「旗揚!けものみち(TVアニメ動画)」

総合得点
69.9
感想・評価
349
棚に入れた
1249
ランキング
1629
★★★★☆ 3.4 (349)
物語
3.2
作画
3.4
声優
3.4
音楽
3.3
キャラ
3.5

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ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ハイレベルの変態ケモナーレスラーが異世界転移したら…

詳細は公式でも。

プロレスラーのケモナーマスクが、試合中に異世界
召喚されて転移。
だが、異世界には獣人族がいっぱい。
パンイチのケモナーマスクは、獣人たちを愛で、
モフることに執心するのであった。

というハイレベルの変態のお話です。

いやノーマークでした。
もしかすると、これは台風の目になるダークホース
となる可能性が高いです。
面白いです。ギャグセンが高い。
なんで次回予告のフォントが創英角ポップ体
なんだよwwwww

人間にはジャーマンスープレックスだ!
それがプリンセスでもだ!

=====第2話視聴後、追記です。

ペットショップを建てるために、賞金のいいクエスト
をこなしていくぞー、という話。

お前、モフモフだけじゃなくてトカゲもありなのかw
というわけで、いろいろなモンスターを手懐けて、
飼っちゃいます。

一緒に付いてきたシグレがツッコミ役ですね。
CV:関根明良(あきらりん)は、「プリプリ」の
プリンセス役でしたが、こっちもいい感じですね。

ということで、2話にして完走ほぼ間違いなしの
作品となりました。

=====第4話視聴後、追記です。

世帯が大きくなり、しかも住人たちは働きもせず
食ってばかり。家計を預かるシグレはグリフォン
討伐のクエストで金稼ぎをしようと提案。
でも、結局はグリフォンの赤ちゃんを奪って
帰ってきただけでした、というお話。

頭を空っぽにして、単発のお話を楽しむ作品ですね。
作画も回を増すごとに良くなってきた感じです。
(直前に「慎重勇者」を観たから良く見えただけ
かもしれませんが)

いや、面白いです、相変わらず。

=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
4大公爵家の令嬢・イオアナに召喚されたMAO。
勇者の源蔵を倒すよう命令され、望むところだと
請け負います。
さあ、いよいよプロレスの決着をつける時が…
と思いきや、イオアナと花子の因縁についての回想
で1話使いましたねw

互いの従者であるヴァンパイア同士、カーミラと
ローゼの対決です。バトルの動きが凄い。
うすうすポンコツだと思っていましたが、カーミラ
やっぱりポンコツですw
でも、そんなポンコツかわいいカーミラがいい!
{/netabare}
なんてなお話。あんがいホロッとさせる話を持って
きましたね。花子やさしいね。

ダークホースとして評価がうなぎ登りだからか、
作画も回を追うごとに冴えてきました。
これはかなり今期の上位争いに期待できそう。
少なくとも異世界転生モノとしては最上位クラスに
なれるかもしれないです。
個人的には「このすば」より好きかも。

=======第7話視聴後、追記です。

新人ハンターのセリスが、ギルドの先輩ハンターに
コケにされて源蔵に弟子入りして見返すという話
ですよ。そしてセリスはリザードマンでした。

えっと、今回は声優の件。
シグレの関根明良さんも、毎回爪痕を残しています
よね。例えば花子がケモナーマスクを源蔵と
気づかず「わからなかったんですか?」とか、
源蔵のおうむ返しで「どーするよって言われても」
の演技とか、秀逸です。

そして今回のセリス。CVは古賀葵さん。そうです。
「かぐや様は告らせたい」のメインヒロイン。
源蔵に鍛えられ、「特盛セリス」というマスクマン
に命名された時の「ちっがーう!」とか、とても
良いですw 振り切った演技もいいですね。
こういう作品なので、どんだけめちゃくちゃな
演技をしてくれるかも楽しみのひとつです。

中盤を迎え、今期の覇権アニメ候補の一角ですね。

=====第10話視聴後、追記です。
{netabare}
ひろゆきがもふもふブラザーズにさらわれ、売られ
買った貴族のところへ返してもらうよう頼む話。
ロリなマリアが男にすがる上目遣いで、父親を説得
して返してもらえましたよ。

その後、マカデミアンオーガ(マオ)とイオアナ、
ローゼが家にいて、闘技大会で決着をつけるという
話に。
ローゼに完敗したカーミラは、土下座して源蔵に
プロレスを習うことになりました。
{/netabare}
というお話です。

クライマックスに向けて、話が大きく動き出し
ましたね。とても面白かったです。
ただ、ここまで同期の作品たちが次々と万策尽きて
総集編を連発している中、なんとか落とさずに
耐えてきましたが、今話はかなーり作画が危ない
印象を受けました。
フィナーレまで頑張れ、ENGI!

=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
いよいよクライマックスのケモナーマスクvs.MAO。
因縁の対決だが、源蔵が逃げたわけではないという
ことを知り、わだかまりが解けたMAO。
試合は源蔵がカウント3を取り、勝利。
文字通り拳で語り合った2人は、再戦を誓うのでした。

そして、源蔵ファミリーは相変わらず貧乏暮らしが
続くよどこまでも。ペットショップはいつ開店
できるのか、俺たちの戦いは続くエンドでした。
{/netabare}
競馬用語に「テンよし中よし終いよし」という言葉
があります。スタートからゴールまで、しっかり
走ったということをいうのですが、この作品は
まさに「テンよし中よし終いよし」。
掴みからグッと惹きつけて、中盤も適度にイベント
を入れて飽きさせず、終盤の闘技会で盛り上げて
落とし所も完璧でした。

作画も中盤こそ少し息切れを感じさせましたが、
終盤また盛り返し、プロレス技の動きも滑らか。
キャラデザも出てくる女の子キャラそれぞれが
可愛く魅力的に描かれていましたね。

OPEDとも脳内ループするほどキャッチーな楽曲で
印象に残りました。声優の演技も、源蔵の小西克幸
さんは言うまでもなく上手で、周りを固める
ファミリーも知名度こそ高くありませんが、非常に
良かったと思います。特にシグレ役の関根明良さん
はいい感じでツッコミ役を演じていたと思います。

1クールの作品としては、非常にハイレベルで、
完成度が高く、しかも制作スタッフがこの作品を
好きで楽しんで作っていたのが伝わりました。
久しぶりに手放しで高く評価できる良作だと
思います!

投稿 : 2019/12/19
閲覧 : 442
サンキュー:

17

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