「絵本1936年(アニメ映画)」

総合得点
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感想・評価
5
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ランキング
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★★★★☆ 3.5 (5)
物語
3.5
作画
3.5
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.5

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ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

仮SFスーパー英雄(?)列伝7

この「オモチャ箱シリーズ第3話絵本1936年」という作品ですが・・・なんじゃこりゃ~(by ジーパン)と思わず叫びたくなるような怪作でした。

オモチャが平和に暮らしている南の島に、突如襲いかかるネズミーランドのミッ○ーマウス軍団(おいっ)逃げ惑うオモチャ達は絵本から日本の昔話のヒーローを召還して立ち向かうというものですが、ミッキーマ○スのバランスがムチャクチャだったり、昔話の主人公達の笑い声がテキトーというか、なんか変なんですす(変なおじさんたら変なおじさん♪)
まあ、戦前の作品なんで出来は期待しないで見てたんですけど、別の意味で面白かったです(汗)
戦車にトランスフォームする猿蟹合戦の臼(うす)や、軍艦マーチが流れる中、さっそうと(?)茶碗を漕いで進む一寸法師軍団と浦島太郎、ヒロインの女の子を捕まえて輪になって食人族のように踊るミッキー○ウス達、どこをどう突っ込んだらいいのか(苦笑)
あと、フェリッ○ス君、君はどうしてオモチャの島の一員なんだい?どう見ても違う気が(おいおい)
最後も浦島太郎の取り出した玉手箱で真っ白(燃えたよ、燃え尽きた、真っ白にな・・・byジョー)となってしまうミッキーと、スカートの中を見せまくって踊るヒロインに目が離せませんでした(う~む)

アメリカの人気者が、日本の統治する南の島に侵略者となって襲い掛かってくるのを、日本の昔話の主人公達がやっつけるという、完全なプロパガンダ映画ですが、1936年という時代を考えればしょうがないのかもしれませんね。
でも、当時の人はこの作品をどんな想いで観たんでしょうか?
当時でも、出来のいい作品はあるので、もっといいものが作れたと思うんですけど・・・

投稿 : 2018/10/31
閲覧 : 261
サンキュー:

8

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