2018年度の平行世界おすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2018年度の平行世界成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月10日の時点で一番の2018年度の平行世界おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.2 1 2018年度の平行世界アニメランキング1位
あかねさす少女(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (242)
807人が棚に入れました
2018年、10月。
ある地方都市に住む少女たちが、
とある儀式を行っていた。

彼女たちは「鉱石ラヂオ研究会」。
明るさが取り柄の女の子、土宮明日架が
同じ高校に通う友人たちと立ち上げたサークルだ。

その儀式は都市伝説めいたものでしかなかったが、
しかし、いくつもの条件が偶然重なり、
遊びでは済まない事態となる――。

声優・キャラクター
黒沢ともよ、Lynn、東山奈央、小清水亜美、井上麻里奈
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

スクスト→バトガ→あかねさす、伝統化してるのか?

1話感想{netabare}
あ、これバトルガールハイスクールで見た。{/netabare}

2話感想{netabare}
2話で随分マトモになったような…あ、戦闘が無いからか?
まさかナナは「こっちの世界で暮らす」って言い出すんじゃないだろうなぁ?{/netabare}

5話までの感想{netabare}
う~ん昭和臭い、これはワザとなんだろうけど…ワザとだよね?
小道具が古臭かったりEDが徳永英明だったり、それと1話冒頭の鉱石ラヂオ研究会の活動内容自体が妙に懐かしく見えて…ベントラーベントラー言ってそうなノリで、今でもやってる人って居るのか?
でもって内容も、平行世界に行ってそこで起きてる問題を解決するってだけでも古めかしいのに、4話では時代まで超越しちゃったみたいで(実際にはしてないが)これも昔なんか流行った系と被る印象を強めることに。
タイムボカン?ヤットデタマン?それ以外にもあった気がするが…。
5話の内容にしても、いくらウエスタン村みたいな世界だからといって文明レベルは現代と同等であるならセキュリティはそのまんまなハズで、あんな簡単に銀行強盗できるかよとw
なんかスゲー昭和臭い。
意図的なんだったら別に構わないんだけどねー。
特に変身アイテム──昔はベルトやボップだったのがケータイで変身するようになってって経緯があって、そこから逆行してカセットテープってのは一周回って良いと思う。
ただ、そうなると作画がちょっとアレなのもそれを狙って?って邪推してしまう。
3Dシーンはそんなノリとのギャップを引き立たせるためだったりして?{/netabare}

6話感想{netabare}
やっぱこうなっちゃうよなぁ、仕方ないことなんだけどさ。
色んな平行世界行くって内容なので、その世界その世界のオムニバス形式になる訳だけど、結局それやられると「○○の世界だけで1クールやってくれよぉ」ってのを思ってしまうことがしばしば。
えーっと、ちょいと記憶を辿って出てきたのは“グリザリア”のバス事故サバイバルエピソード、あれだけで1クールやってくれたら自分は大絶賛だったんだけどなぁ…。
かくして今作品、6話にして「一見ユートピアっぽいけど実は…?」って世界が舞台になって、まだそのエピソードはどう展開してくか不明だけど「この世界だけで1クールやれよー」ってことになる可能性高そう。
逆を言っちゃえば今回の世界は自分好み…というよりエマーン人世界やウエスタン村世界がちょっとアレで、今回の小島世界を先に持って来れば良かったのに…なんてことを思ってしまったり。{/netabare}

最終回まで見て{netabare}
7話、うーん、思ったほどディストピア世界の掘り下げ(社会描写)はありませんでした。
話数に制限あるのでこれくらいでサラっと済ますのが妥当っちゃあ妥当なんだろうけど、もう1歩踏み込んで欲しかったなぁ。
この程度なら↑で危惧した、最後まで見終わった後「この世界だけで1クールやってくれよ」と思うまでには至りませんでした、良かったんだか悪かったんだか。
ってか最後、人工知能が「ヤメロ…ヤ…メ…ロ……」っての、スゲー懐かしくて笑ってしまったのだけど、これもレトロ調目指してる(多分)一環なんかな。

でもって8話、味噌屋を継ぐ気満々のアスカが親父に「寄り合いに連れてってくれ」って言うの、うっは、突然ポンとリアルぶっ込むねぇ。
事業主になる気なら同業者に面通ししとけってのは当たり前のことなんだけど、その当たり前のことを描いてるアニメって珍しいような?
ってか親父の立場からしても高校生を後継者として連れ回しても、周囲から「もうちょっと待ってやれよ」って思われそう、甲斐性なしって言われそう。
いきなり後継者って扱いじゃなくて、候補扱いで社会見学として連れまわす分には良いんじゃね?と思わなくもないが。
で、それってここからシリアスモード突入への合図だったみたい、9話からシリアスモードに。

ユウがアスカとケンカしてーの、そこから百合オチってのは…エロユウと性格は違えど根っこの部分では同じ人なのねーってことだろうか、エロユウのあの性格は伏線だった?
伏線といえば、えっとこれは「わざわざ言うほどのことでもないか」と書かずにいたんだけど、アスカの声優の演技が芝居がかってる気がして「ヘンだなぁ」と思ってたのだけど、それもそのハズ、無理してカラ元気を装ってたらしい。
なるほどねー、これは素直に「やるじゃん」と関心。
チクワ推ししてたのも同じ理由で、他の世界のアスカがチクワ推ししてたのも「この世界でもアスカの弟は…」ってのを暗に示してたってことだろう。
前半の回の別世界アスカも主役アスカと同じように自責の念と戦ってるって思いながら見返したら新たな発見あるかも?自分は見返したくないけど。
ってかこの作品の作者って“パンチライン”の人なの?ああ道理で、あっちでも{netabare}男だけど中身は女性と入れ替わったキャラってのが居て、それが明かされる前から“非常に気付きにくい頻度”(なんとなく違和感感じる程度)で女言葉使ってることがあって、{/netabare}「分っかりにくいネタ仕込むなぁ」と思ったもんです。
些細な違和感が実は伏線だった、って作りが好きな人なんかね?

