「攻殻機動隊ARISE GHOST IN THE SHELL 「border:1 Ghost Pain」(アニメ映画)」

総合得点
64.9
感想・評価
334
棚に入れた
2026
ランキング
3511
★★★★☆ 3.6 (334)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.6

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HAL. さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

スタンドプレーから生じるチームワーク。

SAC以前、
少佐が公安9課に入る以前の話。

バトーやトグサなど、
現メンバーたちがまだ個々の組織に属している状況ながら、
未来の9課につながる“スタンドアロンのチームワーク”
というものの片鱗を垣間見れた気がする。

ただ、尺が1時間くらいしかなくて、
ちょっと駆け足に感じたのは残念だった。

もともと、阿吽の呼吸的な恐ろしく速いテンポで
会話の進むアニメではあったけれど、
今回のは一層速く感じた。

新しい登場人物に、この世界独特の用語…。

おかしな例えかもしれないけど、
初めて日経新聞を読んだときの感覚というのか。
バックボーンをある程度理解したうえで、
なおかつクリアな思考でもって話を追いかけていかないと、
理解がちっとも追い付かない。

映画館で観た人はきっと、
ポップコーン食ってる暇なんてなかっただろうなぁ。

個人的な見どころは、意外にもアクションシーンだった。
電脳戦と肉弾戦が同時並行して行われるシーン。
視界を盗み、盗まれるときの一瞬の断絶、
コマが抜け落ちたような時間感覚は、クセになる演出だと思った。

賛否ある声優変更については、
声優のみなさんの声色を合わせる技術にむしろ驚いた。
素子の声なんて絶対合わないと思っていたけど、
声色を似せていたし、そこに坂本さんらしい、
少し若い感じも出ていて役柄にマッチしていた。
アラマキ課長が一番違和感あったくらい(笑)

投稿 : 2013/09/08
閲覧 : 192
サンキュー:

5

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