1997年夏(7月~9月)に放送されたアニメ映画一覧 20

あにこれの全ユーザーが1997年夏(7月~9月)に放送されたアニメ映画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月15日の時点で一番の1997年夏(7月~9月)に放送されたアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

×

絞り込み

年代別アニメ一覧

90.5 1 1997年夏(7月~9月)アニメランキング1位
もののけ姫(アニメ映画)

1997年7月12日
★★★★★ 4.2 (2048)
13284人が棚に入れました
エミシの隠れ里に住む少年アシタカは、村を襲った「タタリガミ」に呪いをかけられる。ただ死を待つより、己の運命を「曇りなき眼」で見定めるため、はるか西方の地を目指して旅立つ。そこでアシタカが見たものは、森を切り拓いて鉄を作るタタラの民とその長エボシ、森を守る山犬一族、そして山犬と生きる人間の少女サンであった。アシタカはその狭間で、自分が呪われた理由を知る。やがて、森を守ろうとする動物たちと、その長「シシ神」を殺そうとする人間達の壮絶な戦いが始まる。

声優・キャラクター
松田洋治、石田ゆり子、田中裕子、上條恒彦、西村雅彦、島本須美、小林薫
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

生命の息吹

宮崎駿監督作品。

若い頃に照葉樹林文化に触れた宮崎氏が、
集大成として15世紀を舞台に選んだのは、
アニミズムが衰退し、
神から貨幣へと信仰の対象を変え、
日本人の精神性に根差した自然観に、
変革が起こったのだと確信したからでしょう。
土地に根差した信仰を捨て、
現代に通じる価値観が生まれ始める。
森は本来、不気味なものの象徴であり、
幾多の生命を育む場所であったはずが、
時代の流れとともにその価値も薄れていく。
この作品からは「慈愛」と「凶暴」さを併せ持つ、
「森」が本来の形で写されています。

主人公アシタカに主体性はなく、
サンはまともなコミュニケーションを取れない。
過去作に比べ魅力の乏しい主人公とヒロイン。
宮崎氏がここで描きたかったのは、
ジゴ坊とエボシではないでしょうか!?
{netabare}ジゴ坊は天子様の命でシシ神の首を追う、
帝はシシ神の絶対的な力を手に入れ国を統べる。
森の神に対する反逆、草木は枯れ生命は衰退する。
自然との共生を描く物語の結末はご存知の通りですが、
制作時の宮崎氏の苦闘は「生きろ!」ではなく、
「滅びよ!」に傾いてはいなかったのかと感じます。{/netabare}

聖なる場所としての森と生命を、
鮮烈に見事に描き切ったこの作品を、
彼の最高傑作に推したいと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 103
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「正義の反対はまた別の正義」という言葉があるけれど……

ジブリ作品。

主人公のアシタカは、自分の住む村を襲撃したタタリ神から、死の呪いを受けてしまう。
そのまま村に居続けるわけにはいかなくなり、旅に出たアシタカ。
旅先で、山を開拓して村の近代化を進めるエボシ、そして、山犬に育てられた少女のサンに出会う。


「正義の反対はまた別の正義」

よく聞くフレーズですが、もののけ姫にも該当するんじゃないでしょうか。

人間と森の対立。
でも別にケンカしているわけではない。
ただ、住む世界や価値観が異なるだけ。

人間側の代表エボシ。
憎まれ役ですが、彼女は自分の住処(タタラ場)を盛り上げ、男女の差別を無くし、立派な人間社会を作り上げようとしています。
森側は古来からあるがまま、自分の住む森を守り続けようとしている。
両者とも決して悪ではないんですよね。

それぞれは単に自分達の世界を守ろうとしている。
それだけで対立が生まれる。
これこそが「正義の反対はまた別の正義」に当てはまると思うんです。

森側の代表であるサンと、森の呪いを受けるアシタカがその間を取り持つ。

そんな構図に、日本的なアニミズム文化が加わり、引き込まれる世界観が生まれ、ジブリの演出力によって素敵な映画に仕上がっているとのだと思います。

{netabare}
さて、映画はそこで終了していますが…。
それは一時的なものにすぎないと思うんです。
ストーリーの中で「人間同士の争い」「森に住むもの同士の争い」も描かれています。

