2002年冬(1月~3月)に放送されたTVアニメ動画一覧 18

あにこれの全ユーザーが2002年冬(1月~3月)に放送されたTVアニメ動画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月17日の時点で一番の2002年冬(1月~3月)に放送されたTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

84.7 1 2002年冬(1月~3月)アニメランキング1位
フルメタル・パニック!(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1621)
9634人が棚に入れました
世界中の紛争の火種を秘密裏に消して回る軍事組織ミスリル。その中でも選りすぐりの傭兵の相良宗介に与えられた今回の任務は、「ウィスパード」と呼ばれる特殊な能力を持つ日本人の女子高生・千鳥かなめを護衛すること。かくして、宗介は素性を隠し、普通の高校生として都立陣代高校に転校し、秘密裏!?にかなめのボディガードをするのだが…平和な日本の生活こそが最大の敵だった!?
そんな中、陣代高校の修学旅行中に飛行機がハイジャックされてしまう。しかも、その首謀者は宗介が過去に対峙したことのある最悪のテロリスト・ガウルンであった…。


声優・キャラクター
関智一、ゆきのさつき、三木眞一郎、根谷美智子、ゆかな、木村郁絵、能登麻美子、大塚明夫、西村知道、田中正彦

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

面白い? 肯定だ 問題ない。

原作:ラノベ 未読

第1期 全24話

放送順
1期:フルメタル・パニック! 2002年放送
2期:フルメタル・パニック? ふもっふ 2003年放送
3期:フルメタル・パニック! The Second Raid 2005年放送
OVA:フルメタル・パニック! The Second Raid 特別版OVA わりとヒマな戦隊長の一日 2006年発売

ジャンル:SFアクション学園ラブコメ

時代背景はブラックテクノロジー(何十年先の未来兵器を持つ)によって歴史が変わった現代の地球で、軍事組織ミスリルの傭兵である主人公が、仲間と共に1人の少女の護衛任務を命じられる所から始まるストーリー。


紹介系レビュー

主人公の相良宗介は、無表情で無愛想、基本的に口数は少ないが、真面目人間。
幼い頃からゲリラや傭兵として世界各地の戦場を廻ってきた凄腕の兵士。

ヒロインの千鳥かなめは、見た目は美人の高校2年生。
活発で行動的だけど、悪く言えばガサツ。
「ウィスパード」と呼ばれる特殊能力を備えた人間であり、その能力を欲する組織から狙われている。

簡単にいえば、宗介達ミスリルが、かなめを守りながら戦うお話し。

はっきりとした敵(とあるゲリラキャラ)がいて、解り易い設定。

ロボット同志の戦闘もあり、アクション性も高い。
ただ、一部未来兵器での戦闘があるので、何でもアリかよ!的にも感じる。

途中、戦闘で何人か仲間が死ぬ場面があるので、話は結構シリアス

主人公の宗介が、戦闘能力高いので、戦闘シーンはカッコいい!(声優の関智一さんの声が、これまたカッコいいんだよね!)
ですが、学園でのマニアックな行動が可笑しくて笑えます。

ちょい3角関係の恋愛模様もあるけど、主人公の宗介が恋愛に疎いせいで、なかなか発展しないから、見てるこっちはもどかしいです。


総評すると平均値の高い良作。

ロボあり、潜水艦ありの、アクション性の高さと
学園でのコメディーありで、シリアス回とのギャップが楽しめます。
(メリハリがあるのはいいですね!)
ヒロインのかなめは、ちょっとガサツなので好き嫌いありそう
16歳の美人艦長テレサ・テスタロッサは可愛い。
主人公がカッコよく、真面目過ぎてギャップで女性は好きになりそうだし、ヒロインのかなめの性格からして、感情移入し易そうなので、女性でも楽しめるはずです。
恋愛もあるので、シナリオ的にも飽きずに面白いです。

個人的には、24話一気に視聴できた程だったので、まずまずの面白さでした。
(この作品見てて、ちょっとナデシコと、ガンダム 第08MS小隊を連想した)
この辺が好きな人ならおススメです。


この次は2期の「ふもっふ」視聴します。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 65

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

派手さは無いけどたっぷり楽しめる作品です(o^-')b グッ!

■「フルメタルパニック」ってどんなアニメなの?(*'ω'*)
ラノベ原作の軍事SFロボットアニメでありながら、コメディ要素も入っていて、シリアスなストーリーを楽しむのも良し、ギャグパートで思いっきり笑うのも良しって作品なのです♪
ちなみに「このライトノベルがすごい! 2008」で第一位になった作品なんですけど、残念ながら私は未読ですo(´^`)o
 
本作品の舞台背景は概ね20世紀後半の現実世界に準じた設定となっているのです〆(^∇゚*)フムフム♪
平和維持活動および「ウィスパード」とよばれる特殊能力者の人道的保護を行っている対テロ極秘傭兵組織『ミスリル』の一員で主人公の相良宗介[sagara sousuke]が、都立陣代高校に一般生徒として編入して、本作品のヒロインの千鳥かなめ[chidori -]の護衛をする事になるのところから物語がはじまるのです!
 
 
■ちょっと覚えておきたい専門用語   \_(*゚▽゚) オボエテオイテネ♪
【ウィスパード】
ソ連で行っていたオムニ・スフィアの実験中に発生した事故の瞬間に生を受けた一部の人間の事。
現在社会の技術水準では到底考えられない「存在しない技術」ブラックテクノロジーを
もたらすことの出来る存在でもあるのです♪
それゆえに、テロリストの標的になってしますのですね!
ウィスパードの力はその人間の成長と共に覚醒して行き、天才的な知能を発揮していくのです。
(テッサのように子供の頃から覚醒している人間もいるようですよ♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!)
 
【ブラックテクノロジー】
ウィスパードの知識によってもたらされた、現代の技術水準を上回る技術のことなのです。
・AS(アーム・スレイブと呼ばれる人型兵器)
・ECS(ドラえもんの透明マントのような電磁迷彩システム)
などに応用されている技術なのですね♪
 
【ラムダ・ドライバ】
正式名称「オムニ・スフィア高速連鎖炉」とも言われるブラックテクノロジーなのです。
精神世界(オムニ・スフィア)と物理世界の目に見えない干渉を使用者の意思でより強力な干渉反応を引き起こし増幅させることによって膨大な物理エネルギーを生じさせる装置なのです!
そのエネルギーを使って、防御壁を作り相手の攻撃を防いだり、膨大なエネルギーを武器に変換して攻撃することも出来るのです。
 
 
■総評
2002年に制作されたフルメタル・パニック!第1期作品なだけに、作画は多少古臭さは感じなくも無いですけど、そんな些細な点は・⌒ ヾ(*´ー`) ポイって感じなのです♪
この作品は「シリアスパート」と「ギャグパート」のバランスのよさと、舞台背景、兵器、キャラ、特殊能力の設定が綿密に練られている点がとっても印象的でした(・ω・)bグッ
 
ギャグパートの最大の魅力は、幼少の頃から傭兵として世界各地の戦地を巡ってきた生い立ちと、「バカ」が付くほどの真面目な性格の相乗効果で出来あがった「戦争ボケ男」キャラの宗介と、かなめちゃんを筆頭に他の人たちとの生活感に圧倒的温度差があるところがとっても面白かったですよね♪
 
シリアスパートの魅力は、地味な戦闘シーンとキャラ特性を生かした心理描写にあると思っています♪
派手な空中戦などは無いのですけど、傭兵組織と言うだけあって、小規模な部隊によって行われる襲撃や待ち伏せや破壊活動などのゲリラ戦法での仲間との緊迫した通信でのやり取りや、白兵戦における戦闘シーンでは緊迫感があって良かったと思います。
また、仇敵ガウルンの冷徹で残虐な性格とラムダ・ドライバ搭載機がアクセントとなっていてより一層戦闘シーンを盛り上げてくれましたね♪
 
また、戦闘シーン以外の宗介を巡る女の戦いも良かったです!
「かなめ」VS「テッサ」
ドロドロした内容ではなくって、気持ちよい掛け合いは好印象です!
どこまで宗介が気付いているかは疑問ですけどね・・・ヾノ'д'o)㍉㍉
 
個人的にはテッサの最後の涙のシーンが大好きです!
ウィスパードゆえに若くして艦長となったわけなのですけど・・・
時折見せる年頃の女の子らしさと決して弱さを見せず艦長の重責を果たそうとする姿が素敵でしたよ♪
そんな彼女がガマンできずに涙したシーンに涙しちゃいました・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
 
思った以上に良く出来た作品だなぁって感心しちゃいました♪
続編の2期「ふもっふ」3期「The Second Raid」OVA 「わりとヒマな戦隊長の一日」も見るのが楽しみになってきましたよ(o^∇^o)ノ
 
 
2011.10.30・第一の手記

投稿 : 2024/05/11
♥ : 49
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ロボット&バトル作品としてはイマイチでしたが、学園コメディとして楽しめました(※第4期視聴後、追記)