で、9話以降そこそこ面白くなり始めたのだけど…そうはいっても、だ。
最終回の12話、え、これが最終回?
全13話で12話がコレってことなら普通に出来の良い回だと思うのだけど、最終回でこれって、えええ!?
世界観やリアル事情(ソシャゲのアニメ化)が似ている“スクールガールストライカーズ”や“バトルガールハイスクール”でさえ「アニメ部分の〆」として一応のラストバトルはあったのに、こっちにはそれが、無い。
ってかバトガには「あんこ」っていう強烈な萌えキャラ(そう思ってるのは自分だけ?)が居るのに、こっちにはそういうのも、居ない。
前述の二例に比べるとキャラ数はずっと少ないハズなのにこれといった注目キャラが…ぱっと見のデザインだけで見るとゲームにだけ登場するとCMで言ってる「ナギ」とかいうキャラが一番見栄え良いような?桂正和ェ。
ってか何も解決してないよね?
黄昏の侵食は先延ばしにしただけだし、アスカの弟が健在な平行世界探しも…チビアスカに丸投げってこと?
シリアスカ世界の子供の憑依もそのまんまだし、最後シリアスカ生きてるかも?って匂わせたけど、じゃあどうやって切り抜けたのかは全然想像できん(ってかシリアスカの世界が無事でなければシリアスカはより辛い立場になるばかりで可哀想すぎる)。
まだ続きあるのにスパンと切られて「ハイハイ続き見たかったら水飴買ってね(ゲームやってね)」ってことなんかね?
とはいえゲームやれば本当に〆まで見せてくれるか不明だし、そもそもそこまで気力無いし…これは参ったのう。

あ、それとねぇ…もう色んな作品でゼーガペインゼーガペイン言ってるので「お前朝から晩までゼーガペインのこと考えてんの?」って思われそうでイヤなんだけど、11話の教室シーンは“ゼーガペイン”をどうしても連想してしまった。
ペンで掌を貫かないの?ってつい思ってしまうと敵側の凶気っぷりも物足りないものに感じてしまう。{/netabare}

総評・↑と繰り返しになってる部分があるのはご容赦を{netabare}
前半かなりオチャラケたノリで付いていくのがキツいが、後半からはシリアスになってソコソコ見れる。
ひょっとしたら1話の次は2~7話をすっ飛ばして8~12話を見た方のが楽しめるかも知れない(確かめる気は無い)。
が、肝心なことはなにも解決することなく終了。
続きはゲームでってことなのかも知れないが、そこまで興味を引くほどでもないという…ホンノちょびっとだけ「ナギ」が気になるが…。
また、ひょっとしたら世界観やリアル事情の似てる“スクールガールストライカーズ”や“バトルガールハイスクール”と平行して見る(見比べてみる)と新たな発見がある…かも?
一応それとの差別化として昭和レトロを意識してるキライはあるが、戦闘姿までダッサい(ペルソナをカッコ悪くした感じ)のはなんなのだろう。

追記
そうそう、放映中“黄昏”についての考察と言うか、漠然と「こういうことなんじゃないかなー?」と思ってたことがありまして…まぁそれには触れずに放送終わっちゃったワケですが。
以下の文章はもはや妄想の域でしかないので、お暇な方だけ付き合ってくださいな。
そんな妄想の内容は、“インフィニティフォース”よろしくケース的な力を手に入れたヤツがどこかの平行世界に居て、エミを生き永らえさせるためよろしく「誰か」を生き永らえさせるために別の平行世界を潰してる(潰して得るエネルギーで「絶対死ぬ運命」だった「誰か」が生き続けていられるフラグメントを強引に作ってる)、なーんてことだったりして。
「誰か」はまぁ捻らず順当に考えればアスカの弟、黄昏の王つまりはゼットポジションは平行世界アスカかな?と。
自分と向き合うのがテーマみたいな作りだしラスボスはどこかのアスカなのが順当だよねー、と思ってたのだけど、その前にカフーよろしく配下?としてチビアスカが出ちゃったのでこの線は薄いかな?
これは主役アスカやシリアスカが「弟が健在なフラグメント」を見つけたらどう反応するのか見てみたかったことも影響してるかも。
だってねぇ、作中語られてる限りでは黄昏の王は純然たる破壊の王って感じで、そんな幻魔みたいな・取り付く島も無いようなのが相手ってのは今の時代どうなん?とも思ってまして…。
あ、でも、昭和レトロっていうか90年代を意識してる作品だとするなら、ノストラダムスを代表する終末思想が流行ってたワケで…そこら辺も意識して作ってたりして?{/netabare}

訂正{netabare}
なーるほーどねぇ、他の方の感想を見て自分の考えを改めることにします。
どうも自分は「ゲームに続く」を前提にアニメが作られてるって先入観があったせいか、それありきでの見方をしてたみたい。
要は「黄昏」は別の場所にあって、それの手先を退治してく展開がゲームで続いていくんだろうなぁと思ってたのだけど、肝心の「黄昏の在処」をアスカの内にあるって解釈を拝見しまして。
自分への戒めとして将来を閉ざしてた(味噌屋を継ぐ以外無いと追い込んでた)→可能性を潰す→可能性世界(フラグメント)の消滅→黄昏、みたいな。
ざっくり言えば、黄昏はアスカの起こした大掛かりな思春期症候群(“青春豚ヤロウ”ネタ)みたいなものだと自分は飲み込んだけど、なるほどそういうことか。
その解釈なら「このアニメはちゃんと完結してる」と評していいかと。
シリアスカ世界も回復してくんじゃない?これなら。
果たして正解かどうかはゲームやるかスタッフに尋ねるしかないけど、アニメ視聴後のモヤモヤを残さないこっちの方がずっと正しい気がする。

