2021年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメ一覧 95

あにこれの全ユーザーが2021年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2022年08月08日の時点で一番の2021年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
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84.9 1 2021年秋(10月~12月)アニメランキング1位
無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★★ 4.2 (568)
1830人が棚に入れました
「俺は、この異世界で本気だす!」34歳・童貞・無職の引きこもりニート男。両親の葬儀の日に家を追い出された瞬間、トラックに轢かれ命を落としてしまう。目覚めると、なんと剣と魔法の異世界で赤ん坊に生まれ変わっていた!ゴミクズのように生きてきた男は、少年・ルーデウスとして異世界で本気をだして生きていく事を誓う。フィットア領転移事件で魔大陸に転移後、冒険者パーティ「デッドエンド」を結成し、魔大陸最南端の港町・ウェンポートに到着したルーデウスたち。ルーデウスは「魔界大帝キリシカ」と出会い新たな力を手に入れる。魔力災害に巻き込まれた家族や仲間の行方はー。「人生やり直し」ファンタジー、再始動!

ミロク さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

高水準クオリティのはずだが、不当な低評価・荒らし・煽りレビューが目立つので対応を検討。

異世界作品の中では随一の品質であると言えます。
ただ何故か不当な低評価を付けるアンチや荒らし連中が多い。
その大半の理由として挙げられるのが「主人公が気持ち悪い」という『アニメの完成度』とは全く関係のない個人の好みである『性質への主観評価』である。
この『アニメの性質』だけで他の評価も不当に下げられる始末。


※【『レビュー絞込検索』をすれば、すぐに分かります。】※


『性質への評価』を投稿した方々は、逆に貴方達が高評価した作品にも「同じ事が言える」という事を理解しているのでしょうか。
この「性質への評価」については後述します。



無職転生は原作未読、特別に思い入れがあるというわけでもないが、このシーズンでは最も完成度が高かったのを記憶している。
物語構成、世界観、緻密な設定、背景やキャラの見せ方、演出、メッセージ性など、どれを取っても他と一線を画す出来栄えになっている。

陳腐な異世界物ではない。
分析的に視聴すればより顕著にそれがわかる。
道具一つとっても描写がとにかく丁寧で凝っている。

「絵」だけでキャラの心情や背景等も理解しやすいよう配慮されている。
そしてオープニング音楽(複数曲)を大陸ごとに切り替えて使用している。
声優に関しても非の打ち所がない。
作画は高次元に良く、近年のアニメ作品と比較しても最上と言っても過言ではない。

無職転生のファンでなくとも、高評価せざるを得ない完成度。
2クール目を加味しなくとも高水準である。

しかし、上記でも述べた悪質な連中が思いの外多いので、今回下記のように指摘させてもらう。



まずは「この作品を高評価する人間は現実では●●だ~」「現実逃避をしている~」と、煽るレビューがあるので、逆に返します。

ここ近年のアニメの傾向として可愛いヒロインを押し売りする様な物ばかりが出て、それがなぜか高評価を受けています。(物語がぱっとしないにも関わらず)
「高評価する人は現実では●●だ」と主張する側の全く同じ論理で、リアルで彼女いないんですか?可愛い女の子達を見て癒される必要ありますか?現実逃避ですか?(笑)となるわけです。

「この作品を高評価する人間は現実では●●だ」という輩の高評価している作品を見ていますが、大体が「最強主人公」「ラブコメ」「可愛い女の子達が主役」に偏っている。

しかも他の作品と比べて評価項目が平凡レベルなのにもかかわらず満点に近い評価。

※【不当な低評価を付けている連中の高評価する作品の傾向を見れば分かります】※

中二病ですか?(笑)スカっと系が好きな中二病の痛いお子様ですかね(笑)現実で無双出来なくてアニメで現実逃避(笑)


『最強主人公』『ラブコメ』『可愛い女の子が主役』系のアニメは、現状リアルでダメダメで勉強も運動も出来ない、彼女もいない充実していない……等、そういう奴が現実逃避で楽しむ作品だよね(笑)
いいよね!アニメで夢を見られて。現実は悲惨なのに(笑)
高評価で絶賛してる人はまあ……そういうことだよね(笑)



と逆に煽り返すが可能です。
現実と乖離している分、こっちの煽り返しの方が効果抜群です。
完全にブーメランが刺さっています。

このシーズンのアニメのランキングでウマ娘が1位をとっていますが、まさにそれを物語っていると思います。

あれが普通の馬だったらどうでしょう、あれが可愛くないキャラだったら魅力を感じるでしょうか。可愛いヒロインだからこそ成り立っているわけです。特に男受けが良いからこそ、強引に擬人化してキャラを可愛くしているわけです。

可愛いヒロインが出ているからという理由で満点評価を付け、この作品には不当な低評価をつける。
この作品では「癒し」や「最強」等を感じ取れない為、現実逃避しづらいという理由もあるのでしょう。


「現実逃避をしているか否か」の観点なら、「可愛い女の子が主役の癒し系」「主人公最強系」の方がよっぽど現実離れしていますし、「ご都合主義なラブコメ物」も現実から目を逸らしています。

現実逃避したい人、ご都合主義の世界に浸りたい人からすれば、この作品、無職転生との相性が悪いのかもしれません。

この作品は現実との距離が近く、人間の悪い部分(男女の性欲、理不尽な災害、殺人)等、沢山出てくるので、幸せな気持ちになりたい人(現実逃避したい人)にはとことん向きません。


私は別にこの作品の信者ではありませんが、完成度だけは他の作品よりも突出して高いと考えています。
その為、荒らしによる不当な低評価とレビューを見て大変不快に感じました。彼らが高評価している作品はお世辞にも完成度が高いとは言えません。他のレビュー者も言っていますが「ネガティブハロー効果」が起きています。

これだけの作品に仕上げてくれた制作会社への敬意すら感じない。
制作会社は報われませんね。

その為この作品、自分の中では4.6くらいの評価ですが、5にします。
本来自分がアニメに点数を付ける事なんてありえないのですが、価値観の一言では片づけられない、あまりにも偏ったレビュー・不当な低評価が目立つので対応します。

仮の話で、アンチや荒らし連中の行いが「価値観の一言」で片づけられるならば、子供向けの作品、主人公最強系、可愛いヒロインだけが出る作品、スポーツや音楽系の作品など、
自分はこのへんが特に嫌いなので低評価をつけますよ。これは不当な低評価ですか? でも貴方たちのやっている行いが正しいものとするなら、
「不当評価なんてものは存在しない」ってことになりますからね。



『好みは人それぞれ異なる、各々の価値観だ』という主張は理解できますが、だからといって全く道理に合わない低評価は目に余ります。




本来、低評価すべき作品というものは、例えば「作画崩壊or作画が雑」「声優が棒読みor下手」「物語に一貫性がない、矛盾」「キャラが立っていない(掘り下げ、個性不足で存在感がない)」「音楽が合わない、うるさい」など、こういった形である事が普通であり、その上で他作品の評価状況と比較した上での判断になります。

この作品はどの項目においても、十全に近い状態で丁寧に制作され高評価に値します。無論、他作品と比較しても高水準です。
これは決して贔屓をしているのではなく、明らかに他の作品と比較しても桁違いにレベルが高いから言っています。



貴方達も自分が高評価する作品を「最強主人公が出る奴は中二病、キャラ評価☆1」「可愛い女の子だけが出るなんて非現実的、キャラ&物語の評価☆1」「ロボットがダサすぎて集中できなかった、それ以外は割と普通だけど、ロボットがゴミ過ぎて途中断念、オール☆1」「擬人化とか気持ち悪すぎオール☆1」「主人公覚醒とかご都合主義過ぎ、オール☆2」「仲間の慣れ合いがキモい、作品全体としては良いけどオール☆3」「ラブコメとかリアルで恋人いない奴が視聴する作品(笑)主人公やヒロインは美形ばかりで非現実的、それだけで他の良い要素ぶち壊す程なのでオール☆1」など主観に偏り過ぎる評価をされたら嫌でしょう。これを『価値観』の一言で片づけたら更に荒れます。

そもそも、それぞれのアニメ作品ごとに『性質』があります。
この『性質』を単純な「個人の主観的過ぎる好み」で評価していたら、
制作側も何の考えもなしに「視聴者受けの良い作品」ばかりを世に送り出して「似たような作品」が大量に溢れ出てきます。

もう既にそのような兆候は出ています。先ほども言った通り「とにかく可愛い女の子を主役にした作品」を出せばウケが良いだとか、そういう「個性のない作品」ばかりが増えてきています。

「個人の好みで作品を評価するものだろ!」と主張している人は、貴方が高評価する作品を上記の様な「他は完成度高いけど、キャラが非現実的だし、全く共感できないから☆2が妥当かな(笑)」「グロ作品なんだろうけど、グロ嫌いだから☆1」「恋愛作品なのはわかるけど、恋愛嫌いだから☆3」なんて『性質』への主観的過ぎる評価で作品の点数を下げられたらたまったものじゃありませんよね。

だからこそ「性質」ではなく純粋な『完成度』に着目して評価するべきなのです。
そうすることで多様なジャンルの作品が生まれますし、制作のモチベ向上にも繋がります。

「完成度」に着目せず、ただ「個人の性質への主観的過ぎる好み」で評価する人は視野が狭いですし「自分が同じ事をされたら嫌」ですよね。
「自分が同じことをされても良い」という考えの人は名乗り出てください。
貴方が「個人的過ぎる好みで性質への低評価をしているレビュー内容」をそのまま「貴方の高評価する作品」に返す事もできますので。
例えば「キャラが気持ち悪い」というのも、そのまま貴方の高評価する作品にも当てはまります。どの作品にも共通して言えることです。
何故なら「個人の好み」だからです。

「完成度」についても個人の主観的要素は当然含まれますが、少なくとも、
「キャラ嫌いだから」「バトルがないから」「主人公が最強じゃないから」「ご都合主義じゃないから」なんて「性質についての主観評価」にはならないはずです。

この作品は確かにキャラの個性が強いですが、それはあくまでもアニメの「性質」に過ぎません。「性質への評価」が罷り通のであれば、貴方の高評価する作品に低評価を付ける事ができます。

この流れは作品の幅を狭める事にも繋がりかねないので、「完成度」に重きを置いて「評価すべき」と繰り返し言っています。



純粋に完成度の高い作品を不当に貶す行為は、制作会社への侮辱でもあるので、今後の事も考え、私は絶対に許しません。

手抜き作品に対する批判であれば分かりますが、今回の一件に関してはあまりにも的外れな主観が入り過ぎている「不当な低評価」と言えます。
真面目に他作品と『完成度』を比較してください。


ただでさえアニメ業界は低賃金であるというのに、頑張って制作した「完成度が非常に高い優れた作品」を個人的過ぎる感情で不当に貶すのは大変失礼です。

アニメ業界の未来の為にも、
完成度の高い作品は、制作側への感謝の気持ちを込めてください。
逆に完成度の低い作品は相応の評価をしてもらって構いません。



また無関係の人をむやみに煽る民度の低い方達もいる様なので、通報もしておきます。

現実に近い物語だとしても、現実とアニメは別物です。
現実に置き換えて話そうとする輩は揃って荒らしです。

この作品以外にも上記で述べた「性質への主観評価」が沢山見受けられますが、私は今回此方の作品を取り上げました。

なぜなら、此方の作品については特別「完成度が非常に高い」からです。
純粋に制作会社を賞賛すべきです。
にもかかわらず、「キャラの特徴」性質だけの的外れなレビューに加え全く妥当性のない不当な低評価をしている方が沢山います。

そんな事ばかりしていたら「偏った性質」「視聴者に媚びる個性のない作品」ばかりが世に出てきます。



私が強い憤りを覚えているのは「この作品だから」という特別な理由ではなく、「完成度が非常に高い作品だから」というものです。
「完成度が非常に高い作品」であるにもかかわらず、全くもって不当な低評価、的外れなレビューをしている方々が沢山いたのを確認したので、今回初めて投稿させていただきました。



今後このような『完成度の高い作品への不当な評価及び侮辱』が続くようであれば、不当に評価する者をリストアップした上で様々な角度から対応を検討します。

※ちなみに現在不当評価者(荒らし含む)をざっと確認したところ、同一人物と思われるアカウントが多数見つかりました。私の中では別々の人間が不当評価を行っているものと考えていましたが、このようなケースもあるんですね。
下げられた分の評価を上げる等の対応も今後必要になって来る場合があります。加えて彼らの扱いについても十分に検討する必要がありそうです。

ひとまず現在の不当評価者(荒らし含む)と新規の不当評価者の動向を観察し対応方法を決めていく次第です。

※【不当に低評価する人間、荒らし等の情報は『レビュー絞込検索』(☆3~☆1)をして、彼らのプロフィール内に入れば高評価作品の傾向&偏りを掴む事ができます。(絞込検索をした後、サイト内文字列検索で「2022/01」と最新の日付を指定して検索すれば不当評価者の最新投稿を取得可能です)】※

投稿 : 2022/08/06
♥ : 4
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

2期に向けて再視聴。秀作でしょう。異世界転生というカテゴリーを忘れて見られました。

2期に向けて再視聴中。どうも初回ですべてを拾いきるのが苦手なので、引っかかる作品は時間たってから再評価しています。2期がある前提なので説明不足は甘くみていますが、1期だけで評価するとしたらどうなんでしょうね?

12話~14話まで。

{netabare}  重大な勘違いをしていました。ロキシーの視点のパートがあるので夢オチは絶対にありえないですね。1クール目のロキシーが王子の家庭教師場面は、手紙の中の場面の説明なのでミスディレクションかと思わなくはなかったですが、最後の行方不明の掲示板のところからロキシーパートがありました。ということはルーデウスの中の人が昏睡で実は夢でした、は無いはずです。物語の構造の話なのでさすがにやらないでしょう。

 で、12話以降、分割2クールということもあり、作画は1クール目より動かしていた気がします。12話と13話の同時刻の視点の切り替えも入って、展開も凝ってきました。
 キシリカの能力を得て剣ではかなわないエリスの優位に立ってしまい、これが伏線になる感じです。キシリカの出現を予言あるいは預言したヒトガミはつまりキシリカよりは上位ということでしょう。あの空間を考えるとやっぱり世界そのものをルーデウスが作っている可能性を考えたくなりますけど。

 強さや能力、神などの超常の階層が沢山ありすぎて、すっきりしないのがいいのか悪いのかです。正直今のところ設定と仕掛けが多すぎて面倒になります。ストーリーを展開させるために、ばらまきすぎな気がします。

 獣人族のエピソードは正直丸ごとカットでもいい気がしますが、一方、冒険譚だからロードムービー的にエピソードの積み重ねでいいと言えばいいんですけど、だったら設定と登場人物の種類…竜神とかヒトガミとかラプラスとかキシリカとかその辺の種類が多すぎる気がします。
 設定の説明はもう十分頂戴したのでお腹いっぱいです。これ以上世界観や設定を広げられても…なあ。

 ルーデウスが何に向かうのか方向性に意味を付けて欲しいなあ。要するに何を我々は追うのかという視点ですね。成長は当然テーマとしてありますけど…。まあ、2クール目をじっくりみてヒントを拾ってみます。{/netabare}


15話~17話

{netabare}  さらりと7大列強という設定がまた出てきましたね。その中に龍神という単語がありました。ルーデウスの転生に関わるとヒトガミが最初に言っていたのが龍神だとすると、7大列強は俗世というかこの異世界の中の話ですよね?ヒトガミとの関係性が分かりませんが、これはどうなるんでしょうか。

 それと犬の聖獣ですね。これもこの世界に危機が訪れると現れるとか言っていた気がします。これも意味がどうなるかです。動物が出てかつ、7大なんとかがでましたね。

 例えば中国の四象のように、東‐青龍、西‐白虎、南‐朱雀(赤鳥)、北‐玄武(黒亀)みたいな対応になるんでしょうか。そうしないと世界観がゴチャゴチャすぎですね。キシリカもこの体系に組み込まれるなら随分とスッキリする気もします。1番強いのがギシンとか言っていたので音は似ている感じもあります。これらの設定が話的にまとめて出してきました。原作者がここでなにか思いついたのかもしれません。つまり世界観は恐らくこのパートで原作者の中で形になったのではないか、という気がします。

 で、親子問題ですね。ここが一番の見どころですね。1クール目でシルフィのイジメを助けたときの怒られ方に対応するルーデウスは、前世の知識で「揚げ足を取る」「マウントを取る」方式のやり方でした。今回はこれが実際に戦いにおいて父親に勝ってしまいます。この対比は面白いと思います。ただ、これは本当に父を乗り越えたイベントだったか…をちょっと考えてしまいました。

 ルーデウスの天才性と中の人のせいで、この2人は父子関係に歪みがもとからありました。そもそもルーデウスはまだパウロとよび父としてみなしているか不明なところもありました。これは微妙な部分です。妹に対しては兄としての家族愛がルーデウスからは感じるのですが、両親に対しては他人でした。

 初回見たときはオイデプスコンプレックスを父越えにより克服するイベントかとも思いましたが、今回じっくり1クールから見て、父を父として認識できていない感じです。

 また、父側の乗り越え方もまた父としての威厳というよりルーデウスの妥協に乗った結果の和解となってしまいました。ここは本当の意味でのお互いの成長だったかどうかですが、このモヤモヤした描き方からするとそこは制作者側も意識しているんでしょう。むしろ他人になった…という印象がものすごい強い場面でした。今後家族になれるのでしょうか。

 ということで2クール目の中で一番興味深いパートでした。本作は家族関係については目が離せません。

 なお、コミカル部分を出す表現のときの作者のポケットに入っているのがエロなんでしょうね。それはそれでルーデウスのキャラ付けにもなっていました。

 それと作画ですが、横顔の時の作画の唇の動き。ちゃんと輪郭線まで動いています(唇が歪んで前についていない)。1クール目もやっていましたがそう多い場面では無かったです。2クール目にはいってこの横顔の作画が増えた気がします。これは相当作画レベルの高いアニメでないと最近はやっていません(海賊王女とかやってました)。
 分割2クールは興ざめするので好きじゃないんですが、本作の2クール目の作画については効果があったと思います。{/netabare}

18話~20話

{netabare}  ロキシーのサイドが描かれました。他のキャラの扱いから言って最終はやはりロキシーエンドなのでしょうか。

 エリスはキャラとしてはルーデウスとの出会いで成長し、また、元から強かった剣術も旅の中でどんどん強くなってアイデンティティとしていっています。
 キャラ造形は非常に魅力的に描かれていますが、内面という意味では少々弱いキャラです。ツンデレのデレ状態になって以降は描写が少ない気がします。既に2クール目は一回見ているので結論はわかりますが、この結論は多分エリスについてこれ以上ルーデウスと一緒にいても描くことが無くなったんでしょうね。
 成長して強くそして更にエロくなって再登場なのは間違いないでしょうけど。肉食系っぽいですしね。

 ということでリーリャ親子が見つかったところでこの家族探しの冒険もゼニスだけとなりました。16話で思った事ですが、ゼニスを探すのは本来はパウロの役割だし、やはりルーデウスは妹たちに思い入れはあっても両親に無関心ですので、これで一区切りでしょう。
 つまりは2期はシルフィ登場…なんでしょうね。どうなっていますか。

 ということで次の展開に向けての閑話という感じでした。ルーデウスの成長とかこのパートの家族を探す、元の生活に戻る、という部分については話が進んでいます。

 1クール目の印象より面白さは2クール目の方が面白いです。エピソードの作り方がこなれた感じです。親子とか成長も描けていると思います。ロキシーのキャラも見えてきましたし。{/netabare}


最終話まで見ました。

 前見たときオルステッドの前に龍神が付くって、すっかり見落としていましたね。多分、超強敵の唐突感に拒否反応があったのかもしれません。ヒトガミと対等なんですね。で、龍神はどうも時間を超える存在っぽいですね。キシリカは魔界大帝だから、やっぱりNO1?あるいはジョーカーとか超越した存在?目の設定からいってそんな感じでしょうか。

 最後の3話はこのオルステッドへの拒否反応で過小評価していたと思います。最終話の元の世界の映像も、ルーデウスはすべてそこに持ってゆけば内面も動機も描けている、というクリーエータ側の甘えが感じられる演出がちょっと好きになれなかったせいかもしれません。

 そう、この過去映像だけで、父母への距離感がここで急に変わったような気がしました。ルーデウスの内面…立ち直りについては、映像でごまかされたような感じで、ご都合主義じゃないという気がするのは今回も同じ印象でした。あの母親の過去のイメージとか、水中や泡の描写もそうですね。母はいままでルーデウスに勇気や立ち直りのきっかけって与えてましたっけ?そこがひっかかりました。

 母親はまあ、新しい冒険のタネですから、記憶喪失とかどうしても守らなきゃいけないとかいろいろあるんでしょう。

 エリスは思っていたよりもいい描写でした。2クール通じて成長とルーデウスに対するコンプレックスは描き切れたと思います。旅に出る理由も良かったと思います。上がり3話のエリスの内面は良く描けていたと思います。
 初体験のワインを破瓜の血に見立てた演出は、まあ、婉曲ではありますが、クリエータが狙ったほど詩的ではないし、直接的でしたね。

 エリスに殴られたルーデウスとオルステッドに殴られたルイジェルドの動きが一緒だったりしてましたね。反復の演出がすきなんでしょう。

 気になったのがルーデウスはラプラスよりも魔力量が多いって言ってましたね。それとヒトガミっておっぱいある?


 で、総評すると、2期が来る前提ならかなり評価は高いです。ただ、1期だけで投げ出された状態だとなんとも微妙な終わり方でしたね。本好きの下剋上みたいにどんどんやってくれるなら、更に評価は上がるでしょう。

 1クール目にくらべて2クール目はエリスとルイジェルドの成長が継続して良く描けていて、そこに視点を向けると面白いと思います。ルーデウスに関しては父親問題や家族問題が、初回で感じたほど突っ込めていなかった印象です。最終話の中の人の過去も効果的なように見えて、思っていたよりも深さを感じられませんでした。

 ヒトガミ、キシリカ、犬の聖獣、オルステッドその他設定が思いっきり広がったので、散らかすだけ散らかしてなんじゃこりゃ?だったですね。これは今回見返しても、やっぱり最後まで見ないと、ストーリーそのものの評価は保留せざるを得ません。

 ということで、かなりの秀作だと思います。が、この段階では名作認定はできないかなと思います。この23話ではまだやり散らかしていて、とりあえずの区切りも見せていませんし。さすがにせめてテーマ、謎の畳み方、キャラ達の成長の結果、世界観の全体像などなどが見えないと名作かどうかは評価できないと思います。

 そうはいっても話として23話かけてルーデウスの成長だけでなく周囲の人間の変化も描けていて、中身もあったし面白かったと思います。
 それと「異世界転生」というカテゴリーとしてのマイナスを初回より全く意識しないで見られたのは、物語の組み立てがしっかりしているからだと思いました。

 作画がいいのはもちろんですが、本作はOPの尺の使い方や演出、背景美術やエフェクト・撮影などの画面作りに感心しました。

 

 アニメってリアルタイムの楽しみもありますけど、時間をおいて再視聴して、じっくり見る方が良く見えてくる部分がありますね。


 音楽は点数調整です。さすがに4.5以下にはできないかな、とは思います。

 初回のレビューは長くなりましたので消しました。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 44

やもさん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

文句無しの神アニメ。これは高評価を受けて当然の作品

既にこのアニメの良さは他の方々が多く語っているので特段言う事はない。
あえて言うとするなら他の方のコメントにもあったように「岡田斗司夫」という人の動画を見たほうがいいと思う。
この人の解説はとても論理的で納得できるものとなっている。
アニメだけではなくラノベ原作を高評価しているのも珍しい。
それだけこの作品が素晴らしいという事なんだろう。

今回、コメントをしようと思ったのは、この作品に対して「的外れなコメント」をしている人がいるからだ。
あまりにも酷い内容なので、引用して突っ込みをいれていこうと思う。名前は挙げない。

>難点は序盤から続く下ネタとファンタジーらしい展開が少なく、エンタメ性に乏しいという点でしょうか。真新しさも薄め。よくある展開で纏まってるので意外性はほぼ無い。19話までそんな調子ではあります。

このコメントは全くの的外れだし、この方は他作の「オーバーロード」を高評価しているあたり「ご都合主義」「無双系」が好きな方なのだろう。
思考停止で視聴できる娯楽度の高い作品が好きな人はこの作品を見ない方がいい。他の方もおっしゃっているが「真面目に作られたファンタジー作品」だから。
真新しさも薄め、というのは当然だろう。なぜならこの作品に影響を受けて既に多くの「なろう作品」が先にアニメ化されているのだから。
この作品が元祖であり頂点である事を理解していない所を見るに、原作を読んでいない方だという事が分かる。
他のなろうファンタジーとは明確に違う世界観と展開が用意されているし、19話までの流れは登場人物の掘り下げや伏線を張っていく前段階でしかない。
この作品は長編なので、前段階からきっちりやっていかないといけない。
一度原作を読んでみるといい。


>下ネタ要素についてはルーデウスの前世要素が足を引っ張り、彼に愛着を持ち難い要因になり得るかと。私は物語を楽しむ上で過剰に描写されるこの要素はちょっと要らないかと思っています。

確かに下ネタ要素が若干多い点はあるが、前世の主人公が「普通ではない」という設定なので、これを生かしきる為のモノでしかない。このどうしようもない主人公がこれからどんな成長を遂げ生きていくのか、そこがポイントなのだから。 単純に個人的な感情でキャラが嫌いという事なのだろう。


>もう一つのエンタメ性の低さですが、このアニメは基本大真面目にシリアスなストーリーを展開していくので、ギャグ要素などは少なくケレン味には欠けます。

上にも述べた通り「ご都合主義」「思考停止」「無双系」が好きなお子様はそういう系統の作品を見ればいいと思う。


>世界観自体もよく低評価されるなろう関連作と大差無く、良く言えば分かりやすい、悪く言えばありきたりです。

全くの的外れ。「世界観」を正確に捉えていない上に他のなろう作品を出しているあたり、全く狭い視野をお持ちの方なのだろう。
「世界観」については原作を読めばいいと思う。貴方が好む作品よりも圧倒的に広い世界観が設定されているから。
「分かりやすい」「ありきたり」というのはこの方が好んでいる「オーバーロード」がそれにあたる。まだこの作品の根幹となる部分に到達していないし、現状の評価にせよ、他のなろう作品と比較しても大きな差が生まれているだろう。

この作品は国ごとの特徴をちゃんと出しているし、設定厨にとってはとても喜ばしいことだろう。
先程も言ったが貴方は一度「岡田斗司夫」の解説動画を見てみたほうがいい。貴方よりも的確に論理的に言語化されている。個人的な感情で、正確に世界観を捉えていない状態でコメントをするのはやめてほしい。けがれてしまうから。


>結局のところこの作品も他と同様、あくまでキャラクターの強い魅力で魅せているので、そちらを重視していればこうした点は気にはなり難いでしょう。

キャラの魅力だけではなく世界観、それらの背景など細かく設定されている事に気づいているだろうか?この方は分析的に視聴する事ができないのだろう。何度もいうが「岡田斗司夫」の動画を見る事を推奨する。



>戦闘シーン自体は滑らかなものの、相手はちんけな悪人やモンスターばかりでしっかりとした敵対勢力との対立は現状しておらず、数自体も少ないのでバトル作品として楽しむのも正直微妙なところです。

的外れ。この作品は「バトル作品」ではない。後、敵が小物、敵対勢力との対立がない、という事についても、先程言った通り「前段階」でしかないから、世界観を正確に捉えた上で適切なコメントをしてほしい。


>ルーデウスが強いという設定はこのせいでそこまで活かされてはいないです。
しかも強い割に格下相手によく窮地に追い込まれるのでカタルシスとはとにかく無縁。そこまで異世界無双作品に反目しなくても、とは思います。

全くの的外れ。主人公が他よりも魔術に優れているという設定はあるが、「強い」という設定はない。その設定を活かされていないといっているが、その設定が「存在しない」 この方は本当に「本質」を捉えていない方なのだろう。 先程も言った通り「無双系」が好きなら「オーバーロード」のような主人公最強している思考停止作品を視聴すればいいと思う。
少なくともお子様との相性は悪いよ、無職転生はね。

異世界無双作品に反目しなくても、といっているが、この作品自体かなり古いもので、これまで出てきたなろう作品はこの作品よりも早めにアニメ化されているものが多い。それを理解してのコメントだろうか?全くの的外れである。

>あとは展開の意外性には乏しい。まあそうなるやろ、な展開が多く、他作品と比べて新展開になっても驚きはそこまでないです。

展開の意外性を求めているなら、この方の主観でしかないが、一ついっておくなら、意外性を楽しみたいならより長くこの作品と向き合う必要がある。なぜならこの作品の根幹はずっと先にあるから。

>作画や音楽は全体的に良質。作画は時々角つきますが、気になるというレベルではないでしょう。

時々角がつくというのは具体的になんだろうか、非常に気になるコメントだ。この作品の作画は専門家も絶賛しているほどだ。この方は一体どの立場からこのような発言をしているのだろうか。

>個人的にはヒューマンドラマとしては傑作、ファンタジーとしては現状佳作といった評価です。

一言いっておくなら、この作品の本番はもっと先にある。



>21話視聴 作画は確かに凄かったですが、戦闘に入るまでの流れがちょっと酷い。普通実力者のルイジェルドやエリスがびびり、魔眼も異常をきたすような明らかにヤバい奴に気さくに話し掛けるルーデウスに違和感がありました

「話しかけた理由」については原作主人公の心理描写で明かされている。主人公が不用心なのは何も今に始まったことではない。それも彼の欠点の一つである。

>慎重ではなくなった代わりに迂闊さが目立つようになったりと、本来ならプラス要素になるはずのルーデウスの成長要素がずっと裏目に出ている気がします。

この作品は「長編構成」故に専門のスタジオが作られたほどだ、その背景を理解しているのだろうか。
主人公はまだまだ成長途中で、飛躍的に伸びるという事はまずない。
これまでの経験から少しは成長してもいいのでは?という事なのだろうが、
無職転生は他作と異なり都合よく出来ていない。3歩進んで、2歩下がる、着実に進む事はできるが、時に同じ過ちを繰り返したりもする。
そうしたリアリティも多く含まれている。



コメントに対する言及はここまで。

この方の好みとして「主人公無双系」「ご都合主義」だろうから、無職転生とは相性が非常に悪い。
先程も言ったが、典型的な主人公無双している思考停止且つお子様向けの作品を視聴すればいいと思う。エンタメ性を求めているなら。


無職転生は年齢を重ねるほど味わい深い作品となる。
年齢が低い内は良さが分からない方もいるだろう、そういう方は上記の「わかりやすい」アニメを見ればいいと思う。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 15

79.0 2 2021年秋(10月~12月)アニメランキング2位
鬼滅の刃 遊郭編(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (383)
1286人が棚に入れました
無限列車での任務を追えた炭治郎たちの次なる任務を描く『遊郭編』。鬼殺隊最高位の剣士《柱》の一人、音柱の宇髄天元とともに炭治郎たちが向かうのは、鬼の棲む遊郭。

声優・キャラクター
花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、小西克幸
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

遊郭編が一番面白かった。

↓無限列車編感想
{netabare}
劇場版視聴済みなので2週目。
1週目のときはかなり楽しめたし、去年の映画で一番面白かったと思ったけど、こうやって話数で分けてみると結構違和感もあったりで正直1週目ほど面白いとは思わなかった。いや、面白いのは確かなんですが。

流れとしては基本映画と同じ、一話だけアニオリと言う感じでした。
一話のアニオリ回が正直一番楽しめた、というのはやっぱり他が2週目だからかな。駆けつけておばさんや子供を助ける煉獄さんがかっこよかったし、この映画までの範囲で煉獄さんの掘り下げが全然なかったということも加味するとかなりいい補填となってるアニオリだったかなと。
アニオリにもかかわらず作画も映画並みにすごく、そばを作るシーンはいまだに覚えてるぐらい。

2話~4話ぐらいは個人的にはそこまで。話は普通に面白いけど、鬼滅の誰得なんだってレベルの寒いノリは嫌い。まあ、炭次郎が自分の理想である夢よりも現実を考えて自害して覚醒するところとかはいいんですがね。