TVシリーズ(3期49話)+OVA(1話)=計50話、もある西暦2000年代前半を代表する長編ロボットアニメで、2017年秋には続編となる新作『フルメタル・パニック! Invisible Victory』の放送も決まっている人気作・・・ということで、ようやく既放送分を完走しました。
(※追記:第4期は2018年4-7月の放送となりました)

◆総評
{netabare}
・キャラクターデザインはさすがに一昔前のもので、とくにメイン・ヒロイン(千鳥かなめ)が余り可愛くないのが残念(代わりにサブ・ヒロインのテッサ隊長が可愛い)。
・デザインだけでなく、個々のキャラクターの設定もテンプレの域を出ない。
・この年代の深夜アニメのひとつの特徴なのか、とくに第1期は無駄なパンチラ・シーンが多くて閉口してしまいました。
・敵ボスがただの破壊狂の小物でしかないのに、彼の話を延々と第3期の終盤まで引きずっていたのがとても残念。
・そして何よりも、既放送分だけでは本作最大の謎「ブラックテクノロジー」の真実が一向に明かされないことにガッカリしてしまいました。
・原作の方は、この後シナリオに大きな動きがあって、敵の大物やブラックテクノロジーの真実等も確り明かされていくようなので、続編にはちょっと期待したい気もするのですが、既放送分だけだど、この手のロボット&バトル作品に一般に期待されるものには全然届いていない、内容の薄さを感じてしまいました。
・本作の良さは、ロボット&バトルものとしてよりも、むしろ第2期にあるような一風変わった学園コメディとしての部分にあるように思いました。{/netabare}

・・・ということで、本作の個人評価はそこそこに留まりました。
(※制作時期が新しくなる毎に作画・演出のレベルが上がっているので、その分小刻みに評価点数を上げています)

決して面白くない作品ではないのですが、これまで見てきたロボット&バトル系作品にくらべると、やっぱり肝心な所で内容が薄い点が惜しかったです。

(※追記:第4期『Invisible Victory(IV)』は第3期までの緩い展開を完全に覆すシビアな展開で、本シリーズのこれまでの私の見え方がだいぶ変わってきてしまいました←これは嬉しい誤算。続編が作られれば是非見たい作品となりました。)


◆シリーズ別評価

第1期   ☆  3.6 (24話) 2002年 ※シリアス
第2期   ☆  3.7 (12話) 2003年 ※コメディ
第3期   ☆  3.8 (13話) 2005年 ※シリアス
OVA    ☆  3.9 (1話)  2006年 ※コメディ
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総合   ☆  3.7 (計50話)

※追記
第4期   ★  4.3 (12話) 2018年 ※シリアス


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============ フルメタル・パニック! (第1期) (2002年1-6月) ===========
{netabare}
第1話 気になるあいつは軍曹(サージェント) ★ 相良宗介(都立陣代高校)転入、千鳥かなめ護衛任務開始
第2話 守ってあげたい ★ テレサ・テスタロッサ司令官登場、口領駅回
第3話 ランジェリー・パニック ☆ 下着泥棒、修学旅行開始
第4話 キッド・ナップ ★ ハイジャック、極東ハンカ自治州、かなめ救出作戦開始
第5話 囁かれし者(ウィスパード) ★ 続き、AS(アーム・スレイブ)同士の戦闘、3人の脱出行
第6話 STILL ALIVE ★ 続き、かなめの特殊能力(ブラックテクノロジー)
第7話 ボーイ・ミーツ・ガール ★ 続き、かなめと宗介の共同戦、ガウルン撃破、ラムダドライバーの謎
第8話 パートタイム・ステディ ☆ 偽恋人役 ※日常回 
第9話 あぶないセーフハウス ★ 人質・久我山琢磨(ラムダドライバ)、テレサ大佐と千鳥の遭遇
第10話 ラン・ランニング・ラン ☆ 続き、敵襲、人質救出作戦
第11話 ベヘモス覚醒 ★ 続き、ベヘモス起動・市街地破壊の危機
第12話 ワン・ナイト・スタンド ★ 続き、かなめに再び異変、テレサの恋の宣言
第13話 猫と仔猫のR&R(ロックンロール) × テレサvs.メリッサ ※日常コメディ回だが色々と脚本安直
第14話 習志野は燃えているか? ☆ 習志野空挺師団vs.練馬師団 ※コメディ回
第15話 故郷に舞う風・前編 ☆ ヘルマジスタン騒乱鎮圧作戦(対ガウルン再戦)
第16話 故郷に舞う風・中編 ☆ 続き
第17話 故郷に舞う風・後編 ★ 続き
第18話 深海パーティー ☆
第19話 エンゲージ・シックス・セブン ☆ 宗介&ウェーバーの入隊事情~活躍
第20話 ヴェノムの火 ☆ ウィスパード同士の共震、対ガウルン再々戦
第21話 ディープ・トラップ ★ ガウルンの艦乗っ取り事件
第22話 ジャック・イン・ザ・ボックス ★★ 続き、米軍イージス艦攻撃 ※ここで急に超能力設定をだされても・・・
第23話 巨人のフィールド ★ 続き、艦管制奪還、対ガウルン最終決戦
第24話 イントゥ・ザ・ブルー ★ 続き、後日譚{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)13、☆(並回)9、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.6

OP 「tomorrow」
ED 「枯れない花」 


========== フルメタル・パニック? ふもっふ (2003年8-11月) =========
{netabare}
第1話 南から来た男/妥協無用のホステージ ★
第2話 すれ違いのホスティリティ/空回りのランチタイム ★ ※京王線だったのね笑
第3話 鋼鉄のサマー・イリュージョン ☆
第4話 芸術のハンバーガー・ヒル/一途なステイク・アウト ☆
第5話 純で不純なグラップラー/善意のトレスパス ☆
第6話 押し売りのフェティッシュ/暗闇のペイシェント ☆
第7話 やりすぎのウォークライ ☆
第8話 女神の来日(受難編) ★
第9話 女神の来日(温泉編) ☆
第10話 仁義なきファンシー ★
第11話 ままならないブルーバード ★
第12話 五時間目のホット・スポット ☆{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)5、☆(並回)7、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.7

OP 「それが、愛でしょう」
ED 「君に吹く風」 


======= フルメタル・パニック! The Second Raid (2005年7-10月) ======
{netabare}
第1話 終わる日々 ★ 中東バリク共和国、難民救助任務、対政府軍戦
第2話 水面下の状景 × ラムダドライバの説明 ※オカルト現象が唐突で学園シーンと中東某国シーンの組み合せ方も稚拙
第3話 迷宮と竜 ★ 分断中国南京市人質救助任務、罠、ヴェノム再出現
第4話 デイライト ★ 続き、クレタ人の嘘、形勢逆転 ※敵の逃げ方が安直×
第5話 うるわしきシチリア ☆ 裏切り者ブルーノ身柄確保任務
第6話 エッジ・オブ・ヘヴン ★ テロ組織「アマルガム」、双子姉妹の組織離脱、かなめ護衛任務解除
第7話 とりのこされて ★ もう一人の護衛者、居なくなった宗介
第8話 ジャングル・グルーブ ★ 宗介ミスリル作戦本部帰投
第9話 彼女の問題 ★ かなめの追跡者たち、レナード・テスタロッサ登場、ユイラン死亡
第10話 ふたつの香港 ☆ 宗介の任務放棄
第11話 彼の問題 ☆ 
第12話 燃える香港 ★ ガウルンとの再会、ユイファン・ユイラン姉妹の目的
第13話 つづく日々 ★★ かなめと宗介の再会、宗介出撃、ヴェノムとの決戦、宗介の成長{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)8、☆(並回)3、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.8

OP 「南風」
ED 「もう一度君に会いたい」 


== フルメタル・パニック? The Second Raid 特別版OVA わりとヒマな戦隊長の一日 (2006年5月) ==

全1話 ☆ 3.9 {netabare}テッサ隊長主役のコメディ回{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 38

70.5 2 2002年冬(1月~3月)アニメランキング2位
ラーゼフォン Rahxephon(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (547)
3214人が棚に入れました
翼ある巨神が歌うとき、世界の調律がはじまる…。
21世紀の初め、日本の首都・東京は外部侵入者の『MU(ムウ)』により、その全体を半球状の物(東京ジュピター)によって外部から隔離されてしまった。
それから数年後、東京に暮らす神名綾人は模試会場へ向かう途中、電車事故に遭う。助けを呼ぼうとした綾人はその途中で神秘的な少女『美嶋玲香』と出会い、彼女に導かれるまま、東京の地下神殿にたどり着く。
その時、突如東京上空に現れた巨大な「何か」が放つ「歌」に共鳴した綾人は神殿内で倒れてしまう。混濁した意識の中、綾人が囁いた言葉、「ラーゼフォン」。そのとき何ものかが覚醒する。綾人こそ、この世界運命を握る鍵である時間調律師…MUとこの世界を変革する能力を持った人間だった。綾人が真の目覚めを果たし、巨大な神像"ラーゼフォン"と一体化したとき、世界は崩壊の淵に立たされる…。
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

