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「薬屋のひとりごと(TVアニメ動画)」

総合得点
77.6
感想・評価
341
棚に入れた
1210
ランキング
591
★★★★☆ 3.9 (341)
物語
3.9
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
3.9

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薬屋のひとりごとの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ぴかちゅう さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

令和のミステリーは断言しない

原作は未読ですがラノベです。一応ミステリーに分類できるのでしょうか。しかし、コナンくんが「真実は常に一つ!」であるのと比べると、猫猫は、「真実はこれこれかもしれません。推測ですが」と歯切れが悪いです。「真実はこれこれかもしれません。知らんけど」ってことですね笑 そういう意味では令和の作品ですw

シリアス展開は基本的に好きなのですが、この作品は、私はコメディ寄りの前半12話のほうが好きでした。後半12話は、んん?というところがちょこちょことあり、しかもそれがわりと本筋で重要なところだったので。具体的には
(1)そもそも壬氏は、猫猫が命令だから従っているのか、本当に好んで後宮にいるのか、ということに悩んでいたはずなのに、猫猫を身請けしちゃったら、壬氏の直接の部下になる分、問題はむしろ悪化しているのでは?
(2)19話のラストシーンである、壬氏が出血している猫猫をお姫様抱っこで運ぶシーン。原作通りなのか、エモいのを狙ったのか分かりませんが、これは違和感が酷かったです。出血してるんですよ。担架で急いで運ぶでしょ。何とろとろ歩いてるんですか。
(3)猫猫の羅漢への視線。こちらも原作の描写がわからないのですが、最終話で明かされた内容からすると、アニメにおけるそれまでの猫猫の羅漢への視線はちょっと違和感を感じました。こういう場合、視聴者が受けていた印象と違う背景が明らかにされたときに、その背景だとしても納得感のある描写になっていないといけないのではないでしょうか。
(4)これは前半後半共通してなのですが、数話前の話に遡って、謎を解き明かすような場面がときどき出てきます。視聴者の私からすると、細かい部分の記憶が薄れた状態で解き明かされることになり、どんなだったかなーと思いながら見る感じになり、微妙でした。ラノベならページを戻りやすいのでしょうが、アニメだと探すの面倒ですし、この辺りも、もう少し工夫があってもよかったかもしれません。

ちなみに、壬氏の猫猫への接し方は、私には重度のシスコンのお兄さんみたいにも見えましたが笑、最終話でキスを期待していた様子からすると、やはり恋愛感情なのでしょうね。

批判的な書き方をしましたが、ストーリーには随所に伏線が張られ、今後の展開も気になりますし、全体的な質が高いのは否定できないので、継続視聴予定ではあります。

投稿 : 2024/05/08
閲覧 : 27
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1

ネタバレ

まあ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ちょっとしたミステリーとして

本格的ではないけど,後半のいくつかの事件が絡んでの展開など,ミステリーとしてそれなりに面白かったと思います.
まあでも,紫の彼の正体と主人公との恋の行方の方が気になるといえば気になるかな.
ツンデレというか,今のところツンだけの主人公をどう落とすのか,続編を楽しみにしたいと思います.

投稿 : 2024/05/06
閲覧 : 26
サンキュー:

0

ネタバレ

dossun さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

歴史もの謎解きがおもしろい

24年5月5日視聴済み。

よかったところ
・巧妙な謎解きが面白い
・時代背景がいろいろと勉強になる
・猫猫のとがったキャラが面白い

うーん
・ところどころ出てくる歴史用語が難しい

薬屋の一人娘である猫猫があるきっかけで皇宮で働き始め、そこで起こる謎の数々を解決するミステリーです。
見どころとしては、帝という絶対的な立場の人がいる中で取り巻く女性たちの思惑を読み解いたり、数々と起こる原理ある事象に対して冷静な推察で推理を進める猫猫の推理がなるほどと思わせるところが面白いです。
{netabare} 前半では、皇宮の中で起こる、呪い、病、死の真相について持ち前の知識で解決していくところはスッキリさせられました。特に、柘榴宮の子供が亡くなるきっかけとなってしまった、はちみつの件では、風明が自分が一生を捧げるとして仕えてきた柘榴宮に恩を仇で返してしまった件、それをいかに隠してきたか、その謎に様々な事件通して迫り、解明してきた猫猫の推理力は見事でした。
後半では、壬氏様の下女として羅漢より与えられる事件に向き合い、結果、羅漢との再会、羅漢と最愛の人との再会までつなげたところまでは、物語として完結されていたと思いました。
個人的に、壬氏様と猫猫の掛け合いのところもほのぼのします。{/netabare}

投稿 : 2024/05/05
閲覧 : 42
サンキュー:

1

ネタバレ

イチゴン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まず第3話(まで)を観て!! そこからは〜ハマるかも

原作と漫画は未読。
アニメから、最新18話まで観ました。
結論、おもしろい!!です。
ミステリー要素とラブコメ要素を堪能できます。
しかし、この作品の本質は、第3話に凝縮されているかも。。
宮廷のお姫さまが思いを遂げる話しを、
鮮やかにそして切なく、謎解きをしてくれました。
そこから、ハマってしまい、難しい言葉も慣れて
イッキに最新話まで、観ました。
第4話以降は、ギャグ要素もやや加わり、楽しかった~
おすすめです(って、今期はこれしか観てないけど)

追記
アニメ第19話観ました!!
18話までの「点」の事件が「線」になるお話し。
小説「点と線」を想起させるミステリーの醍醐味(だいごみ)の端緒(たんしょ:はじまり)です。難しい言葉使いましたが、要するに「おもしろい」です!!

