恋愛でコメディなおすすめアニメランキング 105

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの恋愛でコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月09日の時点で一番の恋愛でコメディなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

95.6 1 恋愛でコメディなアニメランキング1位
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (1696)
7427人が棚に入れました
家柄も人柄も良し!!将来を期待された秀才が集う秀知院学園!!その生徒会で出会った、副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずだが…何もないまま半年が経過!!プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、"如何に相手に告白させるか"ばかりを考えるようになってしまった!? 恋愛は成就するまでが楽しい!!新感覚"頭脳戦"ラブコメ、開戦!!

声優・キャラクター
古賀葵、古川慎、小原好美、鈴木崚汰、花守ゆみり、青山穣
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とっとと 御くっつきなさい

原作未読

原作はタイトルを知っていた程度。『惚れたら負け』をどう料理するのか興味がありまして。
いわゆる“惚れた者の弱み”とは、熱量のあるほうが気を揉んで焦る機会が多く往々にして上手くいかないことを指すと思うのですが、本作はそれが先鋭化していって、

・自分から誘うと「負け」
・自分から告白するともちろん「負け」

誘うと負けってww
ラブよりはギャグ色強めかと。どんなものでも先鋭化するとお笑い要素が出てきてその美味しいところを掬った感じです。
四宮かぐや(CV古賀葵)と白銀御行(CV古川慎)。両主人公のゴールは、『相手に告白させること』。前段として、『いかに相手に誘わせるか』に権謀術数張り巡らせるお話です。
{netabare}序盤こそは『天才たちの恋愛頭脳戦』でしたが、徐々に意地の張り合いになっていくのがなんとも微笑ましかったです。{/netabare}


2019年冬期で最も笑った作品でした。いいですね平和で (^^)


さっそくのOPは鈴木雅之feat.伊原六花。  ・・・出オチです。いきなりそう来たか!
組み合わせがバブル過ぎて、ハイここ笑うところですよ~の狙いかと思いきや、回を重ねるごとに病みつきになってく大人の味でした。このねっとり感は久々です。
{netabare}第4話。『渋谷で11時』 そう今から恋が始まるわけでもなく、土砂降りで会えずじまいというのもこの二人らしい。いつか二人でサボタージュできる日が来ると良いな~っておっさんしかわからん。{/netabare}
それに『ラブ・ストーリーは突然に』の有名すぎるカッティングもろパクリだろって劇伴があったり、そんな古臭ささえも心地よく、去り往く平成に思いをはせてみました。


※こう見てました、の3つのポイント

■頭脳戦?ちゃうやろ
『天才たちの恋愛頭脳戦』の看板はちょい違いますね。天才をヘタレに置き換えるとしっくりきます。

{netabare}向こうが好意を持っているのを薄々感じているのに確証を得られないから動けないだけのことで、主人公二人を高スペックのヘタレと見て楽しんでました。
まじめにラブとして観てしまうと、「早くくっついちゃいなよ」か「はーめんどくせー」と思ってしまいます。「お可愛いこと・・・」ってかぐや様は一度たりとも言ったことない、というのがポイントです。やはりヘタレてるのであります。
ではイラッとくるかというとそうではない。白銀は筋を通すいい奴でかぐやは別の理由なんですが二人とも応援したくなるようなキャラなんですよね。{/netabare}

{netabare}むしろ時折登場する柏木さんと柏木さんの彼氏だけが普通にラブしてました。付き合いたて女子は成績落とし男子は上げるあるある。藤原書記の助言で『頑張って』最終話のエンドクレジットでは仲睦まじそう。絶対こいつら夏休みになんかあったな。カップルとしてはこちらがまともですしよっぽどストーリーになってます。{/netabare}


■テンポがいいよね
オムニバスみたいな一週につき3エピソードのサ○エさんスタイル。テンポの良さと合わせて物語としてきっちり進行していました。{netabare}ラーメン四天王ネタさえ回収する脚本の繋がりはお見事です。{/netabare}
1エピソード7分弱の計算になります。R-1で3分、M-1で4分、キングオブコントで5分の持ち時間。こうみると10分超えるネタ見せってないんですね。前の出番の組のネタを拾って繋げるリレー漫才を堪能するようなもんでした。


■狂言回しが優秀
脇役みんな優秀過ぎませんか?

藤原千花(CV小原好美) 石上優(鈴木崚汰) 早坂愛(花守ゆみり)の3名。 

空気の読みあい化かしあいの白銀VSかぐやが膠着状態に陥らないように波風立てるのは藤原書記と石上の両名。空気は読むものではない。“作るもんだ”藤原と“壊すもんだ”石上がいてくれてよかった。二人とも空気は全く読めません。
{netabare}弓道部からの胸の話で墓穴を掘りまくる石上に腹抱えて笑いました。{/netabare}


なんだかんだイチャコラを楽しむ作品になるのですが、ラブ ↓ コメ ↑ でテンポの良さと脇役たちの突っ込み突っ込まれが楽しい作品でした。

あと、かぐや様の声はしばらく茅野愛衣さんだと思ってました。



視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴

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2019.09.19追記

実写版公開。つきあいで鑑賞。
アニメを観るようになってから、実写とアニメの歴然たる差に気づくようになった。普段良いアニメ作品に私が触れてるということですね。



2019.04.14 初稿
2019.09.19 追記
2021.03.13 修正

投稿 : 2024/06/08
♥ : 110
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

キャラ設定のしっかりとしたラブコメの秀作

原作未読。最終話まで視聴。

主人公2人は言うまでもなく、周囲の登場人物もキャラ設定がしっかりしていてとても面白かった。
味のあるナレーションも魅力です。

ショートストーリーが続く構成も、テンポの良さを生んでいて高評価です。

【天才たちの恋愛頭脳戦?】
{netabare}確かに序盤は、『いかに相手に告白させるか』という頭脳バトルが展開されていた気がするんだけど・・・。
途中から単なるツンデレというか、頭脳バトルとは違う展開になっている気がする(笑)。

だけど、この変化も含めて、コメディ色の強いラブコメとなっています。{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 81

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

かぐやが優しくなったのは誰のおかげ?

この物語は、恋愛がメインではありません。笑いがメインの物語です。
日常で疲れている人は、このアニメを見てゲラゲラと笑ってください。
でも、花火の回だけは、心がキュンとなり、感動しました。
こんな優しい友達に囲まれたかぐやは幸せです。


生徒会会長の白銀御行と生徒会副会長の四宮かぐや、二人は秀才中の秀才です。
しかも、この二人は、人がうらやむほどの理想的なカップルに見えます。

でも、恋愛に疎い二人は、相手に自分の正直な気持ちを伝えていません。
「先に好きになったほうが負け」という恋愛のセオリーを重視しすぎてしまい、
いかに相手に「好き」と言わせるか、そのための戦略を毎日練っています。

しかし、それぞれの秀才が練りに練って考えた戦略は、いつも失敗します。
それがすごく面白く愉快です。

失敗の原因の大半は藤原千花のせい。
もちろん千花には悪気など全くありません。いつも良かれと思ってやったことが、とんでもない結果になります。

藤原千花は、生徒会書記でかぐやの親友。しかも、純粋で皆に優しい。
かつてピアノコンクールで全国一位になったこともあり、5ヶ国語を話しこなすことができます。バイリンガルどころかペンタリンガルの天才少女です。

でも、彼女は空気が全く読めません。しかも、彼女の行動は誰にも読むことができません。というか、いつもとんでもないことをしでかします。

かぐやは、中学の頃は高慢で人を見下した性格のため、友達は千花だけでした。
でも、千花と一緒にいることでアホが移り、優しい性格に変わったようです。友達も以前より増えました。
藤原千花は、この物語には欠かすことができないヒロイン(?)です。

この物語を見ると、かぐやが少しずつ人間として成長しているのがわかります。


頭脳優秀で優しい心を持たずに寂しさに気づかない人生と、
少しおバカで優しい心を持ったがために寂しさに気づく人生と、
あなたはどちらを選びますか?

私は後者を選びます。
だって、寂しく悲しい気持ちを知っているからこそ、人に優しくなれるのだと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 78

88.2 2 恋愛でコメディなアニメランキング2位
WORKING!! - ワーキング!!(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (6686)
29745人が棚に入れました
北海道某所に存在するファミリーレストラン『ワグナリア』。
小鳥遊宗太が、ひょんなことでバイトすることになったこのお店は、個性的過ぎる店員ばかり働くファミレスだった。
そんな小鳥遊と店員達が元気に危険に!?活躍!?するファミレスバイトコメディ。

声優・キャラクター
福山潤、阿澄佳奈、藤田咲、喜多村英梨、渡辺久美子、小野大輔、神谷浩史、白石涼子、日笠陽子、伊藤静、斎藤桃子、中田譲治、広橋涼、川瀬晶子

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

WORKING!!3期おめでとう^^

ストーリーを簡単にまとめると
ある男子高校生小鳥遊(たかなし)が
ひょんなことからレストランでバイトすることになる
そこには個性豊かな従業員たちが働いていて・・・
小鳥遊がドタバタな日常生活が始まる。

ほのぼの系で癒されるのもあるが
結構笑い要素が強くて面白かった。

各キャラクターの個性が独特で
それぞれのキャラの軽快なボケとツッコミが
とても笑えた。
また後半になると恋愛要素も絡んできて
いろんなことに振り回される主人公のドタバタな日常
がちょっと羨ましいと思った。

こんな楽しい職場で働けたらとつくづく思った。
今バイトとかしてる人がこのアニメを見ると
このアニメと現実のギャップがすごくて
ちょっと憂鬱になるかも…w
少なくとも自分はなったw

そのくらい日常的で面白いので自信を持って
おすすめします。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 139

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

お宝発見♪(*^o^*)ノ

■昔の青春時代を思い出しちゃいました(*^o^*)
「ワグナリア」というファミリーレストランで働く仲間とすごした日常を描いたラブコメ作品ですね♪
学生時代に飲食店で働いた事がありますよって言う人ってとっても多いと思うのです。
そういうアタシσ(゚-^*)も飲食店でアルバイトしていた事もあってか、この設定にはビンゴ!!って感じでした♪
学生しながらアルバイトしてた頃ってほんとうに楽しい思い出しかなくって、しかも色んな人と出会って、大人の人と一緒に働くことで、貴重な人生経験をさせて頂いたなって昔のことを想い出させてくれるような作品でした♪
 
 
■ワグナリアの最高のスタッフ達( ̄∇ ̄*)♪
この作品の最大の魅力は個性的なキャラを個性だけで押し切るのではなくって、キャラの動かし方から、見せ方、絡ませ方など個性の使い方がとっても上手なので、それぞれが持つ個々の魅力を最大限に引き出しているっていう印象でした♪
それと、仕事中の厨房とホールの距離感やわきあいあいとした雰囲気なんかがとってもよく表現されていて、σ(・・*)アタシも仲間に入れてってお願いしたくなっちゃいました♪
 
バイト先っていう空間って隠し事とかって意外と難しいんですよね♪
とくに、みんな仲良くなってくると何故か噂が広がってたりするんですよ(>o<")
そう、相馬さん見たいな何でも知ってたりする人がいたりしてね♪
 
そんな中、キャラでまず目を惹いたのはヒロインの「種島 ぽぷら」ちゃんでした♪
ふんわかポニーテールで小動物のような愛嬌あるしぐさが可愛くって、主人公の「たかなし君」を「かたなし君」って呼び続けても、そりゃぁ~怒らないよねって感じでしたね♪
 
でもσ(・・*)アタシのお気に入りは、まひるちゃんでした♪
とっても表情豊かで、とくに顔を真っ赤にするまひるちゃんはとっても可愛かったです!
それと、佐藤君にもMVPをあげたいです♪
クールな表情からたまに見せる照れ屋な表情がとっても可愛かったのです(*^-^)
 
とにかくどのキャラもちょっと毒っけがあって切れ味が良いので飽きることなく、最後まで楽しく見ることができたので、さすが評価が高いだけあるなぁーって感心しちゃいました♪
 
 
■総評
全体を通してキャラの魅力はずば抜けている感じですけど、バランスが良いので最後まで安定して見ることができる作品だったなぁーって印象でした。
常識から逸脱した面々ですけど、一緒にいるワグナリアっていう空間がとってもわきあいあいとしていて居心地が良さそうで、笑いが絶えない明るい空間なので見ているσ(・・*)アタシの方もなんだか元気な気分にさせてくれた作品でした。
なので、今まで観たアニメの中でも相当お気に入りの作品になりました♪
いよいよ2期も始まりましたので、か・た・な・し君達の活躍を楽しみたいですね!!
 
 
■MUSIC♫
OP曲『SOMEONE ELSE』
 【歌】種島ぽぷら(阿澄佳奈)、伊波まひる(藤田咲)、轟八千代(喜多村英梨)
 完成度と中毒性MAXの名曲ですね♫
 音楽ジャンルとしてはスカの要素が強いのかな(#^^#)
 ラッパとドラムがとってもリズミカルでとっても楽しい気分にさせてくれる陽気なナンバーです♫
 わん!わん!さむわんわん!
 
※好きなスカ・バンド・・・SKA SKA CLUB、東京スカパラダイスオーケストラ

ED曲『ハートのエッジに挑もう Go to Heart Edge』
 【歌】小鳥遊宗太(福山潤)、佐藤潤(小野大輔)、相馬博臣(神谷浩史)
 思わず体でリズムを刻みたくなるブギのリズムが特徴のロックンロールのナンバーですね♫
 「東京ブギウギ」とか「カッコマン・ブギ」 を知っている人は・・・素敵wヽ( ´ー)ノ フッ
 
ED曲『ゴールデン・デイ』
 【歌】伊波まひる(藤田咲)
 まひるちゃんの女の子らしい気持ちを表現した歌です♫
 ベイビーボイスが可愛らしいまひるちゃんファンのための曲ですね(#^^#)

2011.09.06・第一の手記
2012.01.14・第一の手記(追記:■MUSIC)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 90

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2期、3期が本当に楽しみヾ(o´∀`o)ノ

舞台は北海道、架空のファミレス「ワグナリア」。
ワグナリアで働く個性豊かなスタッフ達の日常を
描いたコメディ作品。
全13話。
原作は完結済みの漫画。


上記しましたが、原作は昨年12月で完結したようです。
残念ながらその原作は未読。
同じ作者による「サーバント×サービス」がとても面白く
以前から視聴したかった作品ですが、この夏に3期
放送という事なので慌ててレンタルした次第ですww


この作品も「サーバント×サービス」同様で職場が舞台。
まぁ、こちらの方が先に発表された作品ですけどねw
あるようで数少ない、職場を舞台にしたコメディですが
この作品もかなり笑わせて頂きました(((*´∀`))

コメディとして重要なテンポの良さ・軽快な駆け引きの
描き方は巧妙かつ秀逸だと思います!
また、登場人物の男女比バランスも絶妙でしたねぇ。
仕事とプライベートを上手に使い分けた笑いも好き♪

声優陣、豪華です!!
声優陣、豪華です!!
はい、ここ今度のテストに出るので2回言っときますw

本当に個性的なスタッフのキャラも文句なしです。
どのキャラも魅力的で、ワグナリアというファミレスに
とって誰一人欠かせないキャラが揃っていましたね。
個人的なお気に入りはちっさいぽぷらちゃんですw

ファミレス・職場というより『ワグナリア=彼らのHOME』
という“温かさ”がとても印象的でした(*´∀`)♪


ワグナリアスタッフが織りなすセンスの良いコメディ作品。
間違いなく男女ともにオススメできると思います。
日常コメディがお好きな方には更にオススメですね♪

最後に
佐藤くん、伊波さん、ガンバレっヾ(o´∀`o)ノ




《キャスト》

小鳥遊 宗太(CV.福山潤)
種島 ぽぷら(CV.阿澄佳奈)
伊波 まひる(CV.藤田咲)
轟 八千代(CV.喜多村英梨)
白藤 杏子(CV.渡辺久美子)
佐藤 潤(CV.小野大輔)
相馬 博臣(CV.神谷浩史)
音尾 兵吾(CV.中田譲治)
山田 葵(CV.広橋涼)
小鳥遊 一枝(CV.白石涼子)
小鳥遊 泉(CV.日笠陽子)
小鳥遊 梢(CV.伊藤静)
小鳥遊 なずな(CV.斎藤桃子)



《主題歌》

OP
『SOMEONE ELSE』
  種島ぽぷら(CV.阿澄佳奈)伊波まひる(CV.藤田咲)轟八千代(CV.喜多村英梨)
ED
『ハートのエッジに挑もう Go to Heart Edge』
  小鳥遊宗太(CV.福山潤)佐藤潤(CV.小野大輔)相馬博臣(CV.神谷浩史)
『ゴールデン・デイ』/伊波まひる(CV.藤田咲)(第9話のみ)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 88

89.1 3 恋愛でコメディなアニメランキング3位
月刊少女野崎くん(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (3209)
15941人が棚に入れました
無骨な男子高校生の野崎梅太郎に恋をした女子高校生の佐倉千代は、ある日、勇気を振り絞って告白するのだが、想いは上手く伝わらず、気が付くと彼のとあるお仕事をアシスタントとして手伝うことに…。男子高校生でありながら人気漫画家である野崎君を中心に、個性豊かなキャラクターたちが織り成す少女マンガ家コメディー!

声優・キャラクター
中村悠一、小澤亜李、岡本信彦、小野友樹、木村良平、中原麻衣、沢城みゆき、三宅健太、小野大輔、川澄綾子、宮野真守、三宅麻理恵

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

野崎くん・・・。ずっとファンでした!

私にしては珍しく、原作既読です。全12話。

すれ違い系ラブ(?)コメディといった所でしょうか?

原作のエピソードを忠実に再現しつつ、原作(4コマ漫画)にはない動きとテンポの良さが作品の魅力を引き立てます。
原作もかなり面白いですけど、アニメの方が更に面白い印象でした。
演出と声優さんの演技力が加わるからでしょうか?

個人的には一途な千代ちゃんと、声楽部のローレライ・結月押しです。

第2期期待しています。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 109

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

個性的なキャラ揃ってます♡

原作読んでからアニメに入りましたがかなりおもしろかったーヾ(●´□`●)ノ

好きになった男の子は少女漫画家でした。

一人一人のキャラが個性的でみんなおもしろい!
嫌なキャラもいなくて、内容もスムーズにテンポよく進み
とても観やすい作品でしたヽ(*´∪`*)ノ"
キャラのバランスがすごくいいと思う。

ちゃんと笑えるギャグアニメです★
個人的にですが観てると元気になります。
野崎くんの漫画に対する熱意がすごいっw
あと鈍感?w
千代ちゃんも恋愛に進展させるにはこれは一苦労だ!!w

あとOPの曲がお気に入りで車の中でながしたりしてます♪

笑いたいときとか元気もらいたい時とかにぜひぜひオススメですd(>ω<*)☆
2期やって欲しい作品です♪

読んでくださりありがとうございましたヽ(´▽`ヽ)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 91
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

壮大な勘違い学園コメディーアニメ

どこにでもいそうな普通の女子高校生の佐倉 千代はある日の放課後、教室で片想いの野崎 梅太郎へ告白をするのです。

しかし....すごく緊張してしまいやっとの思いで出た言葉が「ずっ、ずっとファンでした!!」

こんなおっちょこちょいな珍告白をしてしまいます(可愛い)
しかし実は主人公の野崎くんが人気少女漫画家で千代ちゃんをその「ファン」なんだと勘違いしてしまうという私にとっては笑える。千代ちゃんにとっては災難な展開から始まるお話です。

個性が光るキャラクターの共演。皆が全力でボケとツッコミを繰り広げ全力で勘違いコントしているのかと突っ込みたくなる学園コメディーアニメです。

でも千代ちゃんの恋の健気で可愛いシーンが満載なので「ラブ」もですね。
学園コメディー時々ラブです。

そんな愛すべき個性抜群キャラクターの紹介です
{netabare}
・野崎 梅太郎
人気少女漫画家で切ない女子の気持ちを代弁するかの如く描きます。女子の気持ちを知る男子のスキル。どれほどモテてしまうのでしょうか?...しかしこの無表情の大男さん私生活では女子の気持ちに鈍感やらデリカシーないやら大変です...彼を好きになったら中々に厄介では。。仕事とはいえなぜ魅力的なヒロインを描けるかその秘密が面白い。

・佐倉 千代
とっても可愛く健気な恋する乙女。この作品で一番の常識人、破壊力のある他キャラのボケへのツッコミ要員。表情豊かで純真 故に端から見ればその心は筒抜けです。しかし彼女の想い人がとにかく鈍感。身長で出来る相手との物理的な目線の差以上にズレズレ三昧です。頑張れ~

・御子柴 実琴 (みこしば みこと)男
皆に持ち上げられるとつい調子にのり大きな口を叩いてしまう。でも実は超繊細なハートの持ち主。そう女の子よりも女の子気質。それ故 野崎くんの漫画のヒロインのモデル。性別の壁をこえた清純な乙女っぷり。野崎くん、性別なんて関係ありませんよヒロインのモデルチョイス大成功ですね!

・瀬尾 結月 (せお ゆづき)
千代ちゃんの友達。密かに美人。何事にも激しく豪快、勢いだけで突進突破。そんな彼女ですが実は聴くもの全てを虜にする「声楽部のローレライ」なんです。カッコイイ結月が時々登場。沢城みゆきさんの演技のおかげか?後半からお気に入りキャラクターです。

・若松 博隆 (わかまつ ひろたか)
部活のバスケで破壊的な瀬尾ルールの被害者の1人。それが原因で不眠に陥る。しかしローレライの歌声をすすめられ聴いたところ今まで以上の快眠を手に入れファンとなる。しかし歌っているのは瀬尾ちゃん!!まさか...夢にも思うまい。ここの絡みも面白い。

・鹿島 遊 (かしま ゆう)
このアニメで一番のイケメン。。と思いきや女子。見た目や言動から女子に大人気の学園の王子様ポジション。「堀先輩(男)は女になりたい」と勝手に解釈した後の広がる妄想。忘れはしないでしょう...先輩を馬に乗せてあげたいと自らが馬になり(着ぐるみ)廊下を爽快に駆け抜けたあの日。。鹿島くんは...勿論純粋な気持ちです。。

・堀 政行 (ほり まさゆき)
鹿島くんとの絡みが絶妙。女になりたい(憧れている)と勘違いされているため鹿島くんの男前の気遣いの被害者。それは常に嫌がらせへと変換するわけです!堀先輩と鹿島くんとの噛みあわなさ絶妙です。
{/netabare}

注目は野崎×千代ペア、結月×若松ペア、鹿島×堀先輩ペア3組。すれ違い勝手な思い込みをして突っ走りずれにずれて何度笑わせてもらったことでしょう。チグハグが絶妙に絡み合った会話の面白さや、ギャグセンスは私のツボです。
キャラが面白く気楽に見れて笑えるアニメ見つけました。
{netabare}
最後に。千代ちゃんと野崎くんのすれ違いから関係が全く進まないこと、笑えてしまいました。(ごめん、千代ちゃん) {/netabare}

この先の展開、いくらでもありますよね?2期制作を期待しちゃいます。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 90

82.6 4 恋愛でコメディなアニメランキング4位
荒川アンダーザブリッジ(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (2482)
13580人が棚に入れました
主人公・市ノ宮行は世界のトップ企業社長の御曹司。幼い頃から父に「他人に借りを作るな」と教えられ、その教え通りに借りを作らずに生きてきた。
しかし、ひょんなことから溺れかけた際、荒川河川敷に住むニノに命を救われる。「命の恩人」という余りに重すぎる借り。その恩返しとしてニノが行に要求したのは「私に恋をさせてくれないか?」という事だった。こうして行はニノの恋人となり、自身も橋の下で生活することになる。
荒川の橋下では常識から外れた人々がいっぱい住んでいた。行は「リクルート」という名前を与えられ、橋下の住人の一人として暮らす事に…。

声優・キャラクター
坂本真綾、神谷浩史、藤原啓治、杉田智和、子安武人、沢城みゆき、斎藤千和、大塚芳忠、小見川千明、三瓶由布子、新谷良子、小山力也、チョー、田中理恵、中村悠一、立木文彦、後藤邑子、小林ゆう

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

強力な個性による無駄に高いテンションの笑いとオシャレな演出の良作。【総合評価:86点】

2010年春に全13話で放送された作品。

荒川の河川敷に住まう、かなり変わった面々
そして、常識人?な主人公が送るギャグ満載の作品です。

各キャラクターにツッコミ所満載な設定
強烈なキャラクター同士のやり取りは、互いの個性を殺す事無くより強力にしています。

当初、視聴する予定には無かった作品だったのですが、一応確認程度に視聴をしてみると……
第一話の冒頭から、シャフト独特の演出と耳に残る音楽、ギャグの融合に引き込まれました。
テンポは物凄く早く、笑いを次から次へと放り込んできます。
バックミュージックもギャグシーンをより面白く演出しています。
軽快なテンポ、台詞回し、勢いのあるツッコミ、作画とバックミュージックの質の高い演出
非常にレベルが高く、今まで自分が見てきたギャグアニメでもトップクラスです。

そして、超豪華な声優陣、大半の声優が一度は耳にした事のある方でした。
声優陣の演技力もギャグの面白さを大いに引き立たせています。

そして、ギャグの合間に人間味溢れ心温まる話が組み込まれています。
ギャグから唐突に温かい話を組み込んでくるのも憎い演出でした。


ギャグアニメの中でも自分はこの作品を一押しします。
是非とも一度視聴をしてみて下さい!!

投稿 : 2024/06/08
♥ : 64

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

河川敷なのに本気で住んでみたくなりました☆☆☆

終始笑わせてくれるアニメでした!

主人公は、人に絶対に借りを作らないことを家訓として育てられた大企業の御曹司で社長のエリート君。

そんな彼がある時荒川の橋で、橋の下に住む女性に借りを作ってしまい、そこから荒川河川敷の住民たちとの物語が始まります!

物語といってもストーリー性はあまりないギャグアニメです♪
でも制作がシャフトなので独特の演出と台詞回しで面白いのなんの♪♪(*´ω`*)

河川敷の住民も個性的過ぎて見るだけで笑ってしまいます(笑)

ギャグ系が好き、日常系が好き、すごく笑いたいという人には物凄くお勧めします!!!!!☆

声優も豪華です♪

私は1話でハマりました!!

ドラマ化とかもされてますが、実写は批評だったのかな?

つまりはアニメが良すぎるということです♪♪(*´ω`*)

私もあの河川敷の住民になってみたいとちょっと本気で思ってしまいました(笑)

見ていない方は是非視聴してみて下さい☆☆♪(*^_^*)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 51

メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

河川敷という「宇宙」に飲み込まれる不思議。<<--とても危ない!!

