いさ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
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(C) 牧野圭祐・小学館/「月とライカと吸血姫」製作委員会
月とライカと吸血姫の感想・評価はどうでしたか?
いさ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
U-yan さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
人間と吸血鬼がいる世界。思い浮かべる吸血鬼とは違って容姿が少し人とは違うだけ。欲望のままに人の血を吸ったり襲ったりはしない。どちらかと言うと人間に迫害され続けているという世界観。がっつり差別です。
宇宙技術を争う2つの国。世界初の有人宇宙飛行の実験体として選ばれた吸血鬼の少女と、その監視役に選ばれた飛行士候補生。この2人の宇宙への夢と少しだけ異種族愛の物語です。
一つ言うならば、主人公の吸血鬼少女の喋り方が気になるかな。
他のキャラの声優さんは良かったんだけど、上手い声優さんなのに、なんであの喋り方でOK出したんだろ〜。人間じゃないからカタコト感を出したかったのかな?
でも全体的に良く出来たアニメだと思いますよ。
あと さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
予算がないんだろうなって感じの低品質な作品で、とにかく地味だし展開もゆっくりです。ソ連の宇宙開発国家事業の動物実験に理性ある吸血鬼の少女で実験する、というストーリー。主人公がその少女を世話して宇宙開発訓練をするんですが、この盛り上がらない社会派テーマな割にご都合主義でした。
そしてあまりにも地味で古くさい演出。なんというか、林原めぐみさんヒロインなのもあるんですがキャラも人もラノベ特有の頭の悪いキャラになっているのでちょっと見ていてつらいですね。古臭い演出と物語ですが、オリジナリティはありますし、物語の締め方もまあ無難と言えば無難。
吸血鬼と人、というテーマでやるならもう少し吸血鬼という種族について深堀して欲しかったですね。なんで迫害されてるんだとか、高官の人たちは何を考えているのか、そもそもイリナちゃんの扱いが適当すぎないか、とか色々言いたいことはありますね。雰囲気は良かったですが、作画も悪くて残念な感じ。
ダークフレイムマスオ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ミスターK さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
この作品は冷戦と宇宙開発競争を舞台にしたユニークなもので、その魅力が非常に引きつけられた。
冷戦時代と宇宙開発競争を背景に、吸血鬼というファンタジー要素を巧みに取り入れたことが面白かった。独自の視点から冷戦の緊張と宇宙開発競争を描き、吸血鬼を通じて差別などの社会的な問題について深く考えさせる作品だった。このような歴史的な背景とファンタジーの要素を組み合わせた独特の世界に引き込まれ、見た甲斐があったと思う。
こま さんの感想・評価
2.6
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 1.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
まあ言ってしまえば声に対する見た目で違和感が消える事は無く視聴を断念した。
作品によって声が合う合わないはよくある話しで、いつのまにか慣れている事もあるがこの作品は3話4話と観ても慣れる事は無かった。
もちろん見た目と年齢が10代だとしても違和感さえ無ければ観れるほう(シャーマンキングとか)
ゲリオ さんの感想・評価
2.1
物語 : 1.5
作画 : 2.0
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
ガムンダ さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ソ連のボストーク計画をモデルとした人類初の有人宇宙飛行プロジェクトを背景としたおはなし。
この世界にはヒトの他に「吸血鬼」という種族が居てヒトに虐げられていると言う舞台設定で、国家の威信を掛けた失敗できない初の有人飛行の前に人ではない吸血鬼を飛ばして実験すると言う軸が一本。
その吸血鬼少女と彼女の訓練と監視を担当する宇宙飛行士(補欠)候補士官とのロマンスがもう一本。と言う内容です。
何となく内容を知っていた状態で観たのもあり、あまりインパクトがありませんでした。
上記の通り、
・宇宙開発プロジェクト
・種族を超えたロマンス
の二つの軸があり、それぞれとしてはしっかりしてるんですが、この場合中和されちゃってどっちも薄味になっている気がします。
それぞれ見応えのある定番テーマですから正直どっちかに集中させて欲しかったです。
着眼点は良かったと思いますが、この設定を生かすにはもっと作り込まないとダメだったと思います。
駄目な点を。
ネタバレ含みます。
【やっぱりご都合悪役】
{netabare}主人公の側以外の人物がストーリーを盛り上げる為のメタ的な行動をしてくれます。
例)
フルシチョフ役の人とその秘書官的な人がいつヒロインを抹殺するとも限らない悪役として登場しますが、最後に空気読んで主人公側に寝返る「実は味方でしたー」ENDなんですが、
どう考えても「だったら最初からやりようはあるだろ」なんです。
{/netabare}
