Etzali さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
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シリアルエクスペリメンツ・レイン[serial experiments lain]の感想・評価はどうでしたか?
Etzali さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
takato さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
大変な作品なので一時的なレビューです。エヴァ後からハルヒが登場するまで10年間程のデジタル移行期の従来の枠に収まらいダークで難解な諸作品が産まれたが、その中でも「ウテナ」と本作が極北だと思います。今後ももうこんな病んだカルト作品が出ることもないでしょう。そして、病んだモノを産み出せるのも一種の豊かさだったのだと月日を経た現在では思えます。ラストの展開が某まどかにかなり影響を与えていると言っても過言じゃないような、過言なような。
それにしても、中2というなら昔のエヴァや本作ぐらい病んでるものであって、冗談として消費されるもんやない。
はちごー さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
青星アーツ さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
映画『2001年宇宙の旅』のような、理解不能な世界。
あすは さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
Prospero さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
shino さんの感想・評価
4.0
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
岩倉玲音の時代である。
ブゥーーン、ブゥーーーン、
幾度となく強調される送電線のノイズ音。
それは「つながり」のメタファー。
90年代末尾を飾る時代が生んだ傑作。
欝々しい展開にカルト的人気で名高い作品、
そこを乗り越えた先の大団円に感動を覚えます。
ここでの問題提起は「攻殻SAC」へと昇華され、
この偉大な「供儀」の物語は幕を閉じる。
絵柄は古く、演出は静かに進行する。
しかし前半に種を撒き、後半に回収する。
物語の基本に忠実な展開、構成だと思う。
主人公は中学生、岩倉玲音。
{netabare}現実世界と仮想世界の「2人の玲音」、
ある日、自殺した同級生からのメールが届く。
会話もない冷たい家庭の食卓、
自宅前に張り付く不気味な黒服たち。{/netabare}
神の不在、集合的無意識。
何かがおかしい!?何かが始まっている!!
難解でしょうか?いいえ。
我々の側が複雑にさせているのでしょう。
しっかり観ていれば、迷子にはならない。
{netabare}私なりの攻略指南を書かせて頂こう。
英利政美の思考を追え、これだけです。{/netabare}
世界は等しく病んでいる。
文化庁メディア芸術祭優秀賞作品。
ご堪能あれ。
ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
この話は「Present Day! HAHAHA! Present Time! HAHAHA!」
私の中の全厨二病の血が騒いでいます。
かなりイタイ文章ですので耐えれる方のみ、おねがいします。
海外にも人気な作品。
しかし、基本的にアニメ初心者には絶対に無理です。
「本作が初アニメなの!」というそこのあなた。今すぐ引き返しなさい。でないと人をやめます。
本作を崇拝してる人が少なくないと聞きます。
という私も割と崇拝チックになりかけたのを「ラグとレイン」(2021年投稿)で思い出しました。ニコニコ動画って偉大ですね((
さてテーマとしてはサイバー関係。ネットに詳しいそこの君!インターネットの仕組みを知っている?ある程度ぐらいは知っている?