このテイストの作品、これまであったのでしょうか。わたしが知らないだけかもしれません。この独自性はただものではない気がしました。非常識をいつのまにか、当たり前に感じてしまう不思議。そうなるとあなたはもう、河川敷住人です。

■河川敷という「宇宙」に飲み込まれる不思議。

この作品は、危険な作品です。おそらく中毒性もあるのでしょうし、埋没してしまえば、社会復帰できないかもしれません。
河川敷という「宇宙」が舞台です。はまってしまう人は、その世界に飲み込まれる不思議感覚をきっと味わうのではないでしょうか。

人物配置、構造としては、いろいろな二項対立がでてきます。

▲一般社会 VS.河川敷宇宙
▲経済的には不自由しないセレブ VS.自由を謳歌する河川敷住民
▲常識 VS.非常識(あるいはその逆の対置)
▲都会の孤独と密接なコミュニティ

ざっとこんな感じでしょうか。河川敷宇宙の中で繰り広げられる物語は、私にとって、現実感がないとはいえ、現実感との対比の中であざやかに感じられました。

(だけど、興味はありますが河川敷で暮らしたいとは思うほどではありません)

新味のある切り口でした。まだの方は、一度はトライしてもいいかもしれません。やめるのはいつでもできる、と。

■以下 鑑賞中の印象と蛇足

何も考えずにおもしろければ見続ければいいのか、
終えた後に考えてみればいいのか、
自分にとってはなんだかそんなことを考えていました。

シュール? サイケデリック? うーん。どうもいい言葉が浮かんできません。

それでも、物語には独自性があるし、キャラの設置は、ご都合的とはまったく思いません。ギャグ作品にふさわしく、かつ、幅広さを感じさせる、個性の配置でした。

結論:笑わせてくれたからOK。
 

投稿 : 2024/06/08
♥ : 45

81.7 5 恋愛でコメディなアニメランキング5位
サーバント×サービス(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1744)
9598人が棚に入れました
北海道、某市、某区役所。山神ルーシー…さんがひょんなことから配属されたこの区役所は、ちょっと個性的かもしれない職員達ばかりが働く区役所だった。そんな山神ルーシー…と職員達が元気に秘密に活躍(!?)する“お役所WORK”コメディー!!
※実際の公務員とは、一切関係ありません☆

声優・キャラクター
茅野愛衣、鈴木達央、中原麻衣、豊崎愛生、櫻井孝宏、大久保瑠美、高橋美佳子、日高里菜、柿原徹也

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ちょっぴり大人なラブコメ

原作未読。

ものすごく長い名前を受理され、そのかたきである職員を見つけるために、区役所で働くことになった山神ルーシー(略)。
しかし、そこで働いていたのは、ひとクセもふたクセもある人物たちだった。
区役所を舞台にしたラブコメディ。


劣化「Working!!」です。
同じ作者で、作風もよく似ています。
たしかに笑えますし、元気の出る内容です。
しかし、いまひとつ「Working!!」にはおよばずといったところ。

まず、区役所である意味があまりないんですよね。
公務員ならではこその悩みなり何なりが欲しかったです。
また、リアリティが薄すぎます。
遠隔操作ロボ職員とか、ちょっとやりすぎ。
まあ「Working!!」もたいがいですがw


ラブコメ部分はおもしろかったです。
とらえどころがなく、何でもこなしてしまう長谷部豊(はせべゆたか)。
しかし、ルーシーのことになるとあたふたする。
思わずにやけます。
そして、「Working!!」とは違って大人な恋愛が楽しめます。
初恋ではなく、何度も恋を体験しているようなキャラたち。
そこが一風変わったところであり、一番の見どころでした。


元気の出るOPテーマ。
クスッ、と声に出してしまうようなギャグが1話に1~2回。

にやにやできるのは後半に入ってから。
それでも、13話と短いので見やすい部類に入ると思います。
きりのいいところで終わっていますし、陽気な作品なので、お暇ならどうぞ。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 74

Key’s さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

これは公務員の日常のお話

1話~2話感想

OPとEDが結構良くて好きです

っていうか公務員って大変なんですね
知らなかったですw
すいませんw

あと主人公の長い名前って本当に
受理されるもんなんですかねw
受験とか絶対名前入らないけどどうしたんだろ
本当大変な過去だったんでしょうね

なにげ優秀な長谷川さんがかっこいいw
あと女の子も可愛い子ばかりでいいですね
主人公もいいけど
あの上司の妹(すまん名前忘れたw)
が一番好きでしたw

作者が公務員やったことあるらしいので
結構実話も入ってるんでしょうねw
本当公務員さんご苦労様ですw

普通に気楽に見れる作品なので
これから展開が楽しみです

3~最終話

気軽に見れる
コメディの感じで
なんか最後まで見れた

もの凄く面白いってわけではなく
クスッと笑えるのが
ちょこちょこあるといった感じ

なんだかんだで最後まで見たし
キャラも結構好きなキャラいるんですが
やっぱり同じ作者ということもあり
ワーキングと比べてしまうw
そして比べて観てみると
どうしてもワーキングに劣ってるよう感じる

何か物足りないといった印象だったかな?
でも悪くはなかったと思うし
2期があれば見てみたいと思うほどには
好きな作品だった

一応2期も期待しておこうと思う

投稿 : 2024/06/08
♥ : 71
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

お役所の物語★

北海道、某市、某区役所。山神…さんががひょんなことから配属されたこの区役所は、ちょっと個性的かもしれない職員達ばかりが働く区役所だった。そんな山神…と職員達が元気に秘密に活躍(!?)するお役所〝WORK〟コメディー!!


お役所仕事のほのぼの?日常系アニメです。
こういうアニメは好きですね^^
第2話で明かされましたが、ルーシーちゃんは{netabare}Fカップより大きい{/netabare}らしいwww
ウサギの人はいつでてくるんだろう?^^

■第3話
{netabare}
まさか仕事中にXXがブチって切れるとわ(笑)
すでにフォックが2つ壊れてたみたいだし、
ルーシーはかなりの貧乏性?なんですかね^^;
{/netabare}

■第4話
{netabare}
ルーシーのあの反応 か・わ・い・す・ぐ・る

うさぎの課長は一体・・・
重度のひきこもりなんでしょうか・・・
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 69

75.2 6 恋愛でコメディなアニメランキング6位
彼氏彼女の事情(TVアニメ動画)

1998年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (602)
3644人が棚に入れました
県内随一の進学校である県立北栄高校の一年生、宮沢雪野は自他共に認める成績優秀・スポーツ万能・容姿端麗の優等生。しかし彼女の実態は虚栄心の塊で、賞賛を浴びる為だけに日々たゆまぬ努力をこなし優等生を演じていたのだった。ところが同級生の有馬総一郎は、雪野の念願だった新入生総代をさらったうえに美形で運動神経に優れ性格も良い、人に好かれるタイプだった。そんな総一郎に激しい対抗心を燃やす雪野だったが、ひょんなことから彼に自分の正体を知られてしまう。脅されていいように利用されるうち雪野は、総一郎もまた自らを演じていた事を知るのだった・・。

声優・キャラクター
榎本温子、鈴木千尋、野田順子、私市淳、新谷真弓、草尾毅、小山裕香、渡辺由紀、山本麻里安

めじな さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ありのままの自分・・・心理描写がとても良く引きつけられる

全26話。学園・恋愛コメディもの。

序盤からテンポが良くとても面白い展開で、ロケットスタートを決めています。
シリアス、ギャグ、恋愛がうまくマッチしていて、前半は特に面白かった。
アップテンポでハイテンションなギャグの連発、心理描写も丁寧に描かれています。

(ヒロイン)宮沢雪野のキャラが良いですね。
世間から良く見られたいと振舞う見栄の執着心は凄まじく、主人公の有馬総一郎という存在が強烈に雪野に対抗意識を持たせ、面白くさせてくれます。
この雪野の見栄王の優等生だからこそもつ心の悩み、その部分もうまく表現されていました。
また、明るく結構可愛かった。
それに腹黒いのも特徴で、ギャップがあって面白いですねw

恋愛、友情、家族関係を通じて登場キャラの内面を丁寧に描かれているのも見所。
この内面の事情がテーマでしょうか。

途中過去と現在を行ったり来たりの展開もあって、心の変化などもうまく表現されていると思う。
一つの出来事を二人の視点で描かれているのも面白く、視点の違いや共通点も表現されています。

また、字幕を多用しての心理描写の仕方などもとても良かったと思います。
この辺りが引きつけられた理由でしょうか。

只、残念なのが中盤以降はグダグダしてますね。
EDも中途半端ですし、これなら1クールで終わらせればかなり良かったと思います。

それにこの作品は演出が独特ですね。
紙芝居のような絵の動かない静止画が多く、漫画の切り抜きと実写を多用してるのも特徴。
観る人によっては手抜きのようにも思えるかもしれないです。

OP、ED曲は聴いたことがありますね。カバー曲でしょうか。

前半とても良く後半は失速でしたが、全体的にかなり笑えて面白い作品でした。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 32
ネタバレ

Zel さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

愛は広がっていくものだから・・・

1998年放映作品
2クール全26話

GAINAXが庵野監督で送り出した名作
原作が神なのに加えて制作陣も超A級とくれば面白くない訳がない
第一話からグッと惹きこまれる展開
コメディ部分は本気で大爆笑できる!ちょっとおもしろ過ぎて外での鑑賞は要注意です!
しかし本筋は繊細なテーマを扱っており、学園青春物としても最高級の仕上がりとなってます
笑いあり、感動ありで今観ても十分素晴らしい作品

個人的に印象に残るエピソードは、主人公雪野の父:洋之と幼馴染だった母:都香の小学校から中学にかけての過去のお話

※少しだけネタバレになるから一応隠します。でも本編に差支えは殆ど無いと思うので、作品の雰囲気掴みたい方はどうぞ。

{netabare} 幼い頃に両親を亡くした洋之にたくさんの愛情をかけて育ててくれた祖父が洋之が中学の卒業式に亡くなるシーン

泣き崩れる洋之
「年寄りと暮らすのはなにか切ない。
老いとともに、ただただどこまでも優しくなってゆくじいさんが切なくて。
いつの頃からか強く思うようになった。早く大人になりたいって。大人になって稼いでじいさんに恩返ししてあげたいって。
どうして間に合わなかったんだろう…ッ!
あんなに愛していたのに、なにもできなかった…ッ!!」

都香は微笑みながら洋之に応える
「おじいさんはとっても幸せだったよ。ヒロちゃんが、ただこの世に生まれてきてくれただけで、充分満たされるくらいに。きっと、愛はそれほど深いんだよ」{/netabare}


号泣できます
本当に台詞がひとつひとつ心に響く
キャラデザも作画も素晴らしい
そして声優陣が本当にいい仕事してます

後半庵野監督が監督を降りて少しカオスな展開になってしまったのが悔やまれてならない
最後までしっかりやって綺麗に完結させてくれれば伝説のアニメになったかも知れぬのに…
しかしそれを差し引いても観る価値120%あるので未視聴の方は是非観て見て欲しい作品です

余談ですが、この作品の劇中音楽が「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」にて使用されてます
初めて「破」を劇場で鑑賞した時思わずニヤリとしてしまいましたw


主人公の雪野と総一郎
雪野は榎本温子さん
総一郎は鈴木千尋さん

雪野の妹の2人月野と花野
月野は渡邊由紀さん
花野は山本麻里安さん

雪野の友達
つばさ役の新谷真弓さん
椿役の千葉紗子さん
りか役の福井裕佳梨さん

作品の中核を担う上記声優陣は全員「彼氏彼女の事情」がアニメ声優デビュー作品です
庵野監督の考えで大規模なオーディションを実施して募った
今では有名声優になっている人もたくさんいます!

投稿 : 2024/06/08
♥ : 29

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ヒロインの「潔さ」と「素直さ」が印象に残った作品でした・・・^^

この作品は、1998年の秋アニメとして放送された作品です。今から約15年前の作品なので、携帯電話が普及していなかったり今の時代とのギャップは感じましたが、内容的には古さを感じる作品ではなかったと思いました。
このアニメの制作が、社会現象を巻き起こした『新世紀エヴァンゲリオン』を制作したGAINAXだったからなのかもしれませんが・・・^^

物語の主人公は、県内随一の進学校である県立北栄高校1年A組に在籍する宮沢雪野(みやざわ ゆきの)と有馬総一郎(ありま そういちろう)。二人とも成績優秀・スポーツ万能・容姿端麗で優等生なクラス委員なのですが・・・二人には今まで他人に言えなかった秘密があったのです・・・。

二人は、ひょんなことからお互いの秘密を共有することになり・・・友人関係を経て恋人同士に発展していくのですが、恋人同士になった以降の二人の心模様がとても繊細に描かれた作品になっています。

特に印象に残ったのが、ヒロインである宮沢の言動でした。
宮沢には小さい頃から人に言えない秘密があったのですが、その秘密をあっさり捨て去ります・・・もしかしたら、嫌われてしまうかもしれない・・・そんなリスクの高い選択でしたが、彼女は躊躇せず「自分らしさ」を貫き通そうとするのです・・・その自分に対する「覚悟」には「潔さ」を感じずにはいられませんでした・・・私だったらできない選択だったと思います^^;

そして、有馬と恋人になった以降、秘密に苦しむ彼を一生懸命支えようと尽力するのですが、その一方で彼への想い・・・言葉に出せない時もありましたが、態度や仕草に表れる「素直さ」が印象的でした。
想う人を好きになる気持ちがどんどん大きくなっていく・・・その心理描写が秀逸だったからか、共感できる部分がたくさんあったと思います。

この作品の放送終了時点でも、原作は未完だったようです。なので、ストーリーとしては一区切り付いているのですが、物語としては未完の状態で終わっています。
成長していく二人の仲をもう少し見守っていたい・・・そう思える作品でした^^

投稿 : 2024/06/08
♥ : 28

76.8 7 恋愛でコメディなアニメランキング7位
貧乏神が!(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1406)
7483人が棚に入れました
才色兼備だがタカビーで自分勝手な超絶ラッキーガールの市子と、その彼女に取り憑いた脱力系の貧乏神・紅葉。幸か不幸はふたりは出会ってしまった!! 愛も友情も信じない孤独な女子高生の市子は、様々な出会いを経て“本当の幸福”をゲットできるのか――?

声優・キャラクター
花澤香菜、内山夕実、内山昂輝、戸松遥、下野紘、川原慶久
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ただのハイテンションパロディーアニメと思いきや、ちょっと深イイ話じゃないの!

原作未読です。

主人公の市子(いちこ)は、超が付くラッキーガールなうえに、周囲から幸福エナジーを吸い取ってしまうという特異体質の持ち主だった。
そのままでは周囲の人がどんどん不幸になってしまう。
そこに貧乏神の紅葉(もみじ)が現れる。
市子からあり余る幸福エナジーを奪い、あるべき所へ返すのが彼女の目的。
そして、それに対抗する市子。
このふたりが、周囲の人を巻き込んで織りなすハイテンションコメディーです。


見ていて元気になれました。

とにかくテンションが高く、躍動感がいっぱいです。
キャラクターも個性がたっぷりです。
{netabare}
嵐丸(らんまる)の個性が半端じゃない!
明らかにジョジョの某キャラをイメージした姿ですが、本当に素直でいい子。
嵐丸がいなかったら、ストーリーが進まないと言っても過言じゃないですね!
{/netabare}

いたるところにパロディが使われているのもポイント。
パロディの選択は有名がほとんどなので、アニメ初心者の私でも十分理解できました。
ブ○ックジャック、ドラ○もんやド○ゴンボール……まだまだたくさんあります。

アニメに限らず、映画やテレビ番組のネタも出てきます。
嵐のようなギャグと数々のパロディ、あまりの勢いの良さに、あっという間に1話が終わります。

OPテーマ「Make My Day!」も、勢いがあって耳に残る印象的な曲でした。
しかも、男性が歌っていると聞いて驚きです!


しかし、ただ勢いがいいだけのギャグアニメではありません。

「もし、周りの人間の幸せを奪い取ることができたなら、本当に幸せになれるのか?」

そんなテーマがこめられています。


ちょっと、人口100人の村を想像してみてください。
村の外との出入りはできないとします。

あなたは、その村の大地主です。
食べるものも住むところも遊ぶものも、すでに一生分持っています。
したがって、お金を使う必要はありません。

しかし、あなたは地主。
土地代として、村の住人からお金を巻き上げていきます。
……そうするとどうなるか?

最終的には、村の全財産を持っているあなたひとりが残りますよね。
しかし、あなたはお金を使わなくても生きていけます。

この場合、誰かがあなたにムリヤリにでもお金を使わせなければ、あなたひとりを残して村は滅びてしまいます。
そして、村が滅びれば、お金は全く無意味なものに変わります。

お金の総量が一定なら使うからこそ価値がある。

同様に、幸せの総量が一定だと考えれば与えるからこそ価値がある。
そのために遣わされたのが貧乏神の紅葉と考えれば、彼女のとる行動に納得がいくと思います。


肩の力を抜いて笑える作品なのですが、設定が面白いです。
じっくり見れば、深い考察ができそうな作品です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 69
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

<最終話まで視聴完了> きっとパロディに頼らなくとも面白い物語にできた 

<最終話まで観ての感想>

拾いきれないほどのパロディ満載で素直に大笑いして観ていた。
最初のうちはそのハイテンションぶりに、ついていけるか不安だったけれど
感動できるエピもあったりで、どんどん惹き込まれた。

観終えてみると、笑った後のすっきり感はあるものの、
何かが足りないような気もして。
それはもしかしたら、パロディに笑いを頼りすぎてしまって
本題の物語が少々薄くなってしまってたからなのかもしれない。
でも、市子と紅葉の距離感というか向き合い方は、2人きりのときより
嵐丸が入った3人でのほうがより色濃いものとなり
おもしろいと思ったし、他の貧乏神仲間もキャラが濃くて楽しかった。

で、個人的にはやはり、紅葉のほうが好みかなw

{netabare}
エンディング中の映像で、その後の彼らが描かれ
執事だったおじさまが噴水のように泣いている姿が
この作品のテーマとしてすべてを物語っていた気がする。
{/netabare}

-----------------------------------------

<9話の感想>

テニプリ、エースをねらえ、ジャイアントロボ、ベルばら、
ワンピースのルフィにそれから・・まだまだあったぞw
あのゴリラはFateのバーサーカーを匂わしてたりもするし
試合中も、もうパロディ満載。
どんどんやっちゃって~と遠巻きに大笑い。
2部では料理対決。ジャッジは紅葉の働き振りを監視するよう
仰せつかった黒百合という貧乏神。
ストーリー展開としては特に進展がなかったけれど
相変わらずの面白さだった。
--------------------------------------
<8話の感想>

トラウマは少なからず誰にでもあることかもしれない。
でも、それを人に言えてしまう人と、言えない人がいる。
前者は比較的もう立ち直れていて、心もオープン。
後者はまだ引きずっていて、心に鍵をかけている。
傍から観ている印象とはまるで違う過去や傷痕を持つ人の
その印象と中身のギャップが大きいほど、傷も大きいということ。

今回はそんな市子を全面的に受け入れ守ろうとする嵐丸の友情が
とても清々しくて良かったし、2人ともに共感する部分があって泣けた。

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<7話までの感想>

いろんなアイテムのおかげで市子が幼少化したり、
同級生が助かったり。
相変わらずのハイテンションでバカバカしくも面白い展開の中
時々ほろっとさせられてしまう。
気楽に、心全開で観てるからなおさら敏感になるのかも。
登場人物もだいぶ揃ってきたようで・・
今後どう展開していくのか、原作も知らないからまったく読めてません~
---------------------------------------

<4話までの感想> 幸福エナジーと性格は無関係

視聴を始めたばかりなので☆評価は触らずに未定。

天が2物も3物も与えたのだとしか思えないような人物って確かにいる。
だけど本当にそうだろうか?外見も良く教養もあり、品性も高く
会話上手な人がもし、本性を表した性格は最悪で腹黒かったら。
むしろそのほうが真実味があって、人間らしいと思う人も多いかも。
人間というものの愚かさと憎めなさはそこにあるような気もする。
人類のすべてが幸福ならそれが一番なのだろうけれど
幸福感や不幸感というものは、あまりに個人の価値の差があって
一概に推し量れるものではない。

そんな想いを踏まえた上で、このアニメ作品を視聴してみると
なかなか興味深くて面白い。

幸運で恵まれすぎている桜市子という高校生のもとへ、
世間の幸福エナジーバランスを乱す彼女を普通の人間にするために
貧乏神界からやってきた貧乏神・紅葉が出会ったことにより
さまざまな騒動が巻き起こされる物語のようなのだが、
ただそれだけの単純なものではなさそう。

貧乏神も仕事という視点から外れ、自分自身の目で市子の日常を
見てみたとき、きっと何らかの心変わりがあるはずだし
厄介者扱いしていた貧乏神・紅葉の何らかを知ることで、市子の心にも
おそらく何かが生じていくはずだ。
だって、幸福エナジーを吸い取れば世間の幸福が均等になるなんて道理、
実際はそれもまた、偏見のひとつに過ぎないからね。

隣の芝生は青い・・・傍から見てすごく幸せそうに見える人、家族、カップル。
でも内情はすごく冷え切ったものがあったり、計算があったり、
真相は本人たちでさえわからない部分があるほどなのだ。
逆に、自分は不幸だと思い込んでいる人も、実際は日々色々なところで
誰かに助けられていたり、命すら救われていることがあるわけで、
そのことに気づけているかどうか、で大きく価値が変わるしね。

そういう意味で、市子の周囲のいろいろな人間たちが登場し、
人生の裏表、悲喜こもごもを今後見せてくれつつ、
ほんとうの幸せとはどういうものなのか、
ほんとうの貧乏というもはどういうことを指すのか、
面白いギャグを投入しながら解き明かしてくれたらいいなぁと期待している。

ただ、今のところ観た限りでは、市子の幸福エナジーが多いからといって
彼女の性格が悪いというわけではなく、お嬢様にありがちな言動はあるものの、
実はとても人情に厚い部分があったり、やさしさも垣間見えていて
今後も何か起きそうな予感・・っというのが好感触。

でも、もしかして1クールなのかな?そうなると描ききれるか心配だ。

ところでこの作品、けっこうわかりやすいパロディーが面白い。
アニメに限らず、人気のTV番組やCMだったり、さまざまだけど
じっくり思い出せば思い出すほど、意外に奥が深く描かれていて
ちょっと感心してしまう。

ちなみにキャラデザは、市子のかわいさよりも、
貧乏神のクールな顔立ちのほうが個人的には好み。
ただ、あの服装は・・・「ないわ。。」だけどね(笑)

ということで今後も視聴続行。毎回の感想は書かないつもりだけど、
自分が記憶しきれないこともあるので、何話かに一度まとめてみたいと思う。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 64

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

終始、笑い・楽しませてくれる作品でした♪♪

1話見た時から、これは面白いかもって感じてて結局最後まで見てしまいました(*´∀`*)

特に花澤さんがいきいきと声を演じていらしたので
それも面白いさをアップさせたかな??♪

物語は貧乏神の紅葉が、一際幸福エナジーを持ち、周りを不幸にしてしまう市子から幸福エナジーを集めるといった話なのですが、その趣旨を忘れた展開が多くて、しかもそれが笑えたりできるので、そこはジャンプ作品でした♪♪

あと、サブキャラが面白すぎてどうしようかと思いました(笑)

てか裏紅葉ちゃん凄く良かったですねヽ(^。^)ノ!

投稿 : 2024/06/08
♥ : 53

83.7 8 恋愛でコメディなアニメランキング8位
慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (861)
3497人が棚に入れました
超ハードモードな世界の救済を担当することになった女神リスタ。チート級ステータスを持つ勇者・聖哉の召喚に成功したが、彼はありえないほど慎重で......?「鎧を三つ貰おう。着る用。スぺア。そしてスペアが無くなった時のスペアだ」異常なまでのストック確保だけに留まらず、レベルMAX になるまで自室に篭もり筋トレをし、スライム相手にも全力で挑むほど用心深かった!そんな勇者と彼に振り回されまくる女神の異世界救済劇、はじまる!

声優・キャラクター
梅原裕一郎、豊崎愛生

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

11話で評価が一気に変わる作品

原作未読。最終話まで視聴。

このレビューのタイトル、ず~っと、『豊崎愛生劇場』にしようと思っていたんですよ。
豊崎愛生さんの”怪演”がとても印象的な作品だったから。

11話を視聴するまでは・・・ね。

何なんですか!
一瞬、違う作品を視聴しているのかと思うほどの急展開。
ドタバタコメディから質の高いシリアス展開へ。
爆笑から心地良い感涙へ。
喜怒哀楽の感情が滅茶苦茶になっちゃう作品。

気になる方は、視聴する価値アリな作品だと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 71
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

シドーで絶望した僕もゾーマの頃には心の準備はできていた

原作未読


2周しました。2019年秋期の新作では初。完走し見落としが気になる良品のみ振り返ることがあります。
“慎重”というワードでふと思い出されるお話。

今からおよそ30年ちょっと前。イケイケな小学生の私が『ドラゴンクエスト』を嗜んでたあの時。
自分で言うのもアレですがなかなかセンス有りだったのでサクサク進み、レベルはイマイチだったけど杖を手にした人型りゅうおうを撃破。ただし満身創痍で・・・
それ以来レベル上げに勤しむようになりました。

ロールプレイングゲームをする時に

 :前のめりイケイケどんどんですか?
 :レベル上げして安心安全で進みますか?

私は後者にモデルチェンジしました。そんな他愛のない昔話を思い出します。
本作はそれを拗らせた男の物語。キャラ付けは極端ながら気持ちはわからんでもないという共感。
なお、前者タイプの方はこの主人公に共感できないかもしれません(適当)。

『慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~』

後者タイプの方だったら、キャラ付けの想像しやすいタイトルと共に、許容しやすい。
プランAがダメだった時のプランBやらCを想定し、即断即決する主人公には自分の嗜好との相性の良さを感じました。

キャストも妄想の捗るメンツです。
慎重勇者である竜宮院聖哉役には梅原裕一郎さん。在りし日の原体験から拗らせて黙々とPDCAを回すさまは某『ゴブリンスレイヤー』を彷彿とさせます。
神界最強ヴァルキュレを演じるファイールーズあいさん。「ナイスバルク!」と我々に言わせたいんでしょうか。
矢をぶすぶす射抜かれても神なので平気なミティス役の重鎮三石琴乃さん。その不死身っぷりから“伝説の山田たえ”とシンクロして妄想膨らんだのは私だけでしょうか。

あにこれ始めて間もない頃。未視聴作品を例にした他のレビュアーさんの文章を横目に「それ知らねーよ」と己の初心者ぶりを嘆きつつ、事例に別作品を持ってくるのをぼやいてたのが、まるっきり同じ過ちを犯している今日この頃です。

いやてゆーかここまでそれしかやってません。初期DQなんて若い方は知らないだろうし、『ダンベル何キロ…』『ゾンサガ』知ってる前提で語るこの傲慢さ。お詫び申し上げます。さーせん。


なお本作のMVPはリスタルテ(CV豊崎愛生)で異論はないかと。
無粋な主人公の横で徹底して道化役を買ってでてます。これまた『けいおん』を2019年に通しで視聴済と記憶に新しかったこともあり感慨深かったです。
対照的な主人公とヒロインの配置は物語のけん引役として大きな核となりました。

MVPの意味合いとして、単に好感度低そうな主人公の対極でバランスを保ったというだけでなく、なにより表情豊かで会話のテンポや間が良い。早ゼリフも自然に画に合わせコメディとして面白い。
『このすば』のアクア様と比較する声が多いのも頷ける好演ぶりでした。そういえばゆんゆん役で向こうのにも参加してましたね。

{netabare}※視聴者にこの作品をコメディだとミスリードさせる役割を充分果たしたし、なにより面白かった。{/netabare}豊崎さんの駄女神よかったですね。



ちなみにこれも“異世界転生”もの。世界観の説明は第1話Aパートでほぼ片付きますので親切です。
あとは見事な後半超展開型。序盤から中盤しんどければしゃあないですができれば最後までご覧いただきたいです。吉本新喜劇の人情ものみたいな感じのお話でした。笑って泣いて、と。


 笑いができる人は泣かすことは比較的容易


『踊る!』のいかりや長介さんみたいな感じ。個人的には紅白(2019年)での「浅草キッド」熱唱のビートたけしも良かったなぁ。
全12話でどのように組み立てるかは自由だし構成も好みはあるでしょう。予想できない展開はもちろん好物な私です。
序盤中盤の意味がなさそうな行動があとあとから効いてきたみたいな伏線や、そりゃちょっとヒクわ~的な行動に実は意味があったとか、そんなことを発見するのが楽しみな物語でした。



■視聴メモ
{netabare}・Ristarte(リスタルテ)
:ラテン語系の素養があるとピンと来ますね{/netabare}

{netabare}・“プロパティ”に記載されてたもの↓
:慎重に、慎重にも慎重に。
 疎まれようが嫌われようがそれを貫こう。
 そして世界と仲間と大切な人を
 必ず救ってみせる。ー今度こそー{/netabare}

{netabare}・3話聖哉と初対面の折アリアが動揺して紅茶落としてたね
:すかさず精神と時の部屋の便宜を図ってたが単にご都合ではなかった
:向こうに記憶がないからこそのアリアの抑制された対応{/netabare}

{netabare}・モンスター討伐後の後片付けにご執心
:難度Bイクスフォリアの魔王でやらかしてるから{/netabare}

{netabare}・カンスト隠してたよね
:龍の里でフェイクかましてたり、ヴァルキュレの一言だったり{/netabare}



※{netabare}ギャグに全振りしているようにみせて、四天王など魔王軍勢との闘いではシビアなものしかありませんでした。シリアス展開の芽は最初からあったのです。{/netabare}

思えば“俺TUEEE”がどこまで本気なのかかすかな不安を感じながらの進行をしてたと思います。そんなことも含めて見せ方が巧みな作品でした。
タイトルが難ですが、女の子とイチャコラしながら俺TUEEEしといて、サブイベントを繰り返して12話終了!みたいなのとは一線を画すと思いますよ。


{netabare}「この女の作ったものしか食わん」{/netabare}

全てわかってから聞くとアツいものを感じます。



視聴時期:2019年10月~2019年12月   

------


2020.01.15 初稿
2020.07.13 修正

投稿 : 2024/06/08
♥ : 71

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アニメの制作体制は慎重でなかった件について…。→ だが、ストーリーは意外にもけっこう良かった!