最終話まで観おわりました。
1期2期連続であり、3期が楽しみです。

ラブコメ要素が強まり、ストーリー展開も期待できます。
原作を読んでないほうが、楽しめまるかもしれません

投稿 : 2024/04/30
閲覧 : 99
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1

ネタバレ

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

猫猫がやや微妙か?

「平凡な探偵もの」かと思っていたが、背景に大きな謎が控えていて中々楽しめた。

主人公の「猫猫(マオマオ)」に目指している目標がない。「今日明日餓死せずに生きていられたらいい」と言う基本無気力な性質なので、人としての魅力がない。

猫猫の相手の「壬氏(ジンシ)」も、今回の話しの中では何をやろうとしているのか分からず影が薄い。

主人公の二人に魅力がない。


しかし、話が進むにつれて徐々に明かされる謎とか、話の展開は凄く良かった。

特に猫猫の父親の話が良い。

謎の解明も「完璧超人の猫猫様が華麗に解決!」ではなく、自然な感じに徐々に明かされるのも良かった。


良くできた良作。

投稿 : 2024/04/28
閲覧 : 61
サンキュー:

1

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

まだまだ終わらなそうだね

薬のことにしか興味がない鈍感女と、美しすぎる自分に興味がない鈍感女に興味津々の男。

漫画を読んでいても楽しめた。
まだ続きそうな感じ。

投稿 : 2024/04/22
閲覧 : 110
サンキュー:

0

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

猫猫の 猫猫による 猫猫のための物語

ラノベコーナーの隣辺りにおいてある今作。
割と気になってました。
でも原作は未読です(^^;

異世界薬局と同じく、薬系ということで視聴開始。

【作品概要】
主人公 猫猫…にゃおにゃお…ではなくまおまお。
花街の薬屋…なんですがある日突然後宮で働く羽目に。
聡い猫猫が後宮であれやこれやの問題解決に奔走し
お偉いさんの信頼を得ていくサクセスストーリー…
なのか?

【作品に対する感想】
タイトルからてっきり
「薬の開発に没頭する主人公と
無理難題を吹っかけてくる客に対するボヤキ」
って物語を想像してました。

ですが、地頭の良さから薬と関係ないことまで
巻き込まれ、首を突っ込む羽目に。

想像とは違いましたが、すごく面白かったです。
この作品の魅力の90%は主人公猫猫で占めてると思います。
物語、他のキャラの魅力も猫猫あってこそです。

後宮と花街が舞台故、エグ目の話もありますが、
まだまだ彼女の物語を堪能したい思いでいっぱいです。
続きがあれば必ず視聴します。


1)物語
 あんな断片的過ぎる情報だけで猫猫の指摘が的確過ぎないか?
 とか
 後宮の方々あまりに無能すぎないか?
 とか気にならない点がないわけではないんですが、
 まあいっかレベルと思いますのでスルーです。

 親の代の因果とか、
 一見無関係な個別の案件が実は絡んでたりとか、
 物語は割と入り組んでます。

 まだ未解決なものもあるので、2期を楽しみにしています。 


2)作画
 ポンチ絵が最高の切れ味を誇っていました。
 特にお気に入りは
 ・食っちゃ寝 ブタ猫猫
 ・むくれ顔 玉葉妃

 あと猫猫が壬氏を「ゴミを見るような目」で
 蔑んでるシーン、毎回笑わさせてもらいました。

3)声優
 ➀悠木碧(猫猫)
  薬・毒でトリップしたり、ヤサグレたり
  身も蓋もない事言ったり、マジ切れしたり…。
  演技の振り幅が広くないとしんどそうな役でしたが、
  ドンピシャだったと思います。
  特に心の中のぼそっと突っ込む演技が良かったです。

 ➁種崎敦美(玉葉妃)
  この方の演技の振り幅際限なしですね。
  「アーニャがんばる」
  と同一人物とは思えません。

5)キャラ
 ➀猫猫(まおまお)
  私的にごっつい好きな主人公。
  世間の平均値に流されない、
  独自の価値観を貫くいい意味での変態系。

  薬の知識を持ってるって、強味にもなるけど、
  なんかあったら真っ先に疑われるわけだから
  諸刃の剣よね。
  波風立てないように凡人を装うしたたかさは高評価。
  一方で好奇心の強さと正義感はリスクを引き上げる要素。
  この相反する感情と理性が同居した猫猫。
  かなり魅力的な主人公です 

  猫猫の身もふたもない心の中の独り言が最高です。
  他作で言うとゆるキャン△の志摩リンっぽいですね。
  道理でどっちも好きなキャラなわけですね。
 
  この娘
  断定、推測、意見
  ちゃんと分けて喋ってるところがすごくいいです。
  こんな部下欲しい(^^;

  ソバカスあってもそれはそれでかわいいと思うのは私だけ?