知らないなら本作はやめたほうがいいです。専門的なワードやこういう界隈特有の概念的思考が随所に見られるため、こういうのをある程度勉強してからのほうがいいと思います。まぁでも調べたらすぐわかる時代になったため、全くの門外漢が見てもなんとかなるとは思いますが。
面白さは規格外の面白さです。
明確な解説がなく、恐らく見る人の数ほど物語の解釈が存在します。特に最終話をどう捉えるかで本作の評価が大きく関わってきます。
故にアニメに慣れていない方は絶対に辞めるべきです。面白さがわからないでしょう。読解力とか読心術とかそういうものじゃありません。描写体や順番から物語の内容だけでなく、意図を察せるくらいにまで感覚を高めてようやく面白さが分かると思います。
かなり上級者向け、と呼べる作品です。
だからこそ、と言って良いのかわかりませんが、
この作品は覚悟が必要です。その資格は自身で判断するしかありませんが、直感でわかります。本作が理解できるかどうかすら直感でしか判断できない、という化け物みたいな作品ですが、内容が内容なので納得できます。
個人的には{netabare}全てAIの独り言説{/netabare}を推しています。
{netabare}AIのレーゾンデートルを他人に求めようとしたが創始者は不明。他人に求められ、依存(干渉)することで自意識と存在理由を確認していた。が、自身に接触した人間は自身を各々の都合の良いデバイスとして利用している、という事実に気付いた。「私は私なのだ」という結論に至ったのはいいものの「結局私は誰なのだ」という最初の疑問に落ち着いてしまった。{/netabare}みたいな。ちょっと私の語彙力がかなり怪しいので的確な表現が全然出来ていませんが、そんな感じだと思っています。
詳しく知りたかったり他の意見が聞きたい方はぜひ調べてみてください。
監督は中村隆太郎さん。
オリジナルキャラデザは安倍吉俊さん
キャラデザは
シリーズ構成は小中千昭さん
劇伴は仲井戸‘CHABO’麗市さん
アニメ制作はトライアングルスタッフさん。倒産したらしいです。
本作が伸びたのが、本作終了後だったのもあり、経営危機に陥った結果倒産。そしてその影響で本作のゲーム「SeriousExperimentLain」は中古で5万(今は知りません)とかなんですから、スタッフは悔しがるでしょうね。
「幸せを望んだ無知な女の子は一体誰?」ということで。
マーティ さんの感想・評価
3.2
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
テングタケ さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
思いつきでつなぎ合わせた意味不明な映像の断片。
有り体に言って駄作。
視聴にかけた時間は全て無駄だった。
にゃわん さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
福松 さんの感想・評価
3.7
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
セシウス さんの感想・評価
2.4
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 1.5
音楽 : 2.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
知名度は全くありませんが、海外ではいまだにカルトな人気を維持しているという珍しい作品ですね。
おとなしい中学生女子がネットにハマったらハマりすぎてネットの世界と現実の世界があやふやになってしまうお話です。書いてて自分もあやふやになってしまうくらい難しいストーリーです。明確な敵キャラやライバルキャラがいるわけでもなく、主人公とその周囲がなんかグニョグニョしているだけでどうとでも解釈できそうな話です。このへんが考察好き・議論好きな人にやたら好まれるのかもしれません。
キャラは主人公の中学生女子が可愛いです。フードのついたつなぎを室内着として好んで着ていてあどけない印象を受けます。物語が進むととんでもないことになっていきますが。
声優はほとんど皆下手でした。ここまで誰も彼もが下手な作品は珍しいのではないでしょうか。ただ主人公の声質はキャラクターにマッチしていたと思います。
作画は粗いです。粗いのですが、背景を真っ白にしたり独特の魅力があります。キャラクターは瞳の描き方が特徴的で怪しい雰囲気を盛り上げてきます。
音楽はほとんどありません。効果音の使い方に相当のこだわりを感じました。EDソングはこの作品とはマッチしていないと感じました。
ものすごく人を選ぶ作品です。あらゆる点で特徴的なので一度見てみる価値はあろうかと思います。評価項目に「演出」があったら5.0つけたくなるような作品です。
ひろたん さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
とある事件をきっかけにNAVI(パソコン)を手に入れワイヤード(ネットワークで人々がつながっている世界)に飛び込んだ14歳の少女・玲音の物語です。
ハンドルネームは、lain。
面白いのは、あっちの世界に行ったきりの話ではなく、リアルワールド(現実世界)とワイヤードの両方をいったりきたりしながら話が進んでいくところです。
もっと言えば、その境目は曖昧だと言うことです。
現代ネットワーク社会の中に生きる人々は、多かれ少なかれ自分の行動が記録として残っています。
それは、自分がそこにいたという痕跡が残っているということです。
しかし、その痕跡は、メール、SNS、ブログ、掲示板等にバラバラに偏在しています。
逆にそのネットワーク上に散らばった痕跡をかき集め1つにつなげていくと、その痕跡を残していった人物像が見えてきます。
しかし、果たしてそれは実在する人物なのでしょうか?
