ねていくごとに、めいちゃん、あさみちゃん、愛子ちゃんの3人で過ごすことが増えていますね♪3人とも恋人がいるので6人でいることも。{/netabare}


☆そして、一番やっかいだった、最大のライバル・モデルの「めぐたん」ことめぐみさん。
{netabare}人気読者モデルのめぐたんがめいちゃんの学校に転入。そして大和くんと出会います。
放課後、めぐたんは
「私ぃ~大和くんに一目惚れしちゃってぇ~、彼女がいてもいいから、付き合おうよ。私たち、ハイレベル同士で♡」

え?モデルやってるんだったら、大和くんじゃなくても、お気に召す人が周りにいるんじゃ?と思ったのはさておき。

大和くんは「そういう見た目しかみてないやつは嫌い。俺には彼女がいる」
と言いばっさり。
こうして観てみると、そうして1度目の視聴で大和くんの、こういう一途なところに気付かなかったんだろう…と思いますね笑

次の日めぐたんは「ごめんなさい」と謝り、大和くんとは友達になりたい、と友達に。もうこのときからすでに、悪い方向へ進んでいるのが見えますよね笑

それから大和くんをモデルに誘い、「めいがカッコいいって言ってくれてるし」と大和くんはモデルになって…
あさみちゃん達もやりなよ~と盛り上がってる中、不安だからといって止められないですよね。うん、いいと思う、とめいちゃん。

雑誌に、大和くんはめぐたんとカップルみたいに載っていることも多くて、もう観てるこっちがハラハラ。
2人ほんとのカップルみたい!橘よりどう考えてもめぐたんの方がお似合いだよね~
周りもそんな感じで、めいちゃんの耳にも入って。
それからめぐたんの家に大和くんが出入りしているろいう噂(これは本当)

やっぱりこんなとき支えてくれるのは、友達なんですよね。
あさみちゃんと愛子ちゃん、それぞれの慰め方で、めいちゃんも少し元気が出たみたいでとりあえずホッ。

これからも色々、もうほんとに色々あるんですが長くなるのでとりあえずは省きます。


そんなこんな、めぐたんでしたが、やっぱり大和くんが選ぶのはめいちゃん。
どうして私じゃないの?とあさみちゃんたちを誘って、めいちゃんを誘わなかったり、こわっ!女子こわっ!
愛子ちゃんがびしっと「私らはテメーのペットじゃねーんだよ」とびしっと言ってくれました!女子に人気が出そうなヒールキャラですね♪♪

ネット上でもめぐたん性格わるい、ブス、早くやめろ
と書き込まれまくって、(女子こわい!)
今まで、我慢してたポテチなどなどを買い込み、引きこもり、両親とも仕事先とも、連絡をたって、

そこで現れた“ももちゃん”という存在。ももちゃんは前からめぐたんのことを気にしていたんですが、幼なじみだったんですね!

そんなもももちゃんが家に来ても「あんただってバカにしてたんでしょ!」
と拒絶。大和くんがきて、ももちゃんはめぐたんに
「周りからどう思われたっていいじゃん!私はめぐが1番カッコいいって思ってるよ。」

めぐたんはやっと出てきて、ももちゃんはずっとみてきてくれてたのに、と気づきます。

大和くんを追いかけてきためいちゃんをひと睨み。
めぐたんにとってはすべての元凶だもんね。。

実はめぐたんも昔、ブスブス!と長身をバカにされていた過去があって、こうやったら可愛いじゃんと、声をかけてくれたのはももちゃん。

イジめてたくせに、可愛くなったら、なかったかのように声をかけてくる男子に嫌気がさして、スカウトをきっかけにモデルになって、、
自分は全部「めぐたん」を演じてきたんだと、髪をばっさり。

最後には、
えー大和くん今日風邪なの?お見舞いいこっかなぁ?
はいはい、とももちゃんに引っ張られるすごいいいキャラになってくれました☆彡{/netabare}


☆そしてやっぱりめいちゃんと大和くん
{netabare}めいちゃんが友達を作らなかった理由。それは小学生のころ、学校で飼っていたウサギに、クラスメイトがお菓子などをあげて、
ウサギが死んでしまって、どうしたの?という先生に
めいちゃんが~と言われ、それから人は人をすぐ裏切るから、
となったからでした。

そんなめいちゃんにまっすぐぶつかってくる大和くん。
実は大和くんも、中学生の時、1番仲の良かった友達がイジめにあって、表面上はみんなと一緒にイジめて、裏で話していて、結局その友達は転校してしまった過去があった。だからめいを見たとき、惹かれたんだと言いました。その友達も登場しますね♪

ほんとにどうして私は大和くんのこういうところを観てこなかったんだろうと思います笑

大和くんの妹、凪ちゃんは不登校で、学校は楽しいよって教えてあげたのはめいちゃん。人は人を裏切るけど、そんな人ばかりじゃないんだよって
きちんとわかってるめいちゃんだからこそ、できたのでしょうね。
{/netabare}