エヴァもどきの一言で済ますのは惜しい、感情描写が細かい《セカイ系面白作》

アニメ史を紐解くと、1990年代後半の『新世紀エヴァンゲリオン』の大ヒットが刺激となって、ロボットもどきの機体(*)による戦闘シーンをアクセントとしつつ、そのパイロットと周辺の支援要員や指揮官の精神的苦悩や恋愛模様や成長を、世界全体の運命とリンクさせつつ描き出す《セカイ系》作品が幾つも制作された時期があった(らしい)。

(*)エヴァ以前に主流だった『機動戦士ガンダム』のような、人間が一から開発したロボットではなく、何らかの謎生物に改造を施してパイロットが乗り込み操縦できるようにした機体。

そうした「エヴァ・フォロワー」ないし「エヴァもどき」と呼ばれがちな1990年代終わり~2000年代前半のロボット・フォーマットの《セカイ系》作品群の中で、単なるエヴァの劣化品に留まらない独自の魅力を備えた作品として、『交響詩篇エウレカセブン』及び、本作『ラーゼフォン』がしばしば挙げられる(ようである)。

・・・ということで、今でもアニメ批評サイトなどで時々名前が挙がる本作についてTV版(全26話)+劇場版を一括視聴してみました。


◆総評

(1)TV版

・「エヴァもどき」というよりは第1話の{netabare}「蒼い血」のエピソード(※エヴァのBlood Type=Blue){/netabare}や第2話の{netabare}「東京ジュピター」のエピソード(※同じくエヴァの黒き月){/netabare}にみるように明らかに意識的にエヴァの設定を「本家取り」している。
・シナリオの展開が早く一話一話が濃いので、視聴中なかなか気が抜けず、「ながら見」が困難(褒め言葉)。
・《展開の早さ》だけでなく《個々のキャラクターの感情描写も肌理(きめ)細かい》点が好印象(※第5話「ニライカナイ」でそういう作品だということに気づいて好印象を持った)。
・但しロボットもどき同士や軍艦や戦闘機とのバトル・シーンの迫力は殆ど期待できない(そこが本作の見どころではない)
・第1話から終盤の第22話まで満遍なく楽しめ、とくに第19話「ブルーフレンド」が本作屈指の見どころのある回となった。
・しかし第24話からのラスト3話の展開は説明不足にも程があると言いたいほどの支離滅裂さで、ここで大きく評価を落としてしまった(※ここでもエヴァのラスト2話が支離滅裂だったのと似ている)。

(2)劇場版

・TV版の複雑に入り組んだ登場キャラクター達の人間関係をバッサリ整理して見易くなっている。
・とくにTV版では主人公(神名綾人=17歳の高校生)に絡んでいた多数の女性達のエピソードをすっかり削り落として、{netabare}彼と同級生だった2人のヒロインのエピソード{/netabare}だけに絞り、かつ彼女らの新規エピソードを追加して「恋愛アニメ」としてもそれなりに見れる作品に仕上げている。


→ということで、個人的な評価としては、

(1) TV版の方はラスト3話の×(疑問)回連発が祟って ★ 4.0
(2) 劇場版の方はTV版の謎もちゃんと説明しているので ★ 4.3

となりました。
※因みに、私の『交響詩篇エウレカセブン』の個人評価は ☆ 3.7 なので、それに比べるとかなりの高評価ということになります。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


=================== ラーゼフォン (2002年1-9月) =================

{netabare}第1楽章 首都侵攻 - OVER LORD - ★ 東京ジュピター(2015年7月4日)、Blood Type=Brue
第2楽章 神人(しんじん)目覚める - AWAKENING - ☆ 翼を持つ巨人(ラーゼフォン)と奏者(オリン)
第3楽章 二人の街 - Welcome to our town - ★ 三嶋喪失?、外の世界と時間(2027年11月10日)、紫東遥(TERRA特務大尉)
第4楽章 自分の時計 - Watch the year hand - ★ TERRA特務航空母艦リーリャ・リトヴァク、久遠との出遭い、D1の襲撃・ラーゼフォン応戦
第5楽章 ニライカナイ - On Earth As It Is In Heaven - ★★ 九州沖根来(にらい)島・海上実験都市神至(かない) ※恵(遥の妹)との交流発生が初見では分かり辛い点は×
第6楽章 消滅都市 - Lost Songs Forgotten Melodies - ☆ 函館D1ARIA発生、キム・ホタル少尉の復讐心、D1撃破
第7楽章 集まる日 - Phantom In The Cloud - ★ 神名綾人の過去を調べる記者、エルフィ小隊長の突進 
第8楽章 凍る聖夜 - The Dreaming Stone - ★ D1欠片からの復活(七森研究員)・再撃破、遥の手袋
第9楽章 時の祠(ほこら) - SANCTUARY - ★ 一色監察官と如月博士の実験、綾人と久遠の神隠し、「カトゥンのさだめ」
第10楽章 追憶のソナタ - War In The rememberance - ☆ 功刀(くぬぎ)TERRA司令官の娘の誕生日
第11楽章 虚邪回路 - NightMare - ★ D1に取り込まれる綾人(母の呪縛、三嶋の手助け)
第12楽章 黒い卵 - Resonance - ☆ 世界を裏切った人々、久遠脱走・暴走
第13楽章 人間標本第1号 - Sleeping Beauty - ★ 如月久遠の過去、衛星軌道のドーレムに矢を放つ回
第14楽章 鏡の中の少年 - Time After Time - ☆ 新兵器(ヴァーミリオン)、MUフェーズ反応、エルフィ出撃・ドーレム撃破
第15楽章 子供たちの夜 - Child Hood's End - ☆ ヘレナ・如月樹・一色の子供時代(バーベム財団当主の屋敷) 
第16楽章 他人の島 - The Moon Princess - ★ 恵の失恋、久遠の願い、綾人・久遠の出発
第17楽章 迷宮への帰還 - Ground Zero - ★ 東京への帰還、潜入
第18楽章 蒼き血の絆 - The Memory Of A Lost City - ★ 母との決別、脱出
第19楽章 ブルーフレンド - Ticket to Nowhere - ★★ 朝比奈との逃避行、結末
第20楽章 綾なす人の戦い - Interested Parties - ★ TERRA新司令部、鳥飼出現
第21楽章 ゼフォンの刻印 - Good Bye My Friend - ★ 監視者鳥飼
第22楽章 木星消滅作戦 - Down Fall - ★ 絵の完成、イシュトリ、東京ジュピター総攻撃
第23楽章 ここより永遠(とわ)に - Where The Sweet Bird Song - ☆ 世界でジュピター現象多発
第24楽章 調律への扉 - Twin Music - × ※以降3話はシナリオ支離滅裂過ぎてフォロー無理
第25楽章 神の不確かな音 - Deus Ex Machina - ×
最終楽章 遙か久遠の彼方 - Time Enough For Love - ×{/netabare} 
------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)14、☆(並回)7、×(疑問回)3 ※個人評価 ★ 4.0


OP 「ヘミソフィア」
ED 「夢の卵」


============ 劇場版 ラーゼフォン 多元変奏曲 (2003年4月) ==========

全1話 ★ 4.3 ※TV版の総集編だが、ストーリーおよび設定を一部変更



◆その他(メモ書き)

・第11話に出てくる用語 「IMPROVISATION」 (即興演奏)
・本作をお勧めする人→「エヴァンゲリオン」の女性キャラのうち、綾波レイや惣流アスカ・ラングレイよりも、葛城ミサトや赤木リツ子の方が好きな人?

投稿 : 2024/05/11
♥ : 21

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

キャッチフレーズは「美と神秘に彩られた究極のSFロボットアニメ」

前から気になっていた作品ですが、中々視聴の機会が取れず未視聴のままでした。
今回お盆休みを使って視聴しましたが・・・2002年の作品としては相当綺麗な作品だと思いました^^

物語は、2013年2月に世界は滅びの時を迎えるのですが、その時奇跡的に生き残った人口2,300万人の東京が舞台となっています。
この作品の主人公は、高校生の神名綾人・・・彼はとある朝、友人と学校に向かう途中の地下鉄の中で脱線事故に巻き込まれてしまいます・・・
多くの怪我人が発生した中、綾人の友人も怪我していた事から、助けを呼びに外に出た彼は愕然とします・・・
頭上の空を往来する戦闘機やミサイルの数々・・・一方地上では戦車が必死の攻防を行っている惨状を彼は目にするのです・・・
何が起こっているか分からない状況の中、同級生の美嶋玲香に出逢い避難先を探していたところ、怪し気なスーツの2人組が綾人をどこかに連行しようとするのですが、それを突如現れた紫東遥が阻止して今度は彼女が綾人の身柄を拘束しようとするのです。
綾人と玲香は地下鉄に乗り込み逃げ切る事に成功するのですが、その地下鉄の向かった先は「世音神殿(ぜふぉんしんでん)」という場所でした。
この神殿で玲香は歌い・・・綾人は「目覚めて」という声を聞き・・・卵が割れて・・・ラーゼフォンが登場し、壮大な物語が動き出すのです・・・