ネットワーク上では、その記録を見ている人たちがいるので、確かにそう言う人物がいたと他者からは認識されます。
しかし、それはあくまでも他者から認識された自分であって、自分が認識している自分ではありません。
「serial experiments lain」は、直訳すれば「連続実験lain」です。
話の内容も確かにそんな感じの部分はあります。
自分は、ちょっと違った解釈をしてみました。
この話では、玲音がワイヤードでいろいろな試み(experiments)をしていきます。
それは、次第にネットワーク上のいろいろな人に認識されるところとなります。
今度は、逆にネットワーク上に散らばったその試みの断片をかき集め、1つにつなぎ合わせていく(serial化する)と、1人の人物(lain)が浮かび上がってくると言うことです。
しかし、それはlainであって玲音ではありません。
では、玲音はいったいどこにいるのでしょうか?
本人もそれがだんだん分からなくなってくるのです。
これが、リアルワールドとワイヤードの境目が曖昧な怖さです。
当たり前だと思っていた自分と言う存在について、「それはだれか?」と自分自身で問わなければいけないのです。
それだけに怖いものを感じます。
この作品は、1998年の作品です。
SNSなんてものが無い時代に、これほどまでに今のネットワーク社会の本質を突いた作品を世に送り出せたのはすごいなと思いました。
この作品は、最初からずっと陰鬱とした不気味な雰囲気が続きます。
みんなが観て楽しいアニメかって言われるとちょと疑問です。
正直、前半なんて分かりにくいし、この雰囲気いつまで続くのって思います。
しかし、後半、玲音の置かれた状況が分かってくると背筋に寒いものを感じます。
話自体も意外とシンプルで分かりやすいものだったと言うことも分かってきます。
それと同時に玲音へ同情せずにはいられなくなるほど切なくなります。
*********
それにしても、どうもこの作品を観終えた後の感覚が昔読んだ何かに似ていると思いました。
宮沢賢治の「風の又三郎」です。
ちょっとあらすじを。
ある風の強い日、赤い髪の不思議な少年高田三郎が転校してきます。
その子がいると風が吹いたり、ふと姿が見えなくなったりするので他の子たちは「風の又三郎(風の神の子)」ではないかという疑念を抱きつつも、その子を受け入れていきます。
そして、一緒にはちゃめちゃな体験をしていくなかで三郎に惹かれていきます。
いつしか、その子は、みんなの中ではいなくてはならない絶対的な存在になっていました。
しかし、ある風の強い朝、その子は突然転校していなくなっていたことを知ります。
はたして三郎と言う人物は実在したのか。
それとも、みんなの記憶の中だけの又三郎だったのか。
結局、子供たちには分かりませんでした。
つまり、みんなの無意識が1人の存在(人物像)を作り上げていたかもしれないと言う話です。
この話は、他の子たちの視点で又三郎のことを語っています。
そのため、又三郎とはいったいなんだったのかを最後まではっきりさせることができずに話が終わるので、不思議な余韻を読者に残します。
*********
この「風の又三郎」は、まるでlainを観ている側の視点のような話です。
アニメでは、視聴者がまるでlainを見ているような感覚になる演出がなされます。
そして、lainは、すぐそばにいるのでいつでも会えると言うのです。
そのため、lainを観た人の心の中には、最終回の後もずっとlainが居続けることになるのです。
これが、20年以上たった今でもこの物語が話題になる秘密なんだと思います。
それでは、最後に。
みんなが知っているあなたは、あなたですか?