第3話にして、放送延期となり予定を変更して第2話を再放送。
「慎重勇者さんかい? 早い、早いよ!」(コケるのが!)

2020.1.6追記:
制作スケジュールの遅れなどで総集編の放送や放送延期となる作品が多いこのご時世で、2019年10月開始作品の中で最も早くその憂き目を見た本作ですが、さらに総集編1回を挟むも2019年内にギリギリ最終回の放送枠を獲得し、越年することなく最終回を迎えた本作にまずは拍手を。

ストーリーに関しては視聴者に気取られないような伏線を第1話から積み重ねつつ、第11話Bパートに来ての新展開が凄かったですね。

そしてそこに至るまでもコミカルな作品として、視聴者の興味を引くように作られていた点も見事です。お話の区切りとしても1クールでとてもうまく纏めてありました。

原作は未読なのですが、おそらく展開自体は原作から引き継がれた物だと思います。ですが、それを活かしたシリーズ構成・脚本も見事でした。

作画的にも終始リソース不足を感じさせるものはありましたしリスタルテがダンスする3DCGのEDも絵的に微妙なものがありますが、少なくとも本編については放送延期と総集編を交えて決定的な破綻を見せずに見事乗り切った感じです。

これ、凄いことなんだけどたぶん制作陣の収入には反映されない頑張りなんだろうなと考えると切ないものがあります。

ええ、ちゃんと面白かったですよ…。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 52

81.4 9 恋愛でコメディなアニメランキング9位
ぐらんぶる(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (584)
2835人が棚に入れました
北原伊織は大学進学を機に、伊豆にある叔父のダイビングショップ「グランブルー」へ居候することになった。
聞こえてくる潮騒、照り付ける太陽、一緒に暮らすことになるかわいい従姉妹…
青春のキャンパスライフ!
そんな伊織を待ち受けていたのは――野球拳以外のジャンケンを知らない屈強な男どもだった!!

入学早々大学のダイビングサークル「Peek a Boo(ピーカブー)」に目をつけられてしまった伊織は、会長の時田信治と、三年生の寿竜次郎に唆され、いつの間にかサークルの一員としてバカ騒ぎに加わることとなる。

大学で知り合った、イケメンだが残念なオタク・今村耕平も加わり、彼らの青春はどんどんおかしな方向へと転がっていく。

居候先にはかわいい従姉妹である古手川姉妹がいるのに、
妹の千紗には汚物扱いされるし、姉の奈々華は重度のシスコンで相手にされず。

愛すべき全裸野郎どもに囲まれた伊織の大学生活、一体どうなってしまうのか……。

声優・キャラクター
内田雄馬、木村良平、安元洋貴、小西克幸、安済知佳、内田真礼、行成とあ、阿澄佳奈
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

全力でトッキー先輩とブッキー先輩を擁護するスレ

2018.08.12記

原作はちょっと既読。

まずは番組冒頭に必ず流れる注意書き ↓

======================
この番組はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴席での破廉恥な行為等についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグアニメとしてご覧ください。
なお本作の登場人物は全て20歳以上の成人です。
======================

推して知るべし、です。
そして、そういうものとして受け入れましょう。


東京から伊豆大学入学を機に叔父のもとに越してきた新入生北原伊織(20)が主人公。叔父はダイビングショップ『Grand Blue』を経営。そこを根城にしてる大学サークル『Peek a Boo(PaB)』の面々に巻き込まれ気味に新生活スタート。同居する従妹に美人姉妹を据えてむさ苦しさに一石投じてます。

大学デビューを狙って空回るアホな面々をアホだなーって堪能するアニメです。酒と裸を主成分にした「稲中」「アフロ田中」と思えばわかりやすいかも。

作中では大学ということもあって、サークル活動、講義(ガイダンス)、女子大との交流(インカレ)、学園祭、合コン、バイトといった要素が万遍なくちりばめられてます。普通の大学生なら必ず通る道ばかり。
現役世代はもちろん、その時代を通り抜けた社会人にこそ観てほしい作品です。


-----
2018.10.06完走後追記


↓視聴後

毎週楽しく、次の回が待ち遠しい、そんな秀作ギャグアニメでした。
間違いなく今年の10本には入ってきそうです。

酒と裸(×繰り返し)→学内イベント→酒と裸(×繰り返し)→無駄に豪華なMIXVOICE→酒と(・・・しつこい)→やっとダイビング

だいたいこんな感じです。
繰り返し褒めますが、堪能しました。笑いました。そして涙が出ました(?)。

概要は前述の通り。
乱痴気騒ぎに目がいきがちなものの、けっこうギャグの鉄板どころをおさえています。

・美女を複数配置
 ⇒やらかす男をゴミを見る目で蔑むキャラは必須。他、天然、素直な子、奔放、と役被りががない。
 ⇒なお、ぶちゃ子を入れるとピントがぼけそうなので入れないで正解。
・メインに二人を据え掛け合いを見せている
 ⇒ぶつかり合う。墓穴の掘り合い。共闘して失敗する。そしてたまに友情、というギャップ。勢い重視の作品においての掛け合い漫才は必要。
・緊張と弛緩の連続
 ⇒まじめパートから落とす。恋愛モードから落とす。一話の中で複数回訪れるため、テンポが良く中弛みしにくい。

お笑いほどツボに個人差があるので、「ひとまず観てみよう」以外の言葉が見つからないところですが、わりと正統な作りをしてますので見た目ほど受けつけ難いということはないと思います。

それでも、お酒が絡んで脱いでのバカ騒ぎという題材からして入口で拒否感を持たれてしまうことはしょうがなく作品の宿命だとは思います。
さらに、大学生活でのイベントをわりと忠実に描いてる分、自身の大学生活を思い出し場合によっては悪感情が生じて途中断念もあり得るでしょう。

なので、そういう場合は早々に撤退して他の作品鑑賞に時間を費やしましょうね。

 誰一人嫌悪感を抱かないお笑いは毒にも薬にもならない!

のです。



それでは本題。

大学時代、PaB気質のサークルに身を置いていた経験のある知人の言を借りまして、作中では悪魔の如き、時田信治&寿竜次郎の両先輩の魅力について語ってまいります。彼に言わせるとPabは「全くもってヤリサーとは根本的に違う」とのことです。 


まず飲み会には暗黙のルールがあるようです。※以下、文調が変わります。


その1 「当たり前!」
男には弁解の余地なし。命令は絶対。それで結束を強めていくんだよ。場合によっちゃ命の危険があるスキューバだからこそ、バディとの絆は絶対だろ。そりゃ無茶してさらけ出してーの飲みニケーションが手っ取り早いわ。
灯油ポンプ持ってこないだけでもマシってもんだろう、このサークル。

その2「女には酒を無理強いしない」
男がバカやってるのを遠巻きに見れる位置、というのを男は死んでも守れ。決して無理に酒を勧めてはいけない。宴席の場で手を出してもいけない。そうしないと女は離れてく。たまに新入生あたりがオイタしにくるからその時はヤキを入れろ(=呑ませ潰す)。ただ女を過剰に守ってはダメ。必ず1~2杯ぐらいは振って「あたしさっき飲んだわ」と言い訳できるようにさせとけ。疎外感を感じさせちゃいけない。
梓はともかく古手川姉妹、ケバ子らがなんだかんだサークルを辞めないのは、ここらへんトッキーやブッキー先輩あたりがにらみを効かしているからだろう。テニサー「ティンベル」のギスギスぶりとの違いはここにある。

その3「地味男、地味女を舞台に上げろ」
ノリのいい奴だけで固まるな。無口な奴、ブサ男、童○、その他実生活で日の当たってなさそうなのにスポットライトを浴びせ、そいつのキャラを引き出すんだ。そこが彼らの居場所になる。
そうやって鍛えられたのが、最終話でいきなり出てきたように見えるこれまでモブだった横手先輩と東先輩だ。根拠はないが、風貌から大学デビューに間違いない!3年になった彼らを見てみろ、頼もしいじゃないか。

その4「そもそもヤリサーって」
外部(他大学)調達しないとまわらん。近場で手を出せば女は去るからな。そんな集団で女を酔い潰すマネするくらいなら、ストリートに出て自分磨くわ。
あーただ「王様ゲーム」やっちまってたな。アニメ仕様でソフトにしてたがリアルじゃしゃれならんことになるで。


以上



先輩たちは酒の席とスキューバの時とでガラッと変わったように見えますが、違います。大なり小なり危険なスポーツに取り組むとか団体スポーツをやってるという場合は激しい飲み会を経て結束を深める、という手法は合理的であるように思えます。
時田&寿先輩はサークルメンバーは仲間だと思ってるからこその愛に満ちた行動(スピリタス)なんでしょう。{netabare}事実、バイト先のBarでの寿先輩は紳士的ですし、引っ越しバイト中の時田先輩はとても謙虚です。{/netabare}

メリハリが効いてその振れ幅が広いというギャップ。ガタイの良さ。そこそこ見れる顔。まあ普通にモテるでしょう。
{netabare}その点、宮古島の空港に着いていきなりOrion空けようとする伊織と耕平はまだまだ1年生って感じですね。{/netabare}
まだまだこれからの1年生コンビですが、シラフの時はそこそこ気が回りますし、これから年次を経て成長していってほしいと思います。それでギャグとして面白いかどうかまでは責任取りません。


OPEDは作品に合ってるというか、飲んだ後のカラオケで盛り上がれる仕様になってます。こだわりなのかどうかはわかりませんが細部まで飲み会重視と徹底しているのも好感です。


ということでみなさま、お酒は飲んでも飲まれるな。自分の限界を知って楽しくお酒を飲みましょう。
そして、お酒の限界値をなるべく若いうちに伸ばしときましょう。
大人になって無茶すると、しばらく前にあった「草○クン、六本木の公園で全裸で逮捕」みたいなニュースの発信源となりかねませんから。



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2019.03.16追記
《配点を修正》

投稿 : 2024/06/08
♥ : 53
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

スキューバって基本エロいと思う

<2018/10/2追記>
思ったんですけどね。
湘南乃風も良いんですがこのアニメにはこんな曲も合うんじゃないかと。
「サマーヌード」真心ブラザーズ

「ぼくーらーいーまーっ♪
はーしゃぎ過ぎってーるー♪
なーつの子供さー♪
胸と胸 からまるー指♪
ウソだろ 誰かおーもーいだーすなーんてさー♪」
チェキラッチョ♪♪♪」

ある意味ぴったり
男ども4人でPV作ったら大爆笑できそう

<2018/9/18初投稿>
原作未読。
以前より面白いと評判だったので期待してました。

主人公伊織は伊豆にある大学の新入生。
親戚が営む下宿先のダイビングショップ「グランブルー」には従姉妹の奈々華・千紗の姉妹も住んでいて一見羨ましい環境のはずが・・・。

「グランブルー」に毎日やってくるムキムキな先輩達に強制的に大学のダイビングサークルに入会させられ、それからは真っ裸(まっぱ)がデフォルトの大宴会の毎日。

というお話。

迷惑な先輩達という定番なサイドキャラクターをかなり中心に寄せた懐かしい感じのコメディです。

脱いで笑いを取るタイプのアニメ、と考えると新しいのかも。
こういう笑いはすぐ陳腐化してしまうものですが、あの手この手で笑いを取りに来て飽きさせません。

恋愛模様もなくはないですが、忘れた頃にちょっとだけ出す感じ。

スキューバのシーンは多くはないですが、ちゃんと描かれてるようです。
私は一度体験でやっただけなのであんま言えないんですが、少なくともその時の印象とほぼ同じ。

そして
「ウェットスーツを半脱ぎした女の子はエロい」
ウェットスーツの下はみんな薄いです。

ただ一つ嫌な感じがしたのは{netabare} 梓(♀){/netabare} の初登場のとこ。
男どもが真っ裸で酒盛りをしている時に野球拳で乱入して一蹴するところ。
その絵面がね。
なんかね。
ヤリサーっぽいんですよね。

もっとファンタジーな設定や絵柄だったら気にならなかったのかもしれませんが、大学生活をそこそこちゃんと書いてる分、そういうイメージと重なってしまいます。

私自身はヤリサーの宴会の経験ないですが、知人から聞いた「実際にあったシャレにならないやつ」の話とそんな変わんない。

でもそっか。
スキューバは元からいろんな意味で開放的。
すぐそばに海のある大学生が集まってこんなんだったらヤらんわけないよな。
そんな環境なのにヤリサーになりきれなかったアホなサークルのお話として楽しめばいい。

という考え方もあるか。

笑いとしては古風な分、スタンダードに面白いとも言えます。

追伸:伊豆あたりで5年ほど仕事したことありますが。伊豆には大学はできないだろーなー。あんなとこに住んだら誰も勉強しなくなるよ。それぐらいのんびりしてます。

<2018/9/29追記>
最終話見終えました。
やはり印象としては古風な笑い。
その分安心して見てられます。
そして、ヤリサーになりきれなかったサークルという印象もやはり 笑。
昔、趣味を選ぶ際にスキューバかテニスか迷い、それぞれ試してみて結局テニスを選んだのですが、またスキューバもやってみたいですね。
海は楽しいし、水着女子いるし 笑

投稿 : 2024/06/08
♥ : 44
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

まぶしいバカ達♪

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
大学のダイビングを舞台にしたギャグアニメ。下ネタ大丈夫なら、間違いなく好きになれますよ♪

最初にタイトルだけ観たときは、ディフォルメされた「グランブルーファンタジー」のキャラが活躍する日常系アニメかと思いましたが、全く違いましたね(笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
大学生が、みんなこんなにバカばかりだと思わないで下さいね(怒)

これは、一部の体育会に見られる特殊な状況です。そう、私達のような(笑)

体育会系のバカなノリをこれ以上ないくらい誇張したギャグアニメ。

い、いや、私はこんなにバカなことはしてないですよ? 河川敷で花見してて川を泳いだら翌年から立て看板立てられたり、最寄り駅のエスカレーターの間を滑り台にして遊んでいたら障害物作られたり、酔っぱらって潰れたら、同じく酔った同期に足もって引きずられ、背中全面に裂傷を負ったりはしてませんよ? もちろん、酒の飲み方も常識的だから、鏡月の瓶で乾杯してイッキしたり、先輩から焼酎の醤油割りを飲まされたりもしてませんよ? 一発芸にしたって、チ○毛をライターで燃やして、線香花火~♪とかやってませんからね。い、いや、してませんったら(汗)

まあ、大学生ってのは基本的に、自分を無敵だと勘違いしてるんですよね。何者でもない強みというか。四年間続く、人生の春休みというか。

親元を離れ、都会(遠方)に行き、誰も自分を知らない中で始まる新生活。食うだけなら仕送りでなんとかなって、遊ぶ金欲しければ軽くバイトをすれば良い。飲み慣れていないくせに、強いふりして呑むお酒。高校までの授業とは、比べ物にならないほどユルい講義のシステム。

そういう様々な要素で勘違いするのが、大学生という時期かなと思っています(勿論、しっかり勉強したり、苦学生でバイトをいくつも掛け持つ、なんて過ごし方をしている人もいっぱいいますが)。

大人になってしまった元学生からすると、こういう、「戻りたくても戻れない、戻ってはいけない、まぶしいバカ達」を観ているのは、たまらなく楽しかった。

また、ただのバカなギャグアニメで終始することなく、「やりたいかやりたくないかに、できるかできないかで答えるなんて、国語苦手だな」とか、何気に名言ぶちこんできたり、女性キャラをちゃんと可愛く描けている点も、本作の評価を上げていると思う。

本当に、今期(2018夏)はギャグアニメのクオリティが高かったと思う。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
全裸祭りw 顔(笑) 「やりたいかやりたくないかに、できるかできないかで答えるなんて、国語苦手だな」って、良いこと言うなや(笑) どっちの格好が恥ずかしいか、微妙だな(笑) 大学に女子高生がいるか(笑) 懐かしいな~、新歓。ビール瓶1ダースから始まって、日本酒四合瓶イッキ。後は、記憶がないまま呑み続け、オシャレかバーで滝ゲロw 三日酔いしたな~。よく、死ななかった(笑)

2話目
そんなものに入った覚えはありません(笑) 恥ずかしながら性欲です(笑) お前も一緒に観るか(笑)

3話目
お前はネタ枠だw ヘアピン(笑)

4話目
キサマ、俺を何に巻き込みやがった(笑) スパーボールのクダリ、笑ったわw やべぇ、ケバ子、予想より可愛いしw さぞかし名のある将(笑) ラブコメも悪くないな♪

5話目
語学落とすときついよな(笑) 私はキノコ派です♪ 所々アニメネタぶちこんでくるね。

6話目
羨ましすぎて、頭が(笑) 一応、謝るんだw クズ発言でハモるなやw お前もな(笑)

7話目
一瞬で気化するって、エタノールか(笑) 沖縄の理由がw

8話目
分かるわ~。日雇いバイトの後に、焼き肉で全額受かったことあるな(笑) 速水さん、相変わらずイケボだな~。

9話目
お姉ちゃん大好きは、叫ぶより囁く方が面白かったよね。15分だけ人間扱いw ダイビングに関しては真面目なんだよな(笑) 綾波、アスカモデルw 本当にあるんかな?

10話目
沖縄、行きたいな~。死ぬぞ(笑) 名前にw 真面目なダイビングに違和感(笑) 聞いてたのは種族か(笑)

11話目
私有地じゃないと法律違反だもんねw 農家の子は軽トラを運転できることはあるw 様子が変だと思ったら、行動まで変だとはm 試されてるw

12話目
なんかちょっと良い話に(笑) 60度12杯なら、いけるかな? まあ、スビリタスはきついけど(笑) オトーリw
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 40

74.9 10 恋愛でコメディなアニメランキング10位
恋愛ラボ-LOVE LAB-(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1305)
6177人が棚に入れました
『恋愛ラボ(LOVE LAB)』は、名門女子校として知られる藤女こと藤崎女子中学校を舞台に、恋に恋する乙女たち生徒会メンバーの5人の美少女が繰り広げる恋愛研究コメディ。
原作は芳文社「まんがタイムスペシャル」にて連載中の宮原るり先生による4コマ漫画作品。

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

love is in the air

良家のお嬢様が集まり、男女交際を禁止している藤崎女子中学校を舞台に、こっそり恋愛研究をする生徒会メンバーを描いたコメディーです。

密かに「ワイルドの君」と呼ばれ、生徒たちの憧れの対象となっている、お転婆娘の倉橋莉子(リコ)は、突然生徒会のメンバーにされてしまいます。
成績優秀、容姿端麗で別の意味で羨望の的である「藤姫様」こと生徒会長の真木夏緒(マキ)が、生徒会室で抱き枕を相手に恋愛妄想している秘密を知ってしまったからなのですが、ついつい成り行きで見栄を張って恋愛の達人のフリをしてしまったリコに元生徒会のメンバーもくわわって、恋愛研究はどこに向かっていくのでしょう?

可愛い女子たちが妄想恋愛ネタで楽しそうに空回りするのを眺める作品で、内輪なネタも多く、すべての方に受け入れてもらえるかどうかは微妙な気もしますが、個人的には微笑ましく視聴できました。
題材やキャラの魅力から考えて、百合路線のコメディだけで突っ走っても十分だと思われますが、学習塾では男子も登場しますし、シリアスですがしつこくない感動エピソードが、メンバーの絆を深める役割をしっかり果たしていますので、ワンランク上の深みもある作品になったように感じます。ギャグが中心の作品において、シリアスな展開と共存するのは至難の業とも思える事を考えると、敢えてその匙加減に挑戦して、バランスのとれた作品に仕上げた事は高く評価したいです。

キャラが可愛らしいだけの作品ならいくらでも思いつきますが、生徒会の予算の流用など狡猾で腹黒い側面まで生き生きと、むしろプラス要素に感じられた作品はあまり出会えないように思えます。
独立した作品としての完成度が高いにも関わらず、原作の素晴らしさを生かしきれなかった部分もある事が容易に想像でき、原作にも興味が湧きました。露骨な販売戦略に頼った作品を次々と制作している同業者には、頑張って制作された良作なら、原作の宣伝の役目も十分に果たしてくれることを思い出して欲しいですね。
恋に憧れる青春時代の思い込みや勘違い、過ぎ去ってしまえば恥ずかしくも懐かしい眩しすぎる瞬間を1クールで綺麗にまとめた作品で、多くの方に視聴をお薦めしたいと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 68
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

超絶萌え死ぬアニメ(13話まで

○関連リンク
アニメ公式 http://www.love-lab.tv/
公式Twitter https://twitter.com/LOVE_LAB_anime/
ニコニコ動画公式 http://ch.nicovideo.jp/love-lab
恋愛ラボRADIO http://hibiki-radio.jp/description/love-lab


由緒正しいお嬢様が通うことで有名な、私立藤崎女子中学校、通称”藤女”。
超名門の呼び名も高いこの中学校の生徒会室では、本来の業務とは別に日夜『ある研究』が行われているという。

意地っ張りだけど正義感の強い、「ワイルドの君」の二つ名を持つ会長補佐・リコ。
頭脳明晰容姿端麗公明正大、全校生徒憧れの「藤姫様」こと生徒会長・マキ。
内気で恥ずかしがり屋な天然ドジっ娘の生徒会書記・スズ。
太い眉ともわもわふわふわの髪がチャームポイントの副会長・エノ。
お金ダイスキ、メガネの奥から皆の研究をクールに見つめる会計・サヨ。

こんな個性的なメンバーが集まって行われているのは、なんと「恋をするための
研究」だった……?!