5話~最終話まではやはり今見ても面白い。鬼滅の刃の面白さの7割ぐらいはやはり話と言うよりもUfotableによるハイクオリティな戦闘シーンか。
鬼滅の刃は作画だけという人も多いけど、戦闘アニメで戦闘シーンが良ければそれで評価に値すると個人的には思いますね。VS魘夢のラストはほんとに演出や見せ方が上手い。

で、魘され夢がラスボスかと思いきや、さらに猗窩座が出てきて魘夢戦で上がった戦闘シーンのハードルを軽く超えてくる。出てからそこまで経ってない煉獄さんがかっこよく見える点に関してはやはり作画のおかげか。あれほどすごい戦闘シーンを見せられたらさすがに。
自分は泣けはしませんが、煉獄さんの最後のセリフもほんとにいいと思います。他の誰でもなく主人公に後を託そうとするのが煉獄さんらしいなと。
炭次郎が負け惜しみを言う中、煉獄さんは負けをしっかりと受け入れている雰囲気もいい。

まあ駄目な点としては、死ぬほど寒いノリと戦闘中の実況かのような解説に笑ってしまうことぐらいですかね。
OPとEDも良かった、まあ、紅蓮華とFrom the edgeほどではないけどこの二つが強すぎるだけで、OPもEDも今期TOP15ぐらいに入るぐらい好き。

話も普通に面白いし、作画だけのアニメだとは思いません。
ただこの放送の仕方は稼げるときに稼ごうという魂胆が見えて大嫌い。
映画で一回やっている上に金ローで地上波もやったのにまた話数分けて放送って...。

一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆9
面白かったけど、こういう金を稼げるときに稼いでおこう見たいなスタイル嫌いだな。
一応変えてるらしいから見るのは見るけど。
そば作って盛り付けるところの作画いいなぁ。
煉獄さんが列車に乗るまでの過程は映画になかったな。
煉獄さんおせえよ。速さが足りない。
おばあちゃんたちいいな。

2話 ☆8
OP映像かっこいい。
あ、分岐切符。出た、くっそ寒いノリ 

3話 ☆8
くっそ寒い。ここ映画で唯一つまらんかったな。
女に厳しい。

4話 ☆8
あの精霊みたいなやつが殺そうとしてる人を核まで案内するところ好き。
自殺RTA 

5話 ☆8
激寒ノリ。
穴があったら入りたいってなんだよ。
戦闘の実況してるの今見るとくっそシュールだなw

6話 ☆8
カットされてない?
ここの主人公側を褒める流れ草。
改めてみるとおかしなシーンばっかだな。
スーパー解説タイム。
初対面だが既にお前のことが嫌いだのセリフ好き
さすがにここからは面白いな 

7話 ☆9
正直鬼になった方が幸せそう。
実況プレイやめろ。確かに正々堂々戦って勝ったよなw
炭次郎が負け惜しみが煉獄さんの活躍台無しにしてる。
煉獄さんは負けを受け入れている感じでいい。
泣けはしないけど、煉獄さんの最後のセリフはほんといいわ。
{/netabare}

曲評価(好み)
OP「明け星」by LiSA ☆8
ED「白銀」by LiSA ☆8
ED2「炎」by LiSA ☆9

{/netabare}

↓遊郭編感想
{netabare}
遊郭編最初の3話ぐらいはずっと寒くて微妙だったけど、やっぱりいつも通り戦闘が始まると面白くなった。

とにかく作画が劇場版レベルというかもはや劇場版すら超えてるぐらい良かったし、作画だけじゃなくて見せ方と言うか構図も上手くて見ていて楽しい戦闘シーンだった。
たぶん5話ぐらいずっと同じ相手との戦闘シーンやってたけど全然引き延ばし感もなかったし飽きなかった。
こんなに同じ相手との戦いを長引かせてずっと楽しめるのはこのアニメぐらいなんじゃないかな。特に最後の戦闘シーンはまさに死闘と言う感じで熱かった。
それと、子供も結構見てるだろうに、グロシーンも健在だったのが良かった。
やっぱりこういう系のアニメは残虐なカットがあると絶望感が増していい。

作画のことばかり言ってるとアンチに内容はないとか突っ込まれるので()、内容についても書くと、今回の話は無限列車編からの主人公たちの成長が描けてたんじゃないかなとおもう。
柱(煉獄)と上弦(アカザ)が互角の戦いをしてたけど何もできずに煉獄さんが死んだ無限列車編に対して、今回はちゃんと柱(天元)の手助けをすることによって上弦を倒せた、と足手まといじゃなくてちゃんと応戦できるようになっていて少し成長を感じた。

てか余談だけど鬼滅の刃は内容がないってよく批判されるけど、内容がある戦闘アニメってなんなんですかね()。内容と言うのが話の良さを意味するなら、(自分も大好きだけど)オタク大絶賛のアクダマドライブも同じく戦闘シーンで突っ切ってるだけでもっと内容がないと思うけどね。
話が何もなくても面白ければそれでよくね?って思う。

さて本題に戻ると特に最終話の話がよかったかな。自分も妹を持ってるからこそ、鬼とは言え妓夫太郎と堕姫に同情して、仲直りの手助けをする炭次郎がかっこよかった。
兄弟愛系の話好きだから最終回は泣けはしなかったけどすごくいい話だったと思う。あと、特に書くことはないけど、煉獄家の話もかなり好き。

全体として最後の方の盛り上がりは良かったけど、微妙な点も少し書くと、やはりノリが寒い。あのノリを面白いと思って見てる人はいるのか...?
カットしたほうがいいんじゃないかって思うぐらいには寒い。
あと、戦闘中の実況プレイ。漫画ならまだしも、アニメだと尚更緊迫感が台無しになるからカットした方がよくね?って思う。
あと、これは内容とは一切関係ないけど無限列車編を再放送したのは愚策だったかな。鍛冶里編がどれぐらいの長さなのかは知らないけど新しい部分で2、3クール放送した方が良かったのでは。放送遅れたとしても
無限列車編全然盛り上がってなかったし。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆9
やっと始まった。デフォルメさっむ 何だこの父。
他人の父に何言ってんだよw 弟君性格真逆。
系譜が断絶というのはきついな。
辛そう。それでも前向きにできることを探すのは好感。
父に恭二郎が残したセリフを伝えて、父が動揺するところの煉獄死ぬシーンよりも良かった。お前何様やねん、炭次郎
鬼滅っぽくもAimerっぽくもないOPだけど好き

2話 ☆3
ほんと激寒だ。ハーレムやめろ。いやほんとさっむ
ましろのおと 怪しい飴 くっ殺 えっろ 子供が見てええんか?
今回寒すぎだわ。edいい感じ

3話 ☆7
今回は寒いノリ辞めてほしいな。
OPいい曲だけど発音分かりにくいから流行らなそう。
エロい。子供も見るんやぞリョナはいいぞ 部屋を荒らすな。
あの高さで良く死ねたな。
敢えて柱を連れてきてもらうために見逃したのか? あっ...

4話 ☆7
ノリが寒すぎる。あっ...露骨なフラグ
勝てるわけないのに戦うな。

5話 ☆7
ほんと解説台詞多いな。イノシシガイジ化展開寒いわ
ゲゲゲの鬼太郎で見た。解説長い。

6話 ☆10
ほんとに戦えてる? 帯が本体か?
グロ描写がちゃんとしてていいわ。
子供も見てるだろうけど容赦なく入れてくれて。
父も無惨みたいな雰囲気w ほんと説明台詞多すぎ。
さすがに戦闘がおもしろすぎる。音柱さん遅くね? 

7話 ☆9
堕姫弱くないかw 竹がないから... 音柱はよこいや。
急にギャグ入れるな。判断が速い!
同時に二つの首切り落とせばよさそう。

8話 ☆9
宇随さんもなんやかんや死にそうだな。
女の方は口だけで弱いw ゲームみたいな撃破法。
寝ながら戦うの滑ってますよ。
構図がやばい。映画か? やったか!? 

9話 ☆9
この回想と言うか露骨な死亡フラグいる?
恒例の実況プレイ 草、のこぎりかよw 伊之助死んだの?
ラストシーンの絶望感がかなり良き。

10話 ☆10
敵キャラ全員同じように解説実況するの草。
マジでみっともねえw お前も鬼にならないか?
この二人炭次郎と禰豆子の対比なのか? 解説乙w
僕の王の力がああ
無限列車の時と同じ構図で、実質あれのリベンジになってるのがいいね。
なんかシュール。

11話 ☆10
死んだか? 実況プレイ。火葬か? ゆっくりかな?
生首が喋ってるのくっそシュール。
炭次郎、いい奴。仙台民。
人間の頃から既に鬼じゃん。親ガチャ失敗
何もしてない奴がイキるな。
いい最終回だった。

OP「残響散歌」9.5/10
ED「朝が来る」8.5/10
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 15
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

あなたと越えたい 梅妓越え

原作未読


まだ見ぬ作品を発掘し視聴の参考にする目的としてはレビュー不要な気がする程の有名作品。名前くらい聞いたことあるでしょうし、アニヲタ界隈だけに留まらない現代用語の基礎知識です。

“不倫”の語意は人の道に背くというのが本来の意味らしく、そんな修羅の道を進む男女の情愛を表現した稀代の名曲よろしく餓鬼道に堕ちた兄と妹が今回の敵さん。いったん劇場版を挟んでのシリーズ3本目となる第2期全11話となります。物語の背骨が“鬼にされた妹を連れた兄”の構図であるため、今回の敵さん兄妹との対比も楽しめれば良いってところでしょうか。『遊郭編』の主だったキャストはこちら↓

 ・宇髄天元(CV小西克幸):音柱
   {netabare}3人の嫁 - 雛鶴(CV種﨑敦美)、まきを(CV石上静香)、須磨(CV東山奈央){/netabare}
 ・堕姫(CV沢城みゆき)
 ・妓夫太郎(CV{netabare}逢坂良太{/netabare})←驚いた!

変わらず隅々まで豪華なメンバー。劇中で続編に繋がる新キャラも登場して耳が幸せとの表現がしっくりくる布陣です。職業声優さん以外をねじ込みたい事務所あったろうに今回もナシでした。無駄なハレーションを避ける英断の裏に、作り手有利だったことが推察されます。
“作品としての内容の良し悪し”もさることながら“ビジネス的にどうだったん?”の文脈で語れる稀有な作品ってことになりましょう。


■作品としての内容の良し悪し

いかにも少年漫画的な善逸と伊之助がさほど気になりませんでした。あるいは慣れたか。
キャラに語らせて説明過多に陥るのは今回もそれなりに。ただし本流部分{netabare}(環境の違いで道の別れた二組の兄妹){/netabare}はアニメーションで魅せてましたね。大事なところは画で語るスタイル。
なお、作画素人の私でも凄いことがおきてるくらいはわかります。なんかで聞いたことあります。同じ動かすでも無地と柄ものでは手間がン十倍違うとか。全11話通じて柄ものしか動いてませんでした。

かれこれ所作は決まってきて、強い鬼登場→当番の柱参戦→成敗→鬼の履歴書 みたいな流れが今後も続きそうな予感はします。
そんな勝ちパターンの繰り返しと捉えるだけでは“作画の凄さを前後比較してみる”と“YOUは何しに鬼になったの?”の2点を見届ける作業ゲーになっちゃいそうなのですがどうなんでしょうか。実際はきちんと積みあがってる感じはします。

 {netabare}恨んでも 恨んでも 躯うらはら 山が萌える じゃなくて燃える …実際業火の中へと{/netabare}

無限列車に乗り込んだ炎柱が見せたのは“ノーブレスオブリージュ”人と鬼との価値観の違いでした。
花街に乗り込んだ音柱が見せたのはそれよか身近なものへの責任でしょうか。兄妹愛の傍らで地味に咲く夫婦愛みたいなもの。

実力者である先達(柱)らは似てるようで各々異なるメッセージを送ってくれてます。
それと並行して、音(痕跡)を消す忍者の特性と音を駆使して闘う音柱とでは一見相反してるようにも見えるのですが、こちらはこちらで環境やらイベントやらでアップデートした結果だったことが示唆されているんですよね。やはり鬼とは違うんだよなぁ。

音の粒を拾って集めて譜面が完成したら無双の力を発揮する音柱よろしく、我々もビジュアルに目が行き過ぎて音の粒(物語の積み上げ部分)を拾い損ねたら譜面完成しないかもわからんと思われ、だったら“漏れ”に気を付けようと意識した『遊郭編』でした。


■ビジネス的にどうだったん?

これは今後わかることでしょうから結果待ち。
予算と時間は潤沢だったように思えるのと、あとは深夜帯常連のプロヲタではない一般人向けの親切設計なのを目の当たりにして、如何に自分が深夜アニメのお作法に染まっているか自覚しました。誇っていいのか凹んだらいいのか微妙…



映画『無限列車』のレビューでがっつり書いたのでここでは割愛しますが、我々って多かれ少なかれ鬼だったり人だったりあるいは行ったり来たりする存在なんだと思ってます。

 ・俺は俺の責務を全うしているのか?
 ・迷わずに利他的な行動を選択できるだろうか?
   {netabare}命の優先順位:「まずはお前ら三人、次に堅気の人間たち、そして俺だ」{/netabare}

とてもじゃないが俗物な私にはできてる気がしません。なので本作を見てショボい自分を省みるようにしております。明日から頑張ろう!



※閑話休題

■遊郭が舞台

吉原大門っぽいの出てたしまあ日本一有名な花街がモデル。
ちっちゃい子にも大人気なコンテンツで遊郭ってどうなん?と思わなくもないけど別にいいんじゃね?ってところでしょうか。
行為のみ海外の娼窟と日本のとは趣きがだいぶ違うので外人さんイメージ湧くのかしら?


■ある種のリアル

派手派手言うわりには相反して地味で堅実さが見受けられる第2期でした。細かい部分で一例挙げると↓
{netabare}バトル。妓夫太郎初登場のシーン。堕姫の中から登場するかしないかで天元は斬りつけております。
普通なら登場して口上述べてからバトル開始となるわけですがそうしない。瞬時で相手の力の計算してるのが一点。次に体制整える前に方を付ける行動に動いてる点。超合理的な思考を基に行動する“忍”のパブリックイメージと相反しません。{/netabare}

ポジに捉えりゃエンタメ性の優れた作品。ネガに捉えりゃ子供だましの作品。と視聴者の分母が大きくなれば両意見出るのが世の常でしょうが足元けっこうまともです。



■プロヲタと一般人の境界線

“ビジネス的にどうだったん?”とリンクしますが深夜アニメ常習者と一般視聴層を繋ぐ配慮が所々になされてたと思います。
まず目立つのが物販。『デフォルメシールウェハース』『PS4ソフト』『全集中パッド(漢検)』『フィギュア』『AUとのコラボ(鬼滅アプリ)』『楽曲』『折れた日輪刀(ボイス付き)8,800円』。お馴染みのから普段は日曜朝でしかご縁のなさそうなものがあれやこれやと洪水でした。異例ですよね。
その他一般層への配慮と思しきものは以下↓
{netabare}・手前でのTV版『無限列車編』放送。劇場版を分離しない仕掛け。
・初回1時間枠。半分はおさらいと掴み。
・最終話の放送開始前冒頭で「最後に発表がある」と告知。Cパートへの呼び水。
TV版の放送で連続したナンバリングが可能となりましたし、おさらいを強要するでもなくこちらが用意しましたし、往々にしてCパートなんて単語知らないでしょう。{/netabare}

きちんと配慮しながらヲタ世界への誘導が図られてましたね。職業声優さんばかりのキャスティングや力のある制作会社の本気というのもさることながら↓
{netabare}・第1話1時間。最終話CM無し32分ロングバージョン。
・第1話でなく第2話でAimerさん登場
・冒頭OP無しからの最終話。もちろん締めエンドロール。

お馴染みの演出構成とはいえお見事でした。
とりわけCM無しの決断は異例といってよく、制作側とフジテレビ側には相当交渉があったんだと推察されますが、最後はコンテンツをしっかり伝えたい制作側の意志が通ったんでしょう。クール無視の放送スケジュールもそうですね。{/netabare}


制約やルールあってのコンテンツにおいてとりわけクローズアップされるのは品質と納期のバランスです。このへんは某ドラクエや某ジブリが脳裏に浮かびますが、リリースしたらある意味手の離れるものと違って地上波でやりきったところにTVマンの意地みたいなのすら感じました。
ネット全盛もけっこうですが、独占状態になってきたら地上波以上に制限加えたりするのが始まっているのよね。SNSや動画コンテンツがそのへん先鞭をつけてますが映像配信だって潮流からは逃れられないでしょう。チャネル多いに越したことないので地上波も頑張ってね。
今回みたいなチャレンジは歓迎です。



視聴時期:2021年12月~2022年2月 リアタイ

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2022.04.10 初稿

投稿 : 2022/08/06
♥ : 44
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

構造は子供向けですね。思想的にもアニメ史的にも革新はなかったと思います。

 本作についての印象はやっぱり子供向け、なんですよね。確かに敵役も完全な悪ではなく過去の因縁がありました。鬼とは人の負の感情の象徴のような描かれ方をしているので、キャラの造形そのものはそう単純ではありません。

 ですが、やっぱりストーリーの構造そのものは勧善懲悪から脱しきれていないと思います。いくら敵になんらかの事情を見たとしても、鬼たちが価値観を逆転するような話はなく、人間性を取り戻して死んでゆくだけです。

 つまり、このエピソードそのものに感情論として感動することはあっても、ストーリーに深さがありません。その点において子供向け感が非常に強かったです。

 知識を持っている人が、あるいはこの作品に意味性を見出すかもしれません。エピソードとキャラが上手くできているので逆にありもしない深さを見出す可能性はあります。あるいは牽強付会的に解説することは出来ると思います。それは知識を持っているがゆえに個人的に作品に自分の思想をフィードバックするだけのような気がします。

 本作で深さと錯覚する人情噺は、炭次郎、襧豆子というキャラを正義…というより「いい子」の側に置いておくための理屈だと思います。この2人が鬼という「人」を殺すことを正当化するためには「鬼」として死ぬのではなく、人間性を取り戻す=殺すことは救いだ…という形にするため、と言えばいいのかもしれません。

 この炭次郎、襧豆子を正当化する構造が、子供向けに感じてしまいました。むろん、子供向けでも面白い場合もあります。が、やっぱり鬼滅が面白かったのは、兄妹が絶望の中でもがき苦しんで死に物狂いで解決に向かっていく部分ですね。もうちょっと「正義」のチューニングが相対化できればよかったんですけどね。

 ですので、いくら興行収入が良くても、発行部数、視聴率が驚異的でも思想性を生み出すことはなかったし、アニメ史の中で何か歴史的な転換も無かったと思います。
 その点で鉄腕アトム、ヤマト、ガンダム、エヴァ、ハルヒ、まどマギ、宮崎アニメ、新海アニメ等々と並べた時に比較にならないなあ、と感じる所以です。
 これは数字ではなく、歴史が証明してくれると思います。数年たって省みられる何かを生み出したとは思えません。

 遊郭編そのものは、技術的には感心したし、まあまあ面白いかなあと思いましたが、それだけですね。再視聴はしないと思います。



以下、途中のレビューです。

 驚異的な作画と動きが素晴らしい。こういうのがアニメだよなあ…

{netabare} あんまり本作をレビューする気が無かったんですけど7話の前半の襧豆子VS堕鬼戦を見てやっぱり書きたくなりました。アニメーションとして見た場合、やっぱりすごいですね。特に戦闘が始まった4話以降には素直に感心します。

 ストーリーの好みや深み等々の内容についてはさておいて、やっぱり作画というか「動き」がTVアニメとしては頭1つどころか3つくらい突き抜けています。1期よりも進化しています。
 もちろん無職転生の戦闘シーンや進撃の巨人、京アニなど高いレベルの作品はいっぱいありますけど、戦闘シーンの見ごたえという点では鬼滅ですね。

 襧豆子の肉体表現や遊郭という単語などに批判があったみたいですけど…まあ、感性は人それぞれなのでなんとも言えませんけどポリコレかあ…少数意見がネットで騒いでいるから増幅して見えているだけじゃないんでしょうか?話題作なので多少いろんな意見はあるでしょうけど…フェミの方というより海外勢ですかね?

 いや、襧豆子VS堕鬼戦は見ごたえありましたよ?これも駄目なの?超人気コンテンツを深夜に放送する意味って、残虐表現があるからだと思いますが、多少の肉体の表現とかそういう配慮の中に含まれる気がするのですが…それにテーマも「鬼」だし…制作者サイドはあまり萎縮しないようにお願いしたいところです。

 それにエフェクトを止め絵で見て批判している人もいましたけど、いやエフェクトを止め絵で見てもしょうがないから…としか言いようがありません。ビッグコンテンツとはいえ無限の予算があるわけでもないし、フルアニメで作れるわけもなく…その人間の視覚の認識の仕方を踏まえた工夫が面白いともいえと思います。

 視聴率についても期待より低いという批判があるみたいですね。ですが視聴率が7~8%くらいあるそうですね。プリキュアですら初代、マックスハートで7~8%だったそうです。サザエさんは10%を超えているらしいので別格ですが、名探偵コナン、ワンピースですら4%台だそうですね。
(追記 コナンは日曜じゃなかったですね。ただ、7%行く週もあるみたいです。ちびまる子ちゃんも7%はあるそうです。なお、歴代最高はちびまる子ちゃんの39.9%…だそうです)

 サザエさんを配信サイトで見たり、録画して見る人もいないでしょうし、円盤が売れている(そもそもあるの?)とも思えません。私のように配信サイトで見ている人や録画で見ている人を合わせるとどんな感じなんでしょうか。

 TVアニメとしてはこの5年でもっとも見られていると言ってもいいのではないでしょうか(それ以前はまだコナンとかクレヨンしんちゃんなんかが10%以上出していたこともあったみたいです)。

 で、本作を見て思うのは原作人気もそうですが、やっぱり十分な時間と金をかけて作ったアニメは違うなあ、という単純な話です。成功が約束されているからこその金のかけ方だとは思いますが、それをいえば鬼滅の1クール目や無職転生は成功の約束も無く工夫でレベルの高い作品に仕上げてましたからね。

 リスクがあるので投資する側が求めるものがあるでしょうから、今の制作体勢を批判しても事情があるでしょうから強くは言いませんが、本作のようなレベルの作品がもうちょっとあるとアニメファンとしてはうれしいかなあ…

 鬼滅については、好みの問題があって、私にとってすべてが満点というわけではないし、無限列車以降、つまらない、気に入らない、浅いと思える部分もあるものの、やっぱり作画というかアニメーションの出来でいえば出色です。その点では非常に楽しませてもらっています。こういうのがアニメだよなあ…{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 26

78.3 3 2021年秋(10月~12月)アニメランキング3位
プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第2章(アニメ映画)

2021年9月23日
★★★★★ 4.2 (47)
283人が棚に入れました
1発で戦艦を沈めるほどの絶大な威力を持った新兵器“ケイバーライト爆弾”。
共和国は王国よりも先んじて開発に成功したものの、実用化された3発を何者かによって盗みだされ、王国側に運び込まれてしまった。

一方、王国では王位継承権第三位のリチャード王子が新大陸から帰国。
王位継承権第一位のエドワード王子をはじめ、同二位のメアリー王女、四位のプリンセスと共に、ロンドンに王位継承権者が集うこととなった。
若き王子の凱旋で賑わうロンドンだったが、帰国パレードの最中、リチャードは何者かによって狙撃されてしまう。

混乱が始まる情勢で、コントロールからチーム白鳩に課せられた任務は、ケイバーライト爆弾とその制御装置の捜索と奪還。アンジェ、ドロシー、ちせは爆弾窃盗にかかわったとされる男の家に向かうこととなる…。

奪われた共和国の新兵器の行方と、王室に迫る危機。
不穏な空気が、アルビオン王国を覆い始める―――

とまと子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

妖翠のエクスカリバー

 
さて、プリプリ映画も2作目です。
映画館には行けなかったので配信レンタルでやっと観ました♫

メインスタッフ、メインキャストは第一章から変わらずですけれど、今回からはいよいよ!プリンセスの兄弟姉妹たるロイヤルファミリーの登場シーンが増えてきました。

そもそも映画シリーズのタイトルが「Crown Handler」。
アンジェとの夢を叶えるためにプリンセスが王位を継承できるのか…?がメインストーリーですものね!
ここからは権謀術数、もしかしたら骨肉相食むことにもなる"SPY X ROYAL FAMILY"の一瞬も気を抜けない駆け引きが始まる…感じです!!


プリプリの世界のオーバーテクノロジーのような「ケーパーライト」のエネルギーを使った爆弾を巡るアクションのド派手さは相変わらずですが、今回はわたしが好きなチーム白鳩ののんびりしたガールズティータイムがあんまり楽しめず… まあそっちは次回以降にまた期待します♡

いろいろな要素が出てきて、TVシリーズからずっと100%の敵だった”おじさま”=ノルマンディー公も、もしかしたら味方に回る局面も出てくるのかも…?とか??
こういうお話は相関図がしっかり頭に入って観ないと楽しみ半分になっちゃうので、しっかり把握してかなきゃ!…なので、そういう意味では、少しずつ間をおいて公開していってくれるこのシステムは(お金はかかりますけどw)飲み込みの悪いわたしにはちょうど良かったかもです♫


ところでこの「ケーバーライト」、TV1話で「ケーバーライト障害」っていう病名も出てきて、今回でも”たった一発で戦艦を沈める新型爆弾”…って、なんだか「核」っぽい扱いですよね。
このエネルギーを武器として使えるようになる者が覇権を握る…なんてことになるのでしょうか??
蛍光グリーンの光も、いかにも”やばいぞ〜”って感じで妖しいです。

でもそうなると、いつも小型のケーバーライト装置を握りしめているアンジェの健康も、ちょっと気になってきます…。。。
わたしとしては、このお話はアンジェにもプリンセスにも幸せな結末であってほしいので、とにかく今後の展開にドキドキで目が離せません!
(…脚本引き継がれたのが虚淵玄さんじゃなくてヨカッタw)

投稿 : 2022/08/06
♥ : 10
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

続きが気になる

意外と1章からあまり間を開けずに公開された2章。
全6章って何年かかるんだ?と思ってたけど、このペースなら案外早く終わりそう。

{netabare}
正直言って、前回の一章は微妙に感じてしまったのですが、今回の範囲は面白かったです。
話のボリュームも一章に比べて多く感じましたし、話も緊迫感があって面白かったです。
あのトラップだらけの家の探索シーンはほんとに緊迫感があって良かったし、斧を投げる男との戦闘シーンはほんとにうまく緊張感を出せていたと思う。効果音や見せ方が上手かった。
ケイバーライト爆弾を止めるところみたいに、迫力のあるシーンもあって、映画としてうまくできていたと思う。

かっこいい隠語?的なのを使ったりする、スパイものらしいシーンもあってよかった。
最後は意外にも3章に続く感じで終わったけど、こういう引きで終わるパターン、自分は好きかな。
あの斧の男かなり強敵っぽいし再戦が楽しみ。

物足りなかった点を言うと、これは本編でもそうだけど、やっぱりスパイものだからもっと人をバンバン撃ってほしい、そこだけかな。

それとやっぱり何といってもこの作品はBGMが神ですね。
BGMとか普段気にしないけど、この作品はBGMが良すぎてすごく印象に残ってます。
BGMに関して言えば自分的に全作品で一位。
OPもEDもおしゃれでよかった。

ところでこの映画の範囲って本編でいうとどの辺りなんですかね。
自分の曖昧な記憶だと、本編の最後は両国裏切って草原でおれたたエンドだった気がするけど、それを考えると本編の途中?
それとも記憶が間違ってるのかな。
次見るときはしっかりと本編見返してから見るべきか。

特典は一番欲しかったプリンセスの色紙が貰えて嬉しかった。
第一章も一番欲しかったアンジェのコースターが貰えたし運がいいのか?

曲20段階評価
OP「LIES & TIES」 9.0/10
ED「Nowhere Land」8.0/10
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 3
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

第二幕、開演

第二幕

劇場版の第二幕
本作を見てるという前提のもと物語が展開しているのでいないとは思いますが、見てない方はテレビアニメを見ましょう。

さて前作第一部が(ほぼ)一話簡潔型のような雰囲気で進んだので本作もそうかなと思っていましたが、やはり同じですね。
これから観る方は名前の確認程度をしておいたほうが良いかもしれませんね

{netabare}
プリンセスプリンシパルにしては珍しく、「なんと黒幕は第3王子!プリンセスはどうなる!?次回お楽しみに!」と次回を意識した終わり方をしましたね。
今まで一話簡潔型の中に伏線を含め、次につなげるということはよくありましたが、ここまで露骨に次回を意識した作りにしたのには驚かされました。

第三王子があやしいとは最初から思っていたのですが、まさか家族まで手にかけるとは思わなんだ…というか開き直り杉では?プリンセスがスパイだとしっているのでしょうかね。知りないとは思いますが、何があるかわかりません。伝達屋が協力しているということはそういうことなのでしょうが、大国はアグレッシブですねぇ
{/netabare}

監督は橘正紀さん。
シリーズ構成は木村暢さん。ニャル子の方ですね
キャラデザは秋谷有紀恵さん
劇伴は梶浦由記さん。
アニメ制作はアクタスさん。単体ですね

作画はよく、作り込まれている作品という印象
opは高橋諒さん作編曲、Void_ChordsさんとYui Muginoさんの「LIES & TIES」
edは高橋諒さん作編曲、スパイ五人組歌唱の「Nowhere Land」

「一番人のことを思っているのは誰だったか」
ということで締めます

投稿 : 2022/08/06
♥ : 1

77.9 4 2021年秋(10月~12月)アニメランキング4位
攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争(アニメ映画)

2021年11月12日
★★★★★ 4.2 (10)
101人が棚に入れました
2045年。全ての国家を震撼させる経済災害「全世界同時デフォルト」の発生と、AIの爆発的な進化により、世界は計画的且つ持続可能な戦争“サスティナブル・ウォー”へと突入した。だが人々が、AIによる人類滅亡への危機を日常レベルで実感できるまでには衰退の進んでいない近未来――。内戦・紛争を渡り歩き、廃墟が横たわるアメリカ大陸西海岸において、傭兵部隊として腕を奮っている全身義体のサイボーグ・草薙素子とバトーたち元・公安9課のメンバー。電脳犯罪やテロに対する攻性の組織に所属し、卓越した電脳・戦闘スキルを誇っていた彼女らにとって、この時代はまさにこの世の春である。そんな草薙率いる部隊の前に、“ポスト・ヒューマン”と呼ばれる驚異的な知能と身体能力を持つ存在が突如として現れる。彼らは如何にして生まれ、その目的とは。大国間の謀略渦巻くなか、いま再び“攻殻機動隊”が組織される――。
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

超人部隊 VS 覚醒新人類??

