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「夜のクラゲは泳げない(TVアニメ動画)」

総合得点
66.0
感想・評価
55
棚に入れた
287
ランキング
2996
★★★★☆ 3.4 (55)
物語
3.2
作画
3.7
声優
3.4
音楽
3.3
キャラ
3.3

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夜のクラゲは泳げないの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

てぶくろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

テーマや狙いに対するアプローチは良い、でも起きている事象とキャラに対する踏み込みがもう一歩だけ足りない。

 第6話視聴しました。
 {netabare} 今話は言うなればギャグ回というか箸休め的な一話であり、中身も母娘のハートウォーミングな内容でした。
 本作品のストロングポイントである「見やすい」に特化した一話だったように思います。


 では、本編です。

 スランプに陥った花音を慮り、一先ずDMに来た楽曲制作依頼者と話してみる一行。
 いや、匿名シンガーやってんのにホイホイ人と会うなよ笑

 みー子さんに対して「設定が甘い」とまひるが言及していましたが、甘さについてはどっこいどっこいなのであんまりギャグになっていませんね。

 それから、ハロウィンライブでの件を持ち出され否応なしに楽曲提供を引き受けることになったわけなんですが…
 これ、みー子さんは何を根拠にあの時の仮面少女とJELEEを結びつけたんでしょうね?

 いや まぁ、みー子さんからすると歌声しか判断基準がないので、たまたま回ってきたJELEEの楽曲を聞いて、チャンネルのページに移り、過去の動画を見つけ、聞き比べて確信を得たってことなんでしょうか?
 みー子さんはすごく耳が良いんですね!

 
 その後、みー子さんには小学生の娘がいることがわかり、その子と木村ちゃんが誰かを推すことについて話したりするんですが、正直 この亜璃恵瑠ちゃんの心境の変遷が都合よく扱われすぎだと思います。

 亜璃恵瑠ちゃんは少し前まで暗い性格で、お母さんを見て気持ちが楽になり明るくなったそうですが、そのきっかけが いつもと変わらないお母さん ということなら、何故そもそも暗い性格になってしまったんでしょうか?

 まぁこれは最悪、生来の性格がそうであったから として飲み込むとしても、その後の 周りにからかわれる事でお母さんや自分が変なのではないか と思い詰める様子を見せるのはさすがに物語として恣意的に誘導し過ぎなような気がします。

 さっき、人ってこんなにも考えずに喋ってもいいんだ という知見を得たって話はどこいってん。

 上げる演出の為にわざと下げる を繰り返しているように思います。

 木村ちゃんが返答するターンでは、第2話では大して深堀りされなかった事に対する補足がなされるのかと思いきや、当たり障りのない台詞かつJELEEとして活動してみたことが活かされているわけでもない台詞で肩透かしを食らってしまいました。


 場面変わって、あっという間にライブ当日となりました。
 亜璃恵瑠ちゃんはお友達と初詣に行ってからライブに来るそうです。
 これなんでわざわざ初詣にしたんでしょうね? 作中時間は冬休みも終わった1月の4周目突入間近くらいだと思うんですが、どうしても花園神社をもう一度出したかったんでしょうか?

 ここで亜璃恵瑠ちゃんは同級生の男の子に絡まれてしまいライブに間に合わなくなってしまいますが、亜璃恵瑠ちゃんは思ったよりギリギリのタイムスケジュールで行動しているんですね。
 
 男の子のコメントを見て察したキウイちゃんの「同級生の悪意だと思います。学校ってそういう場所なので…」という台詞、みー子さんに状況を理解させるための圧縮された良い台詞だと思うんですが…

 傍若無人な小学生時代を過ごし、そのノリが中学校では通用せず出とちり、その後自分の好みを相手に押し付けるだけの交友術が災いし居場所をなくし、高校に上がっても環境を変えようとせず勝手に引きこもり、親友に対して虚言を弄して見栄を張っていた、何から何まで自業自得な子が、果たして学校生活というものをどれだけ理解しているんでしょうね。
 

 その後、飛び出して行ってしまったみー子さんの代理としてステージに立つことになった花音たち。
 ステージパフォーマンスと衣装もあいまってとても新鮮でした。
 
 意外だったのは、会場にほぼ満員くらいのお客さんが入り、熱狂的なファンもついていることです。

 これは別のアイドル作品でも書いたことがあるんですが、事務所ライブでキチンと集客ができるアイドルをクビにする理由ってなんなんですかね。
 
 吹っ切れたみー子さんは秘密を暴露し、曲もバズることができめでたしめでたしとなりました。
 最初にも書いたようにハートウォーミングな話だったように思います、みー子さんには小学生のアンチコメントよりも戦わなくてはいけないより恐ろしく厳しい現実があるとは思いましたが。

 
 でも…なんかほんと、ずーーっと周りが悪いですね この作品。 引き出しが少ねぇって。
 世間の目やいわゆる「現実」が、打破するもの 乗り越えていくもの ではなくただの「悪者」でしかないのは非常に歯痒いです。
 
 ただまぁ大人になるとこの作品のように周りの所為ばっかりにする話には中々恥ずかしくてできませんが、それを乗り越え 彼女たちの目線に立った等身大のストーリーに仕上げているんだという点で見ればとても良いと思います。
          {/netabare}

 第3話まで視聴しました。
 {netabare} 映像は文句無しにキレイでよく動いていて、キャラクターの可愛らしさを後押しし、共感性の高いテーマと音楽の要素で、全体がポップでキャッチーで取っ付きやすくなっていると思います。