【ステレオタイプ演出】
{netabare}状況設定固有の変数を考慮せずにただライブラリからコピペする様に演出する事は手抜き以外の何物でもないと思います。
例)
・ヒロインを見下すモブの悪意の表現
「フュイ~~イイヒャッハーレロレロ」みたいなその辺のモヒカン雑魚さんです。
紛いなりにも宇宙開発に携わる人達ですからそこそこの水準の教育を受けている筈です。
「インテリに悪い人は居ない」と言うつもりはありません。
敵意の現出の様相がチンピラのそれとは異なる、と言いたいのです。
・遠心加速機の所(ブレイカー無い訳ないだろと言うのは置いといて)のパワハラ上官。
そもそもこの国の体制はどのような幹部であってもいつ粛清されるかも知れない緊張状態にあります。
たかが現場の指揮官程度の地位であの様にあからさまに横暴に振る舞う事は出来ません。
作中で実際粛清されてますが、であれば最初からそんな態度を採るはずがない。という事です。
・善い人代表の主人公レフ君。
謙虚の表現として選出された時に一々「ヘッ?(私なんて滅相も無い)」的な反応がイラっとします。
イヤお前、選ばれる為に遮二無二やって来たんじゃねーのかよ。
「響けユーフォ」のレイナちゃんがソロに選ばれた瞬間
「へッ?私??」って言ってたらどうするよ。{/netabare}
というこのアニメも凡作の条件を揃えてしまっています。
単純に12話しっかり観ていられると言う意味では良いアニメだったと思います。
ハードル上がったが故の小言と思ってください。
北国の冷たい雰囲気も良かったです。
nyaro さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
さて、本作は冷静に考えると、差別問題の解決の部分のストーリーが甘く、テーマという意味では期待外れかもしれません。もちろん、イリナとレフの頑張りが人の心を動かしたとのは読み取れますが、トップと女性のあの2人は政治的プロパガンダですからね。もう少しここの話に奥行きがあれば差別問題に関しては深まった気がします。
ただ、です。本作は恋愛ものだと見た場合、あまりこの差別問題を中心にしてしまうと、尺からいって、2人の心理描写を省略したりセリフだけの恋愛ものになってしまったでしょう。ボーイミーツガール…2人の命がけの宇宙飛行そして命がけの恋愛が、差別問題解決への答えだったと思います。
ちょっと古いタイプのラノベ的な舞台設定と物語に感じますが、それだけにストーリーにボディがあって、見ごたえもあり、何よりキャラがちゃんと活き活きしていました。
古いと言えばアリプロジェクトに林原めぐみさんですからね。ゼロ年代感がすごいですね。古い言葉でいえば「だが、それがいい」ですね。
アニメにとって作画は大きな要素だと思いますが、本作をみるとやはりストーリー、脚本、そしてキャラだと思います。本作はその意味では私にとってはですが、今年のTVアニメではブルーピリオドと並んでナンバー1かなあ。
以下 視聴時のレビューです。
あらすじの吸血鬼という単語でちょっと敬遠していましたが、宇宙飛行士ものということで、なんとなく見始めたらまさかの出来でした。非常に面白いです。今のところ今期NO1ですね。もちろん継続視聴です。
宇宙飛行士ものというよりもそれは物語の設定です。今のところ幹になっているストーリーは、差別される立場でもプライドと強い想いに基づく試練の選択をする吸血姫、そしてそれを支える落ちこぼれた優等生という、差別問題と人間ドラマの部分に注目ですね。
ですので、気になるポイントは、吸血鬼全体の被差別問題まで行くのか。あるいはヒロインのアイデンティティの問題か、個人的な救済か。それは現実社会でなのか、命の捨て方による魂の救済なのか。または主人公の命がけの献身となるのか。恋愛の行方は?等々ですね。
キャラデザは萌え絵の要素はあるんですけどちょっと写実が入っていて、物語の雰囲気とあっていてバランスが非常に良かったです。作画も丁寧だし、人も良く動いていました。
で、7話です。 {netabare}まさか7話でここまでくると思っていなかったです。逆にいえば話の展開が早くて飽きさせません。宇宙開発もの的な詳細な話をばっさりとカットしたのが不満といえば不満ですが、そのおかげでテンポが良くなったのでキャラに感情移入しやすいのはプラスでした。
吸血鬼が被差別民族のような感じで、命令を聞かざるを得ないヒロイン…という設定と主人公の関係をどう考えればいいんだろうと、初め戸惑いはありました。
もちろんですが、主人公と心を通わせる展開になります。ただ、ゆっくりとエピソードを重ねながらなので自然と受け入れられます。その意味では4話が良かったですね。レモンの炭酸水をキーアイテムにしたのは良かったですね。吸血の設定もよく物語とマッチしていました。で、7話です打ち上げ成功…そして帰還と。
そうですね。ここからが重要なテーマです。ヒロインがどうなるのか。なんか死亡フラグみたいなセリフが結構あったので心配ですが、一方で、この主人公ならなんとかしてくれるかも、という期待もあります。
SF的にいえば、ロケットの技術的問題をどうやってクリアしたのか、という部分が根性論に見えましたね。
ストーリー的には、吸血鬼の迫害からヒロインが宇宙飛行士に立候補するまでの心理描写が弱いこと、ロケットの研究所の研究者たちがいつの間にヒロインの心情的な味方になっている部分の描写が弱いです。ここがちょっと残念ポイントです。 {/netabare}
9話 とにかく話が面白いですね。宇宙飛行と恋愛。話の本筋が明確です。そして、テンポもいいし、ツンデレ具合がなかなか悶えます。 {netabare}白薔薇ちゃんもデレましたね。結構チョロくて笑いました。ここはもうちょっとなんかあっても良かった気がしますね。そして、ヤキモチ…ラブコメでした。{/netabare}