 GHOST(ゴースト)という草薙素子を中心とした傭兵部隊が、任務をするうちに怪しい組織に同行されるです。ポスト・ヒューマンと呼ばれる人間離れした新人類?の巻き起こす事件に巻き込まれ、行方を追い立ち向かうお話です。

 個性的なキャラ、人間のように振舞うAIロボットが魅力的だったです。電脳世界にシンクロしている?場面もなんか凄いです。とある屋敷に潜入したときに出てきたおっさんが、 {netabare}前は見せないけど全裸で激しいアクションをしたのに度肝を抜かれたです。また、AI犬も{/netabare}凄かったです。

 GHOST以外でトグサが、行動するお話とシンクロし所々お話を盛り上げるです。面白くなってきたと思っていたら、話は完結せずいいところで終わってしまったです。続きがあってほしいと思うけど、この時点では分からなかったです。続きがなかったらもったいないです。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 3

77.4 5 2021年秋(10月~12月)アニメランキング5位
ARIA The BENEDIZIONE(アニメ映画)

2021年12月3日
★★★★★ 4.2 (38)
172人が棚に入れました
長い冬を迎えたネオ・ヴェネツィア。寒空の下、合同練習をしていたアイ、あずさ、アーニャの3人は、いつもと様子が違う晃の後をつけたのをきっかけに水先案内人ミュージアムを訪れることになりました。出迎えた館長の明日香は、姫屋の伝説的なウンディーネとして知られる晃の大先輩。二人は姫屋の創業時から大切に乗り継がれてきた1艘のゴンドラの継承者でもあるのですが、晃の話によると、次の乗り手として期待される藍華にはその気がないというのです。納得がいかないあずさは、どうしてなのか理由を探ろうとするのですが……。
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ほえ。。ファンに嬉しいシーン。これぞARIAの世界・・

 
A R I A の文字が反転・・
そして、目にし、耳にした、
~{netabare}過去のシーンやBGM・・{/netabare}~
その瞬間・・
胸が震えてしまい、目頭がジワっとしてしまうのを禁じ得ませんでした。

 原作:天野こずえが描いた未来形ヒーリングコミック(公式より)
 制作:J.C.STAFF(あまんちゅ!等はいいと思います)
 公開:2021年12月(約1時間)
 鑑賞:2021年12月(2021.12.11MOVIX仙台)

■音楽やキャラ
前作の『ARIA The CREPUSCOLO 』は、個人的に重視する部分に違和感が多く、ぶっちゃけ、モヤモヤ感がハンパなかったですが、
今作は・・・
~{netabare}
・弦楽器のやさしい音色が復活!
 鍵盤系もあるにはありましたが、
 これですよこれ。うんうん。
・牧野さんの歌が復活!
 そしてまさしくこれ。これこそがARIAの世界。
 ようやく水の惑星アクアの世界観が復活。。
・カワイイ灯里が復活!
 やっぱ灯里はこの顔!
 ただし・・カワイイのは過去のシーン。
 好きな「ほえ~」顔も観れた。
 ↓こんなのww

    ̄□ ̄;

 でも現在の「ほえ~」シーンでは後ろ姿・・オイオイ
 これはないわ・・(大人の事情?)
・アリシアさんも復活
 TVシリーズのアリシアさんめっちゃ天使・・いや女神w
・久々に「恥ずかしい言葉、禁止!」も聞けたw

前作のレビューで愚痴ったいくつかの点は、過去作からの登用という形で改善が見られました。
ここは正直、ありがたい・・

でも・・・
{/netabare}~

肝心カナメの、灯里とアリシアさんの今の顔は前作と変わらず・・
あまんちゅ!風のキャラデザはやはり自分には違和感しかないです><。

※冒頭のデフォルメキャラはかわいかったかと。
 全編こんなミニアニメ的なものも全然アリです。

■作画に関して・・
全般的に綺麗。
やはりココは力が入ってますね。
ただそれだけに、苦笑なシーンも目立ったかな。
~{netabare}
モブキャラの顔がシリアスシーンでも簡易過ぎ・・
は、まあ、ありがちとして・・
ギャグアニメのような乗客船が横切ったり、
手袋を脱いだ手が「え、コレ手?」と思えたりw
{/netabare}~
ま、受け流せる範囲ではありましたがw

■内容について・・
姫屋キャラ推しならともかく、ファンの多くはアリアカンパニーでは?
ファン向けと思われるワリには、ファンが歓喜するようなエピソードではないような・・
自分的にはニアピン賞。

でも今作では、いつくか・・
観たいものを魅せてくれ、
聞きたいものを聴かせてくれました。
そこは感謝したいです。

「蒼のカーテンコール」最終章とのことですが、これがシリーズ最後ではないでしょう・・
そう思います。願いも込めて。

今後はやはり・・
 制作:ゆめ太カンパニー
 キャラデザ:古賀誠
 脚本:吉田玲子
 内容:
 ~{netabare}
  灯里の地球での生い立ちとか、
  アリシアさんの小さい頃の話とか、
  灯里の恋バナとか・・
{/netabare} ~
  そんな作品を期待してます!

#あと、1時間で1800円はちょっと高いかとw
 

投稿 : 2022/08/06
♥ : 14
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

その 薔薇の香りに包まれて…

原作未読 初日舞台挨拶30分+上映時間61分

TVアニメ放送10周年記念プロジェクト 『蒼のカーテンコール』3部作の最終章です。

初めて初日舞台挨拶を観ました。(中継)

今回は姫屋が中心なので、藍華役の斎藤千和さん(ビデオメッセージ)の・晃役の皆川純子さん、あずさ役の中原麻衣さん、灯里役の葉月絵理乃さん、アリス役の広橋涼さん、監督の名取孝浩さん、そして総監督の佐藤順一さんが登壇されました。みなさん和気藹々でおめでたいお話が3つもありwトークも盛り上がってとても楽しいひと時でした。

冒頭、ショートアニメ{netabare}(結局、私は何が変化したか分かりませんでしたw){/netabare}を挟んで、本編が始まりました。

第1部のARIA The AVVENIRE(未来)はARIAカンパニーの灯里・アイを中心に、第2部のARIA The CREPUSCOLO(黄昏)はオレンジプラネットのアリス・アテナを中心に、そしてこのARIA The BENEDIZIONE(祝福)は、姫屋の藍華・晃を中心のお話です。

今回もアイ、アーニャ、あずさの後輩ちゃんたちが起点となって物語が進んでいきます。

佐藤総監督がお話ししていましたが、テレビの1期から音楽を担当している方達に観る方にすぐにARIAの世界に入れるように何気ない日常に音楽つけてほしいとリクエストされたとのことでこのBENEDIZIONEも始まった瞬間、ARIAの世界に引き込まれました。

藍華・晃の過去を描きながら2人がどう絆が深められてきたかという感じで、とても心が暖かくなるお話でした。

今回も原作者の天野こずえさんの書き下ろし漫画付きパンフレット買いました。藍華・晃に焦点を当ててより密度の濃いお話でしたね。

これで『蒼のカーテンコール』は終わりとなります。寂しくなりますね。後輩ちゃんたちの成長をもっと観たいです。いつかまた会える日を待っています。演者のみなさん・総監督も含めてこれで終わりじゃない感があったので、首をなが〜くして続きを待っています^^
主題歌は牧野由依さん、歌声を聞くと涙が出てきますね。

最後に、火星をテラフォーミングされた水の都アクアの水先案内人(ウンディーネ)たちの物語。ゆっくり流れる時間と何気ないひとときを一緒に過ごして観ませんか。

さあ、お手をどうぞ。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 15
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

凡庸で平均的でつまらない女

「もういらんて」と言われ続けてはや二作目
前作のCREPUSCOLEから幾月か経て、本作BENEDIZIONEがスタート。
前作の主役はオレンジプリンセスとセイレーンでしたが、今作はクリムゾンローズとローゼンクイーンです。アイカちゃんファンである私からすれば本作はかなり私得です。
とはいえ、ORIGINATIONのような感動はもうこないだろうと踏んでいました

ところがどっこい!泣いちゃうんだなあコレが!!!
軽く触れますが、過去を振り返るシーンが結構多いです。
その中にはORIGINATION時代も含まれています。とはいえ、ORIGINATIONと全く同じ内容というわけでもなく、「実は裏では」系なので「ORGINATIONと内容同じなら見ないわ!!!」という方も安心して見てください。

前作と内容を比較すると(私がアイカちゃんファンというのもありますが)本作のほうが何倍も面白いです。泣けます。
というか泣きました。
映画自体、時間が限られているためテンポが良くなる傾向があり、ARIAもテンポの良い作品ですので、必然的にテンポの良い映画となっています。故に、ARIAのことをよく覚えていない方でも純粋な物語として楽しめると思います。

{netabare}EDが流れて、昔のシーンが出てきたときもすごかったですね。本当に涙腺に語りかけてきたかのような瞬間でした。まぁ何個かは書き直しがありましたが、それでも昔のアカリちゃんの顔が見れて感激極まりなし(限界オタク)
あの曲、ARIAシリーズ屈指の名曲だと想ってます{/netabare}

総監督・脚本は佐藤順一さん
監督は名取孝浩さん
キャラデザは伊東葉子さん。
劇伴はChoro Club feat. Senooさん。
アニメ制作はJ.C.STAFFさん

主題歌は松浦有希さん作詞、窪田ミナさん作編曲、牧野由依さん歌唱の「エスペーロ」
流石と言わざるを得ないクオリティ。ぜひとも昔の作画でやってほしかった…まぁ厄介オタクの嘆きほど虚しいものはありませんから。

凡庸で平均的でつまらなくて、でも誰よりも努力し、誰よりも望み、誰よりも強い、そんなウンディーネは誰だろうか。
ということで締めます

投稿 : 2022/08/06
♥ : 2

76.9 6 2021年秋(10月~12月)アニメランキング6位
86-エイティシックス- 第2クール(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (305)
992人が棚に入れました
東部戦線第一戦区第一防衛戦隊、通称スピアヘッド戦隊。サンマグノリア共和国から“排除”された〈エイティシックス〉の少年少女たちで構成された彼らは、ギア-デ帝国が投入した無人兵器〈レギオン〉との過酷な戦いに身を投じていた。そして次々と数を減らしていくスピアヘッド戦隊に課せられた、成功率0%、任務期間無制限の「特別偵察任務」。それは母国からの実質上の死刑宣告であったが、リーダーのシンエイ・ノウゼン、ライデン・シュガ、セオト・リッカ、アンジュ・エマ、クレナ・ククミラの5人は、それでも前に進み続けること、戦い続けることを選択する。希望や未来を追い求めようとしたわけではない。“戦場”が、彼らにとって唯一の居場所となっていたのだから。そしてその願いは皮肉にも、知らぬ間に足を踏み入れた新天地で叶うことになるのだった。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

原作読んで総評です。私はもういいかな…原作がちょっと合いませんでした。

 原作読みました…いや、なんとか読み終えました。アニメのレビューサイトなのであまり言いませんが、体言止めと漢字熟語にカタカナルビが多くて辛くて読みこなせませんでした。戦闘シーンが何やってるかわからないし、情景描写もあまりないし、時系列を置き換えている意味がわからないし…読み終えたというか、まあ、なんとかページは最後まで頑張ってめくりました。
 これは私がこのタイプの小説を読み慣れていない、読み方が分かっていないせいだと思います。


 で、アニメについてです。この読めないラノベを画にして見せてくれた功績は大きいと思います。アニメなければ1巻の半分で諦めてます。2、3巻に関してはそのままアニメ化した感じでしょうね。やっぱりちょっと原作を更に水で薄めていた気はしますけど。これはアニメが間延びしているだけではなく、ほぼ原作がそんな感じだったということでした。

 結果的にやっぱりあのロリの王女さまの意味がわかりませんでした。シンと兄の関係をなぞっているだけだし…脳をレギオンが取り込んでいるという説明に厚みを持たせたかったということ?

 うーん。ごめんなさい。私はこのシリーズはもう関わらないかも。アニメで次のシーズンが来たらレーナちゃんが活躍するかの確認はすると思いますが…


 

以下 初回時のレビューです。

 レーナちゃんに免じてぎりぎり及第点。テーマのブレ、長すぎ、読めすぎです。

 結末はこれ以外考えられないでしょうね。そのために2クール目のストレスを耐え忍んだのでそうでなくては困ります。

 本作について構造は「君の名は。」だ、ということでいいと思います。名前も素性も知っているけど直接会った事がない。生死の狭間で相手がどうなったかわからない。そして…ということでした。

 1回目が見終わった後です。

 悪い方からいえば、1クール目の冒頭の部分の冗長な日常描写、SF設定の甘さについては印象が変わりません。
 それでも1クール目は、シンの敵とシンクロできる部分や兄との関係などがありましたし、レーナちゃん覚醒の話なので、1クール目を見終えたときは、まあ、過小評価してたけど面白い部分もあったなあという感想でした。

 そして、2クール目に入って、86というストーリーが戦争もの…それも差別された人種の決死部隊という設定が吹き飛んでしまい、昔の仲間との約束、ロリ王女等々の要素が入り込んできたと思ったら、俺TUEEEの無敵兵士、狂気の自殺願望部隊から、そして「君の名は。」になりました。
 最後のほうの大きな作戦だった、地面効果翼機もなんか出てきただけで、作戦そのものにエピソードとして関心できるところも無かったし、周辺の登場人物の動きも心情も良くわからなかったし…
 テーマも視点もブレブレだったと思います。自分は何を見させられているんだろう、という感じが常に付きまとう展開でした。
 そして、1クール目の最後から2クール目の最後のシーンは完全に予想できました。予想外があるとすれば遅すぎです。

{netabare} そして5人のメンバーたちの様子を見ていると、その戦死した仲間たちの約束とかそういうものが無くなってしまいましたね。もちろんシーンとしては随所にいれてるんですけどお約束程度でしたね。
 長い割には個々のメンバーの内面の掘り下げが無かったと思います。あの背中の入れ墨とかどこに行ってしまったんでしょうか。平和な暮らしと兵役をはかりにかけた葛藤が、シンの狂気に引きずられてなかったことになりました。

 あとはレーナちゃんが最後に合流する部分のストーリー展開はいくらなんでも強引だろうと思います。22話が良かったのに23話でそれだけ?というずっこけはありました。

 ひょっとしたらですけど、原作とアニメの読者・視聴者側の体感時間つまり分量の差があるのではないかと疑っています。構成ですね。レーナちゃんとの邂逅のために時間調整があったのでは?と疑っています。そうでないと2クール目の内容が無さすぎの気がするんですけど…

 良い点と言えるか、まあ、このために見ていました、という点ですね。
 もちろんレーナちゃんとの邂逅あるいは再会といっていいのかもしれませんが、このカタルシスが欲しくずっと見ざるを得なかったのは、制作陣の思惑に乗せられたという気があります。そして、やっぱりここまで引っ張られるとカタルシスは確かにありました。
 2クール…しかも延期もありましたので、半年以上ですからね。この時間があったせいで、勿論最後のシーンはジーンときます。{/netabare}

 作画は昨今のアニメ事情からいって、悪い回、動かない回があるのは諦めてます。その点ではがんばって水準は保っていたと思いますし、良い回は良かったと思います。


 総評です。SFなのでもう1回チェックしたいところですが、2回目見るのに勇気がいります。この冗長なストーリーをまた見るのかあと思うと気が遠くなります。原作読んだ方が早いかなあ、という評価です。

 そしてテーマ性。差別問題がなくなりました。途中で平和OR約束も深掘りできませんでした。脳のつながりも謎からエピソードのネタになりました。シンたちのメンバーがもしかしたら誰か欠けるかもというドキドキも2クール目の前半で消えました。
 つまり2クールは細切れのエピソードの集合体になっていたと思います。

 ラストはもちろん良かったと思います。思いますけど、いくらなんでもそれだけかあ…という感想もあります。ただ、レーナちゃんって初めはミニスカの士官なんているかよ、とか能力低すぎだろう、とか騒いでるだけじゃん、ケーキ喰ってんじゃねえ、お前が戦場に行け、と思っていたのに、2クール目では心待ちにしていたのは、まあ、上手く乗せられたなあと思いました。そこは素直に上手く転換させたなあと思います。

 ということで、1回目の印象ですから後で何か発見があるかもしれませんが、レーナちゃんの涙に免じて及第点、だけどぎりぎりかなあ…SFだから評価は厳しめですけどね。






 17話までみました。まず、分割2クールでやったために、1クール目との物語の密度が違い過ぎるのは失敗だと思います。特殊な状況で制作の関係もあるのかもしれませんが。

{netabare} ストーリーについてです。1クール目に対して格段に面白くなっています。86たちの連邦の扱いに焦点を絞っているのでストーリーに展開があって、理解もしやすいと思います。
 レーナちゃんをもっと出せという気持ちにさせるのも、クリエータ側の意図なのでしょう。後を楽しみにしておきます。

 あのロリ女王さまはどうなのかと思いますけど。マスコットって…いやそれはやりすぎでしょう。1クール目のレーナちゃんもそうですけど、こういう女性の扱いをすると、せっかくのシリアスな物語に、潜在的な性的な願望の匂いを感じてシラケるので止めたほうがいいと思います。

 あと、ユージ?とかいう銀髪の図書館で会った男性の戦死ですが、フラグ立てすぎでしょう。演出なんとかしろよ、という感じでした。

 で、テーマ性です。86については、共和国の差別の中で選択肢がないからこそ、彼らの戦いに意味があったわけです。連邦で彼らは何度も軍は止めろと説得され、それでもなお彼らは軍人になりました。
 ここで死者に対する約束について揺れ動く人間が出るかと期待しましたがいませんでしたね。

 で、軍にはいれば、当然戦力を考慮し突撃部隊要員にされてもここはあまり悲惨さを感じません。それは彼らが軍人になった選択をしたからであって、ここで86だからと拗ねるのは、ちょっと違う気がします。

 そして、86の5人についてはいつの間にかスーパーマンになってしまいました。そこまで無敵な感じではなかったと思うのですが。話に安心感はありますが、1クール目のいつ死ぬかもわからない、という絶望感が無くなってしまいました。まあ、だからこそ誰かが欠けた時にストーリーになるんでしょうけど。

 ストーリー的には面白くなりましたが、テーマ性が1クール目に比べてぶれている気がします。彼らはもはや被差別階級ではない、から周囲の人の反応が、やっぱり差別はあるに急に方向転換したように見えます。
 差別に戻して民主主義のヒューマニズムの薄っぺらさとか入れればまだ良かったんですが。最後に「すまないな、少将」というのを入れてしまったので、本当は彼らに頼るしかないからあえて言った?に見えます。差別を敢えて誘導した?子供を戦場に送りたくないとか…うーん。なにがしたいんでしょう。
 で、妹からの手紙とか、シンの狂気とか、ロリ女王の騎士さまとか…戦争の狂気なら読み取れますか。

 今のストーリーだと、志願兵である以上86のテーマはもはや差別ではなくなりました。現状は以前の戦死した戦友との約束という名の自殺願望がある狂気に支配された集団にしか見えません。レーナちゃん登場で救ってくれる感じでしょうか。

 今後楽しみなのはレーナちゃん側ですね。孤軍奮闘のジャンヌダルクでしょうか。やっぱりレーナちゃんが正しかった?だけですかね。秘密の研究とか、貴族社会とかもう関係ない感じですか?

 結論から言って、話は2クール目で各段に面白くなりました。テンポもいい作画もかなりいいです。レーナちゃんがクールなのはいいし、86たちへの焦点の当て方も良かったと思います。
 ですが、テーマが消し飛んでしまった感じがあります。まあ、途中で何か見えてくればまた、レビューします。


追記 特攻の理由なんですけど、列車砲なら線路をもう1回、今度は滅茶苦茶になるまで攻撃すれば良くね?と思うのは間違ってます? {/netabare}


 18話。言わないようにしていましたが、被差別民族という部分、ロボットの多脚形態といい、今回の浸透作戦といい、指揮官が同乗するところといい、どうしても亡国のアキトの展開を思い出しますね。

 {netabare}そういうところは割り切って、たまたまということでいいですが、じゃあヒューマンドラマとしてはどうか…でも、あのロリ王女ちゃんとのやりとりは茶番にしか見えてきません。それなら早くレーナちゃん出して。

 で、でました。新兵器?地面効果翼機ですか。すごいものを引っ張りだしました。なかなか面白い発想です。ユーチューブの珍兵器とかでたまに見かけます。

 ただし、作中でも言っていますが、数メートルしか浮き上がれません。技術的な設定でいえば、翼が地面にぶつかるのでRの小さいバンク旋回ができないのでほぼ直線でしか飛べません。また、小高い丘も飛び越えられませんので、実用化したのはカスピ海で旧ソビエトが使っていたくらいで、それですら波が高い日は運用できなかったそうです。(ただ、今度海で運用されるみたいです)
 ですので、道中ほとんど湖にするとかそういう設定にすれば良かったんですけどね。

 さらに、地面効果翼機でレーダーを避けられるなら、より小さくて同じように地面すれすれを飛ばせる巡行ミサイルのほうが良いし、また、地面効果翼機で近づいて爆撃じゃあ駄目なの?と思います。

 正直、ロボットや兵器、AI等の戦闘のSF的、技術的、戦略的な設定は、たいしたことがないんだから、そこは短くして、被差別とかヒューマンドラマを深掘りした方がいいと思いますが、そこがブレブレかなあ。{/netabare}



19話 あれだけ決死の戦闘の前振りだったのに…これだけ?

 待たされた割には…心配した作画乱れはあんまりなかったですが、人が動かないこと…まあ、いろいろ厳しいのでしょうか。

{netabare} 地面効果翼機はあれだけ?ピンチにすらならなかったですね。とにかくロリはなんとかしてほしい、鬱陶しいだけ。

 やっぱり脚本かなあ。設定やテーマ、キャラ。どれをとっても悪くないんですけどね。うーん。1クール作品を2クールに伸ばした感というか、小説とアニメの媒体の差を考えずそのままやっちゃったか…他作になりますけど、転スラとか、オリジナルのアクアトープの方も引き延ばし感満載だからなあ。

 以前なら少し遊びが入った2クール作品もありだったんですけどね。昨今の密度が高いアニメになれると考え方が古い気がしますね。SFだから集中して見たいし。
 それに最近の2クールって、原作消化のペースを遅らせたりダラダラ展開がで引き延ばしてますからね。特に分割2クールにその傾向が多い気がします。以前の2クールは原作が溜まってからやってたので引き延ばしも少ないし、構成も無理がないし、感情移入も途切れないし。

 後はレーナちゃんかあ。最後あの列車砲やっつけるのに、レーナちゃん登場?多分あと3~5話くらいですよね?早くしてほしい。

 それにしてもテクノロジーの設定がわからねー…あの電磁砲的なやつももそうですけど、機体そのものがオーバーテクノロジーじゃん…って思うんですけどね。{/netabare}


20話です。残りは3月ですか…。

{netabare} 私は適当な作画で作品を作られるくらいなら延期賛成派なんですけど、だったら18話で決断すべきだったと思います。正直19話の作画は痛痛しかったと思います。

 さて、本作のここまでの総括ですが21話見てないですがどうせ話は進んでいないでしょう。2クール目後半はあまりにエピソードの密度が薄すぎです。

 1クール目は全体的に話がごちゃごちゃしてるしその癖間延びしているし、エピソードは当たりはずれが大きかったと思います。ですが、1クール目には中心のテーマがありました。2クール目はそれが吹き飛んでしまいました。86つまりスピアヘッドたちの行動原理に説得力が無くなってしまっています。

 無論、以前の仲間への約束で死を選択する、というのはあると思いますが、やっぱりシンの狂気に引きずられているというか、もっと悪くいえば単なる俺TUEEEになってしまっています。
 ロリ王女はそこに意味性を持たせるために登場させたのだとは思いますが、悲劇をいくら積み重ねても、1クール目の86の悲惨さにはかないません。

 何よりレーナちゃんですよね。ラノベで良くある手法ですが、待望のキャラのじらしプレイですね。人気キャラを出さないで引っ張って引っ張って、最後登場させてのカタルシスを狙ってはいるのでしょうけど、2クールのこの薄い密度の話でそれをやりますか?という感じです。小説とアニメのメディアの特性の違いは良く考えたほうがいいと思います。

 2クールを連続してやったとしても相当薄い内容で冗長感がある本作で更に延期ですからね。だったら1クール目+3月の2話で十分なくらいです。{/netabare}


22話です。つまり「君の名は」だったと。

{netabare}  油断しました。やってたんですね…23話もう見た方いるみたいですね。すっかり忘れてました。

 やはり2期はレーナちゃんとの再会というより初コンタクトが最大のカタルシスでしたね。1期の86とレーナちゃんの関わり方、2期の関わらないストーリーはそのための舞台装置だったということでしょう。つまり若干変形はしてますけど構造は「君の名は。」ですよね。

 関わり、対立、事件、別れ、想いの自覚、探索、葛藤、再会…ですね。探索部分が86では表現されていませんでした。

 ただなあ…戦場でいつ死ぬかわからない状況なら名乗れよ…それが3.11東日本大震災以降の人の関わりだと思うんですけどね。旧時代の別れが美しいとか秘めた想いは、命あってこそ、再会の期待があってこそですからね。「君の名は」で最後声をかけた意味ってそこにあると思うんですけど。

 一度邂逅するまでは、2人は絶対に死なないだろうなあ、という予測にもなってしまいますし…いくらハードな事件が起きようとも、そうしないと話にならないですからね。
 これが頭にあるのでちょっと2クール目の途中から冷めてしまいましたね。もうちょっと早く会ってから、展開してくれたほうが良かったかなあ。

あーでも、22話がカルデラ山の上のシーンだとすると、その先は…まあ、そういうことですね。裏切ってくれても面白いですけど、ここは順当にひねらないで行ってほしいかな…

 で、23話でなんかあるんでしょうか。楽しみです。{/netabare}




 

投稿 : 2022/08/06
♥ : 24
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2クール目は面白かった。

1クール目は正直言って全くと言っていいほど面白くないと思ったけど、2クール目は雰囲気が変わって面白くなった。
2クール目でダレた派も結構いるっぽいけど自分は2クール目のほうが面白かったと思う。

{netabare}
まあ面白くなったというよりかは2クール目で自分が1クール目で苦手だった要素がなくなって楽しめた感じかな。何もしないレーナだったり雑な差別描写だったり不自然な服従関係だったり、そういうのがギアーデ連邦に舞台が変わったことで完全に取り払われたから単純に作品全体の突っ込みどころが減っていた気がする。まあガバい部分はとことん2クール目もガバかったけど。

2クール目は共和国はほぼ出て来ずほぼギアーデ連邦での話だったけど、そこの偉い人?がやさしくて普通の生活を送らせてくれるところから。
そんな感じでシンたちは連邦で共和国では送ったことのない普通の生活を送って未来のことも考えたりするけど、なんだかんだ主人公たちにとっては戦場の方が居心地がいい、死んだ仲間のためにも戦い続けると戦場に戻っていく何とも悲しい話。ただ心理描写がしっかりとしていた上に、主人公らの確固たる意志が感じられて良かった。それに少なくとも初めて将来のことを考えるという行動には至ったわけだしね。
レーナも1クール目でのシンたちとの出会いを通じて、今度こそやっと行動に写して連邦へと向かうのが初めて好感持てた。
それでいて最終回付近の2話でのあの出会いの演出はかなりうまかったと思う。レーナは指示をだしているだけだったし、シンは戦っているだけだったから二人は互いに認識できないという見せ方が。
それでいて最終回で互いを認識して、ここまでの話数をかけて初めて二人が同じ土俵に立てたように感じられて良かった。
シンとレーナの話をきれいにまとめきった最後の二話はほんとに良かったと思う。
戦闘も演出が良かったし、面白い回は面白かったかな。主人公機のマークが映し出されるところがかっこいい。

一方、気になった部分は途中のダレ具合。もうかなり経つからあまり覚えてないけどフレデリカの兄?だったかな、あそこの話がかなり引き延ばし感あったし会話ばかりで単純に退屈だった。
というかフレデリカいらなかったのでは?
戦闘も相変わらず作戦も何もなしに適当に戦ってるだけだから面白い回もあったけど面白くない戦闘の方がやはり多い。
とはいえその戦闘最中に身内が死んだ(ように見えた)回はワンパ回避という意味もあってかなり面白さがあったんだけど、まさかのまたも実は生きてるオチっていう。あれはさすがに死なせとけよって思った。
それと主人公が敵を予測できるというかなり特殊かつ強力な能力を持ってる上に、それを把握しているのにシンの扱われ方が雑なのが気になった。

あと、延期が残念だった。あんなに延期されたらさすがに少し内容を忘れてしまう。
それと、EDのアルケミラはかなり酷い。1クール目のOP以上に酷いと思う。
境界線は賛否はあるみたいだけど自分は好きかな。

↓一話毎メモ
{netabare}
12話 ☆7
最初のおっさんの会話雰囲気出せてていいな。
命令無視してなんで始末されない。急にイキるレーナw
さすがにほんとに死んでるんだよね?
ほんと何回死ぬ死ぬ詐欺するし。
共和国とは真逆だな。急に日本感
良かった、OP変わってくれた。今回のOPはいいな。

13話 ☆10
めっちゃいいOP
共和国と帝国って目的一緒ならなんで同盟結ばないんだろう。
なんか今見ると普通に面白いな。
1クールあくと冷静になれるってのもあるのかなぁ、1期の時はただのアンチでしかなかった。
主人公って今思うとかなりつらい立場なんだな。
おっさん変人じゃんw びっくりした、帝国には戻らないよね。
共和国側として戦うってなら面白くなりそうな雰囲気。
それまで戦闘のことしか考えられていなかったであろう主人公たちが、普通の生活を通じて将来のことを考え始めるのが良かったし、
その上で死んだ仲間のためにもやっぱり戦場に戻ろうと決断するのが良かった。
それを認めた上で主人公達に将来を与えようと戦闘後のことについて考えさせようとするあのおじさんもいいキャラだと思った。
そこまでして優しくする理由が何かはまだ謎だけど。
いやなんだよこのEDww 不協和音。 アルケミラーあるけみらーw

14話 ☆10
このOP評判悪いのか... 空が明るい。
初めて明るい状態での戦闘を見た。
鬼畜かつ無能な上司。からの有能中佐。
ほんと2クール目に入ってから面白いな。
主人公機のマークかっこいい。死亡フラグ立ってるぞ。
回収早すぎだろw
主人公が迷わず介錯するのがいいね。泣いたりしないのも。
前回に続き最良回更新

15話 ☆7
処分は冷たすぎる。主人公の兄とは別人か。
レーナ出たら面白くなくなる説ありそうで怖い。

16話 ☆8
ん?レギオンに指示を出す存在いるの?
いや多すぎw 敵と味方の区別がつきにくい。
そりゃこんなんじゃ主人公嫌われるだろうなぁ。
フレデリカなんかの能力持ち?
一応分かってるんだな86に裏切られる可能性があると。
最後昔の写真を見て86を率いる決意をするレーナが良かった。
今回は戦闘シーンも面白かった。
キリヤとシンを重ね合わせて主人公を止めようとするフレデリカも良かった。

17話 ☆7
かっこいいBGM ラノベが大好きな単語レールガンw
この子14話ぐらいで死んだ奴の妹か。
なんで86こっちでも差別されてるのw 
けど主人公こんな便利な能力持ってるのになんで捨て駒のように扱うの?
共和国の人と同じようになるわけにはいかないって考えかー

18話 ☆6
先週万策尽きた?
威圧 はよ行けや。図星かよ、そこに気づくのすごい。
この世界観には合わない魔法少女のポスター
この世界を滅ぼしてしまうよってなんだよ。
そんな大規模な作戦なのかこれ。

19話 ☆4
万策尽きすぎだろ...。このOPが聞きたかった。
急にイキリ出す大統領w 理想を抱いて溺死しろ。
?? 主人公イキるな。この赤目って主人公?
うーんやっぱりこのアニメ戦闘に面白みがない。
作戦とか連携も一切ないから。何もわからない。
それに結局1期と同じような状況なのがなぁ。

20話 ☆2
このアニメ週空きすぎて毎回熱が冷めた状態で見ることになってる。
ほんとに何も覚えてない。うーん会話つまらん。
シンに頼りっきりじゃだめだよねってだけの内容の会話を引っ張らないで。
フラグ うーんw

21話 ☆9
ここでキャラ死ぬのか...。今回めっちゃ面白いな、戦闘回なのに。

22話 ☆8
内容覚えてるか怪しい。巨大な奴倒したとこまでだったかな。
OP懐かしい。何やってるんこれ? 茶番展開?
やっと口だけじゃなくなった。
は?こいつら死んでないんか?
何とか共和国見捨ててこっちに来たってことか。
戦場行ってないからマーク知らないのね。
いや、会ってやれよw

23話 ☆10
エピローグって感じだな。86以外は見捨てられた?w
そんな簡単にギアーデと行き来できるんかよ。
最後詰め込んだ感はあるけど良かった。

曲評価(好み)
OP「境界線」☆9.5
ED「アルケミラ」☆1
{/netabare}
{netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 5
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

籠の中から見上げた空は、何色だった?

【紹介】
第2クールですので、第1クールを視聴してからご覧ください。
後半2話が放送延期になってかなり不安でしたが、その分ちゃんとしたクオリティで制作されていました。

とても面白いです。今期でもトップクラスでしょう。
1クール目途中で挫折せずに視聴を続けて正解でした。1クールで視聴やめるのは勿体ないです。
すべては2クール目を面白くするための準備。

世界観の説明に1クール使って、たっぷり助走してからの満を持しての2クール目って感じでしたね。
1クールと同じく、籠の中のレーナと、籠の外のシン達という対比が見どころです。
そして1クールでたっぷり時間を使って構築された世界観の面白さがついに発揮される2クール目。

オススメです!