 ですが…何故かこの作品を 面白い! 彼女たちのこれからに目が離せない! 彼女たちのやりとりをもっと見ていたい! とは断言できない妙なモヤモヤが残ります。

 非常に俗っぽい言い方にはなりますが、この作品はバズりたくて仕方が無く 世間が好きそうなものを集め 広いターゲット層に全力で媚びてみている そんな印象です。
 もちろん、オリジナルアニメなので世間ウケを意識することはとても重要なことだと思うのですが、その気持ちだけが先行しなんとなくの人物描写で進行してしまっているように感じます。

 
 個人的に一番引っかかっているのは、まひるです。

 第1話にて、主人公が行動を起こす際にセルフツッコミを多用するのは話作りにおいて弱腰であるように思います。 行動の一つ一つに保険を張っていると言いますか…。

 意図的にまひるはすぐに自分を客観視し冷めた言葉を自分にかけてしまう性格である と示しているなら別に構いません。
 ですが、その割にまひるってモーションがブリブリしてますよね?
 売り物の靴下に話しかけていたり、鼻をつままれ手をバタバタしていたり などです。

 なんというか、提示されているキャラ設定と画面内のキャラの動きに齟齬があるように感じます。

 他にも例をあげるなら
 まわりからどう見られるかに過敏な子が、電話しながら買い物したりしますかね? 
 対人関係があまり上手では無さそうなフリを作っておいて、初対面の花音相手にいきなりくだけた感じのジョークをかましているのはどういうつもりなん? とかもあります。

 
 それと、まひるの人格形成エピソードについて。

 壁画を自慢しようとしたら、友人から「変な絵」と言われてしまい、絵を描くのをやめてしまいとさ。
 悪くはないんですが、発想の1個目って感じがして弱く感じてしまいます。
 
 何気ない他人の一言が影響を与えたとしたいなら、その後の「上から落書きしちゃう?」とかの台詞はちょっとやり過ぎの欲張り過ぎだと思います。
 そんなにわざとらしくしなくてもw

 ていうか友達2人はまひるが絵を描くことこの時から知ってるはずなので、余計に言わされてる感が強いんですよね。

 
 あと、自分で黒歴史だと言っているのに 海月ヨル のアカウントを残しているのは何故?

 少なくともこの思いっきり顔が出ている投稿は削除するんじゃないのか?


 まひるは没個性なのに共感性が薄いキャラに仕上がっているように思います。


 他キャラについて。

 花音については、第1話で「ヨルって結構普通なんだね」と言っていて、小学生のときにちょろっと絵を描いていただけの子に何をそんな期待することがあるんや?とは思いましたが、彼女はそういう役回りなのでこれでいいと思います。
 それよりも、15歳の女の子のところに記者が突撃取材とかするかなぁ? 暴行って言ってもそこまで過激なものでもないやろうし、ちょっとしたことでも騒がれる程人気ならまひるが知らないっていうのも違和感よなぁとかそっちの方が気になりました。


 木村ちゃんについては、橘ののかと山ノ内花音の両方を推すことにしたそうですが、そのきっかけとなったものはよくわかりませんでした。
  昔した約束を覚えていてくれた というのはただファンとして嬉しいことでしかなく、別に表現者としての山ノ内花音に何か感銘を受けたとか、根っこの部分に橘ののかを感じたとかでもなかったのが非常に残念です。

 
 キウイちゃんはエピソードがまひると付随していることや順番で一番損をしているように思います。
 新しい環境で上手く馴染めず引きこもりへ…という気持ちは理解できるんですが、正直 まひる木村ちゃんと続くと、あぁはいはい また周りの所為ね と思ってしまいました。
 現実ならままあることなんでしょうけど、フィクションとしては面白味にかけます。

 踊りの部分とか感動的っちゃそうですけど、でも元はと言えば自己紹介でやらかして、その後自分の好みを相手に押し付けてばっかりのキウイちゃんの自業自得だしな…とか、まひるはこの2年間こっちの誘いは全部断るくせに友達とファミレス行った話とかをしてくるキウイちゃんを一度も不審に思ったことはないのか? とか色々考えてしまいます。


 キャラクターの内情を描くのが不得手な本作品ですが、この先関係性が深まっていき何か化学反応を起こすでしょうか次回に期待です。

           {/netabare}

 第4話視聴しました。
 {netabare} 今話は順当過ぎる程に花音についての掘り下げ回となりました。
 それと同時になんだかこの作品の底も見えてしまった、そんな一話でした。

 
 では、本編です。

 どうやら、前回発表したMVは再生数一万回を突破したようです。
 まひるは「一本目で一万いったら充分じゃない?」と事も無げに言いますが、充分どころの話じゃなくないか!?
 チャンネル登録者数2人だったアカウントでいきなりオリジナル楽曲出して、一万回、充分すぎるって!

 個人的に、この一万回という数字はそれほど荒唐無稽な話ではないと思っています。
 なぜなら、この結果って竜ヶ崎ノクスによる宣伝効果の賜物ですよね?