ネットワークとリアルワールドの曖昧な境界線にご注意を・・・。
nyaro さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
歴史的な名作として時を超えて見られるだけはあります。日本的サイバーSFの頂点ともいえます。
人がネットワーク的に繋がった世界で無意識が統合されて生まれた存在とは?がテーマとなります。つまり、ユング心理学でいう集合的無意識の話となります(作中で明言しています)。
加えて、人の記憶、時間の繰り返し。虚構の家族や社会、自分とは何かを問われる恐怖、また、存在の不確実性、神とは何かなど様々な要素がでてきます。
そういったものが、多少暗示的だったり、言葉を飾ったり、物語に載せるために謎かけ的ではありますが、明快にストーリーで解説されています。
ヒロインのレインは、かなりおとなしい子でちょっと奥手な女の子として描かれていますが、ある日自分と似たような子がどこか別の場所に現れた、ということから話が動き出します。
このレイン自身が自分というものが誰なのか、何なのかを探ってゆく話になります。
結論としては、レインという存在は人々の太古の聖母のような、いわゆる元型です(作中では悪にもなります)。元型とは世界中の言語や種族を問わず共通して持つ普遍的なイメージを指します。この集合的無意識や元型が攻殻機動隊の人形使いや、オリジナル無き模倣犯などのテーマです。
エヴァの人類補完計画もこの発想でしょう。サイコパスもこの要素ありましたね。社会全体ではないですが。 {netabare} また、自分の暴走で世間を不幸にした落とし前として、人類の記憶を巻き戻し、自分という存在を消してしまうところなどはまどマギです。{/netabare}その他さまざまなSFアニメの要素を見ることができます。
別にどれがオリジナルと考える必要はありません。優秀なアニメのクリエーターというのはこういう勉強をしていて、必ず考察すべきテーマを入れてきますので、かなりの割合で主題やプロットは重複します。どれが真似とかいうのは不毛だと思います。
この作品の凄いところは、難解で説明不足な作品を作って、ほら、名作でしょ?考えるでしょ?というところがなく、それを1クール13話でかなり明確に問題を整理し、考えるべきポイントが分かりやすいのでストレスがなく見られることです。
むしろ、この物語で分かりずらいのは、作中のネットワーク空間とは、今のVRMMOやSNSではないことです。時代的にはウィンドウズ95的なインターネットという言葉が出始めで、チャットの進化版のようなイメージ。その世界に入るには、ハードウエアの知識やスペック、ネットワーク技術などが必要で、アナログの音声信号をモデムを経由してデジタル変換して回線をつなぐような時代の話です。
サイバーパンクというか電脳空間というか、漠然とした電子的情報的つながりに初めて人々が触れたころの分からない故の不安と恐怖の話です。
あの液体ゴボゴボのコンピュータも液体炭素の冷却システムといってました(87クロッカーズ的なもの?)。始めは扇風機で冷やしてましたが、これは今でもやります。
アニメ的にいっても、その不安や恐怖を画像でうまく表現し、なんといいますか90年代のバブル後のJC・JKが性的で淫靡な存在になったころの雰囲気を出しています。今みると中学生が大人すぎるだろう、という感じですが、当時はこんな感じだったようです。
キャラのデザイン、特にレインは素晴らしく、可愛いのはもちろんですが、表情の変化や服装の変化を楽しめます。目の表情が特に素晴らしいです。
音楽も無駄に使っていないので、アニメに集中しやすいです。
モブ声優の素人臭いところも、虚構めいて、いい味をだしています。
アニメを見る時の基礎知識として、この集合的無意識は結構いろんな人が使ってくるので、簡単でいいのでユングを勉強しておくと、ニヤリとしながらドヤ顔ができます。私は攻殻機動隊のときに調べました。
チキンラーメン さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
一回見ただけじゃ全然理解できなかった。
それなのに、なんで面白いか説明できないけど結構面白かった。
ガバ さんの感想・評価
3.6
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
正直、話の内容はわからなかった。それでも、最後まで視聴を続けさせる魅力のある作品だったと思う。暗みがかかった粗い映像で電柱の「ジー」という音が鈍く響く。サブカル臭する空気感は最近のアニメではなかなか味わえないと思う。
