GAMMA さんの感想・評価

2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態：観終わった

20年前に起きた事件の犯人がのこのこ現れる

ゾロアークがかっこいいので視聴。
でも正面から見るとかなり残念な顔だった。

悪役のコーダイがセレビィの活動エネルギーである「時の波紋」
を狙って暗躍する話。

見どころはかわいいゾロアの見た目。
あと声。「へけっ！」とか言いそう。

物語としては、悪いやつが現れたので
みんなで力を合わせてやっつけようという
シンプルで理解しやすい内容。
むしろ脚色で伝説のポケモンを登場させたことで
煩雑になっているし、物語の水増し感が出てる。

以下、ツッコミどころ。
・主人公一行がクラウンシティを訪れる動機が
ポケモンバッカーというスポーツ観戦。ただ偶然居合わせただけ。
・コーダイは3犬でポケモンバッカーの出場を予定していたのだが
ホログラムだけでどうするつもりだったのか。
まあ、本来の目的が果たせるなら棄権すればいいか。
・20年前の事件でコーダイが時の波紋を奪った時点では
時の波紋の効果で未来予知ができることを知らなかった。
じゃあ当初の奪う目的ってなんだよ…
・現在、コーダイは大企業の社長として成功を収めたのに
再び時の波紋を奪いにやってくる。自首かな？
・たった20年でクラウンシティの自然が復活している。すごい。
・クラウンシティの守り神である3犬が
見方のゾロアークを襲う。3匹そろいもそろって勘違いするとか
どういう理屈？登場するだけで本当に役立たず。
以上
挙げてみたら意外と少なかった。

これでも、残念ながらダイヤモンド&パール世代では
一番まともな映画だと思う。
映画館で金を払える代物ではないが、
配信でアニポケと同列に扱うなら無害なレベルだから。

そんな作品レビューするなという方もいるだろうが
・注意喚起しておけば今後被害者が増えない
・クソ映画はクソ映画で需要がある
という理由があるので
時間を見つけてポケモン映画は全作品制覇してみたい。