 別に活動が順調な滑り出しをしていることは構わないんですが、ここでまひるが「さすが、キウイちゃんが宣伝してくれただけのことはあるね」とか、花音が「まぁキウイちゃんのファンが見てくれたからね…でもまぁまずは知ってもらう事が大事!」などの何故こうなっているかを自覚している台詞が必要だったと思います。

 
 その後、花音のサンフラワードールズに対するなかなか一言では言い表せない感情が露わになったなったり、プロデューサーがお母さんであることなどが明かされました。
 花音は第1話でまひるに対し「ヨルって結構普通なんだね」という印象的な台詞を残していましたが、この感じから察するに花音も結構普通そうですね。


 キウイちゃんと木村ちゃんが花音と帰ってくるとまひるが部屋の掃除をし、シチューを作って待っていました。
 自炊をしなさそうな2人の家にシチューの食材があるわけねぇだろ、と考えてしまうと なんかとりあえず家事ができたらキャラの株があがるだろっていう安易な発想のもとこんな事しているんだろうなと邪推してしまいます。


 食後には互いに秘密の暴露大会が始まりました。

 キウイちゃんについては前回でも思っていましたが、中学デビューで失敗したなら高校は知り合いいなさそうなとこに行くとかは出来なかったんですかね?
 立北高校は中高一貫の私立校っぽいので、高校から心機一転としやすいと思うんですけどね。
 それも込みで虚栄を張ってしまったってことなんでしょうか。
 というか、そもそも高校デビューで失敗したで良かったような…。


 木村ちゃんの秘密は、歌が苦手なことだそうです。

 先生にまで止められたことがショックだったようで、「まるで、私が変だって世界に決められちゃったみたいで…」と語ります。

 …いや、音程が合ってないんだから、そりゃ変だろ。
 
 楽曲の理解や表現について食い違いがあるというならまだ分かりますが、音程が合っているか外れているかっていう段階の問題で個人の解釈なんか入ってこねぇよ。
 お前が外してるんだから、お前が変だよ。

 
 その後夜を徹して作業した結果、曲とMVが完成しました。
 1日徹夜して完成するなら、ちゃんとスケジュール立てていれば来週の水曜日までなんて余裕だったんじゃないですかね?w
 全員満身創痍な感じでしたが、キウイちゃんは意外と健康的なタイプの引きこもりなんでしょうか。
 
 
 仮眠をして起きるとどうやらバズっているらしいです。
 どういう理由でバズっているかはまだ定かではありませんが、やっぱりなんか軽いですね。
 創作活動においての産みの苦しみも無く、注目してもらうための工夫もない、でも結果だけは転がり込む。

 非常に素敵なファンタジーだと思います。

 ファンタジーならファンタジーで大いに結構なんですが、一丁前に現代的なテーマ性がありますよ みたいな顔をしているのが問題なんでしょうね。

 次回に期待です。

            {/netabare}

 第5話視聴しました。
 {netabare} 今話は まひる というキャラを主人公に据えた本作品にとっては避けては通れない、チェックポイント的な話だったように思います。

 
 では、本編です。

 前回の 引き であったバズっている要因は、やはりアクシデント的なものだったようです。
 今話のような、ひょんな事でバズってしまった でもちゃんと中身も聞いてもらえているから前向きに考えよー! ということを印象付けたいなら、どうして一曲目から一万回再生の好調な滑り出し にしてしまったんでしょうね。


 順調に増える再生回数に浮かれるまひるでしたが、「イラストだけしょぼくね?」というコメントを見つけてしまいます。
 本作品の性質とは逆なコメントですね。

 ショックを受けるまひるは追い打ちとして、有名絵師による二次創作を喰らってしまいます。

 花音は自虐モードになってしまったまひるを、俺が信じるお前を信じろ!というグレンラガン構文を用いて励まします。

 少し元気を取り戻したまひるでしたが、「私より上手い人が描かないでよ、邪魔だな」という気持ちを抱えていることがわかります。
 まひるが自分より上手い絵師に対してや、二次創作を喜ぶ花音に対して嫉妬の感情を持ち、その本音をしまい込んでいる様子は ことなかれ主義で相手に本音を明かすことを怖がるまひるらしいと思いました。

 思っていたんですが、その後電車内で人目も憚らず急に花音に「あの人と私どっちが上手いと思ってるの?」と瞳孔開きながら詰問し始めていて、またまひるの事を掴みそこなった感じがします。

 「めんどくさいね」って言っておけば何でも成立するわけじゃありませんよ?

 
 その後、悔し泣きながら絵を描くまひるの様子はとても印象的なシーンでした。
 
 ですが…その…まひるは絵の上手さについてこだわっていますけど、そこを取りあげてしまうとさ…圧倒的に絵に対してかけてきた時間が違うやんって話になってしまうような気がするんですよね。

 10歳を境に精力的に描くのをやめたっていう長期的な点でもそうですし、この2曲目に関しては徹夜の大急ぎで仕上げてたやん。

 
 そして、その後渾身の絵と共に3曲目を発表したわけなんですが…
 根本的な画力で悩んでいた子が、たかだか2週間弱の頑張りでそこそこ納得できる画力を手に入れとても素敵な絵が描けました! となってどうするよ。

 ここで必要だったのは、あくまでもまひるの技術の上達ではなく、曲や歌詞に対しての理解度 ひいては花音に対する理解度を深めようとする姿勢、今回のイラストにどういうメッセージ性をつけるのかという葛藤、そしてJEELEの楽曲を表現することについては誰にも負けたくない という気概だったように思います。


 こうしたようにもう一歩だけ踏み込むことを止め、初詣にてほっぺにチュー のような見栄えだけを意識した演出に尺を割くから内容が薄まってしまうんだと思います。

 一応、次回に期待です。
  
           {/netabare}

投稿 : 2024/05/13
閲覧 : 269
サンキュー:

