ブラックジョークで魔法なおすすめアニメランキング 2

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早速見ていきましょう!

78.0 1 ブラックジョークで魔法なアニメランキング1位
ドロヘドロ(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (354)
1557人が棚に入れました
おいでませ、混沌。魔法によって顔をトカゲにされてしまった記憶喪失の男、カイマン。本当の顔と記憶を取り戻すため、相棒のニカイドウと一緒に自分に魔法をかけた魔法使いを探し続ける。いったい自分は何者なのか……。

声優・キャラクター
高木渉、近藤玲奈、堀内賢雄、細谷佳正、小林ゆう、高梨謙吾、富田美憂、江川央生、市来光弘、鵜殿麻由、ソンド、稲田徹、三木眞一郎、郷田ほづみ、勝杏里

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「アニメ化不可能」を可能にした3DCGと作画の融合にMAPPAの本気を見た

☆物語&感想☆

2020年冬アニメの中でもひときわ異彩を放った本作品。
「おいでませ混沌」という謳い文句通りのクレイジーな作風は、
昨今似たような作品が多いなか、強烈な個性を感じさせる。
ショッキングなシーンが多いので好みは別れるかもしれないが、
何よりNetflixなど配信を通じて、海外ウケしそうに思える。

「混沌」とは言うものの、
それは世界観や設定に関して言えることであって、
物語の内容や方向性は非常にシンプルかつ分かりやすく、
シリアスさよりもコメディ色の方が出ており、
ある意味ポップかつキャッチーさが売りになっているのではないかと思う。
あまり物語の事を突っ込んで書くような作品ではないと思うので、
取り敢えず、観て感じろ笑、と言いたい作品。
1話観てダメなら続けて観るようなもんでもないかなと。

物語はまだ混沌のなか...正直ここまでの内容だけで点数を点けるのは難しい。
とりあえず暫定的に。

☆声優☆

若手と人気声優、ベテランをバランスよく配しており、
カイマン役の高木渉さんなどはさすがのハマり具合。
(原作者のリクエストによるものらしい)

個人的に面白かったのがノイを演じた小林ゆう。
存在自体が混沌としている彼女を選んだのは、
製作陣が本当によく理解しているな~と思う笑

☆キャラ☆

とにかくどのキャラもインパクトがあり濃かった。
特に昨今の作品ではバトル、
アクション系であっても線の細い美少女が描かれることが大半のなか、
作品内に出てくるような、
ニカイドウやノイのような筋骨隆々とした女性は非常に稀でユニーク。
なんでもありな中でも魔法使い3人の過去~現在へ至る経緯はしっかり描かれていたのも良かった。

☆作画☆

本作品の作画は特に高く評価されるべきだと思っている。
昨今3DCGを用いた作品の比率が多くなってきてはいるが、
視聴者が見慣れてきてはいるものの、
今だに観ればそれと分かるものが占めている。
しかしながら、本作品の3DCGは、
どこまでがそうなのかが判らないくらいに従来の作画との違和感がない。
いや、本当に最初観た時はED観るまで、
これが3DCGであることに殆ど気付かなかったほどに。。

これまでのTVアニメは、ほぼ全てを3DCGで作っているものと、
作画をシーンによって切り替えているものが大半だったが、
本作はシーンによる切り替えに加えて、
3DCGに作画で細かく手を入れることによって、
その境界線を限りなく消すことに成功したように思える。
(厳密には作画だけではなく3DCGを作画に寄せる為の取り組みも大きい)
3DCGを作画に見せるような取り組みは、各社やっているとは思うけど、
このレベルで仕上げてきたのは恐らくTVアニメでは初だと思うし、
恐らく業界をざわつかせたことでしょう。
何はともあれ、このような新たな試みが上手く行ったのは、
3DCG専門の制作会社だからではなく、
作画ベースで作ってきたMAPPAだからこそ出来たんじゃないかと。

そして、独特の世界観を見事に描き切った背景も非常に手が込んでいて凄みがある。
ここまでのレベルの背景はなかなか並みのTVアニメではないでしょう。
セル画時代の大友作品を思わせるような質感(キャラも同様に)が、
デジタル化が進んだ現代、ここまで表現できている事は驚きしかない。