 ➁高順(がおしゅん)
  地味ですがこの方の実務能力凄く魅力的です。
  一長一短な人物の目付け役ということで、
  その苦労は共感します。

 ➂羅漢(らかん)
  何を考えているのかイマイチ分からないうさん臭い
  おっさん。
  絶対関わりたくないタイプです。
  猫猫との因果は運とタイミングの問題もあり
  一方的に責められるものではないと思いますが、
  人を見下した言動は褒められたものではないと思います。

6)印象深いシーン
 {netabare}
 ➀梨花妃の侍女にブチ切れ
  普段は自分のことすら割と無頓着な猫猫の
  豹変っぷりが凄かったです。

 ➁壬氏の逆襲 酒の法案
  大概猫猫が壬氏を鬱陶しがってることが多いなか
  珍しく猫猫がすがってるのが印象的です。

 ➂壬氏 はちみつプレイ
  なんちゅうことすんねん、このHENTAIめ!笑
  高順の遠い目が大爆笑。

 ➃李白 肩代わりを断る
  じゃあどうするかは別にして
  あそこまで言ってのけるのはなかなかの漢ですわ。

 ➄鳳仙と羅漢
  羅漢の最初の言い方と違い、随分ロマンチックな
  雰囲気でしたが、その後が…不幸過ぎ。
  せめてもの償いにはなったんでしょうか…。

 {/netabare}

投稿 : 2024/04/20
閲覧 : 62
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12

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

偽 SFスーパー英雄(?)列伝21

そばかすなんて気にしないわ♪
壁乗り毒薬大好き、私は私は猫猫!(byミッチー)

・・・いや何となくなんですけど(汗)

中華風ミステリー物で、医師である養父の手伝いで薬師として花街で働いていた猫猫が、人攫いにあい後宮に下女として売られてしまった事から始まる物語です・
そこで運悪く(笑)出会った美形の宦官(?)壬氏の依頼で、様々な事件の解決をするというのが主な内容です。
まあ、中華風という、厳密に言うと各王朝の衣装とかがごっちゃになってるんですが面白ければ無問題です。
原作はまだまだ続きがあるので続きを期待したいですね。

おまけ
梅梅
「羅漢様(ん?)私とてなろう系アニメの矜持は持ち合わせています。」
「もしお望みでしたら何のためらいもございません。」
「ですが、あにこれに感想を書くならちゃんと選んでくださいね。」
(作画崩壊しても面白いシナリオ)
(あれに意味があったとしたら!)
(まさか!)
やり手婆
「何やってんだい、こいつはクソアニメだよ。早く出ておいき!」
羅漢
「このアニメで頼む(バカ言ってんじゃないよ!)」
「どれでもいいと言ったのは婆の方だろ、サンキューはいくらでもしてやる」

って、それどのアニメだ(あわわわわっ)

おまけ2
計画的投稿だった・・・
猫猫
「(だからこそ、ネタを外した時は我を忘れたことだろう。)」
「(自虐ネタを書くことを厭わないほどに)」
「(それでは飽き足らず、特級呪物まで添えて文を送った)」

それ、呪術廻戦(ここから先はサービス残業だ 違)

投稿 : 2024/04/16
閲覧 : 60
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4

ネタバレ

けけちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

中華推理アニメ

宮中に起こる事件を次々に解決していくストーリー展開はとても爽快!
1つ1つの事件は実はつながっていて…ということが最後の方に分かって面白かった。
個人的には壬氏様と猫猫のからみがもっと見たかった~~というのが本音。今のところ恋愛<推理のような感じだけど、次のシーズンはどうなるのかな…楽しみ!^^
原作は読んでいないけど、壬氏と猫猫の今後、壬氏の秘密(ある気がする?)が明かされるのが待ち遠しい!

投稿 : 2024/04/13
閲覧 : 22
サンキュー:

2

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

あ、また、まどか(ビッキー、ターニャ、のどか、アズサ)か

今度は猫猫として宮廷にて謎解きに挑みます

誘拐されて、宮廷に
しかし、こんな顔そばかすあって、バイーンもない
こんな子を誘拐して何になるのだろうかwww

4話
別の宮廷の妃の世話をするのだが
この白粉...
毒でしょ

13話
毒見役からは解除されたが
今度は別の仕事でまーた宮廷に赴くことに
またか...

投稿 : 2024/04/12
閲覧 : 209
サンキュー:

3

ネタバレ

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

らしいといえばらしい

 各所……とくに再序盤の女官たちにキレ散らかすあたりはやはり原作の出自が出自だけに……というところだけど、まあ序盤に目立つくらいなのでまだマシか。主人公がイロモノっぽいけど出生からなにから結局モテるようにできてるようにみえなくもない。

投稿 : 2024/04/11
閲覧 : 77
サンキュー:

3

ネタバレ

アニメ好き さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

奥が深いストーリー

なんちゃって中国歴史ものみたいな世界観ですが、原作者が頭がいいのか、ストーリーの伏線とか展開の仕方が物凄くレベル高いです。
絵も細かい動きで手を抜かなかったり、ふとした仕草にこだわりを感じました。
全く知らないところから24話欠かさず見れたということだけでも、とんでもない魅力が詰まった作品だとわかります。
自分的にはもうストーリーの伏線とか主人公の生い立ちとか決着がついた感じがして、続きはいらないかなぁと思いました。それくらいアニメでは一段落ついた感じです。
原作はここから続いてるんでしょうか?20巻ぐらいで綺麗に終わらせれる漫画家はなかなかいないのでこの作者さんは綺麗に完結させてくれることを期待します。

投稿 : 2024/04/04
閲覧 : 32
サンキュー:

2

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

文句のつけようがない良作。ただ一つ苦言。確定申告はちゃんとやれ。

詳細は公式でも見てください。

「小説家になろう」連載され、コミカライズはスクウェア・エニックス、小学館の2社から刊行されるという異例の人気作。全シリーズ累計2400万部を突破と、鳴り物入りでアニメ化された日向夏さん原作のラノベのアニメ化作品です。制作はTOHO animation STUDIOとOLMの共同です。

秋アニメ開幕から遅れること2週間。まさに満を持して今期の対抗1番手の作品がスタートしましたね。大本命「葬送のフリーレン」と同じ日テレ系列での放送になります。なんだろう。メジロマックイーンとメジロライアンが同じレースで対決するみたいな図式かしら。