5

ネタバレ

イチゴン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

追記 第6話 

大量良作時代の今、リアルタイムで何を観るかは大事。

でも、評価はひとによって、また話数によって違うもの。迷いますよね~

この作品の1話、期待が持てます。観てて疲れないというか、オシャレかなあ〜と。渋谷を舞台に、服なんかにカネかけられねーよ!とツッコミながら、ぼんやり見て寝ました。

ストーリーに現実感はなく、「今」という時代の渋谷を眺めている感じです。

今後どうなるのかなぁ〜と気になるだけで、おけかなと思いました

で、2話、3話と観ました。現代を意識過剰かなとは、思いましたが、アマノウズメが引きこもり不登校を連れ出す展開にえ?と思い、3話のエンディングに連れていかれて、

この作品面白いと確信しました。

4話これから観ます… って観たよ
友情努力勝利 何者になるか 王道じゃん 
エンディング曲最高やん、、

5話 ストーリーは普通かな でもすっきりと観たよ
渋谷新宿は、やはりいいね

6話 子持ちのアイドルのお話し。仕事に疲れたときに、
観たいかな。アニオタなら叩くだろうけど。。別に悪くは
なかった。

 
また、来週観るよ〜 考えるより感じるアニメだね

投稿 : 2024/05/12
閲覧 : 116
サンキュー:

1

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

今期の「ビゼンニシキ」。

詳細は公式サイトでも。

アニメオリジナル作品です。制作は動画工房。

幼少期にクラゲの絵で高い評価を受け、脚光を浴びた光月まひる。しかし、友達からの心ない酷評を受け、筆を握れなくなり、今は量産型JKとなって目標も目的もなく生きている。

そんな折、自分が描いたクラゲのストリートアートの前で、地下アイドルがストリートライブをしているところに遭遇。イラッと来た刹那、金髪でマスク姿の少女・山ノ内花音が「私の好きな絵を汚すな」と一喝。

そんな2人のガール・ミーツ・ガール。花音は炎上によってアイドルを辞めさせられた過去を持つ。コラボしようという花音の提案に、まひるは世界が一変する予感がした。

といったお話。

素晴らしい出来の初回。いいときの動画工房の良作画に、ワクワクさせるようなストーリー。これは今後次第では名作になり得ると感じました。

今期を例えるなら、某高校吹奏楽部アニメがシンボリルドルフだとしたら、本作はビゼンニシキといった感じ。ビゼンニシキ知らない? お前ら大好きなウマ娘・ダイタクヘリオスのお父さんですよ。

まあ、ルドルフには及ばないけど、強い“万年2着”になるだけのポテンシャルはありそうな作品ですね。これは継続視聴です。

=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
ここまでも作画よし、演技よし、物語よし、楽曲よし、とケチのつけようがない良作でしたが、今回の話はよかったなぁ。

永遠の17歳(おいおい)・地下アイドルのミー子から、楽曲制作の依頼がJELLYに。そのMV制作のため、密着取材をすることになりました。

でも、そこで明らかになったのは、ミー子は31歳バツイチ子持ちだったのです。

というお話。
初回でポスターを破られた地下アイドルのミー子が、ここに来て再登場という流れもよかったし、実は子供思いな良いお母さん。ちょっとヘンだけど、愛情たっぷりで、お母さんが大好きな娘のアリエル(亜璃絵瑠)。売れない地下アイドルの自宅では、溜まった洗い物、食費節約のためのリボベジ…

やー、こういう話には弱いよなぁ…

やっぱり初手の見立て通り、今期ぶっちぎりの2番手のポジションは変わらない感じです。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/12
閲覧 : 87
サンキュー:

2

大貧民 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

良作なのかも知れないが、合わなかった。

持ってない無い者が成長するという話では無く、
何か人並み以上の才能を持っている者たちが、過去にトラウマがあったり上手くいかなかったりして、抱えている少女たちがユニットを作って、、。


十代の少女の悩み、挫折、周りと同調できない人間の辛さとかが、もうオッサンにはなかなかキビシイ。共感し難いしもっとお気楽なものがみたい。
中盤以降はひょっとしたら、サクセスストーリーとして爽快な展開になるかも知れないが。

投稿 : 2024/05/12
閲覧 : 38
サンキュー:

0

ネタバレ

インキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.0 状態:今観てる

キャラクターに魅力を感じない。ウケが良い要素を詰め合わせただけ。

作画も良い。声優も細かな話を抜きにすれば上手い。

それなのに引き込まれる感覚が薄いのはキャラクターに魅力がないからではないかと思う。トラウマを抱えているという割に、ほぼ初対面から打ち解けたり、すぐにやる気になったりしていてリアリティが無い。派手な演出の多用も悪い意味でアニメ感が強調される。

楽曲もポンポン出し過ぎに感じる。同クールのバンド作品も公開のペースは同じだが、あちらはキャラクターにリアリティや人間味がある。揉めながらも努力して作曲している様子が想像できる。こちらはたった1日で高クオリティの楽曲を完成させたシーンが描かれてしまった。登場人物が全員、才能があるのに全く努力していなかったようにしか見えず感情移入も共感もできない。

百合を表現したいのか友情を表現したいのかも曖昧。ストーリーの繋がりが弱く、ウケが良い要素だけ詰め合わせてみました感がある。現代的な題材の割に古臭さを感じた。

投稿 : 2024/05/12
閲覧 : 36
サンキュー:

2

ネタバレ

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

雨上がりの夜空に

キラキラエモエモサクサクライジングメルヘン。
バンドじゃなくて歌い手プロジェクトなのも今風。

何者にもなれないワタシ。では”ワタシたち”なら?