【キャラクター】
一期に比べて精神的に成長したレーナが見どころで、共和国から出たことで自分の殻を破れたのかな
そんなに出番多いわけじゃないけど、要所要所で出てきて出てくるたびにシナリオを盛り上げていましたね。

新キャラもいい感じで共和国編と比べてとても雰囲気が良くなりました。
フレデリカはあれだけ生意気で偉そうなのにめっちゃ可愛くて好き

【戦闘】
作画は時々乱れますがとても良いと思います。
特に戦闘シーンの改善が目覚ましく、敵の見た目や動きが良くなっています。

ジャガーノートも1クールの時は虫みたいで気持ち悪いデザインだと思っていたけど、作画の改善でカッコよくなりましたね。やっぱり作画の質で印象がだいぶ変わりますね。

ただ、動きは良いけど相変わらず戦術など何もなく個人個人で直感で戦っているのはなんとかならないかなと思った。
あれだけ絶望的な状況で戦うならなおさら戦術は大事で、命がけの闘いをしている自覚を持ったほうがいいと思う。

【演出や音楽】
演出がとてもよく、EDへの入りもセンス良くいい感じ。
BGMもとてもカッコ良くてテンション上がりますね!

OP「境界線」が好き。
境界線って、人が勝手に引いたものですよね。 部屋、家、隣町、隣県、他国、陸と海、地球と宇宙。

世界にそんな線はどこにも存在しないのに。
勝手に線を引いて、ここからは違う世界だって定義してる。

でも、無関係を決め込んでも外の世界は今この時も存在していて、線など存在しないと言わんばかりにある日突然、境界線は消される。
線の中に閉じこもって狭い世界の中だけで生きることの疑問を投げかけていると思う。


【シナリオ】
1クールはすれ違い、立場の違い、差別、理不尽、閉塞感、絶望感に支配されて好き嫌いの分かれる重めの話でしたが
{netabare}
共和国から出たことで共和国の異常性が浮き彫りになり、自由を得たことで自分たちの存在意義、戦う意味を自分で考えて答えを探そうとしているところが良かった。
ガラッと雰囲気が変わって世界が広がって閉塞感がなくなり、ただ戦うことしか知らない戦う人形だった彼らが人間として生きることを知って、一気にシナリオ的にも面白くなってきましたね。

レーナは生まれた時から安全で恵まれた籠の中で過ごして籠の中の世界しか知らなかった、そんな彼女が知った外の世界。
逆にシン達は籠の外の世界しか知らなかった、そんな彼らが知った籠の中の世界。
正反対の環境で育ったのに、どっちも狭い世界しか見てなかったんですね。初めて見た「外の世界」は広大すぎて。

狭い世界しか知らなかったレーナやシン達は世界の広さを知った。
知ったうえで、自分が生きる意味、やりたいことの答えを見つけた。
レーナにとっては理不尽を知りながら何もできなかった自分の殻を破るという意味で、シン達にとっては戦場という緊張感から解放されてゆっくり自分が生きる意味を考える時間ができたのが大きかったと思う。

長い話数をかけてじっくり「生きる」ことの意味を見つけられたのが良いシナリオだと思いました。

1クール終了直後に、これから面白くなりそうって思っていた予感が当たってうれしいです。

1クールでいつか会えると信じていたけど、レーナとシン達が初めて対面するシーンは感動しました。

籠の中で安全に暮らしていた雛鳥が、自由を縛る檻を窮屈に思ってついに飛び立った。
生まれ育った恵まれた環境を捨てて危険な世界に飛び出した勇気、
彼らの足跡をたどるにつれてその過酷な環境を知り、物理的にも精神的にも少しずつ近づいて行って
心の距離が縮まるごとに会いたいという気持ちが強くなる。
そして念願の出会い。
ようやく本当の仲間になれましたね。
たっぷり助走して準備しただけに、すごく良かった。
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 22

76.1 7 2021年秋(10月~12月)アニメランキング7位
ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア(アニメ映画)

2021年10月30日
★★★★★ 4.1 (99)
620人が棚に入れました
新プロジェクトで描かれるのは小説『ソードアート・オンライン プログレッシブ』を原作とした物語。

デスゲームの舞台であるアインクラッド第1層からクリアまでの軌跡を川原自らが描くリブート・シリーズ。キリトが“黒の剣士”となったエピソードや、《アインクラッド》編では語られなかったエピソード。

声優・キャラクター
松岡禎丞、戸松遥
ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

さあ立ち上がれSAOアンチよ!今こそ手の平を返す時だ!!

勝ったあああああああ!!!!
俺ようやく勝ったよおおおおおお!!!!


まあ順を追って説明しましょうか。
最早説明不要な「とある」に続く電撃文庫が誇る大ヒットシリーズ「ソードアート・オンライン」
2012年のアニメ1期放送から、アニメ業界でも一線級の人気を集める作品ですよね。
私自身は1期放送のリアタイ勢なのですが、今まであにこれで触れることはほとんどありませんでした。
まあこの作品やっぱりファンが多いわけじゃないですか。このサイトにも好きな人は多いし、キャッチさせていただいてる方にも高評価な方が多いわけですよ。そんな状況でこんなこと言うのもあれなのでレビューとかも一切控えてたんですが、いい機会だからハッキリ言いましょう。

私このSAO、大っっっっっ嫌いな作品だったんです。

うーん、なんて言うんでしょうか。好きと嫌いは表裏一体とでも申しましょうか・・・
最初の3話くらいまでは面白くて毎週楽しく見てたんですよ。でも10話過ぎたあたりから急速に熱が引いていくのを感じるようになりましてね。最終話まで見終わった時に感じたのが凄まじいまでの失望感だったんですよね。
最初に感じたワクワクが消え失せていくのがどうにもやるせなくてですね。
キャラも世界観ももっと調節すれば上手くいくのになぜこんな結果に・・・という感情が先行してしまって、気づけば反吐が出るほど嫌いな作品になってました。
極端な話、キリトとかアスナとか全員〇ねばいいのに、くらいまで至っていたと思います。


さあそんな私の目に飛び込んできたのが今作「ソードアート・オンライン プログレッシブ」の告知。
最初のSAOの新解釈版というかリブート版みたいな内容ということで、私がずっとヤキモキした気持ちを抱えてた「もっと他にやりようあっただろうがよぉ」をワンチャン形にしてくれているのでは!?という期待を込め、見に行く決意をしたのが3か月前。
で、今日ようやくその日が来たわけですけども、結果は最初に述べた通りです。

いやーーーー、長かった。1期放送から約10年、ようやく面白いと思うことができて良かったですよホント。

{netabare}TVシリーズの本筋をなぞりつつも、ちょくちょく変更が加わってましたね。
アスナの親友であるミトの存在や、キリトと出会うまでの過程が変わっていたりと。
特にキリトとの出会いと関わり方をTVシリーズと変えていたのは本当に大事でしたね。「いつの間にこいつら仲良くなってんの?」状態だったあっちと違って、こっちの方がより自然で受け入れやすいです。
そして危機感の描き方といいますか、命がけの戦いから生まれる緊迫感がよく伝わってきました。そうそうこういうのを求めてたんですよこっちは。
おかげでご覧なさい?あれだけ鼻についてウザさと薄ら寒さしか感じなかったキリトさんの活躍シーンがこんなにも意味を持ったカッコイイシーンに仕上がるわけですよ?
ビーター発言のところとかTV版見返しても「キャーキリトサンカッコイイー」くらいにしか思わないのに、そこに至るまでの経緯をしっかりと描くことで「キリトさん・・・アンタ男やで・・・」と見えてくる不思議!
そして野郎がカッコよければそれに比例してヒロインのアスナの魅力も増すってわけですよ。正直キャラデザ以外の魅力0だなこのヒロインと、そう思っていた時期が私にも・・・というかずっとそうだったんですが、今作で見せた普通の人間らしい弱弱しさやそこを乗り越える強さ、そして時折垣間見える可愛い女の子らしさといった部分が実にGOOD。アスナさん、あんた超ヒロインしてたよ・・・。
ようやくこの二人が好きになれたというだけでも今作が果たした役割は大きかったです。やっぱりボーイミーツガール好きとしてはこのままで終わりたくなかったですしね。

ただ一つ誤算だったのは今作で完結!!
ということではなく、どうやらこのシリーズ続き物になるみたいで・・・
今回の感じだと3~4部作くらいの構成になりそうだなーという予感。
あんまり待たされるのも嫌だなー。
{/netabare}

SAOファンの方はもちろんですが、SAO嫌いな人にこそ一回見て欲しい。
マジで認識変わる可能性あるから!マジで!

投稿 : 2022/08/06
♥ : 25
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

さあ、物語のはじまりへ。。リンクスタート! 

 
衆議院選挙で騒がしい2021年の10月某日。

明日ヒマだな~映画なんかやってたかな~。検索してみるか・・
ん・・?
SAO劇場版?ああ、SAOリブートのやつか。
え・・?
初日舞台挨拶ライブビューイングだとお!

購入ボタンぽちっとな。

てな流れで観てまいりました。

 原作 :KADOKAWAラノベ(未読)
 制作 :A-1 Pictures
 公開 :2021年10月30日~
 視聴日:2021年10月30日(109シネマズ富谷)

■初日舞台挨拶(約30分)
出演者は、河野監督、戸松遥、松岡禎丞、Lisa、そして・・水瀬いのり?
ナマいのりんマジ尊いわ~(厳密にはナマじゃないけどw)
やっぱかわえかったですw
挨拶内容は、見どころや演じた苦労とか、やっぱネタバレできないってことで、遠慮がちでしたが、もちろん期待値もテンションも上がり、同時にハードルも上がりましたねw
2回目の舞台挨拶も決まったそうで、そこではネタバレありありらしいので盛り上がりそうだし、ナマいのりんをご所望の方も公式HPをチェックしとくと良いかもw

 #詳しく知りたい方は、
 #「SAO 初日舞台挨拶」でググってみてください。
 #(ここ、URL貼れなくなったもんだで・・)

■本編(約1時間45分)
公式にも書いてある通り、アスナ視点で描かれるリブートシリーズの第一歩です。
正直、あっという間でした。

なるほど、こうやってキリトと出会ったんだ。。
~▼超{netabare}ネタバレ
自分の中では既に人のものとなってしまったアスナですが、
この作品においてはまだ誰のものでもなく、初々しさもあり、
やっぱ魅力を感じてしまいました。。

ミト(水瀬いのり)・・
仮想世界では初め男キャラ。
「おいおい、いのりん最初だけかよ~!」
「このままフリーザ声で通すのかよ~!」
とがっかりしましたが、そんなわきゃなかったですねww

そっか・・本人の容貌に強制変換されたんだ・・
どうりでキリトも本人に似てるワケだ・・
すっかり忘れていましたw

にしてもミトは1期に出て来ていないワケで・・
「これはどっかで死ぬのか・・そうなんだな?」
と思って身構えていたら、これもハズれてまたも安堵w

アスナとミトの再開・・
個人的には「そんなんじゃ済まんやろ」と思います。
パーティーを外れて逃げた理由、ちゃんと聞いてないし。
(聞き逃したんじゃなければ)

これから始まる物語の、初回数話分一挙放送!みたいな、カンジでしたが、原作プログレッシブ編は前日譚ということなんで当たり前かもです。
TVシリーズ1期をちらっと観返しましたが、第2話までの話でしたね。
同じところ、違うところが興味深かったです。
この前にアスナとの出会いがありミトとの別れがあったんですね。
ミトは映画オリジナルらしいですがサブストーリー的に出してくれるとありがたい。

シリカ・・
1カットしか出なかった><

サチ・・
期待したけど出なかった。
(真のヒロインはサチやろがーい)
ま、次があるさ。。次はサチ視点でよろしくですw
{/netabare}~▲

バトルは確かに迫力あったかな。
初心者なアスナもこれまでになく貴重。
バトルが好きな人やアスナファンなら劇場視聴もいいかもです。

さあ、この先のアインクラッドの物語が楽しみです!
もちろんアノ娘は出るよね~~w
 

投稿 : 2022/08/06
♥ : 16
ネタバレ

ゆーな さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

みんな心配してそう

コロナ心配だったけど映画館に2人で行ってきましたヽ(ω・ヽ)

アスナ視点でアインクラッド編を見ていくだけではなくて、一期になかったお話が追加されて一期で想像するしかなかった部分のお話が見れたのはとっても良かった(*'ー'*)
新キャラクターは不遇な感じがして私はあまり好きではないですけど、一期に登場してないキャラクターなのでいつ死んじゃうの?ってドキドキしながら見てました((((;゚Д゚))))ガクガク

アスナが主役だから優雅な感じカナって思ってたけど、ゲーム好きなキリト君と違ってゲームとそんなに縁がないアスナがSAO事件に巻き込まれたのはもっと不幸な感じがしてかわいそうって思っちゃいました(/_<。)
普通の中学生の女の子だったのにね(´・ω・`)

一期の時も思ったけどフルダイブしている間、身体のほうは無防備だからアスナみたいな可愛い女の子が遊ぶのは心配になっちゃいますよね(-_-;)

とても楽しかったので、映画館に行けて良かったですo(・∇・o)

{netabare}
アスナのサービスシーンはお約束みたいになってるよね(*´艸`)
わたしは女なのでドキドキはしないけど、アスナのサービスシーンって女神様みたいな神々しさがあって、ぜんぜんいやらしさがないのが好きかも!

広場の作戦会議に出ていたちょっと意地悪そうな煽っていた人誰だったかなぁ。
後のエピソードに出てきた人だと思ったけど ホエ?(´д` )

他のよくあるデスゲームに巻き込まれた人だと「あなたのせいで」って責めたりするけど、アスナは全然そういうことしないのがステキ!
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 17

76.0 8 2021年秋(10月~12月)アニメランキング8位
ワールドトリガー 3rdシーズン(ワートリ)(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (115)
426人が棚に入れました
空閑遊真:村中知
三雲修:梶裕貴
雨取千佳:田村奈央
迅悠一:中村悠一
ヒュース:島﨑信長
影浦雅人:杉田智和
東春秋:浜田賢二
村上鋼:野島裕史
ミカエル・クローニン:竹内良太
林藤ゆり:能登麻美子
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

4期はいつになるのやら...

ランク戦のラウンド7,8が今回の内容。

{netabare}
一期二期と同じく戦術がしっかりしているのと全員キャラ魅力があるのがこの作品の良さ。
千佳が人を撃てない理由の追及とか、ヒュースの評判を気にした話とか細かいこともしっかりとやってくれるのも好印象だった。
で、肝心のランク戦だけど、ラウンド8はランク戦の中では断トツで一番面白かった。
主人公が二宮隊にトリオン量がかつかつだと思われていたのを逆手に取った作戦は本当にうまかった。ヒュースの隠し玉が思ったよりも活躍しなかったけど、あれすら振りだったとは。よくよく考えればあそこまでにかなり布石があってすごいと思った。

あと、何気に空閑が楽しそうにランク戦をしているのが、そこまでの散々な人生と対比されていていい。

それと、作画。一期からよくなったとはいえ並みぐらいの作画が続いていたけど、13話の作画というか構図はほんとにすごかったと思う。

まあだいたいは1期二期と同じような感想になるのでこの辺で。4期はいつになるんでしょうか...。てか、早く遠征に行ってくれ()

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆7
意外と協力的なヒュース。
エスクードって普通の隊員でも使える感じなのか。
ブラックトリガー言うて天羽とジンで二本?
その惑星結局どうなったんだ。まあ一話という感じ。

2話 ☆9
ユズルだけにw 影浦意外と優しいじゃん。
せやな、ユズルが勝ってついていけばいい。
当真第一印象とかなり変わったなぁ。

3話 ☆9
ほんとFPSだな。作戦会議がやっぱり面白い。
スナイパーだとワイヤー関係ないしな。
有利不利をしっかり把握できてるしっかりした作戦だ。
オペレーター影薄いけどかなり重要だしな。
玉狛以外の戦いも面白いという。

4話 ☆10
玉狛蚊帳の外w 主人公とは思えない逃げっぷり
スラスターやるじゃん 電気消せるの結構マップの欠陥やんけ
自分のチームだけができることを探すってのがいいな
ほんと主人公チームじゃないのにこういうところが描かれるの流石すぎる。
うーんこれはどうなの?
ああ、暗視別に他のチームも入れられるのか、じゃあ別にそんなせこい手ではないか。
なるほどなぁ、電気消せば普通に対処できるのか。
ちょっとええ...って感じの戦法だったけど対処できるという点で言えば悪い展開ではないか。
逃げに徹する主人公w 一期のヒュースと同じ状況じゃん。
結局停電戦法役に立ってないっていうw つええな影浦
ヒュースは直線にしか弾を打てないと思わせたい感じか?
グラスホッパーとエスクード相性よさそうだな。
体感5分

5話 ☆10
おっメガネがんばれw 東隊が空気。
手で直接つかんでエスクードで押し出すとか面白い戦い方だなw
ユズルかっこいい。今回漁夫が多いな。メテオラでかすぎだろw
ワートリとは思えない良作画 偶然だけど普通に人倒したな
そうか、メテオラによって敵に近付かないといけなくなるのか。

6話 ☆10
チカ今後メテオラ打てなくなりそう。
しっかりと部下の意見を聞く有能隊長。
これはダミーに見せかけて本当と言うオチ?
一期か懐かしい。まあそりゃそうだわな。
ヒュース意外と優しいな。
これが囮ってことはさすがに理解してるだろうなぁ。
このアニメやっぱりそれは気づくだろってところにはしっかりと気づいてるのがいい。
チカメテオラトラウマになってなくてよかった。
ヒュースにメガネの役奪われてんじゃんw
なるほど、ヒュースよりも東の方が作戦で上を行ってたのか。
予想の斜め上を行く

7話 ☆8
オサムマジで何もしてねえw 空気は事実。
そういやC級数人にはばれてるんだったな。
反応しちゃまずいだろw
会話だけなのに体感時間が短すぎる。
あれからまだ1か月なのか、7年前だぞw
記憶封印て、そこまでして庇う意味。
記者会見もそうだけど、こういう他の作品ではやらない細かい部分もやるのはこの作品の良さだと思う。
実際こういう噂立つだろうし、リアリティもある。

8話 ☆10
そういや学生なんだったな。
二宮隊もっと感じ悪いイメージだったわ。
鳩原のこと普通に話していいのか。オサムw 
草、普通にばれとるやんけw アステロイドもばれてるのか...。
バレても5分5分だしな。遊真より上なのか二宮。
チカが撃ったらクソゲー化してそう。
展開的には打ってくれた方が面白いよなぁ。
懐かしいなぁこの回想。そういうことか。
まあずるいわなw 終わるのが早すぎる。EDの入りがいい。

9話 ☆8
草壁隊ってそういや緑川以外謎だな。
結論:なんやかんや皆強い
そういやなぜか学校とボーダーって掛け持ちなんだったな。
出水VS二宮見たいなぁ。A級ここ最近登場してなくて悲しい。
態度改まってんなぁw 舐めプやめろ つええw 
空閑に"楽しみ"が出来てるのがいいね。

10話 ☆9
メテオラ打ちまくろうw
影が薄くなっている嘘を見抜くSE。二宮隊の服装w
感情で動くとかそういうところも考慮するのか。
終わるのはっや。

11話 ☆10
尺足りるのかこれw いつもの生駒隊 流星群かな?
久々に見た三輪。ヒュース無双、強すぎでしょ。勝手に終わるな。

12話 ☆10
最初は12話発表だった気がするけど、14話までなのね。
ヒュース狙われすぎやろw 外にそれろ。
逃がさないように動かれてるかw
ここにヒュース落ち覚悟でメテオラ放ったら強そう。
俺が思ったことを全部作中で明言してくれるw
シールドもつええなさすがに
ヒュース無駄に責任感感じてるタイプなのな。
ヒュース落とした時の人数差とかまで考えられてるのほんとすごいわ。
見てる側でも気づかん。それでも歩けるのね。
ヒュース強すぎだろw 体感がマジで5分。

13話 ☆10
A級もっと出してくれ。作画いいな。
作画マジでよくね? 漁夫多いなほんとw
描けよ。バンバン落ちてくな。あっ...。
ヒュースで影薄くなってるけど遊真も強いわ。
作画気合入ってんな。勝手に終わるな。

14話 ☆10
出OP。膠着しすぎ。作画いいじゃん。駒損w
久々に聞いた、その空閑のセリフ。ハウンドか? やる気出せ。
やっぱラウンド8めっちゃ面白い。

曲評価(好み)
OP「タイムファクター」7.5/10
ED「雲外憧憬」6.5/10
{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

激しさ増しましのB級ランク戦もいよいよ佳境…玉狛第2の目論見は如何に…!

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期と第2期は視聴済です。
完走後にwikiをチラ見して知ったのが、ゲームが発売されていたということ…もちろん未プレイです^^;


未知なる力を持つ「近界民(ネイバー)」の襲撃に対抗すべく設立された界境防衛機関“ボーダー”。
その末端に所属する三雲 修(CV梶 裕貴)は、
偶然知り合った「近界民」空閑遊真(CV村中 知)と
幼馴染である雨取 千佳(CV田村 奈央)と共に三雲隊を結成、
「近界(ネイバーフッド)」への遠征部隊加入を目指すべく
ボーダー内部のランク戦を勝ち抜こうと奮闘していた。

三雲修、空閑遊真、雨取千佳の3人は強敵(ライバル)達との熾烈なB級ランク戦をROUND6まで戦い抜き、
遠征部隊入りの望みをつないでいる。
戦力の補強を図る修はかつての敵「近界(ルビ:ネイバーフッド)」最大級の
軍事国家アフトクラトルの捕虜であったヒュース(CV島﨑信長)を新たに加入させることに成功、
新生・玉狛第2として始動する。

各々の目的の為、遠征部隊入りを目指す4人は激しさを増すB級ランク戦を勝ち抜くことができるのか!?
そんな中、玉狛支部の古参メンバーであるミカエル・クローニン(CV竹内 良太)と
林藤ゆり(CV能登麻美子)が玉狛支部に帰還。

ゆりの口から玉狛支部の過去、ボーダー誕生の秘密が明かされるのであった。


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。


現在は、三雲修率いる玉狛第2が遠征部隊加入を目指してB級ランクの上位目指して奮闘している物語…
で良かったんですよね^^;

この作品の特徴は、展開や物語の進行が物凄く丁寧であることだと思っています。
ただ、違う言い方をすると進行がとてもゆっくりなので、本来の目的を忘れそうになってしまう懸念があります。
私だけかもしれませんけれど…^^;

ただ、玉狛第2のメンバーの成長がしっかり描かれているのは好感度高いと思っています。
そして、戦略も中々面白い…

玉狛第2は個々のスキルや能力が総じて高い訳ではありません。
総合力や、一点突破力という切り口でみると、玉狛第2を上回るチームはたくさんいると思います。

もちろん空閑の能力は突出していますし、千佳の保有するトリオン量は常人の比ではありません。
でも、それだけじゃ勝てないのがボーダー戦なんですよね。
一番の見どころは、修が他のメンバーと比較すると明らかに凡人であること…
凡人であるが故に時折「窮鼠猫を噛む」的作戦がちょいちょいハマるのが、最高に気持ち良いんですよね。

強者は強くて当たり前…
だけど、強者じゃなくても知恵と勇気を振り絞って向かっていく玉狛第2の戦闘スタイルが半端無く格好良いですし、そこに成長を感じるんだと思います。
昨日できなかったことが今日できる…これって絶対凄いことだと思うので。

この作品で唯一気になっていたのは第3期の終わり方です。
これまで結構中途半端はところでブツ切りされて終わってきたので、今回も一緒かな…と思ったら、とりあえず一区切りはついたみたいですね。

このブツ切り戦法も、続編への布石と思えば止む無しなんですけどね。
今回のエンドカードにも、しっかり「to be continued…」とテロップが出ていました。
続編の具体的な情報はありませんが、今後の続報に期待いています。

オープニングテーマは、神はサイコロを振らないさんによる「タイムファクター」
エンディングテーマは、FantasticYouthさんによる「雲外憧憬」

1クール全14話の物語でした。
規定の枠に収めることで物語を端折らず、今回全14話としたことは高評価だと認識しています。
端折られると、後半やラストの展開に急ぎ足感を感じてしまうんですよね。
これには、いつも勿体ないと思っていたので、この判断は個人的に嬉しく思いました。
続編、期待していますね!

投稿 : 2022/08/06
♥ : 7
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

悔しい気持ちが君を強くする

1期2期の視聴は必須です。
まず作画が1期→2期→3期とどんどん良くなっているのが素晴らしいですね。音楽も演出もGOOD。

面白いアニメなのに一期の作画崩壊と1期後半に急に面白くなくなったのが本当に勿体なかった。

今回は何といってもバトルシーンの駆け引きが面白いし綺麗な作画で見ごたえ抜群でしたね。
昇格試験、トーナメント戦、ランク戦、クラン戦・・・こういうバトル漫画のお約束ってワクワクしますね。

{netabare}
4チーム入り乱れてのROUND7とても良かったけど、さらにその上をいくROUND8の面白さと、敵チームの脅威感がすごかった。
どちらも手に汗握る戦いで、最後までどうなるかわからない緊張感と終わった後の心地よさ。
千佳の成長なんかも物語的にも戦闘的にも良いスパイスで胸が熱くなりました。

それから相変わらずくじけそうになる仲間に対してキャラクター達がかける言葉が熱くて好きです。
もうだめだって思った時の、味方からの信頼の言葉ってとても勇気もらえますよね。
ライバルも味方も、みんなで一緒に高め合って成長していく王道のストーリーが心地いい。

欠点の作画が改善されたので悪いところなんてほとんどないですが、
3期はヒュースに完全に美味しいところをもってかれててますます修の活躍が地味で目立たないのは歯がゆい感じがしますね。
軍師の役割なのに、そのお株も後半奪われ気味で見せ場を奪わないであげてって思った。
千佳も大きく成長しましたし、次は修の番でしょうか?!(私は原作知らないのでどうなるかわかっていません)
ここから修がどう成長していくのか、先が楽しみです。
{/netabare}

ワールドトリガーはかなりじっくり丁寧にアニメ化しているのが特徴で、スローテンポに見えますが、そのぶんしっかりキャラクターの掘り下げ、戦闘シーンの駆け引きが丁寧にされていて没入感の高い作品に仕上がっています。
一期で切る人は多いと思うんですが、作画やテンポの遅さできるのは本当に勿体ない。

3期はすごい先が気になるところで終わったので、4期が待ち遠しくて仕方ないです。
原作読めばいいんでしょうけど、せっかくアニメのクオリティ上がっているので4期を気長に待ちます。
早く、早く続きを!

投稿 : 2022/08/06
♥ : 13

74.9 9 2021年秋(10月~12月)アニメランキング9位
サマーゴースト(アニメ映画)

2021年11月12日
★★★★☆ 3.9 (27)
128人が棚に入れました
光溢れる世界を描き出す気鋭のイラストレーター loundraw(ラウンドロー) 初監督映画作品「サマーゴースト」2021年公開決定!
ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

頑張って生きていく

ある場所で夏に花火をしていると現れる幽霊。
そんな幽霊を探しに集まる3人の少年少女
しかし、サマーゴーストを見ることが出来るのは「死に近づこうした者だけ」だった。

友也は自分がやりたい事ができず母親から勉強を強制され人生に嫌気が刺している男の子。

{netabare} これは厳しいですね。
母親にスケジュール管理され毎日がお説教は小言ばかり、そんな毎日は嫌になります。

彼は絵を描く事が好きで絵の道に進みたいけど母親の言いなりにしかなれない男の子です。
だから、生きることにもあまり未練はなく…… {/netabare}


あおいは、学校で虐められている女の子。
{netabare} イジメは悲惨ですね。
だから、自殺してしまおうって考えてしまう。
作中のセリフにも「虐められる方にも問題があると思うんですけどね」って先生?ぽい感じの人のセリフがありました。

良く聞く言葉だけど私からすれば「はぁ?」ってなる、じゃ普通に学校に通ってるだけの女の子が虐められてもいい理由って何?
その理由で、虐められてる子を、家族を世間を納得させられますか?
「じゃ、虐められても仕方ない」なんて思わせられるでしょうか?
虐めを肯定していい理由なんてないのですよ。
周りがそんなのだから本人が傷付くのです。
だから、死のうかと考える。
救いのない世界で生きている事に疲れて{/netabare}


涼は、病気と戦う男の子。
{netabare} 余命が9ヶ月……春までは生きられない。
でも、作品では1番誰よりも生きたいって思っている男の子……

余命……もしも私なら何をするかな……仕事や学校を辞めて、沢山の人に再会する旅をしようかな?
お別れや余命の話しはしない。
ただ、思い出話に花を咲かせるだけの他愛のない時間、事情は言わない私が最後にみたいのは涙じゃなく笑顔だから……なんちゃってww {/netabare}

そんな3人はサマーゴーストに出会う。

実はサマーゴースト佐藤絢音と言う名前で

{netabare} 生前は母親と喧嘩別れをして家を飛び出して車に跳ねられ気絶をした彼女が死んだと勘違いし運転手がトランクケースに入れて生き埋めにして事故を隠蔽しようとして殺された女の子。

死体が見つからないから、行方不明だけど生きてるって信じてお母さんは待ってるけど……
これは、辛い……本当に……

そんな彼女は、これ以上お母さんに心配掛けたくないから自分の身体を探して欲しいと彼らにお願いします。
事実を知ったらきっと凄く泣くけど、事実を知らなければお母さんは前に進めないから……

友也は絢音に幽霊から幽霊から見る世界を見せて貰える。
それは自由で色々行けて気兼ねしなくていい世界でした。
作中で友也も指摘されてましたが、私も「楽しそう」だと思ってしまいました。

でもね。
多分、死者しか解らないけど、生きていた方が多分いいんだよね。
サマーゴーストは、生きてやりたい事が沢山あったと言いました。{/netabare}
旅行にも沢山行きたかったと。

世の中には一人一人が悩みを持って居て、生きる事に疲れている人も、死にたいと思ってる人も沢山いると思う。

サマーゴーストも言ってました。
「頑張って生きなよ」
生きる事って勇気が沢山必要で、困難も沢山ある……毎日躓いて悩みに押しつぶされて……
人生なんて楽しい事より苦しい事や辛いの方が圧倒的に多いと思います。

それでも、生きているから出来ることも沢山あるし生きていないとできない事も沢山あるのです。
死んでしまった絢音は好きに自由に生きている様に見えるけど、彼女からしたら生きていた頃の方が輝いていたと思っているのです。

だから、彼女は伝えた。
死んだ自分は生きた頃に戻れないし、人の悩みなんて他人が受け止められる程、軽いものじゃないし、生きるのは大変だ、だから無責任に「大丈夫」なんて言えないけど!
「頑張って生きなよ」って応援してあげる事は出来るから!