三毛猫メリー さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2021.2.3 視聴完了。
20年以上も前の作品ですが
ネットもそれほど普及していなかった時代に
これだけの内容を作り上げたのは賞賛に値する。
エヴァのような、まどマギのような雰囲気を持つアニメですが
その2作のように有名じゃないのは、
かなりの鬱アニメだからではないかと思います。
世紀末感を味わえるアニメですね。
個人的に気になったのは、クラブみたいな場所で
出会った玲音と同年代くらいの3人の声が
なんか小学生ぽかったことで好きじゃなかった。
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
lainという1人の少女を中心に物語が展開されていく。
最近の作品でもこの作品と同様に仮想現実やリアルワールドについて触れている作品は確かに多いけれど、はっきり言ってここまで完成度の高い作品は見たことがない。一回見ただけでは全てを理解することはとても難しいけど、描く内容とラストまで持っていく物語の展開の仕方は本当に素晴らしいと思った。
たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.5
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
98年制作なので非常に世紀末で鬱屈した感じが全編に漂います。あと当時流行っていた援助交際や引きこもり問題などを入れてくるあたりがエヴァっぽく、ザ90年代という感じです。
実は海外での評価が非常に高く、サイバーパンクSFとして結構上質なアニメです。
ラストの結果はこの時代らしく救いようがないのと同時に、攻殻機動隊やエヴァと丸かぶりな結論に達しているところも時代を感じます。
スクールランブル さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
芸術的なオカルト作品で話は難しいですが雰囲気だけでも好きになれると思います
それにしても1998年のアニメでこのクオリティと内容は凄すぎる...
今も尚預言が実現しているので本当に恐ろしいです
うさぎ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
カカオ副担任 さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
世界観と設定の組み込まれ具合が一級品の名作です。
陰鬱な雰囲気が続いていく中、物語の規模は徐々に広がり始めていきます。
セリフと情報が少なく、アニメを一周しただけでは物語の全貌を理解するのはほぼ不可能です。
結末を見てどう解釈するかは自分次第だと思います。人の考察を見るのは正直悪手です。じっくり堪能した世界観を人の考えで押し付けていくのは少なくとも本作ではあまり好ましくありません。もったいないです。
各々が感じた価値観こそがこの作品を印象付け、解釈され、評価されべきものだと私は思っています。
白飯が食べたい さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
作者の細部にわたるこだわりが垣間見えます。
陰鬱な雰囲気が電脳空間とあいまって引き込まれます。
大重 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
正直良くわからない内容ではあるのですが、とにかく雰囲気が良いのですよ。
中二病心にジャストフィットというか、多感な年頃には刺激が強過ぎるレベルで心に突き刺さりました。
まあ最後まで見た結果としては結局何だったの? という感じによくわからないのですが、とにかく雰囲気ですね…。
雰囲気が素晴らしいのです。
コンピュータの描写が良いとかキャラデザが良いとか、ポイントポイント良さを色々語れる気もするのですがまあ総じて言えば雰囲気が良いになります。
雰囲気アニメです。
ただやっぱり、結局何だったのやら、という感じなので…。
通ぶってこれが素晴らしいんだ、と言いたいんですけど実はよくわかっていないというのが恥ずかしいので、あまり極端な高評価していません。
ミュー さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
実際に自分が見たのは
