「劇場版 暗殺教室 365日の時間(アニメ映画)」

総合得点
65.5
感想・評価
36
棚に入れた
231
ランキング
3218
★★★★☆ 3.7 (36)
物語
3.8
作画
3.7
声優
3.9
音楽
3.6
キャラ
3.7

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ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

原作者全面協力の安心総集編映画

 「暗殺教室」テレビシリーズの総集編と、物語の前後に新規カットを加えた劇場版作品。原作者松井先生が脚本に全面協力して制作されたということで、原作ファンも安心できる内容になっていた印象。

 物語は大人になった渚と業の二人に焦点を当てる構成になっており、回想場面も二人の見せ場を中心に再構成されている。回想シーンは二人のモノローグとともに、主に2期の最期の場面が中心的に描かれている。諸々最低限の説明はしているが、初見の方は少々長いがテレビシリーズから見ることをおすすめする。1期はほぼカットされているし、渚と業以外にはカエデの出番が少しある程度。
 とはいえただのぶつぎり総集編というわけではなく、物語の筋をしっかり拾いながら、新規モノローグとともに作品を振り返られる構成になっている。

 新規カットに関しては最終話での教室の黒板に描かれた殺せんせーの絵と文字、そして最終話の最期で渚が持っていた出欠簿がカギとなっている。テレビシリーズを補完したうえで、新規カットも全体的にまとまっていた。原作者の協力があったというのも頷ける。

 また主題歌は新作で、テレビシリーズでおなじみ宮脇さんが楽曲を担当。爽やかな曲調と作品に寄り添った歌詞で相変わらず素晴らしい1曲だった。

視聴日 18/4/1

投稿 : 2018/04/04
閲覧 : 233
サンキュー:

2

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