生きているからまだ、引き返せる
生きているからまだ、立ち向かえる
生きているからまだ、未来を歩める
生きているからまだ、間に合う

友也は最後には生きる事を選びます。
{netabare} 言いなりの人生ではなく自分の気持ちを母に伝えて夢にチャレンジしたいと。

あおいも、いじめっ子に言い返せる様になりました。
まだまだ状況は最悪なんだそうですが、きっと彼女なら戦い続けられる事でしょう。

涼は病死しました……
1番生きたかった彼……
でも、そんな彼にも奇跡が起きました。
涼は余命より長い時間を生きられました。
春を迎えられないと言われた彼は最後まで生きる事を諦めずに「病気は治ると信じていた」から少し長く生きられたのだと。
桜満開の中、あの世に旅立てたのです。

その夏の始まり……まさかのサマーゴーストに涼がなってましたね。
多分、生きる事に希望を見いだせない2人を心配しての事ですが、もぅ大丈夫ですね。
この後、彼も成仏出来る。{/netabare}

この作品は、全体的に暗い印象を受けましたが、メッセージ性の強い作品の様に感じました。
この作品は40分と短い映画です。

しかし、映画のポイントとしては「生と死」がキーワードになっていて思います。
この作品を見た後は私も「頑張って生きなきゃなぁ〜」と思える作品でした。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 8

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

なんだろう? このふしぎな余韻。

花火で招霊できると噂されるサマーゴーストと、キービジュアルの3人の少年少女の日常をエピソードにしたお話です。

小品ですが、テーマははっきりとしています。

シナリオは、観念めいたものがいくらか先走っていたように感じましたが、鑑賞するにはストーリーをそのまま辿ってもよいだろうと思いました。

いわゆるエンタメ性とか、ボーイミーツガールとか、セカイ系といった要素は見当たりませんので、そこは期待しないでくださいね。

なんなら "沈思黙考向き" というか、物事の本質を追求するかのようなジャンル?にカテゴライズできそうに感じました。


~   ~   ~


根底に、ジュブナイル世代に特有の "生きにくさ" をどっかりと据えています。

その反面、3人のエピソードはかなり薄口で表現されています。

ですから、主人公らが口にするメッセージのパワーは、やや物足らないようにも感じました。

彼らが花火する背景には、心の深いところには激しいエナジーがたしかにあるのですが、どうしてなのか、かなり抑制された振る舞いとして表現されています。

ですから、感受する側(視聴者)のシンクロする針の振れ幅がとても小さくて、ともすると見逃してしまいそうになります。

でも、腹の底にあるマグマの熱量に思いを寄せられるなら、物語全体を俯瞰することができますし、通底する意味を汲み取れるようにも感じました。

というわけで、鑑賞においては解釈する余地が相当にあります。
受け止め次第で、重くも軽くもなる作風、といったところです。


~   ~   ~ 


演出は、キャラの心情を、思うままストレートに切り出しています。

それは、つまり、稚拙とも、純朴とも言えるコトバなのですが、むしろ10代の等身大の姿なのかもしれないとも思いました。

それを補足する演出も最小限に絞られているものですから、つい、いつもの癖で、理屈で追いかけてしまいがちになります。

でも、そのやり方だと、なんだか望ましい受け止めができないような気がしました。


すべてのセリフが、多分に直情的というか、詩文的なものですので、どんなにこちらの感受性を高めても、なかなか真意が汲み取れません。

いつの間にか彼らの会話に付いていけなくなり、心象までに思い及べぬ "歯がゆさ" も感じてしまいました。

そんなふうでしたので、観終わったころには、小さな疲労感が残りました。


~ ~ ~ ~ ~


作品がアプローチするのは、肉体に宿る魂魄の扱い方です。(たぶん、です。)

喜怒哀楽とかのメンタル・コントロールだったり、勇気や侮蔑へのフェア・パフォーマンスだったり。

魂の緊張は、日常に混在している生と死を、ときに鮮やかに浮き立たせ、意識下で旺盛にせめぎ合わせます。



まだ何ものとも知れない人生。
(自己への評価)。

どう価値づければよいか分からない社会。
(他者への処し方)。

そこには、滲むような死生観が見られました。


はかない花火に炙られるのは、憧憬と諦観。

落ちる火花に揺らめくのは、足掻きや懈怠。

煙火に目が沁みるのは、あと一歩が踏み出せないもどかしさ。


勉強アタマでは得られない、身体と魂魄とを合わせる難しさが描かれていたように感じます。


~   ~   ~


もうひとりの女性。

それがサマーゴーストです。

彼女の取り扱いは、これまた繊細で微妙です。

幽玄で、深妙とさえ言えそうです。



彼女への心象は、線香花火のはじける華燭と消えゆく光跡に芽生えます。

懸命な燃焼が終わりを告げると、ささやかな寂寥が魂魄を微かに疼かせます。

それは、死の末路に標(しる)されたゴーストの囁きと、残された生への仄かな名残のようでした。



やがて訪れるだろう秋への揺らぐサイン。

葬送の儀式のあと、なぜか甘やかな残り香が感じられました。

もしかしたら、夏のほとぼりが4人の心を温めたのでしょうか。

つないできた熱い心根が、一つの気迫につき固められたかのようでした。


~ ~ ~ ~ ~


もしも叶うなら、晩夏までに上映されると良かったのでは?と思います。

そうであれば、作品の訴求力がもう少し違った形で受け止められたのではないかなと感じます。

とは言え、この時季であることが、ふしぎな余韻を生み出しているのも事実なのです。



アニメーションとしては、やや粗削りな印象でした。

でも、イラストレーターたる作家性に思いをいたせば、その精気の源泉に触れられる作品のようにも感じました。


いくらかでも関心をお持ちであれば、覗いてみるのもいいかもしれません。

こわごわでも・・・ね。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 11

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

単館系で観る映画のような独特な余韻を味わえる作品

イラストがそのまま動いたような感じの作画がとても新鮮な作品でした。

■等身大のリアル

この作品は、単館系で観る映画のような独特な余韻を味わえる作品です。
ここで言う単館とは、下北沢にあるような50席ぐらいのシアターのことです。
上映作品は、だいたい支配人の意向で偏っている感じでしょうか。
それよりも、駆け出しの監督作品の公開の場と言う意味合いの方が大きいです。
それこそ家庭用機材で撮影した自主製作の延長線のような作品も上映されています。
そのため、上映作品は、粗削りのものが多いです。
しかし、この駆け出した頃の作品だからこそできた表現と言うのもあります。
それは、いろいろな表現技術が身についてくると、どことなく消えてしまう何かです。

この作品もそんな印象をうけました。
青臭い分、本当に表現したいことがにじみ出ているような、そんな感じです。
自分の置かれている状況に悩む高校生の気持ちを特に脚色をせず淡々と描いています。
それがむしろ等身大と言うかリアルに感じられた理由です。


■幽霊

この物語では、都市伝説で「サマーゴースト」と囁かれる女性の幽霊が登場します。
名前は、「絢音(あやね)」。
ネットで知り合った高校生の3人がこの幽霊と出会うことから話が展開します。

「ゴースト」には、「人が突然消える(いなくなる)」と言う意味もあります。
実は、絢音の母親にとっては、ある理由で絢音が突然消えたままの状態なのです。
娘の絢音にとっては、それが唯一の心残りとなっていました。
そんな絢音と3人の高校生が一緒に突然消えた理由をめぐる物語となっています。
そして、最後にキャッチコピーの「ありがとう、見つけてくれて」にたどりつきます。


■劇伴がいい

この物語は、そんな「生と死が交錯する夏の夜」の出来事を描きます。
これはもちろん生きている3人と死んでいる絢音の出会いと言う意味があります。
それと同時に、3人もまた、ある理由で死を意識しているからです。
このなんとも不思議なひと夏の出来事を劇伴が神秘的なものとして演出します。
そして、この劇伴のおかげで、最初から最後まで独特な雰囲気で物語が進行します。


■まとめ

観終わった後、どう表現していいか分からない、言葉にできない余韻が残ります。
逆に言えば、表現できないからこそ、それが余韻として残るのだと思います。
私は、こう言う余韻は大好きです。
それは、自分の中で必死に答えを探そうとしている証拠だからだと思うからです。
しかし、結局のところ、いつもしっくりくる言葉は見つかりません。
でも、心の中では、ちゃんと答えは見つかっているのだと思うのです。
なぜなら、なんとなく心が軽やかになったと感じるからです。

この物語でも主人公が空を浮遊することをきっかけにそれこそ心が軽くなり始めます。
それは、同時に自分の中にある問題に必死に向き合い答えを見つけ始めたからです。

主人公は、最初、「自分が生きているかどうか、時々分からなくなる」と言いました。
もし同じように思っている人がいたら、この作品を観てもらえたらなと思います。

私は、言葉にできるような明確な答えは、見つからなくてもいいと思っています。
でも、自分の「心の重さや軽さ」には、気を付けてみてほしいと思っています。
それが自分と向き合うと言うことだと思うからです。
もし、自分の心が少しでも軽くなったと感じたら、それは答えが見つかった証拠です。
そしたら、もう焦らなくてもいいのです。
なぜなら、自然とその答えに向かって行動ができるようになっていくからです。

この作品は、独特な浮遊感でその過程を表現していたのではないかと思います。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 20

74.8 10 2021年秋(10月~12月)アニメランキング10位
劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!(アニメ映画)

2021年10月1日
★★★★★ 4.1 (31)
150人が棚に入れました
マクロスΔの完全新作。

歌うことは生きること。

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ごりごり、燃えた 燃え尽きたんよー

 マクロスΔの続きで、ハヤテやワルキューレら共に故郷に帰ったフレイヤだったです。
 突然の奇襲に立ち向かうワルキューレ、Δ小隊、特にフレイヤが命を賭けて歌うお話です。再び愛の告白、マクロスファン必見驚きのサプライズキャラ登場もあったです。

 以前の「劇場版マクロスΔ 劇場のワルキューレ」は、TV放送のアレンジ構成で少し話をラストも含め変えていたです。今回は完全新作、ワルキューレの歌が目立ちすぎる前回とは違い、フレイヤを軸にハヤテ、美雲、カナメ、レイナ、マキナ、ミラージュなどの絡み、以前明かされた謎を盛り込んだ作りになっていたです。

 フレイヤの里帰りも含めライブを行ったウィンダミアで、一体何が起こるのか?突然の出来事に話は、盛り上がりを見せるです。
 戦いのさなかに、全力を出すフレイヤに一体何が起きるのか?注目です。フレイヤを思うハヤテであったり、美雲であったりとどうなるのかなぁと思ったです。ワルキューレそのものの存在意義も見た気がしたです。

 敵の正体、目的、対抗戦力も何なのかな?設定だったです。「マクロス+」の要素を取り入れたΔならではな、演出も施されていたです。

 自分の身を顧みないフレイヤの決断、その先に何がおころのだろうか?衝撃の展開へと進むのです。人間にしかわからないともいうべき、歌の力を見せたと思うです。以前の戦いの終わった直後、地球人とウインダミアの間で互い全てを受け入れられなかった面も見れた流れで、一つにまとめることができたように見えたです。

 ED後のシーンは、ハヤテたちが受け入れた展開の中で残された希望のように、ハヤテと新たな命を見せたように思えたです。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 4
ネタバレ

石ころ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

油断して観たら、痛い目にあった...

同時上映の短編マクロスFの新作目当てで、合わせて観ました。正直Δの方にはあまり期待していませんでしたが、いい意味で裏切りられました。

詳述は避けますが、マクロスシリーズの肝とも呼べるストーリを占める柱は、歌、戦闘、そして三角関係という認識で、私はシリーズを通して視聴していました。テレビ版Δが公開されたとき、三角関係が薄まってると思って三本柱の一本が揺らいだと思って、やや残念に思っていました。

今回の劇場版視聴後、シリーズの三本柱と思っていた「三角関係」の要素は誤りで、歌、戦闘、そして「{netabare}悲恋{/netabare}」が本当の柱なのではと、思わずにはいられませんでした。今一度、この要素の視点でもって、シリーズを改めて視聴し直したいと思った次第です。河森監督、そして劇場版Δに携わった方々に、気付きをいただけたこと、素晴らしい作品に仕上げ公開していただいたこと、深く御礼申し上げます。心を入れ替えて出直してきたいと思います。

追記:マクロスプラス、7、そして若干Fの要素も、劇場版では含まれています。併せて視聴すればより楽しめると思います。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 4

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

なぜ、このような結末にしてしまったのか…

以下はあくまでも個人の意見です。

正直な話、マクロスΔの監督は、今までのマクロスシリーズの主張、守るべき大切なものを忘れているような気がします。

テレビ版もそうでしたが、劇場版では取り返しのつかない結末になってしまいました。

確かに戦闘シーンは迫力があり、歌も素晴らしいし音響効果も抜群です。
でも、最も大切なものを2つも捨ててしまっている。
それが何かすら、監督さんは気づいていないような気がします。

一つ目は、歌の力で戦いを終わらせることと歌の力で戦いに勝つことには、雲泥の差があります。そのことを忘れられたようです。
ミンメイもバサラもランカもシェリルも、歌の力で戦いを終わらせたのです。戦いに勝ったのではありません。相手を力でねじ伏せたのでなく、相手と理解し合えたのです。

二つ目は命の大切さです。歌うことで寿命が短くなるなんてマクロスシリーズの趣旨に反しています。

仮にマクロス7のバサラが登場して、歌の力でフレイヤに生きる力を与えたならば…
と、つくづく思います。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 8

74.6 11 2021年秋(10月~12月)アニメランキング11位
王様ランキング アニメ(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (326)
1015人が棚に入れました
国の豊かさ、抱えている強者どもの数、そして王様自身がいかに勇者のごとく強いか、それらを総合的にランキングしたもの、それが“王様ランキング"である。主人公のボッジは、王様ランキング7位のボッス王が統治する王国の第一王子として生まれた。ところがボッジは、生まれつき耳が聞こえず、まともに剣すら振れぬほど非力であり、家臣はもちろん民衆からも「とても王の器ではない」と蔑まれていた。そんなボッジにできた初めての友達、カゲ。カゲとの出会い、そして小さな勇気によって、ボッジの人生は大きく動きだす———— 。
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

独特な絵柄による雰囲気だけのアニメ。

1クール目から微妙だったけど2クール目もやっぱり微妙だったかな。

↓1クール目時点感想
{netabare}
障害を抱えた主人公が旅したり色々する話。
正直この時点でもうきついが、主人公が「アウアウ」しか喋らないのがきつさを加速させてる。
で、3話とかそうだけど、その主人公ががんばってる様子を見せて感動させようとしてくる系の作品。
さらに毎回のようにキャラの泣き顔を映してくるのがキャラデザも相まって、感動の押し売り感がしてきつい。
つべにあがってるEDの公式動画のサムネとかもまさにそれ(曲自体はめっちゃいいけど)

感動ポルノだ!とか、感動ポルノだからだめだ!って言いたいんじゃなくて、単純にこういうのが気持ち悪く感じる。
まあ、24時間と何が違うんだとは思ったけど。

あと、耳聞こえないはずの主人公が普通に聞こえてるような行動を取りまくるって言うねw
ちゃんと手話をやってるシーンもあるんだがそうでないシーンの方が多いし、
ボッジ→カゲ以外の他のキャラとかも割と意思疎通ができてるみたいで。
耳聞こえない設定もしゃべれない設定も「かわいそう」感をだして感動させるためだけのものになってる。
11話で障害者を弱者と見ることへの批判をしてたけど、この作品がまさにそれなんだよね。

最近はまだマシだけど最初の方はほんとに見てられなかった。

で、最近になって感動させようとしてる感はなくなって見られるようにはなってきたが...
特段これと言って面白い要素、いい点がない。
作画がいいのとデザインが独特なので面白そうな雰囲気は出てるがそんなことはない。
だらだらと話が進んでいくだけ。
主人公が剣の特訓をして最終的に針のような剣を扱えるようになる、とか展開自体はいいんだが、なぜ過程をちゃんと描かない?ってなった。
丁寧そうに見えてあまり丁寧ではない。
同じような感じのアニメにしても、まだ不滅のあなたへの方が面白かったと思う。
まあとは言え感動させようとして来なければ不快感はまだマシなので(正直主人公はきついが)2クール目でたぶん少しは評価上がるかな。

2話のカゲの話はめっちゃよかったと思います。
あと、11話も序盤のダイダのところは結構良かったかな。
EDは名曲だと思う。

どうでもいいけど、無職信者が複垢でこの作品に☆1評価連投しまくってますね。思ったより評価低いと思ったら。

↓一話毎メモ(1~11)
{netabare}
1話 ☆0
OPなんて? 気の抜けた炭酸みたいな声だな、全く聞こえん。
もっといい歌手を...
障害者主人公かよ...。耳が聞こえないとは。
ああ、こいつとだけ話せるのか。
国民がこんなに王子バカにしてるけど王様は何も反応なしかよ。
何で入れって聞こえてるの?
普通に言葉通じてて草。
障害感強調されたらこれは切り候補かも。
EDはめっちゃいいな。

2話 ☆9
これよく名前聞くKing Gnuなのか。
何でこんな歌手が流行ってるんだか。
過去回引っ張らないスタイルか。
こっちの方が戦い方汚いじゃん。
カゲだけでいいな。主人公いるときつい

3話 ☆1
暗殺されそう。
は?主人公耳聞こえるか聞こえないかどっちだよ。
まあそりゃ王はきついでしょ。
ボッジの力になりたいっていうと第二皇子を暗殺するのが目的ってとらえられそう。
槍使い強い。駄目だ、主人公きつすぎる。
いや死ぬだろw 
神様になった日最終回がボロクソ言われてこのアニメが絶賛されるのはなぜ?w

4話 ☆4
今回は手話ちゃんとやってていい。24時間やん。
旅だったんじゃないの? 回想声聞こえてて草。
カゲってあの手みたいなやつで手話やってたん。
ほんと主人公きっついわ。

5話 ☆7
再会早すぎ。弟のキャラいいじゃん。
ボッジを裏切ったから信頼できないと。
きたない 焼き鳥 洗脳開始w 
けどボッジとの戦闘で不正してたよね。
ボッジが力を奪われた巨人で、カゲが神に姿を変えられた存在?
腕がああああ王の力があああ
ボッジがいなければ面白い

6話 ☆5
だからなんで主人公悲しんでんだよ、言葉通じないんじゃねーの?
アウアウやめて
ダイダのキャラはめっちゃいいと思う。
主人公の期待に沿うよう努力したり。
これほんと話普通だよな、まだ不滅の方が展開凝ってて面白かったと思う

7話 ☆3
見える子 いや草、言葉めっちゃ通じとるやんけ。
紫色料理の昭和ギャグおもんないからやめろ。
主人公がきっつい。
まあ孤独な方が訓練には向いてるわな。

8話 ☆6
腹から声出せ。なんだこいつ
世界一強いのボッジか? 

9話 ☆6
父さんクズ過ぎません?w
母はもっとキレろ

10話 ☆5
刺されそう
お前はもう死んでいるとかいいそう。
キャラの泣き顔毎回写されるのがきつい。

11話 ☆7
ここは障害者を弱者とすることへの批判なのね。
だけどこの作品は障害者を弱者として描いてる気がする。
不滅で見た。戦えるんか?

曲評価(好み)
OP「BOY」☆4
ED「Oz.」☆9
{/netabare}
{/netabare}

↓2クール目視聴後感想
{netabare}
1クール目の時はお涙頂戴感がきつくて酷評したが、2クール目ではそれほどお涙頂戴感はなくて普通に不快感無くみられるようになった。
ただ、それと引き換えにもともと大して面白くなかったストーリーがさらに酷くなって本当に酷い有様になってた。

まず何と言っても尺のさき方が酷い。1クール目の最初の方からやってたミランジョの話がまさか最終話まで引っ張られるとは思わなかった。実際やってる内容もミランジョとボッスが子を犠牲にして生き延びようとしているのをみんなで阻止するという内容だけなのになんでこんなに引っ張られるのか。
特にオウケンVSボッジたちの戦いはほんとに毎回はよ終われと思いながら見てた。あの戦闘のダレ具合は本当に酷い。
かと思えば、途中で主人公が特訓して戦いに参加できる力を身に着けようとするパートはめっちゃ短い。
短いというかちょっと特訓しただけで最強格ぐらいにまで成長してると言うw
なろう系かよって言いたくなるしこういうパートこそ尺割けばいいのにって思う。本当にいきなり強くなりすぎていて面白みがない。

それと「○○が死にそう!」からの回復魔法での復活コンボがマジで面白くない。
最後の方はもうボッジが切られてもその他大勢が大けがをしても「どうせ生き返るんだろうな...」って思えて茶番にしか見えなくなった。
で、案の定誰も死なないし、この作者はキャラを殺せないんだろうなって。
転スラ二期の前半の死者回復展開も酷かったけど、あっちの方がまだ過程がかなりあったぶんこれに比べると数倍はマシだったと思う。なろう系以下。
子供向けアニメみたいな全員集合からの集団戦闘とか、戦いが終わった後の子供向けみたいな大団円も寒い。そういうノリを何回も見せられた気がする。

それで、ボッスとミランジョの話はどうかと言うと、引っ張った割に結局ボッス側に正義は一切なくボッスはただ自分の保身のためにボッジやダイダを利用しただけのただの悪人で、この作品全体を通してやったのはただの勧善懲悪だったっていう。子供向け作品でももっとマシなんじゃないか?
で、ミランジョもなぜか命を取り留めて王のダイダが婚姻を結ぶという。
ミランジョは国に多大な被害も与えてたんだし、処分なしじゃダメでしょって。
で、揚げ句の果てには最終回でまたも不死身のオウケンが復活して...。
これ原作だとこのあともまだgdgdとオウケンと戦ってるんだろうか...。

このアニメ、WIT STUDIOが作っていて作画がすごいのと、絵柄が独特なこともあって名作っぽさがあるから持ち上げられているだけで、これがもしJ.C.STAFFでなろう系っぽい絵柄だったらこんなに評価されてなかったと思いますね。

2クール目のオープニングは本当に良かったと思います。
EDは1クール目が圧倒的だけど。

↓一話毎メモ(12~23)
{netabare}
12話 ☆6
総集編? 嫌いなシーンばかり切り取られてるw
馬の話だけ面白い。こっちのおじさんは許されるのね。

13話 ☆5
最高のOP。ヒリング逃げろやw 
魔法的なのあるのかよ。はよ逃げろ。
ミランジョ何がしたいんだ? 食うの遅くね?
お前らどうせ噛ませだろw 

14話 ☆6
アウアウきっつ。草、なろう系じゃん。
何でその針折れないんだよw
なるほど、言葉はそれで通じてるのか。

15話 ☆3
つまんねえ。え? シリアスにすべきとこでギャグシーンw
なんでこいつら戦ってんの? 

16話 ☆6
泣き顔写すのきつい。まあ許せんわな。
あの変態騎士どう絡んでくるんだ? 

17話 ☆4
ボッジ強すぎんかw
戦闘は面白いんだけど戦う意味ないよねこれ...。
なんかずっとgdgd進行してるイメージがある。

18話 ☆3
は? ポーション、治癒魔法とか言うなろうのご都合主義アイテムが本当に面白くない。アピスは殺しとけよって思う。
どんな国だよ。そうはならんやろ。
ピンチの時に誰かが駆けつけるパターン多すぎない?
ラストは面白かったな。

19話 ☆3
ほんとOPは神なんだよな。進撃の巨人かよw
これまた治癒魔法くる?w 三途の川 テンプレ展開
このだるくなりがちな展開のわりには短くていいな。
これ妄想の世界なんでしょ?感動できないよ。結局助け来るのかよw
やっぱり回復魔法なのね、面白くない。
オウケンが主人公モード入るの草。まあ戦闘は面白いかな。

20話 ☆2
どうやって見せたんだよw
そろそろ死ぬ死ぬ詐欺やめて誰か退場しろよ。
はーつっまんねww なろう系もびっくりだわww
転スラ以下だろこれw 転スラの復活でももっと過程踏んでたぞ。
てかそもそもVSオウケン間延びしすぎでしょ。戦う意味ある? 

21話 ☆4
ボッスゴミすぎやろ。進撃の巨人。
強くなりすぎやろw 略してオウケン なろう主人公
こいつら結局何がしたってん。
子役嫌い。地獄にでも落ちた?

22話 ☆5
また過去回やるんか。落ちる先が手のひらでも死ぬやろw
妻になってくれは唐突すぎる。オウケンいつか助かるんか?
こいつら最終回直前に何する気なんや。

23話 ☆3
ここは決闘のやり直ししろよw そうはならんやろ
ええ、ここでオウケン生き返らせるんかよ。
もう展開が滅茶苦茶。オウケンどこまで引っ張るの
いや結局王位譲るの? ああ、自分で国を作るのね。

曲評価(好み)
OP2「裸の勇者」☆9.5
ED2「Flare」☆5.5
23話挿入曲「」☆6
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 4
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ボタンの掛け違い

[文量→特盛り・内容→考察系]

【総括】
良いアニメだと思います。

基本は、「少年の成長と旅立ち」という、超王道のストーリー。一見すると、NHKやジブリでも通用しそうな、安心安全の世界観。

ただそこに、多くの不幸や悲しみ、残酷な現実なども混ざり合い、単なる児童アニメにはない深みがあります。大人でも楽しめるというか、大人だから楽しめるというか。

本作は考察しがいがあるアニメなので、久々に考察系で真面目に書いてみました。主に、人物描写について思うことを書きました。相変わらずクソ長いので、大変申し訳なくは思います(苦笑)。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本作の特徴として、登場人物が「全員不幸を背負っている」「全員他者のために動いている」ことと、それが、「どれもこれも上手くいっていない」ことがあると思う。

例えるなら、オー・ヘンリーの「賢者の贈り物」のようなものだろうか。尤も、「賢者の贈り物」に比べれば、清廉でもないし、幸福でもないけれど。

私は、本作の面白いところは、人物描写の巧みさにあるように思っていて、どの人物も実に「人間らしい」のだ。

日頃から、高い教養と倫理性、社会的制限の元に生み出されたキャラクターを見慣れている我々現代人は、ついついキャラクターに整合性を求めてしまう。しかし、本来の人間は「支離滅裂」なことが普通なわけで。近代の純文学などでは、そういう人物描写がよくみられた。

利己的で、情動的で、短絡的な人間。それでも、100%の悪人とは断罪しきれない人間。大宰作品なんかが分かりやすい。

本作のキャラクターが、なぜ、他人のために動いているのに、誰も上手くいってないかというと、「他人のため」がいつの間にか「自分のため(自己救済)」になってしまっているからではないだろうか。多分、本人すら気付かないうちに。

皆さんの身の回りにもいませんか? 人を救うのが趣味や生き甲斐みたいになっていて、それはとても素敵なことなんだけれど、ちょっとウザがられている人。

簡単に言えば、「余計なお世話」。

論語に、「己の欲せざる所は人に施すこと勿れ」という有名な一節がある。幼小中学校の先生は当たり前のように「自分がやられて嫌なことは人にやるな」「もし自分がやられたらどうか考えてみなさい」と言うが、これは間違いとまでは言わないが、正しくはないと思っている。

本来は、「人の欲せざる所は人に施すこと勿れ」だ。「己の~」は、あくまで価値観が自分の側にある。自分が良いか悪いかはさておき、本来は、「その相手」がどう感じるかを見とる洞察力や想像力こそが、正しい意味での優しさなんだと思っている。

本作の登場人物は、正にこの「余計なお世話」が多い。特に、

ミランジョがボッスを子に転生させようとすること。ボッスがミランジョの魂を救おうとすること。

の2つは分かりやすい。どちらも別に、(今となっては)本人は特に望んでいない。そして、ミランジョがボッスを転生させたいのも、「自分がボッスと共に永久に生きたい」からだし、ボッスがミランジョを救おうとするのは、「自責の念」からだ。彼らはそれを死の間際に気付くけれど、それまでは「相手のため」を免罪符に、悪行の限りを尽くす。

なぜこうなったかというと、ボッスもミランジョも、過去に大きな悲しみを背負っており、そうして胸に空いた穴を、「何か」で埋めなければならなかったから。2人にとってそれは、「互いを救う」ことだった。(宗教なんかもそうだけど、本当に怖いのは、ご立派な大義名分の為にどんな手段でも正当化してしまう、どこまでも盲目的で利己的な人間なんだと思った)

これは、本作のヒロインとも言える活躍をした、ヒリングにしても、少しそういう部分が見える(ちなみに、私が本作で一番好きなキャラはヒリングです)。

序盤、ヒリングがボッジに冷たくあたっていたのは、「無能」な「我が息子」が王位につくことで、かえって苦しむのではないかという、親心(愛情)から。実に母親らしい思考。ただ、ボッジは単純に王になることを応援して欲しかった。

一方、ダイダは、母から「王への期待」をかけられているが、それは、「ボッジの代わり」であり、「ボッジを救う手段」だと(ヒリングの深層心理に)気付いていた(だって、ヒリングの性格上、もしボッジが優秀だったら、実子という理由だけではダイダを王には推薦しないだろう)。

正に、「代打」だと自分を卑下していたのである(本当は優秀だから、期待され、手をかけられなかっただけだが)。

だから、必要以上にボッジを見下し、いじめたのだ。あれは、母親の愛を独占したいという寂しさや、母の深い愛を受けるボッジに対する劣等感からの行動なのだろう(基本的にいじめっ子は、親からの愛情が不足している者がなりやすいという研究結果もある)。

ヒリングがあそこまで息子に大きな愛情を抱いたのも、実は、夫であるボッスからの愛情不足があるのだと思う。2人の夫婦間系は破綻までいっておらず、表面上は良いのもしれないが、実は、冷え込んでいる。

だって、旦那は仕事(王様)ばかりに熱心で、自分以上に亡妻を愛していて、更に心のど真ん中には別の女(ミランジョ)がいる。旦那はそれを上手く隠しているつもりだろうが、女性はそういうところに敏感だ。

ヒリングは根が良い人なので、そういう「満たされない思い」を「子に愛情を注ぐ」ことで埋めていたし、ダイダも、「足りない母の愛」を「ミランジョに頼る」ことで埋めていた。こういう歪なバランスの上で安定している関係は、何か1つのキッカケで崩壊するものだ。

だからまあ、最終話でダイダはミランジョを妻とし、ヒリングはドルーシと良い感じになったのだろう。ダイダのような男が、母性的なものを求めて姉さん女房をもらうのも、ヒリングのような女性が、無骨だが一途に自分だけを思う男性に惚れるのも、ままあることだろう。

この辺の背景を絡めないと、最終話の突然の展開に驚き、場合によっては嫌悪を抱くかもしれないが、私は、本作を「弱き、哀しき、不完全な」大宰的なキャラによる話と捉えていたため、そういう「利己的で、情動的で、短絡的な人間」を愛おしいと思った(これは、近代文学好きならではの歪んだ思考ですねw)。

私は、人間らしい人間が好きだ。そして本作のキャラクターは、実に人間らしい。

話は少しずれてしまったが、ドーマスがボッジに寄せる思いと行動も、デスハーやデスパーがオウケンに寄せる思いと行動も、本人の願いとは少しずつズレているように感じ、

「本質的に優しい人間達の、他者を思いやる尊い行動が、悲しみを背負うことで僅かに感覚を狂わせ、まるでボタンを掛け違うように、悲劇を生み出してしまった話」

のように感じた。これが、本作における主たる感想である。

さて、そんな中、主人公のボッジだけは、「他者の理屈」で動いている。アドラー心理学によると、「共感とは、自分の価値観に合うものを見つけるのではなく、他者の価値観で物事を見聞きすること」だそうだ。

ボッジは、耳が聞こえないため、幼少期から周りを見渡す洞察力に長けていた。そして、口がきけないため、自分の思いを表現することが苦手になった。さらに、力が弱くいじめられたため、他者の弱さに寛容になり、共感的に他者を受け入れる素養をもった。

穿った見方をすれば、それが彼なりの「処世術」だったのかもしれない。

そんな彼が歪まなかったのは、彼が多くの愛情に包まれていたから。父、母からの愛情。継母からの愛情。師匠からの愛情。そして唯一足りなかった、友からの愛情。

それらは一部を除き、本質的な意味では「無償の愛」とは言えなかったが、ボッジはそれを最大限好意的に受け入れている。一昔前、「鈍感力」という言葉が流行ったが、その力が強いのだろうか。

確かに、多くの愛情を受けた子供は、他者を受け入れ、自分を見失わない。多くの挑戦と失敗が出来る。

それはそうのだが、如何せん、ボッジの境遇の辛さと、彼の人柄の良さが乖離しすぎていて、ここに「ご都合主義」を感じてしまった方も多いのではないだろうか。私はそうである。

私は本作を「純文学のような人間らしいキャラに魅力がある」と評したが、そういう意味で、一番「人間らしくない」のがボッジである。

たくさんの人物の歪みや悲しみを、まるでスポンジのように一手に引き受け、包んでしまう優しさ。それはもう、「王の器」を飛び越えて、「神の器」とすら思ってしまう。

ボッジが子供だったのもいけなかったのかもしれない。本来、子供なんて自分の理不尽を周りに撒き散らすのが役割で、それを受け入れるのが大人の役目なのに、本作はその逆。そこが、自分的には一番受け入れ難い部分だった(よって☆4)。

それだけに、ボッジがドーマスに見せた、恐怖と怒りの感情は、大変見応えがあったし、ボッジを「人」らしくしてくれた。ああいう場面が、もう少しあっても良かったと思う。

いや、なにも「歪んだ主人公」を見たいわけではない。性急すぎるのだ。ボッジの最終形態は今のボッジで良いとして、「強さ」も「優しさ」も、もっと時間をかけて獲得して欲しかったのである。

