「勇午-交渉人(TVアニメ動画)」

総合得点
61.5
感想・評価
37
棚に入れた
259
ランキング
5256
★★★★☆ 3.5 (37)
物語
3.8
作画
3.4
声優
3.3
音楽
3.4
キャラ
3.7

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ドM主人公

別府勇午が依頼を受け拷問や尋問を受けながらも交渉を成功させていく。


ストーリーは前後編に分かれる。
前編はパキスタンで反政府ゲリラの人質になった依頼人の父親を助ける。
後編はロシアで依頼人の親戚の女の子を迎えに行く。

何故か知らんが前後編でスタッフを総入れ替えしている、別に会社のゴタゴタとか間隔が空いたとかじゃなく元々そういう予定だったらしい。
だから前後編で作画も変わる、前編はモヤがかかったような珍しい絵、後編は一般的なアニメの絵、opedも前後編でアニメーションが違う、ただし歌と共通キャラの声優は一緒。


実際の国が舞台で政治的背景も反映されてるから、多少の前知識が必要、前編だとイスラム教関係の知識、後編だとロシア近代史の知識があるといい、後編は説明があるけど、前編はほったらかしで進むから詳しくない人はその都度調べなきゃダメ、まあ最悪分からなくても雰囲気でどういう意味か察せると思うけど・・・・・

それ以外の特徴として、主人公が必ず拷問を受ける、前編だと灼熱の石に縛り付け、後編だと自白剤大量投与など・・・・・何?ドMなの?って言いたくなる、こうなると原作の他の話がどんな拷問受けてるのか気になってくる(笑)


ストーリーもしっかりしてたし、交渉って意味でも結構勉強になる、ただその交渉に至るプロセスは途中で拷問があるから参考にならないけど(笑)


主人公の声は俳優、よく知らない人だったけど気になるレベルの声ではないから大丈夫、ただ個人的にアニメの時のキムタクに似てる気がするのは気のせいだろうか・・・・・




1→岩瀬繭子からパキスタンでアリ率いる反政府ゲリラに拉致された父親を助けて欲しいと頼まれる、勇午は諸々の準備をしてパキスタンに行く。
2→パキスタンでかつてアリと対決した指導者ハジと会う、ハジを説得しアリが出した暗号を基に交渉地点へ向かう、その前に喋れない女を買う
3→女は勇午に惹かれついていく、案内役が逃げ二人で向かう、その途中洞窟に入るがそこは弾薬庫で敵に見つかる、同士討ちで間一髪助かったが敵の村へ連れていかれる。
4→敵の村で太陽による処刑が始まる、それを信仰心と女のおかげでアリと対面する、アリとの勇者対決でアリに恩を着せ交渉の席につかせる
5→勇午は日本への無線傍受を逆手に村に誘き出す、日本では繭子たちが金の準備をしパキスタンに来てハジと会う、村に軍を誘き出すがアリがヘリを一機落とす、軍は罠に気付き、山岳地帯に検問を張る
6→勇午は検問を切り抜けハジたちと合流、炭鉱で金と岩瀬父を交換する、だが軍が集結攻撃を始める、ハジが時間稼ぎをして死亡、逃げ切った岩瀬父と繭子が再会し勇午とアリも逃げ延びる

7→日本に住む亡命ロシア人ロマノフスキーから依頼がある、父の遺言でロシアにいる叔父の孫ナージェンカを連れてきて欲しいというものだった、反社会主義だった祖父のせいで諜報局に睨まれ出国できないという、勇午は引き受けるが秘書の女オリガが気になり知り合いの女性に存在確認を頼む
8→現地で知り合った男にロシア史に詳しい女リューバ紹介してもらう、リューバに依頼人の祖父の調査を頼み、男にはナージェンカがいる場所を調査させる、男は捕まり罠だと知った勇午は列車に乗る、だが列車で何者かに指輪を狙われるがそれはオリガだった。
9→オリガは諜報局のスパイで指輪を回収し本部に戻る、だが指輪は勇午が作った偽物だった、列車を降りた勇午はリューバと合流し依頼人祖父の会社について調べる、すると莫大な金があると判明、だがそこに軍が現れ逮捕される、勇午は拷問されるが何とか耐え強制送還される前に逃げる。
10→リューバは拷問で廃人になっていた、勇午はその足で敵基地へ向かう、途中吹雪に会うが小暮の作ったメカのおかげで何とか辿り着く、その後オリガと接触依頼人父の遺言を聞き依頼人本人との違いを話す、勇午はオリガの協力で自分を拷問した中尉を利用することに
11→中尉と接触した勇午は遺産の話で時間を稼ぎ中尉への疑いを増やす、そして諜報局の司令官ガラーホワ少将と対面することに、少将はまず中尉を尋問するが用済みとなり殺す、次に勇午を尋問し口座の暗証番号を聞き出そうとする
12→自白剤を打ち番号を聞き出そうとするが失敗、オリガの提案で勇午を生かして利用することにする、勇午は少将と交渉、ナージェンカの亡命を条件に交渉成立、だが勇午は番号について何も知らなかった
13→知らないと言った勇午だったがナージェンカに会えば分かると言う、勇午がようやくナージェンカに会う、ナージェンカは足りない暗証番号を言った、実は全ての番号がロシアに関わる年号だった、少将は自分にロシア愛が足りない事に気付き遺産に手を出さないと誓う

投稿 : 2019/10/08
閲覧 : 271
サンキュー:

0

勇午-交渉人のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
勇午-交渉人のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

tinzeiが他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