「坂道のアポロン(TVアニメ動画)」

総合得点
86.3
感想・評価
2171
棚に入れた
10044
ランキング
202
★★★★☆ 4.0 (2171)
物語
4.0
作画
3.9
声優
3.8
音楽
4.4
キャラ
3.9

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ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

イイんじゃないのー、

全12話。2012年の作品。1966年の長崎県佐世保市が舞台。ジャズを題材にしたアニメ。演奏シーン有り。主人公の男子高校生(真面目系の眼鏡)が転校先でジャズと出会い、従来の生活様式が徐々に変化してゆく様を爽やか路線で描く。モドカシイ友情・恋愛模様も有り升。漫画原作。「珠玉の少女まんが進化型」を掲げる小学館の女性コミック紙「月刊フラワーズ」掲載作品。/感想 かなり面白かった。「昭和とジャズ」と言えば、ヤニ臭ェ御仁らが小刻みに身体をピクピクさせながら聴く音楽、ってイメージが浮かんだ。そのため視聴前には、どうせ小難しい理屈とか気取った台詞や小ネタなんかを連発しながらグダグダやってくるんだろーなぁ、とか思っていた。が、全くそんな内容では無かった。全編通して一定の気品をキープした青春もの、といった印象であった。少なくとも不健康・不健全な内容ではないと思いますよ。多少モーホーじみた演出が光ってはいたが、まぁ笑える範囲であった。{netabare}ところで、そもそもジャズって何なのよ、と疑問が湧いたのでテキトーに調べてみた。するとジャズとは、「黒人奴隷らがオフの日に、憂さ晴らしがてら路上で始めた乱痴気騒ぎ的な儀礼から始まった音楽」なんだそうだ。白昼より彼らは円座になって、自作の楽器を鳴らしてリズムを刻み、さらにその中央で熱狂的なダンスに興じていたとの事らしいのである(in アメリカ)※。まさしく「リアル・ダンシング・イン・ザ・すとりーと」を地で行くスタイルである。嗚呼〜なるほどなァ。とりあえず「鬱憤」溜まったら音楽聴くか演るかして「発散」ってワケだ。コのやり方は正解だ。間違いねえ。コレばっかりは理屈じゃネエってモンよ。衝動だよ衝動。良いですね〜。そんな具合で、観終わってみれば、マァそんな感じの作品であった。/※ 『偉大なるJAZZの歴史』というDVDでそんな逸話が語られておった。だからそういう事なので、あろー。{/netabare}

投稿 : 2013/10/03
閲覧 : 145

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