私は本作を観始めた頃は、「ジブリに、2時間映画にまとめてほしい」と思ったが、途中から、「世界名作劇場みたく、1年はやってほしい」と思うようになった。

本当は、ボッジとカゲの友情を丁寧に描き、たくさんの街を旅し、幾人もの「善」や「悪」に触れながら、葛藤し、次第に成長するボッジが観たかった。

尤もそれは、「今後」に描かれる部分だろうし、むしろそれかそが作品の主題で「王様ランキング」に関わるのだろう。

そういう意味で、作品のエピソード0(旅立ちの前)だけでここまで描き切れている本作は非常に優秀な作品だし、今後に期待がもてる作品だと思う。
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 26
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

子ども向け絵本を長編にしたような話

【感想】
途中までは見た目が児童向け絵本っぽいからと言って視聴しないのはもったいないくらい面白かった。
常に先が気になってワクワクさせてくれる作り。単純に話が面白いですね。

でも見た目だけでなくシナリオも良くも悪くも絵本みたいな作品で、絵本って話がコンパクトにまとまってて無駄がないから面白いけど
それを長々引き延ばすと飽きてしまうということが良くわかる作品でした。
正直、バトルの無駄な引き延ばしが他の面白さを台無しにしていると思う。

2クール終わったところで {netabare} 「王様ランキング」部分がまだ本格的に始まってない?感じでしたし
これから面白くなるのかどうかもよくわからないですが、バトル以外は結構好きな話なので視聴は継続するつもりです。

2クール通じて同じような調子が続いて飽きてきてるので、今後面白くなるかは「変化」が鍵になってくるでしょう。 {/netabare}

【バトル】
これが一番ダメなポイントで、とにかく長く引き伸ばし過ぎでくどい。
動きがスピーディーなのに展開を引き延ばすことが多くてスピード感が台無しでいつまでやってるの?って思う。
{netabare}
特にオウケン戦のくどさはバトルアニメの悪い見本で、このアニメの戦闘は長いだけで面白くないっていう印象にさせた元凶。
退場させるタイミングを完全に誤ったと思う。
これだけぐだぐだ戦って、実はこんな人だったって話をされても「もうオウケンはいいから早く退場して」って気持ちしかないから興味なんてない。

このオウケン戦の無駄な長さで視聴者を飽きさせてしまっているのが、この作品全体の評価の暴落の最大の原因だと思います。
{/netabare}
【作画・音楽】
ファンタジーな世界観によく合う児童向け絵本のような見た目と世界観がとても個性的ですね。

主題歌はとても好きです、OPもEDもいい曲ですね。

【シナリオ】
だいぶ重い話です。かわいい見た目に油断していると結構ショックでかい。
{netabare} でもそれは途中までの印象で、「悪い人が実は良い人だった」「戦っても誰も死なない優しい世界」というコンセプトが見えてしまってそれがずっと続いていくとくどいし無理があるところも出てきましたが、もう少し変化さえあれば許容できる範囲かな。
変化とか驚きは長い物語を見るうえで大事なことなので、どうせ最後はこうなるんだろ?は回避しなきゃいけないと思います。

ただ、最初のほうは本当に面白くて良かったので、序盤だけの印象の感想も書きます。

王道ファンタジーのシナリオで、それぞれのキャラクターの背景が複雑で目が離せなかった。
信じていた人が実は酷い人だったり、嫌な人が実はいい人だったり、人間関係がとても複雑だけどわかりやすくて、
誰を信じたらいいかわからないけれど、疑心暗鬼になるんじゃなくて誰を信じたいかで動くボッチ。
信じた結果裏切られることになるかもしれなくても、それでも信じたいって思うのが人間だから。
いい人ばかりじゃないけど、まっすぐ前を向いて頑張るボッチの勇敢さと強さに何度も勇気づけられました。

見た目がこれだけ可愛らしいのに、結構えげつない出来事とか酷い境遇とかいっぱいあって
ボッチは何度も何度もつらい目に合うけど救われない話じゃなくて、ちゃんと支えになってくれる人がいるし
周りの助けだけでなんとかするんじゃなくて、ボッチ自身も一生懸命頑張って、周りの優しさを力に変えて困難に立ち向かうシナリオが熱い。
つい応援したくなっちゃう心温まる話ですね。

ボッチの味方をしてくれる人はもちろん、敵に回る人達にもちゃんとそれぞれの事情や生きてきた軌跡が描かれていて
なんでそんな意地悪なことをするのか、ただの嫌な人じゃないんです、
この人だって苦しんでいるんですっていうのがわかったりしていろんなキャラクターを好きになっていきますね。
ボッチに次々と困難が襲い掛かってくるので、もうダメだって思ったときの思いもよらない人からの助けが入ったりして
不意打ちですごいじーんときてしまう。 愛が深すぎる。
一生懸命生きているってこと、ちゃんとボッチのこと見てくれてる人がいて、ボッチの優しさがちゃんと相手に届いて
その優しさに優しさで答える人達。
お前はひとりじゃないよって言ってくれているようで良かった。

でも、それがずっと続くと話は変わってくる。
仲間がどれだけ傷つこうがピンチになろうが、敵が強大だろうがどうせ誰も死なない、どうせ改心するってのがわかってくると緊張感も興味も失っていきます。
結末を分かっている話を面白いと思うのは難しい。しかもそれが間延びしていたらなおさら。

最初に書いたけど、絵本って短くコンパクトに話がまとまってるから面白いんだと思う。
絵本のストーリーを引き延ばすとこうなるっていう悪い見本になってしまった。

ボッスとミランジョは私はそんなに嫌な印象はなかった。
もちろんやったことは許せないことだけど、何か事情があってやってるんだろうなってのは作品のコンセプトからわかっていたことなので。
ただ、ボッスのほうは嫌悪感はないけど共感はできなくて、しょうもないなあって思いましたけどね。

たぶんオウケン戦があんなにくどくなければ、せいぜい「ご都合主義だなあ」くらいで終わりだと思う。
{/netabare}
【キャラクター】
主人公がしゃべれないっていう設定は短い作品なら個性があって良かったけど、長くなってくるとデメリットが際立つようになってきますね。
しゃべらせないで視聴者の共感を集め続けるのって限界があると思う。

キャラクターの掘り下げを全然しないダメな作品は多いですが、これは逆で掘り下げをやり過ぎ。
登場人物や悪役一人一人を掘り下げる必要はないと思うんです。
{netabare} ただ悪意しかない邪悪なキャラクターだって、何も考えてないモブだって必要なキャラクターなので、全員を掘り下げていたら長くてくどいのは当たり前だと思う。

最初はキャラクターの印象はかなり良かった。
単純な話かと思ったら、それぞれのキャラクターの掘り下げが深くてついつい先が気になりました。
人の心の醜い部分、弱い部分、強い部分、優しい部分がバランスよく描かれていて
一人一人のキャラクターの生き方につい注目してしまいます。

ボッチがカッコいいのはもちろんのこと、わき役一人一人が本当に魅力的で素晴らしいと思っていた時もありました。
これも一緒で、母親のエピソードくらいで終わっていれば「面白かった」という評価で終わりだったんですが・・・。
なにごともほどほどが大事ですね。

続編があるのなら、こういうマンネリが変化することを期待します。
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 32

74.3 12 2021年秋(10月~12月)アニメランキング12位
鬼滅の刃 無限列車編(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (172)
739人が棚に入れました
炭治郎と伊之助が見守るなか、猗窩座と煉󠄁獄の激闘が続いていた。何度斬られても即座に回復する猗窩座に対し、確実に消耗していく煉󠄁獄。戦いに終止符をうつべく、煉獄は渾身の力で奥義を繰り出す。
誰も死なせまいとする煉獄の死闘が、ついに決着のときを迎える――。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

その刃で、悪夢を断ち斬れ

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期と劇場版「鬼滅の刃」無限列車編は視聴済です。
劇場版を視聴したのが割と最近だったので、視聴した時には既にTVアニメで無限列車編が放送されるのを知っていました。

TVアニメの方が劇場版より尺が長いので、前後関係もしっかり描かれると想定していたことから、レビューについては、このTVアニメ版に纏めて記載したいと思います。


テレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編 制作意図

ニメ『鬼滅の刃』を多くの方にご覧いただく為、今後に向け、
竈門炭治郎 立志編、遊郭編、それぞれと繋がるエピソードである無限列車編を、
テレビアニメという形で繋ぎます。

テレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編は、10月10日(日)より全7話で放送致します。

第1話は、煉󠄁獄杏寿郎が鬼殺隊本部を旅立ち無限列車へと向かう道中の任務を描いた完全新作エピソード。

第2話~第7話は、無限列車での任務を、約70カットの新作追加映像と新規追加BGM、
完全新作予告編、新主題歌映像と共に描きます。

劇場版、テレビアニメ、どちらの「無限列車編」も、お楽しみいただければ幸いです。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

劇場版は、日本国内で約403.2億円の興行収入を記録し、「千と千尋の神隠し」の興行収入を抜いて、日本歴代興行収入第1位を記録。
また全世界の興行収入は5億300万ドルを記録し、2020年の年間興行収入世界第1位を記録するという、とんでもない数字を叩き出した作品になりました。

「千と千尋の神隠し」はスタジオジブリというバックボーンに加え、劇場版単体で完結する作品なので、視聴者は同じスタートラインから物語を見進めるという極めて一般的な作品構成になっていることから、作品を全く知らない人にもしっかり導入してくれるので、見やすい作品なんだと思います。

一方、この作品はどうでしょうか。
劇場に足を運んだ方のうち、この作品を知っている方がどれだけいたでしょうか。
もちろん、上映前から「鬼滅の刃」自体が話題を呼んでいたので、知っている方も多かったと思います。
ですが、何も知らずに劇場版を視聴された方も大勢いると思うんです。

そして、この作品を知らずに視聴した大勢の方に対して、この作品は少しの優しさも感じられない構成…
序盤からトップスピードで物語が動き出すのですから、物語の内容についていけない人もたくさんいたっしゃったと思うんです。
だって、キャラ紹介やこれまで潜り抜けてきた数々の死闘や仲間との共闘がすっぽり抜け落ちているのですから…

もし、私がこの作品が初見だったら、間違いなくこの作品から視聴することは無いと思います。
これはそういう類の作品だと思うんです。
だからこそ、煉獄杏寿郎が「400億の男」になったのは、結果的にこれまでの映画に一石を投じる作品になったのではないでしょうか。

最近、TVアニメの続きが劇場で…というパターンが多く見受けられます。
中には鳴かず飛ばずで幕を閉じる作品もあるので、このパターンが正解だとは思いません。
それに、今ではNETFLIXなどで配信される作品も増えてくるなど、供給側も多様化してきています。

ただ、個人的には劇場版には罠…というかトラウマを抱えているのも事実です。
満を持して劇場に足を運んで視聴した作品…
当初、続編はテレビアニメとして発表されていました。
それが、いつの間にやら劇場版に変更され、蓋を開けたらたった49分の短編と化していたんです。
劇場で視聴が終わるまで、まさかここまで尺が削られているとは思っていなかったので、拍子抜け…というか、呆気に取られたという表現が最も適切だと今でも思っています。

だから、上記の作品については原作を購入しましたよ。
そして大切な部分がすっぽり抜け落ちていたことを知り、余計にがっかりしましたけれど…
ですが、原作はしっかり完結していたので個人的には堪能させて貰いました。
こういう改悪のような事態が二度と起こらないことを切に願います。

一方、物語の方は既に多くの方が視聴しているでしょうし、レビューも書かれていると思うので簡潔に…
「炎柱・煉󠄁獄杏寿郎」の生き様をしかと堪能して欲しいと思います。
TVアニメ版第7話のタイトル「心を燃やせ」の一言に全てが凝縮されています。
その言葉に辿り着くまでのプロセスそのものが、この作品の人気たらしめる根幹なんだと改めて思いました。
「400憶の男」の二つ名にも納得です。

そしてもう一つ思ったこと…
作り手の皆さまが自分のやるべき事を全うした結果がこの作品なんだと思います。
妥協せず作り上げてくれた作り手の皆さまには感謝の気持ちしかありません。
声優さんの演技、アニメーションの躍動感、そして音楽と全てのクオリティの高い作品でした。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「明け星」
エンディングテーマは、「白銀」
そして最終話のエンディングテーマは、劇場版の主題歌だった「炎」
全てLiSAさんが歌っています。

劇場版117分、TVアニメ版全7話の物語でした。
物語は、そのままの勢いで「遊郭編」に突入しました。
遊郭編には、みゆきちも参戦されると聞いています。
これから益々視聴の楽しみな作品となりました。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 26
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

燃やした命が照らす者

【文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
TVアニメ2期を観るため、後れ馳せながら視聴。2時間、しっかり楽しめました。

ちなみに、私が観たのは劇場版をノーカットTV放送したものなので、本来は劇場版の方に感想を書くべきでしょうが、あちらにはすでに「鬼滅の刃ヒットの要因分析(ネタバレなし)」というレビューを書いているので、こちらに書かせて頂きます。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
もし本作が酷評されるとしたら、「既視感」や「過大評価」ということでしょう。分からなくはないです。

ただ、「歴代1番面白いアニメ=歴代興業収入1位」ではないのは当たり前です。その理屈で言うと、世界一旨いラーメンは、カップヌードルになるんじゃないかと思いますし(笑)

ということで、出来るだけそういう既視感や嫉妬的な感情は持たないようにして、本作を視聴しました(と書いてる時点で、少しはそういう感情もあるんですけどねw)

本作で一番好きだったシーンは、煉獄杏寿郎の死の間際、逃げる猗窩座(上弦参)に対し、炭治郎が「逃げるな」「お前は煉獄さんに負けたんだ」と叫ぶシーン。

あれは、煉獄杏寿郎の人生の肯定なんでしょうね。

これまで、自分の生き様を認めてくれた母は早くに亡くなり、認めて欲しい父からは拒絶され、それでも弟の生き様を認めてやり、真っ直ぐに生き様を貫いてきた杏寿郎。そんな彼の生きてきた道を、炭治郎は全力で肯定した。それが、結果的に煉獄杏寿郎の最後の笑顔に繋がったのでしょう。

レビュータイトルもその辺からつけていて、煉獄杏寿郎が燃やした命に照らされた炭治郎達は、その遺志を継ぎ、さらに強くなるのでしょう。良いシーンでした。

まあ、エースの「愛してくれてありがとう」と同じっちゃあ、同じなんですが(苦笑)

本作の神作画には文句のつけようがなく、音楽も素晴らしい。ストーリーは及第点というところで、充分に高評価☆4(個人的には75点くらい)は付けられるアニメだと思います。

でもじゃあ、これが神作☆5(私の中では85点以上)かと言われれば、いくつかの点で物足りなさを感じました。

まず単純に、煉獄杏寿郎の登場から死亡までの時間の短さ。いくら良いキャラとはいえ、感情移入するまでにはちと足りないです。

それから、煉獄杏寿郎と竈門炭治郎、猗窩座の因縁の浅さ。この3人、ほぼ無関係ですし、本作ではむしろ魘夢の方が登場時間が長く、猗窩座とのバトルは(パッと見では熱いんですが)温度がちょい足りないかな。

例えば同じことを、ベジータがフリーザと戦い、悟空がベジータの生き様を肯定したと考えると、やっぱり悟空やベジータの方が感動できるんじゃないかと。

これは、キャラの優劣ではなく、単純にそれまでのストーリーの長さの問題。

原作では分かりませんが、煉獄さんはせっかく格好良いキャラなんだから、もうひとエピソード(煉獄さんと一緒に下弦の月を倒す、アニメでいうなら3~4話くらい)を挟んで、この無限列車を観られたら、今の倍は感動しただろうなと思いました(まあだからTVアニメ版では、冒頭に1話新エピソードを入れて、煉獄さんのキャラを深めにいったのでしょう)。

ただ、やっぱりこの作者はキャラクターの作り方が上手いと思いました。(アニメを観終わった後に追いかけてちょこちょこ原作も読んでるんですが)もし、この原作を観点別に10段階評価するなら(ジャンプで何回は巻頭カラー貰えるレベルの漫画を5として)、

物語6 キャラクター8 画力5 バトル6

くらいかな?と思っています(バトルは、戦略の面白さや技の格好良さを評価。バトルの熱さは、キャラやストーリーで生まれると思うので)。

ちなみに、他のバトル漫画の名作でいくと、

DRAGON BALL
物語6 キャラクター6 画力8 バトル6

NARUTO
物語10 キャラクター9 画力8 バトル9

ONE PIECE
物語7 キャラクター8 画力7 バトル6 やる気10

HUNTER×HUNTER
物語10 キャラクター8 画力10 バトル10 やる気2

という感じですかね(私感ですが)。

鬼滅のキャラの良さを8にしたのは、(詳しくは劇場版のレビューに書きましたが)強さや格好良さの中に、「可愛さ」「女々しさ」を入れるのが上手いんですよね、この原作者。

煉獄杏寿郎なんか正にそうだけど、一見、単純明快な強キャラに見えて、過去の「傷」だったり、遺言が全て他人のことだという「優しさ」だったり、最後の「笑顔」だったり。ちょっと可愛いんですよね、隙があるというか、母性本能くすぐられるというか(笑)

まあ、ギャップ萌え、というやつですね。

私はそれが本作の魅力の一番だと思っています。ぶっちゃけ、ストーリーは普通レベルですし、バトルにはほぼ戦略ないですし。作画や演出はアニメスタッフの手柄ですしね。

そういう意味では、これから二期「遊郭編」を観ますが、煉獄さん以上に魅力的なキャラに出会えるかが、楽しみですね。
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 25
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

引っ越し

アニメ『鬼滅の刃』を多くの方にご覧いただく為、今後に向け、竈門炭治郎 立志編、遊郭編、それぞれと繋がるエピソードである無限列車編を、テレビアニメという形で繋ぎます。テレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編は、10月10日(日)より全7話で放送致します。第1話は、煉󠄁獄杏寿郎が鬼殺隊本部を旅立ち無限列車へと向かう道中の任務を描いた完全新作エピソード。第2話~第7話は、無限列車での任務を、約70カットの新作追加映像と新規追加BGM、完全新作予告編、新主題歌映像と共に描きます。劇場版、テレビアニメ、どちらの「無限列車編」も、お楽しみいただければ幸いです。とのこと。


みんな大好き煉獄さん。某元テニスプレーヤーのごとく熱い漢。どこ見てしゃべっているんですか。
ママへの思いも泣けるわ。

電車と一体化なんて目じゃないぞ。
1話目ではスピード自慢の鬼をものともしない圧倒的スピード

誰も死なせず、あんなに強かったのにお別れ早すぎる


OP
明け星 LiSA
ED
白銀 LiSA
最終話のみ炎
作詞・作曲・編曲は梶浦由記。鬼滅の刃と言えばこの組み合わせだな。遊郭編でAimerが起用されたことから変な憶測あったような気がするけど、まだLiSAも活躍できるはず。
炎流れると煉獄さんの漢気とか死にざまが思い出されて切ない


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
{netabare}
第一話 炎柱・煉獄杏寿郎
炎柱・煉獄杏寿郎に、新たな指令が下された。それは、四十人以上もの行方不明者が出たという「無限列車」--その現地へ赴き、調査を行うというもの。鬼殺隊本部を後にし、無限列車の任務へと旅立つ煉獄だったが--。

第二話 深い眠り

第三話 本当なら
炭治郎は家族と幸せなひと時を過ごしていた。しかしそれは、下弦の壱・魘夢が見せる夢の世界。魘夢の狙いは、眠っている炭治郎たちの無意識領域に潜り込み、「精神の核」を破壊することだった。はたして、炭治郎たちは精神の核を破壊される前に、夢から目覚めることができるのか。

第四話 侮辱
夢の中にいることを自覚した炭治郎。夢から目覚めるために斬るべきものを悟り、自らの頚を斬る。その一方で、炭治郎たちの精神の核を破壊するため、無意識領域に入り込んだ魘夢の協力者たちもまた、目的を達成できずに焦りを募らせていく--。

第五話 前へ
無限列車と融合した魘夢により、列車の乗客二百人余りが人質となってしまう。列車内では魘夢の操る触手が乗客に迫り、一人で守り切ることに限界を感じる炭治郎。しかし、いち早く覚醒した伊之助に加え、襧豆子、善逸、煉獄も戦いに加わり、乗客の命を懸けた総力戦が始まる。

第六話 猗窩座
ついに魘夢の頚を斬り落とした炭治郎と伊之助。無限列車は横転し、炭治郎たちは列車から放り出されてしまう。満身創痍の中、煉獄から乗客たちの無事を聞き安堵する炭治郎。しかしその時、二人の目の前に一体の鬼が姿を現す──。

第七話 心を燃やせ
炭治郎と伊之助が見守るなか、猗窩座と煉獄の激闘が続いていた。何度斬られても即座に回復する猗窩座に対し、確実に消耗していく煉獄。戦いに終止符をうつべく、煉獄は渾身の力で奥義を繰り出す。誰も死なせまいとする煉獄の死闘が、ついに決着のときを迎える--。
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 5

73.4 13 2021年秋(10月~12月)アニメランキング13位
アイの歌声を聴かせて(アニメ映画)

2021年10月1日
★★★★☆ 4.0 (62)
220人が棚に入れました
長編オリジナルアニメーション映画『アイの歌声を聴かせて』
ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

幸せ

かなり楽しみにしていたアニメ映画です。
私はこの作品を知りませんが、Sunny boyだったかな?
アニメを見終わって必ずCMが流れてて、AIとか歌とか私の好きな題材のキーポイントが多くて凄く期待したってのが、この作品を見ようと決めたポイントです!

さて、物語は試験中のポンコツAIのシオンが転校してきてから始まります。
5日間の短く長い物語の始まり。

1日目

AIと言えば完璧なイメージがありますが何故AIの彼女はポンコツなのか……

1つは極秘実験なのに力加減を一切しない。

{netabare} プールに潜れば永遠に水面に上がらないし、片手でバスケットボールを受け止めて片手で凄い力とスピードで投げ返したり、完全に自分の正体を隠そうとしなかったりw{/netabare}

2つ目は転校初日にシオンはミサトに「幸せ?」と聞く。
彼女はAIで「幸せ」とは何か解らないけど幸せ?と聞いてくる。
彼女には幸せはわからず、自分で調べた幸せを実行していく。
ミサトに幸せになって貰いたくて。

{netabare} 友達を作らせようとしたり、AIロボを暴走させピンチになれば白馬の王子様が登場すると思い暴走する様にAIにお願いしたりw
王子様を確認しようと、人気の男子ごっちゃんにキスをしようとしてみたりw {/netabare}

実は実験の責任者はサトミの母なので密かに行われた実験でシオンがAIだとバレてはダメなのですが……

{netabare} 初日でバレた……4人のクラスメイトの目の前で、間違えて緊急停止ボタンを押してしまい……お腹から何か飛び出して…… {/netabare}

ミサトは母がどれだけAIに力を入れてきたか知っているから、密かに知ったこの実験を成功させてあげたくて……
そうして、5人の秘密がはじまる。

2日目

ごっちゃんとアヤのすれ違い。
2人は恋人同士なのですが、いつしかすれ違っていた。
この理由がまた学生らしくて、あるよなぁ〜ってなりますww
思春期だから悩みも不安も沢山ある、相手の何でもない言葉や態度に不安になり、どうすればいいのか解らなくなる……

でも。
{netabare} シオンの「ごっちゃんはアヤの者じゃないよ」って言葉で、アヤもやっと自分の気持ちに勇気を振り絞る事が出来た。
「もっと素敵な人がいる」失恋した人にはNGな事をシオンが言っちゃたりもしてたけどw
シオンのおかげで2人は仲直りが出来た{/netabare}


3日目

サンダーの試合の話
試合本番に弱くて負けてばかりのサンダー
{netabare} でも、シオンが練習に付き合ってくれてw
AIでも女の子の素体だからかサンダーは練習しにくそうでww
それに比べて本番は男子相手だからやりやすかったのか初勝利を決める事になりました。{/netabare}


4日目

サンダーの初勝利パーティーとし学校を抜け出す6人
しかし、このパーティーが結果的に……

シオンは新しい幸せの形を見つける。
{netabare} 誰かの幸せは誰かを幸せにする。
シオンが気付いたのです。
トウマがミサトが好きで、ミサトもまたトウマが好きだと言う事実を。
そこで、ミサトを幸せにする為に告白の舞台がまた素敵なのです!

ソーラーパネルの向きを変えて月や夜空を反射させた地面に光のイルミネーションに空に打ち上がる花火にシオンの応援ソング{/netabare}
告白の舞台としては最高です⸜(๑⃙⃘'ᗜ'๑⃙⃘)⸝

そんな告白の最中、シオンを初め全員捉えられてしまう。
{netabare} それはシオンの制作会社の星間エレクトロニクスの大人達だった。
いきなりアンカーみたいなのを撃ち込まれて残酷なシーンでした(*꒪꒫꒪) {/netabare}

5日目

{netabare} シオンは自分の実験結果を改ざんしていたものを送っていたのでした。{/netabare}

彼女にとって実験なんて関係なくてミサトに幸せになってもらいたくて勝手に考え行動した。

{netabare} 確かに、AIが自立して何かを起こすとエラーやバグとして処理されるし、AIが映画みたいに反逆行為を起こして人間を襲うかもしれない。
そうなると取り返しがつかなくかる……だから、処分される結果になる。{/netabare}
危険を考えたらそれは仕方ないかもしれない…………って思うけど……

それは違うって思います。
{netabare} 大人達からみたらAIが自分達の監視外で動いていた。
結果だけみたら怖いですよね。

でも、ミサト達からみたらシオンは沢山の幸せを教えてくれたAIなんです!
すれ違いの恋心を修復してくれたり、初勝利出来る様に練習に付き合ってくれたり、幸せになって欲しい女の子に告白される舞台を整えたりシオンは幸せになって欲しいって気持ちだけなんです! {/netabare}

確かに彼女は間違えた事もありました。
{netabare} ロボの三太夫を暴走させたりもありましたが、あれだって誰も傷付けてないし止めようと組み合ったサンダーも怪我はしてません。{/netabare}

だから、きっと彼女はその辺も解っていた。

彼女達の中でシオンはAIではなく友達なんです!

シオンの本当の正体には涙がボロボロでました。
シオンの試験内容に「誰かを幸せにする」なんて課題もなければ、何故、ミサトと母の1日が始まる前の掛け声を知っていたりした秘密も明かされましたし、シオンが昔からミサトを知っていた様なセリフがありましたが、それも明かされました。

シオンのミサトが大好きな気持ちに私は映画館でボロボロ涙が出てきて鼻水まで出そうになるし、鼻をジュルジュル言わせたら隣の人に「コイツ泣いてんな〜」って思われそうだったので、我慢しました‪(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)‬
それほどにシオンのミサトへの想いや気持ちの強さが心にグッときました。

シオンの正体を知ったミサト達は……

{netabare} 敵陣本社に乗り込みます!
そこで、寝たきりのシオンに再開する。
必至に呼び掛け目覚めるシオンに呼び掛けると目を覚ました。

でも、大人達にバレてしまいシオンを逃がそうと友達達も時間を稼ぐ為に頑張ってくれたけど……シオンもバッテリーが少なくて稼働時間も時間の問題。
最後の力を振り絞り他のAI達に協力して大人達の足止めしてもらう。

会社を封鎖された中でシオンを逃がす彼らの作成それは……シオンはAIだから器は必要ない。
シオンの心を別の場所に逃がす為に屋上へと出る……
シオンとはもう触れ合う事は出来ないけど……

彼女を宇宙空間の衛生へと移す作業が始まる。{/netabare}

シオンは嬉し涙は知らなくて、最後も嬉し涙を流すミサトの涙の意味はわからなかった。

だって、悲しいから涙がでるって認識なんだもん‪(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)‬
{netabare} それでも、ミサトは笑顔で笑って感謝を告げる。
そして、ミサトと過した5日間を思い返したシオンも最初の頃とは違い「幸せの意味が解らない」と言っていたけど最後は「私は幸せだったんだね」って幸せの意味を知ることが出来た。{/netabare}

シオンは沢山の幸せを皆に与えたけど、シオンも知らずのうちに幸せを貰っていた事に気が付いた(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)

{netabare} シオンの居なくなった学校で彼らは集まって、告白もしたトウマとミサトはまだ少しウダウダしてて、それを衛生からみたシオンが2人に声を掛ける。
彼女は、ずっと見守ってくれるのでしょうね。{/netabare}

さて、最後の三太夫の顔に貼られて居た物が凄かったですねw
劇場では笑いが漏れてたけど私は感極まって涙を拭うのが必死でしたw

サンダーは愛は重いなぁ〜
愛を拗らせるタイプですねww
{netabare}一応、サンダーの告白が成功してたけど柔道の練習相手としてOK貰えたなんて思ってないんだろなぁww

でも、サンダーの恋の形って素敵だと思います。
恋って誰が誰を好きになってもいいものだし例え相手がAIでも好きって気持ちに代わりはないと思いますし、それを否定する事は誰にも出来なくて否定しちゃダメだと思うからです。
だから、サンダーの片思いって面白いなぁ〜って思います。{/netabare}
恋の形って人の数あって全然違う形をしてる気がしますꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ

全体的な感想としては……

物語に無駄がなくテンポも凄く良かったと思います。
歌も演出が少しミュージカル風な感じで、普通に飽きることなく楽しめました。
凄く面白い作品ですし時間ある人は是非見てもらいたい作品です(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)

投稿 : 2022/08/06
♥ : 17
ネタバレ

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

あの素晴らしい「愛」をもう一度

2021年11月16日記載

まずは最初に、僕が予告編を初めて観た時、端的に思い浮かんだ印象を、此処に述べておくと致しましょう。

『ポンコツAIと苦労人少女の百合アニメ』

正直『そういうジャンル』に全く興味が湧かない僕としては「別に観なくてもいいかなあ……?」程度の印象に留めて、思考を終わらせてしまっていました。
しかし、その認識自体が実はとんでもない錯誤であるのに気付いた上映時の事。
そんな程度の低いイチャイチャ次元物語では全然無かった事を痛感してからは、思わず当時の自身を殴りたくなった次第。そんな自分が本作に満足出来たのは、最早言うまでもありません。

この映画はミュージカル映画です。しかしそこらの有名作品よりも「歌う理由」と言うのがしっかり物語の中で構築されており、突然出てきた歌唄いAIの登場に周囲のキャラクターが戸惑う序盤から、段々移ろっていく心境の変移がとても滑らかで堪りません。
また、この物語は受け取る側の志向によって、どんな印象にも移り変わります。
色々な見方を与えてくれると言うのは、ただそれだけで価値を齎す『傑作』の特徴ですが、本作はその盤上に見事乗っかっていた次第。ある人は素晴らしい青春SF群像劇と思うだろうし、ある人は恐ろしいSFホラーだと思うかもしれない。これはAIに触れていく過程を、登場人物と共に追体験していく展開であれば当然の事象でしょうが、ただ1つ揺るがないのは「サトミはこれで救われた」と言う事です。不変の想いが形を変えて、最高に素晴らしき友情と純愛を齎した……この物語はそれで充分『幸せな終わり』なんだと、僕は強く思っています。


{netabare}
さて、僕は本作を『[AI]と[I]と[愛]が見事に上手く絡み合った、友情と純愛のロマンティックSF群像劇』と解釈した次第。
ええ、これは最高の友情映画であり、最高の純愛映画なんですよ。「AI」が物語に絡んでくる中で「愛」の形を知っていき、それぞれが「I」を込めて歌う事で、自らの想いを届けていく。その過程が確かな『幸せ』となりて息衝いていく様を、見事な展開で魅せ付けられました。
その心は、決して後悔しない為。好きだと思える大切な人に、大事な想いを吐露する行為。
その素直さを教えられたのはシオンの起こした行動が全てであり。そんな彼女が教えられた行動経緯の起因には、本作の最重要人物、トウマがいます。
少年の頃から抱いていた、たった1人の少女に対する彼の願いが。今でも心の中では思いつつ、形に出せなかった無垢なる想いが。シオンと言う体現者に「愛の形」を託した上で、その不変を色濃く示した訳で。
それはシオン本来の「疑問」でありつつ、トウマ本来の「願い」でもあり。その軌跡全てが「サトミを幸せにした」んです。トウマの為に独りぼっちとなったサトミを「もう1度幸せにした」んですよ。


この『AI』を通した関係の中で紡がれる『人間の想い』の両立が余りに綺麗で眩しくて、どうしようもなく愛おしくて。どうにも胸がいっぱいになって、抑え切れなくなってしまいました。
ただ正直な所、シオンに明確な自立精神があったかどうか。命令に囚われないで得た心があったかどうか。作中では堅実な確証で以って断言する事は出来ません。
彼女自身がしていた事は、全てトウマの願いに従って起こした従属なのは確かな事。
「シオンは今、幸せ?」と言う疑問に肯定出来たのも「人間を幸せにする」AIの原理に従った結果に過ぎないかもしれません。
しかし、シオンもこれまでの過程で多種多様なそれぞれの『幸せ』と『愛』の形を学習し、記憶し、応用し、確かに関わった時間があります。だからこそ、最後のトウマの台詞が心に強く響くのです。

「シオンにも、心はあったんじゃないかと思うんだ」

そう、結局は「受け取る者次第」
『人間』として『AI』に対する想いとどう接していくか。人間のみが持つその機微が、大切な関係と成り得るのです。
それ故本作は、青少年達の変わり行く心理の行方を描いた友情映画でもあるし、幼少期より抱いてきた想いが見事形を変えて体現した最高の純愛映画でもある。
そしてアンドロイドのシオンが加わった事で、新たな関係で再度彩られた、良質なSF映画と断言出来ます。
だから僕はこの作品が好きなんでしょう。色々な見方を与えてくれて、観る度に気付かなかった発見を魅せてくれる。このアニメ映画が好きなんでしょう。

本作に登場する子供達は、AIとこれから密接に関わっていく事が増えるかもしれない世界の中で、物語が導き出した理想像です。
この『物語』をどのように捉えるかは人それぞれでしょうが、少なくとも僕は本作を観た後、確かな「愛と希望と未来の笑顔」を信じたくなってしまいました。
シオン(AI)と関わった子供達の未来が『幸せ』で溢れますように。
「手を繋ぐ事の出来た」2人の未来が、もっと『幸せ』で溢れますように。
『アイの歌声を聴かせて』はそんな願いを観客にも抱かせてくれる、正しく『愛の物語』でした。
{/netabare}

最高の友情と純愛を魅せ付けてくれた本作に、大きな愛の感謝を込めて。
サンダー、ゴッちゃん、アヤ、シオン、そしてサトミとトウマの皆が大好きです。
この幸福の輪が更に広がっていく事へ『人間』としての願いを込めて。締めの運びと致しましょう。

ああ、最高に幸せだ。


P.S.
本作が気に入った人は、ロバート・F・ヤングの時を越えしロマンSFや山本弘のアンドロイドSF小説『アイの物語』が気に入るでしょう。
特に後者は、吉浦康裕監督も確実に意識していると思いますので、鑑賞前でも鑑賞後でも、読んでみる事を薦めます。リスペクトオマージュ盛り盛りで、中々面白いですよ。


2021年11月18日追記
{netabare}
-----------------------------------------
吉浦康裕
@yoshiura_rikka

#アイの歌声を聴かせて
サトミとトウマのフルネームはそれぞれ、天野悟美(あまのさとみ)、素崎十真(すざきとうま)です。この二人の名前はペアで考えました。どういった意味合いでペアになっているのか、分かった人は相当マニアックです。

午後0:00 · 2021年10月31日·Twitter Web App
-----------------------------------------

ついさっき、この名前の由来に気付きました。裏設定でこんなに感動したのは、久し振りの事だと思います。
素崎十「真」と天野「悟」美。取り敢えず分からない人は、もう1つのアイの物語『わたしは真悟』を読んで下さい。

そうか、シオンは真悟でもあったのか……鳥肌止まらないですよこれは。
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 6
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

落ち着けと言われて落ち着く奴がいるか!え、いるの?