このアニメの楽しみ方は恐らく中学生の少女が恋に恋しているという状況を子供っぽいなぁと楽しみながら見るのかな?
後はギャグパートか。


各話感想
{netabare}1話
前情報特に無し。取り敢えず見る。
由緒正しいお嬢様校なのか…
あれ?サッカーアニメか!?wまぁ題名からしてあり得ないかw
なんか薔薇の枠とか出てくるけど女子向けなのかな?
あれ?百合アニメか!?
ハートマーク出すぎw 抱きまくらとちゅーwww
妖精www 吊るなww ただならぬ妖気と思ったらお菓子w
パン加えて出会いとか王道だな。
だから彼の相手がなんでぶっさいくなんだw
りこwww 活発な女の子はまぁそんなもんだな。
作画は結構いいなぁ。頬をいつも赤くしてるのがいい感じ。
恋愛ごっこするのか。
りこxまきコンビいい感じだなぁ。
恋愛ラボってんだからやっぱ恋愛の研究的な感じなのかな?
「やっておきました。やっておきました。」ってなんという羽川さんww
いや羽川なら駄目「だよ!自分でやらないと身につかないよ」って言うよな…
ギャグ路線でいくのかなぁ。あんまおもしろくないなぁ。
恋愛シュミレーションもなんかベタすぎて面白くないし。
テンポはいいんだよなぁ。
足wwwキモいwww何処のトムとジェリーだよw
しっかし仲いい二人だなぁw
リコピンってトマトのやつだっけ?w
リコ&マキコンビ結成。やっぱ百合方面に行くのかな?
なんで廊下ですれ違う女はみんなハートマークが出てるんだ?w
なんかこの二人のイチャイチャ見てるだけで結構良いかもしれないw
おっ眼鏡っ娘キャラが現れたか。
ここまでずっと二人だったもんなwってオワタww
なんだかんだあっという間に終わってた。
結構楽しめてたようだ。
すげぇ登場人物絞ってて見やすいはこのアニメ。
最後までみたいな。


2話
恋愛研究か。なんかどうやら百合展開は無いようで。
あくまでも恋に恋する少女の話みたいですね。
男キャラものちのちでるようですね。
しかし恋に恋する女ってのは痛い。
なんの為に恋してるんだかわからない性欲女みたいなもんだよなぁ。
恋に恋してるだけでその人の事実は好きでもなんでもなかったりとか。
ひたすら付き合う人数ばっか増えていくんだよなぁそういう奴。
まぁ大人になっても同じようなのはいっぱいいるわけだけど。
しかし眼鏡ちゃん随分ドヂっ子だなぁ。
ドヂ属性を付け足すとか相変わらずあざといなぁほんとw
手品か!ww
しかしこの頬がずっと染まってる感じが可愛いなぁほんとw
やっぱ女の子はほほ染めてる所が一番可愛いよなぁw
だから恋愛の慣れっことかH慣れした女は嫌いだ。
お姫様抱っこになんで憧れるんだろうか…
女じゃないからさっぱりわからない。
やっぱそういう漫画とかアニメとかの影響なのかな?
そうだな恥じらってこその女子だ。よくわかってらっしゃる達人。
腹?w眼力?wわけわかんねぇwwどんな勘違いしてんだかw
実に中学生らしい感じがいいなぁ。
覗きって変態行為だよねぇwwサヨ男っぽいな。守銭奴w
エノ子供っぽいなw
自画像wwどうみても抱きまくらじゃねぇかwよだれベットリのw
ダッキーって名前だったのかww
エクスペンシブwもうカオス!ダイナミックキャッチw
うーんあまり話進まないな。これからどう転がるんだろ。
次回も期待。


3話
ヤりたいんです`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブーーー!!欲求不満w
親のこと持ちだされてなんで血が出るんだ。
眼鏡wwまさかの追撃w
ダバダバ男爵w名前がまた変わったぞw
なんで廊下の女子はいちいちハートが出てるんだw
あら会長倒れたか。
完全に恋愛脳だなこいつら。
守銭奴ww否定しないのねw横領しそうだw
エノ駄目な奴じゃねぇかww
ハンカチ落としで激論w
ワキ蒸し暑いってクサそうw
何と言う子供のやりとりw中学生らしいな。
ワキ先輩wだから匂いそうなのやめろ。
マキは頼り方を知らないのね。俺も知らないや。使い方なら知ってるが。
あっ恋愛研究の資料が…話をややこしくしやがってw
眼鏡したこと無いのかよwっと思ったら眼鏡いい仕事しやがってw
いい流れだなぁ。単なる恋愛脳のザンネンアニメにならなくてよかった。
これで恋愛研究メンバーが揃った感じかな?
目安箱に恋愛絡みの相談が入ったと予想。


4話
欲求不満w どうしようもないな。
恋の凄腕スナイパーwいつの間にそういう事になってんだよw
眼鏡w まんまと釣られて後に引けなくなってるw
最近は中学生でもやるんですか?合コン?やらねぇだろw
LINEで殺人事件は起きてたな。
週二で合コンww高校の頃俺でも頑張って月数回だったぞw
出会い系駆使すればもっといけるけど。今ならもっと敷居低そうだ。
ヌバタマの髪??よくわからん。砂糖菓子??
すれ違いざまに髪からいい匂いする子にはドキっと来るけどな。
恋愛スナイプ命中率0%w
ファンレターですよねー。それともレズレターですか?w
女にモテる女って男にモテないよね。
先週の恋愛相談これか。
私が聞いてきてやるってどういう事wどんどん引くに引けなくなってるw
だからなんでいつも廊下の女子は♥がry
ランジェリーだし。だからこれなんなんだよ。
鈴の想像やべぇww
下着メーカーって落ちか。
私の体はランジェリーで出来ているw歌がひでぇww
寝ても覚めてもランジェリー♪
まさかの娘の名前を下着の名前にするとかトラウマになるわな。いや逆なのかもだが。
34点wこれはひどいw
いよいよ男キャラの登場か!?鈴脳内お花畑か。
いつまでも意地っ張りだな。
一体何処の男子なんだ?
「彼氏に聞いた」なっなんだと!?まさかおまえがw
まぁ中学時代は学校違うだけでも遠距離だよな。
中学時代は何聞かれても恥ずかしいよなぁ。恥ずかしさのあまり友達と本気で喧嘩した事あったわ。
ダッチーよだれまみれじゃないか!
ハンカチ落としてるwwなんでツンデレたwどうしてミュージカルw
ダッチーは犠牲になったのだwあっダッキーだったっけ。
給食時間のゲリラ放送で何する気だよw
安定して面白いなぁ。男キャラ全然でねぇなしかし。
ってかエロ無いし深夜じゃなくても良さそうだな。


5話
恋愛ラボってラブラボって読むんだよね。ラジオ聞くまで気づかなかったw
出ました放送乗っ取りw
マキあざといな。絶対付き合いたくねぇ。
スズ安定して可愛いwドジっ娘すぎだろw
眼鏡めがね目がねぇ!wなんともベタな(3。3)
放送英語で話してますって注釈いらんだろw
あれ先生結構美人じゃね?w
真面目に恋愛相談のお悩み解決しやがったw
リコ先生にどやされてそうだな。尻拭いか。
トイレにって隠すところがなんか男前だな。可愛いw
生徒指導室で用を足すとかww眼鏡見てますよアピールをさりげにしやがった。
やらないと出来ない子。これ当たり前なのにぐさっと来なくてもいいのにな。
あら先生口滑らせちゃったかな。
取り調べにかつ丼w英語の先生美人だ。
髪飾りはそういう事か。
イイ自己犠牲じゃないか(´;ω;`)ブワッ
なんかやたら感動しちゃったじゃないか!
すげぇ良い友だち関係だな。まさか涙がちょちょ切れるとは思わなかった。
CMの8.5巻ノルマ一人10冊っておまw原作読みたくなってきたなぁこれ。
なんか前半だけでしっかりした話のボリュームだった。
俺も英語が一番苦手だったなぁ。
スズ入ってなくてよかったじゃねぇかアホの子かw
ダッキーから教わる設定にするなwどっから学ランぱくってきたんだよwどういう事wどっから仕入れたのw
経費の流用ってか完全に横領だろw
マキマキオって誰だよwなんかエンジェルビーツの音無すぁ~の奴みたいだなw
75点でこの反応されたら凹むわw
一方的に言い寄られて根負けwもっと真剣に付き合えよw
パンチラ?なにそれ詳しく!w
スパッツの上にパンツってどういう事なのw
でも今考えるとスパッツってエロいよなぁ。あれって下にパンツはいてるのかな?
リコはどこまでもハッタリにハッタリばっか重ねる奴だな。
何回も好きだって言えば割りと大抵の男は落ちるぞ。まぁ本命にはなれないかもしれんが。
昼の放送まとめプリントwそんなのあったのかw
この間の委員会でも…あれ?バレ始めてないか?
ってまた男出て来なかったな。もしかして最後まで出ないんじゃねぇの。
次回予告
寝ても覚めてもランジェリーはもういいよw
最低伝説リコは気になる次回だ。


6話
アニキだと思ってるw古傷えぐるのはママだったかw
だからなんで無駄にMOBにモテモテなんだよww
今更気づいたけどリコってスカートめっちゃ短いんだな。
サヨww一々うざいやつだなw
遂に男登場か!男泣かせって結局誰だったんだw
あれか朝ママが言ってた隣のサトシ君か?
リコ色気づいたなw
ほう塾の奴だったのか。って違うやつだった。
何故逃げるんだ。やっぱりサトシ君か。
サッカーチームが男女混合ってありえなくね?
うわうわマキ寝とる気かwはたまた友達狙いか。
なんという適当な紹介wマキラッキーじゃねぇのかよw
一々逃げすぎだろwサトシ怒りっぽいなw
マキ英語で話すとかパニクリすぎだろ。
ちょwふたりともバック忘れてるぞw間違って伝わってるw
恋愛相談多いな。
なんぞモモ先輩ってwなんかまずいんじゃw
早く次が見たい。


7話
4件の相談がたまってるのか。
伝える手段は新聞部になるのかな?
ギャフンギャフンギャフンw
まぁサヨがヤバイって位だしやばそうだ。
エノは振り回すのは好きでも振り回されるのは嫌いなのか。
相変わらず恋愛師匠として見られているのかw
マキが壊れたww
ダッキー何に載せてんだよw
マキ夫wダッキーのリアル化こええw
好きな女子の笛を舐めるどこかのアニキw
マキは間違いなく男依存+SEX依存になるだろうなぁ。
お父さんww
女うるさいよなぁほんとwよくわかるw
マキww惚れたのか弟よ!レン完全にやられてるw
悪口の練習ってなんだよ。いらん練習すんな。
おいジャンプ音マリオだったぞ完全にw
サヨ目ざといなw「写真NGの方ばかりなんですね」どうしてそうなったw
レン完全に駄目だなこりゃw
おっとスズはレンに惚れたか?wレンよマキだけはやめとけ…
なんだこの兄妹脅しあいすんなwなる程塾行くようになったのか。
リコxサトシはもう夫婦だなw


8話
新聞部が早速しっぽを出してるしw
サヨの金ナメんなで新聞部が格下げになって同好会に。
ワイルドの君でリコがガタガタwどういう事なのw
リコが猫かぶりキャラにw
マキは自分が猫かぶりキャラだと気づいていなかった。
ワキと呼んでいたことを蒸し返すww
なんだろうこのリコ凄くキタエリっぽいw
色の黒い女の子は男にはあまり人気無いだろうね。
まぁ色白美人とは言うけど色黒美人とは言わないしね。
マキ夫の真似は出来ないのかw
翌日。
マキが色黒ギャルにwwマキだけじゃなかったwこれはひどいw
ガリガリよりはぽっちゃりが良いけど別に胸はでかくなくてもいいけどな。
ささくれなんか気にする男いねぇよw
ナナちゃんどんだけコケキャラなんだ…もはや足の病気だなw
新聞部がいつの間にかこっそり後ろに現れたw
リコの猫かぶりキャラが写真に撮られてたw
マイルドの君w略してマキww
ナナとスズのコケコケ追いかけっこどうなってんだよw
どっちも足の病気かよw三半規管に絶対異常があるレベル。
来月新聞コンクールがありここで部の昇格を狙っている新聞部。
サヨが彼氏とデート。リコはハリセン妄想破りを覚えたw
半年ぶりに公園でデート。
マキはどんな妄想を抱いているのか…リコの妄想がひどいw
ぽっちゃりに敏感すぎだろスズも新聞部もww
女の細い願望は本当にわからない。ってかTVや雑誌の影響受け過ぎ。
ガリガリは気持ち悪いからマジで。モデルとかホント気持ち悪い。
サヨのスクープが写真に撮られたwこれは脅されるフラグw
ホントマスコミはマスゴミだなぁ。中学生なのにこれだもんな。
あーあ先生にバレちゃった。
エノたちをかばってサヨは生徒会辞めるのか…
富士女生徒会が大ピンチ。
来週エノ髪の毛ばっさり切っちゃうのか!?


9話
サヨ生徒会はもういいのかよ…
スズが珍しくコケないだと!?シリアル回だなぁ…
仲良しの友達をプリントで書くとかどういうモラル崩壊した学校だよ…
エノとサヨ仲良しだなぁ。
男女交際運動っておいおいおい。やめろよおい。エノ落ち着け。
あれ?先生って黒子?ジャッジメントの人?
もたもた詐欺ってなんだよw
何これ可愛いwなんで一緒に泣いてるんだよwwすげぇ可愛いんだけどwすげー抱きしめたくなるw
ダッキーいつの間にか服着せられてるw
なんでハゲ・ズラかぶってんだよwwデフォルメ絵が一々可愛すぎるw
藤姫様の正体ww喘ぎすぎだろw
マキ夫www9cmも厚底履いてるのかよwマキ夫進化型ww
そういう作戦で来たかwてっきり髪の毛切って誠意を見せるのでって流れかと思った。
皆一々可愛いなぁもうw
男装して男の気持ちになるww言い訳苦しすぎるだろw
サヨだけそういや年上なんだっけ?
エノみたいなバカが他に三人もwwサヨを崇めるなw
新聞はリアルもアニメも糞だな。
ロリエノとロリサヨ可愛いなぁ。


10話
サヨのデート時の変装だと?
「次に合うのは成人式」ってもはや知り合い程度の言い訳はひどいw.
サヨ眼鏡外すと実は可愛いのか…なんてベタなwそんな見えない奴中学じゃそうそういねぇだろw
マキ後ろで掛けるなw
ハート眼鏡wだまからマキ後ろで何してんだよw
いとこに貰った服…男のブカブカ服はヤッた後の格好だろマセガキがw
原始人wPCエンジン思い出すw恋の忍術これなんだっけ見たことあるぞ絶対パロだw
新聞部侮れないな。エノの兄様わけわからんな。
「女ってミーハー」って小学校でそんな事思うか?w
最初だけ人気あってパーッと散っていくのよくあるよなぁ。
夜逃げでいじめるとかどうしようもねぇな。チビどもが!水島強すぎるw
俺は無表情の子の方が好きだったなぁ。元気なやつほど信用ならん。
うおっスカートに頭突っ込むとかやるじゃんw俺は業とやったなw女目線だとどう写るんだろうこういうの。
俺の場合はこの変態って適当にあしらわれてたけどなぁ。
兄様w気持ちはわかるぞ!wありがとうございますwwwクッソワロタw嬉しいwwここツボるw
兄妹との思い出。スズのアニキ?隣のトロロさんww犬バスでけええwwwって絶対トトロじゃねぇか!w
スズ可愛いなwなにここメッチャテンポ良くてハマるw
犬バス繁殖期にすんなw兄バス…wまぁ子供はなんでもおkだわなw
3歳位か?7歳位かな?この位の子メッチャ可愛いよなぁw
ただ一回バスとかやっちゃうとずっと離れなくなるのがめんどくさい。
今度はエノか。兄様何があったんだ…
ドSキャラってかクールがモてると思ってる奴たまにいるわwだからと言っていきなりドMかよw
金が欲しかっただけかよサヨw
デコピン所じゃねぇなこれ…やるのかよ容赦ねぇw
マキはド変態だけどなw
エノはいっつもキツイ気がするんだが…おっ出来る子だな。
リコワロタw先生後ろにいるの気づけよwなんだ数学嫌いなだけだったのか。
あれ?今回スズ目線で全キャラ紹介みたいな感じになってないか?サトシとか出なかったけど。
いやぁ10話のギャグテンポメッチャ良かった。
次回予告
ダメ男にひっかかるタイプわかるわーw
ってか都合のいい女になっちゃうタイプだろうなぁw


11話
いきなりマキの妄想から始まるのか。
ん?男子との接点が無いだと?塾にいたじゃないか。
ってやっぱ塾ネタかw脳内妄想のヤンがひどいw
マキがっついてんなー。
さっちゃんwなんでちゃん付けるんだ…
女はこういう所わかってねぇよなぁ。
うわーあるあるだなぁこれ。男はちゃんとか付けられるとイラつくんだよ。可愛いって言われるとむかつくし。
すんげー美少女ってまさかのマキだろw
可愛いって言いやがったwそりゃあ喧嘩になりますよねぇw
うわーお母さんに見つかってるw
これはひどい妄想ノートwずぶ濡れってブラ透けまくりだぞw
ダンスバンド釣りってどんだけアホなんだww
マキ=妄想族だな。
女子校の女は落としやすいからなw 過保護はまずい。
うおっ同じ塾往く事になったか。
ばったりwwまぁそうなるよねーw
マキのリアクション可愛いwwICレコーダーってwパニックw
初めてを奪ってwwサトシまで目が☆にw
ヤン可哀想。
あっサトシばらしちゃうのかよって夢か。
駄目だこりゃマキ早くなんとかしないと。
3ヶ月近く名前を呼んでくれないってどういう事だよwしかも苗字なのにw
自分でうちわ仰いでやがるww蒲焼きw
物陰って完全にストーカーwなんという心霊現象w
クーラー要らずのエコ女神ww
下敷き投げんなwダッキーに突き刺さったw
服の下から仰ぐ女子とかただの変態じゃねぇか萎えるわ。
うぜー新聞同好会盗み聞きかよw
恋愛ラボ通信だと?おいヤバイんじゃ…
後二話かぁ終わっちゃうの寂しいなぁ。


12話
新聞部をトカゲのしっぽだと?恩返しか。
マキやる気満々だなwwカートゥーンTVかよw
窓から見てるだけでいいのかよwやっぱ戻ってきたwリコ師匠w
私は生涯持てませんでしたw未来まで否定wリコ猫かぶんなw
ひっどいいきなりひっぱたくなww
ナツオ?マキ?あら?どっちがどっちなのw
いやぁマキはただの変態だろw
あぁそうだ塾通うことになったんだっけ。
会話なんて途切れなかったww
早速出会ってる。
リコが好きでリコにふられたリコの友達wwえぐんなw
マキが実に可愛いw壁マニアwww言い訳苦しすぎるw
なんにでも抱きつくんだなww
あー言っちゃったかな?嘘かよww一々えぐんなww
塾を変える準備wひでぇwマキのほうが進んでたのかよw通う意味無いじゃんw
先生ヤンをからかうなwどんだけ恋愛脳なんだマキw
あっガセってバレた…ヤン言い過ぎたな。
マキの頭お花畑すぎるだろ…
思い込みだけで勝手に決めつける女多いよなぁ。噂にすぐ流されるし。
まーた言いそびれてんのかよw
駄目だこりゃwwもう一生言えないだろこれw
あっサヨ言っちゃうのか?エノとスズ怖いな。バレたら急にリコ省きそうなタイプ。
だったらどう思う?wwおいどうしたww派手な髪飾り禁止なのか。
あー恋愛相談の話がひとり歩きし始めた。
マキ都合のいい事しか耳に入らないんだな。
ってか今回シリアスとギャグを行ったり来たりしすぎて全然笑えなかったなぁ。
最終回でバラして仲直りENDで終わりかな?
来週深夜4時15分って朝じゃねぇかww


13話
わんぱくな転び方ってなんだよw
なんか雰囲気おかしいな。何があったんだ…シリアスモードだな。
すでごおおおおおおってなんだよwwwヒデブか!w
OPカットかな?
皆気付いてきたようだな。
恋文と間違えて果たし状ってどういう事だよww
サヨかよww何やってんだwおいアフロかぶるなww金かよwダメだデフォルメ絵が可愛すぎて萌え死ぬwいや全てが可愛すぎる…12話5回位見ちゃったしヤバイ…
マキどうしたんだよ(´・ω・`)なんで涙出ちゃったんだよ(;_;)
サヨまるで男だな。こういう子たまーにいるけど女の子の半数をこういう子がしめてくれれば良い国になるんだろうなぁ。
やっとけじめ付けるか。
原作漫画買ったけど読んでねぇwほったらかしになっとるw
アニメの可愛さホントやばいよ…中毒になりすぎてたまらん。
サトシはリコ狙いじゃなかったのか…浮気すんな!
あぁ…リコのモテナイ話バレちゃった…(´;ω;`)
サトシかっけええええええええwヤバイ萌えたwリコ殴られ可愛すぎて死ぬwマジヤバイ恋した時位キュンキュンくるホントやばいw
どうしてそうなったw
ダメだリコに感情移入しすぎて涙が止まらない。画面が見えない(´;ω;`)ブワッ
マキ純粋過ぎるだろ。・゚・(ノД`)・゚・。もうダメだ萌え死んじゃう(´Д⊂ヽ
ジブリ泣き吹いたww
デフォ絵可愛すぎて死ぬ…エノが一番正常な反応だな。
これはひどい凄惨だなw
うおおおおおおおおおおおおおおこれで終わりかよおおおお!
あぁもう駄目死ぬ死ぬ死ぬよ。萌え死ぬよ。くっそマジ二期やってくれないと死んじゃうよ。
ガルパン風EDが変わっちまった…一枚絵かよ…
あああもうだめだ後100回位見る気がする。なんなんだこのアニメ…
もう萌え殺す気満々だろこれ…もう死んだ俺が死んだ今死んだ…
二期マジ作って下さいお願いします。{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 64

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

恋に恋する女子中学生の恋愛感をコント風に演出、それでいて笑いのみに終始していないので好印象。【総合評価:72点】

2013年夏に全13話で放送された作品。
原作は現在『まんがタイムスペシャル』にて連載中の4コマ漫画。

世間からは、お嬢様学校と呼ばれる名門私立中学が舞台。
主人公の倉橋莉子は、小学5年まで男子に交じってサッカークラブに所属するなど、運動神経は抜群、影で「ワイルドの君」と言うあだ名で呼ばれ「男キャラ」として見られている。
そして、そんな彼女とは正反対で才色兼備、周囲から憧れの的である生徒会執行部の会長、真木夏緒が生徒会室で密かに行っていた『恋愛研究』の場を偶然目撃してしまう。
校則により『男女交際』を禁止している事もさることながら、ツッコミどころ満載、明後日の方向に恋愛感を持つ真木に対し、一般的な意見を述べた莉子を『恋愛の達人』と勘違いしてしまう。
実際に男勝りな性格も災いし、恋愛は失恋ばかりの莉子は見栄を張ってその勘違いを許容し、あくまで一般的論やら漫画知識で恋愛指南をする事に
これをきっかけに『会長補佐』という名目だけで何もしなくていい」という条件付きで生徒会役員に加えられる。
その後、ちょっとしたすれ違い等で生徒会室に来なくなった他のメンバーといざこざの後に仲直りし生徒会メンバー5人で『男女交際』禁止の校則故に秘密裏に『恋愛研究』を行っていく。

個人的にはそこまで期待していない作品で、視聴したのも時間的に何となく余裕があったからと言う理由だけでした。
第一話のOPが流れた瞬間にテレビの電源切ろうかと思いましたが、何とか踏みとどまって視聴すると『恋愛研究』は夢見がちな女子中学生の『恋に恋する』ってレベルの考え、それをコント調に仕上げていてかなり面白かったです。
メインとなる生徒会メンバーは全員に特徴と役割があり、5人それぞれに抑止力的な相手が居て暴走し過ぎのキャラも出ずバランスが取れていました。
『恋愛研究』と言う名のコントのみに終始せず、問題に直面しては生徒会メンバーが互いに助け合っていき絆を深めていく物語性もあってかなり好印象の作品でした。
コントのみだと終盤失速するのではないかと言う危惧があったんで、物語面もしっかりしていた事でどちらも良い感じに盛り立てられていた様に思えます。
個人的には2013年夏において、期待値を大幅に上回ったダークホース的な作品となりました。

声優陣はまぁ普通、作画に関しては意外と綺麗で個人的にも好きな部類に入ります。
音楽面に関しては、正直OPとED共に好きな曲ではないのですが、作品の雰囲気にはしっかりと合った曲になっているのでまぁ良いんではないでしょうか。
抜群と言えるほどではありませんが、全体的には良く出来た作品だと思います。

物語もしっかりとしていて、コントのみに終始しない展開は非常に良かったと思います。
未視聴の方は一度視聴してみてはいかがでしょうか?

投稿 : 2024/06/08
♥ : 58

75.6 11 恋愛でコメディなアニメランキング11位
バカとテストと召喚獣 ~祭~(OVA)

2011年2月2日
★★★★☆ 3.8 (1018)
6485人が棚に入れました
ここ文月学園では、まもなく清涼祭と呼ばれる学園祭が開催される。この学園は試験召喚戦争など特殊なシステムを採用している事もあって、毎年多くの来場者で賑わいを見せ、生徒たちもそれに応えるべく奮起して、準備に励むのであった。その頃、2年Fクラスでは――

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

本編と同様、おもしろかった!

本編と同じくバカたちが色々とやらかしてくれましたw
一番おもしろかったと思ったとこはやはり召喚獣大会ですね。
途中の試合は無茶苦茶なことばっかりやってましたが、決勝ではカッコよく決めてくれました(^_^)v

ギャグもバトルも恋愛も無駄なく練りこまれていて、すごく完成度の高いOVAでした。

あいかわらず下野さんのツッコミスキルは半端ないですねw
明久の役は下野さんじゃないと務まらなかったと思います。

あとOP曲が本編のOP曲よりもこっちのがいいと思いました!

投稿 : 2024/06/08
♥ : 36

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

召還獣バトルは迫力満点!!第二期を100%楽しむ為に是非!!【総合評価87点】

2011年2月に発表されたOVA作品。

バカテス第一期と第二期の間に出されたOVAです。
第一期終了からと第二期開始まで一年以上期間が開きましたが、その間にちょうど良い感じで出されましたね。
上・下の二話で構成されており、内容は文化祭にスポットが当てられています。

上巻では、一般的な文化祭の風景が描かれております。
今まで通りに、お馬鹿なテンションでしっかりと笑いを取り盛り上げてくれます。
そして、下巻での召還獣バトルへと繋がって行きます。

下巻では、この作品の特徴でもある「召還獣」によるバトルがメインとなっています。
第一期、そして第二期を含めても、召還獣のバトルシーンはあまり期待するようなものではありませんが、このOVAの下巻における召還獣のバトルは、なかなか力の入用を感じさせられましたね。
召還獣が今までになくスピーディーに動き、迫力も今までの比ではありませんでした。
ですが、その召還獣バトルの合間にもしっかりと笑いを取ってくれています。
下巻においては、笑いと今まであまり評価になかった召還獣のバトルもかなり作りこまれており、完成度はかなり高いですね。

因みに個人的には、このOVAのOPはバカテス史上、一番好きでした。


そして、このOVAは第二期を視聴するに当たって見逃さないことをオススメします。
その理由についてですが、第二期の物語はこのOVAの視聴を前提とした作りになっているからです。
文化祭での出来事を引っ張って、ネタに使っていますので、このOVAを見ていないと、内容が理解できない点があります。
そして、OVAで登場したキャラクターが登場、このOVAで描かれる文化祭での因縁で喧嘩を吹っ掛けられたりもしますので……
そう意味でこのOVAの視聴は第二期を視聴する前に、見ておかないと内容的に繋がらないので……
第二期視聴前にこのOVAを視聴して、より楽しく第二期に臨んでいただきたいです。


TV放送と比べても、笑いのレベルは同等、且つ、召還獣でのバトルシーンはTV放送版よりもかなり良い出来栄えです。
第二期をより楽しんで頂くためにも、とても重要な話となっていますので、是非ともこのOVA視聴をして頂きたいです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 34

Yulily さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

安定の愛すべきおバカさん達!!

1期と2期は視聴済み
前後編に分かれたOVA作品。1期の後で2期への繋ぎです。


日常のギャグ溢れるお話に続いて後編は召喚大会のバトルとテンポのよい
ストーリー展開になっています。


表紙になっている定評のある女装のアキちゃん(明久)を見れます(笑)


1期に続き愛すべきおバカさん達のギャグは健在(笑)
とにかく笑えるっていう作品。1期に違和感なく見れた人向けですね


1期に続き安定の面白さ(^w^)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 25

76.6 12 恋愛でコメディなアニメランキング12位
だがしかし(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1302)
6519人が棚に入れました
家業の駄菓子屋を継ぎたくない鹿田ココノツは夏休みのある日、駄菓子マニアの不思議な美少女・ほたるに出会う。
実在の駄菓子とともに少年×少女のおかしな夏が今始まる!
美味し懐かし駄菓子コメディー、お腹いっぱい召し上がれ! !