↑で「なにも解決してない」って書いちゃったけど訂正、「解決してました」。
一応その時思った感想として文章は残しておくけど、いやぁアニコレやってて良かったわ。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ヤマトナデシコ約七変化

2018.12.20記


オリジナル? アニメ放送と時同じくしてスマホ向けゲームもリリースとのこと。


放送期間中のCMで何度も何度もお見かけしていたゲームオリジナルキャラ“ナギ(CV坂本真綾)”が仮にアニメに登場してたらどうなってたかわからない、という真綾さんファンの私です。
残念ながら坂本真綾さんの登場機会はありませんが、本作の視聴動機は間違いありません! 主要キャラ5人を務める声優さんたち。一級(当社比)作品でのヒロイン経験おありな実力者揃いの盤石な布陣です。


土宮 明日架(つちみや あすか)
声 - 黒沢ともよ

灯中 優(とうなか ゆう)
声 - Lynn

みあ・シルバーストーン
声 - 東山奈央

七瀬 奈々(ななせ なな)
声 - 小清水亜美


森須 クロエ(もりす クロエ)
声 - 井上麻里奈


それと、地味に光る“キャラ原案:桂正和”という懐かしい御名。レアなんすかね?と思ってたら、同クールでの「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」でもお見かけしました。そんなにレアじゃないのかもしれません。


あまりあらすじも読まずにとりあえず1話を視聴しました。なんかチープです。陳腐ではなくチープのほうです。
{netabare}街中でおもむろに“ちくわ”を取り出し「ちくわ様」とのたまう主人公{/netabare}
{netabare}神社の境内で横一列になって怪しげな呪文を唱える5人組。よくみんなの同意を取れたな、とB級感{/netabare}
{netabare}誰に教えられるわけでもなく、なんか唱えて変身しちゃうし…{/netabare}
キャラクターの行動がちょっとおかしい感じなので途中切りも有りうる作品だとは思いますが、無事完走できました。


・大人が手抜きしたというより学生が頑張って作った感(あくまで感覚的なもので私は好意的に解釈)
・ちょっと重厚でおどろおどろしいOPが癖になる。
・{netabare}変身と戦闘シーンがなかなか凝っていて見ものだったりする。しかし漂うチープ感{/netabare}
・カセットウォークマンの登場。いつの時代だ?…SONYよ!とっとと復活しなさい。
・EDは“壊れかけのRadio”本家御仁はカバー曲でちょいムーブメントを起こしましたが、こちらはその本家をカバーしたものです。

なかなか引っかかるものがあって、途中切りするでもないなと感じさせてしまう。


あらすじは、ひょんなことでフラグメントと呼ばれる並行世界に迷い込み・・・ その並行世界はいくつかあって、あっちの世界、そっちの世界へ行ったり来たり、みたいなお話の重ね方をしています。
そしてどの並行世界でも何かしらの綻びから魔の手が忍び寄ってきて、というパターン。魔の手“黄昏の世界”と呼ばれるものに飲み込まれないよう主人公らが奮闘していきます。
話は冒頭に戻りますが、そうこうして、数話も経たずに豪華声優陣抜擢の理由というものが明らかになりました。

並行世界では主人公らと顔と名前はそのまんまの同一人物がいて、基本設定は同じなものの微妙に人間関係が違ったり性格が違ったりしてます。
例えば明日架の場合、元々の世界での彼女は能天気素っ頓狂なキャラで、別の世界ではお嬢様っぽかったり、粗野だったり、蝶々が飛んでたり、そしてシリアスだったり、{netabare}挙句には闇落ち少女だったり、{/netabare}と振れ幅が大きく、その並行世界のキャラに合った声を黒沢さんが演じられてます。元々の世界での幼少時代を含めるとざっと7パターンほどの明日架をやってたことになります。
{netabare}フラグメント毎に性格が全然違うわね、と突っ込まれてた明日架ほどではないけど、次点が優。他3名(みあ、奈々、クロエ)はそれほど振れ幅はありません。{/netabare}
人物設定以外の部分、並行世界の設定は各フラグメント毎にがらっと変わります。

{netabare}なお、黄昏の世界は何も死なないし何も生まれない、喜びもなければ苦しみもない、あらゆる可能性が失われ完全に静止した茫漠の世界。そんな世界はまっぴら御免だという象徴的な存在が明日架、と本作の主人公たる所以なのでしょう。{/netabare}
{netabare}無味乾燥な黄昏の世界との対極の存在として、フラグメント毎に喜怒哀楽いろいろな感情の違いを見せる明日架のいる意味がありました。そこに在りし日に黄昏の世界に吸い込まれ敵方の使者と堕した少女明日架がラスボスとして立ちはだかる構図は良かったです。{/netabare}

全話終わって、回収されない伏線も多いですし、作品通して散らばめられたチープさ加減を許容できるかどうかも微妙ですし、必ずしも視聴を推奨するわけではないですが、黒沢ともよさんの七変化だったり、主要5人のキャストの誰かにお世話になった人で興味を惹いたら試してみてもいいと思います。

{netabare}11話で闇落ち幼女明日架の表情の変化を現行明日架が見逃さずに黄昏の世界へ同行する判断を下すところとか良い演出{/netabare}
{netabare}なぜか“ちくわ”が伏線回収{/netabare}
{netabare}さわやかな最終話と残るもやもや感。{/netabare}

少なくとも途中断念の多かったゲーム原作ものでもしっかり完走はできました。
これは個人的には偉業といえます。



-----
2019.06.01追記
《配点を修正》


こちらもゲーム配信は2019年1月31日をもって終了。同クールの『ソラとウミのアイダ』と同様に短命に終わりました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 58
ネタバレ

オリヴィエ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

入り口がひとつ、出口もひとつ、さすれば真実もまたひとーつ

◆あらすじ
「鉱石ラヂオ研究会」通称ラヂ研のメンバーは「ご神木にラジオのチューナーを合わせると並行世界へ移動できる」という4時44分の儀式を検証中偶然が重なり本当に跳んでしまう!
そこで主人公土宮 明日架そっくりな少女と出会った・・・。

