ふぁれのぷしす さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

意外と味があるコメディ作品、笑いとシリアスといい話だなーのバランスが良い

六畳間を巡る４人の侵略者、幽霊｢早苗｣、魔法少女「ゆりか」、地底人「キリハ」宇宙人｢ティア｣、
そしてティアの付き人「ルース」｢桜庭先輩」「大家さん(デレない)｣に
主人公｢里見考太朗｣を中心としたコメディ作品。

ハーレム系ラノベ作品にしてはストーリーに味があり、
笑い、シリアス、感動を上手いことミックスしています。


３話までは顔見せ回のような感じで、よくあるテンプレラノベな感じですが
以後２話×４キャラの個人回が始まると、シリアスからのイイハナシダナーのコンボ連続で
最終回は全員登場日常回のほっこり大団円、意外って言っちゃ失礼ですが
この手のありがちなラノベにしては、ストーリー性があり面白かったです。
ただ３話までが微妙なので、視聴を切られ易いかなってのが残念なところ。

女性メインキャラの声優４人は新人で、さすがに下手ですが、キャラと声や演技が合っていて
聞いていて不快感はありませんでした、といいますか、魔法少女と宇宙人の２人は
よくあそこまで声に特徴があるのを見つけて来たなと思います。
他は有名声優を多く使ってるので、特にコメディはアドリブも多そうな感じで面白いです。

作画は女性キャラを可愛く見せるのに徹していて、それが最後まで崩れなかったので、
かなり頑張っていると思います。

個人的ですが、こういう雰囲気の作品は大好きです、面白かった。