後は人種差別問題ですね。ここがちょっとなあなあになりかけてるんでしょうか。それとも何かこれからあるんでしょうか。テーマ的な深掘りは、正直それほどでもない予感があります。
ですが、とにかく見ていてこれほどワクワクするアニメは久しぶりです。吸血姫という設定と宇宙飛行競争。うまく組み合わせましたね。原作はとりあえず3巻まで買って寝かしてあります。
10話 こういうのが好きです。切なすぎる。
設定とか作画とかがすごい…ではなく、話が純粋に面白い話っていいですね。ここまでダレるところ無しですね。
{netabare} お別れ前に何気ないデートをする。自分の死を覚悟して。もう切なすぎます。こういうストーリーできちんと恋愛感情の深さとか相手を思いやる気持ちを表現して、別れ際に笑うって…バス停のシーンとかもう涙なくしては見られませんでした。
イリナちゃんの生存確率が上がってうれしい半面、政治的思惑の外的要因かあと、ちょっとそこは興ざめはありますね。ただ、レフとイリナががんばったから周囲の心を動かしたのかもしれません。
最後は2人がどこかで会えるのか、心を遠くで通わせて終わりなのかわかりません。{/netabare}
それにしても、いい話だなあ…。話の面白さなら2021年度TV部門ではNO1候補かなあ…
11話 恋も自由にできない国ではいけません。今時珍しい純愛ですね。
そう恋も自由にできない国ではいけません。民主主義というのは欠点も多いですが、やっぱり人の気持ちが尊重されるという意味ではベターな選択なのでしょう。話が面白過ぎてこの辺りのテーマを忘れていました。
{netabare} 吸血鬼の差別問題はちょっと浅くなりましたが、2人の気持ちが痛いほど伝わってきてもうペンダントのシーンは涙失くしては見られませんでした。この差別と不自由の中で命がいつ消えるかもしれない状況で、せめて気持ちだけでも伝えたいという…もう苦しいくらい愛おしいです。{/netabare}本当に今時珍しい純愛ストーリーですね。
暗躍する人々の思惑ではありますが、もうそういう些末なことはいいです。ぜひハッピーエンドでお願いします。
稲葉姫子 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:----
かつくん さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
吉田健一の絵がどうも好きらしい
話もヒロインも美しい
吸血鬼だからといって空が飛べるとか長寿であるとか
そういった吸血鬼のイメージを前面に出した作風じゃ
なかったのがよかった
感想
OPとEDは全くそそられなかった残念
今のこのタイミングだからか世界観がよかった
何といってもレフの好青年さとライカのひたむきさが好印象
てとてと さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
くにちゃん さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
何故吸血鬼が迫害されているのか?
国家元首はどういった価値観・考えを持っていたのか?
オチを考えるともう少しこの点について深掘りして欲しかったなあというのが、一番の感想です(原作にはあるのかもしれませんが…)。
決して愚作ではなかったです。ほほえましくも寂しさを感じさせてくれる作品でした。
§レイン・スターク§ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2022.5.29 ★★★☆(3.5) 1度目観賞評価
♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
タイトルの,特に“吸血姫”というワードに惹かれて観ました。
これ“ノスフェラトゥ”って読むんですね。
漢字に横文字読みをさせる辺りラノベ感がありますね(^-^;
それはさておき,わたしこの言葉を知らなくて物語の舞台から考えてロシア語なのかな??なんて思ってたのですがそういう訳ではないようです。
ルーマニア語の古語からきてるとか言われてるけど,特定はできないとか…。
“ライカ”というワードは,観始めた当初「クドリャフカのことか!!」って思ったんですが,そうではなく都市の名前みたいです。
観始めてすぐの感想としては「思ってたのと違う」です。
“吸血姫”というワードからしてゴシックアニメなのかなと勝手に思っていたんです。
でも,宇宙飛行を目指すファンタジーなんですね。
第1話からずっと抱いていたのは「これ吸血鬼要素要る!?」ってことです。
吸血鬼モノが好きなこちらとしてはちょっと拍子抜けしたので,同じようにそういうゴシック調を期待する方には向かないかもしれません。
最終話まで観終わっても結局その考えは変わりませんでした。
要するに人外であれば良かったわけで,SF感のあるこのお話に吸血鬼設定をもってきたのに無理矢理感を感じましたし,何なら迫害されて人扱いされていない種族とかでも良いんじゃないかな。
一応吸血シーンはあるけど,物語のメインテーマからしても別に必要ないし,イリナの特性からみれば「それって吸血鬼って言えるの!?」とも思いました。
このアニメを観ようと思ったもう1つの要因はキャラクターデザインです。
個人的にキャラデザが好きじゃないと観る気になれないので…。
今原作のイラストをチェックしてみたんですが(ほんとにライトノベルだったとは!!),原作の方はもっと可愛らしい感じですね★
キャラクターボイスは…
レフはとても合ってた!!