で、こちらは1~3話までの一挙放送。OPに緑黄色社会、EDにアイナ・ジ・エンドという力の入れ具合。その気合いぶりに違わぬ面白さでしたよ。作画も、ちょーっちキャラデザが古くさいかなあと思わなくもないけど、問題ないレベル。声優も主人公の猫猫に悠木碧さん。ぶっきらぼうな感じも実に見事に演じています。

これは覇権を奪ってもおかしくない高レベルな作品になりそうですね。

=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
いやまあ、僕だって提出はいつもギリギリですよ、確定申告。でも、3年もやらないってのはないですよ。ちゃんとしようよ、そのへんは。

えっと、感想?
何を文句のつけようがあります? 持てる手をすべて出して、きっちりと高いクオリティで作り上げた秀作です。文句なし。引きの画で人物の顔が手抜きとか言ってる愚か者なんて放っておけばいいんです。作画にケチを付けられる理由はないです。

ただただGJ!
{/netabare}

投稿 : 2024/04/03
閲覧 : 118
サンキュー:

4

ネタバレ

nick2027 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

典型的な なろう作品を丁寧なアニメーションにしましたって作品です

周り下げ&主人公上げ、ヤレヤレ系主人公が無双する典型的なジャンルの作品です。
二話まで観て耐えきれずに断念しました。

主人公は薬学に並々ならぬ関心と知識があり、それに従事することを喜びとしていますが、ある日、人攫いにより身売りされるという憂き目に遭います。望まぬ強制労働の中、薬に触れることの出来ない日々が続きますが、この主人公はそれを好転させようという意志を全く持ちません。
そんな無気力、事なかれ主義の主人公ですが、巻き込まれる形で周囲の問題をヤレヤレ…と容易く解決し、評価と賞賛を獲得し成り上がっていきます、

…そんなお話、本当に面白いと思えますか?『ショーシャンクの空に』が名作たりえるのは
主人公が苦難の中でも強い意志を持ち、自らの行動によって行く末を切り開いていくからではないですか。願いが成就するかはさしたる問題じゃない、その姿勢こそが大事なんです。
私はそういう人間が好ましいと思いますし、そういう物語こそが評価されるべきだと思います。


以下、二話時点でのツッコミ所色々。

民生品でないにしろ、即効性のある毒が白粉として広く使われるワケはありません。身体に異常が出たら、即座に特定出来ないとしても原因を探しますよね、馬鹿ではないのですから。口に入れる物や身につける物なんて真っ先に疑うはずです。素人でもそうなのに、これが宮廷医がついていながら起こるんですから噴飯ものですよね。

チョコレートに強い催淫効果はありません。中央アメリカの人たちは伝統的に常にムラムラしてたんですか?

庶民の娘が、宮廷お抱えの医師を遥かに凌駕する医学的知識をつけることは不可能です。情報、資金、物資、設備、人員あらゆるリソースで負けている上、彼らは激しい競争に勝ち抜いてその地位にいるんですから。

投稿 : 2024/04/03
閲覧 : 53
サンキュー:

1

ネタバレ

og3jar さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

猫猫はかわいかった

今回もトーヤマトールさんの考察動画でお世話になりました。
すれ違いざまに猫猫の独り言を聞いた壬氏が侍女を集めて猫猫を捜していた時に、おしゃべりの小蘭(シャオラン)が呼ばれなかったのは、身長が違っていたからだそうです。アニメでは身長差の違いの描写があったそうです。僕は観ていたのに気づきませんでした。

猫猫のいろいろな謎解きも、(自分の理解力不足の問題で)わかったようよくわからないような感じでしたが、賢い印象を持てたので、それでよしとしておきます。

それにしても、どうして花街と後宮がでてくるのでしょうか。何かテーマがあるのでしょうか?猫猫は上級妃・四夫人に花街の秘伝の講義をしていました。そばかすの偽装も花街の秘伝も彼女にとっては生きる為の知恵なのかも知れません。

唯一情熱を持っているのは、毒にたいしてだけ。何故でしょう。

第一クールのOP『花になって』ED『アイコトバ』が好きで、ヘビロテしてました。

2期楽しみです。

投稿 : 2024/04/02
閲覧 : 64
サンキュー:

3

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメならではの演出と、緻密に繋がるストーリー

視聴完了
全24話

ジャンル
サスペンス

タイトル由来
薬屋である主人公猫猫、の独り言、かけるものさえあれば、から全てが始まる。

設定
昔の中国を舞台にしたファンタジー、らしい。
(中国史は全く知らないので詳細は不明)

ストーリー展開
1話完結だったり、複数の話に跨いでいたりするが事件と謎解きがセット+大きな話がいくつか。

細かいものは書かないが、
導入と毒白粉→リファ姫の看病→園遊会毒殺未遂→やんごとなき身分の人の殺害未遂→羅漢と妓女

感想
総評100点
良かった点
絵、ストーリー、キャラ、アニメならではの演出、オリジナル展開
悪かった点
なし
レビュー
原作はなろうからラノベ、漫画(同時並行で2作品)
に展開されている。私はこのうちのガンガン版漫画が大好きで、現在も単行本を買っている数少ない作品。
ちなみになろうともう一つの漫画は合いませんでした。

ということで、ガンガン漫画ベースだと良いなぁと淡い期待をしたところ漫画と変わらない展開。その上で細かいところで邪魔にならない付け足しがされており、最高。
特に彫金細工士の結末や、やんごとなき事件のラストは最高。