すごく長くなってしまいました…。特にめぐたんの話はすごく印象ぶかくて…
{/netabare}

OPはフルーツバスケットの主題歌などの岡崎律子さん。
とっても優しいメロディと歌声で、大好きです。

それからめいちゃん役の茅野愛衣さん。
大和くんに話しかかられて、照れながら「ぅん…」というのがとーっても可愛らしかったです。
あさみちゃん役の種田梨沙さんも「あ~またいちゃついてる~」とめいちゃんと大和くんをからかうのが、とっても可愛くて、きゅんきゅんしました!

お2人のが好きな方はぜひチェックしてくださいね♡ ♥/●´v`)┃(´v`●\♥♡

長くなりましただが、読んでくださった方、ありがとうございます。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 30

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

最初と最後で、別人のような主人公

王道の少女漫画。
高校生同士の、まさしく恋愛模様を正面から描いています。
定番にして王道。意外性はありませんが、等身大の高校生の「恋」」にまつわる喜びや苦悩。
キャラクターも漫画チック&アニメチックな要素は少なく、現実に居そうな感じの登場人物。
人間くさく、未熟で、不器用で、もどかしく、切ない。
そんな恋愛ものです。


初っ端で主人公は、なかなかトゲのある人物像を見せてくれます。
人間不信で周りから距離を置いて何処か達観している風な性格。そんな主人公が、モテモテイケメンの男と恋をして、色々悩みながら変わっていく軌跡が本作の全て。
どんどん人間らしく
どんどん若者らしく
どんどん女の子らしく
恋をすることで、他人と関わることで、変化していく主人公の様に感情移入して嬉しかったり苦しかったり。
ストーリー展開こそフィクションらしく色々と事件が起こりますが、奇をてらった演出や特殊な人物はでてきません。
あくまで現実の高校生に起こり得る設定の範疇で、極端な事をすることもなし。ある意味漫画のキャラらしくない等身大な行動原理の中でのお話。
根幹にあるのは「トラウマの克服」でしょうか。主人公に限らず、みんな色々悩んでいますがそれを乗り越えた先での愛情・友情の物語。
少女漫画らしく、恋に想い悩み、他人との関わりを持つ事の「キモチ」を丁寧に描くことに注力してあります。


話数を重ねる毎に飛躍的に可愛らしく変わっていくのが魅力的。しかもそれが無理なく自然に見えるのが秀逸。
いい意味で、主人公の変貌ぶりに驚かされる作品です。

大切な人が出来て、気持ちを通わせて、前向きに自分が変わっていく。
これ、やっぱり女の子の憧れのシチュェーションなんでしょうね。
赤面するようなシーンもいっぱありますが、
「ああ、そうだよねぇ」
という納得の気持ちが、気恥ずかしさに勝ってしまいます。


とにかく、王道中の王道。
久しぶりに、由緒正しい少女漫画のパワーを見せつけられた気分です。これ、イイです!

OPも作品の雰囲気や内容を反映してか、静かで優しく切なく暖かい旋律・・・いいですねぇ。
紆余曲折あったけど、みんな自分の進むべき道を行っている、そんな締めくくりも暖かい。

クサい表現になりますが、恋って素敵。(〃'▽'〃)

投稿 : 2024/09/21
♥ : 26

67.7 25 クリスマスアニメランキング25位
初恋限定。(初恋リミテッド)(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (481)
3187人が棚に入れました
雪ノ下中学の二年生、有原あゆみは、男の子から愛の告白をされることを夢見ていた。
その願いはある日、最悪の形で叶うことになった。野獣のような風貌の高校生・財津操から告白されてしまったのだ。操が恐ろしくてなかなか交際を断る勇気を持てないあゆみ。そんな中彼女は、毎日操につきまとわれて疲労困憊する姿を心配してくれた、同級生の財津衛を好きになる。
だがどんな運命のいたずらか、衛はあの操の弟だったのだ…。

平平さん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

群像劇を萌えキャラで

これまでの
主人公1 対 ヒロイン複数
という形式ではなく、一人のヒロインに対して一人の男性キャラを設定し、複数の『初恋』を同時進行的に描いている。
これまでのアニメではあまりないスタイルで、通常なら散漫になってしまいそうだがそこをうまくまとめていた。
キャラクターデザインの魅力はさすがいちごパンツ。J.C.STAFF製なので作画も安定しており、安心して見続けることができた。
ただ、全体にパッとしない印象であることには間違いないので、隠れた名作という枠から出ることはできなかったようだ。
青春を思い出したい時にみたくなる、そんな作品。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 12

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

アナタは 恋をしたこと ありますか?