中の人,こんなに爽やか好青年な役もできるんですね。(ヒドイ)
ただ,物語自体がダークな雰囲気なので馴染んでるなぁと思いました。
イリナはちょっと声が可愛かったかなぁと思います。
彼女はクールなキャラなので…。
個人的に1番良いなと思ったのはフランツの声です。
イケボじゃんって思いつつ観てたんですが,その時ちょうど「レーカン!」も観てて…。
エンドクレジットで山田と同じ声の人!?って驚いた記憶があります。
キャラクターで1番好きなのはやっぱりレフです。
彼が誠実で好感のもてるキャラだったので最後まで観続けられました。
ストーリーは宇宙開発競争を描いたファンタジーです。
雰囲気的にSFとダークファンタジーを足して2で割った感じです。
一応ツィルニトラ共和国とかアーナック連合王国とか架空の国家となってはいますが,観ればすぐに冷戦中のソ連とアメリカの宇宙開発競争を元にしているのが分かると思います。
タイトルのライカもクドリャフカを連想させますが,このアニメではマールイという名前です。
クドリャフカについては,以前『ベルカ、吠えないのか?』という小説を読んだことがあってそこにライカ犬について書かれてたなぁという記憶があってそのくらいしか知識がないんですよね。。
アメリカとソ連の宇宙開発競争をよく知ってる方ならばもう少しこのアニメを楽しめるんじゃないかと思います。
ツィルニトラ共和国は名前こそこんな感じですが,出てくる料理などソ連であることを全然隠していません(笑)。
前後して「ユーリ!!! on ICE」を観ていたのもあって,ボルシチとかピロシキとか食べてみたいななんて思っちゃいました。
イリナは味が分からなくて可哀相だけれど…。
{netabare}リコリスは風邪のときのハーブティーというイメージがあったので「何ぞ?」と思ったらイリナのことでした。
花言葉…良いですね。
初めイリナは全然レフに心を許してない感じだったけど,後半からの2人の恋愛模様はちょっと恥ずかしくなりながら見てました。
結局2人が恋人同士になれたのかは分からないけど,わたしはああいう終わり方で良かったと思います。{/netabare}
OP&EDは…
OPは“吸血姫”というワードにはぴったりな曲だと思いますが,ゴシック調のアニメじゃないしなぁ…。
嫌いではないです。
EDは穏やかな感じで好きでした。
ストーリーが暗いのでほっとさせるようなメロディーが良いですね♪
徳寿丸 さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
snow さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
米ソの宇宙開発競争時代を元にした世界観。
当初は最後までかけてお嬢ちゃんの方の打ち上げして終わりかと思ってたら、中盤で宇宙に行って帰ってきて、ちょっと意外だった。
メロウなドラマでしたが荒唐無稽ではない範囲でハッピーエンドに導いててよろしおした。
林原めぐみも少女の声だと違和感ないですね。
ちなみにソ連の宇宙開発は天才セルゲイ・コロリョフがほぼなんでもやってしまっているので、そのポジションであろうチーフがかばってくれるとかなり影響力があり、ラストはそれほどご都合でもないのです。
束ねられた1段目が印象的なソユーズ型のロケット、この一段目が4方向に切り離されるのを「コロリョフの十字架」と呼ぶのですよ。
60年代から現在まで使用され古びなくかっこいいので、王立宇宙軍のもこの型ですわね。
女性が最初の宇宙飛行をやるというのもタイムリーで、つい最近アマゾン創業者が宇宙にいきましたが、それに同乗したウォリー・ファンクというのが60年代に宇宙飛行士訓練を受けた女性で、差別により不自然に計画から外されたという経歴なんですよ。『マーキュリー13: 宇宙開発を支えた女性たち』ってな映画にもなってます。
U さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
キャポックちゃん さんの感想・評価
2.4
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
【総合評価:☆☆】
1960年代にソ連とアメリカの間で繰り広げられた宇宙開発競争の史実をベースに、共和国連邦(ソ連がモデル)が有人飛行の安全性チェックのため、吸血鬼少女を開発段階のロケットに搭乗させる物語が展開される。吸血鬼と言ってもファンタジーの要素はほとんどなく、あくまで人々に嫌悪される「呪われた種族」として扱われており、多民族国家にしばしば見られる被差別少数民族のアレゴリーと考えてかまわないだろう。この設定を潜めながら登場人物の心情を深く掘り下げていれば、優れた作品になったはずである。しかし、アニメでは表面的な人間描写に終始して、根底にある社会問題に迫ることはない。
ヒロインの吸血姫・イリナは、自分が宇宙空間に到達する最初の「人間」だという矜持を持つことで、実験動物としての扱いに耐え抜いた。こうした彼女の思いを視覚的に表現するためには、人間の狭小な差別意識など問題にならない、宇宙の圧倒的な巨大さを視聴者に印象づけるのが効果的だろう。だが、アニメで描かれたのは、ありきたりで平板な光景でしかなく、映像からイリナの思いは伝わってこない。
ロケット開発の重責を担うチーフのコローヴィンは、実在したソ連の天才技術者・コロリョフをモデルとしている。国のトップから無理難題を押しつけられる姿は、長く国家機密としてその存在自体が秘匿され、ソ連崩壊後にようやく明かされたコロリョフの実像と重なる。ただし、史実の方がアニメより遙かに峻烈なので、興味のある人は、関連文献を繙いていただきたい。
取って付けたようなラストが原作通りかはチェックしていないが、何とも興ざめな幕切れである。
だんだだん さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
原作未読、なれど先日、無事に5年かけて最終稿まで出版された、
ということで気にはなっていた作品。
ボーイミーツガールみたいな話が、あまり身近ではない、
しかし昨今の情勢(プーチン戦役)で気になる旧ソ連の宇宙開発で。
キャラの作画、表情、背景、動きなどアニメとしては十二分に及第点。
ストーリーは前半の吸血姫ミッション、ここまではいい感じ。
物語の動きもゆったりと咀嚼するように味わえる。魅了された。
だが、後半部にかけて、動きが雑な印象を受ける。何故だ?