わりと具体的で実践的なド直球で説教くささを隠さなかった友崎くんの作者によるキラキラエモエモ全振りなオルタナティブ。キラキラエモエモゴイスーゴツゴーで抽象的な薄っぺらさの中からどこまで拾うことができるのかというギミックを仕込んだチャレンジ。実践的な友崎くんとは真逆で根性論にも似た精神論というか考えるな感じろ的な何か。

JELEE/山ノ内花音/歌唱・作詞
Trauma・職場トラブル

海月ヨル/光月まひる/イラスト
Trauma・作品批判

竜ヶ崎ノクス/渡瀬キウイ/動画
Trauma・厨二口上滑り

木村ちゃん/高梨・キム・アヌーク・めい/作曲
Trauma・ハーフ発音イジリ

05
今回もエモエモてえてえ大盛りでござるー

タイポでバズるってのも今風。初めてというが周知されてる時点で下駄履いてるわけで、そこまで頭が回らずただ浮かれてるってのもまた逆にリアルなのかも。ヨルさんも身バレ上等を表明。これ音楽モノ
の皮をかぶった絵師物語なん?ってな具合だがこれは俗にいう掘り下げなの?!まさかこれ全員やるの?あくまでも抽象的で徹底的に具体的な描写を避ける作劇。一念発起して描いたら大成功!みたいな軽薄さだがあくまでどこまでも精神論的だしどこか批評や皮肉もうっすら感じさせるあえてのご都合感。二次創作はどれだけ上手くても所詮二次創作的な。アンチ湧くのは売れた証拠ってのを大人になって飲み込めってのはこの作品でやる必要はないという割り切り。いいと思います。

まひるのポジションで普通って言われても…と誰もが思うはず。ここもメタ。天才に囲まれたらそうなるのもさもありなんだが、自意識こじらせマンは他人の感謝や好意を素直に受け取れない認知の歪みに自分勝手に苦しむもの。当事者が自分一人でそこに気づくのはそうとうに難しいのでカウンセラーって仕事がある。他人の介入があって気づいて奮起するというテンプレ展開だが、極端な無自覚こじらせマンを他人視点から観る構図で「いやいやお前も相当恵まれてる特殊技能持ちやん…」と強引にツッコませることで、視聴者にも新たな視点に気づいてもらおうというギミック。浮上出来る可能性のある前向きに悩んでる人には刺さると思うが拾えない人は拾わないという意図した演出を断行した尖った作り。これはこれでいいと思います。

「誰にも見えないように小さな光灯す。そんな夜(ヨル)が私は好きだ。」

ダブルミーニングでの万感の想いを馳せたヨルへのラブレター。今回のフリがあっての最後のこのフレーズがなんとまあエモいこと。このためにヨルというネーミングにした感じのハマり具合。あざとさ満点なキスシーン同様に「さあ!話題にしてくれ!」という意図がミエミエ。どうせ観るなら踊らにゃソンソン、作為的とわかっていてもいいものはやはりいい的な、これに素直に乗っかれるのも若者の特権だろうか。踊れない作品はコスパ悪い的な風潮を嘆くよりも、それならオレが作ってやるからこれでも喰らえ、そして踊れ!的な現場に寄り添う境地。いいと思います。しかしMVのクレジットがキャラ名でないのは残念。

批判を恐れないという意味で新海イズムを感じさせる尖った作品だと思う。

投稿 : 2024/05/11
閲覧 : 161
サンキュー:

2

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

I’m jelly!

“ jealous”(羨ましい)を縮めたスラングで、
ちょっと可愛く「いいなぁ〜」と言えば、主人公の台詞を借りるまでもなく、「きっと何者にも成れない“量産型”女子高生」の決まり文句。
自虐を込めて“泳げぬクラゲ”、それでも夜になれば、
U jelly?
動機はどうあれ、光を放つ。

オリジナルアニメである。
余計な設定はストリップト・ダウン、美しいイラストと音楽があれば嬉しいかな。

そして首尾よく完走を果たしたなら、「きみ〜、量産型と違うね〜」と言ってあげたい。 by御堂筋
                (2024/04/09)
実況など柄にも無くではありますが、一言だけ。
いや〜面白い。
とても良いキャラが登場したのです。
さすがの動画工房、ど真ん中のセルフパロディが潔いと言うか…。
“ シンちゃん”ばりにデレまくる“推しっ子”キムさんがとってもイイんです^ ^

投稿 : 2024/05/08
閲覧 : 132
サンキュー:

11

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

5話 紙芝居みたいな構成。イラストは技術論で終わり?独自性じゃないの?

1話 内発的なものを描けるか友情感動ポルノどまりか。期待枠ですが…

{netabare} 平凡か特別な才能か、それは前提として才能があるのかないのか、特別になるための努力の過程、結果が出ない苦悩、周囲との軋轢、ライバルとの切磋琢磨、俺TUEEE、障害が降りかかってくるのを2人ではねのける、2人の間の熱いバトルと友情、シリアスの見た目のイチャイチャ日常もの、アイドルもの…どのルートにも行く可能性があります。もちろん組み合わせも。どれをとってもテーマ自体は平凡です。

 前提は説明的すぎて余韻も何もないのが欠点の様な気もするし、現代的で文学性よりも分かりやすさ重視で情報の処理がしやすいかもしれません。2話分を1話で説明しきった感じです。
 行間よりも感動という感じもします。どちらがいいかは作品の出来ですので今後の作品の質ありきでしょう。