小さな二人が大きな対立を抑えた。
それ自体は大きな功績です。

しかし、そのあとに待っているものは小さな対立の連続。
やがて森は浸食され、人間の台頭する世界になっていく。
それは避けられない運命だと考えると、少し悲しい余韻が残ります。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 92
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

メッセージ性の強いジブリの名作<追記;屋久島について>

自然と人間との共生・対立がテーマ。
90年代後半のジブリの名作です。

このアニメの特徴はメッセージ性が強烈であることです。
今の娯楽性の高いアニメを見慣れているとそのメッセージ性ゆえにこのアニメが堅苦しく感じられます。
ですが、名作であることには変わりありません。
たまに見て、いろんなことを考えるのもいいかもしれません。

私は、森の神秘性や荘厳さの描写に感銘を受けました。

<追記;屋久島について>

{netabare}このアニメで描かれる森が屋久島をモデルとしていることは有名な話です。

屋久島は鹿児島南方に浮かぶ九州最高峰宮之浦岳を頂く円形の島です。
基盤を構成する花崗岩はマグマが固まった岩で、ミネラルを含んでいます。
南東からの湿った風が上方気流になり、大量の雨を屋久島に運びます。
降り注いだ雨は花崗岩を穿ち、ミネラル分を含んだ豊かな土壌を形成します。
それらを養分として、亜熱帯の植物群からなる鬱蒼とした森が植生します。
この地は、人間世界から切り離された自然の宝庫。
世界自然遺産とされるのもうなずけるところです。

私は、直接いったことはありません。
でも、この前行った種子島からは常に雲に覆われた屋久島が見えました。
さすが雨の国、屋久島の神秘を見た思いです。

私の友人に屋久島オタクがいます。
彼女の語る屋久島の魅力は、まさに神秘。
木の妖精が舞い踊る深い森は神々しいようです。
その言葉に感銘を受けた私は現在屋久島行を計画中。
この1~2年のうちには、もののけの森を訪れたいものです。{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 53

83.8 2 1997年夏(7月~9月)アニメランキング2位
新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に(アニメ映画)

1997年7月19日
★★★★☆ 4.0 (1442)
8395人が棚に入れました
最後の使徒は倒された。しかしながら現実に対処できないシンジは固く心を閉ざしてしまう。そして約束の時が訪れる。ゼーレは自らの手による人類の補完を目指し、戦略自衛隊による攻撃をNERV(ネルフ)本部に仕掛けてきた。戦闘のプロに抗う術もなく血の海に倒れていく職員達。その絶望的状況下でミサトは、シンジは、アスカは、レイは、生き残ることができるのか?そして人類補完計画とは?人類の存亡をかけた最後の戦いが、今始まろうとしている。

声優・キャラクター
緒方恵美、三石琴乃、林原めぐみ、宮村優子、石田彰、山口由里子、立木文彦、清川元夢、山寺宏一、関智一、岩永哲哉、優希比呂、長沢美樹、子安武人
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

悲劇的な、あまりに悲劇的な

感じたままの感想を綴ろう。

あれは蝉が鳴く蒸し暑い夏の午後、
劇場を後にした私は喪失感を抱えていた。
エヴァが衝撃的な痕跡を残し終わったのだ。

碇シンジは偉大である。

90年代に蔓延した時代の閉塞感は、
想像もしない形で反動を受け、未だ閉塞的である。
断絶・孤立の時代から「接続過多」の時代へ。
其処かしこに集団が存在し「感情」は強要される。

最後の使徒は死にゼーレのネルフ侵攻が始まる。
ゼーレは自衛隊を投入し殲滅作戦が遂行される。
{netabare}絶望的な状況下でシンジは咆哮し覚醒する。
人類の新たな進化を私たちは目撃するのだ。{/netabare}

シンジとゲンドウを直線的に結ぶ第壱話、
エヴァは「父と子の物語」から始まっている。
{netabare}やがてその背景には、あまりに悲劇的な、
レイに象徴される「母と子の物語」が顕現始める。{/netabare}
これがエヴァの原動力であり構造そのものである。

シンジは父に認められ母の愛の共有を願い、
エヴァに搭乗しては他人を傷つけそして救う。
強烈な負荷が、肉体にも精神にも及び、
未熟な心では、現実に耐え切れないだろう。
私たちは生きていくための新しい文法を、
未だどこにも見つけられないでいるのだ。