声優・キャラクター
竹達彩奈、阿部敦、沼倉愛美、鈴木達央、藤原啓治

ルル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

で、実際に駄菓子屋に行ってみた...。

原作漫画未読で視聴。


『シガタ駄菓子屋の高1の息子「鹿田 ココノツ(しがた ここのつ)」の日常を、駄菓子マニアであり大手のお菓子メーカーの令嬢でもある「枝垂 ほたる(しだれ ほたる)」の駄菓子商品の豆知識を絡めて面白おかしく描く一話完結型の全12話の物語』


この作品にはストーリーのようなものはありません。また、ジャンル的にあえて分類するならば日常コメディです。ですからこれといったイベントようなものは起こりません。あまり期待はしてはいけません。なお、物語の舞台は主にシガタ駄菓子店内で展開されます。


「駄菓子かぁ・・・懐かしいなぁ」と思ったので観てみました。それにしてもこの作品は実に興味深かったですね。登場人物が他の作品と比べて圧倒的に少なかったからです。主人公の ココノツ、父のヨウ、ほたる、遠藤 サヤ、遠藤 豆のほぼこの5人だけでした。全話通してです。「たった5人でよく最終話まで飽きさせずに持たせられたなぁー」と感心しました。おまけに「駄菓子」というマニアックでピンポイントな題材でここまで話題を広げるのですから凄いもんですよ全く。しかも何気に駄菓子商品の豆知識が本格的で勉強になりました。実生活には何の役にも立ちませんけどね...。飲み会のネタぐらいにはなりそうです。


登場人物はコメディという事もあって基本みんなアホなんですが、一応作品全体を通して、「ほたる」や「ヨウ」はボケ、「ココノツ」は突込みという役割分担があります。ココノツがボケを的確に回収しながら話は展開して行きますが、たまにココノツもボケ側に回って誰も突っ込まないという暴走パターンもあります。私はむしろこの収拾のつかない暴走パターンの方が好きでしたね。(4話のような)


この作品を観終えるとやっぱり気になりますよね?本物の駄菓子屋。という事で、休日を利用して場所を調べて行ってみました。そこは自宅から車で30分の距離。で、一杯買ってきましたよ。うまい棒、すこんぶ、ミニコーラ、よっちゃんイカ、ココアシガレット、五円チョコ.....etc 。写真をアップ出来ないのが残念でなりません。でもさっき食べてて気付いたんですよねー。大人になって行くと沢山買えるけど楽しさ半減。やっぱり駄菓子屋は,子供のころ小銭握りしめて行ったから楽しかったんだろうなぁーと。


それにしても駄菓子は奥が深いですよね。「たかが駄菓子だが駄菓子、たかが駄菓子だが駄菓子 、たかが駄菓子だが駄菓子」 ←これ早口で言えたらうまい棒10本プレゼント。(運営から)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 61

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

さやし・・・

駄菓子オタクコメディー。
アニメタイトルに逆接の接続詞を重ねていますが、単なる駄洒落でしょう。
そこは突っ込むところではありません。
もうひたすらにマニアックな駄菓子ネタを連射することで心を打ち抜いてきます。

舞台は、夏そして田舎。
そう、これは駄菓子に対するノスタルジーを最大限に引き出す演出。
子供の頃を思い出します。
しかしまあ、よくここまで駄菓子のことを語れますよね。
その遊び心に、良くも悪くもあきれ気味です。

このアニメは二人のヒロインの魅力に尽きます。
メインヒロインはほたる。
五重円の瞳がどっか行っちゃてる感を醸し出している駄菓子オタク巨乳少女。
そのシュールな存在が笑いの源泉となっています。
サブヒロインはせやし・・・じゃなくってサヤ師。
ちっちゃい瞳がどっか驚いちゃってる感を醸し出している貧乳少女。
その素朴な存在が最大の萌えポイントとなっています。

ほたるのマイペースなふるまいに対し、サヤ師のポンコツなリアクション。
その対照的な姿にあっけにとられます。
それにしても、サヤ師、すぐ顔を赤らめる。
サヤ師の純真なかわいさが、ほたるの存在感を食っちゃてます。
このアニメ、サヤ師アニメと思うんですがいかがでしょうか。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 52

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

懐かしさを感じてしまいます

とても懐かしさを感じるアニメです。

この物語の魅力はなんといってもお店に並んでいるそれぞれの駄菓子。
ヒロインのほたると主人公のココノツが、その魅力を十分に伝えています。

このアニメを見ると、なぜか駄菓子屋さんに行ってみたくなる。
そして、二度と帰ってこない子供の頃の遊びをしてみたくなりました。

昔はどこにでもあった駄菓子屋さん。
10円玉1個で、食べられるお菓子。
あの頃は、携帯電話も液晶テレビもパソコンもなかったけど。
それでも懐かしい。

ほたるの説明を聞くと、それぞれの駄菓子メーカーの方達が、子供たちのために低価格で懸命に工夫を凝らして製造されていることがよくわかります。
一つ一つの駄菓子には、子供たちへの愛情が込められています。
それは地味だけど、とても暖かいものでした。

今の東京では、このような駄菓子屋さんはなかなか見つけられません。
時代とともに少なくなってゆく駄菓子屋さん。
それは、寂しいような、仕方がないような…、複雑な心境です。


そして、この物語を徐々に奥深く彩っていくのが、もう一人のヒロインのサヤ。
彼女の魅力に気づいてあげられる人は、きっと優しい心の持ち主でしょう。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 47

79.3 13 恋愛でコメディなアニメランキング13位
極黒のブリュンヒルデ(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1734)
9692人が棚に入れました
子供の頃に事故で死なせてしまった幼なじみの女の子のことが忘れられない高校生・村上良太は、彼女との約束「宇宙人が存在することの証明」を果たすべく、天文部に在籍し毎日夜空を見上げ探し続けていた。ある日、良太の前にその幼なじみと瓜二つの転校生・黒羽寧子が現れる。しかし、彼女は自分を「魔法使い」だと語った…。「魔法使い」は研究所で手術や薬により肉体を改造され、様々な特殊能力を持つが、鎮死剤を毎日1錠飲まなければ死んでしまうという。「研究所」から逃げ出してきたという彼女を回収するため、次々と追跡者が差し向けられる。迫り来る高位の魔法使いと鎮死剤の枯渇、あらゆる死の恐怖が迫る中で彼女と良太が選んだことは・・・。

声優・キャラクター
逢坂良太、種田梨沙、洲崎綾、M・A・O、田所あずさ、東地宏樹、鈴木達央、沼倉愛美、内山夕実、能登麻美子
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

タイトルなし

1話目がとても面白かったですね^^
OPがおどろおどろしいところが印象的です。

主人公の声優さんは、「彼女がフラグをおられたら」の
主人公もやっていますが、どっちも1話目から
{netabare}死亡フラグ {/netabare}がいきなり立ったというのが
共通していて、ちょっと笑ってしまいました^^

■第2話
{netabare}
黒羽の状況が大体わかりましたね。
あと、掛け算ができない理由も判明しました^^
「左右」を「ナエナロ」って呼んだのは斬新です(笑)
{/netabare}

■第3話
{netabare}
3話目にしてあっさりと猫が・・・。
「まだ大丈夫だ」ってどういうこと??
{/netabare}

■第4話~第6話
{netabare}
小鳥ちゃんは無実っぽい?
・・・でもまだ伏線は回収してないよね^^;

クスリも尽きかけて泥沼に陥る前に
強力な助っ人登場★これはまた展開が楽しみです♪
{/netabare}

■第7話~第13話
{netabare}
最終話展開早すぎぃ(笑)
でも今期かなり面白かったアニメでした^^

EDでカズミが生きてて、みんな「!?」って感じでしたねwww^^
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 90

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ラストもの凄いスピードで駆け抜けたねε=ε= 三 ;`ロ´)

かなり凄惨なシーンの多い作品になります。
グロが苦手な方は視聴を避けて下され(●`ω´●)ゞ

子供の頃に事故で死なせてしまった
幼なじみを忘れられずにいる主人公・村上 良太。
その彼の前に幼なじみと瓜二つの少女・黒羽寧子が
現れる所から物語はスタートします。
しかし寧子は「魔法使い」と呼ばれる人工的に造られた超能力者。
良太の元にはそんな「魔法使い」たちが集ってきます。

ストーリー、お話はテンポ良く進んでいきます。
魔法使い同士のバトルシーンも多いので
このテンポの良さはとてもプラスになってます。
この手のジャンルでは王道と言ってもいい内容で分かりやすい作品。
張られる伏線もしっかりしたもので、こちらを楽しませてくれます。

寧子と同じ境遇にある「魔法使い」はどのキャラも魅力的(*´∀`)♪
いろいろな属性の「魔法使い」が出てきますよ♪
ちょっとエロもアリですw
まぁ、お決まりと言ってしまえばそれまでですがw

声優陣は逢坂良太、種田梨沙、洲崎綾など若手を起用。
演技は全く問題なくストーリーに入り込んで行けました。

残念なのは終盤の詰め込み過ぎですね。
伏線の回収やそれまでの謎解きが…勿体なく感じました(;´`)
作品は全13話+OVAという構成ですが
もう少し上手くまとめてれば評価はもっと上がったと思います。

グロ注意のダークファンタジー作品ですが
それを除けば十分に楽しめる1本だと思います!
ラブコメ好き、バトル好きの方にオススメです(*・ω・)/″



《キャスト》
村上 良太(CV.逢坂良太)
黒羽 寧子(CV.種田梨沙)
橘 佳奈(CV.洲崎綾)
カズミ=シュリーレンツァウアー(M・A・O)
鷹鳥 小鳥(CV.田所あずさ)
斗光 奈波(CV.沼倉愛美)
若林 初菜(CV.内山夕実)
藤崎 真子(CV.能登麻美子)
柱谷 小五郎(CV.伊藤健太郎)
黒服(CV.鈴木達央)
九 千怜(CV.東地宏樹)



《主題歌》
OP:
『BRYNHILDR IN THE DARKNESS -Ver. EJECTED』(第1話-第9話)
『Virtue and Voice』/Fear, and loathing in Las Vegas(第10話-第13話)
ED:『いちばん星』/黒羽寧子(種田梨沙) 橘佳奈(洲崎綾)
      カズミ・シュリーレンツァウアー(M・A・O) 鷹鳥小鳥(田所あずさ) 

投稿 : 2024/06/08
♥ : 62
ネタバレ

アトランティス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アニメはこの作品全体からすると導入部に過ぎない。 【追記2016/5/23】全巻読み終わって。

エンフェルリートの作者「岡本倫」の描く最新作 極黒のブリュンヒルデ
SF要素の濃い作品となっております


ストーリーは巨乳好きの主人公村上良太が幼い頃、
自分のせいで殺してしまったクロネコをことを高校生に
なった今でも思っていて、ある日そのクロネコに似た女の子が
自分の学校に転校してきた。
そしてその夜、天文部に1人いた村上のもとへ突然クロネコ似の彼女が
訪問してきて………
という感じ。


SFでグロも多い作品ですがキャラのデレシーンも多く笑える所もあるので
浮き沈みバランスの取れた作品だと思います。
ダークファンタジーものです

イントロのみのOP、
あのOPは視聴者をブリュンヒルデへの世界へと
上手く引き込んでくれます
(10話からの新OPの方は、アニメに合っているのかは謎ですが映像は曲に合わせようと頑張っている感じでした)


キャラは寧子、カズミ、初菜が好きですがみんなもちろん可愛いです。
アニメの中では寧子のぷにぷに腕、変な歌
カズミの村上への猛烈アタック
寧子「じゃあ、私もその童貞を1つ、、」
のシーンに笑えました(^^;


序盤から中盤にかけてはストーリー進度もよく毎週面白かったですが
新OPからの辺り(10話くらい)から1クールで終わらせるためか
急展開過ぎて怒涛の展開。
原作でいえば4、5巻を2、3話で駆け抜けた感じです(^^;

2クールでの構想なら
原作を万篇なくいい感じにやりきれたかと思いますが
1クールで10巻分はきつかったようです。
そこがこの作品が少し残念な評価になっている点。。


でもなんだかんだでアニメは楽しめました
アニメを見て
ブリュンヒルデについてもうちょっと深く知りたくなったという方は
原作にも手を出してみるといいと思います!

僕もアニメ→原作の流れですが
良いところといえば
絵は漫画の方が可愛い
というところですかね。

アニメではカットされてしまった
スカジ編はこの作品の何箇所かある盛り上がる部分です!
アニメ化されたらよかったのですがね、、
漫画の方はカズミ推しが若干強い感じです。



追記:全巻読み終わって。
(↓以下の文章は僕がブログで書いたもののコピーになります)
{netabare}極黒のブリュンヒルデの17、18巻を読み終え

ついに完結となりました。


このブログで感想記事は書いていなかったですが、

僕が2年前アニメを見て、始めて買った漫画原作であり(いなり、こんこんはアニメ見る前に買ってた)

2年間ずっとおいかけてきた作品なだけに

読み終えた後の喪失感は大きかったです。


印象的だったのは奈波との別れ、良太の正体が分かるシーン。


良太の「見たもの」を忘れない能力ってああいうことだったのね、とか

1巻の崖から落ちて云々の話も合点がいきました。

それにしても世間って狭いものです。


誰かしら見えない所でつながっている。


それは奈波についてもそう。

奈波は見えないけれど常に良太のそばにいた。(それがアフロとして物質化して登場してましたが…)

これからは良太もそんな存在になるのでしょう。

残された初菜、佳奈、初菜のこと好きなあの男をいつでも見守る存在に。


寧子とカズミはいろいろあって良太のもとへ行くのですが

カズミだけ何か子供時代的な見た目に変わってしまっていましたw

多分最後のデッタへのアクセスの時に自分の記憶を残しておいたのでしょう。

ついでに小鳥のも。

(なぜ小鳥が復活していたのかはちょっと分かりませんが。どこか見落としがあるのかな)


良太も一応デッタの中だけの存在になったのでこれからはずっと一緒にいられる。

……でもあの世界、何もなさそうでしたね。何かしら創造できるのでしょうか。

未来日記のアニメのあのシーンを思い出します。


抜かりない彼女ですw


と、いうことで

簡単に思いのままを書きましたが


速報によると

これから新しく「RE:極黒のブリュンヒルデ」が連載されるようです。


とりあえず、この喪失感から救われました。

RE:も追っかけます
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 60

75.2 14 恋愛でコメディなアニメランキング14位
俺物語!!(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1181)
6143人が棚に入れました
巨漢で真っすぐな性格のため男からは厚い人望を得るものの、女性に縁のない高校1年生の猛男と、心優しい少女・大和、猛男の幼なじみでイケメンの砂川誠を中心に、互いを思いやる心の交流が描かれる。

声優・キャラクター
江口拓也、島﨑信長、潘めぐみ、井上喜久子、浪川大輔、青木和代、玄田哲章、北川里奈、前田玲奈、茅野愛衣

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

猛男かっけー(≧∀≦)ノ″

「美女と野獣」設定を地で行く学園ラブコメディ。
タイトル通り、主人公・猛男の目線で進行する物語。
全24話。
原作は別マ連載中の少女漫画。


男子を中心に人を惹きつける性格の持ち主・「漢」剛田猛男w
威圧感のある巨漢、ルックス的にはゴリラ似で女子人気はナシ。
そんな彼の恋愛をコメディタッチで描いた作品です。

さて感想。
『イケメン=男前』ではないんだなぁと。
行動や言動、気持ちや心を指す言葉こそ『男前』という
言葉である事を実感させられました。

彼女である大和凜子に対する強く大きな想いと気持ちが
常に伝わってきましたねぇ(o´∀`o)♪
そして、それは大和も同様でした。
無器用なりにお互いを思いやる
2人の姿にほんわり温かい気持ちにさせられました♪

最愛の彼女・大和をはじめ、誰にでも分け隔てなく
思いやりの気持ちを持てる猛男の漢っぷりには感服です!

「美人は3日で飽きる」昔の人は上手い事言うねw
もちろんルックスは重要なファクターでしょうが
自分に合う内面、性格を持つ相手の方が
一緒にいて幸せになれるのでは?
性格重視、こっち方が大切じゃないかと(´∀`)
自分にもそういう相手が出来ればなぁと思う今日この頃ですw
まぁ、なかにはルックス良し!性格も良し!
って人もいるでしょうけどね……( ≧Д≦)チッ。


ちと脱線しましたわw
2クールという事もあり多少間延びしている感じと
作画の粗さが若干気になるところではありましたが
全体的にはとても楽しめる作品だったと思います!
少女漫画原作作品強し!ですね(・∀・)v




《キャスト》

剛田 猛男(CV.江口拓也)
大和 凜子(CV.潘めぐみ)
砂川 誠(CV.島﨑信長)
砂川 愛(CV.井上喜久子)
剛田 ゆり子(CV.青木和代)
剛田 豊(CV.玄田哲章)


《主題歌》

OP
『未来形Answer』/TRUSTRICK
ED
『幸せのありか』/LOCAL CONNECT

投稿 : 2024/06/08
♥ : 71

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

良い男の見分け方

-----------------------公式あらすじ-----------------------------

剛田猛男(ごうだたけお)は高校1年生。身長2m・体重120kg(いずれも推定)。
真っ直ぐで不器用で鈍感な猛男は、女子からはモテないけど、男子からは超モテモテ!
今まで好きになった子は、いつも幼馴染みで
超イケメンの親友・砂川誠(すなかわまこと)の方を好きになってしまう。
ある朝、猛男と砂川は通学電車の中で、痴漢に遭っていた
女子高生・大和凛子(やまとりんこ)を救う。大和に一目惚れした猛男だけど・・・。

-----------------------公式あらすじ-----------------------------

この漫画が凄い1位と、ご存知の方も多いだろうし
とても人気がある漫画です。
友人も全巻買っておりました(;´∀`)

原作の方が面白いらしいのですが
私は食指が動かなくて買えなかったのと、アニメ化するというので
様子見でとりあえず見て決めようかなと。

猛男の声優さんが八幡でまず驚いたのですが
アニメの3話迄が読み切りで漫画の1話分らしいです。
5話で砂のお姉さんが登場しますが
このお姉さんのキャラが被ると言われてたので
気になっておりましたが…似てるのかな笑

突発的に色んな事件がおこりますが
その度に猛男のイケメン度が上がるというシステム?です。
漫画らしく4話の最後は笑ってしまいましたw

砂も猛男もイケメン名台詞が多いです。

砂はイケメンで更にイケメン台詞をさらりと吐きます。
「誰でも、友達の悪口いう女とつきあいたくなくね?」
私だってそうです。
もし彼氏がそうであったならば、死ねと言ってソッコー縁切るレベル。

砂は例外ですが、顔だけで判断するのは間違っておるのです。
そりゃね、いいにこした事はないかもしれないし
第一印象は見た目と言われているけれど
砂のような心持ちだったり、猛男のような心持ちの男が
良い男なのです。
アニメ見てれば格好良さがどんなものかわかるでしょう。

見た目だけじゃあかんのです

そんな事を教えてくれたり微笑ましく思えるアニメです。
大和がやるからOKなので
他の女がやったらビッチだと思う事もあるでしょう…
(小技は使わない主義)

多分(・∀・) ニヤニヤしながら見れると思いますので
ラブコメ好きな方には是非オススメです。


OP「未来形Answer」
作詞 - 神田沙也加 / 作曲 - 神田沙也加、Billy / 編曲 - Billy / 歌 - TRUSTRICK
ED「幸せのありか」
作詞 - ISATO / 作曲 - Daiki / 歌・編曲 - LOCAL CONNECT

投稿 : 2024/06/08
♥ : 47
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

このラブコメいい!^^
天使エフェクトかかりまくりの凜子ちゃんがかわいい!
そして主人公の猛男、好感度MAX!!

■第1話
{netabare}
「スラダン」のゴリみたいな男・剛田猛男。好きになった女の子は
いつも親友&イケメンの砂川を好きになってしまう(&砂川にフラれる)

あるとき、電車で痴漢にあっていた大和凜子(かわいい)を
助ける。翌日、お礼を言いに訪れた凜子ちゃんを一目見て好きになる猛男。
だが、砂川に対する凜子ちゃんの反応から、凜子ちゃんは砂川のことを
好きになったと考え、凜子ちゃんの恋を応援しようとする。

・・・というあらすじ。
視聴者目線だと、猛男と凜子ちゃんは両想いって感じなのに
見事にすれ違っちゃっている当たりがニヤニヤさせられます。

来週も楽しみです^^
{/netabare}

■第2話
{netabare}
猛男、今回も好感度上昇中!
鉄骨イベントは唐突でしたが、猛男らしいですね。
凜子ちゃん、ついにデートですか~
猛男が鈍すぎるのでちょっと心配です。。。
{/netabare}

■第3話
{netabare}
デートをした猛雄だったが、予想通り鈍感プリを発揮し、
凜子ちゃんを泣かせてしまう。
見かねた砂川は二人をくっつかせるために一芝居うつ。

前半は思った通りの展開でしたが、後半はまさか!でした。
1クール使っても、くっつきそうでくっつかない
そんな展開を予想していただけに、あっさりと猛雄と凜子ちゃんが
付き合うことに。だけど今後も猛雄の鈍感っぷりが続いていきそう(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 46

65.4 15 恋愛でコメディなアニメランキング15位
超訳百人一首 うた恋い。(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (371)
1669人が棚に入れました
はるかな昔から、歌い継がれ、愛されてきた百人一首。 藤原定家が選定した百の和歌には、現代の私たちも共感できる 普遍的な“人の思い”がみごとに詠みこまれている。 とりわけ、「恋」の和歌にこめられた思いは、驚くほど昔も今も変わらない。 そんな百人一首の深い魅力を、恋の歌を中心に、アニメと超訳でわかりやすく お届けします。

声優・キャラクター
梶裕貴、諏訪部順一、早見沙織、遠藤綾、内田夕夜、千葉進歩、下野紘、大原さやか、遠藤大智、小林沙苗、森久保祥太郎、宝木久美、代永翼、佐藤祐四

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

これは昔の人が記した恋の記録の物語

原作は知らないですが少女マンガっぽい雰囲気ですね
まさにダークホースでしたw
期待せずに見てたら意外と面白かったですw

僕が恋の話が好きなのと
国語が好きなのが上手くハマった作品w

もちろんキャラの性格や見た目などは
史実とは違うが
別段気にはならなかった

歌の解釈はいろんな解釈があると思うが
こんな風な軽い感じであっていると思う
良い感じで史実とフィクションが混ざっていて
物語として面白かった

OPがすごく気に入った
作品とも合っていたと思うし

1話完結なので流れとかは
特に気にせず気楽に見れた
途中からでも普通に楽しめると思う

まぁ知っていたがやっぱり
失恋の歌が多いなw
その分やっぱり実らない悲しい恋が多かったな・・・
個人的には2話の陽成院の話が一番好きだった
感動もできた

何気にギャグも好きw
あのいきなり始まったわけが分からない
カードバトルとかw

恋の話や国語の短歌や歴史が
好きな人は絶対気に入ると思う
その分短歌とか嫌いな人は
感情移入しにくいのかな?

僕は楽しめたので
恋の話好きにはおすすめしたい作品ですね♪
何気に二期を希望(無理かなw?)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 54
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

<最終回まで視聴完了> 恋する想いはどれほど時代を経ようとも

<最終回の感想>

百人一首の選者であり、全話を通してパーソナリティ役を務めていた定家が
今回の主人公となり、とてもきれいにまとまった最終回だった。

この作品が一番言いたかったこと。
定家自身もそう想って百人一首を選んでいたのではと
思わせてくれるような説得力があった。

また全話通して、当時の身分の差からくるせつなく哀しい想いや男女のルール、
雅やかな衣装と歌の世界を、現代語を交えた斬新なシナリオで見せ
わかりやすかったし、引き込まれたエピソードも多かった。
結局、どれほど時代が変わっても、やはり恋というものはいつの世も
同じ想いに駆られるものなのだということを、時には面白おかしく
時には親心なども交えて幅広い世代に共感を呼んだのではないだろうか。

キャラデザや作画、演出には好みが分かれるかもしれないし
最新の技術を駆使したスピード感あふれるアニメに慣れた人からは
いくらか退屈な部分があったかもしれないけれど、そのあたりは
平安の世を描いていたからこそ、逆にこれで良かったのかもと思うし
個人的には毎回楽しみにできた大好きな作品の1つになった。

残念ながら1クールだったので当然百首には叶わず、恋を詠んだ歌も
まだまだ他にあるのだけれど、仕方ない。
でも最近また、百人一首の解説本を引っ張り出して読んでいたりして、
そんなきっかけを作ってくれた嬉しい作品だった。

今回の最終回で式子が言った言葉・・・
{netabare}
「不自由さの中、歌だけが自由で、歌の中でだけは自由でいられるのです」
{/netabare}

・・・あまりにも深く共感しすぎてなんだか耳から離れない。
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<12話の感想>

せつない話が続いて今回は身分の違いから結ばれぬ運命にある2人の悲恋。
身分など考えなければ、ワイルドな雰囲気の道雅と
無邪気で明るい当子はお似合いのカップル。
しかも出会いは当子が幼い頃で、きっかけはとある約束ときた。
同じエピソードの流れを前半は道雅視点で、後半は当子視点で描き
どこでどうすれ違っていったのか、よくわかったけれど
この演出法を25分間の間で見せるのはいささか、もったいない気がした。

それに、娘とその恋人の仲を引き裂いておきながら、
娘の恋路に理解を示してやれないとかで世を墓なんで出家を
考える父親ってどうなの??
いくら天皇だからとはいえ、出家するくらいならその勢いで
娘の想いをもう少し汲んであげても良かったのでは・・などと
思ってしまうのは、半分以上現代風にアレンジされた作品だから
なのかもしれない。

さて来週は最終回のようで・・どんなお話でまとめられるのか楽しみ。

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<11話の感想>

これまたせつないお話で。
そのせつなさは、あの時代の女性同士だからこその部分もありつつ、
現代にも通じるものがあるなぁと。
「女のクセに」と言われながら才気を発揮していった香子(のちの紫式部)と
「女のクセに」と言われながらお転婆の限り腕力をふるった藤子。

「男になんか負けない」と目標を持ち、笑いあっていた年月も過ぎ、
その先に立ちはだかるそれぞれの壁。

藤子に「あなたが男だったら良かったのに」と言われ
かつて父親からも「男に生まれてくれたら良かった・・」と言われた香子が
唯一の理解者であった親友・藤子を想う気持ちは、
痛いほど伝わってきた。
そして再会を素直に喜べないまま無視してしまった藤子の想いも
わからなくはなかった。

視聴しているこちら側としては、双方の心の揺れも昂ぶりも
しっかり観れているから納得するけれども、
当の本人達は電話もメールもない時代で、心を打ち明けるとしたら
それはもう文しかないわけで。

紫式部の「めぐりあひて 見しやそれともわかぬまに
雲隠れにし 夜半の月かな」というあの歌が
焦がれ親しんだかつての友を想うものだったとは、知らなかった。
とはいえ、これは百合的に描かれたまま観るべきものではなく、
幼馴染で育ったという環境が背景にあって、なおかつ
逆境の中でお互いの才能の唯一の理解者だったということが深い友情を
生んだのだし、そこを履き違えてはいけない気がした。
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<10話の感想>

今回は百人一首の中になぜ、定子様の歌が選ばれなかったのか、そして
「枕草子」に清少納言が託した想いとは・・という2つの話だった。
一方、行成とのその後、実方のその後も描かれ、せつなかった。

また、悲運に見舞われた定子の、死の直前に詠まれた歌は
あまりにも悲しいもので。
でも枕草子には、定子との楽しかった日々のみが書かれており、
それを見た藤原定家が何を感じ取ったかは、すごく共感できた。

楽しかった思い出は前向きに今を頑張るためにある。
という言葉がとても印象に残った。

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<9話の感想>

ともに親が有名な歌人であるがゆえに和歌が苦手と言うことで
意気投合した藤原行成と清少納言のお話。
気が合う部分が多くても、すぐに恋愛に発展するわけではなく
苦手な和歌で無理やり、やりとりをするより、手紙の往復。
その文章にしても、会った時の会話にしても、なかなかスパイシー(笑)
一筋縄ではいかない関係に、周囲も無関心になっていき。。
だからなのか、すごく余裕を感じさせるし、面白かった。
でもあんな皮肉ばかり言ってる会話は、実際疲れそうだし
長い期間そんなことしてると本当に友達のままになってしまうよね(苦笑)
次回はそんな2人のゆくえも描かれるようで、すごく楽しみ。

この作品の今までの話を振り返ってみて、小野小町のエピも良かったけれど、
清少納言にまつわるエピは重なる部分や共感する部分が多いからか、
さらに心を揺さぶられてしまう・・

