「K SEVEN STORIES(アニメ映画)」

総合得点
69.6
感想・評価
22
棚に入れた
101
ランキング
1711
★★★★☆ 3.8 (22)
物語
3.6
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.6
キャラ
3.8

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ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

6本も映画やるほど人気あったの?

全6話×約60分。

1話完結で6話以外本編が始まるより前の話で6話だけアフターストーリー。
6話以外、1or2人に絞った視点の話でそれぞれのキャラのバックボーンがわかるスピンオフのようなもの。


各話のゲストキャラはいるけど全話共通の新キャラは一人だけでナレーションまでやる神様ポジのキャラがいる。正体は6話で分かるけど、まあそこまで驚くものではない。


何で全6話で「セブンストーリーズ」なのかって点だけど、おそらく各話最初にある5分のミニアニメ『アイドルK』をカウントしてるから。
ちなみに『アイドルK』は小っちゃくなったキャラクターたちがそれぞれのクランをアイドル事務所として活動する話。このミニアニメだけは全て繋がった話だから、もし観るのなら1話からちゃんと観ることをオススメする。


多少小説版?の話も盛り込まれてるようだけど、そのせいか匂わせで終わらせるケースが多い(ex.平坂がお金を稼ぐ理由、弟みたいな存在が出てきて説明もなく終わった)。


作品自体は普通のKだし、本編観て気になった人は観れば?って程度の作品だけど、そもそもこんな6本も映画やるほど人気あったの?確かに声優は凄かったけど当時周りで観てる人いなかったから、人気ないもんだと思ってた。



【各話あらすじ】
1→宗像が青の王となってすぐの話。先に覚醒していた周防は自分の力に悩み、ホムラも下の奴らが好き勝手にやるなど問題を抱えていた。ホムラに新しく入った矢俣がマフィア絡みで事件を起こしたため、宗像率いるセプター4が動き、矢俣を止めようとしたホムラのメンバーとぶつかる。王同士が壮絶な戦いを繰り広げるが國常路と三輪一言のとりなしで収まる。

2→カグツ事件から時が経ち、善条はセプター4で剣術指南をしていた。宗像の命で楠原という新人隊員に剣を教え、無事新設された特務課へ送り出す。だが楠原は戦死し宗像に食って掛かる。宗像に遺恨を残しながらも集団異能者と戦い宗像を守る、そこでかつて自分の王を殺したことを思い出し、自分は正しい事しかできないと悟る。

3→全てが決められた生活に嫌気がさし家出したスクナは追手を倒しながらJUNGLEのミッションをこなしていた。ある日スクナの母親に雇われたJUNGLEのメンバー平坂に出会うが別任務が入ったため戦闘にはならず。その後スクナに興味を持った流が接触を図りJランカーになって自分に会えと言う。特大ポイントの討伐ミッションがあり、平坂と協力するが相手は御芍神で惨敗する。スクナは自分のポイントを掛け単独で挑み、平坂の援護のおかげで勝利する。その後流と直接会い本当の仲間になる。

4→中学で授業をサボった美咲は同じくサボっていた猿比古と出会う。猿比古の親戚の女子中学生大貝と共にJUNGLEのミッションをやろうとするが失敗。ある日美咲は風邪を引いた猿比古のお見舞いに行き猿比古の父仁希と出会うが変人だった。猿比古はその父や無関心の母を嫌い家に帰っていなかったが美咲は二人で部屋を借りることを提案する。二人は赤のバーの近くに部屋を借りJUNGLEのミッションを利用して攪乱しようと試みるが緑の王にバレ逆に痛めつけられる。そこに周防が現れ二人を助け、二人は赤のクランに入ることにする。

5→周防はアンナの能力でカグツ事件の夢を見て自分もそうなるのではないかと悩む。アンナの誕生日が近づき皆でサプライズパーティーをやることに。周防はサプライズの話を聞き入れ自分もプレゼントを買いに行くが宗像と会ってしまい忠告を受ける。そんな中、十束は飛行船に乗せてもらうためのキャンドルアプリを使う人たちを撮影していた。パーティーの前にキャンドルの撮影をしようとした十束だったが取材相手は無色の王だった。すべての王の破壊を望む無色の王にやられ十束は息絶える。周防は彼の遺体を燃やし復讐を誓う。

6→シロたちはいつものように寮で日常を過ごすが、そこには若き國常路とシロの姉クローディアもいた。皆何食わぬ顔で過ごし、夜になって赤青緑の乱戦に混ざる。緑の御芍神とクロは三輪のもとを訪れこれが夢であることを話す。実はこの世界は誰かが望んだ世界だった。同じようにそれぞれのクランでも夢の世界だと気付き始め、この世界を作った元凶の少年と出会う。少年はドレスデン石板の一部でクランの誰かが望んだ世界をそれぞれ繋げ夢のような世界を作り上げていた。だが生きている皆は現実世界を望み、死者たちに別れを言い現実へと帰っていく。

投稿 : 2021/04/25
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