ほんとに、よく頑張った。

彼を大胆にも肯定しようと思う。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 57
ネタバレ

お茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

瞬間心重ねたんだ・・・

開始5分で度肝を抜かれる問題作。始まりと最後の繋がりが秀逸wTV版で語られることの無かったもう一つのエンディングです。

欝屈さと爆発力が顕著に見られる作風。ATフィールドは他者との壁を置き換えた例えで、本作はそれを突っぱらい、人と人との感情が混ざり合う事を描かれている。自分と他人の壁。現実に対する認知。死んで楽になるか?耐えて生きるか?などの現実の捉え方が示唆されている作品です。

とはいえ分けのわからない部分が多々あるので一言。

{netabare} ~
                 
            ,、‐ ''"  ̄ ``'' ‐- 、
        /イハ/レ:::/V\∧ド\
       /::^'´::::::::::::i、::::::::::::::::::::::::::::\
     ‐'7::::::::::::::::::::::::ハ:ハ::|ヽ:::;、::::::::::::丶
     /::::::::::::::/!i::/|/  ! ヾ リハ:|;!、:::::::l
    /´7::::::::::〃|!/_,,、   ''"゛_^`''`‐ly:::ト
      /|;ィ:::::N,、‐'゛_,,.\   ´''""'ヽ  !;K
        ! |ハト〈  ,r''"゛  ,       リイ)|
          `y't     ヽ'         //
         ! ぃ、     、;:==ヲ   〃
         `'' へ、   ` ‐ '゜   .イ
              `i;、     / l
                〉 ` ‐ ´   l`ヽ
            / !        レ' ヽ_
         _,、‐7   i|      i´   l `' ‐ 、_
     ,、-‐''"´  ノ,、-、 / 、,_ ,.、- {,ヘ   '、_    `ヽ、_
   / i    ,、イ ∨ l.j__,,、..-‐::-:;」,ハ、 '、` ‐、_   ,`ヽ
  /  l ,、‐'´ // ',/!:::::::::;、--ァ' /  `` ‐   `'7゛   ',
 /   l  i  ´  く   ';::::::l  / /         /     ',
/     ! l      \ ';:::l , '  /        i/     ',
        
シンジのバーロー!          
             {/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 48

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

死々生々

1997年に公開された劇場版。
「ヱヴァ」ではなく「エヴァ」であることに注意です。

TV版とは異なるエヴァンゲリオンのもうひとつの結末。
というよりTV版が内面世界、映画版が外面世界と言ったほうがいいかも。


私は未だにエヴァンゲリオンの人気の秘訣がわかりません。
わかったら自分で作品を書きます。

……とはいえ、キャッチーな部分がたくさんあったのも事実です。

* キャラデザインの良さ
* 思春期の繊細な行動やリアクション
* 宗教をモチーフとした設定
* ロボットではなく人造人間という設定
* クラシックの多用、長時間の静止画、字幕の利用など、既存のルールを破るアニメ造り
* 「笑えばいいと思うよ」「逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げ(ry」のような印象的なセリフとシーン
* 随所で光る、遊び心のあるネーミングセンス


そして謎も多く、考察の余地が大きかったのも幸いしました。
情報を小出しにすれば続きが気になる。
謎が残れば人と内容を語りたくなる。
語ればより多くの人が視聴者層に取り込まれる。
そうして輪が大きくなっていきました。

考察は書きません。
ぐぐればいいと思うよ。


それに加え、映画版ではショッキングなシーンで話題をさらいました。
人造人間がやられたときは何か色々飛び出ますし、主人公のシンジは○○ニーを始めますし、繋がったりしますし。
重要な人物もそうでない一般人も痛そうだし苦しそうだし死屍累々だし。

あろうことか私はこの映画を学校の先生と見に行ったのです。
なんとも気まずいですよね性教育的に考えて。
しかも、帰り道に「ドウジンシ」なるものを設定資料集だと思って買いました。
家で封を切ってみると、そのエログロさに二度目の衝撃!
机の下に隠しておいたりなんかしていません。
友達に持って行かれてショックなんて受けていません。


この映画は「生々しさ」という点において、他の追従を許していなかったと思います。
「リアル」ではありません。
キャラクターの造形は大いにデフォルメされています。
ぼかして描かれることが多かったものを直接的に描く「生々しさ」です。
すでに大勢のファンのいる大衆向けアニメでここまでやるか!と。