12話できっちり第一幕としてのエンディングを迎えられたが、
自分にはかなり不完全燃焼な形で終わった。 不自然と言ってもいい。
これが原作を忠実に再現した結果なのか、は原作を読まないと分からないな。
単体アニメとしてみると、ちょっと残念な感が否めない。
良作ではあるが、もうひと頑張りして欲しいところ。
かりんとう さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
えりりん908 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
私にとって、林原さんで印象的だったのは、
綾波レイ以外では落語心中のみよ吉だったんですけど。
やっぱり、月だから、林原さん?
少し前、呪術廻戦0の舞台挨拶で、緒方恵美さんが、
「呼ばれて行ってみたら、シンジ君そっくりな陰キャだった」みたいな発言されてましたけど、
緒方さんが指名で役を貰う立場だというの、
乙骨君みたいなキャラだと当然というのは納得です。
アニメ業界に全然詳しくないので、
ご存じの方がいらしたら教えて頂きたいんですけど、
緒方さんクラスだと「指名」で役がつくのだとすると、
林原さんもそういう格付けなんでしょうか?
この作品でのイリナ役、
ドンピシャ!とは思えないんですけど、
指名だったんでしょうか?
それともオーディション???
だとしたら、敢えて林原さん起用って、声がキャラと合っているとは思えなくて。
ヒロイン役に林原さんが起用された経緯、どなたか教えてください!
・・・・・・・・・・・・・
作品自体は、近過去SFっぽくて、{netabare}
吸血鬼というククリで少数被差別民族が出てくるあたり、
現代の作品としてみると、すごく考えさせられるし、
舞台が旧ソビエト連邦っぽいのも、
なんだか去年の段階で、今のウクライナの紛争を予見していたようで、
ちょっとゾクッともしてしまいます。
吸血鬼は出てくるけどファンタジーではなくて、
宇宙船のデザインとかまるでシン・エヴァ。
そうか、みんな旧ソ連の工業デザインを採用してるんだ、
なんて思って観てました。
ただ、お話自体は、どこに軸足置いているのか、
わからなくて、消化不良でした。
被差別民族の少女と幹部候補の軍人のラブストーリーなのか、
異種族同士の軋轢や衝突と融和や理解なのか、
専制国家の暴虐と指導者のしたたかさの攻防なのか。
私としては、
イリナとレフの恋に絞った方がよかったんじゃないかな?