☆音楽☆

生半可なOPではこの作品にはインパクトが足りないと思われるが、
アニメ専門のクリエーターである(K)NoW_NAMEは最高のものを持ってきた。
混沌でよく意味が解らない歌詞でありつつ、ポップでキャッチーさを持っており、
ノイジーでローファイな音使いまで、見事に作品の世界観を表している。
またそれに合わせたOPアニメーションの出来も同様に素晴らしい。
作中の音楽もHOLEの退廃的な世界観に相性のいいものと、
全く合いそうにないアコーディオンの音色などを用いてポップさを出しているのが印象的。
作品を本当によく理解して作っているというのがよく解る音楽だった。


このような尖った原作の世界観を壊さずアニメ化に果敢に挑んだ、
MAPPAという制作会社は近年勢いに乗っている感があって個人的には特に注目している。
オリジナルも作っているし、原作のあるものは他社が取り上げないような、
挑戦的で攻めた内容のものを敢えて選んでいるのが好印象だが、
(バナナ・フィッシュ、どろろ、いぬやしきなど)
その中でも本作はその最たるものかも知れない。
アニメ化、映像化不可能と言われた原作を、ここまでの作品に仕上げたのは本当に見事。
引き続き続編の制作を期待したい。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

おいでませ、混沌。

この作品の原作は未読です。
実は、最初は視聴するのを躊躇っていたんです。
画面から受ける印象がゴチャゴチャしていたのと、主人公がトカゲ男という点も私の引っ掛かった点でした。
ですが、ヒロイン?であるニカイドウを演じる近藤玲奈さんの声質が気持ち良く2~3話視聴してみると案外面白い作品であることに気付き、完走して今に至っています。


魔法によって顔をトカゲにされてしまった記憶喪失の男、カイマン。
本当の顔と記憶を取り戻すため、相棒のニカイドウと一緒に自分に魔法をかけた魔法使いを探し続ける。
いったい自分は何者なのか……。

2000年の連載開始から18年にわたって愛され続けた林田球の「ドロヘドロ」(全23巻)。
唯一無二の世界観によって国内外で熱狂的なファンを獲得し人気を誇っている。
そのあまりにショッキングでカオスな内容が故、映像化不可能と思われていた衝撃作が
「どろろ」「ゾンビランドサガ」などハイクオリティで挑戦的な作品を数多く手掛けてきた
MAPPAによって、ついに奇跡のTVアニメ化!

ドアの向こうからやってくる 魔法使いの『練習』
陽気な笑顔と鋭いナイフ ビールを飲んでスカッとしよっと
黒いケムリと美味しいキノコ ホールか…胸クソワリィ場所だ
これだとケツが丸見えになるし 大葉ギョーザ時々ゾンビ
死にたくなければよく聞いてください 三遊間に底なし沼
なんでフォークを投げんだよ?ナイフだろ、フツー
口の中にもう一人男がいるぞ お前は違う こうなったらヤケ酒だ

これらの要素が作り出すもの。
それはまだ…混沌の中。それが…ドロヘドロ!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

18年間も連載を続けた作品とは知りませんでした。
物語は完結しているのに、何故途中までしかアニメを制作しないんでしょうか?
物語としては面白くなってきたところだと思います。

ニカイドウのことが色々分かって府にも落ちて、カイマンの目的に対する手掛かりが掴めそうなんですから…
しかも、この作品の音楽プロデュースは、「灰と幻想のグリムガル」や「 Fairy gone」の音楽を担当した(K)NoW_NAMEさんなんです。
(K)NoW_NAMEさんといえば、1つの作品で沢山の楽曲を提供されるのが特徴ですよね。
本作品でもオープニングとエンディング合わせて7曲も提供されているんです。
作り手の気合が感じられるのをとても嬉しく思います。

しかし、繰り返しになりますが、近藤玲奈さんの声質…耳障りが心地良いんですよね。
前田玲奈さんの声質に似ている気がするのは私だけでしょうか。
ニカイドウを見ていると、「それでも世界は美しい」のニケ姫が頭をよぎるんですよね。
どちらも女性っぽくない口調だからそう感じたのでしょうか…?
でも口調だけなら照井春佳さんが演じた「未確認で進行形」の夜ノ森 小紅も負けてないと思いますけれど…
すみません、レビューが発散してしまいました^^;