▼物語
まさかバトルアニメだとは思いませんでした。
けど戦闘はアクセントぐらいでメインは成長ストーリ。
様々な異なる世界(フラグメント)を渡り歩いて、絆が深まっていく様はさながらロードムービーを見ているかのよう。
-ラスト-
{netabare}黄昏の王はおそらく概念的な存在だと思われるので、まぁ出てこないのも分かるっちゃ分かるし、
王倒してお終い!っていうのもなんか違うなぁって気はするのでまぁこれはこれで。
ただエロ優ちゃんに関してはもうちょっと明らかにしてほしかったのと、
シリアスカ匂わすだけじゃなくて後姿だけでもいいからちらっと欲しかったかな!!{/netabare}

▼キャラ
{netabare}・ちくわすか(633.0)とシリアスカ(655.1)
 関係の築き方が丁寧で段々打ち解けていく感じとかもう素晴らしいですね。
8話後半からの怒涛展開で9話のシリアスカ世界崩壊以降まさか一切顔出さなくなるなんて。・゚・(*ノД`*)・゚・。
 ちくわすかさんはシリアスカさんのあったかもしれない平和な世界を生きているので戦闘はしない(平和の象徴として)と思ったんだけどなぁ。まさか最後の最後にイコライザー化できるようになるとは・・・。まぁ今日平問題に自分で整理つけて進めるようになったからっていうのは分かるので一応は納得。

・エロ優
 我らがラブラブアスカさん。まさかのラスト出番なし!黄昏の使者とは同じフラグメントっぽいけど明確な言及はなし。最初はめっちゃ怪しすぎて疑ってました。ゴメンナサイ。

・灯中優
 633.0世界の優、エロ優曰く私界一の劣等生。そして明日架ガチ勢。
11話で明日架へ告白して仲直りするところはやっぱよかった。
 最後は眼鏡を外してコンタクトにしてましたね。エロ優と過ごして優等生役をやらない自分を見つけられたからですかね。やっぱ優等生=眼鏡のイメージ。
 そして高校卒業後は明日架と同棲予定!やったね!

・今日平
 最初は黄昏の王だと思ってました。けどまぁそれだと安直すぎるよなとも思ってましたけど・・・。
 シリアスカ世界で世界崩壊始まって、行方不明になった直後に崩壊が止まったことから今日平がなんらかのあれで止めてたのかなぁと思ったのですが気のせいだったみたいですね。
 というか最後まさか投げっぱなしにするとは思いませんでした。
 なんか世界の楔みたいな感じになってしまっているんですかね?どこの世界線でも生存確認できないなんて。
 あと明日架の双子の弟だったとは(最終話でテストに記載されている学年が一緒)!勝手に2~3才下だと思ってました。{/netabare}

▼声優
フラグメントではその世界の自分と接触が頻繁に行なわれていくのも珍しいかも?
そのやり取りも本作のみどころのひとつ!
声優さんが大変そうだけど皆さん実力派が揃っているのでただただ楽しかったです。
シリアスカやエロ優の演じ分けとか凄いですね。

▼総評
まさかバトル物だとは思いませんでしたが、なかなか上手く説明できませんがめちゃくちゃ楽しかったです!やっぱり提示される謎が魅力的だったのとこの世界観に浸れたのが大きいですかね。
あとキャラ(各フラグメントで出てきたサブキャラ含め)を大事にしているのも大切なポイントですね。
ややもすると誇張的なキャラ付けもフラグメント毎に同一人物がいるのでオリジナルを分かりやすくする為ですかね。やりすぎといえばやりすぎかもしれませんけど。
{netabare}明日架は、自分で答えを出したことが全てで、それこそちくわのように一本道のように考えていましたが、シリアスカやエロ優と出会って「世界の有り様は自分の行動の帰結」と様々な可能性があることに気がついて一歩を踏み出せたので本当に良かったですね。{/netabare}
難しいとは思うけど、続編あったら泣きます!絶対みたいです!{netabare}明日架と優の同棲とかもう考えただけど最高じゃないですか!!!ヾ(。・ω・)ノ{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

60.8 2 2018年度の平行世界アニメランキング2位
RErideD-刻越えのデリダ-(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (149)
557人が棚に入れました
「もしも《あの時》に戻れたら......」「《あの時》、こう言っていれば......」。決して戻ることのできない過去に対して、誰もが抱いたことのある後悔の気持ち。けれども、《あの時》に戻れたら、すべてが思い通りになるのだろうか? 理不尽な現実を突き付けられた主人公が、さまざまな人物と出会い、困難を乗り越えながら仲間とともに旅する物語。そのキーワードは、「時間跳躍(タイムライド)」。少女を救うことはできるのか? 世界に迫る悲劇を回避する道はあるのか? 「時間跳躍(タイムライド)」に秘められた真実とは──。

声優・キャラクター
小野賢章、M・A・O、茜屋日海夏、佐々木啓夫、本渡楓、山本和臣、小林ゆう、櫻井孝宏、稲葉実、松田健一郎
ネタバレ

雀犬 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

駄作に情けはかけない。それが俺のレギュレーションだ。

【概要】
 2018年秋放送のオリジナルアニメ。安倍吉俊さんがキャラクターデザインのオリジナル作品ということで期待していたんですけどね。公式サイトの監督のインタビュー記事によると

"「時間もの」でありながら理詰めの難解な話ではなく
 幅広い層が気持ちよく見れるジュブナルSF"

を志向して制作しているとのこと。しかし最終話まで見終えた今、気持ちよく見れるジュブナイルSFとは一体なんだったのか…とやるせない気持ちになる。蓋を開けてみれば、安い話に安い絵に安い演出。三拍子、ではなく三重苦揃った駄目駄目なアニメでした。

 あのコメントは「シュタゲ的なものを作ろうとはしたんだけど失敗しちゃった。頭を空っぽにして、ガバガバな設定、都合の良すぎる展開も大目に見てね。テヘペロ。」ということだったのかな。

(ドンッ!)