あらすじ


アナタは 恋をしたこと ありますか?

うまくいくことばかりじゃない
まちがうこともあるかもしれない

でも初めて出会った恋する気持ちは
私たちを未来へ運んでいく


雪ノ下中学の二年生、有原あゆみは、
男の子から愛の告 白をされることを夢見ていた。
その願いはある日、最悪の形で叶うことになった。
野獣のような風貌の高校生
財津操から告白されてしまったのだ。
操が恐ろしくてなかなか
交際を断る勇気を持てないあゆみだったが

そんな中彼女は、毎日操につきまとわれて
疲労困憊する姿を心配してくれた、
同級生の財津衛を好きになる。
だがどんな運命のいたずらか、
衛はあの操の弟だったのだ……。


五人の中学二年と三人の高校一年生の
女の子たちの初恋の瞬間を
恋愛コミックの旗手、
河下水希が鮮やかに描いた作品
初恋限定。-ハツコイリミテッド-



感想

これは「いちご100%」で
有名な河下水希先生の作品ですね

全巻持ってるくらい原作から好きなんですが
打ち切りになってしまってがっかりしてたんですが
アニメ化して嬉しいです!


まず何と言ってもキャラが多いですね
それぞれサブキャラという概念があまりなく
様々な視点で描かれている
オムニバス形式ですね

基本的にタイトル通り「初恋」をテーマに描いている。
登場人物は高校生、もしくは中学生の男女で
序盤は1話ごとに少女たちの初恋の瞬間を描いている。

この初恋の瞬間は非常によく描けており、ベタor過剰な演出はあるが
見ていて可愛らしくニヤニヤが止まらないシーンの数々だ。

確かにアニメ的展開や、
お約束的展開、都合展開もあるが
このシンプルだが「初恋」という
テーマを突き抜けた作品は好感が持てる

多い登場人物を「初恋」というテーマで上手く動かしており、
後半までは目立たなかったキャラクターが、
たった1話で思わず涙をこぼしそうになるくらいの
初恋物語を展開してくれたのは、純粋に感動した

またキャラがそれぞれ
魅力的で設定も良かったと思う
好きなキャラも多く
個性的であると思う

ただ、1つだけ残念なのは初恋の結果が
あやふやになっているモノが多かった。
ある意味そこにはリアルがあり、
上手く行かない初恋や登場人物たちの初恋の行方を
視聴者の想像に任せるという部分もあったのかもしれないが、
ここをどう受け入れるかで作品を見終わった後の脱力感に
人によって違いが出てくるかもしれない

あとはOPやEDなどの
音楽も何気に良かったと思います
特にEDが好きでしたね♪
ウォークマンにも入れてる位好きです!


評価が低いというか
知名度が低いですが評価の割には
かなりいい作品だと思う
良作品でした!

もっと高い評価を
受けてもいい作品だと
思いましたね!

投稿 : 2024/09/21
♥ : 62

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ジャンプ原作と敬遠するなかれ 2009年春期、けいおん!の影に隠れてしまった知る人ぞ知る傑作

数多のジャンプ原作を持つアニメ達の中でも、この作品がオイラにとっては一番のお気に入りです


【いちご100%】のアニメ化が明白な失敗に終わってしまった河下水希先生
続くこの【初恋限定。】も連載打ち切りをくらうも武装錬金などのように原作終了後にアニメ化する特例を受け、当時はBS11が独占という形で放送が決定


オムニバスラブストーリー
というアナウンスでスタートした今作は、同じ学校に通う7人の美少女中高生が1話ごとに入れ替わり立ち代わりし、
各々の初恋の様子が描かれていくという群像劇的なモノ


しかし今作で重要なのは、物語の軸となるのが少女側だけでなく、男子側の視点でも物語が動くということ


ある男子は叶わぬ片思いをしていたり
ある男子は女の子から嫌われていることを気にしてたり
ある男子は既に好きな男がいる女の子に恋をしてしまったり


こうして一人ひとりの登場人物たちの想いの行方が幾重にも重なり合っては交差し、物語が進むうちに三角関係が四角関係に、ゆくゆくは五角にも六角にもなっていくというスケールを見せる
どこがオムニバスだよwと


あえて分かつ必要は無いのかもしれないけど、男性的視点、女性的視点、どちらでも楽しめるラブストーリーとなっている


作品全体のクオリティは監督自らも総作画監督を受け持つなど(第4話を除けば)かなり高水準


声優に関しても、寿美菜子の演じるドバちゃんがどうも納得いかないという点を除けば完璧(もちろん当時のレベルの話です)


主題歌はスフィアのデビュー曲だったり、
EDはmableだったり
つまりマーブルな時点でネ申なわけですが(え
放送枠の影響か、あまり知名度が高くないようなので強くオススメしておきたいですね

投稿 : 2024/09/21
♥ : 26
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