導入部分だけ見ても相当な設定が盛り込まれている作品ですが、これは序章のほんの一部に過ぎません。
綾人は「真実を知りたい・・・」という言葉を何度も用いますが、その位状況把握の難しい作品だと思います。
でも、一旦入り込んでしまえば、綺麗な作画と美しい音楽を肴にして思い切り満喫できる作品だと思います。

主人公の神名綾人は、17歳の高校生でラーゼフォンのパイロットです。彼は自ら望んでラーゼフォンに登場した訳ではなく、導かれるように・・・ラーゼフォンに呼ばれるようにパイロットになっていきます・・・
内向的で他人と距離を置く性格は、つい先日視聴したエヴァンゲリオンのシンジを彷彿させましたが、シンジよりはもう少し前向きにラーゼフォンに乗り込みます。
それは、ラーゼフォン自身が綾人以外を受け付けないことも理由の一つになっているのですが、守りたいモノが明確にイメージできる点が、シンジと大きく異なる点だと思って視聴していました。
そして彼は、ラーゼフォンに優しく守られています・・・ロボットと優しさって一見接点が無いように思えますが、この作品では大きく関係しているんです。練に練られた部分の一つだと思いますので、この作品に興味のある方は是非本編をご覧頂ければ、と思います。

そして冒頭で少し触れた紫東遙は本作品のヒロインです。
彼女も残酷な人生を歩まされた一人・・・だったと思います。戦闘時以外は、飲み友達と焼肉に行くか、綾人と一緒の時間を過ごしている彼女ですがとても魅力的な一面を持っています。
とにかく想いが一一途なんです・・・大災害により引き裂かれた想い人を一旦は忘れようとするのですが、想いを捨てきれず最も再会の可能性の高い仕事を生業にしているのですが、普通じゃそこまで出来ないと思います。
でも、その仕事が逆に妨げになった事もありました。努力家なので、仕事でもそれなりの職位に就いています。それなりの職位にはそれなりの情報が集まってきます。
中には当然機密事項も含まれています。なので隠していたんじゃなく、言えなかっただけ・・・
それが上手く伝えられず、冷たい態度に涙した事もありました。
でも、彼女の一番の魅力は「絶対に諦めないこと」だったと思います。
諦めなかったらきっと心が届くと信じ貫く彼女・・・思い切り応援しながら視聴していました。
それだけに、大災害という運命に振り回されなかった未来を期待しましたが・・・

オープニングテーマは、坂本真綾さんの「ヘミソフィア」
エンディングテーマは橋本一子さん、橋本まゆみさんの「夢の卵」
オープニングは特に素晴らしく、毎回欠かさず視聴しました^^

2クール26話の作品です。設定とストーリーが複雑なので、今回のレビューではこの作品の良さを書ききれませんでした^^;
今回レビューに記載した以外にも魅力溢れるキャラがたくさん登場しますし、色々と複雑な面もありますが十分感動できる作品だと思います。
もう一度視聴したら更に理解が深まりそうなので、時間が取れたらもう一巡したいと思いますが、その前に劇場版を視聴します♪

投稿 : 2024/05/11
♥ : 21

Tuna560 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

『Rahxephon』作品紹介と総評

ボンズ製作のロボット・SF・ラブストーリーTVアニメ作品。

(あらすじ)
21世紀の初め、日本の首都・東京は外部侵入者の「MU」(ムウ)により、その全体を半球状の物 (TOKYO JUPITER ‹東京ジュピター›) によって外部から隔離されてしまった。それから数年後、東京に暮らす神名綾人は、模試会場へ向かう途中で電車事故に遭う。助けを呼ぼうとした綾人はその途中で神秘的な少女・美嶋玲香と出会い、彼女に導かれるまま、東京の地下神殿にたどり着く。
その時、突如東京上空に現れた巨大な「何か」が放つ「歌」に共鳴した綾人は神殿内で倒れてしまう。混濁した意識の中、綾人が囁いた言葉、「ラーゼフォン」。その時、何者かが覚醒した。(wikipedia参照)

主役ロボット名、タイトルでもある「ラーゼフォン」は、“神の未知なる声”を意味し、「歌」に感応するロボットのパイロットは”奏者”と呼ばれています。”歌や声”が非常に重要な要素となっており、音楽用語等を冠した設定も多く見受けられます。

近未来の日本で少年が異世界との戦争に巻き込まれ、そして己が人間ではなく侵略者の側で、その戦争の鍵であることに気づく苦悩と葛藤が描かれています。

「セカイ系」特有な複雑な設定、難解なストーリーが目につきますが、徐々に明らかになっていく人物関係や謎には舌を巻きながら観ていました。また、観る人によって感じ方が変わる最終回は、「セカイ系」のお手本と言ってもいいでしょう。

また、この作品の特徴としては、「悲しい恋」を描くエピソードが多く、特に第19話『ブルーフレンド』は屈指の名エピソードとなっています。この回の「人の思い」の表現方法は、本当に素晴らしい。

このレビューを読んで興味を持った方は、騙されたと思って観てみてください。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

68.6 3 2002年冬(1月~3月)アニメランキング3位
おねがい☆ティーチャー(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (442)
2215人が棚に入れました
辺境惑星の駐在監視員として地球に赴任した宇宙人、風見みずほ。
偶然、みずほの正体を知った高校生「草薙桂」は、彼女を守るため、彼女と結婚して夫婦になる。
桂は中学時代のトラウマから、「停滞」と呼ばれる、精神的なストレスに起因する「意識不明な状態」になる病気を患っている。 みずほとの生活から、いくつもの停滞を経験し、しだいに回復の兆しを見せていく。お互いに心を通じ合わせ、求め合っているにも関わらず、様々なすれ違いから、疎遠になっていくのだが…。

声優・キャラクター
井上喜久子、保志総一朗、川澄綾子、大原さやか、田村ゆかり、岩田光央、三浦祥朗、金田朋子、内田直哉、佐久間レイ、高田由美、こおろぎさとみ、杉田智和、仲野裕、南央美、西村ちなみ
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「最優先事項よ!」

SF学園ラブコメファンタジー

主人公 草薙桂(くさなぎ けい) 声 - 保志総一朗
高校1年生。
子供の頃からストレスによって意識不明になり成長も止まってしまう「停滞」という病気を発症しており、過去に3年間も入院していた。
外見年齢は15歳だが、実年齢は18歳。クラスメイトにはその事を隠している。
性格は優しいが、優柔不断。

ヒロイン 風見みずほ  声 - 井上喜久子
地球人の父と宇宙人の母の間に誕生した、ハーフ。
眼鏡をかけたナイスボディー。
性格は優しいお姉さん系だが、たまに子供っぽい所もある。「最優先事項よ!」が口癖。
井上喜久子さんの声がハマってます。^^

監視員として地球に赴任した宇宙人・風見みずほ。正体を隠して、高校の教師として草薙桂のクラスの担任となるが、偶然、みずほの正体を知ってしまった桂は、彼女の秘密を守るため、彼女と結婚して夫婦として暮らすことになります。

恋愛して結婚ではなく、結婚してから恋愛します。

順序が逆な展開で、二人の関係が段々深くなって行く様は、観ていてこういうのもアリかな~と思えました。^^

ただ、桂にはストレスが大きくなると「停滞」があるし、桂と同じ「停滞」の持病を持つ森野苺、桂に片思いしているクラスメートの縁川小石がいます。
それに、宇宙人のみずほの方も、すんなり行かなくて山あり、谷ありす。

その他に恋愛しているキャラがいるので、学園青春ものって感じです。
私は好きな作品です。
恋愛ものや、「あの夏で待ってる」が好きな人にはオススメです。

{netabare}
ちなみに、「あの夏~」は「おねティー」に似てます。

余談ですが・・・
できれば、この「おねがいティーチャー」を見てから、「あの夏で待ってる」を見た方が、「あの夏~」を、ちょっと楽しめるかと思います。(自分がそうでしたので^^ )
{/netabare}

op:「Shooting Star」歌 - KOTOKO

大好きな曲で、たまに車で聞いてます。^^ ♪~♪~♪~

 

投稿 : 2024/05/11
♥ : 43

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ラブコメ好きの人に最優先事項でお勧めしたい

パッケージの絵やタイトルのイメージからギャルゲーやエロゲー関連の作品に作品に思えますが、それは全くの誤解。
「保志総一朗」の演じる高校生と「井上喜久子」が演じる宇宙人教師との心温まる、れっきとした正統派のラブコメアニメです。
一般的な恋愛アニメは、主人公とヒロインがいろいろな困難を乗り越え最後に結ばれますが、この作品では二人が出会ってから成り行きで結婚するところから始まります。
そして結婚している事は周囲の人達には隠さなければならない。
結婚している事を隠しているので、他のキャラからの恋愛が絡んでくる事もあるけれど、近年アニメで見られる手当たり次第の絡み展開ではなく、純粋な恋を描いています。
ヒロインが年上お姉さんでしっかりものですが、テレたり駄々こねたり泣いてしまうところなんかは抜群に可愛い。
特にヒロインのよく言うセリフ「最優先事項よ!」は、聞いていてやみつきになりました。
個人的にはこのヒロインが「大人バージョンの朝比奈みくる」のような印象にも思えました。
萌え要素もあるけれど、決してエロに走っているわけではない、しっかりとした恋愛ストーリーで、ハッピーエンドで終わる展開は無性に恋愛したくなる気持ちにさせてくれます。
ラブコメ作品の中でも非常に面白かったお勧めしたい作品です。