さすが「シ」と「セイ」を扱う作品と言いましょうか。
こうして描かれた「生々しさ」がさらに話題をかっさらい、とどめを刺しました。


またストーリーに終止符が打たれているのもポイント。
TV版はシンジの思考を延々と回りくどく流し続けるという、意味のわからない終わり方です。
この旧劇場版では素直に「何が起こったか」が描かれています。
設定集等と合わせていくらかスッキリしたという人も多いと思われます。

話題に劣らないBGMと作画の良さも忘れることなかれ。
『魂のルフラン/THANATOS-IF I CAN'T BE YOURS-』のシングルは素晴らしい。


夕方に上映するとお茶の間は凍りつきます。
しかし、当時のファンを熱狂させるには十分な作品だったと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 38

65.6 3 1997年夏(7月~9月)アニメランキング3位
スレイヤーズぐれえと(アニメ映画)

1997年8月2日
★★★★☆ 3.6 (36)
219人が棚に入れました
ストーナーという町にやってきたリナとナーガは、ひょんなことから、岩や土を原料にした人型モンスター・ゴーレム作りの屈指の職人ガリアの家に招待された。ガリアには親譲りの腕を持つ息子のヒューイがいたが、ふたりは折り合いが悪く喧嘩ばかりである。そのために、ガリアはゴーレムを作るどころではなく、苦しい生活を強いられていた。ストーナーの町はハイゼンとグラニオンというふたりの権力者が町の所有権をめぐってって対立関係にあり、そんな争いを終わらせるために、国王は双方に巨大なゴーレムを1体ずつ作らせ、それを戦わせて勝利した方が町の所有権を得るという提案をする。早速、ハイゼンはガリアを、グラニオンはヒューイを味方につけて、それぞれ巨大なゴーレムを作ることになった。しかし、戦いまでにゴーレムを動かすためのゴーレム・コアに魔力を貯める時間が足りない。そこでガリアとヒューイは、そのパワーをリナとナーガに求めることにした。

声優・キャラクター
林原めぐみ、川村万梨阿、井上喜久子、加藤精三、子安武人、若本規夫、川久保潔、塩沢兼人

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

唖然となりました

劇場版第3作目。
ゴーレムを作って戦わせる国にリナとナーガが巻き込まれる話。
なんとなくベタな展開になると思いましたが、やはりスレイヤーズはやってくれました。
衝撃的な展開に唖然、目が点になりました。
星10をあげたくなるようなかわいいリナが見られます。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1

64.9 4 1997年夏(7月~9月)アニメランキング4位
ヘラクレス(アニメ映画)

1997年7月1日
★★★★☆ 3.6 (14)
81人が棚に入れました
天界の支配者ゼウスに、息子ヘラクレスが誕生した。みなが彼を祝福する中、たった一人喜ばない黄泉の国の王ハデス。彼は、ゼウスを倒す計画を成長したヘラクレスに阻まれるとの予言を受けていたのだ。ハデスにより、人間世界に落とされたヘラクレス。彼は生まれた世界に帰るため、真の英雄となるべく旅立った……。「アラジン」のスタッフがギリシア神話に題をとったアドベンチャー・アニメ。

64.7 5 1997年夏(7月~9月)アニメランキング5位
地獄先生ぬ~べ~ 恐怖の夏休み!!妖しの海の伝説!(アニメ映画)

1997年7月12日
★★★★☆ 3.5 (13)
62人が棚に入れました
悪霊から子供たちを護る小学校教師の活躍を描いたTVアニメの劇場版を、「東映アニメフェア」内のプログラムとして上映したシリーズ第三弾。 生徒たちやゆきめ、律子先生も引き連れぬ~べ~がやってきたのは南の島。その美しい光景からはこれまで悩まされてきた悪霊騒ぎなど無縁に思われたが、この島には200歳になると人を食らうようになる海蜘蛛の伝説が伝わっていた。そんな話はまるで気にしない子供たちだったが、彼らの前に姿を現したのは妖怪ならぬ渚という不思議な雰囲気の美少女だった。子供たちを引き連れ、沖に浮かぶ蜘蛛島へと向かった彼女の正体とは一体? TVシリーズの放映終了後に上映された一編で、この後本作はOVAシリーズへと続投されていく。