なんて思ったりもします。
民族問題とか人種問題とか、
国家の指導者と軍閥や官僚や秘密組織のしのぎ合いを描くには、
演出が中途半端に甘くて、全然足りない感じ。
ラブストーリーにしたいのなら、
最後に国家の後ろ盾を得られて、職業軍人募集ポスター(←!)みたいな絵柄を使ったりする変な演出はやめて、
二人してイリナの故郷に戻って隠遁か、連合王国に亡命するか、そんな展開にして、
そういう、恋の逃避行(←笑)に力点を置いて欲しかったかな。
もうちょっと物語の方向性をはっきりして欲しかった。
けど、
ふたりの恋の行方を、楽しくハラハラしながら視聴できたのは確かで、
もうちょっとこうして欲しかった、なんていうのは、
視聴者の側の無いものねだりなのかも知れませんねw
素敵なお話しだったと思います。最終回を除いては。
{/netabare}
福松 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ぺー さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
原作未読
20世紀初頭は宇宙に行くなんぞ狂気の沙汰だった…とは作品の中のとあるキャラのセリフです。
それからおよそ半世紀。米ソの宇宙開発競争をモデルに疑似ソ連“共和国”視点で人類初の宇宙飛行を実現すべく奮闘するお話です。タイトルにある“ライカ”とは実在した犬の名前であり、人間を大気圏外に飛ばす前に先遣隊として飛び立ち散華されたというある意味シンボリックな存在とのこと。
『“彼女”に対する国家ぐるみの追悼は罪の意識を軽くするための虚しい努力にほかならない』
by ライカの世話をする生物学者、アドリア・コトフスカヤ氏(1956年11月9日)
犬とはいえ“同士”と見立てその尊い犠牲を顕彰するみたいなノリをお世話役がチクリと釘刺したように、ちょっと個人の倫理観へなにかしら訴えてきそうな内容です。タイトルにて“月”“ライカ”“吸血姫”と並行表記されてる吸血種族「ノスフェラトゥ」の少女イリナ・ルミネスク(CV林原めぐみ)が主人公とありますので、実験犬ライカの写し合わせとなるべき存在であることが類推しやすい安心設計でした。
お目付け役レフ・レプス(CV内山昂輝)と吸血姫の交流を軸にしてのタイトルを裏切らない展開の全12話を好意的に受け止めてます。面白かったですね。
どうみてもフルシチョフにしか見えないあの人だったり作り手はよく研究されてたかと思います。訓練風景もそうなんですがドのつくフィクションにもかかわらず現実味ありそうな佇まいでした。
そのフルシチョフ時代にガガーリンが人類初宇宙へ…となるわけですが、もしかするとそんな偉業の裏で異形さんが活躍されてたかもねと想像の翼を広げるのが楽しい作品です。
■声優林原めぐみのお仕事
エヴァンゲリヲンの綾波レイでも
ちはやふるの桜沢先生でもありません
{netabare}林原めぐみさんの原体験はらんま1/2の女らんまなんです、私。そんなのを彷彿とさせる本作でのアクトっぷりに大興奮だったことは内緒です。
これで山口勝平さんがキャスティングされてたらと思ったんですがさすがにそれはありませんでした。{netabare}…がしかし、かすみお姉ちゃんがいらっしゃったので個人的にニヤリとできて充分でございます。{/netabare}{/netabare}
■吸血鬼を設定に組み入れたこと
我々が想像する吸血鬼成分よりだいぶ薄めでした。ほぼ人間と変わりがありません。なにゆえ?
特定の人種や民族 → 確実にめんどくさい
犬などの愛玩動物 → これはこれで愛護団体がめんどくさい
想像上の生き物に保護団体などついてませんので民族問題を含む描写を扱うに適した素材だったのではないかなぁと愚考してます。
{netabare}つまり苦情を避ける仕掛けがなされていたということです。だからこそもっと踏み込んでもらって良かったのですがその点は個人的に消化不良でした。
“吸血鬼も同じ○○”みたいな紋切り型な着地は悪くはありませんが、安全運転過ぎた気もします。
昨今は日本列島でも北と南であえて分断を作ろうとする動きがそれこそ旧ソ連残滓みたいな連中主導で展開されておりますが、基本的に日本人に『民族問題』は馴染みがありません。
{netabare}架空というか消滅した国家と架空の被差別民族{/netabare}
某ベラ○ーシなり某ユ○ヤとか実在のなにかを出すわけではないから、も少し制作者(原作者!?)の主張ないしエゴを見たかったです。ちょっと苦情避けなのかなんなのか腰が引けてるように見えました。
史実とのオーバーラップや小道具などこだわりを見せてたので、終盤に向けて期待値上げてたわりにはね…って感じです。{/netabare}
20世紀初頭。荒唐無稽と言われた構想は足掛け半世紀後に実現したという物語でした。
ひとつ前の東京オリンピックの頃合いです。たぶんその頃に宇宙行きを“金”で解決できると思ってた人はどれくらいいたのでしょうか?