 質は2話3話くらいまでで方向性を見たいですね。ただ、意外なテーマ…にはならない気がします。そして結論を見ないと評価はできないかもしれません。

 本作の価値はテーマ性よりもどんな「ドラマ」があるのかかなあ。テーマを伝えるメッセージ性が感情作りに落とし込まれているかどうかですね。本作の2人であれば「内発的」なものが描けるかが重要でしょう。
 いずれにせよ「感情」の作品になりそうな気がします。挫折や軋轢のカタルシスが、友情や成功ありきの感動ポルノにならなければいいのですが。

 オリジナル作品だけに秀作になりそうな期待値が大きい分、ひどいときはひどいでしょうからがんばってほしいです。

 作画はいいです。というか全体的にクオリティは高いです。音楽は作詞に40mPと出てましたが「タイムマシン」の人ですよね?作曲じゃないんだ…というのが意外でした。{/netabare}


2話 記号的な物語の進行で、誘導されている気分。解釈の幅が無いかな?

{netabare} この5年くらい、記号的な表現、データベース的なエピソードにライドして自分の中で感情を盛り上げて見る、という前提で作品が作られている気がします。いや、手塚治虫以来、マンガ、アニメは記号なんですけど、特にそれが強まっている気がします。

 本作は特にそれが顕著で、非常に記号的、情報的で感情の盛り上がり方を演出と音楽と合わせて、作品に全部指示されているような気がします。1話でもそういう感じが強かったんですけど、2話のめいのストーリーは、なんていうか記号の塊に感じました。

 彼女の2年前の状況から、なぜラストで花音を受け入れることができたのかが全く分かりません。それは内面描写が薄いからです。感情の描写はあります。状況の描写はあります。ですが、一番重要ななぜ花音に対する自分の感情が変化したか、その感情の移り変わりの理由が描けていない気がします。もちろん昔の約束というきっかけはあるんでしょうけど…その時の感情の動きが良くわかりません。

 その作り方が全部悪いかと言われると、理解しやすさや感動のしやすさなどで、いい面はあると思います。いたずらに難解にするよりは余計な考察に頭を使わない分、物語に集中できるかもしれません。ただ、解釈の重層性というか幅が少ないんですよね。

 それと本作はコンセプトとして、サブカル集大成みたいなところがあるんでしょうか。サブカルというものが現状で成立しているかは分かりませんが、ニコニコ的なクリエータを「使って」それっぽく仕上げている気がします。それがいい方向にも出ている気がしますが、これも作品の色付けが露骨に意図的なので、少し本作のコンセプトそのものが見えてしまい、冷める気もします。

追記 そうそう2話に関して言えば比較対象の「ガールズバンドクライ」の方が面白かったです。{/netabare}


3話 よくできているし感情も動きますが、余韻がない気がします。

{netabare} 相変わらずアニメ作品としてのレベルは高いのですが、やっぱり一本調子かなあ。引きこもりについての深掘りがなくイコール不幸な状態、友情の力で…のようなデータベース的エピソードです。

「怪獣8号」でも感じましたが、この「型」を使った作品は感情は動かせるとは思います。ただ、やっぱりブレ幅が少ないテンプレートなので、行間も余韻もないんですよね。
 その高度な例が「ヴァイオレットエバーガーデン」だと思うんですけど、感情が動くわりに、見終わったあとすぐに違うことを考えれらる感じです。モヤモヤ、ザワザワ、イライラ、ムカムカ、ホノボノ、ポカポカ、ドキドキ…どんな余韻でもいいんですけどそういうのが欲しいかなあ。

 よくできた作品だとは思います。メッセージも伝わってきます。感動もできるでしょう。ですが、後に残らないなあという感じがします。 {/netabare}


5話 独自性のあるイラストが自分らしさだったのでは?拒否反応が強いので断念します。

 1話で1つの出来事がシーケンシャルに解決してゆくというのは、わかりやすくていいんですけど、どこか紙芝居を見ているような印象になってしまいます。そこが少し合わなかったです。

 また、対比として元のアイドルを出してくるのもいいんですけど、彼女たちと争うことにカタルシスを頼ってしまうのでしょうか。あるいはヒロインたちの方が成功してしまい、それでひと悶着あるのかな?

 まあ、それが花音の毒親というか依存からの脱出になるのはいいと思いますが、要するに当て馬にしか見えません。描き方によっては両方の正義も考えられますが、アイドルグループがわかりやすく性格が悪いので結局アイドルの方が悪かった、で終わる?

 で、5話です。この作品の主題であったまひるのイラストの話なんですけど、イラストの技術の問題に帰結していいものなんでしょうか?壁に描いたクラゲの絵は誰もわかってくれないけど「自分らしさ」であり、分かる人には深く突き刺さる。そこにアートがあったはずなんですけど…そこは回収できるのでしょうか。

 そもそもファンアートで実力がある人が厭味ったらしく技術を見せつけるのを否定してこそ、この作品の主題だと思っていたのですが、みんなでほめちゃってるし。水族館でクラゲを見た後に出てくるイラストがあんなに平凡でいいの?という気がします。そこがテーマでないならもういいかな。

 ということで、ちょっとこの作品に対して、我ながら拒否反応が強いのでもうやめておきます。サブスクのあらすじはチェックして、意外性のある展開になれば見るかもしれません。

投稿 : 2024/05/06
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ごまちる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

人気上位なので観てみたが

初回からいまいちピンとこない。
作画は綺麗だけども、断念寸前。

ぼっち・ざ・ろっく みたいに面白い作品もあるので観ていたが、
これは外れだな。

投稿 : 2024/05/06
閲覧 : 72
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はろい さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