64.0 6 1997年夏(7月~9月)アニメランキング6位
天地無用!真夏のイヴ(アニメ映画)

1997年8月2日
★★★★☆ 3.5 (36)
201人が棚に入れました
 「天地無用!」の劇場版第2弾。脚本はOVA「ああっ女神さま」を手がけた長谷川菜穂子。かつて、天地の祖父・遥照に失恋してしまった闇の世界の住人・由厨葉はある企みを思いつく。それは天地と自分の髪の毛を使って少女を作りだし、天地を自分の手に入れようとするものだった。ある日、天地は墓参りの途中でひとりの少女と出会う。彼のことを「パパ」と呼び、なついてくる彼女に一同は戸惑いを隠せない。天地を慕う魎呼と阿重霞は、少女を呼び出し真相を話すよう迫るが…。

40代後半のおっさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

劇場版

天地の娘と自称する麻由華とそれに振り回される天地一家。じつはその影には過去の因縁が・・・・

エンディングで永井真理子さんの真夏のイブが流れるんですが、ここだけで泣けてくる。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

ピュー太 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

最高!

夏に見た作品。これがきっかけでアニメ見るようになりました。  
思い出の作品!!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1

計測不能 7 1997年夏(7月~9月)アニメランキング7位
ジャングル大帝 劇場版(アニメ映画)

1997年8月1日
★★★★☆ 3.7 (8)
44人が棚に入れました
手塚治虫の代表作のひとつである『ジャングル大帝』の劇場版。雄大なサバンナを舞台に、人間に育てられた白いライオン・レオの成長を描いた物語。監督は「キャッツ・アイ」の竹内啓雄、音楽はシンセサイザー奏者の冨田勲。声優として倍賞千恵子、立川談志が出演し注目を集めた。アフリカのジャングルには莫大なエネルギーを持つ“月光石"が眠っていた。この石を求めてジャングルを侵略しようとする人間を阻止するため、ライオンのレオが立ち上がる。

計測不能 7 1997年夏(7月~9月)アニメランキング7位
爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP(ワールドグランプリ) ~暴走ミニ四駆大追跡~(アニメ映画)

1997年7月5日
★★★★★ 4.1 (5)
42人が棚に入れました
田宮模型の人気玩具“ミニ四駆"シリーズと連動した、児童向け熱血テレビアニメーションの劇場版。監督は、テレビ版と同じアミノテツロー。ミニ四駆を楽しむ少年の憧れである世界グランプリ全チーム参加記念レース“ロイヤルフェスティバルカップ"に謎のマシンが乱入した! 事故を誘発する悪質な走行に他チームのマシンが続々と壊れる中、小学生レーサー・烈と豪兄弟が参加するチームTRFの面々だけは何とか完走を果たすが…。

計測不能 7 1997年夏(7月~9月)アニメランキング7位
ゲゲゲの鬼太郎 妖怪特急!まぼろしの汽車(アニメ映画)

1997年7月12日
★★★★☆ 3.8 (6)
26人が棚に入れました
水木しげる原作による国民的妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」。そのTVアニメ第4シリーズの劇場版第3作めとして作られたのが約25分の本作である。 吸血鬼率いる西洋妖怪たちが地獄から脱出した。彼らはこの世とあの世そして過去と未来を自在に行き来できる「まぼろしの汽車」を奪い取ることに成功したのだ。この一大事を閻魔大王から聞かされた鬼太郎とその仲間たちは西洋妖怪を食い止めようとするが、苦戦を強いられてしまう。さらに鬼太郎は妖怪石炭に変えられ、汽車の燃料にされようとしていた……! 本作の制作は従来どおり東映アニメーション(当時は東映動画)が担当。1997年夏季の「東映アニメフェア」の一作品として上映され、『地獄先生ぬ~べ~』や『キューティーハニーF』そして『たまごっち』が併映作品だった。

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

妖怪大戦争に続き西洋妖怪とのバトル勃発 可愛すぎる鬼太郎チームの活躍

1997年公開の劇場版 鬼太郎第四期の3作目に当たります 23分

原作 水木しげる 監督 吉沢孝男 脚本 大橋志吉 音楽 和田薫
キャラデザ 作監 荒木伸吾 姫野美智 配給 東映
OPDE 憂歌団

鬼太郎 松岡洋子(三代目鬼太郎声優)
ねこ娘 西村ちなみ(アリア社長など)
吸血鬼 塩沢兼人(往年の名声優)