さらに半世紀経過した現在地にいる私たちは次の半世紀後に向けてどんな夢を見るのかちょっと夢想するのも楽しそうです。
冒頭実在のコトフスカヤ博士が感じたやるせなさ。ライカならぬイリヤのお目付け役アーニャ・シモニャン(CV木野日菜)研究員が博士と同じような経験をするかどうかは見てのお楽しみです。
視聴時期:2021年10月~12月 リアタイ
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2022.01.19 初稿
よこちゃん さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
昔のアメリカとソ連の宇宙開発競争がモチーフで、ソ連側の話。初めて人間宇宙に飛ばすから、その前に実験で吸血鬼を飛ばすと言う、よく思いつくなぁそんな設定と思いながら視聴しました。
作画は普通より良いって感じで、キャラ絵も普通に吸血鬼イリナ可愛いです、しかもツンデレ。でも私は研究員のアーニャのキャラの方が好みでした、ええ娘なんですよ。
背景とかは昔の話だから古臭くしてるようで、詳しくはないですが、設備とかロケットとかはそんなもんだろうなと気にはなりませんでした。
それよりも、イリナの吸血鬼感が薄いです、耳とがってて、牙あるけど他は人間とあまり変わらない。ただ棺桶では寝ます(^^;身体能力が凄いとかないから、普通に宇宙飛行士訓練受けます。前半5話辺りまで訓練シーン多く、少し飽きました。そして、いよいよ宇宙へ。1話で行って帰って来るので、せっかく良いシーンなのにあっさりしてるなぁと。
中盤からは不穏と言うか、フラグが立ってるのでは、と思い結構重苦しい雰囲気です。人間の宇宙飛行士訓練生レフとイリナを恋愛を強めにして、重苦しさを相殺して欲しかったです。
OP曲ALI PROJECT 緋ノ月
アニメにと言うより吸血鬼に合っていて、非常に私は好きです。EDは映像が良いです。
淡々と進みすぎると言うか、全体的に薄味で、設定面白いのに少々残念かなと。吸血鬼イリナをもっと活かして欲しかったし、結末がまたあっさりしてるんですよねぇ。文句ばかり言ってしまいましたが、面白くないわけではないんですよ、だからお勧めはしますし、この評価点です。
GOMA さんの感想・評価
2.0
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 2.0
音楽 : 1.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
2016年12月よりガガガ文庫から刊行されてるライトノベルのアニメ版。2021年10月~12月放送。アニメではまだ割りとキレイに終わったと思ったけど、原作は続いてるんですね。最後の最後に見知らぬキャラが映されるのはそういうことか。
製作はアルボアニメーションさん。声優さんは林原めぐみさん、内山昂輝さん、木野日菜さん、日野聡さん、小松未可子さんなど。経験値はそれなりなんでしょうがキャスティングの問題なのか、全体的に○粒な印象でした。ていうより、ヒロインがヒドイ。経歴考えたら大御所の域なんでしょうが、全話通して抑揚の無い演技。最近で言うなら某名探偵の哀ちゃんにしか聞こえない。他の声優さんの足引っ張って全体の印象悪くしてるレベルに感じました。
アニメ自体は、作画が箇所箇所甘いのと、モブが多少雑だったかな。でも音楽は合ってない。ちょこちょこ入れてくるジャズやBGMも合ってないから。全体的にセンスが感じられない選曲に思えました。まぁアニメとしてそれなりって感じでしたが、完走は可能でしたね。GOMA得意技の1.4倍速鑑賞バンザイw
かんぱり さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
舞台はアメリカとソ連の冷戦時代の1950~1960年代によく似た世界。
ソ連に良く似た、共和国連邦が、アメリカに似た連合王国に先駆けて有人宇宙飛行を成功させようと躍起になっている頃。
タイトルのライカは、ソ連で有人宇宙飛行実験のために打ち上げられた宇宙船に乗せられた犬の種類の名前で、そのライカ犬は地球に戻ることはありませんでした。
共和国連邦はさらに人間に近い吸血鬼を実験体として宇宙に打ち上げる計画を立ち上げます。
これはその実験体として選ばれた、吸血鬼のイリナと、イリナの補佐役になった宇宙飛行士候補生のレフの物語です。
この作品は人それぞれで見るポイントが違うのかもしれません。
宇宙への挑戦にワクワクしながら見たり、イリナとレフの淡い恋物語にじんわりしたり・・
どちらかというと、私は吸血鬼として虐げられ生きているイリナがどんな思いで訓練を受けているんだろうと思いながら見ていました。
人は未知のものに対して恐れを抱き、勝手なイメージを作り上げます。
吸血鬼に対しても、実際とはまったく違う、人を襲い血をすする怪物として認知されていたり。
イリナもどこかあきらめたような感じだけど拒否せずに黙々と訓練を受けていて、何が彼女をそうさせているのかが分からなくて。
飛行機で大空を飛んだ時、「自由を感じてくれたら」とイリナに話すレフ。
でも山の向こうの故郷の近くまで行く提案を断ったイリナ。
イリナにとって自由って、宇宙に行く意味って何なんだろうって。
イリナは{netabare}自分から志願して実験体になった{/netabare}とレフに話します。
{netabare}人間よりも先に宇宙に行って、人間に汚されていない月を見たい・・
その言葉に他の誰よりも強く宇宙に行きたいと願う深い想いを感じて。{/netabare}
イリナの本当の気持ちはたぶん、レフにも私にもわからないんだと思う。
最初は{netabare}一般的な吸血鬼のイメージでイリナを見ていたレフもイリナと接するうちにだんだんイリナの気持ちに寄り添うようになって。
イリナの本当の気持ちがわからなくても、彼女に寄り添おうとしてるレフは素敵だなって。