5話途中で断念です。

面倒な上にテンポが悪くて観てられません。

1話ごとにこれだと想像すると観る気も失せます。

投稿 : 2024/05/05
閲覧 : 154
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1

yCyDe01220 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.1
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.5 状態:今観てる

薄っぺらい

バズり狙いの描写ばかりで中身がない。薄っぺらい。

投稿 : 2024/05/01
閲覧 : 66
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せぷた さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

涙出ました

声優さんの熱演に涙してしまいました
このすばファンで無職転生ファンですが今期1番期待してるのはこれです

投稿 : 2024/04/21
閲覧 : 74
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0

ヤマナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

彼女たちは今期の中で輝いている。

初見評価
よかった!まだ一話だけどそれだけでヒロイン二人の魅力がものすごく伝わった。今期大体一話は視聴したけれどビッグタイトルのキャラクターたちに全く劣らないほど魅力を感じた。
まず、作画がきれいで少しサービスシーン的なのもあるんだけどそこ関係なく表情だったり言動がかわいい。
そして歌唱シーンがあり今期のガールズバンドクライと重なってしまうのだけどこちらのほうが迫力もあり綺麗に感じた。
派手さはないのだけど全然飽きることなく見れそう。

投稿 : 2024/04/18
閲覧 : 143
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3

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Pir さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

脚本家さえ違えば……

一話しか観ていないが、作画は流石と言うほど良い。美しい作画の為に観る価値はあると思う。で、肝心な内容の方はと言えば、一話だからかもしれないが、極めて冗長で退屈。キャラの内面描写や台詞回しが下手くそ。物語の起伏が自発的ではなく良くも悪くも演出頼りな印象。……まあ、脚本家がアレなので、そこらへんの期待はしない方がいいかなと。

投稿 : 2024/04/18
閲覧 : 58
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アニき さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

モーションがキモい。

※2話まで見た感想


「きっと何者にもなれない自分」

が、出会いから広がる世界のお話だ。
世相に即した、
設定もビジュアル(キャラデザ、背景)も盛りすぎない、
落ち着いた演出で好感が持てた。

ただ、それだけに残念なことがある。

「アニメというのは動く絵なのだから
絵で感情を描くものではないのか。」

私は常々そう思っている。
昨今の深夜アニメにおいては、行間表現が少ない作品が多い。

・花子さんのこの時の気持ちを三十文字以内で完結に書け

というような問いに対して、複数の正解があるような
表現が少ない。 答えが常に1個しかないんだな。
このアニメもご多分に漏れず、そういう作品だ。
大事なことは全部セリフに出て懇切丁寧に語られてしまう。
いいことなのかもしれないが、物語として
子供に見たとき、大人になってから見たときで
感想が異なってくる作品は本当に減ってしまった。しかし
「何物にもなれない自分を突き動かす力とは何か」を
視聴者に問う場合、これでは片手落ちではないのだろうか。

この先、ただの老人の説教を聞いている気分になりそうで不安だ。

あと、キャラのモーションがオーバーアクションでキモチ悪い。
動画工房に限らず、3Dの低予算アニメにありがちな
「テンプレの動きしかしない感情表現」はこの作品にマッチしない。
出来の中途半端なソシャゲを見ている気分になるな。
そういう意味で、(動く)絵には魅力がなかった。
この点は残念。 動画工房の今後の課題は大きいと思う。

100点満点、合格ライン60点で52点。
そういう感想だ。

投稿 : 2024/04/16
閲覧 : 60
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2

あ~にゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

女の子がかわいい!

作画がとても良いです。女の子がかわいい。
ストーリーはガールズバンド系なのかな?
メンバーが少しずつ増えて行きそうですが、かわいい女の子に期待したいです。

投稿 : 2024/04/14
閲覧 : 43
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1

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Glutton さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:今観てる

クラゲは自力で泳いでるのかと思ってた

1話見ただけで言うのもアレだが正直既に期待作と思ったので書いた。
といっても2話以降が凡庸だったりした場合は当然そのように評価するが。

話の内容としては動画配信者や絵師といった昨今の要素を取り入れており、かつ人間関係等が
現実的に描かれている。1話にメインで出ていた2人が中心となって組んで活動していき
人としての成長物語みたいなものを描いていくのだろうか?
演奏中にペインターが絵を描くスタイルのバンド(ライブアート/ライブペイントというらしい)
をやりそうな空気は既にあったが。現実でいたアーティスト名でいうとOLDCODEXみたいな。

また、作画がとても良いと感じた。
止め絵で見ると場面によってはそこまででもないが「動き」がとにかく細かいし上手い。
この仕草の時まで動かしちゃうの?! 劇場版ですか?! みたいな丁寧さがある。
これが"良い時の動画工房"というやつですか。
(ただEDテロップを見たところ動画の欄が異様に多かったのが気にはなるが…)

投稿 : 2024/04/12
閲覧 : 48
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2

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なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

1話目の感想。鑑賞続行決定!

予備知識なしの初鑑賞。


✎︎_______第1話の感想_______

盛りすぎないキャラデザがとても好みです!

