よたる さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「私はまだ、神の一手を極めていない...」
小学生のころはどっぷりハマりました。(←歳が割れますねw)
懐かしく、そして、思い入れのある作品です。
何周かしていますが、レビューを書こうと思います。
ストーリー
小学6年の進藤ヒカルはある日、祖父の物置から古い碁盤を見つける。その碁盤には血痕があり、さらには謎の声が聞こえてくる。そして、ヒカルはその碁盤に宿っていた霊、藤原佐為と出会う。「神の一手」を極めるべく現れたという佐為とともに、ヒカルの碁の戦いが始まっていく。
というかんじです。
とってもとっても大好きな作品です。
深呼吸して、気持ちを落ち着かせて、順に書いていきます。
まず、物語について。
序盤、小生意気なヒカルに、「んあーっ、もう!」ってちょっとなります。
とはいえ、ライバルの塔矢とヒカルの成長がよく描かれています。
エリートコースまっしぐらの塔矢とヒカルはまさに対照的であり、それでこそお互いを高めあう存在になるんですね^^
作画について。
原作の小畑先生からずっと好きです。平安の世の霊である佐為の雅な雰囲気などがよく出ています。アニメも原作に忠実でとても綺麗でした。
音楽について。
こちらはもう、op、edどちらも普段からよく聴きます。
ちょっと気分がのらない、とか集中力が落ちてきたな、というときの救世主です。その中でも特に"Get Over"は至高です。
歌いだしの、「君がいま僕を支えて 僕がいま君を支える」
でもう気分最高潮です。かっこよすぎです。
アニメの映像とともにこの音楽は脳内永久保存の棚に入っています。
神の一手に近付くための戦いの場。ごくありふれた小学生だったヒカルが...
と、最後は親か何かになったかのように感動できます。
この作品に自分の成長の過程で出会えたことはとても幸運であったと今でも思っています。