南のエデン さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
亡き愛からの手紙なのです!
予定通りにならない方が多い日常です。
これはその予定通りにならない方が多い日常での出来事のひとつなのです。
ただその約束がその人との最後の別れの前にしたものだとしたらだれでも後悔してしまいますよね。
宮浦ももは普通の小学6年生の女の子なのです、両親のためある計画を立てて、父親をびっくりさせて喜ばせようとした当日、予定がくるってしまいます。
そんな父親に「もう、帰ってこなくていい。」と言ったまま父親と別れそのまま父親が本当に帰らぬ人になってしまった。そのことで深い傷を負ったまま引っ越すことになります。
そんな時父親の遺品の中から「ももへ」とだけ書かれた手紙が見つかります。「何を伝えたかったのか?」その文からは想像だけがふくらみます。
右も左も知らない新しい土地で母親は自立して生計を立てようとがんばりますが、母親がかまわない寂しさをつのらせるももちゃん。
そんな時に、イワ、カワ、マメの三人の妖怪が現れ、ももちゃんは困惑しながら、新しい土地になじんでいきます。
じつは3匹は「見守り役」で父親の代わりにももちゃん達を見守る役をもらっていましたがもとは神らしいのですが、今はもう、私からは食欲の権化にしか見えなかったww
その妖怪達のせいで母親と喧嘩してしまい家を飛び出す事になったももちゃん。それを体調が悪いのに、必死に探すお母さんが私にはけなげに見えたな::
ラストはおもわず、泣いてしまいます。妖怪たちは顔に似合わず立派に役目をこなし、最後に奇跡がおきました。
おもわず、さすが「お父さん」って感じw
なかなか癒される作品でした^^