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<8話の感想>

前半は、後の清少納言となる諾子の兄の、遠距離恋愛の話。
信じるものが何も無い人生は死に等しい・・確かにそうかも。
けれど、信じ続ける、想い続けるのは難しく、人の心は移ろうもの。
前半の話にもけっこう共感できたけれど、少し幼い感じがして、
それゆえにか後半の話がとても大人の恋に思え、感動した。

のちの清少納言となる諾子と藤原実方との恋の行方。
彼女の才能を何よりも愛した彼の決断と、その本音。
自分の出世より彼を愛する想いを優先させたい彼女の気持ち。

記憶と重なるセリフや想いに、観ていて思わず
心揺さぶられてしまった。
そして今回、実方の表情が特に繊細に描かれていて素晴らしかった。
気づいたらボロ泣き。
それに今回、前半と後半の2つの話の組み合わせ方が秀逸。

{netabare}
在原業平と同様、光源氏のモデルとも言われた彼、藤原実方。
意地悪な見方をすれば、プレイボーイらしい別れ方なのかもしれないが、
自分が見込んだ彼女の才能が開花した華々しい姿を見届けるために
あえて一緒にならない道を選ぶことや、予想通り羽ばたいている彼女の
成功をみつめながら冗談を交わすそのひそかな愛情は、とても切なく、
そんな身の焦がし方は大人の恋ならではと感じた。

想うままに自分の傍に引き寄せることばかりが愛じゃなく、
あえて突き放したあと、男女の友情を成り立たせてしまう。
実際はそのほうが長続きする関係も多い。
さすがだわ実方様(笑) 鮮やか過ぎて何も言えへん~
{/netabare}

--------------------------------------

<7話の感想>

リアルタイムで観た時、ちょっと酔っていてうろ覚え。
2回目観て共感しながら後半爆睡。
3回目観ながら和歌を堪能、もう一度確認したくて4回目視聴。
なぜかこの7話だけ4回も観てしまった(笑)

対照的な男性2人だけれど、どちらもなかなか魅力的。
前半の源保光の娘の素直なしとやかさも良かったけれど
後半の高階貴子の結婚に対しての固定観念がなかなかリアルで
興味深かった。
どっちの結婚が幸せかなんて野暮なことは考えないけれど
観終えた後でじわじわ、いろいろ考えてしまう回だった。

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<6話の感想>

いやはや、番組間違えて録画してしまったかと思ったよw
今回は完全なるパロディ回。
G1だったり、徹子の部屋や新婚さんいらっしゃいだったり、
ホストクラブやカジノも登場~で、設定はしっかりしてるのがミソ。
なかなか盛りだくさんな構成でいながら、よくまとまってたし
最初から最後まで笑い通しだったせいもあり、あっという間に終わったw

----------------------------------------
<5話までの感想>

百人一首の中でも、主に恋にちなんだ短歌をテーマにした
コメディ・タッチのストーリー。

平安時代の歌の世界観や人物たちの会話の中、「オタク」や「コスプレ」
「聖地巡礼」や「スルー」などといった流行語や現代語を交えた言葉や
現代訳が登場するので、古典を本格的に楽しみたい方からは賛否両論
あるかもしれないが、間違った解釈はしていないし、現代人にはとても
わかりやすく共感しやすくなっている分、親しみも感じやすい。

OPやEDの音楽も、百人一首の世界を意識した歌詞でありながら、
あえて現代の先端をいくような音楽にしていることに意味があるというか。
短歌という限られた文字数の中に想いを含ませ、恋する気持ちや
自分の本音をしたためた平安時代も、根底に流れている想いは現代と同じ。
時代がどれほど変わっても、恋する想い、愛する気持ちは変わらない
ってことが言いたいのだろう。

恋をすると誰しも、詩人になったりするしね。
また、今の世に名と作品を残している平安時代の歌人もまた、
現代の詩人や作詞家と同じように、歌を自分の居場所とし
形あるものとして残していくことに、自分の存在意義を感じていたのだなと
そんなことを思えると嬉しくなる。

なので史実に基づいた忠実な再現ドラマにするのではなく、
ある程度は資料を基にした関係や事実だとしても、今風に置き換え、
最終的には百人一首を深く理解していれば良いのだと思う。

構成も見やすく、毎話・・その回に登場する詠み人を主人公に
それぞれエピソードを展開ながら想いや交流を描いている。

監督は『ハチミツとクローバー』や『のだめカンタービレ』などで
おなじみのカサヰケンイチ氏
シリーズ構成は『うたプリ』などの金春智子さん。
キャラクターデザインは『君と僕。』『ちはやふる』
『銀河へキックオフ!』のつなきあき氏。
ってことで、スタッフ見ただけでも観る気満々だったが
キャストのほうも、以下の通り豪華な顔ぶれ。
もともと古典は好きだし、もう観ないわけないやんって感じで
今現在、第5話まで視聴済み。

個人的には2話の「貞明と桜子 陽成院」に、ちょっと泣けてしまったり
3話の「宗貞と吉子 僧正遍昭」の、幼馴染であった吉子(小野小町)と宗貞の
兄妹のような関係にせつなくなってしまったり、
5話「東下り 小野小町」での老いてしまった小野小町の想いに
つい共感してしまったりと、毎回飽きることなく楽しめている。

というわけで最終話まで何度か、感想を更新しながら編集していく予定。
なので☆評価はそれまでの間、暫定です。

藤原定家 - 梶裕貴
在原業平 - 諏訪部順一
藤原高子 - 早見沙織
小野小町 - 遠藤綾
良岑宗貞 - 内田夕夜
文屋康秀 - 千葉進歩
宇都宮頼綱 - 下野紘
式子内親王 - 大原さやか
在原行平 - 遠藤大智
弘子 - 小林沙苗
陽成院 - 森久保祥太郎
綏子内親王 - 宝木久美
紀貫之 - 代永翼
喜撰法師 - 佐藤祐四
藤原義孝 - 石田彰
高内侍 - 平田絵里子
藤原道隆 - 楠大典
清少納言 - 茅原実里
藤原実方 - 子安武人
藤原行成 - 寺島拓篤
藤原斉信 - 曽世海司
藤原公任 - 岸尾だいすけ
清原元輔 - 中博史
清原致信 - 豊永利行
末の松山 - 南里侑香
源保光の娘 - 潘めぐみ
中宮定子 - 折笠富美子

投稿 : 2024/06/08
♥ : 47

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

惚れた腫れたは時代を超える

視聴層はおそらく女性向け。
百人一首に名を連ねる歌人達の恋物語を、その歌の内容から想像して創造しているお話です。
歌や文を交わして親交を深める平安貴族の風雅で優美な色恋を綴った素敵な世界。
現実ににそうであったか史実はさておき、メロメロな愛のドラマが盛り沢山な作品となっています。


ストーリーテラーとして、百人一首を編纂した藤原定家が進行を勤めますが、特定の主人公はなく、歌人達の群像劇となっています。
あたりまえですが、各話が百人一首に読まれた歌、またはその詠み人にちなんだお話。
基本的には一話完結形式ですがが、それぞれのキャラクターには繋がりがあって、数話を繋げて1人の歌人の生き様を表現していたりで案外と凝った構成。
小野小町、清少納言、紫式部などなど、誰もが知る有名な歌人、特に女性の扱いが大きいです。

平安の時代、お堅いイメージがありますが、性に関しては結構フリーダムな時代。
加えて貴族ですから、後宮にあがったり寵姫に仕官したりの立場の方が多くて、そっち系にナマナマしいです(〃'▽'〃)
こういうお話は大人の淑女達が好むところですね。
優美で切なさも入り混じった物語となっています。


作画は独特。
線が太く、和柄の貼りつけなどが使用されており、メリハリはありますが、動きはあまりありません。
キャラデザ的にはイケメンや美女をとされるキャラを書いていますが、取り立てて綺麗という事もなくモッサリとした感じ。
嫌悪感はありませんが、決して良質とは言い難い映像です。
歌を詠むシーンなどは気合の作画を見せて欲しかったですが、そういう部分に尽力する作風でもなさそうなので、そこを期待するのも酷な気がします。
アニメというより、動きのある絵巻といった印象でしょうか。

絵で魅せるタイプではないので、キャラの語りと演技が重要。
この点ではベテラン声優さんが頑張っていました。
感情を荒げるような事は少ないですが、恋にまつわる悲喜交々を、気品があって情熱的なキャラとして演じきっているのはさすがです。
雅な雰囲気は決して崩さずに、それでいてコミカルな部分では肩の力が抜けた歌人達。キャラ立ちはどれも良くできていて魅力的です。


ちょっと独特な味を持ったアニメでした。
歴史ものになるので堅苦しいイメージがありましたが、百人一首や登場する歌人は我々に馴染みが深く、とっつきにくさありませんでした。
特に、第一話で詠まれた歌は、古今集より在原業平(ありわらのなりひら)の歌。
↓つまり、これ。

ちはやぶる 
 神代も聞かず竜田川
  たつたがは韓紅に
   水くくるとは

グーゼン?
いや、意識してチョイスしてますよねぇ?^^;

投稿 : 2024/06/08
♥ : 27

80.1 16 恋愛でコメディなアニメランキング16位
SPY×FAMILY 第2クール(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (499)
1844人が棚に入れました
人はみな 誰にも見せぬ自分を 持っている―― 世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。 東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。 西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。 その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。 内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。 〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。 だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった! 3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。 ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

たのしいアニメあざざます!

原作コミックは7巻まで購読中。

【物語 4.0点】
前半1クール目はアーニャのキャラ受けに全てを賭けた構成。
アーニャ回は1パート分のエピソードもアニオリ演出も追加し1話分に長尺化。
原作ではアーニャも、もう少しマスコット、コメディリリーフ寄りのポジションとの印象でしたが、
アニメでは作品の顔として前面に押し出し、シリーズ成功の地歩を固める。

対して後半2クール目に入ると、二本立ての回も交えて、他キャラも掘り下げ。
家族の運営、学園生活攻略に苦慮するプロのスパイたちを笑う日常キャラアニメとして、軟着陸を目指す。
とは言え、{netabare}ロイド&フィオナの地下テニス回{/netabare}などアーニャメインじゃない話でも、アーニャの出番は必ず用意。
1週1アーニャ。ウリの供給は怠りません。


せっかくの本格的な東西対立構造の世界観。
もっとビシッとスパイ、アクション決めてくれという要望もごもっとも。

ただ、フォージャー家はまだまだ任務のための、かりそめの家族の感が強い私。
誰もがフォージャー家の日常こそが真実と安心しきった所で、
有事へのシナリオ転回や、家族を破壊する暗殺指令などの導火線に火をつければ、一層良い味が出るはず。
この観点から見れば、この日常も退屈ではなく、着実な伏線の積み重ねだと感じます。

あんまり急かしちゃもったいない。
だって私もまだまだ可愛いアーニャちゃんやイヌさんたちと戯れていたいしw
{netabare}ボンドの上で寝落ちしたアーニャ。{/netabare}これは間違いなく天使です。


【作画 4.0点】
キャラを引き立てる演出が得意なCloverWorks。
描き込みの作画カロリーが豊富なWIT STUDIO。
必勝タブルスのコンビネーションにより、
中毒性の高いアーニャの顔芸と、迫力のアクションたまにスポーツの両立が実現。


OP・荒木 哲郎氏&ED・平尾 隆之氏。
一線級のアニメーターが絵コンテ・演出を手掛けた主題歌アニメーション。
フォージャー家の団らんに向けて家族3人+1匹と料理が踊る映像もワクワク。
MISSION:16{netabare}「ヨル's キッチン」のヨルさん&毒味係?{/netabare}の苦闘を経た後だと、また違った味わいが出てきます。


【キャラ 4.5点】
独特の幼児語や、人間の心の闇も含むエスパー解説&リアクション芸で作品を制圧したアーニャ。

アーニャを愛でているとつい忘れそうになりますが、
東西戦争回避のための極秘任務「オペレーション梟(ストリクス)」で、
偽装家族による重要人物への継続的関係の構築を主導する主人公は一応ロイド・フォージャー。

さらにこれも忘れそうになりますが、ロイドさんは姓だけじゃなく名も偽名。
エージェント〈黄昏〉(たそがれ)の出自は謎に包まれ、心が読めるアーニャでも読み切れず。
ロイドの過去は関連するサブキャラ回で断片が示されるのみ。
偽りの家族を真実にする上で、本性を幾重にも覆い隠すロイドの演技力は一番の難関になり得る。

こうなると展開の起点として期待できそうなのは妻役の暗殺者ヨルさんでしょうか。
後半2クール目は自分に良妻役が務まるのか悩むヨルの掘り下げを通じた、
フォージャー家の真実味の深化に力点が置かれた面もありました。

ヨルさんも、これまで数多のアサシンが苦悩してきた裏表の顔の使い分けを、天然で済ませてしまう凄いお方w
ですが、ロイドと旧知でヤンデレな?妻役乗っ取り志望のフィオナさん、
管理官(ハンドラー)のシルヴィアさんと、諜報組織・WISEは濃い女キャラばかり。
ヨルさんでも油断すると埋没してロイドさんを奪われかねませんw

このある種の緊張関係?もヨルさんとフォージャー家の試練として機能していたと思います。


【声優 4.5点】
アーニャ役・種崎 敦美さんによる、読心術に裏打ちされたわざとらしい棒読みによる子供のフリなど、
緩急も交えた中毒ボイスは言うまでもなく。

エージェント〈夜帷〉(とばり)ことフィオナ・フロスト役の佐倉 綾音さん。
「すぅ――きぃ―――♡」の怪演も期待通り?でしたw

アーニャの日常と能力を未来予知により拡張したイヌさんのボンド・フォージャー役はナレーション・松田 健一郎さんが兼任。
巨体に似つかわしい、野太く、こもった鳴き声でモフモフ感アップに貢献し、こちらも期待通り。

こもり声で緊迫感をもたらしたのはエージェント〈黄昏〉の標的ドノバン・デズモンド役の土師 孝也さん。
つい最近まで『ダイの大冒険』大魔王バーン役でも場を曇らせていた悪役。
終盤。ロイド役・江口 拓也さんとの、顔の皮が分厚い者同士の腹の探り合いは、
ゆるい日常の中でも忘れちゃいけない戦争の火種を想起。


【音楽 3.5点】
音楽プロデュースは制作ユニット・(K)NoW_NAME(ノウネイム)
サックスが咆哮する一級品のスパイBGMやアクション挿入歌等も提供するが、出番は少な目。
むしろ、とぼけたスパイBGMの笛の音程が外れる「Crisis of my home」などコメディ曲の方が重宝。
(K)NoW_NAMEの無駄遣い感がある内はせかいはへいわw

OP主題歌・BUMP OF CHICKEN「SOUVENIR」
ED主題歌・yama「色彩」
時に痛切な青春ソング等で心をえぐって来る両アーティストも、作品の日常感を受け息抜きムード。
正直この歌い手なら、もっと刺しに来て欲しいという願望はありますが、
せかいはへいわだから、これもこれで良いのでしょうか。


【付記】
2023年。TVアニメ2期放送&劇場版制作も決定した本シリーズ。

2期については引き続き家族の価値を高める日常の醸成を。
アニオリになる劇場版についてはスクリーン映えするアクションにより、
もっとスパイをとの声に応えるガス抜きエンタメ作でたのしいおでけけを。
今年も顔とメディアを使い分けるスパイ✕日常の益々のコンテンツ繁栄を期待しております。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 36

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

フォージャー家の日常

【感想】
アーニャがかわいくて最高でした!
EDアニメのはしゃいでいるアーニャかわいすぎ!

メインストーリーはほぼ動きがなくてフォージャー家の日常が中心になっていてますますホームコメディ色が強くなりました
ほっこりするエピソードが多くて安心して見ていられるけど、2話にわたって長々引っ張った面白くないテニス回やデズモンドへの復讐のエピソードなど微妙な回もいくつか見られ、話がほとんど先に進んでないのが残念

テニス回はとばりさんの紹介がメインで八百長テニスなんてただのスパイスなので試合はもっとあっさり終わらせて良かったと思います

ロイドさんも2クール目でだいぶ好きになりました
アーニャが作品の顔なのは変わらないけど、ロイドさんのカッコ良さがしっかり描けていたのが良かった

かなり進行はゆっくりでじっくりホームコメディを楽しめてとてもいいですが、話がほとんど進まないのが退屈な人もいそう
主題歌は一期に続いてOPもEDもとてもいいですね、OPアニメEDアニメが楽しいので毎回飛ばさずにじっくり堪能してました

【好きなエピソード】
ボンドとの出会い、ペンギンのエピソード、ヨルさんのお料理、テスト勉強、忘れ物を届けるエピソード、お買い物回が好きです。

特にいいエピソードはどれもアーニャやヨルさんが話の中心でした

【キャラクター】
みんないい感じでした。
フォージャー家以外のキャラクターは出番が多すぎるとくどいキャラクター多いけどちょっと出てくるだけならすごくいいキャラクターが多いですねー
トバリはテニス回が微妙だったけど今後はいい感じに盛り上げてくれそうです

デズモンドさん得体が知れなくて怖いけど、こういうキャラクターもいないと話が締まらないので、これからどう活躍するのか楽しみです!

投稿 : 2024/06/08
♥ : 36

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ヨルさん、凄すぎ!

どんなスピードでテニスラケットを振っても、インパクトでボールが賽の目に切れることはないと思います…。

オペレーション<ストリクス>とそれに従事するロイド・フォージャーという設定はありますが、基本的にはコメディーを見せるための舞台装置でしかありません。

そもそも東ドイツをモデルにしているっぽいオスタニアですが、名門イーデン校があったり財界がけっこう大きな力を持っていそうだったりと、真面目に考え出すと謎な設定になっています。

ということで真面目な「スパイ物」と考えずにエンターテインメント的なコメディー寄りのアニメと思って観た方が良いのでしょう。

続編制作がアナウンスされているので、ここまでさほど活躍がなかったヨルさんの弟ユーリの活躍に期待しましょう!

とはいえ、「アーニャ役の種﨑敦美さんの演技が凄いよなあ」などと思いつつ惰性で観ているようなところも多くてそんなにハマって観ているわけではないかも…。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 35

79.6 17 恋愛でコメディなアニメランキング17位
ブレンド・S(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (747)
3281人が棚に入れました
ツンデレ・妹などなど、店員さんのいろんな「属性」が楽しめる喫茶店で、新人アルバイトの苺香(まいか)が店長にリクエストされたのはなんと「ドS」キャラ!?
一生懸命働くうちに、意外と「ドS」の才能が開花してしまい…。
踏まれたって全部がご褒美、倒錯的ワーキングコメディ!

声優・キャラクター
和氣あず未、鬼頭明里、春野杏、種﨑敦美、徳井青空、前野智昭、鈴木達央
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

安定のきらら枠→普通に笑える作品でした。

原作未読。最終話まで視聴。

毎回、期待度の高い、きらら枠作品。
安定して、普通に笑える作品でした。
{netabare}
苺香(ドS担当) 本当は、生真面目で礼儀正しい。
夏帆(ツンデレ担当) 本当は、普通に礼儀正しい。ゲーマー。
麻冬(妹キャラ担当) 本当は、お姉さんキャラ。キッズアニメ好き。
美雨(あ姉さんキャラ担当) 本当は、成人向けの漫画家。
ひでり(アイドル担当) 本当は、男の娘。
{/netabare}
とにかくキャラの渋滞がヒドい作品。
そこが面白い所なんですけどね。

この手の作品では珍しく、男性キャラのレギュラーが登場するのも良かった。
店長さんのいじられ方が個人的にはツボでした。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 50

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

特に何が悪いとは思わないんだけど、個人的には響かない…。

原作は「まんがタイムきららキャラット」に掲載のマンガです。(未読)

「ホール担当の店員さんが何らかのキャラを演じることによりそのファンとなる客が付く」という「属性」をウリにする喫茶店「STILE(スティーレ)」を舞台とする日常系ラブコメディです。

海外留学に憧れてその資金を貯めるためのアルバイトを探していたところ、店長にスカウトされた主人公の苺香(まいか)、そしてイタリア人である店長のディーノをはじめ、登場人物はスティーレの店員と苺香の家族で閉じてしまうような、狭い人間関係の「きらら」らしい感じの作品です。

苺香は微笑むのが苦手で「笑顔が怖い」ということで、「ドS」担当となります。他に「ツンデレ」担当の夏帆(かほ)、「妹」担当の麻冬(まふゆ)、「お姉さん」担当の美雨(みう)、「アイドル」担当のひでりといった店員たちがいますが、ひでりはさておき皆「本来の性格」とは異なるキャラを担当属性として演じているというのが本作の特長といえば特徴なのでしょうか。

また苺香以外の店員は皆なんとなく「サブカル寄り」な趣向の持ち主というのも、深夜アニメのメイン視聴者的には馴染みやすいところなのかもしれないですね。

ストーリー的には緩やかな人間関係の進展はあるものの日常系らしく「大きな事件」的なものはありませんし、人間関係的にも最終回までで特に大きな決着がつくわけでもありません。

個人的にはそれでもかなり楽しめた『三者三葉』(面白かったので原作を買って読むに至った)のような作品もあるのですが、この作品に関してはそれほど響くものはありませんでした。

作画については「群衆は適当に描いて色すら塗らない」といった思い切った省力作画をする一方で、メインキャラに関してはきちんと描かれているので決して悪くはないと思います。

OP主題歌の「ぼなぺてぃーと♡S」はとても耳に残る曲で、けっこう好きでした。ED主題歌の方は、曲というよりは苺香が扮する姫が世界各地を巡りながら各キャラが扮するその土地の人物に出会っていく背景アニメが気に入っていました。BGMなども作品には合ったものが使用されていたと思います。

各キャラの声優さんの演技的にも「ここが不満」みたいなところは特には無くて、まあこうやって個々の要素を見ていくとマイナスとなるような点はないように見えるのですが、個人的にはあまり心に響くものがなかったという謎な作品となりました。強いて難点を挙げるとすれば、ギャグ要素にキレを感じなかったかな…?(← 個人の感想です)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 40

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あなたの嗜好にあった女性がエスコートする純喫茶スティーレにようこそ

2017年秋放送のテレビアニメ 全12話

原作 中山幸 監督 益山亮司 構成 雑破業 音楽 菊谷知樹
制作 A-1 Pictures

まんがタイムきららキャラット連載の4コマ漫画のアニメ化。
メイド喫茶風純喫茶「スティーレ」を舞台にした日常系お仕事アニメ。

5人のウェイトレスと店長、キッチン担当と犬一匹がメインキャラ。

桜ノ宮苺香 16歳 CV和氣あず未 ドSキャラ
日向夏帆 17歳 CV鬼頭明里 ツンデレキャラ
星川麻冬 21歳 CV春野杏 合法ロリキャラ
天野美雨 22歳 CV種崎敦美 お姉さんキャラ
神崎ひでり 16歳 CV徳井青空 アイドルキャラ

秋月紅葉 21歳 CV鈴木達央 キッチン
ディーノ 26歳 CV前野智昭 オーナー兼キッチン

主人公の桜ノ宮苺香が喫茶店経営者ディーノにスカウトされることから始まる物語です。
王道きらら系なのでストーリーはありません。
さらに、イマイチ癒し系が不得意なA-1picturesと言うことで、
微妙なバランスの作品になっていますが、
ワーキングという人気作があったことで一定のファン層は期待できる作品のようです。

個人的好みで言えばワーキングは興味本位で完走はしたものの、
好みの作品とは言えず続編は一切無視状態なのですが、
この作品のほうが、私には観やすかったようです。
ワーキングに比べると女性キャラはリアル感に欠け深みも無いのですが、
なんと、この作品は男性に萌えるタイプのような気がしました。
7人中3人が男性なので、まあ視聴者は好きなキャラを選べばいいわけなんですが、
男性キャラのほうが力が入っているようです。

やっぱり、ワーキング同様女性に人気が出るタイプの萌えアニメっぽいですが、
後半登場のウェイトレスが男の娘で最もキャラが立っていると言うところが、
男性にも受けそうです。
ワーキングと違い常時女装の本物の男の娘と言うところが現代っぽいです。

テンポ感が安定せずイライラする部分が多いのはきらら系の宿命で、
このタイプを好むかどうかの分かれ目になると思いますが、A-1は特に目立ちます。
もちろん、作画の安定感はさすがの一言で何度も観ることに耐えられる高レベルだと思います。

主人公苺香の魅力が今一つ・・・これは個人的な感想ですので気を悪くしないでください。

男の娘とは言っても中の人はごちうさのマヤなどで名を上げた萌え萌え美女の徳井青空。
その演技は一番の見どころと言ってもいいと思います。

好みのジャンルではない割には普通のペースで見れたと言うことで、
ジャンル内良作で間違いないと思います。
若手声優を堪能できる嬉しい作品でした。
 

投稿 : 2024/06/08
♥ : 35

70.9 18 恋愛でコメディなアニメランキング18位
桜Trick(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1121)
5710人が棚に入れました
廃校を三年後に控えた高校に通う春香と優。二人が、互いを「特別なもの」とするために行った「キス」は二人の関係をより深めていく…。楽しくも切ない女の子同士の青春。甘酸っぱい気持ちをあなたに届けます!

声優・キャラクター
戸松遥、井口裕香、相坂優歌、五十嵐裕美、渕上舞、戸田めぐみ、藤田咲、麻倉もも、遠藤ゆりか
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ガチ百合って需要あるの!?

原作 4コマ漫画 未読

全12話

ジャンル:学園百合


感想
ガッチガチの百合アニメ
観る人を選ぶ作品です!