これはこれは綺麗なアニメ―ションです。
この第四期と言うものはキャラがどうこうと言うより、
綺麗な水木しげるに尽きると思います。美麗と言ってもいいくらい。

キャラもモブも背景も水木ワールドから一歩も出なくて、
となりのトトロ並みの美しいアニメーションに仕立て上げたのが第四期、特に劇場版です。

大海獣、おばけナイター、に続く第四期の劇場版の三作目。
20世紀最後の鬼太郎はオリジナル作品です。テレビ版は98年まで続く。
テレビ放送版と同様の長さですが劇場版なので作画は最上級でしょう。

第四期をどう見るかですが、
二期から15年後に始まった三期は大変な冒険作で、
高い人気を得たことによりその後の鬼太郎シリーズ復活の最大の功労作品になりました。
そこで、原作者にボーナスという感じで美しすぎる原作通りの鬼太郎が作られたのではないかと思います。
四期から日曜朝放送に変わり、子供たちにさらなる高評価を得た最長期作品になりました。

一つ難点を挙げるなら、時間帯的に優等生アニメでなくてはならないと言う宿命を負ったことです。
この「幽霊電車」はねこ娘のパンチラが何度も拝めるわけですが、
テレビ版ではほとんどないし、鬼太郎の見どころだったグロ描写は皆無です。

5期、6期と続き、国民的アニメになった「ゲゲゲの鬼太郎」です。
たまに回帰的な「墓場鬼太郎」やちょっと過激な劇場版でうっぷんを晴らしつつ、
半世紀にわたり日本人の魂となった水木しげるとゲゲゲの鬼太郎を楽しみましょう。

この作品では高いレベルの作画とこれ以上あり得ないキャラ造形、
そして、墓場ではないゲゲゲの物語をきちんと踏襲した鬼太郎大ピンチが観れます。

初心者にお勧めできますが、これ以上のアニメーション作品は現代でもなかなかありませんよ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 9

計測不能 7 1997年夏(7月~9月)アニメランキング7位
キューティーハニーF(アニメ映画)

1997年7月12日
★★★☆☆ 2.9 (5)
23人が棚に入れました
パンサークローの魔の手から危ういところをキューティーハニーに救われた考古学者ロベルトは、すでに絶滅したといわれている古代蝶のさなぎが入った一個のカプセルをもっていた。蝶は古代王国メルカトの守り神で、羽化すれば王国の秘宝、エメラルドの城へ導くと言われており、パンサークローが狙っているのもそのためだった。永井豪の代表作のひとつ「キューティーハニー」がリニューアルして復活。

計測不能 7 1997年夏(7月~9月)アニメランキング7位
それいけ!アンパンマン 虹のピラミッド(アニメ映画)

1997年7月26日
★★★★★ 5.0 (1)
22人が棚に入れました
「アンパンマン」劇場版シリーズ第9弾で、アンパンマン・ミュージアムのオープン1周年記念作。ゲスト声優として、アナウンサーである福澤朗が出演。はるか遠く、銀河のかなたにある虹の星。そこではレインボー王子と虹の子たちが美しい虹を作っていた。しかし、彼らのもとにばいきんまんが現れ、虹をつくりだすもととなる“虹の玉"を盗み出してしまう。ばいきんまんの悪行を知ったアンパンマンたちはさっそく虹の星へと旅立つが…。

計測不能 7 1997年夏(7月~9月)アニメランキング7位
ウォレスとグルミット、危機一髪!(アニメ映画)

1997年8月2日
★★★★☆ 3.9 (3)
20人が棚に入れました
クレイ・アニメ界の鬼才ニック・パークが描く人気シリーズ第3弾。窓ふきサービスの新商売を始めたウォレスとグルミット。が、ウォレスはなんとお客さんである毛糸屋のウェンドレンに恋してしまった。しかし、この毛糸屋、なにやらちょっと怪しげな雰囲気が……。かわいい新キャラ、子羊のショーンも加わり、さらにスケールアップしたアクションが展開する。

計測不能 7 1997年夏(7月~9月)アニメランキング7位
エルマーの冒険(アニメ映画)