情けない。テヘペロが許されるのは美少女キャラだけなんだよ!
おしおきタイムっす!!

以下、各話感想
{netabare}
■第1話
 近未来が舞台のSF。主人公デリダはディジー(以下DZ)というペッパー君にクリソツなロボットの開発者。DZに重大なバグがあることに気づいた彼は修正パッチを導入しようとするが、このバグはDZを戦闘兵器として売り捌くために仕組まれたものであり、デリダは命を狙われる事態になる。

 ヒットマンの襲撃を受けたデリダは「普通その高さから落ちたら死ぬだろ」という崖から落とされるがスリ傷で済む。えらい丈夫な男だな。辛うじて逃げのびたデリダが森を彷徨っているとなぜか落とし穴が空いている。うっかり落とし穴にはまったデリダはダクト的なものを伝って地下に降りていく。なんか楽しそうだなおい。

 たどり着いた怪しげな地下施設。ここでデリダは驚くべき行動に出る。すたすたと謎の装置に向かい、「寝っ転がるには手頃だな」という感じで仰向けに倒れこむのだが、装置が作動し始めると「やめろーーー!」と絶叫する。なんと冷凍睡眠装置だったのだ!!自分から入っておきながら何で焦っているのかさっぱり分からないが、とにかく、ここで彼は10年の眠りに入る。きっとストーリー上必要だったのだろう。

 この落下にはじまりコールドスリープに入るまでの一連のスムーズすぎる流れは「ピタゴラスリープ」と称されるRErideD屈指の迷場面である。相当笑えるので一見の価値あり。

■第2話
 目覚めたデリダが目にしたのは暴走したDZによる戦争で荒廃した世界だった!
 
 第2話の見所は、10年の眠りから覚めたばかりとは思えないデリダの俊敏な身のこなしである。恐怖の兵器と化したDZの攻撃を華麗にかわし、物凄いスピードで壁をよじ登るまるでゴキブリのような動きは視聴者を唖然とさせる。これもRErideD迷場面のひとつ。

 このアニメはとにかく演出が悪い。キャラクターは死と隣り合わせで全編通してシリアスなモードなのに、大事な場面でギャグにしか見えないような演出を繰り返す。大陸の作画班はこれがどんなストーリーのアニメなのか知っていたのか怪しいものだ。もしかすると本当にギャグアニメだと思っていたのかもしれない。

 さて、危ない所を助けるのがヴィドーというオッサンである。この元警官のオッサンは強面だけどとてもいい人。そしてデリダ被害者の会の代表でもある。さらに娘のマユカ(通称メット幼女)も加入する。この幼女のせいで切れなくなった方も多かろう。まったく罪な子だ。

■第3話
 第3話の見所はなんといっても迫力<<零点>>のアクションシーンだろう。頭のネジが数本外れてそうな殺し屋・ドナ姉さんの襲撃を受けるがここでも緊張感はほとんどない。ドナと交戦していたはずのヴィドーが何事もなかったように車に乗り込むあっさり感が実にシュール。ドデカイライフルを車に目掛けて打ち込むドナ。最初からそれを使え!当然車は無傷。

 このままでは「白い死神」と恐れられる殺し屋の名折れだと感じたか、上空から追跡し狙撃を試みる。もちろん弾は全て当たらない。ヴィドーの愛車グラハムはAIを搭載しているのだが左右にほぼ平行移動して器用に回避する動きは視聴者の笑いを誘う。

 その後、デリダたちを狙う別の勢力の手によって建物を爆破されるが、ユーリィはなぜか無傷で、なぜか窓から落ちそうになっている。腕の力の限界が来たところで滑り込んでユーリィをキャッチするデリダ。このシーンのわざとらしさは異常。

■第4話
 第4話は安倍さんが脚本担当なのだが・・・彼のシナリオ担当回はやたらにシリアスである。しかしシュールでフフッと変な笑いがこみ上げてくるのが持ち味の本作ではハズレ回と言わざるをえない。

 見所はデリダのロックマンを連想させる高速スライディング(通称デリダッシュ)と、かなりの高さの高速道路から飛び降りて下の車(グラハム)に華麗な着地を決めるシーンだろう。このアニメのアクションは相変わらず面白いぜ。どうも主人公補正により重力の影響を無視できるらしい。それにしてもデリダの身体能力の高さにはびびる。実はコールドスリープ中にサイボーグ化されていたのだ!というオチでも驚かない。

■第5話
 さて第4話の後編からタイムライドという能力で主人公が過去に戻れるようになり、いよいよ「時間もの」らしくなる。ただこのタイムライドに関する理論的な説明はなく、かなり雑な印象を受ける。

 そんでもって毎回主人公が頭を抱えて「うおーうおー」と唸りながら回想シーンに突入するもんだから、傍から見るとかなり痛々しい光景である。「ハーブか何かやっておられる?」と突っ込みたくなる。

 このアニメの数ある欠点の一つとして主人公デリダの魅力のなさが挙げられる。いちおう技術者のはずなのだが、ほとんど活躍しない。この回もコンピューターの操作をするのはデリダではなくユーリィで、なぜかオペレーションを造作もなくこなす有能ぶりを発揮する。一方のデリダは頭を抱えこんで脳内トリップしている。なんなんだこの主人公は。

■第6話
 前回、そして今回とデリダが過去に飛びまくるのだけど、「ああ、この場面は!」とペラペラ語り始めても視聴者からすると「知らねーよ、こんな場面」としか言いようがない。ぽかーんと画面を見つめている時間が多い。時間ものとしてこれは致命的な欠陥に思える。

主人公は相変わらず頭を抱えて唸ってるけど、頭を抱えたくなるのはこっちだよと言いたい。

■第7話、第8話
 すまん。見たはずなんだけど全く記憶にない。

■第9話
 シリアスを笑いに変える、デリダ演出の真骨頂といえるネ申回である。ここまで無一文の癖にいつも態度だけはでかいカス主人公に「ツケといてくれ!」と戦闘要員としてタダ働きさせられた挙句負傷したヴィドーさん。今回も暴走したDZの群れを相手に手負いの身で奮闘するのだが、やがてDZに取り囲まれて絶体絶命のピンチを迎える!