自分はなんとか大丈夫でしたが。。。^^;

毎回、女の子同士がチュッチュチュッチュ キスする(ディープもあるよ)
おいおい!するのはいいけど、もうちょっと周り気にしてしなきゃだめでしょ!
バレるぞ~!^^;

百合は嫌いじゃないけど、毎回キスする雰囲気になると・・・
┐(-。ー;)┌ヤレヤレ また始まったよ~ でした^^;
正直、このシーンが始まると お腹いっぱいと言うか、胸焼けがする・・・みたいな感じでした。
これは最後まで慣れなかったな~

最後まで完走できたのは、優の姉で、生徒会長の園田 美月先輩が可愛かったからかな?
あとは、{netabare}自分の娘と同じ名前の娘がいたから、気になって気になって・・・^^; ツインテ{/netabare}

総評すると
自分には、あのキスシーンはなしで、可愛い百合程度に抑え
普通に、女子達の日常にしてくれた方が良かったと思います。
そもそも、ガチ百合って、どれだけの人が楽しめるんだろう・・・?
需要あるのか疑問です。

なんにせよ、当分ガチ百合は遠慮したいな。。。

百合好き以外の人にはオススメできません。



最後に一言
CVの戸松遥さん、井口裕香さん頑張ってたな~^^

投稿 : 2024/06/08
♥ : 54

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ABCのAAA

原作未読。

女子高生になりたての高山春香(たかやまはるか)と園田優(そのだゆう)。
なかよしな2人は「友達以上の関係」を望む。
だんだんエスカレートしていく2人の関係。
そんな彼女らの1年間をえがいた作品。


ガチ百合アニメです。
「ゆるゆり」のような軽い百合を想像すると痛い目にあいます。

といいつつ、実のところ恋愛要素は少なめです。
あくまで「友達以上」というのがコンセプトです。

で、何が目玉って、やっぱり「キス」ですね。

・カーテンの裏で
・お互いの部屋で
・放課後の空き教室で
・体育倉庫で

シチュエーションがとてもエロい。

いかにキスシーンを目立たせるかに力を入れています。
毎話2回は入る、いちゃいちゃキスシーン。
セクシーな吐息。
そのあとに続きがあるんじゃないかと勘ぐってしまうようなカット。
全体的にライトな雰囲気なんですが、キスだけはヘビーです。
そして、友達同士の関係を乗り越えた背徳感。
私はOKでしたが(むしろ興奮した)、人によってはかなり引くかも。

ちょっとぼてっとした体型も生々しいです。
カメラアングルに気合いが入っているのでなおさら。
深夜アニメだからこそできる表現です。


だがしかし……。

ストーリーは残念賞です。
キスシーンにもっていくために、むりやり事故を取り入れるなんて日常茶飯事。

転んだ拍子にもつれ合う形に→そのままキス

なんてね。
ハーレムアニメなんかもそうですが、やっぱりそういうのって不自然さが目立ちますよね。

日常シーンやギャグも滑りぎみ。
キスシーンさえ描ければ何でもいいって感じ。

一応、回を重ねるごとに2人にとってのキスの意味が変化していきます。
しかし、それも申しわけ程度です。
したがって、ストーリーや心情描写を求める人にはオススメできません。

それでも一定の需要はあると思います。
想像力がたくましい人にはたまらないでしょう。
百合成分が大量に補充できます。


エロスを求めた女の子×女の子。
そんな関係が見たい人向けの作品です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 49
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

脳を揺さぶる百合アニメ

制作はスタジオディーンで原作は漫画です。原作既読。
ジャンルはGL系ラブコメです。
ガチな作品なので、女性同士の恋愛ものに抵抗がある方は注意です。


親友同士の高山春香と園田優。
優が大好きな春香は、優が他の生徒と仲良くしている様子を見て嫉妬してしまう。
それに気付いた優が「他の子たちとは絶対にしないことをしよう」と春香に提案する。


三作目の百合作品視聴。
百合アニメは女性も結構イケる作品が多そうですが、これはちょっと厳しいでしょうねw
大事なことですけど、基本的に本作は百合アニメの皮をかぶったマジ○チ萌えアニメと思っていただいた方が良いかもしれません。


微妙にネタバレになってしまうのですが、一話のAパートからキスします。
ここを見て、「無理」と思うか「キマシタワー」と思うかで視聴できるかどうかが分かれそう。

毎パート必ずと言っていいほどキスしますので、もう「キマシタワー」連発状態ですw
完全にキスするシチュエーションを楽しむ作品。
とても不思議な感覚に陥る。
主人公春香のマジ○チっぷりにも笑わされます。


本作はどうにも「百合好き」「日常系萌え好き」の両者にマッチングしていない感じですね。
「百合好き」は経過(葛藤)を大事にする傾向がありますので、多分いきなりキスしてそこからずっとキスしているだけなので受け入れ難い。
「日常系萌え好き」はあくまで“百合風味”が好きなので、ガチすぎて引いちゃう。
つまり「日常系萌えアニメが好きだけれども百合もイケる」という方向けな作品。

あとカップリングを妄想できないのも痛いかも。
完全に固定化されちゃっていますのでね。
個人的に、こと×しずが好き。


そんな本作ですが、最終回では意外と大事なことを言っていました。
{netabare}春香の言った「付き合うって、何をするんですか?」と言う言葉。
これは結構真理をついていますね。
春香と優の関係はかなり純情?というか純粋?な関係ってことでしょう。
クレイジーサイコレズな春香が一番プラトニック?な「好き」と言う感情を持っていたというのはちょっと驚くよね。
むしろ優ちゃんの方がガチだったw{/netabare}


総括して、百合アニメ視聴と言う感じではなく、萌えアニメ視聴といった感じになりました。
仮にこの作品にハマると代替作品がなさそうなので、難民になる危険が大ですw
どうでもいいですが、エンドカード陣が結構豪華でテンションあがりました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 47

73.0 19 恋愛でコメディなアニメランキング19位
こどものおもちゃ(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (177)
1142人が棚に入れました
『こどものおもちゃ』は小花美穂による少女漫画作品、またはこれを原作にしたテレビアニメ。略称は「こどちゃ」。人気タレントである少女と、そのクラスメイトで大問題児である少年を中心に進むドタバタ学園ストーリー。本作は、1996年から98年にかけてテレビ東京系にて放送された人気アニメ「こどものおもちゃ」の後半、中学生編。集英社刊『りぼん』に連載された小花美穂による原作コミックを「おじゃる丸」の大地丙太郎監督がアニメ化し、大地監督の代表作と言われるほどの高い評価を得た。アイドルタレント・倉田紗南の波乱に富んだタレント人生と学校生活を中心に、いじめや離婚などアニメでは扱いにくい問題も丁寧に描いている。芸能界という舞台設定から実在芸能人も多数出演。準レギュラーとしてぜんじろうが出演していた他、TOKIOの松岡昌宏、篠原ともえ、ショッカーO野、声優(綾乃花丸小路智美)役で西村知美が出演している。また、八嶋智人も端役で出演。

声優・キャラクター
小田静枝、木野花、内藤玲、天野慶子、中崎達也
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

こどもだってこどもなりに、こどもだからこそ悩んでいます

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
以前、「12歳。ちっちゃなムネのときめき」を視聴断念したのち、レビュー(笑) こっち「は」良い作品ですよ♪

同じように断念した方に、少女漫画原作にも、似た設定のアニメにも、良い作品はあるから観てほしくなりました(古いアニメなんで作画は完敗ですが)。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
主人公やヒロイン達は、「12歳。」と同様に、12歳の小6。また、同じように、恋愛に迷走していきます。

しかし、根本的に違うのは、「こどちゃ」は、その表題通り、「こどもの恋愛」を「こどものおもちゃ」として、捉えている点。つまり、「恋愛ごっこ」である自覚。

登場人物達も、「恋愛ごっこ」であることに薄々気づきながらも、付き合ったり別れたりします。しかし、その中で、「本当の恋愛」を見つけていきます。付き合ったり別れたりも、じっくりと長い時間やエピソードを重ねていくので、感情移入ができるのです。

ラブコメっぽいですが、実はシリアス系の恋愛モノです。

彼ら、彼女らは、全員が(大人によって負わされた)心の傷を抱えていて、それが、微妙に歪んだ人間を形成しています(そこをどう乗り越えていくかも見所のひとつ)。

終盤、「あの人物がああいう状況になるのは」、胸が苦しくなりました。

小学生ならではの、不安定な心情を上手く書ききり、と同時に、ドキッとさせられるような大人びた発言もします。確か、原作を読んだのは中学生くらいでしたが、今でも内容はバッチリ覚えています。

私は原作→アニメなので、原作の方が感動できましたが、アニメも十分におもしろい!

一方、「12歳。」は、冒頭で「大人でも子供でもない」って言ってましたが、、、なんだろう? 大人が偏見混みでみた子供って印象で、「アニメじゃない」って歌ったのに一番アニメアニメしていた、ZZみたいでした(いや、ZZにも良さはありますが)w

少し話がそれましたが、私の知る限りの少女漫画で、一番胸が切な苦しくなりました。いや、個人的には「NANA」より切なくなりましたよ♪
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 18
ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

子供の視点から見た大人の社会

{netabare}OPと絵柄は想像できない程ヘビーな作品でした。小学生でありながら、芸能界の子役として活躍する紗南のちょっと背伸びした感性と、過去の体験から子供として大人を毛嫌いする羽山の年相応の感性といった、立場や考え方が異なる2人の小学生の目が捉えた現代社会の問題は様々な角度から切り取られ、時にシリアスに、時にコミカルに表現されていました。正直子供向けの作品としてはテーマがあまりにも共感しにくいものであったと思うのですが、そこは放送当時小学生だった私でも何故か楽しめていましたね。思えば思春期という、社会に意味も無く反抗したくなる(この場合、学校とか親とかですが)よく分からないエネルギーに満ち溢れた自分達の代弁者的な役割をこのアニメに無意識的に求めていたような気もします。大人に反感ばかり持っていた子供ではなくなってしまった今、この作品をきちんと見返すと、一体どういう気持ちになってしまうのか、少し怖くもありますが。こういうのがあるから、少女漫画は侮れないんですよねえ。少年向け漫画とはまた違った持ち味が今も昔も変わらずにあるのは、素晴らしい伝統だと思います。

時に辛い問題を抱えながらも、紗南を初めとした子供達はそれはそれはバイタリティに溢れていて、逃げずに向き合い、そして解決に向けて全力でぶつかっていきます。全力でぶつかる事を子供達は厭わない。大人になると全力で物事にぶつかるのは中々難しい物です。そういう意味では子供の方が未熟という既成概念は捨て去った方がいいのかもしれません。実際この作品は大人に向けての子供の視点からの問題提起な部分も含めているので、情けない大人に対する子供からの辛口のエールという見方も出来ます。

私が子供だった時は、全員が全員そうであったとは言いませんが、親の背中を見て、大人は凄いんだなという印象を持っていました。所が年を重ねるに連れて、大人のボロみたいなのも見えてきたりして、凄いと思ってたけど、実際そんな事はないのかも?みたいな疑問が出てきたりして。そういう微妙な心情を見事に表現した『こどものおもちゃ』。大人から見れば生意気な作品だと思いますけど、反面耳が痛い作品でもあります。{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 11

Yulily さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

原作ファン

アニメ<原作
原作の作画がキレイだからアニメだと
少し大雑把に見えてしまいました。。
でもストーリーは好きです。
キャラも大好き。女の子向けのアニメ

投稿 : 2024/06/08
♥ : 10

64.1 20 恋愛でコメディなアニメランキング20位
旦那が何を言っているかわからない件 2スレ目(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (471)
2838人が棚に入れました
「旦那が何を言っているかわからない件」は、真面目で仕事熱心なOLのカオルと、某巨大ネット掲示板に入り浸っているオタクの旦那・ハジメ、2人の日常を綴った4コママンガ。

作者の理想と妄想が入り混じった仲良し夫婦が描かれている。

それを原作とした第2期!!

声優・キャラクター
田村ゆかり、鈴村健一、釘宮理恵、坂井俊文、新谷良子、外崎大輔、堀野紗也加、清水香里
ネタバレ

ココ吉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

観終わった後、滅茶苦茶〇ッコリした♪ ← 〇の中はホが正解なんだからねっ! 勘違いしないでよねっ!

原作未読◆全13話◆3分30秒のショートアニメ

オタクな夫のハジメと非オタな2歳年上の
姉さん女房であるカオルの日常を綴った物語の第2期。

1期目をゆる~く観てる内に気づいたら
ハマッていたので続編を楽しみにしていた作品。


【感想】
{netabare}
1期の最終話ではカオルたんの妊娠発覚で
幕を閉じていたので今回は赤ちゃんのお披露目が
あると勝手に思っていました。
なので序盤の時間軸が戻っていたストーリーに
少し戸惑う結果にw
※終盤の11話でストーリーが繋がります。

でも,全話を視聴した後に今回の時間軸を戻した
ストーリー構成は個人的に正解だったかなと。

1期ではハジメとカオルたんの2人と
周囲のキャラ達を交えての日常を綴った話が
多くを占めていましたが,今回はその日常回に加えて
それぞれのキャラ達の掘り下げや過去エピソード,
そしてちょっぴりシリアス要素があったりと,
ストーリーとキャラ設定により深みが出た印象です。

このストーリー構成のおかげで1期の頃より
さらにこの作品が好きになりました♪

この作品の良い所と言えば短い尺の中でも面白さが
詰まっていてレビュータイトルにもなっていますが
観終わった後に何とも言えないようなホッコリ感が
味わえると言ったところでしょうか。


そして結婚生活についての側面も描かれて
いる作品でもあるので自分の結婚観についても
少し考えさせられたりもします。

 例えば...

『伊達や酔狂で結婚はできないし,何より自分に
 嫁さんや子供を守っていけるのだろうか?』
 とか,
『今のこの生活を捨ててまで結婚するメリットは
 はたしてあるのだろうか?』

などなど,結婚について考えていると
こんな風に二つの思いが僕の脳裏に浮かびます。

女性の方からすると
「なんて情けないヤツ…」との そしりを受けそうな
考え方ではありますが世に言う結婚適齢期とは違って
これらの思いを払拭できるような素晴らしい相手と
巡り会った時,またはこれらの思いを払拭できる男に
自らが成長できた時が“本当の意味での適齢期”なのかな,なんて思ってみたり。

おっと!
柄にもなく真面目な話をしている内に
少し脱線してしまったので話を元に戻しますねw

今回のストーリーは前述しましたが
ちょっぴりシリアス要素を含んだ過去のエピソードが
あったりと心情を揺さぶる描写が印象的。

特に第8話『マヨタマ爆誕』では兄弟の絆が
描かれていてかなりのお気に入り回になりました。
※ちなみに故たてかべ和也さんの声優として
最後のお仕事になった遺作でもある回です。

そして今回は
三木さんのセリフがとにかくカッコ良い!
彼が出る度に名言連発です!
ハジメに対する結婚生活についてのアドバイスや
仲間を想う気持ちを語ったセリフなど,
めちゃめちゃグッときました。

もしも,僕がおにゃのコや男の娘だったら
惚れていてもおかしくないと確信しています。キリッ★

「彼はまだ若い(?)独身の身でありながら何故ここまで
達観したセリフが出てくるんだ!?」なんてツッコミが
出そうになるぐらいにカッコ良かった。。。

いつかは彼みたいな男になりたいものです(*´ω`*)♪

三木さんになら僕のお気に入りキャラのマヨタマ君を
本当の意味でお任せしても良いかなぁ,なんて思える
ぐらいに彼もまたお気に入りのキャラになりました。

そして最終話ではハジメとカオルたんの
赤ちゃんの名前が《さよ子》に決まりましたね。
まさにキラキラネームが横行している現代社会に
一石を投じるような名前ではないでしょうか。
(ノーコメントでいきたいと思いますw)

ともあれ,やっぱりショートアニメ作品は
30分枠とはまた違った面白さがあるなと
再度実感させられた当作品。

もしも続編があればハジメとカオルたん,
そして新しい家族であるさよ子ちゃんの
日常を是非とも観てみたいものです。
{/netabare}

ED曲 「ゆるがぬふたり〜愛の讃歌〜」
歌 - カオルとハジメ(田村ゆかり & 鈴村健一)

今回のED曲もゆったりした曲調の中に
二人の幸せ感が伝わってきます。
1期のED曲と同様に3話あたりまで視聴した頃には
いつの間にか口ずさんでいました♪

投稿 : 2024/06/08
♥ : 34
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

夫婦とは

この夫婦、空気感が自然でここちいいです。
ラブラブっていうやつ?
互いの信頼感がヒシヒシと感じられます。
ある意味、理想の夫婦なのかなあ。

ここからは個人的な夫婦関係満載なので閉じます。

{netabare}長年連れ添っていると、何を言わんとしてるか想像できます。
一言嫁が言葉を発すると、その先がわかるものです。
だから、自ずと会話が減ってきて、空気みたいな存在になる。
でも、なくてはならない存在なんです。
だって、空気がないと死んじゃいますもんね。

ちなみにうちもO型とAB型。
性格が合わないのは真っ赤なうそ。
確かに性格は相当違うけど・・・
逆にお互い持っていない所を補っているので最強です。

このアニメの夫婦もそんな道のりを辿りそうですね。{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 33
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

緩やかに~穏やかに♪

原作未読 全13話 約4分のショートアニメ

旦那が何を言っているかわからない件の2期です。1期から観ることをオススメします。

1期に比べてオタク度が低い感じがしましたが、キャラの掘り下げもあったのでこれはこれで良かったです。

どちらかといえば過去のお話や夫婦を含めた友人たちのお話が多かったような感じがしますね。

特にオススメということもないのですが、ゆる~く何も考えないで観ることができる作品です。箸休めにどうぞ~

ED メインの夫婦役の二人(田村ゆかりさん、鈴村健一さん)が歌ってます。デュエットで穏やかなEDでした^^

最後に、これから2人はどうなるのか{netabare}(赤ちゃんが生まれたらとか){/netabare}3スレ目があったら観たいですね^^

投稿 : 2024/06/08
♥ : 31

76.9 21 恋愛でコメディなアニメランキング21位
のだめカンタービレ(TVアニメ動画)

2007年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (724)
4269人が棚に入れました
天才と称される音大生・千秋真一は、世界的な指揮者を目指すも様々な壁にぶつかり将来を思い悩む日々が続く。
すっかり自暴自棄になっていたある日、千秋は一風変わったピアノソナタを耳にしながら目を覚ます。
そこで千秋が目にした光景は、ゴミだらけの部屋でピアノを弾く野田恵(通称:のだめ)だった。
のだめとの出会いで、エリートコースを歩む千秋の未来が少しずつ不協和音を奏ではじめる。

声優・キャラクター
川澄綾子、関智一、小川真司、川田紳司、織田圭祐、生天目仁美、松風雅也、小林沙苗、中井和哉、諏訪部順一、能登麻美子

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

のだめ、音楽人生波乱万丈(序章)。

※本レビューは基本的には1期目の分だけのつもりで書いています。

女性向け漫画誌「Kiss」で連載された『のだめカンタービレ』が原作、シリーズ通算3期4クールに及ぶ大作の1期目(2クール作品)です。ちなみに2期目、3期目については各1クールずつでした。

作品内容としては「おかしな音大生の生態観察日記」とでも呼ぶべきところでしょうか。一応ラブコメではありますが、ラブ成分はあまり強くなくて普通にコメディ作品として楽しめる感じのお話です。

この1期目で培われた人間関係は2期目、3期目でも継続しますので続編を観るなら1期目の視聴は必須かと思われます。

私はアニメ放送の途中から原作を読み始めて、放送期間中に原作を読む方が先行して以後は原作の新刊が出るたびに読んでいました。

たぶんアニメの流行のメインストリームには乗っかっていなかった作品で、その意味では「ノイタミナ枠」らしいと言えますが実際に放送されるとかなり人気は出たようです。

ちなみに同じくフジテレビ系列で先行して実写ドラマも放送され、そちらは主演だった上野樹里の出世作としても知られているかと思います。

主人公は桃ケ丘音楽大学ピアノ科3年生の野田恵(通称:「のだめ」)、そしてそんなのだめに巻き込まれていくピアノ科4年の千秋真一(ちあき しんいち)や指揮者のシュトレーゼマン(通称:「ミルヒー」)、そして音大生の多彩な面々が登場します。

のだめは作中登場人物随一の天真爛漫かつ破天荒ぶりですが、のだめ以外の登場人物も個性的で音大ならではの芸術家らしい変人がけっこういます。本作特に1期目はこれらの人物の織りなすコメディ作品としての性格が強く、そのあたりが人気につながったものと思われます。

一方で20代前半の登場人物による青春群像劇的な性格のお話でもあって、必ずしもタイトルになっている「のだめ」だけのストーリーというわけでもありません。

特に音大生にとっての進路というものは、とりわけプロの演奏家として生活しようと考えると狭き門になりがちな分悩み多きものになりがちのようで、一方で実家の家業がどうとかそのあたりの葛藤も見どころではあります。

また音大生にとっては日常的な演奏活動というのも重要(これは現実世界でもそうです)で、作中の学生によるオーケストラ(通称:「Sオケ」)に関してのあれこれも悲喜こもごもで面白いですよね。

おまけ: 作中で『ドラえもん』のオマージュ作品と思われる『プリごろ太』というアニメが出てきます。のだめがこのアニメの大ファンということになっていますが、これがTV版と劇場版でカズオ(ジャイアンにあたるキャラ)の性格が変わるとか、変なところでこだわりを見せていて面白いです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 39

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

クラシックなラブコメ

音大が舞台のラブコメです。
堅物指揮者の千秋と野生児ピアニストののだめの出会いと成長物語です。
脇役陣も個性的で、この作品に華を添えます。

特別大きな事件はありません。
が、所々に感動的な場面を散りばめながら、ナチュラルかつドタバタと物語が進行します。

クラシック演奏は、画像演出や楽器演奏時の詳細描写により、臨場感があります。
アニメならではですね。

個人的余談。
大学時に好きだった娘に影響され、クラシックをよく聴きました。
とくに、ベートーベンの交響曲第七番には思い入れ大です。
今となっては、甘酸っぱい思い出ですが・・・。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 38

momomax さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

面白い!!音楽♪に癒され~キャラ&物語にハマりました(o^^o)ふふっ♪

クラシック音楽をテーマとしているラブコメ。

導入部分が、いかにも漫画の出会いっぽいけど
観れば観るほど、嵌っていきました!
こういう作品大好きです。(*^_^*)

音楽♪も素晴らしくて、オーケストラやピアノのシーンは
ドキドキしながら心踊る感じです。
そして癒されます~♪

キャラも印象的で、凄く好きになってた。
のだめ変態だけど可愛い!
千秋の容赦ないツッコミが最高に面白い。
「ほっとけないのは既にloveですよ、千秋さん」
って、観ながらツッコミ入れる私(笑)

OPは軽やかで楽しい気分にさせてくれます。

私は中学時代クラリネットを少しやってましたが
才能も根性もなかったので続きませんでした。
音楽家は凄い!
音楽の才能、そして努力があるから
人を感動させられるのでしょうね。

演奏で感動して2回泣きました。(≧ ≦)Ω!
この作品大好き。
(当時観なかったことが惜しまれます)

これから続編見ます。
のだめカンタービレ 巴里編
  ↓
のだめカンタービレ フィナーレ

----☆追記☆-----
再放送で、また観ちゃいました!
本当に楽しい♪
いい曲がたくさん(*^_^*)
ガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルー大好き♪

初回はのだめメインで観てましたが
今回は千秋真一メインで楽しみました☆
そして、フィナーレまで、また一気観した後
ドラマも視聴。(笑)
この感じで、いずれまたrepeatすることでしょう。(=^_^=)

そういえば、のだめの着ぐるみ、マングースが、
「四月は君の嘘」の応援隊長として番組告知など
宣伝をしていましたね。可愛かった。(^-^ )

投稿 : 2024/06/08
♥ : 33

70.5 22 恋愛でコメディなアニメランキング22位
まりあ†ほりっく あらいぶ(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (686)
3879人が棚に入れました
眉目秀麗な優等生だが本性は果てしなくドSの自称美少女・祇堂鞠也と、100%ツンの毒舌メイド・茉莉花が、百合趣味の主人公・宮前かなこをコミカルにいじり倒す!原作は遠藤海成が月刊コミックアライブ(メディファクトリー刊)で連載中の漫画。コミックスは第7巻まで発売中で、累計発行部数は140万部を突破。TVアニメ第1期が2009年1月から3月まで放送され、いよいよ2011年春からは第2期が放送開始予定!

声優・キャラクター
真田アサミ、小林ゆう、井上麻里奈、甲斐田裕子、新谷良子、神田朱未、後藤沙緒里、平野綾、沢城みゆき、松来未祐、杉田智和、上田燿司

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

今日もピコピコお耳が可愛いですよ♪寮長先生!!

●本作品「まりあ†ほりっく あらいぶ」を見るにあたって!
 寮長先生からの注意事項を守ってくださいね♪
 
①本作品は、1期「まりほり」を視聴してないとぉー、百合と言われる毒素に犯される危険性がある
 のですよー。
 百合っ娘こと主人公の「かなこ」さんとですねー、女装美人の「まりあ」さんの関係をよく理解す
 ることで、毒素から身を守ることができるのですよぉ~
②1期から体を慣らしてからご視聴頂くと、脳から新種のアドレナリンが分泌してくるのですねぇ~
 不思議とありとあらゆる耐性があっぷするので、まずは1期からの視聴を推奨しますよぉ~!
③かなこさんは、見境なく鼻血を出すので、本当にこまったひとなのですねぇ~
 血に極端に耐性のない方は、ご視聴を控えるかぁ~白黒テレビにてご視聴してくださいねぇ~
④「まりほりあらいぶ」を観て、何処でも誰でも、デコって盛ってはいけませんよぉ~!!
 デコって盛っても良い素材は増えるワカメだけですからねぇー。これは警告ですよぉー!!
 
以上、ゴッドこと寮長先生からの注意事項でしたぁ~異議は却下しますですよ~
質問はありませんですねぇ~もし何か困ったら同室の方に聞くといいですよぉ~
 
 
■総評
寮長先生のありがたいお言葉を胸に、2期も楽しく視聴できました♪
とは言いつつも、正直1期に比べるとちょっと物足りないような気がしちゃいましたw
とはいえ、面白かったですよ!!相変わらずの馬鹿っぽさと、シャフトの演出もよかったしねー♪
でも・・・かっかっ・・・かなこちゃんがー!!かなこちゃんがーいけないんですよおぉぉぉぉ!?
他のキャラにくらべて、一段とかなこちゃんがパワーアップしてるからww
そんなかなこちゃんをパワーアップした寮長先生!!
「時間の流れ方が常識と少々異なる空間」って!?かなこちゃん「オラ」って言ってたしぃ!!
かなこちゃんパワーで、他のキャラが1期にくらべておとなしく感じちゃいましたのです♪
あと、最終回で先が読める展開になっちゃったのも残念なところかなぁ・・・
でも、いつも全力で、妄想&暴走率100%のかなこちゃんの表情は、見ているだけで楽しくて、
元気をもらえるので、やっぱり観て良かったと思いました♪
 
■おまけ
OP曲の「るんるんりる らんらんらら」はとっても耳に残る良い曲ですよ
まりや役の声優さんで小林ゆうさんのすばらしい演技力が歌でも感じられますね♪
茉莉花バージョンは6話でしたね(ノ´▽`)ノオオオオッ♪ー
 
もうひとつ、個人的に寮長先生ファンとしては、沢城みゆきさんが歌う「ネコミミリズム」がお勧め♪
1期ED曲のカップリングですが、可愛さいっぱいの歌声でこちらも耳に残る曲ですよ♪
 
あと、幕末のカードゲームは楽しそうでしたね♪
ちょっとやってみたいですねー!!