1997年7月5日
★★★★☆ 3.9 (3)
18人が棚に入れました
アメリカのガネット親子が1951年に発表した同題の不思議な童話を、日本の古参のアニメスタッフ波多正美が監督。RPGゲーム「FINAL FANTASY」シリーズで著名な寺田憲史が脚本を手がけている。猫から可愛そうな竜の話を聞いた少年エルマーは、いじわるな動物から竜を助けるための冒険に旅立つ。猛獣に襲われるエルマーだが、智恵と勇気で危機を脱出。ついに竜のボリスと出会う。だがボリスは、自分は竜なのに飛べないと気弱なことを口にする。

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

完結して欲しかったなぁ

昔、生協でビデオを購入して視聴。

主人公エルマーのソロプレイによる冒険。エルマーの両親が猫嫌いで今思うと致し方ないのですが、当時は理解のない親だなぁと。食糧をリュックサックに詰め込み、船に忍び込んでの密航といい、中で貯蔵してあった牛乳を飲んでるシーンは美味そうやなぁと思ったけど、今思うと結構悪い事してますな苦笑。

船が到着してから目的地までの道中、出会う動物にチューインガムだったり、歯磨き粉といった文明の利器で丸めこむシーンは痛快でした。

子供向けながらワクワクさせられる王道の冒険物としてよく出来ていただけに後編がなかったのが残念。続きは原作を読んで脳内補完をしなければならないのは辛いところです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

計測不能 7 1997年夏(7月~9月)アニメランキング7位
それいけ!アンパンマン ぼくらはヒーロー(アニメ映画)

1997年7月26日
★★★★☆ 3.5 (2)
18人が棚に入れました
「アンパンマン」の劇場版「虹のピラミッド」の同時上映作品。ジャムおじさんによって作られたアンパンの顔を持つヒーロー・アンパンマンがさまざまな事件を解決していくストーリー。なかでも本作は、アンパンマンの仲間のふたりにスポットを当てている。少し短気な面はあるものの、困っている人を放っておけないカレーパンマンの物語「カレーパンマンとまほうのふで」、頭が良くいつもみんなに親切なしょくぱんまんをメインとした「しょくぱんまんとにせしょくぱんまん」の2本。

計測不能 7 1997年夏(7月~9月)アニメランキング7位
アスパラガス(アニメ映画)

1997年8月2日
★★★★★ 4.2 (2)
14人が棚に入れました
アスパラガスのウンチをする女。窓の外には巨大な植物の庭。劇場に着くと彼女は鞄を開け、きれいなふわふわした夢を解き放つ。彼女は魔法使いなのか? 観客たちの熱狂を背にひっそりと部屋に帰った彼女は優しくアスパラガスを口に含み愛撫する……。当時、D・リンチの『イレイザーヘッド』と並び、ニューヨークを揺るがせたエロティック・アート・アニメーション!!

計測不能 7 1997年夏(7月~9月)アニメランキング7位
悦楽共犯者(アニメ映画)

1997年8月9日
★★★★★ 4.1 (4)
13人が棚に入れました
チェコのアート・アニメ界の巨匠、ヤン・シュヴァンクマイエルが25年も温め続けた会心の一作。抑えがたい欲望に衝き動かされ、さまざまな“自慰機械”の発明に没頭する男女6人の密かな楽しみを、“ブラック・グロテスク”スタイルで描く。ありふれた日常を異様かつシュールな世界へと変貌させてしまう、シュヴァンクマイエル独特の映像テクニックが秀逸。不条理な快楽ファンタジーを生きねばならぬ人々の痛快ブラック・コメディで、天才シュルレアリスト・シュヴァンクマイエルの明快で陽気な長編と言える作品。

きききき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

タイトルなし

特殊な性癖を持った6人の男女の不思議なオナニーアニメ
セリフは一切ありません。アニメーション部分もほとんどなく、アニメーション部分を期待して見るものではありません。ストップモーションアニメなので。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 3

計測不能 7 1997年夏(7月~9月)アニメランキング7位
たまごっちホントのはなし(アニメ映画)

1997年7月12日
★★★★★ 5.0 (1)
12人が棚に入れました
1997年の「東映アニメフェア」のプログラムの1本として『地獄先生ぬ~べ~』『キューティーハニーF』などと同時上映された短編映画。上映時間は約9分。1997年当時に大ブームを巻き起こしていた電子玩具「たまごっち」の世界観がベースとなっており、ふしぎ生物研究所のばんぞー博士により、「たまごっち」たちの起源が明かされていく。監督は劇場版『ドラゴンボールZ』『Dr.スランプ アラレちゃん』ほか、長年東映の劇場版アニメをを監督してきた橋本光夫。