作品としての評価は絵は綺麗(美しいとまでは行かないけど、これ以上の綺麗さを求める必要はないと思う。)、設定は私が全く中国史に興味がないので違和感とかは全くないが、好きな人にはダメなシーンはあるのかも。冒頭のマッドサイエンティストから始まり横文字はかなり出てくる。また推理シーンのBGMがかなり好きで、問題点が整理され解決に近づくにつれ盛り上がっていく、推理ゲームをしているような高揚感がある。オープニングは2クール目は作品にマッチしていてとてもいい感じ。1クール目は曲としては好きだし、歌詞はマッチしているのだが、雰囲気としては、、、。
また事件が起きるので当然暗い部分もあるのだが、中国との宮廷ものとして想像するようなドロドロ感はない。毒白粉は毒と知らなかっただけだし、毒殺未遂は自分の過去の過ちが露見するのを恐れて、やんごとなきは不明、羅漢はハッピーエンドである。

なお、この作品で一番好きなシーンは中祀を止めようとして殴られた猫猫を,ラカンが助けに来た時の一言。声優まじやべぇ!!ってなった。

個人的に今期ナンバーワン!、と言い切れないほどライバルが強すぎるのだが、少なくとも最高ランク!
ちなみに2期はかなり心配。かなりの部分の伏線を回収してしまっているため、盛り上がりが、、、あとじんしさま周りしか残っていないのだが。

投稿 : 2024/04/01
閲覧 : 151
サンキュー:

7

ネタバレ

Yamaneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

胸糞悪い

中国?でしたっけ・・ぶっちゃけどーでもよいです。
胸糞悪い物語です。流石中国歴史だとおもいました。
見る気失せました。

投稿 : 2024/03/30
閲覧 : 48
サンキュー:

0

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

薬屋のひとりごと

1クールのOP/EDは作品内容と全く合っていない感。
スポンサー様枠?

2クール目のOPは何となく合っている、EDは微妙。
本当の父、漢羅漢 vs 壬氏が早く観たい。

壬氏と漢羅漢の共通点ドМ。

投稿 : 2024/03/28
閲覧 : 71
サンキュー:

1

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

謎解きあり。

後宮で起こる数々の謎を解く薬屋の猫猫(マオマオ)時に命懸けの謎解きも。物語の中盤にくると、彼女の出生の謎や物語を大きく揺るがず事態にも発展します。壬氏(じんし)との恋の行方も見所
二期も決定したので、楽しみです。

投稿 : 2024/03/26
閲覧 : 26
サンキュー:

0

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

かわいい猫には毒がある

なろう原作でコミックが
ガンガンとサンデーから出ている異色作

こちらもフリーレン同様アニメ化が注目され
かなり期待値が高かった

物語としては花街で薬屋として住んでいた
猫猫と言う少女が

薬草の採取中に襲われてしまい
そのまま宮廷に売り飛ばされてしまう

下女として年季までおとなしく働こうとするが
二人の上級妃の言い争いを見たことから
運命が動き始めていく

薬屋としての知識、花街で育った人間への洞察力
二つの側面で猫猫が次々と周囲に起きる
不可解な事件を解いていくミステリー要素が基本線

上級妃の内情が浮き彫りになったり
猫猫に目を付けた宦官壬氏との関係性

そして終盤は猫猫の出自に触れ
実父である軍師羅漢との対決が描かれる

この作品のキーワードは毒
園遊会の毒味役として猫猫が食べた後に
妖艶な表情で「これ 毒です」と言うシーンを代表するように

毒に対する好奇心や追体験したいという
願望が駄々洩れで2度ほどゲロインしているw

初めは猫猫の推察力に興味をひかれた壬氏だが
自分に対しても素っ気ない態度の猫猫を気に入り
段々と目が離せないようになっていた

中盤まで続く様々な事件が
実は一つの目的を行うための実験であり
すべてを把握したときのカタルシスは高い

早くも2期制作を発表してきたけれど
本編でクレジットなかった楼蘭妃がね
カギ握るんだけども

投稿 : 2024/03/25
閲覧 : 53
サンキュー:

4

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

これは面白かった

これは面白かった これだけを楽しみに仕事が絶えられた・・
続きがぜひ 見たい

投稿 : 2024/03/24
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Nick さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なかなかどうして

(キャラ設定とか物語とか)子供向けのアニメではない。風俗知ってる青年以上が対象かな・・・。

頭空っぽにしてみれなくはないけどいろいろ考えさせられる部分もある。
謎の部分はあとから答え合わせはする感じです

キャラとか声優とかは結構あってる気はします。
ベストかどうかは個人の判断だけど

内容は正直放送終了まではわからないといっておいた方がいい気がします。ただ、視聴はお勧めします。

<追記>
視聴中だったのでネタバレ含めて中身のないコメントでしか書けませんでした。
視聴し終わっては多分2023年10月開始では個人的に一番良かった作品じゃないかなと思います。(フ〇ーレンは私には合わなかった)


1期では謎の部分がまだいくつか残っており、アニメオリジナルも考えられたので上記のような「放送終了まではわからない」と書きましたが2期でそのあたりも触れるようです。

投稿 : 2024/03/24
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4

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四ツ谷ミツル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

ちょ、ちょっと俺には難しかったかな…汗

原作コミカライズ未読のアニメ勢。
1クールに当たる部分(13話まで)見たので感想をば。

今まで中華系作品にほぼ触れてこなかったせいか、完全初見だと世界観がちょっと難しかった。
推理物は結構好きなジャンルなのだが、舞台が皇宮で、毒とか薬とかが絡んでくると急にとっつきづらくなる。
だが、難しい所もミニキャラを交えてシンプルな図で説明してくれたりするので…えっと、まあ、おおまかには理解出来る。
自分のオツムではちょっと難しかったのは事実だが。
中華系作品に触れた事がある人なら分かりやすいんじゃないかと思う。
小難しいだけじゃ無く、意外にもエロいねーちゃんとか結構出てくるのでその辺はまあまあ楽しめる。