OP曲の「Shooting Star」を作曲・編曲した人は実は「AIRの鳥の詩」を作った人と同じ人。
それだけにこの曲は「鳥の詩」に次ぐ名曲だと思うのでぜひとも聞いてみて下さい!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 29

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

宇宙人危機一髪

謎の病気である停滞のために年齢と学年にギャップがある草薙桂(くさなぎ けい)。
その学校に宇宙人で監視員として地球に派遣されてきた風見みずほ(かざみ みずほ)が教師として赴任してきた。
草薙と風見が一緒にいるところを見つかり、話の成り行き上、2人は結婚している事となる。
草薙と風見を中心とした青春恋愛物語。

普通の作品と違うところは”停滞”という病気でしょうか。
停滞している間は肉体的にも精神的にも昏睡状態となり、長い眠りのような感じとなります。
停滞している当人としては年齢とのギャップに苦しむのでしょうが、個人的には歳を取らずにそのままの状態を保てる事が羨ましいです。
若い頃は早く大人になりたいと思いますが、大人になったら歳を取るのが辛くなっていきます。
自分みたいに成長できていないピーターパン症候群のようなものでしょうか。

作中のヒロインである風見は外見や性格など魅力的な要素がいっぱいあります。
もしも自分の担任が風見だったら……と考える人は多いでしょう。
草薙に対してヤキモチを焼くところも可愛げがあります。
視聴している側の野郎連中にとっては嫉妬の対象になるかもしれませんが^^;

設定を考え始めたら話が進みません。
本作品を視聴するにあたっては宇宙人や停滞など不自然な所を素直に受け入れて視聴するのがいいでしょう。
いくつかある難関を愛の力で乗り越えられるのか、温かく見守る事ができるかどうかが作品の評価の分かれ目でしょうか。
不思議な恋愛関係でドタバタな展開が好きな人にはおススメできる作品でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 29

68.6 3 2002年冬(1月~3月)アニメランキング3位
おジャ魔女どれみドッカ~ン!(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (107)
826人が棚に入れました
『おジャ魔女』シリーズの第4弾。
ハナちゃんはどれみママたちと一緒に小学校へ通いたいがために、自らのすべての魔力を使って急成長してしまい、水晶玉を割って魔女の資格を失ってしまった。小学6年生になったどれみたちは、ハナちゃんが魔女に戻れるよう修行を手助けする。
一方、先々代の女王は自らが人間界で味わった辛い思い出から生まれた「悲しみの茨」に捕らわれたまま眠り続けていた。どれみたちは、先々代の女王の悲しみを癒す方法を見つけるために試行錯誤を繰り返すが、茨は次第に成長し、深い悲しみが魔女界や人間界を覆い、皆の気力をなくさせ始めてしまう。
どれみ達は、そうした幾多の苦難に加え、小学校卒業を前にそれぞれの複雑な家庭事情や将来のことについても悩み、答えを見つけ出していく。

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

名作です。最終回は泣きます。

プリキュアのやる前にやってたニチアサ女児向けアニメ。
ですが、感動できる話が多いです。
最終回付近はほぼ泣いてました。
これに限らず1作目から4作目まで泣ける話が入っていて、とても感動できます。ちゃんと1作目からシリーズ重ねるごとにキャラが成長しているのもいいですよね。ちゃんと次のシリーズになると学年が上がっているんです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

伝説、ここに極まれり!。女児アニメを超えた歴史的な大傑作。

国民的に人気シリーズとしてずっと続いた「おジャ魔女」はここに完結(OVAは外伝的なやつ)。


長期シリーズは、えてして続くうちに惰性になって見る影もなし…になりがちだが、本シリーズは回を重ねるほどに進化し、最高なところまで昇りつめて終わった奇跡的な傑作。


終盤の各キャラ回はみんな号泣ものだが、細田さんが演出の「ずっとずっとフレンズ」はヤバすぎる。


えっ?、これ劇場版ってくらいクオリティーが凄い。40話もそうだが、この頃の細田さんカムバ~ック!。


プリキュアも素晴らしいが、女児向けアニメ恐るべし!と教えてくれたのは本シリーズなので、必ずオールタイムベストに入り続けるでしょう。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

魔女旅に出る さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

少女たちの成長と卒業

おジャ魔女シリーズ第四期です。新しい魔女見習いも仲間になり、笑いあり、涙ありのおジャ魔女ワールド全開の作品です。何を言ってもネタバレになりそうなので詳しい事は言いませんが最終回は泣けます。もしこの作品を観て泣いてみたと思う方がいれば、是非、一期から順を追って観て頂きたいたいです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 6

67.4 5 2002年冬(1月~3月)アニメランキング5位
ギャラクシーエンジェルA AA S 第3期(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (83)
491人が棚に入れました
「ギャラクシーエンジェル隊」は、トランスバール皇国近衛軍に属する特殊部隊である。その任務は、古代文明が残した科学技術「ロストテクノロジー」の回収なのだが、実際にやってる事は、猫の捜索や誘拐事件の犯人捜し、VIPや超重要犯罪者の護送、アステロイドに放置された粗大ゴミの処理や惑星に刺さった釘抜きなどと、ほとんど「何でも屋」。
第3期は、2002年10月6日9:30にテレビ大阪他で放送開始された全26回51話(#1~51)と、ミュージックコレクション2,3にそれぞれ収録された2話(#52,53)、2003年12月21日にテレビ大阪他で放送された全1回2話(#54,55)の合計55話。
ビデオ・DVDタイトルは1~26話がギャラクシーエンジェルA(エース)、27~51話がギャラクシーエンジェルAA(ダブルエース)、54,55話がギャラクシーエンジェルS(エス)。

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

シリーズの成熟。

アニメ版ギャラクシーエンジェルも三作目
堂々と日曜日の朝に半年間放映された作品。
ギャラクシーエンジェルというアニメの全盛期と言えるでしょう。

初期シリーズと比べると過激で何でもありでブレーキが壊れた○○みたいな無法地帯
コメディとして一番円熟してた期間です。
反面、初期シリーズの可愛かったミントさんの面影は無く
幼女の皮をかぶったオバサンっぽくなってしまったのが残念です!

このアニメの良さはエンジェル隊演じる5人の声優さんのハマり具合ですね。
新谷良子さん演じる、ミルフィーユの非常識過ぎる天然ボケキャラ
田村ゆかりさん演じる、自分の欲望にストレート過ぎるランファ
沢城みゆきさん演じる、腹黒策士のミントさん
山口眞弓さんそのまんま過ぎる、男前なフォルテ
かないみかさん演じる、優しい声のヴァニラ&貴重なツッコミ役のノーマッド

全話が面白いわけじゃないですが、笑えるアニメとして人に見てもらいたい私のイチオシの作品です!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18

とってなむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

極上の献立

本作は、株式会社ブロッコリーによる「Project G.A.」(キャラクターメディアミックス企画)の一環として制作された作品です。
他にもゲーム、コミック、ラノベなど様々な分野に展開しているのが特徴で、
アニメも4期まであります。(第2弾のものも合わせれば全部で5つ)


私はアニメだけの"にわか"かもしれませんが、本作を大変気に入っています。
で、レビューを書こうと思ったのですが、一つ一つ書くのも疲れるので(←オイ)、
数あるなかで一番面白く、最も多くのエピソードに触れられる3期でレビューしたいと思います。
作品全体としてのレビューとなってしまうことをご了承くださいませ。
1~4期の間、登場人物が増える程度で大きな展開などはないからいいよね(;´∀`)
(どのクールもほぼ1話完結型のオムニバス)

一つにまとめた結果、いつも以上にグダグダと長くなってしまいましたほんとごめんなさい。



★ギャラクシーエンジェルってどんな作品?

ミルフィーユ、ランファ、ミント、フォルテ、ヴァニラの5人で構成されるエンジェル隊と愉快な仲間たちが宇宙で繰り広げる『SF×ギャグ』もの。
一応の目的は散らばった科学技術の結晶のロストテクロノジーの回収。

前述した通り、物語に展開を求める作品ではありません。
ドタバタ日常系の感覚に近いですね。
色々な能力をもつロストテクロノジーに振り回されるエンジェル隊が面白いです。

気楽に観れて、癒されて、笑える。
そんな作品です。


★エンジェル隊ってどんな感じ?