計測不能 7 1997年夏(7月~9月)アニメランキング7位
栄光へのシュプール -猪谷千春物語-(アニメ映画)

1997年9月13日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
1956年のコルティナダンペッツォオリンピックで、日本人初の冬季五輪メダリスト(銀メダル)となったスキー選手、猪谷千春の生涯をアニメ化した長編作品。和田 登・作の伝記『スキーに生きる』(ほるぷ出版・刊)が原作。物語的には、日本のスキーの振興に精力を傾けた猪谷の父・猪谷六合雄(演:大塚明夫)にも焦点があてられ、彼の指導の元で猪谷千春が一流のスキー選手になる過程が丁寧に描かれる。実制作を担当したのは虫プロダクション。監督は『ルパン三世 燃えよ斬鉄剣』ほかの監督を手がけた奥脇雅晴。

計測不能 7 1997年夏(7月~9月)アニメランキング7位
アンドレとウォーリーB.の冒険(アニメ映画)

1997年8月22日
★★★★☆ 3.7 (3)
8人が棚に入れました
ピクサーの先駆けであるルーカスフィルムの
コンピュータアニメーション部門で制作された短編アニメーション。
製作に関わった多くのスタッフが後にピクサーに移ったため、
第1作目のピクサー短編作品として扱われている。
(アニメ映画『アンドレとウォーリーB.の冒険』
のwikipedia・公式サイト等参照)

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ピクサーの原点

この作品は、ピクサーのスタッフ達がルーカスフィルム時代
に制作した短編アニメだ。
このアニメの製作に関わった多くのスタッフが
後にピクサーに移ったため、第1作目のピクサー短編物
として考えられている。

おおまかなあらすじとしてはこんな感じ。
大自然の中で眠りから覚めたアンドレ。アンドレの目の前に、
突然大きなハチのウォーリーB.が出現。
ウォーリーB.の気を逸らして逃走を試みようとした
アンドレだったが、ウォーリーB.は猛スピードで追いかけてきて…。

まだ、ピクサーが誕生する前のアニメではあるが1980年の物にしては
クオリティの高い作品であった。脚本の部分に関しては
もう少し捻りが欲しいと思ったが、それ以上にCGの出来が
良かったので私は特に気にしなかった。

2分以内で終わり、尚且つ面白いわけではないため
気軽にはおすすめしにくいが、ピクサーの歴史を語る上では
重要な作品であると感じた。

暇な時に見てみるかくらいの心構えで視聴するのがいいだろう。
少なくとも、ここ最近のピクサー短編アニメと比較するのは
やめておいた方が良い。これが作られた時は、技術も予算も
まだまだ足りないのだ。負けるのは当たり前だ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 8

計測不能 7 1997年夏(7月~9月)アニメランキング7位
金魚の一生(アニメ映画)

1997年8月23日
★★★★★ 4.1 (2)
7人が棚に入れました
金魚を題材に実写とアニメを組み合わせて制作された約18分の短編作品。監督は松本清張の『ゼロの焦点』も映画化した犬童一心によるもの。第1章から第3章までの掌編で構成されている。金魚にゆかりのある天珍沼で生また一匹の金魚。これを小学生の三井少年が夜店の金魚すくいで手に入れた。三井少年は妹のカナとともに金魚を飼うが、やがて兄妹の興味は新顔のミドリガメへと移っていく。カナは金魚を友だちのさっちゃんへ託し、任せられたさっちゃんも金魚をヒロシと名づけて可愛がるのだったが……。本作は元々キリンホールディングスの芸術文化支援活動事業であるキリンコンテンポラリー・アワードで受賞された1993年の自主映画作品だが、1997年に同じ犬童監督の『二人が喋ってる。』とともに一般公開された。

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

金魚の一生

2020.9.8 視聴完了。

18分の映画らしい。
実写部分がかなりあって、これをアニメと呼ぶのに
私は抵抗がありますね。

内容としては、こういうことはあったかも
しれないなと思わせる。
でも、ちょっと不憫かな。

金魚にしろミドリガメにしろ
上手に育てるとかなり大きくなるそうですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 3
ページの先頭へ