作画は女性向け感強めで男女問わずキラキラしているが、作画崩壊も無くずっと綺麗だった。水晶玉みたいな瞳も良かったし、背景はめちゃくちゃ凝っていて見応えがある。
アニメーションとしてのクオリティはかなり高い。
加えて声優陣の演技も良かったので目と耳はちゃんと楽しめる。後はストーリーに頭が追いつくかどうかだ。
個人的な意見になるが…猫猫はもうちょっと可愛い声が良かったかな。
コミカルなシーンでもシリアスなシーンでも結構ぶっきらぼうで平坦な感じなのでたまにセリフが耳からすり抜ける。

OPED共に世界観に合っていて良かったし、次話のチラ見せの時にかかる音楽が小君良くて頭に残る。二期でも継続だが、あれは非常に良い。

壬氏との恋愛…はこれからするのだろうか?
まだ矢印一方通行な感じがするし、そもそもアニメ13話までの範囲では壬氏のことはまだよくわからない。初期に感じたイケメンのチャラい兄ちゃんって印象もまだ覆っていない。

これからもマイペースに追おうとは思っているが、これは完全初見で見るよりも原作かコミカライズを齧って世界観を理解してから見るのが良いかもしれない。

投稿 : 2024/02/13
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fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

クオリティは高いがはまらなかった

作画•声優とクオリティは高い
昔の中国王宮の毒見役の話で、主人公が毒マニアという設定なども良い

ストーリーも悪くないけど
主人公があまりやる気がなく
ただただぶつぶつ言ってる

目的やゴールがわからなく

キャラに惹かれればいいが
ただぼやく主人公や
宦官でイケメン設定などくらいなのでうーん

三国志好きなので宦官はあまりいいイメージがないので。

トリックや事件はいいけど、すぐまぁどうでもいいか。。でながされるのがうーんどこに焦点をあてたらいいのやら。。
津田探偵の方がよっぽど観る気が起きる。

で1クールでリタイヤ

色街のねーちゃんらと宮殿の姫様達の衣装があまり差が無いのとちと違和感

投稿 : 2024/01/16
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てらし さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

頑張れ新人

2クール目開始の13話
ほぼチュートリアルに終始した内容
新キャラ追加も必要最少限に
小猫と名を変え、人事異動というより出戻り
以前の後宮とは部署がまったく違うので何もかもが初めての、入社初日のソワソワした空気が漂っています
正に仕切り直しといえる回

見た目華やかな後宮内廷とは異なり堅実で理性的で機能的な空間の外廷、だからこそ後宮とはまた違った意味での入り組んだ奥深かさや闇も感じます
軍部といういかにも不穏なワードも出てきました
次回で新たな上級妃が追加され、お話が大きく動こうとする中で猫猫がどうあろうとするのか

そろそろ壬氏が本格的にストーリーの中心に絡んで来そうな気もしますがどうなるでしょうか


9話まで
{netabare}やはりカット割りが冴えてます
カメラのフレーミングで主観と客観、そこで伝えたい物は何であるか法則性を持たせて構成されていたと思います
キャラクターも位置や角度、目線の向きで何処に意識を置いているか、会話のみだと単調になってしまうからどう見せようか、など細部まで丁寧に組み立てられていたと感じます
例えばテーブル中央に差し出されたグラスの構図
手に取り飲んだ後でまったく同じ位置に置いた猫猫
迷っていれば自信無く手元に置くかもしれないし、解けないのであれば返すように壬氏寄りに置いたかもしれない
まったく同じ位置に置くというのは核心に行き着いたことを示す演出だと解釈しました
謎解きシーンで猫猫を机の真横に移動させたのは単調にならない為、火鉢に塩を入れる為、そして壬氏と猫猫が並んで視線を向けることで酒瓶に残る証拠が知らない誰かの仕業であることをより強調する為でもあると思います
チョイチョイ挟まれるデフォルメ表現や2人のイチャイチャも程好いメリハリになっていて良い感じ

後半は打って変わって不穏な雰囲気
3人の会話シーンでは猫猫の感情に沿うように淡い紫からトーンを落とした赤へと変化していく
猫猫の強い緑が徐々に同じ色相へと変わっていく様は大きな何かに呑み込まれるような不安を表していたり、猫猫が秘めている抑圧された激しい感情がここにきてようやく表に出たといったところでしょうか?
花瓶を反時計回りにカメラが回り込んでいるのはおそらく猫猫の今までを遡っているということなんでしょう
木の実を見る猫猫の左目とラストカット壬氏の左目が似た構図なのは2人の過去を暗示しているのかも?