みんなゲスい。(ミルフィーユとヴァニラは比較的マシか)
みんな可愛い。が、ゲスい。

ミントはかなりのやり手。
2期あたりから本性を現しはじめましたなぁw
フォルテとランファは最初っから最後まで分かりやすいゲスでした。
ミルフィーユもちゃっかりその要素を持っているのではないかと。
ヴァニラは・・わからんw

もうね、みんな自己中で何かとあれば(主に金銭が絡む模様)喧嘩する姿が面白すぎる。
清清しいくらいのゲス加減でしたw

でも仲間想いな面を見せてくれるのもお約束か♪
とホッコリしてたら、今度は罪の擦り付け合いが始まる・・
ダメだコイツらw



★一番好きなキャラクターは?

誰だろう。
ミルフィーユかランファかなぁ。
何だかんだでエンジェル隊のみんなが大好きなんですよね。
この3期くらいかな?途中で登場するちとせちゃんもいいキャラしてます。
この娘にも何度笑わされたことか。

他にも、エンジェル隊を仕切る(まとめられてないけど)ウォルコット中佐がいい感じ。
それとヴァニラ大好きなノーマッド(人工知能)のツッコミがエンジェル隊の面白さにテイストを加えてます。
彼?が漏らしたところは、我々視聴者がツッコんであげましょう。
いつだって彼女たちはツッコミ待ちなのだから。

こんな感じでみんなを愛してます。



★声優はどう?

これもまた凄くてですね。
皆さん揃いも揃ってはまり役でして。
そのなかでも特に目を引いた、といいますか耳を~なのが、
ミルフィーユ役の新谷良子さんと、全く異なる声質のヴァニラとノーマッドの一人二役を演じたかないみかさん。

ミルフィーユの声は癖になる感じで、この人じゃないと嫌だ!って思えるほどにフィットしてます。
『○○さ~ん(泣)』とかね。
ヴァニラとノーマッドはいつも一緒にいる二人なので難しいでしょうが、まぁすごいです。
二人のやり取りはただでさえ面白いんですが、
こういった点にも注目することでさらに楽しめるかもしれませんね。



OP1「ギャラクシー☆ばばんがBang!」
OP2「エンジェル★うっきー」
ED1「エンジェルわっしょい!」
ED2「ドタバタ☆エンジェループ」
         歌は全てエンジェル隊

シリーズ通して言えることですけど、映像が見応えありますね。
これ見るだけでもだいぶ作品の雰囲気を掴めると思います。
しかも良曲揃い!



――――――――――――――――――――――――――――――――



書きたいこと多すぎ&まとめるの下手すぎてかなり長くなってしまった・・
なので最後に2つだけ。

Y★uTubeで1~4期の第1話がバンダイチャンネルさんからアップされてますので興味があれば是非。
個人的には、かなり推したい作品です。

エンジェル隊は不滅だ!!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 15

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

準備不足が生んだ奇跡の作品

『ギャラクシーエンジェルA AA S』は、2クール(全53話)のSF・ギャグアニメです。


このシリーズを端的に表現すれば、これまで多くの作品によって積み重ねられてきた「ストーリー構成や展開の仕方」などのベースをぶっ壊した作品。全てが自由。面白ければ何でも有り。アニメ化への準備不足が生んだ原作度外視の設定。シリーズの中でも第3期はその集大成だろう。

基本的にはギャグが多いが、シリアスな話のまま終わることもある。オチでエンジェル隊が全員死んだり、世界が滅亡することも珍しくない。しかし、次の話では何事もなかったかのように生き返っている。仕舞には話にオチを付けずに丸投げすることも多々。そのため、「え?これで終わりっすか?」と思う事すらバカらしくなる。まさに、他に類に見ない程のホント何でもアリな作品。

第1話~第26話のA(エース)、第27話~第51話のAA(ダブルエース)、そして第53話~第55話のS、以上の三部構成になっている第3期。前半のA(エース)は正直あまり面白くない。というのは、ペイロー兄弟なる非常に目障りなキャラがしゃしゃり出て来ることが多かったため。これはギャグなのかと疑いたくなるほどネタも良くなかった。その反省を受けてか、AA(ダブルエース)においては某兄弟の扱いが非常に雑になり、出番も減った。また、出番が大幅に減ったためか、若しくは、2クール目(27話~)に突入して心機一転したのか、AAに入ってからはギャグのキレが増した。テンポやキャラの使い方についても、1期や2期と比べて飛び抜けて良かった。正直な所、第1期や第2期、そして第3期前半で見せられたゆる~いギャグがずっと続いていくのだろうと思ったが、その点良い意味で期待を裏切られたと言えよう。


テンポの良さ・ギャグの質云々と述べたが、結局はキャラに対する愛が大切。キャラに対して愛情が芽生えたからこそ笑えるのである。だから大人しく第1期から観なさい。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10

66.3 6 2002年冬(1月~3月)アニメランキング6位
ギャラクシーエンジェルZ 第2期(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (91)
533人が棚に入れました
「ギャラクシーエンジェル隊」は、トランスバール皇国近衛軍に属する特殊部隊である。その任務は、古代文明が残した科学技術「ロストテクノロジー」の回収なのだが、実際にやってる事は、猫の捜索や誘拐事件の犯人捜し、VIPや超重要犯罪者の護送、アステロイドに放置された粗大ゴミの処理や惑星に刺さった釘抜きなどと、ほとんど「何でも屋」。
第2期は、2002年2月3日9:30にテレビ大阪他で放送開始された全9回18話(#1~18)と、ミュージックコレクションで収録された未放送話(#19)の合計19話。
ビデオ・DVDタイトルはギャラクシーエンジェルZ(ゼット)。

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

面白さ(下らなさ)に磨きがかかった A+

ゲーム未プレイ

基本的には第1期の延長です。

第1期のレビューはこちら。
http://www.anikore.jp/review/469619/

第1期がジャブの応酬程度だととすれば、今期からは本格的な打ち合いになってきます。キャラの個性はより際だち、話の内容はより下らなくなっていき、面白さに磨きがかかっています。そうかと思えば、突如としてギャグ抜きの回があったりするので、全く油断がなりません。

一点ご注意いただきたいのは、この作品は、非常に下らないものを楽しめるかどうかによって、面白くもなるしつまらなくもなるということです。それは第1期から第4期まで共通で言えることです。ただ、下らないとはいえ、下品なネタはありませんし、テンポはとても良いと思います。程良いぶっ飛び方をしているとでも言いましょうか。

ストーリー?メッセージ性?そんなものはどうでもいい!とにかくバカなものが(も)好き!という方は機会があればぜひご覧になって下さい。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

Tnguc さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

利己的な美少女たちが送るハチャメチャな作品(主に脚本)

~
 第一期がいかに大人しかったかが分かる大暴走ぶりを秘めた美少女アニメの第二弾。第二期の大きな変更点としては、セル画からデジタルに変わったこと、CSから地上波(しかもニチアサ)へと侵略したこと、フォルテさんと蘭花(ランファ)さんの衣装の布面積が増えてしまったこと、そしてシナリオがより暴走気味となったことなどが挙げられる。ロストテクノロジーによるドタバタ劇は相変わらず楽しかったけど、それ以外はもはや闇鍋状態。エンジェル隊がババアになったり、覆面マスクを被って金銭強奪したり、アフロヘアーや豚鼻にさせられたりと、美少女アニメあるまじきビジュアルばかりで衝撃的、いや笑劇的。もはや萌えさせる気ゼロ。さらには「世にも奇妙な物語」風のミステリアスなストーリーや、「風雲!たけし城」の古臭いパロディー、エンジェル隊の醜いトークだけの寸劇など、とにかくもう脚本家のやりたい放題でターゲット層不明。どことなく「人造昆虫カブトボーグV×V」と似通う部分を感じた。そんな、エンジェル隊のビジュアルをお借りしただけの何でもありなシナリオが印象に残る第二期だったけど、根源には視聴者を楽しませようとするコンセプトはしっかりと継続されていて、OPのアニメーションも相変わらず楽しい気持ちにさせてくれる。その中でも本作のハイライトは、第4話Bパートの「ウェディングケーキ合体スペシャル」だろう。これだけも観る価値アリ。5人の絆が生み出す雄々しき合体ロボの名前をその胸に焼き付けるべし!。

個人的評価:★★★☆☆(3.5点)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 3

チョコ太郎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

1~4期まで面白いけど、やっぱり2期・3期は最高にブッ飛んでいて面白い!!