声優さん繋がりだと完全にノーマークだったのが、恵比寿というキャラを演じていたのがとみたんだったということです。
気付いたのは完走後にレビューを書くため公式HPを視聴したとき…
破天荒なキャラだなぁという印象が強く、演じるのが難しいキャラだと思いましたが、冬アニメでのとみたんは新境地を切り開こうという気概を感じた気がします。
この恵比寿も十分に難しいキャラですが、異種族レビュアーズのクリム…これまで演じてきたキャラとは真逆じゃありませんか。
まぁ、視聴する側は嬉しい限りなんですけれどね^^;

登場するキャラが何故マスクを多用するのか…実はこの意味も良く分からなかったのですが、少なくてもアニメ化に際する効果はあったと思います。
人間の多彩な表情を全てアニメで表現するのは骨が折れますが、マスクを被っていたらこの部分はスルーできるでしょうから。
でも、それを差し引いても派手なアクションシーンが盛り沢山で、キャラもヌルヌル動いているから手抜きには見えませんでしたけれど…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「Welcome トゥ 混沌」
エンディングテーマは、「Who am I ?」「Night SURFING」「D.D.D.D」「Strange Meat Pie」「SECONDs FLY」「404」
全て(K)NoW_NAMEさんの楽曲です。

1クール全12話の物語でした。
何だかんだ言いながら面白かったので「俺たちの冒険はここからだ!」というところで終わると少し寂しさを感じます。
続編が制作されるなら是非視聴したいと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 30
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

これ言葉にするのしんどくないすか?

原作未読


はじめに

どうも言葉に落とす作業が難儀な作品です。
とりあえず“独特な世界観”ということでお茶を濁してそれ以上言うのが難しい。


原作はほぼ20年かけて完結したとのこと。そんな事情は一切知らずタイトル買いした作品。なんか画面から流れてくる溢れんばかりの“底辺”感が素敵です。
そして観てみた第1話。背景美術が美しいですね。制作は“MAPPA”仕事はしっかりしてくれそう。息をのむという美しさとは違う、底辺を這いずる質感、吹き溜まり特有の湿気を感じることができる美術といったらいいかしら。かつてドブネズミみたいに美しくなりたいといったあのセンス。
基本的に気持ち悪いので、初回で合いそうか否かわかる親切設計だとは言えると思います。

魔法によって頭を爬虫類に変えられた記憶喪失の男が、自分の本当の顔と記憶を取り戻す姿を描いたダーク・ファンタジー作品。
wikiの記述そのまま引っ張ってきましたがこれだけじゃわかりません。端的に“ヴァイオレンス”です。

私がヴァイオレンスに期待するものはズバリ殺す側の所作。
感情の上下がないのが理想。美学の有る無しは問わず鼻をかむくらいの軽さで殺すのが良い。一方で殺す時にドヤ顔決めたり、ビビりながら引き金を引くのは好みではありません。
理想は実写映画の『ナチュラル・ボーン・キラーズ』『パルプ・フィクション』あたりだろうか。この作品『ドロヘドロ』からはそんな名作の波動を感じました。個人的にはこれで充分満足です。
なお、殺す/傷つけるが基本の作風ですがそればかりではありません。キャラ達が自分の意思で動く。たくましく生きる姿は頼もしくもありコミカルで愛らしかったりします。生き生きしてるんですね。


どこか気だるくて陰鬱な空気に覆われてはいるんですけど、生き生きしたキャラクターたちが織り成すカラフルモザイクな世界は居心地の良いものでした。見てお楽しみなEDの仕掛けや背景美術のクオリティの高さがさらに作品を底上げしてます。良作でしょう。


※ネタバレ所感

■飯テロリング

二階堂と恵比寿って共通項は“麦”ってことですかね。ニカイドウ経営中華屋の看板メニューが餃子ということでビールにとても合いそう。
そこにこだわります?って程料理作画に気合入れとりますので深夜空腹に耐えるのがたいへんでした。

{netabare}そもそもOPアニメーションがひたすらニカイドウの餃子仕込み映像という謎っぷり{/netabare}

{netabare}そしてカイマンへ強くコミットしている女性は“友人としての”ニカイドウと“たぶん敵としての”エビスってことなんですかね。餃子とビールコンビに勝てる男性はおそらくいません。{/netabare}

いちおう飯テロネタということでこだわりの謎作画は他にも。

{netabare}焼肉。肉のサシの入り具合や弾力を感じる動画。これも素晴らしい。鳥や豚ならともかく牛は飼育に手間がかかるイメージ。あんな殺伐とした世界でまともな畜産業出来るんかいなというのがよぎり、何の肉なのか気になってしまった。牛ではないのかもしれない。でも美味そう。{/netabare}