ようやく奥に隠れていた物が姿を表し、話も大きく動きそうで、今後が楽しみです{/netabare}

8話まで
{netabare}赤紅紫色で構成される娼館
同系色のみの構成は内向的や閉鎖的という意味を含んでます。
後宮もそれと同じような物。
男性は青系色で、そのような世界に依存しつつも、ある程度自由な身でいたいという微妙な立ち位置を示しているようにも見えます。

猫猫の緑を基調としたデザインは何となく野草や薬をイメージしたのかなと思っていたんですが、赤紅紫との反対色を使うことで開放的で力強いイメージを持たせ、後宮や娼館の中で猫猫のキャラを内面からより際立たせようとしたのかなと見てて思いました{/netabare}

7話まで
{netabare}タイトルから箸休め的な回を想像してましたが、スタートからカット割りが丁寧で、派手さは無いけど流れが分かりやすい
先に含みを持たせたようなレイアウトもさりげなく意識を引き付け、結局何度も繰り返し見てしまいました
何だこの気合いの入れようは?と思ったら
どうやら監督さんが絵コンテだったようで
納得{/netabare}

6話まで見た印象
{netabare}
後宮という盤上で戦略シミュレーションが展開されているような感じ

レイアウトから読み取れる人物の位と境遇
人物はXY軸を駒のように動き、Z軸の深層が見えないからこそ神の視点を持った遊撃兵のように動く猫猫が際立ちます
壬氏とはバディでもない上司部下とも言えない微妙な関係性で、これからどうなっていくかも見所の一つ

作画は安定しています
4話のようなリアルに沿った画作りも(お話の内容に合っていれば)良いですが、1~3話くらいのバランスがいいかなあ{/netabare}

投稿 : 2024/01/14
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じょせふん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

全てが美しい

絵が綺麗。これに尽きる
絵を見るだけでも力が入ってるのが伺える。

OP、ED、ストーリー、キャラデザインまでも素晴らしい。どこを取っても安っぽさがない
見られる事がありがたいと思える作品。

投稿 : 2024/01/11
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しゆん@異世界 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

期待通りのミステリー作品

半年前から注目していた作品。
後宮での禁断恋愛物語だと思い込んでいたから、まさかのミステリー系で衝撃。

それも猫猫は見た目によらず、頭が切れて薬剤の知識豊富で隠れ美人。
後宮での様々な怪事件を爽快に解決していく様はまるでホームズのよう。

並行して展開される壬氏とのラブコメにも注目される。
天性の美貌を持ち謎深き壬氏に気に入られる猫猫。

一旦解雇されたものの、結局後宮での暮らしに落ち着いた模様。

アニメーションも力入ってるし、OPも悪くないし、普通に覇権候補レベル。

投稿 : 2024/01/02
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runa21 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

悪くはないが、原作越えではない

原作が好きで見てみたのですが、
原作を超えたアニメにはならなかったぁという印象です。

原作から大きくはみ出すことはなかったし、
原作通りにやっているのだけど、
それだったら原作を超えることができないんですよね。

原作が面白くても、
アニメも面白い作品も中にはあって
そういう作品と、
原作を超えられない作品って
何が違うんだろう。。。

でも、明確に「超えられてない」のはわかるんですよ。
原作ファンとしては、
原作に沿ってくれるのはいいのですが、
それでも原作を超えた表現をしてほしいと思っちゃうんですよ。

欲張りかな(笑)

アニメしか知らない人は、
多分楽しめると思います。

投稿 : 2023/12/31
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薄雪草 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

後宮の赤い実。

毎回、楽しく視聴しています。
なお、原作は未読です。

今回、9話と次回の10話の予告が気になって、拙い推理をしてみようかな?と思いたち、厚顔を承知で書いてみようと思いました。
言わば、ネタバレにもならない "恥バレ" というわけです。

{netabare}
タイトルの「後宮の赤い実」ですけれど、一般的に南天などを指します。
花言葉では "慶事・縁起物" と転意されます。

南天のほかにも、万両、千両は見かけはとても似ていて、花言葉もほぼ同じ意味合いです。
面白いのは、億両、百両、十両、一両という名前の植物もあります。

"〇両" は通称で、別名ですと、億両はツルシキミ(ミカン科)、万両はヤブタチバナ(サクラソウ科)、千両はクササンゴ(センリョウ科)、百両はカラタチバナ(サクラソウ科)、十両はヤブコウジ(サクラソウ科)、一両はアリドウシ(アカネ科)、南天はナンテン(メギ科)と多種多彩です。

そのなかで一両だけは、枝先や葉腋(ようえき=葉の付け根)に "鋭い棘" があります。
なので、古来の風習に倣うと、柊(ヒイラギ)と同等に "魔除け" の意味合いを持っています。

さて、この赤い実の "縁起物" という意味合いを、「誰のため、何のため」という視点でアプローチしてみようと思います。

後宮は、皇帝の後継者を作ることはもちろんですが、男の欲と願望(世界統治バランスの側面や、男性性の処理)のためのシステム化がそもそもの成り立ちです。

赤い実は、咲く花の少ない晩秋から冬のあいだの風物を華やかに彩る植物です。
良く言えば、後宮という鳥かごで、鬱々する気分をいっとき慰めてくれます。
悪く言えば、皇帝のひと言で "何とでもできる" 条件下で生かされていることを暗喩しています。

花瓶に生けられたその赤い実は、器に縛られてでしか生きられません。
万一にも、求められる美しさ、賢さ、淑やかさから外れてしまったら、花瓶ごと割られかねません。
「女性は男性の意に従え」とばかりに、です。

猫猫(マオマオ)は花街育ちの薬屋です。
男女の色恋の陰には、必ずといっていいほど富力と暴力による支配があり、男社会の抑圧を痛いほど肌身で感じ取ってきています。

猫猫は呟きます。
「後宮も、花街と同じだ。」と。
これが猫猫のジェンダー(社会的属性)への視点であり、その想いを花瓶の赤い実に重ね、巡らせたのですね。

つまり、仮に、女性に社会的な資性が備わっていたとしても、男性の都合や判断ひとつで、飲酒が規制されたり、他殺が自殺にも処理されてしまう軽い取り扱われようであることが、切なくて、ままならなくて、やり切れなくて仕方がないのですね。