 …のだが、DZは突っ立っているだけでまるで攻撃してこない。おいおいDZのせいで世界が大ピンチなのじゃないのか!そしてただの技術者のはずのデリダが銃を手に持ち、「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」と絶叫しながら銃を乱射するとDZはあっさりと倒れていく。も、もうどこから突っ込めばいいのか分からない。

 ( •̀∀•́ )

 そして最高のドヤ顔を決めるデリダ。見ている方は最高にイラっとするぜ!

■第10話
 突然始まるAIと人間の危険な実験。なんというシリアルエクスペリメンツッ!この回のAパート安倍さん脚本なのだが、本当はこんなしょぼくれた時間ものSFではなくSerial Experiments Lainの続編をやりたかったのだろうか…この話は単体で見るとかなり面白い。ただ、RErideD全体で見ると相当浮いている。お話のバラバラ感は今更なのだけど。

■第11話
 最終決戦。かつてない数のDZが主人公たちを包囲する!!しかし車で轢く引くだけで対応できるので全く問題はない。「DZの未来型だよ。これぞ究極の兵器!」とラスボスが豪語する最終兵器も絶対に弾が当たらない親切設計は変わらず。DZとは一体何だったのか。

 最後はAIグラハムが覚醒し、なぜか空を飛び敵の戦闘機に突っ込んで自爆するという攻殻機動隊S.A.C・・・いやドラえもん「のび太の海底鬼岩城」のパクリ・・・いやいやオマージュで決着がつく。何とグラハムはバギーだったのだ!

 この後、「白い死神」と恐れられた殺し屋ドナさんが登場するものの、自我崩壊により退場。ドナさん尺稼ぎお疲れ様でした!ドナドナドナドナ~

■第12話
 なぜか全裸でコールドスリープ装置に横たわるマージュ。デリダは服を着たままだったんだが、「これが本当の全裸待機!」というネタなのだろうか。

 そして怒涛のネタバレラッシュ開始。最終回にして「おいそれ今日初めて聞いたぞ」という設定もあるが、これはジュブナイルSFなのだから気にしてはいけない。

 まぁそれなりに筋は通っているのだけど、沸々と感じるのは――もしかしてこのアニメ、第1話と第12話だけを見れば良い作品だったのではなかろうか。実際ヒロインの出番ほとんどなかったし…

 悟りを開いたかのように人生訓を語り始めるデリダとマージュ。無理矢理いい話に持って行くスタッフ。ツケは結局踏み倒されるヴィドー。全ロリコンの夢を叶えるデリダ。そしてユーリは滑り台へと向かう。またしても敗北するメガネっ子に全俺が泣いた。

 まぁ、最後に良かった点を挙げると女の子の作画は崩れなかったことだね。うん。そこには揺るぎない意志を感じたよ。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 32
ネタバレ

HmFDB75691 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

第10話~最終話&総評 このアニメのストーリーを変えるために刻越えをすべきだろう

SFものなら面白そう、というのが第一印象。

第1話 今後の展開に期待
{netabare}
今期はオリジナルが多くて、どれもストーリーがいい。
これもなかなかだと思うけど、猿の惑星とアイ,ロボットを合わせた感じ。
眠りから覚めたらロボットが支配していた……では物足りない。
タイトルに”RE”があるので、過去に戻りそうな気もする。

あと、テストしてればプログラミングにバグなんて出ない。
外部からのハッキングやモジュールが組み込まれたとかのほうがいい。開発者の意図しないところで計画が進んでいた、みたいになる。

色々予想できそうなので、今後に期待。
{/netabare}

第2話 まだ見れるレベルだと思う
{netabare}
このサイトのレビューを見ると酷評が目立つ印象。でも、もっとひどいオリジナルアニメはあったので、まだ見れるレベルだと思う。ストーリーよりも予想に重点を置いているのもあるけど。

最後に出てきた女は、マージュの可能性が高そう。主人公もそうだけど、弾丸をよけるのは、体がロボ化してるんじゃなかって疑っている。
ターミネーターのような世界観なのに、パッチとか言っているのは、違和感あるなあ。前回も書いたけど、すでに動いているシステムなのだから、バグではなく仕様書のミスと言うのが正しい。
{/netabare}

第3話 まだ見続けると思う
{netabare}
話が進むほど視聴者が減っている気がする。
このレベルのオリジナルアニメは見慣れているから、まだ見続けると思う。

さいきんのアニメはクオリティが高いから、作画で視聴者が減っている可能性はある。
ストーリーは敵キャラがお馬鹿すぎる。この程度のキャラにやられていると、コメディ感が漂ってしまう。

気になるのはバグ。これがメインになっているとは思わないけど。
システム障害が発生したとき、プログラマーが「仕様書通りです」とか言ったりする。「仕様書通りに作ったからおかしな動きをするんです」という皮肉でもある。
このアニメのロボも仕様書通りに作ったから戦闘マシンになった。だから、ミスなのか、意図的に入れたのか、原因を突き止める展開もあったほうがいい。

マージュは最後に出てきた塔のところにいるのかな。マージュがパッチを持っているから鍵になるんだろう。刻越えもしていそう。謎のほとんどがマージュに集中しているのも問題かな。マージュが出てこないかぎり話が進まない気がする。
{/netabare}

第4話 そんな古いパッチで直せるのか
{netabare}
あれだけ動けるロボができて、車はハンドル操作なのはおかしくないか。自動運転のほうがさきに完成してそうだけど。