1期はまだ内容がおとなしく、声優さんの演技も静かな感じです。

2期からは何かが吹っ切れたようなエグイ演出と、声優さん達の怪演が連発する非常に楽しい作品になっています^^

エンジェル隊のメンバーだけでも面白いのに、ウォルコットとノーマッドが絡むことで展開がさらに斜め上へ行っちゃいます^^;

とにかく投げっぱなしのギャグと声優さん達の演技が秀逸で すごく好きな作品です^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 3

65.1 7 2002年冬(1月~3月)アニメランキング7位
パタパタ飛行船の冒険(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (12)
56人が棚に入れました
現代とは全くかかわりのない架空の世界、架空の場所、架空の時代である。
---- 時は19世紀後半、発明と発見の時代。
人々は新しい機械を発明することに情熱を燃やし、それら新しい機械に乗り、それまで未知の世界と言われていた遠く離れた場所へ冒険の旅に出て行くことに情熱を燃やした。蒸気機関が発明され、機械文明が起こり、産業革命がもたらされた時代である。場所は、ロンドンのような雰囲気を持つ街。シルクハットとドレスの溢れる未鋪装の地上を、汽車と共に車が走り始め、海には汽船が、・・。そして人々の次なる夢が空にまで駆け上り始めた、夢に満ち満ちた時代である。
この物語りの世界には、まだ残念ながら飛行機は存在しない。この世界では、自由に空を飛ぶことは次のさらなる時代への扉であった。

声優・キャラクター
小暮英麻、納谷六朗、鈴木正和、大川透、塚田正昭、大塚明夫、楠見尚己、水間まき、小形満、真殿光昭

64.7 8 2002年冬(1月~3月)アニメランキング8位
Kanon カノン[東映アニメーション版](TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (181)
1296人が棚に入れました
家庭の事情により北国(「雪の街」)の叔母の家に居候する事になった相沢祐一。7年前まではよく訪れていたにも関わらず、彼には当時のことが思い出せずにいた。そんな中、彼はそこで出会った5人の少女達と交流を深め、幼い頃の大切な記憶を取り戻していく。
家庭の事情により、北国の町にある従姉妹の少女の家に居候する事になった少年と、その町で出会う少女たちとの儚い恋愛物語。

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

京アニ版と両方見て感動が深さを増した

最初に京アニ版を見てしまったので・・・。とは言え、東アニ版もまた味わいがあります。心理描写が京アニ版と若干異なりますが、やはり幻想的で泣けます。
(2013.4.上旬あたり)

後日感想
最初見たときは、京アニ版と比較してしまい、どうしてもキャラデザや展開にやや不満があった。
 が、何度か見るうちに「Kanon」と言うアニメの本筋が見えたような気がして、こちらも見るようになりました。
 京アニ版のOP曲の「Last Regrets」は東映版を見ないと、その意味を理解できないのではないのかなあ。(直訳すると最後の後悔ってところかな・・・)
 京アニ版ではあまり描かれていない、各女性キャラの淡い恋心を歌ったこの曲は、keyとしてグループ初の歌詞曲です。

京アニ版は「奇跡」が印象的ですが、東映版は各キャラの「乙女心」が印象的ですね。
 まだ、東映版見てない方おりましたら、是非見て欲しいな。
「Kanon」というアニメが、単なる奇跡アニメでないことが理解できると思います。

また、真琴のその後についてはこちらのほうがうまくフォローされています。
(2013.10.12修正)
(2013.11.24修正)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17
ネタバレ

01oinaris さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

Keyアニメの原点 鍵っ子集まれ〜!

まさにタイトル通り。鍵アニメはここから産声をあげた、まさに原点。
Keyアニメはそこまで多く見ておらず(CLANNAD, CLANNAD AS, 劇場版CLANNAD, AIR, 劇場版AIR, Angel Beats!の6作…とはいえ結構見てきたなぁ)、あまり専門家的なことは言えないが、超個人的な本作の見解・評価。

Keyはいわゆるギャルゲーに「泣き」「感動系」要素を付加させたパイオニアであり、
それらのゲームから派生したKeyアニメもまた、感動的要素をふんだんに含む。
本作はKeyが手がける18禁ギャルゲーを元に作られた、初めてのアニメ作品。
Keyアニメは作画やキャラも特徴的であり、特に本作を嚆矢とする初期のKey作品はその特徴が顕著である。
顔の半分を占めるヒロインの大きな瞳、そしてヒロインがすべからく幼女的。
あぅぅ… とか ぐぅぅ… とか がお〜(これは神尾観鈴:AIRのヒロイン)などの独特な感嘆詞の使用。
やたらと人懐っこい、まるで4−5歳の女の子を相手にしているかのような関係性。
(現実の女子高生には、まずこんな娘居ませんよ…。)
だからこそ、視聴する男子は「守ってあげたい、抱きしめてあげたい」といった言わば雄性特有の庇護本能がくすぐられる。
存分に庇護本能を刺激しておいた上での、Keyの十八番とでも言うべき、身に降りかかる不幸とヒロインとの別れ…
わかっているけれど、あざといと思うけれど、強制的で嫌だ…と感じるけれど、それでもつい感動してしまう。
こういったKeyアニメの特徴・原点が、本作には全て詰め込まれている。
これまで小生が見てきたKeyアニメの源流が、ここにある。

舞い散る雪…降り積もる雪…吹き荒ぶ風雪…登場人物の心境を暗示させる「雪」の秀逸な使い方に、雪国への憧憬を抱いた者、冬になると本作が見たくなる者が多いことだろう。

ただ…おいらは{netabare}名雪派だ。だからこのエンディングは納得していない!
(いや、むしろ秋子派だ。というより皆口裕子派だ。)
國府田マリ子(名雪)も好きだし、堀江由衣(あゆ)もいいけど、やっぱり皆口裕子や井上喜久子(CLANNADの早苗さん)がいい!
…と思った私はもう中年だね…涙。「もう中」乾杯!{/netabare}

おっと…心は少年・体は中年の心の叫び(&よだれ)が出てしまった。失敬。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10

浩平 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

京アニ版を見た後からでも見てください。特別編『風花』の感想を追記です

初めて見たkey作品のアニメです。

様々な方達の意見にあるように、確かに残念ながら原作のシナリオを13話に収めきれてなかったとは思います。ですが、シナリオの時間軸を5人分に上手く振り分けてあり、よく出来ていたと思います。特に第一話のプロローグはゲームをした人なら分かる、京アニ版にはない素敵な部分なので、一見の価値はあると思います。

また、OPとEDは京アニ版が原作と同じだったのに対し、オリジナルとなっている部分も東映版の魅力でもあります。

「AIR」や「CLANNAD」を好きな人はぜひ見てほしいです。「Kanon」はそれらの原点ともいえる、keyを代表する素晴らしい作品です。
また、京アニ版を見終わってからでも構わないので、この東映版、そして特別編『風花』を一度見て欲しいと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 8

62.0 9 2002年冬(1月~3月)アニメランキング9位
炎の蜃気楼(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (26)
198人が棚に入れました
『炎の蜃気楼』(ほのおのミラージュ)は、桑原水菜による小説。TVアニメは2002年にキッズステーションで放映。
現代に怨霊となって甦る戦国時代の武将(怨将)を調伏して冥界へ送る使命を科せられ、400年間他人の体を奪いながら(換生)生き続けてきた者たちが主な登場人物。
彼らの戦いと愛憎を軸に物語は展開していく。その今までにない卓越したストーリー性と、予想を超える展開で、若い女性たちを中心に絶大なる人気を博している。主人公は、仰木高耶(おうぎ たかや、上杉景虎)で、副主人公は、橘義明(たちばな よしあき、直江信綱)。

声優・キャラクター
関俊彦、速水奨、松本保典、玉川砂記子、松野太紀、堀内賢雄、矢島晶子、折笠愛、田中秀幸、宮本充、神谷浩史、立木文彦

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

400年もの間続いている戦国武将たちの怨念とは

桑原水菜による小説を原作にした全13話のアニメ作品で、
現代に怨霊となって甦る戦国時代の武将(怨将)を調伏して
冥界へ送る使命を上杉謙信から科せられ、400年もの間、
他人の体に換生しながら生き続けてきた者たちが主な登場人物です。

主人公は、上杉景虎と直江信綱。
ジャンルは、サイキック・アクションになるのかな。

現在高校二年生である主人公 仰木高耶が、
闇戦国が引き起こす事件に巻き込まれた際、助けてくれた男性、
(直江信綱の(換生)生まれ変わり)が高耶に
「あなたは上杉景虎なのだ」ということを告げてくるので、
すぐには信じられず疑念を抱くものの、
同じクラスの友人までもが事件に巻き込まれ、仕方なく協力していくうち、
景虎としての記憶に目覚めていくのだが・・・という物語です。

記憶が目覚めて終わりなのではなく、そこからがいよいよ本題って感じで
その後、予想以上の展開をしていきます。

武田信玄や森蘭丸、織田信長など実在した歴史人物たちも登場、
彼らの心の悩み、葛藤、喜びなど心理描写も丁寧に描いていて、
もしかしたらそんなことが実際にあったかもしれないなぁ、とさえ
思えてくるほどです。
また、舞台が日本中の歴史的な寺社、遺跡などなので、
遠い歴史に想いを馳せてみると、感慨深さも味わえます。

作者の言葉によれば、2人の関係はモーツァルトとサリエリのような、
嫉妬を含んだ複雑な愛憎なのだそうですが、
主従関係や相棒などの関係には、こういう気持ちはつきもので。
本当はどんな人間の中にもある気持ちだと思うから、
同性だからといって同性愛に結びつけるのはどうかと・・・
なのでこの作品、BLモノではなく、歴史をテーマにしたごく一般的な
サイキックアクションアニメ作品だと僕は捉えています。