唐突のように差し込まれた詩歌曲の演出には、作品の理解のための深い意味が込められていると思います。
じっくりと耳を傾け、彼女らの胸が詰まる思いに気もちを寄せていただけるなら、女性性の哀しい心情がいくらかは汲み取れるのでは?と思う次第です。

~   ~   ~   ~

さて、いよいよ柘榴(ざくろ)宮のアードゥオ妃(淑妃)が登場します。
彼女の来歴は不明ですが、柘榴の原産地から推察するとイラン系を出自とする女性なのかもしれません。

となれば、10話の「ハチミツ」と「柘榴」を、以前のリーシュ妃(金剛宮の徳妃)との相関における軋轢や、アレルギー性皮膚炎とを紐づけてみると、何やらきな臭いものが想起されます。
つまり、アナフィラキシーショックによる致死殺(?)です。

柘榴の枝先も棘のように鋭いのが特徴で、安易な気持ちで果実に触れようものなら危険極まりません。
また、南天(こちらは中国原産)と同様に "真っ赤な実" を生らします。
しかも、イラン産の柘榴の外殻はとっても硬いんですね。

そのような柘榴ですので、アードゥオ妃の意志の固さや、取り巻きする女官たちの忠誠があるとすれば、別の何かが暗喩されている10話なのかもしれません。

花言葉は「円熟した優雅さ」ですが、赤い実に限れば「愚かしさ」に転意します。また「子孫の守護」という意味もあります。
これら背反するダブルミーニングが何を意味するものなのかは今は分かりません。

水死した "無名" の女官、塩の過剰摂取で亡くなった武官、火傷を負った柘榴宮侍女頭のフォンミンらの役どころを考えると、猫猫と壬氏にとっては、どうにも頭の痛い推理と、いつものつぶやきが漏れるのは仕方のないことかもしれませんね。

そんなわけで、今後の放送を楽しみに追いかけている私です。
{/netabare}



二つを一つに。

とても面白く、そして悲しい思いになった回でした。

前レヴューの推理は、少しはかすっていたのかな?の恥バレでしたが、あらためて注目したのは、作者のジェンダーへの視点でした。

アードゥオ妃が「みんな、バカだ。」と絞り出した言葉の意味。
それはたぶん、自身の立場と振る舞いの愚かしさに向けてだったように私は感じました。

アードゥオ妃は、生まれながらにして後宮に縛り付けられたジェンダー(社会的属性)です。

猫猫は、躑躅(つつじ)を見て「狂い咲き」と言っています。
これを花言葉で解くと "常軌を逸した自制心、こじれた節度" と言えるでしょう。

つまり、後宮という社会体制・組織・規律・運営は、女性性の "大切なもの" を、軽んじ、蔑ろにし、破滅させるという意味にも受け取れます。

そんな角度で振り返ると、赤ちゃんを交換するというアードゥオ妃の発想も、その子どもを死なせてしまったフォンミンの無知と後悔も、柘榴宮を守るために自死した女官の忠義も、すべてが後宮というシステムに起因しているものだと理解できます。

それぞれの動機は已むに已まれぬものかもしれません。
でも、後宮での地位保全を図ろうとすればするほど、その代償は大きくなっていきます。


猫猫が、躑躅の蜜をひとなめして「これくらいでは死にません。」と言ったのは、多くの量を体に入れれば甘い毒に狂わされるという意味です。

アードゥオ妃が柘榴宮妃を辞すのは、自らの判断が初発のきっかけとなったことで、巡りつづけた因果と応報の毒を受け止めたから。

幾人もの命が奪われたことによる自責の念、ジェンダーへの批判の想い、その中枢に任じられている壬氏へのケジメだったのかもと受け止めました。



それにしても、壬氏とアードゥオ妃が親子であるかのような演出はいったい?

また、猫猫の養父が、元宮廷医官だったとは予想もしていませんでした。

加えて、フォンミンの関係者に "猫猫の名前があったこと" 、 "さらわれての奉公ではないこと" にもびっくり。

猫猫は、今のところ、そのことを知っていなさそうですが・・。

猫猫の推理が、今後の展開にどんな伏線を張るのか、はたまた妄想がどんなミスリードを誘うのか、気をもんでばかりいます。

投稿 : 2023/12/20
閲覧 : 304
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しろくま さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

夢中になって最新話まで一気に観てしまう

観る前は地味そうだなと思ってたけど、ファンタジーではなく現実的だからこそグッと引き込まれる。
芋っぽい主人公という設定なのにどう見てもかわいいという作品が多い中、そばかすと不愛想と気だるい声というわかりやすい芋っぽさが説得力があり引っ掛かりなく観れたし、あえて芋感を出していて実はかわいいというのも受け入れやすくて良い。
主人公が頭が良く有能なのが、ラノベの無敵主人公の無双感に近い感覚でひやひやせず観れて、なんだかんだ認められてみんなに一目置かれてあまり攻撃されない事もあり、安心して観れる。
推理ものというはっきりした面白さがあるから好みに関係なく誰にでもオススメしやすいと思う
キャラが魅力的でたまに笑える要素もあったり、シリアスな部分もあったりで飽きない

投稿 : 2023/12/19
閲覧 : 35
サンキュー:

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薬屋のひとりごとのストーリー・あらすじ

大陸の中央に位置するとある大国。その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。 名前は、猫猫(マオマオ)。 花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。 ある日、帝の御子たちが皆短命であることを知る。 今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。 美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。 人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。 きれいな薔薇にはとげがある、女の園は毒だらけ、噂と陰謀事欠かず。 壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。 稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。(TVアニメ動画『薬屋のひとりごと』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年秋アニメ

この頃(2023年秋アニメ)の他の作品

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