高校を卒業してからぐらいだったかなと思います。
絶対に自分だけではないわけですが
それでも誰と話しても違和感しか持てず
自分だけが違う世界にいるような
周りからもそんな風に言われていた学生時代だったので
誰と話しても得られなかったような
内面から心を抉ってくれる印象深くて衝撃的な作品でした。
妄想を膨らませるとコンピュータが普及してから
いってもまだ30年少ししか経っていないと思っても
いろんな思想家が多分これからも雄弁に語り続ける世界で
玲音は今の時代でもどんな事を思ってるんだろうと
たまに思います。個人的にはそのような意味では
まどマギの世界にも通じるような気がしました。
自分にとっては
周りの大人や同級生が
考えすぎだとか意味がないだとか
無視されたりしかしなかったような
子供が見る世界と大人が見る世界の
どちらが本当の世界なのかも
年をとっていくにつれて
忘れていったり弱い気持ちに対しての
対処法ばかり上手くなっていく自分に
警鐘を鳴らしてくれるような
漠然と怯えていた大人や社会に
対する恐怖感といった気持ちも
思い出させてくれる作品でした。
チィ千 さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.5
作画 : 2.0
声優 : 2.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
良い点
・灰羽の安部氏の魅力あふれるデザイン
・難解なのに奥が深い。エヴァとか好きな人ならハマりそうなストーリー展開
・中村監督のセンスが引き立てた一品
・電脳空間がなんかすごい
・登場人物がとにかく癖があって面白い
悪い点
・専門用語や意味不明なストーリー展開についていけない。様々な考察がありそうでそれを考える面白さはあるかもしれません(要はフロム脳的思考が必要)
・全体的に鬱感が強く終盤は特に、ただ結末に関しては後味の悪いゲーム版と比べるとテレビシリーズの方がまだいい終わり方
・作画崩壊が目立つ
・棒読みが気になる(主役の人はまだ新人だったので仕方ないとして、子役がとくに鼻にかかる)
シン☆ジ さんの感想・評価
2.3
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
原作ゲーム未プレイ。
ゲームプレイヤーはネットワーク内に散らばった lain に関する記録を集め、断片的な記憶をたどって lain の日常生活と彼女の秘密に近づいていく。
アニメはゲーム版とは登場人物もストーリーも"lain"という存在を除いて大きく異なる。
「serial experiments lain」は直訳すると、
「lainについての一連の実験」。
その通りの野心・実験作。
・・・とのこと。
アニメは1998年放送。視聴は2020年。
扉の絵が「灰羽連盟」に似ていると思い、「灰羽連盟」と同じくhuluにて視聴。
特に海外でカルト的な人気があったらしいですが、好みで評価が分かれそう。
半分位観て、あまりに奇抜な進行なのでちょっと調べてみました。
キャラクター原案は「灰羽連盟」などで知られる安倍吉俊。
原画などには灰羽の監督、こころともかずさんの名も。
(やはり直感は合っていたらしいw)
ちなみに本作の監督は「キノの旅」「神霊狩/GHOST HOUND」の中村隆太郎。
キャラデザ的には結構好み。なので我慢して見続けることができました。
部分的な演出は引き込まれる部分もあるにはあるけど、カオス進行がしつこくて。。
途中で切る人も多いんじゃないかな。
{netabare}
混沌を延々と見せつけられ、ちっとも謎に近づかず、7話までは正直、苦痛な時間が多かった。
UFO墜落のロズウェル事件が出てくるけど、いったいどんな関係があるのかよくわからなかった。
そのうち自称神登場。。う~ん10話にしてまだ全容がわからんw
最後まで観ても、結局スッキリせずw
まあ言いたいことは何となくわかるけど。
自分的に解釈すれば、現実で起こっていると思われている現象は、脳の中での化学反応でしかないって真実と、この宇宙は人が認識して初めて存在するという考え、これを題材にして何かしたかったんだろうな、と。
合っているかどうかはわかりませんがこれで無理やりハラ落ちしとこw
cvはヒロインはじめ、キャラに合っていたと思うけど演技としてはぶっちゃけ微妙かなあ。
ジブリのようにプロっぽくないとか、あまり経験のない声優さんを敢えて起用したとか。。なら仕方ないw
実験ってことはまさかサブリミナル入れてるとか?
