「もののがたり 第二章(TVアニメ動画)」

総合得点
68.0
感想・評価
86
棚に入れた
272
ランキング
2180
★★★★☆ 3.5 (86)
物語
3.5
作画
3.3
声優
3.6
音楽
3.4
キャラ
3.6

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ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

衝突(しょうとつ)

後半クールですね!
今回は兵馬の宿敵のカラカサ集団と牡丹を巡って激戦を繰り広げていきます。

で、今回はバトルが多めの第2章になっています。
今回で、カラカサの登場に雅楽寮の参戦など大きく物語が動きます

百人一首同好会は怖いし重いですねww
男性は大歓迎されますよ!
男性を招いては閉じ込め重いアピールをしたり兵馬をも罠に嵌める百人一首同好会恐るべし。

で、百人一首同好会の面々と囚われた牡丹を助けに来た兵馬がかっこよすぎるのですが、どうなってるのですか?

この辺りはテンション⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎ですよ!
ただ、宿敵を見つけた兵馬さんの顔怖っ。
ただ、ここから雅楽寮に長月家の婚礼浄土の付喪神の登場で物語も上がるし私のテンションも上がる上がる。
総力戦って熱い。

ただ、カラカサが牡丹を「主様」と呼ぶからには何か牡丹にあるんだろうね。
さらに、クシゲの消失「疑似封印」状態に追い込まれる…………

牡丹の櫛笥との思い出を話すあたりは私は涙出ちゃうな。
けど、牡丹は笑っててさ、多分悲しくない訳でも強いからでもなく、純粋にいつか封印から解除されるって信じてるんだろうね。
それだけ強くて硬い絆で結ばれた家族なんだと思いました。

後、兵馬って牡丹への接し方はやっぱり特別感あるよね。
牡丹には凄く思いやりを込めて接してる。
普段もそうだけど特に椿との扱いの差をみたらww
椿の扱いはなんか雑ww

割と、初っ端から追い込まれた形になってしまいましたね…………
そこで、兵馬は自分の武器「引き手」を扱う事を決意する。
兄の仇を取る戦いから守る為の戦をする為に。

これもね。
敵討ちって気持ちは忘れはしないけど、兵馬は優先すべき事をしっかり考えてる。
1番守らなきゃいけない気持ちや人や事をそうしたものを理解して現実を見ているからこその選択肢。

そして、兵馬の前で大好きな家族の兄と姉。
その2人と同じくらい豹馬の中で大切な存在に牡丹がなっているからですね。

京都賽の目の人達って、牡丹への当たりが厳しいよね……
理由があるし仕方ないのかも知れない……
だから、牡丹は賽の目で自分を知ってもらうアピールをする。

悪いイメージって厄介なものだけど、多分それは知らないからだよね。
その人を知らないからイメージで考え方を固めてしまう。
それなら知ってもらう事でイメージを崩せばいい。
牡丹が選んだお手伝いは良かったですね。

最初は警戒心剥き出しだった京都賽の目とも打ち解けていくんですが、微笑ましい。

八街家から呼び出しを受けた婚礼浄土達。
この辺りは伏線になっているんですね。
御三家の1つ八街家……そして裏切りの雅楽寮……

最初に雅楽領がカラカサを封じたのも、兵馬や婚礼浄土からカラカサを救う為だったんだね。
敵は大きそう……

で、呼び出された婚礼浄土は罠に嵌められてしまう。
絶対絶滅だけど、全員が牡丹を引き渡せって要求を跳ね除けたのはカッコ良すぎるw

で、最終決戦ですね。
VSカラカサ&雅楽領

後、椿って戦闘をじっくり見たのは初めてだけど強いですねww
頼もしいけど……戦闘狂みたいな1面もあるのは意外でしたね。
結構、爽快感のある戦い方だなぁ〜と感じました。

兵馬の仇を目にした時の表情……
彼は常に敵討ちを考えてきた。
付喪神を全て敵視していた……
けど、仇討ちよりも牡丹への誓いを果たす事を選ぶのが、カッコイイ。
守るべき人がいると人は強いですよね。

ただ、兵馬、椿、牡丹の3人で雅楽領とカラカサ集の7人を全員相手にするのは部が悪く……
ピンチに……
そして、カラカサにより牡丹が覚醒する。
現人神…………牡丹の中に眠る力。

鼓を現人神が処分するシーンと付喪神が跪く姿を見ると現人神の強さが解る気がする。
確かにここまで強いと付喪神をも一掃出来ちゃいますね……

けど、現人神を目に豹馬の言葉と優しさで牡丹は正気を取り戻し牡丹の心の痛みを感じ婚礼浄土達も意地を見せる。

この回は私的には神回じゃない?
兵馬の牡丹を抱きしめる優しさと婚礼浄土に投げかける言葉も、そして婚礼浄土の牡丹の幸せの為に罠から脱出するカッコ良さと優しさが詰まったエピソードと演出が凄く好き!

後、話数は違うけど櫛笥の復活タイミングが本当に熱いですね。
櫛笥が居たら他の全員はアタッカーに徹しても安心出来ますからね。
全員揃った時の雅楽領を軽く倒せる圧倒的強さw

そして、婚礼浄土が揃った時の安定感と安心感がもぅなんともねwww

で、カラカサの天日
奴の姿は豹馬の兄の姿をしていたのです。
唖然とする豹馬と椿……2人は兄を知ってるから……
そしてコイツが兵馬の兄と姉を殺したカラカサ。

で、は兵馬カラカラを通じて、生きていた頃の兄の心の真実を知る。
優秀なお兄さんは強くて優しかったからこそ抱えた悩みだったのです。

たからこそかな?
兵馬は心が揺るがされてか、自分の力を発揮出来ずに居たんだけど、牡丹や婚礼浄土の言葉で彼は立ち上がる!

岐式豹紋術真髄を引き出せたのも彼の本当の意味で復讐心を克服したからでしょうね。
ただ、今回は決着はつかず……最終決戦かと思ってました(*꒪꒫꒪)

兵馬は1人で復讐しようとしてたけど、今では沢山の仲間が居てくれて一緒に戦ってる人が居るんだね。
人も付喪神も……これはさ、兵馬が復讐に囚われたままだと絶対になかった縁だと思うんですよね。

彼が成長し守るべき者が出来て彼が本当に付喪神や沢山の人を知ったからこそ出来た縁なんだろうなぁ〜って。


櫛笥が喋ったww
櫛笥の声を聞いたらいい年になるらしいけどさ、私にも幸運来るかな?
私も聞いたよ?
え?なんですか?私は論外ですか?

さて、鏡が見た物と……彼女が内緒にしてる婚礼浄土達が出会う前の映像……
なんか意味深ですね。

ラストは宴会でだったり楽しい雰囲気で、兵馬と牡丹もいい雰囲気で素敵でしたね。
きっと牡丹は白無垢でお嫁さんに行くんだよねw


原作コミックも完結したのですがアニメも一応完結かな?
続編のお知らせなかったのが寂しすぎる……

さて、この作品ってバトルとかのイメージが強いけどテーマとしては「家族」ってのがあって、こう言うバトル込みの家族を題材にしたアニメって新鮮で面白いですよね。

この作品は魅力が多いけどやっぱり家族の絆が光って見えるから私は好きだなぁ〜

投稿 : 2023/09/19
閲覧 : 68
サンキュー:

10

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