話の流れはターミネーターに似た感じ。懐中時計が刻越えの因子になっているんだろう。量子理論とか出てきそう。アンジュはパラレルワールドのマージュとか。

パッチファイルを探す展開になるんだろうけど、そんな古いパッチで直せるのか。10年もしたら新しいシステムに更新するけどな。

謎はあるんだけど、それほど気にならない。筋の通った話にさえしてくれればいい感じ。
{/netabare}

第5話 変わったのはそこだけって……
{netabare}
過去を変えたのにカメラだけが直って、ほかの事象はそのまま続くのは、おかしくないか。前回、デリダが遅刻したのはそれなりに因果関係があったけど。

パッチファイルよりも、刻越えをして過去を変えていきそう。マージュがその技術を開発したなら、ユーリィが知ってるはず。ほかにメインキャラで作れそうなのは、ネイサンくらいだから、生きている可能性もあるだろう。だけど、これもユーリィが知ってないとおかしい。会社に知られると危ないので潜んでいるとか。

マージュは刻越えの実験中に時の狭間に……。
{/netabare}

第6話 お手軽なタイムライド
{netabare}
回を重ねるごとに視聴者が減ってきている。最初から少ないのはあったけど、途中断念が多いのはなかったなあ。

ストーリーは複雑になってきたけど、個人的には面白くなってきたと思う。話はこれからって感じだけど、かなりの人を断念させてしまった。作画と序盤のストーリーがイマイチだったのが原因だろう。

お手軽に過去に戻りすぎる。裏がないとおかしいと思う。例えば、これから起こる未来を見せられていて、じっさいは眠りから覚めていないとか。

過去に戻ったというより、記憶が増えてるのかな。それを過去に戻ったと錯覚しているとか。でも、ユーリィには変化があるから……。過去が変わると、ユーリィにだけ変化が起きているとか。それならカメラが直ったのも納得だけど。

ユーリィのセリフで、「マージュが追われてるのは……」は、最初、「マージュが生まれていないのは……」って聞こえた。そのほうが面白かったんだけど。
{/netabare}

第7話 まさか2クールじゃないよな
{netabare}
話があまり進んでいない印象。もしかして2クールか。そんな無謀なことはしないと思うけど……。

主人公のデリダの目的が、パッチファイルなのか、過去に戻ることなのか、はっきりしない。どちらかひとつに絞ったほうが面白かったと思う。

最後でマージュが現れたけど、なんか平和な感じ。デリダがいる世界とは違う世界なのかな。
{/netabare}

第8話、第9話 ストーリーのクオリティも落ちてきたかな
{netabare}
別のところでは、すでに最終話を迎えているようだ。予想しても仕方ないので、不満点を書いていく。いいところもあれば、もちろん書くつもり。

マユカが「退屈」と言ったところで突っ込んだ。それは視聴者のセリフだって。
ヴィドーのエピソードはベタすぎる。どこかのドラマから拝借したような感じ。見てる途中でわかった。

ロボは弱すぎないか。戦闘経験のないデリダに一方的にやられるなんて、戦闘マシーンとしてバグがあると思う。視聴者に脅威が伝わらないし、これなら人間のほうが勝利してるよ。

最終話が放送されたなら、1クールか。とりあえず、ホッとしている。
それにしては、色々詰め込みすぎている。もっとシンプルなストーリーにすべきだった。あと、ヒロインとも言えるマージュの露出が足りない(二つの意味で)。
{/netabare}

第10話~最終話&総評 このアニメのストーリーを変えるために刻越えをすべきだろう
{netabare}
残り三話を一気に観た。けっこう面白かった。
マユカが途切れた崖をジャンプしたところとか。って、そんなシーンねえよ。でも、あそこ通らないと、ヴィドーと合流できないし。マユカがジャンプするのを妄想したら笑えた。

最終話はそこそこ評価よさそう。
いくつか予想も当たっていた。アンジュはパラレルワールドのマージュだとか、懐中時計が刻越えの因子になっているとか。だから、驚きはない。
マージュが真っ裸だったのは、驚いたけど。露出が少ないと書いたけど、そういう意味では、あるんだけど……。


総評
終盤近くまでパッチで解決だったのが、急に刻越えになった印象。どちらかひとつに絞るべきだった。
マージュとデリダのつながりで世界を救った流れはいいけど、年齢差がありすぎる。

マージュは大仕事したわりには、出番が少なく、ユーリィほど印象が残らない。原因は、ほとんどの謎をマージュに集中させたため。オリジナルアニメは、ラストまで謎を明かさないことが多いから、マージュの出番も少なくなってしまったのだ。

人間が強すぎて、ロボに脅威を感じられない。車のほうを量産したほうが脅威になっただろう。
バグよりも、人とロボの実験によって、引き起こされたとするほうが、面白かったかも。
色々なパターンを考えると、それなりに面白い話になる気がする。よくないパターンを選んでしまったのかも。だから……。

このアニメのストーリーを変えるために刻越えをすべきだろう。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

高ければ高いハードルの方が、くぐりやすい(笑)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
いやいや、ホントにハリウッド映画みたいなストーリー、キャラクター、演出ですね、B級だけどね。

伏線の回収次第では、名作になるか大転けするかどっちかな? って感じの作風。でしたが、結果がどちらだったかといえば、まあ、評価を見ていただければ分かるかと(苦笑)

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
DZを作るより、グラハムを量産した方が戦争に勝てると思いました(笑)

それはさておき、「アニオリ」「過去改編」「SF」という、ストーリーと設定に対して高いものを要求されるジャンルを選択し、高いハードルを自らに課しておきながら、見事にそのハードルをくぐっていきましたね(苦笑)

とりあえず、過去改変によって世界は平行世界線に跳び、そこでデリダ達は幸せに暮らしましたとさ、メデタシメデタシ。って話で良いんですよね?