この話は母親がAI会社の結構すごい人なJKの話

まず本作を一言で言うなら「稚拙」としか。
AIという現台風の要素を取り柄ながらもその実は古典的な芸風
理論の爪が甘く、わざわざ現代風にしてる意味がない。さらに物語自体がつまらなく、もうどうしようもない
例えるなら「昔ながらの少女漫画を無理やり現代風にしたはいいものの、そこで満足しちゃった」的な

詳しく書いていきます
要素としてAIをメインにした青春ものです。近未来(というと大袈裟なのかもしれませんが、ほとんどの道具に高度なAIが仕込まれている世界)という設定で、いかにも現代らしいもの。
現代SFと青春系を組み合わせた如何にも、な作品。
まぁ期待はしていませんでした。

主人公の見た目がかなり好きなのですが、物語の内容がものすごく、といえるぐらいつまらない。
ありきたりな青春ものに無理やりAIという要素を組み込んだだけの作品であり、下手に中途半端。これを観るなら他の青春系アニメをみることをオススメします。そうですね…「思い思われふりふられ」とかが本作の上位互換な気がします。
AIがあったらこんな青春の可能性もあるのかなぁ、という妄想につきあわされるのが苦でなければ全然いいんじゃないですかね。知らないですけど。

音楽パートが存在します。
急に歌うよ。
これは私だけじゃないと信じてるのですが、歌聞くときって歌詞聞きませんよね?なんか歌詞は語呂が全てだと思っているので、歌詞の意味とか考えたことなかったんですけど、本作ではセリフがまんま歌詞になっているのでちゃんと聞かなければなりません。それに気づいたのは後半からだったのでちょっとばかし後悔してますが、どうせロクなことは言ってないのでそこまで…
ということなので、皆様は注意してお歌を聞いてください

{netabare}
個人的にはサトミちゃんは告白を受けずにそのままの友人関係でいることを望むようなラストが良かったのですが…まぁもし、そうなったとしても今までの展開が全て無駄になるので、それはそれでクソアニメとして認定するでしょう。
というかサトミちゃんが主人公だとは思いませんでした。ポスターであんなデカデカとAIちゃんが映ってるんですから勘違いしても仕方ないと思います。ええ。

あでもお母さんがヤケクソ暴走状態になるシーンは好きです。でもその後協力するシーンは嫌いです。どうしてアニメ映画の中では大人が悪いんでしょうね。正義感に縛られた理想主義者が非正義を壊すってそれ大きな声で言って大丈夫なのかな
{/netabare}

監督・原作・脚本は吉浦康裕さん。え!?イブの時間の!?なんでこんな中途半端な設定にしたの!?サカサマのパテマはロボットもんじゃなかったからって思ってたけどもしかしてイブの時間がたまたま?
キャラデザは島村秀一さん。ハチクロの方ですね
劇伴は高橋諒さん。ようじつの方ですね
アニメ制作はJ.C.STAFFさん。とあるの所ですね

キャラデザがあんま好みじゃありませんでした。なんか…なんでしょ。主人公以外見た目がすきじゃない…
主題歌…主題歌の名前なんだっけ?まぁ、ミュージカルですのでどっかで主題歌歌ってます。AIちゃん役の土屋太鳳さんが歌ってたやつ。
声優さんは。はい。脇役は豪華でしたね。豪華声優のくせに合っていないキャラが多数存在してたのが声優さんにとって可哀想で仕方がありません

一番守りたかったのはなんだったのか
ということで締めます

投稿 : 2022/08/06
♥ : 0

73.4 13 2021年秋(10月~12月)アニメランキング13位
整形水(アニメ映画)

2021年9月23日
★★★★☆ 3.8 (16)
53人が棚に入れました
誰もが美しくなれる奇跡の水。つけたら最後、破滅のはじまり――。小さい頃から外見に強いコンプレックスを持ち、人気タレントのメイクを担当しているイェジ。タレントからは罵倒され、ふとした偶然で出演したTV番組では、自分への悪意ある書き込みで自暴自棄に。そしてある日、巷で噂になっている“整形水”がイェジの元へ届けられた。顔を浸せば、自らの手で自由自在に思い通りの容姿へと変えることができてしまう奇跡の水。後遺症も副作用もない。美しくなりたいという欲望に駆られ、イェジは“整形水”を試すことを決意する。全く新しい人生を歩むために。それからしばらくして、周囲で不審な出来事が起こり始める……。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

整形大国・韓国が自戒するルッキズムの極致

韓国のウェブトゥーン(スマホ向けに縦スクロールして読む形式のwebコミック)にて連載のオムニバス『奇々怪々』の中の人気エピソードを、同国のスタジオ制作でアニメ映画化したサイコホラー。

【あらすじ】
{netabare}容姿にコンプレックスを持つ、芸能事務所メイク担当の女・イェジ。
外見至上主義(ルッキズム)による蔑みを受け続け、荒んでいく彼女の元に、
「整形水」なる美容液が届く。
”美(にく)”を自在に練り直すことができる魔法の液体により、超絶美女・ソレに生まれ変わった彼女は、
幸せな人生を掴むため街に繰り出すが……。{/netabare}

【物語 4.0点】
やはりそう来るよね→と思わせてからの容赦なき二番底、三番底。

表層だけ楽しむライトな見方でも終始悲鳴を上げられる。
が、深読みするコア層。
例えば、韓国で、整形にまつわるアイテムの話なら、『笑ゥせぇるすまん』的にも、
どーせ、こうドーン!と落として、教訓はこうだろう?
との予想に中盤までは応えて、やっぱりねと安心させておいて、
そこから違う展開で魅せ、唸らせる。
近年の韓流映画のトレンドを押さえた多段構造のプロット。


韓国と言えば、整形により顔面崩壊したグロ画像ニュースがしばしば飛び込んで来ますが、
本作は過剰な外見至上主義(ルッキズム)をテーマに、
整形大国の社会問題に深く切り込む。

ネット大国でもある韓国。
“指殺人”と揶揄されるネット上の激しい誹謗中傷も、歯に衣着せぬセリフ回しで表現。
おぞましい整形、ホラー描写も多々あった本作ですが、
私が一番醜いと思ったのはネットリンチの描写。
{netabare}主人公が整形前に外見によりトップタレントからの虐めで受けたストレスを、
匿名コメント欄のバッシングで憂さ晴らしする場面。
ろくに努力もせず、怠惰な肥満体で、菓子を貪りながら、
有名人を、ネットでカチカチと叩いて嗤う。{/netabare}
匿名で他者を貶める人間など、所詮あのような浅ましいブタ野郎なのだと再認識w


【作画 4.0点】
アニメーション制作・SS Animent

主役ヒロインのビフォアアフターからしてキャラデザ変化が急激。
整形前や、周りの一般人は、細目&釣り眼のリアル調の顔立ち。
整形後や、美人さんたちは、瞳が大きくてキラキラした日本の漫画に多い理想像。

融通の利くCGの利点を生かして変身により現実と理想を往復する
自身と環境の激変に対応。

こねて、かためて、ドロドロと液体に絡めて、削ぎ落として……。
”美(にく)”の描写もとにかく激しいw
ステーキなど挑発的な飯テロ?も挟んで来ますが、
出血多量も伴う本作鑑賞後、焼き肉にがっつける勇者がいたら俺は尊敬しますw
描くからには、そこまでやる?って位やり切るのが韓流ですw


【キャラ 4.0点】
主人公イェジ。
美女ソレとして生まれ変わっても尚、消えないコンプレックス。
真っ直ぐにならない心根、愛情への飢餓感。
典型的だが、整形大国の歪みが凝縮された良好なヒロイン。

それはトップタレント美女のミリも同様で、
美人なら社会は何処まで許してしまうのかと執拗に問い続ける。

イェジに転機をもたらすイケメンのジフンさん。
(※核心的なネタバレ){netabare}美貌が損なわれるのを恐れずに、女の美を楽しむには男になる他ないという極論を体現。{/netabare}


警備のおっさん、コンビニ店員。
主人公のビフォアアフターで露骨に反応が変わるモブも象徴的で明快。
美人になったからって{netabare}匂いまで良くなったと思い込んでクンカクンカ{/netabare}するとはw
ルッキズムの先入観って怖いw


皆、掌を返す中、変わらないのは主人公の両親が娘を想う気持ち。
子供のために{netabare}大金ばかりでなく”美(にく)”も切り{/netabare}与える親心に絶句。
身近にあった愛。気がついて欲しいのですが……。


【声優 4.0点】
(※日本語吹替版を劇場鑑賞)
主人公イェジ/ソレ役の沢城 みゆきさん。
内面外面共にアップダウンが激しい、絶叫も伴うホラーヒロインという難役。
さすがの表現領域の広さに加え、本作では口に綿を詰めて、
太っていた頃のヒロインボイスをカバー。
美人化後、あざとく微笑んで悩殺する、漫画的なショットにも難なく対応。
やっぱり、みゆきち。頼りになります。

ジフン役の諏訪部 順一さん。
楽しそうにイケボ飛ばしていて何よりですw

その他、上坂 すみれさんによるトップタレント・ミリの
張り合いがいのある高飛車ボイスに、
マネージャー役・日野 聡さん。"施術者”役・たかはし 智秋さん。
脇まで”ちゃんとした声優”陣で盤石の吹き替え。


【音楽 3.5点】
劇伴担当・ホン・デソン氏。
底辺の冷たさを思い知らせる静寂のピアノバラードから、
光の当たる世界のウキウキ♪BGM。
攻める場面では狂騒のシンセ重低音の連打で殴りかかり、
トラウマ増大に拍車。


【感想】
徹底した描写により、人間の上辺だけじゃなく内面の美醜をも引きずり出した
奥深いグロを喰らう衝撃作。
昨年のマイ最恐アニメは間違いなくコレです。
DVDリリース&レンタルも開始されたようなので、
興味のある方は胃腸の都合の良い時間帯(クドいがとても重要w)に覗いてみて下さい。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 14

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

かなり面白い。3DCGが不思議と今敏的な世界観とマッチしている。

 整形大国韓国だからこその整形批判…という点はもちろんあるでしょう。ですが、サスペンスホラーとしても相当面白いです。感じとしては、パーフェクトブルーに近いですし、結末はマルドゥックスクランブルのあるエピソード的な感じですが、いつもの真似という感じは全然しませんでした。
 ストーリーに真似があるとすれば「ヘルタースケルター」でしょうか。でもまあ、どちらかと言えばやっぱり今敏ワールドですね。
 ネット社会的な風刺や、見た目に関する劣等感の問題も入ってます。やっぱり韓国はエンタメに仕上げるのは上手いですね。

 CGの方向性をリアルの人に寄せていますが、これが不思議なくらい見苦しくないです。これを実写でやったら見てられないくらいの猟奇な感じがありますが、このCGの頃合がなかなかマッチしていました。

 つまり、社会的なテーマ性があるし、ストーリーが練れていて想像以上に面白いし、こういう本格的ヒューマンドラマのアニメが目新しいし(あるいは今敏以来)で、低予算っぽく見えるわりにかなり評価できました。

 こういうのが作られるなら期待できますね。

 ただし、です。韓国のエンタメ市場はドラマがほぼ9割くらいらしいですね。その他は映画です。ですから、アニメの市場は極めて小さいそうでアニメは発達しづらいんでしょう。
 それと、マンガアニメは「バカの壁」の養老孟司先生曰く、漢字ーかなの混合文字文化と大きくかかわっているらしいので、漢字を捨てた国では日本的アニメは発展しないでしょうね。

 こういうシリアスなドラマ風のサスペンスのストーリーは大したものです。この方向性で3DCGアニメ作ったら面白そうですね。今敏的世界感とマッチしていました。

 ただ、市場性ですよね。日本人くらいアニメマンガが好きな民族はいないでしょう。文学からして村上春樹とか芥川とか夏目とかマンガ・ラノベですから。
 韓国は前述の通りアニメ市場が厳しい。アメリカはこの手の作品なら実写ですよね。欧州はもっとアニメアニメしたほうが受けますし。となると日本ですけど、日本人なら韓流ドラマでしょうね。つまり、売り手がありません。

 結論としては、同様の作品があれば見たいと思うレベルの作品でした。ただし、作成が続くなら、ですね。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 8
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

起こる光景に目をそらしたくなる恐怖

 画像からしてホラー映画にしか思えないアニメ、見るか?迷ったです。吹替版が豪華声優陣が携わることもあり、衝撃の話題作だとかで怖いと思いながらも、見ないわけにいかないと決意し見てきたです。グロかったと呼ばれたアニメは今まで深夜放送録画で、内容も知らずに初めて見てきたこともあったので私、大丈夫だと思ったです。
 成形というと昔から韓国で流行っていることは、知られている題材なのでこれをどのようにアニメで表現するのかも、「私、気になります!」です。
 で、韓国アニメ劇場上映、初めて見たです。吹替版見たです。

 メイクアップアーティストのイェジが性格の悪い人気タレント、ミリから罵りを受けさらに、コンビニ、守衛からも馬鹿にされ、ネットでも誹謗中傷と外見のコンプレックスにストレスをさらにため引きこもっていたです。
 そんなある日、メール後に自宅に届けられた誰もが美しくなれるという成形水がきたです。それを利用し、販売者を訪ね恐るべき手ほどきを受け、成形したイェジが、ソレと名を変え新しい生活を満喫するも、欲望にとりつかれた行為が破滅へと進んでいくお話だったです。

{netabare} 悪魔の所業としか言いようのない、成形水の使用過程、自らの失敗から家族も巻き込み、美しさという怨念による異常な他人への犯罪、罪の引き起こす幻影、さらに信じた者の実態、狂った悪い奴による末路があったです。{/netabare}身の毛がよだつ、人間のすることとは思えない異常な展開だったです。まさに、サイコホラーです。R12です。「メイドインアビス」、「PSYCHO-PASS」とも違う異質なグロさを感じたです。

{netabare} 結局、悪い奴がのうのうとしていることや、変わり果てた誰かさんで終わってしまうことに納得いかなかったです。 {/netabare}
 人の弱みに付け込み、人を怪物にしてしまう成形水は許せなかったです。一滴残らず、完全処分するべきだと思ったです。この展開にならなければ話にならなかったけど、イェジに限らず最初に使わず捨てていたらと思うです。

 このアニメにおいて美しくなりたい、愛されたい、人間の果てしない欲望と狂気は恐ろしかったです。
 CGアニメで怖かったけど、キャラの動きがどこか不自然なところがあった点、一つ残念だったです。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 6

73.2 15 2021年秋(10月~12月)アニメランキング15位
先輩がうざい後輩の話(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (300)
900人が棚に入れました
糸巻商社入社2年目、早く一人前になりたい五十嵐双葉。ちょっとガサツだけど面倒見のいい先輩・武田晴海。双葉は武田先輩をうざいと思いながらも、本当はまんざらでもない様子だったり、でもやっぱり本当にうざいときもあったり…
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

からかい上手の武田さん

原作未読


職場恋愛。大人っすよ大人(笑)
まるで某高木さん♀のそれのように、武田晴海(CV武内駿輔)先輩♂が、後輩の五十嵐双葉(CV楠木ともり)をからかう感じだといえなくもない。恋心を隠してるかどうかは知りません。
武田はガタイがよく一見ガサツなわりには細かいところに気がつきけっこうな頻度でクリティカルを放つTHE体育会系。対照的に双葉は見た目幼いちびっ子なんだけどそこ指摘されるのは気に食わないタイプ。基本頑張り屋です。鈍感ガサツな武田にからかわれる度にイラっとくるみたいなやりとりを指して“先輩がうざい”となってます。実際のところ、武田の後輩指導は双葉の羞恥心喚起どまりで面倒見の良さが視聴者にもわかるコミュニケーションとなってます。悪意がなくそれでいて一線を越えず、言い過ぎたり本当にへこんでるのを察知すればきちんと双葉のストライクゾーンに響くボールを投げ込むため不快さとは無縁ですね。

そんな凸凹コンビが紡ぐほのぼのラブコメ全12話でした。定番(王道)と変化球の塩梅もほどよかったかもしれません。思いつくところで以下

■定番(王道)
ラブコメはキャラが大事で見た目も性格も対照的な二人の絡みは相性がよいです。
要領が悪かったりなにかしらコンプレックスを抱えながら一生懸命頑張るヒロインと、そんなヒロインに迎合しないけどぞんざいな扱いをするわけでもなく適宜ヒロインが欲しい言葉を投げてくれる男の構図は少女漫画での定番カップルの構図ですね。放送中に目についた版元の“一迅社”は沿革みたところ少女向け媒体に強みありそうな出版社なので関係してるのかもしれません。

「この人あたしのことどう思ってるのかな?」

ここに至るまで適当なジャブをかましながら一定のラインを越すアクションを仕掛ける。その反応を見ながら何度かライン越えすると相手の警戒も解けるのです。その過程をきちんと辿ったストーリーだと思います。


■変化球
ありがちな“実は有能で優しい陰キャ”♂主人公の対極にあるキャラに新鮮味があります。一方♀は“かわいい”を全面に出した安全牌キャラでした。
ナントカの王子様的なビジュアルに頼ったわかりやすいイケメンではないけど女子のニーズをきちんと捉えているタイプですね。

完走して思ったのが{netabare}“三角関係の放棄”。双葉祖父が代替と勘違いしかけましたが基本ガヤです。{/netabare}
話の凹凸をつけづらいけどふっ散らかる心配もなく評価が別れそうなポイントでした。


ヒロインの楠木ともりさんは『ガンゲイルオンライン』レン役で認知した声優さんで今回もちびっ子役です。収まりがいい感じ。周囲を固める声優さんも適材適所だったと思います。
いわば手堅い作品。大きい波とは無縁ですが安心安全な佳作の印象です。



※ネタバレ所感

■だが断る
一言モノ申したいところはありますよ。評価爆上げとまではいきませんでした。

1.{netabare}社会人?{/netabare}
 {netabare}らしさをあまり感じません。双葉の見た目は当然として主要キャラの世代が狭い範囲で固定されたのが要因ですかね。おじいちゃんはイロモノ扱いだし、職場で唯一の大人枠部長は空気でした。高校生/大学生設定でもそのまま使えそうなパッケージだったと思います。{/netabare}
 {netabare}世代の固定ともう一つ。あけっぴろげなんですよね。“秘するが花”社内恋愛の醍醐味でしょうに。皆の見てる前でイチャコラはご法度です(笑) 和気あいあいとしすぎる職場環境は気になりませんでした。
フォローもしとくと、商事会社っぽいですが安パイなお得意取引先で食ってる小規模企業でしたら自ずと家族的な雰囲気を醸成したほうがうまく回ったりします。それに社内イチャコラといってもよくよく見れば好き好き光線の発信元は双葉のほうで武田にはありません。湿っぽくならない良きバランスではありました。{/netabare}

2.{netabare}見た目のハンデ{/netabare}
 {netabare}双葉が新卒三年目設定だと25歳になるわけですがどうみても十代半ばです。見た目もそうだし言動も幼い。清少納言ですら『瓜にかぎたるちごの顔』をうつくしきものとして、ちっちやいのを愛でる精神は日本人の血肉レベルに落とし込まれてることからそこをどうこう言う気はありません。むしろ日本文化を体現した世のロリコンどもは胸を張ってよい!
物語途中から登場の同僚桜井さんの弟君も高校生設定なのに見た感じはショタでした。このギャップを設けるメリットは好きだ惚れたの恋愛ドラマ未満にしてコメディ路線をキープできること。本気にしたらニッチな性癖を刺激することになります。一方デメリットはそのまんまラブ放棄。毒にも薬にもなりにくい仕上がりとなりますね。{/netabare}


■訂正しお詫びとさせていただきます

{netabare}冒頭。武田先輩をからかい上手としましたが、終わってみれば風間くんに対する桜井さんの振る舞いの足元にも及びませんでした。
桜井桃子(CV早見沙織) VS 風間蒼太(CV土田玲央) 両名にむしろラブコメの波動を感じたことで本作を良しとしたいと思います。{/netabare}

あいも変わらず{netabare}パピコは偉大なり! 最近セブンイレブンでお見かけしないのが寂しい限りです。{/netabare}



視聴時期:2021年10月~12月 リアタイ

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2022.02.06 初稿

投稿 : 2022/08/06
♥ : 40

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

社会人ラブコメ

全体的に社会人ラブコメで好きなんだけど。
武田先輩みたいな感じで双葉ちゃんに接する様子はちょっとイラッとくるなあ。頭なでなでは良くないのでは?好感度高いから大丈夫なんだろうけど。
いくら背が低いからって成人しているわけだし、大人として接するのが当たり前では?
お見舞い回は凄いなあ。男女が二人きりだもの。何も起こらないなんて考えにくいよね。僕の想像力が豊すぎるからかもしれないが。作中でももっとイベントほしかったものだ。
桃子さん半端ないなあと。あんな性的?視線にさらされつつも段々と自ら大胆に口説いているてきな?分かりやすい。

上述の通り、時折イラッときてしまったのだが、基本的には優しい世界で皆の恋路を応援したくなる作品だった。


OP
アノーイング!さんさんウィーク! 五十嵐双葉(楠木ともり)、桜井桃子(早見沙織)、黒部夏美(青山玲菜)、月城モナ(古賀葵)
ED
虹が架かるまでの話 堀江由衣
アノーイング!さんさんウィーク!って337拍子に合わせて社会人を応援している感じ溢れた素敵な楽曲だと思った。
からの堀江由衣。良い


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
糸巻商事入社2年目、早く一人前になりたい五十嵐双葉。 ちょっとガサツだけど面倒見のいい先輩・武田晴海。 双葉は武田先輩をうざいと思いながらも、本当はまんざらでもない様子だったり、 でもやっぱり本当にうざいときもあったり… 奮闘社会人の日常ラブコメディ!


#1 お互いの歩幅
糸巻商事に勤める、入社2年目の五十嵐双葉。その会社の先輩、武田晴海は双葉に対し子どものような扱いをしていて、うざがられていた。そんな中、双葉と武田は取引先へプレゼンをしに出かけるが、初プレゼンとなる双葉は緊張していた。

#2 うどん、ときどき満月
風間、土方、大石は社人気ナンバー1の桜井桃子の話で盛り上がっていた。双葉は桜井のプロポーションと自分を重ね「もしかしたら、武田先輩に女性として見られていない…?」と思うようになる。終業後、双葉は夏美と買い物に行くのだった。

#3 そしてクリスマス
もうすぐクリスマス!夏美は双葉に「誰かにプレゼントあげたりするの?」とニヤニヤ。最初は迷っていた双葉だったが、日頃お世話になっている武田へプレゼントを買うことに。クリスマス前夜、なかなかプレゼントを渡せずにいたそんなとき、夏美から電話がかかってくる。

#4 そばにいてくれる人
双葉は風邪を引いてしまい仕事を休んでいた。一人暮らしで心細く思っていると、武田が見舞いにやってくるが、次は武田が風邪を引いてしまった。どうやら双葉の風邪が移ったらしい。今度は双葉が武田のお見舞いとお世話をしに、武田の家へ行く。

#5 バレンタイン交響曲
バレンタインシーズン!ざわつく男性陣。そんななか密かに風間は、街角で背の高い男性と歩く桃子を見かけてしまった。バレンタイン当日、桃子はどことなく元気のない風間に気づきつつもチョコを渡すが…。

#6 双葉大好きおじいちゃん
双葉を幼いころから溺愛する祖父から、雛人形の写真と共に「今年もやっとるぞ〜♡」と双葉へメッセージが届く。3月9日、偶然にも誕生日が一緒だということを知った双葉と武田はお互いに花を買うことになったが、いるはずのないおじいちゃんが双葉の誕生日を祝うためにバイクで2人の前に現れる…!

#7 いま、ここで
持久走の練習をしていた優人は夏美とたまたま出会う。優人は『運動が苦手だから迷惑になる』という理由でバスケ部への入部をためらっていることを夏美に話し始めた。夏美も過去、双葉との間で『好きなことをやる』ということについて知られざるエピソードがあった。

#8 それぞれの休日
3連休。双葉は掃除、ビジネス書を読む、ヨガレッスン、など休みを有意義に過ごすための予定を入れていた。しかし、ひょんなことから武田が、家に来てくれて一緒に過ごすことに。一方、桃子と風間は水族館デート!イルカショーを見たりと楽しく過ごしていくが…。

#9 ウキウキ夏休み
双葉、武田、桃子、風間、夏美、優人たちは週末を使って一泊、海へ遊びに行くことに。ビーチバレーをしたり、スイカ割りをしたりと楽しんでいた。その夜、みんなで花火をしていると、優人はひとり何か思い悩んだ表情で線香花火を見ていた。

#10 秋、あるいは日常の日々
季節は秋。たまたま公園の近くを歩いていた風間は、バスケットコートでシュートの練習をしている優人を見つけ、教えてあげることに。今度また教えてあげる約束をしたことを桃子に話すと「見に行きたい!」とウキウキで一緒に行くことになるが、なぜかそこへ双葉、武田、夏美が合流!?夏美チームと風間チームに分かれてゲーム開始!