キラキラした作画で可愛らしい世界観かと思いきや
内容はとても身近な問題と向き合ってますね。

{netabare}まひるの描いたクラゲの絵は
独特の可愛さがあって私はとても大好きなので、
友達からの予期せぬ「変な絵」という発言に
まひるが原案の自分の名前を隠すシーン辛かったです。

ここがきっとまひるにとっての
量産型人生スタートの瞬間だったのでしょう。{/netabare}

誰にとっても必要のない、
ただ本人が言いたいことを言うという
満足感の為だけに発せられた心ない言葉は
誰かに届いてしまう、刺さってしまう。

そんな最悪と出会ってしまった瞬間から
自分の好きや得意を封印してしまう人もいて、
その瞬間から人は輝けなくなってしまう。

そんなの絶対あっちゃいけないことだし
好きなものを好きだとなんの躊躇いもなく言える
素敵な場所を見つけられるといいですね。

よくある「気にしなければいい」という慰めの言葉も、
気にしないを実行できる人もいればできない人もいる。

そもそも悪く言う人がいなければ、
気にしない努力をする必要もなくなるのに‥

される側が圧倒的不利な意味わからない世の中だなと、
SNSのコメント欄なんか見てると特に思います。

余談がすぎましたが最後にひとつ。
年齢に合わない巨大胸作品が溢れる昨今で
これほどまでにぺちゃ胸の隙間の表現力が高く、
それなのに全く下品さを感じなかったので
ただただシンプルに「すげ!」と感心しました。
✎︎______________________


‪☆は最終回終了後に評価します。

投稿 : 2024/04/09
閲覧 : 147
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9

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

歌い手と絵師のペア。共感できる部分もあり、名作の気配。

本作もクオリティ高いですね。
今期も質の高い作品が多くて嬉しい悲鳴ですよ。本数がそんなに見きれないよ…。

まあ本作は視聴継続です。
作画クオリティは非常に高い。P.A.Worksかと勘違いしましたが動画工房でしたね。
何か動画工房は一時期おかしかったですが、ちゃんと復活しましたね。
おかしかった一時期の作品は、作り直してあげた方が良いんじゃないでしょうか。
最近その作者さんが嘆いていましたよ。本当に可哀想。
まあそれはさておき…。

主人公は絵師。
共感できる部分、共感できない部分もありました。
今どき絵をSNSでUPすれば、いいねがいっぱい貰えて、自己肯定感は充分高くなると思うのですが…。
ネットのいいねだと嬉しくないんでしょうかね? それともあまり高評価を貰えてないんでしょうか。
顔出しして私が描きました、とするだけでめっちゃバズると思いますがね。



でもまあ、才能が花開くかどうかは、人との出会いが本当に重要だったりするのですよね。

自分の作品を『こんなゴミ作ってんじゃねぇよ』と言われて破り捨てられて、それでも心が折れずに頑張れる人がどれだけ居るか。
大抵の人は無理でしょう。

まあ古い時代には作品をシュレッダーにかけられただのという、地獄のような話が美談として残っていたりして、こき下ろされながら鋼のメンタルを持った人だけが台頭できたこともあったわけですが…。

繊細な心を持った天才の素晴らしい作品は、ひどい環境からは出てこれません。
そうして折れてしまった天才というのは、実際にたくさん居るのでしょうね。

そのような心が弱い主人公が、自分一人では泳げないし輝けないクラゲに例えて、歌い手との出会いで輝いていくという話。

心が弱い主人公に対してちょっとモヤっとする部分もありましたが、基本的にはクオリティが高く、良いと思いました。
視聴継続は確定です。


…まあ、どうでもいいですが…。
ちょっとガールズバンドクライとも雰囲気似てますね。
似た感じの傑作名作が揃っていて、視聴者としては嬉しいですが、あちらの方が上かな、となっちゃうのは本作には不運でしたね。
でもまあ、本作も充分面白そうです。
これからどうなっていくのか、楽しみにさせていただきます。

投稿 : 2024/04/07
閲覧 : 44
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5

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

1話目視ました。熱い青春モノになりそうな予感です。

公式サイト;
https://yorukura-anime.com/


評価は1話目視聴時点での暫定で、今後変更される可能性が高いです。


前情報なしで視聴開始。動画工房制作、オリジナル作品らしい。
1話目では、失敗やコンプレックス抱えた二人がヒロインのようです。
今後の展開に期待します。

投稿 : 2024/04/07
閲覧 : 95
サンキュー:

6

ダイクニ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/05/12
閲覧 : 5

honda さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/05/11
閲覧 : 1

ばちら さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

投稿 : 2024/05/11
閲覧 : 1

こるぶし さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/11
閲覧 : 1

橋田保 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/11
閲覧 : 1

アキラー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/05/10
閲覧 : 0

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/05/10
閲覧 : 1

橋田至 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:----

投稿 : 2024/05/10
閲覧 : 1

くるぶし さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

投稿 : 2024/05/10
閲覧 : 1

ゆー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 1.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:今観てる

投稿 : 2024/05/09
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夜のクラゲは泳げないのストーリー・あらすじ

“私”も誰かみたいに輝きたい。 明日話すべき話題も、今週買うべき洋服も、 全部スマホ(ルビ:トレンド)が教えてくれる。 何者かになってみたい——そんな願いを持つ間もないほどこの世界は忙しい。 活動休止中のイラストレーター“海月ヨル” 歌で見返したい元・アイドル“橘ののか” 自称・最強Vtuber“竜ヶ崎ノクス” 推しを支えたい謎の作曲家“木村ちゃん” 世界から少しだけはみ出した少女たちは匿名アーティスト“JELEE”を結成する。 自分じゃない“私たち”なら——輝けるかもしれない。(TVアニメ動画『夜のクラゲは泳げない』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年春アニメ

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