イリナがレフの血を吸うシーンはなぜかドキドキ。。{/netabare}
イリナが{netabare}宇宙から見た景色の中に月が見えたとき、{/netabare}イリナの気持ちを考えたらちょっとうるっときちゃいました。
終盤の展開は{netabare}ちょっと出来すぎな気も。
あんなことしたら、事故死とかで消されそうだけど、プロパガンダとしてうまく利用されたということなのかな。
ラストの締め方が明るい未来が待ってる的な感じでしたけど、当時の人たちはそんな未来を夢見てたんでしょうか。{/netabare}
静かに始まるEDは好きかも。寒々とした夜の針葉樹林の道をバイクで静かに走っている情景が浮かびました。
ファルコーニ さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 4.5
キャラ : 2.5
状態:途中で断念した
ninin さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
作未読 全12話
アメリカ(連合王国)とソ連(共和国)が宇宙開発競争をしていた時代をモデルに、共和国側の迫害されていた吸血鬼の種族であるイリナ・ルミネスクが有人宇宙ロケットの実験体として、宇宙へ飛び立つお話とその後のお話です。
吸血鬼というともの凄く強いイメージがありますが、この作品は容姿と夜の活動が得意なところ以外はほとんど人間と変わりません。
この世界では人間が絶対的存在であり、他の種族?は人間に虐げられているようです。
イリナの壮絶な過去やレフがイリナの補佐役になった経緯、過酷な環境、過酷な訓練、そんな中レフとイリナの距離が段々近くなるシーンは良かったですね。
{netabare}
酔っ払って凍っている湖を滑っていたシーンは綺麗でした。
{/netabare}
監視役のアーニャが良いアクセントになっていましたね。
ヒロイン役のイリナ・ルミネスク役は林原めぐみさん、エヴァの綾波というよりコナンの哀ちゃんぽい感じがしました。
主人公のレフ・レプスは内山昂輝さん、結構ひねくれた(失礼)役が多いと感じますが、レフは冷静な感じですが熱く真っ直ぐなキャラでしたね。
イリナが終始どうなるのかドキドキして観ていました。{netabare}(結果、レフの機転と第一書記のこの騒動の利用で難を逃れて良かったです。){/netabare}
それぞれを信じ思いやる2人を最後まで観てくださいね^^
OPはALI PROJECT、EDはChimaさんが歌っています。
最後に、ロケットで宇宙へというと「王立宇宙軍オネアミスの翼」を思い浮かべますね。あとは「プラネテス」です。どちらも好きな作品なので、もし興味があったら観てくださいね^^
薄雪草 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
入り口は、シンプルに異種間恋愛ものだと思っていました。
でも、お話しが進むにつれディテールが明らかになると、いろんな要素が盛り込まれていることが分かり、ある一つの価値観に紡ごうとしているのが感じられました。
~
まだ見ぬ世界への憧れ。
そのスケールで物語を俯瞰すると、まず宇宙から見える地球が対峙されます。
次いで、人間くさい思惑やさまざまな隔たりがごまつぶのように見えてきます。
同時に、チャレンジスピリッツへと視点が純化され昇華されていきます。
最終話では、見事なまでの着地を、二人の宣誓に見ることができました。
彼らの瞳に映るものは、これからの人類の夢なのです。
それを証してくれた先人たちの言葉。
"地球は青かった" 。
"私はカモメ" 。
"That's one small step for a man, one giant leap for mankind." (この一歩は~、はあまりにも有名な言葉です。)
~
佳作だと感じ入りました。
宇宙空間を人はどう捉えるのか。
それは、地球とその命をどう扱うのかということに外なりません。
宇宙開発技術は、一部のイデオロギー、国家威信の発露発揚の一端を担うことになっても、広くmankind に寄与し、帰結するものではならないはずです。
ふと、幼いときにビデオで観た、ある番組のEDを思い出しました。
♪
太陽が燃えてる 星が呼んでる
誰も知らない 僕らの世界だ
宇宙を呼ぼう 宇宙をつかもう
宇宙のマーチを歌うんだ
♪
(作詞:長田紀生、作曲:冨田勲、歌唱:ボーカル・ショップ、東京マイスタージンガー)
あぁ、これだ。
こういうことだったんだと。
あの時の感情が、私のなかで、ようやくつながりました。
すてきなお話でした。
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世界大戦の終結後、世界を二分する超大国、東のツィルニトラ共和国連邦、西のアーナック連合王国は、その領土的野心を宇宙へと向けた。両国は熾烈な開発競争を繰り広げ、そして今――東歴1960年。共和国連邦最高指導者ゲルギエフは、成功すれば人類初の快挙となる有人宇宙飛行計画『ミェチタ(夢)計画』を発令する。そんな折、宇宙飛行士候補生の補欠、レフ・レプスは、ある極秘任務を命じられる。『ノスフェラトゥ計画』――有人飛行に先立つ実験として吸血鬼を飛ばす計画――その実験体、イリナ・ルミネスク を24時間監視し、訓練で鍛えろというのだ。レフとイリナ、人間と吸血鬼、監視役と実験体――種族の壁や国家のエゴに翻弄されながらも、宇宙への純粋な想いを共有し、2人は共に宇宙を目指すこととなる。(TVアニメ動画『月とライカと吸血姫』のwikipedia・公式サイト等参照)
林原めぐみ、内山昂輝、日野聡、小松未可子、木野日菜
原作:牧野圭祐『月とライカと吸血姫』(小学館ガガガ文庫刊)、キャラクター原案:かれい
監督:横山彰利、シリーズ構成:牧野圭祐、キャラクターデザイン:加藤裕美、美術監督:金子雄司
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