■自由人

自由すぎる登場人物は物語の良きアクセントになります。例えば『キルラキル』満艦飾マコ。『ゾンビランドサガ』山田たえみたいな。自由すぎる振る舞いに笑いつつ、時おりハートウォーミングな行動を見せて不意打ちでうっかりこっちが感動しちゃうことがあるような存在です。

{netabare}その点で本作の恵比寿はとてつもない耀きを放ってました。{/netabare}

トップ of 自由人な一名が突出してますが、{netabare}カスカベ博士{/netabare}あたりもたいがいです。そして各々のコミュニティにも馴染んでいて二人とも浮いた存在にはなっておりません。強烈なキャラクターを受け止める側も個性が強烈だから違和感なく見えるのです。


これはちょっと後に引く感じでクセになります。ただこの面白さ文字にすると陳腐に映りますね。
やはりどうも言葉に落とす作業が難儀な作品です。



視聴時期:2020年1月~3月 リアタイ

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2020.04.11 初稿
2020.05.04 タイトル修正
2020.10.15 修正

投稿 : 2024/06/01
♥ : 57

59.2 2 ブラックジョークで魔法なアニメランキング2位
おろしたてミュージカル 練馬大根ブラザーズ(TVアニメ動画)

2006年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (19)
101人が棚に入れました
練馬区在住の3人組が繰り広げるミュージカルアニメの第3巻。バンドの練習がうるさいと、ステージ周辺の住民たちが裁判所に訴えを起こす。ヒデキたちはテレビで話題の角浜弁護士に弁護を依頼し…。

声優・キャラクター
松崎しげる、森久保祥太郎、新名彩乃、井上麻里奈、玄田哲章、井上和彦、山本圭子、西本理一、小野大輔、鈴木千尋、竹内順子、坂本千夏、西村朋紘、真殿光昭、稲田徹、優希比呂、矢尾一樹

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

渡邉恒雄氏(土鍋沢鍋男(ドナベナベ))といえば…。

TV放送とコミック連載が並行して行われたメディアミックス作品です。作風としてはミュージカルかつコメディといったところでしょうか。したがってマンガの方はギャグマンガということになるんだと思います。

で、この作品のレビューで何が「渡邉恒雄氏といえば」なのかというと作中に土鍋沢鍋男、通称「ドナベナベ」(CV:稲田徹)と呼ばれるナベツネをモデルとした人物が出てくる(というか氏が亡くなったとのネット上での噂で本作のことを思い出した)からなのでした。

ドナベナベの役どころは、黒幕である大泉の指示の下で練馬一帯の土地を地上げするといった感じだったと記憶しています。

ちなみに「練馬大根ブラザーズ」は作中でメインキャラのヒデキ(CV:松崎しげる)、イチロー(CV:森久保祥太郎)、マコ(CV:松本彩乃)+パンダイコン(大根を好んで食べる謎のパンダ)によるバンド(?)名です。

「?」をつけてあえてバンドと断言しないのは、三人はみんな基本的にボーカルで、楽器演奏はほとんどパンダがやっている(しかも演奏時には増えてる)ように見えるからです。

キャストは歌重視で決めたんだと思いますが、松崎しげるは案外声優としてもハマっていた気はします。

基本ストーリーはヒデキが自身の持つ大根畑にドームを建設して練馬大根ブラザーズのコンサートを開くという夢を実現するために、オーディション参加やドーム建設の費用をを稼ごうとして失い、犯罪行為に走ろうとしたりするというお話です。

その裏で大泉首相(CV:矢尾一樹)による陰謀が進んでおり、当初は犯罪者としての練馬大根ブラザーズを追っていたカラクリ刑事ユキカ(CV:井上麻里奈)がこの陰謀を追いはじめるといった感じですね。

ただ、この「ストーリー」は作中で実在人物をモデルとした様々な人物(大泉首相、ユーケル・ハクション)やマネーダンサーズ(武富士のCMがモデル)を出して絡ませるための仕掛けという感じでした。

ギャグの元ネタは『冬のソナタ』に代表される韓流ドラマや、肌の色素を抜いたり整形したりして肉体的にボロボロになっていたマイケル・ジャクソン、小泉総理の「痛みに耐えて良く頑張った、感動した」など基本的には時事ネタでしたので、当時の世相を知らないと観ても意味不明な作品とは言えると思います。