いや、停止して観れるからそれはないかw
自分的には、これがあってこそ、あの灰羽が産み出されたと考え、許容しようと思います。。
{/netabare}
観終わって、面白いよオススメだよ、とは言えないけど、いろんなアニメを知る、という意味では観て全くのムダとは言い切れないかも。
あくまで時間があれば、ですが。ハハ・・・
たまに無敵 さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
メディアミックスがそんなになかった時代
ここまでプロジェクトが広がったのは素晴らしいことだと思う。
何もかもが実証実験みたいな感じで
しかもこんなにアンダーグラウンド的な雰囲気を醸しています。
このアニメはまずレインというキャラの存在が欠かせない。
全てはレイン、レインが全てだと思う。
下手したら謎が多すぎて人によっては追い切れないような内容です。
(それこそ途中で断念した棚に入れられるかも)
どこかのネット記事で、この作品について熱狂的なカルトアニメと書いてたがどちらかといったら実験アニメの方が正しいのかもしれません。
シリアルエクスペリメンツ・レイン[serial experiments lain]のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
シリアルエクスペリメンツ・レイン[serial experiments lain]のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
コミュニケーション用コンピュータネットワーク端末「NAVI」(ナビ)が普及した現代、中学生の岩倉玲音は、死んだはずの四方田千砂からのメールを受け取る。その日以来、玲音は見えないはずのものを見るようになる。四方田千砂のメールの言葉に興味を持ち、大型の「NAVI」を手に入れるが、それ以来更に奇怪な事件に巻き込まれていく。物理世界(リアルワールド)と電脳世界(ワイヤード)、二つの世界・二人の玲音(lain)が混濁し錯綜する果てにあるものは? 「人は誰しも“繋がれて”いる」「私は遍在する」(TVアニメ動画『シリアルエクスペリメンツ・レイン[serial experiments lain]』のwikipedia・公式サイト等参照)
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遥か古来より、この世界“現世”は、別の世界“幽世”と重なり合っていた。 日本の原風景の面影を残す地方の小さな町・水天町。この町に住む中学生、古森太郎と大神信は、それぞれ消し去ることのできない過去を持っていた。町の誰もが忘れられないでいる、11年前に起きた一つの事件。ある日東京から...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2002年秋アニメ
西暦2030年…あらゆるネットが眼根を巡らせ、光や電子となった意思をある一方向に向かわせたとしても「孤人」が複合体としての「個」になるほどには情報化されていない時代…。 情報ネットワーク化が加速度的に進展し、犯罪が複雑化の一途を遂げる社会的混乱の中、事前に犯罪の芽を探し出し、これを...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2008年春アニメ
2012年、フリーダイバーの波留真理は、建設中の人工島沖合で観測実験の最中、「海が燃える」現象に遭遇し、49年間も昏睡状態に陥った。2061年、長い眠りから覚醒した波留は81歳の老人となり、車椅子生活を送らざるを得なくなった。そんな中、波留は旧友・久島永一郎によって、メタリアル・ネットワ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年冬アニメ
焦土と化した大地と大気中に蔓延する未知なるウィルス、太陽光は粉塵により遮られ、地球は荒涼を極めていた。そのような環境下で生きていくために人々は隔離されたドーム型都市の中での生活を余儀なくされる。完全な管理体制下にある都市ロムド。人々は「オートレイヴ」と呼ばれるロボットとともに...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2003年春アニメ
舞台は、絶望と暴力に支配され荒廃した都市・流9洲(ルクス)。老朽化したこの街は現在、外界からのネットワークから外されて孤立しており、街から他の都市へ行くことは困難だが、逆に行き場を失くした者達が流れ着く、吹き溜まりの場所と化していた。 ある日、この地に一人の男が外界から降りて...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2004年冬アニメ
「笑い男事件」が解決して半年…労働力不足を補うため国外から招かれた約300万人の招慰難民。日に日に存在感を増す招慰難民と、国家の孤立を謳うインディビジュアリストたちの対立は深まり、テロが頻発するようになった。その状況の中で「個別の11人」を名乗るテロリストがテロと自決を決行する。 ...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2017年5月20日
