「天地無用! 魎皇鬼 第2期(OVA)」

総合得点
67.4
感想・評価
76
棚に入れた
450
ランキング
2395
★★★★☆ 3.7 (76)
物語
3.7
作画
3.5
声優
3.8
音楽
3.4
キャラ
3.9

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ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

多分、1期より面白いです。

アニメーション制作:AIC
1994年 - 1995年に発表された全6+1話のOVA。

ネタバレになっちゃいますが、
平凡な高校生なはずの柾木天地が実は銀河系に君臨する皇室の血をひいてたりして、
元宇宙海賊、天地とは親戚にあたる宇宙人の第一皇女、その妹、女宇宙刑事、宇宙一の女天才科学者
と同居したりするSFラブコメアニメです。

今回は20年前に作られた2期ですが、4期の公式HPがなんかできちゃってる!
なんで今さらって気もするのですが…w

1期は、キャラ紹介の意味合いが強いシリーズでしたが、
2期は、登場人物の描写の掘り下げ&後に続くらしき伏線を散りばめるというスタイル。

2期を最初観たときOPの作画が酷くて、今の御時世じゃ炎上レベルだなって思い、
また、1期最終回あとに作られた7話目(2期は8話目から)がつまんないギャグ多すぎて、
全然期待してなかったのですが、実はシナリオ面で1期よりパワーアップしてた2期でした。
なんだろう…ハーレムモノの恋愛描写で白けることが多い私ですが、
登場人物が泣いたり笑ったり頬を赤らめたり、
その姿がコピペみたいな行動を繰り返す人形なんじゃなくて、
ちゃんと登場人物が魅力的に思えたのですね。
多分、それはヒロインたちを演じる声優さんたちが感情を込めて演技したのに、
引きずられたのかもれません。

この2期で伏線をばらまきっぱなしで回収をしていませんが、
重要な過去の発覚、マスコット回、話のスケールが広がることを予感させる展開、
ヒロインの魅力を掘り下げる事件、樹雷皇家の話
などなど、全6話(番外編をカウントせず)はバラエティに富んでいて、
一話一話がきちんと面白かったです。
黒田洋介さんの仕事が良かったおかげかもしれません。
90年代のノリが少々恥ずかしくもありますが、そこはそれということで!

これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2015/12/10
閲覧 : 290
サンキュー:

17

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