TVオンエア当時を知っていればまあまあ面白いしネタも懐かしいとは思うのですが。当時を知らない人がわざわざ観るようなアニメではないと思います。

※本作品は現在、バンダイチャンネルで有料配信(1話目は無料)しています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20
ネタバレ

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ヤベェwこのくだらなさがクセになるwww

このアニメをどぅ紹介すればいいものか・・・悩むw

一つ言えるのは・・・そう。とってもクダラナイという事。ブッw

主な登場人物は❀ヒデキ・マコ・イチロウとパンダ❀
↑どうやらこの3人+1匹が毎回敵を成敗していくというパターンらしい。

アニメはアニメなんだけどこれは本当にアニメと言っていいのだろうか??
ミュージカル(アニメ風)と言った方が正しいのかもしれない。
なぜなら・・・とにかくミュージカルシーンが多いからwww
どんなカンジなのか1話をネタバレしてみようと思う。


{netabare}OP 3人の歌

ヒデキとイチロウとパンダのミュージカル

マコのドンペリミュージカル&岡山ミュージカル

マコとヒデキとパンダのミュージカル

イチロウの回想シーン プロデューサーとの絡み(BLw

3人とパンダとレオタード軍団(某金融会社武○士のCMパロ)のミュージカル

3人とパンダのオーディションミュージカル

イチロウとプロデューサーの絡み(BL

ヒデキとプロデュ-サーの絡み(BL

プロデューサーとイケメンSP達のミュージカル

3人のミュージカル

ED 3人の歌{/netabare}

っとこの様にミュージカルだらけなのだよwww
一話だけでOP・EDを含め歌を{netabare}10曲{/netabare}も聴かされるワケだw
ちょっ流石に多すぎだろっ(`д´;)

アニメを小分けにしてそれぞれをミュージカルとして
歌で進めてくってなカンジなんだけど、
普通のアニメ(歌ってないシーン)が5分あったかどうか・・・;

このアニメの魅力は多分↓の④つ!
①松崎しげる(ひでき)達の歌
②色んなパロディー
③合間に入れるエロシーン
④くだらなさ


酒が入ってるのとオールして変なテンションで観てるので
平常時と感じ方が多少違うのかもしれないが・・・
ちょっとこれ皆にも一度観てほしいwww
そして〝マジくだらねーからっ!〟の一言でいいから感想聞かせて欲しいwww

くだらないからこそクセになる【練馬大根ブラザーズ】
観るか観ないかはあなた次第ですっ!!(。≖ิ‿≖ิ)ニヤリ


そして左手に酒っ!右手にペンを持ち一話を観ながら
必死に内容をメモッた私に拍手をくれっ!!
( ゚Д゚){ガンバタノー

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14

セメント さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

借りちゃいなマネー!

サランヘヨ


タイトルにもあるようにミュージカルアニメです。
最近は「ダンデビ」や「スタミュ」などありますが、全編ミュージカルアニメというのは当時にしてかなり異質な存在でした。
脚本はミュージカルをよく挟むことで定評のある浦沢義雄さんが担当しています。
まぁところがそんなミュージカル要素よりも、ブラックジョークというか皮肉ネタがあまりにヤバい内容取り扱ってて、そちらの方が気になってしまうんですがね。
よくここまで好き勝手作ったのが放送できたものです。

監督は我らがワタナベシンイチさん。
当時の韓流ブームを途轍もなく皮肉っててある種尊敬します。
その他にもサラ金やパチンコなんかも何かにつけてdisってて、ナベシンの本領が発揮されたアニメだと思います。

声優はなんと豪華、あの松崎しげるさんが演じています。
その他のブラザーズの声優の森久保祥太郎さん、新名彩乃さんが演じてます。
新名さんはこの時はまだ松本彩乃名義です。
ブラザーズの声をあてているかといって、出身地が練馬区であるかと問われると、実はそうでもないようです。

OPもEDもノリの良い曲です。
ただ作中ミュージカルとして流れる楽曲が使い回しばかりで、基本的に「マジヤバ」と「借りちゃいなマネー」ばっかなんですよねー。

マコ、結構エロイ体してますよね、ヒデキが欲情してしまうのも無理はない。
レンタル屋のおやっさん役でナベシンも声あててます、ほんとこの人は出たがりですね。


練馬区アニメです。
対抗馬は葛飾区の「こち亀」か阿倍野区の「アベノ橋魔法商店街」でしょうか。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3
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