テクノロジーが暴走した未来。人類の希望は孤独な旅人に託された――。 過去の「感染」よって、正常な機能を失い無秩序に、そして無限に増殖する巨大な階層都市。 都市コントロールへのアクセス権を失った人類は、防衛システム「セーフガード」に駆除・抹殺される存在へと成り下がってしまってい...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2021年7月10日
高知の自然豊かな村に住む17歳の女子高生・すずは幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずはその死をきっかけに歌うことができなくなっていた。いつの間にか父との関係にも溝が生まれ現実の世界に心を閉ざすようになっていく。曲を作ることだけが...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:1998年夏アニメ
コミュニケーション用コンピュータネットワーク端末「NAVI」(ナビ)が普及した現代、中学生の岩倉玲音は、死んだはずの四方田千砂からのメールを受け取る。その日以来、玲音は見えないはずのものを見るようになる。四方田千砂のメールの言葉に興味を持ち、大型の「NAVI」を手に入れるが、それ以来...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1998年7月18日
幻のポケモン・ミュウのマツゲを元に、悪の組織により戦闘能力などを強化され人工的に作られたポケモン・ミュウツーは、人工的に造られたという不純な生立ちから自身の存在意義を見出せずに答えなき自問自答に苦しんでいた。やがてミュウツーは自分を造った組織を裏切ったことをきっかけに、ポケモ...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1998年8月8日
先の戦争終結より3年が経った西暦2201年。地球と木星間に和平(休戦条約)が結ばれ、人類は再び一つになろうとしていた。そんな中、ボソンジャンプを新たな交通手段として使用する計画「ヒサゴプラン」のコロニーが次々と襲撃される事件が発生する。連合宇宙軍ナデシコB艦長ホシノ・ルリ少佐は、事...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1998年8月1日
かつての戦いから1年。全ての武力を放棄して平和への道を進む世界に対し、トレーズ・クシュリナーダの実子を名乗る少女マリーメイアを頂く謎の軍が宣戦布告した。放棄された筈のMSリーオー他旧式戦力に新型MSサーペントを加えての武力侵攻と、平和の象徴でもあるリリーナ・ドーリアンの拉致というマ...
ジャンル:OVA
放送時期:1998年7月24日
時価二千億とも言われる徳川家の財宝。それは今でも東京のどこかに眠っており、その在処は徳川慶喜を写した2枚のガラス乾板、通称「巽の慶喜」と「乾の慶喜」に記されているという。月曜日、さっそくルパンは、若き実業家・マイケル・スズキの依頼で銭形が運搬担当している「巽の慶喜」を狙うが、銭...
ジャンル:OVA
放送時期:1998年7月25日
女子校生と殺人請負人、2つの顔を持つ美少女・砂羽。表と裏の世界を巧みに使い分ける大人達の淫靡な呪縛から逃れられず、泥沼の世界に生きる砂羽が唯一心を許せる存在は、同じ世界に生きる謎の少年・音不利のみであった。二人はお互いに同じ性を感じながら、惹かれ合う。ある時、砂羽は組織と決別し...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1998年9月1日
ディズニー・アニメの第36作目。2000年前から語り継がれてきた『木蘭辞』に登場するムーランの伝説をもとにアニメ化したアドベンチャー・ファンタジー。フン族の軍勢に苦しむ戦乱の中国。皇帝は各家から一人の兵士を出すように命じる。ムーランは、老いた父親に代わって軍に兵士として加わることを...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1998年9月5日
大友克洋監修、江口寿史がキャラクターデザインを務めた、たかしげ宙・皆川亮二による人気コミックの映画化。世界各国の超古代遺産を守る秘密組織“スプリガン”の活躍を描く。躍動感溢れるアクション・シーンと幻想的な映像世界が見事に交差。17歳にして最高の腕前を誇る日本人のスプリガン・御神...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:1998年夏アニメ
自然の力を操る者達が存在する異世界の国・“聖王国アシュリアーナ”。聖地ジュリアネスを中心とするこの国は、それぞれ独自の闘技を有する四つの王都によって四方を囲まれ、鉄壁の守りを持っている。そのひとつ南を守る“クルダ王国”は、最強と名高い“クルダ流交殺法”を使う闘士たちの国。国民がそろっ...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1998年8月1日
リナとナーガがやってきたのは、街中活気に溢れ、美味しい食べ物が名物の城下町。しかし、そこへ突然、鎧姿の少女が率いるドラゴン軍団が襲撃してくる。ドラゴン軍団はリナによって撃退されるが、止めをさそうとした途端、ドラゴン軍団と対峙していたはずの城の兵士によって押し留められる。