とにかく、この作品を観終えて感じたのは、
400年もの間、これほどまでに怨念を拭えずにいる人間の
愚かさや弱さがある以上、この世で戦争というものは壊滅しないのだろうなと。
「戦国時代」の武将の儚い悩みを垣間見た気がしました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

かめ吉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

原作をぜひ読みたい

原作小説を読んだことない人にはわかりにくい内容だが原作を是非読んでみたいという気持ちにさせる作品。

アニメは詰め込みすぎたり説明が足りないく、???なところも多い。

私は小説がとても苦手だがいい意味で気になってしょうがありません。
四十巻以上あるようですが頑張って読んでみたいです。

OVAの方が話がまとまっていて面白かった。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1

61.6 10 2002年冬(1月~3月)アニメランキング10位
ロックマンエグゼ(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (52)
467人が棚に入れました
高度に電子化された近未来の世界。
全ての人々がPET(PErsonal Terminal)と呼ばれる携帯情報端末を持ち、そこに組み込まれた擬似人格型プログラム「ネットナビ」のサポートによって日常生活を送っていた。しかし、ネットワークの高度化によってネット犯罪も増加し、ネット犯罪集団のばらまいたウイルスによる被害が身近なものとなっていた。
主人公・光熱斗は、父より贈られたネットナビ「ロックマン」と共に、ウイルス退治(ウイルスバスティング)を行い、ネット犯罪集団に立ち向かっていく。
物語の前半(1~25話)は、ゲーム第1作目『バトルネットワーク ロックマンエグゼ』に登場する組織、WWW(ワールドスリー)の対決を、後半(26話~56話)は第2作『バトルネットワーク ロックマンエグゼ2』に登場する組織、ゴスペルとの対決を描く。
このシリーズのみストーリーの前半と後半がそれぞれ「ファーストエリア」「セカンドエリア」と呼び分けられている。

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アニメロックマンエグゼシリーズでは、下から二番目

ベースは、GBAソフト、ロックマンエグゼ、ロックマンエグゼ2。ロックマンの色や姿かたちが少し変わる程度のスタイルチェンジが、姿がまあまあ変わるソウルユニゾンやクロスなどと比べるとあまり好きではないので、それほど楽しかった記憶がない。
声優はそれなりとして、OPは良かった。テレビを見てると、いまだにこのロックマンエグゼのOPのイントロなどをたまに耳にする。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 3

Hawaii さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

プログラムアドバンス

ゲーム原作にしてはおもしろかったです。
バトルシーンもかっこよかったし
メイルちゃん萌え~wwwww
作画もよかったなぁ
音楽もノリノリでしたね。
総合的におもしろかった良作ですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1

60.5 11 2002年冬(1月~3月)アニメランキング11位
キン肉マンII世 second generations 第1期(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (18)
156人が棚に入れました
初代キン肉マンことキン肉スグルが王位に就いてから28年の月日が流れた。これまで大きな戦いもなく平和な日々が続いていた地球を、突如として悪行超人達が襲ってきた。ロビンマスクら伝説超人(レジェンド)はこれを阻止すべく立ち上がったが、すっかり年を取っていたため若い悪行超人には対抗することはできなかった。そこで悪行超人に対抗し得る若き正義超人を育成するため、アンドロメダ星雲のレッスル星にあるヘラクレス・ファクトリー(正義超人養成大学校)を再開することにした。キン肉スグルの息子であるキン肉万太郎をはじめ、テリーマンの息子テリー・ザ・キッドなど、伝説超人の息子達も続々と送り込まれる。

60.3 12 2002年冬(1月~3月)アニメランキング12位
ぱにょぱにょデ・ジ・キャラット(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (19)
150人が棚に入れました
デ・ジ・キャラット星でのでじこたちの物語。デ・ジ・キャラット星の王女「でじこ」ことデ・ジ・キャラットは城の中での毎日の勉強に退屈していたところ、読んでいた本に影響され「困っている人を助けてみんなを幸せにする為」城を抜け出し街へと出た。でも街では姫様という事はナイショ。そんなでじこは妹のプ・チ・キャラット(ぷちこ)とともに街で色々な騒動を起こしながら幸せを見つけていく。

声優・キャラクター
真田アサミ、沢城みゆき、榎本温子、小桜エツコ、林原めぐみ、うえだゆうじ

60.2 13 2002年冬(1月~3月)アニメランキング13位
爆転シュート ベイブレード2002(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (14)
141人が棚に入れました
世界大会後のタカオたちの活躍を描く。今作より、アニメオリジナルキャラクターの「立花ヒロミ」が登場する。
アニメーション制作が日本アニメディアに変更となり、大幅にスタッフが交代された。このため、作風や絵柄・設定が前作までとは異なる。

声優・キャラクター
くまいもとこ、桑島法子、高乃麗、久川綾、折笠愛

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

大きく変わってしまっていた・・・

爆転シュート ベイブレードシリーズの第二期

にあたる作品で、全52話です。

幼かった当時は作風がガラリと変わってしまって

いて、どうしてこんなに変わってしまったのか

と思っていました。

理由なんてものは知る由もなく見ていました。

内容は一期のその後の話といったところで

新しい敵が出てきてバトルする

少年漫画が原作のよくある感じじゃないかな

と思います。ストーリーはほとんどオリジナル

ですが・・・。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 4

59.0 14 2002年冬(1月~3月)アニメランキング14位
七人のナナ(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (29)
243人が棚に入れました
主人公の鈴木ナナは、海外から帰宅したナナの父がニューヨークの骨董品屋で見つけてきた「クリスタル・イン」を部屋の中で月明かりに翳してみると、翌日の朝、(自分を含め)七人になっていた。これから、七人のナナでの生活が始まる。

声優・キャラクター
水樹奈々、桃森すもも、中原麻衣、名塚佳織、福井裕佳梨、秋田まどか、浅木舞、松来未祐、麦人、石田彰、葉月絵理乃、小林恵美、くまいもとこ

55.3 15 2002年冬(1月~3月)アニメランキング15位
アクエリアンエイジ Sign for Evolution(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (11)
83人が棚に入れました
秋月大和15歳。
古代から歴史の影で続いてきた少女たちの戦い、アクエリアンエイジ。
バンドのボーカリスト・上倉多響太は、幼なじみの山王依子が新年ライブを見にくることが決まり張り切るがある能力を持つがゆえに、戦いに巻き込まれていく。
一方、依子もまた隠れた力を秘めていた。自分の夢と運命、そして依子への想いの狭間で葛藤する響太。新たな戦いが今、始まろうとしていた…。

声優・キャラクター
田中伸幸、西村ちなみ、森川智之、南央美、伊藤実華、ゆかな、青木麻由子、高島雅羅、高橋美佳子、城雅子、氷上恭子

計測不能 16 2002年冬(1月~3月)アニメランキング16位
幻魔大戦-神話前夜の章-(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (5)
32人が棚に入れました
幻魔に支配された世界。ノンは、マ王との双子を子供を連れ、幻魔宮から逃げるが、ヌーにルーフを奪い返されてしまう。ルーフとジンは、それぞれ、マ族としてヒト族として別の道を歩んでいく。だが、あるとき、その運命が交差することとなる。

計測不能 16 2002年冬(1月~3月)アニメランキング16位
キックオフ2002(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★★ 5.0 (1)
13人が棚に入れました
日韓共同のワールドカップの年に放映された韓国主体による日韓共同制作のスポーツアニメ。サッカー好きの日本人の少年健一と、次期韓国代表と期待されるストライカー・カンとの出会いと交流を通し、若者たちの青春をさわやかに描く。健一は、イタリアのユースチームでゲームメーカーとして活躍する少年だが、天才的センスにも関わらず、勝負に対する気力が欠けていた。一方、カンは実力も闘争心も高いが、周囲に合わせるということをしない、独りよがりなプレイが問題になっていた。

声優・キャラクター
谷山紀章、佐々木望、檜山修之、長谷川知子、川田紳司

計測不能 16 2002年冬(1月~3月)アニメランキング16位
ヘイ!ヘイ!シュルーム(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★★ 4.8 (2)
12人が棚に入れました
札幌在住のイラストレーター・池田蔵人の世界を映像化した本作は、最初テレビ北海道にて放映され、やがて全国各地へとネット局を広げている。混線小学校に通う小学3年生シュルームは、これまで平凡な日常を送っていた。ところがある日、ポーポー星の王子であるテレポーがやって来て重大なことを告げる。シュルームは、何と銀河の英雄シャルームの末裔だったらしい! 彼から教えを請うべくやって来た、テレポーとお目付役のウィンキーを交えた生活はかつてないほど奇妙なものとなり、そしてポーポー星ではテレポーの同級生にして最大のライバルであるドクタータレミミの存在も……。声優陣はみな北海道民というのもポイントの一つ。
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