投稿 : 2024/06/08
♥ : 35

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

麻里奈†ほりっく

1期と2期の合併です。

一見、女学院設定の百合もの。
しかして、その実態は。
ハイテンションな壮絶コメディーです。

男性アレルギーの大女加奈子がヒロイン?
清楚風美女装男子マリアもヒロイン?
加奈子は憐れ、マリアは無慈悲。
加奈子を虐げるマリアに正直ストレスを感じました。

しかし、最後まで視聴できたのは茉莉花さんのおかげです。
冷静なツッコミを入れる茉莉花さんはツンダケ。
茉莉花さん、尻上がりにパワーアップです。
声は井上麻里奈さんですね。
冷血系キャラ、ピッタリです。
大好きです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 34

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

2期の真の主人公は鞠也だったのかもしれない

ミッション系(カトリック)の女子校を舞台に、
百合趣味の少女と女装したドS少年を巡るラブコメディ。
とwikiにはあるが、ラブは別のところにある。

1期を視聴してとても可笑しかったので2期も視聴してみた。
少し間をあけたのは、あのテンションがずっと続くと見慣れてしまい
飽きるのではという恐れがあったからなのだけど
2期のOPを聴いたらさらにハイテンションになっていた(笑)
いやはや、やってくれるわ。
でも5話からは違う曲になってしまったのだけどね。
ちなみにEDは山本リンダの「どうにもとまらない」カヴァー。

物語のほうは、知る人ぞ知るパロディが増えた気がした。
元ネタがわかる人には楽しめそうだけど、わからない人には
意味不明でギャグにも感じないかもしれない。
そして1期より男性キャラが増え、少し視野が広がった。
でも期待したほどではなかった・・かな。
もう少し神父が面白いことをやらかしてくれたら良かった気がする。

相変わらず美味しいところをもっていく鞠也だけど
よくよく考えたら作品のサムネを見ても鞠也しか描かれていないし
2期の真の主人公は彼だったのか、なんていまさら気づいてみたりして(笑)

男の娘とは言っても、声はほとんど女声だし、小柄で華奢だから
なんの違和感もなく、腹黒さはあっても結局常識ある優等生なので
個人的にはもっと遊びがあっても良かったと思っている。

で、かなこの百合趣味はもはや、変態親父的な発想でしかなく
ガチ百合の人が観たら「違う!」と声を大に叫びそうだし
共感されるとも思えないのだけれど、どうなんだろう。
まぁ結局は男性視点のちょっとHな妄想コメディ作品ということだ。

しかし、寮長のゴッド様・・あなたはいったい何者なのだ。
童女のまま何百年も生きてきた感のあるムードは、なかなか怖い。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 30

72.8 23 恋愛でコメディなアニメランキング23位
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (369)
1363人が棚に入れました
公爵令嬢、カタリナ・クラエスは、頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻す。ここが前世で夢中になっていた乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の世界であり、自分がゲームの主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢であることを!ゲームでカタリナに用意されている結末は、ハッピーエンドで国外追放、バッドエンドで殺されてしまう...そんな破滅フラグはなんとしても回避して、幸せな未来を掴み取ってみせる!!そして無事、破滅フラグを回避したカタリナに新たな危機が!?勘違い? 人たらしラブコメディの幕が再び上がる。

声優・キャラクター
内田真礼、蒼井翔太、柿原徹也、鈴木達央、松岡禎丞、岡咲美保、水瀬いのり、早見沙織、増田俊樹、和氣あず未、子安武人、上坂すみれ、白井悠介、小倉唯
ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

せっかく綺麗に終わった「はめふら」なのに、

どうして、人気があったからって、
無理やり2期制作なんてしちゃうんですか?!
って、正直言って、思っていました。

どうせ1期で勢揃いした攻略目標キャラたちと、
カタリナとの間でちょっとした揉め事や行き違いが起こって、
派手派手にハート飛び交う賑やかな逆ハーレムでしょって。

あるいは、ひょっとしたら、
乙女ゲーム「フォーチュンラバー」の続編が、
元の世界で発売されていて、
カタリナには新たな破滅フラグが林立するの?
なんていうことも想像していたりして、
どっちにしても、
自分が生き残ることに全精力を傾けているうちに、
悪役顔+農業スキル持ちの真っ直ぐな女の子になってしまって、
みんなを虜にしちゃうカタリナが可愛いから、
やっぱり観てしまったわけですね~(笑)

そうしたら、私の予想は、{netabare}だいたいは当たっていて、
破滅フラグ回避に成功したカタリナと、
ゲームでの主要キャラだったカタリナを取り巻く子たちの、
楽しくてキャッキャウフフで、
でもカタリナが誘拐されたりキースが行方不明になってしまったりして、
それなりに、ゲームのあとの人生、
賑やかで充実してて、
トゥルーエンドじゃなくて、
友情エンドで、みんな、かえってハッピーでよかったね!
なんていう感じではあったんですけど、
同時にストーリーの中に、魔法省での不穏なフラグをいっぱい立てる準備も、せっせと進められていて、
ああこれで、3期か、劇場版に繋げるわけなんだって、
けっこうあからさまに展開していたのは、
まあいいかもね。
私の予想も全然ハズレってことでもないしね~
なんて感じではあったし、実際、最終回のあとに、
新しい破滅フラグとつづきは劇場版で!
という終わり方。

それだけなら、やっぱり続編ってこんなものだねーって思うんだけど。

予想もしていなかったけど、
第8話に凄く、魅了されてしまいました!
たぶん、劇場版で活躍することになる新キャラ「フレイ」と、
お馴染みキャラ・伯爵家の「ニコル」の、お見合い。
お互いに婚約する気はないままに会って、
でも隠すことなく本音をさらけ出して。

この第8話こそが、はめふらXの真骨頂なんじゃないか!って強くつよーく思います!!!

なんの事件も、派手なアクシデントも起きないのに、
麗花爛漫のお花畑と花びらいっぱい。
美しく抜けたような空。
夕日に映える雲。

二人の心情と相まって、すごく、凄く。
美しい!

この第8話の背景美術だけが、まるで別の作品のように素敵で。

ああ、制作の方たちは、この話のため、美術のために、
この第2期を作りたかったんだー
そう思ったら、なんか涙が・・・

それで、けっきょく。
このお話は、はめふらの続編ではあるけれど、
独立した「はめふらX」という作品なのだ。
と、納得してしまったのです。

私がチョロいだけなのかも知れないけど、
実際に劇場版制作は告知されて半分予想は当たりなのかも知れないけど、
どうせ1期のキャラでドタバタ+ラブコメやるだけでしょ?っていう予測は
{/netabare}見事に斜め上にハズされて、
すごく、
良かったなあって、
そう思っています♪

投稿 : 2024/06/08
♥ : 44

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

蛇足?

第1期は大のお気に入り作品だったので、迷わず視聴決定。

面白かったですよ。
天然カタリナ。
カタリナの脳内会議も面白可愛かった。
嫉妬に狂う、メアリの突飛な言動も可愛らしかった。
ええ、第2期もお気に入りの棚に入れますよ。

・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。

蛇足?
なにそれ、美味しいの?






・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
破滅フラグの無い「はめふら」が物足りなく感じるのは、当然ですよね。
だって、単なるラブコメだもん。
(心の声)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 32

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

評価が難しいですね

物語的には、このアニメは終了してします。
でも、第一期があまりにも人気があったため、第二期として作成されました。
そういうわけで、この第二期は評価が難しいですね。
そしてそれ以上に、この第二期の進め方や終わらせ方が難しく、原作者や監督の方も悩まれたことだと思います。

だから、この物語は、第一期のエピローグとして気楽に視聴されることをお勧めします。


ところで、
カタリナは学力が優秀なわけでもなく、スポーツに秀でているわけでもなく、魔力が凄いわけでもありません。
ましてや、美人と言えるほどでもありません。
もちろん淑女としてのたしなみも全くありません。
得意なことと言えば農作業だけです。

でも、カタリナは皆から慕われています。
その理由は、カタリナが一人一人を大切にしているからです。
いつも相手の話を丁寧に聞き、相手の良いところを褒めてあげて、相手が困っているときは真っ先に助けに来る。

もちろんカタリナには、そうせざるを得ない理由があります。
そうしないと、この世界でのカタリナは、悪役令嬢として殺されてしまうか国外追放されてしまうためです。
でも、そんな理由は、この世界に住む人たちは誰一人知りません。
だから、この世界のみんなは、カタリナの心が美しいと感じています。

私たちも、下心たっぷりで構わないのでカタリナのように生きることができたら、みんなから愛される幸せな日々が送れるでしょうね。


最終話まで見ましたが、この物語は続きが映画化されるようですね。
マンネリにならないように、さらに別世界へ行くとかした方が良いかもしれません。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 32

70.3 24 恋愛でコメディなアニメランキング24位
川柳少女(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (289)
1162人が棚に入れました
言いたいことは五七五の川柳で伝える女の子・雪白七々子と、見た目は怖いけど心優しい文芸部の毒島エイジ。たった17音で紡がれる2人の日常は、いつだって幸せいっぱい!

声優・キャラクター
花澤香菜、畠中祐、矢作紗友里、逢田梨香子、久野美咲、上坂すみれ
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ざーさん喋んなくても良かったのでは?

原作未読


タイトルに惹かれたのがきっかけ。“文学的”ななにかを期待しての視聴開始です。
蓋をあければ、コミュニケーション手段が川柳のみという内向的な少女をヒロインにしたラブコメ寄りのショートストーリーでした。1話15分で全12話。
雪白七々子(CV花澤香菜)が自分の想いを五七五で短冊に書きとめて、周囲が各々アクション/リアクションしていく進行が基本的な流れです。


で、これ、、、ツッコんだらだめなんでしょうけど、すごい不自然です。
{netabare}何より不自然なのは、ヒロインがなんでこの方式!?を採るまたは採らざるを得なかったかの説明が最後までなかったこと。特異なコミュニケーションスタイルの理由背景は欲しかったかな。{/netabare}

短冊どこにストックしてんの?
いつ書いてるの?

なーんてのは微塵も気にしてません。会話があっても二往復止まりです。それは筆談しかも五七五縛りと制約があることが影響しているのでしょう。会話の内容もテンポも悪くなってしまいました。
また、七々子が句を詠みあげる音声が視聴者には聞こえても、登場キャラには文字情報だけでリアクションする設定ですから、キャラと私たちとで受け取る感覚に差が生じます。


そして川柳…

捻りもなければ奥行きも感じられない凡句のオンパレード。俳句や川柳は短い語の組み合わせだからこそ言外に意味を含ませるようにするものです。堅苦しいものではありません。サラリーマン川柳の入賞作など身近なやつを検索してみればわかります。
または技法。韻を踏むことも言葉遊びもありません。あくまで口頭会話の代替手段で音だけを五七五に収めただけ。それ以上の意味を成さないため五七五が単なる足枷にしかなってないのがもったいない。設定の独自性をもっと活かして欲しかったところです。

{netabare}例えば、
 ・回の終わり “今日の一句” のようなパートで渾身のやつをあてがうとか。
 ・返歌のイメージで以前詠んだ句を想像させるような句をもってくるとか。{/netabare}

それなりに川柳だということを意識させる仕掛けをやろうと思えばできたはずなのに。
音や動きの入るアニメだと原作漫画では目立たなかったであろう“粗”が出てきちゃったんでしょう。漫画止まりでアニメ化しないでも良かったのではないかと思います。



そして悲しい哉、設定を活かせないぶん他で活路を見出さざるを得ず、皮肉にもそこが本作の良いポイントとなったように見えました。
以下の点だけでもニーズはあると思いますので、ご興味のある方はどうぞ。それは、

 雪白七々子の表情

句を披露する時。相手の反応に応えるかたちで。はにかんだり、恥じらったりと。このへんのざーさんの演技はさすがです。画も表情は頑張ってた気がします。
恥ずかしがり屋さんがもじもじするところを愛でるにはとても良い、とあまりその気のない私でもそう思うクオリティでした。

{netabare}結局キャラでもたせるしかなくて、絵でのみ会話する子を登場させたり、水着回(第8話)設けて隠れ巨乳設定入れてみたり、と後半は顕著になっておりました。{/netabare}

ヒロイン以外では、喋らない七々子の通訳としての片桐アマネ(CV矢作紗友里)の存在が救い。矢作パイセンのツッコミはさすがのキレがあります。
想い人のはずの毒島エイジ(CV畠中祐)がここにのっかかってくればもう少し違ったでしょうが、七々子と双璧をなす存在感を発揮できたか?または見事な引き立て役を演じられたか?というとどちらも中途半端だったと思います。これは演者の力に依るところが大きい。



総論としてはこんな感じ↓


 川柳で なくてもいいじゃん キャラだけじゃん


コミュニケーションの不自然さはしょうがないですが、私の場合“文学的”ななにかを期待してしまったことで追い打ちをかけられちゃいました。これはもう私の失敗です。


うーん、これ全く別物になるんでしょうけど、七々子の句を会話相手が代読するみたいな台本は考えられなかったんでしょうか?
七々子の表情の豊かさはそのままに。ざーさんの台本は「あ」とか「うーん」止まり(笑) ここに全てを集中してもらうのです。
「なんて贅沢な使い方をするんだ」と話題先行させといて、ここ一番でざーさん情感たっぷりに句を読み上げる(心の声)!みたいなので良かったんじゃないかなあと夢想してます。



■余談
エーちゃんは「しゃばい」と何度言っただろう 若い子は分かるんかいな



----
視聴時期:2019年4月~6月


2019.06.24 初稿
2019.07.17 修正
2020.01.27 追記

投稿 : 2024/06/08
♥ : 47
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

川柳で織りなすラブストーリー

原作未読
久しぶりの綺麗な花澤さんです。(ここ最近なかった気がする)

お話のざっくり概要
毒島君はヤンキーなんだけど、なんてか不器用な男の子
川柳を通じて七々子とエイちゃんの距離が縮まっていく…
もう爆発しろよ
そんな感じ

終始ほんわかラブコメでした。気軽に見れていいですよ。
部長さんに素敵なカレシができますように七夕で祈っておきますねw

見ると川柳も悪くないなーと改めて思います。
俳句より敷居が低くて自由度が高いのがいいですねー

お父さん割と好きっす。なんていうか
親バカなお父さんはなんか凄い好きなんですよねw
{netabare}「お母さん、お父さんがいつもの」{/netabare}
ってのも笑いましたw

それでは自分も一句
「久しぶり 花澤さんが 黒くない」
七々子かわいかったです♪

投稿 : 2024/06/08
♥ : 30

えりりん908 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

川柳で レビューしたくて してみます(`_´)

週末の 川柳少女 観てみたよ(@_@)
初回では 作画は割と いい感じ(^o^)
脚本は どうなんでしょう 微妙かな(-.-;

五七五の レベルの低さ 気に掛かる(>.<)
文芸部 名乗るのならば 和歌でしょう?
ちはやふる 気にして和歌を 避けたかな?

短冊と 筆はしっかり 持つけれど…
五七五を 歌い上げてよ 七々子ちゃん!
これもまた 花澤さんの 無駄使い?

然りとて 川柳少女 可愛くて(///▽///)♪
金曜の 夜はとうぶん 楽しそう(*^_^*)
フルバスも ぼっちもこれも いい出だし(^~^)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
漫然と 視聴終了 にべもなし(-.-)
ギミックの 川柳だけが みせどころ?
展開が 何もないのが 退屈で・・・
最後まで みてはいたけど 惰性かな(><)


川柳も 文藝なのに ぞんざいな!
原作が よくなかったのかも知れず(・_・)
短冊に なんのひねりも ないままに・・・
五・七・五が なかったならば 何もなし(๑`^´๑)


アニメには 不向きな素材 だったかも(ーー;)
青ちゃんの 引き立て役に なっちゃって(´△`)
ざーさんの ちからをしても 楽しめず( ・ὢ・ )
やっぱりね 川柳縛り 駄目ですよ!!!




■■■ここからは勝手に俳句詠みました■■■

つゆしらず庭木をすべる梅雨の露

傘の柄が隔つきみとの梅雨そぞろ

梅雨の降りみてTo Youと独りごち

梅雨のみず乳呑み児のごつつち吸いし

投稿 : 2024/06/08
♥ : 28

67.5 25 恋愛でコメディなアニメランキング25位
ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (199)
859人が棚に入れました
数十万の悪魔の軍勢を統べる万魔殿の主、大悪魔ベルゼブブ。その近侍として仕えることになったミュリンが目にしたベルゼブブの姿は、大悪魔の威厳を持つ気高く冷徹な姿...ではなく、モフモフが大好きなゆるふわ少女だった!?

声優・キャラクター
大西沙織、安田陸矢、久野美咲、日野聡、加隈亜衣、松岡禎丞
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

マシュマロ、わたあめ、マカロン、パンケーキなどと同義語です(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
日常系の中でも、かなりゆる~く、へいわ~で、もふもふ~なアニメです(笑)

前半はテンポが遅くて退屈を感じることもありましたが、キャラが馴染んできた後半はなかなか楽しめましたね♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
このアニメの感想、、、なんだろう? 井上喜久子さんに優しくたしなめられたいアニメかな(笑)

閑話休題。

キャラクターとしては、ベルゼブブ、サルガタナス、ベルフェゴールがそれぞれ可愛かったですね♪

ベルゼブブは、登場してすぐの全裸で、う~んとなりましたが、中盤以降は落ち着いた印象です。やや残り二人に押されぎみでしたが、ミュリンとうまくいかなくて拗ねたりしてるところは良かったですね。9話とか良かったし、11話の「ドンドコズンドコイェイ♪」とか、あざとかったけど、やられました(笑)

サルガタナスは、本作では一番のお気に入り。キャラとしては目新しさはなかったですね。典型的なツンデレ貧乳キャラ。それでもやっぱり、好きなものは好き。10話とか最高でしたね♪

ベルフェゴールは、「好きだから尿意」というのはあんまり好きな設定ではないのですが、9話の「手記」は笑ったし、11話の酔っぱらいは安定の可愛さでしたね。アニキと上手くいってほしい♪

この3人は、それぞれにカップリングが固定化され、被っていないなで、平和に三者を応援できますね。本作のような作風では、ドロドロなんて邪魔になるだけですし。

いや~、にしても、寝落ち率の高いアニメでした(苦笑) まあ、癒されたということでw
{/netabare}

【余談~ 本来の悪魔性質に、-を×(マイナスをかける) ~】
{netabare}
このアニメでは、様々な悪魔が擬人化されていますが、本来の要素を残したままに、嫌な性質を逆転させて、ゆるふわにした感じでしょうか? 例えば、

ベルゼブブ→ハエの王。クソ山の王。ですから、性質を逆転(マイナスかけて)。フワフワ好きな可愛い少女に。ただ、魔界ではサタンに次ぐ者という部分は同じ。

アザゼル→ヘブライ語で、「ゴツゴツして強大な者」。その要素は残しつつ、可愛い物好きな乙女男子に性質変換。

ベルフェゴール→「好色」で「女性不信」。だから、「男性を過度に意識」「男性不信」に。

アスタロト→「竜にまたがった天子の容姿で、息が超絶臭い」。容姿は天使のまま、しかし、息は桃色吐息というか、イケメンチャラ男に性質変換してますね。ちなみに、サルガタナスはアスタロトに仕える上級精霊で、何でも見抜く力があるらしいです。

エウリノーム→全てを含む者。わりとエロい女神なんですね。だからショタか。

ダンタリオン→無数の老若男女の顔を持ち、右手には書物を持った姿で現れるとされる。あらゆる学術に関する知識を教えてくれる。ビブリオマニア、美少年はわかるとして、うさみみはどこからきたんだろう?

アドラメルク→サタンの洋服係で、孔雀の姿をしている。だから、派手なオネェキャラに?

という具合に、良い感じでキャラクター化してるなと思います。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
スゲェゆっくりだな。エロ? 純情乙女男子は、なかなか良いね。

2話目 ☆2
なんだ、BL要素? アザゼルもベルゼブブも、どこに要素が? アザゼルはヘブライ語で、「ゴツゴツして強大な者」らしいから、その辺かな? ベルフェゴールは、「好色」で「女性不信」なので、「男性を過度に意識」「男性不信」に変えたのかな? ベルフェゴールはなかなか可愛い。

3話目 ☆3
アスタロト。「竜にまたがった天子の容姿で、息が超絶臭い」。サルガタナスはアスタロトに仕える上級精霊。ツンデレw

4話目 ☆4
顔芸? エウロノーメ。全てを含む者。わりとエロいというか、そんな女神なんですね。だからショタか。胸フラットは(笑) 庶民的だな(笑) 悪魔なのに解脱して、召されそう(笑) 理由がなければ触れてはいけない。前半のコメディ、後半のラブコメと、なかなかバランスが良かった印象。

5話目 ☆3
字幕改善? ダンタリオン、無数の老若男女の顔を持ち、右手には書物を持った姿で現れるとされる。あらゆる学術に関する知識を教えてくれる他、人間の心を読み取り意のままに心を操る力を持ち、他人の秘密を明らかにしてくれる。

カミオ→鳥の姿をして、弁がたつ。

ニスロク→エデンの園を守ってた人ね。

6話目
最早、このナレーション聴きたいだけな気も(笑) アドラメルク。サタンの洋服係ですね。孔雀の姿をしているから、派手なオネェキャラに?

7話目
感想書き忘れ。

8話目
感想書き忘れ。

9話目 ☆4
今回のベルゼブブは可愛いな♪ さっちゃんの押し花も、可愛いな♪ 痴話喧嘩w 手記(笑) 最後はミュリンめ、可愛いな(笑)

10話目 ☆4
アルゼンチンバックブリーカー(笑) サルガタナスが可愛いな(笑)

11話目 ☆4
ドンドコズンドコイェイ♪が、可愛すぎる(笑) サキュバス課w 酔っぱらいは安定の可愛さw 避けられたw

12話目 ☆3
サキュバス、下着あざとい(笑) 女性だけの課って、そうなるよねw 男子中学生アルアル(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 30

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

期待した♪未来の先~魔法をかけてピンクレモネード♪

OP曲:ピンクレモネード

軽やかな、みあさんの声とピアノの伴奏が特徴的な三月のパンタシアの楽曲
アニメの音楽も担当している分島花音さん作詞


ちなみにレモネードって黄色と違うんかいと思ったら…
レシピ(二人分)
レモン二個、ルビーグレープフルーツ二個、上白糖:大さじ5杯、ハチミツ:大さじ三杯…
「ピンク」と言うか「オレンジ色」…めっちゃ甘そう&カロリー高そう


三月のパンタシアさん他にもアニメのOPED担当してるので聞いてみて下さい。
・はじまりの速度「キズナイーバー」
・フェアリーテイル「亜人ちゃんは語りたい」
・ルビコン「Re:CREATORS」
・風の声を聴きながら「スロースタート」
・コラージュ「衛宮さんちの今日のごはん」

肝心のアニメはモフモフ、フワフワ…
しか印象に残らないけど、巻き返しなるか?


ネットとかで誰対象アニメとかよく書かれてる…
多少分かる~

「ごっちん」ことベルフェゴールが可愛いわぁ。
緊張したらオシッコ近くなる女の子ってw

一番のツボはナレーション井上喜久子さんかも、癒し声での解説&ツッコミ。
ちびまる子ちゃんのキートン山田ぽい、コアファン向けてかもだけどキートン感で最後まで視聴出来そう。


視聴完了
作風にクセあるのと、ゆるゆる~ふわふわな感じのアニメ。

ん~微妙だったかな?
ヒロインのキャラがそれほど立ってないし男性陣もヘタレだし、お勧めはあまり出来ないアニメかも。
1話見て合わないなら止めた方がいい…

私は井上喜久子さんのナレーションがツボだった。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 25
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

コンテ・演出が白眉なゆるふわ癒しアニメ

2018年秋アニメ、全12話。
漫画原作、未読です。
…最初は女性向けと勘違いしてたけど、この作品は男性向けでも女性向けでもないと思う。少年誌としては女性読者も多い(らしい)ガンガンだし。


パンデモニウム(万魔殿)で働く悪魔(元天使)たちの緩い日常と恋心を描くほのぼのアニメ。
パンデモニウムのトップ・ベルゼブブと彼女の近侍であるミュリンの恋模様がメイン(他にもカップルは何組か)ですが、ストーリーに大きなヤマは無いです。とにかく癒されたい人向け。

第1話見て気に入ればそのまま最後まで楽しめるかなっていう作風です。
日常系やゆるふわはあまり見ないんだけど、原作者のセンスが私には結構合っていたっぽい。


【ビジュアル・演出について】
特筆すべきは演出の素晴らしさ。コンテ演出も含めた評価という事で、今回は作画に星5を付けています。
良い意味で女性らしい原作者のセンスをアニメにもよく反映させています。
{netabare}
第4話「閣下、はじめてのお見舞い。」はヒールの演出がすごくいいなあと思っていたのですが、インタビューによると、原作者のこだわりをアニメスタッフが演出に取り入れたということのようです。第4話以外でもハイヒールは結構な頻度で演出に使われているし、可愛らしい小物や綺麗な調度品も沢山映してくれるので、再視聴も楽しかったです。
音楽や効果音とその使い方も素晴らしく、ビジュアルとの親和性も良かったです。
ファッションや様々な事柄に関する豆知識を控えめに入れるセンスの良さも楽しい。知っている人はニヤリとできるような内容で、アリスのお茶会のくだりは特に秀逸。

ただ、最初は井上喜久子さんのナレーションは必要なのかな?と思ったりも。
…そういえば、第2話ラストで机で居眠りするベルゼブブ閣下に毛布を掛けてあげた人は誰なんだろう。もしかしたらサタン様とか神様とかで、喜久子さんの声で後から登場するのかな?とか思っていました。
原作を読めばわかるのかな?{/netabare}


【キャラクターについて】
キャラクターの個性付けはアニメ的。男性受け女性受けどちらもしそうなあざとさはあるので、苦手な人もいるかも。私も最初はこれどうなんだろう…と思った所はありました。
ただ、キャラクター性やシチュエーションが上手で、個人的には最後まで見たらそこまで嫌な印象は残りませんでした。
{netabare}
全体的に可愛らしい描写が多いのですが、私が気に入ったのは女性キャラクターの女性らしい嗜好と思考ですね。ヒールへのこだわりとか、水着の選び方とか、素直に可愛いと言えない心理とか。
衣装のデザインや舞台・背景の美しさが満足感を引き上げてくれました。異世界(パンデモニウム)の舞台設定のおかげもあり、ベルゼブブ閣下の裸とか、アザゼルの少女趣味とか、おおらかであけっぴろげな内容も和やかに見られました。

それでも、気になったのがごっちんのバイブレーションとか、エウリノームのショタコンとかね…後半では少なくなりますけど。
キャラの関係性にしても、大抵の萌え要素が見つけられそうというか、わりと何でもアリな作風というか。何でもアリなら個人的にはOKなんだけど、好きじゃない人もいるだろうなと思います。

私はエウリノームには最初かなり抵抗が…。ただ、ダンタリオンはおそらく長命(要は美少年なのは外見だけ)で口辛く食えない性格、かつエウリノームとは直接の絡みが無かったので最終的にはショタコンもキャラクターの個性ということで悪くはないかな、と思えました。しかもお互いマイペースで独立している、という…。{/netabare}


【素直になれない女性たち】
{netabare}
キャラの関係性に重きを置いてはいますが、それが物語として大きく動くわけではないです。
ですが、これは「その感情に名前をつける」、つまりは自分の心を知るまでの物語。
「自分の気持ちに素直になれるか」がこの作品の肝という事ですね。女性から男性への恋心を軸に、それぞれのカップルの関係性を浮き彫りにしています。(まあくっつけば物語が終わってしまうので、あくまで恋は成就しないんですけど。だから横槍(三角関係)とかは原作でもまず無いでしょうね。それが個人的には凄く良いのです)
「なぜ素直になれない(ならない)のか」が女性キャラクターそれぞれの個性に直結している。それが食べ物やファッションや趣味への向き合い方を通して描かれたりもして、それも好き。

第1話と最終話が綺麗に対比になっているのも好きですね。
特殊OP特殊EDが一度もなく、最終話でも通常のPEDがあり、彼らの日常のひとコマを描く作劇を一貫したのもとても良かったです。{/netabare}


アニメ化に際した原作者へのインタビューで、キャラクターをどんな視線で見ていますか?という質問をされて「おばあちゃんみたいな感じ」と仰っていて、すごく共感しました。作中のキャラクター皆にハッピーになって欲しい、と。
また「仕事で疲れて帰ってきたときに見て、見終わったら少し元気が出るアニメになったら嬉しい、ということをアニメスタッフにも伝えました」ともありました。

原作者とアニメスタッフが、この作品の方向性をしっかりと共有していたのを感じられました。
癒されるアニメで、毎週楽しかったです。(2019.1.1)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 21
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