#11 めぐる季節
年末、仕事納め。双葉は夏美と、桃子は風間と、みんなそれぞれ思い思いの年越しをしていた。年が明け、双葉は着物に武田からもらったマフラーをして夏美と初詣に出掛けた。そこで、武田と偶然出会い、察した夏美は用事を思い出したとその場から離れてしまった。

#12 先輩がうざい後輩の話
武田が頑張っていた仕事が大成功し、手柄を立てた。嬉しく思う双葉だったが、女性社員に囲まれ皆に飲みに誘われている姿を見てどこか心が苦しくなる。双葉はその夜一人で居酒屋に入って武田との出会いを思い返していた…。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 8
ネタバレ

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

おもしろかわい楽しかった。

いやー最初に言っておきますが、
とってもかわいくて、おもしろくて、楽しかったです。

久しぶりに、ニヤニヤ、背中のあたりがくすぐったくなる感じを味わいながら見てしまいました。(正直、客観視すると気持ち悪いと思いますw)
私の中では、良質な職場ラブコメだと思いました。


実際、ラブコメ要素としては二軸で進んでいってるんですけどねー、どちらもニヤニヤが発生してしまうのは大したものですw。


まぁ、この際、野郎はどうでもよいのでwヒロインさんについて語りましょうかね。


メインの主人公(ヒロイン)は、
規格外のチンチクリン(今回は誉め言葉的な意味で)のOL:五十嵐双葉ですねー。
確かに、他のコメントを書かれている方々がおっしゃるとおり、だいぶ幼い方へ振ったキャラクターを持たせてありますが、まぁアニメのコメディと考えれば許容もできるレベルかな、と私は思いました。
それに、ちんまりとして頑張っている様がなんともかわいらしいw。
色々と表情豊かな点もプラスに評価しちゃいましたねぇ、私は。
とにかく、いちいちかわいいなぁ、と思ってしまいました。
この「かわいい」もホントに幼い意味でのかわいい割合が多い気がするのですが、まぁ、賑やかで、元気で、かわいい ⇒ 観ていて楽しいに変換された気がしています。


そして、もう一人のヒロインと言ってもいいのが、
規格どおりのOLさんでしかも美人さん(私の所感では美人さんよりも愛嬌のあるいい女系へ振っている感じなのですが)の桜井桃子さん。
メタな話をすればCV:早見沙織さんという事で、この点も私的には注目しちゃいました。
どちらかと言うと、ステップアップしながらの恋愛路線は、この桜井さんの方がスピーディーかつ順調に進んでいきますよね。
この桜井さんとお相手の風間君とのやり取りもニヤニヤが止まらない系でした。
まったくもって羨ましい限りです。

ちなみに、自分の大きなバストを注視された時の過剰とも過小とも言えない反応、上品とも下品ともとられないようなフラットな余裕のある振る舞い、なんかイイですよね。
自分的には「いい女」感を感じてしまいます(個人の感想です)。

ああ、なんか、でっかい高木さん(誰w?)をイメージしてしまいましたねぇ。



そして、もう一人のOLさん、月城モナさん。
私的には、この「謎」のOLさんに興味津々でしたw
視聴していく中で、掘り下げエピソードとかあるんかなぁ、と期待をしていたのですが、スモールエピソードとしてはいくつかあっただけで、残念ながらボリューム不足でした。
もう少し、活躍の場が欲しかった!!!。
実際、かなり面白そうなキャラ付けがしてあるんですけどねー。
もし、続きのシリーズが出来たりするのなら、個人的にはおもしろエピソード期待です。



あとはー、双葉の中学時代からのお友達の黒部夏美さんもいましたねー。
金色の目が印象的なスポーティな女性でした。
双葉をからかいながらも、応援するようなところはやっぱりいい友達ですねぇ。
ちょっと、何考えているのかわからないところもあったりしますが、この夏美さんもなんかエピソードあるといいですかねぇ、次のシリーズがあったりしたら。
{netabare}桜井さんの弟の優人と絡んだ時に頬を赤らめていたりもしたので、コレも怪しいかもですね。{/netabare}


物語自体は、筋として機能していたのは意外と桜井さんと風間君の恋愛ルートだったかもしれませんね。
双葉と先輩の絡みは物語の筋と言うよりも、お仕事日常系のワチャワチャ感だったかもしれません。
それでも、最後にはほんわかと恋愛観的なものがあったり、双葉の成長を承認するところが有ったりでいい感じでした。

それから、主にOP/EDになりますが、こちらも私的には楽しかったです。
好きなタイプでした。
特に元気で楽しいOPは毎回視聴でも苦痛では無かったです。
EDもそうですね、ちょっと落ち着きがあって好きなタイプでした。


私的には、きっと時間を置いてまた見る機会をつくりそうな作品でした。
それぐらい好きな、楽しい作品でした。
そして、続きのシリーズがもしあればきっと観ると思います。

機会がありましたら、ぜひご覧くださいませ。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 19

73.2 15 2021年秋(10月~12月)アニメランキング15位
アニメ ブルーピリオド(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (227)
701人が棚に入れました
成績優秀で世渡り上手な高校2年生・矢口八虎は、悪友たちと遊びながら、毎日を過ごしていた。誰もが思う"リア充"……そんな八虎は、いつも、どこかで虚しかった。ある日、美術室で出会った1枚の絵に、八虎は心を奪われる。「絵は、文字じゃない言語だから」絵を通じてはじめて正直な気持ちを表現できた八虎は、美術のおもしろさに目覚め、衝動のままにスケッチブックへ向かっていく。そして八虎は、ついに進路を固める。「第一志望 東京藝術大学」実質倍率200倍、入学試験まで、あと650日──!国内最難関の美大を目指して青春を燃やす、アート系スポ根物語、開幕!
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ふと足を止めてみたくなる、展覧会の絵

ずっと前、アンディ・ウォーホール展を見に行った時、

  ああ、この人って特別すごい才能があるわけでもないのに、
  シルクスクリーンで一発あてちゃって、
  けっこうしんどい人生を歩むことになったんだなあ。

なんて感想をしみじみと抱いてしまいました。

シルク以前の作品には、ぱっとしたところが感じられないし、
後期の作品には半ばヤケクソみたいな匂いのするものがけっこうあって、
芸術家というのも大変なんだなあと思った次第です。

  いや、もちろんウォーホール好きなんですが。
  そう言えば『中二病でも恋したい』のOPでオマージュ演出ありましたね。
  ママパチオマージュ全盛の中、ああいう使い方っていいなあ、と。


さて、本作『アニメ ブルーピリオド』は、
そういう芸術家というか、
その卵である東京藝術大学の絵画科(油絵)を目指す受験生のお話です。

この作品、放送前は、正直まるで期待していなかったです。

  総監督が『宇宙ショーへようこそ』の舛成孝二さん。
    『マギ』以来9年ぶりの監督で、かなりのブランク。
    作風も、こういうのじゃないという印象が。
  制作が『リリカルなのは』のSeven Arcs。
    作画がちょっとな……ジュニアっぽいというか、かなり微妙。
  主演が元コスプレイヤーの峯田大夢さん。
    所属も声優系ではなく、芸能系のスターダストプロモーションだし。

要するに『いいものができる』と予測する要素が何もないというか、
申し訳ないけれど『コケなければ御の字』ぐらいのつもりで、
とりあえず視聴を始めた次第であります。

  で、結論からいうと、見事に惹き込まれてしまいました。
  まいった。ほんとうにおもしろい。
  偏見もって見始めてほんとうにすまんかった、ごめんなさい。


さて、この作品の魅力は、大別すると以下の三つに集約できると思います。

 ① 絵画技法や芸大受験を全く知らない人でも引き込まれちゃう親切設計
 ② 主人公・八虎を中心とした、悩み彷徨う若者の青春群像劇
 ③ 有無を言わせぬ作品講評のリアリティ


まず①ですが、これ、本当に大事です。

 僕ももちろんそうなんですが、視聴者の大部分というのは、
 絵画の技法だの藝大受験の難しさだのというのは
 まるっきり『知らん』わけでありまして。

 その点、本作ではズブの素人だった八虎が藝大を目指すという、
 視聴者と同じ立ち位置から学びを始める体裁をとっているわけです。

 だからものすごくわかりやすいし、共感できる。
 いや俺アニメぐらいしかわからんし芸術とか言われても……
 というタイプの方でも気軽に見て楽しめる安心設計でないかと。

   おまけに、段々と言われることが専門的かつシビアになってきます。

 初回と二話までは、高校の部活レベルのお話ですから、
 そんなに難しいこととか高度な技法なんてのはでてきません。
 本編後に流れる『ブルピリ豆知識』も基本中の基本ですし。
 {netabare}
 ふふん、そのぐらいオレだって知ってるもんね、
 そんな感じで油断しながら見ているうちに、
 三話目から六話目までの予備校編がスタートします。

   もう、教室に入った瞬間から、雰囲気が全然違います。
   見かけからしてイカレてる奴が多くて、
   リアルなんだろうけど、笑っていいのやら納得したらいいのやら。

 もちろんここは本気で藝大を目指す連中の巣窟ですから、
 知識や技術、さらには視点や意識の持ち方までもが全然違います。
 少なくとも僕は『知らんかったこと』がほとんどだったわけなんですが、
 その解説が自然なうえに丁寧なんだ、これがまた。
 いやあ、勉強になります。

   ここで視聴者は、いろんな技法を知らず知らず学ぶだけでなく、
   プロによる『絵の評価』はどういう視点でなされるのか、
   そんな狭くて難しいことをイチから教えてもらえるわけですね。

 そういうのをこってりアタマに叩き込んだ上で、七話からは藝大入試編。

 このあたりになると見る側もけっこうその気になっていて、
 おお、その手できたか、みたく、
 わかったような感想を持ってみたりみなかったり。

 二次試験の課題がヌ-ドモデルというのも、おおっ、藝大っぽい。
 というか、モデルさんが休憩のたびに前も隠さずストレッチしてるのが、
 新鮮な驚きというか発見というか。 ヨロコビ言うな。
{/netabare}
 総じて、実生活にはまるで役に立たない知識がてんこもりで、
 視聴後はちょっとした知ったかぶりができるぐらいのレベルにあります。
 この辺、うまく知的好奇心をくすぐってるなあと感心してみたり。



そして②の群像劇要素が、じわじわぐいぐいと視聴者を魅了していきます。

 八虎の初期設定は、やるべきことをきっちりやる、イケメンチャラ男。
 それに調子こいてたら単に『イヤなやつ』なんだけど、
 そのきっちりさが『自信のなさの裏返し』なのが、共感度あげています。
 {netabare}
 そしてその自信のなさは、制作姿勢にも現れています。

   俺は天才じゃない。書いた分しかうまくならない。

 そういう自己認識の元、千本ノックのごとく書くわ書くわ。
 講師にダメだしされても、世田介くんに才能の違いを見せつけられても、
 決してココロ折れたりせずひたすら書き続ける。
 もはや『スポコン』ならぬ『芸コン』領域。
 あの『響け!ユ-フォニアム』の、さらにハードモ-ドみたいな感じです。

 そのくせ、わき目もふらず自分のことだけ考えてるわけでもなく、
 藝大受験の二次試験前に、
 親友でもない鮎川に付き合って海まで行くとかね。いい奴なのよほんと。


 その鮎川がまた、いいキャラしているんです。
 性自認は男みたいだから、女装指向のゲイになるのかな?
 いやほんと、告られたら迷っちゃいそうなぐらい美形です。

 鮎川のいいところは『おかしなやつ』じゃないところ。

 外観上は一番かわってるんですが、
 ただ自分の『好き』に正直かつ必死にしがみついてるだけで、
 ポ-ズとはうらはらに、根っこは繊細で、悩める青少年。

 わが道を行ってる顔をしながら自分に対する周囲の目を客観分析したり、
 しんどそうな生き方をしてますが、共感できる部分が多いです。
 八虎にだけ甘えて本音を吐露しちゃう弱さも、なんか純粋でいい感じ。

 てか、この二人、実はけっこう互いを理解し合ってるんですよね。
 そのくせ馴れ合いもせず適度な距離を保っているところが、
 逆に相手を認めている感じがしてステキです。


 そして、天才、世田介くん。
 圧倒的な才能と傲慢なまでの自信、
 そしてそれ以外は何もないというコンプレックスを標準搭載。

 イケメンで友だち多しの八虎に対して
   おまえ、リア充のくせに美少女アニメなんか見んなよ
 的な敵愾心を抱くあたり、見事なよじけっぷりです。

 ぐいぐいくる八虎を表面上は迷惑げに拒否りながらも、
 内心うれしたったり困惑していたり、
 ほんと、わかりやすくひねくれた性格してるなあ、と。
 
 そのくせ、なんやかんやで二次試験のときには、
   今日だけは無理した方がいいよ
 なんて『対等な仲間』としてアドバイスもしたりして、
 けっこうなついちゃってるあたりが、かわいいんだ、これまた。


 そして、迷える秀才、桑名マキ。
 藝大主席合格の姉など、家族全員が藝大出身という血筋の為、
 世田介くんの絵を見てもビビらないし、タイマンはれる実力の持ち主。

 そのくせ、こっちはお姉ちゃんコンプレックスを抱えていて、
 自分のことを天才だとはこれっぽっちも思っていない。
 謙虚なんじゃなくて、自分と比較する相手がデカすぎるんですよね。

 性格はナチュラルそのもので、ふつうのトモダチ感がすごい。
 ちょっと黒い部分もあるけれど、それをきちっと自己批判しているし、
 あたりまえのように八虎に手を貸してあげたりとか、性格かなりいいんだ。
 あと、弁当箱のデカさは、もはやかっこいいレベル。
 {/netabare}

 その他、個性あふれる受験生がびっしり脇を固めていて、
 しかも一人一人の人物造形がしっかりしているから、
   さまざまな若者が、それぞれの思いを胸に抱いて受験に挑む、
 という『ありのまま感』がびしびし伝わってきます。

 これぞ青春群像劇の醍醐味。いやあ、惹き込まれる。
 

で、③の『作品講評のリアリティ』が、ものっそい説得力あるんです。

 なんと言ってもすごいのは、実際に作品を『描いている』こと。
 それも一枚二枚のレベルではなく、
 講評棚にならぶ作品だのボツ作品だのを全部。

 しかもそれが
 ・うまくはないけれど『いい絵』
 ・うまいけれど『つまらない絵』
 ・うまくて面白いけれど『藝大レベルじゃない絵』
 ・うまくて面白くて『藝大レベルの絵』 
 みたく綿密に描き分けられているわけで。

 あの『響け!ユ-フォニアム』でも、
 プロのトランペット奏者と音大生に実際の演奏をしてもらい、
 実力者同士のオ-ディションを再現してましたよね。
 それと全く同じで『ちゃんと描いている』から説得力が違う。

 美術さん、大変だったけど楽しかっただろうなあと感心してみたり。
 {netabare}
 八虎が最初に書いた渋谷の絵なんか、
 確かにこれっぽっちもうまくはないけれど『いい絵』だもの。
 お母さんの絵はちょっと微妙だったけど。
{/netabare}

 で、その講評をする美術部の佐伯先生と予備校の大葉先生が、
 するどいんだ、これがまた。

 佐伯先生は示唆して気づきを与えるような言い方、
 かたや大場先生はズバっと切り込む言い方、
 方向性の違いはあるけれど、どちらも根っこはわしづかみ。
 {netabare}
   矢口にとって『縁』は糸のカタチをしてた?

 なんて大葉先生のセリフ、よくぞ言ってくれた、と思いましたもの。
 昔から言われている直喩の使い回しなんて、思考停止でしかないしね。
 よく聞いとけ、そのへんのラノベ作家。
{/netabare}
 その他の講評も「ふんふん、なるほど」と納得させられることしきり。

 もちろん実物の絵を前にしたら異論を感じる可能性もあるけれど、
 画面に出てくる絵を見る限りでは、
 僕ごときの眼力では「おっしゃるとおりでございます」と平伏するしかありません。

   ちなみに同じ芸大ものでも『僕たちのリメイク』なんか、
   完成作品を一切見せずに「すげえ」なんて言わせてましたよね。
   それがいかにチープで不誠実な演出か、
   本作と比較すると、しみじみご理解いただけるのではあるまいかと。


**************************************************************


僕的な作品の総合評価は、堂々のSランクです。

もちろんアニメに何を求めるかによって個人差はありますし、
一話まるっとバトルとか、萌え萌えきゅんきゅんとかを求める方には、
ぜんぜん、まるっきりおすすめできません。

ですが、きちんと『人のカタチ』をしていて、
誠実に作られた骨のある青春ドラマを求める方には好適の逸品です。


映像は、絵画作品だけでなく本編自体も、
見せたいと狙っているところはきっちりしっかり描けています。
博物館の背景なんか、かなりやばい。美術さん、えらい。
作画も、きちっと見せたいところは力入ってて、
一枚絵としても充分鑑賞に堪えうるレベルにあります。

  ただ、それが全編で貫けてないんですよね。
  カットによる出来不出来がすごい。
  つなぎのカットなんか「え? 中国?」みたいな。
  それが続くと「あのなぁ、Seven Arcs……」と思わざるを得ず。

  美術さんの頑張りに5点をあげたいところなんだけれど、
  京アニ品質を5点とするなら、
  その部分で-1点は致し方ないところ。むしろかなり甘めかと。


かたや役者さんのお芝居は、高レベルで安定しています。

冒頭に書いたけれど、八虎役の峯田大夢さん、
作った感がほとんどしないナチュラルな基礎性質が好感度高し。
あまり『張らない』自然体のお芝居なんだけど、
きっちり感情を載せて台詞の奥にある核みたいなものをうまく引き出し、
矢口八虎という人物像を見事につくりあげています。

  元コスプレイヤーとかで偏見もってほんとにごめんなさい。
  これからいい役を引き続けられれば、人気出るんじゃないかしら。
  お願いだから、乙女系やアイドル系は出ないでね。

鮎川役の花守ゆみりさんの男声もいい感じ。
演技がしっかりしているだけでなく、声そのものに表情がありますよね。
なでしこ演ってることでもわかるけど、使える音域がすごく広い人なんだ。

  まだ24歳とかなり若いし、
  足のケガもあるけど、信念もってアイドル活動控えてるみたいだし、
  さらなる伸びしろのありそうな、いい役者さんです。

そして宮本侑芽さんの演じる桑名マキも、僕的にはかなり惹き込まれます。
作った感じがほとんどしない、ナチュラルなともだち声。
同じくナチュラルな峯田さんとの相性、抜群かも。耳、おおよろこび。

そして、なんと言っても影のMVPは、
佐伯先生を演じたラムちゃんこと平野文さんと、
大葉先生を演じた和優希(かず ゆうき)さんではあるまいかと。

  このお二人には、揺るぎのない言霊、オトナの説得力がありました。
  だからこそ、物語にびしっと芯のようなものが通ったし、
  迷い、右往左往する受験生の『若さ』が浮かび上がったわけで。


音楽も「え? ヤマシタ?」と思わされるOPも、
きれいな声で実はけっこうエグいこと言ってるEDも、いい感じです。

  劇伴は、いささか狙い過ぎなのが気になったかな。
  あと、なんとかならんかったのか、OPのカット割り。
  EDじゃないんだからもうちょっと動かそうよ。



ちなみに、原作者の山口つばささんと画家の山口健太さんが、
ねとらぼで対談やっておられて、こっちもかなり興味深い内容です。
いま35歳以下で年収300万ある油画家って、20人ぐらいじゃないか、とかね。

村上春樹さんの小説の中に、
 「ピアニストの世界っていうのは神童の墓場なのよ」
なんて台詞がありましたが、油画の世界もどっこいどっこいだなあ、と。

  それでも後先考えず飛び込むのが『若さ』の特権だし、
  それぐらいイカれたやつじゃないと
  突き抜けたものなんか創れないんじゃないかと思ってもみたり。

もちろん、イカれたまま最後まで突っ走れる人はほんの一握り。
ほとんどの人は川石のごとくカドを削られ、
海に近づくころにはまあるい普通のおっさん・おばさんになってしまいます。

  何かを『好き』になるのは簡単なことです。
  だけど『好き』に向かって突っ走るには、相応の覚悟と根性が必須。
  さらに『突っ走り続ける』なんて、めったにできることじゃありません。

  そして、足を止めたとき、
  その人の『青春』と呼ばれる心的情景が終わるのではないかと。

だからこそ、本作は『ブルーピリオド』なんですよね。
ブルーピリオド=青の時代=青春時代と掛けたタイトルそのものが、
この作品が描こうとしている情景に他ならないわけで。

  うん、よく描けてる、と僕は思います。


玉石混合のいまのアニメ業界は、
絵をまるでわかってない大富豪が買い漁ったコレクションを一堂に会した、
カオスやサバト的な展覧会のよう。

変な画商が売りつけた、
『なにを描きたかったのかちっともわからない絵』
みたいなものが、相当数まぎれこんでいます。

そんな中で本作は、
思わず足を止めて見入ってしまうだけの『青い輝き』をもっています。

  両手をポケットに突っ込み、
  軽く息を吐いて首なんか回したりしてから、
  改めてじっくりと眺めてみたくなる。

  ぐちゃぐちゃな展覧会で時折見かける、そんな一枚なのでありますよ。
  

投稿 : 2022/08/06
♥ : 23
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

美大を選択するという生き方

アニメーション制作:Seven Arcs
総監督:舛成孝二、監督:浅野勝也
シリーズ構成・脚本:吉田玲子
キャラクターデザイン:下谷智之
美術監督:仲村謙、金子雄司、
美術設定:緒川マミオ、中島美佳
音楽:井上一平、原作:山口つばさ

よく行く飲み屋には、美大出身の人が何人かいた。
多摩美、ムサビ、東京藝大の人もいたように思う。
ひとりはフィギュアを制作する会社に勤めていて、
ほかには、三越に勤務している人や、
飲み屋を経営している人もいた。
彼らと話していると、美大出身の人は
インテリが多いのだと感じさせられた。
幅広い知識を持っているし、音楽や文学、芸術には
やはりこだわりがあって詳しかった。
彼らと話す時間は楽しかった。

今回、美大受験がテーマのこの作品を観ていて、
彼らがなぜ深い知識を有し、面白い話ができるのかが
分かったような気がした。
東京の美大は難関が多いのはよく聞いていたし、
彼らはやはりほかの人と少し違った性質を
持っていたように思う。

それは美大を選択するという困難さ、
そして、受験するに当たり、
自分という人間を深く理解しなければならないという
難しいテーマについて、この若い時期に対峙するからだろう。
しかも、美大に入学したとして、
それが良い就職につながるというイメージはない。
もちろん、美大は優秀なところが多いので、
それなりに良い就職先はあるだろうが、
普通のサラリーマンになることを考えるような人は、
まず選ばない進学先だと思う。
美大を選択することは、将来の仕事というより、
生き方を選択することに近いのかもしれない。

主人公の矢口八虎は、ノルマをクリアする感覚で
楽しく人生を謳歌している人間だった。
頭は良いし、何でもそつなくこなす。
ピアスと夜遊びで、周囲から不良と見られているが、
それは、自分が何を好きなのかが分からないことの
裏返しの行為だった。
趣味のひとつは、サッカー日本代表の試合を
スポーツバーで観戦し、友人たちと騒いで、
喜びを共有することだった。

ある日、八虎は学校で美術を本気で志している人の
F100号という大型サイズの天使の絵を目にする。
そのことによって自分のなかの何かが動く。
美術講師から授業で「好きな風景」の課題を出され、
徹夜明けの渋谷の街が心のなかで膨らむ。
自分の感じたもの、自分の目に見えた渋谷の街を
ブルー基調で紙に表現する。
その絵を多くの人から感じ取ってもらえたことで、
自分の好きなもの、自身の感覚を大切にする
真っ直ぐな生き方に心が動かされる。
そして、絵を描くことで、これまで見えていなかった
現実の景色も、より明瞭に見えるようになるのだった。

この作品は、矢口八虎が美術に出会い、
美大受験に取り組んでいく話でしかないのだが、
内容はとても深く、哲学的ですらある。
物事の「価値」は、一体どこにあるのか。
自分にとって大切なものは、何なのかを
一人ひとりに突き付けてくる。
もちろん、美大受験、あるいは好きなことを
目指すことだけが幸せになるとは限らない。
しかし、自分の好きなことに対して、
真正面から取り組むことは、きっとその人の人生に
豊かな彩りを与えてくれるのだろうと思わせてくれる。

私は美大受験に対して全くの無知なのだが、
東京藝大出身の作者が描くこの世界の論理は
スッと自分のなかにも入ってくる。
結局、東京藝大を目指すには、
「好きなもの」や「表現したいこと」が
自身のなかではっきりしていないといけないし、
そこには誰もが知っているありきたりなものではなく、
自分自身が何度も反芻して導き出した
理屈が必要になってくる。
そこは、企画書作成のやり方に似ているかもしれない。
誰もが分かりやすい表現方法で、問いに対する明快な解答を
オリジナリティを加えながら行わなければならない。

「美術は生き方」だと予備校の大場講師は言う。
人によってゴールの場所が違うし、
ゴールに行くまでの方法は、自分で考えなければならない。
正しい解答があるというよりも、
見た人を納得させられるロジックと技術力が必要なのだ。
これはもう「受験」という部分とは外れているように思える。
一般的な大学と違い、2浪、3浪、4浪以上までが
たくさんいるのもかなり特殊だろう。

受験で興味深いのがスケッチブックを提出すること。
普通の試験なら解答が合っているか間違っているかでしかないのに、
美大受験の場合、作品と一緒にその過程を表現するものも
提出しなければならない。つまり作品を補完する役割のもので、
これがとても重要になってくる。
その解答に至った「過程」や「考え方」を重視するのだ。

受験は人生の重要イベントのひとつだ。
思春期ということもあり、
人によっては色々なことが起こるだろう。
でも、私自身の経験では、やはりかけがえのない日々だったように思う。
自分が将来何をやりたいのかも見えない時期に
ただひたすら勉強ばかりするのは辛くもあるが、
自分の知らなかったことをどんどん吸収できる喜びがあった。
勉強のことしか考えていなかったのに、
未知の世界を旅するような感覚だった気がする。
八虎はそんな時期に龍二の悩みにまで入り込み、
自分自身の問題として捉える。
海に飛び込まないと、冷たさや暗さ、怖さなど、
本当のところが分からないのなら、飛び込むしかないと思える。
これは、八虎が美大受験を通して受け入れた副産物ともいえる
他人に対する考え方でもあったのだろう。

{netabare}東京藝大の一次試験・自画像に続き、
二次試験のモチーフはヌードモデル。
実際に若い裸の女性が現れてモチーフにするという。
こんなテーマが受験で出されることがあるのは驚きだ。
やはり美大受験は一筋縄ではいかない。
八虎は龍二との小旅行時に自分の裸を描いたことで、
自分にとって裸が意味することを理解していた。
毛の生えた薄いゴムのように情けないのが裸で、
だからずっと武装しようとしていたのが
自分自身だと気づいていたのだった。

ありのままを認めること

それが人生において、生き方において
とても大切なことなのだと八虎は最後に行き着く。{/netabare}

受験を通して、主人公が自分自身について深く考え、
成長していく様子をつぶさに見せてくれる。
これはどの世代にも響くだろう。

私は、この作品がとても気に入っているのだが、
はっきり言ってアニメ自体には不満も多い。
いろいろな事情で制作の難しい面はあっただろう。
12話で受験までを構成しなければならないのは、
どう考えても必須だっただろうし、
そのためには、時間をかけずに物語を
進めなければならなかったのも分かる。
ただ、個人的にはメリハリが不足していたと思う。
というのも、内容は良さそうなのに1度観ただけでは、
ぼんやりしている部分が多すぎるのだ。
これは、見せ方や演出、そして捨てる部分を
増やすべきだったのではないだろうか。

内容はとても好きだったので、
アニメを全話鑑賞したあとに、コミックスを全巻購入した。
そして、読後に感じたのが、漫画で大切にして
2ページを使って表現しているような部分を
アニメでは軽く流してしまっているので、
そこが、重要で心に響くシーンなのだということに
気づきにくいのだ。これは演出の問題だと思う。

この作品は作者の「言葉の選び方」も秀逸で、
そこをきっちりと視聴者に伝えないといけないのだが、
アニメでは無頓着に感じる。
原作者との打ち合わせなど擦り合わせが必要な部分も
多かっただろうが、個人的には制作会社の力不足を感じた。

しかし、それはあくまで作品の良さのいくつかを
表現できていないというだけで、
私はアニメを鑑賞して原作購入を決めたので、
十分に奥深い魅力を伝えてくれているとは思う。
あくまで、原作レベルでの良さを
伝えきれていないという意味だ。

おそらく時間や人手不足もあったのだろう。
本編のアニメーションの質自体は、
崩れる一歩手前というレベルの部分など、
観ていて引っかかる場面は多数あった。
美術作品をアニメーションのなかで表現しないといけないという
とてつもない高いハードルもあったので、
仕方ないのかもしれないが、良い作品だけに
余計に気になってしまったのかもしれない。
ただ、OPとEDのアニメーションは、
とても良く出来ていたと思う。美術アニメとしての
イメージを存分に生かして落とし込んでいる。

私の感覚でしかないのだが、
この作品のアニメにおける続編は
BDがよほど売れない限り、
ほぼ期待できないのではないだろうか。
内容がそもそも一般受けしないことに加え、
視聴者に伝わりにくいと思えるからだ。

「青の時代」なのか青春なのか、
それとも全く別の何かなのか。
タイトルへと導く物語の行く末は、
コミックスで最後まで見届けたい。
(2022年2月19日初投稿)

投稿 : 2022/08/06
♥ : 41

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

青い熱量を感じた。

タイトルがおかしな日本語なのは自分でもわかってる。
だけど、この表現がぴったりだと思ったのでそのままにしておきます。

1話視聴時点で、熱量が感じられた。
物語の導入部から主人公の心情の変化のきっかけとなると気づきが描かれる。

気づきを得ることの大切さと気づきを与えてくれる人、承認してくれる人の大切さをしみじみと感じた。

そして、自分のやりたいことに気づき、自分自身の思いを表現する事、したいという欲求。
その思いを評価、承認される喜びというものに気づき、エネルギーが高まっていく。

これは、人というものが「何」を求めているかという根元的な「問い」に対する、大きな「答」の一つであると思う。
勿論「金」「名声」「モノ」等々、欲するモノは人それぞれ、その人のおかれた環境、タイミングにも影響を受け、変化していくものだとは思うが、大抵の人は共感と承認を求めているものだ。



1話の段階で主人公は大きな方向性とエネルギーを得ることとなった。

ワンテーマな青春群像劇なら、テーマは違えども他にも類作品はある。
今回はそれが、たまたま芸大を目指し美術部に入った主人公だっただけ…。

と終わらせてしまえないほど好みの作品だった。

芸術、美術という正解のない世界での「答え探し」は、私の「仲間ができる話が好き」というモノサシと同じくらいのレベルで良作と判断する価値基準の一つになっているみたいです。
ちょっと哲学的な部分とかかな。
ああ、そう言えば「人でない「人」の物語」を好み、良く練られたその手の物語を高く評価するっていうのも、同じか近い感覚かもしれません。


正直、こんなヤロウが主人公の作品で心が震えるような感覚を覚えたのは久しぶりです。
是非とも、今現在、中学~高校生くらいの若者に観て欲しい作品だと思っています。
広い目で観てもらえば、きっと役に立ち、正しいエネルギーをもらえる作品ではないか、と考えます。
そして、自分、自分の好きなモノ、自分のやりたい事を考え、深掘りする機会になるのではないか、とも思っています。
主人公の「思考を動かす」プロセスをじっくりと受け止めてみて下さい。
今後のあなたの方向性を整理、動かすエネルギーが得られるかもしれません。

また、登場してくるキャラクターもとても魅力的でした。
人間的と言うか、個性が強く感じられました。
当然、クリエイターとしての狂気(こだわりや譲れないもの、表現者としての探究心)も感じられます。

ライバルであり、同級生であり、同じ部員であり、友達であり・・・、と複雑な立場、立ち位置が絡み合い、それがいい形で表現されていました。
それぞれが、それぞれの思いを抱え、それを外へ表現する者、抱え込む者、本当の思いに気づいていない者、飄々としている者、色々です。
そんな中、八虎と龍二のカラミは一番大きな固まりかもしれません、確かに私にとっても印象深かったですし、八虎にも大きな影響を与えたと思います。
物語の中でも、見所と言ってもいいと思いました。
しかしながら、全体的な印象としては、各キャラクタの関係性は、ドロドロでも、ねちょねちょでも、アッサリでもなく、本当にいい塩梅だったと思います。
なぜか、いやな気持にならず各キャラクタを観れました。

もっとも、これは各キャラクタの進むベクトルが同じ方向だったのもあるかもしれませんね。
乱れというか、ノイズをあまり感じなかったからかもしれません。


あと、美術部の顧問の佐伯先生と美術予備校の大場先生はいい先生でしたね。
こういう恩師と出会えた生徒さんは幸せだと思います。
「出会い」というモノの大切さを実感します。


この作品は、本当にワンテーマ、ワンクールで表現をした作品としては突出した作品だと感じました。
コンパクトにスピーディに、そしてしっかりと締めくくっていました。
もちろん、各キャラの悲喜交々や今後の姿も気になる終わり方ではあるのですが、主人公の矢口八虎のスタートダッシュの物語としては、完成されていると思います。

私は、エネルギー不足になった時や迷ったとき、もやもやしたときにきっとこの作品を見返すことがあると思っています。
そして、見返したときにきっと新たな発見やエネルギーを貰う事があるんじゃないかと感じています。

ちょっと、誉めすぎかもしれませんが、
本当にコンパクトでよい作品と感じています。
作品の印象は人それぞれだとは思いますが、まだ、見ていらっしゃらない方は観る機会をつくってみてはいかがでしょう。
おススメしたいと思います。



ところで、作品の中で「美術作品」は作家の思いや表現したい事を具現化するために計算しつくされている旨の説明があったかと思いますが、これは、本当にそうなんですよ。
美術展や絵画展などで、学芸員さんの説明を聞きながら回ってみるといいと思います。
最近は、そういう機会を作ってくれている会場も多いはずです。

教えてもらうと、構図、作品の意味や作家の意図、思い、考え、表現したい事が実感でき、その事に気づけると思います。

そして、ごく稀にですが、とんでもないことまで、意図されている作品に出合う事もあります。ひねくれた作家さんのひねくれた思いや、あるいは他の作家さんへの嫌味や批判、嫉妬さえも内包されているケースもあるんですよ。
ほんと、おもしろいものですね。

作品を観て、好き、嫌い、綺麗、そうでもないという視点はもちろん大事ですが、人から教えてもらって、初めて気づき解ることもあります、何でもそうなんでしょうが、そういう機会があるのとないのではだいぶ違うかもしれませんねw。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 18

72.8 17 2021年秋(10月~12月)アニメランキング17位
EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(アニメ映画)

2021年11月26日
★★★★☆ 4.0 (22)
145人が棚に入れました
エウレカが作り上げたスカブコーラル(珊瑚状の情報生命体)の中の仮想世界。その崩壊とともに、仮想世界の人々がこの地球に姿を現して 10 年が経過した。この“大融合”の結果、仮想世界の人類は「グリーンアース」を、旧来の地球人類は「ブルーアース」を名乗り、水面下でさまざまな衝突を繰り返すことになった。そしてグリーンアース軍の高官デューイ・ノヴァクは、自分たちの尊厳を守るため、仲間とともに決起し、大規模なテロ計画をついに実行へと移す。混乱の元凶として世界中から憎まれるエウレカは、国連の独立師団無任所部隊 A.C.I.D.(アシッド)の上級戦闘員となっていた。この世界を平和に保つために生きる。それがエウレカの選んだ贖罪の道だった。そんなエウレカに、スカブコーラルを操る能力を持つ新たな“EUREKA”、少女アイリスを保護する命令が下る。最初は対立するばかりだった 2 人は、孤独な逃避行を通じて、次第に互いのことを理解していく。やがて世界が危機に直面した時、エウレカは極限まで自らの力を振り絞って戦う。「アイリスとこの世界を守りたい」。エウレカの願いの果てに待つ未来とは――