これは雀犬さんが指摘されていましたが、「1話と12話だけ観ればいい作品」ってのは、確かにそうだよなと思いました。

タイムリープものの面白さは伏線にあるはずです。「そうか、あの場面をこう変えれば良かったんだ」と、視聴者が一本取られる感覚。それが醍醐味なのに、特に中盤は、視聴者が知らないデリダの過去に跳ばれても、ソンナノシランガナの世界です。途中の殺し屋さんの話もとってつけたようですし、ダラダラと緊張感のないアクションシーンを見せられてもね。なに? デリダの身体能力を自慢したかったの?

最終回のように、視聴者が知っている過去に跳ぶのなら、まあ分かるのですが(最終回でデリダが科学者のクセして、自身がタイムライド出来ていたことを「一種の超常現象かと思っていた」という独白には吹いたが、まあ、そのくらい想像力が豊かじゃないと、時間跳躍なんて研究しようと考えられないんだろうw)。

だから本当は、3話くらいまでは過去編(変えるべき対象)をしっかりやり、4話くらいから現在編でも良かったのかなと思います。

とりあえず、デリダがロリコン且つ親友の娘に手を出せる鬼畜だということは分かりました(苦笑)
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}

1話目「目覚めた場所」☆3
{netabare}
人工知能搭載のロボットが実用化された未来が舞台。シナリオが大事になりそうな作品ですね。親子喧嘩のシリアスなシーンで、走り姿がダサいと興醒めですね。暴走したロボット達によって破壊された未来で目を覚まし、タイムトラベルで過去(1話目)に戻って、バグの消去をする話ね。名作になるか、大転けするか(笑)
{/netabare}

2話目「世界に残されたものは」☆2
{netabare}
身体能力高いな(笑) ロボットのわりに、射撃精度が(汗) バグがあることが分かっていて、それがどんなバグなのかも分かっていて、10年もあったなら、ゼロからパッチくらい作れそうなもんだけどね。周りの(プロジェクトメンバー)研究者は揃って無能なのか、主人公達がぶち抜けて優秀なのか。マージュとネイサンの髪の色の違いというか、どう見ても親子に見えないとか、むしろデリダに似てるってのは、なんかの伏線になっているのかな? マージュが実はデリダの母親だったりとか(笑)
{/netabare}

3話目「集まった者たち」☆3
{netabare}
いやいや死神さん、もっと楽に殺せたやん。写真の場所にジャンプするのかな。や、安っぽい(苦笑) ハリウッド的なストーリーながら、アニメだから出来てしまうアクション(ビルから落ちた人間をダイビングキャッチして無傷)が悪い方向に作用して、絶妙にダサくなっていませんか?
{/netabare}

4話目「時間跳躍者」 ☆2
{netabare}
さっさと作ればって、、、核心をw 10年もそのままのシステム? そんなに進化したIAなのに、自動運転はないの? なんか、段々ボロが出てきたな~。いや、パッチファイルでも情報でも自分の能力でも、相手国にでも売れば?
{/netabare}

5話目「棄てきれぬもの」☆2
{netabare}
過去を改変しながら、ストーリーを進めていく。現在・過去回想・過去にタイムリープ・改変された現在と、4つの時間軸を行ったり来たりするので、かなりストーリーがつかみにくい(てか、進行しない)。基本的にシリアスな作品だが、所々で作画アヤシイので、安っぽく感じることも。これはやはり、ネイサンが黒幕かな(笑) 親父は今でも生きていて、マージュと繋がっているとか(笑)
{/netabare}

6話目「探る者、隠す者」☆2
{netabare}
どこでコーヒー作った? ライフライン生きてるの? ラブコメはしなくてもいいかな。大きな過去改変はできないのかな。というか、なぜ主人公は改変後の世界で記憶を維持できるのかの、説明がほしいな。ユーリがキーを拾ってた? ご都合主義。むっちゃ無用心だし、カメラを落としていくとか、敵もバカ?
{/netabare}

7話目「それぞれの、愛」☆2
{netabare}
もう、ヴィドーが主役で良いんじゃ? まあ、この時代なら水陸両用くらい、別に難しくないのでは?
{/netabare}

8話目「時のさだめ」☆1
{netabare}
過去改編に回数制限って、そんな大切な情報を後から、それも、「主人公が苦労して辿り着いた」のではなく、「サクッと教えてもらう」なんて、もうだめだろ、この作品、、、。
{/netabare}

9話目「強い絆」☆1
{netabare}
蛍の作画、ひでぇ(苦笑) だからもう、ヴィドーが主人公で良くない? もうさ、DZ作るより、グラハムを量産した方が戦争に勝てるのでは(笑)? つか、素人のマシンガンに蹂躙される戦争兵器って(呆)
{/netabare}

10話目「手放したもの」☆3
{netabare}
う~ん、作風的には、キャラを深めるよりも、ストーリーを深めていくべきだと思うけど。こんな終盤にきてまで、死神さんの回想とかいる? やるなら中盤じゃない? この回だけを切り取ればなかなか面白かったけど、作品全体の流れの中ではどうだろう? あと2話でどこまでやれるか。なんか、大風呂敷を広げておいて、小さくまとまりそうな気配しかない。
{/netabare}

11話目「静かな場所」☆2
{netabare}
ただのドローンじゃねえか。だから、グラハム強すぎるだろ(笑) んでサクッと死神さんを殺すと。いくら感動風にしても、前話で急に新情報ぶちこんできて、感情移入しろってのは無理っすよ(汗) つか、一人で帰すなや。ここまできたら最後まで付き合うけど、これ、完結するか?
{/netabare}

12話目「総ては在るべき場所へ」☆2
{netabare}
まあ、少しは納得の最終回。科学者のクセして、「一種の超常現象かと思っていた」という独白には吹いたが、まあ、そのくらい想像力が豊かじゃないと、時間跳躍なんて研究しようと考えられないんだろうな。とりあえず、デリダがロリコン且つ親友の娘に手を出せる鬼畜だということは分かった(苦笑)
{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 33
ページの先頭へ