Mi-24 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
スプートニク・ショック
ロボットと少年の交流。
定番の展開だが、ロボットを母親から隠そうとしたり、ロボット隠し先のスクラップ場のおっちゃんとのやり取りとか、中々面白かった。
しかしポイントはやはり、アメリカ政府の捜査官「ケント・マンズリー」だろう。
地球周回軌道への打ち上げロケット開発が上手く行かない中、ソ連の「スプートニク1号」に先を越されるアメリカ。
アメリカは敵対勢力に対して、国際ルールや道徳・倫理観を無視して何でもやる薄汚い国。
自分(アメリカ)がやるんだから相手(ソ連)も、どんな薄汚い手段でも平然とやってくると思い込んでいる。
其処へソ連の「スプートニク1号」打ち上げ成功で、アメリカ政府はパニック・恐慌状態となる。
捜査官「ケント・マンズリー」は、もっともらしい事を言っているが、土壇場では他人(仲間)を見殺しにしてでも自分だけは助かろうとする薄汚い奴だ。
この捜査官「ケント・マンズリー」が、アメリカ政府の実態を的確に表していて凄かった。